「⋯⋯？ええ、知っていると思ってましたよ」
「───だって、この前夜中にこっそり食べていましたもんね？」
「もう、ドクターったら⋯⋯医療部にそういったお菓子は禁止されているのに⋯⋯」
「今回は秘密にしてあげますけど⋯⋯次見つけたら、その⋯⋯ええと、怒りますからね」
「わ、私も今、ポッキーを持っているのですがっ⋯⋯！」
「ドクターはポッキーゲーム、というものをご存知ですか？」
「⋯⋯！そ、そうです。お互いに端を咥えて、それで⋯⋯」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
「⋯⋯ドクターはご存知、でしたか⋯⋯」
「その⋯⋯誰かとしたことがあったり、とか⋯⋯？」
「⋯⋯知識として知っているだけ、ですか⋯⋯そうですか⋯⋯」
「⋯⋯よかったぁ⋯⋯」ﾎﾞｿｯ
「い、いえ！なんでもありません！」
「⋯⋯うっ⋯⋯確かに急な話ではありますけど⋯⋯」
「私は⋯⋯ドクターとなら⋯⋯してみたい、というか⋯⋯」
「⋯⋯えっと⋯⋯そ、そうです！それに、これはゲームですから、お菓子のつまみ食いにはなりません！CEO権限で許可しちゃいます！」
「ですから⋯⋯その、いかがですか⋯⋯？」
「───っ！？？！？」ﾎﾞﾝｯ
「ごっ、ごめんなさい！えっと⋯⋯ドクターの感情を、読み取ってしまって⋯⋯」
「う、うぅ〜⋯⋯顔が熱いです⋯⋯」
「⋯⋯⋯⋯ドクターに⋯⋯そこまで想っていただけていたなんて⋯⋯えへへ⋯⋯♡」
「⋯⋯じゃ、じゃあその⋯⋯私としてくれますか⋯⋯？」
「⋯⋯っ！はい！」
「⋯⋯ふふっ⋯⋯♡」
「⋯⋯はい、嬉しいんです。だって、今からすることは⋯⋯」
「───医療部の方々にも、ケルシー先生にも言えない⋯⋯二人だけの秘密、ですから⋯⋯♡」
欲を言えば今の限定ガチャ始まった頃に立ててくれれば、今リセマラして人権キャラを確保しよう！って宣伝できた(小声)