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('、`*川D3ペニサスとProf.デミタスの研究室のようです(´・_ゝ・`)
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研究室,それは教授の下に学生たちが研究を行う所
研究室,それは人によってはブラック企業並に大変な所
研究室,それは…
尊敬する人のために頑張る所
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2015.04.20
( ^ω^)「伊藤さんー装置動かしたいんで確認してもらいたいのですが宜しいですかお?」
('、`*川「んー分かったー.ちょっと論文読むの疲れたから確認するよー」
( ^ω^)「ありがとうございますだお.ではちょっと試料持っていきますおー」
('、`*川「おー了解ー」
ξ゚⊿゚)ξ「あ,それ終わったらでいいので,学振[1]申請のために提出しなくちゃいけない研究計画書の添削いいですか?」
('、`*;川「うーん…流石に自分も忙しいからそこまでガッツリ読めないけど…それでもいい?」
ξ;゚⊿゚)ξ「大丈夫です,寧ろ忙しい中申し訳ないです」
('、`*川「あー気にしなくてもいいからー.というか学振頑張ってねー」
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(´・_ゝ・`)「伊藤くん,頑張ってるね(スタスタ」
('、`*川「誰かと思えば盛岡先生,ずいぶんとお暇なようで」
(;´・_ゝ・`)「暇って…一応論文とか書いてるんだけどなぁ…」
('、`*川「けど研究とかしてないじゃない」
(;´・_ゝ・`)「いやぁ研究したいのは山々なんだけどね,如何せん時間が中々取れなくて…」
('、`*川「ふふっ,冗談ですよ.先生が忙しいのはワカッテマスから」
(<●><●>)「私を呼びましたか?(スッ」
(´・_ゝ・`)「呼んでないですよ,若出准教授」
(;<●><●>)「何で職階まで言ったんですか…?」
('、`*川「大人の事情じゃない?流石にコレ以上は危なくて言えないけど」
(;<●><●>)「はぁ…とりあえず研究しに戻りますね…」
('、`*;川(若出さん何しに来たんだろ…)
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(´・_ゝ・`)「それにしても研究室賑やかになったね」
('、`*川「そりゃ前まで受け入れ人数が1人だったのを4人に増やしたからね」
('、`*川「けど大丈夫なの?研究テーマとか指導とか…」
(´・_ゝ・`)「まぁ…大丈夫じゃない…?」
('、`*;川「大丈夫じゃないって…仮にも貴方の研究室なのにそれで大丈夫なの?」
(;´・_ゝ・`)「仮も何もココ僕の研究室なんだけどなぁ…」
('、`*;川「だったらもっと責任感を持っt
(´・_ゝ・`)「けど伊藤くんがいるから大丈夫だと思ってるよ,凄く信頼してるし」
('、`*川「…それって口説いてます…?」
(´・_ゝ・`)「口説いてなんかないさ,そもそも40歳後半のおっさんが若い娘を口説くわけないでしょ」
('、`*川「…そうですね」
(´・_ゝ・`)「まぁそんな訳だから,もしかしたら相談することがあるからよろしくね」
(´・_ゝ・`)「今から教授会あるから席外すよ.学生のこと頼んだよ(スタスタ」
('、`*川「…分かりました」
('、`*川「…口説いてなんかいないのか…分かっていたけどなぁ…ハァ…」
('、`*川「盛岡先生の馬鹿…」
( ^ω^)「伊藤さん…あの装置を…」
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[1]学振(日本学術振興会特別研究員) : 早い話,国から給料と研究費を貰いながら大学で研究できる人達のこと.研究計画書や面接,推薦書によって選考される
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2015.05.15
(;´・_ゝ・`)「ふぅ…やっとM1[2]達の研究テーマが決まった…ちょっと息抜きにコーヒー飲みながら学生と話してこよ…」
('、`*川「あら盛岡先生,ずいぶんグッタリしてるようだけど,どうしたの?」
(;´・_ゝ・`)「いやぁ…研究テーマがやっと決まってね…それで疲れてね…」
('、`*川「やっと決まったのか…因みにいつM1にテーマを発表するの?」
(;´・_ゝ・`)「あぁ…今月のゼミの終了後にでもM1だけ集めて話し合いの場を設けたいと考えてるね…」
('、`*川「ふぅん…因みに自分もいた方がいいかしら?」
(;´・_ゝ・`)「別に構わないけど,研究は大丈夫なの?」
('、`#川「別に先生に心配されるまでもないですー確かに研究が迷宮入りしてますけど全然大丈夫ですー」
(;´・_ゝ・`)「悪かったって…けど実際自分のことも心配した方がいいよ…?今年で博士課程終わっちゃんでしょ?教授目指してるから,まずはポスドク[3]になるっていってたでしょ?そしてその為に色んな所に発表して実績を積みたい言ってたでしょ?」
('、`#川「それとこれは別ですーもしかして先生,自分が両立出来ない人間だと思ってるんですかー?」
(;´・_ゝ・`)「いや5年間君のこと見ていたからそれは無いと思ってるけど…」
('、`#川「だったら大丈夫ですー心配しないで下さいー」
(;´・_ゝ・`)「まぁ君がそうなら別にいいけどさぁ…」
('、`#川 ツーン
(;´・_ゝ・`)「本当にゴメンって…」
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('、`#川「あーあ!先生のお金でお酒飲みたいなー!研究室の皆と結構良い店でお酒飲みたいなー!そうすれば許せるんだけどなー!」
(;´・_ゝ・`)「伊藤くんって結構厚かましい点があるね…」
('、`#川「先生が行こうと言うまで何も答えませーん」
(;´・_ゝ・`)「しょうがないなぁ…今日だけだよ?」
('、`*川「やったー!じゃあ皆に言ってきますねー!(ダッシュ」
(;´・_ゝ・`)「はぁ…ってアレ?自分コーヒー入れた記憶ないのにテーブルに置いてある…?」
(;´・_ゝ・`)「そして味もいつもの味だ…誰が入れたんだろ?」
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[2]M1 : 修士1年を指す.Mは修士を表す単語"Master"から来てる.なおタイトルにあるD3は博士3年(博士 : Doctor)を表している
[3]ポスドク : ポストドクター(博士研究員)の略.博士号を取った後も大学で研究をする人達(任期あり)を指す.実績によっては助教〜として教職員になれたりできる.
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2015.08.04
('、`*;川「うーん…中々良いデータが得られないなぁ…ってもう22時かぁ…今日もオールかなぁ…?」
ξ゚⊿゚)ξ「あー実験終わった…って伊藤さんまだいたのですか.お疲れ様ですー(ガチャ」
('、`*川「おぉ誰かと思ったらツンさんじゃないか,ちょっと休憩を兼ねて語らないかい?」
ξ゚⊿゚)ξ「いいですよ」
('、`*川「ありがと,ところで最近彼氏とはどうなの?確か同じ研究室の内藤くんだっけ?」
ξ*゚⊿゚)ξそ「べっ別に何もないですよ!!!!普通ですよ普通!!!」
('、`*川「けどまさか内藤くんと付き合ってたとは思わなかったなぁ…」
ξ*゚⊿゚)ξ「と言ってもブーンとは小さいころの幼なじみだったんで,ただの延長線ですよ」
('、`*川「いやぁー"恋する乙女(ピュア)[4]"っていいですなぁー(ニヤニヤ」
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ξ*゚⊿゚)ξ「何言ってるんですかwwwところで前から思ってたのですが伊藤さんって盛岡先生のことが好きなのですか」
・;'.、Σ( 、 *川「ブーーーーーッ!!!」
ξ;゚⊿゚)ξそ「伊藤さんっ?!?!?」
('、`*;川「ハァハァ…いきなり何を言うの…ビックリして吹き出したじゃない…」
ξ゚⊿゚)ξ「けど正直個人的にはそう見えちゃうんですよ」
('、`*;川「うーん…実際好きというかは…尊敬のほうが強いかなぁ…けどちょっとだけ恋に似た感情はあるけど…うぅん…」
ξ゚⊿゚)ξ「あれ?盛岡先生って独身でしたっけ?」
('、`*;川「うん…研究一直線の人だから異性には興味がないみたいでね…だから恋を伝えても望み薄だしぃ…」
('、`*;川「後ほら…先生とは年齢差がありすぎるでしょ…?だからね…」
ξ゚⊿゚)ξ「今どき年齢差はギャップになりませんよー」
('、`*;川「けどなぁ…うぅん…」
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ξ;゚⊿゚)ξ「あっ…何かごめんなさい…」
('、`*;川「いや別にいいのよ…さて,研究でも続けますか」
ξ゚⊿゚)ξ「そうですね,楽しい時間ありがとうございます,因みに今日は何時まで学校にいる予定ですか?」
('、`*川「うーん…何時になるかは分からないけど,確実的に0時以上までかなぁ.ツンさんは?」
ξ゚⊿゚)ξ「私はデータをまとめるだけなので,23時前には帰宅する感じです」
('、`*川「ふぅん,分かった.では頑張りますか」
ξ*゚⊿゚)ξ「はいっ!」
('、`*川「歳の差関係かぁ…勇気があったら思いを伝えるだけでもいいから…」
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[4]恋する乙女(ピュア) : この小説書き終わったら続きを書きますので少々お待ちを…
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2015.11.15
('、`*;川「うおおおおおおおお!!!!きたわああああああああああ!!!!!やっと研究が上手くいったわああああああ!!!!!これで論文書けれるうううううう!!!!」←徹夜3日目
(´・_ゝ・`)「おぉ!やっとか!おめでとう!」
('、`*;川「盛岡先生…やっと一区切り着きましたわ…本当にありがとうございます…」
(´・_ゝ・`)「てことは論文を書く感じになるのかな?」
('、`*川「そうですね,締切まであと少しですが,何とかなりそうな感じなんでババっと書いちゃいますよ」
(´・_ゝ・`)「けど本当に良かったね,因みに今後どんな感じに進めるの?」
('、`*川「うーん…特に決めてないけど,ちょっとココらへんが今後の課題になるんで,博士論文提出〆切までは研究を詰める感じかなぁ…?後もう1本ぐらいは投稿したいかなぁ…?」
(´・_ゝ・`)「本当に君向上心あるねぇ,素直に尊敬できるよ」
('、`*川「ふふーん,コレが私の実力ってもんですわ」
(´・_ゝ・`)「よし,今日は前祝いって事で皆と飲みに行くか」
('、`*川「いよっ!流石デミタスさん!太っ腹!!!」
(;´・_ゝ・`)「一応先生なんだから言い方考えてよ…」
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('、`*川「あら?今更じゃないですか」
(;´・_ゝ・`)「だけどさぁ…」
('、`*川「まぁまぁそんなお固いことはそれぐらいにして,チョット後輩ちゃん達を誘って行きますねー!」
(´・_ゝ・`)「うん,分かったよ」
(´・_ゝ・`)「けど…本当に伊藤くん頑張ってるなぁ…一教授とし凄く尊敬するよ」
<センセー,皆行キタイ様ナンデ準備シテ行キマショ-!
(´・_ゝ・`)「はいはーい,待っててねー」
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2015.12.20
(´・_ゝ・`)「さて…今日の仕事終わったし帰宅でもするか…って何か泣き声が聞こえるな…失礼しまーす…」
(;、;*川「うっ…うっ…うっ…」
(;´・_ゝ・`)そ「って伊藤くんじゃないか!どうしたんだ?!」
(;、;*川「っ…先生…!(ダキッ」
(;´・_ゝ・`)そ「いっ伊藤くん?!」
(;、;*川「先生すみません…チョットだけ胸貸して下さい…」
(;´・_ゝ・`)「…うん」
(;、;*川「うっ…うっ…うっ…」
.....
....
...
..
.
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(;´・_ゝ・`)「…落ち着いたかい?」
('、;*川「ごめんなさい…まだ落ち着けないですが前よりかはマシになりました…」
(;´・_ゝ・`)「一体どうしたんだい?滅多に泣かないはずなのに」
('、;*川「…実は今日◯◯教授から『何女性のくせに調子乗って研究をしているんだ.君はそれよりも早く結婚した方が世のためだ』と言われ…凄く悔しくて…」
( _ゝ )「…それは誰が言ったんだい…?」
('、;*川「◯◯教授ですが…」
( _ゝ )「…なるほどね…」
( _ゝ )「…僕の可愛い可愛い学生に対してそういうことを言うのか彼は…」
('、;*川「…先生?」
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( _ゝ )「…伊藤くん…今日は帰りなさい…今からタクシー呼ぶから…」
('、;*川「でっ…でも…」
( _ゝ )「交通費は全て僕が負担するからタクシーで帰りなさい」
('、;*川「…分かりました…今日は本当にありがとうございます…(パタン」
( _ゝ )「あぁ…お疲れ様…」
ウッ…ウッ…ウッ…
( _ゝ )「 」
(# _ゝ )つ|壁 ドン!!!
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2016.03.10
('、`*川「はぁ5年間お世話になったこの研究室もあと少しかぁ…別に感慨深くは無いけどなぁー」
(;´・_ゝ・`)「少しはナーバスになってよ…」
('、`*川「いやだって念願のポスドクになれる訳だし,このキャンパスから離れないから別にねー」
(;´・_ゝ・`)「まぁそうだけどさぁ…けどこの研究室からは離れるわけでしょ?」
('、`*川「まぁまぁ暇な時に遊びに行くから大丈夫でしょ?」
(;´・_ゝ・`)「伊藤くん…ポスドクを何だと思ってるの…?」
('、`*川「あははwwwけど本当にこの5年間色んな事あったわねー」
(´・_ゝ・`)「全くだね,確か伊藤くんって院から入学したんだよね」
('、`*川「あら,よく覚えていて」
(;´・_ゝ・`)「そこでいきなり『私は新しいことをしたいので,そのつもりでお願いします』と言われた時はビックリしたよ」
('、`*川「その心情は今でも変わりませんしー」
(´・_ゝ・`)「だけど思いとは裏腹に,研究の成果はおろか,まともに実験できなかった光景を見た時は見ていて気の毒になってきたよ」
(´・_ゝ・`)「けど本当にここまで頑張ってこれたね.本心から尊敬できるよ」
('、`*川「まぁそういっても悔しい思いの方が強かったけどね.特に12月のアレは本当に悔しかったなぁ」
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('、`*川「ところであの◯◯教授,1月に入ったと同時にいきなり辞めたっぽいけどどうしたの?」
(´・_ゝ・`)「世の中には知らないほうが良い事も沢山あるんだよ.将来研究を本気にやる伊藤くんにその言葉を送るよ(ニヤリ」
('、`*;川(何だか嫌な予感しかしないけど…まぁ気にしないでおこう)
(´・_ゝ・`)「そんな事より,そろそろ予定の時間じゃない?」
Σ('、`*川「うわっ!マジだ!そろそろ行かないと!盛岡先生,本当にお世話になりました!(ピュー」
(;´・_ゝ・`)「もぅ…本当にそそっかしい学生だったなぁ…」
('、`*川「あ,忘れてた(ガチャッ」
(;´・_ゝ・`)そ「忘れたって…何を忘れたんだい?」
('、`*川「いやね,そこまで重要じゃない物をね」
(;´・_ゝ・`)「重要じゃないって…」
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('、`*川「盛岡デミタス教授,本当に5年間お世話になりました」
('、`*川「貴方のことは今でも尊敬してますし,正直恋愛的な意味で好きでした」
('、`*川「なので,またこの研究室に戻ることがあっても,今まで通りに接して下さい(ペコリ」
(´-_ゝ-`)「…」
('、`*川「それじゃ,"またね" (パタン」
(´-_ゝ-`)「…最後の最後に告白ってのも本当に彼女らしいね…」
(´-_ゝ-`)「…机はそのままにしておこう」
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2020.04.20
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(´・_ゝ・`)「うーん…中々研究テーマが決まらないなー…」
(´・_ゝ・`)「こういう時はコーヒーコーヒーっと…」
「あら盛岡教授,こんなに忙しいのに悠長にコーヒーなの?」
(´・_ゝ・`)「…チョットぐらい休んだっていいじゃない…」
「いーえ,今日までテーマ決めないと今のM1メンバーが可哀想じゃない」
(;´・_ゝ・`)「だったら君も手伝ってよぉ…」
「あら,私は准教として忙しいから手伝う暇がありませんけどぉ?」
(;´・_ゝ・`)「本当に君…昔と全然変わってないね?」
「ふふっ,褒め言葉として捉えて頂くわ」
「それじゃ,自分今から授業教えに行くので,それまで決めててくださいね?(パタン」
「あ,ついでにコーヒー入れといたので飲んでくださいね」
(´-_ゝ-`)「ふぅ…有能な准教授がいるのも疲れるもんだね」
♪〜('、`*川「さーて,将来の研究者たちに知識を与えようじゃないかー」
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('、`*川D3ペニサスとProf.デミタスの研究室のようです(´・_ゝ・`)
改め
('、`*川 Assoc. prof.ペニサスとProf.デミタスの研究室のようです (´・_ゝ・`)
〜おわり〜
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次は「自転車系の小説」と書いたが,アレは嘘だ
ということで>>1です
デミペニって上司部下という関係性がいいなと思い,折角なら研究室の生活を交えようと思って書かせていただきました
次回は今度こそピュアピュアな作品を書かせていただきますので,お待ち下さいませ
では,おやすみなさいませ
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多産すなぁ、乙乙
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乙乙
ペニサスかわいいな
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乙(ニヤリ)
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