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渋谷凛「はぁ…」【古典派デレマスSS】
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奈緒「……」
凛「はぁぁ…」
加蓮「……」
凛「はぁぁーぁぁー…」
奈緒「…なにかあったのか?」
凛「えっ、聞いてくれるの?さすが、持つべきものは友達だね」
奈緒「そりゃそんな目の前でドでかい溜息つかれれば聞くだろ、友達以前に人として」
加蓮「露骨ってレベルじゃないね。新しい呼吸法かと思ったよ」
凛「悩んでるのはコレなんだけど…ちょっとどうしようかなって」スッ
奈緒「…なんだこれ、男物のパンツ?」
加蓮「Pさんのじゃん。なんで凛が持ってるの?」
奈緒「ああ、Pさんのか…いや待て、なんで一目見ただけで分かるんだよ」
加蓮「なんでって…奈緒、もしかしてPさんのパンツ把握してないの?嘘、マジで?」
凛「それはちょっと引く」
奈緒「あたしはトライアドの3分の2がPさんのパンツを把握してる事実に血の気が引いてるよ
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加蓮「…で、なんでこれを?」
凛「話せば長くなるんだけど…」ホワンホワンホワン
奈緒「回想シーンか…出来れば手短にお願いしたいんだけど」
凛『あ、プロデューサーがシャワー浴びてる。よし、パンツゲット』
凛「…というわけなんだ」
奈緒「回想する必要なかっただろそれ。得られた情報お前が下着ドロをしちゃった事実だけだぞ」
凛「プロデューサーって泊まり込みの仕事に備えて何枚かパンツ常備してるから一枚くらいいいかと思って…」
加蓮「気持ちはすごく分かるけどさ」
奈緒「分かっちゃダメだろ。下着ドロと下着ドロ予備軍がいるアイドルユニットってなんだよ」
凛・加蓮「「トライアドプリムス」」
奈緒「事実確認のために言ったわけじゃねぇ。声合わせんな腹立つから」
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凛「…まぁ流石に盗みは良くないとあとから思ってさ。プロデューサーにコレを返したくて」
加蓮「なるほど…それでどうやって返せばいいか悩んでたと」
奈緒「素直に正面からごめんなさいって謝って返せばいいだろ」
凛「そんなことしたら私が変態だと思われるじゃん。プロデューサーとの結婚が先延ばしになったらどうするの」
奈緒「妥当な評価だよ甘んじて受け入れろバカ。あと当然のように結婚前提で話すな」
加蓮「」
凛「あ、ヤバい。加蓮が白目剥いてる」
奈緒「え?うわ、本当だ。おい!しっかりしろポテトの化身!」ペシペシ
加蓮「…ハッ、なんだ夢かぁ。ビックリしたぁ」
奈緒「絶対あたしたちの方がビックリしたと思う。いきなり隣で意識失いやがって」
加蓮「いや、だって凛がPさんと結婚とか言い出すから…」
奈緒「そんな妄言のショックでオチるなよ。スペランカーだってもうちょい頑丈だぞ」
加蓮「ついあたしとPさんの幸せな結婚生活を想像しちゃって」
奈緒「ポジティブか。ならせめてもっと幸せそうな表情してくれよ。深刻なエラーとしか思えないツラだったから」
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加蓮「まぁあたしも奈緒と同じで、ちゃんと謝って返すべきだと思うな」
奈緒「急に元の話に戻るな。散々明後日の方向に脱線してたくせに」
凛「やっぱりそうかな…うん、分かった。二人の言うとおりのするよ」
奈緒「そうしてくれ。そんでしっかり怒られてくれ」
凛「『パンツ取っちゃってごめんね。お詫びといってはなんだけどいいお嫁さんになるから』って」
奈緒「本当にお詫びといってはなんだよ。なに謝りついでにプロポーズしてんだ」
加蓮「あっ、ズルい!あたしもPさんのパンツ盗んでプロポーズする!」
奈緒「なんでパンツ窃盗がプロポーズとセットみたいになってんだよ。Pさんの胃に何個穴開ける気だお前ら」
凛「じゃあ奈緒はプロポーズしないの?」
加蓮「早いもの勝ちだよ?」
奈緒「え?いや、そりゃお前……」
奈緒「……………………するよ」
END
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トライアドプリムスSSのダブルボケとツッコミ酷使すき
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苦労人奈緒好き
脳みそぶっ飛んでる凛も好き
ノリが良くて長生きしそうな加蓮も好き
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こういつ懐かしい感じのSSもイイですね
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オチもいいし、中身もいいし
何かスポーツでもやってたのかな?
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野生のサンドイッチマン風味を感じる
オチもうん、おいしい!
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やりますねぇ!(賞賛)
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こういうのでいいんだよこういうので
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荒ぶる凛ちゃんすき
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凛ちゃんはいつも通りだな!
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>凛「話せば長くなるんだけど…」ホワンホワンホワン
ここ古典派感あってすき
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しぶりんすき
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トライアドプリムスの個人個人はいい子なのに3人揃うと悪友感出るのいいよね…
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完全に平成
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おじさんはねぇ、このスレみたいなねぇ、古き良きSSが大好きなんだよ!
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よくないから廃れたんじゃ・・・
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