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アタランテ「マスターが林檎アレルギーだと!?」
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マスター、おいマスター! この噂は真実(まこと)なのか!?
身体に異常はないか!? 大丈夫か!? 駆けっこするか!? 子供は好きか!?
あ、ああすまない、柄にもなく慌てふためいてしまった。
先ほど食堂で小耳に挟んだものだから居ても立っても居られなくなってしまったんだ。
事もあろうに汝が林檎に対して酷く脆弱な体質であると……
何故、何故もっと早く言ってくれなかったのだ!
ああ、無論サーヴァントに対し気を使ってくれるのは嬉しい!
だが何故、よりにもよって、この私に黙っていたんだ!?
……っ、いや、責めるべきは汝ではないな。
とにかく今まですまなかったマスター。
かような体質とは露とも知らず、事あるごとに林檎を押しつけてしまった。
バレンタインといい、絆礼装といい、本当は見るのも嫌だったのだろう?
……ふふ、気持ちは届いていた、か。
だろうな、そう言ってくれるとは思っていたよ、優しいからな、汝は。
しかしだ、マスター。私とて人理に名を残す一人の英霊。
汝が気にしていないからそれで終わり、とは行くまいよ。
これでは私を座に刻んでくれた、人々の願いに、子供達に申し訳が立たん。
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いや、生憎だがこればかりは譲れん。
契約者へ毒となるものを与えていたのだ、それなりのケジメというものをつけねばな。
それに何よりも、このままでは私の気持ちが晴れん……
だからなマスター、ここで一つ、林檎に代わり吾らのつながりとなるものを考えて見ようと思うんだ。
そう、つながり、だ。
そもそも林檎は私にとってトラウマの果実。
しかし逆を言えば、私の、「アタランテという伝承」の象徴でもある。
故にそれを汝へ送ることで、私は今生における汝との絆を、マスターとのつながりを確かめていた。
照れくさいかもしれぬが、よく聞いてほしいマスター。
これから先の戦い。汝にとってもっとも大切なもの。
私が思うにそれは「縁」だ。
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たとえ人理が消え果てようとも、絆を育んだ事実だけは如何なるモノにも否定はされない。それは汝が一番良く知っているだろう。
……私が林檎に込めた願いを理解してくれたかマスター?
であれば話を戻そうか。
林檎と同じ、否、それ以上の価値があり、かつ私の象徴となるもの。
汝とのつながりを、「縁」をより一層、強固にするもの。
そんなものが果たして存在するか疑問だったのだが……
ふふっ、案外と答えは側にあるものだな。
ああ、たった今答えを見つけたんだ、絶対に切れない二人のつながりをな。
うん、というわけだからマスター。私と子供をつくろう。
子供。そう子供だ。私といったら子供だ。全世界の子供の救済を願う者だ。そして汝は私の夢を笑わなかった。故に汝だって子供が好きなのだろう?好きだよな。ならば何の問題もない。林檎などよりもよっぽど素晴らしいつながりだ、私と汝だけの永遠のモノとなるだろう。それはすなわちこれから先、汝の戦いに必要な「縁」そのものなわけだし私としても汝との間でならばやぶさかではないからな。もちろん一人、二人だけでなくもっと沢山もうけるべきだろう。ああそれから提案なのだが、どうせなら幸せ一杯の家庭を作ってしまうのはどうだろうか。煌びやかな思い出を刻んだ方がより深い「縁」となるし私だって座の本体に直接刻んでしまえるかもしれないし何よりも吾らの子供達の幸せにも繋がるわけだからな。ははは、何だこう考えてみると林檎などよりもこちらの方が万倍も良いではないか。いやはや林檎アレルギーでよかったなマスター!
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いつものキレが戻ってきたな
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緩急を覚えるな
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オルタ助けて!!
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アダムとイブになろうとか言い出すかと
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林檎アレルギーはあっても子供アレルギーはないからね
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途中からの盛り上がりがすごいですね
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オルタ(間違ってるんじゃないかこれ)
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おら!カリュドーンの毛皮をくらえ!
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オルタの登場で危機感を感じたか怪文書にも磨きがかかってますね…
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オルタよりもオルタオルタしてますね...
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禅問答かな?<オルタオルタ
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マイナス×マイナス=プラス理論やめろ
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縁のくだりでおぉ・・・って思ったらこれだよ!
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林檎がダメだと梨やトマト、キウイなんかもダメですね……
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叔母ちゃん助けて!
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林檎は即刻中止せよ!
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>大丈夫か!? 駆けっこするか!? 子供は好きか!?
明かりは点かないという意味だがとか言い出しそう
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