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サクラローレル「トレーナーさんは将来」

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 07:32:27 kplOh3aA

「将来、子どもができたなら。男の子と女の子。どっちがいいですか?」

後ろ手を組んだサクラローレルが投げかけてきたのは、やや唐突な質問だった。

『男の子かな』

しかし、案外答えに迷うことはなかった。
昔から何となくイメージがあるのだ。

『わんぱくな男兄弟で……一緒にかけっこしたり、キャッチボールしたり』

「レース場に遊びに行ったり?」

『そうそう!』

そして、そのうちの誰か一人でも、自分と同じ道を選んでくれたりしたら。
さらには大舞台で、共に競うことができたならば。
それは、とても素晴らしいことではないかと思うのだ。

「わぁ……! もしかしたらGⅠを勝っちゃうような、すごいトレーナーさんになっちゃうかもしれませんね?」

『そうなったら嬉しいな』

「何のタイトルを獲るんだろう? 春の天皇賞かな? 有馬記念かな?」

『それはローレルが勝ったレースじゃないか』

「私の知る最高のトレーナーさんが、自分の愛バに勝たせたレースでもあります♪」

……この直球ぶりで、この笑顔である。
つくづく敵わないな、と苦笑が漏れた。

「そこまでいったらもう、トレーナーさんも立派なリーディングサイアーですね!」

『それはちょっと違うんじゃない!?』

ヒトの身でリーディングサイアーになった者など聞いたことがないが……

「ふふふっ。冗談です。じゃあそれが、トレーナーさんの『夢』なんですね」

夢、とまで言われてしまうと、その言葉を大事にしてきたサクラローレルの前では、少々肩身が狭い。
子どもができたからといって、レースに携わる道を選ぶとは限らないだろう。
ただ、もし彼らに意志があるのならば、その時は背中を押してあげたい、とは思う。
そういう意味においては……

『夢、なのかもな。一応』

そもそも現状自分に子どもなどおらず、その予定もまるでないわけだが。
叶うあてがない、という意味でも、夢ではあるのだろう。

「なるほどなるほど……わかりました」

『……ん? 何を?』

「それじゃあこれからも、頑張っていきましょうね、トレーナーさん♪」

『あ、うん』

「ほぉら。ぼんやりしてないで、トレーニングを始めましょう?」
「一緒に見たい、叶えたい。私たちの夢に向かって」
「目指せリーディング……トレーナー! おー!」

『お、おー!』

いつにもましてポジティブに、ターフ目がけて走り出していくサクラローレルを、慌てて追いかけた。


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 07:46:21 SdZ4hLUQ
ローレルすき


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 08:10:28 Tc9ZCxEc
純愛ローレルはもっとやれ


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 15:26:06 D9HI.NwU
ローレルのあの色気はなんなんだ


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 17:26:08 uhoXIKCk
一緒に見たい夢がある


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 18:08:25 qyLyz3MQ
ローレルすき
声がセクシー…エロい!


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/29(日) 19:07:51 wWk/OX2U
瞳がサクラの形してるからハート目みたいでエロスイッチ入ってるみたいでエロい


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/30(月) 09:04:05 5SqC9OGk
和生と武史で春天有馬とってるんすねぇ


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2023/10/30(月) 09:32:26 5MK1L.mg
息子2人がそれぞれ観戦した時に担当していた子がダービー獲ってそう


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2024/04/05(金) 21:42:40 UiwokCrk
アプリローレルのえっちさもいいけどスタブローレルの健全なえっちさも忘れないでね!


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