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金剛「最近提督が素っ気ないネー」右京「はい〜?」
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角田「よっ暇か?…って海軍の姉ちゃん今日もいるのか〜」
金剛「お邪魔してるデース!右京さんの紅茶でティータイムねー!」
右京「金剛さん、君ね〜、特命係は喫茶店じゃないんですよ?」
角田「海軍も暇なんだな〜」
金剛「暇じゃないデース!今日は悩み相談に来たんデス!」
冠城「警察はカウンセラーじゃないんだよ?」
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金剛「提督ゥったら、ケッコンの約束までしてるのに最近素っ気ないネー!きっと浮気してるデース!」
冠城「へぇ〜…」
金剛「右京さん!提督が浮気してないか調べてほしいデース!」
右京「君ねぇ…僕たちは探偵じゃないんですよ?」
角田「いいじゃねえか暇なんだから」
右京「はい〜?」
冠城「もしかして、マレッジブルーってやつじゃない?」
金剛「Marriage blue!?Noooooo!!そんなの嫌デース!」
右京「僕たちも忙しいんですよ?それよりどうでしょうか、僕の淹れたローズヒップ・ティーは」
金剛「美味しいネー!さっすが右京さんデース!いい茶葉つかってるネー!」
右京「ええ。知人から譲り受けたものです。」
金剛「ぷはー!やっぱりティータイムは大事にしないとネー!」
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ウォースパイト助けて!
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右京「ところで…金剛さんは、提督の秘書艦でしたね?こんなところでお茶をしてていいんですか?」
金剛「今日は大本営に書類を届けないといけない用事があったネ。だからついでに寄ったヨー!」
右京「秘書艦のお仕事も大変なのですねぇ。どれくらいされてるのですか?」
金剛「え〜っと…4か月ですネー」
右京「4か月で結婚の約束をされるとは…余程、仲がよろしいんですねぇ」
金剛「そうデース!Strike while the iron is hot.鉄は熱いうちに打つんデース!」
冠城「Foo〜↑積極的」
右京「それは良いことです。」
金剛「そうデース!…でも最近素っ気ない感じがするネー…それに誰かと会っているような気がしマース…」
右京「ちなみに金剛さんが秘書艦をされる前は、どなたが秘書艦を?」
金剛「妹の榛名がやっていたネー」
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うっ…(察し)
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冠城君が女を前にして口説かないなんて…
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金剛「あっTime gose by!そろそろ鎮守府に帰らないとイケないデース」
右京「おや。もうお帰りですか」
金剛「またティータイムしに来るネー!」
角田「ホントに暇なんだな〜海軍も。すっかり喫茶店扱いじゃないか」
右京「困ったものですね〜…」
冠城「でも、金剛さんの話、かなり興味深そうに聴いてたじゃないですか」
右京「いえ、少し気になることがありましてね〜?」
冠城「気になること?」
右京「ええ。海軍では以前から提督と艦娘の不祥事や、艦娘による提督への傷害事件が何件かありましてねぇ」
角田「へぇ〜…不祥事何てどこの組織にもあるもんだな」
右京「ある秘書艦の艦娘は提督の睾丸を焼き、ある秘書艦の艦娘は提督から眼球を摘出し、逮捕されています。」
角田「うげぇ〜そんな事件あったのか…」
右京「いずれも、提督と秘書艦の艦娘との感情の縺れから起こった事件だったそうです。」
冠城「けっこう詳しく調べてるじゃないですか右京さん」
右京「いえ、ただの興味本位ですよ。それに金剛さんの提督がそういった事件に巻き込まれないとも言えませんからねぇ〜」
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表に不祥事出て来すぎやろ...
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やっぱり(う)じゃないか(恐怖)
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・別の日
冠城「あっ右京さん、僕も気になって調べてみたんですけど…他にも提督が共依存による艦娘への暴行事件があったり、提督が昏睡状態になって交代したりしてる件があるみたいですね」
右京「よく調べましたねぇ〜、海軍省にお知り合いでも?」
冠城「まっ、そんなところですかね」
右京「艦娘に関する事件は、海軍が公にしないように情報を操作してますから、世間一般には知られていないことも多いようですからねぇ」
冠城「右京さんはどっから情報を?」
右京「僕はね、金剛さんとただお茶をしているだけではなく、しっかりと情報交換もしているのですよ」
冠城「へぇ〜ただのお茶仲間だと思ってました」
右京「いずれにしても、金剛さんと提督の間に、何か悪いことが起きなければいいのですが」
冠城「それと…金剛さんが秘書艦になる前の榛名っていう艦娘なんですけど…」
右京「金剛さんと同型艦で三番艦ですから妹にあたりますねぇ。」
冠城「金剛さんに交代する以前、チョコレートへの異物混入で一度謹慎処分をうけているみたいですね」
右京「なるほど。その後に金剛さんへ秘書艦を交代した、と言うことしょうか」
冠城「時期的にみて、そういうことになります」
右京「秘書艦を降板させられた三番艦…気になりますねぇ〜…」
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ここでオープニング
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・鎮守府
右京「こんにちは。金剛さん」
金剛「右京さーん!今日は鎮守府に遊びに来てくれたんですネー!」
冠城「ちょっと近くまできたんでね」
金剛「それじゃあティータイムにするネー!」
・金剛の部屋
金剛「やっと浮気調査しに来てくれたんですネー!」
右京「あのねぇ、だから僕たちは探偵じゃないんですよ?」
金剛「そんなー!」
冠城「僕たちは金剛さんの淹れる美味しい紅茶を飲みにきたんだけども」
金剛「美味しい紅茶なら任せてくだサーイ!この前の護衛任務の報酬でオレンジ・ペコをもらったデース!」
〜〜
右京「確かに、このオレンジ・ペコはいいですねぇ〜」
金剛「右京さんにはかなわないけど、いいお茶を選んだつもりネー」
右京「ところでぇ…今日は提督はいらっしゃらないようですが」
金剛「長期出張で別の鎮守府に行ってるデース!4日後には帰ってくるネー!」
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右京「そうですか。ちなみに金剛さん姉妹艦の方は今日はいらっしゃるのですか?」
金剛「比叡と霧島は別の任務に行ってマース!榛名はたしか、今日は鎮守府内勤務のはずデース。」
右京「そうですか。できれば金剛さんの姉妹艦の方にも一度お会いしたいと思うのですが、ご紹介して頂いてもよろしいですか?」
金剛「OKデスよー!」
・榛名の部屋
金剛「榛名〜?入ってもいいデスか〜?」
榛名「え、ええどうぞ。」
金剛「榛名はお部屋で仕事してたデスか」
榛名「金剛お姉様に頼まれた会計の処理を少し……ところで後ろにいるお二人は?」
金剛「ティータイムフレンドの右京さんとカブラギ―君デース」
右京「はじめまして。金剛さんのお茶仲間の杉下です。」
冠城「同じく、冠城です。」
榛名「はじめまして。金剛お姉様の妹にあたる金剛型三番艦の榛名と申します」
右京「いきなりお伺いして申し訳ございません。金剛さんのご姉妹と言うことで一度お会いしたいと思いましてねぇ」
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右京「本日はこちらで会計処理の仕事を?」
榛名「ええ。金剛お姉様に頼まれた仕事をしてました。自分の部屋の方が捗りますので」
右京「そうでしたか。ところでぇ〜こちらの針……裁縫をされるのですか?」
榛名「え、えぇ…裁縫は趣味なので」
金剛「榛名は裁縫が得意なんデース!」
冠城「家庭的な女性…いいですね〜。今度僕のスーツも手入れしてほしいな?」
榛名「は、はぁ…」
右京「おや、こちらのボタン…これは提督が着用される海軍の第二種軍装のものですね?」
榛名「はい、お詳しいんですね」
冠城「この人、何でも知ってるんです」
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右京「普段は提督の軍服も修繕されるのでしょうか?」
榛名「えぇ…何度か頼まれたので…」
金剛「ミーは細かい作業が苦手だから榛名にやってもらうようにしてるネー!」
右京「そうでしたか〜。確か以前は秘書艦をされていたそうですね〜。提督の服の修繕は秘書艦の時からされていたのでしょうか」
榛名「ええ。裁縫は得意だったので…」
金剛「右京さん!さっきから榛名にばっかりデース!」
右京「ああ、申し訳ありません、細かいことがつい気になってしまう性分でしてねぇ。これも僕の悪い癖。」
〜〜
右京「すみません、お邪魔致しました。」
金剛「榛名ー!また来るネー!」
榛名「はい!…あっ杉下さん、何かポッケから落ちましたよ?」
右京「ああいけない僕としたことが。ハンカチを落してしまいました。どうもありがとう。」
冠城「また、遊びに来てもいいかな?」
榛名「は、はい…榛名は大丈夫です」
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海軍が入り浸ってる刑事課とかヤバそう
こち亀の派出所じゃないんだから
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ピアノ買取
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CMの幻聴が・・・
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冠城「榛名さん…提督の服の修繕をしてるんですね」
右京「家庭的な女性が好みですか?」
冠城「美しい女性はみんな好みです。でも…榛名さんは提督と裏で会ってそうな気がしますね」
右京「ええ。恐らく金剛さんが危惧している浮気があるとしたら…榛名さんとでしょう。」
冠城「提督のお話をしたときに…榛名さん少し目をそらしてましたもんね」
右京「よく見てましたねぇ〜、流石です」
冠城「ところで右京さん、さっきのハンカチは…わざとですよね?」
右京「ええ、よくわかりましたね。少々気になることがありまして…」
冠城「鑑識にでも出すんですか?」
右京「まあ、そんなところです。ところで冠城君、海軍省にお知り合いがいるのでしたら調べていただきたいことがあります。」
冠城「えぇ?」
右京「大したことではありませんよ。提督の出張の日程について調べてほしいのです。」
冠城「まあ…それくらいならすぐに調べはつくと思いますけど」
右京「僕はこれから知り合いに協力を仰ぎに行きます」
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〜〜
米沢「だ、だめですよ。特命係には協力するなって言われてるんですから」
右京「そこをなんとかお願いできませんか」
米沢「だ、だめです。それに私は今は鑑識ではありませんし…」
右京「そうですか…」
米沢「わかったら諦めてください」
右京「残念ですねぇ〜せっかくお土産を持ってたのですが…」
米沢「お土産?落語のチケットやサインじゃ動きませんよ?私は協力しないと言ったらしませんから」
右京「そうですか。ではこの『摩耶さまとエッチなバスタイム』と『ぷにぷにパチュリー様』は冠城君に譲ることにしますかねぇ」
米沢「(捜査協力を)やりますねぇ。やりますやります。」
右京「…」ニヤリ
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〜〜〜
prrrr
右京「杉下です。…そうですか。どうもありがとう。」ピッ
右京「やはりそうでしたか…」
冠城「鑑識の結果ですか?」
右京「えぇ…。僕が落したハンカチに付着していた榛名さんの髪の毛から、ウスベニウムが検出されたようです。」
冠城「ウスベニウム?」
右京「ええ。ある特定の艦娘から検出される物質です。」
冠城「ある特定の?」
右京「ウスベニウムがどのような物質であるかはまだ定かではないようですが、精神的に安定していない艦娘の体内や髪の毛の細胞から検出されるそうです。」
冠城「精神的に安定していない…となると、戦闘でのPTSDとかでですかね?…いや…提督との恋愛関係が上手くいかなくて精神を病んでしまうとか」
右京「君にしては鋭いですねぇ。戦闘でのPTSDを患う艦娘は少なくありませんが…そういった艦娘からウスベニウムは検出されることはあまりないのだそうです」
右京「冠城君の言うように、ウスベニウムは恋愛関係のストレスから精神が不安定になる場合に発生する物質のようです。」
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冠城「その、ウスベニウムが榛名さんから検出されたってことですか」
右京「ええ…、他の鎮守府で起きた艦娘による提督への傷害事件ですが、逮捕された艦娘はみな男女関係の縺れが動機だったことは覚えていますか?」
冠城「ええ」
右京「逮捕された艦娘からは皆、ウスベニウムが検出されたそうです。」
冠城「そうなると…榛名さんが提督に対して何か犯行を行う可能性があるってことですかね?」
右京「榛名さんは以前は秘書艦を行っていた。その後、異物混入事件で秘書艦を降板。そしてその代わりに金剛さんは秘書艦となり提督と結婚を約束した…。」
右京「もし、榛名さんの異物混入事件も提督との事情の縺れだとしたら…。今の金剛さんの立場に嫉妬しているとしたら…」
右京「冠城君、調べてもらっていた提督が出張の日程は?」
冠城「今日の午前には終了ってことになってるみたいですね」
右京「金剛さんが僕たちと会ったときは4日に戻ってくると言っていました。つまり明日です。」
冠城「午前で終わるとなれば、今日中でも十分に戻って来れそうですよね」
右京「金剛さんには正しい日程を伝えず、榛名さんと密会をする予定だとしたら…!」
右京「冠城君!!」
冠城「行きますか!」
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異物混入事件とかいうパワーワード草生える
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・榛名の部屋
榛名「ふんふんふ〜ん♪ふんふんふ〜ん♪」
ガラッ
提督「た、ただいま…」
榛名「あっ提督❤おかえりなさい。」
提督「あ、ああ…」
榛名「上着のボタンがとれていましたからつけておきましたよ」
提督「いつもありがとな、榛名」
榛名「いいえ、提督のお役に立てることが、私の喜びなんです❤」
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提督「…」
榛名「金剛お姉様とのケッコン式も控えてますから、軍装の修繕はしっかりと行わないと」
提督「うぅ…榛名…すまない…」
榛名「いえ――…気にしないでくださいね。榛名は大丈夫です。それに…」
提督「榛名ッ……!?むぐぅ」ムチュウ
榛名「…ん❤」ンチュ
榛名「私は提督にも金剛お姉様にも幸せになってほしいです。」
榛名「それに榛名は『金剛型三番艦』なんです。一番になれないことちゃあんとわかってますから…」
提督「は…榛名…」
-
ガラッ
右京「お取込み中のところ、失礼。」
冠城「遊びにきましたよ?」
榛名「!?」
提督「な、なんだ君たちは!?」
右京「いきなり押しかけて申し訳ありません。金剛さんのお茶仲間の杉下です。」
冠城「正規空母の冠城です。なんちゃって」
榛名「あなたたちはこの間の…!なんなんですか!いきなり他人の部屋に押しかけて!」
右京「いえ、ちょっと金剛さんに浮気調査を頼まれたものでしてねぇ?榛名さんと提督が不倫をしているのではないかと思いましてねぇ」
提督「な…なにを…!」
冠城「キスしてたよね?金剛さんには明日帰るって嘘ついて」
右京「これは立派な不倫ですよ?」
提督「な…。このことを金剛に報告するつもりか…?」
右京「もちろんそのつもりですが。それよりもこのお部屋で何をするおつもりだったのでしょうか」
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榛名「あ、あなたたちには関係ありません」
右京「おおよそ体を重ね合うつもりだったのでしょうねぇ…」
提督「くっ…」
冠城「邪魔しちゃったかな?」
右京「不倫という関係上、そういった肉体関係を今まで重ねてきたのでしょう。ですが、今日は僕たちが来て正解だったかもしれませんよ?」
榛名「はぁ?」
右京「ひとつ、よろしいでしょうか。避妊具…所謂コンドームですが、こういった密会の場合、提督が用意するものですか?」
提督「い、いや…いつも榛名が用意しているが…それがどうしたっていうんだ…」
右京「やはりそうでしたか…。そのコンドーム、穴が開いているかもしれませんよ?」
榛名「!?」
提督「え!?」
冠城「失礼、……このゴム、穴があいてますよ?」
提督「な、なんだって…!?ど、どういうことなんだ!?」
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右京「単刀直入に申し上げましょう。榛名さんは避妊具に穴をあけ、提督との既成事実を作ろうとしています。」
提督「な、なんだと…!?」
右京「榛名さんは提督にとっては一番目の秘書艦、恐らくその時にこういった関係も初めてだったのでしょう。つまりは、提督にとって一番の存在だったということです。」
右京「ですがその後に、秘書艦を金剛さんに交代させられ、ケッコンの約束までされた。榛名さんは提督にとっての一番目を諦めざるを得ない状況になりました。」
右京「そこで考えた策が、ケッコンされる金剛さんよりも先に子供を設けるという手段でした。この穴開きコンドームを使って。」
右京「提督の一番目になれなくても、その『分身』を最初に身ごもることで、真の意味で提督にとっての一番になるつもりでいる。そうではありませんか榛名さん?」
提督「…、は、榛名…おまえ……」
榛名「うふふふふふ……その通りです…❤みぃ〜んな杉下さんの言う通りです❤」
榛名「私ッ!妊娠ッ❤妊娠しちゃいましたァァァァァ❤」
提督「う…嘘だ…」
冠城「やっぱりね」
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もう手遅れじゃないか(呆れ)
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ちょっと遅かったんちゃう?
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後味の悪い事件でしたね…
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提督「そ、そんな…今までのゴムにも穴が開いていたなんて…」
榛名「そうです❤みぃ〜んな榛名が用意しましたぁ」
提督「お…俺は…金剛になんて言えば……」
右京「不倫をしていたこと。正直に話す他ありませんねぇ。」
提督「俺は…俺は……」
榛名「いいんですよ提督❤私は一番になれないことを知っています。金剛お姉様とどうぞお幸せに…ですが…これだけは覚えておいて下さいね」
榛名「提督にとっての本当の一番は榛名だってことを…」
榛名「一番最初に提督とキスをして下を絡めたのは私です。一番最初に提督の童貞を頂いて筆卸ししたのは私です。一番最初に提督に愛の言葉を囁いてもらったのは私です。」
榛名「だから、提督にとっての本当の本当の本当の本当の本当の一番は榛名だってことを分かってもらう必要があるんです❤」
榛名「金剛お姉様に一番をお譲りしますが、本当の一番は榛名なんです❤これが榛名にとっての幸せなんです❤」
右京「幸せの形は人それぞれ…とは言え…人を出し抜いて一番目になったところで…、それは真の幸せを手に入れたと言えるのでしょうか。」
右京「僕は…幸せは一方的に作るものではないと思っています…!大切な人を出し抜いて一方的に作られる幸せなど…ありえませんよ!」プル
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・その後、執務室にて
提督「…まさか榛名がそこまでして…俺との関係を持つことに執着していたとは…」
右京「いつ頃から、このような関係を?」
提督「金剛を正式な秘書艦にしてから…本当はこんな関係やめようと思ったんだ…!でも…」
冠城「でも?」
提督「榛名は2番目でいい…って2番目でいいから愛してくれ…って言うから…」
冠城「こんな関係を…ずっと続けてたの?とんだスケコマシだ」
提督「断り切れなくて…つい…」
右京「“つい”じゃありませんよ!!」プルプル
提督「ひっ」
右京「あなたのその優柔不断な性格が…榛名さんも金剛さんも苦しめていることが、まだわからないのですか!!」プルプル
提督「ぅ…う…」
右京「判断力に欠ける今のあなたは…!提督失格です…!」
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・後日
金剛「榛名と提督が浮気していたなんて…ショックデース……」
右京「ええ。しかし、その後の検査で榛名さんの妊娠は想像妊娠であることが分かったそうです。」
金剛「そうデスかー…」
冠城「結局…あの時の妊娠発言は…結果的には虚偽だったわけですか…」
金剛「榛名は…榛名は本当はいい子なんデース…」
金剛「どうして…こんなことに………」
右京「いい子…だからこそ、このような結末になったのかもしれません」
右京「榛名さんは健気でまっすぐな性格だったと聞いています。そんな榛名さんが提督を好きになってしまった。」
右京「まっすぐで素直すぎる性格ゆえ、提督への愛は大きくなりすぎたのかもしれません。」
金剛「…」
右京「さぁ、お茶でもしましょう。今日はダージリン・ティーがありますよ?」
冠城「右京さんのダージリンは、格別ですよ?」
金剛「…そうですネ、お茶にしマース」
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・居酒屋『鳳翔』
鳳翔「あら!右京さんお久しぶり!」
右京「お邪魔します」
冠城「あらお美しい方…、右京さんっていいお店いっぱい知ってるんですね?」
右京「ええ…鳳翔さんのお店にはたまに寄るんですよ。元艦娘なんです」
鳳翔「あらやだ恥ずかしい」
冠城「はじめまして、正規空母の冠城です」
鳳翔「へぇ?正規空母?」
右京「君ねぇ、それ気にいったんですか?」
冠城「え、まあ…。それにしてもお美し方だ」
右京「こちら、正規空母改め、同居人の冠城君です」
鳳翔「同居人…?あらあら楽しそうですね」
冠城「今度は右京さん抜きで、一人でお店に来たいですね」
鳳翔「あらやだ。うふふふ」
相棒 シーズン(う)『金剛狂詩曲』終
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本当は(う)京さんの話を書きたかったのですが、怖くてやめました。
どうしてもガバガバ相棒シリーズなっちゃいますね。
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面白かった(小波)
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ええやん!気に入ったわ
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面白かったねー!
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ええぞ!ええぞ!
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【おまけ】劇場版予告
犯人の名は――――薄紅。
美彌子「1リットルの液体ウスベニウムが気化すると50万人分のうすべに化が可能になります。」
右京「薄紅の標的は50万人の艦これユーザーである提督たち…!」
右京「このことを今すぐ現場の全捜査員に、伝えて下さいッ!!!!」
犯人に次ぐ―――――。
右京「例え裁かれる身であっても…あなたは…最後の時まで…自分の作品を描くべきです…!」
右京「いえ…描き続けてください…!」
右京が命をかけて守ろうとしたものとは――――。
冠城「右京さんッ!!!!」
相棒‐劇場版(う)‐
〜うすべにクライシス 人質は50万人の提督!特命係最後のケツ断 〜
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50万人うすべに化とか二次被害三次被害が大変なことになりそう
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うすべに姉貴とかいうバイオテロリスト
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ええSSやこれは…(恍惚)
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>冠城「こんな関係を…ずっと続けてたの?とんだスケコマシだ」
他人のこと言えるんですかねぇ…
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すっごーい!
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どこにでもそれなりの知り合いのいる冠城くんすき
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(う)京はいろいろやばいからヤメロォ!(建前)でもどう書いてくれるのか気になる(本音)
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白露型だけが発症するイクラニウムはウスベニウム検出装置には反応しないらしい
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Nanじぇいの文豪兄貴ほんとすき
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右京さんのプルプルで毎回草生える
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右京さんが伊東ライフの本持ってたと思うと草生える
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