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【死なない】( ^ω^)武雲系学園フラットのようです【死に戻り】
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▽ 元ネタ ▽
フリーゲーム 『風雲相討学園フラット』
▽ 過去ログ ▽
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o川*゚ー゚)o やぁ、こんばんは。この作品は上記の作品を元にしたものになってるよ
o川*゚ー゚)o なってるんだって。ほんとだって。なってるんだって!!!!!!!
o川*゚ー゚)o また、今作品は安価が多めの作品になってるよ
o川*゚ー゚)o なので、ながらになるし投下速度も遅いよ
o川*゚ー゚)o あと、あんまり安価やったことないから、試行錯誤しながらやってくつもりだよ
o川*゚ー゚)o 他にも色々と試行錯誤しながらやってくから、拙い所があったら教えてほしいな
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o川*゚ー゚)o ちょっとした進行説明だよ
o川*゚ー゚)o 1週間以内に、内藤君は2-Eの誰かとキズナを結ばないと死ぬよ
o川*゚ー゚)o みんなはどんどん2-Eの皆と関わって、キズナを結んでね
o川*゚ー゚)o 次に、安価についてだよ
o川*゚ー゚)o 安価は行動安価がまずあるよ
o川*゚ー゚)o 例えば
1.商店街へ行く
2.学校へ行く
3.家へ帰る
o川*゚ー゚)o などだよ。この場合、1〜3の数字を選んでね
-
o川*゚ー゚)o 次に、判定安価だよ
o川*゚ー゚)o これは主に100までの好きな数字を言ってもらうよ
o川*゚ー゚)o そしてその数字プラス、トリップに仕掛けられた数字を合算して判定するよ
o川*゚ー゚)o 例えば、指定安価先が>>100だとして、>>100が「 30 」と指定するよ
o川*゚ー゚)o そしてトリップキーが#Naitou71だとする
o川*゚ー゚)o 30+71=(1)01で、結果は『1』だよ。百の位は捨てて判定するよ
o川*゚ー゚)o そして、運で判定していれば、運のステータスが『52』なので、合計値が『52』以下であれば
o川*゚ー゚)o 成功、という事だよ
o川*゚ー゚)o そしてこの場合、『1』なのでクリティカルだよ。普通の成功時よりも良い結果になるよ
o川*゚ー゚)o 逆に『100』はファンブル。最悪の結果になるよ
-
o川*゚ー゚)o そして状況安価だよ
o川*゚ー゚)o 内藤君に状況を聞いて、その情報から何か案を出すスタイルだよ
o川*゚ー゚)o 例えば「Q.君は足が速い?速いなら逃げ切れそう?」「A.速い。余裕で逃げれる」
o川*゚ー゚)o その後、それらの情報を踏まえて案を出してもらうよ。予想込みの案でもいいよ。
o川*゚ー゚)o 案:「君は速いので逃げれるようだ。でも万全を期して、持ち物の教科書を投げつけてから逃げよう」
o川*゚ー゚)o いくつか案が出たらきゅーちゃんが成功率や得点などを付けてまとめるよ。
o川*゚ー゚)o それらを加味して、どの案を採用するか安価を取るよ
o川*゚ー゚)o その後、成功を判定する安価をやるよ
o川*゚ー゚)o ちょっと分かりにくいかもしれないけど、物は試しで軽い気持ちでやってみてほしいな
-
o川*゚ー゚)o そして今日の投下はここまで
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o 明日は22:00からはじめるよ
o川*゚ー゚)o よろしくね
o川*゚ー゚)o 投下が中止になったらまたアナウンスするね
o川*゚ー゚)o では、お疲れ様でした
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乙!
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1000取ってスマンカッタ何も考えて無かった
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おつ
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研究室1に行ったら渡辺ちゃんに会えるんだな!
渡辺ちゃんに会いたい……
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,,,, -ー ;.;-;.;ー;;ッ>、、
/:.;-;.:.:.:.:i`゙-‐´ `゙'ヽ、
,r":.:.;′ `、;″ __,,,.... +ー- .,,,
. / ゙‐'′オムライス, ´ `i
/ ,,...-‐"´ _ノ 前スレの>>975さん。他の方が言うように内藤君が発動してました
i ,r '゙~ ,x-ー '' ''' ー- x,,___,ノ' 分かりにくくて申し訳ない……
,/ ./ } 、\ノ
x'´ / ,, /i |`ヾ、 , ヽヘ
. { _.,--| ノノ ノノ ´″ヘ トj、 それと>>1000取りは全然大丈夫ですよ
゙'ー------ ゝ、,_ \ iイ ,,-=、 '⌒ ∨ノ ヘ >>1000なら○○系だったら、出来る限りのことはしようと思ってましたし
ヽ_/∨|´,, ,, '' '' }
/〈__/乂 '⌒) ノ、 気軽にレスした方が楽しいですしね。こっちもそれになるべく応えますよ
\ \ \ ,, イ _彡 仮に安価を踏んでも下にずらせば良いだけですからね
/ヽ,入彡\ '>=゙゙´ヽ |/ノ
__`>__〉 \ 〉--ー゙゙ヽ`く_ この作品はみんなで楽しくをなるべく大事にしたいので、
i'´/´~ i / ,ィ ノ`乂 どんどん書き込んで欲しいくらいですし
`´ i'" 〈
_,,,ラノ__ |
└ー// `7 (|、
〈,_/ `''''′ |ソ それでは、皆さんおやすみなさい
i´`i...-ヘ,__ __,,|
|. 〈,,,,,,--′`゙゙゙゙i゙´ |
ヽ,__丿 | |
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,-| .,r-x,
ヽ " )
` '''"゛
-
o川*゚ー゚)o
-
o川*゚ー゚)o 15分ほど待ってね
-
待機
-
(; ^ω^)「な、なんで高岡さんがここに!? 」
椅子に座り、髪を垂らして項垂れているがアレは高岡さんだ。
薄暗い部屋の中を、僕は足元に気をつけながら進んでいく。
川 ゚ -゚)「内藤君、待つんだ」
部屋の外からクーさんが声をかける。
その声に振り向きつつも、僕は足を止めることは無かった。
(; ^ω^)「え、いや、だって高岡さんが」
そうして、高岡さんの目の前までたどり着く。
しかし、高岡さんは項垂れたまま何の反応も示さない。
-
(; ^ω^)「高岡さん?」
依然として無反応の高岡さんに、僕はそっと肩に触れた。
瞬間、僕は思わずその手を元に戻す。
(; ゚ω゚)「っ!? 」
あまりにも冷たく、硬く、そこに”高岡さん”を感じられなかったからだ。
まるで高岡さんの形をした”物”に触れたような感覚だ。
心臓がバクバクと跳ねる。
しかし、確認せずにはいられなかった。
(; ゚ω゚)「……」
入り口から、クーさんが向かってくる。
待つんだと、そう言っている。
しかし、僕の手は、心は、意識は。
(; ゚ω゚)「高岡さん?」
高岡さんの、垂れた前髪を上げた。
-
(; ゚ω゚)「なんだお、これ」
从。々从
かしゃん、と音を立ててその首が転がり落ちた。
-
(; ゚ω゚)「……」
从。々从
外れた首からは、幾つもの配線が剥き出しになっている。
ごとん、とその顔からは目玉が外れた。
バチバチと音がするのは、その鉄くさい体の中からだった。
ゴポリ、と間接の隙間からオイルだろうか、黒い液体が流れ出た。
(; ゚ω゚)「ロボット……?」
それはまるで、ロボットだった。
というか、ロボットとしか形容できなかった。
川 ゚ -゚)「人の気配は……やはり無いな」
遅れて入ってきたクーさんが呟く。
迂闊に近づいてはダメだろう、と言いながら高岡さんの形をしていたものを眺めていた。
-
しえんぬ
-
(; ^ω^)「ク、クーさん。これは……」
川 ゚ -゚)「分からない。が、やはりロボット……なのだろう」
川 ゚ -゚)「辺りに同じような物があった」
そういってクーさんがひょいと僕に何かを投げてきた。
(; ^ω^)「わっ! 」
それは人の頭を模した、作りかけの機械だった。
ハイテクな頭蓋骨、とでも言えば良いのだろうか。
川 ゚ -゚)「随分乱雑に放り捨てられてるな」
(; ^ω^)「……?」
クーさんに言われて、もう一度辺りを見渡す。
目が慣れたのか、何があるのかここでようやく分かった。
-
そこらにあったのは腕。足。顔。体。手。髪。目。指。
”体のパーツ”が、投げ捨てられていた。
(; ^ω^)「なん、だおこれは……」
川 ゚ -゚)「ふむ。これは渡辺さんかな」
クーさんが手にしていたのは、ショートカットの頭部だった。
何だか見てはいけないような、見たくないような気持ちから、僕は目を離す。
_,
(; ^ω^)「……ここは一体、何なんだお」
つ
川 ゚ -゚)「見当がつかないな。ただ、まぁ薄々とは感じていたが」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「この施設は大変まずい。ということは分かった」
(; ^ω^)「で、ですおね」
川 ゚ー゚)「ふふ、内藤君が追いかけたその白衣の人物。気になるな」
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
ここはどうやらロボットの部屋、らしい。というか、そう呼んでおこう。
あの緑の光を放つ椅子は何のか分からないが、それ以外はロボットの部品────
作りかけのパーツが散乱している。
_,
(; -ω^)「んー……」
つ
1.とりあえず部屋を調べる(判定あり:器用)
2.部屋を出る
3.他に案があればどうぞ
>>23
-
ksk
-
1
-
o川*゚ー゚)o 器用判定
o川*゚ー゚)o 14+5+12=31以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を>>26
o川*゚ー゚)o スキルの使用の有無も併せて
-
38
-
19
-
o川*゚ー゚)o 19で判定把握
o川*゚ー゚)o というところで、今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回も22:00開始。判定後からスタート
o川*゚ー゚)o お疲れ様でした!
-
乙
-
おつんこ
-
o川*゚ー゚)o よし
o川*゚ー゚)o 始めよう
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o 点呼開始!
-
o川*゚ー゚)o 1!
o川*゚ー゚)o 2!
o川*゚ー゚)o 3!
o川*゚ー゚)o 456789!
o川*゚ー゚)o 総勢9名きゅーちゃんのみ散陣!
-
んあ?
-
きゅうりのきゅうちゃん
-
( ^ω^)「とりあえず、この部屋を調べてみようお」
川 ゚ -゚)「ふむ、分かった」
(; ^ω^)「薄暗いけど、電気は流石につけないお」
椅子状の機械からの緑色の光を頼りに、辺りを調べる。
目は多少慣れたがそれでも薄暗いのは薄暗いのだ。
(; ^ω^)「これは……ゴミか」
( ^ω^)「これも……ゴミか」
見つけるのは良く分からないパーツやゴミだった。
というか部屋自体が凄く散らかっていて汚い。
-
じゃあ俺は3人目のキューちゃんを貰おう
-
( ^ω^)「クーさん、何か見つけたかお?」
川 ゚ -゚)「いや……何なのか良く分からない機械ばかりだ」
(; ^ω^)「わかったおー」
どうやらクーさんも僕と同じく成果は無いようだ。
壁沿いに何か無いかと思い、調べてみるが特に何も無かった。
しかし、一通り探すことで、薄暗かった部屋の全体を少し把握することが出来た。
どうやらこの部屋は5角形の形をしていて、入り口から真っ直ぐ突き進んだ所が丁度天辺の角に当たる。
そしてそこは、あの椅子状の機械がある所だ。
壁沿いには他に機械も本棚も見当たらない。
そして薄暗い部屋の中に無造作に機械類やゴミ、紙の束が散らかっているようだ。
(; ^ω^)「うーん、やっぱり特に何も無いみたいだお」
つ
-
o川*゚ー゚)o #否定者58
o川*゚ー゚)o 19+58=77
o川*゚ー゚)o 31以上なので失敗
-
_,
(; -ω-)「んー……」
つ
このままここにいても、これ以上進展は無いようだ。
しかしあのからくり扉越しに聞いた話だと、”大事なものがある”らしいのだが……
(; -ω^)「あの椅子に座ってた高岡さんっぽいロボットの事だったのかお?」
だとすれば、それは僕が壊してしまった。
いや、壊してしまったというか、軽く触っただけで壊れてしまったのだが……
ふ、不可抗力だから仕方ないのだ。
( ^ω^)「……ん?」
1.これは?
2.おおっと?
3.なんと?
4.ややっ?
>>40
-
kskst
-
4
-
o川*゚ー゚)o #1紙2箱3紙4箱
-
( ^ω^)「なんだお?」
何かがポケットの中で震えている。
一体何が?と思いポケットをまさぐり、気づく。
(; ^ω^)「あっ」
震えていたのはあの”箱”だった。
しかしこれ、なにをどうしたら良いんだ?
箱を持つ手と反対の手が忙しなく動く。
人差し指が弧を描く。頭もぐるぐる回る。
(; ^ω^)「おぉ……」
そうして人差し指が何度目かの弧を描いたとき、箱から都村さんが飛び出した。
(゚、゚トソン「よっと」
-
いや、正確には立体映像なのだが、とにかく都村さんが飛び出したのだ。
都村さんは辺りをキョロキョロと見回した後、咳払いを一つした。
(゚、゚トソン「……ここどこ?」
_,
(; -ω-)「えーっと……」
川 ゚ -゚)「む?どうした内藤君」
立体映像の都村さんに気づいたクーさんが寄ってくる。
そんなクーさんに気づいた都村さんがペコリと頭を下げ、クーさんもペコリと頭を下げた。
” (゚、゚トソン ペコ
川 ゚ -゚)” ペコ
( ^ω^)(頭下げてる場合じゃないお)
そう、僕は思ったが口にはしなかった。
-
おお!
-
(゚、゚トソン「それで、ここは……?」
川 ゚ -゚)「内藤君、これは……?」
( ^ω^)「まっておちついて」
二人の疑問の声が重なる。
すぐに答えたい所だったが、あいにく僕の頭は良くは無い。
一つ一つ、順序だてて僕は2人に説明をした。
-
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「─────と、言うわけなんだお」
つ
(゚、゚トソン「あぁぁぁぁぁぁ……」
川 ゚ -゚)「これが内藤君の言っていた……」
立体映像の都村さんは頭を抑え、クーさんは顎に手を当てる。
話していくうちに納得の表情を浮かべていったのはクーさん。
しかし対照的に、都村さんの顔は青ざめていったが。
(; ^ω^)「ど、どうしたんだお?」
(゚、゚;トソン「まさかここに忍び込んでるとは……」
-
o川*゚ー゚)o ちょっと15分ほど休憩
-
うひひ
-
(゚、゚;トソン「ツンはまだ見つけてないんだね?」
(; ^ω^)「う、うん」
(゚、゚;トソン「ならここを出て……いや、ツンはきっと……ならこのまま……?」
ぽつりぽつりと考える都村さん。
なにやら僕が考えている以上に、この状況は不味いのかもしれない。
川 ゚ -゚)「ふむ。ひとまず、都村さんの知りえる情報を教えてくれないか?」
(゚、゚トソン「えっ?あ、あぁ。うん、そうだね」
(゚、゚トソン「といっても、何から話せば良いのか……」
( ^ω^)「……」
つ
1.ここについて
2.ツンさんについて
3.他に何かあれば
>>49-52の中から多いものを
-
ん〜
1で。
-
o川*゚ー゚)o ちょっと安価の方法変えないとね
o川*゚ー゚)o というわけで今日はここまでにします
-
2
-
おつー
人少ない時はしょうがないね
-
o川*゚ー゚)o ほあ、申し訳ないです
o川*゚ー゚)o ひとまずこの安価は続けるので、とりあえず5票はカウントしますね
o川*゚ー゚)o 何かいい感じの安価ないものか
-
1
-
1かな
乙です
-
もう勝敗はついているけど2
ツン気になる
-
番号指定じゃなくて、↓幾つみたいな形式でいいんじゃないの
-
すまん寝落ちしてた
-
お前ら状況整理たのむ
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うむ、俺には複雑すぎて何が起こってるのか前スレ辺りから全くわからないんだ
頼んだ
-
o川*゚ー゚)o なるほど、ちょっと今回から↓幾つという形式でやってみるね
o川;゚ー゚)o あと複雑というか、状況が上手く伝わってなかったんですね……
o川;゚ー゚)o これは申し訳ないよ。もしかして皆さんそんな感じなのかな
-
俺はある程度理解していてるつもりである
-
理解してるつもりではいる
合ってる保証は無い
-
何度も巻き戻りが起きてるから時系列が解りづらいかね
ブーンの記憶状態と一致しなくなってきてるしね
-
一応確認したいところがあるのだが、たぶん学校が爆発した件って1周目(可能性が変わる前)の序盤辺りだったから今いる時間軸もその辺りであってます?
-
o川*゚ー゚)o ちょっと時系列というか、流れを少しまとめるね
o川*゚ー゚)o ここってどうなったの?みたいな質問も一緒に答えるね
o川*゚ー゚)o 意図して残してる疑問以外はなるべく答えるね
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キューちゃんありがとう
じゃあ質問で…
今は何日目? あと今内藤くんは何と把握してる?(ツンと会ってる、会ってない、今の目的etc)
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o川*゚ー゚)o ざっと1スレ目からのまとめ
1日目
( ^ω^) 転入してきたお! みんなよろしく!
2日目 その1
( ^ω^) 学校が壊れたから休みだお! え!? まって何か死にそう! 死んだ!
2日目 その2
( ^ω^) 何か変な子にキズナ結べって言われた……生き返った……ループしてる……
( ^ω^) あと渡辺さんが暗殺者で殺されそうだった……
3日目
( ^ω^) 何か変な空間に入ったけど渡辺さんに助けてもらったお
4日目
( ^ω^) 学校で化け物に襲われるけどモララー先生と都村さんが助けてくれたお
5日目
( ^ω^) 渡辺さんと殺しあってキズナ結んだお!
6日目
( ^ω^) 高岡さんと廃ビルでキズナ結んだお!
-
7日目
( ^ω^) 地震があって変な世界にまた入って高岡さんと渡辺さんに助けてもらったけど全部忘れたお
8日目
( ^ω^) クーさんやばいお。あと変な世界にまた入ったお。7日目のことを思い出したお
( ^ω^) 違うお。何度も何度も僕はやり直していたんだお
( ^ω^) みんなを絶対助けるお
【可能性の模索】
2-1日目
( ^ω^) 何かクーさんが転入生としてやってきたお。1日目の僕と立場が入れ替わってるお
( ^ω^) あれ、こんなこと記憶にないお?まぁ記憶もおぼろげではあるけど
( ^ω^) クーさんに僕の知る限りのこと”全て話した”お。信じてもらえたお!
( ^ω^) 学校に忍び込むお
2-2日目
( ^ω^) 夜に学校に忍び込んだお
( ^ω^) 白衣の人を追い詰めたけど逃げられたお。別行動してたクーさんと合流したお
( ^ω^) あれ、渡辺さんたちがいない……?
( ^ω^) 何かツンさんを探すことになったお!
-
( ^ω^) そして現在。僕達は白衣の人……ハローさんの後を追って謎の施設に迷い込んだお
( ^ω^) 目的は変わらず、
①ツンさんを探すこと
②渡辺さんたちがどこに行っちゃったのか探すこと
( ^ω^) ひとまず、今はそんな感じ! だお! 多分!
-
あざっす!
-
今、内藤君が把握してるいなくなった人たちって誰だっけ?
-
o川*゚ー゚)o 内藤君の記憶に関して
o川*゚ー゚)o おぼろげだけど、記憶は全て戻ったよ
o川*゚ー゚)o 何度も繰り返していること。何度も死んだこと。何度もみんなと過ごしたこと
o川*゚ー゚)o ”おぼろげ”ながらも、覚えてるよ
o川*゚ー゚)o だけど、今回の”クーさんが転入生で、自分が既にクラスの一員”っていうのは
o川*゚ー゚)o 今までの記憶にはないみたい。だからクーさんと一緒にみんなとキズナを結ぶ為に頑張ってるよ
o川*゚ー゚)o ちなみに1スレ目からのことは完全に覚えてるよ
-
>>74
覚えてるのか!良かった
-
o川*゚ー゚)o 学校が爆破された時期は全く同じだよ
o川*゚ー゚)o 爆破は必ずこの時期だよ。あれ、これ内藤君言ってなかったっけ?まぁいいか
o川*゚ー゚)o なので今はみんなが言うところの、一周目の2日目にあたるね
o川*゚ー゚)o 一周目と大分動きが変わってるのは可能性の模索を選択したからだよ
-
じゃあ、可能性云々の選択肢はどっちを選んだにしろ1日目に巻き戻る事は確定されてたわけかー
-
o川*゚ー゚)o 現在内藤君がいなくなってると認識してるのは、
o川*゚ー゚)o しぃ先生。都村さん。渡辺さんだよ。
o川*゚ー゚)o ギコ君とは会ってるから、特に何も思ってないよ
o川*゚ー゚)o ドクオ君、高岡さん、ツンさんにはまだ会えて無いから全く分かってないよ
o川*゚ー゚)o え?ツンさんには会っただろって?
o川*゚ー゚)o ”会ってない”よ
o川*゚ー゚)o あ、それとしぃ先生と都村さん、渡辺さんが消えた理由も分かってないよ
o川*゚ー゚)o 今分かってるのは、その”3人が消えたこと”と、”都村さんがツンさんを助けてって言ってる”
o川*゚ー゚)o この二つだよ
-
o川*゚ー゚)o まぁこれを言って良いのかちょっと分からないけど、
o川*゚ー゚)o 1日目に戻るのは確定だよ
o川*゚ー゚)o というのも、願望機が使われたからだね
o川*゚ー゚)o この段階で条件を満たしてないと”戻る”よ
o川*゚ー゚)o 1日前じゃなく、始まりの日の1日目に戻るよ
-
o川*゚ー゚)o 他に質問はあるかな?
o川;゚ー゚)o 恥ずかしながら、正直きゅーちゃんも間違えてる可能性も大いにあるので……
o川*゚ー゚)o とりあえず、恐らく今みんなが感じている、もやもや感はそのうち晴れる……はず、うん
o川*゚ー゚)o 申し訳ないけど、今日は投下なしでみんなの疑問質問なんかに全力で答えていくつもりだよ
o川*゚ー゚)o よろしくね
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応答感謝
-
ありがとう、ツンに会った所が混乱してたんだ。会った可能性が消されたってことね
-
今は伏線張りまくってる状態な感じだしな
じれったいけどそれだけ解けた時が楽しいし俺は信じてついていくぞ
-
キューちゃんありがとうね。
後、ついでに今の内藤君の持ち物ってどんな感じだっけ?
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o川*゚ー゚)o ツンさんの所は確かに分かりにくかったね。申し訳ないよ
o川*゚ー゚)o クーさんとツンさん出会う→神社で内藤君と合流──────
o川*゚ー゚)o と、なっていたんだけど
o川*゚ー゚)o 何故か、クーさんが神社で内藤君と合流した、ということになってるんだよね
o川*゚ー゚)o この辺りはまた話の中でも触れていく予定だから、今はこの認識でいてくれると分かりやすいかな
-
o川*゚ー゚)o 内藤君の持ち物……
o川;゚ー゚)o これに関してはきゅーちゃんもどうしようかと悩んでいたんだよね
o川*゚ー゚)o 一応、あの夜の学校から荷物は変わってないということにするね
o川*゚ー゚)o 鞄にパンパンに詰め込んでるんだよ
o川*゚ー゚)o あ、おにぎりは食べたよ
o川*゚ー゚)o ということで、
-
( ^ω^):内藤ホライゾン
▽ 能力 ▽
運動神経(55) 普通だぞ
記憶力(62) 割と良いぞ
器用(14) 凄く悪いぞ
運(52) 普通だぞ
▽ スキル ▽
主人公の資質(番外) … たまに勝手に動くぞ。判定時、+5の補正
口先の魔術師 … たたみかけモードを発動するぞ。話術を使う場面に限り、+10の補正
常識フィルター(偽) … 多分、常識的。恐らく
不屈の根性 … そのしぶとさは異常。もはや異能生存体。1日3回の振りなおし
危険察知 Ver.EX … 何度も死んだ経験。既知の脅威から身を守り、既知の脅威を予知出来る。(パッシブ)
意地 … 絶対に助ける。何度も願った思い。同行者が居る場合、全ての判定に+12の補正(パッシブ)
嘘看破 … 判定成功時、相手の嘘が何となく分かる。(パッシブ)
死に損ない … 何度でも繰り返す。わずかに残った記憶から、最善の行動が取れる(パッシブ)
運命のコイントス … 運命を捻じ曲げる。即死確定時、トリップに仕込まれた1〜10の数字を予想する。成功した場合、判定をクリティカルに捻じ曲げる(1日1回)
俊足 … 運動神経の判定時、+10の補正。(1日2回)
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
キュートな呪い … 一週間以内にキズナを結ばないと死ぬぞ。死んでも死に戻るぞ
▽ キズナ ▽
渡辺さん …
高岡さん …
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
野球ボール … コントロールは……
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
o川*゚ー゚)o こんな感じかな?
o川*゚ー゚)o あ、折りたたみ傘は流石に壊れたよ
-
お〜ありがとうキューちゃん。
丁寧な返答サンクス
-
とりあえず施設の探索かな?
-
今って一日○回系の技能ってそれぞれどんぐらい残ってるっけ
-
o川*゚ー゚)o 21:00ごろ開始!
o川*゚ー゚)o スキル回数は多分まだ全部残ってるかな(後で確認するね)
-
おっ
-
( -ω^)「んー……」
つ
( ^ω^)「それじゃあ、ここについて教えて欲しいお」
つ
(゚、゚トソン「ここ……正直、私も良く分からないんだけど」
(゚、゚トソン「少なくとも、私たちはこの場所に”閉じ込められてるの”」
(゚、゚;トソン「だから正直、なんで内藤君たちがここに……?」
(゚、゚;トソン「っていう気持ちなんだけど、まさか偶然とは……」
( ^ω^)「ん?」
あれ、ちょっと待って。
閉じ込められている?
川 ゚ -゚)「待ってくれ、閉じ込められているとはどういうことだ?」
-
(゚、゚トソン「え?」
川 ゚ -゚)「え?」
( ^ω^)「え?」
(゚、゚トソン「閉じ込められてるよ?みんな」
ちょ、ちょっと待って。
ちょっと待って。
落ち着こう。
落ち着いて。
んー?
待って。
待って待って。
つまり?
え?
閉じ込められてるの?
( ^ω^)「みんな?」
(゚、゚トソン「うん」
-
( ^ω^)「みんなというと?」
(゚、゚トソン「しぃ先生と渡辺さん」
( ^ω^)「なんで?」
(゚、゚トソン「え、捕まっちゃったから」
( ^ω^)「なるほど、なるほど……」
わかった。
つまりどういうことか分からない。
と、いう事が分かった。
(; ´ω`)「な、何で捕まっちゃったんだお……」
川 ゚ -゚)「……ふむ。捕まった理由は置いておくが、つまりは、だ」
つ
川 ゚ -゚)「助け出せばいいんだろう?」
-
(゚、゚トソン「うん……そうだね」
( ^ω^)「?」
なんだろう。
何だか変な間があったような気がするけど……
(; ^ω^)「え、えっと。それじゃ、助け出すのは良いけどどこにいるんだお?」
(゚、゚トソン「地下、だと思う」
(; ^ω^)「地下……」
(; ^ω^)(ここも地下なんだけど……)
地下にいる。
そうは言うが、今ここにいる場所も地下といえば地下だ。
更に下に続く階段もあったが……
地下、という情報だけでは流石に見つけられる自信がない。
というか、その前に僕達は果たして”助け出す”ことが出来るのか?
-
(^ω^ ;)彡
ちらり、と隣にいるクーさんを見る。
川 ゚ -゚)’
その視線に、クーさんが気づく。
川 ゚ー゚)「出来るさ」
そして、笑いながら答えた。
川 ゚ー゚)「君なら出来る。私はそう信じてる」
なんとも無茶な答えが返ってきた。
-
俺も信じてるぞ
-
(; -ω-)「クーさん、そうは言うけど『地下』っていう情報だけじゃ」
つ
(゚、゚トソン「ちょっと待ってね。今調べるから」
(; -ω^)「うん、流石に調べてもらわないと」
(; -ω^)
( ^ω^)「調べる?」
(゚、゚トソン「んー……」
立体映像の都村さんが、腕を組んだままフリーズする。
直後、その映像にノイズが走り出す。
しかし都村さんの声だけは聞こえる。
その声から察するに、何かの作業をしているようだ。
時折、カチャカチャと何かを叩くような、弄っているような音が混ざる。
(; ^ω^)「何が起きてるんだお?」
川 ゚ -゚)「さぁ……」
-
( ^ω^)「……」
そしてそのままの状態がしばらく続く。
変わらず、立体映像はフリーズしノイズが走っている。
そこでふと、外が気になり視線を向けた。
( ^ω^)「……誰もいないおね?」
人の気配は無い。
が、しかし何か気になる。
(; -ω^)「?」
ID:vwq0a65U0
-
生き残れよ
-
クーさんいるしいけるいける
-
(; ^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)「どうかしたか?」
(; ^ω^)「え、いや……」
_,
(; -ω-)「なんでも……ない、お」
つ
気のせいだろうか。
誰かに、信じてると言われたような気がした。
不思議だけど、何だか懐かしさを覚えた。
( ^ω^)(この感じ、前にもあった……)
これは確か、あのキュートという人と会ったときに……
-
内藤君がこっちを感じれるようになってきたのかな。
-
なるほもまぁ頑張れ内藤
-
(゚、゚;トソン「分かった!!! 」
( ^ω^)「お!? 」
先ほどまでフリーズしていた映像が、万歳をしている映像に切り替わる。
ノイズは走っておらず、鼻をふふんと鳴らす都村さんの顔がしっかりと分かった。
(゚、゚トソン「ここは地下25階まである施設。一応、真上……地上は貸しビルが建ってるみたい」
(゚、゚トソン「で、私たちがいるのは地下10階。内藤君たちは今3階にいるね」
(; ^ω^)「お、おぉ!! そうなのかお!? すごい、何で分かるんだお!? 」
(゚、゚トソン「この施設のシステムに入り込んで調べたよ」
(; ^ω^)「そんなことが出来るのかお!? 」
(゚、゚トソン「一回限りの必殺技、かな」
( ^ω^)「一回限り、かお……」
確か、以前にも同じことを言っていたと思う。
これは恐らく、渡辺さんや高岡さん、クーさんと同じく都村さんの”何か”に関係しているのだろう。
-
( ^ω^)「……? あれ、でも何で僕達のいる場所まで分かったんだお?」
(゚、゚トソン「監視カメラに写ってたからだよ」
( ^ω^)「あぁ〜、なるほど監視カメラね」
それなら話は簡単だ。
カメラに僕達が写っていたなら、今いる場所が分かるのも当然だ。
便利な世の中だ。
(; ゚ω゚)「いかんでしょコレは!!!!!!!!!!!!!!!! 」
監視カメラあったんだねやっぱり!
ということはバレてるんじゃない!?
ねぇ、これバレてるんじゃないの!?
-
o川*゚ー゚)o 運判定
o川*゚ー゚)o 52+5+12=69 以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を
-
5
-
判定値に +3 の補正が入ります
.
-
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を下1
o川*゚ー゚)o スキルの使用の有無も併せてね
-
25
スキルは無しで
-
23
なんのスキルが使えるかわかんないけど使用するで
-
o川*゚ー゚)o #????38
o川*゚ー゚)o 25+38=63
o川*゚ー゚)o 72以下なので成功!
o川*゚ー゚)o
o川;゚ー゚)o あれ、72?
o川;゚ー゚)o と、とにかく成功!
-
おや?
-
(; ^ω^)「やばいお! 監視カメラに写ってたなら既にバレて────!!! 」
(゚、゚トソン「大丈夫だよ」
(; ^ω^)「大丈夫!? どう考えても大丈夫じゃないお!!!! 」
(゚、゚トソン「だって寝てたもん」
(; ^ω^)「……へ?」
(゚、゚トソン「寝てたよ。監視カメラチェックしてる人」
(; ^ω^)
(; ^ω^)「ま、まじで?」
(゚、゚トソン「うん」
_,
(; -ω-)「そ、そっか……うん……」
つ
どうやら僕達はまだバレていないらしい。
しかし寝てたって……いいのかそれで。
僕が心配するのもどうかと思うけど、そんな警備で大丈夫なのか。
-
川 ゚ -゚)「しかし、いつまでも寝てるわけじゃないんだろう?」
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「なら、いつか起きて、そこに丁度私たちが監視カメラに写ったら?」
つ
(; ^ω^)「そ、そうだおね!? 」
そうだ。クーさんの言うとおりだ。
監視の人もいつまでも寝てるわけじゃない。
監視カメラだってどこにあるのかもわからない。
もし、僕達が監視カメラに写っている所、起きた監視の人が見たら……?
やっぱり不味い状況じゃないか!
(゚、゚トソン「大丈夫」
(; ^ω^)「おぉ!? 」
そんな不安も、都村さんのあっけらかんとした声に崩れ去る。
な、なんだ? 都村さんがやけに頼もしく見えるぞ? ど、どういうことだ?
-
(゚、゚トソン「監視カメラに細工をしたから、内藤君たちが写ることはないよ」
(; ^ω^)「ま、まじかお!? 」
(゚、゚トソン「まじだよ」
都村さんが胸を張る。
どんなもんだい、とでも言わんばかりの表情だ。
ありがたい。今はその表情がとてもまぶしく見える。
都村様、さすがです。
……だけど都村さん、何か雰囲気が変わったなぁ。
( ^ω^)「と、とりあえずこれから地下10階に行けば良いんだおね?」
まぁひとまず、監視カメラという脅威は去ったわけだ。
ならばやることは明らかだ。都村さん達が囚われているという、地下10階を目指すのみ。
-
操られてるとかだったら……
-
(゚、゚トソン「そうだね。ナビゲートは任せてね」
(゚、゚トソン「ある程度だけど、この施設の構造は分かったから」
( ^ω^)「じゃ、とっとと行くお! 」
川 ゚ -゚)「……ふむ」
( ^ω^)「? どうしたんだおクーさん」
川 ゚ -゚)「いや……なんでもない。さ、行こうか」
そう言ってクーさんは部屋の外へと歩き出す。
その後を、僕は慌てて追いかけた。
-
( ^ω^)「廊下は……誰もいないおね」
廊下へ出る前に、そっと顔を覗かせる。
人の気配は無い。
しかしそんな心配をよそに、クーさんはとっとと廊下へと出てしまう。
(; ^ω^)「ちょ、クーさん」
川 ゚ -゚)「……大丈夫、だれもいないさ」
(; ´ω`)「そ、そうだけど」
(; ^ω^)「え、えーっと! それで都村さん、ここからどこに行けば良いんだお?」
(゚、゚トソン「ちょっと待ってね……」
(゚、゚トソン「うん、3階はこんな構造になってるよ」
立体映像に簡易的な地図が浮かび上がる。
その中に赤い点が二つ。
それがどうやら僕達のようだ。
-
( ^ω^)「ふむふむ」
つ
簡易地図を見ると、どうやらこのまままっすぐ行けば下へと続く階段に当たるようだ。
それと、他にもいくつか部屋があるようだ。
( ^ω^)(まっすぐ階段を下りるべきかお……?)
1.研究室Aにいく
2.他の研究室にいく
3.階段を下りる
4.他に案があればどうぞ
ここから下2
-
1
-
ううんどうすればいいんだ色々見たい気もするが一番大事な救出を達成する前に見つかってしまうかもしれないし
-
1
まあフラグとり逃しとかあったらちょっともやもやするからなあ
-
帰宅が遅くなっちまったので更新に気づかなかった、すまんな
-
o川*゚ー゚)o では今日はここまで
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました!
o川*゚ー゚)o 次回、研究室Aのシーンからだよ
o川*゚ー゚)o 投下は土曜日か日曜日になるので、また連絡します!
-
乙
-
乙
-
乙!
+3は、ハインの魔力かな?
胸熱だ…!
-
ふおー今日やってたのか乙
次は遭遇できますように
-
聖人以外のクーの能力? がなんとなく見えてきたな。
-
このトソンは信用できない
-
怖いなぁおつおつ
-
o川*゚ー゚)o げ、月曜日に延期です!
-
おつおつ!
これで月曜日の楽しみが生まれたぜ
-
o川*゚ー゚)o 22:50ごろ始めます
o川*゚ー゚)o みなさん御想像の通り、投下は短いです
o川;゚ー゚)o 申し訳
-
ええんやで
-
――――――――――――
―――――――
――
_______________________
∠________________________. _/|
∠__________________________./| | |
___ | | | | | | | |
/ /| | | | | | | | |
________ .|三三三| | | | | | | |_|/|
| コ | |三三三| | |__________.|_____|_______________|________.|/|]| |
| ふ. | | | ̄ ̄≡| | | □|/r┐--、.□| □| □| | | |
| ま .ド..| | | | |゚ |二l二l二lコ.ニ|゚ |゚ .| | | |
| な を..| | | | | |二l二l二lコ [!| | | | | |
| い / .| | | | |====┐| | | |_| |
` ̄ ̄ .| | | | |─rrrrrr─ソ:| | | |_| |
|___|/| |゙三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三| | |/|
__ |゚ |三| | | | | | |_|/
./ /|. | |三| |_____。!_ _____|____ __。|_____。|/|
| | |`ヽ--:.、____. |〈´ヽ .|_____r‐/ / /!____rrrrri__|/
| |/{/ ./ /l .!ヘ ヘヽ、ヽー‐===ァ' / / |ー--'-‐ヘ----''
ヨ二_//`У././! |_.ヘ_.〉ー--―'"´ / / / |
|__K_//l//.! トミソ | ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄|
___./ .!/ | ̄ .| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄|
| l ./ | || |
|__l/
 ̄ ̄ ̄
( ^ω^)「ここが研究室A……」
つ
-
( ^ω^)「この部屋は明かりがついてるんだおね」
先ほどのロボットのある部屋、研究室Bを出た僕達。
来た道を更に戻ってしばらく歩き、この研究室Aへとやってきた。
途中、誰かに会わないか不安であったが
(゚、゚トソン『人はいないみたいだよ』
と、トソンさんのナビの通り、誰かに会うことは無かった。
この部屋も研究室Bと同様に特に鍵はかかっておらず、近づいただけで開いた。
( ^ω^)「あの部屋とは違って、大分整頓されてるおね」
部屋の中は電気が付けっぱなしであり、明るかった。
また、パソコンや大きな機械が多く設置されており、本棚には何かのファイルがたくさん並べられていた。
一見して、何かの研究をしていたのだとは思うが……
-
_,
(; -ω-)「……あの部屋は何の部屋だったのかすぐ分かったけど、ここは何の部屋なんだお?」
つ
さきほどの研究室は見た目どおり、ロボットに関する部屋だったのは間違いないはず。
しかし、この部屋は一見してなんの部屋なのかは分からない。
まぁ、”研究していた”というのは分かるんだけど……
_,
(; -ω^)「それが何なのか、わからないおね」
つ
と、ここまで考えて気づく。
僕達は別にこの施設を調べに来たわけではない。
偶然入り込んでしまったが、”都村さん達を助けに”来たのだ。
ここが何の部屋かを気にする必要はないのだが……
_,
(; -ω-)「まぁ、一応調べておくかお」
つ
僕はひとまず────
1.本棚を調べる(器用判定あり)
2.パソコンを調べる(運+器用判定あり)
3.クーさんに声をかける
4.都村さんに声をかける
5.他に案があれば
下から1番目
※行動後、運判定が強制的に起こります。
-
じゃあ2で
-
o川*゚ー゚)o 運判定と器用判定だよ
o川*゚ー゚)o まず運判定
o川*゚ー゚)o 52+5+12=69 以下で成功
o川*゚ー゚)o 次に器用判定だよ
o川*゚ー゚)o 14+5+12=31 以下で成功
o川*゚ー゚)o それぞれ100までの好きな数字とスキルの使用の有無も併せてね
o川*゚ー゚)o 運は下1、器用は下2
-
2
-
スキル有り
77
-
o川*゚ー゚)o 使うスキルはどれにしますか?下1
o川*゚ー゚)o 下1が答えた後でも、5分以内にID:w/DbSYmY0さんが答えた場合は、そちらを優先します
不器用なりの努力 … 器用の判定時、+10の補正。(1日2回)
暗可機械 ・・・ アンカギミック。念じたことに対応する機械を出せる。(1日1回。内容次第で劣化の可能性あり)
おまじない … すべての判定に+5(一度だけ)
-
努力で
-
わくわく
-
o川*゚ー゚)o 努力使用だね
o川*゚ー゚)o では、今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回、パソコンを調べるシーンから
o川*゚ー゚)o 明日も22:00ごろ開始予定 多分。
o川*゚ー゚)o それではここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o もうちょっと展開早くなる・・・予定
-
おつんつん
-
きゅーちゃん乙
-
おつ
-
o川*゚ー゚)o 22:30頃開始予定多分恐らく!
-
参加できたら参加するよ
-
( ^ω^)「よし、ひとまずパソコンでも調べてみるお」
研究室内には多くのパソコンがあった。
幸いにも電源が落とされていないものがあり、その中の一つを僕は調べることにした。
( ^ω^)「ふむふむ」
かちり、と目に付いたフォルダを開けていく。
そしてすぐに閉じる。
またフォルダを開く。
そしてすぐに閉じる。
( ^ω^)「なるほどね」
( ^ω^)
( ^ω^)「さっぱりわからん」
まずパソコン内にある膨大な量のデータ。
片っ端から開いてみても、何が書いてあってそれにどんな意味があるのか。
僕にはさっぱりわからなかった。
-
o川*゚ー゚)o #器86運29
o川*゚ー゚)o 運判定だよ。69以下で成功
o川*゚ー゚)o 2+29=31
o川*゚ー゚)o 69以下なので運判定成功!
o川*゚ー゚)o 器用判定だよ
o川*゚ー゚)o スキル使用で31+10=41以下で成功
o川*゚ー゚)o 77+86=(1)63
o川*゚ー゚)o 41以上なので失敗!
-
( ^ω^)「んー……」 カチカチッ
つ”
ダメだ、何度調べてもさっぱり分からない。
一応、起動しているパソコンを見つけられたのは幸運だったけど……
何も分からないんじゃ、仕方が無いな。
そう思い、席から立ち上がろうとしたときだった。
かちり。
その拍子に、クリックをしてしまったのだ。
_,
( ^ω^)「お?」
画面に映し出されたのは文字化けされたデータであった。
しかし、いくつかの文字は読めた。
目を細め、読める文字を追っていく。
( ^ω^)「可能性……存在……不可能……消去……守護……その為に……彼の行動は……」
( ^ω^)「んー?何かの日記なのかお?」
-
( ^ω^)「でも、日記にしては何か変だし……」
( ^ω^)「結局なんのデータなのかわかんないお」
読める文字はそれだけであり、やはり内容を理解することは出来なかった。
これ以上気にしていても仕方が無いと思い、今度こそ席を立つ。
( ^ω^)「さーてと……」
つ
次はどうしようかな。
部屋を見渡し、僕は考える。
-
o川*゚ー゚)o 運判定
o川*゚ー゚)o といっても、トリップとの合計値が90以上で失敗だよ
o川*゚ー゚)o スキルの使用の有無も併せてね
o川*゚ー゚)o では、100までの好きな数字を下1
-
5
-
o川*゚ー゚)o #おやや?53
o川*゚ー゚)o 5+53=58
o川*゚ー゚)o 90以下なので成功!
-
これ実は失敗した方がよかったとかいうオチはないよね?
-
( ^ω^)「……?」
なんだろう。
今、ふと”運が良かった”ような。そんな気がした。
_,
(; -ω-)(いやいや、結局何も分からないままだし、運が良いわけないお)
_,
(; -ω^)(……そうだお、ね?)
(; ^ω^)「ま、まぁ気のせいだおきっと! うん、そうだお! 」
顔をパンパンと叩き、気持ちを入れ替える。
きっと疲れてたせいで変な気分になっただけだろう。
大体、”運が良かった気がする”って、なんだよそりゃ。
(; ^ω^)「さーてと、気を取り直して」
次に僕は─────
1.本棚を調べる(器用判定あり)
2.もう一度パソコンを調べる(運+器用判定あり)(難易度アップ)
3.クーさんに声をかける
4.都村さんに声をかける
5.部屋を出る
6.他に案があれば
下から1番目
※行動後、運判定が強制的に起こります。
-
o川*゚ー゚)o >>162
o川*゚ー゚)o そんなことはないから安心していいよ!
o川*゚ー゚)o 安価なら下にずれるよ
-
3
クーは何か気になるものor事はない?
-
( ^ω^)「クーさーん」
本棚で調べ物をしていたクーさんに声をかける。
分厚いファイルを棚に戻したクーさんが、僕の声に応えた。
川 ゚ -゚)「そっちは何か収穫があったのか?」
(; ^ω^)「恥ずかしながら、全然だお」
川 ゚ -゚)「そうか……」
つ
( ^ω^)「クーさんの方はどうだお?」
川 ゚ -゚)「いや、私の方もさっぱりだな」
川 ゚ -゚)「ただ……」
( ^ω^)「?」
川 ゚ -゚)「調べていると、”可能性”という単語がやたら出てくるな」
川 ゚ -゚)「そして何らかの実験を繰り返し行っていたらしい」
川 ゚ -゚)「それが何なのか、どんなものなのか、までは分からなかったが……」
-
( ^ω^)「可能性……」
そういえば、さっきの文字化けしたデータにも書いてあったっけ。
可能性……なんの実験をしていたんだろうか。
( ^ω^)「うーん、わからないおね」
川 ゚ -゚)「あぁ。それに、都村たちを助け出すのに有効な情報とは思えないしな」
_,
(; -ω-)「そうだおね……」
つ
これ以上、ここに居ても仕方が無いのかもしれない。
クーさんに他に何か気づいたことが無いか聞いて、もう部屋を出てしまおうか。
( ^ω^)「それ以外に何か気づいたこととかってあるかお?」
川 ゚ -゚)「気づいたこと、か……」
川 ゚ -゚)
つ
川 ゚ -゚)「……この部屋に限った話ではないのだが」
( ^ω^)「うん」
-
川 ゚ -゚)「……この施設、人の気配が全くしないな、と」
( ^ω^)「お?」
まぁ、言われてみれば確かにそうだ。
最初にからくり扉の前で2人組を見つけてから、誰にも会っていない。
単純に、施設の大きさに対して人が少ないだけなのかもしれないが。
しかし今回の場合、人が少ないのは幸いだった。
( ^ω^)「ま、運よく誰にも会わないで済んでるだけだお!」
川 ゚ -゚)「……そうだな」
( ^ω^)「さてと、それじゃこの部屋からそろそろ出るお! 」
そうして、僕たちは研究室Aから出たのであった。
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「……ふむ」
-
そっかそっかじゃあ内藤君が言う通り運がよかったのね
-
運判定
トリップとの合計値が80以上で失敗
100までの好きな数字を下1
-
もしかしてこれ危険度じゃないかな
まあ敵の陣地だしゆっくりもしてられないねえ
-
62
-
#ふむ?82
62+82=(1)44
判定、成功
-
( ^ω^)「それじゃ、後は……」
研究室Aを出た僕たち。
このまま真っ直ぐ来た道を戻れば、先ほどの研究室Bを通り過ぎて
地下へと続く階段にたどり着く。
( ^ω^)(と、いうことは……)
1.勿論、階段を下りる
2.他に案があればどうぞ
ここから下2
-
1
-
1
-
――――――――――――
―――――――
――
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!
、 / !
` 、 / !
` 、 / !
` 、. / !
` 、 / !
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` 、 !
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i __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨
i __/ / ∨
i/ / / ∨
i / / ∨
i. / ∨
i/______________∨
,>´ 二二二二二二二二二二二二二 `<,
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,>´ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 `<,
( ^ω^)「……」
特に問題も無く辿り着いた僕たちは、階段を下っていた。
都村さんのナビ曰く、この階段にも隠しカメラがあるようだ。勿論、対策はしてもらっている。
-
(゚、゚トソン『この下の階にも研究室は幾つかあるけど、全部閉まってるみたい』
( ^ω^)「開ける事って出来るのかお?」
(゚、゚トソン『ちょっと難しいかな』
階段を下りながら、立体映像の都村さんが教えてくれた。
どうやら下の階にも先ほどと同じように研究室があるようだが、今度は入れないようだ。
であれば、寄り道をせずにまっすぐに階段まで行ってしまおう。
あまり他に時間を欠けても、危険が増すだけだろうし。
川 ゚ -゚)「ところで確認なんだが、地下10階に閉じ込められているんだったな?」
(゚、゚トソン『そうだよ?』
川 ゚ -゚)「わかった、ありがとう」
( ^ω^)「?」
そうこうしている内に、下の階に辿り着く。
変わらず、真っ白な廊下が続いていた。
-
o川*゚ー゚)o と、いうわけで今日はここまで
o川*゚ー゚)o ちなみに一階一階ゆっくり下っていくわけじゃないよ
o川*゚ー゚)o 何階かはキンクリします
o川*゚ー゚)o では、ここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o また明日も付き合ってくれるとありがたいです!
-
ああ、間に合わなかった!
ともかく、おつー!
-
おつおつ
-
おつ
-
おつ
-
安価の時一瞬消えたキューちゃんが怖い
-
待機
-
o川*゚ー゚)o >>185
o川;゚ー゚)o 仕事で死んでました。申し訳……
o川;゚ー゚)o あ、明日こそ……
-
いいんだ、乙
-
休め休め
-
o川*゚ー゚)o 21:30!開始!
-
キュー
-
うひっ
-
( ^ω^)(研究室は全部閉まってるだったおね)
つ
都村さんに先ほど言われたことをもう一度確認する。
僕たちは今、階段を降りきり地下4階の廊下に居る。
更に下の階に行くには、この廊下をまっすぐ進んだ先にある階段を下りねばならない。
途中、いくつかの研究室はあるが今回は閉まっているようだ。
( ^ω^)(はやいとこ、階段まで行っちゃうかお)
川 ゚ -゚)「この階には人はいないのか?」
(゚、゚トソン『いないよ』
川 ゚ -゚)「そうか……」
つ
-
( ^ω^)「んー……」
クーさんの質問に都村さんが答える。
つまり誰かに見つかるという心配は、今の所無いようだ。
しかし、今は人がいないだけですぐに誰かが来る可能性もある。
ならば、やはり早いところ階段を下りるべきだろうか。
正直、研究室も気になるところではあるが……
(; ^ω^)(閉まってるしなぁ……)
1.階段を下りる
2.いやいや、少し調べようよ(判定発生)
3.他に案があればどうぞ(判定発生)
下から1番目。選択肢2、3は行動後に判定が発生します。
-
1
-
( ^ω^)「人もいないようだし、とっとと階段を下りちゃおうお」
つ
川 ゚ -゚)「わかった、そうしよう」
変にこの場に留まっても仕方が無い。
僕たちは真っ白な廊下を進み、先にある階段を下りることにした。
都村さんの言うとおり途中、人に出会うことなく無事に階段まで辿り着く。
そしてそのまま、僕たちは階段を下りていった。
( ^ω^)(……)
( ^ω^)(……そういえば、あの2人組みはどこに行ったんだろう)
( ^ω^)(まぁ、気にしても仕方ないか)
-
かしゃーん。
-
( ^ω^)「お?」
川 ゚ -゚)「どうかしたか?」
_,
( ^ω^)「いや、今なにか聞こえなかったかお?」
つ
川 ゚ -゚)「……? いや、何も聞こえなかったが」
( ^ω^)「そうかお? じゃ、僕の気のせいだおね」
何だろう。
何かの音……上のほうから聞こえたような気がしたけど。
でもクーさんが聞こえていないってことは、僕の気のせいなんだろう。
一応、都村さんにも聞いてみたが、
(゚、゚トソン『? 特に何もないよ?』
とのことだった。
-
トソン怪しいな…
-
そして、それから僕たちは特に問題も無く階段を下りては廊下を歩き、
また階段を下りては廊下を歩くというのを繰り返した。
現在地下7階。
その廊下を、僕たちは歩いていた。
(゚、゚トソン『?』
そこで、今まで立体映像を使って僕たちをナビゲートしてくれていた都村さんの動きが止まる。
何か起きたのだろうか、もしかして細工をしてくれた監視カメラが直ってしまったのだろうか。
不安になった僕は都村さんに尋ねた。
(; ^ω^)「ど、どうしたんだお?」
(゚、゚トソン『いや……なんだろう、何か反応が──────』
その言葉を残し、都村さんの映像がプツリと途切れてしまった。
-
ハラハラする
-
(; ^ω^)「都村さん!? 」
立体映像を映していた箱を揺するものの、うんともすんとも言わなかった。
完全に都村さんのナビに頼りきっていたこともあり、この状況に大きな不安を覚える。
一応、この階にも人はいないということだったが……
_,
(; -ω-)(も、もしかしたら誰かが来るかもしれないお)
つ
_,
(; -ω^)(それに、都村さんの『何か反応が』って言葉……)
つ
(; ^ω^)(な、なにがあるんだお!? )
混乱する脳内。
箱を手にあわあわと狼狽する僕に、クーさんが冷静な声で落ち着くよう声をかけた。
川 ゚ -゚)「落ち着け内藤君。ひとまず、どうするか決めよう」
-
(; ^ω^)「ど、どうするか……」
どうするか、とは言うがどうすれば良いのだ。
都村さんとの連絡が取れなくなってしまった以上、やれることといえば……
このまま進んで階段を目指すべきなのか。
それとも、この場に留まっておくべきか。
はたまた、どこかの部屋に一旦入って身を落ち着けるべきか。
_,
( -ω-)「そうだおね……」
ざっと思いついただけだが、3通りのパターンがある。
他にも何かあるのかもしれないが……
_,
( -ω^)「お?」
そこでふと、自分が少しだけ冷静になったことに気づく。
-
川 ゚ -゚)「少しは落ち着けたか?」
川 ゚ -゚)「”今、どういう状況なのか”。”何が出来るのか”。”何をするか”」
川 ゚ -゚)「一度立ち止まって整理し考える。それだけでも、大分変わってくるだろう?」
(; ^ω^)「そ、そうだおね……ありがとうだお、クーさん」
先ほどまで慌てふためいていたが、なるほど。
確かにクーさんの言うとおり、頭の中をそれらで埋めるだけで大分違った。
まぁ、一人だけではこうはならなかっただろうが。
クーさんとこうして話して初めて、落ち着きを取り戻したところが大きい気もするし。
_,
(; -ω-)「と、とりあえず3つほどパターンがあるお」
つ
1.このまま進もう!
2.このまま立ち止まろう!(判定発生)
3.あの部屋に入ろう!(判定発生)
4.他の案があればどうぞ(判定発生)
下から2番目。選択肢2、3、4は行動後に判定が発生します。
-
ksk
-
2
-
3
-
( ^ω^)「ひとまず、一旦ここで待機しようと思うお」
川 ゚ -゚)「ふむ?」
( ^ω^)「このまま階段を下りてもいいけど、その先の情報が全くわからないお」
つ
_,
( -ω-)「であれば、下手に下りるよりこの階にいるべきだと思うんだお」
つ
川 ゚ -゚)「どこかの部屋に入ったりはしないのか?」
( ^ω^)「それも考えたけど、やっぱり下手に入るのは不味い気がするんだお」
つ
(; ^ω^)「もしかしたら、危ない部屋があるのかもしれないし」
川 ゚ -゚)「なるほど」
川 ゚ -゚)「つまり……」
川 ゚ -゚)「何が起こるかわからないから、ここで大人しくしていよう、ということだな?」
つ
( ^ω^)「”超安全策”と言ってほしいお」
つ
川 ゚ー゚)「ふふ、分かったよ。内藤君がそう言うなら、そうしようか」
-
運判定
トリップとの合計値が60以上で失敗
100までの好きな数字を下1
-
28
-
かしゃーん。
-
( ^ω^)「お?」
かしゃーん。
かしゃーん。
かしゃーん。カシャーン。カシャーン。
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーン。
-
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
カシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーンカシャーン
-
#カシャーン34
28+34=62
シッパイ。
-
ひぇぇぇ
-
やべっ
-
あー
-
あっ
-
聞こえたのは、先ほど勘違いだと思った音。
しかし、今回は勘違いとは思わないほど、はっきりと聞こえた。
クーさんにも聞こえているようで、音のするほうを見ている。
その先は、僕たちが来た道。
一本道の廊下は、しかし丁度直角に曲がったばかりであった。
音はするが、それが何なのかは分からない。
その音といえば、何か硬いものがぶつかり、そして擦れているようだ。
(; ^ω^)「なんだお?」
瞬間、曲がり角から、音が顔を出した。
从。々从
-
(; ゚ω゚)「は?」
从。々从
見えたのは、高岡さん。
いや、それを模したロボット。
そう、最初の部屋でみたロボットであった。
それが、間接をありえないほうに曲げながら、不気味な音を上げ歩いている。
首は取れそうになりながら、しかし落ちる気配は無い。
(; ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「……道理で」
从。々从
ロボットの動きは早くは無い。
が、決して遅くは無い。
こちらを認識しているのか分からないが、このままここにいればぶつかる。
廊下自体は広いので、やり過ごそうと思えば出来るが……
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
どうしたら良いのだろうか……
1.やり過ごす
2.先に進む
3.どこかの部屋に入る
4.他に案があれば
下から3番目。全ての選択肢で行動後、判定発生
-
2
-
「人の」気配では無いな
-
2
-
o川*゚ー゚)o では今日はここまで
o川*゚ー゚)o 先に進む、というシーンからだよ
o川*゚ー゚)o 次回投下はおそらく土曜か日曜日
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o またよろしくお願いします
-
乙
-
おつおつ
今回判定の時一回もキューちゃん出て無いってのがこわい
-
乙乙
別にトソンは怪しくなかったね
ごめんよトソン
-
かしゃーんって機械音か?とは思ってたけど、ロボットがガチでついてきてるとは思わなかった。
乙ー。
-
3ゲットロボかと思った
-
タカオカロボだよ
自動で魔法をゲットしてくれる凄い奴だよ
-
o川*゚ー゚)o 21:00頃始めるよー
o川*゚ー゚)o おいでませおいでませ
-
>>231
パンツ持ってなかった
-
最近寒いから全裸待機がつらい
-
つマフラー
-
寒いからちんこにマフラー巻いてる
-
.
-
―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―=
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 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―=
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~"''〜、、 | \/ , ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄xf〔)h、冖冖冖冖冖冖: : :
~''< | ', }ニニニニニニニニニニニニxf〔////.∧∨:.:.>''~: : : :|:i: : :
〕iト , }ノ7_________ ィ(//////// .∧∨ : : : : : : : |:i: : :
| \ }!/二二二二二二二二ィi〔ヾh,冖冖冖~|i: : : :} }:. : : : : : : :.:|:i: : :
、 ノ} >イ ,。。ィ. | |===========,,.。*'"__,.。 *''}.i´: : : : : :|i: : : :{《:..: : : : : : :..:|:i: : :
,:∨ { !ノ-=≠〔イ __. | |_--==ニ二ニ=‐}:! ̄ |i }.{: : : : : :.:|i: : : ∧∨_,,.. -‐=|:iニ二
{ } ノ<≧。ーヽ 、!{.、''´ |. .|∨`|i .}i |i .ヾ, ___,|i__,,,,,∧∨。。 -=|iニ二 ∧∨ニニニ|:iニニ
∧/~~~フ''´ ̄ ̄ヽⅥヾ( | | .》=|iニニ》ニニ|iニ二}i二.|i二二∧∨二,,,,|i二二ニ} }二二二|:iニニ
∥~~´ / ̄-=ミヾ', ゝ''`. |. .|∥_.|i // |i //. ..|i } }: : : : : ,イ ,イ ,イ
( ) { ! { `_}.i__ .|. .| ̄ ̄‐≠≠=- イイ,,__|i //: : : : /ム―7 /ム―7 /ム―7
{i ., { .、_/~/. |. .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''< ̄ ̄ ̄xf〔イ-=ニ_ //ニ7/. .//ニ7/. .//ニ7/
.)ゝ=< 、__ /ノ ノア |. .|───────‐~''<──── /' ̄7/ /' ̄7/ /' ̄7/
/ {',ゝ==)h、 ̄ ィi〔/{/フ .|. .| ~''< // .// .// ,イ,イ ,イ
{ ノ )≦-イ''''フ /ノィ(ァ |. .|∨___________〕h、。s /' /' ./' レレ //
},' 八 !`'!弋~~、_ヽ, | / .} タタタッ )h、 /'
'! `ヽ} ` | ,.' .リ (ω^ ;) )h、
|../ / と つ \
/ ./ 〈_ \ \
/ 、__, ' `\_) \
ィ( ,イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄//ハヽヽ ̄タタタッ ̄ ` 、 ̄ ̄ ̄
ィi〔 / (- ゚;川 ヽ
>''~ / と つ ∨
>''~ ./ ヽr )つ ∨
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-
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
僕たちは今、猛烈に走っている。
本当は腹の底から叫び声を上げたい気分であるが、それをぐっと堪えている。
(; ^ω^)「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! 」
川;゚ -゚)「っ」
背後から聞こえる音は、ピッタリと着いてきている。
かしゃんかしゃん、と機械音が規則正しく響く。
なんで、どうして?
どうしてなの?
( ;ω;)(怖い、怖いお!!! )
从。々从 カシャンカシャンカシャンカシャン
間接を不自然に曲げながら、高岡さん型のロボットが僕たちを追いかけていた。
-
#1カシャーン2カシャーン3無
-
( ;ω;)「ふ、ふひ! ぶひ! 」
川;゚ -゚)「ふ、ふむ。これは中々……」
从。々从 カャンカシャンカシャンカシャンカシャン
今までの階の廊下は、一本道しかなかった。
ここまでも、一本道である。
それが幸いし、迷うことは無かった。
が、しかし今回に限ってはそれが不幸となった。
追いかけてくるロボットを、撒くことが出来ないのだ。
そりゃそうだ、道は一本。逃げ道など存在していない。
追いかけるほうもこれはさぞ楽だろう。
追いかけられてるほうはたまったものではないが。
( ;ω;)「こわいこわいこわいこわいこわい! 」
川;゚ー゚)「何故か面白くなってきたよ、私は」
く、くそぉ!笑えないよ! 僕は全然笑えない!
ど、どこかに何か、何かないか!?
-
(; ^ω^)「く、クーさん! どうすればいいお!? 」
川;゚ー゚)「ふ、ふむ。そうだな」
川;゚ー゚)
川;゚ー゚)「……ははっ」
(; ^ω^)「い、いや笑ってる場合じゃないんだお! 」
だ、だめだ。僕もクーさんもパニックになっている。
いやだってそりゃあのロボットに追いかけられればね!?
僕たちが先に進みだした途端、猛烈なモーター音を轟かせて追いかけてきたらね!?
怖いってモンじゃないよ、ほんと。漏れるところだったというか漏れたよ、ちょっと。
( ^ω^)「そ、そうだ! 」
下半身の冷たさのおかげで、少しだけ冷静さを取り戻した僕。
クーさんが先ほど言っていたことを思い出す。
-
(; `ω´)「クーさん」
川;゚ー゚)「な、なにかな?」
(; `ω´)「さ、さっきの言葉! 」
川;゚ー゚)「言葉?」
そうだ。こんな時こそ、さっきクーさんが言ったじゃないか。
頭が混乱しているときは、
(; `ω´)『”今、どういう状況なのか”。”何が出来るのか”。”何をするか”』
(; `ω´)『一度止まって整理して、考える! 』
(; `ω´)「まさに、今だお! 」
川;゚ー゚)「なるほど確かにその通り! ではやってみよう! 」
-
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ^ω^)
川;゚ -゚)
(; ゚ω゚)「いやこの状況じゃ無理だお! バカか僕は! 」
川;゚ー゚)「ははは! 」
从。々从 カシャンカシャンカシャンカシャンカシャンカシャンカシャンカシャン
-
(; `ω´)「く、くそ! 」
これはいけない。
2人して何をバカな事をしてしまったんだろう。
いや……ホント……バカかよ……バカだ……
(; ´ω`)「ふひぃ! 」
だがこのままじゃまずいのは間違いない。
幸い、ロボットとの距離は詰まってはいない。
しかし、逃げ切れるほどの距離も無い。
このまま階段まで走り抜けるか、それとも───────
1.階段まで全力ダッシュ(運動神経判定)
2.ここでクールな内藤君に突如奇跡が起こる(運判定)(判定後更に判定)
3.いや、ここはやっぱりクーさんの言葉を思い出そう。一度、立ち止まって冷静に考えるんだ(死ぬ)
4.他に案があればどうぞ
下から1番目
-
2
-
運判定
52+5+12=69 以下で成功
100までの好きな数字を下1
-
20
-
運判定2回目
52+5+12=69
69-40(隠蔽)=29 以下で成功
100までの好きな数字を下1
(※失敗しても死にはしません)
-
76
-
(; ´ω`)「〜〜〜っ!!! 」
だ、だめだ。
どれだけ頑張って考えても、走って逃げ切るくらいしか手は無い。
だがしかし、無事階段に辿り着いたとしてどうだろうか。
あのロボットは、階段を下りてこないだろうか。
いや、下りてくるだろう。そうすると、つまり下の階でも追いかけられるということだ。
そして下の階に、人がいたら?
ロボットとの挟み撃ちだ。
僕たちは今、確実に、着実に、終わりへと向かって走っているのだ。
(; `ω´)(で、でも─────!!! )
(; `ω´)(諦めて、たまるかお──────!!!!! )
从。々从フギャゥ ドンガラガッチャーン
僕が決意を新たに固めた瞬間、ロボットが盛大に転んだ。
-
成功したか?
-
一回目
#ガラクタ23
20+23=43
成功
-
やったか!?
-
川;゚ -゚)「こ、転んだのか!? 」
走っていたクーさんが振り返り、目を丸める。
同様に、僕も目を丸くさせた。
川;゚ -゚)「こ、これなら今のうちに……」
从。々从” ギギギ
間接の所為か、上手く起き上がれないロボット。
それを見て、クーさんは先を急ごうとする。
しかし、僕はそれを引き止めた。
僕の視線は、ロボットから別の場所へと移っていた。
その場所を見て、あの瞬間を見て、僕は目を丸くさせていたのだ。
(; ^ω^)「─────こっちだお! 」
川;゚ -゚)「!? 」
-
――――――――――――
―――――――
――
从。々从” ギギッ
その後少しして、ロボットは立ち上がった。
取れかけの首をギシギシと音を立てながら、正面を……廊下を見る。
从。々从 ガガッ
そうしてまたギシギシと音を立てると、ゆっくりと進み始める。
行き先は恐らく、階段だろう。実際、それからしばらくしてドアの開く音、階段を下りる音と機械音がした。
そしてそれらが消え、静寂だけが残った。
-
つまり、ひとまず、ひとまずだ。
とりあえずは、だ。
要は、だ。
まぁ、あれだ。
(; ^ω^)「た、助かったお?」
川;゚ -゚)「そ、そのようだな」
僕たちはロボットを見送り、ほっと一息ついたのであった。
-
_,
(; -ω-)「うーん、やっぱりあのまま階段を下りていったかお」
つ
川;゚ -゚)「あ、あぁ。内藤君のおかげで助かったよ」
_,
(; -ω^)「え、いや……運が良かっただけだお。ホント……うん」
つ
僕たちは今、階段にいた。
廊下ではなく、階段。
そして、ロボットの起きてからの行動も、しっかりと見ていた。
廊下の壁の向こう側の、階段。
そしてその壁の隙間から、見ていたのだ。
そう、ここは最初に忍び込んだ階段。
その下りた先の場所だったのだ。
-
2回目
#ハッケン47
76+47=(1)23
29以下のため、成功
-
おお
-
(; -ω^)「あの時、たまたまこの壁に……あのロボットから勢い良く落ちた部品が当たって」
あの時、ロボットが転んだ際に、勢い良く部品も転がったのだ。
随分とガタが来ているようだったから、恐らく外れてしまったのだろう。
しかし、その部品が転がり、この壁にぶつかった。
そしてその瞬間を、僕は偶然見ることが出来た。
そう、一瞬だけ、一瞬だけだが”動いた”のだ。
まるでからくり扉が、少しだけ動いたように。
それを見た瞬間、僕は気づいた。
ここも同じだ、と。
(; ^ω^)「後はクーさんと一緒に滑り込んで……ホント、ラッキーだったお」
-
もし、あのままこの扉に気づかず、階段を下りていたら。
逃げ切ったと思い、油断をしていたら。
きっと、あのロボットに捕まっていたかもしれない。
_,
(; -ω-)「まぁ、これでやり過ごすことは出来たお」
つ
川;゚ -゚)「……」
(; -ω^)「お?どうしたんだお、クーさん」
川;゚ -゚)「いや、ただただ……そう、驚いているんだ。いや、本当」
川 ゚ -゚)「内藤君は、凄いなって」
( ^ω^)「……」
いや、どう考えてもクーさんのほうが凄いでしょう。
だってあなた、聖人なんでしょ?瞬間移動できるんでしょ?何でも出来ちゃうじゃん?
僕なんてたかが死に戻れるだけの普通の人間だし。
-
( ^ω^)「さて、それじゃ……」
あのロボットはやり過ごした。
しかし、下の階に行ってしまった。
このまま僕たちもあの階段を下りて進めば、また確実に鉢会うだろう。
そうなると、残された道は一つしかない。
(; ^ω^)「この”階段”を下りていくしか、ないおね……」
僕たちが今居る、廊下の壁の向こう─────
からくり扉をくぐった先にある、この場所。
最初に入ってきた、隠し通路。
これもまた、更に下へ下へと階段が続いていた。
川 ゚ -゚)「……」
(; ^ω^)「……」
僕たちは、その階段を下りていくのであった。
-
――――――――――――
―――――――
――
ハハ ロ -ロ)ハ「おかしいデスね」
-
がんばえー
-
([A〓])「はい。Fが行方不明になったのは─────」
ハハ ロ -ロ)ハ「あ、それはもういいです。もうダメでしょうし」
([A〓])「は?」
ハハ ロ -ロ)ハ「それよりも、オカシイんデスよネ」
ハハ ロ -ロ)ハ「オカシイ、おかしいデスヨ?」
ハハ ロ -ロ)ハ「予定通りに、事が運ばれていない」
ハハ ロ -ロ)ハ「そんな気がしまス」
ハハ ロ -ロ)ハ「イエ、そうなってマス」
ハハ ロ -ロ)ハ「……可能性は遮断してるハズですが? 足りない? 計算ミス?」
ハハ ロ -ロ)ハ「さーてさて?ではでは?どうしまショウね」
ハハ ロ -ロ)ハ「ネェ」
从::::∀从
ハハ ロ -ロ)ハ「タカオカさん?でしたっけ?」
-
>>235
マララーと空目した
-
――――――――――――
―――――――
――
_,
(; ^ω^)「お、おぉ……」
川 ゚ -゚)「……ほう」
あれからしばらく階段を下りた僕たち。
すると最初の時と同じように、からくり扉の隙間から零れる光を見つけ、そっと外を覗いた。
-
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]| i| ̄  ̄{ \ `ヽ∧ ∨〉{/〈´ ̄ ̄  ̄ ̄`〉\}∧〉  ̄‐二二─ _
7 i| \く  ̄ ̄”¨ } | ∨〉 ∨〉 \ ⊆二二⊇ / ∧〉 「 ̄\  ̄‐二二─ _
_/_/ 〕ト \ ⊆二二⊇ ノノ } ∨〉 ∨〉 ≧=‐─‐─‐=≦ ∧〉 人__)___〉  ̄‐二二
, \ `く  ̄ ̄ ̄”¨ } l ∨〉 ∨〉 〈 -───- 〉 ∧〉___ / ̄”¨ 、  ̄
〉⌒Yハ / \ \ ⊆二⊇,ノノ ∨〉 ∨〉 ≧= ⊆ ⊇ =≦ ∧〉 ̄  ̄\「 ̄ \
}{__ソ | く________) )、 ____ ___ __ 人ハ Y::Y'≧=┬─ ─ ‐‐──=≦'Y::Y `( ̄ \ \
/∧/)________/ i| | } | L...|::::L 0」L _____ ________j::::|_____ \ \ /
___/ .′ r≦| | \⊆⊇_ノノ }|〉\) ∨〉 〈 〉 ∧ (::_丿  ̄‐≦ 〕iト __,ノイ _ ‐二 ̄
/ r≦三‐ ̄ イ' \ ⊆⊇ノノ∧ ∨〉 ≧⊆ ⊇≦ ∧〉 ( ̄ \ ̄‐≦__」L___ _ ‐二 ̄
__/ r≦三‐ ̄ /0イ r |l| [[0[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]0]] \___)___} 乂|_____]] _ ‐二 ̄
() _/ 7\ ___/__ソ r≦‐ ̄ l| L乂__ノ 」 L乂__ノ 」 L乂__ノ 」 ̄‐≦ 乂_| | _ ‐ニ
[ ̄ ̄____]] | i|::|| r≦‐ ̄ i|lilililil| r≦  ̄|| || ̄ ≧x. Y'^ | l 「〈
7 / i|::|| / i|lilililil| r≦^ / ::| || || |:: \ ^≧x | | | | ∨ /
| | [ ]]] / | (0) 襾|lilililil|襾 イ」i |::::::::| || || |::::::::| iL丶 (0)| イi:ト | ∩ |/ ∨ /
| | |::|| | | (0) 凵|lilililil|凵| 「 |::::::::| || || |::::::::| T i| (0)| | {i:i| \ i[三] |i| ∨ /
| | |::|| | |i i|lilililil| | | 0 L:::::」 || || L:::::」 0 | | [ ] L{i:i| | [三] .∪ | ∨ /
| | |::|| | |i i|lilililil| | | 襾i |└ ┘| i襾 | | [ ] | | [三]0 人_______∨ /
| l l ̄\/ /∧ |i iLilili 」 ト 、 凵i └ ‐ ‐ ┘ i凵 , | [/ ̄ ̄]^|__ __,」 [三]
\ / j| l |∧ 〈 / 〉| 厂〉、 i| \ 「 ̄ ̄II ̄ ̄i| / |i ∧ / ̄ /| / ̄ ̄ ̄]|__
〈 /∧ _∧, |//〉 ∨ /∧ // ∧ i| | jL 」IIL 」{ l | ′ { / /ノ / ∧〉 _/  ̄”¨
〉 ∨/ 〉/ 〉 |//∧___} / ___j} _ff 」L / ∧ 」L __」r─‐‐─‐─ ───vL __」L |r‐く .′/ / ∧〉 / /
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今までの真っ白な廊下とは違い、何やら仰々しい機械やパイプが見える。
更にその稼動音だろうか、それが響いている。
また、何人かの白衣を着た人たちが通り過ぎるのも見えた。
数としては少なく、機械の陰に隠れながらであれば見つからない……気がする。
(; ^ω^)(な、何故だかスニーキングレベルが上がってる気がするお)
-
( ^ω^)「……?」
川 ゚ -゚)「人の気配はあまり無い……ん?のか?」
つ
2人で外を覗きつつ、ふと気づいた。
狭い隠し通路。その中で僕は外の様子を覗く際、右手を壁につけて覗いているのだが──────
今、その壁が少しだけ動いた気がした。
はて、気のせいだろうか。
いや、しかし……
( ^ω^)「……」
少しだけ、力を入れる。
( ^ω^)「! 」
やはり、動いた。
-
(; ^ω^)「く、クーさん」
川 ゚ -゚)「内藤君」
この事態を、依然外の様子を見ていたクーさんに伝えようとする。
しかしクーさんの方でも何かあったのか、僕の名を呼んだ。
それを、先にどうぞ、という手振りを見せて僕は待つ。
川 ゚ -゚)「今、都村さんが連れてかれたのが見えた」
(; ^ω^) ブッ
は、え、は!?
都村さんが? 連れて行かれた?
川 ゚ -゚)「白衣2人に両側を固められて、目の前を横切って行ったぞ」
_,
(; -ω-)「え、えー……」
つ
うす暗く長い階段を下り続けていて分からなかったが、どうやらここは地下10階のようだ。
つまり、捕まっているみんながいる階。僕たちが目指していた、ゴールだ。
-
川 ゚ -゚)「それで、内藤君はどうしたんだ?」
( ^ω^)「え、えっと────」
僕はこの右にある壁が動いたこと。
恐らく、隠し部屋ではないか、ということをクーさんに説明した。
その話を聞き、クーさんはアゴに手を当て、「ふむ」と頷いた。
そして僕を押しのけ、その壁に手を当てる。
川 ゚ -゚)「ほう」
壁は音も無く動き、そして薄暗い────ここより幾分かは明るいが、小さな部屋があった。
川 ゚ -゚)「む」
そしてクーさんはその小部屋に入っていく。
その後を、僕も追いかける。
( ^ω^)「お」
-
中に入ると、どうやら部屋の中はそこそこに明るかった。
まぁ薄暗いと言えば薄暗いのだが、部屋の中がどうなってるか見えるくらいには明るかった。
( ^ω^)「本が一杯だお」
部屋の中は本で埋め尽くされていた。
手近にあった本を適当に拾い上げると、全く読めない文字のタイトルが僕の頭を襲った。
( ^ω^)(わからん! )
本を元の場所に戻す。
もう一度部屋の中を見渡すと、どうやらこの部屋は四畳半よりやや広い程度だ。
そして入り口は僕たちが入ってきた場所だけのようで、あとは全て本だけだった。
( ^ω^)「クーさん、ここには何も無いようだし、都村さんを助けに行くべきじゃないかお?」
-
川 ゚ -゚)「ふむ」
クーさんも同様に本を調べていたようで、しかし僕の呼びかけに答えるとすぐに本を閉じた。
キョロキョロと周りを見渡し、やはり本だけしかないと分かると、
川 ゚ -゚)「それも、そう……だな」
そう言い、調べるのを一旦やめたのであった。
川 ゚ -゚)「では、都村さんを助けに行く……が、しかしどうすれば良いだろうか」
(; ^ω^)「そうだおね……」
クーさん曰く、都村さんは2人に捕まれた状態で連れて行かれた。
最低でも、2人をなんとかして連れ戻さなくてはいけない。
さらに、都村さんを無事助けたとしても、しぃ先生や渡辺さんもいるのだ。
都村さんを助け、先生たちも助け、かつ無事にここから逃げ出す。
( ^ω^)
(; ^ω^)(どう考えても難易度ルナティックすぎるお)
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
ここは……
1.都村さんをまずは助けに行く
2.先に先生たちを助ける
3.ここを調べる
4.他に──────
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
ここは……
1.都─────に行く
2.先に先──────
─────を調べる
4.他に──────
-
(; -ω^)「お?」
今、何か音が……
-
気の所為、か?
ここにも確かに、外の稼動音……らしきものは聞こえる。
それの所為だろうか。
( ^ω^)(何か違うような気もしたけど)
1.気のせいだろう
2.いや、よーく確認しよう
3.気のせいだって
下から
-
大丈夫だろうか
-
気の所為、か?
ここにも確かに、外の稼動音……らしきものは聞こえる。
それの所為だろうか。
( ^ω^)(何か違うような気もしたけど)
1.────だろう
──────よう
─気────────
下から
-
ロミスってた
2
-
( ^ω^)「……?」
気のせい……?
いや、もう一度確認をすべきなのか……?
1.────だろう
──────よう
3.気────────
下から1番目─────
-
.
-
2
-
( ^ω^)「気のせい、だおね」
.
-
以降、可能性の介入はなく、全て予定調和、確定された物語として進みます
.
-
1.結果だけを表示させる
2.他に何かあればどうぞ
.
-
ん、んんー?
これは結果だけだと過程も描写もなしなのか……?
-
2可能性の介入
-
1を選んだ戦犯を探しに行ったら誰もいなかった
-
若干の描写というか、詳細を含めての結果を出しますね
可能性の介入は今の所出来ませんが、結果を出した後再度安価だしますね
とりあえず、この後の結果を書いた後、安価となります
そして今日はここまでです
次回投下は火曜日くらいかと
それまでに質問などありましたら答えますし、安価にも何かしら影響あるかもしれないです
それでは、遅くまでお付き合いありがとうございました
また次回も、よろしくお願いします
-
おつおつ
-
おつんこ
-
なんやこいつ!?キューちゃんどこやねん!?
-
んん…?
ハローが何かしたのか…?とりま乙
-
俺達は干渉できなくなるってことか?
ふざけてんじゃねえぞ内藤に会わせやがれ
-
そーめん…じゃないよな
誰だお前
そういや今の周回始める前に「内藤を信頼して全て任せる」って選択肢があったが
あれも危なかった…のか…?
-
結果が死に戻りだった場合、>>79を見ると一日目まで戻る感じ?
クーさんと協力関係がなくなるのはつらいな
-
今回はマジでたまたま超運がよかったって感じらしいから死に戻ったとしてどう動くべきか
個人的にはワタナベさんに会いたい
-
そういや死に戻りが前提だったか内藤くん…
しぶとすぎてもうすっかり死なないもんだと思ってたよ
-
>>297
協力関係を結んだのは一日目だし大丈夫じゃね?
-
>>79で言ってる「戻る」は死に戻り(その日の朝に戻る)じゃなくてリセット(3週目の1日目)だと思ってた
後者の戻りだとクーとの関係無くなりそうだね。辛いな……
-
まじかよ
-
渡辺さん成分が切れかけてきた
-
明日18:00頃投下します
よろしくお願いします
-
死に戻ったとしても介入できるのか…?
-
ここまでこれたの運も良かったが、結果的に想定されている範囲内までしか動けなかったのか?
良い意味で想定されていた結果なのか死に戻りBAD直行の結果なのか、「可能性の遮断」はそーめん以外の介入と考えて良いのか……
-
ちょっと時間遅れます!
20:00になります!
-
了解
-
あー・・・
ちょ、ちょーっと待っててくださいね
-
フルマンになった
-
漲ってそう
-
(⌒)´)/ ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄/_ 弋ーーナ______,|:|:|i:i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:|i:| |i:i:i:|:||i_____冂 |
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`Y´_ノ ゝ──'‐ ' /,. イ| (__) |──|_00_|_,|:|:|ー──||── |i:| |i:i:i:|:||i | ̄ ̄l | |
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::| |\|ニニニ| |三三/ ̄/ ̄/ ̄ |:|:l || |i:| |i:i:i:|八 __ | |
::| }\|ニニニ{/ ̄ ̄/|三三/ ̄/ ̄~l || |i:| |i:i:i:| ̄| |\ \ _|_/ ̄',
::| _ /ヽ}ニニニ}三三三|/ ̄ ̄|ニニニニニ:| 八 |i:| ||i:i:| ̄ ̄| ̄ ̄\|三|__ト、\/__/
::|<_>:| |\|ニニニ|/ /|三三三ハニ|三三;;|===彡__,ミ====| ||i:i:|三三|二二二|___,|ヽ\l─‐|
::|: : : : : : :| jヽ |ニニニ}ニニ|/`''<| /|ニ|三三;;|\ ̄\\ ̄\| ||/ /|ニ|__|xく `ヽ\|、─|
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人:_:_:_:_:_/\|三|___|7 ̄~| ̄ ̄ ̄ ̄|¨7>''´`ヽ,。o≦。o≦「\|三三|\|二二l/|三三|/|: :{i:i:i:i:≧
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( ^ω^)「気のせいだお」
薄暗い、本だらけの部屋の中。
何か聞こえた気がしたけど、どうやら気のせいだったようだ。
ぽつりと呟いた僕の声に、クーさんが答える。
-
しえん
-
川 ゚ -゚)「? どうしたんだ内藤君」
( ^ω^)「いや、なんでもないお」
ひとまず、ここには何も無いようだ。
気にならないといえば嘘になるが、それよりもやらないといけないことがある。
( ^ω^)「……都村さんを助けに行かないと」
つ
連れて行かれた都村さん。
相変わらず反応を見せない箱。
急いで助けに行ったほうが良いだろう。
-
助けに行く。
それは当たり前である。
何故って言われても困るが、当たり前なのだ。
が、しかし、気持ちはあれど行動には移せなかった。
(; ^ω^)「ど、どうやって助けに行こう」
その方法が皆目検討がつかなかったからだ。
川 ゚ -゚)「一応、気配を辿れば場所は分かるが……」
(; ^ω^)「あ、そうなのかお? クーさん、やっぱすっげぇお……」
つ
場所は分かるようだ。
階が同じなら、気配も分かりやすくなるのかな。
まぁとりあえず、都村さんを助けに行く”場所”は分かるわけだ。
なら、あとはその”方法”だけど……
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
やはり、これだけはいくら考えてもダメだ。
実際、その都村さんが連れて行かれた部屋を見ないと考えようも無い。
人が居なければ、こっそりと入って助けるし、居たら居たで隙を見て助けるだけ。
(; -ω^)「あ、結局、行かなくちゃ始まらないんだ」
震える膝を打つ。結局の所その答えしか僕らには無いわけで。
なら、後に必要なのは勇気と根性と運と努力とエトセトラ。
つまり行けば分かるさ、行けるとこまで行ってみよう。というやつだ。
_,
( ^ω^)「で、先生と渡辺さんだけど……」
つ
都村さんを助ける前に、こちらをどうにかすべきだろうか。
しかし、この2人の場所も……
川 ゚ -゚)「都村さんが連れて行かれるときに出てきた部屋がある。恐らく、そこにいるだろう」
川 ゚ -゚)「気配の方も、確かにあるしな」
( ^ω^)「ほう」
もうクーさん一人居れば良いんじゃないかな。
-
ごめんなさい、ちょっと1時間ほど離席します
今日は基本的に安価ありませんので、よろしくお願いします
-
おーけー
-
はあく
-
あー、いや……
ちょっと訂正箇所が複数見つかったので今日はここまでにします
急いで直さなくちゃ……
恐らく土曜日には投下できるかと思います。ホントすみません……
-
おつん
-
おつかれさま
-
投下あったの知らんかったわ乙
楽しみに待ってる
-
どようぅ
-
あららら
-
うろたえるな
いつの土曜などと作者は一言も言ってはいない
-
o川*゚ー゚)o そうだそうだ!
-
おいキューお前、おい
-
ワロタ
-
o川*゚ー゚)o 22:00くらいになったら開始します
o川*゚ー゚)o 安価の予定はありません
o川*゚ー゚)o いじょっ
-
パンツは死んだ、もういない
-
服は置いてきた。ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうもない
-
俺、この戦いが終わったらパンツと結婚するんだ…
-
o川*゚ー゚)o 行くぞ読者
o川*゚ー゚)o ─────下着の貯蔵は十分か
-
o川*゚ー゚)o 行くぞ読者
o川*゚ー゚)o ─────下着の貯蔵は十分か
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:: :: :: :: :: :: し J :: :: :: :: :: ::
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≫ パ ン ツ オ ブ バ ビ ロ ン ! ! ! ≪
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≫ 下 着 の 財 宝 ≪
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-
これはひどいw
-
ついにのってきやがった
-
( ^ω^)「それじゃ、まずはその部屋に行こうかお」
川 ゚ -゚)「あぁ、分かった」
そうして、僕たちはこの部屋から一旦出ることにした。
まずは廊下に人が居ないかを確認して、渡辺さんたちの居る部屋に行かないと。
川 ゚ -゚)「では、先にここを出るぞ」
(; ^ω^)「あ、うん。ちょっと待ってお」
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`Y´_ノ ゝ──'‐ ' /,. イ| (__) |──|_00_|_,|:|:|ー──||── |i:| |i:i:i:|:||i | ̄ ̄l | |
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::| |\ ̄ ̄\ |/ ̄/ |三| / ̄| ̄ |:|:l ̄ ̄¨:|| ̄ ̄ |i:| |i:i:i:|:||i | |
::| |\|ニニニ| |三三/ ̄/ ̄/ ̄ |:|:l || |i:| |i:i:i:|八 __ | |
::| }\|ニニニ{/ ̄ ̄/|三三/ ̄/ ̄~l || |i:| |i:i:i:| ̄| |\ \ _|_/ ̄',
::| _ /ヽ}ニニニ}三三三|/ ̄ ̄|ニニニニニ:| 八 |i:| ||i:i:| ̄ ̄| ̄ ̄\|三|__ト、\/__/
::|<_>:| |\|ニニニ|/ /|三三三ハニ|三三;;|===彡__,ミ====| ||i:i:|三三|二二二|___,|ヽ\l─‐|
::|: : : : : : :| jヽ |ニニニ}ニニ|/`''<| /|ニ|三三;;|\ ̄\\ ̄\| ||/ /|ニ|__|xく `ヽ\|、─|
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_/_/ 〕ト \ ⊆二二⊇ ノノ } ∨〉 ∨〉 ≧=‐─‐─‐=≦ ∧〉 人__)___〉  ̄‐二二
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}{__ソ | く________) )、 ____ ___ __ 人ハ Y::Y'≧=┬─ ─ ‐‐──=≦'Y::Y `( ̄ \ \
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__/ r≦三‐ ̄ /0イ r |l| [[0[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]0]] \___)___} 乂|_____]] _ ‐二 ̄
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| | |::|| | |i i|lilililil| | | 襾i |└ ┘| i襾 | | [ ] | | [三]0 人_______∨ /
| l l ̄\/ /∧ |i iLilili 」 ト 、 凵i └ ‐ ‐ ┘ i凵 , | [/ ̄ ̄]^|__ __,」 [三]
\ / j| l |∧ 〈 / 〉| 厂〉、 i| \ 「 ̄ ̄II ̄ ̄i| / |i ∧ / ̄ /| / ̄ ̄ ̄]|__
〈 /∧ _∧, |//〉 ∨ /∧ // ∧ i| | jL 」IIL 」{ l | ′ { / /ノ / ∧〉 _/  ̄”¨
〉 ∨/ 〉/ 〉 |//∧___} / ___j} _ff 」L / ∧ 」L __」r─‐‐─‐─ ───vL __」L |r‐く .′/ / ∧〉 / /
/∧ 〈 /∧ ∧ ̄ ̄  ̄\0。 L j{ ∧〉 / ∩ ,
///〉 ∨/ 〉/ 〉 \0。 L {__{__ _,∪ / /〉
///∧___} / /∧ ∧ \0。 ′ 〈/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \0。 i|
(; ^ω^)「……」
-
そっと、からくり扉から廊下の様子を伺う。
見える範囲では、人の姿は無い。
どうやら、今がチャンスのようだ。
(; ^ω^)” コクリ
川 ゚ -゚)” コクリ
隣に居るクーさんと顔を合わせる。
クーさんも同じ考えのようで、頷いて答えた。
(; ^ω^)「っ」
そうして僕は慎重に扉を開け、廊下へと一歩踏み出した。
やはり、人の姿は無い。ほっと一息をつく余裕も無いので、急いでクーさんに安全を伝える。
僕の合図を受け、クーさんも廊下に出ると、僕たちは一直線にとある部屋へと向かった。
クーさんいわく、他のみんなの気配を感じるらしい部屋だ。
(; ^ω^) フゥ、フゥ
川 ゚ -゚) タタタッ
クーさんの後ろを、僕は付いていく。
運の良いことに、誰かと鉢合わせすることは無かった。
-
(; ^ω^) フゥ、フゥ
(; ^ω^)「……?」
なんだろう……
この、音……
_,
(; ^ω^)(上のほうから、音がする……?)
川 ゚ -゚)「ん、どうしたんだ内藤君?」
川 ゚ -゚)「もうすぐで着くが……」
先を走っていたクーさんが振り返る。
音は先ほどと変わらずに、微かに聞こえる。やはり、上のほうからしているようだ。
(; ^ω^)「なんか、聞こえないかお?」
川 ゚ -゚)「聞こえる……?」
川;゚ -゚)「なるほど、確かに───────っ!? 」
(; ^ω^)「!? 」
-
瞬間、何かが吹き飛んだような、激しい音が響いた。
爆発音、とは少し違う。
何か大きく硬いものが勢い良く砕けたような音。
怪獣映画で、ビルが破壊されたときに出るような音だ。
その衝撃からか、何かが壊れたのだろう。
一部電気が通らなくなったのか、廊下が薄暗くなる。
(; ^ω^)「い、今のは!? 」 ト、_
__ ト、_ }i:i:i{
川;゚ -゚)「内と── |i:iN }i:i:{ }i:i:i{
|i:i:i{ }:iN }i:i:{ }i:i:i{
|i:i:{ }i:i:i:N }i:i:{ }i:i:i{
|i:i{ ,.ィi:i:i:i:i:i{ }i:i:{ ^ ´
li:i{ ,.ィi:i:i:>i:i:i:i:i{ ^´
,. ィi:i:i:i>´ }i:i:i:i{
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'´ |i:i{ }i:i:i:i{ __ __
|i:{ }i:i:i:i{ ,. ィi:i:i:i} }i:{ ,. ィ
|i{ }i:i:i:i{ __ ,. ィi:i:i>´}i:i{ ,.ィi:i:i>´
|{ }i:i:i:i{ }i:i:i>´ }i:i{ __ ,.ィi>ォi:i:{
|i }i:i:i:{  ̄ ,. ィi:i:i{ }i:i:> ´ /i∧i:i',
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}i/  ̄ ´ ´^ Vi:} ,. ィ'
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-
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i! ,| |
|ヽノ! ,| ir┼、
i ! | ! i/| /
|! | i! ,/ .|/ ぐ`l
! .! .| | |. | // | | .,i'\、 | │ ,! .!
! .! .| i! `ー、i! く´二二 二二´> .! ! .! _几__[[].|
! .! .| l!  ̄ヽ .//| | .\. " .i‐ \ │ |`'''-..,、 .,! └l r┐| .!
. ″ .,! .! | | :|\ i/ .<__,/ | | \ .__ │ .! . l `''-.、 Ll .Ll. !
`''-..、 | .,! | | :| l `ー' ._| | .i`''-、 .r l .l、-. `'-..、 l |
`''、.| | i! \! ヽ,__| r‐、 r‐、 .;.`'‐、、 i .,! |
.,, ヽ `ー─' | ,/ | ,/ l\ | `' _几__[[] !
.! .ミ'¬ー‐ ヽ, ! | ! .| |/ .|/ / / | └l r┐| .|
" ` ! _..ゝ ! _ r'^>/^ゝ .| ___// | Ll .Ll. .|
 ̄ ̄ ゙̄´ ! | `l / // / ! .| `'──‐'´ | .! .|
! .! .| │ '! Lニ_`'' .! .| .! | .! .|
! .! .| │ '! ,、__7 .! .| .! _几__[[] .! .|
! .! .| │ 1 | .! .| .! ._..-└l r┐| │ |
! .! .| │ i_」- 、 ! .| .! /_..-′Ll .Ll. | .,!
! .! .| _..シ‐'" l .| .,! | ,! | .,!
! .! .| /´ . / ,./ ./ .,! .! ,! ! │ |
! .! .| ./ ゙_..-" ./ ! .| .! | .! .|
! .! .| / / . / .! .| .! | .! _几__[[] .|
! .! .| ./ '" _彡'".i ! _ r'^>/^ゝ | .! └l r┐| .|
! .! .| ゙'''''"゙´ i .| ! | `l / // / | .! Ll .Ll. .|
! .! .| _几__[[] .! '! Lニ_`'' | .! ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―--
! .! .| └l r┐| .! '! ,、__7 | .! l .'、
! .! .| Ll .Ll. .! 1 | .! | .! .\ ゝ ..,,_. : ''''.'
! .| .| │ │ .| i_」 .| | .| .\ .′ .`゙゙'¬
-
うわぁぁぁ
-
僕とクーさんの間。
そこにまたしても轟音が響き、遮る。
しかも今度は天井が崩れ落ちるというオマケ付である。
(; ^ω^)「っおぉぉぉぉ!? 」
音に驚き後ろに下がったのが幸いし、瓦礫に巻き込まれることは無かった。
尻餅をついた痛みはあるが、それどころではない。
目の前にある、廊下を塞ぐ瓦礫の山。
完全にクーさんと分断されてしまった。
_ ┬┐ ___
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/ヽ ,rく ̄ ̄`.|!::::!,< | ::/|:::::〉.〈::::{_|_ ィ===┐
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/ヽ_ゝ __./ : ∨ T>┤厂〈\_,⊥'|..::|::|:|::: ]> ./ /::::::lノ rfT^.::|∨:: : : : /ヽ
{ヘ 乂>∧::: /く|: :: |: ::|:::rく_、\>┐_ イ〉|」:::| ̄|.ー'──'__/厂. :.::|::|::::. {ヘ 乂
\i ゝ ∟∨/.: '/∧/f┴ヘ、\::. /∧^¨´_」: 丿:::::::::: ̄|┌く/__人|_/T>,;\i ゝ
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乂__/ヽ .:〉゙>┴<ff{:: : .\:: :: : Vト{::::::|::::入 __ )イ..{_, ィ┌─z─┐/|′ : :: |」]} ^=、__
V__ /ヽ「""¨¨゙゙゙゙゙八〉:: : :,.` ー ┴z'八_ >┐ |/ノ _,ノ:: :: :::\∧: : | : : _/〉-t /::/ |
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\i ゝ ∨ /::/ | `厂゙゙゙/ __>、,”¨¨¨¨`入_ : : : : : : : |: ::|:: |::::∨ :| {_ ∨::::/_
∨ 〈::::{_}/ /__/:::::::::::::>, / >─ァ─┴ ヘl|_,/ ̄ ̄7\/ ̄」
∨::::/ヽ レ'::::::::::::/  ̄` ┌く_, ┌┘ 〈_,ノ 〈: __/ .:〉/
|/ レ T¨´ |V___/
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(; ^ω) 廊下が埋まっちゃったお……
と |
ジンジン ~(# 丶_」
\_) ,,
-
僕とクーさんの間。
そこにまたしても轟音が響き、遮る。
しかも今度は天井が崩れ落ちるというオマケ付である。
(; ^ω^)「っおぉぉぉぉ!? 」
音に驚き後ろに下がったのが幸いし、瓦礫に巻き込まれることは無かった。
尻餅をついた痛みはあるが、それどころではない。
目の前にある、廊下を塞ぐ瓦礫の山。
完全にクーさんと分断されてしまった。
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∨::::/ヽ レ'::::::::::::/  ̄` ┌く_, ┌┘ 〈_,ノ 〈: __/ .:〉/
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(; ^ω) 廊下が埋まっちゃったお……
と |
ジンジン ~(# 丶_」
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-
(; ^ω^)「クーさん! 大丈夫かお!? 」
瓦礫の向こうにいるであろうクーさんに向け、叫ぶ。
彼女なら大丈夫だろうが、しかし不安はある。
どうか無事でいてほしい。
そんな不安も、
┌─────────────────────────────────
│ 私は大丈夫だ。内藤君はどうなんだ、無事か? お腹は空いてないか?
└──y──────────────────────────────
_ ┬┐ ___
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V__ /ヽ「""¨¨゙゙゙゙゙八〉:: : :,.` ー ┴z'八_ >┐ |/ノ _,ノ:: :: :::\∧: : | : : _/〉-t /::/ |
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∨::::/ヽ レ'::::::::::::/  ̄` ┌く_, ┌┘ 〈_,ノ 〈: __/ .:〉/
|/ レ T¨´ |V___/
┘
っ
(; ^ω) っ お、声が聞こえたお!
/ う
( 〈
\_)ノ
-
そんな不安も、聞こえてきた冷静な声によってすぐに消え去る。
ほっと胸をなでおろし、僕は答えた。
( ^ω^)「大丈夫だお! お腹も空いて……ないお! うん! 」
(; ^ω^)「でも……ど、どうしようかお」
この状況。クーさんと瓦礫の山を挟んで、完全に絶たれた状態。
合流するには、どうすればいいのだろうか。
川 ゚ -゚)「────掴んだ」
( ^ω^)「え?」
-
そんな不安も、聞こえてきた冷静な声によってすぐに消え去る。
ほっと胸をなでおろし、僕は答えた。
( ^ω^)「大丈夫だお! お腹も空いて……ないお! うん! 」
(; ^ω^)「でも……ど、どうしようかお」
この状況。クーさんと瓦礫の山を挟んで、完全に絶たれた状態。
合流するには、どうすればいいのだろうか。
川 ゚ -゚)「────掴んだ」
( ^ω^)「え?」
-
//ハヽヽ
川 ゚ -゚)
/ |つ
(_」 i
|_|ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハ ゚ ッ
//ハヽヽ \ i | / /
川 ゚ -゚) \ ‐-
/ |つ('(^ω^ ;) -‐
(_」 i 二 ヽ 、 〉 =
|_|ノ -‐ L (_/_つ =
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
瓦礫の向こうからクーさんの声がした。
したと思ったら、目の前にいた。
クーさんが、目の前にいたのだ。
え?
(; ^ω^)「は!? 」
(^ω^ ;)彡「え!? 」
目の前にあったはずの瓦礫は何故か僕の後ろ。
見えるはずの無かった姿は何故か僕の前。
あ、ありのまま起こったことを話すと、僕は瓦礫の向こうにいる
クーさんにどうすれば会えるのか考えていたと思ったら目の前に彼女がいた。
な、何を言っているのかわからないと思うけど、あ、わかった!今わかった!
超能力だとか催眠術じゃなくてこれあれだ、クーさんの!
(; ^ω^)「学校に忍び込むときに使ったアレかお!? 」
川 ゚ー゚)
その笑顔はどうやら正解ということで良いんですね!?
-
川 ゚ -゚)「さ、早く行こう。こうしてる間にも……」
川 ゚ -゚)「……」
つ
(; ^ω^)「え、何だお? どうしたんだお? 」
川 ゚ -゚)「あの気配は……先生、なのか?」
(; ^ω^)「せ、先生? 先生ってしぃ先生のことかお?」
川 ゚ -゚)「あぁ。どうやら、この騒ぎは先生の仕業らしい」
川 ゚ -゚)「……ひとまず、最初の目的地の部屋に行こう」
(; ^ω^)「わ、わかったお」
嘘である。実は何にも分かっていないのである。
先生がこの騒ぎの原因? な、なんで?
疑問に思いつつも僕はやはり、クーさんの後をついていくのであった。
時折、またしても上のほうから何かの音がした。
-
川 ゚ -゚)
(; ^ω^)
そうしてたどり着いたのは、ひしゃげた扉が悲しそうな音を立てながら
倒れ落ちた部屋の前。その衝撃で、入り口が少しだけ広くなる。
部屋の中は廊下よりも一層暗く、しかし荒れ果てているのは分かった。
ガラリ、と音がしたのは中で何かが崩れたのだろう。
……本当にここに他のみんながいるのかな。正直、居たとしたら無事ではないでしょ、これ。
川 ゚ -゚)「……」
(; ^ω^)「……」
しかしクーさんは黙って部屋に入る。
僕も今までと同じように、その後を追った。
-
部屋に入ると、やはり中は相当荒れていた。
壁も天井もボロボロで、まるで何かが暴れたような印象を受ける。
……まさかとは思うけど、これも先生の仕業なのだろうか。
iソ ∧
ノ\从ヘYヽ>-─┐
\ Vミ丶┘ ̄
v‐-< ゝ ∥
\ >、│ /\ 暗いお……
)-、i´_ノ (;^ω| ~ ヾ
》 ヘ \ つ
人/ ] >──
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
//ハヽヽ ふぅむ , , ,. . ,,::.:;:.:;;;;
(゚- ゚ 川 ぐちゃぐちゃだな ,,,..,,::.:;:.:,:;;;;;
う 〉 ,,,..,,::.:;:.:,:;;:;;;;;;;;;;;;;;
〉 } . .. ,,.. .,...,..,,::.:;:.:,:;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;
`Lノ ))) , .. .. .,,.. ..;:..,,.::;..,,;:.:;.,.;:,.:;,;;;;;;;;;;;;;;;
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;;;;;;;;;;;;;;∧::.\: : ::|ヽ/、, ; ;; 「∨::|イ| ∨::::/ レ:ヘ _//:: : : 厶 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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/く|: :: |: ::|:::rく_、\>┐_ イ〉|」:::| ̄| ー'──' /厂. : ::|::|:::: ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;;
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__、:: :: : : . /\トL人__rf{ ̄.. : :: :: ::: ::::|: :V^トく_ イ ̄〉〈 ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;;;;
| `厂゙゙゙ / __>、 ”¨¨¨¨`入_ : : : : : : :|: ::|:: |::::∨ :| {_ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;;;;;;;;
-
(; ^ω^)「わ、コンクリートがボロッボロに砕けた……」
転がっていた拳ほどの瓦礫を持ち上げると、特に力を入れずに簡単に砕けてしまった。
中がスカスカのような感じで、ははーん、さてはここ欠陥住宅なんだな?とアホなことを考えてしまう。
そんな部屋にどんどん進んでいったクーさんは、瓦礫の山に登り、くるりと一周して辺りを見渡す。
川 ゚ -゚)「ふむ」
つ
//ハヽヽ
川 ゚ -゚) 何も無いな
( つ |
___ | | _
/::/ | じ 丿//:::} ___,,,'' ガラッ.....
__ m_ヘ 〈::::{_|/ヽ;; r `´┴->,/::/ | /\
∧::::/く _、,y∨::::/ {ヘ 乂へ/_〈::::{_|┐ / __>、 /ヽ
._∨/ レ:ヘ./ レ:ヘ\i ゝ ∧::::/ミ彡∨: /__/:::::::::::::l {ヘ 乂
//:::}./ /::::::l / /::::::lノ八ノ ∨r‐‐-、/;;/ヽ レ'::::::::::::/  ̄ \i ゝ ,,.. - 、
`┴-' ___r ', r‐‐-、、 | 丶 {ヘ 乂 /\ //:::}∨シ‐'; " l
./Υ] /::/ |._.. i ,/\:ヘ_,| \ i ゝ,/ __`┴-' /´ . / ,./ ./
|___{::::{_.| : : :::| / __>、,ミ>、 .ヽ_./__/:::::::::::::> ./ ゙_..-" ./_
/\ \:::/ /__/:::::::::::::>.¨ヾ>、 ....:}レ'::::::::::::/__ / / . /i_]
く #:. \:___〉__レ'::::::::::::/  ̄ :}‐ \Y⌒〈 /\ \ / '" _彡/\ \
\_∠_/ レ:ヘ; ; ; ;\Y⌒〈 \;;;;;;く #:. \:__ ;.゙''''' rへ、く #:. \___〉
/ /::::::lノゝ;;..-、\;;;;;;〉√\∧::::/く _\_∠_//:| く_\__∠_/
. ー'──'シ‐'" l_/ ∟∨///:::} .ヾ! _/\;;ゞ
`┴-' \厂
-
どきどき
-
//ハヽヽ
川 ゚ -゚)
( つ |
___ | | _
/::/ | じ 丿//:::} ___
__ m_ヘ 〈::::{_|/ヽ;; r `´┴->,/::/ | /\
∧::::/く _、,y∨::::/ {ヘ 乂へ/_〈::::{_|┐ / __>、 /ヽ
._∨/ レ:ヘ./ レ:ヘ\i ゝ ∧::::/ミ彡∨: /__/:::::::::::::l {ヘ 乂
//:::}./ /::::::l / /::::::lノ八ノ ∨r‐‐-、/;;/ヽ レ'::::::::::::/  ̄ \i ゝ ,,.. - 、
`┴-' ___r ', r‐‐-、、 | 丶 {ヘ 乂 /\ //:::}∨シ‐'; " l
./Υ] /::/ |._.. i ,/\:ヘ_,| \ i ゝ,/ __`┴-' /´ . / ,./ ./
|___{::::{_.| : : :::| / __>、,ミ>、 .ヽ_./__/:::::::::::::> ./ ゙_..-" ./_
/\ \:::/ /__/:::::::::::::>.¨ヾ>、 ....:}レ'::::::::::::/__ / / . /i_]
く #:. \:___〉__レ'::::::::::::/  ̄ :}‐ \Y⌒〈 /\ \ / '" _彡/\ \
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`┴-' \厂
_,n_00
└l n |
U U ⊆⊇、
└‐┐ |
i|l ll ! く/
//ハヽヽ , 、) 、
川 ゚ -゚) l ! ルノハヽ li ゚ [][]「l
( つ | 从::゚....::从|i 。 、 くノ
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/::/ | じ 丿//:::}. |:::::::::::| |!l___
__ m_ヘ 〈::::{_|/ヽ;; r `´┴->,/::/ | /\
∧::::/く _、,y∨::::/ {ヘ 乂へ/_〈::::{_|┐ / __>、 /ヽ
._∨/ レ:ヘ./ レ:ヘ\i ゝ ∧::::/ミ彡∨: /__/:::::::::::::l {ヘ 乂
//:::}./ /::::::l / /::::::lノ八ノ ∨r‐‐-、/;;/ヽ レ'::::::::::::/  ̄ \i ゝ ,,.. - 、
`┴-' ___r ', r‐‐-、、 | 丶 {ヘ 乂 /\ //:::}∨シ‐'; " l
./Υ] /::/ |._.. i ,/\:ヘ_,| \ i ゝ,/ __`┴-' /´ . / ,./ ./
|___{::::{_.| : : :::| / __>、,ミ>、 .ヽ_./__/:::::::::::::> ./ ゙_..-" ./_
/\ \:::/ /__/:::::::::::::>.¨ヾ>、 ....:}レ'::::::::::::/__ / / . /i_]
く #:. \:___〉__レ'::::::::::::/  ̄ :}‐ \Y⌒〈 /\ \ / '" _彡/\ \
\_∠_/ レ:ヘ; ; ; ;\Y⌒〈 \;;;;;;く #:. \:__ ;.゙''''' rへ、く #:. \___〉
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. ー'──'シ‐'" l_/ ∟∨///:::} .ヾ! _/\;;ゞ
`┴-' \厂
-
从::゚...::从
(; ^ω^)「!!! 」
ガラリと音を立て、彼女の後ろの瓦礫から、黒い影が姿を現した。
薄暗い中でも、その姿は分かった。
高岡さんだ。
だがしかし、それは違う。
彼女がここにいるはずはない。であれば、こいつは──────
(; ^ω^)(上の階で見たロボット! )
同一のもではないとしても、それの仲間であろう。
僕は駆け出し、クーさんとそいつの間に割って入る。
-
o川*゚ー゚)o そして次回に続くッ!!!!
-
乙ッ!!!!
-
多重投稿が多いのはしたらばの調子が悪いからっぽい?
-
o川*゚ー゚)o したらばの調子が悪いのかな
o川*゚ー゚)o janeから書き込みに失敗しましたってなったのに実際は書き込まれてたりで
o川;゚ー゚)o それで二重投稿になっちゃってました。申し訳
-
用事あって遅れたが乙ッ!!!!
皆無事だといいんだけども…
-
乙
どうなるんだ、これ...
-
>>363
それmate使いの俺もなるわ
-
キューちゃん乙!
今のところ先生怪力ケモノっ娘としかわからんな……
-
まだかなー
-
師走だからね
クリスマスプレゼント位は用意してくれるさ
-
ネクタイ新調したから寒さもへっちゃらだぜ
ゆっくり待っとるでな
-
忙しくてリアタイに参加することはできなくなったけど、時間ある時に読んでるよ
-
今週には投下したいなという決意を込めます
-
まってるよー
-
o川*゚ー゚)o 22:30ごろ開始
o川*゚ー゚)o 今日も安価はなしです
-
待ってたよー!
安定の全裸待機
-
o川;゚ー゚)o ちょ、ちょっと10分タイムです!
-
(; ゚ω゚)「クーさん! 」
足場の悪い中、瓦礫の山を駆け上りクーさんの前に飛び出す。
部屋の中は依然として暗く、しかし目の前のそれはやはり高岡さんにそっくりだと感じた。
川 ゚ -゚)「……」
(; ゚ω゚)(ど、どうするお……! )
間に入ったは良いものの、この後どうするかを考えていなかった。
とにかく逃げれば良いと思うがしかし、この近距離に加えて足場の悪さ。
今、下手に動き後ろを見せるのは嫌な怖さがあった。
川 ゚ -゚)「……内藤君」
(; ^ω^)「お?」
後ろに居たクーさんが僕の肩を叩く。
正面を向いたまま、僕は答えた。
-
(; ^ω^)「なんだお、クーさん」
川 ゚ -゚)「いや、何をしているんだ?」
(; ^ω^)「何って……」
そりゃあ、あなた。あなたを守るためですよ。
とは、言えなかった。
だって、僕弱いし。
クーさんの方が、強いし。
どちらかというと、僕のほうが守られているし。
あれ、もしかしてこれ、暗に邪魔だといっているのではないだろうか。
だとしたら、申し訳ない。
僅かにあった僕の意地というかなんと言うか。
譲れない何かがこうしてこう、なんだ。うん。とにかく体が動いてしまったのだ。
邪魔だというなら、どきましょう。
(; ^ω^)(すぐにでも逃げたいどきたい! でも怖い! )
でも逃げるのも怖いのだ。
動けず、しかし前に出てしまった以上は何とかしなければならない。
-
(; ^ω^)「なんとか、するお! 」
川 ゚ -゚)「? いや、そうではなく……」
ガラリ、と瓦礫の崩れる音がクーさんの言葉に被さる。
音の発生源は言うまでも無く、
从::゚...::从 ))” フラッ
奴からだった。ふらり、ふらりと上半身を揺らすロボット。
足元にある積み重なった小さな瓦礫たちが、その度に転がり落ちる。
そしてロボットの揺れが一層大きくなると、当然その足元も揺れる。
-
川 ゚ -゚)「っ! 」
从::゚...::从 ))” ガラッ
そうすると足場を崩し瓦礫の山から落ちるのもまた、当然であった。
川 ゚ -゚)「内藤君」
(; ^ω^)「……あれ?」
僕がロボットの手を掴んでなければ、の話であるが。
川 ゚ー゚)「君は素晴らしいよ、本当に」
-
(; ^ω^)「……なんで?」
いや、自分でも分からない。
全く分からないが、しなければと思ったのだ。
自分はそうすべきだと思い、そしてそうしたのだ。
だからこうして、ロボットの手を離さないでいるのだ。
( ^ω^)「……あれ」
そう、ロボットの手を掴んでいるのだ。
そこに違和感を覚えた。
川 ゚ -゚)「ふぅ、危ないところだったな。内藤君」
クーさんが足元に気をつけながら、ロボットの体を支える。
だらんとした感じで、ロボットはクーさんに身をゆだねた。
-
_,
( ^ω^)「……」
つ
川 ゚ -゚)「ふむ、”気絶”してるのか」
从 x∀从 ~~ ゚
_,
(; ^ω^)「あ……」
あれ、これ、本物の高岡さんじゃないかな。
だって腕、柔らかかったし。
クーさん、普通にしてるし。
( ^ω^)(ということは僕はとんでもなくピエロな事をしてしまったのでは……?)
いや、よそう。
考えるのはよそう。
僕の勝手な推測で僕は混乱したくない。
これ以上考えても恥ずかしくなるだけだし……
-
――――――――――――
―――――――
――
結論から言えば、彼女は高岡さん本人であった。
そして僕はやっぱりピエロだった。
あれから気絶した高岡さんを介抱し数分、目を覚ました本人から聞いたのだから間違いは無い。
从 ゚∀从「それがなぁ、なんでだろうなぁ」
川 ゚ -゚)「ふむ、覚えていないのか」
つ
しかし、なぜあそこに居たのかは覚えていないのだという。
気づけば薄暗い部屋に閉じ込められていたとのことだ。
その代わり、あの部屋で何が起きたのかを教えてくれた。
部屋を出て、廊下を歩きながら高岡さんはぽつりぽつりと話す。
時折、大きな音が上の階や遠くから響いた。
-
从 ゚∀从「あの部屋には私以外にも居たんだよ」
( ^ω^)(クーさんが言ってた”みんなの気配”かお)
前を歩く高岡さん。
その後ろを、僕とクーさんは付いていく。
从 ゚∀从「先生にドクオ、なべちゃんにトソン。あと……ツンにギコだな」
川 ゚ -゚)
(; ^ω^)「え、2-E全員!? 」
从 ゚∀从「……そうなんだよなぁ」
川 ゚ -゚)「それで、あの部屋で何があったんだ?」
从 ゚∀从「そうそう、それでさぁ」
从 ゚∀从「突然部屋にロボットみたいなのが入ってきてさ」
_,
(; ^ω^)(ロボット……)
つ
僕たちを上の階で追いかけてきたロボット。
それの仲間だろうか。
-
从 ゚∀从「それを追い払うために先生が暴れてああなった」
( ^ω^)「え」
从 ゚∀从「?」
从 ゚∀从「何を驚いてんだ、お前」
(; ^ω^)「や、やっぱりこの騒動は先生だったんだなぁって思って……」
从 ゚∀从「ん?」
川 ゚ -゚)「それで、他のみんなは?」
つ
-
从 ゚∀从「あぁ、それなんだけどな。すまん、わからん」
从 -∀从「私もあの通り、瓦礫に埋もれてただろ?」
从;゚∀从「まぁ、なんとか這い出たんだけどさ」
从 ゚∀从「だから、他のみんながどうなったかはわかんねーんだよ」
从 ゚∀从「……まぁ、一人を除いてだけど」
ドン、という鈍い音が廊下の先から響く。
恐らく、いや確実に先生だろう。
……い、いや。ほ、本当に先生が暴れてるのかな。
散々、クラスのみんなが普通ではないのを目の当たりにしてきたけど、やっぱり想像できない。
从 ゚∀从「……さ。先を行こうぜ」
-
そういって、高岡さんは歩き出す。
今、僕たちは先生が居るであろう音のほうへ向かっていた。
他のみんなも、もしかしたらこの先に向かっているのかもしれない。
( ^ω^)(……あ、都村さん)
そこでようやく、僕は思い出した。
駄目だ、このまま先生のところへ行くのでは駄目なんだ。
都村さんが連れて行かれた所にも行かなくては……
_,
( ^ω^)(ん?)
都村さんが連れて行かれた所に行く。
そう、それはあっている。
それは間違いない。
間違いない故に、何か引っかかった。
川 ゚ -゚)「……高岡さん」
从 ゚∀从「なんだ?」
僕の前を歩きながら高岡さんは答える。
僕の後ろを歩きながらクーさんは尋ねた。
川 ゚ -゚)「お前は何者なんだ」
-
(; ^ω^)「え?」
从;゚∀从「何言ってんだ、お前?」
思わず僕と高岡さんは振り返る。
从;-∀从「ハインリッヒ高岡、クラスメイトだろ」
从 ゚∀从「アホなこと言ってねーで、先進むぞ」
やれやれとため息をつき、高岡さんは再び歩き出した。
僕もそれに続いて歩き出し、
(; ^ω^)「そ、そうだおクーさん?」
と、先に進むようにクーさんに声をかける。
しかしクーさんはそこから動かずもう一度尋ねた。
川 ゚ -゚)「お前は言ったな、
『从 ゚∀从「先生にドクオ、なべちゃんにトソン。あと……ツンにギコだな」』
川 ゚ -゚)「と。部屋に居たのは、その6人だと」
-
川 ゚ -゚)「でもおかしいんだ」
川 ゚ -゚)「私は”5人”の気配しか感じていない」
从;゚∀从「は、はぁ?気配ってなんだよ」
从;゚∀从「お前が間違ってるだけじゃねーの?」
川 ゚ -゚)「ではもう一度確認するが、あの部屋が滅茶苦茶になっていたのは」
川 ゚ -゚)「”ロボットが入ってきて、それを追い払うために先生が暴れたから”」
川 ゚ -゚)「そう言ったな?」
从;゚∀从「言ったけど……なんだよもう」
川 ゚ -゚)「おかしいではないか」
从;゚∀从「いやおかしくないだろ?」
(; ^ω^)(……)
つ
-
川 ゚ -゚)「それが本当なら、先生はもっと早く暴れるはずだ」
从;゚∀从「何でだよ、もうわけわかんねーよ、どうしたんだお前」
川 ゚ -゚)「何故って、そうだろう」
川 ゚ -゚)「暴れるなら”都村さんが連れ去れる”その時だろう」
从 ゚∀从
(; ^ω^)「あ」
そ、そうだ。
何かおかしいと思ったら、そこだ。
-
(; ^ω^)(都村さんが連れて行かれるのを見て、僕たちは動き出したお)
(; ^ω^)(その後、あの部屋に向かう途中で轟音がした。恐らく、それが先生が暴れた音なんだお)
つ
そうだ。その暴れる音と都村さんが連れて行かれた間に随分と時間がある。
クーさんの言うように、暴れるなら都村さんが連れて行かれる前。
もしくは、先生がこんなに暴れることが出来るなら都村さんを連れて行くことさえ出来ないのではないか?
仮に、もし都村さんが連れて行かれた後。
後にもう一度ロボットが来て……
で、でもそれは……
从 ゚∀从「いや、都村が連れてかれた後、もう一度やってきたロボットに抵抗するために暴れたんだよ」
(; ^ω^)「そ、それは違うおね」
-
从 ゚∀从「……お前もかよ」
从 ゚∀从「何が違うってんだよ、ほんと……」
_,
(; ^ω^)「だ、だって高岡さん、言ったお?」
つ
(; ^ω^)「部屋に居たのは、先生とドクオ、渡辺さんにギコにツンさんに都村さんだって」
从 ゚∀从「あぁ。言ったな」
从 ゚∀从「”居た”よ、都村は。まぁ……連れてかれちゃったんだけどサ」
(; ^ω^)「じゃ、なんでその事を言わなかったんだお」
从 ゚∀从
(; ^ω^)「何であの部屋で起こったことを説明するときに、その事を言わなかったんだお」
从 ゚∀从「今の今まで忘れてたんだって」
(; ^ω^)「高岡さん! 」
从 ゚∀从「何だヨ」
-
川 ゚ -゚)「……最後にもう一つ」
从 ゚∀从
川 ゚ -゚)「”今、どこに向かって歩いている”」
从 ゚∀从「そりゃあ、先生の居るほうだろ」
川 ゚ -゚)「先生は反対方向だ」
从 ゚∀从
川 ゚ -゚)「気配で、わかるんだ」
从 ゚∀从
川 ゚ -゚)「最初は気づかなかった。でも、話していくうちに疑問に感じた」
川 ゚ -゚)「そして、その中にもう一つの気配を感じたとき。確信した」
川 ゚ -゚)「お前は、誰だ」
从 ゚∀从
(; ^ω^)
(; ^ω^)「……た、高岡さ」
(; ^ω゚)「んおっと!!!!! 」
-
恐る恐る高岡さんに近づこうとした際に、疲れが足に来ていたのだろう。
足を滑らせ、盛大に前のめりになる。
その手は、何かを掴もうと前に突き出る。
そして、覚えのある感触が手のひらに伝わった。
( ^ω^)
从 ゚∀从
あ、うん。
この感触は、うん。
忘れていない。
(; ^ω^)「ほああああああああああああ!!!! ご、ごめんお! 」
从 ゚∀从「あぁ、気をつけろよなデス」
(; ^ω^)「!? 」
-
来てるじゃねーか!
-
その反応に、僕は大きく後ろに下がる。
あぁ、確信してしまった。
ここまでの話でも疑いようは無かった。
しかし、この反応はトドメだ。
(; ^ω^)「……高岡さんじゃ、ないお」
从 ゚∀从
(; ^ω^)「こんなこと、高岡さんが許すわけないお!!!! 」
(; ^ω^)「『気をつけろ』?あの高岡さんが、そんなことで終わるわけがないんだお!!!! 」
(; ^ω^)「グーパンくらい、高岡さんは容赦なくぶち込んでくるんだお!!!! 」
(; ^ω^)「お前、一体何者だお!!!! 」
川 ゚ -゚)「内藤君」
(; ^ω^)「はい」
川 ゚ー゚)「やはり君は素晴らしいよ」
(; ^ω^)「え、あ、はい」
-
从 ゚∀从
从 ゚∀从「あー……」
ハハ ゚∀从「ナルホドナルホドー、あそこは普通、殴るべきだったんデスねー」
ハハ ゚∀从「そこまでは解らなかったナァ」
ハハ ゚∀从「いやぁ、しかししかし」
ハハ ゚∀从「素直クール」
川 ゚ -゚)
ハハ ゚∀从「ユーが気配を読めるとは計算違いでしたネー」
ハハ ゚∀从「しっぱい失敗ですネ! 」
姿は間違いなく、高岡さんだ。
しかし間違いなく、高岡さんではない。
高岡さんだけど、高岡さんではない。
目の前の彼女は大きく拍手をすると、笑い声を上げた。
-
ハハ ゚∀从「うーん、気配が読めるという事ハー」
ハハ ゚∀从「色々と”使えそう”デスネ! 」
(; ^ω^)「……っ! 」
使うとは、どういう事だろうか。
こいつは一体、何をするんだ?
何が目的なんだ?
ハハ ゚∀从「さーてさて?ではでは?どうしますかネ」
ハハ ゚∀从「まぁ殺すんですけどもネ! 」
廊下の先から響いていた音が大きくなる。
それは間違いなくこちらに近づいており、削るようなガリガリとした音がはっきりと聞こえ──────
ハハ ゚∀从「これの気配は分からないみたいですね」
ハハ ゚∀从「なんだ、使えないじゃないデスか」
-
ハローさんかな?
-
轟音と共に壁を突き破り現れたのは、ドリルのついたロボット。
降りかかる瓦礫から逃れるように僕とクーさんはさらに大きく後ろへ下がった。
川 ゚ -゚)「ふん、その大きな音で気づくさ」
(; ^ω^)「で、でもあのロボどうするんだお!? 」
まさかとは思うが、壊すのだろうか。
ハハ ゚∀从「いやこれ囮ですからネ」
_,
( ^ω^)「──────は?」
囮。
囮とは、相手を誘い寄せるために利用するもの。
まぁ注意をそらすものでもあるか。
つまり──────
川;゚ -゚)「内藤君! 」
-
後ろに居たクーさんが僕を庇うように抱き寄せる。
顔だけを振り向かせると、そのクーさんの後ろ。
そこに、一つの影があった。
([C〓])「サヨウナラ」
その手には拳銃が一つ。
こちらに向けられて───────
音が2つ、鳴った。
.
-
(; -ω゚)「……っ」
(; ゚ω゚)「痛っ……く、クーさん?」
肩にじわりと痛みが広がる。
倒れた僕の上に、クーさんが被さっていた。
しかし、声をかけても返事は返ってこなかった。
お腹の辺りを暖かい何かが広がっていく。
それがクーさんの血であることはすぐに分かった。
クーさんには全く力が入っておらず、ぐったりとしている。
-
(; ゚ω゚)「クーさん! クーさん!!! 」
何度呼んでも、クーさんは答えない。
答えるのは
ハハ ゚∀从「まず一匹」
高岡さんの姿をした何かだけ。
それがゆっくりと近づき、クーさんを撃った奴から拳銃をもらう。
([C〓])「どうぞ」
ハハ ゚∀从「この距離なら私でも外しマセンよ〜! 」
(; ゚ω゚)「クーさん! 返事をしてお! 」
ハハ ゚∀从「死んでますよそれ」
ハハ ゚∀从「心臓を綺麗に打ち抜いてますね。さすがCサン! 」
バン、と乾いた音が足を貫く。
( ;ω;)「ア”ア”ァ!!!! 」
-
今ルートはやっぱだめなのか……
-
ハハ ゚∀从「外しちゃいました」
ハハ ゚∀从「……んー」
ハハ ゚∀从「君には何もないんデスか?」
( ;ω;)「ア”グッ、フッフッフ、ウ”ウゥ”ゥゥ”!!!」
何も無いって、何だ。
一体何を話しているんだ。
ハハ ゚∀从「”可能性”何も無いんでスカ。うーん、やっぱりデスか」
ハハ ゚∀从「残念。サヨウナラ」
( ;ω;)「あ」
頭に銃口を押し付けられる。
先ほどと全く同じ音が、僕の頭を貫く。
その音を上書きするように、何かの音が聞こえた。
かちり、かちり、と。何かの音が、聞こえた気がした。
-
.
-
えっちょ遭遇したと思ったらとおんでもない展開だったんだが
-
かちりとは一体…
-
ねぇねぇ、何書いたの?
え、教えてよケチ!
ちょ、痛い痛い痛い! なんでつねるの! やめてって!
もー……痕残ったらどうするの……え、私?
私はねー、一杯書いたよ!
あ、でも私のに落書きしたでしょ!
もうやめてよね!
─────君!
-
か ち り 、 か ち り 。
か ち 、 か ち 。
ち く 、 た く 。
.
-
ミ,,゚Д゚彡 おう、運がいいな。次は気づけよ
~~~~~~~~~
ミ,,゚Д゚彡 なぁ、お前ら
~~~~~~~~
.
-
.
-
ヒエッ
-
ξ゚⊿゚)ξ「……さて、と」
ξ゚⊿゚)ξ「どうしましょうかね、これ」
とある部屋で、彼女は頭を抱えた。
施設に忍び込んだは良いものの、そして無事見つかることなくここまで来れたのも良いものの。
ξ゚⊿゚)ξ「うーん」
内藤と素直クール。
二人と同じ施設にいた彼女は、しかし二人の存在に気づくことなく行動を起こしていたのであった。
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「みんなを助けるのはいいけど、その方法全然考えてなかったわ」
しかしその無計画さは、二人と同じであった。
ξ゚⊿゚)ξ「ま、とにかく行かないとね」
また彼女には別の目的もあった。
その目的のものが無いと分かると彼女は部屋を後にし、どんどん足を進めていくのであった。
-
何故俺は10月30日にチェックしていなかったのか…
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回も安価は無しの予定
o川*゚ー゚)o 月末までにもう一度投下出来たらなと思います、はい
-
乙
無理しないでね
-
何かまだ思い出せないといけないことがあるのか
-
おつんこ
-
o川*゚ー゚)o 1月3日ごろ投下予定です!
o川*゚ー゚)o 書き溜め全く進んでないけど、やります!!!!!!!!!!!
o川*゚ー゚)o もしかしたら安価もやるかもしれません!!!!!!!!!
o川*゚ー゚)o でも書き溜めが全く進んでないので安価やるかどうかはわかりません!!!!!!!!
o川*゚ー゚)o ソシャゲに夢中になっておりますが、皆さん来年もどうぞよろしくお願いします
-
('、`*川 あんたのスマホガラケーに変えたからさっさと書きな
-
o川*゚ー゚)o 本日22:30頃投下予定!
o川*゚ー゚)o 書き溜めが終わるか投下時時間が来るか、どっちが先かのデスレース……!!!
-
書き溜めという名の書いて出し
-
いやっほおおお!!!
-
ξ゚⊿゚)ξ「この部屋もなし」
ξ゚⊿゚)ξ「この部屋も無い」
真っ白な廊下を彼女は進む。時折見つけた部屋を開けては閉め、開けては閉めていた。
ここまで不気味なほどに静かだと、まるで一人だけここに取り残されたような錯覚を覚えた。
もしかしてここは既にもぬけの殻で、自分は無意味なことをしているのではないだろうか?
そんな風に思い始めるも、しかし僅かに聞こえるゴウンゴウンとした何らかの音が
この施設はまだ生きていると思わせてくれた。
ξ;゚⊿゚)ξ(とは言っても、収穫がナシなのは……)
ξ;-⊿-)ξ(ここ以外にも別の施設があるのかしら……?)
ξ゚⊿゚)ξ「っと、この部屋は……ここも無しか」
-
ξ゚⊿゚)ξ「この部屋もなし」
ξ゚⊿゚)ξ「この部屋も無い」
真っ白な廊下を彼女は進む。時折見つけた部屋を開けては閉め、開けては閉めていた。
ここまで不気味なほどに静かだと、まるで一人だけここに取り残されたような錯覚を覚えた。
もしかしてここは既にもぬけの殻で、自分は無意味なことをしているのではないだろうか?
そんな風に思い始めるも、しかし僅かに聞こえるゴウンゴウンとした何らかの音が
この施設はまだ生きていると思わせてくれた。
ξ;゚⊿゚)ξ(とは言っても、収穫がナシなのは……)
ξ;-⊿-)ξ(ここ以外にも別の施設があるのかしら……?)
ξ゚⊿゚)ξ「っと、この部屋は……ここも無しか」
-
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 ̄ ̄ ̄ ̄| | |二二二ニ¨¨ ̄ | || ̄  ̄! ̄! !::::!:::::! !:::::::!/////|::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄ ̄| | |: | || :| |‐‐‐‐‐‐|::::|:::::| |:::::::|////:::|::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::
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| | |: | || /  ̄|::::: |/////!:::::::::::::::: | | |::::::::::::::::::::::
| | |: |>ニニニニニニニニニニニニニ''<|::::: |/////!:::::::::::::::: | | |::::::::::::::::::::::
| | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨.\::|/////!:::::::::::::::: | | |::::::::::::::::::::::
| | | / マ三\////|::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::
| | | / マ三ニ\//|::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::
| | | / マ三三\|::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::
ξ゚⊿゚)ξ「……」
そうして誰も居ない廊下、部屋を渡り歩く。
突き進んだ先にある階段を降り、やはり誰も居ない廊下をまた歩く。
そしてまた、先にある階段を下りては廊下を歩く。
その繰り返しを数度続ける。
-
┌───────────┐
| ……ちょっと疲れたな │
└───────────┘
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\._ __/
| ̄| | .| | ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|
| | |:| | | | |
|_|_|_.| |。. | | |
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/ ′' \ | | |
/ lXlノソヘ ´ \| |o |
/ ξ ξ ゚) ここは…… | |
/ | つ \ | |
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. /. じ _丿. \| |
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│ やっぱり誰もいないようね……
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│ さてと、ここは……
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:::::::::::::::::| ハ__ . -‐ ¨ | |
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| rミ/,> ヽ L ___」
L > V  ̄ ̄ i
「:! { ト __ :., |
. | | _∧ :.^\ ヾ _彡}____」 ”フサギコ”?”可能性の消去”?
. L| ′ :i⌒「`\ '. ヽ :., U _ノ/「 ̄ ̄ ̄i ……掠れてて読めないわね
| :i :| _」 =ミ \ V =ミ」_ ! :/ 廴___」
| :l :|Y _ノハ ´ んハY / L / 「 ̄ ̄ ̄ }
l :/:、 { ゞ"'’,. ゞ"' }/ /^:.′ | :} ”計画……”
| / |/\_乂 '''' ′ ''''''レ:/(ノ 廴____」____
{ | 「∧ r_, 彡イ⌒} 「 ̄ ̄ i ──────あぁ、そう、やっぱりギコは
`∧{__> 、 / { ノ j. | __」_
{ L__彡_ 〕¨¨ ´___」┐  ̄「
{_ノ/ A ̄ _} 〉-----==ミ L___彡
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カシャン....
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かしゃーん・・・
かしゃーん・・・
かしゃーん・・・
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U U くノ `l_ヤ′ <ノ
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└l n | 辷l /7 _,n___ に二二l └┘/7
U U くノ `l_ヤ′ <ノ
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│ ん?何の音かしら……
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│ もしかして見つかっ──────
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|ルノハヽ |..||==========||/||==========|| (、゚;ξξ=====||/||__|_
|从。々从\ .| | つ
| / \.| | | なんでここに……?
| / じ _丿
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ソ. | []|||Α▲⊿凸Å|| || ̄0 ̄ ̄0 ̄||. ハソハlXl][][][][]||. .| | |
《 ルノハヽ |..||==========||/||==========|| (、゚';ξξ ====||/ < |
\从。々从\ | と ヽ | ? |
< つ /ヽ二つ そ | |) | |
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|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| / / ̄ /| γ´ ̄ ̄ ̄`ヽ
||____________||/ ./ ̄ ̄]/| ゝ.____ ノ、
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わお
lXlハソハlXl
cξ ゚ - ゚;ξっ
`´`´
三
三三
せ、成長期?
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/|\ | /_____/ バチバチッ__//_____/|
../ | \ || __ルノハヽ、 l_  ̄0 ̄|| ||llllllllllllllllllll|| |
/ | \..||= / 从。々从 . 〜*  ̄|| ||==========|| | ____
|. | |||./ メ, | ./ヽ  ̄|| ||[[[[[[[[[[[[[[[[|| l/
Y、 | //| | |/ 〉 〉0 ̄ ̄0 ̄|| ||==========|| || ̄ ̄| ̄
ソ バチバチッ | )| .// .0 ̄ ̄0 ̄||. ハソハlXl][][][][] || || [|]
《 , -` Y ;;;), | ( 丶 \ ========|| (^ ゚ ;ξ ==== ||/||__|_
\, , ´ | #,; | | ヽノソ う |
< / \, @;; ノ | ギギギ | |
| / _/ | U^U
/ (ノノノノノ ))
/ ズリズリ
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./|
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|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| / / ̄ /| γ´ ̄ ̄ ̄`ヽ
||____________||/ ./ ̄ ̄]/| ゝ.____ ノ、
/ ̄ ̄[il |〈`  ̄ ̄ ̄,´;;;;〉
/ | ┏:\_,,,,,;;;;;;;/:┓
ξlli゚⊿゚)ξ「成長期なわけ無い……わよね」
从。々从 バチバチッ
所々火花を散らし、取れそうな首を揺らし、また不自然な音を体中から鳴らすソレ。
ハインリッヒ高岡の姿を真似て作られたロボットが、入り口を壊しながら部屋へ入ってきた。
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コワイ
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―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―=
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 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―=
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~"''〜、、 | \/ , ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄xf〔)h、冖冖冖冖冖冖: : :
~''< | ', }ニニニニニニニニニニニニxf〔////.∧∨:.:.>''~: : : :|:i: : :
〕iト , }ノ7_________ ィ(//////// .∧∨ : : : : : : : |:i: : :
| \ }!/二二二二二二二二ィi〔ヾh,冖冖冖~|i: : : :} }:. : : : : : : :.:|:i: : :
、 ノ} >イ ,。。ィ. | |===========,,.。*'"__,.。 *''}.i´: : : : : :|i: : : :{《:..: : : : : : :..:|:i: : :
,:∨ { !ノ-=≠〔イ __. | |_--==ニ二ニ=‐}:! ̄ |i }.{: : : : : :.:|i: : : ∧∨_,,.. -‐=|:iニ二
{ } ノ<≧。ーヽ 、!{.、''´ |. .|∨`|i .}i |i .ヾ, ___,|i__,,,,,∧∨。。 -=|iニ二 ∧∨ニニニ|:iニニ
∧/~~~フ''´ ̄ ̄ヽⅥヾ( | | .》=|iニニ》ニニ|iニ二}i二.|i二二∧∨二,,,,|i二二ニ} }二二二|:iニニ
∥~~´ / ̄-=ミヾ', ゝ''`. |. .|∥_.|i // |i //. ..|i } }: : : : : ,イ ,イ ,イ
( ) { ! { `_}.i__ .|. .| ̄ ̄‐≠≠=- イイ,,__|i //: : : : /ム―7 /ム―7 /ム―7
{i ., { .、_/~/. |. .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~''< ̄ ̄ ̄xf〔イ-=ニ_ //ニ7/. .//ニ7/. .//ニ7/
.)ゝ=< 、__ /ノ ノア |. .|───────‐~''<──── /' ̄7/ /' ̄7/ /' ̄7/
/ {',ゝ==)h、 ̄ ィi〔/{/フ .|. .| ~''< // .// .// ,イ,イ ,イ
{ ノ )≦-イ''''フ /ノィ(ァ |. .|∨___________〕h、。s /' /' ./' レレ //
},' 八 !`'!弋~~、_ヽ, | / .} )h、 /'
'! `ヽ} ` | ,.' .リ )h、
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/ 、__, ' \
ィ( ,イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ハソハlXl ̄タタタッ ̄ ` 、 ̄ ̄ ̄
ィi〔 / ξ(゚- ゚;ξ ヽ
>''~ / と つ ∨
>''~ ./ ヽr )つ ∨
''"´ / (_/ ∨
 ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
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__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __――_━ ̄ ̄ ――_―― ̄___ ̄―=
ξ;゚⊿゚)ξ「無理無理無理無理無理無理!!!!! 」
廊下を全速力で走る。誰かに見つかるかもしれない、そんな心配は一切しなかった。
とにかく逃げる、その一心だったからだ。
隙を見て廊下へと何とか逃げおおせたが、背後から聞こえる音が安堵の息をつかせてはくれなかった。
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レ'.| | .| | // r‐' rz/ |/
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 ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ __,n00 ___ ―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =― └┐r┘ く,ニ ! ===━___ ̄―
―――― ==  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―― __― <フLK゙> くノ _―― ̄___ ̄―=
__,n00 ___
プシューッ └┐r┘ く,ニ !
ξ バチバチッ <フLK゙> くノ
ルノハヽ ̄`´ ̄ ̄V ̄`ヽ_
/从々。从┐ @) ;;;;;ミ / ・ ・: ボロッ.....
// ヽ.| | ノ / <〔_[ヘ_ノ
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) ) | | \彡\ ̄ ̄ ̄ ̄) ∵ 。・ ・ _,n_00
ミミミ | | |ヽ \ \ ̄ ̄ ̄ / ,: *・ : └l n | ,⊆.己 _,n___
/彡/ ; ,:;・ / U U `フ_厂 `l_ヤ′
(_/ ζ ∵ }(
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└l n |
U U
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 ̄___ ̄―===━___ ̄― ==  ̄ ̄ ̄ ――_――__―_`フ_厂 `l_ヤ′
 ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___ =―  ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―
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ξ;゚⊿゚)ξ「な、何であんなボロボロなのに追いかけてこれるのよ!! 」
ξ;゚'⊿゚)ξ「あとなんか、心なしか大きくなってきてない!? 」
从。々从「シン……入、しゃ」
ひび割れたような音を上げ、迫るロボット。
時折部品を落とし、オイルを漏らすがお構いなしに勢いを増す。
そして恐ろしいことに、彼女の言うように少しずつその体を変形、大きくさせながら迫っていた。
ξ;゚⊿゚)ξ「…… 」
どこかの部屋に入ってやり過ごそうかと考えるが、しかしその時間さえもない。
とにかく走って逃げる事しか彼女には出来なかった。
大きく右へ曲がる道を、床を鳴らして駆け出す。
が、しかし。
ξ;-⊿゚)ξ「いっ……! 」
足首を捻り、大きく転んでしまう。
そのまま壁に背中を打ちつけ、息を乱す。
すぐに立ち上がろうとするも足首の痛みが邪魔をした。
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|
|
| ルノハヽ l_ バチバチッ
| 从∀。从⌒\
| `| | r@〉 \
| |ミV / | |  ̄( バヂッ
| ” || \/ | | ;;;) ;;;メ ̄l*
| lXlノソヘ プラプラ l | Yノ⌒ ノハ_ プシューッ
| ξlli゚ー)ξ 〉〉 ” |∨√\三〉〉〉 `ヽ 、。
| ./ | 〈〈 _ξ彡 ミ〈 \ (゚
|( し ( ” ノノノノ) (_ノ 《ミ\<___V)
| .|_ヽ,_) )) ズリズリ... (_) \____) )))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ズリズリ.....
ξ;-⊿゚)ξ「っ〜〜〜〜!!! 」
ξ;-⊿゚)ξ(まずい、ここで”使う”しか、無い……かな。でもその隙が……)
ドゴン......
ξ;-⊿゚)ξ「……?」
ξ;゚⊿゚)ξ「何か、音が……」
′'
ξ;。 。)ξ ´ 「下、から──────────
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キショイ
-
ト、_
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|i{ }i:i:i:i{ __ ,. ィi:i:i>´}i:i{ ,.ィi:i:i>´
|{ }i:i:i:i{ }i:i:i>´ }i:i{ __ ,.ィi>ォi:i:{
|i }i:i:i:{  ̄ ,. ィi:i:i{ }i:i:> ´ /i∧i:i',
}i:i:/ r<i:i:> ´ /i/ V} }i:、
}i/  ̄ ´ ´^ Vi:} ,. ィ'
,.ィi:i:i/
}i:i/
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l .`t' \_/ li, .l, | .l _∧\ .ゝ --′ ./< ,iン/
-<_〉 \./ 'ミ. ..、 l.l. .! } ∨/__人 l__>´/
\¨\ / ._/゙'ニニニ、, 'ヒ、 、. 'L |.゙l、l ! .`'''-..、 ゙l ./ .,,‐ン_
___Y ̄|\.∨´ .i!、/ヘ/`ヽ ゙\ ゙/i、.l'、 ! ヽl ! .、 `''-″ . / ./ ./へ__`'ー
\ヘ! `'.\ 《 `'-<_| .ヽ.\. l l'.l.\ ! .゙l l/| ,/ ./_人/ 心
-‐ ∨ __ |゙┘\ ´ .'-、 /:.ヾ゙, `- l ` /、.,ィ ./゙| ̄'ー、./ / . l.ヽ`¨¨ッ.,/
∨ Yゞ} .l ./゙.l / |:.:.:.:.:}゙″ .゙'ユ /.!ノ/ ,ンl' / \}/__} /|\ | リ、 ̄Y
. / .l./ !く,7\|.../:.( |:.:.:/ ,l!゙./ / />ュイ/ ̄._..ゞ./ ∧ ゙'.l, | ¨ ̄¨¨
'ゝミ¬ ..,_ ふ、..゙/:.:./ー┐ j/ /} ゛ .レ",,/イ\_}/ン'''ン' ∨ ∧/ .r'"
. `'-..、`''ー ..,.r―:.':.:.:.:.:.:.:.└ァ }:.:.:j 〃 ._ミ~゙ / ,,, ‐ ∨ /,ノ゛
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'マニ¬-- /:.:.:./ /:.:.:.:./:.:.:.:./ /:.:〉...ー''''"_,, ‐'″
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. l メ_| / .,〟 ,-ア / │ ,. ..!.`-,`'-、..... |:.:.:.:.> ´゙,, --ミ;;、 '冫 .¬―./
マイ/ .,フl ゙̄Y .,..-'゙./ ,/,/./ .! /! . lヽ | .`'-,゙'t. ̄ マ''ー- ..,,゙''λゞz_,ミ Y
. ゙‐' /心.!乂! r'" ./ . / iツ゛ .! ./ ! :ll,.l ヽ l .`' !iミ'-、 \_ / .ト――''' ̄
乂\./、 lr'" / / ./ ,! / .l .、 ! l|, ゙'レ . \ ゙'‐ / /゙l―''\ /7ニニ
___ ,/._ l_l. ,ブ ./ . ,/ l l l .i!| ,! ゙ll, /\.l|ゞ! \ Y}/へ
\`' !./ ゛ 廴ソ゛ 彡/ !,! │l゙.! .l ゝ { ¬ニニニ/\__ \\三
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,、-ー''ア:;、-'/ ,,、-'7 / ̄/_
ノ ////了 / / ,-ー―" __/
イ i::/ / / / / ,r',,,,,、- ァ /-z''" /
,| ノ:ノz''"// ,,、-ー ''" ,、-ー''" /// /
,リ /;;;、-''了 / ,、z''"/| / |/ ./ / ./\
|l!i│il |i! |! | i ,、-ー' '"/ / / / // \/;;、-'/ !i| !li| l|i│il!li|
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|l!i│il |i! | l !li| l|i│il!li|
|l!i│il |!: i| l|i│il!li|
|l!i│il |!: | i| l|i│il!li|
|l!i│il |!; | :!| l|i│il!li|
|l!i│il |!; | ルノハヽ l_ | l|i│il!li|
|l!i│il |!; | 从。∀从⌒\ バヂバヂッ | l|i│il!li|
|l!i│il |!; | `| | r@〉 \ | l|i│il!li|
|l!i│il | |ミV / | |  ̄( l|i│il!li|
|l!i│il | ! ” || \/ | | ;;;) ;;;メ ̄l* l|i│il!li|
|l!i│i! | lXlノソヘ プラプラ l | Yノ⌒ ノハ_ ジジヂッ. l|i│il!li|
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|l!i│il | ./ | 〈〈 _ξ彡 ミ〈 \ (゚ シューッ l|i│il!li|
|l!i│il |( し ( ” ノノノノ) (_ノ 《ミ\<___V) l|i│il!li|
|l!i│il | .|_ヽ,_) )) ズリズリ... (_) \____) l|i│il!li|
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| 何が起こったのかわからないけど、好機! |
| ”使うなら”今しかない!!!! |
乂______________________ノ
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从々。从「……ガガッ」
下から響き渡る音、そしてその衝撃に注意をそらしたロボットが再びこちらを見る。
だがしかし、先ほどまで苦痛に表情をゆがめていた彼女が不敵に笑う。
ξ;゚ー゚)ξ
まるで、「もう遅い。残念でした」
とでも言うような顔であった。いや、実際そう言ったのだろう。
だがこの騒音の中にそれは掻き消されてしまっていた。
そんな表情を前にし、しかし軋む機械音を上げロボットは再び稼動する。
そして歪み千切れそうな腕を振り上げ──────
ξ;゚ー゚)ξ「あら、その腕をお土産にしても良いのかしら」
彼女がそうぽつりと呟くと──────
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_ ,, ‐,,==―=‐,- 、、_
l´ l`,)),/ 12 ヽ( `\
ゝ-‐、 / \,|| ' ヽ ヽ
/ ,- '_l 9 ‘'、、 ,3 l l l 一方は”死に戻り”
ヽ / ノ、 ヾ' ,/ :! l そして一方は”時を戻した”
〈 l´ ノ 、、,,_ 6 _,/ .::/ l
`ヽ ヽ:.,,_ 二二;;;;;:::.'' ヽ ついに同時に発動してしまったか
, ''¨´ ̄‘―‐'  ̄`¨ 、 \
l'、::::.... ..:;ノ -―‐- 、
ヽ ,''_--- ---_'',ノ―:::::::――-、
 ̄g ̄ ̄ l,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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、_, パチン
) ( //〃 ,, ‐、 さて、どはどうするか
⌒ _ _ ,,-、‐、-,_ \_ ______
,rf´‐/ ,ノ ,/ ,ノ ,l‐`,_l  ̄/:::::::::::::::::::::::::::::::::: いや、違うな──────
f,  ̄ヽ,,_  ̄ _,, |::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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,,;;;;;7 ::∧ ヾ', Ⅵ V,,,,,, V;;;; ”どうにもならねぇ”な
;;;;y- :::::rヽ:::ヘ ` V/Ⅵ;;;;; あぁ、うん。そうだ
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,;;;;;;{ ::::::`ヽ 7/;;;;;;;
,,;;;;;;;;;ヽ、 ::::ヘ }';;;;;;;;;;;
,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::i :::ヘ ヽ;;;;;;;;;;;;
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おはよーそーめん
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メ、´ ,'⌒メ .メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;メ., _/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
;;;;;;゙、、 ゙ー'′ `メ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/. .:. . : _,.イ;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
-
.
-
.
-
( ^ω^)「お?」
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
o川*゚ー゚)o「ねぇねぇ、何書いたの?」
(; ^ω^)「お!? 」
o川*゚ω゚)o「『お!?』」
o川*゚д゚)o「じゃないよ! 」
o川*゚ー゚)o「ほら、自己紹介カード書いたでしょ?」
( ^ω^)「……?」
o川;゚ー゚)o「ちょ、ちょっと。ついさっきのことじゃん……」
_,
(; ^ω^)「あ! あー! 自己紹介カードね! 覚えてる覚えてる! 」
o川;゚ー゚)o「何故そんなに慌てるのか……」
o川*゚ー゚)o「で、まぁそれはいいとして何て書いたの?」
_,
(; ^ω^)「え、言うわけないじゃん……バカかよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
o川 ` 3´)o「え、教えてよケチ! 」
o川*゚ー゚)o<;^ω^)「アダダダダダダダダダダダダ抓るな抓るな! 」
o川*゚ー゚)o「ふふふふ、だったら教えてけろー!教えてけろけろー! オラに教えてけろー! 」
( ^ω^)” イラッ
ブヒッ
o川;´・・`)o(^ω^ )「人が嫌がることするなって言ってるだろ」
o川;´・・`)o「ひいいいぃいぃぃ!!! 鼻フックはやめて! ごめんねって! 女の子にこれは駄目だって! 」
(^ω^ )「本当か? もうやらないか?」
o川;´・・`)o「本当本当! きゅーちゃん嘘つかな……
o川;´・・`)o フゴッ
::(* ω )::「ブフッ ご、ごめん、悪かった、やめる……ブフッwwwwwwwwwwwww」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
o川;´ -゚)o「ンも〜! 痕になったらどうするの……」
( ^ω^)「というか、そういうそっちこそどうなの」
o川*゚ー゚)o「え、私? 一杯書いたよ! 」
o川*゚д゚)o「あ、というか私のに落書きしたじゃん! ドイヒー! 」
(; ^ω^)「だって『悩んでること:何も無い』ってどう考えても能天気じゃん」
o川*゚ー゚)o「違います。幸せで頭が一杯なだけです」
( ^ω^)「ふぅん。あ、苦手なことは?」
o川*>ワ<)o「ウソかな☆」
( ^ω^)「得意科目は?」
o川*゚ー゚)o「全部だよ♪」
( ^ω^)「この前の期末、赤点ギリッギリだったのは?」
o川*゚ー゚)o「はい、この話題やめやめ。はい、きゅっきゅ! 」
(; ´ω`)「……悲しいウソを書くのはやめような?」
o川;゚ー゚)o「………………………検討します」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
-
┏━━━━━━━┓___________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 記憶の混線 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗━━━━━━━┛
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____._ _
└‐ォ |UU `
くノ \ ,,_人、ノヽ
)ヽ ( ___________________
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - < >━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ) て
/^⌒`Y´^\ ._ _
UU/7
くノ
.
-
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「内藤君?」
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「内藤君」
(; ^ω^)「お!? 」
-
(; ^ω^)「え、えっと……」
あれ、ここはどこだ?
僕は確か……
ハハ ゚∀从『残念。サヨウナラ』
(; ゚ω゚)「!!!!! 」
そうだ、”死んだ”んだ。
高岡さんの姿をした、別人に殺されて。
(; ^ω^)「……」
額を恐る恐る触り、確認する。
打ち抜かれたはずのそこに、傷は無かった。
-
(; ^ω^)「ってことは……」
だとすると、ここは一日前だろうか。
一日前の、どこだろうか。
周りを見渡し、確認をする。
そしてすぐ、ここがどこだか分かった。
真っ白な、無機質な白。
それでいて、不気味なほどの静寂。
(; ^ω^)「……同じ、場所?」
今居るのは、あの施設内。僕が殺された、あの施設の中。その廊下であった。
どう考えても、一日前の景色ではなかった。
恐らく数時間前でしかないはずだ。
(; ^ω^)「ど、どういうことなんだお……?」
う
今までと同じく”戻る”のであれば、これはおかしい。
何かが起きてるのは間違いない。
-
_,
(; ^ω^)「……なんでだお?」
つ
周りの状況に混乱する僕。
そこに、クーさんが声をかけた。
川 ゚ -゚)「……どうしたんだ?」
(; ^ω^)「あ、え、えと……」
そうだ、一人で頭を抱えてしまったがここには今クーさんがいる。
僕一人で勝手に悩んでは、クーさんからしたら不自然極まりないだろう。
(; ^ω^)「えーっと」
ここは──────
1.クーさんに事情を説明する
2.いやもう少し自分で考えよう
3.他に案があれば
下から1番目
-
1
-
( ^ω^)「……実は、”死に戻ってきた”んだお」
川 ゚ -゚)「ほう?」
突拍子も無い僕の言葉に、クーさんは微塵も疑うそぶりも見せず話を聞いてくれた。
正直、話半分に聞き流されるだろうか、と不安だったがそんな心配は無用であった。
_,
(; ^ω^)「……僕が言うのもアレだけど、何でそんなに信じてくれるんだお?」
川 ゚ -゚)「? それは、そうだな……なかなか難しいが、うん。そうだ」
川 ゚ -゚)「ここに入るとき……あぁ、内藤君からすれば結構前の事かも知れないが、言ったじゃないか」
川 ゚ -゚)「『お互い、少しでも”アレ?”と思ったことは言おう』、と」
川 ゚ -゚)「だから、内藤君は話してくれた。であれば、信じるのは当然だろう」
川 ゚ -゚)「それに私はあの時、君が話した”すべてを信じた”んだ。今更疑うことなどしないよ」
( ^ω^)「く、クーさん……」
い、いかん。格好良すぎる。僕が女の子だったら確実に惚れていた。
いや男でも惚れている。ということは僕は今惚れたのである。
なるほど。
-
( ^ω^)「と、とりあえずこのまま行くと僕たちは”死ぬ”お」
川 ゚ -゚)「では来た道を戻るか?」
(; ^ω^)「う”っ。い、いや……それは……どうだろう」
う
あのときの様子から察するに、僕たちは……Eクラスは狙われている。
ここで戻っても、結局は同じことになる。やってくるのは”死”だ。
であれば、ここは敵の本拠地。少しでも情報を─────
(; -ω-)(……あ、いや、でもそうするとクーさんも危険な目に)
川 ゚ -゚)「内藤君」
_,
(; ^ω^)「お?」
う
川 ゚ -゚)「”それはなし”だろう」
(; ^ω^)「……」
参った。そうか、なしか。
( ^ω^)「……良いんだおね?」
川 ゚ー゚)「それこそ、今更さ」
-
( ^ω^)「……」
川 ゚ -゚)「……」
やることは、決まった。
なら、あとはやるだけだ。
出来ることを、出来る限りやるだけだ。
まぁ、もし死んだら次の僕、がんばれ。
でもやっぱり、出来ればクーさんに危険が及ばないようにやろう。
( ^ω^)「よし、それじゃ行くおいだああああああああああああああああああああああああ!!!!! 」
気合を入れ、頬を叩く。
同時に頭頂部、首、腰、足、と順にダメージが走った。
何かが頭に降ってきたのだ。いや小石とかそんなレベルじゃなくてもっと大きい、それこそ人サイズの────
(; ^ω^)「いててて……な、なんだお」
ξ;-⊿゚)ξ「あいたた……っ〜!!! やっぱり何度もやるもんじゃないわね」
(; ^ω^)「は?」
ξ;゚⊿゚)ξ「は?」
川 ゚ -゚)「おや」
金髪の『ふんっ』の人。
ツンさんが、何やら巨大な鉄の塊と共に落ちてきたのであった。
(; ^ω^)(ど、どこから落ちてきたんだこの人……! )
異常なしの天井を、僕は首を痛めながら見て思った。
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで!
o川*゚ー゚)o とりあえず、今回からまた安価が復活したので、またよろしくお願いします!
o川*゚ー゚)o それではまた次回!
-
乙!!
-
乙
-
乙ぅ!
何が起ころうが俺達は諦めんぜ
-
なるほど、ツンと会ったことが無くなったのは、ツンの能力で時間が戻ったからだったからか…!
-
大型AAで連続描写されると読むのがしんどい
-
なんだこの読者様
-
何故ツンの能力が時戻しになったら進入禁止のテープが無くなるんだ……?
乙!
-
o川*゚ー゚)o 22:30ごろ始めます
-
やふー
-
ξ;-⊿゚)ξ「あー……」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ「あんた達、こんな所で何してるのよ」
金属の塊を放り投げ、ツンさんは打ち付けたのであろう頭を抑えながら訪ねる。
ガシャン、と音を立てる塊に目をやると、どうやらそれはただの塊ではなかった。
_,
(; ^ω^)(……”手”?)
手を模した塊、いや部品であった。
”新品同然”のようで、傷らしい傷はその断面ぐらいである。
川;゚ -゚)「いや、それより何故ツンが……」
ξ;゚⊿゚)ξ「いやまって、あんた達ギコと……」
_,
(; -ω-)(……えーっと? )
-
パンツは千の風となりこの大きな空を吹きわたった
-
_,
(; -ω^)(状況整理、まずは状況整理だお)
一つ。僕は死んで”戻った”。
場所は廊下。”どの時点”の廊下なのかはわからないので、これはクーさんに聞かなければならない。
二つ。ツンさんの存在。
前回、ツンさんに会うため僕達は奔走していた。
しかし出会うことは無かった。
(; ^ω^)(でも何故か突然、ツンさんは現れた……)
ξ;゚⊿゚)ξ ,,, ジリ....
僕達とやや距離を取るツンさん。
どうやら警戒をしているようだが……
(; ^ω^)(……)
なんと声をかけよう。
・ツンさんに掛ける言葉を下から3つ。
出た3つをミックスします。
(; -ω-)(あまり”ふざけた”事は聞いたら不味そうだお。あと、出来るだけ警戒心を解きたい……)
-
ガタッ
-
自分達の状況説明(死に戻りは伏せる)
-
ハインの形をしたロボットについて
-
( ^ω^)|lii ガタッ
ξ;゚⊿゚)ξ” ビクッ
( ^ω^)「そんな警戒をしないでくれお」
( ^ω^)「まずは、そう……何故僕達がここにいるかを説明するお」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ「……分かったわ」
( ^ω^)「どこから説明しようかお……うん、まず簡単に言うと、ここに居るのは”偶然”なんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「偶然、ですって?」
( ^ω^)lli ガタッ
ξ;゚⊿゚)ξ” ビクッ
( ^ω^)「ふふ、警戒しないで……ふふふ」
ξ;゚⊿゚)ξ(く、一体何が目的なの……! )
(; ^ω^)(さっきのダメージ、足に結構キてるお。膝がガッタガタする……)
-
あんまり人いないのかな
-
久しぶりに遭遇できて嬉しい
-
( ^ω^)「うん。偶然なんだお。偶然ハローさん……白衣の人を見つけて、偶然この施設に入っただけなんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; -ω-)「いや、疑うのも分かるお。でも本当なんだおこれ」
( ^ω^)「じゃ、なんで偶然でもこの施設に入ったのか。それはそれで、理由もあるんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「E組のみんなを探してるんだお」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ(……そこはやっぱり”変わらず”同じなのね)
(; -ω^)(あれ、特に質問も無し?)
( ^ω^)lii ガタッ
ξ;゚⊿゚)ξ ビクッ
(; ^ω^)「ちょ、いい加減身構えるのやめてくれお! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「あ、あんたがそうやって驚かすからでしょ! そっちこそやめなさいよ! 」
-
(; ^ω^)「お、驚かしてないお!? 」
ξ;゚⊿゚)ξ「いやワザとかってくらいやってるじゃない! 驚くなって方が無理よ! 」
( ^ω^)「だから身構えないで、変に警戒しないでって言ってるじゃないかお」
ξ;゚⊿゚)ξ「 バ カ か ! 」
川 ゚ -゚)「あぁ、仲の良いところ申し訳ない。話をまとめさせてもらうぞ」
ξ;-⊿゚)ξ「そ、そうね。クー、お願い」
川 ゚ -゚)「まず、私達はE組のみんなを探すため行動を共にしていた」
川 ゚ -゚)「理由は、ふむ。少し長くなるが─────
ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ、そこは」
ξ゚⊿゚)ξ「ひとまず、ここにはみんなを助けるために偶然迷い込んだ」
ξ-⊿゚)ξ「一応、そういうことにしておくわよ」
川 ゚ -゚)「……あぁ、そんな感じだ。ありがとう」
-
_,
( ^ω^)「……ところで」
気になることが一つある。
いや一つどころではないのだけど、目下とても気になることが1つ。
ξ゚⊿゚)ξ「何よ?」
_,
( ^ω^)「その手……腕?ってなんなんだお?」
見た限り、恐らくだがあの”ロボット”の物のように見える。
やや大きいが、しかし断面から察するにやはりロボットだ。
それをどうしてツンさんが持っていたのだろうか。
ξ゚⊿゚)ξ「……そうね、説明するわ」
ξ゚⊿゚)ξ「でもその前に、一つ聞かせて」
ξ゚⊿゚)ξ「ギコは……どこにいるの?」
-
o川*゚ー゚)o 短いですが今日はここまで
o川*゚ー゚)o また次回もよろしくお願いします
-
おつ!!
-
乙 これはポニテ云々
-
ただのホモだと思われてたギコがどんどん重要なポジションに
-
良いところで切りやがってこんちくしょう
-
・・・カンのいいツンは嫌いだよ
-
投下あったのか 乙
次が楽しみだ
-
o川*゚ー゚)o 土曜日22:30頃投下
o川;゚ー゚)o の、予定
-
最近は寒いからな
靴下ぐらいは履いておくか
-
チンコ飛んでった
-
いつの土曜日かは言及してない
待機
-
最近奮発して毛糸の靴下買ったからな
あと5年ぐらいはこのままいけるぜ
-
その靴下どこで買えるんだ教えてくれ
-
(; ^ω^)「ギコ……?」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「えぇ、そうよ。どこにいるか教えて頂戴」
(; ^ω^)(……)
つ
なぜギコの居場所を知りたいのだろう。
しかし、ギコ……ギコの居場所?
(; -ω-)(……)
つ
(; -ω^)(最後にあったのは学校帰りの公園だったけど……どこに居るかなんて知らないお)
つ
( ^ω^)(そういえば、ギコもツンさんに会ったら教えてほしいって言ってたっけ)
(; -ω^)(……んー? )
1.知らないという
2.ギコが会いたがっていたことを伝える
3.ツンさんに逆に質問する(質問する内容も指示してください)
4.んー、どこかでギコの名前を聞いたような?(もう少し思い出す)
下から3番目
-
2
-
うおおおおおおおお
-
4
-
(; -ω^)「えーっと、ギコは……」
つ
川 ゚ -゚)「少なくとも、私たちは彼の居場所を知らないが……」
ξ゚⊿゚)ξ「……本当に?」
川 ゚ -゚)「あぁ。一応、内藤君は今朝会ってるがすぐに別れたと言っていたが……」
(; -ω-)「ちょ、ちょっと待ってクーさん」
川 ゚ -゚)「?」
(; -ω-)(いや、ギコの”居場所”は知らない……けど……)
(; -ω^)「ちょっと、引っかかることがあるんだお」
川 ゚ー゚)「……ほう?」
ξ゚⊿゚)ξ「引っかかること?」
(; ^ω^)「う、うん……」
_,
(; -ω-)「何か、こう……」
つ
-
_,
(; -ω-)(まず、僕は今朝ギコと会った。そして、クーさんとツンさんを見かけたら教えてほしいと言っていた)
つ
_,
(; -ω-)(一方で、ツンさんもギコを探している)
つ
_,
(; ^ω^)(そして”今回の出来事”。2-Eのみんながハローさんによって捕まえられている事を考えると……)
_,
(; -ω-)(いや、まてまてまてまてまてまて)
つ
_,
(; -ω^)(”みんな”じゃない、おね?)
_,
(; -ω^)(あの高岡さんの偽者の言葉を思い出すんだお……)
-
_,
(; ^ω^)(確か……そう、確か……)
つ
_,
(; -ω-)(捕まっているのは────────
つ
『从 ゚∀从「先生にドクオ、なべちゃんにトソン。あと……ツンにギコだな」』
(; ^ω^)(そう、言っていたおね)
( ^ω^)(でも実際は、”5人”だけ捕まってたんだお)
( ^ω^)”チラッ
川 ゚ -゚)「?」
( ^ω^)(それはクーさんが教えてくれたおね)
_,
(; -ω-)(で、それはその後の偽者の反応からして図星だったんだお……)
( ^ω^)(そしてツンさんがこうしてここにいるって事は─────)
1.ツンさんはやつらとグルってことか
2.ギコは捕まっていないってことか
3.クーさんがそもそも間違ってる可能性もあるでしかしこれ
4.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
2!
-
2
-
(; ^ω^)(そう、つまり”ギコ”は捕まってないんだお)
(; ^ω^)(ということは、部屋に捕まっているのは)
つ
_,
(; -ω-)(都村さん、渡辺さん、先生、ドクオ、偽者だけど高岡さんってことになるんだお)
つ
(; ^ω^)(これで”5人”の気配が揃うんだお)
( ^ω^)(で、僕とクーさんは都村さんに導かれてこの施設の下に向かってて……)
( ^ω^)(ツンさんも目的はわからないけど、ここにいる)
( ^ω^)(そう、”ここ”にいるんだお。これが重要なんだお)
( ^ω^)
( ^ω^)(そうなると、いよいよおかしいんだおね。いや、怪しいんだお)
(; ^ω^)(ギコ以外の2-Eの全員が、この施設に集まってるんだお)
(; ^ω^)(で、ツンさんはそのギコを探している……)
_,
(; -ω-)(ギコのやつ、一体何者なんだお……?)
つ
-
ξ゚⊿゚)ξ「……で、難しい顔してるけどギコがどこに居るのか知ってるの?」
(; ^ω^)「あ、えっと……」
_,
(; -ω-)「ごめん、わからないお……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「……そう」
(; -ω^)「……でも」
川 ゚ -゚)「……」
( ^ω^)「多分、だけど……」
(; ^ω^)「ここに居れば、会える……そう、思うんだお」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ「は?なにそれ、予言?」
ξ゚⊿゚)ξ「というか、引っかかってることって何なのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「それに本当に知らないわけ? 嘘ついてるんじゃ─────」
(; ^ω^)「そ、それは……」
川 ゚ -゚)「まぁ落ち着けツン」
-
川 ゚ -゚)「ここでいくら話しても結局のところ、君がどう”信じる”かによるんだ」
川 ゚ -゚)「仮に居場所を知っていたとしても、やっぱりその話を信じるかどうかになるだろう?」
ξ;゚⊿゚)ξ「それは……まぁ、そう……だけど」
何かを言いたげに口を尖らせるツンさん。
クーさんはそれを上から叩き伏せるでもなく、しかし優しく宥めるでもなく、
ツンさんがひとまず納得をしてくれるように話をした。
強気で言っても優しく言っても、恐らくツンさんは言葉を止めることは無かっただろう。
_,
(; ^ω^)(確かに、クーさんが言うように結局ツンさんがどう信じるかによるんだけど……)
_,
(; ^ω^)(僕がギコの居場所を知っていて当然でしょ?っていうような……)
(; -ω-)(そんな自信もあるような感じだったのはなんでだろう……)
つ
ツンさんの中で確信に近い何かがあったのだろうか……
( ^ω^)「まぁ、考えても仕方ないおね」
今はとりあえず、ツンさんと話をしなくては。
-
(; ^ω^)「えっと、とりあえず僕たちはギコの居場所を知らないんだお」
(; ^ω^)「お、オーケー?」
ξ゚⊿゚)ξ「……とりあえず、そういうことでいいわよ」
納得はしてないようだけど、言葉を飲み込んでくれたようだ。
疑うような視線をビシビシと感じながらも、僕は話を続けた。
(; ^ω^)「で、ツンさんに聞きたいんだけど……」
ξ゚⊿゚)ξ「ふん。なによ」
(; -ω-)「えーっと……」
さっきから気になってるあれについて、僕は言葉を切り出した。
(; ^ω^)「あの”機械の腕”について、教えてほしいんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「未来から奪ってきた」
(; -ω-)「そう、未来から……」
なんだ、随分遠くから来たもんだ。
未来かぁ、そうかぁ。
意味わかんねぇ。
-
(; ^ω^)「み、未来?」
ξ゚⊿゚)ξ「未来」
川 ゚ -゚)「……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「未来から過去に戻ってきたのよ」
(; ^ω^)「……」
ξ-⊿゚)ξ「……冗談よ」
(; ^ω^)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「冗談って言ってるのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「未来から過去に戻ってきました、なんて話、冗談に決まってるでしょ」
(; ^ω^)「……」
1.いや信じるよ
2.冗談ってことにしておくよ
3.ふんっ!
4.他に何かあればどうぞ
-
(; ^ω^)「み、未来?」
ξ゚⊿゚)ξ「未来」
川 ゚ -゚)「……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「未来から過去に戻ってきたのよ」
(; ^ω^)「……」
ξ-⊿゚)ξ「……冗談よ」
(; ^ω^)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「冗談って言ってるのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「未来から過去に戻ってきました、なんて話、冗談に決まってるでしょ」
(; ^ω^)「……」
1.いや信じるよ
2.冗談ってことにしておくよ
3.ふんっ!
4.他に何かあればどうぞ
下から3番目
-
1
-
1
-
1
-
( ^ω^)「いや、信じるよ」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「ツンさんからすれば信じることのほうが信じられないかもしれないけど」
つ
_,
(; -ω-)「僕は……」
つ
( ^ω^)
( ^ω^)「僕は、ツンさんの言うことを信じるお」
ξ゚⊿゚)ξ「そう」
(; ^ω^)「お?」
ξ゚⊿゚)ξ「冗談だって言ってるのに……」
ξ゚⊿゚)ξ「何を信じちゃってるんだか。バカみたい」
(; ´ω`)「う、うーん。まぁその通りだから反論できないお」
(; ^ω^)「僕が信じたいから信じるんだお。それで良いじゃないかお」
ξ゚⊿゚)ξ「……ふん」
-
ξ゚⊿゚)ξ「ま、ともあれこれからどうするわけ?」
( ^ω^)「うん。とりあえず”下に行く”お」
( ^ω^)「そこにみんながいるはずだから……」
( ^ω^)(それに、あいつも……)
ξ;゚⊿゚)ξ「……下、ね」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
つ
( ^ω^)「お?」
放り捨てられた腕に視線を落とすツンさん。
曰く、未来から奪ってきたらしいけど、ということはこれって……
(; ^ω^)(やっぱりあの”ロボット”の腕、なのかお?)
つ
ξ゚⊿゚)ξ「ま、大丈夫でしょ。分かったわ、私も一緒に行くから」
-
(; ^ω^)「え!? 」
ξ゚⊿゚)ξ「『え!?』 って何よ、『え!?』って」
川 ゚ -゚)「私たちは元々この下に向かっていたんだ。目的もあったしな」
川 ゚ -゚)「しかしツン。君はどうなんだ? 君の目的は分からないが、一緒に行かなければならないのか?」
つ
川 ゚ -゚)「この施設から逃げ出す、そういう考えはないのか?」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ ゚⊿)「ない、わよ」
ξ ゚⊿)「私もね、ここに用があったのよ」
ξ゚⊿゚)ξ「だから、一緒に行く」
(; -ω-)「……」
( ^ω^)「わかった。一緒に行くお」
-
川 ゚ -゚)「内藤君?」
(^ω^ ;)「いや、ツンさんも目的があるみたいだし、一人にさせるわけにはいかないお」
(^ω^ ;)(僕たちを殺したやつらも、恐らくツンさんを狙っているようだったし)
川 ゚ -゚)(ふむ……)
,_
(-ω- ;)(それに……)
( ^ω^)「信じてるって言った手前、ここでさよならはないお」
( ^ω^)「ツンさんも分かってると思うけど、危ない道だお。それでも一緒にくるんだおね?」
ξ゚⊿゚)ξ「女に二言は無いわよ」
わお、なんと男らしいのだろう。
放り捨てていた機械の腕を担ぎ上げてツンさんは答えた。
クーさんとも目を合わせる。
うん、ひとまず一緒に行くことに異論はないようだ。
恐らく、ツンさんにも何かの能力があるんだ。
冗談だといっていたけど、”未来から過去へ移動できる”、そんな能力が。
( ^ω^)(ぶっちゃけ僕の死に戻りより便利じゃね?)
-
( ^ω^)「さて、それじゃ……」
行くとしますか。
僕は一歩、廊下の奥へと足を進めた。
川 ゚ -゚)「そうだな」
クーさんが続く。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ツンさんが続く。
「カシャン」
カシャンと音が続く。
( ^ω^)「え?」
-
え?
-
从 。々从” カシャン
( ^ω^)
川 ゚ -゚)
ξ゚⊿゚)ξ
僕らの後ろ。
廊下の曲がり角から、機械音を響かせてあのロボット───高岡さんの姿を模したロボットが
顔を覗かせた。
从。々从 !
从。々从” カシャンカシャンカシャン
そして走ってきた。
あ、そうか!ここってこいつに追われたときの場所だったんだ!
僕は死んで、この場所、この時間に戻ったんだな!
なるほど、ようやく何時のどの場所に戻ったのかわかったぞ!なるほどなぁ!
(; ゚ω゚)「に、逃げるんだおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!! 」
-
(; ゚ω゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! 」
ええと、思い出せ思い出せ思い出せ!
前回、追われてどうなった!?
確か、確かえーっと!!!
何だっけ!!!!!
(; ゚ω゚)「そ、そうだクーさんとツンさんは! 」
振り向くと、クーさんの走る姿が見えた。
だがしかし、もう一人。
川;゚ -゚)「内藤君、ツンが! 」
ξ゚⊿゚)ξ
(; ^ω^)「ちょ、ツンさん! 」
ツンさんが全く動きもせず、機械の腕を担いだまま走り迫るロボットの前に立ちふさがっていたのだ。
-
(; ^ω^)「な、何をしてるんだお! 」
すぐさまツンさんの方へ駆け出す僕。
しかし、既にロボットはツンさんのすぐ近く。
どう考えても、間に合わない。
一体ツンさんは何を考えているんだ。
アホなのか。バカなのか。何で堂々と突っ立ってるんだ。アホなのか。
(; ^ω^)「早く逃げるんだおツンさん! 」
ξ゚⊿゚)ξ「その必要はないわ」
(; ゚ω^)「は───────
ツンさんが持っていた機械の腕を、放り投げる。
从。々从 カシャンカシャンカシャン
その腕を、ロボットが払いのける。
その瞬間、その腕が。機械の腕が。
(; ゚ω^)「は?」
機械の腕が綺麗に切断された。
从。々从
払いのけた方の、ロボットの腕がだ。
-
ξ゚⊿゚)ξ「ふん」
ξ゚⊿゚)ξ「”未来”の結果を”今”差し込んだだけよ」
倒れ落ちるロボット。
そしてツンさんが振り返り、髪を少しだけ弄る。
伏目がちなのはもしかして照れているのだろうか。
( ^ω^)「あ」
ξ゚⊿゚)ξ「ふ、ふん。何よ。別に────」
(; ゚ω^)「後ろ、後ろ! 」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、後ろには鉄くずが─────」
(; `ω´)「後ろを見るんだおツンさん!!!!! 」
ξ(゚-゚ξ 彡「な、なによ」 クルッ
从。々从
ξ(゚-゚ξ
从。々从 カシャン
ξ(゚-゚;ξ
切断されたのは片方の腕だけである。
もう片方の腕が無事であるならば、ましてやそれがロボットであるならば。
切断されたのはさして問題ではないだろう。
(; `ω´)「あ、アホーーーーーーーーー!!!!! 格好つけてる場合かお! 」
(; `ω´)「とっとと逃げるんだおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! 」
ξ;゚⊿゚)ξ「その必要はあったようね」
-
支援
-
(; `ω´)「……!!! 」
幸い、片腕を失った影響でロボットの動きが鈍い。
これならツンさんも逃げられそうだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「?」
な、なんだ?
どうしてツンさんの表情が曇ってるんだ?
心なしか、走るスピードも……
1.駆け寄る!
2.クーさん! 頼むお!
3.大丈夫、ツンさんを信じてあえて先に走る(危険察知 Ver.EX「これダメだよ)
4.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
1
-
1
-
(; ^ω^)「ツンさん! 」
川;゚ -゚)「内藤君! 」
クーさんの声を振り切り、僕は駆け出した。
アホだなぁ、別に大丈夫かもしれないのに。また「ふん」って言われるだけだぞ。
(; ^ω^)「まぁ、それでも別に良いんだけどね!!!! 」
(; `ω´)「ツンさん、大丈夫かお!? 」
急いでツンさんの腕を自分の首に巻かせ、左腕でツンさんを支える。
そうして走り出そうと一歩踏み出すと、ガクンとツンさんの方へと回した左腕に重さが増した。
(; ^ω^)「ツンさん!? 」
ξ;-⊿゚)ξ「……ふん」
どうやら察するに、足首を捻っているようだ。
ん、んん? 捻るような場面、あったか?
(; ^ω^)「いやそれより──────!!! 」
-
从。々从 カ.....カシャ.....ン......
ぎこちないとは言ってもロボットとの距離はほんのわずかだ。
このままだとすぐに捕まってしまう。
(; `ω´)「〜〜〜〜〜〜っ!!!! 」
川;゚ -゚)「内藤君! 」
(; `ω´)「っ! そ、そうだお! 」
1.背負うっきゃねぇ!(運動神経判定)
2.閃け頭脳!(記憶力判定)
3.冴え渡れ何か!(状況安価発生)
4.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
2
-
タイムスリップ前に捻ってた
2
-
o川*゚ー゚)o さぁ久しぶりの判定だ!
o川*゚ー゚)o 記憶力判定
o川*゚ー゚)o 62+5+12=79以下で成功
o川*゚ー゚)o 100までの好きな数字を>>556
o川*゚ー゚)o おまじないなどのスキルの有無も併せてね
-
25
-
54
スキルなしで
-
o川*゚ー゚)o それではまた明日21:00ごろに!
o川*゚ー゚)o お疲れ様でした!
-
生殺し
-
おつ
-
乙なんだからね!ふんっ!
-
o川*゚ー゚)o ごめんね!21:40開始で!はい!
-
パンツ穿いた
-
(; `ω´)「ふおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! 」
思い出せ、思い出せ僕!
何かあったはずだろ、何かあったはずだろ!
この状況を何とかできる何かが、何かが!!!
从。々从 カシャン.....
(; ^ω^)「おおおおおおおおおおおおおおお!? 」
ロボットの動きが早くなる。
逃げようと僕も前へと進むが、足を怪我したツンさんがいる。
このままでは追いつかれると判断した僕はすぐさま、ツンさんを背負うと走り出した。
だがしかし。
(; ゚ω゚)「あっ」
焦った所為か、バランスを崩してしまった。
-
(; ゚ω゚)「しま──────
体が傾く。
(; ゚ω゚)「あ───────
このままだと……
いや、違う。
大丈夫だ。僕はまだ、これはまだ、大丈夫だ。
僕の前、廊下の先にいたクーさんの姿が見えたとき、僕は叫んだ。
(; ゚ω゚)「クーさん!!!!!!!!!!! 」
-
川 ゚ -゚)「あぁ、分かっている」
(; ゚ω゚)「っ! 」
瞬間、僕はクーさんの横に居た。
昨日の夜、校舎に忍び込む時に使ったクーさんの能力。
そして”前回”、崩れ落ちてきた瓦礫によって離れ離れになってしまった時に使った能力。
それによって僕はクーさんの横へと”飛んだ”のであった。
川 ゚ -゚)「さ、早く行こう」
(; ^ω^)「お、分かったお! 」
クーさんのおかげで難を逃れた僕たちは廊下を駆け出した。
(; -ω-)「でも、このままじゃいずれ……」
ロボットとの距離は離れたといってもこの一本道の廊下。
逃げ切ることは難しい。
-
(; ^ω^)「思い出せ、思い出せお……」
思い出せ、思い出せ僕。
クーさんの”能力”であの場を乗り切る、それは思い出せたしやれた。
あとは、どう逃げ切るのか。
(; -ω-)「えーと、えーと!!! 」
川;゚ -゚)「どうする、このまま走り続ければ良いのか?」
ξ;-⊿゚)ξ「……」
(; -ω^)「ちょ、ちょっと待ってお。今思いだすから」
えーと、なんだ。
なんだっけ。なんだったっけ!
前回はどうやって逃げたんだっけ!!!!
-
( ^ω^)「あっ」
-
o川*゚ー゚)o #HEAVEN'S DOOR73
o川*゚ー゚)o 54+73=(1)27
o川*゚ー゚)o 成功!
-
おっ
-
(; ^ω^)「く、クーさん! 」
川;゚ -゚)「な、なんだ」
(; ^ω^)「僕の鞄から野球ボールを取ってお! 」
川;゚ -゚)「わ、わかった! 」
ツンさんを背負いつつも離していなかった鞄。
クーさんは僕の手から鞄を受け取ると、その中から野球ボールを取り出した。
川;゚ -゚)「これをどうするんだ!? 」
(; ^ω^)「それを──────────
思い出した。
前回は”隠し扉”を偶然見つけて、そこに逃げ込んだんだ!
だからあとはその扉を見つけるだけ。
そして野球ボールは────────
1.とにかくどこかの壁に当てて!
2.他に何かあれば
-
──────── 死に損ないが発動しました。
.
-
(; -ω^)(い、いや違うお。壁に当てるんじゃない)
(; -ω^)(やるなら──────)
(; ^ω^)
(; ^ω^)「ろ、”ロボットの足元に向けて投げて”お! 」
川;゚ -゚)「分かった! 」
そう言うとクーさんは体を捻り、そのままの勢いで野球ボール(軟式)を投げた。
これがトルネード投法かと、あまりにも素晴らしいフォームを目にして僕は思ってしまった。
ボールはそのまま真っ直ぐロボットの足元に向かって走る。
从。々从
そしてボールは見事、ロボットの足と廊下との間に嵌り、
ガシャン、という音を上げロボットは派手に転んだ。
散らばる部品達。それを注意して見ると─────
(; ゚ω^)「あった! 」
一瞬だけ動いた壁。隠し扉だ。
極々わずかだが、それでも見逃さなかった。
そして僕はツンさんを背負い、そしてクーさんを引っ張りながら隠し扉へと飛び込んだのであった。
-
(; ^ω^)「……」
ξ;-⊿-)ξ「……」
川;゚ -゚)「……」
飛び込んだ先で、僕たちはぴたりと動きを止めて息を潜めていた。
身を隠すことに成功したが、それでもこの隠し扉の向こうからカシャンという機械音が
聞こえる限り、安心など出来る筈も無かったのだ。
(; ^ω^)(……)
前回は大丈夫だった。
今回も隠し扉に入れたのだから大丈夫。
(; ^ω^)(そう思いたいけど、それでもやっぱ怖いお)
だがそんな心配をよそに、前回と同じく機械音はしばらくするとどこか遠くへと消えていったのであった。
-
(; ^ω^)「うーん、あのまま階段を下りていったっぽいおね」
川;゚ -゚)「あ、あぁ。内藤君のおかげで助かったよ」
_,
(; -ω^)「あ、いや……クーさんのおかげだお。ホント……うん」
つ
ξ;-⊿゚)ξ(……”あのロボット”がボロボロだったのはこういうことなのかしら?)
(; ^ω^)「あ、ツンさん大丈夫かお?」
ξ;-⊿゚)ξ「っ、ふ、ふん。大丈夫よ」
(; ^ω^)「お。元気そうでなによりだお」
相変わらずの「ふん」だ。
ま、まぁ、「ふん」を言えるくらいには元気なんだろう。
( ^ω^)「……」
つ
ξ;゚⊿゚)ξ「な、なによ」
( ^ω^)「いや……」
1.ツンさんらしくて良いと思っただけだよ
2.少しくらいデレない?
3.もっと言うべき言葉があるんじゃないか?ん?
4.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
3
-
1
-
( ^ω^)「ツンさんらしくて良いと思っただけだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「わ、私らしい?」
( ^ω^)「うん」
ξ゚⊿゚)ξ「……意味わかんない」
(; ^ω^)「ま、まぁわかんなくて良いんだお」
分かったらきっと怒られる。
確実に怒られる。処女賭けたって良い。
川 ゚ -゚)「ふむ……しかし、間一髪だったな本当に」
_,
(; -ω-)「ホントだおね……」
つ
多分、前回よりも危なかったぞ。
もしツンさんを助けるのが後少しでも遅れていたら……
もしあの時クーさんの能力が間に合わなかったら……
もしこの隠し扉の事を思い出せなかったら……
もしこの隠し扉を見つけられなかったら……
(; -ω^)(うっわ、ギリッギリだったおホント。あっぶな……)
つ
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……ねぇ」
-
( ^ω^)「お?なんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「……なんでそうまでして助けてくれたの?」
_,
(; ^ω^)「は?」
つ
おっと、まさかそんな事を聞かれるとは思ってもいなかった。
どうして?いや、どうしてって言われても……
_,
(; -ω-)(そんなの……)
つ
1.普通に考えて出来るわけないでしょ
2.約束したでしょ、一緒に行こうって
3.考えてる余裕も無かっただけだよ
4.他に何かあれば
下から2番目
-
2
-
1
-
_,
(; ^ω^)「普通に考えて出来るわけないでしょ」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「……そう」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(; ^ω^)「……」
え、なに?それだけ?
「そう」ってあなた……ま、まぁいいけどさ別に。
ξ゚⊿゚)ξ「普通に考えて、か……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ アリガト
_,
( ^ω^)「?」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「ところでクー」
川 ゚ -゚)「ありがとうって何だ?」
ξ゚⊿゚)ξ「おい」
-
ξ゚⊿゚)ξ「待って、待ってちょっと」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
つ
ξ゚⊿゚)ξ「……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ
つ
ξ゚⊿゚)ξ「待って」
川 ゚ -゚)「すまない……素直ですまない……つい……」
ξ゚⊿゚)ξ「なに?私と戦争でもしようっての?」
(; ^ω^)「ちょ、え、何だお二人して。落ち着いてお!? 」
(; ^ω^)「クーさんもどうしたんだお? あと何だお、ありがとうって」
ξ;゚⊿゚)ξ「何でもないわよ。気にしないで」
川 ゚ -゚)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……何よ」
(゚- ゚ 川 「別に」
ξ゚⊿゚)ξ「こっち見て言いなさいよ。ねぇ、ねぇって」
-
川 ゚ -゚)「さて、内藤君」
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇって」
(; ^ω^)「お、お!? 」
すげぇ、クーさんってばツンさんを完全に無視してらっしゃる。
やべぇ、ツンさんの顔やべぇって。
ξ゚益゚)ξ
人間のする顔じゃねぇって。
(; ^ω^)「え、えっと……何だお?」
つ
とりあえずそっとしておこう。
-
川 ゚ -゚)「ひとまずこの後だが、どうするんだ?」
( ^ω^)「……」
つ
この後どうするのか。
僕は一度隠し扉の方へ視線を移す。
次はクーさんの方。
そしてその先へ、下へと続く階段へと視線を落とした。
前回と同じ、階段へ。
( ^ω^)「……この階段を下りようと思う、お」
川 ゚ -゚)「ふむ、分かった。ではそうしよう」
-
川 ゚ -゚)「っと、その前にツン」
ξ゚⊿゚)ξ「……何よ」
川 ゚ -゚)「足を出せ。治してやる」
ξ;゚⊿゚)ξ「へ?」
川 ゚ -゚)「足を出せといっているんだ」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと! 」
クーさんは無理やりツンさんの足を引っ張ると、そこに手を当てた。
恐らく、クーさんの”能力”で治すのだろう。
最初は戸惑いを見せていたツンさんも、だんだんと痛みが引いてきたことで
分かったのだろう、すっかり大人しくなってきた。
ξ゚⊿゚)ξ「……ありがとう」
痛みが完全に取れたのか、ツンさんは立ち上がるとぼそっとクーさんにお礼を述べた。
クーさんは「気にするな」と返すと、僕の方へ向いて「では行こうか」と言って階段を降り始めた。
-
( ^ω^)「お、わかったお」
クーさんの後に続く形で、僕も階段を下りる。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
そのとき、ツンさんの横を通り過ぎる時に「ありがとう」と、そんな声が聞こえたのは気のせいだろうか。
( ^ω^)(多分気のせいだおね)
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ゚⊿゚)ξ「ふん」
(; ^ω^)「……」
何だか弾んだ感じの「ふん」だったけど、何だろう。
足が治って嬉しいのだろうか。気になるけど、また何か言われるかもしれないと思い僕は聞くことはしなかった。
ξ゚⊿゚)ξ(”普通”に考えて、か)
ξ゚⊿゚)ξ(……ふん)
ξ゚⊿゚)ξ 好感度[:::::: ]
↓
ξ゚⊿゚)ξ 好感度[::::::::::: ]
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで! 読んでくださってありがとうございました
o川*゚ー゚)o ではまた明日21:30ごろに!
o川*゚ー゚)o お疲れ様でした!
-
おつおつ
-
好感度とかあったなそういえばってレベルになってた
おつ
-
久しぶりに好感度上がったな
-
好感度の忘れてたわ
-
――――――――――――
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――
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!
、 / !
` 、 / !
` 、 / !
` 、. / !
` 、 / !
` < !
` 、 !
`i !
i __/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨
i __/ / ∨
i/ / / ∨
i / / ∨
i. / ∨
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,>´ 二二二二二二二二二二二二二 `<,
,>´ 二二二二二二二二二二二二二二二二二 `<,
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,>´ 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 `<,
(; ^ω^)「……」
薄暗い階段を降りていく。
前からクーさん、僕、ツンさんという順番だ。
壁に手をつきながら、慎重に進んでいく。
時折、耳鳴りのようなキーンとした音が聞こえる。
-
きた!
-
( ^ω^)「……」
つ
確かこのまま進むと同じような隠し扉があるはずだ。
わずかに光が漏れていて、そっと覗くと今までの真っ白な廊下とは違う機械だらけの廊下があったはずだ。
( ^ω^)「……」
つ
それと、もうひとつの隠し扉。
こちらは廊下へと繋がった扉ではなく、本がたくさん置いてあった小部屋に繋がっていた。
_,
(; -ω-)(……そうだ、都村さんが連れて行かれるのを見たのも、この時だったお)
つ
前回、丁度僕たちがその扉に気づいたとき、クーさんが連れて行かれる都村さんを見たのだ。
(; -ω^)(前はどうすることも出来なくて、ひとまず小部屋のほうに入ったんだけど……)
-
_,
(; -ω-)「んー……」
つ
1.みんなで相談だ!
2.どうにも出来ないのは同じだろうから、小部屋に行こう
3.小部屋よりみんなが捕まってる部屋に行こう
4.他に何かあれば
下から
-
_,
(; -ω-)「んー……」
つ
1.みんなでザザッ談だ!
2.─────────同じだろうから、小部屋に行こう
ザッ小部屋よりみんなが捕まってる部屋にザザザザザザザザ
4.他に何かあれば─────ザザザッ
ザザッ
-
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_ジジジッ__ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
===━___ ̄―
―――― ミ,,゚Д==あ ̄―― ̄あー
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄
___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
-
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄
___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
__ ザザ…… ザ ̄ ̄
 ̄‐ _ ̄ザザッ.....
ミ,,゚Д゚彡 あーあー
ミ,,゚Д゚彡 あ?
ミ,,゚Д゚彡 よし、聞こえるな
-
ミ,,゚Д゚彡 端的に説明……の前に確認しよう
ミ,,゚Д゚彡 まず一つ。内藤は前回死んだ
ミ,,゚Д゚彡 ハローによって撃ち殺されたな。すまんな
ミ,,゚Д゚彡 で、その瞬間、彼女の能力によって”時が戻った”
ミ,,゚Д゚彡 彼女の能力と内藤の能力、二つが発動したため内藤は記憶を持ったまま時を戻れたんだな
ミ,,゚Д゚彡 まぁこれは”偶然”だ
ミ,,゚Д゚彡 で、今どうなのかっていうと、そのまま”前回”と同じように階段を下りているってわけだ
ミ,,゚Д゚彡 ここまでは良いな?
-
ミ,,゚Д゚彡 ここからだ。ここからが問題だ
ミ,,゚Д゚彡 いいか、端的に説明するぞ
ミ,,゚Д゚彡 このまま”前回”と同じ行動をすれば死ぬ
ミ,,゚Д゚彡 撃ち殺されるのかそうでないかの違いはあるが、死ぬ
ミ,,゚Д゚彡 ”前回”をなぞるな。その可能性は既に殺されたんだ
ミ,,゚Д゚彡 だが何も出来ないわけじゃない
ミ,,゚Д゚彡 可能性は無限にある。いくつもの可能性を示せ。未来を変えろ
ミ,,゚Д゚彡 ”お前ら”はそれをやってきたはずだ
-
ミ,,゚Д゚彡 内藤は既に数え切れないほど”繰り返している”
ミ,,゚Д゚彡 今回の可能性も初めてではない
ミ,,゚Д゚彡 ……終わりはもうすぐだろう
ミ,,-Д゚彡 ……
ミ,,゚Д゚彡 っと、”お前ら”に自己紹介をするのを忘れていたな
ミ,,゚Д゚彡 ”初めまして”。俺はフサギコ。ハローの製作者だ
ミ,,゚Д゚彡 そして”この世界のイレギュラーになるはずだった”男だ
-
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ―――― ==  ̄ ̄ ̄ ――_―― ̄_
────__ ̄ ̄ ̄ザザザ ̄───= ===≡三 二 ̄_──ザ‐― ――ザザ――==
ザ ザッ __ ̄―===━ ザッ ザザザザ―‐―― ___ ̄ ̄―――
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― ___―― ̄ ̄___
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄― ―――― == ザザ ̄―― ̄ ̄___ ̄―
.
-
1.小部屋に行く
下から2番目
.
-
おおお
1
-
みんなが捕まってる部屋へ行こう
-
1.小部屋に行く
下から2番目
.
-
1.小部屋に行く
==━ ザッ ザザザザ―‐―― __
____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐―
― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄――― _
.
-
2.みんなが捕まっている部屋に行く
.
-
( ^ω^)「……二人とも、ちょっと良いかお?」
川 ゚ -゚)「ん?」
ξ゚⊿゚)ξ「なによ」
( ^ω^)「実は、提案があるんだお」
つ
よし。まずはみんなが捕まっている部屋に行こう。
上手くいけば、あの騒動を起こす前の先生に会えるはずだ。
_,
(; -ω-)(ただ、まぁ、うん。提案があるとは言ったものの、どうやって説明すれば良いやら……)
つ
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 明日か明後日の21:30ごろ開始します
o川*゚ー゚)o 一応、明日やるかどうかのアナウンスは明日やります!
o川*゚ー゚)o それでは皆さんお疲れ様でした!
-
ここにきて新キャラか…おつ
-
フサギコの存在やら思ってた以上に介入できるのかもしれないってことやらいろいろ気になることが増えたなあ
-
おつおつー!フサギコ兄貴の解説わかりやすかったぜ、サンキュー!
-
o川*゚ー゚)o 21:45開始します!!!!!!!!!!!!!!!!!!
-
おっす!!!!
-
(; -ω^)「えーっと……」
つ
この先、階段を下りればまた廊下へと出られる隠し扉がある。
その階にはみんなが捕まっている部屋があるから、先生が暴れる前に行こう。
もしかしたら、みんなを助けられるかもしれない。
(; ^ω^)(要約すると、つまりはこういうことなんだけど……)
つ
(; -ω-)(ツンさんに何て説明しようか……)
川 ゚ -゚)「?」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
ここにいるのがクーさんだけであれば話は早かった。
自分が”死に戻って”来たことも知っているし、何が起こったのかも話してあるからだ。
-
( ^ω^)(でも……)
ξ゚⊿゚)ξ「なによ」
ツンさんには何も話していない。
いや、仮に話したとしても信じてもらえるかは怪しい上、こと今回に限っては説明する時間も惜しい。
少しでも早くみんながいるであろう部屋に行かなければ、恐らく前回と同じことになってしまう。
(; -ω-)(……)
ふと、ズボンのポケットに入れていたものを思い出す。
ポケットの中に手を入れて、そこで閃いた。
( -ω^)(お、そうだ……)
悪いね都村さん。
少し言い訳に使わせてもらうよ。
-
( ^ω^)「───この先、階段をしばらく下りた先にもう一度隠し扉があるんだお」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「? なんであんたにそんなことが分かるのよ」
( ^ω^)「これのおかげなんだお」
そう言って僕はポケットに入れていた手を出し、中に入っていたものをツンさんに見せた。
薄暗い中、ツンさんは一度目を凝らすようにして覗き込んだ後、きょとんとした顔を上げた。
ξ゚⊿゚)ξ「なにこれ」
( ^ω^)「都村さん」
_,
ξ゚⊿゚)ξ「は?」
(; ^ω^)「あ、いや、都村さんと連絡を取れる機械……っていうのかな」
-
( ^ω^)「それで、都村さんから『この階にみんなが捕まっている』ってい
(; -ω^)「この隠し扉について聞いていたんだお」
つ
少し苦しいけど、都村さんから教えてもらった、そういう事にしよう。
何で都村さんが?と思うかもしれないけど、2-Eのことだ。
恐らく、「そういうこともできる」ってことで納得してくれる……と、思う。
'_
川 ゚ -゚) 、
僕の考えに気づいたのか、クーさんが僕のほうをちらりと見た。
うん、とにかく今は早くみんなの所に行きたいんだよ。
川 ゚ -゚)「あぁ、内藤君の言うとおりだよ」
川 ゚ -゚)「この隠し通路を知っていたのも都村から聞いていたんだ」
川 ゚ -゚)「だからほら、ロボットに追いかけられたときも咄嗟に逃げ込めただろう?」
( ^ω^)「そ、そうなんだお。ごめんお、今まで言うタイミングが無くて……」
クーさん!!!!
ありがとう!!!!!アシストありがとう!!!!!
-
(; ^ω^)
川 ゚ -゚)
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ど、どうだろうか。
やっぱり苦しすぎるけど、どうか今、この場だけでは納得していただきたい。
それですぐさまみんなのいる部屋に行かせていただきたい。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ ゚⊿)ξ「そう、都村が……」
つ
ξ゚⊿゚)ξ「都村なら……うん、出来るか……」
つ
(; ^ω^) =3 ホッ
( ^ω^)「じゃ、ひとまず隠し扉を抜けたらすぐにみんながいる部屋に行くお!」
川 ゚ -゚)「部屋の場所はみんなの気配を辿れば分かるから、私に任せてほしい」
ξ゚⊿゚)ξ「……分かったわ」
-
( ^ω^)「それじゃ、さっさとこの階段を下りて行くお! 」
そんなわけで先ほどよりもペースを上げ、階段を下りる僕たち。
順番も変わらず、クーさん、僕、ツンさんの並びでツカツカと下りて行く。
それからほんの少しすると、下のほうから少しだけ光が漏れている壁があった。
( ^ω^)(お、あそこに隠し扉が──────)
ξ゚⊿゚)ξ「ところでさ」
( ^ω^)「お?」
隠し扉まであと少し。
そんなとき、後ろからツンさんの声がかかった。
-
ξ゚⊿゚)ξ「あんたさ」
( ^ω^)「うん」
階段を下りる。
3人分の足音が響く。
ξ゚⊿゚)ξ「今更だけど、驚かないのね」
カツカツカツ。
足音が少し早まる。
( ^ω^)「何が?」
ほら、もう少しで隠し扉だ。
ξ゚⊿゚)ξ「都村が変な機械を持ってること」
( ^ω^)
-
ξ゚⊿゚)ξ「クーが不思議な力で私の足を治したこと」
( ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ「しかも私たちを一瞬で移動させてたし」
(; ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ「あぁ、あと私が突然現れたことも」
(; ^ω^)
ξ゚⊿゚)ξ「割と、あっさり受け入れてる気がするんだけど」
ぴたり。
足を止めてしまった。
(; ^ω^)「そ、そそそそそそそそそそぅかなぁ〜〜〜〜〜????????」
ああああああああああああ!!!!!
そ、そこを聞きますか!? 今、そこを聞きますかツンさん!!!!!!!
-
(; ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
ξ-⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「……ほら、先を行きましょうよ」
(; ^ω^)「そ、そうだおね! 」
背中を突っつかれ、僕はまた階段を下りだす。
(; -ω-)(……)
つ
(; ^ω^)(一応、何か言った方が良いかお?)
つ
1.黙っておこ……
2.何か言っておこ……
3.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
2
-
3「今まで皆を助けるために必死だったから気にしなかったけど……よくよく考えたらおかしいお? 後で色々説明して欲しいお」
的にとぼける
-
(; ^ω^)「あ、あー……確かに、今までみんなを助けるのに必死だったから気にしなかったけど」
(; ^ω^)「よくよく考えたらおかしいおね……後で色々説明して欲しいお」
ξ゚⊿゚)ξ「……そう」
(; ^ω^)「う、うん。みんなが捕まったって聞いたときは吃驚したけど、あとはもう必死だったから……」
(; -ω-)「ツンさんに会うまでも色々あったから、麻痺してたお……」
つ
ま、まぁ半分本当のことだし。
こういう感覚が麻痺しているのも本当のことだし。
(; ^ω^)(まぁ、フォローは出来たかおね?)
川 ゚ -゚)「む? 光が漏れてるな……」
( ^ω^)「お、そうだお。ここだお」
( ^ω^)「人の姿はないようだから、後は素早く─────
ξ゚⊿゚)ξ「……?」
( ^ω^)「お? どうしたお、ツンさん?」
-
ξ゚⊿゚)ξ「え? いや、ここの壁、なんか……」
何かの違和感を覚えたのだろうか。
ツンさんが反対にある壁に手を伸ばす。
あそこは確か……
( ^ω^)「あ、そこは何か本とか色々散らばってる小部屋だお。何も無いって聞いてるけど……」
川 ゚ -゚)「内藤君、行かなくていいのか?」
(^ω^ ;)「お、そうだおね。早くみんなの部屋に……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
僕が廊下へと続く隠し扉に手をかけるのと同時に、
ツンさんも小部屋へと続く隠し扉に手をかけた。
ぎぃ、と二つの音が静かに重なる。
僕は扉を押す手を緩め、ツンさんの方へ向いた。
ツンさんは顔を小部屋のほうに覗かせていて、そしてすぐにこちらへと振り返った。
ξ゚⊿゚)ξ「ごめん、私この部屋に行くから」
(; ^ω^)「え!?」
-
(; ^ω^)「ちょ────」
ξ゚⊿゚)ξ「みんなのこと、頼んだわよ」
呼び止める僕の声を無視し、ツンさんはその小部屋へと入っていってしまった。
その後ろ姿を僕とクーさんは何するとも無く、見送ってしまう。
パタン、と扉が閉まると僕たちは顔を見合わせた。
川 ゚ -゚)「……」
( ^ω^)「……」
_,
(; -ω-)「え、えっと……」
つ
1.頼まれたからにはしょうがない。僕たちで行くしかない
2.不安だ。二人でツンさんの方に行こう
3.二手に分かれよう。クーさんがツンさんの方に行ってあげて
4.僕がツンさんの方に行くから、みんなを頼んだよクーさん
5.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
2
-
3
-
o川*゚ー゚)o では今日はここまで
o川*゚ー゚)o また明日も21:30ごろ開始予定です
o川*゚ー゚)o どうもありがとうございました
-
乙!
-
o川*゚ー゚)o 22:00開始!!!!!!!!!!!!!!!!!
o川*゚ー゚)o です
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
(; ^ω^)「ここは二手に別れるお」
川 ゚ -゚)「ふむ?」
どうもツンさんの様子がおかしかった。
あの部屋に何かあるのだろうか。いや、しかし前回調べた限りではただの小部屋だったはず……
( ^ω^)「悪いけど、クーさんはツンさんと一緒に居てほしいお」
川 ゚ -゚)「……一人でも大丈夫なのか?」
(; ^ω^)「僕はみんなが捕まってる部屋も知ってるし、大丈夫だお」
川 ゚ -゚)「違う、そういうことではない……」
-
よし
-
クーさんの瞳が僕を捉える。
心配してくれているが、しかし僕の考えも汲んでくれているのが分かった。
(; ^ω^)「まぁ、最悪の場合が起きても僕は”戻れる”から……」
( ^ω^)「でも、二人は違うお?」
つ
川 ゚ -゚)「……」
( ^ω^)「だから、出来るだけ一緒にいて何が起きても大丈夫なようにしてほしいんだお」
そう。僕が死ぬ分にはまだ良い。
本当に最悪なのは、ツンさんに何かが起きた場合だ。
ツンさんをここに一人残してしまった所為で……という可能性もゼロではない。
で、あるならば。
( ^ω^)「クーさんが一緒に居てくれるなら、これほど心強いことは無いお」
川 ゚ -゚)「……」
つ
川 ゚ -゚)「そうか、分かった。内藤君がそう言うなら、そうしよう」
そう言うとクーさんはすぐさまツンさんが入っていったあの小部屋への扉を開ける。
時間が惜しいのも分かっているのだろう。
僕もクーさんが小部屋に入るのと同時に、廊下へと飛び出した。
川 ゚ -゚)「また会おう」
( ^ω^)「勿論だお」
-
( ^ω^)「……」
廊下を走る。
相変わらず、人の気配は無い。
時折、機械のゴウンゴウンとした音が聞こえるだけだ。
( ^ω^)「……」
そういえば隠し階段を下りていたときに聞こえていた耳鳴りは、すっかり治まっている。
曲がり角を曲がる。丁度、前回瓦礫が落ちてきたところだ。
であるならもうすぐでみんながいる部屋だ。
そう思うと僕はより一層早く駆け出した。
_,
(; ^ω^)「あれ?」
ちょっと待て、本当に”前回どおり”であれば、おかしい気がする。
-
(; ^ω^)(前は確か、クーさんが別の部屋に連れて行かれる都村さんを見たんだおね?)
それならこの廊下でばったり遭遇しててもおかしくないか?
そりゃ多少、前回よりも早く行動してるからかもしれないけど……
いや、遭遇しないだけ運が良かったと思うべきなのだろうか。
(; ^ω^)(うーん、わからんお)
まぁ、今は誰にも会わずにみんなのいる部屋に行かなければならない。
この状況は別に悪くは無いのだ。
それに、もしかしたら本当にただ早く行動しすぎて都村さんが連れて行かれるよりも先に部屋に着くかもしれない。
( ^ω^)「とにかく今は全力で走るだけだお! 」
ごちゃまぜになる考えを一度振り払い、僕は走る勢いを更に上げた。
-
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「っと、ここだお! 」
前回はひしゃげて壊れ落ちた扉。
今回はしっかりと扉の役目を果たし、僕の前に立ちはだかっていた。
(; ^ω^)「あ、鍵開いてるのかお?これ」
そう思いながら、扉に近づく。
今まであった部屋と同じなら、自動ドアのように開くはずだけど……
-
( ^ω^)「開かない」
ピクリともしない扉。
もしかしてどこかにスイッチでもないかと探してみるも、やはりない。
(; ^ω^)「えーっと……」
1.もう一度スイッチが無いか探そう
2.ドアを調べてみよう
3.部屋を間違えたかもしれない
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
2
-
2
-
( ^ω^)「もしかしてドアに何か……」
ペタリ。
( ^ω^)「……」
ドアを触る。
( ^ω^)
( ^ω^)「……」
( ^ω^)
何も反応がない。
( ^ω^)「……そうか」
-
( ^ω^)「やっぱ鍵が……お?」
中から何か声が聞こえる。
誰の声だろうか?
( ^ω^)「ん?」
それと、このドア……
(; ^ω^)「これ、もしかして引き戸なのかお!? 」
わずかだが横に動かせた気がする。
( ^ω^)「えっと……」
つ
1.考える暇はねぇ! 開けるぞ!
2.落ち着けぇ! 中で何が起こってるか分からない! 聞き耳を立てるのじゃ!
3.常識的に考えてノック
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
1
-
2
-
o川*゚ー゚)o 今日は以上
o川*゚ー゚)o ではまた明日か明後日に
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
-
おつ
-
おつ!
-
製作者ってことはハローはロボットか?
-
o川*゚ー゚)o 明日の15:00開始です
o川*゚ー゚)o よろしくお願いします
-
( ^ω^)「……」
つ
そっとドアに耳を近づける。
中で何の話をしているのだろうか。
どうやら二人分の声が、女性の声が聞こえる。
(*゚ー゚)「────で、どこに────連れて────」
从 ゚∀从「? 出口だけど?」
声からして、先生と高岡さんのようだ。
先生が何を言っているのかは分からなかったが、高岡さん曰く「出口に」と言っていた。
脱出の作戦でも立てているのだろうか?
_,
(; ^ω^)「高岡さん…… 」
つ
-
しかし、高岡さんといえば前回のことを思い出す。
見た目は完全に高岡さんであったが、あれは─────
ハハ ゚∀从『しっぱい失敗ですネ! 』
ハハ ゚∀从『死んでますよそれ』
ハハ ゚∀从『”可能性”何も無いんでスカ。うーん、やっぱりデスか』
ハハ ゚∀从『残念。サヨウナラ』
あれは、高岡さんではなかった。
高岡さんの偽者だったんだ。
_,
(; -ω-)「そうすると、ここにいるのも偽者なんだろうけど」
つ
_,
(; ^ω^)「んー……」
つ
1.もう少し聞き耳を立てる
2.とっとと開けるぞ!
3.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
1
-
疑いつつも2
-
_,
( -ω^)(……)
高岡さんは偽者。
そうすると、本物の高岡さんはどこに行ってしまったのだろうか。
もしかしたら捕まっていない可能性もある。
いや、都村さんの話からしてそれは無いか。
ん?ということは、都村さんにもクーさんにも見つけられないところで捕まっているのだろうか。
(; ^ω^)「とりあえず、この部屋にいる高岡さんには気をつけつつ……」
つ
声の大きさからして、高岡さんがドアの近くにいるのだろう。
ここでうだうだと考えても仕方が無い。何のために早くここに来たというのだろう。
みんなを助けるために。
先生が暴れだす前に。
そして、僕が殺される前に。
そのために、来たんだろう。
ならばやることは、そうだ。
(#^ω^)「しゃあああああああああああああ!!!!!!!失礼しまっす!!!!!!!!!!!!!! 」
僕は気をつけつつ、かつ大胆に素早くドアを開け放った。
-
从;゚∀从「!? 」
(;゚ー゚)「!? 」
( ^ω^)「……」
ドアを横にスライドさせ、開け放つ。
ガシャン、と大きな音を立ててドアは壊れた。
(; ^ω^)(な、何で壊れたの?)
大胆に素早く開けたと言っても、別に壊れるほど力強く開けたつもりは無い。
というか、そんな簡単にドアが壊れるとも思えない。
(; ^ω^)(と、とりあえず)
(( ⊂(^ω^)⊃ スススッ....
(;゚ー゚)” ビクッ
摺り足で先生の方へ近づく。この場で唯一安心できるのは、先生だけだからだ。
ビクってして距離をとられたのは、多分何かの見間違いだろう。
-
(;゚ー゚)「な、内藤君どうしてここに?」
(; ^ω^)「え、えっと、色々とありまして! 」
しぃ先生が当然の疑問を投げかける。
説明するにはあまりにも複雑で時間がかかる。それ以前に僕がうまく説明できる自信が無い。
答えにならない答えで誤魔化し、僕はちらりと周囲を確認する。
( ^ω^)(部屋の大きさは、前見たときと変わらずそこまで広くは無い)
つ
というか、何も無い部屋だった。
閉じ込めておく部屋だから、そりゃそうかと思うが……
从;゚∀从「な、内藤?」
ドアと僕たちの間に位置する高岡さんが、あっけにとられた顔でぽつりと呟いた。
それを聞き流し、僕は変わらず周囲を確認する。
(; ^ω^)(みんなは……みんなはどこだお?)
( ^ω^)(……お? あそこの壁だけ何か剥き出しに)
つ
(; ゚ω^)(って、みんな居るお! )
つ
部屋の隅。
そこに眠らされているのか、倒れている懐かしい姿を見つける。
渡辺さん、ドクオ。二人とも、大丈夫だろうか。
( ^ω^)(一応、これでみんなの姿をこの施設で見たことになるけど……)
(; ^ω^)(あ、いや、高岡さんは違う……か)
-
あれトソンも一緒に捕まってるんじゃなかったっけか
-
( ^ω^)(と、ともかくここは……)
(;゚ー゚)「……」
ちらりとしぃ先生を見る。
視線は既に僕から前へ、高岡さんの方へと向いていた。
(; ^ω^)(……)
まずは一刻も早く、この場所から逃げるべきだろう。
そのためにも、あそこで寝ている二人を抱えて行かなければならない。
从;゚∀从「??? ど、どうしたんだよ」
そしてドアの前に居る、この偽者を倒さねばならない。
(; ^ω^)(ここから逃げる。二人も連れて行く。偽者も倒す)
(; ^ω^)(全部やらなくっちゃあならないってのが辛い……いや、まぁ、当然だおね)
-
(; ^ω^)「っ!? 」
キン、と耳鳴りがした。
いや、頭の中に何か声が聞こえたような……
確か、『トソン』って声が……
(; ^ω^)(っ!! そうだ、都村さんは!? )
都村さんの姿を探すが、見当たらない。
この部屋にいるのはどうやら僕と先生、渡辺さんにドクオ。そして偽者の5人のようだ。
(; -ω-)(……既に連れて行かれた後だったのかお?)
つ
都村さんに遭遇しなかったのは、ただたんに別の道を使ったのだろうか。
それとも、何か……
(; ^ω^)「……」
つ
と、とにかくまずはこの部屋から逃げるのが先だ。
今、僕がやれることといえば─────
1.話すしかない(誰に話しかけるのかも込み)
2.先手必勝、勝負を仕掛ける
3.二人を確保だ
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
状況を聞きつつ3かなあ
-
>>663で
-
( ^ω^)(まずはあの二人を確保しつつ……)
( ^ω^)
(; ^ω^)(どっちに何を聞こうかお?)
つ
1.先生に今の状況を
2.偽者に何をしに来たのかを
3.他になにかあれば(先生に1以外の質問とかしたい場合など)
下から2番目
※1は先生に今の状況を、2は何をしにきたのかしか質問できません
例えば先生に今の状況以外のことを聞きたい場合は、3で『誰』に『どんな』事を聞くのか書いてください
-
偽ハインとの邂逅はもう少し後だったしこのハインが本当に偽か知りたいからとりあえず胸揉もう
安価なら下
-
おっぱいおっぱい2
-
_,
(; -ω-)(……)
つ
_,
(; -ω-)(な、なんだ? なんだ、これは……)
つ
(; ^ω^)(これ、は……)
(; -ω-)(そうしろ、ってことなのかお?)
聞こえたんだ。声が。
確かに、聞こえたんだ。
僕には聞こえたんだ。
( ^ω^)(おっぱいを揉めと、僕の中のゴーストが囁いてるんだお……)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
危険察知 Ver.EX 「正気?」
死に損ない 「死ぬ気かよ」
主人公の資質(番外) 「いけるいける」
-
_,
(; -ω-)「ち、ちがうちがう! 」
どうしたというんだ僕は。頭が狂ってしまったのだろうか。
謎のおっぱいコールを頭の中から消し飛ばし、もう一度落ち着きを取り戻すべく、大きく息を吐く。
(; -ω^) =3 フゥ
よし、まずやることは1つ。
渡辺さんとドクオの確保。
部屋の隅まではそこまで離れていないので、すぐに駆け寄ることは出来る。
そして2つ─────
( ^ω^)(先生と協力して、この場から逃げる! )
1.先生に今の状況を聞く
2.先生に偽者を倒せるか聞く
3.先生に二人を担いで逃げれるか聞く
4.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
1
-
3
-
(; ^ω^)「先生」
(;゚ー゚)「な、なに?」
声を潜めながら、先生にあの二人を運び出すことが出来るかどうかを尋ねる。
少しの間を置いて、先生が出来ると答える。
どうしてそんなことを聞くのか、何を考えているのか。
そんな事を聞かず、ただ「出来る」とだけ答えた。
(; ^ω^)(つまり、先生も逃げ出すつもりでいたということかお……?)
つ
从;゚∀从「な、なぁ? 二人して何を話してんだ? アタシは────
(*゚ー゚)「内藤君」
( ^ω^)「お? 」
-
(*゚ー゚)「……」
(; ^ω^)「?」
(*゚ー゚)「分かるわね?」
(; ^ω^)「……! 」
聞く耳を持つな、ということだろうか。
僕はこくりと頷き、そして一歩前に出る。
僕の背後に位置することになった先生はゆっくりと、部屋の隅へと移動する。
从 ゚∀从「……」
(; ^ω^)「た、高岡さん」
高岡さんの注意を引き付けるため、呼びかける。
あくまでも偽者ということには気づいていない、というフリをして。
-
从;゚∀从「な、なんだよ?」
(; ^ω^)「え、えーっと」
从;゚∀从「つーか、お前どうしてここに? それに、何か妙に警戒してないか?」
从 ゚∀从「……いや、してるよな?」
(; ^ω^)「……っ」
高岡さんの鋭い目が突き刺さる。
それから逃げるように、視線を彼女の後ろ、僕が壊してしまったドアの方へと向ける。
あれからそこまで経ってはいないが、しかしそこを誰かが通ることは無かった。
( ^ω^)(人が少ないのは前回と同じ、だおね)
从 ゚∀从「おい、無視してんじゃねぇよ」
(; ^ω^)「お、ごめんお。えっと、警戒してるかだったおね? べ、別にしてないお?」
_,
从 ゚∀从「……そうかぁ?」
つ
-
(; ^ω^)「そ、そうだお?」
从 ゚∀从「ふぅん……」
从;゚∀从「あ、いやそうじゃなくってそもそも、何でお前が──────
「内藤君」
(; ^ω^)「お」
後ろから先生の声が聞こえた。
渡辺さんとドクオを回収できたのだろう。
高岡さんの偽者も、その声に気づいたのか僕の後ろの方へ顔を覗かせた。
从 ゚∀从「……」
そして一歩、そちらの、先生たちの居るほうへ踏み出した。
(; ^ω^)「っ! 」
1.先生を呼ぶ
2.立ちふさがる
3.他に何かあればどうぞ
下から2番目
-
2
-
2
-
(; ^ω^)「ちょ、ちょーっと待ったぁ!!!! 」
咄嗟に、僕は偽者の前に飛び出した。
先生と倒れている渡辺さんとドクオ。その3人に何をするか分かったものではない。
从 ゚∀从「あ?」
(; ^ω^)「……」
なんとなく、なんとなくだが分かった。
この部屋に入ったとき、恐らく先生は二人を守ろうと立ちはだかっていたのだろう。
だから、向かい合っていたし、僕に協力もしてくれたんだ。
だから、あの二人を連れて逃げる考えにもすぐに賛同してくれたんだ。
だから。だから?
あれ?
(; ^ω^)「ん?」
从 ゚∀从「なぁなぁ、あそこに居るのってドクオと渡辺か? 何してんだ?」
(; ^ω^)「んん?」
ちょっと待って。
-
(; ^ω^)「……ねぇ、高岡さん」
从 ゚∀从「なんだ?」
ちょっと待って。
ちょっと待って。
ちょっと、待ってよ。
(; ^ω^)「高岡さん、ここに捕まってたんだおね?」
从 ゚∀从「あ、あぁ。さっきまであの二人みたいに”寝てた”けどな」
(; ^ω^)「……」
(; ^ω^)「それ、本当……かお?」
_,
从 ゚∀从「ん? ”本当”だぞ」
-
(; -ω-)(……)
(; ^ω^)(”考えろ”、僕)
(; ^ω^)(この部屋に入ったときのこと。この部屋に入ってからのこと)
(; ^ω^)(”考えろ”。”思い出せ”)
(; ^ω^)(……いや、いやいや違うかもしれない!!! )
_,
(; -ω^)(で、でも……)
つ
1.いや、考えてる時間は無い
2.考えろ……!(判定を開始します)
3.嘘看破ァ!!!(判定を開始します)
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
2
-
>>681で処理します
-
3
寝てた割に出口わかるってすごいね
-
あー遅かったか、、、
-
(; -ω-)(……部屋に入ったとき、まずはそこだお)
(; ^ω^)(そう、部屋に入ったとき、先生と高岡さんは向かい合う形でいた)
(; ^ω^)(だから、僕は先生の方に咄嗟に行ったんだお)
(; ^ω^)(偽者と先生なら、そりゃ先生の方に行くし何かあったら困るからだお)
(; ^ω^)(で、先生と協力して二人を回収、ここから脱出する、そういう話で……)
(; ^ω^)(それって先生もやっぱり、この高岡さんが危険、偽者って事に気づいてるわけで……)
(; ^ω^)(……なんで?)
(; ^ω^)(何で、気づいてるんだお?)
(; ^ω^)(僕が知ってるのは、そりゃあ当然だお。殺されたんだから)
(; ^ω^)(じゃあ、なんで先生は気づいてるんだお?)
(; ^ω^)(な、何で?)
-
(; ^ω^)(……)
な、なんで今になってそんなこと考えてしまうんだ。
いや、もし気づいてたとしてなんだというんだ。
なにも、問題は無いじゃないか。
(; ^ω^)(そ、そうだおね。僕の考えすぎだおね)
从 ゚∀从「?」
(; ^ω^)「……」
でも、そう思わずにはいられなかった。
だって、高岡さんが言ってる事がもし本当だとしたら。
本当だとしたら、だって、それって。
(; ^ω^)(……この高岡さんは、もしかして本物なのかお?)
-
その可能性も出てくるのだ。
そして本人だとすると、ここまでの前提が全ておかしくなる。
(; ^ω^)(先生は、何で本物の高岡さんを警戒するように振舞うんだお?)
(; ^ω^)(偽者、という可能性があるから疑ってるのかお?)
_,
(; -ω-)(……だとしてもなんで先生に、そんな可能性が浮かぶんだお?)
わからない。
二人の言うこと、二人の行動が、わからない。
僕は今、どっちを信じれば良いんだ?
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
从 ゚∀从「内藤」
「内藤君」
(; ゚ω゚)「……」
前と後ろ。
高岡さんと先生。
二人の声が重なる。
少なくとも、どちらかは。
どちらかは、そう、先生と高岡さんのどちらかは。
(; ゚ω゚)(にせ、もの……?)
-
(; ゚ω゚)「……」
1.高岡さんを信じる
2.先生を信じる
3.どっちも勘違いの可能性もある。先生は勝手に高岡さんを偽者と思っていて、
高岡さんも本人で、全て僕の思い過ごしなんだ。両方共、信じよう
4.ダメだ、判断がつかない。両方共、信じない
5.他に案があれば
下から1番目
-
初志貫徹2!
-
3
-
(#゚ω゚)「先生ッッッッ!!!!!!! 」
目の前の高岡さん────偽者を突き飛ばし、僕は先生の手を引く。
先生の背には渡辺さんが、もう片方の手ではドクオが抱えられていた。
おっと、力持ちなんですね。
いや二人を運べるかどうか聞いて頼んだのは僕だけども。
(; ^ω^)「逃げるんだお!!! 」
そしてそのまま出口へと駆け出す。
後ろで偽者が何か叫んでいた気がするけど、とにかく走った。
(; ^ω^)(まずはツンさんとクーさんが居るところに! )
足は来た道を戻っていた。
このまま道なりに進んでいけば、あの隠し扉の方に着くはずだ。
先生の手を強く握り締める。
(; ^ω^)(あ、いやドクオくらいは僕が背負うべきかお)
そう思い、走るのをやめて立ち止まる。
-
――――――――――――
―――――――
――
从;゚∀从「いってぇ……なんだってんだよ、アイツ」
从 ゚∀从「……」
ハ ゚∀从「……あ、あれ?」
ハハ ゚∀从「なんでバレたんですカ?」
ハハ ゚∀从「まぁ、無駄なんですケド」
-
おっ
-
――――――――――――
―――――――
――
(; ^ω^)「せ、先生大丈夫ですお?」
「だ、大丈夫……」
肩で息をする先生。
大丈夫とは言いつつ、やはり無茶をさせてしまったようだ。
項垂れたまま動こうとはしなかった。
-
はわわ
-
(; ^ω^)「……先生」
つ
しかしこのままではいけない。
追いつかれる可能性があるし、それにあの偽者には仲間がいたんだ。
そいつが来るかもしれない。
(; ^ω^)「ドクオは僕が背負いますから」
「……」
先生からの返事は無かった。息をするので精一杯、というような感じであった。
話しかけるのも止めた方が良さそうだ、そう判断し、先生の腕の中で幸せそうに眠るドクオを預かろうと手を伸ばす。
「……フー、フー」
(; ^ω^)(どこか具合でも悪いのかお? 足でも挫いちゃったのかな……)
-
「な、内藤、君」
(; ^ω^)「何ですお?」
そのとき、先生の声が僕を止めた。
変わらず項垂れたままであったが、その声はひどく辛そうであった。
息も先ほどから落ち着くことは無く、どんどん乱れている。
(; ^ω^)「ど、どこか具合でも悪いんですかお? 渡辺さんも、僕が……」
「「ち、違うの」」
( ^ω^)「え?」
今、声がおかしかった。
やはりどこか具合でも悪いのだろうか。
ドクオを先生の手から引き剥がし、先生の顔を覗き込もうとする。
「やめて! 」
(; ^ω^)「!? 」
先生の怒声が、それをさせなかった。
-
前に耳出てたのと関係ある?
-
獣人なのかな
-
(; ^ω^)「せんせ────っ!? 」
見ると、その頭には以前見かけた耳が生えていた。
そして更に息の乱れる先生の背から、渡辺さんが放り出される。
先生が叫び声を上げるのと同時に、支えていた腕を放し、項垂れていた体を戻したからだ。
そしてその勢いのまま、真横にあった壁を、その腕でぶち壊した。
(; ゚ω゚)「ちょっ」
まるで発砲スチロールかのように壁は砕ける。
飛んできた破片が、足元に転がる。
-
「な、ないとうくん」
(; ゚ω゚)「は、はい」
顔を、頭を抑えながら先生が僕を呼ぶ。
異様な光景を前に、僕は思わず一歩後ずさってしまう。
転がっていた破片を踏みつけるも、くしゃりと音を立てて破片が潰れた。
「逃げて」
(; ^ω^)「は、え、な、何を」
何を、言っているんだ。
逃げるって、そりゃ最初から逃げている。
だから先生も一緒に逃げましょう。
そう言いかけたが、先生の言うことはそうではない。
「私から逃げて」と、先生はそう言っているのだ。
-
暴走しちゃった?
-
――――――――――――
―――――――
――
ハハ ゚∀从「逃げれませんヨね」
ハハ ゚∀从「だってねぇ、そりゃぁねぇ」
ハハ ゚∀从「”私”と一緒に居るんだから」
ハハ ゚∀从「逃げられるわけありませんヨ」
-
ハハ ;-;)「ごめ、ん……逃げ、デ」
(; ^ω^)「せ、先生?」
先生の顔が、あの偽者と同じように。
あの高岡さんの偽者と同じように、変わっていた。
顔の半分、そこが少し、歪んで、まるで違う何かが、いるかのようで。
ハハ ゚-;)「さ、さささささて、サデ? で、ではでは? 」
ハハ ゚∀;)「言ったデショ? 」
(; ゚ω゚)「な、なん、なんで……」
偽者は、高岡さんではなかったのか?
いや、そんな、なんで。
いや、違う偽者は高岡さんだ。
だって
ハハ ゚∀从「フフーフ、追いつきましタ! 」
先生の後ろ。
廊下の先から、こちらに向かって歩いているのが見えたから。
-
感染していく系ホラーのようだ
-
(; ^ω^)「な、なにが起こってるんだお!? 」
ハハ ゚∀゚)「言ったでしょう?」
先生が答える。
ハハ ゚∀从「私は」
高岡さんが答える。
(; ^ω^)「偽者は、先生と高岡さん……?」
最初から、二人とも偽者だったということなのか。
いや、そんなはずは。そんなはずは、ない。
だったらどうして、最初から襲わなかったんだ。
何で、先生はここまで走ってくれたんだ。
何で、先生は二人を抱えてくれたんだ。
何で、先生は謝ったんだ。
ハハ ゚∀从「「”マッドサイエンティスツ”って、言いましたヨネ?」」(゚∀゚ ハハ
-
解く方法はあるのか
-
どっちも本物であり偽物かーい
元に戻さねば
-
(; ゚ω゚)「……」
その台詞に、覚えがあった。
あの日の夜、校舎であった白衣の女性。
自身をマッドサイエンティスツと呼び、そしてこの施設の主。
(; ゚ω゚)「ハロー、さん……」
ハハ ゚∀从「そうデース! どうですカ! 驚きましタカ! 」
この偽者は、偽者たちはハローさん、そういうことなのか。
(; ゚ω゚)(ぼ、僕は……)
この二人を前に、一体僕は
(; ω )(どう、すれば良いんだお……)
1.ドクオと渡辺さんを抱えて走る (危険察知 Ver.EX「危ない」)
2.一人で走る (死に損ない「一番安全」)
3.考えろ (安価発生)
4.他に案があればどうぞ
下から1番目
-
3
-
(; -ω-)(……考えろ、考えろ僕!!! )
このまま無抵抗のまま、なすがままにされるのは絶対にダメだ。
どうする、僕だけ逃げるならまだ間に合う。
それとも、二人を抱えて逃げるのか?
(; ^ω^)(……)
まず、何を目的にするんだ。
1.一人で無事逃げ切ること
2.二人を抱えて逃げること
3.とにかく時間稼ぎ
4.他に案があればどうぞ
下から1番目
-
3かな
ついでに何とかクーさんやツンに異常事態を伝えられたら良いんだが
-
(; -ω^)(なんとか、なんとかして二人を……)
(; ^ω^)(連れ出して、この場から逃げる! それしかないお! )
(; ^ω^)(問題は、その方法だけど……)
ハハ ゚∀从「何か考えてるようですケド」
ハハ ゚∀゚)「無駄無駄無駄ってやつですネ! 」
(; ^ω^)「……! 」
床に倒れる渡辺さんとドクオを引きずりながら、僕は偽者二人と距離を取る。
このまま引きずって逃げるのも手だが、逃げ切れる可能性は限りなく低いだろう。
(; ^ω^)(なにか、何かないかお……!? )
1.考える(状況安価開始)
2.このまま引きずって逃げるしかあるまい!(運動判定)
3.足掻くだけ足掻くしかない(運判定)
4.他に案があればどうぞ
危険察知 Ver.EX「全部きつい」
下から2番目
-
2
-
1
-
o川*゚ー゚)o 状況安価します
o川*゚ー゚)o 内藤君に現在の状況を聞いてください
o川*゚ー゚)o 23:30まで、内藤君が色々答えます
o川*゚ー゚)o その後、聞いた情報から策のアイディアを出します
o川*゚ー゚)o 策が決まった後、行動を起こします
o川*゚ー゚)o ではスタート
-
o川*゚ー゚)o あ、まったこれ質問こない可能性がひっじょうに高いので、
o川*゚ー゚)o 今日の投下はここまでにします。質問に関しては引き続き受け付けるよ
o川*゚ー゚)o 一応、明日の17:00頃に開始するので、その間にちょこちょこ答える感じにするよ
o川*゚ー゚)o それでは、みなさんお疲れ様でした
-
周りに物は落ちているか、また落ちているなら何が落ちているか
-
( ^ω^)>>719
( ^ω^)(先生が壊した壁の破片があるお)
( ^ω^)(壁に穴があいてるから、飛び込めば別の逃げ道にもなるかもしれないお)
(; ^ω^)(どこに通じてるかはわからないけど……)
( ^ω^)(あ、あとドクオの携帯とか財布なんかも落ちてるお)
(; ^ω^)(……渡辺さんのナイフもあるお)
-
乙
内藤の持ち物は?
-
乙乙ー!
・しぃ先生、長岡さん、内藤、逃げ道(クー&ツンさんがいる方向)の位置関係ってどうなってる?
・箱のアンカギミックって今使える?
-
うっわあもっと早くに遭遇したかった乙乙
やはりクーさん達に連絡をつけることは出来ないのだろうか
あと倒れてる(寝てる?)二人をどうにかして起こしたりだとか・・・
-
人少ないのかなー……
偽ハインと偽先生の弱点とかないんかな
見た感じ装甲薄そうなとことか
-
( ^ω^) >>721
▽ 道具 ▽
家のカギ … とっても大事
携帯電話 … 必需品
財布 … お金はまだある
×野球ボール … コントロールは…… 【ロボットを転ばすのに使ったのでありません】
ライター×2 … 燃やせるものは限られている
トランプ … いつかみんなで遊べると思う
箱 … 暗可機械であり都村さんの立体映像が飛び出す。結構小さい
(; ^ω^)(鞄の中にはこれらがあるお! )
( ^ω^)(あ、箱はポケットの中だお)
-
( ^ω^) >>722
( ^ω^)(位置関係は、みんなが捕まっていた部屋から見て)
( ^ω^)(高岡さんの偽者、先生の偽者、ドクオ、渡辺さん、僕って並びだお)
( ^ω^)(僕が居る方向が、来た道……つまりクーさんたちが居る方だお)
さっきまで居た部屋の方角
| ↑ | ①・・・高岡さんの偽者
| | ②・・・先生の偽者
| ① | ③・・・渡辺さん
| | ④・・・ドクオ
| | ⑤・・・僕
.先生が ← |
.壊した壁 | |
| ② |
| |
| |
| |
| ③..④ |
| ⑤ |
| ↓ |
来た道(クーさんたちが居る方角)
(; -ω-)(大体、こんな感じだおね……)
つ
-
( ^ω^) >>723
(; ^ω^)(クーさんと連絡をとる方法は無いお……)
(; -ω^)(でも、大声を上げれば、あるいは……?)
つ
(; ^ω^)(いや、でも敵の仲間にも居場所を教えるようなものだし……)
(; -ω-)(うーん……)
つ
(; ^ω^)(あ、寝てる二人を起こすのは、もしかしたら出来るかもしれないお)
(; ^ω^)(でも、二人の立場で考えてみると、寝起きでこの状況、すぐに理解できるのかお?)
(; ^ω^)(下手に混乱しちゃう可能性が高いんじゃ……?)
つ
(; -ω-)(うーん……)
つ
-
( ^ω^) >>724
(; ^ω^)(見た限り、二人とも普通の人間……人間?だお)
(; ^ω^)(あの上の階で見たようなロボットではない……)
(; -ω^)(ん? よくよく考えると、前回の高岡さんも、今回の先生も、触った感じでは本当に普通の人間だったお)
(; ^ω^)(……それに、先生の直前までの反応)
(; ^ω^)(……)
(; ^ω^)(と、とにかく二人を倒すのは出来るかもしれないお)
(; ^ω^)(あ、でも待てお! )
(; ^ω^)(あの先生の偽者、壁を壊したから……そんな力で殴られたら、僕死ぬお)
(; -ω-)(……ま、まぁ力以外は、普通かもしれないおね)
-
二人は憑依されてる状態じゃないの?
偽者として倒してしまって良いのかな
-
ドクオのズボンを脱がして何かに巻きつけられれば
燃やして松明が出来そうだが、棒がないな
-
o川*゚ー゚)o ごめんね、ちょっと用事があるので19:00頃 開始になります
-
>>730
酷すぎワロタ
-
>>730
ドクオが男なら一本棒があるだろ
-
( ^ω^) >>722
(; ^ω^)(箱……暗可機械は使えるのかお? いや、やってみないとわかんないおね)
( ^ω^) >>729
(; -ω-)(憑依……)
(; -ω^)(確かに、先生の直前の反応なんかを考えると、これがしっくりくるお)
(; -ω^)(ということは、倒すのは……傷つけるのは止めたほうが……?)
つ
( ^ω^) >>730
( ^ω^)(燃やす時間が無いお)
( ^ω^)(逆に考えれば、時間があれば燃やせるお)
-
o川*゚ー゚)o ここまで
-
o川*゚ー゚)o ここまで出た情報を元に案の作成をしてね
o川*゚ー゚)o 予想込みの案でも可だよ
o川*゚ー゚)o とりあえず20:30まで募集するね
-
20:30になりましたら、出た案のどれを実行するか安価します
一応、こちらでも案の作成はしますが、勿論皆さんが考えた案の方が成功率やボーナス面で良い物になりますので……
それでは、また20:30に。
-
箱を使って、クーに内藤の状況を完全に理解させる
もう少し行けそうなら二人を内藤の目の前に転送
-
しぃ先生偽物とハイン偽物は本物の可能性があるなら出来れば捕まえられないかね
元に戻す方法があるのかはとりあえず後で考えたい…
-
o川*゚ー゚)o ではここまで
o川*゚ー゚)o 少々お待ちを
-
o川*゚ー゚)o 案はこんな感じで
1.鞄をぶつけて二人を引っ張って逃げる(運、運動、器用判定)
2.大声を上げてクーさん達を呼ぶ(運判定)
3.二人をたたき起こす(運判定)
4.目の前の偽者(?)に飛び掛る(死にます)
5.暗可機械を使う(クーさん達に自分の状況を伝える物を作る)(成功可否は安価しだい)
6.暗可機械を使う(偽者(?)の二人を捕まえるものを作る)(成功可否は安価しだい)
o川*゚ー゚)o 21:15までにどの案を実行するか言ってね
o川*゚ー゚)o 複数化だけど、不可能なのは弾くよ
o川*゚ー゚)o 例えば5と6の両方をやるのは不可能だね
o川*゚ー゚)o 2をやりつつ、1をやって5をダメ押しでやるっていうのは可能だよ
-
大声を出しながら鞄を投げつけ足でドクオを蹴りつけつつ6
-
3やって起きなかったら6
起きたら3だけ
荷物を失うのは怖い
-
3で二人が起きたとしてもすぐに事情が分からないだろうから
2で大声あげてるついでに状況説明したいな
クー達にも聞こえるかもしれない
-
o川*゚ー゚)o ここまで
-
o川*゚ー゚)o こんな感じだね
1.大声をあげ、鞄を投げつける。足でドクオを蹴り起こし、暗可機械で二人を捕まえるものを作る
(運判定、運動判定、暗可機械の安価を行います)
2.二人を叩き起こし、起きなかったら暗可機械で二人を捕まえるものを作る
(運判定、暗可機械の安価を行います)
3.二人を叩き起こし、大声を上げながら状況説明をする
(運判定を2回行います)
o川*゚ー゚)o どの案を実行しますか?
o川*゚ー゚)o 下から1〜2まで多いものを実行するよ
-
o川;゚ー゚)o あ、違う!
o川;゚ー゚)o 下から1番目!
-
2+3!
(起きたら3、起きなかったら2と使い分ける)
駄目なら2
-
(; -ω-)(……)
(; -ω^)(……やるしか、ないお)
考えはまとまった。
前からゆっくりと近づいてくる二人に対し、距離を取る。
両手には渡辺さんとドクオ。この手を、二人を置いていく事は絶対にしない。
なんとしてでも。
( ^ω^)(逃げ切ってやるお)
ハハ ゚∀从「?」
ぴたり、と高岡さんの偽者が立ち止まる。
-
(; ^ω^)(な、なんだお? )
ハハ ゚∀从「……気のせい、ですかネ?」
ハハ ゚ー゚)「どうしましタ?」
ハハ ゚∀从「なんでもありませんヨ」
(; ^ω^)(……?)
な、なんだかよく分からないけどやる事には変わりは無い。
ぎゅ、と両手に力が自然と入る。
バクバクと心臓が強く脈打つのが分かった。
もしかしたら、更に状況が悪くなるかもしれない。
でも、やるしかないのだ。
(; ^ω^)(二人を叩き起して、この箱を使う!!!! )
(; ^ω^)(そして……!!! )
(; ^ω^)(”起きたら二人に状況を理解出来る物を作って、起きなかったら偽者を捕まえるものを作る!” )
(; ^ω^)(これしか、ないお! )
-
.
-
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
―  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
___ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
―― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄=━ ザザ_ _ _
.
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ___ ̄
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_ジジジッ__ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
────__ ̄ザザザザザ ̄  ̄───= == _──‐― ―――― ==
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ___ ̄
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_ジジジッ__ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
可能性の模索
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
────__ ̄ザザザザザ ̄  ̄───= == _──‐― ―――― ==
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ___ ̄
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_ジジジッ__ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
可能性から、更に可能性が生まれました
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
────__ ̄ザザザザザ ̄  ̄───= == _──‐― ―――― ==
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ___ ̄
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄
──── ザザザ  ̄ ̄____  ̄ ̄ ザッ  ̄‐― ――――
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _ __―_ジジジッ__ ̄ ̄ ̄ ̄‐― _ ̄― ザザザザザ―
可能性を、発想を、考えることを諦めず続けたモノに敬意と感謝を
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────  ̄ ̄____ ザザ…… ザ ̄ ̄ ̄‐― ――――
===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄=━ ザザ_ _ _  ̄―
────__ ̄ザザザザザ ̄  ̄───= == _──‐― ―――― ==
-
.
-
(#゚ω゚)「起きろゴルァァァァァァァァ!!!! 」
両手にある二人の頭と頭を、僕は全力で打ち合わせた。
-
逆に気を失いそうな力強さ
-
運判定
52+12=64以下で成功
100までの好きな数字を下から1番目
スキルの有無も併せて
-
29
-
いけえええ!
-
(#゚ω゚)「……」 フゥ、フゥ、フゥ
ゴチンともゴンとも、とにかく鈍い音を発した二人の頭。
しかし二人は変わらず、力なく倒れているだけであった。
( ゚ω゚)「……」
おかしい。
今ほどの衝撃があれば起きていてもおかしくないはず。
もしかして、二人は眠っているわけではないのか?
それとも、まさか、いや、ありえない。それはありえないはずだ。
(; ゚ω゚)(……強くやりすぎたってことはないおね)
二人は一向に目を覚まさない。
それは確かな現実であった。
-
(; ゚ω゚)(……)
ドキドキと更に心臓が脈打つ。
僕の行動に呆気にとられていたのか、立ち止っていた偽者たちが再び近づいてくる。
(; ゚ω゚)(出すか、出すか、出すか!? いま、出すかお!? )
ドクオを掴んでいた手を離し、ポケットに手を突っ込むと箱を握り締める。
ゴチン、と床に落とされ音を立てるのはドクオの頭。
ごめん、ドクオ。
(; ゚ω゚)(暗可機械、使うなら、今しか─────────)
(゚A゚) 「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいってえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!! 」
-
起きたーー!!
-
(; ゚ω゚)「おぉ!? 」
床に倒れていたドクオが立ち上がり、叫ぶ。
驚き、反対の手にあった渡辺さんの頭も離してしまう。
ゴチン、と渡辺さんの頭も音を出す。
从;ー;从「痛ったアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああ!!!!!! 」
頭を抑え、床を転がる渡辺さん。
(;A;) 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!! 」
頭を抑え、なお叫び続けるのはドクオ。
(; ゚ω゚)「……」
お、起きた?
-
#カノウセイ27
29+27=56
成功
-
(; ゚ω゚)
二人が、起きた。
(;A;) 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! 」
从;ー;从「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!! 」
叫びながら、起きた。
(; ゚ω゚)「や、やった! 」
自然と、笑みがこぼれた。
それは二人が起きたことよりも、「二人とようやく会えた」と、そんな気がしたからだった。
ハハ ゚∀从「おっと、起きてしまいましたネ」
ハハ ゚ー゚)「だからどうしたって感じですけどネー」
しかし、偽者の二人は意に介さず足を進める。
叫び続ける二人は、気づいていない。
偽者にも、この状況にも。
(; ゚ω゚)「っ! 」
ポケットの中の感触を思い出し、僕はそれを強く握り締めながら取り出した。
-
(; ゚ω゚)「アンカギミイイイイィィィィィ──────────ック!!!!!!!!!!!! 」
.
-
手の中にある箱が、変化する。
音を立てながら形を変え、そしてその使い方が自然と頭の中に入ってくる。
(; ^ω^)(僕が念じるのは……)
1.混乱して叫んでいる二人に今の状況を理解してもらうこと
2.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
よっしゃ2で偽者生け捕りしよう
それから状況説明
-
偽物を捕まえる物さえあれば二人もわかってくれないかな
というわけで>>771
-
(; ^ω^)(僕が念じるのは!!!! )
手に力を込め、頭の中でイメージする。
目の前の偽者二人を、捕まえる方法を。
それを、イメージする。
(; ^ω^)(この二人を、捕まえ──────)
ハハ ∀从 ニタァ...
ハハ ー) ニタァ...
(; ^ω^)(───────は?)
なぜ、笑ったんだ。
この二人はどうして、今、笑ったんだ。
ずきり、と頭に痛みが走る。
(; -ω^)(ぐっ……)
いやな、予感がする。
-
──────── 死に損ないが発動しました。
.
-
あー生け捕り無理なのか……
しぃ先生とハインはどうなってしまうんだ
-
(; ^ω^)(二人を”捕まる”のは、ダメだお! )
理由は分からない。
完全に勘であり、そうしなければ取り返しのつかない何かが起こる、そんな嫌な予感がしたのだ。
(; ^ω^)(なら、イメージするのは……! )
ドクオと渡辺さんの未だ続く叫び声を聞き、イメージ内容を変える。
ここは、”逃げる”しかないのだ。
(; ^ω^)(二人に何とか、今の状況を理解してもらう……!!! )
イメージをした瞬間、手の中の箱が一瞬光を放った。
同時に、形を四角から円形、ボールへと姿を変える。
-
(; ^ω^)(これ、は……)
頭の中にそれの使い方が浮かび上がる。
これも箱の力、だろうか。
いや、だが、この使い方は……
(; ^ω^)(そういう、事かお)
劇的に状況を変えることは出来ないが、だが理解した。
状況は変えられないが、しかしこれが最善であろう事も、理解した。
(; ^ω^)「オラァ!!!!! 」
僕はそれを、形をボールに変えたそれを力いっぱい地面に叩き付けた。
瞬間、激しい音と煙を吐き出すボール。
(; ^ω^)「ドクオ! 渡辺さん!!!! 」
転がるボールを拾いなおし、僕は煙と音に驚いている二人の手を掴んで廊下を駆け出した。
-
おお
-
おっもしれえ!支援
-
支援
-
うおー!凄いいいところまで進んでるやん
-
(; ^ω^)「〜〜〜〜〜っ!!!! 」
('A`;) 「は!? え!? な、何!? 頭いてぇんだけど!? 」
从;'ー'从「あれれ〜!? な、何が起こってるの? 頭痛いよ?」
(; ^ω^)「二人とも、混乱してるだろうけど、とりあえず僕の言うことを信じて話を聞いてくれお! 」
アンカギミック。ポケットの中に再びしまったそれは、確かに僕のイメージに近いことを叶えてくれた。
僕がイメージしたのは、”二人に何とか今の状況を理解してもらうこと”。
そして変化したアンカギミック、その使い方が頭の中に浮かんだ瞬間、理解した。
-
(; ^ω^)(二人に”理解させるための時間を作り出す”)
(; ^ω^)(そういうこと、だおね! )
強烈な煙は、僕がもしかしたら壊れた壁の先へ飛び込んだかもしれないという可能性を生んでくれた。
強烈な音は、僕がどっちに逃げたかわからなくするという可能性を生んでくれた。
(; ^ω^)(”状況理解”だけでなく、”逃げるための時間稼ぎ”)
(; ^ω^)(それが、僕とアンカギミックが出した答え! )
(; ^ω^)「二人とも、僕の言うことを信じてくれるかお!? 」
('A`;) 「はぁ!? 待てよ、何を言ってるんだか─────
从'ー'从「わかった信じる! 」
('A`;) 「あぁ!? お、お前何を────」
从'ー'从「私は! 内藤君を信じるよ!!! 」
-
なべちゃーーーんうおーーん
-
('A`;) 「〜〜〜〜〜!!!! 」
('A`;) 「あああああクッソ、考えようにも頭が痛ぇ! どうなってんだまじで! 」
(; ^ω^)「ごめん、僕が二人を起こすために頭をしこたまぶつけさせたからだお」
(゚A゚#) 「ふっざけんな殺すぞボケ!!!! 」
从'ー'从「え?」
('A`;) 「分かった渡辺、ナイフを向けるのはやめろ、やめてください」
( ^ω^)「ドクオwwwwwwwwwwww」
从'ー'从「内藤君を殺すのは私だからだめだよ」
( ^ω^)「」
('∀`) 「内藤wwwwwwwwwwwwwwwwww」
-
お、ナベちゃん覚えてるのか
-
二人の手を離し、僕は、僕達は駆け出す。
向かう先は、とりあえずクーさん達の居る場所。
アンカギミックが出した音なんかで、もしかしたらクーさん達も気づいてこちらに向かっているかもしれない。
(; ^ω^)「とりあえず、まずこの場所の説明だお! 」
('A`) 「あぁ! 」
ドクオは片手で頭を抑えながら答える。
(; ^ω^)「二人……いや、2-Eのみんなは捕まってここに連れてこられたんだお! 」
(; ^ω^)「そしてここは、その犯人。マッドサイエンティスツのハローさんの研究所?っぽいところなんだお! 」
从'ー'从「なるほど! 」
渡辺さんも片手で頭を抑えながら答える。
(; ^ω^)「説明終わり! 」
('A`;) 「はぁ!? それだけじゃわっかんねーよ! 」
(; ^ω^)「そういわれても、そうとしか言えないんだお! 」
クーさん達が居る場所まで、あと少し。
僕はドクオと言い争いながら、走り続けるのであった。
-
――――――――――――
―――――――
――
ハハ ゚∀从「……」
ハハ ゚∀゚)「……」
ハハ ゚∀从「見失いましたネー! 」
ハハ ゚∀゚)「まっさか”可能性”が変わるとは想定ガイ! 」
ハハ ゚∀从「ネ! ”捕まえてくる”と思ってたんですけどモ、これだから”可能性”ってのは嫌なんデス」
ハハ ゚∀从「……ところでなんで笑ってるんですカ?」
ハハ ゚∀゚)「え!? だって、面白いじゃないですカ! 」
ハハ ゚∀从「ワオ! さっすが私! 狂ってる! 最高ですネ! 」
ハハ ゚∀゚)「さーてさて?」
ハハ ゚∀从「ではでは?」
ハハ ゚∀゚)「「”可能性”を殺しましょう、奪いましょう」」从∀゚ ハハ
-
o川*゚ー゚)o ということで今日はここまで
o川*゚ー゚)o みなさんお疲れ様でした
o川*゚ー゚)o 明日か明後日の22:00に開始します
o川*゚ー゚)o それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました。
-
おつ
-
乙
面白かったよ
-
おつ!
-
乙
時間がないなら時間を作ればいいじゃないと。
一本取られたね
-
ああもう昨日見れなかったんだよ熱いなあ乙
アンカギミックの使い方おもしれえ
-
o川*゚ー゚)o 今日の投下はありません
o川*゚ー゚)o 明日の22:00ごろ始めます
o川*゚ー゚)o よろしくお願いします
-
きゅーちゃん連絡乙!
明日まで楽しみに待機してるぜ
-
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「確か、この辺りが……」
あれから走って少ししたころ、僕は廊下の壁を触りながら頭を捻っていた。
ペタリと触る壁はどれも冷たく、勿論うんともすんとも言わないただの壁であった。
('A`;) 「何してんだよ、逃げるんじゃねぇのか? 」
ドクオが忙しなく前を行ったり後ろを行ったりしながら、周りを警戒している。
気持ちは分かるのだけど、少し落ち着いてほしい。そうそわそわされてしまうと、見落としてしまうかもしれないのだ。
(; ^ω^)「”入り口”がこの辺りにあるんだお」
-
('A`;) 「”入り口”だ? 」
(; -ω-)「うん。隠し扉っていうのかお? ともかく、それがこの辺りにあるはずなんだお」
つ
ここに来るまでクーさんとツンさんに会うことは無かった。
あれだけ大きい音を出したのだから、異変を感じて来てくれるかもしれないと思ったのだが……
もしかして、来れないような何かがあったのだろうか。
壁をもう一度調べながら僕は答えた。
( ^ω^)「僕……それにクーさんとツンさんは、そこを使ってここに来たんだお」
('A`;) 「……で、その入り口が見つからねぇってことか」
(; ^ω^)「……」
これだけ探しても見つからないということは、場所を間違えたのだろうか。
(; -ω-)(記憶力は良いと思ったんだけど……)
-
(; ^ω^)「ここじゃないのかお?」
( ^ω^)「……お?」
不安に思いながら壁を探し続けると、妙な感触が手から伝わる。
まぁ、つまり”押せた”のだ。
(; ^ω^)「あ、あったお! 」
('A`;) 「よし、さっさと入っちまおうぜ! 」
从'ー'从「良かった良かった」
無事見つけたことに安堵しつつ、僕達はその扉へと入っていく。
その先にある薄暗い隠し通路に、少しだけ安心感を覚えた。
-
('A`) 「……まさか本当にこんなところがあったとはなぁ」
ドクオは隠し通路に感心したように言うと、僕の肩を何度も叩いた。
一方、渡辺さんはぽわーっとした顔のままで「もしかして他にも隠し扉ってある?」と鋭く図星を引き当てた。
(; ^ω^)「よく分かったおね」
从'ー'从「なんとなーくだよ」
もしかして、暗殺者としての勘、というやつだろうか。
渡辺さんの質問に答えると、僕は近くの壁を指差した。
('A`) 「……クーとツンはそっちに居るのか?」
( ^ω^)「お。そのはずだお」
-
そのはず。
そう、二人はこの部屋にいるはずなのだ。
しかし、一つ疑問があった。
(; -ω-)(……二人とも、”気づかなかった”のかお?)
あの騒動、二人なら異変に気づいて来てくれるかもしれない。
そう思ったが、ここに来るまでクーさんとツンさんに会うことは無かった。
もしかして、来れないような何かがあったのだろうか。
それとも、単純に気づかなかったのか。
( ^ω^)(まぁ、聞けば分かるかお)
僕はもう一つの──────
─────”本だらけの小部屋”へと続く隠し扉を開けた。
-
(⌒)´)/ ̄ ̄ ̄ハ ̄ ̄/_ 弋ーーナ______,|:|:|i:i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:|i:| |i:i:i:|:||i_____冂 |
´ ̄)ヽハ ̄ ̄ ̄厂〉`ー‐' /|二二二二二二|´|:|:|i:i:i:i:i:i:i:||i:i:i:i:i:i:|i:| |i:i:i:|:||i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄凵 |
`Y´_ノ ゝ──'‐ ' /,. イ| (__) |──|_00_|_,|:|:|ー──||── |i:| |i:i:i:|:||i | ̄ ̄l | |
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::| |\|ニニニ| |三三/ ̄/ ̄/ ̄ |:|:l || |i:| |i:i:i:|八 __ | |
::| }\|ニニニ{/ ̄ ̄/|三三/ ̄/ ̄~l || |i:| |i:i:i:| ̄| |\ \ _|_/ ̄',
::| _ /ヽ}ニニニ}三三三|/ ̄ ̄|ニニニニニ:| 八 |i:| ||i:i:| ̄ ̄| ̄ ̄\|三|__ト、\/__/
::|<_>:| |\|ニニニ|/ /|三三三ハニ|三三;;|===彡__,ミ====| ||i:i:|三三|二二二|___,|ヽ\l─‐|
::|: : : : : : :| jヽ |ニニニ}ニニ|/`''<| /|ニ|三三;;|\ ̄\\ ̄\| ||/ /|ニ|__|xく `ヽ\|、─|
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(; ^ω^)「……?」
つ
扉を開けると、やはり相変わらず薄暗い、本だらけの部屋が待っていた。
ドクオと渡辺さんは本や棚を触りながら、その部屋の中へと入っていく。
(; ^ω^)「なんで?」
-
('A`) 「本ばっかだな」
从'ー'从「……?」
四畳半ほどの大きさの部屋は、ここには本以外特に何も無いということをすぐに分からせてくれた。
ドクオも一通り見渡した後、前回の僕と同じような感想を述べる。
しかし、本以外何も無い、というのは、おかしい。
おかしいのだ。
('A`) 「? どうしたんだよ、渡辺」
从'ー'从「え? いや、だって」
从'ー'从「クーさんとツンちゃん、どこにいるのかなって」
(; ^ω^)「……」
つ
クーさんとツンさんの姿が、部屋のどこにも居ないのだ。
-
(; -ω-)(な、なんで? どういうことなんだお? )
つ
確か僕が最後に覚えているのは、ツンさんはこの部屋を調べると行って入っていって、
そして一人にするわけにはいかないと思って、クーさんも一緒に居てもらうようお願いをしたんだ。
クーさんはそれに応えて、ツンさんの後を追って部屋に入ったんだ。
で、僕は一人でみんなのいる部屋に行き、そこでドクオと渡辺さんとで偽者から逃げて─────
(; ^ω^)(で、今に至る、と)
つ
(; -ω^)(……じゃあ、あの後、この隠し部屋から出たのかお?)
つ
この部屋にいないということは、そういうことだろう。
でも、だとすれば何処に……?
(; -ω-)(どうしよう、かお……)
つ
1.とりあえず、この部屋を調べる
2.そんな暇は無い。とりあえず出よう
3.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
3,ケータイで連絡取る(クーのメアド持ってなかったっけ…?)
無理なら1
-
>>805で
-
3で>>805の案
-
3 なべちゃん出口に立たせてドクオと部屋を調べる
-
o川*゚ー゚)o では今日はここまで!
o川*゚ー゚)o 明日22:00ごろ再開します!
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o それではまた明日
-
o川*゚ー゚)o 申し訳ないです、明日に延期します・・・
-
大丈夫だ、今日はズボンは履いてたから風邪はひかない
-
o川*゚ー゚)o はじめります
-
(; -ω^)(お、そうだお。携帯で連絡を取れば……)
つ
ポケットから携帯を取り出すも、すぐに気づく。
僕、連絡先を知ってるのギコだけだ……
アドレス帳にぽつんと1つだけあるギコの名前を見て、肩を落とす。
こんなことなら、もっと早くにクーさんの連絡先を聞いておくべきだった。
(; ^ω^)(っていうか僕、友達少ない……?)
(; ^ω^)
(; -ω-)(あれ……? というか……)
从'ー'从「内藤君?」
( ^ω^)「あ、ごめんお。ちょっとどうしたものかと考えてたんだお」
つ
('A`) 「で、ツン達どこにいるんだ?」
-
現状、クーさん達と連絡を取る方法は無い。
一体どこに行ってしまったというのだろうか。
すぐに探しに行くべきか、それとも……
( ^ω^)(……そういえば)
ふと思い出したのはクーさんの言葉だった。
前回、あの高岡さんの姿をしたロボットに追いかけられる直前のことだ。
僕達はこれからどうすれば良いのか、このままこの施設を進むべきかどうか悩んでいた時、クーさんが
川 ゚ -゚)「”今、どういう状況なのか”。”何が出来るのか”。”何をするか”」
川 ゚ -゚)「一度立ち止まって整理し考える。それだけでも、大分変わってくるだろう?」
そう言っていた事を思い出す。
一度立ち止まって整理し考える、というのはまさに今ではないだろうか。
( -ω-)(……)
つ
-
そもこの小部屋は、あのツンさんがみんなが捕まっている部屋を後回しにしてでも入った部屋だ。
何か重要な物があるのかもしれない。
そしてクーさんも一緒にこの小部屋に入り、その後の行方が分からないこの状況。
この部屋で何かが起こったのだろうか、そうでないにしても手がかりの一つでもあるかもしれない。
( -ω-)(一度立ち止まって整理し考える)
つ
( ^ω^)(わかったお、クーさん)
まずはこの部屋を調べてみよう。
この部屋に何があるのか、何が起こったのか、見つからないかもしれないけど何か手がかりがあるかもしれない。
僕はドクオと渡辺さんにクーさん達がいなくなってしまった事を説明すると、この部屋を調べることにした。
('A`;) 「つってもよぉ、本しかねーんだぞ。調べるったって……」
从'ー'从「もしかしたら、この部屋にも隠し扉があるのかもしれないよ?」
つ
_,
( -ω^)「なるほど、その可能性は十分あるおね」
-
自分達は今、隠し扉の先の隠し扉、その部屋にいるのだ。
渡辺さんの言うように、そこから更に隠し扉がある可能性は十分にある。
僕はドクオと渡辺さんに壁、棚を調べてもらうようお願いをし、他に手がかりは無いか周囲を調べることにした。
(; ^ω^)(うーん、でもドクオの言うとおり本だけだし……)
なんとなしに本をパラパラとめくる。
どれも難しい内容で、何が書かれているのかわからない。中には日本語以外の言語で書かれているものまであった。
( ^ω^)「……?」
('A`) 「内藤、何かあったか?」
(^ω^ ;)「え?いや……」
-
o川*゚ー゚)o1〜3までの好きな数字を、下から2番目
-
2
-
1
-
(^ω^ ;)「うーん……何も無いお」
本棚を調べているドクオの方へ振り向き、僕は答えた。
先ほど見ていた本を適当に置き直し、視線を少し横にずらす。
( ^ω^)「……」
つ
他よりも幾らか古い本がそこにはあった。
先ほど、一瞬だけちらりと視界の隅に入ったのだが……
手に取って見てみるが、タイトルも無いようだ。
試しにパラパラとめくってみると、それはどうやらノートのようであった。
複雑な式、難解な文章。それらが所狭しと乱雑に書きなぐられている。
(; ^ω^)「……手がかりじゃないおね?」
(; -ω-)(……一応、調べてみるお)
しかしどうにも、このノートが気になるのだ。
僕は一度周囲を調べるのをやめ、この古いノートを読むことにした。
-
#1.気づく2.ダメ3.気づく?
-
( ^ω^)「……」
『今日の研究は比較的上手くいった。体のほうは問題ないが、いかんせん頭のほうが問題だったのだ。
しかし、ついに今日初めての反応を見せたのだ。まだ喋ることは出来ないが、それも時間の問題だろう』
『参った。金が無い。こればかりはどうしようもない。どうすれば……』
『金の問題が解決した。こうも早く解決するとは、流石オレ。これならもう一つの研究も進められる』
『どうやら彼も同じ研究をしていたようだ。話が合うとは、これほど心躍るものだったのか。
それともここ最近は彼女の調整しかしていなかったから、久々の会話に気持ちが晴れただけかもしれない。
まぁ、どちらにせよ楽しかったのは事実だ。彼の協力のおかげでまた一つ研究が進んだ』
『彼女の様子がおかしい。経過は順調だったはずだが、ここしばらく何も動きを見せない。
ふむ、仕方が無い。ここは一度、もう一つの……あっちの方を弄ってみよう』
( ^ω^)「日記……っぽいお」
読める部分を抜き出してみると、どうやら日記のようだ。
日付も何も無いが、その日の出来事を書いているように思える。
ただ、時系列は恐らく、飛び飛びになっているように思う。
書きたいから書く、そんな印象を受けた。
-
( -ω^)「……」
まだこのノートには続きがある。
読める部分を抜粋していけば、何か分かるかもしれない。
(; ^ω^)「でももしかしたら、何も分からないかもしれないおね」
このままこのノートを読むべきか、それとも他に調べるべきか。
(; -ω-)「……」
1.ドクオと渡辺さんにノートの存在を伝える
2.ノートを読む
3.読むのを止めて他に調べる
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
1
-
1
-
( ^ω^)「ドクオ、渡辺さん。ちょっと見てほしいものがあるんだお」
('A`) 「なんだ? ツンたちが何処に行っちまったか分かったのか?」
( ^ω^)「そういうわけじゃないんだけど、ちょっと気になる物があったんだお」
从'ー'从「古い本みたいだけど……」
( ^ω^)「うん。本っていうか、ノートみたいなんだお。日記みたいなのもあって……」
机の上に乱雑に置かれている本をいくつかどかし、僕は二人が読めるようにノートを開く。
僕が読んでいたところまで見せると、二人はそれぞれ別の表情をもって応えた。
('A`) 「……手がかりなさそうだな、これ」
从'ー'从「研究? よく分からないけど大事なことじゃないのかな、これって」
二人が言うことはそれぞれ違うものであったが、しかしごもっともである。
だからこそこのノートが気になるし、だけどこのノートに時間をかけても良いのか悩むのだ。
-
(; -ω-)「……」
つ
从'ー'从「もうちょっと読んでみようよ」
('A`) 「……んー、じゃあ俺は他に何か無いかもう一度探してみるわ」
悩む僕に対し、二人はそれぞれ答えを出す。
結果的に、僕はこのノートを渡辺さんと読むことになった。
先ほどの続きを読むため、僕は読める部分が出てくるまでノートを捲った。
( ^ω^)「……」
从'ー'从「……」
(; ^ω^)(渡辺さん、ナイフ閉まってくれないかな……)
-
ノートを捲ると、同じように書きなぐられた文章をいくつか見つけることが出来た。
渡辺さんとそれを追いながら読んでいく。
『分かったことがある。これはまた別の、彼の協力で行っているものだが、どうやら世界はいくつもあるようだ。
しかし、いくつもあるようでいて1つだけしかない。そう、この世界は1つだけであり、いくつもあるのだ』
『彼女の調子が良くなった。次はいよいよ体を繋げてみようと思う。どんな反応をするのか、今から楽しみだ』
『彼の様子がおかしい』
『彼女と別に進めていた件だが、原因不明の問題にぶち当たってしまった。なにをどうやっても分からないのだ。
いや、分からないことなど何も無い。必ず解き明かしてみせる』
『彼から連絡があった。デミーズに行こう。あそこのコーヒーは上手いのだ』
『世界は1つだけかと思ったが、どうやら更に外には別の世界もあるらしい。しかしそれは決してこの世界と
交わることが無いようで、例えるなら壁によって遮られているようだ』
『可能性とは何だ?』
( ^ω^)「……」
1.続きを読む
2.読まない
3.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
1
-
1
-
『可能性とは世界と同じであり世界とは例えるなら巨大な川である流れそれ自体が世界でもあるのだ
右へ流れる世界もあれば左へと流れる世界もあるしかしそれは大きく見れば川という世界に変わりなく
結局世界は世界のままなのである問題は何処にどう流れるかなのであるしかし大きく流れを世界を変える
にはどうすればよいのだろうその力こそ可能性でありそれは世界が内包した力以外にもあるのだそれ
はなにかというと内の反対つまり外である外こそ大きく流れを世界を変える力なのだああつまりそこで見てる
君達のことだ君達こそが可能性であり世界を変える力を持つ者なのだしかしこの世界は願望機のない
という世界である残念だが君たち外の力がこちらに介入することは出来ないのだ実に残念である俺はあ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああ あああああああああああああ
ああああああ あああああああああああ あああ
ああ あ あ ああ ああああ ああああああああああああああああああああああ
あああ ああ ああああ あああああああああ
あああああああああ ああああああああああああああ
あああああああああ あああああああ
ああああ
あああああああああああああああああ ああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああ あああああああああああああああああああ
あああああああああああああ あああ
ああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああ あああああああああああああ
あ
ミ,,゚Д゚彡 可能性を2つ確認した。ようこそ、何処でもない部屋へ
-
__00 ____
/ └‐┐l Lr┐ ! ___ [][]「l
i' .,..._ (ノ くノ `アi′ くノ
`丶、 .∨ `丶 、 ./ ,,__,,..‐ '" ̄> //
゙l. `' - ..、 \/ |゙、ヽ \ .゙、/ / /
! .', i `、ヽ `i `、 _..-'"゛ /
` 、 、 `ヾ l l / ゝ、 / .、 {
__ ヽ ゝ ノ } 〈 イ / ',__ )
.´ i′ \, ヽ _..-ーァ `ヽ´ } __! / ',  ̄
l `''' ´ / \ `ヽ ヽ ,' _,-'" / ',
. l、_,,-、 く_ ', } ', '" { /´
.: l `ヽノ l ._,. 〉 } /
.! ', _.,--イ レ´ __..、 | /
i .、 / / _,,...ノ ノ |./
、 ヽ / ./ __ { _,'" ´
.\. .ヽ /,,,/ l_ / ゝ´
`丶、,,_ .\ _
 ̄ ̄ .!ゝ、 i'-.._ _/″,-ー-`
゙、 ~ヽ `ー- 、. , "´ー-、 / /!
ヽ .イ、 / __/ ` / .!
.ヽ | _ '´ / '、
ノi ` ゙、 / ̄ _> / 〉
_ ,′', '".-、 ./ / ',
_/ ゝ ./ ! `‐゙_.. -ー-.- 、 '、 i'
./ ヽ.{ ! / .`'ー.、_ ヽ ,、__ .,゙__,,,,,,
/ ヽ !、 / _,, -' ノ / `i
..\ ヽ ゝ、 | ,..-'''"´ , " / }
ヽ ,ゝ .l ノ ./ / _,,,ソ /
ヽ ._、‐'゙、 l .`ー--─´ ./ ,_" -'" / /
゙、,..-'" .`丶、. ! `ヽ f ゛ ″ `丶、 /
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_,
(; ^ω^)「お!? 」
今、一瞬聞き覚えのある声と視界が歪んだような……
-
やはり俺達こそが可能性であったか
-
从;'ー'从「……」
('A`;) 「おーい、二人とも。俺、気づいたんだけどさ……!!! 」
(; ^ω^)「お? どうしたんだお? 」
本棚を調べていたドクオがハッとした表情を見せる。
僕達が先ほどまで読んでいたノートをひったくると、丁度書きなぐられているページを大きく開いて見せ付けてきた。
('A`;) 「あ、あのさぁ! よくよく考えたんだけど、これって”誰かが書いた”ってことじゃん?」
(; ^ω^)「う、うん」
<('A`;)> 「だよなぁー! あぁー、だよなぁー!!! 」
頭を抑えているが、どうしたというのだろう。
从;'ー'从「あ、ドクオ君も気づいたんだ……?」
('A`;) 「気づきたくなかったー!!! 」
(; ^ω^)「????」
つ
-
・・・?
一体なんだ
-
('A`;) 「良いか? よぉーっく考えてみてくれ」
(; ^ω^)「?」
つ
('A`;) 「これ、誰かが書いたってことは、誰かがこの部屋で書いたってことだよな?」
(; ^ω^)「そう、だお……?」
つ
('A`) 「俺は隠し部屋って事でなぜか安心しちまってたんだけどよ」
('A`;) 「これ、誰が書いたんだ? ここにある本、誰が置いたんだ?」
('A`;) 「この部屋は一体誰が用意したんだ?」
-
( ^ω^)「え、そりゃこの部屋の……」
つ
('A`;) 「そう! この部屋の持ち主だ! 」
('A`;) 「ってことはだ、つまりだ! 」
从;'ー'从「そう、この部屋の持ち主はつまり……」
( ^ω^)
( ^ω^)「……?」
( ^ω^)
(; ^ω^)「あっ」
ちょ、ちょっと待って。
そうだ、そりゃそうだ。何で僕は変に安心感を、安全を覚えてしまっていたんだ。
”隠し部屋”?”隠し扉”?
そんなもの、知ってるに決まってるじゃないか。
('A`;) 「この部屋の持ち主、つまりこの施設の持ち主は誰だって話なんだよ!!!!! 」
-
あ
-
ミ,,゚Д゚彡 俺だけど?
(; ^ω^)「お!? 」
('A`;) 「っ!? 」
从;'ー'从「!? 」
-
!?
-
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、ハローの事なら心配するなよ
ミ,,゚Д゚彡 この部屋はあいつには認識されない
ミ,,゚Д゚彡 そう作ったからな
ミ,,゚Д゚彡 ズズッ
つc【 】”
ミ;゚Д゚彡 熱っ、やけどするかと思った……
(; ^ω^)「え、いや、え!? 」
白衣を着た男が部屋の隅、本を椅子にしてコーヒーを啜っていた。
この部屋には僕達3人しかいなかったはずだ。
一体何時から、どこから、どうやってこの部屋に入ったというのだ。
いや、それよりも─────
(; ^ω^)「だ、誰なんだお!? 」
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、初めまして
ミ,,゚Д゚彡 俺はフサギコ。そのノートを書いた本人でこの施設の所有者だ
-
ミ,,゚Д゚彡 ん?いや初めましてじゃない……のか?
ミ,,゚Д゚彡 まぁどっちでもいいか
ミ,,゚Д゚彡 とりあえずハローのことについては安心しろよ。ここに居る限り、あいつは見つけられないから
(; ^ω^)「いや、待ってお! 話がわからな────」
('A`;) 「おい内藤、誰だよこいつ……」
从'ー'从「気配が無かったけど……」
ミ,,゚Д゚彡 そうそう、お前ら
('A`;) 「? 俺と、渡辺か……?」
ミ,,゚Д゚彡 そうそうお前らだ。一応、言っておくがお前らは無事だ
ミ,,゚Д゚彡 ハローには”まだ”何もされてないから。良かったな
ミ,,゚Д゚彡 あと気配が無いのは当然だ。俺、死んでるからな
-
お前らは、か
-
(; ^ω^)「……」
从;'ー'从「何もされてないって、え?」
('A`;) 「は?え?待って、どういうことだよ。何なんだよ、何が起こってんだよ!? 」
呆然、混乱、何が起きているのか全く分からない。
目の前の白衣の男はコーヒーを冷ましてからもう一度啜ると、満足そうに頷いていた。
僕達は今、どういう状況なんだ?
クーさんは?ツンさんは?それに、先生と高岡さんは?
ハローさんには見つからない、とはどういうことなのか。
そしてフサギコと名乗ったこの男は、自らを死んでいるといったこの男は一体何者なのだ。
ミ,,゚Д゚彡 さーてさて?
ミ,,-Д゚彡 ではでは?
つ”
ミ,,゚Д゚彡 どこから説明しよう。何を説明しよう
ミ,,^Д^彡 ははははは! 今日は会話が随分と出来るな。はははは!
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回は土曜日になるかと思います
o川*゚ー゚)o それではここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o ではまた次回!
-
乙
フサギコがついに出てきて一気に展開が加速しそう
-
先が楽しみだ
-
かなり進んで楽しい
-
動き出した感パネエ
-
およよ?
-
o川*゚ー゚)o それでは定刻どおり、本日土曜日の18:00に投下します
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o きゅ...
-
きゅ
-
土曜日…?
きゅ…
-
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o 始めます
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o きゅ...
-
(; -ω-)「ちょ、ちょっと待ってくれお」
つ
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、待つさ。待つよ。待つとも
ミ,,゚Д゚彡 時間は一杯あるんだ。いくらでも待とう
つc【 】”
冷ましたコーヒーをまた啜り、男は笑った。
どこかで見たことがあるような、そんな気がした笑い顔だった。
頭の中ではまだ状況の整理が追いつかないが、とにかくはっきりさせたいことがあった。
(; ^ω^)「あ、あなたは……一体何者……なんですお?」
つ
自身を死んだ身と言い、そしてこの施設の所有者と行ったこの男の正体。
まずはそれをはっきりとさせたかった。
-
ミ,,゚Д゚彡 ? 言っただろ、俺はフサギコ
(; ^ω^)「そうじゃなくて! その……死んだとかこの施設の所有者とか……」
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、そのままの意味だよ
ミ,,゚Д゚彡 俺は死んでいるし、この施設は……そうだな、そこは訂正しないとだな
ミ,,゚Д゚彡 俺の施設だった。死んでるから、もう俺のものじゃない……のかな?
_,
(; -ω-)「……」
つ
違う、そうじゃない。
いや、そうだとして、だ。仮にそうだとして─────
('A`;) 「いや意味がわかんねぇよ! 」
ドクオが僕の代わりに声を上げた。
そう、意味が分からない。この一言に尽きるのだ。
-
死んでるなら、なぜここにいる?って話だしなぁ
-
('A`;) 「死んだだ? じゃあアンタは幽霊ってことか!? ってことは何だ、ここは天国なのか? 」
('A`;) 「っつーか、この施設ってなんなんだよ! 俺は何で誘拐されたんだ! 先生は! ハインは! 他のみんなはどうなったんだ! 」
ミ,,゚Д゚彡 こらこら、あまり一度に聞くんじゃない
ミ,,゚Д゚彡 そうだな、まず……幽霊、というのはまた微妙に違うか
つ”
顎に生えた無精髭を撫でながら、フサギコはまず一つ答えた。
_,
ミ,,゚Д゚彡 あと天国なわけあるか。君はバカなのか
つ”
('A`;) 「うるせぇよ!!! 」
(; -ω-)「あの、幽霊とは違うってのはどういうことなんですお?」
ミ,,゚Д゚彡 ん……まぁ、なんというか
ミ,,゚Д゚彡 生前の記憶の結晶とでも言えばいいのだろうか。俺自身も意図してこうなったわけじゃないんだ
ミ,, ゚Д彡 まぁ、少なくとも幽霊ではない、だけど死んでる。そういう認識でいてくれ
つ
-
(; ^ω^)「……」
記憶の結晶?
どういうことなんだろう。
ミ,,゚Д゚彡 まぁ、先に他の質問に答えよう。まずこの施設は俺の研究所だったんだ
( ^ω^)「研究……」
先ほどのノート、今までのことから何かしらの研究施設というのは察しが着いていた。
ただ、何の研究をしているのかまでは……
(; ^ω^)「あ、もしかして……」
つ
1.ロボットの?
2.可能性の?
3.世界の?
4.高校生の体について?
5.他に案があればどうぞ
下から1番目
-
2
-
( ^ω^)「もしかして、”可能性”の研究ですか?
つ
ミ,,゚Д゚彡 ……
ミ,,゚Д゚彡 それはお前の考えか?
_,
(; ^ω^)「?」
つ
ミ,,゚Д゚彡 ……
ミ,, ゚Д彡 まぁ、いいか。答えとしては少し正解だ ズズッ
つc【 】”
ミ,,゚Д゚彡 ここはロボットについての研究を主に行っていたんだ。可能性、世界についてはついで……だな。あぁ、うん
ミ,,゚Д゚彡 そうそう、お前らも俺の発明を見ただろ
( ^ω^)「?」
( ^ω^)「あ、あの高岡さんの形をした……」
ミ,,゚Д゚彡 いやそれじゃない
( ^ω^)「?」
それ以外にロボットなんか見ただろうか?
もしかして、ロボット以外の発明の事を言っているのだろうか?
-
(; ^ω^)「いや、それじゃないならわからないですお……」
ドクオと渡辺さんの方を見るが、二人とも心当たりが無いといった表情で返す。
('A`;) 「っつーか俺ら寝てたんだぞ。分かるわけないだろ……」
(; ^ω^)「あ、そっか」
ミ,,゚Д゚彡 いや、お前ら二人も見てるはずだ
('A`) 「は?」
从'ー'从「私達が見た……?」
ミ,,゚Д゚彡 あー、いや、でもあれは分かりにくいか……
ミ,,-Д゚彡 お前らを追いかけたのは、誰だ?
つ”
('A`;) 「誰って、おかしくなった先生と高岡……」
(; ^ω^)「───っ! 待ってお、そうなのかお!? 」
ミ,,゚Д゚彡 察しが良いな。いや、何度もやってりゃ流石にわかるか
(; ^ω^)「!?」
ミ,,゚Д゚彡 そう、ハローだよ。ハローが俺が発明したロボットなのさ
ミ,, ゚Д彡 ……そのはずだったんだがなぁ
-
从'ー'从「そのはず、って……?」
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、いや、作ったのは俺なんだ。それは間違いねぇ
ミ,, ゚Д彡 でもなぁ……
_,
( ^ω^)「?」
つ
ミ,,゚Д゚彡 いや、俺が死ぬ前はあんな感じじゃなかったんだ
ミ,,-Д゚彡 俺が死んでから……だな、あぁなっちまったのは
つ”
('A`) 「んじゃあ、何があったんだ?」
ミ,,゚Д゚彡 知らん。俺だって死んでから気づくまで空白期間があるからな
ミ,,゚Д゚彡 その間に何かがあったんだと思うが……
-
('A`) 「なんだよ、わかんねーのかよ」
ミ,,゚Д゚彡 お前は自分が複数の友達と別れたあと、悪口を言われてるかどうかわかるのか?
('A`) 「やめろ」
ミ,,゚Д゚彡 知りようが無いんだ。こればかりはな
从'ー'从「あ、それなら開発者のフサギコさんがハローさんを説得してくれば良いんじゃ?」
( ^ω^)「お! それだお! 」
つ
流石渡辺さん!開発者ともなれば、それはつまり親とも呼べる存在のはずだ。
フサギコさんにハローさんを説得してもらって、この騒動を終わらせてもらえばいいのだ。
ミ,,゚Д゚彡 いやそりゃ出来ねーんだ
从;'ー'从「え、なんで……」
ミ,,゚Д゚彡 俺、この部屋から出れねーんだ
(; ^ω^)「……え?」
-
ほう
-
ミ,,゚Д゚彡 俺、この部屋から出れねーんだ
(; ^ω^)「それは分かりましたお! な、なんでなんですかお!? 」
ミ,,^Д^彡 何でだろうな。ハハッ
('A`) 「バカだなお前ら。逆に考えるんだ。ハローってやつをここに
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、ハローをここに連れてくるってのも無理だぞ。あいつはここには”絶対に”入れない
('A`) 「……」
ミ,,゚Д゚彡 ここは……そうだな、世界と少しズレた場所に今なっているんだ
ミ,, ゚Д彡 俺がそう作ったんだが、まさか本当に出来てるとはな。流石俺、俺でも予想できないことをやってしまうとは
-
(; ^ω^)「ズレ……?」
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、言っただろう?”何処でもない部屋”って
ミ,,-Д゚彡 ここは確かにお前らがさっきまで居た部屋だが、そうじゃない
つ”
ミ,,゚Д゚彡 まぁ、”隠し扉”の向こう側。そういう認識でいいぞ
(; -ω-)「……」
つ
世界のズレ?隠し扉?
よく分からないけど、ようはあの時の……化け物に襲われたときやみんなが殺され、僕も死んだときの学校のような
世界、ということなのだろうか。
( ^ω^)「じゃあ、僕達は偶然入り込んでしまったって事なのかお……」
ミ,,゚Д゚彡 いや、そこの二人が居たからな
-
そういってフサギコさんが指を指したのはドクオと渡辺さんの二人であった。
('A`) 「俺と渡辺が?」
从'ー'从「?」
二人はお互いの顔を見合わせると、やはり理由が分からない、という風であった。
ドクオと渡辺さん、もしかして二人が何かしらのスイッチでも押したのだろうか。
そう思っていると、フサギコさんがもう一度コーヒーを啜りながら話を続けた。
ミ,,゚Д゚彡 お前ら、”零れモノ”だろ
(; ^ω^)「 っ!」
零れモノ。
確か、クーさんが教えてくれた言葉だ。
2-Eのみんなはその零れモノで、世界を守るために世界が生み出した存在であり、
そして世界のイレギュラー……の、はず。
(; ^ω^)(それをどうしてこの人が知ってるんだお?)
つ
-
ミ,, ゚Д彡 この場所も一応は外に限りなく近いからな
ミ,, ゚Д彡 お前らみたいなのが来ると、勝手に招いちまうんだ
ミ,,゚Д゚彡 ま、そのおかげでこうして会えたんだがな
ミ,,゚Д゚彡 ハローが絶対にこの部屋に入れない理由も同じだな
ミ,, ゚Д彡 あいつは”零れモノ”じゃねぇ、からな……
(; ^ω^)「……」
つ
('A`;) 「なぁ、つまりなんだ、どういうことなんだ?」
从;'ー'从「……わかんない」
(; ^ω^)「僕だって……」
つまり、まとめるとこういうことだろうか。
1つ、この部屋は”別の世界”となっている。
2つ、フサギコさんは死んでいる。
3つ、ハローさんはこの部屋には入ってこれない
-
_,
(; -ω-)「うーん……信じられないけど、そういうことなのかお?」
ミ,,゚Д゚彡 おいおい、お前らの存在自体が既に信じられないものなんだ。それくらい信じろよ
_,
(; -ω^)「そ、そういわれても……」
_,
( -ω-)(……)
ひとまず、疑問は……
1.晴れた
2.晴れない(質問時間に入ります)
3.他に案があれば
下から1〜3番目
多いものを採用します(同数の場合3を優先)
-
3「疑問は晴れないけど今は正直それどころじゃないから、後でまた聞かせて欲しい」
-
ツンとクーがどこに行ったか知らない?
-
>>873
-
死んだら時間が戻る、という現象にこころあたりはあるか?
-
ハインの倒し方というか分離させる方法とか知りたいんだが
-
ハローだったてへぺろ
-
_,
( -ω^)(疑問はまだ晴れたわけじゃないけど……────ん?)
( ^ω^)「ドクオ、今何か言ったかお?」
('A`) 「俺? 何も言ってないけど?」
( ^ω^)「あれ、じゃあ渡辺さん?」
从'ー'从「私も何も言ってないよ?」
( ^ω^)(あれ? 今、確かに声が聞こえたはずなんだけど……)
つ
何かが囁いたような、会話のようなざわつきもあったような。
何かの声が聞こえた気がするのだ。
( ^ω^)(気のせいかお?)
そう納得し、フサギコさんにひとまず信じる(という体だが)事を伝えようとしたとき、
また同じような声が聞こえた。いつか、どこかで聞いたことがあるような、そんな声だった。
ID:EW7.Y7820:「疑問は晴れないけど今は正直それどころじゃないから、後でまた聞かせて欲しい」
ID:8YlIPfcI0:「上と同じく」
ID:c/ocVw7M0:「ツンとクーがどこに行ったか知らない?」
_,
(; -ω^)(〜〜〜っ、やっぱり聞こえたお)
つ
ID:0oxR7hmo0:「死んだら時間が戻る、という現象にこころあたりはあるか?」
ミ,,゚Д゚彡 ……
つ
-
あー、何処でもない部屋ってそういう……
いえーい!! フサギコ見てるーーーー!!???!!?
-
ミ,,゚Д゚彡 外の可能性か
(; ^ω^)「お?」
つ
ミ,,゚Д゚彡 いや、こちらの話だ
ミ,,゚Д゚彡 それで、信じてもらえたかな?
_,
(; -ω^)「……一応、信じますお」
つ
ミ,,゚Д゚彡 ん、そうか
フサギコさんは腰掛けていた本の山からコーヒーカップを片手に立ち上がると、棚から3つ新しく取り出した。
それを僕達に手渡すと、もう一度本の山に腰をかける。
視線をフサギコさんから受け取ったコーヒーカップの方へ移すと、空だったはずの中にはコーヒーが入っていた。
(; ^ω^)「!? 」
ミ,,゚Д゚彡 悪い、俺だけコーヒー飲んでたことに気づいてな。デミーズの味だ、旨いぞ
ミ,,゚Д゚彡 で……あぁ、そうだ。”クーとツン”はどこに行ったのか、だったな
(; ^ω^)「お、そうですお! クーさん達はどこに行ったんですかお!? 」
そうだ、クーさんとツンさんはどこに行ってしまったというのだろうか。
この部屋に、この世界に入るにはどうやら”零れモノ”が必要らしい。
と、いうことはクーさんとツンさんもこの世界に居た、もしくは居るのではないだろうか?
-
('A`;) 「お、おぉ! そうだ、ツン達はどこに居るんだ!? あんたなら知ってるんじゃないのか?」
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、彼女達なら……
つc【 】”
ミ,,゚Д゚彡 はいはい見てる見てる
つc【 】”
('A`;) 「?」
ミ,,゚Д゚彡 悪い、君には関係ない話だ
ミ,,゚Д゚彡 で、彼女達なら……あぁ、そうだ、そうだったな
コーヒーを啜り、フサギコさんは答えた。
ミ,,^Д^彡 ”大人しく”してもらってるよ
_,
(; ^ω^)”「!」 ガタッ
-
笑顔を浮かべ、そう答えた。
大人しく。いつもなら別に何てこと無い言葉。だがことこの場、この状況を考えると穏やかな言葉ではない。
持っていたコーヒーカップを落としそうになるも、僕は「どういうことだ」と尋ねる。
つもりだった。
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡 あー……
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡 落ち着けよ
从'ー'从 「え?なんで?」
渡辺さんがナイフをフサギコさんの首下に当てながら、壁へと押さえ込んだからだ。
(; ^ω^)「わ、渡辺さん! 」
僕は「どういうことだ」という言葉を飲み込み、彼女の名前を口に出した。
-
んむー、これ推測通りならあれだな。
フサギコ先生、僕も二次元の世界に入りたいからやり方教えてください!
-
从'ー'从「どこ? どこにやったの?」
ミ,,゚Д゚彡 おい、お前らのクラスの女ってのは全員こうなのか!?
ミ,,゚Д゚彡 なんだってすぐに手が出るんだ。頭おかしいんじゃねぇのか?
フサギコさんは僕とドクオへ顔を向け、呆れたように言った。
この状況でどうしてそんな呑気にしていられるのだ。
渡辺さんのナイフがギラリと光るのを見ると、自分が襲われたときのことを思い出す。
( ^ω^)(怖い)
(; ^ω^)(じゃなくて! なんだってあんなに余裕なんだお、フサギコさん! )
('A`;) 「お、おい落ち着け渡辺?いいか?ここはな?れれ、レレレレ冷静にな?よーし、ステイ! ステイだ渡辺! 」
-
ミ,,゚Д゚彡 君も余裕ぶってるなぁ
从'ー'从「もしかして幽霊だから死なないとでも思ってるの?」
ミ,,゚Д゚彡 どうだかね
从'ー'从
ミ,,゚Д゚彡
从'ー'从「……斬るよ?」
ミ,,゚Д゚彡 やってみるか?
ミ,,゚Д゚彡 まぁ、仮に俺を殺せたとして、そうなるとあの二人の居場所は永遠に分からずじまいになるな
(; ^ω^)「そ、そうだお渡辺さん! ここは落ち着いて、ナイフをとりあえず下ろして! 」
从'ー'从「……」
-
納得をしたのか、渡辺さんはナイフを下ろす。
しかしフサギコさんを抑える力は緩めておらず、フサギコさんは僕の方へと顔を向けた。
(; ^ω^)「か、開放してあげたら……?」
从'ー'从「それは無理」
ミ,,゚Д゚彡 ……まぁ、別にいいか パチンッ
つ”
説得は無理か、そう悟ったのかフサギコさんはため息をつくと押さえ込まれていない右手、その指を鳴らした。
すると、ゴトリと本棚の中にあった一冊の本が落ちたのだ。
渡辺さんはフサギコさんは抑えたままで、ドクオは僕の顔を見る。
('A`;)
(; ^ω^)”
-
本棚に一番近かった僕が取れ、ということなのだろう。
ドクオに頷くと、僕は本を手にする。そしてページを開くとそこにツンさんとクーさんが居たのだった。
いや、比喩でもなんでもなく、居たのだ。
ξ゚⊿゚)ξ「あら、内藤じゃない」
川 ゚ -゚)「やぁ」
( ^ω^)「あらまぁ、随分と可愛らしく小さくなっちゃって……」
絵となって動き回りしゃべる二人が、そこには居たのだ。
(; ゚ω゚)「どっどどどどどっどっどどどどどdddddどどどどどどどどどどどどどどどどddddddddd!!!!!!!!! 」
('A`;) 「なんだああああああああああああ!!!!内藤!!!! 何が起こったああああああああああああああ!!! 」
ξ゚⊿゚)ξ「落ち着け」」
川 ゚ -゚)「いや気持ちは分かる」
これは一体、どういうことだ。
-
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、それは……
从'ー'从「内藤君、どうしたの?」
(; ^ω^)「ツンさんとクーさんが本に閉じ込められてるお! 」
从'ー'从
ミ,,゚Д゚彡 おいまて締めるな首はダメだ苦しいのは普通にダメだやめろおいバカおい、おい!
从'ー'从
ミ,,゚Д゚彡 いや、端的に言うと……
渡辺さんが力を緩めると、フサギコさんは話を続けた。
しかし、端的過ぎた。
ミ,,゚Д゚彡 彼女達に襲われたから本に閉じ込めたんだよ
(; ^ω^)「は!? 」
またしても意味が分からなかった。
从'ー'从
ミ,,゚Д゚彡 おい誰かこいつを止めろまじで止めろはやく止めろはやく、はやく!!!
-
――――――――――――
―――――――
――
(;;;;;)^ω^)「で、ツンさんが渡辺さんと同じように襲ってきたから本に閉じ込めた、と」
ミ,,゚Д゚彡 そういうことだ。女って怖いな、あぁやだやだ
渡辺さんを押さえつけ、何とか落ち着かせた僕たちはフサギコさんから話を聞いた。
どうやって渡辺さんを押さえつけたのか、その方法や様子を語るにはあまりにも時間、心の準備を必要とするので
省略させていただくが、僕たちはとにかく渡辺さんからフサギコさんを取り返したのだ。
(;;;)(;;;) 「お前はまだマシだろ。俺どうなってんだ。鏡貸してくれよ。前が見えねぇんだ」
从;'ー'从「ご、ごめんね……」
失ったもの(ドクオ)は大きいが、失ったものなので気にしてはいけない。
僕たちは常に前へと歩き続けなければならないのだ。
ミ,,゚Д゚彡 まぁ、そんなわけでお前も本に閉じ込めようと思えば出来たんだ
从'ー'从「……」
ミ,,゚Д゚彡 おー こわい こわい
(;;;)(;;;)「鏡も見えねぇ」
-
とりあえず仲間を元に戻したいよな
-
ξ゚⊿゚)ξ「……」
川 ゚ -゚)「言いたいことは?」
ξ゚⊿゚)ξ「モウシワケアリマセン」
(; ^ω^)「……」
つ
ドクオが鏡を何とか見ようとしている一方で、本から開放されたクーさんはツンさんを正座させ僕達の様子を伺っていた。
話を聞くに、どうやらツンさんが問答無用でフサギコさんに襲い掛かり、クーさんがそれを止めるもツンさんに巻き込まれる形で
フサギコさんによって本に閉じ込められてしまったそうだ。
ミ,,゚Д゚彡 とてもじゃねぇけど話を聞いてくれそうにも無かったしな
ミ,,゚Д゚彡 それと二次元に行く方法は知らない
( ^ω^)「?」
ミ,,゚Д゚彡 ……まぁ、いいか
そうして、この小部屋にドクオ、渡辺さん、ツンさん、クーさん、僕と2-Eが揃ったのだ。
いや、まだ足りない。
( ^ω^)「高岡さん、先生……」
( ^ω^)「それに、ギコもだお」
僕は最後に残った疑問を、コーヒーを啜るフサギコさんに投げかけた。
( ^ω^)「フサギコさん、あなたの目的はなんですかお?」
-
そう、ここまで一貫して分からなかったのは彼の目的、行動原理だ。
この部屋は世界からズレた場所。
ハローさんには見つからない。
ドクオと渡辺さんは何もされていないという情報。
ツンさんとクーさんを閉じ込めただけで、危害を与えていないこと。
他にも色々あるが、今までの情報をまとめるとどうにも僕達を手助けしているように思えるのだ。
では、それはなぜなのか。
なぜ、フサギコさんはそんなことをするのか。
その目的が、分からない。
ミ,,゚Д゚彡 ……
ミ,,-Д゚彡 さーてさて? ではでは?
つ”
ミ,,゚Д゚彡 そうだな
ミ,,゚Д゚彡 本題、と行くか
-
ミ,,゚Д゚彡 ハローを、殺してやってくれ
.
-
短く、そして端的にフサギコさんは答えた。
たった一言、しかしその声は部屋にいた僕達全員の注意を集めるのには十分だった。
コーヒーをもう一度啜ると、フサギコさんは話を続けた。
ミ,,゚Д゚彡 一応なぁ、俺が開発者なんだけど、ほら、俺ここから出れないし
ミ,,゚Д゚彡 それにあいつはもう、見てらんねぇんだ
ミ,, ゚Д彡 ……もっと、ちがったんだよなぁ
ミ,, ゚Д彡
ミ,,゚Д゚彡 うん、まぁそういうことでお前ら”零れモノ”にアイツを殺してやってほしんだ
('A`)ノ 「はい」
ミ,,゚Д゚彡 何だね
-
('A`) 「いや、そんなことする義理もクソもねぇし、ぶっちゃけこっから出たい」
ミ,,゚Д゚彡 なるほど。それはつまり先生も高岡さんも見捨てる、ということだな
('A`) 「いや、あいつらは助けるけどよ……」
ミ,,゚Д゚彡 ならハローを殺さないとな。仮に二人を助けても、ハローはしつこくお前らを狙うぞ
(; ^ω^)「な、なんでだお? なんでハローさんは僕達を狙うんだお?」
ミ,,゚Д゚彡 ……
つ
ミ,,゚Д゚彡 そうだな、お前らが”零れモノ”だからだ
ミ,,゚Д゚彡 お前らが願望機を呼ぶために必要だからだ
ミ,,゚Д゚彡 だから、ハローはお前らを狙う
ミ,,゚Д゚彡 それだけだ
-
高岡さん達は操られてるだけなのか?
-
('A`) 「願望機……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
川 ゚ -゚)「……」
从'ー'从「……」
(; ^ω^)「……」
願望機。
彼女が、僕が死んだときに会う彼女が言っていた。
これが、みんなを助けるという、僕が死に戻りする理由なのだろうか。
('A`) 「あれ?」
( ^ω^)「どうしたんだお?」
('A`) 「いや、今まで気にしてなかったんだが……」
('A`) 「お前、2-Eの事分かってるのか?」
(; ^ω^)「え、あ、ま、まぁ、うん」
川 ゚ -゚)「あぁ、分かってるぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね」
从'ー'从「うん」
('A`) 「なんで俺だけ知らなかったん?ハブ?ハブなの?」
-
まるで幽霊だな
-
ああ、ハローのことな
-
精神的に殺すってこと?
-
ミ,,゚Д゚彡 さて、あとは……
フサギコさんがコーヒーカップを本の山に置くと、腰を上げる。
僕たちは各々の顔を見合わせながら、「どうすればよいのだろう」と、声に出さず伝え合っていた。
ξ-⊿-)ξ「殺す、か……」
つ
('A`) 「ぶっちゃけ俺は非力だから無理」
从'ー'从「よく言うよ……」
川 ゚ -゚)「……」
そんな中、クーさんだけ他の人とは違った視線を僕に向けていた。
何かを言いたげ、という風でもない。
むしろ、何を言うのか待っている。
それも、楽しみにしている。
そんな風に感じた。
_,
(; -ω-)(な、なんだお……?)
つ
-
.
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ― ―― ―― ==  ̄――
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ― ==  ̄―― ̄ ̄
ID:0oxR7hmo0:死んだら時間が戻る、という現象にこころあたりはあるか?
ID:HkWUuas.0:ハインの倒し方というか分離させる方法とか知りたいんだが
とりあえず仲間を元に戻したいよな:ID:0JlHO8xA0
ID:DpFtzaUU0::高岡さん達は操られてるだけなのか?
まるで幽霊だな:ID:gzMW0sTI0
ID:gzMW0sTI0:ああ、ハローのことな
ID:BGfY/efY0:精神的に殺すってこと?
=━___ ̄― ― ===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────_──‐―__ ̄ ̄ ̄ = _──‐― ―――― ==
-
1〜7までの好きな数字をしたから2番目
-
5
-
2}
-
何が出るかな何が出るかな
-
――  ̄ ̄_ =━ _ _ _  ̄― ―― ― ―― ―― ==  ̄――
_ _  ̄― ―― ―― ==  ̄―― ̄ ̄ ― ==  ̄―― ̄ ̄
#1⑦2④3①4②5⑤6③7⑥
可能性は、2を指し示した。4つの声が聞こえた。
?=━___ ̄― ― ===━___ ̄― ―――― ==  ̄―― ̄
────_──‐―__ ̄ ̄ ̄ = _──‐― ―――― ==
-
ミ,,゚Д゚彡 ……
川 ゚ -゚)「……」
僕は、僕たちは今どうすれば良いんだ。
何をしたら良いんだ。
僕は今、何をしたいんだ。
_,
(; -ω-)「……」
1.死に戻りについて、何か知ってる?
2.高岡さんと先生を元に戻すにはどうすれば良い?
3.高岡さん達は操られているだけなのかな?
4.ハローさんについてもっと教えてほしい
下から2番目
-
2
-
2
-
4
-
_,
(; -ω-)「……」
つ
まずは、とにかくまずは助けたい。
僕と一緒にゲートボールをしてポンコツだった彼女を。
僕達をいつも優しく見守って、親切にしてくれたあの人を。
僕は、助けたい。
_,
(; -ω-)(そう、それには……)
僕だけでは、どうしようもない。
なら、どうすれば。どうしたら良いのだ。
考えろ、考えろ、考えろ、考えろ。
この何度も繰り返した世界。
僕はきっと、今回と似たような出来事にも出会ったはずだ。
そのとき、僕はどうやって乗り越えた。どうやったんだ。
覚えてないなら、今考えろ。
今、創り出せ。
-
( ^ω^)(……あ)
なんだ、いや、よく考えなくてもこれしかないじゃないか。
( ^ω^)(やることは決まってるじゃないかお)
-
やることは決まった。
覚悟も……まぁ、決まった。
いや、死んだときから決まっている。はず。
……多分。
なら、あとはやるだけだ。
( ^ω^)「……先生と高岡さん」
ミ,,゚Д゚彡 ?
( ^ω^)「彼女を助け出す、元に戻す方法……」
つ
ミ,,゚Д゚彡 あぁ、それは────
(; ^ω゚)「フサギコさんも”協力”してもらいますお」
ミ,,゚Д゚彡 ……あ?
川 ゚ー゚)
-
ミ,,゚Д゚彡 だから、方法を教えてやるから
( ^ω^)「足りませんお」
ミ,,゚Д゚彡 ……
(; ゚ω^)「こっちはフサギコさんのお願いを聞きます」
(; ゚ω^)「無事じゃすまないかもしれない、もしかしたら死ぬかもしれない」
(; ゚ω^)「そんなお願いを聞くんですお? ハローさんを開発したのがフサギコさん、それが本当なら……」
ミ,,゚Д゚彡 本当に決まってんだろ
(; ゚ω^)「なら、元に戻す方法を教えて後はここで高みの”見物”だけじゃあ、足りませんお」
ミ,,゚Д゚彡 ……
(; ゚ω^)「フサギコさん、部屋から出られないってウソですおね?」
ミ,,゚Д゚彡 なんでそう思った
(; ゚ω^)「外の様子を知りすぎてるんですお」
-
フサギコさんが話す内容は、まるで今まで僕達がどんな目に会っていたのか分かっているようだった。
更に、僕たちは自己紹介もしていないのにフサギコさんは僕達の名前を知っていた。
恐らく、外に出られるもしくは外の様子が分かるんだ。
外に出れるなら協力をしてもらう。
もし出れなくても、外の様子がわかるならその力も勿論使う。
そうでなければ、釣り合わない。
この願いは、聞けない。
フサギコさんの、ハローさんを殺してほしいという願いは絶対に聞けないんだ。
ミ,,゚Д゚彡 ……そうか、俺は外に出れるのか
(; ^ω^)「?」
フサギコさんがボソリと何かを呟く。
そして先ほどまで眉間にしわを寄せていたのを解くと、「わかった」と、ただ一言だけ答えた。
ミ,,゚Д゚彡 ……
ミ,,゚Д゚彡
ミ,, ゚Д彡 「─────────ま、仕方ねぇか。俺はここで最後か」
-
鉤括弧ついた
-
つまりどういうこっちゃ
-
ミ,,゚Д゚彡 「で、あの二人を元に戻す方法だがな」
ミ,,゚Д゚彡 「単純にぶん殴って気絶させちまえ」
(; ^ω^)「!? 」
ミ,, ゚Д彡 「勿論、その対策もしてるだろうが……」
ミ,, ゚Д彡 「気絶させちまえば、”子機”は機能を停止させるからな」
('A`) 「子機?」
ξ゚⊿゚)ξ「親機の子供のことよ」
('A`) 「うすうす気づいてたけどお前結構バカだろ」
ξ゚⊿゚)ξ
('A`;) 「に、睨むなよ……」
ミ,,゚Д゚彡 「あれは、まぁ小さいハローが中に入り込んでるとでも思ってくれ」
( ^ω^)「洗脳されてた、って感じですかお?」
つ
ミ,,゚Д゚彡 「ちっと違うが、まぁそんな感じで理解できるならそうしてくれ」
-
ミ,,-Д゚彡 「さて、それじゃとっとと行くか」
(; ^ω^)「え、もう!? 」
中身が空になったコーヒーカップを置くと、フサギコさんはドアに向かう。
思い立ったらすぐに行動なのか。もっとこう、あるかと思ってたけど……
渡辺さん、クーさん、ドクオ、ツンさんはひとまず納得をしたのだろうか。
僕のほうを一度向くと、
从'ー'从「二人を早く助けようね」
川 ゚ -゚)「君はやっぱり、うむ」
('A`) 「俺ここに残りたいんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「……ま、それしか方法がないんだもんね」
やるしかない。
そんな顔をして、フサギコさんの後に続いてドアをくぐっていった。
開けられたドアは、その向こうが真っ黒で見えなかった。
恐らく、世界とズレた場所に居るから、だろうか。
ここを抜けたら、またあの施設に出るのだろう。
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「やるしか、ないんだおね」
男に二言は無い。
二人を助ける。まずはそれをやり遂げよう。
僕も部屋を抜ける。
部屋の中にあった大量の本とコーヒーカップはそれを見届けると静かに消えるのであった。
-
――――――――――――
―――――――
――
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡 (可能性が、変わった)
ミ,,゚Д゚彡 (俺は外に”出られる”、そういうことになった)
ミ,,゚Д゚彡 (……はぁ、今まで出れないと”思っていた”が、出れるとはなぁ)
ミ,,-Д-彡 (ハローに笑われちまうな)
ミ,,゚Д゚彡 (ま、これで”最後”だ。あぁ、そうだ。俺はこれで”最後”なんだろう)
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,-Д-彡 (コーヒー、もうちっと飲んでおくべきだったか)
小部屋のドアを潜り抜け、あの隠し階段に出る。
監視カメラについては問題ないはずだ。
あいつらに動いてもらうために、細工はした。
今じゃもう使い物にならねぇだろ。これでハローも感づくはずだ。
あーあ、嫌だ嫌だ。これならもっと
-
1〜5までの好きな数字をしたから2番目
-
2
-
3
-
あ、これフサギコさん中に取り込まれた……
違うか。作品の一部になったな
-
――――――――――――
―――――――
――
( ^ω^)「お」
扉を抜けると、そこは見覚えのある薄暗い階段。
あの隠し階段に出てきたのだった。
見れば、しっかりと全員……
いや、フサギコさんだけいない。
どこに行ったのだろうかと見回すと、渡辺さんが察して答えてくれた。
从'ー'从「先に廊下に出ちゃったよ」
( ^ω^)「先に?」
何か考えでもあるのだろうか。
ひとまず、僕もフサギコさんの後を追おうと廊下へと続く隠し扉を開ける。
勿論、外に誰の気配も無いことを確認してからだ。
( ^ω^)(……あれ、誰も無い?)
誰の気配も無い、そのことに疑問を抱きながら、開けたのだった。
-
(; ^ω^)「おぉ!? 」
扉を開けると、すぐそこにフサギコさんは立っていた。
懐かしそうに周りを見ながら、壁を触って立っていた。
ミ,,゚Д゚彡 「おぉ、どうした」
(; ^ω^)「え、いや、人の気配が無いと持って開けたらフサギコさんがすぐそこに居たので……」
つ
ミ,,゚Д゚彡 「あぁ、俺死んでるからな」
そ、そうだった……
しかし心臓に悪い。危うく悲鳴を上げるところだった。
-
#1○2罰3○4罰5○
-
( ^ω^)「そういえば何で死んじゃったんですかお?」
ミ,,゚Д゚彡 「お前そういうこと聞く普通? まぁ普通に交通事故だけど」
(; ^ω^)「お、すみませんお……」
僕が頭を下げるのと同じくらいに、クーさん達も廊下へと出てくる。
全員が出たところで、フサギコさんは僕達に向かって指示を出した。
ミ,,゚Д゚彡 「それじゃ、俺についてきてくれ」
ミ,,゚Д゚彡 「……俺が主に使ってた研究室。そこに行くから」
(; ^ω^)「……」
そこに、ハローさんがいるのだろうか。
いや、いるのだろう。
フサギコさんは白衣を翻すと、歩き始めた。
僕達はそれを目印に、後についていくのであった。
-
o川*゚ー゚)o 今日はここまで
o川*゚ー゚)o 次回は火曜日くらいになるかと思います
o川*゚ー゚)o ここまで読んでくれてありがとうございました
o川*゚ー゚)o それでは、また次回
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おつ
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乙!
てか今回もことごとくバッドな選択肢避けられてるな……w
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おつでした
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追いついたよ乙
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しかし、まさに製作者部屋だった訳だな
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ウヒョーおもしれえ
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o川*゚ー゚)o バレンタインですねぇ
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o あ、22:45に始めまーすよー
-
やったー!!
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]| i| ̄  ̄{ \ `ヽ∧ ∨〉{/〈´ ̄ ̄  ̄ ̄`〉\}∧〉  ̄‐二二─ _
7 i| \く  ̄ ̄”¨ } | ∨〉 ∨〉 \ ⊆二二⊇ / ∧〉 「 ̄\  ̄‐二二─ _
_/_/ 〕ト \ ⊆二二⊇ ノノ } ∨〉 ∨〉 ≧=‐─‐─‐=≦ ∧〉 人__)___〉  ̄‐二二
, \ `く  ̄ ̄ ̄”¨ } l ∨〉 ∨〉 〈 -───- 〉 ∧〉___ / ̄”¨ 、  ̄
〉⌒Yハ / \ \ ⊆二⊇,ノノ ∨〉 ∨〉 ≧= ⊆ ⊇ =≦ ∧〉 ̄  ̄\「 ̄ \
}{__ソ | く________) )、 ____ ___ __ 人ハ Y::Y'≧=┬─ ─ ‐‐──=≦'Y::Y `( ̄ \ \
/∧/)________/ i| | } | L...|::::L 0」L _____ ________j::::|_____ \ \ /
___/ .′ r≦| | \⊆⊇_ノノ }|〉\) ∨〉 〈 〉 ∧ (::_丿  ̄‐≦ 〕iト __,ノイ _ ‐二 ̄
/ r≦三‐ ̄ イ' \ ⊆⊇ノノ∧ ∨〉 ≧⊆ ⊇≦ ∧〉 ( ̄ \ ̄‐≦__」L___ _ ‐二 ̄
__/ r≦三‐ ̄ /0イ r |l| [[0[ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄]0]] \___)___} 乂|_____]] _ ‐二 ̄
() _/ 7\ ___/__ソ r≦‐ ̄ l| L乂__ノ 」 L乂__ノ 」 L乂__ノ 」 ̄‐≦ 乂_| | _ ‐ニ
[ ̄ ̄____]] | i|::|| r≦‐ ̄ i|lilililil| r≦  ̄|| || ̄ ≧x. Y'^ | l 「〈
7 / i|::|| / i|lilililil| r≦^ / ::| || || |:: \ ^≧x | | | | ∨ /
| | [ ]]] / | (0) 襾|lilililil|襾 イ」i |::::::::| || || |::::::::| iL丶 (0)| イi:ト | ∩ |/ ∨ /
| | |::|| | | (0) 凵|lilililil|凵| 「 |::::::::| || || |::::::::| T i| (0)| | {i:i| \ i[三] |i| ∨ /
| | |::|| | |i i|lilililil| | | 0 L:::::」 || || L:::::」 0 | | [ ] L{i:i| | [三] .∪ | ∨ /
| | |::|| | |i i|lilililil| | | 襾i |└ ┘| i襾 | | [ ] | | [三]0 人_______∨ /
| l l ̄\/ /∧ |i iLilili 」 ト 、 凵i └ ‐ ‐ ┘ i凵 , | [/ ̄ ̄]^|__ __,」 [三]
\ / j| l |∧ 〈 / 〉| 厂〉、 i| \ 「 ̄ ̄II ̄ ̄i| / |i ∧ / ̄ /| / ̄ ̄ ̄]|__
〈 /∧ _∧, |//〉 ∨ /∧ // ∧ i| | jL 」IIL 」{ l | ′ { / /ノ / ∧〉 _/  ̄”¨
〉 ∨/ 〉/ 〉 |//∧___} / ___j} _ff 」L / ∧ 」L __」r─‐‐─‐─ ───vL __」L |r‐く .′/ / ∧〉 / /
/∧ 〈 /∧ ∧ ̄ ̄  ̄\0。 L j{ ∧〉 / ∩ ,
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \0。 i|
ミ,, ゚Д彡
( ^ω^)
フサギコさんの後ろを歩き続けて少し、2分ほどだろうか。
廊下は変わりなく、僕ら以外の気配は何も感じない。
-
(; ^ω^)(……ハローさんはどこにいるんだお?)
(; -ω-)(というか、ハローさんに僕達の居場所ってバレてたりするんじゃないのかお?)
つ
隠しカメラの存在を思い出し、僕はフサギコさんの背中を見る。
変わらない速さで進む背中は、どこか頼もしく見えた。
しかし僕の後ろ、ドクオ達は僕と同じようなことを思っているのか、どこか不安そうな顔をして話をしていた。
('A`;) 「なぁ、マジで大丈夫なのか?」
川 ゚ -゚)「しかし気配はなにもしないが」
ξ゚⊿゚)ξ「相手がロボットだからじゃない?」
从'ー'从「でもやるしかないよ?」
( -ω^)(……)
つ
1.みんなに話しかける
2.フサギコさんに話しかける
3.おっとこのドアは?
4.他に案があればどうぞ
下から2番目
-
1
-
1
-
3
-
寝落ちしたか?
-
安価やめたらどう?
-
安価やめてどうすんねん
-
テンポが……
-
時間確定しないと人集まりずらいし、しゃーない
○時までにレスなければ○○
なんてしてもいいかもね
-
作者生きてる?
ここまでレスないのが不安
-
仕方ない
-
平日の夜に寝落ちとか社会人だったら即死する可能性あるからな
-
ここまでプッツリ切れてると心配だ、頼むから生きててくれ
-
本当に心配になって来た
1レスでいいからして欲しい
-
o川;゚ー゚)o 投下、途切れてしまって申し訳ないよ
o川;´ー`)o 生きてます、生きてます。ちょーっと、まぁ色々ありましたけど
o川*゚ー゚)o 一応、次回投下は火曜か水曜、木曜……くらいになるかと
o川*゚ー゚)o それと安価に関してはやめるつもりはないです
o川;゚-゚)o というか、ここで安価をやめてしまったらそれこそ根底からぶち壊すことになるので……
o川*゚ー゚)o テンポが悪いのは単純に力量がないからなので、まぁそこは大目に見てほしいよ
o川*゚ー゚)o では、コンゴトモヨロシク
o川*゚ー゚)o
o川;゚ー゚)o 心配かけてごめんね、それとありがとうございます
-
やったー
-
本当に良かった
あんまり無理しないでね
-
よかったー!
きゅーちゃんも無理せずに!!
-
生存確認、杞憂で済んで良かった、カラダニキヲツケテネ!
-
o川*゚ー゚)o ごめんなさい!月曜日にやります!
-
きゅーん
-
暖かくなってきたから今からパンツ脱いでも楽々
-
インフルエンザに気をつけろよ
-
スレが埋まりそうだけど大丈夫かな
-
今日も無理かなー
-
o川*゚ー゚)o ちゃ、ちゃうねん・・・
o川*゚ー゚)o 投下したかってん・・・
o川*゚ー゚)o でも今ようやく帰宅という現状やねん・・・
o川*゚ー゚)o 申し訳ないねん・・・
o川*゚ー゚)o これも世の中ってやつが悪いねん・・・
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o きゅあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
-
きゅーちゃんふぁいと!!
-
きゅーちゃんは悪うないで
-
どちらにしろまずは次スレだな
-
書き込みもできないこんな世の中じゃ
-
ホライズン
-
o川*゚ー゚)o 何もなければ明日にでも投下するよ
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1〜5まで好きな数字を>>975
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3
-
#1セフ2セフ3アウ4アウ5?
o川*゚ー゚)o ではまた明日!
-
げぇぇ
-
あっ
-
o川*゚ー゚)o えー、ではね、はい、一応ね、へへへ、やりますね
o川*゚ー゚)o 2、22:30ごろにでもね、へへへ
-
頑張れ!
-
パンツ脱いだ
-
ミ,,゚Д゚彡
( ^ω^)
フサギコさんの後ろを僕が歩き、さらにその後ろを
('A`;)
从'ー'从
不安そうな顔をしたドクオと渡辺さんが。
そしてその後ろを
ξ゚⊿゚)ξ
川 ゚ -゚)
むすっとした表情のツンさんと何かを考えている素振りのクーさんが歩いている。
-
( ^ω^)(……)
僕達以外の気配は無い廊下。
僕は少しだけ歩く速度を落とす。
( ^ω^)(ちょっと、話してみようかお)
ここまでのこと。
これからのこと。
お互いに何か気づいたこともあるかもしれない。
僕は後ろを歩いていた
1.ドクオに話しかけた
2.渡辺さんに話しかけた
3.ツンさんに話しかけた
4.クーさんに話しかけた
下から1番目
-
2
-
( ^ω^)「渡辺さん」
从'ー'从「どうしたの?」
渡辺さんが首をかしげる。
可愛らしい顔をしているが、その手にはナイフがあった。
嫌な記憶が戻るが、しかし懐かしさも思い出す。
(; -ω-)(いや、まぁ出来ればあんな目には二度と会いたくは無いけど)
つ
嫌な記憶を頭の中から消し去り、僕は前を歩くフサギコさんを一度見てから再び渡辺さんに話を振った。
1.フサギコさんをどう思うか
2.渡辺さんについて
3.2-Eについて
4.他に何かあれば
下から1番目
-
1
-
o川*゚ー゚)o ちょっとね、本当に申し訳ない
o川*゚ー゚)o 眠気に抗えない・・・土曜日に再開します・・・ごめんね・・・
-
しっかりお眠り
-
おやすみ
-
身体に気を付けてなー
-
オヤスミ
-
o川*゚ー゚)o 2015年の3月7日は土曜日だったそうです
o川*゚ー゚)o つまり、今日は土曜日
o川*゚ー゚)o
o川*゚ー゚)o 土曜日なのだ
o川*゚ー゚)o 21:30開始です
-
アッハイ
-
ソウデスネ
-
ドヨウビダナ
-
_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
デケデケ | |
ドコドコ < 俺らのよようびーーーーーーーーーーーーーーー
☆ ドムドム |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _|
☆ ダダダダ! ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
ドシャーン! ヽ オラオラッ!! ♪
=≡= ハ_ハ ☆
♪ / 〃(゚∀゚ #) / シャンシャン
♪ 〆 ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
|| γ ⌒ヽヽコ ノ ||
|| ΣΣ .|:::|∪〓 || ♪
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
-
o川*゚ー゚)o 先にスレを立ててきます
-
(; ^ω^)「あの、フサギコさんについてどう思うお?」
フサギコさんの耳に入らないよう、口に手を添えて僕は渡辺さんに切り出した。
渡辺さんは一瞬、僕のほうをちらりと見て『にへら』と、くにゃっとした笑顔を見せる。
( ^ω^)(あ、もしかして好印象?)
つ
从'ー'从「何があってもみんなだけは守るよ」
渡辺さんはそう言ってナイフをくるりと回した。
僕は先ほどまでの考えを一瞬でくるりと回して、そうだよなぁ、渡辺さんはそうだよなぁと納得するのであった。
何があっても守る。そしてナイフ。意味するところは、まぁそういうことなのだ。
-
_,
(; -ω-)(疑ってるってことだおねぇ)
つ
さきほどまでの、隠し部屋でのやり取りを思い返し再び納得をする。
恐らく、ドクオもツンさんも同じ気持ちだろう。
( ^ω^)(クーさんは……)
ちらり、と後ろを見る。
後ろではドクオがツンさんに話しかけ、その隣でクーさんは変わらず何かを考えているような様子であった。
从'ー'从「……内藤君はどう思うの?」
( ^ω^)「僕かお? 」
-
渡辺さんが僕に今度は質問をする。
フサギコさんをどう思っているのか。そりゃ、僕だって怪しいとは思う。
自分を死んでいると言い、ハローさんを作ったといっている。
正直、怪しい以外の感情が無い。
無い、が。しかし。
( ^ω^)「……まぁ、悪い人ではないと思うんだお」
从'ー'从「そっかー」
怪しいが悪い人には思えなかったのだ。
どうして?と言われても、そう思うのだから仕方が無い。
僕が実際、直接何かされたわけではないからかもしれないけど。
( ´ω`)(だけど『そっかー』って……)
なんか、軽いような気がする。
从'ー'从「内藤君らしいね」
( ^ω^)「僕らしい?」
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