芙喜子「ムリよ、ムリ。あたしたち、もうそういう間柄でもないでしょ？」
芙喜子「あんたの事は今でも好きだけどね。でも、お互い、今くらいの距離感がちょうどいいじゃない」
芙喜子「長年の付き合いだしさ。今さら成立したてのカップルみたいな態度とっても、茶番でしかないわよ」
芙喜子「おあいにくさま。あんたが選んだのは、こういう女だから。じゃ、そういう事で。先に風呂入るわね♪」
フッキー「だぁりん♡髪乾かして♡」ｷﾞｭｯ
パワポケ「おい！？白瀬、おいっ！」
フッキー「やだやだぁ♡『白瀬』じゃない♡『ふ・き・こ♡』って呼んでっ♡」ｽﾘｽﾘ
パワポケ「……お前、髪を濡らした自分に色々押し付けてないか？」
フッキー「んもぉ〜♡だぁりんがでれでれしろって言ったのにぃ♡」
パワポケ「俺は、『少しくらい甘えても良いんだぞ』ってつもりで言ったんだが……」
フッキー「だぁりんったら、いじわるぅ♡でも、そういうところもすきっ♡」ｶﾞﾊﾞｯ
パワポケ「ちょっ！？や、やめ……こらっ！ふきこっ！ふきこっ！」
フッキー「ちゅき♡ちゅき♡ちゅき♡いっぱいちゅき♡だいちゅきっ♡」ﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯﾁｭｯ
パワポケ「ぐわああああっ！？とけるぅううううう！？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
芙喜子「ふぅ〜。髪のセット完了。あれ、パワポケ、なんかあった？」ﾆｺﾆｺ
パワポケ「ある意味尊敬するよ、お前……」ﾍﾞｯﾀﾘ
〜おしまい〜