■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
('A`)マーケティング・レンタルコミックスOF THE ENDのようです
※注意
・某作品のパクリかと自分でも思ったけどパクったのはタイトルの一部分だけで後はほぼオリジナルだった
・もはやマーケティング要素はほぼ皆無。でもジャンプだと途中でストーリーや設定が変わることなんてよくあることだから全然オッケーだよね?うんオッケオッケ
・マッチョばっかりです。マッチョが嫌いなホモなんていません
・('A`)がケツを鳴らして光らせて様々な物を破壊します
・もしこの話を読んでムカデ人間を観てしまい、『気分が悪くなった』『勤めてた会社が倒産した』『EDになった』『ホモに目覚めた』等の被害に遭っても、>>1 は責任を負いかねますのでご了承ください
('A`)マーケティング・レンタルコミックスのようです
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1370364641/l50
('A`)マーケティング・レンタルムービーズのようです
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1377454208/l50
の続きです
まとめはこちら、グレーゾーンさんから
http://boonzone.web.fc2.com/comics.htm
今日で最終話終わらせる勢いで書いています
なんせ明日からしばらく旅に出るので
それでは、前半部分を投下します
少年は願った
もし叶うならば、あの日、想い人が傷つく前に助けたかったと
少年は願った
もし叶うならば、あの日、共に立ち向かえる勇気があればと
少女は願った
もし叶うならば、あの日を、最高の一日にしたかったと
三人は願った
もし叶うならば―――――
.
『マーケティング・レンタルコミックスのようです』
最終話
.
『あの日をもう一度』
.
クールがビルへとたどり着くと、既に戦いは終わっていた
もう少し粘るものだと思っていたばかりに、少し残念な気持ちになった
それだけ、村学生が強いと言うこともあるだろうが
川 ゚ -゚)「なんだ、もう終わったのか」
( ゚∀゚)「ああ…って、なんだその返り血?おめー何やってたんだ?」
川 ゚ー゚)「ん?んふふふふふふ…」
(;゚∀゚)「あー、やっぱ言わなくていいわ。こええし」
気が抜けるほど呆気なく、外の戦いは決着がついた
元より、決死の覚悟で戦いに挑んだ漢達と、遊び半分で人を甚振るような下衆の争い
数の差など関係なく、最初から勝負は着いていたのだ
川 ゚ -゚)「それで、あいつらは?」
( ゚∀゚)「サバゲー部の無線連絡から聞くに、苦戦中だそうだ…助けに行くか?」
川 ゚ -゚)「必要無い。事を成した後、歩けないほど負傷していたなら迎えに行ってやってもいいが」
( ゚∀゚)「即答かよ…大した信頼振りだぜ全く」
川 ゚ -゚)「…お前は、昔から強い人間だったか?」
( ゚∀゚)「あ?何だよいきなり…」
川 ゚ -゚)「いいから」
( ゚∀゚)「…ああ、強かったな。中坊の時は喧嘩ばっかして、高校で立石先生とラグビーに出会って、今じゃ学園のスターとして君臨している」
川;゚ -゚)「前から思っていたが、お前は自画自賛が過ぎやしないか…?」
(;゚∀゚)「どっ、どうでもいいだろうがそんなことは!!何が言いてえんだよ!!」
川 ゚ -゚)「そんな強いお前も、あいつらに敗北した」
(;゚∀゚)「痛いとこ突いてくるぜ…」
川 ゚ -゚)「知ってるか?チーム『ロック・ユー』は、全員が『弱かったんだ』」
( ゚∀゚)「…瓜畑でもか?」
川 ゚ー゚)「中学まで虐められてたそうだぞ?体格は誰よりも優れているにも関わらず、な」
(;゚∀゚)「どんだけ気が小せえ野郎だったんだよ…」
川 ゚ -゚)「弱さを克服した人間は、初めから力を持つ人間より強い。何故だかわかるか?」
( ゚∀゚)「……」
川 ゚ -゚)「A strong man who has known power all his lfe may lose respect for that power,but a weak man knows the value of strength. And knows compassion.」
( ゚∀゚)「日本語喋れや」
川 ゚ -゚)「『産まれながらの強者は力に敬意を払わないが、弱者は力の価値を知っている。そして哀れみを知っている』」
川 ゚ -゚)「映画『キャプテン・アメリカ』から、アースキン博士の言葉だ。力を持たざる者だからこそ、それを手に入れたときに正しい行いをするのさ」
( ゚∀゚)「…ハッ、そりゃ結構なお言葉で」
川 ゚ -゚)「彼はそんな人物を『ヒーロー』と称したが、私はあえてこの言葉を使いたい」
川 ゚ -゚)「『漢』、と」
( ゚∀゚)「漢…ね」
川 ゚ -゚)「だから私は『必要ない』と言ったのさ。今あそこで戦っているのは、『産まれながらの愚かな強者』対『漢』」
川 ゚ー゚)「私が手を出さずとも、あいつらはハインを助け出すだろうさ」
( ゚∀゚)「……なるほど」
( ゚∀゚)「そんじゃあ、俺ァ帰るぜ」
川 ゚ -゚)「待たないのか?」
( ゚∀゚)「こんなクソ寒い中で野郎をお出迎えなんざ御免だね。それに、何か『癪』だからな」
( ゚∀゚)「大っ嫌いな人間をヒーローとして認めるなんてよ」
川 ゚ー゚)「それが選手資格ほっぽり出してまで助太刀に来た奴のセリフか?」
(#゚∀゚)「るせえ!!借りを返したまでだ!!じゃあな素直!!気をつけて帰るこった!!」
川 ゚ー゚)「ああ、そうさせて貰おう」
ほんの三十分前は数百人がいた場も
今では数える程にまで減った
不良共は尻尾を巻いて逃げ去り
村人学園の面子は、警察が来る前に帰れという指示の元、次々と松千代へ戻っていった
<ヽ`∀´>「クー、ヒートちゃんはショボンさんが送ってってくれたニダ」
( ・∀・)「村学生も阿部さんの知り合いが学校まで送ってくれました。それと…」
川 ゚ -゚)「阿部の教師辞任の件だろ?心配しなくてもうちの耄碌ジジイが辞表をケツ拭く紙に使ってるさ」
(;・∀・)「そうだと良いんですけどね…」
川 ゚ -゚)「ああ、心配するな…全てうまく行く…全て…」
残った人間は皆、最後の戦いが繰り広げられているビルを見上げていた
秋から冬に移り変わろうとしていた夜空には、神話の愚かな巨人を司った星座が光り輝いていた
―――――
―――
―
( う_ゝ;)「まだか!!まだ行っちゃダメなのか!?」
ミ,;゚Д゚彡「抑えろ流石兄!!合図があるまで待機だと言われただろう!!」
(´<_`#)「聞いてられるか!!全員で囲ってボコボコにすればいいだろう!!」
ミ,;゚Д゚彡「気持ちは分かるが落ち着け!!欝田達にも考えがあるはずだ!!それを俺たちが邪魔をしてどうする!!」
部屋の外では、一部始終を耳にした村学班が押し問答を繰り広げていた
中学からの長い付き合いだからこそ、流石兄弟にも怒りがこみ上げる
吉川は必死に、彼らが飛び出して行かぬよう押さえ込んでいた
(・∀ ・#)「吉川先輩、俺もサバゲー部に賛成です!!俺達は欝田達とは仲良くないけど、それでも奴の行いは許せない!!」
ミ,;゚Д゚彡「斉藤まで!!落ち着くんだお前達!!」
(・∀ ・#)「引田もそう思うよな!?」
(-_-)「…」
一人、いつも通りの表情を保った引田は
いつも通りの静かな口調で答えた
(-_-)「今、君たちがしようとしていることは、欝田先輩達に対する裏切りだ」
(-_-)「信頼してくれたからこそ、僕たちをここに置いた。『その時の実行者』として、ここに置いてくれた」
(-_-)「だから僕たちも信頼すべき、あの二人を。あの二人が奴に『裁き』を与えることを、願うべき」
それっきり、引田は黙り込んでしまったが
( う_ゝ;)「うう…グスッ」
(´<_`;)「…」
(・∀ ・;)「……クソッ」
頭に血が昇っていた三人は、座して合図を待つようにした
それを見て吉川は
ミ,;゚Д゚彡「…本当に、ここ一番で頼りになる男だよ。お前は」
次期キャプテンの座はこいつにこそ相応しいと感心した
そんな外のやりとりなど露知らず
部屋の中の戦いは佳境を迎えようとしていた
.
(ナ#'A`)「…」
(#^ω^)「…」
(#メω^)「…」
ドクオとブーンに挟まれた西川は、ここで初めて『構え』をとった
先ほどまでの余裕は、危機感と緊張に塗り替えられる
ここで初めて、西川はこの二人に対して『異常』を感じ始めたからだ
目の前の欝田と言う男など、特に
一度目は、『バンで撥ね飛ばした』時
満身創痍にも拘らず立ち上がり、抵抗の意志を見せた
二度目は、『散々殴り倒した』時
今度こそ始末したと思ったが、最初にここへ殴りこんできたのは奴だった
三度目は、『廃人寸前のハインを前に絶望した』時
今度こそ勝負は着いたと確信した。それなのに…
(#^ω^)(まだくたばらねえってのかッ!!)
幾度となく奈落に突き落としても、こいつは何度も這い上がり、目の前に立ちはだかる
西川の人生の中で、これほどまで執念を持った敵は初めてだった
(#^ω^)(だが、『四度目は無いッ!!』今度こそ徹底的に壊し尽して、ハインを俺の物にするッ!!)
敵に敬意を表すると共に、二度と立ち上がれない程の痛みと屈辱を与えることを決意する
今までの『遊び』とは違い、『本気』でこの二人を叩き潰すと決めたのだ
だが、西川は忘れていた
(ナ#'A`)
目の前の男は、既に『四度』立ちはだかっていることを
(ナ#'A`)「おおッ!!」
(#^ω^)「ッ!!」
ドクオが西川に向かって突進
前後からの挟撃を警戒したが
(#^ω^)「バカがッ!!」
(ナ#'A゚)「グヌッ!!」
ブーンとのタイミングがズレていた
腹に強烈な蹴りを喰らわせ、部屋の隅まで吹き飛ばす
(#メω^)「この野郎ッ!!」
遅れてブーンが襲い掛かるが、回し蹴りで迎撃される
窓に叩きつけられ、皹が入る
あと少しでも衝撃を加えれば、粉々に砕け散るだろう
(#^ω^)「まずはお前からぶっ殺してやる!!」
ブーンごと押し出し、外に突き落とそうとした
(#^ω^)「死ッ…」
( メω^)「バーカはてめえだ。西川」
『パァンッ!!』
(#^ω^)そ「ッ!?」
西川にとって嫌な音が、動きを止めた
(ナ'A`)「柔な鎖だぜ、ケツで千切れちまった」
ハインを繋いでいた鎖が、ドクオの『尻』によって破壊された
(;^ω^)「てっ…」
(#メω^)「隙ありだこの野郎オオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
ラリアットが、西川の首を綺麗に刈り取った
上下が逆転し、頭からもんどりうった
(; ω )「アアッ!?」
(#^ω^)「ドクオォォォオオオオオオオオオオオオ!!!!」
(ナ#'A`)「おおッ!!」
二人の追撃は終わらない
ドクオは飛び上がり、倒れた西川の顔に
(; ω )そ「!?」
尻から落下した
ドクオの体重が顔から頭に伝わり、床から鈍い音が響く
衝撃で飛びかけた意識の中で、西川の危機感が警鐘を鳴らした
『この尻はヤバい』と
(ナ#'A`)「オラァッ!!」パァンッ!!
(; ω )そ「ムグウウウウウウウウ!?」
顔の両側に、一度にハンマーで殴りつけられたような強い衝撃が走る
今まで受けた攻撃の中で、一番強烈なものだった
(#メω^)「うおおおおおおおおおおおお!!!!」
続けて、ブーンが両膝から西川の腹へ落下
(; ω )そ「ブッ!!!!!」
鼻と口を尻に抑え付けられ、出所のない空気が肺で暴発する
(#メω^)「待機班ッ!!今だアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
二人にのしかかられ、西川の動きが完全に拘束した『この時』
ブーンは外で出番を待っていた待機班を呼び込んだ
ミ,#゚Д゚彡「行くぞッ!!目的は高岡さんの救出!!脇目を振らず迅速に実行するッ!!」
五人組が部屋へと突入する
サバゲー部が西川へ銃口を向け、ラグビー部をカバーし
ラグビー部はハインの拘束を解き、ビルの外へと連れ出す作戦だ
(・∀ ・#)「高岡さん確保ォ!!」
(-_-)「即、出る」
从メ∀从「……」
糸の切れた操り人形のように力の無いハインを、吉川と斉藤が担ぎ上げる
先等に立つのは、武術に心得がある引田。ビルに残る残党を処理する役割を任せられた
(´<_`#)「ドクオ!!ブーン!!後は任せたぞ!!」
(#´_ゝ`)「俺達の分まで、そいつを懲らしめてやれ!!」
(#メω^)「任せとけッ!!ハインを頼んだお!!」
(ナ#'A`)「後は俺たちが…」
(ナ# A )∴「ガフッ!!」
突然の出来事だった
攻勢に出て、これから逆転という時に
ドクオが、喀血した
(ナ# A )(回復しきってない事故のダメージが…ここで来たか…)
ミ,;゚Д゚彡「欝田!?」
(ナ# A )「俺に構うなッ!!早くハインを連れ出せェェェーッ!!」
(# ω )「ラッ!!」
誰よりもハインに固執する人間が、それを許す筈は無い
顔の上に座るドクオを殴りつけ、退かした
(#メω^)「この…」
(#^ω^)「クソがッ!!」
腹筋に力をいれ、無理やり上半身を起こしブーンも退かす
そのままの勢いで、ダメージのある右目に頭突きを喰らわせた
(;メω )「ギャアッ!!」
先ほど切れた瞼から、新しい血が勢いよく吹き出る
もはや右目は使い物にならず、顔から胸にかけて血で染まっていた
(# ゚ω゚ )「誰がその女を連れ出して良いと言った!?」
立ち上がり、ハインを元の場所に戻そうとする
流石兄弟が発砲するが、BB弾如きの痛みなどお構い無しにラグビー部に歩を進めた
(;-_-)「下がれ!!」
引田がサバゲー部の前に躍り出て、顔狙いのハイキックで迎え撃つ
(# ゚ω゚ )「フン」
西川はそれを難なく掴み、脇に挟んで
引田の膝目掛けて踵を落とした
(;-_゚)「ギギッ…!!」
骨が嫌な音を上げ、本来なら向かない方向へと曲がった
筋肉と筋も断裂され、右足が使い物にならなくなる
(・∀ ・#)「てめえよくも!!」
ミ,;゚Д゚彡「よせ斉藤!!」
殴りかかろうとした斉藤を止めたのは、犠牲を増やさない為でもあったが
それ以上に、あの二人が
(ナ#'A`)「てめえどこ見とんのじゃあああああああああああああ!!!!!」
(#メω^)「俺達はまだくたばっちゃいねえぜええええええええええ!!!!!」
『まだ戦おうとしている』からでもあった
ハインを救う作戦は、まだ破綻してはいない
ドクオとブーンは二人して西川に飛び掛り、背中へとのしかかった
(#ナ'A`)「行けッ!!行けェェェェエエエエエエエエエ!!!!!」
(# ゚ω゚ )「グッ!!離せ!!くたばり損ないが!!」
ミ,,゚Д゚彡「早く行くぞ!!俺たちがいても邪魔になるだけだ!!さぁ!!」
(;´_ゝ`)「引田、つかまれ!!」
怪我をした引田を流石兄弟が支え、ハインを連れた五人は部屋を脱出した
『クソがあああああああああああああああああああああああああ!!!!!』
西川の怨念の叫びと、打撃音が彼らの後に続く
二人が心配だったが、後ろを振り返るわけには行かなかった
(´<_`;)「聞こえるか!!こちらチームα!!高岡さんの連れ出しに成功した!!だが引田が右足をやられ重傷!!至急援護と応急処置の用意を頼む!!」
弟者が無線で外に連絡
二人が一人をカバーしている現状、自由に動ける人間がいない状態は危険とも言えた
加えて、外にくらべまだビル内には残党が残っている可能性もある
一刻も早い救援が望まれた
ミ,;゚Д゚彡「しっかりしろ高岡さん!!助かるんだ!!頑張れ!!」
从メ∀从「…」
足下が覚束ないハインを連れ出すには、行きよりも多くの時間を要する
吉川は必死にハインを励まし続けた
从メ∀从「……ドッテ…」
ミ,;゚Д゚彡「? どうした!?どこか痛むのか!?」
ハインがか細い声で話したのを聞いて、吉川は耳を近づける
从メ∀从「戻って……ドクオが、ブーンが……戻って、戻って…」
ミ,;゚Д゚彡「ッ……」
吉川に嫌な汗が流れる
ブーンの負傷に、ドクオの喀血
それに、西川の怒気
敵の姿を目の当たりにして、二人が無事に帰れるのかと不安になる
ミ,;゚Д゚彡「大丈夫だ!!」
だが、今は足を進めなければならない
二人が戻ってくるのを、信じなければならない
ミ,;゚Д゚彡「あの二人は、村学が誇る二大バカだ!!どんな敵が相手でも、大胆不敵に立ち向かう最高のバカだ!!」
(・∀ ・;)「このラグビー部を負かした連中が、あんなクソ野郎に負けるわけがねえだろ!!」
斉藤も、自らに言い聞かせるように話しかける
(・∀ ・;)「それによ!!欝田の奴言ってたじゃねえか!!『友達を差し出すことは、自分の身を斬るより痛い』って!!」
(・∀ ・;)「そん時に長岡先輩に見せ付けた啖呵、俺は今でも覚えてるぜ!!不覚にもかっこいいって思っちまった!!」
(・∀ ・;)「あんたがこんな目に遭ったんだ!!あいつら、すげーキレてるに決まってる!!だから今回も、学園祭の時みたいに勝つに決まってんだよ!!」
从メ∀从「……」
ミ,;゚Д゚彡「帰るんだ高岡さん!!二人が帰ってきたときに、笑って迎えられるように!!」
今まで引きずられていたハインの足が、床を蹴った
依然として弱々しいが、『歩く意志』を見せ付けた
ミ,;゚Д゚彡「よし、いいぞ!!帰るんだ!!帰るんだ!!」
ハインを、そして自らを励まし続けながら、五人はビルを下る
(ナ# A )∴「ガボッ!!」
ドクオが、更に多量の血を吐き出す
怒涛の勢いでここまで昇って来たツケが回ってきた
(# ゚ω゚ )「死ねッ!!」
その結果、西川の蹴りにも反応できず、まともに喰らってしまう
固い壁の衝撃が背中を襲い、そのまま崩れ落ちた
(ナ; A )(頼む…動いてくれ…俺はどうなってもいい…)
(ナ; A )(西川と共倒れになるまでの猶予を……)
立ち上がろうとも、四肢に力が入らない
肺は酸素を取り入れようと激しく運動をするが、体に取り込まれていく実感が無い
内臓は更に血を吐き出そうと軋む
(#メω゚ )「おおおおおおおおおおおああああああああああああ!!!!!」
(# ゚ω゚ )「チィッ!!!」
ブーンと西川が取っ組み合いになる
互いに押し倒そうと力を込め、にらみ合う
だが、ここで西川の経験が活きた
(# ゚ω゚ )「フンッ!!」
(#;メω )「アグッ!!」
再び、ブーンの右目に向かっての頭突き
これまでの人生の中で身についた『弱点を攻める』戦い方を、西川の体は自然と実行していた
(# ゚ω゚ )「このチンカス野郎がァァァーッ!!!!」
ブーンの腕を払いのけ、首に両手を掛けた
そして、殺すほどの勢いで絞める
(# ゚ω゚ )「てめえを殺して!!そこのくたばり損ないも始末して!!ハインを連れ出した連中も、お前らの仲間も!!全員ぶっ殺してやる!!」
(;メω )「カ……コ…」
抵抗をするものの、鬼気迫る勢いにブーンの意識は次第に薄れ始める
遂には膝を着いてしまい、西川は更に力を入れ始めた
(ナ; A )「ブ…ゥン…」
相棒の危機に、ドクオは壁に背を掛け立ち上がる
最早、突きも蹴りも繰り出せる状態ではなかったが
あと『二つ』だけ、彼にも出来る攻撃があった
その一つが、木戸から受け取った自らの『愛銃』
(# ゚ω゚ )「つッ!?」
西川の右こめかみに鋭い痛みが走る
遅れて、ツーっと血が滴り落ちた
目だけをその方向へ向けてみると
(ナ; A )「ハァ…ハァ…」
壁に背を預け、ガスガンを此方へ向けるドクオの姿があった
最後のいたちっ屁と言うやつか、西川にはその抵抗が酷く惨めに見えた
(# ゚ω゚ )「…余程死に急ぎたいらしいな」
陥落寸前だったブーンを離し、ドクオの方向へと向かう
ブーンはそのまま崩れ落ち、立ち上がれずにいた
(# ゚ω゚ )「いいだろう、先ずはお前を殺して、次は奴だ」
(ナ; A )「…」
向かってくる西川に、ドクオはまた一発撃った
弾は胸に当たるが、西川にとっては虫が刺した程度の、取るに足らないダメージ
勢いを失ったプラスチックの銃弾が、切ない音を立て床を跳ねた
(# ゚ω゚ )「フンッ!!」
(ナ; A )「ッ…」
尚もトリガーを引こうとしたドクオの腕を『目障りだ』と言わんばかりに払いのける
SIG P226は乱雑に床に叩きつけられ、衝撃でハンマー部分が損壊した
(# ゚ω゚ )「終わりだ」
(ナ; A )「…」
ダメージが蓄積されているであろう『胴体』へ拳を叩き込み、決着をつけようとした
この時、西川は警戒すべきであった
『何故二発だけしか撃たなかったのか』と
ここで、ドクオの経験が活きる
(ナ; A )「…」
最初の一発を撃ち、西川の目を引く
そして二発目を撃ち、ドクオは『マガジン』を抜き取り手の中に隠し持った
その後、西川の注意が向いていたガスガンは払いのけられ、マガジンだけが手元に残る
全て、ドクオの狙い通りであった
なにこの熱い展開
ホモは? 俺スレ間違えたかな?
なんで平日の真っ昼間から投下してんだよ
サバゲー経験者なら分かるだろうが、ガスガンとは気化したガスの勢いでBB弾を発射する仕組みだ
トリガーを引くことで放出バルブが開き、本体にガスを送り込む
その放出バルブとは、マガジンの後方の『銀色の突起物』であり
それを『指で押してしまう』とガスが放出するので注意が必要なのである
ドクオは、そのガスガンの特徴を『今』活かした
(ナ; A )「…」
西川の目の前で、隠し持っていたマガジンの放出バルブを、まるで爆弾のスイッチを入れるかのように押した
(# ゚ω゚ )そ「なんッ!?」
白いガスが勢いよく放出し、西川は怯んで数歩後ずさった
ドクオは脚になけなしの力を込めて、壁を蹴って突進する
(# ゚ω゚ )「小細工如きで…ッ!!」
西川の体制は既に整っていた
低身で突っ込んでくるドクオの顔に膝蹴りを見舞う
(ナ; A )「ッ………オオッ!!!」
鼻が折れ、顔面の骨に嫌な軋みが走るも、ドクオは突進をやめなかった
(# ゚ω゚ )「なっ…!?」
西川の膝を抱え、自分の体ごと床へと押し倒す
そして、そのままの勢いを利用し、西川の体で前転
顔に、尻を乗せて止まった
(#; ω )(しまった!!!またこの体勢かッ!!)
屈辱よりも、恐怖
ドクオの尻の威力は身を持って体験済みだ
下手をすると、命に関わる衝撃を喰らわされる
だが、今度は一人分の体重しかのしかかっていない
下半身は自由に動くのだ
(# ω )(クソがッ!!)
足を起こし、ドクオの頭を蹴りつける
それも一度ではなく、両足を使ってペダルを漕ぐように連続して蹴った
(ナ; A )「グッ…ギッ…」
(#; ω )(こ、こいつ…ッ!!)
何度蹴られても、西川の顔から動こうとはしなかった
西川に焦りが生じる。いつあの尻の攻撃が来てもおかしくはない
ハインを取り返す時間も惜しいのだ
(# ω )(何故だ!?何故動かねえ!?)
既に蹴った回数は十を越えた
息継ぎが殆ど出来ない今の状態では、西川の体力も激減する一方だ
持久戦に持ち込まれるのか?と思ったその時
(ナ; A )「…トム・シックスって映画監督、知ってるか?」
今まで沈黙していたドクオが、西川に語りかけた
(; ω )(何を、何を言っている!?)
当然、西川は映画の事など詳しくも無いし
第一、顔を抑えられている現状では返事も出来ない
ドクオの言いたいことが読めなかった
(ナ; A )「『ムカデ人間』ってよぉ…とんでもない映画作った変態野郎さ…複数の人間の口とケツを縫合するっつー…キチガじみた発想をした人でね」
(ナ; A )「彼はメイキングでこう言ったよ。『単純な発想だった。テレビを見て冗談で友人にこう言ったんだ』」
(ナ; A )「『犯罪者の口を他人のケツに縫いつけろ。いい罰になる。』俺は感銘を受けたね。的を射ていると思うよ」
(; ω ) ゾワッ
西川の背中に悪寒が走った
死にかけの人間から出るとは思えない言葉の羅列。とてつもなく不気味であった
そして何より、ドクオが語る映画『ムカデ人間』と、今の自分の体勢が酷似していることにも恐怖を覚えた
(ナ; A )「ムショに行っても反省せず、ハインを二度も苦しめた…そんな奴をまたムショにぶち込んでも、同じ事を繰り返すだけだ」
(ナ; A )「『だから俺じゃないと駄目だった』。お前に、二度とハインに近寄りたくなくなるような、頭からつま先まで震え上がるような『罰と恐怖』を与えられるのは、俺以外にいねえ」
(; ω )(こいつ…最初からずっと『この攻撃しか考えていなかった』のか!?)
(ナ; ∀ )「さぁ、終わらせようぜ西川ホライズン。『地獄で会おう、ベイビー』」
最早、突きも蹴りも繰り出せるような状態ではなく
ガスガンも失ってしまった
残っているのは、『不可能すら陵駕する尻』だけだった
(ナ# A )「オラァッ!!」
一撃、破裂音と共に西川の顔を挟み込んだ
(; ω )(ッッッ〜〜〜〜〜〜〜!!!!)
顔にあの衝撃を再び与えられると共に
(ナ# A )∴「ガフッ!!」
ドクオの口から血が吹き出る
(ナ# A )「ま…だまだぁああああああああああああああああああ!!!!!」
二発、三発、繰り返すごとに
(ナ# A )∴
ドクオの命が削られていく
それでも、ドクオは最後の力を全て尻に込めて、西川を追い詰めていく
(; ω )(ふっ…ざけんなよ…俺は『西川ホライズン』だぞ…ヤクザの事務所潰して、警察を手中に収め、不良共の軍を作り上げた…)
今までの『武勇伝』が、西川の脳裏に蘇る
それが『走馬灯』だと、本人は気付いていなかった
(; ω )(この俺が…こんなバカな攻撃で…こんなザコに…)
耳も、目も、使い物にならなかった
顔の触覚すらも危うかったが、明確に痛みと衝撃を受けていることだけは分かる
(; ω )(こんな筈じゃ…ハインを……飼って…もっともっと…好き勝手に生きるつもりが…)
救いを求めるように手を伸ばすが
それを掴むものは誰もいない
その事に気付いたのかそうでないのか、定かではないが
糸が切れたように、腕がぱたりと力なく地面に落ちると
(メ)ω(メ)「」
西川は、考えることも出来なくなっていた
(ナ A )「…」
(ナ A )「…」
(ナ A )∴「ケフッ…」
西川の抵抗が無くなり
ドクオの体も、限界を超えた
まるで眠りに就くかのように、ぐらりと
床へと倒れこんでいった
西川と違う部分があるとするならば
(;メω^)「ドクオッ!!」
『受け止めてくれる人間』がいることだろう
( メω;)「ドクオ…お前この野郎!!やったお!!倒したお!!」
(ナ; A )「ああ…そのようだな…」
ブーンの目から大粒の涙があふれ出る
あの日出来なかったことが、今ここで、三年の時を経て
『ヒーロー』になることが、出来たのであった
(ナ; A )「悪い…もう目の前もロクに見れねえんだ…すまねえけど、肩貸してくれ…」
( メω;)「肩なんて言わずおんぶで運んでやるお!!死ぬなおドクオ!!絶対に死ぬなお!!」
(ナ; A )「ヘッ…フリにしちゃあ…ヘビー過ぎるぜ…」
( メω;)「フリなわけあるかお!!この野郎……」
まだ軽口を叩けるのならと、ブーンは安心し
ドクオを背中に乗せて担ぎ上げた
( メω;)「帰るお!!みんなが、ハインがお前の帰りを待ってるお!!」
(ナ; A )「おいおい…俺だけじゃないだろ…?」
(ナ; ∀)「『俺達』だろうが…」
( メω;)「その通りだお!!その通り……」
勝利の余韻に浸りながら、二人は部屋を後にした
故に、気がつかなかった
あの部屋の中で
(メ ∋ )「…西川、さん?」
目を醒ました人物がいたことを
.
(メ ∋ )「あ…?」
鳥岡は、西川にもっとも陶酔していた人物である
『怒髪天』の情報を流したのも彼であるし
西川の出所後にハインの情報を全て提供したのも彼だ
また、ドクオをバンで轢き飛ばしたのも彼である
西川にとっては最も使い勝手の良い駒程度にしか思われていなかったが
鳥岡にとって西川は神にも匹敵する存在だったのだ
(メ)ω(メ)「」
そんな西川が、顔をパンパンに膨れ上がらせ倒れている
(メ ∋ )「…」
憧れの存在に失望感を覚えると共に、鳥岡にある野望が芽生えた
『西岡を倒したあいつらを潰せば、自分の名前に箔がつく』と
小者らしい発想だったが、自分がやられた恨みもあってか
鳥岡の行動は早かった
落ちていたバタフライナイフを拾い、廊下をゆっくりと歩く二人を見据えた
(メ ∋ )「フ…へへへへ……」
(メ#゚∋゚)「死ねや欝田アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
( メω;)「ッ!!!!」
思わぬ伏兵に、ブーンの視界がスローモーションになる
背後から襲い来る鳥岡、手にはナイフ
そして自分の背中にはドクオがいる
決断は、一瞬だった
(;メω )「ッ!!」
(ナ; A )「ブーンッ!?」
(メ;゚∋゚)「…あ?」
腹に深々と刺さっていくナイフを見て、ブーンは満足げに微笑んだ
(;メω )「俺も…成長したってことだな…今度は…に…げ……」
(ナ; A )「ブ……」
「ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッ!!!!!」
.
ブーン…
書き溜めはここまでだぁ!!
書いて書いて、書きまくれェッ!!
今年一番観返した映画は、間違いなく13人の刺客
出来れば今日中に最終話を終わらせます
どうぞ最後までお突き合いください
乙
スカトロがくるかと思ったらそんなことはなかった
おおぅ!熱いぞ!見てっからマイペースで進めてくれー!!
熱いぜ泣きそう…
全力で支援するぞー!
支援だーー!!!
……誰もお突き合いに触れないの……?
ω・)西川とんでもないな…タイマンだったら最強だな…
旅に出るのか
たぶん新木場だろうけど、お土産よろしくな
乙
あぁもっと突いてくれ!(ドラゴン田中)
こんにちは
http://qyub.cn/?i=28s
http://qyub.cn/?i=28t
http://qyub.cn/?i=28u
http://qyub.cn/?i=290
尻なのに…何故こんなに…熱いッ!
いいよ来いよ!青春を駆けて青春を!
あのさあ・・・
>>49
死ね
(メ;゚∋゚)「は…ハハ!!笑えるぜ!!欝田を盾にすりゃあいいものを自分から刺されにきやがった!!」
(;メω )「…」
(メ;゚∋゚)「お前をぶっ殺してサッサと欝田…を…」
鳥岡はナイフを抜こうとするが
まるで岩盤に埋め込まれたかのように、ピタリとも動かなかった
(ナ; A )「ブーン!!おいブーン!!」
(メ; ω )「…」
痛みで倒れてしまいそうになる体を、必死に支えた
何より、背中のドクオを投げ出すわけにはいかなかった
(メ; ω )「…」
(メ;゚∋゚)「このキモオタ野郎が!!サッサと死」
抜けないのなら、更に深く押し込もうとする
その瞬間
(メ; ∋ )「ガッ!?」
飛礫が鳥岡の顔面に直撃
視界が歪んだその一瞬の隙に
「やってくれたな、ゴキブリ野郎」
女の声が聞こえ、顔を鷲掴みにされた
川#゚ -゚)「最後の最後に、水を差すような真似をしやがって」
.
(メ; ∋ )「あががががが!!!」
万力のような力が、鳥岡の頭蓋骨を圧迫する
頭二つほど小さな女が出せるような力ではなかった
川#゚ -゚)「死ね」
そのまま腕を振り下ろし、頭を地面へと叩きつけた
コンクリートの床が陥没するほどの衝撃を受け
:(メ ∋ ): ビグッビグン
鳥岡は一撃で卒倒した
(,;゚Д゚)「ッ、ちょっとばかし遅かったか!!」
<ヽ;`∀´>「ドクオ!!ブーン!!」
礫を投げた猫田と、援護として同行したニダーが二人に駆け寄る
(メ; ω )「…」
ブーンは仲間が来てくれた安心感からが
尚もドクオを庇うかのように、前のめりに倒れた
川;゚ -゚)「っとと…」
それを、クールが受け止めた
すかさずニダーが、後ろから抱きしめるように支える
川;゚ -゚)「ブーン、気をしっかり保て。直に救助が来る」
クールは二人をニダーに任せると、着用していた学校指定のカーディガンを脱ぎ
腹に突き刺さるナイフを囲むように押し当てた
(,;゚Д゚)「瓜畑、欝田は俺が運ぶ!!内藤を頼む!!」
(ナ; A )「ブーン、おいブーン、なぁ、どうしたんだよ…答えてくれよ…」
ブーンから引き剥がされたドクオを、強引に外へと連れ出す
相棒が刺された事によるショック状態からか、現状を把握できずにうろたえていた
<ヽ;`∀´>「クー、救急車は!?」
川;゚ -゚)「わからない、もう着ても良い頃だろうが…」
その時、『バババババ』と空気を薙ぐ巨大な音が外から聞こえた
川;゚ -゚)「まさか…」
クールは割れた窓ガラスを強引に開けて、空を見上げる
/ ,' 3ノシ「おーい、クールちゃんやーい」
『ドクターヘリ』が上空に現れ
そこから顔を除かせた『ナースコスの荒巻校長』が手を振っていた
川;゚ -゚)「あのっ…クソジジイ…」
流石のクールも、ヘリコプターの出動までは予想しておらず
珍妙な格好をした祖父が現れることまで考えもしなかった
<ヽ;`∀´>「校長先生…なんであんな格好を…?」
川;゚ -゚)「この際あんな変態の働きでもありがたく思おう!!ニダー、出来るだけ急いで、かつ慎重にブーンを運べ!!」
<ヽ;`∀´>「了解ニダ!!クーは?」
川 ゚ -゚)「私はまだ」
先ほどまで戦いが行われていた部屋を見る
部屋の向こう側に『男の足』が覗いていた
川 ゚ -゚)「やることがあるからな」
<ヽ`∀´>「…気をつけるニダ」
川 ゚ -゚)「ああ、そっちもな
ニダーがブーンを連れて外へと出たのを見て、クールは携帯を取り出した
そして、ある番号へリダイヤルする
川 ゚ -゚)白「…もしもし」
『あら〜、クールちゃん。お疲れ様〜』
川 ゚ -゚)白「高岡ハインの救出、成功しました」
通話しながら、部屋を目指す
川 ゚ -゚)白「ヘリコプターは貴方達が?」
『違うよ〜。あなたのおじいちゃんが院長先生に土下座して頼んだんだって〜』
『…それで、息子達は?』
川 ゚ -゚)白「…ドクオ、ブーン共に重態です。ドクオは目立った外傷はありませんが、体内のダメージが深刻です」
川 ゚ -゚)白「ブーンは…右目からの大量出血と、腹にナイフが突き刺さり致命的な状況です」
『……そう』
電話の相手は、冷静を装っているような口調であったが
スピーカーからは携帯が軋む音が聞こえ、相当堪えているように感じ取れた
川 ゚ -゚)白「それで、肝心の西川なんですが…」
部屋の中に足を踏み入れる
割れたガラスが散乱し、血痕が多く残るそこには
( e )「」
頭から血を流し、気を失っている男が一人いるだけだった
川 ゚ -゚)白「…申し訳ございません。どうやら、逃げたようです」
『そう…』
川 ゚ -゚)白「思っていた以上にしぶとい野郎ですね…追いますか?」
『ううん、クールちゃんも疲れたでしょう〜?後は大人達に任せて頂戴な』
川 ゚ -゚)白「…わかりました。この事は?」
『う〜ん…秘密にしといたほうがいいんじゃないかな〜?』
川 ゚ -゚)白「わかりました。それでは、後のことはお任せします」
『は〜い、気をつけて帰りなさいね〜』
川 ゚ -゚)白「お気遣いありがとうございます。失礼致します」
相手が通話を切るのを待ち、携帯をポケットに仕舞った
そして、深く、深くため息を吐いた
川 ゚ -゚)「全く、大人って奴は恐いもんだ……」
―――――
―――
―
从´ヮ`从ト「はい、お話は終わりました〜」
(;<●><●>)「……」
『欝田たぬ』が通話を終えた携帯を両手で包み、指を口元に添えた
目の前では、『警察官幹部』が大粒の汗を流していた
(;ФωФ)「おお…良かった良かった。いやはや、三年前に取り押さえた少年が出所後すぐに事を起こすとは…」
ホっとため息を吐いたのは、ハイン暴行事件を担当したVIP市の刑事
彼と、彼の友人の活躍で、西川は一度逮捕されたのだった
( "ゞ)「さて、稚内署長。どうしますか?」
( "ゞ)「『弱みを握られた相手を徹底的に隠し通す』か『高岡ハインさんの逮捕令状を取り消し、今回の事件は全て西川ホライズンの仕業であった』と世間に公表するか…」
(;<●><●>)「い、いや…私はそもそも、西川とはなんの関係も( "ゞ)「稚内さん」
この期に及んでまだ言い逃れをしようとする稚内を黙らせる
( "ゞ)「こっちはね、大切な息子とその友人達を傷つけられたんですよ…わかりますか?この気持ち」
( "ゞ)「腸煮えくり返って、気が狂いそうになってるんです…ここに杉浦さんがいなかったら、私、アンタに何してたかわかりませんよ…?」
(;<●><○>)「…ヒッ、ハヒッ」
返事もロクに返せなくなるほどの『気迫』
稚内は失禁しそうになるのを必死に抑えた
(;ФωФ)「あー、流石に暴力は見逃せませんので、なんとか堪えてください」
从´ヮ`从ト「早くしてくださいな〜。私たちは早く息子の下へ駆けつけたいんですから〜」
(;<●><○>)「グ…グヌ…」
この稚内と言う男は、援助交際の現場を西川の手下に抑えられてから言われるがままの傀儡に成り下がった
西川の犯罪を見逃し、揉み消すだけではなく、弱みを握られて奴隷同然の扱いにされている女性を報酬として与えられていた
今回の主犯が明るみになれば、当然マスコミから警察に責任の追及が来るだろう
西川の関係を全て洗い出せば、稚内にもたどり着く
警察として築きあげたキャリアが、崩壊するのだ
( ФωФ)「署長、観念してくださいな。ここで駄々を捏ね続けても地獄は免れんのですから」
(;<●><○>)「きっ、貴様、杉浦!!誰の味方なんだ!?」
( ФωФ)「決まってるでしょう。『正義の味方』ですよ我輩は」
(#<●><○>)「クキキ…!!」
( "ゞ)「わかりました。こうしましょう」
往生際の悪い稚内に、欝田デルタが提案をする
( "ゞ)「我々は今回掴んだあなたの不祥事に全て目を瞑り、マスコミの追求を避けるよう尽力します」
( "ゞ)「その代わり、貴方は今ここで令状を取り消し、西川との関係を洗い流すことを宣言してください」
(;<●><●>)「んな、本当ですか!?」
目の前に差し出された『蜘蛛の糸』に、疑いもせず飛びつく
( "ゞ)「どうするんですか?」
(;<●><●>)「ああ、ああ!!すぐに令状を取り消し、私と奴の関係も終わりにしよう!!」
稚内が冷静なら、『誘導されたこと』に気がついただろう
その事に気付くのは、翌朝になってのことだった
( "ゞ)「上等です。これで、あなたの肩の荷も下りるでしょう」
(;<●><●>)「その…今回の西川の件は本当に…」
( "ゞ)「ああ、謝罪する必要などありませんよ。『貴方は何もしなかった』。そうでしょう?」
(;<●><●>)「は…ははは!!全く、その通りですな!!」
( "ゞ)「それでは、失礼致します」
(;<●><●>)「ええ、息子さんによろしく伝えておいてください!!」
差し出された手に見向きもせず、欝田夫妻は所長室を退出した
( ФωФ)「それでは、我輩も失礼致しますよ」
(;<●><●>)「杉浦、今回の件は他言無用だぞ?もし漏らそうものなら、その首が飛ぶと思え」
( ФωФ)「重々承知しておりますよ所長。『我輩は』何も口に出しません」
(;<●><●>)「よし……さぁ出て行け、いつまでもそこに立たれると目障りだからな」
( ФωФ)「失礼…」
薄暗い廊下では、欝田夫妻が杉浦を待っていた
( "ゞ)「惜しいですね、貴方ほど誠実な刑事があんなクズの下で働いているなんて」
(;ФωФ)「ハハ…我輩は世渡りが下手でね。現場を駆けずり回るデカの方が向いているんですよ」
从´ヮ`从ト「あの〜、『探偵』の件はどうなりました〜?」
( ФωФ)「ああ、既に西川を追い詰めているようです。あやつ、怒っておりましたぞ」
( ФωФ)「『まだ若いから見逃してやったのに、反省の色が見えない。中華の唯一王の名に懸けて地獄へ送ってやる』と」
( "ゞ)「『不死身探偵』でしたっけ…なんでも、悪人の魂を直接地獄へ送る能力者だとか」
( ФωФ)「能力と言うより、『罪滅ぼし』に近いと思われますがな…病院までお送りしましょうか?」
( "ゞ)「いえ、我々も車で来ているので。杉浦さんもこれから忙しくなるでしょうし」
(;ФωФ)「短期間で二度も警察から不祥事を起こしてしまいましたからな…しかも今回は幹部クラスですので、揉み消しも難しいでしょう」
从´ヮ`从ト「この『録音データ』は、此方から信頼できる機関にお送り致しますので〜」
(;ФωФ)「よろしくお願いします。今回は誠にご迷惑をお掛けしました」
杉浦は深々と頭を下げた
( "ゞ)「いえ、此方こそご協力戴きありがとうございました」
それに対しデルタは、手を差し伸べた
(;ФωФ)「はい…!」
杉浦は甲斐甲斐しく両手で、握手を交わした
( "ゞ)「もし、警察という仕事に嫌気がさしたらご一報ください」
デルタは帰り際に、一枚の名刺を手渡す
(;ФωФ)「これは…?」
( "ゞ)「我々の職場でね、『世界の超常を監視する機関』とでも言っておきましょうか」
名刺には、欝田デルタの名前と携帯番号
そして、組織名であろう『S.H.I.E.L.D.』の文字が刻まれていた
(;ФωФ)「ど、どうも…」
ふざけているのだろうか、と思ったが
彼らが友人である『不死身の探偵』を知っていたことが、このフィクションのような組織の現実味を増した
( "ゞ)「それでは、良い返事をお待ちしております」
从´ヮ`从ト「お疲れ様でした〜」
呆然と二人が立ち去るのを眺めた後
手元の名刺に視線を落とした
(;ФωФ)「世界の超常ねえ…」
(;ФωФ)「案外、身近にあるものかもしれんな」
その名刺を、警察手帳に仕舞い
杉浦は明日来るであろう膨大な仕事の準備に取り掛かった
スマン…終わらなかった…よ…
次は多分18日になると思う…18日に全部終わったらいいな…
ω・)無理ある思ったんや。乙
乙
こういうクロスオーバー演出ニクイねぇ
お前はよくやってるよ
自分のペースで頑張ってくれ
楽しみにしているね。乙です。
乙
とうとう終わってしまうのか…
乙!
読めてよかった本当乙乙!
乙
よかったら見て下さい☆
↓ ↓ ↓
http://blog.livedoor.jp/kairakuhamamatsu/
ドクオの両親シールド所属かよぉおおお!!コールソンと同僚かよ、、、
アベンジャーズおもろいよね
こうなると果たしてネーヨさんの出番はあるのか…
何これ、映画化決定だろ。
ハリウッドさんとMARVELコミックスさん、ここですよ
次回のアベンジャーズには是非、ケツ筋マッチョを加えて下さいよ
阿部ンジャーズか
つまりマ阿部ルと
川合俊一がキングタム押しwww
mkdHuman川合俊一説
ムカデが川合俊一とか絶望しました…那珂ちゃんのファンやめます
∧_∧
(´・ω・`)
〔:::(::::∧::/:::::〕
|::::::::/:::::::::::/
〉:::/::::::::::::::〈
|::/:::::::::::::::::|
ノ:::::::::::::::::::::::|
ノ:::::::::::::::::::::::::::ゝ
| | | |
∧_∧ チンポ出していきましょう エーザイ
__(´・ω・`)__
〔ノ二二,___ __,二二ヽ〕
|:::::::::::::::::::::::::ヽ ゜ ゜ /::::::::::::::::::::::::::/
〉::::::::: :::::::::::::〉__ 〈:::::::::::::: ::::::::〈
|:::::::::::::::::::::::/\ω/ヽ::::::::::::::::::::::/
〔::::::::::::::::::::/ ノUヽ ヽ::::::::::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
ノ:::::::::::::::::::| |〜── -| |〜〜〜/
ボディコンで感動したこの俺が通りますよっと
旅行から帰って来ました僕ですお久しぶりです早くオナニーしたい
最終話が書き上がりましたので投下します
その前にオナニーします
待ってたぜ。早く終わらせてきな
翌朝、『怒髪天事件』は大きく進展し、各メディアによって報道された
『真犯人の少年』及び『協力者』の一斉逮捕である
シラネーヨが所属している出版社の新聞の一面は、『真犯人』が廃ビルの窓から覘く写真で飾られていたし
朝一番のニュースからは、『VIP市警察署長』の不祥事についての音声データの一部始終が流され、キャスターと専門家による物議が交わされていた
(;<●><○>)「ち、違う!!私は、私は何も関係してない!!」
当の本人は必死に事件との関連を否認していたが
捜査していくうちに真犯人との接点が明るみになり
職は解任、刑に服すこととなった
事件解決の糸口については、捜査の内に明らかになったと報じられている
村人学園の生徒たちがこの事件に関わった事については、一切語られることは無かった
そして、数日振りに高岡ハインが救出されたことも合わせて報道された
この事に関しては、暴力事件の犯人で無い事を強く報道し、犠牲者であることを世間に知らしめた
そして、実名の公表はせず、村人学園は徹底的なマスコミ規制を敷いた
一度だけ開かれた会見で校長は
/ ,' 3「これ以上うちの生徒を傷つけないために、マスコミ関係者様や世間の方々にご理解とご協力をお願いしたい」
と、カメラの前で一言告げただけだった
その日以来、マスコミが学校へ近づくことはなかったが、その裏では『大きな組織』の動きがあったとか無かったとか
そして、この事件に最も深く関わった三人は―――――
(;´∀`)「君らの生命力にはホトホト呆れるモナ…」
三日後、そこには元気に走り回る…とは言えないが
ベッドの上で元気に笑うブーンの姿があった
( ^ω^)「『ヘブンキャンセラー』って呼んであげるおwwwww」
(;´∀`)「いや、笑ってるけど君らほんとヤバかったモナよ?君はは出血多量に加え腹にナイフブッ刺さってたし、ドクオくんはほぼ全部の内臓ズタボロだったしで先生医者長いけどクラっときちゃったモナ」
( ^ω^)「筋肉って凄い!!改めてそう思いました」
( ´∀`)「今後の医療の為に解剖して調べてもいいモナ?」
( ^ω^)「いいわけねーだろふざけんなクソジジイそのフサフサの白髪毟りとって羅生門に捨ててくるぞ」
(;´∀`)「ええ〜…命の恩人にそこまで暴言吐く普通…まぁいいモナ。今度こそ完全に回復するまで退院させないモナよ」
( ^ω^)「先生、ハインの容態は?」
出て行こうとした院長は、ピタリと足を止めた
( ´∀`)「衰弱しているけど、徐々に回復に向かっているモナ。ただ……」
( ´∀`)「『心』ばかりは、どうしようも無いモナ。セラピストに加え、親や友人に対しても怯えているモナ」
( ´∀`)「唯一、顔を合わせていないのは君とドクオ君だけモナ」
( ^ω^)「…」
( ´∀`)「人の心とは儘ならぬものモナね。どれだけ医療技術が進歩しても、『心に負った傷』までは完全に治療することは出来ない」
( ´∀`)「それに、多くの傷は『人』によって負わさせる…心無い言葉や暴力で、簡単に傷がつく」
( ´∀`)「だけど、それを癒すことが出来るのは、同じ『人の心』だけモナ」
ゆっくりと振り返り、ブーンに微笑みかける
( ´∀`)「君にも、そういう経験がある筈モナよ」
( ^ω^)「…」
無力を嘆いたドクオは、ブーンがいたからこそ強くなれた
悪から逃げたブーンは、ドクオがいたからこそ救われた
そして今、二人に出来ることは
( ´∀`)「もう一度、彼女を救ってきなさい。それが出来るのは、君達二人だけみたいだけモナ」
そういい残し、ドアを静かに開けて退室した
―――――
―――
―
从 ゚∀从「…」
コンコンコン、と規則正しく三回のノック
高岡ハインは窓の景色から目を離さず、『どうぞ』と応えた
それを聞いて、ドアが静かに開き、ノックの主が入室する
( ^ω^)「よう…五年振りだな…」
从 ゚∀从「…」
ブーン渾身のネタも、呆気なくスルー
怯えると言うよりは、冷たくなった、そんな印象を感じた
( ^ω^)「よっこら…セックス」
椅子に座り、戸棚に松葉杖を立てかける
その上には見舞い品の果物篭があったが、手を付けた様子は無かった
( ^ω^)「思ったより元気そうで何よりだお」
その中のリンゴに手に取り、齧る
しばらく、ブーンがリンゴを咀嚼する『シャクシャク』という瑞々しい音だけが病室を支配した
从 ゚∀从「…」
( ^ω^)「…なぁ、何でお前、『怯えた振り』なんてしてんだお?」
从 ゚∀从「…」
リンゴを飲み込むと、遠慮無しにブーンが話し出す
ハインはそれを聞いて、窓の外から膝へと視線を移した
支援
从 ∀从「……このまま、みんなに嫌われちゃえばいいんだよ」
(;^ω^)「は?」
从 ∀从「俺は昔から変わってねえ……『疫病神』みたいな奴だ」
从 ∀从「怒髪天だったころも、お前らを傷つけて、今回だって、沢山の人に迷惑かけた…お前とドクオだって、死に掛けた」
(;^ω^)「いや生きてるからいいじゃん」
从; ∀从「俺、今回の事件で思ったんだよ…このままみんなの許にいれば、また傷つけてしまうんじゃないかって…に、西川みたいな奴が、全部台無しにするんじゃないかって!!」
(;^ω^)「あんな野郎が二人も三人もも居てたまるかお…」
从; ∀从「だったらいっそ!!このまま嫌われてどっか行っちまったほうが( ^ω^)「おっと、そこまでだ」
ブーンはハインの手を力強く握り、言葉を遮った
( ^ω^)「それ以上は、お前の為に体張った連中に対する侮辱になる」
从; ∀从「ッ…」
( ^ω^)「お前は何もわかっちゃいねえんだお。俺らが傷ついたワケも、死に掛けたワケも」
( ^ω^)「これらは全部自分の所為だ?自意識過剰もいい加減にしろよお姫様よ」
(#^ω^)「全部全部、俺らがやりたいからやったんだ!!お前を助けるために、自分から頭つっこんだんだよ!!」
从; ∀从「!!」
強い叱責だった
みんな、優しい言葉を掛ける中で、ブーンは
ブーンだけは、『お前は間違っている』と叱りつけた
( ^ω^)「…怒鳴っちゃってごめんお。一番辛いのはお前だろうに」
从; ∀从「いや…」
感情の昂ぶりから溢れた涙を、グイと拭って
今度は、ブーンをしっかりと見据えた
从 ゚∀从「こっちこそごめん…本当は、『ありがとう』って言うべきなのに」
( ^ω^)「礼も謝罪も、俺に言う必要はねーお。ただ、これまで見舞いに来てくれた人にはちゃんと言えお」
从 ゚∀从「ん、そうする」
( ^ω^)「…」
从 ゚∀从「…なぁ」
( ^ω^)「そう言えば」
ハインが最も気になっていたことを口に出す前に、ブーンは再び言葉を遮った
( ^ω^)「『あの日の約束』、まだ果たしてないおね?」
从;゚∀从「あ、ああ?」
( ^ω^)「『友達を紹介する』って約束。思えばあの日から、俺らの人生が激変した」
从;゚∀从「…」
( ^ω^)「お前にとっちゃ、思い出したくも無い忌々しい日だろうけど、俺はあえてもう一度、あの日を迎えたい」
( ^ω^)「『最悪の一日』ではなくて、『最高の一日』として」
( ^ω^)「そこで今日、今ここで、あの日をもう一度迎えようと思う」
ブーンが『入ってこいお』と呼びかけると
病室の扉が開いた
从 ゚∀从「あ…」
从 ;∀从「あっ…」
ハインが最も会いたかった人物が、ゆっくりと室内に歩を進める
拭ったはずの涙が、また止め処なく溢れ出した
( ^ω^)「紹介するお。俺が最も尊敬し、信頼する『相棒』」
ブーンはそんなハインの姿と
少し照れくさそう笑う相棒の姿を見て、にっこりと微笑んだ
これから訪れる楽しい時間に、胸を躍らせながら
(ナ*'A`)「う、欝田ドクオです。よろしくお願いします」
.
最終話『あの日をもう一度』
おわり
.
次回、『マーケティングレンタルコミックス』
エピローグ
『それから』
12月27日、完結予定
もうちょっとだけ続くんじゃ
最終話に関して『えっ?』って思う人も多いだろうけど
あえてここはこういう終わらせ方にしました
俺のしたいことをなんとか察してくださいお願いします
さて、エピローグはドクオの誕生日である12月27日に投下します
その前に祝福祭があるので、それを死に物狂いで書きます
因みに全然進んでません。旅行とか行ってるからや…
なんとか期限中に間に合わせるよう努力します
あと前スレで気付かないうちに二次創作投下されてるんでみんな読んで下さい
僕は孤独のグルメで声だして笑いました
あとミスミソウはマジで心に来ます。グッサグサです
ω・)乙。続編へむけての休養も必要だものな。
乙!激しく乙!
エピローグでどんな補完が成されるか楽しみだ!!
乙!
ブーン無事で良かった…
乙!二人とも無事でよかった。右目も直ったんだなさすがはマッスル…
とうとう終わりか…寂しいけど楽しみにしてる
期限中に間に合わせるのは立派だが、誤字脱字が多くなってるぞ
せっかくのいいシーンなんだから気持ちよく読ませろよな
いや、いいと思う、悪くない
これはこれでスッキリ
レンタルムービーズの埋め乙
昨日のトイ・ストーリー見て思いついのかな
うむ、いい終わりだった
長らくお疲れ様でした
追い付いた、お疲れ様でした
NG集の愛のメモリー合唱で富豪刑事の最終回思い出したわwww
27日だ
待ってるぞムカデ
>>106
お前最高にきもちわるいな
エピローグが書き終わりましたので、今から投下します
この村人学園には、『貸本屋』がいます
彼は、自分が一番好きな物を広めたくて貸本屋を始めましたが
いつしか、『周りの人達に楽しんでもらうため』となっていました
これは、そんな少し変わった貸本屋の、少し変わった青春の物語です
.
『マーケティング・レンタルコミックス』
エピローグ『それから』
.
(-@∀@)「…忘れられてた感が、否めないよね」
( ・∀・)「何言ってんだよ。君が一番の功績者だって、素直先輩も言ってたよ?」
アサピーの病室では、モララーが見舞い品のリンゴを器用に剥いていた
その隣では、果物ナイフを取り上げられて不機嫌なヒートが頬を膨らませている
ノパ⊿゚)「私だって、リンゴくらい…」
(;・∀・)「あのねヒートちゃん、ナイフってのは逆手で持つものじゃないの。そんな持ち方するのホラー映画の殺人鬼くらいだから」
(-@∀@)「僕も出来ることなら、女の子に剥いて欲しかったよ…」
アサピーの怪我の回復は順調で、来週の頭には退院できると言う話だ
一方で、彼以上の重傷を負ったあの二人はと言うと
ノパ⊿゚)「それにしても、ドクオ先輩とブーン先輩ってどうしてあれだけ治るのが早いんでしょうか?」
( ・∀・)「変態だからじゃないかなぁ…はい、剥けたよ。あーん」
(-@∀@)「あーん……これも女の子にして欲しかった」
モララーに食べさせてもらったリンゴを咀嚼しながら、窓の外を見ると
(ナ'A`)「G!!R!!EE!!N!!」
( ^ω^)「LEAVES!!」
そこには、元気に中庭で踊り狂う二人の姿があった
キター
(-@∀@)「あの二人おかしいよ…つい先日まで集中治療室占領してた重傷人とは思えないよ…」
ノパ⊿゚)(葉っぱ隊懐かしいなー…)
( ・∀・)「もうアレを同じ人として見ちゃ駄目だよ。君は君のペースで治して行けばいいさ」
ノパ⊿゚)「先輩、あーん!!」
(*-@∀@)「あ、ありがと…」
( ・∀・)(あっなんだろうこの気持ち嫉妬かな?ヒーちゃんめ)
(゚、゚#トソン「コラーーーーーーーーーーーーーー!!!!まだ安静にしなきゃいけないって言ってたでしょーーーーーーー!!!!」
(ナ;'A`)「ひゃああああああ!!!堪忍しておくれーーーーーーーー!!!!!」
(;^ω^)「出来心やったんやーーーーーーーーーーー!!!!!」
そんな彼らの様子を見下ろす、もう一つの部屋があった
从;^∀从「何してんだよあいつらは」
<ヽ;`∀´>「今度こそ死ぬニダよあの二人…」
川 ゚ -゚)「どうだかな…ひき肉にしても元に戻りそうだ」
ハインの病室である
川 ゚ -゚)「お前はまだ、外に出れそうに無いか?」
从 ゚∀从「ん…そうっすね。見知った顔は大丈夫になったけど、人ごみとかはまだ行けそうにありません」
彼女の心の傷はまだ癒えることなく、日常生活に支障をきたしていた
未だに西川の悪夢で叫びと共に起き上がることがあるし、大勢の他人が行きかう場所では吐き気を催す
また、金属音を耳にすると竦みあがってしまい、その場に座り込んでしまうこともあるのだ
从 ゚∀从「本当は怪我が治り次第、学校に行きたいんですけどね…」
川 ゚ -゚)「焦ることは無いさ。勉強はここでも出来るし、テストだって受けさせてもらえる。私たちだって毎日ここに通ってやるさ」
<ヽ`∀´>「そうニダよ。無茶してまた具合が悪くなったら大変ニダ」
从 ゚∀从「うん、でも…やっぱり早く元の生活に戻りたい。また学校で、あいつらのバカがみたいんだ」
川 ゚ -゚)「…」
(゚、゚#トソン「いい加減にしろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
(ナ;'A゚)そ「グワーーーーーーーーーーーー!!!!!」ボキボキボキィ!!
(;^ω^)そ「ゲェーーーーーー!!!アルゼンチン・バックブリーカーだーーーーーーーーー!!!!!」
川 ゚ -゚)「そういうことなら、リハビリを頑張らないとな。どうだ?中庭程度なら行けそうか?」
从 ゚∀从「はい、それくらいなら」
川 ゚ー゚)「うん、それじゃあ行こうか。あのナースのキレのあるプロレス技を間近で見たいからな」
<ヽ;`∀´>「患者にプロレス技掛けるナースなんて聞いたこと無いニダ…」
(;´∀`)そ「君達何やってるモナーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
しばらく、この病院は賑やかだったそうな
―――――
―――
―
N|;"゚'` {"゚`lリ「えっと…仰っていることがよくわかりませんが?」
/ ,' 3「そうかね?ワシには単純なことだと思うがね」
/ ,' 3「先生続けろってだけなんだから」
事件が解決した翌週、阿部さんは校長室に呼び出されていた
とっくに解雇されたものだと考えていた矢先、彼には信じられない話が飛び込んできたのだ
N|;"゚'` {"゚`lリ「しかし校長、私には教師の資格がありません。私事を優先し、平等に愛するべき生徒に差をつけてしまった」
/ ,' 3「それの何がいけないことなんじゃ?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「えっ?」
/ ,' 3「最近はのぅ阿部先生、生徒に無関心な教師が増えた。ニュースではいじめを苦に自殺する生徒が多々おる中で、彼らが通っていた学校の教員は何の力にもなっておらんかった」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…」
/ ,' 3「そういう教師はの、教師とは呼べん。ただの『公務員』じゃ。未来ある若者を導く資格のない連中じゃ」
/ ,' 3「だがの、お主はそういう連中とは違う。生徒の危機に、自らの身を斬ってまで救い出そうとする、教師の鑑なんじゃ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「私はっ…そんなつもりでは…」
/ ,' 3「そうかね?ワシは今回の事件、高岡さんが被害者でなくとも君は首を突っ込んだと思うがね」
N|;"゚'` {"゚`lリ「……」
/ ,' 3「…ま、納得できんと言うのなら、もう一つ手はあるがの」
そう言うと校長は、デスクの一番大きな引き出しを開け
取り出した『分厚い書類の束』をドンと置いた
N|;"゚'` {"゚`lリ「これは…?」
/ ,' 3「君の退職を取り下げる為の署名じゃよ。2-M組が率先して活動しておったの」
その署名は、百、二百では到底納まりきらないほどの数が集められていた
阿部さんに対する信頼の大きさが、目に見えて積み上げられていた
/ ,' 3「これが学校の総意じゃよ、阿部先生。これでもまだ、教師を辞めると言うのかね?」
:N|;" '` {" `lリ:「ッ……」
阿部さんは、一番上にある紙を手に取った
2-Mの生徒からの署名だった
名前の隣に、小さく『卒業まで見守ってください』とメッセージが添えてあった
:N|;" '` {" `lリ:「自分にはっ…勿体無いほどの…いい生徒達ですッ…!!」
嗚咽を食いしばるが、紙には水滴がポタポタと落ちる
校長はそんな阿部さんに背を向け、空を見上げた
/ ,' 3「直に、期末テストが来る。休んでいた間の授業をしっかりと指導するように」
N|;" '` {" `lリ「ッ……はいッ!!」
こうして、阿部さんは教師を続ける事になった
彼に関しては、もう一つニュースがある
『エクスタシーズ』の活動を、定期的に行うことにしたのだ
(´・ω・`)「週末にライブ行ったら、店のいい宣伝になるじゃね?」
(`・ω・´)「お前変態だな」
(´・ω・`)「えっ?」
(`・ω・´)「間違えた、天才だな」
(´・ω・`)「せやろ?」
週末の夜に『サンフランシスコ』でライブをし、店の名物にする
そんなショボンの作戦は見事に的中。隠れた名店は徐々に知れ渡るようになっていった
因みに、ハインがいない穴を埋めたのは
<ヽ;`∀´>「こちら、『夜のオカズ』とドリンクに…困りますお客様、尻を揉みしだかないでください!!」
何気に配膳スキルが高いニダーだった
彼はその肉体からか、とにかく男性人気が高く、評判の看板息子となった
N| "゚'` {"゚`lリ「Oh,baby,baby,baby,babyBaby,baby,babyBaby,baby,babyBaby,baby,baby」
N| "゚'` {"゚`lリ「Comebackbaby,I wanna lplay house Wlth you♪」
阿部さんのギタープレイと歌声もまた評判で
その噂を聞きつけて県外から客が訪れるほどであった
部活メンバーに関しては
/ ,' 3「ラグビー部とサバゲー部は一週間校内清掃を命じる」
と言う、軽いお咎めで済んだ
(;-_-)「いや本当に大丈夫ですんで…」
(;゚∀゚)「スマン引田!!俺がお前らを巻き込んだ所為で…」
引田の怪我はと言うと
(;-_-)「ほら、もう殆ど治ってるんですよ…」
( ゚∀゚)「えっ?」
一週間で軽いランニングが出来るくらいまでに回復した
(;゚∀゚)「ええ…?確か、関節の骨が複雑骨折って…」
(・∀ ・)「なんでも、この病院の院長が凄腕なのと、内藤先輩の『魔法』で一気に回復できたんですって」
(,,゚Д゚)「あいつは一体何者なんだよゴラァ…」
ミ,,゚Д゚彡「まぁいいじゃないか。院長先生も大会までには完治するだろうと言っていたし、素直に感謝しよう」
とは言え、やはりジョルジュ達は渋い顔をしていた
(;゚∀゚)「またあいつらに借りを作っちまった…」
サバゲー部は
( ´_ゝ`)「よう、元気そうじゃないか」
(´<_` )「この調子なら、退院はそう遠くは無いな」
(ナ'A`)「よぉ、また来たのか流石兄弟」
( ^ω^)「このスケベ共め」
(;´_ゝ`)「なんで?」
割りと頻繁にドクオ達の見舞いに来ていた
(´<_` )「今日はお前に土産があるんだ」
(ナ'A`)「ん?何?武器人間の前売りチケット?」
弟者は、持っていたハードケースを棚の上に置いて、留め具を外した
中に入っていたのは、ドクオの愛銃『SIG P226』
西川に叩き落とされて損壊した部位が、見事に元通りになっていた
(ナ'A`)「おお…」
( ´_ゝ`)「これも、高岡さん救出に大いに役立ってくれた物だろう。このまま失くすのは惜しいと思ってな」
(´<_` )「どうかこれからも、その銃でゲームを楽しんで欲しい」
(ナ'A`)「…」
グリップを握り、スライドを優しく撫でた
愛着があるだけに、再会の感動はとても深いものだった
('A`)「ありがとうな、最高の土産だ」
( ´_ゝ`)「どういたしまして」
( ^ω^)「おー…俺もサバゲー始めようかな」
(´<_` )「おっ、それじゃあサバゲーの魅力をお前にたっぷりと…」
それから三時間ほど、ブーンは流石兄弟とドクオのサバゲー談義に付き合わされる事になった
从 ゚∀从「…今入ったら、長い話につき合わされそうだな」
(=;゚ω゚)「そ、そうですね…」
(=;゚ω゚)(俺も話に加わりたいとか言ったら引かれそうだょぅ…)
木戸はちゃっかり、ハインとの親睦を深めていた
今は車椅子を押して、ドクオとブーンの病室に入ろうとしていたところだ
(=゚ω゚)「どうです高岡先輩。中庭で散歩でも」
从 ゚∀从「ん…じゃあ、お願いしようかな」
(=゚ω゚)「了解です」
(ナ'A`)「…」
.
ドクオとブーンは、事件から二週間後に退院を果たした
しかしまだ完治までには到らず、しばらくは激しい運動など控えるようにと院長に命じられた
その時の二人の表情は、おもちゃを取り上げられた上におやつ抜きと言いつけられた子供のようであった
('A`)「しばらく筋トレしちゃいけないって…酷い話じゃないかな母さん」
从´ヮ`从ト「先生は至極当然の事を言ったんじゃないかな〜?」
(ナ;'A`)「とほほ〜、そりゃあねえぜ…」
川^ω^)「ブーンもよ!!あんた、スクワット一回でもしたらスペース・シャトルからのフォーディメンションキル極めるわよ!!」
(;^ω^)「ゲゲェー!!かーちゃんお得意の四次元殺法コンボじゃねえかお!!自害する間も与えられずに赤き死のマントで首を撥ね飛ばされるお!!」
川^ω^)9m「『キン肉マン』は週刊プレイボーイ web comicで好評連載中!!BHの活躍、その目に焼き付けてくれよな!!」
(ナ;'A`)「おばちゃんそれ俺の役割!!」
母親の監視もあってか、二人は順調に回復していった
筋トレの代わりと言っては何だが、とことん自分を追い込むのが大好きドMな二人は、一日十時間を期末試験の勉強に費やした
その結果、入院期間中のブランクを物ともせず、見事学年ランキングのワンツーを勝ち取った
(ヽ'A`)「わぁい…ニダーに勝ったぞー…」
(ヽ^ω^)「ヤれば出来る子」
( ・∀・)「君ら極端すぎるんだよ」
(;-@∀@)「羨ましい、努力できる才能羨ましい」
そして、冬休み
ハインは入院から自宅療養へと前進した
从 ゚∀从「先生、お世話になりました」
( ´∀`)「何かあったら、いつでも相談しに来なさいモナ」
(;、;トソン「お元気でーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ζ(;ー;*ζ「もう入院なんかしないようにねーーーーーーーーーーー!!!!」
从;^∀从「うるさっ…はい、ありがとうございます」
三学期には、保健室登校と言う形になるが
学校にも行けるようになる
ハインが元の日常に戻るのも、そう遠い日では無いだろう
【時は流れ…】
/ ̄ ̄\
/ ヽ、. _ノ \
| (●)(●) | 最後はビシッと決めるだろJK
| (_人_) │
| ` ⌒´ |
. | l ____
| | / \
. ___ノト、 イ / \ / \
. / `ヽr--、 ー、, - └―- 、 / (●) (●) \ ブーン系出張もこれで終わりだお!!
/ /ニニ\ \ | (__人__) |
. { , `⌒` <\ ,ィ―'⌒ヽ.`ー 、 /\ `ー'´ ,/-、
', / `Y´ ./⌒ヽ ヘ. // ー、, - /ニヽ \
ヽ、 / \} / /二ミ/ i
. | {> 、 `ー-- / ヽ ./ / ̄7 ̄ ̄ ̄`´ .|
. | V `> 、____ , く `ー' ノ / ´⌒ヽ' / /
. | V `ー ' `7ー――' { \ヽ ./ ∧
| \ /| 〈 _> 、__/ /.ハ
| | /.| `ー―<´ { i } / ハ
. | /―― '  ̄ ̄ ̄`ー/ | | V ∧ --!-- /\V ハ
. | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ | |V ./ 〉 { ! } 〈 \V ハ
. | ./ ハ | | / / ハ V ハ
. | /, -―- 、 } .| し' / ハ \リ
. | ./´ \ /^\.| / ヽ ハ
親の送り迎えで、学校に行けるようになり
自分一人で登校できるようになり
2−Mの教室に戻れるようになった頃
(ナ'A`)「なぁ、今日、時間あるか?」
从 ゚∀从「ん?」
ドクオが、ハインを自宅へと誘った
(ナ'A`)「どうしても読んでもらいたい漫画があるんだ」
从 ゚∀从「そう言う事なら、喜んで行かせてもらうぜ。みんなも居るのか?」
(ナ'A`)「いや、まぁ…今日はみんな、ブーンも居ないんだ」
从 ゚∀从「?」
いつものメンバーはともかく、ブーンも居ない
今日のドクオは様子がおかしいと感じた
(ナ'A`)「二人、だけ、なんだけど…いいかな?」
从* ∀从「お、おう…」
ハインは髪を整える振りをして、ドクオから目を背けた
顔に昇った血を悟られないようにするために
放課後、『サンフランシスコ』にて
二人を除くメンバーが集まっていた
(-@∀@)「ドクオ君が今日で決めると思う人ー?」
川 ゚ -゚)「無理」
ノパ⊿゚)「同じ意見です!!」
(-@∀@)「僕も無理だと思います!!」
<ヽ;`∀´>「ちょっとは信じてあげるニダ…」
川 ゚ -゚)「そういうお前はどうなんだニダー?」
<ヽ;`∀´>「…今日は難しいと思うニダ」
川 ゚ -゚)「それみろ」
( ・∀・)「僕は決めると思うね!!あの日、この僕に向かってあれだけの啖呵を切ったんだ。決めてもらわないと立つ瀬がない」
( ^ω^)「姉御、あの時の気持ちを一言どうぞ」
川 ゚ -゚)「いきなり告白してきて気持ち悪いなと思いました」
(つ∀⊂)「やーめーてーよー!!」
(;-@∀@)「もう傷を抉るのはやめてあげて!!」
ノパ⊿゚)「ブーン先輩は?どっちだと思います?」
( ^ω^)「そんなもん、考えるまでもねえ」
( ^ω^)「『決める』に決まってるお。なんてったってあいつは、俺が知る中で一番の、『漢』なんだから」
.
―――――
―――
―
(ナ;'A`)(ハァン緊張する…いきなり部屋で二人きりなんてちょっと無茶があったか…)
自室の本棚の前で、指を泳がせる
漫画を探す振りでもしていないと、この空気に耐えられそうに無かったからだ
从* ∀从「…」
ハインはベッドの上に腰掛けて、出された緑茶を頻繁に口にしてる
こちらからも、声を掛ける様子は無かった
(ナ;'A`)(…)
(ナ;'A`)(いや、俺もそろそろ『始めないとな』。いつまでも相棒に頼りっぱなしじゃ、いられねえし)
心の中で気合を入れ、『ある漫画』を引き抜く
これを口火に、ドクオは長年の想いを伝えようとしていた
从*゚∀从「あ、決まった?」
(ナ;'A`)「お、おう、待たせてスマン。ちょっと筋肉の神様について思いを馳せていた」
从*^∀从「なんだよそれw」
『俺に勇気をくれ』と、その漫画の表紙を見る
描かれているキャラクターは、真っ直ぐな目で見つめ返していた
(ナ'A`)(…よし)
从*゚∀从「で、どんな漫画?」
少し変わった貸本屋の話は、これでおしまい
でも、彼の青春はまだ始まったばかり
(ナ'A`)「俺が一番大好きな漫画だ。ハインに読んでもらいたい」
从*゚∀从「タイトルは?」
貸本屋はにやりと笑い、そして
自分が一番広めたかった物を、自分が一番大切にしたい人だけに、差し出した
(ナ'∀`)「『キングダム』だ」
.
『マーケティング・レンタルコミックスのようです』
(´・_ゝ・`) 「EDだぞ?泣けよ」
/ `ニニ´彳 `` ー 、
_,ノ´、, ,..>、リ,. -- 、. ヽ--、
/  ̄´ {-_,. -、 、,' ヽ
/ 〃,.. 'r _,.. 、}>、.. r-{.
/、 _,..イ´ ト. ´ i ´ }
/ ゙ー'´ }ヘ _,..ノヘ`ー- ...ィ! ', ハ {
,' ,' リヾニ=ニ´ ,. ‐'' h ー 、 ハ リ ノ}
,'八 , / \ミヽ、ヽ. |! } 彡N ', ハ
} (.,/ ∨ ヽ('' ´`` /´`'!,∨ ! ,.' i
,ハ', ii { 入__ _ノ.__,ノ | ∨ ,{
i : v リ /、 { ゚ ´,| | |, }
{ Y, ,' ィ‐‐-ミ、_`', リ } ,' ヽ
iヽ ! ,' : ハ`ヽ、..__,/-',〉-‐‐y ,}
}. ∨ ./ ノ / ∨' ,. _,./ ! `''"i ', {ノ'′
', `ヽ_,..{,' ノ i /´ 、 ヽ、.__ ,〉 ト,)
', r‐ヤ ' 人ノ >‐‐イ / ` }
ヽ、∨ /`ヽ、 / ハ , /
y' ,' ; / `{ ,/-‐ /
i i' /' ,/ ,.. ´
i ,リ /-'" ,. '´
EDテーマソング『Macho Man』
http://www.youtube.com/watch?v=AO43p2Wqc08
.
〜キャスト&名セリフ集〜
('A`) パァン!!パァンパァン!!
('A`) パパパパパパパパ!!
('A`) パァアアアアアアアアン!!!
('A`) 欝田ドクオ
( ^ω^)「うるせえケツだな」
( ^ω^)そ「ウオッ!!みん○ちゃんねるアダルト復活してるお!!オナニーが捗るな!!」ポロリ
( ^ω^)「お互いに、友達以上恋人以上の関係なだけだお」
( ^ω^) 内藤ホライゾン(ブーン)
从 ゚∀从(そんなにパイン飴が好きだったのか…?)
从;>∀从「えいっ」ゴッシャアアアアアアアアアアアア!!
从* ∀从「いいよ。お前のこと、ずっと見といてやる」
从 ゚∀从 高岡ハイン
.
(* -∀-)「素直…クールさん…」
(;・∀・)そ「ホ、ホモ!?言いがかりだ!!」
( ・∀・)(あっなんだろうこの気持ち嫉妬かな?ヒーちゃんめ)
( ・∀・) 上条モララー
(*-@∀@)「萌えええええええええええええええ!!!!」
(;3∀3)「ぎゃああああああああ!!!のび太みたいな目になってしまううううううううう!!!」
(-@∀@)「皆を集めて何するの?ツイスターゲーム?」
(-@∀@) 木原アサピー
ノハ>⊿<)「私を『漢』にしてください!!!!」
ノパ⊿゚)「先輩ズルい!!後で変わってください!!!」
ノハ;-⊿-)(はわわわわわわわわやっべえええええええええええええええええ今の状況が一番怖いあああああああああああ!!!!!!)
ノパ⊿゚) 神裂ヒート
.
<ヽ∩∀∩>「恐がってねーし」
<ヽ∩∀∩>「…」
<ヽ∩∀∩>「グスッ…」
<ヽ`∀´> 瓜畑ニダー
川 ゚ -゚)「私の中のニダー萌えセンサーが、なんか、こう、ヤバい」
川 ゚ -゚)「ニダーはどうした?奴のケツに指一本でも触れていれば漏れなくその汚いモノをちぎって貴様の口に詰める」
川 ゚ -゚)「そうだそうだ!!レイプとかしろ!!!」
川 ゚ -゚) 素直クール
.
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{| 阿部高和
N| "゚'` {"゚`lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
(´・ω・`)「俺もイク♂」
(´・ω・`) ショボン
(`^ω^´)「ゆっくりシてイってね!!!」
(`・ω・´) シャキン
(;´ー`)「とりあえず離れてくれネーか?ケツに固いモノが当たってんだヨ」
( ´ー`) シラネーヨ
.
(; ∀ )そ「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!チンコが!!チンコがああああああああああ!!!!」
( ゚∀゚) 長岡ジョルジュ
:(,* Д ):「ハァン…アハァン…」ドッピュ…
(,,゚Д゚) 猫田ギコ
(・∀ ・)「ホモなんじゃないっすかwwww」
(・∀ ・) 斉藤またんき
ミ,,゚Д゚彡「ありがとう、瓜畑くん。良い勝負だった」
ミ,,゚Д゚彡 吉川フサ
(-_-)「…」
(-_-) 引田ヒッキー
.
( ´_ゝ`)「よかった…俺がゴリラと付き合う事なんて永遠にありえないんだね…」
( ´_ゝ`) 流石兄者
(´<_` )(薄い本が厚くなるな…『ヤンデレのドクオに愛されすぎて夜も眠れないブーン』…冬コミはもろたで!!)
(´<_` ) 流石弟者
(=゚ω゚)「こうみえて『強欲』な性質でね。銃の腕も、女も、何もかも自分の思い通りにしたいんだょぅ」
(=゚ω゚) 木戸ぃょぅ
ミセ;゚ー゚)リ「いや本当に…あの人ら戦争にでも行くのかよってくらい…血の気沸き立ってる…ちょっと機動隊準備したほうがいいと思うのアタシ」
初春ミセリ
(;^Д^)「ヒィ!!こわい!!」
大田原プギャー
.
/ ,' 3「でも死ねバーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!うんこたれ!!!!!!」
/ ,' 3 荒巻
|;(○), 、(○)、|「お、おいカズやめrアッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
|(●), 、(●)、| 立石ダディ
(;゚д゚ )「せ…説得力があ…生徒の性が乱れてる!!」
紅月ミルナ
( "ゞ)「マジで…?仕方ない、ムカデ人間2観るか…」
( "ゞ) 欝田デルタ
从´ヮ`从ト「やめろボケあんな気持ち悪いもん二度も見せんな殺すぞ」
从´ヮ`从ト 欝田たぬ
川^ω^)9m「『キン肉マン』は週刊プレイボーイ web comicで好評連載中!!BHの活躍、その目に焼き付けてくれよな!!」
川^ω^) 内藤ママイゾン
.
(;´∀`)「君達何をやっているモナーーーーーーーーーーー!!!!???」
( ´∀`) 院長
(゚、゚;トソン「こ、これじゃあ埒があかないわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
(゚、゚トソン ナース1
ζ(゚ー゚;ζ「誰か別の男の人呼んでーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ζ(゚ー゚*ζ ナース2
(;ФωФ)「案外、身近にあるものかもしれんな」
( ФωФ) 杉浦ロマネスク
.
その他諸々
JK「きゃあああああああああああ上条様ああああああああああああ!!!!」
ビッチ「結婚してええええええええええええええ!!!!!」
クサマン「ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ホモ「きゃああああああああああああ阿部さあああああああああん!!!!」
ゲイ「掘ってくれえええええええええええええええ!!!!!」
ノンケ「ドッピュウウウウウウウウウウウウウ!!!!!」
| ;^o^ |「おんぎゃああああああああああああああ筋肉オバケえええええええええええええ!!!!」
|;^o^ |「アカンやつや!!完全に地雷踏んだ!!!」
Ω<ドスケベでーす!!!!
マッスルの神様
(´・_ゝ・`) 「EDってアレな?勃起不全の方な?」
/ `ニニ´彳 `` ー 、
_,ノ´、, ,..>、リ,. -- 、. ヽ--、
/  ̄´ {-_,. -、 、,' ヽ
/ 〃,.. 'r _,.. 、}>、.. r-{.
/、 _,..イ´ ト. ´ i ´ }
/ ゙ー'´ }ヘ _,..ノヘ`ー- ...ィ! ', ハ {
,' ,' リヾニ=ニ´ ,. ‐'' h ー 、 ハ リ ノ}
,'八 , / \ミヽ、ヽ. |! } 彡N ', ハ
} (.,/ ∨ ヽ('' ´`` /´`'!,∨ ! ,.' i
,ハ', ii { 入__ _ノ.__,ノ | ∨ ,{
i : v リ /、 { ゚ ´,| | |, }
{ Y, ,' ィ‐‐-ミ、_`', リ } ,' ヽ
iヽ ! ,' : ハ`ヽ、..__,/-',〉-‐‐y ,}
}. ∨ ./ ノ / ∨' ,. _,./ ! `''"i ', {ノ'′
', `ヽ_,..{,' ノ i /´ 、 ヽ、.__ ,〉 ト,)
', r‐ヤ ' 人ノ >‐‐イ / ` }
ヽ、∨ /`ヽ、 / ハ , /
y' ,' ; / `{ ,/-‐ /
i i' /' ,/ ,.. ´
i ,リ /-'" ,. '´
紹介作品(漫画)
『アカメが斬る!』
『狼の口』
『WORKING!!』
『+ちっく姉さん』
『彼岸島』
『日常』
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 』
『アイアムアヒーロー』
『牙の旅商人』
『ジョジョの奇妙な冒険』
『あずまんが大王』
『ウィッチクラフトワークス』
『ぬらりひょんの孫』
『はなまる幼稚園』
『臏〜孫子異伝〜』
『合法都市』
『ねじまきカギュー』
『堀さんと宮村くん』
『奇異太郎シリーズ』
『ペニスマン』
『ピーチボーイリバーサイド』
『スカイスイマー』
『戯画バイト』
『サト×ピカ』
『鈴木さん』
『汝は人狼なりや?』
『ブーンとドクオはゲームをするようです』
『http://urasunday.com/sekaioni/comic/s_999_001.html 』
『はやて×ブレード』
『貧乏神が!』
『キングダム』
.
紹介作品(映画)
『ドーン・オブ・ザ・デッド』
『28日後…』
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
『死霊のはらわた』
『ゾンビランド』
『雨に唄えば』
『シザーハンズ』
『プリティ・ウーマン』
『フォレスト・ガンプ』
『ダーティー・ハリー』
『シルバラード』
『荒野の用心棒』
『3時10分、決断のとき』
『13日の金曜日』
『エルム街の悪夢』
『エクソシスト』
『パラノーマル・アクティビティ』
『天使にラブソングをシリーズ』
『スクール・オブ・ロック』
〜Special Thanks〜(順不同)
Village People
ブーン系創作板
読者の皆さん
支援PV製作者さん
支援絵くれた絵師さん
グレーゾーンさん
この作品始まった当初に叩いてくれた皆さん
トム・シックス監督
内定くれた会社
その他諸々
.
〜制作〜
mkdHuman ◆XksB4AwhxU
『マーケティング・レンタルコミックスのようです』
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
---------------
制作・著作 MKD
.
「ちょっと待って、まだ席を立たないで」
「ほら、映画でよくあるだろ?スタッフロール後にオマケ映像が流れることがさ」
「まぁ…俺らが今から見せるものは、オマケと言っちゃお粗末なもんなんだけどな」
「というか…みんな忘れているんじゃないか?大事なことをさ」
紹介作品
『ムカデ人間シリーズ』
.
('A`)「と言うわけで、大晦日にムカデ人間2を観ます」
( ^ω^)「俺を巻き込むのはやめろ」
『マーケティング・レンタルコミックス』
BONUS TRACK
『ムカデ人間観ることが、あの日の行いの償いになると僕は信じて疑わなかった』
12月31日公開
パァン
まさかの27日早朝だと、、、
あとがき
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、キングダムをマーケティングしたくて『マーケティング・ライブラリアン』の人気に乗っかったのが始まりでした
最後までキングダムを詳しく紹介することはなかったのですが←
立てたスレを無駄にするわけには行かないので完結まで書いてみた所存ですw
以下、ドクオ達のみんなへのメッセジをどぞ
('A`)「みんな、ケツ見てくれてありがとう
ちょっとケツ光っちゃったところもあったけど・・・気にしないでね!」
('A`)「いやーありがと!
俺の尻の逞しさは二十分に伝わったかな?」
('A`)「ケツ見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
('A`)「ケツ見てくれありがとな!
正直、ケツスタングレネードはやりすぎたと思ったのは本当だよ!」
('A`)「・・・ありがと」パァン!!
では、
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)俺「皆さんありがとうございました!」
終
('A`)('A`)('A`)('A`)('A`)「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当におしり
色々言いたいことはあるけど…
お疲れ!乙!
公開日未定でムカデ人間3もあるんだよな?
待ってるぞ
乙
乙、盛大に乙!
良い気分で仕事に迎えそうだ!
おつんつん
ムカデ人間もう見たから反応編でもついていけるから楽しみにしてる
最後の最後まで盛大に笑っちまった悔しい
乙!
ハインの心の傷がはやく癒えるといいな
おつ
乙!
なんで全部ドクオなんだよwwwwwww
乙です!!
最高でした…ホント、最高でした……
ついに終わってしまったか…最高の乙だ。次回作も期待してるぞ。
乙
尻鳴らす練習して来ます
遂に完ケツか・・・
乙 お前最高だよ
乙
乙
とうとう終わっちまったか…あとがきは寒いが小説は熱かった
大晦日も楽しみにしてるわ
Three Robbersもよかったぞ
次回作あくしろよ
乙乙!
すっげぇおもしろかった!
笑えて熱くてよかったよ!
おつ!
楽しませてもらいました
またブーン系書いてなー
着地点を見失う前に作品を終わらせようとして終盤こういう展開にしたって感じだね
まあだらだら続けるのも大変だし後腐れなくて良い感じだった。
是非また何か書いて欲しい
ショーンオブザデッドの監督が作る新作ワールズエンド楽しみやな
よかったぜ
作品もだが、作者の判断はかなり良い判断だと思うぜ
乙
ついに今日…
ムカデ人間2がッ!!
(みんなちゃんとムカデ人間2用意して待ってるよね…?うん、きっとムカデ人間2用意して待ってるよ)
(用意してない人は今すぐツタヤに走って借りに行ってるに違いないよ。今なら旧作で安く借りることが出来るし、10本以上借りたら10泊レンタルが可能なんだから)
(これはもう今すぐムカデ人間を借りに行かないと損だよね!!)
一方、>>1 は超電磁砲Sと、美女と野獣と、アラジンを借りていた
ボーナス・トラック、今夜10〜11時位に投下します
ふぇぇ……ここから出してよぉ……おいやめろこのスレから出せ
そろそろムカデ来るか!?
皆さん、年の瀬のこの頃どうお過ごしでしょうか
僕はさっき年越しそば食って腹いっぱいです
さて、ムカデ人間2のDVDはセットしたか?
ハイターにお祈りは?
ガレージの床に転がされてマーティンに命乞いする準備はOK?
年内最後の『マーケティング・レンタルコミックス』始まるぞ!!
('A`)「2013年も、もうすぐ終わりかぁ」
( ^ω^)「毎年のことだけど、あっという間だおね」
('A`)「せやな」
( ^ω^)「そして今年もお前と新年を迎える事になるのか…」
('A`)「胸、いや、ケツが熱くなるな…」ジンワリアタタカ
( ^ω^)「音と光と衝撃に加え、遂に熱を発するようになったか…人類の夜明けは近いな」
『マーケティング・レンタルコミックス』
ボーナス・トラック
『D「まさかのアコースティックバージョン」』
『B「光化静翔が伝わる人間、まだ居るのかな?」』
.
.
おお!支援
突然のめだボ
('A`)「今年も色々あったなぁ…」
( ^ω^)「え?何?ストーリー振り返るの?それとも時事?」
('A`)「時事に決まってんだろ。今年のキングダムは合従軍戦の決着が着いたな」
( ^ω^)「来年も変わらずキングダムキングダム言い続けるんだなお前は…所で、顔の傷どこ行った」
('A`)「いちいち『ナ』って付けるのめんどくせえんだよ察せよ」
(;^ω^)「お、おう、すまんかった」
('A`)「いいってことよ。お前は今年何かあったか?」
( ^ω^)「先日PSvita買いました」
('A`)「マジか、ソフトは?」
( ^ω^)「スタイリッシュ中二ハンティングアクションゴッドイーター2」
('A`)「PSPでも出てるじゃねえか…」
( ^ω^)「でも折角なら高画質で楽しみたいじゃねえか…」
('A`)「あれのキャラエディット、オッサンキャラ作れねえからあんま好きじゃねえ」
( ^ω^)「お前のキャラ基本的に黒人アフロだからな」
('A`)「名前は『カール・ウェザース』で」※ロッキーのライバル兼親友の『アポロ・クリード』役の黒人俳優。マッチョ
( ^ω^)「ロッキーやプレデターと戦ったオッサンがモンハン世界で太刀厨で暴れまわるってどうよ…」※プレデターでシュワちゃんと共演した
('A`)「俺も買おうかな。艦これvitaで出るし」
( ^ω^)「今なら旧式の1000が安く手に入るお。メモリースティック代も掛るけど」
('A`)「うーん、お年玉と要相談だな」
( ^ω^)「短期バイトでもする?」
('A`)「『サンフランシスコ』で働けたら一番いいんだけどな…」
( ^ω^)「ああ…」
( ^ω^)「さて、大晦日だし上半身裸の男が殴り合ってる番組でも観るかお?」
('A`)「何言ってやがるてやんでぃこんちくしょうてめえふざけてんのか死ね」
(;^ω^)「べ、べらんめえ調で罵倒された…」
('A`)「そんなもんお前ん家でも観れるだろうが!!俺ん家に来たからには俺のやり方に従ってもらうぞ!!」
( ^ω^)「えー、去年まではそんなの無かったのに…で、何を観るの?」
('A`)「ムカデ人間2」
( ^ω^)「やっぱなそう来ると思ったよちくしょう帰りてえ」
('A`)「今年観た映画で一番衝撃的な作品…パシフィック・リムやマン・オブ・スティールも確かに凄かった」
('A`)「でも、ムカデ人間に敵うまでには行かなかった…そうだろ?」
( ^ω^)「確かに、確かに忘れられない記憶ではあるお」
('∀`)「なら!!」
( ^ω^)「なら!!じゃねえよなんで年の瀬にクッソ映画の続編観なきゃなんねえんだよ」
('∀`)「いいじゃん!!観ようよ!!」
( ^ω^)「やだよ殺すぞ…ほら、今日借りてきた超電磁砲Sでいいじゃん…夜通しこれ観ようぜ…」
('A`)「は?ふざけんなボケ。何が悲しくて年末にグロくもなんともない萌えアニメ観なきゃなんねえんだよ死ね」
( ^ω^)「何が悲しくて年末にグロ映画観なきゃなんねえんだよお前が死ね」
('A`)「でもでもでもだお前、新年一発目にこれ観るのと、今年見納めでこれ観るのとじゃ、やっぱ心境は違ってくるわけじゃん?」
( ^ω^)「新年一発目がムカデ人間2とか嫌過ぎる…てか2014年一発目は『永遠の0』にしようって言ったのお前じゃねえか」
('A`)「雷撃処分される赤城を観に行くためにも、今年最も観たくない映画を観て精神的にね…また一歩成長したいじゃん?」
( ^ω^)「史実が欝ゲー…あーもうわかった、わかったお。観ればいいんだろこんちくしょう」
('A`)「さすが相棒、話がわかる」
全力で支援
('A`)「プラグイン!!ムカデ人間2トランスミッション!!」
( ^ω^)「結局最後までこのノリを貫き通すのか」
('A`)「予告編とか観るのだるいから飛ばすね?」ピッピッドピュ
( ^ω^)「おいちょっと待って心の準備ってもんが」
('A`)「あ、因みに今回、字幕で観るから」
( ^ω^)「待って、若本ヘルプは?」
※前作『ムカデ人間』の主役『ローゼフ・ハイター』の日本語吹き替えの声優がブルアアアアアアアアアア!!!!の若本さんだったため、だいぶ恐怖が和らいだ。二人はこれを『若本ヘルプ』と呼ぶ
('A`)「ある訳ねえだろ…あ、こちら予告編になります。興味がある方はどうぞ」
ムカデ人間2予告編
http://www.youtube.com/watch?v=PK5_2dAxA7U
( ^ω^)「アカン…アカン…」
('A`)「…」
('∀`)「そうだな!!」
( ^ω^)「おい何楽しそうな顔してんだ」
※注意
このお話は感想と言うより作者の反応を投影したものです
ムカデ人間2本編を観たことない人にはわかり辛いと思われます
ムカデ人間2をご視聴になりながら読む事を強く、強くオススメします
ムカデ人間2をご視聴になりながら読む事を強く、強くオススメします俺と同じ苦しみを味わえ
('A`)「前作のラスト映像から始まってるな、良くある良くある」
( ^ω^)「なんだこれエンドだったおね…」
('A`)「ムカデ人間3は2のラストから始まるらしいぜ」
( ^ω^)「今回、どんなラストが待っているか…」
( ^ω^)「白黒だお」
('A`)「カラーじゃとても観れたもんじゃねえらしい…どんだけやばい描写が待ってるんだろうな」
( ^ω^)「帰りてえ」
('A`)「そうこうしてるうちにマーティンくんの華麗…な誘拐劇」
( ^ω^)「これ自分も監視カメラ映ってるだろ…」
('A`)つ白「あ、これ前作に出てたカツロー役の北村昭博さんとマーティン役のローレンス・R・ハーベイ氏のツーショットだ」※https://twitter.com/akihirokitamura/status/321062848379891712/photo/1
( ^ω^)そ「めっちゃ仲ええやんけ!!」
('A`)「もうなんかこの写真一枚で救われた気持ちになるよな」
('A`)「レンタルガレージのオッサン殺しといて心臓マッサージとは…」
( ^ω^)「なんかリアルだお」
('A`)「ハイター博士のクールさが際立つな」
( ^ω^)「ハイター博士はドジッ子だったろ…」
('A`)「ここに犠牲者が集められるんだなぁ」
( ^ω^)「今回、12人だっけ?」
('A`)「そのはずだ」
( ^ω^)「うわぁ…もう想像だけでうわぁ…」
('A`)「おねんねマーティン」
( ^ω^)「パパのチンチンが硬くなっちゃうだろてwwww」
('A`)「なんかマーティンくん、子どもの頃に父親に性的虐待を受けてたらしい」
( ^ω^)「もう親からバグってんじゃねえか」
('A`)「そしてこの寝グソである」
( ^ω^)「なんだこのヒステリックババア」
('A`)「腹やべえな…」
( ^ω^)「なんだろう…中年のオッサンを見てるはずなのに子どもみたいだお」
('A`)「子供向け番組に出てただけあるな…」
( ^ω^)「ダメだろ」
('A`)「ムカデ飼ってんのか…」
( ^ω^)「笑顔こええ…」
('A`)「不気味な光景だが、人によっちゃこれが蛇だったとしても引くんだろうな」
( ^ω^)「蛇はかわいい」
('A`)「この先生は喘息の先生なのかな」
( ^ω^)「うわあ…ちょっとちんこ痛い痛い」
('A`)「話聞くだけでキュンってなるな…」
( ^ω^)「この家庭おかしいよ…ババアもイカれてる」
(;'A`)そ「誰かきた!?」
(;^ω^)「誰こいつ!?」
(;'A`)「ああ…上の階のおっさんか」
( ^ω^)「ババアも酷い奴だお」
(;'A`)「血尿…」
( ^ω^)「マーティン不憫すぎる」
(;'A`)「映画から学ぶことも、確かに多いが…」
(;^ω^)「これ一番真似しちゃダメな奴だお」
('A`)「オイ待て子連れはダメだ」
( ^ω^)「子連れじゃなくてもダメだろ常識的に考えて」
(;'A`)「いくらなんでも拳銃二発で運転手狙撃は無理だろ」
(;^ω^)「この映画も結構設定がおかしいお。まずマーティンが拳銃手に入れたことが奇跡に近い」
(;'A`)「産婦か…」
(;^ω^)「うわあもう嫌な予感しかしない」
(;'A`)「産婦が襲われるホラー映画ってどうよ…」
( ^ω^)「この前観たドーン・オブ・ザ・デッドにもいたおね」
(;'A`)「ああ…マジで嫌なシーンだわあれは…」
('A`)「えっ」
( ^ω^)「えっ」
('A`)「あれ…紙やすりだよな?」
( ^ω^)「うわぁ…今まで観た中で最低最悪のシーンだお…ムカデ人間をオカズにって…」
('A`)「名付けてヤスニーと言った所か…なんかもう…流石の俺も観るのやめたい」
( ^ω^)「コロニーを実践した奴が何を」※コロッケ+オナニー
('A`)「精神面を鍛えたいと思って…」
( ^ω^)「馬鹿じゃねえの」
('A`)「ああ、全くだ」
( ^ω^)「ちょwwwwwババアwwwww」
('A`)「そしてこのマーティンである」
(;^ω^)「グロイグロイやだこわい!!」
('A`)「ババアに見つかったな…」
( ^ω^)「変態映画ってところは100パー同意だお」
('A`)「…マーティン」
( ^ω^)「お前今かわいそうとか思っただろ」
('A`)「感情移入し易いタイプだから…」
('A`)「でもよ、考えてもみろよ。父親から虐待され、母親に殺意を向けられ、醜い容姿で愛されたこともない」
('A`)「そんな奴が唯一すがりついているものをズタズタにされたら、どんな気分か…」
( ^ω^)「…まぁ、同情の余地は無くは無いと思うけど」
( ^ω^)「それにしてもムカデ人間はねーよ」
('A`)「だな」
('A`)「そして殺した母親をテーブルにつかせ食事をするマーティン」
( ^ω^)「何がしたいんだこいつ」
('A`)「当然のようにスキンヘッドも誘拐」
( ^ω^)「それにしても容赦が無い」
('A`)「そしてムカデ人間を見てウンコもらすマーティン」
( ^ω^)「なにしてんだこいつ」
('A`)「そしてこの先生である」
( ^ω^)「こいつもダメなやつか…」
('A`)「汚い大人だなぁ…」
( ^ω^)「それにしても、この地下駐車場でバンバン人拉致されたり殺されてんのに、サツが動かないのはなんで?」
('A`)「あれだよ、固有結界張ってんだよ」
( ^ω^)「え?マーティンそんな技使えるの?」
('A`)「マーティンだからな」
( ^ω^)「適当なこと言うなボケ」
('A`)「ウイッス」
('A`)「ここで前作からのエントリー、アシュリン・イェニーが登場だぁ!!」
( ^ω^)「すげえなマーティン、役者まで引っこ抜きやがった」
('A`)「ムカデ人間の裏話が聞けるな…ファンのマーティンからすればお宝ものだ」
( ^ω^)「俺らからしてみれば『聞きたくなかった』って感じだお…医学的に可能って」
('A`)「アシュリン・イェニーべっらべら喋るな」
( ^ω^)「怪しいと思えよ…」
('A`)「これで役者は揃ったのかな…」
( ^ω^)「ムカデ人間キャストにもにも容赦ない一撃である」
('A`)「これでやっと半分といったところか…」
( ^ω^)「やたら長く感じるお」
('A`)「いよいよ手術開始か」
( ^ω^)「麻酔なし、工具で一体なにをするつもりなのか」
('A`)「大惨事大戦だ」
( ^ω^)「オウ、納得」
( ^ω^)「でもこれ、実際どうなんだろうな」
('A`)「何が?」
( ^ω^)「いや、アレだけ留守にしてたんだから、なんとか逃げることができるんじゃないかって」
('A`)「確かにな…夕食の描写が二回入ってたから、少なくとも二日間は手をつけなかったんだし」
( ^ω^)「ハイター博士の家でも結構なんとかなったかもしれないのに…」
('A`)「歯で解ける程度の拘束だったもんな…」
( ^ω^)「えっ、ハンマーで抜歯?」
('A`)「抜歯じゃねえ、折ってやがる」
( ^ω^)「雑すぎんだろ」
('A`)「うわっ、膝の切除もやんのか…」
( ∩ω∩)「終わったら呼んで」
('A`)「おいずるいぞ」
('A`)「終わったぞ」
( ^ω^)「ふぅ…」
( ^ω^)「」
( ^ω^)「ケツに…刺さってんじゃねえか…」
('A`)「刺さってんじゃねえ、切ってんだよ」
( ^ω^)「あれがお前なら刃が立たねえよな」
('A`)「たりめーだこちとらやわなケツの鍛え方してねえ」
( ^ω^)「…ショック死かお」
('A`)「そりゃあなぁ…てか殺しといてそりゃあねーだろマーティン」
( ^ω^)「これで残り十人かお?」
('A`)「うわっ、ホッチキスかあれ」
( ^ω^)「雑すぎる…最悪の『つくってあそぼ』だお」
('A`)「これがわくわくさんなら二倍の恐怖だろうな」
( ^ω^)「ご満悦マーティン」
('A`)「地獄絵図だな…すっかりハイター博士演じちゃって」
つくってあそぼwwwwww
( ^ω^)「あらやだ、テープで補強しているわ」
('A`)「抜け目ないわねマーティンったら」
( ^ω^)「アシュリン・イェニーもまさか自身が出演した映画の所為でこんな目に合うなんて思ってもみなかっただろうお」
('A`)「監督恨まずにはいられないな」
( ^ω^)「チューブ…だと?」
('A`)「最低最悪の授乳だ…」
( ^ω^)「これぜってー最後まで回ってこねえお」
('A`)「そのほうが幸せだろ?」
( ^ω^)「違いない」
('A`)「北村さん登場…?」
( ^ω^)「ちょま、舌…」
('A`)「閻魔様も、まさかこんな所で自分の真似されるとは思ってなかっただろうな…」
( ^ω^)「うわっ、前作越えの『食料』送り…」
('A`)「おいまさか回ったのかこれ…」
( ^ω^)「いや、回ってねえみたいだお」
('A`)「そこで奥さん、下剤ですよ」
( ^ω^)「あらヤダ、これでお便秘も解消ね」
(∩A∩)「…」
( ∩ω∩)「…頭おかしいんじゃねーの」
('A`)「始まったか…」
( ^ω^)「一番エグいシステムだもんこれ」
(;'A`)「うわぁ…これ食後にみたら確実に吐くな」
(;^ω^)「映画でウンコ見る羽目になるとは…」
('A`)「お前そうは言ってもREDリターンズでも派手にウンコ舞ってたじゃねえか」
( ^ω^)「それとこれとは話が違うことくらい見て分かるだろ?あの舞ったウンコ口の中に入ってた?」
('A`)「マーティン吐くなよ」
( ^ω^)「自分でやっといてお前…」
('A`)「おっと、あんだけ酷いシーンを見といて、ここでサカるか?」
( ^ω^)「待ってチンコになに巻きつけてんの?」
('A`)「…なんか有刺鉄線みたいなのが」
(;^ω^)「ムカデ人間を犯してる…」
('A`)「ローレンス・R・ハーベイさんは、椅子を犯す演技でオーディション合格したらしい」
( ^ω^)「その情報はいらん」
('A`)「早漏である」
( ^ω^)「お、妊婦さん生きてた…!?」
(;'A`)「は…破水してる!?」
(;^ω^)「追手内洋一以上の最悪の誕生だお!!」
('A`)「え」
( ^ω^)「え」
('A`)「…生命とは、儚いものなんだよ」
( ^ω^)「お前、これ終わったらぶん殴るからな」
('A`)「あ、分裂した」
( ^ω^)「雑さが裏目に出たな」
('A`)「殺すんかい…」
( ^ω^)「もうやだコイツ何がしたいの?」
('A`)「必殺、ブレーカー落とし!!」
( ^ω^)「今の一瞬、ムカデ人間がモンスターっぽかったおね」
('A`)「で、弾が無くなると…」
(;^ω^)「もうやだグロすぎ…」
('A`)「ちょっ、タマ殴りで悶絶さs」
(;'A`)そ(;^ω^)そ「「ケツにムカデ挿入たああああああああ!?」」
('A`)「そして全滅へ…」
( ^ω^)「ドラクエみたいに言うな」
('A`)「あれ?普段のマーティンに戻った…?」
( ^ω^)「どうなってんだお…」
('A`)「そしてこのエンドロールである」
( ^ω^)「このラストも意味深だお…」
('A`)「でも、ここから3に繋がるんだよな」
( ^ω^)「うーん…次は500人かお」
('A`)「これほど新作が待ち遠しくない作品も無いだろうな…」
( ^ω^)「疲れたお…」
('A`)「ああ、俺もだ…」
('A`)「ムカデ人間2は、映画『ムカデ人間』を溺愛する主人公が、実際に人を拉致し、ムカデ人間を作ろうとする話だ」
('A`)「プロが手術した前作とは違い、こちらは完全素人、工具を使い見よう見まねでムカデ人間を作ろうとする」
('A`)「もちろん、麻酔なし、止血なしだから最悪だ」
( ^ω^)「すべてが『雑』の一言に尽きるお。ハイター博士のような手術を行えないからって、無理やりホッチキスとテープでムカデ人間を作り上げるシーンなんか『ダメだこいつ』しか思えなかった」
('A`)「数多くの矛盾点も見受けられるが、その理由はラストで明らかになる」
('A`)「この映画はなんと言っても『グロい』。1の生ぬるいホラーとは違い、人間の狂気、それに伴う残虐性を、見る側の配慮なんて気にせず描いている。思わず目を背けたくなるシーンなんて数え切れねえ」
( ^ω^)「白黒なのが唯一の配慮だお…カラーなら間違いなく吐いてた」
('A`)「ハッキリ言うが、この映画は余程のスプラッター好きか変態か精神的M以外観るのをオススメしない。1はまだいいが2はマジでやめとけ」
( ^ω^)「どれも当てはまらないのに観せられた俺は何なんだお…」
('A`)「…」
ポン
「ドンマイ☆」(*>A<)ノ(^ω^ )
∴('A゚(○三三(゚ω^#)「2014年もよろしくお願いしまーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!」
『マーケティング・レンタルコミックス』
ボーナストラック おわり
乙
もうこれだけで最悪の年越しになったわwww
次の作品にも期待してる
乙
このノリ久しぶりに見た気がする
乙
面白かった!
ムカデ人間は一生見ない事に決まった
あとがき
これにて、『マーケティング・レンタルコミックス』は全て終了となります
最後の最後にこの作品を紹介…紹介かこれ?まぁ紹介でいいや。紹介できて本当に満足していますクソッタレ
長きに渡って支援してくれた皆さん、紹介した作品を読んでくれた、または見てくれた皆さん、本当にありがとうございます
『これを見て面白かった』と言う声が一番嬉しいです。ほんとにもうね、ありがたい話やでほんま
来年はケツやホモに頼らない物語を書いていけたらなと思います
あとマーケティングやパロネタもね…極力控えつつ、ガチなやつを作っていこうかなって
また何かやらかしたりするとは思いますが、その時は遠慮なく『死ねよ』と罵ってください
皆の罵倒が、>>1 の快感に繋がります
それでは、よいお年を
来年もよろしくお願いいたします
あ、新年に速報入れるから、まだもうちょっとだけスレに張り付いといて
'⌒ヽ __ '⌒ヽ __ '⌒ヽ __
l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ
→ ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽ →あけましておめでとうございまーす
` ー- 、 | ` ー- 、 | ` ー- 、 |
l / イ | l / イ | l / イ |
│ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ | ,′
/ ,' | l / ,' | l / ,' | l
/ / l ー──/ /、 l ー──/ /、 l ー─── 、
/ / └───/ / │ └───/ / │ └────┐│
し'´ し'´ Lノ し'´ L.ノ L.ノ
『マーケティング・レンタルコミックス』
第二部
2014年公開予定
!?
乙!
おもしろかった!
ストーリーもだけど、作者のマーケティングが大好きでした。
まあ、ムカデ人間は観ないけど
…って、続くんかい!
あけおめンゴ
>>204 で書かれてる事を守る気がないって事だけは良くわかったwww
楽しみにしてる
えっマジで続くの!?やった!
ぴったりじゃないところがいいね
まあ一部終了で切なくなってたところを騙されてイラっとしていたけど、ここまでキャラ作ってほっぽるのももったいないしね死ねー!死んで詫びろー!
嘘です頑張って生きて第二部書いてください
ブーンのマッスルキュアーの謎とかドクオとハインの仲とか未消化だもんな
あけまして、あけましてって…一体何が開いたんですか皆さん?ケツの穴ですか?
とまぁ今年もこんな感じでイキます
予定
番外編
『艦これ』マーケティング
第二部
『マーケティング・レンタルコミックス〜19 years later〜』
を、このスレが埋まるまで書いてイキます
とは言っても、一部のようなシリアスはほぼ皆無で、マーケティング主体のストーリー展開になると思います
それでは、今年もよろしくお願いいたします
かんこれマーケティングは確定かよwww
はよ
んん?漢これ???
僕は横チン提督と各鯖1000位までは提督だとみとめないので(´・ω・`)
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4777052.jpg
これで終わりかと思って用意してたらまさかの第二部
これからも楽しませてもらいますムカデの人
ttp://www1.axfc.net/u/3131562.zip
pass:mkdhuman
あ、あとグレーゾーンさんで404になってたので今までのPV再UPします
再UPや動画サイトへの投稿はmkdHumanさんのケツが許す限りフリーって事にしたいと思います、はい。
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4777079.zip.html
あっれ、ダウンロードできん
一応コッチにも上げておきます。passは変わらずです。
二期も艦これマーケティングも楽しみだわ。終わったら漢これを実現してくれたら嬉しいな
>>219
嘘だろ…正月早々こんな素敵な絵が貰えるなんて…嘘に決まってる…うわああああああああああああああああああああああああやったああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
一番後ろのお団子付いてる髪型の女の子那珂ちゃんかなーと思ったら从´ヮ`从トちゃんかああああああああああああ納得だああああああああああああああああああ!!!!!
ありがとうございます!!ありがとうございます!!
俺のケツが『やれ』と言ったのでようつべにうpしましたすみませんごめんなさい消せと言われたら消します
http://www.youtube.com/watch?v=qsU5H1_nER0
http://www.youtube.com/watch?v=5dblCJORlAM
お前のケツ喋んのかぁ?
たまげたなあ
>>225
え?逆に聞くけど、お前のケツは喋らないの?
PVすげええええええええええええ
作品は読んだことないけどPVは認めざるを得ない
乙
俺のケツ「プッ」とか「ブリッ」としか話してくれないんだ…俺、嫌われてるのかな…
PVの女性キャラかわいすぎワロタ
ふと再生画面の右下見たら低評価付けられててまたワロタ
関連動画が「マーケティング」に反応したのかマーケティング術ばっかでワロタめう
語尾は忘れてくださいごめんなさい
音ゲ民かよ
めめめ めうめうーっ!
スレに関係ない話題をする奴らの口と肛門が縫い合わされますように
トイレで読むんじゃなかった…
第二部も頑張れ!
乙でした!
>>215
ムカデ人間3はよ
ω・)PVが原作を超えたwwww
( *^ω^)「オラオラ、これが良いんだろ?」パンパンパンアンパン!!
(* A )「あっ…いや…」
(#^ω^)「良いんだろって聞いてんだお!!どうなんだ!!」パンパンパンパァン!!
:(* A ):「ひぎぃ!!とっても良いれしゅううううううううううう!!!!!」ビクンビクン
ξ;゚⊿゚)ξ「…」
ξ;゚⊿゚)ξそ「あんたら何やってんのーーーーーーーーーーーー!!!!!」
(#^ω^)「見てわかんねえかーーーーーーーーー!!!!!」
(#'A`)「新春ケツ太鼓に決まってんだろーーーーーーーーーーー!!!!!」
※新春ケツ太鼓
新年をお祝いしてドクオのケツをパンパン叩く縁起の良い行い
叩けば叩くほど良いとされている(縁起が)
マーケティング・レンタルコミックス
番外編『日本人はついに船にまで欲情するようになった。冬コミは大盛り上がりだったらしい』
.
ξ;゚⊿゚)ξ「ひっさびさにアンタん家に訪れたらいきなりでビックリしたわ…ああビックリした」
('A`)「新年はこれがないと恥マラねえだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「文字の変換おかしな事になってるわよ」※わざとじゃないです
( ^ω^)「それにしてもツン、久しぶりだお」
ξ゚⊿゚)ξ『鳳凰院ツン』
二人の幼馴染
中高と市外の私立女子校に通っており、寮暮らし
お正月と言うことで久々に松千代に帰ってきた
ハムスターの話だけはやめてくれ
ξ゚⊿゚)ξ「アンタらも相変わらずで何よりだわ…やれやれ、よっこらセックス」
( ^ω^)「おい花の女子校生」
ξ゚⊿゚)ξ「何よ、よっこらセックスくらい日常茶飯事よ?これくらいで引いてちゃアンタら女子校でやってけないわよ?」
('A`)「女子校にお世話になることは永遠に訪れないだろ性別的に考えて」
( ^ω^)「つーか女子校関係なくお前ずっとこんな感じだったわ」
ξ゚⊿゚)ξ「良かったな、女子校生の口からセックスがタダで聞けて」
('A`)「嬉しくもなんともねえ」
( ^ω^)「むしろ金を要求するレベル」
ξ゚⊿゚)ξ「ほんとアンタら建前ってもん知らないわね」
('A`)「まぁゆっくりしていけよ。俺のオススメ映画でも観ようぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「AV?」
('A`)「んなわけねーだろ何が悲しくてお前らとAV観賞しなきゃなんねえんだよ…ムカデ人間だ」
( ^ω^)「おい待て」
('A`)「止めるな」
( ^ω^)「大晦日に観ただろそれは、もう一度地獄を繰り返すと言うのか」
('A`)「俺は何度でも繰り返そう。地獄がぬるま湯になるまでな!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ムカデ人間なら飽きるほど見返したわよ?」
( ^ω^)「マジかお前……」
ξ゚⊿゚)ξ「寮で友達とゲラゲラ笑いながら観たわー。最高のギャグ映画よね」
(;'A`)「…ごめんなブーン、やっぱ観るのやめるわ」
(;^ω^)「お、おう…」
ξ゚⊿゚)ξ「なに引いてんのよ」
( ^ω^)「流石ハムスターをアレしてアレした女。心臓の構造が違う」
ξ゚⊿゚)ξ「おいその話はやめろっつってんだろ殺すぞ」ガタッ
( ^ω^)「待って」
(;'A`)「俺のジョジョ表紙ウルジャン集で人を殴るのはやめろ!!人を殺せるから!!ウルジャンは人を殺せるから!!振りかぶるな!!」
ガンガンはもっと殺せるな
支援
きたか
支援
(メ)ω^)「ふーうやれやれ、ツンはおてんばで困るぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「なにハードボイルド気取ってんだもう一撃欲しいか」
(メ)ω^)「やめてください死んでしまいます」
(;'A`)「酷いよ…こんなのってないよ…俺のウルジャンに汚い血がついてしまった…」
(メ)ω^)「相棒の心配は?」
(;'A`)「お前の怪我は治っても!!ウルジャンに付いた汚れは一生かかっても直らないんだよ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよそうよ!!謝りなさいよ!!」
(メ)ω^)「ようしお前ら、そこに直りやがれ」
('A`)「はーぁやれやれ、まぁいいや艦これやろっと」カチカチ
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、かわいい幼馴染が遊びに来てるのにゲームなんかやんないでよ」
('A`)「ブーン、艦これやってもいい?」
( ^ω^)「いいお」マッスル・キュアアアン
ξ゚⊿゚)ξ「『かわいい』幼馴染って言ったわよね?」
('A`)「ブーン、艦これやってもいい?」
( ^ω^)「いいお」
ξ゚⊿゚)ξ「やだちょっと本気でへこむ」
('A`)「艦これ、始まります」
( ^ω^)「どうぞよろしくお願いいたします」
ξ゚⊿゚)ξ「何言ってんだお前らより一層気持ち悪いわ」
<俺の名は天龍。フフ恐
('A`)「今日こそアルペジオイベント攻略するぞー」
( ^ω^)「燃料と弾ガッツガツ食うよなあいつら」
('A`)「でも霧の艦隊いないと攻略出来ないっていうね…」
<天龍水雷船隊、出撃するぜ!!
( ^ω^)「旗艦に愛を感じる」
('A`)「せやろ?どうしても外せないんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「…ねえ」
<カーニバルだよ!!ドッカァァァァン
<この俺をここまで…
('A`)「マヤ死ね」
( ^ω^)「やっぱ外して別の船にしろよ」
('A`)「えー…でもこだわりたいしな…」
( ^ω^)「潜水艦出ないマップで軽巡置いても意味ねえよ」
('A`)「やれやれ、これだから効率厨は困る。雷をずっと旗艦にしているアサピーを少しは見習ったらどうだ?」
( ^ω^)「陣形を保ちつつ臨機応変にが俺のジャスティスだから」
('A`)「おにおこ乙」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと」
<キンッ!!俺をこんなに強化して大丈夫か〜?
(;'A`)「やべえよやべえよ…燃料が一万切る…」
( ^ω^)「大型建造とかするからだよ…最低レシピでも矢矧なんてそうそうでねえよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
ξ゚⊿゚)ξ「ハムスターの話すんぞ」
('A`)「なんでしょうツンさん」
( ^ω^)「なんなりとご命令ください」
.
ξ゚⊿゚)ξ「なに私を差し置いて楽しんでんのよ。そのゲーム何よ教えなさいよ」
(;'A`)「えっ、ツンさん知らないんですか!?2013年に最もヒットした大人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』知らないんですか?」
( ^ω^)「おいおいドクオ、いくらなんでもそりゃねえってもんだお。あの!!ツンさんが!!知らないわけ無いだろ!!だって!!あの!!ツンさんだぜ!?」
( ^ω^)「そりゃああああ知ってるに決まってるおおおおおおおおおおおお!!!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ふざけてっとあの日のハムスターと同じ目に遭わせんぞ?」
('A`)「やめろ、いや、やめてくださいお願いします」
( ^ω^)「すみませんっした」
ξ゚⊿゚)ξ「で、一体何なのよそのゲーム」
('A`)「ジャパンが生み出した変態文化『擬人化』。それを第二次世界大戦で活躍した戦艦に当てはめたブラウザゲーム『艦隊これくしょん』だ」
ξ゚⊿゚)ξ「お、おう…」
('A`)「文字通り『戦艦』を『これくしょん』していき、戦うゲームだ」
ξ゚⊿゚)ξ「それだけ聞くとすっげえ面白く無さそうね」
( ^ω^)「ハハハ、こりゃ傑作だぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「何笑ってんだ肉塊になりてえのか」
( ^ω^)「えっ、笑っただけで?恐い…」
( ^ω^)「いや、俺もドクオに薦められたとき、同じ事を言ったなと思い出したんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「二度と笑えない体にしてやろうか?」
( ^ω^)「やだもうさっきから暴力的過ぎる…生理?」
ξ゚⊿゚)ξ「生理よ」
( ^ω^)「普通に返してんじゃねえよ対応に困るだろうが」
('A`)「2013年の夏頃にDMMで配信開始され、当初は登録数二万人程度でボチボチやっていくはずだったが、Twitterで話題が爆発。現在は140万人が登録し、アクティブ・ユーザーは75万人」
('A`)「その数は始まって半年の今でも増加傾向にあり、現在では新規登録でさえ抽選で行われるほどだ」
('A`)「漫画化、アニメ化が予定され、さらには各種グッズが発売。関連書籍は一日で売り切れるほどの人気っぷり。最近じゃあファミマとコラボキャンペーンもやっているな」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ…そう言えばなんか全身真っ黒コーデの人がコンビニでQRコード読み込んでたわね」
( ^ω^)「ファッションチェックはやめてさしあげろ」
('A`)「ブラウザゲーと聞くと、『なんだまた課金ガチャゲーか…』なんて思うが、このゲームの特徴は無課金でも充分楽しめるってことだ」
ξ゚⊿゚)ξ「それって課金ゲーの謳い文句じゃない?」
('A`)「艦これをそこらの課金ゲーと一緒にしてもらっちゃあ困るぜ…とにかく、百聞は一見に如かずだ。ここに新規アカウントを用意したからプレイしてみろ」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタさっき新規登録は抽選で行われてるって言ってたじゃない」
('A`)「マッスルの神様にお願いしたら用意してくれた」
(´・_ゝ・`)「ちくわ大明神」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ、いよいよ脳まで筋肉が侵食してきたんじゃない?」
( ^ω^)「誰だ今の」
<か・ん・こ・れ。始まるよ!!
<艦これ、始まります
ξ;゚⊿゚)ξ「なーんか地味なキャラ絵ね…パッとしないと言うか…」
('A`)「最初はそう思うだろうが、後からたまらなくなるぜ…?」
( ^ω^)「ほんましばふ絵は遅行毒やで…」
ξ゚⊿゚)ξ「キモッ」
<どうぞよろしくお願いいたします
「Welcome to Underground」('Aξ゚⊿゚)ξ「耳元でキモイ囁きしてくんじゃねえよ背骨抜き取って出汁取るぞ」
( ^ω^)「お前ら仲良いな」
ξ゚⊿゚)ξ「先ずはキャラ名ね。ここは適当に…」
キャラ名『豊乳貴族』
( ^ω^)「おm('A`)「待てブーン」
('A`)「ゲームの中だけでも夢見さしてやろうぜ…」
( ^ω^)「ドクオの優しさに全米が泣いた。映画化決定、ハリウッドリメイク確定。アカデミー最有力候補だお」
ξ゚⊿゚)ξ「他意はねえよ殺すぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「次はキャラ選択ね…あら、別のキャラ絵もあるのね」
('A`)「そりゃブラウザゲーだからな。多種多様の絵師が参加してる」
ξ゚⊿゚)ξ「吹雪、電、漣、五月雨、叢雲…これ全部戦艦なの?」
('A`)「ああ、戦艦の名前は日本の山や気候、地名から由来するものが多いからな」
('A`)「因みに、そいつらは全員『駆逐艦』だ。速さと回避に優れ、雷撃による攻撃が可能だが火力と装甲が弱い」
ξ゚⊿゚)ξ「銃ゲーで言うところの『ハンドガン』みたいなもんね…雷撃って?」
('A`)「戦闘場面になったら説明するよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、そう。で、どれを選べばいいの?」
('A`)「好きなの選べよ…特にステータスに差はねえよ…」
ξ;゚⊿゚)ξ「好きなのって言われてもねぇ…」
( ^ω^)「図鑑を早く埋めるつもりなら、吹雪か漣を推すお」
ξ゚⊿゚)ξ「あれ、どうして?」
( ^ω^)「そいつら、すっげえ出ねえから」
ξ゚⊿゚)ξ「出ない?おいてめえなんで私のウンコが三日出てないことを知っている?返答次第では地獄を見るぞ?」
( ^ω^)「もうめんどくせえなお前。なんでわざわざ自分から恥ずかしいことカミングアウトしてくんだよ」
('A`)「まぁそれもおいおい説明すっから、とりあえず選べよ」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、私とキャラが被ってそうな叢雲にするわ」
('A`)「ハハハ、ナイスジョーク」
ξ゚⊿゚)ξ「今のどこに笑う要素があったの?」
( ^ω^)「いいから先進めろお」
他意ありまくりだろwww
『叢雲』(特型Ⅰ型駆逐艦五番艦)
竣工:1929年5月10日
全長:118.5m
最大即:38ノット
・南方侵攻作戦
・ミッドウェー海戦
・ソロモン諸島作戦などに参加
1942年10月12日沈没
貧乳ツンデレキャラ。多くの萌え豚はこの戦艦を選んだと思われる
吹雪と同じ特型Ⅰ型駆逐艦だが、この娘だけ絵師が違う
ちなみに>>1 の初代秘書艦でもある
私も多くの萌え豚の一人だと言うわけか…滑稽だろ?笑えよべジータ
<艦これの世界へようこそ!!
ξ゚⊿゚)ξ「あ、これはどうもご親切に」
<チュートリアル云々
('A`)「飛ばせ、さっさと飛ばせ」
ξ゚⊿゚)ξ「おいちゃんと読ませろ」
('A`)「こんなん読まなくてもやってるうちに覚えるからはよ」カチカチカチカチ
ξ;゚⊿゚)ξそ「ちょっと!!私の手の上からマウスクリックしないでよ!!
( ^ω^)「イチャイチャすんなよ気持ち悪いな…」
<工廠で新しい艦娘を建造しよう!
ξ゚⊿゚)ξ「工廠?艦娘?」
('A`)「戦艦を作る所だな。ここで擬人化した戦艦『艦娘』を造る」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ早速建造とやらを…」
('A`)「待てい」カチカチカチカチ
ξ;゚⊿゚)ξそ「何よ!!別のとこクリックしてんじゃないわよ!!」
('A`)「先ずは『任務』アイコンを押せ」
ξ;゚⊿゚)ξ「アンタの指圧無駄に強いのよ…ここ?」カチッ
('A`)「ずらっと『はじめて』シリーズが出てきたな?それを全部クリックしろ」
ξ゚⊿゚)ξ「したわよ?」カチカチカチ
('A`)「よし、『任務』は書いてあることをクリアをすることで成功報酬を受け取れるシステムだ」
( ^ω^)「初プレイヤーを貶める運営の巧妙な罠だお」
ξ゚⊿゚)ξ「なるほど、チュートリアルと任務をいっぺんにこなしてしまおうってわけね」
('A`)「そういうこった。じゃあ、左上にある『母港』アイコンでトップに戻ろう」
ξ゚⊿゚)ξ「ほいっと」カチ
<落ち着きが無いのね…大丈夫?
ξ;゚⊿゚)ξそ「キアアアアアアアアアアアアアア!!!!シャアアアアアアアアベッタアアアアアアアアア!!!!」
( ^ω^)「落ちケツ、秘書艦の叢雲が喋っただけだお」
('A`)「『秘書艦』ってのは、トップ画面に映ってる艦娘のことだ。今は叢雲だが、後々変えることが出来る」
('A`)「叢雲クリックしてみ?」
ξ;゚⊿゚)ξ「こ、こう?」カチッ
<酸素魚雷を喰らわせるわよ!!
ξ;゚⊿゚)ξそ「さっきと言ってることが違う!!」
('A`)「とまぁ、こうして艦娘にセクハラすることも出来るってわけだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、こうして世のオタクは性欲を満たしているのね…キモ…引くわ…」
( ^ω^)「あながち間違っちゃいないが、言い方を考えろお」
('A`)「大丈夫だろ…世のオタの九割は罵られて感じるタイプだから」
( ^ω^)「でも心の奥では傷ついているとしたら?」
('A`)「それすらも快楽に変えるのが俺達だろ?」
( ^ω^)「いいこと言ってるつもりだろうが、残念ながら気持ち悪いわ」
('A`)「それじゃあ、工廠に戻って艦娘を造るぞ。右側の選択アイコンをクリックしてみろ」
ξ゚⊿゚)ξ「燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトの欄が出たわね。何これ?珍百景?」
('A`)「登録どころか取り上げてすら貰えねえよ…それは『資材』だ。これを一定量消費し、開発資材を使うことで艦娘を造りだす事が出来る。資材の量は右上に表示されてるだろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「たった300しか無いじゃないの」
( ^ω^)「そりゃ、やり始めだからな。艦隊司令部のレベルが上がれば、貯蓄できる資材の量も増えるお」
('A`)「資材は時間経過で回復する。『最大備蓄可能量』の上限に達すると増えなくなるが、別の方法で増やすことも出来るぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「つまり、待てば上限まで回復するってわけね」
('A`)「さて、建造に戻るぞ。建造の資源投入最低値は30で、開発資材を一つ消費する。主に駆逐艦、軽巡洋艦が造られる」
ξ゚⊿゚)ξ「軽巡?」
('A`)「軍艦は数種類に分けられるんだ。駆逐艦、軽巡洋艦、重巡洋艦、軽空母、空母、戦艦、潜水艦、大型戦艦、大型空母、揚陸艦と様々。それぞれの説明はまた後でな」
ξ゚⊿゚)ξ「で、この資材量なら駆逐艦と軽巡洋艦ってわけね」
('A`)「資材に余裕が出来れば、それぞれの資材量を調整して別の軍艦を造る事も出来るが、まぁ今回はチュートリアルだし最低値で造るしかないな」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、ぽちっとな」カチッ
残り時間 00:59:33
( ^ω^)「おっ、幸先良いお。いきなり軽巡だお」
ξ゚⊿゚)ξ「その軽巡って、どんな軍艦なの?」
('A`)「駆逐の上位と捉えてくれて構わない。速さと回避力は駆逐にやや劣るが、その分、火力と雷撃、耐久力がパワーアップしてる」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ駆逐なんて使う必要ないじゃない」
('A`)「もちろんデメリットもあるぞ?まぁそれは『出撃』の時に説明するから割愛するが」
( ^ω^)「駆逐を嘗めてたら後々痛い目みるけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「ふーん、適材適所ってわけね」
来てたアッー!支援
ξ゚⊿゚)ξ「で、出来上がるまで一時間待たないといけないの?」
('A`)「良く分かったな、賢い猿だ」
( ^ω^)「褒美にみかんをくれてやろう」
\ゴリッ/
(; A )「ッ……」(声にならない叫び)
(;^ω^)「ヒィ…」
ξ゚⊿゚)ξ「かったるいわね、なんとかショートカット出来ないの?」
(; A )「カヒュ…カヒュ…」
ξ゚⊿゚)ξ「おい何とか言えよ駄肉野郎」
(;^ω^)「お、俺が代わりに説明するお。この『高速建造』ってアイコン押してみ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ほいっと、なんかバーナーみたいなのが出てきた」カチッ
( ^ω^)「それ使え」
ξ゚⊿゚)ξ「でもこれ3つしか無いわよ?こういうのって課金アイテムなんでしょ?」
( ^ω^)「いや、任務とか遠征とかこなせば割と沢山手に入るアイテム」
ξ;゚⊿゚)ξ「え?タダってこと?」
( ^ω^)「タダ」
ξ;゚⊿゚)ξ「ふ、太っ腹じゃない…で、でも、この程度じゃ私はまだ満足しないんだからね!!」
( ^ω^)「やっとツンデレ要素出してきたなお前」
ξ゚⊿゚)ξ「リアルでツンデレキャラなんて演じるわけねーだろ。音速パンチとか青春真っ只中とか自分で読んでて顔真っ赤になるわ」※どちらも名作です
( ^ω^)「それは別世界の話だから、今後そんな話したら大きな組織が暗躍して打ち切りになったりするからやめろよ?頼むから」
( ^ω^)「青春真っ只中の何がヤバいかって、俺がお前のケツ穴に指wξ゚⊿゚)ξ「尿道にガラス棒突っ込んで中で折るぞ」ひいいタマヒュン」※しかもその後中出しセックスする
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ高速建造押すわよ」カチッ
ξ゚⊿゚)ξ「ちょwwwwwこれ火炎放射器じゃねーかwwwww汚物は消毒だwwwww」
( ^ω^)「このゲームの七不思議の一つ、『高速建造』。何故かバーナーで炙ると艦娘が高速で出来上がる…恐ろしい話やで…」
<艦隊に新しいメンバーが加わったようね
ξ゚⊿゚)ξ「おいてめえなんでそんな高圧的なんだよ潰されてえか」
( ^ω^)「なにゲームのキャラにキレてんだよ…じゃあ、出来上がった軍艦を押すお」
<名取と言います…
ξ゚⊿゚)ξ「胸乗ってる…」
( ^ω^)「おお、そこそこ悪くない艦娘だお。運良いなお前」
ξ゚⊿゚)ξ「レア?」
( ^ω^)「いやコモン艦だけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「んだよ…その程度で運良いとか言ってんじゃねえよ…」
( ^ω^)「最低限の資材で何期待してたんだよ…出るっちゃ出るけど…」
『名取』(長良型三番艦)
竣工:1922年12月14日
前兆:162.15m
最大速:36ノット
・フィリピン攻略作戦
・第二次マレー上陸作戦
・ジャワ攻略作戦などに参加
1944年8月18日沈没
なんか頼り無さそうな艦娘。おっぱいが砲台に乗ってる
自信なさげな言動とは裏腹に、軽巡内では高い実力を持つ
>>1 は使ったこと無いが、とにかくおっぱいがいいらしい
( ^ω^)「と、ここまでの一連の流れが『建造』だお」
ξ゚⊿゚)ξ「これだけの作業なのに随分レス食ったな」
( ^ω^)「そういう話やめない?」
ξ゚⊿゚)ξ「で、この建造はどの程度のレア艦が出るのかしら?」
( ^ω^)「どの程度って言われてもな…」
ξ゚⊿゚)ξ「どうせスーパーレアな艦娘は課金しなきゃ出ないんでしょ?」
( ^ω^)「しなくても出るけど?」
ξ゚⊿゚)ξ「えっ?なんか、ゴールドガチャチケとか、そういう課金アイテム使うんじゃないの?」
( ^ω^)「だからガチャ要素は…いや、建造も一種の運だけど、基本的にはこの建造と資材だけでほぼ全ての艦娘は出るお?」
ξ゚⊿゚)ξ「え?スーパーレア艦も?」
( ^ω^)「さっきドクオが『資材量を調整して別の艦娘を造る』って言ってたのを覚えてるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめ、聞いてなかった」
( ^ω^)「お前…もう返す言葉もねえよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「嘘、嘘よ、冗談。で、それがどうかしたの?」
( ^ω^)「艦娘の建造はこの資材量に大きく左右されるんだお。で、期間限定イベントをクリアした時に貰える先行配信艦を除いてほぼ全て、スーパーレア艦なども含めて、造ることが出来るんだお」
( ^ω^)「建造できた艦娘のレアリティは完全に『運』。三日間で連続して超レア艦を出す奴もいれば、何ヶ月経っても狙った艦娘が出ないやつもいる」※因みに>>1 は三日間で陸奥、加賀、長門を出した
( ^ω^)「お前がさっきから言ってる課金要素も、イベントの追い込み時に資材を補充したり、工廠やドッグの拡大する程度のもん。それにお金を費やすのも、余程のヘビーユーザーでもない限り必要無く、文字通り『無料で充分に楽しめるゲーム』なんだお」
ξ;゚⊿゚)ξ「な……それじゃあ、艦これの配信会社はどうやって儲けを出すのよ!!」
('A`)「『メディアミックス』だ」
( ^ω^)「富樫!!生きていたのか!!」
('A`)「男塾読んでない奴にはわからないネタ振るのやめろ」
ξ゚⊿゚)ξ「メディアミックス?」
('A`)「特定の娯楽作品が一定の経済効果を持った時、その作品の副次的作品を幾種類かの娯楽メディアを通して多数製作することでファンサービスと商品販促を拡充するという手法」※wikipediaより引用
ξ;゚⊿゚)ξ「お、おう」
('A`)「つまり、『艦これ』ユーザーに向けてグッズや関連書籍などを売り出すことで採算を取る。そういう商法で儲けを出しているんだ」
( ^ω^)「配信会社は良心的なサービスを提供し、支持を得てグッズを売り出す。ユーザーは艦これを無料で楽しみ、グッズを買って満足する。双方にwin-winな商売なんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「オタクってサブカルにはドッバドバ金落とすもんな。打算的ね」
( ^ω^)「だからさっきも言ってるけど言い方考えろって。否定はしないけど」
('A`)「でもお前アレだぜ?ジョジョグッズに比べたら艦これなんてすっげえ良心的だからな」
ξ゚⊿゚)ξ「なんで?」
('A`)「狂信的ジョジョファンはいくら金つぎ込んでも買うって分かってるから、すっげえ高いグッズばっか売り出してる」
( ^ω^)「最近はアニメ化でにわ…腐じょ…新規ファンも増えたから、あちらさんも儲け時だろうしなぁ…」
('A`)「ジョジョべラーとか、ジョジョニウムとか、ASBとかさ…酷いよな…姉御はガッチガチの原作厨だから何も言ってなかったけど」
( ^ω^)「去年はジョジョ厄年だったお…原作は安定して面白いけど…」
ξ゚⊿゚)ξ「おい話ズレてんぞ」
と言った所で今日はここまでです
分かりにくい箇所もありますでしょうが、そこは本編をプレイして補完してください
艦これに対して色々思う人もいるでしょうが、結局はゲームなのでどうか温かい目で見てください
あと、このスレはマーケティング・レンタルコミックスの番外編を投下する場所にして、二部はまた別のスレを立てる事にしました
「また無駄にスレ立てやがって」「終わったんじゃねえのかよ」「このスレ読んでるとケツ穴が疼くんだよ」等のご不満が御座いますでしょうが、どうかご了承ください本当にすみません舐めろと仰るなら舐めます
青春真っ只中の唯一の不満点を挙げるとしたらニダーがゲs(ry
クールがレイp(ry
乙。青春真っ只中は絶対読まないことに決めた
乙!
面白かったよ
やっぱりいちジョジョファンとしては最近のグッズの値段は気になるね
>>264
いや青春真っ只中はムカデ人間と違うから読んでもいいのよ?面白いから
つーか俺数回は読み返したから、是非とも読んでくださいお願いします
乙!
タブーなんだろうけど
ツンがハムスターどうしたのかすげえ気になる
金剛ちゃんでコンゴウ吹き飛ばしてきた乙
ケツ筋ボトムサウンドという言葉を思い付いてしまってな
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4785643.jpg
漢体これくしょんも待ってますぜウヘヘヘ
なんという姉御……GJ
おい終わったんじゃねえのかよいつまで続けてんだ
俺のケツ穴舐めな
乙ー
このツンは愛宕を目の敵にしそう
何でそう思うのかは言わないが
何でそう思うのかは言わないが
スパムが書き込んでもどうせこのスレにはホモしか…
かんこれマーケティングは読んでもさっぱりわからんかった
ツンかわいい
ツン本編出てたら西川瞬殺だったんじゃないかこれ
おつ
ムカデの艦これ愛だけはよ〜くわかった
漢これも期待してるよ(ニッコリ
そしてついにツンさんが!
でも…このツン、荷台に乗せられても平然としてそう(震え声)
>>275
頼むから死ね
流石に苦笑い^^;
乙
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
つづきやってたんかい
【すっごく良く分かる!!艦娘建造!!】
①欲しい艦娘を選びます
('A`)<テンリュウチャン!!
②工廠アイコンをクリックします
('A`)<ポコチン!!
③画面右側の選択アイコンをクリックして、資材量を調整します
資材量を増やすことで、戦艦や正規空母なども建造できます
こんな感じに
燃料 30 鋼材 30 資材は1、10、100の単位で増減可能です
弾薬 30 勃起 30 また、資材の他に『開発資材』も消費します
④つぎ込む資材量を決めたら、建造開始アイコンをクリック
建造できる艦娘に応じた時間が表示されます
('A`)<イチジカンktkr!! ※プロの提督は時間が表示された段階でどの艦娘が来るか予想できます
⑤手っ取り早く建造したい場合は『高速建造材』を消費し、建造時間を短縮できます
('A`)<テンリュウチャン!!コイ!!
⑥艦娘の完成です。どの娘が出来ても愛を持って接しましょう
<ナカチャンダヨー!!
(゚A゚)∴<コパァ!!
('A`)「さて、艦娘が複数揃ったところで、次は『編成』だ」
ξ゚⊿゚)ξ「トップの大きなアイコンの一つね。ポチッとな」カチッ
( ^ω^)「さっきから思ってたんだけど、自分で『ポチッとな』とか言うの恥ずかしくない?」
ξ゚⊿゚)ξ「黙れ殺すぞ」
('A`)「これは分かり易いだろ、RPGで言うパーティーだ。図面にするとこんな感じだ」
( ^ω^)「いや、俺ら画面見てるんだから必要なくね?」
('A`)「俺らは良くても画面の前の読者さんにはわからないだろうが」
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン、真剣にこいつを病院に連れて行くことをオススメするわ」
(;^ω^)「っかしいなぁ…最近二回も入院したばっかなのになぁ…」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタら当たり屋でもやってたの?」
【編成図解】
1/2/3/4 艦隊名『第1艦隊』
①叢雲 Lv1 ②
☆ 15/15 変更
詳細 変更
('A`)「今はこんな感じだな。まだ旗艦しか編成されていない」
( ^ω^)「旗艦ってのは、艦隊を率いるリーダーだお。①の場所に艦娘を編成すると秘書艦としてトップに出るお」
ξ゚⊿゚)ξ「この旗艦ってのは変更出来るのね…上の『1/2/3/4』は何?」
('A`)「これから先、任務をこなすにつれて第二艦隊、第三艦隊と新しく編成できる艦隊がアンロックされるんだ。とりあえず今は詳しい説明を省く」
('A`)「そんじゃあ、隣の②の変更アイコンをクリックして、さっき手に挿入た名取を編成するんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ほいっと」カチカチ
1/2/3/4 艦隊名『第1艦隊』
①叢雲 Lv1 ②名取 Lv1
☆ 15/15 ☆ 26/26
詳細 変更 詳細 変更
('A`)「ベネ、これで完了だ。編成は最大で六隻まで可能だ。出撃するステージに応じて色々と組み合わせることが出来る」
( ^ω^)「それじゃあ、また『任務』アイコンを押すお」
ξ゚⊿゚)ξ「ほいな」カチッ
( ^ω^)「初めての編成が達成されてるから、クリックして報酬を受け取るお」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい…って、なんかまた新しい艦娘が出たわよ?白雪?」
( ^ω^)「このように、任務達成で得られる艦娘もいるんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「で、これはレアなの?」
(;'A`)「ハァーッ…」
(;^ω^)「お前はどうしてこう…」
ξ゚⊿゚)ξ「何よ、文句あんならかかってこいや」
『白雪』(特型Ⅰ型駆逐艦2番艦)
竣工:1927年3月19日
全長:118.5m
最大速:38ノット
・南方侵攻作戦
・ミッドウェー海戦
・ソロモン・ニューギニア作戦などに参加
1943年3月3日沈没
どう見ても中学生委員長キャラ
弾幕にこだわりがあるのか、とにかく弾幕をはりたがる
そうだ、彼女の渾名は今からブライトさんだ!!
('A`)「そんじゃあ、手に入れた白雪も編成で組み込んで、いよいよ出撃するか」
ξ゚⊿゚)ξ「いよいよバトルね」
('A`)「トップに戻って、出撃アイコンをクリック。そしたら、『出撃する海域を選択してください』と出るから、1-1『鎮守府正面海域』を選択し、決定アイコンを押せ」
ξ゚⊿゚)ξ「叢雲、名取、白雪の三隻が並んで待機してるわ」
('A`)「確認したか?OKなら『出撃開始』アイコンを押すんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「行け!!」カチッ
<っ、出撃するわ!!
ξ゚⊿゚)ξ「行け行け。敵ぶっ殺すまで帰ってくんな」
( ^ω^)「なんとも第二次大戦日本軍的な命令である」
('A`)「丸いのがそれぞれのバトルステージだ。1-1は三つあるな?その上にこの『船』が乗るとバトル開始だ」
( ^ω^)「内、一つの丸が赤いだろ?そこがボスステージだお」
ξ゚⊿゚)ξ「船が動いて最初の丸の上に乗ったわ。あ、なんか白から赤になった」
('A`)「『赤』が敵艦とのバトル。緑が資源回収…その他色々あるが、割愛するぜ」
燃2弾4鋼11さんは…配属されないんですか…
【戦闘開始!】
ξ゚⊿゚)ξ「始まったわね」
('A`)「まぁ、何を操作するわけでもなくただ『見てるだけ』なんだがな」
ξ゚⊿゚)ξ「何が楽しいのそれ?」
('A`)「そんなもんどのソシャゲにも言えることだろうが…」
( ^ω^)「敵は『深海棲艦』の駆逐艦だお。一番弱い奴だから、鼻でもほじって眺めてたらいいお」
ξ゚⊿゚)ξ「乙女に向かって鼻ほじれって…セクハラだろ常考…」
( ^ω^)「男には住みにくい社会になったな…」
<沈みなさい!! ドーン!!
ξ゚⊿゚)ξ「あ、敵の体力を12ほど削ったわね。中破って出てきたわ」
('A`)「ダメージが重なるにつれ、『小破』『中破』『大破』とダメージアイコンが表示される。これは艦娘側にも言えることだ」
<て、敵艦見ゆ!…って、ほんとに実戦!? ボム!
ξ゚⊿゚)ξ「暢気なこと言ってんじゃねえぞ。しかもmissって」
('A`)「まぁ、こうして外すこともあるな」
<主砲で弾幕はります
ξ゚⊿゚)ξ「あ、沈めた」
( ^ω^)「戦闘が終わったら、戦果報告に移るお」
【完全勝利!! S】
('A`)「ノーダメでクリアすると完全勝利と出る。やったな、これでお前も艦これ非処女だ」
( ^ω^)「初めてはどんな気分かだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「思ったより痛くもなんとも無かったわ」
('A`)「まぁノーダメだしな…」
<ま、とーぜんの結果よね。何?不満なの?」
ξ゚⊿゚)ξ「何だこいつ偉そうだな私が直々に沈めてやろうか?」
('A`)「MVPを獲得した船は経験値を多く貰える。それに加え、『戦意』も上昇するな」
ξ゚⊿゚)ξ「戦意?」」
('A`)「テンションみたいなもんだ。上がるといつもより多くの活躍が出来る」
( ^ω^)「戦意が高揚状態だと、編成画面や出撃前のステ確認で艦娘が『キラキラ』状態になるお」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと何言ってるかわかりませんね」
('A`)「『おっ、こいつやる気満々だな?』って分かり易く表示されてると思ってくれていい」
('A`)「戦果報告を終えると、『進撃』か『撤退』の二つのアイコンが表示される」
('A`)「『進撃』は次のステージ…丸にコマを進めることだ。より強い敵が現れる」
('A`)「『撤退』は、下に小さく『母港へ帰投』と出ているように、トップ画面へ戻ることだ。艦娘のダメージ状況に合わせて選んでくれ」
ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、今はノーダメだから『進撃』っと」カチッ
【どこに進む?】
ξ゚⊿゚)ξ「…なんか、羅針盤が出てきたんだけど?」
('A`)「ラスボスだ」
ξ゚⊿゚)ξ「えっ?」
('A`)「ラスボスだ」
ξ゚⊿゚)ξ「…えっ、え?」
( ^ω^)「とりあえずクリックしてみ?」
ξ;゚⊿゚)ξ「う、うん」カチッ
ξ;゚⊿゚)ξ「ま、回った!?で、ボスルートとは逆の方向に行ったじゃない!!」
('A`)「ラスボス、『羅針盤娘』。航路は全てこの羅針盤によって決定される」
( ^ω^)「目指す方向とは別ルートを選択するなんてザラ。酷い時には数時間に渡って正規ルートに乗らないことがある」
ξ;゚⊿゚)ξ「何よそれ!!てかなんで羅針盤回すのよ!!あれって言わばコンパスでしょ!?ちゃんと機能しなきゃ遭難するじゃないの!!」
('A`)「常識が通用しないのが『艦これ』の世界だ…」
( ^ω^)「早く受け入れることだな…」
ξ;゚⊿゚)ξ「しゃ、釈然としないわ…」
勝ちました
ξ゚⊿゚)ξ「やれやれ、不毛な戦闘だったわ」
('A`)「そうでもないぞ?」
<新しい仲間を発見しました!
( ^ω^)「ドロップだお。艦娘が少ない今はありがたい援軍だお」
('A`)「建造、任務達成の他に仲間を増やすことが出来る戦闘後の『ドロップ』。資材を調節することである程度の艦種を選べる建造とは違って、こっちは完全にランダムだ」
('A`)「だが、多くの資材を使わずとも艦娘が得られるし、運が良ければレア艦をあっさり手に入れられる可能性もある」
<初雪…です…よろしく
ξ゚⊿゚)ξ「…」
( ^ω^)「…レア艦かどうか聞かないのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「私も学習するわよ…つーか見た目が地味すぎてレアとは思えんわ」
('A`)「否定しないがお前ほんとうに酷いことズバズバ言うよな」
ξ゚⊿゚)ξ「萌えるでしょ?」
('A`)「萌えねーよどんだけ性癖歪んだらそれで萌えるんだよ」
『初雪』(特型Ⅰ型駆逐艦3番艦)
竣工:1927年4月12日
全長:118.5m
最大速:38ノット
・マレー作戦
・バタビア海戦
・ミッドウェー海戦などに参加
黒髪パッツンの引きこもりキャラ。かわいい
明日から本気出すっていつも言ってる。明日って今さ
大和ミュージアムでは、台風事故により艦首がばっきり折れた彼女の写真を目にすることが出来る
正直、トラウマもんやで
しえん
<作戦完了ね。艦隊が帰投したわ
('A`)「母港に帰ってきたら先ず『補給』をするんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「トップに出てる大きなアイコンの一つね」カチッ
ξ゚⊿゚)ξ「あら、なんか減ってるわね」
('A`)「出撃、遠征をすると『燃料』と『弾薬』が減る。これを補給しないと艦娘は戦場で力を発揮出来ない」
( ^ω^)「言わば、俺らにとっての『ご飯』みたいなもんだお。腹が減ってはなんとやらって奴だ」
ξ゚⊿゚)ξ「ソシャゲで言う『体力』システムみたいなもんね」
('A`)「艦これだとまた別に『体力』要素があるが、まぁ概ねそんなもんだと思ってくれたらいい。だが、これは時間経過で回復しないから、プレイヤーが手動で補給を施さなければいけないぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「うーん、ソシャゲにしては操作が多いわね…でも、なんかゲームやってる気になるわ」
( ^ω^)「『1/2/3/4/他』の横にある■をクリックするお」
ξ゚⊿゚)ξ「これね」カチッ
<キンッ
( ^ω^)「これで、第一艦隊が消費した燃料、弾薬の総量が右側に表示されるお」
ξ゚⊿゚)ξ「燃料が22、弾薬が24か。案外使わないのね」
('A`)「今は軽巡、駆逐だけだから低燃費で済んでいるが、戦艦や空母を使うともっと資材が必要になる。消費する資材量をちゃんと考えながら出撃しないと、カラになるから気をつけろよ?」
ξ゚⊿゚)ξ「体力システムなんて単純なもんじゃないのね…」
( ^ω^)「じゃあ、『まとめて補給』アイコンを押して補給してあげるお」
ξ゚⊿゚)ξ「ほーら、貪れ、奪い合え」カチッ
( ^ω^)「仲良く分け合わせてやれよ…」
<悪くないわ。私の魅力が増すのね
ξ゚⊿゚)ξ「エステでも通ってるつもりなのかよこいつ」
('A`)「いやまぁいるけどね?エステ通いの艦娘」
ξ゚⊿゚)ξ「なんで船がエステに行かなきゃなんねえんだよ…」
('A`)「常識が通用しないのが『艦これ』の世界だ…」
( ^ω^)「早く受け入れることだな…」
ξ゚⊿゚)ξ「釈然としねえ」
今日はここまでです
もう何がなんだか全く分からないと思いますが、ゲームのシステムを文章にするの難しいんです勘弁してください
艦これしながら読むのが一番良いと思うんで、是非とも新規登録してください
アルペジオイベント終わりましたね。皆さんどうでしたか?
僕は伊401と舞風を新たにゲットしました
ムカデ乙!
次も期待してるよ
ω・)艦コレしてないから意味わからん
乙!
なかいいなこいつら
E-2までしか行けなかったけどゴーヤと瑞鳳を手に入れたので大満足です。
瑞鶴?俺の艦これにはいねえな
舞風ゴーヤイク瑞鳳しおい…
お宝ザックザクだったわ
401以外は手には入ったわ・・・
E-2で11日位無駄にしたからなぁ・・・
おい、これに影響されて先月から筋トレ始めたら8キロも痩せたぞ。元々ガリガリだったのどうすんだこれ…
筋肉つけたいんだったらまずある程度ふとらにゃ
せーのっ
('A`)「新春キャンペーン実施CHU!!!!!!!!」
('A`)「欝田ドクオです!!!」CAST『ロバート・イングランド』
( ^ω^)「ブーン!!!!」CAST『ローレンス・R・ハーベイ』
( ゚д゚ )「ミルナだ」CAST『ディーター・ラーザー』
N| "゚'` {"゚`lリ「阿部高和」CAST『リッキー・マーティン』
(`^ω^´)「もっと造るぞーーーーーーーーーー!!!!」CAST『カレル・ローデン』
(´^ω^`)「お客様だよーーーーーーーーーーー!!!!」CASR『ジャック・ニコルソン』
('A`)「お前は!?」
ブーン・フレンド(仮)は創作板で!!
(´^ω^`)「検索検索!!」
ゲイズ・フレンド(真剣)も遂に出た!!
またバカなことをwwwwww
検索しちゃったじゃねぇか
〉('A`)「お前は!?」
笑ったw
ξ゚⊿゚)ξ「編成に初雪組み込んで…」
<ん、いきます
ξ゚⊿゚)ξ「おいなんでお前そんなローなんだよもっとやる気だせよ殺すぞ」
( ^ω^)「お前はもうちょっと穏やかにゲームが出来ないの?」
ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあ、二回目の出撃に…」
('A`)「ちょっと待て、その前に任務報酬を受け取るんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「めんどくせえ…自動的に報酬だけ回収できるシステム無いの?」
( ^ω^)「もしかしてお前このゲーム向いてないんじゃね?」
はじめての出撃 クリア
ξ゚⊿゚)ξ「ん?資材の他にバケツみたいなものが手に入ったわ」
('A`)「高速修復材、通称バケツ。艦娘のダメージを手っ取り早く回復させるのに使用する」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
( ^ω^)「これもタダで大量に手に入るお」
ξ゚⊿゚)ξ「…で、どこで使うのよこれ」
('A`)「それは艦娘がダメージを受けてのお楽しみだな」
【ボスルートまでキンクリ】
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖ |
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖,//
| | ‖ | || ‖_,,r--、-,. -"/ ,," ;;
| | ‖.,,. -''" '';;:::;) ゙ 、 ''"",, ゙\
| | .r'"/;;'' i / \; ;; i '''ヽ、 ;;:ヾ
| | .i ,, i '' ! /") )/ ./ヾ' ' 'ヽ ';i
| | { ;;::: i | .i//;;i/_,,ソ) , |!ヾ;: |
| |i.! | |ノY".'>ミ;;"《_;,ノリノ ! ;;:} / 今週のボス
| ! ヾ ! ! /゙"..::" 、゙;〉u./ |./ //"'':: アルペジオイベで金剛改二が撃沈してショック死
|.i;;:: ::;; ヽ ヽ u ,- ‐ヘ u// /' '';:
| .ノ; ヽ;;;\i. 〈""" .{ //! _,,,.....,
-''"ノ ,, ;'ヽ\v ヽ、_)ノ'-―=ニ''''
;;:, :;;''i ノ; \、 u ゙'''/<、>< ヽヽ
_,,.,,="-'",,( \ \ -/,/,,,_ /''\,.へヽ
;'"! | ' ,... .,, \";;ヽi_」 へ /\/ヽ
. ! !/ iヽ.\'' )ヽ!゙'''ト-''!\ /i 〉
'';; { ;" i ヽ \ ./-i"|::;;;,, /\ >'"r
ヽ;;: / : :' i " >,゙''‐''ヽ、>::::''"::<>゚。!
ヽ! / / , :./{ ゙),,r-(,_/ !:::::::::> <! ヘ
Y /= .i , i;;::^'"! :::i:i i
. ゙〈_ /! | ! ! !
ヽ,,)! i
゙-'
【青葉が出てくる艦これアンソロ教えてください。呉ちん編はもう持ってます。ドヤ顔青葉カワイイヤッター!!】
ξ゚⊿゚)ξ「いよいよボスね!!」
( ^ω^)「今のステータスは叢雲Lv2、名取Lv2、白雪Lv2、初雪Lv1かお」
('A`)「今まではノーダメでいけたが、次はどうかな…?」
【敵艦見ゆ】
ξ゚⊿゚)ξ「敵側にも軽巡洋艦が出現したわね」
('A`)「耐久値も33と結構高い。まぁ負けることは無いだろうが、中破くらいは覚悟しとけよ」
ξ゚⊿゚)ξ「中破になるとどうなるの?」
( ^ω^)「あ、ちょうど叢雲が中破したお」
<や、やだ…ありえない…
ξ゚⊿゚)ξ「……」
('A`)「と、まぁこの通り、中破すると艦娘の服が破けます」
( ^ω^)「艦これの魅力の一つがこの中破絵です」
ξ゚⊿゚)ξ「日本人未来に生きてんな……あっ、なんか出たわよ?」
('A`)「『雷撃』だな。駆逐、軽巡、重巡はターンの最後に魚雷を放って攻撃することができるんだ」
( ^ω^)「砲撃火力が弱くても、魚雷火力が高ければ充分戦えるんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「良く分からんわ」
('A`)「ああ、この番外編始まってからずっと言われ続けてるよ」
( ^ω^)「動画にしたらわかりやすいんだけどな…」
<明日から本気出す…から、見てて
('A`)「お、意外にも初参戦の初雪がMVPか」
ξ゚⊿゚)ξ「なんだよやれば出来るじゃねえか」
( ^ω^)「なんかお前、北斗晶みたいな喋り方してるな」
ξ゚⊿゚)ξ「脱腸させんぞ」
( ^ω^)「ふざけんな」
【新しい海域に出撃可能です】
('A`)「で、ボスを倒せば次のステージだ。もっと強い深海棲艦が出てくるから、対策はしっかりな」
ξ゚⊿゚)ξ「具体的には?」
('A`)「レベルを上げて物理で殴れ」
ξ゚⊿゚)ξ「それ対策って言わないんじゃない?」
<艦隊が帰投したわ
( ^ω^)「戦闘が終わって、ダメージを受けた艦がいれば『入渠』アイコンを押して修理するお」
ξ゚⊿゚)ξ「このアイコンね」カチッ
( ^ω^)「そしたら、『enpty』と書いてある欄をクリックして、ダメージを受けた艦を選択するお。修理の際には資材を消費するお」
<私がドッグ入りなんて…屈辱…
('A`)「ダメージ量に応じて修理時間が表示されるぞ。叢雲は駆逐艦でまだレベルも浅いから数分で完了するが、これからレベルが上がるにつれて修理時間も長くなる」
('A`)「また、戦艦や正規空母などの修理時間と消費資材は計り知れないことになってくる。レベ60越えで残りHP1とかだったら丸一日ドッグにいてもまだ直らないとかザラだからな」
ξ;゚⊿゚)ξ「それソシャゲの範疇越えてない…?」
( ^ω^)「そこで奥さん、高速修復材ですよ」
('A`)「うまいこと資材調達を繰り返せばバケツ300個とか余裕で集められるからな?戦艦や空母とかバケツで休む間も与えないのがデフォだし」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと何言ってるかわからないわ…」
('A`)「注意して欲しいのが、『ダメージを受けた艦は必ず修理してから出撃する』ことだ。耐久値が0になると恐ろしいことが起きる」
ξ;゚⊿゚)ξ「一体ナニが…?」
('A`)「ロスト…『撃沈』だ」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ?それって、手持ちから無くなるってこと?」
( ^ω^)「しかもこんな心に刺さるセリフ言いながら沈むからな…」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22093163
ξ゚⊿゚)ξ「は?何これ?」
('A`)「おいこれ違う動画だぞ?」
( ^ω^)「やっべ、間違えた。こっちだこっち」※青葉可愛いです
【艦これ】 艦娘100名最期の言葉 【音声付き再編】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21238139
ξ;゚⊿゚)ξ「ええーっ…頭悪そうな擬人化発想から一転してなにこのヘビーさ…」
('A`)「おいおい…忘れたのか?艦娘の元は『戦艦』…第二次世界大戦で戦い、そして沈んでいった船達だ…」
( ^ω^)「戦いで沈めば、二度と戻って来ない…手塩に掛けて育てた、思い入れのある、相棒にも等しい艦娘は、絶対に、戻って来ないんだお…」
ξ;゚⊿゚)ξ「なんてこった…」
('A`)「だが同時に、そこが艦これの醍醐味の一つでもある。育てた艦娘を沈没させないように、進撃や撤退のタイミングを考えながら海域をクリアする」
( ^ω^)「激戦を勝ち抜いてきた艦娘は間違いなくプレイヤーの右腕となり、力を発揮する。これは、どれだけステが低い艦でも関係ないお」
ξ゚⊿゚)ξ「なるほど、結構シビアなシステムなのね…」
('A`)「あと大破状態で夜戦行くとヤバイ。すっげえスリルを感じる」
( ^ω^)「ほんともうイベントとか2-4とかで大破状態で夜戦突入するとどれだけ先に敵艦沈めるかで運という実力が問われるから」
※大破してる状況で夜戦敵艦に攻撃とか喰らうともう心臓に悪いとかそういうレベルじゃない実際ハイパー北上さまがイキかけた
('A`)「だが、やはりピンチの状況に敵艦をバッタバッタとなぎ倒すのを見ると熱いものがこみ上げる」
( ^ω^)「苦労して育て上げた艦娘が戦果を上げるのを見ると、褒めてあげたい気持ちになる」
('A`)「そういう魅力が、艦これ人気の理由なんだろうな」
ξ゚⊿゚)ξ「うん…これだけのプレイじゃまだわからないけど、あんたらが言うならそうなんでしょうね」
('A`)「艦これのシステムはまだまだあるが、説明してくとキリがないのでここらでおしまいにするぜ」
( ^ω^)「まとめるとこうだお」
①艦これは艦娘をペロペロするゲーム
②建造やドロップで新しい艦娘を迎え入れる
③資材は計画的に
④出撃は引き際を考えて
⑤耐久値は入渠で絶対に回復すること。沈めんな
⑥愛を持って使い続ければ、どんな艦娘もきっと右腕になれる
('A`)「最後に、これだけは育てとけ艦娘を紹介するぜ」
軽巡洋艦『北上』
軽巡洋艦『大井』
育て上げると圧倒的魚雷火力を誇るリーサル・ウエポン『雷巡洋艦』へと改造できる
更に『標甲的』を積むことで、先制攻撃が可能
砲撃火力もそれなりにあるため、バランス良く装備を組み込むと一騎当千の艦娘と成りえる
水上空母『千歳』
水上空母『千代田』
専用装備『標甲的』を得るために育成が必要
また、改二まで改造すると最強の軽空母として運用できる
低コストで高火力の攻撃を繰り出せる
駆逐艦『夕立』
ソロモンの悪夢として名高い彼女を改二まで育て上げると、駆逐艦内で最強の火力を持つ艦娘となる
砲撃戦では重巡程度なら一撃で葬り去り、雷撃は言うまでも無い
また、駆逐艦の回避力も当然ながら兼ね備えており、戦艦や空母に並ぶ実力艦である
重巡洋艦『青葉』
クッッッッッッッッッッッッッッッソ可愛い!!!!!!!!!!!!
あまりにも可愛すぎていつの間にかうちのビッグ7とハイパーズに並んで五指に入る実力艦に
全体的な攻撃ステは他の重巡洋艦に劣るものの、終戦まできのこった運はトップクラス
ソロモンの狼の異名は伊達では無く、夜戦カットインを連発して幾つものフラッグシップを沈めてきた>>1 の相棒
しかし、しばらく秘書艦から外して他の艦のレベリングをしてると拗ねてカットインだしてくれなくなる
実際アルペジオE3ではほとんどカットイン出さずに終えた。大井さんが魚雷で400ダメだしてコンゴウ沈めたくらい
でもかわいいから許せる。青葉かわいいよ青葉。ちなみに大和ミュージアムでは彼女の主砲や、呉の港で大破着底した当時の写真を拝める
('A`)「艦これを機に第二次世界大戦の知識を深めてみるのも良いかもな。痛ましい記憶だが、後世に伝える為にも必要だと思う」
( ^ω^)「戦争と言うと原爆のことが先に頭に来るけど、海や空でも戦いが行われていて、散った命があることも忘れちゃいけないお」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、そんな暗い過去をこんなゲームにしても良かったのかしら?」
('A`)「賛否はあると思うが、俺は良い事じゃないかと思う。さっき言ったとおり、第二次世界大戦を調べてみようとする人もいるだろうし、それに…」
('A`)「『こんなゲーム』を楽しめるほど、日本が平和になったってことは、それはそれで良いんじゃないかな…まぁ、俺個人の意見だからなんとも言えんがな」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
ξ゚ー゚)ξ「ま、アタシもこのゲームに片足突っ込んだ人間だし、平和な世に感謝しながら楽しませてもらうとするわ」
( ^ω^)「それがいいお」
ξ゚⊿゚)ξ「っと、もうこんな時間じゃない。今日はお暇させてもらうわ」
('A`)「ああ、お前いつまで松千代にいるんだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「そろそろ帰らなきゃなんないしねー…言って明後日には荷造りかしら」
('A`)「じゃあ、映画行かねえ?ちょうどお前にも興味ありそうな作品が上映されてるんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「武器人間?」
('A`)「ちげーよなんでこの流れでその名前が出て来るんだよ…『永遠の0』って作品なんだがな」
( ^ω^)「あとスタローンとシュワちゃんが本格共演した『大脱出』も観に行くお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、デートのお誘いかしら?」
('A`)「こんな野郎二人でよけりゃあな」
( ^ω^)「終わりそうだからって露骨にキャラ変えるのやめろや」
ξ゚⊿゚)ξ「そんじゃ、明日楽しみにしてるわね。帰ったら艦これの続きもやるから、わからないことがあったらスカイプするわ」
('A`)「おー、気を付けて…つっても徒歩数十秒の距離で気を付けるも何もねえけどな」
ξ゚⊿゚)ξ「送ってくれてもいいのよ?」
(メ)ω(メ)「安心しろ、お前には必要ねえお」
ξ゚⊿゚)ξ「あらそ。じゃあ、また明日ね」
('A`)「さて、気を取り直してアルペジオイベの続きすっか」
(メ)ω(メ)「相棒の心配は?」
('A`)「バケツ使わなくても勝手に治るからいいだろ…」
(メ)ω(メ)「慈悲は無い、ドクオ殺すべし」
('A`)「ナムアミダブツ」
【それからしばらくして】
_ -‐  ̄ ̄ ‐- .,
. . : : : : `
/ .:: : : : : : : : : :
/: . . . . ...:::::::::::: : : : : : : : : : \
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : ヽ
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : :
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : :
.:::::::::::::::::::::::;::::::::::-──: : : : : : : :  ̄ ̄ ¨¨ : . . ., :.
.::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ ::
:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : : : : : : : : : :│
l::::::::::::::::::::::,.ィ≦三≧ト、 ::::::::::::::: _ _ -─- _ : : : : : |
|:::::::::::,.ィ升/////////トヽ:::::::::::::::: {ii∨/////////≧ト、 |
l:::::f升/////////rー< :::::::::::::::::: ヾ/{////////////Ⅵ
. ::::::Ⅵl八///////ト-rイ ::::::::::::::::::| つ┐///_(_¨¨マii}:|
:::::::V{ つ⌒ー‐' Л .:::::::::::::::::┃ {人 ー‐' )/} }/ :|
::::::::::::::::::弋≧zz≦ノ:::::::::::::::::::::┃ ー=≧z≦/( ノ
:::::::::::::::::::... : : ::::::::::::::::┃
::::::::::::::::::::::: . . . : : : ::::::::::::::::┃ /
:::::::::::::::::::::: : : : : : : :::::::::::::::::: : /
::::::::::::::::::: : : : : : : : : : : : : : /
:::::::::::::::::: : : : : :、: : : : ,
::::::::::::: : : : : : : : : : : __
\::::: : : : : : : : : : : .............. /
\:. : : : : : : : : :::::::::::::: /
: : : : : : : : : :
: : : : :
ー─
【青葉のAAはよ】
〜二月〜
('A`)「…」カチカチ(決してチンコが硬くなった音ではない)
( ^ω^)「どうしたんだおドクオ。改二来たのが天龍じゃなくて那珂ちゃんだったのがショックでEDにでもなったのかお?」
('A`)「いや、1月度のランキング見てたんだけどよ…この『豊乳貴族』って…」
( ^ω^)「…マジかよあいつ」
('A`)「上位にランクインしてやがる…150万人の内一ケタ台って…」
( ^ω^)「確実に米帝プレイしてんな…」
('A`)「これそう言うゲームじゃねーから!!!!!」
おしまい
何がなんだか本人にもわからない艦これマーケティングは終了です
結局のところ『面白い』の一言に尽きるんで、これで興味を持った人は艦これの新規登録をして、プレイしながら『ああ、これはこういうことだったのか』と思い返してくれれば幸いです
さて、前も言ったとおりこのスレは番外編用のスレとして扱う事にします
二部は新スレを立てて投下します。現在、少しずつですが書き溜めているのでもうしばらくお待ちください
次回の番外編
『('A`)はすごいけつなようです』
です
あのスレとタイトルが酷似してる?気のせいでしょう
キングダム最新刊とアカメが斬る最新刊が今月発売なので、みんな絶対に買えよな!!じゃあの
すごいけつワロタ
お前はいつまで経ってもブレないな、乙でした。
おつー
別にその海域で大破した状態で夜戦行っても撃沈しないぞ?
進撃したらアウトだけど
乙
おつ
大破進撃しない限り沈まないはず…
僕はカッコイイ枠なら木曾ちゃん派です
すごいけつの人だ…
「ああ……」
「実に……」
「けつだ……」
パァン
・・・・すごい漢だ。
艦これ登録できないんだが…
鯖が満員だからね
>>326
このたわけが!
マーケティング全話読んだし好きだし
作者が多分批判に弱くてメンタル弱いだろうという事は知った上で言うけど
現行の他の作品パロるっていうかぱくんのとか、そーいうのもうやめた方がいいと思うよ
無視していいけど
タイトルの時点でアレなのに何言ってるんだこいつ
それも踏まえた上で言ってると思うけど
パロディ嫌いなんだよ 察してやれ
パロんならもっと徹底的にパロって欲しいな
一家みたいな愛のあるパロ
原作者様に許可もらえたんで、堂々とパロることにします
もちろん内容はほぼオリジナルです。流石に中身まではパロれねえよ…
わざわざしゃしゃってアレだけど、別に中身パロっていいっすよ。
ぐっちゃぐちゃにキャラ崩壊してたり混ぜてもらっても全然気にしない。
楽しみにしてますよ。
>>336
ありがてえ…ありがてえ…
じゃあそうさせてもらいますね。世界観とかはまるっきり違いますが、色んなところからネタを拝借させてもらいます
こっちの作品のパロディはもうクーがレイプされたりドクオがガリッガリになったりニダーがゲスになったりブーンが寝取られたりしても私は一向に構いませんのでご自由にお使いください
パロられ返す前提で何か言ってるけど
普通の感覚の人間はお前みたいにすぐパロるという発想にはならないんだよ
なにこの人えらそう
>>338
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1389946305/82
わざわざ当スレへ出向いてくださったので、このレスの返信として此方で返答しました
今後は許可を貰ってからパロディを書く事にします
もしかしたらパロり返すかもしれないって言い方に対して押し付けがましすぎるんだよ
許可を貰うかどうかじゃなくて、すぐパロろうとする感覚がおかしい
一回それでウケたから味を占めて馬鹿の一つ覚えでやってるようにしか見えない
お客様気分の害虫が湧いてるなぁ
本人同士の取り決めがある以上俺たちが口を挟む事じゃないだろうがボケが
>>341
すみません、そういった思いは一切御座いませんが、そう見えたのなら私の申し方が到りませんでした
『味を占めて』という意見も最もだと思われます
ですが、当人の気持ちが害されない限り、私は自分が書きたいと思ったものを書いていきたいと考えています
自己中心的な考えですが、私は自分が楽しみたいがためにブーン系を書いています
その考えがあちらのスレタイを見たときに思い浮かんだ、それだけの事です
この先、滅多に無いとは思いますが、今後はパロディを書くときには当人の許可を得てから執筆することに致します
原作ファンの方々は気分を害されるかもしれませんが、私は書きたいものを書くということだけは曲げずに続けていきます
なにどぞ、ご了承ください
ブーン系は初めてか?ケツの力抜けよ
>>341 はスルーしていい御仁だと思うよ
言えば言うだけ絡んでくるだけだ
本人同士で許可取れてんのに横槍入れる意味が分からんよ
教訓・嫌なら見るな
なんだここ
真っ当な返事過ぎて縦読みを探すレベルwww嫌なら見るなAAでも投げつけとけばいいのに真面目な人なのね、素敵!抱いて!
パロに文句言ってるヤツは
ブラックジャックのようです読んでも同じこと言えんの?
いやお前、、、ブラックジャックのようですとは違うじゃん、、、えええ、、、?
好きだから言いたいってこともあるだろうよ
はたから見たらアンチの意見となんら変わらなく見えるかもしれないけどさ
全肯定の意見しか言っちゃいけないんだったら、そんなの読者じゃなくて信者じゃーん
作者以外は信者しか書き込んじゃいけないっていうなら、仕方ないけどね
ブーン系の議論も出来るなんて、このスレとってもいいスレだね!
自分の場合は
「ああ、、、すごい、、、けつだ、、、」
の、どうだうまいこと思いついたったろうー!ドヤァァァァァ!感が半端なかったから、イラァっとして文句書き込んだけど、
まあ別の気分の時に見たらクスッとなったのかなあ?
めんごめんご
全話読んでんのも本当だよ
乙も何回か書き込んだことあるし
アンチじゃないよーってことだけは分かってほしかった
>>349
パロるのに許可だのどうのこうの言い出したら、「ブラックジャックのようです」みたいな作品は生まれんかったと思うのよ
ムカデがあそこまで面白いパロ出来るかどうかわからんが
ギャグパロって勢い大事だし、パロる前に「すいませんこの作品パロりますんで」とか
ネタばらししてたら面白さ半減だと思うのよ
ムカデがあそこまで上手いパロ出来るかどうかわからんが
確かにムカデは安直なパロが多くて鼻に付くかもしれんが、どうか可能性を潰すようなことはしないで欲しいと思うのよ
ムカデがあそこまで上手いパロ出来るかどうかはわからんが
お前らムカデムカデうっせーんだよ!たまにはキングダムって言ってやれよ!
ケツ筋ムカデ人間でおk
ケツ筋グダムカデ人間でいいだろ
>>350
くさい
>>350
それ書いたのムカデじゃない上に、本人がパロの件謝ってるしムカデも許してる。元ネタの人に至ってはそれを使ってNG集まで作ってる。
何が目的でイラァッ(笑)としたのをわざわざ報告したのか知らんが、おまえの意見で誰も得しない不快感しか残らない。お前がしてるのは意見じゃなくて攻撃。
まあお前ら全員プロテイン飲んで落ちけつ。
ぶっちゃけパロが面白ければまだいいと思う
でも>>1 の場合面白くないからな、全部読んでないけど
力量に見合った振る舞いが出来ないバカのせいでまた駄作が増える
パロるなら元ネタ並の実力つけてからにしろ
外野があれこれ言うことじゃないだろ
「嫌なら見るな」の意識が加速していってるな……
だから本人同士で決めた話に口出しすんなよ馬鹿か
ケツ穴縫い合わすぞ
>>358
くさい
引用元がパロ容認してるのに、読者が
嫌だ!俺はパロディ嫌なんだ!作者同士の取り決めなんて関係ない!
は、ただの我が儘だろ…なんで読み手のご機嫌伺いながら書かなきゃなんないんだよ
叩きもブーン系の要素なんだし別にいいやろ
叩くなって言ってる方が不自然だわ
それなら叩きが叩かれるのも許容しろよ
(おっケツの話か?)
叩くななんて誰も言ってないですねぇ
やっぱりホモじゃないか(歓喜
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
じゃあホモはのこりますね
奇遇だな俺もホモだ
俺はノンケだがお前のモノを受け入れる準備はいつでも出来てるぜ?
まーたファッションホモか、チンポの味もわからんくせに
ファッションホモってなんだよ……こわい……
月一ペースで上野caveと浅草dbに通ってるガチな人もちゃんといるから安心しろ
なあ、ここ何のスレだっけ
結局お前らみーんなホモなのか
>>376
ホモセックスフレンド募集のスレ
それ以上漢じゃない争いしてるとエルフのケツが光るぞ
なにそのエルフ欲しい
エルフ(現義の屈強な種族としての)
ノンケは耳にムカデ入れるぞコラァ!
ムカデは知らんがウナギなら大人のおもちゃであるよな
もうそういうのよくない?
ただ荒らしたいだけのアホアンチと、つまらんホモネタ使ってその相手して「荒らしすらネタにする俺ら面白いだろ?」感丸出しの信者とのクッソ醜い争い
うーん、作者可哀想
新スレでやってるわけじゃないし本人は何も言ってないだろだろうが。昨日から何様なのか知らんが勝手に「ぼくのかんがえたさいこうの作者」目線で御高説垂れる読者様消えて欲しい
投下来たかと勘違いする伸び
いいぞ、もっとやれ
>>386
誰にいってるのかわからんぞ……
いいから新作待とうぜ
(アカメが斬るアニメ化ですよ)
(東京喰種のアニメ化も嬉しい)
アカメが斬る九巻今日読んだんだけど、俺のトラウマがまた一つ増えたよ
アニメ化やったーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!動いて喋る兄貴が観れるんですねーーーーーーー!!!!!ありがてえ!!ありがてえ!!
すごいけつの人が書けてしまったので投下します
色々意見がある人もいるでしょうが、ほんともう勘弁してください
('A`)
('A`)
('A`)「仕事でミスして上司にケツ蹴られたら、逆に上司の脚が折れてクビになった」
('A`)「解せぬ」
『マーケティング・レンタルコミックス』
外伝『('A`)はすごいけつなようです〜』
<ドンドン
「ドクオ、仕事決めるなら決めるで早く就活しなさい!!今月のジム代払えなくなるわよ!!」
('A`)「やべぇ」
('A`)「報告」
('A`)「しないと怒られてケツ蹴られる。しても怒られてケツ蹴られる。その結果脚が折れる」
('A`)「連絡」
('A`)「遅いと怒られてケツバットされる。バット(金属)がへしゃげて上司の腕が折れた」
('A`)「相談」
('A`)「内容に問わず怒られてケツにRPG-7を撃ちこまれる。事務所が吹き飛んだけど、俺とケツには傷一つ無かった」
('A`)「でも服が全部燃えたからセクハラで訴えられた。解せぬ」
('A`)
('A`)「勃起してたのが悪かったのかな…」
('A`)「怒られるのもケツ痛めつけられるのも、気持ちよくて興奮するだけなんだけどな…」
('A`)「もしかしたら俺病気なのかもしれない」
('A`)「トレーナーさんに相談しよう」
.
(-@∀@)「あんた心身ともにすっげー健康だよ。俺感動した。これほどまでに健康で美しい肉体と清らかな心は見たことないよ」
('A`)「マジっすか。でも俺ケツで何人か怪我させてるんですけど」
(-@∀@)「意図的にかい?」
('A`)「ううん、相手がケツ蹴ったりバットで殴ったりRPG-7撃ち込んできたりで」
(-@∀@)「それじゃあ相手が悪かったんだよ。文字通りね」
('A`)「ほほう、先生は上手いこと仰る」
(-@∀@)「伊達に医大出てないよ」
('A`)「すげえー」
('A`)きゅっ
つ□
(-@∀@)きゅっ
つ□
(-@∀@)「じゃあいつものようにプロテインだけ処方しときますんで」
('A`)「ありがとうございました」
('A`)「しかし、病気じゃないとなると俺のケツは一体……今日何借りようかな…」
('A`)「そろそろ次の就職先も見つけないと…今度はケツに触られないアットホームで未経験者大歓迎、給料歩合制な職場が良いな……あ、ウルヴァリンSAMURAIレンタル開始してる」
('A`)「新作5枚で1000円キャンペーンやってるから、後は適当にシュタゲの劇場版でも…ん?」
『新作:マン・オブ・スティール』
('A`)
('A`)きゅっ
つ□
「お客様、店内での飲酒はご遠慮ください」
('A`)「これはプロテインです」
「飲プロテインも同様です。さぁこちらへ」サワサワ
('A`)「ばっ…ケツに触るな!!」パァン!!
「ごっぱぁああああああああああああああ!!!!!!」バキボキバキブリブリブリイイイイイイイイイ!!!!!ドピュ
('A`)「あ、あー……またやっちまった」
('A`)「これ借りて帰るか」
壁|´∀`)「…」
.
〜翌日〜
テレビ<スーパーマンパンチ!!キック!!
('A`)「…まさかな」ギシギシ
('A`)「おかーさーーーーーーん!!!!俺って宇宙からやって来たりする?」ギシリ
<あんたは正真正銘アタシのケツの穴から産まれた子だよ!!
('A`)「なんだケツの穴から…うん?」ギシギシ
('A`)
('A`)「まぁいいや、もしかしたら保険体育の教科書が間違えてるだけかもしれないし」ギシギシ
('A`)「それにしても映画観ながらの筋トレは至福の時間だな」ギシギシ
<コンコン
「オナニー中失礼するわ」
('A`)
('A`)「はい、どなたさんですか」
「貴方の力が必要な人です」
('A`)「名前を言えよこええよ」
「開けてもいいかしら?出来ればチンコはしまってほしいんだけど」
('A`)「しまうも何も最初からオナニーなんてしてねーよ入れよ」
ガチャ
ξ゚⊿゚)ξ「そんなバカな!!さっきからギシギシとべdわっ男臭っ」
ξ゚⊿゚)ξ「わっ男臭っ」
('A`)「おい滅多なこと言うなよ。マリリン・モンローも愛用したフレグランスな香りだぞ…で、あんたは?」
ξ゚⊿゚)ξ「失礼。私はこういうものです」
('A`)「何々…国際平和維持組織『S.H.I.E.L.D.』の鳳凰院ツンさん?アメコミ世界からいらっしゃった方なの?それともジョーク用の名刺?」
ξ゚⊿゚)ξ「創始者がアメコミ中毒者でキレ痔だったのよ」
('A`)「なんでそんなケツ真っ赤なジャンキーが創った組織に入ってんだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「私も入るまでそんな名前だったなんて知らなかったのよ」
('A`)「なんつーか…気の毒だなアンタ…色々と」
ξ゚⊿゚)ξ「就職難だし職場選んでなんかいられなかったのよ」
('A`)「だからってこんな胡散臭い職場を選ばんでも…」
<お茶いる!?
ξ゚⊿゚)ξ「お構いなく!」
('A`)「飲むかい?」
ξ゚⊿゚)ξ「乙女になに白濁の液体飲ませようとしてんのよ。やっぱさっきオナニーしてたんじゃない」
('A`)「いや、プロテインだけど…あんたはどうしてそう考えがシモの方に行き着くんだよ」
('A`)きゅっ
つ□
('A`)「アミノ酸が疲れた筋肉に染み渡るね…大胸筋が喜んでる」ピクピク!!ピクピク!!
ξ゚⊿゚)ξ「仕事終わりのオッサンか…胸筋の動きがキモい」
('A`)「それで、俺に何の用だ?」
ξ゚⊿゚)ξ「実は、貴方にピッタリの仕事を紹介しにきたの」
('A`)「…S.H.I.E.L.D.の?」
ξ゚⊿゚)ξ「仕事が出来るよ!!やったねドクちゃん!!」
('A`)「おいやめろ。あと次ドクちゃんって呼んだら殺す」パァン!!
ξ゚⊿゚)ξ「お尻をこっちに向けn…いいお尻ね。ファックしたいわ」
('A`)「スマン、俺タチなんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「尚そそるわ」
('A`)「あんた女性だよな?」
ξ゚⊿゚)ξ「世の中にはペニバンという便利なものがあってだな」
('A`)「オーケーわかった、もう聞きたくない」
ξ゚⊿゚)ξ「詳しい話は本部でお話するわ」
('A`)「とか言って俺に乱暴するつもりなんだろ!!エロ同人みたいに!!」
ξ゚⊿゚)ξ「普通ならか弱い立場の私が言うセリフじゃない?」
('A`)「あんた、自分が普通じゃないって自覚してないの?」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、私は普通よ。トム・シックス監督に比べたら全然まともな人間だわ」
ξ゚⊿゚)ξ「だから後でファックさせて」
('A`)「スマン、俺タチなんだ」
ξ#゚⊿゚)ξ「だから!」
ξ#゚⊿゚)ξ「それが逆にいいんだって!!」
('A`)「何キレてんだよ…」
.
バタン
('A`)「嗚呼、母さん…俺、童貞の前に処女を卒業しそうだよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「心配しなくてもすぐに気持ちy…っていうかアンタ最後にお風呂に入ったのいつ?」
('A`)「昨日の晩だよ。今日も筋トレ終わったら風呂掃除して一番風呂で汗を流そうと思ってたのに…母さんごめん、今日お風呂掃除できそうにないよ…」
ξ゚⊿゚)ξ「汗臭いわね……部活終わりの中学生のユニフォームの臭いがする」
('A`)「輝かしい青春の思い出が蘇るだろ?」
ξ゚⊿゚)ξ「目的地についたらシャワー浴びなさい」
('A`)「サウナ完備してる?」
ξ゚⊿゚)ξ「もちろん」
('A`)「そうか、そりゃよかった…」
('A`)「所で、何か着るもん持ってない?パン一のまま連れ出されたから若干寒いんだけど」
ξ゚⊿゚)ξ「ごめ、絆創膏しか持ってないわ。これで乳首を隠しなさい」
('A`)「ん?着るもんって言ったよね?」
バタン
::('A`)::「うわっクソ寒い…早くサウナに入っていい汗掻きたい…」
ξ゚⊿゚)ξ「ただいま戻りました」
( ´∀`)「ようやくきたモナねって…なんで彼はパン一で乳首に絆創膏を貼り付けているモナ?」
ξ゚⊿゚)ξ「彼の性癖です」
::('A`)::「おいふざけんなてめえ」
( ´∀`)「ああ、いいモナいいモナ。露出が多いならその方が」
::('A`)::「俺は一向によくねえよ」
( ´∀`)「この無駄に燃えている瞳、脂肪が一切無い堅牢な肉体、ミケランジェロの彫刻よりも美しく逞しい尻…」
( う∀`)「ヤバイ、泣けてきた…」
ξ゚⊿゚)ξ「人は本当に美しいものを見ると涙を流す…素晴らしいわドクオ。貴方って本当に…」
::('A`)::「いいから着るもん寄越せってんだよ。それか浴場に俺を案内しろ」
ξ゚⊿゚)ξ「浴場で欲情するつもりね?」ドヤ
::('A`)::「何にも上手くねえよその顔腹立つなスピニング・トゥ・ホールド食らわせんぞ」
( ´∀`)「それでは、案内がてら説明をするモナ」
::('A`)::「いや服…もういいやケツの振動で体を温めるから」
::('A`)::「シバリング」ブブブブブブブブブブ!!!!※ケツの振動音。決して屁とかうんこ漏らした音ではない
('A`) ポカァ…
ξ゚⊿゚)ξ「うっ、温まったら男臭さがまた湧き出してきた」
( ´∀`)「くせえ」
('A`)「グッドスメルだろ?抱いてもいいのよ?」
( ´∀`)「ファブリーズだ!!とう!!」シュッシュシュッシュ
('A`)「やめろ、目に染みて痛いだろうがおいやめろって、顔にシュッシュッシュッシュすんのやめろ。やめ…目痛いから、目ぇ痛いから!!」
(#'A`)「やめろって言ってんだろーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
.
( ´∀`)「タバコは?」
('A`)「心身ともに健康マッチョな俺が吸うとでも思ってんの?俺が吸うのは鯖のホイル焼きで出た汁と乳首だけだぜ」
( ´∀`)「大丈夫これ『Chikubi』って銘柄だから」
('A`)「何が大丈夫なの?」
ξ゚⊿゚)ξ「早く話を進めましょう」
('A`)「で、俺に何しろってんだ?」
( ´∀`)「簡単に言えば『スーパーヒーロー』モナ」
('A`)「スーパー、ヒーローねえ…S.H.I.E.L.D.って名前からして大体予想はしてたが、俺ァトニー・スタークのような開発力もなけりゃ、ブルース・バナーのような変身能力も持ち合わせちゃいねえぜ?」
ξ゚⊿゚)ξ「こんな話を知ってるかしら?人体の謎は今だほとんど解決されてないって」
('A`)「なんかどっかのサイエンス誌で読んだ気がする。確か、深海と同じくらいわかってないことが多いんだっけか」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、その中にはオカルトの領域に至るものもあるわ。例えば、『人体発火現象』とかね」
('A`)「いずなで何回シコったことか」
( ´∀`)「僕は響子ちゃん派だったモナ」
('A`)「広が小さくなる回とかやばかったよな…あれ完全にエロ漫画だったもん」
( ´∀`)「僕も小さくなって響子ちゃんの股から発syξ゚⊿゚)ξ「続けてもいいかしら」はいどうぞモナ」
ξ゚⊿゚)ξ「誠ちゃんのケt('A`)「おっとそこまでにしとけ。PTAを敵に回す気か?」※マーケティング・レンタルコミックスは良い子の読み物です
ξ゚⊿゚)ξ「コホン…その中でも、一般には公開していない情報も多々あるわ」
('A`)「何故?」
( ´∀`)「公開したところで『オカルト』として取り扱われるだけだけモナ」
('A`)「なるほど、『人体発火現象』か…」
ξ゚⊿゚)ξ「その中でも、人の生活を脅かすようなものもあるの」
ξ゚⊿゚)ξ「悪霊や物の怪のようなものと考えてくれたらいいわ」
('A`)「悪霊や物の怪ねえ…それが人体とどう関係しているんだ?」
( ´∀`)「おっと、そんなこんなで資料室モナ。詳しい説明はここで」
ガチャ
('A`)「…なんか、オカ研の部室みてえな部屋だな」
ξ゚⊿゚)ξ「的を射ている例えね。スクリーンを見て」カチカチ
パッ
('A`)「…なんだこりゃ、心霊写真か?」
ξ゚⊿゚)ξ「みたいなモノね…これは『悪』と呼ばれる存在よ」
('A`)「はっ?」
( ´∀`)「人が疲れやストレスなどからリフレッシュした際に生じる『マイナスエネルギー』の集合体モナ。こいつらは人に取り付き自らの欲望を満たそうと犯罪を起こさせるモナ」
('A`)「へぇー…俺はこんなのと戦うのかー…」
( ´∀`)「いや、これにはこれの専門家がいるモナ…『専門ヒーロー』とでも言うべきかな?」
ξ゚⊿゚)ξ「私たちはこれらの存在に対する対処法と、対抗できる人物を集め、管理する組織なの」
('A`)「まんまS.H.I.E.L.D.だな…」
ξ゚⊿゚)ξ「他にも…」カチカチ
パッ
('A`)「スプラッター・ホラーの怪人か?」
ξ゚⊿゚)ξ「『Urban Legend』と呼ばれる存在よ。主に海外で発生してる『殺人鬼』」
( ´∀`)「未解決の猟奇殺人などは、全てこれらの仕業だと言われているモナ」
ξ゚⊿゚)ξ「こういうのも…」カチカチ
パッ
('A`)「きゅっぷ…え?マジ?これマジで言ってる?」
ξ゚⊿゚)ξ「『インキュベーター』。第二次成長期の少女をいたずらに弄び、エネルギーに変換する宇宙生物」
('A`)「え?え?マジでいるのこいつ?マジで?」
(;´∀`)「一時はある少女の自己犠牲で宇宙の法則が乱れるところだったモナ…あの時のS.H.I.E.L.D.全隊出動は鬼気迫るものがあった」
ξ゚⊿゚)ξ「次」カチカチ
パッ
('A`)「…魔法少女コスしたオッサンだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、どうしてヴィランファイルの中にヒーローの情報が紛れ込んでるのよ」
( ´∀`)「あー、見た目がアレだから職員が勘違いしたモナね…後で言っとくモナ」
('A`)「それでいいのか国際平和維持組織」
ξ゚⊿゚)ξ「本題に入るわよ。貴方に相手してもらいたいのは『コレ』」カチカチ
パッ
('A`)「…光り輝く、良い肉体だ」
('A`)「だが…顔は泣いている…」
( ´∀`)「『人体の器』を突破し、独りでに歩き出した凶暴なエネルギー体…『マキシマム』モナ」
マキシマム
('A`)「『最大級』か」
ξ゚⊿゚)ξ「人体の放つエネルギーは本来、『陰』と『陽』とでしか分類されていなかった。その二つに割って入ったのがこの『マキシマム』」
( ´∀`)「どちらもに分類しないそのエネルギーは、働き方によって『善』にも『悪』にもなりえるモナ」
('A`)「それの発生源は?」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタみたいなゴリゴリマッチョ」
('A`)「は?」
ξ゚⊿゚)ξ「ランナーズ・ハイって知ってるわよね?」
('A`)「溜まり過ぎた疲労によって、脳がドーパミンを出して気持ちよくなるアレか」
( ´∀`)「そのランナーズ・ハイの領域を越すと、どうなると思うモナ?」
('A`)「そりゃ過労死だろ…」
ξ゚⊿゚)ξ「そう、普通はそうね…でも、稀に蓄積されたエネルギーが、激情と共に体から抜け出すことがあるの」
ξ゚⊿゚)ξ「そのエネルギーは激情のままに暴れ周る。暴れまわったエネルギーは、水に浮かべた氷が解けるかのように、消えてなくなる」
('A`)「するとどうなる?」
( ´∀`)「エネルギー発生者が死亡し、大勢の犠牲だけが残るモナ」
('A`)「…人が生み出す、天災みたいなもんか」
ξ゚⊿゚)ξ「『マキシマム』発生の感情スイッチは様々よ。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ……だけど、その実態は今だ明らかになっていない」
ξ゚⊿゚)ξ「わかっていることは三つ、『マキシマムはマッチョから発生し』『自我を持ち』『説得によって発生者の元へ還る』ということだけ」
('A`)そ「話し合いで解決できるの!?」
( ´∀`)「もちろん、穏便にはいかないモナ。話し合いに持ち込むにはマキシマムを力尽くで押さえ込まなきゃいけない」
('A`)「そのまま倒してしまったら、発生者はどうなる?」
ξ゚⊿゚)ξ「死ぬわ。マキシマムは言わば『生命力の塊』。必ず元の鞘に戻さなければならないモノなのよ」
('A`)「…」
ξ゚⊿゚)ξ「マキシマムは人に被害をもたらすエネルギー、でも『悪』じゃないのよ。意図して犯した犯罪じゃなく、『偶然』で発生した産物」
ξ-⊿-)ξ「『死ぬほど運動してたら犯罪者になっていた』なんて、笑えないジョークにも程があるでしょ?」
('A`)「全くだ…笑えないね」
( ´∀`)「誰にも裁くことは出来ないし、誰にも咎めることは出来ない…ドクオくん、君にやって欲しいのは、『被害を抑え』かつ『マキシマムを無事に還す事』モナ」
('A`)「……普通に倒すより、骨が折れそうな依頼だな」
('A`)「まぁ…頭っからケツまで信じたわけじゃねえけど、もしその話が本当だとしたら…」
('A`)「俺は救いたいと思うよ。肉体を高めあう『同志』を」
( ´∀`)「そう言ってくれると確信してたモナよ。あの日TUTAYAで君の体を見た時からティンときてたモナ」
('A`)「よせやい。因みにオッサンは何借りたの?」
( ´∀`)「エマニエル夫人とスピーシーズ」
('A`)「おっぱい見たいならAVでも借りろよ」
( ´∀`)「違う、そうじゃない。映画で見れるおっぱいは最高に興奮する」
('A`)「中学生かアンタは」
『警報!!警報!!マキシマム発生!!』
ξ゚⊿゚)ξ「来たわね…!!」
ξ゚⊿゚)ξ「さぁ、『コレ』着て!!迅速に行動するわよ!!」
('A`)「何これ…なんか0.02ミリの透明ゴムタイツみたいなやつ…」
( ´∀`)「君の肉体を保護する膜と思ってくれたらいいモナ」
(')(`)「うわっ…薄い…なんかコンドームに包まれたみたい…不思議と窮屈感は無い…でもゴムの臭いが鼻に付く…」
ξ゚⊿゚)ξ「ツルツルのテカテカね!!変態仮面そのものだわ!!」
( ´∀`)「デッドプールみたいモナ!!」
(')(`)「あれも一種の変態仮面だけどそりゃねーだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「これでアンタも一人前のヒーローの仲間入りね!!」
(')(`)「もっとビジュアルどうにかならんかったのか?」
( ´∀`)「急ぎ足で歩きながら動作テストモナ!!通信機の調子は?」
(')(`)「えー、もしもし?」
『ヘイまいどこちらクソレストラン。ご予約で?』
(')(`)「なんかサンジが出た」
ξ゚⊿゚)ξ「バッチリね!!次、動作テスト!!ケツ鳴らしてみなさい!!」
(')(`)「こう?」パァァァン!!パァアアアアアアアン!!!!
ξ゚⊿゚)ξ「うるっせえ」
( ´∀`)「ボリューム下げろ」
(')(`) ペスン
( ´∀`)「良し、問題無し!!」
(')(`)「これなんか着けてて意味あるの?パワーアップするとか?」
( ´∀`)「お肌を傷つけない程度の防御力が身につくモナ!!衝撃とかはちゃんと響くから安心するモナ!!」
ξ゚⊿゚)ξ「基本的にパワーアップとかそういうのは無いわ!!アンタの運動能力でなんとかしなさい!!」
(')(`)「着ける意味あんのコレ…?」
ξ゚⊿゚)ξ「ごちゃごちゃ言わずコレに乗り込みなさい!!」
(')(`)「え?何これ?」
( ´∀`)「いいから」
ドンッ
(')(`)「うわっ押された」
バタン
(')(`)「ドア閉められた!!何これ!!何これこわい!!」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタ、戦艦『大和』を知っているかしら?」
(')(`)「大型建造回しまくってもでねえよ」
( ´∀`)「大和の主砲『46cm砲』は、その射程40kmを誇る世界最強の兵器だったモナ」
パンプキン
( ´∀`)「君が今乗り込んでいるのはその46cm砲をベースに、現代の技術を結集し作り上げたヒーロー射出砲台『浪漫砲台』モナ」
ξ゚⊿゚)ξ「射程は46cm砲の十倍、精密度は折り紙付き、コストまでも押さえ込んだ最高傑作よ!!」※ただし生体テストはしていない
(')(`)「えっ、今なんか不穏な文章が見えた」
( ´∀`)「君ならきっと大丈夫モナ…たぶん」
(')(`)「えっ、今たぶんって言った?ねえたぶんって言ったよね?ちょっとここから出して?話し合おう?」
『浪漫砲台、発射準備整いました』プシュー
(')(`)「ちょっ、止めて?ねえ止めてくれない?」
ξ゚⊿゚)ξ「いいこと?『動き始めたジェット・コースターは…』」
ξ゚⊿゚)ξ「『いくら喚こうとも止まらない』のよ…」ドヤァ…
(')(`)「名言っぽいこと言ってんじゃねえ!!」
これはひどい(褒め言葉)
( ´∀`)「それでは、成功を祈るモナ」
(')(`)「任務の話だよね?このトンデモ砲の話じゃないよね?」
ξ゚⊿゚)ξ「あまりベラベラ喋ってると衝撃で舌噛んじゃうわよ?」
(')(`)「噛んじゃうなんてかわいいもんじゃなくて噛み切るじゃねえ?」
『欝田ドクオ!コード:マッスル!発射!!』
ドウッ!!
::(゚)(゚)::「んああああああああああああああ!!!!!!Gがああああああああああああああ!!!!!!」ビクンビクン!!
<ンアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
( ´∀`)「発射は成功モナね。標的の位置は?」
「したらば県、金二久市ですね」
ξ゚⊿゚)ξ「ここから十数キロと言ったところね…着弾予定時刻は?」
「間も無くです。2、1…」
なんだこれは……
(゚)(゚)(ヤバイ!!このままだと地面にたたきつけられて死ぬ!!)ヒュウウウオオオオオオオオ!!!
(゚)(゚)(ケツ筋の爆発で落下速度を遅くし、同時にケツから着地しダメージを抑える!!)
(#゚)(゚)「ズアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」パパパパパパァン!!!
ズッパウウウウウウウウウン!!!
シュウウウウウウウウウ…
( ><)「…」
(゚)(゚)「…」
( ><)「…」
『なんか喋ってもいいのよ』
(#゚)(゚)「殺す気かボケエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!」
(;><)びくう
『無事だったんだからいいじゃん…何キレてるモナ?』
(')(`)「わかった、お前ら後で挟む」
『ごめwwwwww』
『モナwwwwww』
(#゚)(゚)「何笑ってんだてめええええええええらああああああああああああ!!!!!!」
( ><)「あの」
(#゚)(゚)「なんだ!?」
( *><)「いい体…なんです…」
(')(`)「お、おう…」
(')(`)(童顔の割りに結構な体格してるな…筋肉の上に脂肪の鎧を纏っている。『プロレスラー』か)
( *><)「お手合わせえええええええええええ!!!!願えますかあああああああああああ!!!」
(')(`)「…解説頼む」
『マキシマムは目的が無い場合は街中を破壊しつくわ。でも目の前に好敵手たる人物が居ればそいつに向かって攻撃を始める』
『強者と戦うことを最上の喜びとしているモナ!!』
(')(`)「サイヤ人みたいなもんか」
(#><)「うおおおおおおおおおおお!!!!」ドドドドドド!!!
(')(`)「来るッ…!!」
『出来るだけ速やかに押さえ込んで交渉して!!』
(')(`)「なんで?」
(#><)「トァッ!!」
ガシィ!!
『がっぷり四つに組み合ったモナ!!』
『戦えば戦うほどマキシマムは勢いを増すわ!!手がつけられなくなる前になんとかしてちょうだい!!』
(')(`)「簡単に仰る…うおっ!!」
グググ!!
( *><)「パワーが体の奥底から湧き上がってくるんです!!これなら僕を馬鹿にしたあいつらも…」
ガシッ!!
(;')(`)(しまっ…ネックを取られた!!)
( *><)「ボコボコに出来るんですーーーーーーーーーーー!!!!!!」
ガパァン!!
(;')(゚)そ「ぐぎっ!!」
『背中からコンクリートに叩きつけられたわ!!』
『ブレーン・バスターモナ!!』
( ><)「決まったんです…」
(#')(゚)「甘ェんだよボケ!!」
ガシィ!!
(;><)「うわっ!!背後を!!」
(#')(゚)「お返しじゃあ!!!」
ドゴオオオオオオオ!!!!
(;><)「ぐぬ!!」
『肩を押さえ込んで頭から地面に!!』
『ドラゴン・スープレックスモナ!!!ドクオくん、見事なブリッジニダ!!』
『ニダ?』
『あっ、間違えた!!モナ!!』
(#')(゚)「技ってのはなぁ!!掛けたらスリーカウントまでホールドしとくんだよ!!」
(;><)「そんなこと…」
(#><)「わかってるんです!!」
グイッ
(#')(゚)「チィ!!返されたか!!」
『初っ端から凄まじい攻防だモナ…』
『凄い…生身でマキシマムと拮抗してる!!』
(')(`)(本当にこのゴムタイツ、パワーアップ機能とか付いてないのな…)
(#><)「何をぼんやりしているんですか!!」
ビシッ!!
(;')(`)「ぐっ…いいローキックじゃねえか!!」
(#><)「セイ!!セイ!!」
ビシッビシッ!!
(;')(`)「あっこれ凄い!!折れる!!」
『じゃあ避けなさいよ!!突っ立てんじゃないわよ!!』
(#')(`)「お返しだコラァ!!」
ビシッ!!
(;><)「グッ…いいチョップなんです!!」
『マキシマムがよろけたモナ!!』
『もう完全にプロレスね…』
(#')(`)「もう一丁!!」
ビシッ!!
(;><)「ゴホッ!!」
『ぐらついた!!チャンスモナ!!』
(#')(`)「オラアアアアアアアアアアアア!!!!」
グワッドッシャアアアアアン!!!!
『両手ごと抱え込んでからのフロント・スープレックスモナアアアアアアアアアアア!!!!』
『顔面から行ったアアアアアアアアアア!!これは大ダメージよ!!』
(#><)「ぐぐ…」
(#')(`)「からの!!!!」
『背後に周って両脚を抱えて持ち上げた!!』
『この体勢は…』
(#')(`)「バッファロー・ボム!!」
ドゴッシャアアアアアアアン!!!!!
(;><)「ぐわーーーーーーーーー!!!!」
フェイバリット
『決まったモナーーーーーーーーー!!!!バッファローマンの必殺技モナ!!』
『マンモスマンを追い込んだバッファローマンの必殺技だって説明しないとわからないわ!!』
(;><)「ぐ…が…」
『ドクオ!!これ以上ダメージを与えて殺すんじゃないわよ!!』
(')(`)「プロレスラーがこれ位で死ぬわけねえだろ!!」
(')(`)「そうだろ?さぁ立てよプロレスラー。ショーはまだ終わってねえぜ」
(#><)「うがあ!!」
バウッ!!
(;')(`)「ぐわっ!!」
ドコオオオオオオオオ!!!
『ラリアットが綺麗に決まってしまったモナ!!』
『いい加減にしなさい!!これ以上技を喰らえば死ぬわよ!!』
(;')(`)「ぐああ…」
(#><)「そのまま寝てるんです…」
『高台に上った!!マズいモナ!!』
『避けなさいドクオ!!』
(#><)「トアッ!!」
グシャアアアアアアアアア!!!!
(;')(゚)∴「ブルアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
『フライングボディプレスモナアアアアアアアアア!!!!!』
『コード:マッスル!!バイタル低下!!危険な状態です!!』
『ドクオ!!』
(;')(゚)「ガ…」
(#><)「降参ならタップするんです!!」
『意識レベル低下!!これ以上は命に関わります!!』
『すぐに応援部隊を要請するモナ!!』
(;')(゚)「待て……」
『ドクオ!?』
(;')(゚)「野暮な真似…すんじゃねえ…漢と漢の勝負に…」
(#')(゚)「水を差すんじゃねえええええええええええええええええ!!!!!」
ドッパアアアアアアアアアアアン!!
(;><)「なっ…ホールドが!!」
(#')(゚)「漢は絶対に!!降参なんてしねええええええええんだよおおおおおおおお!!!!」
パァン!!パァン!!パァン!!
『ケツの衝撃でプレスから抜け出した!?』
『いや、それだけじゃないモナ!!』
(;><)「か、体が!!」
(#')(゚)「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」
『体をトランポリンのように使って、マキシマムを宙に浮かばせているモナ!!』
パァンパァンパァン!!
(#')(゚)「ここだーーーーーーーーーー!!!!!」
パァアアアアアアアアアン!!!!
『ケツの衝撃を使って跳んだ!?』
(#')(゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
(;><)「ぬうううううううううううううううう!!!!」
『あの体勢は…いや、必殺技(フェイバリッド)は!!』
『誰もが見たことがある…48の殺人技、『五所蹂躙絡み』!!又の名を…』
(#')(゚)「キン肉バスタアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
ドゴッシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
(;><)∴「ゴハァアアアアアアアアアアア!!!!」
『決まったーーーーーーーーーーーーー!!!!』
(;><)「…」
ドシャア…
(')(`)「…」
(;><)「…ギギ……」グググ…
1
2
3
(')(`)「スリー・カウントだ…立ち上がれないようだな」
(;><)「…グッ…そおおおおおおおおおおおお!!!!」
(;><)「この力を持ってしても…僕は地にへばりつく存在なんですか…!!」
(')(`)「…」
(;><)「惨めにマットに倒れこんで、強者に踏みつけられる…『道』のようなプロレスラー…!!」
(;><)「鍛えても鍛えても…僕は踏みつける側になれない…このパワーさえあれば、強者になれたのに!!」
(')(`)「…『道』で結構じゃねえか」
(;><)「お前に僕の何がわかると言うんですか!!」
(')(`)「『道』はな!!」
(;><)びくう
(')(`)「道は…何度も踏みしめられるからこそ出来るもんだろ」
(')(`)「未踏の地を踏みつけ、獣道ができ、細道ができ…地は固められて、そしていつしか、誰が通ってもビクともしない、強固な『道』が出来上がる」
(')(`)「雨でグチャグチャになったとしても、乾いてまた踏みつけられれば、何度でも元の道に戻る…人間って、マッチョって、『そういうモン』じゃねえのか?」
(;><)「踏みつけられて…固まっていく…」
(')(`)「お前は『踏みつける側になりたい』と言ったな?強者の定義は様々だが…」
(')(`)「踏みつけられた『道』のようにタフで、頼りがいのあるプロレスラーがいてもいいんじゃあないか?」
( ><)「…」
『マキシマム、エネルギー値低下!!持ち主への帰還を開始しています!!』
『やった…説得が成功した!!』
『誰も死ぬことなくマキシマムを抑え込んだモナ!!』
( ><)「なんだか、晴れやかな気分なんです…いつもなら負けた悔しさで惨めになるのに…」
(')(`)「互いに全力を出し切れば、勝っても負けても心には爽やかさが残る。それが本来の勝負ってもんさ…」
( ><)「そうだ…プロレスラーを始めたころの僕は、全力を出し切って戦っていた…いつしか勝敗にこだわるあまり、格闘家として、大事なものを見失っていたんです」
( ><)「また…こんな勝負をしてみたいんです…」
( ><)「…」
「…」
(')(`)「お…おい、姿が消えていくぞ…?」
『大丈夫、エネルギーが霧散して持ち主に還って行くだけよ』
(')(`)「そうか…成し遂げたんだな、俺」
「……名前、貴方の名前を教えて欲しいんです」
(')(`)「あん?」
「僕を救ってくれたヒーローの名前を、知りたいんです」
(')(`)「ヒーロー、ヒーローね…」
「……」
(')(`)「生憎、駆け出しヒーローなもんでね、名前もキメ台詞も決まってない」
(')(`)「だが、仮に名付けるならこうかな。俺の名前は――」
(')(`)「『すごいけつの人』だ」
「……」
.
!?
「なるほど、納得なんです」
(')(`)「お前の名前は?」
「わかんないんです…自分自身の記憶は曖昧で…」
(')(`)「まぁ、いいさ。プロレスラーなんだろ?お前が活躍する姿、楽しみにしとくぜ」
「ご期待に副えるよう、頑張るんです」
ドクオは、消え行くマキシマムに背を向けた
マキシマムは彼の背中を、尻を見て、感嘆の息と共にこう呟いた
カッコ……いい……のか?
「ああ……」
「実に……」
「けつだ……」
.
『終わったぜ。どうやって帰ればいいんだ?』
ξ゚⊿゚)ξ「おつかれ。今回収ヘリが向かってるわ」
『行きもヘリで良かったじゃん…」
ξ゚⊿゚)ξ「そんな悠長なこと言ってる間に何人の犠牲が出ると思う?」
『…この件については後でじっくり話し合おうか』
ξ゚⊿゚)ξ「断る。それじゃ、切るわね」
『ちょ』
プツン
( ´∀`)「想像以上の戦果モナ…」
ξ゚⊿゚)ξ「ええ、眉唾物の存在だと思っていましたが…」
( ´∀`)「やはり、僕の目に狂いは無かった…」
( ´∀`)「生身で『マキシマム』同等のパワーを持つ人物、『マキシマム・ホルダー』…彼がその一人だった…」
ξ゚⊿゚)ξ「しかし、彼のようにその誰もが『正義の心』を持つわけではない…この案件、一筋縄では行きませんね」
( ´∀`)「うむ……マキシマムの謎、一刻も早く解明しなければ…」
「コード;マッスル!帰投しました」
('A`)「お風呂入りたい…」
ξ゚⊿゚)ξ「お疲れ様」
( ´∀`)「いやー、よくやってくれたモナ!」
('A`)「もう大砲で飛ばすのだけは勘弁してくれ」
( ´∀`)「なになに、さっきのデータを元にもっと良い浪漫砲台が出来上がるモナ」
('A`)「もういいよ…浪漫砲台はマインちゃんに撃たしときゃいいじゃねえか…」きゅっ
つ□
( ´∀`)「どこからプロテインを……」
('A`)「オッサン、あんたそれを俺の口から説明させる気か?」
( ´∀`)「別にどこだっていいよね」
('A`)「そんで、報酬なんだが…」
ξ゚⊿゚)ξ「え、ああ。常識の範囲内なら何でも用意するわ」
('A`)「じゃあな…ゴニョゴニョ」
ξ゚⊿゚)ξ「え?それでいいの?」
(;´∀`)「本当に?」
,,,('A`)「任せたぞ」
すたたんすたたん
( ´∀`)「あ、いや、欝田くん!」
('A`)「急におっきい声出すんじゃねえよケツがビックリしちまっただろうが」パァアアアアン!!!
ξ゚⊿゚)ξ「うるっせえ」
( ´∀`)「ボリューム下げろ!」
('A`) ペスン
( ´∀`)「また、ヒーロー活動をお願いしてもいいモナ?」
('A`)「…職が決まるまでならやってもいいぜ。報酬はちゃんと貰うがな」
,,,('A`)「じゃあ、俺はこれで」
すたたーんすたたーん
('A`)
('A`)「汗で絆創膏が剥がれた…」
('A`)「朝日よ…俺は美しい…」
('A`)「今日も俺の肉体を苛め抜けと世界が囁いている…この上腕二頭筋かわいいなぁ!!ンーマッ!!ンーマッ!!」チュチュチュッチュ
<ドンドン
「朝ご飯よ!」
('A`)「ああ、今行くよ母さん!!ご飯大盛りでね!!」
「ちゃんとおかずも食べなさいね!」
('A`)「……」
シーン
('A`)「……」
('A`)「……どうやらちゃんとやってくれたみたいだな」
ξ゚⊿゚)ξ「えっと、トレーニングジム『やらないか』への今月分の入金12000円…命懸けの報酬にしちゃささやかなものね」
ξ゚⊿゚)ξ「ま、コストが掛らない分、組織としてはありがたいんだけどね」
('A`)「じゃあ母さん行ってくるよ」
「あら、就活?」
(*'∀`)「ジム!!!!!」
('A`)はすごいけつなようです
おしまい
乙!
かいせつ
・('A`)
欝田ドクオ
すごいけつの人
・ξ゚⊿゚)ξ
鳳凰院ツン
すごい解説の人
・( ´∀`)
モナー
すごいプロレス詳しい人
・( ><)
名も無きマキシマム
敗北の惨めさを糧にトレーニングに励み過ぎ、マキシマムを発生させたプロレスラー
・(-@∀@)
アサピー
凄い黒幕の人。特性プロテインを使ってマキシマムを作り出した人物
・マキシマム
陰でも陽でもない、マッチョから産まれた全く新しい人体エネルギー。天災にも匹敵するパワーを持つ
・マッスルタイツ
欝田が着たやつ。厚さ0.02mのゴムみたいな素材により構成されている
お肌を傷つけない程度の防御力しか無い。ぶっちゃけ着なくても良い
・マキシマム・ホルダー
マキシマムと同等のパワーを秘めた人間の総称。ドクオのように正義の人間もいれば、悪の人間もいる
・キン肉バスター
言わずと知れたキン肉マンの『必殺技』(フェイバリッド)
頭上で逆さに持ち上げた相手の両腿を手で掴み、相手の首を自分の肩口で支える。この状態で空中から尻餅をつくように着地し、衝撃で同時に首折り、背骨折り、股裂きのダメージを与える
キン肉マンの師匠『プリンス・カメハメ』から伝授された殺人技の一つで、初登場は超人オリンピック ザ・ビッグファイト決勝戦におけるウォーズマン戦である
また、キン肉バスターの他に『リベンジバスター』『新キン肉バスター』『ダブル・キン肉バスター』『口さけキン肉バスター』『サイドキン肉バスター』『アルティメット・スカー・バスター』『ターンオーバー・キン肉バスター』『マッスル・G』『阿修羅バスター』『改良阿修羅バスター』『アルティメット・阿修羅バスター』などの派生技や
『マッスル・ドッキング』を初めとしたタッグ技など色々なバリエーションがある。すごいね!
乙
面白かった
お、乙
これはひどい(最大限の賛辞
乙
あとがき
本当はタイトルだけパロって別の必殺仕事人みたいな物語書こうとしてたけど、作者さんから許可を戴けたのでヒーロー物にしてみました
あの作品の人気はやはりパワード・スーツや武器、必殺技にあると思います
ネガティブスーツとかネガンとかマジでかっこいいしね
また、本来のドクオキャラを越えるブーンの鬱具合や、やるせなさなど、アンニュイな表現描写がとても上手く、なんか見習いたいなぁって思いました
今回のパロディは、『すごいうつ』をベースに自分なりにアレンジさせて貰いました
そして書き終えて気付いた。ホモネタが一つも無い事に
これは凄い成長なんじゃないでしょうか?褒めてもいいのよ?
何はともあれ、楽しく書けて満足しています
パロディを了承してくださったすごいうつの人にはただただ頭が下がる想いです
すごいうつの人、本当にありがとうございました
次回の番外編は未定ですが
川 ゚ -゚)と<ヽ`∀´>の過去編か
PVのNG集やメイキングみたいな物
を書きたいなとは思っています
また、二部もボチボチ進めて行ってるので、そっちのほうも近いうちに投下しようと考えています
乙
おもしろかった
すごいおつ
作者プロレス好きなの?俺は最近飯伏幸太が大好きなんです。
去り際の
スタターン スタターン
でドクオのイメージがはじめの一歩の間柴に固定された。
やっぱり>>1 オリジナルの話の方が好きだなー
もちろんうつの話自体は面白いし大好きだけど
今回のはこれじゃない感がすごかった
おつ、面白かった!
瓜畑ニダーは模範的な『良い子』だ
学校から帰って先ずすることは、うがいと手洗い
その後、宿題を済ませてからお風呂掃除をし、日課のトレーニング
入浴し、夕食を摂り、就寝するのは11時
遅くても12時には眠りに着く
夜更かしなんて持っての外。余程の理由が無い限り深夜まで起きていたり、外に出歩いたりすることは無かった
<ヽ`∀´>「今日も疲れたニダ…」
そして今日も、健全な生活を全うし明日に備えようと就寝の準備をしていたその時、枕もとの携帯が振動した
画面には、『素直クール』と発信者の名前が表示されている
<ヽ`∀´>「…んー」
彼女が電話を掛けてくる理由は二種類ある
『単純に暇だから構え』か『厄介ごとを持ち込む』か、である
後者に関しては滅多に無い事なので、今回の電話は無視しても良かったのだが
明日、拗ねたクールの相手をするのも面倒なので、ニダーは寝不足を覚悟して画面をタップした
<ヽ`∀´>「もしもし?」
だが、今夜ばかりは勝手が違った
『助けてくれ…』
.
<ヽ;`∀´>「ッ!?」
今にも消え入りそうな声で、助けを求めてきた
今までも、そしてこれからもありえないだろうと思っていた事態が、突如として訪れた
<ヽ;`∀´>「クー!?どうしたニダ?」
『私の中に…だ、誰か…「別の誰かが入ってくる」…ああ!!』
ニダーは、携帯を持っていない手で頭を抑えた
クールは一人暮らしだ。女子高生の一人暮らしなど、変態共の格好の獲物だろう
だが、『そんなこと』はありえないと、誰よりも近くで彼女を見ていたニダーは知っていた
例え十人が、いや百人が襲い掛かってきても、平然と切り抜けるだろう
<ヽ;`∀´>「状況を説明するニダ!!クー!!」
抵抗する物音は聞こえないが、クールのうめき声は断続的に響いてくる
最も身近な苦しみとしては、『病気』があるが、熱でうなされているようにも思えない
幻覚や、幻聴など、ありもしないモノに迫られているような、そんな印象を受けた
「ニダー…」
<ヽ;`∀´>「クー!!しっかりするニダ!!」
「頼む…」
そういい残すと、スピーカーから『ゴトン』と衝撃音が聞こえた
携帯が、手から落ちたのだろう。失神した可能性が高い
<ヽ;`∀´>「くっ!!」
眠気が吹き飛んだニダーは、ダウンジャケットを引っつかむと
親への説明もそこそこに家から飛び出した―――――
.
川 - -)「…」
( ´∀`)「んん…心拍は安定しているし、熱も無い…血液検査も問題無いし、CTスキャンで脳を調べても異常は見つからない…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「それで、素直は大丈夫なんですか!?」
( ´∀`)「問題ないとは思うモナ…瓜畑君が言うには、『助けてくれ、別の誰かが入ってくる』と言っていたようモナね」
( ´∀`)「精神的疲労…いや、そうだとしても先ず体になにかしらの支障が現れる。それの欠片も見つからないとは一体…」
<ヽ;`∀´>「…」
クールが暮らすマンションに駆け込んだニダーは、トイレで倒れているクールを見つけ、すぐさま救急車を呼んだ
親は海外へ赴任しているため、阿部さんが付添い人として駆けつけてくれた
ベッドで安らかに寝息を立てる彼女は、何の問題も無いように見えるが
ニダーの耳にはずっと、助けを求める懇願の声がへばりついていた
( ´∀`)「身体に問題が無い以上、彼女が目を醒まさない限り、この異変を解決することは出来ないモナ…力不足で申し訳ないモナ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「いえ…体に異常が無い事がわかっただけでもありがたいですよ」
<ヽ;`∀´>「…」
( ´∀`)「だが、念のため今日と明日は入院してもらうことになるモナ。ドクオ君の時のように、何日も目を醒まさない、なんてことが無ければいいが…」
(゚、゚;トソン「院長先生ーーーーーーーーーー!!!!ちょっと来てーーーーーーーーーー!!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「武田さんが深夜にも関わらず国語の授業始めましたーーーーーーーーー!!!!!!」
(;´∀`)そ「君ら今何時だと思ってるモナ!?すみません、席を外しますモナ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「瓜畑、もう遅い。素直は俺が見とくから、お前はもう帰って寝ろ」
<ヽ`∀´>「いくら先生でも、それは聞けませんニダ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「明日も学校だろう…それに、親御さんが心配するぞ?」
<ヽ`∀´>「クーが大丈夫だと分かれば登校します。親には連絡をいれましたニダ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「うむむ…気持ちは分かるがな」
<ヽ`∀´>「先生、クーはウリに『助けてくれ』と言いました。他の誰でもない、ウリに」
<ヽ`∀´>「彼女が目を醒まして、一番に話をしたいのは、ウリだと思うんです。そしてウリは、その要求に応えなければならない」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…やれやれ、お前はクラス一の優等生だが、素直の事となると頑固だな……」
<ヽ`∀´>「申し訳ございません…罰も甘んじて受け入れます。でも、クーが目覚めるまでは見逃してください…」
N| "゚'` {"゚`lリ「…何も間違いを犯していない生徒に、罰を与えるなんて俺には出来っこないさ。わかってるだろ?」
<ヽ`∀´>「知ってる上でのお願いです」
N| "^'` {"^`lリ「ハハハ、この悪ガキめ。わかったよ、素直が目を醒ますまで、傍にいてやれ」
<ヽ`∀´>「ありがとうございます。先生はもう…」
N| "゚'` {"゚`lリ「俺も帰る気は無いさ。とことん付き合ってやるよ」
時計の両針が、真上を指す頃であった
病室の壁に掛けてある時計を目にし、『長い夜になるな』とニダーは思った
<ヽ`∀´>「……はっ!」
いつの間にかベッドに突っ伏して眠っていたニダーは、シーツの僅かな動きで目を醒ました
窓からは朝日が差し込み、目が眩む
後ろからは、ソファーに座っていた阿部さんの静かな寝息が聞こえていた
<ヽ;`∀´>「クー?」
目を擦りながら、体をゆっくりと上げる
肩からは、誰かが掛けてくれたであろう毛布が、床にズレ落ちた
川 ゚ -゚)「…」
先ず、クールが目覚めた事に安堵した
次に、名前を呼んでも反応が無い事に違和感を覚えた
視線は窓の外を向いており、ニダーが目覚めた事に気がついていないかに見えた
<ヽ;`∀´>「クー…クー?」
名前を二度呼んで、やっと彼女が窓から目を放す
昨夜のヘルプ・コールから、初めて伺えた彼女の表情は
川 ゚ -゚)「…?」
『きょとん』としているかに見えた
川 ゚ -゚)「あの、お尋ねしたいのですが」
<ヽ;`∀´>「えっ!?」
心臓がビクリと飛び上がった
姿も声も、間違いなくクールだが、人格だけは別物に思えたのだ
川 ゚ -゚)「貴方はどなたで、ここはどこでしょうか…?」
と言って、首を傾げる
『ふざけてるのか』と、怒鳴りたくなったが、言葉が喉から先に出てこない
何より、『ふざけている』ようには見えなかった
誰より近くでいたニダーだからこそ、それがわかってしまった
そして思い出した
彼女との電話で聞いた、あのワードを
<ヽ;`∀´>「『別の誰かが…入ってくる…』」
_, ,_
川 ゚ -゚)「?」
クールの姿をした『誰か』が、『答えになっていないぞ』と眉を寄せるが
そんなことを気にする余裕は、今のニダーには無かった
長い一週間が、始まろうとしていた
.
『マーケティング・レンタルコミックス』
特別編
『俺達の勝利の女神のようです』
.
何が始まったのかわかんねーと思うが聞いて欲しい
俺は昨日、『とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』を観たんだ
相変わらず上条さんは女子に容赦無かった。いや、それはどうでもいい
昨日までは『はー、面白かった。相変わらずあざとい。視聴者サービスてんこ盛りだわ』とか思ってただけだったんだが
今日になっていきなりバイト中にネタが舞い降りたんだ
『これ…劇場版マーケティング・レンタルコミックスで行けるんちゃうか』と…自分でもこれやっべえ超楽しいとか思いながらずっと仕事してたんだよ
で、帰ってから艦これして出だしだけ書き始めたってワケさ…書きかけの二部をほったらかしにしてな…
と言うわけで急遽特別編です。劇場版みたいなもんです
劇場版なのでファンタジーやメルヘンなどなんでもありです。ツッコミは受け付けません
今回のメインヒロインはなんとクールさんです。『こんなの…俺達のクールさんじゃねえよ…』とお嘆きの人もいるでしょうが、一番嘆きたいのは俺だって事を忘れないでください
エンデュミオン見て゛ね゛え゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!
ポチればいいんだろ、ポチれば
おう、二部もこれも他のも待ってんぞ
はよしろよ
安部さんの犯すの発言に反応してしまった
スレ開かないようにしてんのに何で他スレでお前の気持ち悪い名前見なきゃいけないんだよ
巣から出てくんな
>>471
マジでごめん
>>471
くさい
>>471
たかがあの程度のミスで鬼の首取ったように騒ぐなゴミ虫が
お前こそこのスレに書き込むな
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/sports/38824/1321776762/852
違う…誤解だ…本当にミスっただけなんだ…
ちくしょうもう書くしかねえ…
>>475
どうせこれも>>471 だろ
俺も>>471 気持ち悪くて嫌いだから巣から出てこないで欲しい
まぁアンチが湧いてるってことは有名になってきたってことだしなー 頑張れ
向こうの852がスルーされすぎてて草不可避
打ち上げたらスパークだろ 十字架落としじゃねえのかよ
(;'A`)白「何ィ!?アカメが斬るアニメ化だと!?」
『そんな話していないニダ…』
ヤングジャンプの発売日である木曜日
朝食を食べながら、ドクオはニダーと電話していた
『食事中』にも関わらず、行儀が悪いと注意する両親は不在で
『しばらく家を空けるぞ』と行ったきり、二日ほど帰っていなかった
そんなことは日常茶飯事なので、ドクオは一人の、もとい、ブーンとの生活を謳歌していた時だった
( ^ω^)「昨日からそればっかだなお前…」
朝はご飯派なブーンは、納豆を練りながら呆れた声を出した
『真面目に聞いて欲しいニダ』
('A`)白「わかってるよ…姉御の様子が昨晩からおかしいって話だろ?」
ドクオは耳と肩で電話を挟みながら、冷蔵庫から牛乳を取り出した
席に戻ると、コップにそれを注ぎ、こんがりと焼けたトーストにジャムをたっぷりと塗りこんだ
('A`)白「話をまとめると、姉御が昨夜お前に『私の中に別の誰かが入ってくる』と助けを求めて、家に行ったら気を失っていた。病院の検査で異常は無かったが、目を醒ましたら姉御が姉御じゃなくなっていた…」
( ^ω^)「なんじゃそりゃ」
('A`)白「頭でも打って記憶がごっちゃになってんじゃねえのか?」
『頭部に怪我は無かったし、CTスキャンの結果も異常なし。院長先生も頭を捻っているニダ』
『とにかく、ウリと阿部先生は今日はクー…いや、『彼女』に付いているニダ。皆も、学校が終わったら病院に来て欲しいニダ』
('A`)白「わかった、見舞い品持って行くわ。そんじゃ」ピッ
( ^ω^)「姉御、大丈夫なのかお?」
('A`)「んー、なんか別人になってるらしいなぁ」
( ^ω^)「何それ超面白えじゃん」
('A`)「ああ、超面白い…アカメが斬るアニメ化嬉しいなぁ…」
( ^ω^)「ネネちゃんママの手料理並みにしつこいなお前…」
ブーンは箸を咥えながら、リモコンの電源ボタンを押した
朝のニュース番組では、松千代市の新しい施設の紹介がされていた
テレビ<こちらは昨日松千代市で新しくオープンした大型ショッピングモール『オーカ 松千代』です
テレビ<着工から二年というスピードで建造されたこのモールは円柱型をしており…
('A`)「あー、これオープンしたの昨日だったんだな」
( ^ω^)「なんでも、中央が上から下まで吹き抜けになってて、こう、囲むようにショップが並んでる構造らしいお」
('A`)「へー…オシャンティなモンが出来たんだな」
( ^ω^)「オシャンティって何?」
('A`)「知らん」
テレビ<それでは、オーナーの稲荷フォックスさんにお話を…
('A`)「別のに変えてよ」
( ^ω^)「ん」ピッ
テレビ<VIP市内の『勝良神社』から歴史的価値の高い品を盗み、窃盗の容疑で逮捕された『金シナー氏』が昨夜、留置所内で死亡しているのを所員が発見しました
('A`)「えっ、この犯人死んだの?」
( ^ω^)「確か、盗まれた品はまだ見つかって無いんだっけ?」
('A`)「らしいな。勝良神社といやあ…」
テレビ<勝良神社はその名前から『勝利のご利益がある』と評判で、毎年多くの受験生や就活生が参拝することで有名でした
('A`)「そうそう、この辺りの学生なら一度は訪れる場所だろ」
( ^ω^)「俺らも受験の時に行ったおね」
('A`)「ああ…しっかし、これで盗品の捜索が困難になったな…」
テレビ<警察は自殺と見て捜査を続けています
('A`)「姉御のことと言い、物騒な事件が多い気がするぜ…」
( ^ω^)「早く見つかる事を祈るばかりだお」
―――――
―――
―
(;・∀・)「クッククククククックク!!」
('A`)「鶏かお前は…」
(;・∀・)「クールさんが倒れたって!!本当なの!?」
( ^ω^)「何を言ってるかわかんねーと思うが、俺らも何を言われたかわからなかった…天変地異や魔王襲来なんてチャチなもんじゃあ断じてねえ…もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
从;=∀从「人間扱いしなさ過ぎだろ…いくらあの人でも一生に一度くらいは倒れたりするってーの…」
(;-@∀@)「いやあの、ハインさんも結構言うね…」
朝礼前
2−Mクラスは、いつもより一人少ないメンバーが集まっていた
もちろん話題はクールが倒れたこと
全員に連絡が行き渡っていたが、電話で詳しい話を聞かされたのはドクオだけだった
(;・∀・)「たっ、確か!!クールさんって一人暮らしだったよね!?誰かに襲われてクロロホルム吸わされたとか!?」
('A`)「ねーよ」
( ^ω^)「ねーお」
从 ゚∀从「ねーよ」
(-@∀@)「ちょっと一旦落ち着こうモララー。クールさんに限ってそれは無い」
('A`)「バラライカとガラミィとココと勇次郎掛けて四で割ったような女だぞ?そんなことある訳ねーだろ」
( ^ω^)「一人性別が違うんですがそれは」
('A`)「怪我も病気も見つからなかったらしいんだがな、ニダーが言うには…」
*(#‘‘)*「オラアアアアアアアアアアアア!!!!朝からピーピーピーピー騒いでんじゃねえぞガキ共オオオオオオ!!!!阿部のバカに変わってアタイがHRしてやっから席着けやゴルアアアアアアアアアア!!!!」
('A`)「おっと、沢近先生が来ちまった。また後でな」
从 ゚∀从「はいよっと。相変わらず沢近ちゃんはロリ体型の割りにこええ」
(;・∀・)「ああ、なんて生殺しな…あの人に何かあったら僕は…」
(-@∀@)「ほらモララー、席行こう。ね?」
( ^ω^)「大げさだろ…」
*(‘‘)*「よっし、席着いたな…そんじゃあ出席を…」
代理の先生が出席簿を開いたその瞬間
教室の扉が勢い良く開き
ノハ;゚⊿゚)「クール先輩が倒れたって!!本当ですかあああああああ!!!!!」
メンバーの中で一番姦しい人物が飛び込んできた
*(#‘‘)*「るせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
その日の2−Mの朝は、いつも以上に賑やかだったという
そしてあっという間に放課後である
('A`)「見舞い品…ヤンジャンでいいか」
( ^ω^)「良くねーよ」
('A`)「でも今週のヤンジャン、キングダムが表紙の上に東京喰種アニメ化特報、更にはローゼンメイデンの最終回が載ってるんだぜ?これ貰って嬉しくないやつなんているの?」
从 ゚∀从「おーい、そのジャンキーにいくら突っ込んでも無駄だからちゃっちゃと果物買って病院行こーぜ」
( ^ω^)「ドクオの扱いが上手くなってるお…」
('A`)「ヤンジャン…ヤンジャンヤッター…」ブツブツ
ノパ⊿゚)「ついでにドクオ先輩の頭も見てもらいましょうよ」
(-@∀@)「それは名案だね。でもきっと治療法は見つからないと思うよ」
(;・∀・)「これください!!一番高いやつ!!」
从 ゚∀从「おいちょっと待て、ドリアン入ってる見舞い篭なんて持ってけるわけねーだろ。ほどほどで良いんだよほどほどで」
( ^ω^)「いいじゃん面白そうだし」
从;゚∀从「散々世話になった病院で臭いテロなんて起こせるかっての…」
( ^ω^)「大丈夫、院長先生そういうの好きだから」
从;゚∀从「おめーは先生をストレスで入院させる気なの?」
松千代病院に辿り着いた一行を迎えてくれたのは、見知った顔であった
ζ(゚ー゚*ζ「あ、皆さんお久しぶりーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
从;゚∀从「ご、ご無沙汰してますデレさん…相変わらず声でかいですね」
('A`)「あの、素直クールの見舞いに来たんですが」
ζ(゚ー゚*ζ「ああーーーーーーーーーーーーーー!!!!!クールちゃんですねーーーーーーーーーー!!!!!!!それなら168号室ですよーーーーーーーーーー!!!」
('A`)「イムヤ号室ですね、わかりました」
( ^ω^)「ゲーム脳乙」
(;・∀・)「クールさーーーーーーーん!!!!!今行きますよーーーーーーーーーーー!!!!!!!」ドタドタドタ
ζ(゚ー゚#ζ「コラーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!病院内は叫んだり走ったりしないーーーーーーーーーー!!!!!!」
(;-@∀@)「説得力が皆無ですね…」
ノハ;゚⊿゚)「うう…」
从 ゚∀从「走るんじゃねーぞヒート」
ノハ;゚⊿゚)そ「!!」
我先にと走り出したモララーの後を、五人はゆっくりと歩きながら後に続いた
('A`)「しっかし、生きてる間に姉御の見舞いするたあ思わなかったな」
( ^ω^)「MAXスピードの新幹線とぶつかっても打ち勝つような女だもんな」
(;-@∀@)「クールさんを神格化しすぎでしょ!!」
('A`)「地上に降り立った邪神を人間扱いしろってのが…お?」
などと、失礼な会話を繰り返していると
前方から、見慣れた青いツナギの男性が歩いてきた
N|;" '` {" `lリ「…」
('A`)「阿部先生…だよな?」
いつもとは違う担任の様子に、五人の足は止まる
はつらつとした姿は無く、顔に疲れが表れていた
从 ゚∀从「せんせー」
N|;"゚'` {"゚`lリ「お、ああ…お前らか」
( ^ω^)「どうしたんだお先生。いい男の顔じゃなくなってるお」
ノハ;゚⊿゚)「まさか!!クール先輩に何か!?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「いやいや、素直自身は到って健康だ。問題『さえ』無けりゃ今日で退院出来る」
('A`)「問題があるんすか?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「見てくりゃわかる…瓜畑は流石だな。本当に素直に対して献身的だ…」
と言って、阿部さんは胸ポケットからタバコを取り出し、咥えて火を付けようとして
済んでの所で思いとどまった
N|;"゚'` {"゚`lリ「ああ、しまった…喫煙所で吸わないとな…」
(;-@∀@)「先生、大丈夫ですか…?」
('A`)「はい、榛名は大丈夫です!!」
( ^ω^)「ゲーム脳乙」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ちょっと一服してくるが…くれぐれも取り乱さないようにな…上条は窓から飛び降りかけた」
('A`)「何やってんのあいつ…」
阿部さんは覚束ない足取りで、喫煙所まで歩いていった
('A`)「…お前何やってんの?」
( ・∀・)「…縛られてる」
168号室前では、シーツで縛られたモララーが転がされていた
その顔は、どこか悟りを開いたかのように穏やかで、気持ちが悪かった
( ^ω^)「窓から飛び降りかけたんだってな」
( ・∀・)「ああ…そうなんだ…」
从;゚∀从「こいつ、目が死んでるんだけど…」
(;-@∀@)「とにかくシーツを…結び目硬っ!!解けない!!」
( ・∀・)「ああ…お気遣い無く…しばらくここで往来を行きかう人々を眺めてるから…」
('A`)「おう、じゃあ遠慮なく」ギュムッ
(; ∀ )∴「おうふ!!」
(;-@∀@)そ「踏むなーーーーーーーーーーー!!!!」
:(; ∀ ): ビクンビクン!!
('A`)「ヘーイ姉御ーーーーーー!!!!触ってもいいけどサー、時間と場所を弁えなヨーーーーーー!!!!」
勢い良くドアを開け、第一声
普段のクールならここで鋭いツッコミが飛んでくるところだが
川 ゚ -゚)「…」
不思議そうな顔を向けると
('A`)「…?」
川 ^ー^) ニコッ
にっこりと微笑んだ
(;'A゚) ゾクッ!!
ドクオのテンションと、クールに対する『大丈夫だろう』という想いは、その笑顔で一気にぶち壊された
彼の知るクールの笑顔は二種類。『口角を少し上げるニヒルな笑み』と、『悪魔が玩具を見つけた時のような、邪悪な笑顔』
彼女が今、ドクオに向けるそれは、そのどちらにも分類しない、『年相応の少女の笑顔』だった
だからこそ、ドクオは恐れ慄いた!!
『シャイニング』で、ドアを斧で壊し、その隙間から『お客様だよ』と愉快に迫るジャック・ニコルソンよりも
『ムカデ人間2』で、念願のムカデ人間を創り、愉悦に浸り嗤うローレンス・R・ハーベイよりも
もっともっと恐ろしいモノが、ドクオの目の前にいた
川 ^ー^)「こんにちは、いいお天気ですね」
(;'A゚)「ア…ア……」
<ヽ;`∀´>「あー、ドクオ?信じられないかもしれないけど…」
(;'A゚)「こんなの!!姉御じゃなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」
数分後、モララーと同じ過ちを繰り返したドクオは
二人仲良くシーツでギチギチに縛られ、床に転がることとなった
―――――
―――
―
川 ゚ -゚) シャクシャク
从 ゚∀从「リンゴ、うまいっすか?」
川 ^ー^)「ええ、アダムとイブが禁忌を犯してでも食べたくなる気持ちがわかります」
从;゚∀从「そ、そうっすか…」
両手を使って小動物のように切り分けたリンゴを食べる彼女を見て、その場の誰もが歯がゆい気持ちになる
例えるならば、『狼の皮を被った羊』だろうか。普段のクールとのギャップが、より不安を煽った
('A`)「どう言う事だ…ハインもヒートもスカートの中に短パン穿いてやがる…」
( ・∀・)「本当だ…御坂だね…」
ノパ⊿゚)「だって寒いんですもん」
从 ゚∀从「ジャージじゃないだけありがたいと思え」
( ^ω^)「この二人を地面に転がしといても女性陣が動じない理由はそれか…」
(-@∀@)「女性はお腹冷やすとダメって聞くしね…」
川 ゚ -゚)「私も、寝るときは腹巻をしますよ」
ノパ⊿゚)「私はですね!!湯たんぽも使います!!」
('A`)「湯たんぽって何?」
( ^ω^)「ゆとり乙」
<ヽ`∀´>「現実を見たくない気持ちはわかるけど、ちょっと一回話を聞いてもらえないニカ?」
('A`)「そんな小事どうでもいいよニダー…俺らはこうやって地面を這い蹲って生きていくから…」
( ・∀・)「芋虫のように這って動き、犬のように手を使わずにご飯食べて、所構わず糞尿を垂れ流しながら生きるから…」
( ^ω^)「ネガティブすぎだろ…」
川;゚ -゚)「そんなこと言ってはダメです!!」
クールの姿をした『誰か』は元気良くベッドから降り、縛られて床に転がる二人に近寄った
川;゚ -゚)「立って歩き、前を進みましょう。あなた方には立派な足があるではありませんか…!!」
('A`)「エ…エドワード!!」
( ・∀・)「エ…エルリック!!」
<ヽ;`∀´>「あー、もー…話が進まないニダ…」
从 ゚∀从「もうアレほっといて俺らに話してくれね?」
(-@∀@)「ツッコミ不在の恐怖にいつまでも付き合ってらんない」
<ヽ;`∀´>「いつもはクーがストッパーだしね…わかったニダ。じゃあ、ウリが彼女の話をするニダ」
川 ゚ -゚)「いえ、それには及びません」
二人の頭を撫で回していた『誰か』は、すっと立ち上がり、再びベッドの上に昇った
そして正座をし、三つ指を着いて深々と礼をした
川 ゚ -゚)「お初にお目にかかります。私、天界から参りました『勝利の女神』で御座います」
病室の時が止まった
クールのお辞儀もそうだが、口から飛び出したとんでもなくファンタジーな自己紹介に
ニダーを除くメンバー全員の頭が着いていかなかった
(;^ω^)「お、おう…姉御、あんた今年で18だよな?そろそろそういうの卒業したほうがいいんじゃね?」
最初に気を取り直したブーンが、『おふざけだろう』と注意する
しかし、『誰か』はきょとんと首を傾げ
川 ゚ -゚)「いえ…正確な年齢は忘れましたが、恐らく紀元前から存在していましたが…」
('A`)「紀元前!?キングダムの世界どうだった!?王騎将軍強かった!?」
从 ゚∀从「ヒート、そいつの顔踏み抜け」
ノハ#゚⊿゚)「セイッ!!」ズドン!!
(メ)A゚)∴「ゲイバァ!!」
川 ゚ -゚)「きんぐだむ…?ごめんなさい、存じ上げません…」
从;゚∀从「いや、あんたは謝らなくていいよ…こいつの持病だから」
川 ゚ -゚)「まぁ、お大事になさってくださいね」
( ^ω^)「それより、いつまでその小芝居続けるつもりなんだお?いい加減寒いんだが?」
川 ゚ -゚)「服を着なさっては?」
( ^ω^)「おっといけねえ、全裸だった。でもムスコは皮被りねって誰が包茎やねん!!」
('A`)「おめーだよ」
( ^ω^)「うるさい黙れ仮性はノーカンだし」
なんだこの展開は…たまげたなあ。
( ^ω^)「ふざけてるだけなんだろ?ニダーは本気で心配してるし、そこで転がってるバカ二人は窓から飛び降りかけた。ここまで人に迷惑掛けといてその小芝居続けるってどういう神経してんだお」
川;゚ -゚)「…」
<ヽ`∀´>「ブーン」
( ^ω^)「この場の雰囲気でわかんねえかお?マジで頭打っておかしくなったんじゃねーのってみんな心配してるんだぜ?ここまでくりゃ悪戯通り越して迷惑行為だ。アンタ、そんな構ってちゃんだったのかお?」
川;゚ -゚)「…あ、あの」
<ヽ`∀´>「ブーン」
( ^ω^)「わかったらいつもみてえに尊大な口調で『悪かった』って謝れよ。今ならまだ性質の悪いジョークで済む。でも、これ以上その態度とり続けてたらいくら姉御でも俺h」
ブーンの言葉は、平手打ちで遮られた
ヒートとアサピーの肩が、破裂音でビクリと痙攣した
( ^ω^)「…痛えお。ニダー」
<ヽ`∀´>「気に食わないなら、後で幾らでもウリを殴ればいいニダ。でも…」
川 ; -;)「ごめ、ごめんなさい…で、でも…ほっ、本当なんです…」
『ごめんなさい、ごめんなさい』を繰り返しながら、彼女は涙を流していた
その姿はふざけている様には見えず、しゃくりあげながら寝巻きの袖で止め処なくあふれ出る涙を拭っていた
(;^ω^)「ッ…」
<ヽ`∀´>「まずは『彼女』に謝るニダ」
(;^ω^)「…」
(;‐ω‐)「すまんかったお…俺も冷静じゃなかった…話の信憑性は別として、責めた事は謝るお。許して欲しい」
川 つ-;)「スン、いえ…貴方が正しいのです。許すことなど御座いません」
从 ゚∀从「まーとにかく、先ずは話聞こうぜ。この際、先入観は捨ててさ」
(-@∀@)「そうだね。どうも『クールさん』のイメージが邪魔してたね」
ノパ⊿゚)つ□「どうぞ、ハンカチ使ってください」
川 つ-;)「ありがとう…」
『彼女』はヒートからハンカチを受け取ると、目元に添えた
涙を拭きながら話始めようとする彼女の背中を、『落ち着いてからで良い』とニダーが擦った
('A`)「…」
( ・∀・)「…」
('A`)(これ俺らも悪くね?)
( ・∀・)(心が痛い)
从 ゚∀从(しばらく転がってろバカ二人)
('A`)(こいつ直接脳内に…!!)
川 ゚ -゚)「…もう大丈夫です。取り乱してすみませんでした」
目は赤く腫れたままだが、一先ず泣き止んだ彼女は再びメンバーと真っ直ぐ向かい合った
その表情は、『クール』とはまた別の種類の『凜』とした色を放っていた
<ヽ`∀´>「じゃあ、最初から詳しく説明してもらえますニダ?」
川 ゚ -゚)「はい。先ほど申し上げたとおり、私は『勝利の女神』と呼ばれる、所謂『神』に分類される存在です」
川 ゚ -゚)「現在はこの『素直クール』さんのお体をお借りして、こうして皆様とお話出来ています」
从 ゚∀从「その…キツい言い方になるんですが、それを証明出来るものは在りますか?」
ハインの質問に、彼女は首を振った
川 ゚ -゚)「残念ながら、現在は『人の身』である状況。力をお見せすることは不可能です」
从 ゚∀从「じゃあ、どうしてこの…現世?地上?…うーん…」
( ^ω^)「『こっち側の世界』でいいだろ」
从 ゚∀从「ああ、うん。地上へとやってきたんですか?何か、人類に対する警告とか…」
( ^ω^)「俺の意見ガン無視?」
川 ゚ -゚)「それが…私にも良くわからないのです」
(-@∀@)「わからない、とは?ご自分の意志でやって来たのでは無いと?」
川 ゚ -゚)「ええ、気がついた時にはこの部屋で眠っていました。しばらく状況が掴めず、ぼんやりとしていると」
川 ゚ー゚)「傍らにいたニダーさんが心配そうに声を掛けてくれました」
ふわりとした笑みを向けられたニダーは、照れくさそうに頬を掻いた
川 -ー-)「ニダーさんと、阿部さんには色々と説明して貰いました。ご自身の事、素直さんの事、皆さんの事…」
川 -ー-)「そして、皆さんの反応を見て思いました。『素直クール』と言う方は、とても信頼されている、素敵なお方なんだなって」
( *・∀・)「ええ!!世界中どこを探してもあんなパーフェクトな女性はいませんよ!!」
ノハ*゚⊿゚)「美貌!!強さ!!頭脳!!カリスマ!!どこを取ってもクール先輩の右に出るものはいません!!」
( ^ω^)「お前ら姉御に幻想抱きすぎだ」
俄然盛り上がる二人を見て、彼女は口元に袖を添えてクスクスと笑った
川 ^ー^)「フフフ、こんな楽しい人達が集まるんだもの。人徳が成せる技なんでしょうね」
<ヽ`∀´>「ええ…その通りですニダ」
('A`)「質問、いいっすか?」
川 ゚ -゚)「あら、失礼しました。まだお話の最中だと言うのに…」
('A`)「俺らは基本こんな感じだ。気にしなくても良いさ」
川 ゚ -゚)「はぁ…」
('A`)「それじゃあ質問なんだが…現在、『素直クール』の体には『アンタ』という人格…いや、『神格』と言うべきかな?が、入ってる状態だ」
('A`)「では、肝心の『素直クールの人格』はどこへ行ったんだ?」
場の空気が再び凍りついた
ここにいる誰もが最も聞きたい質問であり、最も聞きたくない質問でもあった
『素直クールの人格を見失った』。そんな答えが返ってくれば、勘の良い者ならそれがどんな意味を孕んでいるかわかるだろう
『人格の消失』。それは即ち、『素直クールの死亡』に等しい
二度と素直クールには出会えないという、残酷な答え
川 ゚ -゚)「…」
その事をわかっているのか、彼女は一呼吸置いてドクオの質問の答えを口にした
川 ゚ -゚)「『います』。素直クールさんは、ここに」
と言って、胸元に手を添える
川 ゚ -゚)「私がこの体に入り込んだ瞬間、恐らく彼女の魂は『防衛手段』として『人格を眠りにつかせた』のでしょう。一つの体に二つの魂は相容れない」
川 - )「ましてや私は『神』。最悪の場合、彼女の人格を全て消し去って『上書き』をしてしまう可能性だってあった…」
ありえたかもしれない『最悪』に、彼女の体は震えだした
:川; - ):「私は、人を殺す所でした…いえ、殺すよりもっと恐ろしい…輪廻の理にさえ導けない、『魂の消失』をしてしまう所だった…」
:川; - ):「今でも、ふとした弾みに彼女を消してしまうのでは無いのかと…恐ろしくて堪らないのです…」
今日はここまで
ケツが光る世界だもの。神様が降りてきてもいいじゃない
そんな感じの特別編です
おつおつ
乙。続きも楽しみにしてる。
乙
デミタスといいこの世界の神様はよく介入してくるな
だってけつがひかるもの
むかで
そうかハゲタスもいたなそういや
続きはよ
('A`)「ああ、そりゃありえねーわ」
そんな彼女の不安を、ドクオはあっさりと否定した
('A`)「あの姉御がそんな簡単に居なくなるかよ。一人で駆逐艦を沈めるくらいの女だぜ?」
川;゚ -゚)「くち…?」
(-@∀@)「えっ、沈めたことあるの?」
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
<ヽ`∀´>「…」
(;-@∀@)「ひ、否定してよ…」
<ヽ`∀´>「彼の言うとおりです。素直クールは並大抵のことでは動じない女性です」
<ヽ`∀´>「そこに彼女の『我』があるのなら、何があっても消えなどしません」
<ヽ`∀´>「ここにいる全員、そんな心配はしていませんニダ」
川;゚ -゚)「…」
『彼女』はメンバーの顔を見渡すが
誰一人、不安げな顔をしている者などいなかった
('A`)「な?杞憂だよ杞憂」
川;゚ -゚)「…はい」
从 ゚∀从「先輩のことより、自分の心配したほうがいいですよ。その…天界っての?に戻る方法とか無いんですか?」
川;゚ -゚)「その…天界でも類を見ない事態なので、私にも対処法が…」
ノハ;゚⊿゚)「じゃ、じゃあ!!ずっとこのままってことですか!?」
( ・∀・)「あるいは二重人格者みたいにスイッチを切り替えながら過ごすとか?」
川;゚ -゚)「そ…」
川;∩-∩「そうなったらどうしましょう…」ズーン…
ノハ;゚⊿゚)そ「あ、いえ!!別に貴方のことが嫌だとかそういうのじゃなくて!!」
(;・∀・)「二重人格設定も僕的には美味しいんで願ったり叶ったりなんですけど!!」
( ^ω^)「もうお前ら喋るな。話がややこしくなる」
川;゚ -゚)「わ、私、人間界でちゃんと生活していけるでしょうか…?神でも運転免許取れますか?」
<ヽ;`∀´>「だ、大丈夫ですニダ!!今は何度失敗しても追加料金を取られないプランもありますから!!」
从 =∀从「おーい、落ち着けー」
('A`)「ちょっと冷静に考えてみろよ。『来れた』ってことはだ、帰れる可能性だって十分ありえるだろ」
(-@∀@)「まぁそれが何年先なのかは誰にもわからないんだけどね」
川;∩-∩「大学受験とか!!就職活動とか!!神でも受けられますか!?」
( ^ω^)「黙ってろクソ眼鏡。眼鏡チェックワンツーかますぞ」
(;-@∀@)そ「僕のアイデンティティ!!」
('A`)「天界からの迎えとか…なんかの拍子にぽっと抜け出すとか…そんな感じでゆるく解決出来るんじゃね?知らんけど」
从;゚∀从「もはや投げやりじゃねーか」
('A`)「床冷たい…誰か起こして…」
川;゚ -゚)「そ、そうですよね!!試しに天界に向けてSOSを発信してみます!!」
从 ゚∀从「どうやって?」
川;゚ -゚)「うー…」
\川;>Д<)ノ「はーッ!!」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「…」
从 ゚∀从「…」
( ・∀・)「…」
ノハ*゚⊿゚)「…」トゥンク…
(-@∀@)「…」
( ^ω^)「…シバかよ」
(-@∀@)「あえて誰も突っ込まなかったのに…」
川;T -T)「ダメです役立たずでごめんなさい」
<ヽ;`∀´>「いえ!!大丈夫ですニダ!!諦めずに続けてたらきっと届きますニダ!!」
ノハ*゚⊿゚)「今のムービーに抑えときたいんでもう一回いいですか!?」
从 ゚∀从「気持ちはわかるけどやめとけ…元に戻ったら携帯叩き割られるぞ」
川;T -T)「うう……神パワーが使えない私なんてネットが出来ないパソコンです…」
(-@∀@)「それでも割りと使える気がしますけど…」
( ^ω^)「中身の無いコーラとかでいいんじゃね?」
川;TДT)「ただの資源ゴミじゃないですかー!!!!」
<ヽ;`∀´>「いやっ、ほら!!お茶入れて凍らせたら夏場に便利ですニダ!!」
('A`)「…ん?」
( ・∀・)「どうしたのドクオくん?床の冷たさがそろそろ癖になってきた?」
('A`)「いや…気のせいかな?姉御の腹になんか…」
( *・∀・)「え!?お腹!?そりゃ大変だすぐに確認しよう!!」
从 ゚∀从「ヒート」
ノハ#゚⊿゚)「テリャッ!!」ズドム!!
(; ∀ )∴「東京食種アニメ化ァ!!」
从 ゚∀从「もう一方のも」
(;'A`)「ウェイウェイウェイちょい待って!!マジだって!!なんか、刺青みたいなのがチラッと見えたんだよ!!」
从 ゚∀从「…本当か?」
(;'A`)「なんなら確認しろって!!言っとくが、姉御の腹を見たのは偶然だぞ!?不可抗力なんだからな!!」
从 ゚∀从「…よーしわかった、そこまで言うなら確認してやる。男共は一旦退室しろ」
( ^ω^)「腹くらい良いじゃねーか…夏休みん時散々見たっつーの」
从 ゚∀从「あれは『先輩』だろ?今ここにいる人は別人…いや、別『神』だ。恥ずいに決まってんだろ。ですよね?」
川;゚ -゚)「は、はい…出来ればご退席願いたいと…」
从 ゚∀从「っつーこった。さ、出てった出てった」
ノパ⊿゚)「シッシ!!ハウス!!」
( ^ω^)「俺らは犬かよ…」
ハインとヒートに押し出され、または『蹴りだされ』
男性陣は一度退室した
ちょうどその時、一服終えた阿部さんが戻ってきた
N| "゚'` {"゚`lリ「…着替えでもしてるのか?」
(-@∀@)「お腹見てます」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ハァ?」
(;'A`)「…」
( ・∀・)「チラッとでもクールさんのお腹を見た君が恨めしい」
( ^ω^)「だから夏休みに散々見たって……」
( ^ω^)「どうした、ドクオ?」
まだ何か言いたげなドクオの表情を、ブーンは察した
(;'A`)「いや…おっかしーんだよな…」
( ^ω^)「何が?」
从 ゚∀从「…よーしわかった、そこまで言うなら確認してやる。男共は一旦退室しろ」
( ^ω^)「腹くらい良いじゃねーか…夏休みん時散々見たっつーの」
从 ゚∀从「あれは『先輩』だろ?今ここにいる人は別人…いや、別『神』だ。恥ずいに決まってんだろ。ですよね?」
川;゚ -゚)「は、はい…出来ればご退席願いたいと…」
从 ゚∀从「っつーこった。さ、出てった出てった」
ノパ⊿゚)「シッシ!!ハウス!!」
( ^ω^)「俺らは犬かよ…」
ハインとヒートに押し出され、または『蹴りだされ』
男性陣は一度退室した
ちょうどその時、一服終えた阿部さんが戻ってきた
N| "゚'` {"゚`lリ「…着替えでもしてるのか?」
(-@∀@)「お腹見てます」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ハァ?」
(;'A`)「…」
( ・∀・)「チラッとでもクールさんのお腹を見た君が恨めしい」
( ^ω^)「だから夏休みに散々見たって……」
( ^ω^)「どうした、ドクオ?」
まだ何か言いたげなドクオの表情を、ブーンは察した
(;'A`)「いや…おっかしーんだよな…」
( ^ω^)「何が?」
投下来とる
最近ムカデミス多いな
(;'A`)「性格や雰囲気もそうだが、もっと表面的に変化してる気がするんだよ…」
( ^ω^)「表面?」
(;'A`)「ああ…さっき見た姉御の腹、いや腹筋が」
<ヽ`∀´>「『割れていなかった』ニダ」
ドクオが言い切る前に、ニダーがその異変を口にした
<ヽ`∀´>「それだけじゃない、腕や足の筋肉も衰え、丸みを帯びているニダ。クーは元々アスリート体型。皆も知っての通り、彼女の腹筋は『割れていた』」
<ヽ`∀´>「検査結果を見ても、体重『だけ』がガクッと落ちていたニダ…院長先生が言うには、『女性として理想』の体重、体格に」
( ・∀・)「それってつまり…」
( ^ω^)「姉御は『普通の女の子』になったってワケか?」
<ヽ`∀´>「…恐らくは」
( ^ω^)「…ハッ、こりゃマジでオカルトの領域じゃねーかお」
('A`)「ドッピオとボスみたいなもんか…あれほどはっきり分かれちゃいねーが」
<ヽ`∀´>「『彼女』の話を信じたのも、そういった『変化』が見て取れたからニダ。性格は偽れても、『体格』までは偽れない。ましてや、昨日今日の短期間で、『マイナス』の方面に偽装させるなんていくらクーでも無理ニダ」
(-@∀@)「そんなとこまで見てたんだね…」
<ヽ`∀´>「…」
<ヽ* ∀ >「っ…」
(;-@∀@)「あっ、いや、別に変な意味として言ったわけじゃないよ?」
「入ってもいいぞ」
('A`)「…さて、鬼が出るか蛇が出るか」
( ・∀・)「いい加減拘束解いてくれない?移動するのも面倒でしょ?」
<ヽ;`∀´>「そ、そうニダね…とりあえず、入ってから解くニダ」
阿部さんを含む男子メンバーが、再び入室する
川*∩-∩「お嫁に行けない…」
( ^ω^)「神の世界にも結婚とかあるのか…で、何か見つかったのかお?」
从 ゚∀从「あー、ドクオの言うことはマジだった。刺青…っつーか『タトゥー』かな。マークが入ってた」
ノパ⊿゚)「こんな感じ…ですかね?」
ヒートはノートに描き込んだ絵を、男性陣に差し出す
( ^ω^)「なんだこりゃ…」
(-@∀@)「ワンピースの『タイヨウの海賊団』の焼印みたい…だね」
('A`)「えっちょっと俺も早く見たい!!ニダー早く解けよ!!」
<ヽ;`∀´>「待って…固く結びすぎたニダ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「どんだけ力入れたらこんなギチギチになるんだ…」
( ・∀・)「一生簀巻きで生きる覚悟、するしかないのかな…」
そのタトゥーは、鳩尾から臍までの大きさの『円』が描かれており
それを中心に『花びら』の形をしたマークが、円にそって規則正しく並んでいる
また、下腹部から胸元にかけて『一本の棒』が真っ直ぐ敷かれてあった
先端が鋭利になっていたことから、『槍』のように見えた
('A`)「これが、体に刻まれてあったってのか…」
シーツから解放されたドクオは、スケッチされた紙を手に取る
横から、ヒートが覗き込むように顔を近づけた
ノパ⊿゚)「こんなの掘ってたら、停学じゃ済まないですよね?」
('A`)「あー、宮村みてーに耳にブツブツピアス開けて夏でもセーター着ないとバレるくらいタトゥー入れたらいくら姉御でも退学になるわな」
( ^ω^)「伝わりにくい例えやめろよ…」
从 ゚∀从「先輩がこんなバカするとは思えねーしな。それにこのマークだせーし」
<ヽ`∀´>「このマークに見覚えはありますニダ?」
川;゚ -゚)「んん…どうでしょう…?」
从 ゚∀从「つーかさっきまで気がついてなかったんだぜ?胸が邪魔で見れなかったって」
川*∩-∩「言わないでください恥ずかしい…」
ノパ⊿゚)「…」
( ^ω^)「大丈夫!!貧乳は正gいや違うこれ俺の言葉じゃなくてまゆしぃのd
(メ)ω(メ)「誰かお医者先生呼んで」
('A`)「良かったな、ここには充分すぎるほどいるぞ」
( ^ω^)「まぁいらないんですけどね」ポン
川;゚ -゚)そ「怪我が治った!?貴方も神なのですか!?」
( ^ω^)「とんでもねえあたしゃマッチョ様だよ」
('A`)「面白人間大集合は置いといて」
从 ゚∀从「お前もその一人だけどな」
('A`)「おうサンキューこれからも応援よろしく。今のところ有力な手がかりが『コレ』だけなんだが、本当に見覚えが無いのか?」
川;゚ -゚)「んー…数千年も存在してますからね…あるような…別物のような…」
( ・∀・)「見ようによっては家紋や神社の紋章にも見えるね」
( ^ω^)「つーか先ず日本の神様なの?」
川;゚ -゚)「えと、私は『勝利の女神』なので…割りとどこにでもいる存在と言うか…」
( ^ω^)「オーケーわかった。莫大過ぎてついてけねえ」
N| "゚'` {"゚`lリ「さっきから何のやりとりしてるかわからないが、そのマークの出所が知りたいならネーヨに調べさせようか?」
从 ゚∀从「ネーヨさんそういうの詳しいんですか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「仕事柄、情報屋とのコネがあるのさ」
(-@∀@)「でもお高いんでしょう?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ネタによるな」
('A`)「新鮮なモララーの体でここは一つ」
(;・∀・)「平然と友達売るのやめてよ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「それもいいが、むしろ年配の男性の方が好みらしい」
( ^ω^)「ま た ホ モ か」
('A`)「それなら院長先生持ってけばいいよ」
从;゚∀从「お前らは院長先生を軽視しすぎだろ…それに、その情報屋gN| "゚'` {"゚`lリ「ホモだ」せめて『女性かもしれない』って言い切らせて」
N| "゚'` {"゚`lリ「ま、そこはネーヨの交渉次第だろう。お前らは金の心配なんてするな。いざとなったら俺が何とかするから」
頼もしく言い切る阿部さんの眼光は、獲物を狙う野獣のそれと変わらないものだったと
後に、ブーンは語ったという
川;- -)「申し訳御座いません…私が到らぬばかりに…」
N| "゚'` {"゚`lリ「ん?ああ、気にする必要なんてねえぜ?例え神様だろうとなんだろうと、俺が生徒だと思った奴はみんな生徒さ。先生は生徒に頼られる存在じゃねえとな」
川;゚ -゚)「生徒…先生?」
N| "゚'` {"゚`lリ「突拍子もねえ話を信じるのも、先生の役割ってわけさ。そんじゃ、俺は早速ネーヨに話を着けてくる」
阿部さんは手をヒラヒラと振ると、電話と二度目の一服をしに病室を後にした
('A`)「で、これからどうする?」
川;゚ -゚)「これから、とは?」
('A`)「いやさ、アンタが天界に帰るまではずっと姉御の体にいるわけだろ?姉御には姉御の生活があるわけだよ」
ノパ⊿゚)「学校は行かなきゃダメですよね!!」
川;゚ -゚)「が、学校!?じ、自動車教習所ですか?」
(;-@∀@)「なわけ無いでしょ…高校生はまだ取れないですよ」
川;゚ -゚)「が、学校って言うと、制服を着て桜並木を歩き、卒業式には伝説の木の下で告白されるという、あの?わ、私恋愛とかそういうの疎くて、も、もしかしたら相手にご迷惑をかけてしまうかも…」
( ^ω^)「かーなーりー捻じ曲がった学校イメージ持ってんだなアンタ…ときメモかっての」
从 ゚∀从「つーか先輩はもう学校行かなくてもいいんじゃね?三年だしこの時期だし」
('A`)「そこを突くとは…やはり天才か!!」
从;=∀从「いやいや…」
ノパ⊿゚)「確か、クール先輩って推薦合格してましたよね?」
<ヽ`∀´>「割りと早い段階で受かったニダ。大学側がどうしてもって頼み込んだらしいニダ」
( ^ω^)「姉御はニダー以上のハイスペックだからな…」
('A`)「んー…じゃあ退院して、普段は姉御の家にいりゃ良いワケだ」
( ^ω^)「なんだよじゃあ全然大丈夫じゃん。誰にも怪しまれないし姉御の評判も面白い事ににならないじゃんクソが」
( ・∀・)「君はクールさんをどうしたいのかな?」
<ヽ`∀´>「いや、ひとつ問題があるニダ」
( ・∀・)「何?」
<ヽ`∀´>「家事、出来るニカ?」
川 ゚ -゚)「『かじ』って…建物が燃えることですか?」
(-@∀@)「それは火事ですね」
川 ゚ -゚)「船の進路を操作する…」
从 ゚∀从「舵な」
川 ゚ -゚)「逆境無頼…」
('A`)「そりゃカイジだ…おいこれいつまで続くんだ?」
<ヽ`∀´>「お料理や、掃除の経験はありますか?」
川;゚ -゚)「か、神だって炊事や掃除くらいできます!!」
<ヽ`∀´>「…お米の研ぎ方は?」
川;゚ -゚)「と、研ぐ!?研石が必要なのですか!?」
<ヽ;`∀´>「言い方を変えましょう。お米の洗い方をご存知ですか?」
川;゚ -゚)「えっと…まず洗剤を…」
('A`)「はいダメ!!ぜんっぜんダメ!!」
川;゚ -゚)そ「ええ!?お米を洗うのでしょう!?」
从;゚∀从「人の口に入るもんを洗剤で洗っちゃダメだろ…中国くらいだぜ?食い物を洗剤で洗うの」
ノパ⊿゚)「そうなんですか?」
(-@∀@)「うん、向こうには『野菜洗剤』とかあるからね」
( ^ω^)「洗わずに食うほうがヤバイらしいな」
<ヽ;`∀´>「うーん、一人でクーの家に置いておくのは不安ニダ…」
川;´-`)「うう…役立たずでごめんなさい…」
('A`)「じゃあしばらく俺ん家で預かろうか?」
从 ゚∀从「えっ?」
('A`)「ん?」
从 ゚∀从「あっ、ごめん。なんでもない」
('A`)「あ、そう?じゃあ続けるぞ」
( ^ω^)(気ぃ使えよ…)
('A`)「家いま両親いねーし帰って来ても説明したらしばらくは面倒見れると思うんだよ」
( ^ω^)「俺もいるしNE!!」
( ・∀・)「君ドクオくん家どんだけ入り浸ってんの?」
('A`)「神さん一人で放っておくよりよっぽど安心だと思うぜ?」
ノパ⊿゚)「そう言ってエロい事するつもりなんでしょ!!」
(-@∀@)「エロ同人みたいに!!」
パチン
ノハ*>⊿<)人(@∀@-*)「「イエイ!!」」
('A`)「しねーよ……仲良いなお前ら」
<ヽ;`∀´>「んん…みんな家に親が居るし、何日も泊まりに行けないし…結局その案がベターニダね」
川;゚ -゚)「あの、私はどうすれば…」
('A`)「話をまとめるとこうだ」
・『素直クール』の体に『勝利の女神(仮)』が入った
・『素直クール』の人格は眠っている状態
・『勝利の女神(仮)』は『天界』に戻りたいが、方法がわからない
・入れ替わった裏づけとして体格まで変化し、体に『紋章』が刻まれている状態
・唯一の手がかりが『紋章』。これから調査していく
・『勝利の女神(仮)』はドクオ家で預かる事に
・『勝利の女神(仮)』をアメーバで検索しても何も引っかからない
('A`)「こんなもんかな…」
从 ゚∀从「つーか勝利の女神って呼びづれーしなんか名前決めようぜ」
('A`)「そこを突くとは…やh从 ゚∀从「もういいから」
ノパ⊿゚)「それもそうですね!!向こうではなんて呼ばれてたんですか?」
川 ゚ -゚)「そのまま『勝利の女神』とか『勝利の』とか…」
( ・∀・)「味気無いんですね…」
('A`)「勝利の女神…勝利…女神…メガネ…」
(-@∀@)「呼んだ?」
('A`)「ひらめいた」
( ^ω^)「通報した」
('A`)「『鬼龍院翔』で」※推奨BGM『女々しくて』
川*゚ -゚)「それにします!!」
<ヽ;`∀´>そ「即答!?もうちょっと考えてもいいんですよ!?」
川*゚ -゚)「かっこいい!!」
('A`)「せやろ?」
(;-@∀@)「いや、流石に有名人の名前使うのはマズイでしょ…」
喧々諤々の議論の結果
从 ゚∀从「じゃあ『しょーちゃん』で決定な」
ノハ*゚⊿゚)「よろしくお願いします!!しょー先輩!!」
川*゚ -゚)「せ、先輩?先輩かぁ…えへへ」
('A`)「じゃあ俺が樽美酒するから、ブーンが歌広場でモララーが喜矢武な」
( ^ω^)「まとも枠じゃねーか嫌だよ」
(;・∀・)「一番体張る枠じゃないか!!」
(;-@∀@)「いつまでゴールデンボンバーの話引っ張るの!?それに樽美酒はニダーくんが適任だよ!!」
<ヽ;`∀´>「ウリにあのキャラは無理ニダ!!」
('A`)「わかったわかった。お前にキリショー譲るから俺が樽美酒な」
<ヽ;`∀´>「遠慮しとくニダ…」
川*゚ -゚)「じゃあ私がキリショーします!!先輩の!!私が!!」
('A`)「よし、じゃあカメラあっちな…始めるぞ!!」
从 ゚∀从「何を始める気だよ…」
<ちょおねえまってよほんとに…ちょお謝ってんじゃんか!!ちょおほんとに捨てないでよ!!ごめんなさい!!
<触んじゃねえよ!!おめえ女かよ!!
从;゚∀从「何々!?何このやりとり!?どこから聞こえるの!?」
( ・∀・)9m 女々しくて!!
川*゚ -゚)9m 女々しくて!!
( ^ω^)9m 女々しくて!!
ドウウウウ('A`)ウウウウン!!!
↑('A`)∩↑
↑( ^ω^)∩↑川*゚ -゚)∩↑( ・∀・)∩↑ 辛いよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
从;゚∀从「ドタドタうるせー!!」
<ヽ;`∀´>「一体どこからBGMが!?」
ノパ⊿゚)白「あ、私の着信音でした。もしもし?」
(;-@∀@)「よ、吉本だ!!大阪旅行で観に行った新喜劇でこんな流れ見た!!」
ノパ⊿゚)白「あ、阿部せんせー。どうしたんですか?」
『今すぐそこから逃げろ』
ノパ⊿゚)白「えっ…?」
『素直の事を嗅ぎ回ってる連中が居る。少なくとも俺には見覚えが無い』
『今は受付で押し問答をしてるが、いつ強行に出るかわからない。とにかく、すぐに病院を出て逃げるんだ』
ノハ;゚⊿゚)白「えっと、先生?」
その瞬間
ヒートの携帯のスピーカーから、階下から
『ダン、ダン』と、連続して『銃声』が聞こえてきた
直後、その何倍もの大きさの悲鳴と足音が病院内に響き渡った
今日はここまで
この特別編、長くなりそうやで…
おつんつん
ネーヨはホモじゃないと信じていたのに…!
ネーヨはノンケだろ
ホモなのは情報屋
乙!何故金爆…
『おいおい嘘だろ、拳銃ぶっ放しやがった…』
ノハ;゚⊿゚)白「せ、先生、わ、わ、私達どうすれば…」
('A`)「ヒート、代われ」
ドクオは半ば強引に携帯を取り上げ、耳に当てた
スピーカーの向こうからは、怒号と悲鳴がノイズのように鳴り響いている
('A`)白「先生、下の連中の狙いは『姉御』なんだな?」
『ああ、名前までは言ってなかったが、奴らが探している女性の特徴は、『昨日の夜運ばれてきた』『長い黒髪の』『女子高生』。素直でほぼ間違いないだろう』
('A`)白「わかった…先生、足止めなんて考えずにすぐにそこから逃げてくれ」
『待てドクオ!!何をするつもりだ!!』
('A`)白「怪我人や病人を巻き込むわけにはいかない。狙いが姉御ってんなら、『エサ』で奴らを釣る」
『バカなことは考えるな!!死んだらどうするんだ!!』
('A`)白「…すみません先生。『絶対に』なんて言えませんが」
('A`)「『できれば』、無傷で脱出してみせます」
『ドク』
一方的に電話を切り、ヒートに投げ返した
ノハ;゚⊿゚)「先輩…」
从;゚∀从「おい、まさか…だよな?」
('A`)「そのまさかのようだな…時間が無いから手短に言うぞ。しょーちゃんを狙ってる連中がここに来た。今から俺らは全力で逃げる」
川;゚ -゚)「私…ですか?」
<ヽ;`∀´>「クーとしょーさんが入れ替わった事を知っている人物が他にもいるってことニカ?」
('A`)「らしいな。胡散臭さからきな臭さに変わって来たぜ…」
( ^ω^)「どうするんだお?全員殺す?」
(;-@∀@)「真顔で恐いこと言わないでよ…」
川;゚ -゚)「あの、私が大人しく捕まれば問題ないのでは…?」
('A`)「病院内で銃ぶっ放す連中だぞ?そんな野郎共に大事な友達渡せるかっての」
川;゚ -゚)「っ…申し訳ございません。素直さんの体をお借りしてる身であることを失念していました…」
('A`)「それに、アンタにも恐い目に遭ってほしくねえしな」
川;゚ -゚)「えっ…?」
( ・∀・)「もう手遅れな気もするけどね…で、作戦は?」
('A`)「あるに決まってんだろ。名付けて、『人を隠すなら』作戦だ!!」
―――――
―――
―
N|;" '` {" `lリ「あぐっ…!!」
<゚Д゚#=>「馬鹿が!!銃持ってる相手に丸腰で勝てるわけねえだろ!!」
蹲る阿部さんの脚から夥しい量の血液が流れ出る
三発目の銃弾は、天井ではなく、抵抗してきた彼を撃ち抜いた
(*;゚∀゚)「ちょっとアニさん!!殺しちゃダメだって!!」
<゚Д゚#=>「知った事か!!このバカが思いっ切り殴ってくれたお陰で噛み合わせがズレやがった!!」
トカレフを阿部さんに向ける男は、切れた口から血の塊を吐き、怒りに任せ喚いた
その隣の、少し小柄な女は肩を掴んでトリガーを引こうとする彼を制止させる
【+ 】ゞ゚)「バカはお前だ義虎。病院内で拳銃をぶっ放すバカがいるか」
<゚Д゚#=>「ああ!?ここのナースが渋るからいけねーんだろうが!!」
義虎と呼ばれた男は、トカレフを受付嬢に向ける
受付嬢は腰を抜かし、両手を挙げながら泣き叫んだ
<゚Д゚#=>「うるせーぞビッチ!!頭ぶち抜いて黙らせてやろうか!?」
(*;゚∀゚)「だーかーら!!殺しちゃダメなんだってば!!」
<゚Д゚#=>「黙れつー!!つーか腕にぶら下がるんじゃねえ!!重いんだよ!!」
【+ 】ゞ゚)「全く…」
トレンチコートと中折れ帽に身を包んだ長身の男が、義虎と受付嬢にの間に割ってはいる
<゚Д゚#=>「邪魔だボケ!!てめえごと撃つぞ!!」
【+ 】ゞ゚)「お騒がせして申し訳ない。目的さえ果たせれば直ぐにでも撤退するので、我々が探している女性の居場所を教えてもらえないだろうか?」
【+ 】ゞ゚)「ああ、安心して欲しい。彼女はもちろんのこと、患者や病院関係者には危害を加えるつもりは無い。まぁ…今となっては説得力は無いが、信じてもらえないだろうか?」
『邪魔だ邪魔だ』と喚く義虎を無視し、落ち着いた口調で受付嬢に話しかける
受付嬢は依然として涙を流し嗚咽を漏らしているが、銃口を遮ってくれた男の言う事に従い、患者名簿を捲り始めた
そして、目的のページを見つけ、声には出さず指をさして彼らの目的地を伝えた
『168号室、素直クール』
【+ 】ゞ゚)「ご協力感謝する。ああ、この名簿をお借りしてもよろしいかな?」
受付嬢はコクコクと頷き、名簿を差し出した
男は受け取ると、軽く会釈をし義虎に向き直った
【+ 】ゞ゚)「結果オーライだ。行くぞ」
<゚Д゚#=>「ああ!?テメーがでしゃばらなくても俺が吐かせたっつーの!!」
(*゚∀゚)「もー、いいじゃないですか。わかったんだし」
N|;" '` {" `lリ「待て…」
【+ 】ゞ゚)「…」
床を這いながらも、阿部さんはリーダー格であるだろう男の足首を掴んだ
【+ 】ゞ゚)「…無茶をするな、出血が多い。幸い、ここは病院だ。直ぐに処置をしてもらえ」
N|;" '` {" `lリ「…」
返事は無い
代わりに、足首を掴む力が強くなった
【+ 】ゞ゚)「……済まない」
男は一言、謝罪を述べると
掴れていない方の踵で阿部さんの顎を蹴り上げた
N|;" '` {" `lリ「ッ…!!」
手の力が弱まった一瞬を突き、阿部さんの手から足を離す
そのまま、足早に走り去った
<゚Д゚#=>「しつけえなこの野郎…」
(*;゚∀゚)「ほらほら、早く行かないと置いてかれますよ!!」
トドメを刺そうとする義虎を、女がぐいぐいと押しながら後に続いた
:N|;" '` {" `lリ:「く…そ…」
阿部さんは、顎に喰らった衝撃に加え
出血多量の影響で意識を失ってしまった
ζ(゚ー゚;ζ「担架急いで!!」
すかさず、近くにいた看護婦が応急処置を施す
三人は目もくれず、目的の病室へと足を運んだ
168号室があるフロアに辿り着いた三人は先ず、ナースステーションを訪ねた
ロビーほどの混乱は無いものの、義虎の持つトカレフに恐々とした視線を向ける
【+ 】ゞ゚)「お騒がせして申し訳ないが、168号室はどこか教えてもらえないかな?」
川;@-@)「…」
メガネを掛け、長い髪を結ったナースが、おどおどと指をさす
すぐ近くに『168』と刻まれた扉があった
<゚Д゚=>「なんだよ聞くまでもねえじゃねえか…」
(*゚∀゚)「兄さん、生け捕りだからね?殺しちゃダメだからね?」
<゚Д゚#=>「ってるよ!!うるせえな!!」
二人は病室に向かうが、長身の男だけはその場で立ち止まった
【+ 】ゞ゚)「…」
川;@-@)「…」
【+ 】ゞ゚)「…貴方」
ナースのメガネを外そうと、手を伸ばしたその時
168号室の扉が、勢い良く開いた
(#'A`)「よっしゃあああああああああああああああああ!!!!!!逃げるぜえええええええええ!!!!!」
(#^ω^)「追いつけるもんなら追いついてみろバーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!」
高校生が『二人』、『病院着を着た患者』を車椅子に乗せ、飛び出した
<゚Д゚;=>「あ?」
(*;゚∀゚)そ「ええ!?」
突然の出来事に、二人は足を止める
その間に、ドクオは突き当たりの右へと、ブーンは左へと走り去った
【+ 】;ゞ゚)「しまった!!おい追え!!逃がすな!!義虎、撃つんじゃないぞ!!」
<゚Д゚#=>「難しい注文すんじゃねえよ!!」
(*゚∀゚)「アニさんは右のを!!ウチは左のを追います!!」
【+ 】;ゞ゚)「っ…失礼ッ!!」
最後にナースを一瞥し、男も二人の後に続いた
川;@-@)「…」
「…危ねえ賭けだったな」
三人がドクオ達を追って、姿が見えなくなったのを見計らい
彼女の後ろから、別のナースが話しかける
从;゚∀从「マジで…」
ノハ;゚⊿゚)「奇策過ぎて心臓止まりそう…」
制服からナース服へと着替えた、ハインとヒートだった
言わずもがな、眼鏡を掛けたナースは、クール改め『勝利の女神』である
<ヽ;`∀´>「『相手の標的を変装させて一番目立つ場所に置く』…相手の心理を逆手に取った作戦だったけど、本当にギリギリだったニダ」
受付の死角から、もしもの時の為に待機していたニダーが現れる
ドクオの作戦はこうだ
まず、ナースに『狙われている』とだけ説明をし、協力を得る
女性陣にはナースの格好をさせ、ステーションへ配備
変装を施した勝利の女神をあえて前面に出し、追っ手を騙す
ニダーを残す男性陣は、アサピーとモララーに『患者』の格好をさせ車椅子に乗せ
ドクオとブーンがそれを押しながら、派手に逃走し、追っ手の注意を引きつける
残るニダーはステーションで待機し、バレた場合の対処を取る…といったものだった
:川;@-@):「ド、ド、ドクオさんは、お、お、思い切った人、ですね…」
从;゚∀从「ごめんな…俺らがもっと頭の回転が早ければ良い案が出せたんだけど…」
ノパ⊿゚)「でも、結果的にはうまく行きましたね!!」
从 ゚∀从「よし、さっさとずらかろうぜ」
ノパ⊿゚)「そうですね!!迅速に!!かつ空気のように!!」
女性陣はブラウスの上から着ていたナース服を手早く脱ぐ
勝利の女神だけは手間取っていたので、ニダーが万歳させて脱がせた
从 ゚∀从「じゃあ、そのパジャマの上からこれ着てくれ」
川;@-@)「これ、なんですか?」
从 ゚∀从「俺の体操服だ。洗ってないけど、まぁ汗とか掻いてないから臭くないだろ多分」
と言って、学校指定のウインドブレーカーを手渡す
川;@-@)「ほああ…シャカシャカしますね」
从 ゚∀从「あと適当にマフラー巻いて耳当てでもしてりゃ…うん、部活帰りに見えねえこともねえだろ」
ノパ⊿゚)「あと鞄も、こんな感じで背負ってください!!」
川;@-@)「あの、これボストンバッグですよね?」
ノパ⊿゚)「こうやってリュックみたいに背負う人もいるんです!!私もその内の一人ですから!!」
从 ゚∀从「おー、それっぽいそれっぽい」
<ヽ`∀´>「準備は出来たニダね?それじゃあ逃げるニダよ!!」
看護士達に礼を言い、応援を貰い
ニダーを含む女性チームはドクオ達とは別方向の出口へと向かった
川;@-@)「ドクオさん達、大丈夫でしょうか…」
从 ゚∀从「あー、大丈夫だろ。多分」
<ヽ`∀´>「多分て」
ノパ⊿゚)「絶対、大丈夫ですよ!!ドクオさんもブーンも二、三回くらい死に掛けてますから!!」
川;@-@)「し、死に…それってダメなんじゃ…」
勝利の女神の不安を余所に、囮チームは
<゚Д゚#=>「待てゴルアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!そいつ渡せやああああああああああああ!!!!!」
(#'A`)「誰が渡すかバーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!家帰ってコロコロコミックでも読んでろーーーーーーーーーー!!!!!」
<゚Д゚#=>「俺はボンボン派だボケエエエエエエエエエエエ!!!!撃つぞオラアアアアアアアアアア!!!!」
【+ 】;ゞ゚)「撃つなーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
元気いっぱいに逃げ回っていた
(;・=・)「ムー!!ムーーーーーーーーーーーー!!!!」
ドクオが押す車椅子には、病院着と、タオルを入れてボリュームをだした医療用帽子を被り
声を出さないように口にガムテープを巻いたモララーが座っている
<゚Д゚#=>「あいつクソ速えええええええええええええええええ!!!!!!!!!」
【+ 】;ゞ゚)「焦るな!!ここは四階!!タイミングよくエレベーターがやってこなければ、階段や行き止まりで追い込める!!」
('A`)(その通り、その通りだ…)
追っ手を騙し、引きつける所までは上手く行った
だが、ドクオはこれから先の『プラン』を考えていなかった
囮であるモララー、アサピーを車椅子に乗せたのは、『病人』というディテールを植え付け
かつ、突発的な変装がバレないために、ドクオやブーンの体の陰に隠すという理由があった
病院着を着た患者が、元気いっぱいに走っているのを見れば誰だって『おかしい』と思うからである
しかし、車椅子に出来る行動は限られている
いくらバリアフリーを充実させている病院内と言えども、階段を駆け下りることは出来ない
頼みの綱はエレベーターだが、都合よく開いてくれる可能性は限りなく低い
('A`)(こっから先は俺らの機転次第だぜ…ブーン)
『袋小路』は、確実に迫っていた
一方、ブーンはと言うと
(;^ω^)「ハァー、ハァー…」
(*;゚∀゚)「ハァー、ハァー…」
(*;゚∀゚)「そ、そんなのって、ありなのー…?」
(;^ω^)「あると思います!!」
エレベーター前で、追っ手の女を押し倒していた
事のあらましはこうだ
ドクオと同じく、全力疾走で逃げていたブーン
しかし、女の足の方が勝っており、一気に距離を詰められる
焦ったブーンは車椅子に強かに足をぶつけ、その衝撃で手を離してしまう
その後、転んだブーンに躓き、のしかかるように女も転ぶ
アサピーを乗せ、すっぽ抜けた車椅子は閉まりかけのエレベーターにギリギリで滑り込み
そのまま階下へと運ばれてしまったというワケである
そして、なんやかんやで上下が逆転した今に到る
(;^ω^)「こういうのってアニメだけの展開だと思ってたお…」
(*;゚∀゚)「君らに都合良くね…所で、そこをどいてくれない?あの車椅子を追いかけなきゃいけないんだけど」
(;^ω^)「別の理由なら喜んで道をお譲りするお。でも悪いな。ここを退くわけにはいかねえお」
(*;-∀-)「だよねー…ハァー、アニさんに叱られる…」
(;^ω^)「お姉さん銃持ってる?」
(*;゚∀゚)「持ってないよ。クナイならあるけど」
(;^ω^)「アイエ…ニンジャ?ニンジャナンデ?」
現状、ブーンは女の両手を抑え込み、マウントポジションに近い体勢を取っている
速さに自信がある女でも、力ではマッチョに及ばないようで、文字通り手も足も出ない状況であった
問題があるとするならば
「ママー、あの人達廊下で総合格闘技PRIDEごっこしてるー!!」
「見ちゃいけません!!ああいうのは大人になって薄い本が買える年齢になってからよ!!ほら!!お部屋に入って!!」
病院内のモラルが危ないという点だろうか
(*;-∀-)「…君の評価が地に落ちる前に放したほうがいーよ」
(;^ω^)「てやんでえバーローめ他人の目を気にしてマッチョやってられるかってんだい地に落ちたら天に上げるまでよ」
(*;-∀-)「うわっ、アニさんとはまた違うベクトルだけど同じくらいのバカじゃん…」
( ^ω^)「ところでお姉さん、美人だおね。車椅子追うのやめてお茶しない?」
(*゚∀゚)「じゃあ手ェ放して」
( ^ω^)「放したら追うじゃん」
(*゚∀゚)「わかった。車椅子を確保して、その後いろいろ終わったらデートしてもいいよ?」
( ^ω^)「マジで?」
(*゚∀゚)「マジマジ、だからさ、ほら…」
( ^ω^)「だが断る」
(*; ∀ )「もーやだよー…放してよー…」グスッ
( ^ω^)(あっやばいなんか新しい性癖に目覚めそう…ドクオ、ごめん…俺は汚い人間です…)ゾクゾク
そして、アサピーはと言うと
( 3∀3)「…」
<ヽ;`∀´>「…ブーンは?」
( 3∀3)「追ってきた女の人の足止めをしてるよ」
これまたタイミングよく、脱出しようとしていた女性陣達と合流していた
ロビーは未だ混乱状態だが、職員が手際よく避難誘導をしている
警察が来るのも、時間の問題に見えた
从 ゚∀从「あいつ、大丈夫そうか?」
( 3∀3)「わかんない…でも、ドクオくん達よりはまだマシって所だと思う。追ってきたのは一人だけだから」
ノハ;゚⊿゚)「女の人…って言ってましたよね?もしかして、ドクオ先輩の方に向かったのは…」
<ヽ;`∀´>「あのリーダー格と、銃を持った男…ごめん、先に行ってて欲しいニダ!!」
ニダーは人の波とは逆方向へと進みだした
川;@-@)「ニダーさん!!」
从;゚∀从「おい待て!!あんたが行っちゃ本末転倒だ!!」
衝動的に着いて行きそうになった勝利の女神を、ハインが抑え付ける
彼女の体は、小刻みに震えていた
从;゚∀从「不安だろうが堪えてくれ!!あいつらはアンタを逃がすために体張ってんだ!!だったら今、アンタに出来ることは安全圏まで逃げることだ!!」
川;@-@)「うう…はい」
肩を抱いて、やや強引に足を進める
勝利の女神の足取りは重かったが、女性陣とアサピーは、無事に病院の外へ出ることが出来た
ノハ;゚⊿゚)「これからどうするんです?」
从;゚∀从「振り返るな。とりあえず『サンフランシスコ』へ向かう」
从;゚∀从「協力者は多いほうが良い。あの変態店長は顔が利くから、なんとか解決まで騙し通せる人物を呼んでもらおう」
(;3∀3)「信じてくれるかな?」
从;゚∀从「信じ込ませるしかねえよ…」
川;@-@)「……」
勝利の女神は、一瞬だけ病院を振り返った
多くの人が批難する中で、渦中の人物を相手にしている男達の身を案じながら
その時、四階の窓ガラスが
『閃光』と『破裂音』で割れんばかりに揺れた
从;゚∀从「…」
ノハ;゚⊿゚)「…」
(;3∀3)「…」
川;@-@)そ「な、何ですか今の!?魔法ですか!?」
从;゚∀从「…さぁ行くぞ、下手したら俺らも警察に捕まりかねない」
川;@-@)「え?何か悪いことしたんですか!?」
三人は知らん顔して
一人はうろたえながら
病院を後にした
('A`)「…結局、この方法に頼るしかなかったワケだが」
盛大にケツを鳴らし、光らせたドクオは
エレベーターの下りボタンを押した
('A`)「やりすぎちゃったぜ」
< Д ;=>「ぎゃああああああいいああああああああ!!!!!目がァアアア!!耳があああああああ!!!」
【+ 】;ゞ )「っっっっ〜〜〜〜〜!!!!」
( = )「」チーン
銃を持った男は、目を抑えのた打ち回り
長身の男はその場で蹲り
モララーはショックで気絶した
('A`)「トカレフたぁ…随分色気のねえ銃使ってるな…っと!!」パァン!!
足下に滑ってきた銃を拾い上げ
スライドをケツで挟み、破壊する
< Д #=>「てめ…今、何を」
(#'A゚)「もういっちょオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」パァンパパァンパァン!!!!
\xAD\xF4< Д ;=>「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!」
('A`)「手こずらせやがって…」
そうこうやってるうちにエレベーターが到着
ぐったりとしたモララーと共に乗り込み、閉まるボタンを押した
来てた!
相変わらずのケツで安心したぞ支援
【+ 】;ゞ )「ぐぬっ!!」
ドアが閉まる直前、長身の男が腕を滑り込ませる
安全装置が作動し、ドアは再び開いた
('A`)「…見上げた根性じゃねえかオッサン。だが無意味だ」
男の襟首を掴み、エレベーターから引きずり出す
間際に『閉』ボタンを押し、モララーだけを乗せたまま階下へと動き出した
【+ 】;ゞ゚)「っ…」
('A`)「どうする?追いかけっこを続けるか?」
('A`)「まぁ…時間切れみたいだけどな」
外からサイレンの音と、大勢の人間が踏み込む音が聞こえてくる
直にこの階にまで辿り着くだろう
【+ 】;ゞ゚)「その様だな……しかし、君は一体…?」
('A`)「名乗るまでもねえ、通りすがりのエクスペンダブルズだ」
【+ 】;ゞ゚)「どうみても高校生にしか見えないのだが…」
<゚Д゚#=>「俺の愛銃がアアアアアア!!!!てめえ絶対ぶっ殺す!!」
【+ 】ゞ゚)「止せ義虎、引き上げだ。やれやれ、簡単な任務だと侮っていたのが間違いだったようだ。また改めて伺わせてもらおう」
('A`)「もう来るんじゃねえよボケ。次はケツで挟むぞ」パァンパァン!!
【+ 】;ゞ゚)「尻の音だったのか…バケモノだな君は」
長身の男は義虎を連れ、昇りの階段へと向かう
その去り際に、ドクオへと語りかけた
【+ 】ゞ゚)「…君は」
('A`)「あん?」
【+ 】ゞ゚)「アレの『正体』を分かっていながら、我々の邪魔をするのか?」
('A`)「…」
('A`)「正体もクソも、俺達には関係ねえよ」
('A`)「彼女は俺達の友達だ。文句あるか?」
【+ 】ゞ゚)「…フッ、これは手こずりそうだ」
【+ 】ゞ゚)「また会おう高校生くん」
('A`)「お断りだ」
<゚Д゚=>「おいガキ。次は手足ぶち抜いてやるからな」
('A`)「そのへしゃげたトカレフでか?そいつは楽しみだプークスクス」
<゚Д゚#=>「てめえ…」
【+ 】;ゞ゚)「やめないか。いい大人が恥ずかしい…」
二人は階段を昇り、見えなくなった
http://blog.livedoor.jp/kairakuhamamatsu/
('A`)「…上に行って、どうするつもりなんだあいつら」
ドクオの疑問は、すぐに解決された
外から聞こえてきた『ヘリの音』によって
('A`)「…なるほど。随分と贅沢な逃走経路だ…ん?」
今度は、下の階段から大急ぎで上ってくる足音が聞こえた
<ヽ;`∀´>「ハァッ、ハァッ!!ドクオ!!大丈夫ニダ?」
('A`)「ああ、何とかなったぜ。そっちは?」
<ヽ;`∀´>「無事に…ハァッ、脱出したみたい、ゲホッ!!ニダ…ハァ…」
('A`)「オーライ、後はブーンだが…」
____ ドクオ〜
/ ___ \
/ | ^ω^ | \
/  ̄ ̄ ̄ \
| i ヽ、_ヽ
└二二⊃ l ∪
| ,、___, ノ
ヽ_二コ/ /
_____/__/´
('A`)「…見ての通り、無事みたいだな」
<ヽ;`∀´>「見てのと…ん?無事…えっと、うん、そうみたいニダね」
( ^ω^)「ドクオ、ニダーも。お前ら怪我無いかお?」
('A`)「ああ、大丈夫だ。ケツもこの通りツルンツルン」ツルツルーン
( ^ω^)「見せなくてもいいお。なら良かったお」
<ヽ;`∀´>「安心するのはまだ早いニダ。病院を出て、皆と合流するニダ」
('A`)「そうだな、モララー回収してとっとと行くか」
<ヽ;`∀´>「これから、どうなると思うニダ?」
('A`)「さぁな…手がかりが少ない現状じゃ、成り行き任せしか無いか…」
( ^ω^)「…」
ドクオがエレベーターのボタンを再び押す
二人が会話している間、ブーンはずっと窓の外を見ていた
('A`)「どうしたブーン?ポケーッとして」
( ^ω^)「……いや」
ヘリの音が遠ざかる中
( ^ω^)「なんでもないお」
ブーンは、手のひらの感触を思い出していた
今日はここまでです
明日からまた旅に出ます。探さないでください
乙!
ケツで世界を救えるな
乙!
今一番楽しみな現行だよ!
ドクオのケツがブレてなくて安心した
ブーンはツンとフラグ立つのかと思ってたらまさかのラッキースケベだった
乙
そっち方面ではブーンが主人公なんですね分かります
このスレで上がってる映画、ほとんど見ちまったんだよ
他にもオススメをステマしてくれー
>>558
お前その内ケツが鳴るぞ
なんで映画紹介されたらケツが鳴るんだよwww
ムカデ2もみたのか....
最初は半信半疑でこのスレで紹介されている映画を観ていました
しかし紹介された映画を観終わる度に少しずつケツを動かせるようになり
今ではケツを擦り合わせ熱を発せられるようになりました
ムカデ人間さん本当にありがとうございます
30代 男性 会社員
このドクオ(か作者)に、「キングダム?あぁ、蒼天航路のパクりね(笑)」って言ったらどうなるの?
ムカデ人間になる
まだかな
まだかな
待ってるぞ
―――――
―――
―
レストラン&バー『サンフランシスコ』
ハインのバイト先である個人経営の飲食店
手ごろな値段で一流の料理と酒を提供してくれる名店だが
一つ問題があるとするならば
(´^ω^`)「セックスしてーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
店主の人格がアレな事だ
(´^ω^`)「決めた、次あのドアを開けた奴をファックしよう。この際、男でも女でもどっちでも構わない。俺はセックスがしたい」
(´^ω^`)「フフ…この滾る熱情…誰にも止められないぜ!!!!!!!」
そんな物騒な情熱を燃やしていると
タイミングよく店のドアが開いた
(´^ω^`)「セックスーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
从 ゚∀从
(´^ω^`)「あっ…」
ショボンは、押し倒そうと広げた両腕をすぐさま交差させ防御しようとした
だが、その『盾』が完成するよりも早く
(´゚ω゚`)∴「げぷなっぱあああああああああああああああ!!!!!!!」
ハインのボディブローが、腹を打ち抜いていた
酉ないけど本物っぽいな。支援
(;´・ω・`)「違うんだ…俺はただセックスがしたかっただけなんだ…人間以外の動物は誰とでもセックスしてもいいのにどうして人間だけは…」
从#゚∀从「モラルってもんを考えろや……人前で裸になるドクオやブーンの方が数億倍マシだぞ…いい大人が恥ずかしくないのか?」
(;´・ω・`)「いい大人は気取らないってさみだれのお母さんも言ってたじゃないか!!」
从#゚∀从「てめえのそれは常識の欠落だよ」
川;゚ -゚)「あの、この方は…?」
ノパ?゚)「阿部先生のお友達のショボンさんです。ちょっとアレだけど、信用できる人ですよ」
川;゚ -゚)「そ、そうなんですか…」
(;-@∀@)「第一印象は最悪だね…」
(´・ω・`)「つーかお前ら、今日は中途半端なメンバーだな。バカ二人とイケメンとニダーきゅんはどうした?」
从 ゚∀从「気持ち悪い」
(´・ω・`)「答えになってねえぞ」
从 ゚∀从「あー、ちょっと現実味のねえ問題があってだな…」
(´・ω・`)「は?」
【少女説明中…】
(;A;)「阿部さあああああああああああああああああああああん!!!!」
( ;ω;)「うおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!ごめんなさいおおおおおお!!!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「命に別状は無いって言ってるでしょーーーーーーーーーーーーー!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…」←本当は無茶をした事を叱りたいけど余りに心配されすぎて怒るに怒れない阿部さん
【少女説明中…】
从 ゚∀从「と、言うわけなんだ]
川;゚ -゚)「あの、信じてくれますか?」
(´^ω^`)「信じるわけねーーーーーーーだろバーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!」
メコォ
(メ)ω・`)「すいませんバカは言いすぎました…でも今一信憑性に欠けると言うか…決定的な証拠が欲しいと言うか…」
从 ゚∀从「チッ、めんどくせえクソだな…」
:川;゚ -゚):「ハインさん恐い…」ガタガタ
(-@∀@)「ほんとなんでここでバイトしてるんだろうね彼女」
ノパ⊿゚)「このお腹の紋章を見ても信じないんですか!!」バッ!!
川;゚Д゚)そ「キアーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
(´^ω^`)「良く見えないからもっと近くで見t」
ドゴォ
(メ)ω・`)「すいません調子乗りました…いえ、もういりません死んでしまいます」
从 ゚∀从「信じた?」
(メ)ω^`)「信じねーーーーーーーーーーよバーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!」
メメタァ
(メ)ω(メ)「前が見えねえ」
(-@∀@)「なんか一周回って仲良しに見えてきた」
从 ゚∀从「メガネ替えろ」
ショボンはバイなのか?しえしえ
ノパ⊿゚)「あ、そうだ。テレビ見てましたか?」
(´・ω・`)「いや?休憩時間中はずっと艦これしてたが?」
ノハ;゚⊿゚)「ショボンさんもやってるんだ…じゃあ、今ちょっとテレビつけてもらってもいいですか?」
(;´・ω・`)「いいけどよ…なんだってんだよ全く…」ピッ
テレビ<松千代市の病院で発砲事件が発生し、現在警察は犯人の行方を…
(;´・ω・`)そ「ハァ!?すぐそこじゃねーか!!」
テレビ<死者はいませんでしたが、松千代市在住の阿部高和さんが脚を撃たれ重傷。命に別状は無いとのことです
(;´゚ω゚`)そ「しかもカズ撃たれてんじゃねーーーーーーーーーーかーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
从;゚∀从「ちょ、ちょ…マジかよ!!」
川;゚ -゚)「無事なんですか!?あの先生は無事なんですか!?」
从;゚∀从「電話で確認を…って、着暦すげえことになってる!!」
着信履歴の一番上をタップし発信
一回目のコールが終わらぬうちに、ドクオが電話に出た
从;゚∀从白「もしもし!?今ニュース見て阿部さんが…」
『阿部さんが撃たれたああああああああああああああうおおおおおおおおおおおおん!!!』
从;゚∀从白そ「うるさっ…!!泣いてんのかお前!?」
『阿部さんが死んだらどうしよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』
『だから死なないって言ってるでしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』
『ドクオ…電話貸せ。あとちょっと外で頭冷やせ』
从;゚∀从白「阿部さん!?大丈夫なのか!?」
『ああ…ちょっと脚撃たれて顎に皹入って血を流しすぎた程度だ。心配するな』
从;゚∀从白「それ『程度』で済む怪我じゃないんだけど…」
『それよりも、ずいぶん無茶をしたようだな』
从;゚∀从白「う…うん…」
『…まぁ、今回は事情が事情だ。周りの大人に助けを求めても何か出来たとは考えにくいし、お前らが無事なのも結果オーライと言える』
『だが、無茶をする前にその内容をキチンと俺に説明しろ。分かったな?」
从;゚∀从白「わかった…ごめんなさい」
『よし…サンフランシスコにいるんだな?ショボンに替わってくれ』
从;゚∀从「わかった…店長、阿部さんから」
(;´・ω・`)白「カズ!?大丈夫か!?」
从;゚∀从「ハァ…」
ノハ;゚⊿゚)「先輩方は?先生は!?無事でした!?」
从;゚∀从「無事たぁ言いがたいけど…なんとかな」
(;-@∀@)「どうして先生が…」
从;゚∀从「俺らが無茶するって知ったからだろうよ。時間稼ぎをしてくれたんだ」
川;゚ -゚)「っ……」
从;-∀从「ッハァー……思ってた、以上に、ハードな事になってんな…」
(;-@∀@)「漫画や映画じゃあるまいし…って言いたいところだけど、現実なんだよね」
川;゚ -゚)「…申し訳ございません、巻き込んでしまって」
从;゚∀从「なんで謝るんだよ。巻き込まれたのはアンタもだろ?」
川;゚ -゚)「ですが…」
从;゚∀从「過ぎた事をグチグチ言うな。それより先の事を考えようぜ」
川;゚ -゚)「……」
从 ゚∀从「返事!!」
川;゚ -゚)そ「はっ、はい!!」
从 ゚∀从「よし」
(-@∀@)「有無をも言わせないね」
ノハ;゚⊿゚)「本当に神様なのかな…?」
(;´・ω・`)白「…ああ、ああ…わかった。任せておけ。それじゃあ…」
ショボンは通話を終えると、携帯をハインに投げ返し
从;゚∀从「っと…信じた?」
(;´・ω・`)「ちょっと整理させろ…」
椅子に座って手を組み、それに頭を乗せた
(;´・ω・`)「…ああ、クソッタレ…神様…」
川;゚ -゚)「な、何ですか?」
(;´・ω・`)「お前じゃねえ!!ジーザスの方だ!!」
川;゚ -゚)「イ、イエス様ですか!?彼なら友人のお釈迦様とバカンスに出かけていますが…」
从;゚∀从「おいちょっと待てどっかで聞いた事ある設定だぞ」
(-@∀@)「映画化もしたね…」
(;´・ω・`)「くっ…こ……」
ショボンは何か言いたげに手を振りかざし
そのまま自らの膝へと叩き付けた
(;´・ω・`)「とにかく!!早い話が!!クールの嬢ちゃんを、クソッタレな追っ手から見つからないようにすればいいんだな!?」
从 ゚∀从「そうだよ。何とかしろ」
(;´・ω・`)「物頼む態度じゃねえー……いいんだけどさ…」
皹(ひび)
川;゚ -゚)「あのっ!!」
(´・ω・`)「あん?」
川;゚ -゚)「お手数お掛けして申し訳御座いません…」
(´・ω・`)「…」
(;´-ω-`)「っあー!!調子狂うなあオイ!!」
川;゚ -゚)そ ビクッ!!
(´・ω・`)「お前ら、腹減ってねえか?とりあえず飯だ!!あれこれ考えるのはその後だ!!」
从 ゚∀从「おごり?」
(-@∀@)「おごり?」
ノハ*゚⊿゚)「おごりですか!?」
(;´・ω・`)「言われなくてもご馳走してやるっつーの!!おい素直の…あー、今は違うのか、おいアンタ名前は?」
川;゚ -゚)「はっ、はい!!『勝利の』…」
川;゚ -゚)「いえ、『しょーちゃん』です!!」
(´・ω・`)「勝利のしょーちゃん?けったいな名前だな…まぁいい。アンタ、何食いたいんだ?」
川;゚ -゚)「何…と、申されますと?」
(´・ω・`)「何でも良いよ好きなもん言え。俺ァ魔法使いでな。メニューにねーもんだって作れるんだよ」
川;゚ -゚)「ええと、では……」
寝落ちか?支援
―――――
―――
―
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
<ヽ`∀´>「…」
電話を終えた阿部さんは、携帯を棚の上へ乗せた
デレが強引にドクオとブーンを外へと連れ出したため、この病室には彼とニダーしかいない
クールの異変からまだ一日と経っていないが、目まぐるしく迫る状況に疲労と困惑を感じずにはいられなかった
N| "゚'` {"゚`lリ「…とりあえずは、ショボンに協力を求めたが…俺達は所詮一般市民だ。いつかは追い詰められる」
<ヽ`∀´>「させません」
ニダーは断固たる意志を込めて言い放った
<ヽ`∀´>「彼女には、指一本触れさせない。その為にはどんな手段も選びません。例えウリが罪人になろうとも、決して」
N| "゚'` {"゚`lリ「おい、滅多なことを言うもんじゃないぜ。お前がいくら強かろうと『限界』がある。それは何も身体面に関してだけじゃない」
阿部さんは自分の胸を拳で叩いた
N| "゚'` {"゚`lリ「『ここ』にも、底はあるんだよニダー。お前はどんな手段も選ばないといったが、お前に『それ』が出来るのか?」
<ヽ`∀´>「……出来なければ」
<ヽ ∀ >「出来なければ、ウリはただの『木偶』です」
N| "゚'` {"゚`lリ「木偶…だと?」
<ヽ ∀ >「……失礼します」
ニダーはそれ以上、何も言わずに退室した
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
N| "゚'` {"゚`lリ「クソッ…」
阿部さんは悔しげにに、拳をベッドへと叩きつける
N| "゚'` {"゚`lリ「担任、失格だな…自分のクラスの生徒の事ですら、まだまだ理解してやれてねえ…」
夕陽は既に落ち、松千代には夜が訪れていた
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
N| "゚'` {"゚`lリ「クソッ…」
阿部さんは悔しげに、拳をベッドへと叩きつける
N| "゚'` {"゚`lリ「担任、失格だな…自分のクラスの生徒の事ですら、まだまだ理解してやれてねえ…」
夕陽は既に落ち、松千代には夜が訪れていた
今日はここまでです
Q.なんでこんなに遅くなったの?
A.旅行行ったりTRPGしたり戦国ランスしてたから
Q.なんで今回こんな短いの?
A.旅行行ったりTRPGしたり戦国ランスしてたから
Q.なんか言うこと無いの?
A.先日、初めて翻訳版アメコミ買いました
『デッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバース』です
いつかこれもマーケティングしたいなと思ってます
乙
神様って何食うんだろうな
乙乙。まだ起きてたら>>572 に答えてくれ
>>585
ショボンは穴に挿入ればいいタイプの人間です
例え山芋だとしても構わないで食っちまうようなホモです
タチの究極型みたいな感じかwww
把握したwww
来てたのか!
今気付いた、乙!
デッドプールカッコいいよね!
アメコミはマッチョだから最高!!
乙乙
マーク・ウィズ・ア・マウスも買おうぜ、買ってマーケティングしようぜ
デップーは色々ぶっ飛んでるから好き
TRPGだと・・・!
取り敢えず乙乙
乙乙!
http://blog.livedoor.jp/news_rumor/archives/7128390.html
あれ、ムカデ人間3ってまだ上映されてなかったんか
てっきり三部作公開されてるけど>>1 が二の足踏んでるのかと思ってた。
―――――
―――
―
その日、『サンフランシスコ』は臨時休業としていた
そうでなくとも、病院で起こった銃撃事件の犯人がまだ捕まっていないことから、松千代の住人は警戒して外出を控えていた
近隣の小中学校も事態解決まで学校閉鎖の措置を取り、村人学園もそれに続いた
('A`)「銃社会のアメリカでも大事件なんだ、日本でこんなこと起こせば引っくり返るわな…」
ハインとヒート、モララーとアサピーは親からの連絡が入り、既に帰宅していた
店に残っているのは、後から来たドクオとブーン。ニダーと勝利の女神だ
川 ゚ -゚)「おまわりさんに助けを求めるのは…」
('A`)「地方権力とは言え、完全に信用するのもどうかと思うぜ?それにまず、なんて説明すりゃあいい?」
川;゚ -゚)「それは…」
( ^ω^)「…」
<ヽ`∀´>「…」
全員、口数は少なく
男三人は、勝利の女神が所望したオムライスを静かに口へ運んでいた
(´・ω・`)白「ああ、そうだ……出来るだけ急いで欲しい。頼んだ」
と、そこに電話を終えたショボンが奥から現れる
受話器を置いてから、通夜のような雰囲気が漂うホールを見て、軽く笑った
(´・ω・`)「どうした?こういう時こそお前らの底力ってもんが発揮されるんじゃあないのか?」
('A`)「…目標が、見えてればな」
デミグラスソースに浮かぶふわふわの卵の島をスプーンで崩しながら、ドクオは返事をした
『西川』の時とはワケが違い、今度の相手は正体不明
更に、勝利の女神返還の手がかりもほとんど無い状況だ
現状は『手詰まり』。暗闇を手探りで歩くかのような難解さに陥っていた
( ^ω^)「西川の時はほんともう…サクサク行ってたからな…」
('A`)「それぞれの活躍があったとはいえ、姉御が総指揮を担当してたから…」
(´・ω・`)「なぁるほどねぇ…クールの嬢ちゃんは『ブレイン』の役割をこなしていたってワケかい」
ドクオとブーンの二人が西川撃破とハイン救出を成し遂げたのは、仲間の協力があってこそだった
そして、その大勢の仲間をまとめ上げ、指揮をしたのは『素直クール』だ
西川の索敵に加え、阿部さんやショボンを初めとした協力者への指示
決死隊の奮起を促し、高い士気で突入させたのも彼女だ
二人に比べて目立った活躍はしていないが、その陰では最大の功績を挙げていたのだ
川;゚ -゚)「…」
('A`)「…ああ、ダメだダメだ。どうも落ち込んじまうな」
勝利の女神の不安そうな顔を見て、ドクオは頭を振り、笑顔を向けた
('∀`)「大丈夫だ、何とかしてやっからよ」
川*゚ -゚)「はっ、はい!!過ぎたことより先のこと、ですね!!」
そんなドクオの顔を見て、勝利の女神も顔を綻ばせた
( ^ω^)(大丈夫じゃない…いつものドクオなら『落ち込んじまうな』を『おちんこでちゃうな』ってボケるハズ…全然大丈夫じゃないお…)
<ヽ`∀´>「…」
(´・ω・`)「そうさ、落ち込んでる場合じゃねえぞ。事件解決の鍵はしょーちゃんだ。キバってイけよ」
(´・ω・`)「さて、ささやかながら俺から出来ることは、『しょーちゃんの正体を誤魔化す』ことと、『体に刻まれた紋章を調べさせる』ことだ」
ショボンは『まず一つ目』と、人差し指を立てた
(´・ω・`)「俺の知り合いに変装のスペシャリストがいてな。そいつに頼んでしょーちゃんを別人へと変貌させる」
( ^ω^)「どーいう人脈だお…」
(´・ω・`)「常連だよ。だが今日はもう来れないらしい。奴にも予定ってモンがあるからな。明日の午後には来てくれるそうだ」
('A`)「明日か…しょーちゃんの居場所が知られてないとは言え、結構厳しいな…」
(´・ω・`)「とりあえず仮の変装だけでもして、外へ一歩も出ないってのはどうだ?送り迎えは俺がやるから」
('A`)「ああ、現状それがベターかな」
(´・ω・`)「で、二つ目だ」
人差し指に続き、中指を立てる
(´・ω・`)「ヒートの嬢ちゃんがエッチスケッチワンタッチしたこの『紋章』をネーヨに送った。これが唯一の手がかりだが、解明まで時間が掛かると思われる」
( ^ω^)「さすがショボンのオッサン。言うことが古い」
(´・ω・`)「お前らの連絡先をあいつに教えといたから、いつでも出れるようにしとけよ」
('A`)「ああ、わかった。ありがとうオッサン」
(´・ω・`)「体で礼してくれても良いのよ?」
('A`)「それは『バイト』って意味だよな?性的な意味じゃないよな?」
(´・ω・`)「性的な意味に決まってんだろカマトトぶってんじゃねえてめえ乳首噛み切るぞ」
('A`)「そんなハードなプレイお断りだ」
(´・ω・`)「そんじゃ、店閉めてお前ら送りますかね…片付け手伝え」
('A`)「はいよ」
川 ゚ -゚)「私もお手伝いします」
( ^ω^)「みんな、頑張って!!」
('A`)「お前も手伝えや…ん?」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「…ニダー、机、拭いといてくれ」
<ヽ`∀´>「あ…わかったニダ」
ニダーは、まるでさっきまで話を聞いていなかったかのように返事をし
彼らしくない、ゆっくりとした動作で片づけを始めた
( ^ω^)「…」
川;゚ -゚)そ「わぁ!!」ツルッガッシャーン!!
(#´^ω^`)「面倒を増やすなーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
川;T -T)「ごめんなさーい!!」
―――――
―――
―
ニダーを先に自宅まで送り届けた後、ショボンは車をドクオ宅へ向けて走らせていた
後部座席の勝利の女神は、今日一日の疲れからブーンの肩に頭を乗せて寝息を立てていた
( ^ω^)「助けて」
('A`)「貴重な経験じゃねえか、大人ライオンを膝に乗っけるよりはマシだろ」
( ^ω^)「いやむしろそっちのほうがマシ」
(´・ω・`)「お前らの中でクールの嬢ちゃんがどんな扱いなのかはわかった」
('A`)「…結局、ニダーは無口なままだったな」
ドクオが不意に話を変える
病院を出てから、ニダーの態度がどこと無くおかしい
物思いに深けるような、何かを待っているかのような、そんな態度
( ^ω^)「思うとこがあるんじゃねえのかお?姉御の右腕みたいなもんだったし」
('A`)「そりゃそうなんだがな…」
(´・ω・`)「気をつけたほうがいい」
ショボンが真剣な声色で二人に話しかける
(´・ω・`)「俺も昔、ああ言う目をした人間を何度か見てきた。そいつらはこぞって『何かをしでかした』」
(´・ω・`)「うまく言えねえが…水底に石を沈めるように、自分の中に『覚悟』を埋める。激しい覚悟じゃなく、『静』なる覚悟」
('A`)「静なる覚悟…?」
(´・ω・`)「物の例えだ、あんま深くつっこまねーでくれ。だが、ニダーの動向にはちゃんと目を向けておいたほうがいいってのは確かだ」
('A`)「ああ…」
(´・ω・`)「お前らとニダーは対象的な人間だと思ってたが、何しでかすかわからねえあたり、似てんのかもしんねーな」
( ^ω^)「でもニダー人前で全裸になったことないお」
(´・ω・`)「おかしいよね…マッチョなのに脱がないって…ほんと美味しい身体してんのになぁ…」
('A`)「阿部さんでさえ生徒は襲わねえってのにこのオッサンは…おっと、到着だ」
車はドクオ宅前でゆるやかに止まった
( ^ω^)「あの、着いたんだけど…」
川 つ -)「ん…もうお腹いっぱい…」
( ^ω^)「なにベタな夢見てんだよさっさと起きろてめえ」
ブーンは頭が乗る肩をクンッと跳ね上げた
ゴツりと鈍い音が響き、勝利の女神は側頭部を押さえながら目を醒ました
川;゚ -゚)「痛いです…あれ?ニダーさんは?」
( ^ω^)「おめーが寝てる間に帰ったお。ほら着いたからショボンさんにお礼言って降りろ」
川;゚ -゚)「あっ、はい。ありがとうございました」
(´^ω^`)「礼を言うなら今ココでしゃぶれよ」
('A`)「ニダーに言いつけるぞ」
(;´^ω^`)「うっ…ニダーきゅんにしばかれるのも捨てがたい…」
( ^ω^)「さすがショボンのオッサンは変態の格が違った」
(´・ω・`)「明日は臨時休校だったな。昼前に迎えに行くから、それまで家から一歩も出るなよ」
('A`)「わかってるよ。いろいろありがとうなオッサン」
(´^ω^`)「なぁに、カズのカリもあるしな。そんじゃ、おやすみ」
ショボンの車は走り去り、その場には三人だけが残った
( ^ω^)「俺も今日のところは帰るお。親にも事情を説明しとかなきゃならないしNE」
('A`)「ああ…いや、ありのままを伝えるんじゃねえぞ?その辺なんとか誤魔化せよ?」
( ^ω^)「わかってらい。そんじゃ、また明日」
('A`)「おお」
ブーンは軽く手を振り、自宅方面へと歩いていった
('A`)「よし、じゃあ俺らも家入ろうか」
川 ゚ -゚)「はい、お邪魔致します」
ドクオはズボンのポケットから自宅の鍵を取り出し、ドアを開けた
いつもと変わらぬ手ごたえに、安堵の息を漏らした
川 ゚ -゚)「ドクオさんは、この家にお一人で?」
('A`)「いんや、父さん母さんと一緒に暮してるが、仕事で家空けることが多くてね…」
リビングの電灯を点け、荷物を乱雑に置いてダイニングキッチンへと向かう
勝利の女神は家の中をキョロキョロと見回していた
('A`)「適当に楽にしてくれ。お茶飲む?」
川 ゚ -゚)「はい、戴きます」
食卓の椅子に腰掛け、軽く組んだ手を膝の上に乗せる
ドクオはキッチンからその様を眺めていたが、普段の『素直クール』の仕草や出で立ちが残っているように見えた
('A`)「…なんで姉御だったんだろうな」
川 ゚ -゚)「え?」
('A`)「いや、なんでもない…」
やかんに水を入れ、コンロに乗せ火を点ける
その後、流しに浸け置きにしていた朝食の皿を洗い始めた
('A`)「…そういや」
川 ゚ -゚)「はい?」
('A`)「着替え、どうしよう…」
川;゚ -゚)「あっ…」
―――――
―――
―
('A`)白「なんとか事なきを得たよ」
『新品下着のストックが都合よく置いてあって良かったな』
('A`)白「母さんになんて説明すりゃいいんだろう…」
『オカズにしたって言えよ』
('A`)白「何が悲しくて親の着用予定だった下着で抜かなきゃならねーんだよ…」
『コロッケで抜こうとした奴が何を』
('A`)白「忘れろ、出来心だった」
午前1時を回り、勝利の女神が眠りに就いた頃
ドクオはブーンとスカイプ通話をしていた
『様子はどうだお?』
('A`)白「疲れてたんだろうな。風呂に入れさせてベッド連れてったら直ぐに眠っちまったよ」
『襲うんじゃねえぞ』
('A`)白「そんな恐ろしいことする位ならハイター博士の家に侵入するほうを選ぶ」
『あるあ…いや流石にねーよ。恐すぎるだろJK』
('A`)白「しかしアレだな…」
『お?』
('A`)白「このシチュエーション、『青春真っ只中のようです』を思い出すな!!」
『ドクオ、貴方疲れてるのよ』
先日やっとマジこいのプロローグをクリアしました
プロローグをクリアしただけで先には進めていません
それはそうと、ビクトリーバーサス楽しみですね
僕はめだかちゃんを使いたいがためにあれを買います
でもASBの前例もあるし購入はしばらく経ってからにします
乙ー
艦コレがWSになったりTRPGになったりするみたいだけどムカデはやるの?
乙
乙乙
ニダーは何をするつもりなんだ……
おつ
ドクオ役得じゃねーの
ビンボーゆすりを1秒間に750,000,000,000,000回の早さ(750THz)でやると、ひざから可視光の電磁波が発生して、理論上ひざが光り出す、って言うの見かけたんだけど、ドクオの尻は1秒間に750,000,000,000,000回振動してるのか…
そんな遅いわけないだろ、、、
これで、めっちゃ思わせぶりな紹介された勝良神社がストーリーになんの関係も無かったら流石に泣くぞオイ
('A`)白「そっちは?変わりないか?」
『帰りが遅くてパロ極められたこと以外はいつも通りだったお』
('A`)白「そりゃなによりだな」
『明日からどうするんだお?』
('A`)白「そうだな…」
('A`)白「情報を待つだけってのも、なんだかな…」
『でも出来ること無くね?』
('A`)白「無くはねえよ。確実たぁ言えねえが、『手がかり』があると思われる場所が一つある」
『マジで?』
('A`)白「『姉御の家』だよ」
『あっ…』
('A`)白「ニダーは『自宅のトイレで気を失っている姉御を見つけた』っつってたよな?つーことは、もしかしたらその原因を作った何かが残っているかもしれない」
『なるほど…だけど姉御の家って…』
('A`)白「『虎穴』ってやつだな…踏み込むにゃちょいと危なすぎる。阿部さんの事もあるし、こっちの『奥の手』の対策がされてるかも知れねえ」
『……あいつらって、そんなに悪い奴らなのかな?』
(;'A`)白「はぁ!?」
相棒の発言に、ドクオは思わず素っ頓狂な声を出してしまう
その後、勝利の女神の眠りを妨げないように、さっきよりも声を抑えて通話を再開した
(;'A`)白「アホかお前は、阿部さんが撃たれたんだぞ?そうでなくても、拳銃持って病院脅す連中なんざ、考えるまでも無く悪党だろうが」
『……』
(;'A`)白「…ブーン、あなたも疲れてるのよ」
『そうみたいだお。悪い、忘れてくれ』
('A`)白「…じゃあ、また明日な。おやすみ」
『おやすみ』
('A`)「ふう…」
スマートフォンをテーブルに置いて、すっかり冷めきった茶を飲み干す
('A`)「…しっかりしねえとな」
深い眠りにつくクールへ
そして自分自身に言い聞かせ
ドクオは、リビングの灯りを消し眠りに就いた
ちょうどその頃
<ヽ ∀ >「…」
ニダーはクールの自宅で
( α ;)「も、もう…やめてください…」
<ヽ ∀ >「話す気に、なったか?」
( α ;)「だ、だから俺はッ!?」
見知らぬ男の頭を、水を張った浴槽に沈めては
息が続く限界を狙って引き上げる
( α ;)「ゴボッゲボガボゲボボゴガガガ!!!」
<ヽ ∀ >「…」
『尋問』を繰り返していた
【翌日…】
『どうしても恩返しをしたいと言うので朝ごはん作らせてみた結果、案の定失敗したの図』
川;゚ -゚)「…焦げました」
(;'A`)「ああ、うん。ある程度予想してたから、それ食う覚悟は完了してる」
川;゚ -゚)「何がいけなかったんでしょう…」
(;'A`)「さぁ…?逆にどうやったらたまご焼き作る工程でコンロから火柱が上がるのか教えて欲しいくらいだ」
【翌日…】
サンフランシスコにて
(;;・∀・;;)「アタシの魔法でシンデレラになりたいって子はどこかしら?」
顔のデカイ色黒のオカマが、何か変なポーズとって立ってた
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「…」
(´・ω・`)「紹介するぜ。今回の協力者、『黒井マラ男』。特殊メイクのプロだ」
(;;・∀・;;)「『マラピー』って呼んでね♪」
(;;・∀<;;)ミ☆ バチコーン
( ^ω^)「ご協力感謝します黒井さん」
川;゚ -゚)「あっ、あの、よろしくお願いしますマラピーさん!!」
(;;・∀・;;)「やだ、男の子の事務的態度でアタシのガラスハート崩壊間近」
(´・ω・`)「見た目も中身も残念な奴だが、腕だけは確かだ。ここは我慢して仲良くしてやってくれ」
(;;・∀・;;)「んもー、マスターったら相変わらずSI☆N☆RA☆CHU…でもそこが良いわぁ!!燃えちゃう!!」
(´・ω・`)「そうか、良かったな」
( ^ω^)(オッサンすげえ冷め切ってる…実際にIK○Oとかクリス松○を前にするとこんなもんだろうな…)
川 ゚ -゚)(マラピーって可愛いな…私もピー付けで呼んでもらおうかな…)
(;;・∀・;;)「さーて、このお嬢ちゃんを変身させろってオーダーね」
(´・ω・`)「ああ、もう思いっきり別人にしてやってくれ」
(;;・∀・;;)「オーケー!!もうデロンデロンのぐにゃんぐにゃんにしてあげちゃうわ!!!」
川;゚ -゚)「お、お手柔らかにお願いします…」
(;;・∀・;;)「腕が鳴るわね〜。こう見えてアタシ業界では『リアル辻彩』とか『生きるガイアファンデーション』って呼ばれているのよ?」
( ^ω^)「スタンド使いと帝具に例えられるとか…人間の顔じゃねえお」
(;;・∀・;;)「えっ?」
( ^ω^)「あっ、違いますお。人間の域を越えてるって言いたかったんですお」
(;;・∀・;;)「ああそうなのー!!嬉しい事言ってくれる坊やね!!ハグしてあげましょうか?」
( ^ω^)「あっ、そういうのいいんで早く始めてください」
(;;・∀・;;)「もー、照れちゃってかわいいんだからー!!!」
( ^ω^)(…俺もドクオに着いて行けばよかった)
―――――
―――
―
('A`)(さて、来てみたはいいものの…)
('A`)(どーやって入りましょうかねーっと…)
ドクオは勝利の女神の面倒をショボンとブーンに任せ
衣類調達と事件調査の為に、クールが住むマンションへと訪れていた
('A`)(エントランスはオートロック式、インターホンで入館許可を得るタイプか…)
('A`)(監視カメラもあるし、あんまウロチョロしてたら怪しまれちまうか…そもそもニダーは姉御からSOSが届いた時、どうやって入ったんだ?)
ポケットから携帯を取り出し、発信履歴を確認する
数件連続してニダーへ電話を掛けているが、一向に繋がらなかった
('A`)(当の本人は音信普通だし、LINEもメールも返しゃしねえ…どうすっかね…)
マンション管理人を説得、または襲撃して部屋に入ろうかと思案したその時
<ヽ ∀ >「…」
エントランスに繋がる出入り口から、キャリーバッグを持ったニダーが現れた
('A`)「ニダー」
<ヽ ∀ >「…」
<ヽ`∀´>「ドクオ、こんな所で何をしているニダ?」
('A`)「…お前こそ」
<ヽ`∀´>「これ」
ニダーはキャリーバッグをドクオへと差し出す
('A`)「!」
<ヽ`∀´>「クーの着替えとか生活用品とかが入っているニダ。ナプキンの使い方、ウリにはわからないからハインさんかヒートさんに聞いて欲しいニダ」
('A`)「あ、ああ…ありがと…って、今お前とんでもない要求してきたなオイ」
ドクオがそれを受け取ると、ニダーは
<ヽ`∀´>「それじゃ、ウリは帰るニダ」
足早に去ろうとした
('A`)「待てよニダー」
ドクオはそれを、手首を掴んで引き止める
ギチリと音が鳴るくらい、強く
<ヽ`∀´>「…痛いニダ」
('A`)「そーかいそりゃ結構だ。ニダーお前、昨日から寝てねーだろ」
<ヽ`∀´>「どうしてそう思うニダ?」
('A`)「目の充血と隈を見りゃ一発だ。それに…」
キャリーバッグを地面に落とし、ニダーの服の裾を捲り上げた
先ほどまでキャリーバッグを持っていた腕には、無数の『引っかき傷』があった
('A`)「これは何の傷だ?」
<ヽ`∀´>「別に…ちょっと虫に刺されたから、強く掻き毟っただけニダ」
('A`)「吐くならもうちょいマシな嘘を吐け。二月の半ばに虫刺されなんて聞いた事ねーぜ」
<ヽ`∀´>「ドクオには関係ないニダ」
('A`)「ニダー、俺達は敵じゃない。友達だ、仲間だ。姉御の事が心配なのは良くわかる。だが一人で突っ走るのは…」
<ヽ ∀ >「ドクオにッ!!」
声を荒げ、強引に手を振りほどく
その力強さに、流石のドクオも尻餅をついた
(;'A`)「っつ…」
<ヽ ∀ >「……ごめん、しばらく」
<ヽ ∀ >「一人にさせて欲しいニダ…」
ドクオに言いかけた言葉を飲み込み
ニダーはその場から逃げるように立ち去ろうとしたが
(#'A`)「待てやてめええええええええええええええええええええ!!!!!」
それを許すドクオでは無かった
(#'A゚)「オラアアアアアアアアアアアア!!!!!」
<ヽ; ∀ >そ「ニダッ!?」
渾身の飛び膝蹴りでニダーの背中を蹴り飛ばす
二メートル近い巨体が、前のめりに倒れた
(#'A゚)「昨日からウジウジと何考えてんだてめえ!!!男なら全力パンチ全力スラム一本で勝負せんかいってアシモフさんも言ってただろうが!!!」
<ヽ ∀ >「ッ…」
背中を抑え、よろけながら立ち上がる
顎には擦り傷が出来てあり、血が垂れ落ちた
(#'A`)「…それにさっきの態度、『昔のお前』そっくりだぜ。他人を避け、自分だけの殻に篭ってた、『こけおどしの瓜畑』にな」
<ヽ# ∀ > ビキッ!!
<ヽ#`∀´>「それを言うなッ!!」
激昂したニダーは、裏拳を見舞う
ドクオの頬に直撃したそれは、体ごと浮き上がらせ跳ね飛ばした
:(;'A゚):「ッ…!!」
脳が激しく揺さぶられ、立ち上がることが出来ない
視界はぼやけ始め、迫るニダーの姿が歪んで見えた
<ヽ;`∀´>「っ…」
ニダーはそれ以上追撃することも無く、ただドクオの姿を見ていた
:(;'A゚):「に……だ…」
:(; A ):「あ…」
ドクオの意識は、立て直すことが出来ず
仰向けに倒れたまま気を失った―――――
―――――
―――
―
('A`)「すげえ顔痛いんだけど、もしかして俺イケメンになった?」
( ^ω^)「目覚めて第一声がそれかよ。安心しろ、いつも通りの残念フェイスだお」
ドクオが目を覚ましたのは、日も既に暮れたの頃であった
『サンフランシスコ』にあるソファーに寝かされてあり、頬には湿布が貼られていた
川 ゚ 々゚)「ドクオさん、具合は如何ですか?」
('A`)「顔すっげ痛いけど…大丈夫だ」
('A`)「ところでアンタ誰」
川 ゚ 々゚)「しょーちゃんです」
('A`)「マジかよ姉御感ねえな」
額に手を当て、頭を軽く振って起き上がる
その場にはブーンと、変装を施した勝利の女神、そして
見覚えのあるキャリーバッグが置いてあった
('A`)「…ここには、ニダーが?」
( ^ω^)「ああ、お前と荷物置いて、サッサと出て行ってしまったお。引き止める間も無くな」
川;゚ 々゚)「喧嘩、したんですか?」
('A`)「ああ、久しぶりにな…結果は見ての通り一撃KOだ」
( ^ω^)「ニダーパネエ…代わりに謝っといてくれって言ってたお」
('A`)「バカかあいつは…そんなもんてめえで言えってんだ…」
川 ゚ 々゚)「どうして喧嘩なんてしたんですか?」
('A`)「あいつの煮え切らない態度についカッとなってな…思わずひでえことも言っちまった」
( ^ω^)「じゃあお前が十割悪いんじゃねえか死ね」
('A`)「お前が死ね」
川;゚ 々゚)「ヒィ!!こわい!!」
( ^ω^)「乳繰り合いはさて置いて、とりあえず話を聞かせてもらおうか」
('A`)「ああ…あいつはこう言ったよ」
('A`)「『ナプキンの使い方、ウリにはわからないからハインさんかヒートに聞いて欲しいニダ』ってな…」
( ^ω^)「もう一回失神するか?お?」
('A`)「いやマジで言ってたことだから…しょーちゃん、後でハインかヒートかモララーに電話して、生理用品の使い方教えてもらってくれ」
川;゚ 々゚)「えと、モララーさんって男性…ですよね?」
('A`)「だからこそ聞くんだよ」
( ^ω^)「純然たる嫌がらせやめてやれよ…その内あいつ泣くぞ…」
('A`)「泣くほうが悪いんだよ」
( ^ω^)「いじめっ子の発想じゃねえか…」
ドクオはマンション前での一部始終を話した
( ^ω^)「ああ…そりゃ俺でも殴るわ…」
('A`)「せやろ?」
川;゚ 々゚)「手を出さないって選択肢は無いんですか?」
('A`)「頑固な奴にゃ何言っても無駄さ。それなら肉体言語で語り合ったほうがよっぽどマシだ」
( ^ω^)「腕のひっかき傷ってのが引っ掛かるな。本当に自分でひっかいたか、それとも…」
('A`)「『誰かの抵抗の痕』か…だな」
川;゚ 々゚)「て、抵抗って…?」
('A`)「誰かを押さえつけようとして、暴れられた時に付いた傷…とか」
川;゚ 々゚)「ニダーさんはそんな人じゃないですよ!!」
勝利の女神は思わず立ち上がり、店内に響き渡る大声を張り上げた
その抗議に、二人は驚いた素振りも見せず
( ^ω^)「ニダーは聖人君子じゃねえお。それどころか、仲間内で誰よりも繊細で臆病で、熱くなり易い奴だ」
('A`)「そんなニダーだからこそ、姉御はあいつを気に入った。忠実で、慎重で、凶暴なニダーをな」
('A`)「もしかしたら、姉御は最初から『これを見越して』たのかもしれねえ」
川;゚ 々゚)「ま、待ってください…クールさんは、ニダーさんが暴走すると知ってた上で助けを求めたと言うのですか?」
('A`)「敵がどうなろうと姉御は知ったこっちゃねえだろうからな…ニダーもそれをわかって行動を起こしてる」
川;゚ 々゚)「それでも!!ニダーさんが傷つくことには変わりないじゃないですか!!」
('A`)「そう熱くなるな、あくまで推測だ。だが…」
( ^ω^)「ニダーの今の状況を鑑みるに、最も濃厚な線かもしれないってのも確かだお」
川;゚ 々゚)「っ…」
( ^ω^)「それにしても…『昔のニダー』か…」
友人ですら突き放す、ニダーの冷たい態度は
二人と出会ったばかりの彼を思わせた
川;゚ 々゚)「その…昔のニダーさんって、どんな人だったのですか?」
('A`)「見た目通りの奴だったよ。誰よりも鍛えられた肉体と、産まれながらの強面。高一とは思えねえ迫力で、誰一人寄せ付けねえ一匹狼…」
( ^ω^)「第一印象は暗くて冷たい奴だったお。無表情で、話しかけても反応しない。他人との関わりを持とうとしなかった」
川;゚ 々゚)「…えと、その……」
('A`)「信じられねえだろ?アンタがブーンに責められてた時、真っ先に叱り付けて謝罪させたあのニダーがだぜ?」
( ^ω^)「もう許してくれよ俺だっていっぱいいっぱいだったんだよ」
川;゚ 々゚)「い、いえ!!そんな…」
勝利の女神は一度否定しかけたが
川;゚ 々゚)「…はい、余りにも私が知ってるニダーさんとかけ離れていて…なんて、可笑しいですよね。まだ出会って数日も経っていないのに、わかった様な顔して…」
うな垂れて肯定した
('A`)「いや、アンタが知るニダーこそがあいつの本質だよ。他人を思いやり、友達の為に叱ってやることが出来る。聖人君子にゃ程遠いが、それでも良い奴だと言える」
('A`)「その本質を引き出したのが、アンタが入れ替わった『素直クール』ってバケモン女だ」
川;゚ 々゚)「クールさんは、ニダーさんに何をしたのですか?」
('A`)「さぁな…あの二人の関係は、俺らにも良くわからん」
( ^ω^)「仲の良い姉弟にも見えるし、主従関係のようにも見える…あの二人には、俺らとはまた別種の『絆』があるように思えるお」
川 ゚ 々゚)「絆…」
('A`)「だから姉御はニダーに託し、ニダーはそれに応じた…んだと思う」
川 々 )「…」
ドクオが話し終えると、勝利の女神はうな垂れたまま沈黙した
二人もそれから何も言わず、ただ壁時計の音だけが延々と響いていた
どんどんどんどん俺が書きたい『くそおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああ!!!!!!!からあげええええええええええええええええええええええ!!!!!!!』っぽい描写から遠くなってます
なんか最近語彙力も低下してきてヤバイです
お、おう。頑張れ
乙
毎回楽しみにしてるよ
頑張れ
でも無理はするな
乙乙。本編も早く読みたいなー
乙
乙。
勝浦もそうだがオーカ松千代も何かしら関係ないのかな
今の所両方ともニュースで一度流れたきりだが
予想は氏ね
からあげ美味しいよね支援
おい!お前のせいだぞ!
http://sujicolle.gmobb.jp/%0A
クッソワロタwwww
誰得
>>1 はゾンビ映画好きなら「ステイシー」を見て感想聞かせてくれ。
大槻ケンヂ好きなんだけどグロいの苦手だから予告編くらいしか見れんかった。
ところで>>633 がNotFoundになってるんだがなんだったんだ?
>>636
今日は何日だ
>>637
子日だよ!!!!!!
艦コレネタ自重しろ
あと真似るなら上手く真似ろよ
>>639
はしゃいじゃってごめん…
今日から新社会人なんで更新ちょっと待ってください…
艦これマーケティングまでしてたスレで今更何を
あった
http://sujicolle.gmobb.jp/
>>642
こんなネタだったんかwwwありがとうwww
しかし漢体コレクションの方が語呂が良くて好きだな
語呂もなにも発音一緒なんですがそれは…
そんなことよりマーケティングだ
川 々 )「…でも」
沈黙を破ったのは、勝利の女神
か細い声に、二人は耳を傾けた
川 ゚ 々゚)「それでも!!」
掻き消えそうだった声が、力強いものへ
不安げな表情から、『挑む』ような顔つきへと変化した
川 ゚ 々゚)「ニダーさんが傷ついていい理由にはならない!!クールさんはそれを認めていいはずが無い!!」
川 ゚ 々゚)「エゴだと言われようとも、私は二人に『間違っている』と教えなきゃいけない!!」
ここに来て始めて見せた彼女の『断固たる決意』をした目の色
黙って聞いていた二人は、勝利の女神の言葉に不敵な笑みを返した
( ^ω^)「いいねえその顔、その言葉。気に入ったお」
('A`)「ああ、燃えてくるじゃねえか」
川;゚ 々゚)「と言っても、具体的にどうするかなんて考えてないんですけどね…」
その色を見せたのはほんの一瞬で、直ぐに自信なさげな表情へ戻った
('A`)「それでいいんだよ。後からどうなるかなんて考えねえで足を動かせば、良くも悪くも結果が着いてくるんだから」
川;゚ 々゚)「悪くなったらマズイんじゃ…」
( ^ω^)「そん時は俺らがフォローしてやるお」
('A`)「いよっし!!そんじゃあ女神様もマジになったところで、一発気合入れるか!!」
( ^ω^)「そうこなっくっちゃあな!!!」
川;゚ 々゚)「わ、私も気合入れます!!」
('A`)「そうかじゃあ良く見とけ!!俺ら流の気合注入法!!」
( 'A`)「これを!!」
( ^ω^) ⊂| つ
⊂彡☆))( ノ
パーン ((_)
「こうして!!」
(^ω^)つ ('A` )
と_⌒((☆ミ⊃
(_ノノ パーン
( ^ω^)bd('∀` )「「こうだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
('A`)「さぁ!!次はアンタだ!!ケツ出せ!!」
川 ゚ 々゚)「お断りします」
その時見せた彼女の瞳は、養豚場の豚を見るかのように冷たいものだったと、後にブーンは語ったという
―――――
―――
―
その日は、ドクオが長い時間気絶していた事や、マラ男のなんか良くわからない長い話(不死身の探偵がどうのこうの)を聞かされたこともあり
調査は土日へ持ち越されることとなった
( ^ω^)「今日は泊まるお」
('A`)「親の了解は得たのか?」
( ^ω^)「なんか察した目で『いいよ』って言われた」
('A`)「なら安心だな」
川 ゚ 々゚)「それなんか誤解されてないですか?」
因みに、勝利の女神の特殊メイクとは
川;゚ -゚)「っぷああ…これ着けると、顔がなんかぬぺっとするんですよね…」
('A`)「あのオッサ…お姉さん、ただ者じゃねえな…」
( ^ω^)「そんなもん顔見れば一発でわかるだろ…」
『ダークマン』の人口皮膚のような超リアルな質感を持たせつつ、着脱可能な変身マスクだった
('A`)「さて、無事着替えも手に入ったし、飯の前に風呂入って来い」
川;゚ -゚)「あの、良いんですか?今日も先に入っちゃって…」
('A`)「いいよいいよ。俺は後でブーンと一緒に入るから」
( ^ω^)「背中流しっこが日常になってるんだお」
川;゚ -゚)「せ、狭くないですか…?わかりました。お先に戴きます」
勝利の女神はキャリーバッグから荷物を取り出そうとして
川 ゚ -゚)「…」
固まった
('A`)「…?」
( ^ω^)「どうした?早く入れお」
川 ゚ -゚)「あの…」
川 ゚ -゚)「これどうやって開けるんですか?」
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
二人は、『めんどくせえ』と思うと同時に、腹から湧き上がる萌えを感じてなんかもう思考回路はショート寸前だった
('A`)「めんどくせえお嬢様だな…いいか、これはこうやって…」
ドクオはバッグの留め金を外し、取っ手を持って押し上げた
中にはクールらしいシンプルな衣服や下着、生理用品等が几帳面に収納されていた
( ^ω^)「おいこれ見ちゃアカンやつじゃ」
('A`)「不可抗力だ。もしこれでボコられても後で文句は言えるから心配すんなよさやか」
( ^ω^)「誰がさやかちゃんや」
川 ゚ -゚)「ほぉー…地上にはこんな便利なものがあるんですねー…」
当の持ち主、改め勝利の女神は、気にすることなく寝巻きと思われるスウェットと長袖を手に取る
すると、『カサッ』と、布には出せない乾いた音がした
川 ゚ -゚)「ん、あれ?なんでしょうこれ…」
バッグの底にあったのは、茶色い『封筒』だった
('A`)「金か?いや、それにしちゃあ随分平べったいな…」
厚みも重みもないそれをドクオが拾い上げ、中を確認する
その後、封筒をひっくり返し、入ってた物を手のひらへ落とした
小さく軽く、黒く四角いその物は、勝利の女神にはゴミにしか見えなかったが
( ^ω^)「マイクロSDカードかお…」
川 ゚ -゚)「?」
('A`)「…そのようだな。ニダーの野郎、アレだけの拒絶をしといてちゃっかりヒントは残していきやがったか…」
この小さな記憶媒体に、新たな手がかりがあると二人は確信した
川 ゚ -゚)「はー、こんな小さな板に、写真や動画が入る時代なんですね…」
( ^ω^)「天界ってこういうデジタル機器ねーのかお?」
川 ゚ -゚)「家にあるパソコン、まだ98なんですよ」
('A`)「また古いなオイ。もうすぐXPのサポートも終わるってのに…つーかパソコンあんのかよ」
ドクオの部屋のパソコン前では、三人がディスプレイを注視していた
PCの起動が完了し、SDカード(正確にはマイクロSDをアダプターに差し込んだ物)を挿入した
('A`)「ファイルは一つしかねえな…」
慎重にクリックを進め、ファイルを確認する
入っていたのは数枚の写真。サムネイルでは良く見ることは出来ないが、部屋の風景写真と予想できた
('A`)「…いいな、見るぞ」
二人の了解を得る前に、ドクオはその中の一つをクリックする
拡大されて表示された画像は、予想通り部屋の内部写真だった
( ^ω^)「…姉御の部屋、かお?」
('A`)「さぁな…入ったことねえからわっかんねえや。しょーちゃんは?」
川;゚ -゚)「むー…私も目が覚めたら病院にいましたから…」
( ^ω^)「…あっ、これ姉御の部屋だわ。ほれここ」
写真の一角を凝視していたブーンは、その場所を指差す
四角い棚…恐らく本棚であろう場所に、ぎっしりと『ある漫画』が詰まっていた
その漫画は、このドクオの部屋の本棚にも置いてあるものであった
('A`)「…姉御だな、間違いない」
川;゚ -゚)「えっと…私にはわからないんですが、どうしてそうだと言い切れるんですか?」
( ^ω^)「姉御、筋金入りのジョジョラーだからな。ジョジョ全巻と関連書籍、それにウルジャンのジョジョ表紙バックナンバーは大切に保管してるってのは有名な話だお」
('A`)「それにこの紫色の分厚い本あるだろ?これジョジョ展でしか買えない画集なんだよ。姉御は仙台も東京も行ってるから、確実に手に入れてんだよ」
('A`)「本棚の上に飾られてるのは複製原画だな。それにASBの黄金体験BOXの特典もある。これはもう姉御ですわ」
川;゚ -゚)「は、はぁ…お二人がそう言うのなら、そうなんでしょうね…」
『理解不能』と言いたげに首を傾げる勝利の女神を余所に、二人は部屋のあちこちに配置されているジョジョグッズを見つけるのに夢中になっていた
そこでふと、ドクオがある物に気付く
('A`)「…あれ?なんだこれ、染みか?」
( ^ω^)「どれだお」
('A`)「ほらここ、天井の辺り」
マウスカーソルが指す場所には、『黒くて丸い』染みのようなものが天井に張り付いていた
( ^ω^)「ちょっと拡大して」
('A`)「はいよ…あ、ダメだ。画質荒くなってよくわかんねえ」
( ^ω^)「オカルト板にうpして解析頼もうぜ」
('A`)「仮にも姉御の部屋をネットにアップするのは人道に反してるだろ…」
川 ゚ -゚)「あの、写真は他にもあったのでは?」
('A`)「あ、そうだった。頭いいなしょーちゃん」
川*゚ -゚)「そ、そんな…天才だなんて…」テレリコテレリコ
(;'A`)「そこまで言ってねえよ…本当に神様っぽくねえ神様だな」
クリック音と同時に、ディスプレイは次の画像を映し出す
(;'A`)「…おい、これ」
(;^ω^)「…」
『染み』の正体は直ぐにわかった
しかし、謎は深まるばかりだった
川;゚ -゚)「私の、いえ、クールさんのお腹の…」
クールの体に刻まれた『紋章』が、同じように天井へと『焼印』のように押されていたのだ
(;'A`)「染み…じゃねえな、これは『焦げ』だ。天井が紋章型に焦げている」
(;^ω^)「どういうことだお…」
川;゚ -゚)「……焼けたって、ことですか?」
(;'A`)「わかんねえよ…いや待て、これの下は…」
最初の画像へと戻す
焦げのの下には、『ベッド』が置かれていた
('A`)「さてさて、これをどう見るブーン」
( ^ω^)「どうもこうも…考えられるのは二つ」
( ^ω^)「上から『押された』か、下から『押した』か。だお」
川 ゚ -゚)「つまり…空からこの刻印が体に刻まれたか、私…クールさんの体から刻印が空に向かって放たれたかって事ですね」
('A`)「それも、寝ている間にな…」
( ^ω^)「疑問点は、これが作為的なものか偶然の産物かってことだおね」
('A`)「それもまた可笑しな話になるんだがよ。しょーちゃんが誰かに狙われてる時点で仕組まれたことはほぼ確定だ。だが、何故奴らは姉御の特定に遅れたんだろうか?」
( ^ω^)「事前にわかっていたなら、姉御宅周辺で待ち伏せすりゃあいいだけの話。だが、真っ先に到達したのはニダーだった」
川;゚ -゚)「つまり…どういうことですか?」
('A`)「わかんね」
川;゚ -゚)「ですよね!!私もチンプンカンプンですから!!」
( ^ω^)「やっぱこの紋章が最大の謎なんだお。早いとこネーヨのおっさんに調べて貰わないと」
('A`)「この…なぁ、『円』に、棒…『槍』?あと『花びら』…か、何を意味してんだ…?」
川 ゚ -゚)「……『盾』、ですかね」
('A`)「盾?」
川 ゚ -゚)「勝利とは常に、戦いの上で成り立っています。その最たるものが『戦争』」
川 ゚ -゚)「…戦争の歴史の大半は、敵を屠る槍…即ち『矛』と、身を守る『盾』を武器としてきました。その事を鑑みれば、妥当かと思います」
('A`)「盾…盾か…」
ドクオはショボンから教えてもらった、ネーヨへの番号へダイアルした
2コール立たず、抑揚の無い声が返ってくる
スピーカーモードに切り替え、音量を上げて机の上に置いた
『はいヨ。ボーズか?』
('A`)「ご無沙汰っすネーヨさん」
『まーた厄介ごとに巻き込まれやがって。記者目指したらどーだヨ。毎日がスクープだぜ?』
('A`)「そのうち世界滅びそうなんでやめときます」
( ^ω^)「どんな規模の厄介ごとだよ…」
『用件はわかってる。素直のお嬢に関することだろ?』
('A`)「そうです。その紋章についてなんですが」
『大体の目星は付いてんだヨ。だが確証が無くてな』
('A`)「今はその情報すらありがてえ。まずはそっちの話を聞かせてくれ」
『ああ、俺は先ず『紋章』について調べたが、『完全一致』したものは見つからなかった』
川;゚ -゚)「地上には無い…と」
『あん?お嬢もいるのか?』
( ^ω^)「説明めんどいから続けてくれお」
『お、おお…で、次にその紋章を創りだす『パーツ』に着目してみた』
『円なら「珠」や「鏡」、棒は『矢』や『槍』、花びらは『桜』…てな具合に、『物』に置き換えて見たんだよ。するとだな…』
『灯台なんとやらってな。意外なほど近くで手がかりが見つかったヨ』
『VIP市内の「勝良神社」。そこで盗まれた盗品が『槍』と『盾』だったそうだ』
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「…」
三人は声こそ上げなかったが、拳には無意識の内に力が入り
『ガッツポーズ』を取った
('A`)「ありがとうネーヨさん。充分だ」
『悪いな。確実な情報を得られなくてよ』
( ^ω^)「いやホントマジで充分だお。流石エクスタシーズ一まともな男」
『あれらと比べられてもいまいち嬉しくネーヨ…』
('A`)「そうだよどうして思い浮かばなかったんだ。『勝良神社』!!勝利のご利益があって、盗難の被害があった。偶然にしちゃあ出来すぎだ」
通話を終えてから、ドクオは大きなため息と共に天を仰いだ
非現実な問題や襲撃によって、彼らの頭からすっぽりと抜け去っていたのだ
( ^ω^)「つーかニュースにもなって、しかも見てたってのに気付かない俺らって…」
('A`)「ここ数日色々あったもんよ…失念すんのも仕方ねーよ」
('A`)「叛逆の物語の円盤も発売されたもんよ。そりゃ忘れるわ」
( ^ω^)「発売日は四月の頭じゃねーか今二月半ばだぞ」
('A`)「現実世界ではもう四月の半ばなんだよ察せよ」
(;^ω^)「お、おう…すまん…ん?」
川 ゚ -゚)「その、勝良神社って、どの辺りにあるんですか?」
('A`)「ああ、そうだな…」
ドクオはグーグルアースを開き、住所を入力した
松千代市とVIP市周辺の画像が映し出された
('A`)「ここが俺らの学校だろ?そんで…」
村人学園から、ドラッグを繰り返しVIP市内へ
市街地から少し離れた小高い山の上に、鳥居と古めかしい建物がある敷地があった
('A`)「ここだ、ちょっと遠いがいけねえ距離じゃねえ。時速10キロで走って一時間掛るか掛らないかくらいだ」
川 ゚ -゚)「つまり十キロ前後ですね?」
( ^ω^)「ドクオが時速8キロで動き始め、その4分後に俺が時速10キロで追いかけました。さて、俺は何分後にドクオに追いつくでしょうか?」
川;゚ -゚)「…紙とペン貸してください」
('A`)「これ就活で良く出る問題だから、マジでしっかり勉強しといたほうがいいぞ」
('A`)「とにかく、明日はすぐにでも神社へ向かおう。どんな些細なことでもいい」
('A`)「ここから、解決への糸口を掴むんだ」
【Eye catch…】
. ∨/////////////// :.:. ≡ ≡≡≡:.:.:.:.:. ヽ ≡ ィ≡´ ...:.:.\/////////////////
∨/////////////:. ____:.:.:.:.:.. ≡≡ \ Ξ Ξ ≡≡≡ ....:.:.:.:.:.:.ヽ,//////////////
∨///////////:.:.:.:.:`≪≧x:::::::::::::::::::::::::,ィj i |:. :l:|:. :. ハ:::::::::::::::::::::::::::::::x≦三7 V////////////
∨/////////:.:.:.:.:≡:. ヾ三三三三三三7 リ:. 从:. 人三三三三三三ア´ ...:.:.V/////////Y
∨///////≡ :. ≡ :.:. >─────く:. ヽ ∧:. ^` へ────<: . ...:.:.V/////////
∨/////≡ :.:. ≡ :.:. `弌==t==r┯ 、 :.:. γ⌒ユ _〃ィ=t==┯===〃 ...:.:.V///////
ヽ///イ 彡:.:.: ≡:.:.:.:.:.:.\ヽヒ:::爿_ノ:. 〃F: . ± 爪____迯ノ____‰′ ...:. V////
入/| 彡 :.:. ≡:.:.:.:.:. :....  ̄ ̄ ̄ :.:./彡|: . . ± V ...:.:.V/¨ヽ
/ Ⅵ 彡:.:.:.:≡ :.:.:.:.... ===彡 /:i彡1: . . ± V≡: . ...:.:.Y |
Ⅵヽ, | 彡 :.:. ≡: . ≡≡≡Y彡 | ±卅V≡: . . ...:.:.|/: i |
Ⅵi:} | 彡 :.:. ≡: : . ミ≡≡/|彡v ト、___ノ: ∨≡: . ...:.:.|i :リ |
Ⅵ} | 彡 :.:. ≡: : . ミ/彡 ∨≡≡≡≡≡ゝ :|`≒、 ..:.:.|i {
ⅥY 彡:.::. ≡: . /彡 :... 〈≡≡≡≡≡≡ Уミ ≒、 ...:.:.|i {/
V| 彡 :.:. ≡: :. /:.:.:.:... 弋≡≡≡≡≡/ ≡ ミ ..:. |i {{
{:{ 彡:.:.:.:.≡: . 彡 :. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ ..:. |i {{
{:{ 彡 :.:.: ≡: :. 彡/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ 〉 ミ ..:. |i {{
{:{ 彡 :.:.: ≡≡ : . 彡'F / 斗──────┴ 〈 ミ ..:.:.:.|i {{
{ハ 彡:.:.:.::≡≡: . 井├'´ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ...:.:.|_ノ
弋〔i彡:.:.:.:.: =彡: . ヽ斗========彡 〃 ....:.:.К
/小Ξ:.:.:.:.:.:=彡: . 廴___ てΞΞΞΞΞΞ x斥 ...:.:.,小ヽ
//|}Ξ:.:.:.:.:.: =彡: . {≡≡ 卅 ....:.:.{ |/∧
. ///|ト、Ξ:.:.:.:.:.: =彡: . 彡 ==ミ F′ ....:.:/ |//∧
く/// |:.|:. \Ξ:.:.:.:.:.:=彡:. :. ___ __ Ξ ...:.:.Ξ:.: /ミ|///
\/,|:.:.:.:.:.: \Ξ:.:.:.:.:=彡:. {iIiIiIiIi} ≡≡≡≡≡≡{iIiIiIiI} Ξ:.:.:.:.:.:.:.:. /彡1/∧
【Eye catch…】
―――――
―――
―
電車やらバスやらを乗り継いで数十分
VIP市中心街から少し離れた場所に『勝良神社』はある
その名前から、地元住民からは『勝利のご利益』があると親しまれ
受験シーズンには多くの受験生などがご利益にあやかろうと訪れるのだが
先日の病院襲撃事件や、盗難事件のこともあり、三人のほかに参拝客は見当たらなかった
('A`)「頼もう!!!!!」
( l v l)「誰や!!!!!!」
('A`)「通りすがりの……」
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ('A`)「スパルタ兵だ!!!!!」 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
('A`)9m「漢筋肉熱演!!最強の戦士達再び!!『300 帝国の進撃』は6月20日公開!!みんな、絶対に観にいけよな!!!!」
( l v l)「自分なんやねん!!この神社何しにきたんや!!」
(#'A`)「ステマに決まってんだろ!!!」
( ^ω^)「ちげえよめんどくさいテンションで話進めんじゃねえお」
唯一の参拝客を出迎えたのは
( l v l)「悪ガキがまた神社のモン盗みにきたんか!!」
(#l v l)「殺す!!!!!!!!!!!」
殺気立った神主であった
( ^ω^)「やべえよ、ここの神主SAN値ゼロだよ」
川;゚ 々゚)(帰りたい…お家(天界)に帰りたいよ…)
('A`)「おいおい、仮にも神さんに仕える人たぁ思えねえな…武器の密輸でもやってんのかここァ?」
( ^ω^)「いくらブラックラグーンの最新刊がもうすぐ発売だからって現代日本でそりゃねえだろ…」
(;l v l)「…」
( ^ω^)「否定してもいいのよ?いやむしろしてくださいお願いしますこれ以上話を抉らせないで」
( l v l)「そ、そんなことより何しにきたんや!!もうここには盗まれるモンは賽銭くらいしか…ハッ!!」
(#l v l)「賽銭泥棒か!!!!!!殺す!!!!!!!!!」
('A`)「あ、いや、そうじゃないんすよ。俺ら大学生で、神社の歴史と神品について取材してレポ書かなきゃなんねーんすわ」
( l v l)「大学生ェ…?」
神主は顎を擦りながら向けながら三人を見定める
無精ひげがジョリジョリと下品な音を立てる
( ^ω^)「そっす、俺らテニサーとかに入ってて毎日飲み行ってつれーんすわー」
('A`)「うぇーい」
川;゚ 々゚)(何そのやる気の無い大学生アピール!?怒られますよ!!)
( l v l)「なんや…大学生か…」
川;゚ 々゚)そ(信じたーーーーーーー!?そして何故か残念そうーーーーーーーーーー!?)
( l v l)「スマンの、最近物騒な事件が多くて神経質になっとったんや。堪忍してや」
('A`)「うぇーい、いいっすよー。ワンチャンワンチャンー」
( ^ω^)「昨日の酒残っててつれーわー」
川;゚ 々゚)(いつまで続けるの!?)
('A`)「そんで、本題なんすけど…」
( l v l)「ああ、待ち待ち。こんな寒い所で立ち話もなんやから、茶でもしばいてゆっくりしてきや」
川 ゚ 々゚)「よろしいんですか?突然出向いて何ですか…」
( l v l)「かまへんかまへん。どうせ暇なんや。それに、若者が神さんに興味持つってのは嬉しいこっちゃからな」
神主は手招きし、社務所へと向かう
三人は顔を見合わせ
('A`)「…お言葉に甘えようか」
後に続いた
( l v l)「熱い茶でええな?」
('A`)「お構いなく、ありがとうございます」
熱いほうじ茶が入った湯のみがテーブルに置かれ、全員がそれに一口つける
勝利の女神は小さく『アチッ』と悲鳴を上げた
( l v l)「なんや姉ちゃん、猫舌かいな。氷持ってこよか?」
川;゚ 々゚)「だ、大丈夫です。すみません…」
( l v l)「せなやならええんやけどな…ほんならまず自己紹介からはじめよか。ワイは矢矧宗男っちゅーもんや」
('A`)「欝田ドクオです」
( ^ω^)「内藤ホライゾンですお」
川 ゚ 々゚)「しょっ…正木くるうです」
勝利の女神は本名(?)を口走りそうになりながらも、事前に打ち合わせしておいた偽名を使った
神社にいる人間がこの騒動とは無関係だとしても、念には念をと考えたドクオとブーンの判断からであったが
それでも彼女は、神に仕える人間に、例えそうでなくとも、嘘を吐く事に罪悪感を覚えた
今回はここまで
今年もアメコミ映画は豊作で今からワクワクしてます
特に300の続編!!漢映画の続編は是非とも劇場で観たい!!!
アメコミ映画と言えば、昨日艦これの薄い本と共に翻訳版WATCHMENを買いました
これ読むのすげえ時間掛る…シャッハさん俺だ指折ってくれ
乙
乙
乙!
19年後の方も楽しみにしてる
乙
ウィンターソルジャーももうすぐだね
ttp://de.mon.st/RyEq2/
300の続編超気になるけど奴等の他作品酷すぎてためらう
そういえばアメコミ好きなのに、ディスクウオーズの話題はいっこも出ないのな
やっぱりアメコミファンにとってあれは無い物なの?
見張りを見張るのは誰か
( l v l)「そんで、何を聞きたいんや?」
宗男は癖なのか、顎鬚を擦りながら質問を促した
('A`)「えっと、そうですね…ちょっと待ってください」
ドクオはノートを広げ、ボールペンをノックし
親の所持品であるICレコーダーのスイッチを入れた
('A`)「はい、では先ずこの勝良神社のなりたちを教えて戴けますか?」
( l v l)「よっしゃ、いっちょ気合!!入れて!!語ろか!!」
( l v l)「その昔、このVIP…旧名は『厄土』っちゅー土地は災いと争いの中心部やったんや」
('A`)「と、言うと…?」
( l v l)「戦火に疫病、飢饉に反乱…ありとあらゆる混乱が長年に渡って蔓延っとった。川は血で染まり、地は死体が埋め尽くすほどの…まぁ誇張表現かもせーへんけど、とにかく酷い場所やったそうや」
( l v l)「その現状を変えようと立ち上がったのが、隣町の名前にもなっとる『松千代』様や]
( ^ω^)「松千代ってマッチョを漢字にしたアレじゃなかったのかお…」
川 ゚ 々゚)「マッチョって外来語じゃないですか…」
( l v l)「松千代様は厄土の災厄は『祟り神』の仕業やと踏んで、『神』に戦いを挑んだ。しかし相手が悪かった」
('A`)「人間と神って戦えるもんなの?」
( l v l)「いや知らんがな、あくまで伝説やし。大体、神っちゅー存在すら眉唾モンやろ」
( ^ω^)「アンタ神主だろ…」
( l v l)「続けるで。祟り神は猛威を振るい、松千代の軍の半分以上を掻っ攫った。厄土も松千代の土地も血に染まる地獄絵図と化した」
( l v l)「追い詰められた松千代様は巫女に助言を求めた。ここでの巫女っちゅーのは祈祷や占いを行い、神託の伝言をするモンや。今流行の萌えーな巫女さんとはちゃうで?」
('A`)「『萌えー』も若干古いと思うが」
( l v l)「巫女はこう言った。『屍が眠る厄の土地で桜が咲く時、血を吸った月に供物を捧げよ。夜空を突く槍、月を映す盾と共に。さすれば天より勝機がもたらされる』」
( ^ω^)「なんだ…ただの中二病か…」
川 ゚ 々゚)「供物と言うのは?」
( l v l)「まー、早い話が生贄やな。やけど、松千代様は無関係の人間を供物とするのを良しとせえへんかった」
( l v l)「だから、自らを生贄として差し出すことにしたんや。後の事を他のモンに託してな」
('A`)「漢…!!」ガタッ!!
( l v l)「赤い月っちゅーのは所謂『ブラッドムーン』やな。今は科学やらなんやらで現象がはっきり解明されとるけど、昔は不吉の前兆なんかと思われとったんや」
( l v l)「さて、赤い月が昇った夜。厄土に咲く満開の一本桜が立つ丘に、松千代様と一人の戦士。そして巫女が訪れた」
( l v l)「槍は空気さえも切り裂いてしまいそうに鋭く、盾は浮かぶ月と、血を吸った紅桜をくっきりと映し出すほど磨き上げられとった」
( l v l)「ただ、槍の向き先は松千代様の心の臓。逆握した槍で、自らを供物として捧げようとしとった」
川;゚ 々゚)「…」
( l v l)「松千代様は最後に『俺の屍を越えて勝て』と言い残し、えいやと気合を込めて槍を突き立てた!!」
宗男は気合の入った語り口と共に、右拳を胸にドンと突きつける
勝利の女神が反射的にビクリと身を震わせた
( l v l)「槍は容易く松千代様の体を貫き、鮮血が噴出す!!血は桜の幹を濡らし、傍にいた巫女にも降りかかる!!その時!!」
( l v l)「月光が一際眩しく輝き、盾に反射され巫女を照らした!!」
( l v l)「月光に当てられた巫女はがくりと頭を垂れ、松千代様は力なく膝を着き絶命する」
( l v l)「残された戦士は、固唾を飲んで見守った!!さぁするとどうや!!巫女は青白く輝きだした!!」
( l v l)「次に頭を上げたのは、巫女とはまた別の『存在』!!そう、『戦の神』が降りたんや!!」
('A`)「展開はえーなおい」
( ^ω^)「まぁ一人死んでるしな」
川;゚ 々゚)「なんでそんな冷めてるんですか…?」
( l v l)「戦の神の加護を受けた戦士は祟り神と相見え、見事撃退することが出来た。祟り神が消えると同じくして戦の神も空へと還った」
( l v l)「厄土から災いは去り、平安が訪れた。戦士と巫女は一本桜の丘に神社を建て、人々の為に自らを天に捧げた松千代様と、戦の神を奉った…」
( l v l)「それがこの『勝良神社』の成り立ちっちゅーわけや」
語り終えた宗男は、温くなったほうじ茶を一気に飲み干した
('A`)「へぇー…地元の名前とか気にしたこと無かったが、ちゃんとした由来があったんだな」
( ^ω^)「つーか可笑しくね?松千代が活躍した土地にその名前付けないで、なんで隣町の名前になってんの?」
( l v l)「今の松千代が彼の領土やったからな。昔っからその地名やったそうやで」
( ^ω^)「…あー、ちょっと質問、いいかお?」
( l v l)「なんや?」
( ^ω^)「戦士は普通の人間だおね?どうして戦いの神を宿した巫女が戦わないで、戦士が戦ったんだお?」
( l v l)「さぁー…」
( ^ω^)「さぁーてアンタ…」
( l v l)「諸説あるんやけどな。戦いの神の有り余るパワーは人間の手には余るから、ほんの少しだけ力を貸しただとか…」
( l v l)「また、そのまま『戦闘力』として貸すのではなく、『勝ち目』を呼び込む…つまり時の運を呼び寄せるご利益を与える方だったとか、色々な言い伝えが残っとる」
('A`)「つまりは『神風』ですね」
( l v l)「せやな」
川 ゚ 々゚)「それであの、その槍と盾はどうなったんですか?」
( l v l)「…」
(#l v l)「うおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
川;゚ 々゚)そ「アアアあああああああああああああああああああああああ!!!!!!??????」
槍と盾の話になった瞬間、宗男は激昂し
勝利の女神の両肩を掴み大きく揺さぶった
(#l v l)「その槍と盾が!!!!!!!!盗まれたんや!!!!!!!!二週間くらい!!!!!前に!!!!!」
:川; 々 ):「あばばばばばばばば」ガクガクガクガク
( ^ω^)「ああ、例の盗品がアレ…」
('A`)「お茶うめえな」
:川; 々 ):「あがががががががががたすけえええええええええ」
(#l v l)「お前アレどんだけ神聖なもんかわかってんのかと!!!!!神を呼び込み神を倒した神品やぞ!!!!!しかもその犯人死んでもうたんやで!!!!!居場所も!!!!!!伝えずに!!!」
(#l v l)「ああ忌々しい!!!!!!ワイがもう一度殺してやろうかってくらい忌々しい!!!!!」
('A`)「まぁおちんこついてくださいよ宗男さん。正木がバターになっちまいます」
(;l v l)「おっ……スマンなねえちゃん。ワイ、頭に血が昇るとどうも…」
川 々 )「」
( ^ω^)「返事が無い、ただの屍のようだ」
(;l v l)「ほんまワシも余裕無いんや…昨シーズンのクライマックスシリーズの阪神くらいに…」
('A`)「ああ…前半は調子良かったのに後半からどんどん力を落としていく感じが…なぁ…」
( ^ω^)「つーか広島がすげえ強くなってるおね。今シーズンとかもうどうなってるかわからんでこれ」
( l v l)「やめて、ワシの希望を打ち砕かないで」
('A`)「野球はさて置き、その槍と盾…が、あれば、戦いの神を呼び寄せることが出来るんですかね・・・?」
( l v l)「知らへん。やったことないからな」
( ^ω^)「人が死ぬねんで…?」
('A`)「口調移ってんぞ…」
( l v l)「それもあるけどな、もう一つ呼び寄せられない理由があるんや」
('A`)「『理由』?」
( l v l)「ちょっと、外でよか」
宗男に連れられ向かった先は、一本の大きな木の下
木柵で囲いがされてあり、幹にはしめ縄が巻かれてあった
('A`)「こいつぁ…」
( l v l)「例の桜の木…神を導く標となったことから、『神導桜』と呼ばれとる」
川 ゚ 々゚)「『しんどうおう』…」
( ^ω^)「なんか四天王の内の一人みたいな呼び名だお」
('A`)「きっと地属性だな…」
川 ゚ 々゚)「この桜が、理由の一つなんですか?」
( l v l)「せや。この桜な、もう枯れてんねん」
木の枝を良く見てみると、春を待ちわびているはずの蕾が一つも見当たらない
彩のないその桜の木は、むき出しになった白骨を連想させた
( l v l)「桜の花が咲かなければ、神は道標を見つけられず彷徨ってまう。生贄を捧げただけで、後はなーんも起こらんのや」
( ^ω^)「それじゃただの頭おかしい自殺だお」
( l v l)「せやな。もしかしたら、神品を盗んだアホはそれを知らんとグサリやってもうたんかもな…」
('A`)「…」
川 ゚ 々゚)「…」
大きな風が、吹いた
蕾をつけぬ枝がぶつかり合い、カタカタと寂しげな音を鳴かせた
―――――
―――
―
日も傾き始めた頃
三人は宗男に礼を言い、引き上げようとしていた
('A`)「本日は貴重なお話をありがとうございました」
( l v l)「おお、また遊びにきいや。物は盗まれても神のご利益は残っとるからな」
川 ゚ 々゚)「神品…見つかるといいですね」
( l v l)「せやな…ポリのあんちゃんらにはキバってもらわんとな」
( ^ω^)「阪神…今年は勝つといいですね」
( l v l)「切なくなるからマジでやめてマジで」
('A`)「それでは、失礼します」
( l v l)「あ、ちょっと待ち」
宗男はポケットから新品のお守りを取り出し、三人へ差し出した
『勝利』と刺繍されたそれは、勝良神社で販売されているものだった
( l v l)「おみやげや。もうとき」
川;゚ 々゚)「あ、いえ、そんな…突然押しかけてお話を聞かせて戴いたのに」
( l v l)「ええから!若いモンが遠慮しなや!」
半ば強引に、勝利の女神にお守りを握らせる
その後、ドクオとブーンにも順に手渡していった
( l v l)「勝良神社のお守りは、『勝ち目』を呼び込むお守りや。デカイ勝負出たときにそれ握って挑んでみィ、バシッと勝つで!!」
('A`)「バシッと…ね。ありがとうございます」
( ^ω^)「阪神の選手にこれ渡せばいいんじゃね?」
( l v l)「おいワシの心遣い台無しにすなや」
( ^ω^)「サンキューな、オッサン」
川 ゚ 々゚)「あの、ありがとうございます!!」
( l v l)「ん、頑張れよ!!若人諸君!!」
宗男から貰ったお守りを、勝利の女神は大事そうに
残りの二人は割りと雑に仕舞いこみ、帰路へ着いた
( l v l)「…変わった学生もおったもんやな」
宗男はその背中が見えなくなるまで見送った後、神導桜を見上げた
( l v l)「あんだけ真剣な目で話聞いてくれた奴は始めてや。態度はおちゃらけとったけど…ん?」
夕陽に照らされた枯れ木の、違和感に気付く
( l v l)「…折られとる」
大きな枝が一本、根元からポッキリと折られていた
風の仕業だとしても、『地面に折れた枝』が転がっている筈
その『筈』だが、綺麗に清掃された神社内には、枯葉がごく僅かに落ちているだけだった
( l v l)「…まさか、な」
自分が先ほど話した伝説を思い返し、不安の渦が巻く
宗男はおとぎ話を信じるほど子どもでは無いが、神などいないと言い切れるほど大人でもなかった
寒風が再び、枝をカタカタと鳴かせた
まるで、恐怖に身震いするかのような、そんな鳴き声だった
今日はここまでです
これでやっと前半終わったくらいですなげえよクソが
乙乙。仕事慣れるまで大変だろうが頑張れよ
松千代様……マッチョ様……マッチョの神様……まさかな(目を伏せる)
乙
乙!
ま、マッチョの髪だと!
ムカデ人間見たけどマジでギャグ映画だとはな
>>1 は忙しいのかな
去年前スレでレンタルコミックの二次創作書かせてもらった者だけど、良ければまた書かせてもらえないだろうか。
ただ今回は特定の作品を紹介する訳じゃなく、とあるバカ漫画紹介ブログの紹介みたいな感じだから、このスレの主旨に沿わないって言われたら諦めるけど。
>>685
旅行行ってたり本業のイベントが佳境だったりクソみたいな副業に苦しめられたりであんまり書いてないけど私は元気です
好きにやっちゃっていいですよ。ただ、投下場所はここ以外でオナシャス
把握しました。なるべく早く投下できるようにします。
このスレ以外でというと自分でスレ立てた方がいいのかな
―――――
―――
―
('A`)「今更だが、まるで映画の世界だな」
( ^ω^)「マジで今更だなオイ」
VIP市内のレストランでパスタを巻きながらドクオは独りごちた
たった一口食べただけだが、二口目を進める気にはならない味だ
川 ゚ 々゚)「…」
勝利の女神に至ってはフォークに手を付けようともしない
( ^ω^)「神社の、伝説を、真に受けるアホがいました。そのアホが、神社から品を盗んで伝説の通りに事を成しえました」
( ^ω^)「だけどそのアホはアホなので手順を一つ抜かして、勝利の神様を取り逃がし、現在目下捜索中」
( ^ω^)「肝心の神様は俺らに保護され、元いた場所に戻る方法を探してる…まるで三流脚本家が書いたシナリオだお」
('A`)「全く、その通りだな…食わねえの?」
川 ゚ 々゚)「……亡くなったの、ですね」
( ^ω^)「え?」
('A`)「…」
彼女が言いたいのは、恐らく『生贄』のことだろう
自分自身が呼び出された代償は、デリケートで慈しみ深い彼女に暗い影を落としていた
( ^ω^)「あのな、アンタ犠牲者だぞ?生贄のどうのこうのはさて置き、殺したのはアンタとは何の関係も無いアホの仕業だ。気にするこたあねえよ」
川 々 )「……だとしても、いい気分にはなれません」
('A`)「だろうな…俺も料金以下のマズイ飯食わされて最悪の気分だ」
ドクオは遂にパスタを弄くる手を止め、フォークを皿に投げ出した
('A`)「だがなしょーちゃ……ん?」
語りかけようとしたドクオの目は、掛け流しのテレビに吸い込まれていった
('A`)「…」
( ^ω^)「あれ…お説教タイムは?」
川 ゚ 々゚)「…?」
続けて二人も、振り返ってテレビを見る
なんてことは無い、昼のワイドショーだった
ただ唯一、いつもと違うところを上げるとすれば
『松千代病院襲撃事件、犯人逮捕』
素っ気無く添えられた緊急速報だ
(;'A`)「これが映画なら…」
(;'A`)「捕まったのはニセモノだろうな…」
ドクオの言葉は、それこそ神の予言のように適格だった
そのことが身をもって証明されたのは
犯人逮捕により、『臨時休学』が解除された月曜日のことであった
松千代市、郊外
昭和の香りが色濃く残る喫茶店で、彼は人を待っていた
( 'α`)「はい、ブレンドのホットね」
<ヽ`∀´>「…」
化粧の濃いウエイターに目も向けず、礼も言わず
運ばれてきたコーヒーを機械的に口に含んだ
「コーヒーはブラック派ですか?」
<ヽ`∀´>「…」
背後で、誰かが話しかけてきた
聞き覚えのある声だった。病院で聞いた、名も知らぬ女の声
「私、苦いの苦手で、いっつもカフェラテとか甘いの頼むんですよ」
<ヽ`∀´>「…どうでもいいニダ」
「あらら、随分と嫌われたものですね」
持ち上げたコーヒーカップを、音を立てずソーサーに置き、振り返ろうと身じろぎをした瞬間
ニダーの首筋に、冷たい物が押し当てられた
「そのまま聞いててください。コーヒーを自分の血で台無しにしたくは無いでしょう?」
<ヽ`∀´>「…」
ズズズと、静かにカフェラテを啜る音を間に、彼女は話を進めた
「さて、まずはお礼をしときましょうか。我々の…」
<ヽ`∀´>「前口上はいい。用件だけを手短に話せ」
<ヽ`∀´>「『素直クールを元に戻す方法』とやらを」
ニダーは懐から、家のポストに投函されていた手紙を取り出し、肩越しから床へ落とす
問題の解決法の提示と、喫茶店の名前が単調にワープロで刻まれていた
「まぁまぁ、そう焦らず…一朝一夕でなんとかなるものじゃあ無いんですよ?」
<ヽ`∀´>「なら何故ウリをここに呼んだ?」
「ご協力を、お願いしたくて」
再び、カフェラテの間
甘ったるい匂いが鼻につき、ニダーは無糖のコーヒーをやや多めに口に含んだ
それを暫く、口の中で飴玉のように転がす
舌の上に苦味が広がり、鼻の奥に昇る香りが気分を僅かに落ち着かせた
「彼女の確保、思ってた以上に手こずってましてね。女子校生一人見つけるくらい、造作も無いことなんですが…これも神の為せる業、ですかね?」
<ヽ`∀´>「…」
「とは言え、すでにもう目星は付いているんです。明日、あなた方の学校で彼女を確保します」
手元のコーヒーカップの取っ手が、ビキリと音を立てた
<ヽ`∀´>「…それを何故、ウリに話した?」
「『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』ですよ、瓜畑さん」
「彼女に最も執着しているあなたは、私達の障害です。事実、何人もの調査員がやられました。驚きですよ。たかだか16、17の子どもが、訓練を重ねた大人を病院送りにして、あろうことか『トラウマ』まで植えつけるなんて」
<ヽ`∀´>「…」
ニダーは無意識に、引っかき傷の残る腕を擦った
「別に、報復に来たワケじゃありません。むしろ、『誤解を解きに』来ました」
<ヽ`∀´>「誤解…?」
「我々は素直クールを『殺そう』としているワケでは無く、『戻そう』としています」
「正確に言えば、『掘り起こす』と言ったところでしょうか?」
<ヽ`∀´>「…」
病院での会話を思い出す
素直クールの人格は、『勝利の女神』が侵入した事によって眠りに着いた
言ってしまえば、『女神を取り除き』さえすれば、人格は目を醒ます
<ヽ`∀´>「その方法を、知っていると?」
「ええ、だからこそこうやってご協力を願いにきたのです」
「もちろん、彼女は無傷でお返しします。なんなら、アフターケアもお付けいたしましょう」
<ヽ`∀´>「…女神は」
「ん?」
<ヽ`∀´>「勝利の女神は、その後どうなる?」
背後の女はクスリと笑い、三度目のカフェラテの間を置いた
「そんなこと、あなたには知ったこっちゃ無いでしょう?あなたの目的は『素直クール』の奪還で、それ以外は些細な事に過ぎない。そうでしょう?」
「それとも、情でも移りましたか?素直クールを支配している彼女に、惚れでもしましたか?」
<ヽ`∀´>「…」
<ヽ`∀´>「『在り得ない』」
「…おや意外、てっきり、『友達はどうのこうの』と啖呵を切ると思っていましたが」
<ヽ`∀´>「…」
「…ま、答えは行動を持って示してください。どちらに転んでも、明日が激動の日になりますから」
首の冷たい物が離れ、ガタンと椅子が下げられる音が響く
肩越しにチラリと背後を見ると、そこに残っていたのは
まだ中身が半分残っているカップその下に挟まれた千円札だけであった
<ヽ`∀´>「……『それ以外は、些細なこと』」
ニダーは残ったコーヒーを一気に飲み干すと、椅子に掛けていたコートを羽織った
<ヽ`∀´>「その通りニダ。家族も友人も、この身ですら、彼女の前では塵に等しい」
千円札を机の上に残し、店員に挨拶もせず外へと出た
いつの間にか空を覆い尽くした雨雲が、か細い雨の針を降らせていた―――――
/└────────┬┐
< To Be Continued... | |
\┌────────┴┘
後編へ続く
休もう…休めばまた書ける…
ちょっと小ネタとか書きたくなったんでここらで一旦切ります
>>800 くらいまでいつも通りのマッチョ達の変態プレイをお楽しみください
乙
からあげはまだか
ニダー悪堕ち展開か……
ニダー……
乙乙
>>704 までお題安価募集
正中線五段突き
クー以外の変装
ケツの完成形
ツン家のハムスター
ケツ共振
バージン豚煮込み
>>706
まさかあれまだ続いてんの?
お題はマッスルビッグバン
お前ら安価指定先も見れないのかよぉ!?(驚愕)
もう!!安価は704までって言ったでしょ!!ほんとアンタって馬鹿なんだから!!
で、でも折角だから、>>707 まで書いてあげる…こ、今回だけなんだからね!!!次は無いんだから!!!!
>>704 までってモロ書いてあるのにどーして出しゃばるかね
('A`)「エルサ!!!!!!」ドンドンドン!!!!
('A`)「肉達磨つくーーーーーーーーーろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
( ^ω^)「言いたいことは大体わかるが、多分歪んだ捉え方されるぞそれ」
マーケティング・レンタルコミックス番外編
『ドキッ!!漢だらけのマッスルな日常!!〜その場のノリだけで生きてる〜もう仕事辞めたい編』
('A`)「エルサ!!!!!!!!」ドンドンドン!!!!
('A`)「ケツ達磨つくーーーーーーーーーーろーーーーーーーーーー!!!!!」パァンパァンパァン!!!
( ^ω^)「もういい、黙れ」
日常のその①
ノハ-⊿-)「…」
神裂ヒートは常日頃から考える
『漢』とは何かと
ノパ⊿゚)「…」
先輩達はこう言った
『漢は自分で見つけるものだ』と
ノパ⊿゚)「……」
だからヒートは考える
『漢』に必要なものとは何かと
その結果、一つの答えに辿り着いた
ノパ⊿゚)「必殺技を教えてください!!!!!!」
そう、『必殺技』である
川 ゚ -゚)「…」
从 ゚∀从「…」
川 ゚ -゚)「私か?」
从 ゚∀从「そうでしょうよ…」
これは、『漢』を目指す乙女の迷走録である
『正中線五段突きでググッたらストリートファイターのなんか色気のねえねーちゃんの必殺技だったでござるの巻』
川 ゚ -゚)「何で私なんだ…?」
ノパ⊿゚)「憧れの存在になるには、憧れに聞くのが一番かなと思って!!!!」
川 ゚ -゚)「おほっほーう、かつてコソコソこっちを見ていたお嬢さんが大きく出たな」
ノパ⊿゚)「はい!!!!」
从 ゚∀从「めっちゃいい返事だな」
川;- -)「いや、あのな…私だってただの女子高生なんだぞ?必殺技が欲しいのならケツ鳴らすあのアホに教わったらどうだ?」
ノパ⊿゚)「嫌です!!!!!!!!!!!!」
从 ゚∀从「魂の叫びだな」
川;゚ -゚)「むう…必殺技と言ってもだな、具体的にどういった…」
ノパ⊿゚)「ビームとか!!!!!!!!!!」
从 ゚∀从「ミュータントにでもなるつもりかよ」
川;゚ -゚)「いくら私でもビームは出せないな…」
ノパ⊿゚)「でも欝田先輩はお尻を光らせるじゃないですか!!!!!!!!!」
从 ゚∀从「アレを普通の人間と一緒にするなよ」
川;- -)「んん…どうしても必殺技が必要か?」
ノパ⊿゚)「昨晩ジャンプ読みながら考えた結果です!!要ります!!!!!!!」
从 ゚∀从「浅はかにも程があるぜ」
川;゚ -゚)「あー…超人的なヤツで無いなら教えてやってもいいぞ」
ノハ*゚⊿゚)「ホントですか!!!!!???」
从 ゚∀从「あるんすか、必殺技」
川 ゚ -゚)「無いとは言ってないぞ」
ノハ*゚⊿゚)「どっ、どんな技ですか!?」
川;゚ -゚)「ちょ、近い、鼻息熱い」
从 ゚∀从白<ゲーンキノッオーンドハサーガラナイー♪
川 ゚ -゚)「おい、私を置いてゲームするな」
从 ゚∀从白「え、俺関係無いスもん」
ノパ⊿゚)「高岡先輩も習えばいいじゃないですか!!!!必殺技!!!!!かっこいいですよ!!!!!」
从 ゚∀从白「ビームじゃないならいいや」
川 ゚ -゚)「お前もミュータント目指してたのか…」
X-MEN最新作、『フューチャー&パスト』は5月30日公開!!!!!!みんな、絶対観にいけよな!!!!!
川 ゚ -゚)「なんか言ったか?」
从 ゚∀从「天の声でしょう」
川 ゚ -゚)「ヒート、お前は空手をやっていたな」
ノパ?゚)「はい、中学までですけど!!!!でも鍛錬は毎日続けてますよ!!!!」
从 ゚∀从「素手でスイカ割るくらいだもんな」
川 ゚ -゚)「ならば、『正中線』を知っているか?」
ノパ?゚)「はい!!!!!頭部から股間に掛けて一直線に伸びる人体の弱点です!!!!!」
川 ゚ -゚)「鼻、顎、喉、心臓、鳩尾、丹田、金的と、人体の中心には弱点が集中している」
从 ゚∀从「『丹田』ってなんすか」
川 ゚ -゚)「面倒な説明を省いて簡単に言うと『気を練り込む』場所だ。上、中、下とそれぞれ位置があり、全て正中線の中に納まっている」
从 ゚∀从「…エネルギー弾撃てますか?」
川 ゚ -゚)「無理だろ」
ノパ?゚)「何を撃つんですか?」
川 ゚ -゚)「いや撃たんぞ。『打つ』んだ」
ノパ?゚)「…」
ノパq゚)「?」
从 ゚∀从「日本語って難しいな」
川 ゚ -゚)「打つってのは、拳をな」
ノハ;゚⊿゚)「ロケットパンチですか!?」
从 ゚∀从「ついに生物の粋を脱しやがった」
川 ゚ -゚)「…」スマスマ
川 ゚ -゚)「こっちの『打つ』な」
ノパ⊿゚)「あっ、あー…」
从 =∀从「手の掛かる子だなー」
川 ゚ -゚)「今から教える技は、敵の正中線を『打つ』技だ」
川 ゚ -゚)「先ずは金的を打つ」
从 ゚∀从「初っ端からえげつないっすね」
川 ゚ -゚)「蹲ったところを続けて、下丹田、鳩尾、心臓を連続で打ち、最後に…」
川 ゚ -゚)「下顎を打ち抜く。これが『正中線五段突き』だ」
ノハ*゚⊿゚)「うおー!!かっこいい!!」
从 ゚∀从「…これって、ヒート向きの技っすね」
川 ゚ー゚)「気付いたか?」
ノパ⊿゚)「どうしてですか?パンチならリーチがあるほうが有利なんじゃ…」
川 ゚ -゚)「確かに、背の高さは戦いにおいて有利だが、逆に不利に成り得ることもある」
川 ゚ -゚)「背とリーチが短い者の戦いは、長距離射程を掻い潜り、近距離から弱点にブチかます」
川 ゚ -゚)「戦艦大和の46cm砲も、砲の下の相手は狙えないだろう?」
ノパ⊿゚)「なるほど!!」
从 ゚∀从「極端すぎる理屈だけど、そーいうこったな」
ノパ⊿゚)「じゃあ早速練習してきます!!!」
川 ゚ -゚)「ああ、そうすると良い」
<やるぞーーーーーーーーーーー!!!!!!!
川 ゚ー゚)「フフン、元気だな」
从 ゚∀从「…いや練習ってまさか」
川 ゚ -゚)「…あっ」
\ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!/
从 ゚∀从「…どーすんすか」
川 ゚ -゚)「…え?何のこと?クーにゃんわかんない」キョトン
从 ゚∀从「しらばっくれるの下手っすねー…」
その後、ヒートはニダーにこっぴどく説教された後、必殺技の使用を禁止されたとさ
日常のその① おわり
なんでや!まこと可愛いやろ!!
かわいいは作れるけど色気は作れない!
不思議!!
俺もまことは可愛いと思う
おつ
練習相手にされたのがニダーだったのかな
>>721
Ω←コイツじゃね?
ニダー…
まことは可愛い(色気があるとは言っていない)
日常その②
('A`)「あー…」
('A`)「ピザ、食いてえなぁ」
( ^ω^)「食えばいいじゃねーか」
('A`)「…ピザ食いたすぎて」
('A`)「姉御をからかいたくなってきたぞ」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「やるか」
('A`)「そうこなくっちゃあな、抜錨だ!!」
『違うんだ…ピザが食べたかっただけなんだ…姉ちゃんが悪いんだ…そうやって恥ずかしがるボクをからかってきた姉ちゃんが…』
.
('m`)「…」
( ^3^)「…」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)(何やってんだこいつら…?)
('m`)「…」
川 ゚ -゚)(あいつは…ドクオだろうな。仙人並みの髭を蓄えてるところ意外は何一つ変わってない。今日も顔が気持ち悪い)
川 ゚ -゚)「顔が気持ち悪い…」
('m`)「キモクナイヨ(裏声)」
川#゚ -゚) イラァ…
( ^3^)「…」
川 ゚ -゚)(誰 こ い つ)
川 ゚ -゚)(いや、恐らく体格とドクオの隣に恋人のように寄り添ってるところを見るとブーンなんだがこいつ口どうしたオイいつもの金玉どこいった」
( ^3^)「…」
川 ゚ -゚)(…あっ、あー…どういう原理かしらんが右回転させたのか…こいつ本当に人間か?いやそれにしても…」
( ^3^)「ンーマッ、ンーマッ」
川#゚ -゚)(ムカつくな…)
川#゚ -゚)「ムカつく…」
( ^3^)「ムカツカナイヨ(裏声)」
川#゚ -゚) イラッ
( ^3^)「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
('m`)「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
川#゚ -゚)「ええい囀るなうっおとしい!!」
l从・∀・ノ!リ人「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
川;゚ -゚)そ「うおお!!上条!?」
l从@∀@ノ!リ人「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
川;゚ -゚)「木原まで!?」
v<ヽ`∀´>v「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
川;゚ -゚)「お前に至ってはニダー!!雑すぎてなんの真似かわからん!!」
( ^3^)「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
('m`)「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
l从・∀・ノ!リ人「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
l从@∀@ノ!リ人「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
v<ヽ`∀´>v「チュンチュン、チュンチュンチュン!!」
川;゚ -゚)「や、やめろ…近づくな!!こっちへ来るな!!」
チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン
川;゚ -゚)「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
うわああああああ
―――――
―――
―
('A`)「みたいな展開にならないかなぁ…」
( ^ω^)「多分あたりで俺らぶん殴られて終わると思うお」
('A`)「…素直にピザ食ったほうが得だな」
( ^ω^)「せやな、ドミノにする?ハットにする?」
('A`)「ハットの、CCが食ってたやつで」
( ^ω^)「いやわっかんねえよベーシックでいいな?」
('A`)「それどんなん?」
( ^ω^)「なんも乗ってねえやつ」
('A`)「じゃあそれで」
( ^ω^)「はいお。所でさ」
('A`)「何さ」
( ^ω^)「今回こんな適当でいいの?」
('A`)「いつも適当じゃん何言ってんのお前」
この後、二人でピザ生地だけ食べた
日常その② おわり
―――――
―――
―
('A`)「みたいな展開にならないかなぁ…」
( ^ω^)「多分>>726 あたりで俺らぶん殴られて終わると思うお」
('A`)「…素直にピザ食ったほうが得だな」
( ^ω^)「せやな、ドミノにする?ハットにする?」
('A`)「ハットの、CCが食ってたやつで」
( ^ω^)「いやわっかんねえよベーシックでいいな?」
('A`)「それどんなん?」
( ^ω^)「なんも乗ってねえやつ」
('A`)「じゃあそれで」
( ^ω^)「はいお。所でさ」
('A`)「何さ」
( ^ω^)「今回こんな適当でいいの?」
('A`)「いつも適当じゃん何言ってんのお前」
この後、二人でピザ生地だけ食べた
日常その② おわり
乙乙。なんだこれ
乙、とうとう壊れたか…
乙
モルダーあなた疲れてるのよ、、、
まこにゃんペロペロ
今日キングダム5巻まで買って読んでみた
読み終えた俺は服を着て再度本屋へ向かった
そういや昨日のしゃべくり007で原田泰造がキングダムのアニメを推してたな
興奮しすぎて全く魅力が伝わらなかったけどwww
一方俺はベルセルクを買っていた
読み終えた俺は大人買いをすることにした
>>736
なぜ全裸で読んでるんだ?
>>739
え?お前キングダム読むときに服なんて着てるの?
俺は2巻読了後に脱いだ。夏だし。
お前らはちょっとこのスレから距離を置いた方がいい
ムカデに毒されてるぞ
>>741
ムカデに毒されてなんかないよ
まぁ落ち着いて水でも飲みたまえ
ハイター自重しろ
>>741
別に距離をおくことはやぶさかではないけど、服は着ないぞ?
日常その③
(-@∀@)「ドクオくん、頼みがあるんだ」
('A`)「なんだ改まって」
(-@∀@)「僕の友達を助けて欲しい」
('A`)「あん?」
【なんの脈絡もなく青葉のAAを挿入れて麃公将軍のセリフを喋らせてみる】
___
. ´ _  ̄ ̄ .,_
__/ _/⌒ / ` 、
⌒Yア __,ア / ‘, \
/ j_,7 __ア / i| ∨ 、
, 〈_7 / i j!./ i.∧ ∧. ∨ハ
/ t| _/イ i| /|厂|ト、}| 厂∨ ∨j|
. /イ | l. | x=芋ミ、 ∧ /x=ミ、 .〉∨
_,/| | ', \| j《 んハ ヾ ∨んハ 》| i∧
. | | .∧. | l V_ソ Vソ | | j|
∧| jk .八 ∧、 ` ハ , なかなか見事な大炎であったぞ
. j/∧ .j/ ∧ \ ___ / j/
. } /∧ i∧j/⌒ 、 | ヽ_ ソ イ ,/ _
/ | ∧/ j\、s。._ /≪≫ ., /⌒
,/ j/ \ | ≧=r‐_ ´ `≪≫ .,___ j{
/ /⌒\ 厂 ー―‐┐ __ア´ ___) jI斗┴┐
/ \ {\ | ∨ /´/ 〉≫/ ⌒i|
/ \ /⌒∨ i| / _/^) 7 | |
. / \/⌒∨ l|j .イ .|| jI斗-- 、
/ ___ \ ∨ j| , ' || └―_ュ___}
. /ィf⌒  ̄> ., \ ∨ /| .イ∨ || ( ̄_ 〉
| \ 〕is。. >rf.7 ∧_/\ || └r― ./
| `、 \≧= ⌒ィ7 .∧ ∨_,/ || .ィfア⌒ ,/
| ‘,  ̄ ̄ / .′\_j>''"¨´ _. ィ(
【キングダム三十巻はいつ読んでも泣けるし青葉はいつ見てもかわいい】
('A`)「ここが例の野郎がいるハウスね…」
(-@∀@)「うん…なんでオネエ口調なの?」
( ^ω^)「ちんまい頃からアサピーのことを兄ちゃんと慕っていたが、学校で酷いいじめに遭い引きこもりとなり早一年、アサピーが社会復帰させたいと願う近所の男の子が住む家がここね…」
(-@∀@)「長いよ…なんでオネエ口調なの?」
('A`)「いじめか…デリケートな問題だから、ソフトに対応してやらないといけないわね…」
( ^ω^)「こうみえてアタシら、シャワートイレはふんわりソフト派なのよね」※>>1 は最強水力派
(-@∀@)「頼むよ本当に、藁にも縋る想いなんだからさ」
('A`)「任せといてちょうだいな…藁どころかこの屈強な上腕二頭筋にぶら下がる気持ちでいてもいいのよ?」ムキムキ
( ^ω^)「いい筋肉でしょう?余裕の腕だ。筋力が違いますよ」
( ><)「…」
( ><)「艦これ楽しいんです…明石とケッコンカッコカリしたいんです…」
ドア<ドンドン!!
(;><)そ「アヒィ!!なんですか!?」
ドア<…
(;><)「…?」
ドア<デンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレ♪
(;><)そ「!?」
(#'A`)「ヘエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!エエエエエエエエエエウウウオオオオオオオオオオ!!!!アラララアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」ドバアアアアアアアアアン!!!!!!
(;><)そ「ぎゃあああああああああああ!?筋肉がキモイことになってる知らない人がミンサガの戦闘曲口ずさみながら踏み込んできたーーーーーーーーーー!?」
( ^ω^)「ナァォォォォォ オォォォォォ…サウェェェアァァァァ アァァァァ アァァァァ アァァァァ…イェェェェェェェェェゥゥアァ…」
(;><)「続けて第二のマッチョが踏み込んできたーーーーーーー!?」
(#-@∀@)「ビロードーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
(;><)「うわああああああああああ!!!アサピーお兄ちゃんも暫く見ない間におかしな体になってるーーーーーーーーー!!!!!」
ご指導、ご鞭撻
/ jjjj _
やっと会えた! / タ {!!! _ ヽ、
,/ ノ ~ `、 \ _
`、 `ヽ. , ‐'` ノ / `j
_ \ `ヽ( ^ω^ )" .ノ/ / /`ー' よろしゅうな!!
('A` )  ̄"⌒ヽ `、ヽ. ``Y" r ' 〈 `ヽ
/ ) ヽ' / 、 `、 i. 、 ¥ ノ `、 ヽ
γ --‐ ' λ. ; `、.` -‐´;`ー イ 〉 -@∀@) ,-、、
f 、 ヾ / ) i 彡 i ミ/ / ノ  ̄⌒ヽ 「 〉
! ノヽ、._, '`"/ _,. '" } { ノ ' L `ヽ./ /
|  ̄`ー-`ヽ 〈 < _ ヽ. / `\ / , ' ノ\ ´ /
!、__,,, l ,\_,ソ ノ / /ヽ、 ヽ. ( ∠_ ヽ、_, '
〈'_,/ / / / ノ ヽ. ) i 、 ヽ
| | イ-、__ \ `ヽ { f _,, ┘ 「`ー-ァ j
l.__| }_ l \ \ | i f" ノ { /
_.| .〔 l l ノ _> j キ | i⌒" ̄ / /_
〔___! '--' <.,,_/~ 〈 `、ヾ,,_」 i___,,」
`ー-‐'
(;><)「出てけーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
『つまり「戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり」って事を言いたかったんだよ察せよ』
.
('A`)「オイオイ、入って早々出てけとはご挨拶d…お前、明石レベル75まで育ててんのかよ…」
( ^ω^)「ヤバイこいつプロの提督だわ…これガチなやつだわ…やーるじゃーん」(鈴谷並感)
(;><)「あっ、どうも…」
(;><)そ「そうじゃなくて!!誰なんですかあんた達!!」
('A`)「何を隠そうこの俺が、雪の女王エルサ」アリノーママノー♪
( ^ω^)「そして俺が妹のアナだ」ユキダルマツクローォォー♪
(;><)「あんたらみたいなムキムキのディズニーヒロインがいるか!!!!!」
('A`)「おいおい、バカ言っちゃいけねえぜ。美女と野獣じゃあガストンというディズニーマッスル5に入るヒロインがいただろうが」
(;><)「ガストンはヴィランなんです!!!!!」
( ^ω^)「説明しよう」
(;><)「必要ないんです!!」
( ^ω^) (><;)
( ^ω^)「ディズニーマッスル5とは、ガストン、ヘラクレス、ターザン、Mr.インクレディブル、ジーニーの五人で結成されるディズニーアニメのマッチョ・ガイ達の事である」
(;><)「ぜ、全部説明しやがったんです…」
(#-@∀@)「ビロード!!」
(;><)「お、お兄ちゃん!!早くこいつら連れて出て行って欲しいんです!!」
(#-@∀@)「いいや、出ないね!!!むしろ部屋から出るのは君さビロード!!」
(;><)「な、なんで僕が出なくちゃいけないんですか!?ここは僕の部屋なんです!!」
('A`)「ガタガタ抜かしてっとお前の艦娘をレベル上位から解体していくぞコラ」
( ><)「オイやめろよ?絶対やめろよ?それした瞬間お前殺して僕も死ぬ」
( ^ω^)「まるでキングダム燃やされる前のお前だなドクオ」
('A`)「バカ言うな、俺なら殺した後で生き返らせてもう一度殺す」
( ^ω^)「お前こそバカ言うなドラゴンボールでも集めるつもりか」
('A`)「それだけキングダムは尊い」
( ^ω^)「改めて気持ち悪いなお前」
(;><)「もうやだ…なんなのこのキモイ肉達磨集団…」
(#-@∀@)「君がいつまでたっても引きこもりから卒業しないから、最後の手段として彼らを呼んだのさ!!」
(;><)「そんなの僕の勝手じゃないですか!!悪いのは外の世界なんです!!僕は僕の世界だけで生きていたいんです!!」
('A`)「『僕の世界』ねえ…この狭くて汚い部屋がお前の世界で、日がな一日パソコンの前に座ってピコピコやってんのが『生きる』ってことなのか。ご立派な生き様だな、涙がでらぁ」
(#><)「あっ、あんたに何が分かるんですか!!!!」
('A`)「てめーのことなんざわかりたくもねえよ気持ち悪ぃ」
(#><)「だったら出てけよ!!もう僕に構うな!!」
('A`)「それが、そうもいかねえんだよ」グィッ
(;><)そ「なっ、何をするんですか!?放せ!!」
('A`)「俺ぁなビロード、てめーに降りかかった不幸を全て周りの所為にして、自分自身は何も変わろうとしない、そんな野郎が嫌いなんだ」
('A`)「だからこそ、構わずにはいられねえ。変わる気がねえんなら俺が変わらせてやる…外に行くぞ」
(;><)「ぼっ、暴力ですか!?ケーサツ呼びますよ!!」
('A`)「暴力?いんや、もっと楽しいことさ…」
(#^ω^)「オラアアアアアアアアアア!!!!!もっと本気でバリバリやらんかい!!!!そんなんじゃあ一生かかってもマッチョになんかなれねえぞ!!!!」
:(*'∀`):「んほおおおおおおおおおしゅいましぇえええええええん!!!!!!もっとペース上げましゅううううううううううううう!!!!!!!!」フンッフンッ
( ><)「な ん で す か こ れ」
(-@∀@)「見てのとおり、筋トレだよ」
( ><)「僕の知ってる筋トレと違うんです」
(-@∀@)「いいからほら、動き止ってるよ。あと五回!!」
(;><)「なんでこんな…フンッ!」
(-@∀@)「はいあと四回」
(;><)「こんなこと…無意味っ、なんです!!」
(-@∀@)「そうかな?後三回」
(;><)「強い人は、もともっと…ハァ、ハァ、強いんです。弱い人が鍛えたって、弱いッ…んぐぐぐ」」
(-@∀@)「二回」
(;><)「ままなんです…もうダメ…」
(-@∀@)「…僕もそう思ってたよ。体を鍛える前はね」
(;><)「ハァ、ハァ…」
(-@∀@)「でも見てごらんよ彼らを」
(#^ω^)「そんな体で300〜帝国の進撃〜観に行くつもりかお前!!スナイダー監督に申し訳ないと思わねえのか!?」
(*'∀`)「こんなクソみたいな体じゃあスパルタ兵になれましぇえええええええええええん!!!!!」
(-@∀@)「実にイキイキとして、楽しそうじゃあないか」
(;><)「ただのキチガイにしか見えないんです…」
(-@∀@)「もともとの強さなんて、関係ない。あえて言うなら、『楽しく努力』した者は恵まれているだろうね」
( ><)「これっぽっちも楽しくないんです」
(-@∀@)「今はそうでも、変わっていく体を見れば、気持ちも変わるものさ。ほら、アレを見てみなさい」
( ><)「…」
アサピーが指差したのは、ドクオの逞しすぎる尻
( ><)「…」
ビロードはこれまで、『芸術』というものに疎かったが
ドクオの尻は、それを思い知らされるほどに
『堅く』『強く』『美しかった』
(-@∀@)「あれが努力した者が得た『勲章』だよ」
その勲章は、ビロードの今までの価値観をぶち壊し
そして彼に、欲を与えた
( ><)「…残り、二回なんです」
何物にも換えがたい、その『勲章』が欲しいと―――――――――
EDテーマ
♪Macho Man(いつもの)
https://www.youtube.com/watch?v=AO43p2Wqc08
(-@∀@)「あれからビロード、艦これしながら筋トレしてるって。学校にも行く意欲を示してるよ」
(-@∀@)「本当にありがとう」
('A`)「よせやい、俺達はただ筋トレしてただけだぜ」
( ^ω^)「バディバディ…バディ…オラィッ」
('A`)「まーたブーンがMacho Manを聴いてトリップしてやがる」
('A`)「まぁ、仕方ないか」
だって、Macho Manは
どんな催眠音声よりも
俺達の脳と筋肉にキくんだからさ…
(-@∀@)「何綺麗に締めようとしてんのさ」
日常のその③ おわり
これが俺のッ・・・・・・・!!!!
ありのままの姿だあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
こんな感じで好き勝手に書きました
楽しかったです
乙wwwww
乙、やっぱ面白いわwwww
マッスルギャグこそお前の真骨頂だなwwww
ただのキチガイにしか見えないがド正論でクッソワロタwwww
こうしてまた一人タフガイが産まれるのか……
乙!
やっぱこうでないと
地味に感動した自分はもうだめかもしれんね
Macho Manは名曲だから仕方ないね
( ^ω^)おっ
日常その④
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「…」
川 ゚ -゚)「…」
('A`)「…来週ハワイかぁ」ボソッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
从 ゚∀从「そこで先輩が声押し殺しながら爆笑してんだけどお前何したの?」
('A`)「俺はただ独り言を呟いただけだぜ」
『ディズニーランドの裏側とか検索してはいけないワードとかそういう系の話』
.
( ^ω^)「よーし唐突に何の前触れもなくお父さんツンのハムスターの話しちゃうぞー」バリバリ-
('A`)「おいやめろ、やめろてめえ」
<ヽ`∀´>「ドクオはハムスターが苦手ニダ?」
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
<ヽ;`∀´>「どうして黙るの…?」
('A`)「そこに、犠牲者(モララー)がおるじゃろ?」
( ・∀・)「全員スク水でおk?」
('A`)「これを」
〜( ^ω^) ( ・∀・)
('A`)「こうして」
ヒソリヌス
( ^ω^)( ・∀・)
('A`)「こうじゃ」
(; ∀ )「おえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!」ビタビタビタビタ
<上条がハイターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
<野郎を取り押さえろ!!!!!!!ムカデ人間にされるぞ!!!!!
<そういう意味じゃねえよ!!!!!!!!
<ヽ;`∀´>「!?」
('A`)「おつかれ」
( ^ω^)「おう、ちょっとSANチェックするわ」
('A`)「1d8な」
( ^ω^) コロコロ…
<ヽ;`∀´>「何やってんの…ねえ何やってるニダ!?」
('A`)「話した本人にもダメージがあるんだよ」
( ^ω^)「4だったお。89から85に減少な」
('A`)「今回はまだ軽いほうだな…で、聞くか?ハムスターの話」
<ヽ;`∀´>「…結構ニダ」
日常の④ おわり
彼女がハムスターに何をしたかは、とても皆様にはお伝えできません
ただ一つ言えることは、SANチェック失敗で1d20の正気度を失うということだけです
こわい
なにそれこわい
すごい気になるけど絶対に詳細を知りたくないな
乙
SAN値高すぎだろこいつらこれで正気なのか
狂信者(筋肉)
日常のその⑤
('A`)「なんかツンって死ぬ率高いらしいぜ?」
( ^ω^)「マジかお」
('A`)「これについてどう思われますか?」
( ^ω^)「多分死んでもまたチン毛みたくもっさり生えるんじゃね?」
('A`)「適確だな」
ξ゚⊿゚)ξ「人をサイバイマンみたいに扱ってんじゃないわよ※以下濃厚なハムスターのお話ですが、読者の突発的な自傷、自殺、自慰を防ぐために自主規制とさせて頂きます。ご了承ください※」
『マッスルバイブレーション』
.
('A`)「ケツの震えが止まらん」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「その音お前のケツの振動音かよ。てっきり新手のスタンド使いが近づいてきたのかと」
('A`)「俺も最初そう思って身構えたわ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「…お前自身がスタンド使いなんじゃね?」
('A`)「一理あるな」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「何スタンド?」
('A`)「多分蒼星石みたいなかわいい人形のスタンドじゃねえかな」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「いやお前の精神像がそんな形してたらビビるわ」
('A`)「こうみえて俺結構乙女チックなところあるから…」
( ^ω^)「ああ、ファンタの果汁配合率並みにはあるな」
('A`)「せやろ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
('A`) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
('A`)「ファンタって無果汁じゃん」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「うっせえからその音止めろ」
('A`)「折角なので街に繰り出してみた」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「視線がマッハで集まってくるな」
('A`)「皆俺のイケメンさに見惚れてんのかな?」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「黙れよ…」
('A`)「」 ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「あとその音止めろ」
('A`)「ごめん、無理」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
('A`)「あ、カラオケいかねえ?」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「状況考えろよ・・・」
('A`)「お┣゛┣゛┣゛っ┣゛┣゛┣゛┣ぱ゛┣゛┣い゛┣゛┣゛」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「┣゛ほ┣゛┣ケツ゛┣゛┣゛┣゛音┣゛┣歌゛┣消゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣ね゛┣゛┣゛┣゛か┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛」
.
('A`)「結局あんまり楽しめなかった」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「音大きすぎて店員に追い出されたくらいだからな」
('A`)「解せぬ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「解せるわ」
('A`)「はーぁあ、この後どうする?ゲーセン行く?」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「えっ?まだ遊ぶ気でいるの?」
('A`)「あ、そうだ。カードショップ見に行こうぜ。艦これデッキ強化させたいんだよ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「おい話聞いてんのかてめえ」
('A`)「能代の効果けっこういいな…天龍デッキだから使えるわ…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「向こうでカードゲームしてる人達、ヤク決めてんじゃねえかってくらいヤバい目で見てくるから早く出ようマジで」
('A`)「ほんとだ…どうしてだろう。リスペクトAS○KAなのかな?」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「具体例出すのやめろや…」
('A`)「良いカード買えて満足だわ。帰ったら一戦やろうぜ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「その前にケツの音止めようぜ」
('A`)「なんかもう、慣れっこだし」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「何まどかみたく慣れたアピールしてんだよ。俺は慣れねえよ他人の苛立ちの視線に」
('A`)「そういうプレイだと思えばかn」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「感じねーよ」
('A`)「わかったよ。ケツの音止める努力をすればいいんだろふんぬ!!」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
('A`) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
('A`)「ごめん、やっぱ無理だった」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「諦めんなよ…」
('A`)「全く、じゃじゃ馬なお尻だぜ…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「もはやケツ自体に人格が宿ってんじゃねえの?」
('A`)「俺のケツは別格で格別だからな…」┣゛ヤァ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「なんも上手くねえよ」
( ^ω^)「なんかケツについて心当たりねえのかお?」
('A`)「そうは言われてもな…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「自分で聞いといてアレだがケツについての心当たりってのもヤバイ質問だな…」
('A`)「あっ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「あるんかい」
('A`)「今朝レンタルビデオショップで、コンドームみてーなボディスーツで身を包んだ変態がいたんだ」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「なんだそれ超見たい」
('A`)「で、そいつのケツがあまりに見事だったからケツ合わせして…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「おい待てケツ合わせって何だ?」
(;'A`)「何って…互いのケツとケツを擦り合わせる挨拶だろ…常識だぜ?」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
( ^ω^)「お前の常識など知ったこっちゃねえわ」
('A`)「そしたらビビビっときて震えて、今に至るってわけだ。わかったか?」
( ^ω^)「お前のケツと頭がおかしいってことだけは理解できた」
('A`)「よせやい、そんな褒めるなよ」
( ^ω^)「褒めてn…振動止まってね?」
('A`)「」
('A`)「ほんまや…」シュン
( ^ω^)「なんでちょっと残念そうなんだよ…」
日常のその⑤ おわり
ハムスターからのバイブレーションの唐突さに笑ったwww
,,,,,,,,iiiiiiiiiiiiiiiilllllliiiiiiilllllliiiiiiiiiiiiiiiii,,,,,,,,,
,,,,,iiiiiillll!!!!゙゙゙””””””゙',lllllllll,” .”””~゙゙゙゙゙゙!!!!!iiiiiiiii,,,,
,,,,iiiiillllll!゙゙゙° ,,illllllllllllllli,、 ゙゙゙゙!!lllliiiii,,,、
.,,iiilllllllllll!゙゜ ,,illllll!!!!!!!llllllli, ゙!llllllllllliii,,,
,,,iillllllllllllllllll、 ,lllll!゙′ ゙!llllli、 ,lllllllllllllllllii,,、
,,illlllll!゙゙!llllllllllllli,,、 .llllll゜ .llllll, ,,,illllllllllll!!゙゙lllllllii,、
,,llllllll!゙゜ .゙!llllllllllllllliii,,,,, illll| ゚lllll ,,,,,,iiiiilllllllllllllll!° .゙llllllllli,
,llllllllll ゙゙゙!lllllllllllllllllllllliiiiiiiiiilllllli,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,illllliiiiiiiiiiillllllllllllllllllllll!!゙′ '!llllllllli、
: illllllllll′ ”゙゙!!!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!!゙゙゙″ .lllllllllli,
..lllllllllll| ゙”゚゙゙゙!!!!llllllllll!!!lllllllllllllll!!llllllll!!l゙゙゙゙゙゙”゜ 'lllllllllll、
..lllllllllll、 ゙llll″ 'llllll ,lllllllllll`
: !lllllllll| lllll、 ,llllll! ,llllllllll!
'lllllllllli, lllllll ,lllll!゜ ,lllllllllll″
゙!lllllllllli, lllllll、 .,,lllll!! ,iillllllllll゙
゙゙llllllllll,,、 llllllli, .,,illllll″ ,,illllllllll゙′
゙゙゙!llllllliii,,, !llllllliii,,,,,,,,,,iilllllll!! ,,,illlllllll!゙°
.゚゙!!lllllllii,,,,、 ゙lllllllllllllllllllllllllll′ ,,,iiilllllll!!゙゙′
゚゙゙!!llllllliii,,,,, 'llllllllllllllllllllll!! _,,,iiiiilllll!!!゙゙°
゙゙゙゙゙!!!llllliiiiiiii,,,,,,,、 ,llllllllllllllllllll゜ ,,,,,,,,,,iiiilllllll!!!!゙゙°
””゙゙゙゙゙゙!!!!!!!llllllllllllllllllllllllllll!!!!!!!!゙゙゙゙””’
∩ ∩
//___. | |
. //=@=ノ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |川 ゚ -゚) //< うるせぇ、ダイハツぶつけんぞ
\ あきつ | \_________
| 丸 /
艦これのSSも書いてみたいんですが、如何せん上手く艦隊決戦を書ける自信がありません
おつー
日常シーンでもええんよ?
その場合ブーン系から離れないと書けないけど
漢コレにしちまえばいい
どう見てもトヨタ
あきつ丸のAAかわいい
七時半に空手の稽古があるの、付き合えないわ
今日は休め
日常のその⑥
('A`)「バージン豚煮込み」
('A`)「ベネ」
( ^ω^)「良しじゃないが」
『お題を消化する人のことも考えろよふざけんなちくしょう』
.
('A`)「エルサ!!!!!!!!!!!!!」ドンドンドン!!!!!
('A`)「豚煮込みつくーーーーーーーーーろーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
( ^ω^)「いつまでアナ雪引っ張る気だよ。公開から二ヶ月経ってもまだしつこくプッシュする日本のメディアか」
('A`)「よし消化した。お題消化した。俺はスーファミするから邪魔すんなっつっとけ」
( ^ω^)「誰にだよ」
('A`)「察せよ」
('A`)「さーて、ミッキーのマジカルアドベンチャー3やるぞ」
( ^ω^)「地味に神ゲーじゃねえかそれ。俺もやりたい」
('A`)「じゃあお前ドナルドな」
( ^ω^)「ドナルド癖あるんだよな…ナイト装備は水に浮くし…」
('A`)「ミッキーは逆に沈むんだよな…」
( ^ω^)「あとマジシャンが若干使いにくい…」
('A`)「なんか違和感あるよな」
('A`)「樹海ステージのボス強すぎだろ…」ピコピコ
( ^ω^)「ところで」ピコピコ
('A`)「うん?」
( ^ω^)「お題消化はあれでいいの?」
('A`)「いいに決まってるだろ」
( ^ω^)「決まってんのか…」
('A`)「大事なのはお題を消化したことだ。過程や方法など…」
('A`)「どうでもよいnああ死んだ…残機ゼロだわ…」
( ^ω^)「ゆとり世代の俺達にはスーファミのゲーム難しいわ…」
('A`)「ファミコンとかスーファミのゲームって後々携帯機でリメイクされるじゃん?」
( ^ω^)「よくあるな」
('A`)「なんか難易度もヌルくなってんだよな」
( ^ω^)「確かにな、スパデラとかすげえ簡単だったもん」
('A`)「あれはアカンで…」
( ^ω^)「世代が代わってんだから仕方ねえと言えば仕方ないけどな」
('A`)「あーああ、早くVita版の艦これ出ないかな」
( ^ω^)「いっこも音沙汰ないよな」
('A`)「折角買ったのに宝の持ち腐れだ」
( ^ω^)「ソフト何買ったんだっけ?」
('A`)「テラリア」
( ^ω^)「あー…」
('A`)「マイクラがVitaで出てくれたら文句なしなんだが…次何やるよ?」
( ^ω^)「八月に出るんじゃね…じゃあ魔界村で」
('A`)「えっ、マジ?」
( ^ω^)「海外でだけど」
('A`)「なんだよ…」
( ^ω^)「英語でプレイしてもさほど苦労しないだろあのゲームは…
('A`)「まぁどうせろくに建築もしねえで鉱石ばっか掘ってんだけどな」
( ^ω^)「気がつけば二時間くらい経ってるから恐いよな」
('A`)「ほんまゲームは悪魔が作り出した最高傑作やで…」テーッテテテーテレレレレッレー♪
( ^ω^)「一回死亡で交代な」
('A`)「わかってるよ…あっ」テレレレレレン♪
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
('A`)「いまのノーk( ^ω^)「交代な」はい」
この後
滅茶苦茶
マッスルした
日常のその⑥ おわり
文句なら土曜日に俺を働かせた会社までどうぞ
スーファミ(のソフトがプレイできるなんか中国のパチモンみたいなハード)を買いました
艦これ楽しいです
乙。番外編も期待してる。
あとスパデラは0%0%0%の恐怖がなくなった分移植後の方が好き。
バージン豚煮込みとは
ある日vipに立った女騎士スレから生まれた(むしろ独立した)単語である
主な運用法として、自分(女騎士)が助かるために策略を巡らせ、オークの餌食となり助けを求める少女に対し
「やーいwwwwwwwwwwwwお前のバージンwwwwwwwwwwwwwww豚煮込みーwwwwwwwwwwwwwwwwww」
と指を差しながら少女の最後の希望を叩き折る等の用途で使われる
ちなみにそのスレは途中からSS速報vipに投下場所を移し10スレ目まであった
あ、おつー
あんな安価だしてゴメンよ
もしかしてそれ女騎士がすごい外道なやつか。読もうか悩んでたが読むの止しとくわ
日常のその⑦
('A`)「どうしようもうネタが無い」
( ^ω^)「見ればわかる」
('A`)「どうしよう…」
( ^ω^)「…勢いで押し切ればいいんじゃね?」
('A`)「お前天才だな」
『以下、AA貼り付けて「マッスルボルケイノーーーーーーーーーー!!!!!」と叫ばせただけのつまらないレスが続きます』
.
('A`)「よしわかったじゃあこうしよう」
( ^ω^)「あれ?AAは?」
('A`)「そんなものはない」
( ^ω^)「さいで」
('A`)「平和なマッチョの村に突然オークの軍勢が攻め込んできたとしよう」
( ^ω^)「混じり気なしの純粋な戦争じゃねーか」
('A`)「静穏な暮らしを踏みにじられたマッチョの怒りが、オークの軍勢を襲う…」
('A`)「その怒り、まさにマグマ!!マッスルボルケイノ!!」
('A`)「みたいな話を展開しよう」
( ^ω^)「別スレでやればいんじゃね?」
('A`)「もうこれ以上保留してるスレを増やしたくないでござる…」
( ^ω^)「ああ…」
( ^ω^)「でもどうせホモなんだろ?」
('A`)「そんなk( ^ω^)「ど う せ ホ モ な ん だ ろ ?」はいホモですごめんなさい」
( ^ω^)「最後のお題だしガチエロに挑戦してもええんちゃうん?」
('A`)「何でだよ…童貞に何求めてんだよ…」
( ^ω^)「抜ければなんでもいい奴らばっかだろ…」
('A`)「知らんがな野菜でもレイプしとけよ…あっ、そうだ。いいこと思いついた」
('A`)「ガチで抜ける寝とられSSの紹介でもすっか」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「お前…頭おかしいんじゃねーの?」
('A`)「そうかもしれない。あえて言うなら疲れてる」
( ^ω^)「もう寝ろよ…筋トレのし過ぎよアナタ」
('A`)「そうかもしれない…だってなんか心臓痛いもん…」
( ^ω^)「おいマジでヤバイやつじゃねーか休めよ」
('A`)「でもこれが良いの…」
( ^ω^)「命張ってまで苦痛に快感求めんなよ」
('A`)「じゃあさっそく一つ目から入るか」
( ^ω^)「ええーマジで…いくら相棒でも性事情なんて聞きたくないお…」
ttp://www29.atwiki.jp/kakiya/pages/39.html
('A`)「最初に言っとく、前半はお遊びだ。マジなのは中篇2のラストから」
('A`)「かれこれ三年くらい続編を待っているが今だ音沙汰が無い。だがこれは長い間安定して抜ける名作だ」
('A`)「主人公の無力さとヒロイン達の陵辱される様がたまらない興奮を生み出す。今夜はこれでマッスルボルケイノだ!!!!」
( ^ω^)「下ネタじゃねーか!!!」
('A`)「この作者の他の作品も名作ぞろいだ。ゆっくり楽しんでイってね!!!!!」
('A`)「早速だがこれで最後の紹介になる」
( ^ω^)「早すぎだろ」
('A`)「紹介もオナニーも早漏なんだよ俺は」ドヤッ
( ^ω^)「何ッッッにも上手くねえぞ」
ttp://himegakuen.blog11.fc2.com/blog-entry-22.html
('A`)「最初っからケツまで一気に読んで欲しい作品だ。ラストの畳み掛けるようなネットリ感がたまらない」
( ^ω^)「なんか矛盾してねえか?」
('A`)「即堕ち?ふざけんな、執拗に追い詰めてこそが寝取られだろうが!!という作者の熱い想いと性癖がドスンと股間に響くドM御用達作品だ。今夜はこれでマッスルボルケイノだな!!!!!」
( ^ω^)「最早マッスルボルケイノという単語が下ネタとして定着してしまった」
('A`)「俺も今までモンスター娘や催眠オナニーといった綱渡りを繰り返していたが、最終的に寝取られにおちんこついた。これを読んでみんなも寝取られマイスターになろうな!!」
( ^ω^)「お断りだお。もし現実でこういうこと起こったらお前どうすんの?」
(;'A`)「事が起こる前に間男をムカデ人間にするに決まってんだろ…つまんねーこと聞くなよ…」
( ^ω^)「ああ…ごめん。俺が馬鹿だったわ」
('A`)「なんか…ムカデ人間のことを思い出したらNTRなんてほんのちょっぴり嫌な出来事にしか感じないな」
( ^ω^)「あれ以上の苦痛と恐怖を俺ら見たことないからな…」
('A`)「…Village Peopleでも聴いて、明日も頑張ろうぜ」
( ^ω^)「そうだな、それがいいお」
今話の総括
('A`)「なんだかんだ言って、俺達のマッスルボルケイノとはVillage Peopleのことだった」
( ^ω^)「Village Peopleを聴いて、君もマッスルボルケイノだ!!!!!!!」
※マーケティング・レンタルコミックスは良い子の読み物です
日常のその⑦ おわり
切り良く>>800 です
どうでしょうか、マーケティング・レンタルコミックスの日常、お楽しみ戴けたでしょうか?
僕は楽しかったです!!!!!!!!!!!!!!
お題七つ、ありがとうございました
後半は何かすげえ適当な仕上がりになってしまい申し訳ございませんでしたバージン豚煮込みとかどうやって処理しろってんだふざけんな
またスレを埋めたい時などに懲りずに募集しようかなと考えているので、またよろしくお願いします
次回から番外編再開です
逃げろ!!!!シリアスが襲ってくるぞ!!!!!!!
乙。バカだなぁ
色々な意味で乙 ゆっくり休め
このくらいゆるいほうがすき
5月27日
我らが変態共の学び舎『村人学園』の中間試験も終わり
生徒それぞれが今回のテストの出来具合を話し合ったり、午後からの打ち上げで盛り上がったり、久しぶりの部活動に精を出したりしていた(精子的な意味ではない)
そんな中、学年の枠を越えて仲の良い三人娘は…
ノハ*゚⊿゚)「お誕生日おめでとうございます!!これ、手作りのクッキーです!!!!」
川 ゚ -゚)「おめでとう、これは私とニダーから。奴オススメの茶葉とティーキャディスプーンだ」
从*゚∀从「ありがとー!!」
放課後のささやかな誕生祝いを開いていた
从*^∀从「へへ、嬉しいな。友達に誕生日祝ってもらうのって」
ノハ*゚⊿゚)「幾つになったんですか!?」
从*゚∀从「17!!」
川;゚ -゚)「聞くまでもないだろ…高二なのに…」
ここで変態な読者なら疑問に思うだろう
『この話の時系列ってどうなってんの?』
そこはまぁアレだよこれハイン誕の特別編だからあんまそういうの考えないで読んで欲しい
これ以上追求するとこちらとしてもハイター的処置を取らざるを得ないので注意して欲しい
川 ゚ -゚)「ところで、その紙袋は他の連中の贈り物か?」
从 ゚∀从「そうッス。モララーからはアロマキャンドル、アサピーからはボトルシップを貰いました」
ノハ*゚⊿゚)「ボトルシップ!?見せてください!!」
从 ゚∀从「はいよ。これ自分で組み立てたんだって。すげーよな」
川 ゚ -゚)「意外な特技だな…所で、変態共からは?」
从 =∀从「それがですねー、なーんか今日は白々しくシカトしてくんですよねー」
川 ゚ -゚)「あー…また下らないことでも企んでるんだろうな…」
从;=∀从「俺、何されんでしょうかね…」
ノハ*゚⊿゚)「凄いなー、どうやってこんな狭い穴から中に挿入たんだろう」
その頃
(#'A`)「ええい離せ!!行かせろ!!ハインが俺を待ってんだよ!!」
(;・∀・)「ダメだよドクオくん!!昨日散々言っただろ!!」
(;-@∀@)「そうだよ!!無茶しすぎだよ!!」
(#'A`)「うるせえ!!ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ!!」
(;-@∀@)「だからって…」
(;-@∀@)「全裸にリボン巻いて『プレゼントはア・タ・シ(ハァト』は危険すぎるよ!!!!!!」
とんでもねぇ、待ってたんだ
支援
川 ゚ -゚)「ところで、その紙袋は他の連中の贈り物か?」
从 ゚∀从「そうッス。モララーからはアロマキャンドル、アサピーからはボトルシップを貰いました」
ノハ*゚⊿゚)「ボトルシップ!?見せてください!!」
从 ゚∀从「はいよ。これ自分で組み立てたんだって。すげーよな」
川 ゚ -゚)「意外な特技だな…所で、変態共からは?」
从 =∀从「それがですねー、なーんか今日は白々しくシカトしてくんですよねー」
川 ゚ -゚)「あー…また下らないことでも企んでるんだろうな…」
从;=∀从「俺、何されんでしょうかね…」
ノハ*゚⊿゚)「凄いなー、どうやってこんな狭い穴から中に挿入たんだろう」
その頃
(#'A`)「ええい離せ!!行かせろ!!ハインが俺を待ってんだよ!!」
(;・∀・)「ダメだよドクオくん!!昨日散々言っただろ!!」
(;-@∀@)「そうだよ!!無茶しすぎだよ!!」
(#'A`)「うるせえ!!ギリギリじゃないと僕ダメなんだよ!!」
(;-@∀@)「だからって…」
(;-@∀@)「全裸にリボン巻いて『プレゼントはア・タ・シ(ハァト』は危険すぎるよ!!!!!!」
マーケティング・レンタルコミックス番外編
『でも一度はやってみたい。全裸にリボン巻いて「プレゼントはア・タ・タタタタタタタタタタタタタタタタタタオワッタ!!!!!」』
.
時は三日前のドクオ家に遡る…
( ・∀・)「ところで、もうすぐハインさんの誕生日だけど、ドクオくんどうするの?」
('A`)「勉強やめて艦これしてえなあ」
( ・∀・)「聞いてる?」
( ^ω^)「ニダーなんて今日、姉御と誕プレ買いに行ってんだぜ…?」
(-@∀@)「余裕だねー、流石学年上位の学力の持ち主だけある」
( ^ω^)「ニダーは見た目意外は完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)並みのスペックの持ち主だからな…」
('A`)「悪魔超人に旗色悪すぎるんだよ…もっと活躍させてもいいじゃん…プラネットマンがサイコマンに勝つビジョンが見えないんだよ…」
( ^ω^)「プラネットが負けて、アシュラ、サンシャイン、ニンジャが勝ち上がるパターンじゃね?」
( ・∀・)「キン肉マンもいいけど、ドクオくんどうするの?」
('A`)「ところで、アイアンボトムサウンドとケツ筋ボトムサウンドって響きが似てね?」
( ^ω^)「お礼遅れました!!>>268 さん素敵なイラストありがとうございます!!漢これ?そのうちなそのうち!!」(震え声)
( ・∀・)「ブーンどこみて何言ってんの?恐いんだけど。いやそうじゃなくて」
('A`)「次喋ったら大型建造で最上しか出ねえ呪いかけんぞ」
(;・∀・)「地味にキツイな…」
(-@∀@)「まぁまぁ、そう意地悪しないでさ。プレゼント何用意してるかくらい言ってもいいんじゃない?」
('A`)「チッ…仕方ねえな。じゃあ見せてやるよ」バッ
(-@∀@)「待って、何で服脱いだの?」
('A`)「よく見晒せや…これが俺の…」
__ ( 'A` )_ _,,,,、 誕生日プレゼントだあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、ヽ / i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、.,_ゝニ ノ,,..ィ'"´i ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
r''ヽ. ,.ィ'''i" J ,,.ィ'"~ `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
/ ,,.イ')'" 人 ,,l、 ノt ) `ヽヽ
/ / / `ゝ、 人 ,,イ jt、 ヽ i
f , ノ /、 `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''" ノ ヽ、 ヽ t、、
)' f ノ ヽ、 r 、 f" `i´ ̄` Y `ヽ / ゝ-,ヲ''' )
. ( ,.ィ''ーr"~ ヽj ミi ! j' | / ,r" ft
ノ、,ノ ヽ, `i 、〉、.__,人,___,..イ、,i" j'' ( ,ノ j
( t、 l i ヽf Y ,j,. ,/ ) ,.イ´ ノ
fヽ ヽ、 l l ヽ、 .| ノ ,. / ,.イ '"ノ ノ
t i l、. t l 、j`ー‐‐'`ー="レ' j' // / ,/
ヽ、 i、 i l ヽ -ニ- ノ l /,,,,ノ ,ィ/
ヽ、`i `i、 l `i / ,l /-,=、ヽv
′ ヽ ヽ、 'i, 人 ヽ / ノヽ ノ''"Y,..ト-、
`i、,,..=,i、 / ヽ、 /=ィ''i'i''j" .`=(i-/、
ヽ ,f`i-、 / ヽ /.`ー=''''"t.___ (,,ノ=、
r-l =f,,ノゝ-''`=''フ i、:' " ゛ ` ,i' :. .l、 `ー=''=t_,i
,,.j-;t,ノ ,人r'''''''" ,:' :. !
(_,.="f /,=ィ :' :. l
fヽ-''ー'" ,i' / : : l i
l '" ':. .:' | .i,
j '::. ,::' l l
f / ':::.. ..:::'' i. l l
l / ''' :: '' l l l l
(;-@∀@)(;・∀・)「「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」」
( ^ω^)「うるせえよ」
('A`)「すマッチョ」※スマンとマッチョを掛け合わせたマッチョにしか使えない最上級の謝罪
.
('A`)「オラ、満足だろ。勉強に戻れ」
( ・∀・)「服着て」
('A`)「断る」
(;-@∀@)「やっちゃダメだよ?それ絶対やっちゃダメだよ?今度こそ愛想尽かされるよ?」
('A`)「わかってるよ…流石に俺もそこまで馬鹿じゃねえ」
(;-@∀@)「待って、その大量のリボン何に使うの?」
('A`)「お前らは何贈るんだ?」
(;-@∀@)「やる気でしょ?そのリボンアレ用でしょ?」
( ^ω^)「俺が書いたマッスルポエム集だよ言わせんな恥ずかしい」
('A`)「お前まだそれ書いてたの?」
( ・∀・)「凄い気になる…僕はアロマキャンドルを贈ろうと思ってね」
('A`)「女子かよ…」
( ・∀・)「女子に贈るんだからいいだろ…」
(-@∀@)「僕はボトルシップさ。趣味で作った物だけど」
('A`)「お前すげえオサレな趣味持ってんな。因みに何の船?」
(-@∀@)「コンスティチューション」
('A`)b「良いセンスだ」
(-@∀@)b「あたぼうよ」
※コンスティチューションとは
1797年に進水し、今尚現役で航行している世界最古の就役艦船
艦これ拗らした身としては一度見てみたい船だな!!!!!!!
( ・∀・)「ブーンは?」
( ^ω^)「さっき言っただろ…マッスルポエム集だって」
(;・∀・)「本当にそれ贈る気じゃないよね?」
( ^ω^)「俺だって趣味で書いたやつ贈るんだからアサピーと一緒だろうが」
('A`)「そうだそうだ!!」
(;・∀・)「ドクオだってさっきちょっと引いてたじゃん!!」
('A`)「引いてませんー尊敬の目で見てただけですー」
(;・∀・)「うぜえー…何なのこのマッチョ二人…」
(;'A`)「マッチョふたなり?何言ってんのお前…引くわ…」
( ・∀・)「本当にそう聞こえたなら耳鼻科に行く事を真剣に考えたほうが良い」
そんなこんなで大して勉強もせず、日が暮れる前にモララーとアサピーは帰った
('A`)「やれやれ、誕生日の一つや二つで騒がしい奴らだぜ」
( ^ω^)「お前が一番気にしてるくせに」
('A`)「あーあー、聞こえない」
( ^ω^)「…降るといいな」
('A`)「…そうだな」
ドクオの部屋の窓には、てるてる坊主が逆さに吊られ、ぶら下がっていた
―――――
―――
―
てるてる坊主が効いたのか、それともマッスルの神様の思し召しか
初夏の清々しい天気から一転し、空には雲が掛り始めていた
川 ゚ -゚)「一雨来そうだな…早めに帰ろうか」
ノパ⊿゚)「そーですね!!傘無いし!!」
从 ゚∀从「本当だ…さっきまで晴れてたのに」
三人がそれぞれ荷物を持ち上げると
川 ゚ -゚)「…ハイン、お客さんだ」
从 ゚∀从「え?」
扉|^ω^)
だ|⊂
从;゚∀从「怪しい…」
川 ゚ー゚)「それじゃ、お先に失礼」
ノパ⊿゚)「お疲れ様です!!」
从;゚∀从「えっ、先帰るんすか?」
川 ゚ー゚)「悪いな、用事があるんだ」
ノパ⊿゚)「同じく!!」
从;゚∀从「ええー…」
二人が教室から出て行き、入れ違いでブーンが入る
すれ違い間際、クールは悪戯っぽい笑みをブーンに向けた
( ^ω^)「あー、奇遇だなーハイン」(棒)
从 ゚∀从「…なーんか、企んでる?」
( ^ω^)「そこに気付くとは…やはり天才か」
从;゚∀从「認めんのはえーよ…」
( ^ω^)「うすうす気付いてたんじゃねーの?俺らこういうの苦手だから」
从 ゚∀从「白々しいなとは思ってた」
( ^ω^)「でもそういうところが萌えやろ?」
从 ゚∀从「萌えねーよ」
( ^ω^)「だろうな…はい、誕おめ」
ブーンは鞄から取り出した包みを放り投げる
从;゚∀从「っとぉ、乱雑だな!!ありがとう!!」」
( ^ω^)「中身は俺のマッスルポエム集だ」
从;゚∀从「お礼の言い損だこれ!!」
( ^ω^)「なんだとこの野郎。文句なら最後まで読んでから言うんだな」
从;゚∀从「ポエムって普通人に読ませるもんじゃねえだろ…まぁ、読めってんなら読むけどさ…」
( ^ω^)「読むまで帰るんじゃねえぞ!!帰ったら泣くからな!!サヨナラ!!」
从;゚∀从「えっ、ちょ、おいブー…ダッシュで帰りやがった!!はええ!!」
从;=∀从「んん…仕方ねえ、読むだけ読むか…」
天候が徐々に崩れていく中、生徒はどんどん去っていき
教室には、ポエム集を捲るハインだけが残された
从 ゚∀从「…意外と深いな」
ブーンのポエムがどれくらい深いかはご想像にお任せしたい
意外にもハインは夢中になって読み進めていき、最後のページに到着した
すると、ポエム集からはらりと二枚の紙が落ちる
从 ゚∀从「あれ?これって…」
拾い上げて見てみると、映画館のチケットだった
从 -∀从「…」
从;-∀从「一人で二回観に行けってか…」
チケットから目を放し、窓の外を見ると
いつの間にか緩やかな雨がしとしとと降っていた
从;゚∀从「あーもー、降ってきちゃったじゃねーか…」
ブーンへの恨み言を吐きつつ、ハインは帰り支度を整え玄関に向かった
从 ゚∀从「あ…」
('A`)「よう、いい雨だな」
昼過ぎにしては少し薄暗い玄関で、ドクオが軽く手を振ってハインを迎えた
从 ゚∀从「おめー、帰ったんじゃなかったのか?ブーンと一緒に」
('A`)「いや何、少し忘れ物をな」
从 ゚∀从「忘れ物ぉ?そういやお前、今日何か企んで…」
ぼやきながら靴を履き替え、顔を上げた瞬間
『バサリ』と布がはためく音と共に、ハインの頭上に影が差した
('A`)「『これ』を、渡し忘れてな」
从 ゚∀从「…」
シンプルな黒地に、紅の花をワンポイントに添えた、少し大きめの雨傘だった
その柄には、可愛らしくリボンが結ばれている
从 ゚∀从「…ガラにもなく、キザなことすんじゃん」
(;'A`)「ガラにもは余計だ…これが俺の誕生日プレゼントだ。受け取ってくれ」
『何故傘を?』などと、野暮なことは聞かなかった
なぜなら二人にとって、雨の日は特別な意味を持つからだ
二人で始めて映画を観にいったあの日も、雨が降っていた
从 ゚∀从「で、それを俺に渡して、お前はびしょ濡れになって帰るのか?」
('A`)「水も滴るいい男♂って言うだろ?」
从 ゚∀从「バーカ、お前にそんな言葉似合わねーよ」
ハインはドクオが差す傘の中に入り、ポケットからある物を取り出し、胸に軽く叩き付けた
从 ゚∀从「ちょうど映画のチケットが二枚あるんだ。時間あるし、観に行かね?」
ドクオは、ほんの少し驚いた顔をした後、全てを察し鼻で笑い、恭しく頭を下げた
('A`)「喜んで」
从 ゚∀从「そんじゃ…」
从*^∀从「エスコート頼むぜ?」
一人では少し大きい雨傘も
二人で並んで使えば、少し窮屈だ
('A`)「ああ、言い忘れてた」
雨音が傘の上で不規則な音楽を鳴り立たす中
('∀`)「誕生日おめでとう、ハイン」
从*^∀从「ありがと、ドクオ」
ハインは、その日一番の笑顔を贈り返してた
マーケティング・レンタルコミックス特別編
おわり
ちょうど一年前もハイン誕短編書いたのを思い出して、睡眠時間削って書きました
そんなこんなでハインちゃんお誕生日おめでとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!
寝よ
乙。まあなんだ、あれだな、ドクオ爆ぜろ
乙乙。ドクオイケメンすぎんだろ……
乙!
ドクオかっこいいな
乙
もちろんドクオの服の下は裸リボンなんだろ?
ドクオは爆発しても大丈夫そうだから、筋肉が15%くらい減少する呪いかけとこ
俺はその二人の馴れ初めを、あまり詳しく知らない
内向的で、他人を拒絶し続けたニダーを変えたのは、間違いなく姉御だ
だが、彼女がどうやって奴を変えたのかは、当の本人に聞いても答えてはくれなかった
たまに、あの二人が並んで歩いているのを見ると
とてつもなく大きく、重く、強いものに感じる
それは例えば、軍港で見る護衛艦の大きさと迫力であったり
年月を重ねても崩れない古城の石垣のような逞しさと分厚さであったり
鍛え上げられた真剣の美しさと鋭さであったり
ちっぽけな俺では太刀打ちできそうに無い。思わず、そんな気分にさせられる
あの頃の『自分』より強くなったとは言え
『この二人には、いや、一人でも、絶対に敵に回したくない』
そう思えた
そして今、改めて思う
(メA )
<ヽ`∀´>「…」
『この男とは、戦ってはいけない』と
『マーケティング・レンタルコミックス』
.
―――――
―――
―
月曜日
病院銃撃事件の犯人逮捕から一夜開け、通常通り学校が再開された
しかし、安心する世間とは裏腹に、事件の当事者達はさらに警戒を強めていた
('A`)「浦風でました」
( ^ω^)「マジかよやべえな」
从 ゚∀从「警戒強めろ」
朝の2-Mの教室では、一人を除いていつも通りのメンバーが集まっていた
( ・∀・)「ニュース見たけど、完全に別人だったね」
('A`)「もうちょっと似せる努力しろよと」
(-@∀@)「登校中に目立った異変は無かったけど、油断は出来ないよね…」
从 ゚∀从「で、ノコノコ学校に来て、お前らはどうするつもりなんだ?」
捕まった犯人は明らかな偽者であり、襲撃者側が素直クールに関する情報を得る時間がたっぷりとあった
学校再開は『罠』だと判断出きる状況で、ドクオとブーンが出した結論は
('A`)「正直、ここいらが限界だと思うんだ」
いくらマッチョで変態だからと言っても、ドクオもブーンも平凡な男子高校生
勝利の女神を匿うにも、限界がある
('A`)「だから、いっそ虎穴に入ってしまおうかと」
『逃げる』のを止め、『攻める』ことを選択したのだ
从 ゚∀从「捕まるってことか?」
('A`)「まぁそうなるな」
( ^ω^)「捕まってエロ同人が如くエロいことさせられるお」
(;・∀・)「ちょ…君ら状況わかってんの?」
('A`)「うん」
(;・∀・)「うんじゃないよ…相手は拳銃持ってて、阿部さんが撃たれたんだよ?捕まったら何されるか分かったもんじゃないんだよ?」
('A`)「何をされようが…」
('∀`)「ムカデ人間にされるよかマシさ!!」
( ^ω^)「せやな!!!!」
(;-@∀@)「絶望の底が深すぎて危機感が薄れてる…」
(;・∀・)「現実!!これ現実だから!!フィクションっぽいけど現実!!」
从 ゚∀从「…まぁ、落ち着けよ。このバカどもの話、もうちょっと聞こうぜ」
支援www
('A`)「すまねえな、ハイン」
从 -∀从「いいから、続き」
ハインは手を振って話を促した
('A`)「まず、俺らには取引材料がある。『しょーちゃんの居所』だ。こいつは奴さんがたが喉から手が出るくらい知りたがってること」
( ^ω^)「対し、俺らの知りたい情報は『しょーちゃんの帰還』と『姉御の復活』の方法、そして『勝利の女神を呼び出した目的について』だお」
从 ゚∀从「取引材料っつったな、つまり…」
('A`)「ああ、『情報のトレード』を持ちかける」
从 -∀从「しょーちゃんの身柄を引き渡すのか?」
('A`)「場合による」
从 ゚∀从「病院で、言ってたことと随分食い違っているな」
从 ゚∀从「『拳銃ぶっ放す連中に大事な友達を渡せるか』ってセリフ、嘘だったのか?」
('A`)「言っただろ、ここいらが限界だと」
( ^ω^)「逃げ続けてもいずれ詰む、国外逃亡なんて大それたことなんて出来ねえ。だったら、和解に持ち込むしかねえだろ」
从 ゚∀从「…で、『場合が場合』だとしたら、どうする?」
('A`)「…」
('∀^) ニタァ…
ドクオが見せた悪魔的笑み!!
全員がその狂喜に見覚えがあった!!
ボディコンテスト前、ラグビー部が訪れ、理不尽な要求を吹っ掛けてきたあの時!!
('∀^)「『合法的』にこいつをぶち込める時が、訪れるだけだ。楽しみだな」
ドクオが鞄から取り出したのは、プラスチック製の『特徴的な形のおしゃぶり』だ
それを、ラグビー部に見せた何倍もの量を、手のひらから溢れかえるほどごっそりと
从;゚∀从「っ…相変わらずおめーの頭はバグってんな」
('∀∩ スッ…
('A`)「納得してくれたか?ただのんきに交換するだけじゃねえって事を」
从;-∀从「納得はしてねえが理解したよ…お前が楽しんでるってことをな」
('A`)「とんでもねえ、こうして冗談でも飛ばさねえとプレッシャーで逃げたしたくなるくらいだ」
(;・∀・)「因みに、しょーちゃんの居場所は?」
( ^ω^)「ヒ・ミ・ツ」
从 ゚∀从(おおかた店長のとこだろ…変なことしてなきゃいいがな)
校内放送が朝礼の開始を告げ、ドクオは席を立った
掴み取ったおしゃぶりをポケットに突っ込んで
('A`)「お前らはシラを切りとおせ…痛い目見るのは、俺らだけでいい」
体育館へ向かった
( ^ω^)「……」
从 ゚∀从「…おめーは、何考えてんだよ」
( ^ω^)「別に」
いい漢でしょう?余裕の音だ。馬力が違いますよ
支援
ごっそりとどうしたよ!
―――――
―――
―
/ ,' 3「えー…」
全校生徒が既に体育館に集まった中、朝礼の挨拶をするはずの荒巻校長は今だ室内に残っていた
いや、『残らざるを得なかった』
/ ,' 3「旧友に出会えた喜びを分かち合いたいところなのだが…」
/ ,' 3「そんな無粋な物を突きつけられては、笑い声一つもあげられんのう」
<゚Д゚=>「じゃあ黙ってろやジジイ」
『頭に銃口を突きつけられている』この状況では
/ ,' 3「やだ銃持ってる若者こわい…タマ縮み上がるわ…」
「いやスマンな、私の部下が」
/ ,' 3「そう思ってるならこのアホをクビにして居酒屋の予約でもしろや」
/ ,' 3「稲荷よ」
爪'ー`)y‐「…」
稲荷と呼ばれた老人は、ふてぶてしく葉巻の煙を吐いた
爪'ー`)y‐「お互い歳を取ったもんだな荒巻よ。最後に会ったのは…」
/ ,' 3「ウェイウェイウェイ、思い出話がしたいのなら仕事終わりにしてくれないかの?大企業『稲荷コーポレーション』の会長様とは違って、有象無象クラスの高校の校長だ。貧乏、暇なしなんじゃよ」
爪'ー`)y‐「有象無象などとんでもない。恐ろしく訓練された学生達じゃあないか」
/ ,' 3「教育と言え。うちは兵士を育てているわけでは無いのだ」
爪'ー`)y‐「クックック…そうは言ってもだな荒巻、事実私の部下が、良い様にあしらわれたのだよ。なぁ?義虎」
<゚Д゚#=>「ムカつくこと思い出させんでくださいよ…引き金が軽くなっちまう」
/ ,' 3「やめろよ?絶対撃つなよ?ただでさえグロいジジイのグロなんてみたくないじゃろ?」
爪'ー`)y‐「相変わらずで何よりだよ荒巻。銃口を向けられて尚、その飄々とした態度…尊敬に値する」
/ ,' 3「お前の態度は腹立つわー…何が目的じゃ?金…なわけないか」
爪'ー`)y‐「何だと思う?」
/;,' 3「ま、まさか…ワシのこの熟れきった身体!?やだ…この歳にして新境地開拓!?」
<゚Д゚;=>「キモいんだよ!!マジでぶっ殺すぞ!!」
/ ,' 3「ごめ、つい」
爪;'ー`)y‐「ハハハ、ハズレだよ荒巻」
/ ,' 3「当たらずも遠からずといったところかね?」
爪;'ー`)y‐「いや、当たってないし遠すぎる」
/ ,' 3「ワシが身を差し出す程度なら幾らでもしてやるがね…流石に生徒に手を出すと言うのなら容認できんな」
爪'ー`)y‐「何、取って食おうと言うわけじゃあ無いさ…話は変わるが、お孫さんは元気かね?」
/ ,' 3「……」
荒巻校長は、素直クールの祖父だ
学内でその事を知っているのは、阿部さんとニダーを含むごく少数の人物だけ
彼女の両親よりも近くにいる肉親だ
しかしながら、彼も多忙であり、つい先日まで中国の姉妹校に出張していた
クールが倒れたことは阿部さんから聞いていたものの、詳しいことはまだわかっていない
だが、この街で起こった病院銃撃事件に加え、阿部さんの負傷
そして入院していたはずの孫の行方が消えたことと、旧友のとんでもない訪問
/ ,' 3「貴様、何をしでかした?」
ここまでピースが揃えば、嫌でも彼の目的が『素直クール』だということが見えてくる
爪'ー`)y‐「クク、いやいや、まだ何もしでかしちゃあいないさ」
紫煙を肺いっぱいに吸い込んで、ゆっくりと満足そうに吐き出す
校長室の天井が、うっすらと白く霞む
爪'ー`)y‐「『まだ』ね」
/ ,' 3「…『老害』という言葉が似合うようになったの、稲荷」
爪'ー`)y‐「そんな言葉を吐くような若者よりは、この国に尽くしていると思うがね」
爪'ー`)y‐「荒巻よ…私もな、『あの戦争』を共に生き残った仲間にこんな真似をするのは心苦しいのだよ」
荒巻校長は『どの口がほざく』と言わんばかりに盛大に鼻を鳴らした
爪'ー`)y‐「手荒な真似はしない、無事に帰すと約束する」
爪'ー`)y‐「お前の孫、『素直クール』を私に預けてはくれないか?」
/ ,' 3「…」
『お願い』ではないことは、後頭部に突きつけられた銃口が物語っている
荒巻はその奇行から変人の扱いをされているが
『漢であれ』という理念を掲げる学校の校長なだけあって、例に漏れず『漢』らしい内面を持つ
当然、可愛い孫が危険に晒されるくらいなら、頭を撃ち抜かれた方がマシという考えでいるが
しかしそれはあくまで、『孫の居場所』を知っていた場合に限る
/ ,' 3「そうは言ってものう…無い袖は振れぬのじゃ」
爪'ー`)y‐「…はて?」
/ ,' 3「『知らぬ』と言うとるのだよ稲荷。孫の居場所はワシにもわからん」
稲荷の余裕の笑みが僅かに引きつった
それを見て、今度は荒巻が憎たらしく思えるほどの笑顔を向ける
/ ,' 3「それでお前さんの性欲が納まるのなら、拷問でもエロ同人みたいなことでもなんでもするが良い。だが、いくら教師とは言え知らぬことを教える事は出来ん」
爪;'ー`)y‐「…」
/ ,' 3「アテが外れたの稲荷。さぁどうする?ワシを連れ去って強姦するか?それとも、諦めてゲイバーにでも繰り出すか?」
爪;'ー`)y‐「クク、いや済まなかった。どうも私は気を急いてしまう性格でね。お前を訪ねれば簡単だと思ったんだが」
/ ,' 3「おととい来やがれバーカwwwwwww」
稲荷は疲れを覆い隠すように皺だらけの顔を手で拭った後、短くなった葉巻を灰皿へ押し付け立ち上がった
爪'ー`)「それでは、別の者に聞くとしようか」
/ ,' 3「別の者…?」
老年の者とは思えないほど、背筋が伸びた立ち姿
その顔には再び、余裕の笑みが戻っていた
爪'ー`)「何、今度は彼女の『友達』に尋ねようと思ってね」
/ ,' 3「稲荷、貴様…」
『生徒にまで手を出すのか』、怒りを露わに立ち上がろうとした瞬間
全校生徒が集まる体育館から、怒号と悲鳴が聞こえた
/;,' 3「ッ!?」
爪'ー`)「ああ、安心しろ。子どもに銃なんて向けんさ。『痛い目を見ない』保障は無いがね」
/;,' 3「性根まで腐りきったか稲荷!!」
爪'ー`)「私が?腐った?いやいや、とんだ勘違いだ荒巻」
シガーケースから新たな葉巻を取り出し、咥えて火を付ける
爪'ー`)y‐「この国が腐ったのさ。お前含め、全てな」
/;,' 3「なんじゃと…?」
爪'ー`)y‐「それでは、御機嫌よう我が戦友。次会う時は『新しい日本』で」
/;,' 3「待て!!」
退室しようとする稲荷を引きとめようとするが、依然突きつけられる銃口が立ち上がる事を許さなかった
<゚Д゚=>「動くんじゃねえよ」
/;,' 3「…!!」
爪'ー`)y‐「その男は暫く置いておくよ。まぁ撃つなんてことは無いだろうが、言葉には気をつけたほうが良い」
校長室に荒巻と、抑えの役割を荷った義虎を残し稲荷は去った
その頃、体育館では
(●α●#)「騒ぐんじゃねえぞガキ共ォ!!」
(ナ●β●)「先公共もだ!!」
グラサン、黒スーツの、模範的とも言える格好をしたヤクザの集団が
全校生徒と教員を取り囲んでいた
(;'A`)(オイオイ、マジかよ…)
ドクオは中学校時代の痛い妄想を思い出していた
『学校がテロリストの集団に占拠される』系の、アレだ
正しく今、この状況が、その妄想の通りになってしまっている
(;'A`)(携帯…うわ、案の定圏外だ…妨害電波でも発してんだろうな…至れり尽くせりじゃねえか)
|#(●), 、(●)、|「おいなんだ貴様ら!!ここをどこだと思っている!!」
教員も黙ってみているわけにはいかない
阿部さんと並ぶ体格の持ち主、日本史教師兼ラグビー部顧問の立石が近くのヤクザの胸倉を掴んだ
|;(●), 、(●)、|(重っ…!?)
大の男を造作も無く投げ飛ばす立石が、襟から伝わるそのヤクザの『異常なほどの重さ』に驚いた瞬間
彼の手首が明後日の方向に曲がった
|;(●), 、(○)、|「ぐぎっ…」
骨の折れる音が、体育館に反響する
ヤクザは、立石の手首を掴んだまま、『片腕』で背後にある舞台へと放り投げた
180近い立石の体が宙に浮き、壇上に叩きつけられる
(//‰ ゚)「…」
現実離れした出来事に、その場にいる人々が静まり返る中
彼を投げとばしたヤクザは、乱れた襟も正さず、『休め』の体勢を取った
ジジィ自重しやがれwwwwww
(#゚∀゚)「てめえ!!先生に何しやがる!!」
当然、恩師を傷つけられたラグビー部の連中は黙っていない
整列した生徒の群れを掻き分け、そのヤクザへ報復しようとする
(#●α●)「それ以上動くんじゃねえ!!!!」
それに対し他のヤクザ達は
近くにいた女子生徒や比較的体の小さい生徒を引き寄せ、首に刃物を押し当て人質に取った
(#●α●)「てめえらの身勝手な行動で他の生徒が死んでもいいのか!?」
(#゚∀゚)「くっ…そが…」
怒りで身を震わせるが、人質にされた生徒達の脅えた表情が、ラグビー部の爆発を抑え付けた
(ナ●β●)「いいか良く聞けガキ共!!今から名前を呼ぶ奴は十秒以内に前に出ろ!!それ以外の連中はそこでジッとしてろ!!」
(ナ●β●)「欝田!!内藤!!高岡!!上条!!木原!!神裂!!サッサと出て来い!!」
ジジィ自重しやがれwwwwww
全校生徒の視線が、一斉にドクオ達へと集まる
('A`)「…」
その目はどれもこれも、『今度は何をやらかした?』という疑問を投げかけていた
ドクオは、目立つように両腕を上げる
('A`)「俺が欝田だ。あんた等のお目当てはわかってるぜ」
(ナ●β●)「欝田か!!よし、前へ!!その他の連中も名乗りを上げろ!!」
( ^ω^)「その必要は無い藤ホライゾン」
呼応するように、ブーンも手を上げ前へ進む
( ^ω^)「何も全員集めなくても、俺らがいれば充分間に合う…無駄は省いたほうがお互いの為じゃね?」
(#●α●)「てめえが決めることじゃねえ!!サッサと…」
(●℃●)「待て、こいつら…」
一人のヤクザがスマートフォンの画面と、二人の顔を交互に見合わせる
そして、合点がいったように頷き
(●℃●)「こいつらだけで良いようだ。連れて行くぞ」
手首を手錠で拘束し、複数のヤクザと共に体育館から連れ出した
無い藤ホライゾンがジワる
今日はここまでです
本日6月5日は、ミッドウェー海戦で加賀、蒼龍が沈没した日であり、赤城、飛龍の最後の日でもあり、そして
マーケティングレンタルコミックスの連載が始まった日でもあります
と言うわけで一年続いてしまいましたなんかスイマセンねほんとゴメンあー膝とケツ痒いなぁ
乙でした!ニダー……
乙!
そして一周年おめでとう
乙
くそ無い藤ホライゾンなんかでわらっちまうなんて
2-Mのメンバーは
(;-∀・)「…」
(;-@∀@)「…」
从 -∀从「…」
言われたとおり、『シラを切った』
二人の邪魔をしてはいけない、今回は役に立てそうも無いと考えたからだ
不安と緊張に押しつぶされそうな中で、二年生は
『ある重要な事』に気付けなかった
ノハ;゚⊿゚)「…」
唯一気付いたのは、意外にも一番年下である彼女
ヤクザ達が挙げた名前の中で、一つ抜けているものがあったのだ
ノハ;゚⊿゚)「な、何で…」
「ニダー先輩の名前が無かったの…?」
.
―――――
―――
―
('A`)「…で、俺達はどこに連れて行かれるんですかね?」
( ^ω^)「ハッテン場に決まってんだろ言わせんな恥ずかしい」
('A`)「ケツが疼くな」
(#●D●)「黙って歩け!!」
ドクオ達はヤクザ五人に取り囲まれながら、人のいない静かな廊下を歩かされていた
人数分の足音と、手錠の音が響く
(●℃●)「これからボスに会ってもらう。そこで洗いざらい吐いて貰うぞ」
('A`)「ボスねえ…神社の伝説をマジに信じるようなアホに、お前ら良く着いていけるな」
( ^ω^)「サンタさんもいるって信じてるんじゃね?」
(●f●ナ)「減らず口を叩くんじゃあない!!」
後方のヤクザが警棒を振るう
二人の背中に衝撃と痛みが走り、膝を着いた
(●f●ナ)「サッサと立たんか!!」
(;゚A`)「っつ…」
跪いたドクオの髪を掴み、無理やり立たそうとする
容赦ない暴力に彼は
(;'∀`)「へ、へへ…」
『笑った』
(●f●ナ)「貴様…何が可笑しい!?」
(;'∀`)「『何』が、可笑しいかって…?へへ、そりゃあお前…」
(;'∀`)「『たった五人』で俺らを支配してる気になってるお前らが滑稽でたまんねえんだよ…なぁ、相棒」
( ^ω^)「全くもって、その通りだお」
(●f●ナ#)「なんだと…?これでもまだ、同じことが言えるか!?」
ヤクザは再び警棒を振り上げる
ドクオの顔は今だ、笑ったままであった
その時、一人のヤクザがある事に気付いた
(●D●)(あれ…?あいつ、どうして…)
(●D●)(『ケツに鎖を挟んで』――――)
破裂音、同時に、手錠の鎖が千切れる音
('∀`)「アホめ」
自由になった左腕で、警棒を振るう腕を掴んだ
(●f●ナ;)「なっ…!?」
(#'A`)「いよいしょお!!!」
そして、右拳でヤクザの頬を殴り抜ける
口から折れた奥歯を吐き出し、半回転しながら廊下へと倒れた
(#●D●)「この野…」
(#^ω^)「ほいよぉ!!」
背を向けたドクオに殴りかかろうとしたヤクザの膝裏を、ブーンが蹴る
膝関節への衝撃により、自分の意思とは裏腹に肩膝を着いてしまう
(#'A`)「らぁ!!」
体勢が崩れたところを、ドクオの後ろ回し蹴りが顔面を襲う
グラサンが弾け飛び、壁に頭を叩きつけ失神した
(#'A`)「後ろ!!」
(#^ω^)「はいよぉ!!」
続けて、ブーンの背後から羽交い絞めにしようとしたヤクザの顔に、反り返って頭をぶつける
(;メE●)「ぎゃあ!!」
グラサンが割れ、鼻から血を流しながら数歩下がったヤクザの股間を、ブーンの踵が蹴り上げる
男の急所に強烈なダメージを与えられたヤクザは、股間を押さえながら蹲った
(#^ω^)「行け!!」
(#'A`)「おおよ!!」
腰を曲げたブーンを、馬飛びの要領で飛び越える
そのままの勢いで、近くにいたヤクザに殴りかかった
ケツ凄い支援
(;●H●)「ガキがッ!!」
真正面からのドクオの攻撃を回避する
(;゚A`)そ「おお!?」
避けられるとは思ってなかったドクオは、大きく体勢を崩した
(#●H●)「くたばれ!!」
ヤクザは懐からドスを取り出し、ドクオに突進する
(;゚A`)「しまっ…」
抜き身の刃物が、ドクオの服を貫いた
(;●H●)「!?」
『服だけを』、貫いた
('A`)「なんて、言うと思ったか?」
ドスはドクオのケツに挟まれ、ピクリとも動かない
(;●H●)「な、何者だてめえら!?」
( ^ω^)「『マッチョマン』だよ」
ヤクザの問いかけにブーンが応じると同時に
ドスの刃が、粉々に砕け散った
相変わらず万能なケツですこと。
支援
(;●H●)「ひえっ…!?」
(#'A`)「よいしょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
刃が欠けたドスを手に呆然とするヤクザを抱え上げ、スープレックスの要領で投げ飛ばす
頭から地面に激突し、そのまま動かなくなった
( ^ω^)「だからこそ、世の中のドブさらいに適してるのさ」
('A`)「レオーネ乙」
(;●℃●)「…」ジリッ
三(;●℃●) ダッ!!
('A`)「おっと、逃がさねえぜオッサン」
逃げようとしたヤクザの襟を掴み、止める
(;●℃●)「頼む!!見逃してくれ!!俺はただ金で雇われただけの…」
('A`)「だから?」
(;●℃●)「はっ?」
('A`)「金で雇われた…だから、何?その説得で、見逃してもらえると思ってるの?」
( ^ω^)「おめでたい脳みそだお」
ドクオのポケットから、『半透明のプラスチック』が落ちて転がり、ヤクザの靴にコツリと当たる
(;●℃●)「…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
ヤクザには、少し変わった形をしただけのプラスチックが何故か
『とてつもなく、禍々しく見えた』
.
('A`)「さぁ…」
('∀^)「お仕置きの時間だよ、ベイビー」ニコォ…
(;●℃●)「ヒッ…」
その日、唯一無傷だったヤクザは
『絶望の底』を体験してしまった
【ドクオお仕置き中…】
'⌒ヽ __ '⌒ヽ __ '⌒ヽ __
l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ
→ ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽ →
` ー- 、 | ` ー- 、 | ` ー- 、 |
l / イ | l / イ | l / イ |
│ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ | ,′
/ ,' | l / ,' | l / ,' | l
/ / l ー──/ /、 l ー──/ /、 l ー─── 、
/ / └───/ / │ └───/ / │ └────┐│
し'´ し'´ Lノ し'´ L.ノ L.ノ
【ドクオお仕置き中…】
ついにやりやがった……
今日はここまでです
夕雲さんのロリお姉さん声にオチンチンが破裂してしまいそうです
ついにやってしまったか
うわぁ……
乙でした
ケツ万能すぎワロタ
なにが始まるんです?
やっちまったな…
乙!
うわぁ
ハァハァ
やっとキングダム最新巻まで買い揃えたぜ!
30巻の向ちゃんいい女すぎ泣いた
うわぁ…って思ったけどケツなめしたことあるからあんまかわらんか
(lii A )「おえええええええええええええ!!!!!」ビチャビチャビチャビチャ!!
( ^ω^)「…吐くくらいなら」
(;^ω^)「最初からすんな!!!!!!」
完成したムカデ人間(ライト)を前に盛大に嘔吐するドクオ
その顔には、かのマッドドクターや、映画に狂信した男が、かつて浮かべた満足感など微塵も張り付いていなかった
(lii'A`)「今、はっきりと、わかった…オボォ」ゲロビチャ
(;^ω^)「きったねえな…何が?」
(lii'A`)「トム・シックス監督は変態」
(;^ω^)そ「そんなもん最初からわかりきってたことだろうがお!!アホかお前!!」
(lii'A`)「『食事シーン』を拝まなかっただけ、うっぷ、まだ小破と言ったところか…」
(;^ω^)「小破どころか撃沈してるっつの…どうすんだよこれ…」
(●℃●)「」
( ^ω^)「死んでね?」
(lii'A`)「バカ言うなよ…ケツに短くてちょっと太い管入れただけで人が死ぬわけねえだろ…」
( ^ω^)「いや社会的及び精神的に」
(lii'A`)「ちょっと何言ってるかわかんない」
( ^ω^)「わかれよ状況的に」
('A`)「よぉし、慣れた」
( ^ω^)「慣れんな」
('A`)「さて、こいつら全員レイプ目だし…ちょっくら失敬しますか」
ドクオは床に乱雑に落ちてるズボンからヤクザ達の携帯や財布を引き抜いていく
どうしてズボンが落ちているのか、一々説明しなくてもご理解戴けるだろう
( ^ω^)「この手際の良さ…さっきまでゲロ吐いてた奴とは思えんお」
('A`)「せやろ?切り替えの早い漢だからな」
( ^ω^)「ハイターやマーティンだってムカデ人間を前にこんなあっさりしねえよ」
('A`)「意識がはっきりしたら分離出来るんだから軽いもんだろ…」
( ^ω^)「それこいつらの目を見て同じこと言えんの?」
('A`)「お…免許書と」
( ^ω^)「スルーかてめえ」
('A`)「…」
( ^ω^)「…どうした?何が見つかった?メロブのポイントカード?」
('A`)「いや…」
ドクオは免許書と共にもう一枚、カードを見せる
(;^ω^)「が…」
(;^ω^)「『学生証』…?」
VIP市内にあるFラン大学の、学生証であった
('A`)「他の連中も、未成年か成人して間もない奴らばかりだ。道理でおかしいと思ったぜ…『弱過ぎる』。いくら俺らがマッスル&ガイでも、本業のヤーさんがこんなあっさり倒れるとは思えねえし」
( ^ω^)「学園都市のチンピラ並みのザコさだったお…そりゃ上条さんも活躍するわ…」
('A`)「それに見ろ」
ムカデ人間最後尾の片腕を掴み、捻り上げる
バランスを崩し、尻から離れた頭がゲロの池にダイブしたが、ドクオは気にせず話を続ける
('A`)「これ、なんだかわかるか?」
男の腕には、痛々しい傷跡
ブーンはこの傷に見覚えがあった
(;^ω^)「『注射痕』、かお」
保険室の前に貼られている、麻薬の恐さを生々しく伝えるポスター
それに載っていた麻薬の注射痕と瓜二つであった
('A`)「ムカデ先頭のこいつ、さっき『金で雇われただけの…』と言ってたよな?俺は最初、ただの命乞いかと思ってスルーした」
('A`)「だがこれには続きがあった。『金で雇われただけの学生だ』と、しかも、『ヤク中』のオマケ付きと来た。この二つが何を導き出すか…」
(;^ω^)「…黒幕は最初から、こいつらに学校襲撃の罪を押し付ける気でいた」
('A`)「だろうな…筋書きはこうだ。『ヤク中の大学生が集団でラリって高校襲撃、「金で雇われた」などと意味不明な供述を…』」
(;^ω^)「頭がパーな連中に何言わせても効力を持たないと踏んだのかお…大学生っつっても、まだ学生だお?そんな奴らに…」
('A`)「確かにやり方は汚えが、同情の余地はねえ。完全な自業自得だ」
ドクオは腕を離すと、頭を掴み上げもう一度『尻と繋ぎ合わせる』
('A`)「これもいい罰になるだろうよ。トム・シックス監督は常人かどうかはさて置き、鬼才だと思うわ」
( ^ω^)「いやだからってムカデ人間を正当化して良い理由にはならないからな?」
('A`)「さて、肝心のボスだが…」
「酷いことするんだね」
('A`)!!( ^ω^)
背後からの女性の声に、二人同時に振り返った
(*゚∀゚)「やっ、久しぶり」
(;^ω^)「…」
(;'A`)(誰や…)
その声に、顔に、ブーンは病院での騒動を思い出す
( ^ω^)「…デートのお誘いに来た、ワケじゃないみたいだね」
(*゚∀゚)「残念ながら、ね」
('A`)「ちょ、ブーン?知ってる人?俺と言う漢がありながら浮気してたの?」
(*;゚∀゚)))「えっ…キミらそういう関係…?」
( ^ω^)「…」
('A`)「…」
(*;゚∀゚)「否定なり公定なりしてよ…」
( ^ω^)「俺らを捕まえに来たってんなら、回れ右してとっとと家に帰れ。この第二のマーティンにムカデ人間にされるぞ」
('A`)「いや、流石にもういいわ、飽きた。次は武器と人間くっつけるわ」
( ^ω^)「この第二のヴィクター博士に武器人間にされるぞ」
(*゚∀゚)「んー、いや、その役目は後ろの『彼』に任せるよ」
(;^ω^)「後ッ…!?」
女が指差す方向へ、またもや二人同時に振り返る
その先には
(;'A`)
ただ人気の無い廊下が伸びていただけ
彼女の行動が『ブラフ』だと気付いたのは
(;'A`)(やられた)
窓ガラスが破られた瞬間のことだった
突き出した腕がドクオの頭を掴み、飛び込んできた勢いのまま押し倒す
ブーンは突き飛ばされ、ドクオの体の上に人の形をした『モノ』がのしかかるが、その重さは
(;'A゚)(重ッ…!!)
人の比では無かった
(;^ω^)「っ…こいつ…!!」
(//‰ ゚)「…」
ガラスの破片で切った額から流れ出る血を拭いながら、ブーンは立ち上がる
突入してきたのは、立石を軽々と投げ飛ばしたヤクザ
その表情は彫刻のように動くことなく、しかし、ドクオを押さえつける腕だけは万力のような力強さがあった
(#^ω^)「ウラァ!!」
こちらを見向きもしないヤクザの顔面に、拳を見舞う
苦痛に顔を歪めたのは
(;^ω^)「ッ!?」
ブーンの方であった
(;^ω^)(堅…過ぎる!?)
(//‰ ゚)
まるで岩石を殴ったかのような感触
ブーンの拳からは血が垂れ出した
それでも尚、ヤクザの表情、体勢は動くことが無い
(#^ω^)「この野朗がッ!!」
それならばと、後頭部を狙った蹴りを放つ
しかしヤクザはそれを避けようともせず
(//‰ ゚)
なんと首を逸らし、後頭部で蹴りを迎撃
一見、無謀に思えるこの反撃は
(; ゚ω^)「があッ!?」
ブーンの足の甲を砕いた
ドクオはと言うと
(;'A゚)(クソッ…マジで動けねえ!!)
首に押し付けられる腕は鉄柱のように堅く、微動だにせず
体にのしかかる人とは思えない重みに骨が音を立て軋む
(;'A゚)「うっ…あああああああ!!!!」バァン!!
尻の衝撃で体を浮かし、逃れようとするものの、その重みの前では焼け石に水
むしろ、下手に抵抗した分、更にヤクザの体が深くのしかかった
(;'A゚)「アガ…」
肺が圧迫され、呼吸が止まる
(//‰ ゚)
(;'A゚)(こいつ…)
酸欠と重圧の苦しみの最中、ヤクザの瞳がドクオを覗く
黒い、あまりにも暗いその目は
(;'A゚)(人間じゃ…な…)
「そこまでだ、横堀」
制止の声でヤクザは
(//‰ ゚)
あっさりとドクオの体を放し、休めの体勢を取った
(;'A`)「ッハアアアア……」
重みから解放されたドクオは、大きく息を吸い込む
「流石の君も、『彼』には敵わないか」
(;'A`)「…アンタは」
今度の声に聞き覚えがあったのは、ドクオの方であった
【+ 】ゞ゚)「やぁ、高校生くん。元気そうで何よりだ」
(;'A`)「オッサン…」
(;^ω^)(誰や…)
(*゚∀゚)「オサムさん」
【+ 】ゞ゚)「引き上げるぞ、つー。目的は果たした」
(;^ω^)「ドクオ…さっきああ言っときながらお前だってしっかり浮気…」
(;'A`)「誤解だ、俺は二度と会いたくねえと突き放したのにこのオッサンが…」
【+ 】;ゞ゚)「あ、あの、そういう意味で会いに来たわけではないのだが…」
(*;゚∀゚)「アタシ恐いよオサムさん、マッチョのBLなんて見たくないよ」
(;^ω^)「…」
(;'A`)「…」
【+ 】;ゞ゚)「何故なにも応えようとしないのかね…?」
(;'A`)「オッサン、今…」
(;'A`)「『目的は果たした』と…」
【+ 】ゞ゚)「ああ、そのことなんだがね…来たまえ」
その呼びかけに、曲がり角から足音が聞こえる
一つは、ゆっくりではあるが、揺ぎ無く突き進む足音
もう一つ、足をもつらせながら歩く、抵抗の足音
(;'A`)「…」
(;^ω^)「嘘だろ、オイ…」
二人は、病院襲撃の夜の事を
帰りの車内でショボンが言った言葉を、思い出した
【「気をつけたほうがいい」】
二人は今日、初めて知る
【「俺も昔、ああ言う目をした人間を何度か見てきた。そいつらはこぞって『何かをしでかした』」】
敵が敵として襲い掛かってくるよりも
【「水底に石を沈めるように、自分の中に『覚悟』を埋める。激しい覚悟じゃなく、『静』なる覚悟」】
最も恐ろしく、厄介なモノがあると言う事を
<ヽ`∀´>「…」
『味方が敵へと変わる』という事を
.
本当はもうちょっと続き書いてあるんだけど、いい感じの引きだから今日はここまでにしとこう
明日、艦娘型録が届くのと重巡オンリーイベントに行くのとでダブル楽しみです
大ゲイはまだ出ません。掘り♂飽きたので5-3の攻略に精を出しています
ところで話は変わりますが、やる夫AA録を見てたら艦これAAめっちゃありました
青葉とか凄い多い、薄い本御用達頭の中ぱんぱかぱんより多いかも知れない。凄い、青葉凄い可愛い、可愛い
_
⌒ヽ 、
_____j└‐===‐-<jk、
__ ⌒_ア i 寸k 、
/⌒、 マf / ./ | マム\
/ (_ノ_/_〉 ./ /! ∧ i マム≧=-
. / ⌒ ,. ィ / _ノ| /ヽ、_ / !_{ 〈
/ j// i/ И / ∨ j_ア |
. / / /イ ||≧z j/ z≦| .∧ / 可愛くってゴメンねーーー!!!!!
/ ′ .) 人、_"" ""从 /_ノ / ′
. / ,′ /イ j圦 、 __ ノ j} ./ ./j/
. / i___ _∠⌒x\ (_リ . イ从 .{
/ .|ム: :「 }: : :  ̄>--< //__∧ {
. { .| .}: :∨ / : : : /´ ∧、_ \
八 / }: :/ 〈: : : : 厂 \ /: :  ̄> .、
\ _, 斗:/´ /\: :「 ̄ > :´: : : : /: : ,ィi|
 ̄ i{:i:// \/` < _: : : :ー=彡: :/ ||
`7 /\_/_  ̄>―‐ ´ ||
{ / .厂  ̄ 厂 j{
ヤバイ超許せる、青葉可愛すぎる
乙
青葉はある職人さんが量産してるから…(震え声
乙
ニダー…
乙
どういうことなの……
アカメが斬るのPV来てたぞー
楽しみだー
今週は来てくれるのかな・・・
ムカデ人間作成に忙しいんだよ
色の無い、温度も無い表情で
ニダーは二人の前に現れた
川;゚ -゚)「…」
勝利の女神を、引き連れて
(; A )「…」
(; ω )「…」
言葉も出ない二人を差し置いて
(*゚∀゚)「ああ、『答え』は出たんですね瓜畑さん」
<ヽ`∀´>「…」
【+ 】ゞ゚)「ボスにも今しがた連絡を入れた。長居は無用だ、行くぞ」
(//‰ ゚)
『敵』は淡々と引き上げようとしていた
( A )「待てよ…」
( ω )「待て…」
目も向けず去ろうとするニダーに
(#'A゚)(#^ω゚ )「「待て!!!!!!!」」
二人の怒りは爆発した
(#'A`)「てめえ何やってんだニダー!!」
<ヽ`∀´>「…」
(#^ω^)「彼女を守るのがお前の役目だろうが!!」
<ヽ`∀´>「…」
(#'A`)(#^ω^)「「ニダー!!」」
【+ 】ゞ゚)「…応えないのか?」
<ヽ`∀´>「…」
川;゚ -゚)「痛っ…痛い…」
無表情、無関心を貫いていたニダーだが、女神を掴む腕はその限りでは無い
<ヽ`∀´>「…お前達が言う、『彼女』は」
<ヽ`∀´>「『素直クール』か?それとも…」
<ヽ ∀ >「『それ以外』か?」
(#'A゚) ビキッ
(#゚A゚)「ニダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」
その言葉を聞いた瞬間、ドクオの頭からは『説得』という選択肢が消し飛んだ
変わった
変わり過ぎ
変わり果てたニダーを戻すには、『会話』では軽すぎる、と
【+ 】ゞ゚)「横ほ」
<ヽ`∀´>「結構ニダ」
ニダーは女神をつーという女性に預け、一歩前に出た
(#'A゚)「オオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!」
<ヽ`∀´>「…」
ドクオの拳が、剣のように真っ直ぐ、ニダーの顔面へ向かう
<ヽ`∀´>
(#'A゚)
その『剣』は、容易く、まるで木の葉がつむじ風に舞い飛ぶように
着弾点から『逸れた』、いや
<ヽ`∀´>「…無駄」
『逸らされた』
(#'A゚)「ッ!?」
ドクオの腕を掴み、踊るような足取りで引きずり回し、勢いを乗せたまま、捻る
体が宙に浮き、上下が逆転する
(#'A゚)(合―――――――)
投げ飛ばされたドクオは、脚から窓ガラスを突き破り外へ放り出され
生垣を折り潰しながら地面を転がった
(#^ω゚ )「てめええええええええええええええええ!!!!!」
<ヽ`∀´>「…」
次いで突進してきたブーンを迎え撃とうと、構えを取り直すが
(*゚∀゚)「はいよっと!!」
ブーンの顔面を、天井ギリギリまで跳躍したつーの両膝が襲う
(; ゚ωメ)「ぎあッ!!」
もんどりうったブーンは後頭部を強く打ちつけ、悶絶する
(*゚∀゚)「これで借りはッ!!」
着地したつーは脚払いの要領でブーンの側頭部を踵で蹴り飛ばす
(; ωメ)「ッ…」
続けざまの頭部へのダメージに、ブーンの意識は容易く事切れた
(*゚∀゚)「ふーい、返しましたよっと」
【+ 】;ゞ゚)「容赦無いな…」
(*゚∀゚)「まーね、一回辛酸を舐めさせられてますから…って、あら?瓜畑さんは?」
【+ 】ゞ゚)「…」
その場から姿を消したニダーの行方を、オサムは顎で示した
(*゚∀゚)「…あーらら」
<ヽ ∀ >「…」
(;メA )
窓の外、這い蹲るドクオにトドメを刺そうと
迷いの無い足取りで向かっていた
(*゚∀゚)「あっちの方が余程容赦が無いじゃないですか」
川;゚ -゚)「ニダーさん!!」
<ヽ ∀ >「…」
勝利の女神の呼びかけにも反応しない
(;メA )「ハァー、ハァー…」
<ヽ ∀ >「…」
(;メA`)「ハァー…」
ドクオは辛うじて立ち上がる
ニダーはその数歩手前で立ち止まり、再び構えを取った
(;メA`)「ハァー…」
<ヽ ∀ >「…」
<ヽ ∀ >「許されようとは、思っていない。許されなくても、構わない」
(メA`)「…そうかよ」
<ヽ ∀ >「だけど、友人として二言だけ言わせて欲しい」
(メA`)「…」
<ヽ ∀ >「『すまない』と『さよなら』」
(メA`)「…」
(メA`)「それを言わせないために…」
(#メA`)「お前を!!今ここで!!止めるんだよオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
<ヽ ∀ >「…」
<ヽ ∀ >「『無駄』」
.
『壮絶』
(*;゚∀゚)「…」
【+ 】;ゞ゚)「…」
:川; - ):「っ…」
悲鳴も、制止の声すらも失うほどの『暴力』
<ヽ ∀ >「…」
かつて『友』だった男の返り血を、拭おうともせず
ニダーはただ淡々と、廊下へと戻ってきた
<ヽ ∀ >「…これで」
<ヽ ∀ >「『邪魔者』は消えた。其方もすぐに、目的を果たせ」
【+ 】;ゞ゚)「あっ…ああ、もちろん…」
(*;゚∀゚)「…」
:川; - ):「…」
<ヽ ∀ >「…」
四人の足音が、学校から去った数分後
パトカーと救急車がけたたましくサイレンを鳴らしながら、学校の敷地内へと踏み込んできた
―――――
―――
―
(-A-)「…」
(-A-)「…ん」
「あっ」
('A`)「んん…」
「起きました!!皆さん、起きましたよ!!」
眠りから覚めたドクオが、蛍光灯の灯りの次に目にしたのは
定期的に液体を垂らす点滴。その次に
从 ゚∀从「…ドクオ」
額を優しく撫でてくる、紅髪の彼女
(;'A`)「ハイ…痛ッ!」
起き上がろうとすると、体に鋭い痛みが走った
『無理するな』とハインは言い、ナースコールを押した
(;'A`)「いや、大丈夫だ…なんとか…」
少しずつ体をずらしながら、上半身を起こした
('A`)「…俺は」
('A`)「なんだっけ…俺何言おうとしてたんだっけ…」
从 ゚∀从「知らんがな…何か食うか?」
('A`)「いや、ああ…いや…」
从;゚∀从「どっちだよ…」
('A`)「…」
(;'A`)「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!]
从;゚∀从そ「わぁ!?」
(#'A゚)「ニダアアアアアアアアアアアアあの野郎オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!どこ行きやがった!!!!!!」
从;゚∀从「ちょ、落ち着けって…」
(#'A゚)「これがおちんこついていられるかってんだ!!!!ニダーの野郎、しょーちゃんを」
从#゚∀从「いいから!!」
やや重めの拳の鎚が、ドクオの腹筋へと落とされる
(;'A゚)そ「アアン♥」
从;゚∀从「キッモ!!いいから」
腹に落とした拳を、今度は頬に添えた
从 ゚∀从「落ち着いて、順序だてて話せ。わかった?」
(;'A`)「あっ、ああ…悪い」
手の温もりと、真っ直ぐな視線に、ドクオの興奮は風船のようにしぼんでいった
「ちょっと待って今は入らない方がいい」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!!せいや!!」ドスッ
「アフン」ドサァ
「モララー!!」
「ヒート殿!!殿中でござる!!殿中でござる!!」
ノハ;゚⊿゚)「先輩!!」ガラッ
('A`)「あ、はい」
从;゚∀从「っ…」
甘い時間は一瞬にしてぶち壊された
( ^ω^)「よう相棒、またこっ酷くやられたな」
('A`)「いやお前人の事言え…全回復してる!?」
( ^ω^)「マッチョマンはみんな魔法使いさ」
('A`)「マッチョって凄い、改めてそう思った。所で、今日は何曜だ?」
ノハ;゚⊿゚)「水曜の朝ですよ…よかったぁー、前のように何日も眠り続けなくて」
('A`)「…丸一日、寝てたのか」
/ ,' 3「せやで」
('A`)「さよけ…」
('A`)「つーか今日平日じゃないですか校長。学校は?」
/ ,' 3「休校に決まってんだろJK…」
今日はここまでです。長い間放置してすいません武器人間観たり捕鯨しにいってました尚未着任の模様
武器人間のレンタルが今月の二日に開始しています
ああ、いえ、別に開始していることを呟いただけで、別に絶対に観ろとかそういうのじゃないです
ただ、武器人間のレンタルが今月の二日に開始した事を呟いただけです
ムカデ人間に続く問題作と謳ってはいますが、少なくともアレに比べたら大分楽しめる映画ですよ
ああ、いえ別に(ry
百物語楽しみですね。今回はムカデ人間も武器人間もやりませんが
ホラー映画を元ネタにした作品を一つ書けたらなと考えています
アカメはスルーか…
乙
百足話は無いのか
乙
噂してみるもんだな
乙
どうなっちゃうの…
コールに呼ばれた医者に、ドクオの怪我の経過を診て貰い
息してないモララーが搬送された
(;-@∀@)「何故…不必要な犠牲が…」
( ^ω^)「悲しいね」
/ ,' 3「さてと、欝田君。病院の襲撃、学校の襲撃、どちらも君らが関与しているようじゃの」
丸椅子を引き寄せ、よっこらせという掛け声と共に着席し、荒巻は話を始める
('A`)「…まぁ、否定はしませんよ。世間ではどう扱われてるのかは知らないが、学校の連中ははっきりと俺らの名前を奴らの口から聞いた筈ですからね」
ノパ⊿゚)「世間では…」
ヒートが苦い顔をして、ドクオの知りたい事に答える
ノパ⊿゚)「『薬物中毒者の大学生サークルが、錯乱して起こした事件』だって取り扱われています」
ノパ⊿゚)「ドクオ先輩とブーン先輩、それと立石先生は…集団リンチで重傷と報じられました」
( ^ω^)「全く勘弁願いたいお。世間では俺らは『大学生ごときにボコられたかわいそうな被害者』扱いだ」
('A`)「そりゃ、情けないお話で…」
ノパ⊿゚)「それと、全く関係の無い場所で、男性が一人病院に運ばれました…」
(;'A`)「っ…」
その男性に、心当たりがあった
『彼女を隠せる場所』など、限られている
ドクオを病院送りにしたニダーが穏便な手段を使い、勝利の女神を連れて来たとは思えない
从 ゚∀从「ま、心配すんな。オメーほどこっ酷くやられてねえからさ。店長は」
(;'A`)「…ショボンさん」
( ^ω^)「いや、こっ酷くどころかすげえ元気だぞあのオッサン。元気すぎて常にマジギレ状態」
【今のオッサン】
(#´゚ω゚`)「あああああああああああああ!!!!!!ふざけんなあのガキぜってえぶち犯す!!!!チクショオオオオオオオオオ!!!!!!この縄を解けええええええええええ!!!!!」ガッタガタタン!!!
(゚、゚#トソン「るせーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!大人しくしないと治らねえっつってんだろうがーーーーーーーーーーーー!!!!!!大人しく寝てろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ(本当にうるさいな…)
【むっちゃ元気】
\ゼッテエブチオカスー!!/
(;'A`)「…マジで元気そうだな」
从 ゚∀从「阿部さんが睨み利かせてないと拘束具ぶっちぎって脱走しようとするからな」
(;'A`)「入院する必要ねえだろ…」
( ^ω^)「包帯グルグル巻きの変態親父が行方知れずの巨漢高校生をファックするために走りまわってりゃその日のうちにTwitterで祭り上げられてコラ画像にニコ動MADに何もかもネタにされちまうお」
(-@∀@)「今のインターネットの情報伝達速度は異常だからね」
/ ,' 3「それでは、教えてもらおうかの。キミに内藤君に、それからショボン君がボロボロにされた理由をの」
(;'A`)「…」
(;'A`)「どう説明していいものか……簡単に言うと『素直さんがヤバイことになって何か謎の組織に追われて俺らが匿ってた』ってのが前提の話なんですよ」
(-@∀@)「いや、簡単に言いすぎでしょ」
/ ,' 3「ああ、構わん。最近ボケ始まってて難しい話が理解できなくなってきとるからの」
从 ゚∀从「よく言うぜ…」
(;'A`)「そんで、何を考えてるのか知らねえがニダーがあちら側に着いて、隠し場所だった『サンフランシスコ』を文字通り『襲撃』。お嬢さんを連れ去って、わざわざご丁寧に俺らの前で『敵』として現れました。その結果このザマです」
/ ,' 3「ふむ…味方にして最高、敵にしても最高の相手じゃの」
(;'A`)「全く…その通りです。最高の味方が敵に回るとき、『最高難易度の敵』となる」
(;'A`)「体格と筋力だけじゃない。『技』も持っている。『合気道』だ」
( ^ω^)「お前と相性最悪だな」
(;'A`)「そうなんだよ…俺殴るかケツで挟むかしか能が無いから…」
/ ,' 3「……」
(;'A`)「技だけじゃない、『メンタル』も……」
ニダーの姿を思い出し、身震いを一つ
容赦の無い暴力の洗礼は、『友』に向けれるものではない
(;'A`)「…ああ、クソ、俺は止められなかった。あいつはこう言ったんだ、『すまない』『さよなら』とな」
ドクオは両手で顔を被い、大きく息を吸い込んだ
脳内でニダーの言葉が反響し、その度に
( A )「…ふざけやがって」
ドクオの怒りは膨らんでいった
( A )「何が『すまない』だ、『さよなら』だ。そんな薄っぺらい言葉と、ちゃっちい暴力で、俺を、俺達を突き放せたとでも、思ってんのか?」
( A )「知らねえんなら思い知らせてやる。わからねえんならわからせてやる…俺はな…」
(# A )「突き放せば突き放すほど燃える漢だって事をな…」
パンパン、と言う拍手の音で、ドクオはハッと顔を上げた
从 ゚∀从「一人盛り上がってるところ悪いが、今度はこっちのお話を聞いてもらおうか」
('A`)「…ああ、もちろんだ」
从 ゚∀从「よし、良い子だ。じゃあ校長、お願いします」
/ ,' 3「うむ、さて欝田くん。君以外の全員にはもう話したことなんじゃがな…」
/ ,' 3「『謎の組織』の正体は既にわかっておる」
(;'A`)「はっ…?」
意外な人物からの報告に、ドクオは呆気に取られ周りを見渡す
そこで立っている誰もが、驚きの表情をしていなかった
(;'A`)「…マジ、なんすか?」
/ ,' 3「マジもマジ、大マジじゃ。アラマキ、ウソツカナイ」
( ^ω^)「ドクオ、俺も最初校長から話を切り出されたとき、同じような反応をした」
( ^ω^)「そして詳しく聞いて、更に驚いたお。ドクオ、俺達は『最初からその答えを目にしたことがあった』んだお」
(;'A`)「…言ってる事が良くわからん」
/ ,' 3「それじゃあ、わからせてやるとするかの」
荒巻は一呼吸置いて、答えを口に出す
/ ,' 3「敵の親玉は、日本有数の大企業、『稲荷コーポレーション』会長。稲荷フォックス」
/ ,' 3「戦後の日本を立ち直らせた豪傑の一人であり、旧日本空軍に所属していた、元軍人じゃ」
(;'A`)「稲荷コーポ…?いや、それより旧日本軍?第二次大戦のですか?」
/ ,' 3「流石にそれ以前だとワシら死んどるわい」
(;-@∀@)「第二次でも相当ですよ?終戦から七十年近くたっているんですから。校長先生今幾つですか?」
/ ,' 3「100000000000000000000000000000000000万歳」
(;-@∀@)そ「小学生並みの返答!?」
( ^ω^)「こうして、新たな村学七不思議が作られていくのであった」
(;'A`)「えー…ちょっと意味わかんない…帰ってスラムダンク読みたい…」
ノハ;゚⊿゚)「現実逃避しないでください…」
(;'A`)「具体的に言うと山王戦アップ段階の『アイサツがわりだ』→『バチバチン』→『グッ』の流れを見たい…」
/ ,' 3「続けるぞい。そのウンコクソジジイが今朝、ワシの所に挨拶…とは名ばかりの脅迫をしてきたのじゃ」
从 ゚∀从「アンタもジジイだよ」
(;'A`)「脅迫…?」
/ ,' 3「ワシの瑞々しい体目当てだったらしい」
( ^ω^)「またホモか…」
('A`)「またホモか…いやなんでだよ。校長の体関係ねえだろ」
/ ,' 3「まぁ半分はそれで、もう半分は『素直クール』の身柄が目的じゃった」
(;'A`)「どうして先に重要な方を言わないの!?」
/ ,' 3「重要な方を先に言ったじゃろう」
(;'A`)「マジかよ先生…」
( ^ω^)「ジジイのホモとか誰が得するんだよ」
相変わらずこいつら緊張感あるんだかないんだか……wwww
支援
(´・ω・`)「んっ?」
.
(;'A`)「つまり、黒幕が直接出向いてきたってことですか…」
/ ,' 3「奴の上がいるとは考えづらい。恐らくそうじゃろうな」
('A`)「しかし、黒幕の正体が明白ならリークするべきじゃないんすか?さっきも聞きましたが、ヤク中の馬鹿が起こした事件だと報道されているんですよね?」
/ ,' 3「…ま、映画や小説なんかでありがちな話じゃよ。ワシ如きの訴えでどうこう出来る奴ではない」
('A`)「なるほど…警察、マスコミは手中にあると」
( ^ω^)「真実の報道とは一体…」
(-@∀@)「オタクの偏見報道してる時点でお察しでしょ」
('A`)「…」
ドクオは、稲荷フォックスの『駒』を思い出す
拳銃をぶっ放すアホそうな男
冷静で謎多き長身の男
そして、ブーンをあっさりと倒した女と
『素直クールの為』だけに自分達を裏切ったニダー
(;'A`)「…」
加え、立石教員を片手で投げ飛ばし
ドクオとブーンの二人掛りで手も足も出なかった、超重量の男
:(; A ):「…」
体が、震えた
二月の寒さの所為では断じて無い
程よく暖房が効いた病室で、ドクオの体は凍えているかのように震えた
その姿に、周りにいる誰もが口を噤んだ
言葉を掛けずとも
(-@∀@)「…」
その場にいる生徒達はわかっていた
ノパ⊿゚)「…」
『欝田ドクオ』という人間を
( ^ω^)「…」
『漢』という生物を
从 ゚∀从「…」
:(; A ):「…」
:(; A ):「ハ、ハハ…」
漏れたのは、笑い声だった
:(; A ):「いや、ダメだ、イケネエよなぁ、友達の、危機だってのに」
:(; A ):「だが抑えきれねえこの衝動……なんていったかこりゃあ…」
:(; A ):「クソ、ダメだ。頭が上手く働かねえ……」
( ^ω^)「相棒」
:(; A ):「…なんだ?」
掛けるのは、いつもの言葉
生き方を変えた時、ライバルや因縁の過去を乗り越える前に、交しあった合言葉
( ^ω^)「『やってやろうぜ』」
( A )「…」
震えが止まり、胸中に渦巻いていた熱が、波紋の様に広まっていく
その熱は全身に力を漲らせ、拳を堅く結ばせた
('A`)「おうよ」
声量こそ無いものの、気迫の篭った返事でそれに応えた
从 ゚∀从「そうこなくっちゃな、さすが俺のノパ⊿゚)「アタシもやってやります!!!!先輩の間違いを正すのも、後輩の役目ですから!!!」
从;゚∀从「ああ……うん」
(-@∀@)「もちろん僕もさ。今ここに居ないけど、天国のモララーもきっと同じ気持ちだよ」
(;・∀・)「勝手に殺さないでくれよ!!!!僕元気だよ!!!!!」
タイミングよく復活したモララーが病室のドアを勢い良く開けながら入ってきた
(;・∀・)「ニダーくんも素直先輩も、もちろんしょーちゃんも!!!まとめて救ってやろうじゃないか!!!!!」
('A`)「お前ら…」
(;'A`)「恥ずかしくない?そんなセリフ言って…」
从 ゚∀从「おめーが言うな」
( ^ω^)「お前が言うな」
/ ,' 3「…」
彼らの姿を見て、荒巻は口角を僅かに上げた
荒巻が父、村人学園創始者の『荒巻やらない夫』が、酒の席で語った『漢達の姿』がそこにはあった
/ ,' 3(ま、教育者としてはどうかと思うがの…)
子どもが『戦場』へ向かうなら、止めてやるのが『親心』だ
しかし、子どもが戦いを望むなら、『志』や、『友情』や、『愛』の為に戦いに赴く覚悟があるなら
背中を押してやるのもまた大人の役目である。荒巻親子の教育論であった
/ ,' 3(そして、事を成し、無事に家に帰るために援助を惜しまないのも役目である、と)
荒巻は片手を挙げ、ワイワイと盛り上がる一行の注意を引いた
そしてその口から、『素直クール』及び、『稲荷フォックス一味』の拠点と
反撃の手筈を語り始めた――――――
今日はここまでです
アニメ版アカメが斬る、大変満足していますマインちゃんクソカワ
きっと夏コミでは姐さんの薄い本が大量に出回るんでしょうゲヘ、ゲヘヘヘヘへ
今年もコミケに参戦しますが、うんこだけは漏らさないようにしようと思います
オタク騒動とかまたタイムリーなネタだな
乙
おつ
ムカデ人間がずっとレンタル中なんですが
きてた!乙です!
この作品をみてから漫喫やTSUTAYAにいく回数が増えました
なかなかズバリは見付かりませんが…
乙
やっぱムカデが書くドクオが好きだわ
乙
武器人間みたよ
これもギャグ映画だね
でも脳ミソが綺麗だった新天地を開いたよ
(#'A`)「アアン!?この俺のどこが引くくらいマッチョだって言うんだ!?」
( ^ω^)「好きな漫画は?」
('A`)「ロックアップ」http://grandjump.shueisha.co.jp/manga/lockup.html
( ^ω^)「ファーストキスの味は?」
('A`)「汗と涙とプロテイン」
( ^ω^)「赤ちゃんはどこから来るの?」
('A`)「人里から攫ってくる」
( ^ω^)「ムッキムキじゃねえか」
('A`)「せやろ」
ロックアップって猿渡先生のかよwwww
さすがはムカデだぜ
ロックアップ試し読みしたら面白そうじゃねーか
マーケティング意味忘れてたわ
総合のハインじゃねーかwww
松千代市、某所
<ヽ`∀´>「…」
【+ 】ゞ゚)「どうだね、ここからの景色は」
どこよりも高い場所から、夜の帳が降りた街を見下ろし
その場所よりも遥か上空の満月を見上げた
<ヽ`∀´>「…大した城ニダ」
さして興味が無さそうな声で応え、続ける
<ヽ`∀´>「だが、無意味ニダ」
【+ 】ゞ゚)「無意味とは?」
<ヽ`∀´>「どれほど堅牢で強固な城でも、彼らは風のように侵入し、炎の如く暴れまわる」
【+ 】ゞ゚)「『彼ら』…は、もう君の手で始末したのでは?」
<ヽ`∀´>「…」
【+ 】ゞ゚)「…まぁ、何があろうとこの城は落ちない。『建物』だけが、力ではない」
【+ 】ゞ゚)「我々の目的も君の目的も、問題なく果たされるさ」
<ヽ`∀´>「……」
彼の言いたいことは、理解出来る
しかし、『肯定』は出来なかった
完膚なきまでにドクオを痛めつけたニダー自身ですら、『絶対に来ない』なんて言い切れなかった
<ヽ`∀´>「…そう願いたいニダ」
変わり映えしない景色に見切りをつけ、ニダーは階下へと向かった
【+ 】ゞ゚)「…」
【+ 】ゞ゚)「何をそんなに不安に思っているか知らんが…」
【+ 】ゞ゚)「勝てないさ、誰も。『勝利の神』には」
満月は白く輝いていた
―――――
―――
―
<ヽ`∀´>「…気分はどうですか?」
川 ゚ -゚)「…」
行儀良く椅子に座り、入室したニダーに目もくれず、景色を眺め続けている
扉は外から開かない。窓は防弾強化ガラス。もちろん、開くことは無い
部屋と言う名の監獄で、勝利の女神はずっとそう過ごしていた
<ヽ`∀´>「もうすぐ、計画を実行するそうです」
川 ゚ -゚)「…」
<ヽ`∀´>「あと少しだけ、お付き合いください」
勝利の女神は応えない
<ヽ`∀´>「…」
ニダーは設備されてるミニキッチンへ向かい、お湯を沸かした
川 ゚ -゚)「…」
<ヽ`∀´>「どうぞ、お口に合うか」
正規の手順で淹れた紅茶を、彼女の前に差し出した
川 ゚ -゚)「…」
窓の外から目を外し、目の前の芳しい香りを立てる飲み物へ向けた
スタンダートな、市販のダージリンだった
川 ゚ -゚)「…」
ソーサーを持ち上げ、カップを口へ運び一口含んだ
川 ゚ -゚)「…お上手」
<ヽ`∀´>「光栄です」
短いやり取りの後、カップを机に置き、顔をニダーへと向けた
川 ゚ -゚)「素直さんにも、こうしてお茶を?」
<ヽ`∀´>「ええ。最も、彼女は紅茶よりコーヒーの方が好みでしたが」
川 ゚ -゚)「それでは、何故私にお茶を?」
<ヽ`∀´>「…私は、紅茶の方が好きなので」
川 ゚ -゚)「あべこべなのですね」
<ヽ`∀´>「…ええ、対照的な程に」
川 ゚ -゚)「…それでも、彼女のことを愛しているのでしょう?」
<ヽ`∀´>「…」
ニダーは勝利の女神から目を逸らし、外の景色を眺めた
<ヽ`∀´>「綺麗な言葉ですが、結局は『執着』と『依存』でしかありません」
<ヽ`∀´>「……取り戻すために、友を裏切ることも平気で成しえることが出来る。とても醜い感情です」
川 ゚ -゚)「……裏切ったのは、友だけでは無いでしょう」
音も無く紅茶を啜り、一呼吸置いた
川 ゚ -゚)「ご自身も、含まれているのでは?」
<ヽ`∀´>「…」
表情に変化は無いが、堅く拳を握り締めたのを勝利の女神は見逃さなかった
川 ゚ -゚)「少しだけ、昔の話を聞きました。貴方は昔、誰とも関わろうとしなかった孤独な人だったと」
川 ゚ -゚)「そんな貴方を変えたのが、クールさん」
<ヽ`∀´>「…」
川 ゚ -゚)「何故、他人を拒絶していたのかは問いません。ですが、孤独に生きていた過去より、ドクオさんやブーンさんのようなお友達がいる今の方が、ずっと大切で尊いものでは無いですか?」
ニダーの目線は、外の景色から動かない
しかし、見据えているのは松千代の夜景ではなく、窓に映る自身の瞳であった
<ヽ`∀´>「…そんなこと、彼女の前では『塵』に等しい」
川;゚ -゚)「嘘!!」
勝利の女神はテーブルに両手を着き勢い良く立ち上がる
座っていた椅子は倒れ、半分ほどに減った紅茶がカップから僅かに飛び出し、クロスに染みを作った
川;゚ -゚)「貴方は先ほど、言いましたよね!?『友をも平気で裏切る、醜い感情』だと!!」
川;゚ -゚)「本当にドクオさん達の事をどうでも良く想っているのなら、そんな言葉は出ない!!愛を、『醜い』などと言うはずが無い!!」
<ヽ ∀ >「…」
ニダーの表情に、僅かに変化が生じる
真一文字に結んでいた唇を、ほんの少しだけかみ締めた
川;゚ -゚)「心に罪悪感があるのでしょう!?後悔も、自己嫌悪も!!」
<ヽ ∀ >「…」
川;゚ -゚)「どれだけ冷酷に振舞っていても、仲間を、自身を裏切る痛みに耐え切れるはずが無い!!」
<ヽ ∀ >「……れ」
川;゚ -゚)「もう、自分を追い込まないでください……!!」
<ヽ∩∀ >「黙って…ください…」
喉奥から搾り出したような、小さな声だった
握り締めた拳は、力の込めすぎで震えていた
唇からは薄く血が流れ出て、一滴、二滴と床に赤い水玉を作った
<ヽ∩∀ >「私には、彼女しか…素直クールが居ないと、私が、わた…」
最早、言葉にすらならなかった
『私』『彼女』『素直クール』
この三つを、しどろもどろに繰り返す
川 ゚ -゚)「ニダーさん」
勝利の女神は、ニダーの拳を両手で優しく包んだ
そこでニダーは初めて、彼女の両目を見据えた
川 - )「素直さんを元に戻すためなら、私が自らの身を切ります。稲荷さんの指示にも従います。どんな責め苦も請け負います」
川 ー )「だから、もうこれ以上ご自身を苦しめないでください」
<ヽ; ∀ >「……」
ニダーの鉄仮面は既に剥がれ落ち、今にも泣き出しそうな顔をしていた
勝利の女神は微笑を崩さず、顎に流れる血をそっと指で拭った
「お邪魔ですかね?」
出入り口側から聞こえた声に、二人は反応する
(*゚∀゚)「良い雰囲気なところ悪いけど、時間なんで」
ノックもせず、ドアを開けた音も立てずに
『つー』と言う名の女性がニヤつきながら二人を見ていた
<ヽ`∀´>「…了解しました」
ニダーの顔は瞬時にして元の無表情に戻り、勝利の女神の手を振りほどき唇の血をサッと拭い取った
(*゚∀゚)「神様、悪いけどここからは瓜畑さんのエスコートは無しで。つまらない奴だけど、こいつが付添い人だから」
ドアの向こう側には
(//‰ ゚)「…」
ドクオとブーンを圧倒したヤクザが直立不動で待機していた
川 ゚ -゚)「わかりました」
勝利の女神は最後にニダーを一瞥し、部屋から退出
ヤクザと共に指定された場所へと向かった
(*゚∀゚)「あの、さぁー…瓜畑さん?」
<ヽ`∀´>「なんでしょう?」
(*゚∀゚)「疑うワケじゃあ無いんですが、ひょっとして懐柔されたりしちゃってます?」
つーの両腕は後ろに回っていた
答えによっては、そこから彼女の『得物』が現れるだろう
<ヽ`∀´>「まさか」
(*゚∀゚)「そう?でもなぁー…」
彼女は今だ意地の悪いにやけ顔を保ったまま、ニダーへ近づく
(*゚∀゚)「あんなシーン見せ付けられちゃ、信用に関わりますよねー?」
<ヽ`∀´>「…覗き見は、あまり良い趣味とは言えないかと」
(*゚∀゚)「…」
顔は笑っている、が
ニダーの顔を覗きこむ目は猜疑に満ちていた
(*゚∀゚)「ま、古今東西、失った信用は働いて返すって決まってる物ですからね」
<ヽ`∀´>「…何が言いたいのですか?」
(*゚∀゚)「んー?お友達、ここに来ちゃった、みたいな?」
<ヽ`∀´>「…」
驚きはしなかった。寧ろ、『予想通り』ではあった
『素直クールを取り戻す』。稲荷にとって、そして稲荷側に付いたニダーにとって
『欝田ドクオと内藤ホライゾン』は最も厄介な存在だった
だからニダーは、勝利の女神を引き渡した後も、彼女の護衛としてこの場にいるのだ
堅牢な城を築こうとも、兵をいくら束ねようと、熾烈な勢いで突破し
四肢が捥げようとも敵を撃破する漢達
<ヽ`∀´>「…わかりました」
立ち向かえるのは、自分しかいない
だからニダーはこの場にいるのだった
(*゚∀゚)「ん、お願いしますね♪」
<ヽ`∀´>「…」
返事はせず、速やかに部屋を出た
先ほどの勝利の女神の言葉が脳裏をチラつくが、目をきつく閉じ、開き、強制的にシャットアウトした
迷いを持ったまま勝てる相手ではない。ニダーの最優先はいつだって
『素直クール』一点に尽きるのだから
.
「さて」
市内に新しく出来たショッピングモール、『オーカ』
その足下から、まるでダンジョンタワーのような建物を、二人の漢が見上げていた
('A`)「答えを目にしたことがあるって、こういう事だったのか…」
( ^ω^)「木曜朝のテレビが、勝利の女神事件の手がかりと行き着く先を映してるとはNE!!」
('A`)「誰向けの説明?」
( ^ω^)「しらん」
('A`)「適当!?まぁいいや…いっちょ暴れますか」
( ^ω^)「おうともよ相棒」
('A`)「「やってやろうぜ」」(^ω^ )
.
今日はここまでです
ALMI作戦が明後日で終了ですが、皆さん今回のイベントどうでしたか?
僕は先ほどE5を突破し、無事雲龍をゲットしました。ナイスおっぱい
あ、ドロップで大鯨、浜風出ました
もう一度、たっぷり言わせていただきます
大鯨と、浜風が、出ました
たっぷり!
ケッツケッツ
無事にダブルダイソンをパァンしてE6まで終わらせたよ
ダブル霜も出たよ
乙
AL参加中に支援艦隊に編入させてた自軍主力、というか4機しかない空母を間違えて出撃させちまいましてね
折れちまったんでさぁ、心が、ポッキリと
艦これやったことないけど愛宕さん大好きです
愛宕さんに甘やかされたい
話は数時間前の、ドクオの病室へ遡る
(;'A`)「内通者がいる…だって?」
/ ,' 3「左様」
つい先刻まで意識が無かった為、荒巻の話を聞いていないドクオの為に再度説明をしていた
(;'A`)「いやでも今さっき警察もマスコミも動けないって」
/ ,' 3「うん、だから別組織。地球防衛軍みたいなやつ。まぁまぁ信頼出来るとこだから安心して」
(;'A`)「ええ〜…話が突拍子も無さ過ぎ〜…」
从;-∀从「耐えろ。んで、もう開き直れ…」
/ ,' 3「まー、奴さんの規模が規模だから、内通者側ももの凄く徹底してスパイ活動してたんじゃがな、もう目的も何もかも割れた今、突入してなんやかんやしてしまおうとしとるらしい」
(;'A`)「大事なとこ曖昧じゃねっすか…」
/ ,' 3「それでじゃの。お主らも友人を取り返しに向かうのなら、それに便乗すれば良くね?って話」
(;'A`)「!!」
脳の要領の半分を映画と漫画にファックされているドクオは、それ以上を聞かずとも察した
('A`)「地球防衛軍カッコカリがドンパチ始めたら、それに乗じて姉御を取り返せって事か…」
( ^ω^)「そういうこったお。ありがてえじゃねえか、『渡りに船』ってやつだお」
/ ,' 3「あまり期待するでないぞ?なんでも、あちらも今ゴチャついてて想定の数の半分も出ないらしいからの」
('A`)「逆境上等ッスよ。むしろ、『そうでないと燃えない』」
( ^ω^)「その通りだお。流石だぜ相棒」
(;・∀・)「ほんっとにこの二人は…」
(-@∀@)「まぁまぁ、らしいと言えばらしいじゃないか」
('A`)「そんで、内通者ってのは?」
/ ,' 3「ごめ、言えぬ」
('A`)「なんで?」
/ ,' 3「ギリギリまで情報漏えいを防ぐ為と…あと、どうも気まずいらしいのぉ」
(;'A`)「気まずいだぁ?何しでかしたんすかそいつ…」
/ ,' 3「それは追々の…さて、神裂ちゃん。例の物を彼らに」
ノパ⊿゚)「はい!!」
ヒートは背負っていたバッグをドクオの体の上に乱暴に置いた
(;'A゚)そ「んあああああああああああああああああ!!!!!!」ビクンビクン
ノハ;゚⊿゚)「あっ!!ごめんなさい!!怪我してたんですよね!!」
( ^ω^)「見て気付けよ…」
从 ゚∀从「気付かないくらい元気に見えるってこったろ…気にすんなヒート」
(;'A゚)「いや……結構いっぱいいっぱい…」
/ ,' 3「やれやれ、今からそんな調子じゃあ先が思いやられるの…」
―――――
―――
―
('A`)「こちら突入班、聞こえますかマッチョ」
『こちらバックアップ班。普通『どうぞ』だよね?どうぞ」
右耳に差し込んだインカムの調子は良好
ドクオとブーンは突入班、その他はバックアップ班として素直クール奪還へ向け始動した
( ^ω^)「マッチョマッチョマッチョ?マッチョマッチョマッチョ、どうぞ」
『いや何言ってるか全然わかんねえよ。日本語喋れ』
(*'A`)「ああん耳元でそんな囁きかけられるとンホホゥ」
『キモっ…いいか、そろそろなんとか防衛軍とやらが突入を始める。おめーらは騒ぎに乗じて先輩…しょーちゃんを奪還して保護班と合流。そのままトンズラする』
『いいか、「逃げる」んだぞ?特にドクオ!!お前は怪我が完全に治ってねーんだから無茶すんじゃねーぞ!!』
('A`)「わかったわかった、ちゃんと従いますよ」(無茶しないとは言ってない)
『僕らはこうして後方で指示することしか出来ないけど…頑張ってね、二人とも!!』
( ^ω^)「任せとけよアサピー。俺らにこんなこんなよくわからんモール、日本ブレイク工業並みにぶち壊して俺タワーのステージにしてやっから」
『うん、未来の話は止してね?二月の段階でそのゲームの話DMMトップにも載ってないから』
('A`)「よし、そんじゃあ一度切るぞ。オーバー!!」ブッツ
( ^ω^)「お前オーバーって言ってみたかっただけだろ?」
('A`)「うん」
稲荷コーポレーションが経営するショッピングモール『オーカ』
円柱の形をしたその建物は、高層ビル並みの高さを誇り、軒を連ねる小売店舗数は千を超える
その巨大さから、『日本のドバイ・モール』とまで呼ばれているほどだ
('A`)「そんな大層なもんがこの街におっ建つなんて可笑しな話だと思ったが…その裏にゃもっと可笑しな話が隠れてたとはな」
( ^ω^)「この不景気にどんだけ金持ってんだよ…」
ドクオとブーンは身に着けていたヘルメットや防弾ジャケットを脱いでいく
インカムと共にヒートに渡された物だが、二人にとっては邪魔にしかならなかった
('A`)「やっぱこれじゃねえとな…」
開放感溢れるビキニ・パンツ姿の筋肉モリモリ、マッチョマンの変態があっという間に出来上がる
( ^ω^)「おら、これは持っとけ」
('A`)「うおっとと…これは…」
ブーンから投げ渡されたのは、勝良神社で貰った『勝ち目を呼び込むお守り』だった
( ^ω^)「験担ぎだお。クソの役にも立たないと思うが、損も無いだろ」
('A`)「全くだな…お?」
( ^ω^)「始まるみたいだな」
姿は見えないが、人の気配を察する
正確な数まではわからないが、それぞれが『玄人』の動きをしていると感じ取れた
('A`)「荒巻校長が言ってたこと、ガチだったんだな…」
( ^ω^)「世界って何があるかわっかんねえお…」
('A`)「ところで」
( ^ω^)「なんぞ」
('A`)「この戦の第一刃に相応しいのは、俺らだと思わねえか?」
( ^ω^)「…」
ドクオはケツを叩き、ある一点を見つめる
シャッターが下ろされた『オーカ西出入り口』だ
( ^ω^)「やれるの?」
('A`)「見てなって」
(#'A゚)「ふんぬ!!!!!!!!!!!!」
爆 発 す る ケ ツ
は じ け 飛 ぶ シ ャ ッ タ ー
鳴 り 響 く 警 報
突 然 の 事 態 に 焦 り 始 め る 玄 人 た ち
('A`)「うん、良し」
( ^ω^)「良しじゃないが」
そ れ を 尻 目 に 堂 々 と 侵 入 す る 問 題 児
斯くして、『素直クール奪還作戦』が開始された
某所、なんかよくわからん道端に止めたアイスクリーム屋さんのトラックの中
そう、やはり秘密部隊の作戦指揮を執るなら、『アイスクリーム屋さんのトラックの中』
从;゚∀从「…おい、今の音」
(-@∀@)「やっちまいやがったねあれは」
从; ∀从「騒ぎに乗じてドサクサに紛れて助けろっつってんのに…」
从#゚∀从「騒ぎ起こしてどーーーーーーーーーーーすんだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「ハーッハッハッハ!!」」
从#゚∀从「何笑ってんだオッサンーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
(;-@∀@)「ハインさん落ち着いて!!」
_、_
( ,_ノ` )y━・~「いやぁ、スマンスマンwwwww」
荒巻が言う『地球防衛軍』とやらの作戦本部長は、短くなったタバコを灰皿に押し付けながら謝った
ジャケットの肩口には『S.H.I.E.L.D.』とメタルロゴが施されていた
_、_
( ,_ノ` )「さすが『鉄狸』の…おっといけねえ。いやぁ、おもしれえボウズだなと思ってな」
(-@∀@)「鉄…?それよりも、良いんですか?僕らみたいな高校生が作戦に加わって」
_、_
( ,_ノ` )「なぁに、知らねえオッサンが指示出すよりダチ公がやった方があちらさんもやり易いだろ」
从#゚∀从「指示出しても言うこと聞かなきゃ意味ねえけどな!!」
(-@∀@)「ほんとにね」
Ω「隊長、作戦遂行部隊が『あいつらやべえ、俺らどうすりゃいいんですか』と」
_、_
( ,_ノ` )「構わず突っ込めっつっとけ!!!!高校生に遅れを取ってんじゃねえぞってな!!」
(;-@∀@)「指示がフランクすぎる!!大丈夫ですか!?」
_、_
( ,_ノ` )「なぁに!!こういうのは出たとこ勝負よ!!ガーと行ってバッとやるのがウチのやり方さ!!」
从;゚∀从「おいこれ俺ら乗っかる船間違えたんじゃねえの…?」
(;-@∀@)「でも校長も『信頼できる組織』って言ってたし……あっ、校長自体信頼出来ない…」
从;゚∀从「……」
(;-@∀@)「……モララーとヒートちゃん、何してるのかなぁ」
从;゚∀从「さぁ……」
その頃
( ・∀・)「あの、僕らなんでこんな重装備で…」
J( 'ー`)し「燃えるでしょ?今からあの戦場の中に突っ込むのよ?」
( ・∀・)「いやいやいやいや…」
(・∀・ )「いやいやいやいや……」
( ・∀・ )「いやいやいやいや………」
(;・∀・)「いやいやいやいやいや!!!!!僕ら後方支援って聞いてたんですけど!!!!!!」
J( 'ー`)し「だから、後方支援じゃない。先行部隊突入後、我々後行部隊が侵入。『神降ろし』のプラグラムをファッキング。そして無力化」
(;・∀・)「ハッキングですよね!?それ僕ら必要ですか!?」
J( 'ー`)し「見ての通り人手不足でね!!チェリーボーイの手も借りたいくらいなのさ!!」
( ・∀・)「あっ、童貞では無いです」
J( 'ー`)し「あっそう。さぁ行くよケツの穴引き締めなぁ!!」
ノハ#゚⊿゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっしゃあああああああああああ!!!!!!!」
(;・∀・)「ヒートちゃんノリノリだな!!!チクショウ!!行くしかねえのか!!」
Ω「なぁに心配すんなアンちゃん!!君らにゃ指一本触れさせねえからよ!!」
( ・∀・)「わぁとても頼もしい。ただ数が絶望的」
J( 'ー`)しΩ←全後行部隊
( ・∀・)ノパ⊿゚)←助っ人高校生
(;・∀・)「四人って!!!!!言うね!!!!!」
Ω「HAHAHA!!四人もいれば上等さ!!君らの友達なんてたった二人でぶっこんでいったんだからな!!」
(;・∀・)「アレと一緒にしないでください!!」
Ω「おっと!!そうこうしてる間にお嬢さん方はお先に行っちまいやがったぜ!!俺らも続くぞ!!ヒャッホウ!!」
(;・∀・)「あーもう!!行くよ行きますよ!!チクショウ!!ウオオオオオオオオオオ!!!!!!」
( ・∀・)「ところで、神降ろしのプログラムって何ですか?」
Ω「そんなこと、俺が知るか!!!!!!!!」
.
―――――
―――
―
('A`)「…あれだけマッスルぶちかまして」
('A`)「これだけ静かなのも可笑しな話だ……」
モール内は薄暗く、非常口案内灯の緑色の光だけが照らしていた
大規模な計画が行われるにしては、やけに静かであり、人の気配が無かった
( ^ω^)「しかし、広いお」
('A`)「これだけ広くて暗かったら…チンチン出しても」
( ^ω^)「お前……これから尻Assだって時に、チンチン丸出しで締まると思うか?」
('A`)「どうせ文章だから見えねえよ」
( ^ω^)「一理あるな」
「一理ある、じゃないよ」
聞き覚えのある声に、二人は足を止めた
( ^ω^)「…会いたかったぜ」
( ^ω^)「『つー』さんよ」
(*゚∀゚)「…」
(*゚∀゚)「冗、談、じゃあないよ」
脚のホルスターに巻いたクナイを引き抜き、迫る
薄暗い空間の中でも、眼光だけは鋭く光っていた
(*゚∀゚)「二回も三回も、手間を取らせるね君達は」
('A`)「おう、それが持ち味だ」
( ^ω^)「惚れてもええんやで?」
(*゚∀゚)「生憎、しつこい男はタイプじゃない。瓜畑さんに釘を刺したけど、彼はもう使い物になるのかすら定かじゃない」
('A`)「…」
(*゚∀゚)「ここで、死んでくれない?」
( ^ω^)「断る」
一歩前に出たのは、ブーンだった
( ^ω^)「俺達は前に進む。誰に言われようと、何に阻まれようと、全力で目的を果たす」
( ^ω^)「殺される気も、死ぬ気も毛頭無い。邪魔をするなら」
( ^ω^)「『かかってこい』」
構えを取る
両拳では無く、掌を向けて
柔道でも空手でもない、ブーン独特の構えであった
なんだこのカッコいいバカどもは……支援だ!
( ^ω^)「行け、相棒。ひたすら昇れ」
('A`)「…」
制止も、激励の言葉も掛けなかった
('A`)「『上』で会おうぜ」
ただ一言、信頼の言葉だけを返し
全力疾走で止まったエスカレーターを駆け上がった
(*゚∀゚)「…」
つーは、その姿をただ見ているだけ
( ^ω^)「止めないのかお?」
(*゚∀゚)「必要ないからね。彼一人で何か出来るってワケでもないし」
( ^ω^)「…一つだけ言っとくぞ、ねーちゃん」
ブーンの足が、僅かに動く
つーはそれを見て、逆手に持ったクナイを体の前に構えた
( ^ω^)「俺の相棒は……」
(#^ω^)「ド変態野郎だッ!!」
(*゚∀゚)「っ…だから何さ!!」
突っ込んできたブーンに対し、つーは自慢の俊足でその脇をすり抜け、すれ違い様にわき腹を斬った
(*;゚∀゚)(浅いッ!!)
踏ん張りのブレーキを掛け、低身を保ったまま振り返る
肉を斬った感触は無く。傷は皮だけに留まっていた
( ^ω^)「そしてこの俺も…」
背中を見せたままのブーンの傷口が一瞬にして塞がれる
『マッスル・キュアー』。ブーンにだけに許された、肉体の範疇を越えた『超回復』
( ^ω^)「ド変態の一人だ…さぁどうする?お前らの血管に入り込んだのは、『殺人ウイルス』だ。常人如きに止めることが出来るかな?」
(*#゚∀゚)「抜かせ!!」
再び、高速でつーが奔る
狙いは、肩甲骨の間。心臓だ
(*#゚∀゚)「ああああああああああああああ!!!!!」
怒りの雄たけびと共に、クナイを突き立てようとする
( ^ω^)「…」
ブーンには、『スタイル』があった
それは母、『内藤ママイゾン』から受け継がれた、『肉体のエンターテイメント』
( ^ω^)「『ホライゾン』」
左腕が、斜め上へと上がる
次の瞬間、それが断頭台の刃の如く振り下ろされた
(#^ω^)「『チョップ』!!」
振り向き様に放たれた手刀に、つーは咄嗟に顔と首をガードする
(*; ∀゚)「グッ!!」
ガードして尚、体に響く衝撃、ダメージ
前進の推進力は殺され、つーの体はフロアを転がる
( ^ω^)「…これが、内藤家一子相伝の『スタイル』」
( ^ω^)「『プロレス』だお」
(*;-∀゚)「っつ……女子に、プロレス仕掛けるなんて…見下げ果てた男だね」
( ^ω^)「ああ?殺す気でいる奴に何ナマ言ってんだオラ」
( ^ω^)「立てよ『ニンジャ』。プロレスの真髄、特と味わえや」
(*#゚∀゚)「ほんっとに…ムカつく男だね君は!!」
ブーンの戦いが本格的に始まろうとしている時
もう一つの因縁が、激突しようとしていた
('A`)「…」
<ヽ`∀ >「…」
('A`)「…始める前に、言いたいことあるか?」
<ヽ`∀´>「…出来れば、引き帰して欲しい」
('A`)「ハッ、ヤダね。俺はしょーちゃん助けて稲荷とやらのクソジジイをケツで挟んでパァンする」
<ヽ`∀´>「…そう、か」
('A`)「他に何か?」
<ヽ`∀´>「…」
ニダーは、座っていたベンチから立ち上がり、上着を脱いだ
('A`)「ああ、そうかい…」
ドクオはケツを二回、高らかに鳴らした
('A`)「行くぜ…『押し通る』」
<ヽ`∀´>「『ねじ伏せる』」
.
やったーーーーーーー!!!!今日の投下はここで終了なんだーーーーーーー!!!!イエーーーーーーーー仕事ーーーーーーーやめたーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!
信のフィギュア買いました。箱から出してません
ついでに言うと艦これ一番くじで翔鶴のフィギュアが当たりましたが箱から出してません
誰かカッター貸してください
あと絶対もうこのスレ内で特別編終わりそうに無いんで新スレ立てたいんですが良いですかね?良いですね。立てます
シカタナイネ
スゴいね人体
乙
短い言葉のやりとりが好き
乙
シリアスなときにもマッスルキュアー使えるようになってんのか
乙!
マッスルキュア使えてるって事はつー戦はギャグパートなのか、、、
濡れた
(#'A`)「オオッ!!」
<ヽ`∀´>「…」
突進に備え、合気道の構えを取る
ドクオの戦い方は、良く言えば『真っ直ぐ』。悪く言えば『単純』
ニダーの『合気道』やブーンの『プロレス』のように、特定のスタイルは無く
基本的な突き、蹴りと、尻での攻撃が殆どだ
警戒すべきはもちろん『尻』
爆音と閃光を放ち、鉄ですら断ち切るそれは最早『兵器』と言っても過言では無い
だが、彼がそれの威力を十二分に発揮できるのは、相棒の『ブーン』が居てこそ
閃光を食らわせるには敵に『背』を見せる必要がある。しかしそれは余りにも隙が大きい
そして最大の威力を持つ『挟み込み』は、敵の動きを封じ、制限できる『サポート』がいなければ、成功する確率が低くなる
<ヽ`∀´>「…」
ニダーと言えども、ドクオとブーンと言う阿形吽形と戦うのは相当な骨だ
ブーンがつーを相手にしているのは、彼にとっては僥倖だった
『ドクオが一人であり』、『特定のスタイルを持たず』、『尻は使えない』
これだけの条件が揃い、初めて
ニダーは『油断』をした
(#'A`)「…フッ!!」
ドクオは僅かに、右へステップフェイントを入れる
それは、指摘せねばわからぬほど、些細なものであったが
<ヽ;`∀´>「!!」
『反応が良い』ニダーを騙すには充分なものであった
<ヽ;`∀´>(だが!!)
体は反応したが、頭は今だ冷静だった
どのポイントから攻撃が来ても迎え撃てるよう備える
しかし、ドクオは予想外の行動に出た
<ヽ;`∀´>「なっ…」
攻撃は『せず』
ニダーの体を『抜いた』
(#'A`)「っだらっしゃあああああああああああああああ!!!!!!」
そして、そのまま上階への道を走り進む
<ヽ;`∀´>「クソッ!!」
ドクオにとってニダーは『通過点』
重要なのは『勝利の女神救出』と言う目標
<ヽ;`∀´>(『単純』と侮った!!)
『ドクオ』なら、幾度と無く奈落に突き落としても、更に高く這い上がるあのドクオなら
真っ先に自分の撃破を優先すると『思い込んでいた』
その結果が招いた油断。そして
<ヽ;`∀´>(このポジションはマズイッ!!)
背を追うニダーへ向き合っているのは、あの『尻』
いつ閃光と爆音が襲ってきてもおかしくは無い
最低限の対処として、ニダーは片目を閉じる。そして、一刻も早くドクオの進撃を止めようと疾走のスピードを上げた
(#'A`)「…」
ドクオが一度、チラリと後ろを振り返る
それを見たニダーは、反射的に腕で目を覆った
次の瞬間、尻から炸裂する閃光と爆音
瞼の裏にまで薄く光が届いたが、視界に問題は無い。耳はモロに音の攻撃を受け、高い耳鳴りに支配された
<ヽ`∀´>(まだ、やれ―――)
目を防いだ、一瞬の隙を突き、ドクオの逃走は止まっていた
代わりに繰り出されていたのは
(#'A`)「ルォォ!!」
左足の『後ろ回し蹴り』
<ヽ;`∀´>「ッ!!」
体を後ろに反らし避けるには『近すぎる』
腕でガードするには、蹴りの速度が『速すぎる』
結果として、ニダーは上半身を屈め蹴りを避けた
そのまま疾走の勢いを活かしタックルを喰らわせようとするが
そこにある筈の『ドクオの右の軸足』が、浮いていた
<ヽ;`∀´>(しまっ…)
(#'A`)「ルオラッ!!」
ニダーの側頭部に、ドクオの二撃目となる『右回し蹴り』が炸裂した
地の文で真面目にケツの描写されると吹き出してまうわ
支援
<ヽ; ∀ >「…!!」
左後ろ回し蹴り、からの、遠心力を利用した右回し蹴り
通常時ではニダーに通用すらしないであろう大技が、見事に決まった
(#'A`)(……『軽い』ッ!!)
かに見えた
<ヽ;`∀ >(今、飛んだ…)
蹴りが当たった瞬間、ニダーは体を大きく傾け蹴りの衝撃を和らげた
しかし、逃がしきれなかった衝撃も多く、一瞬ながら意識が途絶えた
(#'A`)「ッ…ルォ!!」
右足が地面に着くと同時に、今度は腹を狙った中段蹴り
しかし今度は
<ヽ;`∀ >「『捉えた』」
体へと辿り着く前に、ニダーの両手に捉えられてしまった
(;'A`)(そう簡単には―――)
<ヽ#`∀´>「ぬん!!」
ドクオの足首を掴み、力任せにぶん投げる
高そうな服を着てポーズを取っているマネキンが鎮座するショーウインドウに体ごと突っ込んだ
(; A )(い、かねえか…畜生…)
<ヽ`∀´>「『忘れていた』。君がどれほど周りを驚かせ、相手を打ち破ってきたか」
ニダーは反省をする
二度勝利したことから、彼はドクオの事を『単純な相手』だと高を括っていた
しかしドクオは『元々は弱かった』。それ故に、数多くの敗北から『学習』をする
二度の負けから、ニダーの性格や戦闘パターンを組み立て、勝利へのロジックを作り出していた
それが今の一撃。反応が良く、真面目で、ドクオの切り札を知るニダーへの勝ち筋だった
<ヽ`∀´>「さっきの蹴りは…慢心が招いた罰として、甘んじて受けよう」
<ヽ`∀´>「だが、もう容赦はしない。そして、三度立ち上がる気力すらも残さない程に打ちのめしてやる」
(; A )「…」
『初撃必殺』
ドクオが対ニダーを想定して打ち出した最善策
これまでの戦いでハッキリしているのは、『実力差』
持久戦では先ず勝ち目が無い。持ち込むなら『ド短期戦』。それも、あっという間に終わるほどの、刹那の戦い
もちろん、おいそれと応じてくれる相手ではない。騙し、不意を突き、初めて通じる一撃に、勝算を懸けた
しかし、脆くもその策はたった今破られた
(; A )「……ク」
だからこそドクオは
( A )「ハ…ハハ…」
更に『燃えた』
小出しにしていくスタイル、今日はここまで
埋め短編とか考えたのですが、めんどいのでこのまま突っ切ります
戦闘描写はやっぱ疲れる。うんことかちんことかの低俗ギャグで全てを乗り切れたらどれだけ楽か
うんこちんこギャグでもたまにはいいのよ?
乙
後ろから追っ掛けようとしたら尻があるとこで笑ってしまうww
乙
ケツ技がバトルに組み込まれるのはギャグのはずなのに熱い
ゲームでネタな技が思いの外強いみたいなことなのかね
ドクオのけつは
ネタ技どころか努力の末に手に入れた結晶だぞ
そもそも何故ケツを重点的に鍛えることになったのか
阿部さんを目指すうえで一番守るべき部分を鍛えたんじゃね
相棒に対してはガバガバなんですねわかります。
乙!
相変わらずのドクオの尻よ
( A )「ベラッベラ、ベラッベラ、と」
( A )「良く喋るじゃねえか…ええ?ニダー」
顔の上に乗ったマネキンの片腕を放り投げ、ドクオは立ち上がる
('A`)「喋る暇があったら追撃かまして来るかと思って待ち構えていたが……どうやらちょいと甘くなったみてえだな」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「『彼女』に何か唆されたかい?」
<ヽ`∀´>「……」
ニダーは答えない
しかし、その心境は揺らいでいるとドクオは予想していた
先ほど、つーが言った『使い物になるかわからない』という言葉
どんな意図を持ってその言葉を吐いたのかは解らないが、彼女はニダーをそう評価しざるを得なかった『何か』を目撃した筈だ
そしてその『何か』とは、十中八九『勝利の女神』によってもたらされたものであろうと
('A`)「フゥン!!」パァン!!
体に刺さった細かなガラス片を、尻の衝撃で取り除き
('A`)「むん!!」ビシッ!!
その傷口を、カーズ宜しく筋肉の引き締めで塞いだ
('A`)「ハン、姉御姉御っつって暴走してる割には、ブレブレじゃねえか中途半端が」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「それともただの尻軽か?母性溢れるしょーちゃんに惚れでもしたか?」
<ヽ ∀ >「…う……」
(#'A`)「ああ!?しっかり喋れよ優柔不断野郎!!ウジウジと情けねえ面しやがって!!ええ!?」
ニダーの糸が、プッツリと切れた
<ヽ#`∀´>「違うッ!!」
否定の叫びと共に、ドクオに殴りかかる
怒りに満ちた表情は、般若のそれと変わりない
('A`)「…」
今まで『受け』の戦いをしていたニダーが、初めて見せた『攻め』
ドクオは言の葉によって、『戦いペース』を掴んだ
ニダーを怒らせることで、『合気道』というスタイルを奪い、『殴り合い』に持ち込むことで勝率を上げたのだ
だが、これだけでは決定打にはならない。スタイル無くしても、二人の間には大きな実力差がある
『+α』があって、初めて同じ土俵に立てる
西川の戦い以降、ドクオとブーンの二人はただ日常を浪費していたわけではない
次の脅威に向けて、新たな強さを手に入れようと肉体の鍛錬と研究を続けた
求めたのは、相打ち覚悟で放つ『必殺技』ではなく
絶望に屈せず、相手を圧倒する為の『必勝技』
二人が出した結論は、それぞれの『特徴』の新しい使い道だった
ドクオは、特定のスタイルを持っているワケではない
しかし彼にはただ一つ、誰にも真似出来ないものを持っていた
『尻』
危機を脱し、脅威を打ち倒してきたこの尻に、ドクオは更なる可能性を求めた
そして手にしたのは、『破壊力』でも『目くらまし』でも無く、前へ前へと進む『推進力』
( A )「…」
<ヽ#`∀´>「ッ!!」
ドクオは、拳を中段に構えた
ニダーの拳は既に、ドクオの顔面へ向かっている
( A )「…」
(#'A`) パァンッ!!
尻を引き締めた時に生じる、『衝撃』『爆発』を、前進の為の『エネルギー』として使用
距離として『一歩分』、超スピードで『前に出る』だけの技術
ただ、それだけの技術で
(#'A゚)「ルオオッ!!!!」
<ヽ; ∀ >「ゴッ!?」
ドクオはニダーの拳を掻い潜り、腹に全力の一撃を加え
二メートル近い巨体を後退させた
<ヽ; ∀ >(今…のは…?)
ニダーの目には、傍にいたドクオの姿が、尻の破裂音と共に一瞬にして消え
気がつけば懐に潜り込まれ攻撃をされたように見えただろう
それくらい、ドクオの『一歩』は速かった。人が助走も無しに出せる速度ではなかった
('A`)「…今のが、俺が編み出した『必勝技』」
('A`)「一度は絶望し、ハインを救うことを投げ出そうした俺が、『二度と絶望しない為』に得た新しい力」
('A`)「『漢前体操』が内の一つ、『疾風怒濤』!!」
<ヽ;`∀´>「…」
スピードが上がると言うことは、単純破壊力も増すと、痺れと痛みが色濃く残る腹筋が証明していた
『単純』、故に『強烈』。正に、ドクオそのものを体現する技
('A`)「存分に、殴り合おうぜ…なぁニダー?」
『+α』は埋めた
後はただ
(#'A`)「互いが納得するまでなァ!!」
<ヽ#`∀´>「…」
削り合うだけだ
一方
(メ; ω )「…」
(*゚∀゚)「…しぶといね、君」
ブーンは苦戦を強いられていた
(メ; ω )「女って、こええなぁ…」
『マッスル・キュアー』を以ってしても、追いつけない彼女の『速さ』
回復スピードよりも、彼女の斬撃が遥かに上回る
ブーンの全身に刻まれた傷と、つーのクナイから滴る血が物語る
(*゚∀゚)「バケモノの君に言われたくないね」
ブーンの攻撃がヒットしたのは、振り向き様に放ったチョップのみ
そもそも、ブーンの『プロレス』と言うスタイルは、『殺し合い』に向いてはいなかった
(*゚∀゚)「斬っても斬ってもすぐに治る……どんな体してんのさ?」
(メ;^ω^)「マッスルの神様にファックされたんだお言わせんな恥ずかしい」
(*゚∀゚)「あっそ」
クナイを持ち直し突進する
(メ#^ω^)「だおッ!!」
ラリアットで迎撃するが
(*゚∀゚)「『遅い』」
つーは体操選手のように跳躍で避け、空中で宙返りし肩を切り裂く
(メ; ω^)「ッつ!!」
(*゚∀゚)「『触れもしないスピードには、どんな攻撃も通じない』…だっけ?」
着地をし、新しい血で濡れたクナイを弄ぶ
(*゚∀゚)「ノロマな『プロレス』なんかで、この私を捉えることが出来ると思う?」
(メ; ω^)「…」
ブーンは応えた
(メ^ω^)「『出来る』」
(*#゚∀゚)「…」
その自信が、つーを更に苛立たせる
(*#゚∀゚)「まだ……斬られ足りないみたいだね」
(メ^ω^)「プロレスラーはタフさが売りだ。攻撃受けてなんぼの『エンターテイメント』」
(メ^ω^)「もっとやる気出せよ『速いだけのねーちゃん』。その俺のチンコよりも小せえ刃物でファックして見せろ」
(*#゚∀゚)「ほざけ……マゾ野郎ッ!!」
怒りが速さを増幅させる
クナイの手数も更に増える
(メ; ω )「グッ…」
対して、ブーンが出来ることは、両腕で急所を守りながら
ほんの僅かな隙に反撃らしき動作をするだけだった
正直な話
ブーンは『ノロマなプロレス』と言う言葉に、反論出来なかった
プロレスとは、攻撃を受けることが前提の『エンターテイメント』
『一方試合なんて誰が見たいか、客が求めているのは逆転劇だ』
元レスラーの、母の言葉を思い出す
だったら、その逆転劇で『勝利』するまで
(メ^ω )「『漢前体操』」
.
熱すぎるだろ……支援!!
今日はここまでです
切りが良いんでこのスレでの投下はこれで最後です
余りはなんか適当に埋めといてください
僕の股間の俺タワーを建設してくれる彼女募集中です
いいところで……乙乙
鍛えたらこんなに熱くなれるのかな・・・乙
乙!
漢前体操…
>>989
乙
取り敢えずその爪楊枝はしまえよ
男は黙って支援
女も黙って支援
オカマも黙って支援
幼なじみも黙って支援
おねーさんも黙って支援
会社員も黙って支援
∬ ∬ ∬ ∬
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 春巻き
l\ /l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■