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ノパ⊿゚)結末を知り尽くしているようです(´・ω・`)
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ケツ祭 これも全部深夜テンションって奴の仕業なんだ
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( ^ω^)
彼は内藤ホライゾン、ぽっちゃりボディーがチャームな男子高校生。
先日、親の仕事の都合でここ金尻市に越してきたのだ。
さてこの人知れない物語はそんな彼の転入初日、通学途中の電車内から始まる。
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( ^ω^)。゜「ふあっ」(田舎だと思ったけど、この時間結構混んでるんだおね。)
吊革に掴まり慣性を殺しながらも欠伸を殺しきれなかった内藤。
彼の近くで同じく吊革に掴まっていたサラリーマンが顔を顰める。
内藤は歯を一週間洗わない事などザラなのである。無精な男である。
が、当の本人は気づいていない。
(´・ω・`)
( ^ω^)(お?あの人も同じ高校だおね。制服が一緒だお)
窓の外に忍者走らせるのにも飽いた内藤が車内に目をやると、同じ高校の生徒の姿が目に入った。
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ネクタイピンに数字の二があしらってある事から内藤と同じ学年であるらしい。
が、停車駅で人波が押してきた事もありその顔は見えなくなった。
よく見れば同じ学校の生徒であろう人間は他にも複数見受けられた。
( ;^ω^)(窮屈になってきたお…)
本来、この地域の学生の通学時間と社会人の通勤時間は被っていないのだが、その日は始業式ということもあり学生と会社員で車内はごった返していた。
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満員とまではいかないが只でさえ窮屈な体型の内藤にとってそれは修行の類いであった。
次の駅までの辛抱、そんなことを考えていた内藤に突如違和感。
ムニッ
( ;^ω^)(ムニッ…?)
何か違和感がある。主に下半身。お尻の辺りだ。
気のせいだろうか、きっとそうだr
ムニムニ
( ^ω^)
ムニムニムニプルンプルン
( ;^ω^)(間違いない…これは…!)
( ;^ω^)(痴漢!!圧倒的痴漢ッ)
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昔、友人にお前はホモにモテる体型なんだよ、などと言われたことがあった事を思い出した。
その時は半ば冗談だろうと思っていたのだがまさか身を持って体感することになるとは。
恐怖と良くわからない怒りが内藤の胸に沸き立つ。
ムニムニプニプニぷよぷよばよえーん
そのうち、尻を撫でるその手は更にエスカレート。
しかし後手から撫でられているため犯人の顔は依然として伺えない。
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( #^ω^)プッツンーツンー
なおも自重しないその手つきに内藤の怒りは許容範囲を越した。
( #^ω^)「おいあんた、ふざけた事やってんじゃ…」
内藤の臀部にそえられていた手を乱暴に掴み上げ振り返る。
ノパ⊿゚)「あ、やべっ」
その手の先には痴漢…
もとい痴女がいた。
しかも同じ学校の制服を着た。
ノパ⊿゚)ケツ末を尻尽くしているようです(´・ω・`)
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( ^ω^)「内藤ホライゾン、実は転入生で2年からこの学校に来ましたお。
得意科目は数学。運動は苦手ですおー。よろしくー」
「転入生か、よろしこ」「あたし、今朝電車で見たー」
始業式も終わり、ここ2��Bでは自己紹介が行なわれていた。
(,,゚Д゚)「羽新谷ギコ、野球部だ。知ってる奴も初めての奴もよろしく頼む」
( ゚∀゚)「しぃちゃんとは別クラスか。残念だったなぁ。
あ、どうせ部活で一緒か、マネだもんなぁー」
(,,゚Д゚)「うっせーぞ、ジョルジュ。二年連続お前と同じ教室とかうんざりだゴルァ」
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和気藹々とした雰囲気に内藤は胸をなでおろした。
よかった。時期も手伝って馴染むのに余り苦労しそうにない。
( ;^ω^)(だけど別の問題もあるお…)
ノパ⊿゚)「結祀(ケツまつり)ヒート。よろしく」
同じように挨拶をすませた例の痴女を尻目に彼はため息をついた。
まさかまた会うとは。
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ノパ⊿゚)「今朝は悪かったな、突然あんなこと」
放課後、痴女もといヒートに呼び止められ謝罪をされた。
というのも今朝の一件なのだが、彼女の手を掴んだまま駅に降りたはいいものの、如何ともし難く立ちつくしたのが内藤である。
そうしているうちに彼女は手を振りほどき逃げおおせていたのだ。
ノハ;゚⊿゚)「ケツまつりだから!ケツまつりだから!」
などと言いながら。
文字通りの置いてけぼりを食らった内藤は訳もわからないまま仕方なしに登校。
再遭遇。
ノパ⊿゚)「内藤君、今日の放課後少し時間いいかな?」
そして今に至る。
-
( ^ω^)「ええと…ケツまつりさんはなんであんな事を…」
ノパ⊿゚)「それについて説明するのには少し事が複雑でな。
ええと…そうだな、内藤くんは超能力の存在を信じるか?私がそうなんだが」
((( ;^ω^)ジリ…
ノパ⊿゚)「あ、その反応クるからやめて」
何てことだ。この哀れなクラスメイトは痴女属性に加え異次元からの電波を受信しているらしい。
もはや自分の手には負えない。
新学期早々エラいのに絡まれてしまった。
早速新天地での明るいスクールライフを諦め始めていた内藤。
-
「おい、結祀(ケツまつり)ヒート。
余り新参者を困らせるなよ。」
突如かかるは第三者の声。
救いの神かと見れば教室の入り口に男子生徒が一人。
(´・ω・`)「抜け駆けとは相変わらずやり方がスマートじゃないね」
そう言いながら肩を竦めたのは今朝見かけた少年であった。
ノパ⊿―)「貴様らの出る幕はないぞ。
黄金の結末は私が見つけたんだ。控えてろ」
(´・ω・`)「そう噛みつくなよヒート。この件は君一人の手に負えない。わかってるだろ」
( ;^ω^)「さっきから何がなんだがわからないんですが…あんた誰ですかお?」
(´・ω・`)「おっと。紹介が遅れたね。僕は知司(シリつかさ)ショボン。2―Aの生徒で超能力者さ」
不幸なことにどうやら彼も同類らしい。
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三( ;^ω^)「あの、僕オカルトは生憎信じて無いんですお。
部活か何かの勧誘なら他を当たってくださいお。」
そう言って鞄を手にし教室を後にしようとする。
三(;´・ω・`)「オカ…ちょっと待って!あぁ…もう!
仕方ないな!」ダッ
ドン!ムニッ!
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(*^ω^)「おんっ」
ふと衝撃を感じた内藤が後ろに目をやると
自分の尻を知司(シリつかさ)ショボンが 揉 ん で い た。
(´��ω��`)「失敬」キィィィ
( ;^ω^)「な、なにするんだお!!」
(´・ω・`)「君の今日の夕飯は鯵の白身フライ 野菜炒め それに麦ご飯だ。
後、帰り道に立ち読みはやめておいたほうがいい」キリッ
(ω^;)彡「いい加減にしてくれお!」タッ
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(*^ω^)「おんっ」
ふと衝撃を感じた内藤が後ろに目をやると
自分の尻を知司(シリつかさ)ショボンが 揉 ん で い た。
(´ーωー`)「失敬」
( ;^ω^)「な、なにするんだお!!」
(´・ω・`)「君の今日の夕飯は鯵の白身フライ 野菜炒め それに麦ご飯だ。
後、帰り道に立ち読みはやめておいたほうがいい」キリッ
(ω^;)彡「いい加減にしてくれお!」タッ
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ノハー⊿ー)「まあ、これで明日には結果がでるか…」
( ;´・ω・`)「悠長だなぁ。もうひと月も無いんだよ?」
ノパ⊿゚)「そもそもキサマが出張ら無ければ交渉できていたんだが」
(´・ωー`)「どちらかといえば事情を知らない余所者に強行を働いたキミに問題があるんだけど…」
ノパ⊿゚)「抜かせ。誰のお陰で"当たり"を見つけられたと思っている」
(´・ω・`)「どちらかといえばここからなんだよね難しいのは」
「内藤くん、僕は何としてでも世界を救わなくちゃいけない」
-
その日の内藤家の夕飯は鯵の白身フライに野菜炒め、麦ご飯だった。
どういうことだ。
母が言うには鯵は近くのスーパーで突発セール中だったモノを衝動買いしたらしい。
また、麦は福引で当たった景品だという。
偶然にしては出来過ぎではないか?
あの男の言った通りの結果。
まさか本物の超能力者?
( ^ω^)(にしては予知することがショボい…気もする。)
.
-
極めつけは翌朝のニュースであった。
近所のコンビニに軽自動車が突っ込んだと言うのだ。
原因はお年寄りのアクセルブレーキの踏み間違いであった。
幸い怪我人は居なかったがニュースではひしゃげた雑誌コーナー一面が映し出されていた。
昨日はジャンプの発売日で、内藤はちょうどその時間帯にコンビニに立ち寄ったのだ。
しかし、知司(シリつかさ)ショボンの気味が悪い予言がちら付いたため、立ち読みを断念。
渋々ジャンプを買って店を出た。
その少し後の出来事である。
( ;^ω^)「どういう事だお!」
(´・ωー`)「その反応、どうやら少しは信じてもらえた様だね
まあ仮に立ち読みしてたとしても大事には至らない結末だったんだけど。」
-
( ^ω^)「超能力だとか…どうとかいう話かお?」
(´・ω・`)「その通りだよ、僕は未来を知ることができるんだ」
( ^ω^)「…」
ノパ⊿゚)「まだ、信じられないって顔だな」
(´・ω・`)「…ヒート。君も証明に協力してくれよ」
-
ノパ⊿゚)「わかっている」
指図するな。
そう言いながら彼女は昨日の様に内藤の尻に手を伸ばした。
ノパ⊿ー)「ふむ。この手触り素晴らしい。素晴らしいぞ…」
( ;^ω^)「なんで揉むんだお!」
(´・ω・`)「僕の家系、尻司家も彼女の家系結祀家も1000年にわたって続く超能力者の家系なんだよ」
ムニムニ
(´・ωー`)「ただし、その超能力の発動には条件があってね」
( ^ω^)「それが尻ですかお」
ノハー⊿ー)「その通り」ツネッ キィィィィ
-
( ;^ω^)「痛っいま抓ったお!痛っ」
ノパ⊿゚)「内藤、君の前の学校でのあだ名はブーンだった
それは君の独特の走り方に由来する」
( ;^ω^)「な、なんで」
その事を知っているのは前の学校にいる知人数名だけ、極めてローカルな渾名だ。
ホライゾンという名前から当てずっぽうで発想するものではない。
本当に超能力者なのか。
-
(´・ω・`)「知(シリ)司は未来の結末を」
ノパ⊿゚)「結(ケツ)祀は過去の結末を」
それぞれ司っているからなんだよね。
( ^ω^)「なんで尻なんだお」
(´・ω・`)「それはね、人体の気の流れ。
その全ての入り口にして出口であるからだよ」
そう言ってショボンは何やら東洋医学やら気功やらの歴史やエトセトラを解説しだしたが正直意味不明であった。
不要な設定なので割愛。
ノパ⊿゚)「もう、その辺で良いだろう。
本題だ」
.
-
そうだ。
胡散臭い超能力は信じるとしても積極的にこの二人が絡んでくる理由が放置されていた。
(´・ω・`)「元々僕達、知司家と結祀家の源流は同じだったんだ」
ノパ⊿゚)「ふん…」
(´・ω・`)「だけどある時を境に一つだった全知全能の力が別れてしまったんだよ。
それが黄金の結末。終末の予言さ」
( ^ω^)「終末の予言?」
-
ノパ⊿゚)「そうだ。『金尻の地。終末を迎えん。
御知巣に知鳥が還る時、其が黄金の結末』」
( ^ω^)「黄金の結末…黄金のケツ…」
ノパ⊿゚)「知鳥(シリとり)とは尻に住まい過去未来全てを知る者。すなわち神」
(´・ω・`)「御尻巣(オシリス)とは言わばアカシックレコード的尻。
予言では近々、知鳥が御尻巣に帰巣する可能性があるんだ」
ノパ⊿゚)「過去未来の担い手がひとところに帰れば時の流れは止まる。
事実。ここ最近我々の能力は不安定になってきている」
-
(´・ω・`)「そして君のお尻が御尻巣の核となり得る存在だとわかったんだ。そこのヒートの痴漢行為でね。
にわかには信じがたいけどほんとの事なんだよ」
ノパ⊿゚)「心当たりがあるだろう?」
( ^ω^)…
( ^ω^)「僕のお尻は…生まれつき… 金色なんだお…」
(´・ωー`)ノハー⊿ー)「やはり」
(´・ω・`)「ブーン。君が、君のお尻が必要なんだ。世界の為に」
.
-
ノパ⊿゚)「予言のケツを見つけるために私は日夜、痴漢行為を繰り返した。」
(´・ω・`)「余所者だったのは予想外だったけどね。
予言じゃこの地域を指していたから」
ノパ⊿゚)「この地域一帯の尻は財にモノを言わせて買収し尽くしたつもりだったからな」
ああ。だから痴漢行為の後に苗字連呼してたのか。
て言うか尻を買収って何言ってんだこいつら。
.
-
( ;^ω^)「僕は僕は…何をすればいいですかお?」
(´・ω・`)「君のお尻に予言の手掛り、いや尻掛りがある。揉ませてほしい。Xデーまでに何としてでも未来を見ないと」
ノパ⊿゚)「もしかしたら過去になにか尻掛りが残されているかもしれない。
私にもありったけのケツを揉ませてほしい」
( ;^ω^)「Xデーって何時なんですかお?」
(´・ω・`)「来月」
ノパ⊿゚)「大型連休最終日」
( ;^ω^)
(´・ω・`)ノパ⊿゚)「GWだ」
.
-
それからと言うもの、内藤改めブーンは毎日ショボンとヒートの家に通い尻を
陵辱され尽くした。
ある時は…
(;´・ω・`)「ブーン、耐えてくれ未来の為!」
( *^ω^)「あぁっあ しゅごいっらめぇ!どじょうさん入ってきちゃうぅぅう!
おかしくなっちゃう!おかしくなっちゃうよぉ!!」
またある時は…
ノパ⊿゚)「もっと気合を入れろ!」
( ; ω )「ヒート!不味いってサドルが限界!!もう無理!
ハンドルはダメだってばあああああぁあああ」
.
-
そして時は過ぎ去り
(´・ω・`)「ブーン尻専用ブラジャーとか興味ある?」
(^ω^)「え」
ノパ⊿゚)「今日は枕になって欲しい。一度やってみたかったんだケツ枕」
( ^ω^)
(´・ω・`)「ブーン、今日は」ノパ⊿゚)「ブーン次は」
( ω)「もう…身が持たない」
遂に。
.
-
(*´・ω・`)「ブーン!やった。見えたっ」
ノハ*゚⊿゚)「ブーン!おそらくこれだっ!」
( ω)「それは…よかったお
それで…一体何が…?」
(´・ω・`)「それは…」
ノパ⊿゚)「まず先に言っておこう。
世界の崩壊を止める術が2つ判明した」
( ^ω^)「お」
ノハ-⊿-)「先に説明しておかなくてはならないんだが…。
この世界の万物には未来、そして過去が付随している。
それは有機物、無機物問わず、ありとあらゆるものにだ」
(´・ω・`)「そしてそんな付随物。未来、過去が表面化したのが双丘たるケツだ」
ノパ⊿゚)「これはもう神のイタズラとしか言えないが、そんな過去未来の要素が特別に凝縮されたのが黄金の結末、
つまりお前の尻だ」
( ^ω^)「お?」
-
(´・ωー`)「ブーン。君はね自分が思ってる以上に特別で桃尻な存在なんだよ」
ノパ⊿゚)「他の人間のケツを小石とすればお前は地球、いや太陽だな」
(´・ω・`)「そしてその尻がもつ引力が高まり続け遂にブラックホール化する。世界崩壊だ」
ノパ⊿゚)「ここまでで何か質問はあるか?」
( ^ω^)「一月近くもケツを弄られて挙句こんな意味不明な話を聞かされるなんて、
世界の為じゃなきゃお前らぶち転がしてるお。
端的に解決策を言え」
(´ーωー`)
ノハー⊿ー)
( ^ω^)
( ^ω^)「いや 早く言えよ」
-
(´・ω・`)「わかった。端的に言おう。
策1 ケツを切り取る」
ノパ⊿゚)「策2 ショボンに掘られる」
( ^ω^)「まじで殺すぞお前ら」
.
-
(´・ω・`)「わかってくれブーン。もう他に方法は無いし、明日が大型連休最終日なんだよ」
( ^ω^)「いつの間にか世界崩壊前夜だった」
ノパ⊿゚)「もうあと数分で日付変わるしな」
( ^ω^)「えなに 大型連休なのにこんなくだらないやり取り夜中までクラスメイトと繰り広げてたの?
急に展開が巻に入ってない?」
( ^ω^)「あと策1はまだわかるよ?
字面はキツイけど諸悪を断てば平和に収まる。うん、まだわかるよ。
自分のケツ諸悪呼ばわりもどうかと思うけど」
( ^ω^)「策2ってなに?唐突にホモ展開?
ブーンのブラックホールはショボンのロンギヌスで閉門とかそういうノリ?
ホモ展開にしとけばオチがつくとでも?
『愛とも恋とも知らないが、確かに何か(アナル処女)を失ったのだ』とかオチ着けるつもりか?
許さんぞ。おいなんとか言えや」
.
-
ノハ;゚⊿゚)「どうやら崩壊の兆しがブーンの脳に混乱を引き起こしだしたらしいな(また誤字ってるし)」
(´・ω-`)「一刻の猶予も無い、か」
その時日付が切り替わった。
瞬間、ブーンの尻は妖しく輝きだし、服の上からでもわかるほどに明滅しだした。
( ;^ω^)「な なんだおこれ!切り取られるのも掘られるのも嫌だおっ!」
(;´・ω・`)「始まったか…!くっ凄い ケツ圧だ!意識が飛びそうになる!!」
ノハ;゚⊿゚)「仕方ない術式を施す!ショボン結界(ケッかい)を!」
(#´・ω・`)「はあっ!」ブワァッ
(;;::)*(::;;)ブゥン
一際強い発光の後ブーンの尻が肥大化し
そこから何かが飛び出した。
(´・ω・`)「お目覚めのようだな…」
( ゚∋゚)シュウゥゥ…
.
-
( ^ω^)「ぎゃああああああああケツからモヒカンのマッチョがでてきたあああああああ」
(´・ω・`)「ブーン気をつけろ!こいつが」
ノパ⊿゚)「知鳥(シリとり)!」
( ^ω^)「なんだおこれ!なんだおこれ!」
(´・ω・`)「知鳥ってのは僕らの能力の源泉。未来と過去の情報を運ぶなんかすごい神鳥だよ」
実際目にするのは初めてだけどね。
そう言うショボンの顔に絶望の色が指す。
-
ノハ#゚⊿゚)「私がやる!ショボン、サポートしろ!」
(;´・ω・`)「むちゃだ!人間が敵う相手じゃあない!奴らは過去も未来をも掌握している」
ノパ⊿゚)「やらなければassは無い!日和るな!ショボン!」
コンマ数秒後、ヒートのしなやかな肉体から繰り出される突撃は目眼で追えない速度に達した。
更にヒートは過去を操る事で自らの残像を作り出し知鳥の死角へと回り込んだ。
ノパ⊿゚)「疾っ」
跳躍。そのまますべての勢いを乗せた膝蹴りが知鳥の顔側面に叩き込まれる。
ヒートはこのタイミングで過去を操作。衝撃を数十回分繰り返し打ち込んだ。
( ∋)ズガガガガガガ
逃げ切れなかったエネルギーが知鳥の足元を抉り地形を変化させる。
ノハ;゚⊿゚)「やったか?」ザザッ…
-
( ゚∋゚)シュウゥゥ
( ;^ω^)「無傷!?」
(´・ω・`)「当然だ!あいつには未来も過去も見えている。操作も容易い。
衝撃が逃げ切ったあとの未来を引き寄せて回避したんだ」
ノパ⊿゚)「化物め…!」
三( ゚∋゚)ダッ
刹那。突如知鳥が動いたかと思えばヒートは数十メートルの距離を舞っていた。
ノハ ⊿ )「うおっ」
そのまま地面に接触し激しくバウンド。錐もみ回転し、更に数メートルの距離を転がったところで停止した。
ヒートの手首があり得ない角度に折れ曲がっている。
(;´・ω・`)「おい、ヒート!」
ショボンが駆け寄りその様子を見るがヒートは意識を失ってしまっているのか応えない。
-
( ;^ω^)「大丈夫かお!」プルンプルン
ブーンも肥大化したケツをそのまま、上下左右に振りながらショボンの後を追う。
(´・ω・`)「はああああ」
ショボンが未来からヒートの治癒力を引き出すことで治療を行う。
みるみるキズは消えていきヒートは目を覚ました。
ノパ⊿゚)「くっ 不覚…」
(´・ω・`)「無茶苦茶だね。結界(ケッかい)ごと撃ち抜かれるなんて。
即死しなかっただけましか…」
-
( ^ω^)「ショボンあいつ何をするつもりなんだお!?」
( ゚∋゚)コォォォ…
知鳥はと言うと少し離れた場所で立ち尽くしたままである。
(´・ω・`)「未来過去に渡る情報を集めているんだよ。全て掌握したらそれで終わり。あいつがブーンの御尻巣に戻ったら全て無に還る」
( ;^ω^)「もういいお!切れ!僕のお尻を!」
たまらず叫ぶブーン。
.
-
(´ーωー`)ノパ⊿゚)「それは無理だ」
( #^ω^)「何でだお!ホモ展開は嫌だお!」
(´-ω-`)「違う。
違うんだよブーン。
友達の尻を切るなんてできるわけがないじゃないか」
ノパ⊿゚)「お前は私達にとっての初めての友達だからな」
「だから」
(´・ω・`)ノパ⊿゚)「奴を倒して大団円だっ!」
.
-
ブーンが、ああそういやこいつら友達いないんだな。などと考えていると二人の掌がブーンの双丘に添えられた。おっぱいではない。
空いている片方の手をショボンとヒートが握りあった。
(´・ω・`)「まさか結祀家と手を組む日が来るとはね!」
そう言って二人は激しくブーンの尻を揉みしだく。
(;;::)*(::;;)キィィィィン
ノパ⊿゚)「全くだ。だが今なら未来も過去もこの手の中だ!
行けるぞ!」
(´・ω・`)「ああ!」
彼は頷くとその手を確かめるように握り返した。
-
(´・ω・`)「僕はフレアって呼んでる!!」
そう言うと手を握ったまま二人は駆け出した。
( ^ω^)「なんかケツにすら存在感負けてる気がする」
(#´・ω・`)ノハ#゚⊿゚)「うおおおおおおおおぉおおおお」
(# ゚∋゚)キッ
.
-
知鳥はそんな二人を見るとすぐさま迎撃体制をとった。
二人は愚直なまでに真っ直ぐ突き進む。
(#´・ω・`)「ああああああああああっっ」
ショボンが空いている片方の手で知鳥の頬を殴りつけた。
ヒートがその勢いに任せ空中で身体を捻り踵落としを決める。
ノハ#゚⊿゚)「無駄だぁ!」
知鳥が未来を操作し反撃しようとするとヒートがそれを過去に流し。
知鳥の攻撃の全てはショボンの予知によって塞がれた。
-
そしてブーンから見れば数十秒後にも満たない時間。
三者にしてみれば永遠にも思える攻防の末ついに決着はついた。
( ∋)ドサッ
(´・ω・`)「やった…」
ノパ⊿゚)「ふ、ふふ」
( ^ω^)「すげーお…」
-
( ^ω^)「やったおね。ショボン。
これで世界は救われたお!」
取り敢えずそれっぽい言葉でこの場を締めようとするブーン。
(;;::)*(::;;)
ノパ⊿゚)「いや、まだだよ」
( ^ω^)「は?」
-
(´・ω・`)「次の知鳥が召喚されようとしている。奴らは複数居るんだ。
防ぐには過去に収束しようとする尻を相反する未来の力で塞き止めなければ。
その為の奥義『浣結栓(かんケツせん)』は僕の一族に代々受け継がれている」
( ^ω^)「ブーン系に懲り懲りする準備は万端なんだけど」
(´・ω・`)「メタはいただけないよ」
( ^ω^)「何ならヒート。手を繋いでくれてもいいお。
頷いて握り返すから」
ノパ⊿゚)「それはさっきやった」
ノパ⊿゚)「もうケツを切り取る為の刃物を取りに行ってる有余もないから。な?」
.
-
( ^ω^)
( ^ω^)「つまり?」
(´・ω・`)「掘らな」
(^ω^)
嗚呼 そうですか…。
こんなくだらないオチのために長々前置きしやがって。
バトル描写とか丸々要らなかっただろ。
グッバイ。僕のGW…。
-
(´・ω・`)「掘らな」
ノパ⊿゚)「言ったとおりだろ?」
内藤ホライゾンの意識は一言を最後に途切れた。
( ω)「ほらな、言ったとおりだろ?」
.
-
はじめてのおつかいを見守るノリでオチの独り歩きを見守ってたら収拾がつかなくなりました。
よい休日を。
-
乙
なんだこれ…
-
知りと結なんてズルいわ……
んなもん、笑うしかないやろ……!
乙!
-
ごめん意味が分からなかった
なぜか笑ったけどなぜ自分が笑ったのかも分からなかった
-
くだらねぇwwwなんだこれwwwww
-
面白い!
-
まさかダブルアーツネタが出てくるとは思わなんだ
乙
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