■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
ワルキューレ(マクロスΔ)ご挨拶路線
-
カナメ「スー…ハー…」
カナメ「…ねぇ、大丈夫?私の髪型とかメイクとか変じゃないかしら?」
カナメ「あとお土産のお酒…これで喜んでもらえるかしら…完全に私の趣味で選んじゃったけど」
カナメ「…そりゃあ緊張もするわよ!なんなら人生でも1、2を争うくらいに緊張中です!」
カナメ「ソロ時代の初ライブだってこんなにドキドキしなかったわ…ご両親へのご挨拶ってこんなに緊張するものなのね」
カナメ「……よしっ」
カナメ「大丈夫、もう覚悟は出来たわ」
カナメ「仮に反対されても説得を…えっ?」
カナメ「『もし反対されたら駆け落ちしてでも結婚』…?」
カナメ「……」
カナメ「…ま、まぁ?それはそれで悪くないとは思うわよ?思うけど!」
カナメ「やっぱりちゃんと祝福していただきたいし、しっかり説得します!伊達にワルキューレのリーダーはやってないわ!」
カナメ「…でも」
カナメ「やっぱり不安はあるから…」
カナメ「出来れば…手、繋いでいて欲しいんだけど…良い?」
-
あったよ!久々のマクロスΔ!
-
レイナ「…ふぅ」
レイナ「とりあえず上手くいきそうでひと安心」
レイナ「年の差のこととか言われたらどうしようかと思ってた。まぁダメそうだった時のために色々手は打ってたけど」
レイナ「具体的には?年齢をちょっとイジった身分証明とか、それに合わせたパパっと作った経歴とか…その他モロモロ」
レイナ「使わずに済んで良かった。私としても未来の義理の両親にウソをつくのは心苦しいし」
レイナ「これも私のオトナな魅力のおかげ。今後はワルキューレとしてもそういう路線もアリかもしれない」
レイナ「…とはいえ、まだ油断はできない。ここからが正念場」
レイナ「結婚のOKを貰うまでがご挨拶。お互い油断せずに乗り切るべし」
レイナ「いざという時は誠意の証としてこの秘蔵のお土産…『ザ・宇宙寄生虫標本セット』を渡して…え、ダメ?逆効果?」
レイナ「むー」
-
マキナ「いやぁ、さっきはごめんね?つい私とお義母さんで盛り上がっちゃって」
マキナ「まさかここまで気が合うなんてねぇ。嬉しい誤算っていうか…まぁお義母さんがすごく良い人だからだけど」
マキナ「でも迷うなぁ、ドレスか着物か…一生に一度のことだしね」
マキナ「え?ライブの時みたいなホログラム衣装?うーん…」
マキナ「もちろんそっちの方が便利だし簡単だけど…」
マキナ「やっぱり本物を着たいかな、せっかくだもん。ワルキューレの戦術ライブが初めて上手くいった時みたいに…あっ!」
マキナ「そうだよ!あの時みたいに手作りにしよう!その方がイメージ通りの一番きゃわわな衣装にできるし!」
マキナ「もちろんあなたの分も!よぉーし、そうと決まったら今からデザインを考えないと!」
マキナ「気が早い?そんなことないよ!最高の衣装にするためのアイデア、デザイン、材料集め…時間が足りないくらい!」
マキナ「最高の式にするために、一緒に頑張ろう!」
-
美雲「……」
美雲「…別に?怒ってないわよ?だって怒る必要がないでしょう?」
美雲「貴方の両親の前で子供扱いしたくらいで」
美雲「『炭酸は飲めないから普通のジュースを』だとか」
美雲「『迷子になるかもしれないから気をつけないと』だとか」
美雲「そんな失礼なことばかり言ったからって怒らないわよ?私は。子供じゃないんだから」
美雲「私が幼いのは年齢だけなの。分かる?」
美雲「ましてやこんな時に、貴方の両親の前で…」
美雲「言っておくけど、ちゃんとワルキューレやケイオスのみんなに聞いてるのよ?両親に会うっていうのがどういう意味か」
美雲「これからアレがあるんでしょう?『お前のようなのに息子はやれん!』っていうヤツ。リビングにあった…チャブダイ?あれをひっくり返して」
美雲「ちゃんと対策は考えてあるわよ?歌を聴いてもらうの。私の本気さはそれでわかってもらえるでしょう」
美雲「でもその前に好感度を稼いでおく必要があるらしいじゃない。レイナが言ってたわ」
美雲「なのに貴方は…」
美雲「…まぁいいわ。過ぎたことを言っても意味ないし」
美雲「とにかく、これ以上余計なことは言わないで。貴方は黙って私に任せておきなさい」
美雲「私たちの将来のためなんだから」
-
フレイア「むむむ、むむむむむ…」
ハヤテ「…なぁ、そろそろ決めても」
フレイア「もうちょい!もうちょいやから!」
ハヤテ「そう言って何十分やってんだよ…別に服なんてどれでも良いって。ウチのお袋はそういうの気にしないタイプだし」
フレイア「いけん!こういうご挨拶はしっかりせんと!服ひとつで初対面の印象は変わるかんね!」
ハヤテ「そりゃそうかもしれねぇけどよ…はぁ、アラド隊長が『長丁場になるぞ』って言ってたけど…まさかここまでとはなぁ」
フレイア「…よし!」
ハヤテ「おっ、やっと決まっ」
フレイア「ハヤテはコレとコレとコレのどれが良いと思う!?」
ハヤテ「全然決まってねぇ!…あー、じゃあその右端のヤツ!よし決定!レジに持ってくぞ!」
フレイア「ふぇ!?ちょ、ちょっと待つんよ!意見を聞いただけで私はまだ迷って」
ハヤテ「俺に意見を聞いたお前が悪い!ってかどうせ何着ても似合うんだからどれでも良いんだよ!」
フレイア「えっ?そ、そう?ま、まぁハヤテがそう言うんなら…いひひひ…」
ハヤテ「よし、これ買ったら帰るぞ」
フレイア「…えっ?ハヤテの服は?」
ハヤテ「あん?普通に今着てるこれで良いだろ」
フレイア「はぁ!?良いわけないんよ!ちゃんとハヤテもオシャレしてもらわんと!」
ハヤテ「自分の親のところに行くのにオシャレしてどうすんだよ…いらないって」
フレイア「絶対ダメ!大切なご挨拶なんよ!?しっかり良い服着て行くんよ!私が選んじゃるから!ほらあっち!」グイグイ
ハヤテ「いててて!わ、分かった分かった!分かったから引っ張んなって!…これいつになったら帰れるんだ…?」
END
-
あっそうだ(唐突)
今新宿の東急歌舞伎町タワーで「マクロス超時空フェスティバル 歌舞伎町オンステージ!」が4月13日まで開催中だゾ
あとこれに併せて同じく東急歌舞伎町タワーの109シネマズプレミアム新宿でマクロスシリーズの劇場作品も上映するからみんな、行こう!(提案)
-
ダイマはもっとやれ
-
ワルキューレSSすき
-
毎度熱量にブルっちゃうよ…!
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■