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('A`)マーケティング・レンタルムービーズのようです
※注意
某作品のパクリかもしんない…もしパクリ認定されたらどうしよう…死んだほうがいいのかな…
ガチマとかやってるけど…もしかしたらここで取り上げる事によって売り上げが落ちるかも…もしそうなったら死のう…
('A`)と( ^ω^)と<ヽ`∀´>がマッチョなんだけど…キャラにそぐわないとか思われて叩かれるかもしれない…ショックで死んでしまう…
('A`)がケツを鳴らして通報されたらどうしよう…捕まる前に死のう…
あと『('A`)マーケティング・レンタルコミックスのようです』の続きなんだけど、また『こんなスレ立ててんじゃねえよ』とか『いいかげんお前うぜーんだよ』とか『こいつマジ痛いわ』とか言われたら泣いちゃうかも…場合によっては死ぬことも視野に入れておかないと…
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1370364641/l50
ちょっとペローナちゃんレイプしようとしたらネガティブになった
じゃあ11話投下するね
('A`)「…ったくよー」
('A`)「まだまだ夏の気分が続くと思ったら」
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('A`)「良い月じゃねーか、オイ」
『マーケティング・レンタルコミックス』
ダンジリ
第11話『迸れ漢汁!!!引き締めろ男尻!!!!秋の激闘ガチムチボディコンテスト!!!!』
.
紫煙
来た
ムシロ生㌔
支援
『マーケティング・レンタルコミックス』
第11話『迸れ漢汁!!!引き締めろ男尻(ダンジリ)!!!!秋の激闘ガチムチボディコンテスト!!!!』
.
夏休みも終わり、二学期最初のイベントが始まる
それは―――――
/ ,' 3「んあー、ワシが学長の荒巻じゃい。みんな元気にしとったか?」
『始業式』である
/ ,' 3「高校の夏休みと言えば、どいつもこいつもハメを外したがるもんじゃが…お主らはどんな夏休みを過ごしとったかの?」
/ ,' 3「因みにワシはハワイ行ってましたwwwwwwwwwwwアローーーーーーーーハーーーーーーーーwwwwwwwwww」
\うぜーぞクソジジイ!!!/ \引っ込めジジイ!!!/ \パァァァァァン!!!/
/ ,' 3「うむ、憎まれっ子世に憚る。元気があってよろしい」
/ ,' 3「でも死ねバーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!うんこたれ!!!!!!」
(-@∀@)「この学長あってこの生徒ありだね上条君」
( ・∀・)「ドサクサにまぎれて欝田くんが尻鳴らしてたね」
(-@∀@)「怖いね」
( ・∀・)「だね」
/ ,' 3「さてさて、老いぼれの自慢話はさておいて、今日は学園祭実行委員会からお知らせがあるそうじゃ。鼻くそでもほじりながら適当に聞き流すようにの」
盛大なブーイングを受けながら荒巻学長は朝礼台から降り、代わりに一人の生徒が登った
ミセ*゚ー゚)リ「はーい!!皆ちゅうもーく!!!!学園祭実行委員会長の初春ミセリでーす!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「今日は学園祭のイベントについてのお知らせがあります!!」
ミセ*゚ー゚)リ「予定されていたボディコンテストなのですが、応募人数の都合上、急遽内容を変更する事になりました!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「題して、『チーム対抗!!激突ボディコンテスト!!!!』」
('A`)「あん…?」
( ^ω^)「チーム…?」
ミセ*゚ー゚)リ「応募人数がキリのいい十人!!こりゃ5対5の対抗戦にした方が面白いって思ってね!!」
ミセ*゚ー゚)リ「しかもメンバーが濃い面子ばかり!!盛り上がること間違いなし!!」
ミセ*゚ー゚)リ「で、この場を借りて対抗するチームを読み上げようって考えたわけ!!っつーわけで、今から名前呼ばれた野郎共は前に出てきてね!!」
(-@∀@)「えっ」
( ・∀・)「えっ」
ミセ*゚ー゚)リ「長岡ジョルジュ!!猫田ギコ!!吉川フサ!!引田ヒッキー!!斉藤またんき!!」
ミセ*゚ー゚)リ「これが赤(仮)チーム!!続いて青(仮)チーム!!」
ミセ*゚ー゚)リ「瓜畑ニダー!!上条モララー!!木原アサピー!!変態その1!!変態その2!!」
('A`)←その1
( ^ω^)←その2
( ゚∀゚) (,,゚Д゚) ミ,,゚Д゚彡 (-_-) (・∀ ・)
VS
<ヽ`∀´> ( ・∀・) (-@∀@) ('A`) ( ^ω^)
朝礼台の前に並んだ一同に生徒達どよめきたつ
ミセ*゚ー゚)リ「赤チームはマッスル・クアットロ(筋肉四天王)の三年長岡、二年の猫田、吉川が参戦!!その後輩の引田、斉藤は次期四天王候補として挙げられている生徒だぁ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「対し、青チームには四天王筆頭の瓜畑ニダーに加え、いつも全裸で校内を走り回っては素直先輩に半殺しにされるバカ二人も参戦!!そして学園一のイケメン上条くんもまさかまさかの出場だァ!!木原?メガネが本体だろ?」
(;-@∀@)そ「僕だけ紹介が雑だ!!」
('A`)「キャラが立ってうめーじゃねーか良かったな」
( ・∀・)「そうだよ。欝田くんと内藤くんなんて変態とバカとした呼ばれてないよ」
('A`)「うるせえクソイケメンが顔爛れろ」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは、チームの代表から一言いただきましょう!!先ずは赤チームから!!」
マイクが長岡に手渡される
( ゚∀゚)「えー、まずは実行委員会に素敵な企画の提案のお礼を申し上げたい」
ミセ*゚ー゚)リ「はい!!私!!私が提案しました!!!」
(;゚∀゚)「サンキュー初春ちゃん…顔が近いな」
ミセ*゚ー゚)リ「おっと失礼」
( ゚∀゚)「だが、この勝負はあまり盛り上がらないと断言する!!」
はっきりとした物言いに、場は静まり返った
( ゚∀゚)「何故なら…」
( ゚∀゚)「勝負するまでもなく、俺達の圧勝だからだ!!」
.
( ゚∀゚)「ご存知の通り、俺達は日ごろのラグビー練習で鍛え上げられた肉体がある…名誉な事に、マッスル・クアットロという肩書きも頂戴した。言わばエリートってわけだ」
( ゚∀゚)「だがそれ故に!!この様なチーム編成をしてしまった場合、偏りが生じる!!あいつらを見てみろ!!」
( ゚∀゚)「変態に」
('A`)「…」
( ゚∀゚)「変態」
( ^ω^)「あいつと一緒にすんな」
( ゚∀゚)「顔が良いだけの坊ちゃんに」
( ・∀・)「…んだとコラ」
( ゚∀゚)「オタクメガネ」
(;-@∀@)「…」
( ゚∀゚)「まともなのはこの瓜畑くんだけ」
<ヽ`∀´>「…」
( ゚∀゚)「初春さん、今からでも遅くは無い。もう一度チームを組みなおすべきだぜ」
ミセ;゚ー゚)リ「えっと…」
長岡の言い回しに、全校生徒が再びざわめきたった
『確かにそうなんじゃないのか』『青チームは相手になるのか?』
そんな空気が一面に広まる中
('A`)「はいどうもありがとうございましたーマッスル・クアットロ(爆笑)の長岡くんでしたーみんなはくしゅー」
この男は、渦中の長岡から平然とマイクを奪い取った
( ゚∀゚)「おっと、何か文句でもあるのかな欝田ドクオくん?俺は君たちを辱めないための提案をしているんだけど」
('A`)「ハッ、提案が聞いて呆れるぜこのボケ、見え見えスケスケの挑発じゃねーか。知ってるぜ先輩?あんたらが学園一のマッチョであるニダーをよく思ってないって事くらいよ」
<ヽ;`∀´>「ドクオ、やm(#'A`)「うるせーこの事無かれ主義が!!ちょっとはその悪役面らしい活躍してみろや!!」
川 ゚ -゚)「そうだそうだ!!レイプとかしろ!!!」
('A`)「アレは無視して話を続けるが、あんたらが心配すべきなのは俺達がどうこうじゃなくて、自分の身だと思いな」
(,#゚Д゚)「んだと欝田ゴルァ!!てめえらが俺達に勝てると思ってんのか!!」
('A`)「逆に何故お前らが俺達に勝てると思ってるのか小一時間問い詰めてやりてえよ…いいか長岡、あんたさっき言いたいこと言ってくれやがったよなコラ」
( ゚∀゚)「紛れも無い、事実だと思うけど?」
('A`)「いいや違うね、よく聞きやがれ」
('A`)「顔面は気に食わないが熱いハートと根性を持つモララー!!」
( ・∀・)「!!」
('A`)「筋肉痛が取れないうちにまだ鍛えるタフさを持つアサピー!!」
(-@∀@)「欝田くん…」
('A`)「現状に満足せず、日々精進を重ねる初心を忘れないニダー!!」
<ヽ`∀´>「ドクオ…」
('A`)「そしてこの俺!!ケツバット同好会にケツを叩かせすぎて病院送りにした欝田ドクオと!!!!」
( ^ω^)「ケツバット同好会に代わって三日三晩ドクオのケツを叩き続けたこの俺!!内藤ホライゾン!!!!」
('A`)「マッスル・クアットロなんぞに胡坐かいて威張り散らしてるてめーらと組むなんぞ、こっちから願い下げだバーカ!!!!」
( ^ω^)「短小包茎の陰金たむし野郎共が!!」
('A`)「俺のケツを舐めろーーーーーーーーーー!!!!」
( ^ω^)「ぎょう虫クソ穴野郎共が!!!!!」
( ゚∀゚)「…」
( ゚∀゚)「…さっきの発言、取り消すわ初春ちゃん」
ミセ;゚ー゚)リ「えっ、あ、はい」
( ゚∀゚)「お前ら、ぜってー潰してやる。二度と学校に顔出せないくらい、ボロッボロにな」
('A`)「おう、やってみろやエリート諸君。野武士の恐ろしさ思い知れ」
ドクオはマイクを返すと、両チームはそれ以上言葉を交わすことなく列へと戻った
ミセ;゚ー゚)リ「あの…えっと…」
ミセ;゚ー゚)リ「詳しいことはまた後ほど連絡します!!以上です!!」
残された初春もそそくさと壇上を降り、始業式は終わった
バトルの予感
ゴメン…とりあえずスレ立てたかったからここまでしか書いてない…ゴメン…お詫びにおしっこ我慢して夜を過ごします…
おしっこ我慢してもじもじする俺を想像して抜いてください…
百物語作品の感想、10分絵祭りのむらびと絵、拝見いたしました
ふざけ倒した作品と超絶真面目に書いた作品の両方に感想があって、思わずおしっこ漏らしそうになりました
この場を借りてお礼申し上げます
いったい何が始まるんです…?
>>19
大惨事筋肉大戦だ
あ、書き忘れた
>>1 乙!
続き楽しみにしてるぞ
新スレ立ってると思ってみたら>>1 でメンタルやられててごめん笑った
そしてコミックやめてムービーになったのね
前スレマーケティングだけどフォレストガンプ見たよ面白かった
乙
いいかげんお前うぜーんだよ
( ゚д゚ )「ん?」
たのしみ
他スレに出向いて宣伝してるわけでもないしゆるしたって
こんなスレ立ててんじゃねえよ乙
マジレスしそうになったじゃねーかw
新スレになってまともなキャラが今のところ皆無な件
まぁ作者が作者だしな
新スレまで立てていつまでやってんだよ
こいつマジ痛いわ
見たくないなら削除依頼出してくればいいのにねぇ
最近いろんなところに湧いてるから気にすんな
おもしろい
>>31-32
>>1 をよく見るんだ…
とりあえず作者は死のうか
嫌いじゃないわよ
うわ…マジレスしちゃったよ…恥ずかしい…
俺も死ぬことを視野に入れないとな…
ツンに見せかけて>>1 をしっかり読んでるデレデレ
まってるぜー
―――――
―――
―
〜2-M教室〜
('A`)「よっしゃ、じゃあラグビー部ボッッッッッッッッコボコにしにいこうぜ」
( ^ω^)「その言葉を待っていた」ニヤリ
从;゚∀从「待て待て待ておい、何いきなり物騒な方向に持っていこうとしてんだよ」
('A`)「止めないでくれ…俺は生まれて初めて、よろこんで人を殺す!!」
('A`)二⊃―「このサイコガンでな!!」
从;゚∀从そ「腕がメカメカしい!!」
( ^ω^)「ヒュー、出やがったぜ左腕の情熱サイコガン!!」
('A`)「まぁ、それは若干冗談だとしてだ」
(-@∀@)「ほぼ本気だったんだ…」
(#・∀・)「それにしても腹が立つ集団だったね!!なんだよあの態度!!」
( ^ω^)「この学校のラグビー部は何度も全国大会に出場して、海外への遠征にも出ている強豪だからな…言わば、スターってワケだお」
(-@∀@)「頭に乗るわけだね。そう言えば、瓜畑くんがよく思われていないって…」
<ヽ;`∀´>「勧誘を断り続けてたら嫌われたニダ…」
('A`)「一時期は嫌がらせも受けてたんだ。まぁ、そこはニダー大好き姉御がなんとかしたんだけどな」
从 ゚∀从「…そういや、去年のラグビー部はあんまり良い成績残せてなかったような」
('A`)「そこはまぁ、お察しと言うことで」
(* ・∀・)「素直先輩は相変わらず後輩に優しいなぁ」
( ^ω^)「お前のその姉御フィルター、ちょっと体験してみたいお」
N| "゚'` {"゚`lリ「よーし、お前ら着席しろー。さっさとHRやって帰りたいだろ?」
('A`)「っと、それじゃあ後でな」
【2-M HR中…】
川 ゚ -゚)(暇だ…)
ノパ⊿゚)(孤独のグルメ観たいなぁ…)
【2-M HR中…】
N| "゚'` {"゚`lリ「じゃあ今日はこれで終わりだ。いつまでも夏休み気分でいないで、シャキッと切り替えていけよ?」
\先生さよーなら!!/
N| "^'` {"^`lリ「フフ、相変わらず素直で良い子達だぜ…」ボッキッキン
N| "゚'` {"゚`lリ「あ、ボディコン参加者はちょっと残ってくれ」
(-@∀@)「なんですか先生?掘るんですか?」
( ・∀・)「学校はラブホじゃないってあれほど」
N| "゚'` {"゚`lリ「そんなに掘られたいのならお望み通りにしてやろうか?」ジィィィ…
(-@∀@)( ・∀・)「「すいませんっした」」
('A`)「早速ボディコンの連絡とやらですか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「その通りだが…高岡、何している?」
从 ゚∀从「ん?先輩とヒートに連絡ー」
N|;"゚'` {"゚`lリ「おいおい、無関係者にはあまり話すなって言われてんだぜ?」
从 ゚∀从「いーじゃん固いこと言うなよ」
( ^ω^)「固いのは胸板だけでいいのよ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「一理あるな。よし許可する」
<ヽ;`∀´>「いいのですニダ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「お前らの仲だしな…その代わり、ちゃーんと内緒にしておくんだぜ?」
从 ゚∀从「さすが阿部先生、話のわかるいいオ・ト・コ」
N| "^'` {"^`lリ「よせやい、女はノーセンキューだ」
从 ゚∀从「地味に傷つくわぁ…」
〜来た〜
ノパ⊿゚)「どうしたんですか!?ラグビー部の連中をボッッッッッッッッコボコにしにいくんですか!?」
从 ゚∀从「思考回路がドクオと一緒じぇねーか」
川 ゚ -゚)「このメンバーと言うことは、ボディコンの連絡事項か?」
N| "゚'` {"゚`lリ「その通り、心して聞けよ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「朝礼でも言った通り、今回は5VS5のチームバトルだ」
N| "゚'` {"゚`lリ「勝敗はこのスマートフォンアプリからの観客の投票と、審査員の評価で決まる」
('A`)「便利な世の中になったもんだぜ…審査員ってのは?」
N| "゚'` {"゚`lリ「教師陣からランダムで選考された三人チョイスされる。こっちの評価ってのは『肉体』のことだ」
(-@∀@)「じゃあ、阿部先生が審査員になる可能性もあるってことですね?」
N| "゚'` {"゚`lリ「その通りだ。だが、お前達を贔屓目で審査することはしないからな?」
( ^ω^)「それでこそ阿部さんってもんだお」
('A`)「眩しいくらいのいい男だぜ…」
N| "^'` {"^`lリ「よせやい、マジになっちまうだろうが」ビンビン!!
从;゚∀从「なんだこの敗北感…」
( ・∀・)「勝負として捉えちゃダメでしょ」
川 ゚ -゚)「ふむ…肉体の勝負じゃ分が悪いな」
(#^ω^)「そんなの、やってみなくちゃわからないじゃないか!!」
ノハ;゚⊿゚)「その台詞、ダメなフラグじゃないですか!!」
(;-@∀@)「や…やっぱり、僕らじゃ勝負にならないんですか?」
川 ゚ -゚)「いや、お前らの頑張りは良くわかっている…だが、奴らとはスタートラインが離れすぎているんだ。一朝一夕じゃ埋められん差があるさ」
('A`)「ハッ、いいじゃねえか。おあつらえ向きの舞台、デカイ敵。それでこそ…」
( ・∀・)「燃えるってやつだね!!」
('A`)「俺のかっこいいセリフ取んなボケ」
川 ゚ー゚)「…フ、そうだな。失言だった」
N| "゚'` {"゚`lリ「確かに、専門的な審査面では不利だろうな。だが、観客はまた別の視点から審査するもんさ」
从 ゚∀从「っつーと?」
N| "゚'` {"゚`lリ「トーシローさんってのは『印象』で決めるからな。つまり、肉体+『付加価値』を加えれば、素直の言う『差』を埋めることが出来る」
('A`)「なるほど、狙いは観客か…うんうん…」
N| "゚'` {"゚`lリ「演出なんかも好きに行えるから、その辺を工夫するのもアリなんじゃないか?」
( ^ω^)「火薬使ってもいいのかお?」
N| "゚'` {"゚`lリ「いいワケないだろ」
N| "゚'` {"゚`lリ「っと、言い忘れてたが、観客投票と審査員の評価の割合は五分五分だ。学園祭開催まで一ヶ月足らず、しっかり体も鍛えておくんだぜ?」
\はーい!!/
( ・∀・)「よーし、そうと決まれば早速筋トレだ!!」
ノパ⊿゚)「いつになくやる気ですね!!」
( ・∀・)「そりゃあそうだよ!!あれだけコケにされて黙っていられるかってんだ!!」
(^ω^三^ω^)「テンション上がってきたwwwwwwwww」
('A`)「その前にメシだメシ!!せっかくだしみんなでどっかに食いに…」
( ゚∀゚)「はい失礼するよー」
(;'A`)「!?」
盛り上がる2−Mの教室内に、長岡を初めとしたメンバーが入ってくる
( ・∀・)「…何しに来たんですか?」
( ゚∀゚)「べっつにー?敵地視察ってところかな?」
(-_-)「…」
(,,゚Д゚)「早速コソコソと作戦会議かゴルァ?ザコほど良く策を巡らせるっつーしなwwww」
(・∀ ・)「違いないッスねwwwwww」
( ^ω^)「おう、知ってるか脳筋野郎共?策ってのはな、お前らみたいな脳みそ空っぽのバカ共を効率よくぶっ殺す為にあるんだお?」
(,#゚Д゚)「ああ?喧嘩売ってんのかゴルァ!!」
ミ,;゚Д゚彡「よせよ猫田、手を出すんじゃない」
ブーンに突っかかろうとした猫田を、吉川が抑えた
( ^ω^)「先に喧嘩売ってきたのはてめーらじゃねーか。そんなことも思い出せないくらい脳みその量が少ないんですか〜?」
<ヽ;`∀´>「ブーン!!煽っちゃダメニダ!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「オイオイ、教師の前で喧嘩するんじゃないよ…これ以上続けるってんなら、両者失格にするぞ?」
( ^ω^)「ちょっとした戯れだお…すいませんねっと」
(,#゚Д゚)「チッ…」
('A`)「そんで、本当は何の用事ですか長岡さん。舌戦をしに来たわけでも無いのでしょう?」
( ゚∀゚)「なぁに、もっと勝負が面白くなるような提案をしに来たのさ」
('A`)「…阿部先生、女子連れてちょっと外してくれないか?」
从;゚∀从「ドクオ!?」
('A`)「いいから」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ダメに決まってるだろ…ストッパーがいないと今にも殴りあいそうじゃねえか」
川 ゚ -゚)「私ではダメか?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「爆弾に抑え役は出来ないだろ常識的に考えて」
川 ゚ -゚)「わかってる、手加減はするさ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…もし喧嘩したら、この場にいる全員を停学処分にするからな。行くぞ」
ノハ;゚⊿゚)「先輩…」
川 ゚ー゚)「大丈夫さ、いざとなったらニダーだけ連れて逃げる」
( ^ω^)「こいつは本当に…」
困った顔を浮かべながら、阿部さんは二人を連れて教室を出て行った
( ゚∀゚)「相変わらず、弟離れの出来ない姉さんだな。素直」
川 ゚ -゚)「放っておくと、悪い輩に連れてかれるのさ…お前らのようにな。長岡」
クールはその場にあった椅子を掴むと、両チームの間に入り着席した
川 ゚ -゚)「これよりこの場は私が預かる。どちらであろうと手を出そうものなら、間接の一本二本、覚悟してもらうからな」
('A`)「そんじゃあ、提案を聞きましょうか先輩」
( ゚∀゚)「はーいよ、よっこらせ…」
長岡は近くの席に着き、足を机に乗せた
('A`)「…後で掃除してくださいよ」
( ゚∀゚)「知るかよ」
川 ゚ -゚)「長岡」
( ゚∀゚)「はいはいっと、自重しますよっと」
クールに睨まれ、足を下ろす
( ゚∀゚)「お前ら、仲良いよなぁー」
('A`)「さっさと本題に入ってくださいよ。こっちは腹が減ってんだ」
( ゚∀゚)「ちょっとは黙って話を聞けや。礼儀ってもん知らねえのか?」
('A`)「ノックもせずに押し入ってきた奴らが礼儀を語るか。面白いギャグっすね」
川 ゚ -゚)「お前も」
('A`)「へいへい、黙ってますよ」
( ゚∀゚)「ったく、これだから帰宅部ってのは嫌なんだよ…で、提案なんだがな」
( ゚∀゚)「賭けをしねえか?」
禁句「またこのパターンか…」
孤独のグルメ観ながら書いてるとお腹空きますね
それはそうと、もうおしっこしてもいいですか?
またこのパターンか……自分の尿ぐらい飲めよ
またこのパターンか……何か食って膀胱に更なる圧迫でも加えてろよ
続き
尿道と誰かの口を縫いつければいいんじゃないかな、ムカデ人間みたいに(ニッコリ
>>50 のCVは若本なんですねわかります
まーたー賭ーけーかーよー
悪役のパターンが1パターンかよー
>( ^ω^)「おう、知ってるか脳筋野郎共?策ってのはな、お前らみたいな脳みそ空っぽのバカ共を効率よくぶっ殺す為にあるんだお?」
このセリフがなんか気に入ったわ
そして誰も>>1 にまともな放尿を許可しないこの鬼畜っぷりよ
ドラマ版孤独のグルメを視聴してるとは流石俺のひーにゃんだ
おごってやるから駒場東大前のマッシュルームガーリックと牡蠣グラタン食いに行こうぜ
なんだなんだ
ちゃっかりスレタイかわってやがる
しえん
やばい今回書いてて一番楽しかったかもしれない
尻ass注意な
きたか
( ^ω^)(またこのパターンか…)
川 ゚ -゚)「またこのパターンか…)
('A`)「またこのパターンか…」
( ゚∀゚)「あ?」
('A`)「いや、なんでもない。続けてくれ」
( ゚∀゚)「ああ、朝礼では売り言葉買い言葉でああ言っちまったがよ。学校のイベント程度で退学ってのはちょいとキツイと思ってな」
('A`)「で?」
( ゚∀゚)「そんで、代案なんだがな…」
( ゚∀゚)「お前らが負けた場合、素直クール、高岡ハイン、神裂ヒートの三名をラグビー部のマネージャーにする!!」
('A`)「…」
<ヽ;`∀´>「ちょっと待つニダ!!なぜウリ達の勝負にその三人が出てくるニダ!!」
( ゚∀゚)「お前らをマネージャーにしてどうするんだよwwwそれに、三人ともお前らのモンなんだろ?」
<ヽ;`∀´>「どういう事ニダ…?」
( ゚∀゚)「ハッ、しらばっくれるねえ…」
( ^ω^)「ゲスい発想だな、反吐が出るお」
(,,゚Д゚)「そうじゃねえとしたら、お前らEDかよwww」
(・∀ ・)「ホモなんじゃないっすかwwww」
( ^ω^)「…」
('A`)「…」
(・∀ ・)「…」
(・∀ ・;)「えっ?」
('A`)「俺らがホモかどうかはさておき」
(・∀ ・;)「な…なんで否定しないんだよ…」
('A`)「お前らの提案は俺らがどうこう言えるもんじゃねえよ。ケツ穴差し出すならともかく、彼女らの身に関わることだ」
( ^ω^)「全くだ、俺らのケツ穴差し出すならともかく…」
(,;゚Д゚)「お…おい、こいつらガチなんじゃねえか…?」
(・∀ ・;)「ヤバいっすよ…俺らとんでもないヤブ突いちまった…」
( ゚∀゚)「それでは、ご本人に聞いてみようじゃねえか?素直さん」
川 ゚ -゚)「あ、うん、いいんじゃないか?」
<ヽ;`∀´>「クー!!」
川 ゚ -゚)「二人には私から説得しておくし」
( ゚∀゚)「ほっほ!!気前がいいねえ!!ますますマネージャーにしてえ!!」
(;-@∀@)「ちょっt( ・∀・)「木原くん」
( ・∀・)「ここは黙って見ていよう」ヒッソヒソ
(;-@∀@)「でも…」ヒソヒソ
( ・∀・)「大丈夫、これを黙って見過ごす欝田くんじゃないよ」ヒソリヌス
('A`)「…」
('A`)「わかった。その提案、受けよう」
( ゚∀゚)「言ったな?もう後戻りは出来ねえぜ?」
('A`)「漢に二言はねえよ」
( ゚∀゚)「グッド!!これd('A`)「ただし、そっちにもそれなりのモンを賭けて貰うぜ」
( ゚∀゚)「あん?女か?ならマネージャーから好きなのを」
('A`)「誰が女って言ったよ?」
(;゚∀゚)「お…男か?」
('A`)「何故そうなる…いいか?こっちは自分の身を斬るより痛い提案を受けた。お前らも、それ相応のリスクを背負え」
(;゚∀゚)「…」
(;゚∀゚)(チッ…さすがにはいそれではさようならってわけにはいかねえか…)
( ゚∀゚)「よし、聞こう」
('∀^) ニタァ…
(;゚∀゚) ゾクッ!!
その時、ドクオが浮かべたのは悪魔的笑みッ!!
長岡はこの後、吹っ掛ける相手を間違えたと後悔することになるッ!!
やっぱりホモじゃないか(歓喜)
('A`)「お前らが負けたその瞬間、ステージ上で『ムカデ人間』になってもらう」
.
(;゚∀゚)「ムカデ…人間?」
(;^ω^)「おま…マジか…」
<ヽ;`∀´>「ドクオ、正気ニダ?」
(;゚∀゚)(仲間ですら引いてやがる…一体何をさせる気だ!?)
('A`)「シコシコ作ってた『コレ』が役に立つ日が来るとはな…」
そう言ってドクオは鞄から両端が『おしゃぶり』のような形状をしたプラスチック製品を数個取り出し、机にばら撒いた
(,,゚Д゚)「これで何をさせるってんだよ」
('A`)「…こっちが」
ドクオは太くて大きい方のおしゃぶりを指す
('A`)「ケツに挿す方だ」
(,;゚Д゚)そ「!?」
('A`)「そしてこっちが」
逆方向を指す
('A`)「口に咥える方だ」
(;゚∀゚)「は…」
(;゚∀゚)そ「はああああああああああああああああああ!?」
('A`)「そしてこれには…」
おしゃぶりを持ち上げ、目元へと運ぶ
('A`)「両端を通す穴が空いている」
直径2センチほどの穴から、ドクオの瞳が覗いていた
('A`)「後は…わかるな?」
一同、暫しの沈黙のあと
川;゚ -゚)「クレイジー…」
率直な感想がクールの口から呟かれた
ドクオなんて物作ってるんだwww
(;゚∀゚)「そんっ…なの…」
(#゚∀゚)「出来るわけねえじゃねえか!!!!」
あまりにも狂っている発想に、長岡は激昂し机を蹴飛ばす
そんな長岡を前にしても、ドクオは一切動じなかった
(#゚∀゚)「全校生徒の前で連結スカトロプレイしろって事かよ!!イカレてんのかてめえ!!」
('A`)「校内を全裸で走り回るような奴が、まともだと思ってたのか?おめでたい頭だな」
(,#゚Д゚)「そんなもん了承できるか!!退学どころじゃ済まねえ、下手すりゃ警察が動くような行為じゃねえか!!」
('A`)「だから?」
(,#゚Д゚)「だかっ…じゃねえよ!!」
猫田がドクオの胸倉を掴みあげる
('A`)「なにすんだ…服が破けちゃうだろうが」
(,#゚Д゚)「服なんてどうでもいいだろうが!!何故俺らがお前のイカレた提案に乗らなくちゃならねえ!!」
('A`)「何故…だと?」
ドクオの右手が、猫田の手首を掴んだ
('A`)「言ったよな?『自分の身を斬るより痛い提案を受け入れた』と。それ相応のリスクを背負ってもらうと」
(,#゚Д゚)「ああ…ッ!?」
掴れた手首に異常なほどの圧力が掛かる
こいつついに作品にムカデ人間を取り入れやがった……
('A`)「こっちは大事な友人三人の身が懸かってんだよ…それに比べて、お前らは自分の身を汚すだけの他愛ない『罰ゲーム』…温いもんじゃねえか」
(,;゚Д゚)「っ…離せてめえ!!」
ギリギリと音がするくらいに、手首を握り締める
猫田の表情は怒りから焦りに変わっていた
('A`)「それに、お前らから言い出した賭けだ…文句は言わせねえぞ…」
(,;゚Д゚)「離せッ!!離せってんだろ!!」
腕を捻ろうと、ドクオを突き飛ばそうと
手首を解放することは出来ない
('A`)「この提案が飲めねえってのなら、そう言えよ。自分から言い出した賭けに、勝負する前から降りた腰抜けとして名を刻む事になるがな…」
(,;゚Д゚)「い、痛い!!痛いっつってんだろ!!」
遂に猫田は悲鳴を上げた
立っていることが出来ず、膝から崩れ落ちる
それでもドクオは手を離さなかった
(#'A`)「黙ってねえで!!!なんとか言ったらどうなんだ長岡ァ!!ええ!?」
(#'A`)「男らしく乗るか!!女々しく降りるか!!とっとと決めろォッ!!」
(; ∀ )「ッ…」
(,;゚Д゚)「折れる…折れるって!!」
(; ∀ )「……」
ミ,;゚Д゚彡「な、なぁ…やっぱりやめようこんなこと…ただの学園祭のイベントでそこまで」
(; ∀ )「るせえ…」
ミ,;゚Д゚彡「ジョルジュさん!!」
(#゚∀゚)「うるせえっつってんだろ!!!ここまでコケにされて『ノー』と言えるか!!」
(#゚∀゚)「様は勝てば良いんだろうが勝てば!!こんなザコ共に負けるほどヤワな鍛え方してんのかお前ら!?ああん!?」
ミ,;゚Д゚彡「落ち着け!!頭を冷やすんだ!!」
(#゚∀゚)「口出しすんじゃねえ!!!!クソが…ザコのクセに調子付きやがって…」
(#゚∀゚)「いいぜ!!受けてやるその提案!!!」
('A`)「…言ったな?後戻りは出来ねえぜ?」
(#゚∀゚)「男に二言はねえよ…どうだ!?アア!!」
('A`)「グッド」
ドクオは、そこでやっと手を離した
(,;゚Д゚)「っはあッ!!って…」
(,#゚Д゚)「てめえ!!」
自由になった猫田はドクオに殴りかかろうとする
その腕を
川 ゚ -゚)「そこまでだ」
ストッパーが制止した
川 ゚ -゚)「暴力はご法度だと言ったろう?」
(,#゚Д゚)「先に手を出したのはあいつじゃねえか!!」
川 ゚ -゚)「そうか?私には胸倉を掴むお前の腕を抑えているだけに見えたがな?」
(,#゚Д゚)「っざっけんな!!あれのどこが抑えているだけなんだよゴルァ!!」
川 ゚ -゚)「…頭に血が昇っているようだから、言ってやるがな」
川 - )「今ここで、大怪我しても、いいのかな?」
(,;゚Д゚)「っ…」
ドクオを上回る威圧が、猫田の血の気を引かせた
(,;゚Д゚)「…クソがッ!!」
クールの腕を強引に振りほどき、握られた手首を摩った
('A`)「両者の同意が得られたところで、お開きと行きますか」
ドクオが手を叩くと呆然としていた一同がハッと気を取り直した
('A`)「姉御、証人になってくれ」
川 ゚ -゚)「わかった。この賭けを破った場合はどうする?」
('A`)「どうもしねえよ。賭けに負けて駄々こねた惨めな負け犬として一生を過ごしてもらうだけだ」
(#゚∀゚)「言うじゃねえか…絶対にそのアマ含めた三人を『モノ』にしてやるからな…」
('A`)「精々、獲らぬ狸の皮算用にならないよう足掻いてくれや」
(#゚∀゚)「言ってろザコが…行くぞ」
(,#゚Д゚)「チッ…くたばりやがれ陰キャラども」
長岡はもう一度、近くにあった机を蹴飛ばすと、乱暴に扉を開け出て行った
猫田、斉藤がそれに続く
ミ,;-Д-彡「…済まない、邪魔をしたな」
吉川と引田は蹴飛ばされた机を元に戻し
(-_-)「お邪魔しました」
静かに扉を閉めて行った
(;-@∀@)「…」
(;・∀・)「…」
<ヽ`∀´>「…」
川 ゚ -゚)「…」
( ^ω^)「…お前」
一同、色々と言いたい事がいったが
( ^ω^)「なんてもん作ってんだよ…」
ブーンが率先して一番言いたいことを言ってくれた
(;'A`)「え?特許取れる発明だと思ったんだけど?これがあれば手術しないで簡単にムカデ人間になれるんだよ?」
( ^ω^)「ねーよどの層にウケるんだよその発明」
(;'A`)「マーティンくんとか…」
( ^ω^)「ムカデ人間はフィクションだボケ」
※ムカデ人間はフィクションです。例えソフトな方法であっても決して創ろうとは考えないでください
(;・∀・)「いやそれよりも!!あんな賭けしてよかったのかい!?」
('A`)「うーん、よかねえけどよー…」
('A`)「あいつら、ただ単に賭けしにきたワケじゃないみたいだったし」
(;-@∀@)「と、言うと?」
川 ゚ -゚)「プレッシャーだな」
('A`)「その通り」
(;-@∀@)「?」
( ^ω^)「なーる、『賭け』という圧力をかけることで俺達を揺さぶってやろうって考えたわけだ」
( ^ω^)「それでもスポーツマンかあいつら」
('A`)「まぁ、姉御達をマネージャーにしたいって気持ちも確かに持ってた上の提案だったろうけどな」
(;・∀・)「そこまで読んだ上でのあの行動かい?」
('A`)「断れば断ればで、こっちを煽る行動を取ったろうしな…」
<ヽ`∀´>「ドクオ」
('A`)「ん?」
ドクオの顔に、衝撃が走った
椅子から転がり落ち、整列した机を吹き飛ばした
(メ)A`)「って…」
<ヽ`∀´>「…」
ドクオがいた位置には、固く握り締めたニダーの拳があった
言い値で買おう
<ヽ`∀´>「ウリは、怒ってるニダ」
(メ)A`)「身を持って実感したよ」
<ヽ`∀´>「圧力を掛けられても、バカにされても、無視するべきだったニダ。賭けをすること自体、間違っている」
<ヽ#`∀´>「ましてや女性をッ!!ドクオは、友達をなんだと思ってるニダ!!」
(メ)A`)「…わかってる、女性を賭けに出すなんて間違っているってよ」
川 ゚ -゚)「…ニダー、これは<ヽ#`∀´>「黙ってるニダ!!」
川;゚ -゚)「っ…」
ニダーの剣幕に、流石のクールも口を噤む
(メ)A`)「…俺がさっき言った事に、一切の偽りは無い。この賭けは自分の身を斬るより辛いってこともよ」
<ヽ#`∀´>「じゃあ何故受けた…?」
(メ)A`)「まず一つ、『負ける気は毛頭無いから』」
(メ)A`)「二つ、『ここで奴らをコテンパンにしないと、同じことが繰り返されるから』」
<ヽ#`∀´>「!!」
(メ)A`)「もし、また別の機会に俺達以外の奴らと勝負すれば、あいつらはまたこういう手段に出るだろう」
(メ)A`)「いずれは自らの身を滅ぼすことになる段階まで、ずっと続けるだろう」
(メ)A`)「だから、これは奴らの為でもあるんだよ。こんなこと間違っていると気づかせるためにな」
<ヽ`∀´>「…」
<ヽ`∀´>「勝算は、あるニカ?」
(メ)A`)「おいおい…朝礼でも言っただろうが」
(メ)A`)「熱いハートを持つモララーに、タフなアサピー…そしてどこまでも真っ直ぐで初心を忘れないお前に」
(メ)A`)「ケツバット同好会にケツを叩かせすぎて病院送りにした欝田ドクオと」
( ^ω^)「ケツバット同好会に代わって三日三晩ドクオのケツを叩き続けたこの内藤ホライゾンがいる限り」
(メ)A`)「どんな奴にも負ける気がしねえよ」
<ヽ`∀´>「…」
(;-@∀@)「ケツバット同好会ってなんですか?」
川 ゚ -゚)「無粋な奴だな…しばらく静かにしてろ」
<ヽ`∀´>つ スッ
ニダーがドクオに手を差し伸べる
<ヽ`∀´>つ「万が一、勝負に負けたら…」
(メ)A`)「そん時はな…」
(メ)∀`)つ「俺が駄々こねて奴らの負け犬肉便器になってやるよ」
ドクオはその手を握り締め、立ち上がった
(メ)∀`)「やってやろうぜ、ニダー」
<ヽ`∀´>「…絶対に勝つニダよ」
後に、村人学園一熱く激しい戦いとして語り継がれる事になる
『マッスル・ウォー』の始まりであった
.
感動した
今回はここまでです
ドクオが作ったおしゃぶりの解説をすると
咥える方
↓
うんこOUT←∈Э←うんこIN
↑
ケツに挿入る方
こういう構造になっています
ハイター博士が書いたムカデ人間構造図を見てティンと来ました
今回の感想
序盤→うわぁ……ラグビー部引くわぁ……
終盤→うっわぁぁぁぁぁ……ドクオうっわぁぁぁぁぁ……
>>80
ファック!!ずれてやがる!!
つまりは太くてごつい俺のチンコみたいな方をケツにいれて、細くて長いお前らのチンコみたいな方を口に咥えるということです
そんな解説イラネーよヴォケ
乙
ブーン系読んでリアルにドン引きしたのは初めてかもしれない
乙乙
尻ASSってどっちの意味かと思ったら両方かよ……
ドクオうっわぁぁぁぁぁぁ
思い付いた>>1 もうっわぁぁぁぁぁぁぁ
うっわぁぁぁぁうっわぁぁぁぁ学園祭でなんてもん見せるつもりだ
観戦したやつらにSANチェックさせる気かよ…
楽しみだ…乙乙
この作品はひとまず乙といっておこう
でも>1よ、もうひとつとっても大事なことをお忘れでないかい
コミケの続きを書くということを、今からでも遅くないからな
乙
ドン引きはこいつにとっての賞賛みたいなもんだ…
う、うわあ……
ドクオの負け犬肉便器編はよ
ところでムービーマーケティングはどこいった
>>89
ちゃんとムカデ人間のマーケティングをしてるじゃないか
見ないけど
いや、そんなの考えつかなくていいです
人間とは、本能的に繋がりたい生き物なのです(マーク・ザッカーバーグ)
繋げてみたいと思うのは人でなしじゃあないですかねえ
思うだけならギリセーフ
実行したなら即アウト
でも正直おしゃぶりで簡単!ムカデ人間の発想は「あ、なるほどな」とちょっと感心してしまってちょっと悔しい
でも正直おしゃぶりで簡単!ムカデ人間の発想は「あ、なるほどな」とちょっと感心してしまってちょっと悔しい
連投ごめん
スピンオフでドクオ負け犬肉便器編見たいな
マッハおもしろかった
>>89 >>95 >>98
その三人と◇mkdHumanを繋げりゃいいのか?
このスレの住人全員で繋がってムカデ兄弟になればいいんだよ
俺はハイター博士の役で妥協するからお前ら頑張れ
最近、ムカデ人間ばっかりでキングダム分が薄れてきてて少し寂しい
な、ついに三千人将になったのにな。
まってる
ええい!!このスレにはホモしかいないのか!!誰だこんなになるまで放っておいたやつは!!
漫画紹介編が書けましたので投下します
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η *・゜(n‘∀)゚・*( n‘) :*・゜ ( ) *・゜(‘n ) ゚・* (∀‘n) ゚・*η(‘∀‘n) ゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
―――――
―――
―
〜何故かドクオの家でご飯〜
从 ゚∀从「で、俺らの許可を取らずに賭けの対象にしたってわけか…」
('A`)「ゆるしてヒヤシンス」
从#゚∀从「ヒヤシンスじゃねえよ!!」
ハインのケリ・キックがドクオのケツに炸裂!!
:(*'A゚):「イヤー!!」
ドクオのケツは爆発四散!!
:从; ∀从:「グワー!!」
カッチカチのケツを蹴った痛みに悶絶するハイン!!ワザマエ!!
( ^ω^)「インガホオーッ!!ドクオのケツ、実際硬い!!」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「https://twitter.com/NJSLYR 」
川 ゚ -゚)「URLを一字一句間違えずに音読するな気持ち悪い」
ノハ;゚⊿゚)「じゃあ、もし瓜畑先輩達が負けたら、ラグビー部のパンツ洗わなきゃいけないんですか!?」
( ・∀・)「ついでにみそ汁も作ってあげたら?」
('A`)「ヒートの作るみそ汁より、俺の作ったみそ汁の方が美味い」
从;-∀从「なんでそこまで面倒みなきゃなんねえんだよ…」
('A`)「そんな心配しなくてもいいさ。最悪、俺が奴らに掘られればいいんだから」
从;゚∀从「そこまでうまく行くかよ…行くのか?」
( ^ω^)「世の中には逆レイプという言葉があってだな」
从;゚∀从そ「自分から掘られに行くのかよ!!」
川 - -)「私にも責任があるさ、負けたら負けたで、内部からラグビー部をじわじわと崩壊させたらいいだけの話」
<ヽ;`∀´>「どうしてこう、両極端な方法でしか解決出来ないニダ…」
('A`)「ま、負ける気なんてこれっぽっちもねえよ。お前らは俺らを信じてどっしり構えて応援してくれたらいい」
ノハ*゚⊿゚)「おお!!珍しく頼りになりそうな欝田さんですね!!」
('A`)「えっ、俺今まで頼りなかった?」
( ^ω^)「この子の面倒を普段から見てるの姉御とニダーだからなぁ…」
从;-∀从「お前らの破天荒さには呆れ返るぜ…ったくよ」
从 ゚∀从「ちゃんと完膚なきまでにぶちのめせよな」
('A`)b「任せとけ」
( ・∀・)「それにしてもこの豚汁おいしいね」
('A`)「侘びと言っちゃあなんだが、楽しい学園祭が描写されている漫画を紹介するぜ」
( ^ω^)「今回はずいぶん強引な紹介導入だな」
('A`)「強引なのは嫌いか?」
( ^ω^)「いいえ、感じるわ!!!」
(*'A`)「ステファニー!!」
(* ^ω^)「デイブアアアアアアアアアアアン!!!!」
ノパ⊿゚)「うるさい!!」
川 ゚ -゚)「キモい」
从 ゚∀从「死ね」
('A`)「辛辣ゥ!!」
('A`)「じゃあ簡単に三作品を箇条書きで紹介するぜ」
( ^ω^)「どんどん紹介の仕方が雑になっていくな…」
(-@∀@)「その内、行列の出来る法律相談所みたいになるんじゃ…」
『あずまんが大王』
榊さんがマジかわいい百合漫画
ぬいぐるみ喫茶とかやってた
ちよちゃんのお父さんになんの断りも無く、頭の上半分を切断しそれを帽子にするという猟奇的な行動に出たことはあまりにも有名
ちよ父だからなんとか生存することが出来たが、他の生物にそれをすると間違いなく死ぬ
もしそれをするというのなら、額縁とホルマリンを用意し全身をくまなく輪切りにするよう推奨する
从;゚∀从「後半部分がおっそろしいよ!!!!」
川 ゚ー゚)「輪切りのソルベか…フフッ」
从;゚∀从「なんで笑ってんすか…」
『はやて×ブレード』
処女が模擬刀でどつきあう百合漫画
最終回がどうのこうでマジ焦ったが、来月からはやて×ブレード2が始まるとしってもう全裸で踊るしかない
学園祭ではメイドの格好をしておたまでオタクをどついてた
また、模擬店ではネコを焼いて出すといった暴挙に出る
ネコの頭を焼いて出すといった猟奇的な料理を投げたり食ったりしてた
从;゚∀从「だから後半!!!!」
( ^ω^)「結構うまいおね、ネコ」
从;゚∀从)))「嘘だろ…」
( ^ω^)「嘘だよ」
『貧乏神が!』
痴女がたくさん出てくるToloveると同誌で掲載されていながら、これまで一度もパンチラが描写されなかった百合漫画
最終回を迎え、後は単行本を待つばかりである早く出ろよ何やってんだよ集英社なんで今月のウルジャンにジョジョリオン載ってねーんだよふざけんなクソックソッ!!ボケ!!もう週ジャン読んでやらねーぞ!!
ことあるイベントごとに魑魅魍魎とか変態の類が襲い掛かってくる
学園祭では城が浮いたり空が割れて変態共が降ってきたりその場にいた全員が死に掛けるという事態にまで至る
つーか登場人物の全員が変態
漏れなく変態
从;゚∀从「変態ってワードどれだけ出すんだよ」
川 ゚ -゚)「変態の量なら負けてない気もするがな」
(#'A`)「聞き捨てならねえ!!!俺らのどこが変態だって言うんだよ!!」パァン!!
川 ゚ -゚)「そういうところだ」
<ヽ;`∀´>「全て物騒そうな漫画ばっかりニダ…」
从;゚∀从「ああ…なんか、躊躇うよな」
ノハ;゚⊿゚)「これも漢に近づくための試練…!!」
( ・∀・)「ああ、ダメだ。汚れを知らないメンバーが見事に騙された」
(-@∀@)「本当は全部普通のギャグ漫画なのにね」
( ^ω^)「それはそうと、ボディコン以外にもクラスの催し物考えないといけないんじゃね?」
('A`)「マッチョ喫茶で良いだろ」
从 ゚∀从「いいわけねーだろ…でも、はやいこと決めないとなー委員長さん?」
<ヽ`∀´>「そうニダねー」※推薦でぶっちぎりトップだった人
('A`)「委員長、ここはマッチョ喫茶でどうですか?」
<ヽ;`∀´>「えと…こればかりはクラスの投票で決まるから…」
川 ゚ -゚)「そもそも、マッチョ喫茶ってどんな喫茶店なんだ?」
('A`)「裸エプロンをしたマッチョが客にプロテインを振舞う」
( ^ω^)「ほう…」
从;゚∀从「客もマッチョってことを想定したメニューなのかよ!!」
ノハ;゚⊿゚)「なんかそこ、蒸し暑そう…」
('A`)「ま、何するにせよ、学園祭なんだ。楽しまなきゃあ損だよな」
('A`)「催し物も、勝負もよ」
放課後、2-M教室
( ・∀・)「具体的な作戦はあるのかい?」
('A`)「ああ、演出は既に考えてある」
('A`)「問題は…固定票だな」
(-@∀@)「固定票?」
('A`)「ラグビー部には部員がいる。応援団や他の運動部員とも繋がりがあるし、それだけでも結構な数があいつらに入れるだろうな」
( ^ω^)「今頃、解散総選挙切り出されて超焦ってる民主党のように票集めに駆けずり回ってるころだろ…」
( ・∀・)「サバゲー部は?欝田くん入ってたよね?」
('A`)「規模がちげえよ…運動部が象のウンコだとしたら、こっちは小犬のウンコくらいだ」
( ・∀・)「もっと別の例えがあっただろうに…」
('A`)「それでもまぁ、浮動票の方が格段に多いだろうけどな。そこはお前らの出番ってわけよ」
(-@∀@)「僕ら?」
('A`)「ああ、『お前らにしか引き込めない票』がある。そこが勝負の分け目だ」
<ヽ`∀´>「チーム名とか書く紙貰ってきたニダ」ガラッ
( ^ω^)「プロフィール用紙な」
('A`)「お、来た来たフウウウウウウウウウウウウ!!!」
( ・∀・)「無表情でテンション上げられたら引くわー」
<ヽ;`∀´>「長岡先輩とばったり出くわして、メチャクチャ煽られたニダ…」
(-@∀@)「欝田くんか内藤くんに行かさなくてよかったね…」
('A`)「おいおいなんだよ信用ならねえってのか?」パァン!!
( ^ω^)「そうだお、紳士的対応でお相手するだけだってお」ボキボキ
<ヽ;`∀´>「頼りがいがありすぎて頭痛がするニダ」
('A`)「で、何を書けばいいのかなっと…」
『チーム名』
『リーダー』
『メンバー』
『演出方法』
『ひとこと』
('A`)「なるほど…」
('A`)「好きに書いちゃっていいですね?」
( ^ω^)「よかねーけど、とりあえず書いてみろお」
『チーム名』
漢体これくしょん
『リーダー』
欝田ドクオ
『メンバー』
内藤ホライゾン
瓜畑ニダー
木原アサピー
上条当麻
『演出』
やわらかくてそして濡れている感じで
『ひとこと』
俺の名は天龍
フフフ…怖いか?
( ^ω^)「お前ふざけんな死ね」
('A`)「お前が死ね」
(;・∀・)「僕の存在は!?」
(-@∀@)「幻想を殺せそうでよかったじゃないか」
<ヽ;`∀´>「まぁ、今日貰ってきたばっかりだし、追々決めていく事にするニダ」
そんなこんなで
わいわいがやがややってる内に
学園祭の日が訪れたのである
すまぬ…今回はここまでなんだ…すまぬ…
ちゃんとスピンオフでドクオ負け犬肉便器編書くから…許してヒヤシンス…
支援なのよって書こうとしたら終わった
おつんつん
そんな誰得なスピンオフいるか
さっさとマッスルウォー編書けよ
松風のストラップ全部買い占めんぞコラ
あ、乙でした
村人学園ならマッチョ喫茶は需要ありそうな気がする
乙乙
漢体コレクション吹いた。全裸でケツ鳴らしながら走り回る天龍想像した。
乙
ただあずまんがの紹介は二回目だがいいのか
>>120
なにそれ素敵
>>122
画像はいい男ばかりになるがよろしいか
>>122
ただしプロレスラー
あのう映画のほうは
<a href="http://6nobpxx1.libanoil.com " title="ロレックス 通販">ロレックス 通販</a>財布jyするそれの白ワイン裏地を見ただ何人の若い人々が kis jenne が bce jenne とともにすでに人たちの3人と関係をもつことを持つことを保証するかあなたの同僚に話しなさい! さらに、UPF25+により、紫外線をカットしてくれます今やストリートより絶大な支持を得る<a href="http://di556yx69k.libanoil.com " title="ロレックス 通販">ロレックス 通販</a>のアパレル! あなたの<a href="http://di556yx69k.libanoil.com " title="ロレックス レプリカ">ロレックス レプリカ</a>のロックを解除することを決定した場合は、<a href="http://dxgmwj6qw.libanoil.com " title="腕時計 ロレックス">腕時計 ロレックス</a>は持っており、どちらかの非常に高価またはすべてのロックされた<a href="http://hi9byym.libanoil.com " title="ロレックス 激安">ロレックス 激安</a>で利用可能ではありません無料の<a href="http://hi9byym.libanoil.com " title="日本ロレックス">日本ロレックス</a>アプリケーションの多くにアクセスできるようになると、各機能を利用することができます。
日本ロレックス http://di556yx69k.libanoil.com
>>64 >>65
図面引いてみたんだが、ケツに刺す方は穴を横向きにしないと刺す時に不具合があるな。うんうん
図面うp
http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-entry-5820.html
やる夫で学ぶ系を初めて真剣に読んだわ…へぇー、アカデミー賞ってそういう…へえー…
―――――
―――
―
2-M教室の催し物は
('A`)「お帰れなさいませお嬢様方」
( ^ω^)「追い返してどうする」
女子の強い要望と、某謎解きはディナーのなんちゃらブームもあって、執事喫茶になった
一番人気はやっぱり
( ・∀・)「こちら、アイスコーヒーになります」
JK「は、はいぃ…」オマタビッチョビチョ
この男だ
('A`)「マッチョ喫茶が良かった」
<ヽ;`∀´>「人数限られてるし、二日目はウリ達全員ボディコンに借り出されるんだから、無理があったニダ」
そう、村人学園の文化祭は二日間に渡って行われるのだ!!
そしてボディコンの開催日は二日目なのだ!!
説明が遅すぎたのだ!!
じゃあ一日目には何がやっているかって!?決まってんだろ!!
(-@∀@)「いやー、それにしてもミスコン盛り上がりそうだねー」
半ば空気と化していた村人学園主催のミスコンだ!!!!
('A`)「確か、コンテストの様子を校内放映でライブして、会場にいなくてもスマホアプリで投票できる仕組みになってんだっけか」
(-@∀@)「そうそう、ボディコンもほぼ同じ要領で運営するんだって」
<ヽ`∀´>「これが終わったら、ボディコン参加チームの顔合わせが行われるニダ。二人とも、問題起すんじゃあ無いニダよ?」
( ^ω^)「そりゃ、あいつらの出方次第だお」
(;・∀・)「ちょっとおおおおおお!!!忙しいんだから働いてよ!!!!」
('A`)「うるせえお前の所為なんだから過労死するまで働けクソが」
('A`)(しっかし、まさかノミネートされちまうとはなぁ…)
2-Mの教室に、ハインの姿は無かった
('A`)(見に行きたいけど、この忙しさじゃあなぁ…)
まるでコミケ会場のように、教室の外には人が列を成していた
( ^ω^)「…開始まで一時間ちょっとかお」
('A`)「あ?」
( ^ω^)「その間だけちょっと抜け出そうぜ」
('A`)「お前…」
( ^ω^)「なぁに、ニダーが俺らの十倍働けば良いだけの話だお」
('A`)「…」
('∀`)「ああ、そうだな…!!」
<ヽ;`∀´>「都合よく人に仕事押し付けるのやめてくれないニカ…?」
<ヽ`∀´>=3「ハァ…いいニダよ。どうせ誰か顔出した方がいいんだし、木原くんも連れて行ってくるニダ」
(-@∀@)「え?僕もいいのかい?」
<ヽ`∀´>「ここ(調理場)はウリ一人でも回せるから、休憩がてら見に行くニダ。上条くんは…あの分じゃ今日一日働きっぱなしニダね」
( ^ω^)「さすがハイスペックヤクザのニダーさんやで」
<ヽ;`∀´>「ヤクザは余計ニダ」
('A`)「上条の奴はここの稼ぎ頭なんだ、せいぜい集金係として頑張ってもらおうぜ」
JK「きゃあああああああああああ上条様ああああああああああああ!!!!」
ビッチ「結婚してええええええええええええええ!!!!!」
クサマン「ブッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
(;・∀・)そ「ひい!!女性怖い!!!」
ホモ「きゃああああああああああああ阿部さあああああああああん!!!!」
ゲイ「掘ってくれえええええええええええええええ!!!!!」
ノンケ「ドッピュウウウウウウウウウウウウウ!!!!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「ふふ…かわいい子猫ちゃん達じゃないの。それじゃ、とことん悦ばせてやるからな」
N| "゚'` {"゚`lリ ※二番人気
コンテストは体育館で行われる
そこはまるでライブ会場のような人数と熱気に包まれていた
从;゚∀从「なんて人だよ…これから『God knows...』でも演奏するってのかよ…」
:ノハ;゚⊿゚):「あわわわわわわ素直先輩も立った舞台なんですねうわああああああああああ!!!!」
川 ゚ -゚)「落ち着けお前ら…ただ適当にフラフラしとけばいいんだから」
从;゚∀从「あんたの肝っ玉が羨ましいよ…つーかなんで審査員さんが舞台袖にいるんすか」
川 ゚ー゚)「何、かわいい後輩達を鼓舞しにきたのさ…いやしかし、フフ、面白いものだな」
川 ゚ー゚)「我々全員が、ミスコン出場とは…いやはや、明日から男衆は嫉妬の目で見られることだろうな」
从;-∀从「んなこと気にするタマじゃねーでしょーよあいつらは…つーか明日はそれどころじゃないっすよ多分」
:ノハ;゚⊿゚):「あわわわわなんで私ここにいるんだろうなんでですか先輩!?」
川;゚ー゚)「実行委員会に選ばれたからだ…とにかくお前が一番落ち着けヒート」
川 ゚ -゚)「いいか?あのバカ共みたいに、負けたら何かを失うようなイベントじゃないんだ。ただ舞台立って、アピールをして、後は結果を待つだけでいいんだよ。折角選ばれたんだから、悔いの無いようにやりきってこい」
ノハ;゚⊿゚)「は、はい!!頑張ります!!!」
从;゚∀从「簡単に言ってくれるぜ全く…ま、ちょっとは気が楽になりましたけどね」
川 ゚ー゚)「そりゃあ何よりだ。じゃあ、また後でな」
―――――
―――
―
ミセ*゚ー゚)リ「…マイク音量大丈夫?チェック、1、2…よし」
ミセ*- -)リ「スゥー…」
ミセ*>ー<)リ「お待たせしました皆々様ァ!!第9回、ミス村学コンテスト開催だああああああああああ!!!!!!」
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!/
ミセ*゚ー゚)リ「というワケで始まりました!!文化祭一日目一番の目玉イベント!!ミス村学コンテスト!!司会進行はこの私!!実行委員会の初春ミセリと!!」
( ^Д^)「同じく、実行委員会の大田原プギャーでお送りしますッス!!」
ミセ*゚ー゚)リ「いやあ、凄いですよね会場のこの熱気!!見渡す限りスケベスケベスケベ…」
(;^Д^)そ「ちょっ、いきなり観客を煽るようなこと言わないでくださいよ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「おっと、見たところ他校からいらっしゃったお客様も多いですね!!おーい!!そこのドスケベ!!!どこから来たのー!!」
(;^Д^)「ああああああ!!そこの人!!無理に返答しなくてもいいですからねー!!」
Ω<ソーサク校からきたドスケベでーす!!!
\ドッワハハハハ!!!/
(;^Д^)そ「ノリいいなー!!」
ミセ*゚ー゚)リ「わーぉ、自らドスケベを名乗っちゃったよキモッ。お祭り効果って怖いですよねー!!」
ミセ*゚ー゚)リ「それじゃあ、前置きはここまでにして早速始めちゃいましょう!!エントリーナンバー1番から…」
(;'A`)「っあー、やっぱ始まってからじゃ後ろの方しか空いてねえかー…」
( ^ω^)「この観客の多さ…チンコ出しても気づかれないんじゃね?」
('A`)
( ^ω^)
('A`)「お前天才だな」ヌギッ
( ^ω^)「せやろ?」ヌギッ
(;-@∀@)そ「ダメダメ!!パンツ上げて!!!!」
(;'A`)「やっぱダメか…?」
(;-@∀@)「聞くまでも無いでしょそんなこと!!!!」
('A`)「仕方ねえな…半ケツくらいに留めとくか」
( ^ω^)「妥協点だおね」
(;-@∀@)「やだもうこの人たち常識が通じない…」
ミセ*゚ー゚)リ「どんどん行きましょう!!続いてエントリーナンバー9番!!一年生の神裂ヒートさんです!!」
('A`)「お、俺らの妹のご登場だぜ」
( ^ω^)「抉れろー!!ひんにゅー!!」
(-@∀@)「その歓声はどうなの…?」
:ノハ;゚⊿゚):「はわわわわわわ」
('A`)「…アガってんな」
( ^ω^)「アガってるお」
(-@∀@)「明日はわが身かと思うと、鳥肌が立ってくるよ」
('A`)「…手でも振るか」
( ^ω^)「だお」
(-@∀@)「気づくかなぁ…」
('A`)ノシ ( ^ω^)b ( 3∀3)つ-@-@
ノハ;゚⊿゚)そ
ノハ;゚⊿゚)(なんで木原先輩はメガネを…?)
【アピールポイント】
ノハ;>⊿<)「か、瓦割りします!!」
ミセ*゚ー゚)リ「えっ?」
ノハ#゚⊿゚)「ぬぅん!!」バッキャオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
(;^Д^)「…い、今、何枚割れました…?」
ミセ;゚ー゚)リ「…セル戦のミスター・サタンが割ったくらいの数じゃないかな?」
【アピールポイント】
ミセ;゚ー゚)リ「か、神裂ヒートさんでしたー!!」
(;^ω^)「まさか瓦割りをアピールするとは……いいぞー!!神裂ー!!」
(;'A`)「ああ…他校のせ生徒は全員引いてたぜ……すげーぜ神裂ー!!」
(;-@∀@)「彼女こそボディコンに出すべきだったんじゃないかな……ヒートちゃん素敵ー!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは、最後になりました!!エントリーナンバー10番…」
('A`)「お」
ミセ*゚ー゚)リ「高岡ハインさんでーす!!」
:从;゚∀从:「あわわわわわわ」
('A`)「…アガってんな」
( ^ω^)「アガってるお」
(-@∀@)「明日の事を考えただけでお腹痛くなってくるよ」
('A`)「…手でも振るか」
( ^ω^)「だお」
(-@∀@)「気づくかなぁ…」
――――俺は『今』でも思い出す
:从;゚∀从:
('A`)ノシ
舞台上で、緊張を解してやろうと手を振ったあの時を
从;゚∀从 !
从;^∀从
彼女が、俺達に向けてくれたあの笑顔を
(*'A`)
そして
『みぃつけた…』
.
(; A )そ「ッ!?」
ミミズのように這い出てきた
忌まわしい『過去の足音』を
( ^ω^)「おい、どうしたお?」
(;'A`)「…いや、なんでもない」
(;-@∀@)「ちょっ、高岡さん大根取り出したよ!!」
(;^ω^)「やだあの子ったら神裂と芸が一緒!!」
('A`)(気の所為…だよな…)
目先の事に精一杯で、その音に耳を塞いだんだ
今思えば、それが俺の人生で二度目の分岐点で
ハインが経験した、二度目の『最悪』の幕開けでもあった
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
次回予告!!!!
ミセ*゚ー゚)リ「前座はここまで!!アツい戦いが幕を開けるよ!!」
学園祭二日目!!ボディコン開催!!
(#゚∀゚)「よぉ、ぶち殺しにきたぜ」
('A`)「あまり強い言葉を遣うなよ…弱く見えるぞ」
火花散る激闘が始まる!!
(-@∀@)「これが…僕の武器なんだ」
( ・∀・)「正直自分でも引いてる」
二人が動かす票とは!?
( ^ω^)「いくぜ相棒」
('A`)「ああ…やってやろうぜ!!」
舞台で繰り広げられる変態プレイ!!!
次回!!『マーケティング・レンタルコミックス』!!!!
第十二話『迸れ漢汁!!!引き締めろ男尻(ダンジリ)!!!!秋の激闘ガチムチボディコンテスト(後編)!!!!』
ここ数日全く忙しくて書きたくて書きたくて震えてた俺です
1レスだけ書いたジェイソン・なんたらはその先走り汁です
あんまり11話をダラダラ引き延ばすのもアレなんで、前後編に分けましたテッヘッペロオオオオオオオ
マーケティングレンタルコミックスも、あと4、5話程度で終わらそうかなと考えています
乙
4、5話でコミックスが終わって、ようやくタイトルのムービーズに変わるんだな
乙
ハインかわいいよハイン
おつ!
ヒート!ヒート!
終わるとなると寂しいねえ
まだ先の話とはいえ…
え、なにこの引きは
まるで普通の作品みたいじゃないか(困惑)
>>129
かなり勉強になった
キングダム立ち読みしてしまった、、、
面白かった
なんか悔しい
今日は書かずに映画でも観ようって思ってたのに…悔しい!!でも感じちゃう!!
劇場版まどマギ楽しみですよね。そんな僕は今日マン・オブ・スティールを観にいきました
CGの変態、ザック・スナイダー監督作品ってこともあり、戦闘シーンの迫力は見事
ウォッチメンでもそうだったけど、街中を完膚無きまでにぶち壊すの好きだな…
アベンジャーズでもあれだけぶっ壊れなかったってのに…
それでは、第十二話を投下します
从;゚∀从「あー…」
ノハ;゚⊿゚)「うあー…」
川;゚ -゚)「まぁ、なんだ…」
神裂ヒート 9位
高岡ハイン 10位
川;゚ -゚)「あまり気を落とすな…」
从;゚∀从「逆になんであんた二年連続で優勝できたんだよ…」
川;゚ -゚)「この美しさの前では他人と競わせるだけ時間の無駄だからな…だから今年は審査員だったんだよ」
从;゚∀从「あんたも上条に負けず劣らずのナルシストだよな
『マーケティング・レンタルコミックス』
第十二話『迸れ漢汁!!!引き締めろ男尻(ダンジリ)!!!!秋の激闘ガチムチボディコンテスト(後編)!!!!』
.
〜2-M教室〜
食料は全て完売となり、クッタクタのメンバーがだらだらと後片付けをしている
(#'A`)「ちょっと審査員と投票者全員とお話してくるわ」バァン!!バァン!!
(;-@∀@)「いつもよりケツ音が強暴だ!!」
<ヽ;`∀´>「コラコラ、結果にケチをつけないニダ」
( ^ω^)「上条、生きてる?」
( ・∀・)「あ、うん…しばらく女性の匂いは嗅ぎたくないかな…」
( ^ω^)「こいつ何されたの?」
<ヽ;`∀´>「ちょっとした暴走ニダ…」
(#'A`)「全く!!世の中間違ってんだよ全く!!」プンスコ!!プンスコ!!
(;-@∀@)そ「今までに無いパターンの音だ!!」
( ^ω^)「落ち着けドクオ。これから憎きあんちくしょうとご対面だってのに、そんな激おこプリケツ丸だと良いようにあしらわれるだけだお」
('A`)「おっと、そうだな…イニシアチブは常にこちらが握っておかないと」
('A`)「そんじゃ、行くか。顔合わせによ」
ミスコンの熱気冷めやらぬ会場
ステージ上は華やかしさから雄雄しさへと色を変えていた
ミセ*>ー<)リ「さあああああああああああ!!!!大盛り上がりのミスコンでしたが、これはあくまで明日への前座!!」
( ^Д^)「16年ぶりに復活した『マッスル・コンテスト』!!栄えある勇士達の筋肉と筋肉がぶつかり合う祭典だァ!!」
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおお殺しあえええええええええええ!!!!!/
(;^Д^)「おっとぉ、さすが血の気の多い村学生!!コンテストだということを覚えているのか!?」
ミセ*゚ー゚)リ「甘い甘い!!観客なんかよりもっともっと殺気立ってる野郎共がいることをお忘れかね大田原くんン!!」
(;^Д^)「まさか…?」
ミセ;゚ー゚)リ「いや本当に…あの人ら戦争にでも行くのかよってくらい…血の気沸き立ってる…ちょっと機動隊準備したほうがいいと思うのアタシ」
(;^Д^)「初春先輩が引いてる…なんかちょっとこれ明日まで顔合わせないほうがいいんじゃないですかね皆さん?」
\ふざけんなー!!!!/ \さっさと出せえええええええ!!!/ \お前から掘ってやろうかあああああ!!!!/
(;^Д^)そ「か、観客も半ば暴徒化してるーーーーーー!?機動部隊が出動する前に登場してもらいましょう!!!!ね、先輩!!!」
ミセ;゚ー゚)リ「そ、そうだね!!!それじゃあ先ずは赤チーム…いや、今はこのチーム名だ!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「俺達こそが王者!!それ以外はみんなザコ!!学園の頂点に君臨する男達を象徴する…その名は!!」
ミセ*゚ー゚)リ「チィィィィィィィム!!!!!『ジョック』!!!!!」
( ゚∀゚)「YAAAAAAAAAAAAHAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
(,,゚Д゚)「イエエアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
ステージ右袖から、ユニフォーム姿のラグビー部が登場する
学園のヒーローの登場に観客は更に沸き立つ
ミセ*゚ー゚)リ「さすが!!盛り上げ方を知っていますねー!!」
( ^Д^)「まさに学園の花形と言ったところでしょう!!」
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!/ \いいぞラグビー部!!!/ \身の程知らずをぶちのめせえええええ!!!/
( ゚∀゚)「まかせとけェ!!!大差つけて圧勝してやらあ!!!」
(・∀ ・)「フウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!」
ミ,;-Д-彡(早く終われ早く終われ早く終われ…)
(-_-)=3 フゥー…
(,,゚Д゚)「ハッハッハ、いい気分だなぁゴルァ!!これだからスターは辞めれんねえってもんよ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「そして対するは、下克上を狙うこいつらだ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「俺達が底辺!?調子に乗るなよクソッタレ共!!奴らが『キング』なら俺達は『ジョーカー』!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「チィィィィィィィム!!!!!『ロック・ユー』!!!!」
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
ドクオとブーンが左袖から登場する
その姿、いや格好に、観客はどよめいた!!!!
ミセ;゚ー゚)リそ「な…なんと!!!!赤フンだあああああああああああああああああ!!!!???」
(;^Д^)「度肝を抜かれました!!なんと!!変態コンビ二人が!!赤フン一丁で登場しています!!なんという露出度の高さ!!こいつら明日何するかわかってんのかーーーーー!!!!???」
('A`)「…これが」
( ^ω^)「漢の…」
(#'A`)(#^ω^)「「正装じゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」」
ミセ*;゚Д゚)リ「…」
(;^Д^)「…」
司会も
(;゚∀゚)「…」
(,;゚Д゚)「…」
相手チームさえも
観客も唖然とした
そして、一時の沈黙の後
爆発的に歓声が湧き上がった
ミセ;゚Д゚)リそ「うおおおおおお!?アウェイと思われていた会場を一瞬でひっくり返したああああ!!!これがバカの成せる技なのかあああああ!?」
(;^Д^)「つーか他のメンバーはどうしたんですか!?彼らがいないとあんたら誰が抑えるんだ!!!」
('A`)「あいつらは赤フン嫌がって出席しなかった」
( ^ω^)「クソ、マジクソあいつら」
(;^Д^)そ「既にチーム内で軋轢が生じているうううううううう!?大丈夫なのか!?」
ミセ;゚ー゚)リ「と、とにかく、両チームから一言いただきましょう!!!後々の発言が問題になりそうな『ロック・ユー』代表から!!」
初春がマイクを持ってドクオへと近づく
ミセ;゚ー゚)リ「どうぞ!!」
('A`)「ありがとう初春さん。読み方は『ういはる』?それとも『はつはる』?」
ミセ;゚ー゚)リ「あの、そういう文章じゃないと伝わらないネタはやめてもらいません?あと後者の方です」
マイクを受け取ったドクオは
('A`)「『ジョック』共」
('A`)「俺達のケツを舐めろ」
それだけ言って、マイクを返した
ミセ;゚ー゚)リ「うおお…チーム名だけじゃなくコメントまで挑発的!!私、先にこっちにマイクを渡した事を後悔しています!!」
(#゚∀゚)「っ…て、くれるじゃねえか」
ん長岡は勇み足で司会席まで行き、大田原からマイクを奪い取った
(;^Д^)「ヒィ!!こわい!!」
(;゚∀゚)「あ、ごめんね大田原くん。大丈夫?」
(;^Д^)そ(い、意外と優しい!?逆にこわい!!)
(#゚∀゚)「おうおうおう言ってくれるじゃねえか変態が!!俺達を誰だと思ってやがる?」
('A`)「あ、マイクもう一回返してくれる?」
ミセ;゚ー゚)リ「あ、はい」
('A`)「知らんね?少年聖歌隊かい?」
(#゚∀゚)「あ!?」
\ヒュー!!/ \きまったー!!ラグビー部キャップを完全に怒らせやがった!!/ \街を包むMidinight Fog/
( ^ω^)「それにしてもこの観客、ノリノリである」
('A`)「お前らが誰だろうと関係ねえ…」
左から、ドクオが右へと歩み寄る
(#゚∀゚)「お前らを叩き潰さねえと気がすまねえ…」
右から、長岡が左へと歩み寄る
('A`)「俺達はどんな壁をもぶち壊す」
互いに
(#゚∀゚)「俺達はどんな敵もぶちのめす」
中央で、立ち止まった
( 'A`)(゚∀゚#) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
額がくっ付きそうなほど近くで、互いを見据えた
(#゚∀゚)「…」
('A`)「…」
その場にいる全員が固唾を飲んで見守る中
二人は、マイクのスイッチを切った
(#゚∀゚)「てめえらの目の前で、お友達を『可愛がってやるぜ』」
('A`)「観客の目の前で、文字通り『地獄を味わえ』」
( 'A`)(゚∀゚#)
スッ
('A` ) (#゚∀゚)
互いにしか聞こえない会話を交わした後、静かにその場を離れ
('A`)「行くぜブーン、これで」
司会者にマイクを返し
(#゚∀゚)「『火』が着いてきたぜ…!!」
仲間と共に舞台袖へと消えた
今日はここまでです
あと、今回マーケティングはありません
ただのガチムチローションプレイ大会小説です。あしからず
Fuuuuuu!!
やっぱジャイアントキリングはこーでなくちゃ!乙!!
漢体これくしょんで出るのかと思ったよ
なんで一人コブラ歌ってんの?
コブラの『黄金の扉』という話に
チンピラ「カッコつけるな おっさん!
オレたちがだれだか知ってるのか!!」
クワイヤー
コブラ「知らんね 少年聖歌隊か…」
というやり取りがある。他の観客二人の台詞もコブラ及びスペースコブラから
明らかに無理やり付き合わされたくさいフサとヒッキーが哀れである
本家ジョックでも実はいいやつだったねフサ
続きはまだか!
珍しく間空いてるがその分wktk
続きあくしろよ
ちょっと今序章祭頑張ってるから続き全然書いてない
ムカデ人間観ながらオナニーでもしといて
そんなハイレベルな輩はこの世にいねーよwww
続き待ってる
なんでや!!マーティンくんやってたやろ!!紙やすりで擦りながらやってたやろ!!一般的ブーン系民と同レベルやろ!!
お、おう……
鉄ヤスリやるからさっさと仕上げろ
つまりオナホにヤスリ仕込んどけばいいんだな
ドンキいってくる
ふぅ…
いやー、序章祭の投下待ちしてる間ちょっと書けたからその分投下するわー
あと>>178 ヤバイわー。こいつマーティンくん候補だわーこわいわー
いけしゃあしゃあとどの口がこわいとかほざくか
―――――
―――
―
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
('∀`)「全裸で走って帰るか!!」
( ^ω^)「だな!!」
川 ゚ -゚)「だな、じゃないが」
从 ゚∀从「お前らいい加減にしないとマジで警察のお世話になるぞ」
舞台袖には、ミスコンを終えた二人が待機していた
('A`)「警察だって本当は全裸になりたいって言ってたよ」
从 ゚∀从「なぜ食い下がる」
川 ゚ -゚)「警察ごとシバくぞ」
('A`)「ウッス」
川 ゚ -゚)「で、どうだ?明日は」
('A`)「そんなんわかんねえよ…奴さんらの出方次第かな」
( ^ω^)「インパクトなら圧勝できると断言するお」
从;゚∀从「それがダメな方に転がらないことを願うぜ…」
('A`)「あー…ミスコンは残念だったな」
从;゚∀从「やめろ思い出させんな!!もう黒歴史化してんだから!!」
('A`)「おい審査委員、ちゃんと不正しろよ」
川;゚ -゚)「…」
('A`)「…えっ、マジ?」
( ^ω^)「不正した結果があれだよ!!言わせんな恥ずかしい!!」
从∩∀从「やめろー!!余計惨めになるだろうがー!!」
('A`)「ま、観客に観る目が無かったって話だ。そう気を落とすなよ」
从∩∀从「…引いた?」
('A`)「夏合宿で見た時に一度引いてるから、今回は大丈夫だよ」
三从 ;∀从「うわあああああああああああああ結局引いたんかーーーーーい!!!!」
(;'A`)そ「うおーい!!どこ行くだーーーーーー!!!」
川 ゚ -゚)「…あいつらと同じ轍を踏むなよ?」
( ^ω^)「どうしよう自信無くなってきた」
そして
(;'A`) モーナクナッテ
从 ;∀从 ウルセーバーカ!!
それぞれ、明日への想いを抱きながら
( ^ω^) オチンポハズカシイ
川 ゚ -゚) シネ
学園祭一日目の幕が
( ・∀・) ドウ…?
(-@∀@) イイカンジ
閉じたのであった
<ヽ`∀´> アトカタヅケアトカタヅケ
ノパ⊿゚) オテツダイオテツダイ
―――――
―――
―
学園祭、二日目
その日、2-Mの教室は閑散としていた
大盛況に終わった一日目の執事喫茶で、二日目の分の材料まで使い切ってしまったからだ
また、隣接するクラスから『客取りすぎじゃボケェ!!商売上がったりじゃ!!』と、苦情が来たため、この日は
クラス総出でボディコンの応援へと出向いたのだった
( ・∀・)「なーんか、申し訳ないなぁ」
(-@∀@)「イケメンって金になるんだね…ほんと、神様って不平等だよ…」
('A`)「そのツラが原因で振られたんだけどなwwwwwプゲラwwwwww」
( ∩∀∩)「あああああああああああああああ!!!!」
<ヽ;`∀´>そ「始まる前から士気下げてどうするニダ!!!」
( ^ω^)「…それにしても、人がゴミの様だお…あん中にパンツ脱いで紛れ込みたい…」
チーム『ロック・ユー』は、クラスメイトを初めとする大勢の観客を、舞台袖から眺めていた
('A`)「お互い、だいぶ煽りあったからな…格闘技でもあるだろ?記者会見とかでめっちゃ挑発しあうや奴ら」
( ^ω^)「亀田な」
('A`)「もう忘れて差し上げろ」
(;-@∀@)「いいいよいよいよいおyはじまますrんだえn」
( ^ω^)「アサピーがバグった…」
(;・∀・)「なんだか僕も緊張してきたよ…勝てないと、クールさん達が…」
<ヽ`∀´>「勝てないんじゃない、『勝つ』ニダよ」
('A`)「…おーおー、いつに無くアツいニダーじゃねーか。おい、俺達も本格的に『火』を着けようぜ。円陣だ円陣」
ドクオはブーンの肩を組んだ
ブーンはアサピーの肩を組んだ
アサピーはモララーの肩を組んだ
モララーはニダーの肩を組んだ
ニダーはドクオの肩を組んだ
五人で、一つの輪になった
('A`)「…余計なことは言わない。ただ一言、今日やることはこれだけだ」
( ^ω^)「…」
(-@∀@)「…」
( ・∀・)「…」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「スーッ…」
(#'A゚)「Let's Do This!!」(やってやろうぜ!!)
ドクオの雄たけびが、四人の体に『熱』を与え
溢れ出したそのエネルギーが
(#^ω゚ )(#-@∀@)(#・∀・)<ヽ#`∀´>「YAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!」
叫びとなって放出された
♪Street Fighter (War) - Sick Puppies
http://www.youtube.com/watch?v=EY4MKj9Q784
その声は、会場中に響き渡り
ざわつく場内が、一瞬、シンと静まり返った
彼らが放った『熱』は、観客にもじわじわと伝わり
戦いへの期待を込めた『歓声』となった
ここまで!!!いつになったらボディコン始まるんだ!!ふざけんな!!
序章祭作品も大方書き終えたので、またシコシコ書いていきます
完結前に次回作決まっちまった…チクショウ…プロットも曖昧なのに…
おつぁ
完結だけはさせてくれよ
おつおつ
毎回楽しみにしてるよ
次回作もいいけどまだやりのこしてることもあるでしょ?
作者を先頭に繋いで無理やり書かせたい(はぁと
女装してシコシコしたいだって!?
この変態が!!!
もうやだこのスレ
作者も読者もまともなのがいねえ
ところでマーケティングはまだですか
N| "゚'` {"゚`lリ「ウホッ、盛り上がってるじゃないの」
審査員、『阿部高和』
2-M担任
|(●), 、(●)、|「フッハハハ、お宅の生徒もなかなか面白い奴らじゃないか」
審査員、『立石ダディ』
3-D担任 ラグビー部顧問
/ ,' 3「懐かしいのぉ…ちょうどお前さんたちが最後の村学ボディコンの参加者だった…あの時の漢氣と熱気、今でも忘れられんわい」
審査員、『荒巻』
校長
/ ,' 3「しかしのー、お互い、いくら可愛い教え子といっても贔屓はいかんぞ?ちゃんと公正な審査をするようにの」
N| "゚'` {"゚`lリ「当然じゃあないですか。あいつらにも釘を刺されましたよ」
|(●), 、(●)、|「なんだ、カズのところもか」
N| "゚'` {"゚`lリ「お前の所もか?ダディ」
|(●), 、(●)、|「『スターの誇りに賭けて叩き潰す』ってよ…試合よりアツくなってたぜ」
|(●), 、(●)、|「ちょいと天狗になっちまってるのが珠に瑕だけどなぁ…まぁ、若いときはそれもいいだろ」
/ ,' 3「ホッホ、良く戦い、良く削りあい、よく燃え上がる…若者ってのはそうでなきゃつまらん。かつてのおぬし達がそうであったようにな」
N| "゚'` {"゚`lリ「かつて?今でもそうであるつもりですよ」
|(●), 、(●)、|「全くそのとおり!!男であるなら一生青春が当たり前!!」
/ ,' 3「こりゃ、失言だったかの?もちろんワシもそうであるつもりじゃ」
N| "゚'` {"゚`lリ「それでも、あいつらの激しさには敵いませんがね…おっと、始まるみたいですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「…さて、始めますか」
( ^Д^)「っすね」
ミセ*-ー-)リ「スゥー…」
ミセ*>Д<)リ「待たせたなァァァァ!!野郎共オオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」
(* ^Д^)「村学!!チーム対抗!!ボディコンテスト!!開!!催!!だあああああああああああああああああああああ!!!!」
\ワァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!/
「待ってましたあああああああああ!!!」
「俺達をアツくさせてくれええええええええええええええええええ!!!」
「あばばばばばばあばあああああああああばばあっばあああああああ!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「おっと!?興奮しすぎで言語も怪しい連中まで出てきたぞ!?かくいう私も若干濡れてます!!」
(;^Д^)「ちょ…ミセリさんあんた…」
\ざわっ…ざわっ…/ \トイレ行って来る!!/ \俺も!!/
(;^Д^)「ほらああああああああああ!?面倒な事になったあああああああ!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「お祭り効果って本当に恐いよねー…そんじゃあ、まずは開会のご挨拶を荒巻校長から!!お願いします!!」
/ ,' 3「うむ」
/ ,' 3「えー、かつてワシがまだ教頭だった時のお話じゃ。ジャンプもマッチョからスマート趣向に転換して、ムキムキの肉体に憧れる生徒も少のうなった…最後にボディコンに参加したのはここにいる阿部先生と立石先生の二人だけじゃ」
N| "゚'` {"゚`lリ「男塾で抜いてた時代が懐かしいぜ…」
|;(●), 、(●)、|「抜ける要素皆無…いや、お前はそういう奴だったな」
/ ,' 3「だが、こうして…また漢に憧れ、肉体を鍛え、体と心をぶつけ合う…そんな生徒が登場して、嬉しく思う」
/ ,' 3「そして、彼らを見て、同じ道を歩む生徒が増えることを願おう…と、建前はここまでにして」
/ ,゚ 3「ひゃああああああああああああああああ!!!!早く始めろおおおおおおおおおおおお!!!!潰し合えええええええええええ!!!!」
\うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!/
「ひっこめ荒巻いいいいいいいい!!」
「モーロクジジイがあああああああああああああ!!!」
「いいぞおおおおおおお校長おおおおおおおおおおお!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「はい、いつも通りのクソ眠いお話ありがとうございましたー!!」
/ ,゚ 3「愛してるぜええええええええええええええ初春ちゃああああああああああああん!!!!!」
ミセ;゚ー゚)リ「ジジーの絶叫って引くわー…」
(;^Д^)「いつものノリで返してあげてくださいよ…」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは!!長らくお待たせいたしました!!始めちゃいましょう!!レエエエエエエエエエエエエエッツ!!!!パアアアアアアアアアアリイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」
初春の叫びを合図に、ステージ上で火柱が立ち上った
『ここ火気厳禁じゃねえのかよ!!』と野次が飛んだ
ミセ*゚ー゚)リ「まずは先鋒戦!!『ジョック』からいきましょう!!」
ミセ*゚ー゚)リ「1-D所属!!ラグビー部期待のルーキー!!この刺激に飢えた野獣どもの中にあえて一番に飛び込むのは…」
ミセ*>Д<)リ「斉藤オオオオオオオオオオオ!!またんきいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
火が徐々に納まると…
(・∀ ・) バアアアアアアアアアアアアアアアアン
身に着けているのは腰巻に、頭には草の冠
顔にはペイントが刻まれ、そして手には両端が燃え盛る長い棒
(・∀ ・)「アロオオオオオオオオオハアアアアアアアアアア!!!!!」
ハワイアンテイストな格好をした斉藤が登場した
ミセ;゚ー゚)リ「ああああああああ!!これは!!私、ハワイのポリネシア文化センターのナイトショーで見ました!!アレです!!アレ!!」
ミセ;゚ー゚)リ「『ファイアーナイフダンス』だああああああああああああああ!!!!!!」
(;'A`)「マジかよ…初っ端からぶっ飛ばし過ぎだろ…」
左端から見ていた『ロック・ユー』メンバーも度肝を抜かれた
( ^ω^)「ここが室内じゃないって事を除けば、いい演出だお。ファイアーダンサーはマッチョが前提だし、炎の派手さで目も引ける」
(;・∀・)そ「いやいや問題でしょアレ!!なんで上は許可したの!!」
<ヽ;`∀´>「校長は『面白ければいい』主義ニダ…多分、それで…」
( ^ω^)「おっほ!!すげえ!!アホみたいに振り回してるお!!」
彼らも炎のダンスに夢中になる中で
:(;-@∀@):「ぼ…僕は…あれに立ち向かわないといけないんだね…」
次の出番を待っているアサピーは震えていた
:(;-@∀@):「ど…どうしよう…ぼく、僕…あの人みたいな特技も取り得も無い、ただの根暗オタクメガネ…敵いっこない…敵いっこないよ…」
('A`)「…なぁアサピー、なんでお前はそう思うんだ?」
:(;-@∀@):「え?」
('A`)「特技?取り得?お前は凄いもんを持っているじゃねーか」
( ^ω^)「だお」
('A`)「俺らが無理やりさせた筋トレを、短時間で気に入って、それを今まで続けた。結果得たのは、充分戦えるだけのその体だ」
(;-@∀@)「…」
( ^ω^)「それにだお、この戦いは敵う敵わないじゃないお。奴と戦うんじゃなくて、観客を魅せるんだお」
(;-@∀@)「…できる、かな」
( ・∀・)「きは…いや、アサピー。手を」
(;-@∀@)つ「?」
( ・∀・)「握って」
(;-@∀@)○ グッ
ゴッ
(;-@∀@)○○(・∀・ )「Let's Do This!!」
二人が拳を合わせたその瞬間に、大きな歓声が沸き上がり
「お前会場火事にするつもりかこのバカ!!斉藤またんきくんでした!!」
「では、続いて『ロック・ユー』先鋒に登場していただきましょう!!」
アサピーの、出番が回ってきた
( ・∀・)「やってやろうぜ」
(-@∀@)「…うん、ありがとうモララー」
<ヽ`∀´>「武運を祈るニダ」
('A`)「ぶちかましてこい!!」
( ^ω^)「変態の加護があらんことを!!」
(-@∀@)「…よし」
(-@∀@)「行くぞ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「つづいて、『ロック・ユー』から!!」
ミセ*゚ー゚)リ「2-M所属!!部活動は無所属!!メガネでオタク!!でも、勇気を持って参戦した!!」
ミセ*>ー<)リ「『木原アアアアアアアアアア!!アサピイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!』」
ステージ奥から、スモークが湧き上がる
そしてスピーカーからは、大音量で『ある映画のBGM』が流れた
♪Pacific Rim Main Theme
http://www.youtube.com/watch?v=tMTr2rbqSBM
途端に、アサピーの登場を待たずして、期待を込めたざわめきが広まった
それのほとんどは、男性からのものだった
<ヽ;`∀´>「これは…どういうことニダ?」
('A`)「なぁに、ちょいと『男の子ゴコロ』を掴んだのさ…『パシフィック・リム』は熱狂的ファンが多いロボット映画だ。オタクなら観にいってなんぼのモンなんだよ」
( ^ω^)「オタクならではの演出方法だお」
('A`)「なぁに、まだまだ序の口…これからさ」
おいおいこんなとこで切るんじゃねえよ
マダー?チンチン
BGMの盛り上がりが、最高潮に達する45秒
その絶妙なタイミングで、ステージ中央へ三方向から一斉にスポットライトが当てられた
....,,,, - --ー ''''''''''~~|` ー 、
_,---ー '''~~~ .| `ヽ 、.
| |. ヽ.、
| | ` i
| , -、 . '~`i | |
| { .} 丶__ ;' .| |
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| ,.、 | |
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L ェ-_-__−ェェェェー_'''ニ~~~二二 tmミェ__、 、 |
~~` 丶ミミナ| | | \ _,入.ミミー 、 |
ノ~~ー┤ ○ | ト√~ |ヒニニ--'''
,-'~ , '~| | 丶| | |
, -'~ ,-'~ .| | | | |
.,-'~ , -'~ .| | | .| |
, -' .,-' | | | | |
∠ , -' /| | | .| |
ヽ ~ ,< / | | | _,,- ''~ヽ |
ヽ ヽ / | | く ヽ |
ヽ _ `、 / L___ | `、 丶
~`~ / ~``` ---- 米-- 、、、ゝ_,,,,,--""~~
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ム____ /| | |
| ~~了T ー-ノ.| L . -┬--┘
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L__ .|...| .| |
~`~~ー _|,,, --''''~~
『ダンボー』
世界最強のダンボールが、そこに立っていた
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!/
男連中の歓声が爆発のようにあがった
<ヽ;`∀´>そ「うおお!?何事ニダ!?」
('A`)「オタ大喜びロボットコンボだ。この漫画の認知度はハンパねーからな」
( ・∀・)「あれ作ってる時の君、本当にイキイキしてたよね」
( ^ω^)「掴みは完璧だお、ここからどう転ぶか…」
('A`)「悪いようにはなんねーよ…さぁ、見せ所だぜアサピー!!」
ダンボーが、ゆっくりと、前のめりに倒れ
(-@∀@)「…」
その後ろで身を潜めていたビルダーパンツ姿のアサピーが現れた
ただ、立っているだけ
パフォーマンスはしない
ただ、『肉体を見せる』だけだった
歓声が、引き潮のように静まっていった
(;-@∀@)「…」
思わず下げそうになった顔を、必死に前に向けた
ドクオからの支持は、ただ『立っていろ』
それだけを、ずっと遂行していた
('A`)(いいぞ…お前は『象徴』だ。貧弱でも、オタクでも、努力すれば変われるという『希望』なんだ)
アサピーの体躯は、斉藤に比べると一回り小さかった
だが、それでも、観客の想像を上回る肉体を身につけていた
(-@∀@)「…」
パチ、パチと
会場のどこから拍手が聞こえた
続けて、その数は二つ、三つと増え
会場中に拍手の渦が巻き起こった
「すげーぞ木原ァ!!」
「見直したぜ!!」
「お前ってやつは最高の野郎だ!!」
感極まって立ち上がる連中まで現れた
(;-@∀@)「あ…あ…」
アサピーの人生の中で、これだけの拍手を、声援を受けたのは初めてで
目の前に広がる大勢の人々に名前を呼ばれ、笑顔を向けられたのも初めてで
(*-@∀@)「ぐ…ううっ!!」
思わず、涙が零れてしまった
それを見た観客は、またひとつ大きな歓声を上げたのであった―――――
ミセ*゚ー゚)リ「まさかの室内でのファイヤーパフォーマンスで観客を魅了した斉藤またんき!!」
ミセ*゚ー゚)リ「そしてオタク心を掴み、『ただの貧弱じゃない』ということを見せ付けた木原アサピー!!どちらも互いの趣向を凝らした面白い勝負となりました!!」
(* ・∀・)「最高だったよアサピー!!胸が熱くなった!!」
(う∀3)「え?なに?汗が目に入って前が見えない」
<ヽ`∀´>つ□「ほら、これで拭くニダ」
( ^ω^)「なるほど、『かつての俺ら』がアサピーが引き込める票だったってわけかお」
('A`)「ああ、アサピーには『可能性』の象徴になってもらった。『メガネオタク』ってアピールは散々されてたから、その辺のギャップを狙ったってのもあるがな」
( ^ω^)「自信を持てない男たちのヒーローになったってわけかお…これでまた奴は男にモテるな」
('A`)「いや、もうあいつには運命の人がいるじゃないか…」
(*-@∀@) (・∀・ *)
( ^ω^)「…」
('A`)「…ウホッ」
<ヽ;`∀´>「歪んだモノの見方をしないでほしいニダ」
('A`)「はいはい!!ホモホモしいやり取りは終わりだ!!」
(;・∀・)そ「ホ、ホモ!?言いがかりだ!!」
(;-@∀@)そ「ええ!?モララー、ホモに目覚めたの!?やめてよ!!僕は女の子と付き合いたい!!」
(;・∀・)そ「僕だけ!?僕だけホモ扱いなの!?」
('A`)「次はお前だホモララー。アサピーに続け」
(;・∀・)そ「さ、最悪の渾名が付けられてるウウウウウウウウウウ!!!!」
( ^Д^)「さぁー!!初戦から盛り上がりましたボディコンバトル!!続いて次鋒戦に参りましょう!!」
( ^Д^)「私にも喋らせてください!!ミセリさん!!」
ミセ*゚ー゚)リ「うるせえ!!ガタガタ抜かすとハンガーゲームにご招待するぞ!!」
(;^Д^)「ほぼバトロワじゃないですかあああああああ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「うるせえ!!このブタ!!」
(;^Д^)そ「ただの罵倒だーーーーーーー!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ブタは放っといて、『ジョック』から登場していただきましょう!!」
ミセ*゚ー゚)リ「1-C所属!!物静かな文武両道!!クールな態度と表情は女性のハートを射抜いてぶち殺す!!」
ミセ*>Д<)リ「引田アアアアアアアアアアアアアアア!!ヒッキイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」
(-_-)「…」
派手な演出は一切無く、引田自身もステージ袖から静かに現れた
袴を黒帯で絞めただけの格好で、鍛え上げられた上半身が露出されている
彼の後に続き、三人のラグビー部員が脚立を持って現れる
脚立を組み立て、下で二人が支える
残りの一人は、それに昇って引田の頭上に『紙風船』をぶら下げた
(-_-)「…」
観客に向かって、一礼
そして紙風船へと向かう
引田の身長はおよそ170センチ
風船は、30センチ高い2メートルの位置にあった
会場は、再び静まり返っていた
(-_-)「…」
(-_-)「フゥー…」
(-_-)「シッ!!」
紙風船が、『蹴り』によって破裂した
名残を惜しむように、その音が反響する
(-_-)「…ありがとうございました」
再び、一礼
ラグビー部員と共に、ステージ袖へと消えた
(;'A`)「野郎…すげーかっこいいじゃねえか…」
<ヽ`∀´>「見事な上段蹴りだったニダ…なんで彼ラグビー部にいるニカ」
拍手や歓声こそ上がらなかったが
観客は、その素晴らしい武術の余韻に浸っていた
(;・∀・)「ほ…本物のかっこよさを見た…どうしよう…これから僕がやること、すごく低俗に思えてきた」
( ^ω^)「これアカンやつやわ、あの一瞬で観客の空気を変えやがった」
(;・∀・)「今からでも、普通のパフォーマンスに…」
('A`)「いいや、変更は無しだ。行け」
(;・∀・)「マジで…?」
(-@∀@)「モララー、昨日を思い出すんだよ」
(-@∀@)「君がいたから、あれだけの売り上げを出せた。それは、ただ『顔が良い』ってだけじゃなかったはずだよ」
(-@∀@)「君は、常に『本気』なんだ。始めは嫌がっていても、やるとなったら最後まで真剣になる。現に、昨日は最後まで最高のサービスを提供し続けた」
(-@∀@)「『本気』で、立ち向かうんだモララー。どんな武器でも、その刃は届く」
( ・∀・)「アサピー…」
('A`)「薄い本、待ったなしだな…」
( ^ω^)「今年の冬コミは盛り上がるぜ…」
( ・∀・)「どうしてそこで台無しにするんだ君らは」
<ヽ;`∀´>「二人とも後でお説教ニダね」
( ・∀・)「でもまぁ、勇気が出てきたよ。やってやる、今持っているだけの、ありったけの武器で」
「お前なんでラグビー部にいるんだ引田!!クラブ変更を強く推奨します!!」
「続いて、『ロック・ユー』次鋒!!でてこいや!!」
でてこいや
はよでてこいや
ホモはせっかち
ホっかち
乙
なんでホモが湧くんですかねぇ……
村学って、
むらがく?
ヴィレがく?
そしてはよでてこいや
ミセ*゚ー゚)リ「2-M所属!!村人学園一のイケメン!!その美貌に女どもは無条件に股を濡らす!!」
ミセ*>Д<)リ「上条オオオオオオオオオオオオオオ!!!!モララアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
\キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/
( ・∀・)「…」
ハーフパンツ履き、スカーフを巻いたモララーが登場すると
今度は女子生徒の声が上がった
( ・∀・)「…ショータイムだ!!」
指を高らかに鳴らすと、ステージ中央から太くて長くて逞しい鉄の棒が現れた
( ・∀・)「ミュージック!!」
♪Sex Bomd‐Tom Jones
http://www.youtube.com/watch?v=gh1IxhPwMb4
音楽が流れ出すと、モララーはその棒に手を掛けた
そして、音楽に合わせ腰を上下させる
その淫靡なダンスに、女性陣は今までにない興奮を覚えた
( ^ω^)「高校生がポールダンスとか…マジブッ飛んでんな…」
<ヽ;`∀´>「選曲も刺激的過ぎるニダ…」
('A`)「ああいうのは美男美女にやらせるからこそ栄えるんだよ…それにしてもあいつ、ノリノリだな」
(-@∀@)「エロいねー…練習で何回も見たけど、ステージ上だとやっぱり違うね」
(;・∀・)
ポールに脚を絡め、艶かしく上半身を動かす
体は汗で光り、いっそう色を増していた
そのダンスに、女性だけででは無く、男性からも熱烈な目線が送られた
(;・∀・)「ッフウー…」
音楽が終わり、ポールから降りた
観客に向かって、深々と一礼する
髪からは汗が滴り落ち、ステージを濡らした
降り注いだのは、アサピーとはまた違った黄色い歓声だった
(-@∀@)「おつかれ、モララー」
(;・∀・)「ありがと…いつも以上に疲れたよ…」
汗だくの顔を、手渡されたタオルで拭った
('A`)「奴らが『クール』ならこっちは『ホット』だ。男も女も、『汗だく』になると色気が出るからな」
( ^ω^)「※」
('A`)「死ねホモララー」
(;・∀・)「労いの言葉にしちゃ、棘々しすぎるんじゃない?」
<ヽ`∀´>「それにしても、短期間でよくポールダンスを習得できたニダね」
( ・∀・)「インストラクターがいたからね。付きっ切りで稽古してもらったんだ」
<ヽ`∀´>「インストラクター?」
( ・∀・)「阿部先生だよ」
<ヽ;`∀´>そ「ニダッ!?」
('A`)「学生の頃、ゲイバーでやってたんだと」
<ヽ;`∀´>「芸達者ニダね…」
( ^ω^)「誰がうまいこと言えといった」
ミセ*゚ー゚)リ「武の魅力と性の魅力!!相対する魅力が激突した次鋒戦でした!!」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは、前半戦に移る前に一度休憩に入りましょう!!つーか喉いてえわ!!休ませろ!!!!」
(;^Д^)「自分の都合じゃないですか…今から20分後に後半戦を開始します!!」
(-@∀@)「今のところ、票はどうかな?」
('A`)「半々って所じゃねーかな。あっちも中々なパフォーマンスを出してきてるからな…」
(;・∀・)「それじゃダメじゃん!!こっちは肉体面の評価で劣るんだから!!」
川 ゚ -゚)「そうでもないぞ」
(;・∀・)そ「うわああああああああああビックリしたああああああああ!!!」
从 ゚∀从「よー、良かったぞお前らのパフォーマンス」
ノハ*゚⊿゚)「見直しました!!空気薄かったから大丈夫かなって思ってたけど!!」
(-@∀@)「君、時々失礼だよね」
女性陣が舞台袖まで激励に訪れた
川 ゚ -゚)「雌雄を決する票とは別に、現在の人気を確認できるグラフがあるんだ」
川 ゚ -゚)「現在、『ジョック』が40、お前らが60と言った所だな。リードしてるぞ」
(*-@∀@)「っ…よしッ!!」
(* ・∀・)「やった!!やったね!!」
('A`)「ここまでは作戦勝ちっつったところかな…問題はここからだ」
( ^ω^)「マッスル・クアットロの三人衆…かお」
('A`)「ああ、肉体はニダーには遥かに劣るが、俺達よりは上だ…」
川 ゚ -゚)「当然だろう?なんてったって私のニダーだ」
( ^ω^)「なんでそこで姉御が誇らしげにするんだお。それにニダーは俺t<ヽ`∀´>「誰の物でもないニダ」
从 ゚∀从「策はあるんだよな?」
('A`)「もちろんあるぜ。ただそれが、吉と出るか凶と出るかわからんがな…」
从;゚∀从「なんでそんな不安な奇策を用意するんだよ…」
('A`)「『作戦は奇を持って良しとすべし』ってな…」
川;゚ -゚)「それはことごとく立てた作戦が失敗する奴のセリフじゃないのか…?」
( ^ω^)「だから昨日の姉御の言葉が突き刺さるんだお」
<ヽ;`∀´>「ウリ達も何も聞いてないから、凄く恐いニダ…」
('A`)「なぁに、負ける気は無いっつってんだろ?なぁ相棒」
( ^ω^)「…」
('A`)「えっ、なんでそこで黙るの?」
「はいはーい!!そろそろ再開と行きましょーか!!プギャーくんはうんこしてましたー!!」
「してませんよ!!なんでわざわざ僕を貶めるんですか!!」
川 ゚ -゚)「っと、時間だな…戻ろうか」
ノパ⊿゚)「はーい!!ニダー先輩、頑張ってくださいね!!」
<ヽ`∀´>「ありがとうニダ」
( ^ω^)「俺らは?」
ノパ⊿゚)「先輩の足を引っ張らないでくださいね!!」
( ^ω^)「決めた、おまえ、あとで、泣かす」
从 ゚∀从「んじゃ、行きますか」
('A`)「ハイン、ちょっといいか?」
客席に戻ろうと背を向けたハインを、ドクオが呼び止めた
从 ゚∀从「ん?」
('A`)「…」
(;'A`)「い、いや…なんでもない、悪いな呼び止めて」
从;゚∀从「なんだよ、気になるだろ?言いたいことがあるなら言えよ」
(;'A`)「いや…その…」
川 ゚ -゚)「…ヒート、先に行こうか」
ノパ⊿゚)「そーですね!!」
<ヽ`∀´>「…緊張して、喉が渇いたニダ。お茶を取りにいかないニカ?」
(-@∀@)「なら僕が」
( ^ω^)「いいから行くんだよ!!メガネに指紋つけるぞ!!」
(;-@∀@)「でもニダーくんは出bあああああああああああああああ!!!メガネ汚れるウウウウウウウ!!!」
( ・∀-)「…」
お互い、照らせ合わせたようにその場からいなくなった
ドクオとハイン、二人だけが残っている
从;゚∀从「なんだよあいつら…急に居なくなりやがって」
('A`)「俺の友人達が空気読めすぎて逆に辛い」
从;゚∀从「はぁ?」
('A`)「なんでもない」
从 ゚∀从「で?どうしたんだ?みんなには伝えづらい事か?」
(;'A`)「や、ほんと大したこと無いんだ。応援よろしくって言うつもりで…」
从;-∀从「そんなことかよ…まったく、変なところで遠慮すんなよな…」
(;'A`)「あ、後…」
从 ゚∀从「なんだよ?」
ドクオは、唾を飲み込んだ後、上ずった声で『本当に伝えたいこと』を話し出した
(;'A`)「お、俺は、お前の、お前に見てもらうために、ボディコンに参加した」
从;゚∀从「…ん?」
(;'A`)「西部劇の紹介をしたとき、『前払いの報酬』の約束をしただろ?『俺をもっと楽しませるための報酬』って…」
从;゚∀从「…あっ、あー、そんな話もしたっけな」
(;'A`)「だから、勝負に勝つためでもあるけど、『お前が見て、楽しんでもらうために』俺は舞台に立つ…だから…」
ドクオは深呼吸をして、ハインの肩を両手で掴み、目を真っ直ぐ見据えた
('A`)「俺を、ずっと見ていてくれ。それが力になる」
その声には、想いの重みが圧し掛かっていた
从*゚∀从「っ…」
从* ∀从「わかった、わかったから、とりあえず離せ…」
ハインは顔を伏せ、両手で力なくドクオの胸を押した
(;'A`)「ッ!!ああ、悪い!!興奮してつい…」
从* ∀从「そんな恥ずかしいセリフ、よく言えるぜ…」
(;'A`)「まったくだ…柄にもなくアガっちまってるようだな俺も」
从* ∀从「…」
从* ∀从「いいよ。お前のこと、ずっと見といてやる」
(*'A`)「マジか!!」
从* ∀从「ただし!!」
顔は伏せたまま、ドクオの胸に指をさした
从* ∀从「つまんなかったり、酷いパフォーマンスだったらぶん殴るからな」
(;'A`)「…むしろご褒美なんだg从* ∀从「返事」イエス・ユア・マジェスティ」
从;-∀从「ったく、締まらねえ野郎だぜ」
顔を上げると、いつもの呆れた表情に戻っていた
从 ゚∀从「とにかく、がっつりやってこい!!」
ハインが拳を差し出す
('A`)「…応!!」
ドクオも拳を作り、ハインと突き合わせた
「ではでは、後半戦を開始します!!」
从;゚∀从「やっべ、戻らないと…後でなドクオ!!」
('A`)「ああ…」
ハインが去った後、ドクオは自らの拳を見た
合わさった箇所に、まだ彼女の熱を感じる
その拳を、ハインが触れた胸に当てた
心臓が早太鼓のように、鼓動を刻んでいた
('A`)「…」
『負ける気がしない』
思わず、ケツが引き締まり
高らかに、音を鳴らした
相変わらず締りのイイ尻してやがるぜ
乙
何でケツ野郎がこんなカッコよく見えるんだ…
なんで音が鳴るんだよ本当に…
穴意表示か
続きはよ
ドクオの決めゼリフがホモにしか見えない……何故なんだ……
青春の一コマ的なシーンなのに背景にむっちゃ薔薇咲いてるように見える……
ポールダンスとは思わなかったぜモララー……
太くて逞しい長い棒に腰を振る男子高校生ってエロいですね
ドクオかっこよかったのに高鳴るケツで噴いたw
\パァァァァァァァン!!!/
( ^Д^)「今なんか鳴りました?」
ミセ*゚ー゚)リ「さぁねー?遠くでネコでも爆発したんじゃない?」
(;^Д^)そ「妙に発想が恐ろしいですよ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ネコなんてどうでもいい!!!!!いい加減後半戦を始めようぜ!!魔術師!!」
\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!/
ミセ*゚ー゚)リ「さて!!盛り上がりました先鋒、次鋒戦!!続いて中堅戦です!!」
ミセ*゚ー゚)リ「中堅戦はちょっと嗜好を変えて、直接対決です!!」
<ヽ`∀´>「…」
('A`)「えっ、聞いてないよ?どういうこと?」
<ヽ`∀´>「相手側の要望ニダ。それに応えただけニダ…」
ニダーがゴキリと指を鳴らした
( ^ω^)「殴り合いかお?そんなのズルイ!!俺もヤりたい!!」
<ヽ;`∀´>「違うニダよ…ちょっとした力比べニダよ」
ミセ*゚ー゚)リ「この対決に限り、格闘技風に進めていきましょう!!赤コーナー!!チイイイイイイイイイイイイム!!!『ジョック』!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「2-D、ラグビー部所属!!ワイルドな風貌とは裏腹に、生徒会の副会長を務める真面目系男子!!マッスル・クアットロの一人でもある彼は…」
ミセ*>Д<)リ「吉川アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!フサアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ミ,,゚Д゚彡「…」
迷彩柄のタンクトップとズボンという軍人スタイルで登場した吉川は、観客には目も向けずジッと舞台袖で待機するニダーを見据えていた
その瞳には、ギラギラとした敵意は無く、むしろ尊敬の念が込められているようにも見えた
ミセ*゚ー゚)リ「青コーナー!!チイイイイイイイイイイイイイイイイイイイム!!『ロック・ユー』!!」
ミセ*゚ー゚)リ「キタキタキタァ!!学園の頂点に君臨する肉体!!マッスル・クアットロ筆頭!!その鬼の形相は何者をも寄せ付けない!!」
ミセ*>Д<)リ「瓜畑アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!ニダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
<ヽ`∀´>「…」
対しニダーは、侍の服装『上下』をきっちりと着こなし、登場
彼も吉川からは目を離さず、ステージ中央までゆっくりと歩いた
二人が、場に出揃うと
モララーの時と同じように中央から『台』が現れた
上下には棒と赤と青のパッドが
左右にはクッションが備え付けられている
それの用途は、観客にも予想がついた
ミセ*゚ー゚)リ「中堅戦は『アームレスリング対決』だああああああああああああああああ!!!!」
\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!/
<ヽ`∀´>「…」
ミ,,゚Д゚彡「…」
観客のバカ騒ぎすら、二人の耳には届かない
吉川は、タンクトップを脱いで、上半身の筋肉を見せ付けた
ニダーは、『遠山の金さん』のように右胸と右肩、右腕を露出させた
ミセ*゚ー゚)リ「勝負は一回こっきり!!互いの筋肉が爆発する卓上の格闘技!!審判は阿部先生にお願いします!!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「おっ、俺か」
名前を呼ばれた阿部さんは、審査員席から立ち上がった
N| "゚'` {"゚`lリ「さて…この対決を目の前で拝められるとは、身に余る光栄じゃないの」
<ヽ`∀´>「よろしくお願いしますニダ、先生」
ミ,,゚Д゚彡「よろしくお願いします」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、よろしく…じゃあ、用意してもらおうか?」
台の中央で、互いの手を握り合った
何度か、グリップを奪い合い、そして
<ヽ`∀´>
ミ,,゚Д゚彡
『セット』が完了した
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
阿部さんは、その上に手を添えた
N| "゚'` {"゚`lリ「悔いのないファイトをな」
<ヽ`∀´>「はい」
ミ,,゚Д゚彡「ええ」
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
静まり返った会場で、固唾を飲む音が聞こえ
N| "゚'` {"゚`lリ「ゴーッ!!」
合図と共に、二人の背中、肩、腕、そして手首に力が込められた
<ヽ#`∀´>「ニダッ!!」
ミ,#゚Д゚彡「オオッ!!」
台がミシリと大きく音を立てる
上半身がぐらりと揺れるが、腕は動かない
腕相撲の優越は『手首』を取れるかどうかで決める
その手首すらも、ピクリとも動かなかった
<ヽ#`∀´>「ッ…!!」
ミ,#゚Д゚彡「…オオオッ!!」
吉川が雄たけびと共に上半身を揺らす
その瞬間、ニダーの手首が押し込まれた
('A`)「マズい、『巻き込まれた』」
(;・∀・)「巻き込まれる?」
('A`)「手首を捻られることだ。これで不利になっちまった」
<ヽ#`∀´>「ニダァァァ…」
ミ,#゚Д゚彡「グッ…オオオオオオ!!」
続けて、グッ、グッと上半身を断続的に揺らす
その度に、ニダーの手はパッドへと近づいていった
(;-@∀@)「ああッ!!負けちゃうよ!!」
('A`)「負ける?そりゃありえねーぜ。なぁブーン」
( ^ω^)「そうだお、なんたって奴には…」
( ^ω^)「『勝利の女神』がついているからな」
<ヽ#`∀´>「…」
ニダーは、ほんの一瞬
客席の方向を見た
川 ゚ -゚)
焦りを見せるわけでもなく
応援をするわけでもなく
いつもと変わらない表情をしていた
<ヽ#`∀´>(…そういう、人ニダね)
『勝利を確信している』
だからこそ出来る、表情だった
<ヽ#`∀´>(まったく…とんでもない女性に惚れてしまったニダ)
力みで引きつった口元が、ほんの少し綻ぶ
<ヽ#`∀´>(見ていろ、このバケモノ女)
奥歯がガチリと音を鳴らした
<ヽ#`∀´>(貴女に、この勝利、捧げてやる!!)
<ヽ#`∀´>「ニッ…」
ピタリ、と
追い込まれていたニダーの腕が止まった
ミ,#゚Д゚彡「ッ!!」
<ヽ#`∀´>「………」
<ヽ#`∀´>「ダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!」
その日一番の咆哮を上げ
ニダーは全身に全力を込めた
パッドが、埃と共に音を立てる
.
<ヽ ∀ >「…」
ミ,, Д 彡「…」
観客が、呆然とその場を見つめる中
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「…」パン、パン
無表情のままのクールが、手を叩いた
N| "゚'` {"゚`lリ「勝者」
阿部さんが、手を
『青』の方向へ差し向けた
N| "゚'` {"゚`lリ「瓜畑、ニダー!!」
その瞬間
両者を称える歓声と大きな拍手が沸きあがった
ミ,,゚Д゚彡「…」
<ヽ`∀´>「…」
吉川は、敗北を悔しがるわけでもなく
ニダーは、勝利を喜ぶわけでもなかった
お互いに、正々堂々の戦いを終えた清々しい顔をしていた
ミ,,゚Д゚彡「ありがとう、瓜畑くん。良い勝負だった」
<ヽ`∀´>「こちらこそ、吉川くん。楽しかったニダ」
左手で握手を交わした後、友情を表すように抱き合った
そんな二人の姿を見て初めて
川 ゚ー゚)
クールはやさしい微笑みを浮かべたのであった
ミ,,゚Д゚彡「…」
<ヽ`∀´>「…」
吉川は、敗北を悔しがるわけでもなく
ニダーは、勝利を喜ぶわけでもなかった
お互いに、正々堂々の戦いを終えた清々しい顔をしていた
ミ,,゚Д゚彡「ありがとう、瓜畑くん。良い勝負だった」
<ヽ`∀´>「こちらこそ、吉川くん。楽しかったニダ」
左手で握手を交わした後、友情を表すように抱き合った
そんな二人の姿を見て初めて
川 ゚ー゚)
クールはやさしい微笑みを浮かべたのであった
どうでもいいけど内定取れました
プロブーン系民なら勿論その内定を…
おめでとう
>>250
執筆には必要ないだろ?
貰ってやるよ
卒業できなきゃ意味ないぞ
内定取れたんならこれから思う存分執筆出来るね(ニッコリ)
>>250 おめでとうございます!!
乙
おめでとう
じゃあ早速その内定先の会社に辞退の連絡してブーン系に専念しようか
内定おめでとう
ニダーかっけえ
この作者のニダーはイケメン役ばっかりだなwwwwwwwwwww
('A`)「おいアンタ、悪いがダッシュで保健室から氷嚢を持って来てくれないか?」
ドクオは近くにいたスタッフに声を掛ける
一瞬面食らった顔をしたが、舞台袖に戻ってくるニダーが右腕を押さえているのを見て、すぐさま保健室へと向かった
<ヽ;`∀´>「ハハ…ちょっと無茶しちゃったニダ」
( ^ω^)「どら、ちょっと見せてみるお」
( ・∀・)「マッスル・キュアーかい?」
( ^ω^)「いや、あれはギャグ回でしか使えない技だから今回は無しで」
('A`)「おお、メタいメタい」
かなりの無茶をしたようで
ニダーの腕はブルブルと痙攣していた
(*-@∀@)「凄かったよニダーくん!!あそこから一気に逆転するなんて!!」
<ヽ;`∀´>「ありがとう…でも、彼も凄かったニダ。とても強くて、真っ直ぐだった」
('A`)「案外、お前と似たタイプなのかもしれねーな。ラグビー部の中ではこの対決に乗り気じゃなかったが、いざ勝負となると正々堂々と戦う…いいもん見せてもらったぜ」
<ヽ`∀´>「…」
ミセ*゚ー゚)リ「さあああああああああ!!クライマックスも近づいて参りました!!いよいよ副将戦です!!」
(;^Д^)「両者一歩も引かないパフォーマンスの駆け引きでしたが、ここからが全く読めませんね…」
ミセ*゚ー゚)リ「おい思い出させるな!!!『ロック・ユー』には爆弾が二つ残ってるんだから!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ではでは!!副将戦!!『ジョック』!!」
ミセ*゚ー゚)リ「ラグビー部副キャプテン!!オラオラ系の俺様男子!!逆らう奴は黙らせてやる!!」
ミセ*>Д<)リ「猫田アアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!ギコオオオオオオオオオオオオ!!!」
(,,゚Д゚)「イエエエエエエエエエエアアアアアアアアアアアア!!!!」
叫びと共にラグビーヘルメットを被ったの猫田が現れる
共鳴するように客席も盛り上がった
(,,゚Д゚)「ヘイッ!!」
舞台袖に向かって指を鳴らすと、『ラグビーボール』が飛んできた
(,,゚Д゚)「ギコハハハ…」
手の中でスピンさせて、馴染ませる
(,,゚Д゚)「あれを見ろ!!」
猫田は正面の中央出口を指差した
スポットライトがその場所を照らすと、リンゴが乗った台がそこにあった
後ろには、ラグビー部員が控えている
(,,゚Д゚)「…」
投球のフォームを取る
ステージからリンゴまで40メートルほどの距離があった
野球のピッチャーでも、それをボールで打ち抜くのは難しいだろう
(,,゚Д゚)「…」
(,#゚Д゚)「ゴルァ!!」
放たれたボールは、ジャイロ回転しながら的に向かって真っ直ぐ飛んで行き
観客の視線を一身に受けながらリンゴへと急接近
台に触れることなく、『ボールの腹』でその真っ赤な果物を砕いた
そして、ラグビー部員の手の中で回転を弱めながら、運動を止めた
(,,゚Д゚)「どうだぁ!!」
豪快な性格に見合わない正確無比な投球
会場にいた全員が、村学のラグビー部が強豪と言われる由縁を見た
( ^ω^)「…どいつも、こいつも」
( ^ω^)「おりこうさんおりこうさんしてんなぁオイ」
対戦相手のパフォーマンスを見てこぼれた呟きに、ドクオ以外の全員に嫌な予感が走る
('A`)「そう言うなよ相棒、パンピーならあれが精一杯ってこった」
( ^ω^)「ハッ、退屈で欠伸が出るお」
('A`)「ケツも鳴るな」パァン!!
( ^ω^)「鳴らねーよ」
('A`) ションボリ
<ヽ;`∀´>「あ、あの…常識の範囲内でお願いするニダ」
(#^ω゚ )「常識常識うるせえお!!常識なんてぶち壊すためにあるんだろうが!!」
<ヽ;`∀´>そ「い、いきなりキレた!?」
(#^ω゚ )「あったぁきた!!もうあったぁきたお!!ふざけんな!!常識がそんなにお偉いんですか!?」
ブーンはものの数秒で全裸になった
(;・∀・)そ「な、なに脱いでるんだあああああああ!!本番はこれからなのに!!」
(#^ω゚ )「うるせえボケ!!お前だって性的なダンスしてただろうが!!俺だって…俺だってなぁ!!!!」
(#^ω゚ )「アブノーマルなプレイしてええええええんだよおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ミセ*゚ー゚)リ「さああああああああああ!!!ある意味『ロック・ユー』はここからが見物です!!」
ミセ*゚ー゚)リ「遂に出た!!村学の二大問題児!!今日も学園に新たな変態伝説を刻むのかああああああああ!?」
ミセ*>Д<)リ「内藤オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!ホライゾオオオオオオオオオオオオン!!!!」
(#^ω゚ )「あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
『悲鳴』が上がった
それもその筈、ステージ上の彼は全裸なのだから
ただ、局部は肩に下げた『ギター』で隠されていた
(#^ω゚ )「ロックン・ロオオオオオオオオオオオオオオオル!!!!!」
♪Dick Dale - Misirlou
http://www.youtube.com/watch?v=Yaq-KD-ylqI
かき鳴らす
激しくかき鳴らす
ネックを押さえる指がせわしなく動く
弾かれる弦から出た軽快な音が、電気信号となってスピーカーから大音量で発せられる
だが、ギターの陰から彼の息子がポロリすることは無い
スリリングなプレイと、ギターの超絶テク
観客は、知らず知らずの内にリズムに合わせ手拍子を叩いた
(#^ω゚ )「ヒャイアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!あおおおおうおうおおうおうおうおおおおおお!!!!!!」
(;-@∀@)「横からは丸見えなんだけどオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
('A`)「これが本当の横チンってな…」
<ヽ;`∀´>「なにうまい事言ってるニダ!!あれは本当にマズイニダよ!!」
(;・∀・)「いや!!あれを見るニダ!!あっ!!語尾うつっちゃった!!」
N|*"゚'` {"゚`lリb
(;・∀・)「先生はOKを出してる!!」
(;-@∀@)そ「そっか!!なら安心だね!!」
<ヽ;`∀´>そ「二人とも落ち着くニダ!!あの人の性癖が特殊なだけニダ!!」
('A`)「大丈夫だって、あいつもポロリしないために相当な特訓を繰り返したんだからさ」
<ヽ;`∀´>「ッ〜〜〜〜〜!!釈然としない部分はあるけど、ブーンはいつあれだけの演奏技術を身につけたニカ?」
('A`)「あー、あれな、エアギター」
<ヽ;`∀´>「エア…なんか聞いた事あるニダね」
(;'A`)「知らねーのかよ…簡単に言えば『弾いた振り』だ。演奏してるように見せかけてるんだよ」
<ヽ;`∀´>そ「ニダッ!?本当に演奏してるようにしか見えないニダ!!一体誰の元で指導を…」
('A`)「阿部先生だよ」
<ヽ;`∀´>そ「またそのパターンニダアアアアアアアアアア!!!!」
(;^ω^)「フゥー…表現できたぜ…俺のハートを!!変態の怒りを!!…表現できたぜェ〜〜〜」
( ^ω^)「万雷の拍手をおくれ世の中のボケども」
約二分半の演奏が終了
その間、彼の股間はギターの陰から表れなかった
陰部だけに、陰から表れなかった(うまい)
( ^ω^)「センキュ!!センキュー!!全員死ね!!」
モララーのダンスを超える過激さは、観客を別の意味で興奮させた
川# - )「あのっ、バカは…」
そしてこの人もまた別の意味で興奮した
从;゚∀从「抑えて抑えて、いつもなら丸出しにしてるんだし、全然マシな方じゃないっすか」
ノハ;゚⊿゚)「ほら!!退場するときも見せずに帰っていきますよ!!ここは褒めてあげるべきですよ!!」
川# - )「お前ら…良く考えろ」
川#゚ -゚)「公共の場で全裸になること事態、おかしな事だと」
从;゚∀从ノハ;゚⊿゚)「「あっ…」」
( ^ω^)「今なんか盛大な死亡フラグが立った気がするお」
( ・∀・)「ああ…」
(-@∀@)「ああ…」
('A`)「ああ…」
<ヽ`∀´>「確実に回収されるニダね」
( ^ω^)「ちょっとは否定してお」
( ^Д^)「さぁさぁさぁ!!熱い戦いもいよいよラスト!!ラストだからこそ燃え上がれ!!」
ミセ*>Д<)リ「泣いても笑ってもこれが最後!!大将戦の始まりだあああああああああああああああ!!!!」
\ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!/
誰もが待ち望んでいた
誰もが待ち焦がれていた
始業式の舌戦に始まり、前日の火花を散らすようなにらみ合い
遂に、遂に
('A`)「…」
( ゚∀゚)「…」
互いの大将が、激突する
パルプフィクションいいよね
ミセ*゚ー゚)リ「チーム『ジョック』、大将!!」
ミセ*゚ー゚)リ「俺がヒーローだ、俺がキングだ、俺が頂点だ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「調子に乗る奴は許さねえ!!身の程を知らせてやる!!」
ミセ*>Д<)リ「長岡アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!ジョルジュウウウウウウウウウウウ!!!!」
( ゚∀゚)「…」
ビルダーパンツ姿だ
だが、その肉体はアサピーとは比べ物にならない
静かな、なんのアピールも無い登場に関わらず
会場は沸きに沸いた
( ゚∀゚)「…」
ステージ中央で仁王立ち
期待の目線が一線に注がれる
遅れて、ラグビー部員がキャリーを引いて現れた
バッドや竹刀、 木刀が満載している
( ゚∀゚)「…始めるぞ!!」
気合の入った雄たけび
長岡はキャリーからまず取り出したのは
( ゚∀゚)「まずはこいつだ!!」
『ヤングジャンプ』だった
(;'A`)「…あ、あいつ…まさか…」
( ゚∀゚)「オラァ!!」
背表紙の両端を掴み、一気に破り捨てる
紙片が血しぶきのように舞い上がり、観客の目を引いた
その中の一片が、ドクオのいる舞台袖まで流れてきた
『キングダム』の、一コマだった
(#'A゚) ビキィ!!
( ^ω^)「アカン、ドクオを止めるんや」
(#'A゚)「漫画を粗末にする奴は俺が殺す。止めるな」
激昂して長岡に殴りかかろうとしたドクオを、ニダーが左腕で羽交い絞めにした
<ヽ;`∀´>「まだ出番じゃ無いニダよ!!ここで手を出したら、みんなの頑張りが無駄になるニダ!!」
(#'A゚)「フーッ…フーッ…」
( ・∀・)「…」
( ・∀・)「やれやれ」
モララーがドクオの前に遮った
そして、高らかに右手を振り上げ
パァーン!!
( ・∀・)
⊂彡☆))'A゚)∴
平手打ちをした
∩ A )「…」
( ・∀・)「落ち着けよ、ドクオ。君が漫画に掛ける情熱は、僕が身を持って体験している」
( ・∀・)「だけど、『あの時』とは状況が違うんだよ。ここで怒りに任せて長岡をボコボコにしたら、どうなる?」
( ・∀・)「君だけじゃない、クールさんもヒートちゃんも、ハインさんにだって迷惑が掛るんだ」
胸倉を掴みあげる
(#・∀・)「お前が売った喧嘩だろ…お前が許した賭けだろう!!何よりも大事に思っているのなら、くだらない挑発でキレて台無しにするんじゃねえよ!!」
( A )「…」
温厚な性格のモララーからは想像も出来ない、怒りで荒げた声だった
( A )「…」
( -∀-)「…叩いて、悪かったね」
ドクオの顔に冷静さが戻ったのを見ると、襟元を優しく正してやり
足下の紙片を拾い上げる
( ・∀・)「これも、君が愛するものだろう?背負って戦うんだ」
それをドクオの手に握らせた
ステージから木製バッドや木刀が派手に砕け散るが聞こえ
観客の歓声と拍手が巻き上がり
長岡のパフォーマンスは終わった
.
('A`)「…モララー」
( ・∀・)「なに?」
('A`)「お前、後で、泣かす」
(;・∀・)そ「なんでだよ!!好アシストじゃん!!」
('A`)「だからこそ腹立たしいんだよチクショウ、ホモの癖に…」
(;・∀・)「だからホモじゃないって!!」
(-@∀@)「いつものドクオくんだね」
<ヽ;`∀´>「一時はどうなる事かと…」
( ^ω^)「ちょっと嫉妬しちゃうわね…なんだろうこの寝取られ感覚」
「さぁ、トリを飾るのは学園一の変態児!!」
('A`)「ブーン。今、頼みたいことがある」
( ^ω^)「なんだお?」
('A`)「俺のケツを、ぶっ叩いてくれ」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「思いっきり、やってやるお」
('A`)「こいや」
( 'A`)
( ^ω^) ⊂| つ
⊂彡☆))( ノ
パーン ((_)
(^ω^)つ ('A` )
と_⌒((☆ミ⊃
(_ノノ パーン
('A`)b「行ってくるぜ!!」
( ^ω^)b「ブチかませ!!」
(-@∀@)「いや今の、何?」
( ・∀・)「僕より彼らのほうがホモホモしいと思うんだけどなぁ」
<ヽ`∀´>「あの二人にしかわからないモノがあるニダよ、きっと…」
ミセ*゚ー゚)リ「チーム『ロック・ユー』、大将!!」
服を一瞬で脱ぎ捨てる
ミセ*゚ー゚)リ「変態とは何だ!?変態とは誰だ!?その答えは全てこの男にある!!」
音を鳴らさないように、ケツを二、三度引き締めた
ミセ*゚ー゚)リ「滾る闘志は人一倍!!ケツの音色が今日も鳴り響く!!」
ミセ*>Д<)リ「欝田アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!ドクオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
('A`)「行くぜ、オイ!!」
最高のコンディションで、ライトが照らすステージへと上がった
今日は終わりかな、余計かもだが用語について一言
ラグビーヘルメットじゃなくてヘッドキャップが正しいはず
やったれドクオ
ぶちかませドクオ
バカらしいのに熱いっていいよね
ここでおわりかーい
>>281
IDがブンツン(*^ω^)ξ*゚⊿゚)ξ
>>282
すげえ!!!!今気づいた!!!
あっ281です
ID:.Qo4Ff1E0は俺ですいっぱいレスしてごめんなさい繋げられます
別にいいよ、代わりに>>1 がマーティン君と繋がりたいらしいから
今日は来るのかな
('A`)「…」
ドクオは、他の出演者とは違い、派手さも迫力も無かった
だが観客は、他とは変わらない期待の目線を向けていた
('A`)「…」
観客は知っていた
『こいつは何かをやらかす』と
(-A-)「…」
暫し、ドクオはステージ中央から動かなかった
目を瞑り、深呼吸するその様は、精神統一のように見えた
('A`)「…」
そして、再び目を開けたその時
ドクオはある一点だけを見つめていた
从 ゚∀从
('A`)「…」
その姿を目に焼きつけ、ドクオは
観客に背を、いや『尻』を向けた
感嘆のため息が漏れた
『鍛えぬかれた』だなんて言葉では言い表せないくらいの、逞しい尻がそこにはあった
('A`)「…」
('A`)「ブーン」
( ^ω^)「…」
きっちりと制服を着込んだブーンが、『金属バッド』を持って現れる
少し前まで全裸で狂ってたとは思えない佇まいで
( ^ω^)「…」
('A`)「…」
互いに頷きあい
ブーンはドクオの尻の前で、バッドを構えた
( ^ω^)「…」
(#^ω^)「ヴぁああああああああああああい!!!!!」
フルスイング
バッドは鈍く空気を斬り、尻へと衝突した
(#'A`)「ッツアアアアアアアアアアアアアアイ!!!!!!」
耳を劈く様な『破裂音』
全力で尻を殴られたにも関わらず、ドクオの体は一切動じなかった
( ^ω^)「…」
ブーンは静かにバッドを尻から離し
衝突面を観客に見せつけた
『凹んでいる』
アルミ合金で出来たヘッドが、まるで型を取ったかのように
尻の形に、凹んでいた
(#'A`)「っしゃああああああああああああい!!!!」パァン!!
対し、ドクオの尻には痣の一つもついていない
引き締めた尻が、勝どきを上げるがの如く音を鳴らした
( ^ω^)「…」
続いてブーンは片膝を着き、尻にバッドを挟んだ
手を離しても、バッドは地面へと落ちない
もしドクオが女性であったならば、ある意味扇情的な光景であっただろう
('A`)「…」
( ^ω^)b「…」
('A`)「スー…フゥー…」
(#'A`)「ヴァアイッ!!」
『引き締める』
更に大きな破裂音
バッドが、再びその形状を変える
ブーンが、尻からバッドを離す
挟まれたヘッドが、円柱から平面へと形を変えていた
( ^ω^)「…」
次にブーンは、バッドをひっくり返し
更に硬い『グリップ』の部分を尻に挟んだ
( ^ω^)「…ドクオ」
('A`)「…ああ」
(-A-)「…」
これまでの軌跡を思い出す
アサピーが、『可能性』を示した
モララーが、『熱情』を表現した
ニダーが、『逆転』を見せ付けた
ブーンが、『勢い』を晒した
そして、ハインが『力』をくれた
(-A-)「…」
全ての想いを、尻に込めた
(゚A゚) カッ!!
(#゚A゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
光が、弾けた
遅れて、『金属』が床を転がる音が響き渡った
例えるなら、それは『ギロチン』だろう
首を落とされた罪人のように、バッドのヘッドとグリップが切断…いや
『捻じ切られていた』
(;'A`)「グッ…」
(;^ω^)「ドクオ!!」
その一撃で、全力を出し切ったのか
崩れ落ちたドクオを、ブーンが支えた
(;'A`)「スマン…」
( ;ω;)「ドクオ…お前、やったお…やったお!!」
短くなった金属バッドを、涙ながらにドクオに手渡す
(;'A`)「へ、へへ…」
『人体が金属を砕く』
その偉業を成し遂げたドクオは、手渡されたそれを
(*'A`)「やったぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
観客に向かって高々と掲げた
その日一番の大歓声が、会場から
そして、それを見ていた学園の生徒達から上げられた
<ヽ;`∀´>「すいません、氷を!!」
ニダーが言い終わる前に、勘の良い優秀なスタッフ(イケメン)は保健室へ駆け出した
ドクオはブーンの肩を離れ、自らの足で舞台袖まで戻り
観客の目が届かない場所まで行って、膝を着いた
( ;∀;)「ドクオくん!!君ってやつは!!」
モララーは感動で涙を流していた
それを見てドクオは、不敵な笑みを浮かべる
(;'∀`)「ハハ…だから言っただろうがモララー…後で泣かすってよ」
( ;∀;)「…この野郎!!」
感極まったモララーは、ドクオに抱きつく
(;'A`)そ「うおおおおおおおおおおやめろおおおおおおおお!!!!俺にそっちの気はねええええええええええ!!!!」
(;-@∀@)「ホモかどうかはさておき、お尻大丈夫なの!?」
(;'A`)「先ずはこいつを引っぺがせえええええええええ!!」
( ;ω;) ドバドバドバドバ
(*'A`)「ああ…ケツが冷える…感じちゃうわ…ンッフ」
<ヽ;`∀´>「気持ち悪い声出さないで欲しいニダ…」
(-@∀@)「いやぁ…やりきったね」
( ・∀・)「そうだね、全力を出し切った」
( ^ω^)「後は結果を待つばかりだお」
教員による審査と、学園中の生徒の投票が行われていた
氷を持ってきたスタッフによると、ほぼ全校の生徒がボディコンを視聴していたらしい
「僕はもちろん、あなた方に投票します!!」と目を潤ませて言っていた
('A`)「あいつ、後で抱いてやってもいいな」
( ^ω^)「きっと良い声で鳴くだろうお」
( ・∀・)「君らのそれはガチなの?ネタなの?」
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
(;・∀・)そ「だからなんで黙るのさ!!」
「投票と審査の結果が出ました!!出場者の皆様はステージへとお願いします!!」
( ^ω^)「おっ、運命の時がきたお」
(-@∀@)「きっと勝てるよ!!」
( ・∀・)「うん!!間違いなく!!」
三人が意気揚々とステージへ向かった
('A`)「さって、俺らも行きますかね」
<ヽ`∀´>「ドクオ」
後に続こうとしたドクオを、ニダーが引き止める
肩を掴む手が、力強かった
('A`)「…なんだ?」
<ヽ`∀´>「彼と…吉川くんと話し合ったニダ。勝っても負けても、賭けは無しにすると」
('A`)「…」
<ヽ;`∀´>「お互い、汚い手を使わずに正々堂々戦った!!これ以上の醜いやり取りは、野暮以外の何物でもないニダ!!ドクオ…考え直すニダ!!」
('A`)「…」
ドクオはニダーの手を掴み、向き直る
('A`)「その説得で、俺が口説き落とせても」
('A`)「奴らは、どうだ?」
<ヽ;`∀´>「それはっ…吉川くんが」
('A`)「違う、わかってねえよニダー…『ワケが違うんだ』」
<ヽ;`∀´>「…何を言っているかわからないニダ」
('A`)「今にわかるさ、行こうぜ…」
―――――
―――
―
ミセ*゚ー゚)リ「何物にも、終わりは訪れます」
ミセ*゚ー゚)リ「受験戦争、就職活動、学校生活、愛のある家庭…」
(;^Д^)「最後のはちょっと…」
ミセ*゚ー゚)リ「だが!!その終わりを笑って迎えるか泣いて迎えるかは!!当人次第!!!!自らの行動が、明暗を分ける!!!!」
ミセ*>Д<)リ「チーム対抗!!村学ボディコンテスト!!結果発表だあああああああああああああああああああああ!!!!!!」
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!/
観客の熱気は、最後まで冷めることは無い
むしろ、熱い戦いに感化され更に大きく燃え上がっていた
ミセ*゚ー゚)リ「うるせえ!!」
\うおおおお…/
でも一喝されて萎んだ
ミセ*゚ー゚)リ「皆さんご存知の通り、この戦いは校内放送として中継され、全校にいる生徒がスマホアプリで投票することが出来ます!!」
ミセ*゚ー゚)リ「その結果が50として、審査員の肉体審査が50!!計100の票を奪い合い、多かった方の勝利になります!!」
( ^Д^)「それでは!!審査員の票から発表していきましょう!!」
スタッフが、一枚の紙を初春に手渡す
ミセ*゚ー゚)リ「どれどれー…ほーう、そう来ましたか…」
( ^Д^)「これは…うん…」
中身を見て、うんうんと頷く
観客も、出場者も、今か今かと焦らされた
ミセ*゚ー゚)リ「では!!発表します!!」
ミセ*゚ー゚)リ「チーム『ジョック』!!35!!」
ミセ*゚ー゚)リ「チーム『ロック・ユー』!!15!!」
ミセ*゚ー゚)リ「肉体点は大差をつけて『ジョック』の勝利だああああああああああああああ!!!!!」
今日はここまでです
明日、ボディコン編を終わらせます
次回!!『阿鼻叫喚!!ムカデ人間の刑』!!
お楽しみに!!
マジキチすぎてワケが分からねえ
もうケツから音デルのは当たり前だからな
城之内死す並のネタバレ予告アザース
意味がわかると怖いコピペを夜通し見てしまってガクブルしていた心を爽やかに癒す次回予告ありがとう
ところでラグビーってボール前に投げると反則だよな?
たぶん前に飛んでくのはアメフトだろうね
まぁこまけえこたぁいいんだよ
ごめんタキシード観てたら全然書けなくて今日は投下出来そうにねーわごめんなマジでゴメン
でもその代わりにタキシードで短編書けそうな気がしてるから今日は寝るねおやすみ
差をつけたにも関わらず
( ゚∀゚)「…」
ミ,;゚Д゚彡「…」
『ジョック』のメンバーはガッツポーズすら取らなかった
反対に、『ロック・ユー』のメンバー達も
('A`)「…」
( ^ω^)「…」
落胆の声すら上げなかった
彼らはわかっていたのだ
『勝負はここからだ』と
ミセ*゚ー゚)リ「では!!全校生徒の投票結果を発表いたしましょう!!!」
スタッフがもう一枚紙を手渡す
ミセ*゚ー゚)リ「…」
( ^Д^)「…」
神妙な顔つきに変わった
観客も、出場者も、それの意図は読めない
ミセ*゚ー゚)リ「……発表します」
さっきまでの威勢はどこへいったのか
重い口ぶりで話し始めた
ミセ*゚ー゚)リ「…『ジョック』、15」
ミセ*゚ー゚)リ「『ロック・ユー』、35」
( ゚∀゚)「…」
('A`)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「50:50!!引き分けです!!!」
会場が騒然とする
引き分けはありえない事では無かったが、まさか
『票の逆転』で、引き分けにもつれ込むとは
「どうすんだこれ…」
「まさか引き分けで終えるわけないだろうが…」
「サドンデスか!?」
ミセ*゚ー゚)リ「はいはーい!!こういう縺れがあるから勝負は面白いんですよ!!」
( ^Д^)「もちろん、引き分けの場合の勝敗方法を予め用意しております!!」
ミセ*゚ー゚)リ「審査員の投票で、雌雄を決します!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「おっ、俺達か」
|(●), 、(●)、|「責任重大だな」
/ ,' 3「ホッホ…」
('A`)「…」
( ^ω^)「…どう転ぶと思うお?」
('A`)「わかんね…尻の準備だけはしておこうぜ」
( ^ω^)「…潤滑油はごま油しかないぜ?」
('A`)「上等だ…」
ミセ*゚ー゚)リ「審査員の皆様は、『良い』と思ったチームの札を上げてください!!それではまず立石先生から!!」
|(●), 、(●)、|「…」
ラグビー部の顧問が、高々と上げた札は
チーム、『ジョック』
先制は、相手側に下った
(;'A`)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「続いて、阿部先生!!」
ドクオに、『ロック・ユー』のメンバーに嫌な汗が流れる
この点を取られたら、負けてしまう
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
N| "゚'` {"゚`lリ「…悪いな、ダディ」
阿部さんが掲げた札は
チーム、『ロック・ユー』
勝負は再び、互角に戻った
N| "゚'` {"゚`lリ「やっぱり、教え子が一番可愛いもんだ」
|(●), 、(●)、|「なぁに、こっちもさ」
ミセ;゚ー゚)リ「ひっ…」
ミセ;゚ー゚)リ「引き分けです!!またもや引き分け!!最後は荒巻校長の票に委ねられましたあああああああああああああ!!!!!」
/ ,' 3「…」
/ ,' 3「マジでか…」
ミセ;゚ー゚)リ「さぁ!!ズバァーっと決めてもらいましょう!!」
/ ,' 3「…ふむ、甲乙着け難い勝負だった。出来ることなら、このまま引き分けで終わらせてなんかこう両者とも勝利で綺麗に終わらせたいなぁって思うくらいにの」
/ ,' 3「だが、そうも行かないってのはわかってるのあたい。だってそんなふざけたこと抜かしたら暴動起こりそうだし」
/ ,' 3「ふむ…本当に難しい、本当に…だが、あえて言うならワシは…」
手が、札に伸びる
/ ,' 3「『これからの成長の期待』に、一票を投じたい」
掲げられた札を見て、司会が声を上げた
ミセ*゚ー゚)リ「…勝者はッ!!」
ミセ*゚ー゚)リ「チイイイイイイイイイイイイイイム!!!!『ロック・ユー』だああああああああああああああああああああ!!!!!」
.
(;-@∀@)「…」
ある者は、勝利に呆然とし
<ヽ;`∀´>「…ハァ」
ある者はこれからの惨事を憂い
(* ・∀・)「ヨッ……っしゃあ!!」
ある者は喜びを露わにし
( ^ω^)「おっおwwww」
ある者は興奮を抑えようと、固く拳を握り締め
('A`)「…」
ドクオは、ポケットから『プラスティック製の何か』を取り出した
そして彼らを、勝者を称える大歓声が包み込んだ
ここまで引っ張ってたらネタとしてジョックの勝ちが来るかと一瞬思ったわ
それに対し、『ジョック』のメンバーは
(・∀ ・;)「嘘だろ…」
(,;゚Д゚)「負けた……」
(;゚∀-)「…」
打ちのめされた表情と共に、『賭け』の事を思い出していた
ミ,;゚Д゚彡「…」
<ヽ;`∀´>「…」
吉川とニダーは、アイコンタクトを取った
一番の問題を排除するために
('A`)「…」
ミセ*゚ー゚)リ「それでは、勝者インタビューに移ります!!代表の欝田さん!!お願いします!!」
マイクがドクオに手渡された
<ヽ;`∀´>「ドク…」
( ^ω^)「ニダー」
再度ドクオを説得しようとしたニダーを、ブーンが止める
( ^ω^)「ここは成り行きを見るお」
<ヽ;`∀´>「そんな悠長なことを言ってる場合ニダ?」
( ^ω^)「大丈夫さ、あいつはちゃんとわかってるから」
('A`)「…あー、皆さん、どうもありがとう」
観客に向かい、深々と頭を下げる
その後、審査員席へと体を向けた
('A`)「校長。一つ聞きたいんですが、俺ら側に票を入れたきっかけは?」
/ ,' 3「ん?さっき言ったじゃろ?『成長への期待』じゃよ」
/ ,' 3「『マッスル・クアットロ』は、元より完成された『ヒーロー』として皆の心にあった。そこに割って入ったのが、『木原アサピー』くんと『上条モララー』くんじゃ」
(;-@∀@)「えっ…」
( ・∀・)「僕も?」
/ ,' 3「『誰でも努力すれば変わることが出来る』という、強いメッセージを感じられたからのう…この二人のように、成長する生徒が増えることを願って、ってのも理由の一つかの」
('A`)「なるほど」
('A`)「なら、今日の主役は俺じゃない、この二人だ」
ドクオはアサピーにマイクを放り投げた
('A`)「時間稼げ」
(;-@∀@)「えっ?えっ?」
突然の振りにあたふたとするアサピーを尻目に、ドクオは『ジョック』側へと歩いた
(;゚∀゚)「…決行って、ワケか」
('A`)「…」
長岡はうな垂れたまま、全てを諦めた声を出した
ミ,;゚Д゚彡「欝田くん、今言うのもなんだが」
('A`)「ああ、いい。全部ニダーから聞いた…だが、俺には関係無い」
(,;゚Д゚)「お前…正気かゴルァ!?」
('A`)「…」
ドクオは黙って、握り締めていた『プラスティック製品』を長岡の前に差し出す
('A`)「お前が決めろ。長岡」
(;゚∀゚)「ッ!?どういうつもりだ…」
('A`)「さぁな…」
(;゚∀゚)「…」
長岡は思った
『俺はこいつに嘗められている』と
行為を拒否する惨めな姿を笑いにきたのだと
(#゚∀゚)「く、く…この…サイコ、野郎がッ…」
『プライド』があった
羞恥に晒されることになろうとも、蔑まれることになろうとも
絶対に退けられない一線が、長岡にもあった
(#゚∀゚)「やってやるよ!!男に二言はねえってことを、てめえに思い知らせて…」
だからなんで深夜に投下するんだよこのムカデ人間は
支援
('A`)「そうか、ならいい」
長岡がそれを手にする前に
ドクオは足下に落とし、踏み潰した
(;゚∀゚)「…は?」
('A`)「いや、この期に及んでまだグチグチ文句言うってのなら、俺が無理やりにでも繋げてやったんだがな」
('A`)「覚悟見せてもらったし、これに懲りたらもう無茶な賭けはしないって約束しろ」
(;゚∀゚)「そん…なんで」
『納得できるか』と、吠えようとした
だが、やろうとしていた行為の、あまりの恐ろしさを思い出し、その勢いは萎んだ
('A`)「…それによ、ニダーにも言われたんだ。『汚い手を使わずに、正々堂々戦った。これ以上の醜いやり取りは野暮だ』って」
('A`)「実際、その通りだと思うよ。見ろ、客席を」
(;゚∀゚)「…」
観客は、全員が笑顔だった
最高の舞台を見て、そして勝者敗者に関わらず、両チームに対する称賛の声を上げていた
('A`)「俺にはアレを阿鼻叫喚の地獄絵図にする度胸は無いね…ああ、勘違いしてもらっちゃあ困るが、一つ貸しだからな?」
(;゚∀゚)「…」
ちょうどその時、アサピーのたどただしい挨拶が終わり
万雷の拍手が送られた
(;-@∀@)「あ、ありがとうございました!!」
('A`)「そんじゃ、おつかれさん」
長岡の肩をポンポンと叩き、ドクオはチームの元へと戻った
(;゚∀゚)「…」
ミ,,゚Д゚彡「長岡先輩…」
(;゚∀゚)「最初っから…その気だったってのか…」
(;゚∀゚)「クッソ…気分悪ィぜ…面倒を見られたみたいで…」
ミ,,゚Д゚彡「…彼は」
ミ,,゚Д゚彡「大した男でしたね」
(;゚∀゚)「クッソ、クソ…覚えてろよチクショウが…この借りはぜってえ返してやるからな…」
こうして、村学ボディコンテストは
僅か一票の差でチーム『ロック・ユー』の勝利となり
大盛況で幕を閉じたのであった
―――――
―――
―
放課後
クラスメイトにもみくちゃにされて胴上げされて担任からの熱い抱擁(性的な意味じゃない)を貰った五人
その後、居残るようにと言われ、教室で待機している
('A`)「祭りの後ってのは、寂しいもんだぜ」
夕焼け色に染まる教室
遠くでは、テントを畳む音やパイプ椅子を片付ける音が聞こえていた
从;゚∀从「それにしても、お前のケツどうなってんだよ…」
ハインは、ドクオの尻が捻じ切ったバッドを持て余していた
『やるよ』と言われたものの、これをどうすればいいのか考えている
('A`)「なんかやれると思ったから…」
( ・∀・)「そのお尻、二度と人に向けて使わないでね?」
('A`)「場合による」
ニダーとアサピーは疲れたのか、机に突っ伏して眠っていた
( ^ω^)「それにしても阿部さん遅いお…お腹すいたお…なんか持ってない?」
('A`)「ヒートが割った瓦が残ってるけど?」
( ^ω^)「どうせいと?ていうか他に何に使ったってんだお?」
('A`)「カワニー」
( ^ω^)「上級者通り越して超越者じゃねーかそんな奴
N| "゚'` {"゚`lリ「おっ、揃ってんな」
暇を持て余していた最中、阿部さんがクールとヒートを連れて戻ってきた
ノハ*゚⊿゚)「せんせーが祝勝会でご飯連れて行ってくれるんですって!!起きてください先輩方!!」
(;3∀3)そ「えっ?コンプティーク再販!?」
川 ゚ -゚)「何を聞き間違えたらそうなるんだ…おい、ニダー起きろ」
<ヽ;`∀´>そ「痛い痛い痛い!!腕に体重掛けないで!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「そういうことだ。どこかいい飯屋を知らないか?」
('A`)「俺んち」
( ^ω^)「お前んち飲食店じゃねーだろ」
从 ゚∀从「そーいうことなら、良いとこ知ってるぜ」
N| "゚'` {"゚`lリ「おっ、どこだ?」
从 ゚∀从「バイト先」
N|;"゚'` {"゚`lリ「おいおい、それってチェーン店か何かじゃないのか?」
('A`)「いや、個人経営の良い店っすよ。味もお墨付きだし」
( ^ω^)「俺らも何回か行ってるお」
N| "゚'` {"゚`lリ「ほう…それは気になるな。よし、行くか!!モロチン俺のおごりだ!!」
( ・∀・)「さすが先生!!素敵!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「ハッハッハ、なんなら、抱いてやってもいいぜ?」
( ・∀・)「それは全力で遠慮します!!」
―――――
―――
―
(´-ω-`)「ドンッストッピンナーウ♪」
カランカラン♪
(´・ω・`)「お、いらっしゃ…」
从 ゚∀从「ちーっす、店長」
(´・ω・`)「ん?今日シフト入って無いよね?抱かれに来た?」
从 ゚∀从「臭そうだから無理、臭くなくても無理、死ね。それより友達連れてきたんだ」
(´・ω・`) ボリション
('A`)「ショボンさん、ご無沙汰してます」
( ^ω^)「相変わらずケツに響くいい音楽流してるぜ…」
(-@∀@)「わー、大人な店って感じだねえ」
( ・∀・)「オシャレだね、ハインさんいいとこで働いてるじゃん」
ノハ*゚⊿゚)「お腹空いた!!お腹空きました!!!」
<ヽ;`∀´>「わかった、わかったから静かにするニダ。他のお客様のご迷惑ニダよ」
川 ゚ -゚)「と言っても、ついさっきまで閑古鳥が鳴いていたようだがな…」
(´・ω・`)「わーお、大御所じゃない…8名様で?」
从 ゚∀从「いや、あと先生が来るから9名で」
(´・ω・`)「へぇー、先生もねー」
N| "゚'` {"゚`lリ「おー、いいみs…」
(;´゚ω゚`)そ
N|;"゚'` {"゚`lリそ
(;´゚ω゚`)「カ……」
(;´゚ω゚`)「カズ!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ショ……」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ショボン!!!」
♪ラブ・ストーリーは突然に - 小田和正
http://www.youtube.com/watch?v=VwJruL9nBwQ
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
おつうううううううううう
次回予告!!
(;´・ω・`)「カズ!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ショボン!!」
運命的再会!!
(;´・ω・`)「僕たちは、昔バンドを組んでいてね…」
('A`)「それが、どうして…」
阿部さんの青春時代!!
N|;" '` {" `lリ「もう俺は…傷つけたくないんだよ!!」
一体彼に何があったのか!?
次回!!『マーケティング・レンタルコミックス!!』
第十三話!!『げいおん!』
乞うご期待!!
一ヶ月掛けてやっと終わりました学園祭編
地の文が下手過ぎてもう若干嫌になってたりもしましたが、私は元気です
内定取れました(笑)
次回は映画紹介です
マーケティングは次でラストになると思います
乙!
おつ
げいおんはヒドいww
おつ!
結局ムカデ人間の決行は無しかよぬっるいなあああ(学園祭編完結おつかれさま!)
げいおん!で噴いたじゃねえか電車でよどうしてくれんだよこのムカデ人間が死ねよ今回も面白かったよ乙
たまにPCで書き込むとこれだよ恥ずかしい死にたい
内定おめっとさん
>次でラスト
……………んん? ……えっ?
まあ他にも書くものいっぱいあるしな
マーケティングは、って書いてあるだろ
ここから尻Ass展開なんだろ
【if〜もしものお話〜】
/フフ ム`ヽ
/ ノ) ∧∧ ) ヽ
゙/ | (´・ω・`)ノ⌒(ゝ._,ノ
/ ノ⌒7⌒ヽーく \ /
丶_ ノ ☆ ノ、 ☆|/ 始まるよ
`ヽ `ー-'_人`ーノ
丶  ̄ _人'彡ノ
ノ r'十ヽ/
/`ヽ _/ 十∨
提供
人との繋がり、大切にします
ローゼフ・ハイター
偉大なる内定者様
◆mkdHuman
散ることの無い、サムライ
ウルヴァリン:SAMURAI
ドクオ負け犬肉便器編
/ ,' 3「ジョック勝ちねwwwwwwwww」
( ゚∀゚)「っしゃあ(#'A゚)「今だブウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!」
(#^ω゚ )「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ヌギヌギヌギスッポンポーン!!
ミセ*;゚Д゚)リそ「ぬ…脱いだあああああああああああああ!?変態二人が脱ぎました!!!何やってんだあのバカ共は!!」
(#'A゚)「行くぜブーン!!GOKAN IS RAPE!!」
(#^ω゚ )「GOKAN IS RAPE!!」
(;゚∀゚)「うわ何をするやめ」
【音のみお楽しみください】
うおおおおおおおおおおおおお!!!俺のケツをくらええええええええええええ!!!!
パァンパァンパァン!!
ぎゃああああああああああああああああああああ!!!チンコが!!チンコがああああああああああ!!!!
おらああああああああああああああああああ!!!!俺の処女をくらえおおおおおおおおおおおおお!!!!
うわああああああああああああああああああああああああ!!!!もう普通の女じゃ満足出来ない体になっちまったぜゴルァアアアアアアアアアアアアア!!!!
ドピュドピュ
カメラ止めろ!!
盛り上がってきたじゃないの!!
お、おいカズやめrアッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
【変態お見苦しいです】
:( ∀ ): ビグッ、ビグン
:(,* Д ):「ハァン…アハァン…」ドッピュ…
('A`)「シャワー浴びたら帰れよ…」
( ^ω^)「これだからオトコって嫌なのよ…」
こうして、ドクオとブーンの学校生活は
幕を閉じたのであった
誰得
誰得
【もしも、破られたのがヤンジャンじゃなくてウルジャンだったなら】
( ゚∀゚)「支払いは俺にまかせろー!!!」バリバリー!!
( ^ω^)「あ、あかん」
<ヽ;`∀´>「マズいニダ!!長岡先輩!!逃げて!!」
(;゚∀゚)「あ?あ…」
長岡は、客席の『彼女の異変』に気づいた瞬間、情けなくも失禁した
だが、それも仕方の無いことであろう
狂人や猛者でもない限り、『こめかみに突きつけられた銃』や、『喉元にそえられたナイフ』に
『目前に迫った死』に、恐怖しない人間などいない
川# - ) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
川# - )「こんなことを…見せられて…頭にこないやつは、いない」
川# - )「そう思わんか…え?長岡よ…?」
彼は、村学最大のタブーに触れてしまった
長岡ジョルジュ、18歳
あまりにも短い、人生の幕を閉じた
┼ヽ | レ |
d⌒) 、_,ノ __ノ
---------------
制作・著作 MKD
ウルジャンが破るのに手頃の分厚さじゃなくて良かったなww
第十三話―――――
(;´゚ω゚`)「カ……」
(;´゚ω゚`)「カズ!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ショ……」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ショボン!!!」
(#'A゚)「麃公オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
ノハ#゚⊿゚)「呉慶ェ!!」
从 ゚∀从「なんだこれ」
『げいおん!』
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「前回までの、あらすじ!!!!!」
( ^ω^)「劇的勝利を決めた俺達『ロック・ユー』は、阿部さんがご飯を奢ってくれるってことでハインのバイト先である飲食店『サンフランシスコ』へと訪れた!!」
( ^ω^)「だが、阿部さんが入店した直後、店長とラブストーリーは突然にな展開へと突入していく!!」」
( ^ω^)「またもやホモなのか!!ラブコメ要素はどこへ行った!!お前らがホモホモ言うから!!もう全部お前らが悪い!!お前らなんてホモだ!!ホモ!!」
( ^ω^)「そしてこれが俺のうらすj姉御やめて冗談だからぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」
バー&レストラン『サンフランシスコ』にて
(;´・ω・`)「カズ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…りょ、料理人に、なったんだな」
(;´・ω・`)「そっちは、教師になったんだな・・・高校のころから、毎日聞かされてた夢を、叶えたんだな」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…」
('A`)(気まずい)
(-@∀@)(勝利を祝う雰囲気じゃない)
( ^ω^)(なんでもいいから腹減った)
川 ゚ -゚)(お、ウルジャンが置いてある。読んじゃお)
(;´・ω・`)「な、なぁ…音楽は、音楽はやってるのか?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ッ…スマンお前ら、金は置いていくから好きなものを食っていけ」
阿部さんは、財布から数万円をテーブルに置き
逃げるように店から出て行った
(;´・ω・`)そ「な、おい待て!!カズ!!」
ショボンが慌てて後を追い
店内には生徒だけが残された
( ・∀・)「…どうすんのさこの雰囲気」
('A`)「クッキングパパこと荒岩一味なら、店主の断り無しに料理を作り出すな」
( ^ω^)「謎のコネで厨房借りて一品作ったりな」
<ヽ`∀´>「漫画知識に際限無しニダね…」
(-@∀@)「帰ってくるの、待つ?」
川 ゚ -゚)「店員なら、そこにいるだろう?」
从 ゚∀从「マジか…めんどくせえ」
ノハ '⊿`)「お腹すいたー…」
从;-∀从「しゃーねえ、適当に見繕ってくるわ…」
('A`)「手伝うか?」
从 ゚∀从「いーよ、大して手間かかんねーし。本日の主役らは座ってな」
川 ゚ -゚)「急げよ」
从 ゚∀从「へーい」
そこでおわりっすか
〜数分後〜
(´゚ω゚`)「カズがいなああああああああああああああああああああああい!!!!!うわあああああああああ!!!!!」
川 ゚ -゚)「…いつも叫びながら料理しているのか?」
从 ゚∀从「…たまに」
( ・∀・)「すっごく不安になってきた」
('A`)「ハインが作ったサラダ美味しいよサラダ」
( ^ω^)「俺にも食わせろ」
('A`)三三○)^ω゚ )∴「タッポイ!!」
('A`)「触るな」
∩^ω^)「…」
(#^ω゚ ) ビキッ
(#'A`)「やんのか?オオン?」
「うるせええええええええええええええええええええ!!!!」
(´゚ω゚`)三三○)'A゚)^ω゚ )∴
「Keep you buuuuuuuuuuuuuurning!!!!」
(#´゚ω゚`)「大人しく座って待ってろ!!カス共が!!」
('A`)「はい」
( ^ω^)「すいませんでした」
(;-@∀@)「随分と、客に対して乱暴な店主さんだね…」
从 ゚∀从「通常運転だから問題ないぜ」
(;-@∀@)そ「大有りだよ!!」
【おっさん料理中…】
(*'A`)「ごめんな、ブーン…オッフ♥」チクビコリコリ
(* ^ω^)「こっちこそ、ごめんお…ンフ♥」チクビコリコリ
ノハ;゚⊿゚)「お互いの乳首を抓りあってる…こ、これが友情パワーか!!」
<ヽ;`∀´>「見たらダメニダ!!毒されるニダよ!!」
【おっさん料理中…】
(´・ω・`)「はい、お待ちー。『満干全席〜ジブリ飯編〜』出来たよー。ほらハイン、配膳手伝え」
从;゚∀从「えー」
(´・ω・`)「えーじゃない、どんだけ数があると思ってるんだ」
(* ・∀・)「ジ、ジブリ飯って、もしかして…」ワクワク
('A`)「食いすぎには気をつけるんだな…豚になっちまうぜ?」
( ^ω^)「全く!!明日のトレーニングは三割り増しだな!!」
川*゚ -゚)「ほ、ほう…?」ソワソワ
(*-@∀@)「アレとか、アレとかも…?」ドキドキ
ノハ*゚⊿゚)「ほんとに?パチもんじゃないですよね!!」キラキラ
<ヽ*`∀´>「楽しみニダ!!」ニダニダ
(´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!腹いっぱい食らええええええええええええ!!!」
从;>∀从「重い…」ヨタヨタ
\うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!やべええええええええええええ!!!!/
(* ・∀・)「これアレだよ!!千と千尋で観た汁っぽいなんかタプタプしたやつ!!凄い!!」
(*-@∀@)「大皿に山のように持ってある!!再現度もハンパないね!!」
ノハ*゚⊿゚)「シータが作った肉団子のスープですよ!!これおかわりして食べたかったああああ!!!」
川*゚ -゚)「おい見ろ!!ドーラのハムもあるぞ!!これにかぶりつくのが夢だったんだ!!」
<ヽ*`∀´>「ジコ坊のおじやもあるニダ!!トロットロで美味しそうニダ!!!」
(´^ω^`)「フフッ、召し上がれ」
\いっただっきまーす!!/
(´-ω-`)=3「フゥウ…良い子達じゃないか。カズも立派に先生しているんだなぁ…」
\ガツガツ!!もぐもぐ!!やべえ!!超うめえ!!今まで食ってたのはサンダルの底だった!!/
('A`)「聞くまでもねーが、阿部先生となんかあったのか?」
(´・ω・`)「んー?いやね、あまじょっぱい青春の思い出ってやつさ」
( ^ω^)「もぐもぐおっさんにも青春時代があったんモグ」
(´・ω・`)「青春時代が無い奴なんて逆に少ないだろ常考…」
(´-ω-`)「そう、あれは俺達がピッチピチの村学男児だったころの話さ…」
川 ゚ -゚)「酒無いのか?出来ればワインがいいんだが。瓶で寄越せ」
(´-ω-`)「裏のセラーから適当に取って来い。安い奴だぞ?96年物のロマネ・コンティ開けたら殺す…そんで、あの頃はな…」
ノハ*゚⊿゚)「白ご飯食べたい!!白ご飯どこ!?」
(´-ω-`)「台所から盛ってこい…でな、あの頃の俺達は…」
<ヽ*`∀´>「あの!!良ければレシピw(#´゚ω゚`)「トップシークレットに決まってんだろオオオオオオオオオ!!!!話の腰を折るんじゃねええええええええええ!!!!頭蓋骨に穴開けて脳姦すんぞオラアアアアアアアアアア!!」
<ヽ;`∀´>そ「ヒィ!!すいませんニダ!!」
(´・ω・`)「ったく…次は無いからな?」
(´・ω・`)「あれは俺たちが高校生の頃の話さ…」
(´・ω・`)「当時の俺達はバンドを組んでいてな…俺はドラムで、カズはギターとボーカル。残りの連中でキーボードやベース…他にも助っ人を何人か巻き込んで活動していたなァ…」
从 ゚∀从「へぇー、そんな話聞いたことも無かったぜ。なんか意外だな」
('A`)「何を演ってたんだ?」
(´-ω-`)「キング・オブ・ロック、世界で最も愛されたアーティスト…『エルヴィス・プレスリー』さ」
川 ゚ -゚)「『監獄ロック』か、良いセンスだ」※スタンドの名前にもなってます
从 ゚∀从「そーいや、こないだここで映画紹介されたときも、そんな名前聞いたような…」
( ^ω^)「※第六話参照」
从;゚∀从「は?何言ってんのお前」
( ・∀・)「名前だけは聞いた事あるけど、曲は知らないなぁ」
(-@∀@)「僕らアニソンばっか聴いてるからね」
('A`)「マジかよ人生の99割損してんぞ死ねモララー」
(;・∀・)「990パーセントの損って……僕だけ名指しだし」
(´-ω-`)「二人とも食中毒で死ね」
从;゚∀从「それだと営業できなくなっちゃうだろうが!!」
(;-@∀@)「ど、毒とか入ってないよね?」
<ヽ;`∀´>「入ってたら全員アウトニダよ…」
(´・ω・`)「所謂コピバンだか、けっこう人気があってな。特にカズの歌声が評判だった。ライブハウスからはしょっちゅうお声がかかって、レコード会社からも目を付けられるほどにな…」
(´・ω・`)「メジャーデビューの噂も囁かれてたりしたな」
<ヽ`∀´>「それほど人気があったバンドが、何故?」
(´・ω・`)「ある日突然、カズが『辞める』と言い出したんだ。理由は今でもわからん」
( ^ω^)「話してくれなかったのかお?」
(´-ω-`)「俺達を避けるようになっちまってな…あれよあれよと言う間に卒業、そして疎遠になってしまった…」
ノパ⊿゚)「先生を恨んでますか?」
(´・ω・`)「いいや…あのまま続けていたら、また別の人生があったかも知れないが、カズも俺も、他の連中も音楽とはまた別の『夢』があった」
(´・ω・`)「今の人生に不満は無い。それは他のメンバーも同じだろう。ようは『楽しければよかった』のさ。音楽で飯を食うつもりはこれっぽっちも無かったからな」
川 ゚ -゚)「だが、心残りはあるんだろう?」
(´-ω-`)「ああ…ただ、カズだけが、後悔しているんじゃないかってね」
('A`)「…確かにな、いい男の日本代表とも言える阿部さんにしちゃあ、ハッキリしない態度だ」
( ^ω^)「ヤると言ったらヤる男だもんNE!!」
(´-ω-`)「まだあの事で苦しんでいるのなら、解放してやりたい。そしてまた、一緒に音楽をヤりたい…」
(´・ω・`)「なぁ、お前達なら…カズを救えるんじゃないのか?」
(;-@∀@)「えっ、僕らですか?」
(´・ω・`)「ああ、俺の声は届かなかったが、あいつの生徒であるお前らなら、カズを説得出来るんじゃ…」
川 ゚ -゚)「高く付くが、いいのか?」
<ヽ;`∀´>「クー!!厚かましいニダよ!!」
川 ゚ -゚)「友人一人救えないふがいないオッサンの面倒を、ロハで見る気は無い…ニダー、これは対等な取引だ。そうだろう?オッサン」
(;´・ω・`)「と、当然さ。ここは奢るよ」
川 ゚ -゚)「ロマネ・コンティ?」
(´・ω・`)「ふざけんなブチ犯すぞ」
川 ゚ー゚)「安い友情だな…笑わせる」
(;´・ω・`)「っく…85年物ペトリュスをグラス一杯、これが限界だ…」
川 ゚ -゚)「ハッ…まだ安いが、妥協してやろう。おいバカ二人、なんとかしろ」
(;'A`)「あんた、好き勝手やっといてそりゃねーよ…」
( ^ω^)「清々しいほどのクズっぷりである」
ノハ*゚⊿゚)「先輩…そこも素敵です!!」
(* ・∀・)「悪のカリスマ…憧れちゃうなぁ」
从 ゚∀从「いや、流石に擁護できねーわ」
(;´・ω・`)「頼む!!まだカズが苦しんでいるなら、それを解放してやりたい!!そしてあわよくばヤりたい!!あのアツい夜をもう一度!!」
(;'A`)「それは、音楽的な意味だよな?性的な意味じゃないよな?」
(*´・ω・`)「…」
(;'A`)「良い話が台無しだよ…」
从 ゚∀从「やんねーの?」
(;'A`)「やるけどさ…阿部先生には世話になってるし、美味い飯の恩も返さないとな」
川*゚ -゚)「あと酒な……フゥゥ、美味い」
( ^ω^)「未成年の飲酒、ダメ絶対」
ノハ*゚⊿゚)「一口!!一口ください!!」
川*゚ -゚)「やめとけやめとけ、古酒は若者の口に合わないぞ」
<ヽ;`∀´>「あんたも若者ニダよ…」
ノハ;>⊿<)「ングッ…まず…」
<ヽ;`∀´>「あーあー、結局飲ませちゃって…」
(#´゚ω゚`)「てめっ、ペトリュス様になんて口利いてんだコrrrrrrrrrrっらああああああああああああ!!!!俺の白ワイン飲ませんぞ!!」
(* ・∀・)「一番上条!!歌います!!曲は『恋の抑止力』!!」
(*-@∀@)「奈々様ーーーーー!!!!」
( ^ω^)「盛り上がってまいりましたwwwwwwよーし、ケツからラッパ飲みしちゃうぞー!!」
从;-∀从「んー…こりゃ今日は貸切にした方がいいな…」
(;'A`)「…やれやれ、高いツケになりそうだぜ」
―――――
―――
―
〜翌々日〜
放課後
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
('A`)「先生」
('A`)「デートしようぜ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「…よかったのかホイホイ誘っちゃって」
N| "゚'` {"゚`lリ「俺は生徒だってかまわないで食っちまう人間なんだぜ?」
('A`)「…俺の大好きな漫画にこういうセリフがあるんだ」
('A`)「『身を切ってエサを差し出すから、でけえ魚が釣れるんだ』って」
('A`)「先生、俺は気になったことはとことん突き詰める性質だ。口を割るまで、諦めねえからな」
N| "゚'` {"゚`lリ「…まったく、ムードもクソもないお誘いじゃないの」
N| "゚'` {"゚`lリ「気に入った。ケツ穴をファックするのはまた今度にしといてやる」
('A`)「…俺んち、来てくれ」
五レス企画に参加しようと思ってたけど、ゲイ術とか作品にどう投影して良いかわからなかったし、考えた結果『チン拓』って答えが出たけど五レスでチン拓を主なテーマにした面白い作品書くとかそれこそプロのブーンゲイ作家にしか出来ないと思ったから、今回は見送る事にしたよやれやれ
硯に精液が混ざって灰色の墨汁になったぜとか書かずにすんで良かった
マジで良かった
乙乙
最近ゲイっぽさが増し増しですね
普通のトリになっとる
おっつ
ジブリ飯食いたい
もう映画の紹介も漫画の紹介もしてくれないのか…?
次やるっつってんだろハゲ
監獄ロック…六部のジェルハウスロックだったけ?
是非日々ロックやテラフォーマーズとかの話もみたいものだ……
ヤンジャン読んでる同士として
※尻Ass注意
〜ドクオの家〜
( ^ω^)「イラッシャイ…カンゲイスルワネ…」カチカチカチカチ
('A`)「南方棲鬼乙」
N| "゚'` {"゚`lリ「流行ってんのかそのゲーム…なんで内藤はいつも欝田の部屋にいるんだ?」
( ^ω^)「自宅にいる時間よりドクオの家にいる時間の方が多いし」
N| "゚'` {"゚`lリ「一度、親御さんとお話しないとな…」
( ^ω^)「親公認だから問題ないお」
('A`)「内藤家と欝田家の歴史は深いんだぜ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「フーッやれやれ…これで3Pか…」
( ^ω^)「えっ?マジでそんなつもりで連れてきたの?」
('A`)「んなわけねーだろ…先生、適当に座ってくれ」
N| "゚'` {"゚`lリ「よっこらホモセックス」
( ^ω^)「おい誰か女性呼んだほうがいいんじゃねーのかお?」
('A`)「かーさーん!!俺が呼んだらフル武装状態で部屋に突入してねー!!」
<なんで〜?
('A`)「いーからー!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「生徒の家で事なんて起すかよ…」
('A`)「さて、今日は俺が懇談する側だ先生。何のことかはわかるな?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ…ショボンのことだな」
('A`)「いや、その辺の馴れ初めは知ってる。聞きたいのは『先生が音楽をやめたワケ』」
N|;"゚'` {"゚`lリ「っあー…それを俺の口から語らせるか…」
( ^ω^)「『嫌な事を話すときは、プレイの一貫だと思え』…良い言葉だおね先生?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ああ…深いな。俺が言った言葉だ…」
( ^ω^)「感じる?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「若干な」
('A`)「マジかよ先生の鑑だなオイ。その調子で続けてくれ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「…言い終わるころには射精してそうだな」
N| "゚'` {"゚`lリ「さて、ショボンから聞いている通りなら、俺はロックン・ロールのキングだった」
('A`)「評判の歌声だったって言ってたぜ」
N| "゚'` {"゚`lリ「ハハ、照れるじゃないの…まぁ、下手の横好きなりに、エルヴィスになりきっていた」
N| "゚'` {"゚`lリ「ここでお前達に聞くが、『ロックン・ロール』とはなんだと思う?」
( ^ω^)「音楽」
N| "゚'` {"゚`lリ「そういうのはいい」
('A`)「1950年代半ばのアメリカ大衆音楽のスタイル。『ロック』とはまた別物である」
N| "゚'` {"゚`lリ「わからない事があるとwikiに頼る癖は治せと言っただろう…レポート書くとき苦労するぞ。正解は、『人それぞれ』だ」
( ^ω^)「それだと答えになってないお」
N| "゚'` {"゚`lリ「その通り、音楽に答えはない。音楽に対する感性なんて人それぞれなんだよ。好きか嫌いか、ノれるかノれないか…わかるだろう?」
('A`)「わかるわー…人に音楽を勧められてもどーもしっくりこない時がある…あの、なんてったっけあの…演劇ぶったセリフが長ったらしい良くわからんやつ…」
( ^ω^)「オーケー相棒、そこまでにしとけ。敵を作るな腹を刺される」
N| "゚'` {"゚`lリ「音楽の趣味も一つの個性、何を感じられるかはその人次第ってわけさ」
('A`)「それで、先生はロックから何を感じ取ったんだ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「『ギターでケツ穴をファックしろ』」
('A`)「ちょっと待てコラ」
('A`)「ちょっと…待てコラ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「どうした?腹でも壊したか?」
( ^ω^)「壊れてんのはアンタの頭だ先生」
('A`)「ちょっと深刻な話になりそうだなと思ってた矢先、とんでもねえ事言いやがって…マジでロックしてんな先生」
N|*"゚'` {"゚`lリ「褒めるなよ…興奮しちゃうだろ」
('A`)「褒めてねーよ」
( ^ω^)「で、それを感じ取ってどうしたんだお?」
N| "゚'` {"゚`lリ「実行したさ・・・」
(;^ω^)「あ…あんな太いのが…?どうだった?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ウッドストックの冷たさが徐々に体温にちかづk('A`)「重要なのはそこじゃねーよ」
N| "゚'` {"゚`lリ「だが、俺は快感を代償に、大切なものを失った…」
('A`)「ケツを壊したんですか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「壊れたのは…ギターだった…」
( ^ω^)「マジかよ先生…」
('A`)「マジかよ先生…」
N|;" '` {" `lリ「あまりに激しいプレイの末に、俺のギー太は根元からぽっきりイっちまった…」
( ^ω^)「ギー太って…」
('A`)「全国の○いおん♂ファンをファックしたな…よだれと涙と舌を垂らして大喜びしてる様が目に浮かぶぜ」
( ^ω^)「ヤダ阿部先生ったらテクニシャン」
N|;" '` {" `lリ「ギー太がイった時、俺のロックン・ロール魂もポッキリ逝ってしまった…それ以来、俺はギターも、歌すら歌えないインポテンツよ…」
('A`)「だから、ショボンさん達を突き放して音楽をやめたのか?」
N|;" '` {" `lリ「経済的な理由もあった…ギー太高いんだもん…」
('A`)「おいギー太っていくらだ?」
( ^ω^)「確か20万くらいする」
('A`)「そりゃ大金だ。キングダムが370冊買えちまう」
( ^ω^)「キングダム換算が早すぎて引くわ」
N|;" '` {" `lリ「これが、俺がロックンロールを辞めた理由だ」
('A`)「…どうする?公表する?」
( ^ω^)「やめとこうぜ下手すりゃ殺されるお」
('A`)「先生が?」
( ^ω^)「いんや、まず俺らが」
('A`)「ああ……ふざけてるようにしか思えないもんな」
('A`)「先生、俺らの命のためにもロックンロール、また続けてくれねえか?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「お前らが可愛いのは山々なんだが、十数年経ってもまだギターが握れないんだ…」
( ^ω^)「ん?ギターは持ってるのかお?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「あの時の快感が忘れられなくてな」
(;'A`)「んプレイ用かーい!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「なんてな…俺だって、またロックンロールを演りたいさ…」
('A`)「よーしわかった。アンタに必要なのは、トラウ…快感を越える『欲』だ」
('A`)「もう二度とギターをケツの中に挿入したくなくなるような、猛烈な、演奏への、音楽への飢えを思い出してもらう」
( ^ω^)「なんで、俺らの、担任に、先生に、『尻の中に異物を挿入してはいけない』なんて当たり前の事を教えないといけないんだお」
('A`)「言うな、俺は阿部さんの生徒である事を誇りに思っていたい」
N|*"゚'` {"゚`lリ「嬉しいこと言ってくれるじゃないの…」
('A`)「おい調子のるなこのアナルギター野郎」
( ^ω^)「深いワケがあるかと思ってたらただのアブないオナニーしてギター壊しただけじゃねえかふざけんなこのカス!!」
:N|*"゚'` {"゚`lリ:「ああ…生徒に貶されるのも悪くない…」ビクンビクン
次回、映画紹介です
みんなは、ギターをケツの中に挿入るなよ!!
流石にギター"は"入らねぇよ
おいおいどんだけガバガバなんだよ(ゲス顔)
ギー太に首ったけ
乙
尻Assと言っておいてシリアスかと思ったらマジで尻Assじゃねえかこのケツアナ野郎
映画紹介は是非『シリアナ』をお願いします(真顔)
トリテス
テトリスじゃないよ
チョコ食いたい
ムカデ人間よろしく誰かの肛門に口つけてすすれよ
纏められたぞ
急にトリ付けられても本人かどうかわからない(催促)
とうとうこのスレを纏めるケツ筋野郎が現れたか
良かったなムカデ
チンコ食いたい?(難聴)
遂にこの純度1000%うんこみたいなスレもまとめられてこりゃもうムカデ人間3劇場に観にいくしかねえなと
グレーゾーン 〜ブーン系小説まとめ〜
http://boonzone.web.fc2.com/
他にも>>1 が書いた作品がまとめられているよ!!ありがたいね!!
じゃあ久しぶりに投下するね!!
('A`)「さってさて…明日も学校だし、今日は二作品を紹介して、DVDを持ってもらう事にするか」
( ^ω^)「なんだお、今日はここで観ないのかお?」
('A`)「漢泊まり会や明日が休みならまだしも、平日に夜更かしは流石にまずいだろ…」
N| "゚'` {"゚`lリ「俺はそれでいいぜ。早速紹介してもらおうじゃないの」
('A`)「それじゃあ先ずはこれだ」
('A`)「ウーピー・ゴールドバーグ主演『天使にラブソングを』シリーズだ」
( ^ω^)「ゴスペルの映画じゃねーか」
('A`)「大丈夫だ、問題ない。先生、観た事あるか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「名前だけは聞いたことがあるが、内容までは踏み込んでいないな」
('A`)「…」
(;'A`)「30年以上も生きてきてこの映画観た事無いってどうなの?引くわ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「おっ、おう…悪いな…」
( ^ω^)「観てたら紹介にならねーんだからいいじゃねーか。キングダムを思い出せ」
(;'A`)「クッソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!俺の周りの連中みんなキングダム持ってるから紹介のしようがねええええええええええええ!!!!」
始まったか、支援
('A`)「さってさて…明日も学校だし、今日は三作品を紹介して、DVDを持って帰ってもらう事にするか」
( ^ω^)「なんだお、今日はここで観ないのかお?」
('A`)「漢泊まり会や明日が休みならまだしも、平日に夜更かしは流石にまずいだろ…」
N| "゚'` {"゚`lリ「俺はそれでいいぜ。早速紹介してもらおうじゃないの」
('A`)「それじゃあ先ずはこれだ」
('A`)「ウーピー・ゴールドバーグ主演『天使にラブソングを』シリーズだ」
( ^ω^)「ゴスペルの映画じゃねーか」
('A`)「大丈夫だ、問題ない。先生、観た事あるか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「名前だけは聞いたことがあるが、内容までは踏み込んでいないな」
('A`)「…」
(;'A`)「30年以上も生きてきてこの映画観た事無いってどうなの?引くわ…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「おっ、おう…悪いな…」
( ^ω^)「観てたら紹介にならねーんだからいいじゃねーか。キングダムを思い出せ」
(;'A`)「クッソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!俺の周りの連中みんなキングダム持ってるから紹介のしようがねええええええええええええ!!!!」
('A`)「しがないクラブ歌手『デロリス』が、恋人のギャングが起した殺人を目撃し追われる身となり、修道院で尼僧として匿われることとなる」
('A`)「堅苦しい修道院の生活に嫌気が差すも、聖歌隊の指揮者を任されてからは、聖歌をゴスペル風にアレンジするなど、徐々に修道院や町中の人気者になっていく」
('A`)「そして、その話題はローマ法王にも届き、コンサートをすることになったが、その前日にデロリスがギャングにさらわれてしまう…」
('A`)「あらすじはこんなもんかな」
N| "゚'` {"゚`lリ「ゴスペルか、黒人が神に捧げる賛美歌として発展させていった音楽ジャンルだな。代表的な曲に『Oh Happy Day』があるな」
('A`)「さすが先生。作中でも使われた挿入歌だ」
('A`)「この映画のヒットは凄まじく、なんと6ヶ月に渡って公開されていたらしい。半年だぜ半年?」
( ^ω^)「普通の映画なら一、二ヶ月で公開を終えるおね」
('A`)「日本での公開最長記録は『ウエストサイド物語』。これはなんと1年4ヶ月も公開していたらしい。これも有名なミュージカル映画だな」
('A`)「さて、映画の話に戻るが、なんと言ってもゴスペルの迫力、パワーが素晴らしい」
('A`)「普通、賛美歌と言ったら婆さんがしっとりと歌う、『ノれない』音楽だった。だがそれをデロリスが見事に力強さを感じさせるゴスペルへと変貌させた」
('A`)「手拍子、体の浮き沈み、ピアノの軽快さ。思わず神のケツをぶっ叩いてマブになれそうなノリノリなナンバーがそろい踏みだ」
( ^ω^)「サントラも出てるお」
N| "゚'` {"゚`lリ「ほう…神のケツ…」
( ^ω^)「ほんと阿部さんはなんにでも発情する性欲魔やでぇ…」
('A`)「ハリーポッターシリーズのマクゴナガル先生役でお馴染みの『マーガレット・ナタリー・スミス』が院長役で出ているのも有名だな」
('A`)「続編の『天使にラブソングを2』は、デロリスの母校の話になる」
('A`)「悪ガキ揃いの『聖フランシス高校』。院長から直々の以来で再び尼僧として活動する事になったデロリス」
('A`)「彼女が高校生だった当時以上の風紀の悪さに、愛想を尽かして面倒を見る事を放棄しそうになるものの、学校の閉鎖の話を聞いて音楽で状況を変えようと奮闘する」
('A`)「デロリアの熱心な指導により、生徒達も徐々に改心。彼女と共に合唱コンクールで逆転を狙うことを決意する」
( ^ω^)「スクール・オブ・ロックと展開が似てるおね」
('A`)「おいてめえなんでこのあと紹介する映画のタイトルを先に言うんだアホかお前か」
N| "゚'` {"゚`lリ「今度は学園物になるんだな」
('A`)「うん、1は修道院でシスター達が。2は学校で生徒達が。どっちもゴスペルによって変わっていく」
('A`)「ラストシーンの合唱はゴスペルとラップの融合があったりして凄い」
( ^ω^)「凄い、じゃないが」
('A`)「後に紹介する『スクール・オブ・ロック』と共通点がある。先生、わかるか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「観てないからなんとも言えないんだが…」
('A`)「ま、そりゃ全部観ればわかる」
('A`)「最後、これが大本命だ。ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』」
N| "゚'` {"゚`lリ「内藤がさっき言っていたやつか」
('A`)「この作品の主人公は、ロックに対する情熱は人一倍。だが情熱のあまり空回りしてしまうギタリスト『デューイ』」
('A`)「ある日、所属しているバンドからクビにされ、さらにルームシェアしている友人から溜まっている家賃の催促をされ、金銭的に切羽詰った状況に陥る」
('A`)「そこで彼は、友人宛の臨時教師の仕事を勝手に引き受けてしまう」
( ^ω^)「これって犯罪になるのかお?」
N| "゚'` {"゚`lリ「日本だと『教育職員免許法違反』に当たる。一年以下の懲役または五十万円以下の罰金だ」
('A`)「まー、詐欺だからな。で、行き着いた先が名門校である『ホレス・グリーン学院』。そこは厳格な規律や点数による競争を生徒達に強いている学校だった」
N| "゚'` {"゚`lリ「所謂、進学校か。ロックとは程遠い場所だな」
('A`)「担当する生徒達に音楽の才能を見出したデューイは、クラスをバンドメンバーに巻き込んで『バンド・バトル』に出場することを決意。授業と称して生徒達に『ロック』を教え込む」
('A`)「最初は怪しんでいた生徒達も、ロックを通してデューイとの絆を深めていく。だがとあることでデューイの正体がばれてしまって…」
('A`)「作中には有名ロックバンドの曲が多数登場する。アニメ版ジョジョのEDにも使用された『Roundabout』が収録されているYESのアルバム『Fragile』も登場するぞ」
( ^ω^)「姉御がいれば大喜びだな…」
('A`)「じゃあ、この三作品を週末までに観て、答えを出してもらう。これを先生への宿題にしよう」
N| "゚'` {"゚`lリ「答え?さっきの共通点って奴か?」
('A`)「さぁな?それは先生自身が見つけるものだ」
N|;"゚'` {"゚`lリ「これまた、難儀な宿題じゃないの…」
( ^ω^)「あと、ギターをケツに挿入ないことも条件に付け加えとこうぜ」
('A`)「おいおいブーン、いくら先生が脳内ピンクのヒーリングファクター搭載アダマンチウムアナルでも、流石にここまで言われてヤろうだなんて思わないだろ?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「お…俺はこれから何を尻に挿入てイけばいいんだ…?」
('A`)「知らねーよ腕でも突っ込んどけよ」
( ^ω^)「懲りろよ」
N|*"゚'` {"゚`lリ「嗚呼…かわいい教え子の冷ややかな視線…たまらないじゃないの…」ゾクゾク
スマン、長いこと間を空けてなんだがここまでしか書けなかった…
次で13話を終わらせられるように頑張る…
乙
乙 さすが阿部さんやでぇ…
焦らしてくれるじゃないの……
阿部さんマジパネェっすwwww
―――――
―――
―
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
ポッキリと折れたギターを、久方振りに押入れから取り出した
新しいギターなんて、手に入れていない
そもそも、『買った』だんて一言も言っていなかった
N| "゚'` {"゚`lリ「俺はもう…大事なものを傷つけたくはない…」
N| "゚'` {"゚`lリ「だが…痛みから逃げ続けては成長など出来ない…そんなの、いい男とは言えない」
あの時の『折れた感覚』が蘇り、肛門が引き締まった
尻に嫌な汗が流れた
N|;"゚'` {"゚`lリ「…愛する生徒達に背中を押されたんだ。応えないと、漢じゃあないよな」
ギターを股間にきつく、きつく挟み
阿部さんは、リモコンの再生ボタンを押した
N| "゚'` {"゚`lリ「おっ…?」
無意識の内に、阿部さんのちんこは勃起していた
ギターとの再演を、喜ぶかのように
N| "゚'` {"゚`lリ「フフ…楽しくなってきたじゃないの…」
その夜
阿部さんの家からは激しいプレイの音が一晩中響き渡っていた
【Abe catch…】
::::::::::| 〈 !
::::::::::| ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
::::::::::| '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
::::::::::|! `' '' " ||ヽ l | 熱く、滾れ、アナル
::::::::::| |ヽ i !
::::::::::| |ノ /
::::::::::| ,、 ! , ′
::::::::::|‐ ゙ レ'
::::::::::| /
::::::::::|  ̄ ` / |
::::::::::|─‐ , ′ !
【Abe catch…】
(´-ω-`)「…」
(´・ω・`)「店…開けっか」
カランカラン♪
(´・ω・`)「はいよ、いらっしゃ…」
N| "゚'` {"゚`lリ「よう」
(;´・ω・`)「カ…カズ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「あの日食い損ねた飯を、食いに来たぜ」
(;´・ω・`)「あ…」
ショボンは、バンドの事を口に出そうとして、やめた
今の阿部さんを見て、言葉は無粋だと感じたからだ
焦燥も後ろめたさも見せない、堂々たるいい男がそこにはいた
ならばそれに応えるのが友というもの
(´・ω・`)「わかった、最高の飯を食わせてやるぜ」
N| "゚'` {"゚`lリ「フフフ…その言葉、尻が疼くじゃないの」
なんでホモばっかりなんですかねぇ…(歓喜)
(´・ω・`)「男のスタミナ豚にんにく炒め定食だ。もちろん飯は大盛りだぜ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ウホッ、村学が男子校だった時の食堂定番メニューじゃないの…今はもう無いんだぜ?」
(´・ω・`)「それを完全再現したのさ。俺達の昼飯はいつもこれだったな」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、育ち盛りの俺達には弁当だけじゃ物足りなくて、食堂に駆け込んでいたな…値段も手ごろだった」
(´・ω・`)「もちろん、当時と同じ300円だ」
N| "゚'` {"゚`lリ「嬉しい値段じゃないの…それじゃあ、とことん食い散らかしてやるからな?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ハムッハフハフ、ハフッ!!アッー!!」
(´-ω-`)「…」
互いに、無言だった
言葉を交わさずとも通じる、男の友情がそこにはあった
いつしか彼らの股間は、大きく膨らんでいた
ここまで書いて思い出した
クールの誕生日じゃねえかって…
ここでクーニダ書かないで、いつ書くんだこの野郎って…
今…今なんだよ…クーニダ布教の時は…今…この時…
ホモなんて書いてる場合じゃねえ!!
もう終わったよ、手遅れだよ
あ…じゃあ続き書くしかねえな…
クソ…なんで誰もクーニダを書こうとしないんだよ…最高に萌えるじゃねえか…
クーの誕生日を差し置いてホモか たまげたなぁ……
だったらおまえが書くしかないよなぁ?
レンタル終わった次も待ってるぞあくしろよ
N| "゚'` {"゚`lリ「ごっそうさん」
(´・ω・`)「あいよ、おそまつさん」
N| "゚'` {"゚`lリ「一服、させてもらうぜ」
(´・ω・`)「ああ」
再び、無言
火を付けたタバコの、ジリジリと焼ける音と、煙を吐き出す息がその場を支配した
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
残りが三分の一になった程のタバコを、灰皿に押し付け
阿部さんは席から立ち上がった
(´・ω・`)「もう、帰るのか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
N| "゚'` {"゚`lリ「ショボン、俺は…」
N| "゚'` {"゚`lリ「長い、オナ禁をしていた」
(;´・ω・`)「オナ禁…だと?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、『エルヴィスの再来』と呼ばれたこの俺が、だ」
(;´・ω・`)「カ、カズ!!それじゃあ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「メンバーを、集めてくれ。『キング・オブ・ロック』復活だってな」
(*´・ω・`)「あ…」
十数年ぶりの、青春に
復活した、愛しい男に
ショボンの目頭から熱いモノが込み上げてきた
(*´;ω;`)「ああ!!週末!!ここに!!全員集めてやるぜ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「フ…また、熱い夜を咲かそうじゃないの」
N| "゚'` {"゚`lリ「最高の客を、目の前にな」
不敵に笑った阿部さんの顔を見て
ショボンはパンツの膣内に勢い良く射精した
(*´;ω;`) ドッピュウウウウウウウウドピュッシイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!
N| "゚'` {"゚`lリ ドピュウウウウウウウウウウウウウウウドッピュウウウウウオオオオオオオオ!!!
阿部さんも射精た
N| "゚'` {"゚`lリ「じゃあな、また連絡する」
何事も無かったかのように阿部さんは退店し
入れ替わりにハインが店に入ってきた
从 ゚∀从「阿部先生来てたn…なんかイカくせえな」
(*´;ω;`)「…」
从;゚∀从そ「って、キモッ!!おっさんの泣き顔キモッ!!何があった!?」
(*´;ω;`)「ヤるぞ…」
从;゚∀从「な、何を?」
(*´;ω;`)「ロックン・ロールじゃああああああああああああああああ!!!!お前週末あのガキ共連れてこおおおおおおおおおおおおい!!!!」
从;゚∀从「な、お、おう!!よくわかんねえがわかった!!」
(*´;ω;`)「うおおおおおおおおおおん!!うおおおおおおおおおおん!!」
从;゚∀从「なー、イカ捌いてたの?やたら臭うんだけど…」
その後、臭いの正体を突き止めたハインは
強烈なボディ・ブローをショボンに見舞い、扉を粉砕した
食品衛生法に抵触しそう
パンツの膣内ってなんだよもうわっかんねぇな
膣内(なか)
【Abe catch…】
_..-ー─────-..,,_
,-''゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙゙''-..,,
/゙'";;;_,,v-- ..,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'-、
i'ン.!;|.l../ │ `'|'''''-,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
|| !l,i゙゙!.l, | .|′ / ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\
" /.l, .゙ヽ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;│
| |二.二ニ;;_;;-、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l
/ .___i_ ´ `t;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l
/ : ゙ー┴┘ .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l
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`''‐ !;;;;,iT/^'./ ./ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./
l′ !'V! / ./;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
.、ニニニニニニニニニッ〟 .`゙´,..イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
./| ヽ ノ-‐'´ .ヽ;;;;;;;;;;;;;;;; !
./ / / / .|i、;;..;__;;.l..゛
.| .| / , / ゛ .ア´.iiレ′
l !イ { 匸l
.〈. ../,i◎, `───ニ"` / _.. -'"゛..l,
''-、、,.ノ゙゙゙∴__レ゙、 !, / _..-'"゛ . l
.i/゙´ | _ ‐ヽ ,..-'″ l.
_/_|_ l .../ ″ ヽ _..-'" _,,,.. .ゝ、
`'‐、, .| `'-、 ._>‐'" _.. ー'″ ヽ
__ __l .l,--, ヽ /゛ ,..-'"゛ .ヽ. |
.`~'、 l_l / / ,/゛ .l .__ |
__ .l゙'|___レ゙´ / ''“'二.゙ ̄! ./ ,..-'''"゙″ ゙゙'-、 |
`l |.ノ' / ./ .l ,/ / / l ゙' |
_ |″ | ./ |. / / / ./ │ |
【Abe catch…】
土曜日
ショボンの店の扉には『本日貸切』の札がぶら下がっていた
('A`)「よっこらマッチョ。よし、テーブルの準備はオーケーだな」
从 ゚∀从「ドクオー。料理出来たから片っ端から持ってってくれ」
('A`)「はいよー」
整列していたテーブルは片隅に追いやり、大皿に料理を入れてカウンターに並べていく
この店では滅多にしない、ビュッフェ形式での配膳方法だった
それだけ、『今日のイベント』が特別だと言うことを、表していた
( ^ω^)「舞台はこんな感じでいいのかお?」
(´・ω・`)「おー、上等上等。音楽さえ出来りゃなんでもいい」
一際大きなスペースには、簡単に取り付けられた舞台と
その上には、演奏に使われる楽器が設置されていた
使い古され、味のあるモノが並ぶ中
前列中央にある『ギブソン レスポール・スタンダード』だけは、新品の輝きを放っていた
( ^ω^)「…ケツに挿入てねえだろうな」
(´・ω・`)「あん?」
( ^ω^)「なんでもないお」
('A`)「さてさて、そろそろおいでなする頃じゃね?」
タイミングよくベルが鳴り、本日の来賓がぞくぞくと入店してきた
( ・∀・)「おー、ライブハウスみたいだね」
(-@∀@)「ミラーボールとかお立ち台とか?」
川 ゚ -゚)「お前、ディスコと勘違いしていないか?」
<ヽ`∀´>「お邪魔しますニダ」
ノパ⊿゚)「お腹すいたー」
いつものメンバーに
/ ,' 3「ひゃああああああああああwwwwwwww酒じゃあああああああwwwwww」
|(●), 、(●)、|「自重してください校長」
( ゚д゚ )「来たか…」ガタッ
当時のメンバーをよく知る人物
そして
(`・ω・´)「よう、待ちわびたぜ今日を」
( ´ー`)「カズ復活と聞いて」
かつてのバンドメンバー
(´・ω・`)「遅かったじゃねえかケツ穴野郎共」
(`・ω<´)「飲んでた」テヘペロ☆
(´・ω・`)「てめえ…」
('A`)「なぁ、あの眉毛がしゃっきりしてる方って…」
从 ゚∀从「店長の兄でシャキンさん。楽器専門店やってる人」
从 ゚∀从「で、あのチンピラみたいな人はシラネーヨさん。雑誌の編集者やってる人」
( ´ー`)「おうおうハインちゃん、チンピラはネーヨ。オメーだってヤンキーにしか見えネーヨ。そんなんじゃあ男は寄りつかネーヨ?」
从;-∀从「寄り付かなくていいよめんどくせえ…」
('A`)「…」
N| "( ´ー`)「で、今日の主役はどこだヨ?」
(´・ω・`)「お前のケツをジッと見つめてるぞ」
N| "゚'`(;´ー`)「……」 ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
N| "゚'`(;´ー`)「よう…相変わらずだな、カズ…」
N| "゚'`(;´ー`)「とりあえず離れてくれネーか?ケツに固いモノが当たってんだヨ」
( ^ω^)(なんだ、ノンケか…)
N| "゚'` {"゚`lリ「感動の再会に、俺のチンコも大喜びしているみたいだぜ…」ビンビン
<ヽ;`∀´>「先生、女子もいるので下ネタの発言は控えてくださいニダ」
川 ゚ -゚)「今更気にするのも面倒だ…」
ノパ⊿゚)「ご飯食べてもいいんですか!?」
从 ゚∀从「先生の下ネタなんてぬるい方だし…」
( ゚д゚ )「村学の女子は逞しいな…」
( ゚д゚ )「因みに、私は音楽を担当している紅月ミルナだ」
|(●), 、(●)、|「ミル公よ、どこを見て話してんだ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「その………みんな、すまなかった」
阿部さんが深々と頭を下げる
ざわついていた店内が、シンと静まり返った
N| "゚'` {"゚`lリ「俺の勝手な都合で、音楽をやめる事になってしまって…本当にすまない。そして、また今日、俺の勝手な都合で…」
(`・ω・´)「カズ」
シャキンが阿部さんの右肩に手を乗せ、言葉を遮った
(`・ω・´)「ロックン・ロールに、湿っぽいことは野暮だぜ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「シャキン…」
( ´ー`)「そうともヨ」
シラネーヨが、左肩に手を乗せた
( ´ー`)「過去の償いより、今の楽しさ…俺達は昔からそいつを音楽で追い求めていたじゃネーかヨ」
N| "゚'` {"゚`lリ「ネーヨ…」
(´・ω・`)「さぁ、カズ」
ショボンが、阿部さんの逞しい尻を鷲掴みにした
(´・ω・`)「レッツ、ロックン・ロールだ。俺達の青春はこれからだぜ?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ショボン…」
:N| " '` {" `lリ:「全く…性欲も月までぶっ飛ぶいい男ばかりじゃないの…」
阿部さんは頭を下げたまま、目元をグイと拭い
そして顔を上げた
N| "゚'` {"゚`lリ「さぁ、ロックン・ロールの時間だ!!」
今日はここまで
ホモネタもそろそろ終わりを迎えようとしています
\\ / .::::::::::::::::::::::::::::::::: く
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 扱 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い い い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か し
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! な
゙ソ """"´` 〉 L_ い
/ i , /| で r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ ヽ `ヽ、
// / ヾ_、=ニ゙、、,,_
/// // ,、-'´
// // / /
んなこと言ったってホモじゃねーか乙
ホモ扱いじゃない確信してるだけだ
相変わらずホモくせぇスレだな
「扱い」ってまるでホモじゃないみたいな言い方だな
ホモはうそつき
ここまでみんなホモ
ここからもみんなホモ
僕は違います(半ギレ)
誰もホモと言ってないにも関わらず否定から入るってことは自己認識にホモが含まれていると言うこと
つまり、どーゆーことだってばよ!
>どーゆーことだってばよ
要するにホモってことだよ言わせんな恥ずかしい
―――――
―――
―
N| "゚'` {"゚`lリ「『エクスタシーズ』、復活ライブに来てくれてどうもありがとう。今日の客は最高だぜ」
('A`)「どんなバンド名だ」
( ^ω^)「でも阿部先生にピッタリだお」
N| "゚'` {"゚`lリ「そんじゃ、一曲目行ってみようじゃないの」
(´・ω・`)「カズ復活にふさわしいナンバーだ。お前らみたいなJ・POPやK・POPに夢中なファッキン・ティーンに聴かせるなんて勿体ねえくらいのな」
川 ゚ -゚)「聴かせる気はあるのか?」
(#´゚ω゚`)「うるせえ!!黙ってカズの歌を聴きやがれ!!!!行くぞカズ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「あ、ああ…」
(´・ω・`)「カズ…?」
平然とステージに立っているように見えるが
阿部さんのギターを持つ手は震えていた
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(;´・ω・`)「カズ、大丈夫か?」
N| "゚'` {"゚`lリ「…安心しな、ショボン」
N| "゚'` {"゚`lリ「これは武者振るいさ」
阿部さんの指が、淫靡に動いた
♪Johnny B. Goode
https://www.youtube.com/watch?v=BG7UL9NfP8c
N| "゚'` {"゚`lリ「Deep down in Louisiana close to New Orlean
Way back up in the woods among the evergreens♪」
軽快なギタープレイ
そして、本家エルヴィスに驚くほど近い歌声
ブランクを感じさせない演奏だった
N| "゚'` {"゚`lリ「There stood a log cabin made of earth and wood
Where lived a country boy named Johnny B. Goode
Who never ever learned to read or write so well
But he could play the guitar just like a ringing a bell♪」
(´・ω・`)(…!!」)
(`・ω・´)(これだよ…)
(;´ー`)(惜しい才能だヨ全く…)
そんな彼の姿を見て、メンバーの演奏にも更に力が入る
N| "゚'` {"゚`lリ「GO!!GO!!GO JOHNNY GO!!GO!!」
『弾け!!弾くんだジョー!!』
歌詞に乗せられ、阿部さんのプレイは加速する
(*'A`)「GO JOHNNY GO!!GO!!」
(* ^ω^)「ひょおおおおおおおおおおおお!!!!」
エルヴィスを日ごろから聴いている面子も盛り上がった
【和訳】
Jonny B Goode
ルイジアナのかなり南方ニューオーリンズのほど近く
深緑の森の奥深く
粗末な木の小屋が建っている
そこに住むのはジョニー・B・グッドという田舎者の青年
勉強、読み書きはできないが
驚くようなギターを弾く
※弾け弾け!!弾くんだジョー!!弾け!!
弾くんだジョー!!弾け!
弾くんだジョー!!弾け!
弾くんだジョー!!弾け!
ジョニー・B・グッド
ガンニーの粗末な袋にギターをいれて
鉄道線路の脇の木陰に腰掛ける
鉄道技師は木陰で演奏する彼を見ていた
列車のリズムに合わせてギターをかき鳴らす
通りがかった人は足を止めこういう
「おお、この坊主なかなかやるじゃないか」
※繰り返し
母親はこう言っていた。「いつかオマエは立派になって
有名実力派バンドのリーダーになるだろうね
大勢が遠くからわざわざ来て
日が落ちるまでオマエの演奏を聴く
そしていつかオマエの名前がライトアップされてこう言われるのさ
今夜はジョニー・B・グッドの登場だ!なんてね」
※繰り返し
N|;"゚'` {"゚`lリ「Johnny B. Goode!!」
歌が終わり、弾き終えたギターの音が店内に反響する
その音が消えた途端、入れ替わりに
(*'A`)「ブラボオオオオオオオオオオオオ!!!せんせええええええええええ!!!」
从*゚∀从「いえええええええええええええええ!!!」
ノハ*゚⊿゚)「クールだったあああああああああ!!!」
(* ^ω^)「最高のプレイだお!!」
(*-@∀@)「アニソンじゃない歌もいいね!!」
(* ・∀・)「うんうん!!」
<ヽ*`∀´>「素晴らしい演奏でしたニダ!!」
川 ゚ー゚)「…」
拍手と、歓声
N|;"゚'` {"゚`lリ「…」
かつて、青春時代に味わった光景が目の前には広がっていた
大舞台で身に受けたモノにも負けない、大きな感動を
阿部さんが愛する生徒達によって再現されていた
N|;"゚'` {"゚`lリ「あ…」
N| ";'` {"゚`lリ ボロッ
N| う'` {"゚`lリ「クッ…汗が目に染みやがるぜ…」
(*´・ω・`)「フフッ…興奮するなぁ」ビンビン!!
(*`・ω・´)「男泣きは庇護欲をそそらせるぜ…」ボッキンキン!!
( ´ー`)「今でも思うが、なんでこんなホモばっかのバンドに入ったのかわかんネーヨマジで」
N| "゚'` {"゚`lリ「さぁ!!次いってみようじゃないの!!」
阿部さんが再びギターをかき鳴らし、次の演目へと移った
部屋の最後尾に飾られた、『ネックが折れたギター』が、キラリと輝いた―――――
これは熱い展開……支援!
支援支援
誰か助けて最近調子悪い
N| "゚'` {"゚`lリにこの曲を演奏させたいが為にわざわざこの話を挿入ました
johnny b. goodeはチャック・ベリーの曲じゃねえか!!ってツッコミが入りそうだけど、俺も最近まで知らなかったんよ…
でも、阿部さんのイメージにピッタリだったのがエルヴィスだったので、そこは目を瞑ってください
フレディ・マーキュリー?リッキー・マーティン?いえ、知らない子ですね…
あとゴメン、もう13話は次回への繋ぎ挿入たら終わりだから、阿部さんの演奏は事実上一曲のみなんだ…スマヌ…スマヌ…
次回からシリアス展開です。尻Assじゃないぜ?
あと、和訳を参照したサイト載せとくの忘れてたんで、ここで紹介します
『洋楽歌詞和訳なんてキアイとソウル』様
http://blog.livedoor.jp/saqauten/
有名洋楽の和訳が多数あります
みんな大好きVillage peopleの歌詞もやってくれてるのよ?
Macho Manの歌詞
http://blog.livedoor.jp/saqauten/archives/cat_25236.html
そしてこの圧倒的ホモホモしさである
マッチョマンワロタwwww
これでまだホモじゃないと言い張るのか(驚愕)
Every man wants to be a macho macho man.
To have the kind of body, always in demand.
∧_∧ ∧_∧
( 村人) (; ' A` )
三 ( つ つ (つ ,ノつ
三 人 ヽノ / ゝ 〉
(__(__) (_(__)
∧_∧ ∧_∧
(;Д⊂彡 三村人 ) Jogging in the mornings, go man go.
⊂ ノ 三G( こつ Works out in the health spa, muscles glow.
人 Y 三(_,\ \
し (_) 三___)
You can best believe that,
he's a macho man.
∧_∧ . . ∧_∧
( フ村人)フ ::∧_∧: ⊂(村人 ,) Ready to get down with,
( )ノ :( ∩∩ ). \ ) anyone he can.
/ / / ::(´ ノ ノ:: ( ( |
(_)_) ::( ̄__)__):: し(_)
\......Hey! Hey!! Hey, hey, hey!!!/
∧_∧ ∧_∧
( フ村人)フ ∧_∧ ⊂(村人 ,)
( )ノ ( ∩∩ ) \ )
/ / / (´ ノ ノ ( ( |
(_)_) ( ̄__)__) し(_)
\ ヽ 才 _ . -┼- -┼- -┼- -┼- -┼- -┼- -┼- -┼- /
\  ̄ ̄`i /|/ ヽ ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 ,-┼/-、 /
\ _/ | ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ ヽ__レ ノ/
.,ノ';`′,, |.゙ュ r'゚'= ,,,,..ぃ―-、,,,_
,/ .. .|`ヽ ,l゙.l゙ .ム / ̄`''''"'x、 r'く.l゜| ,,.、 ゙ヽ
../ 、`.ヽv-イ/ /.,! ,-=''"`i, ,x'''''''v'" ̄`x,__,,,_ | ゙l.゙l | .l゙.゙l .‐ .ヽ
.,/ .゙li、 .!、゛.,テ'" _,,/ i! i, ̄\ ` 、 ..゙l,レヘ-,i´ 、.シ \
.,i´ ,,,i´ l゙ . ゙̄"⌒ - " | /ヽ /・l, l, \ `゙_'{ .',,,/ .__,ィ" ゙‐ ヽ MACHO!! MACHO MAN!!!!!
.,ノ 、,「.゙ . .| /( 1 i・ ノ く、ノ | i i゙ .`゙゙゛ :| . .゙l,
./ ,l゙ .l゙ | i {, ニ , .| { { .| .'i、 ゙l、 I've got to be!!! A MACHO MAN!!!!!
l゙ ,l゙ .,ノ l, i, } 人 ノヽ | . } | | :゙'ii、 ゙l
,l゙ .゙l .,iン‐'"゙゙゙゙゙''i、 }, | Tヽ.|lF-―-ヵl|\__,/ } i .| ゙l .゙l MACHO!!! MACHO MAN!!!!!!!
,i´ ′ .ヾ″ ヽ. ヽ.} , |.  ̄`/} {.ト、_ノ} i /―i、、.,-.| ,}゙゙'-、 ゙l _゙ .|
l゙ .、 . .''、,. . | ,i_,iJヘヽ `x, ヾ┴┴'ソ x=‐'''~ .゙-| ,} 、 ‘\.` `." ゙l I've got to be A M A C H O !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
.l゙ ‥‐r- "゙.!゙゙'^ '. ./ ヽヽ ` ニ ´ ノ l.゜ iiJi_,ノ.'(二 . ヽ . .、゙l
>>450
クソワロタwwww
>>447
これ管理人ムカデじゃね?
ショーンオブザデッドとゾンビランドがゲオに無かった…
ムカデ人間2は華麗にスルーして雨に唄えばを借りてきた
<<447を読んで、Village peopleのMacho Man聞いてみました。そしたら、すごくはまってしまいました!!この曲かっこいいですね。
/ ,' 3「ホッホ、楽しい時間はあっという間じゃの」
荒巻校長の言うとおり、気がつけば午前11時前
高校生が遊んでいい時間帯ではなかった
N|;"゚'` {"゚`lリ「おっと、盛り上がっちゃってうっかりしてたぜ。そろそろお開きにしようじゃないの」
(`^ω^´)「なに言ってんだよカズ。高校生なんて夜遊びして何ぼのもんだろうがwwwww」
(´^ω^`)「むしろ朝帰りするのが常識だろwwwwww」
从;゚∀从「このオッサンらは本当に…教師の方が多い場所で何言ってんだよ」
ノハ;゚⊿゚)「親から連絡来たし、帰らないとマズイですよー…」
|(●), 、(●)、|「それじゃあ、女性諸君は俺達が送っていくか」
( ^ω^)「いや、むしろ先生方はまだ残っておくべき」
|(●), 、(●)、|「バカ言ってんじゃないよ。何かあったら親御さんに顔向けできないだろ?」
( ^ω^)「せっかく集まったんだし、女共のエスコートは俺らに任せるお。大人たちはまだ楽しんでくれお」
( ゚д゚ )「そうは言ってもな…」
( ^ω^)「姉御はニダーが、ヒートはモラアサが、ハインは俺とケツ筋オバケが送るから!!ねーいーでしょ!!かっこつけさせてくれお!!!!」
( ^ω^) チラッチラッ
/ ,' 3「いいよ」
|;(●), 、(●)、|「校長!!」
/ ,' 3「なぁに、並みの暴漢くらいに襲われてヤられるほど柔な鍛え方しとらんよ彼らは。それに女性陣もそこらの男より強いしの。心配ないじゃろ」
|;(●), 、(●)、|「うむむ…カズ、どうなんだ?」
N|;"゚'` {"゚`lリ「ちょっと考えたんだが…」
N|;"゚'` {"゚`lリ「暴漢が哀れに思えてくるビジョンしか見えないんだ…」
('A`)「ところで、俺の尻を見てくれ。こいつをどう思う?」
( ^ω^)「凄く…カッチカチです…」
(* ^ω^)「舐めさせてくれお」
(*'A`)「よせよ…人が見てる…」
(;゚д゚ )「せ…説得力があ…生徒の性が乱れてる!!」
|;(●), 、(●)、|「ダメだ、やっぱり問題がある!!女子生徒に歪んだ性癖が見せ付けらr…」
|;(●), 、(●)、|そ「カズううううううううううううう!!!!普段どういう教育してんだお前はああああああああああああああああ!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリそ「ご、誤解だ!!俺は自分の性癖を生徒に押し付けたりはしない!!」
(*´゚ω゚`)「教師っていい職業だなぁ!!ゲヘ、ゲヘヘヘヘへエエエエエエエエエ!!!!」
川 ゚ -゚)「…今の内に帰るか」
<ヽ`∀´>「…そうニダね」
( ^ω^)「お前のケツ、ツルンツルンやな…」ナデリコナデリコ
:(*'A`):「アン…テクニシャン…♥」ビクンビクン
( ・∀・)「一刻も早く帰りたい、この空間から脱したい」
(-@∀@)「これでホモじゃないと言いは…言い張ってなくない?」
( ・∀・)「言い張ってないね」
―――――
―――
―
川 ゚ -゚)「じゃ、私達はこっちだ」
<ヽ`∀´>「気をつけて帰るニダよ」
クールとニダーが別れ
( ・∀・)「じゃ、また月曜日ね」
ノパ⊿゚)「お疲れ様でしたー!!」
(-@∀@)「バイバイ」
モララーとヒート、アサピーが別れ
( ^ω^)「ちょっと『OVER ZENITH』して完成品ぶち殺しに行ってくるわ」
从;゚∀从「お前は何を言って…おい!!どこ行くんだ!!」
('A`)「止めてやるな…男には、やんなきゃいけない時があるんだよ」
ブーンがクルト博士の研究所跡へ戦いに赴き
('A`)「…寒いな」
从 ゚∀从「そーだな」
ドクオとハインは、ゆっくりと帰路を歩いていた
('A`)「凄かったな、先生の演奏」
从 ゚∀从「人に歴史有りってやつだな。最高だったぜ」
('A`)「しっかし、あれだけやいのやいの言ってた騒動の顛末がアレたぁな…」
从 ゚∀从「アレ?そういや、阿部さんが音楽をやめた理由、教えてくれないよなぁ?」
('A`)「知らぬが仏って奴だ…綺麗な思い出にしたかったら、聞かないほうがいいぜ」
从;゚∀从「…人に歴史有りだな。想像を絶する過去だったんだろうな」
('A`)「若さの至りってことで」
从 -∀从「でも、それを乗り越えて今日を迎えたんだな。それって、立派なことだと思うぜ」
('A`)「…過去、か」
('A`)「なぁ、ハイン」
从 ゚∀从「ん?」
('A`)「お前は…」
『お前は過去を乗り越えられたか』
ドクオは、そう聞こうとして
背後の異変に気付いた
(;'A`)「ハインッ!!」
从 ゚∀从「え?」
隣にいるハインを強く突き飛ばしたその瞬間
躊躇いの無い速度で突っ込んで来たバンによって
ドクオの体は宙を舞った
やっぱりホモじゃないか
ドクオーッ
从;゚Д从「ドッ…!!」
「おいおいハインちゃん。俺を差し置いてデートたぁ、どういう了見ですか?」
急ブレーキを踏んだバンから、一人の男が降りたつ
从;゚Д从「ッ!!」
その男は、ハインの忌まわしい過去を作った
その男は、ドクオの人生の分岐点を生み出した
从;゚Д从「なんっ、で、てめえが…」
「ここにいるのかって?」
( ^ω^)「そりゃ、刑期を終えたからに決まってるじゃんwwwww」
.
『瓜二つ』
その言葉が、もっとも合っていた
だが、二人の知る『ブーン』とは、全くの別人
( ^ω^)「暫くぶりに戻ってきたら、随分と丸くなっちゃってまぁ…」
( ^ω^)「反吐がでるぜビッチ」
从#゚∀从「そりゃ、こっちのセリフだクソ野郎…そこをどけよ、あいつは俺の大切な友達なんだ」
( ^ω^)「ん?助けたい?ねえねえ?助けたい?」
卑下た笑いが、ハインの神経を逆撫でる
タバコ臭い息が、鼻を歪ませた
( ^ω^)「つーか死んだだろwwwwマジ笑えたあの吹っ飛びようwwwww」
从#゚∀从「ふざけてる場合じゃねえだろ!!救急車…」
( ^ω^)「おい、何勝手なことしてんだよ」
バンから降りてきた数人の男が、ハインの体を羽交い絞めにする
その際、携帯が手から落ち、踏み潰された
从#゚∀从「ッ…離せよこのっ…!!」
( ^ω^)「おっと」
抵抗に移る前に、ハインの腹に拳を叩き込んだ
それも一度ではなく、何度も何度も
从; ∀从「カ…」
( ^ω^)「…本当に丸くなったな。脆くなったし」
( ^ω^)「連れてけ」
( ∵)「はい」
気を失ったハインと共に、男達はバンに乗り込む
「待てや…」
( ^ω^)「あ?」
(#メA゚) ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
.
頭から血を流し
腕に力が入らなくも
ドクオは男に向かっていた
(#メA゚)「わ…忘れもしねえぜ…忌々しいその面…」
( ^ω^)「は?誰、お前」
(#メA゚)「西川…ホライズン…」
( ^ω^)「ゾンビみたいでキモいなwwwww」
(#メA゚)「ハインを…どこに連れて行く気だ…」
( ^ω^)「愛の巣…かな?」
(#メA゚)「ふざけるんじゃあ…ねえ!!」
西川と呼んだ男の元にたどり着いたドクオは、胸倉を掴みあげた
( ^ω^)「汚い手で触るんじゃねえよゴミ」
西川は、胸倉を掴まれた手を
『曲がらない方向』まで折り曲げた
(#メA )「ギッ…!!」
ドクオの手首から嫌な音があがる
それでも、手を離そうとはしなかった
( ^ω^)「しつけえゴミだな…」
拳を、振り上げる
大振りなモーションだったが
(#メA )
今のドクオには、それを避ける余裕が無かった
( ^ω^)「死ねよ」
数度、拳が叩きつけられる音が響いて
エンジン音とタイヤの擦れる音が鳴り、遠ざかった
それから、暫くして
救急車のサイレンが響き渡った
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
次回
マーケティング・レンタルコミックス14話
『都合のいい夢』
補足
『天使にラブソングをシリーズ』
ゴスペルの名を広げたコメディ映画
いいから黙ってサントラを買うか借りに行けと大きな声で叫びたい
『スクール・オブ・ロック』
ロックに情熱を捧げた男と生徒の物語
子役は実際のミュージシャンで、わりと凄い数のオーディションをアレしてなんとかしたらしい
『エルヴィス・プレスリー』
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第3位。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第3位。
「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第1位
「俺がお前らに勧めたい洋楽アーティスト」において第2位
そのセクシーな歌声とパフォーマンスは、今なお人々を魅了してやまない『キング・オブ・ロックンロール』
代表曲に『ハート・ブレイク・ホテル』『監獄ロック』『ハウンド・ドッグ』などがある
『ハウンド・ドッグ』はこの作品で紹介した映画『フォレスト・ガンプ』の挿入歌として使用されている
作中で阿部さんが演奏した『Johnny B. Goode』はチャック・ベリーのナンバーだが、エルヴィスを始めビートルズやエアロスミスなど、数多くの大物バンドによってカバーされた
これは余談だが、エルヴィス自身はギターを全く弾けず、エアギターで通していたらしい
マーケティング話は今回で終了
後は作者のオナニーになりますので、読んでも読まなくてもいいです
つーかずっとオナニーです
あと、ホモネタも今回限りで封印することにします
なぜかと言うと、数日前パン一のしょぼくれた眉毛のマッチョが現れて『遊びでホモを騙るな…』とレイp怒られたからです
ほんとマジケツに響くくらい気m恐かったので、もうやめにしようと思います
乙
西川久々にみたな
おつほも
つまりこの作者的に考えて次回はこれまで以上の濃厚なホモ祭りと考えておk?
次回からはネタじゃない濃厚なホモ回が始まるのか!
ブーンと西川が並んだら見分けつかんな
ブーン裏切った!?とびびったらまさかの西川でびっくりした
ケツ筋で迎え撃っていればバンごとき粉砕できたものを・・・・・・
おのれェ西川ァ!
【速報】ニコニコにて26日にムカデ人間 27日にムカデ人間2が上映
ニコニコに嫌悪感がない人は見たらいいんじゃないかな(適当)
正直、ニコニコよりもムカデ人間の方に嫌悪感が・・・
よっしゃ
誰得
ふと恐ろしいことを考えてしまったんだが……
もし万が一ハインの身に何かあったら、クー姐無双フラグが立つんじゃね?
.,. '" ⌒`  ̄ ` ヽ
/ ヽ
,. . '"/ |ヽ、
,. '" | . | ヽヽ、
./ / . | .| ヽ スタイリッシュケツカッチカチ青春アクション
./ ., ―‐イ / . | ′ |
/ / | .. | .|
| `ヽ-ー''''l'"´ \ / /. /
.ヽ | lヽ \ -.'´ /. /
ヽ`ヽ .ヽ . /. /. /
\ ヽ./ ., / ./
\ .l / / /
.\ |l`l / .l. /
\ .| l /
./ \ l /
l / |
l,-―´ ヽ、 .|
,' .l ヽ、ヽ
.| . l . ',
.| .l ',
/ ,'. ',
/ / .',
/ / ,' 『マーケティング・レンタルコミックスのようです』
/ イ /
,' . / `ー― ',
,' . / ',
,' / ',
,' /| ',
,' / ', ',
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 相変わらず何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
(//A-)
( ω )「…」
マーケティング・レンタルコミックス
第十四話
『都合の良い夢』
( ^ω^)「…もう、お前が事故ってから、二日経ってるんだおね」
(//A-)
( ^ω^)「世界一、病院のベッドがにあわねえ漢だお」
(//A-)
( ^ω^)
(//A-)
( ω )「…」
ドクオが事故に遭ってから二日が経過していた
その間、ブーンは学校にも行かず、ずっとドクオの傍で付き添っていた
一緒に帰っていたはずのハインは、行方不明のままだ
現在、警察による捜索が続けられている
ドクオは、未だ目を醒まさない
怪我の容態は、考えられていた以上に『軽い』ものだったらしいが
意識が戻らないことに加え、顔の痣と手首の骨折は人為的なものだと判明した
これは明らかな、事件である
( ω )「…」
コンコンコン、と
規則正しいノックが三回繰り返される
( ω )「…どうぞ」
川 ゚ -゚)「…邪魔するぞ」
返事を聞いて入室したのは、クールだった
( ω )「学校、どうしたんだお?」
川 ゚ -゚)「そっくりそのままお前に返せる質問だな…皆には内緒でこっそりサボったのさ。昼休憩までには行くつもりでいるがな」
( ω )「そんなんじゃあ、せっかく取れた推薦も無駄になるお…」
川 ゚ -゚)「人の心配より、先ずは自分の体を労わった方がいいんじゃあないのか?」
ブーンの顔を覗き込むと
目の充血と大きな隈が疲労を訴えていた
きたきた
川 ゚ -゚)「先ほど、ドクオのご両親と出会ってな…この数日、ずっと付きっ切りで休んでいないらしいじゃないか?一度帰って眠れ。いつもより酷い面だぞ?」
( ω )「…休めるわけ、ねえお」
川 ゚ -゚)「…そう言うと思ったよ。全く、その辺のカップルより甲斐甲斐しい野郎だ。気持ち悪い」
口では悪態を吐きながらも、クールは鞄の中から巾着袋と水筒を取り出して
ブーンの膝に乗せた
川 ゚ -゚)「せめて食え、マッチョは体が資本なのだろう?」
( ω )「…」
川 ゚ー゚)「中身は私が握ったおにぎりだ。喜べ、これを口に出来た男はニダーの他にお前だけだ」
( ω )「…」
ブーンは巾着から、まだ温もりの残っているおにぎりを一つ取り出した
綺麗な俵型をしているそれを包むラップを剥いで、一口齧る
米の甘みと共に、強烈なすっぱさが口の中に広がった
( ω )「…梅だお」
川 ゚ -゚)「何か問題でも?」
途端に、今まで食事も碌に摂らなかったツケが回ってきたのか
ブーンの腹の虫が、盛大に音を立てた
( ω )「…」
( ω )「…うめえお」
( ω )「梅が、うめえ…」
川;゚ -゚)「…お、おう」
ギャグなのかガチなのかわからないクールは
いつも通りつっこんでいいのか考えている内に
ブーンの食事が終わってタイミングを逃した
( ^ω^)「ごちそうさま、だお」
川 ゚ -゚)「ああ、少しは楽になったみたいだな」
( ^ω^)「これ以上、姉御に優しくされると心労でぶっ倒れるかもしれんおwww」
川 ゚ -゚)「そりゃどういう意味だ?」
軽口を叩けるくらいには回復したようだが
顔に出ている疲れは、まだ色濃く残っていた
川 ゚ -゚)「…本当は、こいつが起きていたら差し入れようと思ってたモノなんだがな」
( ^ω^)「…」
その言葉に、ブーンは遠慮がちな表情をみせた
川 ゚ -゚)「ああいや、気にしなくていい。気遣いが無駄に成らずに済んだんだからな…」
クールは近くにあった椅子を引き寄せ、静かに座った
川 ゚ -゚)「さって…今日の私の目的は見舞いだけではない」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「夏合宿の時に、ドクオとハインの関係について少し話したな。覚えているか?」
( ^ω^)「…もちろん」
川 ゚ -゚)「ドクオの事故と、ハインの失踪…この二つは、お前達の過去となんらかの因縁を持ってして起きた事件だと私は考えている」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「今度こそ全て、語ってもらうぞ。お前達を変えた『ワケ』を」
( ^ω^)「…それを聞いて、どうするつもりだお?」
川 ゚ -゚)「その話から見えた『問題』を、文字通り『ぶち壊す』」
クールは脚に両肘をつき、両手を口の前で組んだ
先ほどまでの優しい表情は消え、焦りとも怒りとも取れない顔つきに変わっていた
川 ゚ -゚)「二日だ…二日だぞ?ハインがいなくなってもう二日も経過している。ドクオなんてまだマシな方さ。なんせ、『今ここで、誰かに見守られながら眠っている』のだからな」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「ハインは違う……今、どこにいるかもわからない。誰といるのかも、生死の判別だって、出来ていやしない……『死んでいる』だなんて、考えたくもないことだがな」
( ω )「…」
川;゚ -゚)「行動を、それも速やかに、起す必要があるんだよ…警察の捜査を暢気に待ってなんかいられない。それは私だけじゃなく仲間内全員の総意だ。ほんの少しでもいい…手がかりを掴んで、彼女を助け出したい。一刻も、早く」
( ω )「…」
川; - )「もし『犯人』がいるとするならば、そいつを日の目が拝めないほどにぶち壊してやりたい…お前だってそうだろうが…内藤ホライゾン…ッ!!」
いつも強気なクールからは信じられないほどの、縋りつく声
内に溜め込んだ不安や焦燥感が滲み出ていた
(; ω )「…」
(;^ω^)「そう、確かに、そうだお…」
川;゚ -゚)「ならっ!!」
(;^ω^)「…ッ」
ブーンは一瞬、ドクオを見た
そして
(;^ω^)「…四の五の言ってられる、状況じゃねえんだお。悪い、相棒」
深々と、頭を下げた
今日はここまでです少なくてすいませんもう恋なんてしない
そろそろ『またお前か…』とか言われないような作品を書きたいです
そんな作品が書けた暁にはもう恋なんてしないなんて言わないよ絶対
おつおつ
おつんつん
こちとら面白けりゃまたお前でもいいんだよ
クソッ!シリアスでもマッスルキュアーが使えれば……
それは思ったwww
ブーンマッスルキュアー使ってやればいいのに……
尻ass…
(ホントは好きだけどそう言うと調子に乗りそうだな……)
いい加減やめろよお前 作品がどれもこれもホモくせぇんだよ
またお前か…
おう楽しみにしてるからマイペースにやれよ待ってるぞ
2待機なう
http://live.nicovideo.jp/watch/lv153004136?ref=top&zroute=index
みんなー!!ムカデ人間2無料上映会はっじまるよー!!
そんなことより武器人間だ
R指定されるほどだと....?
2はさすがに見る勇気ないわ
マーティンくんキモい
妊婦はアカンで…
えぐい上に面白くはないたちの悪いやつ
頭おかしいとおもいました まる
この作者マジで頭逝ってる
おかげで筋トレ始めたわ
>>513
駄目だこいつ……既に洗脳完了してやがる……
>>514
お前も試しに始めようぜ
最近な、筋トレ後のプロテインがビールより身体に沁みるぜ?
筋トレしても筋肉つきません!
仕方ないからムカデ人間みてきます
>>516
太るといいらしい
体重重いと自重トレが捗る→筋肉付く
あと、ムカデ人間見終わったら、感想教えて
俺絶対ムリだから…
食っても全然太らない体質な上にグロメンなんですがどうすればいいですか
食っちゃ寝すれば太る
ソースは俺
というかグロメン関係ねえ
このスレのせいでAmazonからのおすすめメールが村人ばっかになりました!
本当にありがとうございました!
http://vippic.mine.nu/up/img/vp127516.jpg
川 ゚ -゚)「…緘口令でも、敷かれていたのか?」
(;^ω^)「いいや…ただ、ドクオのプライドの問題だお」
川 ゚ -゚)「プライド?」
(;^ω^)「『武勇伝にしないでくれ』と…そんなつもりで起した行動じゃないし、何より、ハインに伝わることだけは避けたかった」
川 ゚ -゚)「…詳しく、聞かせてくれ」
(;^ω^)「…」
ブーンは、唾を飲み込むと
その重たい口から、三人の人生の分岐点を話し始めた―――――
〜三年前〜
(*'A`)「ドュフフwwwwチアキたんの頭にうんこ乗ってるwwwww」
『欝田ドクオ、中学二年生』
( ^ω^)「おまwwwwwwふざけんなしwwwwww」
『内藤ホライゾン、中学二年生』
二年前、俺達は松千代第二中学の在校生だったお
その頃は部活もせず、かといって勉強に精を入れるわけでもない、ただの真面目系クズの帰宅部だったお
体型も、ドクオはガリガリのもやし野郎。俺はぶよぶよの肉団子
昔はよくヤンチャしてたーなんて、よく聞く話だけど、少なくとも俺らは今より昔の方が大人しかった
(#゚∋゚)「うるせーぞキモオタ共!!」
(# ゚∀゚ )「調子乗ってっとマジで潰すぞ!!」
(;'A`)「す、すいません・・・」
(;^ω^)「靴舐めましょうかゲヘヘ」
(# ゚∀゚ )「あ?きめえんだよ内藤てめえ」
( ^^)「あっちゃーwwwwアヒャさん怒らしちゃったwwwwwこれは校舎裏コースですわーwwww」
(;^ω^)「か、勘弁してくださいお…」
とまぁ、DQNの鳴き声で静かになるようなヘタレだったってワケ
でも、そんなキャンキャン粋がるDQN共も黙るような学校のボスがいた
从 ゚∀从「てめーら全員うるせーよ…」
それが、『怒髪天』
高岡ハインだった
(; ゚∀゚ )「でっ、でもこいつら」
从 ゚∀从「あー…?」
紅の髪色と、今じゃ考えられないドスの効いた声
なんつーか昔のスケバンみたいな風貌だったお
今のハインからは考えられないけど、流石兄弟とか木戸とか、同じ中学校だった奴らは、昔の彼女をまだ覚えていて、恐怖したり憧れたりしているお
从 ゚∀从「おめー、シメなきゃわかんねーのかよ…」
もちろん、喧嘩は学内最強
上から下の不良共を軒並みぶちのめし、数多くの停学を食らってはその度に学外の不良共までぶちのめしに行く始末
市内では負け知らずと呼ばれた女だったお
(; ゚∀゚ )「ヒッ!!サーセンっしたぁ!!」
(;゚∋゚)「おい、行くぞ!!」
(;^^)「ちょwww置いていかないでwwwww」
そんな人間ウォーマシンみたいな女が、同じクラスになった日には
始業式の日なんて教師も含めてお通夜みたいな雰囲気になっていたお
だけど、そんな彼女にも、恋心を抱く物好きもいたお
(*'A`)「…」
それが、今も昔もドM街道一直線のドクオだお
なんでも、ハインのアウトローな雰囲気とか、漫画みたいに女性なのにめちゃくちゃ強いとか、守るより守られたくなるところとかに惚れたとか
あと自分の中で勝手に性格のギャップを作って悶えてたりとか、結構気持ち悪かった割とマジで
从#゚∀从「…何気持ち悪い面で見てんだよ」
(;'A`)「アッ、スイマセン…」
まぁ、ハインはそんなこと気にも留めなかったけど
その時は、彼女にとってクラスメイトなんてそこらにいる有象無象と変わらないんだなって思っていたお
(;^ω^)「ヒューウ…助かったお…」
( ´_ゝ`)「危ないところだったな、内藤」
(´<_` )「まったく、オタクには生き辛い世の中だな」
(;^ω^)「見てたなら助けろよ…マジでオワタかと思ったわ…」
从 -∀从「…」
ハインは一匹狼で、休み時間も授業中も、大体音楽を聴いて過ごしてたお
成績は…まぁ、村学に合格できる位には維持してたみたいだけど、授業態度は最悪だったお
でも、札付きである彼女だから、教師も強く言えなくて、そのまんま放置されてたお
(*'A`)「アハン…高岡さんに話しかけて貰えた…俺もう死ぬのかな?死んでもいいかな?」
(´<_`;)「相変わらず欝田の脳内はバグってんな…」
( ´_ゝ`)「怒髪天と付き合うくらいならゴリラの方がまだマシだ」
( ^ω^)「お前ら聞こえないからって好き勝手言いすぎだろJK…」
(#'A`)「よーし、じゃあ俺の恋が実った暁にはお前の嫁はゴリラに決定な」
( ´_ゝ`)「よかった…俺がゴリラと付き合う事なんて永遠にありえないんだね…」
( ^ω^)「賭け成立しねえwwww」
(;'A`)「ですよね…」
それを良い事に、ハインに陰口を叩く連中もいた
兄者が言ったような冗談程度のものなら、ドクオもはいはいと聞き流してたんだけど、中には聞くに堪えないほど酷いものだってあった
『彼女はヤクザと繋がってる』だとか
『小学生相手に淫行をした』だとか
『薬のやりすぎで頭が可笑しくなった』とか
『血の浴びすぎで髪の色が染まった』とか
俺もあんまり覚えてないんだけど、これをもっと煮詰めた悪意の塊のような暴言を、男女問わず吐き出されていたお
もっとも、ドクオのように憧れを抱くような奴がいなかったわけでもないお。木戸ぃょぅとか、そういう奴らの一人だおね
(#'A`)「…」ガタッ
( ^ω^)「おいバカやめろ。無視しとけ」
そんな悪口を聞くたびに、飛び出していきそうになるドクオを抑え込んだお
ひょろひょろのもやし野郎が喧嘩に出ても、鼻で笑われるのがオチだってわかってたからね
でも、心無い言葉に怒りを燃やせる『ハート』を、あいつは昔から持っていた
前置きはここまでにして、俺達とハインはどこで関わり合いを持つようになったのか
それは偶然から始まったお
⊂二二二( ^ω^)二⊃「さぁブーンくんトップスピードでコーナーを曲がったー!!はっやーい!!まるで重機関車です!!」
その日は、ドクオが風邪引いて俺一人で下校してた
理由はわからんけどなんかテンション高かった俺は、いつもと違う道を全力ダッシュ下校してたお
途中で公園を横切るルートを進んでいたんだけど、そこでふと鮮やかな『紅色』が目に入ったお
⊂二二二( ^ω^)二⊃「おっ?」
从 ゚∀从「…」
子猫抱いてベンチに座ってた、ハインだったお
もうバッチリ目が合ってしまって、足も止まって
なんかそこだけ『ザ・ワールド』されたんじゃないかって思うほど、時が止まった感じがしたお
⊂二二二( ^ω^)二⊃(アカン)
从 ゚∀从「…」
从 ゚∀从「お前」
⊂二二二( ^ω^)二⊃「はいお」
从 ゚∀从「アホなんだな…」
⊂二二二( ^ω^)二⊃「自覚してますお」
これが、彼女と俺の『出会い』だった
从 ゚∀从「あのさ、この子飼う気無い?」
(;^ω^)「ご…ご命令ならば」
从;゚∀从「無理強いする気はねーから、ダメならダメって言ってくれ」
学校の雰囲気とはまた違う…今のハインに近い物腰で話しかけてきた
それでも、普段のイメージが頭に張り付いて引け腰になってしまったお
从 -∀从「…わり、帰ってる途中なんだったな。忘れろ、行けよ」
(;^ω^)「…」
だけど、今の少ないやりとりで、『怒髪天』と恐れられている彼女に
好奇心が湧いて出たのもまた事実で
(;^ω^)「よ、良かったら、里親探し手伝ってもいいですお」
从*゚∀从「マジ?ありがてえ!!」
( *^ω^) トゥンク…
ギャップに不覚にも萌えてしまったのも、紛れもない事実だったお
( ^ω^)白「おう兄者てめコラ猫飼えやクソボケ」
从 ゚∀从「人にモノ頼む態度じゃねーな…」
( ^ω^)白「…うん、うん、まぁ成り行きで…いや、3組の成幸くんじゃなくて、『成り行き』な」
そんなこんなで、割りとあっさり里親は見つかって
( ^ω^)白「今から連れて来い?あー…それくらいならしてやってもいいお死ね」ピッ
( ^ω^)「オッケーだそうです」
从 ゚∀从「あー…じゃあ、悪いけどこの子連れて行ってくれるか?俺、流石んちしらねーし」
(;^ω^)「えと、僕一人で、ですか?」
生き物苦手だった俺には、ちょっと荷が重い仕事だった
从 ゚∀从「頼むよ、俺ホラ…アレだから」
(;^ω^)「えっと…わ、わかりましたお…」
从 ゚∀从「わりいな、この礼はちゃんとするから」
(;^ω^)「いえいえそんなお気になさらず!!」
从 ゚∀从「えっと…名前、なんだったっけ?」
( ^ω^)「ボンド、ジェームズ・ボンド」
从 ゚∀从「は?」
( ^ω^)「内藤ホライゾンでございます」
从 ゚∀从「ん、内藤か…俺、明日もここにいるから、気が向いたら寄れよ」
そう言って粋に手を振ってから、彼女は去っていったお
(;^ω^)「…」
(;^ω^)「なんか、凄い人と関わっちゃったお…」
その日以来、俺と彼女はちょこちょこ会っては話をするようになった
気を置けないくらい信頼してたわけじゃないので、一応ドクオには内緒にしてな
从 -∀从「…」
( ^ω^)「…」
学校では、いつも通りの『怒髪天』
从 ゚∀从「猫、どーよ」
( ^ω^)「『SIG』って名前がついたお」
从 ゚∀从「へぇー、シグね。なんかのキャラクターか?」
( ^ω^)(言えない…スイスの銃器メーカーの名前だなんて…)
公園でお話するときは、『高岡ハイン』として
俺は唯一、彼女の二面性を知る生徒となったんだお
―――――
―――
―
( ^ω^)「…」
ブーンはそこまで話すと、水筒のお茶を口に含んだ
川 ゚ -゚)「二面性、か…にわかには信じがたいな。誰とも話そうとしないハインとは」
( ^ω^)「姉御は高校からの付き合いだから、そう感じちゃうのも仕方ないと思うお」
川 ゚ -゚)「当然、理由があってした事だろう?ただの中二病でそこまで恐れられるなんて考えられん」
( ^ω^)「もちろんだお。彼女には荷が重すぎる、深いワケが」
(//A-)「…」
ドクオは、目を醒まさない
味の無い心音図が、定期的に音を鳴らすだけだ
―
―――
―――――
一ヶ月もすると、俺らは名前で呼び合えるくらいにまで仲良くなった
( ^ω^)「だから俺は言ってやったお。『お前、そりゃ白鳥の湖だって』ってな」
从*゚∀从「おまwwwwwww」
いつもの公園でバカみたいな話して…
俺は『怒髪天』という大物とのプライベートに
彼女は、『高岡ハイン』としての時間に
特別な時間を楽しんでいた
ある日、俺は思い切った質問をした
( ^ω^)「ハインはなんで学校ではあんな感じなんだお?」
从;゚∀从「あー…」
『遂に聞かれたか』
そんな気まずそうな顔をしたお
(;^ω^)「あ、答えたくないならいいお」
从;゚∀从「…いや、聞いてくれるか?」
(;^ω^)「お…」
从 ゚∀从「バカみてーに思うかもしんねーけどさ。『生まれながらに強い』奴ってのはいるんだよ」
( ^ω^)「…」
こいつ、痛い奴だなって思ったね
漫画の読みすぎ、ドクオみてえなアホだと
从 ゚∀从「…今アホだと思っただろ?」
( ^ω^)「うん」
从 ゚∀从「でさ、そういうやつって大体何になると思う?」
( メ)ω^)「簡単に人を殴らない聖人だと思います」
从 ゚∀从「逆だよ、『ジャイアン』になるんだ」
極論だと思うけど、彼女の言うことにも一理ある
良い体格や運動神経に恵まれた奴は、クラスの人気者だし
その周りに集まった連中を弄って楽しんだりしてる
スクールカーストの最上位は、いつだって『そういう奴ら』の独壇場だった
从 ゚∀从「俺も、気がつかない内に『強い奴ら』になっていた」
从 ゚∀从「初めて自覚したのは、六年生の時。クラスメイトにつっかかっていた高校生をフルボッコにした」
( ^ω^)「つええwwwwwww」
从 ゚∀从「次の日、その高校生が仲間を連れて襲ってきた」
从 ゚∀从「全員、返り討ちにした」
( ^ω^)「バケモンかお前wwwww」
从 ゚∀从「その日以来、不良共が学校に近づいてくることは無くなった」
从 ゚∀从「俺は気付いた。『強い奴は、強い奴を抑え付けとかないといけない』。それが強い奴の責任だって」
( ^ω^)「…だから、学校で恐れられる存在になったのかお」
从 ゚∀从「ご明察。ご丁寧に『怒髪天』だなんてあだ名もついた。恐がられるには十分さ」
( ^ω^)「なんで、そんな…」
从 -∀从「さぁな?こんな自分に酔ってるのかもしれない。『学校を守るダークヒーロー』だって」
( ^ω^)「…」
こいつ頭おかしいなって思ったけど、身に覚えが無いワケじゃなかった
クラスのDQNに襲われそうになった時、必ずハインがストッパーとして間に入ってくれた
自己陶酔も確かにあったんだと思う。でもそれ以上に
『憎まれ役』を一身に受ける覚悟と、『弱い奴』を守ろうする優しさ
誰に言われたわけでも、頼まれたわけでもないのに、それを行える『正しい強さ』を持っていた
( ^ω^)「やっぱ、聖人だお。お前」
从;゚∀从「からかうなよ…やっぱ話さなきゃ良かったぜ」
( ^ω^)「…」
やっぱり、辛い役目だと思う
自分で選んだ道とは言え、友達も出来ない学校生活なんてつまらないに決まっている
じゃあ、俺ら『弱い奴ら』は何をしてやれるか
( ^ω^)「このクソボッチが!!!!!」
从;゚∀从そ「へぁ!?」
決まってる。古今東西、いつだってそう
『強い奴』に寄り添うだけだお
( ^ω^)「もうアホだ!!お前はアホ過ぎるクソボッチだ!!」
从;゚∀从「おまっ…喧嘩売ってんの?やる?」
( ^ω^)「いいえ、やりません」
从;゚∀从「じゃあ何なんだよ急に…」
( ^ω^)「あのですね、もっとハインさんはアホみたいに生きて良いと思うんだお」
从;゚∀从「あーん…?」
( ^ω^)「まぁ、今でも最悪なまでにアホだと思うんだけど」
( メ)ω^)「つまり俺が言いたいことは、もっと友達作って普通の中学生してもええんちゃうん?ってこと」
从#゚∀从「周りくどいんだよ…」
( メ)ω^)「で、手始めに友達増やさないかお?」
从;゚∀从「友達って……俺と友達になりたい奴なんているのかよ?」
( ^ω^)「結構いる…と思う」
从 ゚∀从「マジで?」
( ^ω^)「少なくとも、確実にお前とお近づきになりたい奴を一人知ってる」
从;゚∀从「えっ…そんな物好きがいんの?誰?」
( ^ω^)「ヒ・ミ・ツ♥」
(メ)ω(メ)「お楽しみということで一つ」
从#゚∀从「お前はたまにイラッとさせるよな…」
从 ゚∀从「友達…か、出来るかな?」
( ^ω^)「出来たじゃねえかお。現に」
从 ゚∀从「友達…うん、友達ね…友達はいくらいても悪いもんじゃねえよな」
( ^ω^)「どう?明日連れてくるけど?」
从 ゚∀从「おお、楽しみにしてるぜ。ところで、名前は?」
( ^ω^)「お楽しみだって言ってんだろ堪え性の無い奴だなこのアホは」
(メ)ω(メ)「では、明日またここでお会いしましょう」
从 ゚∀从「あー、じゃあな」
ドクオを、連れて行くつもりだったお
ドクオとハインが仲良くなったら、流石兄弟も
お世辞にもかっこいいとは言えない男共だったけど、俺が知る中で一番気を許せるバカ共
きっと、ハインとも仲良くなれる筈だと思った
( ^ω^)ノシ
从 ゚∀从ノシ
お互いに、手を振って帰ったお
また楽しい明日が来ると信じて
でも、楽しい筈の明日は
『生まれながらに強い』
それも
『ハインとは逆の、最悪な方向に捻じ曲がった』奴に
粉々に踏み潰される事になる
何で続き投下しても無いのにスレが伸びてんだよこええよ
ジェイソンとかちょっとした短編とか嘘予告とかお菓子テロに浮気してたけど、今日からまたどんどん続きを書いていこうと思います
あ、新編まどマギ観て来ました。やっぱり魔法少女は最高だぜ
乙
この頃からブーンはマッスルキュアー使えたのか…
おつ!
ブーンが先に仲良くなったとは意外だ
乙!
先が気になる
おうあくしろよ
このままだとブーンハインルート突入じゃないですかー
わりとアリだな
テッレッテーテレッテー
テレーレーレーテレーテー
これの前スレ読んでエクソシスト借りてきて見てるんだけど怖すぎる
ここから、想像を絶するシリアスが始まります
もしかしたら想像を絶しないかもしれません
ところで、俺が最近はまってる艦娘は青葉だってみんな知ってたかな?
もうね、青葉ちゃんは想像を絶するくらいかわいいよね!!チンコ見せ付けたくなるくらい超絶かわいい!!!
それくらい想像を絶します
翌日
(;A;)「お前最近付き合い悪いじゃああああああああああああああああああああん!!俺のこと嫌いになったの!?俺のこと嫌いなの!?」
(;^ω^)「落ち着け相棒、ほら、自分の股間を撫でるお」
(*;A;)「ハァン…テクニシャン…?」ナデリコナデリコ
( ^ω^)「最近ほったらかしにしてたのは謝るお。そのお詫びに今日は新しい友達を紹介するお」
(;A;)「新しい友達…?それってブーンの新しい相棒…?」
(;A;)そ「ああああああああああああああああああああああああああああ私じゃ満足出来ないのねえええええええええええええ!!!!!!」
(#^ω^)「いい加減にしろよお前…」
('A`)「ウッス」
(;´_ゝ`)(なんだこいつら…)
(´<_` )(薄い本が厚くなるな…『ヤンデレのドクオに愛されすぎて夜も眠れないブーン』…冬コミはもろたで!!)
('A`)「んで、新しい友人がなんだって?」
( ^ω^)「だから、新しい友人を紹介するって言ってんだお」
('A`)「お前…そんなこと言って『私、この人との夜が忘れられないの…だから、別れてくれない?』って展開になるんじゃあ…」
( ^ω^)「なってたまるか」
(*'A`)「よかった…俺達の友情は永遠なんだね…」
( *^ω^)「言わせんな恥ずかしい…」
(;´_ゝ`)(やべえよこいつら…)
(´<_` )(NTRか…アリだな。冬コミはもろたで!!!!)
( ^ω^)「ここ一ヶ月で仲良くなった人がいて、新しい友達を増やしたいって相談されたから、俺の一番の友達を紹介しようかなって」
(*'A`)「やめろよ…照れるだろ…」
(;´_ゝ`)「ここまで仲がいいと逆にキモいな…」
(´<_` )「一ヶ月ってーと…時期的に考えてシグを拾った人か?」
( ^ω^)「そうそう。世の中、何がきっかけで仲良くなるかわからんもんだNE!!」
('A`)「えっ?何それ?俺何も聞いてないよ?ん?ハブ?ハブなの?」
( ^ω^)「ハブじゃないよ…」ギュッ…
(*'A`)「キャッ…ちょっとやだブーン…人が見てるじゃない…」
( ^ω^)「見せてやればいいんだよ…」
(*'A`)「バカ…」トゥンク…
:(;´_ゝ`):「ヒィ!!おぞましい!!」
(´<_` )「おいしい!!」
( ´_ゝ`)「えっ?」
(´<_` )「えっ?」
( ^ω^)「どうする?行く?」
(*'A`)「イキます…」
(;´_ゝ`)「はい隔離!!隔離します!!」
(´<_` )「おっと、おふざけはここまでのようだ」
从 -∀从「…」
(´<_` )「大ボスのご登校だ」
(;´_ゝ`)「くわばらくわばら…」
( ^ω^)「…」
にやけそうになる顔を、必死に抑え込んだ
お前らもそのうち、そいつと仲良くなるんだよと言いたい気持ちも一緒にだ
(*'A`)
ドクオの顔を見て、また更に我慢が必要になった
こいつの驚く顔を見るのも、また楽しみだった
その日の授業は、より長く感じたお
遠足前の気分と言うか、こう、ワクワクして時計を何度も見てしまうような
放課後になるとすぐさまあの公園に向かいたかったけれど、生憎ドクオが掃除当番で、いつもより遅く学校を出る事になった
('A`)「おいおい、どこ連れて行く気だよ。この辺はホモが多くて有名な場所なんだぞ」
( ^ω^)「そんな情報どこから仕入れて来るんだよ…」
家に帰って私服に着替えて、ドクオと一緒に公園に向かったお
いつものように、いつものベンチで、退屈そうに彼女が待っている
ドクオはどんな顔をするだろうか?驚くよな、この関係を内緒にしてたことに怒るかな
でも、本当は人の良いハインに宥められて顔を真っ赤にしながら自己紹介するんだろうな
なんて考えながら、これから訪れる楽しい時間に胸を躍らせていたお
从メ∀从「」
.
公園では、頭から血を流し
男子の集団にボロボロに痛めつけられたハインが、蹴られ続けていた
.
(; ゚ω゚ )
声も、出なかった
断崖絶壁から、ドンと突き落とされたような、そんな絶望感
足は一歩も前に進まず、逆に後ずさる始末
从メ∀从「」
彼女は蹴られ続けていても、ピクリとも動かない
犬が遊び続けて、ズタズタになったおもちゃのように、地面を転がっていた
(; ゚ω゚ )(け…警察、大人の人を、呼ばないと)
(; ゚ω゚ )(た、助けが、助けを呼ぶんだ…)
なんて、頭の中では『逃げる言い訳』を作っていた
漫画やアニメならば『おいそこのお前、そいつは俺の友達だぜ!!許さねえ!!』なんて、果敢に立ち向かう場面だろう
でも結局のところ、その時の俺はただの中学二年生で、生まれつきの弱者で、友達を助けようともせず
自分を正当化して逃げようとした『卑怯者』だった
だけど、ドクオは違った
(#゚A゚)「て め え ら あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! ! ! 」
ハインの髪は特徴的だ。何も知らないドクオも、すぐに『それが誰か』気付いた
そして、貧弱な体から雄たけびを上げて
ドクオはなんの迷いも無く集団に向かって駆け出していた
(; ゚ω゚ )「ドク……」
(#゚A゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ハインを執拗に蹴り続けていた男に、タックルをして
細い腕で、何度も殴り続けていた
それも一瞬のことで、仲間に引き剥がされたドクオはすぐにリンチの嵐を受けた
(#゚A゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
それでも、ドクオは抵抗をやめなかった
その時のあいつも、ただの中学二年生で、生まれつきの弱者だった
でも、ドクオは、碌に会話も交わしていない『クラスメイト』の為に
『虐げられている者』の為に
『惚れた女』の為に
勝ち目の無い戦いに身を投じることが出来る『勇者』だった
(; ゚ω゚ )「ま、待ってろお!!すぐに助けを呼んでくる!!」
俺は、本当に情けない
相棒が飛び込んでいった場所へと、逆方向へ走った
すると、何人かの男が追ってきたのを、足音で感じた
( ;ω;)「ふぐっ、ううう!!」
怖くて怖くて、泣いてしまった
『死んでしまうんじゃないか』って、思った
さっき、ドクオが『ホモが多くて〜』って言ったのを覚えてるかお?
まぁ、実際その通りで、ホモが多くて治安が悪いと思われていた場所だった
だから、子供は親から『あそこに言ってはダメ』と言われてるし、親も近寄ろうとしない地域
助けを求めれそうな大人が、そこにはほとんどいなかったんだ
携帯電話だってその時は持たせてもらえなかったし、持ってたとしても使えなかった
『万事休す』、とにかく、捕まらないように必死に走って
ドン、と『誰か』にぶつかって、尻餅をついた
涙とパニックで前が見えてなかったんだろうな
まぁ、それが幸いして俺は『恩人』に出会ったんだ
N|;"゚'` {"゚`lリ「おいおい、どうした少年。ウンコでも漏らしそうなのかい?」
今の担任で、俺達が村学に入るきっかけとなった人物
『阿部先生』だお
( ;ω;)「だず、だずげでぐだざいお!!!!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ「オイオイ、落ち着きなって。一体全体…」
藁にもすがる思いで、助けを求めたお
阿部さんは最初は困惑してたけど、追いついた男達を目にすると
N| "゚'` {"゚`lリ「……おい、こいつは俺の大事なカキタレだ。手を出そうもんなら一生まともにクソが出来ない体にしてやる」
と、庇われてるこっちもゾッとするような迫力で追い返してくれた
カキタレっていう言葉の意味はわからなかったけど、とにかく、大事な人として扱ってくれたことだけはわかった
N| "゚'` {"゚`lリ「何があった?どうした?」
( ;ω;)「だずげで!!だず、だずげで!!!!」
ただ事じゃないと踏んだ阿部さんは、俺にワケを聞こうとした
でも、まだパニックから立ち直っていない俺は、話を出来るような状態じゃなかった
すると、破裂音と共に頬に鋭い痛みが走った
( ;ω;)「お…」
N|#"゚'` {"゚`lリ「しっかりしろ!!男だろ!!キンタマついているんだろ!!」
阿部さんの、平手だった
恥ずかしいながら、人から『殴られる』なんてことは初めてで、ベタなことを言うと『親父にもぶたれた事が無い』まま育ってきた
だけどその痛みと叱責は、俺の頭を冷やして、『何をしなければならないか』を、思い出させてくれた
( うω;)「どもだぢを、だづげでぼじいんでず!!!!」
具体性の無い、助け方だったと思う
見ず知らずの人に厄介ごとを頼み込むガキだと思われても仕方ない
それでも阿部さんは
N| "゚'` {"゚`lリ「任せろ、どこにいる?」
と、即答してくれたお
阿部さんを連れて公園へと戻ると、追い払った男達から話を聞いたのか
集団は既に無く、ボロボロのハインとドクオだけが残されていた
ドクオは、出来るだけハインから注意を逸らそうとしたんだろう
地面には這いずった後と、血痕が連なっていた
N|;"゚'` {"゚`lリ白「子供二人がリンチされて意識不明!!場所は『ホイホイ公園』だ!!」
阿部さんはすぐに携帯で救急車を呼んで、応急手当を施した
俺は、泣き崩れて『ゴメン、ゴメン』と二人に謝ることしか出来なかった
幸か不幸か、ドクオとハインの搬送先は別々の病院になった
阿部さんの携帯でドクオの親を呼んで付き添って貰い、ハインの自宅の番号はわからなかったので、ドクオのお母さんが学校へと連絡して、先生が付き添う事になった
「ブーンちゃん、怪我は無い?」
(; ω )「大丈夫、ですお…」
ドクオの事が心配でたまらない筈なのに、俺の身まで案じてくれた
俺は礼も言えずに、ただ俯くだけだったお
(;"ゞ)「本当に、ありがとうございます!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「礼はブーンくんに言ってやってください。俺はただ通りすがっただけですから」
違う、俺は逃げただけだ
俺はドクオとは違う、卑怯者なんだ
(;"ゞ)「ブーン君、ありがとう…本当に、ありがとう…」
泣き出しそうな親父さんの感謝の声も、ただ惨めに思えるだけだった
惨めで、悔しくて、最悪な気分
(; ω )「ッ…」
ドクオの治療が終わるまで
俺はずっと俯いたままだった
ドクオの治療が終わり、両親が先生に話を聞いている間
阿部さんはずっと俺に付いてくれていた
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(; ω )「…」
ハインの身も気になったけど、搬送先の病院はわからない
ただ、祈るしかなかった
結局、その日は『帰りなさい』と言われ、親父さんが家まで送ってくれた
帰り際に阿部さんが、『何かあったらここに連絡しろ』と、番号を書いたメモを渡してくれたお
( ;ω;)「…」
帰ったら、両親の心配そうな顔が出迎えて
『ドクオ君ならきっと大丈夫だ』と、励ましてくれた
暖かい家が、優しい両親が、何より安心を与えてくれた
でも、『後悔と恐怖』は靴底にへばり付いたガムのように離れようとはしなかったお
布団に潜り込んで、ガタガタ震えながら泣いた
『友達を失いかけた』恐怖と、暴力への恐怖が、一晩中俺を苛めた
眠りにつけたのは、外が白み始めた時間だった
目を醒ましたのは、お昼過ぎ
親から『ドクオが目を醒ました』と聞いて飛び起きた
急いで車で送ってもらって、入院している病室へと転がり込んだ
(//A`)「…」
( ;ω;)「ドグオ…」
丁度、今のような病室で、今のような姿でベッドに横たわっていた
違うのは、意識が回復したことと、周りにドクオの両親や先生達がいたことだけ
俺は罵声を浴びせかけられる覚悟をして来た
もはや、長く続いた友情もこれまでだと思った
でも、あいつの第一声はこうだったよ
(//A`)「きったねえ顔だなオイ。汁塗れだぞお前」
( ;ω;)「う……うおおおおおおおおおおおん!!!!!」
(;//A`)「ちょ、オイバカよせ汁が!!汁が!!」
どこまでこいつは『勇者』なんだ、と思ったね
ケロリと軽口を叩きやがる、なんてタフなんだと
(;//A`)「あのッ、とりあえずこいつと感動の再会を分かち合いたいから、大人は退室してもらっていいですか!?」
( ;ω;)「…」
なんて考えてたら、来て早々の人払い
まさか、今のは大人たちへのパフォーマンスなんじゃ…って疑った
(;//A`)「あっ、先生!!さっきのこと、よろしくお願いします!!」
( ;ω;)「…?」
この先生へのお願いは、俺が今までこの事を話さなかったことにも通じる
それは、普通なら考えられないような、ドクオの『想い』だった
大人たちが廊下を歩く音を聞いて暫く、ドクオはジッと黙っていた
死刑宣告前の囚人の気分で、俺はドクオが口を開くのを待った
(//A`)「…ブーン」
(;^ω^)「な、なんだお?」
(//A`)「ありがとな。お前が助けを呼んでくれなかったら、俺は死んでたかもしれない」
(; ω )「ッ…」
俺はもう、限界だった
(; ω )「違うッ…だろ…」
(//A`)「…」
(; ω )「俺は、逃げたんだお…友達を、『ハイン』と、一番の親友である『お前』を見捨てて…逃げたんだ!!」
罵って欲しかった
憎んでもらいたかった
それでドクオの気分が晴れるなら、と
(//A`)「…」
(; ω )「助かったのだって、たまたま…たまたま阿部さんとぶつかったから、なんだお…俺は、何もしていない…」
(//A`)「……」
(; ω )「…」
懺悔の後、またしばらく沈黙が続いた
俺はドクオの顔をまともに見れる気がしなかった
(//A`)「…お前は間違ってないよ、ブーン」
ドクオは『折れてない方』の腕を伸ばし、俺の手に重ねた
折れていないというだけで、実際には痣と傷だらけの腕を
(//A`)「俺は、都合の良い、夢を見ていた」
(; ω )「夢…?」
(//A`)「そう。例えばさ、学校がテロリストに潜入された!!そいつらをかっこよくブチのめす俺!!だとか、美少女に助けを求められて、覚醒する力!!みたいなさ」
(; ω )「何の話だお…」
(//A`)「まぁ聞けって。誰にでも、そういう妄想があると思うんだ。ピンチになると、隠された力が湧き上がって敵をバッタバッタを討ち滅ぼす…そんな漫画やアニメみたいな妄想が」
(//A`)「俺は、そんな『都合の良い夢』を抱きながら、あの場へと飛び込んだ。結果がこの様さ。高岡さんを助け出したわけでもなくいいようにしてやられ、病院行き…」
(//A`)「お前がいなかったら、俺は『俺自身』と『高岡さん』を滅ぼしていたかもしれないんだ。だからお前は、お前の行動は間違っていないんだよブーン。だから俺はこう言うんだ」
(//A`)「『助けてくれてありがとう。お前は最高の相棒だ』ってな…」
(;うω )「…」
情け無い事に、この言葉で俺の罪悪感が一つ消えた
ドクオに救われたのはハインだけじゃなく、俺もだった
俺が起した行動を批難せず、それどころか『感謝』してくれた
許される行為じゃないことなんて自分でもわかってる、でも
( うω;)「どういたしまして…だお」
これだけ自分を信頼してくれている相棒に
これ以上償いを押し付けるなんて、できっこなかった
ω・)フムフム
(//A )「悔しいよなぁ…ブーン」
(//A;)「『弱い』ってよぉ…」
ドクオも泣いた
己の弱さに、不甲斐無さに、かっこ悪さに泣いた
(//A;)「ヒーローになりてえよなぁ…」
( ;ω;)「…」
その時、俺の脳裏には
助けてくれた男の姿が映っていた
アニメや漫画のヒーローは、現実味に欠ける
でも彼は、追っ手を追っ払ってくれたあの人は、俺達の目指すべき姿だと思えた
( うω;)「なるんだお、ヒーローに」
(//A;)「なる…?」
( うω⊂) ゴシゴシ
( ^ω^)「なるんだ!!ヒーローに!!」
(//A;)「なれる…のか?俺みたいな、ザコが…」
( ^ω^)「なるんだお!!二人で!!」
ポケットに入れといたままだったメモを、ドクオに渡した
(//A;)「…」
( ^ω^)「俺達の、命の恩人の電話番号だお」
俺達はまだ子供で、何をすればヒーローになれるかわからなかった
教えが、目標が、指針が必要だった
( ^ω^)「強くなるんだお、この人みたいに」
( ^ω^)「阿部さんのように」
(//A⊂)「…」ゴシゴシ
(//A`)「筋肉か?」
( ^ω^)「筋肉だお」
(//A`)「今のジャンプ主人公みたいな、見た目ガリガリでも強い野郎じゃなくて?」
( ^ω^)「目指すはアクション・スターだお。シルベスター・スタローンや、アーノルド・シュワルツェネガーのような」
(//A`)「そいつは間違いねえ、大ヒーローだ」
( ^ω^)「二人でなるんだお。筋肉モリモリ、マッチョマンの変態に」
(//A`)「ああ、なってやろうじゃねえか…今度こそ、高岡さんを守るために」
( ^ω^)「今度こそ、理不尽な暴力から逃げないために」
(//A`)「「やってやろうぜ」」(^ω^ )
その日の決意は、今も胸の中で熱く残っている
ドクオは『守る』為に強くなろうとして
俺は『逃げない』為に強くなろうとした
『弱い者』は、虐げられるだけじゃないと証明するために
『弱い者』だって、『強い者』を守ることが出来ると言い張るために
(//A`)「なぁ、ブーン。俺はお前に言わなきゃいけない事がある」
( ^ω^)「なんだお、改まって」
(//A`)「高岡さんをリンチした連中について」
(;^ω^)そ「ッ!!」
事件は終わっていない
誰が、どういう理由で、ハインをリンチしていたのか
それがわからない限り、彼女は安心して眠れない
(//A`)「まだ警察にも伝えていない。先ずはお前に聞いて欲しくてな」
(;^ω^)「…」
俺はあの中に近づかなかったため、そいつらの顔をしっかりと見ていなかった
渦中に飛び込んだドクオは、はっきり確認していた
(//A`)「信じられねえかもしれないけど、それでも信じてくれ」
次に出た発言は、予想だにしなかったものだった
ω;`)イイハナシダナー
(//A`)「『お前の顔があった』」
.
(;^ω^)「は…え?」
思わず、自分の顔をペタペタと触ったよ
『こいつは何を言っているんだ』状態だった
でも、こんな真剣な場面でドクオがふざけるとは思えなかったし
何より、あいつの表情は『マジ』だった
(//A`)「瓜二つだったよ……頭がおかしくなったのかと思った。だけど、本当に『お前の顔』がそこにはあった」
(//A`)「だけど、お前とは全くの別人だってすぐにわかったよ…さっきまで一緒に行動していたのもあるが、何より…」
思い出すだけで怖いはずなのに、ドクオはそれを億尾にも見せなかった
声色に、静かな怒りを感じた
(//A`)「人間の、腐った性根みたいな…うまく言えねえけど、『産まれついての悪』…かな…クソ、バカみたいに思うかもしんねえが、とにかく…」
(//A`)「そういう感じがしたんだ」
言葉は支離滅裂だったけど、言いたいことはなんとなく伝わった
一人の女の子を寄って集って暴行するような連中が、良い奴の筈が無い
(;^ω^)「それを、なんで一番最初に?」
(//A`)「覚えて欲しいからだ。もし次に、そいつが高岡さんに近づいたら、なんとしてでも助けるために」
あの時の恐怖が、頭を掠めた
だけど、グッと飲み込んだ
( ^ω^)「わかったお」
もう逃げないと決めた
ドクオと同じように、恐怖に立ち向かおうとした
(//A`)「早急に捕まるのが、一番に決まってるけどな…」
( ^ω^)「俺からも、聞きたいことがあるお」
気になっていた、担任への発言
『さっきのこと』とは、一体なんなのかを
ドクオは、あっさりと答えてくれた
(//A`)「ああ、先生に『俺が怪我したこと、あの場にいたことは、高岡さんに言わないで欲しい』って」
(;^ω^)そ「ええ!?」
どうしてそんなことを言ったのかわからなかった
ドクオの行動は、間違いなくヒーローそのもの
助けた相手に、何も知られないまま終わるなんて
(;^ω^)「どうしてだお!?お前はハインを」
(//A`)「『助けてねえ』、ボコられにいっただけだ」
(;^ω^)「うっ…」
(//A`)「こんな事件で、知り合いになってみろよ…彼女は俺を見るたびに、『今日のこと』を思い出す…それに、負い目なんて負わせたくない」
(//A`)「できるだけ、負担を和らげてやりたいんだ…事件を忘れて、幸せになってもらうまで」
(//A`)「その為に俺は、彼女を影から守れるほど強くなりたい。彼女が何も知らずに生きてくれれば、それが一番だと思ってる」
(;^ω^)「そんっ…なの…」
(//A`)「お前も、俺のことは絶対に口外しないでくれ。他の誰にも言うな」
(;^ω^)「ドクオは!!それでいいのかお!!」
(//A`)「もちろん、良いに決まってる」
即答だったお
阿部さんが、俺の助けを引き受けてくれたように
既にドクオは、ヒーローだった
見返りを求めず、相手の幸せを考えていた
自分の考えが、どれだけ『浅はか』だったか、思い知らされた
でも、それでも、釈然としなかった
(; ω )「…俺は」
(//A`)「ん?」
(; ω )「きっとお前も幸せにしてやる」
(;//A`)「えっ?」
(;//A`)「気持ちはありがたいけど、俺達おとk( ^ω^)「ちげーよ」
( ^ω^)「いつか必ず、お前をハインと付き合わせてやるお!!」
(*//A`)「ちょ、おま!!バッ!!そんなんじゃねーし!!そんなんじゃねーし!!」
(;^ω^)「えー……真剣に言ったのにその反応は少し…引くわ…」
(;//A`)「つーかいつからお前と高岡さんは友達だったんだよ。そっちの方が引くわ」
( ^ω^)「おっお、話せば長いんだけど…」
それから、俺はこの一ヶ月の出来事を話した
ドクオは案の定、『ずるいぞ』と怒った
それを見て俺はケラケラ笑った
たった一日足らずの時間だったけど、本当に久しぶりに笑った気がした
本日の投下、ここまでになります
もうちょっとだけ続くんじゃ
菓子テロの方に投下した作品も、良かったら読んでいってください
世の中のウンコが全部ショコラだったら、ムカデ人間もそれほど怖くなくなると思いません
今日は('A`)がかっこいい日だな
乙
ω・)乙。もうムカデは古い
なんでこんな時間に投下してるんだまったく
ドクオもブーンもいい男じゃねーか乙
ヒーローって尻が…
パァン!!
パパパパパパッ
パァァアアンッ!パッパッパァァアアンッ!(ァァン…ン…)
(´゚ω゚`)らめぇぇぇぇ!!
ハインはと言うと
なんとその後、村学入学まで一度も会うことは無かった
先生方は病院の居場所も教えてくれなかったし、あろうことか
『なんの関係も無い保護者達と結託して、転校に追い込んだ』
モンスターペアレントや教師達にとって、彼女は学校の『癌』だったんだろう
事件に託けて、てめえらの都合の良い方へ彼女を追いやった
『生徒を守る教師』が、聞いて呆れたお。学校って、思ってたより腐った場所なんだって思った
校長はこうほざきやがったお
「彼女は問題を起こしすぎたんだ。なんの罪もない生徒を巻き込んだ今回の事件は、無視できるものでは決してない」
「君達も、彼女の横暴さにうんざりしてたんだろう?こんな目にあって、むしろ清々したはずさ。他の生徒達だって安心して学校生活を送ることが出来る」
呆れたね、こいつは何もわかってないと
表面的には、確かに問題児が消えてすっきりしたように見える
でもハインは、たった一人で学校の治安を、俺達『弱い者』を守っていた
お前らみたいな役立たずの教師どもより、ずっとずっと偉かった
だから、俺達は口をそろえて言ってやった
「クソ喰らえ」、と
あいつは面食らった顔をした後、「訳がわからない…」なんて呟いてた
だけど、訳を話す気にもならなかった
こんな連中に話したところで、鼻で笑われるのがオチだとわかってたから
当然、何度もハインを探しに行ったりもした
住所を調べて、家に訪れた
もぬけの殻だった
地区内の公立中学を巡って、話を聞きだそうとした
『高岡ハイン』の名を聞いただけで、誰もが足早に逃げ出した
('A`)「…」
ドクオは、何もしなかった
俺達でも身元が知れないのだ、犯人が彼女にたどり着くはずが無いと、逆に安心していた
('A`)「…」
『これでいいんだ』とも言っていた
彼女のことを知らない街で、新しい人生を送った方が幸せだと
(;^ω^)「…」
こいつは、あまりにも大人で、あまりにも『もどかしい』奴だった
でも、それを口に出して言う勇気は無かった
ドクオの言い分にも、一理あったから
それでも、『強くなる』鍛錬は積み続けていた
今は彼女がいなくても、今に意味が無くても
『いつか来るその時』に備えて
―――――
―――
―
( ^ω^)「…ここまでが、俺達がこうなった『きっかけ』と、ハインとの出会いだお」
川 - -)「…」
( ^ω^)「肝心の『その時』でこのザマじゃあ、鍛えた甲斐が無いってもんだけどな…」
(//A-)「…」
川 ゚ -゚)「『お前と同じ顔』か…なん、とも、クソみたいな偶然だ」
( ^ω^)「全くだお…」
川 ゚ -゚)「犯人は捕まったのか?」
( ^ω^)「ああ、捕まった。最も、追い詰めたのは警察じゃなくて『探偵』だったと聞くお」
川 ゚ -゚)「…名前は?」
( ^ω^)「西川、『西川ホライズン』」
川 ゚ -゚)「そいつが…」
( ^ω^)「多分な…」
(//A-)「…」
川 ゚ -゚)「話を整理しよう。過去にドクオとハインを暴行した『西川』という、お前と同じ顔のクソ野郎が、出所して再び報復に来た」
( ^ω^)「単純だお」
川 ゚ -゚)「現在、ドクオは意識不明で、ハインは行方不明…手がかりは『内藤ホライゾン』と同じ顔の男…」
冷静を装うクールだが、顔の前で組んだ両手は怒りで震えていた
川 - )「絶対に、許すものか…」
( ^ω^)「…」
川 - )「……ドクオに言っておけ、サッサと起きろと」
川 - )「全てが終わる前に、立ち上がって『助けに向かえ』と」
.
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「つーかもう一発全力で殴ってくれてもいいよ」
川 ゚ー゚)「フッ、せっかくだが、遠慮しておくよ」
( ^ω^)「そうかお…残念」
川 ゚ -゚)「それじゃあ、私は学校に向かう。お前もいい加減顔を出せよ」
( ^ω^)「わかったお、明日はガッコ行くお」
クールは立ち上がり、ドアに手を掛けた
川 ゚ -゚)「……ヒートに、『漢』を教えたそうだな」
( ^ω^)「…具体的に何を教えれた訳じゃないけどな」
川 ゚ -゚)「そう聞いたよ…だが、もう『答え』は見えているじゃないか」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「まぁ、言うまでも無い事だがな…」
川 ゚ -゚)「お前らは強いよ、村学のバカ二人。だから、さっさと立ち直れ」
川 ゚ -゚)「『都合のいい夢』は終わりだ。『厳しい現実』が待ってるぞ」
( ^ω^)「…」
川 ゚ -゚)「…じゃあな」
( ^ω^)「姉御」
川 ゚ -゚)「なんだ?」
( ^ω^)「このアホの分まで、言っておくお」
( ^ω^)「『ありがとう』」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ー゚)「飯、ちゃんと食べろよ」
―――――
―――
―
川 ゚ -゚)「…」
病院を出て、クールは携帯を確認した
マナーモードにしていたため、気がつかなかったが
着信履歴が三桁近くまで達していた
川 ゚ -゚)「…」
それは、ニダーだけじゃなく
ヒートからも、モララーからも、アサピーからも、阿部さんからも
番号登録をしている村学関係者ほぼ全員からの着信だった
川 ゚ -゚)「…」
掛けなおそうとしたその時、ちょうど着信が入る
ニダーからだった
川 ゚ -゚)白「…私だ」
『!? クー!!何をしていたニダ!!』
いつもらしからぬ、乱暴な声だった
今日の行き先は、誰にも言っていない
言えば、全員が着いてくると思ったからだ
川 ゚ -゚)白「見舞いだよ。ちょいと、話をしにな…そうだ、犯人の目星がついたぞ」
『本当ニカ!?いや、その話はまた後ニダ!!」
川 ゚ -゚)白「何があった?」
『警察が、学校に来たニダ』
川 ゚ -゚)白「警察なら、ずっと出入りしてるだろう?ハインの捜索の為に」
『捜索の、意味が違ってきた…』
川 ゚ -゚)白「何…?」
『昨夜、村学の生徒がまた一人暴力事件に遭ったニダ』
川;゚ -゚)白「なんだと…?」
彼女が考えているよりも、早く
『その生徒の制服には、赤の塗料でデカデカと、『怒髪天復活』と書かれていたニダ…」
川;゚ -゚)白「お…おいちょっと待て!!まさか!!」
事態は、急激に動き出していた
『警察は、過去に『怒髪天』と呼ばれていた者に逮捕状を出した…』
川;゚ -゚)白「…」
最悪な方向へ、止まらない雪崩のように
『高岡ハインの、「捜査」が開始されたニダ!!!!』
.
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
次回
『マーケティング・レンタルコミックス』
第十五話
『夢の終わり、現実の始まり』
乙
第十四話終了です
おいマーケティング要素皆無のシリアス回でした
次回もシリアス、その次もシリアスです
年内完結を目指しますので、卒論制作を惜しんで書いてイキます!!
尻assつまんね
お前にあるまじきシリアスじゃねぇか大好きだよ馬鹿野郎
2人の筋肉にそんな深い理由があったなんてな…早く起きろよドクオ
乙。ハインちゃんが心配で仕方ないわ
乙 続きが気になるけどそろそろ最終回かと思うとさみしいな
あれ? 最初は「ブーン系の面汚しの筋肉ムカデスレが、早く終われよ」と思ってたはずなのに……
なんでだろ
ブーンだけがマッスルキュアー使えるわけだ
こんなに優しいんだもんな
乙
ハインが早く助かって欲しい
卒論なんてほっぽっちまえ
追い詰めた探偵って、もしかして・・・
くそっ、最終回と聞くとな…
俺に筋トレを始めさせたきっかけのブーン系だけにさみしくなりそうだぜ…
ω・)で第三部の構想をねってるんんだよな。
さらわれ姫とか不細工書かなくちゃだもんな
おまえのせいで毛嫌いしてたモバも見るようになったじゃないか
艦これの続きも頼む、あそこで止めるのはないだろう
ただのキングタムステマ野郎……
そう思っていた時期が、僕にもありました。
最終回はもちろんあの漫画のマーケティングで締めるんだよな?
('A`)「…」
自分でも『ベタだなー』だなんて思うけど
俺は今、『真っ白な部屋』にいる
例えるなら、『ハリーポッターと死の秘宝パート2』で観た仮想キングス・クロス駅のような
ここは、どこだろう
なんで、ここにいるんだろう
俺は、凄く大切なことを忘れている気がする
('A`)「…」
「ヘイ、そこのムキムキ☆ボーイ」
後ろから、男の声がして振り返った
(´・_ゝ・`) 「マッスルしてるかい?」
/ `ニニ´彳 `` ー 、
_,ノ´、, ,..>、リ,. -- 、. ヽ--、
/  ̄´ {-_,. -、 、,' ヽ
/ 〃,.. 'r _,.. 、}>、.. r-{.
/、 _,..イ´ ト. ´ i ´ }
/ ゙ー'´ }ヘ _,..ノヘ`ー- ...ィ! ', ハ {
,' ,' リヾニ=ニ´ ,. ‐'' h ー 、 ハ リ ノ}
,'八 , / \ミヽ、ヽ. |! } 彡N ', ハ
} (.,/ ∨ ヽ('' ´`` /´`'!,∨ ! ,.' i
,ハ', ii { 入__ _ノ.__,ノ | ∨ ,{
i : v リ /、 { ゚ ´,| | |, }
{ Y, ,' ィ‐‐-ミ、_`', リ } ,' ヽ
iヽ ! ,' : ハ`ヽ、..__,/-',〉-‐‐y ,}
}. ∨ ./ ノ / ∨' ,. _,./ ! `''"i ', {ノ'′
', `ヽ_,..{,' ノ i /´ 、 ヽ、.__ ,〉 ト,)
', r‐ヤ ' 人ノ >‐‐イ / ` }
ヽ、∨ /`ヽ、 / ハ , /
y' ,' ; / `{ ,/-‐ /
i i' /' ,/ ,.. ´
i ,リ /-'" ,. '´
('A`)「…」
('A`)「神よ…」
(´・_ゝ・`)「ん?確かに私は神だけど、どうしてわかったんだい?」
('A`)「…」
(´^_ゝ^`)「あなた達の祈りを、絶望のまま終わらせたりしない」デミッ☆
('A`)「ま…」
「まど神様…?」
.
『マーケティング・レンタルコミックス』
第十五話『夢の終わり、現実の始まり』
.
川#゚ -゚)「何故言われるがままにしている!!」
クールは校長室のデスクを力強く叩いた
その拳の下には、今日の朝刊が敷かれている
記事には、『村人学園連続暴力事件。犯人は行方不明の女子生徒か』
名前こそ伏せられているものの、明らかに『高岡ハイン』の事を指していた
/ ,' 3「…この事については、まだ調査中で」
川#゚ -゚)「調査もクソもあるか!!村学の生徒が、同じ学校の生徒を襲うなどあり得ないと力強く否定すればどうだ!!」
<ヽ`∀´>「…」
クールの後ろで控えているニダーも、クールの態度に何も言わなかった
唇からは、薄く血が流れていた
N| "゚'` {"゚`lリ「ガキの喧嘩じゃないんだ。マスコミの対応は繊細に行わなければならない」
川#゚ -゚)「アンタもそういう態度を取るのか!?誰よりもアンタを慕っているドクオはまだ目を醒まさない!!ブーンだって、『自分にとってのヒーロー』だと言っていた!!」
川#゚ -゚)「アンタだってこの状況に怒っているはずだ!!責任だって感じているはずだ!!なら何故、大人しくしている!!」
N|#"゚'` {"゚`lリ「ガキが生意気言ってんじゃねえ!!」
今まで見せたこと無い憤怒の表情を見せて、阿部さんはクールの胸倉を掴み上げ、壁へと押し付けた
N|#"゚'` {"゚`lリ「事実が『まだ』わかっていない以上、ハッキリと否定するわけにはいかないんだ!!迂闊な発言すれば、マスコミはそこを突いて更に大事へと発展させる!!」
N|#"゚'` {"゚`lリ「ここは『学校』だぞ!!高岡やお前達以外にも、沢山の生徒の身を預かっている!!教師はそいつらも守る義務があるんだ!!」
川#゚ -゚)「だからと言ってハインを軽んじて言いわけが無いだろうが!!そもそも…」
<ヽ`∀´>「クー、もういい。先生方の言うとおりニダ」
ニダーは阿部さんの手首を掴み、言葉を遮った
川#゚ -゚)「ッ…」
阿部さんは手を離し、クールは掴れた襟をやや乱暴に正した
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
<ヽ`∀´>「校長先生、阿部先生、お騒がせして申し訳ございませんでした。甘んじて処罰を受け入れる所存でございます」
/ ,' 3「…二人とも、一週間の停学じゃ。以上」
<ヽ`∀´>「…申し訳ございませんでした」
ニダーは深々と頭を下げ、まだ納得いかない表情をしているクールを連れて、校長室から退室した
彼が立っていた場所には、血の跡が点々と残されていた
N| "゚'` {"゚`lリ「…折れるかと思ったぜ」
阿部さんは血が付いた手首をさする
だがそれは、彼のものではなかった
/ ,' 3「…憎まれ役を押し付けてしまってスマンのう」
N| "゚'` {"゚`lリ「いえ、図星を突かれて頭に血が昇ったのも事実ですから」
/ ,' 3「あれでも可愛い『孫』なんじゃ。ワシに免じて許してくれ」
N| "゚'` {"゚`lリ「こちらとしても、可愛い『生徒』ですからね。多少のヤンチャはご愛嬌です」
/ ,' 3「…それで、君の意思は変わらんのか?」
N| "゚'` {"゚`lリ「…ええ」
懐から『封筒』を取り出し、デスクに置いた
『退職願い』と、毛筆で書かれていた
N| "゚'` {"゚`lリ「えこひいきはしないって決めてたんですがね…他の生徒よりも長い付き合いだ。あの三人にはどうしても私情が移ってしまう」
N| "゚'` {"゚`lリ「俺がヤろうとしていることは、教師として有るまじき行為です。ご迷惑をお掛けすることは出来ません」
/ ,' 3「…残念じゃ、君は昔も今も『いい男』じゃったのに」
N| " '` {" `lリ「…」
暫く、グッと瞼を閉じた後
決意のこもった目で、校長を見据え
N| "゚'` {"゚`lリ「長年のご指導ご鞭撻、ありがとうございました。荒巻先生」
/ ,' 3「…」
N| "゚'` {"゚`lリ「失礼いたします」
荒巻は封筒を引き出しに仕舞い
窓から、枯葉が舞う校庭を見下ろした
/ ,' 3「……」
/ ,' 3「……どいつもこいつも、ワシが思ってる以上の成長をしよってからに」
秋から冬に移ろうとしている、曇り空
寒風が吹きすさぶ中、一人の『教師だった男』の背中が
荒巻の視界から、ゆっくりと消えていった
少ないですが、今日はここまで
お前らのデレに全俺が戦慄した
ω・)b乙マッチョ
おつ!
熱い展開だ
阿部さんさすがいい男!
おつ
早く西川ボッコボコにしてえなあ…
乙。
デミッ☆にイラッとした
乙!
このデミハゲですね(確信)
地元にTSUTAYA検索ランキング一位がムカデ人間でした!!!日本終始まってます!!!!本当にありがとうございました!!!!!!
>>1 の宣教の賜物さ 誇れよ
武器人間ってどんな映画か本編で紹介してもいいのよ?
そういえばムカデ人間2の感想って書いたっけ?
友人の筋肉バカにMacho man勧めたら喜んでたんだけど通じるところがあるのか
>>626
その友人ってさ
あっ……(察し)
∧_∧
(´・ω・`)
〔:::(::::∧::/:::::〕
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〉:::/::::::::::::::〈
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ノ:::::::::::::::::::::::|
ノ:::::::::::::::::::::::::::ゝ
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∧_∧ チンポ出していきましょう エーザイ
__(´・ω・`)__
〔ノ二二,___ __,二二ヽ〕
|:::::::::::::::::::::::::ヽ ゜ ゜ /::::::::::::::::::::::::::/
〉::::::::: :::::::::::::〉__ 〈:::::::::::::: ::::::::〈
|:::::::::::::::::::::::/\ω/ヽ::::::::::::::::::::::/
〔::::::::::::::::::::/ ノUヽ ヽ::::::::::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::/ /::::::::::::\ ):::::::::::::::::::ゝ
ノ:::::::::::::::::::| |〜── -| |〜〜〜/
相変わらずホモくせぇスレだな
本編がシリアスでも、もうムカデ尻ass野郎の烙印は消えないな
多分コイツ自身その烙印を消そうとも思ってないだろうな
―――――
―――
―
2-M教室、放課後
その日、久しぶりに学校に顔を見せたブーンは、学校が終わると引き止める間も無く病院へ向かった
<ヽ`∀´>「冷静に、なるニダよ。クー」
川#゚ -゚)「ああ…ああ!!わかってるさ、クソッタレ…」
先ほど、校長室から戻ってきたクールとニダー
納得がいかない彼女は苛立たしげに頭を掻きあげ、椅子にドカリと座り込んだ
<ヽ`∀´>「大人が大きく動けず、警察がハインを『容疑者』だと決め付けた今、ウリ達が動かなければならないニダ」
(;-@∀@)「そもそも、どうして警察はハインさんを安易に容疑者だと決め付けたんだろう」
(;・∀・)「確かに…」
川#゚ -゚)「予想できる理由は三つだ。『警察が能無し』か」
川#゚ -゚)「『ハインの過去を知っている者がいた』か、あるいは『その両方』か」
(;・∀・)「こうも考えられないですか?『警察と真犯人がグル』か」
川#゚ -゚)「そんなバカが地方権力にいるとは考えたくも無いな…が、可能性はある」
<ヽ`∀´>「これ以上犠牲が増えたら、最悪、村学が休校になるニダ」
川#゚ -゚)「ハッ、最高だな。一足早い冬休みだクソッタレ」
(;-@∀@)「それで、これからどうするの?」
<ヽ`∀´>「幸い、ウリとクーは一週間の停学を『戴いた』ニダ。この期間を活用しない手は無い」
川#゚ -゚)「一日中街を駆けずり回って調査。あわよくば囮として敵を誘い、居場所を吐き出させる」
(;-@∀@)「それなら僕らも!!」
川#゚ -゚)「…本気か?」
( ・∀・)「僕らだって、あの二人の友達です。それに、この事件に怒っているのはクールさんだけじゃないんですよ」
川 - -)「…」
川 ゚ -゚)「わかった、私から言いたいことはこれだけだ」
川 ゚ -゚)「『容赦するな、殺す気でやれ』」
( ・∀・)「…了解」
(;-@∀@)「わかりました」
川 ゚ -゚)「それと、入って来いヒート」
扉の向こうで物音が立つ
ノハ;゚⊿゚)「…」
少しの間を置いて、ばつの悪い顔をしたヒートが入室した
川 ゚ -゚)「さて、と…何か言うことはあるか?『お兄ちゃん』」
<ヽ`∀´>「…」
ノハ;゚⊿゚)「あの…」
<ヽ`∀´>「ヒートちゃん、君はウリ達と一緒に行動するニダ」
ノハ;゚⊿゚)「えっ?」
ヒートは面食らった顔をした
予想していた言葉とは、全く別だったからだ
<ヽ`∀´>「もちろん、暗くなる前には帰ってもらうニダ。危なくなって、ウリ達にもしものことがあったら、迷わず逃げて頼りになる大人に連絡すること」
ノハ;゚⊿゚)「はっ、はい!!」
川 ゚ー゚)「おやおや?心配性のお兄さんらしからぬ言葉じゃないか」
<ヽ`∀´>「『ダメだ』と言って勝手に行動させるよりマシニダ」
ノハ;゚⊿゚)「あうう…」
川 ゚ -゚)「なるほどな、血が昇って熱くなった頭でよく考えたじゃないか。ところで、私のさっきの言葉、注意しなくて良いのか?」
<ヽ`∀´>「何故?的確な指示だと思うニダ」
川 ゚ー゚)「フン、的確と来たか…」
( ・∀・)「作戦はあるんですか?」
川 ゚ -゚)「もちろん、闇雲に動いても非効率だからな…いいか?先ずは…」
こうして、クール達五人によるハインの捜索が始まった
―――――
―――
―
('A`)「それで、あんたは『何の神』なんですか?」
(´^_ゝ^`)「見ての通り、『マッスルの神様』だよ」
いよいよ、俺の頭はおかしくなり始めたらしい
ムキムキハゲの神様を自分で創造するなんて…新興宗教でも始めようか?
('A`)「へぇ…そうなんだ…」
(´^_ゝ^`)「そうだよ〜。ほ〜ら、大胸筋ピクピク〜」ピクピクッ
('A`)「…」
(;´^_ゝ^`)「あれ…?何この外した空気…人間怖い…滅びよ…私は美しい…」
('A`)「早く目ェ醒まさないかな俺」
(;´^_ゝ^`)「おほっほぅ〜…言うねえ〜…」
正直、この空間にいるのが耐え難い
神を名乗る知らないオッサンと二人きりでいるなんて、普通の奴なら耐えられねえぜ常考…
(´・_ゝ・`)「まぁちょっとおじさんの話を聞いてくれよ。こんな時じゃないと普通なら話せないんだし」
(;'A`)「えー………」
(´・_ゝ・`)「いいからいいから、おじさんこう見えて君達のこと色々知ってるんだから」
(;'A`)「逆にドンドン話聞く気無くすわー…ストーカーかよ…」
(;´^_ゝ^`)「マッスルの神様だぜ〜?下々のマッチョのことを全て把握するなんてお茶の子サイサイさぁ」
(;'A`)「シモのマッチョ…?下品なオッサンだ怖い」
(;´^_ゝ^`)「怖いのはテメーの頭だボケー。いいから話を聞きやがれー」
白い空間で正座して、ムキムキハゲのオッサンの話を聞く
これ以上の拷問があるだろうか?いや無い(反語)
(´・_ゝ・`)「さて、まず何から話そうか…」
('A`)「もったいぶってねえでサッサと死ねオッサン」
(;´^_ゝ^`)「あっれえ〜?おじさんなんか嫌われるようなことしたかなぁ?」
(´・_ゝ・`)「つーかマジで死にそうになったのは君なんだけどね?」
('A`)「えっ?」
(´・_ゝ・`)「えっ、じゃあ無いよ〜。君、バンに撥ねられた後に顔面ボッコボコに殴られたんだよ?普通の人なら撥ねられた段階で死んでるよ?」
('A`)「えっ…?」
(´・_ゝ‐`)「ふむ…やっぱり何も覚えてない、のか…」
なんかいきなり話がシリアス方面に走り出した…
何なのこのオッサン…キモい…
(;'A`)「かっこつけんなよキモいんだよ…」
(;´・_ゝ・`)「君は一々話に茶々を入れないと気がすまないのかい?」
(;'A`)「いやだってそんないきなり『死に掛けましたーポイポーイ』って言われても信じられねえよ」
(´・_ゝ・`)「じゃあ、今の君にこの状況を説明できるかい?」
('A`)「だから夢だろ?しかも悪夢だ」
(´・_ゝ・`)「そうかい?悪夢にしちゃあ…」
(´・_ゝ・`)「長すぎると思わない?」
('A`)「…!!」
そういや、俺っていつ寝たっけ…
寝る前に何かしたっけ…?そもそも、前日の記憶が…
(;'A`)「…」
(´・_ゝ・`)「この空間にはね、『9秒前の白』という名前がある」
(;'A`)「『9秒前の白』…?ローゼンメイデンか?」
(´・_ゝ・`)「いらないもの、不必要なもの、世界の枠からはみ出して行き場を失ったものの吹き溜まり」
(;'A`)「ま、待て…ローゼンメイデンはフィクションだろ…?そんなバカな話があるわけが無い…」
(´・_ゝ・`)「フィクションが現実に無いとは限らないだろう?目に見えてないだけで、ファンタジーと言うものは以外と沢山ある物なんだよ」
(´・_ゝ・`)「何千年も生きた『探偵』。形ある悪を狩る『医者と悪魔』。癖のある霊の悩みを解決する『天使』…世界と言うものは、一つの『漫画雑誌』のようなものさ」
(;'A`)「…」
(´^_ゝ^`)「納得出来ないかい?君の身近にもそういう存在はいるんじゃないか?」
(;'A`)「…」
( ^ω^)
『いる』
マッスル・キュアーとかいうワケのわからん『魔法っぽい何か』を使う奴が
ただ、そいつの『顔』は思い出せても、『名前』が思い出せない
(;'A`)「…」
(´・_ゝ・`)「…ま、焦る必要はないさ。一つずつ紐解いていけばいい」
(;'A`)「ファンタジーが……どうのこうのはさておいて……俺はなんで『9秒前の白』にいるんだよ?」
(´・_ゝ・`)「矛盾が起こったんだ」
(;'A`)「矛盾?」
(´・_ゝ・`)「普通の人なら、事故に遭った段階で肉体が死に、魂が天に召される」
(´・_ゝ・`)「だが君は、肉体が死亡することを、強靭な魂が『拒否』し、私が与えた能力が発動した」
(;'A`)「は?」
(´・_ゝ‐`)「選ばれしマッチョにしか使えない力、『マッスル・キュアー』」
(;'A`)そ「俺も使えんの?」
(´・_ゝ・`)「そもそも、あれは人に向けて使うもんじゃないからね。肉体の自己修復力を限界まで高め、傷を癒す能力なんだ」
(´・_ゝ・`)「超回復の応用だね、肉体を酷使し、回復し続けた者にこそ相応しい能力だよ」
(;'A`)「で、でもあいつは…」
(´・_ゝ・`)「人に向けて使っていたね。私も驚いたよ。あれは『回復力の譲渡』だね。触れた者に自らの命を分け与え、傷を癒しているんだ」
(;'A`)「どうしてそんな…」
(´・_ゝ・`)「さぁてね…流石に、命に関わる怪我に使われると彼自身が危ないから、使用制限を掛けさせてもらったよ。まぁ、今はそれが仇となって苦しんでいるようだ」
(;'A`)「…勝手な神様だな」
(´・_ゝ・`)「勝手なのが『神』さ。ひいきもすればズルもする」
(´・_ゝ・`)「話を戻すよ。君の肉体は致命的な怪我を回復した。だけど、『ダメージ』を無い事には出来ない。痛いものは痛い」
(´・_ゝ・`)「ショックでも人は死ぬ。天界からはその魂を回収しようとする力が働く」
(´・_ゝ・`)「でも、その力すらも君は拒否した」
(;'A`)「…」
(´・_ゝ・`)「別に珍しいことじゃないんだよ。未練が強い死者の魂は現世を彷徨い、その浮遊霊を天使が回収する…」
(´・_ゝ・`)「ところが、君の強い自我が暴走し、『弾けた』」
(;'A`)「弾けた…?」
(´・_ゝ・`)「爆発四散、バラバラさ。魂の『情報』が全て弾けて、自己を見失った『何か』になる」
(´・_ゝ・`)「その結果、天界に逝くことも肉体に戻ることも出来ず、『何か』に成り果てた魂は、この『吹き溜まり』へと送り込まれた」
(;'A`)「……『いらないもの、不必要なもの、行き場を失ったもの』、か…」
(´・_ゝ・`)「ほんとにやばかったんだよ?命のサイクルからはみ出して、君は永遠に輪n…円環の理に導かれない『モノ』になるところだったんだ」
(;'A`)「それじゃあ、なんで俺は『俺』として今現在を認識できているんだ?少なからず、記憶もあるし」
(´・_ゝ・`)「『バラバラになった』と言っても『ゼロ』になったワケじゃあない。魂にも『自己修復』の力がある」
(´・_ゝ・`)「窓から滴る水滴が、他の水滴を吸い込みながら大きくなっていくように、バラバラになった魂が吸い付きあいながら、形を取り戻しているんだよ」
(;'A`)「…俺の魂が完全に戻ると、どうなる?」
(´・_ゝ・`)「ここを永遠に彷徨う『自我がある魂』に成り果てるのさ。笑えないだろ?」
(;'A`)「……ムカデ人間になるよりはマシだぜ」
(´^_ゝ^`)「ここも大概の生き地獄とは思うけどね…まぁ神からしてみてもあれは無いわ」
(´・_ゝ・`)「だけど悲観することは無いよ。ここにもちゃんと『帰り道』がある」
(;'A`)「帰り道?出れるのか?」
(´・_ゝ・`)「ローゼンメイデンでも、ここに迷い込んだ主人公が『記憶』を辿りながら肉体に還っただろ?でも、そのためには『導き手』がいる」
(;'A`)「それがアンタってワケか…」
(´^_ゝ^`)「いくら君の友人が『君想い』でも、ここまでたどり着くのは不可能だからね…神である僕が直々に来てやったってわけよ」
(;'A`)「もっとマシなひt……神が良かったぜ」
(;´^_ゝ^`)「これでも、神の中では人間想いなんだけどなぁ…」
('A`)「そんで、俺はもう還ることが出来るのか?」
(´・_ゝ・`)「いいや、その為には『二つ』の要素が必要になる」
(´・_ゝ・`)「『強烈な記憶のキックバック』と、『現実世界から呼ぶ声』だ」
(;'A`)「…うん?」
(´・_ゝ・`)「『キックバック』によって肉体へ引き戻す力を加える。そして、肉体へ無事に到達するために『灯台』となる指針が要る…って言ってもわからないか」
(;'A`)「????」
(´・_ゝ・`)「そんじゃあまぁ、時間もあんまりないし早速始めようか」
※ご覧のスレは『マーケティング・レンタルコミックス』で間違いありません
昨日、マッドサイエンティストが支配する病院で、ムカデ人間にされそうになって命からがら抜け出す夢を見ました
もうマジで…超怖かった…
でも、もっと怖い夢はもう一度就職活動をしなきゃならない状況に陥った夢です思わず飛び起きます
この深夜投下きらいじゃないぜ(・Д・)
果たして本当に夢だったのかな
正夢って言葉もあるし
処理能力を越えた恐怖は脳が否定し
夢と認識させるんだぜ
orzorzorz
目に見えてないだけで、ファンタジーと言うものは以外と沢山ある物なんだよ
実は無内定だった『お前』、とかね……
ここぞとばかりに自作品紹介してきたな
しかも全部わかっちまったよ…
良いね、実に『燃える』展開だよ。
『乙』だね
ご都合主g(ry
乙
乙! 不死身探偵とD&Hしか分からなかった
ω・∩乙マッチョ
ω・∩乙マッチョ
―――――
―――
―
松千代市内の地図を広げ、クールが赤ペンで広く丸を付けていく
一箇所は市の端の山近くに、一箇所は市民が多く集まるセンター街に
そして最後は、松千代市の隣に位置する『VIP町』との境目に位置する場所に
川 ゚ -゚)「マークする場所はこことこことここだ。最も範囲が広い場所をサバゲー部員が、比較的人の多い場所をモララーとアサピーが、治安が最悪な場所を私とニダーとヒートで当たる」
(-@∀@)「サバゲー部員も協力してくれるんですね」
ノパ⊿゚)「何故この三箇所なんですか?」
<ヽ`∀´>「この場所は警察の捜査範囲外ニダ」
( ・∀・)「不自然に穴が開いてるね…この情報はどこで?」
川 ゚ -゚)「足を使って集めたんだよ。サバゲー部が」
(;・∀・)「サバゲー部どんだけこき使ってんすか…」
<ヽ`∀´>「後は村学のコミュニケーションサイトからのリークニダね。親が捜査に関わっている生徒から有力な情報を教えてもらったりしたニダ」
ノハ;゚⊿゚)「ええ!?それって大丈夫なんですか!?情報漏えいとか…」
川 ゚ -゚)「その親もこの事件には首を傾げているらしい。『捜査範囲に穴がありすぎる』とな。モララー、お前の予想が的中してるかもしれないな」
(;・∀・)「嬉しくないですね。最悪じゃないですか」
(;-@∀@)「ってことは、警察はこの事件の解決を先延ばしにしようと考えてるってことじゃ…?」
川 ゚ -゚)「かもな…狙いは村学の生徒…いや、村学自体の崩壊か?どっちにしろ、これ以上被害者を増やすわけにはいかない」
川 ゚ -゚)「いいか?どんな些細な情報でもいい。手にしたらすぐに私かニダーに伝えろ。そして、ヤバイと感じたらすぐに逃げろ」
(-@∀@)「さっきと言っていること、矛盾していません?」
川 ゚ー゚)「何、訂正する気は無いさ。『ヤバくないと感じたらやれ』。そういうことだ」
川 ゚ -゚)「それでは、行動開始だ!!」
「…」
「…」
「私達は、どうしましょうか〜?」
「…保護者としては、子供達にこれ以上の危険を冒して欲しくない」
「だけど、一人の人間としては、これを乗り越えた子供達の成長を見てみたい」
「あらあら〜、随分と放任主義な発言ね〜」
「でも、私も同意見かしら〜。校長先生も『その方向』で見守っていきたいって言ってたしね〜」
「君の言ったとおり、この学校はどこかおかしい。だけど、生徒達には『芯』がある」
「『正義』という、真っ直ぐな芯だ。それを育んでくれるなら、多少のおかしさには目を瞑ろう」
「うふふ、卒業生の私が言うんですもの〜。それに、自然とそういう子達が集まるのよね〜」
「……だが、父として『二度も』息子を傷つけられた、この怒りは収まらない」
「それは私も同じですよ〜。腸煮えくり返るとはこのことね〜。」
「…どうしようか、どうしてくれようか?」
「それはですね〜…」
从´ヮ`从ト「あの子達が事の成就を成し遂げてから、動き出すことにしましょうか〜?」
( "ゞ)「…そうだな、それが良い」
子供達が動き出し、大人達が見守り
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(´・ω・`)「どうしても、ヤるのかい?」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、もう戻れない。明日中には全ての片を付ける」
(´-ω-`)「…」
教師だった男が、腹を括り
/ ,' 3「…」
|;(●), 、(●)、|「いいのですか?このまま放っておいて?」
/ ,' 3「…どの時代でもの、『戦い』は大きな成長を促す」
/ ,' 3「ワシらに出来ることは、成長の代償を少しでも軽くしてやることじゃ…」
教師は、静観を貫く
様々な行動や思考が交差する中で、この二人だけは
( ω )「…」
(//A-)「…」
静止したままであった
―――――
―――
―
(´・_ゝ・`)「…さてと、先ずはお喋りしながら散歩しようか。真っ白で殺風景だけど、それも意外と面白いもんだよ」
(;'A`)「どこがだよ…せめて動きが欲しいところだぜ」
(´^_ゝ^`)「ほーら大胸筋ピクピクー♪」ピックピクセンタロウ
('A`)「死ね」
(´・_ゝ・`)「お前が死ね」
('A`)「…なんかこんなやり取り、何回もした気がする」
(´・_ゝ・`)「そうそう、そうやって思い出していこう」
(´・_ゝ・`)「さて、先ずは君の好きなものを教えてくれないかい?」
('A`)「覚えてる範囲でいいのか?」
(´・_ゝ・`)「もちろんさ」
('A`)「そうだな…漫画やアニメ、映画は昔から好きだった。少年漫画の主人公や、アクション・スターに憧れてたんだ」
(´・_ゝ・`)「うんうん、かっこいいよねえ」
('A`)「小学校までは、自分もそういう存在になれるって思ってたな」
(´・_ゝ・`)「小学校まで?それはどうしてだい?」
('A`)「中学に上がるとさ、不良っての?そういうおっかない連中がいきなり現れるだろ?タバコ吸ったりカツアゲしたりするようなさ」
('A`)「そういった奴にビシッ!!と言えれば、ヒーローになれたと思う。でもやっぱ恐かった。喧嘩は強そうだし、目力もあるし」
('A`)「俺は成長期も遅くて、ガリガリのオタク野郎だったからさ。刃向かうなんて最初から無理だ、目を付けられないように静かに暮らそう。だなんて考えてたよ」
(´・_ゝ・`)「うんうん、悪いことじゃないよ。誰だって恐いからね」
('A`)「…でもなんでだろ?不思議とカツアゲとかパシリとかされなかった気がする…俺なんて、絶好のターゲットだろうに」
(´・_ゝ・`)「それは何故か、思い出せるかい?」
('A`)「……いいや、わかんねえ」
(´・_ゝ・`)「今の学校生活には満足しているかい?」
('A`)「んー……ああ、中学よりずっと充実してる気がする」
(´・_ゝ・`)「それは、どうして?」
('A`)「まず、仲の良い連中がみんな同じ高校だったってのがあるな。流石兄弟とはサバゲー部で一緒だし、相棒とは毎日つるんでる」
(´・_ゝ・`)「ほう、相棒?」
('A`)「マッスルキュアー云々のあいつだよ。幼馴染でさ、何度もあいつに助けられたり、諭されたり、面倒見て貰ってた」
('A`)「そう言えば、あいつのお陰で仲良くなった奴もいたな…上条ってイケメン野郎さ」
(´・_ゝ・`)「イケメンっていけ好かないよね。フサフサだと尚更だ」
('A`)「俺もそう思ってた。女囲んでいい気になってるクソ野郎だってな」
('A`)「最初に話しかけられた時は…うーん、ああ、そうだ。マンガ読んでたときかな?『何読んでるの?』って話しかけられた」
('A`)「俺はお楽しみの時間をいけ好かない野郎に邪魔されて、イラつきながらも『キングダムだ』って答えた」
('A`)「そしたらあいつ、『ああ、あの漫画、絵がちょっとキモイよね』って…もうね、ブチキレたね」
(;´・_ゝ・`)「それだけで?ええ〜…流石の神でもそれは引くわ…」
('A`)「今思えば、俺も大人気なかったな…あの時はこいつとは一生仲良くしねーとも思ってたし」
('A`)「でも、相棒があいつを家に連れてきて、話を聞いて、『なんだ、こいつも案外普通なんだな』って感じた」
('A`)「好きな女…これがまたとんでもねえ奴なんだけどな…に振り向いてもらえなくて、うじうじと悩んでるそんな姿を見てさ。俺と同じ空気っていうの?こう…うーん…」
(´^_ゝ^`)「ハハハ、言いたいことは分かるよ。いやぁ、青春だねえ」
(´・_ゝ・`)「彼が好きな女ってのは、君の知り合いかな?」
('A`)「そうそう、素直っていう一つ上の先輩!!これがまたバケモンみたいなゴリラ女でな、モデルみてーな体型のどこにそんな力があるんだってくらい強いんだよ」
('A`)「俺と相棒でバカやってると、いつの間にかその先輩がやってきてお灸を据えられるんだ。でもそのスリルが病みつきになってバカがやめられない」
(´・_ゝ・`)「男子高校生なんてバカやって一丁前だよ。でも、そんな女がいたら鬱陶しさを感じなかった?」
('A`)「…いや、うん、確かに、多少のうっとおしさみたいなのはあるよ。でも、なんだろうな…こんなこと本人の前じゃ口が裂けても言えねーけど」
('A`)「『面倒見の良いお姉さん』みたいな…そうい鬱陶しさだと思うんだ。『おめーは俺らのおねーちゃんかよ』みたいな。だから俺達は『姉御』って呼んでたね」
('A`)「なんだかんだで、あの人も俺らを相手するのを楽しんじゃないかな…いや、これは俺の勝手な想像だけどな。なんせ掴みづらいお方だから」
(´・_ゝ・`)「身近にそういう人がいるっていいねえ…それで、なんで彼女はイケメンの上条くんに振り向かなかったの?」
('A`)「ああ、お気に入りの漢がいるんだよ。瓜畑っつー強面のマッチョ。多分あいつは人類を強い順に並べたら最上位クラスにはいるんじゃねーかな」
(´^_ゝ^`)「それは是非とも抱い…いや、お相手したいねえ」
('A`)「だけど、見た目は恐くても誰よりも優しい奴でさ、年齢は同じだけど頼りになる兄貴って感じで、皆から慕われていたよ」
('A`)「あと、図体がデカイ割りに小心者で、ホラー映画にビクビクしてさ。それがまたギャップ萌えを誘うんだよ」
(´^_ゝ^`)「興奮するよね」
('A`)「でも、怒るときはちゃんと怒る奴で、俺が学園祭のことで無茶な要求を通した時に、殴りつけて叱ってくれたよ。すげー痛かったぜあれ」
('A`)「あ、そうそう!!学園祭といえば、木原って奴が大活躍したな!!」
(´・_ゝ・`)「それはどんな人だい?」
('A`)「典型的オタメガネだなありゃ。趣味が合うからたまに喋ってたりしたんだけど、あるきっかけであいつも筋トレに目覚めだしてさ」
('A`)「見る見るうちに良い体格になって、その後は筋トレ仲間としてつるむようになった」
(´・_ゝ・`)「学園祭で、どんな活躍をしたんだい?」
('A`)「チーム対抗ボディコンテストってのがあってさ、あいつが先鋒で出たんだ」
('A`)「観客はみんな木原の事を『ただのオタクメガネ』としか見ていなかった。でも、ステージであいつの体が披露された瞬間見る目が変わったよ」
('A`)「あいつの筋肉は、努力の結晶として映し出されていた。結果、『あいつが出来るなら俺だって』という可能性を観客に与えたんだ」
('A`)「それが決め手となって勝つことが出来た。賭けの対象にされていた女子を救って、間違った勝負を仕掛けたラグビー部を反省させることが出来たんだ」
(´・_ゝ・`)「いいよねえ、努力。実るかどうかは別として、『力』は着実に付いてくれるんだからね」
('A`)「女子といやぁ、一人いたな。可愛いのが」
(´・_ゝ・`)「ほう?」
('A`)「神裂っつー後輩だよ。いきなり『漢』とは何かを教えてくれっつってさ。そんなもん俺らだって目指してる途中だっての」
(´・_ゝ・`)「女の子なのに『漢』かい?」
('A`)「なんでも、男より漢らしい姉御に惚れたんだとよ。カリスマって恐いよな」
('A`)「その娘もまー強いわ強いわ。貧乳なのをからかうと思いっきり殴り飛ばされるんだよ。その度にニダーに注意されてたな」
('A`)「ああ、そうそう、最初はニダーを見た目だけで恐がってたけど、すぐに懐くようになったな…仲良くなった姉御と取り合いになって、ニダーが困った顔してさ…」
(´・_ゝ・`)「ニダーくんは強い女子にモテるんだねえ」
('A`)「っつっても、姉御とは違って『お兄ちゃん』って感じの懐き方だったな。ほんと、こっちが嫉妬するくらいの懐きっぷりだったぜ」
(´・_ゝ・`)「なるほど、みんなの妹的存在だったのか」
('A`)「そうそう、特に可愛がってたのが女子連中だったかな。姉御なんてもう見るからに激甘だったしハインも…」
('A`)「ハイン……?」
(´・_ゝ・`)「…話題を変えようか」
(;'A`)「い、いや、ちょっと待ってくれ」
頭の中で、目まぐるしく記憶のピースが繋ぎ合わさっていく
(´・_ゝ・`)「『君は何故、マッチョになったんだい?』」
俺の人生の分岐点
(; A )「ア…ア…」
(´・_ゝ・`)「『君は何故、今の学校に入学したんだい?』」
人生の師との出会い、母校への入学
(; A )「ア……」
(´・_ゝ・`)「『君は何故、今の生活に満足していたんだい?』」
大好きな両親、気の置けない友人、尊敬すべき教師、そして――
(; A )「」
(´・_ゝ・`)「『君が最も大切にしなければならないものはなんだい?」
(; A )「」
从*^∀从
長い片思い中の、強くて弱い、女の子
それと
( ^ω^)
いつだって俺の背中を押してくれる、最高の相棒
(; A )「ハインと…ブーンだ…」
(´・_ゝ・`)「うん、それじゃあ、最後の話題だ」
(´・_ゝ・`)「君が今、成すべき事は何だい?」
ドクオが記憶を取り戻した、その時
病室で眠る体が、反応を起した
(//A-) パス
( ω )「…?」
(//A-) パス パス
弱々しく、今にも消えてしまいそうなか細い音が、ドクオの腰の辺りから聞こえた
( ω )「…ドクオ」
(//A-) パン パン
名前を呼びかけると、その音は僅かに強くなった
( ^ω^)「ドクオ…ドクオ、ドクオ」
(//A-) パン パンパン!
相棒だからこそ、誰よりも近くにいたからこそ
ブーンは、その音に呼びかけ続けた
( ^ω^)「ドクオ」
(//A-) パァン…
強く
( ^ω^)「いつまで寝てやがるんだこのボケ、眠り姫はテメーの役割じゃあねーだろ」
(//A-) パァン
強く
( ^ω^)「王子様って柄でもツラでもねえ。お前は飛び切りイカれたヒーローだ。そんな屁みてえな怪我で、いつまでも休んでんじゃねえよ」
(//A-) パァン!!
強く
( ^ω^)「さぁ立ち上がれよ『ヒーロー』。何のために俺達は強くなったんだ?あの後悔をまた味わいたいのか?」
(//A-) パァン!!!
強く
( ^ω^)「俺を失望させるな、相棒。一緒にお姫様を救いに行こうぜ」
(//A-) パァン!!!!!
強く
(# ゚ω^)「『漢』を見せろッ!!欝田ドクオォォォオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!」
.
(//A-)「…」
(//A-)「ッ…」
(//A-)「ッ……!!」
(//A゚)「ッッッ!!!!!」
ドクオは、その呼びかけに応えた
(//A゚) ッッッパアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!
強烈な尻の音と共に、肉体へと還ってきた
.
速過ぎる展開?ご都合主義?
知るか!!!!!!!!最終話直前のジャンプって大体こんな感じだろうが!!!!!俺は悪くねえ!!悪いのはマジコ打ち切った集英社だ!!!!!!!クソが!!!!!!!!
15話はもうちょっとで終わりますが、旅行やら卒論やらで暫く書けません
でも年内には絶対に終わらせてみせます
熱いぜ
熱い……のか?
仰向けで寝てるはずなのに穴鳴らせんのかよ
音のせいで台なしだよ・・・
乙
このデミタスやっぱりハゲだ
尻ワロタwww
やっぱり尻ASSじゃないか(歓喜)
尻が鳴ったとき、悔しいくらいに胸が熱くなった
打ちきり漫画の最後の熱さ、嫌いじゃないよ
マジコ然りライトウィング然り
パンパンうるせーよハゲ
ホモぉ……
尻assが帰ってきた
筋トレしても、なかなか尻で音だせるようにならないなぁ…
頑張ろ
その域に達したら人として大事な何かを失ってしまうぞ
放屁でも尻が鳴るんだ。尻筋を胸筋並みに鍛えて高速でピクピクさせればあるいは・・・
わりとどうでもいいけど、村人学園の略称の「村学」って読み方は
むらがく?
そんがく?
どっち?
ビレ学ってよんでた
百物語的にはむらびと?
( ^ω^)「…」
(//A`)「…ブーン」
( ^ω^)「…なんだお?」
(//A`)「俺が見ているのは」
( ^ω^)「…」
(//A`)「『都合の良い夢か?』」
( ^ω^)「…いいや、『厳しい現実』だお」
(//A`)「…」
( ^ω^)「……長々と、待たせやがって。このバカが」
(//A`)「…待たせたついでに、一つ頼まれてくんねーか?」
( ^ω^)「なんだお?」
(//A`)「ありったけの、メシを用意してくれ」
(//A`)「腹が減った」
( ^ω^)「…おっお」
遠慮ない物言いに、ブーンは笑った
同時に、自らの空腹も思い出した
( ^ω^)「任せろ相棒、ちょっとひとっ走り行って来るお」
返事を待たずに、ブーンは病室から飛び出した
顔は笑みを浮かべ、体に力が漲った
彼もまた、ドクオと同じように『復活』を遂げたのだ
(#^ω^)「うおおおおおおおおおおお!!!!飯だ飯イイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」
雄たけびを上げながら、食料を求め病院から飛び出すと同時に
一台の救急車が搬送された
午後十時を少し回ろうとしていた時だった
(//A`)「…」
ブーンの鞄の中で、携帯がバイブ音を響かせている
ドクオは腕を伸ばし、ベッドの傍に置かれているそれを手に取り、携帯を取り出した
クールからの着信だった
(//A`)「…」
(//A`)白「よう」
『……ドクオか?』
(//A`)白「…姉御、久しぶりじゃねーか」
『ッ…散々待たせやがってこのバカ野郎が…』
(//A`)白「ハッ、相棒にも同じことを言われたよ」
『おめでとうと言いたい所だが、生憎今はそんな場合じゃなくてな』
『良い知らせと悪い知らせがある。もったいぶらずに簡潔に話すと』
『アサピーがハインの居場所を突き止めた。だが奴は重症で病院に運ばれている』
(//A`)白「…」
『我々は今からハインの救出に向かうが…お前はどうする?』
(//A`)白「…決まってんだろ」
右腕に嵌められているギプスが、ミシリと音を立てた
折れた左足を吊っているベルトが、千切れ飛んだ
(//A )白「西川の野郎をぶち殺して、ハインを助けて、何事も無かったかのようにいつもの日常を過ごす」
(//A )白「あん時の想いを何度も経験して堪るか、ハインをこれ以上傷つけさせて堪るか…」
(#//A )白「一切の情けを捨て、ムカデ人間になる以上の生き地獄をくれてやる…!!」
腕と足、両方のギプスが弾け飛んだ
そこから現れたのは、数日間寝たきりだったとは思えないほど隆起した筋肉
この時の為に、作り上げた『人類が持つ最強の武器』
『……迎えを寄越した。病み上がりでも文句は言わせない。最前線で戦ってもらう』
(//A`)白「当然だ。そうじゃなきゃ意味が無い」
『…待っているぞ』
(//A`)「…」
通話を切断した携帯を置き、ドクオは顔の右側を覆う包帯を取った
(ナ'A`)「…」
鏡を見ると、こめかみから頬に掛けて大きな傷跡が出来ていた
瘡蓋は既に無く、回復によってさらに分厚く丈夫な皮膚となっている
手にした包帯を、頭に巻いてきつく縛った
(ナ'A`)「……」
(ナ'A`)「見せてやるぜ、クソ野郎」
(ナ'A`)「漢って奴をな…」
.
(´・_ゝ・`)「…」
(´・_ゝ・`)「君は、私が思っていた以上の成長を遂げている。他人から見ればギャグにしか映らないようなものを、壮絶な努力で身につけた」
(´・_ゝ・`)「君が持つ最大の武器は、熱い魂と『それ』だ。この二つと、仲間がいる限り君はどんな悪にも屈さないだろう」
(´^_ゝ^`)「フフ、もはやこの声は聞こえないし、私のことも忘れているだろうが、言わせて貰うよ」
(´・_ゝ・`)b「『やってやれ!!』欝田ドクオ!!内藤ホライゾン!!」
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
次回
『マーケティング・レンタルコミックス』
第十六話
『いつか見た背中』
ちょっとなんか間が開きすぎてどういう展開にしようか忘れてしまったッテッヘペロォォォォォォ
グレーゾーンさんが15話に入れた自作品ネタのリンク貼っててワロッツァ
そして誰かクールライターさんに言っといてくれ
買いかぶりすぎだってな
多分あと二話で終わりますいや終わらせます
終わり間近と言うことで、すごく早い展開になってしまうかもしれませんが、どうぞ最後までお突き♂合いください
おつ
乙!
乙!!
おつ!
薄れ行く意識の中
誰かの背中を確かに見た
小さくて、貧弱で、今にも折れそうだったけれど
俺には、絶体絶命のピンチに現れた『白馬の王子様』に見えた
あれは夢だったのかなって、病室のベッドで思い返した
.
ブーンそっくりの男が、チンピラ引き連れて俺に襲い掛かってきて
気がつくと、ベッドの上でミイラみてーに包帯巻かれてる
俺を助けてくれたのは、たまたまそこを通りすがった兄ちゃん…阿部さんっていう人らしい
ブーンはどうしてんのかな?巻き込まれてないといいけど、とか
あいつ、誰を連れてくるつもりだったのかな?なんて、一日中考えて過ごした
リンチに遭ったことも嫌でも思い出してしまって、恐くなって枕に顔埋めて泣いた
夢にだって何度も現れて、俺に暴力を振るうんだけど
その度に、あの小さな背中が現れて、俺を助けてくれた
会いたいと、強く願った
会って、お礼が言いたかった
会って、謝りたかった
学校に戻ったら、ブーンと話そう
クラスメイトとも、話をしてみよう
もう、『怒髪天』は卒業しよう
そう決意した矢先、苦虫を噛み潰したような顔をした両親と
貼り付けたような笑顔を浮かべている校長が入ってきた―――――
唯一の友達に別れも言う時間すら与えられず、市外へと引越しさせられた
俺が思っている以上に、大事になっていたらしい
学校からは事実上の『退学』を突きつけられた
両親は近所の住人から白い目で見られ、遠まわしに『出て行け』と催促されていたそうだ
俺は今頃になって、自分のやっていたことの責任の重さを知った
『学校を守るダークヒーロー』が、聞いて呆れる
親に迷惑掛けて、学校にも見放されて
残ったのは、痛みとトラウマと後悔だけ
結局、俺もそこらのチンピラと変わらない、『生まれながらに強いクズ』だった
こんな想いをするくらいなら、最初から強さなんていらなかった
『強くても、良い事なんて無い』
どう足掻いても『クズ』にしかならないのだから
それから、少し離れた別の中学で普通の生徒として過ごす事にした
幸いにも、この学校では『怒髪天』の話は伝わってなく
普通の生徒として普通に勉強し、普通に友達ができ、普通に遊べた
ただ、普通の恋愛だけは出来なかった
こんなクズでも異性に好かれることがあって、何度か告白を受けたりしたけど、俺の頭の中で『二人の男』が浮かぶたびに、断ってきた
一人は、『怒髪天』を知って尚、俺と友達になってくれた奴
もう一人は、小さな背中の『王子様』
離れてからも、胸のもやもやみたいなのが離れてくれなかった
これが恋愛感情なのか、それともただ寂しいだけなのかは、当事者である俺にも分からなかった
けど、確かめてみたい気持ちはあった
三年に上がると、進路を決めないといけなくなった
友達には『おっそーい』って言われたけど、実は少し恐かったのだ
居心地の良い、この中学から離れるのが
そんなある日、恩人が家を訪ねて来てくれた
N| "゚'` {"゚`lリ「よっ、元気そうじゃないの」
あれから何度も俺を気にかけてくれる阿部さんだ
今の学校を紹介してくれたのも、この人だ
元は何の縁も無かった男の人だけど、数少ない信頼できる大人だった
N| "゚'` {"゚`lリ「進路、ねえ」
今の悩みを打ち明けると、阿部さんはこう聞き返した
N| "゚'` {"゚`lリ「お前さんは何をしたいんだ?」
『わからない』が答えだった
これと言った将来の夢も無く、目標も無い
ただ漠然と日々を過ごしてきた事に絶望し、涙が出てきた
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ、誤解させちまったかな?別に『大人になってから』の話じゃないさ」
阿部さんは俺の頭を撫でて、『そういうのはこれからゆっくり見つけりゃいいんだ』と言った
N| "゚'` {"゚`lリ「そうだな…例えば、好きなことや遣り残したこと…行って見たい場所、見てみたい景色、会ってみたい人…そんな些細なことから、志望校を見つけてみてもいいんじゃないか?」
学校の先生が言っている、『人生を左右する』とか『重要な選択』とかに比べると、随分と軽い考え方だった
だけど、今の俺にはそんな方法が一番合っていると思えた
『遣り残したこと』『会ってみたい人』
少し、将来に向けて近づけた
俺がやりたいことは
あの街へ、『松千代』へ戻ること
戻って、ブーンやその友達と会うこと
戻って、『王子様』を見つけること
そう言うと、阿部さんはにっこり笑ってある提案をした
N| "゚'` {"゚`lリ「このタイミングで言うと、誘導したみたいでアレなんだがな…良い高校があるんだ。俺の母校なんだが」
差し出された学校案内のパンフには、『村人学園』の四文字が
表紙でポーズを取っている、ムキムキの銅像が笑いを誘った
N| "゚'` {"゚`lリ「どうだ?選択肢の候補として入れといてくれないか?因みに俺は来年からここで教師をすることになった」
『信頼できる大人の下で学べる』
それだけでも、選ぶに値する選択だった
一年と半年足らず振りに、私と家族は松千代に帰って来た
新しい家で、また新しい生活が始まった
桜の降る中で、村人学園の門をくぐった
それなりの時間が経過しても、『怒髪天』の記憶はまだ残っているそうで
何人かの視線と囁きを感じた
お互いにとっても、嫌な思い出だろう
でも、自業自得。甘んじて受け入れるしかない
「ハイン……?」
懐かしい声だった
一番聞きたかった声だった
(;^ω^)「……おま」
久々に会って、先ず思ったのが
『誰だこいつ』だった
※イメージ図
/フフ ム`ヽ
/ ノ) ) ヽ
゙/ | ( ^ω^ )ノ⌒(ゝ._,ノ 筋肉が喜びに満ち溢れている!
/ ノ⌒7⌒ヽーく \ /
丶_ ノ 。 ノ、 。|/
`ヽ `ー-'_人`ーノ
丶  ̄ _人'彡ノ
ノ r'十ヽ/
丸々太った肉ダルマはどこへやら
制服がぱっつんぱっつんになるほどまで筋肉を身につけた男がいた
ただ、顔だけは当時のままだった
( ^ω^)「……同じ学校だなんて」
嬉しさと驚きと恐怖で混乱してる中、ブーンの顔をしたキン肉マンが近づいてくる
言いたいことがいっぱいあったはずなのに、喉から先に出てこない
( ^ω^)「……久しぶり、じゃねえかクソボッチ」
…ああ、こいつは何も変わってない
減らず口も、ムカつく所も、気遣いの無さも
俺の好きな友達が、そこにいた
だから俺は、あの時のように
(メ)ω^)「はい…調子乗ってスイマセンでした…」
遠慮なくぶん殴った
( ^ω^)「この学校は、俺が尊敬する人が先生なんだお」
それは誰か、と聞くと
( ^ω^)「阿部さ…いや、阿部先生だお」
『阿部さん』、俺と同じ信頼できる大人に導かれ、こいつもこの学校に来た
偶然にしちゃ、出来すぎだと思えた
あの人と出会えたきっかけは、『あの事件』があったから
『お前は、あの場にいたか?』
( ^ω^)「…」
表情が一変した
疑問が確信に変わった
こいつは、どの段階かではわからないが、あの事件に関わっている
( ^ω^)「…怒髪天は、もうやめたのかお?」
肯定した
( ^ω^)「それが何よりだお…この学校は、お前が変に気を使わなくても、きっと…」
( ^ω^)「きっと、真っ直ぐでいてくれるお」
ブーンは、村人学園の銅像を見上げた
創設者である『荒巻やらない夫』の、変態じみた肉体像だった
台には、こう刻まれていた
『漢であれ』、と
( ^ω^)「改めて、よろしく頼むお。高岡ハイン」
そう言って差し出され手を、握り返した
『何も変わってない』、そんなことは無かった
身についた筋肉と共に、『志』を抱いていた
不覚にも、胸が高鳴るのを感じた
表情が一変した
疑問が確信に変わった
こいつは、どの段階かではわからないが、あの事件に関わっている
( ^ω^)「…怒髪天は、もうやめたのかお?」
肯定した
( ^ω^)「それが何よりだお…この学校は、お前が変に気を使わなくても、きっと…」
( ^ω^)「きっと、真っ直ぐでいてくれるお」
ブーンは、村人学園の銅像を見上げた
パンフにも載ってた、創設者である『荒巻やらない夫』の変態じみた肉体像だった
台には、こう刻まれていた
『漢であれ』、と
( ^ω^)「改めて、よろしく頼むお。高岡ハイン」
そう言って差し出された手を、握り返した
『何も変わってない』、そんなことは無かった
身についた筋肉と共に、『志』を抱いていた
不覚にも、胸が高鳴るのを感じた
( ^ω^)「…あっ」
ブーンが、俺の後ろに視線を向けて、声を上げた
反射的に振り返ると、これまた制服がぱっつんぱっつんの男がそそくさと離れていくのが見えた
『知っている奴か?』と聞くと
( ^ω^)「…うん、俺の相棒だお」
そう言えば、こいつの隣にはいつも『欝田ドクオ』という奴がいた
公園のベンチで話をしている中で、何度も耳にした名前の男だ
( ^ω^)「ちょっと、シャイな奴でね。気が向いたら話しかけてやってくれお」
それから、ドクオと仲良くなったのは、一年も先の話
ブーンと再会して、ちょっとしたことから、一つ上の先輩である『素直クール』さんと仲良くなって
素直さんの一番のお気に入りで、ブーン達とつるむようになった『瓜畑ニダー』とも友達になって
俺の高校生活は、不安を他所に充実したものになった
ただ、ブーンと『あの事件』のことを話そうとしても
歯切れの悪い返事と共に、半ば強引に話を逸らされてしまい
『あの背中の主』が誰なのかは謎のままだった
胸の『もやもや』も、結局は取れずじまいで
これが恋なのか!?と一人で考えるたびに、恥ずかしくなってベッドで悶えてた
二年になって、ブーン達と同じクラスになれて、学校はもっと楽しい場所になった
ブーンと欝田のやりとりは見ていて面白く、俺も何度か入れて欲しいと思って話しかけてみた
そうすると欝田は、人が変わったように緊張する
顔は赤くなって、汗が吹き出て、どもりながら敬語で返される
その度に、『まだ恐がられているのかな』と、少し悲しくなってその場を離れた
ブーンに相談しても、『そういうんじゃねえから心配すんな』と一辺倒に返されるだけだった
そんなある日の放課後、別段仲良くも無かった上条が話しかけてきた
( ・∀・)「君をデートに誘いたいと言う人がいてね」
『断る』と、即断した
恋人を作りたい気分じゃ無かったし、何より自分からデートに誘えないような臆病者とは仲良く慣れそうに無いと思ったからだ
( ・∀・)「ああ、言い方が不味かったかな?ぷらっと遊びに行くもんだと思ってくれたらいい」
『くどいぞ』と返し、鞄を手に帰ろうとした
( ・∀・)「そう言わずに…君も気になっている人からのご依頼でね」
( ・∀・)「同じクラスの欝田くんなんだけど…」
動きが止まった
予想外の人物からの誘いだった
( ・∀・)「彼も、君と仲良くなりたいみたいでね。お見合いと言うと人聞きが悪いけど…まぁ、とりあえず会ってみて、欝田くんと言う人がどんな奴か、確かめてみるのもいいんじゃないかな?」
一理ある、と思った
欝田の意図は読めないが、ブーンが『相棒』と呼んでいる奴だ
悪い奴とは考えにくい、『ありえない』は言いすぎだが
( ・∀・)「どうかな?その気になったら、都合のいい日を教えてくれないか?」
『考えとく』とだけ返して、その日は家に帰った
夕食を食べ終えてから、ブーンに電話して裏を取った
「ドクオがハインと遊びたいってのは本当だお」
『何で自分から誘わないんだ』と聞いた
「まぁそこは紆余曲折ありまして……」
「で、ハインはどうするつもりなんだお?」
『どうしようか?』と聞き返した
特別な答えを、ほんの少し期待して
「そんなもん自分で決めろお」
素っ気無い返答に、呆れた笑いが漏れた
こいつに期待した自分がバカなのだが
「ただ一つ、言えることは」
「絶対に飽きない野郎だってことだお」
そうハッキリと言われると、興味が湧いてくるもので
『それじゃあ、行ってみようかな』なんて気にさせた
「そうするといいお」
言葉に出ていると気付いたのは、ブーンがそう返事をしてからだった
ブーンが言ったことは、完璧に的を射ていたと今でも思う
悪戯心が疼いて、後ろから驚かせた時に
(;'A゚)そ「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」パパパパパパパパパパ!!
逆に自分が驚かされるハメになった
(;'A`)「あばばばばばば」ヌギッ
街中で裸になろうとしたり
(;'A`)「すいません高岡さん…美しいものを見せてしまって…」
かと思えば、携帯が鳴った音で急に落ち着いたり
好感…と言うよりは、『驚愕』の印象が大きかった
映画を観ると聞いて、『なんだ、案外普通だな』と思っていたら
('A`)「1952年公開、ジーン・ケリー主演監督作『雨に唄えば』だ」
60年も前の映画を観るだなんて言われた時は、度肝を抜かれた
デート…なんてもんじゃないけど、男女が二人だけで遊びに行く時に、そんな爺さん世代の映画観させられるなんて考えられないし
('A`)「映画なんて、今も昔も本質は変わらねえよ。大衆娯楽なんだ。いつの時代でも、観る人を楽しませるために産まれてきたんだからよ」
('A`)「それに、61年前の作品がこうして現代で上映されるってことは、それだけ愛されてる映画なんだよ」
でも、真剣な表情で熱く映画を語る姿を見て
こいつはこいつの方法で、私を楽しませようとしているんだと感じた
『雨に唄えば』は、目を放すことが出来なかった
上映が終わると、無意識の内に『すっげ…』と呟いていた
俺はまたもや、ドクオに度肝を抜かれたのだ
その日から、多少は緊張が解けたのか
ドクオも前よりかは普通に接してくれるようになった
ドクオと仲良くなると、一緒にいることが多い木原や、いつの間にかブーン達と仲良くなっていた上条
素直さんに憧れていた後輩のヒートとも仲良くなった
ドクオは、次々と俺を楽しませてくれた
西部劇を紹介してくれた翌日に、サバゲー部の木戸と早撃ちの対決をして、見事な勝利を見せてくれたし
普段の日常でのブーンとのバカも、大いに笑わせてくれた
夏休みに入ると、阿部さんの引率で海に行った
だけど、せっかく海に来ているにも関わらず、男連中は筋トレを始めだしたのだ
その光景を見て、どうしてこいつらはここまで鍛えているのだろう、と思った
同時に、入学の時に感じたブーンの『志』を思い出した
ブーンとドクオが夕食を作ると聞いて、手伝いついでに聞く事にした
何故かブーンは、『ニダーに用がある』と言って台所から離れたけど
『どうして体を鍛えているのか』という問いに対し、ドクオは
('A`)「『強くなりたい』、それしか答えらんねえ」
と、答えた
もう、充分に強いはずなのに、まだ強くなりたいと
『怒髪天』だった頃を思い出して、思わずこう返してしまった
『強くなっても、良い事なんて無い』と
楽しい日々で忘れていた、痛みとトラウマと公開が蘇ってきた
ドクオに、俺の大好きな友達に、俺のような想いを
俺のような『クズ』に、なって欲しくなかった
('A`)「…かもな。でも、俺はこれからもずっと鍛え続ける。『強くなるため』にな」
『どうして』、そう言いかけて、飲み込んだ
きっとドクオは答えてくれないと感じたからだ
当然だ。誰にだって、踏み込んで欲しくない領域があるんだから
『疲れた』と言って、手伝いもそこそこに台所を後にした
あの時のあいつは、どんな顔をしたのだろうか
夏が終わって、秋が来て、学園祭が近づいて
あいつらはまた変な事に巻き込まれてた
('A`)「ゆるしてヒヤシンス」
ラグビー部が持ちかけてきた賭けに、俺達をBETしたらしい
まぁ、素直さんが悪い部分も多少あったらしいが
本当に大丈夫なのか?そう考えていた時
('A`)「そんな心配しなくてもいいさ。最悪、俺が奴らに掘られればいいんだから」
と、誤解されかねない発言をしやがった
でもこれは、勝負がどう転がろうとも俺達をラグビー部に指一本触れさせないあいつなりの決意表明だったのだろう
…だったと信じたい。なんせ、日ごろのブーンに対する態度が態度だから、ガチの可能性もあった
('A`)b「任せとけ」
おどおどした態度を取っていた男は、掛け値無しに頼りになる男になっていた
何故かミスコンに参加するハメになってしまった時も、あいつらが助けてくれた
緊張で体が動かなくなって、言葉も出なかった
だけど
('A`)ノシ ( ^ω^)b ( 3∀3)つ-@-@
大勢の観客の中で、一番応援してくれたあいつらがいたから
その後のパフォーマンスまでなんとか繋げられた
結果は、散々だったけど
翌日のボディコンは、今までの学校行事の中で一番盛り上がったイベントだろう
この学校の生徒は、教師も含めて、こういった勝負事が大好きなんだと思う
(;'A`)「お、俺は、お前の、お前に見てもらうために、ボディコンに参加した」
その舞台袖で、俺とドクオしか知らないやり取りがあった
(;'A`)「だから、勝負に勝つためでもあるけど、『お前が見て、楽しんでもらうために』俺は舞台に立つ…だから…」
ざわつく会場の中で、そこだけが
時間が止まっているように感じた
('A`)「俺を、ずっと見ていてくれ。それが力になる」
顔に血が昇って、まともにあいつを見れなかった
今まで受けたどんな告白よりも、真剣で重みがあった
いや、可笑しいよな。別になんてことは無い、『応援してくれ』って言っただけで
必死に体裁を取り繕い、握手の代わりに拳を付き合わせた
あまり多くの時間あいつに触れていると、またぶり返して来そうで
司会のアナウンスを理由に舞台袖から立ち去った後、自分の拳を見た
合わさった箇所に、あいつの熱を感じた
心臓が早太鼓のように、鼓動を刻んでいた
友達として付き合った時間は、ブーンよりずっとずっと短いのに
その日から、あいつのことも意識してしまうようになった
それから、一週間ほど経って
阿部さんの意外な過去を、ドクオ達が解決した
音楽の余韻に浸りながら、人の過去について想いを馳せた
阿部さんにも、振り返りたくない過去があって、でもそれを今日乗り越えた
俺には到底真似出来ない、立派な行いだ
('A`)「なぁ、ハイン」
ふと、ドクオが立ち止まり
('A`)「お前は…」
真剣な顔で何かを言おうとして
(;'A`)「ハインッ!!」
突き飛ばされた
その瞬間
从 ゚∀从「え?」
『黒い塊』が、俺の視界からあいつの姿を消し去った
それが『交通事故』だと理解するまで、永遠のような一瞬を用した
そこからは、断片的な記憶しか残っていない
( ^ω^)「そりゃ、刑期を終えたからに決まってるじゃんwwwww」
地獄から湧いて出た悪魔の顔と
(#メA゚)
薄れ行く意識の中で見た、満身創痍で立ち上がるドクオの姿
そんで、えっと…
从メ∀从「」
あれ?ここは?
どこだろう?
誰か―――――――
.
―――――
―――
―
ハイン救出作戦実行、四時間前
モララーからの連絡を受け、一同は校門前へ集まった
(; ∀ )「…」
呼び出した本人は青白い顔で、肩を抱いて蹲っていた
一緒に行動しているはずのアサピーの姿は見当たらなかった
<ヽ;`∀´>「モララー、一体何があったニダ?」
(; ∀ )「…アサピーが、アサピーがやられた……」
川 ゚ -゚)「詳しく話せ」
モララーが言うには、クールが指示したセンター街を調査している途中、目を放している隙にアサピーが消えた
その姿はすぐに見つかったが、複数人の男に囲まれていた
後を追おうしたが
(-@∀@)「…」
(;・∀・)「ッ!!」
彼は静かに首を横に振った
親友であり、聡明なモララーは、その意味を理解してしまった
(; ∀ )「彼は…アサピーは、自分の犠牲で居場所を突き止めようとした…僕は、それを眺めていることしか、出来なかった…」
(; ∀ )「奴らはアサピーを裏路地に連れ込んで、数分後に出てきた…今すぐにでも駆けつけたかったけど、どこで奴らが見張ってるか分からなかった…だから、救急車の到着を待つことにした」
(; ∀ )「救急隊員に居場所を伝えて、そこでやっと彼の姿を確認できた…酷い、今のドクオくんのような、あまりに酷い姿だった…」
恐怖を押さえ込むように、髪の毛を鷲づかみにする
(; ∀ )「それでも、彼の意識はまだあった。僕に何かを、伝えようとしていた」
ポケットからスマホを取り出して、立ち上げるする
何度かのスワイプをして、『あるアプリ』を起動させた
(; ∀ )「きっと彼は、最初からこの作戦が有効だって分かってたんだと思う。でも、そんな方法、僕らが良しとする筈が無かった…だから黙ってた」
『相互GPSアプリ』
互いの位置情報を交換できる、携帯通信機ならではのサービス
誰にでも使える『追跡装置』だった
川;゚ -゚)「っ…あのバカは…」
ノハ;゚⊿゚)「アサピー…先輩…」
<ヽ`∀´>「…」
<ヽ`∀´>「立ち止まっている時間は無いニダ。場所が割れたなら、すぐにでも向かうべきニダ」
(; ∀ )「……」
<ヽ`∀´>「アサピーの仇を取りたいのならば、行動に移すニダ。モララー」
(; ∀ )「…ああ、ああ!!」
川 ゚ -゚)「良し、では…」
「待て」
クールが指示を下そうとした瞬間、校舎方向から声がした
聞き覚えのある声だった
川 ゚ -゚)「…雁首揃えて何の用だ?」
川 ゚ -゚)「ラグビー部諸君?」
( ゚∀゚)「…」
ミ,,゚Д゚彡「…」
ドクオ達と激戦を交わした、『ジョック』
そのメンバーを始めとした、多くの部員達が集まっていた
( ゚∀゚)「喧嘩だろ?俺達も連れてけよ」
川 ゚ -゚)「……お前らは『クラブ生』だ。問題を起せば大会への出場権を失うぞ?」
(,,゚Д゚)「おーおー、村学の女番町が俺らの心配をしてくれてらぁ」
(・∀ ・)「やっべ、萌えるwwwww」
ミ,;-Д-彡「茶化すんじゃない。心配してくれているんだから」
(-_-)「…余計なお世話」
( ゚∀゚)「確かに、大会も大事さ。俺らにはスターとして活躍する義務がある」
( ゚∀゚)「だが、それ以上によぉ…」
(#゚∀゚)「同じ学校の生徒を傷つけられて、黙って練習なんかしてられっか!!なぁお前ら!!」
『押忍!!』と、部員達が応える
全員が怒りの眼を輝かせ、力を漲らせていた
(,,゚Д゚)「やられたら、やり返す!!それが村学の流儀ってもんよ!!」
(・∀ ・)「それが憎きあんたらでも関係ねえ!!一人は皆の、皆は一人の為にってなぁ!!」
ミ,,゚Д゚彡「それに、欝田くんには『借り』がある。この機会に返させてはくれないだろうか?」
(-_-)「……」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「お前らも、同意見か?」
クールは、後ろを振り返った
( ´_ゝ`)「まぁ、そうだな」
(´<_` )「それ以前の問題だけどな」
(=゚ω゚)「…」
遅れて学校に到着した、サバゲー部員達も集結していた
( ´_ゝ`)「ドクオも高岡さんも木原も、俺達の友達だ。友達の為になら退学すら恐れないのが『村学生』ってもんっすよ」
(´<_` )「ここまで働かせたんだ。最後まで付き合わせてくださいよ」
( ´_ゝ`)「いい事を言うな」
(´<_` )「兄者こそ」
( ´_ゝ`)「やっぱ」
(´<_` )「俺達」
d( ´_ゝ`)(´<_` )b「「流石だな!!」」
(=゚ω゚)「…別に俺は、合法的に人を撃っていいと思ったから」
( ´_ゝ`)「そんなこと言っちゃってキッドったら」
(´<_` )「あわよくば高岡さんを救い出そうとしてる王子様のク・セ・に♥」
(=;゚ω゚)「べっべっべえべえっべえつにいそんなんじゃじゃじゃじゃじゃじゃ」
川 ゚ -゚)(…『漢であれ』、か)
クールは、遠くに立つ創設者の像を見た
祖父である『荒巻スカルチノフ』の父…つまりは曽祖父にあたる彼の、最後に遺した言葉だった
川 ゚ -゚)(確かに、受け継がれているぞクソジジイ)
川 ゚ー゚)(アンタが創ったバカみたいな学校で、バカ丸出しの生徒共にな)
川 ゚ -゚)「良し!!貴様らの覚悟、伝わった!!これより、高岡ハインの奪還と、首謀者の撃破に向かう!!」
川 ゚ -゚)「邪魔をする奴は残らずぶちのめせ!!我らの友が味わった苦痛、屈辱を、何倍にもして返してやれ!!」
川#゚ -゚)「村学生徒の意地と、誇りと、心意気!!クズ共にしかと知らしめてやれッ!!」
雄たけびが、松千代の街に響き渡った
街中が、その若獅子達の怒りを耳にした
川 ゚ -゚)「よし、先ずは情報を整理する!!その後、サバゲー部は夜行装備で索敵に向かえ!!」
川 ゚ -゚)「モララー、地図を引っ張り出して場所の説明をしろ!!ヒート、手伝え!!」
( ・∀・)「了解!!」
ノパ⊿゚)「はい!!」
川 ゚ -゚)「ニダー」
<ヽ`∀´>「はい」
川 ゚ー゚)「飯の準備だ。腹が減っては戦が出来ないからな」
<ヽ`∀´>「…御意に」
川 ゚ -゚)「さて…」
クールは携帯を取り出し、電話をした
川 ゚ -゚)白「……」
一つは、この戦いの『要』になるであろう漢達に
そして、もう一つは―――――
今日はここまでです
作業用BGMにこれ聴いてました
https://www.youtube.com/watch?v=BxgeSv88c2w
乙
乙マッチョ
乙乙。
尻assというわけではないのか
超乙!
やっべぇ超熱い展開
非常に乙
おつイイヨイイヨー
ジョック!!
乙!やべぇ燃ゆる!!
アサピーの覚悟に泣いてしまった
ヒョロオタだったのに、立派な漢になったなアサピー
実に熱い
胸にこみ上げてきたわ
尻あすとムカデが無けりゃもっと感動できたと思うのは俺だけかな?
それが無ければ笑いも無かったんだよなぁ
というかそれ無いと最早この作品じゃないだろ
キングダム「俺もいるぜ」
最後にキングダムネタ出たのって十三話あたりだっけ?
実はキングダムもう飽きたんじゃね?
>>744
お前繋げられるぞ……
>>744
今知り合いのマーティンくんに連絡しといた
大丈夫、目が覚めたら全部終わってるから(´^ω^`)
取り上げると「ステマうぜぇよカス」と言う
取り上げないと「それが無いとダメなんだ」と言う
お前らのツンデレっぷりには脱帽
要するにバランスだよ
このスレのせいで漫喫で夕方三時からキングダム読み始めたらこんな時間になってた
今では俺も立派なキングダムジャンキーです
―――――
―――
―
ショボンの店、『サンフランシスコ』は
定休日で無いのにも関わらず、『準備中』の札をぶら下げていた
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(´-ω-`)「…その辺にしときな、カズ」
:£* ゞ ):「ハァン…テクニシャン…?」ビクンビクン
村学の女子生徒を襲おうとしていたチンピラを捕まえ、性的に尋問
ハインの居場所を聞き出し、ケツに射精た
(*`・ω・´)「久々に燃えたぜ…さすが村学の『ビッグ♂セブン』の筆頭。ファックに気合が入ってやがる」
N| "゚'` {"゚`lリ「よせよ…俺はそんなつもりでホモ・セックスしたんじゃあないぜ…」
(;´ー`)「嘘吐け…なんかもう慣れた自分が嫌だヨ」
(*`^ω^´)「おっ、じゃあヤるかい?」ビンビン!!
( ´ー`)「やんネーヨ死ね」
阿部さんは椅子に掛けていた青いツナギを着て、扉へ向かった
(´-ω-`)「待ちな、カズ」
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(´・ω・`)「俺もイク♂」
N| "゚'` {"゚`lリ「…お前には関係な(#´゚ω゚`)「大有りに決まってんだろオオオオオオオオオオオ!!!!
ショボンの右ストレートが、阿部さんの顔を捉えた
N|;" '` {" `lリ「グッ…」
よろけた阿部さんの胸倉を掴み、無理やり支える
(#´゚ω゚`)「頭に血が昇って忘れてんのか知らねえけどなァ!!あの子はうちの看板娘なんだよ!!ガキのいねえ俺にとっちゃ実の娘くらい可愛い可愛いバイトなんだよ!!」
(#´゚ω゚`)「そんな娘を拉致られて、俺がキレねえはずがねえだろ!!教師だって生徒が大事なんだろうがな!!経営者だってそれに負けねえくらい従業員が大事なんだ!!」
N| " '` {" `lリ「…」
(`・ω・´)「おう、カズよ。お前はまた俺達を置き去りにして一人で突っ走るつもりか?」
シャキンは、胸倉を掴むショボンの手に自分の手を重ねた
(`・ω・´)「一人の痛みは皆の痛み、一人の怒りも皆の怒り…あの学校で俺達が築き上げたモンを、忘れたわけじゃあねえんだろ?」
N| " '` {" `lリ「…」
( ´ー`)「今度こそ、俺達は四人でやりきるんだヨ」
シラネーヨもまた、その上に手を重ねた
( ´ー`)「『エクスタシーズ』は、四人で一つなんだからヨ」
N| " '` {" `lリ「…」
N| " '` {" `lリ「スマン…俺はまた、同じ過ちを繰り返すところだった」
N| "゚'` {"゚`lリ「力を貸してくれ、お前ら」
(´・ω・`)「いいや、違うぜカズ。『貸すんじゃない』」
(´^ω^`)「お前に『ヤる』んだ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「!!」
N| "^'` {"^`lリ「嬉しいこと…言ってくれるじゃないの!!」
(`・ω・´)「ようし!!中年魂見せ付けるぞ!!悪さするガキは全員残らず掘っちまえ!!」
(;´ー`)「出来れば別の方々で頼むヨ」
四人が意気揚々と出て行こうとした矢先
N| "゚'` {"゚`lリ<セッセッオバザフォーン♪
阿部さんの携帯が鳴った
(´^ω^`)(いいセンスの着信音だ…)
(`^ω^´)(ケツが疼くぜ…)
( ´ー`)(そこはエルヴィスだろ常考…)
N| "゚'` {"゚`lリ(素直…)
校長室でのやりとりを思い出す
最早、幻滅されたものだと考えていた
N| "゚'` {"゚`lリ白「…もしもし」
『よう、性病予備軍』
N| "゚'` {"゚`lリ白「何の用だ…?」
『いや何、これから村学の生徒達で「遠足」に向かうんだが…引率の教師が必要でね』
N|;"゚'` {"゚`lリ白「遠足……!!素直お前!!まさか!!」
『で?どうするんだ?』
N|;"゚'` {"゚`lリ白「バカ!!お前らはジッとしてろ!!俺達がなんとかするから!!」
『あっあー♪そういうのは求めてないし、今更止めても遅いんだよなぁ…」
『なぁ!!お前らァ!!』
N|;"゚'` {"゚`lリ白「…?」
スピーカーを通して
『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!』
N|;" '` {" `lリ白そ『ッ!?』
大勢が応える叫びが店内に響き渡った
『…これはいくら阿部先生と言えども、止めるのは難しいんじゃあないか?』
N|;" '` {" `lリ白「バ……鼓膜が破けると思ったぜ…」
『それは何よりだ。わかったらそこのホモホモしいお友達と一緒に学校まで来るんだな』
( ´ー`)「誰 が ホ モ だ ヨ」
(´・ω・`)「お見通しか…たまげたなあ」
(`^ω^´)「ガハハ!!あの学校はなんっにも変わってねえんだな!!」
N|;"゚'` {"゚`lリ白「……ああクソッ、難儀な生徒を持ったもんだぜ」
『お互い様だ』
N| "゚'` {"゚`lリ白「…わかった、お前らの面倒、しかと請け負った」
『良し、では一人を松千代病院まで向かわせろ』
N| "゚'` {"゚`lリ白「病院…まさか!!」
『ああ』
『この事件に一番キレてる奴が、目を醒ました』
『あいつらを加えて、全員でハインを救出する!!』
―――――
―――
―
病院では
(ナ#'A`)「うおおおおおおおおおおおおおモグモグモグモグあああああああああああああああああ!!!!!!」
(#^ω^)「ハフハフハフハアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!オオオオオオオオオオ!!!!」
ドクオとブーンは全力で白米とみそ汁をかっ込んでいた
『病院の炊事室』で
(゚、゚;トソン「あ、あなた達何やってんですかーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「誰かーーーーーーーーー!!!!男の人呼んでーーーーーーーー!!!!!」
(ナ#'A゚)「るせーーーーーーーーーーーー!!!!据膳食わねえ奴は全員タマナシ女の子だーーーーーーーーー!!!!!!」
(#^ω^)「もっと固めに炊いたご飯盛ってこいやーーーーーーーーーーーー!!!!みそ汁に塩分加えろーーーーーーー!!!!」
(゚、゚;トソン「えええええええええ!?病院食でそんな無茶は通りませんよーーーーーーーー!!!!」
(ナ#'A゚)「院長持って来いやーーーーーーーーーーーー!!!!」
(;´∀`)「君達何をやっているモナーーーーーーーーーーー!!!!???」
ζ(゚ー゚;ζ「あ、今来ました!!院長です!!」
(;´∀`)「き、君は!!交通事故でついさっきまで意識不明だった欝田くんモナ!!」
(ナ#'A゚)「俺が欝田ドクオじゃーーーーーーーーーーーー!!!!!」
(#^ω^)「モグモグおーーーーーーーーーーーー!!!!モグモグおーーーーーーーーーーー!!!!」
(;´∀`)「食べるのをやめるモナーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
(ナ#'A゚)「るせーーーーーーーーーーーー!!!!据膳食わねえ奴は全員タマナシ女の子だーーーーーーーーー!!!!!!」
(#^ω^)「もっと固めに炊いたご飯盛ってこいやーーーーーーーーーーーー!!!!みそ汁に塩分加えろーーーーーーー!!!!」
(゚、゚;トソン「こ、これじゃあ埒があかないわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「誰か別の男の人呼んでーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
(;´ー`)「……あの」
(゚、゚;トソン「ああーーーーーーーーー!!!知らない男の人だわーーーーーー!!!」
ζ(゚ー゚;ζ「この際知らない男の人でもいいからあいつらを止めてーーーーーーーー!!!!」
(;´ー`)「うるさっ…おい、そこのバカ二人、迎えに来たヨ」
(ナ'A`) ( ^ω^) ピタァ…
(;´∀`)「た、助かった…さぁ、欝田くんは病室に戻る…」
(;´∀`)そ「『迎えに』!?」
(ナ'A`)「お手数かけてすいません、シラネーヨさん」
( ^ω^)「待ちわびたお」
(;´∀`)「待つモナ!!欝田くん!!」
(ナ#'A゚)「待たぬーーーーーーーーーーーーー!!!!」パァン!!
(;´∀`)そ「ヒィ!!何か鳴った!!でも、ここで引くわけには行かない!!」
(;´∀`)「欝田くん!!君の体の怪我は治ったかに見える!!だけど、内臓や脳はまだ完全に回復しているわけじゃない!!事実君は、ついさっきまで目覚めなかった!!」
(ナ'A`)「…」
(;´∀`)「僕は医者として、君をこの病院から出すわけにはいかない!!何をしでかすかは知らないが、今度またあんな事故や怪我に遭ったら、君の命は失われてしまうかもしれない!!」
(;´∀`)「もっと自分を、命を大切にするモナ!!」
(ナ'A`)「…院長先生」
(ナ'A`)「あんた、自分の命より大切なものって、あるか?」
(;´∀`)「ああ、あるモナ!!家族や、ここで働く人々、それに、ここに訪れる患者さん達!!」
(;´∀`)「誰一人だって死なせるわけにはいかない、悲しませるわけにはいかない人たちモナ!!」
(ナ'A`)「…」
(;´∀`)「君が死んだら、大勢悲しむ人達がいる筈モナ!!だから、行かせるわけにはいかない!!」
(ナ'A`)「…俺にも、あるんですよ先生」
(;´∀`)「!!」
(ナ'A`)「自分の命より、大切なもの」
(ナ'A`)「今ここで俺が止まれば、傷は癒えても魂が死ぬ。積み上げてきたものが、消える」
(ナ'A`)「あんたにとっちゃ酷な話だが、俺は今日死んでも、『あいつが無事に帰れるなら』一向に構わない」
(ナ'A`)「誇りを持って死ねたなら、何の悔いも無い」
(;´∀`)「…」
(ナ'A`)「お世話に、なりました先生」
( ^ω^)「お騒がせしてすいませんでしたお」
(゚、゚;トソン「い、いいんですか先生!?あの子達行かせちゃって!!」
(;´∀`)「…あの手のバカには、何を言っても無駄モナ」
ζ(゚ー゚;ζ「そんな…」
(;´∀`)「全く、昔を思い出してしまったモナ…荒巻のバカや、教え子の無茶…思えば、ボクが手を煩わせてきた患者はああいう手合いばかりモナ…」
ζ(゚ー゚;ζ「どうするんですか?」
(;´∀`)「どうもこうも無いモナ。救急患者に備えるモナ」
(゚、゚;トソン「そ、それは当然ですけど、どうして?」
(;´∀`)「…彼らが、命あって運ばれてくることを祈ろう…」
ハイン救出作戦まで、一時間を切った
ドクオとブーンを乗せた車が、夜道を走る
(;´ー`)「全く、お世話になった病院で騒ぎ起してんじゃネーヨ」
(ナ'A`)「ムシャムシャしてやった。まだ物足りない」
( ^ω^)「腹八分目って所かお」
( ´ー`)「そんなら、そこの袋の中に黒髪のねーちゃんがこさえたお握りが入ってるヨ」
(ナ'A`)「姉御が?明日は九一式徹甲弾でも降ってくるんじゃね?」
( ^ω^)「終末の始まりやんけ…」
(ナ'A`)「あ、シュウマツっていうすげえ抜けるNTR小s(;´ー`)「緊張感ネーヨお前ら」
(#^ω^)「シリアスが続いた分を回収しなきゃなんねえんだお!!!!!」
(;´ー`)「知らねーヨ何キレてんのお前!?」
(ナ'A`)「で、姉御からはなんて?」
お握りにかじりつき、本題を促す
程よい塩気と梅干の酸味が、更に食欲を増した
( ´ー`)「今からハインが居るであろう敵の本拠地の数キロ前の地点に向かう」
(ナ'A`)「直接殴りこみじゃねーのか?」
( ´ー`)「全員まとめて奇襲を仕掛けるんだとヨ…女子高生の発想じゃネーヨマジで…」
( ^ω^)「姉御をそこらのJKと一緒にしたらそこらのJKに失礼だお」
(;´ー`)「お前ら黒髪ちゃん嫌いなの?」
(ナ'A`)「…この方角は、VIP市に向かってんのか?」
道路標識を見上げて、ドクオが問う
松千代市の隣に面するこの街は、物騒な事件の多さから『ジェットコースター・シティ』と呼ばれていた
( ´ー`)「その通り、お前らは『バブル景気』って知ってるか?」
( ^ω^)「この歳でバブル知らないとか小学校からやり直したほうがいいレベル」
( ´ー`)「そん時の都市開発で、VIP市がポンポンビル建ててな…で、建設中に崩壊して、工事は中断。今の今まで中途半端に廃ビルが残ってる」
( ´ー`)「悪ガキどもにはうってつけの集会場所になったってわけヨ」
(ナ'A`)「マジこいなら金曜集会が開かれてんな…」
( ´ー`)「で、そこに集まってる悪ガキ共の規模だが…」
( ´ー`)「どうやら三百人を越えてるらしい」
( ^ω^)「ちょwwwwwwwwww警察なんで動かないしwwwwwwwww」
( ´ー`)「VIP市は頻繁に怪事件が起こってるからな。ガキの遊び場に手ェ回すほど暇じゃネーヨ」
(ナ'A`)「で、こっちの戦力は?」
( ´ー`)「ラグビー部が五十ちょい、サバゲー部が十人ちょい、ガチホモが十人、お前らの友達四人、そしてお前ら二人」
(ナ'A`)「…ん?」
( ^ω^)「ラグビー部とサバゲー部も気になるけど、ガチホモ十人ってどういうことだお」
(;´ー`)「いや…スマン…俺のダチが、仲間を引き連れて…」
(ナ;'A`)「阿部さんと…ショボンさん兄弟か…」
( ^ω^)「また阿部さんのテクで昇天するオスが増えるのか…ケツが疼くな!!」
(ナ'A`)「で、ラグビー部とサバゲー部もどうして頭数に加えられてんだ?それと、四人?誰か抜けたのか?」
( ´ー`)「一気に説明すると、部活連中も喧嘩してーつって参加。お前らのダチは一人病院送りにされた」
(;^ω^)「な…誰だお!?」
( ´ー`)「メガネだヨ。あいつの犠牲で居場所が知れたらしい」
(ナ'A`)「アサピー…漢じゃねえか…」
( ^ω^)「また一つ、戦う理由が増えたな…」
( ´ー`)「一方、俺を除くエクスタシーズは悪ガキ一人を性的な尋問して聞きだした…」
(ナ'A`)「阿部さん……」
( ^ω^)「ペロッ…この感じ…間違いない!!俺達の尻assが帰ってきた!!!!」
( ´ー`)「数では圧倒的に負けているが、お前らを見てると負ける気がしネーヨ…」
( ´ー`)「ハインを頼む、必ず助けてくれ」
(ナ'A`)「たりめーだ」
( ^ω^)「任せとけお」
車は、人気の無い場所で止まった
( ´ー`)「着いたぞ、ここからが本番だ」
(ナ'A`)「あざっす、ネーヨさん」
( ^ω^)「ネーヨさんはどうするんだお?」
( ´ー`)「俺も、俺なりの戦い方があるんだヨ。元記者なりの、戦い方がヨ」
助手席に乗せられている、カメラバッグをポンと叩いた
(ナ'A`)「…そんじゃ、ラグビー部とサバゲー部と、ガチホモとイカレ野郎どもと俺ら、それに記者追加だ」
( ^ω^)「心強いですお!!」
( ´ー`)「…ハッ、バカヤロー共が」
( ´ー`)ゝ「じゃあな!!お互い、良い仕事しヨーぜ!!」
(ナ'A`)ゝ( ^ω^)ゝ「「ウッス!!」」
敬礼を交わし、車は走り去った
(ナ'A`)「…で、俺らはここでどうしろと?」
( ^ω^)「さぁ…?」
暗い道路に置き去りにされた二人であった
シリアスが、いつまでも続くと、思うたか?
ここから先は激熱尻assタイムだ!!!!!!!!
やったー!
わーい!
乙!待ってたぜ尻ass!
乙
ヒュー
やっぱりホモばっかりじゃないですかやだー!
やっぱりホモじゃないとな!!
何で尻assで胸が熱くなってんだろ…
またホモか!(歓喜)
ω・)悪ガキニゲテーw
げきあつ!
さりげなくロミスが出演して退場してるのが笑ったw
( ^ω^)<インザネイビー♪
http://www.youtube.com/watch?v=AqYK0zX58Es
マナー解除したブーンの携帯がタイミングよく鳴る
クールからの着信だった
(ナ'A`)「ケツにクる着信音だぜ…流石だな」
( ^ω^)「よせやい…お?」
FaceTimeでの着信だった
内カメに二人顔を寄せ、通話アイコンを押した
(ナ'A`)^ω^)「もしもしお!!もしもし!!」
『川 ゚ -゚)「うわっ、キッモ」』
(ナ'A`)^ω^)「ご挨拶じゃねえか!!近くて何が悪いお!!」
『川 ゚ -゚)「二人いっぺんに喋るな、聞き取りにくい」』
(ナ'A`)^ω^)「つーかここ何もnどうせいっつうんだお」※いっぺんに喋ってます
『川 ゚ -゚)「その位置から真っ直ぐ進め。3キロ先に件のビルがある」』
(ナ'A`)^ω^)「随分遠いんdお前らどこいるんだ」※
『川 ゚ー゚)「何、タイミングを計っているのさ」』
(ナ'A`)^ω^)「なんのd俺らはどうすればいいんだお」※
『川 ゚ -゚)「私からお前らに指示することは何もない」』
『川 ゚ -゚)「好きに、暴れるんだな」』
(ナ'A`)^ω^)「「言われるまでもねえ!!!!」」
『川 ゚ー゚)「…打ち上げに『サンフランシスコ』の満干全席を予約した。もちろん、阿部のおごりでな」』
『川 ゚ー゚)「それでは、また後で会おう」』
(ナ'A`)^ω^)「「おうよ!!」」
( ^ω^)「さぁ、盛 り 上 が っ て ま い り ま し た」
(ナ'A`)「ケツが鳴るぜ…」パァン!!パァン!!
道の先は、心許ない外灯がポツポツと立っているだけ
その周りは、建築予定地だった更地が広がっていた
( ^ω^)「…」
(ナ'A`)「…」
耳を澄ませば、微かなリズム感のある重低音が聞こえる
この先で、大音量で音楽を流しているのがわかった
( ^ω^)「行くかお」
(ナ'A`)「おう」
暗い夜道を、二人が歩く
病院着のまま飛び出したドクオの、スリッパの音がペタペタと響いた
(ナ'A`)「…なあ」
( ^ω^)「なんだお」
(ナ'A`)「夢を、見てたんだよ」
( ^ω^)「…」
(ナ'A`)「それが何の夢かは、忘れちまったけどな…ただ、それを見たとき『起きないと』って思ったんだ」
( ^ω^)「…」
(ナ'A`)「でも、俺の意思だけじゃ起きれなくて、誰かの手引きが必要だった」
( ^ω^)「…」
(ナ'A`)「……お前が、俺を目覚めさせてくれたんだ。これから何が起こるか分からない。だから今、言わせてくれ」
(ナ'A`)「『ありがとう、お前は俺の最高の相棒だ』」
( ^ω^)「…礼なんていらねえお。それが当たり前なんだから」
( ^ω^)「俺らは二人で一つ、二人で最強、二人でヒーロー」
( ^ω^)「一人が折れたら、一人が直す。その繰り返しで俺達は強くなった。だから…」
( ^ω^)「俺達が揃っている限り、西川の勝ち目は万に一つもない!!」
(ナ'A`)「…」
( ^ω^)「…」
( 'A`)
( ^ω^) ⊂| つ
⊂彡☆))( ノ
パーン ((_)
(^ω^)つ ('A` )
と_⌒((☆ミ⊃
(_ノノ パーン
(ナ'∀`)b「いいケツだ!!」
( ^ω^)b「お前もな!!」
(ナ'A`)「さて、長いことお休みしていた分を取り戻そうぜ」
( ^ω^)「おうよ相棒!!」
ドクオは、歩きながら羽織っていた病院着を脱ぎ、スリッパを遠くに蹴り投げた
ブーンも、荷物を道路に置き、制服を一つずつ脱いでいく
肌寒いと感じる秋の空気に、二人の体から戦意の蒸気が立ち込めた
(ナ'A`)「……手始めに、アップといこうぜ」
( ^ω^)「上等だ。しっかり着いて来いよ」
(ナ'A`)「ほざけ」
歩みは徐々に早くなり、駆け足となり、疾走となった
蒸気汽車のようなパワーを放ちながら、二人のヒーローは駆け抜けて行った
―――――
―――
―
チンピラや暴走族、ヤクザの下っ端、果ては薬の中毒者まで
掃いて溜めたように、街のDQN共が一つの場所に集まっていた
吹かしたバイクの爆音が響き、排気ガスと煙草の煙が夜空に立ち上る
塗装が行われていないビルには、電気が通っていた
電力は、どこからか盗んできたガス式の発電機で賄っている
恐らく、会社が入居する予定だったのだろう
応接室か社長室か、どちらかになるはずだった個室は
( ^ω^)「…」
悪党共からも恐れられる、アウトローの居住地となっていた
( ^ω^)「それで?」
(’e’;)「あ、はい!!今日は村人学園の生徒と思われるメガネを一人ボコりました!!}
( ^ω^)「『思われる』?」
(=;゚д゚)「い、いえ!!制服を着ていたので間違いありません!!」
街中や学校を我が物顔でのし歩いているであろうチンピラ共が、唯一恐れる人物
『西川ホライズン』。この事件の首謀者が、革張りのソファーに深く座っていた
( ^ω^)「ふーん…じゃあそのまま続けて。俺が良いと言うまで」
(’e’;)「わ、わかりました!!」
(=;゚д゚)「あ、あの!!」
( ^ω^)「…ん?」
(=;゚д゚)「に、西川さんがしようとしてることって何っすか?」
(’e’;)「バ、バカ!!」
予想外の質問に、相方は焦燥する
まるで、いつ爆発するか分からない爆弾を前にしているような反応だった
(=;゚д゚)「だって、気になるじゃねえか…数々の伝説を作った西川さんの、新しい偉業がさぁ…」
( ^ω^)「…」
『伝説』と言えども、褒められたことではない
実際、『ヤクザの事務所を傘下に置いた』だとか、『警察の弱みを握り支配した』だとか、眉唾物ばかりだ
その中でも確実なのが『怒髪天を圧倒した』こと
近隣の不良共を抑え付けていた彼女を、複数人でリンチし、その存在を抹消したのがこの男なのだ
( ^ω^)「…別に、大したことじゃねえけどな」
( ^ω^)「あえて言うなら、『コレの為』…かな」
そう言って、小指を立てた
(=*゚д゚)「おお!!その為の下ごしらえってわけですか!?」
( ^ω^)「ま、そんなとこだ」
喉の奥でクックッと笑う
そんなクールな立ち振る舞いに、二人のチンピラは思わずドキリとした
ここに集まっているのは、そんな連中ばかり
西川という『悪のカリスマ』に惹かれ、集った者共なのだ
親兄弟や教師の言葉より、この男の命令に従う
それこそが、自らの使命だと妄信していた
( ^ω^)「今日の俺は機嫌がいいから、特別にお前らに…」
と、何かを見せようとしたその時
\xAD\xF4(’e’;)<セーノッデモソーンナーンジャダーメ♪
一人のチンピラから、アニメソングが流れた
(=;゚д゚)「おまっ…なんだその着信音」
(’e’;)「いやっ!!知らねえ!!いつの間にこんな…」
携帯を取り出すと、男の表情が青ざめた
(’e’;)「俺の携帯じゃ、無い…?」
型は同じ機種だったが、今の今まで立ち上げなかったため、気付くのが遅れた
着信を知らせる画面には、『素直先輩』と記されていた
(’e’;)「あっ、えっ?どうして?」
( ^ω^)「…出てみたらどうだ?」
(’e’;)「は、はい…」
通話アイコンを押し、耳に近づける
『…』
(’e’;)「オ、オイコルァ!!てめえ俺の携帯どこやった!!」
『貴様らのボスに代われ』
(’e’;)「ハァ!?」
開口一番、思わず素っ頓狂な声を上げた
電話の主は女性のものだったが、有無をも言わせない圧力があった
( ^ω^)「…おい」
(’e’;)「あ、はい!!」
西川に携帯を手渡す
側面を指で摘み上げながら、スピーカーを耳に近づけた
( ^ω^)「…」
『西川、ホライズンか?』
西川の肩眉が僅かに上がる
知らない携帯からの、知らない電話主
だが、向こうはこちらを知っている
( ^ω^)「だったら、なんだ?」
『……始めまして、私は素直クール』
『村人学園を代表して、貴様に一つ忠告をしてやろう』
( ^ω^)「ほう?」
『「死にもの狂いで逃げ回れ」。そうでないと、お前は明日の朝日を拝めなくなるだろう』
( ^ω^)「…」
西川の胸中がぞわりと蠢く
恐怖ではない。むしろ、悦びに近い感情が
こんなに正々堂々と宣戦布告を受け取るのは久しかった
( ^ω^)「…で、素直クールさんよ。あんた、何をしでかすつもりだ?こっちには数百人のクズ共が集まってる」
( ^ω^)「まさか、あんた一人でなんとかするとか言わないよなぁ?」
電話の主が、クスリと笑った
『もちろん。何とかするのは私じゃない…そこから外が見えるなら、覘いてみたらどうだ?』
ソファーから立ち上がり、薄汚れた窓ガラスを開けた
(ナ A ) ( ω )
( ^ω^)「…」
外は酷くざわついていた
それも当然だろう。『パンツ一丁の男が二人、腕を組み仁王立ち』していたら、誰だって戸惑う
(ナ A )「ここにいるッ!!全員に告ぐッ!!」
( ω )「高岡ハインを差し出し、全員で土下座すればッ!!半殺しで勘弁してやるッ!!」
明らかな挑発に、気の短い悪党共は激昂した
「てめえら!!俺達を誰だと思ってやがる!!」
(ナ A )「てめえらこそッ!!俺達を誰だと思っているッ!!」
( ω )「村人学園二年M組ッ!!阿部高和の生徒ッ!!」
(ナ'A`)「欝田ドクオ!!」
( ^ω^)「内藤ホライゾン!!」
(ナ'A`)「このクソ溜から、高岡ハインを救いに馳せ参上したッ!!」
( ^ω^)「文句がある奴はかかって来いッ!!」
(ナ#'A゚)「全員ッ!!」
(#^ω゚ )「まとめてッ!!」
(ナ#'A゚)(#^ω゚ )「「ぶちのめすッ!!!!!!」」
.
その場にいた、悪党全員が一瞬だけ怯んだ
だが、数の優位を思い出し、嘲笑が湧き上がった
「お前ら二人に何が出来るってんだ!?」
一人のチンピラが問うた
二人は、こう応えた
(ナ#'A`)(#^ω^)「「二人だけじゃあ、ねえッ!!!!!」」
高所にいた西川は、その意味を理解した
二人の後ろで、黒いものがはためいていた
それが、取り払われると
(#゚∀゚)「村人学園決死隊ッ!!行くぞオラァッッッ!!!!!」
闇に隠れていた数十名の男達が、一斉に飛び出した
( ^ω^)「…」
階下で始まった乱戦を見て、西川の口角が僅かに上がる
『面白い』、そう思った
『ゲームスタートだ。精々足掻け、クソ野郎』
そういい残し、電話は切れた
( ^ω^)「やってくれるじゃねえか…気に入ったぜ」
(’e’;)「あ、あの…西川さん?一体何が…」
( ^ω^)「ああ、お前に褒美をやらなきゃな」
携帯を『別のもの』と取り替えられたチンピラの頭を掴み、むき出しのコンクリート壁に叩きつける
壁と頭から鈍い音を響かせ、派手に血を噴出し倒れた
( ^ω^)「久々に味わうスリルの褒美をよ…」
(=;゚д゚)「ヒィッ!!」
( ^ω^)「おい、そこで何してる?さっさと下に行ってあいつらぶち殺して来い」
(=;゚д゚)「はっ…はい!!」
逃げるように飛び出した男を見送り、西川は再びソファーに座った
そして片腕を背もたれに回し、あるものを掴む
( ^ω^)「随分と、お友達が多いじゃねえか。ハインちゃんよ」
从メ∀从
痣と血で汚れ、鎖に繋がれているハインだった
( ^ω^)「あれを全部壊したら、お前の心もブッ壊れるだろうなぁ…そうしたら」
( ^ω^)「もっと可愛がってやるよ…」
从メ∀从
ハインは、何も応えなかった
判断も、記憶も、何もかもが曖昧だった
出来ることは一つだけ
この数日間、西川に躾けられて覚えた
『主の手を舐める』行為だけだった
( ^ω^)「いい子だ…」
自分の手に触れる舌の感触を楽しみながら、西川は待った
ここに辿りつくであろう、『最もハインを想っている人物』を
総合でふんだんにキングダムネタ挿入た短編が投下されてたけど、僕じゃないです
僕だったら多分キングダムネタと一緒にホモも挿入します
2012年最後のキングダムは、今でもハッキリ覚えています
本当に悲しく、胸が熱くなるシーンでした
合従軍戦も終わり、来年は呂氏との本格的な内戦が始まります。楽しみですね?そうじゃない人の家にはハイター博士とマーティンくんが来ます
全く、キングダムは一年中飽きさせてくれねえ最高の漫画だぜ!!
乙!
ドクオ!ブーン!決死隊!やっちまえ!
キングダムなんか興味ねぇよ
つまりホモ
ハーイーンが堕ちてるー!
結構これ手遅れなんじゃないすか、ねぇ、、、
こりゃあ西川地獄をみるな
しかし文官の争いはいささか迫力が欠ける気がするが…
乙
気の強い娘の堕ちNTRとか完全に俺得展開じゃないですか
やったー!!!
>>798
お?繋げられてーのかコラ、お?
一話から読み返してきたんだけど十四話からのタイトルの落差がすげえ
>>799
_人人人人人人人人 _
> バッチ来いやオラ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
'⌒ヽ __ '⌒ヽ __ '⌒ヽ __
l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ l・ ー---‐' `ヽ
→ ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽニ二ニ====ニ二ニ==ヽ →
` ー- 、 | ` ー- 、 俺 | ` ー- 、 |
l / イ | l / イ | l / イ |
│ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ │ ,′ │ 厂 ̄´ | ,′
/ ,' | l / ,' | l / ,' | l
/ / l ー──/ /、 l ー──/ /、 l ー─── 、
/ / └───/ / │ └───/ / │ └────┐│
し'´ し'´ Lノ し'´ L.ノ L.ノ
ノンケがいるぞ殺せ!!
なんでムカデ人間のAAあるんだよww
このスレなんかくさい…
ω・)乙。コミック派だからあまりネタバレはしないでくれ。
ω・)ネタバレされてもキングダムの面白さは揺るがないのはわかるがな。
チラシ寿司臭いケツマンコ
久々に来た。大分進んでるな
西川捕まえたのってドクロックか
このスレはホモとキングダム好きとムカデ人間のすくつ
ムカデ人間で調べたら画像でた
>>809
全部興味ないけどこの作品は好きだぜ
>>809
ホモしか興味ないけどこのスレ好きだぜ
>>809
キングダムしか興味ないけどここ好きだせ
>>809
艦これしか興味ないけどここ好きだぜ
>>809
よく鳴るケツにしか興味ないけどここ好きだぜ
>>809
ムカデ人間にしか興味・・・すまん俺には無理だ
>>809
キングダムってか王騎将軍しか興味ないけどここ好きだぜ
お前らいい加減ムカデ人間に興味持たないと、ホモ野郎がへそ曲げて2のレビュー書かなくなるぞ!
いえ、わたしは遠慮しておきます
2みました(小声)
とりあえず武器人間見てから観る予定なんだ
救いようのないド変態ばっかりってことはよくわかった
この作者にしてこの読者達ありだよまったく(白目)
大半はこの作者に毒されてるだけだろ(ブーメラン)
そのうち全員ムカデ人間で抜くようになる
類は友を呼ぶ
そのうち全員でムカデ人間になる
(ハインはすでに西川に中出し種付けセックスで妊娠させられてるんじゃないの、処女厨が荒れるな!とか言えない雰囲気だぞこれ、、、、)
>>827 そりゃあホモばっかしだから中田氏くらいじゃ驚かん。それはそうとケツだせよ
>>827
(どうしよう、想像したら正直おっきしたとか言えない)
待てよ…?つまり皆で連結すればいいんじゃないか?
mukade INFECTION
作者はよこい、この事態を収拾できるのはお前だけだ
悪化すると思うんですが
悪化してもいいじゃない(はぁと)
この作者の創作板デビュー作ってどんなん?読んでみたいんだけど
>>835
不死身探偵ドクロックか全員不細工だと思うけど、総合でなんか書いてたかも
お前らスレを埋める気かwwwwww次スレ立てなきゃなんねえじゃねえかwwwwww
16話が最後まで完成しました。投下します
(ナ#'A゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!このッッッ……」
(ナ#'A゚)「うんこ漏らし共がああああああああああああああああ!!!!!」
(#^ω゚ )「オラアアアアアアアアアア!!!僕の体当たりを受けてみろっピーーーーーーーーー!!!!」
二人を筆頭に、村人学園対DQN群の激突が始まった
数ではあちらが圧倒しているが、体躯では村人学園の生徒達が上回っている
それに加え、奇襲による混乱を与えたことで、有利に戦いを進めていた
(#゚∀゚)「おいそこのバカ二人!!てめえらはさっさと御山の大将を目指しな!!」
鉄パイプを持って襲い掛かってきた不良の顔面を殴りながら、長岡が怒鳴りつける
奴らも切り替えが出来てきたようで、徐々に反撃が始まっていた
(#゚∀゚)「高岡さえ救えりゃこんなとことっととおさらば出来るんだからよ!!怪我人増える前に早くしな!!」
(ナ#'A゚)「俺に命令するなーーーーーーーーーーーー!!!!!ムカデ人間にされてえかーーーーーーーー!!!!」
(;゚∀゚)そ「ええええええええええええええええええ!!??それが助太刀してやってる奴に掛ける言葉ーーーーーーーー!?」
(#^ω゚ )「志村ーーーーーーーーー!!!!後ろーーーーーーーーーーーー!!!!」
(^o^)「死ねえええええええ!!!」
(;゚∀゚)そ「しまっ…」
気を取られている内に背後から忍び寄ってきた不良が金属バッドを振り上げていた
避ける余裕は無いと判断した長岡は、咄嗟に両腕で頭を庇う
その時であった
(^o^)そ「あでっ!?」
不良の動きが一瞬止まった
その隙を、長岡は見逃さない
(#゚∀゚)「オラッ!!」
(^o^)「ぐええええええええ!!!」
ラグビーで鍛えられた脚力を込めて、腹を蹴り飛ばす
不良は勢い良く吹っ飛び、悶絶した
(=゚ω゚)「ダメですょぅ先輩、油断したら」
(#゚∀゚)「今のはどう見ても欝田の責任だろうがアアアアアアアアアアア!!!!」
G&G製電動ライフル『FNC』を構えた木戸が、尚も不良たちに的確な射撃をしながら近づいた
良く見ると、暗闇に乗じてサバゲー部員が援護射撃を行っている
玩具の銃だと侮ってはいけない、当たれば思わず怯んでしまうほど痛いし、当たり所によっては流血する場合もある
敵にとっては充分に脅威となりえる援護なのだ
(=゚ω゚)「素直先輩からの伝言です。『サバゲー部員二人とラグビー部三人を連れてビルに上がれ。奴はそこにいる』と」
(ナ#'A`)「おお!!了解と伝えとけ!!」
(=゚ω゚)「それと、これはサバゲー部から」
木戸が手渡したのは、ショルダーホルスターに入ったSIG P226
ドクオの愛銃だった
(=゚ω゚)「必ず、高岡さんを救ってくださいょぅ」
(#゚∀゚)「無様に負けるようなことがあったら俺がぶっ殺すからな!!」
(ナ#'A`)「任せとけ!!」
(ナ#'A`)「行くぜブウウウウウウウウン!!!」
(#^ω^)「おうよドクオオオオオオオオオオオ!!!!」
目指すは、西川がいるビル
並み居る敵は、二人にとって邪魔にもならない
変態プレイでなぎ倒しながら、邁進した
( ´_ゝ`)「おいおい、援護するものの立つ瀬が無いぞ」
(´<_` )「全くだな兄者」
それに、サバゲー部二人と
ミ,;゚Д゚彡「もうあいつらだけでいいんじゃないかな…?」
(・∀ ・;)「勢いヤバイっすね…キレたら恐い奴らだってわかってたけど」
(-_-)「…」
ラグビー部三人が続いた
二人は気付かなかったが、敵戦力が想定されていた数より減っていた
右と左、その両方から30ずつの不良が、姿を消していたのだ
( ・∀・)「…」
右と
ノパ⊿゚)「…」
左の
囮によって
お前なんつー時間に
( ・∀・)「おいそこの能無しのフニャチン野郎共!!逃げるならこっちから回れるぞ!!」
右往左往していた不良共の前に、村人学園の制服を着たモララーが挑発する
一瞬、唖然としていたが不良はアホなので全員で囲って殺せばいいと
(^o^)「うおおおおおおおおおおおお!!!!殺せえええええええええええ!!」
一斉に追いかけたのである
(;・∀・)「うわわっ!!」
普通に考えれば、罠だと分かるだろう
でも不良はアホなのでホイホイとモララーを追った
その先に、地獄♂が待ち受けているとも知らずに…
ヾ: :. ,.-''".;.;.;.;;.;.;.;.;.;.;;;;;`'、
} .:. /.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;;;;;;l
ノ .:; ´7;;;;;rr-‐-‐'^i:;.;.;,;,;,;,;;;;;;}
{. .:. 《 __,,,ゝ{rヘ.;.;.;;;;;ζ
ヾ. ..; .l.゙"rィァ‐ ,.::::゙£};;;;;;;;;;ゞ=-、
.、:...:.:...... /__;: .::::::::r .^^'λ 三ミぇ
`" ̄`ヾ:. 了二つ :::::/;: .:: .::ゝ三三ミぇ_
ゞ=ヲ rー冫;::::::::.. ::.. ..:::ヾ三三;=/
_,> .二Y´乍=z:::: .....:::|三三/ミぇ_.
ノ.K ,-=.Y 三‖::. ,; ,;::.._z-|三/ぇ::::::::...`ミ.、
∠.三i| ヽ ノ;三‖;_;;zr-― .::}》'三i三三ミ>:/:ヽ.
/,;彡:__l| ,.イ;;三三}},, _,, ..:://三i三三三メヾ;:::..ヘ
/ ,;/::::/三lレ' l|;三三‖; :::.... ..::|ん三i三三;<<三 ゞ;:::.゙,.
. /..;;;ノ:::::/三三ヾ_;j|三三{{..; ::..... ..::://三三j二二ノノ三三}::::i}
/ ;/::::,∠ツ.三三彡ラ:三三||,,; ::.... /z'三二i二三,Ζ三三き:::ゝ、.
,',;/::::r ´...三三ソ_;;z-ヘ三三||::: ;;;::..ノノ三三二j三三王三三二∧:::k
. {;/::::/;;三三三/ .>;;三||::: ;;;;//三三二三三三|三二二三∧::λ
ヾ;_∠√ }三三ミヽ_//三三二j三三三弋二三三三∧:::ト、
ヾ三三三}.{三三二i三三二二;;;>┐三三三∧::::l
>三三‖三三≡i三三三二ソ .L三三三三}::::}l
/ 三三‖三三三三j三三三/ 7三三三/:::ム
>三三‖三三三三i三三三/ /三三三/:::://
/ 三三‖三三三三i!三三三{ ./三三三/:/r
(´・ω・`)「おいでなすったようだぜ、カズ」
N| "゚'` {"゚`lリ「ああ…」
(;・∀・)「先生!!お願いします!!!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「よく引き連れてきてた。後は俺達に任せな」
不良達がたどり着いた先は、阿部さんを初めとしたいい♂男の集団
誰もが彼もが、股間は高くそびえ勃たせていた
N| "゚'` {"゚`lリ「俺の生徒達を、随分可愛がってくれたようじゃないの…」
(^o^)「なんだてめえら!?殺されてえか!!」
(´^ω^`)「活きのいいボウヤ達じゃないのさ…ああ言うのを啼かせると興奮するよね!!」ビンビン!!
(`^ω^´)「全くだ!!自分が強いと勘違いしているバカなら尚更だな!!」ボッキボッキ!!
(;^o^)「あ、ああ!?てめえら教師か!?せんせーが暴力を振るって許されるとでも…」
_ -''´´´ ̄ ̄` ー--、_
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
. / ヽ
/ __, ィ_,-ァr'゙ァー'ア__,, ,,、_, 、,,__ -ァ-=彡ヘ i!
,' 「 ´ {ハi||′`""´ } l
| | 、 .ノ´)ノリ l / | |
| Ⅵ {, 、 / l / /レ∠_」 |
| 八V ゙、 \ 〈 / / 〃  ̄`ヽ ,!
| ハ `、 ヽ \ ヽ / / , '! V ム
ム ! \ ヽ ヽ l / / / , ! l__ __ {/ヘ ヽ
〃 }{ ,r=ミゝ、_\ 、!!∨/ / ∠xl '十| | 「 、 l
{ へ{, \弋‐t-x.ミヽ〉三三彡ァ弋^_」 . 人!_! |K Y '
}〈 ハ 三ニ=‐-ヽV三三 "辷三j つ 「ハ /
い ハ -―⌒ミ三彡⌒― } _r_ リ ;
丶' 、ハ ヘ { { ノ こ !' ノ
`、 ‘ } l } 、_ K´
7 ¬ ! | 、 { 、_ ! ヽ
/ ハ 、 j | 〉 } ! !、
_」 ! ’ `¬ __ノ/ { `Y´ { !ト-
´ l | ハ _ } ゙ー ! l
V ! ヘ _,.ィこ二ニ=:、_ ! -!┐ヽ { !
}\ { ヽ -――- ム. ノ、l l !
l ¬ ヽ ∠} 。 l |
! l ` ___,__ ィ三j | |
(;^o^)そ「うひぃいい!?」
N|#"゚'` {"゚`lリ「俺はもう教師じゃあ無い…だが、生徒達を傷つけたケジメはしっかりと払ってもらう…」
(;・∀・)「えっ…先生…?」
N|#"゚'` {"゚`lリ「上条、お前はここから逃げろ…この中には、性欲を抑えきれない奴もいるからな…」
(;・∀・)「でも先生!!もう教師じゃ無いって!!」
N|#"゚'` {"゚`lリ「いいから行くんだッ!!上条!!」
(;・∀・)「ッ……」
モララーはそれ以上何も言わず、手筈通りクール達がいる場所へと走り出した
(^o^)「逃がすか!!あいつを追え!!」
(´^ω^`)「おっとぉ!!君達の相手はこのいい男軍団さぁ!!」
(`^ω^´)「ゆっくりシてイってね!!!」
いい男の包囲網が、30人の不良達を取り囲む
〃 i,
r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈
! :l ,リ|} |. } 「掘って掘って…」
. {. | ′ | }
レ-、{∠ニ'==ァ 、==ニゞ<
!∩|.}. '___゙` ./'__`( ;;;;(
l(( ゙′` ̄'" f::` ̄' ) ;;;;)
. ヽ.ヽ {:. /;;/
. }.iーi ^ r' l;;, ,'
!| ヽ. ー==━・ /
. /} \ ー‐ ,イ
__/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\
阿部さんは、短くなったタバコを地面に落とし、足で揉み消した
そして、ツナギのホックを外し始め―――――
〃 i,
r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈
! :l ノ( ,リ|} |. } ギンッ!!
. {. |,.へ⌒ .:ヽ '/ ,ヘ }
レ-、{ ゞミ≡=ァノj!}=夭''´K
!∩|.} ゙゙匈゙` ...:::::/''匈 / f^|
l(( ゙′` ̄'"〃 f::` ̄ |l.|
. ヽ.ヽ {:. lリ
. }.iーi ^ r' ,'
!| ヽ. ,∠ニ= /
. /} \ ー‐ ,イ
__/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\
〃 i,
r' ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈
! :l ノ( ,リ|} |. } 「堀りまくれええええッ!!!!!」
. {. |,.へ⌒ .:ヽ '/ ,ヘ .}
レ-、{ ゞミ≡=ァノj!}=夭''´K
!∩|.} .゙゙匈゙` ..:::::/.''匈/ f^|
l(( ゙′` ̄'"〃ニf::` ̄ |l.|
. ヽ.ヽ ^ =' ヾ .lリ
. }.iーi 〃∠ニニ7゛ ,'
!| ヽ ,i. |''"´"''イi, ./
. /} \ .六ニニ彳 ,イ
__/ ‖ . ヽ、_!__/:::|\
合図と共に、男勃ちの宴♂が始まった
夜空に、不良共のアッーえぎ声が轟いた
一方、ヒート側はと言うと
川 ゚ -゚)「お手柄だヒート。良く頑張ったな」
ノハ;゚⊿゚)「ハァッ、ハァ…はい!!」
劣情に釣られ寄ってきた不良共の前に、クールと
<ヽ`∀´>「…」
ニダーが立ちふさがった
30人を前にして、こちらはたった3人
戦力差は十倍だった
(^o^)「げへへ…かわいこちゃんを追ってみたらとんだ収穫だ!!こいつは楽しめそうだぜ」
(^o^)「安心しな!!そこの大男を殺したらじっくり楽しませてやるからよ!!」
故に、不良達は油断しきっていた
彼らは知らなかった。余りにも知らなさすぎた
川 ゚ -゚)「ヒート…我々の背後に抜けた連中をやれ。一人残らず、だ」
村人学園を牛耳るカリスマと
<ヽ`∀´>「危なくなったら、一目散に逃げるニダ」
村人学園最強の肉体を持つ漢
ノパ⊿゚)「ご心配なさらず!!負けませんから!!」
その二人に認められた、じゃじゃ馬娘
『たった十倍の戦力差』で、どうにか出来る相手ではないと
川 ∀ )「『ハズレ』を引いたな貴様ら…残念だ…実に、残念な連中だ」
(;^o^)「ヒッ…!!」
不良共は、感じたことのある気迫を感じた
『西川』が放つそれと、ほぼ同位のモノだったからだ
『悪のカリスマ』。暴虐非道の悪魔がもう一人、この場所に立っていた
川 ∀ )「必要なら仲間も呼んで来い…私を満足させてみろ、ゴキブリ共」
その日、不良達は知る
『敵に回してはいけない相手と戦うということ』を
i ┌─┐ .| |. |. 7
l | └―‐┘└┘ {
l 仁二_ r―‐┐ r┐ '
l | {__| |.| ./
l 仁二二 └┘/
\ l 、 .r―キ⌒i{
\、_ \ー ' 、 .|
\  ̄ ト、 、 |
\ i \ \| 「 i 「 i
\ \ \ 厂 ̄ ¨ ¨¨¨
ヽ ー =--L. ィ .i rミ
} /7 .| .|i / Lノ
\ー _ノ 仁 二ニ=- { |{
\ } L_ /
\ / ヽイ/
\ ./ r〜、 |> . \
ヽ .' {_/ ./> ,、 ヽ
、 ゝ..__/ ./ { ヽ |
、 | | }/
、 .r――― ' .L__,、
、 、 } Lr------、 r--ァ /
\ \ー‐' .> '  ̄ /
\ー- ' _ / .r‐┐ 〈
\ _ ,/ ( { `¨´ r 、 i
ヽ (  ̄ L_ミァ イ⌒ )/
}  ̄ ‐┐ 7 / ̄)
./ , -┘ [フ .厂 _」 ∠
./ / r―、 / L _.二
/ 、  ̄ く __」 | ./
< ー― 'ヘ }/ `´
\ L__ ○ く
―――――
―――
―
(ナ#'A`)「セイッ!!」パァン!!
(;^o^)「ぎゃあああああああああああ!!!!」
(#^ω^)「ホライゾンラリアットォ!!!」ドコーン!!
(;^o^)「ぐええええええええええええ!!!!」
ビルへ進入することが出来たドクオ達は、まだ中に大勢いる敵を相手にしていた
ミ,;゚Д゚彡「くっ…俺達だけじゃ少なかったんじゃ無いのか?」
( ´_ゝ`)「弱音吐いてる暇があるなら、あいつらに続いてくださいよ副会長」
二人の勢いは今だ衰えず、不良達をちぎっては投げちぎっては投げしていた
そんな様子を見て、戦わずに外に逃げ出そうとする連中も現れるが
(ナ#'A`)「どこへ行こうと言うのかね!!」
(#^ω^)「一人も逃しゃしねえお!!」
そんな奴らの首根っこ引っつかんでボコボコにする始末だった
(・∀ ・;)「つーかこれマジ俺らいらないん」
( ∀ ;)そ「ガッ!?」
最後尾にいた斉藤が奇声を上げる
振り返ると、頭から血を流し倒れこむ彼の後ろで懐かしい顔が並んでいた
( ゚∋゚)「おいおい、チョーシ乗るのもいい加減にしろやキモオタ野郎共」
鳥岡クックル
( ゚∀゚ )「何しにここにきやがった?忘れ物でも取りに来たのか?」
林家アヒャ
( ^^)「ボコられに来たんじゃないっすかねwwwwww」
山崎捗
中学のクラスメイト達が、ドクオ達の前に姿を現した
ミ,;゚Д゚彡「またんき!!」
(・∀ ;)「つつ…平気ス…」
吉川は斉藤を受け止め、三人から距離を取った
立ち止まった彼らの後ろで、不良達が占めたと言わんばかりに攻勢に出た
(ナ#'A゚)「ふんぬッ!!」パパパパパパ!!
(;^o^)「ぎゃあああああああああああ!!!!」
(#^ω゚ )「ホライゾンラリアットォ!!!」ドコーン!!
(;^o^)「ぐええええええええええええ!!!!」
だが、攻勢に出た所で結果は同じであった
(ナ#'A`)「久しぶりじゃねえか…ここで何してやがる」
( ゚∋゚)「おい…口の利き方に気をつけろよ。またボコられてえのか?」
( ゚∀゚ )「靴舐めるなら許してやんねえこともねえぞ。嘘だけど」
( ^^)「ですよねwwwww校舎裏コース確定ですわwwwww」
( ´_ゝ`)「…松千代第二中の同窓会だな」
(´<_` )「最悪の連中と、だけどな」
ミ,;゚Д゚彡「知っているのか…?」
(#^ω^)「ハインの一喝で黙るようなヘタレ野郎共だお。恐れるに足らないお」
( ゚∋゚)「『ハイン』?」
三人が大声をあげて笑い出す
ドクオとブーンの怒りのボルテージが上がった!
( ゚∋゚)「怒髪天なぁ…ある日急に転校したから、心配したぜえ」
( ゚∀゚ )「一体何があったんだろうなあ捗?知ってるかお前?」
( ^^)「西川さんにボコられたとかじゃ無いっすかねwwwww」
(#^ω^)「ッ!!お前ら、まさか…」
( ゚∀゚ )「こそこそと誰かさんと逢引してっからよお…その隙を突いたらチョロかったぜえ…そこのキモオタが割り込んできた時は笑えたしな!!」
そう言ってドクオを指差した
(#^ω^)「お前らが…お前らがハインを…」
(ナ# A )「…」
( ゚∋゚)「女子の癖に調子に乗りすぎだったんだよあのアマは!!目障りだった!!」
( ゚∋゚)「あいつが消えてからの学校生活は楽しかったぜぇ!!カツアゲし放題暴力振るい放題だ!!」
( ^^)「しかも、西川さんの側近になれたっすからねwwwwwそこらの不良はみんな俺らに頭下げてったしwwwww」
( ゚∀゚ )「そういう点では、いい活躍したよなぁ高岡は!!あの女も今じゃ西川さんのペットだ!!」
(ナ A )「……おい、今…なんて言った?」
( ゚∀゚ )「聞こえなかったか露出魔!?今じゃ人間の尊厳すらねえペットに成り下がったっつってんだよ!!いや、『成り上がった』が正しいか?」
( ゚∋゚)「ちげえねえwwwwww」
(´<_`;)「なんて事を……」
(ナ A )「『いるんだな?』ハインはここに、いるんだな?」
( ^^)「そこにたどり着く前にお前らは死ぬんだけどなwwwwwwwww」
( ゚∋゚)「その通り!!西川さんの敵は俺たちが殺す!!」
( ゚∀゚ )「っつーわけで、お前ら!!まとめてやっちまえ!!!!」
やり取りを見ていた不良達と、上の階からの新手が
命令を聞き一斉に襲い掛かってきた
(ナ# A )「目ぇ閉じて耳塞げ」
村学班は同時に、瞼をキツく閉じ耳に手を当てた
不良達はその指示を、聴く事が出来なかった
瞬間、爆発に匹敵する『破裂音』と『閃光』が、ドクオの尻から発せられた
窓ガラスは爆音の振動で割れ、階下に降り注ぐ
外で戦っていた連中は、敵味方関係なく一瞬だけ動きを止めた
(; ∋ )「ぐぁッ…」
音と光をまともに受けた不良の殆どが失神
比較的軽度の者でも、目と耳を一時的に使えなくなるダメージを受けた
(ナ# A )「ありがとよ、元クラスメイト諸君。お前らゲス野郎共のお陰で、俺はまた一つ強くなることが出来た」
ドクオは鳥岡の頭を掴みあげ、廊下に叩き付けた
ブーンはもう二人の胸倉を掴み、壁に押し付ける
(;´_ゝ`)(なんて奴だ…スタンに匹敵する光と音を『尻』から放ちやがった…どこまで人間離れしていくんだこいつは…)
(;-_-)「チカチカする…」
防御体勢を取っていた村学班でさえ、しばらくは立ち上がれないダメージを受けた
まともに立っていたのは、放った本人であるドクオと
(#^ω゚ )「さぁ、連れてってもらうお。お前らのボスの所に」
(; ∀ )「はyあs…」
(; )「ア……」
怒りに燃えるブーンだけであった
因縁の激突が、近づいていた
―――――
―――
―
( ^ω^)「…おいおい、穏やかじゃあねーな」
先ほどの爆発音で、屋根から埃がパラパラと降る
まさか爆弾まで持ち合わせているとは思いもしてなかった
从メ∀从「…」
驚きからか、手を舐めるハインの動きが止まった
西川の指は既に、彼女の涎でふやけていた
( ^ω^)「…どうした?続けろ」
从メ∀从「…」
頬を叩き再開を促すが、ハインは固まったままだ
もう一度躾ける必要があるか、と西川は考えたが
これ以上ハインを痛めつけ、汚すのは忍びないと改めた
从メ∀从「ド…ク……」
( ^ω^)「…?」
それは、虫の息に近い擦れ声だったが
『どく』と、ハインが喋ったのを耳にした
『毒』とは何か?と考えを廻らせていると
扉が派手な音を立て、破られた
(メ ∋ )「」
( ^ω^)「…」
扉を壊した主は、意識の無い鳥岡
額には大きな瘤が出来ており、何者かに倒されたことがわかる
西川は、扉の方向に顔を向けた
「三年……鍛え続けた」
聞き覚えのある、声だった
ハインを拉致した夜、隣にいた男の声
「今度こそ、ハインを救うために。お前を、ぶちのめすために」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「ん…?」
西川は、自分でも気がつかない内に座っていたソファーから立ち上がっていた
ドアの向こう側から発せられる『プレッシャー』が、彼を動かした
( ^ω^)「…そう言えば、お前の名前聞いていなかったな」
( ^ω^)「誰、お前」
(ナ'A`)「欝田ドクオ、ハインを救うヒーローだ」
.
( ^ω^)「ハッ…ヒーローと来たか…まるでRPGの勇者様だな」
「そしてこの俺がァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ヒーローは、一人だけじゃ無かった
勢い良く飛び込み、殴りかかってきたそいつの攻撃を、寸での所で避ける
(#^ω^)「内藤ッ…ホライゾン様じゃあああああああああああああああああ!!!!!」
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「お前か、俺とクリソツの男ってのは」
(#^ω゚ )「死ねッ!!」
( ^ω^)「おっと」
ブーンのパンチを避け、踊るようなステップで間合いを取る
( ^ω^)「おいおい、会話もロクに出来ねえのかよ」
(#^ω^)「てめえと話すことなんざねえよ!!」
( ^ω^)「つれねえこと言うなよ!!俺たちゃ生き別れの双子かもしんねえんだぜ!?」
(#^ω^)「内藤の血筋にてめえみてえなド外道はいねえよ!!ケツにTENGAぶち込むぞ!!」
(ナ'A`)「おい、ハインはどこだ」
( ^ω^)「あー?俺のハニーほらそこに繋いでるだろうが」
親指でソファーの方向を指す
部屋の隅に打たれたに鎖が繋がれてあり、ソファーの後ろまで続いていた
その先に、ハインがいると言うことだろう
(ナ;'A`)「ハイッ…」
( ^ω^)「っとぉ!!」
西川が投擲したバタフライナイフが、ドクオの頬を掠める
ナイフは壁に当たり、床を撥ねた
( ^ω^)「連れて行きたきゃ、俺を倒してからにするんだな?ん?」
(ナ'A`)「元から…」
(ナ#'A゚)「そのつもりだッ!!」
床を蹴って西川の顔面へと殴りかかる
同時に、ブーンも動いた
(#^ω゚ )「だおッ!!」
ボディ狙いのパンチを放つ
( ^ω^)「…」
(;^ω゚ )そ「!?」
頬に鋭い痛みを感じ、ブーンの拳は空を切る
(ナ;'A゚)そ「ガッ!!」
顎に爪先の蹴りを喰らい、ドクオの体は宙に浮いた
そして、二人同時に地面へと崩れ落ちた
( ^ω^)「…」
( ^ω^)「ショボイ」
マッチョ二人の攻撃を、同時に反撃
西川は上げた左足をゆっくりと下ろした
(ナ;'A゚)(…つ……)
(;^ω^)(……つっ…)
(ナ;'A゚)
(強いッ!!)
(;^ω^)
一撃喰らっただけで分かる、相手の強靭さ
伊達に数百の不良を一まとめにするボスでは無かった
(ナ;'A゚)(だがっ…俺達だって!!)
(;^ω^)(強くッ…なったんだお!!)
二人は立ち上がる
この三年間で手に入れた強さを支えに
戦える強さを
逃げ出さない強さを
(ナ#'A゚)「ここでッ…倒れてる場合じゃッ…!!」
(#^ω゚ )「ねえええええええんだよおおおおおおおお!!!!!」
( ^ω^)「いいねえ、シビれるねえ…これは壊し甲斐がありそうだぜ」
( ^ω^)「そんなお前らにご褒美をくれてやろう」
西川は、ソファーの縁を踏み、勢い良く蹴り滑らせる
その後ろから、二人がずっと捜し求めていた人物が姿を見せた
(ナ;'A゚)「……ハ」
从メ∀从「」
(ナ;'A゚)「ハイン…!!ハイン!!」
(;^ω゚ )「嘘…だろ…」
変わり果てた彼女の姿に呆然とする二人を余所に、西川は話を進める
( ^ω^)「徹底的に躾けることで、俺好みに調教させてもらった…今やハインは犬と同じようなもんさ」
( ^ω^)「お前らの学校の生徒を『ニセ怒髪天』に襲わせたのは、外部の繋がりを消すため…事件が大事になりゃ、ハインは大手を振って歩けなくなるからな」
( ^ω^)「その点は警察に『協力者』がいて助かったぜ…しばらくすりゃ捜査は中断、高岡ハインは危ない人物として世間に知れ渡る。そこで、この俺が面倒を見てやるってワケだ」
( ^ω^)「最後の仕上げは、こいつの目の前で『決定的な何か』をぶっ壊すこと…この意味は分かるか?」
(ナ;'A゚)「…」
(;^ω゚ )「…」
二人は答えなかった
話が頭に入っているのかも定かではなかった
目の前の惨状に、言葉も思考も止まってしまった
『手遅れだったのか』という後悔だけが、じわじわと広がっていった
( ^ω^)「それは…なっ!!」
ドクオの腹を蹴り飛ばす
まるで人形のように力無く、ドクオは床を転がった
(ナ;A;)「ハイン……ハイン…」
从メ∀从「…」
目の前には、変わり果てた愛しの人の姿
その有様に、ドクオはむぜび泣いた
( ^ω^)「助けにきたお前らを、目の前でぶっ殺すことで、『最後の希望』を消す」
( ^ω^)「そうすりゃあなっ!!」
ドクオの『尻』を勢い良く踏みにじった
( ^ω^)「二度と正常には戻れない、『廃人』が出来上がるのよ…」
(;^ω゚ )「お前…は……」
(#^ω゚ )「お、おおおお、おおおおおおおおおおおお!!!!!!」
再び怒りを燃やしたブーンが飛び掛るが
( ^ω^)「人の恋路はッ!!」
肘打ちで迎撃され、右瞼がパックリと割れた
その勢いで、壁に衝突する
(;メω )「あぐっ!!」
( ^ω^)「邪魔するもんじゃねえぜ…内藤ホライゾン君よ…」
(ナ;A;)「ハイン…ハイン…」
ドクオは、届いているのかも分からない彼女の名前を繰り返す
こんなにも近くにいると言うのに、余りにも遠いと感じられた
从メ∀从「…」
(ナ;A;)「俺は…遅かった…遅すぎた…」
从メ∀从「…」
震える腕を伸ばし、彼女に触れようとする
その手が届く前に、西川の片足に踏み潰された
( ^ω^)「おい、人の女に気安く触るんじゃねえよ」
(ナ;A;)「おお……おおおおおおおお!!!」
从メ∀从「…」
廃人寸前のハインを前に、心が折れかけようとしていたその時
(ナ;A;)「あ…」
彼女の口が、僅かに動いている事に気がついた
母音の『お』
母音の『う』
母音の『お』
この三つを、繰り返していた
(ナ;A;)「…」
『ドクオ』と、繰り返していた
声は、想いは、確かに届いていた
手遅れじゃないと、まだ彼女の『心』は西川に支配されていないと
ドクオの魂が、再び熱く、燃え上がった
♪Linkin Park - Given Up
http://www.youtube.com/watch?v=0xyxtzD54rM
.
『パァン!!』
(;^ω^)そ「ッ!?」
破裂音と共に、『尻』を踏みつけていた足に激痛が走り思わず飛びのいた
(;^ω^)「なんだ…?」
(ナ A )「…」
また、『パァン!!』と破裂音
その音は、今まで踏みつけていた男の『尻』から聞こえてきた
今までに無い反撃に、西川は唾を飲み込む
(ナ A )「……」
その音はリズミカルに、手拍子のように続いた
自らを鼓舞するかのように
(ナ A )「まだ…最後まで、壊れちゃいない…ッ!!」
ゆっくりと立ち上がり、西川と対峙する
涙は引き、後悔の念は去り、残っているのは怒りと闘争心
(ナ# A )「だったら俺らもッ!!最後まで壊れるわけにはいかねえよなぁ!!ブーン!!」
(#メω^)「おおッ!!」
(;^ω^)(しまった…挟まれた!!)
背後にはブーン、正面にはドクオ
しかも闘志は今まで以上
思わぬ失態に、西川は自らに舌打ちした
(ナ#'A`)「勝負はッ……これからだッ!!覚悟しやがれ西川ホライズン!!」
(#メω^)「ぶっ壊れるのは、お前だおッ!!」
( ^ω^)「ほざけ…」
(#^ω^)「ザコ共がッ!!」
从メ∀从「…」
从メ∀从(あれ?ここは?)
从メ∀从(どこだろう?)
从メ∀从(誰か…)
.
高岡ハインは、ある『音』に導かれ目を醒ました
手拍子のようで、それにしては力強い
なんだか懐かしく、可笑しく、暖かい音を
そんな音を放つ人物に、心当たりがあった
从メ∀从「…」
霞んでいた視界が、ゆっくりと晴れ
彼女に影を差す『誰か』を見上げた
大きな、背中だった
大きくて、強靭で、しっかりと立つそれは
相反するはずの『小さな背中』と、ピッタリと一致した
从メ∀从(…ああ、お前はまた、俺を助けにきてくれたんだ……)
探していた王子様は、意外なほど近くにいた
从メ∀从(ドクオ…)
いつか見た背中と共に、再び彼女の前に参上した
今度は『王子様』では無く
『救いのヒーロー』として
/|_________ _ _
〈 To BE CONTINUED…//// |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ~  ̄
.
次回
『マーケティング・レンタルコミックス』
最終話
『あの日をもう一度』
otuuuuu クソッ…なんでケツが鳴るたび胸が熱くなるんだ…
自分の説明力の無さと語彙力の無さを痛感します
やっぱシリアスは苦手よ…
最終話は次スレ立てて投下しますので、このスレは自由に使ってください
最近マンネリなんでオナネタとか教えてくれたら幸いです
あ、ホモは結構ですので
最近はこればっか聴いてます
http://www.youtube.com/watch?v=HTN6Du3MCgI
乙ー
いろいろ言いたいことはあるが、最終回で全部吐き出させてもらうぜ
乙乙
>>1 の性癖がよくわからんがホモでいいの?(適当)
('A`)×从 ゚∀从なら猟奇的な姉貴オススメ
ドクオのケツ強すぎwww
ケツ万能説
ケツすげえ
乙
今回のMVPは間違いなくケツ
スタングレネードケツ式
>>878
ぉK
いきなりゴメンよ
>>1 に質問なんだけど、嘘予告スレに書いたのを拾って作品書いてもいい?
具体的にはこれなんだけど
http://boonzone.web.fc2.com/ouki_syougun_saikyou.htm
>>1 が書くなら辞めとくよ
ケツ鳴らすのは諦めるわ
流石にハードルが高かった…
>>887
なんで挑戦してんだよ…… 人間辞める気か?
>>886
俺ですら忘れてた嘘予告をよく引っ張ってきたなwwwww
ストーリー設定や武器の選択に一枚噛ませてくれるならいいよ
つーかもう共同でやっちゃいたい気分だけど
ムカデ人間がついに他の作者と連結(合作)されるのか……!!
つか、俺もお前のせいでガチムチドクオのギャグが書きたくなってきたんだけど
>>890
ガチムチってあれだぞお前、パンツレスリングの人みたいに筋肉の上に程よく脂肪乗ってる人の事を言うんだぞ?
うちのドクオは筋肉だけを追い求めたガチガチ体型だからガチムチじゃないぞ?
>>889
SSの執筆経験乏しいから、手伝ってくれるならこちらとしてもありがたいんだけど
あらチーリスペクトどころかほぼまるパクリで、話数の区切り毎に次の話で登場するAAと武器を安価で決めて戦闘シーンを書くみたいな、かなりゆるーい感じの安価スレにするつもりなんだよ
だから、武器の選択に関しては噛ませられない・・・というか噛ませようがない
それに俺、キングダム見たことないんだ・・・
>>892
まぁとりあえず書く段階になったら教えてくれ
嘘予告書いた側としてもふんわりとした設定とかあるから、そういうの伝えたいし
なによりまず先にキングダムを読まないと始まらないしで…
>>891
知るかよバカwwwww
>>892
安価処理はSS書くのとはまた違った能がいるから大変だぞ
執筆するなら謄将軍のファルファル音が鳴る刀も出してくれよ
あれ好きなんだよ
緑穂とタジフハンマーも頼む
>>893
実はもう最初の安価までは書けてる
が、この分だとお蔵入りしたほうがよさげかな
キングダム30巻まとめ買いしてからまた投下するか考えるわ
お目汚しスマン
>>897 ションベン
いいこと思いついた。お前、俺のスレの中で投下しろ
男は度胸、なんでも試してみるもんさ
>>898
いや、辞めとく
キングダム要素があの作品にとって重要なファクターだったみたいだし
それを欠いた状態で設定だけ真似ても、きっと原案者の満足できるものは出来ないだろうから
じゃ、もうROMに戻るわ
最終話頑張って
>>899
oh……アタシ、待ってるから!!いつまでも待ってるからね!!
このスレ自由に使っていいなら、>>1 に成り代わってガチムチ筋肉漫画のマーケティング二次創話を作書いてみたいんだけど
>>1 に成り代わってムカデ人間になりたい?(難聴)
>>901
いいよいいよもう二次創作でも丸パクリでもコピペでもなんでもやっちゃってむしろやってくださいお願いします
何なら別作品のネタとか嘘予告とかももう全部自由にしちゃっていいから、どんなクソスレでもお兄さん怒らないしむしろ悦ぶから
わーい!それじゃ制作にかかりますね!
あと、このスレの最終話っていつ頃になりそう?
可能なら最終回と同時投下とかやってみたいんだけど
えっ、ちょ、そんなのわかんないよぉふええ…
いっそのことドクオの誕生日の12月27日にする?
酷い便乗売名行為をみた気がする
>>1 の意向に任せるぜー
同時投下が便乗売名に見られるなら控えるよ
ω・`)キングダムまとめ読みとかガクブルやな
こないだこのスレの影響受けて漫喫でキングダム一気読みしたら十二時間経ってたわ
乙!
笑っていいのか興奮していいのかわからんがとりあえずスタン並みの尻に笑った
いつからこの話はマーケティングコミックから尻バトルになったんだろう
しかしこの話が終わると創作板で追いかけている作品がまた一つ無くなるな
ちょっとさみしい
ペルソナと街狩り以外は全作読んでる俺にはたいした問題ではない
これが終われば不細工とか序章のやつとかの続きが始まるだろうから
※ペルソナと街狩りは話が長すぎて読み始めるのに覚悟がいる為躊躇してる
>>907
いいよいいよ何やってもいいよ気にすんなよガンガンイこうぜ
この作品で村人を知って聞いてみようと思ったけど、レンタル置いてなかったよ……
前から気になってたんだけど、そのカッコイイ阿部さんのAAってどこにあるの?
ふわーい。二次創作書き上がったよー!!
思いの外長くなっちゃったから小出しに投下させてもらいますね!!
.
瞬殺!CQB(チキュービー)三秒クッキング!
('A`)「まず服を脱ぎます」ヌギッ
( ^ω^)「はい」
('A`)「次にリンゴを用意します」
( ^ω^)「はい」
('A`)「ケツに挟みます」ムリュッ
( ^ω^)「はい」
('A`)「圧搾します」パシャァァァンッ
('A`)「これがご家庭で出来る簡単リンゴジュースの作り方だ! みんなもやってみよう!」
( ^ω^)「リンゴもったいないしケツびっちゃびちゃだしお前以外誰にも出来ないしもうなんか帰れよ」
・提供・
『男なんてみんなボウヤよ』
グッドテイスト、ナイスChikubi
.
.
マーケティング・レンタルコミック二次創作『 真夏の夜の筋夢』
.
注※時系列的には漢泊まり夏合宿後、夏休み終了間際のお話……。
8月末日
('A`)「夏休みもあっという間だったな…」
( ^ω^)「実に充実した夏休みだったお…」
('A`)「ああ、思い出いっぱいの夏休みだったな…漢泊まり夏合宿とか、みんなで海に行ったこととか、ホラー映画見たこととか」
( ^ω^)「全部同じ日の思い出やないかーい」
('A`)「お前だって似たようなもんだろうが。夏休みの4/5を俺んちで過ごしやがって」
( ^ω^)「ほぼ毎日筋トレしてただけだけどな!」
('A`)「お前のせいで箱買いしてたプロテイン半分持ってかれた」
( ^ω^)「見られると筋トレが捗るからしょうがない」
('A`)「確かに」
.
.
( ^ω^)「夏休み終了まであと10日…宿題に追われるようなこともないし、筋肉には乳酸が満ち満ちている」
( ^ω^)「あとは残りの10日をどうやって潰すかだけだお」
('A`)「夏休みの初めに教えてやったWeb漫画は?」
( ^ω^)「面白いけど、長時間読んでると目が疲れる」
('A`)「あぁ…さすがの俺たちも眼球は鍛えられないからな…」
( ^ω^)「ま、紙媒体が目に優しいって訳でもねーけど、今の気分は普通の漫画だお」
( ^ω^)「たまには夏の終わりを感じるような、ノスタルジックな漫画でも紹介しやがれ」
('A`)「おいおい、何言ってんだブーン…俺たちの熱い夏は、まだ終わっちゃいねぇだろ?」
( ^ω^)「!?」
('A`)「俺はこれまで、数多くの漫画を紹介して来た」
('A`)「リョナラー歓喜な女の子モツチラ漫画、失恋を癒す黒髪美少女漫画、漢を感じるジャイアントキリング漫画……そしてキングダム、嗚呼キングダム」
( ^ω^)「キングダムは漫画のジャンルじゃねぇ」
('A`)「その中には、お前が今回所望したようなノスタルジックな物も確かに存在する」
('A`)「だが、お前は移り変わり過ぎ行く季節を惜しむだけの、ただの軟弱者か?」
('A`)「せめて読むものだけでも、熱く魂のたぎるような物をとは、思わないのか?」
( ^ω^)「…じゃあ、お前が思う夏の終わりの熱い漫画とは?」
('A`)「自分でも意外だったが、このジャンルの漫画を俺はまだ紹介していなかった」
('A`)「それが漢の象徴…筋肉漫画だ」
( ^ω^)
.
.
( ^ω^)「ごめんドクオ…あなたの気持ちは嬉しいけど、キングダムはちょっと…」
('A`)「誰がキングダム紹介するっつったよ」
( ^ω^)「パパがキングダムジャンキーには関わるなってウルサくて…」
('A`)「人の話を聞け。あとその好感度上げきらずに告白した時のギャルゲみたいな台詞止めろ」
( ^ω^)「でも筋肉漫画なんて縛り入れたら、お前絶対キングダムを筆頭に挙げるだろ」
('A`)「バカだな、ブーン。確かにキングダムは青年漫画の最高峰だ。バトル漫画としても中国歴史漫画としても軍事軍略漫画としても萌え漫画としてもな」
( ^ω^)「キングダムに萌え要素を見出だすジャンキーこわい」
('A`)「だが、一番高い峰に登り詰めて他の山が疎かになるほど、俺のケツ筋は腐っちゃいねぇぜ?」
( ^ω^)「お前は登山するのにケツ筋駆使すんのか」
('A`)「え? お前しないの?」パァンパァン!!
( ^ω^)「鳴らすな、ケツを向けるな」
('A`)「それに、高い峰に登ればさらに高い山の頂きが見えるってこともある。どんな分野でも視野は広いに越したこたぁねぇのさ」
( ^ω^)「その例えがバガボンドのパロディって気づく奴は多分創作板にはいねぇお」
.
.
( ^ω^)「…まぁいいか、せっかくの紹介だし付き合ってやるお。ヒマだからな!」
('A`)「はいはい、上野顕太郎乙」
( ^ω^)「っと、その前に……」
( ^ω^)っ白 ポチポチメルメル
('A`)「どこにメールしてんだ?」
( ^ω^)白「姉御とハインと、その他いつものメンバーに一斉送信」
(;'A`)「バッ……なんでわざわざ他の奴まで呼ぶ!?」
( ^ω^)「いやほら、紹介する漫画のジャンルがジャンルだし、俺一人だとツッコミ間に合わないかなーと思って」
(*'A`)「バカ野郎、漫画紹介くらいで大袈裟にしやがって……」ソワソワ
( ^ω^)白「嬉しそうにしやがって……」
('A`)「けど、そしたら他の奴らが来るまで時間空くな」
( ^ω^)「すぐに紹介、って訳にはいかないおね」
('A`)
( ^ω^)
('A`)「脱ぐか」
( ^ω^)「脱がいでか」
.
.
〜数十分後〜
从 ゚∀从「おいすー」
川 ゚ -゚)「呼ばれたから来た」
<ヽ`∀´> 「お邪魔しますニダ」
('A`)「おう、よく来たな級友ども…」
( ^ω^)「待ちくたびれてレッグカール100本始めるとこだったお…」
从;゚∀从「うぉい!! いきなりパンイチでお出迎えかよ!!」
川 ゚ -゚)「来て早々ずいぶんと目に毒な物を見せてくれる」
<ヽ`∀´> 「この空気…もしや『漢誉れ筋肉讃歌』ニダか?」
('A`)「さすが俺たちのニダー……場の空気だけでそれを察知するとは」
( ^ω^)「あなどれぬ漢よ…」
从;゚∀从「何、その漢なんとかって気持ち悪ぃの?」
('A`)「説明しよう!! 『漢誉れ筋肉讃歌(おとこほまれきんにくさんか)』とは、お互いの筋肉を誉めあい肉体のポテンシャルを高める、まさに漢のための儀式である!!」
( ^ω^)「気持ち悪いだぁ!? 見よ、この筋肉!! そして敬え、崇めろ、奉れッッッ!!!」
从;゚∀从「今まで聞いた中で最低の部類に入る儀式だ…」
('A`)「ブーン…お前の胸鎖乳突筋、最高だったぜ…」
( ^ω^)「ドクオの外斜腹膜筋も、いい仕事してたお…」
<ヽ`∀´> 「ウリも参加したかったニダー」
川 ゚ -゚)「止めなさいニダー、変態が感染るぞ」
.
.
从;゚∀从「ドクオが面白れぇ漫画教えてくれるっていうから来たけど…お邪魔だったか?」
('A`)「自分から呼んどいて邪魔なんてことあるかよ。とりあえずウェルカムドリンクのプロテイン牛乳いかが?」
从;゚∀从「いや、いらん」
( ^ω^)「筋トレ後のプロテインミルクの美味さを知らないなんて人生損してるお」
从;゚∀从「そもそも筋トレしてねーから!!」
川 ゚ -゚)「全く……せっかく五十回目のジョジョ通読に挑戦していたというのに、とんだ邪魔が入ったものだ」
( ^ω^)「さすが姉御ッ!!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!!」
('A`)「そこに痺れる憧れるゥッ!!」
川 ゚ -゚)「これで下らん漫画を紹介したら、血を見るからな?」
('A`)「努力はするよ。まぁとにかく適当に座ってくれ」
川 ゚ -゚)「その前にお前らさっさと服を着ろ、見苦しい」
.
.
<ヽ`∀´> 「あれ? 木原くんと上条くんとヒートちゃんは来てないニダ?」
( ^ω^)「宿題ためちゃってるから今日は来れないんだと」←服着た
('A`)「あいつら後でデビルトムボーイ(ケツ筋挟み)決定だな」←服着た
川 ゚ -゚)「10日前に取り掛かってるなら、充分間に合うだろうに」
( ^ω^)「アサピーとモララーは塾の宿題もあるから大変みたいだおね」
从 ゚∀从「ヒートは?」
( ^ω^)「あの娘はほら、学力がアレでアレな可哀想な娘だから……」
从;゚∀从「あぁ、そういう……」
川 ゚ -゚)「他人事のように言ってるが、ハインだって宿題終わってないだろ。後で私とマンツーマンだからな」
从;゚∀从「げぇ、飛び火った……」
( ^ω^)「姉御とマンツーマン(意味深)」
('A`)「おい止めろ」
.
.
川 ゚ -゚)「それで、今日はどんな漫画を紹介してくれるんだ?」
('A`)「おぅっ、よくぞ聞いてくれた!!」
(ーAー)「漢ならば、そうでなくとも読むべき漫画がある…!」
(#'A`)「今回俺が紹介するのは、村学生なら一度は読んで然るべき、筋肉漫画だ!!」
从;゚∀从「き、筋肉漫画…?」
<ヽ`∀´> 「なんだか暑苦しそうなジャンルニダ…」
( ^ω^)「この部屋で一番暑苦しい筋密度してるお前が言うな」
川 ゚ -゚)「筋肉ならジョジョで間に合ってるんだが。それを敢えて紹介する意図を教えてもらおうか」
('A`)「ノンノン、姉御。確かにジョジョも大別すれば筋肉漫画にカテゴライズされるだろう」
('A`)「だが今回紹介する漫画は、爛れたゆとり細マッチョ隆盛の時代にあって、第一部のジョジョより濃いマッチョ漫画だと断言できる」
川 ゚ -゚)「ほう…面白い。例え一要素とはいえ、ジョジョを凌駕する漫画があるとは思えないがな?」
<ヽ`∀´> 「男塾より濃いニダか?」
('A`)「剣桃太郎以上、江田島平八未満ってとこかな」
<;ヽ`∀´> 「それはなかなかの濃さニダね…」
从;゚∀从「会話の内容についてけねぇよ…」
( ^ω^)「一般人が直視すると脳を犯されるからあんまり見ちゃダメ」
.
.
('A`)「それじゃあまずは、比較的有名なとこから行ってみようか」
タイトル:『孤独のグルメ』
原作:久住昌之/作画:谷口ジロー
( ^ω^)「筋肉…漫画…?」
(#'A`)「筋肉漫画やろが!! ガッチムチのオッサンが飯を食う筋肉漫画やろが!!」
( ^ω^)「その言い方はちょっと語弊があるような…」
(#'A`)「主人公の井之頭五郎が飯を頼む!! 豚が被る!! トホホ顔になる!! 出鼻を挫かれる!!」
( ^ω^)「おk、分かったから興奮するな。紹介だけはちゃんとしろ」
川 ゚ -゚)「この漫画、ヒートが好きだったな。確かドラマ化もされていたと思うが…」
('A`)「そう。連載期間が94年から96年、ドラマのスタートが2012年だから、足掛け18年もかかってる」
('A`)「だが逆に言えば、それだけ長い間読まれ続け、支持を得ていた漫画だってことでもあるな」
从 ゚∀从「へー、見た感じそんなドラマ映えしそうな漫画でもないけどなぁ」
('A`)「確かに、他の青年漫画に比べりゃ格段に地味だよ」
('A`)「なんせ主人公がやることと言えば、本当に飯を食うだけだからな」
.
.
('A`)「主人公、井之頭五郎は、食べる。それもよくある飯屋や、軽食屋でだ」
('A`)「決して特別でないその行為に、そして思わずあるあると頷いてしまう失敗談の数々に、親近感や共感を覚える人間は多い」
('A`)「そしてなんと言っても孤独のグルメと言えば、五郎語録とも言うべき名言が多々存在するのが印象深い」
( ^ω^)「うおォン!!」
<;ヽ`∀´> 「ひぃっ!?」
从;゚∀从「何いきなり奇声上げてんだよ!?」
('A`)「違うぜハイン、『うおォン』の後には『俺は人間火力発電所だ』って続けてやらないと」
( ^ω^)「うおォン…うおォン…」
('A`)「ほら、行き場を無くした『うおォン』がしょんぼりしてらっしゃる」
( ^ω^) シュン
从;゚∀从「意味が分からん……けど逆に漫画には興味出た、かな?」
川 ゚ -゚)「確かに食事というのは、人種国籍問わず普遍的な行為の一つだからな」
.
.
川 ゚ -゚)「ところで、件の筋肉要素はこの漫画のどこに生きてるんだ?」
('A`)「そりゃもちろん、アームロック一拓に決まってるだろ」
( ^ω^)「呉さん! 呉さん!」
川 ゚ -゚)「狭い室内ではしゃぐなむさ苦しい」
('A`)「己の食への拘りのためなら、例えその店の店長だろうとアームロックで懲らしめる!! ィヤッハァッ!!」
( ^ω^)「これにはバイトの呉さんも思わず困り顔!! ヒャッフゥッッ!!」
<ヽ`∀´> 「急にテンションが上がったニダ」
(*'A`)「やだ…ブーンの腕、すごく逞しい…アームロックかけていい?」
( ^ω^)「ふふふ、やんちゃな仔猫ちゃんだ。俺の下半身の呉さんもそれ以上イケないって言ってるぜ?」
从 ゚∀从「何これそういう漫画なん?」
川 ゚ -゚)「ほっとけ、恐らく勝手に言ってるだけだろう」
<;ヽ`∀´> 「女性陣もいるんだから下ネタは控えて欲しいニダ…」
(#'A`)「あァン!? 孤独のグルメのどこが下ネタだと!?」
川 ゚ -゚)「下ネタはお前らの存在そのものだ」
.
.
川 ゚ -゚)「だが、漫画自体は思ったよりも面白そうではあるな。後で貸してもらえるか?」
<ヽ`∀´> 「ウリも読んでみたいニダ!」
('A`)「本当は又貸しは勘弁してほしいとこだがな。まぁ今回はいいだろ」
('A`)「ただし貸出期限は一週間だ。それを一秒でも過ぎたら例え姉御でもその顔面ケツに挟んで絞め落とす」パァンパァンパァン!!
从;゚∀从「無駄に厳しいな…俺も読みてぇんだけど、一週間で間に合うか?」
川 ゚ -゚)「ならば、ヒートも単行本を持っていたはずだから、私はそちらから借りよう。お前はニダーから借りればいい」
从 ゚∀从「うぃっす。あざっす」
<ヽ`∀´> 「なるべく早く回すように心がけるニダよ」
('A`)「それじゃあ貸出の諸々が解決したところで、次の作品に行ってみましょーかねー!!」
( ^ω^)「なんか本編よりいろいろ雑ゥ」
('A`)「はいはいメタネタイクナイ。二次創作なんて所詮こんなもんよ」
.
とりあえず今日はここまで。
なんだ二次創作か…と思って読み進めたらかなりガチで書いてんのな
本物そっくりで面白いわ
そうそう、こういうのがいいんだよ
こんな感じの本や映画の紹介が見たかったんだよなぁ
二次創作の続き投下します。
.
('A`)「お次の作品は、こいつだ!」
エグゾスカル零
作者:山口貴由
掲載誌:チャンピオンRED
出版:秋田書店
( ^ω^)「出たぜ、秋田書店の赤い核弾頭……!!」
从 ゚∀从「なんだそれ」
<;ヽ`∀´> 「どういう異名ニダか…?」
('A`)「チャンピオンRED…連載陣の濃さとアナーキーさから、いつしかマニアの間で『赤い核実験場』と呼ばれるようになった雑誌だ」
('A`)「そしてその雑誌の中でも核弾頭の二つ名を持つほど、飛び抜けて濃い話を描くのが山口先生なんだよ」
( ^ω^)「素手による去勢と麻酔無しの手術は今でもトラウマっす」
川 ゚ -゚)「なんだ、変態御用達漫画か」
('A`)「シグルイに関してはあながち否定出来ないから困る」
从;゚∀从「おいおい、グロいのはホラー映画だけで結構だぜ?」
<;ヽ`∀´> 「ウリもグロ要素がある漫画は遠慮したいニダ…」
('A`)「そう言ってくれるな。山口作品なんてムカデ人間に比べれば初級者入門レベルよ」
( ^ω^)「ハイター博士の狂気は止まるところを知らないな…」
.
.
('A`)「舞台は遠未来。人々は貧困、飢餓、暴力などの『悪』から解放された、恒久的に平和な社会に住んでいた」
('A`)「主人公である『葉隠覚悟』は、悪事を働く全ての組織を壊滅させた後、お上の命令で長い眠りにつくこととなる」
('A`)「しかしその眠りから覚めた時、世界は見るも無残に荒れ果て、命を懸けて守った『牙なき人々』は消え去ってしまっていた」
('A`)「人々を守るはずだった戦士の葛藤、孤独。それらを内包して覚悟は、無敵の鎧『エグゾスカル零』と共に絶望の中を行軍していく」
('A`)「あらすじは大方こんなとこかな」
川 ゚ -゚)「なんか普通に面白そうなのが腹立つ」
('A`)「俺への評価と漫画の評価は別でオネシャス」
<*ヽ`∀´> 「主人公の着てる鎧がカッコいいニダね! ウリもこういうの着てみたいニダ!」
( ^ω^)「ヤだ、小学生並みの感想なのにニダーが言うとそこはかとなく可愛いじゃない…」キュン
('A`)「こういう時萌えキャラって得よねぇ。やんなっちゃうっ!」パァンパァンッ
从;゚∀从「嫉妬が行き過ぎてケツ鳴ってんぞ」
.
.
('A`)「ちなみにその鎧…正式名称は『強化外骨格』っていうんだが、作者の談によると仮面ライダーアマゾンをモチーフにしてるらしいな」
从 ゚∀从「ん? 正式名称って、そのエグゾなんとかじゃねーの?」
('A`)「それは個体名だな。この世界には零の他にも複数の戦闘用鎧があって、それら全てを総称して『強化外骨格』と呼ぶ」
<*ヽ`∀´> 「確かに、男心をくすぐる造形してるニダ。特撮好きには堪らないニダね!」
川 ゚ -゚)「子供のように瞳を輝かせながら漫画内の装備について語るニダー…」ジュル
从 ゚∀从「姉御、よだれよだれ」
('A`)「ですが、そんなニダー君に残念なお知らせがあります」
<;ヽ`∀´> 「ニダッ!?」
('A`)「この漫画、強化外骨格装着者同士の戦闘が大きな見所ではあるんだがな…」
('A`)「こいつら基本的に、闘う時は全裸です」
( ^ω^)「おい」
<;ヽ`∀´> 「な、なんだってー!?(AA略
」
.
.
<;ヽ`∀´> 「なんでニダ!? こんなゴツい鎧持ってるのに着ないニダか!? っていうか全裸で戦闘って…!?」
('A`)「オーケィ、ちょっと落ち着いて顔離そうか。近すぎて鼻息当たっていろいろ感じちゃう」
川 ゚ -゚)「ドクオぶっ殺す」
( ^ω^)「お前の説明が雑なせいで状況が果てしなくカオス」
从;゚∀从「はーいはい、姉御落ち着いて。ドクオはニダーにときめいてないで続き早く」
( ^ω^)「ツッコミが別にいると俺の負担減って超楽だわー」
(*'A`)「べ、別にときめいてなんかいないんだからねっ! 恋なんかじゃないんだからっ!」
川 ゚ -゚)「ドクオ完膚なきまでに殺す」
( ^ω^)「お前はこれ以上場を乱して姉御を刺激すんな」
.
.
('A`)「まぁ、あれだ。全裸っつっても漫画の演出的に全裸になるだけで、実際全裸で闘うワケじゃないんだがな」
<;ヽ`∀´> 「まだよく意味が分からないニダ…」
('A`)「戦闘する時はちゃんと強化外骨格を装着して闘ってるんだが、技が決まったりダメージを負ったりすると途端に着てる物が透けて全裸になる」
<;ヽ`∀´> 「なんでニダ!?」
('A`)「鎧着てるとダメージの描写が見て取りにくいから、という配慮かららしいが、山口先生自身の趣味という懸念も捨てきれん」
( ^ω^)「『覚悟のススメ』では、炎を吐く敵の前で防炎効果がある服を脱いで全裸になったりしたおね…」
川 ゚ -゚)「『覚悟のススメ』とは?」
('A`)「この漫画、山口先生の初連載作品『覚悟のススメ』のセルフリメイク作品でな」
('A`)「強化外骨格や主人公の葉隠覚悟は、そっちの作品の方が出典が先なんだよ」
从;゚∀从「てゆーか、そっちでは演出的な全裸じゃなくてガチで全裸になんのかよ!!」
('A`)「比べて読むと面白いぞ。主人公の性格ぜんぜん違ってるし、覚悟のススメの強化外骨格は喋るし」
<;ヽ`∀´> 「喋るニダか!?」
('A`)「覚悟のススメを先に読んでたら、喋らない零の方に違和感覚えるレベル」
<;ヽ`∀´> 「…なんだかそっちの方が興味湧いてきたニダ」
.
.
('A`)「ダークでハードな世界観と、それとは対称的に耽美な美しささえ感じさせる筋肉のコントラスト」
('A`)「エグゾスカル零はさしずめ筋肉漫画界の『華』…ってとこかな」
( ^ω^)「綺麗にまとめてるようで全然まとめられてねーからな」
('A`)「さて、お次はそんな美しさとはかけ離れた、野性味溢れる筋肉漫画を御賞味頂こうか」
焔の目
作者:押切蓮介
掲載誌:漫画アクション
出版:双葉社
('A`)「この漫画、もしかしたらニダーも見覚えあるんじゃねーか?」
<ヽ`∀´> 「ニダ…そういえばこの絵柄、どこかで見た記憶があるような…」
('A`)「お前確かヤンマガ派だったよな? この作者、ヤンマガで『でろでろ』描いてた人だぞ」
<ヽ`∀´> 「あぁっ、言われてみれば! 雰囲気違うから全然分からなかったニダ!」
('A`)「だからヤンジャンに宗旨変えしろって言ってんのに……」
<;ヽ`∀´> 「ヤンジャン関係ないニダ」
.
.
('A`)「作者の押切蓮介といえば、今言った『でろでろ』や『ハイスコアガール』等で、押しも押されぬ人気漫画家の仲間入りをしているが」
('A`)「コメディ要素を排除した押切作品は、そりゃもう陰惨な展開が多いことでファンの間では有名なんだ」
从;゚∀从「またそういうのかよ…たまには普通の漫画紹介しろよ…」
('A`)「筋肉漫画に不要なものは、『平凡な日常』と『可愛い女の子』ですもの!!」
( ^ω^)「孤独のグルメの立場ェ……」
('A`)「とはいっても、押切漫画は可愛い女の子が主人公なことが多いから、この例には当てはまらないがな」
<;ヽ`∀´> 「それって要約すると、可愛い女の子がキツい目にあうってことなんじゃ…」
('A`)「察しが宜しいね、さすがニダー! マッチョ界の千里眼!」
<;ヽ`∀´> 「ウリ、そういうパターンが一番苦手ニダ…」
川 ゚ -゚)「何の罪咎もない人間が被害被るのを一番嫌うからな」
.
.
('A`)「時は第二次世界大戦末期。この世界で覇権を握っているのは、アメリカでもその他列強国でもない。架空の小国『ショルゴール国』だ」
('A`)「ショルゴールは蓄え続けた武力で欧米諸国を圧倒、瞬く間に世界を手中に収めてゆく」
('A`)「日本も例外なく敗戦を喫するが、軍指令とその幹部は敵への服従を拒否して切腹。それがショルゴール国のプライドを大きく傷つけることとなる」
('A`)「そして終戦後、『奴隷国・日本』の波乱の物語は、日本人とショルゴール人の混血児である『沙羅』の視点から始まるワケだ」
('A`)「ここまでで何か質問は?」
从;゚∀从「設定聞いただけでお腹いっぱいなんだけど…」
川 ゚ -゚)「敵国人との混血児という時点で、どういう運命が待ち受けているかは明白だな」
<;ヽ`∀´> 「…」
( ^ω^)「あかん、ニダはんが言葉を失ってはる」
('A`)「そんなに心配しなくても、絶望的に救いがないって状況にはならねーから」
<;ヽ`∀´> 「そうニダか? ちょっとホッとしたニダ…」
('A`)「せいぜいが処女を張型で奪われそうになったり、拘束されてレイプされそうになったりするくらいだよ」
<;ヽ`∀´> 「全然大丈夫じゃないニダ!!」
.
.
<;ヽ`∀´> 「か弱い女の子が謂われもないのに酷い仕打ち受けるなんて、ウリそんな漫画読みたくないニダよ!!」
川 ゚ -゚)「やっべニダー超可愛い」
从;゚∀从「姉御お願い自重して」
('A`)「ったく、これだから繊細なマッチョは困るぜ…レイプは全部未遂で終わるし、何より沙羅には心強い味方がいるんだぜ?」
川 ゚ -゚)「しかし、聞いた限りではそんな状況を打開出来るような味方がいるとは思えないぞ」
('A`)「それがフィクションのいいところっつってな。およそ個人の力の及ばないであろう敵に、単騎でもって勝利を収める」
('A`)「さしずめ王騎将軍が如きその人物こそ、この漫画を筋肉漫画たらしめている超人『陀大膳黒(だたいぜんくろ)』だ」
( ^ω^)「さらっとキングダム混ぜんな」
从 ゚∀从「うわ何これすげぇツラ」
<;ヽ`∀´> 「歯が全部犬歯ニダ…」
川 ゚ -゚)「こういう歯してると食事大変だろうな」
('A`)「獣みてぇな顔してんだろ…? 人間なんだぜ、これ」
.
.
('A`)「黒さんの凄さは一言では言い現せられないから、本編に出てきたエピソードを羅列させてもらうが」
('A`)「中国大陸からの修行の帰り道、海を泳いで鮫を百八十匹殺してきたそうです」
( ^ω^)「ワーオ」
('A`)「黒さんに殴られると殴られた箇所が跡形もなく消し飛びます」
( ^ω^)「ファンタスティック!!」
('A`)「下段正拳突きで戦車が大破し、石を蹴り上げると飛行機が被弾して墜落します」
( ^ω^)「oh……ジャパニーズサムライ……ニンジャエクセレント……」
<ヽ`∀´> 「何ニダか、そのリアクションは?」
( ^ω^)「ジャパニーズミラクルを目の当たりにした外国人を表現してみた」
('A`)「素手での闘いに異様に拘り、闘争に悦楽を見出だす。そして自身で磨いた『一撃必滅拳』に絶大な信頼を寄せている」
('A`)「フィクションならではの爽快な暴れっぷりに、それまでの鬱展開で溜まったストレスが吹き飛ぶこと請け合いだ」
从 ゚∀从「強さには恵まれたけど、ネーミングセンスには恵まれなかったんだな」
('A`)「言うな、ハイン」
( ^ω^)「そう言われると、なんか黒さんが範馬勇次郎みたいに思えてきたお」
('A`)「あー……つーよりこの黒さん、個人的に範馬勇次郎のオマージュなんじゃないかと思うんだよな」
.
.
( ^ω^)「というと?」
('A`)「全身黒ずくめでザンバラ髪だし、何事においても腕力でゴリ押しするし」
( ^ω^)「あー……」
('A`)「まぁこの手の戦闘狂キャラに、勇次郎を意識するなって方が無理だろうがな」
从 ゚∀从「範馬勇次郎って誰だ?」
<ヽ`∀´> 「『地上最強の生物』ニダよ。漢なら一度は憧れる存在ニダ」
川 ゚ -゚)「私はジャンプ以外詳しくないが、名前は聞いたことがあるな」
( ^ω^)「村学生ならマッチョならずとも知ってて然るべき」
从;゚∀从「何、知らない俺が異端なの?」
('A`)「あ、でも黒さんはある一点において、範馬勇次郎越えを成し遂げてるぞ」
( ^ω^)「なに?」
('A`)「勇次郎は麻酔銃に負けたけど、黒さんは素手で弾丸弾き返して無傷だった」
从;゚∀从「えぇ……」
<;ヽ`∀´> 「今までのエピソードも大概だったニダが、さすがにそれはフィクションが過ぎるんじゃ……」
('A`)「それくらい強くないと、状況が絶望的すぎるからな」
( ^ω^)「でも姉御なら、リアルで鉄砲玉くらい跳ね返しそうじゃね?」
川 ゚ -゚)「さぁな。さすがの私も撃たれたことはないから分からん」
从;゚∀从「否定はしねーのかよ!!」
.
.
('A`)「とまぁここまで黒さん推しで来たが、主人公の沙羅の成長もなかなか見物なんだぜ」
( ^ω^)「正直黒さんが濃すぎて他が霞んで見える」
('A`)「そう言うな。沙羅だって黒さんに教えを請うて、自力で拘束ちぎって男の金玉をぶっ潰したり出来るようになったんだから」
<;ヽ`∀´> 「それは成長っていうニダか……?」
('A`)「虐げられてる人間からすりゃ、立派な成長さ」
('A`)「件の黒さんだって、過酷な修行を己に課して今に至ってることは、漫画の中で示唆されてる」
('A`)「最初っから強い人間なんてそうはいねぇ。誰だって何かを手本にして、自分なりの強さを積み上げていくもんだ」
('A`)「だからこそ俺は、沙羅や黒さんや他の日本人たちが、奴隷国・日本を必ず解放する日が来ると思ってるよ」
('A`)「弱い人間が弱いままでいようなんて、これっぽっちも思っちゃいねーはずなんだからな」
<ヽ`∀´> 「なるほど。逆境を乗り越えることこそが、漢の醍醐味ってやつニダね」
川 ゚ -゚)「それにしても、そこだけやけに真面目に語るじゃないか、ドクオ?」
( ^ω^)「……ま、あいつもあいつなりに、いろいろ思うところがあるんじゃないっすかね」
从 ゚∀从「…ふぅん」
.
.
('A`)「あー、柄にもなく真面目に漫画語っちまった。ちんこ出したい」
从 ゚∀从「おい。人がせっかく感心してやってたのにそれかよ」
( ^ω^)「真面目にすると反動でちんこ出したくなる病気なんです、この子」
川 ゚ -゚)「死ななければ治らない類いの病気だな。いっぺん三途の川の向こうで療養してくるか?」
('A`)「次で最後なんでそれまで我慢して」
<ヽ`∀´> 「もう最後ニダか。なんだかんだで全部面白そうだったニダ」
('A`)「おっと、シメに入るのはまだ早いぜ…こっちは最後にとっておきの爆弾用意してんだからな!」
从 ゚∀从「うわぁ…フリがこえぇ…」
川 ゚ -゚)「期待させるだけさせて、大したことないなんてことにならないといいがな」
( ^ω^)「こいつに限ってその心配はないかと」
<ヽ`∀´> 「だから怖いんだと思うけど…」
.
今日はここまで。次でラストです
やべぇこのドクオ書くのすげぇ楽しい……
普通に面白い
次も待ってるよー
これはいい二次創作
エクスタシーズは出ないんですかね(小声)
すげえちゃんとマーケティングしてて感動した
やだ…俺が旅行イってる間にこんなステキ事に…
孤独のグルメで声出してワロタwwwwww
おう続きあくしろよ
作者公認
ω・)乙。二次創作と言われなければわからないくらいうまいよ
そういえば二次創作だったか、全然気付かんかった
初期のノリで懐かしかった
原作への愛を感じるね
二次創作ラスト投下するよー
.
('A`)「てめぇら、時世の句の用意はいいか? 今日死ぬ覚悟のある奴だけついてきな!」
('A`)「俺がイチオシする筋肉漫画界最後の『答え』、それがこいつだ!!」
五大湖フルバースト
作者:西野マルタ
出版社:講談社
川 ゚ -゚)「大きく出た割には、地味な装丁の漫画だな」
('A`)「ナリは地味だが、中身は熱い漫画だぜ?」
<ヽ`∀´> 「どういう内容ニダ?」
('A`)「サイボーグ化されたアメリカ相撲の横綱が、二百年の眠りから復活した伝説の横綱と相撲を取る漫画」
从;゚∀从「うぉい!! 超出落ちじゃねーか!!」
.
.
('A`)「だって本当にそうだから、そうとしか説明できないんだもの。どくを」
( ^ω^)「よーし、じゃあツッコミ所を一つずつ紐解いて行くぞ」
从;゚∀从「まず、アメリカ相撲ってなんだよ…」
('A`)「そんなもんアメリカの国技に決まってんだろHAHAHA」
( ^ω^)「いやその理屈はおかしい」
川 ゚ -゚)「ド頭からえらい設定ぶちこんで来たな」
<;ヽ`∀´> 「どういうことなの…」
('A`)「日本から伝来した相撲が、デトロイトで定着して国技になったんだよ。それくらい常識だろが」
( ^ω^)「お前のケツレベルの非常識だよ」
从 ゚∀从「で、サイボーグ化された横綱って、なに?」
('A`)「それこそがこの漫画のタイトルにもなっている、不世出の横綱『五大湖』関」
('A`)「アメリカ相撲四十九手最後の大技『デトロイト・スペシャル』を携え、前人未到の二百連勝を挙げた大横綱だ」
<ヽ`∀´> 「ドクオ。ハインさんはそういうことじゃなくて、サイボーグ化の方の説明を求めてると思うニダ」
( ^ω^)「ここにいる全員がそれを望んでるお」
('A`)「え? アメリカ相撲を憎む悪の科学者に改造されただけだよ? 何言ってんの?」
<;ヽ`∀´> 「そんな『言わなくても分かるでしょ』って顔されても…」
川 ゚ -゚)「アホだ、アホがいる」
.
.
( ^ω^)「それじゃあ、伝説の横綱ってのはなんだお?」
('A`)「合衆国相撲教会に奉られた力士の石像に、ある儀式を行うと角界の危機を救う伝説の横綱が復活するんだ」
('A`)「彼こそ横綱の中の横綱、心技体全てを兼ね備えた力士の理想像と言える」
川 ゚ -゚)「自分で言ってて馬鹿馬鹿しくならないか?」
('A`)「大丈夫。人からの白い目もそのうち快感に変わる」
从 ゚∀从「うーん。さっきまでの三つが真面目だったから、そういう馬鹿設定にイマイチ乗りきれねーなぁ」
('A`)「おいおい、ハイン。この漫画のどこが馬鹿設定だって?」
<ヽ`∀´> 「少なくとも今のところ、まともに読もうって気にはならないニダね」
('A`)「ったく、てめぇらは……そんな色眼鏡で見られたとあっちゃあ、五大湖関が可哀想だぜ」
川 ゚ -゚)「お前の紹介の仕方のせいだ。死んで出直してこい」
.
.
('A`)「一応言っておくが、俺はギャグのつもりで紹介してる気なんざさらさらねーからな?」
( ^ω^)「その漫画をギャグ以外の捉え方で見れる奴の良識を疑うお」
('A`)「ブーン、お前までそんなことを言うか……」
('A`)「それならはっきり断言してやるぜ…この漫画には、筋肉漫画の筋肉漫画たる全てが詰まっているってな!!」
川 ゚ -゚)「自分から冗談半分のような紹介してたくせに、よく言えたな」
('A`)「適度にボケを挟まないと呼吸が止まるんだよ」
<;ヽ`∀´> 「そんなマグロの回遊じゃないんだからニダ……」
川 ゚ -゚)「では聞くが、お前の言う筋肉漫画の筋肉漫画らしさとは、一体なんだ?」
('A`)「それは、見る者全てを圧倒する『情念の密度』だな」
.
.
('A`)「おっと、勘違いするなよ? 情念の密度が高いってのは、ただ単に漫画として濃いだとか言うのとは違うからな」
从 ゚∀从「どう違うんだよ?」
('A`)「そうだな。別の言葉に言い替えるなら、『熱』の有無と言ってもいいかもしれないな」
('A`)「この漫画がただの馬鹿漫画で終わらないのは、その『熱』のおかげだと言えるな」
( ^ω^)「熱、ねぇ?」
('A`)「ああ。それもかなり人を選ぶ熱だ」
从;゚∀从「人選んじゃダメじゃん!!」
('A`)「なんでだ? 万人受けするものばっかりが面白い漫画なのか?」
从;゚∀从「うっ…」
<ヽ`∀´> 「…それは違うと思うニダ」
('A`)「そうだろう? 筋肉漫画の熱さを俺らが理解しなくて、どうするんですかって話ですよ」
川 ゚ -゚)「ふむ…いいだろう、続けろ」
.
.
('A`)「確かに、読んでみりゃあただのイロモノとしか思わない奴もいるかもしれない」
('A`)「サイボーグ力士は八艘フラーイと叫びながら空を飛び、悪の科学者は力士の力を認めずその身体に兵器を埋め込んだ」
('A`)「漫画は文化だとか、子供の情操教育に役立つだとか、キレイゴトしか口にしない輩どもからは失笑されること請け合いだ」
('A`)「だが、その漫画が俺の胸を熱く焦がしたのは何故だ? 五大湖関の勇姿に、父としてそして力士としての振舞いに、涙するのは何故なんだ?」
(#'A`)「それは俺が『漢』だからだ…この漫画には漢と共鳴する、吐き気を催すほどの『熱』が、『情念』がある!!」
(#'A`)「漫画なんざぁ漫画らしい馬鹿馬鹿しさがあってナンボじゃろがい!! 良い子はキレイキレイな温室でジャガイモでも食ってやがれ!!」
(#'A`)「俺は毒を皿ごと食らうッ!! ママのおっぱいからは今日限りで卒業じゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
( ^ω^)「ドクオの奴、馬鹿に熱くなってるじゃないの…」
从;゚∀从「いいから落ち着け、いきなり興奮したら心臓止まっちまうぞ」
(#'A`)「いいやっ、止まらないね!! むしろ脱ぐね!!」ヌギッ
<;ヽ`∀´> 「ちょっ!!」
从;>∀从「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
(#'A`)「俺を見ろーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!そして五大湖関と相撲取らせろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
<;ヽ`∀´> 「女の子の前で素っ裸はいけないニダ!!」
(#'A`)「うっせぇニダー!!てめぇも脱げ、そして感じろ!!この熱さを、その肌でッッッ!!」
从;>∀从「バカヤロッ…汚ぇもん見せるな!」
( ^ω^)「ドクオがここまで言ってるのに脱がないのは漢じゃねぇおね…」ヌギッ
<;ヽ`∀´> 「ブーンも!?」
(#'A`)「おお!! それでこそ俺のブーンだ!! このまま街まで走り出そうぜ!!」
( ^ω^)「御意に!!」
.
.
(#'A`)「おおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
(#^ω^)「全てをさらけ出した俺たちを見ろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」
(#'A`)「万極将軍って裸マントに常時レイプ目で萌えるよなあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
(#^ω^)「お前が言ってたキングダムの萌え要素ってそれかあああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!」
<;ヽ`∀´> 「いかん、収拾がつかなくなってるニダ…」
从;>∀从「ヤベェぞ。このまま外に出したら一般人にまで被害が…」
<;ヽ`∀´> 「ハインさんもいつまで目を瞑ってるニダ! 気持ちはわかるけど止めるのが先決ニダ!」
(#'A`)「よぉぉぉぉぉしブーン!! この勢いを借りて表を流すぞおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」
(#^ω^)「おおおおおおおおおおお……お?」
(;^ω^)「いや、待てドクオッ……なんだおこの戦闘力は!?」
(;'A`)「なっ…!? このオーラ、全裸の俺たちを上回ってるだと!? 一体何が…!!」
川 - )「…人前で素っ裸になるのは元より、それを市井の人にまで見せつけようとは太い輩だ」
川 - )「そんな輩には、ちょっとした天罰を与えなきゃいかんよなァ…?」
川#゚ -゚)「なぁ…そうは思わんか? そこの 馬 鹿 二 人 ? 」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙……
(;'A`)(;^ω^)「「うひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」」
.
.
〜三十秒後〜
(メ)A") ( メωキ) チーン
川 ゚ -゚)「ふぅ…やはり変態狩りはいい運動になる」
<;ヽ`∀´> 「御愁傷様ニダ」
从;゚∀从「一切同情はしねーけどな…」
川 ゚ -゚)「さて、バカどもの成敗も済んだし、そろそろ帰るか」
从;゚∀从「えっ、このまま放置して帰るんすか!?」
川 ゚ -゚)「加減しといたから死ぬことはない。心配するな」
<;ヽ`∀´> 「せっかく途中まで良い漫画紹介だったのに…ニダ」
川 ゚ -゚)「終わり良ければなんとやら、だ。お茶を濁したこいつらの自業自得だろう」
从;゚∀从「ドクオが薦めてくれた漫画は?」
川 ゚ -゚)「そのまま借りてけばいいんじゃないか? こいつもまさか盗られたとは思うまい」
从;゚∀从「えー、でもなんかなぁ…」
川 ゚ -゚)「お前が気に病むな。ほら、起きないうちに行くぞ」
从;゚∀从「……」
.
.
ーーーー
ーーー
ーー
(;ロ)Aー)「うーん…うぅーん…」
(;ロ)A゚)「うわあああああああああああ!!!!!ちんこ!?ちんこおおおおおおおおおおお!!!!!」パパパパパパパパパァン
(;゚ω゚)「うわあああああああああああケツが鳴ってるうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」ガバッ
(;ロ)A`)「ハッ……なんだ夢か。等身大の巨大ちんこに追いかけられる夢見てたぜ」
(;^ω^)「こっちはお前のケツアラームのせいで人生最悪な目覚めだお…」
(ロ)A`)「…どうやら俺たちは眠っていたようだな」
( ^ω^)「そのようだおね」
(ロ)A`)「なんか眠りにつく前、鬼を見たような気がするんだが…」
( ^ω^)「それ以上言うな。記憶が思い出すことを拒んでる」
.
.
(ロ)A`)「にしてもあいつら、もう帰りやがったのか…薄情者どもめ」
(ロ)A`)「せめて起きるの待ってから帰れっつーの!!」
( ^ω^)「…まんざら何もしないで帰ったって訳でもなさそうだけどな」
(ロ)A`)「……は?」
( ^ω^)「頬っぺた触ってみ」
っ(ロ)A`)「……?」サワサワ
(ロ)A`)「何これ、湿布?」
( ^ω^)「良かったな、ハインに介抱してもらえて」
(;ロ)A`)「バッ……バババババあばばばばばばバカヤロッ。どうせニダー辺りがやったに決まってんだろっ!!」
( ^ω^)「そうだといいけどな。ほれ」
( ^ω^)っ□
(ロ)A`)「……それは?」
( ^ω^)「書き置き。今机の上で見つけた」
( ^ω^)「それ読んでから誰が湿布貼ってくれたか判断すればいいお」
(ロ)A`)っ□ パラ…
.
.
ドクオへ
キモチよさそうにねてっから起こさずに帰るぞー。
孤独のグルメはニダー、エグゾ何とかと焔の目はオレ、五大湖フルバーストは姉御が持ってます。
シップは貸しな!
PS.もう姉御の前で裸になんなよ!それと起きたらすぐ服着ろ!
(ロ)A`)っ□「……」
( ^ω^)「……」
(*ロ)A`)っ□ ポッ
( ^ω^)「おうおう、顔赤くしやがって」
(*ロ)A`)「ま、まぁこういうのもたまにはアリなんじゃね?」カサカサ
( ^ω^)「綺麗に折り畳みやがって…どうせ後で見返してニヤニヤするつもりだお?」
(;ロ)A`)「し、しねーよバーカ!! 厨房か俺は!!」
( ^ω^)「ふーん…」ニヤニヤ
.
.
(ロ)A`)「あ、そういや今回貸し出しの対価もらうの忘れてた」
( ^ω^)「その湿布が対価ってことでいんじゃね?」
(ロ)A`)「……そうすっか。今から何か要求すんのも面倒だしな」
( ^ω^)「それより、あいつらが漫画全部持ってったせいで俺の読むもんないんだけど」
(ロ)A`)「マジだ。ムカデ人間2なら貸すぞ?」
( ^ω^)「お前ふざけんなマジで」
(ロ)A`)「しゃーねーな。じゃあ俺のとっておきの筋肉漫画、お前に貸してやんよ」
( ^ω^)「あれだけ紹介してまだストックあんのか」
(ロ)A`)「あるぞ。特濃おちんぽミルクれちゃうのぉぉぉぉぉってくらい濃ゆーいのがな…」
( ^ω^)「うわぁ! なんか背筋がゾクゾクするよ!」
(ロ)A`)「ほれ、持ってけ」
.
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セクシーDANSUGAIユビキタス大和
作者:ルノアール兄弟
出版社:講談社
掲載誌:週刊ヤングマガジン
抱かれたい道場
作者:中川ホメオパシー
出版社:秋田書店
掲載誌:ヤングチャンピオン烈
(;゚ω゚)「どっちも表紙から凄い地雷臭がーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
(;ロ)A`)「な、なんだと!? 絵柄で漫画を判断すんなって!!」
(;^ω^)「表紙見ただけで『私は変態です』って自己主張がすげーよ!!」
(#^ω^)「誰が読むかこんなもん!! 誰が読むかこんなもん!!」
(#ロ)A`)「んだとゴルァ!? てめぇ俺と戦争すっかァ!?」
(#^ω^)「たまには普通の漫画読ませろやあああああああああ!!!!!!!!!!!!」
(#ロ)A`)「変態には変態の漫画道があんだよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
(#^ω^)「そんなもん捨てちまええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」
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ーーー
ーー
( ・∀・)「こうして彼らは、夏休みラスト十日間の貴重な一日を」
(-@∀@)「親が帰宅するまでずーっと喧嘩しながら過ごしてたそうな」
ノパ⊿゚)「全裸のままでね! チャンチャン♪」
(;・∀・)「……ねぇ、僕らがシメでいいのかな。しかもこんなおざなりなので」
(-@∀@)「今回出番なかったんだからいいんじゃない?」
ノハ*゚⊿゚)「先輩!ここの英文の訳し方教えてください!」
( ・∀・)「あ、いいよー。えーとそれはね…」
(-@∀@)「上条くんも大概いい加減だよね」
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マーケティング・レンタルコミック二次創作『真夏の夜の筋夢』
<〜漢、いや完〜>
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乙
面白かったよ
今発見したけど 乙!
でも、まだ見てない
ながら投下でおまけ〜ハイン介抱編〜
从 ゚∀从「……やっぱり姉御たち、先帰っててもらっていいすか?」
川 ゚ -゚)「なんだ、やはり心配なのか?」
从 ゚∀从「わざわざ呼んどいてもらってこのままってのも後味わりーし…」
<ヽ`∀´> 「起きるまでここにいるニダ?」
从 ゚∀从「いや、とりあえず怪我の介抱だけでもして帰ろっかなって」
从 ゚∀从「ちょうど湿布とか消毒薬あるし、軽い処置くらいなら…」
川;゚ -゚)「なんでそんなもん持ち歩いてるんだ……?」
从 ゚∀从「ほら、このバカども生傷絶えないじゃないっすか。だからなんかあった時のために念のため」
川 ゚ -゚)(どう見てもフラグ立ってます本当にありがとうございました)
<ヽ`∀´> (惜しむらくはフラグ立てた張本人が寝てることニダね)
.
いや……流石の俺も万極で萌えは無理…いや、案外イケるか…?
面白かった。もうエピローグもあとがきも全部貴方が書けばいいと思いました!!!!!
.
川 ゚ -゚)「……まぁいい。もしそいつらが起きて何かされそうになったら、すぐに連絡しろ」
<;ヽ`∀´> 「ちょっとはドクオとブーンのことも信用して欲しいニダ」
从 ゚∀从「こいつらに組み伏されるほどヤワじゃねーっすよ」
川 ゚ -゚)「それもそうだな…じゃあ、先帰るぞ」
<ヽ`∀´> ノシ「暗くなる前に帰るニダよー」
从;゚∀从「お前は俺のお母さんか……じゃあな、ニダー」
バタン
从 ゚∀从「さて、と……」
从゚∀ 从 チラ…
(メ)A")( メωキ)←全裸
从//∀/从「……下は見ない、下は見ない、下は見ない、と」ブツブツ
.
.
(メ)A")
从 ゚∀从「消毒液ピッピッ、湿布ペターっと」
从 ゚∀从「はい終了。簡単なもんだぁね」
(ロ)Aー) ペカーッ!
从 ゚∀从「さーて、ブーンの方はっと……」
( メωキ) オートマッスルキュアーヲカイシシマス、オートマッスルキュアーヲカイシシマス
从;゚∀从「……へ?」
( メωキ) → \xAD絁福\xA1ーωー)\xAD\xFAパッ
从;゚∀从「うぉ、すげぇ。こいつの身体超便利」
.
.
从 ゚∀从「あとはなんか書き置き残してくかー」
从 ゚∀从「おっ、ルーズリーフ発見ー。これでいいや」
从 ゚∀从「ドクオへ、と……」カキカキ
从 ゚∀从「……しっかし、なんだなぁ。漫画といい他のことといい、こいつらよくここまでやるよなぁ……」
(ロ)Aー) ( ーωー) Zzz…
从 ゚∀从「……俺もなんか夢中になれっこと見つけりゃ良かったなー」
从 ゚∀从「お前らがちょっと羨ましいぞ、バカ二人」
.
.
从 ゚∀从「さぁて、それじゃ俺も帰りますかね」
从 ゚∀从「また休み明けに会おうぜ、バカ野郎ー!」
从 ゚∀从「って、聞こえてるワケねっか。ははは……」
ガチャ、バタン
( ーωー)…
( ーω゚)チラ
( ーωー)…Zzz
.
.
( ーωー)(起こしてやっても良かったけど)
( ーωー)(楽しみは後に取っといてやるか)
( ーωー)(……良かったな、相棒)
(ロ)Aー) ムニャムニャ…
蛇足的な短編、おしまい。
.
読んでくれた奴らありがとう。自分の好きな漫画を好きなように紹介できて楽しかったです。
中途半端にスレが残ったのはムカデ野郎がなんか埋めてくれるんじゃないかな。(白目)
あと、五大湖フルバーストに関しては下記の漫画ブログで知りました。是非ご一読を。
http://namekujinagaya.blog31.fc2.com/blog-entry-2122.html
あと、ムカデ人間と合作とかしてみたい。この人のドクオ妙に好きだ。たまんねぇ。
乙!いい二次創作だった!
尻assもいいがこういうノリもいいよなぁ
('A`)「貸本屋始めました。見てくださいこの42型大画面液晶テレビ」
( ^ω^)「誰がテレビショッピング始めろっつったよ」
『('A`)マーケティング・レンタルNG集のようです』
.
第二話
『問題のあのシーン』
('A`)「調教ですね」
( ^ω^)「これが犬だったらどれだけ微笑ましかったか…」
('A`)「ムカデ犬ですか?」
( ^ω^)「全国の愛犬家が束になって襲い掛かってくるぞ」
('A`)「カツローは人間の尊厳を保とうと必死だなあ…」
( ^ω^)「噛んだあとにちょっと怯むのね」
('A`)「いやでも、あの状態でよく抵抗すると思うよ…」
('A`)「あ、問題のシーン来た」
( ^ω^)「問題…?ッちょwwwwww若本ノリノリだなwwwww」
('A`)「カッコカーッコウ!!カーッカカ!!」
( ^ω^)「うん…こ…?ちょっとまってマジで吐きそう誰か」
(;'A`)「スタッフ!!洗面器持って来て今すぐに!!」
( ^ω^)「ゲロッシャブウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!」オロロロロロ
(;'A`)「おいカメラとm」
第五話
『メシがうまい』
( ・∀・)「さて、先に僕の話ときたか…そうだね、先ずは僕の身の上話から始めようか」
('A`)「それって不幸な内容入ってるか?」
( ・∀・)「んー、まぁ後半部分はそうかな」
('A`)「わかった、ちょっと待ってろ」
ガチャ、バタン
( ・∀・)「…君ら、ホモなんじゃないの?」
( ^ω^)「お互いに、友達以上恋人以上の関係なだけだお」
(;・∀・)「…全くどういう関係か掴めないんだけど」
ガチャ、バタン
('A`)「待たせたな」
( ・∀・)「…手に持ってる山盛りチャーハンは何?台本と違うくない?」
('A`)「俺、オカズがないと白ご飯食べられない人だから…」
( ^ω^)「だからってなんでわざわざ調理してきたんだよwwwww」
('A`)「味の素の『香味ペースト』マジで万能だぜ?うめえんだこれが」ハフハッフ
( ^ω^)「ちょ、俺にも一口…あっこれうめえわ。プロの味だわ」ハフハフ
( ・∀・)「もう昼ごはんにしようよ」
第六話
『作戦会議』
( ・∀・)「今日集まってもらったのは他でもない!!明日、欝田くんが初めてのデートに繰り出す!!」
( ^ω^)「いよッ!!ニクいね色男!!」
(*-@∀@)「リア充乙!!」
<ヽ*`∀´>「春が来たニダ!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「見せ付けてくれるじゃないの!!」
( ^ω^)「ブーン系界の花形!!」
(-@∀@)「キングオブ主人公!!」
<ヽ;`∀´>「えっ、えー…意外と目が綺麗!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「今期抱かれたい男ナンバー1!!」
( ^ω^)「かわいい!!」
(-@∀@)「かわいい!!」
:(*; A ):
<ヽ;`∀´>「かっ、かわいい!!」
N| "゚'` {"゚`lリ「かわいい!!」
第七話
『楽しい窓掃除』
('A`)「楽しい窓拭きサッシ拭きー♪」フキフキ
( ^ω^)「俺とお前でピカピカよー♪」フキフキ
ノパ⊿゚)「あのー」
('A`)「撲殺よー♪」フキフキ
( ^ω^)「蹴殺よー♪ラララ♪」フキフキ
(#'A゚)「ラァァァァアアアアアアアアアア!!!!」パァン!!
パリパリパリパリーーーーーーーーーーーーイイン!!!!!
ノハ;゚⊿゚)そ「窓ガラスが音の衝撃で粉々になったーーーーーー!?」
(;゚A゚)そ「わああああああああああああああああああ!?」パパパパパパパ!!
ノハ;>⊿<)そ「眩しい!!」
( ^ω^)「なにやってんだお前ら、おいスタッフこれ最終話近くで使う窓だぞ」
第八話
『常識的サービスカット』
/ ̄ ̄\
/ノ( _ノ \
| ⌒(( ●)(●) 常!識!的!
.| (__人__) /⌒l 常!識!的!
| ` ⌒´ノ |`'''|
/ ⌒ヽ } | |
/ へ \ }__/ /
/ / | ノ ノ
( _ ノ | \´
| \
.| \
/ ヽ ))
(( / . ◆◇◆◇◆ ヽ
. / ◇◆◇◆◇ ヽ
/ /◆◇◆◇ ヽ
/ / ◆◇◆ \ ヽ
マジキチ
第九話
『大根』
( ^ω^)「ここに、大根をご用意しました」
('A`)「えっ?」
( ^ω^)「ハインさん、お願いします」
从;>∀从「えいっ」グッ
('A`)「…」
从;゚∀从「あれ?えいっ!!」グッ
川 ゚ -゚)「…ウンともスンとも言わんな」
ノパ⊿゚)「それでも大根は潰れません!!」
从;゚∀从「えいっ!!えいっ!!」グッ グッ
从;゚∀从「…潰れないよぉ」
('A`)(結婚しよ)パァアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
大根<ドッパアアアアアアアアアアン!!!!
从;>∀从そ「うわあああああああああああああ!!!!音の衝撃破で大根が木っ端微塵になったああああああああああ!!!!」
(;'A`)「ハ、ハイーーーーーーーーーーーーーン!!!!」
久しぶりにマジにキチってやがる
さすが本家 マジキチっぷりがちがう
第十一話
『マイク』
ミセ;゚ー゚)リ「どうぞ!!」
('A`)「ありがとう初春さん。読み方は『ういはる』?それとも『はつはる』?」
ミセ;゚ー゚)リ「あの、そういう文章じゃないと伝わらないネタはやめてもらいません?あと後者の方です」
マイクを受け取ったドクオは
('A`)「愛のっ…甘い名残にっ…貴方はっ…まどろむっ…」
( ゚∀゚)「天使のっようなっ…その微笑みにっ…時はっ…たちどまぁる…」
('A`)「窓にっ…朝の光がっ…やさしくっ…ゆれ動きっ…」
( ゚∀゚)「貴方のっ…髪をっ…ためらいっ…がちにっ…」
('A`)( ゚∀゚)「「染めてえええええええええゆうううううううううううくううううううう……」
('A`)( ゚∀゚)「「美しいjミセ*゚ー゚)リ「はいカットー」
( ^ω^)「仲いいなお前ら」
第十二話
『演奏』
N| "゚'` {"゚`lリ「…」
(;´・ω・`)「カズ、大丈夫か?」
N| "゚'` {"゚`lリ「…安心しな、ショボン」
N| "゚'` {"゚`lリ「これは武者振るいさ」
阿部さんの指が、淫靡に動いた
♪Electric Six - "Gay Bar"
http://www.youtube.com/watch?v=HTN6Du3MCgI
N| "゚'` {"゚`lリ「Girl!!I wanna take you to a gay bar!!I wanna take you to a gay bar!!I wanna take you to a gay bar, gay bar, gay bar!!」
('A`)「ワアアアアアアアアアアアアアオッ」
( ^ω^)「ノってんじゃねえよ」
おわり
げいおん十三話じゃね?
あっ…
最高な乙とムカデ人間になる権利を>>1 に
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