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ラフィエル「海に行きましょう!」
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※季節的には少し早いですが、夏ネタのガヴドロSSです。
サターニャ「へっ、海ですって?」
ラフィエル「はい。」
ヴィーネ「あら、いいわね。でも、珍しいわね…ラフィがイベントを提案するなんて?」
ラフィエル「いつもヴィーネさんがイベントを提案なさって私たちを楽しませてくれてますのでたまには私から、という事です」ニコリ
ヴィーネ「そうなの。ありがとう、ラフィ」
ラフィエル「いいえ♪」ニコニコ
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ガヴリール「…………」
ヴィーネ「あ、ガヴももちろん行くわよね?」
ガヴリール「行かない」
サターニャ「言うと思ったわ」
ラフィエル「ちなみに理由は?」
ガヴリール「用事だよ!」
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ヴィーネ「用事って、大事なイベントよりも大事なの?」
ガヴリール「大事だな」
サターニャ「どうせネトゲでしょ?」
ガヴリール「違う」
ヴィーネ「いっつもそう…私たちが出掛ける時にはネトゲしたいから、用事用事って」
ガヴリール「だから、今回は違うって言っただろ!!」
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ヴィネサタ「「っ!?」」
ガヴリール「あっ、悪い。急に怒鳴って…」
ラフィエル「ガヴちゃん、本気で否定するとなるとよほど重要な用事なんですね?」
ガヴリール「あぁ。」
ラフィエル「そうですか。揃わないのが残念です」
ガヴリール「まっ、私の分まで楽しんでこい」
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ヴィーネ「まぁ、ガヴがそこまで強く言うならもう何も言わないわ」
サターニャ「ほんとに行かないの?」
ガヴリール「行っただろ!」
ラフィエル「まぁまぁ、今回はガヴちゃん抜きという事でいきましょう。仕方ありませんが。」
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"
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↑間違いです
誤 ガヴリール「行っただろ!」
↓
正 ガヴリール「言っただろ!」
です。すみません!!
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〜当日〜
ヴィーネ「相変わらず魔界と違って、水は綺麗ね」
サターニャ「魔界は確かに毒々しいし。まっ、魔界だからしょうがないけど」
ラフィエル「それより、泳ぎましょう♪」ニコリ
ヴィネサタ「「そうね!」」
?「…………」ニヤリ
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ヴィーネ「サターニャ、はい!」ポン
サターニャ「ほい!」ポン
ラフィエル「やぁ!」ポン
男「ねぇ、君達〜?」
ヴィーネ「んっ?」ピタッ
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男「良かった僕と遊ばない〜? 三人とも可愛いし、優しくするよぉ〜」ニヤニヤ
サターニャ「うっ、なによこいつ…」
ラフィエル「ナンパ、ですね。」
男「そう。ナンパ、どう?」
ヴィーネ「あっ、いや、私たちは!?」
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男「遠慮すんなって、ナンパは素直に受けた方g」
ガヴリール「見つけたぞ、天界の脱走者!!!」ダッ
男「げっ、天使か!?」
ヴィネサタ「「えっ、ガヴ(ガヴリール)!!?」」
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ガヴリール「ここら辺に来ると思って張っておいて正解だった。さぁ、大人しく捕まれ!」
男「嫌だね! せっかく天界を抜け出せたのに、また捕まって連れ戻されてたまるかっての!!」
男「仕方がない。今回は、神足通で逃げn」
ラフィエル「そうはさせません。はい、止まって下さい♪」ニコニコ
ピタッ
男「なんだとぉっ!?」
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ガヴリール「ラフィ、でかしたぞ!」
ラフィエル「いえいえ」
男「くっそぅ、まさかお前も天使か!?」
ラフィエル「もちろんですよ。でなきゃ、こういう能力は使えませんよ」ニコリ
男「ちくしょおおおぉぉぉーーーっ!!」
ヴィネサタ「「……………」」ポカーン
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男「」ズーン
ゼルエル「よくやったガヴリール、ラフィエル」
ラフィエル「ゼルエルさんと天界の指令ですから、当然ですよ」
ガヴリール「姉さん、指令を解決出来たら仕送りを増やす約束、忘れてないよね?」
ゼルエル「もちろんだ。今回は天界直々だから増額は約束される。もちろん、ラフィエルお前もだ!」
ラフィエル「ありがとうございます♪」ペコリ
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ゼルエル「では、またな!」シュン
男「」シュン
ガヴリール「よっしゃああぁぁーーー、これで課金し放題だああぁぁーーー!!!」
ラフィエル「良かったですね、ガヴちゃん。」ニコリ
ヴィネサタ「「………」」ポカーン
ラフィエル「あっ、ヴィーネさんとサターニャさんが訳も分からないようで、ポカーンとなってます!」
ガヴリール「しょうがない、説明するか…。」
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………………………………………
ヴィーネ「ええぇぇーーー、海に行くってイベントを提案したのは天界から与えられた仕事の為っ!!?」
ラフィエル「すみません、そうなんですよ。」
サターニャ「事情が呑み込めないわ」
ガヴリール「もう一回言うが、天界を勝手に抜け出し、本来は許可しないと行けない下界に降りた身勝手な天使を捕まえる指示が天界から出たんだよ」
ガヴリール「だけど、そいつすばしっこいから中々尻尾が掴めないでいてさぁ……それで天界からの情報でそいつが女が好きってのがあったからラフィと示し合って罠を張る事にしたんだよ」
ヴィーネ「その罠が、海に行くという事で……つまり、私とサターニャは…」
ラフィエル「はい。申し訳ないと思いましたが、捕まえる天使を誘き寄せる為の囮として利用させて頂きました。私だけでなくヴィーネさんとサターニャさんのような魅力ある女性ならきっと現れるくれると確信して…。」ニコリ
サターニャ「なによ、それぇーーっ!?」
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ガヴリール「案の定現れやがったよ。しかも丁寧にナンパしに現れるなんてな…」
ラフィエル「私だけならまだしも、ヴィーネさんとサターニャさんの悪魔の気配を消すのが大変でしたよ」
ヴィネサタ「「えっ!?」」
ラフィエル「捕まえる天使は、察知も素早いので、出来るだけ天使と悪魔の気配を消さなければ警戒され、最悪取り逃がす危険もありましたし」
ガヴリール「だから、ヴィーネとサターニャに気付かれないよう、ラフィエルの能力を使って気配を丸ごと消して貰ってたんだよ。お前らはラフィが能力を使っていた事に気が付かなかっただろ?」
ヴィーネ「え、えぇ…もちろん」
サターニャ「大悪魔にさえ気付けないなんて、どれだけ強力な能力なのよ、それぇ!?」
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サターニャ「あっ、じゃあ、ガヴリールが言った大事な用っていうのはこういう事だったのね!」
ガヴリール「あぁ。もちろんだよ」
ヴィーネ「はぁ〜、納得だわ」
ラフィエル「うふふ♪」ニコリ
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ラフィエル「という訳で騙してすみません。そして、ご協力感謝致します」ペコリ
ガヴリール「悪かったな」ペコッ
サターニャ「まったくよ、大悪魔を利用するだなんて!?」
ヴィーネ「まぁまぁ、サターニャ!!」ドオドオ
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ガヴリール「その代わりと言ってだが、今回は半分だけ全力で海水浴を楽しんでやるよ」
ヴィーネ「ほんとっ!?」
ガヴリール「あぁ。ちょっとしたお詫びだ」
ヴィーネ「じゃあ、ガヴいっぱい楽しみましょうね」ニコリ
ガヴリール「しょうがないな…」
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ラフィエル「うふふ。では、私たちも楽しみましょうか」
サターニャ「そうね…」
ラフィエル「さっそくですが、どう導ってほしいですか?」ニコリ
サターニャ「アンタは結局、それよねぇっ!!?」ビクッ
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ヴィーネ「はい、ガヴ!」ポン
ガヴリール「おう!」ポン
ラフィエル「サターニャさぁ〜ん、待ってくださいよぉ〜♡」タッタッタ
サターニャ「来るなあああぁぁーーーーーーっ!!?」ダッダッダ
おしまい
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