■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■

アイルー「頑張らさせていただきますニャ!」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:20:43 GKo2EpIs

ハンター(男)「…………」

ハンター(男)「ダメだな」

アイルー「」

ハンター(男)「せっかくだけど、他をあたってくれ」

アイルー「そ、そんニャ!」

ハンター(男)「じゃあな」

アイルー「…………」


2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:21:41 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「…………」

アイルー(これで何回目ニャ?)

アイルー(……数えるのもバカバカしくなるくらいニャ)

アイルー(…………)

アイルー(ボクは伝説級ハンターさんのオトモになるニャ!)

アイルー(って、大見得切って村を出たのが三ヶ月前……)

アイルー(どうしてボクは雇ってもらえないのかニャ……)

     トボ… トボ…


3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:22:26 GKo2EpIs

メラルー「よう!」

アイルー「あ……メラルー」

メラルー「まだ雇ってもらえないのかニャ?」

アイルー「…………」

メラルー「もう諦めて故郷に帰った方がいいと思うニャ」

アイルー「いやニャ!」

アイルー「ボクは、諦めないニャ!」

     ダッ!

メラルー「…………」

メラルー「ネコには、分相応の役割があるニャ……」

メラルー「それが現実ってもんニャ」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:23:18 GKo2EpIs


―――――――――――


ある日


アイルー「」

アイルー「ほ、本当ですかニャ!? 雇ってくれるんですかニャ!?」

ハンター(女)「んー」

ハンター(女)(お守り、たくさん出たなぁ)

アイルー「精一杯、頑張るニャ!」

ハンター(女)「ほいほい」

ハンター(女)(聴覚保護2……穴が三つあるけど微妙ね)

ハンター(女)(こっちは千里眼8に採取5……穴なし)

ハンター(女)(もうちょっとポイントあればなぁ。 まあキープっと)

アイルー「これで念願のオトモニャ!」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:24:01 GKo2EpIs


―――――――――――


ハンター(女)「あー、あんたクビね」

アイルー「」

アイルー「そ、そんニャ!?」

アイルー「旦那さん、いきなりすぎですニャ!」

ハンター(女)「まあ、こっちも悪いんだけどさー」

ハンター(女)「使えない奴おいといても迷惑だし」

アイルー「」

ハンター(女)「じゃ、そゆことでー」


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:25:15 GKo2EpIs

アイルー「待って欲しいニャ!」

アイルー「せめて……せめて理由を言って欲しいニャ!」

ハンター(女)「えー?」

ハンター(女)「だって、あんたさ……」

アイルー「……」 ゴクッ

ハンター(女)「背水の陣持ちだから」

アイルー「そ、それのどこがいけない事なんですかニャ!?」

ハンター(女)「説明しないとわかんないのぉ?」

アイルー「背水の陣は、オトモの秘められしパゥワーを引き出し」

アイルー「通常より強い力を発揮するスキルニャ!」

アイルー「とっても役立つ……」

ハンター(女)「でも一回乙ったら復活しないでしょ?」

アイルー「そ、それは……」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:25:51 GKo2EpIs

ハンター(女)「秘められたパゥワー(笑)とか言ってるけど」

ハンター(女)「所詮アイルー程度の力が、いくらか引き出されたとしても」

ハンター(女)「元々が大した事ないんだから、意味ないのよね」

アイルー「…………」

ハンター(女)「それよか大型モンスターの標的分散という」

ハンター(女)「肝心要の目的を途中で投げ出されるこっちの身にもなってよ」

ハンター(女)「やられても復活しないオトモに魅力なんてないわ」

ハンター(女)「わかった?」

アイルー「…………」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:26:54 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「…………」

アイルー「ぐぅの根も出ないニャ……」

アイルー(…………)

アイルー(……!)

アイルー(でも待つニャ)

アイルー(あいつは……メラルーはどうして雇ってもらえたのかニャ?)

アイルー(あいつもボクと同じように)

アイルー(背水の陣を修行して会得したニャ)

アイルー(…………)

アイルー(お互い、まだ見ぬ旦那さんの片腕になろうって)

アイルー(夢を語り合ったニャ……)

アイルー(…………)


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:28:35 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「メラルー」

メラルー「おっ? アイルーじゃないか」

メラルー「聞いたぜ? やっと雇ってもらったんだってニャ!」

メラルー「良かったニャ」

アイルー「…………」

メラルー「……どうしたんだニャ?」

アイルー「…………」

アイルー「今朝」

アイルー「クビになったニャ……」

メラルー「…………」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:29:32 GKo2EpIs


―――――――――――


メラルー「そういう事だったのかニャ……」

アイルー「…………」

アイルー「お前は……どうして雇ってもらえたんだニャ?」

メラルー「!」

アイルー「ぜひ聞かせてくれニャ……」

メラルー「…………」

メラルー「……言って聞かせる程の事じゃないニャ」

メラルー「俺は……クエストに出る事を諦めただけニャ」

アイルー「!!?」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:30:29 GKo2EpIs

メラルー「俺の旦那さん」

メラルー「俺のお宝技能と釣り技能が目当てで雇いたいと」

メラルー「最初に言ったんだニャ」

アイルー「…………」

メラルー「背水の陣持ちだから、クエストには連れて行けないけど」

メラルー「それでいいのなら、という条件を出されたんだニャ」

アイルー「…………」

メラルー「俺は……それを受け入れたんだニャ……」

アイルー「…………」

メラルー「…………」


12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:31:22 GKo2EpIs

メラルー「やってみれば、なんて事ないニャ」

メラルー「少なくとも、俺は役に立ってるって思えるニャ」

メラルー「だから……」

アイルー「…………」

メラルー「…………」

アイルー「……今度」

メラルー「!? う、うん……」

アイルー「今度、出会った旦那さんがダメだったら……」

アイルー「故郷に帰るニャ」

メラルー「…………」

メラルー「そうか……」

アイルー「じゃ……」

     トボ トボ トボ…

メラルー「…………」


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:31:54 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「……僕のモンニャン隊スキルと釣りスキル」

アイルー「ブーメラン(小)にアロワナ狙い……」

アイルー「正直、パッとしないニャ……」

アイルー「…………」

アイルー「…………」

アイルー「帰る準備、しておくかニャ……」

アイルー「…………」


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:32:50 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「初めまして、ハンターさん」

アイルー「僕は……」

女狩人「んー」

アイルー「…………」

女狩人(採取8に気まぐれ5か……悪くないんだけどな)

アイルー「…………」

女狩人(こっちは聴覚保護3のみ……うーん)

アイルー(……デジャヴニャ)

アイルー「あ、あの……」

女狩人「ん? ああ、採用ね。 それでいいから」

アイルー「…………」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:33:45 GKo2EpIs


―――――――――――


女狩人「あー……君ね」

アイルー「…………」

女狩人「悪いんだけど……」

アイルー「はい……わかりましたニャ……」

女狩人「え?」

アイルー「解雇でしょ?」

アイルー「わかってますニャ……」

アイルー「ボクの採用の時、ちょっと忙しそうだったから」

アイルー「うっかり間違えたんですよね……」

女狩人「……う」


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:34:43 GKo2EpIs

アイルー「短い間ですけど……お世話になりましたニャ」

アイルー「それじゃ……」

女狩人(……そこはかとなく、物凄い罪悪感)

女狩人「ま、待ちなさい」

アイルー「はい?」

女狩人「勝手に決め付けるものじゃないわ」

アイルー「え」

女狩人「そ、その……そう!」

女狩人「採取クエ。 採取クエに付き合って欲しい」

女狩人「戦闘スキルなのにごめんねーって意味よ」

アイルー「!!」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:35:39 GKo2EpIs

アイルー「じゃ、じゃあ……」

アイルー「いつか……いつか、狩りクエストにも」

アイルー「連れて行ってくれるんですかニャ!?」

女狩人「う……そ、それは……」

アイルー「…………」

女狩人(…………)

女狩人(……し、仕方ないわね)

女狩人「も、もちろんよ!」

アイルー「!!!!」

アイルー「だ、旦那さん……!」

アイルー「ありがとうニャ……ありがとうだニャ!!」

女狩人「ア……ハハハ……」


18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:36:47 GKo2EpIs

採取ツアー 遺跡平原


アイルー「頑張って採取しますニャ!」

女狩人「うん。 期待してるわ」

筆頭オトモ「…………」

筆頭オトモ(お嬢……いいんですか?)

女狩人(うん……)

女狩人(その内、クック狩りにでも連れて行くつもり)

筆頭オトモ(……わかりました)

アイルー「ニャ! 鉄鉱石発見ニャ!」

アイルー「次も何か見つけるニャ!」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:37:49 GKo2EpIs


―――――――――――


女狩人「よし、今回はここまでよ」

女狩人「ありがとう」

アイルー「ニャ!」

筆頭オトモ「成果はまずまず、というところだニャ」

筆頭オトモ「僕から言わせたら、まだまだニャ」

アイルー「次はもっと頑張りますニャ!」

筆頭オトモ「じゃ、もう休むニャ」

アイルー「わかったニャ!」

女狩人「…………」

女狩人「彼、どう?」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:38:20 GKo2EpIs

筆頭オトモ「……まだまだヒヨっ子ですニャ」

筆頭オトモ「でも……」

女狩人「でも?」

筆頭オトモ「昔の……自分を見ているみたいで」

筆頭オトモ「なんか、恥ずかしくなりますニャ」

女狩人「そう」 クスッ

女狩人「さあ、私たちも行きましょう」

筆頭オトモ「わかりました、お嬢」


21 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:39:15 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「メラルー!!」

メラルー「お……アイルー?」

メラルー「元気そうだな。 もしかして雇ってもらえたのか?」

アイルー「それだけじゃないニャ!」

アイルー「今日、採取クエに連れて行ってもらえたニャ!」

メラルー「……!」

アイルー「初めてブナハブラとかアプトノスを間近に見てドキドキしたけど」

アイルー「無事にやっつけられたニャ!」

メラルー「……そ、そうか。 良かったニャ」


22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:40:20 GKo2EpIs

アイルー「普段はあそこで旦那さん、いろんなモンスターを狩っているそうだニャ!」

アイルー「アルセルタスとか、リオレウスとか」

アイルー「ゴア……なんたらっていう珍しいのもやっつけたそうだニャ!」

メラルー「……ふ〜ん」

アイルー「もう見るもの全てが新鮮で……」

メラルー「…………」

―――――――――――

アイルー「じゃ、またニャ! メラルー!」

メラルー「おー」

     スタ スタ スタ…

メラルー「…………」

メラルー「……っ」 ギリッ…


23 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:41:04 GKo2EpIs


―――――――――――


オトモ「おい、メラルー」

オトモ「明日モンニャン隊で出撃ニャ」

オトモ「準備しておけニャ」

メラルー「…………」

メラルー「旦那さん、まだ起きてるかニャ?」

オトモ「ニャ?」

―――――――――――

男狩人「……採取クエに、ね」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:41:16 YMZV0SXg
?C


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:42:05 GKo2EpIs

メラルー「お願いしますニャ! 旦那さん!」

メラルー「もちろんモンニャン隊も頑張りますニャ!」

メラルー「だから、だから……!」

男狩人「…………」

男狩人「……わかった」

メラルー「!!」

メラルー「あ、ありがとうですニャ!」

男狩人「ただし、一度だけだぞ」

メラルー「……はい」

メラルー「わかってますニャ」

メラルー「お休みなさいニャ、旦那さん」

     テク テク テク…

男狩人「…………」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:42:18 YMZV0SXg
文字化けした…


支援


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:43:31 GKo2EpIs


―――――――――――


採取ツアー 原生林


男狩人「よーし、キノコ狩りと洒落込むか」

筆頭オトモ「ボス、了解ニャ」

メラルー「アイアイサー!!」

男狩人「一番いるのはハチミツ。 その次は……って聞いてねぇし」

筆頭オトモ「よっぽど嬉しいみたいだニャ」

男狩人「……こんな雑用なのにか?」

筆頭オトモ「ボス……それだけ背水の陣持ちオトモは」

筆頭オトモ「ハンターに毛嫌いされているって事ですニャ」

男狩人「…………」


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:44:46 GKo2EpIs

男狩人「……ま」

男狩人「採取くらいなら、たまには連れて行ってやるか……」

筆頭オトモ「きっと、メラルーの奴もよろぶと思うニャ」

男狩人「さて……生肉も少し欲しいし」

男狩人「おい、筆頭オトモ。 あいつもこき使ってやれ」

筆頭オトモ「OK、ボス」

     ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

男狩人「っ!?」

筆頭オトモ「この揺れ……まさか!?」

メラルー「ニャ? 何ニャ??」


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:45:34 GKo2EpIs
<font color="000000">









     ゴガアアアアアアアアアアアアアアアッ!!









</font>


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:47:09 GKo2EpIs

メラルー「!?!???!」

メラルー「ニャギャ―――――――――――!??」

男狩人「ちっ!!」

男狩人「選りにも選って、ジョーの乱入かよ!!」

筆頭オトモ「新入り! 逃げるニャ!」

メラルー「」

筆頭オトモ「あのバカ!! 固まってるニャ!!」

男狩人「俺がジョーを引き付ける!」

男狩人「あいつを連れてエリチェンしろ! その後、俺も逃げる!」

筆頭オトモ「了解ボス!」

男狩人「くそったれ! オラッ! こっちだ! こっち向け!」

男狩人「このランスで串刺しにしてやる!」


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:48:35 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「話は聞いたニャ……大丈夫かニャ? メラルー」

メラルー「…………」

メラルー「……俺は何ともないニャ」

メラルー「でも……」

メラルー「旦那さんが……怪我をしてしまったニャ」

アイルー「…………」

メラルー「…………」

メラルー「……っ……ぐっ……」

メラルー「俺……オトモ………失格…ニャ…………」

メラルー「……ううっ……ぐすっ……ひっく…………」

アイルー「メラルー……」

アイルー「…………」


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:49:43 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「…………」

女狩人「おーい、アイルー」

女狩人「また採取に……ん?」

女狩人「どうしたの?」

アイルー「…………」

アイルー「旦那さん……実は……」

―――――――――――

女狩人「……そう。 そんな事があったの……」

アイルー「……はいニャ」


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:50:57 GKo2EpIs

アイルー「きっと……僕も同じですニャ」

アイルー「メラルーと同じように何もできずに……迷惑をかけてしまいますニャ」

女狩人「迷惑……ね」

女狩人「まー確かに『今』のあんたは、迷惑かもしれないわ」

アイルー「…………」

女狩人「でもさ」

女狩人「あんたこの前の採取、一生懸命だったじゃない」

アイルー「……え?」

女狩人「あたし達ハンターにとって乱入なんて日常茶飯事だし」

女狩人「たぶんだけど。 そのあんたの友達のオトモの主さん」

女狩人「大して気にしてないと思うな」

アイルー「そうなんですかニャ?」


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:52:09 GKo2EpIs

女狩人「…………」

女狩人「……なんならさ」

女狩人「その友達、あたしが雇ってあげようか?」

アイルー「!」

アイルー「い、いいんですかニャ!?」

女狩人「もう乗りかかった船よ」

女狩人「あんたの友達なら、きっといい仕事してくれるだろうし」

女狩人「言っとくけど、あんたと二人揃って、きっちり働いてもらうからね?」

アイルー「頑張りますニャ!」

アイルー「さっそくあいつの……メラルーの所に行きましょうニャ!」

女狩人「え……これから?」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:53:38 GKo2EpIs


―――――――――――


アイルー「……という事でメラルー」

アイルー「僕の旦那さんの所に来ないかニャ?」

メラルー「…………」

女狩人「歓迎するわよ?」

女狩人「ああ、もちろん背水の陣持ちなのも知ってるわ」

メラルー「…………」

メラルー「……せっかくですが」

メラルー「俺……今の旦那さんのお役に立ちたいですニャ」

メラルー「迷惑掛けたまま移籍するなんて、できませんニャ」

アイルー「メラルー……」

女狩人「……そっか」


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:54:31 GKo2EpIs

女狩人「じゃあ……君の主さん」

女狩人「お見舞いも兼ねて挨拶をしたいんだけど」

女狩人「紹介を頼めないかしら?」

メラルー「あ、はいですニャ」

メラルー「きっと喜んでくれますニャ」

女狩人「お願いね」


―――――――――――


男狩人「はあ? お前の友人の雇い主が見舞いを兼ねて挨拶?」

メラルー「どうも……俺の友達が縁で、俺を雇いたとまで言ってくれまして」

男狩人「ほー……」

男狩人(背水の陣持ちのオトモを二人も……物好きなハンターが居たもんだ)


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:55:41 GKo2EpIs

男狩人「……まあ、こんなナリでいいのなら」

男狩人「どんな奴か俺も興味あるし」

メラルー「わかりましたニャ」

メラルー「アイルー、旦那さんのお許しが出たニャ」

メラルー「そちらの旦那さんもどうぞだニャ」


     テク テク テク…


男狩人「」

アイルー「お邪魔しますニャ」

女狩人「どうもー」


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:56:46 GKo2EpIs

男狩人「す、すみませんっ、こんな格好でっ」///

女狩人「え? 特に気にしないけど?」

男狩人「こっちがしますっ」///


男狩人(お、おいっ! メラルー!)

男狩人(なんで女の子ハンターなの黙ってた!?)

メラルー「え? 特に問題ないと思って……」

男狩人「こっちが大アリだっての!」///


女狩人「ふふ、元気そうみたいね」

男狩人「え、ええ、まあ……」///

女狩人「初めまして。 あたし女狩人っていいます」

女狩人「よろしくね」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 20:57:59 GKo2EpIs

男狩人「!」

男狩人「というと、ヴァルキリー・アーチャーの?」

女狩人「時々、桜舞う弓使い、なんて呼ばれる事もあるわ」

男狩人「君みたいな娘だったのか……」

女狩人「で? あなたは?」

男狩人「俺は男狩人」

女狩人「あー! 最近よく聞く、蒼きランサーってあなただったの」

男狩人「へえ? 俺って有名なのか……」

女狩人「ええ、有名よ」

女狩人「ギルクエでモンスそっちのけで、青石採取しまくってるって」 クスクス

男狩人「くそっ……そっちかよ」///


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:00:08 GKo2EpIs


     アハハ… フフフ…


アイルー「なんか盛り上がってるみたいニャ」

メラルー「旦那さん……なんか嬉しそうだニャ」

アイルー「…………」

メラルー「…………」

アイルー「なあ、メラルー」

メラルー「アイルー。 もう言わなくても分かってるニャ」

アイルー「え?」

メラルー「俺は……これからも」

メラルー「この旦那さんの為に一生懸命頑張るニャ!」

アイルー「メラルー……!」

アイルー「……っ」

アイルー「僕も……負けずに頑張るニャ!」


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:01:10 GKo2EpIs
<font color="000000">



     それから……意気投合した僕らの旦那さん達は

     よく二人で狩りに行く様になったニャ。



     僕ら背水の陣持ちは、相変わらず採取がメインだけど

     この前、ドスジャギィの討伐を手伝ったニャ。



     途中で乙してしまったけど……でも、旦那さんは

     また行こうねって言ってくれたニャ。



</font>


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:02:00 GKo2EpIs
<font color="000000">



     そして

     今日は、筆頭オトモが代理してくれと言われて

     お互いの旦那さんのオトモをする事になったニャ。



     僕らは、どんな狩りのオトモなのかと

     心臓が破裂しそうなくらい緊張してたんだけど……



</font>


43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:04:41 GKo2EpIs

BC(ベースキャンプ)


男狩人「はあっはあっはあっ」

     パンパンパンッ

女狩人「んっ……はっ……あっあっ……んっ!」

女狩人「いいよっ……今日も……んっ……はっ……」

     パンパンパンッ

女狩人「あんたの……んんっ……ランスっ…いい感じ…んはっ……あんっ!」

     パンパンパンッ

男狩人「はあっはあっはあっ……くっ……」

男狩人「もう……イキそう……はあっはあっ……!」

     パンパンパンッ

女狩人「いいよ……んっはっ……きてっ……中にっ……んっ!」

男狩人「俺たち……はあっはあっはあっ……こっちの相性も……」

男狩人「最高だな……はあっはあっ……うっ……!」


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:06:27 GKo2EpIs


     アアア……


アイルー「……またやってるニャ」

メラルー「筆頭オトモが代理を任せた理由がよくわかったニャ……」

アイルー「…………」

メラルー「…………」


     ネエ…… モウイッカイ…… ンッ……


アイルー(……まだやる気かニャ)

メラルー(……もう3回目ニャ)

アイルー「…………」

メラルー「…………」


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:07:18 GKo2EpIs

アイルー「はあ……」

メラルー「はあ……」

アイルー「採取に行きたいニャー……」

メラルー「モンニャン隊が懐かしいニャー……」

アイルー「…………」

メラルー「…………」




   でも、いつか立派なオトモになってみせるニャ!!





     おしまい


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:09:25 GKo2EpIs
ふと、こんな話を思いついた。背水持ちの気持ちってどんなのかなーと。
お付き合いありがとう。


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/29(木) 21:22:54 KrtunpII
乙!面白かったよ。


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/30(金) 01:26:58 dR4OrHvg
背水持ちを排水とか呼んでたのに、解雇できなくなるじゃないかw
乙!


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/30(金) 13:02:34 nTWeMZHg
乙!
猫可愛いよ猫


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/01/30(金) 23:57:29 fFdcuZDg
青いランサー…


■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■