弁護士「ひでは死刑」
裁判長「ひでは死刑」
ひで「おじさん、よろちくび〜」ﾍﾗﾍﾗ
弁護士おじさん「……よし、それじゃあ今後の流れを話しておこうか。警察や検察の捜査から、主犯格の君が被害者を死に至らしめた上で、金品を窃取したことは疑いようの無い事実だ」
弁護士おじさん「よって、裁判中の被告人質問では罪を全て認めて反省している姿をアピールするんだ。こちらは強盗殺人ではなく強盗致死を主張する。上手く行けば、有期刑で済むかもしれない…わかったね？」
ひで「…わ、分かったにょ…」
─────裁判当日─────
サイバンチョ「…それでは、被告人質問を始めます。ただいま説明のあった事件の概要、及び犯罪の事実について何か言いたいことはありますか？」
弁護士おじさん『…ここだぞ、ひで君。罪を真摯に認め、心から反省してることを告げるんだ…』
ひで「黙秘で」
弁護士おじさん『ヘァエ！？』
ひで『罪を認めたら刑務所に入るんだにょ…だったら一切認めずに無罪を勝ち取ってやるにょ！』
サイバンチョ「……分かりました。それでは、本件についてこれ以上に裁判で争うところは認められないと判断し、判決を言い渡します。主文は省略し、被告人を死刑とします」
ひで「……え？ひ、酷いにょ…お、おじさん」
弁護士おじさん「…裁判長、どうか死刑執行人を私に任せて頂けないでしょうか。せめて安らかにひでを逝かせてやりたい…」
ひで「ちょ、ちょっと待ってホントもう無理無理無理！」
サイバンチョ「……いいでしょう、掛け合ってみます」
─────死刑執行当日─────
リポーター「さぁこちら、異例の公開による死刑執行となりましたが…あ、あちらに見えるのがひで死刑囚ですね。酷く動揺しているようです」
ひで「ねぇ助けて入れて、言うこと聞くよ…」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ
死刑執行人おじさん「聞くっつっても聞かねぇだろうがお前よぉ、なぁ！！」執行ボタンﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
リポーター「あっ、早速死刑が執行された模様です！」
ひで「ゲホッゴホッ！く、苦しい…」
リポーター「なんと、首の骨が折れずにもがいています。こんなこと有り得るんでしょうか？」
死刑執行人おじさん「死ねよオラァ！YO！！」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
リポーター「なんと強靭な生命力なのでしょうか…さて、ここでテレビをご覧の皆さん、お手元のdボタンで死刑執行を応援しましょう！ボタンを１回押していただくと、執行時間が1分延長されます！多く押していただいた方には豪華景品がプレゼントされますので、奮ってご参加ください」
─────8101919秒後─────
死刑執行人おじさん「やっと…永眠(ねむ)ったか…」
おわに
亜人かな？
「金目当てで侵入して、ターゲットの77歳の諸幹寺奈々さんをバールで1919回しばいたにょ......それでも口を割らないから指示役にどうするか聞いたら思いっきりやれって言われたので1145148101919回殴ったら『ぐったりだね？』と一言言って動かなくなったにょ。お金目当てだし殺す気は無かったにょ」
三ヶ月も勤務してかわいそう
その間ずっとうるさそう
8101919秒死刑執行し続けると
永眠する
これって、トリビアになりませんか？
弁護側がひでに同じことを実演して死ななかったので殺意はなかったと認定されたらしい