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【グラブルSS】リーシャ「見損ないましたよ」モニカ「…。」
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バシッ。
乾いた音とともに、左の頬がヒリヒリと痛む。
「見損ないましたよ」
目の前には、リーシャ。
「モニカさん。私は、貴女を尊敬してきました。強さだけじゃありません、人間性から、全てを」
目に涙をいっぱいに溜め、私を罵っている。
「でも、もう貴女を尊敬できません」
当然だ。
私は人として言ってはいけない事を言ったのだから。
軽蔑されて当然だ。
だが。
リーシャのためにも。
団長のためにも。
言わなければならない。
笑え。笑え。笑うんだ。
そして私は無理矢理に笑顔を作り、また最低の言葉を吐いた。
「なんだ、お前団長が好きなのか?私のお古で良ければくれてやる。
捨てられて傷心の団長を慰めてやればお前が団長と結ばれるかもしれんぞ?」
「ッ…!!」
-
バシッ。
もう一度乾いた音が響き、右の頬がヒリヒリと痛む。
さっきよりも怒りのこもった平手打ち。
当然だろう。人の気持ちを何とも思わない言葉を吐いているのだから。
…頬などよりも心が痛む。
一番可愛がってきた者に軽蔑される悲しみ。
涙がこみ上げてくる。
だが、これも団長のため。リーシャのためなんだ。
涙を流すな。下劣な人間を装ってへらへらと笑っていろ。
「平手2発。それで満足か?」
「ッ…」
「満足したなら、どけ。邪魔だ」
乱暴に言い放つと、俯き、目も合わせずリーシャが立ち尽くす横を通り過ぎる。
…これで、これで良かったんだ。
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…向けられる視線には気付いていた。
熱を帯びた、恋慕の感情のこもった視線。
度々、そんな視線を団長から向けられることには気付いていたのだ。
しかし、そういうことなどあの位の年にはよくあることだ。
憧憬を恋愛と勘違いしているだけ。
時間が経てば恋ではないことにいずれ気付くだろう。
団長には同じ年の頃の娘が相応しい。
年上も良いが、リーシャくらいが限度だろう。
あの二人ならお似合いだ。
リーシャなら団長と良い関係を結び、良い未来を築いていくだろう。
そう思い、団長を故意に避けてなるべく団長とリーシャを2人きりにするようにしていた。
だが、先程のことだった。
「モニカさん、好きです!僕と付き合って下さい!」
団長に部屋に呼び出された私は、愛の告白を受けた。
何故だ?リーシャじゃなくて何故私に?
頭が混乱した私は、思わず返事もせずに部屋を逃げるように飛び出していた。
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もう始まってる!
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私は団長と結ばれるべきではない。
年齢も離れているし、リーシャだって団長が好きだ。
年が近いリーシャの方がお似合いに決まっている。
それに団長の気持ちだってただの憧れかもしれない。
そうだ、私は団長と結ばれるべきではないんだ。
ずっとそう自分に言い聞かせていた。
告白を断りに戻ろうと思った途中、リーシャと出会った。
「団長さんに告白されたって!良かったじゃないですか!おめでとうございます!」
リーシャは嬉しそうな顔で私を祝ってきた。
やめろ、やめてくれ。
結ばれるべきはお前なんだ。
お前が私を祝ってどうするんだ。
そして、私は、あいつに最低の言葉を吐いた。
「…ああ、団長か?遊びでなら付き合ってやってもいいかもしれんな。まあ、飽きたらすぐに捨ててやるつもりだが」
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団長なんて好きでもなんでもないからお前が団長と結ばれろ。
そう言いたかった。
その結果が、これか。
可愛い部下の心を傷付けただけ。
それだけじゃない。
「うっ、うっ…」
涙が、止まらない。
あいつに嫌われることなんて覚悟していたつもりなのに。
はは、お笑いだ。
多少強くなったとて心は弱いままだ。
ただ一人に嫌われただけだというのに。
…もう、ここにはいられないな。
あいつと顔を合わせるのも辛い。
それに、私がいなくなればリーシャは団長と結ばれるのだから。
荷物をまとめて、グランサイファーを降りよう―
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数十分後、私はリーシャの部屋の前にいた。
顔を合わせづらいが、早くグランサイファーを降りるためには仕方がない。
用件だけ言ってすぐに出ればいいだろう。
コンコン、とノックをするとリーシャの声で「どちらさまですか?」と聞こえる。
「…私だ」
「…どうぞ」
扉を開けると、ベッドに座るようにしてリーシャがいた。
黙ってこちらを睨みつけている。
「…」
「…何の用ですか?」
「グランサイファーを降りようと思う。お前から団長たちに適当に伝えておいてくれ。それだけだ」
私はリーシャと目も合わせずにそれだけ言って部屋を出ようとした。
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苦しいけど苦しい
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「…はぁ」
すると、背後からリーシャのため息が聞こえた。
「ちょっとお話良いですか?モニカさん」
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えっなにこれはっ
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その言葉に振り向くとリーシャは、さっきの怒った表情ではなくどこか困ったような呆れたような表情をしていた。
「分かってましたよ。さっきだって私に遠慮してのこと。
グランサイファーを降りるって言ってきたのも身を引こうと思ってのことでしょう?」
「な、何のことだ?」
「どれだけ長い付き合いだと思ってるんですか?
分かりやすすぎるんですよ、モニカさんは他人を傷つける嘘がつけないんですから」
「う…」
全て見破られていたのか。だが私は何よりも安堵していた。
リーシャに軽蔑されていなかったことに。
「でも、何で私があそこまで怒っていたか、までは分かってないでしょうね?」
「え?」
「まあ、分かっていないからグランサイファーを降りようなんてしてるんだと思いますけど」
「…。」
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リーシャは呆れた顔で続ける。
「私が怒っているのは、モニカさんが逃げていることです」
「わ、私は逃げてなど…」
「逃げてるじゃないですか。まず団長さんに告白されて逃げましたよね?」
「う…」
全く反論できない。あそこで逃げたことについては全く弁解できない。
「そしてグランサイファーからも逃げようとしましたね。次に、私の気持ちからも逃げています」
「お前の気持ちだと?団長が好きだというのは知っている、だから…」
「それが逃げなんですよ」
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「私が団長さんを好きだから諦める?
そんなのは私の気持ちを言い訳にして逃げてるだけです。
本当に好きなら誰が誰を好きだろうと関係ないはずですからね」
「…いや、私は団長のことなど…」
「ほら。モニカさんは自分の気持ちからも逃げてるじゃないですか」
「私の、気持ちだと…?」
私の気持ち。考えたこともなかった。
思えばリーシャの気持ち、団長の気持ちばかり考えていた気がする。
「モニカさんは団長さんをどう思っていますか?」
「私、は…だが、お前だって団長のことが…」
「私は関係ありません。モニカさんの気持ちを聞いているんです」
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「だが、団長とは年齢が…」
「年齢がなんですか?アルルメイヤさんも30近いですし、
カリオストロさんなんて千才超えてますよ。
好きな気持ちに年齢なんて関係ありません。
そんな理由で気持ちを受け止めないなんてただの卑怯者ですよ」
「だが…」
「意気地なし。ほら、モニカさんはどう思ってるんですか!」
私の気持ち。私は、どう思っているんだ…
いや、そんなこと決まっているじゃないか。
もし、好きだと言う気持ちが無かったらあそこで告白を断っていたはずだ。
「私だって団長さんが好きですよ?
でも、団長さんはモニカさんが好きで。
モニカさんも団長さんが好きなんでしょう?
でもモニカさんは逃げようとしてる。
それで私に譲るですって?
それで結ばれたって嬉しくも何ともないですよ。
逃げてるだけじゃないですか。
私の尊敬するモニカさんはこんなことで逃げたりなんてしませんよ」
そうか、私はただ逃げていただけだったのか。
結局それでリーシャを傷つけ、団長をも傷つけ、自分さえ傷つけようとしていたのだ。
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「…私は、どうすれば…」
「どうすればいいか?簡単じゃないですか」
リーシャはいつもの、可愛らしい笑顔でにっこりと微笑んだ。
「ちゃんと向き合って下さい。団長さんの気持ちにも、モニカさん自身の気持ちにも」
「気持ちに…向き合う…」
気持ちに向き合う。単純だが、難しいことだ。だが…
「…リーシャはそれで良いのか?」
「良くなかったらこんなことをモニカさんに言ってるわけないでしょう?
…ほら、早く行った方が良いですよ?
団長さん、告白の途中で逃げられたことを気にしているでしょうから」
「分かった。…ありがとう、リーシャ」
「良いんですよ。その代わり今度美味しいお店にでも連れてってくださいね」
リーシャの笑顔に見送られ、部屋を出る。
…あいつにはいつも教えられてばかりだ。
心の強さならあいつの方が私の方が遥かに上かもしれないな。
私などより、よっぽど強い…
-
「ふぅ…」
モニカさんが出ていった後、私はため息をつく。
「本当。私もお人好しですね」
そして、自嘲するように笑った。
「まあ、素直にモニカさんから譲ってもらって、
傷心の団長さんを慰めれば団長さんと結ばれることも出来たかもしれませんけど」
二人に幸せになってほしい。
そうはっきりと初めて感じたのは、グランさんとモニカさんが甲板で2人並んで笑って語り合う姿を見たときでした。
それを見た私は、無意識に微笑んでいました
とてもお似合いだな…と。
そんな自分に気付いた時、二人には心から結ばれてほしいと思いました。
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本当に2人とも、世話が焼けるんですから。
モニカさんだけでなくグランさんも本当に世話が焼ける人でした。
「モニカさんに避けられているみたいだけどどうすればいいんでしょうか」
「やっぱり僕が子供だから相手にされていないんでしょうか」
「僕は本気なんです。僕は…僕は、どうすれば…」
もう、彼から何度相談を受けたかわかりません。
その度に私は笑顔でアドバイスをしました。
そして今日。
「モニカさんに告白したんですが返事が聞けなくて…」
と団長さんが泣きついてきました。
私は直感的に分かりました。
モニカさんが私に遠慮しているのだ、と。
日頃からそういう遠慮を何度も感じていましたから。
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>年齢がなんですか?アルルメイヤさんも30近いですし
申し訳ないが生々しすぎて草
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そしてモニカさんを見つけると、下手な演技でひどい言葉を言ってきました。
ああ、モニカさんは本当に人を傷つける嘘が言えない人だ。
目に涙をいっぱいに溜めて、あんなに悲しそうにつらそうにしてれば誰だって嘘だって分かります。
恐らく、身を引いて私と団長さんをくっつけようとでも考えているんでしょう。
でも、それじゃダメなんです。誰も幸せになれないんです。
「モニカさんは団長さんみたいな年下に興味はないって言ってましたよ」
「さっさとグランサイファーを降りればいいじゃないですか。さようならモニカさん」
その言葉を言うだけで二人の仲を永遠に引き裂くことも出来たでしょう。
でも、私にはとても出来ませんでした。
大事な人には幸せになってほしいんです。
モニカさんも、団長さんも私の大切な人ですから…
今頃、二人はうまく行ってるかな…。
私は穏やかな気持ちでただ、二人の恋が実ることを祈っていました。
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これは切ない秩序
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唐突な流れ弾に草
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グランサイファーの廊下を必死で駆ける。
廊下を歩く団員たちが驚いたような表情でこちらを見ているが、
そんなことなどどうでも良かった。
リーシャの方が団長にふさわしい。
団長はリーシャと結ばれるべきだ。
そう思ってきた、いや、必死に思い込んできた。
だが、それは結局は私の「逃げ」だったのだ。
心の底でグランに思慕の情はなかったか?
年齢やリーシャの気持ちを言い訳に諦めて逃げようとしてただけじゃないのか?
向けられている気持ちが愛でなくただの憧れかもしれないと知るのが怖かっただけじゃないのか?
ただの臆病者だ。
親切を装ってはいたが、その実グランにもリーシャにも自分自身にすらも誠実でなかった。
自分の気持ちにさえも向き合わずに来た。
卑怯者で臆病者。
それが私なんだ。
だが、本当はあの告白を受け止めたかったんだ。
本当は、私も、グランのことが…!
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「団長!」
ノックもせずに勢いよくグランの部屋のドアを開けると、
グランは驚いたようにこちらを見ていた。
「モ、モニカさん…?」
「すまない!!」
困惑したような顔のグランをよそに、私は土下座をしていた。
「モ、モニカさん?顔を上げて下さい…。
ってことはもしかして、僕の告白を断…」
「いや、違う。私の話を聞いてほしいんだ」
「…はい、わかりました」
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「まずひとつ言っておきたい。私は、貴公の思うような女ではないのだ」
「どういうことですか?」
「…私は、弱いのだ」
「弱い…?モニカさんは強いですよ」
「違う。私は、弱虫で、臆病者なんだ。
自分の気持ちからも、貴公の気持ちからも、ずっと逃げていた。
貴公の思いがただの憧れなんじゃないか、と知ることがずっと怖かった。
ただ自分が傷つくのが嫌だという理由でな」
「…。」
「貴公はきっと私を心も体も強い立派な存在だとでも思って憧れていたんだろう?
これが本当の私なんだ」
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「最初は貴公を弟のように思っていた。
見どころはあるがまだ危ういところの多い、手のかかる弟だとな。
だが、共に旅をし、一緒に困難を乗り越えていく中で
少しずつ貴公はたくましくなっていった。
そしていつしか、一人の男性として貴公を好きになっていった。
私の心を強く惹かれる大きな存在になっていった」
「…モニカさん…」
「最初は諦めようとしたんだ。
好きになるべきではないとな。
年齢だって離れている。
リーシャだって貴公のことを好いている。
貴公の気持ちだってただの憧れかもしれない。
お互い立場だってある」
「…。」
「だが、ずっと諦められなかった。でも、何の行動も起こせなかった。
ただ逃げ回ってきた。何度枕を涙で濡らしたかわからない。
そんな弱い女なんだ」
自分の弱さ、情けなさを1つずつ吐き出していく。
本当の自分を、弱い自分をグランにだけは知ってほしい。
それを黙ってグランは聞いてくれていた。
そして、私は初めてグランの前で勇気を出した。
「だが…貴公が、好きなんだ」
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「でも分かっただろう?私は貴公が憧れているような私ではないんだ。
こんなに弱いんだ。軽蔑だってしただろう?だからさっきの告白は取り消した方が…」
グランの顔を見るのが辛くなり、俯いてそう言いかけた途端。
「!?な、な、な…!!?」
私の背にグランの腕が回されていた。…つまり、抱きしめられていた。
「…嬉しいです」
「え?」
「知らなかったモニカさんの気持ちがわかって、嬉しかったです。
貴女の事がもっと好きになりました」
「な、な…?」
もっと好きになった?わけがわからない。
10才以上も年上の女が弱音を吐かれて好きになるわけがないだろう?
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「モニカさんは勘違いしているかもしれませんが、僕は憧れだけでモニカさんを好きになったんじゃないですよ。
確かに、最初は強くて綺麗な貴女に憧れていました、でも」
グランは私を抱きしめながら続ける。顔が暑い。暑すぎる。
「でも、一緒に旅をする中でモニカさんのいろいろな顔が見えました。
紅茶やお菓子に目を輝かせる可愛いところ。意外と可愛い服が好きなところ。
厳しさの中にも常に優しさがあって、いつも他の人のことを考えているところ。
…いつの間にか、こんな女の人と一緒にずっと生きていきたいと思うようになったんです」
「〜〜〜〜!!?」
ますます顔の温度が上がる。胸が苦しい。なんなんだ、これは。
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「もう一度言います。好きです。愛しています、モニカさん。…返事を、聞かせて下さい」
抱きしめた腕を離し、私の目を真っ直ぐに見据えて語りかけてくるグラン。
…ああ、この顔だ。何の偏見もなく、まっすぐに他人と向き合うその目。
誰にでもにこやかに接し、温かい笑顔をみせてくれるその表情。
まさに、私が好きになった男の顔だ…
返事?そんなもの、とっくの昔に決まっている。
「…私も、貴公のことを愛している…」
「モニカさん…!」
再びグランに抱きしめられる。体全体が暖かさで包まれる。
…好きな相手と結ばれるのは、こんなに温かく幸福だったのか。
少し勇気を出すだけで良かったのか…
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こうして私たちは結ばれた。
それからは伴侶としてグランの隣で常に旅を支え、全空を旅して回った。
様々な苦難があったが、それ以上にグランと愛を深めていった。
そして、2年後。
星の島イスタルシアにたどり着き、旅は終わった。
「モニカさん…僕と結婚してください」
「ああ…これからもずっと共に歩んでいこう」
そこでグランからプロポーズされ、私はそれを快く受け入れた。
そして結婚式となったわけだが…
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やったぜ。
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「そこでモニカさんはとっても下手な演技でこう言ったんです!
『なんだ、お前団長が好きなのか?私のお古で良ければくれてやる。
傷心の団長を慰めてやればお前が団長と結ばれるかもしれんぞ?』
でもモニカさんは明らかに悲しい表情をしていました!
しかしそこで私のこの一言!
『私には全部わかってますよ!モニカさんはただ逃げてるだけじゃないですか!』
そう!この一言でモニカさんは勇気を出し!団長さんと結ばれたんです!
つまりこの結婚は私のおかげなんですよ!」
「うおー!よくやったーリーシャー!」
「お前のせいかー!余計なことをー!」
…友人代表としてリーシャにスピーチを任せたが、この調子である。
男性陣はリーシャを褒め称え、女性陣はブーイングやヤジを飛ばしている。
と言っても、女性陣たちも皆ちゃんと祝福してくれて、
ニコニコとしており微笑ましいのだが。
こんな調子でリーシャは1時間以上に渡り、
私とグランのなれそめを全て実演しているのだ。
恥ずかしいというか、なんというか。
タキシードに身を包み私の隣に座るグランも苦笑いしている。
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それからもリーシャのスピーチというか私やグランのモノマネによる暴露が続いていった。
そして、それは不意に終わりを迎えた。
リーシャは微笑みながら、ゆっくりと語り出した。
「今日この日を迎えまして、お二人以上に私も幸せです。
大切な人同士がこうして結ばれたのですから。
…ご結婚、おめでとうございます。」
ぺこりと礼をして席に戻っていくリーシャ。
それを見て私は心にちくりとしたものを感じていた。
…ここにこうしてウェディングドレスを着て座るべきは、
私ではなくあいつだったんじゃないか、と。
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女コルワ、ハッピーエンドのはずなのに胸が苦しくなる
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「何考えてるんですか?モニカさん」
目の前にはリーシャがいた。
私の頬を餅のように伸ばしている。
「なにもはんはへへ…」
「嘘です。どうせまーた私に悪いとか考えてるんでしょう?」
う。
こいつはいつも図星を突いてくる。
そしてリーシャは、微笑んで言った。
「悪いと思うなら、幸せになってください。私の大事な2人で。
団長さんと、モニカさんで」
…それを聞いた途端、私はリーシャの胸で泣いていた。
「う…うう…リーシャ…リーシャぁ…!」
「もう、泣いちゃダメですよモニカさん。
いつもの調子はどうしたんですか?
…幸せになって下さいね…?」
私はリーシャの胸で泣きながら誓った。
リーシャのためにも、グランと幸せになることを…
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これでおしまいです
先月末のレジェフェスよりグランくんのお嫁さんことモニカさん(リミテッドver)が実装されました
今後もレジェフェスで排出されるので是非引きましょう
僕は60連しましたが引けませんでした
ガチャで引けなくて声を上げて涙を流したのはこれが初めてです
でも代わりにリミリーシャさんが来てくれました
このガチャ結果がモニカさんが遠慮してリーシャさんとグランくんを
くっつけようとしてるように見えたのでこの話が思いつきました
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良かったぞ
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っぱモニモニよ
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良い!
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お〜ええやん!
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これにはプリコネのちんちんくりんな貧乳モニモニも祝福
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自分の傷を創作に変える創作者の鑑
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リーシャオンステージで草
もにもに可愛い!
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実に秩序的でモニモニした内容だった
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Just Monika.
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こんな秩序ならリーシャさんも納得してくれるに違いない
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グラン君なら二人ともはべらせそう
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アルルメイヤで笑った
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