電話口で兄の唯一の親友だった在寅は飄々と言ってのける。
次代の北の独裁者の創作ノートを持ち出し、あまつさえドラマ化するなんてなんてとんでもない男なんだろう。
腹立ちまぎれで南北融和の象徴である南北共同連絡事務所を爆破した後、与正は尊敬する兄の入院する金萬有病院を訪れた。
「お兄様！あんな奴と仲良くなんてできませんわ！」
「そんな事言わないでおくれよ、お前には南北融和の第一歩として文とこに嫁に行ってもらうんだからさ」
「！？結婚！？あんなデリカシーの欠片も無い奴と！？」
みたいな感じで水面下では南北の統一は着々と進んでいるんだ、愛の不時着はまだ南北の愛の物語の序章に過ぎない。
愛の爆弾娘が放送後、世界のエンタメは世界最高民族の足元にひれ伏す。
そして世界中が夢見がちで癇癪持ちだけど芯が強い与正と包容力溢れる大人の文在寅の恋の行方にハラハラされるんだ。
恋の鞘当てが始まるんですかね
与正のほうも既婚ですね
どうでもいいけど
へぇっ！？
技術大国の韓国と軍事独裁政権下で軍事ノウハウを蓄え続けた北朝鮮、手を組めば宇宙に新婚の二人を送り出すくらい訳のない話だった。
無重力下での人類初のセックス……腰をがっちりと掴み親子ほども離れた花嫁を固いペニスで犯す文在寅。
宇宙船内は破瓜の血と汗と愛液と精液が大小丸く集まって漂い、見事なまでに美しい初夜を彩っている。
文在寅が中で果てると与正は足を引きつらせ夫と同じく絶頂した、韓国は儒教国家文在寅は愛しい淫乱で清楚は花嫁を休ませはしない。
勢いよく彼女の中からペニスを引き抜くと、与正の白く丸い尻を力強く叩いて腰を中心に縦に回転させる。
「さぁしっかり味わうんですよ与正、これがあなたと私のオーガズムの味です」
腹を見せて浮いている与正の首をつかみ、強引に自らの剛直を加えさせオナホのようにイマラチオを始める。
与正は苦しそうにしかし幸せそうに夫のペニスにしゃぶりつき、淫乱にも文を受け入れた己の膣に指を差し込み自慰を始めた。
（宇宙は素晴らしい物です、全ての大韓民国の民にこの重力に囚われない愛の営みを与えないと……）
文在寅は国家予算のほぼ半額をBTSの株につぎ込んだ、短期的には若干の損をしたが将来的には天文学的な利益を韓国に与えることは間違いない。
文在寅はセックスのためだけに、ロケットで宇宙に行き宇宙国籍の子供をつくる韓国の人々の幸せな笑顔を想像しながら与正の喉奥に射精した。
ムンヨジョ流行れ流行れ…