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しょぼとそ話。
-
( ´^ω^)「はぁ〜〜〜〜〜!!!!!」 クンカクンカ
(゚、゚トソン「…」
( ´^ω^)「いい匂いだよ!!!香る、香るよパラダイス!!」 スンスン
(゚、゚トソン「…」
( ´^ω^)「フローラル!!ジャスミン!!ラベンダー!! ハァ〜〜〜〜〜!!!」 クンカクンカ
(゚、゚トソン「あの」
( ´゚ω゚)「ハア〜〜〜〜〜!!! ダメ、いいニオイ!!! ハフン!! ッフッフン!!!」 スーハー
(゚、゚トソン「恥ずかしいのでやめてもらえませんか」
( ´゚ω゚)「トソン!!! トソォォ〜〜〜〜〜〜ん!! あ〜〜! ア〜〜! ア〜〜!」 クンクン
(゚、゚トソン「そこはニオイを嗅ぐところではありません」
( *´゚ω゚)「な、なんてイヤラシイかほりなんだ!!! こ、ここか! ここからニオうのか!!」 スーハー
(゚、゚トソン「後生ですからよしてください」
.
-
∩----,、 スンスン
/!  ̄./| クンクン
/__/......| _ ノヘ
| Ω |. | f´∧) ∧y )ヽ、 ハァ〜〜〜〜〜!!!
| | . |,. ------(゚ω゚`*/ / , ヽ、
| | . γ´rイ ̄ ̄`.|`ヽ/ / /` ) も、もうだめ〜〜〜〜!!!
!、__,.!イ( ゝ、___ノし(、__/〉 ノ
ヽ ヽゝ ゝ、_____,.ノ.ノ / 〈
ヽ ,ゝ. / .ノ 、 \
l、イ. ``ー――一イ ./ /^\ .\
`、_______ノ./ / ,;ヘ_).\ \_____
(__,_/ \____ (
\_)
(゚、゚トソン「今後博士を直視できなくなります」
( *´゚ω゚)「えっ!? なんだって!? トソンが見てる!?」 スンスン
( *´゚ω゚)「トソンが!? 僕を!? 見〜〜て〜〜る〜〜〜!?!?!?」 クンクン
( *´゚ω゚)「あ、だ、だめ!!! イグっ!! いっちゃう〜〜〜〜!!!!!」
.
-
(゚、゚トソン「博士」
( *´゚ω゚)「はぁぁぁぁ〜〜〜〜ん!!」 スーハー
(゚、゚トソン「解毒剤をお持ちします」
( *´゚ω゚)「げっ……えぇぇ〜〜〜??」 クンクン
(゚、゚トソン「つきましては解毒剤の場所を教えてください」
( *´゚ω゚)「パラダイス! お花畑の舞う棚の真ん中のお引き出しだよ!」 スーハー
(゚、゚トソン「棚ですね。わかりました」
(゚、゚トソン「お持ちしました」
[]と
( *´゚ω゚)「ん、なにこれ???」 クンクン
(゚、゚トソン「薬です」
( *´゚ω゚)「どうしてこれを飲むんだい???」 スンスン
.
-
(゚、゚トソン「私が自爆装置を誤作動させないためです」
( *´゚ω゚)「えっちぬの!?!?とそんちんちぬの!?!? やだ!!」
(゚、゚トソン「では飲んでください」
(*´;ω;)「やだやだ〜〜〜〜とそんちんちぬいや〜〜〜〜〜!!!!」
(゚、゚トソン
っと ゴパァ
(´;ω;`)「あ、あがが」
(゚、゚トソン「はい飲み込んでください」
(´;ω;`)「おくつり、ない水、飲めない〜〜〜〜!!!」
(゚、゚トソン「水ならそこにあるじゃないですか」
.
-
∩----,、
/!  ̄./|
/__/......|
| Ω |. |
| | . |,. ------ 、
| | . γ´rイ ̄ ̄`、__!i
!、__,.!イ( ゝ、___ノ-ノl
ヽ ヽゝ ゝ、_____,.ノ ノ
ヽ ,ゝ. /
l、イ. ``ー――一イ
`、_______ノ
(´・ω・`)
( *´゚ω゚)「パラダイス!!!」 ゴクゴクゴクゴク
(゚、゚トソン「即効性ですから、五分もあれば効くでしょう」
.
-
【五分後】
ブリブリ
ビチビチ
_______ __
|| __ || |WC|
|| | | ||  ̄ ̄
ぐおおおおおお!!> ||  ̄ ̄ ||
|| ◎||
|| || (゚、゚トソン
||. |三三| || オ オ | チョコン
||_________.|| とと つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(´゚ω゚`)「トソン!!! てめえ、なに飲ませやがった!!」 ブリブリ
(゚、゚トソン「なにって、解毒剤ですが」
、 、 、 、 、 、 、
(´゚ω゚`)「バッカお前!!! これ、解毒剤じゃなくて下剤だよ!! 下剤!!」 ブリブリ
(゚、゚トソン「と言われましても」
(゚、゚トソン「解毒剤の場所を聞いたら、確かにあなたは棚にあると言いました」
(゚、゚トソン「私はそれに従ってその場所にあった薬を持ってきただけです」
(´・ω・`)「あ……僕が聞き違えただけなのかな?」
(´・ω・`)
(´゚ω゚`)「ぐおおおおおおおおおおお!!!!」 ブリブリ!!
.
-
【三十分後】
| | | | ||
| | | | ||
| | | | || ジャーー……
| | ,.-- 、 | | ||
|--‐‐|--/ ヽ.--|‐‐--| ||
|::: __:::|::::{. }:::::|: :: ::: | ()=.||)
|::◎_)|:: _ゝ、 ノ_:::::|: :: ::: | || プ〜ン
|::: :: : |:(二二二二)j|: :: ::: | ||
|::: :: : |__\ /.__|: :: ::: | ||
|::: ::/ i'" `'i \: :::| ||
|/  ̄ ̄ \| .||
(ヽ´・ω・)
(゚、゚トソン「長いお通じでしたね」
(ヽ´・ω・)
(ヽ´・ω・)「げ、下剤でも一応解毒作用はあるのか……」
.
-
(゚、゚トソン「しかし、どうして急に頭がおかしくなったのですか」
(´・ω・`)「………………の薬を、ね。ちょっと」
(゚、゚トソン「?」
(・ω・` )「…………性欲増大の薬をね、ちょっと」
(゚、゚トソン「はあ」
( ;´^ω^)「バッカお前、違うよ!? 別に、そんなンじゃないからね!?
(゚、゚トソン「人間は自分の生まれた意味がわからないそうですが、ロボットには意味があるのですね」
(゚、゚トソン「よりリアルな性欲処理のために人間はロボットを生み出したのですね」
( ;´^ω^)「バッカお前、違うって!!」
(゚、゚トソン「といいますと」
( ;´・ω・)「そ、そのだな」
、 、 、 、、 、 、、
( ;´・ω・)「どうにも、うまくいかないんだよ、感情のプログラムが」
.
-
(´・ω・`)「トソン、僕はお前にいろんなことをプログラムしてきた」
(´・ω・`)「基本的な演算以外に、豊かな国語力を与えた」
(´・ω・`)「個性も与えたし、好き嫌いができるほどには成長させたつもりだ」
(゚、゚トソン「といいますと」
( ´゚ω゚)「だが、それだけじゃあ不十分なんだよ!!」
(゚、゚トソン「といいますと」
( ´゚ω゚)「僕がつくりたいのは、ロボットじゃあないッ!!」
、 、
( ´゚ω゚)「人間!!!」
、 、、、 、、 、 、、、 、、
( ´゚ω゚)「言うなれば、アンドロイド!! アンドロイドがつくりたいんだ!!」
(゚、゚トソン「といいますと」
( ´゚ω゚)「ロボットになくてアンドロイドにあるもの!!」
、 、
( ´゚ω゚)「それは、感情!!」
( ´・ω・)「喜怒哀楽、驚愕、恥じらい、エトセトラ……」
( ´゚ω゚)「 感情!! 感情が欠かせないのだよ!!」
.
-
(゚、゚トソン「はあ」
( ´゚ω゚)「どこに、」
(´・ω・`)「といいますと。」
(´・ω・`)「はあ。」
( ´゚ω゚)「……でしか相づちを打たない人間がいるんだよ!!」
(゚、゚トソン「……」
( ´゚ω゚)「まず、恥じらい!! お前には恥じらいがない!!」
( ´゚ω゚)「おっまえ、フツー人間はなあ、自分の股間を嗅がれたら恥じらいくらいいだくもんだぞ!」
(゚、゚トソン「あなたが嗅いでいたのは便器です」
(゚、゚トソン「ついでにラベンダーやジャスミンといった香りは芳香剤です」
( ´゚ω゚)「シチュだよ、シチュエーチョン!!!! ……しょん!」
( ´゚ω゚)「シチュだとしてもフッツーは恥らうもんだよ!!」
、 、
( ´゚ω゚)「僕はあきらかにあんたの股間を嗅いでいたていでいただろ!?」
(゚、゚トソン「はあ」
.
-
(´・ω・`)「それに、大の大人が便器のニオイを嗅いで興奮している……」
( ´゚ω゚)「嫌悪感のひとつくらい、持つんだよ!!! 人間なら!!!」
(゚、゚トソン「私はロボットですから嫌悪感のひとつを持つことはなりません」
( ´゚ω゚)「それを持たせるのが僕の目標なんだよ!!」
(゚、゚トソン「その結果が例の薬ですか」
(´・ω・`)「あ、ああ……」
(゚、゚トソン「つまりそれは私に飲ませるつもりだったもの」
(゚、゚トソン「どうして博士が飲んだのですか?」
(´・ω・`)「え、えっと……」
(・ω・` )「……ま、魔が差しまして」
(゚、゚トソン「はあ」
.
-
(ヽ´゚ω゚)「ハア〜〜〜〜〜〜〜どうしたらいいんだよ〜〜〜〜!!」
(ヽ´゚ω゚)「あと一歩!! あと一歩なのにぃ〜〜〜!!」
(ヽ´゚ω゚)「トソン!! お前いいアイディアないか!?」
(゚、゚トソン「そうですね」
(゚、゚トソン「感情のプログラムをつくってみてはいかがでしょう」
<( ;´゚ω゚)>「ハァ〜〜〜〜〜!!! しょせんロボットだった〜〜〜!!」 ジタバタ
(゚、゚トソン「夕飯の時間ですので夕食をご用意します」 パタパタ…
( ;´゚ω゚)「もう、完成形まで99%域に達してるんだ!!」
( ;´゚ω゚)「相づちもうてるし、口語も操れるし、肌は人間そのものだし……」
<( ;´゚ω゚)>「なにか!! なにかが足りないだぁ〜〜〜〜!!!」
<( ;´゚ω゚)>「もーちっとで!! もーちっとってェところで手が届かないだぁ〜〜〜!!」
.
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, ´: . : . : . : . :.`: 、
. , ´ヾ: . : . : . : . : . : . : . : .' ,
/. : :.:.:',. : . : . : . : . : . : . : . : ',
. /. : . :.:.:/. : . : . : . : /: . : . : : :;
/. : . :./. : . : . : . : /..:,: . : . ;|: :.:|
./. : . .∧: . : . : . : . : l ,,/: .i:.:./l:.:,,:l
′:.:../ ',: . : . : . : ,/l i: . :|ヽl lノl/ しょぼとそ話。
: . : / 丶. : . / '/: . :.! /
: . :.l 〕~´ /: . : l.ィ
: . :.l __,,.. -'-ー‐-,/; : . :.l STEP_1 「感情は肉でできている」
:.:.:.:.l ´ , -ll. '; : :.l
: . : :'., /:{l´ ', : l
: . : :..丶 / .',:.j
、: . : . : 丶、 / .'´l
. ` _ : : : : `: .、. /:
 ̄` 、: : : ,` 、 ,/.:
.
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ヾ" ;ゞヾ"ゞヾ ゞヾヾ "ゞ; ゞヾ" ヾ" ヾゞヾ;ヾ
ゞヾ "ヾ;ゞ"ゞヾ ゞ;ヾヾ "ヾ ゞヾヾ"; ; ゞヾ ヾヾ: :ゞ;
ヾゞ"ゞ;ヾ ゞヾ〃;ヾヾ ゞ;ヾ "ゞ::ヾヾ"ゞ 〃ゞヾ ゞ"ゞヾ::
ヾ ゞ; ゞヾ"ゞヾ ゞヾ ; ヾ;ゞヾ "ゞ; ヾ ;ヾゞ"ヾ; ; ゞヾ "ゞ; ;ヾ
ゞヾ"ゞヾ; ゞゞ"ゞ〃ヾ :ゞヾ ├─┤ ; "ヾゞ ;ゞ "ゞヾ :ゞ〃ゞヾ; ;ゞヾ;;
ヾ\ヾゞ;::: y'ヾヾ; ;ゞ ヾ ; || ◎ || "ヾ ;ヾ ヾ\ヾゞ;::: y'ヾヾ; ;ゞヾ
ゞ; ; ゞ;ヾii;;:::: イ;//ゞ; ヾ "ゞ ___┬┬┬┬┬┬┬|| == ||┬┬┬┬"ヾ;;" ゞ";ゞ;ヾii;;:::: イ;//ゞ; ゞヾ
ヾ ヾ;ゞiii;;::: |/; "| ̄ ̄| ̄| |二二二二二二二二|| 田 ||::::| ̄ ̄| ̄|ゞ; ヽiii;;::: |/;ヾ;ゞ "ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | 田 田 || 田 田||=:|| == ||゙=| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | |――――――――|| 田 ||::::| | ______
| | | | ̄ ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄|| ;;|| == ||::::| | | :|
| | | | 田 田 || 田 田||=:|| == ||゙=| | | 深海高校 |
| | | |――――――――|| 田 ||::::| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | |
| | | | |
| | | | |
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(`・ω・´)「おはようございます」
(´^ω^`)「おはよーございます! いやあ、まだまだ冷え込みますねえ!」
(`^ω^´)「桜も遅咲きのようですしなあ」
(´・ω・`)「クラス分けの件、いまどーなってます?」
( `・ω・)っ「ああ……」 ピラッ
(`・ω・´)「決まったら、その都度朝礼のさいにまた出されるでしょーな、プリント」
(´・ω・`)「学年だけでもさっさと決めてもらわないと、気持ちのいれようが、ねえ?」
(`・ω・´)「まったくです。順当に行けば私は今年三年生ですな」
(´^ω^`)「またあの年がくるわけですよ、いいですねえ。僕はたぶん二年ですね」
(`-ω-´)「ホンダさんの授業は生徒からも評判がいいですからな」
(`-ω-´)「授業だけでもうちのクラスにきてほしいものですよ、ホント……」
(´^ω^`)「またまたwwww」
(`・ω・´)「自慢じゃないが、私も大学受験では漢文がネックでしたからな」
.
-
(´・ω・`)「あ、そーいや斉藤くん。東大に受かったんだってね」
(`・ω・´)「斉藤って、あの斉藤が?」
(´^ω^`)「僕が、国語三科目みっちり教えた、斉藤くんだね」
(`^ω^´)「そりゃあ鼻が高い! 今年はぜひ、東大講座をうちのクラスに!」
(´・ω・`)「ただ、次の三年、やんちゃな子が多いでしょ……」
(`・ω・´)「そりゃあ、もう、そんなやつがいたら……バチコーンですよ」
(´^ω^`)「バチコーンwwww」
(`・ω・´)「今年もね、ほら、転入生きたじゃないですか」
(`・ω・´)「これが、なかなかにやんちゃ坊主でねえ……」
(´・ω・`)「ほう」
(`^ω^´)「一発胸倉を掴めば大人しくなったもんですわ」
(´・ω・`)「ほ〜う、転入生が……」
(´・ω・`)
(´・ω・`) o O (転入……か)
.
-
キーンコーン
カーンコーン
( `・ω・)「じゃあ、私は門前に行きます」 スタスタ
(´・ω・`)「お疲れ様です」
(´・ω・`)「……」
___ _____. ┌‐t |
|〃|| || || |. | | | | | | lニ冂「¨|
| || || || |. l/ / ̄ |. |. || | ちょwwww
| || || || / / \ |l || |
| (|| || |レ' ./ \||. l| おはよう〜〜
| ||. ,!! / \.| デュフフww
| |レ' / `
|/ / ウェイwwww でさあ、〜〜
/
/
.
-
(´・ω・`) o O (トソンも、学校に入れさせたら……)
( ;´・ω・) o O (そ、そろそろ入れさせても……)
( ;´・ω・) o O (なんだかんだで、ほとんど人間として支障なく生活できるハズだし……)
(´-ω-`) o O (おちつけ……おちつけ。いつもの悪いくせがでた)
(´・ω・`) o O (トソンを、学校に? 戸籍は? 身分は? 苗字は? ってか、カタカナの名前?)
(´・ω・`) o O (それに国語力は与えているが、文字は書けない、泳げない、アドリブが効かない……)
(´・ω・`) o O (……無理か。課題が多すぎる)
(´-ω-`) o O (叩けばほこりが出るとはこのことだな……ハァ)
( ´・ω・)
( ´・ω・)「あっ」
( ´^ω^)「茶柱が、」
( ´・ω・)「沈んだ……」
.
-
【帰宅】
ガチャ
(´-ω-`)「ただいま」
(゚、゚トソン「おかえりなさい」
(´-ω-`)「はあ……疲れた」
(´・ω・`)「……」
と(゚、゚トソン セッセッ
(´・ω・`) o O (僕の帰宅を出迎え、カバンと上着を運んでくれる……)
(´・ω・`) o O (風呂もはってくれるし、メシもつくれる、洗濯もできる)
(´・ω・`) o O (きわめつけに日課が掃除ときたもんだ)
(´・ω・`) o O (メイドとしてはこの上ないんだけど……やっぱ、学校は無理よなあ…?)
.
-
(゚、゚トソン「博士」
(;´^ω^)「ん? あ、なんだい?」
、 、
(゚、゚トソン「これ、ヨゴレが落ちなかったので水洗いをしておきました」
(´・ω・`)「どれ?」
+
+ ___________ +
| _______ i | |ヽ、
| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | ,◎"|:. | +
| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | li≡ |:. | チ〜ン
| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | li≡ |:. |
.+ | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | | li≡ |:. |
| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | |[88]|:. |
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i | |:. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.
-
∧ ∧
: :.', /: :.',
: : :', _ /: : : :',
イ: : :_;_; 八,ミ x
: : {{{ i川:ィ⌒Y', __,,,,,,,,---――-、 ┌―、
: : :≧=ィ: : :≧=ィ:::', | ̄ _、 ゙i l │
: : : :/: : : : }}: : : : :i::', |,,,,,-―''''''"゙゙゙ ,i / | │
: : : :{: : : ィ´≧=、:::}ハ | ̄~ァ ,l / ________ .l゙ ,i
: : : :` ̄Y i Y !H{: : :ハ ,i' │ ヽ_/ | ̄| | ̄ l/ ̄ 7 | __,,,,,,,,,,,,,| .i' .!
: : : : : ::{;;;;;;;;;;;;;;;;:}: : ::ハ ,i' ,i' l、_从__ツ ./ "''''"" ̄ ゝ--'
: : : : : :l{;;;;;;;;;;;;;;;;;;!: : : ::', .,l' ,i' ヽ/ ,/ i´""!
: : : : : :i!} r、ハ人 }: : : : :} く ,i' l / ゝ- '
: : : : : :しゝ!辷=ィ: : : : : ! ヽノ ヽノ
.
-
(´;ω;`)「か、買ったばかりの電子レンジ〜〜〜〜!!!」
(゚、゚トソン「?」
( ´・ω・)っ[:::::i;] ポチッポチ
( ´・ω・)っ[:::::i;]
( ´・ω・)っ[:::::i;] プスッ
( ´・ω・)っ[:::::i;]
( ´;ω;)「電子レンジぃ〜〜〜〜〜〜!!!!」
(゚、゚トソン「なにかまずかったでしょうか」
( ´;ω;)「バッカお前、電子レンジをまるごと水洗いするやつがあるか!!」
(゚、゚トソン「中身、排気口ともにひどい有様でしたから」
(゚、゚トソン「洗わないからあのざま。使えたものではありません」
( ´;ω;)っ「洗ったらこのざまなんだよ!!!! 使えたもんじゃねえよ!!!」 プスプス
.
-
( ´;ω;)「ハァ〜〜〜〜〜………」 ショボーン
(゚、゚トソン「……」
(゚、゚トソン「どうして落ち込まれるのです?」
(´・ω・`)「誰だってね……買ったばかりのものを壊されちゃうと、しょんぼりするよ……」
(゚、゚トソン「はあ」
( ´゚ω゚)「なんでわからな……!……」
( ´・ω・)「……そうか、そうだよな」
(゚、゚トソン「といいますと」
(´-ω-`)「今のお前には、わからないだろうな」
(´・ω・`)「……いいよ。風呂に入ってくる」
。。。( ´・ω・)「お前は、そのレンジ、分解しといて。明日、ゴミに出す……」 トボトボ
(゚、゚トソン「分解とは」
。。。(・ω「とりあえず適当にバラしといて……」 トボトボ
.
-
⌒ ⌒
( ) ( ⌒ │ || |
) ) │ || |\
( ノ │ || |\\
)___________ )_ │ || | : :\
────────────‐ ヽ\ │ || | : : : : .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ij ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄し' ̄ ̄] │ || | : : : : :
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ. || | : : : : :
o 。 | ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ. || | : : : : :
゚ |  ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ. || | : : : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ|| | : : : : :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ\ : : :
 ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ.\ :
ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ ̄ヽ
.
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(*´-ω-) カポーン
(*´-ω-)「ハァ………」 カポーン
(*´-ω-)「やっぱ、草津よなあ……」 カポーン
(*´-ω-) カポーン
(*´-ω-) o O (毎日、この温度きっかりの風呂に入れるのは、ちょっとした幸せだな……) カポーン
(*´-ω-) カポーン
(*´-ω-) o O (人間に必要な条件……) カポーン
(*´-ω-) o O (協調性と、感情と、エゴ……) カポーン
(*´-ω-) o O (今のトソンには、このどれもが備わってない) カポーン
(*´-ω-) o O (学校に行かせたら、そのどれもが自然と備わりそうなもんだけど……) カポーン
(*´-ω-) o O (危険すぎるよなあ……へたしたら僕の立場まで終わってしまう) ドカーン
(*´-ω-) カポーン
(*´-ω-) カポーン
( ´・ω・)「ドカーン?」 カポーン
.
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【五分後】
シュ〜〜〜〜
| | | ヽW/\,,,,,,,,......./ゞ人
| | | ゞ//## :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾゝ/
| | | /$:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<ゞ パラパラ……
| | | \/从## ゞ #〉
| | | /## ##\
| | | /\〉## (゚、゚トソン チョコン ##/
| | | 人## オ オ | ###\ ( `)⌒;;,,.⌒)
(⌒;;;;,,.⌒):::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::とと つ::::::::::::::::::::::::::::::::: (;; `)⌒;;,,.⌒)
(⌒;;;;;⌒;ソ⌒;;):::::::::::::-:::::::-:::;;;;;;;;;;;;;;;::::---::::::::::::::-::::::::;:::::---::::::::(⌒;;⌒ヽ;; `)⌒;;,,.⌒
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⌒;ソ⌒;;;;''')ヽ);;;;;;;,,,,,,)ソ''⌒;;)⌒;ソ⌒;;;;!"''')ヽ);;;;;ソ;;,,,,,,)ソ''"''')ヽ);;;;;ソ;;,,,,,,)ソ''⌒
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: : : : : :しゝ!辷=ィ: : : : : ! ヽノ ヽノ
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( ´゚ω゚)「今度はなにをやらかしたアアアアアア!!!!」
(゚、゚トソン「爆発しました」
( ´゚ω゚)「わかっとりゃい!!!!」 ピンポーン
(゚、゚トソン「来客です」
< 本田サーン!? ドンドン
(゚、゚トソン「お隣の荒井おばさんだと思われます」
<(ヽ´゚ω゚)>「ウワアアアアアアああああ!!?」
< ちょっとォ、本田サーーン!?!? ドンドンドンドン
≡≡(;´^ω^)「は、はぁ〜〜い!」 ドコドコ
.
-
(゜д゜@「ちょっとォ、ナァニ今のすんごい音!!」
(;´^ω^)「す、すいませぇ〜〜ん、ちょっと、テレビの音量を間違えてね??」
(゜д゜@「あらやだ、ちょっとコゲ臭いわよお?」 クンクンクン
(;´^ω^)「男の独り身、料理にシッパイなんてザラですよ、へっへ!」
(゜д゜@「あっらァ〜〜、タイヘンねえ、なにつくってたの?」
(;´^ω^)「フランベやろうとしてたんですよォ〜〜、フランベ」
(゜д゜@「あっら、フランベぇ! あの、ワインで、ッヂュ〜〜、ってやつ?」
(;´^ω^)「ちょっとシッパイしましてネ〜〜! 今晩もまた夜鳴きそばかな??」
(゜д゜@「あらやだ、おたくまァた! ちょっと待ってなさい、うちの煮っ転がしおすそわけしたゲルから」
(;´^ω^)「いやあ、ほんと、お世話ンなっとりますですハイ、荒井さんの煮っ転がしはいいモンですわ〜〜」
(゜д゜@「ほんと一瞬よ、一瞬で持ってくるから待ってるんだよ!」
タタタッ
(;´^ω^)
(;´-ω-) ホッ
.
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おもしろい
-
(゜д゜@「はぁい、これ! ちゃんとイイモノ食べて栄養つけるんだよ!」
(;´^ω^)「アッほんとアリガトーございます! 助かります〜〜」
(゜д゜@「本田さんももー三十二でしょお? さっさといいおヨメさん見つけるんだよ!」
(;´^ω^)「ハイ、ハイ、覚悟しとりますって!」
(゜д゜@「じゃ、アタシもそろそろ戻るワ。亭主ほっといたらケーサツ呼ばれちゃうからねえ!」
( ´・ω・)「け、けーさつ…」
(゜д゜@「亭主もホント人のこと考えないからねえ!」
(゜д゜@「あんただって独り身だった頃は料理シッパイ続きだったじゃないのよさ!って!」
(゜д゜@「そーいえば亭主もムカシはねェ……」
(;´^ω^)「ですよネー! とりあえず煮っ転がし冷めないうちにいただきます!」
(゜д゜@「ア、そーしてそーして! また味の感想聞かせてねえ、じゃあね〜〜〜」
(;´^ω^)「ハイこちらこそ、ええ」 ペコペコ
タタタッ…バタン
(;´^ω^)
(;´^ω^)
(゚ω゚` )≡≡ 「トソォォォォォォォン!!!!!!」 ドドド!!
.
-
(゚、゚トソン チョコン
( ´゚ω゚)「おんどりゃ今度はなんなんだ!!!
(゚、゚トソン「分解したら爆発されました」
( ´゚ω゚)「しねーーーよ!!! どこをどォー分解したんだよ!!!」
(゚、゚トソンσ「この部分を、」
r 7r 7
┌―┐ __ ◎ __ |./ .|./
トソン ) 「こう!」 `フ∠ | | r、 に二二└┘/7 ム ム
/(⌒ ⌒ヽ _ ,ヘ `ー-、 └'^ー┘|_| \> <ノ [] []
/ /ヽ, \ ヽ,,, / . ,・. 丶
/ / ヽ ヽ ヽ,,,,,...---─ ̄ . / /:, ̄.∴ '・ 、
/ 人., \  ̄, =',丶・,_ r⌒>ヽ,.、'_ヽ
\ ,,.../ ゝ γ_ ,''―''' ̄ " . . .’..∧/ 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__,
 ̄ 「 ソ ヽ∧∧/. _) 、、 (_
/ / ヽ / . _) (゚ω゚` )「こう!じゃねーよ!!!!!」 (_
( < `ー- .,) (
| j ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
) |
∠_)
.
-
、 、 、 、
( ´゚ω゚)「バッカお前! それ分解じゃなくて破壊!! 破壊だから!!!」
(゚、゚トソン「あ」 ボロボロ
[>c(゚、゚トソン「今の一撃で分解できたようです」 ボロボロ
、 、 、 、、 、 、
( ´゚ω゚)「破壊できたんだよ!! 破壊ィ!!!」
( ´;ω;)っ[> 「ぼ、僕の電子レンジぃ〜〜〜!!!」
(゚、゚トソン「博士」
(゚、゚トソンσ「電子レンジよりも壁の損傷を気遣うほうが合理的です」
(´;ω;`)「壁の損傷って時点で不合理だよ!! ぼくんちの壁ェ〜〜〜〜!!!
(´;ω;`)「壁の修理費にいくらかかると思ってんだてめえええ!!」
(゚、゚トソン「三万円」
(´;ω;`)「バッカお前、三万じゃあ壁紙すら足りねえんだよ!! 漆だぞコレ!!」
(゚、゚トソン「そんな高いものにするから」
(´;ω;`)「独り身のマイホームで贅沢してなにが悪い!!!」
.
-
トソン可愛い
-
<( ´;ω;)>「はぁぁ〜〜〜〜んお前はもう寝てろ!!!」
(゚、゚トソン「かしこまりました」
ペタペタ…
<( ´;ω;)>「トソンつくってから、ケッコン資金がどんどん消えていく〜〜〜……」
<( ´・ω・)>「って……あれ、壁修理したら底をつくんじゃ」
<( ´・ω・)>
≡≡<( ´;ω;)>「ハァ〜〜〜〜〜もうヤダおちゃけ飲む!!!!!」 ドコドコ
(゚、゚トソン「お酒はよろしくありません。明日も出勤でしょう」 ヌッ
ヾ( ´;ω;)ノシ「うるせえ!てやんでぃ!!バッキャロイ!!!」
(゚、゚トソン「内壁なのですから、いますぐ修理に出す必要もありません」
(゚、゚トソン「それまでに、ごゆっくりと博士のペースでお金を貯めてください」
ヾ( ´・ω・)ノシ
( ´゚ω゚)「なァァーーーぐさめのつもりかァァーーーー!?!?!?」
.
-
( ´゚ω゚)σ” 「なァァーーんでもいいから、おい!! 起きてんなら外行ってダンボールでも集めてこい!!」
(゚、゚トソン「ダンボールは衛生上よろしくありません。ゴキブリの温床にもなります」
( ´゚ω゚)σ「ゴキブリなんざ怖くて一人暮らしができるか行ってこーーーい!!」
(゚、゚トソン「わかりました」
ペタペタ
( ´゚ω゚)σ
( ´・ω・)「あっ、でも汚れてるダンボールはだめだよ。たとえば土とかクズがついてる」
( ´・ω・)「っていうかダンボールってあれだよスーパーとか工場の傍らにあるやつでね」
( ´・ω・)「間違えても河原とか空き地とかに捨てられてあるやつはだめだよ」
( ´・ω・)「それとね、あ、もう行きやがって、あいつぅ……」
.
-
【三十分後】
( *´゚ω゚)「ぶゃ〜〜〜〜〜っひゃっひゃっひゃっひゃひゃひゃ!!!!
( *´゚ω゚)「の〜〜〜〜んじゃったもんねェ〜〜〜!! 飲んじゃったもんねえ!!!」
( *´゚ω゚)「とっておきのへそくりアルコール、飲んじゃったもん、ネ〜〜〜〜!!」
( *´゚ω゚)「飲〜〜んじゃったァァ〜〜、ついに飲ォォんじゃった〜〜〜〜↑↑↑!!」
(*´;ω;)「なァ〜〜〜に飲んでンだよ〜〜こンのうずらトンカチィィ〜〜〜〜〜↓↓↓」
ヾ(*´;ω;)ノシ「ってか明日遅刻当番じゃんヤダ〜〜〜〜〜〜!!!!」
ヾ(;ω;`*≡´;ω;)ノシ グルグルグルグル
ヾ(;ω;`*≡´;ω;)ノシ グルグルグルグル
ヾ(・ω・` ≡´・ω・)ノシ グルグルグルグル
( ´゚ω゚)「オエーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 ゲボゲボ
.
-
【五分後】
(゚、゚トソン「博士」 ヌッ
∧_∧ 「み、見るな!! 見るんじゃない!!」
( ´゚ω゚)
( ̄ ̄ ̄ ̄┴-、
| ( \
/ / ∧ \ フキフキ
.プ〜ン / / / |\ \
/ / ( ̄).., ,..| |\ ( ̄) フキフキ
..,,.::;;:/ ( ノ (::;;::,;,| |::.:.\ ノ (
⊂- ┘( )::└--┘;( )
UUUU UUUU
.
-
(゚、゚トソン「客人です」
( ;´゚ω゚)「うるせえ見るんじゃないっつってんだろ!!」 フキフキ
(゚、゚トソン「と言われましても」
( ;´゚ω゚)「こんな夜中に客人ンン!? ンなやつ追い返せ!!」
( ><)「警察です!」
( ´゚ω゚) ,,・:;”。 ブッ
( ;><)「ああッ! バッチィ!!」
( ;´゚ω゚)≡「けっ、けっ、けぇさつゥ〜〜〜〜〜!?!?」
( ;´゚ω゚)「お、オエエーーーーーー!!!!!」 ゴポゴポ
( ;><)「ああッ、大丈夫ですか!?!?!?」
.
-
【五分後】
( ;´゚ω゚)「け、警察の人がなんか御用ですか!?」
( ;´゚ω゚) o O (まさか、アンドロイドのことがばれた、とか……!?)
( ><)「いや、夜遅くにこの子が不審な動きをしておりまして、」
(゚、゚トソン
( ><)「それで保護者であるあなたにお話をうかがおうと思いやってきた次第です」
( ´゚ω゚) o O (な、なァ〜〜んだ)
( ´^ω^) o O (てっきり、ついにばれたのかと思った……) ホッ
( ><)「なんで安堵されてるんだろう……」
( ´^ω^)σ「ああ、すまんね、ちょっとほら、見てくれよこの壁」
( ><)「言われなくとも見てます」
( ´^ω^)「これ修理しようにも、ほら、時間かかるでしょお?」
( ´^ω^)「それで修理してもらうまでの間、ダンボールでごまかそうと、ね?」
( ´^ω^) ヘヘッ
( ><)「ヘヘッ じゃないよ…」
.
-
( ><)「ま、まあ、なにかあるわけでもなかったようなので、よかったです、ハイ…」
( ´^ω^)っu「あ〜〜ニイちゃん、ニイちゃんも一杯やる?? 本場鹿児島の芋焼酎」
( ;><)「しょ、職務中なので! ではこれにて失礼!!」
(っ´^ω^)っ「まあまあまあまあ!」 ベタベタ
( ;><)「く、くっせェ〜〜〜〜!!!」 ジタバタ
(゚、゚トソン「博士、公務執行妨害にあたる行為です」
( ><)「は、ハカセ?」
(っ´・ω・)っ
( ><)「え、えっと……つかぬことをうかがいますが、ご職業は?」
(´・ω・`)「教師です」
( ><)「ああ、化学かなにかの」
(´・ω・`)「専攻は現文古文漢文評論です」
( ><)「あれ、この子とは如何なる関係で?」
(´・ω・`)
(´・ω・`)「姪です」
.
-
( ><)「……そ、そうですか……イヤ、なんでもないです、シツレイ…」
(´・ω・`)「お見苦しいところをお見せしました」
( ´・ω・)「ワタシ、ちょっとほら……」 クイッ
( ´・ω・)「吐しゃ物をいつまでも放置するわけにはいかないので、そろそろお引取りを」
( ><)「わ、わかりました。くれぐれも、今後姪っ子さんをちゃんと見張っておくように。ではコレで…」
(´・ω・`)「あ、でもダンボールは置いといてね」
( ><)「え、ええぇ……いや、別にいいけど……」
(´・ω・`)「お勤めゴクローさまです」
( ><)「ああ、それと、」
(´・ω・`)「お勤めゴクローさまです」
( ><)「あ、えっと、」
(´゚ω゚`)「ゴクローサン!!!!」
( ;><)「ああ、もう、わかりましたシツレーします!!!」
タタタッ
.
-
(´゚ω゚`)
( ´・ω・)「さて、拭くか…」
(゚、゚トソン「私がやります」
( ´・ω・)「こんなみっともないものを拭かせるわけには……ねえ?」
(゚、゚トソン「はあ」
( ´・ω・)「…」 フキフキ
(゚、゚トソン「…」
(゚、゚トソン「…」 フキフキ
( ´・ω・)「…」 フキフキ
( ´・ω・)「…」
( ´・ω・)「……トソン」
(゚、゚トソン「はい」
( ´・ω・)「お前、四月から学校行ってみないか?」
.
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明日続き投下します
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待ってる
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おつ。おもろー
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乙
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おつー
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いいね
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乙
これはいいショボン
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おつ
面白かった
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乙!これは面白い!
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乙!!!
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おつ!おもしろい
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ちくしょう。夜中だってのに爆笑しちまったじゃねえか盛大に乙。
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乙
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乙
何てテンポの良さ
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勢いよすぎだろwwwおつ
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みーんっなっあつーまれ ソウサクむーらーにー
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はあ
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明日続き投下します(大嘘)
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来ないな
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ずいぶん長い一日だ
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打ち切りか…続き気になってたから寂しいな
おつかれさまでした!
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