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彡⌒ミQ. E. D.のようです
-
コロンボとか古畑とか。演出は古畑風
-
【スポットライト】
彡⌒ミ
(´^_ゝ^`)「え〜〜、はじめましてー。盛岡デミタスですー。影ではハゲタスとも呼ばれておりますー」
彡⌒ミ
σ(´^_ゝ^`) ポリポリ
彡⌒ミ
(´^_ゝ^`)「誠に由々しきことですー」
(´・_ゝ・`)「え〜〜、それでですねぇ。突然ですが本題に入らせていただきましょう」
(´・_ゝ・`)「みなさんは力を加えると形状が変わるものをご存知ですか〜?」
(´・_ゝ・`)「例えばですねぇ、片栗粉を溶かした水なんかそうです〜」
(´^_ゝ^`)”「その水の上をですねぇ、こうやって足を上げて走るとですねぇ、沈まないんですよぉ〜」 エッホエッホ
(´^_ゝ^`)”「正確にいえば形状が変わってるということでは無いんですがねぇ」 エッホエッホ
(;´^_ゝ^)” エッホエッホ
(;´^_ゝ^) ハァハァ
-
(A´^_ゝ^)「他にもたくさんあるんですよ〜。私達が意識してないだけで〜〜〜、えーーー、そういったものはそんじょそこらに溢れているんです〜」 フキフキ
(´・_ゝ・`)「力を加えてあげるだけで形状が変わるー。むしろほとんどの物質がそうだと言えます〜〜」
(´^_ゝ^`)「ゴムだってそうですよー。引っ張れば伸びますー」
っo
(´^_ゝ^`)「痛いですよねー、ゴム〜〜。バチンバチンと体に当たると非常に痛いです〜〜」
っo
(´・_ゝ・`)「こんな小さなものが予想もつかない威力を発揮するものなのです〜。僕達にとっては〜〜、え〜〜大変常識的なものなんですが〜〜」
(´・_ゝ・`)「つまり〜〜、僕が言いたいのは〜〜〜……」
σ(´^_ゝ^`)「モノというのは様々な顔を持っているということでして〜〜〜〜………」 ポリポリ
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━
-
【株式会社VIP オフィス】
Prrrrrrrrrrrrr....
「はい、こちら株式会社VIPです」
「誠に申し訳ございませんでした……」
Prrrrrrrrrrrrr....
「それでは正午ごろにお伺いさせていただきます……」
Prrrrrrrrrrrrr....
「もしもし、株式会社VIPの広報担当……」
ξ゚⊿゚)ξm” カタカタカタカタ
( "ゞ)「内藤さん、内藤さん」
ξ゚⊿゚)ξ「はい?」
( "ゞ)「今日は朝からだったでしょう。上がらなくていいの?」
ξ゚⊿゚)ξ「まだ仕事が終わらなくて」
( "ゞ)「もうすぐ電話の受付が終わるから、他の人にも余裕が出るよ」
ξ゚⊿゚)ξ「いえ、自分でやっておきたい仕事なんです」
-
( "ゞ)「そう? 無理はしないように」
ξ゚⊿゚)ξm”「分かっています」 カタカタカタ
(; "ゞ)「あんまり残業されても私が怒られるんだからね、その辺分かっておいてね」
ξ゚⊿゚)ξm”「ええ。今日は11時ころに家についていれば良いので」 カタカタカタ
(; "ゞ)「じゃあ、頑張ってね」
ξ゚⊿゚)ξm”「はい」 カタカタ…
Prrrrrrrrrrrrr....
「はい、こちら株式会社VIPです」
「失礼いたしますー、こちらの書類なんですが……」
Prrrrrrrrrrrrr....
………
……
…
-
おもしろそう
-
【内藤家 自宅】
ξ゚⊿゚)ξm” カタカタカタカタ
コンコン……
ξ゚⊿゚)ξ「はい」
ガチャ……
(; ^ω^)っ「まだお仕事かお?」 バタン
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。やらなきゃいけないことが溜まってるから」
(; ^ω^)「大変だお……」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ「で?」
(; ^ω^)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ「何?」
-
(; ^ω^)「えっと……。何か同僚が近くで飲んでるらしくて……。ちょっと潰れちゃったみたいなんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「また?」
(; ^ω^)「だからちょっと迎えにいってくるお」
ξ゚⊿゚)ξ「そう」
(; ^ω^)「家まで送るから朝帰ってくるかも……」
ξ゚⊿゚)ξ「いつものことね」
(; ^ω^)「……そういうことだから」
ξ゚⊿゚)ξ「わかったわ」
(; ^ω^)「じゃあ、いってくるお。お休み」
ξ゚⊿゚)ξ「おやすみなさい」
(; ^ω^)っ ガチャ…
バタン……
ξ;;;⊿゚)ξ
ξ;;;;;;;;゚)ξ” ガタ…
-
【内藤家 自宅前】
(*^ω^)】「あ。もしもし。デレちゃんかお?」
(*´ω`)】「うんお〜、今から会いに行くお〜。待っててお〜」
(*´ω`)】「良いんだお。今日はこんな時間じゃなきゃ会えないから……。もう帰ってるかお? そうかおー」
(*´ω`)】「……え〜と、12時半くらいには着くと思うお〜」
(*´ω`)】「は〜い。いちゃいちゃしようお〜」
(*^ω^)σ】 ピ…
(*^ω^)” テクテク
ξ;;;;:::;゚)ξっ ガチャ…
-
【デレのアパート 正面玄関】
(*^ω^)σ ピピピ…
「はーーーい」
(*^ω^)「僕だお〜。開けてお〜〜」
「うん、開けるね〜」
ウィ〜〜〜〜ン……
(*^ω^)” テクテク…
│;;;;::゚)ξ コソ…
ξ;;;;::;゚)ξっ。 ピ…
ウィ〜〜〜〜ン……
ξ;;;;::;゚)ξ
………
……
…
-
おそろしい
-
【デレ宅】
(*^ω^)「ただいまお〜」
ζ(゚ー゚*ζ「おかえりなさ〜い」
(*^ω^)「早くデレちゃんに会いたくて会いたくてしょうがなかったんだお〜」
ζ(´ー`*ζ「ごめんね〜、今日は遅番の日だからー」
(*^ω^)「お陰で毎週家を抜け出すのが大変なんだお〜」
ζ(´ー`*ζ「ごめんってば〜」
(*´ω`)「許すお〜」
ζ(゚ー゚*ζ「ブーンちゃん、シャワーは?」
(*´ω`)「いつもどおりデレちゃんが上がったら入るお」
ζ(^ー^*ζ「ふふ。ツンちゃんの前でもレディファーストなの?」
(*´ω`)「まさか」
-
ζ(゚ー゚*ζ「コーヒーでいい〜?」
(*´ω`)「なんでもいいお〜〜〜。喉乾いたお〜〜〜」
ζ(゚ー゚*ζ「すぐ喉乾くんだから」 コポコポ
(*^ω^)「……あ、鍵閉め忘れたお」
ζ(゚ー゚*ζ「お家の? ツンちゃんがいるんじゃないの?」
(*^ω^)「んや、玄関の」
ζ(゚ー゚*ζ「いいよー、後でで」
凵⊂ζ(゚ー゚*ζ「はい」 コト…
(*´ω`)「ありがとうお〜」
(*´ω`)” ズズ…
っ凵
(*´ω`)「やっぱりデレちゃんの淹れてくれたコーヒーが一番だお〜〜〜。ツンのとは全然違うお〜」
ζ(^ー^*ζ「毎回言うよね、それー」
-
(*´ω`)「だって美味しくないんだもの」
(*´ω`)” ズズ…
っ凵
ζ(゚ー゚*ζ「怒られるよー」
(*´ω`)「別に良いお」
ζ(゚ー゚*ζ「またまたー」
(*´ω`)「ホントだお。デレちゃんが慰めてくれるお」
ζ(´ー`*ζ「慰めませーーん」
(*´ω`)「え〜〜〜〜〜〜、何でだお〜〜〜〜」
ζ(゚ー゚*ζ「……あ! そうそう」
(*^ω^)「どうしたお〜」
ζ(^ー^*ζ「新しい下着買ったんだ〜〜」
-
(*^ω^)「お! どんなのだお〜?」
ζ(^ー^*ζ「内緒〜〜〜」
(*´ω`)「それは無しだお〜〜〜」
ζ(^ー^*ζ「じゃ、お風呂入ってくるね」
(*´ω`)「行ってらっしゃいお〜〜〜」
ζ(^ー^*ζ「いってきまーーす」
⊂ζ(^ー^*ζ ガチャ…
バタン……
(*´ω`)
(*´ω`)” ズズ…
っ凵
シャァァァァ……
(*´ω`)” ソワソワ
-
(*´ω`)
(*´ω`)” ズズ…
っ凵
(*´ω`)” ソワソワ
ガチャ…
(*´ω`)
(*^ω^)「……お?」
ガチャ……
ガタ……
( ^ω^)
_,
( ^ω^)「……?」
ξ;;;;::;゚)ξっ ガチャ…
( ^ω^)
(; ^ω^)「ツン……?」
-
うおお
-
ξ;;;;::;゚)ξ
(; ^ω^)「何で……」
ξ;;;;::;゚)ξ ス…
っ=lニフ
(; ゚ω゚)「え?」
≡≡≡ξ;;;;::;゚)ξ ダッ
っ=lニフ
(; ゚ω゚))) タジ…
ドスッ!!
( ゚'ω゚)
( ゚'ω゚),;;.・”; ゴフ…
ξ;;;;::;゚)ξ ハァハァ
-
ぎゃああああああ
-
::(; ゚'ω゚)::
(; ゚'ω゚)っ
ξ;;;;::;゚)ξ⊂(゚ω'゚ ;) ガシッ
ξ;;;;::;゚)ξ「……!」
(゚ω'゚ ;) ゼェゼェ
ξ;;;;::;゚)ξ「は、離して……!」
⊂(゚ω'゚ ;)”「タス……ケテ……」 ググググ…
ξ;;;;::;<)ξ「い、いや……!」
⊂(゚ω'゚ ;)”〜 グラ…
ξ;;;;::;<)ξっそ「離して……!!」 ドン!
ξ;;;;::;<)ξ≡≡≡≡
ガシャーーーン!!
ξ;;;;::;<)ξ「痛っ……」
-
古畑だねえこの流れ
-
⊂(゚ω'゚ ;) ハァハァ
ξ;;;;::;゚)ξ
ξ;;;;::;゚)ξ⊂(゚ω'゚ ;)” ガシ…
ξ;;;;::;゚)ξ「や、やめ……!」
⊂(゚ω'゚ ;)”「ハァ……ハァ……!」 グググ
ξ;;;;::;<)ξ”「引っ張らないで……!」 グググ…
⊂(゚ω'゚ ;)”「助けて……」
ξ;;;;::;<)ξ” ジタバタジタバタ
すぽっ
≡≡≡≡≡≡≡⊂(゚ω'゚ ;)
ドガシャァァァン!!
”ζ⊂(゚ω゚ )” ビクンビクンビクンビクン
ξ;;;;::;゚)ξ
-
ζ⊂(゚ω゚ )” ビクンビクンビクンビクン
ξ;;;;::;゚)ξ” ムク…
ξ;;;;::;゚)ξっζ⊂(゚ω゚ )”
ξ;;;;::;゚)ξ グイッ
っ=⊂
ξ;;;;::;( ゚'ω゚)
ξ;;;;::;( ゚'ω゚)” ググググググググ……
ξ;;;;::;( ゚'ω゚)”「カッ……カッ……グルジ……」 ググググググググ……
ξ;;;;::;( ゚'ω゚) ググググググググ……
ξ;;;;::;( ゚'ω゚)
-
ξ;;;;::;( ゚'ω゚)
( ゚'ω゚)” ドサ……
ξ;;;;⊿゚)ξ ハァハァ……!
( ゚'ω゚)
ξ;;;;⊿゚)ξ
ξ;;;;⊿゚)ξ)) タジ…
ガチャ……
ζ(^ー^*ζ「ねぇ、ほら新しい下着……」
ξ;゚'⊿゚)ξ
ζ(゚ー゚;ζ「……え?」
ξ;゚'⊿゚)ξ
ζ(゚ー゚;ζ「ツンちゃん?」
-
ξ;゚'⊿゚)ξ ハァハァ…
( ゚'ω゚)
ζ(゚ー゚;ζ「……!」
ξ;゚'⊿゚)ξっ● グ…
……((ζ(゚ー゚;ζ タジ…
≡≡≡≡ξ;゚'⊿゚)ξ ダッ
っ●
ζ(>Д<;ζ「い、いや……!」
ガンッ!!
「痛い゛!! や゛め゛」
ガン!!
ガン!!
「あ゛!!」
ガン!!
ガン!!
ガン!!
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■■ □□■■ ■■■■■■■■ ■□■□
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□□□□
□□□□
のようです
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.
-
支援
-
【デレ宅】
パシャ!!
( ゚'ω゚)
ニl=
パシャ!!
パシャ!!
ミセ;゚ー゚)リ「し、死亡推定時刻は12時半頃……。でしょうか」
(,,゚Д゚)「そうか……」
ミセ;゚ー゚)リ「恐らく出血多量と見られます」
(,,゚Д゚)「刺されたのは胸と首の二箇所……。どうしても殺したかったようにも見えるな」
ミセ;゚ー゚)リ「はい……」
(,,゚Д゚)「詳しくは解剖に回してからか……」
ミセ;゚ー゚)リ「そうすね……」
(,,゚Д゚)「それで、自殺した女性の方は?」
ミセ;゚ー゚)リ「そちらの方も12時半〜一時頃ということです」
(,,゚Д゚)「……わかった」
-
期待
-
ミセ;゚ー゚)リ「あの……」
(,,゚Д゚)「ん?」
ミセ;゚ー゚)リ「いつ来るんですかね……。新しい警部補」
(,,゚Д゚)「……今何時?」
ミセ;゚ー゚)リ「六時半っす」
(;,゚Д゚)「遅い……」
ミセ;゚ー゚)リ「……盛岡さんですよね」
(;,゚Д゚)「ああ。あの盛岡さんだ」
ミセ;゚ー゚)リ「数々の超難事件を解決したとか何とか……、なんか経歴書に書いてありましたね」
(;,゚Д゚)「自分で書いたんだろ?胡散臭すぎる。……連絡先聞いてるか?」
ミセ;゚ー゚)リ「いえ……」
カツカツカツ……
(‘_L’)「やぁ、どうだ」
(,,゚Д゚)ゞ「警部」
ミセ;゚ー゚)リゞ「おはようございます」
-
(‘_L’)「おはよう。署で合う前に、盛岡さんにご挨拶をと思ってね……」
(‘_L’) チラ…
( ゚'ω゚)
(‘_L’)「ふ、む……。女性には厳しいだろう」
ミセ;゚ー゚)リ「いえ! 慣れました!」
(‘_L’)「そうか? 頼もしい限りだな」
( ‘_L’) キョロキョロ
(‘_L’)「で、盛岡さんは?」
(;,゚Д゚)「いや、それが……」
<イヤァ〜〜、オクレマシタオクレマシタ……
(‘_L’)「おや」
彡⌒ミ
(´^_ゝ^`)「ごめんなさいね〜〜〜、いきなり遅刻しちゃって〜〜〜〜。いやぁ〜〜朝は弱いもんだからなぁ〜〜。コレばかりはどうも……」
彡⌒ミ
(´・_ゝ・`)「おや、おやおやおやおや」 ハッ
(‘_L’)「どうもどうも、盛岡さん」
-
いいキャラしてるな
-
(´^_ゝ^`)っ”「あ〜〜あ〜〜あ〜〜、フィレンクトさんじゃあありませんか〜〜。どうぞどうぞ、よろしく」 ギュ
(‘_L’)っ「お仕事始める前に挨拶をと思いまして」
(´^_ゝ^`)っ「そうですか〜〜〜、私より若いのに警部とは頭が下がりますなぁ〜〜」
(‘_L’)「困ることを仰る」
(´^_ゝ^`)「冗談です〜〜。じょ〜だ〜ん」
ミセ;゚ー゚)リ「あの人が盛岡さん……ですか?」 ヒソ…
(;,゚Д゚)「そのようだ」
ミセ;´ー`)リ「私、もっとクールな人だと思ってました。ハゲで脂まみれじゃないですかー」
(;,゚Д゚)「自分で超難事件を解決とか書くような人だぞ?」
ミセ;゚ー゚)リ「あ、そうか。じゃあ見た目通りっすね」
(´・_ゝ・`)「あ!」
(‘_L’)「はい?」
(´・_ゝ・`)「朝ごはん、よろしいですか? 途中にサブウェイがあったもので……」 ゴソ…
っ◯
(;,゚Д゚)「ちょ、ちょっと!」
(´・_ゝ・`)「ハイ〜?」
っ◯
(;,゚Д゚)「あの、現場で食事は……、モノを落とされるとですね……!」
-
(´・_ゝ・`)「何だ君は真面目な人だな〜〜〜……」
(;,゚Д゚)「ま、真面目? 常識的な観点で……!」
( )´・_ゝ・)”「食いカスなんてね、落とさないよ。君、誰?」 ポロポロ
'.
(‘_L’)「あー、彼は猫田刑事。アナタの部下です」
( )´・_ゝ・)”「君が部下? ほぉ〜……」 ポロポロ
'.
(;,゚Д゚)σ「あの……。ほら、落としてる……」
( )´・_ゝ・)”「そ〜んな事気にしてるのは君ぐらいだよ。朴念仁君」
(;,゚Д゚)「ぼ、朴念仁!?」
( )´・_ゝ・)”「そ〜〜ですよね〜〜。警部〜」 ポロポロ
'.
(‘_L’)
(‘_L’)「そうですな」
(;,゚Д゚)「ちょ、ちょっと警部……!」
(‘_L’)「猫田くん。来なさい」
-
(;,゚Д゚)「は、はい」
(‘_L’)「あのね。盛岡さんはね、私の上司だったんだよ」 ヒソヒソ
(;,゚Д゚)「え、そうなんですか?」
(‘_L’)「だから滅多に逆らえないのが一つ」
(;,゚Д゚)「はぁ……」
(‘_L’)「後もう一つ。これは彼の直属の部下になる君に言っておきたいことなんだ」
(;,゚Д゚)「……なんでしょう」
(‘_L’)「もうすでに分かってるとは思うが、大変クセのある人物なので、気をつける様に」
(;,゚Д゚)「……はい」
(‘_L’)「あの人はあれで優秀だ。その辺は心配しなくていい」
(;,゚Д゚)「その辺ってどの辺……」
(´・_ゝ・`)「あ〜、君〜」
ミセ;゚ー゚)リ「わ、私ですか?」
(´・_ゝ・`)「そ〜そ〜。君も僕の部下になるの?」
-
ミセ;゚ー゚)リ「警部、どうなんでしょう」
(‘_L’)「彼女も自由に使って貰って構いません」
(´・_ゝ・`)「あ〜そ〜。よろしく〜」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(‘_L’)「基本的には猫田刑事と一緒に行動するものだと思っていてください」
( )´・_ゝ・)”「え〜〜〜〜?」
(;,゚Д゚)
( )´・_ゝ・)”「……嫌だなぁ。真面目そうだもの〜〜」
(‘_L’)「まあまあ、そう言わずに」
(;,-Д-)「俺のほうが嫌だよ」 ヒソヒソ
ミセ;゚ー゚)リ「ご愁傷様っす」
-
(‘_L’)「じゃあ私は署の方に顔を出しに」
( )´・_ゝ・)”「おや〜。そんな早くから出勤ですか〜ぁ」
(‘_L’)「ここに来ている時点で出勤しているようなものです」
( )´・_ゝ・)”「そ〜ですね〜〜。ではお気をつけて。こちらは何とかします〜〜」
(‘_L’)「いきなりこんな事になってすみません。また後で」
( )´・_ゝ・)”「いやいや、間が悪かっただけです〜〜〜。よくあることです〜〜。どうも〜〜」 ポロポロ
'.
(‘_L’)「……じゃ、猫田君頼んだよ」
(;,゚Д゚)「はい……」
カツカツ……
(;,゚Д゚)
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(;,゚Д゚)「あ、あの」
( )´・_ゝ・)”「ん〜〜?」
(;,゚Д゚)「事件についての概要を」
( )´・_ゝ・)”「あ。もうやる? いいよー。勝手に喋ってて〜」
(;,゚Д゚)「は、はい……」
-
(;,゚Д゚)「え〜〜、被害者の男性の名前は内藤ホライゾンさん。27歳。会社員です。株式会社ケンモーの社員証が見つかりました」
っ|三|
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(;,゚Д゚)「このアパートの近くに住んでいて……」
っ|三|
( )´・_ゝ・)「あ!!!!!」
(;,゚Д゚)「な、なんでしょう」
(; ´・_ゝ・)「これ、全然ピクルス入ってないよ〜〜〜。ピクルスもりもりにしてくれって言ったのに〜〜」
(;,゚Д゚)
(; ´・_ゝ・)「なんだよ〜〜〜。こんなの全然美味しくないよ〜〜〜。嫌だなぁ〜〜〜、やられたよ〜〜……」
(; ´・_ゝ・)
(; ´゚_ゝ゚)”「!?」 ガタ!!
(;,゚Д゚)そ ビク…
ミセ;゚ー゚)リそ ビクッ
(; ´゚_ゝ゚)σ「よく見たらこれ!!! サブウェイじゃないじゃないの〜〜! サムウェイだよ、サ〜ム〜ウェ〜イ〜〜」
-
これは良い
-
(;,゚Д゚)「……はぁ」
(; ´゚_ゝ゚)「やられた……。だまされた〜〜〜……。全然美味しくなかったもの〜〜、バカにしてるよ〜〜」
ミセ;゚ー゚)リ「サブウェイ、こんな朝早くからやってないですもんね」
(; ´・_ゝ・)「え!? 君、知ってたの?」
ミセ;゚ー゚)リ「は、はい」
(; ´・_ゝ・)「な〜〜んで教えてくれないの〜〜〜……」
ミセ;゚ー゚)リ「もう買ってきてたし……」
(; ´・_ゝ・)=3 ハァァ……
( ´・_ゝ・)「ダメだ。こんなのダメだよ。帰る」
(;,゚Д゚)「ちょ、ちょっと! どこ行くんですか!」
( ´・_ゝ・)「やる気なくした」
(;,゚Д゚)「いや、待ってくださいって……!」
( ´・_ゝ・)「待たない。帰りま……」
-
( ゚'ω゚)
( ´・_ゝ・)「……ねぇ」
(;,゚Д゚)「はい……?」
( ´・_ゝ・)「さっき、このアパートの近くに住んでるって言ったね〜」
(;,゚Д゚)「え、ええ。ここから徒歩で行ける距離ですが」
っ|三|
( ´・_ゝ・)「ここには誰が住んでたの?」
(,,゚Д゚)「井出レイコさん。25歳です」
っ|三|
( ´・_ゝ・)「へぇ。その人は?」
(,,゚Д゚)「ここのベランダから落ちて死んでいます」
( ´・_ゝ・)「……ふぅ〜〜ん」
(,,゚Д゚)「自殺と考えていいかと」
( ´・_ゝ・)「あーそ。じゃあ自殺だ」
-
すまん出かけなきゃいけなくなった。今日の夜に続きやる
-
>>42
待ってるうぇーい
-
今日中に投下しきれるってことか?
一旦乙
-
おお、一旦乙
たのしみにしてる
-
サスペンス期待
-
これ楽しみ
-
お前のせいで一個下のスレタイが酷いことになってる
-
再開
-
よしきた
-
(,,゚Д゚)「見に行きますか?」
(; ´・_ゝ・)「え〜。あそこから落ちたんでしょ? いやだよぉ〜気持ち悪い〜〜」
(;,゚Д゚)「し、しかし……」
(; ´・_ゝ・)「嫌だよねぇ?」
ミセ;゚ー゚)リ「わ、私ですか? 私は慣れてるので……」
(; ´・_ゝ・)「へぇ〜〜。すごいねぇ〜〜……。僕はダメだよ〜」
(;,゚Д゚)「その……、一度は見ていただきたいと思うのですが……」
(; ´-_ゝ-)「う〜〜〜ん……んんんん」
(; ´-_ゝ-)
(; ´-_ゝ-)「で、その人とはど〜〜ういった関係だったの〜?」
(;,゚Д゚)「被害者の内藤氏は既婚者だったそうなので、恐らく不倫関係にあったものと思われます」
っ|三|
( ´・_ゝ・)「ふぅ〜〜ん。で、この部屋の散らかり具合は? 喧嘩でもして、殺しちゃったってわけ〜?」
(,,゚Д゚)「そう考えられます」
( ´・_ゝ・)「あっそ。そんで自殺した訳ね〜〜……。なるほど〜」
-
支援
-
(,,゚Д゚)「どう思われるでしょうか」
( ´・_ゝ・)「え? どう思われるって、そうなんでしょ? じゃあそれでいいじゃないの。男殺して自殺だよ。はい、おしまい」
(;,゚Д゚)「えっ」
( ´・_ゝ・)ノシ「んじゃあね、後よろしく〜〜」
(;,゚Д゚)「ちょ、ちょっと!」
(; ´・_ゝ・)「何? まだ何かあるの〜?」
(;,゚Д゚)「い、いや。無いんですけど……」
( ´・_ゝ・)「無いんでしょ? 君は本当に真面目だねぇ〜〜〜〜〜」
( ´・_ゝ・)y- シュボ
(;,゚Д゚)そ「盛岡さん! 現場でタバコなんて吸わないで下さい!!」
( ´・_ゝ・)y-~~「え〜〜? 困った人だなぁ〜……」
(#,゚Д゚)「困った人なのはアナタでしょう!」
ミセ;゚ー゚)リ ヒヤヒヤ
( ´・_ゝ・)y-~~「だから朴念じ……ん?」
( ゚'ω゚)
( ´・_ゝ・)y-~~「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
-
(;,゚Д゚)「あの、仏に灰が落ちます……」
( ´・_ゝ・)っ-~~「はい。持ってて」
(;,゚Д゚)っ-~「え……。消しますよ」
( ´・_ゝ・)「消さないで」
( ゚'ω゚)
( ´・_ゝ・)「首に刺さったままなんだね〜、包丁」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「不思議だなぁ〜〜」
(,,゚Д゚)「はじめ胸部を刺し、その後に首を刺したと見られます。その時に正気に戻って、包丁を抜くのを忘れたのではないかと……」
っ-~
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜〜? 引っかかってるのは刺さってる事じゃないよ〜」
(,,゚Д゚)「?」
っ-~~
「いやぁぁぁあああ!!」
(・<_・` )「……?」
-
ξ;⊿;)ξ「嫌ぁぁぁああ!! 何で!? 何で!?」
( `□´)っ「落ち着いて下さい!」
ξ;⊿;)ξ「だって、だって! 昨日まで元気で……! 嫌ぁぁ……」
( ´・_ゝ・)「あれは?」
(,,゚Д゚)「奥さん、ですかね……」
( ´^_ゝ^)「へぇ〜〜〜……、中々可愛いねぇ〜〜」
((( ´^_ゝ^) フラフラ
(;,゚Д゚)「ど、どこ行くんですか!」
( ´^_ゝ^)「おしゃべり」
ξう⊿∩)ξ「ううううううう……、うぅぅ……」
( ´・_ゝ・)「……あの」
ξう⊿;)ξ「……はい?」
( ´・_ゝ・)「僕、こういう者です〜。この事件の担当になりました〜」
っ■
-
ξう⊿;)ξ グスグス
( ´・_ゝ・)「トンだことになってしまいましたね〜……」
ξう⊿;)ξ「あれは本当に主人なんでしょうか……」
( ´・_ゝ・)「内藤さんの奥様で?」
ξう⊿;)ξ「はい……」
( ´・_ゝ・)「……残念ながら」
ξう⊿;)ξ
ξう⊿∩)ξ「……どうしてあの人だったの」 ポロポロ
( ´・_ゝ・)「お察し致します〜〜……」
ξう⊿∩)ξ グスグス
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜、ご主人とこの部屋に住んでいた人物との関係は現在調査中です〜」
ξう⊿∩)ξ「うっ……、うっ……」
( ´・_ゝ・)「この部屋にお住まいだった人物もですね〜、自殺をされてたので〜〜……」
ξう⊿∩)ξ「ううぅぅ……」
( ´・_ゝ・)「ん〜。よろしければハンケチお使いください……」
っ□
-
ξ;⊿;)ξ「いえ、結構です……」
( ´・_ゝ・)「そうですか〜…………おや!」
っ□
ξ;⊿;)ξ「?」
( ´^_ゝ^)「あなた、津島麗子に似てらっしゃる〜〜〜〜」
ξ;⊿;)ξ「……誰でしょう」
( ´・_ゝ・)「え! 知らない! 奥さん、津島麗子を知らない!」
ξ;⊿;)ξ
( ´^_ゝ^)「最近デビューしたガールズバンドのボーカルですよぉ〜〜。いやぁ、凄く可愛い子でねぇ〜〜……」
ξ;⊿;)ξ「はぁ……」
( ´^_ゝ^)「え〜〜〜、確かバンド名が読書部とか……」
(,,゚Д゚)「……あの人何の話をしてるんだ?」
ミセ;゚ー゚)リ「なんすかね。読書部だとか聞こえましたけど……」
.
-
( ´^_ゝ^)「アナタも是非聞いてみて下さい〜〜。とっても元気が出る良いバンドなんですよ〜〜」
(,,゚Д゚)「あの、何の話を……」
( ´・_ゝ・)「あ、彼は朴念仁君です〜〜。彼もこの事件を捜査致します〜」
ξ;⊿;)ξ「そうですか……」
(;,゚Д゚)”「猫田です」 ペコ
ξ;⊿;)ξ「……主人は、この部屋に住んでいた人に殺されたんでしょうか」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜、見ての通り包丁で刺されています〜。恐らく、そうであると〜……」
ξ;⊿;)ξ「その人は何者なんですか……?」
(;,゚Д゚)「そ、それは……」
( ´・_ゝ・)「まだ調査段階ですが、十中八九浮気相手だと思います〜」
ξ;⊿;)ξ
(;,゚Д゚)「ちょっと、盛岡さん!!」
( ´・_ゝ・)「こういう時は正直に言うに限るよ、朴念仁君〜」
ξ;⊿;)ξ「そう、ですか……」
-
おぉ、新展開
-
( ´・_ゝ・)「その浮気相手の人はですねぇ〜、この部屋のベランダから飛び降りて自殺致しました〜〜。だよね?」
(;,゚Д゚)「はい……。部屋が散乱しているため、二人の間でトラブルがあり……ご主人を殺し、そして自分も死んだと考えられます」
ξう⊿;)ξ「……そんなの」
ξう⊿∩)ξ「そんなのって……」 ポロポロ
( ´・_ゝ・)「んんん〜〜〜、お察しします〜〜〜〜」
ξう⊿∩)ξ「うぅぅ……」
( ´・_ゝ・)「えーーー。ご主人のお顔、見ますか?」
ξう⊿∩)ξ「うっ……うっ……」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜……、君〜〜」
ミセ;゚ー゚)リ「は、はい!」
( ´・_ゝ・)「ここは良いから、彼女を家まで送ってあげて〜」
……ミセ;゚ー゚)リ「分かりました! こちらへ……」 テクテク
〜〜ξう⊿∩)ξ「うぅ……、う……」 フラフラ
( ´・_ゝ・)「……津島麗子に似てると思わない?」
(,,゚Д゚)「読書部の?」
( ´^_ゝ^)「うん〜。可愛い人だったねぇ〜〜〜。ねぇ、そう思うよねぇ?」
-
(;,゚Д゚)「そういった事は……」
( ´^_ゝ^)っ「はい」
(;,゚Д゚)「……?」
( ´・_ゝ・)っ「た〜ば〜こ〜」
(,,゚Д゚)「消えましたが」
(; ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜???」
(;,゚Д゚)「そりゃこんな長い時間火がついてる訳……」
(; ´・_ゝ・)「ダメだねぇ〜〜、朴念仁君〜〜。これはダメだよ〜〜〜……」
(;,゚Д゚)「いや、そんな事言われましても……」
(((; ´・_ゝ・) テクテク
(;,゚Д゚)「どこへ?」
(; ´・_ゝ・)「さっきのでタバコ最後だったんだよ〜〜」
(;,゚Д゚)「はぁ……」
(; ´・_ゝ・)「現場に1つや2つくらいあるでしょ〜」
(;,゚Д゚)「ちょっと! 勝手に持ち出すつもりなんですか!?」
-
(; ´・_ゝ・)「だって、食後の一服だよ〜〜? 必要だよ〜〜〜」
( ゚'ω゚)
( ´・_ゝ・)「……この人持ってないかな」
(;,゚Д゚)「触るなら手袋を……」
( ´・_ゝ・)「……真面目だねぇ〜〜〜〜〜〜」
(;,゚Д゚)「常識です!」
( ´・_ゝ・)「はいはい〜〜、常識常識……」
( ゚'ω゚)
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「……朴念仁君。手袋してるね」
(;,゚Д゚)「え? はぁ……」
( ´・_ゝ・)「ここのさ、包丁の刺してあるとこ。首」
(;,゚Д゚)「はい……」
( ´・_ゝ・)「おかしいよねぇ」
(,,゚Д゚)「?」
( ´・_ゝ・)「もっとさぁ、ドバーーーーーーーって出ると思わない?」
(,,゚Д゚)「血がですか?」
-
( ´・_ゝ・)「うん〜」
(,,゚Д゚)「最初に胸を刺されたから、そもそもの血の量が……」
( ´・_ゝ・)「そこもだよ」
(,,゚Д゚)「?」
( ´・_ゝ・)「な〜〜んで胸も首も刺したのかなぁ〜〜〜」
(,,゚Д゚)「胸の傷が浅かったのでは……」
( ´・_ゝ・)「……ふぅ〜ん。モメごとの最中に冷静に急所を二箇所も〜? 部屋をこれだけ大暴れにさせておいて〜?」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「引っかかるんだよねぇ〜〜〜……」
(,,゚Д゚)「はぁ……」
( ´・_ゝ・)σ「そこの血、ちょっと拭ってみて」
(;,゚Д゚)「え。首のですか?」
( ´・_ゝ・)「うん」
(;,゚Д゚)「いいんですか?」
( ´・_ゝ・)「大丈夫大丈夫。早く」
-
(;,゚Д゚)
(;,゚Д゚)っ” グイ……
( ´・_ゝ・)「……ほら」
(;,゚Д゚)「?」
( ´・_ゝ・)「跡」
(;,゚Д゚)「……あ」
( ´・_ゝ・)「跡があるねぇ〜〜〜。何の跡だろうねぇ〜〜〜」
(;,゚Д゚)「絞められた跡……、ですかね」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「詳しい結果が出てからだね」
(;,゚Д゚)「は、はい……」
((( ´・_ゝ・)「ベランダってこっち〜?」 テクテク
(;,゚Д゚)σ「いや、こっちからは出れないです。こっちです」
( ´・_ゝ・)「あ、そう?」
………
……
…
-
【デレ宅 ベランダ】
(; ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜〜……。この下に〜、自殺した子が〜〜、いるわけだよねぇ〜〜〜」
(,,゚Д゚)「はい」
(; ´-_ゝ-)
(; ´-_ゝ・) チラ
,;.ξ0゚*ζ
;,,.
(; ´-_ゝ-)「ムリムリムリムリムリムリ……、あとは朴念仁君よろしく」
(;,゚Д゚)「が、頑張ってください」
(; ´-_ゝ-)「頑張ってる人に頑張ってって言っちゃいけません」
(;,゚Д゚)「しかしですね……」
(; ´-_ゝ-)「う〜〜〜〜ん……」
………
……
…
-
【デレのアパート前】
,;.ξ0゚*ζ
;,,.
(; ´-_ゝ-)「あ〜〜〜〜〜、来ちゃったよ、嫌だぁ〜〜」
(;,゚Д゚)「目を開けて下さらないと……」
(; ´-_ゝ-)「目開けたら」
(;,゚Д゚)「はい?」
(; ´-_ゝ-)「サブウェイね」
(;,゚Д゚)「え?」
(; ´・_ゝ・)「はい、目開けた〜!」
,;.ξ0゚*ζ
;,,.
(; ´・_ゝ・)「うぅぇぇ……。なんかオシャレな服着てるよ〜。うえぇぇ」
……(; ´・_ゝ・) ソローソロー
-
(; ´・_ゝ・)
(,,゚Д゚)「頭から落ちたようです。あの高さですから即死でしょう」
(; ´・_ゝ・)「何時頃死んだの?」
(,,゚Д゚)「午前一時前かと」
(; ´・_ゝ・)「……ふぅーーん」
,;.ξ0゚*ζ
;,,.
(; ´>_ゝ<)「あ〜〜〜……。夢にでそ〜だ〜〜〜……」
( ´>_ゝ<)
( ´・_ゝ・)” クンクン
(,,゚Д゚)「どうされました?」
( ´・_ゝ・)「ねぇ。朴念仁君って結婚してるの?」
(,,゚Д゚)「ええ」
( ´・_ゝ・)「ほぉ〜〜〜。写真は?」
(,,゚Д゚)「……スマホでよければ」
っロ
-
( ´・_ゝ・)「どれ……」
っロ
【 (*゚ー゚) 】
( ´・_ゝ・)「チッ」
(;,゚Д゚)「舌打ちしませんでした?」
( ´・_ゝ・)「……今どきの女物のシャンプーってさぁ」
(,,゚Д゚)「……シャンプー?」
( ´・_ゝ・)「結構匂い残る?」
(,,゚Д゚)「物によるかと」
( ´・_ゝ・)「はい、朴念仁君。頭に顔近づけてみて〜〜〜」
(;,゚Д゚)「ええ?」
( ´・_ゝ・)「早く」
-
,;.ξ0゚*ζ
;,,.
(;,゚Д゚) ゴクリ…
〜(;,゚Д゚) ソロソロ
(;,>Д<)「……う」
(;,>Д<) ξ0゚*ζ
( ´・_ゝ・)「匂いは〜」
(;,>Д<)” クンクン
(;,>Д<)「血です」
( ´・_ゝ・)「髪のほう」
(;,>Д<)” クンクン
(;,゚Д゚)” クンクン
( ´・_ゝ・)「結構強いよねぇ〜、シャンプーのそれ。さっきねぇ、風に吹かれて香ったくらいなんだよ〜」
(;,゚Д゚)「そう……ですね」
( ´・_ゝ・)「さ〜〜。朴念仁君。戻りましょう〜〜」
-
支援
俺も昨日の昼サブウェイだったな。BLTシーザーチーズうまかった。
-
【デレ宅 シャワールーム】
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜」
(,,゚Д゚)「……使用した後がありますね」
( ´・_ゝ・)「そうだねぇ〜〜〜。こんなんカビになっちゃうよ〜〜〜」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「おしっこ」
( ´・_ゝ・) ジーー…
(;,゚Д゚)「何も現場のを使わなくても……」
( ´・_ゝ・)「いいでしょ。ここにトイレがあるんだから」 じょぼぼぼぼぼぼ
(;,-Д-)-3 ハァ
(;,-Д-)「だんだん慣れてきましたよ」
( ´^_ゝ^)「それは結構」 じょぼぼぼぼぼぼ
(,,゚Д゚)「……しかし、この風呂の何が気になるんですか」
( ´・_ゝ・)「風呂自体は気にならないよ」 じょぼぼぼぼぼぼ
-
コメディタッチでよい
はよ続き
-
(,,゚Д゚)「はぁ……」
( ´・_ゝ・)「自殺の子、お風呂に入ってるって事だよねぇ。死ぬ前に」 じょぼぼぼぼぼぼ
(,,゚Д゚)「恐らくは……」
( ´・_ゝ・)”「おかしいと思わない〜?」ぶるんぶるん
(,,゚Д゚)「?」
( ´・_ゝ・)”「服装は?」 ジー…
(,,゚Д゚)「自殺の子のですか?」
( ´・_ゝ・)「うん」
(,,゚Д゚)「えーー、ロングコート、ブラウス、ベルト、スカート、ストッキング、ハイヒール……。何箇所か、破けたりしていますが、部屋の荒れ具合から察すると……」
っ|三|
( ´・_ゝ・)「その辺は良いよ〜、つまり、出かけるような服装だよ〜〜」
(,,゚Д゚)「そうですね……」
( ´・_ゝ・)「どこに出かけるの?」
-
(,,゚Д゚)「えっと……、それは……」
( ´・_ゝ・)「死亡したのは? 一時前後? もう電車もないんだけどなぁ〜〜」
(,,゚Д゚)「確かに……」
( ´・_ゝ・)「この辺に遊べる場所も無いよねぇ〜〜……。コンビニだって、結構離れてるよ。駅前のファミマ。不思議なんだよなぁ……」
(;,゚Д゚)「……そう言われると」
( ´・_ゝ・)「寝間着とかさ〜下着とかさ〜、そういうんだったら分かるよ〜。お風呂から上がって、大げんかして、殺しちゃったってなるよ〜」
(;,゚Д゚)
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「念のため」
(;,゚Д゚)「はい」
( ´・_ゝ・)「考えられる限りのタクシー会社に、被害者か自殺の子から電話入ってないか、あたっておいて」
(;,゚Д゚)「……わ、わかりました!」
( ´・_ゝ・)ノシ「あー、あと二人が車持ってたかどうか〜。よろしく〜〜」
(;,゚Д゚)「はい!」
………
……
…
-
【美布県警 殺人課】
(,,)゚Д゚)” モグモグ
(,,)゚Д゚)φ... カリカリ
_
( ゚∀゚)「何食ってんの?」
(,,)゚Д゚)φ..「サブウェイ」
_
( ゚∀゚)「ウマそうじゃん。一口くれよ」
(,,)゚Д゚)φ..「嫌だ」
ミセ*゚ー゚)リ「今日は愛妻弁当じゃないんスかー?」
(,,)゚Д゚)φ..「夕方食べる」
(,,)゚Д゚)φ... カリカリ
(,,゚Д゚)「……あ。そういえば、どうだった。奥さん」
ミセ*´ー`)リ「無事に家に送りました。しばらくはそっとしておいてあげたいですね」
(,,゚Д゚)「そうか……。無理もない」
-
_
( )゚∀゚)”「で、どうなのよ。新しい警部補殿は」 モグモグ
(,,゚Д゚)「何食ってんの?」
_
( )゚∀゚)”「サブウェイ」
(,,゚Д゚)∩ ス…
_
(; ゚∀゚)「ぶ、ぶたないで……!」
ミセ;゚ー゚)リ「新しい警部補は……。そのーーー……」
(,,-Д-)「とんでもない人だよ」
_
( ゚∀゚)「やっぱ凄いの?」
ミセ;´ー`)リ「ある意味」
_
( ゚∀゚)「ほぉ〜〜〜……。すんげー人だったって言うじゃん。俺さ、シャーロック・ホームズみたいな人想像してんだけど」
ミセ;´ー`)リ「いや〜〜? それに自称じゃないっすか」
_
(; ゚∀゚)「自称かよ。どんな感じ?」
ミセ;´ー`)リ「ホームレスみたいな?」
_
(; ゚∀゚)「わかんねーよ」
-
禿みたいな?
支援
-
ミセ;´ー`)リ「え〜〜。そうですねぇ〜、頭はハゲております」
_
(; ゚∀゚)φ..「ほほう。前の方?」 カキカキ
ミセ;´ー`)リ「はい。黒髪です。そして肌は脂まみれです。早朝なのにテカっておりました」
_
(; ゚∀゚)φ..「ふぅん」 カキカキ
ミセ;´ー`)リ「コートはよれよれ、ヒゲは剃り残しハンパない」
_
(; ゚∀゚)φ..「ははん。目元は?」 カキカキ
ミセ;´ー`)リ「一重、シワよってる」
_
(; ゚∀゚)φ..「ほー」
ミセ*´ー`)リ「鼻は若干スッとしてるかも」
_
( ゚∀゚)φ..「ん〜〜〜〜〜」 カキカキ
_
( ゚∀゚)っ|::::::|「ほい」
【(´・_ゝ・`)】
ミセ;゚ー゚)リ「お〜〜〜……」
_
( ゚∀゚)「どやさ」
(,,゚Д゚)「よくそんな情報だけで描けたもんだな」
_
( ゚∀゚)「元専門ですので」
-
(´・_ゝ・`)「ん〜〜〜? ブサイクだなぁ〜〜、今回の犯人?」 ぬっ
_
(; ゚∀゚)そ「はぅあ!!」 ビクゥ!
ミセ;゚ー゚)リ「い、いつから……!」
(´・_ゝ・`)「今さっきから〜〜」
(,,゚Д゚)「盛岡さん。こちら、先ほどの件の結果です」 ガサ…
っ|三|
(´・_ゝ・`)「あっそ〜。ご苦労さまです〜〜」
っ|三|
(,,゚Д゚)「いえ」
(´・_ゝ・`)「あ」
(´・_ゝ・`)っ「はい」
(,,゚Д゚)「サブウェイです」
っ⊂⊃
(´^_ゝ^`)「助かるよ〜〜〜朴念仁君〜〜〜」
ミセ;゚ー゚)リ「凄い、猫田さん。もうあの人の事分かってる」
_
(; ゚∀゚)「キャリアは違うぜ」
ミセ;゚ー゚)リ「キャリア関係あるの?」
-
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´^_ゝ^)「ちゃんとピクルスいっぱい入ってるじゃないの〜〜〜。マシマシにしてくれたでしょ〜〜〜」
(,,゚Д゚)「ええ。それはともかく、もう一件報告があります」
( )´^_ゝ^)「手短にね」
(,,゚Д゚)「被害者と自殺した女性なのですが、不倫関係にあったということでまず間違いないです」
( )´^_ゝ^)”「ああそう。証言があった?」
(,,゚Д゚)「女性の知人から」
( )´^_ゝ^)”「ふぅ〜〜ん。早いねぇ、流石は真面目一辺倒の朴念仁君。この調子で引き続き捜査よろしくね〜〜」
_
( ゚∀゚)「アイツ、なんで朴念仁って呼ばれてるの?」
ミセ*゚ー゚)リ「現場で食事をしたところを注意したからっす」
_
(; ゚∀゚)「どういう事?」
( )´・_ゝ・)”「あ。ここ僕の席でいいんだよね〜?」
(;,゚Д゚)「いえ、そこは警部の席です」
( )´・_ゝ・)”「あっそ。ならいいか」
………
……
…
-
猫田さんなんとマジメな
-
・テンポがいい
・内容に適した読みやすい文章
・読者を飽きさせない面白さ
三拍子そろってるな、あとは一話完結のシリーズものにしてくれるかどうかだな
-
【株式会社VIP エレベーターホール】
カツカツカツ……
カツカツカツ……
ξ゚⊿゚)ξ カツカツ…
(´^_ゝ^`)「どうも〜〜〜、奥さん〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「あ……」
(´^_ゝ^`)「美布県警、殺人課の盛岡です〜」
っ■
ξ゚⊿゚)ξ”「どうも。昨日は取り乱してすみませんでした……」 ペコ…
(´・_ゝ・`)「いえいえ! とんでもない! 誰だって最愛の人を亡くしたらああなりますとも」
ξ゚⊿゚)ξ「はい……」
(´^_ゝ^`)「しかし、アナタはお強いお方だ〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
(´^_ゝ^`)「ご主人を亡くしたばかりだというのに、翌日から勤務とは〜……え〜〜、頭が下がるばかりです〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……仕事が溜まってるので」
-
(´^_ゝ^`)「わかりますわかります〜」
ξ゚⊿゚)ξσ ポチ…
ξ゚⊿゚)ξ「周りに迷惑をかけるわけにはいかないですから」
(´^_ゝ^`)「いや〜、責任感のある人だ〜。僕も見習いたい限りだなぁ〜……」
ξ゚⊿゚)ξ「それで……、あの……」
(´・_ゝ・`)「ああ! 失敬しました〜〜。今日はご主人と自殺された女性との関係がわかったので、ご報告に来たんです〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……そうですか」
(´・_ゝ・`)「嫌な話かもしれませんが〜〜……。お話しますか?」
ξ゚⊿゚)ξ「お願いします……」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜〜〜、わ〜か〜り〜ま〜し〜た〜……」
チーーーン
(´・_ゝ・`)「あ、エレベーター。ご一緒よろしいですか?」
ξ゚⊿゚)ξ「……え、ええ。どうぞ」
-
【株式会社VIP エレベーター内】
(´・_ゝ・`)「え〜〜、っとですねぇ。やはりご主人と女性は不倫関係にあったようです〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「はい……」
(´・_ゝ・`)「誠に残念ですが、女性の知人が証言してくださいました〜……」
ξ゚⊿゚)ξ「そう、ですか……」
(´・_ゝ・`)「奥さんとしてはお辛いでしょうが……」
ξ゚⊿゚)ξ「いえ……、お気遣いありがとうございます」
(´・_ゝ・`)「そしてですねぇ〜〜……。昨日お話しましたんですけども〜〜……」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
(´・_ゝ・`)「二人の間にトラブルがあり、女性がご主人を殺しまして〜、その後自殺といった、あれです〜」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、それが……?」
(´・_ゝ・`)「ちょっとですねぇ、おかしいんですよ〜。不思議なんです〜〜」
チーン
(´^_ゝ^`)「あ、付きましたね。おりましょう。あ、どうぞ。ボタン押してます〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「あ……、ありがとうございます」
-
【株式会社VIP 10階】
ξ゚⊿゚)ξ カツカツ…
(´・_ゝ・`)「あのですねぇ〜〜、女性なんですけども〜〜。お風呂に入ってるんですよ〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「お風呂ですか……」
(´・_ゝ・`)「その後〜〜……、え〜〜、外行きの格好に着替えてるんですよねぇ〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「はい……」
(´・_ゝ・`)「おかしいんですよ〜。何かがおかしいんです〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……?」
(´・_ゝ・`)「死亡したのは深夜です〜〜。そんな時間にどこに行こうとしてたんですかねぇ〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……さぁ。遊びにとか」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜〜。もう電車も無いんですよ〜? 近くにはマンションや住宅しかない〜……」
ξ゚⊿゚)ξ カツカツ…
σ(´・_ゝ・`)「おかしいなぁ〜〜」 ポリポリ
ξ゚⊿゚)ξ「そう……ですね」
-
(´・_ゝ・`)「特にタクシー会社に連絡を取ったわけでもない〜、車もおふたりとも持ってない〜……。ご主人、お車乗られませんでしたよねぇ?」
ξ゚⊿゚)ξ「……ええ」
(´・_ゝ・`)「あ!」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
(´・_ゝ・`)「後、もう一点です〜。ご主人は胸と首を刺されていました〜……」
σ(´・_ゝ・`) ポリポリ
(´・_ゝ・`)「その〜〜〜……。首にですねぇ。刺されたところですよ〜? 跡が残ってたんですよ〜」
ξ゚⊿゚)ξ
(´・_ゝ・`)「この跡が〜〜……。一体何の跡なのか〜〜。解剖の結果が出るまでなんとも言えません〜〜……。わかりましたらスグにお知らせ致します〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……わかりました」
(´・_ゝ・`)「恐らく首を絞めたんだと思いますがね〜……。ん〜〜〜、どうも引っかかります〜」
ξ゚⊿゚)ξ「あの」
(´・_ゝ・`)「はい〜?」
ξ゚⊿゚)ξ「私、職場がここなので」
-
いい感じに古畑感
腹立つオッサンじみて来たな
-
(´^_ゝ^`)「あ! もう目的地に着いてしまいましたか〜〜。すみません〜、気が付かなくて〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「いえ……」
(´・_ゝ・`)「よろしければ〜〜〜、最後に〜……もう一つ〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……どうぞ」
(´・_ゝ・`)「奥さん、自殺された女性は知っていますか?」
ξ゚⊿゚)ξ「えっと……」
(´・_ゝ・`)”「井出レイコさんというようです〜。あ! 顔写真あります〜」 ガサゴソ
(´・_ゝ・`)”「あれ〜、これじゃない……。これはレシート。あれ〜……?」
ξ゚⊿゚)ξ
(´^_ゝ^`)「あ! ありました〜〜〜、この方です〜〜。なかなか可愛い子ですよ〜〜」
っ|::::|
【ζ(゚ー゚*ζ】
ξ゚⊿゚)ξ「いえ……、知りません」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜、そうですか〜。分かりました〜〜……」
-
ξ゚⊿゚)ξ「では、私はこれで……」
(´^_ゝ^`)「はい〜、ご協力感謝します〜〜」
ξ゚⊿゚)ξっ ガチャ…
(´・_ゝ・`)
(´・_ゝ・`)「あぁ!」
ξ゚⊿゚)ξっ「……?」
(´・_ゝ・`)「言い忘れてました〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξっ「はい?」
(´・_ゝ・`)「鑑識の結果なんですけどねぇ。無数の手袋の跡があったみたいです〜」
ξ゚⊿゚)ξっ「……手袋くらいすると思いますけど」
(´・_ゝ・`)「凶器の包丁にもですよ〜?」
ξ゚⊿゚)ξっ「え……。私は料理の時にゴム手袋を使います」
(´^_ゝ^`)「なるほど〜〜、そういう方がいてもおかしくありません〜〜。参考になります〜」
ξ゚⊿゚)ξっ「あの、そろそろ……」
-
(´・_ゝ・`)「あ〜〜〜! すまみせん〜〜、これで本当に最後ですので、一点だけ〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξっ
(´・_ゝ・`)「奥さん、午前一時頃って〜〜〜。ご自宅ですか〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「は、はい。そうですけど」
(´^_ゝ^`)「わかりました〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……これって二人の間だけの出来事じゃないんですか?」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜〜、そういう可能性もあります〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「そしたら……、私疑われているんでしょうか」
(´^_ゝ^`)「いえいえ〜! まさか〜〜、飽くまでも、形式的な捜査ですので〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
(´^_ゝ^`)「上司がね、うるさいんですよ〜。報告書がね〜、うんぬんうんぬんって〜。いや、その上司は昔僕の部下だったんですけど〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「はぁ……」
-
いいね
-
(´^_ゝ^`)「では、また。解剖の結果は明日にでも出ると思います〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「はい……」
( ´・_ゝ・)っ「お仕事、がんばってくださいね」 ギュ…
ξ;゚⊿゚)ξ「ええ」
ξ;゚⊿゚)ξっ ガチャ…
( ´・_ゝ・)「辛くなったら、同僚の人とか頼ってください〜!」
ξ;゚⊿゚)ξっ「わかりました」
( ´・_ゝ・)「無理せず、やっていきましょう〜!」
ξ;゚⊿゚)ξっ
バタン……
………
……
…
-
【株式会社VIP 掲示板】
( ´・_ゝ・)
( ´・_ゝ・)y- シュボ…
( ´・_ゝ・)y-~~ プカプカ
(゜д゜@「ちょっとアンタ!」
( ´・_ゝ・)y-~~「はい〜〜?」
(゜д゜@「ここは禁煙だよ!」
( ´^_ゝ^)y-~~「あ〜〜、これは失礼しました〜〜」
( ´・_ゝ・)y- ジュ…
(゜д゜@「これだから喫煙者は……」 ブツブツブツブツ
(; ´^_ゝ^)「ゴメンなさい〜〜。携帯灰皿を持ってるとね〜〜、どこでも吸って良いと思っちゃうんですよ〜〜」
(゜д゜@「全く、ニコチンで頭が腐ってるんじゃないかしら……」ブツブツ
(; ´^_ゝ^)「頭が腐ってるとはよく言われます〜」
(゜д゜@「良いからどいて! 掃除の邪魔だよ!」
-
(; ´^_ゝ^)「失礼しました〜〜」
(゜д゜@「こういう非常識な人が多すぎるんだよなぁ……、どれもこれも政治のせいだよ」 ブツブツ
(; ´^_ゝ^)「……内藤さん。すごいですねぇ」
(゜д゜@「はぁ?」
( ´^_ゝ^)σ「ほら、これ」
業績TOP5
1.内藤レイ
2.関ヶ原デルタ
3.マンドリル中内
4.エクストリーム・猿モンキー中臣
5.後藤縦長アフロ
( ´^_ゝ^)「トップですよ〜。顔も良くて、仕事が出来るって凄いです〜〜」
(゜д゜@「あ〜〜そ。はい、どいてどいて」
((( ´^_ゝ^)「はいはいはい」
-
(゜д゜@” ゴシゴシ
( ´^_ゝ^)「あの〜〜」
(゜д゜@「今度は何!?」
( ´^_ゝ^)「何の業績なんでしょうか〜。営業ですか〜?」
(゜д゜@「そんなの知るわけないでしょ!! 少しは考えなさいよ!!」
(; ´^_ゝ^)「ごめんなさい〜〜」
(゜д゜@「ほら、あそこに社員さんいるわよ。あの人に聞きなさい。社員さ〜〜〜ん、社員さ〜〜〜〜〜〜〜ん!」
( "ゞ)「ん? はいはい」
(゜д゜@「このオッサンが聞きたいことあるって」
( "ゞ)「えっと……、はい?」
( ´^_ゝ^)「あ〜〜、ごめんなさい。僕、こういう者です」
( ´^_ゝ^)
っ■
(゜д゜@「あら、あんた警察の人だったの! あらやだ〜〜〜」
-
( "ゞ)「刑事さん……。ですか〜?」
( ´^_ゝ^)「警部補です〜。え〜、内藤さんの旦那さんの件で捜査しております〜」
( "ゞ)「あっ……、話は聞いています。大変なことに……」
( ´^_ゝ^)「ええ、奥さんも気を落としております〜〜」
( "ゞ)「そうですよね……」
( ´^_ゝ^)「はいー……」
( "ゞ)
( ´^_ゝ^)
( "ゞ)「それで、聞きたいこととは?」
( ´・_ゝ・)「ああ! ごめんなさい! 大したことじゃないんです〜」
( "ゞ)「はぁ」
( ´・_ゝ・)σ「この業績って何の事かと思いまして……」
( "ゞ)「んん? なんでしょうねぇ……」
( ´・_ゝ・)「おや。知らない」
-
( "ゞ)「普通こんな書き方しないですよねぇ、打ち間違えてるんじゃないかなぁ……」
( "ゞ)
( "ゞ)「あ。でもこれもしかしたら会員獲得かも?」
( ´・_ゝ・)「ほほう。会員ですか」
( "ゞ)「ええ、多分そうです。そしたら自分が2位なのに納得が行きます」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜、そうですか〜〜」
( "ゞ)「ウチは会員に頼ってやってますから、会員を増やすことこそが第一なんですよ」
( ´・_ゝ・)「ちなみに〜〜」
( "ゞ)「はい?」
( ´・_ゝ・)「内藤さんって、すごい人なんですか?」
( "ゞ)「え? ええ……」
( ´^_ゝ^)「いやね、自分が二位なのに納得が行くっておっしゃったから。内藤さんが一位なのはごく自然なことなのかと〜〜」
-
( "ゞ)「そうですね。彼女は凄いですよ」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜、とても仕事が出来る方なんですねぇ〜〜」
( "ゞ)「ええ。入社してからそんなに経ってないのに、ウチにかなりの貢献をしてくれています」
( ´・_ゝ・)「おや、入社したばかりなんですか?」
( "ゞ)「ばかり、とは言いませんが。半年ほどでしょうか」
( ´・_ゝ・)「そうですか〜〜〜……」
σ( ´・_ゝ・)” ポリポリ
( ´・_ゝ・)「前の会社の名前ってご存知で?」
( "ゞ)「ええ。有名企業ですよ。ケンモーです。株式会社ケンモー」
( ´・_ゝ・)「へぇ〜〜〜……。ケンモー……」
( ´・_ゝ・)
( ´^_ゝ^)「分かりました、どうもありがとうございます〜〜〜」
( "ゞ)「いえいえ、なにか協力できることがあれば、なんでも」
( ´^_ゝ^)「おばちゃんもありがとうね〜」
(゜д゜@「いいんだよ! 私に協力できることがあったらなんでもするからね! 頑張ってね、刑事さん!」
………
……
…
-
【公園】
( ´・_ゝ・)っ。「ほ〜〜〜ら」
クルック〜〜〜
コッコッコッコ
クルック〜〜〜
Prrrrrr....
( ´・_ゝ・)σ】 ピ…
( ´・_ゝ・)】「はい、もしもし。あ、朴念仁君。あ! 結果でたの。どうだった?」
( ´・_ゝ・)】
( ´・_ゝ・)】「あ〜〜〜そ〜〜〜。ふぅ〜〜〜ん……。はいはい」
( ´・_ゝ・)】「あ、ごめんね。今ハトに餌あげてたから。……真面目だなぁ〜〜。別にいいでしょ」
( ´・_ゝ・)】
( ´・_ゝ・)】「ああそう。そうだねぇ〜〜〜〜〜……」
( ´・_ゝ・)】「あ!!」
( ´・_ゝ・)】「あのさぁ。ご主人の勤め先、どこだっけ?」
-
( ´・_ゝ・)】「……ケンモーだよね〜そう言ってたもんね〜。はいはい。オフィスラブだったんだよ〜〜、いいね〜〜」
( ´・_ゝ・)】「でさぁ、浮気相手さ〜〜。どこで出会ったかわかる〜?」
( ´・_ゝ・)】
( ´・_ゝ・)】「うんうん。普通そうだよねぇ〜、奥さんいるんだもの、仕事関係だよねぇ〜〜〜」
( ´・_ゝ・)】「……あ〜〜〜。そうやっぱりケンモー」
( ´・_ゝ・)】「じゃあさ〜〜。奥さんと、浮気相手。関わりがあったか調べてみてくれる〜」
( ´・_ゝ・)】
( ´・_ゝ・)】「はいはい。はい〜、はい〜〜」
( ´・_ゝ・)σ】 ピ…
(゜д゜@ 「ハトに餌あげるんじゃないよ!!」
(; ´・_ゝ・)「アレ〜〜? おばちゃ〜〜ん。なんでここに〜〜?」
(゜д゜@ 「アタシはね、ここの掃除もボランティアでやるんだよ!!」
………
……
…
-
おばちゃんらしいおばちゃんだなぁ
-
【美布県警 殺人課】
(,,゚Д゚)「胸と首を刺されている他、首には細いひも状の物で絞められた跡があるということです」
( ´・_ゝ・)「細いひも状ねぇ〜〜〜……」
っ凵
( ´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
(,,゚Д゚)「直接的な死因は失血によるものですが、器官が若干壊れていると……」
( ´・_ゝ・)「おかしいねぇ〜……。で、後頭部にもあったんでしょ?」
(,,゚Д゚)「はい。後頭部にも打撲の跡が」
( ´・_ゝ・)「オールスターじゃないか〜〜」
(,,゚Д゚)「そのようです」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
(,,゚Д゚)「自殺した女性にも、頭部の何箇所かに打たれた跡が発見されたようです」
(,,゚Д゚)「こちらが正式な解剖の資料になります」 ガサ…
っ|三|
( ´・_ゝ・)っ|三|「はい、ど〜も〜」
-
( ´・_ゝ・)「……ふぅ〜〜ん」
っ|三|
(,,゚Д゚)「トラブルのさい、被害者の内藤さんに殴られたものかと……」
( ´・_ゝ・)「なるほどねぇ……」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
σ( ´・_ゝ・)「でもさぁ〜〜」
(,,゚Д゚)「はい?」
( ´・_ゝ・)「こんだけ頭ぶったたかれてるんだよ〜? 意識失っちゃうよ〜。内藤さん殺すとか自殺どころじゃないよ〜」
っ|三|
(,,゚Д゚)「そう……ですよね……」
( ´・_ゝ・)「書類上じゃぁ、軽く聞こえるかもしれないけどねぇ〜〜……」
( ´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
( ´・_ゝ・)「第三者がいるのかもね〜〜〜」
っ凵
(;,゚Д゚)「というと?」
-
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜、この二人以外に誰かがいたんだよ〜〜。薄々感づいてるんでしょ〜」」
(;,゚Д゚)「……し、しかし指紋は二人以外に見つからない訳ですし」
( ´・_ゝ・)「て〜ぶ〜く〜ろ〜。鑑識の結果でたでしょ〜、手袋の跡がついてたって〜」
(;,゚Д゚)「冬ですのでそう珍しくないかと……」
( ´・_ゝ・)「包丁にもあったんだよ〜? さっき現場行ってきたけどねぇ、ゴム手袋とかそういうのは台所に無いし〜……」
(;,゚Д゚)
( ´・_ゝ・)「決まりだね。誰かいたんだなぁ〜……」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「インターホンのさ。映像。残ってたりすんの? もしかしたら内藤さんと一緒に来た人が居るかもしれないよ〜」
(;,゚Д゚)「調べてみます」
( ´・_ゝ・)「……あ」
(,,゚Д゚)「?」
-
( ´・_ゝ・)「そのさぁ、細いひも状のものってさぁ、何かと一致したわけ〜?」
(,,゚Д゚)「それが、現場に一致するものは無い、ということです」
( ´・_ゝ・)「……ふぅーん。わかりました〜。え〜〜〜、それから〜〜」
(,,゚Д゚)「ケンモーの件でしょうか」
( ´・_ゝ・)「そそ。それ〜」
(,,゚Д゚)「井出さんは、受付。内藤さんの奥さんは営業。ちなみに内藤さん自身も営業だったそうです」
( ´・_ゝ・)「ふ〜〜〜ん……。営業……」
(,,゚Д゚)「それがどうかしましたか?」
( ´・_ゝ・)「いやぁ〜〜〜……。奥さんねぇ、井出さんの事知らないって言ってるんだよ〜〜」
(,,゚Д゚)「そうなんですか……」
( ´・_ゝ・)「ご主人は営業と受付で出会ってる……。んんん〜〜〜〜……」
( ´・_ゝ・)” ムク…
(,,゚Д゚)「どこへ?」
( ´・_ゝ・)「サブウェイ」
………
……
…
-
【株式会社VIP エレベーターホール】
ξ゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「どうも、おはようございます〜〜〜。昨日はご協力ありがとうございました〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「おはようございます……、解剖の結果ですか?」
ξ゚⊿゚)ξσ ポチ…
( ´^_ゝ^)「ええ、まあそうなんですがねぇ〜〜〜」
( ´・_ゝ・) チラ…
ξ゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「いやぁ、やはりあなた。津島麗子に似てらっしゃる〜〜〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「またそれですか……」
( ´^_ゝ^)「だって本当に似てるんです〜〜。写真、調べてみたりしました〜〜?」
ξ゚⊿゚)ξ「……いえ?」
( ´^_ゝ^)「そうですか〜。是非調べてみてください〜。きっと驚かれますよ〜〜」
チーン
.
-
( ´^_ゝ^)っ「あ、つきましたね。お先どうぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「えっと……、上へ?」
( ´^_ゝ^)「よろしければご一緒したいなぁ〜〜……と」
ξ゚⊿゚)ξ「……そうですか」
( ´^_ゝ^)「いやぁ、すみません。10階でしたっけ」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ」
( ´^_ゝ^)σ「はい、10階」 ポチ
( ´^_ゝ^)
( ´・_ゝ・)「閉まりませんねぇ」
ξ゚⊿゚)ξ「閉まるのボタンを押せば……」
( ´・_ゝ・)σ「あ。ここか〜。これは失礼〜〜」
ウィーン……
.
-
津島ってガルバンか
-
【株式会社VIP エレベーター内】
( ´^_ゝ^)「あ、それでですねぇ。読書部にねぇ、あ、読書部ってのは津島麗子のバンドなんですけど〜」
ξ゚⊿゚)ξ「はい……」
( ´^_ゝ^)「ショボ子っていうねぇ、クソデカイ女が居るんですよ〜〜。それが以前いた職場の刑事によく似ていてねぇ〜〜、いやそれが本当そっくりで」
ξ゚⊿゚)ξ「あの、すみません」
( ´・_ゝ・)「はい〜?」
ξ゚⊿゚)ξ「何が言いたいんでしょうか……」
( ´・_ゝ・)「ああ! ごめんなさい! 解剖の結果でした〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「そうですよね、解剖の……」
( ´^_ゝ^)「ええ。そうなんです〜〜〜……。ご主人の方は失血死、自殺された女性は強く打ち付けられていて判断が難しいようです」
ξ゚⊿゚)ξ「わかりました」
( ´^_ゝ^)「ただ……。自殺された女性なんですがねぇ。どうやら他にも打たれてるようなんですよ〜」
ξ゚⊿゚)ξ
σ( ´^_ゝ^)「頭を〜」
チーン
( ´^_ゝ^)っ「あ。どうぞどうぞ。押してます〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……ありがとうございます」
-
【株式会社VIP 10階】
( ´^_ゝ^)「そりゃあもう、ボッコボコみたいです〜。普通気を失ってしまうんですけどねぇ、タフだったのか〜〜、え〜〜、見事ご主人を殺しました〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……そうなんですね」 カツカツ
( ´^_ゝ^)「ただし〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「?」
( ´^_ゝ^)「タフじゃなかった場合〜〜。え〜〜〜〜、というより普通の人間の場合〜〜〜」
σ( ´^_ゝ^)”「あんだけボコボコにされれば気を失います〜。最悪死にます〜〜」 トントン
ξ゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「すると不思議ですねぇ〜〜。ん〜〜〜〜、誰が彼女をボコボコにしたんでしょう……」
ξ゚⊿゚)ξ「……誰が?」
( ´・_ゝ・)「ええ。彼女がご主人を殺したとする……。すると、彼女をボコボコに出来る人物は誰も居ない〜〜……ですよねぇ?」
ξ゚⊿゚)ξ カツカツ
( ´・_ゝ・)「逆に、ご主人が彼女をボコボコにする〜〜……。え〜〜〜〜、じゃあご主人は誰に殺されたんでしょうかぁ〜……」
-
ξ゚⊿゚)ξ カツカツ
( ´・_ゝ・)「不思議です〜〜〜。ただ〜〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……?」
( ´・_ゝ・)「ただ、この不思議はですねぇ。ある仮説によって簡単に拭われるんですよ〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「それは、第三者がいた場合です〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……第三者?」
( ´・_ゝ・)「彼女と、ご主人と〜〜……。あと誰かがあの場にいたんです〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「どうやって……?」
( ´^_ゝ^)「そこまでは〜、え〜〜、なんとも〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「ちょっと空想の話なんですけど。聞いてもらえますか?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……えっと」
( ´・_ゝ・)「あ! ごめんなさい、遅刻しそうなんでしたっけ。こんな与太話、聞く暇ないですよね」
-
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そうです……ね」
( ´^_ゝ^)「どうぞ。職場、ここですよね。ご迷惑おかけしました」
ξ;゚⊿゚)ξ「いえ……」
ξ;゚⊿゚)ξっ ガチャ…
( ´・_ゝ・)
( ´・_ゝ・)「も〜〜し〜〜〜……」
ξ;゚⊿゚)ξっ
( ´・_ゝ・)「誰かがご主人を殺した後にーーーー……。彼女を殺したとしたら〜〜………」
ξ;゚⊿゚)ξっ
( ´・_ゝ・)「もしーーーー……。殺した彼女をベランダから落としたとしたらーーーーー……」
ξ;゚⊿゚)ξっ
( ´^_ゝ^)「昨日でなんとな〜〜〜くなんですけども〜、繋がってきました〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξっ「あの、それを何故私に?」
-
古畑リスペクト感が出ていいな
-
( ´・_ゝ・)「え。それは、奥さんだから……。ご主人がどういう状況で殺されたか知りたいかなぁと思いまし……て〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξっ
( ´・_ゝ・)「もしかして、迷惑でしたか〜? そうでしたら、謝ります〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξっ「い、いえ。いいんです。ただ、思い出したくないな……って」
(; ´・_ゝ・)「そうですよねぇ、ごめんなさい〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξっ
(; ´・_ゝ・)「どうぞ、失礼いたしました〜。お仕事がんばって下さい〜」
ξ;゚⊿゚)ξっ「はい……」
バタン……
.
-
【株式会社VIP オフィス】
ξ;-⊿-)ξ-3 フゥ
( "ゞ)「おはよう、ギリギリだね」
ξう゚⊿゚)ξ「ええ、ごめんなさい」
( ´t`)「おはようございます」
ξ゚⊿゚)ξ「おはよう」
( ^ソ^)「おはようございます」
ξ゚⊿゚)ξ「おはよう」
ξ゚⊿゚)ξ” ギシ…
( "ゞ)「コーヒーでいいかい?」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、いえ。私が淹れます」
( "ゞ)「いいんだよ、最近何かと……。大変だろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「……すみません」
-
( "ゞ)「察するよ」
( "ゞ) コポコポ
っ凵
ガチャ……
( ´・_ゝ・)っ「ああ! 奥さん! 最後に一つだけ〜〜!」
(; "ゞ)
ξ;゚⊿゚)ξ「……こんなところまで来られては困ります!」
( ´・_ゝ・)っ「ごめんなさい〜〜、最後に一つだけなんです〜〜〜、お願いします〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、ですから話すなら違う場所で……!」
( ´・_ゝ・)っ「奥さんあなた〜〜、この会社に入る前は〜、株式会社ケンモーに勤めてらっしゃった〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「ですから!」
ザワザワ……
ザワザワ……
.
-
( ´^_ゝ^)っ「えーーーーー。旦那さんとオフィスラブ〜……だったんですかねぇ〜。いいなぁ〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「あの、他の職員の邪魔に……!」
( ´・_ゝ・)っ「井出さん……、ああ。例の女性もね、ケンモーだったんです〜〜。それは受付なんですけど〜」
ξ;゚⊿゚)ξ” スク…
( ´・_ゝ・)っ”「ああ、いえいえ〜。お立ちにならないで結構です〜〜。すぐ終わるんで〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)っ「あなた〜〜、井出さんの事知らないって言ってたんですけど〜〜。本当に知りませんか〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「知りません」
( ´・_ゝ・)っ「そうですか〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「知りません!」
( ´・_ゝ・)っ「ん〜〜〜、わ〜か〜り〜ま〜し〜た〜……。えーーーー、朴念仁くんがね、営業の人に井出さん知ってるか聞いてみたんですって」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)っ「意外と知ってるみたいなんです〜、みなさん。受付の人、電話をつなぐ仕事もされてたようですので〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、声だけじゃ誰だか……」
-
( ´^_ゝ^)っ「そうですよね、わかります〜〜〜。では、失礼いたしました」
( ´・_ゝ・)っ
( ´・_ゝ・)っ「ああ、みなさん。お仕事頑張ってください〜〜。応援してます〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……ここまで押しかけてくるのはこれっきりにしてください!」
( ´^_ゝ^)っ「ごめんなさい、反省してます〜〜〜。失礼いたしました〜〜」
バタン……
(; "ゞ)「あれも捜査かい……?大変そうだね」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、そうですね」
ξ;゚⊿゚)ξ” ギシ…
(; "ゞ)っ凵「お疲れ様」 コト…
ξ;゚⊿゚)ξ
………
……
…
-
やだねぇ、じわりじわり
-
【デレ宅】
(,,゚Д゚)「盛岡さん」
(´・_ゝ・`)「あ〜、ふたりともご苦労さん。サブウェイ、食べる?」
(;,゚Д゚)「いや、ですからこんな所で」
_
( ゚∀゚)っ「頂きます〜」
(´^_ゝ^`)っ⊂⊃「はい、これ」
(;,゚Д゚)「おい、長岡!」
_
( )゚∀゚)”「上司がくれるっていうんだからさぁ……」 モグモグ
( )´・_ゝ・)”「朴念仁君は朴念仁だから」 モグモグ
(;,-Д-)「……よくそれで今までやってこれましたね」
( )´・_ゝ・)”「君以外誰も気にしてないっていう証明だね」 モグモグ
( ´・_ゝ・)「あ、そうそう。インターホン。どうだった?」
(,,゚Д゚)「ああ。こちらに」
っ□
-
( ´・_ゝ・)「なにこれ。DVD見れるの? これで。便利だね〜〜〜」
_
( )゚∀゚)”「持ってないんですか、盛岡さん」
( ´・_ゝ・)「持ってるどころか、ウチは未だにVHSです〜〜」
(,,゚Д゚)「再生しますよ」
( )´・_ゝ・)”「ど〜ぞ〜〜〜」
【 「はーーーい」
(*^ω^)「僕だお〜。開けてお〜〜」
「うん、開けるね〜」 】
(,,゚Д゚)「以上です」
( )´・_ゝ・)”「ご主人以外入ってないねぇ〜〜〜」
(,,゚Д゚)「そのようです」
( )´・_ゝ・)”「んんんんん〜〜〜〜〜〜……。んんん〜〜〜。誰か一緒に入ったかと思ったんだけどなぁ〜〜……」
-
(,,゚Д゚)「その前のも見てみますか」
( )´・_ゝ・)”「よろしく〜」
【 「はい」
( ^iiii^)「美布急便です〜、お届け物です〜」
「は〜〜い」 】
(,,゚Д゚)「以上です」
( )´・_ゝ・)”「んっんっん〜〜〜〜〜〜〜……」
_
( )゚∀゚)”「事件の二日前のやつじゃないっすか」
(,,゚Д゚)「関連性はなさそうです」
( )´・_ゝ・)”「……だねぇ」
_
( ゚∀゚)「やっぱり、自殺した人がやったんじゃないんですかねぇ。よく分かんないけど」
(,,゚Д゚)「そうかも知れんが、担当じゃないんだから余計な事を言うな」
_
( ゚∀゚)「んじゃ、同じ課の人間としての意見ってことで」
-
( ´・_ゝ・)「いや〜〜〜〜。第三者は居るはずなんだよ〜。そうじゃないと説明がねぇ。つかないよねぇ」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(,,゚Д゚)「すると、忍び込んだと」
( )´・_ゝ・)”「ん〜〜〜〜。下の正面玄関は何とかなるのかねぇ〜? 人通りが多ければさぁ〜、チャンスあるかも知れないけど〜」
(,,゚Д゚)「深夜ですしね」
( )´・_ゝ・)”「まあ、ラッキーがあれば……、かなぁ」
σ( )´・_ゝ・) ポリポリ
( )´・_ゝ・)「引っかかる。そもそも、この部屋だってどうやって入ったんだろうね〜〜〜。ん〜〜〜〜……」
(,,゚Д゚)「鍵を持っているとか……」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´・_ゝ・)「それはないよ」
_
( ゚∀゚)「そう?」
( ´・_ゝ・)「うん」
-
(,,゚Д゚)「えっと、それは何故……」
( ´・_ゝ・)「頭固いなぁ〜〜、考えてみなよ〜〜。井出さんを自殺した様に細工しちゃう人間だよ〜?」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´・_ゝ・)”「鍵、かかってなかったんでしょ? この家」
(;,゚Д゚)「あ……」
( )´・_ゝ・)”「鍵持ってるんだったら密室にしちゃうよね。普通」
(;,゚Д゚)「そうか……。なるほど」
( )´・_ゝ・)”「と、すると……」
(;,゚Д゚)「鍵がかかってないのを知っていた……」
( ´・_ゝ・)「そ〜の〜と〜お〜り〜。それしか無いよ。それだね。決まり」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
_
( ゚∀゚)「それで……」
( )´・_ゝ・)”「ん?」
_
( ゚∀゚)「俺を呼びつけた訳は?」
-
( )´・_ゝ・)”「あ〜〜。忘れてた忘れてた。実験しようと思ってんたんだよ〜〜」
(,,゚Д゚)「実験?」
( ´^_ゝ^)「実際にど〜やって殺したのか〜〜〜〜」
_
( ゚∀゚)「分かるんですか?」
( ´^_ゝ^)「なんとな〜〜〜〜〜くね」
_
( ゚∀゚)「おお〜〜……」
( ´・_ゝ・)「んじゃ、朴念仁君。犯人役」
(,,゚Д゚)「はい」
( ´・_ゝ・)「長岡君、内藤さん役ね」
_
( ゚∀゚)「ほ〜い」
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜〜〜〜〜、っと。まずは〜〜」
( ´・_ゝ・)「……さっきの映像から考えて〜。内藤さんが帰宅して来てから〜犯人が家に入ってくる〜」 ガサ…
っ|三|
( ´・_ゝ・)σ「はい、長岡くん。リビングでくつろいで〜」
-
_
(っ ゚∀゚)っ「こんな感じ?」
( ´^_ゝ^)「あ〜〜〜、うまいうまい。トニー賞とれちゃうねぇ〜〜」
(,,゚Д゚)「自分は玄関から入って良いですか?」
( ´^_ゝ^)「いいよ〜、この部屋はそこ以外に入れる場所ないでしょ〜。行ってらっしゃい〜〜」
(,,゚Д゚)「では一旦外に出ます」
(,,゚Д゚)っ ガチャ
バタン…
( ´・_ゝ・)「入ってきて〜〜〜〜〜!」
(,,゚Д゚)っ ガチャ
( ´・_ゝ・)「はい、次〜〜。凶器の包丁を台所に取りに行きます〜〜」
(,,゚Д゚)「はい」
( ´・_ゝ・)「それには井出さんの指紋がべったりついています〜〜」
-
(,,゚Д゚)っ「取ったと仮定します」
( ´・_ゝ・)「んじゃあ、リビングに殺しにいきましょ〜〜」
……(,,゚Д゚) テクテク
( ´・_ゝ・)「はい、どうする! 長岡君!」
_
(っ ゚∀゚)っ「えっ……。驚く」
( ´^_ゝ^)「朴念仁君は? 殺したい相手が目の前にいるよ?」
(,,゚Д゚)「えっと……。逃げないように、素早く刺します」
( ´^_ゝ^)「はいどうぞ。一回目は胸〜〜〜」
_
(,,゚Д゚)っ(゚∀゚ )「うわ〜〜〜〜」
( ´・_ゝ・)「しかし、この一撃では内藤さん。死んでない。血はたくさん出てないけど、死んでないんだよねぇ〜〜」
(,,゚Д゚)「でなければ、首を刺さないと?」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜。僕の考えだとね。首を刺すのはもっともっと後」
-
この真綿が締まっていく感じ
-
ω・)デミタスこういうの似合うな
-
(,,゚Д゚)「……首を絞めてから」
( ´・_ゝ・)「そーゆーこと〜〜」
_
( ゚∀゚)「ぎゃーーーー!! 刺されたーーーーーーーーーーーー!!」
( ´^_ゝ^)「はい、長岡君刺された! 悪い犯人と戦わなきゃ! にげなきゃ!」
_
( ゚∀゚)っ「うおおおお〜〜〜〜〜〜」 ドタバタ
( ´^_ゝ^)「ここで部屋がハチャメチャになる〜〜。犯人ともみあう〜」
_
(,,゚Д゚)っ⊂(゚∀゚ )”「このやろー、このやろー」
( ´・_ゝ・)「で、次に後頭部の傷〜〜〜……。朴念仁君。突き飛ばして〜」
(,,゚Д゚)っそ ドン
_
( ×∀×)「グエ!」 ポテ…
( ´・_ゝ・)「はい、そこの机に頭ぶつけた〜〜。ぶつけたけど、早くしないと内藤さん起き上がっちゃうかも!」
(,,゚Д゚)「……ここでとどめを」
( ´・_ゝ・)「もみ合った時に、包丁落としてるんだろうね〜〜。だから首を絞めた」
-
修正
×( ´・_ゝ・)「しかし、この一撃では内藤さん。死んでない。血はたくさん出てないけど、死んでないんだよねぇ〜〜」
○( ´・_ゝ・)「しかし、この一撃では内藤さん。死んでない。血はたくさん出てるんだけど、死んでないんだよねぇ〜〜」
-
基本的にハゲ散らかしたおっさんだからな
とことん頼りないキャラか掴み所のないキャラのどっちかになるね
-
(,,゚Д゚)「では、首を絞めるときに使ったものは……」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜〜〜〜……。たまたま手に持っていた物か〜〜……。犯人が所持していたものか〜〜……」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「ま、とりあえず首絞めた。で、死んだ」
_
( ゚∀゚)「あ。俺死んじゃったんだ」
(,,゚Д゚)「それで、井出さんはいつ……?」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜〜、多分。このタイミングじゃないのかなぁ」
(,,゚Д゚)「内藤さんを殺した後、ですか……?」
( ´・_ゝ・)「そ〜よ〜」
(,,゚Д゚)「えっと……、何故?」
( ´・_ゝ・)「井出さんの頭部にはたっくさん打たれた後があったでしょ〜。も〜〜う、それはゴリ押しって感じ〜〜。計画性なんて何もな〜〜い」
(,,゚Д゚)「はい……」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´・_ゝ・)”「元々、殺すつもりなんてなかったんだよ」
-
(,,゚Д゚)「え……」
( )´・_ゝ・)”「じゃないとおかしいもの。きっとね、本当は井出さんに見られる前にトンズラしたかったんだと思うんだよねぇ」
(,,゚Д゚)「……そうか!」
( )´・_ゝ・)”「わかった〜? 犯人の本当の目的。見えてきたでしょ」
(,,゚Д゚)「ええ、ぼんやりと」
_
( ゚∀゚)「俺、全然わかんないや」
( )´・_ゝ・)”「ところがどっこい、彼女に見られてしまったものだから。急いで殺しました〜〜〜〜」
(,,゚Д゚)「そして自殺に見せかけた」
( )´・_ゝ・)”「機転が効いたね〜〜」
(,,゚Д゚)「しかし……。井出さんは内藤さんが殺されるまで、何をしてたんでしょうか」
( )´・_ゝ・)”「簡単だよ」
(,,゚Д゚)「?」
( )´・_ゝ・)”「シャワー浴びてたの」
-
(,,゚Д゚)「シャワー……」
( ´^_ゝ^)「そこでもう一つ実験〜〜」
( ´^_ゝ^)っ□「あ、君。ポテト、シャカシャカして」
_
( ゚∀゚)” シャカシャカ
っ□
( ´・_ゝ・)「朴念仁君」
(,,゚Д゚)「は、はい」
( ´・_ゝ・)「シャワー。浴びてらっしゃ〜〜い」
(;,゚Д゚)「ええ!? ここのですか!?」
( ´・_ゝ・)「じゃないと実験にならないでしょ」
_
( ゚∀゚)”「だってさ」 シャカシャカ
っ□
(;,゚Д゚)「し、しかし……」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜〜〜、大切な実験なんだよ〜〜〜、頼むよ〜〜〜」
(;,゚Д゚)
………
……
…
-
アッー
-
シャァァァ…
( ´・_ゝ・)「お。浴び始めたねぇ〜〜」
_
( ゚∀゚)「そうですね。水圧強そう」
( ´^_ゝ^)「さあ! 長岡君!」
_
(; ゚∀゚)「は、はい!」
( ´^_ゝ^)「歌いましょ〜〜〜〜!!」
_
(; ゚∀゚)「!?」
⊂( ´^_ゝ^)⊃「チャーーーーー、チャーーーチャーーー、チャーーー、チャーーーチャーーー!!」
_
(; ゚∀゚)「こ、このイントロは……!」
( ´^_ゝ^)「かなら〜〜ず、てにいれたいもの〜は! だれにもしられたくな〜〜い!」
_
(; ゚∀゚) ウズウズ
( ´^_ゝ^)「ひゃくあるあまそうなはなし〜な〜ら! いちど〜はふれてみたいさ〜〜!」
_
(; ゚'∀゚) カッ!
_
(; ゚'∀゚),・;:’「勇気だ愛だとおおおお!! 騒ぎ立てずにい!! その気になぁればいいいいいいいいいいいいい!!!」
-
( ´^_ゝ^)「ヘイ!」
_
( -∀-)「掴んだ拳を使えず〜に〜、言葉をなくしてないかい……」
( ´^_ゝ^)「いよっ」
_
( -∀-)「傷つけられたら牙をむ〜け〜、自分をなくさぬ為に〜……」
_
(; ゚'∀゚) カッ!
_
(; ゚'∀゚),・;:’「いいいいまからあああ一緒に!! これからああああ一緒に!! ん殴りにいこうかあああああああああああああああああ!!!」
( ´^_ゝ^)∩「はい、拳上げて〜〜」
_
(; ^'∀^)∩「YAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAH!! YAAAAH! YAAAAAAAAAAAAAAAAH!! YAH! YAHYAHYAAAAAAAAAAAAAAAAH!!」
( ´^_ゝ^)っ◎「ふぅ〜〜〜〜! はいタンバリン!」
_
(; ゚'∀゚) ∩「YAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAH!! YAAAAH! YAAAAAAAAAAAAAAAAH!! YAH! YAHYAHYAAAAAAAAAAAAAAAAH!!」
っ◎
スッパンスッパン!!!
スッパンスッパン!!!
スッパンスッパン!!
⊂( ´^_ゝ^)⊃「チャーーーーー、チャーーーチャーーー、チャーーー、チャーーーチャーーー!!」
_
(; ゚'∀゚),・;:’「ッテッテ!! ンテレッテッテッテッテ!! ッテッテ!! テレテレテレテレ!!」
( ´^_ゝ^)∩「はい、踊って〜〜〜〜」
っ
_
(; ゚'∀゚),∩・;:’「ッテッテ!! ンテレッテッテッテッテ!! ッテッテ!! テレテレテレテレ!!」
っ
………
……
…
-
ノリノリで何やってんだwww
-
_
(; ゚'∀゚)「ハァハァ……」
( ´^_ゝ^)「いやぁ〜〜〜〜、楽しかったねぇ〜〜〜〜」
_
(; ゚'∀゚)「な、なんで……」
( ´・_ゝ・)「ン〜〜?」
_
(; ゚'∀゚)「何で俺がチャゲアス好きな事知ってるんですか!!」
( ´^_ゝ^)「勘」
_
( ゚∀゚)「すげぇよ、あんたすげぇよ」
ガチャ……
(,,゚Д゚)「上がりました〜〜」
( ´・_ゝ・)「お〜〜、おかえり〜〜〜。いい湯だった?」
(;,゚Д゚)「ま、まあまあ……」
( ´・_ゝ・)「さて!!」
(,,゚Д゚)「?」
-
( ´・_ゝ・)「突然ですが問題です〜〜〜!!」
(,,゚Д゚)「はあ……」
( ´・_ゝ・)「え〜〜、朴念仁君がシャワーを浴びてから、浴び終わるまで〜〜〜。長岡君はある曲を熱唱しました!!」
(,,゚Д゚)
( ´・_ゝ・)「さて、それは何でしょ〜〜か〜〜!!」
(,,゚Д゚)
(,,゚Д゚)「えっ。え〜〜〜〜〜〜〜?」
_
( ゚∀゚)「マジで分かんないの?」
(,,゚Д゚)「本当に歌ってた?」
_
( ゚∀゚)「いや、もう。スーパー熱唱よ」
(;,゚Д゚)「え〜〜〜……?」
( ´^_ゝ^)「いや〜。大体分かりました〜〜〜。どうもどうも〜〜〜。ポテトあげちゃう〜〜〜」
………
……
…
-
ちゃんと意味あったのかwww
-
【株式会社VIP前 カフェ】
ξ゚⊿゚)ξ”
っ凵
ξ゚⊿゚)ξ
「どうも〜〜〜、こんにちわ〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「……………どうも」
(´^_ゝ^`)「どうも〜〜〜。昨日は失礼いたしました〜〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「いえ。もう職場ではああいうことの無いようにお願いします」
(´^_ゝ^`)「はい〜〜。反省致しております〜〜」
(´^_ゝ^`)っ「席、ご一緒よろしいでしょうか〜?」
ξ゚⊿゚)ξ「…………どうぞ」
(´^_ゝ^`)「ありがとうございます〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「何でここにいるって分かったんですか?」
(´^_ゝ^`)「あの〜、彼に聞きました〜〜。デルタさんでしたっけ? この時間はここじゃないかと言うことでして〜、はいー」
-
ξ゚⊿゚)ξ「そうですか……」
(´^_ゝ^`)「いや〜〜、それにしても良いカフェですねぇ〜〜。いつもここでお食事を?」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ」
(´^_ゝ^`)「あ〜〜〜。そりゃ〜おしゃれな人が出来上がってしまう訳だ〜」
(´^_ゝ^`)y- シュボ
ξ゚⊿゚)ξ「……ここ」
(´^_ゝ^`)y-~~「はい」
ξ゚⊿゚)ξ「禁煙席ですけど」
( ´・_ゝ・)y-「おおっと……。これは失礼しました〜〜〜」 ジュ…
ξ゚⊿゚)ξ「いえ……」
( ´^_ゝ^)「いや〜、喫煙者ってカフェだとどこでも吸えちゃうと勘違いしちゃうんですよ〜」
( ´・_ゝ・)「あ。食べてもいいですか〜?」
ξ゚⊿゚)ξ「どうぞ」
( ´・_ゝ・)「じゃあ、頂きます〜〜。お〜、うまそうだ〜〜」
-
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´・_ゝ・)”「うん。普通だ〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「それで?」
( )´・_ゝ・)”「はい〜」
ξ゚⊿゚)ξ「いつまで続くんでしょうか。こういうの」
( )´・_ゝ・)”「こういうのと言うのは〜〜〜……」
ξ゚⊿゚)ξ「私に付き纏う行為です」
( )´・_ゝ・)”「付き纏われてるように感じますか〜? そうでしたら謝ります〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξ” ズズ…
っ凵
( )´・_ゝ・)”「あの〜、やはり昨日の件。怒ってらっしゃる〜〜……。ごめんなさい〜……」
( )´・_ゝ・)” モグチャモグチャ
ξ゚⊿゚)ξ「……もういいです」
-
( )´^_ゝ^)”「許していただけますか〜。ありがとうございます〜〜」
ξ゚⊿゚)ξ「で、今日は?」
( )´・_ゝ・)”「はい?」
ξ゚⊿゚)ξ「何か要件があるんでしょ?」
( ´・_ゝ・)「あ、そうなんです。要件があるんでした」
( ´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
( ´・_ゝ・)「あ〜〜、飲み物はまあまあ」
ξ゚⊿゚)ξ
っ凵
( ´・_ゝ・)「奥さんは何を飲まれて……、ブラックですか〜〜〜? 凄いなぁ、僕は砂糖とかがたくさん入ってないと」
( ´・_ゝ・)っ凵「あ、ちなみに僕はキャラメルマキアート。美味しいですよ〜、一口どうです?」
ξ゚⊿゚)ξ「いいから、要件をお願いします」
( ´^_ゝ^)「ああ、ごめんなさい〜〜。脱線しました〜」
-
ξ゚⊿゚)ξ「私、これから仕事が山積みなんです」
( ´・_ゝ・)「これは失礼しました〜。奥様の事を考えずに〜……」
( ´・_ゝ・) ガサ…
っ|三|
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜、それでは本題を〜〜〜……。昨日言った件なんですがねぇ……」
っ|三|
ξ゚⊿゚)ξ「……受付の件ですか?」
( ´・_ゝ・)「え? いやいや、第三者が介入にしてるという件です、はい〜。そんな話よく覚えてますねぇ」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「いやぁ〜〜、僕も最近物忘れが激しくてですねぇ」
ξ;゚⊿゚)ξ「……そうですか」
( ´^_ゝ^)「でもね。上司にね、嘘ついてたりするときはね。あ、バレてるかなって思う部分をやたら覚えてたりして……」
( ´・_ゝ・)「あ。これまた脱線。戻りましょう〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜、第三者がいるって件ですね〜。色々わかったことがあるんですよ〜」
( ´・_ゝ・)「昨日もさらっと言いましたが〜、本当の犯人がですねぇ、ご主人と井出さんを殺してですねぇ、その井出さんを自殺に見せかけたという話です〜。その件です〜」
っ|三|
-
ξ;゚⊿゚)ξ「あ、ああ……」
( ´・_ゝ・)「それがですねぇ、本当は井出さんを殺すつもりは無かったと言うことまでなんとなく分かりました〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「何故分かるんです?」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜っふっふ。内緒です〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「あ、失礼します。ちょっとお腹へっちゃって」
( )´・_ゝ・)” モグモグ
( )´・_ゝ・)”「ん〜〜〜〜。おかしい事だらけなのが、結構繋がってきました〜〜。ご主人も浮かばれそうです〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「そうですね……」
ξ-⊿-)ξ” ゴク…
っ凵
( )´・_ゝ・)「あ。もう無くなりそうですね。キャラメルマキアートどうです?」
ξ-⊿-)ξ「……結構です。もう行くので」
( )´・_ゝ・)「そうですか?」
( )´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
( ´・_ゝ・)「あ〜〜〜、一つだけ聞きたいことがあるんです〜〜」
-
ξ-⊿-)ξ「……はい? 時間がもう」
( ´・_ゝ・)「いえいえ、お時間取らせませんから。……え〜〜奥さん。あのアパートなんですが〜。一度でも訪れたことがありますか?」
ξ-⊿-)ξ「いえ、ありません」
( ´・_ゝ・)「そうですか? でも事件当日に僕と会ったじゃありませんか」
ξ#-⊿-)ξ イラ…
ξ#-⊿-)ξ「その時が初めてです」
( ´・_ゝ・)「ああそうですか〜? 本当に?」
ξ#゚⊿゚)ξ「ですからそう言ってるじゃありませんか」
(; ´・_ゝ・)「あれ? 怒ってらっしゃる〜〜〜」
ξ#゚⊿゚)ξ「私、もう時間がないっていってるでしょ? 行きますから」
ξ#゚⊿゚)ξ” スク…
( ´・_ゝ・)
っ凵
( ´・_ゝ・)「奥さん。犯人は間取りをよく知ってる方なんです〜」
っ凵
ξ;#゚⊿゚)ξ
-
( ´・_ゝ・)「犯人はですねぇ、真っ先に玄関から台所へ向かい、包丁を取り出し、リビングに入り、ご主人を刺したんです〜」
っ凵
ξ;#゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「そ〜し〜て〜……。何よりご主人の事をよく知ってる方なんです〜」
っ凵
ξ;#゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「ご主人、鍵を閉めないクセがあるみたいなんですよ〜。知ってました?」
ξ;#゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「朴念仁君がねぇ、ご主人の職場の人間に聞いてきてくれました〜。よく鍵をかけ忘れるそうなんです〜」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「え〜〜。それと、もしかしたら、ご主人。家に帰るとスグにリビングで何かを飲むクセもあったのかもしれません〜」
( ´・_ゝ・)「あ〜〜、こんな感じです〜。ちょうどこんなコップがですねぇ、ありました〜。コーヒーが中にはいってました〜」
っ凵
ξ;#゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「ご存知無いですか? 奥さんなら知ってるかなぁ……と」
-
ξ;#゚⊿゚)ξ「……そういう所もあったかもしれません」 ボソボソ
( ´・_ゝ・)「ハイ〜? すみません、あまり聞こえなくて……」
ξ;#゚⊿゚)ξ「あ、あったかもしれません」
( ´・_ゝ・)「そうですか〜、やはり〜」
ξ;#゚⊿゚)ξ「……私に間取りの事を聞いたのはその為?」
( ´・_ゝ・)「その為とは〜〜……?
ξ;#゚⊿゚)ξ「私を疑ってるのかって事!」
( ´・_ゝ・)「いえいえ、まさか〜。形式的な捜査でして……」
ξ;#゚⊿゚)ξ「……バカにしてる」
((ξ;#゚⊿゚)ξ スタスタ
( ´・_ゝ・)「あ〜〜〜〜。奥さん、あんまり急がれると〜〜〜……。怪我をしたり〜〜〜……」
ξ;#゚⊿゚)ξっ ガチャ…
バタン……
ありがとうございました〜>
( ´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
………
……
…
-
【デレ宅】
(; ´・_ゝ・)「ええ〜〜〜〜〜?」
(,,゚Д゚)「内藤さんくらいしか井出さんの家に入ってないですね……」
(; ´・_ゝ・)「全部調べた〜?」
(,,゚Д゚)「はい。どうも人付き合いはあまり無かったようです」
(; ´・_ゝ・)「何でも良いんだよ〜、宅飲みとかさぁ〜〜、終電無くなったから泊めてよ〜〜とか……」
(,,゚Д゚)「インターホンの映像も調べましたがそのような事は……」
(; ´・_ゝ・)「朴念仁君〜〜、周りの住民とかにも聞き込みもした〜〜?」
(,,゚Д゚)「はい。人の出入りは内藤さん以外には無かったようです」
σ(; ´・_ゝ・) ポリポリ
(,,゚Д゚)「そもそも、井出さん自体が家を空けることの多い人だったと……」
(; ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」
-
(; ´・_ゝ・)” ズズ…
っ凵
(; ´・_ゝ・)「飲む?」
(,,゚Д゚)「何ですか?」
(; ´・_ゝ・)「キャラメルマキアート」
(,,゚Д゚)「結構です」
σ(; ´-_ゝ-)「絶対だと思うんだけどなぁ〜〜〜〜〜……」 ポリポリ
(,,゚Д゚)「この家の間取りを知らなくては第三者の犯行は難しいですからね……」
(; ´・_ゝ・)「ほら〜〜、朴念仁君も考えてよ〜〜」
(;,゚Д゚)「考えてます」
(; ´・_ゝ・)「どうやって知ったんだと思う〜〜〜? 不動産会社は当たったんだよねぇ〜〜?」
(;,゚Д゚)「ええ……」
σ(; ´・_ゝ・) ポリポリ
(((; ´・_ゝ・) テクテク
(;,゚Д゚)「あの、どこへ?」
(; ´・_ゝ・)「サブウェイ」
-
【デレのアパート 管理人室】
(´・_ゝ・`)「どうも〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「なんだい。また警察かい」
( ´^_ゝ^)「すみません〜警察なんです〜〜」
っ■
@@@
@#_、_@
( ノ`)「はん。刑事も大変だね」
( ´^_ゝ^)「警部補です〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「こないだから質問攻めで忙しないったらありゃしないよ。もっとアタシらのことも考えてくれないかねぇ」
( ´^_ゝ^)「一応これでも考えてるつもりなんだけどなぁ〜〜。あの、入っても?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「裏から入りな」
( ´^_ゝ^)「ご協力感謝致します〜」
-
@@@
@#_、_@
( ノ`)「で、今日は何なんだい!」
( ´・_ゝ・)「ちょっと調べ物をと思いまして〜〜〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ここには何も無いよ!」
( ´・_ゝ・)「そうですかぁ? あ〜〜〜、入居者の分かる資料とかあるとですねぇ〜、嬉しいんですけども〜?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「……あるよ。今現在のでいいかい」
( ´^_ゝ^)「え〜〜〜、今現在の資料は持ってるので、出来れば昔から今までのやつを〜〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「はぁぁ?? こんなの調べてどうするんだい」
( ´^_ゝ^)「困った時は虱潰しが定石ですから」
( ´^_ゝ^)y- シュボ…
-
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ちょっとアンタ!!!」
( ´・_ゝ・)y-~~「ハイ〜?」
@@@
@#_、_@
( ノ`)「ここは禁煙だよ!! 殴られたいのかい!?」
(; ´^_ゝ^)y-「あ〜〜、ごめんなさい〜、知りませんでした〜〜……」 ジュ…
@@@
@#_、_@
( ノ`)「全く、非常識ったらありゃしないよ……」
@@@
@#_、_@
( ノ`)” ガサゴソ…
@@@
@#_、_@
( ノ`)”「あ〜〜〜もう、面倒だねぇ!! なんだってこんな面倒な事やらせるんだい!!」
( ´^_ゝ^)「お手数かけます〜」
( ´^_ゝ^)「……あ。よろしければ飲みます〜?」
っ凵
-
@@@
@#_、_@
( ノ`)”「ええ!? なんだって!?」
( ´^_ゝ^)「いえ〜、どうぞお続けになってください〜」
@@@
@#_、_@
( ノ`)” ガサゴソ
@@@
@#_、_@
( ノ`)っ|三|「はいよ」
(; ´^_ゝ^)「わ〜〜〜、重いですね〜〜。どうもありがとうございます〜〜」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「調べ終わったらさっさと出て行ってくんな。こっちだって仕事が溜まってるんだよ」
(; ´^_ゝ^)「わかりました〜〜」
っ|三|
-
( ´^_ゝ^)
っ|三|
( ´^_ゝ^)「あの、ここ座っても?」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「うるさいね!! 勝手に座りな!」
(; ´^_ゝ^)”「はいはい、失礼しました〜〜」 ギシ
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「全くいちいち聞かなきゃ何も出来ないって言うのかい。新入社員じゃあるまいし……」 ブツブツ
(; ´^_ゝ^)「これから気をつけます〜〜」 ペラペラ
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「これから気をつけるもなにも、もう出入りしてほしくないんだよ! 捜査だかなんだか知らないけど……」ブツブツ
(; ´^_ゝ^)「ん〜〜〜、お怒りはごもっともです〜〜……」 ペラペラ
っ|三|
-
@@@
@#_、_@
( ノ`)「第一ね、あたしにはこの事件関係ないんだよ。なんであたしがこんなに被害を被らなきゃいけないんだい……」 ブツブツ
( ´^_ゝ^)「お気持ちわかります〜〜」 ペラペラ
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「毎度毎度そうだよ。あたしだけこうやって損をするのさ。なんだってんだい、全く……」 ブツブツ
( ´^_ゝ^)「ん〜〜んっんっ、私も結構損をする性質で……」 ペラペラ
っ|三|
( ´・_ゝ・)
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「アンタが損をするんだかなんだか知らないけどね、アンタに迷惑かけられてるのはあたしなんだよ!」
( ´・_ゝ・)「……こりゃたまげた〜」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「聞いてるのかい!!」
-
( ´・_ゝ・)「あの〜〜〜……」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「あ?」
( ´・_ゝ・)「これ、資料として貰ってもよろしいでしょうか〜」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「何いってんだい。コピーしておくれよ」
( ´^_ゝ^)「そうですね、失礼いたしました〜」
っ|三|
( ´^_ゝ^)
っ|三|
( ´^_ゝ^)「そこのコピー機使っても?」
っ|三|
@@@
@#_、_@
( ノ`)「10円ね」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜〜〜〜、美布県警につけておいて下さい〜」
………
……
…
-
【デレ宅】
ガチャ……
(,,゚Д゚)「もう帰ってきたんですか」
(´・_ゝ・`)「サブウェイやめた」
(,,゚Д゚)「はぁ……」
(´・_ゝ・`)「朴念仁君〜、ちょっと調べてもらいたい事があるんだけど〜」
(,,゚Д゚)「はい」
(´・_ゝ・`)「けど、その前に〜〜」
(´・_ゝ・`)っ
(,,゚Д゚)「?」
(´・_ゝ・`)っ「井出さんの写真〜〜〜」
(,,゚Д゚)「ええっと……。はい」
(,,゚Д゚)っ|:::::|
-
たかが10円を…
-
【 ,;.ξ0゚*ζ
;,,. 】
(; ´>_ゝ<)っ|:::::|「ん〜〜〜、無修正はやめてよ〜〜〜〜……」
(;,゚Д゚)「資料ですから」
(; ´>_ゝ・) チラ…
(; ´>_ゝ・)「な〜〜〜んでこの格好な必要があるんだろう。本当にどこかに行こうとしてたのかなぁ」
σ(; ´>_ゝ・) ポリポリ
(; ´>_ゝ・)「ん〜〜〜〜〜〜〜……ずーーっと引っかかってるんだよこれねぇ」
(,,゚Д゚)「服装……、ですか?」
(; ´>_ゝ・)
っ|:::::|
【 ,;.ξ0゚*ζ
;,,. 】
(; ´-_ゝ-)「あー、ムリムリムリムリムリ……」
(((; ´-_ゝ-) スタスタ
-
(,,゚Д゚)「どこへ行くんですか?」
(((; ´-_ゝ-)「トイレ」
(;,゚Д゚)「まさか吐くつもりじゃ……」
(((; ´-_ゝ-)「出たとしてもキャラメルマキアートだよ」
(;,゚Д゚)「やめて下さい、現場で!」
(((; ´-_ゝ-) スタスタ
(;,゚Д゚)「ちょ、ちょっと……」
(; ´-_ゝ-)っ ガチャ…
(´・_ゝ・`)っ キリッ
(;,゚Д゚)
(´・_ゝ・`)「んぉ!!」
(;,゚Д゚)
(((; ´-_ゝ-) スタスタ
(;,゚Д゚)「なんなんですか」
(((; ´-_ゝ-)「危なかった〜〜〜〜」
………
……
…
-
【デレ宅 シャワールーム】
(; ´-_ゝ-)
(,,゚Д゚)「吐きそうですか?」
(; ´-_ゝ-)「ん〜〜〜〜〜、ギリギリ大丈夫〜〜〜」
(,,゚Д゚)「なら良かったです」
(; ´-_ゝ-)「警察はね」
(,,゚Д゚)「はい?」
(; ´-_ゝ-)「現場写真にもモザイクを取り入れるべきだと思うんだよ」
(;,゚Д゚)「そうですか?」
(; ´-_ゝ-)「君は真面目だからねぇ、そんな事したら現場の状況がわからなくなるとか言いそうだけど〜〜」
(;,゚Д゚)「はぁ」
( ´-_ゝ-)「僕みたいな人間は困ってしまいます〜〜〜」
(;,゚Д゚)「こんなに弱い人、初めてですけど」
( ´・_ゝ・)「そんな言い方、まるで僕が耐性無いみたいじゃないか」
-
【デレ宅 脱衣所】
(;,゚Д゚)っ バタン
(;,゚Д゚)「事実耐性無いじゃありませんか」
( ´・_ゝ・)「いやぁ〜、そんな事無いよ。僕だってね、ある程度は耐えられます〜」
(,,゚Д゚)「そうですか」
( ´・_ゝ・)「信用してないね〜、朴念仁君〜」
(,,゚Д゚)「そんなことはありません」
( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜、上司の気分を悪くさせると痛い目見るよ〜〜」
(;,゚Д゚)「……すみませんでした」
( ´・_ゝ・)「真面目だねぇ〜〜……」
( ´・_ゝ・)
( ´・_ゝ・)「……ねぇねぇ、ちょっと」
(,,゚Д゚)「はい」
( ´・_ゝ・)σ「これ、何?」
-
(,,゚Д゚)「えっと……?」
( ´・_ゝ・)σ「かごの中。服」
(,,゚Д゚)「……脱いだ服じゃないでしょうか」
( ´・_ゝ・)「じゃあその隣のカゴは?」
(,,゚Д゚)「これも脱いだ……。寝間着?」
( ´・_ゝ・)「そうだよねぇ、スウェット。寝間着だよねぇ」
(,,゚Д゚)「でも、なんで2つのカゴに別けてるんでしょう」
( ´・_ゝ・)「そこだよねぇ。なんだろう……」
( ´・_ゝ・)っ” ガサゴソ
( ´・_ゝ・)っ「え〜〜〜、っと。ブラウスと、ストッキングと、スカートと……」
(,,゚Д゚)「キュロットってやつじゃないですか、スカートじゃなくて」
( ´・_ゝ・)「まあ、そのへんはどうでも良いよ。隣は〜?」
(,,゚Д゚)っ”「スウェット上下とストッキングですね」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「細いひも〜……」
-
(,,゚Д゚)「?」
( ´・_ゝ・)「……朴念仁君の奥さんってさ〜〜」
(,,゚Д゚)「はい」
( ´・_ゝ・)「寝るときにタイツとか〜ストッキングとか〜……履く?」
(,,゚Д゚)「……そうですね。今の季節寒いですから。むくみが何とかって」
( ´・_ゝ・)「あーーー。はいはい。なるほどね。分かりました〜〜〜〜〜」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
( ´・_ゝ・)「今日、何曜日だっけ」
(,,゚Д゚)「金曜日です」
( ´・_ゝ・)φ...「……ん〜〜〜〜〜」 サラサラ
( ´・_ゝ・)っ|三|「これ。夜までに調べられる〜?」
(;,゚Д゚)「……え、ええ。……ってことは?」
っ|三|
( ´^_ゝ^)「はい、よろしく〜〜〜〜〜」
-
【スポットライト】
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜、後は朴念仁君が頑張ってくれれば何とかなりそうです〜〜、はい」
(´・_ゝ・`)「僕は〜、初めからですねぇ。何で井出さんがお風呂あがりによそ行きの格好してるのかなぁ〜〜って不思議に思ってました〜」
σ(´^_ゝ^`)「どこかに出かけようとするにしては時間が遅すぎるし〜、遊べる所もありません〜〜」 ポリポリ
(´・_ゝ・`)「コンビニだって遠いですから〜、どうしてもどうしても必要なものが無い限りは行かないでしょう」
(´・_ゝ・`)「ましてや恋人が来ているんです〜。夜中に会う関係ですから、そんな時間は惜しいハズです、はい〜〜」
( ´・_ゝ・)「しかし〜〜、犯人が着替えさせたにしても……。おかしい話なんです〜〜」
(´・_ゝ・`)「何のために着替えさせたのか〜〜……。何故着替えさせる必要があったのか〜〜〜……」
(´^_ゝ^`)「ずーーっと頭を悩ませていましたが〜……。えーーーー、ようやくひとつに繋がりました〜」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜、ただですねぇ。この事件にはパッとした物的証拠がありませぇん」
(´・_ゝ・`)「凶器の包丁には井出さんの指紋がべったりです〜。手袋の跡もありましたが、証拠能力は薄いでしょう〜」
-
(´・_ゝ・`)「あともう一つの凶器なのですが〜〜、DNAが付着していたとしても簡単に言い逃れが出来ます〜」
(´^_ゝ^`)「理屈はどうあれ内藤さんが持ちだした事にすればいいんです〜」
(´^_ゝ^`)「え〜〜〜〜、怪しくてもですねぇ、他はすべて井出さんに傾いています〜、司法というのは恐ろしく単純なものです〜、これが現実です〜」
σ(´^_ゝ^`)「ですので〜〜、えーーーーーーーー、犯人にですねぇ。自分が犯人だということを証言してもらおうと思います〜」 ポリポリ
(´^_ゝ^`)「危険な賭けですが〜、僕はねぇ、チャレンジしてみても良いと思っています〜〜」
(´^_ゝ^`)「えーー、果たしてどうなるでしょうかぁ。それでは〜、日を跨いで0時5分、次のレスから解決編です。盛岡デミタスでした〜〜〜」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━
━━━━
━
-
にくらしいぜ
-
乙。
楽しみに待ってるぜ
-
寝る時にそんなもん履く発想なかった
なるほどな
-
とりあえず乙
-
【株式会社VIP オフィス】
ξ゚⊿゚)ξm” カタカタカタカタ…
ξ゚⊿゚)ξ
っ凵
ξ゚⊿゚)ξ” コク…
っ凵
ξ゚⊿゚)ξ
ξ゚⊿゚)ξm” カタカタカタカタ…
シーーーーーーーーーーン……
ガチャ……
(´^_ゝ^`)っ「あ〜〜、寒い寒い。夜になると寒いですねぇ〜〜〜〜〜」
:ξ;゚⊿゚)ξ: ビク…
(´・_ゝ・`)っ「あ。入って入って。朴念仁君」
(,,゚Д゚)「失礼します」
ξ;゚⊿゚)ξ「……あの、もうオフィスには来ないでくださいと言いましたよね!?」
-
(´^_ゝ^`)っ「あ〜〜、すみません〜〜。これで最後なんです〜〜、もうこれっきりです〜〜」 バタン
ξ;゚⊿゚)ξ「いや、最後とかじゃなくて!」
(´・_ゝ・`)「おやぁ、お一人ですか〜? 朴念仁君、今何時〜?」
(,,゚Д゚)「11時です」
(´^_ゝ^`)「あ〜〜、こんな遅くまで〜〜。ご苦労様です〜〜〜。他のみなさんは帰られました〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……ええ」
(´^_ゝ^`)「いやぁ、偉いですねぇ〜〜。いっぱい仕事が溜まってるんでしょうか〜〜〜」
(´・_ゝ・`)「あ、ここ座っても?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……どうぞ」
(´・_ゝ・`)”「助かります〜〜」
ξ;-⊿-)ξ「それで……。今日はなんなんですか。こんな遅くに押しかけて」
(´・_ゝ・`)「あ! それなんですけどね〜。朴念仁君、例のものよろしく〜〜」
-
(,,゚Д゚)「はい」
っ□
(´・_ゝ・`)「奥さん、これ知ってます〜? これねぇ、DVD見れるんですよ〜。凄くないですか〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「……知ってます」
(´^_ゝ^`)「知ってましたか! いやぁ〜〜、物知りでらっしゃる〜〜〜〜。朴念仁君用意出来た?」
(,,゚Д゚)「出来ました」
(´^_ゝ^`)「ご苦労様〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……何をする気ですか? 仕事中なんですけど」
(´^_ゝ^`)「え〜〜〜〜、迷惑かもしれませんが我慢して下さい〜。ちょっとした映像を見てもらおうかと思いまして〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっとした映像……?」
(´^_ゝ^`)「そうです〜〜〜。奥さん、あのですねぇ〜」
σ(´^_ゝ^`) ポリポリ
(´^_ゝ^`)「とりあえず見ていただきましょう〜」
( ´・_ゝ・)σ「えーーーーーーー、っと……。これどうやって再生するの?」
-
(,,゚Д゚)「そこの三角ボタンです」
( ´・_ゝ・)σ”「あっそ。はい、ポチッとな」 ポチ
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)「あ。これインターホンの録画なんです〜。408号室の〜。最近はセキュリティ面が良くなって、私達には嬉しいんですけど……。あ、始まります〜」
【 「はいお〜〜〜〜」
ξ*゚⊿゚)ξ「来たよー。開けてー」
「待ってたお〜。どうぞ〜〜」
ξ*゚⊿゚)ξ「ありがと〜」 】
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「お若いですねぇ、奥さん〜。今も良いですが、この頃も良いですよ〜」
(,,゚Д゚)「次はどうしますか?」
( ´^_ゝ^)「その前に奥さんが来た録画〜」
-
(,,゚Д゚)σ「はい」 ポチ
【 「はいお〜〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「遅れてごめんね〜、ゼミが長引いて……」
「いいんだお! そんな待ってないから……、あけるお〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「ありがと〜〜〜」 】
( ´^_ゝ^)「ゼミやってたんですか〜。僕はやってなかったなぁ〜〜。大変でした〜? ゼミ〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「はい次〜」
(,,゚Д゚)σ ポチ
【 「はいお〜〜〜〜」
ξ*゚⊿゚)ξ「ただいまーー」
「おかえりお〜、あけるお〜」 】
( ´^_ゝ^)「ただいま、おかえり、の仲ですか〜〜。羨ましい限りです〜〜〜」
-
うわあああああ
これはつらい
-
よくわからん
でも読み返すのも時間的に惜しい
-
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「奥さん〜、何で教えてくださらなかったんですか〜〜。旦那さん、学生の頃にあのアパートに住んでらっしゃる〜〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……聞かなかったじゃないですか!」
(´・_ゝ・`)「ああ! そうか! 聞きませんでしたねぇ〜〜。これは私の落ち度でした〜〜〜」
( ´^_ゝ^)「ともかく〜〜〜。えーーー、まさか旦那さん自身がここに住んでいたことがあるとは誰も思いもしませんでしたもので〜〜」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「学生の頃とは管理人さんも変わったみたいでねぇ〜。あの怖いオバチャンに資料を見せてもらってようやくハッキリしましたよ〜」
σ( ´^_ゝ^)「え〜〜〜〜、後に当時の住民票も確認させていただきました〜。間違いありません〜」 ポリポリ
( ´^_ゝ^)「はい、これ。住民票のコピー。いや〜〜、市役所に滑り込みました〜〜〜、お役所はさっさと帰っちゃいますからねぇ〜〜。我々を見習って欲しいものです〜」
っ|三|
ξ;゚⊿゚)ξ「……それがなんだっていうの?」
( ´^_ゝ^)「と言いますと〜?」
ξ;゚⊿゚)ξ「あの人が住んでたから何だっていうのよ!」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜……。そしてですねぇ、そしてなんですよ。ここからが結構重要なんですが〜〜……」
-
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「ある日を境にパッタリと奥さんが映らなくなってしまったんですねぇ〜。つまり、正面玄関から旦那さんを呼びださなくなったんです〜」
σ( ´^_ゝ^)「え〜〜、もうお分かりですよねぇ奥さん」 ポリポリ
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)っ。「合鍵です〜。丁度こんな感じの〜。あ、奥さん持ってみます?」
ξ;゚⊿゚)ξ「いや……」
( ´^_ゝ^)「そうですよねぇ〜。だってあなた、今でもその鍵を持ってらっしゃる〜〜〜〜。聞いてきたんだよねぇ、朴念仁君」
(,,゚Д゚)「ええ。アパートと契約している鍵の会社から聞いた所、408号室の合鍵が帰ってきていないということでした」
( ´^_ゝ^)「だそうです〜」
ξ;゚⊿゚)ξ「……その鍵がどうしたの? あの人が死んだ部屋は全く違ったはずじゃ」
( ´・_ゝ・)「関係ないんですよ〜、奥さん。もっとも、鍵穴を変えてしまったため〜408号室の扉を開けることすら出来ませんが〜〜」
( ´・_ゝ・)っ。「え〜〜〜、扉が開くか開かないかはさして重要ではないんです〜、いいですか奥さん」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´・_ゝ・)っ。「正面玄関〜〜〜。これがあれば、開くんですよ〜〜。オートロックの正面玄関が〜。ご存知ですよねぇ?」
-
( ´・_ゝ・)「ほら、丁度ここの。鍵に赤いポッチがあるでしょ。そこがセンサーに反応して開くんです〜。ここ10年くらいで出てきましたよねぇ、そういうセンサー」
っ。
( ´・_ゝ・)っ。「こうやって、かざして〜〜〜。ピッピッピって。特に珍しくもなんともないです〜〜」
( ´^_ゝ^)「これさえあれば、簡単に入れてしまいます〜。そして〜〜……」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「ご主人の鍵を閉めないクセを知っているなら〜、部屋の中までお散歩がてらに入れてしまう訳なんですよ〜」
σ( ´^_ゝ^) ポリポリ
( ´^_ゝ^)「昨日も言いましたが〜〜。犯人は間取りをよ〜〜〜く知っている人です」
( ´・_ゝ・)”「……よっこいしょ」 ムク
( ´・_ゝ・)っ”「え〜〜、玄関から入り〜」
(((( ´・_ゝ・)「包丁を台所から取って〜」 スタスタ
( ´・_ゝ・)”「リビングでのんびりしてるはずのご主人を刺した〜。で、ご主人死ぬ〜〜〜」
っ
( ´・_ゝ・)「ですが〜〜。そう簡単にはいきませんでした〜」
-
ξ;゚⊿゚)ξ
っ凵
ξ;-⊿-)ξ” ゴク…
っ凵
( ´・_ゝ・)「奥さん〜、ここから大切な所ですよ〜? ちゃんと聞いてますか〜?」
ξ;-⊿-)ξ「……聞いてます!」
( ´・_ゝ・)「はい、そう簡単にはいかなかったんです〜。ご主人、刺されたのに向かってきたんですよ〜」
( ´・_ゝ・)∩「で、そうこうもみ合ってる中で〜〜〜〜……。ちょうど良くあったそれを手に持ち」
( ´・_ゝ・)” キュッ
っ ⊂
( ´・_ゝ・)「首を、閉めてしま……った。首についたひも状の跡はそれです」
っ ⊂
ξ;-⊿-)ξ
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜。昨日も先程も言いましたが犯人は間取りをよく知っています〜……。そして、ご主人のクセを知り、動機もある人物です〜……」
( ´・_ゝ・)「大体、こういうタイプのアパートって言うのはですねぇ。どこも同じ間取りなんです〜……。えーーー、部屋番号等は全く関係ありません〜」
-
( ´・_ゝ・)「そして、奥さん。あなたはご主人に会うためにこのアパートを出入り……」
ξ;-⊿-)ξ「何が何でも私を犯人にしたいようね」
( ´・_ゝ・)「……え〜〜〜」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
ξ#;゚⊿゚)ξ「アンタの言ってることは推測でしか無いじゃない! アンタの空想の上で成り立ってるものだわ!」
σ( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜〜〜、そ〜かもしれません〜」
ξ#;゚⊿゚)ξ「大体、なんで私になるわけ!? クセを知ってる!? そんなのは会社の人間なら誰だって知ってるわ!」
σ( ´・_ゝ・)「その通りです〜」
ξ#;゚⊿゚)ξ「間取りがなに? アンタの推測じゃあこのアパート中が犯人候補じゃない! バカげてる!」
σ( ´・_ゝ・)「ん〜〜〜〜……」
(;,゚Д゚)
ξ#;゚⊿゚)ξ「アンタがやってるのは、典型的な見込み捜査よ……!」
σ( ´・_ゝ・) ポリポリ
(;,゚Д゚)
-
ξ#;゚⊿゚)ξ「どれもこれも、私である必要が見当たらないわ……! こんなの素人の私にだってわかる!」
ξ#;゚⊿゚)ξ「アンタの話しぶりだと、その包丁にだって私の指紋があるわけじゃないんでしょ!? 証拠がないんでしょ!?」
σ( ´・_ゝ・)「はい〜」
ξ#;゚⊿゚)ξ「なんで私になるの!? ストッキングだってそう! そんなものは女なら誰だって持っ」
(;,゚Д゚)「……あ」
ξ#;゚⊿゚)ξ「ってるものだ……し」
σ( ´^_ゝ^)「……ん〜〜〜……っふっふ」 ポリポリ
ξ;゚⊿゚)ξ「……え、何?」
( ´^_ゝ^)「不思議だなぁ〜〜〜……」
ξ;゚⊿゚)ξ
( ´^_ゝ^)「奥さん、あなた」
( ´^_ゝ^)「 何で、ストッキングの事を知っているんです? 」
ξ;゚⊿゚)ξ
ξ;゚'⊿゚)ξ
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
-
決まったぁぁぁぁ!
-
オチたッ!
-
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜、奥さん。いいですか? よく聞いて下さい。僕はね、あなたの前でストッキングの事を話した覚えは、ない!!」
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「今、あなたは凶器の正当性、え〜〜〜〜〜、つまり凶器を使用したのは、自分である必要が無いという証明をしようとしたんでしょう? いや、したんですよ!」
(;,゚Д゚)
((( ´・_ゝ・)「ところが、犯人しか知り得ない情報をその口から出してしまった! そう、知らないんです。それは我々にしか分からないことなんです!」 ウロウロ
( ´・_ゝ・)「たった今、ここに来る前。僕が、直に調査を頼んで、凶器がストッキングであることが分かりました!」
( ´・_ゝ・)「はい、ここに結果が書いてあります! 細く伸ばし、ひも状にしたストッキングと首の跡が一致したとあるんです!」
っ|≡|
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜〜〜! 上から五行目のあたりですよ! 読み上げましょうか!? どうですか!?」
っ|≡|
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「もう言い逃れは出来ません、奥さん。あなたがご主人と井出さんの二人を殺したんですよ! 紛れも無い事実なんです!!」
((( ´・_ゝ・)「え〜〜! 全部言いましょう! そもそものあなたの目的は二人を殺害することでは無かったんじゃないんですか!? 違いますか!?」 ウロウロ
-
うろうろしはじめた
ここからが本番だな
-
:ξ;゙゚'⊿゚')ξ:
-
( ´・_ゝ・)「あなたの本当の目的はねぇ、ご主人殺害の罪を、生きて井出さんに着せる事だったんですよ! そうですよねぇ!?」
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)っ。「ですから〜〜〜! え〜〜〜! まず〜、あなたは合鍵で正面玄関を開けた! それは先ほど証明したとおりです!」
……( ´・_ゝ・)「そして、ご主人の鍵を閉めないクセを知っているあなた簡単に井出さんの部屋に侵入した!」 スタスタ
( ´・_ゝ・)っ「ここからは時間との勝負だ! ご主人が不審に思う前に包丁をとり、リビングへと向かわなくてはならない!!」
( ´・_ゝ・)「そこであなたは念願のご主人と対面し、胸を刺したんです!!」
( ´・_ゝ・)”「ほら、この写真で分かるでしょう!! この傷ですよ!写真でも深いことがよく分かります!! どうですか!? 見えますか!?」
っ|::::|
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「しかしご主人はあなたに抵抗した!! その格闘のさなか、ご主人はバランスを崩して頭をぶつけたんです!!」
( ´・_ゝ・)「飽くまでこれは憶測なんですがね、引っ張られたんじゃないんですか!? 足を! そして脱げたんですよ! ストッキングが!!」
( ´・_ゝ・)「ご主人は強く頭をぶつけました! その隙にあなたはストッキングを細くして首を絞めた! そうでしょう!?」
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「ただ、最初の一突き以外はあなたにとってすべてトラブルだったんです!! ご主人は一突きで死ぬはずだった! だが死ななかった!! あなたの誤算だったんですよ!!」
-
支援
AAでなんか女友達のツン思い出したちょっと違うけど
-
( ´・_ゝ・)「そして思った以上に時間がかかり、シャワーを浴びているはずの井出さんが帰ってきた! そして見られたんです、あなたの姿を!!」
((( ´・_ゝ・)「ちなみにですねぇ、シャワーを浴び始めたかどうかは屋外のメーターですぐ分かるんです!! あなたならよく分かりますよね!? 分かってるはずなんですよ!!」 ウロウロ
( ´・_ゝ・)「はい、丁度このくらいのメーターに数字が書いてあるんです! シャワー使用時と普段の時の写真もありますよ!? 見せましょうか!?」
っ ⊂
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜〜、話が逸れました、戻ります! そう、あなたは井出さんに見られてしまった!! これは完全に予想してない自体だったでしょう!」
( ´・_ゝ・)「あなたは絶対に見られてはいけなかった!! でなくては井出さんに罪を着せることが出来ないんです!」
( ´・_ゝ・)「もうこうなったら殺すしかないんです! 井出さんを! 急いで殺すしかありません! だからあなたは急いで井出さんを殺した!!」
( ´・_ゝ・)「こう、ガン!! ガン!! と、何度も!! 何度も!! 硬い何かで頭を叩いたんです!! 何度も!!」
⊂彡
( ´・_ゝ・)「これも写真があるんですよ!? 顔が潰れて分かりづらいですがね、確かに何度も殴られた跡があるんですよ! これ、あなたがやったんですよ!!」
っ|::::|
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜、わかりませんかね!? これ、あなたがやったんです、あなたが叩き殺したんですよ!」
っ|::::|
-
>( ´・_ゝ・)「あなたの本当の目的はねぇ、ご主人殺害の罪を、生きて井出さんに着せる事だったんですよ! そうですよねぇ!?」
生きて井出さんに?
-
デミタス怖いわ
追い詰めすぎだろ
-
( ´・_ゝ・)「え〜〜〜! そしてあなたは、この一連の殺人を二人の間の出来事として工作をはじめたんです! そうでしょう!? まずは井出さんを着替えさせた!!」
( ´・_ゝ・)「もちろん、あなたは凶器のストッキングをも履かせた! 井出さんとご主人との格闘の中で伸び、伝線したものであるとさせたんですよ!」
っ⊂
( ´・_ゝ・)「極めつけは井出さんを自殺に見せかけるために、ベランダから落そうとしたんです! 体全身で上へ押し上げたのでしょう! 不可能ではありません!!」
( ´・_ゝ・)「見事に井出さんは落ちた! 頭から! そして地面に打たれた井出さんの頭は思った通りに砕けました!!」
( ´・_ゝ・)「そしてですねぇ、極めつけはご主人の首の傷です!! そのストッキングの跡を誤魔化すために、ご主人の死体に包丁を突き刺したんです!!」
::ξ;゚'⊿'゚)ξ::
( ´・_ゝ・)「……え〜〜〜以上が、あなたの犯行の全てです。違いますか?」
(;,゚Д゚)
( ´・_ゝ・)「あなたは井出さんに生きたまま罪を着せることは出来ませんでしたが、それでも死んだ井出さんに罪を着せることは出来ました」
( ´・_ゝ・)「しかし、こうなってはあなたの罪の他ありません」
ξ;゚'⊿ )ξ
( ´・_ゝ・)「署の方で、あなたの口から全てをお話していただけませんか?」
ξ; ⊿ )ξ
( ´・_ゝ・)「そうでなければ、納得の行く説明をお願い致します」
-
( ´・_ゝ・)
(;,゚Д゚)
ξ ⊿ )ξ
( ´・_ゝ・)
ξ ⊿ )ξ「無理……、でしょうね」
( ´^_ゝ^)「だと思います」
ξ ⊿ )ξ
っ凵
ξ ⊿ )ξ” コク…
っ凵
ξ ;⊿ )ξ ポロ…
ξ ;⊿;)ξ「私ね」
( ´^_ゝ^)「はい〜」
ξ ;ヮ;)ξ「知ってたの。ケンモーで働いてる頃から。あの人、デレちゃんと会ってるんだなって」
( ´^_ゝ^)「そうですか〜……」
-
ξ ;ヮ;)ξ「学生の頃もそう。あの人は他の子とも会ってた。だから私は必死にいい顔したの。嫌われたくなかったから」
( ´^_ゝ^)「はい」
ξ ;ヮ;)ξ「こんなのは慣れっこだったわ。あの頃はあの人と一緒にいれるだけで幸せだったの」
ξう⊿∩)ξ ポロポロ
゚ 。
゜
ξう⊿∩)ξ「でも、ダメね。結婚したら全部許せなくなっちゃった」
(;,゚Д゚)「……じ、自分も分かります!」
ξう⊿∩)ξ
(;,゚Д゚)「自分も、結婚してますから……!」
( ´・_ゝ・)「いきなり出てきてカッコつけてるんじゃないよ〜、逆に白々しくてダサいよ」
(;,゚Д゚)「す、すみません」
ξう⊿∩)ξ グスグス
ξう⊿∩)ξ「ねぇ」
( ´・_ゝ・)「はい〜」
-
ξう⊿;)ξ「もし、私がストッキングを持ち帰ったり処分してたりしたら……」
( ´・_ゝ・)
ξう⊿;)ξ「今頃こうはなってなかったのかしら」
( ´^_ゝ^)「インターホンの録画から、きっと令状が出ました。それに……」
ξう⊿;)ξ「?」
( ´^_ゝ^)「たとえそれがなくとも、手を変え品を変え、僕があなたに攻め入るでしょうねぇ〜〜」
ξうヮ;)ξ「そっか……」
( ´^_ゝ^)「ん〜〜〜〜〜、笑ってる顔も津島麗子に似てらっしゃる〜〜」
ξう⊿∩)ξ グシグシ
ξ ヮ )ξ”「……行きましょう」 スク…
( ´^_ゝ^)「そ〜しますか〜。はい朴念仁君、運転よろしくね〜」
(,,゚Д゚)「はい……!」
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━
-
【美布県警 殺人課】
(‘_L’)「どうだった。彼の下についてみて」
(,,゚Д゚)「えっと……。正直あの人の事を心のなかで小馬鹿にしてましたが……」
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のようです
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(,,゚Д゚)「事件が解決してから、尊敬出来る人なのだと実感しました」
(‘_L’)「そうか。それは何よりだ」
-
【美布県警 殺人課】
ミセ*´ー`)リ「えー、私もハゲタスさんの下について見たかったです〜」
(,,-Д-)「あんまり良いものじゃないぞ」
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のようです
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_
( ゚∀゚)「とか言って。さっき尊敬出来る人だ〜とか言ってたくせに」
(;,゚Д゚)「言うな! 恥ずかしい!」
-
【サブウェイ】
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(,,)゚Д゚)” モグモグ
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のようです
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( )´・_ゝ・)” モグモグ
(,,)゚Д゚)” モグモグ
-
【事件現場】
( )´・_ゝ・)” モグモグ
(,,゚Д゚)「えー、凶器はバールのようなものと見られています。目撃情報は……」
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( ^TT^)「現場で物食べてていいの? 常識的に……」
(,,゚Д゚)「人には様々なスタイルがありますので」
-
ギコも馴染んだなあ
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【美布県警 殺人課】
(´・_ゝ・`)「実はいい忘れたことがあるんだよね〜〜」
(,,゚Д゚)「?」
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のようです
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(´・_ゝ・`)「僕にもカミさんいるから」
(;,゚Д゚)「え。そうなんですか」
-
これはちょっとハズカシイな
-
【美布県警 殺人課】
(‘_L’)「私と組んでいた頃は、たしか……。ドムドムバーガーだったな」
(,,゚Д゚)「懐かしいですね」
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のようです
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( ゚∀゚)「お前知らねぇだろ」
ミセ*゚ー゚)リ「しらねぇす」
-
【美布県警 殺人課】
(,,゚Д゚)「何で結婚してないように装ってたんですか?」
(´・_ゝ・`)「ん〜〜んっんっんっ。別にそういうわけじゃないけど〜〜〜」
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のようです
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(´・_ゝ・`)「多少は意識しないとウチのカミさんがね、とか言っちゃうからさ〜〜〜」
(,,゚Д゚)「そうですか。わかります」
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のようです
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-
おしまい。質問もいいよ
-
乙
-
乙
当然連作短編ってことで期待していいんですよね
-
激乙!!!!
面白かった!!
-
乙、面白かったよ
ドムドムなくなったなー
-
乙
面白かった!
-
乙
ドムドムってなんですか!!!
-
乙
-
乙!
-
乙
最後のデミタスが自白させるシーンが気持ちよかった
-
乙!
スレタイの彡⌒ミ(禿げ頭)は下のスレに被せるために意図的に狙ったのですか?
-
乙
すごく面白かった
-
乙ー
なんか懐かしおもしろし
-
おもろい
深夜パロディドラマみたいだwwww
-
ハゲタスwww
おもしろかったわ
-
乙!
面白かった
-
ω・)乙。面白かったがしいていえばもうちょい苦戦してほしかったかな。
ω・)続編に期待
-
デレ宅の玄関前ではインターホンを押さないとカメラが起動しないのは納得できるが、正面玄関に自立型の監視カメラがないのは納得できない
仮にもオートロックが付いているようなマンションなのだから、カメラがあるのが一般的だと思うが
-
それはマンションによるとしか言えないんじゃない?w
気になるのもわかるけどー
-
>>230
別に実話じゃないんで…
-
作者どす
防犯カメラの件は、元にしたアパートがそうなんだ。すまんな
あと連作短編化は時間と相談
-
>>233
そうだったか。いや、こちらこそ茶々入れてすまない
しかし推理ものは整合性が命だからな、実話じゃないからは言い訳にならないと思うんだよ
話はとても面白かった
古畑の雰囲気が見事に再現されながらも細かい設定にオリジナリティがあって、ブーン系でも滅多にないサスペンスものの良い代表作品になった、あるいは成りえると思う
続きに期待したいです
-
キャラクターについにやにやしちまう
面白かった おつ
-
乙
役者をなかの人ネタでいじるのも古畑っぽいよね
-
こんな面白い作品が投下されてたのか、知らなんだ
遅れたけど乙です、次回があるなら超楽しみにしてる
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かっこいい
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なにこれ面白い
-
しえん
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_1461.jpg
読んでから絵を仕上げるまで古畑のテーマが頭から離れなかった。
面白かったよ、乙!
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>>240
すげーーー!
-
第二話マダー?
-
このスレが今の位置にあると隻眼の父者ができあがるんだよな
-
>>243
ワロタ
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娯楽作品として重要なキャラとテンポがいい
次も待ってる
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