パワプロ「え……そうかな？」
奏「そうだよ！人ならまだしも、神社の狐とか月から来た兎とか魔王とか、虫けら以下のモンスターまで……ふざけてるのかな？」
パワプロ「奏ちゃんのその発言の方が魔王っぽいけど……」
奏「だから私達が恋人だって公表すれば、勘違いしてるみんなも諦めてくれると思うの！」
パワプロ「あれ？そもそも俺たち付き合ってたっけ？」
奏「付き合ってるかはともかく、運命的に結ばれてるのは確かだよね？」
パワプロ「運命……」
奏「入学式で出会った時から、お互いそう思ったんだよ？『あ、この人と生涯添い遂げるんだな』って」
パワプロ「奏ちゃんはそうだとしても、俺は……」
奏「えいっ！」ｷﾞｭｯ
パワプロ「はうっ！？」ﾊﾞﾀﾘ
奏「ふふっ、思い出したかなで〜？」ﾑﾆｭﾑﾆｭ
パワプロ「い、いや、やっぱり違うような……だ、誰か助け……っ！？」
奏「あのね？音楽室って防音だから。余計な事考えない方が良いよ？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
パワプロ「は、はい……」
奏「じゃあ今日はね、縛り付けて目隠しした上でこのヘッドフォン付けて、君を思いながらオナニーした時の私の喘ぎ声(KU100バイノーラル録音)。ループ再生しよっか♡」
『あっ……はぁっ……好き♡好きっ♡大好きっ♡』
パワプロ「ぁぁぁ……！？」ﾌﾞﾌﾞﾌﾞﾌﾞ
奏「うーん……まだちょっと恥ずかしいのかな？パワプロくんの準備ができるまで、待っててあげるね！」
END