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サクラローレル「トレーナーさんは将来」
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「将来、子どもができたなら。男の子と女の子。どっちがいいですか?」
後ろ手を組んだサクラローレルが投げかけてきたのは、やや唐突な質問だった。
『男の子かな』
しかし、案外答えに迷うことはなかった。
昔から何となくイメージがあるのだ。
『わんぱくな男兄弟で……一緒にかけっこしたり、キャッチボールしたり』
「レース場に遊びに行ったり?」
『そうそう!』
そして、そのうちの誰か一人でも、自分と同じ道を選んでくれたりしたら。
さらには大舞台で、共に競うことができたならば。
それは、とても素晴らしいことではないかと思うのだ。
「わぁ……! もしかしたらGⅠを勝っちゃうような、すごいトレーナーさんになっちゃうかもしれませんね?」
『そうなったら嬉しいな』
「何のタイトルを獲るんだろう? 春の天皇賞かな? 有馬記念かな?」
『それはローレルが勝ったレースじゃないか』
「私の知る最高のトレーナーさんが、自分の愛バに勝たせたレースでもあります♪」
……この直球ぶりで、この笑顔である。
つくづく敵わないな、と苦笑が漏れた。
「そこまでいったらもう、トレーナーさんも立派なリーディングサイアーですね!」
『それはちょっと違うんじゃない!?』
ヒトの身でリーディングサイアーになった者など聞いたことがないが……
「ふふふっ。冗談です。じゃあそれが、トレーナーさんの『夢』なんですね」
夢、とまで言われてしまうと、その言葉を大事にしてきたサクラローレルの前では、少々肩身が狭い。
子どもができたからといって、レースに携わる道を選ぶとは限らないだろう。
ただ、もし彼らに意志があるのならば、その時は背中を押してあげたい、とは思う。
そういう意味においては……
『夢、なのかもな。一応』
そもそも現状自分に子どもなどおらず、その予定もまるでないわけだが。
叶うあてがない、という意味でも、夢ではあるのだろう。
「なるほどなるほど……わかりました」
『……ん? 何を?』
「それじゃあこれからも、頑張っていきましょうね、トレーナーさん♪」
『あ、うん』
「ほぉら。ぼんやりしてないで、トレーニングを始めましょう?」
「一緒に見たい、叶えたい。私たちの夢に向かって」
「目指せリーディング……トレーナー! おー!」
『お、おー!』
いつにもましてポジティブに、ターフ目がけて走り出していくサクラローレルを、慌てて追いかけた。
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ローレルすき
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純愛ローレルはもっとやれ
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ローレルのあの色気はなんなんだ
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一緒に見たい夢がある
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ローレルすき
声がセクシー…エロい!
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瞳がサクラの形してるからハート目みたいでエロスイッチ入ってるみたいでエロい
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和生と武史で春天有馬とってるんすねぇ
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息子2人がそれぞれ観戦した時に担当していた子がダービー獲ってそう
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アプリローレルのえっちさもいいけどスタブローレルの健全なえっちさも忘れないでね!
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