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ピューピル
-
オマージュありあり。頭使わないでよんでね
-
ガァ……
ガァ……
バサササ……
.
-
/=/ ゚□゚ヽ「門を開けい!!」
ギギギギギギギ……
/=/ ゚□゚ヽ「……さあ、入られよ」
/ ,' 3
【/ ,' 3】
美符忍者衆 棟梁
荒巻骸爺
ガア……
ガァ……
.
-
【宗咲城 天守】
/ ,' 3
シーーーーーーーーン……
('、`*川「よくぞおいでなさった、荒巻殿」 ザッ……
/ ,' 3「擺に佐須殿に、飛簾 九藤殿か」
(‘_L’)
【(‘_L’)】
宗咲 方武神
東の『飛簾 九藤』 青龍
/ ,' 3「……して、殿はどうされた。出零様も見当たらぬようにござる」
('、`*川「二代目城主のお姿を見ていただきますれば、斯様な疑問は取り払われよう」
/ ,' 3「何……?」
/=/ ゚□゚ヽ ジャキッ……
っ━━━∞∞∞⊂
/=/ ゚□゚ヽ ジャキッ……
っ━━━∞∞∞⊂
.
-
/ ,' 3「この荒巻骸爺に武器を向けるか……」
( ‘_L’) チャキッ……!
⊂”
( ‘_L’)「動かないでもらおう」
⊂
/ ,' 3
( ‘_L’)「美符の忍者は奇妙千万。何をするかわからぬ故」
('、`*川「伊葉殿、さあ、お出でくださいまし」
ギィ……
ギィ……
(=゚ω゚)
【(=゚ω゚)】
宗咲城 二代目城主
佐藤 伊葉
.
-
/ ,' 3「……何の冗談か喃」
('、`*川「冗談などではございませぬ。前城主様はご病気により亡くなられ、この伊葉様を主に……」
/ ,' 3「莫迦な……! 聞いてはおらぬぞ……殿がご病気だったなどと!」
('、`*川「それもそのはず。伝えておりませぬ故……」
/ ,' 3「第一、なぜ長男の治夜さまではない……! 伊葉様はまだ年端もいかぬ子供ではないか……!」
('、`*川
/ ,' 3「異様じゃ、……仕えている隠密はどうしている! ……我が美符の衆は!」
( ‘_L’)「……隠密とは、彼らの事ですかな」
ゴト……
/ ,゚ 3「何……?」
( ゚ζ;,,, ゴロ……
( ‘_L’)「一、二………、仕えていた美符の忍はこれで全てか?」
/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」
-
/ ,゚ 3「……ご所存を伺いたし、擺に佐須殿」
('、`*川「……何も難しい話ではございませぬ。伊葉様を城主にするにあたって、丹生の忍に協力をしてもらった故」
/ ,゚ 3「丹生と……!」
│││ │││ シタッ!
│││ │││
│││ シタッ! (;;;;;:鬥;;)
(;;;;;:鬥;;) │││
│││
│││
シタッ!
(;;;;;:鬥;;)
/ ,゚ 3「……むぅ」
(;;;;;:鬥;;) チャキ…
っ┼───
-
('、`*川「隠密は丹生の忍となった故、少々美符の者共は秘密を知りすぎておる」
/ ,゚ 3「……なるほど、呼び出したのはそういう事か」
──────────理解が早くて結構な事だ、荒巻骸爺。
/ ,゚ 3” ドスッ……
/ ,゚ 3 ,,・;’ ガフッ……
( Ф;;;;;,;,,,,)「……美符の忍を日ノ本から滅するが宗咲の願」
/ ,゚ 3「き、貴様……。知っておるぞ……」
( Ф;;;;;,;,,,,)
/ ,゚ 3「丹生忍者……、四忍天王が一人……」
(‘_L’)「……突けィ!!」
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ バッ!
っ━━━∞∞∞⊂
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
-
/ ,゚ 3 ,,・;’ ドスドスドスッ……!!
/=/ ゚□゚ヽ「……やったか」
/ ,゚ 3 ジャキィ…
っy=
('、`;川「……ひっ!」
/=/;゚□゚ヽ「ッ!」
≡≡≡/=/;゚□゚ヽ「……擺に佐須殿!」
パァンッ!!
/=/ ゚□ζ@;’.. ボチュッ!!
((('、`;川 タジ……
( Ф;;;;;,;,,,,)「……流石は美符が忍。頭まで潰さねば死なぬか」 キュイ…
っ”
/ ,゚ζ@;,,’ バシュゥ!!
ボトボト……
ボト……
.
-
('、`;川「おお……、流石は丹生の忍……。手も触れずに頭を削りよると……」
( Ф;;;;;,;,,,,)「まさか、種子島を仕込んでおったとは食えぬ奴よ」
::(;=゚ω゚):: ガクガク
('、`;川「伊葉様……、お見苦しゅうございました。ささ、この擺にめと一緒に……」
ギィ……
ギィ……
( ‘_L’)「……伊葉様もかわいそうなお人よ。この年にて城主とは因果かな」
(‘_L’ )
( ‘_L’)「……いつの間にやら消えたか、丹生の忍め。……兵共も動けいッ!」
/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……!」
タッタッタッタッタ……
タッタッタッタッタ……
━━━━━━━
━━━
━
-
【数時間前 美符の里付近 森】
≡≡≡≡≡≡(; ^ω^) シュタタタタタタタ!!
≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「遅いッ! 遅いぞ、内藤峰雷忠ッ! 此の儘ではいつ迄経っても一人前にはなれぬわ!」
≡≡≡≡≡≡(; ^ω^)「せ、精一杯ですお!」
≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「口答えをするな、青二才ッ!」
(,,゚Д゚) バッ!!
│││
│││
│││
(; ^ω^)「あわわ……、なんという高さだお……」 ポカン
ヒュンヒュンヒュン!!!
(,,゚Д゚)彡 ─ ─
⊂ ─ ─
─
.
-
(; ゚ω゚)「おわ〜〜!!」
スココココココ!!
::(; >ω<)::「ほ、ホンモノじゃないですかお〜……」 プルプル
│││
│││
シタッ!
(,,゚Д゚)
(,,^Д^)「ギコハハ。全部避けきりおったわ!」
(; ´ω`)「避けきれなかったら死んでましたお」
(,,^Д^)「死ぬ気でやるからこそ、意味があると思え」
ザッ……
ザッ……
(*゚ー゚)「もう、あんまり無理なことさせないでよ」
(,,゚Д゚)「おお、しぃか」
-
(*゚ー゚)「この子もまだ子供なんだから」
(,,゚Д゚)「子供って、もう十になるだろう」
(*^ー^)「さあ、お腹すいたでしょう。ご飯にしましょ」
(*^ω^)「わあい! ご飯だお〜! おむすびだお〜!」
チュンチュン……
チチチ……
( )^ω^)” モグモグ
(*゚ー゚)「どう、おいしい?」
( )^ω^)”「おいしいですお!」
(,,゚Д゚)「今日は雲も高くて、いい日だなぁ……」
(*゚ー゚)「そうそう、荒巻の爺様が今しがた出られたみたい」
(,,゚Д゚)「おお、城に呼び出されたとかなんと言っておったわ」
-
(*゚ー゚)「何でしょうね」
(,,゚Д゚)「さあなぁ……」
( )^ω^)” モグモグ
(;,゚Д゚)「あ! 俺の分まで食いやがったな!!」
( )´ω`)”「ごめんなさいお」 モグモグ
(;,゚Д゚)「悪気があるなら食うのをやめるんだ!」
(*^ー^)「いいじゃないの、食べ盛りなんだから」
( )´ω`)” モグモグ
│││
│││
シタッ!
ξ゚⊿゚)ξ
( )^ω^)”「お!」 モグモグ
(,,゚Д゚)「なんだ、おつん。いま食事中だぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「はい、これ」
ξ゚⊿゚)ξ ペラ…
っロ
-
(,,゚Д゚)「ああ? なんぞこれ」
(,,゚Д゚) よみよみ
っロ
(*゚ー゚)「おつんちゃんも、お一つどう?」
ξ゚ー゚)ξ「あら、じゃあ頂いちゃおうかなぁ」
( )^ω^)「おつんちゃんだお! おつんちゃんだお!」
ξ゚ー゚)ξ「しっかり修行してる?」
( )^ω^)「おっおっ。強くなったお!」
ξ゚ー゚)ξ「ほほー、どのくらい?」
( )^ω^)「すごくだお」
ξ゚ー゚)ξ「そらすごい」
(,,゚Д゚)
っロ
(,,゚Д゚)” ガサゴソ…
-
(,,゚Д゚)「よーし、食い終わったか?」
( )^ω^)”「お?」 モグモグ
(,,゚Д゚)「修行再開だ! 食った分動け!」
( )^ω^)” モグモグ
(,,゚Д゚) パシ!
○⊂彡
( )^ω^)「あ。おにぎり」
(,,゚Д゚) バッ!!
│││
│││
│││
( )´ω`)「ああ! そんな! ちょっと待ってお〜〜!!」
バッ!!
.
-
ξ゚⊿゚)ξ「お〜……、峰雷忠、いつの間にあんなに高くまで飛べるようになったのかね……」
(*゚ー゚)「……で、どうだったの?」
ξ゚⊿゚)ξ「……爺様の言うとおりだったわ」
(*゚ー゚)「そう……。じゃあやっぱりあの子の目は……」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ……」
≡≡≡≡≡≡(; ^ω^) シュタタタタタタタ!!
≡≡≡≡≡≡(; ^ω^)「おにぎり〜〜〜〜」 シュタタタタタタタ!!
≡≡≡≡≡≡(,,゚Д゚)「もっと腰を入れィ!! いつまで経っても追いつけぬぞゴルァ!」 シュタタタタタタタ!
━━━━━━
━━━
━
-
頭使わないでこれ読めるほど頭良くなかった
-
【美符の里】
( ´ω`) Zzz...
(*゚ー゚)「……健やかな寝顔」
(,,゚Д゚)「そうだな」
っロ
(,,゚Д゚)
っロ
(,,゚Д゚)「……『瞳に妖宿らせり。見るものに妖を授けん』」
っロ
(,,゚Д゚)「やはり、この子の親が爆ぜたのは瞳のせいか」
(*゚ー゚)「でも、私達はなんともない」
(,,゚Д゚)「赤子の時のことぞ。自由に力も操れぬ、赤子のな」
( ´ω`) Zzz...
(,,゚Д゚)「……それに、妖の使い方も忘れたろう」
(*゚ー゚)「忘れた方がいいわ……」
-
(,,゚Д゚)「……そうさな」
リーーーーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーーーー……
(,,゚Д゚)「……ん?」
(*゚ー゚)” ピク…
(,,゚Д゚)「荒巻の爺さんの気が消えた」
(*゚ー゚)「妙な感じがする」
⊂(,,゚Д゚)つ バッ
バッ!!
ミ
ミ (,,゚Д゚) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
(,,゚Д゚) m スッ…
β〉
.
-
( ´ω`) Zzz...
( ´ω`)「お……」
( うω`) ムニャムニャ…
( ^ω^)
(^ω^ )
( ^ω^)「魏幸さん……? しぃさん……?」
シーーーーーーーーーーーーーーン……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【美符の里 大屋敷 屋根上】
│││
│││
シタッ!
(,,゚Д゚) │││
│││ シタッ!
(゚ー゚*)
ミ,,゚Д゚彡「……来たか、赤夜の魏幸。夜風のしぃよ」
【(,,゚Д゚)】 【(゚ー゚*)】
美符・上忍 美符・上忍
赤夜の魏幸 夜風のしぃ
(,,゚Д゚)「爺様は……」
ミ,,゚Д゚彡「わからぬ、不気味じゃ。まるで靄がかかったかの如く、宗咲からの気配が見えぬ」
(*゚ー゚)「……ならば一度宗咲へ」
( ・−・ )「待たれい。これほど蠢く夜は初めてのこと。用心せねばならぬ」
-
│││
│││
シタッ!
ξ゚⊿゚)ξ
ミ,,゚Д゚彡「どうじゃ、おつん」
ξ゚⊿゚)ξ「里の周りは何とも……」
ミ,,゚Д゚彡「そうか」
(,,゚Д゚)「やはり、我ら上忍で城まで見てきた方が」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「真はここに残れい。おつんは城の東から、魏幸としぃは西から。少しでも異変を取れば戻って来い」
(,,゚Д゚)「ハッ……」
シュタッ……!!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
今日はここまで
-
面白い、乙で候
-
乙
-
ジョバイロじゃないか!
-
おもしろいぞ〜〜〜
-
荒巻の霊圧が消えたか…
乙 頭使わずに読むわ
-
たまには完結してから他の書けよ
-
ジョバイロじゃなかった…
-
いい感じだ
問題は漢字が読めんことだ
-
当て字だからほとんどそのまま読めるよ
-
ほうらいじょうかな?
-
投下するよ。後々馬車が出てくると思うけど、実際にはこの時代にはないよ
-
【宗咲の森】
シュピッ……!!
───── ─────── ────────=二,,゚Д゚)
───── ────────=二゚⊿゚)ξ──────=二*゚ー゚)
タッ!!
スピッ!!
───=二,,゚Д゚)「おつん、ここから城にいけッ!」 シュタタタタタ
───=二゚⊿゚)ξ” コクリ
シュタッ!!
(*゚ー゚)「……何の気配も感じない。風の声も、土の声も」
(,,゚Д゚)「ああ。奇妙だ」
バッ!!
───── ─────── ────────=二,,゚Д゚)
───── ─────── ───────=二*゚ー゚)
.
-
──=二*゚ー゚)「……!!」
ザッ……
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……
──=二,,゚Д゚)「宗咲の兵か……! なぜ美符の里へ向かう……!?」
──=二*゚ー゚)「こんなに武装して、まるで攻め落とすかのよう……」
─=二*゚/;;;, @;/ー゚) バシュッ!!
─=二;,゚Д゚)「!?」
(*゚ζ;;,’ ボチャ……!
‰ ベチャベチャ……!!
, @;/ー゚)
.
-
(;,゚'Д゚)「し、しぃ……!?」
(’e’)「忍だッ!! 放てッ!! 矢を放てッ!!」
ヒュンヒュンヒュン!!
ヒュンヒュンヒュン!!
(;,゚'Д゚)「……クッ!!」
スカカカカカカカ!!!
(;,゚'Д゚) ─=二卍
⊂彡 ─=二卍
─=二卍
(;,゚'Д゚),,・;’「!?」 ブシュウ!!
⊂@
.
-
(;,゚'Д゚),.,,・;’「グォア……!!」 シュウウウウウウウ!!
(´・_ゝ,,;;;;) スッ……
(;,゚'Д゚),.「……丹生忍者だと?」
⊂(´・_ゝ,,;;;;)つ バッ!
バッ!!
ミ
ミ (´・_ゝ,,;;;;) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
ピンッ
.ヽ / ヽ _,,,,二=│二´
ヽ / .__,,,.. -ー''''("゙´ ! `゙''''ー- ..,,_
ヽ . __,,.... -ッ冖'''"゙´ ヽ, .| ゛
_,,,.. -ーーギ´ / ヽ !
ヽ ./ ヽ |
ヽ ./ ヽ !
'"゙´ ヽ/ ヽ. !
ノヽ ヽ .! ._/
/ ヽ ヽ. l . /
ピンッ / ヽ ヽ.| . /
\, / .ヽ ゙l /
\ / (´・_ゝ,,;;;;)∩ クイッ… ,/.!ヽ,
\ ./ ヽ / ! ヽ
''ー- ..,,_\. / ヽ / .| ヽ.
`゙゙'''''ヘ、..,,./ ヽ / .l ヽ.
" 人, `゙''''ー- ..,,_ ヽ . / ! .ヽ.
/ .\. ..`゙''''ー- ..,,_ .ヽ / ! .ヽ.
/ \ `゙''''‐ y∠″ l ヽ
./ .\ ,/ヽ `゙''''ー- ..,,_ !
/゛ \ . / ヽ . ´゙'''ー ..,_. │
-
’,,・(;,゚'Д゚),,’';・;, ブシュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!
──────────── 聞いたことがある、処女の髪を縫いて椿油を塗った糸
(´・_ゝ,,;;;;)
──────────── あらゆる物を両断し、その糸を使いたるは日ノ本忍に唯一人……
’,,・(;,゚'Д゚),,’';・;,「逃げろ……、おつん……」
──────────── 丹生忍者、四忍天王が一人……、その名を……
(´・_ゝ,,;;;;)
(´・_ゝ・`)∩” ピンッ……
──────────── その名を……、椿髪の盛岡と……ッ!
’,,・(;,゚'ζ;,,@ ブシャアアアアア!!
;,ξД゚)
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 二重目 大屋根】
│││
│││
シタッ!
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
【ξ゚⊿゚)ξ】
美符・上忍
星明かりのおつん
≡≡≡≡ξ゚⊿゚)ξ タッタッタッタ……
リーーーーーー……
リーーーーーーーーーーー……
ξ゚⊿゚)ξ(静かだ……、美符の隠密の気配もしない……)
ξ-⊿-)ξ m スッ…
β〉
.
-
ξ-⊿-)ξ m
β〉
──────────── 城の中はどうなってる……?
ξ-⊿-)ξ m
β〉
──────────── もっと、意識を……、殿はどこへ? 爺さまは……?
ξ-⊿-)ξ m
β〉
【 (=゚ω゚) 】
ξ;゚⊿゚)ξ m 「……なっ!?」
β〉
シタッ……
ξ;゚⊿゚)ξ「!!」
-
────=二 -_-) ギュンッ!!
ξ;゚⊿゚)ξ「チィ……!!」
ξ;゚⊿゚)ξ バッ!!
│││
│││
シュッ……!
ξ;゚⊿゚)ξ ─=二卍
⊂彡 ─=二卍
─=二 -_- 二=─ プンッ……
ξ;゚⊿゚)ξ「……消えた!?」
ξ;゚'⊿゚)ξ,,・;’ ゴフッ……
-
│││
│││ ドサッ……
ξ;゚'⊿ )ξ
ξ;゚'⊿ )ξ”「グ……、刺されたか……」 ググググ……
ξ;゚'⊿ )ξ ズボッ……
っ━
(-_-)
ξ;゚'⊿ )ξ「……丹生忍者。なるほど、これで解したわ」
│││ シタッ……!
│││ │││
(;;;;;:鬥;;) │││
│││ シタッ……!
(;;;;;:鬥;;)
.
-
ξ;゚'⊿ )ξ(……敵は8人)
ξ;゚'⊿ )ξ”
───────────閃光弾ッ!!
(-_-)「……!!」
.....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.....
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;| / ,.:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:\__ノし// 、. . .. .. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
.:;..__)/⌒ヽ(_ ', .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;: ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄ .. ..:.:.:.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:.:.:/⌒|「⌒\ | / ,:.:;:;:;:;:. ビガッ!!!
.:;:;:;:;.:.:.:.. . \__ノし// 、:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . ξ;゚'⊿ )ξ_)/⌒ヽ(_ ',.:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;:.:.:.:... .  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄:;:.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.. .. | / , /⌒|「⌒\.:;:;:;:;:;.
.:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:\__ノし// 、 .. ...:.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;:;..__)/⌒ヽ(_ ',. .. ...:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:.
,:;:;:;:;:;:; ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
. .:;:;/⌒|「⌒\.:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
.....:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.....
(;;;;;:鬥;;)「クッ……!! 目がァ……!」
-
シュゥゥ……
(;;;;;:鬥;;)「いない……!」
(-_-)「……逃がしたか。血をも残さぬとはな」
(;;;;;:鬥;;)「……疋様!」
(-_-)「放っておけ。あの傷だ、そう遠くには行けまい」
シタッ!
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ξ;゚'⊿ )ξ
シタッ!
シタッ!!
───────────早く……、早く里に戻って知らせなければ!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【美符の里 大屋敷 屋根上】
ミ,,゚Д゚彡「魏幸としぃの気が消えたか……!」
( ・−・ )「総儀仔殿……」
ミ,,゚Д゚彡「見不……!! 高岡……!!」
│││ シタッ……!
│││ │││
( ゚д゚ ) │││ シタッ……!
从 ゚∀从
( ゚д゚ )「ここに……」
ミ,,゚Д゚彡「美符の衆を連れて出よ……! 今に此処は攻め入られる!」
( ゚д゚ )「……何と」
ミ,,゚Д゚彡「魏幸としぃを討たれている、相手は同じ忍の者かも知れぬ」
从 ゚∀从「相手にとって不足なし……!」
-
シリアスなのに、おつんと言われるとブッ休さんのおちんちんを思い出してにやけてしまう。
-
ミ,,゚Д゚彡「我らも里の女子供を逃した後に向かおう。征けぃ!!」
( ゚д゚ )「ハッ……!!」
( ゚д゚ ) バッ!!
│││ 从 ゚∀从 バッ……!!
│││ │││
│││
( ・−・ )「この胸騒ぎ……。宗咲に何が起きていると言うのか……」
ミ,,゚Д゚彡
│││ ボチャ……
│││ │││
( ゚д@;,, │││ ベチャ……ッ
从 ゚ξ;;,’
ミ,,゚Д゚彡「……ッ」
(;・−・ )「見不……!! 高岡……!!」
-
ミ,,゚Д゚彡「すでにこの里は囲まれているか……!! 結界……、いや……」
ミ,,-Д-彡
ミ,,-Д-彡「里を放棄する……! 出来るだけ多くをこの場から逃がせ、真よ」
ミ,,゚Д゚彡” ザッ……
(;・−・ )「ど、どこへ……!」
ミ,,゚Д゚彡「私が打って出る」
────────────お待ちを……!
ミ,,゚Д゚彡「……!」
・ 〜 プゥーーン……
(;・−・ )「……蝿。もしや!」
────────────今、この場でそのお体をお懸けになることもありますまい。まずは我らに……ッ
ミ,,゚Д゚彡「殲滅蟲か……!」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲の森】
シュビビビビビビビビビビビビ……!!!
─────────=二 ;;A;;)
─────────=二;;;;;;∀;;;)
─=二 ;;A;;)「敵は最強、丹生忍者……」
─=二;;;;;;∀;;;)「だが、我らも最強は同じことよッ!!」
(;;;;;:鬥;;)「忍だ!! 止めろ、止めろーーーー!!」
(;;;;;:鬥;;) バッ!!
│││ (;;;;;:鬥;;) バッ……!!
│││ │││
│││
────────=二;;;;;;;;;;∀・;) ニヤリ
.
-
─=二 ・∀・)っy=━━ バッ!!
っy=━━
─=二 ・∀・)っy=━━ 「美符が忍術、四の章ッ!! 目に物見せるは、跳弾術ッ!!」
っy=━━
ドゴォ!!
ノし// 、
─=二 ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ', 「 『雷』ッ!!! 」
っy=━━ ノ( ̄ ̄ ̄
バゴォ!!
ノし// 、
─=二 ・∀)っy=━━⌒ヽ(_ ', 「 『弾』ッ!!! 」
ノ( ̄ ̄ ̄
(;;;;;:鬥;ζ@;;,, バシュッ!!
(;;;;;ζ@;;,, 鬥;;) ボチュッ!!
(;;;;;:鬥;;)「……!!」
│││
│││ シタッ!!
( ・∀・)
─────────────美符の忍、最強十傑……、その名も美符・十忍ッ!!
それぞれの妖は、一国の力に値すると言われるものなり!
.
-
( ・∀・)「行けィ!! 毒ッ!!」
─────────────悪漢裁くは、美符・十忍が一人、血飛沫の喪羅ッ!!
【( ・∀・)】
美符・十忍
血飛沫の喪羅
─=二 ;;A゚;)「指笛……!」
ピュィーーーーーーーーーーーーーーーーー……
─────────=二 ;;A゚;)
っ
ピュィーーーーーーーーーーーーーーーーー……
∴∵∴∵∴;;;,,
∵∵∴∵
─────────=二 ;;A゚;∵∴ ブゥゥゥゥン……
;;;;,, ,,,...
∵∴∵∵∴∵
∵∴;;;,, ブゥゥウウウン……!!
∵∴∵ ∵∴∵
∵(◎)∴∵∴∵∴∵∴
──────── ∴∵∴
∵∴∵∵∴ ∵∴∵
∵∴∵
(;;;;;:鬥;;)「何と……!! 虫に化けたのかッ……!!」
(’e’)「ええい、奇っ怪なッ! 矢を放て! 放てィ!!」
────────────────そして、同じく最強・十忍が一人!
.
-
ヒュンヒュンヒュン!!
ヒュンヒュンヒュン!!
∴∵∴∵∴∵∴
∵∴
∵∴;;;,, ブゥゥウウウン……!!
∵∴∵ ∵∴∵
∴∵∴∵∴∵∴
∴∵∴∵∴∵∴
/=/ ゚'□゚ヽ,,;’「ぐ、ぐわあああああああ!!!」 ブシュウ!!
/=/ ゚□゚ヽ「む、虫だ! 虫に囓られおるわッ!!」
【;;A゚;∵∴】 ブゥゥゥン……
美符・十忍
殲滅蟲の毒
──────────────── 殲滅蟲の毒ッ!!
(’e’)「ええいッ!! 腑抜けた奴らめッ! 退けィ!! この宗咲が方武神、北の『聖 星頭』が相手仕るゥッ!!」
【 (’e’) 】
宗咲 方武神
北の『聖 星頭』 玄武
(#’e’)「でぇぃやああああああああああああああああああ!!!」
ヒュンヒュンヒュン!!
iヾ、 ―→ ―→ ―→
(#’e’)っl i}―→ ―→
!/' ―→ ―→
.
-
∵∴;;;,, ブゥゥウウウン……!!
∵∴∵ ∵∴∵
(#’e’)「クッ……!当たらぬか、細すぎるわッ!」
/=/ ゚'□゚ヽ,,;’「ウワアアアアアアアアアアアア!!」 ブシュウウウウウウウウウウウ!!
(#’e’)「ええいッ!! 相手が悪いッ!! 退けィ! 退けィ! 後は丹生の忍共に任せるぞ!」
(;;;;;:鬥;;)「チィ……、糞の役にも立たぬ侍共め……!」
ブゥウウウウウン……!!
ブゥウウウウン!!!
(;;;;;:鬥;;)「コイツ、椿髪をも齧り貪るかッ!! ええい、里に入られるッ!」
──────────────喪羅、ここは抜けるぞ。里に入れッ!
( ・∀・)「応ッ!」
───────=二 ・∀・) シュバッ!!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【美符の里】
(; ^ω^)「魏幸さん、しぃさん……」
(^ω^ ;) キョロキョロ……
(; ^ω^)「どこに行ってしまったんだお……?」
( ^ω^)「……お?」
ξ; ⊿ )ξ ハァ……ハァ……
( ^ω^)
( ^ω^)「おつんちゃん……、おつんちゃんかお……?」
タッタッタッタ……
(; ^ω^)「どうしたお、おつんちゃん……! す、すごい血だお……!」
ξ; ⊿ )ξ「に、逃げ……て……」
パキバキ……
メキ……
.
-
(^ω^ ;)「あ、ああ……! 何だお、火事だお! 燃えてるお!」
ξ; ⊿ )ξ「クッ……、もう来たというの……?」
ξ; ⊿ )ξ” ムク……
(; ^ω^)「おつんちゃん、血が止まらないお……。立ってはいけないお」
ξ;゚'⊿ )ξ「……逃げなさい!」
│││ シタッ……!
│││ │││
(;;;;;:鬥;;) │││
│││ シタッ……!
(;;;;;:鬥;;)
(; ゚ω゚)「お……」
ξ;゚'⊿ )ξ「来たか……ッ!」
-
(;;;;;:鬥;;)「女と子供か……、命貰い受けるッ!」
(;;;;;:鬥;;),,;’ ブシュウ!
(;;;;;:鬥;;)「な……、何だ!」
(;;;;;:鬥;;),,;’ 「!?」 バシュッ
ξ;゚'⊿ )ξ「……え?」
∵∴∵ ∵∴∵
ブゥゥゥ……ン
;;A゚;∵∴
∵∴∵
・,;,(;;;;;:鬥;;),,;’「な、何奴……ゥ!」 シュゥゥゥウウ……
バタッ……
バタッ……
ξ;゚'⊿ )ξ
;;A゚;∵「おつん……。その怪我は」
ξ;゚'⊿ )ξ「毒……」
( 'A`;∵「……分かったから動くな」
-
(; ゚ω゚)「ど、毒さん……」
( 'A`)「峰雷忠か。厄介事になった」
ξ;゚'⊿ )ξ「丹生の忍と……、宗咲の……」
( 'A`)「分かっている。この状況を見れば、嫌でもな」
ドゴォ……!!
ドゴォ……!!
( 'A`)「……だが、もう大事ない。喪羅のヤツが戦ってる」
─=二 ・∀・)っy=━━ 「そらそらそらそら……、好き勝手させてたまるか……!!」
ドゴォ!!
ノし// 、
─=二 ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ', 「 『豪炎弾』ッ!!! 」
ノ( ̄ ̄ ̄
.
-
r‐ァ
_ノ (_ ゴオッ!
⌒)イ⌒) _,
⌒)ノ
(;;;;;:鬥;ζ@,’
ドシュ…!
スタッ!!
│││
│││
━━=y⊂( ・∀・ )つy=━━
ドゴォ!!
\__ノし
..)/⌒ ノし//
 ̄ ̄)ヽ━━=y⊂( ・∀・ )つy=━━⌒ヽ(_ ',
ノ( ̄ ̄ ̄
(;;;;;:ζ@,「……!!」 ボシュッ…
( ・∀・)「……ご無事で!」
ミ,,゚Д゚彡「喪羅……!」
( ・∀・)「ここは我らに任せて、里の者をお逃がせくだされ」
ミ,,゚Д゚彡「すまない。……真! 行くぞ!」
( ・−・ )「ハッ……!」
シュビビッ……!!
.
-
( ・∀・)「……ひでぇ事しやがるぜ。人かよ」
ゴォォ……
ゴォォォォォ……
シュタタタタタタ!
─────=二;;;;;:鬥;;)「うおお、取ったぞおお!!」
っ―
ドゴォ!!
ノし// 、 ,,・
( ・∀・)っy=━━⌒ヽ(_ ', ;,@ζ鬥;;;:;;二=── ビチャッ
ノ( ̄ ̄ ̄
ビチャ……
ビチャチャ……
( ・∀・)「……ケッ。この業火の里を汚い忍共の墓場にしてやらぁ」
-
( 'A`)「おつん、一先ずここから逃げる。総儀仔殿も、動ける者を募って逃げ初めている」
ξ;゚'⊿ )ξ「え、ええ……」
(; ^ω^)「け、けど! 魏幸さんと、しぃさんがまだ……!」
( 'A`)
( 'A`)「あの人達は後から来る」
シュタタタタタタタ!
≡≡≡≡≡≡≡(;;;;;:鬥;;)
≡≡≡≡≡≡≡(;;;;;:鬥;;)
シュタタタタタタタタ!
( 'A`)「……邪魔な!」
ドゴォ!!
(;;;;;:鬥ζ@,’ ビチャア!!
ズシャア!
( 'A`)「! ……喪羅か」
─=二・∀・二=─ フッ……
( ・∀・)「逃げな、毒。こんな奴ら俺一人で十分だ」
-
( 'A`)
( ・∀・)
( 'A`)「すまぬ……。行くぞ、峰雷忠!」
(; ^ω^)「は、はいお!」
シュビビビビビ!!
──────=二 'A`)
───=二; ^ω^) っξ; ⊿ )ξ
( ・∀・) ザッ……
( ・∀・)「……あと、逃げ遅れてるのはどれだけいやがる」
ス……
( ・∀・),;’ ピッ…
( ・∀-)「……ッッ」
( ・∀-)
─=二´・_ゝ・`二=─ シュピッ!
.
-
(´・_ゝ・`) シュタ…!
( ・∀・)「……アンタかい。里に糸を張り巡らせてたのは」
(´・_ゝ・`)「いかにも」
(´・_ゝ・`)∩ クイッ……
’,,・(; -∀・),,;’「……!?」 ブシュウ!!
(; -∀・)「チィ……!!」
(´・_ゝ・`)「追え」
(;;;;;:鬥;;)「ハッ」
(;;;;;:鬥;;) バッ!!
│││ (;;;;;:鬥;;) バッ……!!
│││ │││
│││
(; -∀・)「行かせや……」
(; ・∀・)っy=━━ 「しねぇ……!!」 ジャキィ!!
(´・_ゝ・`)∩ クィ……
(; ・∀-),,;’「……グ」 ブシュ…!
-
(´・_ゝ・`)∩
(; ・∀-)「テメェ……」 ゼェゼェ…
(´・_ゝ・`)∩「美符が忍十傑衆……。美符・十忍」
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 仏頂 尊勝陀羅尼 ┃
┃ 美符・十忍 ┃
┃ ──────────────── ┃
┃ 南 包 殲 屍 神 呼 虚 冥 仁 血 粛 .┃
┃ 無 ま .滅 の 秘 .無 静 王 飛 然 閤 .┃
┃ 成 れ 蟲 叙 の 諸 ゆ 魔 の 沫 た. 皀 .┃
┃ 神 就 た の 龍 三 梵 .え 王 久 の る 山 .┃
┃ 変 須 . 横 毒 .角 , の .々.喪 総 靈 葛 ┃
┃ 王 弥 . 堀 彦 空.僂.羅..儀 寶 仙 ┃
┃ 如 功 十 流 仔. 玄 翁 .┃
┃ 来 徳 . 壇 派 .┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
──────────────────その一人、血飛沫の喪羅。
(´・_ゝ・`)「噂に違わぬ忍よ……。ぬしは少々厄介だ」
ピンッ
.ヽ / ヽ _,,,,二=│二´
ヽ / .__,,,.. -ー''''("゙´ ! `゙''''ー- ..,,_
ヽ . __,,.... -ッ冖'''"゙´ ヽ, .| ゛
_,,,.. -ーーギ´ / ヽ !
ヽ ./ ヽ |
ヽ ./ ヽ !
'"゙´ ヽ/ ヽ. !
ノヽ ヽ .! ._/
/ ヽ ヽ. l . /
ピンッ / ヽ ヽ.| . /
\, / .ヽ ゙l /
\ / (´・_ゝ,,;;;;)∩ クイッ… ,/.!ヽ,
\ ./ ヽ / ! ヽ
''ー- ..,,_\. / ヽ / .| ヽ.
`゙゙'''''ヘ、..,,./ ヽ / .l ヽ.
" 人, `゙''''ー- ..,,_ ヽ . / ! .ヽ.
/ .\. ..`゙''''ー- ..,,_ .ヽ / ! .ヽ.
/ \ `゙''''‐ y∠″ l ヽ
./ .\ ,/ヽ `゙''''ー- ..,,_ !
/゛ \ . / ヽ . ´゙'''ー ..,_. │
-
(; -∀・)、 ペッ……
゚
(; -∀・)「いいぜ、ここで仕留めちまおうってのかい」
( -∀-)「……いかにも、美符・十忍が一人。血飛沫の喪羅とは俺のことよ」
( ・∀・) カッ……!
( ・∀・)「この俺をそこらの雑魚とは思わない事だなぁ……ッ!」
( ・∀・)” クルクル…
っ((y=━━))”
j、 ゴォ!!
j ヽ,
jf″ / И、
}!`ー''’ ヾt、 _,,
( ・∀)っy=━━ `^'´/ ジャキィ…!!
( ・∀)っy=━━ 「銃に詰めるは我が正義ッ!! 命を懸けて戦えば死中に活あり……ッ!」
(´・_ゝ・`)っ” キリリリリ……
( ・∀)っy=━━ 「父を御前 喪那、母を御前 伽那ッ!! その子が美布の忍、血飛沫の喪羅、参るッ!!」
───────=二 ・∀)っy=━━ グンッ!!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【美符の里付近 森 馬車 大八車】
パカラッ……
パカラッ……
ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……
( 'A`)「……熱か」
(; ^ω^)「おつんちゃん……、おつんちゃん、大丈夫かお?」
ミ,,゚Д゚彡「……隠れ里には諸梵がおったな」
( ・−・ )「ハッ……、確かに」
ミ,,゚Д゚彡「傷を負ったものも多い。一先ず隠れ里に向かう」
( ・−・)「御意」
( ・−・)m ス……
β〉
.
-
( ・−・)m 「金剛軍荼利呪………」 ブツブツ
β〉
ミ,,゚Д゚彡「……真の術が効いてる間は誰にも見つかりはすまい」
(^ω^ ;)「お……」
( ・−・)m シュゥゥ……
β〉
【( ・−・)】
美符・上忍
月光の真
( 'A`)「もう少しの辛抱だ、おつん」
ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……
-
ミ,,゚Д゚彡「おつんが喋れるようになったら、宗咲の様子を聞こう……。毒は何か知っているか?」
( 'A`)「いや……、気づいた時には里が」
ミ,,゚Д゚彡「そうか……」
ざわ……
( 'A`)” ピク……
( ・−・)
ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……
(; ^ω^)「……? ……?」
ミ,,゚Д゚彡
-
───────── ──────────── ────
(; ・∀・)
っy=━━
(; -∀-)
っy=━━
’;.,;
,;;'’(; ∀),’;;・’
っy=━━
──── ───────── ─── ──────
.
-
ミ,,-Д-彡
ミ,,-Д-彡「喪羅、すまない」
ミ,,-Д-彡 ス……
人
( 'A`)「喪羅……」
( 'A`)
ξ; ⊿ )ξ
(; ^ω^)
ミ,,-Д-彡「これも因果……、あるべき定だったことやも知れぬ」
人
パカラッ……
パカラッ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
また明日にございまする
-
乙 出てきては死んでいくな
-
乙
-
乙
彦十って誰だぜw
-
乙
モラ死んじまうのか、デミタス強いんだな
-
また未完作品が増えるのか
-
ありがとうございました
-
始めるよ
-
【隠れ里】
チュンチュン……
チチチチ……
( ・−・ )「傷ついたものは長屋に運べィ!」
(;;;;;;=;)「ハッ……!」
ミ,,゚Д゚彡「諸梵、呼・諸梵はおるか!」
│││
│││ スタッ……
(´・ω・`)
(´・ω・`)「総儀仔殿……、話は聞いておりまする」
ミ,,゚Д゚彡「その件は後だ、おつんを診てやれい」
ξ; ⊿ )ξ ゼェゼェ……
(´・ω・`)「……長屋へ」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
はい支援
-
紫炎
-
【隠れ里 長屋】
ξ; ⊿ )ξ
(´・ω・`)「やはり、毒が塗ってあったか……」
( 'A`)「毒が……」
(´・ω・`)「吸い出せるか、お前の虫で」
( 'A`)「……やってみよう」
っ
ガサ……
ガササ……
(; ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「峰雷忠」
(; ^ω^)「お……」
ミ,,゚Д゚彡「突然の事ゆえ、疲れたろう。少し休め」
(; ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「ここなら心配はいらぬ。結界も貼っておる」
-
(; ^ω^)「でも……」
(; ´ω`) モジモジ
ミ,,゚Д゚彡「おつんの事が心配なのか」
(; ´ω`)
ミ,,゚Д゚彡「ならば側に行って診てやれい」
ミ,,゚Д゚彡っ” トンッ
(; ´ω`)「お……」
テッテッテ……
ミ,,゚Д゚彡
─=二//‰ ゚二=─ フッ……
ミ,,゚Д゚彡「来たか、横堀よ」
(//‰ ゚)「……して、美符の里は?」 スタ……ッ
ミ,,゚Д゚彡「堕ちた。血飛沫の喪羅と共にな」
-
(//‰ ゚)「そうか……」
ミ,,゚Д゚彡「奴に全てを任せてしまった自分が情けないわ」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「敵は丹生忍者なり。そして、宗咲城」
(//‰ ゚)「……宗咲は我らを裏切ったか。命を懸け支えてきた我らをか」
ミ,,゚Д゚彡「信じがたき事ではあるがな」
ξ; ⊿ )ξ「佐藤……、伊葉……」 ボソ……
( 'A`)「おつん……?」
(; ^ω^)「お……?」
ξ;゚⊿ )ξ「城主は……、すでに……。殺められたか……、あるいは……」
ミ,,゚Д゚彡「……次男坊の佐藤伊葉が城主となったと申すか」
ξ;゚⊿ )ξ” コクリ…
(´・ω・`)”「傷に触る。無理してはいけないよ、おつん」 ゴリゴリ…
(´^ω^`)”「さ、煎じたてだ。これを飲んで、寝るのが一番だ」 コポポポ…
-
ξ;゚⊿ )ξ” ゴク……ゴク……
(´^ω^`)「ゆるりとおやすみ。ここに敵はおらぬ」
ξ; ⊿ )ξ
( 'A`)「佐藤伊葉が城主……? まだ子供だ……」
ミ,,゚Д゚彡「長男坊は殺されたか」
( ・−・ )「……どうやら、宗咲を渦巻く深い闇に我々は巻き込まれたようにござる」
ミ,,゚Д゚彡「ふむ……」
(´・ω・`)”「さて、他みんなの怪我の具合を見よう。汝らも手伝ってくれ」
(;;;;;;=;)「ハッ……!」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【隠れ里 庭】
チュンチュン……
チチチチ……
( ^ω^)
チチチチ……
「どうしたんだい、峰雷忠」
( ^ω^)「お……」
(´^ω^`)「やあ」
( ^ω^)「諸梵さん……」
(´・ω・`)「いきなりの事で驚いたね」
( ^ω^)「うん……」
(´・ω・`)「しかし、泣かなかったのは偉い」
( ^ω^)
( ^ω^)「あの、魏幸さんとしぃさんは……」
-
(´・ω・`)「……彼らか」
( ^ω^)
(´・ω・`)「彼らは、逝ってしまったよ」
( ^ω^)「……そうですかお」
(´・ω・`)「気がついていたんだね」
( ^ω^)
(´・ω・`)「強い子だな、君は」
( ´・ω・)
( ´・ω・)「生あるものは必ず死あり、とは言うが……。当然受け入れられるものに非ず」
( ´ω`)
( ´・ω・)「峰雷忠」
( ´ω`)「お?」
( ´・ω・)「これから、多くの大切な人が死んで逝くやも知れぬ」
-
( ´ω`)「諸梵さんもかお?」
( ´・ω・)「ああ。僕だってそう。必ず、神仏に導かれてしまう」
( ´・ω・)
( ´・ω・)「だけど、その生を吸って、君は前へと進んでいって欲しい」
( ´ω`)
( ´^ω^)「酷なことを言ったろうか」
( ´ω`)
( ´^ω^)「君は強い瞳を持っている。我々を創る、強い強い瞳を」
( ´ω`)「瞳……、ですかお?」
( ´^ω^)「そう。その瞳がある内に負けは無いさ。……さあ、ご飯にしよう、何も食べていないんだろう?」
( ^ω^) ハッ
( ^ω^)「お腹すいたお」
-
( ´^ω^)「おおい、横堀」
│││
│││ スタッ……
(//‰ ゚)
( ´^ω^)「炊事だ。手伝ってくれ」
(//‰ ゚)「適任がいるのではあるまいか」
( ´^ω^)「否、総儀仔殿の料理は食べれないし、毒の虫料理というのも気が引ける。おつんはああだし、汝が適任なり」
(//‰ ゚)
( ´^ω^)
(//‰ ゚)「良いだろう」
( ^ω^) グギュルルル…
( ´^ω^)「君も手伝うかい?」
( ^ω^)「お手伝いしますお!」
チュンチュン……
チチチチ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
みてるぜ
-
【宗咲の森】
ビュゥゥーー……
ザァァ……
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……
(’e’)「……ええい、逃げた衆はどこに言ったというのだ」
/=/ ゚□゚ヽ「星頭殿!」
(’e’)「何だ!」
/=/ ゚□゚ヽ「西武将様より、伝令! 南東方面に美符忍の影無し、さらに南へ向かうとの事!」
(’e’)「チッ……、こそこそと隠れおってからに……」
(;;;;;:鬥;;)
(’e’)「……フン。ヤツらは木の上で休息か。呑気なもんだ」
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……
(’e’)「忍にでもなりたいもんだなぁ! ええ、おい」
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……
( ∵)
.
-
(;;;;;:鬥;;)「……!」
(;;;;;:鬥;;) チャッ…
っ―
(;;;;;:鬥;;)
っ―
(;;;;;:鬥;;)「……いない?」
っ―
(;;;鬥;;:;;)
(’e’)「何をゆるりとしておるか、丹生の忍よ! 行くぞッ!」
(;;;;;:鬥;;)
───=二;;;;:鬥;;) シュタッ…!
( ∵)
─=二∵二=─ プンッ!!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【隠れ里 長屋】
( ´・ω・)「……やはり毒がすでに回っているか」
ξ; ⊿ )ξ
( ´・ω・)” ゴリゴリ…
( ´・ω・)” コポポポポ……
( ´ω`) スヤスヤ……
(・ω・` )
(・ω・` )「……今宵は満月よ」
ξ; ⊿ )ξ
ξ; ⊿ )ξ「……仕掛けるの?」
( ´・ω・)「……さあ、お飲み」
リーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーー……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲の森 南】
リーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーー……
ザァァァァ……
(//‰ -)m 「元柱固真、八隅八気、五陽五神、陽動二衝厳神」
β〉
(//‰ -)m 「害気を攘払し、四柱神を鎮護し、五神開衢、悪鬼を逐い、奇動霊光四隅に衝徹し」
β〉
(//‰ -)m 「元柱固具、安鎮を得んことを、慎みて五陽霊神に願い奉る……」
β〉
(//‰ -)m
β〉
(//‰ '゚)m カッ……!!
β〉
___
〈圭圭心,
,...._  ̄¨¨¨´ ボゥ……
r:升圭少
f壬心 `¨´ (//‰ '゚)m
弋圭ヲ β〉
<:少 ,ィ劣王ミ::、..___
寸圭圭圭圭圭}
`x圭圭少
.
-
【隠れ里 長屋 屋根上】
リーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーー……
ミ,,゚Д゚彡
─=二∵二=─ プンッ!!
ミ,,゚Д゚彡「戻ったか、彦十よ」
( ∵)「西武将『白髭』は宗咲を南よりに。戦力は槍兵を主としており、少数の丹生忍」
ミ,,゚Д゚彡「少数と……。うぬだけで行けるか」
( ∵)「万全を期して、殲滅蟲を」
ミ,,゚Д゚彡「良いだろう」
( ∵)「頼むぞ」
( 'A`)「ああ」
ミ,,゚Д゚彡「我ら美符の忍が生き残る為故。容赦はするな」
ミ,;;;Д゚彡
─────────────── 死して敵を葬るべし
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲の森 南】
リーーーーーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーーー……
( ´W`)「忍衆は上へ。監視を怠るなよ」
(;;;;;:鬥;;)「ハッ……」
(;;;;;:鬥;;) バッ!!
│││ (;;;;;:鬥;;) バッ……!!
│││ │││
│││
( ´W`) 「槍衆、前進。敵は美符が忍。警戒、怠るな」
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……
(;;;;;:鬥;;)
プゥーーーーン……
(;;;;;:鬥;;)「……!」
-
プゥーーーン
・〜
(;;;;;:鬥;;)
(;;;;;:鬥;;) チャキ…
っ―
( ∵(;;;;;:鬥;;) フッ…
っ―
ベキ……
バキ……
( ∵)「……一つ」
─=二 ∵二=─ プンッ!!
リーーーーーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーーー……
ザァァァ……
( ´W`)「異常はないか」
/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」
.
-
(;;;;;:鬥;;)
(;:鬥;;;;;;) キョロキョロ……
( ∵)m ス……
β〉
`:: ∵:゛ ;.`:':
`:': ブゥン……
( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∵)m( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴( ∴)
.: ::゛. β〉
.: ::゛;. `:: ∵:゛
;.`:':
────────────音なく忍が美符忍。その影なるや日にも照らせず。数はあれども幻の如し。
【( ∵)】
美符・十忍
虚無ゆえの彦十
( ∵)m「音もなく死に逝け、丹生の者共よ」
β〉
────────────美符が十忍、虚無ゆえの彦十。見るは現世の妖か、幻世の現か!
.
-
シュタ……ッ
──=二 ∴)
──=二 ∴)
──=二 ∴)
( ∵)m ──=二 ∴)
β〉 ────=二 ∴)
───=二 ∴)
──=二 ∴) タッ……
シュッ……
─=二 ∴) ≡≡ ― スコッ
⊂彡 ≡≡ ― ―(;:鬥;;;;;;)
(;;;;;:鬥;;)―,,';’ ブシュウ!!
(;;;;;:鬥;;)「!?」
( ∴(;;;;;:鬥;;)「な、何……」 フッ…
( ∴(;;;;;:鬥;;)” ザクッ…
プンッ…
─=二 ∴(;;;;;:鬥;;),,’';・;, ブシュウウウウウ
.
-
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……ザッ……
( ´W`)「……妙だ。静かすぎる」
ザァァァ……
リーーーーーーーーーー……
リーーーーーーーー……
( ´ー`)「……叔父様!」
( ´W`)「何事だ、知無余」
( ´ー`)「前方に人里らしきものあり……!」
( ´W`)「……ついに見つけたか、美符の隠れ里」
(´W` )「ようし、全軍、包囲せよ!!」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
( ´W`)「全員配置についたか……」
/=/ ゚□゚ヽ「ハッ……」
( ´W`)「灯りを消した程度で隠れた気になるなど、笑止千万。この宗咲の衆の目は節穴では御座らぬ……」
ザァァ……
ザァァァ……
( ´W`)「風が止んだら一番南方隊から突入。外側から追い込むぞ。固まったら我が葬刃の槍にて纏めて葬ってくれる」
ザァァ……
( ´W`)
( ´W`)「征けィ!! 大砲放てッ!!」
.
-
i
,!'| ` .
’ j i! i ,
{ ||
` ,J`:、,ィl! l! {′ ; ドゴォオオ!!!
,j` Yl!|: | |'i,
| 、 ゙リN: ; !lij! |
. }'′ i ;}|! |
, ,:;:;:,! ''′ ,. !、,! ´` ι ヽ
, (''゛ j! ..:;;:==-:、 ゙''"ィi {ヘ!,l .
〃’ :; {`' ,ィ゛ '′. ) jj」li|liY、⌒}
j∨il!ィ' {’ へヾ;;イ
’ λ' ,j、l! / 、 ., ,il{ ,゙!j!;| :
゙ハ! ;. ゙:、 j| '/'}′ ,
じ:、 i,' ゙:、 ,,., ′彳レ/
丶、v{ ヒ! i!||il. , 八 Z
__ _,ゝ、;_ ゛:|! ゙ ,rカ  ̄
_  ̄`ζ」'(´ ヽ j! ゛ ,ィ彡′_.. -
二 ニ ゙て∠rιク_;.,、_,ー-'^- =ニ_
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
タッタッタ!
≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
タッタッタッタ!!
≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
≡≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
タッタッタッタ!!
( ´ー`)「火を点けよッ!」
ボッ……!
ゴォォォオオ……
ゴォオオオオオ……!!
( ´ー`)「忍共め、炙りだしてくれる……」
-
バジリスクかと思った
-
/=/ ゚□゚ヽ ザッ……
/=/ ゚□゚ヽ「どこだ……、どこにいる、忍……」
( ´ー`)
( ´ー`)「……何故出てこない?」
ゴォォォオオ……
ゴォオオオオオ……!!
─=二//‰ ゚二=─ フッ……
(; ´ー`)「……!! 阿呆にも出たかッ、美符忍! 貴様らはもう囲まれておる!」
(//‰ '゚)「阿呆は貴様じゃ、宗咲の衆よ」 カッ……!!
バッ!!
ミ
ミ (//‰ '゚) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
(//‰ '゚) m「瘴に天布、闇に帰すは黄八丈……!! 美符が忍術、布応唱ッ!!」 スッ…
β〉
-
≧ュ、 || /三/ ,ィク'〃
ニ三≧ュ ii/三/ ,ィク'〃
`寸三ム i三l/ ,ィク'〃 __,r≦
`寸ニム iニ/ /ニ〃 .,r≦三ニ-‐''´ ピシュルルルルルルルル!!!
`寸ム iク' ,l|ツ" ,ィ幺ニ/
㍉ マ/ム i/ ,l|' ,ィ幺ニ>" _
㍉`寸ム ii l|| ,ィ幺>" __,r≦三三ニ
㍉゙マム | l||' / / ,,-''" ̄__ ノノ
㍉゙ム | ii| /" /,,-‐'' ̄
、 `マl, ', |i /./ ´ ____
丶、 ゙、 ゙、 l. /./ _,,-‐''ニ三三三三三三二ニ=-
\ ,,,_ ヽ \ l l/ ,-'' ___`丶、
___ `守ミュ、 丶、 -‐''' ̄ ̄''‐-=ニ=-、 `丶、
 ゙゙̄ミ三ミニュ、__ `ヾュ、_ ,,-‐ (//‰ '゚)m  ̄`丶、 ヾ三ヽ
` ゙゙̄''‐=三二ニ=-─'''"" ./l. ', ` β〉 丶、\ ヽヽ
_,ィ// | ヽ マ ム \\
_,,_ /ニニ/ ,l| ゙、 ゙マニl \
,ィ幺ニニ=‐-=,,,,___ _,ィ≦ジ" ,ィl|' ,l|l 'lニl,
,ィク' ___-=ニ三>" ,ィ≦l /|ll マム
,ィ≦ニ="" ̄ ̄ ̄ ,ィク / /l||l ゙マl,
""´ ,ィク ノ // l|l 'l|l
,ィ≦/_,,/ {l{ '|l 'l|
__,ィ≦ニ/ l|l ,l| \ |
}ニl/ニ/ l|l,ィ ヾ|l,
/三/ lシ }ヾミュ、
(; ´ー`)「なっ……!? 奇っ怪なッ! 里が彼奴に巻かれおるわ……!!」
────────────────天に十六、地に八方。美符が忍に十忍。悪魔の如きその妖、見るは最期の無残術!
(//‰ '゚) 「貴様らが見た妖の里は我が包衣なり……ッ! 逃げられはせぬぞ……!!」
【(//‰ '゚)】
美符・十忍
包まれた横堀
────────────────包帯巻かれし漢が一人、美符が十忍、名を包まれた横堀!
.
-
(; ´ー`)「逃げも隠れもせぬわ……、この不知の知無余、貴様の首貰い受けるッ!!」
バッ……!!
──────────=二//‰ '゚)
ピシュルルルルルッ
─=二//‰ '゚)っ──======================================
(; ´ー`)「!!」
≡≡≡/=/;゚□゚ヽ「知無余殿……!!」 ダッ……!
─=二//‰ '゚)っ──=============(/=/ ゚□゚ヽ パシィ!!
(//‰ '゚)∩” クンッ
っ
/=/ ゚'□゚ヽ” ベキバキッ……
(; ´ー`)「……ヒィ!!」
(//‰ '゚)「チィッ!」
─=二//‰'゚二=─ フッ……
-
( ´W`)「何じゃ、何事だ……!!」
(; ´ー`)「お、叔父様……!」
( ´W`)「里はどこへ消えた……!!」
ベキバキ……!!
バキッ……!!
「グアアアアアアアア……」
( ´W`)「……! 兵どもが布に捕まっておる……! 忍の仕業かッ!」
(; ´ー`)「グゥゥウ……!! どこだ、どこへ行ったッ!! この【不知の知無余】の前から消える」
ズアァ!!
キ人_,/,,;’ 「などと」
──────=二;;;;;;;∋;;) ) てー` )
/´⌒Y,.
パキョッ
.;’
( ´ーζ@,’三三三三三 ズサァァ……
.
-
( ゚W`)「何ィ!?」
(;;;;;;;∋-) シュゥゥ……
っ
【(;;;;;;;∋-)】
美符・十忍
仁王の久々僂
( ゚W`)「ヌゥゥゥ……!! 怯むな、征けィ!! 槍衆よ、彼奴は生身じゃ!」
ワアアアアアアアアアアアア
≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
(;;;;;;;∋-) スゥゥ…
` '
、 ノヾ、ノヽ ' ゴオオ…!!
)ヽ/ ヽ、ノ|ノ´
`r r'
) (;;;;;;;∋'゚) ( ギンッ!!
.
-
’,,;
,. .-'彡__て
'ー 、 -'" !-ー'゙~''゙ _,、
)_\ )ヽ、 ''’
'ーイ `''-、 ・' / ( ズアァ!!!
∩(;;;;;;;∋'゚)つ ,r┴'' ̄
'''¬r-゙ッ--ー''''''"´
/=/;゚□゚ヽ「ヒッ!」
バオッ!!
≡≡≡二三;;;∋'゚) /゚□゚;ヽ=ヽ
i ’ , バキバキッ!!
ベキィッ! \、ノし'/;;. ・ ,
;;・ '⌒ヽて | \、_ノし//
\、_ノし/=/;゚ノて゚) _)r'⌒'
`)(´ Y^\ (((; ;;::ズサァァァァア…!
//^´ ;'' ・,. ((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ;;:∩(;;;;;;;∋'゚)つ
/=/ ゚ζ;;,@ ベチャ…
-
(;;;;;;;∋'゚)「……!」
( ゚'W`)「ムオオオ!! 千連槍ーーーーーーーッ!!」
ズガガガガガガガガッ!!
─==-
─==- ─==-
( ゚'W`)-‐==ニニ二 ─==- ─==- ───=二;;;;;;;∋;;)
─==- ギュンッ……!!
─==-
( ゚'W`)「この、西の『白髭』がこの程度の事で臆するかッ!!」
【( ゚'W`)】
宗咲 方武神
西の『白髭』 白虎
( ゚'W`)「儂が忍共を滅殺してくれるッ!! 続け、槍衆よッ!!」
っ━━━∞∞∞⊂
-
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!
≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
≡≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
∩(;;;;;;;∋'゚)つ ス……
「 任されよ、仁王の久々僂 」
∩(;;;;;;;∋'゚)つ
/|\ ブゥン……
. |>◇<|
\|/ 「 少々量が多い。この場の兵は私がまとめて葬り申す 」
*
*
◇
(;;;;;;;∋'゚)
─=二;;;;;;;∋'゚二=─ フッ……
.
-
/=/;゚□゚ヽ「な、何だ!」
ゴォオオオオオオオオオ……!!!
/=/;゚□゚ヽ「吹雪かッ!! どうなってる!?」
/=/;゚□゚ヽ「グアアアア……、何たる冷気! 何たる暴風!!」
川 ;;;;;-゚) ス…
川 ;;;;;-゚)m「忍法、氷霜矢ッ!」
β〉
ビキィッ!!
::+:: ゚ 。 。
____ `ャ‐- 、..,,_ ::><:: ゜ ゜
────┼─ `ヾ''ー'::::... `'''ー- ..,,_
川 ;;;;;-゚)m ────┼ <二二::::::::::::..... > ゚ 。
β〉 ____ _,ィ"-‐ゥ:::... _,,.. -‐'''"´
 ̄ ̄ ̄ ̄ _,r'-ー'''"´ ::+:: ゜ ゚ 。
゜ ゚ 。
:::*::
/=/;゚□゚ヽ「……!!」
-
コォォォォォォ……
ビキキキ……
/=/°□°ヽ ピキーーーーン……
+
/=/°□::+: ボロロロ……
::/°ヽ
川 ;;;;;-゚)”「……残るは一人か」 ガシャァ!
【川 ;;;;;-゚)】
美符・十忍
冥静魔王 空流
(; ゚'W`)「ぬ、ぐ……。まさしく一瞬……。人は踏みしだけるほど、脆くなるのかッ!」
っ━━━∞∞∞⊂
─=二//‰ ゚二=─ フッ……
(//‰ '゚)∩” クンッ
っ
(; ゚'W`)”「んぐあ!! く、首を……!!」 キリキリリ……
(//‰ '゚)∩” クィィ……
(; ゚'W`)” ジタバタジタバタ
│││
グググ……
│││
.
-
(; ゚'W`)「が……」
(; ゚'W`)
( ゚'W`)
(//‰ ゚)「この大樹が貴様の墓場じゃ」
(//‰ ゚)二=─ プンッ
川 ゚ -゚)「無残よ」
(//‰ ゚)「言うな。好いてやっとるわけではない。見せしめだ」
( ゚∋゚)
─=二∵二=─ プンッ!!
─=二'A 二=─ フッ…
( ∵) スタッ……
( ∵)「全てを吊り子にしたか、横堀。気味の悪い」
(//‰ ゚)「後続は全て処理したか」
('A`)「ああ。抜かりはない。虫の餌だ」
(//‰ -)「……恐ろしいのう、貴様らだけは敵に回したくないわ」 ニィ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲の森 南】
ザァァァァ……
ガァガァ……
ガァ……
/=/ ゚'□゚ヽ
ガァ……
(´<_`; )「……何とムゴい。皆、吊り殺されたのか」
/=/ ゚□゚ヽ「弟者殿……、白髭殿が……」
(´<_`; )「……何たる事だ」
( ゚'W`)
(´<_`; )「四部の裏の戦いを勝ち抜いた武将を……、恐ろしきは美符の忍よ」
-
( ´_ゝ`) ザッ……
(´<_`; )「兄者……」
( ´_ゝ`)「爺様は俺に戦いのいろはを教えてくれたお方だ。到底黙ってはおれぬ」
( ´_ゝ`)
( -_ゝ-)
人
ザァァァァ……
ガァガァ……
ガァ……
ノパ⊿゚)っ ス……
ノパ⊿゚)っ” ザラザラ
(;;;;;:鬥;;)「どうした、緋糸」
ノパ⊿゚)「え? あー、良い布使ってんなと思って」
(;;;;;:鬥;;)「この包帯の事か?」
-
ノパ⊿゚)「うん」
ザァァァ……
ザァァァァ……
ノパー゚)「良い風だなぁ〜〜……。空も高い……」
ザァァァァ……
( -_ゝ-)
人
( ´_ゝ`)
( ´_ゝ`)「緋糸よ」
│││
│││
│││ シタッ……
ノパ⊿゚)
ノパ⊿゚)「呼んだかい、南将軍の兄ちゃんよ」
-
( ´_ゝ`)「美符の忍の隠れ里を一刻も早く探し出し、根絶やしにせねばならん」
ノパ⊿゚)「それ、あんまり気乗りしねぇけどな」
( ´_ゝ`)「力を貸してくれ、丹生の忍が四忍天王の一人、黒死の緋糸」
ノパ⊿゚)「仕事だしなぁ……。しょうがないさ」
【ノパ⊿゚)】
丹生忍者 四忍天王
黒死の緋糸
ノパー゚)、「何が嫌だって、あいつら強えんだよなぁ……」 ヘラ…
ノパ⊿゚)” ペロ…
σ
ノパ⊿゚)d ス……
ザァァァ……
ザァァァァ……
.
-
ノパ⊿゚)d
ノパ⊿゚)「こっちの方角じゃないかな」
( ´_ゝ`)「根拠は?」
ノパ⊿゚)「勘」
ノパ⊿゚)” ザッ……ザッ……
(´<_`; )「……信用していいのか?」
( ´_ゝ`)「奴も忍だ。忍の事は俺やお前よりも良く知っている」
(´<_`; )「しかし……」
( ´_ゝ`)「全軍ッ! 丹生の忍に続けッ!」
ザッ……
ザッ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
またあしたね。バイバイ
-
乙にて候
-
・ω・)ノ乙
-
乙
-
乙です
-
開くまで業者の立てたスレだと思ってたおつ
-
>>126
同じく
-
業者ワロタ
タイトルの意味は内藤とおつんのことかね。
おつんはいくつなんだ
-
はじめるよ
そのうち全員のプロフィールとかあげるよ
-
【隠れ里】
( ^ω^)「わっ……! 空流さんだお!」
川 ゚ -゚)「元気してたか、峰雷忠」
てってってってって……
( ^ω^)「空流さんだお! 空流さんだお! 久しぶりだお!」
川 ゚ -゚)「少し見ない間に大きくなったな」
ザッ……
ザッ……
ξ゚ー゚)ξ「久しぶり、空流さん」
( ^ω^)「お……。おつんちゃん、もう大丈夫なのかお?」
ξ゚ー゚)ξ「ええ。おかげさまで」
(*^ω^)「わあい、良かったお、良かったお!」
川 ゚ -゚)「おつん……」
ξ゚ー゚)ξ「こんな時に一人寝てるなんて出来ない」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【隠れ里 長屋】
(´・ω・`)「もう長くは持たないでしょう」
ミ,,゚Д゚彡「……そうか」
( 'A`)
(´・ω・`)「お役に立てず、不甲斐ないばかりにございまする」
ミ,,゚Д゚彡「いや、これも人の定よ喃」
( 'A`)「この事、おつんは……?」
(´・ω・`)「言うてはいない。言うてはいないが、おそらく分かっているだろう」
( 'A`)
( ´・ω・)
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【隠れ里 墓地】
チュン……
チチチチチ……
( ^ω^)「お……」
川 ゚ -゚)「峰雷忠も手を合わせろ」
川 ゚ -゚)
人
( ^ω^)「はいお……」
人
ξ゚⊿゚)ξ「ここに眠ってるのはね、神秘の三角と言われた忍」
( ^ω^)「お……。知ってるお。十忍だお」
川 ゚ -゚)「そうだな」
ξ゚⊿゚)ξ「そして……、空流さんのお父上」
( ^ω^)「おとうさんかお?」
-
川 ゚ -゚)「ああ。過去の人だ」
ザッ……
ザッ……
(´・ω・`)「おや……。君たちも来ていたのか」
(*^ω^)「諸梵さんだお! 諸梵さんだお!」
ミ,,゚Д゚彡「空流、磨いてやれ」
っロ
川 ゚ -゚)「ハッ……」
ジャバジャバジャバ……
ジャバ……
ミ,,゚Д゚彡「峰雷忠が生まれた頃には、もう彼奴はくたばっておったな」
川 ゚ -゚)”「ええ」 ゴシゴシ…
(´・ω・`)「峰雷忠、三角殿はここにおられる総儀仔殿の友人だった人だ」
( ^ω^)「お友達だったのかお」
-
ミ,,゚Д゚彡「腐れ縁と言うやつよ。そんな切っても切り離せぬ存在が、ちょっとの事であっという間に朽ちる」
ミ,,-Д-彡
人
ミ,,゚Д゚彡「人とは儚いものじゃ」
人
ミ,,゚Д゚彡「……峰雷忠」
( ^ω^)「お?」
ミ,,゚Д゚彡「お前の父母の墓に案内しよう」
ザッ……
ザッ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
チチチチチ……
グァ……グァ……
( ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「ここがお前の父母の墓よ」
(´・ω・`)「実感もわかぬだろう」
( ^ω^)「……お父さんとお母さんはなんで死んでしまったんだお?」
ミ,,゚Д゚彡「大いなる力に当てられたのだ」
( ^ω^)
( ´ω`)「……よくわからないお」
ミ,,゚Д゚彡「……大いなる力とは、お前のその瞳」
( ^ω^)「瞳かお……?」
ミ,,゚Д゚彡「そう。生を宿す、その瞳じゃ」
-
(´^ω^`)「……良い目をしているってことだよ」
( ´ω`)「……?」
(´^ω^`)「その目は、恐らくこの先、美符の衆を導く存在になる」
( ´ω`) イジイジ
っ”
ミ,,゚Д゚彡「峰雷忠」
( ´ω`)「お……?」
ミ,,゚Д゚彡「必要となりし、その時。見ゆるものに生を与えよ」
( ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「……強大な生は、時に人を滅ぼす。だが、その目に陽を齎す事が出来れば、理となり得る」
( ^ω^)「?」
ミ,,゚Д゚彡「儂と裏の目を宿す子よ。今、美符の存亡を懸ける時。お前は護られん」
(´^ω^`)「……少し難しい話をしたね。きっと、その意味がわかる日が来る」
( ^ω^)「はいお……」
-
【夜 隠れ里】
ξ-⊿-)ξ” ゴホッ……
っ
ξ-⊿-)ξ
ξ゚⊿゚)ξ
ザッ……
ザッ……
('A`)「……おつん」
ξ゚⊿゚)ξ「毒……」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「見て、綺麗な夜」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「もう秋が終わるんだ」
-
('A`)「体はどうだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「……幾分かは平気」
('A`)「無理するな」
ξ゚⊿゚)ξ「うん……。ありがとう」
ξ;-⊿゚)ξ” ゴホ……
っ
( 'A`)「……おい」
ξ;-⊿゚)ξ「大丈夫」
( 'A`)「血が出ている」
ξ;-⊿゚)ξ「放っといて」
( 'A`)
ξ;-⊿゚)ξ「……私がここで倒れたら、みんなに迷惑がかかる」
-
( 'A`)「……死んでしまう」
ξ;-⊿゚)ξ「死んだって構うもんか……」
( 'A`)「おつん……」
( 'A`)
( 'A`)「やめろ……、そういう風に言うのを」
ξ;-⊿゚)ξ「……なんで? 当然の事でしょう? 死ぬ事で、皆が生き残るなら喜んで死ぬ」
( 'A`)
ξ;-⊿゚)ξ「そうやって、今まで美符の衆は生きてきた……」
( 'A`)「しかし……」
( 'A`)
( 'A`)「……何でも無い」
ξ-⊿゚)ξ
( 'A`)「体……、冷やすなよ」
-
( 'A`) ザッ……ザッ……
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「待って」
( 'A`)
ξ゚⊿゚)ξ「私も戻る」
( 'A`)「……うん」
ザッ……ザッ……
ザッ……ザッ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【夜 隠れ里 長屋】
(//‰ ゚)「……城をか」
ミ,,゚Д゚彡「うむ。美符の忍が未来永劫、安息して暮らすに一切の敵は無用」
(´-ω-`)
( ∵)
( -∋-)
川 ゚ -゚)
('A`)
ミ,,゚Д゚彡「どう思うか。美符が最強十傑の忍共よ」
(´-ω-`)「異見無し」
(´・ω・`)「二番大納言 佐藤 博之公殿はもうおられませぬ。なれば宗咲に巣食うは獣のみ」
-
( ∵)「異見無し」
( -∋-)
川 ゚ -゚)「異見無し」
('A`)「異見無し」
(//‰ ゚)「異見無し」
ミ,,-Д-彡
シーーーーーーーーーン……
ミ,,-Д-彡「喃、真よ」
( ・−・ )「ハッ……」
ミ,,-Д-彡「程よきかな」
ミ,,゚Д゚彡「妖の聖を持って、彼奴らに天誅を与えねばならぬ」
-
ミ;;;;;Д゚彡” ゆら……
(//‰ ゚)
( -∋-)
( ∵)
川 ゚ -゚)
('A`)
(´・ω・`)
ミ;;;;;Д゚彡「死をもって仕置とせよ。死をもって我らが救いとせよ。逃してやる義理は無し」 キン……!
⊂”
ミ;;;;;Д゚彡
っ┼────
ミ;;;;;Д゚彡「……莫迦者共に、天誅あり」
っ┼────
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【夜 隠れ里】
(//‰ ゚)「では、征く。時を待たれよ、諸梵」
(´・ω・`)「ああ」
( -∋-)
(´・ω・`)「按ずるな久々僂。再びお前らに会うまで朽ちるつもりは無い」
(//‰ ゚)「同じことよ、諸梵。この横堀 包蝋斎、死すべき場所を間違うつもりは無し」
( ゚∋゚)
リーーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーー……
(´・ω・`)「月が隠れた。征くがいい」
(//‰ ゚)「生きろよ」
─=二//‰ ゚二=─ フッ…
─=二 ゚∋゚二=─ フッ…
リーーーーーーーーー……
リーーーーーーーーーー……
ザァァァァ……
.
-
ガサッ……
(´・ω・`)「ん……?」
( ^ω^)「お……」
(´・ω・`)「峰雷忠。起きたのかい」
( ^ω^)「寝付けなくて……」
(´^ω^`)「あまり暗がりに出歩くと、狼に食われるぞ」
( ^ω^)「おっおっ……」
(´^ω^`)「さあ、僕も戻るから、一緒に帰ろう」
( ^ω^)「そうするお」
テクテク……
テクテク……
( ^ω^)「もし、皆が危ない目にあったら、僕も戦うお」
(´^ω^`)「そうかい? 頼もしい」
-
( ^ω^)「一応、これでも魏幸さんの教えを受けてるんだお!」
(´^ω^`)「はは……。さぞ厳しい事だったろう」
( ^ω^)「諸梵さんは、誰に教えて貰ったんだお?」
(´^ω^`)「総儀仔殿に指南を乞うたよ」
( ^ω^)「おお……。厳しそうだお」
(´^ω^`)「ああ。想像通りさ。時には馬糞を喰わされそうになることもあった」
(; ^ω^)「美味しくないですお」
(´^ω^`)「わからんぞ」
(; ^ω^)「えっ……」
ピシッ……
(´・ω・`)
( ^ω^)「……お?」
-
ピシッ……ピシ……
ピシッ……
( ´・ω・)
( ^ω^)「諸梵さん……?」
ピキッ……
( ´-ω-)「逃げよ、峰雷忠」
( ^ω^)「お……?」
バッ!!
ミ
ミ ( ´-ω-) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
( ´-ω-)m ス……
β〉
-
、
〈キ〉 ブワァ……!
`' ,-、,
く_ツ
( ^ω^)
,.-'l
ゝ '
( ^ω^)「!」
( ´-ω-)m 「忍法、木の葉隠れ」
β〉
ブワァァァァアアア!!
(; ^ω;;;;,,,,,.... 「しょ、諸梵さん……!!」
(; ;;;;,,,,,....... フッ……
ピシッ!
( ´-ω-)
( ´-ω-)「……来るかッ」
-
Y
{
》 |/
/;! /
/;;;;|/ パリーーンッ!
〈;;;;/'’;・.
/V '';, ;・
Y
{
》 |/ ;;;.・ !、 、
/;! / -_’ ../;`'"ヽ_ ゴォオオ!!
/;;;;|/ ;:;`''";;; :;;;`' ;;
〈;;;;/───────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
/V -¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
( ´-ω-)「よくぞ結界を破いた。美事なり」
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_ キンッ……!!
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
⊂” ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
ザシュッ……!!
;;;.・ !、 、 ;,,.@’: /ω-` ) _,、
-_’ ../;`'"ヽ_ / (
;:;`''";;; :;;;`' ;;-' !-ー'゙~''''''^゙゙゙゙゛ ,r┴''
────=二ノハ;;;;;;;;゚)っ┼────
--ー''''''"´
(メ/;,.’・
.
-
ベシャッ……!
.@’: /ω-` )
、
〈キ〉 ブワァ……!
`' ,-、,
く_ツ
.@’: /ω-` )
,.-'l
ゝ '
ズサァァ……
(((; ;;:: ;:::;;:::;
((;;;:;;;:,,,.".___ ノハ;;;;;;;;゚)
,.-'l ブワァァア!!
ゝ ン-、ヾゞ ,-、,
,.-'~ゞ,ゞ く_ツ ソゝ,_-ヾ
,.-'l ン-、ヾ
ゝン- 、ヾ ゞ ゝン-ω-` )ゝン-、ヾゞ ,.-'l
,. '~ゞ, ゞソゝ ,_-ヾ ゝ '
,. 、 ~ゞ, ゞソゝ,_-ヾ
〈キ〉
`'
ファァァァァア……
ノハ;;;;;;;;゚)「……木の葉に消えた。それにこの手応えの無さ。術か」
-
ノハ;;;;;;;;゚)「……来たな」
ワァァァアア!!
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
≡≡/=/ ゚□゚ヽ
( ´_ゝ`)「悪鬼、美符の結界は丹生が忍、緋糸が破り申した! 火を点けよ、兵共! ここが死に時よ!」
│││
│││
│││ シタッ……! │││
(;;;;;;=;) │││
│││ シタッ……!
(;;;;;;=;)
( ´_ゝ`)「出てきたな、美符の忍共……ッ」
-
ノハ;;;;;;;;゚)「忍の相手は任されよ」
( ´_ゝ`)「存分に働けぃ!」
─=二ノハ;;;;;;;;゚二=─ フッ……!
/=/ ゚□゚ヽ「!」
──────=二 ∵) シタタタタタタ!!
ブゥン!!
.: ::゛;.
─=二 ∴) .: ::゛;.
─=二 ∴)
─=二 ∵) `:: ∵:゛ ─=二 ∴)
─=二 ∴)
─=二 ∴) ─=二 ∴) .: ::゛;.
.: ::゛;.
`:: ∵:゛
/=/ ゚□゚ヽ「ふ、増えた……!?」
-
/=/ ゚'□゚ヽ,,・;’ ブシュゥウ!!
( ∵) ズ…
っ-”
( ∵)「結界が破られるとは」
ワアアアアアアアアア!
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
≡≡≡≡≡/=/ ゚□゚ヽ
(∵ )「……だが、破った程度で成ったと思うたわけじゃあるまいな」
────=二;;;;;:鬥;;) シュタタタタタタッ!
ヒュン!!
( ∵) ≡≡─
⊂彡
(;;;;;:鬥;;),,・;’ ブシュゥウ!!
.
-
│││ シュタッ
│││ │││
│││ │││
川 ゚ -゚) │││
シュタッ ('A`)
( ∵)「一人たりとて逃がすな。懐を刺した罪は死して償わせるべし」
川 ゚ -゚)「我らも舐められたものよ……」
.,,
( 'A ;∵∴ ブゥゥン…
( ∵)
││
l l
│ クンッ!!
.: ::゛;. │
(A ;.∵ ∴二= ───── ──────=二川 ゚ -゚)
:: :゛
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
(;;;;;:鬥;;),,・;’ ブシュゥウ!!
│││
’
│││ ・;
シュタッ…
( ・−・ ) ;’
─⊂,,
( ・−・ )「総儀仔殿……!」
ミ,,゚Д゚彡「征け、真よ。逃げ場を取れい。ここで多くを失う訳にはいかぬ」
( ・−・)「ハッ……!」
─=二 ・−・二=─ フッ…
.
-
ミ,,゚Д゚彡
─────=二;;;;;:鬥;;) シュタタタタタタッ!
─────=二;;;;;:鬥;;)
─=二;;;;;:鬥;;)「覚悟ッ!」
ミ,,-Д-彡 (;;鬥;;;:;;二=─
フッ…
(;;;;;:鬥ミ,,-Д-彡 (;;鬥;;;:;;二=─
(;;;;;:鬥ミ,,-Д-彡” キンッ!!
⊂
──────────────────── 温い。温いわ、丹生の衆よ
.
-
.:
::゛;.
.: ───ニ二;;'一.-'ー ...... (;;;;;/,,,.@’:
(;;;;;:鬥ミ,,-Д-彡っ__, ‐'''',゙_,,.... -―'''''^゙ ´鬥;;;:;;二=─
─────====ニニニ―ー¬
::゛;. スッ……
──────────────────── 息を吸いて、死ぬと知れ。五を感じて死ぬと知れ。
殺気做らば、死ぬ覚悟と知れッ!
(;;;;;‖:鬥;;)「…!?」
;,,.@’: /:鬥;;) カッ……!
(;;;;;/,,
ボト……
ボトボト……
ミ,,゚'Д゚彡っ┼───「この総儀仔五郎兵衛、美符が滅びるその時まで朽ちはせぬぞ……、心して参れぃ!」
シタタタタタタタタタタタ!!
─ ─ ──────=二,,゚'Д゚彡
───┼⊂
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【隠れ里 長屋】
(;;;;;;=;)「火の手が……!」
( ´・ω・)「火は放っておけ! 怪我人を早く!」
ゴォォォォ……!
( ´-ω・)「……だが、この勢い。魔性の火か何かかっ」
│││
│││ シュタッ!
│││
(;;;;;:鬥;;)
(;;;;;:鬥(;;;;;;=;),,・;’ ブシュゥウ!!
(;;;;;:鬥;;)「美符の衆、取っ」
っ┼───
(;;;;;:鬥;;),,・;’「た」 プシュ
バタッ……
卍
(; ´・ω・)∩ 「ええい、もうここ迄来たかッ!」
-
ゴオッ!!
─────=二;;;;;:鬥;;)
─────=二;;;;;:鬥;;)
(; ´・ω・)「……早く逃がさんかッ!」
(;;;;;;=;)「ハッ……!」
─=二 ゚⊿゚)ξ二=─ フッ……!
lll
ξ゚⊿゚)ξ∩ キンッ
⊃≡
─────=二;;;;;:鬥;;)「!!」
‘:
(;;;;;:鬥ζ’@ ‘:
_)≫―- ノて ̄´鬥;;;:;;)
/ -―≪(_,. .:::‘: ’@
V \.,し' .:‘:
{ ⊃≡ V _
ヽ ξ _ _)ξ }
\ ≡⊂ /
≫‐ ― /
‐ ―≪´
‘:
.
-
(; ´・ω・)「おつん……!」
ξ _ _)ξ
≡⊂
ξ゚⊿゚)ξ「ここは私に……!」
(; ´・ω・)「だが……!」
ξ゚⊿゚)ξ「病に倒れ死すより、誰かを守って死ぬが本望……!」
ザッ……!
─────=二;;;;;:鬥;;)
─────=二;;;;;:鬥;;)
ξ゚⊿゚)ξ「……!」
バッ!!
─────=二ξ゚⊿゚)ξ
(; ´・ω・)「……急いで逃がせ! おつんが戦い抜く前に!」
ξ゚'⊿゚)ξ「……ぅぉぁあああ゛!!」
-
’,,・(;;;;;:鬥;;),,’';・;, ブシュウウウウウ!!
ξ゚';;;;;;,)ξ
ξ゚';;;;;;,)ξ、 ペッ…
゚
(;;;;;:鬥;;)「ええい、彼奴め、物怪かッ!」
ミシッ……
ξ゚';;;;;;,)ξ「……!」
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_ ゴオオオオオオオオ!!
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
キンッ!!
;;;.・ !、 _,、
-_’ ../;`'"ヽ_ ’,., / (
;:;`''";;; :;;;`' ;;-' !-ー'゙~''''''^;;;.・ lll ,r┴''
────=二ノハ;;;;;;;;゚)っ┼──── ∩ξ(;;;;;;;'゚ξ
--ー''''''"´
.
-
ザァァァ…
(((; ;;:: ;:::;;:::; lll
((;;;:;;;:,,,.".___ ___ ∩ξ(;;;;;;;'゚;ξ
ξ;;;;;⊿-)ξ「……ッ」 ビリビリ…
⊃≡”
ノハ;;;;;;;;゚)っ┼──── 「この場の者は引け、彼奴らは手強い。この黒死の緋糸が死合仕る」
ξ;゚⊿゚)ξ「……!」
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_ ズォオオオオオオ!!
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
っ┼───ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
ξ;-⊿゚)ξ”「チィ……!! まともに受け切れない……!」 グッ…
ξ;゚'⊿ )ξ
ξ;゚'⊿ )ξ))” フラ…
ξ;゚'⊿ )ξ,,’' ガハ…
⊃≡”
──────────────── 切られた……? 否……、足を掬うは、体を蝕む毒か……。
-
ξ;゚'⊿ )ξ
──────────────── 体が動かぬ……
ξ;゚'⊿ )ξ
ξ;゚'⊿ ─=二 ´-ω-二=─ ブン…
─=二ノハ;;;;;;;;゚) 「!」
ドスッ……!
-_’ ../;`'"ヽ_ / (
;:;`''";;; :;;;`' ;;-' !-ー'゙~ ,r┴''
────=二ノハ;;;;;;;;゚) (-ω-` ) ;;;`
っ┼── `::
∵:゛
ξ;゚'⊿ )ξ「……ッ!」
(-ω-` )
ノハ;;;;;;;;゚)「……尽きよッ!」
-
ゴウッ……!
}ヽ , __,.ィ ̄´
ノ .: ソゝ; ,ィ ⌒):::_ ヽ
ヽ V⌒`从 ,イ r―'r' /'´ )ノ
;`''";;; :;;;`' ;;- (:::::し'::::::ノ ('´
` . ,. .: ( `⌒)f´: : :
.: #. .:ノ{从:.: ノハ;;;;;;;;゚) ,;;: (-ω-` ) /し'( ( しヘ
っ┼── `:: ) ´⌒)!
ノハ;;;;;;;;゚)「消し炭にしてくれる……ッ!」
( ´-ω;;;,)
( ´・ω;;.)m ス……
β〉
、
〈キ〉 ブワァ……!
`'
,-、,
( ´・ω;;..)mく_ツ
β〉 ,.-'l
ゝ '
ノハ;;;;;;;;゚)「!」
-
,.-'l ブワァァア!!
ゝ ン-、ヾゞ ,-、,
,.-'~ゞ,ゞ く_ツ ソゝ,_-ヾ
,.-'l
ゝン- 、ヾ ゞ ノハ;;;;;;;;゚) (;;..ω・` )ゝン-、ヾゞ ,.-'l
,. '~ゞ, ゞソゝ ,_-ヾ ゝ '
,. 、 ~ゞ, ゞソゝ,_-ヾ
〈キ〉
`'
( ´・;;;;,,,, フッ…
ノハ;;⊿゚)「……晦ました!?」
ノハ;;⊿ )” ガク…
::ノハ;;⊿ )::
::ノハ;;⊿ )::「チィ……。木の葉に薬でも塗ったか。ようも奇策を思いつく」
-
ノハ; ⊿ )「……!」
│││
│││ シュタッ!
川 ゚ -゚)
川 ゚ -゚)「水遁、水楼剣……ッ!」
ゴウッ!!
.: ソゝ; ,ィ ⌒):::_ ヽ
ズアァッ!! ,イ r―'r' /'´ )ノ
‐==‐-‐==ニニ==ニニニ= O (:::::し'::::::ノ ('´
 ̄ ̄‐○ \ ⌒)f´: : :;`''";;; :;;;`' ;;-
───────=二川 ゚ -゚)っ‐==‐-‐==‐-‐;: \(゚;;;;;;;ノハ; ` . ,. .: (
 ̄ ̄ ニ二三二三二ニ o ,;;: ´⊂ ノ
‐==‐-‐==ニニ==ニニニ==ニニニ= ヽ V⌒`从
ノハ; ⊿゚)「……水遁ッ! 悪手!」
ノハ; ⊿゚) バッ!!
│││
│││
.
-
ノハ; ⊿゚)「ええい、力が入らぬ……。丹生はここにて退くッ! 宗咲も間を見て退かれよッ! 命を落とす処に非ずッ!」
─=二ノハ; ⊿゚二=─ フッ…
川 ゚ -゚)「……逃げたか」
( ´-ω;;..)” ヨロ…
( ´-ω;;..),,’'; ガフ…
ξ;゚'⊿ )ξ「……な、何故」
( ´-ω;;..)
ξ;゚'⊿ )ξ「何故に、私を……?」
( ´-ω;;..)「何故?」
( ´-ω;;..)「友を護るのに、理由がいるか?」
ξ;゚'⊿ )ξ
-
川 ゚ -゚)「傷を……」
( ´-ω;;..)「よい。もう保たぬ」
ξ;゚'⊿ )ξ
( ´-ω;;..)「すまなかったな。その毒を取ってやれていれば……」
ξ;゚'⊿ )ξ「そんな……」
( ´-ω;;..)
( ´-ω;;..)「この乱鬼蔓延る時世。生きゆくは生ぞ。生の力……」
( ´-ω;;..)「峰雷忠の目は正にそれよ……。美符に……、生を齎すだろう……。護ってみせろよ、今日のこの時のように……」
ξ;゚'⊿ )ξ
( ´-ω;;..)「生きろ、おつん。この姿を目に焼き付け、己の分まで……、生き抜け……」
ξ;゚'⊿ )ξ
川 ゚ -゚)「……按ずるな。諸梵。美符の忍に滅は無し」
( ´-ω;;..)「……フッ」
( ´-ω;;..)
( ´-ω;;..)「安らかなる哉」
-
( ´-ω;;..)
( ´-ω;;..)” ズル…
( ´-ω;;..)” ズズズズズズ……
( ´-ω;;..)
川 ゚ -゚)
ξ;゚'⊿ )ξ
川 ゚ -゚)「諸梵よ。人に強さを与える漢だった」
ξ;゚'⊿ )ξ「私は……」
ξ;゚'⊿ )ξ ギュ……
っ”
( ´-ω;;..)
ξ;゚'⊿ )ξ,,・;” ガフッ…
っ
( ´-ω;;;;;) ビチャ…
川 ゚ -゚)「おつん……、お前、もう……」
ξ;゚'⊿ )ξ ゼェ……ゼェ……
っ
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
じゃあまたあしたね。バイバイ
-
諸梵…! 乙
-
乙
なんとも熱い
-
ω;`)ウッ
-
wktkが止まらんおつ
-
どんどん死んでいく…
-
はじめるね
-
【隠れ里】
ドロ……
ギュプ……
/j ̄ヽ _, - 、
/ /⌒ヽ_,;─'
_ (U(__ lj
r'´◎;;`ヽ. , - 、 ヽ _U`ヽ
{;:;:/~~\) / ,u、 \ ( 'A )m
{ ⌒ヽ__/ / \ `ー 、 _ β〉
... /\_ _ノ `ー-イ / u_) _
lj lj / / / ∪ヽ
l∪ー-‐u/⌒\
`ー--‐'′
/=/;゚□゚ヽ「触手……!!」
( 'A )「活目せよ……!」
ピシュルルルルルル!!
/=/;゚'□゚ヽ”「ぐぉぁ!!」 メキメキ…
───┼⊂(´<_` ;)”「……奇っ怪なり美符の忍!」 ザシュッ…!
(´<_` ;)「振り払っても振り払え切れぬわ!」
シュタタタタタタ!
───────=二 ´_ゝ`)
.
-
( 'A )「!」
・;A` ) ,,・;” スパッ……!
───────=二 ´_ゝ`)っ\N\
─────────────────────────→ >
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( '・;” ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /7/
・;
( ´_ゝ`)っ┼────「……奇術にてこの俺を討てると思うなッ!」
,・
( 'A;,・.';∵∴ ブウウン……
( 'A ;∵「早いな」
【( ´_ゝ`)っ】
宗咲 方武神
南の『流石 兄者』 朱雀
( ´_ゝ`)「参られよ、蠅の王……ッ!」
(´<_` ;)「ええい、兄者を援護しろ!! 弓兵前へーーーーー!!」
/=/;゚'□゚ヽ「射てーーーーーーーーーーー!! 射てーーーーーーーーーーーー!!」
-
/=/;゚'□゚ヽiヾ、 「うおおおおおおお!!」
っ l i}
!/'
プンッ! ─=二 ∴二=─ プンッ!
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─
プンッ!
/=/;゚'□゚ヽ「ヒィ! で、出たぞ!」
( ∴) ザッ…
っ-
( ´_ゝ`)「怯むなッ! 全てまやかしぞ! 刃を持って切り拓き、武念を持って振り払えッ!!」
────────────────,・;∴) ,,・;” スパッ……!
( ;、' ───────=二 ´_ゝ`)っ\N\
─────────────────────────→ >
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ∴;” ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /7/
──────── ,,
・; /∴)
.
-
( 'A ;∵∴「……討つッ!」
,
:・
;;,,・’;;.A゚;∵∴ ブゥゥゥ……ン
/=/;゚'□゚ヽ「来るぞーーーーーー!!」
∴∵∴∵∴;;;,,
∵∵∴∵
─────────=二 ;;;;;・;;;;A゚;∴ ブゥゥゥゥン……
;;;;,, ,,,...
∵∴∵∵∴∵
(´<_` ;)「こちらに向かってくるか……、だが舐めるなよッ!!」
(´<_` ;)”「この刃で敵を殺めたのは数知れず! 虫ごときに臆せぬわッ!」 キンッ…
⊃
ガサッ……!
(´<_` ;)「!」
-
、
〈キ〉 ブワァ……!
`' ,-、,
く_ツ
(; ^ω^)
,.-'l
ゝ '
(´<_` ;)「なっ……!? どこから出おった、小童!!」
─=二 ;;A゚;∵∴「……!! 諸梵の術が解かれた!?」
(; ^ω^)
(; ^ω^))) タジタジ…
────=二 ;;A゚;∵∴「ええい、ままよ! 動くな、峰雷忠……ッ!」
(´<_` ;)「しまった……!!」
ブゥゥン!!
∴´<_` ;)
;;∵
-
∴´<_゚ ;),,’';「グァ!!」 ブシュウ!
;;∵
∴´<_゚ ;)「火を持てッ!! 火を持てーーーーーー――ッ!」
;;∵
ス……
;;;,っ┼─────
∵ ;.:,: ,;;’・
∴ ;;A゚;∵∴
,;;: :;:・ ∵∵∴∵
∴.: ,
∴´<_゚ ;).:;.:,:;.: ブゥゥゥン……
.':::;;;∵
;;A゚;∵∴「仕留める……ッ!」
シュタタタタタタ!!
───────=二 ゚'_ゝ゚)「させるかーーーーーーーーーーーーーー!!」
(; ^ω^)「……!」
キンッ!
───────=二 ゚'_ゝ゚)”「邪魔だッ! どけい、童ッ!!」
⊂
-
;;A゚;∵∴「……峰雷忠!」
───────=二 ゚'_ゝ゚)”「切り捨て御免ッ!」
⊂
:(; >ω<): ギュ……
グバ……ッ
─────────────────────蘇れし、我が血より。美符に這うは、腐棺地蔵……
_
( ;;;;;;;゚)っ” ズズズズズ…
(; ^ω^)「!」
_
( ;;;;;;;゚)「じっとしてな、坊主」
───────=二 ゚'_ゝ゚)「地より出ルか……!! うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
キィイイン!!
,’'
───────=二 ゚'_ゝ゚)っ\N\ \ _
─────────────→ >,;;: \(゚;;;;;;; )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /7/ ⊂
\
-
(; ゚'_ゝ゚)「……! 我が一太刀を止めたと!?」
っ┼─────
_
( ;;;;;;;゚)「腕に馴染むは腐亡棍、貴様の刃はなまくらなり……!」
(; ゚'_ゝ゚) ボロ…
っ┼─,.'
(; ゚'_ゝ゚)「どうなっている……!」
っ┼─,.'
─────────────────────肉を啄む棍舞踏! 触れれば最期の肉毒腫ッ!
_\、ノし ベキッ!!
 ̄ヽ(⌒ キ人_,/
_ ) て
( ;;∀゚) /´⌒Y, 、ハ, ;:;て・'
__,ノ ≡======G─===,.从,ノ( < て'゚ )
'⌒'ヾ‐,.‐─ ‐,.‐─ '' ''''"~ィ'^'\ ./'Y''~ヾ
,;・
(; ゚'_ゝ;@..)「ガァ……!!」 ドロ…
_
( ;;∀゚)「美符が十忍、屍の叙龍ッ! 今、地より蘇り見参ッ!」
_
【( ;;∀゚)】
美符・十忍
屍の叙龍
─────────────────────美符が十忍、人呼んで屍の叙龍ッ! 不死の業を背負し者なり!
.
-
(; ^ω^)「あ……ああ……!」
_
( ゚∀゚)「怪我ぁ、無いかい」
(; ^ω^)
(; ^ω^)” コクリ…
/=/;゚□゚ヽ「うわあああああああああああああ!! 突撃ーーーーーーーーー!!」
プンッ! ─=二 ∴二=─ プンッ!
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─
プンッ!
/=/;゚□゚ヽ「ま、まだ出るのか!!」
/=/;゚□゚ヽ))……「到底敵わぬ……ッ」 タジタジ
(; ゚'_ゝ;@)「お、臆するな……。決死にて掛かれば活あり……! ええい、剣を貸せッ!」
─=二 ∵二=─ プンッ
( ∵) 「仕舞いだ、南武将よ」
-
(; ゚'_ゝ;@)「……うおおお!!」
’,.・
(;,. ズァア!!
───────=二;゚'_ゝ;@)っ\N\
─────────────→ >
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /7/
;,’@/∵)
’,.・
(;,.
(; ゚'_ゝ;@)っ┼──────
;,’@/∵)
─=二 ∴二=─ プンッ!
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
(; ゚'_ゝ;@)っ┼────── ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─ プンッ!
プンッ!
(; ゚'_ゝ;@)「何だと……」
( ゚'_ゝ;@),,;・'’, ブシュウ!!
-
─=二 ∴二=─ プンッ!
( ∴)「将首、貰い申した」
っ( ゚'_ゝ;@)
’;,
/=/;゚□゚ヽ「ヒィ……!!」
∴´<_゚ ;)「兄者……、兄者ーーーーーーーーーー!!」
':::;;;∵
∴´<_'゚ ),,’'; ブシュウウウウウウウ!
;;∵
;,@ζ<_'゚ ) ベチャ…
/=/;゚□゚ヽ「……た、退避! 退けい! 退けい!!」
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
( 'A ;∵∴「……叙龍。助かった」
_
( ゚∀゚)「なぁに……。しかし、こいつぁ……。ヒデェ有り様だな……。里が焼けちまってる。しかも、襲ってくるのは宗咲の武士よ」
ゴォォォ……
ゴオオオオオオオオ……
( ∵)「詳しい話は後だ、叙龍。真の元へ急ぐぞ。もう里に生きている者はおらぬ」
-
_
( ゚∀゚)「そうかい……」
(; ^ω^)「ど、毒さん……」
('A`)「峰雷忠……無事で良かった……。しかし……」
( 'A`)、 ガサ…
っ〈キ〉
(; ^ω^)「それは諸梵さんだお! 諸梵さんが僕を護ろうと術を使ってくれたんだお!」
( ∵)「言うな、峰雷忠。皆分かっておる」
ゴォォォ……
ゴオオオオオオオオ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲の森】
ザァァァ……
ザアア……
( ´-ω;;;;;)
ザァァァ……
ミ,,゚Д゚彡「眠れ、諸梵よ。仇は必ずや」
( ^ω^)
_
( ゚∀゚)っ ポン……
( ^ω^)
_
( ゚∀゚)「……手のひら返したぁな、宗咲の悪漢共よ」
( ^ω^)
_
( ゚∀゚)「……憎めよ、坊主。憎んで憎んで、その屍を越えて征け」
-
ξ゚⊿ )ξ
ザァァァ……
ザァァァ……
( 'A`)
川 ゚ -゚)「一人にしておいてやれ」
( 'A`)「……ああ」
(;;;;;;=;) ザッ……
ミ,,゚Д゚彡「……生きて里から出た者はこれしきか」
( ・−・ )
ミ,,゚Д゚彡「そうか……」
ザァァァ……
ザァァァ……
.
-
ミ,,゚Д゚彡「体はどうだ……、叙龍」
_
( ゚∀゚)「ああ……。肉も骨も蘇ったさ。完璧にな」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「……で、どうすんだい」
ミ,,゚Д゚彡
ミ,,゚Д゚彡「帰る処を失った我らに明日は無し」
( ∵)「征くか」
ミ,,゚Д゚彡「征くは丹生よ……」
ザァァァ……
ザァァァァァァァ……
ミ,,゚Д゚彡「償わねばならぬ。丹生の血で、宗咲の血で……。手向けとなるは、彼奴らの滅のみ」
( ^ω^)
( ´-ω;;;;;)
( ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「喃、峰雷忠よ……。お前の瞳に何を見る……?」
ザァァァ……
ザァァァァァァァ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
川 ゚ -゚)「丹生を滅ぼすか……」
ξ゚⊿ )ξ
川 ゚ -゚)「忍とは無残。無残そのものよ」
ξ゚⊿ )ξ「そうね」
川 ゚ -゚)「もう、我らは死んではならぬ。だが、死して悪鬼を滅ぼさねばならぬ。然すれば、我らが滅びる」
ξ゚⊿ )ξ
川 ゚ -゚)「矛盾だな。狂おしい程の」
ξ゚⊿ )ξ
川 ゚ -゚)「おつん。無に帰せねば、待つのは死ぞ」
ξ゚⊿ )ξ「……分かってる」
ξ゚⊿ )ξ
ξ゚⊿ )ξ「死ぬものか……。彼奴らを殺すまでは……」
ザァァァ……
.
-
_
( ゚∀゚)「残った童もお前だけか……。女子供から殺して行くとは鬼か獣か……」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「……よう、草笛って知ってるか? こうやって吹けばな」
っ´
( ^ω^)「はいお……」
_
( ゚∀゚)「……そんな歳でもねぇか」
_
( ゚∀゚)
_
( ゚∀゚)「不憫よな……。年端もいかぬお前がこんなものに巻き込まれるなど……」
_
( ゚∀゚)「……生まれ変わるその時は、忍なんぞにはなるなよ」
( 'A`) ザッ……
_
( ゚∀゚)「応、毒蟲の兄ちゃん。そろそろかい?」
( 'A`)「ああ」
ビュウウゥゥ……
ザワ……
ザァァ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
──────────────────この妖 ちから与えし瞳 心の奥に触れ
くるえば 勢い 人の怪にあらずや
そのひとみ 生を増すものなり
平沙万里のごとく あてのないものなり
.
-
( >ω<)「おぎゃあ おぎゃあ」
(ζ;;,@
’,..,ξ ゚)
( >ω<)「おぎゃあ おぎゃあ」
ミ;,゚Д゚彡「……何たる事かッ!」
ミ;,゚Д゚彡
ミ;,゚Д゚彡「爆ぜたおったのか……、内から……」
っ
────────────────── 妖。 ひとは誰もがもつものなり
妖強くば 護るちから成れ
より強くば うちより 爆ぜり
ミ;,゚Д゚彡「……まさか、陽か。陽なるか、おぬし」
( >ω<)「おぎゃあ おぎゃあ」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【丹生の里 付近 見張り台】
ザァァァ……
ザァァ……
(;;;;;:鬥;;)
ザァァァ――――――
(;;;;;:鬥;;)
(;;;‖;;:鬥;;) ピンッ
(;;;;;/,,,.@’:
;;:鬥;;)
ベシャ……
ベシャ……
.
-
(;;;;;/,,,.@’:
;;:鬥;;)
シーーーーーーーーーーーン……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【丹生の里】
( ・3・) ザッ…… ザッ……
( ・3・)「……ん?」
( ・;;;;;;;,,,)m ブツブツブツブツ…
β〉
( ・3・)「……何だ? 何故あんな屋根の上で術を唱えおる?」
( ・3・)ノシ「おおい、何をやっておるーー! 術の練か、夜も更けたのに熱心なことじゃーー!」
( ・−・)m 「──────臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前ッ!!」
β〉
ボウッ……
( ・3・)「おお……? 空が光おったわ……」
-
( ・−・)「結界なり。もう貴様らは逃げられぬ」
( ・−・) ヒュン!
⊂彡
( ・3・)― スコッ
( ・3・)―',,’・; ブシュウウ!!
バタッ……!
バッ!!
ミ
ミ ( ・−・) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
( ・−・) m「火遁、亡業炎……ッ!」
β〉
ゴウッ!!
, . ;; . :, ;: . . ; ;′ , :. / : ...ノ(__ , ,;' 丿; ; ⌒ヽ
`ヽノ;、 ; ’ : . .,: : ,:’ . , . ; / ,′ , ; :'⌒^¨ ′⌒ヽノし'⌒':、
, )ノ'、 , ;/ ; . : ,: ,;" ; . : ( ;
(_ ⌒ヽ ;' ., ; ;' ; 人
__,ノ⌒し ;ー:ー.;、 ′: . : . i, ,;’ ;
⌒ヽY⌒ )/⌒丶 , ; .: :;|; } : γ⌒ヽ ,.:'~: . : ; . : i;
八__,ノ(_,/. ,;′ ′ \: , . : ;八 ,;′ , : ; ::. . ,:' . ; ,.:' : . ,.; .: .; : ,:…; :; :、 , ;八
⌒ヽ ,;/{___,ノ~し〜 )ノ⌒ ,;~ ' ;:、 ; ‘ ノ(___ , /⌒;ー;ー;ノ⌒ヽ j:、 (__ ,’ Y⌒丶
; ,;{ ; ,:'⌒ __,ノし, ′ Y( ・;;;;;;;;,,) )/ _)人__,ノ , 丿
-
│││
│││ シュタッ!
│││
(;;;;;:鬥;;)
│││
シュタッ!
│││
(;;;;;:鬥;;)
(;;;;;:鬥;;)「何事かッ!」
ゴオオオオオオオオ……!!
) 、 )ヽ (
) ( ( )ヽ ; ・ ) ; '
( ) ` ( ( ) ) ( ( )ヽ ( 、 )ヽ ;
; : , ) ) )ヽ( ( :( ) ヽ、) ) ( ( ) ); ( ( (、 :
; ・ )ヽ (丶 )ヽ ( ( ) ( ;; ;、: ; ;)__) ) (____) ) )) ;
)`、 ( ( .) )ノ | : ) _,,,-、__ ;; .、 (/(_)ヽ )ヽ ;;
( (__ノ `-' `-' :~〜--〜~--、_;; :: 、.、. ) ( ( )ヽ
ヽ_,) _,,;::- ‐' 〜~ ~ __,_ `‐-、__ (_(_) ) ( (
;; ; ;,/~ _,,...- ミ,;;;;;;;;;゚,彡 ~〜、_ ; ; ヽ_) )
ミ,,゚;;;;;,,彡
(;;;;;:鬥;;)「……!」
ミ,,゚;;;;;,,彡「月の見ゆるなり、丹生の衆よ。その悪鬼血潮、地をも塗れい」
-
シュタッ!
─────=二 ∴)
─=二 ∴)
─────=二 ∴)
ミ,,゚;;;;;,,彡 ─────=二 ∴)
─────=二 ∴) ─────=二 ∴)
─────=二 ∴)
シュタッ!
(;;;;;:鬥;;)「し、忍ぞ! 忍に襲われおるぞ!」
(;;;;;:鬥;;),,;’ ブシュッ!
シュタタタタタタタ!
─────=二'A`)
(;;;;;:鬥;;)「美符か、美符の衆かッ!」
─────=二 'A゚) 「知る由無しッ!」
───────────=二'A゚) ピュィーーーーーーーーーー…… ピュィーーーーーーーーーー……
っ
∵∴ ∴∵∴∵∴;;;,,
∵∵∴∵
─────────=二 ;;A゚;∵ ブゥゥゥゥン……
∴∵∴∵ ;;;;,, ,,,...
∵∴∵∵∴∵
.
-
ゴォォォ……
メキメキ……
ミ,,゚;;;;;,,彡「峰雷忠……、とくと見よ」
(; ^ω^)
ミ,,゚;;;;;,,彡「衆が戦うのを……。生の為の……、生の代償の戦いよ。その生を貴様の瞳に宿らせよ。蓋を開けよ」
_
( ゚∀゚)っ ポン……
(; ^ω^)
_
( ゚∀゚)「怖いかい?」
(; ^ω^)
_
( ゚∀゚)「大丈夫だ、俺が守ってやる」
ゴォォォォォ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
(;;;;;:鬥;;)「え、ええい! 何故里の外に出られぬ……!」
(;鬥;;;;:;;)「お、応援も呼べぬのか……、何ぞ、誰かあるーーーーーーー!」
ξ゚'⊿ )ξ「うおぉぁああああ!!」
(;;;;;:鬥;;)「……!」
ズ……
,・; シュタタタタタタ!!
(;鬥;;;;:;;) ────=二 ≡⊂ξ゚'⊿ )ξ
≡⊂
’,,・(;;;;;:鬥;;),,’';・;, ブシュウウウウウ!!
川 ゚ -゚)「おつんに続け……ッ! 丑の刻までに鏖殺成るぞ!」
シュタタタタタタタ!
────=二;;;;;;=;)
────=二;;;;;;=;)
────=二;;;;;;=;)
.
-
シュタタタタタタ!!
────=二 ≡⊂ξ゚'⊿ )ξ
≡⊂
──────────────────── 生きる
’,,・(;;;;;:鬥;;),,’';・;,「グォオオオア!!」 ブシュウ!!
──────────────────── 死んでなるものか
(;;;;;:鬥;;)。’・「ング!」 ゴフ…
──────────────────── 生きる…!
,,・
(;;;;;:鬥ζ@ 「あ゛!」
──────────────────── 生きる…ッ!
.
-
, ヒュッ……
.lll,;;..
≡⊂ξ゚'⊿ )ξ∩’;・
,
'
ξ-⊿ )ξ” ゲホッ…
⊃≡
ξ゚'⊿ )ξ ハァ……ハァ……
シュタタタタタ!!
──────=二川 ゚ -゚) 「跳ぶぞ、おつん」
ξ゚'⊿ )ξ” コクリ
バッ!
────=二 ≡⊂ξ゚'⊿ )ξ
≡⊂
≡⊂ξ゚'⊿ )ξ
/ ≡⊂ ダンッ!
//
/ , ’ 川 ゚ -゚)
────────── ;';;, / /
’・,,. //
/, ’ ダンッ!
───────────── ;';;,
’・,,.
.
-
川 ゚ -゚)「……氷華に帰せ! 丹生の衆よッ!」
バッ!!
ミ
ミ 川 ゚ -゚) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
川 ゚ -゚) m「美符が忍術、氷の凪ッ! 雪斬波ッ!!」
β〉
コオオオオオオオオオオオオオ!!
____―――┼―_____―┼―
───┼─_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―┼――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄――――┼_____
川 ゚ -゚)m __ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄――――┼ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―――――_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―┼――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___
β〉 ̄ ̄ ̄ ̄_____―――┼―_____―┼――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┼――――_____ ̄
――――――――――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____―――┼―_____―┼―
(;;;;;;;;,,,ゞ゚)
バッ……!
│││
│││
│││
.
-
(;;;;;;;;,,,ゞ゚)m 「……十咫鏡ッ!!」 ス…
β〉
_r−-、__ __,-−、_ ;.`:':
/ `ー´  ̄ ̄ `ー´ \_
/ ヽ
i i
;.`:': }_ _{
`、 ,´ ブゥン……
) (
/ \
/ ヽ
Y Y.
l l
ヽ /
! !
`, 、´
i_ / _i
l / .l ;.`:':
l / / .l ;.`:':
} / / {
.ヽ / / /
\ / / /
ヽ / /
ヽ r−-' 二二`-−ヽ /
⌒ ⌒
;.`:':
──────────────── 丹生に万物を護る巨大なる鏡あり
.
-
川 ゚ -゚)「……!!」
コオオオオオオオオオオオオオ!!
____―――┼―_____―┼―
───┼─_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――┼― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____――――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄――――┼_____
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―― 川 -'゚),;’,・ __ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄――――┼ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____―――――_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――┼― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___
 ̄ ̄ ̄_____―――┼―_____―――┼― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┼――――_____ ̄
――――――――――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____―――┼―_____―┼―
──────────────── その鏡、万物を返せり
ξ;゚'⊿ )ξ「な……ッ!」
川 -'゚ ] ビキキ……
ヒュッ!!
(;;;;;;;;,,,ゞ゚)二=─[゚'- 川
川 /+,.
’/-'゚ ] ボロ……
ξ;゚'⊿ )ξ
.
-
│││
│││
│││
,
川 /+,.;: ガッシャア……!
’/-'゚,;;,’
ペキ……
ξ;゚'⊿ )ξ「空流……!!」
ヒュ…!
(;;;;;;;;,,,ゞ゚) ≡≡ ─
⊂彡
ξ;゚'⊿ )ξ,,’';・;「が……!」 ドッ!
│││
│││
│││
ξ;゚'⊿ )ξ ドサ……
.
-
(;;;;;;;;,,,ゞ゚) 「……来い、美符」
【(;;;;;;;;,,,ゞ゚)】
丹生忍者 四忍天王
円環の理
──────────────── その鏡を生みし者、丹生が四天王、名を円環の理ッ!
ξ;゚'⊿ )ξ,,’'; ガフッ……、ガフ……
(; ^ω^)「あ……、あ……!!」
_
( ゚∀゚)「……峰雷忠を」
ミ,,゚Д゚彡「うむ」
_ シュバッ!!
───────────=二 ゚∀゚)
(;;;;;;;;,,,ゞ゚)「……来るか」
シュバッ!!
───────────=二;;;;;;;;,,,ゞ゚)
.
-
ミ,,゚Д゚彡「峰雷忠」
(; ^ω^)
ミ,,゚Д゚彡「来い……!」
シパッ!!
────────────────=二,,゚Д゚彡 パシッ
───────=二; ^ω^) っξ;゚'⊿ )ξ
ズサァァア……
ξ;゚'⊿ )ξ,ヒューー……ヒュー……
(; ^ω^)「おつんちゃん……、おつんちゃん……」
ミ,,゚Д゚彡「おつん、守護符じゃ。まだ死すべきではない」
っロ
ξ;゚'⊿ )ξ ヒューーー……
───────────────────── 生きる
ξ;゚'⊿ )ξ「峰雷忠……」 ヒューーー……ヒューーー……
ミ,,゚Д゚彡
(; ^ω^)「お……?」
ξ;゚'⊿ )ξ「私の……、私の目を……、見て……」 ヒューーー……ヒューーー……
-
(; ^ω^)「お、おつんちゃん……?」
ξ;゚'⊿ )ξ「その……瞳で……」
(; ^ω^))) タジ……
ドクンッ……
ξ;゚'⊿ )ξ,,’'; ガフッ……
ミ,,゚Д゚彡「……守護ぞあれ!」 パシ!
っロ”
((ξ;゚'⊿ )ξ)) ポウゥ……
ドクンッ……
ミ,,゚Д゚彡「血は止まったか……!」
(; -ω-) ハァ……ハァ……
ドクンッ……
.
-
((ξ;゚'⊿ )ξ))「目を……」
(; ^ω^) ハァ……ハァ……
ドクンッ……
ドクンッ……
((ξ;゚'⊿ )ξ))「ング……!!」
((ξ;゚'⊿ )ξ,,・’; ビチャビチャビチャ……
ドクンッ……
ドクンッ……
ドクンッ……
.
-
│
∧
/ ∧
/ ⌒ \
/ \
/../ ̄ ̄ ̄\. \
/ / ヘヘ |! ハ.∧\∨
∨∧\ ,,-‐一',. /∧∨
マ∧,\ 八:.: : !: : :.八/゙∧マ
マ∧.>==-: : :.||.: : :|ー==<ヘマ
マAハ .:|:.:.:.:.||: : .:| ハヘマ
{:|::|.____,.|:.:.:.||: : :.|.、__.|:|:}
}:|::|===-|:.:.:.||: : :.|-=== |:|:{
{:|::|===-|:.:.:.||: : :.|-=== |:|:}
}:|::| ̄ ̄`|:.:.:.||: : :.| ´ ̄ ̄|:|:{
ムVハ .:|:.:.:.:.||: : .:| ハ/ム
ム∨ >==-: : :.||.: : :|ー==</ム
ム∨,/ 八:.: : i: : :.八\ ゙/∧
ム∨/ `ー一'` \/∧
ヘ.\ // |i ハ.∨/ /
\.\___/ /
\ /
\、. /
∨/
∨
│
.
-
( ●゚0◎ωo●0) ギョロ…ッ!
((ξ;゚'⊿ )ξ))
::( ●゚0◎ωo●0)::” ビキ……ビクンビクン……
ミ;,゚Д゚彡「な……ッ!? 出おったかッ!!」
::( ●゚0◎ωo●0)::”「ヴぁ……」
ミ;,゚Д゚彡「これが……お前の瞳か……、陽の瞳か……ッ!!」
((ξ;゚'⊿ )ξ))
((ξ;゚'⊿ )ξ))「私を……、私を見て……」
::( ●゚0◎ωo●0)::”「こるるるるるるるる……」
((ξ;゚'⊿ )ξっ))「私だけを……!」
;;(・);;;;
ギンッ……!!
0◎ /^ヽ;;.;;;;;(・);∴;;◎
;;.;;;∴;;;;(・);;/ ゙!;;; ;;(・);;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;
/ l:・;◎ ●
(・);;:' γ_ヽ |;; ;;;;;;;(・);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);;
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;;; ;i, ((・)) l;;;;;;;;(・);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);;
,..:;;:::;" ∴;;;(・);;:;;! ゝ-' i; ;;(・);;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;;;、
,:;;';:;:;'ヾ \ /;;;;(・);;;.; ,,;;;;;;;''
;∵;ヽ、,ノ;;∵;;;;・; o ,:;;;;;'
(・);;;・;;∴;;:;:;;:;:;'"
;;∴;;;;:;;;(・)● ;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;(・);;;;;
:::( ●゚0◎ωo●0 ):::
.
-
ぞぶ……
;;(・);;;;;;.;;;; ;.
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;゚'⊿ )ξ「あ;;;;∵;・);…! あ;;.……!」
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);;;;;;;;(・);
ぞぶ……
ぞぶ……
ミ;,゚Д゚彡「おつん……!」
◎
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;゚'⊿ )ξ「わ●;゚0◎.;;生ね・);;; 0◎
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎
;;;;;;;(・);;;;;;.; ●
────────────── 生たる力が、体のひびを繋ぎ給うか
生たる力が、人に妖を授け給うか
.
-
──────────────────この妖 ちから与えし瞳 心の奥に触れ
くるえば 勢い 人の怪にあらずや
そのひとみ 生を増すものなり
平沙万里のごとく あてのないものなり
.
-
またね。バイバイ
-
いい所で!!いい所で!!!
乙!
-
続きがすげーきになる
乙
-
乙ぞ
-
ω・)覚醒キター
-
もう六忍かおつ
-
熱いぜ
-
業者と思って無視してたけど実際見たらジャイアントロボからロボ抜いた感じの良作だった
-
今日来ないのかー残念
-
今日もやるよ。ただし少し短いよ
-
たのしみだよ
-
カンッ!!
_\、ノし キンッ……!
 ̄ヽ(⌒ キ人_,/
_ ) て \
( ;;∀゚) /´⌒Y, 、ハ, ;:;て・'
__,ノ ≡======G─===,.从,ノ( < て \(<_゙゚ )
'⌒'ヾ‐,.‐─ ‐,.‐─ '' ''''"~ィ'^'\ ./'Y''~ヾ ´⊂
│││
│││
│││ シュタッ……!
_
( ゚∀゚)
≡======G─===,≡
_
(メ ゚∀゚) ピッ…
_
(メ ∀゚)「……太刀筋が見えぬ。流石は丹生が四天王ッ!」
( ゚゙_ゞ゚) 「掠りとはいえ、当てたか」 ビリビリ…
っ::
_
(メ ∀゚) ,「……抜かるに非ず、円環の」 ピン…
d’,
( ゚゙_ゞ゚), プュ…
っ’,.
( ゚゙_ゞ゚),「何……?」
っ’,.
-
_
(メ ∀゚) 「美符が忍術……、癩肉腺……ッ!!」
d
ブビュルルル……!
( ゚゙_ゞ゚) ’,..
二’,'ー-'" ゙''ー’;,・
`''-ゞ ソ
( ゚゙_ゞ゚)「我が腕を奇形としたか」
_
(メ ∀゚)「自らの肉腫に圧して死ねぃ……!」
( ゚゙_ゞ゚)「断ち切れば良き事なり」
,;,’
( ゚゙_ゞ゚)ッ___z--- ザシュッ……!!
―¬'''''''¨¨¨¨¨ ̄ ̄
@二’,'ー-'" ゙''ー’;,・
`''-ゞ ソ
ボト……
_
(メ ∀゚)「ヘッ……、躊躇い無しかよ」
( ゚゙_ゞ゚)「戯れは仕舞いだ。行くぞ」
グンッ!
───────=二 ゚゙_ゞ゚)
.
-
_
(メ ∀゚)
バッ……!
│││
│││
│││
((;;;:;;;:,,,. ズサァ!!
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ;;( ゚゙_ゞ゚)
( ゚゙_ゞ゚)「宙に舞うか……ッ!」
_
(メ ∀゚)「先ずはこの異様なブツを壊す……! 大術も碌に使えぬわッ!」
( ゚゙_ゞ゚) n 「うぬに打つ手は無しッ! 割れよ、十咫鏡ッ!」 ス…
β〉
_r−-、__ __,-−、_ ;.`:':
/ `ー´  ̄ ̄ `ー´ \_
/ ヽ
i i
;.`:': }_ _{
`、 ,´ ピシッ……!!
) (
/ \
/ ヽ
Y \ Y.
l :Y: l
ヽ {:: /
! 》:: |
`, :/!: /
i_ :/:::|/:::
l 〈::::/ ;.`:':
l / V::::::::` ;.`:':
} / /:} {
.ヽ / / /
\ / / /
ヽ / /
ヽ r−-' 二二`-−ヽ /
⌒ ⌒
.
-
_
(メ ∀゚)「何……?」
ヒュン……!!
__ ;,,’・
──── ∧::::/く く>
 ̄ ̄ ̄ ∟∨/ _________∠フ’;;,
( ゚゙_ゞ゚) n  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
β〉 ’,,・; /ヽ ____/|ヽ
_____――____ .{ヘ 乂  ̄ ̄ ̄ ̄ '-―'´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\i ゝ
____ ∨ く>
’;;,
ヒュン……!!
__ ;,,’・
──── ∧::::/く く> ザシュッ!!
 ̄ ̄ ̄ ∟∨/ _________∠フ’;;,
;, _  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
’,,・; /ヽ (゚'∀ メ)’・,; ____/|ヽ
_____――____ .{ヘ 乂 ;;  ̄ ̄ ̄ ̄ '-―'´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\i ゝ ドシュッ!!
____ ∨ く>
’;;,
⊂( ゚゙_ゞ゚)「廻れ、鏡よ……ッ」 バッ…
-
_
(メ ∀'゚),;'・’; ガフッ…
_
(メ ∀'゚)「割るも活かすも自在と……」
_
/ レ:ヘ ,
/ /::::::lノ ;,・,
. ー'──' /ヽ ’.;,
_ !? {ヘ 乂
rへ、 ∠フ (メ ∀'゚) \i ゝ
/:| く__ ∨
ヾ! _/ ;;,,
\厂 _ ’
’.; く> //:::}
`┴-' ,;,
( ゚゙_ゞ゚)「我が術を反し永遠に焦がさる鏡と化せ、十咫鏡ッ」
_
(メ ∀'゚)、「なるほどね。まーた派手に死ぬるかな」 ペッ
゚
( ゚゙_ゞ゚) ギュオオオオオオ……!!
⊃◎
.
-
( ゚゙_ゞ゚)っ◎
ズゴォ!!
\
ヽ_人 . ヽ\
( ゚゙_ゞ゚)っ ─────────=====≡ ;;::i)
/し_, /`Y~ //
/`Y´ /
,
\ ;;.,,
ヽ_人 . ヽ\;,’・; ――--- __
( ゚゙_ゞ゚)っ ─────────=== ≡⊂ξ(;;;;;;;'゚ξ_____ 二ニ = ― ‐
/し_, /`Y~ // ・
/`Y´ / ;;,’
ドス……!
( ゚'_ゞ゚),(;;;;;;;'゚ξ
;.≡⊂
’
( ゚'_ゞ゚)”, ビチャビチャ…
’;,・
;
.
-
わーい
短くても嬉しい
-
_
(メ ∀'゚)「……おつん?」
::( ゚'_ゞ゚)::
::( ゚゙_ゞ゚) n:: バッ…
β〉
ξ(;;;;;;;'゚ξ「……させるかぁあああああああああああああ!!」
}: : :l /
|:. .:| /
l: .:! /′
j : : し:/
/: . .:f
!::. . . .:::/
/:::.. .: ::/
/:: :.. .:::/
/:. .:(
∧:::. . .::: て_,√\
/ }::. . . ::√
/ ノ::. .::|
/ `ヽ::.. .::|
/ 〉::. .:::し/
/ /::. .::/
/ ノ::. ::f
〈 /::.. ..::|
\ /::. .::しイ ⌒ヽ
厂\ \,ノ::. .::/ 〉
ノ ,√::. .::: イ ノ
,√ | ノ::. .::/ | ,√
! i! ' /:: :(;;;;;;;;;..(;;;;;;;'゚ξ< | / /
_ ノし,√\ノし/:::. ;.≡⊂ . .:::\ し'√ソし'//し√\∧ノし√\
.
-
(;;;;;;;;;;;;;;),;’ ボロ…
ヒュカッ……
(;;;;;;;;;;;,,
_ _ ==― ;;;;;)
≡⊂ξ゚';;;;;;)ξ
_r−-、__ __,-−、_ ;.`:':
/ `ー´  ̄ ̄ `ー´ \_
;.`:': ;.`:': ;.`:': ヽ
i ;.`:': ;.`:': ;.`:':
;.`:': }_ _{
`、 ,´ フッ……
) ;.`:': ;.`:': ;.`:':
/ \
/ ヽ
Y \ Y.
l ;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:':
;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:':
! ;.`:':;.`:': ;.`:': ;.`:': ;.`:':
`, :/!: /
i_ :/:::|/:::
l ;.`:': ;.`:': ;.`:':;.`:':
l / V::::::::` ;.`:':
} / /:} {
.ヽ / / /
\ / / /
ヽ ;.`:': ;.`:':
ヽ r−-' 二二`-− ;.`:': ;.`:':
⌒ ⌒
_
(メ ∀゚)”「鏡が……、消える……」 ヨロ…
ξ-;;;;;;)ξ フゥ……フゥ……
_
(メ ∀゚)「……おつん、お前。その力は」
-
ξ-;;;;;;)ξ” ング……
ξ-⊿;;)ξ.`:' ガフ…
っ
_
(メ ∀゚)「お、おい……!」
ξ-⊿;;)ξ”「大丈夫……。体は痛くない」 ゲホ…
っ
_
(メ ∀゚)
──────────────────まさか、これが瞳の妖か。
聞くは易し、見るはおそろしとはまさしく……。しかし……、傷や毒は癒えておらぬようだが……。
ξ゚⊿;;)ξ「……叙龍。私の事は良い」 ザッ……
川 /+,.;:
’/-'゚,;;,’
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
パキ……
パキ……
ゴオオオオオオオオ……!!
) 、 )ヽ (
) ( ( )ヽ ; ・ ) ; '
( ) ` ( ( ) ) ( ( )ヽ ( 、 )ヽ ;
; : , ) ) )ヽ( ( :( ) ヽ、) ) ( ( ) ); ( ( (、 :
; ・ )ヽ (丶 )ヽ ( ( ) ( ;; ;、: ; ;)__) ) (____) ) )) ;
)`、 ( ( .) )ノ | : ) _,,,-、__ ;; .、 (/(_)ヽ )ヽ ;;
( (__ノ `-' `-' :~〜--〜~--、_;; :: 、.、. ) ( ( )ヽ
ヽ_,) _,,;::- ‐' 〜~ ~ __,_ `‐-、__ (_(_) ) ( (
;; ; ;,/~ _,,...- ~〜、_ ; ; ヽ_) )
(;;;;;:鬥ζ@ ;,,
(;;;;;/;@ ξ,:鬥;;)
ゴオオオオオオオオ……!!
ボォ……
( -ω-) すやすや……
ミ,,゚Д゚彡「実に健やかに寝よるわ……。まさに儂とは裏よ喃……」
│││
│││
│││ シュタ…!
( ・−・ )
-
ミ,,゚Д゚彡「女子供はこれで全てか」
( ・−・ )「ハッ……」
ミセ*;ー;)リ”「大丈夫、大丈夫だからね……」 ギュ…
:⌒*リ;´・-・リ:
l从・∀・;ノ!リ人「命だけは……、命だけは……!」
イ从;゚ ー゚ノi「人の道を外したか……、美符の忍よ……!」
ミ,,゚Д゚彡「人の道あらずは、美符も丹生も同じことよ。恨むなら業を恨まれい」
ミ,,-Д-彡「燃やせ」
( ・−・)m ス…
β〉
ゴウッ……!!
, . ;; . :, ;: . . ; ;′ , :. / : ...ノ(__ , ,;' 丿; ; ⌒ヽ
`ヽノ;、 ; ’ : . .,: : ,:’ . , . ; / ,′ , ; :'⌒^¨ ′⌒ヽノし'⌒':、
, )ノ'、 , ;/ ; . : ,: ,;" ; . : ( ;
(_ ⌒ヽ ;' ., ; ;' ; 人
__,ノ⌒し ;ー:ー.;、 ′: . : . i, ,;’ ;
⌒ヽY⌒ )/⌒丶 , ; .: :;|; } : γ⌒ヽ ,.:'~: . : ; . : i;
八__,ノ(_,/. ,;′ ′ \: , . : ;八 ,;′ , : ; ::. . ,:' . ; ,.:' : . ,.; .: .; : ,:…; :; :、 , ;八
⌒ヽ ,;/{___,ノ~し〜 )ノ⌒ ,;~ ' ;:、 ; ‘ ノ(___ , /⌒;ー;ー;ノ⌒ヽ j:、 (__ ,’ Y⌒丶
; ,;{ ; ,:'⌒ __,ノし,⌒*リ;´;;;;;;;,,リ l从・;;;;;;;;;ノ!リ人;;;;;;;;,,) _)人__,ノ , 丿
-
ゴオオオオオオオオオオ……
ミ,,;;;;;;;;-彡
(;;;;;;;ω-) すやすや
パキパキ……
アツイアツイ……
_
(メ ∀゚)
ξ゚⊿;;)ξ
アアアアアア……
ダレカ……
ゴオオオオオオオオオオ……
( ∵)
(;;;;A`)
ゴオオオオオオオオオオ……
.
-
ミ,,;;;;;;;;-彡 ザッ…
川 /+,.;:
’/-'゚,;;,’
ミ,,;;;;;;;;-彡「安らかに眠れ、空流。これは悪鬼丹生の火煙。忍に生きたお前への手向けなり」
人
(;;;;A`)
ξ゚⊿;;)ξ「いっそ……、狂ってしまえばこんな気持ちにならずに済むのに」
(;;;;A`)「……もう、己れ達に未来は無い。この鬼火は逃げ場を与えぬ悪霊か。呻く声は退くを許さぬ怨霊か」
ξ゚⊿;;)ξ
───────────────── それでも……、それでも私は……。
(;;;;;;;ω-) すやすや
───────────────── 護る為の……戦う為の力を得た……私は……。
ξ゚⊿;;)ξ
(;;;;A`)「……生き抜こう」
-
ξ゚⊿;;)ξ
(;;;;A`)「……生き抜けば明日が見えるかも知れぬ」
ξ゚⊿;;)ξ
ξ゚⊿;;)ξ「うん」
パキパキパキ……
ゴォ……
, . ;; . :, ;: . . ; ;′ , :. / : ...ノ(__ , ,;' 丿; ; ⌒ヽ
`ヽノ;、 ; ’ : . .,: : ,:’ . , . ; / ,′ , ; :'⌒^¨ ′⌒ヽノし'⌒':、
, )ノ'、 , ;/ ; . : ,: ,;" ; . : ( ;
(_ ⌒ヽ ;' ., ; ;' ; 人
__,ノ⌒し ;ー:ー.;、 ′: . : . i, ,;’ ;
⌒ヽY⌒ )/⌒丶 , ; .: :;|; } : γ⌒ヽ ,.:'~: . : ; . : i;
八__,ノ(_,/. ,;′ ′ \: , . : ;八 ,;′ , : ; ::. . ,:' . ; ,.:' : . ,.; .: .; : ,:…; :; :、 , ;八
⌒ヽ ,;/{___,ノ~し〜 )ノ⌒ ,;~ ' ;:、 ; ‘ ノ(___ , /⌒;ー;ー;ノ⌒ヽ j:、 (__ ,’ Y⌒丶
; ,;{ ; ,:'⌒ __,ノし,;;;,,,, ´;;;;;;;,,リ l;;;;,.,,;;;;;;;;ノ::::リ人;;;;;;;;,,) _)人__,ノ , 丿
ミ,,;;;;;;;;゚彡「……征くぞ。もうここには躯しか残らぬ」
-
_
(メ ∀゚)「……宗咲かい」
ミ,,;;;;;;;;゚彡「横堀も久々僂も待ちおるわ」
ゴォォ……
ゴォォォォ……
ミ,,;;;;;;;;゚彡「残るは宗咲ただ一つ。朽ちた英霊の為、我ら美符が生き抜く為。そう、生き抜く為に死して敵を滅ぼすべし」
( ∵)
ξ゚⊿;;)ξ
(;;;;A`)
_
(メ ∀゚)
(;;;;;;;ω-) すやすや
ミ,,;;;;;;;;゚彡「敵は宗咲。……我らには死か、死に絶え生き残るか。どちらかぞ」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
(
) ノノ
(( ,,,;)
) ノ
( _ ⌒) モクモク…
( (
) ノ
)ノ _,,,,,,、ー''゙"゙゙ー、,,,,ーー、,'""'゙ー、,,,_._,,,,,,、
: _,,,,,,,,,,,,,,,,,--ー''゙゙゚''''゙゙゙ ゙゙゙゙̄'ー、,,,、 ;:...:,:.:、 `゙゙゙'''
''''''゙''゙““““゚゙゙''''''''''''''゙゙` ,-' ;:...:,:.:.、 ⌒゙゙'〜ヽ,,,,,、 ;:...:,:.:.、
;:...:,:.:.、 ,r' ;:...:,:.:.、 ゙゙'ヽ,,,
.'"""'''''"""''""'''ー、、、,,,,,,,,,,,,_.__,,,....,,,,,,......,,,...,,,,,,.,,,.,,.,,.__.,,,.,,.,.,.,,.,.,.,,.,.,.,,,,,,.,,.,,.,.,.,,.,,.,.,,.,.,.,.,
: _,,,,,_ . .,,,,,,~ ̄"、,,,,,, `"`,,,,,,,,,、 ;:;:
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`゙゙゙゚゙''ー-、,,,,,,,,__: ll ゙゙'' ,,ー----------------
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''"'"~''' ""''''''ー-、、、,,,,,,,,,,,,,,,,,,,.
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"'''''"""''"
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''"'"~''' ''"´''"""'''''"""''""``'‐.、
''"' "~''' ''"'"~'''
-
ノパ⊿゚)
(;;;;;:鬥;;)「……あの方向は」
ノパ⊿゚)「あれが死して向かう者共の業炎……」
(;;;;;:鬥;;)「緋糸……!」
ノパ⊿゚)「もう間に合わんよ」
ノパ⊿゚)
ノパ⊿゚)「死ぬる覚悟があれば、何をしても良いというのか……」
ノパ⊿゚)「……いや、やっていることは我々も同じだな」
(;;;;;:鬥;;)
ノパ⊿゚)「そら。もう暫くしたら美符らが来るぞ。命惜しくばケツまくって逃げな」
ノパ⊿゚)「かかってるのはたかだか、二番とかいう小国の数ある中の宗咲とかいう城と、丹生が忍の血筋よ。どれも人の命に比べりゃ軽いものさ」
ザァァ……
ザァァァ……
.
-
(;;;;;:鬥;;)「お前はどうするんだ、緋糸」
ノパー゚)「アタシはほら、殺してるから。裁かれる道理も、それを振り払う道理もあるさ」
(;;;;;:鬥;;)「……因果よの」
ザァァ……
ザァァァ……
ノパ⊿゚)「ま、そう言っても逃げぬわな。アンタらは」
(;;;;;:鬥;;)「忍ゆえ」
ノパー゚)「ハッ……。呪われてるよ」
ノパー゚)、
ノパー゚)「精々死ぬなよ。終わったら酒でもやろうや」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【夜 宗咲の森】
シュタタタタタタタタタ……!!
─────────────────────=二 'A`)
───────────=二;;;;;;=;) _
───=二ξ;;;;⊿゚)ξ───────=二 ゚∀゚)
────────────────────────=二,;;;;Д゚彡
────────────────────=二 ^ω^)
────────────────────────────────=二;;;;;;=;)
─────────────────=二 ∵)──=二;;;;;=;)
────────────────────=二 ・−・)
シュタタタタタタタ……!!
───=二,;;;;Д゚彡「来い。駆け抜けろ、峰雷忠」
──=二 ^ω^) シュタタタタ!
───=二,;;;;Д゚彡「ここからは死地。自力でついて来れねば死ぬるものと思え」
──=二 ^ω^) シュタタタタ!
───=二,;;;;Д゚彡「そして死ぬことは許さぬ」
──=二 ^ω^)” コクリ
-
─=二;;;;;:鬥;;二=─ フッ…!
───=二,;;;;Д゚彡「……来おったか」
──=二 ∵) シュタタタタタタ…!
ブゥン!!
.: ::゛;.
─=二 ∴) .: ::゛;.
─=二 ∴)
─=二 ∵) `:: ∵:゛ ─=二 ∴)
─=二 ∴)
─=二 ∴) ─=二 ∴) .: ::゛;.
.: ::゛;.
`:: ∵:゛
’,,・(;;;;;:鬥;;),,’';・;,「……!」 ブシュウ!!
ドシュッ……!
ザシュゥ!!
───=二,;;;;Д゚彡「退けい、莫迦共ッ! 束となりて掛かろうとも触れられはせぬわ……!」
_
───=二 ゚∀゚)「森が晴れるぞ……!」
-
【宗咲 城下町】
( ゚∪゚)「……?」
シュタ……!
─────────────────────=二 ;;;;;;;)
───────────=二;;;;;;;;;;;;) _
───=二ξ;;;;;;;;;;;;)ξ───────=二;;;;;;;;;;;;)
────────────────────────=二,;;;;;;;;;彡
────────────────────=二;;;;;;;;;;;;)
────────────────────────────────=二;;;;;;;;;;;;)
─────────────────=二;;;;;;;;;;;;)──=二;;;;;;;;;;;;;;;)
────────────────────=二 ;;;;;;;;;;;;;;)
シュタッ……!
( ´丁`)「どうした?」
( ゚∪゚)「いや……、何か黒い影が空を走ったように……」
( ´丁`)「……暗がりだからだろう。鳥か何かよ」
ゴウッ……!
( ´丁`)「ん……?」
-
ゴウッ……!!
゙ ′ , イてィ′ , ィ ′
. ,イ '´ r-′ {_ y ,イz ,ィ ,イ
'7 レ,ィ゙ ′ ゙´{_,イ }ィ
> >z, ,イ /! ナ{ iZ , ィ 7 /,, ,、
/ イ 7 ,ィ ´ レ' ` 、ィ´ ,'イ/´ ァ'. レ'. ,Σイ
{ , ュ. √ z. ,ィ , イュ彳 ,rzア レ' r',ァ=i'/
7 '´ . /,イ { ,,. ,イ/ェノ ゙ノt,ィ匕, /イ. リ
i' ′ナ/レ イ' ,イ ,' z/{,ィ. {, イ´ マ、
... 彡 z_, ィ'´. /'. ハ i / ',i', ,ィ
, イ /, Z ,イ ,ィ i 弋、i.. ヽ ,イ r'( ,.ィ
/ , ′ゝ' } ゙`´,. ィ'r゙ ` 弋ュ、 ,ィ/ ヾ、`¨´
. i ,ィ ,イ/i /. /'. i , ト、  ̄~゛'ー−ェ彡'´ , ィァ' 廴. ,ィ
ィ ヾ!. , イ/ ,ィ√ i!. ,,,, ェ'´. ド!. iハ i `ヽ、 _ r'´`´_,..-‐'.ア ,ィ',.ィ''ゞ'^´
' イ 廴/i',イ ,'!_,廴ノ 乙ィ ,! ` ゞ|k=゙¬'´z_> ` ー'´ ゞ彡ゞ´
', ( `レ' } ,ィ. マ マ`ヽ、 `ゞ==Z. イェェェァ
(; ´丁`)「……なッ!!」
(; ゚∪゚)「燃えた……! 町が燃えおったわ!」
(; ´丁`)「火事だーーーーーーーーー!! 火事ぞーーーーーーーーーーーーー!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ……
パキパキ……
.
-
【宗咲城 城郭 塀上】
( -_-)「……異様だ。何だこの感じは」
バッ!!
─────────────=二;;;;;;;Д゚彡”
⊂
キンッ!
(; -_-)「!!」
(; -_-) ピッ!
っ―
.:
::゛;.
.: ───ニ二;;'一.-'ー ...... (;;;;;/,,,.@’:
───────=二#;;;Д゚彡っ__, ‐'''',゙_,,.... -―'''''^゙ ´_-;;)
─────====ニニニ―ー¬
::゛;. スッ……
ミ,,;;;;;;;;-彡 シュタッ…!
バッ……!!
─────────────────────=二 ;;;;;;;)
───────────=二;;;;;;;;;;;;) _
───=二ξ;;;;;;;;;;;;)ξ───────=二;;;;;;;;;;;;)
ミ,,;;;;;;;;-彡
────────────────────=二;;;;;;;;;;;;)
────────────────────────────────=二;;;;;;;;;;;;)
─────────────────=二;;;;;;;;;;;;)──=二;;;;;;;;;;;;;;;)
────────────────────=二 ;;;;;;;;;;;;;;)
バッ!!
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
明日が最後になると思うよ。長いけどがんばるね
-
はい頑張って
乙だよ
-
ω・)乙。この非情さがよいね
-
まじかよ終わるの早いよおつだね
-
サクサク死んでくな。最終回楽しみだ
おつ
-
おつ
終わるのか
-
はじめるよ
-
【宗咲城 本丸】
(;;;;;:鬥;;)「ほ、本丸に入られたッ!」
’,,・(;;;;;:鬥;;),,’';・; ブシュウ!!
│││
’
│││ ・;
シュタッ…
( ・−・ ) ;’
─⊂,,
( ・−・ )「悪鬼宗咲、覚悟ッ!」
/=/;゚□゚ヽ「ヒッ……! 出合えーーーーーー―!! 出合えーーーーーー―!!」
プンッ! ─=二 ∴二=─ プンッ!
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─ ─=二 ∴二=─
─=二 ∴二=─
プンッ!
/=/;゚□゚ヽ「う、うわああああああああああ!!」
-
/=/;゚□゚ヽ,,’';・; ガフッ……!
卍
( ・−・)∩「天守へお急ぎ下され……!」
バッ……!
────────=二;;;;;=;)
───────────────=二,;;;;Д゚彡
───────────=二 ^ω^)
───────────────────────=二;;;;;=;)
バッ……!
/=/;゚□゚ヽ「て、天守へ向かったぞ!! 者共、出合え、出合えーーーーーーーーー!!!」
ワァァァアア!!
≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
≡≡/=/;゚□゚ヽ
.
-
( ・−・)「いくらでも出おれ、亡者ッ! 月光の真こと、静川 真が成敗いたす……ッ!」
バッ!!
ミ
ミ ( ・−・) 彡 「急ッ!急ッ!如ッ!律ッ!令ッ!」
彡 バッ!!
バッ!!
( ・−・)m「喝―――――――ッ!!」
β〉
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
ー ,, \ ; .l
`ヘ、 .\ ! l
`'-, `!、 ./ !
\ ヽ, / ./ /
,,,,,,_. ..\ヽ. 、 ./ ,/ / ,
________ .`゙'‐、 `' !、 l / ,/ ,/ /
‘゙ ̄゛ ._______,゙_;;'ー-..,,_. `'-,゙'.li、 .! .",,/ ,,/ /
―''''"´  ゙゙゙̄'''ーニニ、.゙- " . / .,, ‐´., /
-――- .., ._ミ _./ . _..-'´.,..-"
_,,.. -¬'、 ,':::::::::', `゛ ,,.. ;;ニ―'''"゛
_..-''"゛ _、ー''" ( ・−・ ) -=`-''″ _..-''"゛
_..‐" . / / ,i .⊃⊂ _,,.. -''". _,,.. -‐''
.../ ,,ヾ ! / :! .! ., -,¬¬―ー''''''゙゙´
/ / .゛ ! l .゙l、`''ー..,,..`''- ,,,
'" / ! ..! .ヽ、 . `'''ー ..,~''ー ..,,_
/ l .!、 `゙''ー、,_ ´゙'''ー ,,,、
/ ! .ヽ `'''ー ,,_ ⌒゙゙゙'''"
″ .′ " `"''ー ..,,,,''
.
-
ジュッ……!!
,,.;
≡≡≡≡≡/=/ ゚□’;,,,・
,,.
≡≡≡≡≡/=/ ゚’;,,,・
≡≡/=/ ゚,・
( ・−・)「縛久羅仙、久羅仙且主結願菩提羅且那」 ブツブツブツブツ……
⊃⊂
/=/;゚□゚ヽ「と、止まれぃ! あの光に近寄るなーーーーッ! 消え行くぞーーーーー!」
( ∴/=/;゚□゚ヽ
─=二 ∴/=/;゚'□゚ヽ,,’';・; ブシュッ
ドサッ……
/=/;゚□゚ヽ「ひぃ!!」
( ∵)「聖が光に浄化されるか、我が分身に首を掻き斬られるか……、選べぃ!!」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
シュタッ……!
────────=二;;;;;=;)
───────────────=二,;;;;Д゚彡
───────────=二 ^ω^)
───────────────────────=二;;;;;=;)
シュタッ……!
─=二,;;;;Д゚彡「……!」
──=二;;/;;;, @;/;;=;) バシュッ!!
ミ,;;;;Д゚彡「峰雷忠、儂の影に隠れィ!!」 ザッ…!
─=二 ^ω^二=─ シュビッ!
プンッ…!!
───======ニ二;;'一.--.....,,
`゙'''、 `゙゙'''ー 、
────────=二;;;;;;;;;゚彡っ_,, ‐゛ _, )
_,,,.. -‐''"゛ _,,,,.. -‐'''"゛
__,---‐'''',゙_,,.. -―'''''^゙´
─────====ニニニ―ー¬'''゙゙゙゙´;; 、,
.
-
ミ,;;;;Д゚彡っ┼────「……やはり、糸か」
│││
│││
│││ シュタ…!
(´-_ゝ,,;;;;)
ピンッ
.ヽ / ヽ _,,,,二=│二´
ヽ / .__,,,.. -ー''''("゙´ ! `゙''''ー- ..,,_
ヽ . __,,.... -ッ冖'''"゙´ ヽ, .| ゛
_,,,.. -ーーギ´ / ヽ !
ヽ ./ ヽ |
ヽ ./ ヽ !
'"゙´ ヽ/ ヽ. !
ノヽ ヽ .! ._/
/ ヽ ヽ. l . /
ピンッ / ヽ ヽ.| . /
\, / .ヽ ゙l /
\ / (´・_ゝ,,;;;;)∩ クイッ… ,/.!ヽ,
\ ./ ヽ / ! ヽ
''ー- ..,,_\. / ヽ / .| ヽ.
`゙゙'''''ヘ、..,,./ ヽ / .l ヽ.
" 人, `゙''''ー- ..,,_ ヽ . / ! .ヽ.
/ .\. ..`゙''''ー- ..,,_ .ヽ / ! .ヽ.
/ \ `゙''''‐ y∠″ l ヽ
./ .\ ,/ヽ `゙''''ー- ..,,_ !
/゛ \ . / ヽ . ´゙'''ー ..,_. │
ミ,;;;;Д゚彡っ┼────「丹生が忍の四天王、椿髪の盛岡ッ! その魔性の糸は黒鉄をも両断せりッ! 噂に違いなし、畏怖そのものよッ!」
-
∵∴;;;,, ブゥゥゥン……
;;;,,,,;A゚;∵∵∴;;;,,
∴∵∵∴∵ 「相手にとって不足なし……ッ!」
∴∵∴∵
;;;,, ,,,..∵∵∴∵
∴∵∴;;;,,
∵∴∵ ∵∴∵
∴∵∴;;;,,∵∴∵
∴∵∴∵∴;;;,, ∵∴
ミ;;;;;;Д゚,,彡∵∴∵∵∴∵
;; ;;,, ,,,...
(´・_ゝ,,;;;;)「蠅の王か……ッ」
∴∵∵
∴∵∵ ;;;;,, ∴∵∴∵∴;;;,,
;;;;,, ∵∵∴∵
─────────=二 ;;A゚;∵∴ ブゥゥゥゥン……
∵∴∵∵∵∴∵∵∵∴∵∵;;;;,, ,,,...
───────=二ξ;;;;⊿゚)∵∴∵∵∴∵
∵;;;;,, ∴∵∵
∩( ´・_ゝ・)”「……天衣無縫なるこの椿糸、見切れまいッ!」 グイ…!
⊂
-
..l │ ヽ .l /
l .| .ヽ l /
l. │ ヽ ! /
ヽ / .ヽ | /
ヽ │ l │ ./
ヽ ,! ..ll゙ . !
゙|、 |.l i′ ヒュッ……!!
! ヽ ! l /
! .ヽ ! l !
/ ヽ l ! .!
| ヽ ! .! .!
! .ヽ ! l .l
! l│ l ,!
l ! ヽ ! .|
| / .ヽ ! │
| ! .ヽ .! .!
! l .ヽ .| .l
l !∩( ´・_ゝ・) .! .l
⊂
;;A゚;∵∴「殲滅蟲の毒にこのような戯れ、効かぬ……!!」
( ´・_ゝ・)「密として切り込めば容易しッ!」
`≧=- ¬r-
乂、`'ミ'-、 ≧二'ー 、 、 ,,、 ド
---z___ッ---ー''″ `゙¨'¨゙ `'-、、 )_\ )ヽ、 )_\ ワ
 ̄ ̄¨¨¨¨¨'''''''¬―--- ......,,__, ` ̄"¨¨~''ーイ `''-、、 >≧、 ォ
 ゙゙゙̄"''''―-- ....,,_, `''¬-、、` |\
`゙゙''''ー- ,,,_ .`'''¬r-゙>、、 .ト, .i、 ) !
`'''ー 、、 .\,!.ヽ, lヽ ̄` l、 ’;;,,
`゙''ー 、、 `'-.l,\ ゙'ゝ ,,;;,
`''ー 、, ヘ .i; 、’,・;;,
`'-、 .`'ー'".{ .rリA゚;∵∴
∩( ´・_ゝ;;;;)” \ ´./
⊂ ) /
,./ _、 /
_,,, ‐'´ ./. ゞ /て
___ッ--ー''''''"´ , / 〃 .,ア
¬――---z_ッ--------z___ッ--------―'''''''^゙゙゙゙ ̄´゛ _z‐=レr=‐ / /
仁¨¨゛ ._;;彡'"゛
仁二__ '"
て ̄ ̄¨¨¨¬―二ニニ==‐-
____ <ニ'''¬――--z_ `''-、, _r--‐==ニニ二二ニニ==‐-
¨¨¨ ̄  ̄ ̄'''ーz_ッ-‐'''''¨ ̄ ̄ ` ̄ ̄ ̄ ̄‐=≦―――''''" ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
━━━━
━━
-
(;’e’)「ええい、丹生の忍共を援護しろッ! 散れぃ、散れぃ! 散って射抜けぃ!」
/=/;゚'□゚ヽiヾ、 「ハッ……!」
っ l i}
!/'
(;’e’)「クソ忌々しい美符の奴らめ、ようも本丸に入ってくれたわ!!」
⊂(;’e’)「早く散れぃ! 手立て通りにやれば、この程度の奴ら赤子の如きじゃ!」
/=/;゚'□゚ヽ「ヒッ……!」
⊂(;’e’)「何じゃッ!」
/=/;゚'□゚ヽ「空から! 空から来るぞ!!」
(;’e’)「えっ……!」
\\\
\\\
\\\ バッ……!
\\\
(//‰ '゚)
.
-
(;’e’)「う、うわああああ!!」
(//‰ '゚)「そうさせぬがああああああああああああーーーーーーーーー!!」
(;’e’)「真上ぞ! 射ねッ! 射ねッ!」
バッ!!
ミ
ミ (//‰ '゚) 彡 「────光顔巍々として、威神極まりなしッ! かくのごときの焔明、ともに等しきものなしッ!」
彡 バッ!!
バッ!!
釤; ボウ……
ノ(__ ,.:
'てノ⌒
(//‰ '゚)m「……!」
β〉
──────────────────────── 人魂……? 否……ッ!
.
-
r‐ァ
_ノ (_
⌒)イ⌒) _, _)、
'ー 、 ⌒)ノ ⌒ヽ;;ノ
)_\ )ヽ、 (
'ーイ `''-、 ・' / ( ボォゥ……!!
──────┼⊂ノハ;;;;;;;;゚),r┴'' ̄
'''¬r-゙ッ--ー''''''"´
──────────────────────── 御敵……ッ!!
(//‰ '゚)m「術式、布剛梁、団パク蘢錬練し巻かれたりッ!」
β〉
,/゛ |
, ,/゛ |
’,・;;, ,/゛ |
,..-、 / |
/ ! _/ |
,/ .! / ! l|
,/ .| . / l |
. / l ./ / i|
./ .,..-'"゙l ! ,/ _,l゙ l| ピシュルルルルルルル!!
,/ . / l .! ._./ ,..-'" / │
/ ./゛ / .,レ'´ ,..‐″ / !
../ ,/ l゙ / ,,r'" l l
・;;’ " ./ l゙ ,/ ,! ,!
(//‰ '゚)m/ ´,,;;, / / ! !
β〉 ! _/ l l
i′ .,r'" ! !
/ / iト l
! / ll′ | .|
l ./ ll ! | l .i l
l / l"i ,, l .! | l゙│/
.l ./ ,! ! l .、 / ,i│ .| ! .! .l
│ ./ ! ! l ,!│/ l | !│.|
.! / l l゙ ! l .l゙│l゙ ! .| .|
`¨´,,;;, ! | .l゙ !│/ | l ! |!
・;;’ ! l .! .l .l .!.! |!
・ ! ! l !│ ,!.!
! .l゙ ! .l .l゙ l
.
-
ノハ;;;;;;;;'゚) ギンッ!
ノハ;;;;;;;;'゚)m「炎龍にて、その死相滅す……ッ!」
β〉
゛l゙ ,r, / : ly'゙. ./ .;;゙.l;::., / /
ll゙ .゙エ ,〃、;;.../ ....../.シ'゛ l
、.i'、 : l、 .,i>'''゙!゙゙l _.../
゙!.l| \ /.,,ノ-イ″ iシ'″゙リ'v
`ヽ `''―-|〃 ._i′ ., " ;:;レ′
,. ,, . _ `';;ii / ...l|l!;; ./ l;; \ .'、 . 、
..‐'←'゙´フ!” ., ''/゛ ,, ''|ミ.;;/;;;./ ,- .;;i!、 `''\ `''x、.
,i'゛ ./ ./ ./゛ /'゙l=┘ / ;;;l/'~''-、 l .!`i
│.,,-''''''゛ / / .ltl|'ト . / ...,,l;;ゝ l ! /./
`'k ! 、 .l .,i.ll″,./ / lx〃 |゙ ,r" 〃
! ゙'゙"'=..,,_ ii《..ノ゛ / ;.l / へ′ ;;,
`'' ..,_ ., rリ;; / . _,,;]r!ク_..‐ ,.・’
、 `''-..,_乂,, -ー ̄ ̄´ .;;l; '㍉,,_(;;;;;;;;;//)
l゙ゝ、 ,/"./ ___..--'''゙゙゙}.._. `゙''-, ,・;;
`''-,.| ,/ └┘_,, i、/゛ _. ...,iイ . `';; / ’ i、
ll゛ ,./ ,,.;;''亡〃゛ ,/゛ .;,l,゙|″ .,..!" / /│
i″ .,/ ‘゛ l`/; / ., -./ ,,‐'" ,/゛ ., ャ" .,/
_,,xiliッ' .l / ' lゞ./ / .;;i゙'i: / / ´ . / ..,.. '"
._,,,,.. -‐''" ._/ `'.l、 ;:; !;; ,./ .,.;;;|'"〃゛ .,/-''''″
‐´ ,.. -ー'''" ,ノ . ...'l゙,゙「―'/ / ;:;;l...:ヽ、 .i、 ゛
. _/´ ._,, ‐7 ,il!,, -'''"´ , / / .,.;ト、 .`'-、.lヽ
" ,i!''゙_..-'" : ,l〃.,..-'".! Z丶./ . / .;.l广'''''''―-..,゙-、 ti、
: テ'" ., ! ..y;;二'";;;゙レク ;;|;;..'゛ ,/ / .l.,. .、 `''.二- .'タ' 、
.、 .,,/ .!、.lィ'" ;;;`-`-ーへ ./ ./ ;ヽ.;.. ,|,! `- \ ;:..l'‐
(,,xコリ i-./ ;;゙''''-..;,゙ih、 、 ri,,,|、
;;;l゛ .ィ'l,゙〃 ノハ;;;;;;;;'゚)m ゝ ミ|ィ二)- ..,,二.
.;;|iil! .,l!'" ,i-、 _, β〉 、 .,,、
.,r‐'" ..l,゙..-〜'゙゙‐' `゙ ̄ !ー -ー!へr'‐'^'''゙.l'".!へr'ー‘'ー -ー'- /ー―-〜'゙゙‐' -ー''゙ '-
-
各幹部タイマンか
アツイぜ
-
,.・’
(;;;;;;;;;//) ボロ……
;;.’
(;’e’)「お、おお……!! 布が炎に巻かれおるわ……ッ!」
────┼⊂ノハ;;;;;;;;゚) ス…
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_ ゴオッ……!
;:;`''";;; :;;;`' ;;
───────┼⊂ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
 ̄ ̄ ̄ ̄ ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
ズ……!
;;;.・ !、 、 ;,,.@’: ;;;;//) _,、
-_’ ../;`'"ヽ_ / (
;:;`''";;; :;;;`' ;;-' !-ー'゙~''''''^゙゙゙゙゛ ,r┴''
────=二ノハ;;;;;;;;゚)っ┼────
--ー''''''"´
(;;;
.
-
’: ;;;;//) ボト……
(;;;
│││
│││
│││
シュタッ…
ノハ;;;;;;;;゚)
ノハ;;;;;;;;゚)「……!」
シュタタタタタタタタタタ……!
.: ::゛;.
(∴ 二=──── .: ::゛;.
(∴ 二=─────
(∴ 二=──── `:: ∵:゛ (∴ 二=─────
(∴ 二=────
(∴ 二=───── (∴ 二=──── .: ::゛;.
.: ::゛;.
`:: ∵:゛
.
-
ノハ;;;;;;;;゚)「任せる」
バッ!!
───────=二;;;;:鬥;;)
`:: ∵:゛ ─────=二;;;;:鬥;;) .: ::゛;
───=二;;;;:鬥;;)
ノハ;;;;;;;;゚) .: :
──────=二;;;;:鬥;;)
─────=二;;;;:鬥;;)
──=二;;;;:鬥;;).: ::゛;.
─────=二;;;;:鬥;;)
.: ::゛;
(∵ 二=─ 「ほう。来るか、黒死の」
ノハ;;;;;;;;;;゚)「うぬは少々厄介だ。死を賭して死合仕る」
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_ バッ……!!
;:;`''";;; :;;;`' ;;
──────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
.
-
(∵ 二=─ 「意気は良し。ならば見切られよ、虚無ゆえの彦十が分身術を」
’;'' ブゥン……!!
`::
(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二(∵ 二=─(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二=─────
’;、
∵:゛
プンッ!
プンッ! ─= ∴二=────
─= ∴二=────
’;'' ─= ∴二=──── プンッ!
`::
(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二(∵ 二=─(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二=─────
’;、 ─= ∴二=────
∵:゛ ─= ∴二=────
─= ∴二=────
─= ∴二=────
プンッ!
プンッ!
─= ∴二=──── プンッ!
─= ∴二=──── (∴二=────
(∴二二=──── ─= ∴二=──── ─= ∴二=────
’;'' ─= ∴二=──(∴二二=──── ─= ∴二=────
`:: ─= ∴二=────
(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二(∵ 二=─(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴(∴二=───── ─= ∴二=────
’;、 プンッ! (∴二=────
∵:゛ (∴二=──── ─= ∴二=────
─= ∴二=──(∴二二=──── プンッ!
(∴二二=──── ─= ∴二=──── ─= ∴二=────
─= ∴二=──── ─= ∴二=──── プンッ!
プンッ!
プンッ!
.
-
────=二ノハ;;;;;;;;-)「無限導師の如くか……、この黒死の緋糸、恐怖に手が震えよるわ……」
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;-) ;;} キンッ
⊂” ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
;;;.・ !、 、
-_’ ../;`'"ヽ_
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;'゚) ;;} 「いざ……ッ!!」
⊂” ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
(∴二=──── ;;;.・ !、 、 (∴二=───────
-_’ ../;`'"ヽ_
;:;`''";;; :;;;`' ;; (∴二=───────
───────────────=二ノハ;;;;;;;;'゚) ;;} (∴二=───────
(∴二=─────── ⊂ ゝ (∴二=───────
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
(∴二=─────── (∴二=───────
(∴二=───────
.
-
’;;,
─────=二ノハ;;;;;;;;'゚),・ ブシュウ……!!
’;、 ・ ⊂
──────────────────────── 違う。どれも残像なり。命を持った残像なり。
’;;,
’;; ’;;,
─────=二ノハ;;;;;;;;'゚),・
’;、 ・ ⊂
’ ・
・
──────────────────────── 何処だ、何処にいる。もう体が保たぬ。痛覚に意識が遠のくぞ。
(∴二=──── (∴二=────
(∴二=──── (∵ 二=────
(∴二=──── (∴二=──── (∴二=────
(∴二=──── (∴二=────
(∴二=────
──────────────────────── 見切ったり。
.
-
’;; ’;;,
─────=二ノハ;;;;;;;;'゚),・
’;、 ・ ⊂
キンッ
(∵ 二=─「……!」
っ”
ズン……!
;;;.・ !、 、 ;,,.@’: ;;;;二=─ _,、
-_’ ../;`'"ヽ_ / (
;:;`''";;; :;;;`' ;;-' !-ー'゙~''''''^゙゙゙゙゛ ,r┴''
────=二ノハ;;;;;;;;'゚)っ┼────
--ー''''''"´
───┼⊂(∵@’: ;;;
ベシャ……
;;:: ;:::;;:::;)))
───┼⊂(∵@’: ;;; ___,,,;;;:;;;))
ズサァァ……
(((; ;;:: ;:::;;:::;
((;;;:;;;:,,,.".___ ノハ;;;;;;;;゚)っ┼────
ノハ;;;;;;;;-) キン…ッ
⊂”
.
-
ノハ;;;;;;;;-),;;,'’ ブシュウ……
⊂
ノハ;;;;;;;;-)「あと一寸深かったら死んでたな」
│││
│││
│││
シュタ……!
(;;;;;:鬥;;)
(;;;;;:鬥;;)「緋糸……!」
ノハ;;;⊿゚)「大事無い。天守へ向かうぞ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━
━━━━
━━
-
,・;;,
A゚;∵∴ ボロ……
( ´・_ゝ;;;;)っ「……!」
───────=二ξ;;゚'⊿;;;)ξ「……ああああああああああああッ!!」
( ´・_ゝ;;;;)「……虫めは囮かッ!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
: 丿 \ \.
,_ ゛''=;- .,_\ \\
---__=___゛‐ニ‐- ゛`゛'-' \゙i
, ,r'`w-''´゙i O /`゛√, ,r'`w-''´゙i /`゛√, ,r'`w-''´゙i _-__-____ J゙i:
 ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ッ  ̄ ̄○ ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ̄ ッo ̄ ̄ ̄ ゙̄i ̄0 ̄ ̄: ′゙i,.
...........。... 〈................................〉..0.............................. 〈..............................〉.......o...........○__ ; ″:::i ;
.........\......................./................................\............................./.........──────────=二ξ;;゚'⊿;;;)ξ :^::!.
0 `゙i, 、i'´゙ O o `゙i, 、i'´゙ ○ ゚ O`゙i, _ _ ⊃≡ :^::!.
, _ ッ ゙i○ _ ッ ゙i O , _ ッ o __-_ : :: ::i
 ̄ '' ッ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄i,r'´ ̄ ̄ ゚ ̄'' ッ  ̄ ゙̄i_ッ ̄ ̄\,_、,r'´ ̄ ̄ ̄__三 ッ ,r'
!、 ̄/ /-;-.,_ ゛''=;- .,/ ://ッ
,.' .・ '′ソ_/______ッ_- ゛`゛'-''i| :: /| / .
;"・.。′°+゜ ; フニ二ブi ̄ ̄  ̄ ̄フメへッ─゛''=;- ., :: , ' ─ )
( ´・_ゝ;;;;)「だが、工夫なし……ッ!」
─=二 ´・_ゝ;;;;二=─ フッ…
ズサァ……!
(((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ξ;;゚'⊿;;;)ξ
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「消えた……!」
-
ピシュルル……!
’,,・ξ;;゚'⊿;;;)ξ,,’';・; ブシュウ!!
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「……体に絡みつけたか」
─=二 ´・_ゝ;;;;二=─ フッ…!
( ´・_ゝ;;;;)「こうなってはまともに動けまい。敗れたり……ッ」
・
,,;;,’ バッ!
────=二 ≡⊂ξ゚'⊿ )ξ
≡⊂
ブシュウウ……!!
(; ´・_ゝ;;;;)「何……? 糸を絡めたまま来るか……! 痛覚を忘れたが如しッ」
(; ´・_ゝ;;;;)
│││
バッ!
│││
│││
.
-
バッ!!
ミ
ミ ( ´-_ゝ;;;;) 彡 「ならば、丹生が忍法、盲斬魄、輪……」
彡 バッ!!
バッ!!
∵∴;;;,, ブゥゥゥン……
∵∴∵∵∴∵ ∵∵∴;;;,,
∴∵∵∴∵
∴∵∴∵ ブワァァァァ……
;;;,, ,,,..∵∵∴∵
∴∵∴;;;,,∵∴∵∵∴∵∵∴∵
∵∴∵ ∵∴∵
∴∵∴;;;,,∵∴∵∴∵ ∵∴ ∴∵ ∵∴
∴∵∴∵∴;;;,, ;;;,,,,;A゚;
( ´・_ゝ;;;;) !?∵∴∵∵∴∵
∴∵∴;;;,, ∴∵∴;;;,, ;; ;;,, ,,,...
∴∵ ∵∴ ∴∵ ∵∴∴∵ ∵∴
,,,,;A゚;∵「蟲霧は風に消えず……ッ!!」
(; ´・_ゝ;;;;二=───「チッ……、二人相手は荷が重いッ!」
─=二 ゚∋゚二=─ フッ……
(; ´・_ゝ;;;;)「ッ!」
.
-
’,,;
,. .-'彡__て
'ー 、 -'" !-ー'゙~''゙ _,、
)_\ )ヽ、 ''’
'ーイ `''-、 ・' / ( ブワァァァアアア!!!
∩(;;;;;;;∋-)つ ,r┴'' ̄
'''¬r-゙ッ--ー''''''"´
─────=二; ´・_ゝ;;;;)「仁王の久々僂かッ……!」 シパッ!
/ / l
,./ / l,
、 / _..-‐''.'".`゙゙´^"'''ー ..,,/ !
.l / ,/゛ / `゙'ー..、 !
..!, / / / `'-、 |
| / / / `'-、 ! ヒュパッ!!
〉 / / / \ l
l ./ / ,/ \ |
l ./ l゙ / .\ │
l ./ l′ . / \ !
.X | ./ \/
/ l ′ .l゙ .,/ /'、
./ .l :! . / ───=二;;;;;<_・` ) / .ヽ
/ ..l . |./ ⊂” / ヽ
../ ..l. ./| ., / .ヽ
/ .l, . / .l / .ヽ
. l. ,/゛ ! / l,
` '
、 ノヾ、ノヽ '
)ヽ/ ヽ、ノ|ノ´ ビシャッ!!
`r r','’
) (;;;;;;;∋-)∩;,’;;,・「……ッ!」
-
(((;;;:;;;:,,,.;:;;;:, ズサァ……!
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ───=二 ´・_ゝ;;;;)
( ´-_ゝ;;;;)∩” クン……ッ
(;;;;;;;∋'゚),,’';・; ブシュウ!!
@⊃
グンッ!!
──────────=二;;;;;;;∋'゚)
,’
・;
( ´・_ゝ;;;;)「何……?」
バッ……!
──────=二;;;;;;;∋'゚) ──=二;;;;;<_・` )∩ スッ…
─=二;;;;;;∋'゚二=─ フッ…… ──────=二;;;;;<_・` )∩
.
-
. i! ,'
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. |;! / _,, ャ彡 ´
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.! : ,i{ l } .,i{:} ,i} ,/} / , ャ≦>''"´
!| : : i{ }! . ,i| l ,i} ,//! .,',' / ャヤ戊"´
|.li : .! i{ }l .,il' .} ,','.,!//,' //. ィ/,.イ彡''"/
| li; l .l l{ .}|,il ;} !}///,',ィ'i/'イ ,ィ彡" ´/
';l : ;{ ;lil' },.'.〃 '/〃/イ彡" ´ _,, -=ニ二三三三
; / , ィ;彡" ´ . ´ _,, -‐≠三三二ニ= ''' ̄
.' / .; ,.彳彡" . ´ _,, -≠三ニ= '' ̄
{!' ,i ,ィ彡" . ´ _,, ャ≦彡'''" ̄
i , ・; ’イ'" . ´ _ ャ≦彡 ''"´
. } ,' , ´ , ィ彡 ''"´
} .,' , ' , イ≦=-‐ '' ドゴオオ!!
、;//’, / _∠三三二ニ=ェェェェ=
’ ” ≦=‐ _,, -‐≠''  ̄
( ´゚_ゝ;;,’ ≧ _,,.. -‐ ‐=ニ三......,,,,,,,,,,,,__
’ ・  ̄ ‐- = ニ ニ 二二三三=  ̄ ̄
( ノ
) 、 )ヽ
( 人 )ノ シュゥゥ……
)ヽ( ( :(;;;;;;;∋-)
つ
( ´゚_ゝ;;'’,・;, ボロ……
.
-
∵∴;;;,, ブゥゥゥン……
∵∴∵∵∴∵ ∵∵∴;;;,,
∴∵∵∴∵
∴∵∴∵ ブワァァァァ……
;;;,, ,,,..∵∵∴∵
∴∵∴;;;,,∵∴∵∵∴∵∵∴∵
∵∴∵ ∵∴∵
∴∵∴;;;,,∵∴∵∴∵ ∵∴ ∴∵ ∵∴
∴∵∴∵∴;;;,, ;;;,,,,;A゚;
( ´゚_ゝ;;'’,・; ∵∴∵∵∴∵
∴∵∴;;;,, ∴∵∴;;;,, ;; ;;,, ,,,...
∴∵ ∵∴ ∴∵ ∵∴∴∵ ∵∴
'’;;,・( ´゚_ゝ;;'’,・; ブシュウ!! ブシュッ!!
ξ;;゚'⊿;;;)ξ⊃≡ ス……
’;;
,;:''"゙゙''::.,’,・
ξ;;゚'⊿;;;)ξ⊃≡ ::; ブゥン……
:、,. ..,:,::'、
・
'’;;,・( ´゚_ゝ;;'’,・; クイ……!
っ”
’,,・ξ;;゚'⊿;;;)ξ,,’';・; ブシュウウウウウウウウウウ!!
ξ;;゚'⊿;;;)ξ
ξ;;゚'⊿;;;)ξ)) フラ……ッ
バタッ……
.
-
'’;;,・( ´゚_ゝ;;'@’,・; ドロ……
っ
('A;,,∵「……おつん」
:ξ;;゚'⊿;;;)ξ: ヨロ…
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「大丈夫、少し力が抜けただけだから。それより、久々僂の腕を止血しないと……」
('A`)「……ああ」
( 'A`)「突くぞ」
っ-
(;;;;;;;∋-)” ブス……
ξ;;゚'⊿;;;)ξ” フラ……
( 'A`)「……どこへいく、おつん」
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「え?」
::ξ;;゚'⊿;;;)ξ:: ガクガク
( 'A`)「おい、おつん……。お前、毒がまだ……」
-
(;;;;;;;∋゚)
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「え……?」
──────────────────── 瞳 ちから あたえしとも 人という 器は
ξ;;゚'⊿;;;)ξ「大丈夫。痛くないから……」
( 'A`)「どこを見て話してる」
ξ;;゚'⊿;;;)ξ
──────────────────── ひとたび
ξ;;う⊿;;;)ξ ゴシゴシ
( 'A`)
ξ;;゚'⊿;;;)ξ
──────────────────── ひとたび ひびが入れば 二度とは
( 'A`)「おつん」
──────────────────── 二度とは
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 三重四階】
_
─=二 ゚∀ 二=─ フッ
_
( -∀-) スタ……
_
( ゚∀゚)
シュタタタタタ……
_
─── ───── ──────=二 ゚∀゚)
_
( ゚∀゚) ピタ……
_
(゚∀゚ )
_
( ゚∀゚)(……なんとか入ったは良いが。……この感じ)
/=/ ゚□゚ヽ フラ……
_ ヒュッ
( ゚∀゚) ≡≡≡≡≡―
⊂彡
.
-
/=/ ゚□゚ヽ,,’'; ドス……!
/=/ ゚;;;;..... フ…
_
( ゚∀゚)「消えた……?」
/=/ ゚□゚ヽ フ……
フ…… /=/ ゚□゚ヽ
/=/ ゚□゚ヽ
/=/ ゚□゚ヽ
/=/ ゚□゚ヽ
_
( ゚∀゚)) ジリ…
_ ミ
ミ ( ゚∀゚) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
_
( ゚∀゚)m ス……
β〉
-
シュウウウウウウウウウウウウウウ……
''''' '''';;;;;;;,,,;;;;;;'''''';;;;,,,, ''';;;;,,, ''';;;,,, ,,,,,;;;;;;'''''';;;;;,,,,,,,,, ,,,,,,;;;;;;;''''''
,,,;;;'''''' '''';;;;;;,,,, '''';;;;,,,, ''';;;, ,,,,;;;;'''' ''';;;;,, '''''';;;;;;,,,,,;;;;;;;;''''''
''''''''' ''''''';;;;;;,,,, ''';;;; ;;'' ,,,;;;;;''''' '''';;;;,,, '''';;; ''''';;;;;;;,,,,,,
''''''''';;;;;;;;,,,, ; ;' ,,,,,,,,,,;;;;;'''' '; ''''';;;;;,,,
''''';;;;;;;,,,,,,, ''';;, ''' ' ''';
'''''''''''';;;;;;;,,,,,,, ,,,;;;,,, _ ,,,
,,,,,,;;;;;;;;;''''';;;;;;;;,,,,,,;;;''''' ''''';;;;;;;,,,,, ( ゚∀゚)m ,,,;;'''''';;;,,, ,,,,,;;;;''''''
,,,;;;;''' ''';;;'' ,, β〉 ' '''''';;;;;,,,,;;;;''''''';;,, ,,,;;''
,,,,;;;;;;''''''' ;' ,,,,;;;,;''' ,,,,;;;'''' '';;,, ''';;;;;;;,,,,,,,;;;'''''
' ,,,;;;'''''' '';;' ';, '''';;;;;''
''';;;,,,,, ,,;;;;''' ;, '';,,,;';,,;''
''';;, ,,,,,,,,,,;;;;;;;''''''''
'';;;;;;;'''';;;;;,,,,,,,,;;;;;;'''''''''''' ';, ,;
/=/ ゚□゚ヽ「……!」
/=/ ゚;;;;.,... フ…
「ガフッ……!」
│││
ドサ……
│││
│││
爪;゚'ー`)y‐
-
_
( ゚∀゚)「その葉煙か、幻影の正体は」
爪;゚'ー`)y‐~~「貴様……毒霧を……」
爪;゚'ー`),,’';・; ガフ……
バタ……
_
( ゚∀゚)
_
(゚∀゚ )
_
─=二 ゚∀ 二=─ フッ
.
-
・
_\、ノし ,,;’ ザシュ……!
 ̄ヽ(⌒
ザアアアアア……
(((;;;:;;;:,,,.;:;;;:, _
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ─=二゚∀゚; )
_
(; ゚∀゚)∩,;;・’ プシッ……
_
(; ゚∀゚)∩「出てこいよ」
-
─=二;;;;;;;;;;;Ф二=─ フッ……
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф) スタ……
_
( ゚∀゚)∩
_
( ゚∀゚)∩ ス……
≡======G─===,
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф)「来い、美符が十忍、屍の叙龍」
_
( ゚∀゚)∩
≡======G─===,
心 ∴;.゛;.:
㍉( 炸 /k 仏
㍉ マム,イ7 リ 紗′
∴ミ )圭抄 〃 /′ ボオオ……
寸圭|{:゛∴;.: 〃
以{ マ( ゚∀、∴ハ/淤{ 「良いだろう。屍の叙龍、参る……ッ!」
㍉======G才´)圭ア===
Ⅵ Ⅵ圭リ´ }ソ
リ :以Ⅳ:゛;.゛;
Ⅵ7
〃
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 二重三階】
│││
│││ │││
スタ……!
│││ │││
ミ,;;;;Д゚彡 │││
( ^ω^)
( ^ω^) ハァ……ハァ……
ミ,;;;;Д゚彡「峰雷忠。良くぞここ迄。お前の姿に美符の忍が指南、赤夜の魏幸の教えを見た」
( ^ω^)「……必死ですお」
ミ,;;;;Д゚彡「生きるは必死なり」
/=/;゚□゚ヽ「……! な、何奴!」
ミ,;;;;Д゚彡「見てわからぬか、莫迦」
( ^ω^) ピンッ…
っ―
-
ヒュッ
( ^ω^) ≡≡≡≡≡―
⊂彡
/=/;゚'□゚ヽ,,’'; ドスッ!
シュタタタタタタタ……!
─── ───── ──────=二,;;;;Д゚彡
─ ──────=二 ^ω^)
/=/;゚□゚ヽ「で、出合え、出合えーーーーーーーーーーー!!」
ダッダッダッダッダ!!
≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
≡≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ
≡≡/=/;゚□゚ヽ
──────=二,;;;;Д゚彡 「貴様らの首で佐藤伊葉まで跳ばんッ!」キンッ
⊂”
.
-
,、_., ;i
` .※;:|
ビシャッ! ’;・ ,!l “ ’
丶 ;.:.: ;|'|
\ ;;・.:.:.::ノ |:.; ¨
_ _ )\ _人_c、;;,/ | ゙ ; ; , :
)-‐==ニニ二  ̄ | 、 .・
/ ´  ̄  ̄ ̄─==-、ヽ ;|;,ヽ;=ヽ’ ‘,
// ! ・. ; "@っ
〃 ────┼⊂ミ;;;;;Д゚彡ヽ ,|;;;..:: ;;. ・
/ } i;;※;@ ;*
l |;'゙" `J;・ ;.、
! ,/
} 〃 ; . , ・
/=/;゚'□゚ヽ「……!?」
────┼⊂ミ;;;;;Д゚彡「心して掛かれぃ……!! 我が刃は鬼子を両断するものなり! 臓物を聖として散らすものなり……!」
/=/;゚'□゚ヽ「ひ、ひい……!!」
バッ……!
────────────=二,;;;;Д゚彡
───┼⊂
/=/;゚'□゚ヽ「忍ぞ! 忍を呼べーーーーーーーぃ!」
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 三重四階】
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф)「鎌鼬……ッ!」
,、-,、
´,,r'´,,、'⌒'ヽ,
〃/〃,r'⌒`ヾ
!il! i,l',l'i, ,'´",,
i l i!i /'⌒`' 、 ∵'`,
,i i i!i. ,l'〃,、-,、 ヽ,, ギュオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!!
, i i i! .,i! i'r'~`',ミ ヽ,
'i,i .'i, ,i〃´` 'i, ', , '_ :
':, 'i,' i,'i;;;;;;;;;Ф) 'i, ,'l), ;
'i, 'i、、 i ! il 'i,
:' , 'i、 、`ー''" i ,i 'i,i'! 'l,i
∵ ,' , .'h、 `-,、,,ノ ,i! ,li li i!|
:'', '. ・ .`-,、,,_,,,ノ ,l' l!i! ,l'i i!
〃ノノノ〃
`ヾミニ三彡'"彡"'
ヾー-_-三_'ノ'
_
寸㌢.゚'∀;;)::「ケッ……、またそれかよ。どうも相性よくねぇな」
アアア……
.: ::゛;.゛; r劣}
ュ升 r劣弋 _ ̄
´..;.∴;.`:'寸㌢.゚'∀;;)::゛;.゛;
,..xュュ圭ヽ:゛∴;.゛;.: ::゛;.f心
ィ升少⌒ ュ≡======G─===,
,..。x≦圭才″ ィ升圭(
㍉㌢ ∴ )少 ボロ……
ボト……
.
-
ゴオオオオオオオ……!!
────── ,、-,、
 ̄ ̄ ´,,r'´,,、'⌒'ヽ,
〃/〃,r'⌒`ヾ
_____!il! i,l',l'i, ,'´",,
 ̄ ̄ ̄ ̄ i l i!i /'⌒`' 、 ∵'`,
───── ,i i i!i. ,l'〃,、-,、 ヽ,,
, i i i! .,i! i'r'~`',ミ ヽ,
──────i .'i, ,i〃´` 'i, ', , '_ :
':, 'i,' i,'i;;;;;;;;;Ф) 'i, ,'l), ;
───────── 'i, 'i、、 i ! il 'i,
:' , 'i、 、`ー''" i ,i 'i,i'! 'l,i
∵ ,' , .'h、 `-,、,,ノ ,i! ,li li i!|
:'', '. ・ .`-,、,,_,,,ノ ,l' l!i! ,l'i i!
─────── _______〃ノノノ〃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヾミニ三彡'"彡"'
ヾー-_-三_'ノ'
_
寸㌢.゚'∀;;)::「今度は早めに蘇ってやるさ。それまでしょげるなよ、峰雷忠……」
__ 会ュ。. スッ……
`寸.゚'∀;;):∴;.゛;. 心っ
㍉ュ r劣}
∴;.゛)圭㍉  ̄ ::゛;.゛
心、 ⌒炸ム 守ト、
寸圭≧ュ≦圭圭掛, 弋代
⌒`寸圭才㍉⌒¨㍉ト、 ⌒㍉
 ̄⌒` ㍉、
.
-
圭圭7 ,佳圭圭圭圭圭> '" ,.。x≦圭圭圭圭>''"´ i
圭圭| 佳圭圭圭>''" ,.ィ升|圭|圭|>''"´ ,.。ュ:‐:‐:‐:ュ。.,_ |i
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圭㍉ 寸掛、 Ⅵll掛, .,佳圭圭圭圭リ Ⅷ抄" Ⅷト、 寸掛。 ,.佳紗゙,.イァ
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マムⅥ爪 `守ミ、 寸圭ムⅥ圭圭圭l圭l圭l≧x。、_,,,.ィ≦圭l圭抄 ,.イ圭圭圭|圭|心、. ,.ィ≦少寸紗"
寸Ⅶ代x. 寸ミ、 寸圭沁ゞ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭′ 〃圭l圭l圭圭圭圭紗升紗''",.ィ才
Ⅷ圭心、 寸x、 守圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭7 ,.佳圭圭圭圭圭圭圭圭圭紗´ ._,,.ィ"
:, 'i,' i,'i;;;;;;;;;Ф)「終わりなり、屍の叙龍……ッ!!」
寸.゚'∀;;):∴;.「─────────タダじゃ死なんぜ、旦那よ。最後っ屁はクセェぞ」
-
バオッ……!!
丶 } /:.∧ ∨:./
丶 ;;):∴; /:.∧ ∨
-‐=ニ二 ≧=‐- \ : /:.∧ 炸ム ゛; /:.∧
-=ニ ,.≧━─ ミメ、 ∨:./ ゛;. / :, }
-=ニ ァ _\ ∨ ::.| / φ ′ :}
=ニ '" / -─━=∴;.゛ }:.| ′ / / }
/ -─━=7'" / ¨ }:.| __ / ′ :}
/'" ‰ x< 7 ノ _ ) / /ノr< ___ / И
/ / / /^7 イ(;;;;;;;;;;;Ф;;)ノ ,ヘ辷.. / イ /
‰ .′ .′ / ノ ノ{__乂くゞ=彡ヘ ≧=- /
/ 8 , 爪( /クヘゞ=彡ヘ ≧=─ ‰ /
§ / | 〕{ И.′/^Y { \ / .′ /
:' ′ 〕{ 圭圭掛, 弋、丶 ≧=- -=≦ ‰
,.。x" ,:l紗' ゛;. 心 ゚' イll ∴;.゛) / / /
;;):∴; { 丶 、:..... ^\ .イll ∴;.寸L -‐ / / /
∧ ム \:......... 丶 ≧=Ⅷ抄" ____ /
/:.∧ :, `o。:......... ≧=- マ. ニ=- '"
/: ∧ ′ ≧=‐-:......... ____ ニ=- /
,.: ∧ 、 ¨⌒ ̄ / '"
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф)” シュタ……!
(.゚',..;@ ビチャ……
::゛;.∀;;)
ビチャ……
ビチャ
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф)
(;;;;;;;;;;;;;;;Ф),;*,,’ ガフッ……
(;;;;;;;;;ωФ)「……臓物を腐らせおったか」
-
(;;;;;;;;;ωФ)” ゾブッ……
(;;;;;;;;;ωФ) ずりゅりゅりゅりゅる
’,,,
;;,∽∞∞∽⊂
’;;,・
(;;;;;;;;;ωФ)「ならば斯様なもの要らぬ」
│
(;;;;;;;;;ωФ)∩ スッ……
(;;;;;;;;;ωФ) ヒュッ……
⊂彡
│││
ドサ……
│││
│││
(; ・−・),・;,;’ ガフッ……
(;;;;;;;;;ωФ)「喃、月光の真よ。気づかぬとでも思うたか」
-
(; ・−・)「……悪魔めッ」
(;;;;;;;;;ωФ)
(; ・−・)m「……閤皀山葛仙翁派靈寶玄壇ッ!」
β〉
(; ・−・) m ザシュッ……!
`@;;,’・ β〉
(;;;;;;;;;ωФ)っ┼─────
(; ・−・)「……無念ッ」
;,’・
(;;;;;・, ::゛;.
: ───ニ二;;'一.-'ー ...... ,,.@’:
(;;;;;;;;;ωФ)っ__, ‐'''',゙_,,.... -―'''''^゙ ´−・;;:;;)
─────====ニニニ―ー¬ ズ……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 一重二階】
∴∵∵
∴∵∵ ;;;;,, ∴∵∴∵∴;;;,,
;;;;,, ∵∵∴∵
─────────=二 ;;A゚;∵∴ ブゥゥゥゥン……
∵∴∵∵∵∴∵∵∵∴∵∵;;;;,, ,,,...
───────=二ξ;;;;⊿゚)∵∴∵∵∴∵
∵;;;;,, ∴∵∵
──────────=二;;;;;;;∋゚)
──=二 ;;A゚;「おつん」
─=二ξ;;;;⊿゚)
──=二 ;;A゚;「無理はするなよ」
─=二ξ;;;;⊿゚)「大事無い」
/=/;゚'□゚ヽ「く、来るぞーーーーーーー!!」
釤; ボウ……
ノ(__ ,.: 「退けい、宗咲の」
'てノ⌒
/=/;゚'□゚ヽ「!?」
-
r‐ァ
_ノ (_
⌒)イ⌒) _, _)、
'ー 、 ⌒)ノ ⌒ヽ;;ノ
)_\ )ヽ、 (
'ーイ `''-、 ・' / ( ボォゥ……!!
──────┼⊂ノハ;;;;;;;;゚),r┴'' ̄
'''¬r-゙ッ--ー''''''"´
──=二 ;;A゚;「出たか」
バッ!!
──=二;;;;:鬥;;)
`:: ∵:゛ ──=二;;;;:鬥;;) .: ::゛;
──=二;;;;:鬥;;)
ノハ;;;;;;;;゚) .: :
──=二;;;;:鬥;;)
──=二;;;;:鬥;;)
──=二;;;;:鬥;;).: ::゛;.
──=二;;;;:鬥;;)
.: ::゛;
─=二ξ;;;;⊿゚)「前から……、来る……?」
──=二 ;;A゚;「まだこれ程残しておるとは」
-
─────=二;;;;;;;∋゚)
─────=二;;;;;;;∋゚)” コクリ…
──=二 ;;A゚;「……!」
─────=二;;;;;;;∋゚)
ザァァァ……
(((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: (;;;;;;;∋゚)
──=二 ;;A゚;「すまない、任せた」
∴∵∵
∴∵∵ ;;;;,, ∴∵∴∵∴;;;,,
;;;;,, ∵∵∴∵
─────────=二 ;;A゚;∵∴ ブゥゥゥゥン……
∵∴∵∵∵∴∵∵∵∴∵∵;;;;,, ,,,...
───────=二ξ;;;;⊿゚)∵∴∵∵∴∵
∵;;;;,, ∴∵∵
(;;;;;:鬥;;)「……! 彼奴ら、飛び越えおったかッ!」
-
バオッ!!
≡≡≡二三;;;∋'゚)
(;;;;;:鬥;;)「……!!!」
i ’ ,
\、ノし'/;;. ・ ,
'⌒ヽて
\、_ノし ノし,,;.
`)(´ _)r'ζ鬥;;;;:;;)
//^´ ’;;・
i ’ , バキバキッ!!
ベキィッ! \、ノし'/;;. ・ ,
;;・ '⌒ヽて | \、_ノし//
\、_ノし(;;:鬥;て;;) _)r'⌒'
`)(´ Y^\ (((; ;;::ズサァァァァア…!
//^´ ;'' ・,. ((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ;;:∩(;;;;;;;∋'゚)
∩(;;;;;;;∋-)
∩(;;;;;;;∋'゚) カッ!
-
\ / |l i : :: : : :: : : : : : ::i l| i 、\ /
\ ( |l i: : : : : : : i l| ) \\ //
. / \ \! |l i : : : !: : : :.i l| / \ /
/ |∨l i: : : |: : i l| i )) /
(( |l i \ : : : :/i l| | / /
\ / |l i \ / :l∨!i /
. \ // |l i / i l| /
/ |l i i l| , ゴオオオオオオオオオオオ!!
(( |l i i i l|! , く>
, \ |l i i | /i l| /,
; .\ \ | i|l i | i l| / / / .
\ )\_ノヽ.人_从|l i i l|人ノヽ._从/( /
)\.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;从 l , (;;;;;;;∋'゚) 人.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;./( .
/)\.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽノ(_人人 从_)ヽ'_)\ノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/(\ :
)ヽ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;. ̄ ̄;:;:;:;:;: ̄ ̄:;:;:;:;:;:;: ̄.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/(
`)ヽノヽノヽノヽ/ヽノヽノヽ/ヽノヽ/ヽノヽノヽ/(
::(;;;;;:鬥;;)::「……ぬぅお!!」
キーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
::`: 'ミ
::`: 'ミ
...:::) ―― ..:::::゙ィ ..:::'' 'ミ
________ ,,,,,,,,,,,,:;:;:;::'''゛`゛'ミ
――― ―‐ ‐ 二三;;;∋'゚)
. ――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `゛'''::;;;;:'''ミ
:::) !、::..:::::゙ィ ..:::'' 'ミ
::) !、::..:::::゙ィ ..:::'' 'ミ.
ノハ;;;;;;;;゚)「真っ向勝負か、隻腕の。気が合うな。うぬとはまた別のところで出会いたかったぞ」
ノハ;;;;;;;;-)
-
ノハ;;;;;;;;-)「お願い神様、どうか勝たせて」 ボソ…
ノハ;;;;;;;;-)” スゥゥ……
ノハ;;;;;;;;-)
ノハ;;;;;;;;゚)「仁王の久々僂、敗れたり!」
;;;.・ !、 、 バオッ……!
-_’ ../;`'"ヽ_
;:;`''";;; :;;;`' ;;
────=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;} キンッ!
⊂” ゝ
-¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
;;;.・ !、 、
__ _ ( ̄ ̄心_ <二¨¨¨'―--z_ -_’ ../;`'"ヽ_
_z--,r' ゛¨´ て_z-r¬¨ ̄ _二≧ ヾ-r¬¨ ̄ ̄”'''‐ ;:;`''";;; :;;;`'
_ __ ¨'ー-z__二ニ戈 -=r__z───=二ノハ;;;;;;;;゚) ;;}
 ̄¨¨ ̄  ̄ ̄二ニ==‐- ,,_z-r¬ー--z_-‐=ニニ二__ _z--―'''''゛ ⊂ ゝ
__z‐――-―'゙´ ¨ ─-r¬¨ ̄ -¬y-'"゙゙l;;;..__..._;;‐"
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
【宗咲城 天守 三重四階】
│││
│││ .│││
スタ……!
│││ . │││
ミ,;;;;Д゚彡 .│││
( ^ω^)
,,.@’:−・;;:;;)
(.゚',..;@
::゛;.∀;;)
(; ^ω^)「……!」
ミ,;;;;Д゚彡
ダッダッダッダッダ……!
ダッダッダッダッダ……!
ザッ……
/=/ ゚□/=/ ゚□/=/ ゚□/=/ ゚□/=/ ゚□゚/=/ ゚□゚ヽ
-
ミ,;;;;Д゚彡「囲まれたか」
│
(; ^ω^)∩ ピン……!
ミ,;;;;Д゚彡「峰雷忠」
│
(; ^ω^)∩
ミ,;;;;Д゚彡「至難なり」
(; ^ω^)「で、でも……」
/=/ ゚□゚ヽ ジャキッ……
っ━━━∞∞∞⊂
/=/ ゚□゚ヽ ジャキッ……
っ━━━∞∞∞⊂
ミ,;;;;Д゚彡
ザッ……
( ‘_L’)「ここ迄だ、美符の忍よ」
-
ミ,;;;;Д゚彡「飛簾 九藤。流れを操ってここに降りるよう仕向けたか。見事な兵法なり」
( ‘_L’)「敵を褒めるとは、大した余裕だ」
( ‘_L’)” キンッ
⊂
( ‘_L’)「どういう状況に陥っているのか分からぬ訳ではあるまい」
⊂
(; ^ω^)
ミ,;;;;Д゚彡「峰雷忠。後ろに」
(; ^ω^))) ス……
ミ,;;;;Д゚彡「飛簾 九藤。今更理由は聞くまい」
( ‘_L’)
⊂
ミ,;;;;Д゚彡「我ら美符を敵に回した覚悟、畏れ敬うものなり。それに尽きよる」
ミ,;;;;Д゚彡っ ス……
-
( ‘_L’)「……余計な動きはしないでもらおう」
⊂
ミ,;;;;Д゚彡っ” ザ……ッ
( ‘_L’)「近寄るか……ッ」
⊂
ミ,;;;;Д゚彡っ「悪鬼渦巻くこの時代、時に置かれ翻弄されるは常のこと」
ザッ……
( ‘_L’)「分かっておるなら切り捨てられい……!」
⊂
ミ,;;;;Д゚彡っ「だが、その影たる処に置かるるは美符に非ず。また、仇士となった我ら収めるは、生きゆく事に非ず、時に置かれる事非ず」
ザッ……
.
-
( ‘_L’)「この東の飛簾 九藤、貴様如き訳ないわッ……!」
⊂
──────────────────────── 美符の忍に 悍ましき ひとみ もつもの あり
ミ,;;;;Д゚彡っ「汝らの死をもって、収まるものなりッ! 」
──────────────────────── その ひとみ 陰から 生まれしものなり
(#‘_L’)「ツェィァアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーー!!」
⊂
ミ,;;;;Д゚彡っ「開けよ、陰瞳……ッ! 我が生を喰いて、活目せいッ!」
ゴォ!!
──────=二#‘_L’)
⊂
.
-
,-=-,、
i |
| | /~'i
_ .|ヽ ノi / |
/ ヽ, .| | /ヽ,, ./
ヾ \ .|ヽ ノi / /
\ノ ヽ, | |, /ヽ ,,,./
ヽ ヽ | 'l~-ノ ../ グバッ……ッ!
\、ノ ヽ,,ノjヽ ノ " ノi
ヽ, 丶 ヽ,, ヽ ’;・
___/ヾ ノ ,..,;.’,.; .ヽ,;.・
 ̄ ̄ ~-:;;:;’・ ;;;.・..:::´::::::`::.、 \,,.
,,ノ__ソ_ ) .::::::::::::::::::::::::.’;・ ~=,,,,,
 ̄ ̄| ;;;.・:::::::::●:::::::::} /  ̄^^~ヽ
i, ゛;.::::::::::::::: '., ;・ (,
|ヽ,,-,, ::゛;. ´’・ /  ̄ ̄
ヽ  ̄=二=-----"~~^/
\ヾ-=- ___ノ
~-,,,__,,,,...ノ/
──────────────────────── この妖 ちから奪いし瞳 髄の奥に触れ
ひとの 尊厳を 蛆が如く 无力にするなり
.
-
ス……
────────────⊂ミ;;Д゚;;;;;彡──────=二 _L’)
⊂
⊂ミ;;Д゚;;;;;彡
ズサアアアアアア……
((;;;:,,,
((;;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;: ;;:( _L’)
(; ^ω^)
/=/ ゚□゚ヽ「え……?」
( _L’)
/=/ ゚□゚ヽ「飛簾殿……?」
ミ;;;;;;Д゚彡
【ミ;;;;;;Д゚彡】
美符・十忍
粛然たる総儀仔
/=/;゚□゚ヽ「う、う、……うわあああああああああああああああああ!!」
ダッダッダッダ……!
三三三三三三三三三三/=/;゚□゚ヽ
っ━━━∞∞∞⊂
.
-
ミ;;;;;;Д゚彡っ ス……
/=/ ゚'□゚ヽ” カクン……
っ━━━∞∞∞⊂
──────────────────────── 二番大納言 佐藤博之 この力 畏れたり
ドサッ……!
/=/;゚□゚ヽ「お、おい……!」
ミ;;;;;;Д゚彡っ「退けい」
──────────────────────── 美符の忍 に 陰たる 瞳 あり
その力 持てる衆 隠密に 迎え入れり
ザッ……
/=/;゚□゚ヽ≡≡
ミ;;;;;;Д゚彡っ「来い」
(; ^ω^)
──────────────────────── 佐藤博之 畏怖する あまり 瞳の 存在 隠せり
権威にて 陰たる 瞳 封じたもの なり
.
-
/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□゚/=/;゚□゚ヽ
シーーーーーーーーーーン……
ミ;;;;;;Д゚彡「峰雷忠、これが貴様の裏なり」
(; ^ω^)「裏……?」
ミ;;;;;;Д゚彡「左様。生を喰らう瞳ぞ」
ダッダッダッダッダ……!
ダッダッダッダッダ……!
/=/;゚□゚ヽ「い、いたぞ!」
っ━━━∞∞∞⊂
ミ;;;;;;Д゚彡っ「生きる全てを奪う、魔性の瞳なり」 ス……
/=/ ゚'□゚ヽ” カクン……
っ━━━∞∞∞⊂
ドサ……
.
-
(; ^ω^)
ミ;;;;;;Д-彡;・,, ガフ……
(; ^ω^)「……!」
ミ;;;;;;Д゚彡「気にするな。喰らうのは等しく。この我も同じことよ」
ミ;;;;;;Д゚彡
ミ;;;;;;Д゚彡「退けぃ」
/=/;゚□゚ヽ「……!」
ザッ……
/=/;゚□゚ヽ≡≡
ミ;;;;;;Д゚彡”「果たして、この瞳は何を見るだろうな。儂はそれが気になって仕方がない」
っ
(; ^ω^)
ミ;;;;;;Д゚彡「……この上か」
ミ;;;;;;Д゚彡” ギシ……ギシ……
/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□゚/=/;゚□゚ヽ
シーーーーーーーーーーン……
━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━
━
-
/=/;゚□゚ヽ「登って来る……、登ってくるぞ!」
ミ;;;;;;Д゚彡”「退け」 ギシ……ギシ……
/=/;゚□゚ヽ「え、ええい!!」
っ━━━∞∞∞⊂
/=/ ゚'□゚ヽ” カクン……
っ━━━∞∞∞⊂
ドサ……、ゴト……
ミ;;;;;;Д゚彡” ギシ……ギシ……
(; ^ω^)っ” ギュ……
/=/;゚□゚ヽ「ひ、ひい!」
≡≡≡≡/=/;゚□゚ヽ タッタッタ…
/=/;゚□゚ヽっ「おい! に、逃げるな……! ここに入られたら……!」
ミ;;;;;;Д゚彡” ギシ……ギシ……
/=/;゚□゚ヽっ「ひ!」
-
ミ;;;;;;Д゚彡” ギシ……
(; ^ω^)
/=/;゚□゚ヽ「あ、あ……」
ミ;;;;;;Д゚彡「宗咲の王はここか。開けるぞ」 ス…
っ”
⊂ミ;;;;;;Д゚彡 ダンッ……!
.
-
ミ;;;;;;Д゚彡
(; ^ω^)「……誰もいないお」
ミ;;;;;;Д-彡「フッ……、もとよりこの城は捨ておるつもりだったか……。ほんに美事よ喃、飛簾 九藤」
ゴウッ……!!
゙ ′ , イてィ′ , ィ ′
. ,イ '´ r-′ {_ y ,イz ,ィ ,イ
'7 レ,ィ゙ ′ ゙´{_,イ }ィ
> >z, ,イ /! ナ{ iZ , ィ 7 /,, ,、
/ イ 7 ,ィ ´ レ' ` 、ィ´ ,'イ/´ ァ'. レ'. ,Σイ
{ , ュ. √ z. ,ィ , イュ彳 ,rzア レ' r',ァ=i'/
7 '´ . /,イ { ,,. ,イ/ェノ ゙ノt,ィ匕, /イ. リ
i' ′ナ/レ イ' ,イ ,' z/{,ィ. {, イ´ マ、
... 彡 z_, ィ'´. /'. ハ i / ',i', ,ィ
, イ /, Z ,イ ,ィ i 弋、i.. ヽ ,イ r'( ,.ィ
/ , ′ゝ' } ゙`´,. ィ'r゙ ` 弋ュ、 ,ィ/ ヾ、`¨´
. i ,ィ ,イ/i /. /'. i , ト、  ̄~゛'ー−ェ彡'´ , ィァ' 廴. ,ィ
ィ ヾ!. , イ/ ,ィ√ i!. ,,,, ェ'´. ド!. iハ i `ヽ、 _ r'´`´_,..-‐'.ア ,ィ',.ィ''ゞ'^´
' イ 廴/i',イ ,'!_,廴ノ 乙ィ ,! ` ゞ|k=゙¬'´z_> ` ー'´ ゞ彡ゞ´
', ( `レ' } ,ィ. マ マ`ヽ、 `ゞ==Z. イェェェァ
(; ^ω^)「ああ……!」
タッタッタッタ……!
タッタッタッタ……!
ジャキィッ!!
/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□゚ヽ
っyニ=━っyニ=っyニ=っyニ=っyニ=っyニ=━━━━
.
-
(;’e’)っ「う、打ち方構えッ! 彼奴は袋の鼠ぞ!」
ミ;;;;;;Д゚彡「鉄砲衆まで持ち出すとはな。忍二人に大層なことじゃ」
ミ;;;;;;Д゚彡
ミ;;;;;;Д゚彡「伏せよ、峰雷忠」
(;’e’)っ「撃てーーーーーーーーーーーぃ!!」
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ! パンッ!
(; >ω<)「……!」
ミ;;;;;;Д'゚彡,;,;’・ ガフッ……!
(; ^ω^)「あ、ああ……!!」
-
ミ;;;;;;Д'゚彡
(;’e’)「な、何故じゃ、何故これだけ撃ち込まれても立っていられる……!」
/=/;゚□゚ヽ「バ、バケモノ……!」
(;’e’)「う、うろたえるな! 弾を詰めよ! 急げ!」
/=/;゚□゚ヽ「ハッ……!」
─=二ノハ;;;,,⊿゚二=─ フッ……!
ノハメ;;;⊿゚) シュタッ!
ノハメ;;;⊿゚)「美符が忍、粛然たる総儀仔……、お命貰い受けるッ!」
ミ;;;;;;Д'゚彡「丹生が四天王、黒死の緋糸」
─=二; 'A`二=─ フッ……!
─=二ξ゚'⊿;;;;二=─ フッ……!
(;'A`)「総儀仔殿……!」
ξ゚'⊿;;)ξ
(; ^ω^)「お、おつんちゃん……!」
-
ξ゚'⊿;;)ξ「いるの……? 峰雷忠」
│││
シュタッ!
│││
│││
│││
│││
(;;;;;:鬥;;)
│││
(;;;;;:鬥;;)
(;'A`)「彼奴が此処にいるという事は、久々僂……。総儀仔殿、お退きをッ!」
バッ!!
ミ
ミ ( -A-) 彡
彡 バッ!!
バッ!!
.
-
ギュプッ……
.ヽ、 .l′ ./ .ヽ .ゝ ..−‐''' ".'-、 \ .!、 l′
.゙、 l \ | .l , ヾ .\. ゝ ./ .'く. ./ ,/゛
′ .ヽ / .l゙ ! ,i" ,|、 .ヽ ,, ユ,,..″ ,ノ--'" / .,-
. l .゙;; ./ .! .|. / .,i''" `'l, 、 .> .ゝ i,゙/<''''"゛ '、 ,iン‐' ̄
、 .l ゝ .ヽ .l .ヽ .| ." .! '∨ヽ./ .!、 .l /´ .,.. .
..゙> .ヽ / / .ヽ ヽ ; i′ ._."''ッ-‐._″ .ヽ .,シ‐.''-、、 ./ /゙i
゙、 .,ア l゙ ヽ ヽ__ / .!.-''.゙.゛ .l 广一.- ..,_ / . ヽ / ./'i │
.ヽ./ ,./ .'┌┐ .\ .'″ ,! __ .ゝ‐ .`'-、,." , べッ. ..!. ./ / i ."
| ,i'゙,、-- 、 ./ / .`^'-..,,, _,/ , ‐″ ^"'‘゙゙''- .,,,、 / .,,┤ .ヽ〉 ; | | .! .l
.| .'..''"゛ ,,,,ゝ ./ ,, -┬" ̄´ ,,〃 , ''" ./ヽ,.ヽ .〉 .l. ..| .l ..l .ヾ,
.l ,/.イ゛ / / , へ、 / ″ ヽ`-、 .l .l"'l .! \、
..l ゛ ._ノ _/ / ./ } ヽ .,. .,./ ヽ, `ー.l、 ヽ| .|、 / `'
/''―-.ー ──" ./゛ ..| .レ .、 川∴‐゛\ .ヽ ゙l, ゙'-、 / `'-/
.ゝ ! '″ ." 、 .ゝ .,ノ ,,-ー" l .ヽ .| ヽ .\./ /
\丿 / ./ _.. ..,, .,゙ .\_____-‐´ ""''''" l │ `-ト、 ` ̄ ̄ ̄
/ / ,./ , .`i./,..-''′ l l .i゙ \,
″ ./`'、 l゙ ヽ..-←'" / ( -A- ) ヽ l. ..! `゙''=ーッ−
./ `'ー ..L .L___イ ⊃⊂ ! l. ゙- .ヽ ,!
._ノ゙'ー..,,_ `-、 " ./ / -.‐ー.'.'."´ ̄`゙"'ー….' .‐、 l. .l. ヽ、 l!、.
/゛ `'、. .`'ー..__、-''゙ ,.. . ┴-.,,_ ! ヽ l .ゝミ
ギュププ……
/=/;゚□゚ヽ「しょ、触手か……ッ!!」
(;’e’)「いいから弾を詰めろ!! 急げぃ!!」
ミ;;;;;;Д'゚彡 ス……
っロ
バッ!!
ミ
ミ ノハメ;;;⊿-) 彡 「伊耶那美神より最後に生まれん火之夜藝速男神の御力授け給うなり」 ブツブツブツブツ
彡 バッ!!
バッ!!
.
-
ミ;;;;;;Д'゚彡” ブツブツブツ……
っロ
ノハメ;;;⊿'゚)「炎疾ッ!!」
’ ,ノし:' ’, :.; ; , ;'⌒ヽ
;j、 ′ /⌒’ /(__ ;
;丶 __,ノ' ';. : ;.'⌒` ,: ;
, ;:;( : :, ノ(__ ,;
. ;丶 ; ;′. ; ゴウッ!!! 'てノ⌒ 釤
;i,;/. :,ノし ; i’ ; ;
. ’,;′ ⌒ i, | ; i 鄯 : :
. ,:~ ;、 | ; ; ぎ;: ; i ; ; ; i ; :、
′ 丶 ;__丿人_ ,;’j:、 : 釗 ノし': ; i .,.:’ )\
; , . : ,:~ Tざ 人 ; ' _,ノ,: : / , : `ヽ) ;
: . ; : ; ‘; ノ( :' :′.: ; . : , / ; i
: :ノハメ;;;;;;;'゚)m ; 丿 ,: . : , ‘'(_丿 i;、 ; 人
, . ;; β〉;: . . ; ;′ , :. / : ...ノ(__ , ,;' 丿; ; ⌒ヽ
ミ;;;;;;Д'゚彡” ブツブツブツ……
っロ
ミ;;;;;;Д'゚彡「石壁符、開けぃ」 ペタ…
っロ”
ゴゥン!!
l┃┃l
l┃┃l
l┃┃l );:;;;)) )::: :; :)
((;;; ;: l┃┃l
ミ;;;;;;Д'゚彡っ ..((;:;;;;;l┃┃l: ,.;;))):..
-
ノハメ;;;;;;;'゚)m「石壁かッ! 時間稼ぎに過ぎぬ……!」
β〉
ゴオオオオオオオオオオオオ……!!
ミ;;;;;;Д'゚彡っ
( 'A`)「総儀仔殿……!」
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「良い。退け、毒。峰雷忠とおつんを連れて」
( 'A`)「しかし……!」
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「どのみち、陰たる瞳を使いすぎた。保たぬわ」
(; ^ω^)
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「峰雷忠」
(; ^ω^)「お……?」
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「生きよ。生なる瞳にて、末葉に授け続けるのだ」
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「そして、伝えよ。塵となりし美符の英雄の畏と、その紛うことなき勝利、一国を揺るがさんとす美符の忍の恐怖を」
-
ゴオオオオオオオオオオオオ……!!
ピシ……
ピシ……
(;'A`)「石壁が……!」
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「瞳に生を持った童よ。お前は……」
(; ^ω^)
ピシッ……!
ピシシ……ッ!
ミ;;;;;;Д'゚彡っ
ミ;;;;;;Д'゚彡っ「あとは頼むぞ、毒」
_
//:::},;;・
`┴-'
r‐ァ ドゴオオオオ……ン!_’
_ノ (_ /Υ] ,;;・
⌒)イ⌒) _, _)、 !::::!<
'ー 、 ⌒)ノ ⌒ヽ;;ノ ヽ/ ,
)_\ )ヽ、 (
'ーイ `''-、 ・' / (
ノハ;;;;;;;;゚)っ,r┴'' ̄ 「終わりだ、美符」
'''¬r-゙ッ--ー''''''"´
.
-
(;’e’)「今ぞ、撃てィ!!」
ジャキィッ!!
/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□/=/;゚□゚ヽ
っyニ=━っyニ=っyニ=っyニ=っyニ=っyニ=━━━━
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ!
パンッ! パンッ!
⊂ミ;;;;;;Д'゚彡つ
・;;,’⊂ミ;;;;;;Д'゚彡つ,;,;’・ ド……ド……
(; ゚'ω゚)
ミ バッ……!
ミ ミ;;;;;;Д'゚彡 彡
彡
バッ……!
ノハ;;;;;;;;゚) 「……!」 キンッ!
⊂”
.
-
ミ;;;;;;Д'゚彡m「秘奥術。爆身囮」
β〉
ノハ;;;;⊿゚)
⊂
ノハ;゚ー゚)、「こいつはマズいや」 ヘラ……
⊂
(;゚A`)「総儀仔殿────!!」
´゙'''ー . ,_ |! i|. __ii;;;;;;ニ二......、
.,,_. : =i i ,,、 |! i|. '''''''''''''''''''''''''''
. `゙''''〜 .`''ー .. ,,,,____ .__ |! i|.... 三゙゙..........---;;;;=' ._,,
'''ー ...,,,_  ̄ ̄.. |! i| -―''''"´ . --l∋´
¬――ー`-′. i! |! i|. _,,.. -‐''"゛
`゙"'''―- ....,,,_ `゙`-`-. |i |! i| i.¬''"´ .__,,,,,,,_,,,,..
'―-- 、..,,,,_、 . ̄''-.. ,,_、... i|∨ ∨|...ー¬''''゙゙゙ ̄´゛
 ̄ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙̄ '''''゙゙. |l l|
|l l| !
|l l| i!
. 、 |l ∨| /
\ |l : l|
|l i l| /
\ _ノ,' _ |! l| /
.... く> ヾ< /Υ 〉 !| _ |] ー '´/
}l 〈_::」/ :!:i: 〈/ __ l { /
\、 /, __ .:|.:|: . _ノ::::\\ 、ヽ. __/
. \ー ' 「:::::// . :.:|:.:.v!: . \:::::// ー ( /
. ) ) 〈:::::// . . : ::!:.: .:|: : .  ̄ i ー '/
\ 、 // l7  ̄ . : :|: :: :!: :. :|: : : . . . l> il フ∠/
.. \ー ' i! . . .: : :|!: : |..: . :l : く]: . i. . !:l //
. \\ il 、〈〉 i . . : <>!|: :,' .:: .: | : : !: : !:. . . ノ::l // l7
. ):.:\ 八:.\_ 人 )、 : : ノミ;;;;;Д;;;;;彡人 八,、 ノl / : ノ,、 /: (
-
{
人
_,f´
r'⌒乂_ _,_ノ゙
(⌒′ `γ´
(乂_ 乂
γ⌒ヽ( /⌒ ー=
(゛ ノ゙ `て ノ _,. -‐
r'⌒ゞ' (_, `" >'⌒ヾ゛
/(`) ノ,. 〜゙ (_ `
(. (_,`ヾ 〃'" /`ヽ-‐'
r'⌒( ノ)丿{ 、_ ヽ
ゝソ )´,. 、γ ヽ )
ノ y‐-'ノ'´. ´゙ 乂
_,ゝ' /⌒) / ., ヽ
r'⌒ー〜'ノ⌒゙ (`´ )゙ y" 、)
,ィァ .・ )'~⌒)'´ ) ノ
ノミs。.._ , γ゙ / ;
.///ゝィ三二 ,ノ ,′ ・,
,.イ//ア`゙__ ‐;・’;;, ’;;.
弋//ア´.| |||「ffirs。 ̄|彡゚ ,
__|l彡十┴-,.斗=ミ__|__
,.イ<≧zzzz彡,.--ミx--r'
,イ/ア.f``'ー=彡'´,.ィ彡ミ≧zzzzzァ ,ィュ
ァィ爪', | ,.ィf㌻rxソ三≧=--ア..,,_ _,. -=≦彡x_,..-=≦x
ハマムム レ彡> ゚ /\\\\\\\ヽ¨ ‐-=≦///ィ//゙゙\ヾ//,ノリ'マ,
/vzzz≦彡イ____// \\\\\\\/'////ィ升//´ゝ' \寸'゙-- ㍉,
,ィx ノノ‐=ニヽ\\\ヽ//-=ァ´`Y\{__ノ\\.`////t彡イミx…───-.、ヽ ゙㍉。 ___
{ノ=≦> ´`丁 ̄rzz≦三二彡‐--=ニニニニニ>'/////斗=ミ\\\\\\\゙≧=zzzzァ///////
弋ニ|´,.ィ彡イ7777ゞ-イi:i:i:|」 ̄| ̄ |:|_弋王王王王王ゝィ二三王王王三二ニ=─‐‐ム//////
. ,.ィ≦ニニ彡イ````````` ィ彡イjzzz|ェf‐|:|i:i:i:i:|li:i:i:i:i:|:l:| |i:i:i:i:i:i:i:|圭圭圭;;; |::::|__,|二 |二彡'二二|二
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zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz...lニ|:l‐:| .l-|:|i:i:i:i:|li:i:i:i:i:|:l:| | |i:i:i:|圭|i:i:i:i:i:i:i:|::::|i:i:i:i:|:i:i:i:|i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i|i:i:
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ¨ - _  ̄二ニリ=--|Li:i:i:i:|:l:∟|__|i:i:i:|---─ └┘ ̄¨ - _  ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ¨ ‐
.
-
【宗咲城 天守 頂 屋根】
─=二 'A 二=─ フッ……!
─=二ξ゚'⊿;;;;二=─ フッ……!
─=二; ^ω^二=─
( 'A ) スタ……
ゴオオオ……
パキ……
パキ……
(; ^ω^)
ξ゚'⊿;;;)ξ「何が起きて……」
( 'A )
,
・;;’・ ザシュッ!!
,´,,,r'´,,、'⌒'ヽ,
( 'A ,〃/〃,r'⌒`ヾ
i!il! i,l',l'i,
il l i!i
,il i i!i.
, li i i!
'il,i
':,,
.
-
(; ^ω^)「……!!」
フッ……
─=二;;;;;;;;;;;;Ф二=─
(;;;;;;;;;;;;Ф) シュタ……
(;;;;;;;;;;;;Ф)「やはり風魔が効かぬか」
∵
;;;,, ''∵
∵'';;∵∴ ブゥゥーーーン……
( 'A゚ ,∴,,.
(;;;;;;;;;;;;Ф)「厄介なヤツが残ったものだな、蠅の王よ」
( 'A゚ ,∴ ブゥゥーン……
ξ゚'⊿;;;)ξ「何が……、何が起きてるの……」
(; ^ω^)「し、城が堕ちたんだお……、それで丹生の忍が、一人だけ…………」
【(;;;;;;;;;;;;Ф)】
丹生忍者 四忍天王
脊髄の杉浦
.
-
蝿強い
-
(;;;;;;;ωФ)「だが、妖刀にて斬られれば只では済むまい」 キンッ……
⊂”
(;;;;;;;ωФ)っ┼──── ス……
(;;;;;;;ωФ)っ┼────「霞となりて散れば、面が増える。お前も術は使えまいな」
ξ゚'⊿;;;)ξ「妖……刀……」
(; ^ω^)
( 'A゚ ,∴
( 'A`)「大事無い」
(; ^ω^)
( 'A`)「二人は俺が護る」
( 'A`) キン……
⊂”
(;;;;;;;ωФ)「臆せぬか。斬られれば、しるが漏れるぞ」
( 'A`) 「それが生ぞ」
っ┼────
(;;;;;;;ωФ)「フッ……、気に入った……」
-
((( 'A`) ス……
(;;;;;;;;;;ωФ))) ス……
ゴオオオオオオオオ……
ビュウウウウウウウウウ……
(; ^ω^)
ξ゚'⊿;;;)ξ
ゴオオオオオオオオ……
( 'A`)
(;;;;;;;;;;ωФ)
.
-
バッ……!!
─ ─── ────=二 'A`) (Фω;;;;;;;;;;二=──── ─── ─
────┼⊂ ⊃┼────
バッ……!!
,;
| / , ’ キンッ!!!
;;..’ \__ノし// 、 ,;;・
. .__)/⌒ヽ(_\ ,;;
────────=二 'A`)っ ノ( ̄ ̄\(Фω;;;;;;;;;)
-------ー''''''"´ヽ '⊂
/⌒|「⌒\
キンッ!!
’・
__ノし// 、 キンッ
⌒ヽ(_ '・,
────┼⊂(Фω;;;;;;;;;;二=─ ( 'A`)/
っ'
ズアッ……!
:,,,." ;;:)))
(;;;;;;;;;;ωФ) ____;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;:)))
, ビュウウウウウウウ……
\ ,
\((('A` ) '
'⊂
ジリ……
.
-
ダッ……!!
\
─────=二;;;;;;;;;;ωФ) \((('A` )
────┼⊂ '⊂
フッ……
\
─────=二;;;;;;;;;;ωФ二=─ \('A` )
────┼⊂ '⊂
\ フッ……
\('A` ) ─=二Фω;;;;;;;;;;二=─
'⊂
ノし// キィン!!
⌒ヽ(_ ',
(-A-)っ┼────;.・’(Фω;;;;;;;;;)
 ̄)ヽ_
/⌒|「
.
-
\
\(Фω;;;;;;;;;)”「……シィィ」 ギギギギ
'⊂
/”
( 'A`)/ ギリギリ……
っ、
,';;, プンッ……!!
,,,..、 -―ー;;二ニニニ====────
ノし//;.,・.-''''"´ .../ ゙´
( 'A`二=──── ⌒ヽ(_ ヽ,, `-..,_ (Фω;;;;;;;;;)
っ、 ;.,,,,,・ `゙''''ー- ..,,,,_ `゙'''ー ..,,_ _、
 ̄'''''―- ....,,,_,゙"''―-ニ,゙,,_
_.. ̄^''''''―--二二;;;;;;―-
 ̄ ゙̄"'''''¬―ー
ズアッ……!
:,,,." ;;:)))
( 'A`) ____;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;:)))
( 'A`),・;’ プシ…
(;;;;;;;;;;ωФ)
ビュウウウウウウウウウウウウウウ……
ダンッ!!
─ ──── ─────=二;;;;;;;;;;ωФ)
────┼⊂
-
妖刀相手だと触手は逆に危険なのか
-
カンッ!!
.:
ノし//::゛;.
.: ───ニ二;;'一.-'ー ...... \⌒ヽ(_
────────=二;;;;;;;;;;ωФ)っ__, ‐'''',゙_,,.... -―'''''^゙\('A` )
─────====ニニニ―ー¬ '⊂
::゛;.
キンッ!!
’
────── ──── ────── ────────=二;;;;;;;;;;ωФ)、 \, ,゛;.
──────────────────────────────→ >\('A` )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄7 /7/ '⊂
’・
キィン!!
::゛;. し//;,’・
___ ヽ(_ \, , ∵
’・  ̄ ̄-  ̄−=(;;;;;;;;;;ωФ)ヽ ノ( ̄ ̄ \('A` ;.・’∵
/⌒|「⌒\ '⊂ ブゥーン…
ズサァァ……
’;;,・
∴, ∵ ブウウゥン……
(((:,,,." ;;: ∵;;.
((((;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;:____('A` ;.・
.
-
ダンッ!!
───=二;;;;;;;;;;ωФ)「阿呆、術を出したが最後よ、蠅の王ッ!」
’;;,・
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
\ ∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;,
─────=二;;;;;;;;;;ωФ) \('A;.・二=──── ;.;;,
────┼⊂ '⊂∵ ∴∵ .∵∴∵
;;,
’;;,・
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;,
─────────=二;;;;;;;;;;ωФ) ('A;.・二=──── ;.;;,
────┼⊂ ;;;..∵ ∵─┼⊂∵ ∴∵ .∵∴∵
;;,
’;;,・ ∵ .∵∴∵
∵;;.;;;..∵∴∵∴, ∵ ∵ ’;;、・
.: ('A;.・二=──── ;.;;, ───ニ二;;'一.-'ー ......
───────────────────────=二;;;;;;;;;;ωФ)っ__, ‐'''',゙_,,.... -―'''''^゙
∵ ∴∵ ─────====ニニニ―ー¬
::゛;. ;;;..∵ ∵∴∵;;’・、
ザァァァ……
:,,,." ;;:)))
('A` ) ____;;:;;;:,,,.;:;;;:,,,." ;;:)))
’;・('A` )',.・;;’ ブシュウウウウウ……
(;;;;;;;;;;ωФ)っ┼────
-
(;;;;;;;;;;ωФ)っ┼────
(;;;;;;;;;;ωФ)っ┼────
;;,─┼
.’・
;;,. ボタ……
・ ボタ……
.
(; ゚'ω゚)
(;;;;;;;;;;ωФ)っ┼────「蟲の中に刃を隠したか……。肉を切らせて骨を絶つとは……まさにこの事……」
('A )
(;;;;;;;;;;ωФ)っ┼────「……美事なり」
(;;;;;;;;;;ωФ)っ” カラン……
バタッ……
('A )
(; ゚'ω゚)
(; ゚'ω゚)「ど、毒さん……。胴が……胴が……!」
ξ゚'⊿;;;)ξ「毒……?」
-
相打ちか
-
( 'A )「千切れただけぞ」
ξ゚'⊿;;;)ξ「え……」
(; ゚'ω゚)
( 'A ),.・;;’ ガフ……
「逃げよ、逃げよ……!」
('、`;川”「早う逃げるのじゃ!」 タッタッタ……
/=/;゚□゚ヽ「ハッ……!」
('、`;川”「伊葉様もっと早くお走りに!」
(゚ω゚=;) ハッハッハ……
(; ^ω^)
-
( 'A )「……誰だ」
(; ^ω^)「天守から佐藤伊葉と女が……」
( 'A )
;;,,
( 'A ;,;;・’. ブゥゥン……
(; ^ω^)「!」
('、`;川”「ええい、よもや杉浦のヤツが討死するとは思わなんだ……」 タッタッタ……
/=/;゚□゚ヽ「……ひぃ!」
ブワアアアアアアア……
’;;,・
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
/=/;゚□゚ヽ ∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;,
('、`;川「なっ……!」
ブワアアアアアアア……
’;;,・
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
/=/;゚□∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;
/=/;゚□∵;;.;;;.「う、うわあああああああああああ!!」
-
('、`;川”「ひい!!」 タッタッタ
’;;,・
∴, ∵ ∵∴ ・;;
('、゚;∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;; /=/;゚ζ;,,@
('、゚;∵;;.;;;「ああああああああああ!!」
( =;ω;)「あ……あ……」
::( =;ω;):: ジョボボボボボボボボ…
’;;,・ ブゥゥゥン……
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;,
(;ω;= )” 「い、嫌だよぅ、僕はなにもしてないよぅ」 タッタッタ
(;ω;= )” 「助けて、助けて」 タッタッタ
’;;,・ ブゥゥゥン……
∴, ∵ ∵∴ ・;;,
(;ω;= )〜〜 ∵;;.;;;..∵∴∵ ∴ ・;;,
タッタッタ
.
-
(;ω;= )” 「わからないよう、わからないよう」 タッタッタ
(;ω;=∵;;.;;;..∵∴ ブゥン
(;ω;=∵;;.;;;..「あああああああああああああ」
∵∴’;;,・
(;ω;=’;;・,,;;; ブシュウウウウウウウウウ!!
∴
∵∴’;;,・
(;ω;=’;;・,,;;; 「いたいよう、いたいよう!!」
∴
∵∴’;;,・
(;ω;=’;;・,,;;; 「お……、お父上……、助けて……」
∴
∵∴’;;,・ ブシュ……
(;ω;=’;;・,,;;; ガジュ……
∴
∵∴’
’;;,・
(;ω;ζ;;:@.. ドロ……
.
-
・,,;;;
∵
( 'A,・ っ「天……誅……」
( 'A )っ
(; ^ω^)
( 'A )っ
(; ^ω^)「毒さん……?」
ξ゚'⊿;;;)ξ
( 'A )っ
ξ゚'⊿;;;)ξ「毒。死んだの?」
ξ゚'⊿;;;)ξ ペタ……ペタ……
っ”
( 'A )っ
ξ゚'⊿;;;)ξ「毒……?」 ペタ……ペタ……
っ”
-
ξ゚'⊿;;;)ξ ペタ……ペタ……
っ”
( 'A )っ
(; ^ω^)「毒さん……、返事をしておくれお……」
ゴオオオオオオ………
ビュウウ……
(; ^ω^)
ξ゚'⊿;;;)ξ ペタ……
っ”
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
(; ^ω^)「僕は……、わからなくなってしまったお」
-
死に過ぎィ……毒さん……
-
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
(; ^ω^)「みんな……死んでしまって……、何か変わるのかお……?」
( ^ω^)
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
( ^ω^)
( ^ω^)「おつんちゃん……?」
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
.
-
(; ^ω^)「おつんちゃん、おつんちゃん、嫌だお……。何でだお……、嫌だお……」
(; ^ω^)っ” グイグイ
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
(; ^ω^)っ
(; ^ω^)「嫌だ……、嫌だお……」
(; ゚ω゚))) タジ……
ドクンッ……
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
(; ゚ω゚) ハァ……ハァ……
ドクンッ……
ドクンッ……
.
-
:(∩ ゚ω゚):
ドクンッ……
ドクンッ……
ドクンッ……
.
-
│
∧
/ ∧
/ ⌒ \
/ \
/../ ̄ ̄ ̄\. \
/ / ヘヘ |! ハ.∧\∨
∨∧\ ,,-‐一',. /∧∨
マ∧,\ 八:.: : !: : :.八/゙∧マ
マ∧.>==-: : :.||.: : :|ー==<ヘマ
マAハ .:|:.:.:.:.||: : .:| ハヘマ
{:|::|.____,.|:.:.:.||: : :.|.、__.|:|:}
}:|::|===-|:.:.:.||: : :.|-=== |:|:{
{:|::|===-|:.:.:.||: : :.|-=== |:|:}
}:|::| ̄ ̄`|:.:.:.||: : :.| ´ ̄ ̄|:|:{
ムVハ .:|:.:.:.:.||: : .:| ハ/ム
ム∨ >==-: : :.||.: : :|ー==</ム
ム∨,/ 八:.: : i: : :.八\ ゙/∧
ム∨/ `ー一'` \/∧
ヘ.\ // |i ハ.∨/ /
\.\___/ /
\ /
\、. /
∨/
∨
│
.
-
::( ●゚0◎ωo●0):: ギョロ……
;;(・);;;;
ギンッ……!!
0◎ /^ヽ;;.;;;;;(・);∴;;◎
;;.;;;∴;;;;(・);;/ ゙!;;; ;;(・);;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;
/ l:・;◎ ●
(・);;:' γ_ヽ |;; ;;;;;;;(・);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);;
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;;; ;i, ((・)) l;;;;;;;;(・);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);;
,..:;;:::;" ∴;;;(・);;:;;! ゝ-' i; ;;(・);;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;;;、
,:;;';:;:;'ヾ \ /;;;;(・);;;.; ,,;;;;;;;''
;∵;ヽ、,ノ;;∵;;;;・; o ,:;;;;;'
(・);;;・;;∴;;:;:;;:;:;'"
;;∴;;;;:;;;(・)● ;;;.;;(・);;;;;∵;;;;;;;;;(・);;;;;
:::( ●゚0◎ωo●0 ):::
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
::( ●゚0◎ωo●0)::「あ……、あ………」
ガラ……
ガララ……
/=/ ゚'□゚ヽ” ヨロ……
/=/ ゚'□゚ヽ
/=/ ゚'□゚ヽ「……何だ、あれは」
::( ●゚0◎ωo●0):: ビクンッ……
ビクンッ……!
.
-
::( ●゚0◎ωo●0)::「ああ……」
●;;;;;;(・); ぞぶ……
◎;;;;;;;(・);;;;;;.;
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;::( ●゚0◎ωo●0)::0◎
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;;;;; ・);;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(・)
;;;;;;;(・);;;;;;.; ●
ぞぶ…… .;;;;∵;;;;;;;;
ぞぶ……
∵;;;;;;;;;
◎;;;(・);;;;;
◎
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;゚'⊿ )ξ●;゚0◎.;;・);;; 0◎
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎
;;;;;;;(・);;;;;;.; ● ぞぶ……
ぞぶ……
.
-
きめえ…
-
{
人
_,f´
r'⌒乂_ _,_ノ゙
(⌒′ `γ´
(乂_ 乂
γ⌒ヽ( /⌒ ー=
(゛ ノ゙ `て ノ _,. -‐
r'⌒ゞ' (_, `" >'⌒ヾ゛
/(`) ノ,. 〜゙ (_ `
(. (_,`ヾ 〃'" /`ヽ-‐'
r'⌒( ノ)丿{ 、_ ヽ
ゝソ )´,. 、γ ヽ )
ノ y‐-'ノ'´. ´゙ 乂
_,ゝ' /⌒) / ∵;;; ゚0◎
ぞぶ… r'⌒ー〜◎;;;;;;;(・);;;;;`´ )゙ ●
,ィァ .・ )'~⌒)'´ ∵;;; ゚0◎
ノミs。.._ ,;;;;;;.;;;;゙;;;;;;(・);; ;
.///ゝィ三二 ,∵;;; ゚0 ・,; ・) ∵;;;;;;;;;
,.イ//ア`゙__ ‐;;゚0◎;;;;;.’;;●;゚0.
弋//ア´.| |||「ffir◎●∵;;; ゚0 ;;∵;;;;;;; ,
__|l彡十┴-,.斗=ミ;;;;;;(・);; ぞぶ……
,.イ<≧zzzz彡,.--ミx--r' ゚0◎
,イ/ア.f``'ー=彡'´,.ィ彡ミ≧zzzzzァ ,ィュ
ァィ爪', | ,.ィf㌻rxソ三≧=--ア..,,_ _,. -=≦彡x_,..-=≦x
ハマムム レ彡> ゚ /\\\\\\\ヽ¨ ‐-=≦///ィ//゙゙\ヾ//,ノリ'マ,
/vzzz≦彡イ____// \\\\\\\/'////ィ升//´ゝ' \寸'゙-- ㍉,
,ィx ノノ‐=ニヽ\\\ヽ//-=ァ´`Y\{__ノ\\.`////t彡イミx…───-.、ヽ ゙㍉。 ___
{ノ=≦> ´`丁 ̄rzz≦三二彡‐--=ニニニニニ>'/////斗=ミ\\\\\\\゙≧=zzzzァ///////
弋ニ|´,.ィ彡イ7777ゞ-イi:i:i:|」 ̄| ̄ |:|_弋王王王王王ゝィ二三王王王三二ニ=─‐‐ム//////
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`¨¨| ̄ | lニ|:l | .l .|:|i:i:i:i:|li:i:i:i:i:|:l:| | |i:i:i:|圭|i:i:i:i:i:i:i:|::::|i:i:i:i:|i:i:i:i|i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i|i:i:
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz...lニ|:l‐:| .l-|:|i:i:i:i:|li:i:i:i:i:|:l:| | |i:i:i:|圭|i:i:i:i:i:i:i:|::::|i:i:i:i:|:i:i:i:|i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i|i:i:
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ¨ - _  ̄二ニリ=--|Li:i:i:i:|:l:∟|__|i:i:i:|---─ └┘ ̄¨ - _  ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ¨ ‐
-
●;;;;;;(・); ぞぶ……
◎;;;;;;;(・);;;;;;.;
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;::( ●゚0◎ωo●0)っ「あ::0◎……あ……」
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;;;;; ・);;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
ぞぶ……
∵;;;;;; ・);;;;;;
●;;;;;;(・ ぞぶ…… ;;;; ・);;;;;
/=/ ゚'□0◎◎;;;「ダイダラ ;;;;;;;;;(・);;;;; ゚ 成る◎;;; ぞぶ……
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;;;;; ・);;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎;;◎;;;;;(
●;;;;;;(・); ぞぶ……
◎;;;;;;;(・);;;;;;.;
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・); ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;::( ●゚0◎ωo●0)っ「お:つ:0◎……;;;;; ・);;;;;;ゃん」
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;;;;; ・);;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
ぞぶ…… .;;;;∵;;;;;;;;
ぞぶ……
∵;;;;;;;;;
◎;;;(・);;;;;
◎
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;;.; ⊿ )ξ●;゚0◎.;;・);;; 0◎
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎
;;;;;;;(・);;;;;;.; ● ぞぶ……
ぞぶ……
.
-
◎;;;;;;;(・);;;;;;.;
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・); ;;;;;;;(・);
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;::( ●゚0◎ωo●0)っ「;;;,つん:0◎……;;;;; ・);;;;;;」
);;;;;;.;;;;∵;;;;;;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;;;;; ・);;; ;;;;;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
ぞぶ…… .;;;;∵;;;;;;;;
∵;;;;;; ・);;;;;;
●;;;;;;(・ ドンッ!!
/=/ ゚'□0◎◎;;; ;;;∵;;;’゚,・
っyニ=━━━━ そ(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
,・;,,( ●゚0◎ωo●0),’;.・ ビシャア!
∵;;;;;; ・);;;;;;
;;;∵ ●;;;;;;(・
/=/ ゚';;;;;◎◎;;; ;;;「天∵;;;’゚,・ ∵;;; ゚0
っyニ=━━ ;;;;;;.;;;;∵;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
∵;;;;;; ・);;;;;;
;;;∵∵;;; ゚0 ●;;;;;;(・
/◎;;;; ゚';;;;;◎◎;;; ;;;「◎;誅∵;;;’゚,・ ∵;;; ゚0
;;;∵;;; ゚0●=━━ ;;;;;;.;;;;∵;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎◎;;;;;;;(
( ●゚0◎ωo●0)
( ●゚0◎ωo;;;;;;0) ボト……
∵;;
●
.
-
●;;;;;;(・);
◎;;;;;;;(・);;;;;;.;
(・);; ∵;;;;;; ・);;;;;;. ;;;;;;.;;;;∵;
;;(・);;;;;;.;;;; ;;;;;;;(・); ;;;.;;;;∵
.;:;:;:;;:;;;;;;;∴;;;.;;;;;::( ●゚0◎ωo;;;;;;0)「キャアア::0◎アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
);;;;;;.;;;;∵アア;;;;(・);; ;;;;;;;;;(・);; ∵アア);;;;(・);;;;;;.; ∵;;;;;; ・);;;;
;;;;;;.;;;;∵;;; ゚0◎●;;;;;;;アア ; ・);;;;;;
;;;;;;;(・);;;;;;.; ● ;;;;;;;;(・);; ゚0◎●
( ●゚0◎ωo;;;;;;;;) ドロ……
∵;;
● ;; ドロ……
;
0
( ;;;;゚0;;;;;ωo;;;;;;;;)っ ドロ……
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ゴオオオオオオオオオオオオオオ……
ゴオ……
ビュウゥゥ……
ビュウウウ……
.
-
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
ξ゚'⊿;;;)ξ
っ
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っ
.
-
ξ゚'⊿;;;)ξ
ξ゚⊿;;;)ξ「あ……」
ξ゚⊿;;;)ξ
(;;;;;;;;;ω^)っ
ξ゚⊿;;;)ξ” ムク……
ξ゚⊿;;;)ξ「燃えてる……、暖かい」
(;;;;;;;;;ω^)っ
ξ;゚⊿;;;)ξ「!」
ξ;゚⊿;;;)ξ)) タジ…
ξ;゚⊿;;;)ξ「子供が、子供が死んでる」
ξ;゚⊿;;;)ξ)) タジ……タジ……
ξ;゚⊿;;;)ξ「何で……? 嫌だ……」
-
(;;;;;;;;;ω^)っ
ξ;゚⊿;;;)ξ「誰か……、誰か!」
:ξ;゚⊿;;;)ξ: ブルブル
:ξ;゚⊿;;;)ξ:「嫌だ、怖い」
:ξ;∩⊿;;;)ξ:
:ξ;∩⊿;;;)ξ:「助けて、助けて誰か」
:ξ;∩⊿;;;)ξ:「誰かーーーーーーーーー! 誰かーーーーーー!」
:ξ;∩⊿;;;)ξ:
:ξ;∩⊿;;;)ξ:「誰か……」
.
-
気狂いの女は、後に川辺に行ったと云ふ
ピューピル
─ 了 ─
.
-
天晴れ
-
見てくれた人、ありがとやした〜
後日?明日か明後日?登場した人たちのプロフみたいなんもおまけ程度に投下します
質問なんかがあれば、この時に返すね
-
おつ
すげーおもしろかった
漫画とかアニメでも見てみたいとおもた
-
乙
-
乙
-
予想できたとはいえ全滅ENDか…悲しいな…。
大型AAも多くて視覚的にも面白かったし、どいつもこいつも格好良くて話にも引き込まれたよ。
リアタイで連日遭遇出来たのもあってすげー楽しませてもらった。
乙!おまけもたのしみにしてっわ〜
-
ここ数日投下が待ち遠しかったよ
大型AAに迫力があったのは勿論世界観の見せ方も良くて楽しかったし、登場人物がどいつもカッコ良くてAAたちの株が上がったわ
乙でした!
-
連日乙
魅力的なキャラがバタバタ死んであっけなく進む展開に
忍の過酷さや戦乱の無情さを感じたよ
おまけに期待しつつ他の作品も待ってる
ところで質問だけど、オマージュ部分おせーて
-
ブーン系終わってなかった
-
ω・)おつんつん
-
そういえばブーンの両親や神秘の三角って誰だったんだ?
-
三角は( "ゞ)じゃない?
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面白い
でもピューピルの意味わかんねえw
-
ジョルジュだけまた生き返るのか?
-
年の暮れにこんな熱いものが読めるとは思わなかったおつ
質問は美府と丹生の他にも妖を使える忍はいるのか
-
三角だけ未登場で気になるやで
-
おまけ?というか質問等々答えていきます
-
・ピューピル
【pupil】 瞳、を意味します。学徒に代表される子供という意味も持ち合わせています。また、由来になるラテン語【pupus】は男の子という意味です。
あえて、ようですやAAをスレタイに持ちいらなかったのは異質感、冷たさを出したかったからです。また、明確な主人公の不在というのも意識してます。
正直、業者のスレっぽいと言われてハッとさせられたに御座いまする。
・影響を受けた作品
ご指摘の通り、「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」にはかなりの影響を受けています。
派手な演出、登場人物たちの通名等はこの作品の影響が大きいです。他にもオマージュとして1,2箇所作中の台詞が取り入れられています。
あと、「バジリスク 甲賀忍法帖」、「シグルイ」等にも若干の影響を受けています。特に「シグルイ」の興津三十郎はマイ・フェイバリットおさむらいです。
・オマージュ部分について
オマージュ部分は随所に散りばめられています。ただお話だけってのも退屈ですから(それだけで魅せる自信が無かった)、物語を壊さない程度に遊び感覚で入れてみました。
以下にオマージュとして取り入れた作品の一例を書いておきます。
ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 = 台詞(数カ所) 序盤のドクオとモララーが出てくるシーン 十傑衆
魔法少女まどか☆マギカ = 円環の理
シグルイ = 喃、などのしゃべり方。 心という器は ひとたび ひとたびひびが入れば二度とは 二度とは
伊賀の影丸 = 忍者が特殊な能力を持ち合わせているという設定。木の葉隠れ
銀河英雄伝説 = ヤン・ウェンリーの台詞(一箇所)
おっぱいもみたい侍 = ショボンのクソうざい笑顔
また髪の話してる…… = デミタスの能力
等です。
.
-
・最後の一文について。
特に意味はありません。ただ、その後に川辺に行ったという事実が述べられただけです。
物語を総括して、結局のところ、実に意味のない話であったのですから、最後も意味なく終わったほうがコンセプトに合っているだろうと思いました。
・ブーンの両親と、神秘の三角について。
両親はモブ扱いでいいと思います。特に深くまで考えてません。
神秘の三角は、仰っている通りデルタです。
・ジョルジュだけはまた生き返るのか。
はい、設定上そうなります。
・美府と丹生の他にも妖を使える忍はいるのか 。
出てないだけで、きっといるでしょうな。
以下 登場した人たちのことです。
.
-
( ^ω^) 内藤 峰雷忠
子供。年は十程になる。食いしん坊で、素直さと元気さが取り柄である。
両親を亡くした後に共に暮らしているのは、後述の上忍、赤夜の魏幸と夜風のしぃ夫妻である。また、美布忍者指南の赤夜の魏幸に直接教えを受けている。
腕の方は未熟ではあるが、赤夜の魏幸による手厚い指導により、一般的な忍程度には働くことができる。ただ、経験が無い為実戦では厳しい。
また、おつんを慕っており、共に遊んだり、寝食を共にするということも稀ではあるが、あった。
自身の妖は、陽の瞳と呼ばれる、相手に妖(忍術)を授けるものである。その瞳に呑まれれば、妖を持っていない人間に限り恒久的な能力を得ることが出来る。
すでに妖を持っている人は、人の器がそれに耐え切れなくなり、自我が崩壊するか、内から爆ぜる。
人の妖を倍増させることにより、脳が活性化、痛覚等の神経が麻痺するという弊害もある。
また、妖による人体の蘇生も可能ではあるが、内部組織は停止したままなので、考えなしに生きれば肉が腐り落ちる。
/ ,' 3 荒巻骸爺 保長
二代目美符忍者衆 棟梁。年は六十程になる。荒巻骸爺は継承名。荒巻骸爺家、四代目。
美符の衆を纏めている人で、元々荒巻骸爺家は、伊賀の忍者である。
骨格を作り変えることで、他人に化けることが可能。顔などの本来関節等を持っていない部位も変えることが出来る。
(,,゚Д゚) 赤夜の魏幸
美符忍者衆指南。上忍。年は三十程。手厚い指導と心優しい人柄が人気らしい。
親を失くした内藤 峰雷忠を率先して引取り、今に至る。
様々な忍術を卒なく使うことが出来る。また、兵法に長けている。妻であるしぃが身籠った際は、連日人を巻き込んでの宴だったという。
-
(*゚ー゚) 夜風のしぃ
魏幸の妻。上忍。年は二十後半程。魏幸と共に内藤 峰雷忠を育てる。
腹は膨れてはいないが、妊婦であった。
地の利を活かした戦法が得意であり、特に城戦では右に出る者はいなかったという。
隠密として宗咲に仕えていた時期もあった。
( ・−・ ) 月光の真
荒巻骸爺保長、粛然たる総儀仔に仕える忍者。上忍。二十程。
比較的真面目な性格であり、感情はあまり表に出さない。
陰陽由来の術を多く用いる。その為、守護術や光術等が得意である。
ξ゚⊿゚)ξ 星明かりのおつん
上忍。その中では最年少で、年は十八程。明るい性格で優しく、男衆からの人気は高い。
内藤 峰雷忠とは仲が良く、共に遊んだり、遊びついでの修行を行う仲。
また、呼・諸梵に指南を請いていた為か、料理が得意である。ただし薬剤の知識は生半可。
なお、殲滅蟲の毒とは親しい間柄である。
毒に対し、異性として興味があるのだが、言い出すことはしないし、このままの関係で良いと思っている。
理由としては、あまり近づくと歯止めが効かなくなると考えているため。
様々な武器の使用に長ける。特に手甲鉤の使い手として美符では有名。妖は持ち合わせていない。
身体能力の高さに目をつけた呼・諸梵は、自分にではなく、仁王の久々僂に教えを請いてはどうだと助言したところ、
会話が成立しなかったという理由から断念したという返答が帰ってきた事があるという。
.
-
ミ,,゚Д゚彡 粛然たる総儀仔
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。年は五十程。妻は二十年ほど前に病死している。
剣術に長ける。剣術は舟木流の流れをくむ。また、呪文符も心得ている。
滅多なことから使えない能力と、その静かなる出で立ちから、粛然たる総儀仔と呼ばれる。本名は五郎兵衛。
自身の妖は、陰たる瞳という、相手の妖(生命力)を奪うものである。人の命を吸い、相手を直接的に死に至らしめる。
しかし、瞳が吸う命は使用者の命も例外ではなく、連発すれば自身の生命力も低下し、内から人体機能が停止する。
( ・∀・) 血飛沫の喪羅
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。十忍の中では若く、二十前。
明るく、やんちゃな性格であり、好戦的。子供じみた所も大いにあり、度が過ぎれば総儀仔などの年長者に叱られる事もしばしばである。
美符では女好きな事でも知られる。
とある戦で浴びた返り血が印象的だったことから、誰かが血飛沫と名した。
銃を武器とし、弾に妖を込める銃術、魔弾で戦う。銃には並々ならぬ愛着があり、勝手に触れられると激怒する。
( ゚∋゚) 仁王の久々僂
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。かなりの巨躯である。年は三十後半。
非常に無口であり、目のみで語る。通じないことも良くあるが、本人はあまり気にしない。
自然が好きで、動物を愛する。立っているだけで鳥や小動物が寄ってくることもあるそうだ。
その時の格好が仁王立ちの如くだった為、誰かが仁王と名した。
特徴的な巨躯を活かした体術のみで戦う。発する気は相手を畏怖させ、硬直させる程だという。
ただし、妖が使えないというわけではなく、幻術の元たる妖も持ち合わせている。滅多に使うことはない。
-
川 ゚ -゚) 冥静魔王 空流
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。十忍の中で唯一の女性である。二十後半。
静かな出で立ちであり、あまり存在感がない。
体質的に体温が低く、また低血圧。一度寝てしまうと、しばらく脳に血が行かない為寝ないことが多い。
とは言え、寝ずに生きることは難しいので隙を見て寝るが、起きた後は大半寝ぼけている為か大抵察せられる。
水遁とそれに準ずる妖が得意。その妖は三千魔王の如く全てを破壊するとも言われる。
術を受けた者は死んでしまう為、美符の忍以外に冥静魔王 空流の術を知る者はいない。
( ∵) 虚無ゆえの彦十
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。仮面の男。年は三十程。
同じく、静かな出で立ちであり、存在感がない。
しかし、時折美符に虚無ゆえの彦十が至るところで現れる事があるという。美符の衆にとってはそこまで珍しい事ではないのだが、
宗咲などの他所から人が来ていると、かなり驚くと言う。
小柄な体格の為、それを活かした妖を主に用いる。分身、隠身等、己の肉体を左右させるようなものが主とし、
特に分身は無限と見まごう程まで数を増やすことが出来る。さらに、それぞれに人格がある模様。
(´・ω・`) 呼・諸梵
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。三十後半。
優しい性格で、人格者である。薬の扱いにも長け、料理も得意とする。おつんの師でもある。
共に戦う人は友である、という考えが先にあり、誰にでも別け隔てなく接する。
笑顔を作るのがあまり上手ではなく、そのことを本人は気にしている。
木の葉を用いた忍術が得意。その木の葉に薬を塗り、相手を翻弄する。虚無ゆえの彦十程ではないが、変わり身も巧みに使用する。
ただし、直接的な攻撃法ではないので、基本的には忍具を使いトドメを刺す。
そもそもは呼応術(口寄せ)を用いる忍だったのだが、成人した為に使えなくなった。
.
-
( "ゞ) 神秘の三角
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。生きていれば六十後半で、十忍の中では最年長。
冥静魔王 空流の父である。
十年程前の戦いにて屍の叙龍と共に散った。自分にも厳しく、相手にも厳しい、厳格者だったという。
空流の父でありながら憧れの人物であり、亡くした時は慟哭が止まらなかった。
重力を用いた術で戦った。また、星占いも出来た為、宗咲に単身出向くことも少なくなかった。
_
( ゚∀゚) 屍の叙龍
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。実質年齢三十程度。
活発で明るい性格。年下の者を気遣うような余裕も持ち合わせている。
棒術に長け、腐亡棍という、触れたものを腐らせる特殊な武器を用いる。また、その腐食の種類も変えることが出来る。
が、自分の武器をあまり大切にしない癖があり、それで肉を発酵させたり、米を発酵させたりすることもある。その為、諸梵とは親しかった。
屍の叙龍は不死身である。細胞が一つでも残っていれば蘇ることが出来る。
死後何年か経った上で、血が遺体に触れると蘇る。
先の戦では別の場所で死んだが、総儀仔が万事休した時の為にと考えた上で隠れ里に埋めた。
('A`) 殲滅蟲の毒
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。年は二十程。
比較的無口ではあるが、会話が苦手という訳ではない。
虫を育てるのを趣味にしている。また、それを調理することもある。内藤峰雷忠や他の子供には、時折見せる昆虫相撲が人気である。
星明かりのおつんに気がある。何かと気にかけるのだが、おつんが距離感を保っている為、距離が近づく事はない。
自身を無数の蟲にする忍術を使う。また、それに準ずる忍術も得意。
触手も出すことも可能ではあるが、かなりの精神力を使うのと、あまり評判が良くないため、此処ぞという時のみに使用する模様。
-
(//‰ ゚) 包まれた横堀
美符最強十傑衆、美符・十忍の一人。全身に包帯が巻かれた男。四十後半。十忍の中では古参である。
幼少の頃に全身火傷を負った為、体を包帯で隠している。巻かれていない姿を見たことがある人はいない。
比較的熱血な性格をしている。また、文字が書ける数少ない忍の一人である。
洗濯が好きで、よく虚無ゆえの彦十の分身に手伝わせている様子は美符の名物になりつつあった。
布を用いた忍術が得意。自らの手の様に布を操ることが出来る。
布の質にはこだわりがあり、日本の各地から取り寄せているらしい。妖の乗りが違うのだという。
(=゚ω゚) 佐藤伊葉 忠長
宗咲城城主。年は五つ。
前城主と兄、また母を殺され、城主にまで祀り上げられた。
実権は握っておらず、傀儡である。自分の身の回りでどんなことが起きているのかすら分かっていない。
('、`*川 擺に佐須
佐藤 出零の妹。前城主 佐藤 博之に、嫁ぎ先(政略)の城主であり夫、その子供を殺され宗咲に戻る。
その為恨みに駆られ、城の実権を握る事を決意。様々な手を尽くし、実行した。
実質的な実権は擺に佐須にある。二番国も黙認している。
(‘_L’) 東の『飛簾 九藤』 青龍
宗咲方武神の長。年は五十程。
剣術に長け、魂を一刀にかける戦い方で、死をも恐れることはない。また兵法も心得ている。
四部の戦いでは西の『白髭』と共に二番国に尽くし、見事勝利を収めたと言う。
-
( ´_ゝ`) 南の『流石 兄者』 朱雀
宗咲方武神の一人。俊敏な身のこなしで武功をたてた武将。弟の弟者と共に出る事が多い。二十後半。
二番国ではそれなりに地位の高い流石家の長男。
積極的に前に出て行く戦い方で、兵の肝を冷やす。それと同時に、流石兄者の武勇は兵どもの語りぐさだと言う。
(´<_` ) 流石 弟者
二番国ではそれなりに地位の高い流石家の次男。争い事はあまり好きではないが、因果だと思い耐えている。
何より、兄が前へ出て行くので自分の目の届く処で居てくれないと、不安で仕方がないらしい。
( ´W`) 西の『白髭』 白虎
宗咲方武神最年長である。五十後半。
槍を巧みに操る。若い頃と一切変わらない動きをする為、若い衆からは憧れの士とされている。
( ´ー`) 不知の知無余
西の『白髭』の甥である。年は二十程。
剣術に長け、道場では右に出るものは無いが、戦の経験が少なく、実戦になるとその限りではない。
そのため、西の『白髭』から不知と名されるが、何の意味も分からず気に入って名乗りを上げている。
(’e’) 北の『聖 星頭』 玄武
宗咲方武神の一人。主に弓衆を束ねる武将。自身も弓使いである。年は四十程。
若い頃に武功を立てたが、それ以来表立って戦おうとはせず兵に任せている。
逃げ足の早さは宗咲随一。
-
( ФωФ) 脊髄の杉浦
丹生忍者四忍天王の長。風魔の使い手であり、天賦と表される。年は四十程。
両目に大きな傷があり、目は見えていない。視覚という概念に縛られるべからず、という自身の考えから潰したものである。
視力はなくとも、息遣い、空気感、気、等の様々な要素で相手の姿や、感情すらも読み取る。
この脊髄の杉浦に視力がないことを知っている者はそう多くない。また、必要となれば人体をも切り捨てるほどの克己的な面を持ち合わせる。
なお、普段は盲の商人であり、その延長で骨董武器を集めている。
妖刀は中国からの商人に会う機会があり、その時に買い取ったもの。姿形が倭刀だった為、半信半疑であったという。
以下は脊椎の、の由来である
丹生の忍が城に仕えることは珍しく、普段から町に紛れ生活をする為と修行を兼ねて商売をしている忍も少なくはない。
その場合、この脊椎の杉浦が仲介を受け持つ。商人としての実績から幕府との関わりも深い(忍としての関わりはない)。
ノパ⊿゚) 黒死の緋糸
丹生忍者四忍天王の一人。天賦の火遁の使い手である。年は十七。
忍という生き方をあまり良く思っておらず、殺生に関しても出来ることならやりたくないと思っている。
仁王の久々僂と同様、自然が好きである。山野草や花をむしっては、家に飾ったり子供に配ったりすることもある。
思いふけることもしばしば。空を見上げながら、もし、自分が忍でなかったら、などと考えを膨らませる程度には年相応の女である。
なお、普段は辻番をしている。容姿が良いので、わざと酔いつぶれ介抱してもらおうとするものも出るらしい。
( ゚゙_ゞ゚) 円環の理
丹生忍者四忍天王の一人。年は四十程。
己が生み出す十咫鏡にて、妖を全て跳ね返したり、無効化をする。また、作中には出なかったが手から血を吸う能力もある。
なお、普段から里におり、守備隊を指揮するのも役目の一つである。
-
(´・_ゝ・`) 椿髪の盛岡
丹生忍者四忍天王の一人。年は四十程。
処女の髪に椿油を塗った細い糸を持ち、それを随所に張り巡らせ全てを切断する。
巨大なあやとりの如く巧みに操り、椿髪の中に入ったものは死して出る他なし、と言わしめるほどであると言う。
なお、普段は下宿屋で働いている。
忍で無い時は非常に温厚であり、時折見せるあやとりは、町娘たちに大変人気がある。
その町娘たちの髪を何本か貰って結って椿髪にすることもしばしば。ただ、髪が長く張りのある緋糸の髪が一番気に入っているらしい。
( ・3・) 房瑠
丹生忍者の一人。年は三十程。
親しくない人にもかなり馴れ馴れしく接する人。一応腕は立つらしい。
(-_-) 疋
丹生忍者の一人。年は二十程。
素早い身のこなしと冷静な判断を武器に戦う。普段は古傘買い。
爪'ー`)y‐ 道化の狐
丹生忍者の一人。年は二十程。
葉煙を使い、幻影を見せる。普段は刻みタバコ屋。
.
-
以上、ピューピルでした。
読んでくれた方はありがとうござんした。
今回のお話は出来るだけもったいないな〜、ってぐらいの設定の無駄遣いをしようと思い立って書いたお話にござる。
出来るだけキャラクターの設定を充実させ、魅力を引き出した上で、あっけなく退場させるとかとか、そんなことをやってみたくなった訳であります。
他にも色々なところを削ぎ落として本当に必要なところだけを残した結果、非常にシンプルにかつ、印象的なものになったかな、とは思ってます。
普段は要素を足して足して足してって書いてきたけども、今回の削いで削いで削いでは、なかなかに良いなぁ、と思ってる次第です。
では、またいつかお会いできることがあれば。
-
おつー
他のもまってるでーい
-
設定こんでるな
デミタスの能力由来でワロタ
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乙乙面白かった
ひとつ質問良いかね
横堀が幼少の頃に全身火傷を負った事と
緋糸が横堀の包帯を触って気にしていたのは何か関係あるん?
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>>401
直接的な関係は無いです。
緋糸は、この布すげぇ燃えそうだなくらいしか考えてないと思います。
-
足し算じゃ無くて引き算か…
しかし素材が豪勢だねえ。
作り手からすればもったいないと思う心が当然出て来るけど
それを呑み込んで一気に活け作りにした感じかな。
長引かせない分鮮度が凄かったよ。
お見事!
-
丹生が宋咲と手を組んだ理由って何?
-
>>404
丹生が宗咲と手を組んだ理由に関しては金以外ありません
手を組んだ、というよりは、雇ったといった表現が正しい感じです
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他にも現行持ってたりする?
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>>406
http://gbe4690.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
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おんどりゃも貴方様だったとは…
今読み終えたが疾走感がよかった!乙!
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だいすきだぜ
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エンダアwwww
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バローかよwww
乙!
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アンタの作品みんな好きだわw
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月のうみ、勇者討伐、ピューピル全部同じ作者とかあまりの凄さに失禁した
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やっぱ完走してほしいなあ
特に勇者討伐
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・・・てことは、勇者討伐はあきらめたほうがいいのかな
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おつー。
カッコよかった!
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死んで死んでで読みごたえあった。乙
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面白かった…
気が向いたらまたなんか書いて下さいな
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うお乗り遅れた読んでて世界にすげー引き込まれてしまった
バローさんはなんでも書けるんだな
月のうみも好きだったよ
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今更ながら乙!面白かった
勇者討伐ずっと待ってるお
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クーの説明の「術を受けたものは死んでしまう」ってエターナルフォースブリザードか
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