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祥子「睦!聞いていますの!?」

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:12:42 cGslZ05A
〜居酒屋 泥酔(本日貸切)〜

初華「祥ちゃんそれドア、追加分のお会計お願いします」

祥子「うぇ、そ、そえであ睦は…?」

初華「もう帰ったよ」

祥子「えぇ!?」

にゃむ「ちょっと祥子うるさいって…どんだけ酔ってんのもう…」

海鈴「結構飲んでましたよね」

祥子「睦はどう…あえ…睦はどこですの?」

にゃむ「だから帰ったって」

祥子「あぁ…むつぃがいないこぉに気付かないなんて…私はイーダー失格れすわ…」

海鈴「祥子さん、そこにいたら邪魔ですよ」

にゃむ「ドアの前でしゃがまないでよ」

初華「もうほらぁ!」グイ!

初華「行くよ自分で立って!」

祥子「おっぅ…そっ、そいじゃ睦呼びましょ…」

祥子「睦睦…睦の番号はぁ…」ズル

祥子「あれ…電話は…?」

海鈴「…落としましたよ」ヒョイ

祥子「あ本当…ありあとうございますほんとにぃ…」

にゃむ「もう店出よ 、ね?」

海鈴「肩に捕まってください」

祥子「あい…」

店員「あざしたー 」


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:13:17 cGslZ05A
〜外〜

祥子「もう私にぜぇん任せれば世界ですわ、世界、アメリカぁ…」

海鈴「電柱に向かって話してる…」

初華「もぉ…頼んだタクシーまだ来てないじゃん…」

にゃむ「とりあえず水でも買ってくるよ」

海鈴「祥子さんの様子見ておきます」

初華「ありがとう2人とも…」

祥子「あっ!にゃむら帰りましたあよ!」ビッ

初華「すぐ戻ってくるって」

祥子「どぉくらいえすの?」ダキ

初華「5分くらいだよきっと」

祥子「い、い1曲分くらいかかりますわえ…」

海鈴「祥子さん大丈夫ですか?」

祥子「もぁ全然大丈夫ですわよ!全然全然!もう1軒いけますもん!全然!ねー初華ぁ?」

初華「今日はもう帰るからね、あと寄りかからないで自分で立って」

祥子「まぁー初華はお酒弱いですおぉね、すう酔っぱってぇ、もちょっと強くならないとぉダメですわよ!」バシ!

初華「…そうだね」

海鈴(めちゃくちゃ顔怒ってる…)

にゃむ「ただいまーっと、大丈夫?」

初華「ほら祥ちゃんお水飲んで、はい」カチ

祥子「…」ゴクゴク…

祥子「けぷ…」

祥子「染みますわね…」

祥子「染みますわねぇ!!」

初華「大きい声出さないで」

にゃむ「あ、このタクシーじゃない?」

海鈴「ナンバーは623…あ、これです、三角さん、来ましたよタクシー」

祥子「あータクシー…」

初華「さぁ乗ろ、祥ちゃん」グイ

祥子「う…」トテトテ…

にゃむ「2人の家?」


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:14:45 bLadcQ5o
にゃむすき


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:14:46 cGslZ05A
初華「うん、近いしそうかな、すみません、夢地加町句祖尾屋地1丁目6番地の8までお願いします」

海鈴「ひとりだと大変そうなので私達も一緒に祥子さんを送ります」

初華「ごめんね…ありがとう」

にゃむ「さっきコンビニで袋も貰ってきたから使って」

初華「にゃむちゃんもありがとう…」

祥子「私がいっちばん最初にシーベうト閉めましたわよー!」ワー

にゃむ「祥子…」

初華「にゃむちゃん、今の祥ちゃん動画で撮っておいてくれる?」

にゃむ「うんわかった、流石に反省してもらわないとね…」REC

祥子「海鈴」ズシ

海鈴「肩に腕を乗せないでください」

祥子「明日も飲みましょうね」ニヤ

海鈴「飲みませんよ…」

祥子「うぅん!」クネ

祥子「あ、にゃむが撮ってますわ」

にゃむ「…」

祥子「ぴーーーす、からのグーですわ!」ペチ

にゃむ「やめて」

祥子「えへへ…う゛ぅぷっ!?」

にゃむ「いやちょっと!?」

海鈴「本当に嫌なんですが…」

祥子「ふぅ…大丈夫大丈夫…」

祥子「ふっと…」ユラ…

海鈴「寄りかからないd…」

祥子「え、そいえば睦は?」

海鈴「睦さんは帰りましたよ」イラ

祥子「えぇ…私達5人でぇ!Mujicaじゃありませんのぉ!?」

にゃむ「うるさいよ」

祥子「海鈴」ズシ

海鈴「だから腕を…」

祥子「私達は5人でMujicaですわよね!?」

海鈴「そうですね」

祥子「な、なんか言い方が冷たいですわねぇー」

祥子「にゃむもそう思いましてー?」

にゃむ「はいはいそうだね」

海鈴「さっきから言ってますが寄りかかって腕を乗せないでくださいよ…お酒くさい…」ググ


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:15:12 cGslZ05A
祥子「あいー…」

祥子「ふぅ…」

祥子「ぅい…」

祥子「ぅ…」ウトウト

祥子「うーん…」ウトウト

祥子「すぅ…」スヤスヤ

海鈴「いきなり寝た…」

初華「酔っ払った祥ちゃん起こすの大変なんだよね…」

海鈴「起こしときますか?」

にゃむ「うるさいから着いてからでいいよ」ピロン

初華「録画ありがとね、祥ちゃん玄関まで運んだら後いもう大丈夫だから」

タクシー運転手「もう少しで着きますよ」

初華「ありがとうございます」

Prrrr…

にゃむ「あ、むー子からだ」ピッ

にゃむ「どしたのー?」

にゃむ「…うん、ものすごく迷惑かけてるよ」

にゃむ「あはは、いいっていいって、明日むー子は雑誌の撮影あるのみんな知ってるから」

にゃむ「うん、それじゃおやすみ、何、え?」

にゃむ「いやもう祥子寝てるよ」

にゃむ「今タクシーの中、うん」

にゃむ「動画撮ってあるから後で送るね」

にゃむ「おやすみー」ピロロン…

にゃむ「祥子のこと心配して電話きたよ」

海鈴「リーダーなのに…」

祥子「ぇあ…」

海鈴「あ、起きました」

祥子「どこえすのここ…」

初華「タクシーだよ」

祥子「いつの間に…」

運転手「着きましたよ」

初華「あ、はい、ありがとうございます」

初華「えーとカードで」

運転手「それではこちらにカードを」

初華「はい」

ピーッ ジジジジジィ…

運転手「こちらレシート」

初華「ありがとうございます」

祥子「あれ、皆さんも降りあすの?」

にゃむ「うん」

海鈴「少しお話がありますので」

祥子「な、なんだか皆さん顔が怖いですわ…」

祥子「初華、な、何かあったn…」

初華「はやく降りて」

祥子「は、はい…」デスワ


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 11:15:44 cGslZ05A
華・祥子の家〜

スマホ『Mujicaじゃありませんのぉ!?』

祥子「…」

3人「…」

祥子「ぇ、AIですの?そのような…今の時代…」

初華「は?」

海鈴「相当酔っぱらってましたよ」

にゃむ「道端で叫んだりもしてた」

祥子「あの…えー…」

祥子「あは…」

祥子「あー…」

祥子「申し訳ございませんでしたわー!」ドゲザ

初華「…」

海鈴「…」

にゃむ「…」

にゃむ「むー子が心配して電話かけてきたんだよね」

祥子「うぅ…」

初華「ホント祥ちゃん酒癖悪いよね」

祥子「す、すみません…」

海鈴「なんですかAIって…情けない…」

祥子「も、もうお酒は飲みませんわ…」

初華「前もそう言ったよね、もう酔って暴れませんって」

にゃむ「むー子から聞いてはいたけど想像以上だね」

祥子「皆さんと飲んでいると楽しくてつい…」

海鈴「祥子さん…」

にゃむ「祥子…」

初華「騙されないで、こうやって許してもらおうとしてるんだよ、お家で私と睦ちゃんと飲んでて睦ちゃん帰って私が先に寝てからも1人ですごい飲んでテレビ見て騒いでたから」

にゃむ「さいってー」

祥子「ち、ちがっ、ほんとに楽しくてつい…」

初華「どうだか」

にゃむ「…まぁ楽しい飲み会ではあったけどね」

海鈴「そうですね」

祥子「皆さん…」

初華「はぁ、で、祥ちゃん言うことは?」

祥子「えぇ、今回の件でほとほと懲りましたわ…」

祥子「これからは自分のキャパを把握して飲み過ぎないように気をつけますわ…」

祥子「皆さん、すみませんでした…」ペコ

にゃむ「まぁそこまで言うなら…」

海鈴「許します」

初華「…今回が最後だからね」

祥子「ありがとうございます…ありがとう…」

にゃむ「じゃ、帰りますか」

海鈴「えぇ」

初華「ありがとね、2人とも」

にゃむ「いいっていいって」

海鈴「こういう時もありますよ」

2週間後、クソ親父から送られてきた超高級ウイスキーを家で1人で飲み、グループラインに意味不明な文章を送りまくって床や服を炭酸水やウイスキーで汚し、ソファで気持ちよさそうに爆睡してる所を初華に見つかりガチギレされた祥子なのであった

終わり


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/09/07(日) 12:14:47 0cAWcyDY
やさしい世界


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