■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
【グラブルSS】グラン「風の六竜・イーウィアと対決だ!」
-
イーウィア「マ ッ ハ 3」
グラン「うわあああああ!!」
クラリス「グラーン!!!」
グラン(ガードしたのにやられた…状態異常が強すぎる…!!)
-
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
グラン「みんな、お疲れ様…今回の負けを糧に次は必ず勝とう」
クラリス「あいたた…もうボロボロだよぅ」
アニラ「六竜イーウィア…想定以上の強敵じゃったのう…」
エッセル「ん…火力もさることながら、豊富な特殊行動がやっかいだね…」
メーテラ「てか、何あの即死って!本当に即死じゃん!」
シヴァ「火力偏重の編成では限界があろう、我が信徒よ、回復や防御、状態異常対策を踏まえて今一度編成を組み直すのだ」
グラン「はい、見直してみます…」
クラリス(グラン…落ち込んでるなぁ…)
クラリス「グラン、次もうちをスタメンに選んでね!うち絶対活躍してみせるから!!」
グラン「クラリス…ありがとう」
-
カリオストロ「クラリス、どうしたそのティーセットは」
クラリス「ししょー!グランが今編成に頭を悩ませてるから、息抜きにと思って紅茶を淹れたんだ」
カリオストロ「ほう…なかなか気がきいてるじゃねえか」
クラリス「へへ、そうでしょー!グランね、今回の負けが随分堪えてるみたいで、落ち込んでたんだ」
カリオストロ「見学組のオレ様でもわかるぜ、風の六竜イーウィア…あれはかなりの強敵だな」
クラリス「うん…うちら全員、あっという間に倒されちゃった」
カリオストロ「そこでお茶でもどうぞ、と慰めに行くわけか。口説くにも悪くねえ案だ」
クラリス「ち、ちが、そうじゃないって!」
カリオストロ「照れるな照れるな、それくらいの積極性がないと勝ち残れねえぞ」
-
カリオストロ「……しかしまぁ、まさか戦闘中にまで口説きにかかるとは思ってなかったが」
クラリス「えっ?なにそれ、なんの話???」
カリオストロ「…やっぱり意図してなかったか!クラリス、お前イーウィアとの戦闘中にな…」
クラリス「な、なに?うち何かやらかしちゃった?もしかしてそのせいで負けたの!?」
カリオストロ「パンツ丸見えだったぞ」
クラリス「」
-
mateから見たらIDの名前が中村になっててプロメシアスレかと思ってしまった
-
クラリス「な、な、何見てるのししょー!!」
カリオストロ「見せつけてきたのはお前だろ!相手は風の六竜なんだ、強烈な風でそりゃスカートもめくれるだろ!」
カリオストロ「他の面子は皆対策してたぞ、戦いに挑むなら相応の格好してこい!!」
クラリス「う、そ、それは…あうう…」
カリオストロ「戦闘中にグランにアプローチするとは(色んな意味で)大した奴だと思っていたが…まあお前にそこまでできるはずがなかったな」
カリオストロ「しかしあんな職人が一針一針丁寧に縫いあげたような上質な下着…なんで着けて来たんだ今日に限って」
クラリス「言わなくていい!詳しく言わなくていいから!!」
-
クラリス「ど、どうしよう…うちそんなことしちゃってたなんて…もうグランと顔合わせられないよ!!」
カリオストロ「いや、その心配はいらねえだろ。あれほど苛烈な戦闘中だったんだ」
カリオストロ「戦闘の当事者は気にする余裕なんてなかったはずだ。お前だって自分でわからなかったんだろ?」
クラリス「そ、それは確かに…」
カリオストロ「当日の見学者はオレ様一人だったし、知ってるヤツは他にいねえよ。気にしないで行ってこい」
クラリス「う、うん…」
クラリス(気づかれてなかっただろうとはいえ、うち、そんなとんでもないことしちゃってたなんて…)
クラリス(次から気をつけよう、恥ずかしすぎる…)
-
グラン「よし、次のメンバーはこれでいこう!」
スタメン
・グラン(セージ)
・アテナ
・ユエル
・アニラ
控え
・マギサ
・アラナン
グラン「僕のベールで状態異常を防いで、ダメージカットと回復で長期戦に持ち込む」
グラン「万一僕が倒れてもマギサさんがマウントを使える、即死以外の状態異常はアラナンさんのサポアビに任せよう」
グラン「フロントのみんなはスロウや多段攻撃の要素を持っているから、特殊行動そのものを発動させないことも可能だ」
グラン「これで…勝てる!」
-
グラン(さて、そうなると前回のスタメンの大半には休んでもらわないと)
グラン(クラリス…今回のモチベーション高かったから伝えにくいな…)
コンコン(扉を叩く音)
グラン「?はーい!」
クラリス「グラン、お疲れ様!お茶淹れてきたよ!」
グラン「……クラリス!ありがとう、今開けるよ」
グラン(タイミング悪いなぁ…ちょっと話しにくいよ)
-
グラン「紅茶もお茶菓子も美味しかったよ、ご馳走さま、クラリス」
クラリス「おそまつさまでした!」
グラン「…………ええっと…………」
クラリス(グラン……なんだか様子がおかしい気がする)
クラリス(……もしかして、やっぱりさっきパンツ見えちゃってたのかな!?)
グラン(参ったな……こんな和やかな雰囲気じゃ却って『次は休んでて』なんて言いにくいよ)
-
クラリス「ぐ、グラン…あの、もしかして…」
クラリス「さっきの戦闘中にうちのぱ、ぱん…見えちゃった?」
グラン「えっ?声が小さくて聞こえないよ?」
クラリス「うう…あの…さっきの戦闘中に(うちのパンツ)見えちゃったの!?」
クラリス(恥ずかしすぎる…はっきり言えないよ!)
グラン(クラリス……やっぱりイーウィア戦を気にしてたんだ)
グラン「うん、(対イーウィア戦の勝ち目が)バッチリ見えたよ!」
クラリス「!!!」
クラリス(やっぱり…パンツ見えちゃってたんだ!!)
-
クラリス「み、み、見えちゃったの、グラン!?」
グラン「うん、もうハッキリ見えたよ!」
クラリス「ハッキリ!?見えちゃったの!?」
グラン「(勝ち)筋までハッキリとね!」
クラリス「(パンツの)スジまで!?そこまでみえてたの!?」
クラリス(ウソでしょ…好きな男の子にそんなところまで見られたなんて……ど、どうしよう!!)
-
グラン「イメージトレーニングもバッチリだからね、目を閉じると(僕らがイーウィアに勝つ姿が)ありありと浮かんでくるよ」
クラリス「やめてやめて!(うちのパンツなんて)そんなの思い浮かべなくていいよ!」
グラン「えっなんで?クラリスだってその気(=イーウィアに勝つ気)なんでしょ???」
クラリス(その気って…グランってばうちに誘われてると思ってるの!?)
クラリス(うち、グランから痴女だと思われちゃってる!!)
クラリス「そんな気ないよ!誤解だよ!」
グラン「なんで!?さっきの戦いではあんなにやる気だったじゃない!?」
クラリス「だから誤解なんだってば!(グランを誘って)ヤる気なんてあるわけないよ!!」
グラン「そんな…クラリス…どうして急に…?」
-
>>5
グラブルで中村ならやりこみ勢声優かもしれない
-
グラン(そうか、クラリスは凄く勘がいい)
グラン(自分がスタメンから降ろされるのを察して、ヤケになっちゃってるんだ)
グラン(こういう時こそ僕がフォローしないと!)
グラン「クラリス…君は察してるかも知れないけど、僕の団長権限で君を(次のイーウィア戦ではスタメンから)降さなきゃいけないんだ」
クラリス「!!」
クラリス(グラン…!うちを痴女だと思って、この場でうちのスカートを下ろそうとしてる!!)
クラリス「ダメ!そんなの絶対ダメなんだから!!そ、そういうのは、ちゃんとお付き合いしてから…」
-
グラン「わかるよクラリス、(スタメン落ちは)嫌だよね。でも君が悪いわけじゃない」
クラリス「ならなんで(スカートを)下ろそうとしてるの!?」
グラン「適性の問題なんだ、君は別のフィールドで輝けるはずだと僕は信じてる」
クラリス「??????」
クラリス(スカートを下ろす適性って…何なの???)
グラン「クラリス、申し訳ないけどこれも団の為なんだ、どうあっても今回は(スタメンを)降ろさせてもらうよ」
クラリス(グラン…目が本気だ!)
クラリス「どうしても…どうしても(スカートを)下ろすっていうなら、責任とってグラン、うちと結婚して!!!!!」
グラン「えっなんで!?!?!?」
-
クラリス「そもそも、さっきの戦闘でグランがうちのパンツを見たのがいけないんだからね!!」
グラン「えっなにどういうこと!?!?!?」
クラリス「今更とぼけないでよ!さっき自分で言ったんじゃない、『クラリスのパンツがハッキリ見えたよ』って!!」
グラン「?????」
グラン(状況はよくわからないけど…僕らお互い物凄く誤解してないか!?)
グラン「クラリス落ち着いて、何か誤解しt」
クラリス「それは確かに対策しなかったうちもいけないけど!でもパンツ見せつけて男の子を誘うような痴女じゃないもん、グランのバカー!!」
グラン「」
-
クラリス「そ、それでうちのスカートを下ろそうとするなんて…」
グラン「えっ『おろす』ってそういう意味だと思ったの!?」
クラリス「う、う、うち、男の子とそういうことなんてしたことないのに!それはうちだってグランのこと大好きだから!エッチするならグランだって心に決めてたけど!!」
グラン「えっ」
グラン(今…クラリスに告白されたのか!?)
クラリス「なのに…無理矢理スカート下ろそうとするなんて!もうお嫁にもらって責任とってよ!!」
グラン「ちょ、ちょっと待ってクラリス、何か誤解してるよ…?」
クラリス「えっ?」
-
〜10分後〜
グラン「…というわけなんだ…」
クラリス「『勝ち目が見えた』…?『スタメンを降ろす』…?」
グラン「う、うん…」
クラリス「……………」
カチャ
グラン「く、クラリス、そのナイフどうするつもり?」
クラリス「………死なせてください」
グラン「ちょ、ちょっと待ってクラリス!落ち着いて!!誰か、誰か来てー!クラリスを止めてー!!!」
クラリス「離して!離してよグラン!もういっそ死なせて!!」
グラン「ダメだよ!だって……僕と結婚してくれるんでしょ!?」
クラリス「…えっ?」
-
グラン「クラリス、僕は君が好きなんだ」
クラリス「えっ?えっえっえっ???」
グラン「だから死なれちゃ困るよ…一緒にいて」
クラリス「は、はい!!」
〜30分後〜
クラリス「…………」
カリオストロ「おい、どうしたクラリス。ボーっとして。グランと話してたんだろ?」
クラリス「えっ?ああ、うん……」
カリオストロ(放心状態じゃねえか…まさか、グランと何かあったか!?)
カリオストロ「何があった、クラリス」
クラリス「うん、実はグランと……」
カリオストロ「グランと?」
クラリス「結婚することになっちゃった、えへへ」
カリオストロ「なんでだ!?!?!?」
-
こうしてグランとクラリスは結婚した
イーウィアも割とサクッと倒されたという
完
-
優しい世界
-
アンジャッシュ感大好き
-
優しい世界
-
こういうのでいいんだよこういうので
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■