キタサンブラック「ダイヤちゃん最近ずっとご機嫌だね！」
サトノダイヤモンド「うん！」
キタサンブラック（ダイヤちゃんのトレーナーさんがシュガーライツ博士の研究をお手伝いするせいで、しばらくシミュレーター触らなかったからすっごい落ち込んでたんだけど……よかったなぁ）
キタサンブラック「……あれ？ それ、何聞いてるの？」
サトノダイヤモンド「う〜ん……キタちゃんならいいかな。はい、どうぞ」ｽｯ
キタサンブラック「？ ありがとう。どれどれ〜？」
『──とにかく今月はスタミナ週間だな。プールだけじゃなくバリエーションも増やして対応したい』
キタサンブラック「………………ダイヤちゃんのトレーナーさんの声がするけど？」
サトノダイヤモンド「トレーナーさんの声が24時間どこでも聴けるようにしたの！ これでいつも一緒に居られるんだ〜♪」
キタサンブラック「……おお」
サトノダイヤモンド「トレーナーさんってね、ずっと私のこと考えてくれてるんだなって実感しちゃった。今だって──」
『高地トレーニングはどうかな』
キタサンブラック「ん？」
トレーナー『考えてはいるんですけど、この近くの山って冬に入ると泥濘が結構できるみたいなんですよね』
『ああ、どうりで低酸素トレーニング用のマシンがずっと埋まってるはずだ』
トレーナー『……今日なんか近くないですか？ 博士』
シュガーライツ『いや……その、まぁ…………き、今日はアレが丁度いい日で……なんというか、だな……』
トレーナー『アレ？』
シュガーライツ『こっ、こ…………こども……の………………アレが…………』
トレーナー『？ …………あっ、ああ！』
シュガーライツ『ッ、い、いや！ なんでもな──』
TV『きゃ〜カワイイ！ 生後まだ半年という事でですね、こちら──』
シュガーライツ『ちょっ！？』ﾋﾟｯ
TV『お父さんスイッチの、作り方〜』
シュガーライツ『うっ！ こ、この！』
トレーナー『博士』ｽｯ
シュガーライツ『ひゃいっ！！』
トレーナー『博士……ライツさんは、子どもが欲しいですか？』
シュガーライツ『…………………………………………………………うん』
TV『お父さんスイッチ、「あ」！』
TV『「扱いづらいパーツとかって話だが、最新型が負ける訳ねェだろ！ 行くぞォオオ──ッ！！」』
シュガーライツ『君も…………こ、子ども……欲しい、か……？』
トレーナー『ライツさん……』
シュガーライツ『君さえ、よければ……』
TV『お父さんスイッチ、「い」！』
TV『「いせきのかけらジュース」』
トレーナー『ふぅ……ライツさんはすっかり有名人ですから、一応記者会見しないとですね』
シュガーライツ『そ、そうだな……ぁ……ダメだ、ベッドでっ……♡ んっ♡』
キタサンブラック「おお」
サトノダイヤモンド「……………………」ﾊﾞｷｮｯ
ケーラ「なんだよ？」
チェーン「結婚記者会見の放送は嘘だって」
アストナージ「ええ？」
アムロ「これだ。カメラはロングサイズでしか撮影してないし、生身ではないように見える。ダミーだな」
ブライト「という事は、博士達は式場に着いている……」
そしてダウンギャンブルいて草