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魔法少女リリカル☆デミタスのようです
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⌒*リ´・-・リ「いけない、遅刻遅刻…」タッタッタ
私、盛岡リリ。平凡な中学2年生
今ちょっぴり寝坊して遅刻しちゃいそうなんだ…
⌒*リ´・-・リ「……?」タッタッタ
⌒*リ´・-・リ「(……ここ、こんな場所だっけ?)」
⌒*リ´・-・リ「やだ、道間違えちゃった…?」
⌒*リ´・-・リ「戻らなきゃ……」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ;´・-・リ「あ、あれ?」
⌒*リ;´・-・リ「道が……ない?」
-
⌒*リ´・-・リ「なんか薄暗くなってきてるし……」
⌒*リ;´・-・リ「うぅ…」
⌒*リ;´・-・リ「ど、どうしよう…」
⌒*リ´・-・リ「………」チラッ
⌒*リ´・-・リ「(後ろは真っ暗……)」
⌒*リ´・-・リ「…とりあえず進んでみよう」
⌒*リ´・-・リ「はぁ……」トボトボ
⌒*リ´・-・リ「遅刻したらどう言い訳しよう…」トボトボ
⌒*リ;´・-・リ「…なんか薄ら寒い…」ブルッ
⌒*リ´・-・リ「……あれ?」
( ∴)
⌒*リ´・-・リ「…人?」
⌒*リ*´・-・リ「(よかった、私以外にも人が…!)」
-
⌒*リ´・-・リ「すみませーん…!」タッタッタ
( ∴)「………」
⌒*リ´・-・リ「あの、ちょっとお聞きしたいことが…」
( ∴)「………」
⌒*リ´・-・リ「……?」
( ∴)「………」グニュ
⌒*リ;´・-・リ「ひ……っ!?」
⌒*リ;´・-・リ「(形が崩れて……何、こいつ!?)」
( ∴)「あ゛、ァ………」
( ∴)グパァ
⌒*リ;´・-・リ「や、やだ、なに!?」
( ∴)ズルズル
⌒*リ;´・-・リ「やめて、こっちこな……っ!?」
⌒*リ´・-・リ「(あ、足が…!)」
⌒*リ;´・-・リ「は、離して!離してってば!」
( ∴)ウジュルウジュル
⌒*リ;´・-・リ「いや、いや、こんなのいや…!」
⌒*リ´> - <リ「誰か……!」
-
スパンッ
( ∴)ジュル
⌒*リ´・-・リ「……!」
⌒*リ´・-・リ「足に絡みついてたのが…!」
⌒*リ;´・-・リ「い、今のうちに……!」
( ∴)「……テ…」ズルズル
⌒*リ;´・-・リ「ひぃっ!」タッタッタ
( ∴)ズルズル
⌒*リ;´・-・リ「(うわ、足、速っ…!)」
( ∴)ズルズルズル
⌒*リ´・-・リ「はっ、はっ……」
( ∴)「……!」ズルッ
⌒*リ´・-・リ「駄目、追い付かれ…!」
「身を屈めて!」
⌒*リ;´・-・リそ「…!?」
「早く!」
⌒*リ´・-・リ「は、はひっ!」バッ
-
( ∴)「……?」ズルッ
「おっと、それ以上は近づけさせないぞ」
( ∴)「…ン…だ…?」
「ふっふっふ、我が必殺技をとくとご覧あれ!」
「ハピネスマジカル☆デリシャスモリモリビームっ!!!」
⌒*リ´・-・リ「(ひ、酷いネーミングセンス…!)」
「おりゃあ!!!」ミョンミョン
( ∴)「……!?」
( ;∴)「…ぁ、ぐ……!」ジュウ
( ;∴)「………!」ジュワワ
「そうら、冥土の土産だ!」ブンッ
「最後に1発…!」
( ;∴)「〜〜〜っ!」
ドカーン!
⌒*リ;´・-・リ「うひゃあ!?」
⌒*リ;´・-・リ「……」
⌒*リ´・-・リ「た、助かった、の……?」ムクッ
-
⌒*リ´・-・リキョロキョロ
⌒*リ´・-・リ「(風景が元に戻ってく…)」
「大丈夫だったかい?」
⌒*リ´・-・リそ「ひゃあ!」
⌒*リ´・-・リ「は、はい、大丈夫で……」
「………」
⌒*リ;´・-・リ「……え?」
「え、え……!?」
⌒*リ;´・-・リ「ぱ、パパ……!?」
(;´・_ゝ・`)「り、リリ…?」
-
⌒*リ´・-・リ「な、なんでパパが……」
(;´・_ゝ・`)「リリこそ、何故ここに……」
⌒*リ´・-・リ
⌒*リ´・-・リ「ぱ、パパ……」
⌒*リ;´・-・リ「その服装、何…?」
(´・_ゝ・`)フリフリモリモリボン
(;´・_ゝ・`)「お、こ、これはだな……」
⌒*リ;´・-・リ「………その」
⌒*リ;´・-・リ「パパってそう言う趣味、あったの……?」
(;´・_ゝ・`)「いや、これはな、色々事情があってな…?」
(;´・_ゝ・`)「趣味とかそう言うのじゃなくって…」
⌒*リ´・-・リ「……」
⌒*リ´・-・リ、「………」
(;´・_ゝ・`)「そ、そんな哀れみを込めた目を向けないでくれ……」
⌒*リ´・-・リ、「パパ……」
(´つ_ゝ⊂`)「や、やめて……」
(´つ_ゝ⊂`)「つらい……パパ泣いちゃう…」
-
( ^^ω)フヨンフヨン
( ^^ω)「ホマホマホマ!遅れちゃったホマ!」
( ^^ω)「デミタスさん、大丈夫ホマか?」
(´つ_ゝ⊂`)「無理…まじゃみ……」
(´つ_ゝ⊂`)「リリに見られるなんて…死にたい…」
⌒*リ´・-・リ「パパ、そんなへこまないで…」
( ^^ω)「…ダメみたいホマね」
⌒*リ´・-・リそ「ひっ!」
⌒*リ´・-・リ「く、クラゲ……?」
( ^^ω)「おっ、君は僕のことが見えているホマ?」
⌒*リ´・-・リ「喋った……」
( ^^ω)「ホマホマ、丁度いいホマ」
( ^^ω)「ねえねえそこのお嬢さん」
⌒*リ´・-・リ「わ、私?」
( ^^ω)「そうホマ」
-
このデミタスもハゲなのか…?
-
( ^^ω)「君、魔法少女に興味あるホマ?」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「………?」
⌒*リ;´・-・リ「ま、魔法少女!?」
( ^^ω)「そう、魔法少女ホマ!」
( ^^ω)「僕が見えていると言うことは、魔法少女になる素質があるってことホマ」
⌒*リ´・-・リ「え、えぇ……」
⌒*リ´・-・リ「…魔法少女なんてアニメの世界でしょう?」
( ^^ω)「ところがどっこい!」
( ^^ω)「あるんでホマねえ…」
-
>>9
ハゲタスのことデミって言うなよ
-
( ^^ω)「そこでへこんでるデミタスさんも魔法少女ホマ」
⌒*リ´・-・リ「(魔法少女……?)」
(´つ_ゝ⊂`)シクシク
⌒*リ´・-・リ「(少……女?)」
( ^^ω)「魔法少女は所謂通り名みたいなもんだから少女じゃなくてもオッケーホマ」
⌒*リ´・-・リ「そ、そうなんだ」
( ^^ω)「でもベースが少女だからコスチュームの調整があまり効かないホマ…」
( ^^ω)「一応パンツスタイルもあるっちゃあるけど……」
⌒*リ´・-・リ「へぇ……」
⌒*リ´・-・リ「…その、魔法少女って何をしているの…?」
( ^^ω)「ああ!ゴメンホマ」
( ^^ω)「説明するの忘れたホマ!」
( ^^ω)「…こほん」
-
( ^^ω)「さっき君に襲いかかってきた変なのがいたホマね」
⌒*リ´・-・リ「うん」
( ^^ω)「そいつらを倒すのが魔法少女の役目ホマ」
( ^^ω)「そいつらは普通の人には見えないようになっているホマ…」
⌒*リ´・-・リ「厄介だね…」
( ^^ω)「そいつらに干渉できるのは魔法少女か、僕達か、同族たちだけホマ」
( ^^ω)「それでそれで、最近そいつらが暴れ回るから退治して欲しいな〜って」
( ^^ω)「天界からお願いに来たホマね」
( ^^ω)「…あいつら、人を襲うホマ」
⌒*リ´・-・リ「!」
( ^^ω)「最近ニュースとかでよく聞く行方不明事件とか大体そいつらホマ」
⌒*リ´・-・リ「………」
( ^^ω)「このままじゃ、人間界が大変なことになってしまう」
( ^^ω)「そう思った僕達が考えた出したのがこの魔法少女ホマ!」
( ^^ω)「僕達がいる天界からパワーを分けて、そして戦うんでホマね」
( ^^ω)「the正義の味方!ホマ!」
⌒*リ´・-・リ「ふーん…」
⌒*リ´・-・リ「(正義の味方……)」
-
⌒*リ´・-・リ「(……でもタダ働きになるのかな)」
( ^^ω)「勿論タダでとは言わないホマ」
( ^^ω)「それなりの対価を払うホマ」
( ^^ω)
( ^^ω)「…天界パワーで、願い事を叶えてあげるホマ」
⌒*リ´・-・リ「……!」
⌒*リ´・-・リ「願い、事?」
( ^^ω)「そうホマ」
( ^^ω)「叶えられる範囲で、だけれども」
( ^^ω)「魔法少女になって戦ってくれるのだから、それぐらいはやらないといけないホマね」
⌒*リ´・-・リ「………」
( ^^ω)「ま、今すぐにとは言わないホマ」
( ^^ω)「心が決まったら呼んでほしいホマ〜」
( ^^ω)「じゃあ僕は他の子のところに行くホマ」
( ^^ω)フヨンフヨン
⌒*リ´・-・リ「……願い事、かぁ」
⌒*リ´・-・リ「うーん……」
(´つ_ゝ⊂`)「また髪の話してる……」
(´つ_ゝ⊂`)「ハゲじゃないもん…まだギリ30代だもん……」
⌒*リ´・-・リ「…パパ、帰るよ」
⌒*リ´・-・リ「(…今日はもう、学校いいや……)」
-
デミタスの髪は願いで叶えてもらえなかったのか
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あー!!>>9がデミタス泣かせた!!
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⌒*リ´・-・リ 盛岡リリ
平凡な女子中学生
引っ込み思案で大人しい
頭はいいが運動が苦手
父親似
(´・_ゝ・`) 盛岡デミタス
リリのパパでシングルファザー
普段はノーマルな会社員
かなりの親馬鹿
年齢はサバを読むタイプ
( ^^ω)マルタスニム
略してマルちゃん
魔法少女勧誘係&サポート係
自称天界から来たらしい謎が多いマスコットキャラクター
触るとひんやりしている
-
>>15
( ^^ω)「無理ホマ」
( ^^ω)「神様だって出来ることと出来ないことがあるホマ〜」
( ^^ω)「でも安心して欲しいホマ!」
( ^^ω)「変身システムはプリキュア基準だから、魔法少女中は髪の毛がフサフサになるホマ!」
( ^^ω)「やったね!!!」
(´・_ゝ・`)「………」
-
面白い
期待
-
お前が魔法少女になるのかよ
-
パパタスがんばれ・・・
-
髪も仏もありゃあしねえな
-
〜学校・教室〜
*( ‘ ‘ )*「魔法少女ねぇ……」
⌒*リ´・-・リ「うん……」
*( ‘ ‘ )*「…で、なんでそんなことをあたしに?」
⌒*リ;´・-・リ「ええっ!?」
⌒*リ´・-・リ「う、うーん……」
⌒*リ´・-・リ「…ヘリカルちゃんなら、真剣に聞いてくれそうかなーって」
⌒*リ´・-・リ「お、思ったんだけど……」
*( ‘ ‘ )*「なんじゃそりゃ」
⌒*リ;´・-・リ「うぅ……」
*( ‘ ‘ )*「………」
*( ‘ ‘ )*「…でもあながち間違いじゃないかも」
⌒*リ´・-・リ「へ?」
*( ‘ ‘ )*「ちょっとこっち来て!」ガタッ
⌒*リ;´・-・リ「わわっ…!」
-
〜学校・空き教室〜
⌒*リ;´・-・リ「ひぃ、ひぃ…」
⌒*リ;´・-・リ「はぁ……」
⌒*リ´・-・リ「へ、ヘリカルちゃん、いきなり何を…」
*( ‘ ‘ )*「…よし、誰もいないね」ガチャ
*( ‘ ‘ )*「………」
*( ‘ ‘ )*「ふっふっふ、聞いて驚けリリよ!」
*( ‘ ‘ )*「あたしも魔法少女なんだよね」ヘンシン
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ
⌒*リ;´・-・リ「え、ええ〜〜〜っ!?」
*( ‘ ‘ )*「ちなみにデミタスさんとも何度か一緒に戦ったりしたよ」
⌒*リ;´・-・リ「そ、そんな……」
*( ‘ ‘ )*「ほんとはもっと早く言いたかったんだけどねー」
*( ‘ ‘ )*「…クラスのみんなには内緒だよ!」
-
*( ‘ ‘ )*「いやあ、まさかリリにも素質があるだなんてねえ…」
⌒*リ;´・-・リ「う、うん……」
*( ‘ ‘ )*「魔法少女って結構楽しいよー」
*( ‘ ‘ )*「願い事叶えてもらって、パトロールして、敵がいたら倒して…」
*( ‘ ‘ )*「人知れず平和を守る正義の味方って感じ!」
*( ‘ ‘ )*「ここの地区、あたしと同年代の女子がいなくて寂しんだよね」
*( ‘ ‘ )*「だからあたしはリリが魔法少女になるなら大歓迎!」
*( ‘ ‘ )*「先輩として手ほどきしてあげようではないか!」
⌒*リ´・-・リ「で、でもまだちょっと悩んでて……」
*( ‘ ‘ )*「願い事?」
⌒*リ´・-・リ「うん」
⌒*リ´・-・リ「折角叶えてもらえるなら、何がいいかなーって」
⌒*リ´・-・リ「…誰かを守れる存在になれるのなら、それだけで満足なんだよね…」
⌒*リ´・-・リ「私、何の取り柄もないし……」
-
*( ‘ ‘ )*「うーん……」
*( ‘ ‘ )*「まあ急かしたりしないし、のんびり決めなよ!」
⌒*リ´・-・リ「…ヘリカルちゃんは、何を叶えてもらったの?」
*( ‘ ‘ )*「へ?あたし?」
*( ‘ ‘ )*「あたしの願い事なんて参考にならないけど、まいっか!」
*( ‘ ‘ )*「あたしは『強くなりたい!』って、願ったの」
⌒*リ´・-・リ「強くなりたい…?」
*( ‘ ‘ )*「そう、強くなりたい!」
*( ‘ ‘ )*「だから最近足とかめちゃくちゃ早くなったし、持久力もついたんだよー」
*( ‘ ‘ )*「頭はからっきしのまんまだけどね!」
⌒*リ´・-・リ「へぇ……」
*( ‘ ‘ )*「今思うともうちょいまともなお願いしたらよかったなーって思うけど」
*( ‘ ‘ )*「ま、その時の状況がヤバかったし仕方ないね」
-
キーンコーンカーンコーン…
*(; ‘ ‘ )*「やべっ、予鈴だ!」
⌒*リ´・-・リ「は、早く戻らなきゃ…」
*( ‘ ‘ )*「……!」
⌒*リ´・-・リ「…ヘリカルちゃん、どうしたの?」
*( ‘ ‘ )*「……近くにいる」
⌒*リ;´・-・リ「な、何が……?」
⌒*リ´・-・リ「!」
⌒*リ´・-・リ「まさか、前に出てきた…」
*( ‘ ‘ )*「そう、多分そいつ!」
*( ‘ ‘ )*「…リリは先に戻ってて!」
⌒*リ;´・-・リ「だ、ダメだよ!ヘリカルちゃんを置いて行けないよ!」
*( ‘ ‘ )*「あたしのことは大丈夫、こんなこと日常茶飯事だし!」
*( ‘ ‘ )*「平和を守る魔法少女だもの!」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「…本当に、大丈夫?」
*( ‘ ‘ )*「大丈夫大丈夫、ヘリカルちゃんに任せなさい!」
⌒*リ´・-・リ「…わ、分かった!」ガチャ
⌒*リ´・-・リ ガタガタ
⌒*リ´・-・リ「……ヘリカルちゃん」
⌒*リ;´・-・リ「…ドアが開かない…」
-
自信満々な先輩魔法少女…嫌な予感しかしない支援
-
*(; ‘ ‘ )*「う、嘘でしょー!?」
⌒*リ;´・-・リ「本当だよ…!」ガタガタ
*( ‘ ‘ )*「どれどれ…」ガタ
*( ‘ ‘ )*「……開かない」
*(# ‘ ‘ )*「あーもう、あのポンコツコダマめ…!」
⌒*リ´・-・リ「ぽ、ポンコツコダマ?」
*( ‘ ‘ )*「あの変なののあだ名!勝手に呼んでる!」
*( ‘ ‘ )*「なんかコダマっぽいし!」
*( ‘ ‘ )*「…とりあえず、リリはこれ持ってて!」
⌒*リ´・-・リ「う、うん!」パシッ
*( ‘ ‘ )*「3回までだったらそれが攻撃を防いでくれるよ」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ;´・-・リ「(あの時みたいにどんどん暗くなって…)」
*( ‘ ‘ )*「…来るよ!」
-
( ∴)スッ
⌒*リ´・-・リ「ひっ……」
*( ‘ ‘ )*「リリ、じっとしててね」
*( ‘ ‘ )*「…さあ、ヘリカルちゃんの独壇場のはじまりだ!」ダッ
( ∴)ブンッ
⌒*リ´・-・リ「うひゃあ!?」ガシャン
⌒*リ´> -・リ「(あ、危なかった……)」
⌒*リ;´・-・リ「(…机がひしゃげてる)」
*( ‘ ‘ )*「おっと、危ないじゃん!」
*( ‘ ‘ )*「魔法少女の前で一般人を襲うだなんていい度胸…ねっ!」ガスッ
( ∴)「……!?」
⌒*リ´・-・リ「(ヘリカルちゃんのパンチが…!)」
( ∴)「…!」ブンブンッ
*(; ‘ ‘ )*「……っ!」ガッ
⌒*リ;´・-・リ「へ、ヘリカルちゃん!」
*( ‘ ‘ )*「い、いてて…」
*( ‘ ‘ )*「…大丈夫大丈夫、心配いらないよ!」ダッ
⌒*リ;´・-・リ「………」
⌒*リ;´> - <リ「ヘリカルちゃん…」
-
*(; ‘ ‘ )*「はぁ……はぁ……」
*(; ‘ ‘ )*「(こいつ、手強い…!)」
(; ∴)「………!」
*( ‘ ‘ )*「(でも、あと少し……!)」
*( ‘ ‘ )*「…さあ、あたしの熱い一撃を食らい、なさい!」
*( ‘ ‘ )*「必殺!グレートデリシャスワンダフル☆スーパーパンチっ!!!」ガスッ
( ∴)「……!?」グシャッ
⌒*リ´・-・リ「ひゃあ……」
⌒*リ;´・-・リ「(あ、頭が……)」
*(; ‘ ‘ )*「はぁ、ふぅ、これで……」
⌒*リ´・-・リ「(元に戻ってく……)」
*(; ‘ ‘ )*「へへ、リリ、大丈夫だっ…た…?」ヘンシンカイジョ
⌒*リ;´・-・リ「ヘリカルちゃん、傷が……!」
*( ‘ ‘ )*「だ、大丈夫大丈夫、だって魔法少女だもん……」
*( ‘ ‘ )*「…リリの前でカッコ悪いとこ、見せちゃったな」
⌒*リ´・-・リ「そんなことないよ、ヘリカルちゃん、とってもかっこよかったよ…」
*( ‘ ‘ )*「そ、そう?」
*( ‘ ‘ )*「えへへ、嬉しい…!」
⌒*リ;´・-・リ「と、とりあえず、横になって……」
-
*( ‘ ‘ )*「はー……疲れた…」ゴロン
⌒*リ´・-・リ「(傷がどんどん治ってく…)」
*( ‘ ‘ )*「魔法少女に傷は付き物、自然治癒力も普通の人とはダンチだよ!」
*( ‘ ‘ )*「でも痛みは消せないから痛いもんは痛いんだよね…」
*( ‘ ‘ )*「はぁ……」
⌒*リ´・-・リ「…お疲れ様、ヘリカルちゃん」
*( ‘ ‘ )*「…あーあ、楽しいよーとか言ったのに全然楽しくないとこ見せちゃったなー」
*( ‘ ‘ )*「はー恥ずかし……いつもはこんなんじゃないのに…」
⌒*リ´・-・リ「……ふふ」
*( ‘ ‘ )*「…あ、今笑ったでしょ」
⌒*リ´・-・リ「…ううん、笑ってないよ」
*( ‘ ‘ )*「嘘つけー、絶対笑ったし!」
⌒*リ´・-・リ「ふふふ……」
*( ‘ ‘ )*「……へへ」
┃_ゝ・`)「………」
┃_ゝ・`)「呼ばれた気がしたから来てみたけど終わった後みたいだな」
┃_ゝ・`)「……仲のいい友達がいるみたいで、お父さん安心したぞ」
( ゚д゚ )「(なんだあのオッサン……)」
-
*( ‘ ‘ )* 沢近ヘリカル
魔法少女な中学2年
元気で明るく活発な少女
「強くなりたい」と願ったら身体能力が底上げされた
( ∴) ポンコツコダマ(仮)
ヘリカルにポンコツコダマと言われている敵
色んなパターンがいる
見た目はひょろくて白い人 身長は180cmほど
一応ゼアフォーと言うちゃんとした名前がある
-
このヘリカル、太い……
-
>>34
*( ‘ ‘ )*「テンプレから持ってきたやつだと凄く目が寄っているように見えるから、空白を入れたんだけど…」
*(‘‘)*「空白がない方がいいのかな?」
*( ‘ ‘ )*「…決して大柄な女子ってわけじゃないからね、どちらかと言えばちびっ子だから!」
*( ‘ ‘ )*「前から2番目だし!」
-
リリカル☆ヘリカルなん?
-
魔法少女デミタスちゃんが色エロされる事を期待してもいいですか!!!??
-
面白いなー読みやすいし
期待支援
-
>>14
やっぱりハゲじゃないか
-
('A`)「お前の言っていることは、まるでなぞなぞみたいだな...」
( ・∀・)「でも僕は、本当の事しか言っていないよ。嘘っぱちなんて、僕は一言も吐いていないのさ」
('A`)「頭が痛くなりそうだ...俺はそろそろ行くよ」
( ・∀・)「そうかい。じゃあね、自由の責任に気を付けて」
('A`)「はいはい」
-
すみません間違えましたスレ違いです
-
ハゲおっさん魔法少女の次は豆ピザ魔法少女か・・・
-
*(‘‘)*「と、言うことで!」
(´・_ゝ・`)「我が愛する愛娘リリのために」
*(‘‘)*「魔法少女!」
(´・_ゝ・`)「体験コースをはじめる!」
( ^^ω)「ホマホマ!」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ;´・-・リ「えっ?」
⌒*リ;´・-・リ「ま、魔法少女体験コース!?」
*(‘‘)*「そう、体験コース!」
*(‘‘)*「ここ数日悩んでばっかなリリのためにあたしが考えたの!」
(´・_ゝ・`)「いやあ、リリが魔法少女になりたいだなんてね」
(´・_ゝ・`)「聞いたからにはいてもたってもいられなくて…」
( ^^ω)「ホマホマホマ、実際にやってみると言うことはすごく大切ホマ!」
( ^^ω)「魔法少女は色々大変だし、これを機にしっかり考えてほしいホマね」
⌒*リ´・-・リ「は、はぁ……」
⌒*リ´・-・リ「(大丈夫かなぁ…)」
-
*(‘‘)*「まずはこの辺をパトロール!」
*(‘‘)*「…まあ歩き回るだけなんだけど」
( ^^ω)「パトロールするときは僕も付いていくホマ」
( ^^ω)「僕の方が気配を察知しやすいホマね」
(´・_ゝ・`)「それで敵がいたらその場で叩く」
(´・_ゝ・`)「そのままにしてたら何をしでかすか分からないからね」
(´・_ゝ・`)「たまーに何も見つからない日もあるけれど…」
⌒*リ´・-・リ「へぇ…」
*(‘‘)*「あ、そうそう」
*(‘‘)*「はいコレ!」
⌒*リ´・-・リ「?」
*(‘‘)*「これをこうするとー…」ガチャガチャ
*(‘‘)*「ほいっ!」ボフッ
⌒*リ;´・-・リ「うひゃあ!」
⌒*リ;´・-・リ「(ふかふかの…クッション?)」
*(‘‘)*「敵がいたらそのまま戦闘に入っちゃうから」
*(‘‘)*「護身用に、ね!」
⌒*リ´・-・リ「…うん、ありがとう」
(´・_ゝ・`)「さーて、じゃあぼちぼち…」
( ^^ω)「出発ホマ!」
-
⌒*リ´・-・リ スタスタ
⌒*リ´・-・リ「…そう言えば、ヘリカルちゃんとパパはどこで知り合ったの?」
(´・_ゝ・`)「…うーん、どこだったっけなぁ…」
*(‘‘)*「確か敵の結界内でしたっけ」
(´・_ゝ・`)「ああ、そうだった」
(´・_ゝ・`)「あのときお邪魔したら先にヘリカルちゃんが戦っててね…」
*(‘‘)*「そのときあたし超ピンチでさ、デミタスさんが来てくれなきゃ多分負けてたよ」
(´・_ゝ・`)「ヘリカルちゃん、もう満身創痍でボッロボロでさ」
(´・_ゝ・`)「あれは確かにヤバかったねー」
⌒*リ;´・-・リ「ま、満身創痍…」
*(‘‘)*「大丈夫大丈夫、魔法少女は頑丈だから!」
*(‘‘)*「傷ぐらい治癒魔法でちょちょいのちょい、だよ!」
( ^^ω)「ちなみに治癒魔法はどの魔法少女も必ず持っていて」
( ^^ω)「願い事の内容や魔法少女の素質で効果が変化するホマ」
( ^^ω)「例えば『病気を治して!』とか『健康になりたい!』とか」
( ^^ω)「身体に関係する願い事だと上がる傾向にあるホマ」
( ^^ω)「下がったりはしないホマよ」
⌒*リ´・-・リ「そうなるとヘリカルちゃんの方が治癒魔法の効果が上なのかな?」
⌒*リ´・-・リ「願い事が強くなりたい、だし…」
-
*(‘‘)*「いや、あたしよりデミタスさんの方が上だよ」
*(‘‘)*「あたしは身体強化とかの方なのかな?」
⌒*リ´・-・リ「そうなんだ…」
⌒*リ´・-・リ「…ねえ、パパは何を願ったの?」
(*´・_ゝ・`)「ふふふ、ひ・み・つ☆」
⌒*リ´・-・リ「うわぁ」
(;´・_ゝ・`)「そ、そんな反応しないでくれよ…」
( ^^ω)「……ホマ!」
( ^^ω)「近くにいるホマ!」
*(‘‘)*「えっ、本当!?」
*(‘‘)*「どこどこ!?」
( ^^ω)「んーと、今回のは誰かに取り憑いてるみたいホマ」
( ^^ω)「まだちょっと反応が薄いホマね…場所の特定は難しいホマ」
(´・_ゝ・`)「そうか……」
⌒*リ´・-・リ「……取り憑いてる?」
(´・_ゝ・`)「リリはまだ自ら接触してくる奴しか知らないんだったな」
( ^^ω)「この街に出てくる敵のタイプは『突撃タイプ』と『憑依タイプ』のふたつホマ!」
( ^^ω)「突撃タイプはその名の通り自分から接触してくる積極的なタイプ 」
( ^^ω)「憑依タイプはそこら辺の人に取り憑いて、その人の体を借りて危害を加えてくるタイプホマ」
*(‘‘)*「確か今暗い気分な人に取り憑きやすいんだっけ?」
( ^^ω)「そうホマ」
*(‘‘)*「よーし、ならなんか絶望してそうな人を探してみよっか!」
⌒*リ;´・-・リ「そんなあてずっぽうな…」
-
*(‘‘)*ウロチョロ
*(‘‘)*「……あ!」
(´・_ゝ・`)「うん?」
('(゚∀゚∩「はぁ……」トボトボ
*(‘‘)*「あの人っぽくない?」
( ^^ω)「…ホマホマホマ、当たりホマ!」
( ^^ω)「あの男性から反応があるホマ!」
*(‘‘)*「やったぁ!」
('(゚∀゚∩「……いつまで僕はあんなことを…」トボトボ
('(゚∀゚∩「妻と息子に合わせる顔が……」
('(゚∀゚∩「うぅ……」
(;´・_ゝ・`)「……!?」
(;´・_ゝ・`)「な、なおるよさん…!?」
⌒*リ´・-・リ「なおるよさん?」
⌒*リ´・-・リ「パパの知り合いなの?」
(´・_ゝ・`)「ああ、会社でな」
(´・_ゝ・`)「いつもは呑気でのんびりとした人なのに…」
('(゚∀゚∩「う、ぅ……ごめんな、ごめんな…」ズズズ
*(;‘‘)*「ああっ、あのままじゃ…!」
*(‘‘)*「デミタスさん、行くよ!」ヘンシン
(´・_ゝ・`)「あ、ああ!」ヘンシン
-
〜結界内〜
*(‘‘)*「よいしょっと」スタッ
(´・_ゝ・`)「……暗いな」
*(‘‘)*「えーっと、ライトライト…」カチッ
⌒*リ´・-・リ「なんか家っぽい、ね…」
( ^^ω)「憑依タイプの結界はその取り憑いてる人に関する場所や物事によったものになるホマ」
⌒*リ´・-・リ「そうなるとここは…」
(´・_ゝ・`)「なおるよさんの家が元になっているんだろうな」
*(‘‘)*「…結構いい家だねぇ」
( ^^ω)「敵性反応はひとつ、一番奥にいるホマ!」
(´・_ゝ・`)「そうか、ならちゃっちゃと片付けようか」
*(‘‘)*「はい!デミタスさん!」
⌒*リ´・-・リ「………」キョロキョロ
⌒*リ´・-・リ「(こう言う場所で戦ってるんだ…)」
⌒*リ´・-・リ「うーん……」スタスタ
-
*(‘‘)*「えいっ!」バコッ
⌒*リ;´・-・リ「ああっ、障子が…」
「………!」
(´・_ゝ・`)「……気付いたようだな」
*(‘‘)*「よーし、頑張るぞー!」
⌒*リ´・-・リ「二人とも、頑張って…!」コソコソ
( ^^ω)「僕はリリちゃんと一緒にいるホマ〜」フヨフヨ
(´・_ゝ・`)「まずは……っと」ポイッ
ドカン!
⌒*リ;´・-・リ「ひゃ……!」
*(‘‘)*「身体強化!」パアッ
*(‘‘)*「…よし!」
*(‘‘)*「デミタスさんは後方からよろしく!爆弾はやめてね!」ダッ
(´・_ゝ・`)「はいはい…っと」ガチャン
('(゚∀゚∩「………」
*(‘‘)*「さあ、さっさとその人から離れてもらうよ…!」
('(゚∀゚∩「うぅ、うぅ、こんな……」
('(゚∀゚∩「う゛、ぅ…!」ゴキッ
⌒*リ;´・-・リ「ひぃ……」
⌒*リ;´・-・リ「(寄生獣みたいなことになってる…)」
⌒*リ´・-・リ「あんなことになっちゃって大丈夫なのかなぁ……」
( ^^ω)「あれは本当の人じゃないホマ」
( ^^ω)「よく作られた人形みたいなものホマ」
( ^^ω)「アレを倒せばなおるよさんとやらは解放されるホマ!」
⌒*リ´・-・リ「………」
-
('(゚∀゚∩「ぐ、ぐ……!」メキョ
*(‘‘)*「ほっ、よっ……」
*(‘‘)*「えいっ!」ガスッ
('(゚∀゚∩「あぐ……っ!?」
(´・_ゝ・`)「もりもり盛岡☆ビーム」ミョンミョン
('(゚∀゚∩「はあ゛っ!」ジュウ
⌒*リ´・-・リ「(銃からビームが出るんだ…)」
('(゚∀゚∩「は……は……」
*(‘‘)*「ほっ!」ゴスッ
('(゚∀゚∩「ぐっ……」
('(゚∀゚∩ガクッ
*(‘‘)*「…やっぱり人を殴るのはやだなぁ…」
*(‘‘)*「人の形をした敵なんだけど、ね…」
(´・_ゝ・`)「よーし、パパが一発ぶっぱなしてあげよう」
(´・_ゝ・`)「ヘリカルちゃん、こっち!」
*(‘‘)*「はいはーい!」ヒュン
(´・_ゝ・`)「…よし、行くぞ!」
(´・_ゝ・`)「そぉい!」ブンッ
('(゚∀゚∩「うぐぐ……」
('(゚∀゚∩「ぼくは、ぼくはまだ……!」
('(゚∀゚;∩「……!?」
チュドーン…
⌒*リ´・-・リ「(爆弾なんだ……)」
(´・_ゝ・`)「ふぅ……」
(´・_ゝ・`)「(威力は申し分ないけどもうちょっと軽くするか…)」
-
*(‘‘)*「さてと、本物はどっこかなー」ヒョイ
*(‘‘)*「わ、けむい……」
('(ー∀ー∩「………」
*(‘‘)*「お、いたいた!」
*(‘‘)*「ちょーっと失礼しますよー…」
('(ー∀ー∩「ううん…」ムニャムニャ
*(‘‘)*「……軽っ!」
*(‘‘)*「ちゃんとご飯食べてるのかなぁ、この人…」
(´・_ゝ・`)「なおるよさん見つかった?」
*(‘‘)*「うん!」
⌒*リ´・-・リ「結界が……」
( ^^ω)「ホマホマホマ、完了ホマ!」
('(ー∀ー∩「むにゃむにゃ……」
-
〜路地裏〜
('(ー∀ー∩
('(゚∀゚∩「……はっ!」
('(゚∀゚∩「……あれ、僕は何を…」
('(゚∀゚∩「………?」
('(゚∀゚∩「…まあ、いっか」
('(゚∀゚∩スタスタ
*(‘‘)*「よしよし、大丈夫みたいだね!」
(´・_ゝ・`)「よかった、いつものなおるよさんだ…」
⌒*リ´・-・リ「ヘリカルちゃんもパパもお疲れ様」
⌒*リ´・-・リ「二人とも、かっこよかったよ」
(*´・_ゝ・`)「か、かっこよかった!?」
(*´・_ゝ・`)「そうか、そうか……へへ…」
*(‘‘)*「えへへ、ありがとう!」
⌒*リ´・-・リ「………」
( ^^ω)「今日はどうだったホマか?」
⌒*リ´・-・リ「あ、うん……」
⌒*リ´・-・リ「…まだちょっと、分かんないや」
( ^^ω)「そうホマか……」
( ^^ω)「………」
( ^^ω)「…リリちゃんはすごい素質の持ち主だから、是非ともなってほしいんでホマが…」
( ^^ω)「………ホママ」
-
〜会社〜
(*´・_ゝ・`)「へへへ……」ポヤポヤ
⌒*リ´・-・リ『パパ、かっこよかったよ!』
(*´・_ゝ・`)「ふふふ……」デレデレ
( ^^)「…デミタスさん、今日はやけに元気ですね」
(‘_L’)「先日までは」
(´つ_ゝ⊂`)『娘に秘密がバレた…つら……』
(‘_L’)「とか言ってたのに…」
( ^^)「ははは、変な人ですね」
(*´・_ゝ・`)ポヤポヤ
-
('(゚∀゚∩なおるよ
デミタスの同僚その1
妻子持ちのパパ 40代後半
のほほんとしていて朗らかな人
何か人には言えない秘密があるようだが…
( ^^)山崎
デミタスの同僚その2
独身独り身な30代 四捨五入すると40代
童顔なせいか20代に見られることもしばしば
マイブームはパンケーキ屋に行くこと
(‘_L’)フィレンクト
デミタスの同僚その3
恋人持ちの40代前半
酒に酔うと笑い上戸になる
最近メガネを買った
-
乙
ポヤポヤおっさんに和む
-
乙!
もりもり盛岡☆ビームに笑う
-
*(‘‘)*「それでさー…」
⌒*リ´・-・リ「うんうん…」
(-_-)「………」
*(‘‘)*「そこであたしがバシッと言ってやったのよ!……」
⌒*リ´・-・リ「うん…」
(-_-)ジーッ
⌒*リ´・-・リ「……?」
⌒*リ´・-・リ クルッ
(-_-)「!」コソコソ
⌒*リ´・-・リ「あれ……?」
*(‘‘)*「どうしたの?」
⌒*リ´・-・リ「いや、なんか、人がいた気がして……」
*(‘‘)*「ええっ?気のせいじゃない?」
⌒*リ´・-・リ「うーん、そうかなぁ…」
(-_-)「………」
-
〜設楽場高校・美術室〜
(-_-)「は〜〜〜〜」
('A`)「どうしたんだ、そんな溜め息ついて」
('A`)「同じ部活のよしみとして話を聞いてやろうか?」
(-_-)「無理………」
('A`)「は?」
(-_-)「はぁ………」
(;'A`)「だ、大丈夫か小森」
(;'A`)「変なもんでも食ったか?」
(-_-)「いや、あのさ……」
(*-_-)「……こ、告白って、どうしたらいいんだろう」
(;'A`)「こ、こここ告白ぅ!?」
(;'A`)「お前、2次元の子にしか興味ないとか言ってなかったっけ……?」
(-_-)「彼女は例外だよ、例外」
(*-_-)「あの子は僕にとって女神も同然……」
(*-_-)「………ふふ」
-
('A`)「…その女の子は、どんな子なんだ?」
(*-_-)「え、ドクオ君も気になるの?」
(-_-)「仕方ないなぁ……」
(*-_-)「…彼女はね、僕の家の近所に住んでる女の子なんだけど」
(*-_-)「僕と目があうとね、挨拶してくれるんだよ……」
('A`)「ふーん……」
('A`)
('A`)「え、それだけ?」
(*-_-)「あの儚げな顔!綺麗な黒髪!可愛い声!中学校の制服!」
(*-_-)「そんな子が!僕にむかって!こんにちは!」
(*-_-)「あんな子に挨拶されたらもうガン惚れだよ!!!」
(-_-)「も〜〜〜〜めちゃくちゃに可愛い……」
(*-_-)「はぁ………」
(;'A`)「………」
(-_-)「…どうしたんだいドクオ君?」
('A`)「い、いや……」
-
〜中学校・教室〜
⌒*リ´・-・リ「……くしゅん!」
*(‘‘)*「わ、風邪?」
⌒*リ´・-・リ「ううん、大丈夫」
*(‘‘)*「そう?」
*(‘‘)*「…それで、何だっけ?」
*(‘‘)*「近所の兄ちゃんの話だっけ?」
⌒*リ´・-・リ「うん」
⌒*リ´・-・リ「小さな頃はね、一緒に遊んでもらったりしたんだけど」
⌒*リ´・-・リ「最近は挨拶だけで……」
*(‘‘)*「ほうほう」
⌒*リ´・-・リ「それで、挨拶するとね」
⌒*リ´・-・リ「顔を真っ赤にして走っていっちゃうんだけど」
⌒*リ;´・-・リ「も、もしかして迷惑なのかなぁ…」
*(‘‘)*「……ふーん」
*(‘‘)*「(ほほう、遂に……)」
⌒*リ;´・-・リ「うーん、どうしたらいいんだろう…」
-
〜高校・美術室〜
(-_-)「それでさ、ドクオ君」
(-_-)「確か君って恋人がいるよね?」
('A`)「お、おう」
(*-_-)「そ、その時、どんな告白をしたのか」
(*-_-)「よかったら、お、教えて欲しいんだけど……」
(;'A`)「………」
(;'A`)「(こ、告白、告白……)」
('A`)「(あれは告白に分類されるのだろうか…)」
(-_-)「ドクオ君……?」
(*'A`)「…一人の男として、お前の事が好きなんだ!みたいな感じだけど…」
(*-_-)「ほほう、ストレートだね」
(*'A`)「いや、まあな……」
(-_-)「やっぱりストレートに行くべきかなぁ……」
('A`)「ふむ……」
「ドクオー、来たおー!」
('A`)「お、来たか」
('A`)「じゃあ、俺帰るわ」ガタッ
(-_-)「うん、今日はありがとう」
(-_-)「じゃあ、また明日」
('A`)「じゃあなー」ガラガラ
-
〜帰り道〜
(-_-)「はぁ……」スタスタ
(-_-)「リリちゃん……」
(-_-)「(……リリちゃんは、僕のことをどう思っているんだろう)」
(;-_-)「(も、もし嫌いだったら……)」
(;-_-)「(告白してもNOって言われたら……)」
(;-_-)「(僕は、一体……)」
(;-_-)「………」
(;-_-)「……勇気が欲しい、なぁ」
(;-_-)「………うぅ」トボトボ
-
「……力が欲しいか……」
-
(;-_-)「………っ!?」
(;-_-)「……?」
(-_-)「聞き間違い……?」
(-_-)「……疲れてるのかな」
(-_-)「……はーぁ」
「力が、欲しいか?」
(;-_-)「うっ!」
(;-_-)「(聞き間違いじゃ、ない!)」
(;-_-)「だ、誰だ!?」
▼・ェ・▼「………」
(-_-)「犬……?」
▼・ェ・▼「欲しいのだろう?」
▼・ェ・▼「お前に足りない、勇気が」
(;-_-)「しゃ、喋った!?」
(;-_-)「なんだこの犬……」
-
▼・ェ・▼「犬ではない、ビーグルだ」
(;-_-)「は、はい……」
▼・ェ・▼「…お前は勇気が欲しいといったな」
(;-_-)「そ、そうだけど」
▼・ェ・▼「本当に、欲しくはないか?」
(;-_-)「………」
▼・ェ・▼「…僕がその願いを叶えてやろう」
(;-_-)「……!」
(-_-)「ほ、本当!?」
▼・ェ・▼「ただし」
▼・ェ・▼「此方の条件をのんでくれるのならば、の話だけど」
(-_-)「………」
(-_-)「その、条件って?」
▼・ェ・▼「………」
-
▼・ェ・▼「僕らと組んで、あることに協力して欲しい」
▼・ェ・▼「『魔法少女』として、ね」
(-_-)「魔法……少女?」
-
(-_-)小森ヒッキー
高校2年
大人しく、臆病な性格
漫研所属 副部長
盛岡家の近くに住んでいる
('A`)ドクオ
高校2年
めんどくさがり屋で気まぐれ
漫研所属
最近恋人が出来て浮かれ気味である
▼・ェ・▼ビーグル
突如現れた謎の犬
一体何者なんだ…!?
-
魔法少女のバーゲンセールか
-
最初やばいストーカーかと思ったよごめんよヒッキー
-
ハゲタスメインかと思ったらリリの方メインだったんだな
-
(;-_-)「ま、魔法少女!?」
(;-_-)「いやいやいや、僕男なんだけど…」
▼・ェ・▼「魔法少女は通称みたいなものだから」
▼・ェ・▼「男でも女でも、素質があるならなれるんだ」
(;-_-)「えぇ……」
▼・ェ・▼「どうだい、悪い条件ではないと思うんだけど」
▼・ェ・▼「…願いを叶えてもらうかわりに魔法少女となる」
▼・ェ・▼「そして『あること』に協力する」
(-_-)「………」
(-_-)「……あること、って?」
▼・ェ・▼「それは部外者の君にはまだ言えないな」
(-_-)「そう……」
-
▼・ェ・▼「……で、どうする?」
(-_-)「………」
(-_-)「……ぼ、僕は」
(-_-)「まだ、やっぱ、怖いし……」
(-_-)「それに、分からないことが多すぎる」
(;-_-)「………」
(-_-)「だから……」
▼・ェ・▼「……そう」
▼・ェ・▼
▼・ェ・▼「あまり、こう言うことはしたくなかったんだけどなあ」
カチャ
(;-_-)「〜〜〜っ!?」
(;-_-)「(首に、何かがあたって……!?)」
▼・ェ・▼「おっと、動かないで」
▼・ェ・▼「そのままじっとしていた方が身のためさ」
(;-_-)「………ぅ」
-
▼・ェ・▼「さあ、どうする?」
▼・ェ・▼「契約するか、ここで死ぬか」
(;-_-)「………な」
(;-_-)「なんで、こんな……」
▼・ェ・▼「…生憎ね、僕らはひっそりこっそりとやらなきゃいけないんだ」
▼・ェ・▼「相手に見つかったら、どうなるか分からない」
▼・ェ・▼「いくら君の口が堅いって言っても、ポロっと出されたら……ねぇ?」
▼・ェ・▼「君の周りには、『魔法少女』がいっぱいいるし、さ」
▼・ェ・▼「だから、念には念をみたいな?」
(;-_-)「………」
▼・ェ・▼「さて、もうそろそろ答えを聞こうか」
▼・ェ・▼「ね、小森ヒッキー君?」
(;-_-)「………っ!」
-
(;-_-)「………」
(;-_-)「ぼ、僕はまだ……」
(;-_-)「……死にたく、ない」
▼・ェ・▼「………ほほう」カチャリ
▼・ェ・▼「なってくれるんだね、魔法少女に」
(;-_-)「………」コクリ
▼・ェ・▼「それで、願い事は?」
(-_-)「へ?」
▼・ェ・▼「へ?じゃなくって」
▼・ェ・▼「…一応マニュアルだからさ…」
(;-_-)「そ、そうなんだ……」
(-_-)「………」
(-_-)
(-_-)「僕の、願い事……」
(-_-)「願い事は___」
-
⌒*リ´・-・リ「………」スタスタ
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ チラッ
⌒*リ´・-・リ「……うーん」
⌒*リ´・-・リ「(最近、ヒッキーさん見ないなぁ…)」
⌒*リ´・-・リ「(どうしたんだろ……)」
⌒*リ´・-・リ「(……部活の朝練とか?)」
⌒*リ´・-・リ
⌒*リ´・-・リ「あれ、でも、運動部だったっけ……?」
⌒*リ´・-・リ「……うぅ」スタスタ
「…………」
-
〜???〜
「…ああ、また魔法少女候補の反応が消えちゃったお!」
「一体、お前は何をしていたんだお!」
( ;^^ω)「すみませんホマ!すみませんホマ!」
( ;^^ω)「どうかお許しを!解雇だけは!」
( ;^^ω)「私には妻も子供もいるんです!」
「全く……」
「(…しかし、ここ数日で一気に減っていくだなんて…)」
「……ま、まさか!」
( ;^^ω)「………」ビクビク
「……おい!」
( ;^^ω)「は、はひっ!」
「何をぼさっとしているんだお!さっさと下に行くんだお!」
( ;^^ω)「分かりましたホマーっ!」ピューッ
「………」
「……あいつはまだ、邪魔をしてくるのかお」
( ^ω^)「出来損ないの癖に、生意気だお……!」
-
〜小話・題名〜
*(‘‘)*「そう言えばさ」
⌒*リ´・-・リ「うん」
*(‘‘)*「なんで『リリカル☆デミタス』なの?」
*(‘‘)*「リリが主人公なら『魔法少女リリ☆マギカ』とかでもよかったんじゃないの?」
⌒*リ´・-・リ「……そ、それはね」
⌒*リ;´・-・リ「え、ええっと…」パラパラ
⌒*リ´・-・リ「あ、あったあった……」ペラッ
⌒*リ´・-・リ「……この題名なのはね」
⌒*リ´・-・リ「私の名前の『リリ』と」
⌒*リ´・-・リ「ヘリカルちゃんの『カル』」
⌒*リ´・-・リ「そしてパパの『デミタス』」
⌒*リ´・-・リ「それらを全部足して『リリカル☆デミタス』なんだって」
*(‘‘)*「へぇ〜……」
⌒*リ´・-・リ「もう気づいてた人が多いとおもうけどね」パタン
*(‘‘)*「……ところでそのノート、何?」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「……秘密」
-
不穏ッ
-
所詮ビーグルか
-
*(*‘‘)*「リリ!トリックオアトリート!」
⌒*リ´・-・リ「ハロウィンはもう終わったよヘリカルちゃん…」
*(‘‘)* シュン…
⌒*リ´・-・リ「……飴ならあるよ」
*(*‘‘)*「わーい!ありがとう!」
⌒*リ´・-・リ「…でも、人前で魔法少女姿になるのはやめようね」
*(‘‘)*「はーい」パアッ
*(‘‘)*「だって最近着てないからさー、着たくなっちゃって」
⌒*リ´・-・リ「確かに、最近はパトロールしなくなったよね」
*(‘‘)*「うん、なんか全然敵が出てこなくなっちゃってさー」パクッ
*(‘‘)*「いい事なんだろうけどねー…」コロコロ
-
〜何処かの結界内〜
(;-_-)「………っ!」ドゴォン
( ∵)シュパッ
(;-_-)「はぁ、はぁっ……」
(;-_-)「ぐうっ……!」ドプッ
(; ∵)ゼェゼェ
(;-_-)「…こ、これで……!」
ザシュッ
( ∵)「〜〜〜っ!?」ガクッ
( ::… サラサラサラ…
(;-_-)「ふぅ……」
(-_-)「……いてて」パア…
(-_-)「…あんまり、塞がらないや」
コトン
(-_-)「……あ、あったあった」ヒョイッ
(-_-)「これをとって…っと」
-
「精が出るねえ、ヒッキー君」
(-_-)「………!」
(-_-)「誰ですか」カチャ
⌒*(・∀・)*⌒ 「そんなに警戒しないでちょうだいな」ヒョコッ
(-_-)「……照美さん、ですか」
⌒*(・∀・)*⌒ 「そう、魔法少女照美さんだよ☆」
⌒*(・∀・)*⌒ 「いやあ、それにしてもヒッキー君よ…」
(-_-)「………」ジャラ
⌒*(・∀・)*⌒ 「まだ魔法少女になってばっかりなのに、そんなに倒せるなんてね」
⌒*(・∀・)*⌒ 「照美、超びっくり☆」
(-_-)「……何の用ですか?」
⌒*(・∀・)*⌒「そんなにピリピリしないでよ、せっかちな男は嫌われるぞ☆」
⌒*(・∀・)*⌒ 「……私たちにとって悪い知らせを持ってきたよ」
(-_-)「!」
⌒*(・∀・)*⌒ 「『彼ら』が動き出した」
⌒*(・∀・)*⌒ 「まだ目立ったような動きは見て取れないけど、気をつけといてね…って」
⌒*(・∀・)*⌒ 「…もしかしたら、君の大切な人が大変な目に会うかもね☆」
⌒*(・∀・)*⌒ 「彼女のまわりは『魔法少女』でいっぱいだから、ね」
(-_-)「……そう、ですか」
⌒*(・∀・)*⌒ 「ありゃ、反応薄いのね」
⌒*(・∀・)*⌒ 「つまんなーいの☆」
-
(-_-)「…つまらなくて、結構です」
⌒*(・∀・)*⌒ 「もう、つれないんだから☆」
⌒*(・∀・)*⌒ 「…おっと、もうこんな時間」
⌒*(・∀・)*⌒ 「じゃ、あたし他の子のところに行かなきゃだから!バイバーイ!」シュタッ
(-_-)「………」
(-_-)「(……リリちゃん)」
(-_-)「(リリちゃんは、もう少し待っててくれるかな)」
(-_-)「………」
(-_-)「(……僕は、君を救えるだろうか……)」
(-_-)「はぁ……」
(-_-)「……あ、近くにいる」
(-_-)「体は多少治ったし、いけるかな…?」
(-_-)「……よし」
タッタッタ…
-
(-_-)「ほっ……」スタッ
(-_-)「普通、かな…?」キョロキョロ
(-_-)
(;-_-)「……あれ、なんだろう、この感じ」
(;-_-)「僕の他に誰か、いる?」
(;-_-)「う、うーん……」
(-_-)「……気のせいかなぁ……」
(-_-)「さっさと片付けて帰ろう……」スタスタ
(-_-)「…お、これは一本道タイプっぽいな…」
スタスタ…
ドゴーン…
-
(-_-)「おいしょ、っと」
(-_-)「ここかな…?」バキッ
(-_-)「………」
(;-_-)「………!?」
(´・_ゝ・`)「ラブラブ☆ビックバンっ!」ポイッ
ドゴーン…
( ∴)「………!」ボロッ
(´・_ゝ・`)「よし、あと少しだ!」
( ^^ω)「流石、デミタスさんはベテラン魔法少女ホマ!」
(*´・_ゝ・`)「そ、そうかな、へへへ…」
(;-_-)「………な、な」
(;-_-)「そ、そんな、まさか…」
(;-_-)「先に魔法少女がいたなんて…っ!」
(;-_-)「それにも、盛岡さんが魔法少女だったなんて……」
(;-_-)「衝撃の事実……!」
(;-_-)「……しかも『あっち』側か」
( ^^ω)
(;-_-)「……うぅん、まずったぞ」
-
(;-_-)「……幸いなことに相手は此方に気づいてないな」
(-_-)「逃げるか……」コソコソ
(´・_ゝ・`)「さあ、これがトドメだ!」
(´・_ゝ・`)「もりもり☆盛岡ビー……」
( ∴)「!!!」グイッ
(;´・_ゝ・`)「………っ!?」
( ^^ω)「ああっ、デミタスさん!?」
(;´・_ゝ・`)「くっ……っ!」
( ∴) シュルシュル
(;´・_ゝ・`)「や、ヤバい、腕が……」ギチギチ
( ^^ω)「あわわわわ……」オロオロ
( ^^ω)「きゅ、救援要請を出すホマか?」
(;´・_ゝ・`)「あ、ああ、頼……っ!?」ギチッ
(;´>_ゝ・`)「がはっ!?」ボキッ
( ^^ω)「で、デミタスさーん!」
(;-_-)「………」
(;-_-)
(;-_-)「………っ!」ダッ
-
(;´>_ゝ・`)「ぐ……っ」
( ^^ω)アワアワ
スパンッ
( ∴)「……!?」シュルッ
(;´・_ゝ・`)「……!」ガクッ
( ^^ω)「な、なにが起こったホマか…?」
(フ_-)「伏せて!」
(;´・_ゝ・`)「わ、分かった!」バッ
( ^^ω)「ホマホマ…」
(フ_-)「………!」シュッ
(; ∴)「!!」
(; ∴)「……?」
(フ_-)「………」カチン
( ∴)
( ::::・;’.、ブシャッ
ビチャッ
(;´・_ゝ・`)「………」
( ^^ω)「ホマ……」
(フ_-)「……ふぅ」
-
グニャ……
コトン
(-_-)「………」ヒョイッ
(´・_ゝ・`)「………」
(´・_ゝ・`)「あ、あの……」
(フ_-)「!」バッ
(フ_-)「ぼ、僕のことはお気になさらず…!」アセアセ
(フ_-)「では…!」シュタッ
(´・_ゝ・`) ポカーン…
( ^^ω)「ホマぁ……変な子だったホマ」
( ^^ω)「あの子、忍者みたいだったホマ」
(´・_ゝ・`)「……名前、聞けなかったな」
( ^^ω)「そうホマね…」
( ^^ω)「(……なーんか、違和感があるホマね)」
( ^^ω)「(後で報告ホマ……)」
(´・_ゝ・`)「…さて、さっさと家に帰って夕飯にしようか」
(´・_ゝ・`)「…来るかい?」
( ^^ω)「行くホマー!」
-
〜???〜
⌒*(・∀・)*⌒ 「………よっこいせ」
⌒*(・∀・)*⌒ 「はーぁ、伝達係なんてろくなもんじゃないね」
⌒*(・∀・)*⌒ 「………」グイッ
ビリッ
「……えーっと、あれはどこにやったっけ…」
「……これだっけ?」ゴソゴソ
グチャ
ペタ
▼・ェ・▼「ふー……」
▼・ェ・▼「この姿が二番目に過ごしやすいなーっと」
▼・ェ・▼ スタスタ…
-
(フ_-) 魔法少女ヒッキー
魔法少女となったヒッキー
主な使用武器は刀
外見や戦闘スタイルなどが「忍者みたい」
⌒*(・∀・)*⌒ ツイン照美
謎の魔法少女
語尾によく「☆」がつく
よく色んな情報を伝達しに来てくれるが…?
-
乙
デミタスの技名でいちいち笑ってしまうww真顔で言うから余計にwww
-
おっつ
-
おつ
気を抜いて読んで大丈夫かやめとくべきかわからない雰囲気がいい
-
不穏な感じになってきてwktk
ヒッキーもコスチュームは少女寄りなんだろうか
-
よい
-
ガチャ
( ^^ω)「ただいまホマ」
川 ^^ω)「あら、おかえりなさいホメ!」
(^^ω)「ホミホミ!」
川 ^^ω)「夕飯は?」
( ^^ω)「外で食べてきちゃったホマ」
川 ^^ω)「あら、そう?」
( ^^ω)「ちょっとやらなきゃいけない仕事があるから、部屋にいるホマ〜」フヨンフヨン
バタン
川 ^^ω)「………もう、マー君ったら」
川 ^^ω)「たまには仕事、休んでもいいんじゃないかしら?」
川 ^^ω)「ま、そこがマー君のいいところなんだけど…」
(^^ω)「ホミ?」
-
〜自室〜
( ^^ω)カタカタ
( ^^ω)カタカタ
( ^^ω)「………」カチッ
( ;^^ω)「………!?」
( ;^^ω)「あ、あの反応は……!」
( ;^^ω)「やっぱり、魔法少女…でも……」
( ^^ω)「この数値、僕達の魔法少女システムでは……」
( ^^ω)そ「……まさか!」
( ;^^ω)「あわわわ、すぐにブーン様にご報告ホマー!」ガタガタ
( ;^^ω)フヨンフヨン
バタン!
川 ^^ω)「……あら?マー君?」
川 ^^ω)「…どうしたのかしら…」
-
〜???〜
( ;^^ω)「ぶ、ブーン様!!!」
( ;^ω^)「おっ!?ど、どうしたんだお!?」
( ^^ω)「はぁっ、はぁっ…」
( ^^ω)「実は、『彼ら』の件でひとつ…」
( ^ω^)「……『出来損ない』たちのことかお」
( ^^ω)「はい、これを見てくださいホマ」カチッ
ブォン…
( ^ω^)「………」
( ;^ω^)「こ、これは……!」
( ^^ω)「はい、この反応は、我らの魔法少女システムとほぼ同じでホマ」
( ^^ω)「ですが、このような大きな数値は出ないように『調整』しているはずホマ…」
( ^^ω)「先ほど確認したけど、システムに異常はなかったホマ」
( ^^ω)「…もしこの数値が出るとしたら、それはもう膨大な素質を持った者しか…」
( ^ω^)「……でも、今、その素質の持ち主はまだ魔法少女じゃないだろう?」
( ^^ω)「そうですホマ」
( ^ω^)「………」
-
( ^ω^)「……システム構造を盗られてしまったかお」
( ^ω^)「は瀬川!」
( ^^ω)「はい!」
( ^ω^)「この反応を示していた魔法少女を、連れてきてもらえないかお?」
( ^ω^)「……魔法少女そのものが無理だったら、最低『コア』だけでいいお」
( ^^ω)「…分かりましたホマ!」
( ^ω^)「頼んだお、は瀬川」
( ^^ω)「それでは失礼します!」フヨンフヨン
バタン
( ^ω^)「………」
( ^ω^)「……さすが、元僕の右腕と言ったところかお」
( #^ω^)「でも、こんなところでお前ごときに邪魔されるわけにはいけないんだお…!」
( #^ω^)「僕の計画は、誰にも…!」
-
川 ^^ω)「マー君、無事に帰ってきてね…」
( ^^ω)「……うん、約束するお」ギュッ
川*^^ω)「マー君…!」
チュッ
( ^^ω)「…いってきます」
バタン
( ^^ω)フヨンフヨン
( ^^ω)「…うかうかしてられないホマ、さっさと下に降りなきゃ…」
( ^^ω)フヨンフヨンフヨン
「やあ、は瀬川君」
( ;^^ω)「___っ!?」バッ
( ;^^ω)「だ、誰だお!?」
「ひどいなあ、かつての上司の名前を忘れるだなんて…」カツカツ
「…しかし、全然見ないうちには瀬川君は大出世したねえ」カツカツ
「僕とは、大違いだ」
( ;^^ω)「………」
( ;^^ω)「(まさか、そんな……)」
( ;^^ω)「(何故、貴方が此処に……!)」
-
( ;^^ω)「………っ」
「ねえ、は瀬川君……」
( ^^)
( ^^)「僕達は、出来損ないなんかじゃないんだよ」
( ;^^ω)「……山、崎さん」
( ;^^ω)「なんで、なんで貴方が……!」
( ^^)「……は瀬川君、残念だ」
( ^^)「君は、多くを知りすぎた」
( ;^^ω)
( ^^)スッ
パンッ
-
デミタスの同僚ぅぅぅ
-
昔からのイメージもあって山崎出てきた時にあっ…てなったけどやっぱりか
-
は瀬川ファミリーで笑ってる場合じゃなかった
-
ビーグルと山崎はイメージ的に仕方ない
-
〜路地裏〜
o川*゚ー゚)o「ふぅ……」スタスタ
o川*゚ー゚)o「(今日も部活大変だったなぁ)」
o川*゚ー゚)o「早く帰って課題やらなきゃ…」スタスタ
( ∵)
o川*゚ー゚)o「……?」クルッ
o川*゚ー゚)o「……今なにかいたような…」
o川*゚ー゚)oブルッ
o川*゚ー゚)o「……早く帰ろう」スタスタ
( ∵)「………」ズズッ
-
o川*゚ー゚)oスタスタ
( ∵)ズッズッ
o川*゚ー゚)oスタスタ
( ∵)ズッズッ
o川*゚ー゚)o「………」
o川*゚ー゚)o
o川;゚ー゚)oダッ
( ∵)「!」
( ∵)ズッズッズッ…
o川*゚ー゚)o「はっ、はっ…」
o川;゚ー゚)o「(やだ、やだ、何この音!?)」タッタッ
o川*゚ー゚)o「(まるで何かを引きずっているみたいな…)」タッタッ
( ∵)ズズッ
o川*>ー゚)o「ひっ……っ!」タッタッ
o川*゚ー゚)o「(ダメよあたし、足を止めちゃダメ)」
o川;゚ー゚)o「(アレに捕まったら、捕まったら…!)」ガッ
o川*>ー<)o「きゃっ!」ドテッ
o川*゚ー゚)o「あいたたた……」
ガシッ
-
o川;゚ー゚)o「〜〜〜っ!」
( ∵)「………」
o川;゚ー゚)o「や、やだ、はなして」
o川;゚ー゚)o「ねえ、お願いだから、足、を」
( ∵)「………」
o川;゚ー゚)o「あ、あ、あ……」
o川*;ー;)o「い、いや!はなして!はなしてってばぁ!!!」ブンブン
( ∵)「………」ギギッ
o川*;ー;)o「いたい、いたい!やだよ、やだ、やだぁ……」
( ∵)
( ∵)「……ハイジョ、シまス」
( ∵)ガバァ
o川*;ー;)o「いや、いや、い」
o川*゚ー゚)o「あ」
-
( ∵)「………」モゴモゴ
( ∵)ペッ
ベチャ
( ∵)「…ハイジョ、カクにン」
( ∵)「スベてハ、カミのオコこロのママに……」
( ∵))ゴポゴポ
ズルッ
( ∴)ベチョッ
( ∵)「………」
( ∵)「……ぜアフォー」
( ∴)「………ぁ」
( ∵)「サア、オいキナさイ」
( ∴)「………ぅ」スウッ
( ∵)「………」
-
〜教室〜
キーンコーンカーンコーン
( ´_ゝ`)「きりーつ」
(´<_` )「れーい」
( ´_ゝ`)「ちゃくせーき」
ガタガタガタッ
( ´∀`)「……今日は皆さんにお知らせがありますモナ」
( ´∀`)「…一昨日から、素直さんが家に帰ってきてないと親御さんから連絡があったモナ」
( ´∀`)「このことについて何か心当たりがある人は、先生のところに来て欲しいモナ」
( ´∀`)「…こほん、では今日の連絡モナ…」
⌒*リ´・-・リ「(行方不明……?)」
⌒*リ´・-・リ「ねえ、ヘリカルちゃん」コソコソ
*(‘‘)*「何?」
⌒*リ´・-・リ「これって、もしかして…」
*(‘‘)*「………」
*(‘‘)*「…ホームルームが終わってからでもいい?」
⌒*リ´・-・リ「あ、う、うん…」
-
( ´∀`)「…はい、今日の連絡はここまでモナ」
( ´∀`)「次の授業の準備をするモナー」ガラガラッ
⌒*リ´・-・リ「…あの、ヘリカルちゃん」
⌒*リ´・-・リ「さっきの、ことなんだけど」
*(‘‘)*「ん、ああ、あの事ね」
*(‘‘)*「あれさー、あいつらの仕業だと思うじゃん?」
*(‘‘)*「でも、違うんだよね」
⌒*リ´・-・リ「……?」
*(‘‘)*「…ココ最近、あいつらの数がどんどん減っていってるの」
*(‘‘)*「だからその可能性はあまりないんじゃないかな?」
*(‘‘)*「この街にいる魔法少女はあたしとデミタスさんの2人だけのはずなんだけど…」
⌒*リ´・-・リ「そうなんだ……」
*(‘‘)*「…あとね、最近マルちゃんが来ないの」
⌒*リ´・-・リ「マルちゃん?」
*(‘‘)*「ああ、あのクラゲみたいなやつのこと」
*(‘‘)*「いつもならそこらでフワフワ浮いてるはずなのに…」
*(> <)*「最近変なことが多すぎてやんなっちゃうよー…」
⌒*リ;´・-・リ「うーん……」
-
〜???〜
(-_-)「………」ガラガラッ
▼・ェ・▼「やあ、こんにちはヒッキー君」
▼・ェ・▼「今日はどんなご要件で?」
(-_-)「…あの、これ」ジャラッ
▼・ェ・▼「……ああ、それね」
▼・ェ・▼「どうもありがとう、回収しておくよ」
(-_-)「………あの!」
▼・ェ・▼「なんだい?」
(-_-)「これを集めれば、リリは『あっちの』魔法少女にならなくて済むんですよね…?」
▼・ェ・▼「……うん」
▼・ェ・▼「きっと彼女らは、あっちの実態を知って驚き、そして悲しむだろうから」
(-_-)「………」
▼・ェ・▼「さあ行った行った!」シッシッ
(-_-)「…ありがとう、ございました」
ガラガラッ
-
o川*゚ー゚)o素直キュート
リリやヘリカルと同じクラス
明るく活発な女の子
女子バスケ部のエースだった
( ´∀`)茂名モナオ
リリやヘリカルたちのクラスの担任
おおらかでのほほんとした人
社会全般の先生
独身
( ^ω^)ブーン
は瀬川の上司(?)にあたる人物
まだ色々と謎に包まれている
川 ^^ω)(^^ω)は瀬川ファミリーズ
左が妻、右が息子
妻は第二子妊娠中
とっても仲のいい家族のようだ
( ∵)???
突如現れた謎の敵
一体何者なんだ…
-
乙
不穏だなあ…は瀬川も大丈夫なのか
-
人が死にだしたな……
-
は瀬川ファミリーの情報知りたくなかった…つらい
-
( ^^ω)「………」
( ^^ω)「…………」
( ^^ω)そ「………はっ!」
( ;^^ω)「あれ、僕は一体何を……?」
( ;^^ω)「うーんうーん……」
( ^^ω)「…うぅ、なんにも思い出せたいホマ…」
( ^^ω)「まだ物忘れが激しくなる歳じゃないと思うんでホマが…」
( ^^ω)「………ホマ?」
( ^^ω)「なんだか体が重くなってきたホマ」
( ^^ω)「さっきまで寝ていたのにおかしいでホマねぇ…ふわぁ」
( ^^ω)「まあ、三大欲求の一つには逆らえないホマ……」
( ^^ω)「ホマホマホマ…」
( ^^ω)zzz
-
『………ん』
( ^^ω)zzz
『………ん、くん』
( ^^ω)「むにゃむにゃ……」
『………くん、マー君』
『マー君っ!』
( ^^ω)そ「……はっ!?」
川 ^^ω)「おはよう、マー君!」
( ^^ω)「……あれ?」
( つ^ω)ゴシゴシ
川 ^^ω)「もうマー君ったら、寝惚けてるホメ?」
川 ^^ω)「朝ごはん出来てるから、早く着替えるホメ〜」
パタン
( ^^ω)「……」
( ^^ω)「(……夢、だったホマか?)」
( ^^ω)「ホマ……」モソモソ
-
( ^^ω)「ふわぁあ……」ガチャ
(^^ω)「パパー!」
川 ^^ω)「あ、マー君来たホメね」
川 ^^ω)「コーヒーと紅茶、どっちがいいホメ?」
( ^^ω)「紅茶がいいホマ〜」
川 ^^ω)「分かったホメ!」
( ^^ω)「よっこいしょ…っと」
(*^^ω)「パパ!ホミホミ!」
( ^^ω)「うん、おはようホマ」
(^^ω)「ホミホミー!」
( ^^ω)「今日も元気ホマねぇ…」
川 ^^ω)「…はい、マー君!」コトン
( ^^ω)「ん、ありがとホマ」
川 ^^ω)「よいしょっと」
川 ^^ω)「じゃ、いただきますホメ!」
( ^^ω)「いただきますホマ〜」
(^^ω)「ホミ!」
……
-
〜???〜
( ^^ω)ゴポゴポ…
( ^^)「……うーん、彼から分かる情報はこのぐらいか」
( ^^)「そこそこ、かなぁ…」カタカタ
( ^^)「あとはちょちょいとまとめてー…」カタカタ
( ^^)「………」カタンッ
( ^^)「……は瀬川君、君はさぞかし幸せだったのだろうね」
( ^^)「僕には羨ましいよ」
( ^^)「…ま、その幸せはもう終わりだけれども」
ガチャ
「ただいまー」
( ^^)「…あ、丁度いいところに」
( ^^)「ねえねえ」
( ^^)「『コレ』食べる?」
( ^^ω)
「お、いいのかい?」
( ^^)「OK牧場だよ」
「やったー!」
▼・ェ・▼「じゃ、いただきまーす」
バクッ
-
〜天界〜
( ^ω^)「ふーむ……」
( ^ω^)「(は瀬川からの連絡が数日前から来なくなってしまったお…)」
( ^ω^)「(彼が連絡を怠ることなんてほとんどないはずだお…)」
( ^ω^)「……うむむ、困ったお」
( ^ν^)「おや、どうかなさいました?」
( ^ω^)「…お、ニュッかお」
( ^ω^)「実は……」
( ^ν^)「…ははあ」
( ^ω^)「と言う事なんだお」
( ^ω^)「今人手があんまりいないし、どうしたもんかお…」
( ^ω^)「………」
( ^ν^)「?」
( ^ω^)ピコーン!
( ^ω^)「そうだ!君が下に降りて様子を見てくればいいんだお!」
( ;^ν^)「え、えぇっ!?」
-
( ^ω^)「今下に降りれるのが皆忙しいらしくてお…」
( ^ω^)「丁度いいお、ちょっと見てきてほしいお!」
( ;^ν^)「で、でも俺は元々そう言うのじゃ…」
( ^ω^)「……ボーナス弾むお」
( *^ν^)「やります!」
( ^ω^)「(しめしめ)」
( ^ω^)「じゃあはいコレ」ズイッ
( ^ν^)「なんすかこのバッグ」
( ^ω^)「この中に必要なものは全部入ってるお」
( ^ω^)「ほらほら、いったいった!」グイグイ
( ;^ν^)「あわわ、押さないでくださいよ!」
( ^ν^)「…それじゃ、いってきまーす」ヒュンッ
-
〜小さな公園〜
( ;^ν^)「あいてっ!」ゴツッ
( ^ν^)「いててて……」
( ^ν^)「…ほほう、ここが下の世界…」キョロキョロ
( ^ν^)「カバンの中身は何だろなーっと」ガチャッ
( ^ν^)ガサゴソ
( ^ν^)「………んん?」
( ^ν^)「『クラゲでも分かる魔法少女勧誘書 Ver.03』に『人当たりが良く見える10つの行動』……?」
( ;^ν^)「……これ、なんか違くない?」
-
は瀬川…(´;ω;`)ウッ
魔法少女への勧誘の方が優先度高いのか
-
は瀬川生きてたのかと思ったけど……
-
( ^ν^)ゴソゴソ
( ^ν^)「……とりあえずこんまもんか」
( ^ν^)「本が2冊と、通信器具と、よく分からない謎の装置……」
( ^ν^)「………」
( ^ν^)「とりあえず通信器具使って一旦帰らせてもらうか」ピッピッ
( ^ν^)プルルルル
ガチャ
( ^ω^)『はーい』
( ^ν^)「あ、繋がった」
( ^ω^)『無事にそっちに行けたかお?』
( ^ν^)「はい、特に何もトラブルなく……」
( ^ν^)「……それで、実は……」
( ^ν^)カクカクシカジカ
-
( ^ω^)『ほーん』
( ^ω^)『それ、特に手違いとかそう言うのじゃないお』
( ^ν^)「えっ?」
( ^ω^)『そのバッグの中に変な機械があるおね?』
( ^ν^)「はい、まあ……」
( ^ω^)『それはこの街に存在している魔法少女と、契約を結びに降りてきた奴らを表示する器具なんだお』
( ^ν^)「へえ、そうなんですか?」
( ^ω^)『……でも、まだ試作品だから範囲が狭いんだお』
( ^ω^)『だから、君にはこの街を散策してもらいたいんだお』
( ;^ν^)「はぁ……」
( ;^ν^)「(なんだか面倒臭いぞ)」
( ^ω^)『それを使っては瀬川を探してほしいお』
( ^ω^)『見つけたらまた折り返し連絡してくれお』
( ^ν^)「了解しましたー」
( ^ω^)『……あ、そうそう』
( ^ω^)『魔法少女を1人、契約成立させないと君は帰ってこれないお』
( ^ν^)「………」
( ;^ν^)「………へ?」
-
( ;^ν^)「いやいやいや」
( ;^ν^)「どうしてそうなるんです!?」
( ^ω^)『いや、まあ……ね?』
( ;^ν^)「ね?じゃないですよ!!!」
( ^ω^)『じゃ、そういうことでよろしくお!』
ブチッ
ツーツーツー…
( ^ν^)「………切られた」
( ;^ν^)「ううう、こんな話聞いてないぞ……」
( ;^ν^)「………」
( ^ν^)「……仕方ない、本でも読むか……」ペラッ
ーーー
ーー
ー
-
〜商店街〜
*(‘‘)*「ふーむ……」スタスタ
⌒*リ´・-・リ「……どう?ヘリカルちゃん」
*(‘‘)*「んー……」
*(‘‘)*「ダメダメだね、反応が無さすぎて怖いくらい」
*(;‘‘)*「あたしがあんまし感知出来ないってのもあるけど……」
⌒*リ´・-・リ「そっかぁ……」
⌒*リ´・-・リ「そう言えば今日、パパはどうしたの?」
*(‘‘)*「ん?ああ、デミタスさんならね…」
(´;_ゝ;`)『ふええ……仕事が終わらないよお……』
(´つ_ゝ⊂`)『今日も行けないとか無理みが深い……禿げそう……』
*(‘‘)*「……みたいなこと言ってたよ」
⌒*リ´・-・リ「パパも大変なんだね……」
*(‘‘)*「ま、今日は何も無かったしこのままパーっと遊びに行っちゃいますか!」
⌒*リ´・-・リ「うん、そうしよっか」
*(‘‘)*「さーて、今日はどこに行こうかなー……」スタスタ
( ∵)「………」
ズズッ
-
( ^ν^)ニュッ
面倒事を押しつけられた可哀想な人(?)
は瀬川の捜索と共に魔法少女の勧誘も行う
見た目は真っ白いキツネのような生き物
持ってきたバッグの中身
通信器具…ブーンと連絡が取れる ガラケーのような機械
本…魔法少女勧誘に関しての本 2冊ともそこそこ分厚い
謎の装置…近くに魔法少女・天界の者が居るとモニターが光る スマホのような形をしている
-
おつ
デミタスがんばれ
-
乙
-
⌒*リ;´・-・リ「い、いっぱい買っちゃったね……」ドッサリ
*(‘‘)*「いーのいーの、月に一度のご褒美ってやつ!」
⌒*リ´・-・リ「……もうすっかり暗くなっちゃったね」
*(‘‘)*「そうだね、早く帰ろっか」
⌒*リ´・-・リ「うん」スタスタ
*(‘‘)*「るんるんるーん……」スタスタ
( ∵)
( ∵)「………」シュッ
*(‘‘)*「………!」
*(;‘‘)*「リリ、危ないっ!」ドンッ
⌒*リ´・-・リ「へ?」
-
ザシュッ
-
( ∵)「………」
⌒*リ;´・-・リ「あ……あ……っ」
*(;><)*「ぐ……うっ!」ボタボタボタッ
⌒*リ;´・-・リ「へ、ヘリカルちゃんっ!!!」
⌒*リ;´・-・リ「(お腹に、穴が……っ!)」
*(;><)*「ふっ、は、ぁ……」
*(;><)*「り、リリ、大丈夫……?」
⌒*リ;´・-・リ「わ、私は大丈夫だけど、ヘリカルちゃんが……」
*(;><)*「大丈夫大丈夫、あたし、魔法少女だし……ぐぅっ」ゲホッ
*(;‘‘)*「はあっ、はあっ……」ギリッ
( ∵)「……シッパイ、しテしまっタ」
( ∵)スウッ
*(;‘‘)*「………っ」
⌒*リ;´・-・リ「ヘリカルちゃん、た、立てる……?」
*(;‘‘)*「な、なんとか、ね……」
⌒*リ;´・-・リ「私の家の方が、近いから、そこまで……」
*(;‘‘)*「うん、うん、分かった、頑張る……!」
⌒*リ;´・-・リ「……肩、貸すね」
*(;‘‘)*「あ、ありがと……」スック
-
〜リリの部屋〜
*(;‘‘)*「はーっ、はー……っ」
⌒*リ;´・-・リ「………」
⌒*リ;´・-・リ「(血は止まったけど、身体が……)」
⌒*リ;´・-・リ「へ、ヘリカルちゃん、お水飲む?」
*(;‘‘)*「だ、だいじょぶ、平気平気……」ヒィヒィ
⌒*リ´・-・リ「そっか……」
バタン!
ドタドタドタ……
(;´・_ゝ・`)「リリっ、ヘリカルちゃんっ!」
⌒*リ;´・-・リ「ぱ、パパ……!」
(;´・_ゝ・`)「ヘリカルちゃんの容態は……」
*(;‘‘)*「あ、デミタスさん……」
*(;‘‘)*「あたし、だいじょぶですよ、全然……っ!」
*(;ーー)*「ぅ、げほ……っ」
⌒*リ;´・-・リ「傷が、全然塞がらないの……」
(;´・_ゝ・`)「そうか……うむむ……」
(;´・_ゝ・`)「ここまで深い傷ははじめてだからなぁ……」
-
(´・_ゝ・`)「……とりあえず、此方からも治癒魔法をかけてみる」
(´・_ゝ・`)「そんなに良い方じゃないから、効果は弱めだけど……」
⌒*リ´・-・リ「……うん、分かった」
⌒*リ´・-・リ「私に出来ることとか、ある?」
*(;‘‘)*「はぁ、はぁ……」
*(;‘‘)*「り、リリは、もう夜遅いし、寝たほうが……」
(´・_ゝ・`)「……そうだね、もうこんな時間だ」
(´・_ゝ・`)「今日は、僕の部屋で寝なさい」
⌒*リ´・-・リ「……そっか」
⌒*リ´・-・リ「……じゃあ、おやすみなさい……」
バタン
*(;‘‘)*「………」
*(;><)*「は〜〜〜っ……」
*(;‘‘)*「リリは、あたしに付き合ってくれた、だけ、だしっ」
*(;‘‘)*「リリに、これ以上迷惑かけられないし……っ!」
*(;><)*「……うぅ、痛い、痛いよぉ……」
(´・_ゝ・`)「……そうか、ヘリカルちゃん、よく頑張ったね」
*(;‘‘)*「へへへ、そうでしょ、あたし、正義の味方だしねっ!」
-
〜デミタスの部屋〜
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「……ヘリカルちゃん、本当に大丈夫かなぁ」
⌒*リ´・-・リ「(……私に、出来ること)」
⌒*リ;´・-・リ「……うーん……」
⌒*リ´・-・リ「(普通の人の私に、出来ること、なんて……)」
⌒*リ;´ー-ーリ「……うぅ、思いつかない」
⌒*リ;´・-・リ「………はぁ」
⌒*リ;´・-・リ「ヘリカルちゃん……」
-
「そんなにも、ヘリカルを助けたいのかい?」
⌒*リ;´・-・リ「………っ!」
⌒*リ;´・-・リ「だ、誰っ!?」
「やだなあリリ、僕のことを忘れるなんて……」
( ^^ω)「酷いホマね」フワフワ
⌒*リ;´・-・リ「……ま、マルちゃん!?」
-
どうなってやがる…
-
( ^^ω)「ホマホマホマ、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン、ホマ!」
⌒*リ;´・-・リ「ま、マルちゃん(だっけ……)、今、ヘリカルちゃんが……!」
( ^^ω)「知ってるホマよ」
( ^^ω)「……今、ヘリカルは大変危険な状態ホマ」
⌒*リ;´・-・リ「………」
( ^^ω)「本来の魔法少女の治癒力があっても、傷が塞がるかどうか……」
( ^^ω)「……もしかしたら、一生腹に風穴空けたまんまで、痛みに苦しむのかもしれないホマね」
⌒*リ;´・-・リ「そ、そんな……」
( ^^ω)「……でも、"君の力"なら」
( ^^ω)「どうにかなるホマ」
⌒*リ´・-・リ「私の、力……?」
( ^^ω)「前に言ったホマね、君にはとんでもない素質があるって」
( ^^ω)「その力があれば、あんな怪我なんてちょちょいのちょいホマ!」
⌒*リ´・-・リ「……そう、なの?」
( ^^ω)「……そうホマ、私嘘つかないホマ」
-
( ^^ω)「ねえ、リリ」
( ^^ω)「……君は、魔法少女になって、ヘリカルを助けたいかい?」
⌒*リ´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「……わ、私は……」
-
▽このマルタスニムは瀬川と契約を結んで、魔法少女になりますか?
⒈はい
⒉いいえ
>>143
-
>>143
('(゚∀゚∩「間違えてしまったよ!」
('(゚∀゚∩「 >>145 」
-
2
-
まさかの安価だと
-
ここはいいえで正解だったか……?
乙
-
正解と思われ
-
ヘリカル助けたいけどどう考えても怪しい
は瀬川の一人称は僕だったもんね…?
-
いいえ選んどいてあれだけどはいだった場合の物語が気になってきた
-
*(ーー)*「………」スースー
その日、あたしはよく分からない痛みと熱さ、人の手の温かさの中で
ちょっと昔の夢を見ました
そう、それは、あたしが魔法少女になった時の___
-
〜サイドストーリー・魔法少女ヘリカル爆誕!のようです〜
-
〜通学路〜
⌒*リ´・-・リ「じゃあヘリカルちゃん、また明日」
*(‘‘)*「じゃあねー!」
スタスタ…
*(‘‘)*「ふぅ、明日はお休みか」
*(‘‘)*「映画でも見に行こっかなー……」
*(‘‘)*「………」スタスタ
*(‘‘)*「………」スタスタ
*(‘‘)*「………うん?」
*(;‘‘)*「(あれ、ココこんな道だったっけ?)」
*(‘‘)*
*(‘‘)*「…ま、いっか!」
*(‘‘)*「このまま歩いてたらいつものところに出るでしょ、多分」
*(‘‘)* スタスタ
-
*(‘‘)* スタスタ
*(‘‘)* スタスタ
*(‘‘)*「………」ピタッ
*(;‘‘)*「(歩いても歩いても、先が見えない……)」
*(;‘‘)*「……疲れた、ちょっと休憩」ペタリ
*(‘‘)*「………はぁ」
*(‘‘)*「あ、そうだ、携帯……」ピッ
*(‘‘)*「……圏外?」
*(;‘‘)*「えー、圏外とかありえない……」ゴソゴソ
*(‘‘)*「あーあ、1回戻ってみよっかなあ」
*(‘‘)*「このままじゃ埒が明かないよ」スック
*(‘‘)*「………おいしょ、っと」
*(‘‘)*「よーし、戻るぞー!」
タッタッタ…
-
*(;‘‘)*「はぁ、はぁ……」
*(;‘‘)*「も、もうダメ……」グッタリ
*(‘‘)*「は〜〜〜もうあたし疲れたよパトラッシュ……」
( ∴)「………」スゥッ
*(‘‘)*「……ん?人?」
*(*‘‘)*「……み、見られたかな……」アセアセ
*(‘‘)*「(あたし以外にも誰かいたんだ……)」
*(‘‘)*「おーい、そこの人ー!」タッタッタ
( ∴)「………」
*(‘‘)*「もしかして貴方も、道に迷って……」
( ∴)「………」
*(;‘‘)*「(……って、これ、人じゃない?)」
*(‘‘)*「(でもなんか動いてるし、新しい生き物?)」
*(‘‘)*「あ、あのー……」
( ∴)
((( ∴) ガパァ
*(;‘‘)*「!?」
*(;‘‘)*「(へ、変形した!?)」
*(;‘‘)*「う、うわぁぁぁ!!!」ダッシュ
((( ∴) スタタタタ
-
((( ∴) スタタタタ
*(;‘‘)*「あ、足、速っ!」ゼェゼェ
*(;‘‘)*「(疲れた体にこれはしんどいわぁ……)」
*(;‘‘)*「あ、あそこになら隠れられるかも!」ダッ
*(;‘‘)* ズサーッ
*(;‘‘)*「はぁ、はぁ、はぁ……」
((( ∴)「?」キョロキョロ
*(;‘‘)*「……よし、大丈夫」
*(;‘‘)*「(な、なんなのあいつ……)」
*(;‘‘)*「いきなり襲ってくるなんて、非常識にも程があるってやつじゃん……」
*(;‘‘)*「で、でもどうしよう……このままじゃずっとここで鬼ごっこだし……」
*(‘‘)*「ううう、明日はリリと遊びに行くのに……」
( ^^ω)「そんなお困りの貴方に!」ニュッ
*(;‘‘)*「どひゃあ!?」
( ;^^ω)「しーっ、静かにするホマ!」
*(;‘‘)*「う、うん……ごめん」
-
*(;‘‘)*「ええっと……」
( ^^ω)「僕はマルタスニムは瀬川ホマ!」フヨフヨ
*(‘‘)*「(……変な名前)」
( ^^ω)「今回はどうやらアクシデントに巻きこまれた少女に呼ばれて飛び出てホマママー!ホマ」
( ^^ω)「君、ここから出たくないホマか?」
*(‘‘)*「!」
*(‘‘)*「そ、そんなの出たいに……!」
( ^^ω)「ホマホマ、それなら僕と契約して」
( ^^ω)「『魔法少女』になって、アイツと戦うホマ」
*(‘‘)*「………」
*(;‘‘)*「ま、魔法少女ーっ!?」
( ^^ω)「そうホマ」
*(;‘‘)*「いやいやいや、あたしそんな年じゃないし!」
*(‘‘)*「第一そんなの……」
( ^^ω)「言いたいことは大体なんとなく分かるホマ」
( ^^ω)「でも、そんなこと言っててもアイツは倒せないホマよ?」
*(;‘‘)*「ぐぬぬ……」
*(‘‘)*
*(‘‘)*「………はぁ」
*(‘‘)*「……分かった、契約する」
( *^^ω)「あ、ありがとうホマー!」
*(‘‘)*「まあこのままあんたと話しててもどうにもならないし、ね」
-
( ^^ω)「……それじゃあ、願い事を言ってほしいホマ!」
*(‘‘)*「願い事?」
( ^^ω)「そうホマ!魔法少女になるかわりに、君のお願いを1個だけ叶えてあげるホマ!」
*(‘‘)*「……例えば、不老不死とか?」
( ^^ω)「それはちょっと君には厳しいホマ」
*(#‘‘)*「は?」
( ;^^ω)「お、怒らないで聞いてほしいホマ!」
( ^^ω)「一人一人には『素質』って言うのがあって、その素質次第でどこまで叶えられるかって言うのが決まるホマ」
( ^^ω)「めちゃくちゃ素質がある子は死者蘇生とかも出来るかもしれないホマが……まあそんな子見たことないホマね」
*(‘‘)*「……あたしの素質で叶えられる1番大きそうな願い事は?」
( ;^^ω)「お、大きそうな?ううーん……」
( ^^ω)「君だったら『死にかけの自分の身体を全回復させる』ぐらいホマね」
*(;‘‘)*「……す、すごいの?」
( ^^ω)「標準的な魔法少女を1とするなら、君は1.5〜1.7ぐらいホマね」
( ^^ω)「まあまあすごいホマ!」
*(‘‘)*「(まあまあなのか……)」
(((( ∴)「………!」シュタッ
( ;^^ω)「あ、やばい、気付かれたっぽいホマ」
*(;‘‘)*「え、マジ?」
( ;^^ω)「は、早く決めないと君死んじゃうホマー!!!」
*(;><)*「ええっ!?えーっと、えーっと……」
-
*(‘‘)*「ええっと……そうだ!」
*(‘‘)*「ま、ま、……マルちゃんっ!!!」
( ;^^ω)「ま、マルちゃん!?」
*(‘‘)*「えっと、あたし、『強くなりたい!』」
*(><)*「あの変なのもこてんぱんに出来るくらい強くなりたいっ!」
*(‘‘)*「これでどうよ!」
( ^^ω)「お、OK牧場ホマ!契約は成立ホマよー!」
( ^^ω)「君の魔法は身体強化!武器はツメホマ!」ペカーッ
*(‘‘)*「(な、なんか力がみなぎってくる……!)」
*(‘‘)*「(あとなんかめっちゃ服がごちゃごちゃしてる……!)」
( ^^ω)「さあ、魔法少女ヘリカル!いざデビュー戦ホマよ!」
*(;‘‘)*「な、なんであたしの名前知ってるの!?」
( ;^^ω)「企業秘密ホマ!」
-
*(‘‘)*「よ、よーし……!」
((( ∴)「!」シュルル
*(;‘‘)*「(うわ、なんかよく見てみるとグロい……)」
*(‘‘)*「こ、この魔法少女ヘリカルちゃんが!あんたなんかコテンパンにしてあげるんだから!」
*(;><)*○「え、えーいっ!ヘリカルパンチっ!」ボコッ
((( ∴)「!?」ガスッ
*(‘‘)*「あれ、効いてるっぽい?」
((( ∴) シュルル
*(;‘‘)*「うおっ、なんか伸びて来た!?」
*(><)*「え、えいっ!」シュパッ
((; ∴)「!!!」ブツッ
*(‘‘)*「お、ツメで切れた?」
*(‘‘)*「(このまま押し切れるかな……)」
(( ∴) シュッ
*(>‘)*「うひゃあ!?」
*(‘‘)*「あ、危なかった……」
*(‘‘)*「………よし、ここは一発……」
*(><)*「……いくよ!必殺、ヘリカルアターック!な、なんちゃって……!」シャッ!
(( ;∴)「………っ!」
(\( \∴)\ スパンッ
…;;∴\ サラサラサラ…
*(‘‘)*「はぁ、ふぅ……」
*(‘‘)*「……あれ、勝っちゃった?」
-
*(*‘‘)*「や、やった、勝てちゃった……!」
( *^^ω)「おめでとうホマーっ!」
*(‘‘)*「うわっ!」
( ^^ω)「まあ願い事的に言ったら99%勝つホマけどね……」
*(‘‘)*「あ、景色が……」
( ^^ω)「アイツを倒したから、結界が解けたホマ」
*(‘‘)*「結界?」
( ^^ω)「立ち話もなんだし、続きはヘリカルの家でもいいホマか?」
*(;‘‘)*「えぇ……」
( ^^ω)「素質がない人には僕の姿が見えないから安心してほしいホマ」
*(‘‘)*「そういうことなら…」
( ^^ω)「ほら、カバンホマよ」ズイッ
*(‘‘)*「あ、ありがとう」
*(‘‘)*「えーっと、時計時計……」
*(‘‘)*「……あれ、5分くらいしか経ってない?」
( ^^ω)「ほら、早く行くホマ〜」フヨフヨ
*(‘‘)*「随分と図々しいクラゲ……」ボソッ
( ;^^ω)「く、クラゲじゃないホマ!マルタスニムは瀬川ホマー!」
-
〜サイドストーリー・魔法少女ヘリカル爆誕!のようです〜
おわり
-
*(ーー)* スースー…
*(ーー)*「うーん……」ムニャムニャ
(;´・_ゝ・`)「(やっと寝てくれた…)」
(´・_ゝ・`)「はー……さすがに長時間使うとちょっと体に来るね……」
(´ー_ゝー`)「僕もちょっと寝ようかなぁ…」
(´ー_ゝー`)「ごめんよリリ、ちょっと椅子を借りるよ」
(´ー_ゝー`)「………」
(´ー_ゝー`)zzz
-
安価ではいを選んだ場合のストーリーは本編が完結して後に、書いてほしいとの声がありましたら書こうかなーと思っています
無くても多分書きます
それではまた〜んき
-
乙乙
こういうサイドストーリー嬉しい!
また〜んき
-
おつ
-
乙、ヘリカルなんとかなりそうで良かった
別選択肢もやってくれるならすごく嬉しいので是非!
-
( ;^ν^)「うっうっ……寒い……」ペタペタ
( ;^ν^)「防寒仕様にしとけばよかった……」
( ^ν^)「………ん?」
( ^^ω)フヨフヨ
( ;^ν^)そ「は、は瀬川!?」
( ^ν^)「……あれ、でも」
( ;^ν^)「貰った謎の機械に反応が……ない?」
( ^ν^)「魔法少女の反応はうっすらあるけど……」ピコンピコン
( ;^ν^)「………」
( ^ν^)「……とりあえず追ってみよう、どこに行くか気になるしな」テッテッテッ
( ^^ω)「………」フヨフヨ
-
( ^^ω)フヨフヨ
( ^ν^)テッテッテッ
( ^ν^)「(……は瀬川ってこんな地面スレスレで移動してたか?)」
( ^ν^)テッテッテッ…
( ^^ω)フヨフヨ
( ^ν^)「(魔法少女の反応が近くなっていく……)」
( ^ν^)「(……こんな夜更けに行くもんかねえ)」
( ^^ω)「………」フヨン
( ;^ν^)「(うおっ、浮いた!)」
( ^ν^)「……あそこの家か?」
( ^ν^)「えーっと、ここの屋根を辿って……」ピョンピョン
( ^^ω)「………」カチャ
( ^ν^)「あ、入った」
( ^ν^)「(どうやら近くに魔法少女がいるみたいだな、ここはちょっと様子見を……)」スーッ
-
ーーー
( ^^ω)「……さて、そろそろ答えを聞かせてもらおうか」
( ^^ω)「私と契約して、魔法少女になってかい?」
⌒*リ´・-・リ「……わ、私は……」
⌒*リ´ー - ーリ「………」
⌒*リ´・-・リ「私、貴方とはなれない」
( ^^ω)「……どういうことホマ?」
⌒*リ´・-・リ「だって、貴方、私が知ってる『貴方』じゃない」
( ^^ω)「………」
⌒*リ´・-・リ「姿も声も一緒だけど……」
⌒*リ´・-・リ「マルちゃんは自分のこと、私なんて言わないよ」
( ^^ω)「………」
⌒*リ´・-・リ「………」
( ^^ω)「……ホマ」
( ^^ω)「……ホマホマホマ」
-
( ^^ω)
( ・・ω)「あーあ、バレちゃった」
⌒*リ;´・-・リ「………っ!」
( ・・ω)「やっぱり上手くいかないもんだねぇ」
( ・・ω)「この身体なら、君と契約できるかなーって思ったのに」
⌒*リ;´・-・リ「……あ、貴方は……」
( ・・ω)「こうなったらさ、力づくしかないよね?」
( ・・ω)「そーれっ」
( ・・ω)シュルシュルシュルッ
⌒*リ;´> - <リ「………っ!」
-
「もりもり♡盛岡ウェーブっ!!!」ピューン
( ・・ω)「っ!」
⌒*リ;´> - <リ「………」
⌒*リ;´> -・リ「………?」
(´・_ゝ・`)「大丈夫だったかい?リリ」
⌒*リ;´・-・リ「お、お父さん……?」
(´・_ゝ・`)「いやあ、隣で居眠りしてたんだけどなんかうるさかったから……」
(´・_ゝ・`)「もしかしたら〜って思ったらそのもしかしてだったよ」
( ・・ω)「………」ウネウネ
(;´・_ゝ・`)「……で、あれ何?マルちゃんのクローン?」
⌒*リ;´・-・リ「わ、わかんない……」
⌒*リ´・-・リ「でも、マルちゃんではないよ」
(´・_ゝ・`)「ふーむ、そうかそうか」
(;´・_ゝ・`)「どうしたもんかね……」
( ・・ω)「………」
( ・・ω)「……この身体は、戦闘には不向きなんだよねえ」
( ・・ω)「ここは戦略的撤退、的な?」
シュンッ
(´・_ゝ・`)「消えた……」
⌒*リ´・-・リ「消えちゃったね……」
( ;^ν^)「き、消えた……?」ヒョコッ
-
( ;^ν^)「俺たちの機能に瞬間移動なんてものは……」
( ^ν^)「じゃあやっぱり、あのは瀬川は……」
(´・_ゝ・`)「………」ジーッ
⌒*リ;´・-・リ「………」
⌒*リ´・-・リ「……あ、あの」
( ^ν^)「あっ」
(´・_ゝ・`)「………」
⌒*リ;´・-・リ「………」
⌒*リ;´・-・リ「……ど、どちら様ですか?」
( ^ν^)
( ;^ν^)ダラダラダラ
( ;^ν^)「あ、えと、俺、じゃなくて私は決して怪しいものではなく……」
(´・_ゝ・`)「……さっきのマルちゃんもどきの仲間かなんかか?」
(´・_ゝ・`)「それだったらちょっと聞きたいことがあるんだけど……」カチャッ
( ;^ν^)「あーっ違います!!!違いますから武器を下ろしてください!!!」
( ;^ν^)「お、じゃない私はこういう者で……!」カクカクシカジカ
-
〜???〜
( ・・ω)「ただいま〜」
( ^^)「おかえりなさい」
( ^^)「どうだったかい?」
( ・・ω)「うーん、ダメだったよ」
( ・・ω)「いけると思ったんだけどなー、女の子って怖いね」
( ^^)「そう……」
( ^^)「まあ、仕方ないか」
( ・・ω)「もうこの姿やめていい?」
( ^^)「あ、いいよー」
( ・・ω)「ありがとー」
▼・ェ・▼ ポフン
▼・ェ・▼「ふぅ、やっぱこれだね」
( ^^)「さーて、どうしよっかなぁ……」
( ^^)「大きな手駒が手に入れられないんだったら……」
( ^^)「やっぱり、数かなぁ?」
-
乙
シリアスな場面でもりもり♡盛岡ウェーブはずるいwwww
-
ワロタけどデミタスgj
-
おつおつ
技名に♡を入れるセンス(中年)好きだぜ
全然関係ないけど魔法少女それぞれのイメージカラーとかあれば知りたいな
-
>>177
⌒*リ´・-・リ→ピンク・白
*(‘‘)*→オレンジ
(´・_ゝ・`)→薄い紫
(-_-)→濃い青
⌒*(・∀・)*⌒→黒
みたいな感じです(リリはまだ魔法少女になっていませんが…)
-
>>178
ありがとうごぜえますだ
妄想が捗ります
デミタス紫だったのか…お色気枠じゃねえか
-
チュンチュン…
( ^ν^)「〜〜〜って感じなんすよ」
⌒*リ´ー - ーリ「………」ウトウト
(´ー_ゝー`)「………」コックリコックリ
( ^ν^)「……聞いてました?」
⌒*リ´ー -・リ「……へ?あ、うん、ちゃんと聞いてたよ……」
( ^ν^)「……ほんとですかぁ?」
⌒*リ;´・-・リ「え、ええっと、つまり……」
⌒*リ´・-・リ「あなたはマルちゃんを探しにきたんだけど、多分もうマルちゃんは生きていない」
( ^ν^)「恐らくあいつはは瀬川の皮を被った別の何かかと」
⌒*リ´・-・リ「うん、それでそのことを報告して帰りたいんだよね」
( ^ν^)「はい、そうなんすけど……」
( ^ν^)「は瀬川がいなかった時の穴埋めかどうか知らないんすけど、1人契約成立させないと帰れないんすよ…」
⌒*リ;´・-・リ「……大変なんだね」
( ;^ν^)「連絡手段はあるから報告だけなら出来るんすけどねぇ……」
(´ー_ゝー`) zzz
-
⌒*リ´・-・リ「……あ、なら私があなたと契約すれば……」
( *^ν^)「え、いいんすか!?」
⌒*リ´・-・リ「うん、ヘリカルちゃんの怪我を治せるなら……」
( ^ν^)「貴方様の素質ならほぼなんでも治せちゃいますよ!」
( *^ν^)「(やったー!こんなに早く家に帰れるとは……!)」
( ^ν^)「ではではこちらの契約書にサインを……」
(´・_ゝ・`)「ヘリカルちゃんの怪我ならもう治ってると思うけど」パッチリ
⌒*リ´・-・リ「あ、パパ起きてたの?」
( ;^ν^)「へっ!?」
(´・_ゝ・`)「今の時間ならもう治ってるんじゃないかなー」
⌒*リ;´・-・リ「ほ、本当?」
(´・_ゝ・`)「リアリーリアリー、パパ嘘つかないよ」
-
〜リリの部屋〜
*(‘‘)*「あ、デミタスさん!」
*(‘‘)*「それにリリも!」
⌒*リ*´・-・リ「ヘリカルちゃん!」
⌒*リ;´・-・リ「だ、大丈夫?まだ痛むところとか…」
*(‘‘)*「平気平気!超元気!」
*(*‘‘)*「元気モリモリあつしだよ!」
⌒*リ´・-・リ「よ、よかったぁ……」
*(*‘‘)*「デミタスさんも、夜通し看病してくれてありがとうございます!」
(*´・_ゝ・`)「いえいえそんな…」テレテレ
⌒*リ*´・-・リ*(><* )* キャッキャッ
( ;^ν^)「(な、なんてこった!これじゃあ彼女が契約してくれないじゃないか!)」
( ;^ν^)「(うう、もう少しお別れだよ、僕のマイホーム…)」
( ^ν^)「……ん?」
( ^ν^)「(……あの傷の塞がり方、普通の魔法少女の治癒能力じゃありえないはずなんだけど……)」
(*´・_ゝ・`) テレテレ
( ^ν^)「(……でもあの人、治癒系の魔法少女ではないっぽいよな)」
( ;^ν^)「うーん……?」
-
「じゃあ、また今度ね、なおるよさん」
('(゚∀゚∩「……」
「来週もここで、ね?」
('(゚∀゚∩「……うん、分かったよ」
('(゚∀゚∩「じゃあ……」スタスタ
「………」
('(゚∀゚∩「……はぁ」
('(゚∀゚;∩「このままじゃ、ずっと繰り返しだ……」
('(゚∀゚;∩「妻と息子に合わせる顔がない……」
('(゚∀゚;∩「ああ、どうしよう、このままじゃ、このままじゃ……」
('(゚∀゚;∩「どうにかして、この状況を……」ブツブツ
-
「やあやあそこのおじさん、お困りのようで?」
('(゚∀゚;∩「……っ!?」
('(゚∀゚;∩「だ、誰だっ!?」
-
⌒*(・∀・)*⌒「こんばんはっ☆」ヒョコッ
('(゚∀゚;∩「お、女の子……?」
('(゚∀゚∩「ダメだよ、こんな時間に外に居ちゃ……」
⌒*(・∀・)*⌒「そんなことよりおじさん、困ってるんでしょ?」
('(゚∀゚∩「……聞いてたのかい?」
⌒*(・∀・)*⌒「……私が、なんとかしてあげよっか?」
('(゚∀゚∩「……」
⌒*(・∀・)*⌒「…あ、冗談だと思ったでしょ?」
⌒*(・∀・)*⌒「照美ちゃん、嘘つかないよ☆」
⌒*(・∀・)*⌒「もし嘘だと思うなら、私についてきてよ☆」スタスタ…
('(゚∀゚;∩「あ、ちょっと……」
('(ー∀ー;∩「………」
('(ー∀ー;∩
('(゚∀゚;∩
ダッ……
-
うわああ不穏だよぉ
-
なおるよさんめちゃくちゃ不幸続きだな
-
メンチカツあきこ
-
打ち切りが受け入れ難いくらい好きなので残念
いつかまた筆が乗ったら続きをお願いします
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