まほ「…みほは、大抵いつも私に悪いことをしてるぞ」
みほ「からかってるのは認めるけど…何で怒っちゃうんだろうね」ｷﾞｭｯ
まほ「そ、そういうところだ。何度もはしたないと言ってるのにスキンシップが激しすぎる」
みほ「…何となくわかってたけど、やっぱりそういうことかぁ」ﾋﾟﾄｯ
みほ「ん…ぷはっ」
まほ「…みほはともかく、君も君だ。たまには断る男らしさを見せてもいいじゃないか」
みほ「断る理由があればいいけど、あるかな？ …ない？ やっぱり」
まほ「…まったく」
まほ「とにかく。朝からだらしないから結局、一日をムダにし続けていくんだ」
まほ「今日は何もしないぞ」
みほ「んっ、そう、そこのボタン…外して、いい、から…」
まほ「…」
みほ「そのまま、イジっていいから、ね？ 私たちは…好きにさせてもらっちゃおうね」
みほ「んっ…気持ち、いい」ﾋﾞｸｯ
まほ「…」
――
まほ「んっ…」
まほ「ぷはっ。…もう、ダメだ」
みほ「…日に日にガマンできる時間、短くなってない？」
まほ「知らない。…とにかく、私だってやっぱり」ｷﾞｭｯ
まほ「こうしてる方が…気持ちいいん、だ」ﾋﾞｸｯ
みほ「…それじゃ、まずはお姉ちゃんかな。放っておいたらやっぱりガマンできなそうだし」
まほ「んっ。…もっと、だ」
みほ「もう聞こえてなさそうだね。それじゃ、あなた？ 一旦離れる前に、もう一回キスしてくれる？」ﾆｺｯ
――数時間後
まほ「…やっぱり、こういうことははしたないと思う」
みほ「…お姉ちゃん。今のお姉ちゃんみたいなの何ていうか知ってる？」
まほ「？」
みほ「あなたもよく知ってるよね？ 『賢者タイム』っていうんだよ」
まほ「…わ、私はあんなに恥ずかしい態度を示してなんて」ｶｧｧ
みほ「あっ、知ってたんだ。それってはしたないことじゃないのかな？」
まほ「…君。やっぱりみほは意地が悪いと思わないか？」
みほ「お姉ちゃんに隙があり過ぎだと思うよ。ねっ、あなた？」ｸｽｯ
たまには二人に徹底的に責められてみたい
…やっぱりやめないで