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【グラブルSS】シルヴァの誤算、そして…

1 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:21:57 KJ38GVY.
※以前に立てて、途中で落ちてしまったスレを加筆修正したものです。
※グランくんのキャラが、ここで受け入れられているものと(少なくとも表面上は)違います。ご注意下さい。


2 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:22:36 KJ38GVY.
シルヴァは、その日夜遅くに狙撃依頼を終えて、グランサイファーに帰還した。

依頼内容は、人里を襲う魔物を退治してもらいたい、というものだった。
グランサイファー側の人員の余力と魔物側の戦力、相性、スケジュール等を考慮して、シルヴァは自分が立候補した。
立てた作成は、巣の出入口に遠距離から狙いをつけ、魔物が帰ってきたところを狙撃で一網打尽にする…というものだったが、これがなかなか骨が折れた。

その魔物はこの時期発情期を迎え、野外での交尾を繰り返す。
安全なはずの巣穴で交尾を行わない理由はまだ解明されていないが…とにかく長時間帰ってこない。
そのためシルヴァは、結果的に丸二日間ほど狙撃体勢を維持しなければならなかった。
飲食も排泄も睡眠も最低限に留め、狙撃に集中しなければならない。
肉体的疲労は勿論、「いつ依頼を完遂できるかわからない」という精神的な疲労は相当なものだった。


3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:23:31 KJ38GVY.
しかも、この依頼は古戦場の直後に頼まれたものだった。
シルヴァは今回、属性的にサブメンバーに入ることすらなかったが、後方支援としてやるべきことはいくらでもあった。
それらをこなした直後に受けるような任務ではなかった。
団内で他に適性がある人間がいなかったとはいえーーーソーンは十天衆としての活動の為、団を一時的に離れていたーーー流石に堪えた。

「全く…大変だったな、早く休みたいよ」

自室に戻り、満身創痍の有様でシルヴァは呟く。
疲れた。
勿論風呂になど入っていない。
随分と汗をかき、衣服についた臭いが自分でもわかるほどだった。
このまま倒れ込んで眠りたいところだが、流石にそれは気持ちが悪い。

「こんな臭い、誰かに嗅がれでもしたらたまらないな…」

よろめきそうな程疲弊した体をなんとか支え、シルヴァは、着替えを持って女性用入浴場へと向かった。


4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:24:39 KJ38GVY.
しかし…運悪く、廊下でグランがそこに通りかかった。

「シルヴァさん!戻ってたんですね、お疲れ様です」
「あ、ああ、ありがとう、グラン…」

シルヴァから、先程までとは種類の違う汗が流れる。

(まずい…まさかこんなところでグランと鉢合わせてしまうとは…)
(彼も若い、臭いには敏感だろう)

「そ、それじゃ、私はお風呂に入ってくるから…」
「あ、は、はい、お疲れ様です…」

グランを不自然に避けて、シルヴァはその場を離れた。

(よかった、嗅がれずに済んだはず…)

そそくさと去り、安堵の表情を浮かべるシルヴァ。
しかし、疲労の限界にある彼女は気がついていなかった。
グランの股間が、シルヴァを見た時から盛り上がっていたことを。


5 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:26:28 KJ38GVY.
「はっ…い、今何時だ!?」

湯船に顔をつけそうになった直前に、シルヴァは意識を取り戻した。
疲労のあまり、風呂に入りながら眠ってしまっていたのだ。
いや、気絶していたと言った方がいいかも知れない。
何分か、あるいは何秒だったのか…
もしこのまま眠り続けていたら、溺死していた可能性すらある。
今の入浴場には他に人がいるはずもなく、本当に危なかった。

「なにをやっているんだ、私は…」

自分に呆れながら額に手を当て、シルヴァは独り言ちた。
これ以上は危ない。
シルヴァは湯船から出て、洗面器やバスタオルを持ち脱衣所へと向かった。

しかし、シルヴァは一つ読み違いをしていた。
人がいないはずのこの時間に、脱衣所に一人の影があることを。


6 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:27:48 KJ38GVY.
シルヴァが入浴室の出入口に手をかけたその時、彼女は脱衣所に人影があることに気がついた。

(こんな時間に…私以外に帰ってきた団員がいるのか?)

訝しく思いながらも、シルヴァは扉の隙間から脱衣所を覗き見る。
しかし、そこにいたのはなんとグランだった。

(なっ…グラン、こんな時間にこんなところで何を………!?)

シルヴァの額に、先程綺麗さっぱりと流したはずの汗が垂れる。
よく見れば、グランは下半身が丸裸だった。
しかも、自分の脱衣籠から下着を取り出して、左手で顔に押し付けている。
よりにもよって、二日間履きっぱなしだったパンツを!

「シルヴァさん…シルヴァさんの臭い、濃厚で最高です」

恍惚の表情を浮かべながら、グランは右手で男根をしごいている。


7 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:29:05 KJ38GVY.
(何をやっているんだ、グランは…や、やめさせなければ)

歳上として、一人の女性としての使命感。
彼を正しく導かねばならない。

(しかし…なんと言って注意すればいいんだ!?)

シルヴァのこれまでの人生で、こんなシチュエーションに遭遇したことなどあるはずがない。
手が震え、力が抜ける。
シルヴァは思わず、洗面器を床に落としてしまった。

(しまっ…!!)

後悔する時間もなく、入浴場にガタン、と大きな音が反響する。
その瞬間、グランがこちらに目を向けた。
扉の隙間から見ていたシルヴァは、グランと目が合ってしまった!

(なんてこと…!!ど、ど、どうすれば…!?)


8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:31:09 KJ38GVY.
焦りが一段と加速する。
心臓の鼓動は高鳴り、ただでさえ衰えていた思考力がさらに奪われていく。

(い、いや、焦っているのは下着漁りがバレたグランも同じはず。ここは先手を打つんだ)

シルヴァは慌ててバスタオルを巻き、扉を開けようとした。
だが、グランは意外にも、目を逸らさぬまま入浴場へと向かってきた。

(なっ…!?)

あまりにも大胆な行動をとったグランに、シルヴァは一層動揺した。

(湯船に隠れようか)
(いや、そんなことをしてどうするんだ)
(注意、注意しなければ)

コンマ何秒の間に、シルヴァの頭の中に次の行動のプランが渦巻き、消えていく。
しかし体はそれについていかず、何も実行に移せなかった。
ガラッ、と扉が開き、グランがそこに仁王立ちしていた。
バスタオル一枚のシルヴァは唇を震わせ、立ち竦むしかなかった。

ニヤリ、とグランの口角が上がった。


9 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:34:47 KJ38GVY.
「ぐ、グラン、こんなところで何をしているのかな?」

あからさまに困惑と動揺の表情を浮かべながら、シルヴァの口から最初に出た言葉がそれだった。
歳上として毅然とした態度で注意しなければ、という真面目すぎる性根が、追い詰められたこの場に一番相応しくない言葉を選ばせた。

「シルヴァさんの下着で、オナニーをしていました」
「………!!」

全く怯むことなく口にするグラン。
普段の純朴で優しい、年齢相応の彼からは想像もできない姿。

(グラン…こんな面があったなんて…)

本人の前であまりにも正直に犯行を告白したグランに、シルヴァは怒るでもなく、呆れるでもなく、いっそ感心してしまった。


10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:40:59 KJ38GVY.
しかし、次の瞬間。
グランはいきなり、シルヴァの唇を奪ってきた。

「んっ…!?んっ、んんんっ!!」

驚くシルヴァに構わず、グランは強引に舌を絡ませ、歯の一本一本を丁寧に舐め回す。

「ん、んん、んむんんん…!!」

突然口内を犯され、涙が滲むシルヴァ。
しかし、自分でも本当はわかっていた。

先ほどからの心臓の高鳴りは、動揺したからだけではない。
密かに想いを寄せていた、歳下の男の子。
彼が自分の下着に欲情していたことへの興奮。

誰も自分達に気がつくことのない、深夜のグランサイファー。
そこでグランに無理矢理に犯されることを。
雌の悦びを教えてもらいたがっていたことを。
ずっと、望んでいた。
この状態に、憧れてすらいた。

シルヴァは、処女だった。


11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:48:16 KJ38GVY.
グランはシルヴァを入浴場のマットの上で押し倒し、組み伏せた。
はらり、とバスタオルがはだけ、しなやかな体が露わになる。
豊満な胸、鍛えられながらも肉感的な太もも。
熟れた大人の体が、グランの前にさらけ出された。

疲弊し切っていたシルヴァには、抵抗する術などなかったーーー抵抗する気もなかったのかも知れないがーーー。

股から蜜が溢れてくるのが、シルヴァ自身でもわかっていた。
この状況で、自分は興奮している。

僅かに残った理性が、頭のどこかで止めなければと騒ぎ立てる。
だが、それをはるかに上回る快楽と興奮が、シルヴァの理性を振り切った。


12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:50:00 KJ38GVY.
シルヴァは自分からも舌を絡ませて、グランの舌を味わう。
すると、途端にグランの舌遣いは優しく丁寧になった。
それどころか、頭を撫でてくれている。

最初は強引に犯すように。
相手が受け入れたら温かく優しく。
あまりに自分の好みの対応をしてくるグランに、シルヴァは少しの戸惑いを覚えた。
しかし、目の前の快感がそれを忘れさせる。

「シルヴァ…いい子だね、可愛いよ」

グランがシルヴァを労う言葉をかける。
干支一回り歳下の男の子に、心も体も翻弄されている。
呼び捨てにされたことなどどうでもよく、下着をオカズにされたことも忘れ、シルヴァは今に浸った。


13 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/21(木) 23:57:50 KJ38GVY.
(そういえば、歯も舌も磨いていないじゃないか…!)

シルヴァの頭を不安がよぎるが、グランの逸物は先程と変わらず…いや、それ以上に力強く上を向いている。
グランは、女性のあらゆるにおいに興奮する性癖を持っていた。
若い女性特有の、上品でフローラルな香りも。
発酵したチーズのような、濃厚な股間の臭いも。
彼にとっては等しく、劣情をもよおす対象だった。

グランは唇から首筋へ、首筋から胸へと舌を這わせる。
深夜のシンとした無音の中を、ぴちゃぴちゃと舌が唾液を纏わせた音が鳴り響く。
シルヴァの乳首はピンとたち、グランの舌遣いを堪能していた。


14 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/22(金) 00:03:33 clw4D5vw
上から下へと、順にシルヴァの全身がグランの舌に犯されていく。
そしてついに、彼の頭はシルヴァの股間へと辿り着いた。
グランは股間へと顔を埋め、舌を一層広げて膣口と小陰茎を舐めた。

「はあっ、あああああっ…❤︎」

ここにきて、シルヴァはついに声を抑えられなくなった。
ぐっしょりと濡れた股を、グランは丹念に舐めまわしていく。

「気持ちいい…っ❤︎おまんこ、気持ちいい…っ❤︎」

誰にも聞かせたことのない卑猥な言葉が、女子入浴場に響く。
そんな言葉をごく自然に発したことを、何よりシルヴァ自身が驚いていた。


15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/22(金) 00:05:01 clw4D5vw
(このスレ読んでる人いますか…?(震え声))


16 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/22(金) 00:07:54 Qj0uLt3o
おう


17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/11/22(金) 00:11:09 clw4D5vw
あっよかった


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