これはな、此度の前哨戦で汝が1秒の間に私を求めてくれた回数だ。
……正直、とても驚いているぞマスター。
なにせこんな形で汝の気持ちを知ることになるとは思わなかったからな。
そう、汝は私を1番に選んでくれた。
他の2人には目もくれず、真っ先に私に向かってきてくれた。
ものの5時間半で実に600万回もな。おかげで私は理解できたぞ。
我らの関係に、もはやまどろっこしい追い込みや、ましてや林檎などとっくに必要なかったのだ、とな。
汝がここまで私を求めてくれたのだ、であれば当然、私とて相応の覚悟を決めねばなるまい。
『いと麗しき吾らが女神、アルテミスよ。純潔を誓った我が身の不貞、どうかお許しを……』
…………。
むっ、リプがきた。やはり便利だなTMitterは。
なになに『式には友人代表で呼んでね♪』か。おお、なんと畏れ多い。
さあマスター、神の許しも出たことだしこれから……えっ？ 誤解？ 羽根？ QP？
それがどうかしたのか？ よかったじゃないか、たくさん手に入って。
いずれ私のスキル強化に使ってくれるのだろう？ 汝は私を選んだのだからな。当然だろう？
しかしこれは後の楽しみにしておくとして、だ。なあマスター。
覚悟は出来ているか？
……何故眼が据わっているか、だと？
決まっている、私とて誉れ高き狩人だ、やられっぱなしというのはどうも性に合わぬ。
……擬似神性のおかげか、影の国の槍はとても痛かった。
それを従える汝の槍が一体どれほどのものか、挙式の前にじっくりと確かめさせてもらおうか。
そういえばあのあーぱーも殺された拍子にバグってあんな感じになったんでしたね…
怪文書も致し方ないね(諦め)
と赤のライダーが目を逸らしておる。
君はエルバサとヘクトールのお相手をしてきて