魔法使い「硬い敵が現れたらあたしの魔法の出番ね」
勇者「よし、まずは周辺の魔物と戦って経験を積もう」
魔物使い「勇者さん、よろしくお願いします……♡」ｷﾞｭｯ
勇者「う、うん。よろしく(距離が近い……)」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
僧侶・魔法使い(誰？？？)
勇者「ルイーダの酒場で出会った魔物使いさんだよ」
僧侶「てっきり戦士さんか武闘家さんを雇ったのかと……」
勇者「最初は僕もそうしようと思ったんだけど」
魔物使い「あ……前衛でしたら私もできますよ……」
勇者「という事で……」
魔法使い「(魔物使いって職業、聞いた事ある？)」ﾋｿﾋｿ
僧侶「(いえ、初めて知りました)」ﾋｿﾋｿ
勇者「確か、特技？があるんだったね」
魔物使い「はい……なめまわしが得意です……♡」
勇者「な、なめまわし……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
魔法使い「(なんなのアレ。美人局って奴かしら)」ﾋｿﾋｿ
僧侶「(安心してください。もし勇者さまを貶めるようでしたら私のニフラムで……)」ﾋｿﾋｿ
魔法使い「(やめてよ。巻き添え喰らうから)」
僧侶「(じゃあザキで……)」
魔物使い「スライムちゃん、可愛いですよね……♡」
勇者「そ、そうだね。でも、戦わないと」
いっかくうさぎ「ちゅー！」
おおがらす「カー！」
ｿﾞﾛｿﾞﾛ
魔物使い「他にも可愛い子がいっぱい……勇者さんはどんな子が好きですか……♡」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
勇者「ま、魔物使いさん。雑談の前に戦闘に集中して……」
魔物使い「ふふっ、勇者さんも可愛い……♡」
僧侶「ザキ！ザキ！」
しかし MPが たりない！
魔法使い「ああもう、絶対パーティ選び失敗した……」ﾎﾟｺﾎﾟｺ
スライム「ぴきーっ！？」ﾊﾞﾀﾘ
END