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アルミン「君は何も悪くない」
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12巻の最後の方のネタバレかもしれない
更新が遅い
短いと思う
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夢を見た。
とてもとても長くて、何も見えない暗い道をただひたすら歩く夢。
不安だった。ずっと、ずっと。
自分だけ独りのような感覚。
「・・・うっ・・・アルミン・・・」グスッ
僕の名前を呼んで泣いている人がいる。
誰だろう?
それはとても意外な人だった。
-
ジャン「アルミン・・・ごめん・・・ごめんな」
何で謝るんだよ、ジャン。
君が僕に何をしたの?
覚えてないなあ・・・
すると突然目の前が真っ白になった。
-
そこには、見たことのある白い天井があった。
まだあまり見慣れない調査兵団の兵舎だ。
部屋には誰もいない。
アルミン「酷いなあ・・・起こしてくれたっていいのに」
まあ今日は壁外調査もないし、まだ朝食には間に合うか。
-
アルミン「よい・・・しょっ」
朝食を取りに行けば誰かいるはず。
スタスタスタスタ・・・
アルミン「皆おはよう!」
・
・
・
あれ?皆いるのに・・・何で・・・
アルミン「あ、エレン!ミカサ!ジャン!おはよう」
"
"
-
ジャン「!!?あああアルミン!?」
アルミン「え?」
エレン「おいジャン!何言ってんだよてめぇ・・・」
ミカサ「ジャン、それは不謹慎。最低だと思う。」
アルミン「・・・え?」
ジャン「はあ!?見えないのか!!?アルミンはここにいるだろ!」
エレン「うるせーーよ!・・・アルミン・・・は・・・」
エレン「死んだじゃねえかよ・・・」
-
アルミン「・・・・・・・・・・・・・・え・・・?」
ジャン「ーーーっ!・・・わかってるけど・・・ここにいるんだ!」
ミカサ「エレン、ジャンは頭がおかしい。ので、もう行こう。」
エレン「ああ、お前、現実見ろよな。」
ジャン「な!?お、おい・・・待てよ!!!」
ミカサ「・・・さようなら」
ジャン「・・・っ!・・・」
-
アルミン「・・・・・・・・・・・・・・」
ジャン「なあ、お前・・・アルミンだよな?」
アルミン「・・・うん、ジャンにしか見えないようだけど。」
ジャン「何で生きてるんだ?」
アルミン「わからない・・・死んだっていうことも覚えて無いんだ。」
アルミン「それより、人気の多いとこで僕と喋るのはやめた方がいいよ。」
ジャン「あ?何でだよ」
アルミン「だって…」チラッ
「ジャンのやつ、誰に話しかけてんだ?」
「ぼっち?www」
「気でも狂ったか」
-
ジャン「・・・!!!」
アルミン「ね、朝食を終えたんなら部屋で話さない?」
ジャン「・・・」コクッ
-
期待
-
アルミン「でさ…僕が死んだときのこと、話してくれないかな?」
ジャン「・・・ああ。あれはエレンを奪い返しに行ったときのことだけどよ・・・」
アルミン「ああ……!ユミルは?どうなった?」
ジャン「ユミルは・・・ライナーとベルトルトと一緒に消えちまったよ。」
アルミン「そっか、取り返せなかったか・・・」
ジャン「で、だ。俺はあのとき、何かが当たって気を失ってた。俺をアルミンが抱えててくれたけど・・・」
アルミン「それは覚えてるよ。ジャンの頭から血がいっぱい出て・・・大変だったよ。でもそこから記憶がないんだ」
ジャン「まあ・・・お前はそこで死んじまったからな・・・」
-
アルミン「!そっか。自分の死に際を覚えてないなんて情けないよ…」
ジャン「ええっと・・・あれだ。エレンの何かが覚醒してな、巨人を生身で吹っ飛ばしたんだ」
アルミン「ええええ!すごいじゃないか・・・」
ジャン「で、その巨人がこっちに向かってきてな…俺をかばったアルミンが・・・」
アルミン「最期くらい・・・かっこよく死にたかったなあ・・・」
ジャン「喰われて死ぬよりマシだろ・・・?」
アルミン「・・・そうだね」
-
ジャン「でもどうして俺にはアルミンが見えるんだろうな?」
アルミン「うーーーん、君には霊感があるんじゃないかな?」
ジャン「・・・お前を幽霊だとは思いたくねえよ」
アルミン「うん・・・僕もそうは思いたくないよ。でもそうとしか考えられないだろ?」
ジャン「仮によお・・・幽霊化してるとして、お前はこの世に未練があるのか?」
アルミン「・・・ありすぎてわからないよ」
ジャン「悪ぃ・・・」
アルミン「いや、ジャンのせいじゃない、大丈夫だよ!」ニコッ
-
ジャン「・・・」
アルミン「きょ、今日って壁外調査無いよね?」
ジャン「ああ・・・多分な」
アルミン「ちょっとさ、外に散歩でも・・・どうかな?」
ジャン「おう。行くか」
-
街
アルミン「何か今日は人が少ないね!ちょうどいいか」
ジャン「ん・・・そうだな」
アルミン「はあ…エレンやミカサにも見えてくれたらいいのに」
ジャン「悪かったな…俺で」
アルミン「!!ううん、逆に君で良かったと思うよ?」
ジャン「?何でだよ」
アルミン「だって普通の人じゃ信じてくれないじゃん?」
ジャン「俺が普通の人じゃないってことかよおおお!」
アルミン「あ、やっと元気になったね!」ニコッ
-
ジャン「はっ?えっ?うん・・・」
アルミン「だってジャン、僕を見てから元気なさそうだったから、さ」ヘヘッ
ジャン「・・・・・・!そ、その・・・俺のせいなのに・・・あ、あ、ああありがとなっ!」
アルミン「もう・・・ジャンのせいじゃないって言ったのに。お喋りしてあげないよ?」
ジャン「うわあごめんちょっと待って」
アルミン「じゃ、ジャンも元気になったし、帰ろっか」
ジャン「ウイッス」
-
ジャンは正直者だからな
本気でエレンミカサに言えば意外と信じてもらえるかも
-
他のPCから、>>1です。投下
-
兵舎
アルミン「わあ、もうこんな時間か…付き合ってもらってごめんね」
ジャン「お、おう。俺は構わないけどよ」
アルミン「…優しいね、ジャンは」
ジャン「…そんなことねえよ」
アルミン「ふふ、まあ死ぬ前にも何度か思ってたけどね!!ミカサも気づけば惚れると思うなあ」
ジャン「…いやいやないない」
アルミン「なんでさ」
ジャン「だって朝も避けられてんだぜ…」
アルミン「それは僕のせいだから…」ショボン
ジャン「いやいや違うからな!」
アルミン「あ、そうだ!弁解を手伝うよ!」
ジャン「えっ」
-
これは切ない…
-
わああ最近サボっててごめんなさい!>>1です投下します
-
アルミン「これから夕食でしょ?ミカサ達の所に行って、僕の言ったことを言うんだ。いいね!?」ズイッ
ジャン「お、おう」
ジャン(アルミンってこんなだったっけ・・・)
食堂
アルミン「あ、ミカサ発見」
ジャン「お、おう!」ドキドキ
アルミン「ミカサ、ここいいか?」
ジャン「み、ミカサ、ここいいか?」
ミカサ「・・・構わない」
-
ジャン「あああありがとう」ガタッ
エレン「ジャン・・・」ジト
アルミン「エレン、ミカサ、今朝はすまなかった」
ジャン「え、エレン、ミカサ、今朝はすまなかった」
ミカサ「・・・気にしていない」
エレン「・・・・・・・」
アルミン「やっぱり、現実を見きれなかったのかもしれない」
ジャン「・・・やっぱり、現実を見きれなかったのかもしれない」
-
エレン「まあ・・・そういうこともあるさ。俺もまだ認めたくねえしな・・・」
ミカサ「・・・私も」
アルミン「じゃあ、これで手打ちにしよう」
ジャン「ばっ!?な、何でそれを知ってんだよ!///」
エレン「はあ?お前何言ってんだよ」
ミカサ「落ち着いて」
アルミン「そうだよジャン、落ち着いて」ニコニコ
-
ジャン「・・・・・・くっ///」
ナニヌグッタンダヨ!
ヒトトノ・・・シンライダ
ハア?
ジャン(・・・・・・・恥ずかしすぎる)
アルミン「ほらほら!てーうーち!てーうーち!」
ジャン(うっせえええええ)「・・・じゃあっ、これで手打ちにしよう・・・」プルプル
エレン「あ、ああ・・・何で震えてんだよ・・・」
ジャン「何でもねえよ・・・」グスッ
-
期待
-
アルミン意地悪やなww
-
大分お久しぶりです!>>1ですごめんなさい投下します!
-
アルミン(楽しいなあ)ニコニコ
ジャン「・・・じゃあそろそろ行くからなっ!」
ミカサ「?」
エレン「はあ?まだあんま食べてねえじゃんかよ」
ジャン「くっ・・・しょ、食欲がねえんだよ!」
サシャ「じゃあいただいてもいいですか!いいですよね!!」ヒョコッ
ジャン「うわっ…!や、やるよ!!!!!!」
サシャ「えっ…お、怒ってますか!?」オドオド
-
ジャン「何でもねえよ!行くぞ!!」
アルミン「わー、ジャン待ってようー」ニヤニヤ
サシャ「ジャン、(頭)大丈夫ですかね・・・」
コニー「お前には言われたくないと思う」
-
部屋
アルミン「ジャーーーーンーーーーー」ニヤニヤ
ジャン「こ、この野郎!恥ずかしかっただろうが!!!」
アルミン「ふふふ…生前は悪戯とか出来なかったからね!」
ジャン「だったら俺じゃなくても!」
アルミン「だってぇー…ジャンしか見てくれないから」ニヤニヤ
ジャン「…!もう寝る。ふて寝だちくしょう…」
アルミン「じゃあジャンの下のベッドにしよっと」ゴソゴソ
ジャン「勝手にしろ!」
アルミン「お休みー」
ジャン「…お休み」
-
また、夢を見た。
また、誰かが泣いている。
察しはついてる…
ジャンだろうな。
ジャン「…ごめん…ごめん…ごめんなアルミン」
…またか…変な夢だな。
君のせいじゃないのに。
というか、幽霊でも夢って見れるんだ。
変なことを考えていたら夢から醒めてしまった。
今度は白じゃない、ジャンの寝ているベッドの下。
朝か。起こしてあげたほうがいいかな。
-
アルミン「ジャーン、朝だよーー起きて」
ジャン「ん…んん…ん…みん…」
寝言かな?
アルミン「おーきーてってば!」ユサユサ
ジャン「ん…あ、るみん…ごめん…ごめんおれがわるかった…おれが…」
アルミン「…ジャン」
泣いた後がある。シーツが濡れている。
どうして
どうして
どうして…
-
僕はここにいるじゃないか。
死んだとしても、今は君の前に存在してるじゃないか。
どうして
自分を責め続けるの…?
君は
悪くない
何も。
悪くないんだよ。
僕は君が守れれば良かった。
だから、さ
もう自分を責めるのはやめてよ。
そんな君なんて見たくない。
もう、たくさんだ…
-
僕はジャンの頬に残った涙を拭った。
ジャン「…ん…アルミン…?」
アルミン「あっ!ジャン、おはよう」バッ
ジャン「ん…どうした?俺の顔になんかついてたか?」
アルミン「い、いや!何も!」
ジャン「?変な奴だな…」
アルミン「あ、はは…」
アルミン(あっぶねえ!あっぶねえ!)
-
アルミン「あ、ジャンお腹減ってない?昨日あんまり食べてないでしょ?」
ジャン「お、おう…そういえばそうだな…よし、行くか」スタッ
アルミン「うん」タタタッ
食堂
エレン「はあ…明日は壁外調査か…はあああ…」
ミカサ「どうしたの、エレン?前はあんなに楽しみにしていたのに…」
エレン「…二回目も、アルミンと行きたかった……」
ミカサ「…ごめんなさい、不謹慎だった。」
エレン「いや、いいよ…」
アルミン「………」
ジャン「お前、今声が掛けられたらなあとか思ってるだろ」ボソボソ
アルミン「……うん。こんなに近くにいるのに…こんなに、見ているのに」
ジャン「…」スタスタ
アルミン「ジャン?待ってよ」スタタッ
-
ジャン「おい、エレンにミカサ…ここ座るぞ」
エレン「ん…ああ、ジャンか」
ミカサ「…どうぞ」
アルミン「じゃ、ジャン?」
ジャン「明日は壁外調査だな」
エレン「…ああ……」
ミカサ「!ジャン、その話は…」
ジャン「お前らがそんな顔で…そんな気持ちで壁外調査に行ったって、アルミンが喜ぶとでも思ってんのか?」
エレミカアル「!!!」
ジャン「アルミンが、そんなお前らを見てどんなこと思ってるかわかってて…そうしてるのか?」
エレン「…………」
ミカサ「……」フルフル
ジャン「だったら…あいつがど」
-
ごめんなさい>>37間違えました
ジャン「おい、エレンにミカサ…ここ座るぞ」
エレン「ん…ああ、ジャンか」
ミカサ「…どうぞ」
アルミン「じゃ、ジャン?」
ジャン「明日は壁外調査だな」
エレン「…ああ……」
ミカサ「!ジャン、その話は…」
ジャン「お前らがそんな顔で…そんな気持ちで壁外調査に行ったって、アルミンが喜ぶとでも思ってんのか?」
エレミカアル「!!!」
ジャン「アルミンが、そんなお前らを見てどんなこと思ってるかわかってて…そうしてるのか?」
エレン「…………」
ミカサ「……」フルフル
ジャン「だったら…あいつがどんな風にしたら喜ぶか…考えるべきじゃないのか?」
-
エレン「!…ああ、そうだよな…すまん」
ミカサ「私も…冷静じゃなかった。ごめん、なさい…」グス
アルミン「じゃ、っん」グスグス
ジャン「泣くな」ボソ
ジャンはそういって、僕の涙をそっと拭いてくれた
アルミン「…あ、りがとう」ニコッ
ジャン「…おう」
エレン「よ、し!明日に向けて早めに寝なきゃな!」
ミカサ「ふふ、エレンは遠足の前夜は寝れないタイプでしょ?」
エレン「遠足と一緒にすんじゃねえよ!」
ミカサ「ふふふふ」
アルミン「あははは!」ニコ
ジャン「…はっ、せいぜい早めに寝るんだな。死に急ぎ野郎」
エレン「だから死に急ぎじゃねえっての!馬面!」
-
ジャン「ああん!?何だとテメエ!」
ミカサ「二人とも、喧嘩しないで」クスクス
アルミン「はははははっ」ニコニコ
見えなくてもいい。
見てもらえなくてもいい。
だってそこには、僕の大好きな
変わらない日常があるから。
僕があのとき守りたかった
正直者で、エレンと良く喧嘩しちゃう人が生きてるから。
その人に限って見えるなんて
これって役得ってやつかな?
もう少し、このままでもいいかな
…なんて。
-
もっとも、彼の自責の念が晴れるのは
もっと先かもしれないし…明日かもしれないけど。
僕は気づきはじめていたんだ。
僕がこの世界に留まる理由を。
僕があっちに逝けない理由を。
でもまだ逝けなくていいよ。
彼が
目を醒ますまで。
-
面白い
-
>>42ありがとうございます!
投下します
-
ジャン「じゃあ…食おうか」
サシャ「ジャン!今日は」
ジャン「やらん」
サシャ「デスヨネー」
アルミン「ねえジャン、僕も壁外調査行っていいかな?」
ジャン「ああ?何で俺に聞くんだよ……行けばいいだろ」ボソボソ
アルミン「いやあ、何となく!ありがとう」ニコッ
ジャン「良いけど…俺のそばを離れんなよ?」ボソボソ
アルミン「うんっ!」
エレン「ジャン、なにしてんだよ早く食え!」
ジャン「うっせー!今から食うんだよ!」
-
エレン「ああああ壁外調査かあああああワクワクするぜえええええええ」ガタガタガタ
ミカサ「エレン、貧乏揺すりは行儀が悪い。」
ジャン「そうだぞエレン、それにうるせえ!」
エレン「だってよおおおおおお兵長も来るんだぜえええええ?」ガタガタガタ
ミカサ「あのチビ…コロス…コロス…」
ジャン「わかったから落ち着けよ…」キメエ
エレン「よっし、じゃあ俺は早めに寝るぜ!」
ジャン「はあ?まだ昼にもなってねーぞ!」
エレン「まあそういうことだ!」ダダダッ
ミカサ「待ってエレン、一緒に寝よう」ススススッ
ジャン「くそ…羨ましいんだよ畜生」
アルミン「まあミカサは小さい頃からああだからね…」ハハハ
-
ジャン「そうだろうけど…はあ、壁外調査か」
アルミン「?楽しみじゃないの?」
ジャン「俺は別に死に急ぎじゃないからな」
アルミン「あはは、そうだね」
ジャン「内地で暮らす夢も消えちまったしな」
アルミン「うん…」
-
アルミン「ジャン、僕ね…わかったんだ」
ジャン「あ?何だよ」
アルミン「…何でもない!」
ジャン「はあ?教えろよ」
アルミン「…じゃあ、壁外調査の時教えてあげる」
ジャン「…おう?」
アルミン「ふふふっ」
-
ジャン「しっかし、今日は1日暇だな…どうしようか。」
アルミン「うーん、そうだねえ。あ!」
ジャン「ん?」
アルミン「明日、壁外調査に行くからさ、外の世界の話をしてあげるよ!」
ジャン「ん、興味はあるな…なんだ?」
アルミン「あのね…!」
僕は話した。
エレンにしてきた、砂の雪原の話とか
海の話。
ジャンは文句も言わずに聞いてくれた。
やっぱり、本当は優しいな。
随分熱心に聞いてくれるもんだから、ついつい話し過ぎちゃったけど。
-
アルミン「でね、それがこの前の…」
ジャン「あ、アルミン」
アルミン「ん?どうしたの?」
ジャン「もう…夜…」
アルミン「わああああ!ごめん、つい…」
ジャン「いや、大丈夫だけどよ…早く寝ようぜ」スタスタ
アルミン「う、うん!ごめんごめん!」スタスタ
-
ジャン「…消すぞ」
アルミン「お休みー」
ジャン「お休み」
-
行動制限とかないんだったら
真っ先に壁外に行きそうだけどな
-
これは ジャンに憑いてる という事なんだろうか
-
朝
アルミン「ふわぁ…」
ジャン「おう、起きたか」
アルミン「あ、ジャンおはよう」
ジャン「おはよう。朝飯行くぞ!」
アルミン「はーい」
-
食堂
エレン「お、ジャン。今日は早いな!」
ジャン「おう。お前もいつもより早いんじゃねえか?」
ミカサ「エレンは昨日結局眠れなかった。」
ジャン「何だお前結局眠れなかったのか!お子様だな!」
エレン「わっ!ミカサ!お前いらんこと言うなよ!」
ミカサ「ふふふ、ジャン、私達はもう食べたので先に行っている。」
ジャン「ん、またな」
アルミン「ジャン、こっちで食べよう?」
ジャン「おう、げ…サシャのテーブルじゃねえかよ」
サシャ「ふふふふふ…ジャン、今日こそは」
ジャン「やらん」
サシャ「デスヨネー」
-
ジャン「今日は壁外調査だからな。お前にやるもんはない!」
サシャ「酷いです!ジャンのばか!ばーか!」
コニー「お前に言われたくないと思う」
ジャン「そういえば、アルミンは食べねえのか?」ボソボソ
アルミン「ああ、何かお腹減らないんだよねえ」
ジャン「そうか…」
サシャ「どうしました?」
ジャン「何でもねえ。よし、食ったから俺らは先に行くな」ガタッ
コニー「おう!配置はわからんがまたな!」
サシャ「…俺”ら”?」
コニー「?どうしたんだサシャ」
サシャ「いえ!何でもありません!コニー、配置表こっちにありますよ」
コニー「おう!…見てもわからねえな…」
サシャ「……」
-
外
アルミン「ねえジャン、今気付いたんだけどさ」
ジャン「ん?」
アルミン「僕の馬どうしよう……」
ジャン「あ…」
アルミン「2人では乗れないからね…」
ジャン「うーん、どうするかな」
エルヴィン「新兵、集合しろ!」
ジャン「お、行くか」
アルミン「うん」
-
エルヴィン「こえから壁外調査を行う!配置については先日配布した配置表を見ておくように!」
エルヴィン「エレンについては、前回同様リヴァイと行動を共にしてもらう」
エレン「ハッ!」
エルヴィン「それではそれぞれ馬を引き連れ、門の前に集合だ!」
-
>>57誤爆
エルヴィン「これから壁外調査を行う!配置については先日配布した配置表を見ておくように!」
-
ジャン「団長!」バッ
エルヴィン「何だ、キルシュタイン君」
ジャン「その…予備としてもう一頭馬を引き連れてもよろしいでしょうか!」
エルヴィン「構わないが、市民が払っている税で馬も育てられているからな。大事に扱ってくれ」
ジャン「ありがとうございます!」バッ
アルミン「ジャン、ありがとう」ニコッ
ジャン「…チッ、お人好しはここまでだからな」
アルミン「あはは、うん。ありがとう」
-
エルヴィン「全員配置につけ!」
リヴァイ「おいエレン。お前はこっちだ。勝手に巨人化すんなよ」
エレン「あ、はい」
ミカサ「………」ギリギリギリ
アルミン「ミカサの限界が近いなあ…」
ジャン「この勢いで巨人駆逐できそうだな」
-
今更だが、アルミンは地に足ついてる感じか
それと、荷台に乗っかってけばいいんじゃね?
-
>>61
それだとジャンと離ればなれになるかもしれん
アルミン見えるのはジャンだけだし、離れるのは不安なんじゃね?
-
見えてるとジャンがアルミンのこと気にしすぎてしまうような気が
-
>>61
荷台ですか…でも新兵に普及されている馬には付いていないような気がするので…
>>62
え、じゃあそういうことで…
>>63
それがこの話の醍醐味!だと思います!
今日の分投下しますー
-
エルヴィン「では出発!」
ダダダダダ…
ジャン「俺達は右翼側だな。離れんなよ」
アルミン「分かってるよ。それより、前回と比べて巨人が多くない?」
ジャン「本当だな…何の影響だろうか」
パァン
アルミン「!信号弾…進路を右に逸れるみたいだよ!」
ジャン「左翼側が襲撃を受けてる…クソ…」
アルミン「大丈夫、あっち側にはミカサがいるし…左翼に近い中央には兵長やエレンだっている」
ジャン「…無事でいてくれ」
アルミン「大丈夫さ、ほら、団長の指示に従わないと」
ジャン「おう」
-
ジャン「だが、いくら何でも襲撃が早過ぎる…持つのか?」
アルミン「巨人が多いからね…仕留めるのは精鋭に任せよう」
ジャン「くそ…」
ダダダダダダダダダダダダダ
ジャン「っ!」
アルミン「ジャン!危ない!」
バッ
ジャン「…危ねえ…あれは…奇行種か?」
アルミン「馬を狙っている…あれは奇行種としか思えないよ」
ジャン「そうか……!!!!おいアルミン!後ろだ!」
アルミン「…え?」
ヒュッ
-
ジャン「アルミン!!!!!!」
ダンッ!
アルミン「う…っ、僕は大丈夫だ…でも…馬が…」
ジャン「く…あの野郎…アルミン!こっち乗れ!」
アルミン「いや、でも…」
ジャン「いいからさっさとしろ!」
アルミン「うん…わかっt」ガシィ
アルミン「うわああ!?」
ジャン「アルミン!」
-
奇行種「」ニヤニヤ
ジャン「…!こいつにはアルミンが見えるのか…?」
アルミン「う…本当だね…ううあああああ!」メキメキメキ
ジャン「アルミン!…くそ…身体が動かねえよ…」ガタガタガタ
奇行種「」ニヤニヤ
俺は…どうしたらいい…?
アルミン「じゃっ、ん、聞いてっ…」
-
ジャン「…!喋るなアルミン!無理すんな!」
アルミン「あの、話のっ、続き」
ジャン「おい!」
アルミン「僕、ね、わかったんだ、」
ジャン「…おい」
アルミン「君は、優し、過ぎるんだよ…」
ジャン「…」
アルミン「優しいから、自分を、責めてしまうんだろっ…?」
ジャン「…おい…!」
-
アルミン「もう、自分に囚われないで…自由にっ、うあ…生きて、よ」
ジャン「やめろ…アルミン…俺は」
アルミン「良く、聞いて」
アルミン「君は」
アルミン「悪くない」
アルミン「君は何も悪くない」
アルミン「…から」ニコッ
-
心が軽くなった
…ように感じた。
不思議と涙が流れる。
そんな俺を宥めるようにアルミンは笑った。
奇行種が口を大きく開ける。
ジャン「…う、あ、ああああ、ああああああああああああ!」
無意識のうちに身体が動いて
俺の手は項を削いでいた。
奇行種は蒸発した
でもそこに
アルミンの姿は無かった。
-
奇行種と一緒に蒸発したのだろうか。
はたまた、成仏したのだろうか。
消えたアルミンの代わりに、一枚の紙切れが残っていた。
本の切れ端
海の絵だ。
-
世界の七割がこの海で覆われているという何とも信じがたい話だった。
そんな馬鹿馬鹿しい話を
お前が熱心に語るから…
見たくなっちまったじゃねえか
ジャン「お前の夢…叶えてやるよ」
お前が見れなかったものを全部俺が見てやる。
これに未練があったんだろう?
でもどうして
さっき消えたんだ…?
-
そこで気づいた。
ここはアルミンが死んだ場所だ。
ああ、わかった
もう一つの未練は
俺が自分を許すことだったのか
-
ジャン「アルミン…受け取ったぜ、お前の気持ち」
俺はもう自分に悔いはない。
これからはお前のために生きてやるから。
海の絵を握りしめた。
ミカサ「ジャン!?良かった…生きていて」
ミカサ…
どうやら左翼側が追いついてきたようだ。
-
ジャン「ミカサ」
ミカサ「…?」
ジャン「覚えているか、ここ」
ミカサ「…!…アルミン」
ジャン「お前等の夢は、外の世界を見て回ることだったよな」
ミカサ「…ええ。」
ジャン「だったらよ、俺がアルミンの代わりについて行ってもいいか?」
ミカサ「!その方がアルミンも喜ぶ。アルミンは何かとあなたを慕っていたから」
ジャン「…よし、じゃあ巨人共を駆逐して、さっさと平和な世界にすんぞ!」
ミカサ「…ええ!」クスッ
-
その後、主にミカサ、俺、巨人化したエレンの活躍により巨人は全滅した。
壁も外に、ようやく平和が戻った。
調査兵団は主に外の世界について研究する団体に代わり
巨人を倒す技術も必要とされなくなった。
だが俺は調査兵団を続けている。
今は壁外調査でエレンやミカサと行動し、世界を見て回っている。
-
今日は南の方へ行き、念願の海を見た。
ジャン「ほらアルミン、見えるか?お前の望んだ海だ。綺麗だな」
空に向かって話しかけた。
そしたら何故か
「そうだね」
と笑ったアルミンが見えたような気がした。
気のせいか。
次はアルミンの話してくれた様々な動物でも見に行くか。
ミカサ、エレン、アルミンと。
「ありがとう。」
-
終わりです!短くてごめんなさい。
見てくださった方、ありがとうございました!
一応初ssなので、拙い文章で申し訳ない
また機会があればどこかで!
ありがとうございました!!!
-
面白かった、乙
-
アルミンから感じた真性のゲイの香りはなんだろう
-
アルミンが喰われるとこ、ジャンに託した気持ちを見てジーンときたよ
楽しかった乙乙!
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仕事の休憩中に読んで涙腺崩壊しちまったじゃねーか乙
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