■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
サトノダイヤモンド「トレーナーさんと一緒にフランスに行って」
-
サトノダイヤモンド「やったことは凱旋門賞で1着を目指すことだけ……」
サトノダイヤモンド「ねえ、キタちゃん? どう思う?」
キタサンブラック「……えっと。トレセンの代表として凱旋門賞を制覇しようって目標だったよね?」
キタサンブラック「あたしからしたら……普通、じゃないかな?」
サトノダイヤモンド「……わ、私もそれはわかってるけど、ね」モジモジ
キタサンブラック(あ。ダイヤちゃん、分かってないんだ)
サトノダイヤモンド「なんというか、他に……もっとあるって思わない?」
キタサンブラック「たとえば?」
サトノダイヤモンド「せっかくのフランスなら観光したり」
サトノダイヤモンド「ほら! えっと……パリの街並みを一緒に見て回ったり!」
サトノダイヤモンド「パリだけじゃないフランスの魅力を二人きりで……ね?」
キタサンブラック「……それは、やろうと思えばレースの前にトレーナーさんと出来たんじゃない?」
サトノダイヤモンド「……」カァァ
キタサンブラック(あ。やろうとしたけど同行した他の人達の目を気にして何も出来なかったんだ。)
キタサンブラック(まあ、ダイヤちゃんと長く付き合ってるとなんとなく分かることもあるよね……)
-
サトノダイヤモンド「……そ、そういうことはレースとは切り離したいとしたら?」
キタサンブラック「それなら個人的にトレーナーさんと二人で旅行に行ったり……」
サトノダイヤモンド「そ、そんな理由もなく二人きりで旅行なんて恥ずかしいよ!」
キタサンブラック「……あの、ダイヤちゃん?」
キタサンブラック「レースの時はしょうがないって割り切って、プライベートでどうにかしないとダメなんじゃない?」
サトノダイヤモンド「……わ、分かってるけど」
キタサンブラック「分かってるならどうしてあたしに相談してるの?」
サトノダイヤモンド「ご、ごめんね……」
キタサンブラック「……」
──
キタサンブラック「……というわけで」
キタサンブラック「トレーナーさん! ダイヤちゃんをプライベートでどこかに連れて行ってあげてください!」
トレーナー「……ダイヤ? どうかしたのか?」
サトノダイヤモンド「……フランスに行ってもなにもなかったもので」ボソッ
トレーナー「?」
キタサンブラック「と、とにかく! いいから二人で商店街でご飯でも食べてくるのがいいと思います!」
キタサンブラック「ほら、早く! ……ね、ダイヤちゃん?」
サトノダイヤモンド「……ありがとうね、キタちゃん」ニコッ
-
サトノダイヤモンド「……あっ。キタちゃんのトレーナーさん」
キタサンブラック「……!」
サトノダイヤモンド「キタちゃんが一緒にどこかに行きたいみたいです」
キタサンブラック「ちょ、ちょっと、ダイヤちゃん!」カァァ
サトノダイヤモンド「……お返し。というより、恩返し?」
キタサンブラック「よくわからないよ! ……あっ、と、トレーナーさん。そ、その」モジモジ
サトノダイヤモンド「……もう、キタちゃんったら」クスッ
トレーナー「……それで、ダイヤはどうしたいんだ?」
サトノダイヤモンド「うーん……フランス料理のお店に行きたいかもしれません」
トレーナー「……ダイヤ? 何かあったらすぐに言っていいんだからな?」
サトノダイヤモンド「い、言えません。あんな他の方がたくさんいる場所で」モジモジ
サトノダイヤモンド「『私をエスコートしてほしい』なんて……恥ずかしくて」カァァ
トレーナー「……」
-
キタサンブラック「と、トレーナーさん! こ、これは、その……」モジモジ
サトノダイヤモンド「ふふっ。キタちゃんったら」クスッ
トレーナー「……」
トレーナー(キタサンブラックのことをどこかからかったように見つめながら)
トレーナー(ダイヤの顔は真っ赤だった)
サトノダイヤモンド「……ああ」
サトノダイヤモンド「夜まで時間、いっぱいあるなぁ……」
サトノダイヤモンド「……トレーナーさん」
サトノダイヤモンド「どう、しましょう?」モジモジ
トレーナー(──これからどうすればいいか、考える必要がありそうだ)
-
久々のサトダイスレはもっとやれ
-
セガサミーのダイマはどんどんやれ
-
こういうのでいいんだよこういうので
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■