ミカ「なんで、って？ ……なんとなく」
ミカ「私に向けてる時の顔と、そうじゃない時の先生、違う気がするもん。だからだよ？」
ミカ「それとも胸がおっきな方がタイプ？ 先生、そういう子といる時、胸に目が行ってるような……」
ミカ「え？ 私の気のせい？ ……ふーん？」
ミカ「ほら、体重はどうにかなるでしょ？ 体質が特殊とかじゃない限り大体は努力で落とせるし」
ミカ「でも、身長とか、その……む、胸とかは小さくしたりも大きくもできないわけで」
ミカ「だとしたら私、私より胸が小さい子たちに勝てないじゃん」
ミカ「で、私より胸がおっきな子たちにも勝てないわけで……それは困っちゃうよ」
ミカ「それなりに身長があって……えっと、大体160センチくらい？」
ミカ「まあ、それなりに胸がおっきくて。まあ、割とウエストも細くて」
ミカ「力も強い方で。おしゃべりが好きで」
ミカ「それで……えっと」
ミカ「そういう子が、先生の隣にいたら頼りになるんじゃないかなーって」
ミカ「……」
ミカ「……あの、さ」
ミカ「──先生は、どう思う？」