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酒の肴は馬鹿話のようです
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投下します。
初めてですので至らない所が有りましたらご指摘下さい。
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( ^ω^)「」カリカリカリ
( ^ω^)「」カリカリカリ
( ^ω^)「……おっ?」プルルル
( ^ω^)「」ピッ
( ^ω^)「アヒャ君、どうしたお?」
( ^ω^)「今?今はちょい忙しいお。投稿用のネームに追われているし」
( ^ω^)「あ―酒かあ。いやー僕も呑みたいけど、今回はちょっと」
(;^ω^)「いや、だから忙しいって。今週末が〆切で……えっ何?」
( ^ω^)「……窓?」
( ^ω^)「」ガララララ
( ^ω^)「」
( ^ω^)「……あぁ、もしもし、うん見える見える」
( ^ω^)「ただ、下で待ち伏せてからTELするのは今日で最後にして欲しいお。つーか有無を言わさず押し掛けるって選択肢を君の頭から消去しろお」
-
( ^ω^)「酒の肴は馬鹿話のようです」
1杯目
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( ゚∀゚)「アヒャww相変わらずきたねー部屋だなw」
( ^ω^)「文句言うなら帰って頂きたいお」
(*゚ー゚)「なんか押し掛けちゃってゴメンね、ブーン」
(*^ω^)「しぃちゃんは別に気にしなくていいお」
( ´_ゝ`) 「男女差別はんたーい。ありゃ?その課題の〆切って今週だったの?」
( ^ω^)「いや、1ヶ月前から先生言ってたじゃないかお」
( ´_ゝ`) 「最近学校行ってね―から知らんかった」
( ^ω^)「言い訳にならんお。お前日数あぶね―んだから、せめて出席位しろよ」
(*;゚ー゚)「私も課題やってなかったかも……」
(;^ω^)「ちょっ!しいちゃんまで!?」
( ゚∀゚)「なんか知らね―けど漫画科って課題だらけで大変だな」ムシャムシャ
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( ´_ゝ`) 「服飾科って課題とか無いん?」
( ゚∀゚)「……えっあるの?」ムシャムシャ
( ^ω^)「何で疑問系なんだお。つーか何食ってんの?」
( ゚∀゚)「そこに置いてあったカツサンド」ムシャムシャ
(;^ω^)そ「僕の貴重な晩飯が!!」
( ゚∀゚)「そこそこ美味かった」
(*゚ー゚)「最近、服飾科の人達忙しそうだったよ?」
( ゚∀゚)「よっしゃあ!!酒飲もうぜ!!」
( ^ω^)「ここまで清々しく下手くそな話のすり替え方を僕は今だかつて見たことがないお」
( ゚∀゚)「ついでにセックスしてえ!!」
( ´_ゝ`) 「うん。お前はもう少し考えてから喋ることを覚えような」
( ゚∀゚)「おちんちん?」
( ^ω^)「アヒャ君。黙るか出てくかの二択を迫る権限が家主の僕にはあると思うんだお?」
-
( ^ω^)「……で」
(*゚ー゚)「うん」
( ´_ゝ`) 「はい」
( ゚∀゚)「いぇす」
( ^ω^)「この酒を買ってきたのは何処の誰だお」
( ゚∀゚)「誰が。と言う表現は正しくないな。何故ならば皆の意見を等しく平等に会議を行い……」
( ´_ゝ`) 「アヒャ」
(*゚ー゚)「アヒャ君」
( ゚∀゚)「ちょっwwおまえらww」
( ^ω^)「今すぐ帰れ、こいつを持って、お家へ帰るんだお」
( ゚∀゚)「おいwwウィスキーの何がダメなんだよ!内藤も兄者も好きじゃね―か!」
( ´_ゝ`) 「いや、俺は別に好きでもないぞ?」
(#^ω^)「ウィスキーはともかく、何でよりによって、そのカテゴリー内で『富士山麓』なんか買ってきたんだお!!前回の飲み会でどうなったか忘れたのかお!?」
( ゚∀゚)「えぇ?空腹の兄者がゲロって一気飲みさせられた内藤が潰れてついでに後輩3人がアボーンした」
(#^ω^)「なら買ってくんなお!!」
-
( ゚∀゚)「だってさ―。一番安くて度数高いのコイツなんだもん。千円で50度だよ?仕方ないじゃね―かよ―」
(*;゚ー゚)「……これ、私も飲まなきゃダメかな?」
( ´_ゝ`) 「いや、飲まなくていいだろ。潰れちゃったらギコ先輩が心配するだろうし」
( ^ω^)「ああ、あの人なら飛んで来そうだお。ギコさんは元気かお?」
(*゚ー゚)「うん。でも警備員の仕事ってなかなか大変みたいだよ」
( ゚∀゚)「そんなことより最近いつセックスしたの―?」
( ^ω^)「アヒャ君。僕は君という人間の事は決して嫌いじゃないお。
でもね、今は心の底から君に死ねばいいのにと思っているんだ」
( ゚∀゚)「おっぱい揉みて―」
( ´_ゝ`) 「内藤、そろそろコイツ殴っていいか?」
( ^ω^)「頼んだお。しぃちゃんのヒキっぷりがそろそろヤバイから」
-
……
……
( ´_ゝ`) 「あ―でも実際ヤバイかもな」ゴクゴク
( ^ω^)「何がだお?この酒が?」チビチビ
( ´_ゝ`) 「違うわ。いやまあ、酒もヤバイけどさ。課題だよ課題、日数も6割近いしさあ。卒業怪しいわ、ぶっちゃけ」ゴクゴク
(;^ω^)「おいおい、ちょっと笑えない状況じゃないかお。どうするつもりだお?」チビチビ
( ゚∀゚)「ねえねえ。おっぱい揉んでいい?」
(*;゚ー゚)「いや、それはちょっと……」
(*゚∀゚)「じゃあ膝枕ね。失礼しま―すっと……ああ、やわらけ―ww」
(*;゚ー゚)「あわわ……」
(#゚_ゝ゚)「なあ、内藤。お前の部屋に包丁って無かったっけか?」
(;^ω^)「兄者君。流石に殺しはマズイお」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャww怖いぞ―兄者―」
(#´_ゝ`) 「つ―かお前はど―なんだよ変態野郎!!出席率も俺より少しマシな位だし、どうせお前の事だから服飾科の課題だってやって無いんだろ!?」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「あ―。今まで20個くらい課題出たけど1個もやってね―や」
( ^ω^)「アヒャ君は何しに学校来てるんだお」
( ゚∀゚)+「主に暇潰しとセクハラの為」 キリッ
( ^ω^)「あ、はい」
( ゚∀゚)「まあ、実際問題卒業は出来るよ。そ―いう話はしょっちゅうするし」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「はあ?何でお前みたいなチャランポランな奴が卒業出来るんだよ」グビグビ
( ゜∀゜) 「あのなあ、何で俺がわざわざ糞面倒な学園祭の代表やら、行事の運営してると思ってんだよ」グビグビ
(*゚ー゚)「……あぁ、そういう事なんだ」
( ^ω^)「??」
(*゚ー゚)「ほら、そういう行事に積極的に協力すれば、先生達から評価されるでしょ?」
( ^ω^)「ええと。つまり課題やら授業態度でマイナスになってるのを、そういうので補ってるって事かお?」
(*´_ゝ`) 「汚ね―野郎だなチクショウ」グビグビ
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャwおいおい顔赤いぞ―兄者!!まあ、悔しかったらお前らも俺ぐらい口が回るようになってみなって話よwあ、内藤。酒くれ」
-
( ^ω^)「はいはいお。水割り?」
( ゚∀゚)「ば―か。ストレートに決まってんだろwwあっ、ダブルね」
(;^ω^)「相変わらずムチャクチャ飲むお」トクトクトク
(*´_ゝ`) 「その小さい身体の何処で大量の酒を処理してるんだろうな?」
( ゚∀゚)「肝臓じゃね?普通に。てか兄者も強いじゃん。それ何杯め?」
(*´_ゝ`) 「ロックで4杯。いや、だって俺はタッパ180はあるよ?」
(*゚ー゚)「まだ1時間経ってないのに、もう半分以上空いちゃったね」
( ^ω^)「身長は関係ないんじゃないかお? はい、酒」
( ゚∀゚)「さんきゅーwまあ、内藤は俺と同じチビだけど酒も弱いしな」 グビグビ
( ^ω^)「あんたみたいな化け物と比べるなお」
(*゚ー゚)「……ちなみに私は酔ってきてます」
(*´_ゝ`) 「えっもう?てかさっきから何飲んでるの?」
(*;゚ー゚)「わかんない、ブーンに渡されたやつ飲んでるから。でもこの味どっかで飲んだような……」
-
( ^ω^)「ああ、それは知り合いから頂いた泡盛だお」
(;´_ゝ`) 「おまっ、馬鹿だろ!?」
(;^ω^)「えっ!?だってしぃちゃんは沖縄料理が好きって聴いてたから……」
( ゚∀゚)「いや、普通に料理と酒は別物だろうよ。てかこれ度数やばいな―61度とか。古酒かな―?」
(*;゚ー゚)「正直、このお酒はちょっと辛いかな」
(;´_ゝ`) 「富士山より強いもの飲ませてどうすんだよボケ!!しぃちゃん、無理して飲まなくていいよ。あとはこの全自動アルコール処理器が処理してくれるだろうから」
( ゚∀゚)「え、なんか俺ハイテクっぽいww まあ飲むけど」
( ´ω`)「しぃちゃん……ごめんなさいだお」
(*゚ー゚)「ちょっと休めば大丈夫だと思うから気にしないで。ブーンは優しいね」
(*^ω^) (やっぱりしいちゃんは可愛いし優しい良い娘だお。そしてずっと膝枕されてるアヒャ君は死ね)
(*´_ゝ`) (可愛いなあ、ギコさんが羨ましい。そしてアヒャは内臓ぶちまけて死ね)
( ゚∀゚)「ねぇ、何か不穏な空気になってんの気のせい?」
(*´_ゝ`) 「気のせいだろ死ね。アヒャはたまに死ね変なことを死ね死ね言うな―死ね死ね」
(;゚∀゚)そ「この酔っ払い怖いわww まぁ、今どくからそう怒るなよっと」
-
( ^ω^)「トイレかお?」
「うんにゃ。あれ?どこだ?」ガサゴソ
(;^ω^)「ちょっ……勝手に人の部屋を漁らないでくれお!!」
(*´_ゝ`) 「何やってんだ全自動セクハラマシーン?」
「なんか進化しとるwwいやね、上等な古酒なんか飲める訳だし、こう血が騒ぎまして……」ガサゴソポイポイ
(;^ω^)「だから勝手にっ……ああ、人のものをあっちこっちに投げるなお!!」
「邪魔なんだもん。内藤―。俺の楽器は―?」ガサゴソポイポイ
(#^ω^)「風呂場の前!!いい加減に三味線持って帰れお!!」
「はいはいっと。あったあった……あっ」ベキッ
( ;ω;)そ 「うお―――!!!僕のフィギュアが―――!!!」
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(*´_ゝ`) 「しぃちゃん。大丈夫。かい?」
(*゚ー゚)「うん。ありがとう。兄者君こそ平気?」
(*´_ゝ`) 「はははっ。俺がこんな程度で酔うわけないじゃないか」
( ゚∀゚)「さあさあ!宴もたけなわ!!上等な泡盛のお礼に一曲弾かせて頂こうではありませんか!!」ベンベン♪
(*´_ゝ`) 「おぉ!待ってました!!」
(*゚ー゚)(あっ、兄者君も結構酔っ払ってるんだなあ)
(#;ω;)「ちょっと―!!夜に楽器弾くのは禁止だってば――!!」
( ゚∀゚)「私、全自動セックスマシーンことアヒャがこの素敵な夜に、相棒の三線で余興をば!!」ベンベン♪
(*;゚ー゚)(何か進化してる……)
(#^ω^)「だから弾いちゃダメだって!!」
(*´_ゝ`) 「ノリ悪いぞ――お前も飲め飲め!!」グイッ
( ゚ω゚)そ「ちょっ……そんな無理矢理、ごふっ」ゴクゴク
(*゚∀゚) 「曲は島唄!さあさあ盛り上がろうぜ――!!アヒャヒャヒャww」
-
デイゴーノハナガサキーカジヲヨビアラシガキター……♪
……
……
-
翌日
((; ω ))「う―……〆切が―……課題が―……ウッ!?」ゲロゲロ……
(;´_ゝ`) 「おい内藤!大丈夫か!?死ぬなよ内藤――!!!」
( ゚∀゚)「だらしね―な!!アヒャヒャヒャww」
(*;゚ー゚) (何かブーンっていつもこんな目にあってる気がする……)
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今日の一杯
富士山麓 樽熟50゚
種類…ウイスキー
1000円くらいでどこでも買える激安ウイスキー。
価格の割には味もしっかりしていて、おまけに一般的な安ウイスキーより度数が高くてお得感がある。
ちなみにボトルによって味のブレが大きかったりする。
( ^ω^)「一般的なウイスキーやテキーラよりもアルコールが強いお!明日に残りやすいから飲み過ぎ注意だお!」
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以上で第1話終了です。
ありがとうございました。
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富士山麓良いよね。って言う私安いウイスキーならフォアローゼス
乙です
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俺は断然凛だな
720mlで700円しないくらいだ
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>>18 フォアローゼスは確かに美味しいですね
ブラックが好きです
>>19 キングウイスキーの凛
確かにあれは安いのでいつか試してみたい
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男は黙ってジョニ黒
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第2話投下します。
まったりと。
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( ´_ゝ`) 「もうさ……なんなの?ほんと。まじでなんなんだよ?」
(;゚∀゚)「いや、なんなんだよって言われましても」
( ´_ゝ`) 「……」
(;゚∀゚)「……」
(#´_ゝ`) 「死に晒せ!!」
(;゚∀゚)そ「のっけから酷くね!?」
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( ´_ゝ`) 「酒の肴は馬鹿話のようです」
2杯目
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(;^ω^)「アヒャ君……また何かやらかしたのかお?」
(;゚∀゚)「いやいやいや、誤解すんな内藤!今回は絶対に俺悪くね―って!!」
(#´_ゝ`) 「ふざけんじゃねえぞこの色ボケ気狂いが!!お前の心ない行動のせいで、この俺の美しきピュアハートはズタボロになったんだぞ!!ハゲ散らかして死ね!!」
(;゚∀゚)「知らね―よ!!あとハゲね―よ!!」
( ^ω^)「う―ん、全く話が読めんお。とりあえずビールしかないけど飲む?」
(#´_ゝ`) 「飲む!ありがとう!!説明してやるよ内藤!!俺はこいつのギシアンを電話越しに聞かされたんだぞ!?」
( ^ω^)「ギシアン?」
(#´_ゝ`) 「要は女と一発ヤッてたんだよ!!DTの俺を電話越しにあざ笑いながらな!!」
( ^ω^)「……うわぁ」
(;゚∀゚)「被害妄想にも程があるわ!!大体にしてお前がタイミング悪く電話かけてきただけだろうが!!事故みて―なもんだから俺は悪くね―だろ!!」
( ^ω^)っていうか『そういうこと』の最中だったなら、そのまま電話無視しちゃえば良かったじゃないかお」
( ゚∀゚)「いやいや、漫喫でいきなり着メロが鳴っちゃったら出るしかないだろ―」
( ^ω^)「おいこら。神聖なる漫画喫茶を何に使ってやがる」
( ゚∀゚)「いやほら。漫喫のカップルシートってラブホ代わりの何物でもなくない?」
( ^ω^)「同意を求めるなお。ケダモノめ」
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( ´_ゝ`) 「いいか、アヒャ。俺はあの時とてつもなく落ち込んでいたんだ。だからこそお前を誘って一緒に呑んで気晴らしをしよう!そう思って電話したんだ。それなのに……」
(;゚∀゚)「いやだから、俺からしてみたらそんな事知らんし」
(#´_ゝ`) 「とにかく死ね!牛肉をミンチにする機械に頭から突っ込んで死ね!!」
(;゚∀゚)そ「発想が残酷!?」
(;^ω^)「まあまあ!落ち着いて!!兄者君、何か悩み事でもあるのかお?」
( ´_ゝ`) 「……悩みっつ―か、まあ簡単に言っちまえば愚痴みたいなもんなんだが」
( ^ω^)「僕で良かったら話聴くお?」
(#´_ゝ`) 「内藤は本当にいい奴だな……。内藤は!!」
(;゚∀゚)「睨むな睨むな」
(;^ω^)「こらこら。そんで、何があったんだお?」
( ´_ゝ`) 「あぁ。ありゃ先週の事だ。いつものように自宅でPCを弄っていた時の話さ……」
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先週 流石家にて
( ´_ゝ`) 「ぉk ブラクラゲット」
(´<_` ) 「流石だな、兄者。それよりも、ちょっといいだろうか?」
( ´_ゝ`) 「おお、どうした。3つ年下の我が弟である流石弟者よ」
(´<_` ) 「えっ何その説明口調こわい。あ―。こんなこと兄者に頼むのは少々恥ずかしいんだが」
( ´_ゝ`) 「おいおい。何を遠慮する事があるというのだマイブラザーよ。どんな頼みでもこの俺に任せてみよ」
(´<_` ) 「おお、流石だな兄者。……実は、アレを分けて欲しいんだ」
( ´_ゝ`) 「アレ?俺の秘蔵のエロ画像コレクションのことか?」
(´<_` ) 「ちげ―よ。だから、その。ゴム的なやつだよ」
( ´_ゝ`) 「??輪ゴムなら台所にあるじゃないか」
(´<_` ) 「いや、そういうボケは要らん」
( ´_ゝ`) 「いや、真面目に解らんのだが?」
(´<_`#) 「……だ・か・ら!!」
(´<_`#) 「コンドーム分けろって言ってんだよ!!」
( ´_ゝ`) 「……は?」
-
(´<_`#) 「コンドームだよコンドーム!!確か兄者が去年買ってきて俺に見せびらかして来たやつがあっただろ!?わざわざ地元のコンビニで買うのが恥ずかしいんだよ!!だから分けてくれって言ってるの!!」
(;´_ゝ`) 「……え?いや、その、持ってるには持ってるが」
( ´_ゝ`) 「何に……使うんだ?」
(´<_` ) 「……」
(´<_` ) 「いや、セックスに決まってんだろ?」
( ´_ゝ`) 「」
( ´_ゝ`) 「」
( ´_ゝ`) 「……デスヨネー。ハハハハハハハ」
-
……
……
( ´_ゝ`) 「……という訳だ」
(;^ω^)「……」
(;゚∀゚)「……」
( ´_ゝ`) 「ハハハ……笑えよ。高校生の弟ですら俺の知らぬ間に大人になって行ったというのに。それに引き替え未だに惨めなチェリーボーイであるこの俺を。笑ってくれよ。ハハハハハハハ……」
(;^ω^)「……」
(;゚∀゚)「……」
( ´_ゝ`) 「ハハハハハハハ」
(;^ω^)「……」
( ゚∀゚)「……アヒャww」
( ´_ゝ`) 「ハハハハハハハ」
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャwwwwww」
(*´_ゝ`) 「ハハハハハハハ」
-
(#´_ゝ`) 「おっしゃアヒャぶち殺―――す!!!!」
(;゚∀゚)そ「テメ―が笑えって言ったんだろうが!?」
(;^ω^)「ちょっ!とりあえず兄者君は落ち着けお!?」
(#;_ゝ;) 「止めるな内藤!!こいつは敵なんだ!俺たち『聖なる魔法使い(童貞)』の宿敵、『邪悪な悪魔(ヤリチン)』なのだから!!」
(#゚∀゚)「勝手にキレて人をヤリチン呼ばわりしてんじゃねえよ!!」
( ^ω^)(あれれ―今さりげなく僕まで童貞仲間に入れられたお―?)←DT
(#´_ゝ`) 「セックスがそんなに偉いのか!?ああん!?DTは一生後ろ指を指されて生きて行かなきゃいけないのかごるぁぁ!!?」
(;゚∀゚)「誰もそんな事言ってね―だろ!?大体そこまでこだわるんだったら風俗行ってこいよ!!」
(#゜_ゝ゜) 「それは何か違うだろうがああぁぁぁ―――!!!??」
(;゚∀゚)「あぁ駄目だ―!!今日の兄者めんどくせ――!!!」
(#^ω^)「お隣さんに迷惑だからボリューム下げろ―――!!」
-
5分後
(;´_ゝ`) 「ぜぇはぁ……」
(;゚∀゚)「はぁはぁ……」
(;^ω^) (やっと落ち着いたお)
( ゚∀゚)「……ちかれた。酒くれ、内藤。」
( ^ω^)「はいはいお。つってもアサヒのスーパードライかオリオンビールしかないけど」
( ゚∀゚)「何故にオリオンビール?まあいいや、くれ」
( ´_ゝ`) 「……俺はスーパードライ」
( ^ω^)「前に泡盛貰った時に一緒にくっついて来たんだお。んじゃ、改めて乾杯」
( ゚∀゚)「かんぱーい。つーかそもそも、何で兄者はDTなのにコンドームなんか持ってたんだ?」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「……元カノと使う予定だったんだよ。1年前の」ゴクゴク
(*゚∀゚)「あっなるほどね。てかオリオンビールって、うま―w薄いけど」ゴクゴク
( ^ω^)「確かに軽いお。何かバドワイザーとかに似てないかお?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あっそれ分かるわ!!暑い日とかに飲んだら最高だろうな―!!」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「今はもう夏も終わりかけだけどな。……はあ」
(;^ω^)「まだ落ち込んでるのかお」
-
( 。´_ゝ`) 「そりゃ、だってさあ。20にして童貞って……」ゴクゴク
( ゚∀゚)「だぁかぁらぁ!!気にしすぎだっつぅの!!そんな事で落ち込んでたら内藤なんか年齢=彼女いない歴=童貞なんだからどうしようもね―じゃねえかよ!?」
( ^ω^)「君っていう人間は、1日1回僕を傷つけなきゃ生きていけない性分なのかお?」
( ´_ゝ`) 「……確かにそうだよなあ」
( ^ω^)「わぁお。思わぬ方向からの攻撃に心が折れる5秒前!!」
( ゚∀゚)「そ―ゆ―のの早い遅いは個人差なんだよ。フォックスは確か15だったし俺は18だし」
( ´_ゝ`) 「あーやっぱりフォックスは早いのね。流石だな元ヤン」
( ゚∀゚)「あんまり本人の前で元ヤンって言うなよ?気にしてるから。まあ、時期が来たら自然に出来るだろうよ。内藤ならともかく」
( ^ω^)「あれれ―?無性にアヒャ君をぶん殴りたくなってきたお―?」
-
( ´_ゝ`) 「……ッ!」ゴクゴク……!!
(*´_ゝ`) 「ッカアァ!!うっめ―なアサヒスーパードライ!!」
( ゚∀゚)「えぇ―?言うほど美味いかねアサヒ?ちなみに俺はサッポロ黒ラベル派」
( ^ω^)「……まあ、とりあえず元気になってよかったお。色々と腑に落ちない事はあるけど。うん、色々と」
( ゚∀゚)「内藤のクセに、こまけ―事を気にしてんじゃね―よ。それよりとっととオリオンお代わり寄越せ」
(#^ω^)「もうね―お」
(´゚∀゚)「んだよ使えね―な―。これだから年齢=彼女いない歴は……」
( ^ω^)「よ―し!そろそろ歯を食いしばれこの腐れ外道が―」
( ´_ゝ`) 「つ―か今更だけど華がね―よなこの飲み会。しぃちゃん居ねーし」
( ゚∀゚)「バイトだっけ?てかいい加減、内藤の家で飲むのも飽きたわw」
(#^ω^)「なら今すぐにでも出てけお、この人でなし!!……今度飲み会開く?居酒屋で」
( ゚∀゚)「俺はセクハラ出来る女子が居れば何でもいいや」
( ^ω^)「いい加減黙れお」
-
(*´_ゝ`) 「居酒屋飲み会いいな―!!しぃちゃん以外にもギコさんやフォックス辺りも誘ってさあ、他の学科も誘うか?」
( ゚∀゚)「他の学科―?まあ、俺と同じ服飾化の奴が居ないならい―よ」
( ^ω^)「??服飾科の人がいたら不味いのかお?」
( ゚∀゚)「ま―ちょいとな」
(*´_ゝ`) 「じゃあグラフィック科の奴らをメインで適当に誘って、飲み会やろうぜ!!」
(*^ω^)「ん―、じゃあそうするかお!」
(*´_ゝ`) 「っしゃあぁ!!何かテンション上がってきたぜえぇぇ!!来週の金曜日辺りでどうよ!?」
(*^ω^)「意義無しだお!!」
( ゚∀゚)「あ―……悪い。俺はその日無理だわ」
(;´_ゝ`) 「えっ!?まさかのKY発言?」
(;゚∀゚)「いやいや俺だって行きたいけどさあ、単純に次の金曜日っていうのがちょっと……」
( ^ω^)「あれ、アヒャ君って金曜日はバイトない筈じゃ?」
( ゚∀゚)「いやいやバイトじゃなくて……」
-
( ゚∀゚)「その日デートなのよ」
( ´_ゝ`) 「」
( ^ω^)「」
( ゚∀゚)「あぁ!勘違いすんなよ!?俺もお前らと一緒の非リア仲間!彼女ではね―ぞ?女友達だからよ。まあ、もっとも……」
(*゚∀゚)「一線を越えちゃった大人の関係のお友達だけどな!アヒャヒャヒャヒャwwww」
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ……ww」
( ゚∀゚)「……アヒャ?」
( ^_ゝ^) ニコッ(^ω^ )
( ゚∀゚)「」
-
「まっ待て内藤!穏便なお前が何故いきなり暴力を……グヘッ!?だから殴るのはアカン……って兄者!?そのバールのようなものは一体!?ごめんなさいごめんなさいマジで死んじゃうから本当に!!バールのようなものは死ぬってば……!?」
アッ――――――――……!!
……
……
-
翌日
(*゚ー゚)「あれ、ブーンの家で飲む時にアヒャ君が居ないなんて珍しいね?」
( ´_ゝ`) 「何かケツの穴にバールのようなものが刺さったらしいよ?」
(*;゚ー゚)(なにそれこわい)
-
今日の一杯
オリオンビール
種類…ビール
三星が目印の沖縄の県民ビール。
最近では酒屋さんに行けば割とどこでも手に入る。
沖縄の季候にあわせて作られた為か、飲み口は軽く身体に染み込むようにごくごくと飲める。
キングオブビア、バドワイザーと同じ薄いタイプのビールなので好みがハッキリと分かれる。
( ´_ゝ`)「薄いってことは飲みやすいって事だからな。ビールが苦手な人でも意外とごくごく行けるんだ」
-
第二話終了。
ありがとうございました。
>>21 ジョニ黒もいいですね。いつか青を飲んでみたいものです。
-
乙
最近のお酒もので1番好き
-
>>40 嬉しいお言葉ありがとうございます。
ノンフィクション7割、フィクション3割の話なのであまり珍しいお酒は紹介できないかもしれませんが、まったりやらせて頂きます
-
乙です!
三話目も楽しみにしてます。
-
なんとなく異食を思い出すな
酒は弱いからあんまり飲まないけど雰囲気が好き
-
おもろいなー、この雰囲気好きだ
そういえば久々にアヒャを見た
-
>>42 ありがとうございます。明日には三話目投下します。
>>43 ありがとうございます。異食は大好きな作品です。この作品に影響されて色々飲んだり食べたりしています。
>>44 ありがとうございます。 実在の人物をAAに当てはめるのが結構楽しいです。単純にアヒャも好きですし。
-
予定が早く終わったので第3話投下します。
ゆったりと。
-
( ゚∀゚)y- 「……で」
爪'ー`)y- 「おう」
( ゚∀゚)y- 「何で俺達は夜の11時に、全く知らない駅の全く知らない路地裏で煙草吸ってるんだ?」
爪'ー`)y- 「……あぁ」
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3スパー
爪'ー`)y- 「……なあ、アヒャ。一言だけ言わせてくれや」
( ゚∀゚)y- 「あ、うん」
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3 スパー
爪'ー`)「いやもう本当にマジで心の底からごめんなさい」
(;゚∀゚)「いや、うん……そんな素直に謝られると、かえって俺的にも反応に困ると言うか……」
-
爪'ー`)y- 「酒の肴は馬鹿話のようです」
3杯目
-
爪'ー`)「いや、本当にね。マジでごめん」
(;゚∀゚)「だからもういいっつ―の!その代わり今日はフォックスの家に泊めろよ!?」
爪'ー`)「もち」
( ゚∀゚)「よっしゃ!!あとついで煙草一本くれ」
爪 ' д`)「」
( ゚∀゚)「んだよその何とも言えない顔は?」
爪'ー`)「いや、だってさあ……ほらよ、煙草」
( ゚∀゚)y- 「さんくす。だから何よ?」
爪'ー`)「アヒャって煙草吹かすだけじゃん。しかも貰い煙草専門だしよ。勿体無いっつ―か腑に落ちないっつ―か」
( ゚∀゚)y- 「いや、だって煙草高いし、おまけに肺に入れたらフォックスみたいに依存症になりそうだし」
爪'ー`)「人を病人みたいに言うなよ」
( ゚∀゚)y- 「……1日何本吸うんだっけ?」
爪'ー`)「2箱から3箱」
( ゚∀゚)y- 「どう見ても病人だろ……あっ火つけてください」
-
カチッ
シュボッ
( ゜∀゜)y-3「さんくす」スパー
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3スパー
爪;'ー`)y- 「……いやいやいや待てやこら」
( ゚∀゚)y- 「えっ何さ?」
爪'ー`)y- 「今ごく自然に火つけちゃったけどさあ、その位自分でやれよ」
( ゚∀゚)y- 「いやあ、なんかライターのクルッとしてる部分押し込むと指痛くなるんだもん」
爪'ー`)y- 「いや、慣れるって。だから自分でやれ」
( ゚∀゚)y-3「まあ、その内ね」
爪'ー`)y- 「アヒャのその内はあてにならないだろうが」スー
爪'ー`)y-3スパー
-
( ゚∀゚)y-3「つ―かさ、マジで此処どこなんよ?」スパー
爪'ー`)y- 「学校からだと8駅くらいかな」
( ゚∀゚)y-3「クラブに行きたい―ってフォックスが言い出して最初の店を出たのが9時前だから……」スパー
爪'ー`)y- 「ごめんなさい。2時間もさ迷わせた上にクラブも見つけられなくてごめんなさい」
( ゚∀゚)y-3「いやだから怒ってないっつ―の」スパー
爪'ー`)「おかしいな―?2年前だったらここら辺クラブいっぱいあった筈なんだけど」
( ゚∀゚) 「だから始めから2年前のマップなんか使うなって言っただろうが。ほとんど潰れてんじゃね―かよ。これからど―する?」
爪'ー`)「あ―……あそこにジョナサンあるから入らね?」
( ゚∀゚)y-「はあ?もう晩飯食っただろうが」スパー
爪'ー`)「なんかパフェ喰いたい」
( ゚∀゚)「お前は女子か……俺は別に腹減ってないんだけどなあ」
-
爪'ー`)「奢るぞ?」
( ゚∀゚)+「ゴチになります」キリッ
爪'ー`)「テメェ」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャww」
……
……
-
フォックス宅
爪'ー`)「ただいま帰りましたよっと……」
( ゚∀゚)「やっと着いた―!あ―荷物重かった」
爪'ー`)「途中でドンキ寄りたいっていうから何かと思えば……酒買いすぎだろ。その瓶のやつ何?」
( ゚∀゚)「ん―カンパリっていうリキュールだってさ。ちょっとチャレンジしてみようかな―って」ヌギヌギ
爪'ー`)「人の家でよくもまあ……一人で飲めよ?つ―か服脱ぐの早っ」
( ゚∀゚)「ね―パンツだけじゃダメー?」
爪'ー`)「ダメ。スウェット着なさい、貸すから」
( ゚∀゚)「ちぇ―」
爪'ー`)「アヒャって遠慮しないっつ―か、色々と雑だよな」
( ゚∀゚)「そうか―?よく神経質って言われるけどなあ」
爪'ー`)「アヒャが神経質だったら全人類が神経質に当てはまるな」
( ゚∀゚)「なにそれこわい。てかビール飲んでいい―?チータラ開けていい―?」
-
「どうぞ―。俺は片付けすっから」ガサゴソ
( ゚∀゚)「綺麗じゃん?一人暮らしいいよな―」プシュッ ゴクゴク
「色々大変だけどな。金とか」ガサゴソ
( ゚∀゚)「あ―やっぱりね。だから実家から出る気にもならんのよ」ゴクゴク
「その分自由だけどな。ミセリも気がねなく連れて来れるし」ガサゴソ
( ゚∀゚)「流石元ヤン、チャラいな元ヤン」プシュッ ゴクゴク
「うるさいヤリチン、元ヤン言うな。彼女を連れ込むのは普通だろ」ガサゴソ
( ゚∀゚)「ヤリチン言うな。ミセリとは順調なん?」ゴクゴク
「まあ、普通じゃん。ケンカはよくするけど」 ガサゴソ
( ゚∀゚)「結婚は?」ゴクゴク
「いや、まだ分からね―っしょ。つ―かクラスメイトなのにまだ仲悪いの?」ガサゴソ
( ゚∀゚)「挨拶すら返してくれないわ。まあ、卒業まで永久凍土だなありゃ」ゴクゴク
-
「ミセリとアヒャも仲良くなってくれりゃあ俺も色々助かるんだがな」ガサゴソ
( ゚∀゚)「去年まではふつ―に仲良しだったんだけどな―」
「確かにな……まあ、とりあえず今日の片付けはこんなもんかな」ガサゴソ
( ゚∀゚)「おつ―」ゴクゴク カランッ
爪;'ー`)「……なあ、気のせいか?俺には5分ちょっとの間にビールの大カン2本が空になってるように見えるんだけど」
( ゚∀゚)「いや―人間目の前に酒があると飲んじゃわない?お次はカンパリちゃん行こうかな―」
爪;'ー`)「全人類をお前基準で考えるなよ……」プシュッ
( ゚∀゚)「あれ?その青いの何?」
爪'ー`)「澪。知らない?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あ―あの炭酸入ってる甘い日本酒か―。俺はあんま好きじゃね―な―」
爪'ー`)「アヒャって甘党じゃなかったっけ?」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「いや、甘党だけどさあ。日本酒は炭酸とか入れずに普通に飲む方が美味いじゃん」
爪'ー`)「俺は日本酒あんま好きじゃね―から分かんね」
(;゚∀゚)「……じゃあなんでそんなの飲んでるんだよ」ゴクゴク
爪'ー`)「こいつは飲みやすいから別なの」ゴクゴク
(;゚∀゚)「あっそ……つ―かカンパリってまずっ!?何か変に苦い!中途半端に甘い!!フォックスいらない!?」
爪;'ー`)「いらね―っつ―の。つ―か不味いものを人に勧めるなよ」
(;゚∀゚)「ちくしょ―チャレンジしたのが失敗だったわ……」 ゴクゴク
爪'ー`)「ドンマイw」 ゴクゴク
……
……
-
爪'ー`)「……そういやさあ」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あん?」ゴクゴク
爪'ー`)「最近内藤達とつるんでるじゃん?どうなの?」
( ゚∀゚)「どうなのって何がよ?」
爪'ー`)「いや、内藤とか流石ってアヒャとだいぶキャラ違うじゃん。何話してんのかな―って」
( ゚∀゚)「いや、ふつ―に学校とか酒とか漫画の話しとか。つ―かフォックスだって2、3回内藤と飲んだじゃん?」
爪'ー`)「いや飲んだけどさあ……流石はともかく内藤とは話がなかなか合わないんだよ」
( ゚∀゚)「あ―、まあアイツもいい奴なんだけどちょっと頭おかしいからな―」
爪;'ー`)「いや、そこまでは言わないけどよ。そんなに変なやつだっけ?」
( ゚∀゚)「変だろ普通に。この前フォックスと行ったバー覚えてる?」
爪'ー`)「駅前のアイリッシュパブのこと?」
-
( ゚∀゚)「ああそれそれ。んでさ、そこの話をしたら行ってみたい―っていうから連れてったのよ」
爪'ー`)「そんで?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「最初はふつ―にビール飲んでたんだけど内藤ってウイスキーが好きじゃん?だからバーテンに言って適当にいいやつ頼んだのよ」
爪'ー`)「うん」ゴクゴク
( ゚∀゚)「んで結局2種類ウイスキー飲んだのよ。でもさあアイツって酒弱いじゃん?だから次第に酔っぱらってきて……」
(*^ω^)『このお酒はまるで暴れ馬だお!僕の口の中で跳ね回る様は豪快!!それでいてカナリヤのようにまろやかだお!!』
(*^ω^)『それに比べこのお酒は薔薇に囲まれた美しき姫君!!触れる事すら躊躇う奇跡の存在!!!』
(;゚∀゚)「……とか言い出したからな」
爪;'ー`)「……まろやかなカナリヤって何だ?」
(;゚∀゚)「知るか。もうバーテン苦笑い、隣の客は下向いて笑い堪えてるのバレバレで恥かいたわ」
爪;'ー`)「おい、今後あの店行く度にまろやかなカナリヤが浮かんだらどうしてくれんだ」
(;゚∀゚)「文句は俺じゃなくて内藤の馬鹿に言ってくれ」
-
爪'ー`)「今度会ったら内藤にまろやかなカナリヤの意味聞いてみるかな?……あっ話変わるけどよ」
( ゚∀゚)「んぁ?」
爪'ー`)「明日、日曜じゃん?原宿行かね?」
( ゚∀゚)「バイトだわ」
爪'ー`)「サボれ」
( ゚∀゚)「え―」
爪'ー`)「明日も泊まって、そんでそのまま学校行けばいいじゃん」
(;゚∀゚)「いや―でも、遊ぶためにバイトをサボるっつ―のはなぁ……」
爪'ー`)「……冷蔵庫に入ってる酒、明日になったら全部飲んでいいぞ?」
( ゚∀゚)+ 「お供します」キリッ
爪'ー`)「テメェ」
-
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャwwちなみに何入ってんのよ?」
爪'ー`)「確か色々入ってた筈……え―っと」ガチャッ
爪'ー`)「白ワイン半分にビール2本、それからウイスキーのポケットサイズだな」
( ゚∀゚)「お―ファイネストじゃん。内藤が喜びそうだな―」
爪'ー`)「……あいつもアヒャもさあ、よくウイスキーなんか飲めるよな。俺はダメだ」
( ゚∀゚)「いやいや、むしろ何で自分が嫌いなスコッチを持ってるのよ」
爪'ー`)「バイト先の先輩が置いてった」
( ゚∀゚)「あーなるほど」
爪'ー`)「なんか水鉄砲に入れて噴射してきたんだよね」
( ゚∀゚)「なにそれこわい。つ―か安物とは言え勿体無いだろ」
爪'ー`)「まああれだよ。ノリだよね」
( ゚∀゚)「ヤンキーのノリって怖いわ―」
爪'ー`)「だからヤンキー違うっつ―の」
( ゚∀゚)「さーせんww」
-
……
……
( ゚∀゚)y-3スパー
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3スパー
爪'ー`)y- 「……何かさ」
( ゚∀゚)y-3「あん?」スパー
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3スパー
爪'ー`)y- 「たまには、こ―ゆ―ぐだぐだしたのもいいよな」
( ゚∀゚)y- 「……そだな」
爪'ー`)y- 「煙草、うめ―な―」
( ゚∀゚)y- 「だな―」
爪'ー`)y- スー
爪'ー`)y-3スパー
( ゜∀゜)y-3スパー
-
翌日
爪'ー`)「朝7時に起きたら既にアヒャが飲み始めていて、冷蔵庫が空になっている件について」
(*゚∀゚)「おいフォックス!!カンパリってソーダで割ったらめちゃくちゃ美味いぞ!!」
爪;'ー`)「いや、とりあえず早朝から飲むなよ」
-
今日の1杯
澪
種類…清酒
スパークリング清酒の代表的存在。炭酸入りの清酒自体は以前から存在していたが、大々的な広告と5%という低アルコール、さらには海外を巻き込む日本酒ブームにあやかり爆発的にヒットした。
青いボトルが目印でコンビニ等で手軽に購入できる。
爪'ー`)y‐「ほんのり甘くて美味いな。一般的なビールと度数も変わらないから気軽に飲める」
-
今日のもう一杯
カンパリ
種類…リキュール
香草系リキュールの代名詞。赤色と独特の苦味が特長。
イタリア発のリキュールで、白ワインと割って飲むのが主流らしいのだが、日本では主にソーダやオレンジと割って飲まれている。
ちなみにカンパリの赤色は虫から抽出した色素の色らしい。
( ゚∀゚)「カンパリソーダは甘くて苦くて爽やかだ!んで、カンパリオレンジはオレンジに高級感が出るぞ!」
-
以上で3話終了です。
ありがとうございました。
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ちょっと澪買ってくる
-
乙
時期外れだがホットカンパリなんかも好きだわ
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澪かぁ
俺もアヒャと同じで普通に日本酒の方がいいなぁ
普段飲まない人なら飲みやすくていいんだろうけど
ちょっとオリオンビール探してみるか
俺は
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>>66 久々に澪飲んでます。たまに飲むと美味い。
>>67 ホットカンパリは初耳。ぜひとも試してみます。
>>68日本酒も当たり外れがありますしね。
オリオンビールも色々と種類があるらしいです。
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みなさんこんにちは
終売確定の竹鶴12年を求めてさ迷う>>1です
第4話を深夜の2時頃に投下します。
今回は梅酒の話です。
-
ビックカメラ「僕だ!」
-
>>71たびたびお世話になってますww
では4話目投下します。
ぐったりと。
-
待ってたぜ!
-
( ∀ ) 「」
(*´_ゝ`) 「アヒャがwwショック受けてるww」
(*;゚ー゚)「いや、違うよ!?昔の話だよ!?」
( ^ω^)「うわぁ……アヒャ君可哀想だお」
(*´_ゝ`) 「wwwwwwwwww」
( ∀ ) 「……嫌いって言われた」
(*;゚ー゚)「だから昔の話だってば―!!」
( ;∀;)「しいちゃんに嫌いって言われた……」
(*;゚ー゚)「今は大切な友達だってば―!!」
-
(*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
4杯目
-
( ∀ ) 「」ノソノソ
(*´_ゝ`) 「あるぇ―?wwアヒャさんwwど―したんすか?wwwwww」
( ∀ ) 「……ふて寝する」ゴロン
(;^ω^)「それ僕のベッド……ってまあいいけどさあ」
( ;∀;)「1時間くらい経ったら起こして……」グスン
(*´_ゝ`) 「パネェっすwwwwアヒャ先輩パネェっすwwwwww」
(*#゚ー゚)「もう兄者君もからかわないでよ!」
( ´_ゝ`) 「いや、ごめんごめんw今はアヒャの事嫌いじゃないんだもんな?」
(*#゚ー゚)「当たり前でしょ!嫌いだったからこんなしょっちゅう飲んでないよ―!」
( ´_ゝ`)「確かに。でもさ、何でしぃちゃんは最初アヒャの事が嫌いだったの?」
( ^ω^) 「いや、まあ嫌われ者のアヒャ君なら何となく想像出来るけども……どうせセクハラされたとかだお?」
(*゚ー゚)「セクハラとかはされなかったよ。ただ、ちょっと見た目がね……」
-
( ´_ゝ`) 「見た目?」
( ;∀;)グスン←色白、チビ、細身、ミディアムロングの黒髪
( ^ω^)「……男らしくないからかお?」
(*゚ー゚)「ううん、そうじゃなくて。確かアヒャ君って入学当初は金髪だったじゃない?」
( ´_ゝ`) 「内藤、そうだったの?」
( ^ω^)「いや、僕だって仲良くなったのは2年になってからだから知らんお」
( ´_ゝ`) 「ん―フォックスなら知ってるかもな。それで?」
(*゚ー゚)「うん、それでね。最初は服飾科の人って結構派手なんだな―って思ってただけなんだけど……」
(*;゚ー゚)「2ヶ月くらいしてからアヒャ君と服飾科の先生が話してるのを見かけちゃって」
( ^ω^)「?」
( ´_ゝ`) 「……あ―はいはい。しぃちゃんが嫌ってた理由、なんとなく想像出来たわ」
( ^ω^) 「お―?僕にはさっぱりだお。喋ってるのを見ただけだお?」
-
( ´_ゝ`) 「鈍いやつだな―お前も。アヒャってさあ、教師陣に基本タメ口じゃん?」
( ^ω^)「ああ、服飾科ってそ―いう上下関係とか緩いらしいおね」
( ´_ゝ`) 「仮にお前が、アヒャの存在を知らなかったとして考えてみろよ?」
( ^ω^)「うん?」
( ´_ゝ`) 「ろくに絡んだこともない金髪のチャラついた男子が先生にタメ口きいてヘラヘラしてる光景。を見たらどう思う?」
( ^ω^)「すごく……DQNです」
(*;゚ー゚)「うん。私も関わりたくない人種だな―って思っちゃいました」
( ´_ゝ`) 「確かにあいつの第一印象は最悪だろうな。服飾科だから服装も派手だし」
( ^ω^)「口も悪いし性格も宜しくないお。むしろその後しぃちゃんがアヒャ君と仲良くなれたのかが謎だお」
( ´_ゝ`) 「確かに。あいつ気が付いたらよく一緒にいるけども、よく考えたら一人だけ学科も別だしな」
( ^ω^)「そこはフォックス君だって学科違うお?確かグラフィック科だおね?」
( ´_ゝ`) 「いや、あいつはしょっちゅう内藤の家に来るわけじゃ無いだろう」
-
( ^ω^)「ああそっか。それでしぃちゃんはどうしてアヒャ君と仲良くなったのかお?」
(*゚ー゚)「それは結構普通のきっかけだったよ。学園祭の委員会で一緒になってよく話すようになったんだ」
( ^ω^)「ああ、なるほどだお」
(*゚ー゚)「見た目よりも喋りやすかったし、ギコさんとの事も相談に乗ってくれたしね」
( ´_ゝ`) 「確かにあいつ、口だけは回るからな」
( ^ω^)「うん、本当口だけは回るお。……口だけは」
(*;゚ー゚)(アヒャ君って実はこの二人から嫌われてるんじゃ……)
( ´_ゝ`) 「……ん?もう7時じゃん。酒飲もうぜ」
( ^ω^)「おっ、話に夢中になってたお。え―兄者君と僕はビールでしぃちゃんは……」
(*;゚ー゚)「梅酒です。ビール飲めなくてごめんね……」
( ´_ゝ`) 「気にしなくていいって!むしろ女の子らしくて可愛いいよ!!」
( ^ω^)「そうだおそうだお!まあ、とりあえず乾杯!」
(*゚ー゚)「ありがとう。乾杯」
-
来てたか
支援
-
( ´_ゝ`) 「乾杯。……梅酒なあ。実は俺、飲めないんだよなあ」ゴクゴク
( ^ω^)「ん?そうなのかお?」ゴクゴク
(*゚ー゚)「兄者君ってお酒強いのに」チビチビ
(;´_ゝ`) 「いや強い弱い関係無く、甘い酒っていうのが苦手なんだよね。カシスとかカルーアとかもだけど」ゴクゴク
( ^ω^)「言われてみれば兄者君って基本的に何でも飲むけど甘いのは飲まないおね?」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「基本ビールで、変えてもせいぜいジントニックかウイスキーとかだしな―」ゴクゴク
(*゚ー゚)「梅酒は確かに甘いのが多いけど、凄く色んな種類があるんだよ?兄者君だったら唐辛子梅酒とか好きそう」チビチビ
( ^ω^)「唐辛子梅酒?」
( ´_ゝ`) 「なにそれ美味そう」
(*゚ー゚)「梅酒の割りには甘くないし、さっぱりしてるんだ。それに名前の通り唐辛子がピリッとして梅酒に詳しい男の子からは人気なんだよ」
( ´_ゝ`)「へ―。甘過ぎないなら俺でも飲めそうだな」
(*゚ー゚)「他にもカシス梅酒とかの変わり種もあるし、ベースのお酒を変えるだけで味も全然違うんだ」
-
(*゚ー゚)「ブランデーベースなら濃厚でコクがあるのが多いし、日本酒ベースならキリッと甘さ控えめが多いかな?」
( ´_ゝ`) 「へ―……しぃちゃんって梅酒に詳しいんだね」ゴクゴク
(*゚ー゚)「いや、色んな人から聞いた話の受け売りだからそうでもないよ」チビチビ
( ^ω^)「ウイスキーベースの梅酒もあるのかお?」ゴクゴク
(*゚ー゚)「うん。基本的にどんなお酒からでも果実酒は作れるみたいだからウイスキーもあるよ」
(*^ω^)「是非とも飲んでみたいお!!」
( ´_ゝ`) 「しっかし今改めて思うけど、同じ学科とは言えしぃちゃんや内藤達とこんなにしょっちゅう飲めるとは思わなかったなあ」
( ^ω^)「でも飲み始めたのって割とここ最近だお?その時には何故かアヒャ君もいたけど」
( ´_ゝ`) 「ちょくちょくフォックスやら、高校生の奴らも顔出してたよな?あれって何が切っ掛けだったんだ?」
(*゚ー゚)「あ、それなんだけどね。最初に飲んだ時に餃子パーティやったの覚えてる?」
( ´_ゝ`) 「もちろん。楽しかったしな」
(*^ω^)「僕の家にあんなに沢山の友人が出入りするだなんて初めてだったお!」
-
(*゚ー゚)「あれね、企画したの実はアヒャ君なんだよね。『なんか気分的に餃子パーティやりたいんだけど、近場に都合よく独り暮らししてる奴知らない?』ってきかれて」
( ^ω^)「どこまでも自分勝手な奴だお」
( ´_ゝ`) 「言われてみりゃあ、内藤の家で集まり出したのはあれがきっかけだったな」
( ^ω^)「……楽しかったのが無駄に癪にさわるお。僕も梅酒貰っていいかお?」
(*゚ー゚)「もちろん。瓶で買っちゃったから私だけだと飲みきれないしね―」 チビチビ
( ^ω^)「頂きま―すお……おお、流石はチョーヤ。さらりとして飲みやすいお」ゴクゴク
( ´_ゝ`)b「流石だよなチョーヤ」
( ^ω^)「言いたいだけだろ?」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「あっバレたw?てか話変わるけどさあ。入学当初ってしぃちゃん、漫画科内で俺にだけ距離をとってたよね」ゴクゴク
( ^ω^)「えっそなの?」
(*゚ー゚)「あっ……うん」
( ´_ゝ`) 「あれって何でなの?俺も嫌われてた感じ?」
(*;゚ー゚)「違うよ!兄者君の事は入学当初から好きだったんだよ?」
( ´_ゝ`) 「じゃあ何で?」
-
(*;゚ー゚)「いや、むしろ入学当初は好きだったと言いますか……」
(;´_ゝ`) 「まさかの現在は嫌われてるフラグ!?」
(*;゚ー゚)「違う違う!!そうじゃなくて……その……」
(*^ω^)「おっおっおっw入学当初は兄者君に惚れていたりして」
( ´_ゝ`) 「まっさか―wそんな都合のいい展開な訳が……」
(*////) 「」
( ´_ゝ`) 「訳が……」
(*////) 「」
( ´_ゝ`) 「……あったりしますか?」
(*////)「」コクン
( ´_ゝ`) 「」
( ´_ゝ`) 「」
( ´_ゝ`) 「」
-
(*゜_ゝ゜) 「今夜は宴じゃあああぁぁぁぁぁ!!!」
(;^ω^)「ちょっ兄者君ボリューム下げろお!?」
(*゜_ゝ゜) 「えっ!ちょっマジで!?しぃちゃんそれマジ!?」
(*////) 「うん……かっこいいな―って思ってたの。でもその時の兄者君には地元に彼女さんが居るって知ったから諦めたんだけどね」
(*´_ゝ`) 「いや、居たけどね!?実際のところ入学して2週間で別れてましたけどね!?」
(*゚ー゚)「あっそうだったんだ」
(*´_ゝ`) 「うっわ!!まじか!?なんだよチクショ―こんチクショ―ギコさんとお幸せに!!」
(*;゚ー゚)「ありがとう」
( ^ω^)(自分から話振っといておいてけぼり気味だお。梅酒美味いお)ゴクゴク
-
(*////)「なんか恥ずかしいね。私も今日はいっぱい飲もうっと」ゴクゴク
(*´_ゝ`) 「じゃんじゃん飲んで!!そしてギコさんと上手く行かなかったらMeのところにトンボ返りしてきたまえ!!Hahahaha―」
(;^ω^)「兄者君!キャラがそろそろおかしくなってるお!?」
(*^ー^)「ギコさんとは上手く行ってるから心配しなくても大丈夫だよw」ゴクゴク
( ^ω^)「あっそうだ!しいちゃんしぃちゃん、僕の印象はどうだったんだお?」
(*゚ー゚)「えっ?なになに?」
(*^ω^)「僕の入学当初の印象だお。アヒャ君は嫌いで、兄者君には惚れてたんだおね?」
(*゚ー゚)「うん……そうだけど?」ゴクゴク
( ^ω^)「しぃちゃんから見て、初対面の僕はどんな感じだったんだお?」
(*゚ー゚)「えっ、あ―。ブーンはね、入学当初から喋ってた……よね?」
(*^ω^)「うんうん!そうだお!」
(*゚ー゚)(ブーンの印象?え―とえ―と……)
-
(*゚ー゚)「……特に無い……かな?」
( ^ω^)「」
( ^ω^)「」
( ^ω^)「えっ?」
-
ブーンwwww
-
(*゚ー゚)「何て言うか気がついたら居たって感じで―当初の思い出も無いし―……」ゴクゴク
( ^ω^)「」
(*゚ー゚)「入学当初に何話したかも覚えてないから―きっとその程度の内容だったのかな―って」ゴクゴク
( ^ω^)「」
(;´_ゝ`)「あの……もしかしてしぃちゃん結構酔ってる?」
(*^ー^)「え―兄者君よく分かったね―?凄いすご―い」ゴクゴク
(;´_ゝ`) (うわっ!しぃちゃんって酔うと毒舌になるタイプか!!内藤は大丈夫か!?)チラ
( ^ω^) 「」
-
( ;ω;)……
-
( ^ω^)「」
( ^ω^)「」
( ;ω;)ブワッ
(;´_ゝ`)(ですよね―!!?)
(*;゚ー゚)(あれ?私今さらっと何か悪いこと言っちゃった……?)
(#;ω;)「今夜は吐くまで飲みまくるお――!!アヒャ君とっとと起きるお―――!!いつもみたいに一緒にバカ飲みするんだお――!!!」
(;´_ゝ`) (……今度からしぃちゃんにあんまり飲ませないようにしよう)
(*;゚ー゚)(……何かごめんなさい)
-
翌日
(( ; ω))「うぅ……気持ち悪い……ゲロゲロゲロゲロ」 ゲロゲロゲロゲロ
( ゚∀゚)「……急に叩き起こされて、吐くまで飲むって言うから付き合ったけどさあ。これも俺が悪い事になるのか?」
(;´_ゝ`) 「いや、むしろ今回はしいちゃんが悪いかも」
( ゚∀゚)「??」
(*;ー;) 「……ごめんなさい」
-
今日の一杯
さらりとした梅酒
種類…リキュール
さらりとした飲み口に国産梅100%使用の柔らかな甘さが評判のチョーヤの梅酒。
基本的に女性に人気だが、その種類の多さから男性にも徐々に人気がひろまりつつある。
梅酒はコンビニ等で気軽に手にはいる為、日本で一番有名なリキュールと言っても過言ではないと思う。
(*゚ー゚)「甘くてすっきりだから、あんまり強くないのについつい飲んじゃうんだよね……反省しなきゃ」
-
以上で第4話終了です。
合いの手、支援ありがとうございました。
-
乙
越乃景虎の梅酒は梅の香りが強くて好き
-
乙
梅酒好きなおれ得な回でした
-
遅いけど、カンパリはレモンと相性良いよね。そのままストレートが好きだけど
-
>>95 ありがとうございます。景虎も梅酒出してたんですね、さっそく買いに行きますww
>>96 ありがとうございます。知識は素人レベルで申し訳ない限りです。ちなみに1が好きなのは麻原黒糖梅酒です。
>>97 レモンは確かにあいますね。ストレートで飲めるとは……恐れいります。
-
タンカレーのマラッカジン去年から復刻したよね。みんな飲んだ?
-
ブーン系でお酒雑談流行ってるのか
-
>>100
3つもあるもんな
-
>>99 ジンにはあまり詳しくないもので、マラッカジンの名前も今知りました。
よかったらおすすめのジンを教えて下さい。
>>100>>101 スレ立てる時にもジャンルが被ってしまうな―と心配していました。申し訳ないです。
-
>>102
いやいや、どうせならコラボがあっても面白いかとおもってね
-
>>103 なるほど。それは楽しそうですね! この作品にはドクオは出てきませんが笑
皆さんおはようございます。
昨日、人生初の1人バーで若干舞い上がっていた>>
-
>>103 なるほど。それは楽しそうですね! この作品にはドクオは出てきませんが笑
皆さんおはようございます。
昨日、人生初の1人バーで若干舞い上がっていた>>
-
>>103 なるほど。それは楽しそうですね! この作品にはドクオは出てきませんが笑
皆さんおはようございます。
昨日、人生初の1人バーで若干舞い上がっていた>>
-
>>103 なるほど。それは楽しそうですね! この作品にはドクオは出てきませんが笑
皆さんおはようございます。
昨日、人生初の1人バーで若干舞い上がっていた>>1です。
今日の21時頃に第5話を投下します。
今回は焼酎がメインの話です。
-
あれ?重複してる。失礼致しました。
-
焼酎は芋派。
はい、九州在住です。
楽しみに待ってる。
-
落ち着けww
-
予告通り第5話を投下します。
なお、今回は下ネタの配分が多くなっておりますので予めご了承下さい。
-
( ´_ゝ`) 「……ふむ」ペラ…
( ´_ゝ`) 「……ふむふむ」ペラ…
(*´_ゝ`) 「……ほほう」ペラ…
(*´_ゝ`) (学校をサボって読む、男にょ娘同人誌は最高だな) ペラ…
(*´_ゝ`) (あっちなみに俺はホモじゃないぞ?ホモは嫌い。ショタは正義)ペラ…
(*´_ゝ`) 「……おぅいぇ」ペラ…
アッ―♪アサヒガノボッル―♪
( ´_ゝ`) 「ん?電話か?」
( ´_ゝ`) 「」ピッ
( ´_ゝ`) 「内藤どうしたよ?」
(;´_ゝ`) 「はっ?今から急いで学校集合?」
(;´_ゝ`) 「いや、もう17時なんだから授業無いじゃん!!えっ?」
( ´_ゝ`) 「……いや、そんな脈絡も無くいきなり『海鮮丼作るんだお!』とか言われても……」
-
( ゚∀゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
5杯目
-
内藤宅
( ´_ゝ`) 「……で?」
( ゚∀゚)「おっせ―ぞ兄者。もう19時じゃね―かよ」
( ^ω^)「遅刻だお―」
( ´_ゝ`) 「いや、お前らな。俺の家から学校まで1時間。そっから内藤の家行くには20分以上かかるの知ってんだろうよ」
( ^ω^)「だから最初からちゃんと学校に来ていれば良かったのに。今日は何で休んだんだお?」
( ´_ゝ`) 「いや、さあ。起きたら15時過ぎててさ。なんかもういいかな―って」
( ^ω^)「おまっ!ちょうど授業が終わる時間に起きるっておまっ!!」
( ゚∀゚)「救い用のね―愚か者だな」
( ´_ゝ`) 「ははっ何でだろうな―?アヒャに言われるとオラ殺意が沸いてくるぞ―☆」
(*;゚ー゚)「あの……とりあえず誰か食材切るの手伝ってくれないかな?」
( ´_ゝ`)+ 「よし、頼んだ内藤」キリッ
( ゚∀゚)+「よし、頼んだ内藤」 キリッ
( ^ω^)「君達は面倒ごとを僕に押し付ける事に関しては連繋が素晴らしいなあ全くチクショ―このやろ―」
-
( ゚∀゚)「あ―、てかしぃちゃんずっと食材切ってたん?」
(*゚ー゚)「うん。もう夏も終わりかけとは言え、生物だから早めに調理した方がいいかな―って」
( ´_ゝ`) 「ん?じゃあ料理を作り始めたのはついさっきなのか?」
( ^ω^)「とりあえず6時近くまで兄者君を学校で待ってたんだお―?でも遅いから先に買い出し始めたんだお」
(*゚ー゚)「そうそう。帰ってきたのは15分くらい前だったかな?」
( ´_ゝ`) 「把握。ふ―ん、だから途中で集合場所の変更メ―ルが来たのね。割とグッドタイミングだった訳か」
( ゚∀゚)b「流石だな、兄者」
( ´_ゝ`) 「ちょっ、おまっ……流石家に伝わる伝説の決め台詞を奪うなど万死に値するぜ!?」
( ^ω^)「コントやってる暇あったらせめて皿くらい用意してくれお」
( ´_ゝ`) +「よし、頼んだ内藤」キリッ
( ゚∀゚)+「よし、頼んだ内藤」キリッ
( ^ω^)「この野郎」
-
( ´_ゝ`)「つ―か今回って料理メインなの?酒は?」
( ^ω^)「心配ご無用。酒も買い出しの時にちゃんと買っといたお」
( ´_ゝ`)「ああそっか。ならビール要らなかったか?」
(*゚∀゚)「おっ何だ何だ?ビール買って来たのか!?でかした兄者!!」
( ^ω^)「いや、なんでわざわざ今日に限ってビール2ケースも買って来るんだお?」
( ´_ゝ`)「いや学校サボってた分、元気が有り余っててさ。どうせ割り勘ならいいかって思って」
( ^ω^)「その行動力を学業に回せお」
(*;゚ー゚)「あの―そろそろ出来るけど、誰かお皿用意してくれない?」
( ´_ゝ`) +「よし、頼んだ内藤」 キリッ
( ゚∀゚)+「よし、頼んだ内藤」ゴクゴクキリッ
( ^ω^)「てめぇら……ちょい待てアヒャおいこら何勝手にビール飲んでやがる」
-
( ゚∀゚)「出来たな」
( ´_ゝ`) 「あぁ」
(*゚ー゚)「うん」
( ^ω^)「そだね」
( ´_ゝ`) 「……何だろう、このあまりにも普通に美味そうだから何の言葉も出て来ない感じ」
( ゚∀゚)「ああ、分かるわそれ。これ食ったらふつ―に美味いんだろうな―って分かっちゃってるから、話の転がしようがないよな」
( ^ω^)「いや、別にいいじゃないかお。っていうか君らは料理に何を求めてるんだお」
(*゚ー゚)「まあ、今までの料理が料理だったから気持ちも分かるけどね」
(;^ω^)「歯磨き粉やそこらで拾った雑草を入れるのは料理とは言いませんお」
( ´_ゝ`) 「ま、あれだ。とりあえず食うか」
( ゚∀゚)「そだな、腹減ったし。乾杯すっか」
( ´_ゝ`)「で、今日のメインの酒は何よ?海鮮丼をビールで乾杯っていうのはいくら何でも無しだよな?」
(*^ω^)「おっおっおっwwそんな無粋な事はしませんお!今日のメインはこいつだお!!」ドンッ
-
( ´_ゝ`)「……焼酎?」
( ゚∀゚)「ぱんぱかぱ―んたんたかた―ん」
( ^ω^)「だお!しぃちゃんセレクト紫蘇焼酎!!鍛高譚(たんたかたん)だお!!」
( ´_ゝ`)「むう。俺はてっきり日本酒でも出てくると思ってたんだがなあ」
( ゚∀゚)「いや―それも考えたんだけど、丼物に米の酒っていうのもな―って思ってさ」
( ´_ゝ`)「ああなるほどね、つ―か久々に飲むな鍛高譚。最近は麦か芋ばっかりだったからな―」
(;^ω^)「21才でそのチョイスってどうなんだお?」
( ´_ゝ`)「ばっかも―ん人の好みじゃほっとけ―。ちなみに一刻者は俺の嫁な」
(*゚ー゚)「あの―……お刺身乾いちゃうから早く食べよ?」
( ゚∀゚)「だな―。おら、てめ―らコップ持て注ぐぞ」トクトク
( ^ω^)「さんきゅー。んじゃとりあえず乾杯だお!!」
「「かんぱーい!!」」
-
(*゚∀゚)「やっぱり美味いな海鮮丼。刺身なんざ久々に食ったわ」モグモグ
(*^ω^)「僕も最近はトンカツばっかりだったお」モグモグ
(*;゚ー゚)「いくらトンカツ屋さんで働いてるからってそれは身体に悪いと思うよ?」モグモグ
( ´_ゝ`) 「結構具沢山だな―本当に一人600円でいいの?」 モグモグ
(*゚ー゚)「うん。結構安く済んだから」モグモグ
( ゚∀゚)「かなり材料費ケチったからな―」 チビチビ
( ^ω^)「いや、充分だと思うお?シラスにブリにネギトロにサーモン、イクラ」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「見た目も良いし申し分ないわな。あら?アヒャお前珍しくペース遅くね?」 ゴクゴク←ロック
(;゚∀゚)「うっせ―。焼酎とワインは苦手なんだよ」チビチビ←ソーダ割り薄め
(*゚ー゚)「あれ?そうだったの?なんか私のワガママ聞いてもらってごめんね?」ゴクゴク←水割り普通
( ^ω^)「なんかアヒャ君がチビチビ飲んでると違和感あるお」ゴクゴク←ソーダ割り普通
-
( ゚∀゚)「しぃちゃんは気にすんな、酒の相性っつ―のがあるんだからよ。あと内藤は黙れ。出来れば死ね」チビチビ
( ^ω^)「何て露骨な性差別!!」モグモグ
( ´_ゝ`)「ん―……海鮮丼と鍛高譚って美味いな―。想像以上に合うもんだな。」モグモグゴクゴク
( ゚∀゚)「紫蘇の薫りがいいよな」モグモグチビチビ
( ^ω^)「アヒャ君が酒を味わってると違和感があるお」モグモグゴクゴク
(;゚∀゚)「お前は普段の俺を何だと思ってるんだよ」チビチビ
( ´_ゝ`)「基本がぶ飲みしてるからだろ?ん―、安酒なのにここまで癖がない焼酎も珍しいよな。お代わり」ゴクゴクカラン
(*゚ー゚)「あっ私も」ゴクゴクカラン
( ^ω^)「はいはいお」トクトク
( ´_ゝ`)「さんきゅー」ゴクゴク
(*゚ー゚)「ありがとう」(あ―久々の焼酎美味しい。最近、ギコさんと飲みに行ってないからな―)ゴクゴク
( ゚∀゚)「……しぃちゃんペース早くね?」チビチビ
( ^ω^)「まあ、アヒャ君が遅いだけじゃないかお?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「うるせえ喋るな黙れ帰れ消えろ」
( ^ω^)そ「ここは僕の家!!」
-
( ゚∀゚)「なあなあ、そういや―焼酎って甲類とか乙類とかあんじゃん?あれどういう意味なん?」チビチビ
( ^ω^)「そして露骨なスルー!!僕の心はズタボロだお!!」
( ´_ゝ`)「あれ、知らんかったの?ん―簡単に言うと甲類は低コストで癖の無い物を大量生産しましたよ―って感じかな?」モグモグゴクゴク
( ゚∀゚)「ほうほう」チビチビ
( ´_ゝ`)「んで、乙類は癖はあるものの原料の風味を活かした高級路線って感じだな。一概にそうとも言えんが」モグモグゴクゴク
( ^ω^)「兄者君やけに詳しいんだおね?」モグモグゴクゴク
( ´_ゝ`)「まあ、伊達に18から親父に連れられてスナック通いしてないからな。ちなみに鍛高譚は甲類乙類混和な。簡単に言うとブレンドな訳よ」モグモグゴクゴク
( ゚∀゚)「……焼酎にそこまで詳しい21才ってひくわ」チビチビ
( ´_ゝ`)「ねえ、酷くない?聞いといてその反応って酷くない?」モグモグゴクゴク
(;^ω^)「まあまあ、少なくとも僕は勉強になったお」ゴクゴク
(*゚ー゚)(美味しいなあ……)ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ふぅ……海鮮丼ご馳走さまっと。なあなあところでよ」
-
( ゚∀゚)「あっ?何だ?」チビチビ
( ´_ゝ`) 「なんでいきなり海鮮丼なんて作る事になったんだ?電話の時点で気にはなってたんだが」ゴクゴク
( ^ω^)「兄者君。それは聞かない方が幸せだお」 ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「は?」
(*゚∀゚)「いやいや!よくぞ聞いてくれたぞ兄者よ!!俺はその台詞を今か今かと待ち焦がれたのだ!!」
( ´_ゝ`) (あ―。アヒャが騒いでるって事は確実に聞かない方がよかったパターンか)
( ゚∀゚)「事の発端はつい3日前!!俺はまあ色々あって色々するためにラブホに行ったわけだ」
(#´_ゝ`) 「ほう。何かもうお前の事を殺したいくらいイラつく前置きだが、それが何で海鮮丼に繋がるんだ?」
(;゚∀゚)そ「殺さんといて!?そして振りかぶったロックグラスを降ろして!!」
(;^ω^)「最近の兄者君って下ネタ関係に対して荒れてないかお?」
(#´_ゝ`)「主にこのヤリチン野郎が原因だがな」
-
( ゚∀゚)「ヤリチン言うな話戻すぞ?んでだな、一緒に入った連れがそれはそれは美しくてだな―」
( ´_ゝ`) (こいつ死なないかな―割と苦しみながら死なないかな―)
(*゚∀゚)「いや―それなりに経験を積んでいる俺としても久々にお目にかかるような美青年が相手だったわけで(;´_ゝ`) 「待て待て待て待て待て!!」
(;´_ゝ`) 「えっ?」
( ゚∀゚)「えっ?」
(;´_ゝ`) 「えっ?」
( ゚∀゚)「えっ?」
(;´_ゝ`) 「……美『青年』?」
-
( ゚∀゚)「うん」
( ´_ゝ`) 「」
( ゚∀゚)「あれ?俺が『男もイケる』口だって知ってるよね?学校中が知ってるんだから今さら……」
((; _ゝ)) 「いや、知ってるよ?知ってるけどさ―!?もう何か目の前の友人が男とイチャコラしてるの想像すると吐き気が……」
( ;ω;)「分かるお、その気持ち分かるお兄者君」
( ゚∀゚)「失敬だな―。んでだな、お互いにイチャコラしてまあ男同士だからさ―出すもん出したんだよね。そしたらだね」
( ゚∀゚)「その出したものがイクラみたいな味がしたんだな―これがw」
( ´_ゝ`) 「」
-
( ゚∀゚)「んで、それを思い出してど―してもイクラ食べたくなったんだよな―」
( ´_ゝ`)「」
( ゚∀゚)「でもほら、ここら辺って寿司屋ないじゃん?かと言ってイクラだけ買うと高いじゃん?」
( ´_ゝ`)「」
(*゚∀゚)「だから皆で海鮮丼でも作ってイクラ食べりゃあ腹も膨れて大満足!!みたいなねwアヒャヒャww」
( ´_ゝ`)「」
( ゚∀゚)「アヒャ?」
( ´_ゝ`)「」
( ´_ゝ`)「」
( ´_ゝ`)「きゃっほ―い♪僕ちゃんトイレの旅に行ってきま―す☆」ガタッ
(;^ω^)そ 「兄者君!!吐くな!!耐えるんだお!?僕としぃちゃんはこの話を3回は聞かされたんだから!!」
-
最低だなwwwww
-
(#´_ゝ`) 「何で食事中にそんな話すんだよボケェ!!イクラ結構食っちまったじゃね―か!?」
( ゜∀゜) 「アヒャヒャヒャwwいや―食事中の方がインパクトあるかな―ってwねっしぃちゃん?」
(#^ω^)「このタイミングでしぃちゃんに話を振るな―!!」
(*^ー^)「え―?どっちかって言うと―イクラじゃなくって腐ったイカみたいな味じゃない―?」ヘラヘラ
(;^ω^)「あぁ―駄目だ―!!こんな時に限ってしぃちゃん泥酔モードだお―!!イメージ崩れるからもう喋んないでくれお―!!」
( # ;_ゝ;) 「もう嫌だ―!気持ち悪い―!!アヒャなんか嫌いだ―!!」
(*゚ー゚)「兄者君wwww」
( ゚∀゚)「泣wいwてwるwwwww」
(#^ω^)「もうこれ以上煽るなお!!ほら兄者君、酒だお!酒を飲んで今日という日を忘れ去るんだお!!」
( # ;_ゝ;) 「飲むぞ―!!俺は飲むぞ―――!!うおおぉぉ!!」グビグビグビグビ!!
-
(#´_ゝ`) 「何で食事中にそんな話すんだよボケェ!!イクラ結構食っちまったじゃね―か!?」
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャwwいや―食事中の方がインパクトあるかな―ってwねっしぃちゃん?」
(#^ω^)「このタイミングでしぃちゃんに話を振るな―!!」
(*^ー^)「え―?どっちかって言うと―イクラじゃなくって腐ったイカみたいな味じゃない―?」ヘラヘラ
(;^ω^)「あぁ―駄目だ―!!こんな時に限ってしぃちゃん泥酔モードだお―!!イメージ崩れるからもう喋んないでくれお―!!」
( # ;_ゝ;) 「もう嫌だ―!気持ち悪い―!!アヒャなんか嫌いだ―!!」
(*゚ー゚)「兄者君wwww」
( ゚∀゚)「泣wいwてwるwwwww」
(#^ω^)「もうこれ以上煽るなお!!ほら兄者君、酒だお!酒を飲んで今日という日を忘れ去るんだお!!」
( # ;_ゝ;) 「飲むぞ―!!俺は飲むぞ―――!!うおおぉぉ!!」グビグビグビグビ!!
-
( ゚∀゚)「おいおい、鍛高譚ボトルでラッパ飲みすんなよな―俺らの酒が無くなる―」
(*゚ー゚)「ブーン―お酒早く―」
(#^ω^) 「アンタらはちょっとは空気読めお!!この前の梅酒の余りでも飲んでなさい!!」
(*゚ー゚)「あま―」ゴクゴク
(*゚∀゚)「うま―」 ゴクゴク
( # ;_ゝ;) 「うおおぉぉぉぉぉ!!!!」グビグビグビグビ!!
(;^ω^)そ「落ちつくお兄者君!?兄者く―――ん!!!」
(*^ー^)「ん―……なんかハチャメチャだねアヒャ君?」ヘラヘラゴクゴク
(*゚∀゚)「カオス極まり無いなwwアヒャヒャヒャwwwwww」 ゴクゴク
……
……
-
翌日
流石家
l从・∀・ノ!リ人「今日の夕飯は豪勢なのじゃ―!!」
∬´_ゝ`)「あらあら、珍しいわね。ところで兄者?あなた顔色悪いわよ?醤油かけすぎた?」
(´<_` ) 「どうした、兄者?柄にも無く二日酔いか?」
( (; _ゝ)) (……なんでよりによって夕飯がイカ素麺とイクラ丼なんだよ!!!)
-
今日の一杯
鍛高譚
種類…焼酎
甲類乙類混和の紫蘇焼酎。値段も安価でどこでも手に入る。
一口で口内に心地よい紫蘇の薫りが広がる。
癖も無く、安価な焼酎の部類ではかなり飲みやすくい。
ちなみに鍛高譚の梅酒も販売している。
( ゚∀゚)「俺は焼酎嫌いだけどこいつなら飲めるぜ?焼酎苦手なアンタも一回は飲んでみな?アヒャヒャww」
-
以上で第5話終了です。
ありがとうございました。
-
兄者かわいそす
乙乙
-
ここまでの登場人物まとめ
内藤ホライゾン( ^ω^)
可哀想な人。主にツッコミ。漫画科所属。
流石兄者 ( ´_ゝ`)
めんどくさがりな人。半分不登校。漫画科所属。
笑家アヒャ ( ゚∀゚)
変態な人。バイセクシャル。服飾科所属。
猫野しぃ (*゚ー゚)
可愛い人。実は軍事ヲタ。漫画科所属。
狐ヶ崎フォックス 爪'ー`)y-
元ヤンの人。ニコチン無いと死ぬ。グラフィック科所属。
-
乙
たんたかたんでもちょっと苦手かな
-
>>133 ありがとうございます。実物の彼もこんな扱いでした。
>>135 ありがとうございます。1自身もそんなに量は飲めません。
-
こんばんは。
ラフロイグ10年片手にゴルゴンゾーラとレーズンつまみながらチェイサーに黒ラベルのんです1です。
実話に基づいた話が多い関係で、あまりお酒の話も出来ないので近い内に番外編を投下します。
番外編ではお酒の雑談や味について詳しく書きたいと思います。
なお、このスレでの酒に対する雑談は嬉しい限りですのでどうか1に美味しいお酒を教えて下さい。
-
基本焼酎は好きなんだがたんたかたんは…
飲み放で飲んだのがいけなかったのかもしれんが酷かった
-
他に酒の話題だとビールはよなよなエール好き
コンビニでも時々置いてるとこあるし
オクトーバーフェスト行ってみたいな
-
>>138>>139 やっぱりお酒の相性があるんですかね?
よなよなエール美味しいですよね!初めて飲んだときのフルーティーさにびっくりしました。
-
よなよなエール美味しいんかー。
コーラ&モルトなら飲むんだけど、お子様舌でもイケるかな?
-
>>141 お子様舌ならなおさらに飲んでほしい。
あの甘さとフルーティーさはビックリすると思う。
-
( ^ω^)?
-
こんにちは1です。
15時頃に第6話を投下します。
今回はウォッカのお話です。
-
ウォッカならストリチナヤか変わり種ならズブロッカとか良いなぁ。カフェティーニ飲みたい
-
おーい、どうした?
-
ウォッカだけにうぉっかり忘れちゃったんだな
-
今日とは言ってない罠
-
どうも1です。
予告しておいて大幅な遅刻申し訳ありませんでした。
書きダメを間違えて消去するという事態に絶望していましたが何とか復旧致しました。
それではもったりと投下します。
-
( ゚∀゚)「ひ―とは―ま―いごに―なると―い―うこ―とを―♪」ゴクゴク
( ゚∀゚)「だ―いて―ある―いて―いけ―るから―♪」モグモグ
( ゚∀゚)(久々に予定の無い休日。真っ昼間からジャックダニエル片手に好物のチーズをつまむ)
( ゚∀゚)「どうぞてを―はなして―なんどきずあ―とが―きえても―♪」ゴクゴク
( ゚∀゚)(女と飲むのも、集団でわいわい飲むのも大好きだがこれはこれで……)
( ゚∀゚)「くりかえす―まるで―♪」モグモグ
(*゚∀゚)(なかなか幸せ!!)
-
(*゚∀゚)「あ―やまちの―よ―うに♪」ゴクゴク
ヤサシーイモノハートテーモコワーイカラー♪
( ゚∀゚)「ああぼくら―……アヒャ?」モグモグ
( ゚∀゚)「んだよ……いいところで電話かよ。兄者からか? 」
ピッ
( ゚∀゚)「もしもし?何だよ兄者。あ?今日の予定?特にね―けど?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「……カラオケ?」
-
( ゚∀゚)酒の肴は馬鹿話のようです
6杯目
-
( ^ω^)酒の肴は馬鹿話のようです
6杯目
-
某駅、待ち合わせ場所
( ´_ゝ`)「おっアヒャ―こっちだこっちだ」
(*゚ー゚)「アヒャ君おはよ―」
( ゚∀゚)「う―っす」
( ^ω^)「何かしぃちゃんとアヒャ君には久々に会う気がするお!!」
( ゚∀゚)「まあ最近は実行委員会も忙しくて放課後暇もね―からな―」
(;´_ゝ`)「……つ―かお前酒臭くね?こんな時間から1人で飲んでたのかよ?」
( ゚∀゚)「急に呼び出しといて文句言うんじゃね―よ。つ―か何でいきなりカラオケなのよ?」
( ´_ゝ`)「そちらについてはあちらをご覧ください」
( ゚∀゚)「あ?」
-
(*^ω^)「おっおっおっおっ!!」
(*;゚ー゚)「ブーンやけにテンション高いね?」
(*^ω^)「カラオケなんか久々だから楽しみなんだお!!誘っても普段はみんななかなか集まってくれないから超楽しみなんだお!!」
( ゚∀゚)「把握した」
( ´_ゝ`)「内藤がど―してもっていうからさ。まあ、今日は付き合ってやってくれや」
( ´_ゝ`)「……それにお前が居てくれた方が俺にとっては好都合だしな」ボソッ
( ゚∀゚)「あ?何か言ったか?」
( ´_ゝ`)「いやいや何も?さあさあ内藤―とっとと行こうぜ―!」
(*^ω^)「おっ!行くお―!!!」
-
某カラオケ店
( ゚∀゚)「なあ、せまくね?」
(*゚ー゚)「ん―4人にしては狭い。かな?」
( ^ω^)「そこそこ混んでるみたいだから仕方ないお」
( ´_ゝ`)「日曜日の昼間だからな―。あっドリンクバー取ってくるけど何にする?」
(*゚ー゚)「あっ、じゃあミカンジュースお願い」
( ^ω^)「僕はお茶で」
( ゚∀゚)「適当に炭酸」
( ´_ゝ`)「あいよ―」ガチャッ
( ^ω^)「しぃちゃんは普段は何歌うんだお?アニソンかお?」
(*゚ー゚)「え―と、アニソンとかはあんま歌わないかな?」
( ゚∀゚)「あれ?内藤お前しぃちゃんとカラオケ行った事ね―の?」
-
( ^ω^)「えっ?しぃちゃんどころかみんなと行った事すら無いけど、アヒャ君はしぃちゃんと行った事あるのかお?」
( ゚∀゚)「まあ、しぃちゃんとなら何回かな。しぃちゃんはアニソンとかじゃなく意外にも……」
( ´_ゝ`)「ドリンクおまた―」ガチャッ
( ^ω^)「おっ、ありがとうだお」
(*゚ー゚)「兄者君ありがとう」
( ゚∀゚)「ごくろう」
( ´_ゝ`)「つ―かお前らまだ歌ってなかったのか?」
( ゚∀゚)「空気的に兄者待ってたんだよ。んじゃ内藤、とっとと歌え」
(;^ω^)そ「僕からかお!?」
( ´_ゝ`)「そりゃまあ言い出しっぺだから妥当ではあるな」
(*゚ー゚)「ブーンがんばって」
(;^ω^)「うう……緊張するお」
( ´_ゝ`)「内藤以降は時計回りでアヒャ、俺、しぃちゃんでいいよな?」
( ゚∀゚)「あっ?いいんじゃね?」
( ´_ゝ`)(……くっくっくっ。バカめアヒャが。罠にハマりやがったな!!)
-
( ´_ゝ`)(何を隠そう俺は音痴だ。だからカラオケは来たくはなかったのだ。たが!しかし!!)
(*´_ゝ`)(俺より音痴であるアヒャ!お前が先に歌ってくれるなら話は別よ!!お前の歌は内藤家での弾き語りで聞いてるから音痴なのは確実!)
( ^ω^)「とりあえず最初は無難なの入れとこうかお―?」
(*´_ゝ`)(しかも内藤はキャラ的にも何となく音痴だと見て間違いない……くっくっくっ。これで俺1人が恥をかく心配は無い!!)
( ゚∀゚)「兄者?何ニヤついてんだ?」
(*´_ゝ`)「いやいや何でもないぞww」
( ゚∀゚)「?」
( ^ω^)「そうし―ん」ピピッ
『空も飛べるはず スピッツ』チャラララン♪
( ゚∀゚)「お―また何ともベタなとこ行ったな―」
(*゚ー゚)「スピッツ久々に聴くね―」
(*´_ゝ`)(さあ恥をかくがいい内藤!!俺の為に!!!)
-
( ^ω^)「……幼い微熱を―♪下げられないまま―♪」
(;´_ゝ`)(なん……だと!?)
( ゚∀゚)「お―うめ―じゃん内藤のくせに」
(*゚ー゚)「うわっ!ブーンって凄い綺麗な声で歌うんだね!!」
(;´_ゝ`)(透き通る……美声!!だと!?)
( ^ω^)「君と出会った奇跡が―♪この胸に溢れてる♪」
( ^ω^)「きっと今は―♪自由に―空も飛べるはず―♪」
( ゚∀゚)「……AAに忠実だな」ボソッ
(*゚ー゚)「ん??」
( ゚∀゚)「いや何でもね―よ。さあってと俺も入れるかな―」ピッピッ
(;´_ゝ`)「まさかここまで内藤が歌が上手いとは」
( ^ω^)「……ずっとそ―ばで―♪笑って―いて―ほ―し―い―♪」
(*゚ー゚)「ブーン上手だったよ!!」パチパチ
-
(;´_ゝ`)「あっ……ああ。文句無しに上手かった」パチパチ
(*^ω^)「おっおっw照れるおww」
(;´_ゝ`)(くっ!!完璧に誤算だった。内藤がまさか歌が上手いとは……だが!!)
( ゚∀゚)「ん―何入れるかね―?」ピッピッ
( ´_ゝ`)(アヒャが音痴なのは確実!!こいつはアンパイ!!よって俺の作戦は安泰!!)
( ^ω^)「アヒャ君は沖縄三味線が趣味だし。やっぱり沖縄民謡とか歌うのかお?」
(*゚ー゚)「あ―、アヒャ君ってカラオケ行くと民謡とか歌わないんだよね。むしろ……」
( ゚∀゚)「おっしゃ決まったそ―し―ん」ピピッ
『the WORLD ナイトメア』チャラララン♪
(;´_ゝ`)(あれ?何か普段三味線弾きながら歌ってるやつと雰囲気ちがくね?)
( ^ω^)「何の歌だお?これ?」
(*゚ー゚)「アニソンだからブーンなら多分すぐ分かるよ」
-
( ゚∀゚)「……広がる闇の中!交わしあった!革命のちぎり―!♪」
(;^ω^)そ「おおっ!?えっ!?上手いお!!てか声が変わり過ぎるお!?」
( ゚_ゝ゚)そ(おおおおおい!!普段と全然声が違うじゃね―かよ―!!!?)
(*゚ー゚)「アヒャ君ってカラオケ行くとV系の歌を結構歌うんだよね。私も最初は声が変わりすぎてびっくりしたよ」
(;´_ゝ`)(なんだコイツ異常に歌い慣れてやがる!?つ―か文句無しに上手いってど―いうことだよ!!!)
( ゚∀゚)「……いつか僕が見せてあげる♪光輝く―♪」
( ゚∀゚)「世界を―――――――!!♪」
( ^ω^)「アヒャ君凄いお!!というかこの曲デスノのOP曲だったのかお!!」パチパチ
(*゚ー゚)「相変わらず上手だね―」パチパチ
(*゚∀゚)「アヒャヒャwさんきゅ。ここ最近のアニソンってV系バンドがやってる場合が多いから捗るわ―」
-
(#´_ゝ`)「待て待て待てアヒャおいこらああぁ!!!お前普段の弾き語りはあんなに下手くそだったじゃね―かよ―!!!」
(;゚∀゚)「いきなり何だよ!?つ―かお前も失礼だなおい!!」
(;^ω^)「まあ、確かに三味線弾いてる普段のアヒャ君とは声が全然違かったお?」
( ゚∀゚)「俺はもともとV系バンドのボーカルやってたんだよ、コピバンだけど。その歌い方に慣れすぎて民謡とか歌いにくいのよ」
( ^ω^)「ああ、どうりで何か歌い慣れてると思ったお」
(#。´_ゝ`)「畜生。詐欺だ……アヒャてめぇは詐欺師だったのか!?」
(#゚∀゚)「なんで音痴でもね―のにここまで叩かれなきゃいけね―んだよ!?」
(;^ω^)「まあまあ、とりあえず兄者君の順番だから入れちゃえお?」
( ´_ゝ`)「畜生……死ね。アヒャ死ね。歌ってる最中に口から内臓飛び出して死ね」ブツブツピッピッ
(;゚∀゚)「ぶつくさ悪口言うなよ!つ―か死に方怖っ!?」
-
(*;゚ー゚)「ねえ、兄者君って……?」ヒソヒソ
(;^ω^)「う―ん、もしかしたらあんまり歌が好きじゃないのかもしれないお―……」ヒソヒソ
(#´_ゝ`)「あ―も―最初に言っとくけど俺は本当に音痴だからな!?引いたら怒るからな!?」ピピッ
『裏切りの夕焼け THEATRE BROOK』チャラララン♪
( ^ω^)「お―これ好きだお―」
(*゚ー゚)「何の歌なの?」
( ^ω^)「『デュラララ!!』っていうアニメのOPだお―」
( ´_ゝ`)「……裏切りの夕焼け―やっかいに絡みつく汗を―♪」
( ^ω^)「ん?通に上手いお?」ヒソヒソ
(*゚ー゚)「だよね?」ヒソヒソ
2分後
(#´_ゝ`)「ハアアアアアン!!!あさひがっのぼっるうううぅぅぅ!!!いぇい!!!」
(#´_ゝ`)「すいへいすぇんんんんん!!!」
(#´_ゝ`)「いましんじるぇば!かわるのぉさあぁ!!」
(#´_ゝ`)「むいみじゃぬぁいあのひぃかりいいぃぃ!!!いぇぇぇい!!!」
-
(;^ω^)「……お、お―」パチパチ
(*;゚ー゚)「おっ、お疲れ様―」パチパチ
( ∀ )「w……っ!!」←笑い堪えてる
(#´_ゝ`)「ごおるあぁぁアヒャてめ―!!!なに笑ってやがる―!!!」
(( ∀ ))「わ……笑って……ないです……よw」プルプル
(#´_ゝ`)「表出ろやああぁぁぁ!!!」
(;^ω^)「落ち着けお兄者君!次はしぃちゃんの番だお!?」
( ;_ゝ;)「もう嫌だあぁ絶対にひかれたもん―!」
(*;゚ー゚)「引いたりしてないから大丈夫だってば!」
(;^ω^)「そうだお!!というかしぃちゃんはもう曲を入れたのかお?」
(*゚ー゚)「あっそうだそうだ。はいっと」ピピッ
『出征兵士を送る唄 軍歌』チャラララン♪
( ;_ゝ;)「えっ?」
( ^ω^)「軍歌……だと……?」
-
……
……
(*゚ー゚)「せ―いき―のそ―ら―に―♪さ―んぜんと―♪」
(*゚ー゚)「あ―げてきずけやしんあじあ―♪いざいけ―つわもの―♪」
(*^ー^)「にっぽ―んだんじ―♪」
( ゚∀゚)「いえ―い」パチパチ
(;´_ゝ`)「「い……いえ―い」」(^ω^;)パチパチ
(*゚ー゚)「カラオケなんか久々だから上手く歌えなかったよ」
( ゚∀゚)「そう?綺麗な声だったぜ?」
(;´_ゝ`)「……なあ、内藤。軍歌に上手い下手ってあるのか」コソコソ
(;^ω^)「僕も分からんお。でも……」コソコソ
(*^ω^)「しぃちゃんの歌声は可愛かったお」
(*´_ゝ`)「確かに。新ジャンル軍歌少女……有りだな」
( ゚∀゚)「次は内藤だぞ―?」
-
( ^ω^)「あっもう入れてあるお」
『ロビンソン スピッツ』チャラララン♪
(*゚ー゚)「あっ私この歌好き!」
( ゚∀゚)「またメジャーどころを攻めるな―」
( ^ω^)「……新しい季節は―♪なぜか切ない日々で―♪」
(*゚ー゚)「〜♪」
……
……
-
ここからはダイジェストでお送りします
( ゚∀゚)「愛に!♪気付いて下さい!!♪」
(#´_ゝ`)「おおおとぬぁにぬぁるぇないぼくるあぁのおおおぉぉ!!!」
(*゚ー゚)「げつげ―つか―すいも―くきんきん♪」
( ^ω^)「オリオンをなぞる―♪こんな深い夜―♪」
( ゚∀゚)「月の欠片を集めて♪夢を飾り!♪眠る♪」
(#´_ゝ`)「むげえええぇぇんどあぁぁいぬああぁぁゆううむえええのあとぬおおぉぉ!!!!」
(*゚ー゚)「く―わえたばこも―ほろにがい―♪」
( ^ω^)「行こうか逃げようか♪君が望むままに―♪」
……
……
-
支援
-
わくてか
-
( ´_ゝ`)「ふぅ……歌った歌った」
(*゚ー゚)「3時間って長いね。まだ40分もあるよ?」
( ゚∀゚)「つ―か内藤って歌うジャンル安定しね―な?てっきりアニソンばかりかと思った」
( ^ω^)「どんな偏見だお。オタクだってアニソンばかり聴いてる訳じゃないんだお」
( ´_ゝ`)yー「まあ、俺はアニソンがメインな訳だがな。っと、ちょい一服するわ」カチッ
( ゚∀゚)「おおっと兄者―今日のカラオケで煙草は止めた方がいいぜ?」
( ´_ゝ`)yー「はあ?何で?しぃちゃん居るから?」
(*゚ー゚)「えっ?私は気にしなくていいよ?ギコさんも私と一緒に居るときはよく吸ってるし」
( ゚∀゚)「いやいやしぃちゃん関係無くだな、実は自宅から差し入れ持ってきてやったんだよ。ほれ」ドン
( ^ω^)「ペットボトルにの中に透明な……水?」
-
( ´_ゝ`)yー「どうせこのアル中野郎の事だから酒だろ?」
( ゚∀゚)「アヒャヒャwwご名答」
( ´_ゝ`)yー「で、何持ってきたんだよ。焼酎か?日本酒か?」
( ゚∀゚)「スピリタス」
( ´_ゝ`)yー「」
( ^ω^)「?」
(*゚ー゚)「?」
( ゚∀゚)「スピリタス」
( ´_ゝ`)yー「」
( ^ω^)「?」
(*゚ー゚)「?」
(#´_ゝ`)「おまっ……!馬鹿じゃね―の!?こんな密室にそんな危険物持ち込むんじゃね―よ!?」タバコケシケシ
-
スピリタスって普通に買えるもんなの?
-
近所のや○やに売ってた記憶
-
(*゚∀゚)「アヒャヒャww流石だな兄者!ナイスリアクション!」
( ^ω^)「ただの酒じゃないのかお?」
(#´_ゝ`)「スピリタスっつ―のは酒とは名ばかりのアルコールの塊なんだよ!万が一引火でもしたら大惨事だっつ―の!!」
(*゚ー゚)「そんなにアルコール度数高いの?」
( ゚∀゚)「95〜6゚の最凶ウォッカだからな―ガソリンみたいに燃えやすいわな」
(;´_ゝ`)「あながち誤字ともいい辛いくらいに危ない酒だ」
(;^ω^)「そんなもん飲めるのかお?」
( ゚∀゚)「いやいや、流石に俺もこれをストレートで飲むのはショットグラス2杯が限界よ?」
( ´_ゝ`)「いや……充分に化け物レベルの酒豪だぞそれ?」
( ゚∀゚)「やかましい。んで、ほらカラオケだからさ―ドリンクバーでジュースとかあるじゃん?それで割るように持ってきたのよ」
-
(*゚ー゚)「ああなるほどね」
( ^ω^)「96゚って……想像出来ない味だお?」
( ゚∀゚)「まあ味なんて殆ど無いしな実際。舐めてみたら?」
( ^ω^)「んじゃ少し指につけてペロリと……おっ!?」
( ´_ゝ`)「どうだ内藤?」
( ^ω^)「……辛いだけだお。お茶」ゴクゴク
( ゚∀゚)「そうかね?慣れると甘みも感じられるんだがなあ」
(;^ω^)「こんなもんに慣れたく無いお。おぇ―」
(*;゚ー゚)「私も舐めてみたかったけど止めとくね」
( ^ω^)「それが無難だお。あ―ウォッカなんか初めて飲んだけど嫌いになりそうだお」
( ´_ゝ`)「まあこのスピリタスに関しては普通のウォッカとは別物として考えた方がいいぞ?」
( ゚∀゚)「旨味も風味も糞も無いからな―。でも、あれだ。ジュースで割ると美味いぞ?特にグレープフルーツ」
( ´_ゝ`)「あ―それ何だっけ?ブルドッグ?だっけ」
(*゚ー゚)「何それ?」
-
( ゚∀゚)「カクテルの名前。ウォッカにグレープフルーツでブルドッグ。さらにそこに塩を足せばソルティードッグ」
(*゚ー゚)「ああ、居酒屋さん行くとアヒャくんいつも頼んでるよね。濃い目に塩をいっぱい足して」
( ´_ゝ`)「まあ割る用として飲めば飲めない事も無いが……正直、なあ?」コーラ割ゴクゴク
( ^ω^)「ぶっちゃけ割っても美味くないお。僕はウォッカ自体が嫌いみたいだお」お茶割ゴクゴク
( ´_ゝ`)「いやいや、普通のウォッカはもっと飲みやすいぞ?スミノフとかスカイとかならドンキにも売ってるし」ゴクゴク
(*゚ー゚)「私は酒屋さんでレモンとか唐辛子のラベルが張ってあるウォッカも見たよ?多分漬け込んだやつなんじゃないかな?」オレンジ割チビチビ
( ^ω^)「う―ん、そういうのだったら美味しいかもだけど……とりあえずこのスピリタスは二度とお目にかかりたく無いお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ありゃ?失敗しちまったか―。いつも通りに富士山麓とかにしときゃあ良かったかな?」サイダー割ゴクゴク
(*;゚ー゚)「多分それ持ってきてたらブーンに追い出されてると思うよ?」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「カクテルの名前。ウォッカにグレープフルーツでブルドッグ。さらにそこに塩を足せばソルティードッグ」
(*゚ー゚)「ああ、居酒屋さん行くとアヒャくんいつも頼んでるよね。濃い目に塩をいっぱい足して」
( ´_ゝ`)「まあ割る用として飲めば飲めない事も無いが……正直、なあ?」コーラ割ゴクゴク
( ^ω^)「ぶっちゃけ割っても美味くないお。僕はウォッカ自体が嫌いみたいだお」お茶割ゴクゴク
( ´_ゝ`)「いやいや、普通のウォッカはもっと飲みやすいぞ?スミノフとかスカイとかならドンキにも売ってるし」ゴクゴク
(*゚ー゚)「私は酒屋さんでレモンとか唐辛子のラベルが張ってあるウォッカも見たよ?多分漬け込んだやつなんじゃないかな?」オレンジ割チビチビ
( ^ω^)「う―ん、そういうのだったら美味しいかもだけど……とりあえずこのスピリタスは二度とお目にかかりたく無いお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ありゃ?失敗しちまったか―。いつも通りに富士山麓とかにしときゃあ良かったかな?」サイダー割ゴクゴク
(*;゚ー゚)「多分それ持ってきてたらブーンに追い出されてると思うよ?」ゴクゴク
-
( ^ω^)「しぃちゃんの言う通りだお。さて、何か歌うお―」ピッピッ
(;´_ゝ`)「内藤はどんだけ富士山にトラウマあるんだよ」ゴクゴク
( ^ω^)「ちなみに僕のトラウマメモリーにこのスピリタスも記録されたお。そうし―ん、はい兄者君もマイク持って!」ピピッ
(;´_ゝ`)「えっ?俺も歌うのか!?つかお前何入れたの!?」
『おじゃ魔女カーニバル!! MAHO堂』チャラララン♪
( ´_ゝ`)「」
(*゚ー゚)そ「うわっ懐かし!!」
(;゚∀゚)「なあ、本当に内藤と兄者が歌うのかこれ?かなりキモい絵面になるぞ?」
(*^ω^)「もちろんだお!!さあ兄者君行くお――!!」
(#´_ゝ`)「もうヤケクソじゃあああぁぁ!!」
……
……
-
翌日
(#´_ゝ`)『おそるあぁぁにひびくぇぇぴぃぃるぃぃくあぁぁぴぃぃるぁぁあああ!!!!』
( ^ω^)『飛んで走って笑っちゃえ♪』
(#´_ゝ`)『てすとでむぁぁあんつえぇぇんえがおをぁあむあぁんてえぇん!!!』
( ^ω^)『ドキドキワクワクは―♪』
(#´_ゝ`)『『ねんじゅうむきゅう!!!♪』』(^ω^*)
( ゚∀゚)「いや―この動画に『キモヲタカーニバル』って名付けて某動画サイトに投下したらなかなか好評でな―w」
(;´_ゝ`)そ「あんた勝手に何してくれてんの!?」
-
今日の一杯
スピリタス
種類…ウォッカ
度数95〜6゚という世界で一番アルコールが強い酒。分類的にはウォッカだがその圧倒的な度数のせいで一部の国では別物として扱われている。
焼けつくような喉越しとほんのりとした甘みが特徴で、一部には熱狂的な信者を作り出している。
( ^ω^)「絶対に一気飲みなんかしちゃダメだお!?絶対にだお!?」
-
途中で何故か書き込み出来なくなりました1です
規制ってなんだよ……BBQってなんなんだよ……
-
おお、そうだったのか
お疲れ様
-
>>146 ズブロッカは桜餅風味でしたっけ?独特ですよね。
>>173>>174 スピリタスは大型スーパーとかにも売ってたりします。酒屋なら確実かと。
-
>>183ありがとうございます。
次は何の酒にしようかなー
-
アブサン置いてますか?
-
酒弱なおれに美味しい酎ハイを
-
>>186 アブサンってあの曰く付きの緑のお酒ですよね?ニガヨモギの。
>>187 酎ハイですか。色々探してみますね。
-
そうだよ 幻覚作用があるとも囁かれるニガヨモギのあれだよ
酎ハイなら本絞りが好きだなぁ
-
アブサンの話は聞いてみたいかも
ちょっと興味あるし
-
アブサンの代わりなら
(´・ω・)つペルノ
-
>>189>>190 では近い内にアブサンを試してみたいと思います。
>>191 ペルノは確か幻覚作用の心配が無いんですよね?
-
皆さんこんにちは1です。
近い内に第7話投下します。
今回はジントニックのお話です。
-
楽しみにしてます!
-
楽しみにしてるよ〜
少し前まで近所のダイエーでボンベイサファイア扱ってたのに、最近見ない(´・ω・`)
-
アブサン大好きだから楽しみだな
角砂糖に火を灯すのは綺麗だし、是非ともやってみて欲しい
-
>>194>>195 ありがとうございます。
>>196 いつかやってみたいです。バーとかで飲めるかな?
投下予告します。1です。
規制に巻き込まれなければ本日の深夜2時辺りに投下します。
-
ウイスキーが手放せない1です。
少し早いですが投下します。
ばったりと。
-
( ゚∀゚)「スタイルいいのになー。チビの俺からしたら羨ましい限りだぜ」
(*゚ー゚)「顔だってカッコいい方なのに、やっぱり損してるよね?服装って雰囲気にも出るし」
( ゚∀゚)「だよな―。なんかTHEオタクみたいな服装してる癖に彼女欲しいとか言ってると笑えてくるわ」
(*゚ー゚)「そこまでは言わないけど……でも何だか残念だよね」
( ゚∀゚)「ほんとほんと。勿体ないわな―」
( ´_ゝ`)「ねえさっきから横目で人のことチラ見しながらヒソヒソ話するの止めてくれない?ねえちょっと?」
-
( ´_ゝ`)酒の肴は馬鹿話のようです
7杯目
-
( ´_ゝ`)「つ―かなんで漫画科の作業室にアヒャがいるんだよ」
( ゚∀゚)「放課後なんだからいいだろ別に。つ―かさ兄者、お前が着てるシャツってどこのブランドの?」
( ´_ゝ`)「えっ?何よ急に。PIKOだけど?」
(*;゚ー゚)「「」」(゚∀゚;)
( ´_ゝ`)「ねえ無言で後退りするの止めてくれない?ねえ?お前らの中で俺を虐めるのが流行ってんのねえ?」
(*;゚ー゚)「だってPIKOって……私の従兄弟が着てるやつと一緒だよ?小学生だよ?」
(;゚∀゚)「お前さあ、せめてUNIQLOとかGUにしようよ?もう成人してるんだぞ?」
(#´_ゝ`)「PIKOの何が悪いんだよ!!れっきとしたサーフブランドなんだぞ!?」
(*゚ー゚)「兄者君ってサーフィン好きなの?」
( ´_ゝ`)「3秒で溺れる自信がありますが何か?」
( ゚∀゚)「全国のサーフブランド愛好者に謝れ」
-
爪'ー`)「ち―す。あれ?アヒャがいる」
(*゚ー゚)「あれ?フォックス君だ。こんにちは」
爪'ー`)「あ、どうもっす。内藤いませんか?」
( ´_ゝ`)「ここには居ないからPC室じゃね?課題やってる筈だし。てかフォックスがアイツに用事があるなんて珍しくないか?」
爪'ー`)「学園祭のパンフレットのレイアウトについてちょっとな。漫画科の生徒代表が内藤になってたから確認取らなきゃ行けないんだよ」
( ゚∀゚)「ふ―ん。行事の度にパンフレット作ったりポスター作ったりでグラフィック科も大変だわな―」
(;´_ゝ`)「てかウチの学科の代表者って内藤だったのかよ。大丈夫なのか?」
(*゚ー゚)「あ―兄者君最近学校来てなかったから知らなかったんだね」
( ゚∀゚)「お前いい加減にサボり癖治したら?あっフォックス―来たついでに兄者の服装どう思う―?」
-
爪'ー`)「は?兄者の服装?」
( ´_ゝ`)「ばっちこ―いフォックス―」
爪'ー`)「中学生っぽい」
( ´_ゝ`)「」
爪'ー`)「オタクっぽい」
( ´_ゝ`)「」
爪'ー`)「とにかくダサい」
( ´_ゝ`)「」
爪'ー`)「生理的に無(;゚∀゚)「よしフォックスそろそろ勘弁してやってくれ!!話を振った俺が悪いとは思うけども!!」
(*;゚ー゚)「何かつい数分で兄者君が老け込んだ気がするよ」
( ´_ゝ`)「……死にたい」
(*;゚ー゚)そ「老け込むどころの騒ぎじゃ無かった!死なないで兄者君!?」
-
爪'ー`)「つ―かそんなに気にすんなら服装少しは整えればいいじゃん」
(#´_ゝ`)「整えようにも何を着れば普通なのかダサいのかが分からないんだよ!!」
爪'ー`)「洋服に詳しい奴と一緒に買い物に行けばいいじゃね―か。いるだろ?身近に詳しいやつが」
(*゚ー゚)「ああ、確かに。身近にいる人に頼ればいいんだよ兄者君」
( ´_ゝ`)「身近で洋服に詳しいやつ?」
( ゚∀゚)←服飾科在籍
((; _ゝ ))「くっ……!まさか俺の人生においてこんな屑野郎に助言を求める屈辱を味わうとは!!」プルプル
( ゚∀゚)「なあ、礼儀って言葉知ってるかこら?」
(*;゚ー゚)(アヒャ君が言う台詞では無いと思うよ……)
……
……
-
( ´_ゝ`)「というのが先週の話だ」
( ^ω^)「なるほど」
( ゚∀゚)「んじゃとっとと服屋行こうぜ―」
(;^ω^)「いやいや、何で僕が買い物に無理矢理誘われたのかが未だに不明だお。今日予定あったのに」
( ´_ゝ`)「だってさ―俺1人でアヒャに色々教え込まれるって何か嫌じゃん。だから似た者同士ってことで内藤も道連れに。な?」
( ^ω^)「明快かつ不愉快な解答をどうもありがとうだおコンチクショ―が」
( ゚∀゚)「言っておくけど内藤のファッションもガキっぽくて悲惨だぞ?」
( ^ω^)「君は本当に僕を傷つけるのが好きだなあ」
(*´_ゝ`)「あっ今のドラえもんに似てた!大山のぶ代時代のやつ!」
( ゚∀゚)「どうでもいいから早く行くぞ。俺はとっとと済ませて酒飲みたいんだから」
( ^ω^)「ああ、僕に拒否権は無いんですね分かります」
-
某古着屋
( ´_ゝ`)「おぉ―初めて来たけど結構色々あるんだな」
( ^ω^)「一面洋服ばかりだお」
( ゚∀゚)「服屋だから当たり前だ。んじゃとっとと買い物済ますぞ―ちなみに今のお前らの服装は?」
( ´_ゝ`)「英字プリントTシャツに赤のチェックシャツ。下はチノパンとスニーカー」
( ^ω^)「赤のロンTシャツにジーパンにスニーカーだお」
( ゚∀゚)「うん。まあ一言で言えば糞ダサい訳だな」
( ^ω^)「このやろう」
( ゚∀゚)「まず兄者は無地のシャツと丈のあったボトムス、それからジャケット買ってこい。できればミリタリー系の」
( ´_ゝ`)「なんでミリタリー?」
( ゚∀゚)「お前身長高いしガタイもいいだろ?男らしい格好が似合うしそれが無難なの。革ジャンでもいいけど値が張るしな」
-
( ^ω^)「でも前に何かの本で長身の男はモノトーンのきれい目な服が似合うって書いてあったお?」
( ゚∀゚)「じゃあきくが兄者よ。お前は毎朝きちんと髭を剃ってワックスつかって髪を整えるなんて事ができるのか?」
( ´_ゝ`)「3日坊主どころか2日も続かないだろうな」
( ゚∀゚)「内藤が言ってるのは最もだがそ―いう服装は清潔感が重要になるんだよ。こいつにゃ無理だろうから無難な選択にしたの」
( ´_ゝ`)「ほ―。なるほどな―」
( ゚∀゚)「まあそうは言ってもどんな服装にも清潔感は重要だけどな。ただミリタリーとか無骨な雰囲気のものなら多少誤魔化しは効くだろ」
(;´_ゝ`)「なんかオシャレってめんどいな―」
( ゚∀゚)「ちなみに余談だがミリタリーはしぃちゃんの好みも考慮してある」
( ´_ゝ`)+「さて俺はミリタリーを極めに行くかな。あばよ、お前ら」
(;^ω^)「なんて単純なやつだお」
-
( ゚∀゚)「ボトムスはカーゴがお勧めだぞ―いってら―……んじゃ次は内藤だな」
( ^ω^)「というか別に僕はそんなオタクっぽい格好はしてないお?上下UNIQLOだけど町中では普通に見る格好だお」
( ゚∀゚)「ブランドの問題じゃね―んだよタコ。お前、今着てるシャツはサイズいくつだ?」
( ^ω^)「サイズ?Mだお?」
( ゚∀゚)「んで、お前の身長は?」
( ^ω^)「161だお」
( ゚∀゚)「死ね」
(;^ω^)そ「何で!?」
( ゚∀゚)「161でMだあ?ただでさえUNIQLOはサイズがデカイんだぞ?お前のガチムチ体系を考慮してもSでも丈が余るくらいだっつ―の」
(;^ω^)「Sでも大きいくらいならUNIQLO着れないじゃないかお」
( ゚∀゚)「スタイルよく見せたいなら諦めろ。チビの宿命だ」
-
おっ来てたか
支援
-
(;^ω^)「まさかチビのアヒャ君に言われるとは。っていうかアヒャ君ってミシンとか使えるんだおね?」
( ゚∀゚)「そりゃまあ腐っても服飾科だからなあ、あんま上手くはね―けど」
( ^ω^)「なら僕のシャツの丈を直してくれれば万事解決じゃないかお」
( ゚∀゚)「1着1200円な」
( ^ω^)「うわぁ……一瞬だけ考えてしまう程リアルなぼったくり価格だ―」
( ゚∀゚)「つ―か自分のサイズに合った服見付けとかないと後々面倒だぞ?一々リサイズするのもかったるいじゃね―かよ」
( ^ω^)「まあ確かにそうだけど。とりあえず僕はUNIQLO以外でSサイズのロンTを探せばいいのかお?」
( ゚∀゚)「ま―それでいいんじゃね?余裕がありゃジャケットとか探しとけ。俺は適当にふらふらしてるから後でレジ集合な」
( ^ω^)「わかったお―」
-
……
……
2時間後 某居酒屋
(;´_ゝ`)「ふう、買い物して疲れるのなんか久しぶりだ」
(*´ω`)「ああ―荷物からの解放感が心地良いお―」
(;゚∀゚)「いや、いくら何でも買いすぎだろお前ら。結局10着近く買ってたじゃね―か」
( ´_ゝ`)「いや―思ったよりも1着1着がかなり安くてさ、1万円でこんなにも服を買えるとは俺もビックリだわ」
(*^ω^)「UNIQLOより安いだなんて古着屋って偉大だお!」
( ゚∀゚)「そりゃ言い方変えればリサイクル品だからな―新品のUNIQLOより安い奴もごまんとあるだろうな」
( ´_ゝ`)「まさかシャツが1着500円で買えるとは思わなかった」
( ゚∀゚)「安いのは古着の最大のメリットだからな―。つ―か早く酒飲もうぜ?お前ら決まった?」
( ^ω^)「とりあえず生で」
( ´_ゝ`)「俺はあえてのジントニックで」
-
( ゚∀゚)「はいはい……すいませ―ん!ジントニック1つと生2つ―!!」
カシコマリマシター
( ^ω^)「やっぱり学校から近いところに居酒屋あると便利だお」
( ゚∀゚)「徒歩30秒で個人経営の居酒屋がある学校って中々見当たらないだろうよ」
( ´_ゝ`)「たま―に先生とかと鉢合わせしちまうと気まずいけどな」
オマタセイタシヤシター
( ´_ゝ`)「あっありがとうございます」
(*^ω^)「さてさて酒も来たことだし改めて乾杯するかお!」
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
( ^ω^)「とことん空気を読まないなこの野郎」
( ´_ゝ`)「しかも一気飲みかよ」
( ゚∀゚)「あ―美味かった!!すいませ―んジントニック下さ―い」カラン
-
( ^ω^)「あれ?アヒャ君がジントニックだなんて珍しいお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「いや兄者の見てたら久々に飲みたくなってさ―」
( ´_ゝ`)「ジントニックってどこの店で飲んでもハズレの心配無いから安心できるよな」ゴクゴク
( ^ω^)「でもどっかの本でジントニックが美味しいバーは腕のいいバーテンがいる証しだって読んだことあるお?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「いや、んな事知らんし俺そもそもバーみたいなリア充空間行かね―よ。アヒャは?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ん?まあたま―にぶらっと1人で行くぞ?内藤が言ってる話は有名だから俺も2、3件の店でとりあえずジントニックを頼んでみた事はある」
( ´_ゝ`)「で、結果は?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「俺みたいな馬鹿舌に味の違いなんか分かるわけね―だろうが」
( ^ω^)「つくづく飲ませがいの無い男だお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「なんかさ、バーで飲むと酒の味だけじゃなくて雰囲気とか価格とかで美味い酒飲んでるって誤魔化されてる感があるんだよな―」
(;^ω^)「また失礼な事を」ゴクゴク
-
( ´_ゝ`)「つ―かジントニなんかジンにトニック入れてライムいれるだけじゃん。そもそも味の違いなんか出るのか?」ゴクゴク
( ^ω^)「そりゃジンにだって色々種類があるだろうし、ベースの酒を変えたら味だって変わるんじゃないかお?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ジンってそんなに種類あるのか?俺はコンビニでたまに売ってるやつくらいしか知らないぞ」ゴクゴク
オマタセイタシヤシター
( ゚∀゚)「あっどうも。……兄者が言ってるのはギルビーのことか?長方形のボトルの」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「多分それだわ。てかそれ以外に何があるんよ?ウイスキー並みに色々種類あんの?」ゴクゴク
(;^ω^)「う―ん……言われてみれば僕もジンの種類なんか考えた事無かったお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「内藤はただのウイスキー馬鹿だからな。お前知識が偏り過ぎなんだよw」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「すいませ―ん!ジントニックお代わりお願いしま―す!!……んじゃそういうアヒャはジンに詳しいのか?」
( ゚∀゚)「まあ詳しいって程じゃないけど有名所はな。ボンベイ、タンカレー、ゴードン、あとはウィルキンソンとかな」ゴクゴク
-
( ´_ゝ`)「ボンベイ?ってどっかで聞いたことあったな。有名なのか?」
( ゚∀゚)「ボンベイサファイアって奴が若者にはかなり人気らしいぞ。ボトルも綺麗な青色だしな。ほれ、携帯で画像検索しといたぞ」
( ´_ゝ`)「ほ―こりゃインテリアにも良さそうだな」
( ^ω^)「確かに若者には人気ありそうなデザインだお。あっ携帯返すお」
( ゚∀゚)「俺も普段あんま飲まないけどインテリア用に買ってあるからな―。ぶっちゃけあんま好きな味じゃないが」ゴクゴク
( ^ω^)「え?美味しく無いのかお?」ゴクゴク
(;゚∀゚)「いや―美味い不味いじゃなく好みの問題だなあれは。現にボンベイってファンもメチャメチャ多いし」ゴクゴクカラン
( ´_ゝ`)「やっぱりそれぞれ味の違いがあるのか?」
( ゚∀゚)「バーテンのおっちゃん曰く、『ボンベイは華やかで、タンカレーはキリッとした飲み口。ゴードンはどっしりとしてる』らしいぞ」
-
来てた支援
細身のチビはレディースも着れるんだぞ!いい加減にしろ!
-
(*^ω^)「華やかならボンベイ美味しそうじゃないかお?」ゴクゴク
(;゚∀゚)「いや……あれさあ?苦手な人間からすればトイレの芳香剤みたいな味するのよ。華やかすぎちゃって」
( ´_ゝ`)「まあ間違い無く華やか極まりないだろうな」
( ^ω^)「最悪の例えをありがとうだお。おかげで一気に飲みたくなくなったお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あくまで俺個人の感想だからな?ちなみにボンベイサファイアでジントニ作った事もあるが味の違いが分からなかった」
( ^ω^)「やっぱり馬鹿舌だお。アヒャ君じゃあてにならないから自分で買って飲んでみるお」ゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「失敬な」
オマタセイタシヤシター
……
……
-
( ´_ゝ`)「しっかし洋服を買うのもたまにはいいものだな」ゴクゴク
( ^ω^)「だおだお。そういえばアヒャ君は今日買わなかったのかお?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ん?まあな―別に欲しいもの無かったし」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「安いんだから買っとけば良かったじゃね―か」ゴクゴク
( ゚∀゚)「衝動買いが一番の無駄使いなんだよ。欲しいもの無かったら何も買わないのが一番」ゴクゴク
( ^ω^)「そ―いうもんかお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「つ―かお前らは結構な量を買ってたけどコーディネートは考えてあるんだろうな?」ゴクゴク
(*´_ゝ`)「おう!俺はミリタリーを極めると心に誓ったからな」ゴクゴク
( ^ω^)「僕はとりあえずサイズの合った服を心がけるお。目指せ一般ぴーぷる」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「ん―。まあ不安だったらファッション雑誌とか読めば勉強になると思うぞ?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ファッション雑誌ってリア充が読むものじゃないの?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「お前の中のリア充像はど―なってんだよ」ゴクゴク
(#´_ゝ`)「憎しみの対象に決まってるだろ!死ねアヒャ!!」
(;゚∀゚)そ「なんで俺に八つ当たり!?情緒って言葉知ってるかお前!?」
(*´_ゝ`)「だがお前の天下はここまでだ!!俺はミリタリーを極めリア充の階段をかけ上がるのだからな!!ハッハッハッハッ!!」ゴクゴク
(;゚∀゚)「はいはい。まあ兄者が楽しければ俺は別に良いんだけどさ」ゴクゴク
(;^ω^)「なんか嫌なフラグが立ってしまったような気がするお……」ゴクゴク
-
翌日
( ´_ゝ`)+「おはよう。お前ら……生まれ変わった俺の姿は眩しくないかい……?」キリッ
兄者 装備
・寝癖頭
・白シャツ
・迷彩柄ベスト
・迷彩柄ミリタリージャケット
・モザイク柄カーゴパンツ
・ダンロップのシューズ
(*;゚ー゚)「「うわぁ……」」(^ω^;)
(#゚∀゚)「とっととコンビニ行ってファッション雑誌買って来―――い!!」
-
今日の一杯
ジントニック
種類…カクテル
ジンベースのロングドリンク。
どこの居酒屋でも置いてある程メジャーなカクテルで爽やかな甘さとライムの苦味が多くの男性の心を掴む。
ジンにトニックウォーター。それからライムだけというシンプルなレシピ故、バーテンダーの力量を試すカクテルとしても有名。
ちなみにトニックの分量を変えるとジンソニックという別物になる。
( ´_ゝ`)「自分の好みのジンを見つけて自分専用のジントニックを作る。ちょっと憧れるよな」
-
かけ足になりましたが7話は以上で終了です。
ありがとうございました。
>>216 安心しろ 私は同士だww
-
乙
-
予告します。
本日の18時頃に第8話投下します。
今回は皆が知ってるあのウイスキーです。
-
乙です。また大学時代みたいに友だちと飲みたくなってきた‥次作期待!
-
重箱の隅をつつくようで悪いんだが、なんでときどき促音が「ー」じゃなくて「―(ダッシュ)」になるんだい?
-
>>225 ありがとうございます。私も学生に戻りたい……
>>226 連続して「ーーー」と表現する時に間隔が空いてしまうのがなんとなく不快だったので促音を使う時は「―――」を使っています。
「ケーキ」などの名詞の時は普通にしていますが。
-
休日を満喫中の1です。
第8話を投下します。
今回は角瓶の話です。
めったりと。
-
( ゜∀゜)「あうあうあ―……」
爪'ー`)「……」
( ゚∀゚)「うが―……」
爪'ー`)「……暇すぎるな」
( ´_ゝ`)「ど―すんだよこの空気。くっそつまんね―んだけど」
( ^ω^)「いやならあんたら帰れお。ここは僕の家だお?」
( ´_ゝ`)「もう11時回ってるんだぞ?今の時間から帰るのもだるいわ」
( ゚∀゚)「あが―……」
( ^ω^)「でもやる事が無いお?冷蔵庫の中の酒ももうとっくに無いし」
( ´_ゝ`)「この雰囲気のままコンビニに買いに行くのも何かな―?」
爪'ー`)「よし、アヒャ。なんか面白いこと言ってくれ」
( ゚∀゚)「……おちんちんおちんちんおちんちんおちんちんおちん爪'ー`)「よし、俺が悪かったから速やかに黙れ」
-
爪'ー`)「酒の肴は馬鹿話のようです」
8杯目
-
某チェーン居酒屋
イラッシャイマセー
( ´_ゝ`)「……で、空気に耐えかねて居酒屋なう。っと」
( ゚∀゚)「そ―言えば俺もここは入った事なかったな。何時までやってんの?」
爪'ー`)「2時。つ―か有名チェ―ン店なのに誰も入った事なかったのかよ」
( ゚∀゚)「いや、駅とかで店名は見掛けるんだけどさ―別にいつもの所でいいかな―ってなっちゃうんだよね」
( ^ω^)「この店舗なら僕の家から近くていいおね」
爪'ー`)「近いか?20分くらいかかるじゃん」
( ゚∀゚)「しかしガラガラだな―この時間だと。一応金曜日なのに」
爪'ー`)「あっすいませ―ん!生4つと……あと何か頼む?」
-
( ゚∀゚)「ん?フライドポテトでも頼んどけば?」
( ^ω^)「あ―ごめん。僕は生じゃなくてハイボールがいいお」
( ´_ゝ`)「んじゃ生3つとハイボール。それからフライドポテトお願いします」
カシコマリマシター
( ´_ゝ`)「何だかんだでテッペン越えてるからな。この時間からわざわざここで飲みに来る奴なんざそうそう居ないだろう」
( ゚∀゚)「え―俺だったらこの時間からでも内藤家で飲みまくるけどな―」
( ^ω^)「アヒャ君はいい加減に僕の家を居酒屋代わりにするの止めてくれない?」
( ゚∀゚)「居酒屋じゃね―よ。パシリ付きの別宅だ」
( ^ω^)「あれ?何だろうこの気持ち……これって殺意?」
オマタセシマシター
( ゚∀゚)「まあ、そんじゃ今さらだけど乾杯するか」
-
( ´_ゝ`)「何に対して乾杯なのよ?」
( ゜∀゜)「ほんじゃあれだ。しいちゃんの誕生日祝いに」
( ´_ゝ`)「今しいちゃん居ないだろうが。つかあの娘の誕生日はまだまだ先だわ」
( ゚∀゚)「じゃあしぃちゃんがこの前ついにギコさんとピンクな雰囲気に発展したお祝いに」
(;´_ゝ`)「だからしぃちゃん居ないっ……て何その話!?めっちゃ気になる!!つ―か何でお前がそんなプライベートな事知ってんの!?」
( ^ω^)「ああ、もうこいつらは本当に。もう何でもいいお。乾杯」 ゴクゴク
爪'ー`)「はいはい。乾杯っと」ゴクゴク
(;´_ゝ`)「乾杯!あ―も―さっきの話気になるわ!」ゴクゴク
( ^ω^)「しぃちゃんね―。僕らのメンツでは唯一の女の子だからやっぱり居ないと盛り上がりに欠けるお」ゴクゴク
(*゚∀゚)「……ッ!!」ゴクゴクゴクゴク←一気飲み中
爪'ー`)y‐3「俺はあんまり話した事無いから何とも言えないな」スパー
-
( ´_ゝ`)「フォックスってしぃちゃんと絡み無いの?」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「猫野さん……まあしぃさんでいいか。しぃさんとはアヒャ経由で喋った事しか無いな」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「でもフォックスってギコさんの後輩だろ?そっから彼女のしぃちゃんへ繋がりとか無かったの?」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「無い無い。ギコさんはあんまりプライベートな話をしたがらない人だし」ゴクゴク
( ^ω^)「まあギコさんは去年卒業しちゃったから僕もあんまりお話出来なかったお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「……っかあ!!飲んだ!!次は何飲むかな―?」カラン
爪'ー`)y‐3「相変わらずペース早いな」スパー
(;´_ゝ`)「お前なあ、割り勘なんだから少しは考えて飲めよ?」 ゴクゴク
( ゚∀゚)「ケチケチすんなっつ―の。なあなあ内藤、ここのハイボールって何使ってんの?トリス?」
( ^ω^)「ん―トリスもあるみたいたけど僕は角ハイ頼んだお」ゴクゴク
( ゚∀゚)「お―んじゃ角ハイ1択だなwすいませ―ん!!角ハイ濃いめでお願いしま―す!!」
爪'ー`)y‐「明日学校無いとは言え、呑みすぎんなよ?」 ゴクゴク
( ゚∀゚)「分かってるよ。んで、何の話だっけ?」
-
( ´_ゝ`)「しいちゃんの話だろ?っつ―か何でお前がしいちゃんのプライベート知ってるんだよ。しかも下ネタ系の」 ゴクゴク
( ゚∀゚)「まあまあ、そこら辺はまた別の機会にな。そういや―しいちゃんがギコさんと付き合ってるのお前らいつ頃から知ってた?」
( ^ω^)「ん?僕はアヒャ君に聞いて初めて知ったお」 ゴクゴク
( ´_ゝ`)「俺も」 ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「俺はお前らが騒ぐだいぶ前から知ってたぞ?」スパー
( ^ω^)「おっ?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「あーそっかそっか。やっぱり同じ学科だったからギコさんから聞いたのか?」 ゴクゴク
爪'ー`)y‐「いや?確かにこっちの学科の奴は全員知ってたけど本人から聞いたわけではね―よ?」 ゴクゴク
( ゚∀゚)「ありゃ?何でよ?俺でさえしぃちゃんにギコさんと付き合ってるのは内緒にしてって頼まれてたんだぜ?」
( ´_ゝ`)「大方ギコさんの方が酔った時にでも誰かしらにポロっと言っちゃったんじゃねえの?」ゴクゴク
-
( ^ω^)「あの人意外に天然なところあるしね―」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「いやギコさんもさあ、隠しているつもりだったらしいんだよ。俺が昔『漫画科の猫野しぃさんと付き合ってるんすか?』って聞いた時も……」
……
……
(,,゚Д゚)「……その通りだ。 どこから噂が広まったかは知らぬが交際しているのは事実だ。だが狐ヶ崎よ、聞いて欲しい」
(,,-Д-)「彼女とて今はまだ勉学に励む時。故に周りから自分との交際について、からかわれたりでもしたら」
(,,゚Д゚)「それはただ彼女に気恥ずかしい思いをさせるだけで無く、勉学の妨げになり、又それは彼女の将来をも脅かしかねない障害と成りえる事も明白であろう」
(,,゚Д゚)「で、あるからして。狐ヶ崎よ。くれぐれもこの事は他言無用だ」
(,,^Д^)「男『埴谷ギコ』、君を信頼しているからな!!」
……
……
爪'ー`)y‐3「……って言われたし」スパー
-
(;゚∀゚)「あの人って本当に堅苦しく喋るよな―。軍人かよ」
( ^ω^)「いや、まあ元陸上自衛隊員なんだからあながち間違いでは無いお」
( ´_ゝ`)「自衛隊員って軍人扱いなのか?」
( ^ω^)「う―んしぃちゃん曰く戦車に乗ってたらしいから軍人でいいんじゃないかお?」
オマタセシマシター
( ´_ゝ`)「あっど―も。……それよりもそこまで徹底的に隠しているなら何でバレたんだ?」
爪'ー`)y‐「いや、なんつ―かさあ、こっちからしてみりゃあ馬鹿な話なんだけどさ。まあこれ見てみろよ」
( ゚∀゚)「なんで携帯?しかも昔懐かしmixiじゃん」
( ^ω^)「あっギコさんのページだお。あの人もこういうのやってるとは」
爪'ー`)y‐「まあ、問題はプロフィールのところなんだよ。見てみ?」
(* ´_ゝ`)「プロフィール?どれどれ……ちょっwwこれはww」
-
(*^ω^)「見せて見せて―って!おっおっおっww」
爪'ー`)y‐「な?馬鹿な話だろ?」
(* ´_ゝ`)「プロフィールの頭の方に『男、埴谷ギコ。只今猫野しぃさんと真剣交際中!!!!!!』ってwwww」
(*゚∀゚)「どんな大胆な告白だよwwww隠す気0じゃね―かwwww」
爪'ー`)y‐「なんか知らね―けど、告白にOK貰った日に酔っぱらってたらしいんだわ」ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「んで、テンションに任せて滅多に更新しないmixiに書き込んだはいいものの、それ自体をすっかり忘れてたらしいぞ?」スパー
(*゚∀゚)「これじゃあ即効バレるに決まってるわなwアホらしww」ゴクゴク
-
爪'ー`)y‐「まあ、しばらくしてこっちの学科の女からギコさんにこのページを見せながら突き詰めた事があったんだけどさ」 ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「ギコさん。あまりの気恥ずかしさに膝から崩れ落ちて、暫く固まってたからなw」 スパー
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwwww」
(*^ω^)「アヒャ君!笑いすぎwwだおwwwwおっwwおっwwおっww」
( ´_ゝ`)「おめ―だって死ぬほど笑ってんじゃね―かw」
爪'ー`)y‐「ちなみに今は開き直ってmixiも放置してるらしいけどなw」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「あの人も馬鹿だな―あっすいませ―ん!!ジントニック1つとだし巻き玉子と……」
……
……
-
(*゚∀゚)「」ゴクゴク←あれから角ハイ5杯目
(*^ω^)「」ゴクゴク←角ハイ3杯目
爪;'ー`)y‐「お前ら相変わらず美味そうに飲むよな」ゴクゴク←ビール3杯目
(*^ω^)「当然だお!!ウイスキーとはまさに僕の血!魂!!たぎる情熱の源なんだお!!」
(;´_ゝ`)「ま―た始まったよ。内藤、お前酒弱いんだから程ほどにしとけよ?」←色々飲んでジントニ4杯目
爪'ー`)y‐3「つかそんなに美味いか?ウイスキーって。特に角ハイってよくCMやってるけど」スパー
(*^ω^)「ウイスキーが♪お好きでしょ―♪」
(*゚∀゚)「もう少し♪喋りましょ♪」
爪'ー`)y‐「ああそれそれ」
(*^ω^)「「ありふれ―た話でしょ♪」」(゚∀゚*)
爪;'ー`)y‐「わざわざデュエットすんなよ気持ち悪い!何だかんだで息ぴったりだなお前ら!!」
-
( ´_ゝ`)「そういえばフォックス今日はビールしか飲んでないな」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「ビールとワインくらいしか元々飲まないんだよ。あとはまあ澪くらいだな。ちなみにウイスキーは特に嫌いな部類だ」ゴクゴク
(*^ω^)「ウイスキーを飲まないなんてもったい無いお!!角はまさにハイボールになるために生まれた奇跡の一杯!飲まなきゃ損だお!!ねっアヒャ君!?」
( ゚∀゚)「いや散々飲んどいてアレだけども俺は別に角瓶はそこまで好きじゃないぞ?」ゴクゴク
(;^ω^)そ「何でだお!?ここまで引っ張って何でだお!?」
( ゚∀゚)「そりゃ好みの問題だろ?俺もまあ内藤と同じくウイスキーは好きだぜ?よく買うし」ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「あ―アヒャって趣味でウイスキーの瓶集めてるんだっけ?」スパー
( ゚∀゚)「いや別にウイスキーだけではないけど。まあとにかくウイスキーはよく飲むけど、角はわざわざ買ってまで飲まないな俺は」
( ´_ゝ`)「居酒屋で俺がジントニ頼むのと似た感じ?アンパイだからこれでいいや―って」
( ゚∀゚)「そうそう。俺さ―馬鹿舌な癖に安過ぎるウイスキー苦手なんだよ。けどまあ角ならギリ飲めるラインかな―って感じな訳」
-
爪'ー`)y‐「なあ。結局ウイスキーって色々種類あるけど何が違うの?産地」ゴクゴク
( ゚∀゚)「産地とか原料とかだろ?そこら辺は内藤の方が詳しいんじゃね?」
(*^ω^)「よくぞ聞いてくれたおフォックス君!!そもそもウイスキーとは……ナンタラカンタラ!!」
爪;'ー`)そ「うげっ!?」
( ゚∀゚)「さて、酔っぱらいの相手はフォックスに任せるとするか。兄者―ジントニ寄越せ―」
(;´_ゝ`)「お前、簡単に友人を売りに出すなよ。つ―かお前の角ハイは?」
( ゚∀゚)「飽きたからあげる」
( ´_ゝ`)「散々飲んどいてこいつは……さっきのしぃちゃんの話詳しく聞かせてくれたら一杯奢ってやるよ」
( ゚∀゚)「アヒャwさっすがだな兄者!!しぃちゃんの話か―あれはちょうど先週の月曜日に……」
( ´_ゝ`)「ふむふむ」
……
……
-
( ´_ゝ`)「あ―男だけの飲み会にしては久々に充実していたな」
( ^ω^)「おっおっおっw確かに楽しかったお!!フォックス君にもウイスキーの素晴らしさを伝えきれたし!!」
( ゚∀゚)「なあ?フォックス?大丈夫かお前?」
爪 ー )))「ウイスキー(英: whisky, whiskey)は、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。その名称は、ラテン語の……」 ブツブツブツブツ
(;゚∀゚)そ「怖っ!?フォックスほらタバコ吸えタバコ!!」
爪'ー`)y‐+「蘇生した」スー
(;゚∀゚)「お前の身体ってマジでどうなってんだ?」
-
爪'ー`)y‐3「吹かしタバコのアヒャにはニコチンの偉大さなど分かるまい」スパー
(;´_ゝ`)「いや俺も喫煙者だけどフォックスの依存度は異常だぞ?」
(;^ω^)「やっとお家に着いたお―さあみんな上がって上がって―!!」
爪'ー`)y‐「なんか酔っぱらった内藤ってやけに煩いな、一回絞めるか?」ボソッ
( ゚∀゚)「8割増でウザいな。死ねばいいのに」ボソッ
(;´_ゝ`)「お前らもう少しだけでもいいからアイツに優しくしてやれよ!つ―かフォックス!!ヤンキー時代の面影ちょっと出ちゃってるから!!」
内藤宅
( ゚∀゚)「あ―2時半か―。ど―する?寝とく?」
( ´_ゝ`)「まあ酒も無いんだから寝るしかないだろうな」
-
(*^ω^)「おっおっおっw心配御無用だお!!さっきの帰り道にコンビニでポテチとお酒買っといたんだお!!」
(;´_ゝ`)「うわっいつの間に!?」
爪;'ー`)「あ―気が利くような空気読めてないような―……」
(;゚∀゚)「うわ―こっから朝までコースかよ」
(*^ω^)「そしてそして!!今夜の主役はこれだお!!!」ドンッ
爪;'ー`)そ「うげっ!?これって……」
(;゚∀゚)「また角瓶買ってきたのかよ!?お前散々飲んだだろうが!!」
(*^ω^)「まだまだだお―!今夜はフォックス君を中心にみんなにウイスキーの素晴らしさを分かって貰うまで飲みまくるんだお!!」
(;´_ゝ`)「飲みまくるって……お前まさかこの時間から一本空ける気か?」
(*^ω^)「もちろんだお!!!さあさあ皆さん乾杯だお―――!!!」
爪; ー )(帰りて―――!!!)( ∀ ;)
-
翌日
(;´_ゝ`)「まあ、ある程度このオチは予測できてたよ?うん」
爪;'ー`)「一応は泊まらせて貰った身だし掃除とかしといた方がいいのか?」
(#゚∀゚)「このKY馬鹿の自爆だから放っとけ。ラーメン食って帰ろうぜ―」
((; ω ))(自分が弱いのを忘れていたお……ヴっ!?)ゲロゲロゲロゲロ
-
今日の一杯
角瓶
種類…ウイスキー
独特な亀甲模様と角ばった形が特徴のサントリーから発売された長寿ウイスキー。
印象的なCMソングや最近のハイボールブームの効果か、角瓶の名を知らぬ人は居ないといっても過言では無い代物。
優しい甘みと独特の刺々しい風味を活かす飲み方はやはりハイボールが一番なのではないだろうか。
爪'ー`)「内藤曰くハイボールにするために生まれた酒。アヒャ曰く手軽でそこそこのウイスキー。だそうだ」
-
以上で第8話終了です。
ありがとうございました。
-
乙ですー。
-
1です。
あまりにも暇なので深夜にもう1話投下するかもです(´・ω・`)
-
おつ
161の内藤にチビと言われるアヒャの身長が気になる
-
お疲れ〜
ボンベイサファイアすごい言われよう(´・ω・`)好みってあるからね〜
長身でガタイいいなら和服もおすすめ
-
乙です! 1さんのヒマ大歓迎〜(p・ω・)p
-
>>251 確かブーンとそこまで変わらなかったと思います。体型は細かったけど。
>>252 アヒャの人は馬鹿舌なので気にしないで下さい。
ブーンの人曰く爽やかで美味いって言ってましたし。
確かに和服似合いそう。
>>253 ありがとうございます
-
第9話投下します。
ねむい。
-
(*;゚ー゚)「ええっ!?先生って今日来てないんですか!?」
(‘_L’)「漫画科のタカラ先生だよね?土曜日だし出席してないよ?何か用事?」
(*;゚ー゚)「課題の提出が遅れてて今日までなら受け取ってくれるって約束だったんです!だから授業も無いのに学校に来たんですよ!」
(;‘_L’)「あちゃ―そりゃ災難だったね。あの人は職員の間でも忘れっぽい事で有名だからねえ」
(*;゚ー゚)「そんな―」
(‘_L’)「とりあえず連絡はしてみるけど、あの人もなかなか捕まらないからなあ。出直した方がいいかもよ?」
(*;゚ー゚)「せっかく休日登校したのに―!」
-
(*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
9杯目
-
(#゚ー゚)「……もう!本当に無責任な先生なんだから!!今日は夕方からバイトあるっていうのに!!」
(*゚ー゚)「今が1時かあ。バイトは5時からだけど家に帰るのに1時間近くかかるんだよなあ」
(*゚ー゚)「仕度してバイト先に行くのに30分くらいだよね。今から帰ってもバタバタしてお昼寝も満足に出来ないだろうな―」
(*゚ー゚)「う―ん……学校に居ても特にやること無いからな―どっかの喫茶店で時間潰そうかな」
( ゚∀゚)「アヒャ?しぃちゃんじゃん」
(*゚ー゚)そ「あれ!?アヒャ君だ!土曜日なのになんで学校にいるの?」
-
( ゚∀゚)「いや、それはお互い様だろ。俺は実行委員用に書類まとめてたのよ。ついでだからしぃちゃんの分渡しとくわ」
(*゚ー゚)「あっわざわざありがとう。私は課題提出に来たんだけど先生が何故か不在でね」
( ゚∀゚)「んじゃもうこれから帰るとこなのか?」
(*;゚ー゚)「それなんだけど、バイト中途半端に時間が空いちゃったからまでどうやって時間潰そうか悩んでるの」
( ゚∀゚)「あ―なるほどな。んじゃせっかくだからよ……」
( ゚∀゚)「『別宅』行かね?」
(*゚ー゚)「別宅??」
-
内藤宅
(#^ω^)「いつから僕の家はアヒャ君の別宅になったんだお」
( ゚∀゚)「しぃちゃんも連れてきたんだから文句言うなよ」
(*;゚ー゚)「毎回毎回ごめんね?今日はすぐ帰るから」
( ^ω^)「いやしぃちゃんは別にいいんだけど……コーヒーと紅茶どっちがいいお?」
(*゚ー゚)「あっじゃあ紅茶で」
( ^ω^)「はいお―アヒャ君は?」
( ゚∀゚)「とっとと酒よこせ」
( ^ω^)「真っ昼間から何言ってやがるんだこの野郎」
(*゚ー゚)「あんまり飲み過ぎると身体に良くないよ?」
( ゚∀゚)「ん―……じゃあなんか度数強くないやつをくれ。何かあるか?」
-
( ^ω^)「結局飲むのかお。んじゃこれでいい?ミルクで割るからさ」
(*゚∀゚)「アヒャ♪カルーアじゃん!内藤にしては気が利くもの持ってるじゃね―か!」
(*゚ー゚)「カルーアってカルーアミルクのやつ?」
( ^ω^)「そうそうコーヒー牛乳みたいなアレだお。この前無性に飲みたくなって牛乳と一緒に買っておいたんだお」
( ゚∀゚)「濃い目で頼むぞ内藤!あっ、ちゃんと上から粉コーヒーまぶしといてくれよな」
( ^ω^)「生まれ変わって遠慮という言葉を勉強し直して来いお。ったくもう……はい、紅茶とカルーアミルク」
(*゚∀゚)「あま―うま―」ゴクゴク
(*゚ー゚)「美味しい。ありがとうブーン」ズズッ
( ^ω^)「気にしないでいいお。1人でマイボスマイヒーロー見てただけだったし」
(;゚∀゚)「なぜ今さらマイボスマイヒーロー?」
-
( ^ω^)「いや、青春!って感じがしていいじゃないかお。まあとりあえず、しぃちゃんは変に気使わないでくれお」
(*゚ー゚)「うん、ありがとう」
( ゚∀゚)「アヒャヒャwwそもそも内藤なんかに気使う必用なんか0だろ」ゴクゴク
( ^ω^)「あんたはちっとは気使えよこの人でなし」
( ゚∀゚)「カルーアミルクおかわり」カラン
(#^ω^)「人でなしから疫病神に格上げしてやるお糞ったれが……ちょっと待ってろお」←カルーアミルク作ってる
(*;゚ー゚)(何だかんだ言いながら作ってあげるから優しいよね)
(#^ω^)「はいカルーアミルク!!大体アヒャ君は僕にもっと優しくしてもバチ当たらないと思うお!?」
-
( ゚∀゚)「ん―?」
(#^ω^)「毎回毎回僕をパシりみたいに使って!この前の飲み会の時だって僕が必死に( ゚∀゚)「んなこといいから内藤―なんかツマミ買ってきて―ww」
( ^ω;)「おい泣くぞ?しぃちゃんの前でも僕は泣くぞおいこら。自分で言うのも何だけどガチムチ男の涙なんかウザいだけだぞこら?」
(*;゚ー゚)「ブーン!既に半泣きだから落ち着いて!!それからアヒャ君も面白がって笑ってないで謝って!!」
……
……
-
( ^ω^)「しぃちゃんの事情は同じ学科だから分かるとして、アヒャ君は何しに土曜日なのに学校行ったんだお?」
( ゚∀゚)「ん?実行委員に渡す書類作ってたんだよ。俺は一応代表者だからそ―いうのも準備せにゃアカンのよ」
( ^ω^)「あれ?学園祭実行委員の代表って確か黒須さんじゃなかったかお?フォックス君の彼女の」
( ゚∀゚)「ああミセリのこと?あいつは学園祭実行委員長。んで俺は学園祭実行委員会、企画構成係代表だ」
(;^ω^)「何か難しい言葉だらけで全く持ってワケわからんお」
(*゚ー゚)「ん―ミセリさんが社長だったらアヒャ君は部長クラスかな?それで私みたいな普通の委員は平社員って感じ」
( ゚∀゚)「そんな感じだな。社長1人で仕事を全てまとめるなんて無理だろ?だから俺みたいな部長クラスのやつが何人か居て、さらに下のやつらをまとめる訳だ」
( ^ω^)「つまり簡単にまとめちゃうと、アヒャ君は黒須さんの部下ってことかお?」
-
(#゚∀゚)「まあ分かりやすく言えばな。あの猫かぶり女の部下だなんて腹立つが」
(;^ω^)「仲悪いのかお?」
(*゚ー゚)「ミセリさんとアヒャ君が不仲なのは学校中で有名だよ?知らなかったのブーン?」
(;^ω^)「う―ん。僕はそういう噂系の話とかに疎いからなあ」
( ゚∀゚)「ああもうこの話は無し無し!!来月の旅行の話しようぜ!!」
(*゚ー゚)「そういえばもうすぐだね修学旅行」
( ^ω^)「まさか専門学生にもなって修学旅行があるとは思わなかったお……僕はただの里帰りだけど」
( ゚∀゚)「ああ今年は山梨の八ヶ岳だからお前にとっちゃあ実家だもんな?こっちは小学生に行った以来だわ」
(*゚ー゚)「私も小学生で行ったなあ。関東の人ってみんなそうなのかな?」
-
( ´ω`)「君達は楽しそうで羨ましいお―」
(*゚ー゚)「そんなに実家近いの?」
( ^ω^)「旅行先から車で30分くらい。まあ近い方だお」
(;゚∀゚)「俺も楽しみ半分、不安半分だな。山登りとか絶対に死ねるわ。ただでさえ運動嫌いなのによ―」
(*;゚ー゚)「確かにね。疲れる上に日焼けも嫌だし虫とかも嫌だなあ、汗もいっぱいかくだろうし」
(;^ω^)「……なんか旅行の話の方が暗くなってないかお?」
( ゚∀゚)「やっぱり学園祭の話にするか。ミセリ以外のことで」
( ^ω^)(どんだけ嫌いなんだろう?)
(*゚ー゚)「そういえば服飾科って今年は何やるの?」
( ゚∀゚)「去年と同じで手作り衣装のファッションショーだな。漫画科は?」
-
(*゚ー゚)「同人誌とラミカ制作。あとはイラストの掲示だっけ?」
( ^ω^)「服飾科やグラフィック科と比べたら毎度地味な事ばかりだお」
( ゚∀゚)「俺だって地味だぞ?ファッションショー出ないし裏方ばっかりだしよ」
(*゚ー゚)「アヒャ君は洋服作って無いの?」
( ゚∀゚)「サボりまくってたら先生に『やる気がないやつは手を出すな!』ってキレられてから何もやってね―や」
(*;゚ー゚)「いやまあ、それは怒られても仕方ないかな?」
(;^ω^)「ファッション科の担任って確か優しいので有名なのーちゃん先生だおね?その先生が怒るなんてよっぽどだお」
( ゚∀゚)「うるせ―課題なんかダルいだけだわ。俺は今年の文化祭は実行委員会に力を注ぐ事にするよ。内藤―おかわり」ゴクゴクカラン
( ^ω^)「はいはいお……どうぞ」
-
( ゚∀゚)「ご苦労。ほれ、しぃちゃんもちょっと飲みな?」
(*゚ー゚)「え?でも私仕事あるから……」
「一口なら大丈夫だよ。確かしぃちゃんってカクテルではカルーアミルクが一番好きだっただろ?」
( ^ω^)「なんでそんなこと知ってるんだお?」
「女の子の情報に関しては一度聞いたら決して忘れない優秀な頭脳を持っているからな」
( ^ω^)「少しはその思いやりに繋がる能力を僕に使いやがれヤリチン野郎が」
(*゚ー゚)「ん。じゃあちょっとだけ貰うね……美味しい」ゴク
「そんじゃ対価として膝枕貰いまーす!ああ極楽」ゴロン
(*;゚ー゚)「ああそういう魂胆なのね」
( ^ω^)「しぃちゃん。少しでも不快になったら僕に言うんだお?このヤリチン野郎を再起不能なまでに殴りつけるから」
-
( ゚∀゚)「ご苦労。ほれ、しぃちゃんもちょっと飲みな?」
(*゚ー゚)「え?でも私仕事あるから……」
( ゚∀゚)「一口なら大丈夫だよ。確かしぃちゃんってカクテルではカルーアミルクが一番好きだっただろ?」
( ^ω^)「なんでそんなこと知ってるんだお?」
( ゚∀゚)+「女の子の情報に関しては一度聞いたら決して忘れない優秀な頭脳を持っているからな」
( ^ω^)「少しはその思いやりに繋がる能力を僕に使いやがれヤリチン野郎が」
(*゚ー゚)「ん。じゃあちょっとだけ貰うね……美味しい」ゴク
(*゚∀゚)「そんじゃ対価として膝枕貰いまーす!ああ極楽」ゴロン
(*;゚ー゚)「ああそういう魂胆なのね」
( ^ω^)「しぃちゃん。少しでも不快になったら僕に言うんだお?このヤリチン野郎を再起不能なまでに殴りつけるから」
-
(*゚ー゚)「う―ん、まあこの位なら慣れちゃったから大丈夫だよ」
( ゚∀゚)「アヒャヒャwしぃちゃんは可愛い顔して頭の中スッカラカンだからな―このくらい大丈夫だろww」ゴクゴク
(#^ー^)つ「そ―いうこと言うのはこの口かな―?」
<;゚∀゚))「いひゃいいひゃい!ごべんなさい!」ギリギリ
( ^ω^)(なんか端から見てるとカップルがイチャついてるようにしか見えないお……アヒャの野郎)
(;゚∀゚)「ああ痛かった。内藤―カルーアくれ―、もう空になった―」ゴクゴクカラン
(#^ω^)「もうね―お!!……なんか適当にコーヒーにお酒混ぜとくかお?」
( ゚∀゚)「おう、んじゃそれで頼むわ!」
-
( ^ω^)(う―ん何でアヒャ君はあんな堂々としぃちゃんにセクハラ出来るんだろうか。しぃちゃんもしぃちゃんで拒否しないし)
( ^ω^)(大体しぃちゃんにはギコさんという彼氏が居るんだお!!それなのに絡みやがって。しかも僕の家で)
(#^ω^)(……やっぱり腹たってきたお)
( ^ω^)「アヒャ君。コーヒーに入れる酒は何でもいいんだおね?」
( ゚∀゚)「何でもいいから早くしてくれ―」
( ^ω^)「はいはいお―……はいお待たせ」
( ^ω^)(ちょっとくらい嫌がらせしたってバチ当たらんはずだお)
-
( ゚∀゚)「ご苦労。頂きま―す」ゴクゴク
(*゚ー゚)「アヒャ君ってコーヒーにもお酒入れるの?」
( ゚∀゚)「おう!コーヒーだけじゃなく紅茶やアイスにも入れるぞ!!もっともウイスキーかブランデーくらいだけどな」ゴクゴク
(*゚ー゚)「ふ―ん」
( ^ω^)ニコヤカ
30分後
(*゚ー゚)「じゃあ最近になって妹さんも1人暮らし始めたんだ?」
( ^ω^)「そうなんだお。ホームシックが辛いらしくてしょっちゅう電話かかってくるお」
-
(*゚ー゚)「私1人っ子だから兄弟いるの羨ましいなあ」
( ゚∀゚)「」ムクリ
(*゚ー゚)「どしたのアヒャ君?」
( ゚∀゚)「……トイレ……」ボソッ
バタン
(*゚ー゚)「なんか様子おかしかったよね?口数も異様に少なかったし」
(;^ω^)「もしかして……」
……ゲロゲロゲロゲロ!!
(*;゚ー゚)そ「えっ!?吐いてるの!?何で!!」
(;^ω^)「やっぱり酔っぱらってたのかお!!入れすぎたお!」
(*;゚ー゚)「入れすぎたってお酒?でもアヒャ君だったらあのくらいの量じゃほろ酔いくらいにもならない筈じゃあ?」
-
(;^ω^)「それが……お酒は何でもいいって言われたから、これを入れちゃったんだお」
(*;゚ー゚)「えっよりによってそのお酒入れたの!?」
ガチャ
((; ∀ ))「てめぇ内藤……コーヒーに何いれやがった……?」
(;^ω^)「えと、あの。出来心で眞露を少々」
( ∀ )「……じんろ?」
( ^∀^)「ふ―ん……そっかあじんろだったのか―ふ―ん」ニコニコ
(;^ω^)
( ∀゚)「……ぶち殺す!!」ギロリ
(;^ω^)そ「ひぃっ!!」
(*;゚ー゚)(アヒャ君がグロッキーになってるとこ初めて見た)
(#゚∀゚)「内藤てめぇ!!よりによって俺が世界で一番苦手な酒入れやがって!!」
(; ∀ )「……ッ!ウプッ!?」ドタドタガチャ
-
……ゲロゲロゲロゲロ!!
(;^ω^)「ありゃ不味いお……嫌いとは言ってたけどまさかあそこまで焼酎に耐性が無いとは」
(*゚ー゚)「よりによって眞露だもんね。それは悪酔いしても仕方ないよ」
(;^ω^)「アヒャ君大丈夫かお―?」
(*;゚ー゚)「後でちゃんと謝っときなね?」
……
……
-
帰り道
(;゚∀゚)「あ―死ぬかと思った」
(*゚ー゚)「大丈夫なの?」
( ゚∀゚)「まあ、まだフラフラするけど全部吐いて歯磨きしたしな。少しはマシだな」
(*゚ー゚)「ブーンも反省してたよ?まさかあそこまで焼酎に弱いとは。って」
( ゚∀゚)「あそこまで相性悪い酒は眞露くらいだけどな。詫びに今度あいつに高い酒でも奢らせるかね」
(*゚ー゚)「お酒も程ほどにしなね?身体壊したら元も子も無いんだからさ」
( ゚∀゚)「アヒャ!嬉しいね―こんな俺様の事心配してくれんのかい!?」
-
(*゚ー゚)「当たり前でしょ!!アヒャ君は(友人として)大切な人だもん!!」
( ゚∀゚)「アヒャ?」
(*゚ー゚)←上目使い
( ゚∀゚)「……あ―」
(;゚∀-)∂゙「……う―ん」ポリポリ
(*゚ー゚)「?」
(*゚∀゚)「……アヒャヒャwやっぱりしぃちゃんは頭の中スッカラカン女だな!」
(#゚ー゚)そ「ちょっ!心配してるのにど―いう意味!?」
(*゚∀゚)「気になるんならギコさんにでも聞いてみな―?アヒャヒャヒャwwww」
(*;゚ー゚)「え?ちょっ!……置いてかないでよ――!!」
-
翌日
(*゚ー゚)「ねえギコさん?私って頭スッカラカンなのかな?」
(,,゚Д゚)「急にどうしたのだ、しぃよ?確かにしぃは少々天然な所や抜けている所もあるし、無自覚に男を誘惑するような危なっかしさ、放っておいたら何も無いところで転んでしまいそうな子供っぽさもあるが俺は気にしていないぞ?」
(*゚ー゚)「……要するにどういう意味?」
(,,゚Д゚)+「ずばり!スッカラカンである!!」
((#゚ー゚)つ<,,゚Д;))「ちょっ!いひゃいいひゃい!!ひゃなしてしぃちゃん!!ゆるひて――!!」ギリギリ
-
今日の一杯
カルーア
種類…リキュール
コーヒーリキュールの代名詞。その濃厚な甘さとほろ苦さをミルクに包んだカルーアミルクを初め、ブラックルシアンやオーガズムなど様々なカクテルに使われる。
主にお酒が苦手な女性や甘党な男子に好まれる。
コーヒーに入れてももちろん美味しい。
(*゚ー゚)「あんまり酔いたくない時はカルーアミルクをチビチビ頂くよ。コーヒー牛乳みたいで大好きです」
-
第9話終了。
ありがとうございました。
-
乙〜
ギコのキャラワロタ
-
>>281 ありがとうございます。
1です。
深夜の12時〜2時に第10話投下します。
今回はお酒の話少なめですが、カシスの話です。
-
しぃが穏やかだからか日常風景みたいで読みやすいし、なにより面白いなwww
連日頑張ってくれるのは読者として本当に助かる
-
乙です。久しぶりにハイボール飲みたくなって晩酌に頂きました(* ̄人 ̄) 何か梅酒とか漬けたくなってきたー↑↑毎回楽しい話ありがとです!お酒と、人間模様も気になる‥
-
>>283 面白いというお言葉が生きる糧になります。ありがとうございます。
>>284 ハイボール美味しいですよね。
嬉しいお言葉ありがとうございます。
-
4日ぶりの酒に感動している1です。
10話投下します。
あつい。
-
(・∀ ・)「あのースミマセン。服飾科の教室ってここで合ってますか?」
ミセ*゚ー゚)リ「ん?そうだけど―。君は高校生かな―?」
(・∀ ・)「はじめまして。僕は高等課程一年の斉藤またんきっていいます」
ミセ*゚ー゚)リ「ん、私は服飾科2年の黒須ミセリだよ―はじめまして―」
(*・∀ ・)「黒須先輩はもちろん知ってますよ!!前の学校集会でスピーチしてましたよね!?」
ミセ*^ー^)リ「ありゃ、なんか照れちゃうな―。それで、服飾科にはどんな御用かな?」
(・∀ ・)「あっはい。えっと、教室に笑家先輩という方はいらっしゃいますか?」
ミセ*゚ー゚)リ「笑家?あ―アヒャの事か。ここには居ないよ―?あいつの友達―?」
-
(・∀ ・)「いや会ったことは無いんですけど、学園祭の企画書について担任の先生から『まずは服飾科の笑家アヒャを通してからにしろ』って言われまして」
ミセ*゚ー゚)リ「あ―あいつ実行委員会でそ―いうの担当してたんだっけーなるほどね―」
(・∀ ・)「はい。ここに居ないってことは笑家先輩って今日はお休みなんですかね?」
ミセ*゚ー゚)リ「笑家は学校には来てるけど―何処にいるかは分からないっていうか―」
(・∀ ・)「はあ?」
ミセ*゚ー゚)リ「ぶっちゃけ服飾科の生徒、教員含めてみ―んなアヒャの事が嫌いだからあいつに興味ないんだよね―」
(・∀ ・)「」
-
( ゚∀゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
10杯目
-
ミセ*゚ー゚)リ『居場所の心当たり―?ほとんど授業もサボってるような落ちこぼれだからさ―。そこら辺の空き教室かどっかで時間潰してるんじゃない?』
ミセ*゚ー゚)リ『それか地下の音響室辺りで楽器弾いて遊んでるんじゃないの―?』
ミセ*゚ー゚)リ『……まあ、あいつとはあんまり関わらない方がいいよ―』
(・∀ ・)(……と、黒須先輩の言葉が引っ掛かりつつ地下の音響室までやってきたのですが)
(・∀ ・)「誰も居ないし」……
(;・∀ ・)「まいったな。明日までに渡さなきゃいけないから出来るだけ早く片付けたいんだよな―」……ベンベン♪
(;・∀ ・)「う―ん」……ベンベンベン♪
(・∀ ・)「……?」……ベンベンベンベン♪
(・∀ ・)「何か音楽聞こえる。隣の作業室からかな?」……ベンベンベンベンベンベン♪
-
地下作業室
( ゜∀゜)「」ベンベンベンベンベンベン♪
爪'ー`)「」チクチク
( ゜∀゜)「……っ……と!」ベンベン!!♪
爪'ー`)「」チクチク
( ゚∀゚)「……ふぅ」
爪'ー`)「」チクチク
( ゚∀゚)「……で、どうよ?」
爪'ー`)「何が?」チクチク
( ゚∀゚)「いや、三味線。上手くなっただろ?」
爪'ー`)「……いや、知らんよ」チクチク
-
(#゚∀゚)「何だよその態度!お前最近俺に冷たくない!?」
爪#'ー`)「放課後に居残って課題やってる最中に三味線の感想求められてもこっちはそれどころじゃね―っつ―の!」チクチク
( ゚∀゚)「つ―か課題って何それ?明らかに革細工っぽいけど」
爪'ー`)「革細工だよ。キーケース制作」チクチク
( ゚∀゚)「……お前って学科どこだっけ?」
爪'ー`)「今更なんだよ?グラフィックに決まってるだろうが」チクチク
(;゚∀゚)(突っ込むべきなのか?これ?)
(;・∀|扉|「……あの―?」チラッ
( ゚∀゚)「あん?」
爪'ー`)「ん?」
(;・∀ ・)(あっ二人とも目付き悪い!怖い!帰りたい!)
-
(;・∀ ・)「服飾科の笑家アヒャさんを探しているんですけど……」
爪'ー`)「おい、アヒャ。ご指名だぞ」チクチク
( ゚∀゚)「んあ?誰あんた?何の用よ?」
(・∀ ・)「あっ笑家先輩でしたか。はじめまして。高等課程1年の斉藤っていいます」
( ゚∀゚)「ふ―んあっそ」
(;・∀ ・)(態度悪っ!!絡み辛いなこの人!!)
( ゚∀゚)「で、何よ?俺は高校生に迷惑かけるような事した覚えは2、3回しか無いぞ?」
(;・∀ ・)(2、3回あるのかよ!?)「いや、そういう話じゃなくてですね!僕達、軽音楽部やってまして!!」
爪;'ー`)(うちの学校って部活とかあったのかよ)チクチク
(・∀ ・)「学園祭でライヴをしたいんですよ。それで企画書作ったんですけど先生から笑家先輩をまず通しなさいと言われまして……」
-
見てるよ、がんば
-
( ゚∀゚)「ああ、なるほどね。てかよく場所分かったな」
(・∀ ・)「黒須先輩から聴きまして」
( ゚∀゚)「あっそ、ご苦労様。ちなみにあそこでチクチク革細工してるやつは黒須ミセリの彼氏だぞ」
爪;'ー`)「いや、そういう紹介いいから、早く用事片付けちゃえよ……斉藤君?が可哀想だろ?」チクチク
(;・∀ ・)「あっ、何かスミマセン」(あっちの先輩はイイ人そうだな―)
( ゚∀゚)「へいへい。んじゃ企画書頂戴」
(・∀ ・)「あっ、はい。お願いします!」
( ゚∀゚)「……ふ―ん」ジー
(・∀ ・)(……身長小さいなあ。160くらい?身体も細いし、なんか女みたいなのにやけに威圧的だよな―。嫌だな―)
-
( ゚∀゚)「……この企画書って〆切いつだっけ?」
(・∀ ・)「あっ、明日です」
( ゚∀゚)「なら次からはもうちょい早めに持ってきてくれ。基本的に学園祭の企画書なんざ2、3回書き直すのが前提のものだからギリギリだと不味い」
(;・∀ ・)「あっ、スミマセン」
( ゚∀゚)「それと軽音楽部ってことは機材居るよね?予算の計算とかしてる?外部から借り入れる器材もある訳だし」
(;・∀ ・)「……してないです。スミマセン」
( ゚∀゚)「あと時間枠についてなんだけどさ、約30分って雑過ぎ。どの曲が何分でそれからマイクパフォーマンスが何分って決めてる?」
(;・∀ ・)「……スミマセン」
( ゚∀゚)「いや、怒ってはね―から謝らないでいいぞ?色々と突っ込み所はあるとは言え、そもそも高1にわざわざこんな企画書を書かせる学校側がおかしいんだし」
-
(;・∀ ・)「いや……スミマセン」
( ゚∀゚)「アヒャw気にしすぎだっつ―の。とりあえず企画書は俺が適当に修正してからデミタスさんに渡しておくよ」
(*・∀ ・)「……ありがとうございます」
( ゚∀゚)「おう。しっかしバンドってすっげ―な。青春って感じがして羨ましいわ」
(・∀ ・)「そうですかね?でも、笑家先輩が持ってる。ええと、その……」
( ゚∀゚)「沖縄三味線?」ベンベン♪
(・∀ ・)「あっそれです。そっちの方が凄いと思います。和楽器って難しいんですよね?」
( ゚∀゚)「あ―ガチでやったら難しいんだろうけどよ。まあ俺は適当に独学だから簡単だよ」
(・∀ ・)「そうなんですか?」
( ゚∀゚)「そ―そ―……まあ何はともあれ」
-
( ゚∀゚)「バンド演奏頑張れよ。学園祭実行委員として、ちゃ―んとバックアップするからよ!」
(*・∀ ・)「あっ、ありがとうございますっ!!」
爪'ー`)「ま、確かにアヒャは学校行事の運営に関しては人一倍真面目だからな。その他においては全てにおいて不真面目極まりね―けど」チクチク
(#゚∀゚)「喧しい!黙ってチクチクしてなさい!!」
(*・∀ ・)「あはははw」
……
……
-
(・∀ ・)「……と言うわけでデミタス先生、企画書は笑家先輩に渡しておきました」
(´・_ゝ・`)「おっ了解了解。わざわざご苦労様」
( ゚∀゚) 『まあ、今度気が向いたら飯なり酒なり飲んだり食ったりしよ―ぜ―w奢ってやるよwアヒャヒャヒャww』
(・∀ ・)(……何か、思ってたよりもイイ人だったな)
(・∀ ・)(バンド、頑張んなきゃな!!)
-
(´・_ゝ・`)「あ―ところで斉藤、1つだけ聞きたいんだが?」
(・∀ ・)「あっ、はい。何ですか?」
(´・_ゝ・`)「……笑家に何か変な事されなかったか?」
(・∀ ・)「いえ?確かに癖のある人でしたけど凄くイイ人でしたよ!」
(´・_ゝ・`)「本当にか?」
(・∀ ・)「……? 本当ですけど?」
(´・_ゝ・`)「いや、ならいいんだ。じゃあな」
(・∀ ・)「……?」
(・∀ ・)「何だったんだろ?」
……
……
-
ミセ*゜ー゜)リ「あっ斉藤君じゃん」
(・∀ ・)「あっ黒須先輩!さっきはありがとうございました!お陰様で笑家先輩見つかりました!」
ミセ*゚ー゚)リ「大した事じゃないから気にしないでいいよ―それより……
ミセ*゚ー゚)リ「笑家のやつに変な事されなかった?」
(・∀ ・)「?? 普通にイイ人でしたよ?確かに癖はありましたけど」
ミセ*゚Д゚)リ「ホンット―に何もされてない!?」
(;・∀ ・)「……あの、それどういう意味なんですか?デミタス先生にも同じ事言われたんですけど?」
ミセ*;゚ー゚)リ「いや……だって、あの『笑家アヒャ』だよ?私とグラフィック科の松本君並みの知名度はあるでしょ―?」
(・∀ ・)「確かに黒須先輩や松本先輩の名前は聞いたことありましたよ?学校代表としてあらゆる行事をまとめる黒須ミセリ先輩に」
(・∀ ・)「グラフィック科の松元先輩はそんな黒須先輩を影で支えるNo.2ですよね?……でも笑家先輩の話は聞いたことないですけど」
-
ミセ;゚ー゚)リ「ちょっ……あの最低男だよ!?本当に知らないの!?」
(・∀ ・)「最低男?」
ミセ;゚ー゚)リ「だから……」
ミセ#゚Д゚)リ「女だけじゃ飽き足らず、可愛い男の子までに襲いかかってはヤリまくる、最低最悪のヤリチン両性愛者野郎の笑家アヒャなんだよ!?」
(・∀ ・)「」
ミセ#゚ー゚)リ「性格は最悪だし!学校に来ても遊んでばっかだし!他人の不幸とお酒でしか幸せを感じないとまで言われるゲス野郎!!」
(・∀ ・)「」
ミセ*;゚ー゚)リ「ただでさえ斉藤君は可愛らしい感じなんだから―、気を付けなきゃダメだよ―!」
(;・∀ ・)「……つまり、笑家先輩はホモって事ですか?」
-
ミセ*;゚ー゚)リ「ゲイより質悪いよ―!女も男も穴が有れば何でもヤっちゃう最低野郎だも―ん!!」
(・∀ ・)
(・∀ ・)
( ∀ )サー
(; ∀ )(……ヤバイ)
(; ∀ )(……飯奢って貰う約束しちゃったよ)
(((;∀ ;)))(どうしよ―!!!!???)
……
……
-
某居酒屋
爪'ー`)y‐「……そういやさ、斉藤君?だっけ。アヒャ的にはどうなの?」 ゴクゴク
( ゚∀゚)「は?何が?」 ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「いや、アヒャって男好きじゃん。なんか斉藤君ってホモ受けしそうなキャラだし」 スパー
( ´゚∀゚)「え―全然好みじゃないんだけど。金貰っても抱きたくないわ」 ゴクゴク
爪'ー`)y‐「……ちなみにアヒャの好みの男は?」ゴクゴク
(*゚∀゚)「てじなーにゃ!のマジシャン兄弟のお兄ちゃんの方!!」 ゴクゴク
爪;'ー`)y‐3「全っ然わかんね―」スパー
(;゚∀゚)「おまっ!超イケメンなんだぞ!?ったくこれだからノンケは話わかんね―んだよな―!!」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「ノンケって何だ?」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「フォックスみたいに普通に異性が好きなやつだよ。ストレートとも言うがな」ゴクゴクカラン
爪'ー`)y‐3「ふ―ん。なんか色々用語があるんだな」スパー
( ゚∀゚)「まあどんな世界でもそりゃそうだろ。次は何飲もうかな―?」
爪'ー`)y‐「よくもまあ毎回ちゃんぽんばっかりで悪酔いしないよな」ゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「酒に強い事に関してだけは親父に感謝だな。ん―……甘いの飲みたいからカシスソーダでいいや」
爪;'ー`)y‐3「なあ、さっきカシオレ飲んで無かったか?どんだけカシス好きなんだよ」スパー
( ゚∀゚)「甘党なんだからいいだろ別に。カシス、カルーア、ベイリースは甘党酒飲みの3トップなんだぜ。あっフォックスはビール?」
爪'ー`)y‐「おう」
( ゚∀゚)「すいませ―ん!カシスソーダとビール!!」
カシコマリマシター
-
爪'ー`)y‐「……なあ、実際どうなんだ?」
( ゚∀゚)「あ?」
爪'ー`)y‐「服飾科だよ。最近お前風当たり強いんだろ?大丈夫なのか?」
( ゚∀゚)「アヒャwな―んか最近人からやけに心配されるな―」
爪'ー`)y‐「俺からミセリに言っておこうか?あいつ絶対に色々誤解してるし」スー
( ゚∀゚)「い―のい―の!まあ、俺も最近は体調いいからクラスの事なんざ気にする程じゃね―よ。それよかお前こそど―なんだよ?」
爪'ー`)y‐3「何が?」スパー
( ゚∀゚)「派手な喧嘩やらかしたんだろ?ミセリとよ。アヒャヒャw誰かさんが噂してたぜ―?」
爪;'ー`)y‐「……この地獄耳が。まあ互いに学園祭控えてイライラしてるからな」スー
( ゚∀゚)「人の心配よりてめぇの心配してな。アヒャヒャw」
爪'ー`)y‐3「ま、おっしゃるとおりかね」スパー
-
オマタセイタシヤシター
( ゚∀゚)「おっ!来た来た!!改めて乾杯しようぜフォックス!!」
爪'ー`)y‐「今さら何に乾杯すんだ?」スー
( ゚∀゚)「学園祭まで残り1ヶ月!気合い入れましょうって感じでよ!!」
爪'ー`)y‐3「まあその前に修学旅行というめんどいものがあるけどな」スパー
(;゚∀゚)「話の腰折るんじゃね―よ!」
爪'ー`)y‐「はいはいwんじゃとりあえず」
(*゚∀゚)「アヒャ♪」
爪'ー`)「「乾杯!」」(゚∀゚*)
-
翌日
アイツヨ……
ケダモノダ……
ホモキメェ……
(;゚∀゚)「何か高校生から物凄い勢いで避けられてんだけど」
爪;'ー`)「大方、変な噂でも流れたんじゃね―の?」
(((; ∀ )))ガクブル←噂の根元
ミセ*゚ー゚)リ♪←その元凶
-
今日の一杯
ルジェ・クレームド・カシス
種類…リキュール
カシスリキュールは数多くあれど、恐らく日本で一番ポピュラーなのはルジェ―ラグート社のカシスリキュールであろう。
濃厚な甘さと黒すぐりのフルーティーな風味が人気で主にカシスソーダやカシスオレンジなどとして居酒屋等でも楽しめる。
ちなみにクレームとはリキュールに関する用語で(甘さが)濃厚という意味。
( ゚∀゚)「ワインで割ったらカシスビア。白ワインで割ってもキールになる万能リキュールだぜ!」
-
途中寝落ちしましたが第10話は以上になります。
ありがとうございました。
-
おつー
-
乙ですー、日常感がたまらん
途中から俺も寝落ちしてたぜ不覚
-
乙です。続きが気になるなー。
-
皆さま乙ありがとうございます1です。
深夜12時〜2時辺りに第11話投下します。
-
こんばんは1です
今日は他の作品も投下が多くテンション上がっています。
今回はウイスキーをメインにサワーも少しだけ紹介します。
では第11話投下します。
とてもあつい。
-
(;^ω^)「えっ!?シフト調整を間違えた!?」
( ;´W`)「そうなんだ!こっちのミスで振り回すようだけど本当に申し訳無い!!」
( ^ω^)「えっ?じゃあ僕は今日どうすればいいんですかお?」
( ;´W`)「悪いんだけど今日はもう上がってくれないかな?お詫びとしちゃあ何だけど特選ヒレカツ持って帰ってもいいからさ」
( ^ω^)「いや、まあ大丈夫ですけども……」
( ´W`)「ごめんね内藤君。じゃあまた明後日頼むよ―」
( ^ω^)(……思わぬ休暇を得たお)
-
( ^ω^)「酒の肴は馬鹿話のようです」
11杯目
-
内藤宅
( ^ω^)カリカリカリカリ……
( ^ω^)カリカリカリ……
(;^ω^)カリカリ……
(#^ω^)カリ……
(#^ω^)「……あ―もう!!筆が乗らないお――――――!!」
(;^ω^)「学園祭まであと1ヶ月切ってるのにネーム半分しか出来てないのは流石に不味いお……」
(;^ω^)「せっかくのこの休暇を作業時間に使えば完成だって早まるのに……」
(;^ω^)「……」
( ^ω^)「……いやでも」
( ^ω^)「今日は予定外の休日だったから別に作業しなくても……」
( ^ω^)「いいかなぁ……なんて」
-
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「うん……」
( ^ω^)(明日から頑張るお!!)
(*^ω^)「ま、せっかくのお休みだしとりあえず今日は飲むかお」
( ^ω^)「と言ってもまだ17時。ちょうどみんな帰宅した頃かお?他の学科の授業時間は分からないけど」
( ^ω^)(う―ん月曜日ってしぃちゃんと兄者君は確かバイトって言ってたお。フォックス君は2人きりだと気まずいしな―……)
( ^ω^)(……)
ピッポッパッ
プルルル……
( ^ω^)「……あっもしもし?アヒャ君?今暇かお?」
(;^ω^)「えっ忙しい?あっならいいお。うん、うん」
( ^ω^)「はいお―また学校で―」ピッ
( ^ω^)「……肝心な時に捕まらない奴だお」
-
「あ―やっぱり大人しく課題やるべきかお―。今からまた学校に戻ってPCの課題進めるのも有りっちゃ有りだし……」
( ^ω^)課題をチラ
( ^ω^)「……」
(;^ω^)「……たまには一人酒するかお。うん」
……
……
-
( ^ω^)「あ―やっぱり大人しく課題やるべきかお―。今からまた学校に戻ってPCの課題進めるのも有りっちゃ有りだし……」
( ^ω^)課題をチラ
(;^ω^)
(;^ω^)(めちゃくちゃやりたくね―――)
(;^ω^)「……たまには一人酒するかお。うん」
……
……
-
某チェーンスーパー
( ^ω^)(自宅から歩いて5分でコンビニやスーパーがあるなんて本当に助かるお)
( ^ω^)(実家には無かったからなあ……まあ近所の付き合いで野菜とか貰ってたからそ―いう面では助かったけど)
( ^ω^)(田舎独特のあの近所付き合いの距離感が苦手だったんだよね―。本当に実家から出てこれて良かったお―)
( ^ω^)(オトンやオカンからはもっと実家に顔出せってしつこく言われるけど、何でか最近になって里帰りが嫌になって来たんだよね―)
( ^ω^)「さてさて、せっかくの一人酒だし自由に飲みたい物飲んで食いたいツマミを食うとするかお」
( ^ω^)(……となると、もちろんウイスキーからだお。おっ結構種類が揃ってる)
-
( ^ω^)(山崎に白州、甲乙付けがたい素晴らしいジャパニーズウイスキーだお。でもどうせ飲むなら12年を飲みたいからパスだお)
( ^ω^)(ブラックニッカに角瓶もコスパに優れた中々の逸品。でも残念ながら君達の出番は今日では無い)
( ^ω^)(ジムビームにジャックダニエルよ。確かに君達バーボンは美味いお。しかし出来れば君達は友達とワイワイ味わいたいんだお)
( ^ω^)(そう!僕の心は既に決まってるんだお!!コスパ最強!!それでいて至高のブレンデッドウイスキー……)
( ^ω^)(バランタイン ファイネストに!!)
(*^ω^)「うふふふ……うふふ……」
( ^ω^)「……おっと次はツマミ買わなきゃ」
( ^ω^)(まあウイスキーと言ったらチョコレートは絶対だお。うん。でも甘いのだけだとなあ―)
( ^ω^)(あっポテチが3割引だ。これでいいや。醤油マヨっていう味が微妙だけど仕方ないお)
( ^ω^)(まあバイト先のヒレカツもあるし、腹も膨れるだろうからツマミはとりあえずこれでいいか)
( ^ω^)「あっ……氷と炭酸忘れてたお」
-
( ^ω^)(氷に割物の炭酸一本。あっでもせっかくハイボールにするならレモンも買っとくかお)
( ^ω^)そ(あっ!カン酒コーナーに男梅サワーがあるお。梅干しサワーって美味しいんだよね―。2本買いだお)
( ^ω^)「ん―とりあえずこんなもんかお。さてお会計お会計」
アリガトウゴザイマシター!!
……
……
内藤宅
( ^ω^)「部屋も片してレモンもスライスして準備万端だお!!」
(*^ω^)「ではでは早速1人で美酒をまったりと味わうとしますかお……うふふ」
-
( ^ω^)「先ずは暑い夏に最適なさっぱり男梅サワーから行きますかお!!」プシュッ
(*^ω^)「」ゴクゴク……!
(*>ω<)「……ッカアァ!!美味いお!」
(*^ω^)「梅干しにしか出せないこの酸味と旨味が存分に活かされた逸品だお!!いや―初めて飲んだ時はびっくりしたけどやっぱり美味いな―」
( ^ω^)「あっ……梅干し買ってこの中に入れればよかったお。グラスに移してから」
( ^ω^)「それから紫蘇も合うだろうな―千切って混ぜて、レモン汁もちょっと垂らして……」
( ^ω^)「残りの一本はそれらを試す為にまた今度飲む事にするかお」ゴクゴク
( ^ω^)「まあこれ単体でも充分美味しいんだけどね」ゴクゴク
( ^ω^)「あっそろそろポテチ開けよう」
-
( ^ω^)「サワーとか酎ハイって一時期は、お酒覚えたてのヤンチャしたい未成年が無理して飲んでるイメージがあったお」ビリビリ
( ^ω^)「ところがどっこい、それは大間違いだお」ゴクゴク
( ^ω^)「これにはこれの持ち味があるお―。なんで酎ハイやサワーってたまに飲みたくなるんだよね―」パリパリ
( ^ω^)「あっ醤油マヨ以外と美味いお。まあマヨって大体何にでもマッチするけど」ゴクゴク
(*^ω^)「ふう……男梅サワーご馳走さまでしたお」ゴクゴクカラン
( ^ω^)「梅干しサワーって誰が最初に考えたんだろう?特許とか取れば大儲けしても不思議じゃないくらいに美味いのに」パリパリ
( ^ω^)「……気づけばポテチでベタベタだおとりあえず一回手洗うかお」
ジャ―
-
( ^ω^)「さてさて!!チョコレートも準備したし!いよいよ本日のメインだお!!」
(*^ω^)「僕が世界で1番好きなウイスキー!!バランタインのファイネストを頂くお!!」
( ^ω^)(……まあ世界で1番って言っても10種類くらいしかウイスキー飲んだこと無いんだけど)
( ^ω^)「とりあえず最初はロックで頂くお!」
( ^ω^)(と、その前に香りを楽しまなきゃ)クンクン
(*^ω^)「う―ん……ブレンデッド特有の複雑な華やかさとスモーキーフレーバーが絶妙に絡み合ってるお。素晴らしい」
( ^ω^)(さてさて肝心のお味の方はと言いますと……)チビチビ
(*ーωー)「ああ……バニラのような甘み、香りがたまらんお。それだけじゃないお。苦味、塩味、酸味、辛味。全ての要素がこのファイネストのボディを統括している!」
(*^ω^)「さらにフィニッシュに来るこの爽やかな甘さ!!安いウイスキー独特のあの刺々しさが全く無いお……」
-
(*^ω^)(幸せな一時だお……やっぱりウイスキーはスコッチに限るお。いやぶっちゃけスコッチとか2、3本しか飲んだこと無いんだけど)
( ^ω^)「さらにさらに!!余韻が残る幸せな一時にチョコレート投入だお!」モグモグ
(*^ω^)「」
(*^ω^)「うふふ……」
(*^ω^)「うふふふふふ……」
(*^ω^)「……」
( ^ω^)そ「……はっ!?あまりにも幸せ過ぎて軽く意識が飛んでいたお!!」
(*^ω^)「ほろ苦いビターチョコレートがウイスキーの余韻と口の中で溶け合っていく……」
( ^ω^)「誰がなんと言おうと最高の組み合わせに違いないお。ウイスキー最高。チョコレートも最高」
-
( ^ω^)「」チビチビ
( ^ω^)「」モグモグ
( ^ω^)「」チビチビ
(*^ω^)(……やっぱりウイスキーっていいよね―将来はウイスキーを語れる立派な大人になりたいお)モグモグ
( ^ω^)「」チビチビ
( ^ω^)「」チビチビ
( ^ω^)「あっそう言えば先週買ったガキ使のDVDまだ観てなかったから今のうちに観ちゃお」ポチポチ
……
……
-
( ^ω^)「……おっw」
(*^ω^)「おっおっww」
(*^ω^)「おっおっおっおっwwやっぱりガキ使最高だおww」
( ^ω^)「」チビチビ
( ^ω^)「」モグモグ
( ^ω^)「……ん―」
( ^ω^)「何か忘れてるような……」
( ^ω^)「」チビチビ
( ^ω^)「」モグモグ
( ^ω^)そ「あっハイボールだ!!」
(;^ω^)(危ない危ない。せっかく用意したレモンを無駄にしてしまうところだったお)
-
( ^ω^)「さてさて、さくっと準備しちゃいますかお―」
( ^ω^)「まずはグラスに氷をたっぷり入れるお―そこにファイネストを適量入れまして―」
( ^ω^)「グラスのふちから伝うように炭酸を静かに注ぐお―」
( ^ω^)(ハイボール用のタンブラー欲しいな―。今月余裕があったら買いに行こうかな?)
( ^ω^)「最後にレモンスライスを浮かべましてー」
( ^ω^)「バランタインファイネスト ハイボールの完成だお!!」
( ^ω^)(ロックもいいですが、ハイボールはハイボールで美味しそうだお―)
(*^ω^)「弾ける炭酸の泡からファイネストの馥郁たる香りが鼻を通り過ぎて行くお―……」
( ^ω^)「……」ゴクゴク
-
(*^ω^)「……ッ!」ゴクゴクゴクゴク
(*>ω<)「……ッカアア!!!」ゴクゴクカラン
((*>ω<))「さいっこ――――の美味さだお!!この爽やかさは癖になるお!!」
(*^ω^)「ハイボールにしても香りが薄まらないっていうのはやっぱりファイネストが至高のウイスキーである証だお!!うん!!」
( ^ω^)(……いやまあ、根拠とかは無いんだけどね。アヒャ君や兄者君はファイネストはそこまで好きじゃないって言ってたし)
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……とりあえずもう一杯分作ってガキ使観よ」
……
……
-
( ーωー)「Zzz……Zzz……」
( ーω^)「……ん?」
( ^ω^)「……寝てたのか……お?」
( ^ω^)「ありゃ……ガキ使終わっちゃってるし。今何時だお?」
(;^ω^)そ「うげっ!?明け方の5時かお!!また変な時間に起きちゃったな―」
( ^ω^)「あっウイスキーしまっとかないと……って3分の1くらい減ってるお。一体いつの間にこんなに飲んだのか」
( ^ω^)「ん―今日は珍しく二日酔い0だお!!ちゃちゃっと片付けして洗い物済ませちゃうかお―」
( ^ω^)「そう言えば僕の家で飲み会する時って片付けしてるの僕だけな気がするお」ガチャガチャ
( ^ω^)「今度みんなに文句言ってやらなきゃだお!あっしぃちゃんは別にいいんだけど」ガチャガチャ
-
( ^ω^)「……」ガチャガチャ
( ^ω^)「……我ながら今日は独り言が多いお」ガチャガチャ
( ^ω^)「あっそうだ。アヒャ君にこの前のお詫び(第9話)しなきゃだお」ガチャガチャ
( ^ω^)「なんか美味しいお酒でも奢ってやるかお?それともみんなでまた飲み会する時にちょっと高いオツマミ用意するのもいいかもだお」ガチャガチャ
( ^ω^)「……」ガチャガチャ
(*^ω^)「……ふふ」ガチャガチャ
(*^ω^)「楽しみだお―」ガチャガチャ
(*^ω^)(毎日が楽しみだお)ガチャガチャ
-
ガチャガチャ
ガチャガチャ
(……里帰りが億劫になる程、毎日の生活が楽しいって事なのかな?)
ザ―――
キュッ……
……
……
-
翌日
(*^ω^)「それで昨日飲んだウイスキーの味が素晴らしかったんだお!」
(*;゚ー゚)「はあ」
(;´_ゝ`)「おっ……おう」
(*^ω^)「美しい黄金色!その香りはまさに芸術!!さらにその味は……ナンタラカンタラ」
(*;゚ー゚)「あの―ブーン?もしも―し?」
(;´_ゝ`)「あっもしもし!?アヒャ!?ちょっと今から漫画科の教室に来て内藤を何とかしてくれ!!いつもの3割増しでウザったいんだ!!」
-
今日の一杯
男梅サワー
種類…発泡酒
ノーベル製菓の「男梅キャンデー」とサッポロビールのコラボレーションによって生まれたサワー。
元々は限定発売だったが独特のしょっぱい旨さが支持され通年発売される事になったらしい。
まさに梅干しをそのままお酒にした一本で好みは別れるが暑い夏にはぴったり。
( ^ω^)「騙されたと思って飲んで欲しいお!しょっぱくて爽やかで癖になるだお!!」
-
今日のもう一杯
バランタイン ファイネスト
種類…ウイスキー
ブレンデッドウイスキーの中ではコスパ最強と名高いブレンデッドのスコッチ。
蜂蜜のような甘みや確かなコク。苦味や酸味なども含め全体的にバランスの取れたまさにブレンデッドの王道。
基本的にお酒を取り扱うコンビニやスーパー等では必ずと言っていい程取り扱っているため、その入手難易度も魅力の1つである。
( ^ω^)「コスパ最強!!至高のブレンデッドウイスキーだお!!その魅力を語るとするならば先ず(省略)
-
第11話終了です。
ありがとうございました。
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飲んでみたくなるお話だ
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つお
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乙
基本的にビールとウイスキーしか飲まないから嬉しい回だった
いつかビール回もやってほしいな
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>>340 是非飲んで見て下さい
>>341 ビール回了解しました。近いうちにやります。
お酒のリクエストとかありましたら遠慮なくお願いします。
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乙です、まだ未成年で飲めないけど飲むときの参考にしよう
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大学時代を思い出す
ドラマに影響されてエセオレンジの会作ってよく宅飲みしてたなぁ
甘くて飲みやすいワインを教えてほしす
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乙です。何かウイスキー飲みたくなった!
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甘くて飲みやすいワインならウェラーシュワルツカッツ(発音曖昧)がオススメかと。ドイツだけどそこまで高くないし、華やかな香りするしで。
個人的なオススメはコノスルのピノとゲヴュルツトラミネールかな。
久々にカシス飲みたくなってきた。色々な酒の説明等あって結構好きな作品
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>>347
ツェラー・シュバルツ・カッツ
黒猫が樽の上にのってる白ワインだね。
昔のワイン醸造所ではネズミの繁殖を防ぐために猫を放し飼いにしてたらしいね。
赤ならバッハローターってワインが激甘だぜ
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巻き込み規制とけた―――――よっしゃ――――1で―――す!!!
ふぅ……これから多少シリアスな話続くかもだけど最終回近いワケではないので気にしないで下さい。
早ければ明日、遅ければ週末に第12話(ボンベイサファイア、エビスビール)を投下します。
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おっしゃー!!
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にゃーーーー!!
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>>345 オレンジデイズ流行りましたよね。あれ見てた時まだ子供でしたが。
>>346 ウイスキー美味しいですよね。JDが好きです
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>>347>>348 ワインには疎いのでそういう雑談は物凄くありがたいです。
銘柄は違いますが第13話でワインもやる予定です。
-
なんか物凄く筆が進んじゃったので今日の14時に一旦第12話を投下します。
余裕があったら深夜には第13話投下します。
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アヒャのこの適当で大丈夫な感じは確実にスタ科やビジネス科…!
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>>355アヒャは専門学校の服飾科です
-
それでは第12話投下します。
ねむい。
-
( ´_ゝ`)「……」カチ
( ´_ゝ`)「……」カチカチ
( ´_ゝ`)「ぉkブラクラゲット」
ガチャン
∬´_ゝ`)「流石ね兄者」
( ´_ゝ`)「図ったようなナイスタイミングだな姉者」
∬´_ゝ`)「それは偶然よ。まあアンタに用事はあるけどね」
( ´_ゝ`)「ほう。このネオニート予備軍の俺に一流デザイナーの姉者様が一体全体どんな用事があると言うんだい?」
-
∬´_ゝ`)「ニート予備軍という自覚はあるのね。あと私はデザイナーじゃなくてスタイリストだからいい加減覚えなさい」
( ´_ゝ`)「スタイリストがどんな職業か全く分からないのだから間違えても仕方あるまい。ときに姉者よ、肝心の用事とは一体なんなのだろうか?」
∬´_ゝ`)「よくぞ聞いてくれたわね兄者、何を隠そう今の私はとても落ち込んでいるの」
( ´_ゝ`)「ほうほう」
∬´_ゝ`)「だから1発殴らせろ」
( ´_ゝ`)「えっちょっと待って前後の文脈が破綻しててリアクションが追い付かないんだけどえっちょっ!?」
-
( ´_ゝ`)「酒の肴は馬鹿話のようです」
12杯目
-
(#)_ゝ`)「理不尽な暴力程心が痛いものは無いと思うの」
∬´_ゝ`)「ニートの分際で稼ぎ頭に文句言うの止めてくれるかしら?」
(;´_ゝ`)「まだ学生だからね!?というか姉者こそ今日は仕事の筈じゃなかったのか?」
∬´_ゝ`)「落ち込んでいたからアシスタントに押し付けて帰ってきたわ」
( ´_ゝ`)「理不尽な上司を持つと部下もさぞかし大変だろうな」
∬´_ゝ`)「ちなみに私の評判落としたら半殺しにするとも言っておいたわ」
( ´_ゝ`)「理不尽な脅迫までされるとはそろそろ大変とかいう問題では済まされないな」
∬´_ゝ`)「そんなことはどうだっていいわ」
( ´_ゝ`)「どうだっていいで片付けられるアシスタントの人生が不憫極まり無いな」
-
∬´_ゝ`)「私は凄く落ち込んでいるのよ兄者」
( ´_ゝ`)「まあその件については正に身をもって『痛感』しているぞ姉者よ」
∬#´_ゝ`)「……あの糞男が!私と別れたいって言い出しやがったのよ!!信じられないわ!!」
( ´_ゝ`)「ああ、また彼氏と別れたのか」
∬#´_ゝ`)「こんな完璧な女を手放すなんて有り得ないって思わない兄者!?」
( ´_ゝ`)「まあ完璧云々はともかく、ルックスもよくて仕事も出来て、なおかつ料理も上手い姉者がどうしてこうも失恋ばっかりするのかは俺も不思議に思っていた所だ」
∬#´_ゝ`)「ほんの2、3回気絶するまでバラ鞭で遊んであげただけなのに!!」
( ´_ゝ`)「お―け―姉者。ツッコミ所が多すぎるから一言で言わせて貰おう。逃げられて当然だろうがこの暴力糞女が」
-
(#)_ゝ#)「理不尽な暴力は身体にも着実にダメージが溜まるのよ?」
∬´_ゝ`)「もう1発行っとく?」バラ鞭装備
(#)_ゝ#)「死んでしまいます」
∬´_ゝ`)「ふぅ……まあ、別にアンタを殴りに来ただけじゃ無いのよ」
( ´_ゝ`)「散々殴ってからならどうとでも言えるな」
∬´_ゝ`)「私は落ち込んでいる。さらにそろそろ涼しくなってもおかしくないこの季節にもかかわらず糞暑くて喉が渇いているのよ」
( ´_ゝ`)「流石なスルーだな。して姉者よ、そこから導き出される結論は如何に?」
∬´_ゝ`)「愚弟よ。たまには姉弟水入らずで家でゆるりと酒でも飲んでみないかしら?」
( ´_ゝ`)「ほほう。それは有り難いお誘いだな。だが家には鏡月と一刻者しか置いていないぞ?確か姉者は洋酒派だっただろうに」
-
∬´_ゝ`)「そこら辺は心配ご無用よ。知り合いから安いジンを貰ってきたのよ。ほらこれ、なかなか綺麗なボトルでしょ?」
( ´_ゝ`)「ん……?それは確か何とかサファイアとかいう名前じゃなかったか?」
∬*´_ゝ`)「あら!洋酒にはあまり興味が無い兄者がボンベイサファイアを知ってるとは思わなかったわ」
( ´_ゝ`)「友人に酒に詳しいやつがいてな。そいつに色々教わったんだよ」
∬*´_ゝ`)「あらそうなの。是非その人とも一緒に飲んでみたいわね」
( ´_ゝ`)「確かその酒はトイレの芳香剤の味がするのだろう?」
∬´_ゝ`)「さてさて、ライムは冷蔵庫にまだ入っていたかしら」
(#)_###)「さも何も無かったかのように準備してるけどそろそろ死にそうなのでこれ以上の暴力は勘弁して下さい」
-
∬´_ゝ`)「あんたが変な事言うからでしょ……あら?ライムはあるけどトニックウォーターが無いわね。兄者あんた買って来なさい」
(#)_###)「いや、俺既にボロボロな上に今夕方の5時だよね?気温30度後半なんですけど」
∬´_ゝ`)「Shopping or Die?」バラ鞭装備
(;´_ゝ`)「あいらぶしょっぴ―んぐ!!行ってきま―す!!」
∬´_ゝ`)「はいこれお金ね。あっ、ついでにエビスのロング缶2ケース買っといてね」
(;´_ゝ`)そ「えっそれついでとかいうレベルの注文じゃないじゃん!?」
∬´_ゝ`)「ちなみに私はかなり喉が渇いてるから10分以内に帰ってこなかったから半殺しね」
(;´_ゝ`)「行ってきま――――――す!!!」
-
10分後
∬´_ゝ`)「さて、早く乾杯しましょう。兄者は早くグラスを用意なさい」
((; _ゝ ))「あ……あねゲホッ姉者よ!……もう少し弟を労ってくれよ」ゼーハーゼーハー
∬´_ゝ`))))「あなた汗臭いわ。近寄らないで」スススッ
( ;_ゝ;)「終いには泣くぞこんちくしょう!」
∬´_ゝ`)「冗談よ。まずはエビスで乾杯しましょう。あなたが頑張ってくれたおかげでまだ冷えてるみたいだし」
( ´_ゝ`)「ああうん、もう何でもいいや。乾杯」プシュッ
∬´_ゝ`)「乾杯。……うん、やっぱりビールはエビス以外考えられないわね」プシュッゴクゴク
( ´_ゝ`)「ブルジョワめ!そもそも姉者は洋酒派じゃなかったのか?」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「海外のビールは口に合わないのよ。ビールだけは日本のエビスに限るわ」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「日本のビールは確かに美味いな。まあ俺はスーパードライ派だが」ゴクゴク
-
∬´_ゝ`)「ふぅん。まあ好みはあるしね、いいんじゃないのかしら?それより兄者、あなた今日もまた学校サボったでしょ?」ゴクゴク
(;´_ゝ`)「いや、サボったとかそう言うのじゃなく、起きたら少々腹が痛くてだな……」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「小学生並みの言い訳は止しなさい。サボり過ぎて卒業出来ないなんて事になったら大変な事になるわよ」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「家から追い出されて流石家から卒業なんて事にはなりたくないからな。まあ頑張るよ」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「むしろ母者の手で人生卒業するハメになるんじゃないかしら?」ゴクゴク
(;´_ゝ`)「明日から死ぬ気で頑張ります!!」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「母者の名前を出すと本当に素直になるわよねあなた。……ふう、御馳走様」ゴクゴクカラン
( ´_ゝ`)「相変わらずペース早いな」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「あなたが遅いだけよ。さてジントニックの準備をしましょう」
-
( ´_ゝ`)「俺も仲間内では早い方なのだが。それにしても姉者は本当にジントニックが好きだな」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「簡単に出来て美味しいじゃない。本当はギムレットが一番好きなのだけど家にはシェイカーなんで気の利いたものは無いしね」
( ´_ゝ`)「ギムレット?なんだそれは?」ゴクゴクカラン
∬´_ゝ`)「……あなたも漫画ばかりじゃなくたまには小説でも読みなさい。冷蔵庫からトニックウォーター取ってきてちょうだい」
( ´_ゝ`)「?? 分かった」
∬´_ゝ`)「まずはグラスに氷をたっぷり入れて」ガラガラ
∬´_ゝ`)「ボンベイサファイアを適量ね。まあ濃いめでいいでしょう」トクトク
( ´_ゝ`)「持ってきたぞ姉者」
∬´_ゝ`)「ありがとう。……そしてトニックウォーターをグラス伝いにゆっくりと注ぐ」トクトク
( ´_ゝ`)「なあ姉者、ど―してわざわざそんなに地味に注ぐんだ?ドバドバ入れてしまえばいいじゃないか」
-
∬´_ゝ`)「それじゃあ炭酸が抜けちゃうじゃない?せっかくのジントニックが台無しになっちゃうわ。さて、最後にカットライムを添えて」
( ´_ゝ`)「おぉ……普通にジントニックだな」
∬´_ゝ`)「Simple is bestよ。この安定感と手軽さがジントニックの魅力じゃないの」
( ´_ゝ`)「まあ確かに。俺も居酒屋では確実に飲むよ」
∬´_ゝ`)「あら?居酒屋のそれよりは美味しく仕上がっている筈よ。カクテルっていうのはね、ベースのお酒を代えるだけで全く別物になるものよ」
( ´_ゝ`)「ふ―ん。そんなものかね?まあ人生初のボンベイサファイアを頂くとするよ」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「私も頂きます」ゴクゴク
-
( ´_ゝ`)そ「……っ!?なんだ!?いつものと何かが違うぞ!?何なんだ!?」
∬*´_ゝ`)「……うん。やっぱり美味しいわね。この華やかな風味が癖になるのよ」
(*´_ゝ`)「あっ風味か!?なんか後味?がいつもより甘いぞ!?柑橘系!?」
∬*´_ゝ`)「まあ、難しい事はいいじゃない。とにかくボンベイで作ったジントニックもなかなか美味しいでしょ?」
(*´_ゝ`)「ああ……正直ここまで違うとは思わなかったぞ」
∬*´_ゝ`)「トニックウォーターやライムによっても味は変わるみたいだけどね。どうせ1本空かないだろうから後でストレートで飲んでみたら?」
( ´_ゝ`)「うむ、そうするよ。やはり酒っていうのは奥が深いものだな」ゴクゴク
-
∬´_ゝ`)「私も若い頃は色々なお酒を飲んでみたものよ。まあ結局は楽で美味しいジントニックに落ち着くんだけどね」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「若い頃っつったって姉者はまだ28だろ?まだ若い方じゃないか」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「ふふっ馬鹿ね。『もう』28なのよ。歳を取るっていうのはね、あなたが想像している以上にあっという間で残酷な事なのよ、兄者」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ふ―ん」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「……本当にあっという間なのよ。だからこそ早い内から自分自身についてキチンと考えなきゃいけないの」
( ´_ゝ`)「……」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「ねえ兄者。せっかくのお酒の席で無粋かもしれないけど、それでもきくわよ?」
∬´_ゝ`)「あなた将来の事は考えているの?」
-
( ´_ゝ`)「……」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……」ゴクゴクゴクゴク
∬´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……」カラン
∬´_ゝ`)「……私だってあなたの年頃に明確な将来のビジョンを持っていた訳じゃないわ。スタイリストなんてなれると思ってもいなかった」
∬´_ゝ`)「この年で、こんな責任ある仕事を任される立場になるなんて運が良かっただけだもの。まあ水商売時代のコネクションは侮れないって事ね」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「……」
-
∬´_ゝ`)「そんな私の年でもこの道うん十年のベテランから言わせればまだまだ『ひよっこ』。まあ仕事ってそんなものでしょうけどねw」
∬´_ゝ`)「でもね。そのひよっこの私から見たあなたの年代はただの『赤ん坊』なのよ。まあひよっこも似たような意味なのかもしれないけど」
∬´_ゝ`)「兄者。あなたは今まさに人生のスタートラインに立ったところなの。楽しいモラトリアムはそろそろ終わり。優しい夢からはもう覚めなくてはいけないの」
∬´_ゝ`)「これからの1年、1月、1週、1日。あなたは異常なスピードで大人に成長していくのよ。決して望んでなんかいないでしょうけど」
∬´_ゝ`)「それは誰にも止められない。私も、母者も。もちろんあなた自身だって……あなたはいつまでも子供ではいられないの」
-
∬´_ゝ`)「大人になりなさい。兄者」
-
( ´_ゝ`)「……」
∬´_ゝ`)「……グラス空よ?作ってあげるわ」
( ´_ゝ`)「……濃い目で頼むよ、姉者。目が覚めるような、思いっきり濃いやつを」
∬´_ゝ`)「分かったわ」トクトクカラカラ……
( ´_ゝ`)「……」
∬´_ゝ`)「どうぞ」
( ´_ゝ`)「ありがとう」
∬´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……」ゴクゴク
∬´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「……美味いな」
∬*´_ゝ`)「ふふっ。流石でしょ?」
( ´_ゝ`)「……ああ。流石だよ」
-
ゴクゴク…
ゴクゴク…
「……本当に流石だよ。姉者」
ゴクゴク…
ゴクゴク…
カラン……
-
翌日
(;´_ゝ`)(あ―……くっそ頭痛い!昨日あれからかなり飲んだもんな―)
(*´_ゝ`)(今日も学校サボろ!うん!さあ二度寝二度寝!!)
( -_ゝ-)(……)
( -_ゝ-)(……)
(;-_ゝ-)(……)
(;´_ゝ`)(……はぁ)ムクリ
(;´_ゝ`)「まあ、人生卒業するのは嫌だしな。とりあえず準備すっか」
( ´_ゝ`)(さ―て今日も1日頑張りますか)
-
今日の一杯
ヱビスビール
種類…ビール
ちょっと贅沢なビール。でお馴染みのサッポロが製造しているビールシリーズ。
他のビールよりも少々値段が高いが、そのアドバンテージをものともしない圧倒的な高級感とその贅沢かつバランスの良い味わいで数多くのファンを魅了する。
ちなみにラッキーヱビスというものが存在し、数百本に一つの確率で後ろの魚籠にも鯛が入っている。
∬´_ゝ`)b「日本ビールの王道極まりって感じね。流石よね、エビス」
-
今日のもう一杯
ボンベイ・サファイア
種類…ジン
インドの都市の名ボンベイがその名の由来。
美しい青いボトルに華やかな香りが有名で主に若者などに人気の逸品。
その秘密は主材料の他に加えられる9つの香料と植物。これらが生み出す味わいと香りは複雑ながら甘味。そして何よりも『華やか』。
インテリアにも最適で、意外にもコスパ面でも優秀。ただしその圧倒的な華やかさは好みが別れるので注意が必要。
( ´_ゝ`)「ジンマニアからはカクテルに使うには勿体無いと言われる名品だ。冷凍庫でトロっとしたところを頂くのも美味そうだな」
-
以上で第12話終了です。
ありがとうございました。
-
ボンベイは冷凍庫で冷やしてカガミクリスタルのショットグラスで飲むのが好き。またはグラスの平杯でノイリーと合わせるか、かな。
姉者なかなか痛いとこ突くなぁ
-
ボンベイサファイアキター
冷凍庫でトロッとさせるの美味しいよねぇ〜
俺もビールはエビスが好き
-
>>381>>382 以前の話でアヒャがボンベイを酷評していたのでどうしても主役にしてあげたかったのです。
やっぱりボンベイは美味しいですよね。
こんばんは1です。
第13話投下します。
今回は白ワイン、アルパカです。
むしあつい。
-
ミーンミーン……ジリジリ……ジジジジ……
爪'ー`)「……ん?」
ミセ*-ー-)リ「……」Zzz・・・・
爪'ー`)「あぁ……」
爪'ー`)(昨日はそのまま寝ちまったのか……)
爪'ー`)y‐シュボッ
爪'ー`)y‐スー
爪'ー`)y‐3 スパー
爪'ー`)y‐「……うめぇな」
-
ミーンミーン……
爪'ー`)y‐(……これ吸ったらシャワー浴びるか)
-
爪'ー`)y‐「酒の肴は馬鹿話のようです」
13杯目
-
爪'ー`)「……ふぅ。さっぱりした」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪'ー`)「おう、起きたか。お前シャワーは?」
ミセ*゚ー゚)リ「……」スッ
ミセ*゚ー゚)リ「」スタスタ
ガチャン
ザ――――……
爪'ー`)(やけに機嫌悪いな)
爪'ー`)「……めんどくせぇ」ボソッ
爪'ー`)y‐「……まだ昼の11時か」
爪'ー`)「酒でも飲んで待ってるか」ガチャン
爪'ー`)「白ワインとバドワイザー……まあビールでいいか」ガチャン
-
爪'ー`)「」プシュッ
爪'ー`)「」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「」シュボッ
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐(うめぇな)ゴクゴク
ミーンミーン……ジリジリ……
.
-
ガチャ
ミセ*゚ー゚)リ「」スタスタ
爪'ー`)y‐「おう、お帰り」
ミセ*゚ー゚)リ「……おい」
爪'ー`)y‐「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「タバコ」
爪'ー`)y‐「?」
ミセ*゚ー゚)リ「本数減らせって言ったよね私」
爪'ー`)y‐「……」
ミセ*゚ー゚)リ「そしたらあんた言ったよね?今回こそ禁煙するって私の目の前で言ったよね?」
爪'ー`)y‐3「……あぁ、言ったな」スパー
ミセ*゚ー゚)リ「真っ昼間から酒まで飲んでさあ、あんたマジで何なの?」
爪'ー`)y‐「何なのって何がだよ」
ミセ*゚ー゚)リ「グラフィック科の先生が言ってたけどさあ、あんたって課題の提出遅れてるんでしょ?」
爪;'ー`)「いや、いきなり何だよ?ワケ分かんね―んだけど」
-
ミセ*゚ー゚)リ「やるべき事あるでしょ?ねえ」
ミセ*゚ー゚)リ「真っ昼間からタバコ吸って酒飲んでる場合じゃないだろっつってんだよ」
爪'ー`)「……」
ミセ#゚ー゚)リ「あんたいっつもそうじゃんガキなんだよ。1年の頃から何も成長してね―んだよ」
ミセ#゚ー゚)リ「毎日毎日酒飲んで遊び呆けて!やるべき事から逃げ出して後回しにして!」
爪'ー`)「なあ、おい。落ち着けよ」
ミセ#゚ー゚)リ「この糞忙しい時に呼び出されてただsexに付き合わされる私の気持ち分かる!?しかもその私の目の前でやるって決めた事すら守れなくて!!あんた本当にそんなんで良いと思ってるの!?」
爪 ー )「……朝っぱらから怒鳴るなよ」
ミセ#゚ー゚)リ「あんた少し弛んでるんじゃないの!?ただでさえ学園祭は控えてて皆ピリピリしてるっていうのにさあ!!うちらもうすぐ社会人になるんだよ!?」
爪 ー ))「……なあ。声。抑えろ」
-
ミセ#゚Д゚)リ「私は学校の代表として精一杯頑張ってやってるの!!それなのに彼氏がヘラヘラした面で馬鹿やってる姿ばっかり見せられてんだよ!?少しは私の事も考え爪#'Д`)「黙れって言ってんだろうが!!!!」
バシン!!
爪'ー`)「あっ……」
ミセ#)ー゚)リ「」
-
爪;'ー`)「悪い。手出すつもりは……」
ミセ#)ー゚)リ「……」スタスタ
爪;'Д`)「おい!?」
ミセ#)ー;)リ「帰る」スタスタ
爪;'Д`)「ちよっ……ミセリ!!」
バタン!
爪;'ー`)「……」
爪'ー`)「……糞ったれ」
爪#'ー`)「……糞!!」ドン!
-
ミーンミーン……ジリジリ……ジジジジ……
……
……
-
爪'ー`)y‐「」 スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)「」ゴクゴク
爪'ー`)「」カラン
爪'ー`)y‐3「……ふぅ」スパー
爪'ー`)y‐「あいつ……何か色々抱え込んでたな」
爪'ー`)(服飾科の知り合いに聞いてみるか……?)プシュッ
爪'ー`)(いや、でも知り合いなんかアヒャしかいね―か。あいつら仲悪いから無駄だな)ゴクゴク
爪'ー`)(結局手詰まりじゃね―か畜生)ゴクゴク
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐「禁煙……できね―んだよな―……」ゴクゴク
-
ミーンミーン……
爪'ー`)「」ゴクゴク
爪'ー`)「」ゴクゴク
爪'ー`)「」カラン
爪'ー`)「……ビール無くなった」
爪;'ー`)(つ―か味薄くて飲んだ気しね―な。気持ちの問題か?)
爪'ー`)(今から誰か誘って駅かどっかに飲みに行くか?地元のやつらは最近忙しいからな―……専門のやつらがいいかな)
爪'ー`)「」プルル…
爪'ー`)「おう?松本か?今日暇か?」
-
……
……
プルル…
爪'ー`)「おうアヒャ?今暇か?」
爪;'ー`)「あ?暇じゃない?わかったわかった、またな」ピッ
爪;'ー`)(全く捕まらなね―……7人かけて全員ダメとは)
爪'ー`)(……)
爪'ー`)(みんな忙しいんだろうな……時期も時期だからな)
-
ミセ#゚ー゚)リ『うちらもうすぐ社会人になるんだよ!?』
.
-
爪'ー`)(……)
爪;'ー`)(……はぁ)
爪'ー`)y‐「」 スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)「仕方ね―。今日のところは大人しく課題やりますかね」タバコケシケシ
爪'ー`)(え―と、もう半分以上終わってはいるから、とりあえずフォントの微調整から始めるか)カタカタ……
カタカタカタカタ……
カタカタカタ……
カタカタ……
カタ……
……
……
-
爪;'ー`)「……!っしゃ!」
爪;´Д`)「終わったあああぁぁ……!」
爪;'ー`)y‐「あ―まだ完璧じゃね―けどとりあえず提出できる段階には落ち着いただろ」シュボッ
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪*'ー`)y‐(あ―やっぱりタバコうめ―な―)スー
爪*'ー`)y‐3(課題の後、sexの後、それから食後、あぁ後は飲んでる時もか。最高に上手いよな)スパー
爪;'ー`)y‐(……なんか我ながら常にタバコくわえてる気がしないでもね―けど)スー
爪'ー`)y‐3(ふぅ……)スパー
爪'ー`)y‐(……)スー
爪'ー`)y‐3(……?)スパー
爪'ー`)y‐「……やけに静かだな?」
-
爪;'ー`)そ「うげっ!?もう19時近いじゃん!!どうりで暗くなってきた訳だ」
爪'ー`)(あ―この時間からだと遊びに行くのもダルいな……大人しく家に引きこもるしかね―かな)
爪'ー`)「幸いワインがまだ丸々1本残ってるし、冷凍した米やインスタント食品も余裕がある」ガチャン
爪'ー`)「風呂はまあ、明日起きてから入れば問題ないだろ」
爪'ー`)「とりあえず米暖めて、インスタントカレーでも作るかな」
……
……
爪'ー`)y‐「……ふぅ。食った食った」シュボッ
-
爪*'ー`)y‐(やっぱりカレーはグリーンカレーだよな―マジで美味い。そしてタバコ美味い)スー
爪'ー`)y‐3(あ……そういや福神漬け切れそうだったな。明日学校の帰りに買っとかないとな)スパー
爪*'ー`)y‐(それにしてもやっぱりタバコが美味い)
爪'ー`)「ん―冷蔵庫のワインでも空けてネットで古着屋廻りでもするかね」ガチャン
爪'ー`)「え―と何々……『サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン』……アルパカ?」
爪'ー`)「……」
爪'ー`)(いっつも思うが何でこうワインの名前って無駄に長ったらしいんだ?)
-
爪'ー`)(しかし俺はこんな変な名前のワインをいつ買ったんだ?確か家計簿にレシート挟んであったよな?)ガサゴソ
爪'ー`)(え―とアルパカアルパカ……あっ有った。先週の土曜日か)
爪;'ー`)そ(って税込で600円もしない激安ワインじゃん!?うわ―しくじった!絶対に買った時の俺酔っぱらってただろ!?)
爪;'ー`)「……」
爪;'ー`)(ま、まあ。不味かったら捨てちまえばいいだけだし)
爪'ー`)「とりあえず飲むか」カチッ トクトク
爪'ー`)(あっ色はまあまあ綺麗だな。普通の白ワインっぽい)
爪'ー`)(それじゃあ頂きま―すっと)チビチビ
-
爪'ー`)「……ん?」
爪;'ー`)「ん――?」チビチビ
爪;'ー`)「んん―――??」ゴクゴク
爪*'ー`)「まあまあ美味いじゃん」
-
爪*'ー`)(値段の割にはアルコール臭くもないし、普通に美味い白ワインだ。辛口って書いてあるけどあんま辛くないし)
爪*'ー`)(飲みやすくていいな。下手な2000円代ワインよりも安心できるかもな。それに安物だからゴクゴク飲めるし)ゴクゴク
爪'ー`)y‐「……ふぅ」スー
爪'ー`)y‐3「落ちつくわ」スパー
爪'ー`)y‐(ああ、学園祭近いって事は、もうミセリと付き合って1年以上経つってことか)ゴクゴク
爪'ー`)y‐(付き合いたての頃は楽しかったな。女遊びも止めて、喧嘩も止めて。真面目に生きるって決めてから初めて惚れた女だったからな)スー
爪'ー`)y‐3(出会った頃のミセリは可愛いかったな。いっつも笑顔で、誰にでも優しくて。どんなやつとでも直ぐに打ち解けて)スパー
-
爪'ー`)y‐(本当に俺には勿体無いくらいのいい女で、付き合い始めは勝手に俺がめちゃくちゃ浮かれて、真剣に結婚の事とかも考えてたんだっけな?)ゴクゴク
爪'ー`)y‐「……我ながらガキくせ―なw」
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐(なのに……)
爪'ー`)y‐(なのに今は喧嘩ばかりだ。仲直りどころか顔合わせる度に酷くなりやがる。あいつもいつも喧嘩腰だし俺も俺ですぐキレちまうし)スー
爪'ー`)y‐(……ああ、そうだ。1年の頃はミセリとアヒャの仲も良かったんだ。懐かしいな。俺とミセリが喧嘩したらアヒャがあたふたしながら間を取り持ってくれて)スパー
爪'ー`)y‐(でもアヒャの野郎も結構いい加減だから余計に喧嘩が酷くなったりもしたんだよなwそれでも何故か仲直りしてたんだよな)
-
爪'ー`)y‐(いつの間にか笑顔になれて、二人で一緒に居るのが当たり前で、それが幸せで……)
爪 ー )y‐(何度も喧嘩して何度も仲直りして……好きだから。好きだったから)
爪 ー )y‐「」スー
爪 ー )y‐3「」スパー
爪 ー )y‐(俺は今でもミセリの事を好きなのか?)
-
ミセ#゚ー゚)リ『ガキなんだよ。1年の頃から何も成長してね―んだよ』
爪'ー`)y‐(あいつが遠くなったのか?)
爪'ー`)y‐(俺はもう、あいつに相応しくね―のかな?)
爪'ー`)y‐スー
爪'ー`)y‐3スパー
爪'ー`)y‐(もうそろそろ……終わりなのかもな……)
爪'ー`)y‐「……」
爪'ー`)y‐「……」
ポロッ…
爪'ー`)y‐「……あっ」
-
「……灰が落ちやがった。畜生」
.
-
翌日
ミセリ宅
ミセ*゚ー゚)リ「……」
ミセ*-ー-)リ「……はぁ」
ミセ#゚ー゚)リ(あの狐野郎。電話の1つも寄越さないし)
ミセ#゚ー゚)リ「……マジむかつくんだけど―」
ミセ#゚ー゚)リ「あ――――も―――!!」
ミセ#゚Д゚)リ「あいつにとっての私って何なんだっつ―の―――!?」
ミセ#゚ー゚)リ「……」
ミセ*-ー-)リ(……はぁ)
ミセ*゚ー゚)リ「……もう」
ミセ* ー )リ「終わりなのかな?」
-
今日の一杯
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン
種類…ワイン
通称、アルパカ白。「一個人」という雑誌内の低価格ワイン極旨グランプリで1位を受賞?したことから有名になった。
ボトル1本600円以内で購入でき、コストパフォーマンスに大変優れている。
味わいはさっぱりとして、やや弱めの果実感と微炭酸のような弾ける辛みが特徴。
爪'ー`)y‐「値段に騙されることなかれ。安くて美味いワインだって確かにあるんだからな」
-
以上で第13話終了です。
ありがとうございました。
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乙です!お酒飲みたくなるし話もチョー気になる( ̄□ ̄*)
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シャルドネは味薄い感じがしてなぁ……なんか好みと違う。旨いのはまぁ、わからんでもないが、ってかフォックス煙草の聖火リレーしてやがるな
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エール探して無かったから代わりにホワイトベルグとかいうの買ったんだけど、エールとは味全然違うの?
ホワイトベルグはフルーティで飲みやすかった。
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>>413 ワインはどうにも疎いもので……申し訳ないです。
>>414詳しいのはよく分かりませんが白ビールは白ビールというジャンルがありますので、おおよそ別物かと。
白ビールならヒューガルデンがお薦めです。
皆さんこんにちは、1です。
深夜の12〜2時頃になるかとおもいますが第14話を投下します。
また私事ながら生意気にも現行をもう1つ掛け持ちすることになりましたので投下速度が週1〜2に減速します。
個人的にも馬鹿話は思い入れがありますので逃亡は致しません。
これからもよろしくお願いいたします。
-
すみません書き忘れました。
明日の深夜12〜2時に投下します。
紛らわしくてごめんなさい。
-
明日は休日でしかも深夜の投下だと
これはもう飲みながら読むしかないな
ハイボールと生ハムとぽてさら
-
明日は休日でしかも深夜の投下だと
これはもう飲みながら読むしかないな
ハイボールと生ハムとポテトサラダ用意して待機
-
酒のツマミに塩辛食いながら待機
-
塩辛食いてえ
蒸したジャガイモにバターと塩辛のせて…
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ワインバーによく行くが、銘柄なんて覚えてないね
いつも店長さん(めっっっっちゃ可愛い)に任せてのんびり一緒に呑んでる
お題いいかな?もしよければ、酒と音楽
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>>421 ワインバーってお洒落ですね!
お酒のお題はいつでも募集しています。
>>418>>419>>420
やめてお腹減るからww
どうも1です。
1時間近く予告から遅れましたが投下します!
今回はダイキリです
-
(*゚ー゚)「旅行?」
(,,゚Д゚)「あ……ああ。確か学園祭が終わった後は代休がつくから3連休になるだろう?」
(,,゚Д゚)「俺もようやく遅めの夏休みが取れそうでな。しぃさえ良ければいっしょに旅行でも行ってのんびりと羽根を伸ばすのも良いかと思ってな」
(*゚ー゚)「ん――……」
(,,゚Д゚)(……)ドキドキ
(*-ー-)「……」
(,,゚Д゚)(……)ドキドキ
(*^ー^)「うん。いいよ!楽しみにしてるね!!」
(,, Д )(…………き……)
(*゚Д゚)「きた―――――――!!!!!!」
(*;゚ー゚)そ「ちょっ!?ギコさん!!いきなりどうしたの!?」
-
(*゚ー゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
14杯目
-
漫画科作業室
( ゚∀゚)「……ふ―ん、ギコさんと旅行ね―」
(*゚ー゚)「なんかやけにギコさんが張り切ってるんだよね。そんなに旅行楽しみなのかな?」
(;゚∀゚)「……いや普通にそれだけが理由じゃね―とおもうぞ?ギコさんもいくら堅物とは言え男だしな―」
(*゚ー゚)「??」
( ゚∀゚)「……あぁ頭スッカラカンだから俺の言ってる意味が分からないのね」
(#゚ー゚)「スッカラカンって言うな―!」
( ,,^Д^)「ほらほら。盛り上がっているところ悪いですけども予鈴が鳴りましたよ?お洒落番長君」
(;゚∀゚)「タカラさんさ―。その変な名前で呼ぶの止めてくれないっすか―?」
-
(*^Д^)「いや、嫌みとかじゃないんですよ?漫画科には服装に気をつかう子が少なくてですね、君みたいな個性的な子は目立つんですよ」
( ゚∀゚)「あぁ、そうっすか。んじゃ俺は自分の教室に退散しますよ。じゃあなしぃちゃん。また放課後な」
(*゚ー゚)「ん。ばいば―い」
( ,,^Д^)「本当に嫌みじゃないんですけどね―……さてさて私も本鈴が鳴る前に授業の準備をしなくては」
(*゚ぺ)(む―。最近やけにアヒャ君が私の事虐める気がする)
川д川「ねえねえ、しぃちゃん」
(*゚ー゚)「ん?どうしたのさだちゃん?」
川д川「……どっちなの?」
(*゚ー゚)「へ?何の話?」
川#д川「 だ か ら !」
-
川#д川「ギコ先輩とアヒャ君どっちが本命なのって聞いてるの!!」
(*;゚ー゚)そ「はい――――!?」
川*д川「あぁ、二人の男の間で揺らぐ乙女心!!そそる……そそるわあ!!」
(*;゚ー゚)「あのちょっとさだちゃん?」
川д川「片や、一途な真面目系男子。鍛え抜かれた肉体にやどる愛する人への真っ直ぐな純愛!!」
(*;゚ー゚)「もしも―し?」
川д川「片や、危険な遊び人系男子。中性的なルックスに隠される狙った獲物は逃がさない肉食獣の牙!!」
(*;゚ー゚)「お願いさだちゃん戻ってきて。2つの意味で」
川*д川「相対的な2人の男に求められる絶好の乙女的シチュエーション!!そんなシチュを望まぬ女なんか居るのだろうか?いや、居ない!!」
(*゚ー゚)「うわあ反語だ。会話の時につかう人初めて見たよ」
-
川#д川「で!? どっちにするの!?」
(#゚ー゚)「どっちも何も私はギコさんと半年近く付き合ってるの!そんなことアヒャ君だってとっくに知ってるよ!!」
川д川「そりゃあ私だって知ってるわよ。でも最近のアヒャ君って昼休みになると毎日のようにウチの教室に来るじゃないの」
(*;゚ー゚)「そりゃここには兄者君やブーンだっているからでしょ。今日はたまたまお休みしてるけど……」
川*д川「それに放課後だって毎日のように会ってるんでしょ!?もうこれは完璧にLOVEよLOVE!!明らかにアヒャ君はしぃちゃんにLOVEなのよ!!」
(*;-ー-)「毎日じゃないしブーン達とみんなで飲んでるだけだってば。変に深読みし過ぎだよ。アヒャ君はブーンや兄者君と同列のただの友達なの!」
川*д川「んふふふ!それはどうかしらね?じゃあ聞くけどアヒャ君と2人で遊んだことは1度も無いわけ?」
(*;゚ー゚)「……そりゃ2、3回はあるけど」
-
川д川「じゃあ兄者君やブーンとも2人きりで遊んだことがあるの?」
(*;゚ー゚)「それは……無いけど」
川*д川「きたきたきたきたわ―――!!これは明らかにフラグだわ――!!!」
(*;゚ー゚)「だからそんなんじゃないってば!!」
川д川「いい加減認めちゃいなさいよ!本当にアヒャ君はただの友達なの!?」
キーンコーンカーンコーン
( ,,^Д^)「さ―て本鈴も鳴りましたし授業を始めますよ!今回は人体模写を……」
川*д川「あら残念……んふふふふふ」
(#-ー-)(もう!さだちゃんって本当に変な事言うんだから!!)
-
……
……
放課後
(*;゚ー゚)「えっ!?今日は2人っきりなの!?」
( ゚∀゚)「いや、そりゃ内藤も兄者も休んでるからそうだろ?なんか不味い事でもあるのか?」
(*;゚ー゚)「いや、別に……そんなことはないよ?」
( ゚∀゚)「あ、ならよかったわ。いや―しぃちゃんと2人で飲むのも久々だから楽しみだぜ―!」
(*;-ー-)(あ―もう!何でこんな時に限って兄者君もブーンも休んでるのよ!!さだちゃんのせいで変に意識しちゃうじゃない!!)
( ゚∀゚)「ほんじゃ行こうぜ―!ちょっと歩くけどちょっといい感じの飲み屋見つけたんだわ!!」
(*゚ー゚)「あっうん!」
(*゚ー゚)(いやいや……自意識過剰も甚だしいよね。いつも通りに普通にお酒を楽しめばいいんだ。うん!)
-
某BAR
(*゚ー゚)「ここって……?」
( ゚∀゚)「おう。この前フォックスとここら辺ぶらついてたらたまたま見付けてさ―!酒の種類も山ほどあるし、BARにしては気取った雰囲気もないから気に入ってな」
(*゚ー゚)「ん、確かに入りやすいね。お喋りしてても悪目立ちしないで済みそうだし」
( ゚∀゚)「だろ?んじゃ―何か頼むかね?しぃちゃんってカクテル詳しい人?」
(*;゚ー゚)「うぅ……居酒屋のカクテルしか分からないよ。カルーアミルクとか」
( ゚∀゚)「アヒャwなるほどな。んじゃ適当に頼んどくわ。あっすいませ―ん」
(*゚ー゚)(なんか馴れてるな―。やっぱりデートとかでこういう所はよく来てるなかな?)
( ゚∀゚)「……以上でお願いします。ん?ぼ―っとしてどしたよ?」
(*゚ー゚)「ううん、何でもないよ。何を頼んでくれたの?」
-
( ゚∀゚)「アヒャヒャヒャwwそれはまあ来てからのお楽しみって事でな。……っとギコさんとの旅行の話だったよな?」
(*゚ー゚)「あっうん。学校で言ってたのってどういう意味なの?」
( -∀゚)「そりゃあよ。男女が二人密室で泊まるんだぜ?」
(*゚ー゚)「??」
( ゚∀゚)「まっ平たく言えばコンドームは忘れんなってことかな?アヒャヒャww」
(*;゚Д゚)そ「ちょっ!?いきなり何言ってるの!?」
( ゚∀゚)「言葉通りの意味だよw……おっ来た来た」
オマタセイタシマシタ
(*;゚ー゚)「これは……桃色のかき氷?」
( ゚∀゚)「かき氷に見えるよな確かにwダイキリっていうカクテルだよ。フローズンスタイルっていって凍らせた状態で作って貰った訳」
-
(*゚ー゚)「えっじゃあこれもお酒なんだ!?」
( ゚∀゚)「もちろ―ん。ちなみにしぃちゃんの方はピーチ・ダイキリだから桃のリキュールとか果実も入ってて美味いと思うわ」
(*゚ー゚)そ「……あっ!ほんとだ!!なんか桃のデザート食べてるみたい!」
( ゚∀゚)「ん―気に入ってくれたならよかったわwまあ度数も度数だからゆっくり楽しんでくれや」
(*゚ー゚)「……アヒャ君って本当にお酒詳しいよね?」
(*゚∀゚)「ま―あれだわ。女喰ってたら知らずに詳しくなってたわアヒャヒャヒャww」
(#-ー-)「……仮にも女の前で堂々と言うことじゃないよねその台詞」
( ゚∀゚)「悪い悪いwんでさっきのギコさんの話に戻るけどさ―……」
……
……
-
( ゚∀゚)ゴクゴク←色んなカクテル6杯目
(*゚ー゚)チビチビ←フローズン・ピーチ・ダイキリ3杯目
(*-ー-)(ヤバイ……思ったよりもこのお酒気に入って飲み過ぎちゃったかも)
( ゚∀゚)「……んでさ―wwそん時のフォックスの野郎がさ―……ww」
(*゚ー゚)(アヒャ君って睫毛長いな―……角度によっては女の子みたいだもんな―)
( ゚∀゚)「……んでも―大爆笑な訳よwwしかもその後……ww」
(*゚ー゚)(ギコさんとは全く違うタイプなんだよね。何だかんだ言ってギコさんとはあんまり会えないし……アヒャ君との方が一緒にいる時間多い気がするよ)
( ゚∀゚)「……ww……ww!」
(*゚ー゚)(……)
-
川д川『明らかにアヒャ君はしぃちゃんにLOVEなのよ!!』
川д川『本当にアヒャ君はただの友達なの!?』
(*-ー-)「……ああ、もう!」
(#-ー-)(全部全部さだちゃんのせいなんだから!!)
-
コーヒー飲みながら支援
アヒャとしぃの感じ良いなあ
-
( ゚∀゚)「……ありゃ?どした?話つまんなかったかい?」
(*-ー-)「……ねえ、アヒャ君。すっごく、変な事きいていい?」
( ゚∀゚)「んあ?」
(*-ー-)「アヒャ君ってさ……」
(*゚ー゚)「……私の事、好きなの?」
-
( ゚∀゚)「……ほへ?」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)∂゙「……あ―」ポリポリ
(*゚ー゚)「……」
(*゚∀゚)「……アヒャヒャヒャヒャヒャヒャww!!しぃちゃんったらもう酔ってるのかよww」
(#゚ー゚)「うっ……うるさいな―!そうだよ酔ってるんだよ!!最初に言っとくけど別に私はアヒャ君に気はないからね!!」
(;゚∀゚)「え―……いきなり話振られてフルボッコって酷くない?まあしぃちゃんが浮気するようなタイプじゃないっつ―のは知ってるから変な勘違いはしね―けど」
(*;゚ー゚)「うっ……なんかごめんなさい。でも友達として私はアヒャ君の事は大好きだからね」
( ゚∀゚)「おうおうありがとうよ。ま―俺も特別変な風にはしぃちゃんの事好きでもね―から安心してくれや」
(*;-ー-)「そ……そうだよね!ごめんね!急に変な事きいちゃって!!」
-
(*-ー-)(ほら!やっぱりさだちゃんの勘違いじゃん!あ―今日1日変にドキドキして損しちゃった)
( ゚∀゚)「そうそう。別に好きなんかじゃね―よw」
( -∀゚)「……ただ、愛してるだけだからよ」
(*゚ー゚)「」
( ゚∀゚)「」ゴクゴク
((*゚Д゚))「」
「」ゴクゴクカラン
((//Д//))「」
( ゚∀゚)「うっし!そろそろいい時間だから出るか!!すいませ―んチェックお願いします」
-
(……ええええええぇぇぇぇ!!!!??)
.
-
翌日
漫画科教室
( ゚∀゚)「あら?今度はしぃちゃんが休みなのか?珍しい」
( ´_ゝ`)「みたいだな。あ、アヒャ忘れない内に渡しとくわ。約束していた親戚から貰った日本酒だ」
(*゚∀゚)「うっひょ――!!サンキュー兄者!愛してるぜ―!!!!」
(;´_ゝ`)「……お前さ―そのテンション上がった時に友人に愛してるって言う癖、止めろよ。誰かにそのうち誤解されんぞ?」
( ゚∀゚)「まっさか―ww男女関係無く言ってるんだから誤解なんかするやついね―だろうよwwww」
(*//Д//)「うぅ――!!!どうしよ――!!!」←誤解したあげく学校休んで悶絶する人
-
今日の一杯
ダイキリ
種類…カクテル
ラムベースのカクテル。
凍らせたフローズンスタイルや桃などの果実系リキュールを加えるものなどバリエーションも豊富。
作中に登場したピーチ・フローズン・ダイキリも果物さえあれば大体のBARでは作って貰える。
清涼感溢れる酸味に男女問わず人気があるがアルコール度数は24°なので注意すること。
(*゚ー゚)「見た目もお洒落だし味も美味しいの。フローズンスタイルは暑い日に頂きたいな」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
おつー
-
しぃちゃんはちょろい女の子だなそこがかわいい
-
乙
そういえばアヒャってどっちもいけるんだったな
-
両刀のくせに男女両方に言ってるから大丈夫ってどういう理屈だコラ
-
>>446>>447 アヒャの口癖みたいなもので校内でも有名でしたww
みなさんこんにちは1です。
久々に今夜投下します。
予定では深夜の11時〜2時辺りに投下します。
ウイスキーばかりで申し訳ないですが今回はジャックダニエルです。
-
久しぶりに来たか
-
予告通り投下します。
今日は寒い。
-
ほう、期待
-
( -∀-)「Zzz……」
( -∀゚)「……んぁ?」
( -∀-)「……ねみぃなあ」
( -∀-)(確か今日は日曜だったよな―今は何時だ?)
( -∀゚)「ん―……」
( -∀゚)「あ―昼の11時ね」
( >∀<)「ん―――――っと……!!」ノビー
( ゚∀゚)「っし。目も覚めたところで……」
(*゚∀゚)「酒飲むか!!」
-
( ゚∀゚)酒の肴は馬鹿話のようです
15杯目
-
( ゚∀゚)「……」アイシテルワアナタ!
( ゚∀゚)「……」ボクモアイシテル チャラララン♪
( ゚∀゚)「くっだらね―ドラマしかやってね―な―」ゴクゴク
(#゚∀゚)「な―にが愛してるだバ―カ。男なんざ女をアクセか性欲処理にしか見てね―っつうのwアヒャヒャヒャwwww」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あ―あ。ハッピーエンドの恋愛物とか最低だよな―。いっそ彼女の方が彼氏の前でレイプされたら面白いのに。アヒャw」ゴクゴク
( ゚∀゚)(……あら?なんかこのセリフ既視感あるな?何だっけ?)
( ゚∀゚)(ああそうだそうだ!内藤宅でテレビ見てた時にポロっと似たような事言ったんだった!あの時のアイツったら顔真っ赤にして説教してきやがったんだっけww)ゴクゴク
(*゚∀゚)(「君は女性を何だと思ってるんだお!」って童貞野郎に女について説教くらって爆笑したんだよなwwアヒャヒャヒャww)ゴクゴクカラン
-
( ゚∀゚)「……アヒャ?」カランカラン
(#゚∀゚)「くそったれ!!ビール無くなっちまった!!あ―もう!黒ラベルをケースごと買っとけばよかったぜ!!」
(#-∀゚)「あ―ビールも切れるし糞みて―な番組しかやってないわで気分悪いわ!!」
ヤサシーイモノハートテーモコワーイカラー♪
( ゚∀゚)「んあこんな時間に電話?……フォックスか?」
ピッ
( ゚∀゚)「フォックスどした―?」
『おうアヒャ?今暇か?』
( ゚∀゚)(暇っちゃあ暇だが、この時間にTELって事はどうせ飲みか買い物の誘いだろうな―……ん―気分的に今日は1人がいいしな―)
( ゚∀゚)「んあ―……」
『??』
( ゚∀゚)「あ―悪い悪い。今日はな、ちょいと色々忙しいんだわ」
『……分かった。じゃあな』プツッ
-
ツーツーツー……
( ゚∀゚)(日曜なんだからミセリとデートでもしてりゃあいいのに。またケンカでもしたのかね?)
( ゚∀゚)「……さてと」
( ゚∀゚)「お次はウイスキーでも飲みますか」
……
……
( ゚∀゚)「内藤とかはウイスキーについてウダウダうるせ―事言うけどよ―結局は好みなんだよな」
( ゚∀゚)「バランタインやら角瓶だってそりゃ不味いとは思わないぜ?だけどわざわざボトルを買って自宅で飲みたくもね―し」
( ゚∀゚)「大事なのは値段と相性。ただこれだけよ。周りに何て言われようが好みなんか変えられね―かんな―」
-
( ゚∀゚)「……まあ手っ取り早い話が俺の大好きなウイスキーを不味いと言うやつだって居るわけなんだよな」
(#゚∀゚)「だがだがし―か―し―!!」
(*゚∀゚)「この俺様に相性バッチリぴったりなウイスキー!例え周りに酷評喰らっても止められないジャック・ダニエルな訳よ!!」
( ゚∀゚)「居酒屋で飲むには高いし、バーで飲むならもっといい酒飲みたくなっちまう微妙なラインのバーボンな訳だが」
( ゚∀゚)「結局は自宅で好き勝手に飲むのがコスパ的にも一番なんだわな―。やっぱり好きな酒って自宅に常備しとくに限るわw」
( ゚∀゚)「そしてこの俺様的最強ウイスキー、ジャックダニエル様の飲み方!!」
( ゚∀゚)「宅飲みの時はロックグラスにトリプルをストレートで注ぐ!これが俺様流よ!!」トクトク
( -∀゚)「ん―でもキングサイズ買ったのは失敗だったかな?まさか1.75lが1ヶ月持たないとは……奮発して3lのマグナムサイズ買えば良かったぜ」トクトク
( ゚∀゚)「んじゃ、いただきま―すっと」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「……」ゴクゴク
(*゚∀゚)「……っっっ!!!」ゴクゴク
(*-Д-)「……っあああ!この喉の焼ける感触!!後引く苦味!!たまんね――!!」
(*゚∀゚)「バーボン独特の甘ったるい臭いにこの辛さ!ほんで締めにこの絶妙な苦味と来りゃあ完璧だわな!?アヒャヒャヒャヒャww」
( ゚∀゚)「いや―ジャックコークにしても美味いしハイボールも美味いしで、ジャックは最高の酒だわなあ」
( ゚∀゚)(そりゃまあ―ジャックより美味いウイスキーだってわんさかあるぜ?高い物って大体美味いしな―)トクトク
( ゚∀゚)(ただ値段の事考えるとど―してもな―。結局安くて普通に美味いバーボンってなるとジャックに落ち着くんだよな―)ゴクゴク
(*゚∀゚)(まあ、ターキーもメーカーズも美味いんだけどな。ボトルデザイン的にジャックの方が俺様好みだけど)ゴクゴク
(*゚∀゚)「……」ゴクゴク
-
(*゚∀゚)「……」ゴクゴク
(*゚∀゚)(あ―そう言えば最近ヤった男がやけに酒のウンチク語る奴だったっけなあ?ジャックダニエルはバーボンじゃない!!って力説してたな)ゴクゴク
( ゚∀゚)(結局ジャックダニエルってバーボンの分類でいいのか?それともテネシーウイスキーっていうほぼ独立したジャンルなのか?)ゴクゴク
( ゚∀゚)(まあ俺は美味けりゃなんでもいいんだけどよ)ゴクゴク
( ゚∀゚)「……」ゴクゴク
( ゚∀゚)「……」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あっ、つまみの用意しよ―っと」
……
……
-
( ゚∀゚)「内藤曰くウイスキーとチョコレート。これぞ至高の組合せ。だそうだが」
( ゚∀゚)「まあ否定はしないぜ?ジャックの苦味が口ん中に残ってる間に、あんまぁぁああいチョコレートむしゃむしゃっつうのも美味い。そりゃ間違いないぜ?」
(#゚∀゚)「だ―が―し―か―し―!!」
(#゚∀゚)「俺様は断然!チーズを推す!!特にブルーチーズだ!!」
( ゚∀゚)「あ―ちなみにブルーチーズが一番臭いって思われてるけどそれは間違いな?一番臭いのはウォッシュチーズってやつだから」
(;゚∀゚)「……俺は誰に向かって話してるんだ?流石にトリプル2杯急ピッチは酔っぱらうよな―。アヒャw」
( -∀-)「チーズの素人はブルーチーズっていうとゴルゴンゾーラを思い浮かべるらしいな―?アヒャw確かにあれも美味いけどよ―……アヒャヒャヒャヒャww」
(*゚∀゚)「俺様の一推しはこいつ!ロック・フォールチーズ!!!アヒャヒャヒャww」
-
( ゚∀゚)「ほんじゃ早速開封っと……うっはww臭いwwwwきったね―マ○コの臭いするwwwwアヒャヒャヒャwwww」
( ゚∀゚)「ほんじゃ―いっただきま―すwwアヒャヒャヒャヒャw」モグモグ
( ゚∀゚)そ「……」
(( -∀-))「……っ!!」
(*゚Д゚)「あ―……この思いっきり鼻をぶん殴られた時みたいな青カビの刺激!やっぱり最高だわ!!」
(*゚∀゚)「ほんでそれを包み込んでる甘さとまろやかさ!!あ―たまんね―羊乳チーズさいこ―――!!!アヒャヒャヒャヒャww」ゴクゴク
( ゚∀゚)(あっレーズンも買っとけばよかったな―。あれがあると美味すぎて本当に止まんなくなっちまうけど)モグモグ
( ゚∀゚)「馬鹿の1つ覚えみたいにチーズ=ワインの組合せばっかりしてるやつは可哀想だよな―」ゴクゴク
(*゚∀゚)「ウイスキーとチーズの組み合わせだってこんなにも美味いっつ―のによww」ゴクゴク
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャww」ゴクゴク
-
(*゚∀゚)「……」モグモグ
(*゚∀゚)(……あ―幸せ。美味いわ)ゴクゴク
( ゚∀゚)(……)モグモグ
( ゚∀゚)(ん―……)ゴクゴク
( ゚∀゚)(あ―……)モグモグ
( ゚∀゚)(こんだけくっさいチーズに、くっさい酒と合わせたら最高に合うんだろうな―……)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……これ絶対ラフロイグと飲んだら合うよな―)
(゚∀゚ )チラ
(俺の趣味の1つは酒瓶集めな訳でありまして、去年から集めたその数は100本近くありまして)
-
( ゚∀゚)(そんなボトルコレクションの一番上段にはちょっと高いウイスキーを並べている訳でありまして)
( ゚∀゚)(スコッチの王道マッカランやらボウモアの12年、我らがジャックダニエルのちょい高級番のジェントルマンジャック)
( ゚∀゚)(そしてそこに混じって堂々と鎮座する緑のボトルが、俺様大好き高級ウイスキーのラフロイグ10年)
( ゚∀゚)(……美味いんだよな―とにかく薬臭くってよ―。それなのに舌触りはまろやかだしよ―実はバニラみたいな甘みとかも隠れていてよ。まあ理屈抜きに美味いんだよな―)
( ゚∀゚)(……)
(*゚∀゚)(すごく……飲みたいです……!)
-
(;゚∀゚)(いやいやダメだダメだ!ラフロイグは買ってまだ1週間なのに既に半分空けちまってる)
(;゚∀゚)(ハーフボトルですらレギュラーサイズのジャックダニエルより高いんだぞ!?流石にあんな高いウイスキーはバカバカ飲むもんじゃね―!!)
(;-∀-)(今日はジャックで我慢!!ジャックだって最高に美味いじゃね―か!!)
(;-∀-)(……)
(;-∀゚)(……)
30分後
(;゚∀゚)「結局ラフロイグも全部飲んじまったあ―――!!!」
-
(;-∀-)「……畜生!だいたい美味すぎるのが悪いんだよ!!また買わなきゃだよこんちくしょう!!」
( -∀-)「……んあ―」
(*-∀-)「あ―ひっさびさに思いっきり飲んだから酔っぱらっちまったぜ――!!!」
(*-∀゚)「腹もいっぱいだしな―あ―満腹+酔っぱらい=眠いorセックスしたい!!」
(*゚∀゚)「ここ2週間ヤッてね―からな―。ど―せなら可愛い女と思いっきり激しいのヤりて―わな―」
(*゚∀゚)「……」
(*-∀-)「……しぃちゃん可愛いよな―」
(*-∀-)「……あの子頭スッカラカンだしな―上手い事言いくるめちまえば1発くらいヤらせてくれそうなんだよな―」
-
(*-∀-)「出るとこ出てるし、色白だし、小さいし、声も可愛いし」
(*-∀゚)「1回本気で口説いてみよ―かな―アヒャヒャヒャww」
(*-∀-)「……でもな―俺様しぃちゃんのこと愛してるしな―」
(*-∀-)「フォックスも兄者も、ついでに内藤の糞馬鹿野郎もみんなみ―んな」
((*-∀-))「愛しちゃってるからな―アヒャヒャヒャww」
(*-∀-)「アヒャヒャヒャ……」
(*-∀-)「……」
(*-∀-)「……んあ―」
(*-∀-)「眠……い……」
(*-∀-)(……みんなみんな愛してるぜ―)
-
(愛しいアイツらと馬鹿な話しながら酒を飲んでんのが一番の幸せだわな―アヒャヒャヒャ……)
ウトウト……
スヤスヤ……
スヤスヤ……
-
今回のアヒャ見てたら服飾科からの嫌われっぷりが妥当に思えるw
-
翌日
(゚A゚* )「んっ?こんな朝早くからメール?誰からや?」
『二日酔いなんで休みます。byアヒャ』
(゚A゚* )「……ほう」
(^A^* )「……ほうほう」
(^A^* )「……ほうほうほうほう」
(#゚A。#)「あんの糞餓鬼が―!授業嘗め腐りやがって――!!!1回半殺しなるまでドついたるわ―――!!!」
(;^Д^)(校内1優しいと評判の服飾化担当のーちゃん先生が朝っぱらからブチギレてらっしゃる!?)
(;´・_ゝ・`)(一体何があったんだ……!?)
-
今日の一杯
ジャックダニエル
種類…ウイスキー
黒いラベルが有名なテネシー産のウイスキー。
原酒を樽詰めする前にサトウカエデの炭でろ過するチャコール・メローイング製法という独特の製法を使う事でも有名。
ふくよかな甘い香りに独特の苦味を残す後味
に数多くのロックミュージシャンが虜となった。
ちなみにファンの間ではバーボンなのかテネシーウイスキーなのかという永久に続く熱い議論が繰り広げられる。
( ゚∀゚)「馬鹿舌な俺でも分かるくらい苦味が強い酒だ!とりあえずジャックコークから入門してみたらどうだ?」
-
今日のもう一杯
ラフロイグ10年
種類…ウイスキー
アイラ等で作られるシングルモルト・スコッチウイスキー。
その特徴は思わず顔をしかめるような圧倒的なピート香で、ヨードちんきの匂いに例えられる程に強烈。
味わいはオイリーでまろやかな甘味があり大変美味なのだが、その香りの強さゆえに好みは非常にはっきり別れる。
ちなみにラフロイグとはゲール語で「広い湾のそばの美しい窪地」。
( ゚∀゚)「さいっこ―に臭い酒だぜ!!……ウイスキー好きのあんたなら、この言葉が誉め言葉って解るよな?アヒャヒャw」
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以上です。
ありがとうございました。
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おつんつん
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くそわろた
乙乙
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乙!
アヒャは鬼束好きなのね
いろいろ最低だけど嫌いじゃないぜー
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みんな程よく性格悪くていいな
人間味がある
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>>468>>476 アヒャの口の悪さは校内でも有名でした笑
>>475 おっしゃる通り、彼は鬼束大好きみたいです。
皆さんこんにちわ。1です。
実は今日の深夜から奈良京都に旅行に行くのですが何か美味しい地酒を教えて頂けたら幸いです。
ちなみに次回投下は3日以内にします。
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アヒャがDQNじゃないから好きだ
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DQNだろ
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奈良に行くなら春鹿行くと良いかも、試飲有り。
冬の限定は美味かった。
近鉄の駅の立ち呑み屋?が美味いらしい。
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京都なら北部の酒呑童子じゃないか
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こんばんは 帰ってきました1です。
明日には16話投下します。
今回は怪談と泡盛の話です。
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待ってた支援
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こんにちわ1です。
本日投下する予定だったのですが怪談を話に組み込んだ結果いつもの倍以上の分量になってしまいそうな為、投下を明後日に遅らせて頂きます。
予告したのに申し訳ありません。
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そろそろかな
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飲んで寝てるに月一杯
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楽しみにしてるせ(・ω・)ノ
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まだー?
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これは…濃厚な焦らしプレイ…!!
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まだなのか‥‥
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怪談盛り込んで変なもん呼び入れたか…
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何だか残念ね( ̄Å ̄)
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( ^ω^) 内藤ホライゾン(ないとう ほらいぞん)
漫画科所属。皆でワイワイお酒を飲む事とスコッチを語る事が大好き。
山梨から上京し、学校の近くで独り暮らしをしている。
だいたい飲み会を開くと近いという理由で会場にされる。
高校時代に剣道をやっていたので小柄だが筋肉質。
礼儀正しく、基本的に誰にでも「〜君」や「〜さん」と呼ぶ。
面倒見が良く心優しいのだが、少々流されやすいために普段から割と悲惨な目にあっている。
オタクで女性にはしぃちゃんくらいにしか免疫が無く、たまにKYな行動をやらかす。
現在はトンカツ屋でバイト中。
好きなお酒はウイスキー。特にスコッチ。
1番熱いのはバランタイン。
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( ´_ゝ`) 流石兄者(さすが あにじゃ)
漫画科所属。リア充を呪いながら酒を飲むのが大好き。
極度のめんどくさがりで、現在は半不登校状態。
それでも飲み会には参加するなかなかの屑っぷりを発揮している。
かなりの毒舌で、趣味はショタ同人誌収集という程のショタコンの変態。 らしい。
それでも基本的には空気の読める誰とでも仲良くなれるタイプの人間で、 実は隠れイケメン。ただし、中学生並のファッションセンスと残念キャラのせいで、なかなかリア充にはなれない。
4人兄弟の2番目で、バイト代わりに家業の解体業を手伝っている。
好きなお酒はジン。ボンベイサファイア信仰者。
-
爪'ー`)y- 狐ヶ崎フォックス(きつねがさき ふぉっくす)
グラフィック科所属。最近ようやく内藤達と飲む酒が少しずつ楽しくなってきた。
常にダウナーで重度のニコチン依存症。
高校時代は何度も警察のお世話になるヤンキーだったが現在は更正。
過去の自分を反省してか、周りに元ヤンとからかわれると機嫌が悪くなる。
学校から電車で二駅程度の近場に独り暮らしをしており、入学当初から服飾科のミセリと交際中。
そのせいもあってか、時間がある時は服飾科の授業にも顔を出し、アクセサリーなどを作っている。
内藤の家での飲み会はたまに顔を出す程度で、普段は主にグラフィック科の友人と飲んだりアヒャと二人で飲んだりしている。
グラフィックデザイン事務所でバイトをしつつ、個人で仕事もしている隠れエリート。
好きな酒はビール。あと澪。ぶっちゃけそこまで酒が好きではないらしい
-
(*゚ー゚) 猫野しぃ(ねこの しぃ)
漫画科所属。みんなでまったり飲む酒が大好き。
大人しく物静かな紅一点。
最近は内藤やアヒャの言動にも慣れてきてあまり動じない。
カラオケに行くと軍歌を歌う程の日本軍フェチで、課題で描いているイラストも古風な物が多い。
他人とはある程度一定の距離を置いて付き合うタイプなのだが、なんだかんだでアヒャにセクハラされたり内藤に振り回されたりで散々。
酔っぱらうと口が悪くなり、下ネタも飛び出す。
グラフィック科のOBであるギコと交際している。
好きな酒は梅酒。あまり詳しい訳ではない。
-
( ゚∀゚)笑家アヒャ(わらいや あひゃ)
服飾科所属。他人の不幸を肴に飲む酒が大好き。
小柄で線が細く、色も白いのでちょくちょく性別を間違えられる。
性格破綻者の典型で、誰がどう見ても解りやすい程に自己中心的。
色欲旺盛で、両性愛者。ちょくちょく周りにセクハラを働くため、一部を除く大多数の人間からは嫌われている。
自身がいわゆるザルであり、おまけに内藤の人の良さに漬け込んでは散々好き勝手して、最後には内藤を潰して片付けもせずに帰るのがいつものパターン。
実家暮らしで、様々なバイトをふらふらとしている。
趣味は沖縄三味線と酒瓶の収集で知識は豊富。
好きな酒は癖も度数も強い酒。特にウイスキー系。
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生存報告兼ねて、キャラまとめてみました。
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ぬは(・m・)生きてた!
わっしょいわっしょい
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お、生きてる
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報告thx!!
本編楽しみにしてるー
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買っちまった………買っちまったよ………
http://iup.2ch-library.com/i/i1235904-1404926621.jpg
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>>502 よう兄者ww
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カッケエエ
飲まずに飾っときたいね
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おぉ、冷凍庫INのヤツか。ショットでくいっと
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追い付いた!
未成年だけど酒飲みたくなるなー
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>>506
お、お酒はハタチになってから…(震え声)
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予告 近日連載再開します
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ktkr!!
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1です。長いこと放置して申し訳ありませんでした。
予告していた怪談話は特別編として百物語の時期に合わせて投下することにしました。
今回の話はサッポロ黒ラベルです。
あまり酒は出てきませんが読んで頂けたら幸いです。
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待ってた
支援
-
( ´_ゝ`) 「おっぱい」
( ゚∀゚)「おっぱい!」
(*^ω^)「おっ……おっぱい」
(*゚ー゚)「う―ん……」
(*^ω^)「……」
( ゚∀゚)「もっかい言っとく?おっぱい!」
( ´_ゝ`) 「おっぱい」
(*^ω^)「……おっぱい」
(*゚ー゚)「……ん―」
(;*゚ー゚)「ごめん。やっぱり一番気持ち悪いのはブーンだと思う」
(;^ω^)そ「何でだお――!?」
-
( ^ω^)「酒の肴は馬鹿話のようです」
16杯目
-
( ゚∀゚)「だ―から言っただろwなんかお前が下ネタ話すと洒落に無らん位にキモいんだっつ―のww」
( ´_ゝ`) 「何だろうな。言葉の間?なのかな?とりあえず言葉の節々にむっつりスケベオーラが半端無くにじみ出てるんだよな」
(;*゚ー゚)「そこまでは言わないけど……ブーンが下ネタ言ったら本気で引いちゃうかも」
( ^ω^)「開始数秒にしてフルボッコ!!割りと泣きそうな僕の心境を察してくれお!?」
( ´_ゝ`) 「知らんがな」
(#^ω^)「納得いかないお!!とりあえずパッと見は常識人っぽい兄者君はともかくとしても……」
( ´_ゝ`) (あれ?俺今さりげにディスられたよな?)
(#^ω^)「普段からセクハラばっかりしてるアヒャ君よりも変態扱いされるのは納得いかないないんだお!!」
( ゚∀゚)「え―なんだろ?アレだ。慣れじゃね?」
( ´_ゝ`) 「確かにアヒャがいきなり下ネタ言っても今更感があるからな」
(*゚ー゚)「その点ブーンだとそう言う場面は想像し辛いからね」
-
(*^ω^)「……つまり普段の僕は紳士って事かお?」
( ゚∀゚)「自分で自分の事を紳士っていうやつが紳士な訳ね―だろタコが!男なんざみんなスケベなんだよ!!それを隠すかどうかの話だろうが」
( ´_ゝ`) 「まあ、あれだ。普段からセクハラ出来るくらい女子と接しているヤリチン野郎と年齢=彼女いない歴のキモヲタ童貞の実力の差ってやつだな」
( ^ω^)「あれ?初めてかもしれないお。兄者君を殴りたくなるだなんて」
( ゚∀゚)「つ―かなんで急におっぱい話になったんだっけ?まだ酒も飲んでね―し、下らない下ネタ話す程、日も落ちてね―ぞ」
(*゚ー゚)「さあ?なんかブーンのキャラの話してたんじゃなかったっけ?もう忘れちゃったけど」
( ´_ゝ`) 「一々内藤の事なんか覚えていられないしな。まあ、結論は内藤が下ネタ言うと身の毛がよだつ程キモいって事でいいだろ」
( ^ω^)「君たちは僕に何か恨みでもあるのかい?」
( ゚∀゚)「……つ―か暇!たまたま4人ともバイト休みだから惰性で集まったけどよ―」
( ´_ゝ`) 「まあやること無いわな。ただでさえ暑いから何かやる気無くなるし」
(*゚ー゚)「いつもブーンの家でこれと言ってやること決めてる訳でもないけどね」
( ^ω^)「よ―し。お前ら帰れ」
( ´_ゝ`) 「だが断る。なんか面白い話題無いの?話題」
-
( ゚∀゚)「は―?ここ最近。ず――っと学園祭の準備くらいしかしてね―のにある訳ね―だろうが」
(*゚ー゚)「あ―やっぱり服飾科も忙しいんだね」
( ゚∀゚)「まあ時期も時期だしな。週末に迫った修学旅行もどきの準備そっちのけで、みんなしてせっせと課題に打ち込んでるわ。俺以外」
( ^ω^)「この屑野郎め」
( ´_ゝ`) 「おいおい。内藤だって人の事言えね―んじゃね―の?お前だってまだ原稿あげてないって聞いたぜ」
(;*゚ー゚)「そう言う兄者君は先ず出席率をどうにかしようね」
(;^ω^)「うっ……だいたい漫画科の人達なんて期日を守ってる人の方が少ないからいいんだお!!」
(*゚ー゚)「え?私もさだちゃんも課題終わったよ?」
( ^ω^)「さだちゃん?」
( ´_ゝ`) 「ああ山村さん?あの娘って本当に課題終わらせるの早いよな」
ヤサシーイモーノハートテーモコワーイカラー♪
( ^ω^)「……ん?誰か携帯鳴ってるお?」
( ゚∀゚)「ああ悪い悪い、俺だわ。ちょい外でTELしてくる」ピッ
「はいさ―い?もしもし……?」
ガチャッ
-
( ´_ゝ`) 「んで、山村さんの話だったな」
( ^ω^)「まあぶっちゃけ僕はそんなに喋ったこと無いから知らんお。つ―かさだちゃんって呼ばれてたのかお、あの娘」
(*´_ゝ`) 「勿体ね―な―!お前!!山村さんは漫画科のNo.2なんだぞ!?」
(*゚ー゚)「何の話?」
(*´_ゝ`) 「漫画科の可愛い女子ランキングだよ。ちなみに1位は言うまでも無くしぃちゃんな。未来永劫、不動の1位だ」
(;*゚ー゚)「えっ?あっはい。何かありがとう」
(;^ω^)「ええ―!?山村さんって可愛いかお―!?理解出来ないお―!!」
(;´_ゝ`) 「おまっ!分かってね―な―内藤!!首もとまでだらりと伸びるあの前髪からチラっと覗ける笑顔が最高にキュートなんだぞ!?」
(*゚ー゚)「兄者君ってさだちゃんの事好きだったんだ?」
( ´_ゝ`) 「ん―好きなのかって言われたら怪しいけど、それでも俺の中で一番の推しメンは山村さんだな」
( ^ω^)「AKBみたいに言うなお」
-
(*゚ー゚)「そっか―……。さだちゃんって確か恋人居ない筈だから兄者君チャンスあるよ!!」
(;´_ゝ`) 「いや、だから好きかどうかはまだ分からんよ?ちょっと気になってるってだけで」
( ^ω^)「つ―かぶっちゃけ漫画科の女子って彼氏居そうな娘、しぃちゃん以外に居ない気がするお」
( ´_ゝ`) 「……お前、それは思っても言っちゃいけないだろうが」
(;*゚ー゚)「いやいやブーン何言ってるの?そんなことは無いと思うよ?」
( ^ω^)「いや、だってみんなオタクだし―3次元より2次元派だし―化粧っ気無いし―地味だし―」
( ´_ゝ`) 「概ねそんな感じだわな。内藤が言うとぶん殴りたくなる程に見事なブーメラン発言だが」
(;^ω^)そ「そこまで!?」
(*゚ー゚)「え―?そんなに言うならブーンや兄者君は服飾科やグラフィック科の女子を狙えばいいじゃん!」
( ´ω`)「しぃちゃん……それは無理ゲーだお」
( ´_ゝ`) 「ただでさえ漫画科ってオタクの集まりでキモがられてるしな―」
-
( ´ω`)「特に服飾科は漫画科への嫌悪感が凄まじいお。あのクラス見事に女子しか居ないからアヒャ君が僕達の居る方に逃げて来るのも納得だお」
(*゚ー゚)(そう言えば服飾科の2年生ってアヒャ君以外は女子しか居ないんだった )
( ´_ゝ`) 「服飾科は無理だな。うん。フォックスの彼女みたいな原宿系やキャピキャピ系しかいないし」
(*゚ー゚)「じゃあグラフィック科は?」
( ^ω^)「廊下ですれ違った時に挨拶するくらいしか接点が無いお」
( ´_ゝ`) 「男子とはよく喋るけど女子はあんまりだな。つ―かあいつら彼氏持ちばっかりだし」
( ´ω`)「なんか……服飾科もグラフィック科も僕ら漫画科と比べると眩しすぎる気がしてきたお」
( ´_ゝ`) 「漫画科でリア充って結局しぃちゃんだけだしな……へへっ。俺たちゃ所詮、産まれながらの負け組さ」
(;*゚ー゚)「なんでそこまで卑屈になるのよ!?」
-
( ^ω^)「でも兄者君って入学当初に彼女が居たんだお?」
( ´_ゝ`) 「ん?ああ地元の方にな。すぐ別れたけど」
(*゚ー゚)「そもそも兄者君やブーンってどんな娘がタイプなの?」
( ´_ゝ`) 「ん―……まあ俺は地味めな娘と付き合った事しか無いからな。あんまり煩い娘は苦手かもな」
(*゚ー゚)「ふ―ん。年上派?年下派?」
( ´_ゝ`) 「あ―そういや元カノ2人ともタメだったから年齢気にしたこと無いな」
(*゚ー゚)「それならやっぱりさだちゃんは好みにぴったりじゃん。あの娘なら基本的には静かだし、タメだし」
( ^ω^)(基本的?)
( ´_ゝ`) 「ああ、確かにな。つ―か自分の好みのタイプとか真面目に考えた事無かったわ。内藤は?」
( ^ω^)「えっ?僕?」
( ´_ゝ`) 「いくら恋愛経験無いとは言え、好みくらいはあるだろ?」
( ^ω^)「好みのタイプね―。とりあえず年下で」
( ´_ゝ`) 「ほうほう」
-
( ^ω^)「ムードメーカーで明るく活発なスポーツ少女とかだと萌えるお」
(*゚ー゚)(ん?萌え?)
( ^ω^)「髪の毛はオレンジっぽい茶髪で、小さいマスコットキャラとか引き連れてて―」
(;´_ゝ`) 「……は?」
(*^ω^)「ソフトボールのエースピッチャーで、正義のヒロインとかだったらもう最高だお!」
(;*゚ー゚)「せ……正義のヒロイン?」
(*^ω^)「そして口癖はもちろん『絶好調ナリ』!!」
(#´_ゝ`) 「お前それ完璧に昔のプリキュアのキャラクターじゃねえか!!」
(;*゚ー゚)「プリキュア?ってブーンの好きなアニメだっけ?」
(;^ω^)「えっ?だって好みのタイプって言ったから……」
(;*゚ー゚)「いや、とりあえず2次元から離れてよ」
-
(#´_ゝ`) 「お前なあ、好みのタイプが2次元の変身ヒロインとか絶対に彼女出来ね―ぞ!?」
(#^ω^)「なんで正直に答えたのにそんなにボロクソ言われなきゃいけないんだお!!」
(;*゚ー゚)(ブーンっていい人なのに何か残念なんだよなあ)
( ゚∀゚)「ただいまーっと……ん?何この空気」ガチャッ
(;´_ゝ`) 「いやあまりにも内藤が馬鹿過ぎて……ってあれ?お前ビール買ってきたのか?」
( ゚∀゚)「ああ。あまりにも長電話だったからついでにコンビニ行ってたんだわ。ほれ、黒ラベル」
( ´_ゝ`) 「おお、サンキュー!」プシュッ
(;^ω^)「何かアヒャ君に優しくされると不気味だお。頂くけど」プシュッ
( ゚∀゚)「ぶち殺すぞ。ちなみにしぃちゃんはウメッシュな」
(*゚ー゚)「あっわざわざありがとう!いくらだった?」プシュッ
-
あれ、アヒャなんかあったのか……?
支援
-
( ゚∀゚)「金はいいよ。外に出る直前に内藤の財布から千円抜き取っといたから」プシュッ ゴクゴク
( ^ω^)「ぶち殺すぞ」ゴクゴク
(*´_ゝ`) 「んじゃまあ、遠慮なくいただきま―すっと……ん―久々に飲んだけどまあまあだな」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ああ、お前っていつもアサヒばっか飲んでるからな。俺は黒ラベルの方が『The・ビール』って感じがして好きだけど」ゴクゴク
(*゚ー゚)「ビールにも味の違いってあるんだね。……あっ!ところでアヒャ君の好みのタイプってどんな人?」チビチビ
( ゚∀゚)「はっ?何?酒の好みじゃなくて?」ゴクゴク
( ´_ゝ`) 「好みの女の話だよ。さっきまでそういう話をしててな。んで、ヤリチン野郎の好みはどんなんな訳よ?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ヤリチン言うな。別にブスじゃなくてヤらせてくれるなら誰でもいいや」ゴクゴク
( ^ω^)「この屑野郎が」ゴクゴク
-
(;*゚ー゚)「まあまあ。今まで付き合った人はどんな感じだったの?」チビチビ
( ゚∀゚)「付き合った人?いね―ぞ、んなもん」ゴクゴク
(*゚ー゚)「へ?」
( ゚∀゚)「あれ?言って無かったっけ?俺は産まれてから1度も恋人出来たことなんて無いぞ?」ゴクゴクカラン
(;´_ゝ`) そ「……はあ!!?」
(;^ω^)そ「えっ!?それマジかお!!」
(;゚∀゚)「何でわざわざこんな悲しい嘘つかなきゃなんね―んだよ」
(;´_ゝ`) 「えっ?つまりアヒャは内藤と同じで」
(;^ω^)「年齢=彼女居ない歴なのかお……?」
( ゚∀゚)「だからそうだっつ―の。ちなみに『彼氏』も出来たことはね―ぞ」
( ´_ゝ`) 「……」
( ´_ゝ`) 「……w」
(*´_ゝ`) 「wwwwwwwwwwww」
-
( ゚∀゚)の彼女出来ない
自販機で飲み物を選んでる状態
( ^ω^)の彼女出来ない
砂漠でオアシスが見つからない状態
-
>>526
なるほど分かりやすい
-
ちょっと違う気がする
-
オアシスがあると思ってんのか
-
探してる側にとってはオアシスが無いことは死ぬまで分からないのさ
-
2次元は蜃気楼か……
-
(*´_ゝ`) 「なんだよwwwwww今までのヤリチンキャラは全てキャラ作りだったのかよwwwwwwww」
(;*゚ー゚)(兄者君が今だかつて無い程に嬉しそうな顔してる)
( ゚∀゚)「は??別にキャラなんか作ってね―ぞ?お前らが勝手にヤリチン呼ばわりしてるだけで」
(*´_ゝ`) 「だってwwwwww年齢=彼女居ない歴の癖にwwwwww散々sexの嘘話してたとかwwwwwwww」
(;゚∀゚)「嘘話??何か話噛み合ってね―な」
(*゚ー゚)「アヒャ君は本当に恋人作った事無いの?」
( ゚∀゚)「何だよしぃちゃんまで。だからそうだっつ―の、俺モテないし」
(*゚ー゚)「でも、よくえっちの話とかしてたよね?」
( ゚∀゚)「??いや、別に恋人居なくてもsexくらいできるだろ」
(*´_ゝ`) 「ああww風俗っすか?wwwwww学生にして風俗通いっすかアヒャ先輩wwwwww」
(;゚∀゚)「はあ?風俗なんか行かね―よ」
( ^ω^)「えっ?でも恋人居ないのにどうやってそういう事するんだお?」
(*´_ゝ`) 「脳内彼女っすかwwwwwwww先輩パネェっすwwwwww」
-
( ゚∀゚)「いや……普通にセフレだけど」
( ゜_ゝ゜) 「」
-
( ^ω^)「セフレ?」
( ゚∀゚)「セックスフレンドの略な。ヤリ友とも言うけど」
( ゜_ゝ゜) 「」
(;*゚ー゚)そ(兄者君が今だかつて無い程に絶望的な表情になってる!)
( ゚∀゚)「セフレ2、3人キープしとけば別に困らないしわざわざ彼女作る必要もね―だろ?」
(;^ω^)「いや、ね―だろって僕に言われましても」
( <〇_>ゝ<〇>) 「」
(;*゚ー゚)そ(兄者君の顔が色んな意味で大変なことになっている!!)
( ゚∀゚)「ま―俺も彼女欲しいとは思うけどな―モテないって辛いわ」
( ^ω^)(う―ん。ぶち殺してやりたいお)
(;*゚ー゚)「そんなに女の子の知り合い多いならブーンに紹介してあげたら?」
( ゚∀゚)「まあそんなに多い訳じゃね―けど。別に構わんよ」
( ^ω^)(う―ん。アヒャ君最高だお)
-
ブーンの変わり身はえぇ
セフレに男はいるのかな…?
-
( ゚∀゚)「で、内藤はどんな女が好みなんだ?覚えてたら紹介くらいはしてやるよ」
( ^ω^)「本当かお!?じゃあじゃあ……」
(*^ω^)「変身ヒロインやってる女の子って居るかお!?」
(;゚∀゚)「は????」
(;*゚ー゚)(……ブーンって本当にいい人なんだけどなあ)
( <〇>pゝ<●>) 「」
-
翌日
( ゚∀゚)「変身ヒロインはいね―けど、知り合いの知り合いに似たような奴がいるらしいぞ」
(*^ω^)「本当かお!?どんな人なんだお!!?」
( ゚∀゚)「ん―まあ話聴いた感じではいい奴っぽかったぞ?」
( ゚∀゚)「新宿2丁目のヒーロー、ガチムチの阿倍さんっていう人らしいんだけど……」
( ^ω^)「何もかも違うじゃね―かこの野郎」
-
女の子って言ったのに……
-
今日の一杯
サッポロ生ビール黒ラベル
種類…ビール
『できたての生ビールのひと口目のうまさ』
にこだわったサッポロの主力商品。
バランスの取れた味わいにビール本来の苦みとコクが特徴で、主力商品だけあり数多くの愛好者がいる。
最近は大人向けのビールとしてCMなどをガンガン流しているせいか、心なしかファンの年齢層は高めである。
金色の星(北極星)がシンボルマーク。
( ^ω^)「スッキリしてるけどコクがあるお!僕はヱビスよりも黒ラベル派だお!!」
-
以上です。
たくさんの支援、合いの手ありがとうございました。
-
おつ
-
乙
黒ラベルよりクラシックなおれは道民
-
本日の夜〜深夜に17話投下します。
今回はZIMAのお話です。
-
買わないでも飲み放題とかアヒャ裏山
投下待ってる!
-
1です。
投下します。
-
爪'ー`)「悪いな。関係無いのに買い物付き合って貰って」
( ´_ゝ`)「いや構わんよ暇だったしな」
爪'ー`)「なら良かった。結構遅くなっちまったからな」
( ´_ゝ`)「確かにもう真っ暗だな。そろそろ一服したいところだ」
爪'ー`)「こっから学校近いし、学校の喫煙所にでも行くか?」
( ´_ゝ`)「おっ!さんせ―」
爪'ー`)「ついでにコンビニ寄っていい?軽く飲みたい」
( ´_ゝ`)「今の時間なら学校誰も居ないしな。喫煙所で酒飲んでても文句言われね―か」
爪'ー`)「おう、そういうことだ。んじゃ行くか」
( ´_ゝ`)「うい―す」
-
( ´_ゝ`)「酒の肴は馬鹿話のようです」
17杯目
-
学校裏口 喫煙所
( ´_ゝ`)「んじゃまあ、とりあえず乾杯」ゴクゴク
爪'ー`)「乾杯。つ―か兄者何飲んでんの?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ZIMA。たま―に飲みたくなるのよ」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「また懐かしいな。俺も中坊の時飲んでたわ。透明ビールだろ?」カチッ
( ´_ゝ`)「透明ビール?どう考えてもこの味はビールじゃね―だろ」
爪'ー`)y‐「発売当初はビールの類似品としてアメリカで売られてたんだってさ。知り合いのバーテンが言ってたわ」スー
( ´_ゝ`)「へ―初めて知ったわ。ん―そう言われたらコロナビールに味わいが似てるような似てないような……とりあえずライムが欲しくなる味だ」ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「ビールもどきを吟うだけあって、ちゃんと麦やらホップも入ってるんだとさ」スパー
-
(;´_ゝ`)「う―ん。でもビールのつもりで飲んだら肩透かしな味だよな、これ」ゴクゴク
爪'ー`)「まあ、俺もZIMAをビール代わりに飲むくらいなら金麦とか飲むけどな」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「ああ確かに。ああいう発泡酒って安いからな。んで、そう言うフォックスは何飲んでるんだ?」ゴクゴク
爪'ー`)「澪」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「本当に好きだなそれ。なあなあ、人生で1番最初に飲んだ酒って何だった?」
爪'ー`)y‐「あ―……スミノフアイスだったかな?中学の先輩から貰って内心ビビりながら飲んでたわ」スー
( ´_ゝ`)「あ―あれも酒入門者に人気だよな―、ちなみに俺は普通に酎ハイだったわ」ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「酎ハイもまあ鉄板だよな」スパー
( ´_ゝ`)「今はわざわざ飲もうとは思わないけどな。そういや今の中高生って何飲んでるんだろうな?」
爪'ー`)「『ほろ酔い』とかじゃね?あれ確かアルコール低いし」ゴクゴク
-
( ´_ゝ`)「あ―なるほどなあ。こっちからしてみりゃ殆どジュースだけども」
爪'ー`)y‐「高等課程のやつらが、よく飲むみたいな事言ってたぞ」スー
( ´_ゝ`)「フォックスって高校生の知り合いいるのか?」
爪'ー`)y‐3「まあ、な。別に俺は学園祭の実行委員じゃね―けど、グラフィック科の課題で高校生の出し物のポスターやらパンフやら作るからよ」スパー
( ´_ゝ`)「あ―なるほどね。俺も高校生の知り合い欲しいわ。主に可愛い女の子の」
爪'ー`)「兄者は彼女作んね―の?」ゴクゴク
( ´_ゝ`)y‐「欲しいけどな。在学中は無理そう」カチッ
爪'ー`)y‐「あ―まあ、漫画科は色気無さそうだからな。しぃさんくらいか?可愛いのって」スー
( ´_ゝ`)y‐「そうそう。かと言って他の学科から見下されてる漫画科じゃあ、別の学科の女子と付き合うのも無理だし」スー
爪'ー`)y‐3「まあ確かに漫画科って無駄に見下されてる感はあるよな」スパー
-
( ´_ゝ`)「オタクの集まりだからな。キモがられても仕方ないっちゃあ、仕方ないんだが」ゴクゴク
爪'ー`)「1年の頃みたいに兄者もグラフィック科の飲み会乱入すればいいじゃん」ゴクゴク
( ´_ゝ`)y‐3「あの頃は松本とか、そこら辺のやつと絡みあったから出来たけどさあ。今は無理だろ。フォックスくらいしか知り合い居ないしな」スパー
爪'ー`)「そうか?まあ俺も最近はグラフィック科のやつらとは飲んでないけど」ゴクゴク
( ´_ゝ`)「忙しいから?」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「そうそう。グラフィック科の奴等は俺と違って真面目な奴が多いからな」
( ´_ゝ`)y‐「俺やアヒャの野郎と比べりゃ、フォックスも十分に真面目な方だと思うけどな」
爪'ー`)y‐「……松本のやつ、もう内定もらったぞ」スー
(;´_ゝ`)y‐そ「はあ!?それマジで!?」
爪'ー`)y‐3「マジマジ。まあ真面目だし技術も持ってるあいつなら納得は出来るけどよ。正直な話、焦るよな」スパー
(;´_ゝ`)「あ―も―。就職だとか内定だとか!そういうの考えたくね―わ!!」ゴクゴクカラン
-
爪;'ー`)「俺もだ。何か最近ロクな事ね―から嫌な事ばっかり考えちまうし」ゴクゴク
( ´_ゝ`)y‐「何々?彼女さんと喧嘩でもした?」スー
爪;'ー`)y‐「あ―、まあな。この前イラついて引っ叩いちまって」カチッ
(;´_ゝ`)y‐3「あちゃ―」スパー
爪;'ー`)y‐「そっから気まずくてさ、ほとんど会話してね―や」スー
( ´_ゝ`)y‐「倦怠期?」
爪'ー`)y‐3「どうだろ?もうすぐ1年半だけど」スパー
( ´_ゝ`)y‐「えっ長くね?入学してすぐに付き合ったのか?」
爪'ー`)「そうそう。入学して1ヶ月経つか経たないかくらいに付き合ったな」ゴクゴクカラン
( ´_ゝ`)y‐「え―でも彼女さんって服飾科だろ?そもそもどうやって知り合ったのよ。服飾科だからアヒャ関連?」スー
爪'ー`)y‐「ん―まあ、アヒャが切っ掛けと言えばそうなんだけど。ぶっちゃけ殆ど偶然だな」スー
( ´_ゝ`)y‐3「どゆこと?」スパー
-
爪;'ー`)y‐3「つ―かこの話アヒャから聞いてないの?話していいのかな」スパー
( ´_ゝ`)「えっ?そんな不味い話なのか?」タバコケシケシ
爪'ー`)y‐「いや、別に不味くはね―と思うけど……アヒャの病気の話って知ってる?」スー
( ´_ゝ`)「病気?まさかアイツのあの異常な性格の悪さは病気だったのか!?」
爪;'ー`)y‐3「いや、それは天然だと思うぞ?つ―か言うほど性格悪いかアイツ?俺は結構いい奴だと思うけどな」スパー
(;´_ゝ`)「いや、どう考えても性格最悪だろ……んで?アヒャの病気って?」
爪'ー`)y‐「あ―まあ、最近は調子良いって言ってたから喋っても大丈夫かな。あいつさ、入学当初、何か病んでたらしいのよ」スー
( ´_ゝ`)「??頭が?」
爪;'ー`)y‐3「お前も大概酷いやつだな。心がだよ。鬱病だったんだってさ」スパー
-
( ´_ゝ`)「ウツビョウ?」
爪'ー`)y‐「俺もよく分かんね―けど、躁鬱病ってやつらしいぞ?」スー
(;´_ゝ`)そ「……いやいやいやいやあの傍若無人の糞野郎が鬱病!!?いくら何でも冗談だろ!?」
爪'ー`)y‐3「まあ、その反応は分からんでもないけど。ガチらしいぞ?」スパー
(;´_ゝ`)「あいつが心を病むような繊細な奴だなんて天地がひっくり返っても信じられんわ!!」
爪'ー`)y‐「まあまあ、とりあえず話戻すぞ?あいつって1年の頃は服飾科の連中と仲良かったんだよ」スー
( ´_ゝ`)「あ―まあ、本人もそんなような事言ってたなあ」
爪'ー`)y‐3「で、入学してすぐに親睦会という名の服飾科での飲み会があったらしいんだわ」スパー
( ´_ゝ`)「んで?」
爪'ー`)y‐「で、あいつ体調悪かったらしくてさあ。酔っぱらって発作みたいなの起きたらしいのよ」スー
( ´_ゝ`)「発作?」
-
爪'ー`)y‐3「後からミセリに聴いたんだけど、急に泣き出して叫びだしたかと思ったら、ず―っとブツブツ独り言を喋って静かに泣いてたらしい」スパー
(;´_ゝ`)「なにそれ怖い」
爪'ー`)y‐「んで、俺さあ。偶然にも横浜駅で買い物しててさ。帰り道にオロオロしてる服飾科の連中と鉢合わせしたんだわ」スー
( ´_ゝ`)「おお!ナイスタイミング!!……なのか?」
爪'ー`)y‐3「まあ、今考えれば幸運だったのかもなwで、見知った顔が居たから声をかけたんだわ」スパー
( ´_ゝ`)「んで?」
爪'ー`)y‐「とりあえずアヒャが泣いててビビったw」カチッ
( ´_ゝ`)「まあ、そりゃなあw」
爪'ー`)y‐「で、まあ流れで取り乱したアヒャをなだめて、駅まで送った訳よ」スー
( ´_ゝ`)「うわあ……俺だったら絶対に放置して帰るのに」
爪'ー`)y‐3「いや、雰囲気的に放置はちょっとな。んで、まあ俺も帰ろうかなって思ったら一連の流れを眺めてたミセリが俺の方まで走って来てさ」スパー
-
ミセ*゚ー゚)リ『本当にありがとう!!狐ヶ崎さんも良かったら一緒に飲みませんか?今日は私が奢りますから!!』
爪'ー`)y‐「……ってな感じだな」
( ´_ゝ`)「は―、なるほどなあ。人に歴史有りだわなあ」
-
爪'ー`)y‐「そっから仲良くなって、まあ2人で遊ぶようになって、俺から告った感じだな」スー
( ´_ゝ`)「ふ―ん」
爪'ー`)y‐3「付き合い始めは、ミセリも素直で可愛げがあったんだけどな―」スパー
( ´_ゝ`)「えっ何で?彼女さんってたまに見掛けるけどキャピキャピして可愛い感じじゃん」
爪'ー`)y‐「外面がいいんだよ。まあ、性格だって良いんだけど。いかんせん真面目過ぎるし気が強いんだわ」スー
( ´_ゝ`)「へ―。分かんないもんだな」
爪'ー`)y‐3「だから付き合って3ヶ月もすると、週に1回は喧嘩してたわ。まあ、それは今も変わってね―けどな」スパー
( ´_ゝ`)「喧嘩なあ。俺は経験無いからよく分からんけど」
爪'ー`)「元カノと喧嘩とか無かったの?」タバコケシケシ
( ´_ゝ`)「喧嘩する前に振られましたけど何か?」
爪'ー`)「ああなるほどw」
-
(#´_ゝ`)「……ちっくしょ―!!やっぱり俺も彼女欲し―――――!!!」
爪'ー`)「まあ、兄者ならその内出来るけだろうよ?」
(;´_ゝ`)「くっ!リア充の余裕がイラつくぜ!!」
爪'ー`)「何でだよwつ―かそろそろ家来る?飲み直そうぜ」
(#´_ゝ`)「上等だ―!お前の家に着いたらリア充に対する憎しみを込めた嫌味を山ほど聴いて貰うからな!!」
爪'ー`)「何だそれw」
……
……
-
翌日
学校 漫画科教室
( ゚∀゚)「あ―午後の授業だり―」
( ´_ゝ`)(今日もいつも通り休み時間になるとアヒャが教室に来る訳だが)
( ´_ゝ`)(こいつが鬱病ね……)
( ´_ゝ`)(一応、友達だし。話くらい聴いてやってもいいかな)
( ´_ゝ`)「……なあ、アヒャ。お前なんか悩みとかね―の?」
( ゚∀゚)「んあ?何よ急に。そりゃまあ、あるっちゃあるけど」
( ´_ゝ`)「例えば?」
(;゚∀゚)「いや、大した事じゃね―ぞ?本当にどした兄者?」
( ´_ゝ`)「まあまあ、とりあえず話してみろって」
( ゚∀゚)「はあ。まあそこまで言うなら……」
(*゚∀゚)「いや最近疲れてるのかチンコの勃ちが悪くなって来て俺様のセックスライフに支障が(#´_ゝ`)「とっとと自分の教室に帰れこのヤリチン野郎が!!」
-
今日の一杯
ZIMA
種類…リキュール
元々はアメリカで発売していた果実酒がベースのリキュール。
当時のアメリカ(1993年頃)では何でもかんでも透明にするのが流行っており、透明なビールを製作するというコンセプトでZIMAが誕生した。
味わいは独特の甘味があり、割りとさっぱりしていて美味。
だがどう考えてもビールの味には程遠い。
ちなみにアメリカでは既に販売終了している。
( ´_ゝ`)「たま―に飲みたくなるんだ。ライムやレモンをぶち込んでゴクゴクいきたいな」
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以上です。
ありがとうございました。
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乙
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アヒャがひどいww
今回も面白かった、乙です
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乙ありがとうございます。
お酒のお題募集中です。
貯まってるお題
アブサン
各種ビール
各種チューハイ
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飲み会ではカシオレかファジーネーブル、宅飲みだと国盛のみかんのお酒
周りにジュースwと笑われる俺でも飲めそうなお酒を教えて下さい
ジュース自体は苦手なんでほろ酔いなんかは逆に飲めないorz
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>>565 照葉樹林とかどうですか?
こんにちわ。1です。
本日の深夜に18話目を投下します。
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普段芋しか飲まないが、たまには色々手出したくなってきた……
乙
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http://mup.2ch-library.com/d/1406363910-DSC_0140.jpg
こんなん見つけた
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>>565ブーンの影響で飲みはじめたけど、男梅サワー飲みやすくて美味しいよ
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栗焼酎って匂いキツそうだな
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1です。投下します。
今回は一応、氷結なのですがほとんど酒は出てきません。
ごめんなさい。
-
爪'ー`)「別れるかもしれね―」
( ゚∀゚)「」
爪'ー`)「ミセリと」
( ゚∀゚)「……マジか」
爪'ー`)「マジ」
( ゚∀゚)「……」
爪'ー`)「……」
( ゚∀゚)「……」
爪'ー`)「……なんか言えや」
( ゚∀゚)「いや、まあ。あのさ―」
爪'ー`)「おう」
-
( ゚∀゚)「……ど―――」
爪'ー`)「……」
( ゚∀゚)「――――――――……」
爪'ー`)「……」
(#゚∀゚)「……―――でもいいわ!!!!!」
爪'ー`)「よっしゃ一発殴らせろ」
-
爪'ー`)y‐「酒の肴は馬鹿話のようです」
18杯目
-
(;゚∀゚)「いやいやいやいや、ちょっと待てっつうの!!」
爪#'ー`)「お前の態度がちょっと待てだわ!少しは相談乗れや!」
(;゚∀゚)「相談つったって俺とミセリの仲悪いの知ってるだろ!?」
爪#'ー`)「だからってその態度は無いだろ!それでもダチか!?」
(;゚∀゚)「お前さ―!俺と付き合い長いんだからさ―、俺の性格分かってるだろ!?俺の座右の銘知ってるべ?」
爪'ー`)「あ?なんだっけ。『他人の不幸は蜜の味』だっけ?」
(#゚∀゚)「ちっげ―よ!!俺どんだけ嫌なやつなんだよ!?『他人の幸せ糞喰らえ』と『1に自分、2に自分。3、4が無くて5に自分』だよ!!」
爪;'ー`)「嫌な奴って観点では大して変わんね―じゃねえかよ」
(#゚∀゚)「喧しい!つ―かお前の別れ話にゃこっちも飽き飽きしてんだよ!!」
爪;'ー`)「飽き飽きって何だよ!?そんなしょっちゅうしてねえよ!」
-
(#゚∀゚)「してるわボケ!!1年前の花火大会の話を忘れたのかよ!!」
爪;'ー`)そ「おまっ、その話はいい加減に忘れろっつ―の!」
(#゚∀゚)「いいや、あの時の事は絶対に忘れないね!!何だったら今からもう一回語ってやるわ!!」
……
……
1年前 夏
( ゚∀゚)「」プルルル…
ピッ
『もしもし』
( ゚∀゚)「はいさ―いフォックス」
『おう、アヒャどした?』
-
( ゚∀゚)「いやね、今ちょ―どさ。今日の花火大会のメンツからさメール来たのよ。清水ちゃんとか松本とかから」
『んで?』
( ゚∀゚)「何かね―松本は風邪引いて―。んで清水ちゃんは急にバイト入っちゃって行けないらしいんだわ―」
『はっ!?まじか!』
( ゚∀゚)「そうそう。んで、確かさ―花火って5人で行く予定だったじゃん?」
『ああ。残ってんのは俺とミセリとアヒャだけだな』
( ゚∀゚)「んでさ―やっぱりカップルにくっついて俺1人。っつ―のも申し訳無いかな―なんて思いまして」
『いや、別に気にしね―けど』
( ゚∀゚)「俺が気にするんだっつ―の。つ―わけで本日は俺もキャンセルしようかと思うんだけども……」
『はぁ!?待て待て待て!!そしたらミセリと2人きりになっちまうじゃね―かよ!?』
-
( ゚∀゚)「?? いやカップルなんだから別によくね?むしろ俺がいたら雰囲気的にさ―」
『いやいや!もうマジでそういうの気にしないでいいからさ!!とにかく来てくれよ!!』
(;゚∀゚)「はあ?まあお前が来いって言うなら行くけどさ―。ぶっちゃけ俺は花火とか興味ないぞ?」
『いいからいいから!出来るだけ早く来てくれよ!?待ってるからな!!』プチッ
ツーツー…
( -∀゚)「?? 何か様子が変だったな―」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……まあ、行くか」
-
1時間後 花火大会 会場
( ゚∀゚)(……と言うわけで電車やら徒歩やらで1時間かけて到着。無事に二人と合流した訳ですが)
爪#'ー`)「」ピリピリピリピリ
ミセ#゚ー゚)リ「」ピリピリピリピリ
( ゚∀゚)「」
(;゚∀゚)(何これ怖い)
-
爪#'ー`)「……ビール買ってくるわ。アヒャ、行こうぜ」
(;゚∀゚)「お、おう。なあ、ミセリは何か要るものあるか?」
ミセ#゚ー゚)リ「……ん―、私は大丈夫だよ、ありがとう」
(;゚∀゚)「そっか、ならいいや」
ミセ*゚ー゚)リ「……アヒャはさ―」
(;゚∀゚)「ん?」
ミセ#^ー^)リ「誰かさんと違って優しいね―」ニコッ
( ゚∀゚)「」
-
爪#'ー`)「あっ?」
ミセ#゚ー゚)リ「はっ?」
(;゚∀゚)「さあさあ早く行こうぜフォックス!!俺様ってば喉が乾いちまって仕方ないんだわ―!!」
……
……
売店前
(#゚∀゚)「ど―いう事なんだよフォックス!!何でカップルの一大イベントっつ―花火大会であんな険悪ムードなんだよ!!」
爪'ー`)「いや、さあ。場所取りしてる時の待ち時間で言い争いになっちまって……かと言って花火始まる前に帰る訳にも行かないしよ」
(;゚∀゚)「ディズニーの待ち時間で喧嘩するカップルかよお前ら」
爪'ー`)「ミセリのことだから清水やら松本やら大勢来たら、まあまあ機嫌治るかと思ったんだけど……本当に悪い」
-
(;゚∀゚)「あのなあ、自分で言うのも何だけど俺は花火とか景色とかそう言うのに一切興味無い人間なんだぞ!?」
爪;'ー`)「いや、じゃあ何でそもそも先週誘った時に二つ返事で了解したんだよ」
(#゚∀゚)「喧しい!暇だったんだよ!!とにかく!!」
(#゚∀゚)「興味無い花火大会で、喧嘩モードのお前らに板挟みにされたらこっちの身が持たないっつ―の!!」
爪;'ー`)「いや無理言って呼び出して本当に悪いけどよ、今日だけは最後まで居てくれよ、頼む!」
(;゚∀゚)「不安だ。めっちゃくちゃ不安だわ」
爪;'ー`)「花火終わったら酒奢るから!頼んだぜ!?」
(;-∀-)「……はあ」
-
……
……
花火大会 開場
ミセ*゚ー゚)リ「おかえり―遅かったね―」
爪'ー`)「……悪い。売店混んでてよ」
(;゚∀゚)「た、ただいま―。いや結局、結構並んだのに氷結しか買えなくてさ―」
爪'ー`)「ほらよ」
ミセ*゚ー゚)リ「……何これ?」
爪'ー`)「水。今日暑いし。飲めよ」
( ゚∀゚)(おっ、流石フォックス!サクッと仲直りしちゃってくれよ!!)
ミセ*゚ー゚)リ「いや、持ってるから要らんし」
( ゚∀゚)「」
-
ミセ*゚ー゚)リ「つ―かどっちかと言ったら―お酒飲みたい気分だったんですけど―」
( ゚∀゚)「」
( ゚∀゚)(……おぅふ)
-
爪#'ー`)「あっ?」
ミセ#゚ー゚)リ「はっ?」
(;゚∀゚)「あ―喉乾いちまって仕方ないな―!!氷結だけじゃ足りねーから俺が水飲みたいな―!!」 ゴクゴクゴク
爪#'ー`)「……てめぇさっきから何だその態度?」
ミセ#゚ー゚)リ「はっ?てか勝手に熱くなってんのそっちでしょ?」
(;゚∀゚)「こ、この酒『ストロング』って名前の割にはアルコール弱いな―!俺の口には合わないし―!よかったらミセリ飲むか――!?」ゴクゴクゴクゴクカラン
爪#'ー`)「こっちは色々気つかってやってんのにおかしいだろうが」
ミセ#゚ー゚)リ「何その上から目線?てかアヒャの前で勝手に盛り上がっちゃって馬鹿じゃないの?」
( ;∀;)(ねえ!花火まだ始まんないの!?こっちはどんなに飲んでも飲んでも嫌な汗で全部排出されちゃうんですけど!?)ゴクゴクゴクゴクゴクゴクカラン
-
爪#'ー`)「元はと言えばてめぇが喧嘩吹っ掛けて来たんだろうが……!」
ミセ#^ー^)リ「ごめんね―アヒャー。この馬鹿狐が空気読めなくって―」ニコッ
爪# ー ))「ミセリてめぇ……!!」
( ;∀;)「お―――!!どうやら花火が始まるぞ―!?いや―楽しみ楽しみ!俺様実は花火大好き――――!!!」(帰りて―よちくしょ―!!) ゴクゴクカランゴクゴクカランゴクゴクカラン
……
……
-
1時間後
(;-∀-)(よ―やく終わったぜ畜生が。大体花火なんかどこが楽しいんだよ。そこらで虫も飛んでるし退屈この上なかったぜ。まあ……)
ミセ*>∀<)リ「綺麗だったね―!!」
爪*'ー`)「……おう」
( ゚∀゚)(こっちの機嫌治ったなら、いいか。しっかし女ってど―して景色やら風景やらが好きなのかね―?)
爪'ー`)「アヒャ、片して軽く飲み行こうぜ」ガサゴソ
( ゚∀゚)「はいよ―。楽しみだな―」
ミセ*^ー^)リ「何だかんだ言って三人で飲むのは初めてだよね―?」ガサゴソ
( ゚∀゚)「言われてみりゃ確かに。なあなあフォックス―、とりあえずゴミ袋にまとめたけどどうすりゃいいの―?」ガサゴソ
爪'ー`)「ああ、適当に置いてけば係員が処理してくれるだろ?」
ミセ*゚ー゚)リ「ん―。ちゃんと持ち帰らないと悪いよ―」
-
爪'ー`)「駅までどうせ歩きなんだから持ってくのダルいだろ。別にいいじゃん」
ミセ#-ー-)リ「……そ―いうところがガキだっつってんの―、ちゃんと常識わきまえろっつ―の―」
( ゚∀゚)(……あれれ―??なんだか雲行きが怪しいよ―?)
爪#'ー`)「あっ?……何だその言い方?」
ミセ#゚Д゚)リ「はっ?そっちが馬鹿なんでしょ?何キレてんの?」
( ゚∀゚)「」
爪#'ー`)「あっ?」
ミセ#゚ー゚)リ「はっ?」
(;゚∀゚)「いや……あの―お二人さん?」
-
ミセ#^ー^)リ「あっごめんねアヒャ!こんな常識のないガキ何かと一緒に飲みたくないよね!?今日は二人で飲もっか!!」
爪#'ー`)「おいアヒャ!!こんな馬鹿女連れてったら酒が不味くなる!!放っといて二人で飲みに行こうぜ!!」
(#;∀;)(もう飲み会とかど―でもいいから帰らせてくれ――――――!!)
……
……
-
そして本日
(#-∀-)「……ということがあったよな?」
爪;'ー`)「いや、もう、その説はマジで大変お世話になりました」
(#゚∀゚)「全くだ!何でったって俺が他人の関係取り持つ為にやきもきしなきゃなんね―んだよ!!あんなに不味い酒は初めてだったわ!!」
爪'ー`)「……とか言いつつ何だかんだでチューハイ4、5本飲んでなかったっけ?」
(#゚∀゚)「喧しい!揚げ足取るな!!あの時はまだミセリとも仲良かったからマシだったが、今からあんな思いするのは2度とごめんだからな!!」
-
爪;'ー`)「いや、まああの時はな……。でも今回はマジでやべ―んだって」
(´゚∀゚)「ええ―……物凄い勢いで聴きたくないんだけど―」
爪;'ー`)「お前、一応俺のダチだよな?」
(*゚∀゚)「おう!内心ではリア充のフォックスなんか不幸の雨に見舞われろと日々呪い続けてるけど、信頼している友人だぜ!!」
爪; ー ))(俺……なんでこんなやつと友達やってんだろ……?)
-
今日の一杯
氷結
種類…チューハイ
キリンビールが販売するウォッカベースの缶入りチューハイ。
「果実の瑞々しさを出すために濃縮果汁ではなくストレート果汁を使用する」というこだわりを持ち、それらを活かすためにも当時としてはマイナーなウォッカベースのチューハイとして作り上げられた。
度数強めの「ストロング」や、贅沢嗜好の「プレミアム」シリーズなどもある。
爪'ー`)y‐「手軽に飲めるのがチューハイの良いとこだよな。種類に迷ったらメジャーどこの氷結で決まりだろ」
-
以上です。
ありがとうございました。
-
乙乙
アヒャがいいポジ
-
ケンカ腰なミセリに萌えた
新たな扉が開きそう
-
ゴミその場に捨ててこうぜーというフォックスのDQN具合がリアルだ
-
暑いしモヒートお題でなんか見たいぜ!
-
乙ありがとうございます。
>>597 モヒート了解しました。
現在溜まってるお題は
・アブサン
・ビール系
・モヒート
です。
実話をベースにしてる関係でお題消化が前後しますがご了承下さい。
-
僕モナ読んでたら書きダメ忘れてしまった……1です。
多分明日の深夜には投下します。
ほろ酔いのお話です。
-
>>309
10話目の訂正
誤……( ゚∀゚)「ワインで割ったらカシスビア。白ワインで割ってもキールになる万能リキュールだぜ!」
正……( ゚∀゚)「ビールで割ったらカシスビア。白ワインで割ってもキールになる万能リキュールだぜ!」
-
本日22〜23時に投下します。
予告通り、ほろ酔いのお話です。
-
楽しみにしてる!
ほろよい好きなんだけど、最近ワインサワー見ない…。あれが缶チューハイの中で1番好きだったのに。
-
投下します。
予告通り、ほろよいの話です。
-
まだお題募集中ですか?
募集中なら、キリンラガーと期間限定の秋味お願いします。
大好きなのです
-
学校 3階空き教室
(*゚ー゚)「ごめんね兄者君。実行委員でも無いのに手伝ってもらっちゃって」カキカキ
( ´_ゝ`)「いやいや、どのみち課題提出しようにも職員会議終わるまで待たなきゃいけないしさ。気にしないで」カキカキ
(*゚ー゚)「ありがとう。……それにしても他の委員の人遅いな―」カキカキ
( ´_ゝ`)「あと何人くらい居るの?」カキカキ
(*-ー-)「ん―男子の委員は体育館で力仕事に駆り出されてるから、あと5人かな?……あっでも今日はさだちゃんが休みだから4人だね」カキカキ
( ´_ゝ`)「あ―山村さんも実行委員だもんな、そう言えば」カキカキ
(*-ー-)「そうだね。……はぁ」カキカキ
( ´_ゝ`)(?? 何かしぃちゃん元気無いな……っと?噂をすれば誰か来たかな?)
ガララッ
*(;‘‘)*「ごめんなさい!遅れました!!……ってあれ?何で流石先輩が?」
( ´_ゝ`)「あ―……沢近ちゃんだっけ?久しぶり」
*(‘‘)*「あっ、はい。お久しぶりです。高等課程2年!沢近ヘリカルです!」
-
(*゚ー゚)酒の肴は馬鹿話のようです
19杯目
-
*(‘‘)*「……はあ、なるほど。じゃあ流石先輩はお手伝いさんなんですね」
( ´_ゝ`)「そうそう。沢近さんと会ったのって2ヶ月前の飲み会以来だっけ?初めて内藤の家で飲んだ時の」
*(‘‘)*「そうですね。あの時はお世話になりました。あれからブーン先輩は元気ですか?」
( ´_ゝ`)「まあいつも通りかな」
(*゚ー゚)「ところでヘリカルちゃん。他の高校生の委員は?」
*(;‘‘)*「あ―私と同じクラスのダイちゃんは今日休みなんですけど、他の学年はちょっと分からないですね」
( ´_ゝ`)「ダイちゃん?」
*(‘‘)*「鈴木ダイオードですよ。ちゃんと2ヶ月前の飲み会にも居ましたよ?」
(;´_ゝ`)「あ―……あの時の俺すぐ寝ちゃったから記憶が曖昧でさ」
*(‘‘)*(そう言えば流石先輩だけはメアド交換するの忘れてたな―)
-
(*-ー-)「ん―じゃあ今日の委員は私とヘリカルちゃんの2人だけかな」
*(‘‘)*「あれ?専門課程の委員の人は、しぃ先輩だけなんですか?」
(*゚ー゚)「アヒャ君始め、男子達は体育館で力仕事してるの。それからさだちゃん……山村さんはお休みだから」
*(;‘‘)*「あらら」
( ´_ゝ`)「まあ仕方ないわな。仕事しようぜ」
*(‘‘)*「はい!私は何をやればいいですか?」
(*゚ー゚)「え―と、先ずこの大量のアンケート用紙の結果を仕分けして、それからこっちのボードに……」
……
……
-
30分後
( ´_ゝ`)「」カキカキ
*(‘‘)*「」カキカキ
(*-ー-)「……はあ」カキカキ
( ´_ゝ`)「」カキカキ
*(‘‘)*「」カキカキ
(*-ー-)「……はあ」カキカキ
*(;‘‘)*「大丈夫ですか?しぃちゃん先輩?」
(*゚ー゚)そ「ふぇっ!?何が?」
(;´_ゝ`)「明らかに元気無いよ?風邪でも引いた?」
(;*゚ー゚)「違うよ。何か心配かけちゃってごめんね」
( ´_ゝ`)「ん―でも明らかにおかしいぜ?とりあえず休憩がてら、話聴くぜ?」
*(‘‘)*「あっ!私も相談事なら話聴きます。役に立たないでしょうけど」
-
(*゚ー゚)「ありがとう……でも本当に、個人的な事で大した事じゃ無いから」
( ´_ゝ`)「まあまあ!とりあえず話した話した」
(*-ー-)「う―ん……悩みって程じゃないよ?本当に」
*(‘‘)*「彼氏さんと喧嘩とかですか?」
(*゚ー゚)「違う違う。ギコさんとは上手くいってるよ」
*(‘‘)*「じゃあ……ついにあの悪魔先輩からのセクハラに耐えきれなくなったとか?」
(;*゚ー゚)「悪魔ってもしかしてアヒャ君の事?違う違う」
( ´_ゝ`)「んじゃ何よ?」
(*-ー-)「ん―……3日後の修学旅行がちょっと憂鬱でさ」
*(‘‘)*「?? 何でですか?旅行、楽しみじゃないですか」
(;*゚ー゚)「旅行自体は楽しみなんだけどね。ちょっと去年の旅行思い出しちゃって……」
-
(;´_ゝ`)「あっ!?もしかしてオワタ事件の事か!!」
(;*-ー-)「うん。その通りです」
*(‘‘)*「オワタ?って誰ですか?」
( ´_ゝ`)「まあ高校生は名前聞いても分からんよな。沢近さんって去年の学園祭の『後夜祭』って参加した?」
*(‘‘)*「えっ?ああはい。ビンゴ大会の景品目当てで一応は最後まで参加しましたけども」
( ´_ゝ`)「その時にさ、ステージを占拠して30分近く訳の分からない踊りを披露した変な奴覚えてる?」
*(‘‘)*そ「ああ!!ボカロの曲をBGMにしてひたすら反復横跳びしてた気持ち悪い人ですね!?」
(;´_ゝ`)「反復横跳びって……いやまあ、あながち間違いじゃないけど。んで、その男が俺らのクラスメートの『人生オワタ』ってやつなんだよ」
*(;‘‘)*「ああ、やっぱり漫画科の人だったんですか。生理的に無理な程に気持ち悪いからそうだとは思ってたんですけど」
(; _ゝ )(漫画科がキモがられているのは知ってたが、正直めちゃくちゃ凹むわ……泣きたい)
-
*(‘‘)*「……んん?でもその人がどうして修学旅行に結び付くんですか?」
(;´_ゝ`)「いや、まあ。それは、なあ?」
(*゚ー゚)「ん―この際だから私から説明するよ。事の発端は去年の修学旅行だったんだけど……」
……
……
1年前 静岡県 某民宿
漫画科 第一女子部屋
(*^ー^)「かんぱ―い!」川д*川
川*д川「」ゴクゴク
(*゚ー゚)「」チビチビ
川*д川「……ぷはぁっ!」
(*゚ー゚)「……ふぅ」
-
川*д川「いやあ、それにしても思ったより良いとこで良かったですな―wウフフ」ゴクゴク
(*゚ー゚)「確かに外観の割には綺麗な宿だね。私は先ず専門学校に修学旅行があるのにビックリだけどね」チビチビ
川д川「しぃちゃんは何味飲んでるの?」
(*゚ー゚)「アイスティーサワーだよ。さだちゃんは白サワー?」
川*д川「そうよ。人生初のお酒だから私にとってはアルコール3%でも大冒険だけどね……ウフフ」ゴクゴク
(*゚ー゚)「でも、これってほとんどジュースだよね?美味しいけど」チビチビ
川*д川「あら?大人発言ね。しぃちゃんはよくお酒飲むの?」
(*゚ー゚)「そんな事は無いけど、まあ元カレの影響でたまに飲むくらいかな?」
川*д川「いいわね……私も元カレとか言ってみたい!むしろ『きのう〜彼氏とデートしてきたの〜♪』みたいなリア充台詞を言ってみたい!!」ゴクゴクゴクゴクカラン
(;*゚ー゚)そ「ちょっ!?さだちゃんペース早くない?」
-
川*д川「大丈夫よ大丈夫!お酒なんか飲んだこと無いけど私の直感が今日は大丈夫と告げているわ!ウフフフフw」
(;*゚ー゚)「物凄く根拠の無い宣言だね。彼氏欲しいならさだちゃんは気になる人とか居ないの?ウチのクラスとかは?」
川д川「いや、どう考えてもウチのクラスでは恋愛なんて有り得ないわよ……さてさて、次は桃味ね」プシュッ
(*゚ー゚)「え―そうかな?流石君とか私はカッコいいと思うけどな」
川д川「流石?ん―まあ普通じゃないかしら?とりあえず私の好みでは無いわね」ゴクゴク
(*゚ー゚)「じゃあ……同年代ならブーンやセント君。先輩ならアサピー先輩にビコーズ先輩とか?」
川#д川「ぜっっったいに無理ね!!逆に聞くけど、仮にしぃちゃんだったらブーンやらアサピー先輩らとキスしたりHしたりって考えられる訳!?」
(;*゚ー゚)「いや……それはちょっと想像出来ないけど。いきなり話が飛躍し過ぎじゃない?」
-
川#д川「そんなこと無いわよ!付き合うって事はそういう事もするって訳でしょ!?現にしぃちゃんだって元カレとズッコンバッコンしてたんでしょ!?」ゴクゴクゴクゴク
(;*゚ー゚)「さだちゃん、表現が酔っぱらった中年リーマンのそれになってるよ」
川д川「本当にウチのクラスはロクな男が居ないわね。ええと、あとは誰がいたかしら?松中に榊原、それから……?」ゴクゴク
(*゚ー゚)「あとは……オワタ君は?」
川#д川そ「はああぁぁぁぁぁ!!?無理無理無理無理無理ぃぃ!!!あんなのと付き合うくらいならゴミ捨て場に群がるGと結婚した方がいくらかマシよ!!」
(;*゚ー゚)「ねえ?せめて比較対象を脊椎動物にしてあげない?そこまで無理なの?」
川#д川「無理に決まってるでしょ!?あの何とも言えない不愉快な顔つきに20にして中年のオッサンのような下っ腹!!」
川#д川「意味もなく伸ばしたフケだらけの髪の毛に無精髭!極めつけはあの変な喋り方とナルシストっぷり!!」
(;*゚ー゚)「そこまで言いますか」
-
川#д川「言うわよ!!いくらしぃちゃんだってアレは無理でしょ!?」
(;*-ー-)「う―ん……まあ確かにね。あんまりルックスにこだわらない私でも清潔感が無い人は辛いかな」チビチビ
川д川「元カレはどんな人だったの?イケメン?」ゴクゴク
(*゚ー゚)「ん―?別にイケメンでは無かったよ。地味だしオタクだったし。居心地良かったからズルズル付き合ってた感じかな」チビチビ
川#д川「勿体無い!!しぃちゃんのルックスなら男なんて選り取り緑でしょうが!!」ゴクゴク
(;*゚ー゚)「いや、そんな事は無いよ?それに人間は外見よりも中身が大事だし」チビチビ
コンコン!
(*゚ー゚)そ「えっ誰!?先生の巡回?」
-
川д川「30分前に来たばかりだし、もう本来なら消灯時間よ?……とりあえず私出るからわ、お酒隠しといて」
(*゚ー゚)「うん、わかった」
コンコン!
川д川「はいはい、今出ますよっと」
ガチャッ
川;д゜川そ「ノロマース。どなたですか……ってげげぇ!?」
\(^o^)/「YO!山村じゃねえかYO!!」
川;д川(よりによって何でコイツが来るのよ!!噂をすれば影って奴!?本当にゴキブリみたいなやつね!!)
川д川「あ―……あんた何の用?もう結構遅い時間なんだけど」
\(^o^)/「別に山村に用なんかねえYO!俺はしぃに用があるんだYO!!」
川#д川(ヨウヨウヨウヨウ煩いゴキブリね……五寸釘を額にぶちこんでやりたいわ!!)
-
(*゚ー゚)「オワタ君……?私に何か用事?」ヒョコッ
\(*^o^)/「OH!しぃじゃんかYO!!お前に話があるんだYO!!」
(*゚ー゚)「はあ……?どうしたの??」
\(^o^)/「……しぃ」ヒザマズキ
川;д川(えっ!?いきなりゴキブリ野郎がしぃちゃんの前でひざまずいた!?)
(;*゚ー゚)そ「えっ!?何!?何!?」
\(^o^)/「」ガサゴソ
川д川(こいつ何自分のケツをガサゴソしてるんだ?)
\(^o^)/「コイツを受け取って欲しいんだYO!」ササッ
(;*゚ー゚)「えっ!?何これ!?ゴミ……じゃなくて指輪?」
川;д川(そしておもむろにしぃちゃんに手作りの指輪っぽい物を渡しおった!!つ―かしぃちゃんもゴミって酷いなおい!?)
-
\(-o-)/「お前は本当に美しいYO……そんなお前には……」
(;*゚ー゚)(え……何なの!?本当に何なのこの展開!?さっきから冷や汗と寒イボが止まらないんだけど!?)
\(^o^)/「さいっこうにCOOLでイケてる俺様と一緒に居るのがお似合いだYO……」
川;д川(そ……そしておもむろに!しぃちゃんの手を取って……!?)
\(-3-)/「しぃ……俺の女になれYO……」チュッ
(* Д )「」
川#д゚川(手の甲にキスしやがったあああああぁぁぁぁぁ死ねええぇぇぇぇゴキブリやろおおおおぉぉ!!!!)
-
(* Д )「」
(* Д ))「」……ゾワゾワ
((* ;Д ;))「ご……ごめ……!!」……ゾワゾワゾワゾワ!!
≡≡(* ;Д ;))「ごめんなさい―――――!!全身全霊でお断りします―――!!!」ダダダダッ
\(;^o^)そ「しぃ!?何故逃げるんだYO!?しぃ――――!!?」
川;д川そ「ちょっ!?しぃちゃんカムバッ―――ク!!」
……
……
-
(;*-ー-)「……と言うことがありまして」
*(;‘‘)*「うわぁ……」
(;´_ゝ`)「何度聞いても……その。まあ、ご愁傷さまです」
(;*-ー-)「一応お断りしたんだけどね。まだ諦めて無いらしくて……もし今年の旅行でも何か仕出かしたらって不安で不安で」
*(;‘‘)*「そのゴキブリ糞野郎には、今は彼氏が居るって説明したんですか?」
( ´_ゝ`)そ(コイツ……出来る……!)
(;*゚ー゚)「説明はしてないけど知ってる筈だよ。漫画科全員知ってると思う」
(;´_ゝ`)「それでもアイツは諦めね―だろうな……超絶ポジティブナルシストだし」
*(#‘‘)*「何なんですかそれ。もうただの疫病神じゃないですか」
-
(;´_ゝ`)「疫病神なあ。ああ、それとしぃちゃんに追い討ちかけるようで悪いけどもう1つ悪いニュースがあってだな……」
(;*゚ー゚)「へ?」
(;´_ゝ`)「オワタの野郎。何をどう勘違いしたのか、しぃちゃんの彼氏はアヒャだと思い込んでるっぽい」
(;*゚Д゚)そ「ええぇぇぇぇ!?」
*(‘‘)*「何でそこに悪魔先輩が??」
(;´_ゝ`)「アイツ、よく漫画科の教室に遊びに来るんだよ。あの性格だから結構しぃちゃんにもべたべたしてるから、それで勘違いされたっぽい」
*(;‘‘)*「ああ……なんか余計に話がややこしくなりそうな気が」
(*;ー;)「もうやだよおおぉぉ……旅行休みたい――!」
*(;‘‘)*「元気出して下さいよ!流石先輩やブーン先輩もついてるんですから、きっと楽しい旅行になりますって!」
(;´_ゝ`)「とりあえず俺もオワタには目を光らせとくからさ、あんまり心配し過ぎるのも毒だよ?
-
(*;ー;)「うぅ……」
*(‘‘)*「そうだ!気分転換に美味しいもの食べに行きましょうよ!!横浜に新しいお菓子屋さんが出来たんですよ!!」
( ´_ゝ`)「おっ!いいなそれ。ほら、しぃちゃんも行こうよ」
(*;ー;)「……ありがとう」
*(‘‘)*「じゃあ早速行きましょう!!今日は流石先輩の奢りですよ―!!」
(;´_ゝ`)そ「えっちょっ!?聞いて無いんだけど!?」
ワイノワイノキャッキャッ…
(*゚ー゚)(2人とも……)
(*^ー^)(……ありがとう)
(;*-ー-)(……ところで何か忘れてるような?)
-
2時間後 空き教室
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……おい」
(( ∀ ))「あいつら……!」プルプル
(#゚∀゚)「仕事サボってどこ行きやがったんだ畜生が――――!!!!」
*(‘‘)*「ん?」
(*゚〜゚)「どうしたのヘリカルちゃん?」モグモグ
*(‘‘)*「いや、今なんか悪魔の叫びが聞こえたような……」
( ´_ゝ`)「何だそりゃ?」モグモグ
-
今日の一杯
ほろよい
種類…チューハイ
サントリーが販売する果実のほのかな甘味や優しい飲み心地が特徴のチューハイ。
アルコール度数3%という飲みやすさから主に若い世代からじわじわと人気が広がっている。
ただしある程度酒に慣れている人間に対しては物足りなく感じる。
様々な期間限定品も人気の秘訣。
(*゚ー゚)「私のおすすめはアイスティーサワーと白いサワーです。色んな味があるから迷いがちなんだけどね」
-
以上です。
ありがとうございました。
>>604 お題了解しました。
-
乙
しぃの過去が気になる
-
>>627 乙ありがとうございます。
読んでくださる人に聞きたいんですが投下感覚短すぎますかね?
もう少しゆっくりの方が読者的に飽きないのかな?とか色々考えて訳分かんなくなってる1でした。
-
更新頻度は多いに越したことはないけど、2〜3日に一回でも充分かな。
作者さんのペースで続けてくれたらありがたい。
-
なんか上からな書き方になってしまって申し訳ないです。
いつも更新ありがとう。てきとーにでいいので最後まで続けてほしい。
-
乙です!ほろよいのアイスティーおいしいよね。
オワタの気持ち悪さが笑えたwww
-
ほろよいどこに出てきた?って思ったら貞子が飲んでたのがそうか
やっぱブーンやアヒャが酒のうんちく語る回の方が面白いな
-
>>613訂正
誤…川*д川「そうよ。人生初のお酒だから私にとってはアルコール3%でも大冒険だけどね……ウフフ」ゴクゴク
(*゚ー゚)「でも、これってほとんどジュースだよね?美味しいけど」チビチビ
正…川*д川「そうよ。人生初のお酒だから私にとってはアルコール3%でも大冒険だけどね……ウフフ」ゴクゴク
(*゚ー゚)「でも、『ほろよい』ってほとんどジュースみたいな物だよね?美味しいけど」チビチビ
-
乙ありがとうございます。
>>630 ありがとうございます。
21話から更新速度落ちると思います。
>>632 具体的にどこが面白いか指摘して頂けるのは本当にありがたいです。
描写不足申し訳ないです、少し訂正しました。
-
1です。
今夜23〜24時に20話目を投下します。
お題先送りにして申し訳ありませんが今回は「竹鶴12年」です。
-
乙
下手したらヘリカルとブーンのフラグが……ないか
-
お題 おつまみ
お酒とはちょっと違うけどいいかな?斬っても切れない関係だし
-
>>637 ごめんなさい
具体的にどんなオツマミか指定して頂けたら嬉しいです
-
投下します。
今回は竹鶴12年です。
-
(;^ω^)「ふぅ……ようやく荷造り終わったお」
( ^ω^)「明日から修学旅行かお。つっても里帰りみたいなものだから楽しみ半分、面倒半分で複雑な気持ちだけど」
プルルル…
( ^ω^)「んっ?アヒャ君かお?」ピッ
( ^ω^)「もしもし?」
『おう内藤!お前荷造り終わったか?』
( ^ω^)「たった今終ったとこだお?」
『よ―し!ならどうせお前暇だな!?今からウチに来いや!!』
(;^ω^)「えっ?何でアヒャ君家に?っていうか僕はこれからやる事が『あ―うるせ―うるせ―!!とにかく川崎駅で待ち合わせだからな!とっとと来いよ!?じゃあな!!!』プツッ!
ツーツー…
( ^ω^)「」
( ^ω^)「」
( ^ω^)「」
( ^ω^ )「」
-
( ゚∀゚)酒の肴は馬鹿話のようです
20杯目
-
アヒャ宅
( ^ω^)「おじゃましますお―」
( ゚∀゚)「おう、入れ入れ。今は親居ね―から遠慮しなくていいぞ。あっ俺の部屋はここな」
ガチャッ
(;^ω^)「……うわぁ」
(;゚∀゚)「何だよ?そんなに引く程散らかってはね―だろ!?」
(;^ω^)「いや、部屋自体は小綺麗だお?それにしてもこの酒の数は異常だお」
( ゚∀゚)「そうか?半分は空瓶だぞ」
(;^ω^)(いや半分って言ったって、これどう見ても100本以上あるんですけど……)
( ゚∀゚)「まあいいや。んでお前を呼んだ理由なんだが、ズバリこいつだ!」
( ^ω^)「……ズバリって言われても僕の目の前には部屋に不似合いな木材の固まりが転がってるだけだお?」
-
( ゚∀゚)「だからその木材が理由なんだっつ―の。ニトリで新しいタンス買ったから組み立てるの手伝わせる為に呼んだの」
( ^ω^)「今すぐに760円寄越せお」
( ゚∀゚)「は?」
(#^ω^)「往復の交通費だお!僕は今すぐに帰るお!!」
(;゚∀゚)「待て待て待てって!んだよノリ悪いな―!!」
(#^ω^)「こんな糞暑い中急に呼び出しくらって、いきなりタンス組み立てろって言われりゃ誰だってこの反応になるに決まってるお!!この悪魔!!」
(#゚∀゚)「誰が悪魔だ!俺は大天使モララエルの生まれ変わりってこの前2丁目の小川さんに誉められたばっかりなんだぞ!?」
(#^ω^)「知らねーお!あと間違いなくその小川さんはただの馬鹿だお!!」
(;゚∀゚)そ「おまっ!?小川さん馬鹿にすんなよ!?40過ぎて最近やっとニートから抜け出した凄い人なんだぞ!?」
-
(#^ω^)「凄いね!確かに凄いけど全くもって尊敬に値しないタイプの人間じゃね―かお!!」
(#-∀-)「あぁもう!うるせえうるせえ!!とりあえず口動かす前に身体動かせや!!」
(#^ω^)「その台詞、一字一句お返ししてやるおド畜生が!!!」
……
……
10分後
(#^ω^)(結局押しきられちまったお……僕の馬鹿!!)ガタンガタン
( ゚∀゚)「さ―てと、俺様は荷造り終わらせなきゃな」ガサゴソ
-
(#^ω^)「……つ―かなんで僕が1人でタンス組み立ててんだお!?あんたのタンスなんだからあんたも手伝えお!!」ガタンガタン
(*゚∀゚)「え―だって俺、力仕事嫌いなんだもん。それにこう見えても荷造りで忙しいし」ガサゴソゴクゴク
( ^ω^)「おいテメエ何飲んでやがる!右手のカンビールの代わりにとっととドライバー持ってこいお!」
( ゚∀゚)「ドライバー?」
(#^ω^)「ネジ回す工具だお!あれが無いと組み立てられないだろうが!!」
( ゚∀゚)「10円玉とかで回せばいいじゃん」
(#^ω^)「ネジ穴潰れるだろうが糞野郎。いいから持ってこいお!!」
( ゚∀゚)「……って言われても家にそんなもん無いんだが」
(;°ω°)そ「はいぃ!?なら組み立てなんか無理に決まってるお!!急いで買ってきてくれお!!」
( -∀-)「……ふぅ」
(;^ω^)「??」
-
(;^ω^)「……」
( -∀゚)「なあ、内藤」
( ^ω^)「……なんだお?」
( ゚∀゚)「外、さあ。……暑いじゃん」
( ^ω^)「……」
( -∀-)「外、さあ……」
( ^ω^)「……」
( ^∀^)「……暑いじゃん」ニコッ
-
(;゚∀゚)「あっうんゴメン調子乗りすぎたマジでゴメンすぐ買ってくるからその振りかぶった酒瓶降ろして下さい本当ゴメンナサイ」
-
……
……
1時間後
(#^ω^)「……終わったおおおおお!!」
(;´ω`)「あ―疲れた……僕は旅行前の休日に何やってんだろマジで」
( ^ω^)「アヒャ君に至ってはドライバー買ってきたかと思ったらリビングの方に引っ込んじゃったし……」
(#^ω^)(あいつリビングでTV見てくつろいでんじゃね―だろうな)
(#^ω^)「アヒャく――ん!!組み立て終わったお――!?」
「お―うご苦労!!あと10分位で出来るから漫画でも読んで待ってろ――!!」
( ^ω^)「……ん?」
( ^ω^)「アヒャ君も何か作ってんのかお?」
( ^ω^)「……まあいいや、言われた通り漫画でも読んでるかお」
(*^ω^)「あっ『聖☆お兄さん』の新刊だお」ペラ…
-
キッチン
(;゚∀゚)「ふぅ……。食材だけ先に切っといて正解だったな。まさか俺の荷造りとタンスの組み立てがほぼ同時に終了するとは。」
( ゚∀゚)「え―と、とりあえず沸騰した鍋にスパゲッティーニをぶち込んで……」パサ!
( ゚∀゚)「そしたら塩をドン引きするくらいにぶち込む」ザッザッザッザッ
( ゚∀゚)「んでオリーブオイル少々入れて、5分待つ」
( ゚∀゚)「んでお次は熱したフライパンに適当に切った油揚げ、エリンギ、小松菜をぶちこんで……」ジュー…
(*゚∀゚)「ポン酢で炒め煮開始―!!」ドポドポドポ…
( ゚∀゚)「あとは白だしと日本酒少々……って日本酒は部屋に置きっぱだったな」チョロチョロ…
(#゚∀゚)「おい内藤―!!部屋から日本酒持ってきてこっち来てくれや―――!!」
「はいはいお―!ったく人使い荒いんだから」
(;^ω^)「……ってアヒャ君何やってんだお?」
-
( ゚∀゚)「見りゃ分かんだろうが!料理だよ料理!!おら、とっとと日本酒寄越せ!!」
( ^ω^)「あっ、はい」
( ゚∀゚)「菊水の辛口か……ま―いいや、ご苦労」ドポドポドポ…
( ^ω^)(あのアヒャ君が料理……?)
( -∀゚)∂゙「ん―味はまあ、こんなもんか。濃い目でいいだろ」ペロッ
(;^ω^)(ものスッゴい気持ち悪いいいぃぃぃぃ!!)
ピピピピピ…
( ゚∀゚)「そしてナイスタイミングでゆで上がりっと。とりあえず軽くお湯を捨てて」ザザザ―…
( ゚∀゚)「パスタを皿に盛り付ける―もちろんゆで汁を軽く絡ませながらな―」
( ^ω^)(コイツ誰に喋ってんだろ……?)
-
( ゚∀゚)「んで、この上にさっき炒め煮した具材を乗せて……」
(°∀゚ )「おい内藤!お前納豆は食えるか?」クルッ
( ^ω^)「えっ納豆?好きだけど……」
( ゚∀゚)「ん。ならよし。」ガチャッ
(#°∀゚)「冷蔵庫から納豆取り出してかき混ぜて」ネバネバ
( -∀゚)「上に乗せて……ん―見た目悪いな。刻み海苔でも乗せとくか」パラパラ
( ^ω^)(何作ってんだろ……)
(*゚∀゚)「うっし完成!!内藤!テーブル皿並べろ!!」
(;^ω^)「あっ、はい」
( ゚∀゚)「俺様は部屋に戻って酒を取ってくる……」イソイソ
( ^ω^)「これは納豆パスタ……かお?」
( ^ω^)「の割には手が込んでるような?結構いい匂いだし」
(;^ω^)「……」
(;^ω^)「……毒とか入ってないおね?」
-
(#゚∀゚)「入ってね―よタコ!失礼な奴だな!!おらタンブラー持てよ!!」
(;^ω^)「あっはい。その瓶はウイスキーかお?」
( ゚∀゚)「おう。まあ和風パスタだからジャパニーズのハイボールとシャレこもうかと思ってな」トクトク
( ^ω^)「ははあ、なるほど」トクトク
( ゚∀゚)「んじゃ、ちょいと遅めの昼飯としますか!乾杯!!」
( ^ω^)「あっ乾杯だお―」カンッ
(*゚∀゚)「……!」ゴクゴクゴクゴク
( ^ω^)(まあ頂くかお……)ゴクゴク
( °ω°)そ(……っ!!何だおこの味は!?)ゴクゴクゴクゴク!
(*゚∀゚)「……っかあ!相変わらずうま( *°ω°)「うっめええぇおお!!このハイボールめちゃんこ美味いおアヒャ君!!」
( ゚∀゚)「ん?おう。良かったな」モグモグ
-
(*^ω^)「料理も……あっ!!見た目以上にさっぱりしてて美味い!それでいて濃い目の味付けだから酒がますます進むお!!」モグモグゴクゴク
(*-∀゚)「アヒャヒャヒャwwそりゃ良かったなwwまあ、俺様の料理が美味いのは当たり前だし、何てったってこの酒はかの有名な……」
(*゚∀゚)「『竹鶴12年』だからな!!」ドヤァ!
( ^ω^)そ「マジかお!?あの竹鶴かお!!」
(;^ω^)「……ゴメン、知らんお。竹鶴って何だお?」
(#゚∀゚)「ぶっ飛ばすぞテメェ!!」
……
……
-
別人だけどつまみなら胡瓜とか野菜系がみたいです
-
アヒャできる男や...
-
いくらスコッチに目がないとはいえウイスキー好きで今竹鶴12年を知らないってないだろwww
-
(*^ω^)「……ふぅ。ご馳走さまだお」
(*゚∀゚)「あ―食った食った」ゴクゴク
( ^ω^)「それ、ストレートかお?」
(*゚∀゚)「おう。酒はそのままが一番美味いからな」ゴクゴク
( ^ω^)「僕も頂いていいかお?ロックで」
( ゚∀゚)「おう。ほれ、新しいグラスに氷」カランカラン トクトク
(*^ω^)「ありがとうだお……あっやっぱり美味い!」チビチビ
( ゚∀゚)「つ―かウイスキー通を気取ってる癖に竹鶴知らないとかどうなのよ?」ゴクゴク
(#^ω^)「僕はスコッチ専門なんだお!!」
( ゚∀゚)「……シングルモルトのロールスロイスは?」
( ^ω^)「?? ロールスロイスは車だお」チビチビ
(;゚∀゚)(ダメだこりゃ)ゴクゴク
-
(*^ω^)「それにしても美味しいお……久々に感動する程に美味しいウイスキーに出会ったお」チビチビ
( -∀゚)「ん―まあな。馬鹿舌の俺でも美味いって分かるんだから相当上物だとは思うぜ」ゴクゴク
(*^ω^)「香ばしい樽の香りが口いっぱいに広がり、大自然のを彷彿とさせる爽やかさが後追いするように口内を駆け巡る」
(*^ω^)「さらにフルーツのような自然な甘さが口でとろけ、やがて自然に消えていく……なんと素晴らしい美酒だお!」
(#゚∀゚)「相変わらずうざって―飲み方するよなお前って」ゴクゴク
( ^ω^)「僕の扱い酷すぎだお!!……ところでこの酒って幾らくらいなんだお?」
( ゚∀゚)「ん?2000円代だったと思うぞ?」
(;^ω^)そ 「はあ!?この味で安すぎないかお!?」
( ゚∀゚)「コスパ最強だよな―。ま、もともとジャパニーズってコスパが良いやつ多いんだけどよ」
-
(*^ω^)「その値段なら僕にも買えるお!!旅行から帰ってきたら早速買ってみるお!!」
( ゚∀゚)「アヒャwwそうしろそうしろwwww」
( ^ω^)(?? 何笑ってんだろ?)
(*゚∀゚)(今の時期じゃあ殆ど売って無いとは思うがなwアヒャヒャヒャwwww)
( ゚∀゚)「あっそういや明日の件どうなった?兄者から聞いてんだろ?」
( ^ω^)「ああ、ウイスキーを1本荷物に紛れさせて持ってくんだお?任せてお」チビチビ
( ゚∀゚)「ならいいや。近くにコンビニすら無いらしいからな……旅先で酒が飲めないなんて考えたくもね―や」ゴクゴク
-
( ^ω^)「僕は旅先って感覚があんまし無いお―……楽しめるといいな―」
(*゚∀゚)「俺様は去年みたいにトラブルが起きてくれる事を祈ってるぜ―アヒャヒャヒャww」
(#^ω^)「またこの性悪男は……去年のトラブルってオワタ君の件かお?」
( ゚∀゚)「違う違う。フォックスが大暴れした話知らない?」
(;^ω^)「えっ、あのフォックス君が?何やらかしたんだお?」
( ゚∀゚)「いやwあいつもただの馬鹿だからよwwアヒャw今思い出しても笑えるわwグラフィック科の松本って分かるか?」
( ^ω^)「え―と、確か今年の学園祭の副実行委員長だおね?松本ボッコス君だっけ?」
( ゚∀゚)「そうそう。んでさ、松本ってアングラ系のクラブで皿回してる訳よ。そこら辺から変な草持ってきたらしくてさ」
( ^ω^)「草?」
( ゚∀゚)「ま、よく分からんが噛むタイプのタバコかハーブじゃねえか?多分。んでフォックスが深夜に酔った勢いでそれ使ったら大ハッスルしちまったらしくてww」
-
(;^ω^)「え―……フォックス君って大人しいイメージあったんだけど」
( ゚∀゚)「あいつが大人しいなんて無い無いwwんで!テンション上がったフォックスが服飾科の女子部屋に乱入して来たんだわww」
(*^ω^)(女子部屋……)
( ゚∀゚)「まあ俺も含めて、服飾科1年はそこで飲み会してたから当然ビックリな訳よ!だと言うのにあいつったら」
( ゚∀゚)「そんな俺達なんて目もくれずwそのままミセリの目の前に座ったかと思ったら……」
(*。>∀<)「いきなりDキスかましてミセリの事を押し倒しやがったwwwwアヒャヒャヒャww」
(; °ω°)そ「はあ!!?」
-
(*。-∀゚)「んでまあ、俺らも酔っぱらってたからヤレヤレ―って騒いでたらさwフォックスが調子乗ってそのまま手マン始めやがってwwwwいやw流石に止めたわwwwwアヒャヒャヒャwwww」
(; ω )(怖い……服飾科とグラフィック科って怖い!!リア充怖い!!いやむしろDQN怖いお!!)
(*°∀゚)「いや―後にも先にもフォックスの頭をぶん殴ったのはあれが最後だったわなwもう部屋の中が雌臭ぇ―のなんのってw」
(*°∀゚)「おまけにミセリの方も顔真っ赤にしてアンアン鳴いてるんだからなwアヒャヒャヒャwwありゃ爆笑もんだったわwwww」
( ^ω^)))「うん。とりあえずアヒャ君は知ってたとしてフォックス君も屑野郎だと言うのは利害したお」スススッ
(*°∀゚)「おいおい引くなってw旅先の悪ノリだろw……あ―何か旅行楽しみになってきた!!」
( ^ω^)(あ―何か旅行不安になってきたお)
-
(*°∀゚)「……うっし!今日は!景気づけにじゃんじゃん飲むぞ!!ほれほれ内藤もう一杯だ!!」トクトク
(;^ω^)「ちょっと!明日があるんだからあんまり飲み過ぎないでくれお!?」
(*°∀゚)「知るか知るか!楽しもうぜ―アヒャヒャヒャ!!」ゴクゴクゴクゴク!
……
……
-
――そして翌日――
.
-
内藤宅
(;´ω`)「うぅ……アヒャ君のせいで二日酔いだお……気持ち悪い」
( ´ω`)(はあ……幸先不安だお……何も起きなきゃいいけど……)
(;‐ω‐)(ん―でもオワタ君が何か企んでるっぽいんだよな―……今回は彼とも同室だからまきこまれなきゃいいんだけど……)
( ´ω`)「」ハア
( ^ω^)「……ま、とりあえず行くかお」
(;´ω`)「あ―頭痛い身体ダルい気持ち悪い」オェ
-
兄者宅
l从・∀・ノ!リ人「おっきい兄者―!お土産買ってきて欲しいのじゃ―!!」
(*´_ゝ`) 「おう妹者!何が欲しいか言ってごらん?」
l从・∀・ノ!リ人「妹者は土地が欲しいのじゃ―!そこに妹者様万歳帝国を築いて醜い雄豚共を調教してやるのじゃ―!」
( ´_ゝ`) 「ん―お兄ちゃん妹者の言ってる事がちっとも分からないぞ―」
(´<_`;)(妹者が段々と姉者に毒されている……)
∬´_ゝ`)「あっ兄者。なんかSMに使えそうな物が有ったら買ってきなさい」
( ´_ゝ`) 「ねえ。あんたらは山梨という存在に何を求めてるの?ねえマジで」
-
フォックス宅
爪'ー`)「え―と、携帯と財布と……」
爪'ー`)「タバコとタバコとタバコとタバコ。んでタバコにタバコにタバコだな。それからタバコだな」
爪;'ー`)「……カートンで買ったとは言え心許ないな」
爪'ー`)「……あっそうだ」
爪'ー`)(……一応コンドーム持ってくか)
爪'ー`)「……」
爪'ー`)「最近ミセリとヤッてね―な―」
爪;'ー`)そ「やば!ライター忘れてた!」
-
しぃ宅
(*゚ー゚)「行く前にテレビ消さなきゃ……ん?」
『6月生まれの貴女の運勢は……恋愛運最高!』
(*゚ー゚)「!」
『意外なあの人からの熱烈な告白が貴女を待ってるかも☆』
(;*゚ー゚)(意外なあの人から……)
(;*゚ー゚)(熱烈な告白……!?)
(*゚ー゚)(\(^o^)/)
((;* ー ))(\(^o^)/\(^o^)\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/)ガクブルガクブル
(*;ー;)「……見なければ良かった」テレビプチッ
-
アヒャ宅
( -∀-)「ん――ねみ……」
( -∀゚)「……眠気覚ましにジャック飲んどくか」トクトク
(*゚∀゚)「」ゴクゴクゴクゴク
((* ∀ ))「……!」プルプル
(*゚Д゚)「……っかあ!!最高だぜジャックダニエル!!テンション上がってきた―!!」
(#゚∀゚)「うっしゃ行くぜ!!最高に馬鹿騒ぎして、最高に馬鹿話して、最高に美味い酒飲んでやるぜ!!アヒャw」
(*゚∀゚)「オヤジ―オフクロー行ってくるぜ―!!アヒャヒャヒャww」
-
2泊3日 修学旅行
山梨県 八ヶ岳編
次回開幕
.
-
今日の一杯
竹鶴12年
種類…ウイスキー
ニッカウヰスキーの創業者でもあり「日本のウイスキーの父」名高いと竹鶴 政孝氏の名前を戴く逸品。それが『竹鶴』。
特に12年に関しては圧倒的なコスパによりかなり知名度は高く、さらに生産終了という電撃発表によりその知名度はさらに上昇。
2014年度、もっとも熱いジャパニーズウイスキーと言っても過言では無い。
現在(8月)では入手難易度は高く、また価格もかなり高騰している。
( ゚∀゚)「安くて美味い酒。本当にあるんだなって関心させられるぜ。はっきり言うわ、飲まなきゃ損だ!!」
-
以上です。途中寝落ちしましたが投下終了です。
ありがとうございました。
>>654 お題了解しました。
>>656 「酒の肴は馬鹿話のようです」は実話を元に書いています。つまり……ww
-
乙
旅行編楽しみ
-
乙
貴様リア充だったか!
修学旅行楽しみだなー
-
乙
竹鶴12年をハイボールで飲むのは勿体ないって思っちゃう俺は貧乏人
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フォックスの話も実話かよすげーな……
-
>>638
じゃあ、酒の肴(さなか)というくらいだから魚とか
鮭とばとかチータラとかコンビニで買えそうな物かな
もし、登場人物に料理出来る人がいたら、お造り、、塩焼き、煮付けとか、なめろうなんかもいいね
高級路線で、コノワタ、クチコ、カラスミなんかも
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乙や支援ありがとうございました。
>>676フォックスの話も実話です。というか本当はもっときわどい事してたんですが割愛しました。
>>677チータラ鮭とば、魚系料理。了解しました。料理はしぃとアヒャが作れます。
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現在の未消化お題
・アブサン(作者飲んだこと無し)
・キリンラガー
・キリン秋味(作者飲んだこと無し)
・野菜系つまみ
・チータラ
・鮭とば
・魚料理
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皆さんこんばんは。1です。
今のところの構想なのですが、とりあえず第30話+番外編2話で『第1部を完結』させようと思っています。
本来でしたら全30話として、きっちり完結させる予定だったのですが、書いてる内に楽しくなってしまいどんどん長くなってしまいました。
とりあえずこのままのペースで行くと、完結までには70話程書くつもりですので気長にお付き合いして頂けたら幸いです。
また、酒を中心にお題を募集しています。好きな酒や気になる酒がありましたらリクエスト下さい(ただしあまり高級な物は勘弁して下さい)。
実話を元に書いている関係でお題消化がかなり前後しますが、ご了承下さい。
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>>679追加
・モヒート
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あんまりでかいこと言わない方がいいぞ
長編になると大体逃亡するんだし
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そんなこと言わないで応援しろよ
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>>682>>683ありがとうございます。
逃亡せずにまったりやっていきます。
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タバコの連続吹いたwwww
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続き楽しみだー
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乙や感想ありがとうございます。1です。
深夜の12時に第21話の前編を投下します。
今回はキリンラガーとバドワイザーの話です。
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投下します
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第1パーキングエリア
(;゚∀゚)「あ―つっかれた……移動時間ってどうしてこう、無駄に疲れるかね。バス移動って本当にトロいよな―」
<ヽ`∀´>「ホルホルホル!若いのにだらしないニダよヤライワ!」
( `ハ´)「そうそう、若者は元気が一番アルよヤライワ」
(#゚∀゚)「やっかましいこの留学生コンビが!あと俺の名前は『ヤライワ』じゃなくて『笑家(ワライヤ)』だっつ―の!」
( `ハ´)「そんな細かい事気にしちゃダメアルよヤライワ」
<ヽ`∀´>「そうニダ!後輩には優しく接しないと謝罪と賠償を請求しちゃうニダ!」
(#゚∀゚)「都合いい時だけ後輩面するんじゃねえ!テメエら二人とも25歳じゃね―か!俺より5つも年上だろうが!!」
-
( "ゞ)「あっ、先輩。良かったらポカリ飲みます?まだ口つけて無いんで」
(*゚∀゚)「えっいいの?サンキューなデルタ!いや―やっぱり持つべき物は可愛い年下の後輩だわな!」
<#`Д´>「ファビョーン!聞き捨てなら無いニダ!」
(#`ハ´)「私達だってヤライワの可愛い後輩アル!」
(#゚∀゚)「喧しい!なら先ずは俺様に敬語を使いやがれ!!話はそれからだ!!」
<*`∀´>「「ワタシタ―チニ―ホンゴワ―カリマセ―ンwwww」」(`ハ´*)
(#゚∀゚)「しばくぞテメェら!!」
(;"ゞ)(相変わらず遊ばれてるな……この人)
ゲロゲロゲロゲロ……!
( "ゞ)「ん?何か嫌な音が聞こえたような……」
-
(; ω )「気持ち悪いお……うっ!」ゲロゲロゲロゲロ
\(^o^)/「HeyHeyホライゾン!一体全体どうしたってんだYO!?背中さすってやるYO!」スリスリスリ
(;´ω`)「いや、昨日ちょっと飲みすぎちゃって……」
(;´_ゝ`)「ああ、またアヒャの野郎か?お前もいい加減断ればいいのに」
(;´ω`)「それが出来れば苦労はしないお……ありがとうオワタ君。もう大丈夫だお」
\(^o^)/「気にするなYO!ブラザーの面倒ならいつでも見てやるからYO!!」
( ´ω`)(いつから僕はこいつのブラザーになったんだろ?)
(#’e’)「アヒャ!?アヒャって一体誰でござるか!?ブーン氏をこんな目に合わせるなんて拙者、許せないでござる!!」
-
( ´_ゝ`)「ああ、セントは知らね―よな。俺らが最近よく連んでる服飾科の飲み仲間だよ。かなりバカなやつだけど」
(’e’)「」
( ´_ゝ`)「ん?」
((; e ))「服飾科……怖い……リア充怖い……視線で殺される……」ガクブルガクブル
(;´_ゝ`)「お前は服飾科を一体何だと思ってるんだ」
川#д川「チッ……アイツら邪魔ね」
(;*゚ー゚)(御手洗いに行きたいのにバスの出入口にオワタ君がいるから怖くて行けない……)
-
爪'ー`)y‐3「喫煙所って天国だよな」スパー
( ・ω・)y‐3「それは言い過ぎだと思うぞ」スパー
爪'ー`)y‐「地球上の全ての場所が喫煙所になればいいのに」スー
( ・ω・)y‐「お前のおかしな提案で地球をヤニ臭くするのは辞めてくれ」スー
爪'ー`)y‐3「百歩譲るからせめてバス内を喫煙可にして欲しい」スパー
( ・ω・)y‐3「嫌煙家が悪酔いしまくってバス内が阿鼻叫喚になる図が簡単に想像出来るけどな……って、何かミセリっちがこっちに歩いて来るぞ?」スパー
爪'ー`)y‐「はあ?ミセリが煙草吸うわけ無い……って本当だ」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪'ー`)y‐「……よう」
-
ミセ*゚ー゚)リ「今日の夜」
爪'ー`)y‐「あ?」
ミセ*゚ー゚)リ「今日の夜、服飾科の女子部屋で飲み会やるから」
爪'ー`)y‐「はあ」
ミセ*゚ー゚)リ「あんたも来て」
爪;'ー`)y‐「は?」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ」
スタスタ……
( ・ω・)y‐「……デートのお誘い?」
爪'ー`)y‐「違うだろ。何で俺が服飾科の飲み会に?」
( ・ω・)y‐「まあ、とりあえず。顔出せば?」
爪'ー`)y‐「おう。ボッコスも来るか?」スー
( ・ω・)y‐「いや、俺服飾科の知り合いミセリっちしか居ね―し」スー
爪'ー`)y‐3「ああ実行委員関係か。ならアヒャとかは?」スパー
( ・ω・)y‐3「アヒャっち?俺、ぶっちゃけアイツとあんま絡みたく無いんだよな」スパー
爪;'ー`)y‐「あ―……」
-
( ,,^Д^)「生徒の皆さ―ん!そろそろ出発しますよ―!!」
(゚A゚* )「それぞれの学科ごとのバスに戻ってや―!!」
<_プー゚)フ「遅いやつは置いてっちまうぞ―!!」
<_プー゚)フ+「あっ皆さん始めまして。グラフィック科担任のエクストと申します」キリッ
(゚A゚* )「なあモミアゲ?誰に向かって喋ってるん?」
-
八ヶ岳
漫画科男子 第一バンガローハウス
( ^ω^)「やっとついたお―」
(;´_ゝ`)「はぁはぁ……山道辛すぎるだろうが。何で内藤はそんなに余裕なんだよ!?」
( ^ω^)「そりゃあ小中学校時代に毎日山を登り降りしてたから慣れたもんだお」
(;´_ゝ`)「お前は野性児か何かかよ」
( ^ω^)「学校が山の上にしか無かったんだお。と言うかセント君とオワタ君は?」
(;´_ゝ`)「さあ?死にそうな顔でヒーヒー言ってたからまだかかるんじゃね―か?」
( ^ω^)「皆だらしないお―」
(;´_ゝ`)「お前が異常なだけだろ……。つ―か集会って何時からだっけ?9時半?」
( ^ω^)「ん―旅のしおりによると45分からだお。だからあと20分も無い感じ」
-
(;´_ゝ`)「こんな山道登らされた挙げ句に理事長先生の長話を聞かされなきゃいけね―のかよ。かったりい」
( ^ω^)「まあまあ、ぼやいても仕方無いお。とりあえず準備しようお」
( ´_ゝ`)「まあ、先ずは準備の前に……」
ガチャ
\(;o )/「死ぬYO……マジDEADだYO……!」
(; e )「ここが拙者の墓場になろうとは……ごふっ……!」
(;´_ゝ`)「死にかけのこいつらをどうにかしなきゃな」
( ^ω^)(ほんっとにだらしないな―都会っ子って)
……
……
-
集会場
(#゚∀゚)「……ったく!やっと終わったぜ!!あのジジイの話が長いこと長いこと」
( `ハ´)「年上の人の話はちゃんと聞かなきゃダメアル。これ、儒教の教えアル」
<ヽ`∀´>「あくび連発してたシナーが言うと説得力0ニダ」
( `ハ´)「ぶっちゃけ儒教とかど―でもいいアル」
(;゚∀゚)「なら始めっからど―でもいい事言うなよ。つ―かお前クリスチャンだろうが」
( `ハ´)「キリストさんマジでパね―アルw」
-
( "ゞ)「っつ―か、この後どうします?昼飯まで3時間近くあるんですけど」
( ゚∀゚)「13時から昼食だっけか?つ―かスケジュールざっくりし過ぎだろうが……1日目なんか飯と風呂以外ほとんど自由時間じゃね―かよ」
<ヽ`∀´>「ウリとシナーはとりあえず女子のバンガローにお邪魔してトランプでもしてくるニダ」
( "ゞ)「じゃあ俺は疲れたんで自分達のバンガローに戻って昼寝してきます。先輩はどうしますか?」
( -∀゚)「ん―俺様はどうすっかな―?」
……
……
-
グラフィック科男子 第一バンガローハウス
爪;'ー`)「なあ、なんでグラフィック科だけ大部屋なんだよ?」
( ・ω・)「俺に聞くなよ。つ―か広いな、おい」
爪'ー`)「でもここに15人が寝るんだぞ?そう考えたら狭くないか?」
( ・ω・)「確かに。女子が羨ましいよな、確か5人で1部屋だっけ」
( ・ω・)「他の学科も大体4、5人で1部屋らしいぞ」
爪'ー`)「羨ましい。つ―か昼食まで何する?いくらなんでも時間空きすぎなんだけど」
-
( ・ω・)「夜の飲み会に備えて、コンビニで酒買いにも行くか?」
爪'ー`)「別にいいけど大して時間潰せないだろ?」
( ・ω・)「ところがどっこい、携帯の地図によると片道だけで1時間は歩かないと最寄りのコンビニに着かないらしい」
爪;'ー`)「うっわマジかよ。流石田舎だな」
( ・ω・)「んでどうするよ?」
爪'ー`)「……まあ、旅行まで来て昼寝するのも何かアレだしな。とりあえず散歩がてら行くか」
( ・ω・)「うっし。そうするか……お―い!1年ども!!これから下山してコンビニ行くぞ――!!」
……
……
-
( ・ω・)「……で」
爪;'ー`)「何でアヒャまで居るんだよ?」
(*゚∀゚)「何だよ―別にいいだろ―!俺様だって暇だったんだよ―!」
爪'ー`)「服飾科のやつらは?」
( ゚∀゚)「昼寝したりトランプしたりって感じだな。もう暇すぎて暇すぎて」
( ・ω・)(あ―。こいつってまだ服飾科からハブられてたのか。ダッセ―な―)
( ゚∀゚)「つ―か道あってんの?これ。そろそろ1時間歩いてんぞ?」
爪'ー`)「携帯のナビによれば間違いは無いはずなんだけど……確かになかなか着かないな」
( ・ω・)「おう、アヒャっち。フォックス。俺はちょっと後ろの1年達と話してくるわ」
爪'ー`)「おう」
( ・ω・)「お―いお前ら―生きてっか―!!」
爪'ー`)(改めて後ろを見てみると蟻の行列みたいだな)
-
( ゚∀゚)「……1年の頃はな―」
爪'ー`)「ん?」
( ゚∀゚)「服飾科全員と仲良かったのにな―と思ってさ。いやまあ、グラフィック科のやつらも、松本とか清水ちゃんとも結構飲んでたじゃん?」
爪'ー`)「まあな。でも別に服飾科全員と折り合い悪い訳じゃないんだろ?」
( ゚∀゚)「まあ、男女問わず後輩からは好かれてるかな」
爪'ー`)「じゃあいいだろ」
( ゚∀゚)「まあな―」
爪'ー`)「それに、内藤達いるじゃん」
( ゚∀゚)「それでもさ―」
爪'ー`)「ん?」
( -∀-)「やっぱりさ―何かさ―。寂しいよな」
爪'ー`)「……」
-
( ゚∀゚)「ま―今さら気にしたって仕方ないんだけどよ。でも、ま―気になるわな」
爪'ー`)「あ―……」
( ゚∀゚)「いつの間にか松本にも清水ちゃんにも嫌われちゃってる感あるしな―」
爪'ー`)「……気のせいだろ」
( ゚∀゚)「いや―ま―あれだわ」
爪'ー`)「あ?」
( -∀-)「なんつ―かさ―。今はとにかく」
爪'ー`)「……」
(#゚∀゚)「ビール飲みて―!」
爪'ー`)「全然関係ね―じゃんw」
-
爪'ー`)y‐酒の肴は馬鹿話のようです(゚∀゚ )
21杯目(前編)
-
(*゚∀゚)「コンビニついたら黒ラベルをグイッと行きたいわ」
爪'ー`)「あ―俺も何か飲もうかな」
( ゚∀゚)「フォックスってビールは何派だっけ?」
爪'ー`)「種類って意味?まあ、バドワイザーかな?」
( ゚∀゚)「軽くね?」
爪'ー`)「軽いのがいいんだよ。夏に飲むには最高だろ?」
( ゚∀゚)「ま―確かにな。海外ビールってコンビニによっては売ってなかったりするけどな―」
爪'ー`)「これから行く所にはあるかな?」
( ゚∀゚)「無いんじゃね?田舎だし」
-
爪'ー`)「だよな―」
( ゚∀゚)「あ―早くビール飲みて―!!」
爪'ー`)「つ―か全く建物が見えね―な。木と電柱しか無いぞ?」
(゚∀゚ )「……本当にコンビニにたどり着くんだろうな?」
爪;'ー`)「……」
(゚∀゚#)「おい何か言えやこら」
……
……
-
んん?なんか時々アヒャがつーちゃんに見える
-
1時間後
某リカーショップ
(#゚∀゚)「おいこらコンビニの筈だろおいこら」
爪;'ー`)「まあ、とりあえず結果オーライだろ?コンビニより種類もあるし」
( ゚∀゚)「いやま―そうだけどよ―。つ―かもう12時だぜ?どう考えても帰り間に合わなく無い?」
爪'ー`)「4、5人ずつタクシー使うしかね―な」
( ゚∀゚)そ「あ―それならいいか。……って何じゃこりゃ!?」
爪'ー`)「あ?どした?」
(;゚∀゚)「ビールがほとんど売り切れなんだよ!?あと3本しか売ってね―じゃんかよ!!」
爪'ー`)「うわっマジか。あっでもバドワイザーあるわラッキー」
-
(;゚∀゚)「え―黒ラベル無いじゃん……ショックでかいんだけど」
爪'ー`)「バドワイザー2本あるからアヒャも買えばいいじゃん」
( ゚∀゚)「飲んだ気しないだろうし、今日はバドワイザーって気分じゃね―んだよ……しゃあねえ、これでいいや」
爪'ー`)「麒麟?」
( ゚∀゚)「うん。先に会計して外に出てるわ」
爪'ー`)「おう、分かった」
爪'ー`)「……」
爪'ー`)「やけにワインやら果実酒やらが多いな。缶酒が少ないのは誤算だったな」
爪'ー`)「……ん?桃の酒か?」
爪'ー`)「あっ山梨だからか。こういう系の酒だったら土産に良さそうだな」
爪'ー`)「……」
爪'ー`)「ま、初日から土産買う必要は無いよな。会計すっか」
-
>>708
アヒャとつーちゃんと眉無しジョルジュは見分けるのが困難
-
爪'ー`)「おう。アヒャ、待たせたな……っておい!」
( ゚∀゚)「あ?」ゴクゴク
爪;'ー`)「何でもう飲んでるんだよ!これから昼飯なんだぞ?」
( ゚∀゚)「だってよ―冷たい内に飲まなきゃ不味くなっちまうじゃね―かよ。冷蔵庫なんて無いんだから」
爪'ー`)「……あっ、そっか。バンガローには照明と布団くらいしか無いもんな」
( ゚∀゚)「そうそう。ほら他のやつらが戻って来る前にフォックスも飲んじまえよ」
爪'ー`)「まっそうだな」プシュッ
(* ゚∀゚)「う―っし!あ―りカンパーイ!」ゴクゴク
爪*'ー`)「乾杯。……あっ、うま」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「まあまあ麒麟も悪くないな」ゴクゴク
爪*'ー`)y‐「バドワイザー最高。キングオブビア最高」カチッ
( ゚∀゚)「世界で1番売れてるビールだっけか?フォックスってオリオンビールとかも好きだろ?」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「おう。あれも軽いしな」ゴクゴク
( ゚∀゚)「ビールがまだ飲めない時に、練習用に飲んだのがオリオンとバドワイザーだったな―」ゴクゴク
爪'ー`)y‐3「ああ、そういやアヒャって入学したばっかりの頃はビール嫌いだったよな。つ―か今さらだけどさっきの何?」スパー
( ゚∀゚)「は?何が?」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「いや、乾杯の挨拶?何か変だったから」ゴクゴク
-
( ゚∀゚)「『あ―りカンパーイ』ってやつ?沖縄の方言みたいなもんだ」ゴクゴク
爪'ー`)y‐「ああなるほど。たまに方言出るよなアヒャって」スー
( ゚∀゚)「ああ、『はいさーい』とか?まあ何だろ?癖かな?」
爪'ー`)y‐3「でも沖縄行った事は無いんだろ?」スパー
( ゚∀゚)「1回も無いなwでもまあ、三味線で民謡とか練習すると覚えちまうんだよな―……っと、ご馳走さん」ゴクゴクカラン
爪'ー`)y‐「そんなもんか。つ―かもう飲んだのかよ」ゴクゴク
( ゚∀゚)「結構味わって飲んだ方だぜ?麒麟のラガーなんか久々に飲んだからよ」
爪'ー`)y‐「そう言えばラガーってどういう意味なんだ?」
( -∀゚)「あ―……確か上か下かだった気がするぞ」
爪;'ー`)y‐「は?」
-
( ゚∀゚)「上の方で発酵させるとエールで、下だとラガー。そんな話を何かで読んだ気がする」
爪'ー`)y‐「は―。なるほどな」ゴクゴク
( ゚∀゚)「まあ、味とかも違うんじゃね?知らねーけど」
爪'ー`)「種類も違うんだから味も違うんだろ―な……っと、あいつらも買い物終わったみたいだな」ゴクゴクゴクゴクカラン
( ゚∀゚)「だな―そろそろ帰るか」
爪'ー`)「だな。……お―いボッコス!もうめんどいからタクシー呼ぼうぜ―!!」
……
……
-
漫画科女子 第二バンガロー
(*-ー-)「はあ……」
川д川「しいちゃんったら、まだ朝の占い気にしてるの?」
(;*゚ー゚)「普段なら占いとか見ないんだけどね……よりによって今日見ちゃうなんて」
川д川「占いったって朝のテレビ番組でしょ?当てにならないわよ。あんなの」
(*-ー-)「そう言われても……」
川д川「そうだ!なら私が占ってあげるわよ!」
(*゚ー゚)「へ?さだちゃんが占うってどういう意味?」
川д川「私、実は趣味でタロットやってるのよ。夜にでも披露しようかと思って持ってきたのよ!」
(*゚ー゚)「へ―凄いね!!朝の占いよりも信用できそう!」
-
川―川「ふふん。あったりまえよ!じゃあしぃちゃんの恋愛運を占いましょう……っと」シャカシャカ
(*^ー^)「おお!何か本格的だね!!わくわくしてきた」
川д川「と言っても、私のはただの趣味だから簡単なやつしか出来ないけどね。今回はこの中からカードを1枚選んでもらうわ」シャカシャカ
(*゚ー゚)「1枚だけでいいの?」
川д川「ええ。とりあえずまあ、運試し的な感じでパパっと引いちゃいなさい……はい、どうぞ」
(*゚ー゚)「それじゃあ……これ!」スッ
川д川「あっ向きにも気を付けてね。え―このカードは……」
川;д゚川そ(……!!!?)
-
(*゚ー゚)「わあ……綺麗な絵柄だね。死神とかじゃなくてよかったw」
川;д川「そ……そうね!しぃちゃん!!一応もう1枚だけ引いてもらっていいかしら!?」
(*゚ー゚)「?? なんで?」
川;д川「まあまあ、とにかく引いてみてってば!」
(*゚ー゚)「?? はい、これでいい?」スッ
川д川「ありがとう」
川д川(今度こそ……)
川;д゚川そ(……って嘘――!?)
(*゚ー゚)「あっ!今度は魔法使いだね!カッコいいね」
川;д川「そ……うね。うん、結果的にはオワタの事は心配しなくて良い筈よ」
-
(*゚ー゚)「えっ!?本当!」
川;д川「ええ。本当よ。ネガティブなカードは一切出なかったから」
(*^ー^)「よかった―……ありがとうさだちゃん!!」
川д川「……気にしないでいいわよ」
川;д川(……嘘はついてないわ。嘘は。)
川;д川(でも、よりによって……)
川;д川(正位置の『恋人』と正位置の『魔術師』って)
川;д川(ええと、確か単純な意味合いは『愛や恋の選択』。それから『物事の始まり』って意味だから……)
川д川(……)
-
川;д゚川(……早い話がしぃちゃんに新たな恋が訪れるって事――――!!?)
(*゚ー゚)「〜♪」
-
――続く
.
-
メンテナンス挟みましたが前編は以上です。
お酒の紹介は後半の最後でまとめて書きます。
ありがとうございました。
>>708 見辛くて申し訳ありません。アヒャの顔については2スレ目を立てた時に修正しようかと思います。
-
( ゚∀゚) 長岡
(*゚∀゚) つー
( ゚∀゚ ) アヒャ
モナーの改変だから若干横に長いのよね
まぁあんまり気にならないし>>1の感覚次第よ
-
あ、乙入れ忘れたすまぬ
-
おつ
-
つーはアヒャったしぃだからアナルマークあるから分かるだろ
-
>>723
ああそっか
アヒャって顔が横に長くてミサワのように目が寄ってるんだね
乙ー。
実話ベースなだけあってドロドロとしてるよでサバサバしてるよな人間関係がリアル
アヒャの仲良かったのに嫌われちゃったなーって心情を思うと切ない
-
乙
後編楽しみにしてるねー
アヒャの顔が正常になって違和感が出ないかだけが心配
-
竹鶴12年が終売になった悲しみがいまさら押し寄せて来た
-
乙や支援ありがとうございます1です。
近日中に21話後編を投下した後、来週の百怪談にあわせ、番外編を投下します。
後編では若者(むしろ未成年?)のド定番の焼酎「JINRO」を。
番外編では泡盛の「与那国」をお送りします。
-
お酒について詳しくなりたいなぁとおもった
-
続きまだカナー
-
1です。
今夜投下します。
-
支援
-
紫煙
-
私怨
-
1です。
深夜2〜3時に投下します。
-
待機。
-
1です
酔っぱらいです
投下します。
-
集会場付近 売店
(;´_ゝ`) 「あの―やっぱり駄目っすかね?」
(゚ω゚)「おことわりします」
(;´_ゝ`) 「いや、俺ら別に未成年って訳じゃ無いんですよ?」
(゚ω゚)「おことわりします」
(;´_ゝ`) 「嘘じゃないですって!!ほら!?生徒手帳に免許証もありますし!!」
(゚ω゚)「おことわりします」
(;´_ゝ`) 「いや、あの。多分先生達にもバレないと思いますし」
(゚ω゚)「おことわりします」
(#´_ゝ`) 「……そこを何とか!お願いします!!」
(゚ω゚)「おことわりします」
(;^ω^)(あ―こりゃどう足掻いても無理そうだお)
-
……
……
(#´_ゝ`) 「畜生……あの頑固野郎め。意地でも俺達に酒売らない気だな」
( ^ω^)「まあまあ、仕方ないお。旅行中の飲酒は禁止。ってしおりにも書いてあるし」
( ´_ゝ`) 「集会場の奥にひっそりと佇む売店を見付けた時は、冷たいビールが飲めると思ったんだがな」
( ^ω^)「流石に先生達が根回ししてたお。仕事が早いな―」
(;´_ゝ`) 「しっかしな―。これじゃ全く飲めないじゃね―かよ」
( ^ω^)「一応ウイスキー1本持ってきたお?」
( ´_ゝ`) 「それは2日目の飲み会用だろ?今開けたらアヒャにしばかれるぞ?」
(;^ω^)「あ―確かに」
( ´_ゝ`) 「夕飯が豪華にBBQだったからな―……あ―キンッキンに冷えたビールが恋しい」
( ^ω^)「味が濃いもの食べると確かにお酒飲みたくなるけど……無い物は仕方ないお」
-
支援
-
( ´_ゝ`) 「……今から下山してコンビニ行く?」
( ^ω^)「もう夜の10時前だお?真っ暗な山道を舐めない方がいいお」
(;´_ゝ`) 「だよな―無理だよな―」
( ^ω^)「今日は諦めてトランプでもやっとくかお?」
( ´_ゝ`) 「まあ、それしか無いわな……あ―他の学科は今ごろ飲み会始めてんだろうな―羨ましい」
( ^ω^)「ん―、BBQの時にアヒャ君と少し話したけど服飾科もグラフィック科も今夜はオールだ。って言ってたお」
( ´_ゝ`) 「漫画科はそういうの無いからな―……つ―か酒飲める人間なんか俺らかしぃちゃんくらいじゃね?」
( ^ω^)「しぃちゃん曰く、山村さんも飲めるらしいから今日は一緒に飲むらしいお。でも彼女とはそんなに親しくも無いからな―」
(#´_ゝ`) 「あ―旅先でも漫画科の俺らは非リア確定かよ!ムカツクぜ!!」
(;^ω^)「別に飲み会イコール、リア充って訳じゃ無い気がするお……ん?」トザサレタドアーノムコウニー♪
( ´_ゝ`) 「電話か?つ―か何その着メロ」
-
( ^ω^)「ミスチルだお。セント君から電話だお」ピッ
( ^ω^)「あっもしもしセント君?うん。うん」
( ´_ゝ`) (内藤ってミスチル好きだったのか……意外だ)
( ^ω^)「今?兄者君も隣にいるお?これからバンガローに戻るとこだお」
( ^ω^)「へ?何……?」
( ^ω^)そ「マジかお!?今すぐ戻るお!!それじゃ!!」ピッ
( ´_ゝ`) 「何?なんかトラブった?」
(*^ω^)「おっおっおっwwwその逆だお兄者君!」
( ´_ゝ`) 「は?」
(*>ω<)「今夜は酒が飲めるお―――!!!」
-
( ´_ゝ`) 「酒の肴は馬鹿話のようです」(^ω^ )
21杯目(後編)
-
漫画科男子 第一バンガロー
(*´_ゝ`) 「いやしっかし!まさかセントが家から酒持って来てたとは!!でかしたぞ!!」
(*^ω^)「本当に僕たちも頂いていいのかお?」
(’e’)「勿論で御座るよ!これは拙者が皆で分かち合う為に持ってきたもので御座る!遠慮なんか必要無いで御座る!」
\(^o^)/「今夜はパーリナイだYO!!」
( ´_ゝ`) 「そう言えば他のクラスメートは誘ったのか?漫画科の男子はあと4、5人居ただろう?」
(’e’)「誘おうとは思ったので御座るが……隣のバンガローの連中は、長旅の疲れか既に爆睡していたで御座るよ」
( ^ω^)(これだから都会っ子は……)
( ´_ゝ`) 「ふ―ん。じゃあ仕方無いな。」
\(^o^)/「HeyHey!ブラザーズ!こんなむさ苦しいパーリナイなんて寂しいじゃね―かYO!女子も呼んじまおうZE!?」
(;’e’)「な……何を言い出すで御座るかオワタ氏!?こんな夜更けに女子と一晩を共にするなど下衆の極みで御座る!!」
(;^ω^)(僕達、結構しぃちゃんも含めて朝まで飲んだりしてるんだけどな―)
-
\(^o^)/「NoNo!固いこと言うなよブラザー!!早速呼びに行こうZE!?」
(;´_ゝ`) 「おいおい!落ち着けよオワタ!セントもセントで大袈裟かも知れね―けどこんな時間にいきなり呼び出したら迷惑になるだろうが」
( ^ω^)「現に他の男子達は爆睡してるみたいだし、女子だって寝てるかもしれないお」
(;´_ゝ`) 「そんなに女子と絡みたいんだったら明日ちゃんと時間を決めてから前もって誘えよ?な?」
\(-o-)/「Oh……分かったYO」
(;´_ゝ`) (つ―かこいつが呼び出したいのは女子じゃなくて、しぃちゃん限定だろうが。バレバレだっつ―の!)
(;^ω^)「え―と、ところで!セント君は何を持ってきてくれたんだお!?」
( ´_ゝ`) 「おっ!そうだそうだ!!とりあえず飲まなきゃな!!何持って来たんだ?焼酎か!?ワインか!?日本酒か!?」
(*’e’)「ふふん……拙者が今日皆の為に持ってきた酒は若者の飲み会の代表的な酒で御座る!」ガサゴソ
-
(*´_ゝ`) 「おっそんなに有名な酒なのか!?なんだなんだ!?ちなみに違うとは思うが、一刻者かボンベイだったら俺はお前の事を神と崇めるぞ!?」
(*^ω^)(美味しいウイスキーだといいな―)
(#’e’)「刮目せよ――!!この1本こそが本日の主役……!!」
(*´_ゝ`) 「「wktk」」(^ω^*)
(*’e’)「伝説の焼酎!!『JINRO』で御座る―――!!!」
( ^ω^)「」
( ´_ゝ`) 「」
\(^o^)/(……思う存分しぃをペロペロしたいYO)
-
……
……
漫画科女子 第二バンガロー
((;* ー ))「……ひぃ!」ブルブル
川д川「どうしたのしぃちゃん?」ゴクゴク
(;*゚ー゚)「いや、今なんか一瞬悪寒が……」
川д川「あらやだ。風邪かしら?」ゴクゴク
(;*゚ー゚)「う―ん。違うとは思うけど……っていうか相変わらず、さだちゃんペース早いね」チビチビ
川*д川「ほろよいうま―」ゴクゴク
……
……
-
漫画科男子 第一バンガロー
(*’e’)「いや―やはり若者の飲み会と言ったらJINRO1択で御座るよ!」
\(^o^)/「そんなに有名な酒なのかYO?」
( ´_ゝ`) 「」フトンイソイソ
( ^ω^)「」マクラガサゴソ
(*’e’)「勿論で御座る!そのコストパフォーマンスの高さ故、どんな居酒屋にも必ず置いてある程の有名な酒で御座る!」
\(^o^)/「Oh!俺様は普段、焼酎は飲まないから初体験だYO!」
( ´_ゝ`) 「」シーツガサガサ
( ^ω^)「」アラームセット
(*’e’)「はっはっはっ!オワタ氏はまだまだ青いで御座るな!拙者レベルになると毎晩毎晩飲み明かし、リア充もビックリの生活を営んでいるで御座るよ!!」
\(^o^)/「そいつはCOOLだYO!!」
(’e’)「……ところでブーン氏と兄者氏は先程から何をやっているので御座るか?」
-
( ´_ゝ`) 「寝る仕度」
(;’e’)「はあ!?」
( ^ω^)「おやすみなさいだお」
(;’e’)「ちょっ……これから飲み会だっていうのに一体何を言ってるで御座るか!?これは皆で飲む酒なんで御座るよ!?」
(;´ω`)「え―と、その―。お酒をわざわざ僕たちの為に持って来て貰ったのは大変ありがたいんだけど……」
(#´_ゝ`) 「何でよりによってJINROなんだよこのスカポンタンが!!そんな酒飲むのなんか調子乗った未成年かオッサンくらいだっつうの!!」
(#’e’)「なななななっ!?何と失敬な!!拙者のセンスにケチをつける気で御座るか!?」
(;^ω^)「いや、味覚とかは人それぞれだし。決してケチをつけるとかじゃないんだけど……」
(#´_ゝ`) 「お前さ―JINROなんか悪酔い確定、二日酔い確定の酔う為の酒じゃね―かよ!少なくとも味のクオリティーは低いっつ―の!!」
(;^ω^)(あの馬鹿舌でザルのアヒャ君でさえ、一口飲んだら吐くレベルのお酒だしな―)※第9話参照
-
(#´_ゝ`) 「つ―かセント!そもそもお前はJINRO飲んだことあるのか!?」
(;’e’)そ「うぇ!?いや拙者は……いやいや!毎日のように酒は飲んでるで御座るよ!?」
( ´_ゝ`) 「……お前が毎日飲んでる酒っていうのは、まさか缶チューハイとかっていうオチじゃないよな?」
(;’e’)そ「ほええぇ!?な…何故それを!?兄者氏はエスパーだったで御座るか!?」
(;´_ゝ`) (こいつの行動って……明らかに酒覚えたてのガキの行動なんだもん)
(;^ω^)(JINROも大人ぶりたい中高生御用達のお酒だお。ネットとかで調べて買ってきたのかお?
)
\(^o^)/「Oh……結局この酒は飲まないのかYO?」
(;’e’)「いやいやいや!この為だけにわざわざ持って来た酒で御座る!頼むから兄者氏もブーン氏も一緒に飲んで欲しいで御座る―!!」
(;´_ゝ`) 「……明日も朝早いんだから、そんなに深酒はしないからな?」
( ´ω`)「僕は3杯くらいで止めておくお」
(*’e’)「あっ……ありがとうで御座る―!!ささっ!拙者が注ぐで御座るよ!」
-
起きるニャーーッ゙・д・)ノ
-
このセントは憎めない
-
寝落ちだな…
-
セントは空回りするけど悪いやつではないな
オワタは……
-
JINROってそんな不味いのか
飲んだことは無いけどJINROそれは楽しいお酒ってCMあるのに
-
美味いとは言ってない
-
JINROって大人ぶりたいガキが飲む酒か?
じいさんやばあさんが飲んでるイメージだわ
-
( ^ω^)「ありがとうだお」トクトク
\(^o^)/「Thanks You」トクトク
( ´_ゝ`)「つ―かセント。割り物は?」トクトク
(’e’)「?? あいにくガラスのコップは持って来て無いで御座る。今日は紙コップオンリーで……」 トクトク
(;´_ゝ`)「そりゃ割り物じゃなくて割れ物だ馬鹿!お前まさかこのままストレートで飲ませるつもりか!?」
(’e’)「?? 酒はそのまま飲むもので御座るよ?」
(#´_ゝ`)「あ―駄目だ!こいつ話通じてね―!!内藤!お前お茶か水持って無いか!? 」
( ^ω^)「お水なら口付けてないのが1本あるお?水割り?」
(#´_ゝ`)「おう。悪いけど少し分けて貰うわ」トクトク
( ^ω^)「JINROなら僕も水割りにしとくお」トクトク
-
(*’e’)「はっはっはっ―!兄者氏もブーン氏もだらしないで御座るな―!!男なら酒は薄めずそのまま飲むもので御座るよ!!」
(#´_ゝ`)「言ってろ馬鹿が。こんな酒ストレートで飲める訳ね―だろうが……とりあえず乾杯」
( ^ω^)「乾杯だお」
「YO」
(’e’)「乾杯で御座る!!」
\(*^o^)/「」ゴクゴクゴクゴク
(*’e’)「」ゴクゴクゴクゴク
( ´_ゝ`)「……30分だな」ボソッ
(;^ω^)「……20分だと思うお」ボソッ
5分後
(*-e-)「」Zzz……Zzz……
\(*-o-)/「」Zzz……Zzz……
(;´_ゝ`)「こいつらいくらなんでも弱すぎだろ!?」
(;^ω^)「まあ……お酒に慣れてない人が焼酎を一気飲みしたらこうなっちゃうんじゃないかお?しかもJINROだし」チビチビ
-
(;´_ゝ`)「あ―せめて鍛高譚レベルの焼酎だったら楽しめるんだけどな―。これじゃあな―」チビチビ
( ^ω^)「僕も1年前に試しに買ったJINROが半分以上残ってるお……独特の味というか何というか」チビチビ
(;´_ゝ`)「味するかこれ?アルコール臭さしか無い気がするんだが」チビチビ
( ^ω^)「ほのかに甘くないかお?いや水割りだからかも知れないけど」チビチビ
( ´_ゝ`)「こういう安酒は紅茶やアセロラで割ると美味いんだけどな―」チビチビ
( ^ω^)「普通のお茶じゃなくて紅茶かお?」チビチビ
( ´_ゝ`)「そうそう。意外と合うんだぜこれが。まあ、飲みやすいから結局悪酔いしちまうんだけどな」チビチビ
( ^ω^)「あ―……」チビチビ
-
( ´_ゝ`)「」チビチビ
( ^ω^)「」チビチビ
( ´_ゝ`)「」チビチビ
( ^ω^)「」チビチビ
( ´_ゝ`)(そう言えば……何だかんだ結構こいつと連んでるけど)チビチビ
( ^ω^)(二人きりで飲んだことって無かった気がするお)チビチビ
( ´_ゝ`)「」チビチビ
( ^ω^)「」チビチビ
( ´_ゝ`)「……よっと」トクトク
( ^ω^)「2杯目かお?」チビチビ
( ´_ゝ`)「おう。内藤は?」
( ^ω^)「頼むお」
( ´_ゝ`)「ん」トクトク
( ^ω^)「ありがとうだお。はい、水」
-
( ´_ゝ`)「サンキュー」トクトク
( ^ω^)「どういたしましてだお―」トクトク
( ´_ゝ`)「」チビチビ
( ^ω^)「」チビチビ
1時間後
(;´_ゝ`)「……何だかんだで」チビチビ
(;^ω^)「半分空けちゃったお」チビチビ
( ´_ゝ`)「酔ってる?」
( ^ω^)「案外そうでもないお」
( ´_ゝ`)「そっか。しっかし、こんなにゆっくり酒を飲んだのなんか久々だわ」チビチビ
( ^ω^)「あ―僕も久々かもしれないお。何だかんだ言っていっつもアヒャ君につられてガンガン飲んじゃうからな―」チビチビ
(;´_ゝ`)「あ―確かにあいつの飲む量とペースは異常だわ。フォックスも半分呆れてたもん」チビチビ
-
( ^ω^)「そう言えば兄者君ってフォックス君とも仲良いのかお?」チビチビ
( ´_ゝ`)「ん―まあ、普通に良い方だとは思うぞ?2人で飲んだこともあるし、自宅に泊めてもらったこともあるし」チビチビ
( ^ω^)「フォックス君って1人暮らしなんだっけ?」チビチビ
( ´_ゝ`)「そうそう。まあ半同棲みたいらしいけどな」チビチビ
( ^ω^)「服飾化の黒須さんと?」チビチビ
( ´_ゝ`)「そうそう月の半分はフォックスの家に泊まってるみたいだぞ?最近は喧嘩が酷くてそれどころじゃないらしいけど」
(;^ω^)「リア充も楽じゃないのかお」
( ´_ゝ`)「らしいな―。まあ、俺は普通に羨ましいけどな」
( ^ω^)「考えてみれば僕たちのメンバーは半分以上がリア充なんだよね……」
( ´_ゝ`)「どういう意味だ?」
-
( ^ω^)「ほら、しぃちゃんやフォックス君は恋人持ちじゃないかお。それにアヒャ君は……うん。まあ、あんな感じだし」チビチビ
( ´_ゝ`)「フォックスはそんなしょっちゅう絡む訳じゃ無くね?それにアヒャは……あれはリア充って訳じゃね―気がするんだが」チビチビ
( ^ω^)「そうかお?やっぱりちゃんと彼女が居ないとリア充にはなれないのかお?」チビチビ
( ´_ゝ`)「う―ん、まあ上手くは言えね―けどよ。やっぱり恋人は必要なんじゃね?」チビチビ
( ´_ゝ`)(まあアヒャの場合はメンヘラらしいからな―フォックス曰く)※第17話参照
( ´_ゝ`)「つ―かお前はどうなのよ?」チビチビ
( ^ω^)「僕?」チビチビ
( ´_ゝ`)「お前ってさ、そもそも恋愛とかに興味ね―の?なんかあんまりがっついてるイメージ、っつ―か恋バナすら聞かないからさ」チビチビ
( ^ω^)「ん―……あんま考えた事が無いからな―」
-
( ´_ゝ`)「興味ね―の?」
( ^ω^)「興味無いって訳じゃ無いんだけど……ただまあ、何だろ?」
( ´_ゝ`)「うん?」
( ^ω^)「恋人とか……兄者君が言うように、もし出来たらそれは今よりも充実した人生を味わえるかもだお?」
( -ω-)「でも、僕にはよく分からないんだお。欲しいか欲しくないかって聴かれたらそれは欲しいって言ってしまうかもしれないお」
( ^ω^)「でも僕は今のままでも充分幸せっていうか……うん」
( ^ω^)「好きな漫画の勉強を一生懸命やって、気ままな1人暮しを楽しんで」
( ^ω^)「それになにより」
-
( ^ω^)「兄者君やしぃちゃん。それにアヒャ君にフォックス君。みんなと馬鹿な話をしながらゆったりお酒を飲んでるのが最高に楽しいんだお」
.
-
( ´_ゝ`)「……そうか」
( ^ω^)「うん」
( ´_ゝ`)「……」
( ^ω^)「……」
(*´_ゝ`)「……w」
(*^ω^)「……おっw」
(*´_ゝ`)「……wwww」
(*^ω^)「……おっおっww」
(*´_ゝ`)「おまっwwwwwwくせ―よwwくさすぎだわww」
(*^ω^)「おっおっおっおっおっwwww」
(*´_ゝ`)「wwwwwwwwww」
(*^ω^)「おっおっおっおっwwww」
-
……
……
(*´_ゝ`)「……あ―笑ったwwいやまあ、お前らしいっちゃお前らしいけどなw」ゴクゴク
(*^ω^)「まあ、僕なんか所詮こんなもんだおw身の丈にあった幸せが一番なんだお」チビチビ
(*´_ゝ`)「かもなwま―俺も何だかんだ言って、結構現状に満足してるけどな」ゴクゴク
( ^ω^)「でも恋人は欲しいんだよね?」チビチビ
( ´_ゝ`)「それとこれとは話が別だからな!理想はしぃちゃん並みのハイスペック女子だ!!」ゴクゴクカラン
( ^ω^)「そりゃまた理想が高いお」チビチビ
-
( ´_ゝ`)「まあな―。あのルックスにあの性格の女子は中々居ないよな―」
( ^ω^)「ギコさんもよく捕まえられたお」チビチビ
( ´_ゝ`)「本当にな。最近の俺なんかギコさんどころかアヒャさえも羨ましくなってきたもん」
(;^ω^)「ああ……まあ。言いたいことは何となく分かるお。アヒャ君のセクハラにあそこまで耐えられる女の子ってしぃちゃんくらいな気がするお」
( ´_ゝ`)「端から見りゃカップルに見えるぐらいの密着ぶりだからな。本当にアヒャが羨ましくなるわ」
( ´_ゝ`)「『彼女でも無い』しぃちゃんにあそこまでベタベタするなんてな」
-
ビクッ!
(^ω^ )「……ん?」
( ´_ゝ`)「どうかしたか?」
( ^ω^)「いや?今なんか動いたような」
( ´_ゝ`)「セントかオワタが寝返りうっただけだろ?さあさあ、もうちょい飲もうぜ」トクトク
(;^ω^)「結局深酒してるじゃないかお」
(*´_ゝ`)「今日は調子いいから大丈夫だよ!ほら!内藤も飲め飲め!!」
(;^ω^)「あ―も―。僕はこれで最後にするお―?」トクトク
-
(……)
-
翌日
(’e’)そ「はっ!?拙者はいつの間に!?」ムクッ
( ´_ゝ`)「即効で潰れてたぞ。お前」
\(^o^)/「……」ムクッ
( ^ω^)「セント君オワタ君、おはよ―だお」
\(^o^)/「……」
( ^ω^)「オワタ君?どうしたお?」
\(^o^)/「……ホライゾン、聴きたいことがあるYO」
( ^ω^)「?? 何だお?」
\(^o^)/「アヒャってやつのバンガローを教えて欲しいYO」
-
今日の1杯
キリンラガービール
種類…ビール
キリンビールのメイン商品の1つであり、120年以上の伝統が残るこだわりの逸品。
名前の通りのラガー(下面発酵)ビールで、他の大手メーカーが発売するビールよりも苦味が強いのが最大の特徴(苦味を示す数値であらるIBUが高い)。
ちなみにビール嫌いの人からはよく誤解されやすいが同社が発売する「一番絞り」とは別の商品である。
( ゚∀゚)「日本のラガーっつったらキリンだよな。エールやピルスナーと比べるのも面白いかもな!アヒャw」
-
これは次が楽しみだ、乙
-
今日のもう1杯
バドワイザー
種類…ビール
真っ赤なデザインと異様に軽い飲み口が特徴のアメリカンビア。
世界で最も売れているビールなので通称「キング・オブ・ビア」と呼ばれている。
一般的に流通しているビールの中ではかなり飲みやすい方であり、ビールに慣れない人の入門酒としても有名。
ちなみに余り知られていないが、そもそもバドワイザーという名前はドイツ語から派生したものらしい。
爪'ー`)y‐「熱い夏にはバドワイザー1択だろ?他の缶ビールよりちょっと安い所もいいよな」
-
乙
オワタ……
-
さらにもう1杯
JINRO(眞露)
種類…焼酎
韓国で製造されている甲類焼酎。
原材料は麦や米をメインとしたブレンドしたもの。
何度も蒸留を繰返し、スッキリとしたピュアな飲み口と価格の安さから主に年配の方から人気がある。
どこの居酒屋にも必ずと言っていい程置いてある事から、飲酒に興味を持つ未成年が好む傾向もあるようだ。
ちなみに味に関しては、積極的におすすめは出来ない。
(;´_ゝ`)「まあ、あれだ。何かで割って飲むべきだな。うん……あ!未成年は飲むなよ!?」
-
途中寝落ちありましたが、乙や支援ありがとうございました。
次の投下なのですが番外編の投下になります。
ストーリーを知らなくても読める短編となりますので読んで頂けたら幸いです。
次のお酒は泡盛。
そしてメインは怪談です。
-
乙!毎回面白いです!
何かオワタがちょっと怖い…
アヒャ大丈夫かなー
-
乙
またオワタか……
-
1です。乙や感想ありがとうございました。
予告通り今夜の0〜2時に番外編第1話
『酒の肴は怪談話のようです』を投下します。
今回のお酒は泡盛の与那国。
百物語真っ最中では御座いますが、箸休め?程度に酒でも飲みながら読んで頂けたら幸いです。
-
わっしょいわっしょい(ノ・ω・)ノ
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全裸待機
-
投下します。
ペース遅いのと投下長いのは勘弁下さい。
-
( ^ω^)「夏と言えば!熱い日射し!」
( ^ω^)「夏と言えば!体を撫でる潮風!!」
( ^ω^)「そう!夏と言えば海しかないお!!」
(*^ω^)「と言うわけでみんなで海に行こうお!!」
( ゚∀゚)「今年の熱中症の死者って何人だっけ?」
( ´_ゝ`)「確かかなりの数だったよな」
(*゚ー゚)「なんだかんだ言って今年の残暑も厳しいよね」
( ^ω^)「聴けお」
( ^ω^)「聴けお」
-
「酒の肴は馬鹿話のようです」
番外編 1杯目
『酒の肴は怪談話のようです』
.
-
( ´_ゝ`)「つ―か海なんか行ってどうすんだよ。あんなもんDQNとリア充の巣窟じゃね―かよ」
( ゚∀゚)「人がやけに多いし、おまけに潮風で体中ベタベタするし」
(;*゚ー゚)「やっぱり日焼けが気になるよね……この歳で水遊びしても楽しくないし、ナンパも怖いし」
(#^ω^)「あんたらもうちょい夏を楽しむ努力をしろお!この引きこもり集団めが!!」
( ´_ゝ`)「オタク集団なんか総じて引きこもりだろうが」
( ゚∀゚)「つ―か夏を楽しむってなんだよアホが。今日みたいに休日に内藤ん家で飲んでるだけでいいじゃね―か」
(*゚ー゚)「うん。私も結構現状で満足してるよ?」
(;^ω^)「え―……でもせっかくだからどこか出かけたいとか思わないかお?海がダメなら山とかは?」
-
( ´_ゝ`)「歩くのしんどいから却下」
( ^ω^)「……BBQ」
( ゚∀゚)「服に臭いがつくだろうがアホが」
(#^ω^)「……花火!」
(*゚ー゚)「この前、地元の友達とやったばかりなんだ」
(#^ω^)「なんなんだお!!なんなんだお!?」
(;´_ゝ`)「いやお前がなんなんだよ?」
( ゚∀゚)「大方こいつのことだから、漫画やら映画やらに影響されて青春(笑)を満喫したくなったんじゃね―の?」
(*゚ー゚)「ブーンってそういうのに影響受けやすいからね」
( ´_ゝ`)「つ―かわざわざ外出なんかしなくたって夏っぽい事なんかいくらでも出来るだろうが」
(*゚ー゚)「うん。蝉の声や風鈴の音を聴きながらお酒を飲むのも夏ならではだもんね」
-
(;^ω^)「う―……そりゃそうかもしれないけど、やっぱりイベント的な事やりたいお!」
( ´_ゝ`)「俺は外出したくないから家で出来るイベントな」
( ゚∀゚)「ベランダで向かいのマンションにロケット花火ぶちこむとかは?」
( ^ω^)「捕まるわ」
(;*゚ー゚)「家でイベントって無理があるんじゃないかな?」
(;^ω^)「だからお出掛けしようって行ってるんだお―」
( ゚∀゚)「あっならアレだアレ!稲川淳二のやつ!!」
( ´_ゝ`)「誰それ?」
(*゚ー゚)「怪談の人?」
( ^ω^)「怪談?」
-
( ゚∀゚)「よ―するに恐い話しようぜって事だよ。本当は百物語やりて―けどそれはダルいからよ。まあ十分夏っぽいだろ?」
(*´_ゝ`)「お―それなら外出ないで済むな。賛成賛成」
(;^ω^)「え―なら肝試しとかの方がよくないかお?」
(#゚∀゚)「夏の夜なんか害虫の楽園じゃね―かよ」
(*゚ー゚)「私も怪談大会くらいならやってみたいかも。4人だから大会って程でもないけど」
( ´_ゝ`)「んじゃそうしようぜ。つってもまだ明るいからな―」
( -∀゚)「とりあえず今はまだ5時だから7時くらいになったらにするか―?」
(*゚ー゚)「そうだね。その間にお酒とかご飯とか買い出し済ませちゃおうか?」
-
( ゚∀゚)「う―し。そうすっか!ほらほら買い出し行くぞ野郎共!!」
(;´_ゝ`)「うへ―結局外に出るのかよ」
(*゚ー゚)「買い物ばっかりは仕方ないよ」
( ゚∀゚)「そうそう。うだうだ行ってね―でちゃっちゃと済ませちまおうぜ―」
( ^ω^)「ナチュラルに僕を無視して行動するの止めてくれない?」
……
……
-
.,、
(i,)
|_|
.
-
PM7:30
(*゚ー゚)「早めに夕飯食べたら調度いい感じに暗くなってきたね」
( ´_ゝ`)「んじゃそろそろ始めっかね?」
( ゚∀゚)「おし!んじゃまず、ルールを確認するぞ。1人ずつ怪談をしていって……」
( ´_ゝ`)「1番ショボい話をしたやつが1番恐い話をしたやつに今日の飲み代を奢るんだったよな?」
(*゚ー゚)「夕飯も一緒に買ったから結構な額になったね。全部で約5000円だから1人あたり大体1200円くらいかな」
( ^ω^)「話の長さや喋り方にルールは無いけど大きい声出して驚かすのは無しだお。お隣さんに怒られちゃうお」
( ´_ゝ`)「電気消す?一応ロウソク買っといたけど」
( ^ω^)「ん―ロウソクつけるのはいいけど、酒こぼしたら面倒だから照明は豆電球だけつけといてくれお」
-
( ´_ゝ`)「了解っと」カチャッ
( ゚∀゚)「つ―か今日の酒については内藤に任したけどよ―、なんだこりゃ?……よなぐに?焼酎か?」
( ^ω^)「泡盛だお。なんかさっきのスーパーで沖縄フェアやってたみたいで買っちゃったんだお」
( ゚∀゚)「ああなんか入り口の方でやってたな、そういや。それだったらビールもオリオンにしとけば良かったな」
( ´_ゝ`)「スーパードライ派の俺に死角は無かったな」
(;゚∀゚)「本当に好きだなお前。それ金属臭くない?」
( ^ω^)「まあまあ、とりあえず『与那国』注ぐお―」トクトク
(* ゚∀゚)「サンキュー。んじゃ改めて始めるとすっか!」
( ´_ゝ`)「最初は誰だ?じゃんけん?」
(*^ω^)「おっ!!僕から行くお!!」
( ´_ゝ`)「なんだなんだ?買い出しまでは散々渋ってた癖に自信あり気だな?」
(*゚ー゚)「ちょっと期待出来そうだね」
-
(*^ω^)「おっおっおっ……僕の話術でみんなを恐がらせてやるお!!」
……これは『とある村』に未だに残る伝説みたいな話だお。
昔の人はやけに妖怪だとか守り神だとかを信じる人が多かったお。
天狗に河童、祟りや神隠し。そんなメジャー所だけでなく、その『村』には村人全てが信じる存在があったんだお。
……それは『イマキヨさん』という(#゚∀゚)「はいスト―――――ップ!!」
(#゚∀゚)「テメェそれは世にも奇妙な物語の丸パクリじゃね―かよ!!」
(;^ω^)「えっ!?なんで知ってるんだお!?」
「イマキヨさんって名前までそのままだったからね」
-
(*^ω^)「おっおっおっ……僕の話術でみんなを恐がらせてやるお!!」
……これは『とある村』に未だに残る伝説みたいな話だお。
昔の人はやけに妖怪だとか守り神だとかを信じる人が多かったお。
天狗に河童、祟りや神隠し。そんなメジャー所だけでなく、その『村』には村人全てが信じる存在があったんだお。
……それは『イマキヨさん』という(#゚∀゚)「はいスト―――――ップ!!」
(#゚∀゚)「テメェそれは世にも奇妙な物語の丸パクリじゃね―かよ!!」
(;^ω^)「えっ!?なんで知ってるんだお!?」
(;*゚ー゚)「イマキヨさんって名前までそのままだったからね」
-
( ´_ゝ`)「あれだろ?なんか急にイマキヨさんってオッサンに取り憑かれて、んで色々言っちゃいけないワードがあって、それを破ったからイマキヨさんの数がどんどん増えてって、最終的に取り憑かれた本人もイマキヨさんになるやつ」
(;^ω^)「オチまで言わないでくれお!!」
( -∀-)「つ―かあんだけ自信満々だったのにこの様かよ。何かシラケたわ……ビール飲も」プシュッ
( ´_ゝ`)「別にパクるのはいいけど丸パクリは止めろよな。聴いてるこっちもつまらんし。あっ泡盛って美味いな」ロックゴクゴク
(*゚ー゚)「与那国って与那国島で作ってるのかな?意外と飲みやすいね」水割りチビチビ
(;^ω^)そ「既にいつもの飲み会モードになってるお!?」
-
( ゚∀゚)「お前の糞つまんね―話のせいだろうがボケ。あ―やっぱり俺は泡盛よりビール派だな。黒ラベルうめ―」ゴクゴク
(;^ω^)「うぅ……なら取って置きだったもう1個の怪談を披露するお!!その名も『恐怖!雪山の遭難!!』」
(;*゚ー゚)「……ねえブーン。もしもの話なんだけど」
( ´_ゝ`)「お前もしやその話って遭難した4人が山小屋に避難して、睡眠による凍死を防ぐ為に1人ずつ部屋の角で眠り始めて」
(;*゚ー゚)「1人が起きている状態で、一定の時間が経ったら右隣の角の人を起こして、また時間がたったらその右隣を……って繰り返すお話じゃないよね?」
(;^ω^)「……あ……泡盛美味しいお―」ロックゴクゴク
(;-∀-)「ダメだこりゃ。こいつ怪談の素質ね―わ」ゴクゴク
(;*゚ー゚)「その話ってさっきのイマキヨさんよりも有名だよね?」チビチビ
(#´_ゝ`)「お前さ―メジャーなやつしか知らないのかよ。このままじゃ空気悪くなっちまうわ」
-
(#^ω^)「う―!!そこまで言うなら次は兄者君の番だお!!僕たちをビビらせてみるお!!」ゴクゴク
(;´_ゝ`)「え―八つ当たりじゃん……まあ、別にいいけどよ。そんな怖くは無いと思うぜ?実話系だし」
(*゚ー゚)「兄者君の体験談なの?」チビチビ
( ´_ゝ`)「いや、俺の姉貴の話だ。そもそも俺の家は4人兄弟で姉者だけはやたら歳が離れててな。まあ俺が中学生の頃から働いてたんだ」
( ゚∀゚)「またお前の所の兄弟は覚えやすい名前だなw」
( ´_ゝ`)「やかましい。んでその姉者なんだが、昔は自宅から近い所でキャバ嬢をやってたらしいんだ」
( ´_ゝ`)「水商売って基本帰りが遅いだろ?この怪談はその帰り道での話さ……っと、とりあえずロウソクつけなきゃな」
-
.,、
(i,)
|_|
――踏切――
.
-
姉者が働いている店は自宅から徒歩20分くらいの比較的近い所にあった。
基本的にそういう水商売の店では送迎車がついて車で自宅近くまで送ってくれるものなんだが、姉者は酔い覚ましの為に歩いて帰るのが日課だったんだそうだ。
まあ、深夜に女の1人歩きだなんて今考えりゃ危険極まりない訳だが、腕っぷしの強い姉者からしてみればど―でもよかったんだろうな。
うちの家系の女共はどうにも凶暴でな。
その中でも姉者は某レディースの元総長をやってた程の強者なんだわ。
――まあそれはそれで怖いっちゃあ怖い話だお。
-
ハハッまあな。……っと話が反れたな。
まあ、この話はその帰り道の話なんだ。
その帰り道にはどう頑張っても避けては通れない踏切があってだな?
別に電車がしょっちゅう通る訳でもないのに1度降りたら何故か10分くらい上がらない開かずの踏切な訳なんだよ。
と言っても姉者の帰りは基本的に終電後。
よっぽど早く店が終わらない限り踏切に引っ掛かる事は無かった訳だわ。
だけどその日は店でトラブルが有ったんだかで異様に早く帰れる事になったらしいんだ。
そんなもんだから、偶然にも姉者はその開かずの踏切に引っ掛かっちまったんだよな。
……まあ、今考えれば偶然なのかも怪しいけどな。
-
∬#´_ゝ`)「ったく!この踏切長いのよね……せっかく早く店終わったのに嫌になるわ」
そんな開かずの踏切にイライラしている姉者の後ろにふっと人の気配がた。
( ‘∀‘)
気になった姉者が振り向くと、そこには見知った顔の女の子が居たそうだ。
∬´_ゝ`)「あら……?ガナーよね?高校の時の」
( ‘∀‘)「……流石さん?久し振りだね」
∬*´_ゝ`)「久し振りじゃない!!何年ぶりかしら!?」
その子はガナーさん。
姉者の高校時代の同級生だったそうだ。
高校時代は快活……っつ―か乱暴っつ―か狂暴っつ―か。
まあ!とにかく!めちゃめちゃ明るい姉者とは対照的に、ガナーさんっていうのは目立たなくて大人しい女の子だったそうだ。
-
普通に生活してりゃ一見、何の接点も無さそうな2人だったんだが偶然にも、姉者とガナーさんは卒業までの3年間、同じクラスだったそうだ。
だからタイプが違う人間とは言え、それなりに話はしていた。
ただまあ、特別仲が良かったって訳ではないそうなんだが。
――アヒャw俺様と内藤みたいな感じか?
さあな?お前ら程、仲良くは無かったんじゃね?
ただ、まあさ。そこはやっぱり昔の知り合いってだけで嬉しくなるだろ?
だから姉者もテンションが上がったらしく色々と話込んだらしいんだわ。
卒業してからどうしてた?だとか、高校時代の友達とは連絡取ってるか?だとか。
まあ、そんな感じで話してたらあっという間に10分以上経っちまってさ。
踏切が上がったんだわ。
-
∬*´_ゝ`)「あっ!やっと上がったわね!!さあガナー行きましょ!!」
( ‘∀‘)「……ごめん姉者さん。私はそっちじゃないの」
∬´_ゝ`)「??」
姉者は一瞬、ガナーさんの言ってる事が分からなかったらしい。
そりゃそうだよな。
踏切を越える必要が無いんだったらわざわざ姉者と一緒に踏切が上がるのを待ってる必要なんか無い訳だしな。
ただ、姉者はすぐに
「ガナーさんは踏切の近くで自分を見付けたから近寄っただけなんだろう」
って解釈して、そんなに深く考えなかったらしいんだわ。
∬´_ゝ`)「ああ、なんだ。あんたの家ってこっち側じゃなかったのね。長話に付き合わせてごめんなさいね」
-
( ‘∀‘)「ううん……楽しかったよ。ありがとう、姉者さん」
∬*´_ゝ`)「私もよ!近い内に同窓会やるみたいだからそこで会いましょう!!じゃあね!!」
( ― )「……ばいばい」
笑顔の姉者に対して別れ際のガナーさんは、やけに悲しそうな顔をしていたらしい。
姉者も多少は気になったらしいんだが特に深く考える事無く、そのまま帰路についたんだとさ。
まあ、あの人って適当だからな―本当。
――それからどうなったの?
ああ、もちろん続きがあるんだ。
ガナーさんと姉者が再会してから半年後、近くのホテルで高校の同窓会があったんだ。
もちろん、酒と祭事が大好きな姉者は即参加。
旧友達との再会を心から楽しんでいた時、あることに気付いたんだそうだ。
-
∬´_ゝ`)「そう言えばガナー来てないわね」
リi、゚ー ゚イ`!「ガナーってあの目立たない感じの?」
∬´_ゝ`)「そうそう。半年くらい前に会ったのよ。ちゃんと同窓会に来いって言ったのに」
リi、゚ー ゚イ`!「あ―そう言えば私も1年くらい前に見かけたな―」
(゜д゜@「あらやだ!私も最近会ったわよ!確かあの、開かずの踏切の所で!」
リi、゚ー ゚イ`!「あっ私も踏切近くだ」
∬´_ゝ`)「ふ―ん。やっぱりあいつの家って踏切に近いのね―。ならここだってそんな遠くないんだから来ればいいのに」
そんな感じで何人かの友人とガナーさんの話をしてる時、後ろから誰かが近づいて来たんだ。
-
( ´W`)「……君達」
(゜д゜@「あらやだ!先生じゃない!!」
∬´_ゝ`)「あら、お久し振りですね先生!」
それは姉者達の担任、シラヒーゲ先生だった。
懐かしい恩師との再会を喜ぶ姉者達だったんだが、どうにも先生の顔色は暗かったんだ。
∬´_ゝ`)(……?)
( ´W`)「今、ガナー君の名前が聞こえたが……?」
∬´_ゝ`)「ええ、ガナーが来てないな―って話をしてました。最近よく見掛けるのにな―って」
( ´W`)「よく……見掛ける?」
(゜д゜@「あらやだ!先生ご存知無いの!?私達最近よくガナーさんを見掛けるのよ!!場所は……」
( ´W`)「……踏切の近くかい?」
リi、゚ー ゚イ`!「あっ!やっぱり先生も知ってたんだ?」
-
( ´W`)「そうか。君達も知っていたのか」
∬´_ゝ`)「いや、知ったのは最近なんですけどね。まさかガナーがあんな近くに住んでいるだなんて」
( ´W`)「……何を言っている?」
( ´W`)「……彼女は、踏切の近くに住んでいる訳ではないんだ」
リi、゚ー ゚イ`!「?? そうなの?」
(゜д゜@「あらやだ!その割には私達よく会うけど!!」
( ´W`)「もう……住んでないよ」
∬´_ゝ`)「もう?」
( ´W`)「知っているだろう?君達も。彼女はもうあそこには住んでない」
( ´W`)「ただ、あそこから離れられないだけなんだ」
( ´W`)「彼女を縛り付けているのは未練なのか恨みなのか。それは決して私達には分からないけれど」
∬´_ゝ`)「……へ?」
( ´W`)「彼女はずっと前に、あの踏切で」
-
「――亡くなっているんだから」
.
-
(
)
i フッ
|_|
.
-
やっぱちょっと怖いよー
夜中に初遭遇だよー
支援だよー
-
(;*゚ー゚)「……本当に実話?」
( ´_ゝ`)「っぽいな。家に帰ってPCで調べたらガナーさんの死亡記事が残ってたし。ちなみに同窓会の5年前に、踏切へ飛び込みだそうだ。」
(;^ω^)「うわ―……マジでかお」
( ゚∀゚)「怖いっつ―か、驚きの方が大きいかもなwオチが弱え―しwアヒャヒャヒャww」
(;*゚ー゚)「何人も見かけてるっていうのがまた、リアルだよね」
( ´_ゝ`)「まあ、我ながらそこまで怖い話じゃね―けども内藤のよりはマシだろ?」
(;^ω^)「うぅ……」
( ゚∀゚)「おう。現状では文句無しの1位だな」
-
( ´_ゝ`)「次はアヒャか?しぃちゃんか?」
( ゚∀゚)「俺様はトリ―!っつ―訳でしぃちゃんな!?アヒャw」
(;*゚ー゚)そ「えっ!?私!?」
( ゚∀゚)「おうおう気負いすんなって!今更どんなつまんね―話をしたところで、ど―せビリは内藤なんだからよww」
( ^ω^)「この野郎」
(*゚ー゚)「ん―じゃあ私もそんな恐くないし短いけど実話でいい?」
(;゚∀゚)「うげっ!?実話続きかよ……トリの俺様が辛くなるぜ」
( ´_ゝ`)「お前は文句言うな。で、しぃちゃんの実体験の話?」
(*゚ー゚)「うん、一応そうなるのかな?でもメインは私のお母さんの話なんだけどね」
( ´_ゝ`)「お母さん?」
( ^ω^)「あ、ロウソクつけるお」
-
.,、
(i,)
|_|
――千客万来――
.
-
怖い話は呼ぶからな 気合と覚悟をMAXにしとかないとな・・・しえ
-
私のお母さんって元々少し変わってる人なんだよね。
お洗濯してるかと思えば、なんとな―く宙を見ながらボ―っとし始めたり、料理してるかと思えば急に1人言喋り始めたり……
まあ、娘の私から見てもかなり変な人だったんだけど、もうず―っと一緒に暮らしてる訳だからすっかり慣れちゃったんだよね。
だからあんまり気にして無かったんだ。
……ちゃんと聞いておけばあんなに怖い思いしなくて済んだのにな―。
-
今日よりも暑くて、蝉も沢山鳴いてたのを未だに覚えてるよ。
忘れもしない、2年前の8月の事。
私がバイトから帰って来た時のお話ね。
(*゚ー゚)「ただいま―」
(#゚;;-゚)「あら、お帰り―」
こんな感じでいつも通りお母さんに帰宅の挨拶をして、私は自分の部屋に閉じ籠ったの。
私は1人っ子だしお父さんは確か出張で1週間近く家には帰らないから、家には私とお母さんだけ。
お母さんはいつも通りキッチンで夕飯の仕度をして、私は部屋で本を読んだり絵を描いたりしていつも通り時間を潰してたの。
そしたらね……
-
「あら、いってらっしゃ―い」
(*゚ー゚)「??」
……って聞こえたの。もちろんお母さんの声でね?
いつものお母さんの1人言にしては大きいから、なんとな―く気になってキッチンまで覗きに行ったんだ。
(*゚ー゚)「お母さ―んどうしたの?」
(#゚;;-゚)「あれ?しぃ、あなた何でまだ家にいるの?」
(*゚ー゚)「?? さっきバイトから帰って来た時に声かけたじゃん」
(#゚;;-゚)「え?いやそれは知ってるけど。あなた今コンビニかどっかに行ったんじゃ無かったの?」
(;*゚ー゚)「なに言ってるの?私、帰って来てからは家から出てないよ」
-
私はお母さんの言ってる意味が分からなかったし、何だかお母さんも釈然としない表情でブツブツ1人言いながら考えてたみたい。
「でも確かに玄関が……」
とか言ってたような気がする。
もうあんまり覚えてないけどね。
そしたら急に、何だか1人で納得したような表情になって……
(#゚;;-゚)「しぃ。あなた今日は1階の物置部屋で寝なさい」
って言い出したの。突然だよ?
私にしてみれば急にそんな事言われても訳も分からないし、物置部屋をわざわざ片さなきゃいけないのも面倒だし。
色々文句言って反抗はしてみたんだけど結局押しきられちゃって……
――アヒャw相変わらずしぃちゃんは押しに弱いよなww
――こらこら、茶々入れるなお。
-
あはは。でも実際押しきられちゃったしね。
結局その日は物置部屋に布団を敷いて寝ることになっちゃったの。
でも、夜になっていざ寝ようと思っても、いつもと違う部屋だと中々落ち着かないからやっぱり寝付けなくってさ……
結局11時に布団に入ったのに深夜の2時頃まで寝れなかったの。
(;*-ー-)「全然寝れないよ―……明日は朝から予定あるのに」
(*-ー-)「……」
(*゚ー゚)「……お母さんももう寝てるし」
(*゚ー゚)「よし。御手洗い行くついでに、やっぱり自分の部屋で寝ちゃおう」
-
私は煩くならないように廊下を移動してそのまま御手洗いに行ったの。
それでその足で自分の部屋の前まで来たんだけど、何だかちょっと違和感があったんだよね。
(*゚ー゚)(……あれ?ドアが少しだけ開いてる?私、ちゃんと閉めたと思うんだけど、お母さんかな?)
(*゚ー゚)(……)
(;*゚ー゚)(……泥棒だったりして)
(*-ー-)(……)
(*゚ー゚)(……そんな訳無いかw家には盗まれて困る物なんてそんな無いしね)
-
(*゚ー゚)「もしも―し、誰か入ってますか―?」ボソッ
(*^ー^)「……なんてねw」ガチャ
……私は、今でもあの時の事を忘れないよ。
きっとこの先も……一生。
( <●> <● <●>)
(;*゚ー゚)「へ?」
-
( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)(<●><●>)( <●><●>)( <●><●>)(<●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)( <●><●>)
-
「きゃああああああああ!!!」
.
-
(
)
i フッ
|_|
.
-
ぎゃあああああ
どういうことなの…………
-
えっ!終わり!?
怖いんだけど…
-
おいまじでこわいってどういうことだこら
-
(;^ω^)「……」
(;´_ゝ`)「……」
(;゚∀゚)「……マジで?」
(;*゚ー゚)「うん……実話なんだよね」
(;^ω^)「え?……要するに、しぃちゃんの部屋に沢山のお化けが居た。って事なのかお?」
(;*゚ー゚)「多分ね。私はパニックになっちゃって部屋から飛び出した後は記憶が曖昧なんだ」
(;´_ゝ`)「じゃあ……幻覚とか?」
(*゚ー゚)「私もそうかと思ったんだけど違うみたい。後からお母さんに確認したんだけど……」
-
(;*-ー-)「お母さんって、いわゆる『視える』人らしいんだよね」
(;´_ゝ`)「あ―……だから1人言とか多かったの?」
(;*゚ー゚)「そうみたい。しかも私の部屋って霊道?っていうのがあるらしくてね。御盆の時期になるといつもより沢山お化けが来るらしくて……」
(;^ω^)「あ―それで部屋で寝るなって言ってたのかお」
(;゚∀゚)「霊道通ってる盆の時期。おまけに時刻は丑三つ時って……ある意味数え役満じゃね―か」
(;´_ゝ`)「しぃちゃんのお母さんもハナから素直に教えてくれりゃあいいのにな」
(;*゚ー゚)「うん。後からお母さんと話をしたら……」
……
……
-
(#゚;;-゚)『なんかね、今日しぃが帰って来てすぐに玄関のドアが閉まる音が聞こえたのよ』
(#゚;;-゚)『時期も時期でしょ?しかもポルターガイスト起こす程の力を持ってる霊って結構珍しいじゃない?だから部屋には行かないようにって言ったのよ』
(#゚;;-゚)「……え?害?無いんじゃないの?知らないけど」
(#゚;;-゚)「だってもうすっかり視えなくなったわよ?今?今は家の中に霊達は1人も居ない状態よ」
(#゚;;-゚)「普段は多くても5、6人なんだけどね―。あの時は多かったわね」
(#゚;;-゚)「そんな怖がる事無いわよ。こういう時はプラスに考えなきゃ!」
(#^;;-^)「考えようによっては、しぃは霊にもモテモテってことじゃない!流石私の娘よ!!」
……
……
-
お母さんwwwwwwwwww
-
(;*-ー-)「……って言われました」
(;゚∀゚)「なあ?しぃちゃんのお母さんって馬鹿なのか?」
(#^ω^)「こら!」
(;*゚ー゚)「まあ……確かに少し抜けてはいるよね」
( ´_ゝ`)「ちなみにその後お化けは?」
(*゚ー゚)「私はあの後すぐに部屋を移ったからそれからは視てないよ。お母さんは未だに1人言多いけどね」
(;-∀゚)「根本的にゃあ解決してね―のかよ……質悪いな」
(;^ω^)「ま、まあ!とにかく怪談としては間違いなく良作だお」
(;´_ゝ`)「実話っていうのが嫌だよな。やっぱり幽霊って居るもんなんだな」
( ^ω^)「だお。……さてさて最後は!」
-
(*゚ー゚)「トリのアヒャ君の番だね!」
(;゚∀゚)「うげ―……しぃちゃんの後は辛いわ。俺の話ぜんっぜん恐くね―もん」
( ´_ゝ`)「トリやるって言ったのはお前だろ?早くしろよ」
( ゚∀゚)「へいへい、分かりましたよっと。あっ!ちなみに有名な話だからな」
(*゚ー゚)「私達も知ってる?」
( ゚∀゚)「ああ、確実に知ってる筈だぜ……アヒャw」
( ´_ゝ`)「内藤の二の舞にはなるなよ」
( ゚∀゚)「当たり前だろwさてさて……」
( -∀゚)「俺様がこれから語る怪談は、ある青年の話だ。実話かは知らね―。でも有名だからなあ、実際どうなんだろうな」
(゚∀゚ )「……あ、内藤―ロウソク用意して―」
(#^ω^)「自分でやれお!……ったく」
-
.,、
(i,)
|_|
――公衆便所――
.
-
コイツが公衆便所って時点でケツの穴が締まる
-
確かにタイトルの時点である意味オチてる
-
公衆便所とか嫌な予感しかしない
-
ksms?
-
乙です、お題のラガー消化ありがとうございます。
今日コンビニに行ったら、キリン秋味売ってたので是非とも飲んでください
-
主には是非『白濁り』を飲んでいただきたい。
ダメなら手近にホワイトベルグとか。
-
やっとお酒が飲めるようになったので、初めての焼酎や、ウィスキー?
の飲み方をできたらお願いしたいと思います。
-
話の主人公は普通の青年だ。
大学受験に失敗して、予備校とバイトに明け暮れる。
まあそんな感じの、どこにでもいる普通の男の話さ……
事の始まりは予備校の帰り道だった。
いつもだったら予備校の後は、15分くらいゆっくり歩いてバイト先に向かうんだが、その日に限って急な腹痛に襲われちまってな?
どうにもバイト先まで持ちこたえられそうも無かったんだ。
かといって、わざわざ予備校までトイレを借りに戻ったら今度はバイト先まで走って行かなきゃならならくなる。
……俺だったらそこら辺でしちまうけどなw律儀な奴だわな?アヒャヒャww
-
――アヒャ君……
――おいおい。話戻してくれ―。
おっと、失礼w
まあ、こんな感じで困り果ててた時にな?
あるものが男の目に止まったんだよ。
それは周りの木の影になってるせいで目立たない、小さな公園だった。
もちろん目的は遊具で遊ぶためじゃないぜ?
公園には必ず設置してある筈の公衆便所。
切羽詰まって、すぐさま公園に入った男は公衆便所を探した。
するとパッと見た感じ、小さな公園にしちゃあ小綺麗なトイレを見付けたんだわ。
結局そこでササっと用をたして、さあバイト先に向かいましょうって時になって、ある違和感を感じたんだわ。
(;・−・ )(……何で誰も居ないんだ?)
-
その日は土曜日。そして時刻は昼過ぎ。
普通ならガキ共がキャッキャする時間だっつ―のに、人っ子1人見当たらなかったんだわ。
いくらこの公園が目立たないっつっても住宅地が近いこの場所に誰も居ないっつ―のは、不思議を飛び越えて不気味ですらあったんだよな。
けどまあ、バイトの時間が迫っていた男は違和感を感じながら公園を後にしたんだわ。
……んで、バイト先の飲食店でな。
ピークも過ぎたから洗い物を片付けながらその公園の事を話してたんだわ。
( ・−・ )「今日変な公園に行ってさ」
|(●), 、(●)、|「どこの?」
( ・−・ )「予備校近く」
-
|(●), 、(●)、|「へ?あんな所に公園なんか在ったの?」
( ・−・ )「そうそう。めっちゃ目立たないんだけどさ。そんでそこの公園なんだけど……」
( ゚д゚ )「おい」
談笑に割り込んできたのはバイト先の先輩だった。
基本無口で堅物なもんだから注意でもされるのかと思った男はすぐ平謝りしたんだ。
だけどな、意外にもその先輩が会話に混ざってきたんだよ。
( ゚д゚ )「……その公園って、4丁目の小綺麗な所の事か」
( ・−・ )「あっそうです。先輩も行った事あるんですか?」
( ゚д゚ )「……まあな」
-
( ・−・ )「あそこって何か変な感じですよね。薄ら寒い気配がするっていうか、不気味なくらいに静かっつ―か」
( ゚д゚ )「……悪いことは言わない」
( ・−・ )「はい?」
( ゚д゚ )「あそこにはもう行くな。いや、近づくな」
(;・−・ )「え?何でですか?」
( ゚д゚ )「……あそこはな」
( ゚д゚ )「『出る』んだよ」
-
……とまあ、普段は糞真面目な先輩からそんな事言われちまったもんだからよ。
職場では冗談言わないで下さいよ―って笑ってた男だったんだが、先輩の真剣な眼差しにすっかりビビっちまってw
以降、男はその公園に近付かないようにしていたんだ。
まあ、もともとその公園の存在を知らなかったもんだから、特に行かなくなったからって支障が出るわけでも無かったしな。
1ヶ月もすりゃ男の頭の中から、その公園の事は消えてたんだわ。
……だけどなあ、まあそのまま終わる訳は無いんだよな。
-
3ヶ月後だ。それから3ヶ月経ったんだ。
いつも通り予備校帰りにバイト先に向かう道中の事。
前回は腹を下してあたふたしていた男だったんだが、今度はションベンしたくなったんだ。
それこそ、そこら辺でやっちまえって話なんだが……まあ、変に倫理観が強い男には土台無理な話。
とりあえず我満なんか出来そうも無く、どっかの家で便所を借りるしかないかと考えていた時、男はあの公園を思い出したんだ。
(;・−・ )(あそこの公衆便所なら……)
先輩の話を聞いてから避けていた公園だったが、切羽詰まっていた男は急ぎ足で公園内の公衆便所に向かったんだ。
公園に入ってすぐ、例の小綺麗な便所の前までたどり着いて、男は安堵の溜め息をもらした。
だけどその時、ふと何かの気配を感じて振り返ったんだ。
-
( )「……」
( ・−・ )(……あっ、今日は人がいるのか)
振り向いた先では、ガタイのいいオッサンがベンチに腰掛けているだけだった。
そんな時になって、いまさら先輩の言葉を思いだしてちょっとだけ不安になった男は、オッサンの足下を確認したんだよ。
何でそんな事したかって?
幽霊だったら足が無いって信じこんでたからなw
だから足がちゃんと有るかどうかを確認したんだとさ。
ただまあ幽霊がベンチに腰掛けてる訳も無く、直ぐに目の前のオッサンが普通の人間だって分かったんだ。
とりあえず安心した男だったんだが、ふと気付くとオッサンがこっちをじぃっと見てるんたわ。
-
まあ無理もないよな。
初対面どころかたまたま近くに居合わせた男が急に自分の事を怪訝そうな目でジロジロ見詰めてた訳だからよ。
普通の人間だったら喧嘩売られてんのかってイラつくわな。
しかも運の悪いことにそのオッサンがガッシリとした大柄な男でさ。
ツナギを着こなしてる悪っぽいオッサンだったもんだからよ。
尿意なんか引っ込んじまって、男はすっかりビビっちまったんだよな。
そしたらそのオッサンがよ―。
急につなぎのジッパーを下ろし始めたんだわ。
懐から凶器でも出してくんのかとガクブルしてた男だったんだけどよ、その表情は一瞬で驚愕に変わったんだよな。
だってよ、そのオッサン……
(;・д・ )「なっ……!?」
ツナギの下には何も着てなかったんだからな。
-
絶句する男。
そしてそんな男を鋭い視線で見詰めながらさ、オッサンは一言。
たった一言だけ、こう言ったんだよ……
.
-
N| "゚'` {"゚`lリ「や ら な い か」
.
-
(
)
i フッ
|_|
.
-
オチはやっぱりそれかああああああああああああ
-
なんだやっぱりksmsか
-
やっぱりな!
や っ ぱ り な !
-
(*^ω^)「……wwww」
((* ー ))「……ヒッw…」笑い堪えてる
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャwwww」
(#´_ゝ`)「なんでいきなり『くそみそテクニック』挟んでくるんだよガチホモ野郎が!!」
(* ゚∀゚)「俺はバイセクシャルだっつ―のwいや―怪談やるって決めてから、ど―してもこの話したかったんだわww」
( ^ω^)「まあ面白かったけど……怪談では無いおw」
((* ー ))「…ww…………ヒッヒッ!w……」ツボった
(;´_ゝ`)「こいつの事だから何か仕掛けてくるとは思ったが……いくらなんでも酷いだろうが」
-
(* ゚∀゚)「いいじゃんいいじゃんウケたんだからwこりゃ俺様が優勝か?」
( ^ω^)「それだけはね―おw」
((* ー ))「………w……ヒッ……ヒヒヒッ!wwww」ツボから抜けない
(;´_ゝ`)「とりあえず内藤はしぃちゃんに水汲んでやれ」
……
……
(;*゚ー゚)「……なんかごめんね」お水ゴクゴク
( ゚∀゚)「いやいやwそこまでウケたならむしろ嬉しいわww」
( ^ω^)「とりあえずは一段落だお。……あっ久々の泡盛美味しい」チビチビ
-
や っ ぱ り か
-
( ´_ゝ`)「つ―かよく考えたら泡盛ってアヒャ飲めなくね?」ゴクゴク
( ゚∀゚)「まあ、ゆっくりなら大丈夫だろ……苦手だが」チビチビ
( ^ω^)「おっ?アヒャ君は焼酎だけじゃなくて泡盛も苦手なのかお?」
( ゚∀゚)「はあ?だから焼酎が苦手なんだっつ―の!」
( ^ω^)「??」
( ´_ゝ`)「内藤。そもそも泡盛っつ―のはそもそも焼酎の仲間なんだよ」
(;^ω^)「えっ!?そうだったのかお!?」
(*゚ー゚)「あっなんか私も聞いたことあるよ。確か乙類なんだよね」
( ゚∀゚)「なんでしぃちゃんがそんな事知ってるんだ?」チビチビ
(*゚ー゚)「ギコさんが焼酎大好きだからさ。もちろん泡盛も……あっやっぱり美味しい」
( ゚∀゚)「ああなるほど」チビチビ
-
( ^ω^)「知らなかったお……まあ確かに味は近いけど」チビチビ
( ´_ゝ`)「まあ普通に沖縄産の焼酎だ。原料は多少特殊だが」ゴクゴク
( ゚∀゚)「あ―まあたまに飲むのにはいいな。前に内藤の家で飲んだ古酒より飲みやすいし」チビチビ*第1話参照
( ´_ゝ`)「ありゃ度数ヤバかったしな……さてと」
(*゚ー゚)「そろそろ誰の話が1番だったか決めよっか?」
(;^ω^)「あの―やっぱりビリは僕かお?」
( ´_ゝ`)「当たり前だろうが」
( ´ω`)「お―……今月厳しいのに」
( ´_ゝ`)「せ―の!で誰が1位か一斉に決めようぜ」
( ゚∀゚)「おっけ―」
( ´_ゝ`)「んじゃいくぞ?」
(#´_ゝ`)「……せ―の!」
-
( ^ω^)「しぃちゃんだお!」
(*゚ー゚)「アヒャ君!」
(#゚∀゚)「しぃちゃん!」
( <●><●>)「ちくわ大明神」
(#´_ゝ`)「しぃちゃん!」
.
-
( ^ω^)「おお!しぃちゃんが優勝だお!!」
( ´_ゝ`)「まっ当然だな」
(;゚∀゚)「あちゃ―駄目だったか……」
(*゚ー゚)「私は結構好きだったよ?」
( ´_ゝ`)「つ―かアヒャもアヒャであれで1位狙うのは無謀だろ」
( ^ω^)「だおw」
(#゚∀゚)「てめ―が言うんじゃね―よビリっけつ!!」
(;^ω^)「酷いお!」
(*´_ゝ`)「ははははははw」
(* ゚∀゚)「アヒャw」
(*^ー^)「うふふ」
(*^ω^)「おっおっおっおっw」
-
(*´_ゝ`)「……」
(* ゚∀゚)「……」
(*^ー^)「……」
(*^ω^)「……」
.
-
「「「「ぎゃああああああああああ――!!!」」」」
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誰だ今の
-
(
)
i フッ
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-
今日の1杯
与那国30度
種類…泡盛
マイルドですっきりとした飲み口の泡盛。
泡盛自体が焼酎の一種なので、焼酎が好きな人なら美味しく頂ける。
泡盛にしてはアルコール度数も低いので初心者にもおすすめ。
可能であれば美しい琉球ガラスのグラスで頂いて欲しい。
( <●><●>)「30度が美味しいと感じたら古酒(クースー)にも挑戦して頂きたいですね。あなたが気に入るのはワカッテマス」
-
ワカッテマスwwwww
そのタイミングで彼が出るのは怖い
-
乙
こわいはなしはれいをよぶのかー
-
番外編は以上です。
乙や支援ありがとうございます。
>>843 報告ありがとうございます。早速明日、秋味を飲んでみます。
>>844 白濁、了解しました。お題として頂きます。
また、何度も書いては居ますがこの作品は実話を元に書いています。
……もちろん、作中の怪談も実話をベースにしています。
それでは皆様、よい夜を。
-
乙
実話という事は…
阿部さんは実在していた……?
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現在の未消化お題
・アブサン(作者飲んだこと無し)
・キリン秋味
・モヒート
・白濁(作者飲んだこと無し)
・野菜系つまみ
・チータラ
・鮭とば
・魚料理
お題は随時、募集中です。
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乙です!
毎回おもろい話をありがとう。
-
1です。夜9時頃から第22話(前編)投下します。
今回のお酒はカナディアンクラブです。
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気になって飲んだけど…秋味うっま!
-
投下します。22話は、前中後編の3つに分けています。
-
山梨県 某山
山頂
(;^ω^)「やっっっと着いたお―――!!!」
((; _ゝ )) 「げぼっげぼっ!!……じぬ……マジで死ぬ……!」
(;^ω^)「大丈夫かお?はい、お水」
(; _ゝ ) 「さ……さんきゅ―……」ゴクゴク
(;^ω^)「いやあ―流石に2時間近くひたすら登山っていうのはキツかったお―」
(;´_ゝ`) 「がぼっ!……お前ですらキツいなら……げほっ!俺らが耐えられる……訳ね―だろうが!」
(;^ω^)「いやいや現に兄者君も登りきったじゃないかお―お疲れ様―」
(;´_ゝ`) (こいつのペースについつい乗せられて無理しちまった……畜生が)ゴクゴク
( ^ω^)「それにしても……セント君もオワタ君も登山を選択してなかったのは残念だお」
-
(#´_ゝ`) 「糞ったれ……こんなキツいんだったら俺も美術館見学会を選択しとけばよかったぜ……!」
( ^ω^)「『就学旅行まで来たのに、2時間かけて興味ない作品をひたすら眺めるのなんか御免だ』って言ったのは兄者君だお」
(#´_ゝ`) 「だからってこの登山は苛酷過ぎだろうが!下山の時間含めて 3時間半歩きっぱなしとか修業の域じゃね―か!危うく悟りを開くところだったわ!!」
( ^ω^)「また大袈裟な……しかし修行旅行まで『選択科目』が有るだなんて本当に変な学校だお」
(;´_ゝ`) 「その科目が『登山』と『美術館見学会』の2択っつ―のも訳の分かんない話だけどな……ど―なってんだウチの学校は」
( ^ω^)「まあまあ、とりあえず山頂までは来たんだし大人しく景色を堪能しようお」
(#´_ゝ`) 「今更景色を堪能する程の体力なんか残って無いやい……畜生が」
(;^ω^)「またそういう事ばっかり言って」
ギャーギャーワイワイ
-
お、来てる。
このスレのせいで鍛高譚と刺し身買ってきたわ。
あと電気ブランOLD。
-
( ^ω^)「お―あっちの人たちは元気だお―。なんか誰かを胴上げしてるお……登りきったお祝いかな?」
( ´_ゝ`) 「山頂で胴上げとか馬鹿じゃね―の……どんだけテンション高いんだよ。つ―かどこの学科だ?」
ギャーギャーテメーラオロセー
ヤライワバンザーイヤライワバンザーイ
ヤメロー!
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`) 「……」
( ^ω^)「……ねえ」
( ´_ゝ`) 「みなまで言うな……」
オレサマタカイトコロダメナンダヨー
バンザーイバンザーイ……アッオトシタ
ギャーーー
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`) 「……」
-
テメーラ……アッオイイイカゲンニシロ
バンザーイバンザーイヤライワバンザーイ
ダレカタスケテー!
( ^ω^)「……今日も平和だお」
( ´_ゝ`) 「ああ……平和だな」
ヤメテーオロシテー
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`) 「……」
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`) 「……今朝さあ」
( ^ω^)「お?」
( ´_ゝ`) 「結局教えたの?」
( ^ω^)「……オワタ君に?」
( ´_ゝ`) 「そう。俺、あの後すぐにトイレ行ったから聞いてなかったんだけどさ」
( ^ω^)「教えなかったお」
( ´_ゝ`) 「ふ―ん」
-
( ^ω^)「……」
( ´_ゝ`) 「……」
( ^ω^)「まあだいぶ、粘られたんだけど」
( ´_ゝ`) 「何て言って断ったんだ?」
( ^ω^)「いや、そもそも僕は服飾科のバンガロー知らないお」
( ´_ゝ`) 「ああなるほどな」
( ^ω^)「なかなか信じてくれなくて……まあグダグダやり過ごしてたらそのまま朝食の時間になって」
( ´_ゝ`) 「んで、その後は選択の時間になってオワタとは別れたって訳な」
( ^ω^)「だお」
( ´_ゝ`) 「……」
(;^ω^)「……今夜の飲み会大丈夫かお?」
-
( ´_ゝ`) 「大丈夫だろ」
( ´ω`)「そうかな―?」
( ´_ゝ`) 「……仮にオワタとアヒャがぶつかったとして」
( ´ω`)「??」
( ´_ゝ`) 「『口だけは』物凄く回るアヒャが物怖じするとも思えんし」
( ^ω^)「ああ、まあ。確かに」
<_プー゚)フ「登山選択組の諸君!そろそろ下山するぞ―!!」
( ^ω^)「おっ?そろそろ行くかお!……って何見てんの?」
(;´_ゝ`) 「いや、あの馬鹿はいつまで胴上げされてんのかな―って」
オロセーオロセー
ヤライワバンザーイヤライワバンザーイ
テメーラアトデオボエテロヨー……!
……
……
-
某美術館近く フードコート
爪'ー`)「」ズルズル
( ・ω・)「」ズルズル
爪'ー`)(このラーメン不味いな)
( ・ω・)「……で、どうだったん?」
爪'ー`)「は?何が?」
( ・ω・)「昨日の飲み会だよ。服飾科の」
爪'ー`)「どうもこうも、特になんとも」
( ・ω・)「わざわざバンガローまで呼ばれたのにか?」
爪'ー`)「おう。服飾科の1、2年に混じって何故か俺だけポツン状態」
( ・ω・)「何だそりゃ……でもミセリっちやアヒャっちも居たんだろ?」
爪'ー`)「ミセリは隣に座ってたけど、喧嘩の一件以来まともに会話してね―し。アヒャは何か後輩の男子とばっか絡んでた」
( ・ω・)「……なら何で呼ばれたんだよ?」
爪;'ー`)「こっちが聞きて―よ。今夜も呼ばれたし」
-
( ・ω・)「は?今夜も行くの?」
爪'ー`)「まあ、テッペン超えたら少しだけ顔出すつもり」
( ・ω・)「どうでもいいけど、グラフィック科の飲み会忘れんなよ?」
爪;'ー`)「分かってるって……ぶっちゃけ行きたくね―んだよな」
( ・ω・)「断りゃいいじゃん」
爪'ー`)「いや、今断ったら喧嘩になりそうな気がする」
( ・ω・)「そんな下らない事でか?」
爪'ー`)「最近のミセリって異常にイライラしてるからな。よく分からないけど」
( ・ω・)「喧嘩の多いカップルは大変だね―」
爪'ー`)「お前はいいよな―美人で優しい外人の彼女」
( ・ω・)「まあ、俺は出来る男だからな」
-
爪'ー`)「言ってろw」
( ・ω・)「」ズルズル
爪'ー`)「」ズルズル
爪'ー`)「つ―かこの後どうする?バンガロー戻るのが4時予定だけど、夕飯までは2時間余裕があるぞ」
( ・ω・)「夕飯6時だっけ?特にやる事もね―しな。とりあえず酒買うか?」
爪;'ー`)「はあ?また下山してコンビニ行くのかよ」
( ・ω・)「馬鹿ちげ―よ。フードコートの奥に何が見えるか言ってみろよ」
爪'ー`)「?? フードコートの奥っつったら……」
爪'ー`)「……売店だ。しかも割りと大きめ」
( ・ω・)「そう売店だ。そして売店が有るって事は?」
爪'ー`)「……酒が買える!」
( ・ω・)「そういう事だ!とっととこの不味いラーメン食い終わらせて買いに行くぞ!」
爪'ー`)「おう!」
-
……
……
漫画家男子 第一バンガロー
( ´_ゝ`) 「やっと着いた……」
( ^ω^)「ふう……久々にいい運動になったお」
( ´_ゝ`) 「もう嫌だ田舎怖い僕お家帰る」
(;^ω^)「疲労がオーバードライブしてキャラが変わってるお」
(;´_ゝ`) 「畜生……体力も気力も持ってかれたぜ」
( ^ω^)「ん―……夕食まで1時間半くらいあるから昼寝でもしたらどうかお?」
( ´_ゝ`) 「旅行先で昼寝とか時間の無駄だわ……つ―か美術館組はまだ帰って来ね―のかよ?」
( ^ω^)「さっきセント君にメールしたら30分くらい僕たちより遅くなるって言ってたお」
-
( ´_ゝ`) 「まじかよ。2人だと暇過ぎるな」
( ^ω^)「だお―何かやる事があれば……お?」トザサレタドアノムコウニー♪
( ´_ゝ`) 「誰から?」
( ^ω^)「アヒャ君だお……もしもし?」ピッ
(;^ω^)「えっ?僕らのバンガロー?男子トイレの近くの908だけど……はっ!?今から!?」
(;^ω^)「えっ、いやだってその酒は今夜の為の……ってもしもし!?もしも―し!?」
( ´_ゝ`) 「……今から来るの?」
(;´ω`)「みたいだお。なんか機嫌悪そうだったし」
( ´_ゝ`) 「つ―かオワタと鉢合わせしたらヤバくね?」
(;^ω^)「うわっ確かに!断りの電話いれなきゃ……」
ドンドンドン!
( ´_ゝ`) 「時既に遅しだな……はいはい、今開けるぞ―っと」
-
ガチャッ
(メ゚∀゚)「……」
(;´_ゝ`) 「ってうわあ……お前どしたの?ボロボロじゃねえか」
(;^ω^)「何があったんだお?」
(メ゚∀゚)「8回だ」
(;´_ゝ`) 「は?」
(#゚∀゚)「山登ってる最中に8回スッ転んでお気に入りのジャージは泥だらけ!!」
(#゚∀゚)「おまけに山頂着いたら馬鹿な後輩どもに胴上げされては落っことされて体中がボロボロ!!やってられっか畜生が!!」
(;´_ゝ`) 「先に風呂入ってくれば?」
(#゚∀゚)「6時以降じゃね―と集会所の風呂は開いてね―んだよ!ああもう!とにかく飲むぞ!!内藤!持ってきたウィスキー寄越せ!!」
(;^ω^)「え―……その酒は今夜の分だお?」
-
( ´_ゝ`) 「まあ、いいんじゃね?どうせ全部は飲まないだろうし、俺らも夕食までだいぶ暇だし」
(* ゚∀゚)「さっすが兄者だ!話が分かる!!ほら内藤、とっとと酒出せ!!」
(;^ω^)「はいはい分かりましたおっと……人使い荒いんだから」コトッ
( ´_ゝ`) 「ん?初めて見る酒だな。アヒャ、飲んだことあるか?」
( ゚∀゚)「知らん。何だこりゃ?」
( ^ω^)「今回はウィスキーの中でも未体験だったカナディアンウィスキーを持ってきたんだお」
( ゚∀゚)「あっ分かった。カナディアンクラブか」
(*^ω^)「お―正解だおアヒャ君。ちなみに僕も飲んだことは無いお」
( ´_ゝ`) 「なんだアヒャ、お前知ってるじゃね―か」
( ゚∀゚)「名前だけな。多分日本で売ってるカナディアンウィスキーでは1番の有名どころだろうし」
-
( ´_ゝ`) 「ふ―ん。まあいいや、飲むか」
( ^ω^)「はいお。紙コップ」トクトク
( ´_ゝ`) 「サンキュー」トクトク
( ゚∀゚)「ご苦労」トクトク
( ^ω^)「無くなっちゃうと今夜の飲み会で困るから、1人2杯までにしとくお」
( -∀゚)「チッ……んじゃチビチビ飲まなきゃならね―のか」
( ´_ゝ`) 「文句言うな。ほれ、乾杯」チビチビ
(*^ω^)「乾杯だお」チビチビ
( ゚∀゚)「あいよ、乾杯」チビチビ
-
( ´_ゝ`) 「酒の肴は馬鹿話のようです」(^ω^ )
22杯目(前編)
-
(*^ω^)「おっ美味しいお!皆さんお味はいかがかお?」チビチビ
( ´_ゝ`) 「いや、普通にウィスキーの味がする」チビチビ
( ゚∀゚)「味なんか知るかボケ。アルコール入ってりゃ何でもいいわ」チビチビ
( ^ω^)「お前ら今すぐ吐き出しやがれこの馬鹿舌どもが」
( ´_ゝ`) 「俺は馬鹿舌じゃね―よ。ウィスキーに詳しく無いだけだ」チビチビ
( -∀-)「あ―疲れた身体にアルコールが染み渡る……いいわ」チビチビ
( ^ω^)「そう言えば運動嫌いのアヒャ君が何で登山を選択したんだお?」
(;゚∀゚)「俺だって美術館行きたかったわ!ただ、服飾科の女子共が美術館見学に固まってやがるし……」チビチビ
( ´_ゝ`)「ああなるほどな」チビチビ
( ゚∀゚)「つ―かこの部屋って内藤と兄者だけなの?」
-
( ^ω^)「あと2人いるお、セント君とオワタ君っていう子。知ってる?」チビチビ
( ゚∀゚)「オワタは知ってる。キモロン毛だろ?」チビチビ
(;´_ゝ`)「……まあ、俺はあえて否定も肯定もしないわ。つ―か何でアヒャがオワタ知ってんの?」チビチビ
( ゚∀゚)「去年の後夜祭の司会を誰がやったと思ってんだよ」
( ´_ゝ`)「あっなるほどな。今年もやるのか?」チビチビ
( ゚∀゚)「当たり前だろ」チビチビ
( ^ω^)「アヒャ君って本当に行事に関してだけは真面目だお」チビチビ
( ゚∀゚)「やかましいわ……あ―久々にこんなにゆっくりウィスキー飲むわ」チビチビ
( ´_ゝ`)「服飾科は昨日も飲み会だったんだろ?」チビチビ
-
( ゚∀゚)「ん?まあな。けど女子が多いせいでまともな酒なんか無かったけどな」
( ´_ゝ`)「例えば?」チビチビ
( ゚∀゚)「梅酒とか、なんかよく分かんね―牛乳で割るタイプのリキュールとか。しかも人数多いから1人頭そんなに量飲めないし」
( ^ω^)「ああなるほど。それじゃあアヒャ君には物足りないおね」チビチビ
( ゚∀゚)「足りない足りない。いや、甘い酒は好きだけどよ?アルコール度数が低いからな……」チビチビ
( ´_ゝ`)「なんだかんだ言って俺らの飲み会に出てくる酒って度数高めのが多いよな?」
(;^ω^)「まあ、初めての飲み会で出てきた酒が度数50°の『富士山麓』だったし」チビチビ
( ´_ゝ`)「もう2ヶ月以上前だよな。懐かしい」チビチビ
( ゚∀゚)「3ヶ月経ってるんじゃね?」
-
( ´_ゝ`)「そうだっけ?あっそう言えば内藤、沢近さんが元気にしてますか?って気にしてたぞ」
( ^ω^)「沢近さん?ってあの高2の女の子かお?」
( ´_ゝ`)「そうそう。意外と脈があったりしてな」チビチビ
( ^ω^)「またまた―」チビチビ
( ゚∀゚)「内藤ってやけに高校生の女子から好かれるよな」チビチビ
( ´_ゝ`)そ「えっそれマジ!?」
( ゚∀゚)「マジマジ。あの時の飲み会に来てた高校生女子、みんな内藤の事気に入ってたぜ?」
(;´_ゝ`)「え―マジで!?まさかの内藤モテ期か!?」チビチビ
(*^ω^)「おっおっw悪い気はしないお!」チビチビ
(* ゚∀゚)(まあ、男としてって言うよりはペット的な感覚っぽかったが……アヒャw)
ガチャッ
(゚∀゚ )「ん?」
-
\(^o^)/「……What?」
(;´_ゝ`)(うげっ!?話に夢中でオワタの事忘れてた!)
( ゚∀゚)「おお―オワタ?だっけ?邪魔してるぜ」
\(^o^)/「あんた……アヒャかYO?」
(#゚∀゚)「ああ?俺様の事を呼び捨てにしてんじゃね―よ気持ちわりぃ!!」
\(;^o^)/「そ……Sorry」
(;^ω^)(流石アヒャ君……ブレない人だお)
(;´_ゝ`)「つ―かオワタ。セントはどうしたんだ?」
\(^o^)/「隣の男子のバンガローでカードゲームしてるYO」
( ´_ゝ`)「ああなるほど」
\(^o^)/「……それ、酒かYO?」
(;´_ゝ`)「あ、ああ」
-
\(^o^)/「」スタスタ
\(^o^)/「」スッ
(;^ω^)(へ?何で僕の隣に座るんだお?)
\(^o^)/「」トクトク
\(^o^)/「」ゴクゴク
\(*^o^)/「……美味いYO」
(;´_ゝ`)((勝手に飲み始めやがったぞこいつ――!?))(^ω^;)
\(^o^)/「それで何の話をしてたんだYO?」
(;´_ゝ`)((そしてごく自然に話に割り込んできやがった――!!))(^ω^;)
(#゚∀゚)「」イライライライライライラ
(;^ω^)(うわぁ……アヒャ君がもの凄くイライラしてらっしゃるお)
(;´_ゝ`)(アヒャのやつ酒が絡むと本当に短気だからな)
\(^o^)/「ん?みんなどうしたんだYO?パーティを楽しもうZE!?」
(#´_ゝ`)((お前が言うな――――!!!))(^ω^#)
-
(#-∀゚)「……おう。俺は自分のバンガローに戻るぞ」
(;^ω^)「お!?分かったお!!」
(;´_ゝ`)(すまねえな……)ボソッ
(#゚∀゚)(あのキモロン毛がこれ以上飲まないように見張ってろよ)ボソッ
( ゚∀゚)「じゃあな」
ガチャッ
( ´_ゝ`)「……んじゃ俺らも酒片さなきゃな。あっオワタはその1杯は飲んじまっていいからな」
(;^ω^)「それじゃあこの酒はしまっておくお……ってオワタ君?急に立ち上がってどうしたんだお?」
\(^o^)/「いや、ちょっとトイレだYO」スタスタ
(;^ω^)「えっ?ちょっと!?」
ガチャッ
-
( ´_ゝ`)「……あれ、確実にアヒャを追いかけたよな?」
(;^ω^)「大丈夫かな?アヒャ君」
( ´_ゝ`)「まあ大丈夫だろ?アヒャだし」
( ´ω`)「お―……」
……
……
( ゚∀゚)「あ―……せっかくいい感じに話が盛り上がってたっつ―のによ―」
( -∀゚)「しっかし夕飯まであと40分か……中途半端だよな。どうすっかな―」
\(^o^)/「Hey!!」
(゚∀゚ )「んあ?」
-
\(^o^)/「アヒャ……お前に話があるんだYO」
( ゚∀゚)「……」
\(^o^)/「……」
(#゚∀゚)「……呼び捨てにすんなっつっただろうが糞野郎が!!」
\(;^o^)/「あっなんかまじですいませんでした」
-
――続く
.
-
以上です。お酒の紹介は後半の最後に書きます。
ありがとうございました。
-
おつおつ あの割り込み方されたら愛想笑いもひきつっちまうな
-
このオワタは本当にどうしようもないキャラだな
-
乙!
この感じならアヒャ大丈夫そうだな。オワタの方が迫力負けしそう。
-
乙
キモロン毛といえばマイボスマイヒーロー
-
乙や支援ありがとうございました。1です。
明日の深夜22〜24時に22話の中編を投下します。
-
乙
なんかまじですいませんでしたワロタww
-
wktk.*;☆・;.・☆
-
1です。ただいまハイボール飲みながらまったり書いてますので24時頃になると思います
竹鶴うまー
-
投下します。
投下おそいです。
-
集会所横 広場
ワイワイガヤガヤ……
(;゚∀゚)(まさかこの年になってキャンプファイアーをする事になるとは……)
( ゚∀゚)(つってもやる事ね―よな。別にフォークダンス踊るわけでもね―し)
( ゚∀゚)(最初こそ何人かの奴がパフォーマンスしてたけど、今となっちゃ何か各自で適当にだべってるだけだし)
(゚∀゚ )チラ
( ´_ゝ`)ワイワイ(’e’)
( ゚∀゚)チラ
( ^ω^)ワイワイ\(^o^)/
(゚∀゚ )チラ
爪'ー`)ワイワイ(・ω・ )
( ゚∀゚)(みんな楽しそうだな……)
-
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……ああ)
( ゚∀゚)(……やべえ)
( ゚∀゚)(今の俺様って完璧なぼっちやん)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……あかん。泣いちゃいそう)
( -∀-)(……)
( ゚∀゚)(……端っこの岩場で座ってるかね)
(゚∀゚ )))テクテク
(*゚ー゚)「ん?」
川д川「どしたのしぃちゃん」
(*゚ー゚)「ううん、ちょっと……」
-
( ゚∀゚)「酒の肴は馬鹿話のようです」
22杯目(中編)
-
( -∀-)「……ふう」
( -∀゚)「ここならまあ、悪目立ちはしね―だろ」
( ゚∀゚)「終了の時間まで、ここでボケ―っとしてるかね」
( ゚∀゚)(……本当は内藤達と絡みて―けど)
( ゚∀゚)(常にあいつらと一緒っていうのもちょっとな……あいつらはあいつらの交遊関係あるみたいだし)
( ゚∀゚)(俺が急に割り込んで、変な空気になっちまっても責任持てね―し)
( ゚∀゚)(かと言って服飾科は学年越えて固まっちまってるから、俺と仲の良い後輩にも何となく近付きにくいし)
( ゚∀゚)(あ―あ―……)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(やべ―……久々に病みそうだわ)
( -∀-)(夕方頃にキモロン毛野郎に大口叩いたばっかなのに、ざまあね―な)
-
……
……
\(^o^)/『……はっきり言わせてもらうZE』
\(^o^)/『お前はもうしぃに近付くなYO!』
\(^o^)/『俺はお前がしぃの恋人だと思っていたから今まで何も言わなかった……』
\(#^o^)/『But!昨日それは間違いだと気付いた!!』
\(#^o^)/『お前はしぃの恋人でも何でも無かった!それなのに、しぃに無理矢理ベタベタと馴れ馴れしくまとわりつく様は異常だYO!』
\(^o^)/『まあ、お前みたいな自分の事しか考えて無い自己チュー野郎にはしぃの気持ちなんか分からないだろうけどな……』
\(^o^)/『しぃは絶対に迷惑してる筈だYO!第一アヒャ!お前なんかより、しぃに相応しい男は……』
\(^o^)/『最高にCOOLで最高にイケてるこのオワタ様なんだYO!』
\(^o^)/『お前みたいな勘違い野郎はもうしぃに関わらないで引っ込んでた方がいいZE!!』ドンッ
-
( ゚∀゚)『……』
\(^o^)/『』ドヤァ
( -∀゚)∂『……』ポリポリ
\(^o^)/『』ドヤァ
( -∀-)『……』
( -∀゚)『……まあ、なんだ。あれだ』
\(^o^)/『……』ドヤァ
( ゚∀゚)『お前がしぃちゃんの事がどんなに大好きかは伝わった。うん』
\(^o^)/『……』ドヤァ
( -∀-)『……ふぅ』
\(^o^)/(ふふん。俺様の熱いPassionの前にぐうの音も出ないようだZE)ドヤァ
( ∀ )『……ただなあ』
\(^o^)/『??』
(#゚∀゚)『テメェの気色悪い演説を黙って聴いてやる程こちとら人間出来てね―んだよ糞野郎が―――!!』
\(;^o^)/そ『What!?』
-
( ゚∀゚)『……』
\(^o^)/『』ドヤァ
( -∀゚)∂『……』ポリポリ
\(^o^)/『』ドヤァ
( -∀-)『……』
( -∀゚)『……まあ、なんだ。あれだ』
\(^o^)/『……』ドヤァ
( ゚∀゚)『お前がしぃちゃんの事がどんなに大好きかは伝わった。うん』
\(^o^)/『……』ドヤァ
( -∀-)『……ふぅ』
\(^o^)/(ふふん。俺様の熱いPassionの前にぐうの音も出ないようだZE)ドヤァ
( ∀ )『……ただなあ』
\(^o^)/『??』
(#゚∀゚)『テメェの気色悪い演説を黙って聴いてやる程こちとら人間出来てね―んだよ糞野郎が―――!!』
\(;^o^)/そ『What!?』
-
(#゚∀゚)『先ずお前がしぃちゃんをどう思ってようが俺様には関係ね―だろうが!あぁん!?わざわざ突っかかってくるんじゃねえよ糞が!!!』
(#゚∀゚)『俺様に文句つけてる暇があるんだったらテメェの実力でとっとと口説いてくりゃいい話だろうが!!まあ土台、無理な話だろうがな―!!』
(#゚∀゚)『それにな―にが最高にCOOLで最高にイケてるオワタ様だあ!?最高にFOOLで最高に逝ってるキモロン毛ナルシストの間違いだろうが!!』
\(;^o^)/『き……キモロン毛』
(#゚∀゚)『大体にしてしぃちゃんに近付くなって何様だよゴルァ!?テメェは彼氏か!?それとも親友か!?しぃちゃんに相談でもされたのか!?違うよなあ!?』
(#゚∀゚)『テメェはどっからどう見ても勝手にしぃちゃんに片思いして、なおかつ勝手にフラれた典型的なストーカー予備軍の……』
( ゚∀゚)『ぶっっっっっっっさ――いくな非モテ男だもんなあ!?アヒャヒャヒャwご愁傷様―wwwwまあ、もし俺様だったらそもそも……』
(* ゚∀゚)『そんな薄汚い残念フェイスに生まれた時点で恥ずかしくて外にすら出れないけどな!?アヒャww』
-
\(; o )/『ひ……酷いYO』
(#゚∀゚)『酷いのはテメェの面と脳みそだろうか糞ったれが!!それにテメェは俺様の事を自己チューの勘違い野郎っつったがなあ!?』
(* ゚∀゚)『それはお前だから――wwお前の事だから――wwwwwwねえ分かる?分かる!?日本語分かるかキモロン毛!!』
( ゚∀゚)『知らないみたいだから優しい俺様が教えてあげますけど―!お前の事をイケてるだなんて思ってる人間……』
(* ゚∀゚)『この世にだ―――れも居ませんからね――wwww残念でした――――wwwwwwアヒャヒャヒャヒャwwwwww』
\((; o ))/『う……う……』
( ゚∀゚)『あるぅえぇ―?泣きそうなのかな―?いい年したCOOL(笑)でイケてる(爆笑)男が……』
(* ゚∀゚)『そんな簡単に泣いちゃうんでちゅか―――!?アヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwww』
-
\((; o))/『うっ……お……お前だって……』グスグス
( ゚∀゚)『ああん?』
\(( o;))/『お前だって……嫌われ者じゃね―かYO!!服飾科でお前だけがハブられてるって……みんな知ってる!みんなお前の事笑ってるんだYO!』
\(( o;))/『そうだYO……お前なんか友達居ないんだYO!ホライゾン達やしぃだってお前なんかお情けで付き合ってるだけなんだYO!!』
\((#o ))/『大体お前は(#゚∀゚)『だ か ら 何なんだよぶぁ―――――――か!!!!アヒャヒャヒャww』
\((; o ))そ/『ひぃっ!?』
( ゚∀゚)『俺様が嫌われてる!?ハブられてる!?んな、今さらな事言われても反応に困っちゃうんですけど――!?wwww』
(#゚∀゚)『こちとら何年この性格で生きてると思ってんだよタコが!!テメェに俺様の座右の銘を教えてやらあ!!』
-
(#゚∀゚)『「一に自分、二に自分。三四が無くて五に自分」だ!!他人の事なんかどうだっていいね!!目の前で誰が死のうが地球の裏側で誰が死のうが一緒なんだよ!!』
(#゚∀゚)『大事なのは、この俺様が幸せかどうかなんだよぶぁぁか!!しぃちゃんや内藤が俺様を嫌ってる?仮にそうだったら何だって言うんだゴルァ!?』
(#゚∀゚)『あいつらには俺様の肥溜めみて―に汚ね―心の中まで全て見せてんだよ!!それであいつらに嫌われたとしても仕方ね―って諦めがつくわ!』
\((; o ))/『あ……諦めって』
( -∀゚)『まあ、もっとも?』
( ゚∀゚)『嫌いな奴と半年間!しかもほぼ毎週のように馬鹿笑いしながら酒飲んでるアホは俺様の知り合いには居ね―と思うがな!!アヒャw』
(#゚∀゚)『テメェのくっだらね―妄想を俺様や内藤達に当てはめてんじゃね―よタコが!!しぃちゃんの事に関してもそうだろうが!!お前が相応しい男だあ?』
(#゚∀゚)『テメェに相応しいのは深夜のごみ箱に群がるゴキブリの雌ぐらいのもんだろうが!!人間様と交尾したかったら風俗行って土下座してこいや!!』
-
真っ先にあれだけぶった切った上にドヤっておいてこの程度で折れちゃうのか・・・ しえ
-
\(( o;))/『うぐ……ひっく……』
(#゚∀゚)『泣いてんじゃね―よ顔面ユートピアが!!あ――なんかテメェのせいでますます腹立ってきた――!!』
(#゚∀゚)『大体!何でテメェなんかが俺様に女関係で文句つけてんだよキモヲタ糞野郎!テメェどうせ童貞だろう!?童貞だよなあ!?もう身体中から童貞オーラ振り撒いてるもんな――!?』
(#゚∀゚)『女の事に関して俺様に文句つけるならせめて童貞捨ててから出直して来いや!!まあテメェの場合は無理ゲーだろうけどなwいやま待てよ?』
(* ゚∀゚)『他人が無理ならテメェのママンと1発ドッキングしてくりゃいいじゃ―んwwww俺様あったまいい――wwこれが本当のマザーファッカーてか!?アヒャヒャヒャヒャヒャwwww』
\(( o;))/『ぐじゅ……お……お前なんかが……マミーを馬鹿に(* ゚∀゚)9m『き こ え ま すぅぇぇぇんwwwwww俺様の耳は生理的に無理な人間の声を自動でシャットアウトしちゃいま――すwwプギャーwwキャラ違うけどプギャーwwww』
-
(#゚∀゚)『つ―かテメェゴルァ!さっきから何俺様の事を「お前」呼ばわりしてるんだよ!!言ったよな呼び捨てするなって言ったよな!?』
\(( o;))/『だっ……だがら……ひっく……呼び捨てにはしてないYO……』
(#゚∀゚)『お前なんて言われたら余計に腹立つに決まってるだろうが脳ミソお花畑野郎が!!ほら謝れ!!地球上の全ての生き物に謝りやがれ!!産まれてきてごめんなさいって土下座しろ!!』
\(( o;))/『ひっく……ぞんな……びどい……』
(#゚∀゚)『酷いのはテメェの顔面だって何度も言ってるだろうが糞ったれ!!ただでさえ存在してるだけで人をイラつかせるんだから1度聴いた事は忘れるんじゃねえボケナス!!』
\(( o;))/『……ぞんなぁ……ひどずぎる……!!』
(# -∀-)『チッ……うるせ―な……いいか?なあ、おいゴルァ聴けや』
(#-∀゚)『もし次にまた俺様に生意気な態度を取りやがったら……』
(# ∀ )『ケツの穴からテキーラがぶ飲みさせて新宿公園に全裸で縛り付けて上の口にも下の口にもガチムチ男のチンコ突っ込ませるぞこのゴミ野郎がああ!!』
-
\(( o;))/『……う……う……』
\((;o;)))))))『うわ―――ん!!怖いYOマミー―――!!』ダダダダダダッ……
( ゚∀゚)『……』
( -∀゚)『……』
( -∀-)『……ふう』
(* ゚∀゚)+『何かすっきりした――!!』
……
……
-
なげえwww
-
おぉ、すげぇ。面白い
-
(;゚∀゚)(……まあ、あれはあれでストレス解消になったからよ。別に良かったんだけど)
( -∀-)(やっぱり嫌われ者って辛いよな―……)
( -∀-)(あ―……)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(ムカつくくらい綺麗な満月だな―……)
( ゚∀゚)(……)
( ゚∀゚)(……あっヤバイ。何か変なスイッチ入ったマジで涙出そう)
( ∀゚)(あ……ダメだこりゃ確実に泣く……)
( ∀ )(……涙が)
(*゚ー゚)「アヒャ君?」
(;゚д°)そ「アヒャッ――――――!?」
-
(;*゚ー゚)「えっ?何で声かけただけど飛び上がってるの?」
(;゚∀゚)「いやあ!!何でもね―ぜ!?アヒャヒャwwつ―かしぃちゃんこそどうしたのさ?俺様に何か用かい?」
(;-∀-)(あっぶね――!!泣き顔晒すとこだったぜ!!まあおかげで涙も引っ込んだけど)
(*゚ー゚)「ん。今夜の飲み会の場所と時間を聴いとかなきゃって思ってさ。私、もう携帯の電池切れちゃったから」
( ゚∀゚)「ああなるほどな。時間は消灯後の12時で、場所は服飾科男子のバンガロー。番号は305だ」
(*^ー^)「分かった。ありがとう」
( ゚∀゚)「おう、楽しみだな」
(*゚ー゚)「うん。それにしてもアヒャ君……こんな目立たない所でポツンと1人っきりでどうしたの?」
( ゚∀゚)「どうしたも何も、特に理由はね―よ。俺様ぼっちだからな―こういう大勢が参加するイベントだと浮いちまうんだよ」
(*゚ー゚)「?? ブーンや兄者君にフォックス君いるじゃない」
-
( -∀゚)「……俺が常に付きまとってたら迷惑だろ?クラスメートと楽しんでる時は邪魔しね―ようにしてるの」
(*゚ー゚)「ふ―ん。そうなんだ」
( ゚∀゚)「つ―かしぃちゃんは俺の相手なんかしてていいのか?漫画科の女子と話さなくても」
(*゚ー゚)「まあ別にいつでもお話できるしね。何となく淋しそうなアヒャ君が気になってさ」
( ゚∀゚)「ありゃ?そりゃ気使わせて悪かったなwサンキュー」
(*゚ー゚)「ううん、私の勝手な行動だから……ねえアヒャ君?」
( ゚∀゚)「あ?」
(*゚ー゚)「さっき空を見上げてたけど、星でも見てたの?」
( -∀゚)「うんにゃ。月よ月」
(*゚ー゚)「月?」
-
( ゚∀゚)「そう。俺さ、1人飲みしてる時にさあ。月を観ながら三味線弾くのが楽しみでさ―」
( ゚∀゚)「だから景色とかにゃ興味ね―けど月だけは好きなんだ」
(*゚ー゚)「そうなんだ。確かに今日の月は綺麗だね―」
( ゚∀゚)「ムカつく程に綺麗な満月だよな―。あっ、『月が綺麗ですね』なんてなw』
(*゚ー゚)「?? 月は綺麗だよ?」
(;゚∀゚)「ああ……意味分かってね―ならいいや」
(*゚ー゚)「??」
( -∀-)「……」
(*゚ー゚)(……何か元気無いな―)
( -∀-)(……)
-
……
……
\(( o;))/『お前だって……嫌われ者じゃね―かYO!!服飾科でお前だけがハブられてるって……みんな知ってる!みんなお前の事笑ってるんだYO!』
\(( o;))/『そうだYO……お前なんか友達居ないんだYO!ホライゾン達やしぃだってお前なんかお情けで付き合ってるだけなんだYO!!』
……
……
( -∀-)(……)
-
( -∀゚)「……なあ、しぃちゃん。1個きいていいか?」
(*゚ー゚)「ん?」
( ゚∀゚)「何でしぃちゃんは俺と友達やってんだ?」
(*゚ー゚)「へ?」
-
( ゚∀゚)「……ほら、俺様って女たらしじゃん?しぃちゃんにもセクハラしまくるし、口だって悪いし、自己チューで学校中で嫌われてるしさあ」
( -∀゚)「内藤や兄者はまあ男だからさ、あんまりセクハラとかは気にならないだろうけどよ―」
( ゚∀゚)「俺ってしぃちゃんに何度も何度もセクハラしてるし失礼な事してるじゃん?結構、笑えないような事とか」
( -∀-)「なのにさあ……」
( ゚∀゚)「何でしぃちゃんは俺のこと嫌いにならないんだ?」
(;*゚ー゚)「……アヒャ君?何かあったの?なんかいつもみたいな元気が無いよ?」
( -∀-)「べっつに―。俺様だってたまには真面目な気分になったりするんだよ。ただ、それだけだよ」
(*゚ー゚)「……そっか」
( ゚∀゚)「おう」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「月。綺麗だね」
( ゚∀゚)「ん」
-
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……質問の答えだけど、確かにアヒャ君は変わってる人だと思うよ」
(*゚ー゚)「周りを考えないで好き勝手して、思った事をすぐ口に出しちゃって、自分がお酒に強いからって周りを巻き込んで大暴れして。ふふっ」
( -∀゚)∂「……」ポリポリ
(*゚ー゚)「でもね、それがアヒャ君でしょ?」
(*゚ー゚)「アヒャ君の性格なんてとっくにみんな知ってるよ。アヒャ君が周りからあまりよく思われて無いことだって知ってる。知ってるんだよ」
(*^ー^)「知ってるからこそ、私も、ブーンも、兄者君も。それからきっとフォックス君も。アヒャ君から離れないんだよ」
(*゚ー゚)「端から見たら嫌われ者かもしれない。でもそれがアヒャ君の魅力だと思う」
(*゚ー゚)「あなたはひたすらに我が儘で、どこまでも自分自身に正直な人」
(*゚ー゚)「だから、今みたいな弱気なアヒャ君の方が、私からしてみたらちょっと嫌だな……」
-
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「ねえ、アヒャ君?もしブーンがアヒャ君の事が嫌いだったら家になんか絶対に入れてくれない筈だよ?」
(*゚ー゚)「兄者君が顔会わせる度にアヒャ君に悪態をつくのは、それが許されるほどにお互いが信頼しあってるからじゃない?」
(*゚ー゚)「それに私だって……友達でも無い、ましてや嫌いな人からあんなにベタベタされたら真面目に教職員に訴えてると思う」
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「アヒャ君。今さら何を確認する事があるの?そんなの、自己チューで嫌われ者のアヒャ君らしく無いよ?」
(*-ー-)「……ブーンも兄者君もフォックス君も。そして勿論私も、みんなアヒャ君のことを、ちゃんと」
(*^ー^)「『愛してる』んだよ?」
-
( ゚∀゚)「……」
(*゚ー゚)「……」
( ゚∀゚)「……アヒャw」
(*゚ー゚)「……」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwww」
(*゚ー゚)「……」
(* -∀゚)「……人の台詞取っちまうのは、よくね―なあ」
-
(*-ー^)「ふふん。いつぞやのお返しだよ!あの時の私、パニックになって本当に大変だったんだから」
( ゚∀゚)「そりゃしぃちゃんの頭がスッカラカンだからだろ?」
(#゚ー゚)「スッカラカンって言うな――!」
( ゚∀゚)「……アヒャw」
(*゚ー゚)「元気出た?」
(* ゚∀゚)「おう。元気でた。そして思わず勃起した」
(;*^ー^)「馬鹿!」
(* ゚∀゚)「アヒャヒャヒャw」
(* -∀-)(あ――――……畜生)
( -∀゚)(月……綺麗だな――)
( ゚∀゚)(三味線弾きて―な……酒飲みながらさ)
( -∀-)(ゆったり……まったり……)
-
( -∀-)(酒の肴は……なんでもいいや。肉でも魚でも、塩でも)
( ゚∀゚)(ただ……隣に)
( ゚∀゚)(頭スッカラカンな癖に……俺様をちゃんと見てくれる)
( ゚∀゚)(……彼女さえ居てくれたら)
( -∀-)(……)
( ∀-)(……)
(* ∀ )(なんてなwアヒャww)
(*゚ー゚)「ねえ、アヒャ君」
( ゚∀゚)「ああ?」
(*゚ー゚)「……綺麗だね―。満月」
( ゚∀゚)「……そだな」
-
( ゚∀゚)「……」
( ゚∀゚)「……」
( -∀゚)(ムカつく程に綺麗な月だって―のに……)
( -∀-)(今は……落ち着くな)
( -∀-)(……)
……
……
-
ほほう、これはこれは
-
それはそれは(ニヤニヤ
-
深夜11時30分
服飾科女子 第一バンガロー前
爪'ー`)(とりあえずテッペン近付いたからバンガローの前までは来たものの……)
爪;'ー`)(なんとな―く入りづらいな)
爪'ー`)(昨日の飲み会も、俺だけひたすら愛想笑いで終わったしな……)
爪'ー`)(つ―かミセリとアヒャしか知り合いが居ないのに何で俺を呼ぶんだよ)
爪'ー`)(かと言って今さら引き返すのもなあ……何だかんだで売店でしっかり酒も買っちゃったし)
爪'ー`)(な―んかミセリの奴も最近は何を考えてんだかさっぱり分からね―しな。機嫌もあんま良くなさそうだったし)
爪#'ー`)「……ったく、旅行まで来たのに何でこんなに気疲れしなきゃなんね―んだよ」
-
爪#'ー`)「……チッ」
爪'ー`)「……」
爪'ー`)y‐「」カチッ シュボッ
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐「……ふぅ」
爪'ー`)y‐(去年の修学旅行は楽しかったのにな―……)スー
爪'ー`)y‐3(何が変わっちまったんだろうな?)スパー
爪'ー`)y‐(俺か?ミセリか?それとも周りの環境なのか?)
爪 ー )y‐(それとも……)
爪 ー )y‐(変わらなかった事がいけなかったのか
?)
-
爪 ー )y‐「」スー
爪 ー )y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐(ああ……)
爪'ー`)y‐(別れたくね―な―)
爪'ー`)y‐「……でも」
爪'ー`)y‐(もう、無理なとこまで来ちまった気がするんだよな)
爪'ー`)y‐「」スー
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐(……今までの彼女とかは)
爪'ー`)y‐(下らない事とかでの喧嘩別れとかばっかりだったからな)スー
爪'ー`)y‐3(後々、後悔する事はあってもダチと馬鹿騒ぎして次の女ナンパして。って感じで……)スパー
爪'ー`)y‐(そんなガキみたいな付き合い方しかしてなかったけど)
-
爪'ー`)y‐(……本気で好きになった筈の奴との終わりが)スー
爪'ー`)y‐3(こうやって、ゆらりゆらりと近付いて来るのが分かってんのに)スパー
爪'ー`)y‐(どうしてもそれを避けきれないっていうのは……)
爪 ー )y‐(……)
爪 ー )y‐(……結構辛いもんなんだな)
爪 ー )y‐「」スー
爪 ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)「」ケシケシ
-
爪'ー`)y‐「」カチッ シュボッ
爪'ー`)y‐「……好きなんだけどなあ」スー
爪'ー`)y‐3「何でこんな風になっちまったんだろ?」スパー
ガチャッ
爪'ー`)y‐「ん?」
( ゚∀゚)「あ?」
爪'ー`)y‐「おう」
( ゚∀゚)「ち―す」
爪'ー`)y‐「どこ行くの?」
( ゚∀゚)「これから内藤達とオール飲み」
爪'ー`)y‐「服飾科の飲み会は?」
( ゚∀゚)「つまんね―からいいの!つ―か入らね―の?」
爪;'ー`)y‐「……まだ心の準備がな」
( ゚∀゚)「何だそりゃw」
-
爪'ー`)y‐「1本吸うか?」
( ゚∀゚)「おっサンキュー」
爪'ー`)「ん」
カチッ シュボッ
( ゚∀゚)y‐3「久々に吸うわ」スパー
爪'ー`)y‐「自分で買えばいいのに」スー
( ゚∀゚)y‐3「つーかタバコ変えた?マルメン止めたの?」スパー
爪'ー`)y‐3「今はアイスブラスト1択」スパー
( ゚∀゚)y‐3「ふ―ん」スパー
爪'ー`)y‐「」スー
( ゚∀゚)y‐そ「……あっ!何だそれ!?」
爪'ー`)y‐3「は?」スパー
(* ゚∀゚)y‐3「その意味深に腕に抱えてる物だよ!酒か!?酒なんだな!?」スパー
爪;'ー`)y‐「言っとくがお前にはやらね―からな?」
-
(;゚∀゚)y‐3「んだよケチ!!何持って来たの?」スパー
爪'ー`)y‐「杏露酒」スー
( ゚∀゚)y‐3「アヒャwま―たヘンチクリンな物わざわざ持ち込みやがって」スパー
爪'ー`)y‐3「女子が多いんだから甘い酒の方がいいだろ?つ―かどしたの?何かヤケにテンション高くね?」スパー
(* ゚∀゚)y‐3「ん―?ちょいと良いことがあってな!アヒャw」スパー
爪'ー`)y‐「そりゃ良かったな」
( ゚∀゚)「つ―かフォックスは逆に暗くね?せっかくミセリと飲めるっつ―のに」ケシケシ
爪;'ー`)y‐「……だから参ってるんだよ」スー
( ゚∀゚)「??」
爪'ー`)y‐「別れるかもしれね―んだ」スパー
-
( ゚∀゚)「はあ?えっ?いつものパターンじゃなくてガチのやつ?」
爪'ー`)y‐「おう」
( ゚∀゚)「何で?あいつに飽きたの?」
爪#'ー`)y‐「……相変わらず口が悪い奴だなお前は。んな訳ね―だろうが」
( ゚∀゚)「んじゃ何よ?ミセリに別れ話でも持ちかけられたん?」
爪'ー`)y‐「そうじゃね―よ」スー
( ゚∀゚)「??」
爪'ー`)y‐3「あいつと居ると喧嘩ばかりなんだ」スパー
(;゚∀゚)「何を今さら……」
爪'ー`)y‐「多分、ミセリは俺と居ると負担になると思う」
爪'ー`)y‐「だから、別れた方がいいだろ……アイツの為にも」スー
(;-∀゚)「ん―??よく分からん」
爪-ー-)y‐3「まあ、うん。独り言だと思って流してくれよ」スパー
-
( ゚∀゚)「だってよ―フォックスはミセリの事好きなんだろ?」
( ゚∀゚)「んでよ―ミセリだってフォックスの事好きなんだろ?」
( ゚∀゚)「な―んでそれなのに別れる必要があんのよ?」
爪;'ー`)y‐「だからそれは、俺といるとアイツに負担が……」
(;-∀-)「だ――!!難しい事言うなよ!!俺らまだ学生なんだからよ!!」
(;゚∀゚)「好きなら好き!!それでいいじゃね―かよめんどくせ―」
( -∀゚)「んで、何だ?その、フォックスが負担?ってやつになるんなら」
(#゚∀゚)「ならないように努力すりゃいいだけじゃね―かよ!!」
-
爪'ー`)y‐「……」
( -∀゚)「まあ、もっとも?他人の為に努力するなんて俺様なら真っ平ごめんだが?」
( ゚∀゚)「なんだかんだ言ってミセリにベタボレのフォックスなら出来るんじゃね―の―?知らんけど」
爪'ー`)y‐「……」
( ゚∀゚)「……」
爪'ー`)y‐「……」
(;゚∀゚)(……あれ?俺様なんか不味い事言っちゃった?)
爪'ー`)y‐「」スー
(;゚∀゚)「……」
爪'ー`)y‐3「」スパー
爪'ー`)y‐「……アヒャ」
(;゚∀゚)「んあ?」
-
爪'ー`)y‐「……ありがとミセ#*゚Д゚)リ「う る さ い――――!!」
(;゚∀゚)そ「うげ!?」
爪;'ー`)そ「おわ!?」
ミセ#*゚ー゚)リ「扉の前でごちゃごちゃ騒ぐな!時間考えろ笑家!!」
ミセ#*゚Д°)リ「こっちの飲み会抜け出したんだからとっとと他所に行け!!」
(#-∀゚)「……チッ。テメェが1番うるせ―っての」
爪'ー`)y‐「……ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ「あっ……フォックス。来てたんだ」
爪'ー`)y‐「ん」
ミセ*゚ー゚)リ「……上がりなよ」
爪'ー`)「おう」ケシケシ
-
爪'ー`)「じゃあなアヒャ」
( ゚∀゚)「へいへい。んじゃ俺様もそろさろ行きますよ―っと」
ミセ*゚ー゚)リ「とっとと行きなさいよ」
( -∀-)「うっせ―な……じゃあな」
(゚∀゚ ))))スタスタ……
爪;'ー`)(……やっぱり仲悪いのな)
ミセ*゚ー゚)リ「ねえ」
爪'ー`)y‐「ん?」
ミセ*゚ー゚)リ「あいつと何の話してたの?」
爪-ー-)「……」
爪'ー`)「……恋バナかな?」
ミセ;*゚ー゚)リ「はあ?」
-
……
……
深夜12時30分
服飾科男子 第一バンガロー
ガチャッ
(;´_ゝ`)「わりぃ!わりぃ!遅れた!!」
( ^ω^)「おっ!やっと全員揃ったお!!」
( ゚∀゚)「な―にチンタラやってたんだ?」
(;´_ゝ`)「いや、オワタが飲み会に俺も行く俺も行くってしつこくて……」
(;*゚ー゚)「うわぁ……」
(#゚∀゚)「あのキモロン毛が……」
(;^ω^)「まあ、諦めてくれたんなら良しとしようお」
( ´_ゝ`)「つ―か服飾科のバンガローなのに何で俺達しか居ないんだ?」
( ゚∀゚)「みんな女子部屋でオールで飲み会やってんだよ。気にすんな」
( ´_ゝ`)「把握した」
(*^ω^)「さあ、そろそろ乾杯しようかお!」
( ゚∀゚)「アヒャwそうだな……んじゃテメ―ら!コップを掲げろ――!!」
-
(*´_ゝ`)(*^ー^)「「「「かんぱ―――い!!」」」」」(゚∀゚ *)(^ω^*)
.
-
―――続く
.
-
以上です。
ありがとうございました。
-
(・ω・`)乙
これでミセリとフォックスがもっと仲が良くなればいいなぁ
-
乙ー
ミセリとアヒャがなんでこんな仲悪くなったのかも気になる
とりあえずはいつものメンバー飲み会の安心感
-
乙乾杯
-
乙!
オワタはあんだけボロクソに言われたのに
アヒャのいる飲み会に参加しようとするとかどんだけだよ…
つか、杏露酒をヘンチクリンとは失礼なww
-
乙や支援ありがとうございました。
>>969個人的には杏露酒は大好きです笑
中途半端に余ってしまったのでお酒の雑談で適当に埋めて頂ければ有り難いです。
-
>>969
そりゃ アヒャがいるというマイナス以上にしいちゃんがいるからだろう・・・
あとはあれかな 自分の発言通りに兄者とブーン囲ってアヒャハブってドヤろうとしたとか
杏露酒は酒の強い弱いわからないごった煮の飲み会のときは重宝するね
-
乙でした(/・ω・)
杏露酒は女が喜ぶイメージ‥フォックスがミセリを喜ばせたいって気持ちを感じて嬉しくなったのだが。。
-
乙
今回はオワタ以上にアヒャがウザかったわ
-
アヒャはくどいな
もうちょっと短く罵倒したほうが気持ちよかったかな
-
乙
ギコともめそうな展開が
-
乙や感想ありがとうございます。1です。
近い内に後編を投下します。
話は変わりますがウォッカに詳しい方はいますか?
よかったらおすすめのウォッカを教えて下さい。
-
ズブロッカ
-
ウォッカならストリチナヤかな、くどくない飲み易さを感じる。ズブロッカもあげてあったけど、確かにアレも旨いが、割り材が限られる感があるよ。
-
乙
乾杯。やっぱりここのアヒャにはワガママがあってるな!
もうそろそろ1000か
-
皆さんありがとうございました、1です。
とりあえずズブロッカ買いました!余裕が出来たらストリチナヤも買ってみたいと思います。
今日の深夜0〜2時に後編を投下します。
今回は杏露酒です。
ほぼ確実に新スレを立てる事になると思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
-
申し訳ありません投下延期します。
明日の深夜0〜2時に投下します。
-
楽しみに待ってるよ(・ω・)♪
-
待機
-
1です。
ゆーっくり投下します。
-
wktk
-
爪;'ー`)「おい、大丈夫か?」
ミセ#゚Д゚)リ「うっしゃい!!あたしのこどなんかほっといてよお――!!」
爪;'ー`)「こんな酔っぱらいを放置出来る訳ないだろうが!!」
ミセ#゚Д゚)リ「う―る―さ―い―!ばかばかばかばかばかぎつね―――!!」
爪;'ー`)「お前の方が煩いっつ―の……つ―かいい加減、水飲めよ」
ミセ#゚ー゚)リ「んなもんいらない!」
爪;'ー`)「馬鹿!あんなに飲んだんだから水で薄めね―と……」
ミセ; ー ))リ「……ヴっ」
爪;'Д`)「ああ!ほら言わんこっちゃない!!」
爪;-ー-)(……はあ。どうしてこうなったんだ)
……
……
-
深夜12時
服飾科女子 第一バンガロー
ワイワイガヤガヤ……
爪'ー`)(相変わらず人多いな……殆ど女子だけど)
<ヽ`∀´>「おお!フォックス先輩のご到着ニダ!!さあさあ、ミセリ先輩の隣に座るニダ!」
爪'ー`)「ああ、どうもニダー君。それからこれ土産っす」
ミセ*゚ー゚)リ「酒持ってきたの?」
爪'ー`)「ああ、うん」
(*`ハ´)「おお!これは杏露酒アル!素晴らしい酒をありがとうございますフォックス先輩!!」
爪;'ー`)「いや、売店で買った安物だし……つ―か昨日も言ったけどシナー君もニダー君も敬語要らないよ?」
( `ハ´)「それは出来ないアルよフォックス先輩!」
<ヽ`∀´>「そうニダ!先輩には敬意を払わないと駄目ニダ!!」
(;"ゞ)「……いや、お前らアヒャ先輩におもいっきりタメ語じゃん」
( `ハ´)「ヤライワは別にいいアル」
<ヽ`∀´>「うん、ヤライワはヤライワニダ」
爪'ー`)(ヤライワ?……ああ、笑家(ワライヤ)だからヤライワね)
-
ミセ*゚ー゚)リ「フォックス。この酒って美味しいの?」
爪'ー`)「ん?ああ。まあな」
ミセ*゚ー゚)リ「ふぅん」
爪'ー`)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪;'ー`)(会話続かね―……)
( `ハ´)「ミセリ先輩、杏露酒は中国の美味しいお酒アルよ」
<#`∀´>「ファビョーン!聞き捨てならないニダ!全ての酒は韓国が起源ニダ!謝罪と賠償を請求するニダ!」
( `ハ´)「頭にトンスル沸いてんじゃね―のかエラ野郎」
ワハハハハハww
爪'ー`)(あっ……今の笑うとこだったのか?)
<*`∀´>「ホルホルホル……まあ冗談はさておき、杏露酒は甘くて美味しいニダよミセリ先輩」
( `ハ´)「杏のお酒アル。中国生まれの、女の子に人気なお酒アルよ」
爪'ー`)「あれ?でもこのパッケージには日本生産って書いてあるけど……」
-
( `ハ´)「きっとそのメーカーでは国内産の杏を使ってるからアル。もともとは中国のお酒アル」
<ヽ`∀´>「まあ、名前から見ても明らかにベースは中国ニダ。まあ、とりあえず美味しいお酒には変わらないニダ!」
( `ハ´)「きっとミセリ先輩も気に入るアルよ」
ミセ*゚ー゚)リ「そっか!ありがとうニダー君シナー君」
爪;'ー`)(……持ってきたのは俺なんだけどな)
||‘‐‘||レ「ミセリちゃん!そろそろ乾杯し直しましょうよ!私達も隠してたお酒飲みたいし!!」
爪'ー`)「……隠してた?」
ミセ*゚ー゚)リ「……昨日の内に殆どの酒を笑家の馬鹿が飲み干しちゃったのよ」ボソッ
爪;'ー`)(何やってんだあの馬鹿)
⌒*リ´・-・リ「ミセリ―!彼氏とイチャついてないで改めて乾杯しよ!!」
ミセ*^ー^)リ「も―そんなんじゃないわよ!!」
-
ミセ*゚ー゚)リ「……さっ!改めて乾杯しよっか!今日は最後の夜だからね!ここにあるお酒、ぜ―んぶみんなで飲みまくるわよ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは皆さん。我らが服飾科。修学旅行の最後の夜に……」
ミセ*^ー^)リ「かんぱ――い!!」
「「「「「「「「「乾杯!!」」」」」」」」」
爪'ー`)「……あっ乾杯。服飾科じゃね―けど、うん」
……
……
-
爪'ー`)(……和気あいあいと乾杯したものの、盛り上がりのせいか服飾科連中のペースは異常に早くかった)
爪'ー`)(そして1時間が経過した頃になると、1人、また1人と寝落ちしていく奴等が続出)
爪'ー`)(結局、2時間が経つ頃まで残ったのは俺とミセリと後輩男子3人の計5人だけ)
爪'ー`)(とりあえずここからは、ペースを落としてゆっくり飲み直しましょう。と言ってるさなか、ミセリが風に当たってくると退出)
爪'ー`)(しかし待てど暮らせどいっこうに戻りゃしない。そんなミセリが心配になって俺が外に探しに行くと……)
爪;'ー`)(そこには何故か半狂乱になりながら地べたに座り込むミセリの姿が有りましたとさ)
爪;-ー-)(……)
爪;'ー`)(……以上、回想終わり)
-
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪'ー`)「全部吐いた?」
ミセ*゚ー゚)リ「ん」
爪'ー`)「落ち着いた?」
ミセ*゚ー゚)リ「ん」
爪'ー`)「なら良かったわ」
ミセ*゚ー゚)リ「……水ありがとう」
爪'ー`)「おう」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪'ー`)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪;'ー`)「……」
爪;'ー`)(気まずい……)
ミセ*゚ー゚)リ「……ねえ」
爪'ー`)「あ?」
-
ミセ*゚ー゚)リ「あんたさ、私の事嫌いっしょ?」
爪'ー`)「……」
爪'ー`)「……?」
爪'ー`)「……」
爪;'Д`)そ「……はあ!?」
ミセ*゚ー゚)リ「嫌いでしょ?」
爪;'ー`)「んな訳ないだろうが!!何でいきなりそういう話になるんだよ!?」
ミセ*゚ー゚)リ「私さ。分かんないんだ」
爪;'ー`)「あ?俺はこの状況がわかんね―よ」
ミセ*゚ー゚)リ「いいから聴けよ」
爪'ー`)「あっ、はい」
ミセ*-ー-)リ「……」
爪;'ー`)「……」
ミセ*゚ー゚)リ「私はあんたに少しでも立派な男になって欲しいから文句だって言う」
ミセ*゚ー゚)リ「間違ってる事をしたら容赦無く怒るし、時には怒鳴ったりもするよ」
ミセ*゚ー゚)リ「いっつもいっつも私は」
ミセ*゚ー゚)リ「ただアンタの事ばっかり考えて、アンタの為にやってきた」
爪'ー`)「……」
-
ミセ* ー )リ「でもさ、分かんないの。分かってる筈なのに分からないの」
ミセ* ー )リ「アンタに文句言ったって、いっつも私が八つ当たりしたみたいになっちゃうし」
ミセ* Д )リ「アンタの事を想って言った言葉だってあんたにはちゃんと伝わらないし!」
ミセ# Д )リ「私だってもっと言い方変えればちゃんとアンタに伝わるって理解してるのに!」
ミセ# ー )リ「それが上手くいかなくて……好きなのに」
ミセ* ー )リ「好きなんだよ……」
爪'ー`)「ミセリ……」
ミセ# Д )リ「アンタが好きなの!大好きなの!!でも私は素直になれないの!!」
ミセ# Д )リ「フォックスを怒らせてばっかりで!本当はごめんなさいって謝りたいのに、上手くいかなくて!!」
ミセ* ー )リ「こんな女……!」
ミセ*;ー;)リ「フォックスに嫌われて当然じゃない……!!」
-
爪-ー-)「……」
爪-ー`)「んなことね―よ」
ミセ*;ー;)リ「……ある」
爪'ー`)「無い」
ミセ*-ー-)リ「ある」
爪'ー`)「無い」
ミセ*゚ー゚)リ「ある!」
爪;'ー`)「ね―よ!!」
ミセ*゚Д゚)リ「あるの!!」
爪#'ー`)「ね―っつてんだろうが!!」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
爪;'ー`)「あっ……悪い」
ミセ*゚ー゚)リ「……なら教えてよ」
爪'ー`)「あ?」
-
ミセ*゚ー゚)リ「どうしてフォックスは私に……き……って言ってくれないの?」
爪'ー`)「?」
ミセ#゚ー゚)リ「私はこんなにもアンタの事が好きなのに!」
ミセ#゚ー゚)リ「アンタ、私に好きってちゃんと言ってくれないじゃん!!どうしてなの!?」
爪'ー`)「……」
爪-д-)「……はぁ」
爪'ー`)「……んなこと、普通言わなくても分かるだろうが」
ミセ#゚Д゚)リ「分かんないよ!分かるわけ無いじゃない!!」
ミセ#゚ー゚)リ「言葉にしてくれなきゃ分かるわけ無い!!」
爪'ー`)「……好きじゃなかったら付き合う訳ないだろ」
ミセ# ー )リ「そんな曖昧な言い方じゃなくて!ちゃんと好きって言ってよ!!」
ミセ# ー )リ「不安なんだよ!怖いんだよ!!」
ミセ*;Д;)リ「好きって言ってよ!!」
-
爪;'ー`)「……」
ミセ*;ー;)リ「……」
爪;-д-)「」ふぅ
爪-ー-)「……」
爪'ー`)「……好きだよ、ミセリ」
ミセ*;ー;)リ「……」
爪'ー`)「……」
ミセ*;ー;)リ「……」
爪'ー`)「……」
爪*'ー`)(めっちゃ恥ずかしいんだけど……)
ミセ*-ー-)リ「……」
ミセ#゚Д゚)リ「……ちがう!!」
爪;'Д`)そ「はあ!?」
-
ミセ#゚Д゚)リ「そんな、無理矢理言わされた言葉じゃない!!アンタの言葉で好きって言って欲しいの!!」
爪;'ー`)(……いやいや!!意味わかんね―よ!さっきの台詞ですらメチャクチャ恥ずかしいつ―のにこれ以上俺を辱しめる気か!?)
爪;'ー`)「いや、言わされたとかじゃないって!!」
ミセ#゚ー゚)リ「そんなの信じられないもん!!」
爪;'ー`)(何なんだよこの展開めんどくせ――!!こんな雰囲気耐えられるか!!)
爪;'ー`)(ミセリには悪いが強引にでも話を変えさせなきゃこっちの身が持たね―!!)
爪;-ー-)(なんか話題!話題探さね―と!!)
爪;'Д`)「あ―!ミセリ!ミセリ――!!」
ミセ#゚ー゚)リ「……何よ」
爪;-ー-)「ほら……うん!あれだよあれ!!え―とだから……!!」
爪;'ー`)(話題……話題……!!)
爪'ー`)(……!!)
爪; 'Д`)「……月!!月だよ月!!」
ミセ#゚ー゚)リ「……はあ?」
爪;-ー-)「え―……ほら!!今日はよ!!」
-
爪;'ー`)「月が綺麗だな!!なあ?ミセリ!!」
ミセ* ー )リ「!!」
.
-
爪;'ー`)「……」
ミセ* ー )リ「……」
爪;'ー`)「……」
ミセ* ー )リ「……」
爪;'ー`)「……」
ミセ* ー )リ「……」
爪;'ー`)(……やっべ―!いくらなんでも強引過ぎた!!ミセリぶち切れそうなんだけど!!)
爪;'ー`)(つ―かなんだよ!月って何だよ!?俺、話変えるの下手過ぎるだろうが!!月なんてどうでもいいだろうが!!)
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