■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
神器なき戦い
-
( ^ω^)「細かすぎる性癖無制限三本先取ぅ〜〜〜〜」
( ^ω^)「そのイチッ!」
――――ネクパイ
Ⅴs
目隠し――――
( ^ω^) ファイッ
.
-
('A`)「こーーーれーーーはーーーー」
( ^ω^)『おーっと、ドクオ選手、さっそく反応を示した!』
('A`)「あのな、お前、だってさ、パイだぜ?」
('A`)「人類の希望と夢を携えた種族の利器、パイだぜ???」
('A`)「お前、目の前にパイが転がっていたら、どうする?」
( ・∀・)「しゃぶる」
('A`)「だろ? え? 待って? しゃぶる?」
('A`)「バッカお前、目の前に、パイだぞ!? まずは眺めろよ!!」 \ドッ/
('A`)「三回礼をして、そこから、次に、手を沈めるんだよ!!」
( ^ω^)『おおーっとドクオ選手!! いきなり脱線だァ〜〜〜〜!!』 \ドッ/
.
-
('A`)「ンなこたァどうでもいい! いいか、パイだ!」
('A`)「パイが味方している時点で、これはネクパイの圧勝、はい終了」
( ・∀・)「ちょっと待ってもらおう」
( ^ω^)『さて、モララー選手も黙っちゃいない!』
( ^ω^)『ここから両者のアツい戦いがはじまるぅ〜〜〜〜』
('A`)「なんだ」
( ・∀・)「お前…気づいてないのか」
( ・∀・)「確かに…この戦いにおいてのパイは、非常に強い」
( ・∀・)「フェチ総当りが行われたら、間違いなく、優勝をかっさらうほどには、パイは優勝候補だ」
( ・∀・)「だが…考えてみろ」
、 、 、
( ・∀・)「どうして…そんなパイと目隠しとが、比較されているのか…!」
.
-
( ・∀・)「この話をするには、モリニュクス問題が避けては通れない課題となる」
( ・∀・)「解説なしで話を進めて、大丈夫だろうか」
('A`)「とうぜんだ。ワレワレ英国紳士はモリュニクス問題を教養として身につけている」
( ・∀・)「では問おう。お前がマスをかくとき、目は開いているか?」
('A`)「当然。その目はディスプレイを、紙面を、時に息子を見つめている」
('A`)「人間のオスは視覚情報から性欲をかきたてようとする」
('A`)「視覚は、我々の性活において非常に重要な一要素である」
( ・∀・)「そこでモリニュクス問題の話がでてくるわけだ」
( ・∀・)「様々な学者がこの問題に持論を展開させているわけだが、」
( ・∀・)「ポイントは『それまで対象を認識していた感覚を使わずに対象を認識できるのか』ということ」
( ・∀・)「またそこに、視覚と他感覚との互換性がつながってくる」
( ・∀・)「さて、視覚。これは他感覚とつながっているのか?」
('A`)「…」
( ・∀・)「1ミリも、つながっちゃいない。視覚は、実はかなり特殊な、独立した器官だ」
.
-
( ・∀・)「そこで…視界がなくなるとは、どういうことか」
( ・∀・)「ずばり、外界を認識できないに同義だ」
( ・∀・)「そりゃあ聴覚、触角は機能するし、湿気や温度、空間の圧迫感なんかもわかるが、」
( ・∀・)「なにか、自分の身になにかしらの刺激が発生したとき」
、 、 、 、 、 、 、 、、 、 、、 、、 、 、
( ・∀・)「今自分の身になにが起こっているかを理解しえない」
( ・∀・)「なぜなら、我々は得てして視覚にてその原因対象を認識しているからだ」
('A`)「なるほどな、読めたぜ」
( ・∀・)「…考えてみろ」
( ・∀・)「卑猥なことをされている、とはわかっているものの、」
( ・∀・)「どんな顔の、どんなやつに、どんなシチュで、どんな風に陵辱されているのかがわからない」
( ・∀・)「未知なるものに弄ばれる華奢な女の子の…その、立場を!」
.
-
('A`)「残念だったな、その展開には穴がある」
(*・∀・)「あっ、アナ!?」
('A`)「オトコは、視覚から性欲を得る…」
('A`)「しかし、オンナは視界から性欲を得ようとはしない! らしい」
('A`)「目を隠されたところで、そのオニャノコが///な感じになることは、」
( ・∀・)「……だぁれが、オンナ側の話をしていると言った…」
(;'A`)「ッ!」
( ・∀・)「いいか!」
( ・∀・)「ワレワレにとってのオンナという概念は、我々の脳内に生きるがごとく!!」
( ・∀・)「ワレワレが事のために妄想する概念生物、つまりは我々が思うがままの存在!!」
( ・∀・)「そして妄想する主体は、視覚から性欲を得る、我々オトコだッ!!」
( ・∀・)「お前、目でエロいもんみて、興奮しないのか!!」
('A`)「する!!!!!」
.
-
( ・∀・)「だろ!! じゃあ、その目隠しされてるオニャノコにも、そんな我々の感性を当てはめればいいんだ!」
( ・∀・)「目隠しされたオニャノコ! キモデブ男の三人に囲まれ、あちこちを触られなめられいじられる!」
( ・∀・)「……お前がそのオニャノコだったら……どうなる?」
('A`)「興奮する!!!!!」
( ・∀・)「その理由は、ずばりモリニュクス問題!」
( ・∀・)「対象を認識できないからだ!」
、
( ・∀・)「そして、対象を認識できないとは、つまり、闇……ッ!!
( ・∀・)「我々は、闇につつまれた時、なにをするか」
( ・∀・)「対象を…自分のなかで構築して、なんとか認識しようとする」
( ・∀・)「理由を認識できない出来事が起こった時、我々は、なんとかしてその現象に理由をつけたがるんだ」
( ・∀・)「お前、冷蔵庫の上にあるちん毛にギモンをいだいたことはないか?」
('A`)「!」
( ・∀・)「なんで冷蔵庫の上にちん毛があったんだと思った?」
('A`)「えっと…」
('A`)「カーチャンが、記念に取ってたのかなぁ、って…」
.
-
( ・∀・)「そう! だが、それは現実では考えづらい!」
( ・∀・)「だというのにそんな突拍子もない理由に行き着く理由!」
( ・∀・)「それは、対象を認識できないからだ…」
('A`)「ッッ!」
( ・∀・)「目隠しされた(我々が脳内で思い描く)オニャノコは、」
( ・∀・)「陵辱されながら、脳内で現況を把握しようとするが…」
( ・∀・)「その結果は、得てして現実にはありえないエロさを生み出すわけである!」
( ・∀・)「そう!」
( ・∀・)「目隠しは、ある意味で言えば、あらゆる性癖のなかで最強となりうるポテンシャルを秘めているわけだ!」
(;'A`)「う……うう!」
( ^ω^)『おおーっと、まさかの展開!』
( ^ω^)『これはモララー選手、一本先取かあ〜〜〜!?』
.
-
( ・∀・)「フッ…」
(;'A`)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)『おっと、ドクオ先取、なにかがひらめいた!』
('A`)「……ああ、そうだ」
('A`)「たしかに、目隠し……というシチュは、かなりの大穴だと思ったよ」
(*・∀・)「おっ、大きなアナ!?」
('A`)「俺も、今度、目隠しシチュを使おうかと思う」
('A`)「だがなぁ……」
、 、
(#'A`)「お前、それでも、パイだぞ!!!!」
、、 、、 、 、
(#'A`)「ちんちんの声を、信じろよ!!!!」
.
-
( ・∀・) ハッ
( ・∀・)「……ちんちんの声……ッ!」
(#'A`)「ネクタイという男性の象徴を、たわわなパイで挟んでいる…」
(#'A`)「……なんつーか、こう……」
(#'A`)「エロいだろ!!!!!」
( ・∀・)「エロい!!!!!」
('A`)「なにがエロいって……」
('A`)「ネクタイや、カバンの紐でもいい」
、、 、 、、
('A`)「そういったものを隠していることが、ポイントなんだ」
('A`)「なにかを隠している……これは、言い換えると、」
、 、、 、 、 、、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、、 、、 、
(;'A`)「なにかを隠せるだけの大きさがそのパイには保証されている……っ!!」
( ・∀・)「ッ!」
.
-
('A`)「確かに、大きなパイは、見ただけでわかる…」
('A`)「我々は、そんな錯覚を抱いている」
、 、 、 、、
('A`)「大きなパイとは、はたして、どれくらいの大きさのことを指すのか?」
('A`)「カップ数? アンダーは問わない? ハリのよさ? ってか、垂れててもええのん?」
、 、 、、、 、 、 、、 、
('A`)「……だが、そこにネクタイを挟めているという事実を付け足してみろ」
('A`)「そのパイが大きいかどうかはわからないが……確かな事実は、生まれる」
(*'A`)「………挟めるんだよ……我々を……ッ!」
(*・∀・)「パイに包まれる、その保証……ッ!」
('A`)「そう……そして、その保証が、パイの大きさを際立たせている……」
、 、 、、、
('A`)「まして、この原理は第二回細かすぎる性癖大会でも優勝した裸エプロンに通じるものがある」
('A`)「裸にも衣装といってな、裸にニーソックスやらジーンズやらをあわせると、最強になるわけだ」
( ・∀・)「その功績が認められて、めだかボックスでも西尾維新じきじきに解説文が寄せられてたな」
.
-
('A`)「目隠しは……本能をかきたてはしない……」
('A`)「考えることではじめて可能性を示す、大器晩成型…」
('A`)「だが、ネクパイは、まさに我々の本能を、刺激するわけだ…」
('A`)「ネクパイと目隠し、それぞれに直面してみろ」
('A`)「目隠しは、脳内であれこれ考えてから事がはじまるわけだが、」
('A`)「一方のネクパイは、だ」
('A`)「……ちんちんが、黙っちゃいないぜ」
( ・∀・)「ちんちんが……」
('A`)「挟まれたネクタイという要素が、無意識下で、パイに信ぴょう性を与える」
('A`)「なにも考えることはない。ちんちんが、そのパイを、ネクパイを、求めるんだ……ッ!」
.
-
( ^ω^)「カンカンカンカーーーン!!」
( ^ω^)「さて、こちら放送席、ゴングがなりましたーーーー!!」
( ^ω^)「さて、細かすぎる性癖無制限三本先取、一本目を制したのはーーーーー」
('A`)「…」
( ・∀・)「…」
( ^ω^)「さあ、両者、向かい合ってぇ〜〜〜〜〜……?」
('A`)
( ・∀・)
.
-
.
-
_ -―
、_ _ -‐
_ >一ー―――- 、__ , ---―- 、 _ .. -‐
 ̄ } _ -‐ッ' `ー--、}
「 ̄ 「 ,.-、 ',
| } / \ 、
i jノ ノ `丶、 ヽ
| `゙´ ヽ }
/ ヽ |
: . . . /ヽ, -‐-、,r"ヽ 丶 .ィ´:、 . : : : :
: : : : : : : : : : / 〈 ⌒/ ゝ /⌒ヽ ヽ ∨ 、: 、. : : : :_ .. -‐  ̄
 ̄ ―- __: : : : / `´{ / ∠、 \ \__ノ \}_ .. -‐ "
 ̄ ―┘ `¨´、 /- /丶、 >‐'
`゙'、__/`--' ̄
.
-
( ^ω^)「決着だwwwwwwwwwwwww」 ドコドコドコドコ
マ ブ ダ チ
( ^ω^)「怒とうの接戦も終わり、両者、真の友だちの誓いを交わしたああああああ!!」 \パチパチ/
( ^ω^)「そう! 我々男は、みな兄弟!!」
( ^ω^)「ちんちんの声という、男全員が共有している、その本能!!」
( ^ω^)「昨日の敵は今日の友!! こうして二人は、明日よりこの耐え難い世の中を共に闊歩する!」
( ^ω^)「昨日も、今日も、明日も! 我々は、戦っていこうと思います!」
( ^ω^)「細かすぎる性癖無制限三本先取、次回はっ!」
( ^ω^)「さらしvsマスクでお送りしたいと思っております」
( ^ω^)「では、また来週ゥ!!」 \パチパチパチ/
━━━━━━━━━━━━━━━
┼ヽ -|r‐、. レ | 企画・製作
d⌒) ./| _ノ __ノ >>1
━━━━━━━━━━━━━━━
.
-
短いですが総合に投下できる話でもなかった
続きは思いついたら書きます
-
これからの全く人生の役に立たないこの感じ大好き
ちなみに目隠し+ギャグボール派です
あ、ギャグはバイト(棒)ギャグね
-
感動した
-
フェチズムとは哲学だったんだな
-
映画化決定
-
全俺が共感した
-
文章力と論理の無駄遣いすぎる
-
玉木宏と藤原竜也で映画化決定
-
ムスコが感涙した
-
これぞまさしくブーン系だわ
-
わかる
サラシわかる
-
なんかわからんが感動した
-
やばい続きが楽しみすぎる
-
____ r っ ________ _ __
| .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ く`ヽ ___| ̄|__ r‐���� ̄└‐����┐
| | | | | __ __ | r┐ ___| |___ r┐ / / | | /\ ヽ冫L_ _ | | ┌─────┐ |
| |_| | _| |_| |_| |_ | | | r┐ r┐ | | | / | | レ'´ / く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___ __|. | | | 二 二 | | |く_/l | | , ‐'´ ∨|__ ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ /`〉 / \ │ | |  ̄ ̄|
| | / /\ \. | |└------┘| | | | | |__| | / / / /\ `- 、_ 丿 \| | ̄ ̄
 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー��--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■