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西住みほ「誕生日だよ」
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みほ「今年は沙織さんや他のチームのみんなにお祝いしてもらえて…」
みほ「ダージリンさんとかアンチョビさんとか、他校の人たちからもお祝いが届いてね」
みほ「なんだか『ああ、戦車道を頑張って来て良かったなぁ』って思っちゃったよ」
みほ「……お母さんが襲来するまでは」
みほ「『腰が抜ける』ってああいう状況を言うんだろうね」
みほ「実母がバニーガールの格好で誕生日ケーキ持って真顔で部屋に入ってくるんだもん」
みほ「その後ろから申し訳なさそうな顔のバニーお姉ちゃんも入ってくるし」
みほ「その後のバースデーソングはもはやちょっとした邪教の儀式のようだったよ」
みほ「いや邪神はすでに眼前に降臨済みだったけどね?」
みほ「……はぁぁぁ」
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みぽりんすき
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みほ「ケーキを3人で食べたらすぐに帰って行ったけど」
みほ「わかるよ?お祝いしようって気持ちでやってくれたのはわかるんだよ?」
みほ「でも方向性が迷子にも程があるんだよね」
みほ「すでに来年が怖いよ。あれより布面積が減ったらどうしようとか考えちゃうよ」
みほ「こんな心配する女子高生いないよ。『誕生日の実母のコスプレ』に怯えるって境遇が特殊過ぎるよ」
みほ「『今更』?うるさいっ」ペシッ
みほ「……」
みほ「まぁという訳で」
みほ「今年のお祝いのラストはあなたな訳ですが」
みほ「なにをしてくれるのかなぁ〜」
みほ「きっとすごく素敵なことなんだろうなぁ〜」
みほ「たぁ〜のしみだなぁ〜」
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みほ「…これは?プレゼント?」
みほ「こう言ったらアレだけどなんだか小ぶりな…」
みほ「…!」
みほ「あ、開けてもいい?」
みほ「…ゆ、指輪…!」
みほ「ちょ、ちょっと待って、うぇいうぇい」
みほ「ぷ、プロポーズはまだちょっと早いんじゃないかな?」
みほ「いや!嬉しい!嬉しいんだよ!?」
みほ「でもまだ高校生だし…大学にも行くつもりだし…」
みほ「…『ちゃんとしたプロポーズはもう少し先』?『これはその予約みたいなもの』?」
みほ「……」
みほ「…うん、分かった。ありがとう、その時まで大事にするね」
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みほ「…あれ?どこ行くの?」
みほ「『そろそろ遅いから帰る』?」
みほ「何言ってるの?」
みほ「今夜は帰さないよ?」
みほ「こんなプレゼントしておいて私のテンションを上げるだけ上げて帰ろうだなんて」
みほ「そうは問屋がおろしませんよ」
みほ「ほら、ここ。私の隣に来なさい」
みほ「ふふふふふ」
END
みほ「」
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かわいい(かわいい)
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うざかわみぽりんだ!
君も母に習ってうさかわみぽりんになろう!
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おめでとナス!
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みぽりんだいすき
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あぁ^〜
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