佐藤心「おっすおーっす☆Pは今日も仕事か☆」
片桐早苗「ちょっと席外すだけだからってPCはロックしないとダメよ」
安部菜々「まぁ気の緩みは誰しもありますよね。ｷｬﾊｯ」
P「ってなんかいっぱいいるー！」
早苗「この週にPCで競馬のサイト見てたら、そら群がるわよ」
菜々「ナナも同じくです」
心「はぁとも同じくだぞ☆」
P「そらそうか…ダービーウィークですもんね」
P「そんじゃあ早速心さん、誰に賭けます？」
心「じゃ、早速いくぞ☆はぁとの本命は…タイトルホルダー☆」
P「そのココロは心だけに」
心「ずいぶん雑だなオイ☆まぁここまで5戦のうち掲示板を外してないってのはあるけど…1番はドゥラメンテ産駒ってとこかな☆キタサンブラックの1番のライバルだったってのはあるし、まぁドゥラメンテが1年早いけど来年以降この世代でサイアー争いを席巻してほしいぞ☆」
菜々「ドゥラメンテと全く同じ枠番になったのも頼もしいですね」
P「それと今回は田辺さんが前走から継続騎乗してくれるってのは強みですよね。去年のマイラプは乗り替わりでしたし」
早苗「ドゥラメンテ産駒ではあるけどタイプ的にはキタサンっぽいかもね。逃げ先行型だったりなかなか馬券人気が上がらなかったり」
心「確かに☆今の内に稼がせてもらおっかなぁ」
早苗「いやあたしにも聞きなさいよ、まぁエフフォーリアだけども」
菜々「やはりそうなりますよねぇ」
早苗「今度こそ…今度こそスペシャルウィークが血統に入ってる馬のダービー制覇が見たいわ！」
P「菊でジャッカル、皐月でサートゥルは獲ったけどダービーはまだですもんね…」
早苗「一昨年とは違って今回は皐月からの継続騎乗よ！若手NO.1の武史くんならダービーもあっさり獲ってくれるわ！」
P「ブエナビスタとかで牝馬クラシックも獲ってるし、クラシックではダービーしか獲ってないスペシャルウィークの血統が、ダービー以外は獲ってるから不思議なもんですね」
菜々「ナナはですねぇ…ワンダフルタウンに賭け…応援しますよ！」
P「あれっ菜々さんってもう賭けてもいい年齢じゃありませんでしたっけ」
菜々「なななななに言ってるんですかナナは永遠の17歳だからむぐぅっ」
心（あー、ウチのPパイセンが今年で20歳になったって思ってるから）
早苗（話ややこしくしないように20歳のフリしててちょうだい）
菜々（むぐぐぐぐっ…）
P「そんで、ワンダフルタウンにした理由は」
菜々「やっぱり和田騎手ですね。ミッキーロケットでオペラオー以来久々にG1獲ったと思ったらそこからまた遠ざかってますし、と思ったらクリノガウディーでチョンボしちゃいましたし…同期の福永騎手に負けずにダービージョッキーになってくれますよ。ｷｬﾊｯ」
早苗「でも今まで青葉賞からダービー勝った馬っていないわよ」
心「なーんかダービーは勝てないんだよねぇ。フェノーメノとかシンボリクリスエスはのちのGIで活躍してるし出世レースってのは間違いないんだろうけど」
菜々「でもそろそろ青葉賞組のダービー制覇が来ると思います。ダービーより速い勝ちタイムもザラにありますし、ジンクスってのは破られるためにあるんですっ☆」
P「でもダービーに限って言えばジンクスの前に数多の優勝候補が飲まれてますからねぇ」
P「僕はサトノレイナスですね。桜花賞でも直線どう考えても負けなとこからあわやのとこまで持ってきた末脚は魅力ですし、なにより牝馬のダービー制覇は夢がありますし、その夢に乗っかりたいですよ」
心「相変わらずロマン派だな☆」
P「現実的なこと言えば、里見オーナーって毎回金子さんとこに競り負けてるから、金子さんいないダービーの方が分があるんじゃないかな…って計算があると思うんですよ」
心「金子さん…いるぞ☆」
P「ゑ゛、マジで！？」
早苗「ヨーホーレイクがそうね…」
P「マジか…ホントだ。でもヨーホーは前走から乗り替わってますし、レイナスの方に分があるでしょ」
早苗「でも、金子さんよ」
P「それを言われちゃあぐうの音も出ない…」
菜々「ヨーホー、サトノのワンツーで決まったりしたら…」
P「うわー普通にありそう」
ガラガラッ（ドアが開く音葉）
村上巴「ずいぶん楽しそうに話しとったのう、何の話じゃ」
早苗「あっごめんね2人とも。ちょっとダービーの話で盛り上がっちゃって」
拓海「そーいえばそんな時期か」
心「2人は競馬とか見たりするの？」
拓海「アタシはそんなに見ないんだけどよ、ガキの頃よくウチのオヤジから有馬記念でダイユウサクが大波乱起こしたのを現地で見てたっつー話聞かされてたからそれは覚えてるんだよ」
菜々「あのレースはすごかったですよねぇ。大波乱決着なのとレコードなのとでどよめきがおさまらなかったです」
P「え、菜々さんてその時生まれて…」
菜々「…っていう話をナナもお父さんからよく聞かされてたんです。ｷｬﾊｯ」
巴「よく実家で若いモンが競馬見とるから、ウチも自然に見るようになったわ。ウチが好きなんは逃げ馬じゃな」
心「あー、キタサンブラック的な☆」
巴「いや、ウチが好きなんはああいう計算された逃げじゃのうて、己を顧みんような破滅的な逃げじゃ。一か八かのレースに『かたるしす』っちゅうもんを感じるんじゃ。最近じゃジャパンカップのキセキの逃げには胸打たれたのう。ああいう馬がおってこそレースが締まるんじゃ」
菜々「巴ちゃんも語りますねぇ。昔で言うとツインターボといったとこでしょうか」
巴「まさにそれじゃ！ツインターボこそがウチの理想なんじゃ！」
拓海「アタシ？アタシはこん中じゃラーゴムだな。なんか浜中ジョッキーってだけで波乱起こしてくれそうだ」
心「なるほど、2年前の再現ってやつか☆巴ちゃんは？」
巴「ウチはバスラットレオンじゃ。NHKマイルでは残念なことになったが、ここではリオンリオンみたいに逃げに逃げてレースを盛り上げて…ほんでそのまま押し切ってほしいのう」
菜々「やっぱり19年のダービーの印象は鮮烈に残ってるんですね」
早苗「あ、マジで？そんじゃごめんね先に失礼するわ」
菜々「あのー、気になってたんですが…早苗さんたちのPさんって…」
早苗「え？あぁ…彼ね。実は…」
拓海「アイツなら…ちひろさんの命令で、七海のオヤジさんとこに研修に行ってる」
P「あっ…」（察し）
拓海「そんなわけだからよ、アタシらがキバらなきゃならねえってこった。そんじゃ行くぜ」
早苗「それじゃまたね！」
心「おつかれーっす☆」
菜々「…行っちゃいましたね」
P「なんか一気に静かになった気がしま…」（ドアが開く音葉）
P「君は…デビューして2年もたてば久川姉妹の姉の方ということも流石に世間に認知されてきた久川凪さん。どうしたの急に」
凪「セガサミーのメインスポンサーである凪としては、やはりサトノレイナスが激推しです」
P「え、メインスポンサー？」（ドアが開く音葉）
久川颯「それこないだUFOキャッチャーでンダツとかいう怪しいぬいぐるみ取ろうとして無駄遣いしただけじゃん。ゆーこちゃん怒ってたよ」
心「ああなるほど☆」
凪「そういうはーちゃんはプリクラでなかなかいい写真が取れないからとかなり浪費していましたね。つまりセガサミーは久川家が支えていると言っても過言ではありません」
颯「過言だよ！っていうかはーの恥ずかしい話暴露しないでよ！」
凪「それはお互いさまってやーつ。それでは、サミーにさらなる投資をするために旅に出ます」
颯「失礼しまーす」
心「嵐のように現れ、去っていったな…☆」
菜々「アレって…」
P「あの、今流行ってる競走馬を育成するゲームですよ」
心「モチ、はぁとはやってるぞ☆」
菜々「ナナはまだ始めてないですねぇ。マーベラスサンデーが育成できるようになったら始めようと思うんですが…」
P「心さんはどの馬育成してます？」
心「そりゃーもちろんパパだぞ☆」
菜々「なるほど、サクラバクシンオーですね」
P「バクシンオーは育成がしやすいって聞きますけどどうなんですか？」
心「まぁスピード能力さえ鍛え上げればいいわけだし、わりとあっさり完全クリア出来たかな？」
P「なるほど」
P「僕もやってますよ。最初に完全クリアできたのはウオッカですね」
ぶいっ
P「…ん？なんか島村さんの声が聞こえた気が」
心「聞き間違いじゃない？」
島村卯月「聞き間違いじゃありません。本物の島村卯月ですっ」
菜々「うわあっ！びっくりさせないでくださいよぅ」
卯月「はぁとさんのPさんがウオッカで完全クリアしたのを聞いたので。その競走馬を育成するゲーム、私たちの世代でも流行ってるんです」
P「はぇ〜」
卯月「私もそうだけどかな子ちゃんに李衣菜ちゃんにアーニャちゃん、あとは道明寺歌鈴ちゃんもプレイしてますね」
菜々「ところで卯月ちゃんはダービーをどう見ますか？」
卯月「やっぱり7年周期で女の子のダービー参戦ですよね。サトノレイナスは…ウオッカだけの偉業であってほしいって気持ちもなくはないですけど、ウオッカが切り開いた道を広げていってほしい気持ちの方が強いです」
心「おぉ〜今回はレイナス推し多くね？」
P「やっぱ夢を見たいんですよ。今年はソダシっていう夢を見せてくれる存在がいるわけですけど、それに負けないくらいのインパクトを残してほしいって気持ちですかね。でも…」
綾瀬穂乃香「ふ、ふぇぇんっ…絶対、絶対戻ってくるの信じてますから〜。ジャスタウェイ産駒のダノンザキッド〜」
P「…僕も同じ気持ちです」
菜々「穂乃香ちゃん、ダノンザキッドのファンだったんですねぇ」
心「…ってか、ジャスタウェイが好きなんじゃないの？それも元ネタの方の☆」
P「あぁ〜確かに分かる気がする」
心「流石にもう大丈夫だと思うけど今年も11Rだぞ、間違えんなよ〜☆」
菜々「馬券は二十歳になってから、二十歳を過ぎても無茶な賭け方はしてはいけませんよ。ｷｬﾊｯ」
多田李衣菜「そういえばこの間静香ちゃんとうどん食べに行ったとき、やたら楓さんみたいなこと言ってたけど、私全然拾ってあげられなかったよ…」
李衣菜のやる気が下がった
-TOUCH-
綾瀬穂乃香さん、遅くなりましたが誕生日おめでとうございます。