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ワルキューレ(マクロスΔ)ご挨拶路線

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:06:48 eZoAsZDQ
カナメ「スー…ハー…」

カナメ「…ねぇ、大丈夫?私の髪型とかメイクとか変じゃないかしら?」

カナメ「あとお土産のお酒…これで喜んでもらえるかしら…完全に私の趣味で選んじゃったけど」

カナメ「…そりゃあ緊張もするわよ!なんなら人生でも1、2を争うくらいに緊張中です!」

カナメ「ソロ時代の初ライブだってこんなにドキドキしなかったわ…ご両親へのご挨拶ってこんなに緊張するものなのね」

カナメ「……よしっ」

カナメ「大丈夫、もう覚悟は出来たわ」

カナメ「仮に反対されても説得を…えっ?」

カナメ「『もし反対されたら駆け落ちしてでも結婚』…?」

カナメ「……」

カナメ「…ま、まぁ?それはそれで悪くないとは思うわよ?思うけど!」

カナメ「やっぱりちゃんと祝福していただきたいし、しっかり説得します!伊達にワルキューレのリーダーはやってないわ!」

カナメ「…でも」

カナメ「やっぱり不安はあるから…」

カナメ「出来れば…手、繋いでいて欲しいんだけど…良い?」


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:07:36 DNNW1wcg
あったよ!久々のマクロスΔ!


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:08:31 eZoAsZDQ
レイナ「…ふぅ」

レイナ「とりあえず上手くいきそうでひと安心」

レイナ「年の差のこととか言われたらどうしようかと思ってた。まぁダメそうだった時のために色々手は打ってたけど」

レイナ「具体的には?年齢をちょっとイジった身分証明とか、それに合わせたパパっと作った経歴とか…その他モロモロ」

レイナ「使わずに済んで良かった。私としても未来の義理の両親にウソをつくのは心苦しいし」

レイナ「これも私のオトナな魅力のおかげ。今後はワルキューレとしてもそういう路線もアリかもしれない」

レイナ「…とはいえ、まだ油断はできない。ここからが正念場」

レイナ「結婚のOKを貰うまでがご挨拶。お互い油断せずに乗り切るべし」

レイナ「いざという時は誠意の証としてこの秘蔵のお土産…『ザ・宇宙寄生虫標本セット』を渡して…え、ダメ?逆効果?」

レイナ「むー」


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:10:44 eZoAsZDQ
マキナ「いやぁ、さっきはごめんね?つい私とお義母さんで盛り上がっちゃって」

マキナ「まさかここまで気が合うなんてねぇ。嬉しい誤算っていうか…まぁお義母さんがすごく良い人だからだけど」

マキナ「でも迷うなぁ、ドレスか着物か…一生に一度のことだしね」

マキナ「え?ライブの時みたいなホログラム衣装?うーん…」

マキナ「もちろんそっちの方が便利だし簡単だけど…」

マキナ「やっぱり本物を着たいかな、せっかくだもん。ワルキューレの戦術ライブが初めて上手くいった時みたいに…あっ!」

マキナ「そうだよ!あの時みたいに手作りにしよう!その方がイメージ通りの一番きゃわわな衣装にできるし!」

マキナ「もちろんあなたの分も!よぉーし、そうと決まったら今からデザインを考えないと!」

マキナ「気が早い?そんなことないよ!最高の衣装にするためのアイデア、デザイン、材料集め…時間が足りないくらい!」

マキナ「最高の式にするために、一緒に頑張ろう!」


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:13:05 eZoAsZDQ
美雲「……」

美雲「…別に?怒ってないわよ?だって怒る必要がないでしょう?」

美雲「貴方の両親の前で子供扱いしたくらいで」

美雲「『炭酸は飲めないから普通のジュースを』だとか」

美雲「『迷子になるかもしれないから気をつけないと』だとか」

美雲「そんな失礼なことばかり言ったからって怒らないわよ?私は。子供じゃないんだから」

美雲「私が幼いのは年齢だけなの。分かる?」

美雲「ましてやこんな時に、貴方の両親の前で…」

美雲「言っておくけど、ちゃんとワルキューレやケイオスのみんなに聞いてるのよ?両親に会うっていうのがどういう意味か」

美雲「これからアレがあるんでしょう?『お前のようなのに息子はやれん!』っていうヤツ。リビングにあった…チャブダイ?あれをひっくり返して」

美雲「ちゃんと対策は考えてあるわよ?歌を聴いてもらうの。私の本気さはそれでわかってもらえるでしょう」

美雲「でもその前に好感度を稼いでおく必要があるらしいじゃない。レイナが言ってたわ」

美雲「なのに貴方は…」

美雲「…まぁいいわ。過ぎたことを言っても意味ないし」

美雲「とにかく、これ以上余計なことは言わないで。貴方は黙って私に任せておきなさい」

美雲「私たちの将来のためなんだから」


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:14:46 eZoAsZDQ
フレイア「むむむ、むむむむむ…」

ハヤテ「…なぁ、そろそろ決めても」

フレイア「もうちょい!もうちょいやから!」

ハヤテ「そう言って何十分やってんだよ…別に服なんてどれでも良いって。ウチのお袋はそういうの気にしないタイプだし」

フレイア「いけん!こういうご挨拶はしっかりせんと!服ひとつで初対面の印象は変わるかんね!」

ハヤテ「そりゃそうかもしれねぇけどよ…はぁ、アラド隊長が『長丁場になるぞ』って言ってたけど…まさかここまでとはなぁ」

フレイア「…よし!」

ハヤテ「おっ、やっと決まっ」

フレイア「ハヤテはコレとコレとコレのどれが良いと思う!?」

ハヤテ「全然決まってねぇ!…あー、じゃあその右端のヤツ!よし決定!レジに持ってくぞ!」

フレイア「ふぇ!?ちょ、ちょっと待つんよ!意見を聞いただけで私はまだ迷って」

ハヤテ「俺に意見を聞いたお前が悪い!ってかどうせ何着ても似合うんだからどれでも良いんだよ!」

フレイア「えっ?そ、そう?ま、まぁハヤテがそう言うんなら…いひひひ…」

ハヤテ「よし、これ買ったら帰るぞ」

フレイア「…えっ?ハヤテの服は?」

ハヤテ「あん?普通に今着てるこれで良いだろ」

フレイア「はぁ!?良いわけないんよ!ちゃんとハヤテもオシャレしてもらわんと!」

ハヤテ「自分の親のところに行くのにオシャレしてどうすんだよ…いらないって」

フレイア「絶対ダメ!大切なご挨拶なんよ!?しっかり良い服着て行くんよ!私が選んじゃるから!ほらあっち!」グイグイ

ハヤテ「いててて!わ、分かった分かった!分かったから引っ張んなって!…これいつになったら帰れるんだ…?」


END


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:15:12 eZoAsZDQ
あっそうだ(唐突)

今新宿の東急歌舞伎町タワーで「マクロス超時空フェスティバル 歌舞伎町オンステージ!」が4月13日まで開催中だゾ
あとこれに併せて同じく東急歌舞伎町タワーの109シネマズプレミアム新宿でマクロスシリーズの劇場作品も上映するからみんな、行こう!(提案)


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:20:15 n158r//o
ダイマはもっとやれ


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 09:57:58 kU6T5zmI
ワルキューレSSすき


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2025/02/26(水) 11:39:29 fgPmUVxs
毎度熱量にブルっちゃうよ…!


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