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あさみ「ゆらりってマグロでしょ?」
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ゆらり「はあ。いきなりなんですか、あさみちゃん」
あさみ「ふと思ったんだよ。ゆらりって普段から無表情じゃん。だから初めての時ちゃんと感じたのかなって」
ゆらり「無表情ではなく、無気力ですが」
あさみ「どっちだっていいよ。それでどうなの?感じた?感じない?」
ゆらり「感じましたよ」
あさみ「感じたんだ」
ゆらり「はい」
あさみ「電流走った?」
ゆらり「そこそこですね」
あさみ「そこそこ」
ゆらり「あさみちゃんはどうでしたか?」
あさみ「そこそこだったよ」
ゆらり「そこそこ」
あさみ「うん」
-
あさみ「パワポケくんってさ……」
ゆらり「はい」
あさみ「けっこうすけべなんだよ」
ゆらり「知ってます」
あさみ「スケスケなの着たら喜んでくれたよ」
ゆらり「ほう」
あさみ「態度には出さなかったけど、ビンビンだった」
ゆらり「ビンビンでしたか」
あさみ「うん」
ゆらり「私は、ヒモヒモなものを着たら喜んでおられましたね」
あさみ「そうなんだ」
ゆらり「態度には出しませんでしたが、ビンビンでした」
あさみ「ビンビンだったんだ」
ゆらり「はい」
-
ゆらり「パワポケくんは……」
あさみ「うん」
ゆらり「ちゅーがお好きなようですね」
あさみ「ちゅー」
ゆらり「はい。何回も求めて来ます」
あさみ「そうなんだ」
ゆらり「特に、ぎゅっとされながらのちゅーが好みです」
あさみ「ハマってるんだね」
ゆらり「はい。あまりに求められすぎて困っています」
あさみ「困っちゃうの?」
ゆらり「いえ、ぜんぜん」
あさみ「なんだ」
ゆらり「むしろ、私からしかけています」
あさみ「しかけちゃうんだ」
ゆらり「はい」
あさみ「それ、ハマってるのゆらりじゃない?」
ゆらり「バレましたか」
あさみ「バレちゃったね」
-
あさみ「意外とにおいフェチなんだよ」
ゆらり「あさみちゃんがですか?」
あさみ「パワポケくんが」
ゆらり「パワポケくん」
あさみ「うん」
ゆらり「どこの匂いですか?」
あさみ「足の裏」
ゆらり「あしのうら……」
あさみ「おちつくんだって」
ゆらり「あさみちゃんがですか?」
あさみ「いや、パワポケくんが」
ゆらり「なるほど」
あさみ「もしかして、嗅がれたことなかったの?」
ゆらり「お尻の穴ならあります」
あさみ「おしりのあな……」
ゆらり「おちつくみたいです」
あさみ「それ、ほんと?」
ゆらり「うそです」
あさみ「うそなんだ」
ゆらり「はい」
あさみ「だまされちゃったよ」
ゆらり「ひっかかりましたね」
あさみ「お尻かがれたのも嘘だったりする?」
ゆらり「そっちは本当です」
あさみ「なんだ……」
-
ゆらり「おわると、すぐに寝ちゃいますよね」
あさみ「そうだっけ」
ゆらり「はい」
あさみ「私は色々話したりしてるけど」
ゆらり「そうなんですか?」
あさみ「うん」
ゆらり「なるほど……」
あさみ「ゆらりは話さないの?」
ゆらり「私は、いつもぎゅっとだきしめています」
あさみ「だきしめてるんだ」
ゆらり「ナデナデもしてますよ」
あさみ「ナデナデ」
ゆらり「だから、すぐに寝ちゃいますね」
あさみ「なるほどね」
ゆらり「あさみちゃんはぎゅっとしないんですか?」
あさみ「しないよ」
ゆらり「しないんですね」
あさみ「うん。むこうからぎゅっとしてくるし」
ゆらり「……なるほど」
-
あさみ「すきってよくいわれる?」
ゆらり「もちろんです」
あさみ「私、最近言われなくなっちゃった」
ゆらり「大好きとか良く言われますよね」
あさみ「あれ、バレちゃった?」
ゆらり「バレバレです」
あさみ「ちょっとあまえんぼうみたいになるよね」
ゆらり「野球をしている姿とは全く違いますね」
あさみ「情けないよね」
ゆらり「情けないです」
あさみ「しかも優柔不断だし」
ゆらり「流されやすいところもありますね」
あさみ「今度、嫌いって言ってみようかな」
ゆらり「言うんですか?」
あさみ「言わないけど」
ゆらり「言わないんですね」
あさみ「うん」
ゆらり「じゃあ、私は言いますね」
あさみ「言っちゃうの?」
ゆらり「ぎゅっとしながらいっぱい言ってあげます」
あさみ「ごめん、やっぱり私も言おうかな」
-
ゆらり「今度……三人でしませんか?」
あさみ「三人」
ゆらり「はい」
あさみ「そういえばした事なかったね」
ゆらり「意外ですね」
あさみ「ゆらりとは仲がいいのに……なんでだろう」
ゆらり「まあいいじゃないですか。初の試みということで」
あさみ「そうだね」
ゆらり「とりあえず、あさみちゃんが後ろからパワポケくんをぎゅっとします」
あさみ「ふむふむ」
ゆらり「私は正面からぎゅっとしてちゅーします」
あさみ「なるほど」
ゆらり「おわりです」
あさみ「おわりなんだ」
ゆらり「これ以外に必要ですか?」
あさみ「私はちゅーできないの?」
ゆらり「いくらあさみちゃんでも、私の前でパワポケくんとちゅーするのは……」
あさみ「三人でした事ない理由、少しだけわかったね」
ゆらり「少しだけわかりました」
あさみ「ちなみに、いくらゆらりでも、私の前でパワポケくんとちゅーするのは許さないから」
ゆらり「明確になりました」
-
あさみ「色々言ったけど、ゆらりの事は好きだよ」
ゆらり「知っています。私もあさみちゃんが好きですから」
あさみ「世の中って不条理だよね」
ゆらり「急に哲学的になりました」
あさみ「寝る前はそう言う気分になるんだよ」
ゆらり「そう言う気分になりますね」
あさみ「同じ人を好きにならなかったら、こんな思いをする必要もなかったのに」
ゆらり「私は、あさみちゃんが好きな人を好きになって良かったです」
あさみ「私とパワポケくん、どっちが好き?」
ゆらり「あさみちゃんです」
あさみ「あれ、パワポケくん負けちゃった」
ゆらり「かわいそうなので、後で私が慰めます」
あさみ「マッチポンプって奴だね」
-
ゆらり「あさみちゃんは、私とパワポケくんだと、どちらが好きですか?」
あさみ「ちょっと悩むけど、パワポケくんだよ」
ゆらり「残念です」
あさみ「慰めてあげようか?」
ゆらり「パワポケくんで間に合っています」
あさみ「都合のいい男扱いだ」
ゆらり「一生キープしています。誰にも譲りません」
あさみ「私でも?」
ゆらり「あさみちゃんでもです」
あさみ「いつか、どっちかを選ぶ日が来るのかな」
ゆらり「もう手遅れです。どっちかを選んだら、最低のクズ野郎になるようにしました」
あさみ「それでも、好きなままなんだろうな……」
ゆらり「惚れた弱みですね」
あさみ「正直、私はゆらりならいいかなと思ったよ」
ゆらり「私はあさみちゃんが一番なので」
あさみ「嬉しいよ、ゆらり」
ゆらり「はい」
あさみ「パワポケくん、後悔してるかな……」
ゆらり「両手に花を持たせてますので、後悔なんてさせません」
あさみ「そうか……そうだよね……」
ゆらり「はい」
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優しい世界
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あさみ「ゆらり、ぎゅっとしていい?」
ゆらり「あさみちゃんがついに目覚めました」
あさみ「寝る前は、心寂しくなる時もあるんだよ」
ゆらり「ありますね」
あさみ「ぎゅっ……」ギュウ
ゆらり「あったかいです……」ギュウ
あさみ「うわ、やわらか。これはたしかにすぐ寝れちゃうね」
ゆらり「あさみちゃんもやわらかいです。快眠できそうです」
あさみ「ゆらり……このまま……」
ゆらり「はい……」
チュッ
ゆらり「……ほっぺたですか?」
あさみ「ちゅーは、パワポケくんの前でしようよ」
ゆらり「パワポケくん、嫉妬しちゃいますね」
あさみ「そうした方が激しくなるよ」
ゆらり「それはいい考えですね……」
あさみ「うん……ゆらり……」
ゆらり「はい……私もそろそろ……」
あさみ「おやすみ……ゆらり……」
ゆらり「おやすみなさい……あさみちゃん……」
END
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エッチだ(怒)
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興奮してきたな
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良い!良い!良い!
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