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男「魔王を飼うことにした」
1以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/27(水) 19:58:08 ID:ttSwYkIA
〜ペットショップ〜

男「何かいいのいないかな…」キョロキョロ

魔王「zzZ……」スースー

男「お、この動物可愛いなぁ〜」ジーッ

男「あの、店員さん!」

店員「あ、はい…」(うわ…何あのグロメン…)

男「この子を飼いたいんですが…」

店員「あ、こいつなら無料ですよ!」(わぁー近寄るなー)

男「そうですか!ありがとうございます」ニコッ

魔王「……」

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2以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/27(水) 20:00:03 ID:ttSwYkIA
〜自室〜

男「可愛い奴だなぁ…」ナデナデ

魔王「……」

男「名前は?」ナデナデ

魔王「……まおう…」

男「そうかぁ、なら、まおちゃんて呼ぼうか〜」ナデナデ

魔王「……」

3以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/27(水) 20:02:16 ID:ttSwYkIA
男「まおちゃんは、特技とかあるの?」

魔王「……ハドウ…」

男「?」

魔王「“凍てつく波動”……とか…」

男「凍てつく波動かぁ!それはスゴいね!やってみてよ!」

魔王「え…」

男「見たいな〜」

魔王「……わかった…」スッ

4以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/27(水) 20:05:04 ID:ttSwYkIA
魔王の指先からいてつくはどうがほとばしる▼

すべての効果を消し去った!!

男「うわぁ!何かすごいね!」パチパチ

魔王「……」

男「他にはない?」

魔王「呪文とか…」

男「呪文!?すごいね!!見たいなぁ!!」

魔王「え…」

5以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/27(水) 20:07:08 ID:fjh8A91A
期待

6以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/28(木) 00:03:04 ID:oxBvztMw
魔王「ねぇ…それより…」

男「ん?」

魔王「他の…人は…?」ジロジロ

男「ここにいるのは僕とまおちゃんだけだよ?」

魔王「どう…して?」

男「僕の家族はみんな君の配下に殺されたからね」ニコッ

魔王「!?」ビクッ

7以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/28(木) 00:07:02 ID:oxBvztMw
男「あぁ、ゴメン…別に恨んではいないんだよ…」ヨシヨシ

魔王「ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」グスグスッ

男「それに…君だって、今は辛いんだろ?あんな
ペットショップで見世物にされて…まだ小さいのに…」

魔王「……ぁあ…」ボロッボロッ

男「僕も辛いよ…毎日ね…まだ学生なんだけどね。
学校では虐められて、成績も悪くて…それで色々言われて…」

魔王「……」

8以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/28(木) 00:11:43 ID:oxBvztMw
男「……家に帰ってもたった一人…」

魔王「たったの一人…」

男「それで、とにかく僕には理解者が欲しかったんだ…
こんなダメな自分でも認めてくれる理解者が…」

魔王「私がその…理解者になるの?」

男「普通に考えたらありえないよね。本来は最も
恨むべき存在だし…だけど君がまだ幼い女の子だって
知ったとき、本当に魔王は自分の意思で世界を
破滅へと導いたのかなって…もしかして……」

9以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/28(木) 00:14:56 ID:oxBvztMw
魔王「破滅へと導いたのは私…それに代わりはない…」

男「……」

魔王「その罪が許されるとは思えないが、仮に
あなたの心の支えになることで、あなたを絶望から
救い出せるのならば、私はあなたの力になりたい…」

男「まおちゃん…」

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10以下、名無しが深夜にお送りします:2013/02/28(木) 00:19:52 ID:oxBvztMw
〜三年前:魔界〜

側近「魔王様!大変です!!勇者が闇の塔を突破
したようです!本城へ来るのも、もはや時間の問題かと!」

魔王「何故?…そんな…急に勇者が…強く…」

魔王父「娘よ…動じるでない、仮に闇の塔を突破しようと
我々の元へ辿り着くには、まだ複数の障壁がある…」

側近「しかし、それすら突破されると…」

魔王父「……はぁ、その時はわしと娘で何とかする!」ドンッ

側近「……わかりました」

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