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母「ちょっと、男!お婆ちゃん家にコレ運んで!」- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:16:19 ID:UtOzf8ls
- 男「なにこれ?」
母「おはぎよ」
男「……面倒臭ぇ」
母「ん?何か文句言った?今日の晩御飯もおはぎにしましょうかねぇ?」
男「行きますっ!喜んで行かせていただきますっ!」
- 2 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:19:25 ID:EjkuBxHU
- おはぎのコピペはよ
- 3 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:19:51 ID:UtOzf8ls
- ーーーーーーーーーーーーー
男「婆ちゃん家遠いんだよな〜」
「おい、兄ちゃん」
男「……ん?」
幼女「いいもんもってやがるな?」
男「ん、コレの事?」
幼女「それ、おはぎだろ?よこせよ?」
- 4 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:24:33 ID:UtOzf8ls
- 男「これは婆ちゃん家への届け物だかあげれないよ?」
幼女「やだやだ、おなかすいた!」
男「う〜ん、困ったなぁ……あっ!ポケットに飴が入ってたや!これ食べる?」
幼女「やだやだ!おはぎがいいっ!」
男「ほらほら?コーラ味の飴だよ〜?」
幼女「……お、おはぎがいいっ!」
- 5 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:29:14 ID:UtOzf8ls
- 男「これは婆ちゃん家への届け物だからあげれないってば」
幼女「ちからづくでうばいとってやる」
男「え?」
幼女「くらえ!くすぐりこうげき〜!」
男「え、えっ……ちょっと、ちょっと……!」
幼女「こちょこちょこちょこちょ〜」
男「んなはははははは!」
幼女「こ〜ちょこちょこちょこちょ〜!」
男「んなはははは!やめ……やめなさいって!」
- 6 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:32:35 ID:UtOzf8ls
- 幼女「どうだ!わたすきになったか?」
男「なははは!だから、これは届け物だからダメだって!」
幼女「こちょこちょこちょこちょ〜!」
男「く、くそっ!こ、こうなったら……!」
幼女「……ん?」
男「逆こちょこちょ攻撃だっ!」
幼女「あはは!あはははは!」
- 7 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:35:37 ID:S8FnJ/Do
- そして幼女の穴という穴にコーラ飴をねじ込むっ!くらえっコーラ色の着色料波紋!
- 8 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:36:11 ID:UtOzf8ls
- 男「……どう?おはぎ諦める?」
幼女「あはは!やだやだおはぎほしいっ!」
男「……こちょこちょこちょこちょ〜?」
幼女「あはは!あはははは!」
男「……諦める?」
幼女「あはは!ごめんなさい!もういらないからっ……!」
- 9 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:40:13 ID:UtOzf8ls
- 男「はい、じゃあもうこちょこちょおしまいね?」
幼女「あ…あはは……」
男「それじゃあ、もう僕行くけど……もう、こんな事しちゃダメだよ?」
幼女「ごめ……んなさい……」
男「それじゃあ、この飴あげるね?おはぎじゃないけど我慢してね?」
幼女「は、はい……」
- 10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:43:53 ID:UtOzf8ls
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「くそう……なめやがって、あのやろう……」
幼女「こんなこどもだましのあめに、わたしがつられるとでもおもっているのか……」
幼女「こんなこどもだましの……こどもだましのあめなんかに……」
幼女「………」
幼女「……甘い」
幼女「………」
幼女「ち、ちがうっ……!わたしはおはぎがほしいんだっ!」
- 11 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:48:04 ID:UtOzf8ls
- 幼女「こうなりゃ、さきまわりしてうばいとってやるっ!」
幼女「そうときまれば……こいっ!れっどうるふごうよ!」
幼女「ふふふ……」
幼女「このさんりんしゃで、あいつよりはやくばあちゃんちにさきまわりだ……」
幼女「よ〜しっ!しゅっぱ〜つ!」
- 12 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:52:39 ID:UtOzf8ls
- ーーーーーーーーーーーーー
婆「へぇ〜?幼女ちゃんはおはぎを貰えなかったんだ?」
幼女「うん」
婆「こんな小さい子に意地悪するなんて……男のやつ酷いねぇ?」
幼女「うん」
婆「よしっ!じゃあお婆ちゃんも幼女ちゃんに協力してあげよう!婆ちゃんはどううしたらいいんだい?」
幼女「あのねあのね!お婆ちゃんはそこに隠れててね……それでね……」
- 13 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 13:56:18 ID:UtOzf8ls
- ーーーーーーーーーーーーー
男「婆ちゃ〜ん?これ、母さんからの届け物……」
男「……あれ?婆ちゃん寝てるの?」
男「困ったなぁ〜?どうしよう、置いていくのもなんだしなぁ……」
男「……ん?」
男「お〜い?」
男「んんっ?」
- 14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:02:42 ID:UtOzf8ls
- 男「あのさぁ……?」
男「婆ちゃん、そんなに背ぇ、小さかったっけ?」
幼女「そ、それは……ぴーまんをたべないからちぢんじゃったんだよ……」
男「婆ちゃん、そんなに声高かったっけ?」
幼女「そ、それはね……ぷりきゅあのおうたをうたいすぎたせいだよ……」
男「婆ちゃん入れ歯だったよねぇ?寝る時も入れ歯して寝るの?」
幼女「………」
男「………」
幼女「それはねっ!おはぎをたべるためだよっ!!」
- 15 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:06:22 ID:UtOzf8ls
- 男「やっぱりお前かっ!?」
幼女「くらえっ!くすぐりこうげきだっ!」
男「こらっ!やめんかっ!」
幼女「もんどうむようっ!」
男「んなはははは!さっき飴あげたでしょうがっ!」
幼女「もんどうむようっ!こちょこちょこちょこちょ〜!」
男「んなはははは!」
- 16 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:09:41 ID:UtOzf8ls
- 幼女母「こらっ!幼女!」
幼女「あっ……まま……?」
男「あっ、ども……こんにちは……」
幼女母「やっぱりここにいたっ!今日はプールの習い事の日でしょ!?」
幼女「やだやだ!ぷーるきらいっ!ぷーるきらいだもんっ!」
- 17 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:13:29 ID:UtOzf8ls
- 男「……幼女ちゃんカナヅチだもんねぇ?」
幼女「やだやだ!ぷーるいきたくないっ!おにいちゃんたすけて!?」
婆「若いうちから習い事をするのはいい事じゃぞ?」
幼女「やだやだ!ぷーるいきたくないよう!」
幼女母「我儘言わないのっ!ほら、行きますよ!?」
幼女「たすけてぇ〜!」
- 18 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:14:55 ID:UtOzf8ls
- 男「………」
婆「………」
男「あっ……婆ちゃん、これ母さんから……おはぎ……」
おわり
- 19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 14:15:55 ID:UtOzf8ls
- 自分で元ネタは赤ずきんだと口にしてようやく伝わるレベル
- 20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 18:09:01 ID:tGHwV18U
- >>2
会社が棚卸しで振り替え休日があったので
会社の若い連中、男女3:3で海にドライブに行った
私は途中で腹が減ると思ったので
人数分×3個のおはぎを、前の晩からこしらえた。
「気のきく人」と思われて好感度アップ間違い無しと確信して
寝不足ながらウキウキ気分で出発。
ひそかに思いを寄せるN男さんもお洒落な服で張り切っている。
10時ごろ、ブサイクな同僚♂(29才喪男)が
「ソフトクリームがたべたい」と言い出したので
私は「お、おはぎならありますけど・・」とやや控えめに
18個の色とりどりのおはぎ(あん・青海苔・きなこ)を紙袋からとり出した。
一瞬「しーん」となって、ブサイクな同僚♂が
「喪女さんが握ったの?うわwwおばあちゃんみたいwww」と言った。
他の女が「ちゃんと洗った手で作ったの?今の季節雑菌は危ないよ、ほら、ここやばくない?」と言った。
爆笑が起こった。18個のおはぎは誰の口にも入らなかった。
私はほぼ半泣き状態で、おはぎをしまった。
人づてに聞いた話だけど、N男さんも「ちょっとあれは食べらんないw」と
言っていたらしい。
- 21 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/06(木) 18:28:57 ID:8Gz7Wj9Q
- >>20
同僚の奴等最低だな…とコピペに同情してみたりする
ちなみに>>1には別ネタでもうちょい続けてほしい
- 22 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 00:11:14 ID:37p.MhQ.
- 普通に面白い
- 23 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:17:58 ID:4QnThBi2
- 幼女「ねぇ!おねえちゃんたちどこいくの!?」
妹「ちょっと男君の所に遊びにね」
幼女「あのやさしいおにいちゃんのところ?わたしもいきたいっ!」
姉「ダメよ。あんたはまだ小さいんだから。迷惑かけるでしょ?」
幼女「めーわくじゃないよ!わたしもいきたいいきたいっ!」
姉「だ〜め」
- 24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:24:45 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「ふ〜んだ。おねえちゃんたちのけち〜!」
幼女「いいもんいいもん!ごほんよんでおるすばんしてるもん」
幼女「え〜っと……あったあった!」
幼女「ゆ、う、しゃ、は、ぼ、う、け、ん、に、で、か、け、ま、し、た……」
幼女「ぼ、く、が、ま、お、う……」
幼女「………」
- 25 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:27:43 ID:4QnThBi2
- 幼女「え〜っと……え〜っと……」
幼女「………」
幼女「……『を』はよめないからとばして」
幼女「た、お、し、て、へ、い、わ、に、す、る、ん、だ」
- 26 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:32:20 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「そ、う、し、て、せ、か、い、に……」
幼女「へ、い、わ、が、も、ど、り 、ま、し、た……」
幼女「おしまい!」
幼女「やったぁ!ひとりでぜんぶよめた!」
幼女「ねぇ!おねぇちゃんっ!ひとりでごほんぜんぶよめたよ!ほめ……あっ……」
幼女「………」
幼女「……わたしもぼうけんするっ」
- 27 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:35:51 ID:4QnThBi2
- 幼女「え〜っと、え〜っと……それじゃあ、さんりんしゃと……」
幼女「すこっぷと……ばけつもって……」
幼女「……おそと、さむいからぼうしももっていこうっと」
幼女「……ん、あれ?あれれ?」
- 28 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:40:45 ID:4QnThBi2
- 幼女「ぼうしがない……どうしよう……」
幼女「う〜ん……おそと、さむそうだし……どうしよう……?」
幼女「………」
幼女「あっ!」
幼女「おねえちゃんのぼうしかりていこうっと!」
幼女「よ〜し、しゅっぱ〜つ!いけ、ぱんぷきんましんっ!」
- 29 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:46:01 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
姉「……って、事が昨日あってね?」
男「あはは!そりゃ、災難だったね?」
妹「お姉ちゃん、この前も似たような事あったよね?」
姉「……ひょっとして、何かに憑かれてるのかしら?」
男「あはは!考えすぎだって!……ん、インターホンだ?」
妹「お客さん?」
男「多分、新聞の勧誘か何かだと思う……ちょっと出てくるね?ついでにお茶いれてくるよ?」
姉「あっ、ごめんね〜?」
妹「ありがとう」
- 30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:52:03 ID:4QnThBi2
- 男「はいはいどちらさ〜ん?……ん?」
幼女「こんにちはっ!」
男「あれ、幼女ちゃんじゃない?どうしたの?お姉ちゃん達に用事でもあるの?」
幼女「えっとね、えっとね、ぼうけんにきたのっ!」
男「……冒険?ま、まぁとりあえず外寒いからあがりなよ?」
幼女「うんっ!」
男「三輪車はここに置いておいて大丈夫かな……?とりあえず、中に入れておこう……
.あっ、幼女ちゃん可愛い帽子してるね?」
幼女「えへへ〜」
- 31 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 02:57:32 ID:4QnThBi2
- 男「ちょっと待っててね?お姉ちゃん達にお茶入れていくから」
幼女「わたしもてつだうっ!」
男「そう?じゃあ、そこの棚から湯飲み三つとコップ一つ出して?」
幼女「は〜い!」
男「幼女ちゃんはジュースの方がいい?それとも、温かい飲み物の方がいい?」
幼女「じゅーすがのみたいっ!」
男「オレンジジュースとリンゴジュースとコーラがあるけど、どれがいい?」
幼女「えっとね……えっとね……!おれんじじゅーす!」
男「は〜い」
- 32 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:01:31 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
男「お待たせ〜」
妹「おかえり〜……って、なんで幼女がいるの!?」
男「あれ?二人が呼んだんじゃないんだ?」
姉「……それ、あたしの帽子だし」
男「……ん?」
幼女「あのねあのね!ひとりでおるすばんでたいくつだったの!」
- 33 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:07:28 ID:4QnThBi2
- 姉「あんたねぇ!?一人でここまで来たの!?」
妹「何考えてるの!危ないじゃない!?」
男「ま、まぁまぁ……お隣さんだし、大丈夫だよ……?」
幼女「あのねあのね!ぼうけんしにきたの!」
姉「何、わけのわからない事言ってるのよ!車にひかれたらどうするのよ!?」
妹「変な人に声かけられたら、どうするのよ!?」
男「……お隣さんだから大丈夫だって」
- 34 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:11:10 ID:4QnThBi2
- 幼女「おくさん、おくさん。おちゃがさめますよ」
姉「……あんた、どこでそんな言葉覚えたのよ」
男「あっ、これねぇ?幼女ちゃんが手伝ってくれたんだ」
妹「へぇ〜、あんたもそんな事するんだ?」
幼女「えっへん!」
姉「じゃあ、これからは家でも手伝ってね?」
- 35 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:16:20 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「じゅーすおかわり!」
男「はいはい〜」
妹「……あんたねぇ?ちょっとさっきから飲み過ぎよ?」
男「……果汁100%のやつだから大丈夫と思うよ?」
幼女「だいじょうぶだよ!」
姉「……あんた、そんなに飲みすぎておねしょしてもしらないわよ?」
男「あはは、大丈夫だよ!ねっ、幼女ちゃん?」
幼女「だいじょうぶ〜」
妹「……男は甘すぎ」
- 36 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:21:39 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「うぅ……」
男「あれ、幼女ちゃんどうしたの?おトイレ?」
幼女「……うん」
姉「……ほら、みなさい」
妹「早く行ってきなさい」
幼女「……うん」
男「大丈夫?僕、ついて行こうか?」
幼女「……だいじょうぶ」
姉「この子も一人でトイレぐらい行けるわよ」
妹「……男は甘すぎ」
- 37 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:32:18 ID:4QnThBi2
- 男「トイレの場所はこの部屋出て、左の突き当たりだからね?」
幼女「……うん」
男「左ってどっちかわかる?お茶碗持つ方が左だよ?」
姉「……あのねぇ?」
妹「男は甘すぎ」
男「左の部屋は僕の部屋だからね?トイレの場所は左の突き当たりだよ?」
幼女「うん……いってきます……」
姉「わざわざ客間に招待してくれなくてもよかったのに」
妹「ねぇ、なんだか気を使わせちゃったみたいだし。それとも男の部屋、そんなに汚いの?」
男「いや、単純に僕の部屋に三人も入らないの」
- 38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:35:02 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
幼女「ふぅ……ちゃんとおててもせっけんであらった!」
幼女「ん……?あれ、あれ……?」
幼女「おにいちゃんのおへや……どこだっけ……?」
幼女「………」
幼女「こ、ここかな……?」
- 39 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:37:36 ID:4QnThBi2
- 幼女「あれ……だれもいない……」
幼女「……まちがえちゃったのかな?」
幼女「………」
幼女「……あっ!」
幼女「すごーいっ!『がんだむ』のぷらもでるがいっぱいある〜!」
- 40 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:40:37 ID:4QnThBi2
- 幼女「わぁ!すごいすごいっ!」
幼女「ぶーん!ばきゅーんっ!」
幼女「まけないぞ〜!とりゃっ!たぁ、とあっ!」
幼女「くそ〜、まけないぞ〜!たいあたりこうげきだぁ〜!」
幼女「とあぁぁ〜!」
幼女「……あっ!」
- 41 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:43:20 ID:4QnThBi2
- 幼女「ど、どうしよう……?」
幼女「うでが……ちゃった……」
幼女「………」
幼女「おねえちゃんたちに……おこられちゃうよう……」
幼女「………」
幼女「それに……おにいちゃんにも……」
幼女「うぅ……ううぅ……」
- 42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:44:34 ID:4QnThBi2
- 二行目「腕が取れちゃった」だちくしょう
- 43 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:48:19 ID:4QnThBi2
- ーーーーーーーーーーーーー
男「あっ、帰ってきたみたいだね?」
妹「おかえり〜」
姉「ちゃんと、石鹸で手洗った?」
幼女「おじゃましました!わたし、かえります!」
男「えっ?」
妹「はぁ?」
姉「ちゃんと石鹸で手は洗ったの?」
幼女「それではおじゃましました!きょうはありがとうございました!」
男「はぁ……」
- 44 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:53:07 ID:4QnThBi2
- 妹「ちょっと!あんた帰るなら私もついていくわよ」
男「あっ、じゃあ皆で送っていこうか?」
幼女「い〜え!おみおくりはけっこうです!わたしはひとりでかえれます!」
男「は、はぁ……?」
幼女「わたしはりっぱなおとなですから!それではしつれいします!」
男「あっ……行っちゃった……追いかけなくて大丈夫かな?」
姉「……なんかあの子、あやしいわね」
- 45 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 03:56:55 ID:4QnThBi2
- 二日後ーーー
姉「幼女〜?男君、遊びにきたからこっちきてくれない〜?」
幼女「は〜い!」
男「あっ、幼女ちゃんこんにちは〜」
幼女「こんにちは!」
妹「この前、男君の家に遊びに行ったよね?」
幼女「うんっ!」
姉「……あんた、その時何かしなかった?」
幼女「……えっ?」
- 46 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:02:03 ID:4QnThBi2
- 男「ちょ、ちょっと……!二人共……まだ、決まったわけじゃないんだからさ……?」
妹「……これ、見覚えない?」
幼女「あっ……」
姉「……男君の大事にしてたプラモデル」
男「いやっ……!そんなに大事にしてないって……!安いヤツだし……巣組みで簡単に終わらせたヤツだしさ……!」
- 47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:06:38 ID:4QnThBi2
- 幼女「………」
妹「これ、腕がとれてるのね?」
姉「男はあの日の前まではちゃんとついてたって言ってるし……あんた、なにか知らない?」
幼女「し、しらない……」
男「ねっ、やっぱり幼女ちゃんじゃないよ!?僕の勘違い……」
妹「男は黙ってて!」
男「は、はひ……!」
姉「……ポケットをチェックします」
幼女「!」
- 48 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:09:52 ID:4QnThBi2
- 幼女「やだっ……やだっ……!」
妹「こら、暴れないっ!」
幼女「やだっ!やだやだっ!」
姉「やましい事がないなら調べても大丈夫でしょ?あれ、ポケットになにかはいってるわよ?」
幼女「やだっ!やだやだっ!」
姉「……ほら、これ何の腕よ?」
男「………」
- 49 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:14:20 ID:4QnThBi2
- 姉「これ、何の腕?」
幼女「し、しらない……」
妹「あんたがこのプラモデル壊したんでしょ?」
幼女「わ、わたしじゃないもんっ……?」
姉「じゃあこの腕、このプラモデルにくっつけてみるね?」
幼女「えっ……?」
妹「これがピッタリとくっつけば、犯人は幼女だよね?どうする?謝るなら今のうちだよ?」
幼女「うう……ううぅ……」
- 50 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:16:30 ID:4QnThBi2
- 姉「ほら、ピッタリだ」
幼女「………」
男「………」
妹「………」
姉「………」
幼女「……ふぇぇ」
男「ん?」
幼女「……ごめんなさぁい」
- 51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:19:01 ID:4QnThBi2
- 幼女「ごめんなさぁい……ごめんなさぁい……」
妹「………」
幼女「ぷらもでるこわしてごめんなさぁい……」
姉「………」
幼女「ごめんなさぁい……ごめんなさぁい……」
男「………」
幼女「うそついてごめんなさぁい……」
- 52 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 04:22:23 ID:4QnThBi2
- 男「ふふ」
幼女「ふええ……」
男「正直に言ってくれてありがとね?」
幼女「えっ……?」
男「ほら?こうやってくっつければ元通りだし、僕もう怒ってないよ?
.幼女ちゃん、また遊びにきてね?」
幼女「!」
妹「……男は甘すぎ」
姉「ね」
おわる
- 53 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/12/07(金) 12:43:22 ID:ZwdpI31o
- 乙、乙(^O^)
元ネタはシンデレラかな?
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