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('、`*川解語の花のようです( ´_ゝ`)
1名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:00:51 ID:G0ijOpJY0

エブリスタにて書いているものを少し直して
ここに投下しようと思いました

全てはペニ兄のために
ペニ兄の持つ神性のために
我はペニ兄の殉教者になる

ぬるく見守ってください
※シモのネタが多くなるかもしれません
そしてSMちっくです
ご注意ください

2名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:01:40 ID:G0ijOpJY0




知識だけでしかなかった、それ。
私にとっての性の目覚め。
目の前の冴えない男相手に、私は生まれて初めてエロスを感じた。

3名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:02:21 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「異動、してくるんですか」


地味な町のドラッグストア。
本社は全国にチェーン店を展開しているため、時折店舗間で社員や店長が入れ替わる。


「うん。ほら内藤くんが新店に行っちゃうじゃん。だから今月から社員変わるって言ったでしょ」


そうだった。今月に入る前に新しくここで働く社員が挨拶に来たらしいが、その日私はたまたま休んでいたから顔を合わせなかったのだ。



「てかもう来てるよ」


従業員の休憩室と隣り合っている事務所のドアが開いた。


鼻が高くて、目は細い。
長くはないけどやたら量の多い髪の毛に、自信なさげな猫背。


('、`*川「……よろしくお願いします」


( ´_ゝ`)「あ、あー……。よろしくお願いします」


声は割と好きだった。

4名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:04:20 ID:G0ijOpJY0

彼は、流石さんといった。

その日1日は店長の後ろについて歩き、ずっとメモをとっていた。
もさもさの髪と猫背のせいで、清潔感のある水色の制服がなんだか似合わない。


( ´_ゝ`)'


`('、`*川



視線がかちりとぶつかった。
でも即座に逸らされた。

流石さんは私になにか、不吉な予感を感じたのかもしれない。

初めて顔を合わせたこの日は、あまりいい印象を抱かれなかったみたいだ。

5名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:04:59 ID:vTlPP/N20
支援

6名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:06:28 ID:G0ijOpJY0

2ヶ月が経った。
流石さんとの距離は少し縮まった。

誕生日、血液型、好きな食べ物。初対面の子供どうしが尋ねるようなことをわざわざ日々の話題に持ち上げ、そして会話をするたびにお互いのことを少しずつ知っていった。


( ´_ゝ`)「年齢、聞いてなかった。いくつ?」


('、`*川「高3。今年18になります」


( ´_ゝ`)「10個下だ……恋愛したら犯罪になっちゃうね」


('、`*川「どーいう意味です?」


( ´_ゝ`)「あ、いや、ごめん。セクハラじゃないよ」



仕事の合間にお話をする。
同じ空間に二人でいる時間が、とても心地よく感じた。

7名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:07:36 ID:G0ijOpJY0


そう、感じるようになった頃からだと思う。
閉店までのシフトで、流石さんと一緒のときは何かと理由をつけられて居残りすることが多くなった。


翌日に引き継いでも差し障りないことばかり。


('、`*川「疲れました」


( ´_ゝ`)「ごめんね。手伝ってくれてありがとう」


私が文句をつけると早々に切り上げることから、仕事の内容は本当に重要ではないことを私は理解していた。

8名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:10:29 ID:G0ijOpJY0


ある日。

勤怠を押して売り場に出たはいいものの、その日の業務について質問があったので流石さんに訊ねることにした。

マジックミラーがはめこまれた銀色の戸を押して入るとバックヤード。
右側に入ると休憩室と事務所がある。

事務所に入ろうとしたその時、耳をつんざく大きな声が聞こえた。


「てめーもっとキビキビ動けねえのかよ!!」


(;´_ゝ`)「すみません……」


店長の声だ。
事務所に通じる引き戸にはめ込まれているガラス窓からは流石さんの姿しか確認できない。

どこかのんびりしていてときどき行動がゆっくりしている流石さんと、せっかちで神経質、おまけに気分屋な店長とは合わないような気がしていた。

9名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:12:05 ID:G0ijOpJY0



「のろまが!」


頭を深く下げた流石さんの頭に店長が靴底をおしつけた。
機嫌悪いときは本当に容赦ないな……。



(;* _ゝ )


あれ?

10名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:13:04 ID:G0ijOpJY0


好き勝手罵倒して店長の気も済んだようで、もともと早上がりの予定だった店長は勤怠を押してこちらに来た。
覗いていたのがバレないように数歩引く。


「おー、伊藤さん。俺帰るからー」


('、`*川「おつかれさまでーす」


入れ違いに事務所に入る。

流石さんは少し驚いたような顔をしていた。


その日の閉店後も、私は残されてどうでもいいような作業をさせられた。



( ´_ゝ`)「これ、輪ゴムでまとめて。あとバックヤードの整理を……」


他の人は閉店後すぐに帰るのにね。

11名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:15:08 ID:5jwfPOqg0
支援

12名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:16:38 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「お先に失礼します」


( ´_ゝ`)「え、えぇ~……。帰っちゃうの」


('、`*川「流石さん、今日叱られてましたね」


( ´_ゝ`)「……やっぱりみてたんだ」



('、`*川「勃起してましたよね?」


(;´_ゝ`)

(;´_ゝ`)「……はい」

13名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:17:20 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「そっち系なんですか?」


( ´_ゝ`)「そっち、とは」


('、`*川「…ホモとでもいいましょうか」


(;´_ゝ`)「えっ、いや違います、」


('、`*川「じゃあなんで勃起してたんだろう。気になるなー、誰かに聞かなきゃ!」


(;´_ゝ`)「や、やめて」


('、`*川「じゃあ教えて?」


( ´_ゝ`)「……昔から、その、おれ……」


(;´_ゝ`)「い、痛いのが好きなんです」


('、`*川


なんと言えばいいだろう。
火がついた。

14名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:18:52 ID:G0ijOpJY0

腕を掴んで力をいっぱいかける。床に押し倒して馬乗りになった。
見下ろす光景はなんだかぞくぞくした。

(;´_ゝ`)「な、」


('、`*川「興奮、するの?」


胸ぐらを掴んだ私を、怯えたような目で見つめてくる。


('、`*川「私が聞いてんのよ」


頬を叩いた。乾いた音が響く。


('、`*川「ん?」


(;´_ゝ`)


('、`*川「あらあら」


乗っけてるお尻を少し後ろにずらすと、それはハッキリとわかった。

15名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:19:33 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「こんなんでおっ勃つのぉ?(笑)」


(;´_ゝ )「……う」


(; _ゝ )「うぅ……」


両腕で一生懸命顔を隠しながら、流石さんは泣いていた。
余計、劣情を誘う。

16名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:20:29 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「どうして泣くの?」


('、`*川「ってかさー、不便だよねこれ。タンスの角に足の小指ぶつけただけでも興奮してるの?」


片手でやわ~くさすってあげると、よりいっそう硬度を増した気がした。


(; _ゝ )「……っ」


('、`*川「みっともないね」


屹立したそれを強く握ってあげた。

さっきの目はね、怯えてるんじゃなくて、期待を込めた眼差しだったと思うの。



(; _ゝ )「あぁっ!ごめっごめんなさっ……───」

17名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:21:19 ID:G0ijOpJY0



('、`*川「本当にすみません」


私は、


( ´_ゝ`)「あの、すみません……」


('、`*川「あの、」


('、`;川「そんなにうまくやったつもりはなかったんですけど……」


(;´_ゝ`)「違うんだ、いや、その、シチュエーションというか、なんというか」


('、`*川「……そのままで、帰れるんですか?」


(;´_ゝ`)「一応、ふ、拭いてから帰ろうかな……」


('、`*川「そうですか。……あの」

18名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:23:06 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「謝りながらいくの、可愛かったなあ」


暗いところで何かを探していた。


(;*´_ゝ`)「っ!?」


それはきっと、彼だ。
私は、


('ー`*川「へへ」


恋を覚えたかもしれない。


つづく

19名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:24:49 ID:G0ijOpJY0

とりあえず第1話がここまでです
支援ありがとうございます
2話めももうできてるので、今日中に
ここに投下しようと思います
クリスマスなのに、なんの予定もないしね……

20名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:27:49 ID:vTlPP/N20
乙乙

21名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:40:11 ID:yrMq7dI.0
乙!

22名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 01:46:17 ID:FhFNMY9gO
タイトルのAAの順番がペニサス→兄者なあたりこだわりを感じる

23名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 02:26:33 ID:7SJ4lWxk0
つ、続き物なのか……
乙!期待

24名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 02:41:25 ID:uAlE8HFk0

これから楽しみだ

25名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 09:05:00 ID:t2s0oIfI0

なんか兄者かわいい

26 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:18:15 ID:G0ijOpJY0
トリップつけてみた

第二話いきます

27 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:19:00 ID:G0ijOpJY0


おれは、目の前に降り立った女神に反射的に跪いた。

28名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 10:20:08 ID:p7x03zI20
乙!
ハイ兄派だけど、このペニ兄もいいな

29名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 10:21:29 ID:p7x03zI20
うおおおお!2話きた!
支援支援

30 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:21:59 ID:G0ijOpJY0

「おい流石ー、日配の発注頼んだぞ」


( ´_ゝ`)「あ、はいー」


「じゃ!お先!」


( ´_ゝ`)「いいなぁ……。ぼくも帰りたいっす」


「早々と俺を帰らせるようなシフトを組んでんのはお前だろ!俺は嬉しいけど」


店長を早番にすることには理由がある。
店を閉めたあと、仕置きが待っているからだ。



(;´_ゝ`)(褒美……かな?)

31名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 10:22:45 ID:TfiY3qMA0
>>28
奇遇だな、俺もハイ兄派だ
だがこのペニ兄はいい
支援!!

32 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:22:48 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「今日は何をしてほしいんですか?」


(;´_ゝ`)「してほしいじゃなくて、ちょっと……」


目の前にいる彼女は店の従業員だ。
しかし、


('、`*川「いじめられたそーな顔してますけどぉ?」


ただの従業員だとは言えない……。

33 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:24:10 ID:G0ijOpJY0

(;´_ゝ`)「こ、ここさ、店の中だし、あんまり、やらしいことは……」


('、`*川「ん?なんだろ、やらしいことって」


彼女はおれの後ろにまわり、そっと手を巻き付けてきた。


(;´_ゝ`)「こういうことだよ……」

34 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:25:30 ID:G0ijOpJY0


二人きりになるたびにこういうことをするのは、もはや一度、二度ではない。
3ヶ月前にこの店に異動して、彼女に出会った。


( ´_ゝ`)´


`('、`*川



この店に来たばかりの日、ふと目が合ったときに思わず逸らしてしまったのは、心を引き抜かれる感覚をおぼえたからだ。

35 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:28:16 ID:G0ijOpJY0

閉店時間が近づけば二人でさっさと片付けをして、事務所にとじこもる。
おれと彼女の時間がはじまる。


('、`*川「可愛い……」


(;´_ゝ`)「かっ、可愛くないっ」


ケーシーのボタンを外していき、ワイシャツもはだけさせると彼女はおれの胸に指を滑らせる。


彼女になぞられたところ全てが性感帯になり、甘美な疼きがおれの心を震わせる。


('、`*川「兄者さん……」


耳元で囁く。
彼女の真珠色の肌が僅かに桜色に上気して、熱っぽい息が耳にくすぐられたく感じる。

36 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:29:33 ID:G0ijOpJY0

(*;´_ゝ`)「はっ……」


たまらなくなり、ズボンのチャックに手を伸ばすとぴしゃりとはたかれた。


('、`*川「どうして一人で盛り上がってるの?」


綺麗な笑顔だった。

おれを虐げているときの彼女は、時が止まるほど美しい。


おれは、おかしいのかもしれない。

10も年下の少女によこしまな感情を抱いているなんて、誰に言えるだろうか。

37 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:32:12 ID:G0ijOpJY0



笑みを浮かべた彼女の視線は下へおりて、「一人で盛り上がってる」おれの股間を見ていることに気がついた。じわりと羞恥心が高まるのと同時に、また体が疼き、さらにみっともなく盛り上がる。


('、`*川「見られるだけでそんなに元気なの、いいですねー」


視線は外さないまま、数秒前にはたかれて行き場をなくしていた手を口の中へ誘われた。


(;´_ゝ`)「え……」

38 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:34:19 ID:G0ijOpJY0

おれの人差し指と中指の二本をまるで
性器に見立ててるかのように、唇で咥
え込んで水っぽい音をわざとらしく立
てながら上下に動かす。
仕上げと言わんばかりに垂れた唾液を
丁寧に舐め上げたあと、舌先でささく
れ立った爪の根元をなぶられた。
ピリピリとした痛みも、心地よく感じる。


('、`*川「どーお?」


唇を唾液で濡らしたまま彼女が問う。

39 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:35:26 ID:G0ijOpJY0


(;´_ゝ`)「……あ、ありがとう」


とてもよかった。


('、`*川「こーいうの好きかなって」


彼女は分かっている。
俺が、彼女に手が出せないことを。
だから代わりに指を慰めてくれたのだ。


('、`*川「ね」


('、`*川「私のも舐めてくれます?」


白く滑らかな手を差し出してきた。

40 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:36:19 ID:G0ijOpJY0

( ´_ゝ`)「……」


('、`*川「どうしたんですか」


( ´_ゝ`)「……綺麗だ」


手指に毛は生えていないし、細長い指の先には縦長の爪が光沢を放っている。

どうしてこんな、いちいち美しいのだ。

41 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:37:02 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「──んっ」


人指し指を口に含んだと同時に彼女が声をあげた。
目の前の女性を癒さなければならない。


くわえこんで、根元からゆっくり、舌の熱でほぐすように舐めた。

歯を立てないようにと口をすぼめて指をしゃぶるおれはおそらく必死な顔をしていて、それを静かに見下ろす彼女の視線が顔を熱くさせる。

42 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:38:08 ID:G0ijOpJY0

突然、彼女が爪を立てた。驚いたおれは口を開けたが指は舌の裏に入り込む。
歯肉を削られた感覚がした。


(;´_ゝ゚)「ぁが……」


やっと抜かれた指は先端に赤色をまとっていた。
唾液があふれる。血の味がする。


('、`*川「ありがとうございました」

43 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:38:50 ID:G0ijOpJY0

濡れた人さし指を彼女が舐める。
「美味しい」と言い出しそうな彼女の妖艶な笑みを見て、喉の奥が痙攣するような感覚がした。


痛い、気持ちいい。

('ー`*川

彼女はおれを知り尽くしている。

いつも抗いようもなく翻弄されっぱなしのおれは、恋を覚えたばかりの子どものようにもどかしい思いばかり抱えている。

44 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:39:46 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「で、なんでしたっけ」


( ´_ゝ`)「え」


('、`*川「場所を変えたいんでしょう?」


( ´_ゝ`)「う、うん。ここはお店の中だし……」


('、`*川「そうですよね。流石さんちなんかどうです?」


(;´_ゝ`)「ううううちは結構大家族だから……」


('、`*川「そうなんですか。じゃあうちに来てくださいよ、私独り暮らしなんです」


(;´_ゝ`)「そうなの?知らなかった」

45 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:43:29 ID:G0ijOpJY0

彼女は美しい。
彼女を前にするとおれは幸せな気持ちになる。

('ー`*川「堂々と二人きりになれますね?」



(;*´_ゝ`)、


彼女がいたずらっぽく笑うから、おれもつられて笑った。

46 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 10:47:22 ID:G0ijOpJY0
第2話終了です
また続きます
変な改行してあるとこは本当に意味のないものなので
気にしないでください

支援ありがとうございました!
自分もつい先々月くらいまでハイ兄派でした!!
ペニ兄流行れ!!

47名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 11:22:13 ID:SWhaLoQ20
おつー

48名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 11:22:45 ID:TfiY3qMA0

母者にいたぶられるうちに目覚めてしまったのか・・・

49名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 12:22:34 ID:Dinl0W1I0
おつ
ペニ兄なんてこれまで考えたこともなかったが いいな…

50名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 13:38:06 ID:yrMq7dI.0
乙乙
ペニ兄流行れーもっと流行れー

51名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 14:58:10 ID:KIE.cf360

なにこれいいな

52名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 15:39:07 ID:7SJ4lWxk0
ハイ兄もペニ兄も美味しいです


53 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 22:56:48 ID:G0ijOpJY0
乙ありがとうございます

第3話いきますー

54 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 22:57:43 ID:G0ijOpJY0


「おい棚替えはぁー?」


苛立ちを含んだ声。
昨日の自分が明日に回そうと思っていた仕事の進捗状況を聞かれた。


(;´_ゝ`)「あ、これから……」


「ホンットのろいなぁー!お前!」


(;´_ゝ`)「あっ」


髪の毛を掴んで平手打ちをされた。
自分の病的なまでの度合いの性嗜好はこの刺激にすら反応を見せてしまう……


(;´_ゝ`)「……れ?」


はずだけど。

55 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 22:58:37 ID:G0ijOpJY0


( ´_ゝ`)(まだ10時前だ、伊藤さん今ごろ授業かな……)


( ´_ゝ`)(……今日バイト休みだ)


会えない日に、もどかしい思いを感じる。

これは、あれだ。


( ´_ゝ`)(……恋か)


(;´_ゝ`)(いや、いや。何を考えてるんだ)


いい年の男が思う事ではない。

だのに、目を閉じるだけで彼女の姿が思い浮かべられ、その手の感触、髪の毛の匂いまで記憶しているおれはやっぱり。


(;´_ゝ`)(変態だ、な)


コンプレックスである猫背をさらに丸めて、ため息をついた。

56 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:00:12 ID:G0ijOpJY0

('、`*川(今日バイトないんだ)


時を同じくして、ペニサスは教室の窓から空を見つめていた。


('、`*川(放課後暇だな……勉強しよ)


そのとき彼女に声をかける同級生がいた。


「ペニサス。今日暇?」


('、`*川「暇じゃない」


「いっつもそーじゃん。いつ俺に構ってくれるわけー?」


金色の髪の毛を立てだらしない着こなしを好むこの同級生を彼女は快く思っていない。
しかし見た目も行動もかなり派手なこの男は彼女に執心であった。

57 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:01:46 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「今構ってあげてるじゃないの。あと馴れ馴れしく呼ばないでくれる」


(視界が暗くなる)


「キッツぅ~」


(ウザイ)



('、`*川(会えないときも顔が見れたらいいのに)



('、`*川(……)

58 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:04:15 ID:G0ijOpJY0


( ´_ゝ`)「終わりましたー」


「おー、お疲れ。じゃーな」


( ´_ゝ`)「ありがとうございますー、お先に失礼します……」


早上がりなので、パートさん達にも挨拶をして着替えてから店を出た。


( ´_ゝ`)「4時かー……」


彼女に会えない日は待ち遠しい気持ちもないので1日が早く感じる。待ってるときは時間が遅く流れて、顔を合わせるときはさらに速く時間が流れる。

彼女の美しさに魅せられるときは時が止まるし、もう何がなんだか。


('、`*川「今あがりですか」



(;´_ゝ`)「え」


時間が加速を始めた。

59 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:06:02 ID:G0ijOpJY0


(;´_ゝ`)「どうしたの?」


('、`*川「いや……」


('、`*川「顔が見たくなったんです



(*´_ゝ`)、「……そう」


その言葉を嬉しく感じた。

60 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:08:24 ID:G0ijOpJY0



('、`*川「駅からバスでまっすぐ来たんです。いつもは自転車なんですけど」


( ´_ゝ`)「そうなの」


('、`*川「これから暇ですか?」


( ´_ゝ`)「えっ」


('、`*川(やぁだ、あの男と同じこと言ってるじゃない私)


二人きりになれるねなんて言ったときに笑ってくれたけれども、彼は慎重なところがあるから来ないかもしれない。


(;´_ゝ`)「いき……ます、か」


そう思っていたから、彼の答えは私を少し喜ばせたの。

61 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:22:52 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「道案内しますね」


(;´_ゝ`)「あり、ありがとう。乗って」


乗車を促した。
こんなことになるとは予想していなかったし、とても焦っている。
予期していれば、車の掃除くらいしたのに。


('、`*川「おっじゃましまーす……って言ったほうがいいのかしら、車でも」

62 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:25:07 ID:G0ijOpJY0

彼女が着ている制服は、2つ3つ向こうの駅の近くの高校のものだ。

プリーツスカートから伸びる長い足は真珠色に輝いて、無地の紺色がそれを際立たせていた。


('、`*川「どこ見てるんですか?」


(;´_ゝ`)「あ、ごめ、ん……」


視線を読まれていた。

63名も無きAAのようです:2012/12/25(火) 23:25:15 ID:KIE.cf360
きたー!
支援

64 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:25:55 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「ここ真っ直ぐ行ったところのアパートです」


( ´_ゝ`)「けっこう遠いね」


('、`*川「そうですかね。信号にひっかからなければ自転車で10分くらいですよ」


階段を上がる。前を歩く彼女の短いスカートの丈が揺れる動きに合わせて目を泳がせる。

65 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:26:48 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「あがってください」


( ´_ゝ`)「おじゃましまーす……」


殺風景な部屋だった。


( ´_ゝ`)「伊藤さんらしい部屋だね」


('、`*川「あんまり無駄なもの置いときたくないんですよ」


( ´_ゝ`)「へぇ……。でもいいね、一人暮らしだと一人の時間がいっぱいあって」


('、`*川「そうですかね。いつも独りだと」


('、`*川「独りでいることに飽きてしまいます」



( ´_ゝ`)「そうか……」


なんとなく、一人暮らしの理由を聞けなかった。

66 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:28:10 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「ここに、人を呼ぶのは初めてです」


( ´_ゝ`)「そうなの?」


('、`*川「はい、流石さん、ねぇ……」



────ここでなら何でもできますよ。


彼女のその言葉に、心臓が跳ねた。

67 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:30:08 ID:G0ijOpJY0

(;´_ゝ`)「そ、そんなつもりで来たわけじゃ」


('、`*川「じゃあ他にここにきた理由あります?」


(;´_ゝ`)「……」


顔を近づけてきた。
まっすぐとおれを見つめる瞳は不思議な輝きを放っていて、目を逸らすことができない。
いや、目を閉じていても、彼女が近づいてきたらすぐにわかるだろう。



出会ったときから思っていたことだ。
彼女は、花の香りがする。

68 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:31:13 ID:G0ijOpJY0


唇が触れた。

69 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:34:41 ID:G0ijOpJY0

(;´_ゝ`)「やめっ……」


顔を逸らして、少し後退りをした。


('、`*川「……」


(;´_ゝ`)「…………」


('、`*川「……」


彼女はおれを、五感で楽しませてくれる。

美しい姿でおれを魅了して、心地よい声でおれを蕩けさせて、長い指はおれの体のあちこちに触れてはもどかしい思いをさせるのだ。


(;´_ゝ`)'(……これじゃ『五』感じゃないか)


('、`*川「……」

70 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:37:19 ID:G0ijOpJY0




ガラス玉の瞳がゆっくりと近付いてくる。 胸元のリボンはいつのまにかなくなっていて、シャツのボタンが2つはずれている。隙間からのぞく肌色を見ないように目をそらした時には視界いっぱいに彼女の両のガラス玉が広がっていた。

71 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:39:36 ID:G0ijOpJY0

もういっかい、唇が触れた。


そんなつもりじゃないんだと言った手前、必死に顔を逸らそうとするが片手で顎を掴まれて真正面に固定されてしまう。


(;´_ゝ )「───っ」


生温い感触を伴って彼女の舌が唇を割って侵入してきた。歯茎をなぞってから口内を蹂躙する彼女の舌の動きに声が漏れた。「流石さん」と熱い息混じりにおれの名前を呟く彼女の声が脳内に染み入る。
わきあがる快楽に力が抜けてしまい、されるがままになっていた。
次第に水っぽい音が耳に入り、収まりきらなくなった唾液が口の端からつたうのを感じた。

72 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:42:54 ID:G0ijOpJY0

(;* _ゝ )「~……っん、……」


呼吸もままならずに頭がぼうっとし始めた所で、彼女はやっとおれを解放してくれた。名残惜しげな唇を糸がつないでいる。



('、`*川「ね、」


('、`*川「『味』もでしょ?」


……彼女には、おれの考えていることが分かるらしい。

73 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:45:35 ID:G0ijOpJY0

('、`*川「もういっかい」


(;´_ゝ`)「あ、ああ」


(; -_ゝ-)「……ん」


目を閉じて、彼女の唇を待った。室内が静まり返り、息づかいのみが聞こえる。
おれの上唇に彼女のがかすって、直後に



(;´_ゝ`)「んぎっ……」


痛みが走るのと同時に彼女がそれを引き起こしたことを理解した。


('、`*川「ふふ、おいしそうだったから」

74 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:49:09 ID:G0ijOpJY0

人差し指で自分の口を拭って、彼女は笑った。
自分もつられて下唇を触ると、血がついていたのでまた余計にきりきりと痛んだ。傷口が脈打つ一方、もう一ヶ所に熱が集まるのを感じた。


(;´_ゝ`)「痛いよ……」


('、`*川「それがいいんでしょ?」


ほら、と彼女が指差す先にはおれの下腹部。


('、`*川「みっともないですね、ほんと……」


(;´_ゝ`)「あ」


(;´_ゝ`)「あ、ああ。よかったぁ~。本当によかったよ」


('、`;川「何が?」


(;´_ゝ`)「いやもう今日ね、店長にね───」

75 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:50:38 ID:G0ijOpJY0


('、`*川「ひっぱたかれても何ともならなかったと……」


(;´_ゝ`)「うん、うん、EDになっちゃったのかなって思ってさ」


('、`*川「ふふ、嬉しいなぁー」


( ´_ゝ`)「え」


('、`*川「これからは、流石さんを勃起させられるのは私だけなんですよね」


(〃´_ゝ`)「え」



抱き締められた。

76 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:55:42 ID:G0ijOpJY0


彼女の香りに包まれて、おれは幸せな夢を見る。





……そうだ。ありえない話なのだが、今振り返ると、彼女と過ごした時間はただの夢だったのではないかと思うことがあるのだ。
あまりに彼女が、現実味のない存在だったから。



第3話 おわり

77 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:57:08 ID:G0ijOpJY0
支援ありがとうございました

第4話は少し日にちが空きます

78 ◆i52AOI2j3I:2012/12/25(火) 23:58:18 ID:G0ijOpJY0
投下するのに日にちが空きますってことです
知ったこっちゃないでしょうが日本語が不自由なもので……orz

79名も無きAAのようです:2012/12/26(水) 00:11:33 ID:lq9Lfwiw0

ペニ兄っていいものだな

80名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 18:56:19 ID:PuXhsbVs0
第4話いきます

81名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 18:57:07 ID:PuXhsbVs0


(*;´_ゝ`)「い、とう、さんて……」


(*;´_ゝ`)「キスうまいよね……」


そんなこと言うなんて、失礼しちゃうわ。
誰と比べているのかしら。

82名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 18:58:30 ID:PuXhsbVs0
───

1日毎に気温がじわじわと上がり、クーラーのきいている店内でも長袖が煩わしく感じてきたのでケーシーを半袖のものに変えた。
兄者さんの視線が私をくすぐる。


('、`*川「流石さんて、童貞ですよね」


( ´_ゝ`)「それは、どうしても今聞かなくてはならないことでしょうか……」

83名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 18:59:35 ID:PuXhsbVs0

閉店後のレジ閉めの最中。
二人きりなんだから別に構わないと思うのだけれど。



('、`*川「だからあの、童貞ですよね」


( ´_ゝ`)「どうして決めつけるのっ」


('、`*川「違うんですか?」


( ´_ゝ`)「違いません」

84名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:00:25 ID:PuXhsbVs0

('、`*川「ほらやっぱり」


(;´_ゝ`)「え~、あのー、ほら、機会を逃してきたからというか、うん」


('、`*川「男子校だったんですか?」


(;´_ゝ`)「共学でした」


('、`*川「機会を逃すもなにもモテなかっただけじゃないですか」


( う_ゝ`)「この話はやめよう」

85名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:01:12 ID:PuXhsbVs0



帰る支度をするために事務所に入ると、本屋の袋が机の上に置いてあった。

('、`*川「?」


( ´_ゝ`)「ああごめん、それ俺の。今日遅番だったから本屋寄ってきたの」


('、`*川「……」


袋の口をとじてあるテープをはがす。


( ´_ゝ`)「なぜ勝手に開ける!?」

86名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:01:55 ID:PuXhsbVs0

('、`*川「……」


(;´_ゝ`)「伊藤さん?」


('、`*川「兄者さんてこういうの見るんですね」


中に入っていたのは風景の写真集だった。


(;´_ゝ`)「いや、あの、高校時代写真部だったし、ちょっとは興味あるよ」


('、`*川「そうなんですか。似合いますね」


( ´_ゝ`)「どういう意味で似合うと言ったのかは考えないでおくよ」

87名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:03:07 ID:PuXhsbVs0


('、`*川「撮影者、ハインリッヒ高岡……」


('、`*川「名前聞いたことあります。まだ若い女の人ですよね」


( ´_ゝ`)「あ、ハインのこと知ってるん──」


('、`*川「流石さん」


(;´_ゝ`)「だ、?」



('、`*川「ニュースで名前を聞いたことがあるんです。若くして大きな賞をとったとかで」


('、`*川「で、なぜハインと呼んだのです?」


(;´_ゝ`)「……高校時代の同級生で」


('、`*川「もてない流石さんが女の子を愛称で呼ぶのはなぜですか?」


(;´_ゝ`)「付き合ってたから……」


もてないわけでは、なかったらしい。

88名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:04:31 ID:PuXhsbVs0

翌日。


('、`*川「あれ、流石さんは」


「今日休みだよ」


('、`*川「へぇ……」



トイレに行くふりをして、彼に電話をかけることにした。


(;´_ゝ`)『伊藤さん?どうしたの』


('、`*川「ハインさんと会うんですか」


( ´_ゝ`)『……うん』


('、`*川「……そうですか」


( ´_ゝ`)『時間は伊藤さんがバイト終わった後くらいだよ。……来る?』



日が経つ毎に蝉の鳴き声が大きくなってゆく。


私が店を出たらもう兄者さんが待っててくれて、車に乗せてくれた。

89名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:05:18 ID:PuXhsbVs0


流石さんが元彼女と待ち合わせた場所は、この暑い時期だというのに屋外だった。



( ´_ゝ`)「もう来てる」


車を降りて、少し早歩きをする彼の後ろで小さく舌を鳴らした。
元彼女に会うために急ぐ彼の姿に心がざらついて、自分の勝手さがいやになる。


( ´_ゝ`)「久しぶり」


从 ゚∀从「兄者くん!」


こっそり彼女のことをネットで調べた。そこで見た以上に、たいへんな美人だった。

90名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:06:56 ID:PuXhsbVs0

从 ゚∀从「……えーと、どちらさまで……?」


( ´_ゝ`)「あ、ちょっと、付き添いで」


( ´_ゝ`)「弟者は……?」


从 ゚∀从「あちーから車の中で待ってるってさ。兄に顔くらい見せればいーのに」


( ´_ゝ`)「いいよ。元気なのは分かるから」


从 ゚∀从「そっか」


('、`*川「私も車に戻ります。鍵貸してください」


(;´_ゝ`)「そう……暑いもんね。クーラーかけてて。はい」


向こうは同伴者をここに連れていないのだから、今付き添ってる自分が子供のようだと笑われる気がしていやだった。
鍵を預かって足早に車に戻った。

91名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:07:50 ID:PuXhsbVs0


从 ゚∀从「彼女?」


(;´_ゝ`)「いや、ちょっと違う。わざわざ連れてくることはなかったんだけど、……ごめん」


从 ゚∀从「いやいやいーんだよ。元カノに会いに行かれるの嫌なんだろ。普通に考えてそうだよなぁ」




从 ゚∀从「彼女ちゃん、あの子いくつ?」


( ´_ゝ`)「……今年18」


从;゚∀从「わかっ!!だめだよ犯罪は」


(;´_ゝ`)「いやでもあの、付き合ってるとかじゃないんだ」



从 ゚∀从「でも仲いいんだろ。大事にしてやんなよ?あの子も、兄者くんのこと大好きだと思うよ」


( ´_ゝ`)「……そうだね」

92名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:08:34 ID:PuXhsbVs0

从 ^∀从「それにしても、悔しいなー」


( ´_ゝ`)「?」


从 ゚∀从「兄者くんがまた好きになってくれてたらどーしよー!って思ってたのにダメだったんだから」


(;´_ゝ`)「あ、そうなの……なんかごめん」


从;゚∀从「ううん、謝ることないよ。なんか弟者が常に後ろにくっついてるし、それに助けられた部分もあるよ」


从 ゚∀从「兄者くんはあの子を幸せにしてあげて?」


( ´_ゝ`)「……うん」


从 ゚∀从「じゃあそろそろ……。本当はもうちょっと長くいたかったけど」


( ´_ゝ`)「頑張ってね。ハインの写真、いいと思う」


从 ゚ー从「ありがと。来年また新しいの出すから、買ってね?」


( ´_ゝ`)「うん。ファンだしさ」

93名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:09:39 ID:PuXhsbVs0


(;´_ゝ`)「た、だいま……」


('、`*川「おかえりなさい」


(;´_ゝ`)「うわ、暑っ……。窓くらい開けなよ、熱中症になっちゃう」


('、`*川「そうですね」


(;´_ゝ`)(やっぱりちょっと機嫌悪いみた──)


運転席に座りシートベルトをしめようとした彼の襟を両手で掴んで引き寄せて、薄い唇を貪った。
先日噛んだ下唇は、まだわずかに腫れていた。

94名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:11:01 ID:PuXhsbVs0


('、`*川「いいですか。昔の恋人を忘れろとは言いません」


('、`*川「キスは私のだけを覚えていればいいんです」


一瞬びっくりした顔をしていたけれど、笑ってくれた。
彼が笑った。私にとっての大事な光だ。

95名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:11:52 ID:PuXhsbVs0
第4話おわり

96名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 19:51:45 ID:sW5S/jXwO

これはいいハイン

97名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 21:02:32 ID:iMcmA7B20
俺と言わないハインは久々

98名も無きAAのようです:2012/12/30(日) 21:12:36 ID:xZ5tGSeg0

かわいい

99名も無きAAのようです:2012/12/31(月) 02:09:31 ID:lsUiGmn.O
おつおーつ
ペニーいいねえ!

100名も無きAAのようです:2012/12/31(月) 10:12:58 ID:/oLVTGmc0
おつー
このハインちゃんは新鮮

101名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 11:57:42 ID:ey8ttAGw0
あけましておめでとうございます

読んでくれる人が少しずつ増えてるのかしら
ありがたいことです

第5話

102名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 11:58:43 ID:ey8ttAGw0

彼女とおれとの空間は、ひとつの世界であった。
目眩くその世界で、おれは息の仕方を忘れる。

103名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:04:34 ID:ey8ttAGw0


彼女からメールが入った。
声も出せない状態なのでメールで失礼します。代わりは頼んでおいたので今日のバイトはおやすみします、と。


(;´_ゝ`)「えぇー……心配だなぁ」


この間から体調がよくなかったのかもしれない。なのに暑い車内で待たせるようなことをしてしまったのを後悔した。


『仕事終わったら、行くよ』


返信はなかった。

104名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:05:29 ID:ey8ttAGw0



「流石さん、今日はテキパキしてますねー」


(;´_ゝ`)「そ、そうかな。いつもじゃない?」


(;´_ゝ`)「……今日ちょっと用事があるから片付けとか急いでいい?せかすつもりはないんだけど」


彼女は一人暮らしだし、なにかあってはいけない。
閉店時間が近づいて、大急ぎで店を閉めたあと風邪薬と栄養ドリンク、冷却シートを買って車に乗り込んだ。

105名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:06:17 ID:ey8ttAGw0



(;´_ゝ`)「伊藤さーん……大丈夫ー?」


インターホンを押してみるも、反応がない。
寝ているのだろうか、それとも起き上がれないほど病状がひどいのだろうか。

(;´_ゝ`)「ど、どうしよ……」

と思ったときにメールが入った。

『かぎあいてます』

106名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:07:01 ID:ey8ttAGw0



(;´_ゝ`)「おじゃましまーす……」


入るのは、2度めだ。奥からか細い声がする。


フローリングに直に敷いてある布団の上に彼女が横たわっていた。


('、`;川「なに、しにぎたんですが……」


声がしゃがれていて、話すのもやっとという感じであった。


( ´_ゝ`)「なにって、お見舞いにだよ!ほっとけないじゃない」


('、`*川「ちょー、よげーなお世話ですがら……」


(;´_ゝ`)そ「ご、ごめん」


('、`*川「でぎれば来てほしぐながったんですよ」


(;´_ゝ`)「迷惑だろうけど、うん、ごめんね。声も出せないってメールで言ってたのに」


('、`;川(今の声を聞かれたくなかったからよ……)

107名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:14:42 ID:ey8ttAGw0




(;´_ゝ`)「でも心配だし……」


('、`*川(……)


('、`*川「……嘘ですよ。看病してぐださい」


(;´_ゝ`)「うん、ご飯たべた?薬は?」


('、`*川「あ゙ー、なんとが食べました。薬は……買い置ぎがないがら」


( ´_ゝ`)「あ、も、持ってきた!どの症状がいちばん重い?いくつか買ってきたけど」


('、`*川「のどの痛みと熱ですかね……」


( ´_ゝ`)「じゃ、これかな。体に合わない薬とかあったら教えて欲しい」


('、`*川「……なんが、薬局の店員さんみたい……」


(;´_ゝ`)「薬局の店員さんですよ!?資格も持ってますよ!?登販だけどさ!」


※登販……登録販売者。一般用医薬品を販売する資格のひとつ。

108名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:15:33 ID:ey8ttAGw0


('、`*川「ふー……ありがとうございます。冷えピタも買ってきてくれたんですね」


( ´_ゝ`)「薬飲んだし後は寝るだけだね」


('、`*川「いえ」


( ´_ゝ`)?


('、`*川「暑いから汗かいちゃったんですよ。体拭くの手伝ってくれません?」


(;´_ゝ`)「え、ちょっ、それは」


('、`*川「夏だし不潔にしていたくないんですよぉー。私病人ですし誰かに手伝ってもらわなきゃー」


(;´_ゝ`)「え、えーと、……わかりました」


正直焦ってはいるものの、彼女に振り回されるのは悪い気がしないものだ。

109名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:16:21 ID:ey8ttAGw0




( ´_ゝ`)「タオル濡らしてきたよ」


('、`*川「ありがとうございます。替えのTシャツがそこの1段め開けると入ってます。とってくれませんか」


( ´_ゝ`)「あ、うん」


('、`*川「同じところに下着入れてるのでそれも取ってください」


(;´_ゝ`)「おぅ!?」


('、`*川「汗かいてるんですから下着も替えなきゃでしょ」


(;´_ゝ`)「わ、わか、わかった」


プラスチックの衣装ケース。それの引き出しを開ける。
年頃の女の子の割には服の数は多くなく、真面目な彼女らしくきっちりと衣類がしまわれていた。

110名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:17:10 ID:ey8ttAGw0



左側にはTシャツが並んでいる。綺麗に並べてあるのを崩さないように端にあるものを出した。右側には……。


('、`*川「はやくしてください」


(;´_ゝ`)「ど、ど、どれがいい」


('、`*川「そこにあるもので兄者さんが一番好みのものを渡してください」


そんなことを言われても、と狼狽したが、右手はいつのまにか布を一枚握りしめていた。



(; _ゝ )「は、はい」


('、`*川「病人にヒモパンはかせるんですか」


(;´_ゝ`)「ごめんなさいっ!違うのにします!」


('、`*川「ううん、いいんですよ。こういうのが好きなんですね」


(;う_ゝ )「ごめんなさい……」


('、`*川「こっち向いて」


おそるおそる手をどかした。
作り物でもこうまで美しくはないだろうと言えるほどにしなやかな裸の上体をこちらに向けている。
しっとりと汗ばんだ乳色の肌が、なまめかしく呼吸していた。

111名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:18:27 ID:ey8ttAGw0



('、`*川「あら、目をそらさないでください」


(;´_ゝ`)「は、はやく服着て」


('、`*川「拭くの、手伝ってって言ったでしょう」


濡れタオルを渡されたおれの手は誰が見ても分かるほどに震えている。
ごまかしようのないそれを彼女はじっと見つめていた。


('、`*川「顔は拭いたので、首からお願いします」


なるべく刺激を受けないようにと彼女の後ろに回ってタオルをやわくこすりつけた。
彼女は何も言わず髪の毛を左手ですくいあげてくれた。
生え際が山なりに形づくられており、短い髪の毛が垂れているところに心をくすぐられた。



白く伸びる頸が、なめらかな曲線を描く肩が、わずかに浮かぶ肩甲骨が、おれをからかうように目の前に存在している。

112名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:19:22 ID:ey8ttAGw0


(;´_ゝ`)「お、終わりました……。前は自分で」


('、`*川「やってください」


(;´_ゝ`)「むりっ、無理無理!胸じゃん」


('、`*川「私の風邪が治ったら、どんなことでもしてあげるから」


耳元をくすぐる不意打ちに心臓が妖しくうごめき、そのままタオルをまた握りしめた。

そのとき彼女がもたれかかってきた。


「あなたって、単純でかわいいひと」

恥ずかしいけど、嫌な気持ちにはならなかった。

113名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:20:16 ID:ey8ttAGw0


('、`*川「ちゃんと拭いてくださいね?」


(;´_ゝ`)「ああ、う、うん」


柔らかくて、熱をはらんでいる肌。
壊さないように、丁寧に拭った。


なだらかな丘の間には、汗が転がっていた。


(;´_ゝ`)「少し……上向いて」


('、`*川「はい」


おれの手の中で従う彼女を見て不思議な気持ちになった。

華奢な身体をおれに許しきって、無防備に虚空を眺めていた。


それを一瞥したおれはいつのまにか、彼女にはりつく汗のしずくに自然に舌が吸い寄せられたのだ。

114名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:21:16 ID:ey8ttAGw0



彼女の挑発はおれをひどく困らせる。


( ´_ゝ`)「伊藤さん、さ……」


(;´_ゝ`)「俺が男だって、忘れないでよ……」


さっきから、何とも思わないわけがない。
おれが勃起していることに彼女が気づいてないはずないのだ。


('、`*川「私に、手をだしたいんですか」


(;´_ゝ`)「出すかもっ、しれないだろ」


('、`*川「私がただの若い女だから」


(;´_ゝ`)「ちがう!」


(;´_ゝ`)「……っ」



今彼女を抱き締めたまま、何を言えばいいのだろう。

28と18だから、好きだと言ってはいけない気がした。

115名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:22:11 ID:ey8ttAGw0


('、`*川「忙しなく勃起して、おさめるの大変じゃないですか」


(;´_ゝ`)「……うん……」


('、`*川「トイレでオナニーしてきてもいいですよ」


(;´_ゝ`)「女子高生にそういうこといわれるの、ホントいいから!」


('、`*川「えー?はーい」

116名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:25:05 ID:ey8ttAGw0



('、`*川「ありがとうございます。さっぱりしました」


( ´_ゝ`)「う、うん……」



('、`*川「困らせちゃって、ごめんなさい」


服を着てから彼女はおれに謝ってきた。
横になるよう促してから冷却シートを額に貼ってやり、首を振った。


(;´_ゝ`)「おれと、……ハインのこと、気にしてたんだろう?もう過去のことだから、伊藤さんは何も考えなくていいよ」


('、`*川「そうですねえ……。色々考えちゃったから、知恵熱が出ちゃったんですかねー……」

117名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:25:49 ID:ey8ttAGw0

とろんとした喋りになってきた。


( ´_ゝ`)「薬、効いてきたみたいだね。寝ていいよ」


('、`*川「わたしねるまで、ここいてください……」


( ´_ゝ`)「……うん。出ていくとき鍵あけっぱじゃまずいかな……」


('、`*川「かぎ、そこに置いてあるんでー……しめて、郵便受けに入れといてください……」


( ´_ゝ`)「これね。わかった」


('、`*川「わたし、ねるまで、ここいてくださいね……」


( ´_ゝ`)「わかってるわかってる」


('、`*川「へへ、じゃあね……ずっと起きてたい、なー……」



(´、`*川 ……zzz


( ´_ゝ`)(はやい!)

118名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:27:01 ID:ey8ttAGw0


普段は大人っぽい雰囲気をまとっているのに、寝顔は子供のようだった。

なんとなくじっと彼女の顔を眺めていたら、小さく寝言を呟いていた。



夢の中では、おれを下の名前で呼んでいるらしい。

119名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:28:12 ID:ey8ttAGw0
第5話おわり

120名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 12:32:38 ID:46zwe9D60


いいのうこの雰囲気

121名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 14:03:56 ID:cFybld3Y0
続きキター乙乙
ペニサスかわええ

122名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 15:19:21 ID:.T4whRXMO
エロのギアをもう一段階だけあげてくれないか

123名も無きAAのようです:2013/01/02(水) 15:29:11 ID:ey8ttAGw0
>>122
ご期待にそえるか分からないが、任せろと言っておこう

124名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:22:57 ID:eGOI4PPU0
>>123
はやまらないでくださいビコさん

125名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:30:00 ID:XiLYqT3.0
>>124
もう遅いぞ

昼間からブックオフで逆レイプ系の官能小説読みあさってきた
糧にできたかは別として、いきましょう


第6話

126名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:30:43 ID:XiLYqT3.0

サービス業に就いていると、休みが不定期だ。
今日は仕事がないので部屋の中で何をするでもなくただ寝転がっていたら、携帯電話が鳴った。



彼女からのお礼のメールだった。
一晩で風邪はすっかりよくなったようだ。

127名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:34:13 ID:XiLYqT3.0


( ´_ゝ`)「そっかぁー……よかったよかった……」


( ´_ゝ`)「あれー?学校ないのかなそういや……」


( ´_ゝ)゙「……」


( ´_ゝ`)「土曜かー……」


この仕事をしていると、曜日感覚がなくなってしまう。
家族が朝からいないから余計に休日だという気がしなかったのだ。

128名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:35:09 ID:XiLYqT3.0

('、`*川『今日も来てくださいよ。休みなんでしょう?』


( ´_ゝ`)「暇だしなぁ、いく、かー……」



───「おれが男だって、忘れないでよ」


(*;∩_ゝ`)「~……」


あんなこと言った翌日にのうのうと顔を合わせるのも恥ずかしいことだ。

だけれど猛烈に会いたくなってきた。

129名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:36:53 ID:XiLYqT3.0



('、`*川「いらっしゃい。昨日はどうも」


(;´_ゝ`)「あ、は、はい」


会いにきた。
昨夜着替えた服とは違うものになってて、下は柔らかそうな素材の短いスカートだった。
微かにシャンプーの匂いがする。


( ´_ゝ`)「あ……お風呂、入ったんだね」


('、`*川「はい、さっき。……下着ももうはきかえてしまったんですが」


(;´_ゝ`)「いやいいからほんと」

130名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:38:23 ID:XiLYqT3.0

蝉の声が聞こえる。


('、`*川「流石さん、覚えてる?」


('、`*川「私の風邪が治ったら、どんなことでもしてあげるから」


('、`*川「って、私言ったよね」


( ´_ゝ`)「……じゃあ昨日、」


( ´_ゝ`)「流しちゃったけど、おれのこと兄者さんて言ったよね……」


('、`;川「?」


( ´_ゝ`)「ぱ、パンツのとき、兄者さんの好みのものを渡してください、」


(;´_ゝ`)「……って。うん。確か」


('、`*川「……ばれちゃいましたか」

131名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:39:23 ID:XiLYqT3.0

('、`*川「夜が来るたびに、ひとりでこっそり呟くんです。兄者さん、って」


('、`*川「恥ずかしいから、あまりつっこまないでほしいかも。で、それがどうかしましたか?」


( ´_ゝ`)「だ、だから」


(;´_ゝ`)「ふ、ふたり、二人のときは、下の名前で呼んで」


('、`*川「いいんですか?」


('、`*川「……あにじゃさん」


(〃´_ゝ`)「……はい」


('、`*川「私のことは下の名前で呼ばないんですか?」


(;´_ゝ`)「あっ?……ぺ、ペニサ……」


(;´_ゝ`)「恥ずかしいです……」


('、`*川「んもう」

132名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:40:47 ID:XiLYqT3.0



('、`*川「……兄者さんの普段着って、好きです」


( ´_ゝ`)「え、ありがとう。Tシャツにジーンズだよ」


('、`;川「見ればわかりますから」


('、`*川「ね、兄者さん」


( ´_ゝ`)「な、なんでしょう」


('、`*川「何を期待して、今日は来ました?」


( ´_ゝ`)「なに、って」


おれの言葉に被せるように、彼女が口づけをしてきた。


('、`*川「ねぇ、ほら、期待してる」


(;*´_ゝ`)「あ……」


キスだけで膨らんだ股間を見られるという事に赤面してしまう。

だが彼女は気にする素振りをせず、おれの股間に手をあて、ゆっくりと上 下にさすった。

133名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:42:04 ID:XiLYqT3.0


('、`*川「ズボン、下ろしてください」


(;* _ゝ )「……」


蝉の声が遠のく。
判断じゃない、思考じゃない。何も考えずに彼女の言う通りにした。

下着を彼女が引いた。屹立したそれが飛び出す。


それを見た、目の前の女子高生が、妖艶な魔女に変貌した。

134名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:43:50 ID:XiLYqT3.0


おれのをやわく握り、ゆるく扱きはじめた。


('、`*川「もうちょっと強い方がいいですか?」


(;*´_ゝ`)「う、うんっ……」


ほどよい力でいじられる。
快感がびりびりと走る。



('、`*川「気持ちいいですか?」


(;* _ゝ )「きっきもち、いいっです……」


自分でいじくるのとは全然違う。
どこを触られても声が漏れる。

指の腹で鈴口をさすって、溢れだしてくる先走りを指で亀頭に塗り広げられる。

135名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:45:55 ID:XiLYqT3.0


(;*´_ゝ`)「あっ、あっ……」


上ずった声が漏れてしまう。
彼女の陶磁器のように白く、しかし柔らかな指と、てのひらが動くたび、電撃が神経を貫く。
水っぽい、いやらしい音が漏れ始める。
彼女は唇を舐めながら、おれを見つめる。その視線は、おれのペニスに移った。顔を少しずつ近付けてゆく。
手を休めることはせず、指を絡みつ かせ、撫でまわすようにいじる。


腰の奥からぞわぞわと、射精感がこみ上げてくる。

136名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:48:58 ID:XiLYqT3.0


(;*´_ゝ`)「いと、さん、だめ……だめ、もう、」


('、`*川「早い。まだだめです」


そう言いながら、手を止めない。
手を止めない、から、どんどん昇りつめていってしまう。

陰嚢が縮み上がり、白濁が尿道を駆け抜けた。

そしてそれは彼女の、


(;´_ゝ`)「あっ」


('、`*川「……」


顔に。

137名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:49:49 ID:XiLYqT3.0


('、`*川「汚い」


(;´_ゝ`)「ああああごめん、ごめん!」


萎れかけた自分のを丸出しにしたまま膝だちになろうとしたが、膝でとめてた下着とズボンがひっかかってよろめいてしまった。
右頬と、鼻先に少し。
彼女はそれを長い指で絡めとり、自らの口に近づけた。

赤い舌がすくいとってしまった。

138名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:51:11 ID:XiLYqT3.0

自分の精液くらいなら誰でも舐めたことくらいはあるだろうが、いい味ではないはずだ。

彼女はそれを知らないように(いや知らないだろうが)口に含んでしまった。


('、`*川「兄者さんの味」


(;´_ゝ`)「そんなもんの味でおれを認識しないで欲しい……」




先ほどまでの行為とは正反対の純粋な表情が、ベランダから差す日の光に映えて、やはり美しいと思った。

おれは彼女が、よくわからない……。

139名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 01:53:15 ID:XiLYqT3.0

6話め終わりです

えっちなの難しいよう><
ではでは

140名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 04:52:01 ID:PemvOP6EO
いやGJだ!わっふるわっふる

141名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 07:33:28 ID:QQfVopUwO
このペニサスは巨乳なのか

142名も無きAAのようです:2013/01/03(木) 10:11:37 ID:o9yV0SuQO
乙でする
えろだけど不思議にぴゅあな感じがするねえ

143名も無きAAのようです:2013/01/12(土) 18:07:01 ID:y7r4yJ.c0
ペニ兄いいなぁ

弟者とハインの関係も気になる!

144名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:12:54 ID:BlKQdvBY0
ペニサスのちちはBかCくらいだと思ってもらえると嬉しいな



第7話

145名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:13:40 ID:BlKQdvBY0

彼女が夏休みに入り、おれは彼女のアパートに通うのが休みの日の恒例になった。


( ´_ゝ`)「おじゃましまー」


('、`*川「はーい」


( ´_ゝ`)「暑いねー」


('、`*川「そうですね」


この部屋にはクーラーがない。扇風機が窓から入る風と室内の空気をかきまぜる。

146名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:14:35 ID:BlKQdvBY0



( ´_ゝ`)「勉強どう?」


('、`*川「まずまずってとこでしょうかね」


出された麦茶に口をつけながら他愛のない会話をしていると、彼女の携帯が鳴った。


( ´_ゝ`)「? 出ていいよ」


('、`*川「いいんです」


(;´_ゝ`)「えー?そういうわけにはいかないっしょ。おれが外出てようかぁ、あ゙!」


テーブルに置いた、麦茶のコップを掴んで思いっきりおれにひっかけた。


('、`*川「あらーたいへーん!」


(;´_ゝ`)「なんですかもう!」


('、`*川「お風呂入ってきていいですよ。半分くらい水はってありますんで浸かってきてください」


(;´_ゝ`)「いやすぐ乾くからいいよ……?」


('、`*川「いいから」


(;´_ゝ`)「……はい」


いつだっておれは彼女に従う。

147名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:15:27 ID:BlKQdvBY0




彼女のアパートの風呂はトイレと洗面台が浴室内に設置されているタイプのユニットバスだった。

服を脱いでいたらドアが開けられ、彼女が入ってきた。


(;´_ゝ`)「えっ!?何!?」


('、`*川「おしっこしたくて」


そういいながらわずかに前にかがんでショートパンツに手をかけた。おれは慌てて服を脱いでトイレと風呂を仕切るカーテンの裏に隠れた。


(;´_ゝ`)「つっ冷たっ!」


そういえば水をはってあると言っていた。


……狭い口から水の流れる音がする。
便器をたたく音と共に、尿を排出する音が聞こえる。

148名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:16:43 ID:BlKQdvBY0



カーテンを一枚隔てた空間で、彼女が排尿している。
構造が違うからか、男とは音が違うんだななんて考えながら、
浴槽の中で目一杯に体を縮めてその音を拾うのに必死になった。


(;´_ゝ`)(なにやってんだろ、おれ……)


トイレットペーパーのロールが動く音、水を流す音を聞いて、出ていくかと安心して肩をなでおろした。
そうしたら突然、カーテンが開けられた。


(;´_ゝ`)「きゃっ!なんで入ってくるの!」


('、`;川「きゃっ!ってなんですか」


彼女は全裸になっていて、一緒に入ろうとしてきたのだ。
浴槽のへりを跨ぐために脚をあげる彼女から一生懸命顔をそらした。


(;´_ゝ`)「の、覗かないって言ったじゃん!」


('、`*川「一緒に入らないとは言ってませーん」


向かい合うように湯に浸かる。目のやり場に困ってしまって、露骨に目線を動かしてしまう。

149名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:17:35 ID:BlKQdvBY0



(; ´_ゝ)「体流さずに浴槽入っちゃったけど大丈夫……?」


('、`*川「いいんですよ。後でお風呂洗いますし」


(; ´_ゝ)「そ、そっか」


('、`*川「見ればいいじゃないですか」


(;つ_ゝ`)「見ない、見ないぞ」


('、`*川「見てよ」


(;´_ゝ`)「……」


('、`*川「どう?」


おれが手をどかすと、彼女は肘を高くあげ、手を後頭部にあてるポーズをとった。
彼女の皮膚はどこもかしこも白くて、控えめな大きさの乳輪だけがピンク色で、何かを言うのも恥ずかしくて


( ´_ゝ`)「……綺麗です……」


としか、言えなかった。

150名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:18:21 ID:BlKQdvBY0




('、`*川「私も、兄者さんの体は綺麗だと思います」


人指し指を、おれのみぞおちにあてた。するするとその指が下りていき、これからペニスを彼女の指でなぞられることを静かに期待したら、へその下で止まった。



('、`*川「お尻、少し浮かせてくれませんか」


その言葉に自然と従い、浴槽のへりに足を乗せた。

彼女の手が睾丸の下をくぐり抜けて、ある一点を押してきた。


(;´_ゝ`)「えっ、なに?」


('、`*川「すっごいかたいですね、指入らないなぁ……」


(;´_ゝ`)「普通は出す専用だからだよそこは!あっ、ててて」

151名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:24:41 ID:BlKQdvBY0



('、`*川「兄者さん」


(;´_ゝ`)「いや、ほんとやめて、気持ち悪い、ぃぃぃ」


('、`*川「あ、第一関節いけました。勃起してますけど」


(;´_ゝ`)「関係ないから!違うから!」


(;*´_ゝ`)「やめてってぇ……」


('、`*川「顔が赤いですよ。興奮してるんじゃないですか?」


(;*´_ゝ`)「ち、ちがー、う……」


彼女の裸とか、彼女の指先とか、彼女の表情がおれを困らせる。

が、死ぬ気で括約筋をしめつづけた。

152名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:25:48 ID:BlKQdvBY0



(;´_ゝ`)「……う」


('、`*川「残念だなぁー……」


水風呂に入ったというのに変な汗をかいてしまった。
肛門に違和感が残っている。
服を着た彼女が不満げにおれを見つめる。


(;´_ゝ`)「やっていいことと悪いことがあるでしょ!」


('、`*川「悪いことはない!兄者さんがMだから!」


(;´_ゝ`)「全ての理由はそれに尽きるんですか……」


('、`*川「それにしてもなぁ、なんだろ?」


('、`*川「漫画みたいにうまく入らないんですね?」


( つ_ゝ∩)「どんな漫画を読んでいるんですか」


('、`;川「え、あの誤解しないで欲しいんですけどちゃんと男女のですからね?」


(;´_ゝ`)「そこらへんはいーから!どうでも!」

153名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:26:48 ID:BlKQdvBY0
>>148
湯じゃないです。間違えた

154名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:27:35 ID:BlKQdvBY0



('、`*川「でもまぁ処女奪えなくて残念です」


(;´_ゝ`)「奪わなくていーから」


('、`*川「あらそうですか?」


('、`*川「でも兄者さんの困る顔、可愛いからなぁー」


( ´_ゝ`)「本当、変わってるよ……」


('、`*川「兄者さんも変わってますよ」


(;´_ゝ`)「もういいです、どうでも……」

155名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:28:21 ID:BlKQdvBY0




その晩おれは家に帰って、彼女の指の感触が残るそこをさすりながら自慰をした。
彼女を思い浮かべながらのその行為がなんともいえず甘苦しい思いにおれの身を落とす。

彼女の目に触れたペニスを扱きながら名を呼んで、声を漏らして、確かにおれは彼女への激しい恋心を自覚した。



全く関係のない話になるが、妹の部屋はおれの隣にある。
翌朝、朝食のときに気まずそうに妹がちらちらとおれの顔を見てきたが、それもどうでもいいことだ。と、思いたい……。

156名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:30:55 ID:BlKQdvBY0
7話めおわり

157名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 19:58:51 ID:BlKQdvBY0
ろくに見直しもせず投下してしまいましたがおかしいところは脳内補完でオナシャス

158名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 22:40:35 ID:cXdXslP6O

やってることは濃いけどなんでか読んでて不快じゃないな
好きだわ

159名も無きAAのようです:2013/01/14(月) 23:00:49 ID:l9fdHkcI0
おつ!
今日も読んでて面白いなぁ

160名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 03:14:58 ID:CcyyyBfc0
あのさ、>>1よ乙な事は乙なんだが、エブの方でもしおりをはさんでいるんだよ、なのに、こっちで第7話までやってエブでは5話までしか更新してないのはなぜなんだ?むこうでしか読めない人とかの事は考えないのか?

161名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 03:38:39 ID:RGdEYBKQO
そんなん作者の好きにさせろよ

162名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 06:37:33 ID:fPv2RLiQ0
>>160
すまない
向こうでは既に説明してあるのだが、年齢制限をかけずにあまり過激なシーンを書くとエブリスタから怒られてしまうんだ
それで非公開にされたりページを消されたことがある
自分も18歳未満だしなるべく多くの人に読んでもらうためにこっちとは内容を少し変えて投稿してる
6話なんかはちょっとえぐいシーンを他のにさしかえるのに時間がかかってしまっている状況なんだ
ご指摘ありがとう
時間差はあるけど必ずエブリスタでも続きは公開するよ

163名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 14:33:03 ID:6qXist.QO
>>160
おまえ面倒くせーな

164名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 14:46:20 ID:t78lk1lMO
>160
エブでは更新されてないのはなぜなんだ?(キリッ)

>1
えっ、エブリスタでは説明したのに何この人めんどくさい…

165名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 15:20:34 ID:sQJbSTyE0
めんどくさい奴がいるときいて

ペニ兄いいよペニ兄

166名も無きAAのようです:2013/01/15(火) 15:33:13 ID:RpWHedCA0
改行してない時点で…

このペニサスいいな、敬語責め素晴らしい

167名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 00:18:25 ID:uCfoYatAO
>160
あいたたた………

168名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 12:15:40 ID:ENMUcx4M0
>>160
早く死ねよ

169名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 12:35:41 ID:kpzrKIVUO
エブで読めないやつはいるかもしれないが 
ここを見れないやつは居ないとおもうんだが

170名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 16:59:43 ID:.NuqKHa.0
ちょっとイタタな1つのレスにここぞとばかり寄ってたかって
みっともないと思わんの

171名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 17:52:50 ID:UrNyRdQkO
>>170
正直すまんかった

172名も無きAAのようです:2013/01/16(水) 18:17:11 ID:t7xMnTXYO
初々しいやつって可愛くていじりたくなるんだよ

173名も無きAAのようです:2013/01/18(金) 18:14:16 ID:nbufS50g0
1乙

174名も無きAAのようです:2013/01/29(火) 23:57:28 ID:GeKrzhbc0
いやあ間隔が空いてしまいました
乙とかありがとうございます
それでは第8話

175名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:00:38 ID:/OoHdcGQ0


[('、`*川「……もしもし」


[('、`*川「またそれですか」


[('、`*川「私、帰りませんから」


[('、`*川「切りますよ。これから来客があるので」


セミの声が耳をつく。
電話の向こうのがみがみ声も、セミによく似ている。

176名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:03:38 ID:/OoHdcGQ0



( ´_ゝ`)「伊藤さんて、学校でモテるでしょ?」


('、`*川「えー、いや別に……」


( ´_ゝ`)「そうなのー?」


('、`*川「どうしたんですかいきなり」


( ´_ゝ`)「いや、だって、本当に綺麗だし……」


('、`*川「そうやって、いつも私を褒めてくれるのは兄者さんだけですよ」


( ´_ゝ`)「そんなことないでしょ」


('、`*川「……本当ですよー」

177名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:05:37 ID:/OoHdcGQ0



('、`*川「すっかりくつろいでますね」


(;´_ゝ`)「いやなんか、なぜか居心地がよくて……だらだらしててごめん」


('、`*川「いいえー。こうやってまったりするのもいいですよねぇ」


( ´_ゝ`)「カップルみたいだねー」


('、`*川


暑い日だから、少しのことでも気に障って。

カップル「みたい」っていうのに、ほんの少し心がささくれだった。

178名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:07:54 ID:orR8MsJcO
きたー
支援

179名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:09:23 ID:/OoHdcGQ0



('、`*川「……このっ」


(;´_ゝ`)「ぁいっだっ!?」


('、`*川「痛い?」


(;´_ゝ`)「なんでいきなりお尻つねるの」


('、`*川「うるさいし」


(;´_ゝ`)「??怒らせちゃぃだだだ」


流石さんのお尻はぺったんこで、運動しない人だっていうのがすぐわかる。
肉の部分を探って掴んで、力いっぱいにつねりあげた。

180名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:11:09 ID:/OoHdcGQ0



('、`*川「気持ちいいの間違いでしょう?」


(;´_ゝ`)「やめ、」


('、`*川「ねえ、勃起してる」


('、`*川「やめてほしかったらこれしぼめて?」


(;´_ゝ`)「あう、無理です、ああぁ゙」


('、`*川「このままオナニーしてよ」

181名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:11:55 ID:/OoHdcGQ0



('、`*川「ふふ」


('、`*川「ほんとにオナニー始めた」


(;´_ゝ`)「えっ、え?」


('、`*川「あーだめです!手ー止めないで」


(*;´_ゝ`)ξ「……」


('、`*川「カウパーだらだら溢れてきてますね」


(*; _ゝ )「……っ」


('、`*川「あ、勝手にいったらもうこの部屋こないでくださいね」


(;´_ゝ`)「えええぉお!?」ピタッ


('、`*川「あ、ちょっと言うタイミング遅かったか。惜しい」


(;´_ゝ`)「え、なん、本気」


('、`*川「冗談ですよー、多分」


( ´_ゝ`)「多分て……」

182名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:12:47 ID:/OoHdcGQ0


('、`*川「お尻見せて」


( ´_ゝ`)「え、恥ずかしいよ」


('、`*川「ペニス出してなんでお尻はダメなんですか」


(;´_ゝ`)「あ、そうだね」


('、`*川「わぁ、赤くなってる」


(;´_ゝ`)「なんかちょっとしびれてる……後で痛くなるかなぁ」


('、`*川「明日あたりジンジンきますよきっと」


(;´_ゝ`)「わー……仕事あんのに」


('、`*川「家でオナニーが捗るからいいじゃないですか」


( ´_ゝ`)「女子高生が言うべき言葉ではないよねそれ……」

183名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:13:33 ID:/OoHdcGQ0



('、`*川「いったそぉ……」


(;´_ゝ`)「自分じゃよく見えないなぁ……」


('、`*川「……」


(;´_ゝ`)「え、なんでパンツ脱ぐの」



('、`*川「……これ、あげますね。ご褒美です」


(;´_ゝ`)「え、え、……」


(;´_ゝ`)「これっ……」


('、`*川「看病してくれたとき、タンスから出してくれたヒモパンですよ」


(;´_ゝ`)「いやいい、いら、いら、いらないから」


('、`*川「へえ、いらないの」


(;´_ゝ`)そ「えっ……」


('、`*川「……」


(;´_ゝ`)「あ……」

184名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:14:16 ID:/OoHdcGQ0



(;* _ゝ )「……ありがとうございます……」


('、`*川「うふふー」


私に夢中で従順な彼は私の世界で一番すてき。



好きだから、まだ一緒にいたいと思うの。

185名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 00:15:57 ID:/OoHdcGQ0
第8話おわり


支援ありがとうございます
コソコソ投下してたから気づいてもらえるとは……
すごい興奮しました

186名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 04:20:01 ID:orR8MsJcO

待ってたぞ

187名も無きAAのようです:2013/01/30(水) 09:55:19 ID:cr8QbOmc0
乙乙

いいなーペニ兄

188名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:24:53 ID:HrajvWmE0
第9話

189名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:26:14 ID:HrajvWmE0




いつも通りに暑い日。
クーラーの効いた事務所内で、二人で休憩をとっていた。


('、`*川「今日は何時あがりですか?」


( ´_ゝ`)「もうすぐ店長が出社するから伊藤さんと同じ時間に帰れるよ。
      送ってこうか」


('、`*川「本当ですか。ありがとうございます、もう外暑くって……」


( ´_ゝ`)「ところでさ、伊藤さんって高3だよね、勉強とか大丈夫なの?」


('、`*川「えー成績いいですよ私ー」


('、`*川「でも兄者さんに勉強教わろうかな?」


( ´_ゝ`)「ええ、勉強なんか忘れちゃったよ」


('、`*川「なにが得意でした?」


(;´_ゝ`)「強いて言うなら国語とか世界史かなー……?」


('、`*川「文系なんですねー」

190名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:29:24 ID:HrajvWmE0



('、`*川「あ、ケータイ光ってますよ」


( ´_ゝ`)「あ、電話だ……」


('、`*川「ハイン……?」


('、`*川「ってあの人ですよね……」


( ´_ゝ`)「わざわざ覗きこまなくても……。出ていい?」


[('、`*川「もしもしー?」


(;´_ゝ`)「おれの携帯をブン取る!?勝手に出る!?」

191名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:30:48 ID:HrajvWmE0




从 ゚∀从]『おー兄……あ、に……?』


('、`*川「どうもこんにちは」


从 ゚∀从]『あー彼女ちゃんかぁー。兄者いる?』


[('、`*川「仕事中です」


(;´_ゝ`)「休憩中だわ!ほら、かわるから貸して。……もしもし?」


从 ゚∀从]『兄者くん。今日ひまー?』


( ´_ゝ`)]「2時に仕事あがるけど……。え、てか日本にいるの?」


从 ゚∀从]『そうなんだよ実はー。せっかくだしまた会わない?
     こないだ会ったところでさ!
     彼女ちゃん連れてきなよ!』


(;´_ゝ`)]「え?あー……」


(;´_ゝ`)゙ ちら


('、`*川「行きましょうよ」


( ´_ゝ`)]「あー、い、行くわ……」

192名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:32:36 ID:HrajvWmE0




从 ゚∀从「よっ!」


( ´_ゝ`)「日本に戻ってきてたんだね……なんで?」


从*゚∀从「いやぁー母校で私の講演会を、ね!
     若き天才フォトグラファー・ハインリッヒさまの苦労話が聞きたいとよ!」


( ´_ゝ`)「あ、そうなんだ……。すごいね。まぁ有名人だもんなぁ」


从 ゚∀从「まーいつも通り時間はないんだけど、どうしても会いたくてさっ」


('、`*川「……」


从 ゚∀从「彼女ちゃんにも!」


('、`*川「え」

193名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:34:22 ID:HrajvWmE0




从 ゚∀从「やぁー綺麗な子だと思ってたんだよね!」


从 ゚∀从「ちょっと撮られてみない?」


('、`;川「え、いや……遠慮しておきます。その、写真苦手で……」


从 >∀从「んなこと言わずにっ!その美しさを記録しないのはもったいない!」


('、`;川「えー……」


从 ゚∀从「兄者くんも入りなよ!」


(;´_ゝ`)「おれも?」

194名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:35:24 ID:HrajvWmE0



从 ゚∀从ノ「もっと近寄ってー、くっついちゃいなよ!」


('、`;川「もっとですかー」


( ´_ゝ`)))「ハインー、どお?」


('、` 川「……」


('、`*川「……」


从 ゚∀从「いい感じー、撮るよー」


('、`*川「……」ギュッ


(;´_ゝ`)「い゙っ!」


从 ゚∀从「?」


(;´_ゝ`)「あ、な、なんでもない……」


从 ゚∀从(尻でもつねられてんのかな)


从 ゚∀从「はーい、チーズー」

195名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:36:15 ID:HrajvWmE0



………


从 ゚∀从「ん。おーけー!現像したら送っとくね!」


( ´_ゝ`)「ありがとー」


('、`*川「……」


从 ゚∀从「ごめんなー、無理やり頼んじゃって」


('、`*川「いいえ……ありがとうございます」



( ´_ゝ`)「弟者は……」


从 ゚∀从「実家に戻ったよー。私も一旦家に帰ろうかなって思う」


( ´_ゝ`)「あ、本当……じゃあ弟者とは帰ったら会えるのか」

196名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:37:17 ID:HrajvWmE0



从 ゚∀从「そーだ」


从 ゚∀从v「弟者と結婚することにしたよ」


(;´_ゝ`)「えぇっ!うっそ!?」


从 ゚∀从「なんかねー、うん、成り行きで……」


( ´_ゝ`)「こないだ会った日から今日までになにが起きたんだ……」


( ´_ゝ`)「や、でもおめでとう。うちの人も皆喜ぶよ」


从;゚∀从「兄の次に弟ってやな感じじゃない?」


( ´_ゝ`)「そんなことないよ……」

197名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:38:47 ID:HrajvWmE0




('、`*川「……暑い」


( ´_ゝ`)「あっ、ああ、帰ろうか」


( ´_ゝ`)「じゃーね、ハイン」


从 ゚∀从「じゃーね、おにーさん」



(*´_ゝ`)「はは、妹かっ、妹が増えた」


(*´_ゝ`)「ばいばーい」


从 ゚∀从ノシ







从 ゚∀从(……弟者と私の結婚、ほんとに喜んでる)


从 ゚∀从(弟者のことは今、好きだけど、好きだけど)


从つ∀从(ほんとうに失恋してたんだなぁ、私)

198名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:42:55 ID:HrajvWmE0




('、`*川「弟さん、いるんですね」


( ´_ゝ`)「あーうん。双子のねー」


('、`*川「へぇー」


( ´_ゝ`)「ハインのことになると、なんか変な人だよ……」


('、`*川「私も兄者さんのことになると変になりますよ」


(;´_ゝ`)「あ、そう……」


('、`*川(彼女ちゃん……)

199名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:44:22 ID:HrajvWmE0




数日後に写真が届いた。
気をきかせて二枚送ってくれたので、一枚を彼女に手渡した。
意外にも喜んでいた。

18歳の彼女の笑顔を見た。
喜んでいるのはおれも同じだ。
あの日に撮った写真は、18歳の彼女と、28歳のおれの、形に残った唯一の思い出だから。

200名も無きAAのようです:2013/02/07(木) 23:46:02 ID:HrajvWmE0

第9話終わり

201名も無きAAのようです:2013/02/08(金) 10:43:33 ID:JA4gn8z60
なんか気になる終わり方だ
唯一のなんて…

202名も無きAAのようです:2013/02/14(木) 15:47:18 ID:FvM3.kFA0
きてた
なんかきょうはいちゃいちゃしてないのな


203名も無きAAのようです:2013/02/14(木) 19:11:15 ID:Wn0K0ddAO
これ雰囲気がすごい好き
ドキドキするわ

204名も無きAAのようです:2013/02/24(日) 01:16:37 ID:CCN3excw0
次の投下は3月の頭になります
ペースが遅くて申し訳ないです

205名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:47:10 ID:0hC4oRRg0

第10話

206名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:48:06 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「夏、終わりますね……」


日毎に少なくなっていく蝉の声と、
彼女の儚さが重なった。

207名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:48:51 ID:0hC4oRRg0



('、`*川「明日学校なんですよねえ」


( ´_ゝ`)「登校日?」


('、`*川「模試があって」


( ´_ゝ`)「頑張ってね」


('、`*川「はーい」


( ´_ゝ`)'「……あ」


( ´_ゝ`)「写真飾ってる」

208名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:51:35 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「百均で買った写真立てですけど結構おしゃれな感じでしょう。
……自分の写真って持ってなかったから飾ってみました」


( ´_ゝ`)「へーそうなの。友達とプリクラ撮ったりは?」


('、`*川「……」


( ´_ゝ`)「?」


('、`*川「かえれ」


( ´_ゝ`)「えっ」


('、`*川「これから勉強するので、帰ってください。ほらっ」


(;´_ゝ`)「えっ何、どうした、えっ!?」


ガチャッバタンッ


( ´_ゝ`)「怒らせちゃった……」

209名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:53:08 ID:0hC4oRRg0
─────

翌朝


('、`*川「……」


「ペニサスおはよー」


教室に入るなり声をかけてきたのはペニサスの嫌う男子だった。


('、`*川「……」


「無視はきついわ~」


('、`*川「馴れ馴れしいから嫌なのよ。こっち来ないで」


「だってぼっちだから可哀想だと思って~?」


('、`*川「……」


(、`* 川


「また無視www」


('、` 川(うざ……)


('、` 川(……消しゴム忘れた)


('、`;川「……」キョロキョロ


('、`*川(シャーペンについてるのでなんとかなるか……)

210名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:53:50 ID:0hC4oRRg0



「模試おつかれwww帰ろうよ」


('、`*川「なんでよ」


「ペニサスが暇そうだからじゃん」


('、`*川「……暇じゃない」


「ぼっちなのに?」



('、`*川「……」

211名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:54:52 ID:0hC4oRRg0


────


(;´_ゝ`)「23時過ぎちゃった……伊藤さん起きてるかなぁ」


(;´_ゝ`)(ていうか仕事ある日も欠かさず伊藤さんち行ってるなぁ)


( ´_ゝ`)´(あ、明かりついてる)


( ´_ゝ`)「おじゃましまーす……」


('、`*川「あらどうも」


(;´_ゝ`)「(怒ってない?)あ、昨日はごめんねー……。模試どうだった?」


('、`*川「いや普通です」


( ´_ゝ`)「そ、そう」


('、`*川「……」


( ´_ゝ`)?


('、`*川「……うざい」


(;´_ゝ`)そ「え、ごめん、おれ!?」


('、`*川「……ちがう」


(;、;*川「ちがう……」


(;´_ゝ`)「え!?どうしたの?」

212名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:55:58 ID:0hC4oRRg0


(;、;*川「なんでもないっ……」


(;´_ゝ`)「なんもなくて泣きますか!?どうしたの!」


(;、;*川「記述もんっ問題、が、間違っ……からぁ、
なのに、消しきれなくっ、て、」


(;´_ゝ`)「え?なに、どゆこと?」


(;、;*川「……」


(;´_ゝ`)「模試?模試できなかった?伊藤さん」


(;、;*川「ううっ、う、」


(;´_ゝ`)「言わなきゃわからないよ、大丈夫?ねえ」


(;、;*川「……うるさいっ」


(;´_ゝ`)「ご、ごめん」

213名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:56:44 ID:0hC4oRRg0




(;、;*川「……ねえ兄者さん」


( ´_ゝ`)「ん、ん?」


(;、;*川「私は、私には兄者さんがいるから……いいんですよね」


( ´_ゝ`)「えっ?」



(う、`*川「……なんでもないです」


(;´_ゝ`)??



(;´_ゝ`)「……うん」


( ´_ゝ`)「……大丈夫だから」


( ´_ゝ`)「おれがいるから……」

214名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:57:43 ID:0hC4oRRg0



一晩中、兄者さんが頭を撫でてくれて、私はいつの間にか眠ってしまった。


とても幸せな夢を見た、ような気がする。
兄者さんがいるから私は転ばないし、つまずかないし、
一人でもなかった。



とても幸せな夢だった。



おわり

215名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:58:28 ID:0hC4oRRg0
第10話おわり

216名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 01:59:15 ID:0hC4oRRg0

ああ……>>214の最後の「おわり」は見なかったことに……

217名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 02:37:45 ID:L1BG4WLE0
乙!
すげー面白い。続きが気になる

218名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:25:02 ID:0hC4oRRg0

第11話

219名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:25:48 ID:0hC4oRRg0


なんで彼女はおれを選んだのだろう。

なんで、おれだったんだろう。

220名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:26:38 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「兄者さんは私のどこがいいと思います?」


彼女は最近、こんなことをよく聞いてくるようになった。


( ´_ゝ`)「え、え~と、手がきれい」


('、`*川「あとは?」


( ´_ゝ`)「髪が、きれい」


('、`*川「あとは?」


(;´_ゝ`)「く、くち、口とか……」


質問責めでおれを困らせて、彼女は笑う。
好きなところなんて、挙げきれないほどあるというのに。

221名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:27:41 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「私に、なにしたい?」


(;´_ゝ`)「えーと、……」



(;´_ゝ`)「き、キスかな。キスしていい?」


('、`*川「そういうのは、いちいち聞くものじゃないでしょ?」


(;´_ゝ`)「あ、すみません……」


('、`*川「……」


( ´_ゝ`)「ん?」


もし彼女が『どの角度の私が好き?』なんて聞いたら、
今ちょうどこんな感じに、おれを押し倒して見下ろしてるときの彼女が好きだとおれは答える。


顔をくすぐる彼女の長い髪が好きだし、おれの頭をおさえる細い手が好きだ。

222名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:28:25 ID:0hC4oRRg0




わざと音を立てるように彼女は舌を動かす。
口腔を侵す確かな感触と淫らな音にたまらなくなって、
いつのまにか、しがみつくように抱きしめていた。
背と首のうしろにまわした手の中で彼女の柔らかさを感じながら目を閉じて口に意識を集めた。


(;*´_ゝ`)(……)


襟が汚れてしまうかも……。そんなことを思うほど唾液がたくさん口を伝う。


舌を吸われ、代わりのように彼女の唾液を含む。
幾度も侵入され、犯される度に。
彼女からの支配をよろこんでいる自分。

223名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:29:10 ID:0hC4oRRg0




('、`*川「飲んで」


(;*´_ゝ`)「……っん」


口のまわりを濡らす唾液も舌で舐めとる。


('、`*川「うふふ」



('、`*川「ねえ私、ひとりじゃないよね」


( ´_ゝ`)「……うん……」


学校での話を聞いてはいけないことも、彼女の中でなにかが起きていることも、
なんとなく分かっていた。

224名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:29:57 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「兄者さん」


( ´_ゝ`)「なぁに?」


('、`*川「……兄者さん」


( ´_ゝ`)「どうしたの?」


('、`*川「ねえ」



('、`*川「私が、先に言わなきゃ駄目?」


(;´_ゝ`)「え?」


('、`*川「……」


( ´_ゝ`)「な、なにを?」

225名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:31:56 ID:0hC4oRRg0


( ´_ゝ`)「??伊藤さ……」


('、`#川「……ばか」


('、`#川「這いつくばりなさいよ、このっ、変態!!」


写真立てをつかんで、力一杯に振り回してきた。


(┬´_ゝ`)「いっ……」


角が頬を掠め、ピリッとした感覚が走る。


('、`#川「痛い?バカじゃないの!」


(;┬´_ゝ`)「え、な、なに……」


これまでにないほど彼女が苛立っていた。



──おれの察しがよかったら、なんとかすることはできたのだろうか。

226名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:32:43 ID:0hC4oRRg0


('、`*川「……ん、あれ」


('、`*川「……兄者さん?」


(─´_ゝ`)「……ん」


('、`;川「やだっ、兄者さん、ほっぺ切れてますよ。どうしたんですか」


(─´_ゝ`)「え……」


('、`;川「絆創膏持ってくるんでちょっと待っててください」





(;´_ゝ`)「……」



彼女が少しずつ、壊れ始めていた──

227名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:33:24 ID:0hC4oRRg0

第11話 おわり

228名も無きAAのようです:2013/03/04(月) 22:44:13 ID:SyGNSk/c0
乙っした!

229名も無きAAのようです:2013/03/05(火) 21:35:07 ID:N/uaXq2c0

なんだかすごく気になる

230名も無きAAのようです:2013/03/06(水) 05:44:30 ID:IDzBfVbIO
やべえ雰囲気が
ぼっちでも負けるなペニサス

231名も無きAAのようです:2013/03/24(日) 17:40:19 ID:RzfVjT7c0
続きめっちゃ読みたい

232名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:14:39 ID:pg7SNhEw0
第12話

233名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:18:10 ID:pg7SNhEw0

( ´_ゝ`)「……おはよ。おじゃましまーす」


('、`*川「……兄者さんて、目細いですね」


( ´_ゝ`)「開口一番にそれかぁー参ったなぁー」

234名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:18:51 ID:pg7SNhEw0

( ´_ゝ`)「実はちょっと気にしてたりぃ……」


('、`*川「あらそうだったんですかぁ。ごめんなさ〜い……」


('、`*川「まぁ私も目細いんですけどね」


( ´_ゝ`)「そうだねえ」




( #)_ゝ`)「なんでいじめるのかな」


('、`*川「言われるとイラっとくるもんですね」

235名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:19:44 ID:pg7SNhEw0

( ´_ゝ`)「……ねえ、なにか、あったの?」



('、`*川「兄者さんには、かんけーないです」


('、`*川「私」


('、`*川「わざわざ一人でいようと思ったのに」


(;、;*川「なんで悲しいんだろう」


(;´_ゝ`)「……」


( ´_ゝ`)「肩こった」


('、`;川「?」


( ´_ゝ`)「いやー肩痛くて!ちょっと揉んでくれない?」


('、`;川「え、あ、はい……」

236名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:20:34 ID:pg7SNhEw0



('、`;川「うっわぁガチガチ……姿勢悪いからですよ」


( ´_ゝ`)「猫背なおらなくてさー」


(;´_ゝ`)「あいって!」


('、` 川「……」


(;´_ゝ`)「いててててそこ痛いわ!」


('、`*川「……」


(;´_ゝ`)「(気、紛れたかな……?)伊藤さんあの、ちょっと、下手ぃでででで」


('、`*川「頼んだのはそっちでしょう!」

237名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:21:19 ID:pg7SNhEw0
(;´_ゝ`)「うひゃっ」



('、`*川「……あら」


(;´_ゝ`)「首は弱いからやめて〜……」


('、`*川「……」


('、`*川「弱いと聞いて責めない人がこの世にいますか」


(;´_ゝ`)「君だけだよ!君だけ!やっやめぁ」

238名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:22:10 ID:pg7SNhEw0
('、`*川「……兄者さん」


( ´_ゝ`)「ん?」


('、`*川「気をつかってくれて、ありがとう」


(;´_ゝ`)「え、いやいや」


('、`*川「でもね兄者さん」


( 、 *川「わたしおかしいのよ」


( 、 *川「わけもなくあなたを責めたくなる」

239名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:23:10 ID:pg7SNhEw0
おれは甘んじて彼女の暴力を受け入れた。

初めて見たとき一輪の花を思わせた彼女は今、気のふれた猫のようだった。
見ていられなくなり、おれは目を閉じて痛みに耐えた。

240名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:24:31 ID:pg7SNhEw0


('、`*川「っねえ……」


( ´_ゝ`)「……ん……」


('、`*川「……なんで勃起しないのよ」


(;´_ゝ`)「え?」


('、`#川「痛けりゃいいんじゃないの?この変態!」


(;´_ゝ`)「いやそんな、無理だって」


('、`#川「なんでよ!」

241名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:25:24 ID:pg7SNhEw0
なぜ無理なのか、おれにもわからなかった。
彼女から受けるものはなんでも気持ちよかった。
おれは彼女が好きだ。好きなんだ。

だけれども、ひそかに、
めんどくさいとも思い始めていた。

242名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:26:05 ID:pg7SNhEw0
第12話終わり

243名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:32:00 ID:pg7SNhEw0
第13話

244名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:32:53 ID:pg7SNhEw0
彼女の学校が始まり、昼間から会うことはほとんどなくなった。

あっという間に秋風が草を揺らす季節がやってきた。

彼女は高3だが、おれは彼女が勉強らしいことをしているのを見たことがなかった。

245名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:33:37 ID:pg7SNhEw0


( ´_ゝ`)「べ、勉強の方はどう?」


('、`*川「その質問はこないだから数えて三回目です」


(;´_ゝ`)「え」


('、`*川「咄嗟に考えたような、とってつけたような会話は楽しくないです」


( ´_ゝ`)「ご、ごめんね」


( ´_ゝ`)「あ、そ、そうだ、伊藤さんの話、聞きたいな。たまには、うん」


('、`*川「……」

246名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:34:51 ID:pg7SNhEw0

('、`*川「わたし実は、家出してきてて」


( ´_ゝ`)「え、そうなの」


('、`*川「はい、母方の祖父母に頼んでこの部屋も借りてるんです。母と祖父母は仲が悪いんですよね」



('、`*川「一人暮らしも、本当は寂しいんです、けど」


( ´_ゝ`)「帰らないの?」


('、`*川「家にいるのが嫌で」


('、`*川「……お母さんが、嫌で」

247名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:35:58 ID:pg7SNhEw0


('、`*川「わたしのお母さんは、男の人が大好きなんです」


('、`*川「悪い人じゃないんです、でも、男の人が大好きなんです」


('、`*川「あるとき連れてきた男の人は、私にとっては悪い人でした」


('、`*川「お母さんと付き合っていながら色んな女と遊んで」


('、`*川「私にも」


( ´_ゝ`)


('、`*川「色んな女の人にしたことを、私にもしたんです」


('、`*川「私、よごれてて」


('、`*川「兄者さん」


( ´_ゝ`)


('、`*川「ごめんなさい」

248名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:36:38 ID:pg7SNhEw0


(;´_ゝ`)「……あ、謝らなくて、いいじゃん」


(;´_ゝ`)「ご、ごめんね、話させて、さ」


( ´_ゝ`)「てか、な、なんで、教えてくれなかったの」


( ´_ゝ`)「そ、そんな重い、たいへんな、」


( ´_ゝ`)「いや、重いって、そういうんじゃなくて、伊藤さんよごれてないし」


( ´_ゝ`)「……綺麗だよ」


( ;_ゝ;)「君は綺麗だ。嘘じゃない。綺麗だ」


('、`*川「なんで……泣くんですかー……」


('、`*川「抱き締めてくれるのは嬉しいです。けど痛いですよ、兄者さん……」


(;、;*川「……痛いですって……」

249名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:37:47 ID:pg7SNhEw0


……



('、`*川「変な話、しちゃいました……」


( ´_ゝ`)「いいんだよ。聞くことしかできないけど」


('、`*川「……まぶた、腫れてる」


(;´_ゝ`)「こ、こすっちゃったから」


('、`*川「ごめんなさい、私のために泣いてくれて、ありがとうございます」



( ´_ゝ`)「……ううん」


( 、 *川「……でも兄者さんは」


( 、 *川「何がわかるんですか。私の、何がわかるんですか」


おれの左胸に拳をぶつけてきた。
しかしその力は今まで彼女がふるったどんなものより弱々しかった。

250名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:39:09 ID:pg7SNhEw0




しゃがみこんで、自分の頭を掻きむしる彼女が、早口に言った。


('、`*川「肩も、太股も痣ができてるよね。ただ痛いだけのこと、兄者さんにしたくないのに」


(;、;*川「感情に任せて兄者さんの体を損なってしまうことが、自分が死ぬことより怖いの。なのに、やめられないの」


( ´_ゝ`)「……」


(;、;*川「もう!やだ!どうすればいいのよ!」



花が、傷んでいる。

おれがいるから、いけないのか?

おれなんかのせいで、この美しい花を散らせるわけにはいかない。

251名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:40:09 ID:pg7SNhEw0


(;´_ゝ`)「……」


(; _ゝ )「おれたち、」


さっき、彼女の話を聞いた直後に言うべきことではない。
おれが最も口にしたくないことばでもあった。
彼女のことを、なにも考えずに言った。




「……距離おこう」



('、`*川

252名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:41:17 ID:pg7SNhEw0
ひかりだったのに。

彼女が言った。

意味がわからなかったけど、それはおれが彼女を花と思っているのと同じようなものかもしれない。

勝手なことを言ってごめん。
手を伸ばしたら振り払われた。
するべきことがわからなかった。

253名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 12:42:45 ID:pg7SNhEw0
第13話終わり

254名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:02:59 ID:pg7SNhEw0
最終話

255名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:03:49 ID:pg7SNhEw0

───それからすぐに彼女はバイトを辞めた。

おれのせいかはわからない。
彼女についておれが知ってることはごくわずかだし、バイトどころじゃない事情もあるだろう。

アパートも引き払われていた。
おれと彼女だけで過ごしたあの空間にはもう足を踏み入れることができない。

いいわけなんかいくらでもできるが、抱き締めた腕を、緩めただけのつもりだった。
いきなり腕の間からすり抜けた彼女の存在が、触れていた感触が、まばたきする毎に温かみを失い、
あれはただの夢だったのではないかとおれを悩ませる。

256名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:04:52 ID:pg7SNhEw0


心に穴をあけてから、何度季節が流れただろう。


「流石店長ー」


( ´_ゝ`)'「あーいー」


出世も同期より遅いが、何も気にならない。
日々をただ浪費していた。
あの頃、彼女と出会う前のように。


「ボーッとしてましたよー」


( ´_ゝ`)「はは、ごめんごめん。ちょっと昔のこと思い出してた」


(;´_ゝ`)「あっ」


「あ、大丈夫っすかー」


(;´_ゝ`)「えへ、カバンの中身ぶちまけちゃった」



「この美人誰ですか!?彼女ですかー?」


バイトの子に拾われたのは、あの日から肌身離さず持ち歩いている写真だ。

257名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:05:54 ID:pg7SNhEw0


(;´_ゝ`)「あ、ありがとう拾ってくれて……彼女じゃないよー」


「えーそうなんですか!まぁ店長っすもんねー」


( ´_ゝ`)「失礼だな君……」


「あーそれにしてもすっごい美人だなぁ!
なんていうんだっけ、こないだ授業でやったんですよねえ、えーと……」


( ´_ゝ`)「ああ、美人をたとえていう言葉?」



( ´_ゝ`)「あれか、うん……」



( ´_ゝ`)「……解語の花」

258名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:06:39 ID:pg7SNhEw0


彼女はまさに花だった。

あらゆる感覚でおれを惹き付けた。


「そういえば、エリアマネージャーから聞いたんですけどー、
新しい薬剤師の人が来るって本当ですか?」


( ´_ゝ`)「ああ、うん。今日挨拶に来る予定だよ。おれも初めて顔合わせるんだ」


霞んだ記憶の中でも輝きを失わない一輪の花。



( ´_ゝ`)「あ、マネージャーからメールだ」

259名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:07:30 ID:pg7SNhEw0

ハインが撮った写真を見るたび、あの日々が夢ではないことを思い出して。
ずっと彼女のことを考えていたのだ。

また会うことができたら、おれが謝って、
そしたら彼女は少し強めにおれの頬をつねるんだ。

そうしたら、28じゃないおれと、18じゃない彼女の、新しい思い出をつくっていきたい。

260名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:08:16 ID:pg7SNhEw0


( ´_ゝ`)「もう着くって。先に休憩あがるね」


心の中で期待していた。

あんな別れ方をしてしまったけれど、


(;´_ゝ`)(えっもう来てるじゃん)

(;´_ゝ`)「あっ、はじめまして。よろしくお願いいたしま……」


( ´_ゝ`)「す……」

261名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:09:10 ID:pg7SNhEw0




きっとまた、






「───お久しぶりです、兄者さん」


会える、と。

262名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:10:35 ID:pg7SNhEw0
おわり

263名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:11:31 ID:1BNARK7A0
終わっちゃった……?

264名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:12:36 ID:pg7SNhEw0
自分でスレたてて投下するの初めてで、最初はなぜか文字を打つのもガチガチでした
たのしかったです
ありがとうございました〜

265名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:13:58 ID:1BNARK7A0
乙でした

この作品1番好きだった

266名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:20:48 ID:pg7SNhEw0
ありがとうございます!嬉しい

ちょっとこれからポロポロおまけを書いていくのでぜひ読んでね

267名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:21:54 ID:pg7SNhEw0
おまけ①名前で呼んでほしい


('、`*川「ねーぇ、いーかげん名前で呼んでよ」


(;´_ゝ`)「えぇ〜恥ずかしいって……」


('、`*川「ペニサスって呼ぶだけじゃないですか!エビバディセイッ」


(;´_ゝ`)「なんでエブリバディなの……え、えーと……」


( ´_ゝ`)「ぺ、ぺに」


(;*´_ゝ`)「ペニっs……ス……」


('、`*川「ねえ今下ネタ言ったよね」


(;´_ゝ`)「いや!ちがう!誤解!」


('、`#川「なーんーでー私の名前呼べないの!」憤怒


(;´_ゝ`)「だって恥ずかしいんだよー!!!」


('、`*川「ペニスって言ってみて」


( ´_ゝ`)「ペニス」


ヽ('、`#川丿「なんでペニスが言えて私の名前が呼べないのー!」


(;´_ゝ`)「ごめん!ごめんなさい!落ち着いて!
     女性があまり連呼していい言葉じゃないよ!」

268名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 14:55:19 ID:pg7SNhEw0
おまけ②ハインさんと弟者さん

从 ゚∀从「ひゃー寒いな〜」


(´<_` )「……」


从 ゚∀从「カイロもってくりゃよかった……なんでそんな顔近づけてくるの」


(´<_` )「ハインの吐く白い息が吸いたくて」


从 ゚∀从「お前もう帰れ」

269名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 18:03:51 ID:P9V08ViQ0
おわっちゃったのかー

続きとかないよね(チラッ

270名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 18:04:32 ID:P9V08ViQ0
あ、忘れてた

乙!

271名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 21:27:21 ID:10j4whdA0
乙でした

272名も無きAAのようです:2013/03/30(土) 23:11:38 ID:BWZ6vLyUO

エロスできれいなお話だった
ラスト良かった

273名も無きAAのようです:2013/04/15(月) 22:04:48 ID:QaYkWpAoO
一気に読んでしまった
乙でした!

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