■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
色々我慢できない高雄とショタ提督のSS
-
いつも通りの静けさに包まれていた鎮守府の執務室。
窓から差し込む午後の陽光が、机の上に散らばった書類や艦娘たちの報告書を柔らかく照らし出す。
少年は――見た目からは想像もできない子の鎮守府の若すぎる司令官――は、椅子に腰かけ、目の前の報告書に目を通していた。
一見いつも通り真面目で穏やかな表情を浮かべているように見えるが、その指先がペンを握る力はどこかぎこちなく、時折視線が宙を泳いでいた。
その対面に立つのは重巡洋艦高雄。
相変わらず軍服越しでも隠せない豊満な曲線が扇情的な彼女だが、いつも通りの凛々しい振る舞いで提督に業務の進捗を報告していた。
彼女の声は落ち着いておりいつも通りの丁寧な口調が執務室に響く。
「提督、本日の補給物資の割り当てですが、駆逐艦隊の遠征スケジュールに合わせて調整が必要かと存じます。詳細はこちらにまとめましたので、ご確認いただければ幸いです」
「う、うん、ありがとう、高雄」
提督の返答はいつも通りの優しい調子なようでどこか声に力がない。
大淀は、そんな二人のやり取りを少し離れた場所から眺めながら、首を傾げていた。
普段通りに見える光景にどうにも違和感がささくれの様に目立つ。
いつもなら提督が「ありがと、高雄、いつも助かるよ」と少し照れたような笑顔を向け、高雄もまた「恐縮です、提督」と柔らかく笑顔で返す――
そんなやり取り微笑ましい光景を見せつけてくるはずなのに、今日の二人はどこか距離を感じる。
大淀は手に持ったファイルを軽く叩きながら、内心でつぶやく。
(何かあったのかしら? いつもよりよそよそしい気がするわね……)
彼女の鋭い観察眼は二人の微妙な変化を見逃さなかった。
提督は書類に視線を落としたままで高雄とは目を合わせようとしない、。
高雄は彼より変化は少ないものの、その笑顔にはどこか硬さがあるというか、まるで――なんというか互いに何か言いたいことがあるのに、それを口に出せないでいるような雰囲気だ。
「では、提督、私からの報告は以上です。他に何かご指示があればお申し付けください」
高雄が一礼し、報告を終える。提督は小さく頷き、
「あ……うん、大丈夫だよ。ありがとう、高雄」と短く答えた。
大淀はその隙を見計らい、前に進み出る。
「提督、私からも遠征艦隊の帰投予定について報告があります。こちらをご覧ください」
「ありがとう大淀」
彼女はファイルを差し出しつつ、二人の様子をさらに観察する。
提督は資料を受け取りながらも、どこか上の空。高雄は視線を提督から外し、窓の外を眺めるような仕草を見せた。大淀は内心で首を振る。
(……何かあったみたいだけど……まあ、私が詮索するのも野暮ね)
業務連絡を終えた大淀は、一礼して執務室を後にした。
扉が閉まる音が響き、部屋には再び静寂が戻る。そして、執務室には提督と高雄、二人だけが残された。
-
提督は椅子に座ったまま、深く息を吐いた。
大淀が退出したことで、緊張が少し解けたような気がした。でも、その代わりに別の緊張が胸を締め付けてくる。
高雄と二人きりになった瞬間、彼の脳裏に昨晩の記憶がよぎる。
(昨日……僕……高雄と……)
顔が熱くなる。提督は慌てて書類に目を落として仕事に集中することで気持ちを落ち着けようとする。
しかし、頭の中では昨晩の出来事が鮮明に蘇ってくる。あの熱い夜、彼女に導かれるままに流された自分の姿。
そして、部屋中に響き渡った自分の声――考えるだけで恥ずかしさが込み上げ、心臓がドクドクと鳴り出す。
一方、高雄は執務室の片隅に立ち、書棚の整理を始めた。彼女の動きはいつも通り落ち着いていて、丁寧な仕草で書類を整えている。
表面上は何事もなかったかのようだ。
だが、提督には分からない。
あれだけのことがあったのに、なぜ“何事もなかったか”のように振舞えるのか。
「提督、何かお飲み物をお持ちしますか?」
高雄が振り返り、穏やかな声で尋ねる。提督は一瞬ビクッと肩を震わせ、慌てて顔を上げた。
「え、いや、大丈夫だよ! 僕、自分で用意できるから……その、気にしないでくれていいよ!」
声が少し上ずってしまい、提督は自分で自分の拙さに恥じ入る。普段なら「ありがとう、高雄」と素直に甘えられるのに、今は彼女の目を見るだけで胸がざわつく。
高雄は小さく首をかしげ、
「そうですか? では、遠慮なくおっしゃってくださいね。提督の体調管理も私の務めですので」と微笑んだ。
その笑顔はいつも通り優しく、穏やかで――だからこそ、提督は余計に混乱する。あの夜の情熱的な高雄と、今目の前に立つ落ち着いた高雄が、同じ人物とは思えないほどだ。
(あれ……夢だったのかなぁ……だって高雄はいつも通りだし……)
どうしても頭から離れない。昨晩、高雄の腕の中で感じたあの感覚。彼女の声、彼女の肌の温もり、そして――
「提督?」
高雄の声に呼ばれ、提督はハッと我に返る。
「え、あ、うん、どしたの?」
「いえ、少しぼーっとされていたようですので。大丈夫ですか?」
彼女の声は心配そうで、でもどこかいつも通りの落ち着きを保っている。提督は慌てて首を振った。
「うん、大丈夫だよ! ただ、ちょっと考え事してただけだから……気にしないでくれていいよ」
高雄は「そうですか」と小さく頷き、再び書棚の方へ視線を戻す。
その背中を見つめながら提督の頭は再び昨晩へと引き戻される。もう抑えきれなかった。あの夜の記憶が、鮮やかに、熱く、彼の心を支配し始める。
-
提督の頭の中は、昨晩の記憶で埋め尽くされていた。あの瞬間――彼が人生で最も勇気を振り絞った瞬間から始まった出来事が、今も鮮明に、全身に焼き付いている。
その日、提督は執務室で高雄と二人きりになった時を見計らい、ずっと胸に秘めていた想いを告げる決意をした。
彼女への想いは初めて出会った日から少しずつ膨らみ、鎮守府での日々を共にする中で抑えきれなくなっていた。
真面目で優しく、頼もしく、凛々しい高雄。
彼女が向けてくれる笑顔も、共に過ごしてくれる柔らかな日々も、提督にとっては特別なものだった。
だからこそ、彼はありったけの勇気を振り絞って想いを告げた。
「高雄、僕……ずっと君のことが好きだった。君と一緒にいると、僕、毎日楽しくて……すごく幸せで……だから、もし君が僕でいいなら、ケッコンしてください」
声は震え、心臓は破裂しそうだった。
彼女の前に差し出した小さな箱の中には、ケッコンの証である指輪が収められている。
高雄は一瞬目を丸くし、それから柔らかく微笑んだ。
「提督……私でよろしければ、喜んでお受けいたします。こんな私を想ってくださったこと、心から感謝申し上げます」
その言葉を聞いた瞬間、提督は涙が溢れそうになった。
彼女が指輪を受け取り、左手の薬指にはめる姿を見た時、これは人生最高の思い出になるはずだと、そう思った。
胸が熱くなり、喜びで頭が真っ白になった。
でも――そこからの記憶は、なぜか曖昧だ。どうしてそうなったのか、どうやってそうなったのか。
こんなに幸せな瞬間だったのに、彼の頭の中では、ケッコンを受け入れてもらった後の流れがぼんやりと霞んでいる。
その後の彼女が与えてくる快楽の波に色んなものが飲み込まれてしまったからである。
-
「あぁぁぁあっ♥♥」
肌で感じるのは熱くて柔らかな肉体の感触。視界に映るのは、高雄の白い肌。豊満な胸が揺れ、汗に濡れた長い髪が乱れる扇情的で美しい光景。
彼女は提督の上に跨り、腰を激しく動かしていた。
部屋には、肉と肉がぶつかり合う湿った音と、甘い香りが充満している。そして提督の股間を包み込むのは、想像を絶する甘美な感触だった。
「あぁん♥提督♥ 愛しています♥私のことを感じてください♥」
高雄の声が耳に響く。艶やかで、情欲に満ちたその声は、普段の丁寧な彼女からは想像もつかないほど淫らだった。
(何!?何がどうなってるの!?)
提督はすっかり混乱している。しかしこの状況を整理しようとする思考は一瞬で快楽に飲み込まれた。
彼女の女性器――艦娘のそれは人間が持つそれとはまるで別次元だった。
提督は当然人間の女性の感触を知らないが、それでもこれはこの肉穴の感触は異常だと直感した。
熱く、柔らかく、粘りつくような、ざらついた触感の肉壁が彼を締め付け、まるで意思を持った生き物のように蠢きながら彼の理性を溶かしていく。
締め付けは絶妙で、吸い付くような感触が絡みついて、彼の全てを絡め取り、一瞬にして快楽の底へと引きずり込む。
人知を超えた艦娘の肉体は戦闘のみならず、こうした行為においても人間を超えた魔性を持っているのだろうか。
彼女の肉壺は、愛する男を逃がさず、貪欲に、執拗に、彼を搾り取るように締め付けてくる。
「た、高雄っ♥待って!?僕、♥な、何!? あぁあぁぁっ♥」
提督の口から漏れたのは、驚きと快感が入り混じった声だった。
自分がどうしてこんな状況にいるのか分からない。
ケッコンを申し込んで彼女が受け入れてくれたまでは覚えている。
その時の幸せな気持ちも覚えている。
でも、その後どうやって寝室に来たのか、どうして高雄がこんな淫らな姿で自分に跨っているのか――記憶が途切れている。
いや、途切れているというより、淫らに乱れる高雄の存在感と快楽が全てを塗り潰してしまったのだ。
「提督♥ 気持ちいいですか? 私の愛、しっかりと感じてくださいね♥」
そして愛を語る彼女の口調とは裏腹にその腰使いはまさしく魔性としか言いようがなかった。
緩急をつけた動きで、最初はゆっくりと提督の反応を楽しむように。彼女の豊満な胸が揺れ、白い肌に汗が光る。
艶めかしい肉と肉がぶつかり合う音が部屋に響き、彼女の甘い香りが提督の鼻腔を満たした。
そして、次第にその動きは激しさを増し、彼を容赦なく快楽の渦へと叩き込んでいく。
-
「あ゛ぁぁぁぁ♥」
提督の口から漏れるのは、まるで少女のような嬌声だった。
日々彼女を想い、右手で慰めていた少年にとって、これはあまりにも刺激的すぎる快楽。
頭が真っ白になり、何も考えられない。ただ高雄の動きに翻弄され、全身が痺れるような感覚に支配されていく。
こんな状況はおかしい、流されるばかりじゃダメなんじゃないかと、どこかで思う。
でもそんな理性は一瞬で消し飛び、部屋中にあられもない声を響かせてしまう。
高雄の瞳は潤み、頬は紅潮し、普段の凛々しい姿からは想像もつかない淫らな表情を浮かべていた。
髪が乱れ、汗に濡れた肌が提督の身体に触れるたび、熱い電流が走る。
彼女の肉壺は、締め付けと蠢きを繰り返し、彼を逃がさない。まるで提督の精を搾り取るように、魔性に、貪欲に、彼を飲み込んでいく。
「提督♥ 大好きです♥全部出して♥もっと感じて、私を感じて♥」
高雄の声は愛と情欲に満ち、彼女の腰使いはさらに激しくなる。
提督はもうすでに何度も達していて、そのたびに全身が震えた。だが、高雄は止まらない。
彼女の動きは彼を快楽の頂点へと何度も何度も押し上げ、提督の意識を完全に支配した。
「た、高雄、やめっ、あぁぁっ♥」
提督は叫ぶが、その声は快楽に溺れたものにしか聞こえない。
彼女の名器は、彼の抵抗すら飲み込み、締め付けるたびに新たな快感を生み出す。
意思を持って彼の分身を愛するようにうごめいて絡みついてまとわりついてしゃぶりついてくる人間ではありえないその感覚に、提督は困惑しながらも抗えない。
まともに考えようとする思考が快楽の波に押し流されていく。
彼女の豊満な肉体が揺れ、汗と熱気が提督を包み込む。行為の最中、高雄はさらに愛の言葉を紡ぎながら彼を煽った。
「提督♥ 私のすべてを捧げます♥ 愛しています、永遠に♥」
そんな彼女の濃厚すぎる愛に提督はただされるがままだった。ケッコンを受け入れてもらった喜びも、告白の記憶も、彼女との行為の衝撃に完全に塗り潰されてしまった。
気が付いた時にはもう、高雄にヤられ続けている記憶しか残っていなかった。
どれだけの時間が経ったのか、提督には分からない。ただ、高雄の肉体に抱かれ、彼女の名器に飲み込まれ、何度も果てたことだけが頭に焼き付いている。
あの夜、彼女が指輪を受け取った後の出来事は、曖昧で遠いものに感じる。それほどまでに、高雄との初夜は彼の全てを支配し、記憶すら上書きしてしまったのだ。
-
美しく柔らかな肉体、甘い香り、そしてあの魔性の肉穴に飲み込まれた感覚――頭を振っても、どうしても消えない。
あれほど激しく致して全部飲み込まれたはずなのに、思い出すだけで身体が熱くなり、下腹部に疼きが走る。
股間がムクムクと膨れ上がり、ズボンの中で窮屈そうに主張を始める。
(や、やばい……仕事中なのに……)
脳裏に浮かぶ光景を拭い去ろうと机の上の書類に視線を戻そうとするが、どれだけやっても頭の中は昨晩の高雄でいっぱいだ。
しかし、あの淫らな姿も、愛の言葉を囁きながら腰を振る彼女も、夢だったんじゃないかと一瞬思う。
いやもしかしたら告白してケッコンを受け入れてもらったことすら夢だったのか?
全部僕の都合のいい夢だとしたらあの時の高雄も……そんな考えが頭をよぎり、胸が締め付けられる。
「提督?」
突然、高雄の声が耳に飛び込んできた。ハッと顔を上げると、彼女が机の向こうからこちらを覗き込んでいる。
凛とした姿勢で、いつも通りの穏やかな表情。でも、その視線が提督の顔から下へと一瞬滑った気がして、彼は慌てて身体を縮こまらせる。
「ご、ごめん、高雄! 僕、その……ちょっと変なこと考えてて……」
恥ずかしさに耐えきれず謝ろうとすると、高雄は小さく笑った。
「ふふっ、提督、生理現象ですから仕方ありませんよ。気にしないでくださいね」
その言葉に、提督は一瞬ホッとする。でも、同時に混乱が深まる。
やはり昨日のことは夢?いや、夢にしてはあまりにもリアルすぎる。彼女の落ち着いた態度を見ていると、余計に何が現実だったのか分からなくなってくる。
「……高雄、昨日の……その……」
言葉を濁しながら尋ねようとすると、高雄がにっこりと微笑んだ。
「生理現象も私がちゃんと処理してあげますから」
「え?」
-
提督が聞き返す間もなく、高雄はすさまじい手際で動いた。
彼女が机を回り込み、提督の椅子に近づく。そして、まるで戦場での迅速な判断を思わせる動きで、彼のズボンのベルトを外し、チャックを下ろす。
あっという間に下着ごとズボンが膝まで引き下ろされ、ムクムクと膨張した提督の男根が空気に晒された。
「た、高雄!? 待って、仕事中だよ!?」
提督の叫びも虚しく、高雄は膝をつき、彼の股間に顔を近づける。その瞬間、彼女の温かい吐息が敏感な先端に触れ、提督の全身に電流が走った。
「提督♥ リラックスしてくださいね。私にお任せください」
高雄の声は甘く、妖艶に響く。そして、次の瞬間、彼女の柔らかな舌が提督の男根に触れた。
「んっ……!?」
提督の口から快感が入り混じった声が漏れる。
高雄の舌は、べろんべろんと全体を満遍なく舐め回し、根元から先端まで丁寧に愛撫していく。
濡れた舌が這うたび、ちゅぷっ、ちゅるっという水音が執務室に響き、提督の耳を刺激する。
彼女の唾液で濡れた男根はさらにいきり立ち、先端からは透明な滴が溢れ始めた。
「高雄っ、や、やめっ……あぁっ♥」
提督は抵抗しようとするが、声はすでに快楽に震えている。高雄はそんな彼の反応を楽しみながら、舌をさらに大胆に動かす。
先端をちろちろと舐め上げ、裏筋をねっとりと這わせ、根元まで深く舌を絡める。
そのあまりにも淫らな動きがもたらす快楽はつい先日童貞を失ったばかりの少年の理性を瞬く間に溶かす。
「はぁ……はぁ…た、高雄ぉ……」
「……♥」
そして、高雄は口を大きく開き、男根を一気に咥え込んだ。
「じゅぼっ!」
「あひぃっ♥」
強烈なバキュームフェラが始まった瞬間、提督の背筋が跳ね上がる。
口内の熱く、柔らかく、吸い付くような圧力が彼を締め付ける。
顔を前後に動かす勢いはすさまじく、じゅぼじゅぼっという淫らな水音が部屋に響き渡る。高雄の唇が男根を締め付け、舌が内部で蠢きながら彼を追い詰めていく。
-
「じゅぼっ!じゅぼっ!じゅぼっ!じゅぼっ!じゅぼっ!」
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄っ、だめっ、あぁぁっ♥」
提督の口から漏れるのは、甲高い嬌声だった。昨晩あれだけ達したはずなのに、彼女のあまりにも貪欲なフェラが再び彼が昇天へと導く。
頭が真っ白になり、腰が勝手に震える。
高雄はそんな提督の反応を無視し、さらに勢いを増して吸い上げていく。じゅるっ、じゅぼぼっという水音が続き、彼女の喉が締まるたびに快感が倍増した。
「あぁっ、や、やめっ、もうっ……ああああああああっ♥」
どびゅっ びゅるっ びゅるるるるっ
提督が叫んだ瞬間、限界が来た。
ドクドクと震えながら熱いものが迸り、高雄の口内に放たれる。
彼女は一滴もこぼさず全てを受け止め、喉を鳴らして飲み込んだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…♥」
「……ぢゅるるるるるるるっ♥」
だが、高雄はそこで止めなかった。射精が終わった直後の敏感な男根を、再び凄まじい勢いで吸い上げる。
残った分まで全て搾り取るような強烈なお掃除フェラが始まり、提督が悶えるのにも構わず彼女の唇と舌が動き続けた。
部屋中に彼女が吸い上げるいやらしい水音が響き、提督の身体は快感と過敏さで震え上がる。
「あああぁぁぁ♥ た、高雄っ、もうだめぇっ♥」
提督の声は、まるで少女のように甲高く、執務室に響き渡った。その瞬間――
-
「提督!? 何だ!? 大丈夫か!?」
扉が勢いよく開き、重巡洋艦・摩耶が飛び込んできた。
少年の悲鳴を聞きつけたのだろう。提督は慌ててズボンを引き上げ、何とか間に合ったものの、心臓がバクバクと鳴り止まない。
「だ、大丈夫だよ! 僕、ただちょっと驚いただけだから……その、書類が落ちて、うん、そういう感じで!」
必死に取り繕う提督。一方、高雄は涼しい顔で立ち上がり、口元を軽く拭うと、にっこりと微笑んだ。
「摩耶、心配かけてごめんね。提督が少し疲れてたみたいだから、私が介抱してただけよ」
摩耶は眉を寄せ、二人を見比べる。
椅子に座っていた提督。そんな彼にひざまずいた状態で寄り添いながら立ち上がった姉。
「……何してた?」
「まさか。摩耶、考えすぎよ。私はただ提督のお世話をしてただけだから」
高雄の声は落ち着き払っていて、まるで何事もなかったかのよう。
摩耶はしばらく無言且つ真顔で二人を見つめていたものの何かを察したような目でチラリと提督を見た。
「まあ、提督が無事ならいいよ。じゃあな」
そう言い残し、摩耶は踵を返して執務室の扉を開ける。
提督はほっと一息ついたところで摩耶が振り向く。
「姐さん。程々にな」
そういった後に扉が閉まり、再び静寂が戻る。提督が心臓をバクバク鳴らしている間も、高雄はにっこりと微笑み、
「提督、ご気分はいかがですか?」と穏やかに尋ねる。一方、提督は椅子にへたり込んだまま、息を整えながら混乱していた。
(一体何がどうなってるんだろう……)
昨晩の衝撃も、高雄の今の行動も、全てが現実とは思えない。でも、彼女の微笑みと、身体に残る快楽の余韻は、あまりにもリアルだった。
-
そして時間が流れ、その日の業務が終わる。
最後に帰投した艦隊を見送り、執務室に静寂が戻った後、今もなお提督は椅子に座ったまま混乱していた。
教一日中、高雄の微笑みと、身体に残る快楽の余韻が頭を支配している。でも、それ以上に分からないことが多すぎる。
昨晩の衝撃的な初夜も、今朝の執務室での出来事も、高雄の態度があまりにも自然すぎて、何が本当なのか分からない。
意を決した提督は、深呼吸をして彼女に目を向けた。
「ねえ、高雄……ちょっと聞いてもいいかな?」
高雄は書棚の整理の手を止めて振り返り、穏やかに微笑む。
「はい、提督。なんでしょうか?」
提督は少し言葉に詰まりながらも、真剣な表情で続けた。
「僕さ、昨日とか今日とか……高雄が何でそんな態度なのか分からなくて……」
「え?私はいつも通りに過ごしているつもりですが……」
「いや……その……いつも通りじゃない事があったのになんでそんな感じなのかがわからなくって……」
「それは……まぁ…そうですね」
ここにきてようやく高雄が笑みを崩し、口元に手を当てて神妙な顔つきになる。
今こそちゃんと高雄と向き合える瞬間、提督はそう思った。
「せっかくケッコンしたんだから、包み隠さず話してほしいんだよ。僕、ちゃんと高雄のこと知りたいから」
その言葉に、高雄の表情が一瞬固まった。神妙な表情が僅かに揺らいで苦笑いに変わる。
彼女は小さく息を吐き、提督の隣に腰を下ろした。
「流石に平然とあのノリを通すのは無理がありましたよね……提督にそう言われると、私も少し恥ずかしくなります」
高雄の声は静かで、どこかしんみりとしていた。提督は彼女の横顔を見つめ、聞き入る。
-
「提督は最初に出会った頃の私をどう思ってました?」
「えっ?それは……綺麗で真面目な人だなって……」
「ふふ、ありがとうございます」
少し恥ずかしそうに答える提督に、高雄はくすくすと笑いながらそう答えた。
「最初は、提督のことを弟のようだと思っていたんです」
「まだ若くて、でも真面目で優しくて、鎮守府のみんなを引っ張っていく姿をそばで見てて……その成長していく姿に、少しずつ心惹かれていました」
「提督が日々立派になっていくのを見るたび、私なんかがそばにいてもいいのかなって思う反面、ずっとそばにいたいって気持ちが強くなってたんです」
高雄は目を伏せ、少し照れたように笑う。
「そして、そんな提督が私なんかを選んで、傍に置いてくれたことが本当に嬉しくて。私もずっと前から、提督のことが好きでした……」
その言葉に、提督の胸が熱くなった。彼女のしんみりとした口ぶりに感動し、思わず目を潤ませる。
「高雄……僕も、君がそばにいてくれるのが本当に嬉しいよ。ずっと好きだったんだ」
二人の間に温かい空気が流れる。でも、高雄の表情がここで少し変わった。彼女は咳払いをし、どこか気まずそうに髪をかき上げた。
「実はですね、提督への好意を自覚してからは……その、日々提督のことを想って、自慰をする日々が続いてたんです」
「……え?」
-
提督が目を丸くする。高雄は少し頬を赤らめつつも、言葉を続ける。
「でも、部下の私から手を出すわけにはいかないじゃないですか。だから、どうしようもなくて」
聞いてる方が顔から火が出そうになる話を高雄はけろりとした様子で続ける
確かに包み隠さず話してほしいとは言ったが、あまりにも明け透けである。
「あー、ゆるされるなら提督をブチ犯せるのになーとか、そんなことばっかり考えてて。沸く悶々とした気分を、自慰で発散するのが嫌な日課になってしまってたんですよね……」
しんみりした雰囲気から一転、高雄の口調が軽妙に、そして遠慮なく下ネタにシフトしていく。提督は困惑しつつも、興味津々で聞き続ける。
「え、えっと……そうなの?」
「そうなの、ですよ。で、提督がようやく告白してくれた時、提督の愛が嬉しいのはもちろん、もう我慢してた分が爆発してしまって。気が付いたら押し倒してました。ごめんなさい」
高雄が大真面目に頭を下げる。提督は「あ、そ、そうなの」と呟き、頭を掻きながら了承するしかない。
「うん、まあ……分かったよ。気持ちは嬉しいし、僕もその、嫌じゃなかったから……」
高雄は少しホッとしたように笑い、再び話し始めた。
「執務室での一件もですね、昨日の件を思い出してやっちゃった……って内心焦りまくってたんです。どう接しようか迷った末に、とりあえず普段通り振舞ってたんですけどね」
「そしたら提督が勃起してるのに気づいて、あ、これ私のこと思い出して興奮してるんだって分かった瞬間、しゃぶりついてました。ごめんなさい」
またしても大真面目に謝る高雄。提督は顔を赤らめつつ、「うん、そ、そうなんだ」と返すしかない。彼女の率直さに圧倒されながらも、どこか愛おしさを感じていた。
高雄はすっかり冷静になった様子で、姿勢を正す。
「提督も困ってるだろうし、これからはああいうのはやめますね。本当にごめんなさい」
その謝罪に、提督は思わず口を開いた。
「え、なにもやめなくてもいいんだけど……」
一瞬、部屋に沈黙が流れる。高雄が目を丸くして提督を見つめ、提督も自分が何を言ったのか気付いて慌てる。
「いや、その、僕、別に嫌じゃないっていうか……その、ね?」
高雄の唇が、慢慢と笑みに変わった。
「……♥♥」
「た、高雄……?」
-
――
「あぁぁぁ♥ 提督♥ 愛しています♥」
「高雄っ、やめっ、あぁぁっ♥」
じゅぼっ、じゅぼぼぼっ。
「あああぁぁ♥ だめぇっ♥」
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ。
「提督♥ もっと感じて♥ 大好きです♥」
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄ぉっ♥」
部屋中に響く二人の嬌声と、肉と肉がぶつかり合う卑猥な音。濡れた水音、熱い吐息、絡み合う肌の感触が執務室を満たし続け――
……
どれだけの時間が経ったのか。
そこにはすっきりした顔でベッドに腰かける高雄と、精を放出しきってヨレヨレの状態で転がっている提督がいた。
息を切らし、汗に濡れた提督を見つめ、高雄は優しく微笑む。
「提督、大丈夫ですか?」
「……す……すごかった…れす…♥」
「ふふっ、愛してますよ♥」
-
そしてまた別の日。
夕暮れが近づく鎮守府の執務室。窓の外では茜色の空が広がり、室内には柔らかな灯りが灯っていた。
提督は机の書類を片付け終え、隣に立つ高雄に目を向ける。
仕事が一段落したこの時間、二人きりの空間はどこか穏やかで――でも、提督の胸には言い出したいことがあった。
「ねえ、高雄。ちょっと話したいことがあるんだけど、大丈夫?」
高雄は書類を手に持ったまま振り返り、いつものように穏やかに微笑む。
「はい、提督。どんなお話でしょうか?」
提督は少し緊張した面持ちで椅子に座り直し、言葉を選びながら口を開いた。
「そのさ、高雄の気持ちは本当に嬉しいんだよ。僕も高雄のこと大好きだし、ケッコンしたのも本気だから」
「でも、僕たちの関係ってさ、もう少し段階を踏んでいけたらいいなって思うんだ。急に色々あって、僕、頭整理しきれなくて……いや、その嫌じゃないんだけど……なんていうか……」
真剣な表情で語る提督。その声には、彼女への愛情と同時に、少し戸惑う少年らしい純粋さが滲んでいる。高雄は静かに聞き入り、提督の言葉が一段落するのを待った。そして――
「ちゅっ」
突然、高雄が一歩近づき、提督の唇に自分の唇を重ねた。
「んっ!?」
柔らかくて温かい感触に、提督の目が大きく見開かれる。甘い香りが鼻腔をくすぐり、心臓が一気に跳ね上がった。
高雄は数秒間唇を押し当てた後、ゆっくりと離れ、にっこりと微笑む。
「高、高雄!? 何!?」
提督が慌てて声を上げるが、高雄は落ち着いた声で答えた。
「気にしないでください、提督。話を続けてくださいね」
「え、でも、今その……キス、されて……」
「ふふっ、大丈夫ですよ。私、ちゃんと聞いてますから」
高雄のあまりにも自然な態度に、提督は困惑しつつも話を続けようとする。
-
「う、うん……じゃあ、その、僕としてはさ、高雄と一緒に少しずつ関係を深めて――」
言葉の途中で、高雄が再び動き出した。
今度は提督の頬に軽く唇を寄せ、ちゅっと小さく音を立ててキスをする。
続けて額に、鼻先に、顎に――まるで小鳥がつつくようなバードキスを顔中に施していく。
「た、高雄っ! ちょっと待ってよ、これじゃ話が……!」
「大丈夫です。提督の話はちゃんと聞いてますので続けてください♥」
高雄の声は甘く、誘うように響く。提督は顔を赤らめながら、何とか言葉を紡ごうとする。
「えっと、だから、僕たちのペースでさ、ゆっくり――んっ!」
今度は首筋にキスが落ち、提督の声が途切れる。高雄の手がそっと彼の肩に置かれ、さらに彼女の指先が胸元を這い始めた。
そして、ついにその手が提督の股間に伸び、ズボンの上から優しく撫で上げる。
「うわっ!? 高雄、だ、だめだよ、そこは……!」
「ふふっ、提督♥ いい反応ですね。でも話を止める必要はないんですよ?」
高雄の指が巧みに動き、ズボンの生地越しに膨らみをなぞる。提督の股間はたちまち熱くなり、ムクムクと反応を始める。彼女の唇はなおも顔中を這い、耳元に温かい吐息が吹きかけられた。
「高雄っ、や、やめてよ、僕、話したいことが――あぁっ♥」
提督の声が裏返る。高雄の手がさらに大胆になり、ズボンの上から男根を握り、ゆっくりと擦り始めた。
彼女の豊満な胸が提督の腕に押し当てられ、柔らかな感触が全身を痺れさせる。
「あっ、だめっ、あっ、あぁあっ♥」
「提督♥ お話じゃなくて可愛い声を聞かせてくれるんですね♥」
高雄の声は妖艶で、誘惑に満ちていた。彼女の唇が耳たぶを軽く噛み、舌先でちろっと舐め上げる。提督の身体がビクッと震え、頭が真っ白になりかける。
-
「う、うぅ……僕、話が、したくって――あぁっ♥」
何とか頑張って話を続けようとする提督。
でも、高雄のキスとボディタッチは止まらない。彼女の指がズボンのチャックを下ろし、下着越しに直接触れ始めた瞬間、提督の理性は大きく揺らいだ。
「高雄っ、だめっ、もう話どころじゃな――んっ♥」
「提督♥ 興奮してますね。嬉しいですよ」
高雄の誘惑はさらにエスカレートする。彼女は提督の前に膝をつき、下着をずらして熱く膨張した男根を解放した。
そして、顔を近づけ、濡れた舌で先端をちろっと舐め上げる。ちゅぷっという水音が響き、提督の腰が跳ねた。
「あああぁっ♥ 高雄、やめっ……!」
提督の声はすでに快楽に震え、話すどころではなくなっていた。高雄はそんな彼を見上げ、にっこりと笑う。
「提督、お話ししたいですか?それともスッキリしたいですか?」
その笑顔に、提督は抵抗する力を失う。興奮と困惑で頭がぐちゃぐちゃになりながらも、小さくつぶやく。
「……す…スッキリしたい」
高雄の目が妖しく輝いた。
-
……
それから10分後、執務室にはまるで別世界のような光景が広がっていた。
「あぁぁぁ♥ 高雄っ、だめぇっ♥」
提督の甲高い嬌声が部屋中に響き渡る。彼はベッドに仰向けにされ、全身を震わせながら快楽に悶えていた。ズボンと下着は完全に脱がされ、汗に濡れた少年らしい身体が露わになっている。
その上に跨る高雄は、軍服のスカートをたくし上げ、下着を脱ぎ捨てた姿で提督を見下ろしていた。彼女の白い太腿が提督の腰を挟み、豊満な胸が揺れる。
すでに挿入された状態で、高雄の肉壺が彼を締め付け、その尋常じゃない名器が執拗に彼を飲み込んでいく。
「提督♥ んっ♥愛しています♥あぁんっ♥私のことを感じてください♥」
高雄の声は甘く、情欲に満ちていた。
彼女の腰使いは凄まじく、生ハメ騎乗位で提督を容赦なく攻め立てる。
ぱんっ、ぱんっと肉がぶつかり合う音が響き、じゅぷっ、じゅぷっと濡れた水音が混じる。
彼女の内部は熱く、柔らかく、粘りつくように彼を締め付け、まるで生き物のように蠢いて快楽を引き出す。
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄っ、もうっ、あぁぁっ♥」
提督はされるがままに喘ぎ、頭を振って快楽に耐えようとする。でも、高雄の動きは止まらない。彼女の腰が上下に揺れ、時には円を描くようにグラインドし、提督の欲望を全て搾り取ろうとする。汗に濡れた長い髪が乱れ、紅潮した頬と潤んだ瞳が彼女を一層淫らに彩っていた。
「提督♥ んっ提督のおちんぽ、いいですよっ♥はぁん♥」
高雄の手が提督の胸に伸び、乳首を軽く摘まんで刺激する。その瞬間、提督の身体が跳ね上がり、さらに高い嬌声が漏れた。
「あああぁぁ♥ だめぇっ、気持ちよすぎてっ♥」
高雄の肉壺が締め付けを強め、彼を一気に頂点へと押し上げる。
びゅるっ、びゅるっと熱いものが迸り、彼女の内部に放たれる。
だが、高雄はそこで止めず、射精後の敏感な状態でも腰を振る。じゅぼっ、じゅぼっと音を立てながら、残った欲望まで全て飲み込もうとする。
「提督♥ 大好きです♥ 全部出して♥もっと感じて、私を感じて♥」
彼女の愛の言葉と動きに、提督はただ快楽の波に翻弄され続けた。真面目な話をしようとしたはずが、高雄の色気に流され、興奮と快楽に溺れるしかなかった。
執務室に静寂が戻った時、提督はベッドにぐったりと横たわり、高雄は満足げに彼の隣に腰を下ろしていた。
「提督、スッキリしましたか?」
「……うん……すごかった」
「ふふっ、愛してますよ♥」
提督は力なく笑い、彼女の手を握り返した。またしても高雄に飲み込まれた一日の終わりだった。
-
そしてまた別の日の業務が終わる頃、そこには密かにリベンジに燃える少年の姿があった。
前回の仕事終わりの会話――高雄に真面目な話をしようとしたのに、彼女のキスとボディタッチで骨抜きにされてしまい、そのまま凄まじい騎乗位で全てを飲み干された記憶が鮮明に残っている。
あの強烈すぎる快楽は忘れられない(というか高雄が出撃中で不在の時に思い出してそれで抜いたこともある)が、提督は今度こそ真面目な気持ちを伝えたいと決意していた。
「高雄、ちょっと来てくれる? 前回の続きで話したいことがあるんだ」
扉の向こうから高雄が現れ、いつもの凛とした姿勢で執務室に入ってくる。
「はい、提督。お呼びでしょうか?」
彼女の穏やかな微笑みに、提督は一瞬ドキッとするが、気を取り直して椅子に座り直す。
「うん、前の話の続きなんだけど僕、高雄の気持ちは本当に嬉しいんだ。でもやっぱり僕たちの関係は段階を踏んでいきたいんだ」
「急に色々ありすぎて、僕、ちゃんと気持ちを整理したいから……今度こそ真面目に聞いてほしいんだよ」
提督の声は真剣で、少し緊張が混じっている。高雄は静かに頷き、提督の隣に腰を下ろした。
「分かりました、提督。私、ちゃんと聞きますね」
その言葉にホッとしつつ、提督は話を続ける。
「だからさ、僕たちはまずお互いのことをもっと知って、ゆっくり――」
言葉の途中で、高雄が突然動き出した。今回はキスではなく、彼女が提督の耳元に顔を寄せ、甘い吐息を吹きかける。そして、低い声で囁いた。
「提督♥ そんな真面目な顔、可愛いですね。私、ドキドキしちゃいます」
「え!? た、高雄、またそのパターン!?」
提督が慌てて声を上げるが、高雄はにっこりと笑い、指先で提督の首筋をそっと撫で始めた。
「ふふっ、提督♥ 気にしないでください。話を続けてくださいね」
前回と飲まれた時と同じノリに提督の心臓が跳ね上がる。でも、今度こそ負けないと意気込み、何とか言葉を紡ごうとする。
-
「う、うん……だから、僕たちはゆっくり関係を――んっ!」
高雄の指が首筋から胸元へと滑り、シャツのボタンを一つ外す。さらに彼女は提督の膝に手を置き、太腿を軽く揉み始めた。柔らかな感触と微妙な圧力が、提督の身体に電流を走らせる。
「高雄っ、や、やめてよ! 僕、真面目に――あっ♥」
提督の声が裏返る。高雄はさらに大胆に動き、提督の耳たぶを軽く噛み、舌先でちろっと舐め上げた。温かい吐息と濡れた感触に、提督の背筋が震える。
「提督♥ そんな声出されたら、私、我慢できませんよ。もっと聞かせてくださいね」
高雄の声は妖艶で、誘惑に満ちていた。彼女は提督のシャツをさらに開き、露出した胸に唇を寄せる。ちゅっと小さく吸い付き、首筋から鎖骨へとキスの跡を残していく。
提督の股間がムクムクと反応を始め、ズボンの中で窮屈そうに膨らんだ。
「うぅ……高雄、だめだよ、僕、話が――んぁっ♥」
必死に話を続けようとする提督。でも、高雄の誘惑は止まらない。彼女は提督の前に膝をつき、ズボンのチャックを下ろす。そして、下着越しに膨張した男根を指先でなぞり始めた。
「別に話を止める必要はないんですよ?あっここ、熱くなってますね。感じてくれてるんだ♥」
高雄の指が下着をずらし、熱く硬くなった男根を解放する。彼女の視線がそれを見つめ、唇がゆっくりと近づいた。提督は慌てて叫ぶ。
「高雄っ、待って! 僕、真面目に――あぁぁっ♥」
抵抗も虚しく、高雄の舌が先端に触れた瞬間、提督の全身が跳ね上がった。ちゅぷっと水音が響き、彼女の柔らかな唇が男根を包み込む。高雄はゆっくりと舐め始め、根元から先端までねっとりと舌を這わせた。
「あああぁっ♥ 高雄、やめっ……!」
提督の声はすでに快楽に震え、話すどころではなくなっていた。高雄はそんな彼を見上げ、淫らな笑みを浮かべる。
「うふふ…すっかり元気……♥」
「あむっ」
「ひぃっ!?」
そして、高雄の濃厚なフェラが始まった。彼女は男根を深く咥え、じゅぼっという音を立てて吸い上げる。
熱く濡れた口内が彼を締め付け、舌が内部で巧みに蠢く。ちゅるっ、じゅぷっと水音が続き、高雄の頭が前後に動き始めた。
-
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄っ、だめっ、あぁぁっ♥」
提督の甲高い嬌声が執務室に響き渡る。彼女の唇が男根を締め付け、吸い付くような圧力が彼を追い詰める。
高雄はさらに勢いを増し、バキュームフェラで容赦なく攻め立てた。じゅぼじゅぼっという淫らな音が部屋に響き、彼女の喉が締まるたびに快感が倍増する。
「あぁぁぁっ♥」
「好きなだけ感じてくださいね♥私の愛を全部受け止めてください♥」
高雄の声は情欲に満ち、彼女の瞳は潤んでいた。汗に濡れた長い髪が顔に張り付き、紅潮した頬が彼女を一層淫らに彩る。
彼女は再び男根を根元まで咥え込み、喉奥で締め付けながら舌を絡ませた。提督の腰が勝手に震え、頭が真っ白になる。
「あぁっ、や、やめっ、もうっ……!」
どびゅっ びゅくっ びゅるるるるっ
提督が叫んだ瞬間、限界が来た。びゅるっ、びゅるっと熱いものが迸り、高雄の口内に放たれる。
彼女は一滴もこぼさず全てを受け止め、喉を鳴らして飲み込んだ。だが、高雄はそこで止めなかった。射精直後の敏感な男根を、じゅぼぼぼぼっと吸い上げる強烈なお掃除フェラが始まる。
「あああぁぁ♥ た、高雄っ、もうだめぇっ♥」
提督の身体が震え、快楽と過敏さで悶える。ちゅぽっ、じゅるるっと音を立てながら、高雄は残った精まで全て搾り取った。
彼女の唇が離れると、提督はベッドにぐったりと崩れ落ちる。
執務室に静寂が戻った時、提督は息を切らし、汗に濡れた身体で横たわっていた。
高雄は口元を軽く拭った後、満足げな顔をして彼の隣に座った。
「提督♥ スッキリしましたか?」
「……うん……すごかった……」
「ふふっ、愛してますよ♥」
提督は力なく笑い、彼女の手を握り返した。
またしても高雄の執拗な誘惑に負け、ありったけの精を放出。
再び彼女に飲み込まれた一日の終わりだった。
-
そしてまた別の日の業務が終わる頃、そこには新たなリベンジに燃える少年の姿があった。
高雄に真面目な話をしようとしたものの、彼女の執拗な誘惑に流されて白濁液をドクドクと注いだ二度の敗北。
もう自慰をするのすらもったいなく感じる程のあの快楽の数々は確かに忘れられないが、今度こそ改めて本当にちゃんと流されずに気持ちを伝えたい。
三度目の正直と意気込んだ提督は深呼吸をし、隣で書類を整理する高雄に声をかけた。
「高雄、またちょっと時間もらえる?またちょっと話したいことがあるんだ」
高雄は手を止めて振り返り、穏やかに微笑む。
「はい、提督。もちろんです」
提督は少し緊張しながらも、椅子に座り直して言葉を始めた。
「そのさ、僕、高雄の気持ちは本当に嬉しいし、高雄の事が大好きだからケッコンしたんだけど、やっぱり僕たちの関係は段階を踏んで――」
「でも少し場所を変えてお話ししませんか?」
高雄が突然提案し、提督の言葉を遮る。
提督は一瞬戸惑うが、彼女の穏やかな表情に安心して頷いた。
「うん、いいよ。どこか静かな場所がいいかな」
高雄はにっこりと笑い、提督の手を引いて執務室を出る。
そして、彼女が向かったのは――シャワールームだった。
「え!? 高雄、ここって……!?」
扉が開き、湿った空気とタイルの冷たさが感じられる空間に連れ込まれた提督は目を丸くする。
高雄は扉を閉め、鍵をかけた後、平然と軍服の上着を脱ぎ始めた。
「た、高雄!? 何!?」
提督が慌てて叫ぶが、高雄は落ち着いた声で答える。
「せっかくケッコンしたんですし、提督がお話してる間、お背中でも流してあげようかなと思って」
-
なんだこの長編!?
-
スカートが床に落ち、シャツが脱がれ、下着すら取り去られると、高雄の豊満な裸体が目の前に現れた。
提督の息が止まる。白い肌に滴る汗、引き締まった腰のくびれ、そして何より目を奪うのは、彼女が持つ完璧な曲線を描く豊満すぎる胸。
柔らかそうで、張りがあって、重力に逆らうように突き出していて、ボリュームたっぷりのその姿は、扇情的を超えて神々しさすら感じさせた。
「高、高雄っ、そんなこと言われても……!」
提督の声が震える。高雄はシャワーを手に持ち、温かいお湯を自分にかける。
滴が彼女の肌を滑り落ち、胸の谷間を流れ、太ももに伝う。濡れた髪が顔に張り付き、紅潮した頬が彼女を一層淫らに彩った。
「気にせずお話をお続けください」
高雄がシャワーを提督に向け、服ごと温かいお湯をかける。そして、彼女の手が提督のシャツを脱がしにかかった。あっという間に上半身が裸になり、次にズボンと下着が引き下ろされる。
「うわっ!?だ、だめだよ! 僕、真面目に――」
「ふふっ、緊張なさらずリラックスに真面目にお話しください。私、ちゃんと聞いてますから」
全裸にされた提督は、高雄の裸体を目の前にして言葉を失う。
今までも確かに高雄は彼の前に裸体を晒してくれたのだが、跨られたりしゃぶられたりばかりで、彼女の裸体とまともに向き合う機会はほとんどなかった。
改めて見るその豊満さは、少年の理性を一瞬で風前の灯火に追いやる程の衝撃だった。
前々から気になっていたあの大きくて柔らかそうな胸が、すぐそこにあるのだ。
(すっごい……きれいで……えろい……)
思考がまとまらない提督は何とか話を続けようとする。
「え、えっと……僕たちの関係は、ゆっくり――んっ!」
高雄が提督に近づき、濡れた身体を密着させる。彼女の胸が提督の胸板に押し当てられ、柔らかくて熱い感触が全身を痺れさせた。
シャワーのお湯が二人を濡らし、滴が混じり合う音が響く。
「高雄っ、や、やめてよ、僕、話が――あぁっ♥」
提督の声が裏返る。高雄の手が提督の股間に伸び、すでに硬くなり始めた男根を優しく握った。
彼女の指がゆっくりと擦り始め、提督の腰がビクッと震える。
「うふふ♥すっかり硬くなってる。そんなにお胸がお気に入りですか?」
-
高雄の声は甘く、誘惑に満ちていた。彼女は提督の反応を見ながら、さらに身体を寄せた。
濡れた胸が彼の肌に擦れ、柔らかで暖かな感触が少年の心をどんどん狂わせる。
「あぅ……高雄、だめっ、僕、話どころじゃ――んぁっ♥」
提督の言葉は途切れ、興奮と困惑で頭がぐちゃぐちゃになる。
高雄はそんな彼を見下ろし、淫らな笑みを浮かべる。
「でしたらお話ができるよう、私がスッキリさせてあげますね」
そして彼女は跪いて提督の男根に顔を近づけた。
そして、濡れた舌で先端をちろっと舐め上げる。ちゅぷっと水音が響き、提督の全身が跳ねた。
「ちゅぽっ、ちゅぽっ…んんっ♥」
「あぁっ♥あぁっ、高雄、やめっ……んっ♥」
提督の声はすでに快楽に震え、話すどころではなくなっていた。
高雄は男根を咥え込み、じゅぼっと音を立てて吸い始めた。
満遍なく愛情たっぷりの口淫を施し、根元から先端までねっとりと舐め回す。
彼女の唾液とシャワーのお湯が混じり合い、濡れた男根がさらに熱を帯びた。
「んふふ……美味し♥」
「あむっ、じゅぽっ、じゅぽっじゅぽっ、じゅぽっ」
改めて男根を咥えた彼女の頭が前後に動き出す。
じゅるっ、じゅぷっと水音が続き、濃厚なフェラで提督を追い詰める。
そして、一度唇を離すと、彼女は両手で自分の豊満な胸を寄せ、男根を柔らかな乳房の間に挟み込んだ。
「わっ、わっ、た、高雄っ、それっ……!」
「今日はこちらでスッキリさせてさしあげます」
提督の目が大きく見開かれる。高雄の胸は、柔らかくて温かく、濡れた肌が彼を包み込む。
彼女の乳房が男根を締め付け、ゆっくりと上下に動き始めた。ぷるん、ぷるんと揺れる感触が少年のちんぽを蹂躙し、柔らかな圧力が彼を容赦なく刺激する。
「前々から気になってたんでしょう?私のおっぱい♥」
-
高雄の声は妖艶で、提督の心を煽る。彼女は乳房をさらに寄せ、男根を谷間に深く埋め込んだ。
シャワーの滴と彼女の唾液が混じり合い、ぬるぬるとした感触が少年の敏感な部分を滑る。
提督は前々から気になっていたその胸の感触に、とうとう触れるどころか蹂躙される形で直面し、頭が真っ白になった。
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄っ、だめっ、あぁぁっ♥」
提督の甲高い嬌声がシャワールームに響き渡る。柔らかな乳房に包まれた男根は、熱と圧力で脈打ち、少年の理性が崩れ落ちる。高雄は淫らな笑みを浮かべ、胸を上下に動かし続ける。
ぷにゅっ、ぷにゅっと柔肉が擦れる音が響き、彼女の乳首が時折男根に触れて新たな刺激を与えた。
「おっぱいで全部受けて止めてスッキリしてください♥」
高雄はさらに責めを強める。彼女は乳房を両手で寄せたり離したりし、柔らかな肉の波で提督を翻弄する。
谷間の中で男根が締め付けられ、先端が胸の頂点に擦れるたび、提督の腰が勝手に跳ねた。ぬるっとした体液が乳房にまぶされ、卑猥な光沢が彼女の肌を彩る。
「あぁっ、高雄っ、や、やめてっ、もうっ……!」
提督が叫ぶが、その声は快楽に溺れたものにしか聞こえない。
高雄は胸をさらに激しく動かし、パイズリの勢いを増す。ぷるん、ぷるんと揺れる乳房が男根を包み込み、柔らかさと張りの両方で少年を責め立てた。
彼女の瞳は情熱的に潤み、汗と滴に濡れた顔が淫らに輝く。
「あぁぁ♥感じてる提督可愛い……もっともっと見せて……♥」
情炎に焦がれた彼女の手が胸をさらに巧みに操る。
乳房の柔肉が男根を締め付け、根元から先端までを執拗に擦り上げる。
憧れの女性の、柔らかで、暖かく、とにかく大きな乳房に一方的に蹂躙されるその感覚はあまりにも刺激的で感動的だった。
-
「あああぁぁ♥ 高雄っ、気持ちよすぎてっ、だめぇっ♥」
提督は悶えて快楽に耐えようとする。
でも、高雄の胸は逃がさない。柔らかな乳房が少年のちんぽを完全に支配し、熱い快感の波が彼を飲み込んだ。
その白く大きな柔肉の塊は、間に入った哀れな肉棒を止めを刺さんと激しく揉みしだき、とうとう提督の限界が訪れた。
「あぁっ、もうっ、出るっ……あぁぁぁぁぁっ♥」
どぴゅっ びゅるっ びゅるるるっ
びゅるっ、びゅるっと熱い精が迸り、高雄の胸に飛び散る。彼女の乳房がそれを全て受け止め、白濁が谷間を汚した。
だが高雄は止まらない。なおも胸を動かし続け、最後の一滴まで搾り取るように提督を責め立てる。
ぬるっとした感触と柔らかな圧力が少年のイキたてで敏感な肉棒を刺激し続け、提督の嬌声がシャワールームに響き続ける。
「あああぁぁ♥ま、まって高雄ぉぉぉぉっ♥」
提督の身体がガクガクと震え、快楽の余韻に浸る。
二度三度追撃で白濁を搾り取った後、高雄は満足げに胸を離し、精に濡れた乳房をシャワーで洗い流す。
その姿すら扇情的で美しく、提督の目を奪った。
シャワールームに静寂が戻った時、脱力感に包まれた提督はタイルの床にぐったりと座り込み、高雄は満足げな表情で彼に顔を寄せる。
「提督♥ スッキリしましたか?」
「……うん……スッキリした」
「ふふっ、愛してますよ♥」
提督は力なく笑い、彼女の手を握り返した。
またしても高雄の誘惑に負け、柔らかな胸に精を放出。
三度目の正直とはならず、二度あることは三度あるの通り、またしても真面目な話は出来ないまま彼女に飲み込まれた一日の終わりだった。
-
また別の日、提督は執務室で書類に目を通しながら自分を鼓舞していた。
(今日こそ、高雄と真面目な話をちゃんとしよう。もう何度も高雄のエロい誘惑に流されてるけど、今度こそ本当の僕の気持ちを伝えなきゃ!)
前回までの情事が頭をよぎり、つい顔が熱くなる。
思い出すだけでも股間の熱が再燃して勃起してる段階でもう大分手遅れな感じはあるが、
それでも提督は気持ちを切り替え、意気込んでいた。彼女との関係を段階的に深めたいという思いは健在なのだ。
……しかし、高雄の姿がいない。
どこへ行ったのだろうと探していると、執務室に隣接する仮眠室の扉に目をやる。
「高雄、いるかな?」
そっと扉を開けると、そこにはベッドに横たわり、静かに眠る高雄の姿があった。
提督は一瞬息を呑む。昨日の任務が過酷だったことを思い出し、更に秘書艦としての業務もこなしてくれた彼女が疲れているのも無理はないと思った。
(昨日は夜遅くまで補給艦隊の護衛に出てたんだっけ……仕方ないよな)
提督はそっと近づき、彼女の寝顔を見つめる。
普段は凛々しく真面目な高雄が、無防備に眠る姿はどこか儚げで、美しかった。
長い睫毛が静かに揺れ、規則正しい寝息が聞こえる。そして、薄手のシャツ越しに浮かぶ豊満な身体のライン――胸の膨らみ、腰のくびれ、太腿の張りが、悩ましくも扇情的で、提督の目を奪った。
いかんいかん、また真面目な話をするつもりだったのに興奮しそうになる、と頭を切り替え、改めて高雄の事を想う。
(高雄って、いつも僕のために頑張ってくれるよな……)
提督の胸が温かくなる。
自分は元々、彼女の真面目さや優しさ、鎮守府を支える姿に惚れたはずだ。
他に抗えない魅力――特にあの豊満な肉体と情熱的な行為――があるのは認めるとしても、本来は彼女の内面に惹かれたのだと再確認する。
でも、その思いとは裏腹に、目の前の無防備な姿に心が揺れる。
(でも、こうやって見ると……本当に綺麗だ。身体のラインも、すごく……)
一度は切り替えたつもりだった頭の中に今までの情事が蘇る。
高雄に跨られ、しゃぶられ、柔らかな胸に蹂躙された記憶。
彼女がどれだけ自分を気持ちよくしてくれるか、その熱い快楽が身体に染み付いている。
提督の股間がムクムクと反応を始め、ズボンの中で疼きが広がる。
-
(あぁ……高雄がこんな無防備に寝てるなんて、目の毒すぎるよ……)
提督の手が自然と彼女の胸に引き寄せられる。
あの柔らかさをもう一度味わいたい。僕の、僕だけの高雄のおっぱいを好きにしてしまいたい。
そして指先がシャツの上に触れそうになった瞬間、彼はハッと我に返った。
(いや、だめだよ!寝てる高雄にこんな真似するなんて!!)
誘惑を断ち切ろうと手を引っ込める。
しかし、その動きでわずかにベッドが揺れ、高雄の目がゆっくりと開いた。
「……提督?」
寝起きのぼんやりした声。そして、提督と目が合った瞬間、彼女の視線が彼の姿勢を捉える。
提督は慌てて気付く――自分の意思で止まったとはいえ、今の立ち位置はどう見ても高雄に覆い被さろうとしている構図だ。
「え、あ、いや、これは違うんだよ! 高雄、僕、その……!」
提督が真っ赤になって言い訳を模索する。
だが、高雄は目を何回かパチクリさせた後、にっこりと笑った。
「提督、私を起こしに来てくれたんですね?」
「う、うん、そうだよ! ただ起こそうとして――」
「ふふっ、ならちょうどいいです。こっちへおいでください」
高雄が寝ぼけ眼のまま提督の手を引き、仮眠室のベッドに引き込む。提督は抵抗する間もなく、彼女の腕に抱き寄せられた。
「高雄っ、待って、僕、話が――!」
「疲れてる私を癒してくださいね♥」
しばらくすると、二人以外誰もいない仮眠室に、少年とお姉さんの種類の異なる艶声が響き渡る。
もはや定番パターンと化した流れのまま提督は高雄に喰われた。
-
……
「あぁぁぁ♥ 提督♥ 愛しています♥」
高雄の嬌声が響き、彼女の肉壺が提督を締め付ける。
艦娘特有の名器が熱く、柔らかく、粘りつくように彼を包み込み、生き物のように蠢いて快楽を引き出した。
ぱんっ、ぱんっと肉がぶつかり合う音が仮眠室に響き、じゅぷっ、じゅぷっと濡れた水音が混じる。
「あ゛ぁぁぁぁ♥ 高雄っ、だめっ、あぁぁっ♥」
提督の甲高い嬌声が漏れる。彼女の腰使いは凄まじく、その豊満な身体と共に上下に揺れ、時には円を描くようにグラインドして彼を責め立てる。
提督はされるがままに喘ぎ、頭を振って快楽に耐えようとするが、高雄の責めの前には無力だった。
「提督♥ 気持ちいいですかっ♥どこまでも気持ちよくして差し上げますっ♥」
高雄の声は情欲に満ち、彼女の瞳は潤んでいた。汗に濡れた長い髪が乱れ、紅潮した頬が淫らに輝く。
彼女の胸が提督の眼前で揺れ、柔らかな感触が時折彼の胸に触れる。提督はあの豊満な胸を触りたい衝動に駆られるが、彼女の動きに翻弄され、手を伸ばす余裕すらない。
どこを切り取っても扇情的になってしまう情欲の女神様と、そんな彼女に捧げられた哀れな生贄。
そういっても過言ではない程に淫らで艶めかしい一方的な蹂躙劇だった。
「あぁっ、高雄っ、もうっ、だめぇっ……あぁぁぁぁぁぁっ♥」
どぴゅっ びゅるっ びゅるるるっ
愛情たっぷりの締め付けとうねりで彼をもてなす肉壺の内部に、熱い精が注がれる。
だが、やはり高雄はそこで止めず、射精後の敏感な状態でも腰を振る。
じゅぼっ、じゅぼっと音を立てながら、悶える少年から残った精まで全て搾り取ろうとする。
「提督♥ 大好きです♥」
彼女の愛の言葉と動きに、提督はただ快楽の波に翻弄され続けた。真面目な話をしようとしたはずが、またしても高雄の誘惑に流され、一方的に搾精されてしまった。
仮眠室に静寂が戻った時、提督はベッドにぐったりと横たわり、高雄は寄り添うようにして横になった。
「提督♥ 大丈夫ですか?」
「……うん、なんとか……高雄、すごすぎるよ……」
「提督も最高でしたよ♥」
提督は力なく笑い、彼女の手を握り返した。彼女の寝顔に惹かれ、複雑な思いを抱きながらも、結局いつも通り高雄の誘惑に負けて情事に溺れた一日の終わりだった。
-
……
「はぁ…♥はぁ…♥はぁ……♥」
「ふふっ、愛してますよ提督♥」
そしてまた別のある晩、宿舎のある一室には恋人たちが並んでいた。
勿論息も絶え絶えの提督と大満足な様子で艶やかなほほえみを見せる高雄である。
結局少年はまたしても高雄にどっぷりと快楽の沼に沈められ、ベッドの上でぐったりと横たわっていた。
彼女の凄まじい腰使いと愛の言葉に翻弄され、精を搾り取られた後の脱力感が心地よい疲労と共に彼を包んでいた――もはや様式美となっていた。
高雄は満足げに微笑み、提督の隣に寄り添う。彼女の豊満な裸体が彼の腕に触れ、柔らかな胸がそっと押し当てられる。
シャワーの滴も乾かぬ髪が提督の肩に落ち、甘い香りが漂った。
彼女は提督の身体に腕を回し、抱きしめるようにして眠りに就こうとする。その温もりに、提督の心が少し落ち着いた。
(あったかいなぁ……)
これまで何度も「真面目な話をしよう」と意気込んでは毎回発情した高雄の誘惑に流され、気が付けば快楽の渦に飲み込まれていた。
キスから始まり、フェラやパイズリ、騎乗位で搾り取られる定番の流れ。
最初は困惑し、抵抗しようとしたこともあったけれど、今となってはそれが二人にとっての日常だった。
でも、この夜、提督の胸にふと問いが浮かんだ。彼女の寝息を感じながら、そっと口を開く。
「ねえ、高雄……僕たちの関係なんだけどさ」
言葉が途切れ、仮眠室に静寂が流れる。高雄の腕が一瞬強くなり、彼女が眠たげな目をゆっくりと開いた。提督の顔を見つめ、柔らかく微笑む。
「どうされました?」
「僕たち、もう少し段階を踏んでいけたらいいなって思ってたんだけど」
「だけど?」
「……このままでいいです」
「はい♥かしこまりました♥」
-
完
ただただドエロい高雄さんっていいですよね
-
これは感動巨編
-
おっぱげた…!
-
強い(確信)
-
ドスケベ高雄さんすき
-
ショタ提督は頑張ったと思う
-
なんちゅう大作を……
-
ヌッ!!!!
-
こういうのでいいんだよこういうので
-
高雄の正体は野獣ママ
-
高雄のおまんこには勝てなかったよ…
-
進水日なので
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■