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花京院「カマボコも刺身も好きだからE・スプラッシュ!!」
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【前回までのジョジョの奇妙な冒険】
――――――
承太郎「おれには『悪霊』がとりついている」
――――――
アヴドゥル「ホリィさんにも、スタンドが発現している!」
――――――
灰塔『お前らはDIO様のところへは行けん!』
――――――
鳴滝「おのれディケイド!」
――――――
アヴドゥル「50日以内にDIOに出会わなければ……!」
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ポルナレフ「わたしの知り合いが、首筋にこれと同じ形のあざを持っていたなぁ」
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ポルナレフ「何ぃ! ぐあああああ」ドッ ゴン
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月「くそっ やられた」
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ポルナレフ「おれはアンタたちと共に、エジプトに行くことに決めたぜ!」
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トルケル「オレァ アンタについていくぜ 王子」
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左之助「お前が口先だけのイカサマ維新志士とどう違うか、この目でしかと見極めてやるぜ」
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万極「……み 見ているぞ。お お前達のなそうとすること……地の底で……ずっと……」
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ポルナレフ「DIOを目指していけば、きっと妹のカタキに出会える!」
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花京院「エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥッ!!」
"
"
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忌まわしき DIOの呪縛!
現在 最先端を誇る SPW財団の医療すら
DIOの 呪縛の前には無力である!
医者A「こりゃあもうだめですな。いくら私でも、もう手も足も出ませんよ」
医者B「この世に万病に効く薬なんてモンは、ありゃしないんだ」
医者C「ええ何だ、あれだ、手術しましょう!」
ホリィを救うために はるかエジプトを目指す ジョジョ達一行!
[日本>>【×】>>ホンコン>>>キャンベラ>>>ウェリントン>>>]
危険を考慮して 空路を避け
[>>マニラ>>>台湾>>ホンコン>>ホーチミン>>>シンガポール]
海路で まずはシンガポールに向かう!!
-
――
ジョセフ「ホンコンからシンガポールまで、丸三日は海上だな」
ジョセフ「ま、ゆっくりと英気を養おう」
ジョセフ「しっかしおまえらなあ。その学生服はなんとかならんのか?」
ジョセフ「その格好で旅を続けるのか? クソ暑くないの?」
花京院「ぼくらは学生でして、学生は学生らしくですよ」ペラッ
承太郎「ふん」
花京院「やっぱり更木隊長は最強だな」ペラッ
承太郎「読み終わったら返しな」
ジョセフ「ふんっ、日本の学生はヲタかいのう」
アヴドゥル「なるほど、これが武士道。心頭滅却すれば火もまた涼し」
アヴドゥル「試しに我がマジシャンズレッドで焼き払ってみようか」
ポルナレフ「ははは、いいぞやれやれ」
アヴドゥル「ぬううん! クロス・ファイヤー・ハリ」
ポルナレフ「なんでおれに向かって撃つんだよ!!」
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?「放せ! 放しやがれ! このアホが! 放しやがれ!」
一同「?」
船員「静かにしろォ! ふてえガキだ!」
ジョセフ「おいどうした? わしらの他には乗客は乗せない約束だぞ」
船員「すみませェん、密航です。このガキ、下の船倉に隠れてやがった」
ジョセフ「密航〜?」
密航者「くるなら来い! タマキン蹴りつぶしてやるぞ!」
船員「へっ、海上警察に突き出してやる!」
密航者「えっ警察? お願いだ、見逃してくれよォー」
密航者「シンガポールにいる父ちゃんに会いに行くだけなんだよォー」
密航者「何でもするよォー。こきつかってくれよォー」
船員「どうしようかなァ。見逃してやろうかなァ」 イツミー! マーリオー!
船員「どうしようか? あどうしようかなァ?」グニニ グニニ ビローン
船員「やっぱりダメだね! や〜だよ」 ビヨヨン レッツァゴ!
密航者「ギギギ……おどりゃクソ船員!」
-
船員「とりあえずキャプテンに報告するから、付いて――」
密航者「」ガブッ
船員「WEED!!」
密航者「」ザバーン
ポルナレフ「おっほ、飛び込んだぞ。元気ぃ〜」
花京院「ここから陸まで泳ぐ気なのか?」
ジョセフ「どうする?」
承太郎「ほっときな。泳ぎに自信があるから飛び込んだんだろうよ」
密航者「オレはフリーしか泳がない!」ザブザブ
船員「マズイっすよ! この辺はサメが集まっている海域なんだ!」
アヴドゥル「うおっ魚影!」ギョエイ
花京院「これはまずいッ!!」
ジョセフ「おい小僧! 戻れー! 戻るんだー! 危険だー!」
ポルナレフ「サメだぞー! サメがいるぞー!(裏声)」
"
"
-
ススス…
密航者「!」
ザ バ ー ン !
密航者「うあああぁぁぁ!?」
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュ!』
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュ!』
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュ!』
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュ!』
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥゥ!』
ドバババババババババババババババババbbbbbbb
ザパーン
プカァ
密航者「あ……」
花京院「大丈夫かーッ!?」
ジョセフ「あいつ承太郎よりラッシュ力あるんじゃないの」
-
ジョセフ「何とか助かったみたいだな。サメは?」
ポルナレフ「こなみじんになって死んだ」
承太郎「ん……?」ジィー
星の白金『あのガキ……女か』
星の白金『それもまだションベンくせえ』
ジョセフ「なんじゃと!?」
アヴドゥル「承太郎、詳しく」
花京院「よいしょ。よいしょ」ジャブジャブ
密航者(なんだこいつ片手泳ぎメチャクチャ上手い)
ザブン ズズズ…
ジョセフ「!」
ジョセフ「花京院、下だ! 海面下から、何かが襲ってくるぞ!!」
花京院「はいー!? 何ですかァー!?」
-
ジョセフ「サメではない、凄いスピードだ! 花京院、早く!!」
花京院「化け鮫か? それともユイチイタン!?」ザブザブ
ジョセフ「早く船まで泳げー!」
アヴドゥル「と、遠すぎる!」
承太郎「ちっ」ス…
船員A「あの距離なら俺達に任せてください!」トンッ
船員B「あっしも!」トンッ
船員C「うちも!」トンカラリッ
ジョセフ「うっ!? 次々と船員が現れて――」
<船員A>B>C>D>E>F>G>H>I>J> バーン
ジョセフ「一瞬で人間バシゴになった!」
花京院「助かった!」ガッ
船員A「手を取りました! すいません引っ張ってください!」
ジョセフ「一人ぐらい残せ!」
ザ パ ー ン
花京院「あっ今のはスタンド! くそっ、なら仕留めていたのに!!」
-
アヴドゥル「海底のスタンド……このアヴドゥル、知恵袋でも聞いたことがない」
密航者「ハァ……ハァ……」
ジョセフ(この女の子……まさか……)
ポルナレフ(今のスタンドの使い手か……?)
承太郎(まさか……サメの海に花京院をわざと誘い込んだか……?)
花京院(あれ。結構がんばったのに誰も声をかけてくれない……)
密航者「ん? なんだよ、何見てんだよ」
密航者「何が何だかわからねぇがやる気か!?」シャキン
密航者「このアン様をなめんな。相手になってやる!」
密航者「タイマンだぜ! タイマンで来いこのジョナサン・ジョーンズがァ!」
ポルナレフ(とぼけてやがるぞ……もういっぺん海へ突き落とすか?)
承太郎(早まるな……本当にただの密航者なら、サメに食われるだけだ)
アヴドゥル(名前はアンちゃんというのか……密航者→アンちゃんだな……)
ジョセフ(しかしこの船の10名の船員の身元はすべてチェック済み……)
ジョセフ(この少女以外には考えられん! 何か正体をつかむ方法はないものか……)
-
またお前か(期待)
-
アヴドゥル「おい、DIOの野郎は元気か?」
アン「ディオ? 元気だよ!」
ポルナレフ「とぼけるんじゃねえこのガキ!」
アン「このチンピラども! オレと話がしてーのか」
アン「それとも刺されてーのかどっちだ? アアァ!?」
アヴドゥル「わたしなら刺されたいです」
アン「この妖刀チキンナイフが、早えーとこ255回目のとんずらを決めてぇって慟哭してるぜ!」
花京院「ウッフ」
アン「何 が 可 笑 し い ! !」
花京院「いや、今週の斉木が当たり回かもって」ペラッ
承太郎「早く読み終われよ」
ポルナレフ「ビーチチェアに戻ってんじゃねえ!」
アヴドゥル「ジョースターさん、なんかこの女の子は違うような気がしますが」
ジョセフ「ふーむ……しかし……」
??「その女の子かね? 密航者というのは」 ザッ
-
いったんここまで(^q^)
-
シリーズ名は『阿呆院シリーズ』かな?
それと、キャンベラってオーストラリアだよな?
-
アヴドゥル…
-
ユイチイタン 分かる奴いるのか…?
-
よく見たらめっちゃ寄り道してるな
観光旅行か!
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お前には期待しているぞ
-
船長「……」かたもみもみ
アン「うわぁっ! 放せ!」
ジョセフ「キャプテン」
船長「私は……密航者には厳しいタチだ」
船長「女の子とはいえ、ナメられると限度なく密航者がやってくる」モミモミ
アン「いだだだだだ……くない? どころか、肩こりがなくなったッ」
船長「港に着くまで、下の客室でゆっくり休んでもらうよ」
ジョセフ「キャプテン。お聞きしたいのですが、船員10名の身元は確かなものでしょうな」
船長「スタ……ンド……? 何だねそれは一体」
船長「ところで!」
パシッ!
花京院「あっ!」
船長「甲板でのジャンプの立ち読みはご遠慮願おう」
船長「君はシワがついた表紙や、折り目のついたページをどうするつもりだったんだね?」
花京院「くっそう買います!!」
-
船長「君はお客だが、この船のルールには従ってもらうよ」
船長「後で船長室まで取りに来なさい」
花京院「くうぅすまんジョジョ! 没収されてしまった!」
承太郎「……フゥー」スパー
船長「分かったね?」 スタ スタ スタ
承太郎「待ちな」
船長「ん? あっタバコ――」
承太郎「大物ぶってカッコつけてんじゃねえこのタコ」
ジョセフ「おい承太郎、船長に対してプッ、タコってお前」
承太郎「フン、承知の上の無礼だぜ。こいつは船長じゃあねぇ、いま分かった」
承太郎「スタンド使いはこいつだ!」
ジ/ア/ポ/花/船「「「な、なんだってー!!」」」
アヴドゥル「それは考えられんぞ、承太郎!」
アヴドゥル「このテニール船長はヤフーメールの紹介を通じ、身元は確かなんだ!」
ポルナレフ「コイツそんなんでこの船乗ってんの!?」
-
船長「ちょっと待ってくれ。ディオ様? 一体何を言ってるのか分からんが……」
ポルナレフ「ジョジョ、いい加減な推測は惑わすだけだぞ!」
花京院「証拠はあるのか、ジョジョ!」
>証拠 >タバコの煙 『 く ら え っ ! 』
承太郎「スタンド使いに共通する見分け方を発見した」
ジョセフ「何!?」
承太郎「それは――スタンド使いは、タバコの煙を少しでも吸うとだ」
承太郎「鼻のアタマに血管が浮き出る」
ジョセフ「えっ!?」サッ
アヴドゥル「!?」サッ
ポルナレフ「!?」サッ
船長「!?」サッ
船員A「!?」サッ
船員B「!?」サッ
船員C「!?」サッ
船員D「!?」サッ
船員E「!?」サッ
アン(みんな何やってんだ……?)
花京院(みんな何やってんだ……?)
-
ポルナレフ「ウソだろ承太郎、ほんとに浮かんできやがった!」
承太郎「ああ、ウソだ」
承太郎「だがマヌケは見つかったようだな」
花京院「オレェ?」
ジョセフ「結局、さっきのスタンドの本体は誰なんじゃ!?」
アヴドゥル「こうなったら占い師のわたしに任せろ!」
アヴドゥル「【能力発動】占いの結果、船長は『スタンド使い』でした」
花京院「確定●! リンチ決定!」
船長「ま、待て! 私はスタンド使いなんかじゃあない!」
ジョセフ「いいや……おそらく当たっている」
ジョセフ「船長が指さされた時、わしの義手がすごい音で軋んだ」ギギギ
ジョセフ「もし濡れ衣なら、じわじわと大きくなるのだ。誤解による不安と興奮でな」
ジョセフ「しかし今回は始めが一番大きくて、どんどん軋みが落ち着いていった……」
ジョセフ「つまり、典型的な嘘つきの旋律なのだ!」
船長「まるで意味が分からんぞ!!」
-
ポルナレフ「もうどっちか考えるのは面倒くせえぇッ!」
ポルナレフ「こいつがスタンド使いだッ!」ドゴッ
船長「レッチリ!」
ジョセフ「どうして船長だと思ったんだ?」
ポルナレフ「知りたいか? ――全員ぶん殴るつもりだったんだよ!」
船員A〜J「…………!」
花京院「ならば、ぼくもスタンド使いを当ててみせるッ!」
花京院「こいつだァーッ!」ドゴッ
船長「クワバラ!」
ジョセフ「どうして船長だと思ったんだ?」
花京院「船長が一番殴りやすかった。それだけだ!」
ジョセフ「決まりじゃな。満場一致で、お前がスタンド使いだ!」
船長「……」
船長「ヒドイねェ……」
船長「まったくおたくら、ヒドイぜ」 ゴゴゴゴゴ…
-
船長「確かに俺は船長じゃねえ」
船長「本物の船長は今ごろ、掴ませた金を使って家族旅行を楽しんでいるぜ」
ポルナレフ「こいつ結構いいやつなんじゃね」
承太郎「それじゃあテメェは、地獄旅行を楽しみな」
花京院「なんて冷徹!」
暗青の月『 』ザパーン
アン「うああああぁぁぁぁ!?」
一同「「し、しまった!!」」
アン「う、動けない……!」ドチャアアァァ
水のトラブル! 嘘と裏切り! 愛と正義!
未知の世界へのおしおきを暗示する、月にかわるカード戦士!
その名は、美少女戦士セーラームー
船長「ダークブルームーン!!」
-
船長「てめーらと5対1じゃさすがの俺も骨が折れるから」
船長「正体を隠し一人ひとり順番に始末してやろうと思ったが……」
船長「バレちまったらしょうがねえな。5対1でやらざるを得まい!」
ジョセフ「船員もいれて15対1じゃ!」
船員s「「「オオォーッ!」」」
花京院「オオオォォォーッ!!」
船長「しかし、この小娘が手に入ったのは俺に運が向いてる証拠」
船長「今からこいつを解放し、サメの海に飛び込むぞ」
船長「当然てめーらは海中に追ってこざるを得まい!」
アン「この! ううっ!」ジタバタ
船長「俺のホームグラウンド・水中なら5対1でも相手できるぜ?」
承太郎「人質なんか取って舐めんじゃあねえぞ」
花京院「この花京院典明がビビりあがると思うなッ!!」
船長「舐める? こりゃ予言だよ。あんたは踊り狂って死ぬ」
承太郎「花京院なら常に踊り狂ってるようなもんだがな」
-
船長「特にあんたのスタンド『星の白金』……素早い動きをするんだってな」
船長「自慢じゃあないが、俺の『暗青の月』も水中じゃあ素早いぜ?」
船長「どんな魚よりも華麗に舞い泳げる!」
花京院「カレイに?」ヒラメェ?
船長「ヘッヘッヘ。ひとつ比べっこしてみないか? ついてきな」スッ
アン「放せ……あ、あれ? 下ろしてくれた」
船長「海水たらふく飲んで、死ぬ勇気があるならな!」
バッ
星の白金『オラァッ!』 ボゴコン!!
暗青の月『ぶっ』
星の白金『オラオラオラオラオラオラオラオラ!』ドドドド
銀の戦車『チャリオッツ串刺しにしろ!!』
隠者の紫『本体を狙えハーミットパープル!!』
魔術師の赤『クロス・ファイヤー・ハリケーン!!』
法皇の緑『エメラルド・スプラッシュウウウウゥゥゥゥッ!!』ドッババババ
暗青の月『うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?』ボゴゴゴゴゴゴゴ
-
いったんここまでー
-
ポルナレフは常識人枠・・・なのか?
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船長タバコ以前にボロ出しまくりでワロタ
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いろいろとカオスすぎて腹筋がやられるwww
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焼き魚〜
-
ドゴゴォン
暗青の月『ぶええ』 ザパーン
船長「ら……落下するより速く……リンチしてくるなんて……そんな……」プカァ
承太郎「海水をたらふく飲むのは、テメェ一人だ」
承太郎「アヴドゥル、何か言ってやれ」
アヴドゥル「ッエ”−イ!」
ポルナレフ「何か言った」
船長「」 プカプカ…
ポルナレフ「流されていくぞ」
ポルナレフ「スタンドの能力自慢を散々していた割には、大ボケかました奴だったなァ」
承太郎「!?」ググッ
ジョセフ「おいどうした承太郎、フェンスから身を乗り出して」
承太郎「ち……ちくしょう、引きずり込まれる……!」
花京院「ははは、ジョジョのボケもなかなかだな! ☆ふたつ!」
承太郎「助けろボケ」
-
承太郎「……!」ブシュウゥ
ポルナレフ「うおおっ」
ジョセフ「こ、これは……!」
アヴドゥル「フジツボだ! 名前以上のことは分からんがとにかくフジツボだッ!」
ジョセフ「『星の白金』の腕から船腹にかけてびっっっしりと!」
承太郎「奴はまだ戦う気だ……さっき殴った時くっつけやがった!」グググ
花京院「あの船長まだやる気だったのかッ! とっちめてやるッ!!」 ザブン
承太郎「どんどん増えやがる……俺のスタンドから……力が抜けやがる」ググ
ジョセフ「い、いつの間にかいない! 船長が! どこにも!」
ジョセフ「承太郎! スタンドを引っ込めろ!」
承太郎「それができねーから、かきたくもねぇ汗をかいているんだぜ!」
承太郎「うおっ!」
ドシャッ
承太郎「急に手ごたえがなくなったんだぜ」
ポルナレフ「あれ花京院は?」
-
【海中】
花京院「いた! 船長ッ!」
船長「よぉ〜こそようこそ。『暗青の月』の独壇ジョ……承太郎は!?」
花京院「この野郎、承太郎に貼っつけたフジツボを何とかしろ!」
船長「ああん? この俺をナメとったらいかんぜよ? おにいちゃん」
花京院「おにいちゃん?」キュン
船長「海中とはいえスタンド同士の会話が可能だから……あれ? てめえさっきから生の声で」
花京院「お前……何になりたいんだ?」
船長「えっ?」
花京院「なりたいキャラを言え。普通の妹か? それとも従妹?」
花京院「好きな設定で『おにいちゃん』と呼ばせてやってもいいぞ!」
船長「この妄想バカが。強がったクチ聞いとるがなおにいちゃん」
船長「オタクはいま心の中でこんなことを考えている――」
船長「『こいつどれくらいの間、水中に潜っていられるのか――』」
花京院(妹の親友ってのも捨てがたいが、ご近所さんの女の子ってのも悪くないんだ)
-
船長「『自分の限界は2分ってとこだが、自分より長く潜っていられるのだろうか?』」
船長「――とね。フッフッフッヘッヘッヘッヘ。答えてやろう! 俺の肺活量は常人の3倍よ!」
花京院「赤くない分際で!」
船長「そして訓練されている。潜水の自己ベストは6分12秒!」
花京院「9分44秒! ぼくの最高記録!」
船長「洞窟にまいた催眠ガスも耐えきっちゃうの!?」
船長「だが!」
暗青の月『 』シャシャシャシャッ
船長「『暗青の月』の水かきは、スクリューの回転よりシャープに動く水中カッター!」
船長「それに舐めたクチ聞く前に、てめーのスタンドをよ〜く見てみろ!」」
花京院「ん?」
法皇の緑『 』プチプチプチプチ
船長「こいつの付けたフジツボが1個ずつちまちま取り除いてんじゃねえ!!」
花京院「これは意外と美味だぞ! おあがりよ!!」
船長「お粗末!」
-
船長「だが! 泳いで水面に逃れようとしても無駄だぞ! 周りをよくみろ!」
暗青の月『』ワッショイワッショイワッショイ
花京院「!」
船長「さっきから『暗青の月』が渦の流れを作っていることに、気がつかねーのか!」
船長「おにい(↑)ちゃん!」
花京院「今の言い方よかった!」キュン
船長「泳げ泳げ! どんどん呼吸が苦しく成り、パワーが抜けていくぞ!」
花京院「『おにいちゃん』って呼ばれりゃそうなるさ!!」
ジョセフ「お、遅い……浮かんでこないぞ!」
アヴドゥル「渦だ! 巨大な渦が出来てるんだ!」
ポルナレフ「どこだ花京院の奴は!?」
承太郎「助けに行くぞ」
ジョセフ「レスキューに必要なのは、スキルと冷静な判断だ!」
アヴドゥル「救助完了後……全員で乾杯をあげましょう……!」
-
星の白金『!!』 ブシュウゥ
魔術師の赤『ケェー』
銀の戦車『イテェー』
承太郎「こいつぁ……」
承太郎「花京院のエメラルド・スプラッシュだ」
アヴドゥル「渦の中に花京院のエメラルド・スプラッシュが舞っている!」
ポルナレフ「あいつ苦し紛れに水中で乱射しているんだ!」
アヴドゥル「これは水のハイエロ地獄! 飛び込めば全員皆殺しにされる可能性ッ代打ッ!」
法皇の緑『スプラッシュウウウ痛いッ!』ゴボゴボ
花京院「渦に巻き込まれてるから自分に攻撃がクリティカル!」ビシビシ
船長「クックック。そして次に何を考えてるか当ててやろう!」
船長「『渦には一点だけ動かない部分がある。それは中心だ!』」
船長「『奴のいる中心に飛び込めば攻撃できる』――ヘッヘッヘ、そう考えてるな?」
花京院「そうか! その手があったかーッ!!」
-
うずずずず……
アヴドゥル「くそっ。うかつに手が出せん!」
チラッ
承太郎「! 船長だ。渦の中に船長が見えたぞ」
ポルナレフ「い、いかん! ぐったりしていたぞ!」
ジョセフ「ぐったり? 全然もがいてなかったのか?」
ジョセフ「フーム。そりゃひょっとしたらナイスかもしれんな」
アヴドゥル「見ろ、渦が収まっていくぞ!」
ずずず……
ず……
……
船長「……」プカァ…
花京院「」ザパーン
花京院「みんな! 勝ったぞッ!!」
-
船長「……パクパク……」
花京院「何ィ〜聞こえんな!」
船長「……渦に流れていたのに……俺が余計なことを言ったせいで……」
船長「中心に無理矢理つっこんできて……ゼロ距離乱射……」
船長「そう考えてたんだ……」
花京院「違うね!」
花京院「ぼくが考えていたのは、お前が妹キャラだからやっぱりオチは
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ヽ`
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
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エジプト急ぐ花京院!
船でゆっくり花京院!
船長に出会った花京院!
なんなく撃破の花京院!
船もバクハツ花京院!
カマボコ好きな花京院!
刺し身の好きな花京院!
フジツボ大好きポルナレフ!
三部の序章も佳境イン!
がんばれぼくらの花京院!!
終わり
-
週遅れですみません
次も書けたらがんばります(^q^)
-
この花京院好きだ
次も書くなら期待してる
面白かった、乙
-
おつ
シリーズ名はどうなるかな
-
そんな>>1に乙・スプラッシュウッッ!!
-
乙!
-
誰かが言ってた阿呆院シリーズとかでいいと思います(^q^)
-
乙(^q^)
-
静のスタンド法皇の緑
-
第一作目で光速超えてたし世界にもワンチャンある
-
おつ
"
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