■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
羽沢つぐみ「ううん、全然待ってないよ?」
-
つぐみ「ホント、さっき来たばっかりだから」
つぐみ「……ウソじゃないよ?」
つぐみ「その。ほんの、20分ぐらい前に来てただけ、だし」
つぐみ「き、キミこそ約束の30分前は、普通に早すぎるんじゃないかな?」
つぐみ「ええっ!? それはいくらなんでも……」
つぐみ「そっそうしたら、私は1時間と10分前に来るから!」
つぐみ「!? い、1時間30分!」
つぐみ「1時間50分!!」
つぐみ「……ぷっ」
つぐみ「あは、あはははは……!」
-
つぐみ「ごめんね。本当は、今日のことが、楽しみすぎて」
つぐみ「朝も早く目が覚めちゃって。いくら身支度しても時間が余っちゃうから、早めに家を出て」
つぐみ「ここで待ちながら、ちょっと頭を冷やそうって思ってたら」
つぐみ「思ってたより寒くて。あはは、よく考えたら当たり前だよね」
つぐみ「……でも、思ってたよりもずっと早く、キミが来てくれて」
つぐみ「そっか。キミも、おんなじ気持ちだったんだ」
つぐみ「嬉しい……」ニヘラ
つぐみ「んっ、んん。お互い、こういうの初めてだもんね」
つぐみ「うん。次からは、せめて10分前ぐらいにしようね、お互い」
つぐみ「そんなこと言ってもし20分前に来てたら、怒るんだからね、もうっ」
つぐみ「……えっ、と。それじゃあ、うん」
つぐみ「で、デート、行こ、っか?」
-
つぐってんねぇ!
-
かわいい
-
当然のように他アフロメンバー全員から監視されてそう
-
>>6
バレてつぐからかわいいお説教を受けてほしい
-
すき
-
かわいい
-
つぐみ「私、どのアトラクションから回ったらいいか、計画立ててきたんだ」
つぐみ「任せてっ。生徒会で鍛えた私のプラン……えっと、計画……そう、プランニング!」
つぐみ「プランニング能力、を見せてあげるね。最高のデートにしよう!」グッ
つぐみ「うわぁ……人、多いね……」
つぐみ「あっ! ジェットコースター2時間待ち!?」
つぐみ「そ、そうすると、こっちの時間がこうで、あっでもこれも混むだろうから」
つぐみ「……」
つぐみ「そう、だね。空いてそうなところから、適当に回ってみようか……」
つぐみ「はぁ……」
つぐみ(うぅ。いいとこ見せようと思ったのにな)ションボリ
-
つぐみ(私っていつもこう。なんでも初めだけは勢いがよくて)
つぐみ(でも、いざ始めてみると空回っちゃって)
つぐみ(みんなに助けてもらって、やっとなんとかなって)
つぐみ(蘭ちゃんたちは、そんな私でもいい、そんな私だからいい、って言ってくれるけど)
つぐみ(キミにはやっぱり、いいところだけ、見せたかったのになぁ)
つぐみ「……え?」
つぐみ「ごっごめんなさい! ちょっとボーッとしてて」
つぐみ「そうだね。本当、すごい人……ここまでとは思わなかったよ」
つぐみ(そういうところも、詰めとか読みが甘いのかなぁ、私って)
-
つぐみ「……? そうだね、人、多いね?」
つぐみ「それは、うん。わかってるけど……?」
つぐみ「???」
つぐみ(どうしたんだろう。顔は赤いけど、具合悪いとかじゃなさそうだし)
つぐみ(なんかさっきから、目が泳いで……チラチラ、手? 私の、手に……)
つぐみ「あっ」
つぐみ「あああ、あのっ……」
つぐみ「人、多いね!」チラッ
つぐみ「つまり、あれ。あれだよ、ね?」チラチラ
つぐみ「……はぐれちゃったら、大変だから」
つぐみ「手……っ」
ギュッ
つぐみ「ふあわああぁぁ」カァァ
-
つぐみ「うぅぅ〜……」プシュー
つぐみ「うぇ?」
つぐみ「き、キミも人のこと、言えないと思うなっ」
つぐみ「耳っ! ほっぺたも! えっと、鞄に確か……ほら、鏡見る!」
つぐみ「真っ赤、だよ? ふふっ」
つぐみ「え? あっ」
つぐみ「私も同じくらいだね……いい勝負、かな。あはは」
つぐみ「……」ギュッ
つぐみ「それじゃあ、改めまして」
つぐみ「デート、始めよっか」ニコッ
-
羽沢さんと結ばれた男性はきっと素敵な生涯を遂げることが出来るでしょう
わた氷川紗夜さんも太鼓判を押していましたよ
-
>>13
ギターとゲームとポテトしかない人…
-
こういうのでいいんだよこういうので
-
つぐみ「……」
つぐみ「ひっ!!」ギュッ
つぐみ「な、なんだ、ただの看板かぁ」
つぐみ「う。人影が見えるね……」ギュー
つぐみ「アレだよね。振り向いたらのっぺらぼうって、ありがちなパターンだよねっ」ギュギュー
つぐみ「わかってさえいればなんてこと……」
つぐみ「……え」
つぐみ「ひあああああっっっ!!!!??」
つぐみ「くっくっくっ首ぃ! 首がぁ!!」ダキッ
つぐみ「今度はなにぃ!?」ビクゥ
つぐみ「もうダメ、私ムリ、私こういうのホント、ひいやあああ!!!!」ピョンピョンダキー
-
つぐみ「ゴメ、はぁ、もう、ぜぇ、ちょっと……息、いきぃ……」
つぐみ「はぁぁ……腰が抜けるかと思ったよぉ」
つぐみ「ここのお化け屋敷、評判は聞いてたけど、本当に……本当に……」ブルルッ
つぐみ「キミと一緒でよかったぁ。ごめんね、手、痛くなかった?」
つぐみ「……手どころか、腕にも何度か抱きついちゃったような」
つぐみ「あ、頭!? え、ウソ、覚えてない! ごごっごめんね!?」
つぐみ(でも、腕の感触は、うん。よく覚えてる)
つぐみ(意外と逞しかったな……あれが、男の子の腕なんだ)ホワホワ
つぐみ(中でも結構平気そうにしてたし。なんか印象変わっちゃった)
つぐみ(私の彼氏、男らしいんだよ、って。えへへ、みんなに自慢しちゃおうかなぁ)ニヨニヨ
-
つぐみ「……あの。ごめんね?」サスリサスリ
つぐみ「私も大して得意なわけじゃないんだけど。やっぱり定番だし外せないかなって」
つぐみ「苦手なら、言ってくれればよかったのに……ジェットコースター」
つぐみ「あはは。そっか、ワンチャン」
つぐみ「わかる。ちょっとわかるな」
つぐみ「案外いけたりしないかなーって、その場の勢いに乗っちゃうことってあるよね」
つぐみ「っ、うん」
つぐみ「正直ちょっと、そういうことなんじゃないかなーって、期待してたり」
つぐみ「私にいいとこ、見せてくれようとしたんだよね」
つぐみ「……えへへ」ギュー
-
つぐみ「その結果がこうなっちゃうのが、私たちらしいというか」
つぐみ「私もキミに、いっぱいいいとこ見せたかったんだけどなぁ」
つぐみ「今のところお化け屋敷の分で、キミが大幅リードだね」クス
つぐみ「……役得? あ、もう。そういうこと言っちゃうんだ?」
つぐみ「減りません。減点対象にはなりません」
つぐみ「だって、本当に、カッコよかったんだもん……」ギュッ
-
つぐみ「でも、ちょっとホッとしたのも、本当かな」
つぐみ「キミがやっぱり、私の思った通りの人だったから」
つぐみ「私が好きになったキミ、そのままだったから」
つぐみ「……」
つぐみ「も、もう行こっか!」カァ
つぐみ「最後は……これこそ、絶対に外せない定番だよね」
つぐみ「パス取っておいたから、すぐ乗れるよ」
つぐみ「――観覧車。行こ?」
-
あぁ^〜
-
つぐみ「……」
つぐみ「高いね」
つぐみ「……」
つぐみ「け、景色、奇麗だね?」
つぐみ「……」
つぐみ「! うっうん! 奇麗だし、高いねっ!?」
つぐみ「……」
つぐみ「あはは。なんかさっきから、同じことばっかり言ってるね、私たち」
つぐみ「……」ドキドキ
-
つぐみ「あの!」
つぐみ「あ。いえ、お先にどうぞ」
つぐみ「……そう? それじゃあお言葉に甘えて」
つぐみ「とっ、隣、行っていいかな?」
つぐみ「……」
つぐみ「っていうか、なんで私たち、向かいに座ってるんだろうね?」
つぐみ「私キミの、か、彼女だもんねっ? むしろこっちの方が変だよね?」
つぐみ「じゃあ、えと。お邪魔します」
つぐみ「……」
つぐみ「」ピト
つぐみ「……」ドキドキ
-
つぐみ「どうしよう」
つぐみ「すっごい、ドキドキしてる」
つぐみ「うん。キミも、うん。ドキドキしてる」
つぐみ「心臓の音が聞こえる……なんだか安心する……」
つぐみ「ウソじゃないよ、私のも」ギュッ
つぐみ「ほら、確かめてみて? ドキドキ、してるでしょ?」ムニュ
つぐみ「……」
つぐみ(むにゅ?)
つぐみ(下を向く羽沢)
つぐみ「〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!」ボンッ
つぐみ「ごっごごごごご、ごごごめんね!?!? ななな、なに触らせてるんだろうね私ったら!?」ガタッ
-
つぐみ「っぅ、とっ? うわ、うわわ」フラフラ
つぐみ「ひゃうっ」ダキッ
つぐみ「うう、重ね重ねごめんなさ……あっ」
つぐみ(顔、近い……唇……すぐそこ……)
つぐみ(え、目? こういう、時、目ぇ、閉じればいいんだっ、け?)
つぐみ(いい、の? いい、よね? うん、いい、よ)
つぐみ「ん……」
つぐみ「……」ドキドキ
つぐみ「……」バクバク
つぐみ「……っ」ドッキンドッキンバックンバックン
-
観覧車「」ガタガタガタッ
つぐみ「えっ」
観覧車「」プシュー
つぐみ「えっ、えっ」
観覧車「」オキヲツケテオオリクダサイー
つぐみ「」
つぐみ「」
つぐみ「」
つぐみ「降りよっか……」マッカッカ
-
つぐみ「あはは。私たちらしいオチがついちゃったね」
つぐみ「……そうだね。私たちらしく、一歩一歩。それでいいんだよね」
つぐみ「今日は、とりあえず」ギュッ
つぐみ「こうして、手を繋げたから。これで一歩、かな?」
つぐみ「次の一歩は、腕、組んだり?」
つぐみ「その次はなんだろう……ひ、膝枕、とか?」
つぐみ「それでいつかは……」カァ
つぐみ「うん。今日の、続き、ね?」
つぐみ「待ってる。いつまでも、待ってるから……」
つぐみ「ううん。待ってるだけじゃダメ。私からも行かなきゃ、だよね」
つぐみ「えへへ。これからも一緒に、一歩一歩」ギュー
つぐみ「お互い、頑張ろうねっ」ニコッ
-
【おまけ】
「「「「…………」」」」
巴「あまずっぺぇ……ッッッ!!!(悶絶する宇田川)」
ひまり「なんで!? なんでそんなにつぐはつぐなの!? どこまでいってもつぐなの!?」
蘭「どっかで介入してやろうと思ったのに……つぐみに変なことしたらギターケース脳天にぶちこんでやろうと思ってたのに……!」
モカ「序盤ですでに『いやそこは手をつなぐとこでしょ。チラチラ見てないでさっさといきなよ。いこうよ。いけ! ああもうじれったい!!』って、なってたもんねぇ蘭〜」
巴「つないだ瞬間思わずガッツポーズ出たもんな……」
ひまり「憎い! つぐが大人の階段を上ってしまうんじゃないかとハラハラしていた自分の心の醜さが憎いっ!!」
モカ「あの状況からちゅーにすら辿り着かないとは、この雲のモカちゃんの目を以てしても見抜けなかったな〜」
-
蘭「いやつぐみにキスとかまだ早いから。このメッシュが赤いうちは許さないから。観覧車グッジョブ」
モカ「あっはっは〜。いつまで赤いんだろうねぇ」
巴「おっそうだな最低1年は付き合ってからだな。お父さん許しませんよ」
モカ「……あっ」ソソクサ
ひまり「うんうん、やっぱりここは一度彼氏君と私たちで面談しないと! ねえモカ……」
モカ(消えた青葉)
ひまり「あれ、モカ? おっかしいなぁ、さっきまでそこにいたのに」クルッ
つぐみ「」プルプル
蘭「あっ……」
巴「あっ……」
ひまり「あっ……」
モカ(雲隠れした青葉)
-
つぐみ(顔を真っ赤にしてひとしきり怒りたおした羽沢)
つぐみ「もうっ! もう、もう! もー!!」プンスカ
巴「ゴメン! ホントにゴメンってば、つぐ〜!」
つぐみ「ふんだ。みんななんか、き……」
ひまり「き?」オソルオソル
つぐみ「うっ。み、みんなの、バ……バっ……!」
蘭「ば、バ……?」ビクビク
つぐみ「ううっ! みんななんかもう知らない!! 来週いっぱい、口も聞いてあげないんだから!」プンプン
3人「「「!!!」」」ガーン
モカ(来週いっぱいで許してくれる上に『嫌い』とも『バカ』とも言えないつぐは本当につぐだなぁ〜)ノホホン
つぐみ「そこに隠れてるモカちゃんもだからねっ!」
モカ「ガーン!」
-
【おまけのおまけ】
つぐみ「……」
紗夜「……」
日菜「〜〜♪」
つぐみ「あの……これはいったい、何の集まりなんですか……?」
紗夜「決まっています。そこの彼が我々の羽沢さんに相応しい男性かどうか、そのための保護者面談です」キリッ
つぐみ「紗夜さん!?」
紗夜「性格診断も兼ねたペーパーテストを作成してきました。まずはこれに回答してもらいます。後でその内容を参考に口頭試問を行いますので」テキパキ
つぐみ「紗夜さん!? なんで今日はブレーキじゃなくてアクセルを踏み切ってるんですか紗夜さん!?」
日菜「ねーねー、キミはつぐちゃんのどういうとこが好きなの〜? つぐちゃんの先輩会長たるこの日菜ちゃんに教えて教えて〜〜♪」ルンルン
つぐみ「日菜先輩……は平常運転だとしても! してもぉ!!」
日菜「氷川遺伝子を惹きつけるつぐちゃんが悪いのだよ!!」
つぐみ「何の話をしてるんですか!?」ガーン
-
終わり!閉廷!
つぐみちゃんがツグってる時の眉毛最高にすき(`・ω・´)
あっそうだ(唐突)
バンドリ!ガールズバンドパーティーでは現在Afterglowイベント「レッドイグニッション」が開催中です
ツグりまくってるつぐみちゃんの新☆4も出るのでみんなも1年の終わりにガチャ、引こう!
-
お前世界一や!
-
ああ〜つぐ可愛いんじゃあ〜
-
SS職人のツグみを感じる…!
-
つぐってますね
-
つぐってんねぇ!
-
こういうのでいいんだよこういうので
-
イイネ
-
1月7日は羽沢つぐみさんの誕生日です
おめでとうございます
-
つぐみ「……」ソワソワ
つぐみ「……」チラチラ
つぐみ「!」ガタッ
つぐみ「いらっしゃいませ!!!」
つぐみ「……あ」
つぐみ「おっきな声でごめんなさい……お席に、どうぞ」カァァァ
つぐみ「えと、今日は、お客さんで来てくれたんだね」
つぐみ「……」
つぐみ「あ、ご注文は……まだ早いよね、うん」
つぐみ「……」ソワソワ
-
つぐみ(こ、こういうのって、自分から言うものじゃないよね、普通)モジモジ
つぐみ(明らかに、目が泳いでるし。つっつまり、そういうことだよね?)チラチラ
つぐみ(今回ばっかりは、「待ち」でも別にいいよね……?)ドキドキ
つぐみ「ひゃいっ!? ななな、なんでしょうっ!?」
つぐみ「あ。うん、そうなんだ。そうなんだよ!」(`・ω・´)
つぐみ「花瓶、キレイでしょ? 蘭ちゃんたちから、それぞれ一種類ずつ贈ってもらったんだっ」ニコニコ
つぐみ「誕生日のお祝いで………………あっ」
つぐみ「……」
つぐみ「……」ソワソワ
つぐみ「……」チラチラ
-
つぐみ「!」
つぐみ「こ、これ、私に? で、いいんだよ、ね?」
つぐみ「そそっそれはそうだよねっ!? まあ私以外ないよね!? お父さんとかお客さんにだったらビックリだもんね!?」
つぐみ「あは、あはは」
つぐみ「……」
つぐみ「ありがとう。すごく、すっごく嬉しい」
つぐみ「だ、だ、だっ」
つぐみ「大好き……!」
つぐみ「……」
つぐみ「えへへ、言えた。ちゃんと言えた……♪」ニヘラ
客一同(((((あんめえ……ッッッ!!!)))))
-
※実家の店内です
つぐの誕生日を祝いたいんだろ?祝いたいって言え、と言われた気がしたので
おめでとうございます
-
オメシャス!
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■