パワポケ「……」
ゆらり「うっぷんでも溜まっているのでしょうか。まあ、パワポケくんが日頃から私に口では敵わないことは知っていますが」
パワポケ「……」
ゆらり「悪質な冗談は置いておくにしても、パワポケくんは何か誤解しているようですね。私から説明しないとわからないとは思いませんでしたが」
パワポケ「……」
ゆらり「パワポケくんと恋人になってから、私の態度がキツくなった事は自覚しています。そして、それがある程度負荷になっているということも」
パワポケ「……」
ゆらり「しかし、それはパワポケくんがどうしようもない人間だからです。私が心を鬼にしてやらなければ、野球しか脳のないパワポケくんはダメ人間まっしぐらになりますよ」
パワポケ「……」
ゆらり「理解できましたか？これを機に、むしろパワポケくんは私に感謝する事をオススメします。毎朝３回、ゆらり様、ありがとうございますと唱えてください」
パワポケ「……」
ゆらり「それにしても……キスで黙る？まるで、人を簡単に攻略のできる恋愛ゲームのヒロインとでも思っているのでしょうか」
パワポケ「……」ｽｯ
ゆらり「パワポケくんは現実と仮想空間の区別がつかなくなった頭の可哀想なんんんんっ……♡やぁ……♡」ﾌﾞﾁｭｳｳｳｳ
パワポケ「……」ﾊﾟｯ
ゆらり「はぁ、はぁ……♡おそいですっ……♡」ﾋﾟﾄｯ
パワポケ「……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
麻美「ねえ、朝っぱらから何やってんの？」
終