きくり「きみ、まだ若いでしょ？ 大学生？ ……もしかしたら、まだ高校？」
きくり「18になったばっか？ うわ〜、そりゃ若いわ〜」ｺﾞｸｯ
きくり「え？ いや別に、バカにしてるわけじゃないって〜」
きくり「ただ……お、ありがと」
きくり「なーんで、こんなアル中にビール注いでるのか気になっただけだよ〜？」ｺﾞｸｺﾞｸ
きくり「あー、そっか。最近、18から成年扱いになって」
きくり「タバコとか酒とか。その辺も18からだっけ〜？」
きくり「何か違うような……あっ、おかわり、いい？」
きくり「ぷはーっ！ 美味い！ あ〜、そっか」
きくり「とにかく一緒に飲んでも問題ないわけか〜。私の頃はまだ20からじゃないと──」
きくり「おっと。年がバレちゃうね」
きくり「え〜？ つい最近からそうなったから気にしないでって？」
きくり「そう言われてもな〜。……あっ、ビールお代わり」
きくり「……きみは私が欲しいタイミングで注いでくれるねぇ」ｸｽｯ
きくり「一緒に飲めるならそれが一番！ ほら、飲んで飲んで」
きくり「お金は年上として私が払うから！ さすがに25より上じゃないよね？」
きくり「え？ 25なんですかって？ ……うわー、バラしちゃった」
きくり「まー、いっか。バレたならバレたで……ほら、きみ」
きくり「どんどん注いで注いで！」
きくり「はーっ！ 美味い！」ｺﾞｸｺﾞｸ
きくり「ほら。きみもどんどん飲んで！」
きくり「気持ちいいねぇ〜！」ﾆｺﾆｺ
──翌朝
きくり「……ん」
きくり「…………えっと？」
きくり「あれ？ ビールは？」
きくり「日本酒は？ ワインは？」
きくり「……いや、その前に」
きくり「──なんで、裸なの？」
きくり「……あっ」
きくり（ちょっと重いと思って隣を見たら）
きくり（あまり見覚えは無いけれど、どこか親しさを感じるような、そんな顔をした男の子が、私に寄りかかるような格好で寝ていた）
きくり「……」
きくり（酔いが覚めたまずい私は今どこで何をしてというかこの子は誰いや私は知ってお酒ほしいいや違うその前になんで裸──）
きくり「……」
きくり「……どう、しよう？」ｶｧｧ
ガルパン
咲
三大ノンケSSを絶やすな
興奮してきたな
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