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【ウマ娘】盾の勝者のその後【SS】
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インタビュアー「それでは、見事天皇賞ウマ娘になったプレクラスニー選手にインタビューです。今のお気持ちはどうですか」
プレクラスニー「そうですね…ちょっと突然のことで困惑しています…」
インタビュアー「GIレースに初挑戦で初制覇の快挙達成です」
プレクラスニー「それはそうなんですが…実質的にはマックイーンにあれだけ引き離されたわけですし…勝ったという気はしないです…」
インタビュアー「そのメジロマックイーン選手がスタートでの反則によって降着となり、繰り上げで1着となったわけですが…」
プレクラスニー「そうですね…私もまだまだこれから成長していきたいと思います。今度こそ先頭でゴールして、本当の意味でマックイーンに勝ちたいですね…」
インタビュアー「ありがとうございました」
プレクラスニー「………」
プレクラスニー「…ふふふふふふふふ」
プレクラスニー「にゃーーーーーーっはっはっはっは!!!!!」
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---後日---
ガチャッ
プレクラスニー「カーイチョーーーー」
シンボリルドルフ「君は先日の天皇賞を勝ったプレクラスニーじゃないか。どうしたんだ急に」
プレクラスニー「いやGIを勝ったらなにか1つご褒美がもらえるって話じゃないですか」
シンボリルドルフ「それは確かにそうだが…」
プレクラスニー「だったらテレフォンカード作ってください!で、お世話になった人にプレゼントします!」
シンボリルドルフ「分かった。それにしてもあの日から随分立ち直ったようで安心したよ」
プレクラスニー「まぁ内容はどうあれ1着は1着ですから。というかぶっちゃけあの時点でメッチャ嬉しかったんですよね!なにしろ雨降っててこりゃダメかなぁなんても思ってたんで!」
シンボリルドルフ「それならあの場でももっと嬉しそうにしてよかったんじゃないか」
プレクラスニー「うーん、あの場ではなんとなく気まずかったというか…トレーナーさんもあんまり喜んでもないのに私ばっかり喜んでいいのかっていうのもあって…」
シンボリルドルフ「なるほど、ならば君のやることは一つだ。まず君のトレーナーにあの時の素直な気持ちを伝えることだな。君のトレーナーは君が喜べなかったんじゃないかと心配していたからな。話はそれからだ」
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シンボリルドルフ「ところで、君は次走はどこを走ろうと考えているんだ」
プレクラスニー「そりゃあもう有馬記念ですよ!こんどこそマックイーンを倒します!」
シンボリルドルフ「私としては…マイルCSの方が君に合っていると思うぞ」
プレクラスニー「それはそうかもなんですけどね、やっぱり目の前でマックイーンの強さ見たんで、これを倒したいって言う気持ちも湧き上がってきまして、これもこれで本当の気持ちなんですよねえ!」
シンボリルドルフ「そうか…それが君たちの決断なら、何も言うまい。では健闘を祈る」
プレクラスニー「そんじゃ、テレカの件お願いしますね、お疲れしたー!」(ドアが閉まるサウンズオブアース)
??????「…」
??????「波乱感じるんでしたよね?」
-おわり-
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ほんへでは色すら塗られてませんでしたね...
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