ジャン「会いたかったぜマルコオォォォ！！！」ﾀﾞｯ
マルロ「誰だよお前！？俺はマルロだ！！」
"
マルロ「やっと気づいたか……」ﾊｱ
ジャン「マルコお前……髪型変わってないか？イメチェンか？」
マルロ「だからマルコじゃねえよ」
もって半年か
"
マルロ（うぜええええ）
ジャン「オレは前の方が好きだったけどなー」ｸﾞｲｯ
マルロ「ヤメロ前髪引っ張んな」
マルロ「うっせ！喧嘩売ってんのか！？」
ジャン「カリカリすんなよ。お前はもっと温厚だっただろ？」
マルロ「俺マルコじゃないから分かんないわ」
ジャン「それよりお前……」
マルロ「人の話聞けよ」
マルロ「ねえよ。マルロだから」
ジャン「おい嘘だろ……？そんなとこまで憲兵団仕様かよ……？」ﾜﾅﾜﾅ
ジャン「そばかすはお前のトレードマークじゃなかったのかよ！？」ｶﾞｯ
マルロ「マルコにとってはそうなんじゃないか！？知らねえけど！！」
マルロ「酷い言われようだなマルコ！」
ジャン「こうなったら……」ｸﾞｯ
ジャン「無理やりにでも……！」つ油性ペン
マルロ「おい止めろっ……ヤメロォォォォオォ！！！」
ジャン「おおマルコ！マルコだ！」
マルロ「もう訂正するの疲れた」
マルロ「なんだよもう……帰りたい……」
ジャン「最近コニーとかによく言われんだよ」
ジャン「『ジャンは丸くなった』って」
ジャン「……お前のおかげだ」ﾆｯ
マルロ「はあ」
ジャン「いつぞやの立体機動訓練の時にお前が言った言葉」
ジャン「あの時は意味が分からなかったが、今なら少し分かるぜ」
ジャン「今……何をするべきか……」
マルロ「……」
マルロ（あれ？なんか重い話されてる？俺マルコじゃないのに？）
ジャン「でもな、やっぱりたまに思うんだよ」
ジャン「お前と一緒に憲兵団に入りたかったな、って」
マルロ「……新兵にマルコという名前の奴はいない」
マルロ「お前の言っているマルコは……その……」
ジャン「ああ。死んだよ」
マルロ（知ってたのかよ）
ジャン「団長の付き添いでここに来た時に、誰かがお前のこと話してるのを聞いてな」
ジャン「そいつらは『この腐った組織を変えるとか言い出す馬鹿な奴だ』と言っていた」
ジャン「それを聞いてお前に会いたくなったんだ」
マルロ「……何で」
ジャン「あいつ……マルコがもし憲兵団に入ったとしても、同じことを言いそうだからな」
ジャン「名前も似てるし、一回顔が見たくなった」ｸｽ
ジャン「憲兵団に入って王に仕えることがあいつの夢だったんだ」
ジャン「でもあいつもきっと、この憲兵団の内情を知ったらがっかりするだろうなあ」
マルロ「……そうだな。この組織は腐りきってる」
マルロ「俺が何とかしてやる……変えてやる」
マルロ「……お前もな！」
ヒッチ「マルロあんたなにしてたのよ〜」
マルロ「ああちょっと、友人と話を
ヒッチ「ってっぶはっっｗｗｗｗｗｗ」
マルロ「……ん？」
ヒッチ「あんたｗｗｗｗ顔ｗｗｗｗｗｗ」
マルロ「……？」
マルロ「あああああああああああああああああああああ！！！！！」
終わり
シリアスになるはずじゃなかった。
終われてよかった。
コメントありがとうございました。
良いお話だあああああああああああああああああああ！！
傷害罪といいますと、人の身体を害する傷害行為を内容とする犯罪であり、広義には刑法第2編第27章に定める傷害の罪（刑法204条〜刑法208条の2）を指し、狭義には刑法204条に規定されている傷害罪を指すやつですか？
ぶわぁああああああああ｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡
ヒッチちゃんは言ってみろよのとこすき