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( ^ω^)は執行官のようです。
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初投下です。
ネタ元は『PSYCHO-PASS』です。
※iPhoneからなのでブーン達が崩れてるかもしれません。
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ーー西暦2112年。
社会は巨大な生涯福祉支援システムによって管理されていた。
「シビュラシステム」
人間のあらゆる心理状態や性格傾向は数値データとして計測され、人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS」(サイコパス)と呼び習わした。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測されており、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事はシビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行なっていた…。
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( ^ω^)は執行官のようです。
#01 WHY not WHITE
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クラシック音楽がスピーカーから流れる。
( つω-)「…」
僕は目を覚ます。
目を開くと、壁も床も天井も
白、白、白。
(∴)「内藤さん、本日の朝食です」
ドローンが朝食の乗ったトレイを強化ガラスの壁についた小窓から差し入れる。
僕はそれを受け取りながらガラスに映し出される数値を見る。
( ^ω^)「犯罪係数113、オレンジかお…。相変わらず濁ってるおね…」
(*^ω^)「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
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僕の名前は内藤ホライゾン。
職業適性からサラリーマンの道に進み新入社員として働きはじめた矢先、街頭スキャナーにひっかかりこの更生施設に入れられた。
( ^ω^)「ごちそーさまだお!」
( ^ω^)「さて今週のジャンプでも読むかお…」
とにかく暇である。
外出もできない、誰かと話す事も無い、誰かが訪れる訳もない。
ただ無気力に一日を過ごしてきた。
これまでも、おそらく死ぬまでそうだろう。
ーーだが今日は違った。
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(∴)「内藤さん、面会希望の方がいらっしゃってます」
( ^ω^)「お? 僕に面会? 珍しい事もあるもんだお」
ドローンと所員に囲まれて面会室へ向かう。
(;^ω^)(うーん。面会に来てくれる人に心当たりはないんだけどなぁ…)
(;^ω^)(な〜んか嫌な予感がするお…)
あれこれ考えながら歩いているうちに面会室についた。
ドアを開ける。
するとガラスの向こうには
川 ゚ -゚)
スーツを着た美人さんがいた。
(*^ω^)(綺麗な人だお…)
川 ゚ -゚)「君が内藤くんだね?」
(*^ω^)「はっ、はい!」
川 ゚ -゚)「私の名前は、素直クール。公安局刑事課の監視官だ」
川 ゚ -゚)「突然で悪いが、単刀直入に言わせてもらう」
次の瞬間、驚くべき言葉を発した。
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「君、執行官にならないか?」
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( ^ω^)「え」
( ^ω^)
(;゚ω゚)「えええええええ?! 」
(;゚ω゚)「いやいやいや、突然来て何を言い出すんですかお!」
川 ゚ -゚)「なに、単純にシビュラシステムが君に適性を見出しただけだ」
川 ゚ -゚)「というわけで執行官にならないか?」
いきなりすぎます。
(;^ω^)「おっおっ…。ちょっとそれは…」
川 ゚ -゚)「ま、拒否権はないがな」
え?
(;^ω^)「い、いまなんと…?」
川 ゚ -゚)「ん? 君に拒否権は無いと言っただけだが? 」
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川 ゚ -゚)「 そもそも潜在犯である君に拒否権などあるはずが無いだろう?
我々公安局は、君たちのような潜在犯を捕まえる立場だ。
どっちの立場が上かなんてわかりきったことだろう? ん?
それなのに君は監視官であるこの私の申し出を断ろうというのかい? 」
( ;ω;)
やっぱり…みんな潜在犯なんか人間扱いしないんだ…。
川 ゚ -゚)「…」
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川 ゚ー゚)「冗談だよ、内藤くん」
( ;ω;) 「えっ?」
川 ゚ー゚)「いくら潜在犯だからってそこまで差別するわけないだろう?潜在犯とはいえ同じ人間だ。もちろん拒否権も決定権もあるさ」
川 ゚ -゚)「だからこそ、これ以上潜在犯を増やさないために。また、危険な潜在犯から市民を守るために君の力を借りたい」
川 ゚ -゚)「もちろん危険な仕事だから拒否しても構わない。ゆっくり、じっくり考えて決めて欲しい」
( ;ω;) 「…はい」
川 ゚ー゚)「ではまた後日伺うとしよう。ではな」
そう言ってクールさんは帰って行った。
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( ω ) 「…」
房に戻ってから、僕はずっと考えた。
潜在犯となってしまった僕でも、もう一度社会の役にたてる。
だが、危険な仕事だとも言っていた。
もしかすると命を落とすかもしれない。
( ω ) (…僕は)
…僕は
ーー三日後
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川 ゚ -゚)「…決心したようだね」
( ω ) 「はい」
( ω ) 「僕は」
( ^ω^)「執行官になりますお」
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ーーTo be continuedーー
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以上、第一話投下終了です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
アドバイス・感想はご自由にどうぞ。あると喜びます。
なお、第二話の投下は来週中を予定しています。
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乙です
こういう設定好きなので続き待ってます
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元ネタ知らなくても楽しめますか?
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≫16
元ネタを知っていた方が良いと思います。
Wikipediaの記事をザッと読むだけで充分ですが(^^;;
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なぜかIDが変わっている…。
≫16
【http://ja.m.wikipedia.org/wiki/PSYCHO-PASS】
ここの「設定」の項目を読んでいただけば、内容がつかめるようになると思います。
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>>18
アザっす!!
続き楽しみにまってます!
IDは日付変わると変わりますよ
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聖護君にエリミネーター使えないのはいいとしてデコンポーザーも使えないのは何故なんだぜ?
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>>19
ありがとうございます^_^
なにぶん投下ははじめてなもので(^^;;
>>20
パラライザーやエリミネーターは執行用で、デコンポーザーは自己防衛用なのではないでしょうか。
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工場の中でロボットに対してデコンポーザー使ってたと思うんだけど
もしかしてシビュラって無機物の脅威判定もすんのかな
それとも持ち主が脅威に感じたらスキャン抜きでデコンポーザーになんのかな
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>>22
デコンポーザー(分子分解銃)
「執行モード...デストロイ : デコンポーザー」
対象を消滅させるモード。エリミネーターは劇中での描写の通り生モノには効果てきめんだが、機械に対する威力は心許ない。ドローンなどに襲われるなどして射手が危険に晒されると、犯罪係数とは別に脅威判定が更新され(当たり前だが機械のドローンに犯罪係数も何もあったものではない)、対象を排除するためにこのモードになる。デコンポーザーは命中した部分の球状の範囲内の物が分子まで分解され文字通り消滅してしまう。
by ニコニコ大百科
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第二話、間も無く投下しまーす!
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http://boonbunmaru.web.fc2.com/tanpen/execute.htm
こいつかとおもた
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( ^ω^)は執行官のようです。
#02 猟犬の檻
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執行官になると決心した翌日。
( ^ω^)「久しぶりにスーツを着たお」
( ^ω^)「…この白い部屋ともお別れかお」
( ^ω^)「ちょこっと寂しいおね」
あの後すぐにクールさんは出所の手続きをした。
人手が足りないから、なるべく早いほうが良かったらしい。
( ^ω^)「このドローンにもずいぶんお世話になったお。ありがとうだお」
(∴)「べっ、別に嬉しくなんかないんだからねっ!」
Σ( ^ω^)「ツンデレ?!」
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外に出ると太陽に目潰しを食らった。
( つω^)「久しぶりの直の太陽だお…。まぶしいお…。」
青々とした街路樹を眺めながら駐車場に向かうと、クールさんが車にもたれかかっていた。
川 ゚ -゚)y-~~「思ったより早いじゃないか、内藤くん」
( ^ω^)「持っていく物がほとんど無かったからですお」
( ^ω^)「で、どこに行くんですかお? 」
川 ゚ -゚)y-~~「どこって『職場』に決まっているだろ」
(;^ω^)「『公安局』…ですかお」
川 ゚ -゚)y-~~「『Exactly』その通りだ」
川 ゚ー゚)y-~~「では行こうか。乗りたまえ」
(;゚ω゚)「ちょおおおおおおお!! 危ない! 危ないですお! 自動運転にしてくださあああああい!」
川 ゚ -゚)「何を言ってるんだ。ちゃんと法定速度は守ってるぞ」
(;゚ω゚)「運転が乱暴なんですってええええええ! 」
川 ゚ -゚)「『だが断る』」(キリッ
( ;ω;)「誰かぁああああ! 助けてぇえええ!!」
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ーー公安局 地下駐車場ーー
川 ゚ -゚)「ほら着いたぞ。大丈夫か?」
( ^ω^)「い、一応大丈夫です…」
川 ゚ -゚)「今日の所は、まずは一係の奴らと顔合わせからだ」
( ^ω^)「わかりました」
ーー給湯室
ノパ⊿゚)「あ! クー姉ちゃんお帰りいいいいい!」
川 ゚ -゚)「やっぱりここにいたか、お前ら」
( ´・ω・`)「おや、そっちの人は?」
川 ゚ -゚)「今日から一係に入る執行官を連れて来た」
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( ^ω^)「は、はじめまして。内藤ホライゾンと言いますお。よろしくお願いしますお!」
ノパ⊿゚)「あたしは素直ヒート!クール監視官の妹で、内藤と同じ執行官だ! よろしくなあああああ!」
( ´・ω・`)「僕は 杵穂(ショボ)ショボン。内藤くんと同じ執行官さ。よろしくね」
川 ゚ -゚)「仲良くしてやってくれよ」
川 ゚ -゚)「それじゃ他の奴らにも会わせてくる。またなショボン、」
( ´・ω・`)ノシ「また後でね〜」
(*^ω^)ノシ「おっお〜」
スタスタスタ…
ノパ⊿゚)「よし、じゃあ『カルピスの最適濃度の調査』を再開するぞ!」
(;´・ω・`)「ま、まだ続けるの? もうお腹がたぷんたぷんなんだけど…」
ノハ# ゚⊿゚)「何を言っとるか貴様ぁあああ! カルピスの濃さってのはな! 果て無き探検なんだぁあああ!」
( ´;ω;`)「勘弁してーーー!!!」
(;^ω^)「に、賑やかですね…」
川 ゚ -゚)「ああ、自慢の妹だ」
(;^ω^)(どこを自慢するんだろう…?)
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※訂正
( ^ω^)「は、はじめまして。内藤ホライゾンと言いますお。よろしくお願いしますお!」
ノパ⊿゚)「あたしは素直ヒート!クール監視官の妹で、内藤と同じ執行官だ! よろしくなあああああ!」
( ´・ω・`)「僕は 杵穂(ショボ)ショボン。同じく執行官さ。よろしくね」
川 ゚ -゚)「仲良くしてやってくれよ」
川 ゚ -゚)「それじゃ他の奴らにも会わせてくる。またなショボン、ヒート」
( ´・ω・`)ノシ「また後でね〜」
(*^ω^)ノシ「おっお〜」
スタスタスタ…
ノパ⊿゚)「よし、じゃあ『カルピスの最適濃度の調査』を再開するぞ!」
(;´・ω・`)「ま、まだ続けるの? もうお腹がたぷんたぷんなんだけど…」
ノハ# ゚⊿゚)「何を言っとるか貴様ぁあああ! カルピスの濃さってのはな! 果て無き探検なんだぁあああ!」
( ´;ω;`)「勘弁してーーー!!!」
(;^ω^)「に、賑やかですね…」
川 ゚ -゚)「ああ、自慢の妹だ」
(;^ω^)(どこを自慢するんだろう…?)
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ーー刑事課一係
川 ゚ -゚)「今帰ったぞ」
( ´_ゝ`)「お帰り〜」
(´<_` ) 「ご苦労さん。そいつが新入りかい?」
川 ゚ -゚)「ああ。内藤、自己紹介を」
( ^ω^)「内藤ホライゾンと言いますお! これから執行官としてよろしくお願いしますお!」
( ´_ゝ`)「執行官の流石アニジャだ。ヨロシク〜」
(´<_` ) 「アニジャ執行官の弟で監視官の流石オトジャだ。これからよろしく」
(;^ω^)「なんで兄弟と姉妹で構成されてるんだお、ここは…」
川 ゚ -゚)(おのれ作者)
-
(;^ω^)「そういえばクールさん、仕事についての研修とかは無いんですかお?」
川 ゚ -゚)「それは今から一係のみんなで協力して、約1日かけてみっちり教えこんでやる」
シュボッ フー…
川 ゚ー゚)y-~~「覚悟しとけよ?」
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ーーTo Be Continuedーー
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以上、第二話投下終了です。
今回はキャラ紹介を詰め込みすぎた感があります(^^;;
…ちょっと短めかな?
アドバイス・感想・質問はご自由にどうぞ。あると喜びます。
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なお第三話の投下は、9/1 (月) 23:00を予定しています。
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そんなに構ってちゃんオーラを出してたら貰える感想も貰えないと思うぞ
一応乙
話は面白いと思うけどね
あとショボンのAAは(´・ω・`)にしといた方が違和感無いよ
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>>37
アドバイスありがとうございます。
次回から改善していきます(^^;;
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(・ω・`)乙
アドバイスというか
個人的に一回一回の投下のレス数を
もうちょっと多くして欲しいな(´・ω・`)
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>>39
ありがとうございます。
やっぱり、1話あたりが短いですよね…(^^;;
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しつこく出しゃばるようですまないけど
全レスはよした方が良い
作品スレではあんまり馴れ合おうとしない方が良いね
作品自体は応援してるから、第三話も期待してるよ
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兄弟の片割れが潜在犯ってどうなったらそうなるんだろw
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まぁ本編でも似たようなのあったしな
ネタバレになるから言わんが
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23時より第三話投下します。
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( ^ω^)は執行官のようです。
#03 狩りの時間【前編】
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(ヽ゚ω゚)「……」
ノハ;゚⊿゚)「おい、内藤が燃え尽きているぞ…」
(;´・ω・`)「そりゃ三日間の研修でやる内容を1日でだもの…。」
(;´_ゝ`)「内藤、紅茶淹れるけど…飲むか?」
(ヽ゚ω゚)「お願い…しますお…」
ノパ⊿゚)「アニジャ、あたしにもちょーだい。砂糖は2個ね」
(´・ω・`)「あ、僕もちょうだい。ストレートで」
( ´_ゝ`)「おk、把握。内藤とオトジャは?」
(´<_` )「俺は缶コーヒーがあるからいいよ」
(ヽ゚ω゚)「僕は…砂糖とミルクを…たっぷりと…」
( ´_ゝ`)「はいは〜い」カチャカチャ
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3分後…
ノハ*゚⊿゚)「うまあああい!」
(*´・ω・`)「相変わらずアニジャの紅茶を淹れる腕は天下一品だねぇ」
(*^ω^)「いや〜生き返るお!」
(*´_ゝ`)「気に入ってもらえてよかったよ」
アニジャさんの紅茶でまったりしていると、
警報音が鳴り響いた。
(ついでに、全員が飲み物でむせた)
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『エリアストレス上昇警報。
VIP市 第2地区 ショップエリアにて、規定値超過サイコパスを計測。
対象はドローンの警告を無視して逃走中。
直ちに監視官は執行官を伴い現場に直行してください』
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ダダダダダダ
川 ゚ -゚)「オトジャ監視官! 今の放送は聞いてたな?!」
(´<_` )「ゴホゴホ…ああ、みんなここにいたからな」
川 ゚ -゚)「『ベネ』それなら話は早い」
川 ゚ー゚)「刑事課一係、出動だ!」
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ーー護送車内
(;^ω^)「き、緊張するお…」
ノパ⊿゚)「まあ確かに初めての事件は緊張したなー」
(´・ω・`)「ま、悲しいかな慣れちゃうんだけどね」
(*´_ゝ`)「さて今回の獲物はどんな奴だろうな〜」
(´・ω・`;)「こいつみたいにね」
ノハ;゚⊿゚)「これは『慣れる』を通り越してるよ…」
川 ゚ -゚)『そろそろショップエリアに到着だ。全員、対象の情報に目を通しておけ』
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護送車内に取り付けられたスピーカーからクールさんの声が聞こえた。
( ´_ゝ`)「はいよ〜。え〜、今回の潜在犯さんは〜っと」
-
<ヽ`∀´>
鄭 ニダー [てい にだー](26)
料理人としての職業適性があり韓国料理屋をしていた。
テコンドーの黒帯所有者。
街頭スキャナーによる判定はダークオレンジ。
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川 ゚ -゚)『どうやら店の景気が良くなかったらしい。借金で首が回らなくなってたそうだ』
( ^ω^)「それでサイコパスが濁ってしまったのかお…」
(´<_` )『職業適性イコール天職とは限らんからな』
( ´_ゝ`)「ま、早いとことっ捕まえてやって、社会復帰させてやろうじゃないか」
体にGがかかり、少しよろめく。
どうやら到着したようだ。
護送車の後ろが開く。
川 ゚ -゚)y-~~「さあ猟犬ども。狩りの時間だ。行くぞ」
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ーーショップエリア 『セントラルパーク』
(´<_` )「このエリア内は、警報直後から全ての出入り口をドローンが監視している。そっちから連絡がないから、対象は中にいるはずだ。頼むぞ」
(´<_` )「あと昼間とはいえ裏道なんかは薄暗いから気をつけて捜してくれ」
川 ゚ -゚)「なお今回は、『私・ヒート・ショボン』と『流石兄弟・内藤』に別れて行動する。なにかあったら連絡してくれ」
( ´_ゝ`) ノパ⊿゚) ( ^ω^) (´・ω・`)
「了解!!」
ーー【後編】へ続くーー
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以上、第三話投下終了です。
前回は皆様からの様々なアドバイスありがとうございました!
まだまだ拙いですが、頑張って執筆していきます!
これからもよろしくお願いします!
※次回は、一部暴力注意です。
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乙
読みやすいし元ネタ知らない身としてはいっぺんに情報が入らないので助かる
そして>>47の括弧の斬新さよ(悪い意味ではない)
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やっぱぎのざさんがいないだけで、アットホームになるよな
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ぎのちゃんはツンデレ
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間も無く、第四話 後編投下開始しまーす。
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( ^ω^)は執行官のようです。
#04 狩りの時間【後編】
※一部グロ・暴力表現あり
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ーーショップエリアのどこか
<;ヽ`∀´>(くそっ! スキャナーに引っかかってしまったニダ! 謝罪と賠償を請求するニダ!)
<;ヽ`∀´>(だがどうやってこのエリアから抜け出すニダ? 全ての入口はドローンが見張ってるし…ん?)
*(;‘‘)*「あれ?ぱぱとままは?へりかる、まいごさんになっちゃったよぅ…」
<ヽ`∀´>(…そうニダ!)
<ヽ`∀´>「そこのお嬢ちゃん? 一体どうしたニダ?」
*(;‘‘)*「ふぇぇ…。まいごさんになっちゃったの…。」
<ヽ`∀´>「そうニダか…、大変ニダね。 おじさんも一緒に探してあげるニダよ!」
-
*(‘‘)*「ほんとに* ありがとう!」
<ヽ`∀´>「どういたしましてニダ!
それじゃ探しに行くニダ…」
<ヽ`∀´>=○ ツキッ「よっ!!!」
*(; )*「うっ!」
トサッ…
<ヽ`∀´>(よしよし、気絶したニダ…)
<ヽ`∀´>(あとはこいつを人質にして逃げるニダ!)
「ハハハハハ!!!!」
-
※修正
*(‘‘)*「ほんとに?! ありがとう!」
<ヽ`∀´>「どういたしましてニダ!
それじゃ探しに行くニダ…」
<ヽ`∀´>=○ ツキッ「よっ!!!」
*(; )*「うっ!」
トサッ…
<ヽ`∀´>(よしよし、気絶したニダ…)
<ヽ`∀´>(あとはこいつを人質にして逃げるニダ!)
「ハハハハハ!!!!」
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ーーVIP市 第2地区 ショップエリア
『アジアンモール』
( ^ω^)「ここがニダーの経営していた店ですかお」
(´<_` )「ああ。当然だが戻ってきていないようだな」
( ´_ゝ`)「だがショップエリアはかなり広い。奴もそう遠くまでは行ってないだろうよ」
( ´_ゝ`)「一応、隣のモールのショボン達に報告しとくか…」
ピッピッ
ーーショップエリア 『アメリカンモール』
(´・ω・`)「なるほど、店には戻ってないと。こっちも引き続き捜してみるよ」
ピッ
ノハ*゚⊿゚)「お姉ちゃんお姉ちゃん! あれ可愛い! みてみて!」
川 ゚ -゚)「確かに可愛いな…。今度一緒に買いに来ようか?」
ノハ*゚⊿゚)「やったあああああ!
じゃあ、これとあれとあっちを買いに来よっと!」
川* ゚ -゚)「3個か!?可愛いの3個ほしいのか? 3個・・・イヤしんぼめ!!」
(´・ω・`;)(あの二人はすっかりお出掛け気分だよ…)
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タッタッタッ…
(´・ω・`)(ん? 足音? 封鎖されているはずなのに)
(;´・ω・`)(まさか…っ!)
ソーッ…
<;ヽ`∀´>「 チッ、こっちにも刑事どもがいるニダか…。 いくら人質がいるからって流石に…」
(´・ω・`)(いた!しかもあんな小さい子を人質にとってるなんて!)
(´・ω・`)(急いでクールさんに知らせないと!)
ノパ⊿゚)「おーいショボンー、何してんだー?そんなとこでー」
Σ(´・ω・`;)(ゲッ!ヒート! そんな大声出したら!)
Σ<ヽ`∀´>「ん? あ!しまった! 見つかったニダ!」
ダッ
(;´・ω・`)「あっ! クソッ、待ちやがれ!」
ダッ
川; ゚ -゚)「どうしたショボン! 簡潔に! 」
(;´・ω・`)「対象発見 女の子人質 流石達の方に向かってる」
ノハ;゚⊿゚)「わかった! 連絡するね!」
-
ーーーーー
(´<_`;)「了解! 待ち伏せておく!」
(;^ω^)「いよいよですおね…」
( ´_ゝ`)「ょぅι *ょを人質にしているとは…」
(#´_ゝ`)「エリミネーターなんか生ぬるい! デコンポーザーをぶちこんでやるわ!」
(´<_` )「兄者、気持ちはわかるがそれは無理だ。人に向けてはデコンポーザーは撃てん」
<ヽ`∀´>「わっせ、わっせ」
Σ(´<_` ;)「あ、兄者! 奴が来たぞ! ドミネーターをかm」
(#´_ゝ`)「ぬおりゃああああああ!」
(´<_` ;)「ちょ!」
-
≡≡≡ヘ(#´_ゝ`)ノ <ヽ`∀´>*( )*
ドドド
Σ<ヽ;`∀´> ≡≡≡(#´_ゝ`)*( )*
シュパッ
(*´_ゝ`)「やっほう! ょぅι *ょいただきぃ!」ドドド…
( ^ω^) (´<_` )「…」
( ^ω^) そ Σ(´<_` )「ええええええええええ!?」
(´<_` ;)「あいつ女の子、逆に連れ去りやがった!」
(;^ω^)「ちょ!アニジャさーん?!」
<ヽ;`∀´>「人質がっ! ちっ!」
(´<_`; )「内藤、奴を追え!俺は兄者をとっ捕まえてくる! 」
(;^ω^)「りょ、了解ですお! 」
(*´_ゝ`)「ょぅι *ょ Fooooooo!」
-
※訂正
「ょぅι *ょ」は「幼女」です。
すいません、下調べ不足でした
-
ーーショップエリア 裏路地
(;^ω^)「い、居たお…」
僕はニダーにドミネーターを向ける。
『犯罪係数オーバー300。
執行モード、リーサル・エリミネーター。
慎重に照準を定め、対象を排除してください』
ドミネーターが命を奪う形へ姿を変える。
(;^ω^)
足が動かない。指が動かない。
何故?
心配だから?
緊張してるから?
心細いから?
いや、
人を殺すのが怖いからだ。
-
<ヽ`∀´>「蹴り!」
(; ω )「ガハッ!」
突然鋭い蹴りが鳩尾に入り、膝をついてしまう。
<ヽ`∀´>「踵落とし!」
(; ω )「ガッ!」
すかさず頭頂部に衝撃が走る。
倒れ込む。
(; ω )「ア…ガッ…」
なんてこった…僕は…役立たずだ…
<ヽ`∀´>「ホールホルホル! 公安局の刑事ってのはこんな雑魚ニダか?つまらんニダwww」
ニダーは近くに落ちてたコンクリートブロックを拾い上げ
<ヽ`∀´>「さよならニダ、公安局の無能なワンちゃん!」
僕の頭に向かって振り下ろす
-
(; ω )
イヤダ
シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ
カチリ
引き金を引く音が、やけに大きく感じた。
<ヽ ∀ >「 」
ニダーはあっという間に膨張し、破裂し、血だまりと肉片に変化した。
川; ゚ -゚)「内藤!」
僕はニダーの血にまみれながら、
肉にまみれながら、
他の皆が走ってくるのを見ながら、
( ω )
意識を闇に手放した。
ーーTo Be Continuedーー
-
以上、第四話投下終了です。
原作を観た人なら気づいたと思いますが、第三・四話の内容は原作がベースになっています。
今回は下調べ不足でした。
以後テストスレを活用して、注意していきます。
アドバイス等はご自由にどうぞ。
ちなみに今週末から忙しくなってしまうので、来週の投下はお休みしますm(_ _)m
-
乙
下調べ不足ってそういう意味かw
書き込んでみてわかることってあるよね
-
( ^ω^)は執行官のようです。
#05 Welcome to ICHIGAKARI!
-
( -ω-)
( ^ω^)「ハッ」
(;^ω^)「ん? ここは? なんで寝てるんだお?」
頭がズキズキする。
痛みと共に、事件の記憶が浮かび上がってくる。
(; ω )「ウグッ! ゲエ゙ッ!! オェエ゙ッッ!! 」
ニダーの最期を思い出してしまい、空っぽの胃から吐いた。
( ω )「ゴホッ…。ああ…僕は…」
ヒトヲコロシタンダ…
-
ガチャ
('A`)「お、やっと起きたな、新入り執行官」
('A`)「まったく、まる1日気を失ってたから心配しt」
(;゚ω゚)「ぎゃあああ! 化け物おおお!」
(;'A`)「ばっ、化け物とは何だ化け物とは! 確かに顔は悪いが、れっきとした人間だ!」
(´<_`; )「ドク…お前それ自分で言っちゃうか?」
(;^ω^)「あ、オトジャ監視官…。この人は一体…?」
(´<_` )「ああ、こいつか?」
(´<_` )「こいつの名前は鬱田ドクオ。お前と同じ、元・潜在犯だ。」
( ^ω^)「お? と言うことは、執行官ですかお?」
('A`)「いんや、俺は分析官だ。」
( ^ω^)「分析官?」
-
('A`)「ああ、お前さん達が現場で発見した指紋などの痕跡を分析する。それが『分析官』さ。」
('A`)「ついでに健康管理もやってる。だから周りから『ドク』っても呼ばれてる」
('∀`)「ま、ひとつよろしくな。新入り!」
( ^ω^)「おっお!こちらこそよろしくお願いしますお!」
(´<_` )「ところでドク、内藤の怪我は? 」
('A`)「幸いにも骨や内臓、脳みそには目立ったダメージは無い。強いて言うなら、ひどいアザとたんこぶ位だな」
(´<_`; )「重傷じゃなくて良かったな、内藤…」
(;^ω^)「まったくですお…」
(;'A`)「全く、医師免許あるからってこんなことまでさせるとはね…」
(´<_` )「医師免許ついでに聞くが、もう内藤は連れて行って大丈夫か?」
('A`)「まだしばらく痛むだろうが、一応は問題なしだ。
だがまだ捜査には連れてくなよ?
重傷じゃないとは言え、少なからずダメージは受けてんだからよ」
('A`)「心身ともに、な」
-
(´<_` )「あぁ、そうだな…」
( ω )「…」
病室に一瞬沈黙が訪れる。
(´<_` )「あ、そういや兄者は?」
('A`)「あいつは明け方に眼が覚めて、自分の宿舎に帰ったぜ」
( ^ω^)「お? アニジャさんも怪我をしたんですかお?」
(;'A`)「いや、パラライザーだ」
(;^ω^)「あっ…」
(´<_` ;)「止まらなかったもんだから止むを得ずにな…」
(´<_` )「ちなみにあの人質の子…ヘリカルちゃんというんだが、あの子も無事だ」
( ^ω^)「おっお! それは良かったですお! 」
('A`)「さて、俺は忙しいんだからそろそろ帰ってもらえるとありがたいんだが…」
(´<_` )「あ、すまんかった。ありがとうな、ドク」
( ^ω^)「ドクさん、お世話になりましたお! 」
('A`)ノシ「ああ、お大事にな」
バタン…
('A`)「さて、宿舎までひとっ走りしますか…」
-
ーー公安局 廊下
( ^ω^)「あの、オトジャさん。どこに行くんですかお?」
(´<_` )「宿舎だ。お前たち執行官の家だな。お前はまだ行ってないだろう? 」
( ^ω^)「はい、研修中は一係の椅子で寝ちゃってましたお。その後は事件がありましたし」
(´<_` )「ちなみに、ホロなり家具なりで自分好みに模様替えして構わんからな…っと、到着だ。お先にどうぞ、お前の家だ」
( ^ω^)「wktk!」
ガチャ
パパパパパン!!!
(;゚ω゚)「ファッ?!」
突然の破裂音と紙吹雪。
そして、
川 ゚ー゚) ノハ*゚⊿゚) (´^ω^`) (*´_ゝ`) ('∀`)
「「ようこそ一係へ! 内藤執行官!」」
-
ーー内藤の部屋
川* ゚ -゚)「内藤ッ!おまえの命がけの行動ッ!わたしは敬意を表するッ!」
ノパ⊿゚)「ほんっと心配したよ!グッタリして動かないんだもん!」
(;^ω^)「ご心配おかけしましたお…」
(´・ω・`)「まぁまぁ、こうして無事なんだしさ。よかったじゃないか」
(´<_` )「さあさあ、ショボン達が作った料理が冷めてしまうぞ!」
( ^ω^)「えっ!ショボンさんが作ったのかお!」
ノパ⊿゚)「正確にはショボンとあたしだけどね〜」
(;A;)「いやー久しぶりにインスタントじゃないメシを食うなぁ…」ムシャムシャ
川; ゚ -゚)「ドク…かわいそうに」
宴もたけなわ…
(*´_ゝ`)「うっしゃああああ!裸踊りを披露してやるぜえええ!」
(;´・ω・`)「しまった! あいつ酒弱いんだった!」
ノハ ///)「きゃーっ!」
川# ゚ -゚)「誰かあいつを止めろおおお!!」
ワー キャー ドッタンバッタン…
-
ーー夕方
シュボッ フー…
川 ゚ -゚)y-~~「夕陽が綺麗だな」
(;^ω^)「は、はい。そうですおね」
川 ゚ -゚)y-~~「あの日もこんな綺麗な夕陽だった…」
フー…
(;^ω^)「あのー、クールさん?お話しって一体…」
川 ゚ -゚)y-~~「怖かったか?」
(;^ω^)「え?」
川 ゚ -゚)y-~~「人を殺すことは怖かったか?」
-
( ω )「…」
ジュッ…
川 ゚ -゚)「…怖かったに決まってるさ。私だってそうだった。いくら相手は潜在犯だからって同じ人間だ」
( ω )「…」
川 ゚ -゚)「慣れろとは言わん。だが、溜め込むな。辛くなったら誰かに吐き出せ」
( ;ω;)「ウッ…グッ…」
ギュウッ…
川 ゚ー゚)「今日だけ私の胸を貸してやる。思いっきり泣け。」
( ;ω;)「ウッ…アッ…アアアアッ!」
川 - )「…」ナデナデ
涙が止まるまで、クールさんはずっと僕の頭を撫でていた…。
ーーTo Be Continuedーー
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今回はおまけ付きです。
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おまけ
『川 ゚ -゚)の奇妙な台詞』
-
( ^ω^)「あのー、クールさん」
川 ゚ -゚)「ん? なんだ、内藤」
( ^ω^)「クールさんが言ってた、『だが断る』って何か聞き覚えがあるんですが、なんですかお?」
川 ゚ -゚)「ああ、あれは『ジョジョの奇妙な冒険』という昔のマンガのセリフでな。時々出てしまうんだ」
( ^ω^)「あ、検索したら出てきました。凄い人気ですおね、今だにファンがいるとは」
川 ゚ -゚)「かくいう私もファンだがな。ホロのおかげでスタンド使いの気分になれるよ」
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川; ゚ -゚)「そういえば、作者がまだ生きているって噂があるな…」
(;^ω^)「そんな馬鹿な…。生きてたら152歳ですお…」
川; ゚ -゚)「だがネット上にずーっと続編がアップされているのも事実だ。おおかたファンによるものだろうが…」
川; ゚ -゚)「一説によると自らサイボーグになってるって話も…」
(;^ω^)「な、なんかありえそうで怖いですお…」
川; ゚ -゚)「昔の写真を見ると歳とってるように見えないからな…。ナチスの科学力ヤベェわ…」
おわり
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[おまけのあとがき]
なんでクールがジョジョのセリフを言っているのかの説明を兼ねて書いてみました。
実はこれを書いているとき「未来にジョジョって残ってるのかな?」と思ってましたが、ノベライズを読んだらどうやら残っているようでした。
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以上、第五話&おまけ 投下終了です。
今回は、よりキャラ同士を仲良くさせたくてこんな感じにしました。
今日は僕の誕生日でした。
チョコケーキ美味しかった。
※展開が詰まり気味なので、第六話以降は不定期になってしまうかもしれません。(原作ベースかオリジナルか
…) のんびりお付き合い下さい。
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ありえそうなこわい話はやめてください…
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前も言ったと思うけど、作者が前に出て来るのはよくないと思う
お前の誕生日なんか知らされてもどうしようも無いだろ
本編じゃなくてあとがきとか自分語りを詰め込み過ぎだし、ただの構ってちゃんにしか見えない
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おつおつ
ホロってホログラム?でいいのかな
原作知らない身としてはどっちの展開もおうけいよ
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乙
いくら時間掛かっても良いから頑張って完結させて欲しい
変なアドバイスだと思うけど決して某は絶対見るんじゃないぞ
あそこはモチベーションを削る聖地だからな
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打ち切るのか
まあ、初投下なんて逃亡してなんぼだから深く抱え込まないでいいと思う
ただ作品自体は面白くなりそうだったよ
次の作品も期待してる
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