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( ^ω^)AKB47のようです- 1 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 08:26:52 ID:FswfuC.cO
- ※この作品は顔面フィルターに対応しています。顔面偏差値65越えのイケメンの方のみ閲覧可能です。
1話から3話まで
http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/m/pages/138.html
昨今はなんでもAKBとつければ売れると聞いたのでこんなタイトルにしました!
テキトーに投下するから媚びろ萌豚ども!
- 2 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 08:36:06 ID:FswfuC.cO
- ――――――
一言で言うなら彼は自負をかっこいいと、そう自負していた。
彼は齢2つと半分にして、自分の魅力に気付いていたのだ。
生まれ落ちて二年半で、このかっこよさ。
将来有望だと、自分でもそう思っていた。
恐らくは、女性にモテる為に人間的遺伝子が作り上げた最上最強の優性遺伝子。
優遇される為の遺伝子。
世界の誰より優遇され、世界の誰より厚遇される。
……はずだったのだ。
――――彼の、実の弟が生まれるまでは。
- 3 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 08:46:54 ID:FswfuC.cO
-
「ぉぎゃあ……おぎゃあ……」
「カッコイイ!良かったですね奥さん!最高にカッコイイ男の子ですよ!ちゅーしていいですか!?」
「え……あ……あの、看護婦さん…?」
(……ああ)
終わった、と。
単純にそう感じた。
生まれてきた弟は、自分以上に……異常にかっこよすぎた。
自分の魅力が路上に吐き出されたガム以下に見えるほどに。
母親もそれに気付いたのか気付かないのか
その弟は、『ホライゾン』――――――『誰もいつまでもたどり着けない場所』という意味で、地平線の名を冠するに至った。
- 4 :ごめん>>2自負→自分で:2011/08/12(金) 08:55:11 ID:FswfuC.cO
- そこからの彼の人生は悲惨極まりなかった。
傍目から見れば、充分すぎるほどにイケメンだと言うのに
『隣に弟がいる』、それだけで自分の存在価値は雲散霧消してしまう。
大きすぎるその光は、そこらにある小さな光など書き消してしまうのだ。
屈辱の日々がいつまでも続いた。
どこに行っても聞くのは弟の名ばかり。
どこに行っても聞かれるのは弟の名ばかり。
誰かに伝えたかった。
「忘れないでよ。僕も光ってるよ」……と。
- 5 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 09:11:02 ID:FswfuC.cO
- 「内藤ホライゾンですお。ブーンと呼んで下さいお」
「ほぅ……君はかなりのイケメンじゃな。ロマネスク君の弟と聞いていたから期待はしとったが……それ以上じゃよ」
「ありがとうございますお。僕の魅力が役立つなら、いくらでも使って下さいお」
「ほっほっほ。そうかそうか……ならば君には」
「これから、この集団のセンターを頼むとするかの」
――――――そしてその兄はついに、自分の仕事ですら名を奪われてしまう。
- 6 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 09:26:44 ID:FswfuC.cO
- まったく、なんだってこんな事になってしまったのだろう。
自分はかなりのイケメンであり、これから多くの女どもを魅了して食しい荒らして
実りしかない人生を謳歌するはずだったのに。
ああ、ブーン。
ブーン。
憎たらしや、我が弟
- 7 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 09:39:38 ID:FswfuC.cO
- ――――――
( ^ω^)「やあ、兄さん」
( ФωФ)「……久々だな、そう呼ばれるのは」
( ^ω^)「久々だお。会話をするのもね」
その河川敷にはかっこよさがあった。
むしろ、かっこよさしか無かった。
良作の青春ドラマでも始まりそうな雰囲気の中に、足りないのはヒロインだけ。
そしてそれは、永遠に登場しない。
( ФωФ)
( ФωФ)「……なんだ、その。お前」
( ФωФ)「変わったな」
( ^ω^)「?」
( ФωФ)「変わった……というか、吹っ切れたというか」
( ^ω^)「……ああ、うん。ちょっとね」
( ФωФ)「聞けば此度のモテ合戦も、始まりはお前だと言うじゃないか」
( ФωФ)「何があったんだ、お前の中で」
- 8 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 09:46:28 ID:FswfuC.cO
- ( ^ω^)
( ФωФ)「……答えたくないのか」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「カーチャンは」
( ФωФ)「ん?」
( ^ω^)「カーチャンは、元気してるかお?」
( ФωФ)「……」
( ФωФ)「あの日のままだよ」
( ФωФ)「お陰様でな」
( ^ω^)「……そうかお」
- 9 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 10:04:03 ID:ykq9jOwIO
- AKB来ただと
- 10 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 10:52:58 ID:64hR5olIO
- マジで?酉は?
本物なら期待
- 11 :てす ◆BnhUepkPaA:2011/08/12(金) 12:24:26 ID:FswfuC.cO
-
( ФωФ)「まだ心配してたんだな」
( ^ω^)「……」
( ФωФ)「もう忘れてんのかとも思ってたんだが」
( ^ω^)「……そんなこと」
( ФωФ)「そんなことない、わけがないだろう」
(;^ω^)「……」
( ФωФ)「どうせお前には、雌なんて蟻と同じくらいにしか見えてないんだろう。どうせ全員お前に屈するんだもんなぁ?」
( ФωФ)「母親もそこらの糞ビッチも、見分けがつかないんじゃないのか」
( ^ω^)「……」
( ω )「やけにつっかかるおね」
- 12 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/12(金) 12:51:32 ID:FswfuC.cO
- なんでこんな重いんだ
ごめんまた夜に来るね
- 13 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 14:14:36 ID:ykq9jOwIO
- まじか……夜まで寝るか
- 14 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 17:13:28 ID:h.YRKFfs0
- まさかこっちに来るとは
- 15 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 17:17:47 ID:sSJ9Wo660
- あらチーはどうしたwww
- 16 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:13:42 ID:FswfuC.cO
- ( ω )「こんな事を言うために、呼び出したのかお」
( ФωФ)「……半分はそうさ。貴様を恨むなと言うのは、無理難題だろう」
( ω )「……まぁ、だろうね」
( ФωФ)「貴様のせいで、カーチャンは。貴様のせいで、妹は。貴様のせいで、ツンは……」
――――――
内藤ホライゾンは、世界の誰からも愛されるイケメンとして生まれた。
世界の誰からも、というのは誇大表現等ではなく――――――実際に、内藤ホライゾンを見ればわかるのだ。
例えば……核兵器。
核兵器の威力を実際に見たもの、また使ったもの等はいない。
しかしその核兵器を、人は『世界中の誰でも殺せる兵器』と呼び、誰もが納得している。
何故か……と聞かれれば、こう返答が用意される。
――――――ひどく強大過ぎるから、
見ただけでわかるから、だと。
- 17 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:20:24 ID:FswfuC.cO
- ( ω )「……」
( ФωФ)「お前は自分がやった事が、ごめんなさいの一つや二つで解決するものだとは思っていないだろう?」
( ω )「……そりゃあそうだけど、でも」
( ФωФ)「でも、なんだ。ならば何故貴様はあの時――――」
――――――
内藤ホライゾンは純粋な人間だった。
間違いがあるとすれば、その曇り一つない心に、釣り合いが取れないレベルの魅力を持ち合わせた事だろう。
そして内藤ホライゾンは恐れた。
華やかに彩られるはずの兄の人生を食い潰し、自分だけが幸せな道を進む事を。
善良な彼は、それを良とはしなかったのだ。
そして、彼はある結論に至る。
- 18 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:26:00 ID:FswfuC.cO
- ( ФωФ)「我が家庭を潰し、最愛の妹を貶め……」
(#ФωФ)「……我輩のツンを、殺したのだ!!」
( ω )「………」
「……るせぇお……」
――――――
「そうだ。
イケメンだからいけないんだお。
ブサイクになってしまえばいいんだ。
人に好かれる魅力が扱えるんだから、人に嫌われる魅力も僕は扱えるだろう。
やったぁ。これでお兄ちゃんに嫌われずに済むお」
――――――と。
- 19 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:36:21 ID:FswfuC.cO
-
――――――
「おはよブーン……おげぇええええええ!!!」
「お、お母さん!?ブーン、おま……うわ!ぎゃああああああ気持ち悪いいいいいい!!」
「え……か、カーチャン?クー?どうしたんだお?」
「こっちみんな!死ね!キモい!消えろ!消えろ!視界に入んな!」
「え、ちょ、クー……?」
「失せろ!爆発しろ!うどんで首吊って死ね!素足で思いっきりビー玉踏め!股関節なぜか亜脱臼しろ!上下の歯が絶滅する夢見ろ!全身のニキビ一斉につぶれろ!海外でMADの素材になれ!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
少し考えればわかるはずだったのだろう。
世界最強のイケメンが裏返れば、どうなるのか。
彼はいとも簡単に、幸せな世界を潰してしまった。
核兵器を潰す為に、彼は核兵器を投下してしまったのだ。
- 20 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:52:42 ID:FswfuC.cO
- ん?
- 21 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/12(金) 19:53:28 ID:FswfuC.cO
- てす
- 22 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/12(金) 19:54:08 ID:FswfuC.cO
- なんかすっげー重いんですが俺だけですか?
- 23 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 19:57:16 ID:5CqlnGPM0
- もしもしだからかね?
- 24 :名も無きAAのようです:2011/08/12(金) 20:24:19 ID:sSJ9Wo660
- もしもしが古いタイプとか?
- 25 :て ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:20:24 ID:tCbveTbYO
- いけるか
- 26 :て ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:20:26 ID:tCbveTbYO
- いけるか
- 27 :て ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:21:10 ID:tCbveTbYO
- 大事な事でもないけど2回言いましたまる。大丈夫っぽいかな
- 28 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:22:36 ID:tCbveTbYO
- ――――――ヒナンジョ駅
モブ女1「ねぇねぇ聞いた?AKBのメンバー達がフツーに町中にいるらしいよ」
モブ女2「えーマジで?もしかして何かのイベントとかかな?」
モブ女1「そうじゃない!?ねぇ、私たちも会いにいこうよ!」
このご時世に単線の電車が走るほどの田舎など、VIP都内には存在しないが
しかしそれでも郊外から外れた故にホームで人が待つ事がほとんどないこの駅は、充分に「田舎」と形容出来ると言えた。
その田舎道の駅中にすら、AKBの波紋は一瞬にして広まっていた。
好きなアイドルの話に花を咲かせる女子二人。
日常、だった。
- 29 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:25:08 ID:tCbveTbYO
- モブ女2「ヤバいよね。もしかしたら、ここにも誰かが来るかも……!!」
「……」
しかしそこにも、非日常はなんなく近付く。
日常を生きる二人を、狙わんとする。
「すいません。道を尋ねたいんだけど」
モブ女1「……あ、はい?」
そしてその女は、『それ』を直視してしまった。
( ^ν^)「ラウンジ駅は、どっちですか」
- 30 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:26:13 ID:tCbveTbYO
-
モブ女「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!」
その時モブ女2人は、咄嗟に死を覚悟した。
当然だろうか。
この二人は、今まで普通のありふれた日常を生きていたのだ。
そんな日常に現れた非日常。
その男の顔面には、魔界が広がっていた。
モブ女(ブサ……イク……!!!)
なんだこれは。
人間の形をしたゴミ?
、ゴミの形をした人間?
否。
ゴミの形をしたゴミだ。
- 31 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:31:53 ID:tCbveTbYO
- モブ女「あ……あ゛……!!」
キモい。とてつもなく。
吐き気がする。
というか既にちょっと逆流してきてる。
涙も少し流れてくる。
( ^ν^)「? どうしましたか?」
喋ってみるとなお酷い。
目にくる。視覚に訴えられている。
その上で臭い口が開いている。
グラビモスがビーム吐きながら尻尾を振り回してるようなもんだ。
敵うわけがない。
モブ女「あ…ご、…ごめんなさい……」
謝った。
何にかはわからない。
ただ、この相手以外という事のみだ。
( ^ν^)「何を言っている。俺は道を尋ねてるだけだろう」
そうだろうけど。
わかっているんだろうこいつも。
ブサイクが他人に道を尋ねたら、どうなるかって事くらい。
わかっててやっているんだろう。
- 32 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/14(日) 09:41:27 ID:tCbveTbYO
-
( ^ν^)「でもなかなかいい感じだな。これなら、あのイケメンどもを潰す事も可能かもしれない」
モブ女「……」
ああ、やめて欲しい。
決め顔でそんな事を言うのは。
ダメだ、昼に食べたティラミスが間欠泉のように溢れだしそうだ。
こんな事ならデザートなんて食べなきゃ良かった。
ああ、我慢出来ない。
もう、限界だ――――――
- 33 :名も無きAAのようです:2011/08/14(日) 10:07:30 ID:A1WH7bncO
- ウヒャー支援
- 34 :名も無きAAのようです:2011/08/14(日) 15:57:51 ID:tCbveTbYO
-
「やはりか」
「貴様らブサメンが動き出してるとなると、この戦いには何かが絡んでいるようだな」
モブ女「……?」
え、誰だろう?
この、まるで岩清水のように透き通るような声は。
ああでも駄目だ。ブサイクの庠気にあてられて、目の前も霞む――――――
「大丈夫かい」
( ��)「まったく、荒巻社長もやってくれるな」
――――――この人は。
- 35 :名も無きAAのようです:2011/08/15(月) 14:07:34 ID:qnG7zQ0M0
- イケメンのみならずブサメンまで底抜けの威力を秘めてるのかwww
- 36 :名も無きAAのようです:2011/08/16(火) 00:42:38 ID:Ln/oUyFAO
- イケメンのビコーズが想像できん
- 37 :名も無きAAのようです:2011/08/16(火) 06:06:17 ID:JNSEfkzE0
- >「失せろ!爆発しろ!
>うどんで首吊って死ね!
>素足で思いっきりビー玉踏め!
>股関節なぜか亜脱臼しろ!
>上下の歯が絶滅する夢見ろ!
>全身のニキビ一斉につぶれろ!
>海外でMADの素材になれ!
>死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
いくらボーカロイド(笑)の歌だからって歌詞引っ張ってきちゃ駄目だろ
対して面白くないし
- 38 :名も無きAAのようです:2011/08/17(水) 08:25:16 ID:qJMo0eT.O
- 端正な顔立ち、とは良く聞く言葉ではあるが
それを実際に感じたのは初めての事だった。
( ��)
特徴の無い瞳。
特徴の無い鼻。
特徴の無い唇。
秀でた部分がなく、劣った部分のない。
この男は、知っている。
モブ女(AKBの……ビコーズさん)
( ��)
そうだ。
巷で『寡黙なミステリアスボーイ』と呼ばれる彼だ。
口数が極端に少なく、テレビでもライブでもほとんど喋らないという、
『黙ってりゃモテる男』を突き抜けたイケメン。
- 39 :名も無きAAのようです:2011/08/17(水) 08:34:49 ID:qJMo0eT.O
- ( ^ν^)「お前……は」
( ��)「ビコーズという。以後、お見知りおきを」
モブ女「……!!」
そんな寡黙な男が、喋っている。フツーに。
それでも驚きだが……何よりその声色。
先も感じたが、この男、
モブ女(な…なんて透き通るような声………!!)
めちゃくちゃイケメンボイスだ。
空気のように漂うその声がその場を満たし、飴色に変えてゆくのが良くわかる。
( ��)「気分は悪くないかな、君」
モブ女「は、は……い……!!」ドキドキ
そんな一言にさえ、気を抜けば卒倒しそうになった。
聴覚から犯されそうになってくる。
激しすぎる耳レイプ魔が存在したものだ。
- 40 :名も無きAAのようです:2011/08/17(水) 08:42:02 ID:qJMo0eT.O
- ( ��)「お前がやったのか」
( ^ν^)「……ああうん。そうだけど」
( ��)「一般人を巻き込んで、何がしたいんだ。お前らが恨んでるのは俺たちイケメンだろうが」
( ^ν^)「知らねぇよ。少なくとも、俺らはそこにいるだけで卑下されんだ。……お前らイケメンと比べてな」
( ^ν^)「広義的に見たら、これもお前らのせいってわけ」
( ��)「……ゲスめ」
( ^ν^)「ゲス?笑わせんなよ」
( ^ν^)「おれらは『ブサメン』、ゲスより非道い。最低で最凶で最悪の物体さ」
- 41 :名も無きAAのようです:2011/08/17(水) 09:11:04 ID:qJMo0eT.O
- (;��)「うぐ……」
モブ女「ぉえ゛っ……!!」
あのブサイク、開き直りよった。
潔くない当たりがめちゃくちゃ気持悪い。
しかも、なんか「最低最悪の〜」とか厨二じみた事を抜かしている。ブサメンの癖に。
それがさらに、彼のキモさを際立たせた。
あまりのキモさに、ビコーズさんも少し顔色を悪くした。
(;��)「……仕方ないな。では、力ずくで黙らせるしかないのか」
( ^ν^)「は?何、暴力か?いいの?AKBのレギュラーさんがそんな事しても」
( ��)「違うさ。俺はそんな事言ってない」
( ��)「お前を、『落とす』」
- 42 :名も無きAAのようです:2011/08/21(日) 20:29:25 ID:FRmTfV620
- ニュッ
- 43 :名も無きAAのようです:2011/08/21(日) 21:42:24 ID:sWGPVJ.I0
- 楽しいなー
続きまだー
- 44 :名も無きAAのようです:2011/08/23(火) 00:18:55 ID:lep3J8FsO
- てす
- 45 :できた! ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 00:32:24 ID:lep3J8FsO
- ( ^ν^)「……『落とす』?この俺をかい?」
( ��)
( ^ν^)「笑わせんなよ」
( ^ν^)「てめえが超絶美女ならいざ知らず……誰が男の魅力で落とされっかよ」
( ��)
モブ女「……確かに」
確かにそうだ。
「魅力」と呼ばれる力は………基本的に、異性に対して働くものだ。
同性に対しての意味は、蚊ほどに等しい(受け手に同性愛の気があればまた別の話ではあるが。)
そして、いくらAKBレギュラーのイケメンと言えど、男は男。
ビコーズさんでは、あのブサメンを落とす事など、無理なはず―――なのだが。
そして今気付いたが、私はモブと言いながらすっかり解説実況を承っているし、もはやモブではないのではないか。
なぜ作者は、AAを付けてくれなかったのであろうか。
- 46 :できた! ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 00:44:47 ID:lep3J8FsO
- ( ��)
( ^ν^)「そしてそれこそ、ブサメンがイケメンを凌駕する部分さ」
( ^ν^)「イケメンの【魅力】は異性にのみ働けど―――ブサメンの【負の魅力】は、誰にだって働きかける。老若男女、誰がみようがキモいものはキモい。そうだろ?」
( ��)
モブ女「……」
これも、ブサメンのいう通りだ。
それはすなわち−が故の強み……とでも言うべきもの。
( ��)
( ��)「アマチュアだな」
( ^ν^)「……なんだと?」
( ��)「AKB。日本最大のイケメン集団。そのレギュラーである俺らは、その魅力を特化させる事に成功しなければいけない」
しかしビコーズさんは動じない。
変わりに、駅の中には一つの塵風。
寂れ風を受けた電光掲示板が、文字を流す。
次の電車は、どうやら5分後らしい。
- 47 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 00:44:54 ID:lep3J8FsO
- ( ��)
( ^ν^)「そしてそれこそ、ブサメンがイケメンを凌駕する部分さ」
( ^ν^)「イケメンの【魅力】は異性にのみ働けど―――ブサメンの【負の魅力】は、誰にだって働きかける。老若男女、誰がみようがキモいものはキモい。そうだろ?」
( ��)
モブ女「……」
これも、ブサメンのいう通りだ。
それはすなわち−が故の強み……とでも言うべきもの。
( ��)
( ��)「アマチュアだな」
( ^ν^)「……なんだと?」
( ��)「AKB。日本最大のイケメン集団。そのレギュラーである俺らは、その魅力を特化させる事に成功しなければいけない」
しかしビコーズさんは動じない。
変わりに、駅の中には一つの塵風。
寂れ風を受けた電光掲示板が、文字を流す。
次の電車は、どうやら5分後らしい。
- 48 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 00:54:53 ID:lep3J8FsO
- ( ��)「例えばビロード君なら、あいつは『可愛さ』に特化させた魅力を持つイケメンだ」
( ^ν^)「……?」
( ��)「モララーなら『万人受け』特化。ショボンなら『草食』に特化しているな」
( ��)「ブーンは……あれは例外と呼べるか。
『全て』に特化した魅力……と言うべきだな。
全てに特化、というのは矛盾しているが」
( ^ν^)「……」
( .)「……そして俺は、なんだと思う?」
モブ女「……え?」
ここでようやく私は気付き始めた。
ビコーズさんの言っている意味。
数あるモテ方。
そして、誰であろうと通じる『魅力』の可能性。
- 49 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 01:00:42 ID:lep3J8FsO
-
( ��)「……お前、名前は?」
( ^ν^)「……俺は、ニュー」
( ��)「そうか、ニュー。お前」
( ��)「お前、意外と腕太いな。よく見たらいい体つきだし。何か昔スポーツでもやってたのか?」
( ^ν^)
(;^ν^)「!!!!!!??」
モブ女(……なるほどォ〜〜〜〜〜〜!!!)
『寡黙なミステリアスボーイ』、ビコーズ。
彼が普段寡黙たる理由は、ここにあったのだろう。
(;^ν^)(なッ……なんだ……)
(;^ν^)(なんなんだこの幸福感はッッ!!!?)
( ��)「俺もスポーツ好きなんだよなぁ。なに、やっぱ球技?見る限りバランスいいもんな」
(;^ν^)「――――――!!!」
彼は、異常なまでの『話上手』なのだ。
- 50 : ◆BnhUepkPaA:2011/08/23(火) 16:39:15 ID:lep3J8FsO
- 「話術」。
人間のコミュニケーションの9割強を占める、最高レベルで最強純度の意思伝達手段。
ビコーズはそこに特化していた。
聞きやすい声色。
巧みな話術。
相手に不快感を感じさせない言葉選び、言葉使い。
何をどうすれば目の前の人間が喜ぶか、それを理解した上での事だった。
「話し上手聞き上手、すなわち女の扱い上手」という事だ。
口の上手いやつは、イケメンでなくともモテる。
その、極限地というわけだ。
(;^ν^)(クッ……こんな誉めちぎられているのに、まったく嫌味たらしくない!それどころか高揚感さえ感じてきただと……?)
モブ女「……」
なるほど、普段は寡黙にもなるわけだろう。
この人が口で意思伝達を図る。
その行為自体が魅力を振り撒く事と同義なのだから。
それはつまり、ブーンが常に魅力を解放しながら町中を歩いているようなものだ。
- 51 :名も無きAAのようです:2011/08/23(火) 19:49:02 ID:YNsHYj5Q0
- 言葉で戦うビコとは珍しい
- 52 :29日・30日「納涼夏祭り」:2011/08/28(日) 01:48:36 ID:nB0MnF/QO
- まだかな
- 53 :名も無きAAのようです:2011/09/11(日) 15:13:08 ID:7N9zhtRcO
- (;^ν^)(まさか本当に実在するとは……!)
噂には聞いていた。
しかし、実説と信用出来るはずもなかった。
当然だろう。
普通の人間にはいざ知らず、「劣等感の塊」である自分達に向けられたそれが、まともに作用すると誰が思うだろう?
( ��)「いやーすごいなー俺も昔は野球とかやってたけどうんぬんかんぬんぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」
言葉の弾丸は止まらない。
動物に使われる催涙弾のように、敵対する自分を優しく包括する。
(;^ν^)(やべぇ……!!抱きつきてェ……あの木霊顔に抱きつきェェェェェ!!!)
それはブサメンであるニューにすらも通用する。
この世に人として生きるなら、全てに通用する魅力。
その「誰でも通用する」という事に畏敬を込めて
( ��)
彼、ビコーズの魅力は【八方通行《ヒッチハイカー》】と呼ばれている。
- 54 :名も無きAAのようです:2011/09/11(日) 16:52:40 ID:2.IaiZ3I0
- しかしこの投下の適当さはどうにかならんのかな
話は凄く面白いんだけど
- 55 :>>54ごめんね!生存報告代わりだと思って!:2011/09/12(月) 07:03:48 ID:KPm2r6WsO
- (;^ν^)「…ッ…そんな事言ったってよぉ!!お前どうせ俺の事見下してんだろ!?ブサメンだってなぁ!」
( ��)「そんな事はない」
(;^ν^)「〜〜〜〜嘘をつけ!!」
言葉とは裏腹に、頭には強制的に納得を受け入れさせられる。
まるで斬頭台のように、きっぱり言い断ったそれ。
そもそも、違うのだ。
言葉の重みというものが。
イケメン、さらに普段から口を閉ざしがちな彼がその唇を開いた時、誰にもたどり着けない「説得力」を生み出す。
( ��)「マジでモテそうなのになぁー、なんでお前そんな卑屈なんだよ?」
(;^ν^)「は!?そんな事、お前くらいにしか言われた事ないs」
( ��)「いやいや、俺に言わせりゃそりゃあお前のせいさ。自分を卑下し続けてりゃ、魅力も潰れちまう」
( ��)「俺なんか見てみろ。回りに比べても特徴なんか無い顔だが、ちゃんとあのイケメン達の中でもレギュラー。これでモテてるんだよ」
(;^ν^)「……」
卑怯だ、とさえ感じる。
「魅力」を追求したこのAKB達が魅力を語るという事が、だ。
(;^ν^)
(;^ν^)(俺、は)
揺らいでいる。
生まれて幾数年。
一度たりとも信じた事の無かった、自分の魅力。
それが、初めて肯定されている。
- 56 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 07:10:49 ID:KPm2r6WsO
-
〈死ね〉〈消えろ〉〈キモい〉
いつだって罵られた。
〈うぜぇ〉〈黙れ〉〈は?〉〈お前が〉
暴言は蓄積され続け
〈帰れよ〉〈友達いないだろ〉〈なにあれwww〉〈顔面崩壊〉
強固な殻を作る。
「どうせ、俺なんか―――――――」
―――――――
( ��)「多分な、自分で思ってるほど」
( ��)「お前の顔、悪くないぞ」
一言は、全てを打ち破った。
アピュノファブヮァァァアアアアアアアアアアアアアアア(´。。。ν゚゜*))))))「ノブヮァァァアアア!ッッッアンアアンアアンアア!!!!!!!!!!」ァァァァァァァアアンアアアアンアアンアアンアアンア!!!
- 57 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 07:17:53 ID:KPm2r6WsO
- ( ��)「……ふぃー」
( ��)「なんとか無事に落とせた、な……」
そのブサメンは体中のいろんな体液を撒き散らし、失神。
その顔にはいつまでも光悦の表情が写っていた。
モブ女(凄い……)
……そして全てを見届けた私は
( ��)「あぁ、そうそう」
モブ女「え……あ、はい……?」
( ^.^)「ありがとうな、君も」
モブ女「」
モブ女「いヒャァアアアアアアンな!!!!!すッッッてきィィィィィィャァ!!!!!」
極上の幸せと共に、地に落ちた。
- 58 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 07:22:02 ID:KPm2r6WsO
- ( ��)「……」
( ��)「ほんと、変わんないんだよ、ニュー」
( ��)
( ��)「ブサメンだってイケメンだって、結局は女を狂わせてるだけだってのに」
( )「どうして、争っちまうかなぁ」
後日、この駅には一組のカップルが生まれたというが―――――――それはまた、別のお話である。
第4話、終わり。
- 59 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 10:03:33 ID:xTYhot/oO
- ブサメン救われたwwwwwビコーズ△
乙!
- 60 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 10:39:59 ID:IFVpmeOk0
- 乙
- 61 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 12:37:59 ID:XWNlm1GUO
- ( ^.^)
この顔wwwwww
乙乙
- 62 :名も無きAAのようです:2011/09/12(月) 12:48:09 ID:KPm2r6WsO
- 一話投下すんのにどんだけ時間かかってんだと言う感じですねー。ごめんね。
5話もなるべくすぐ投下しまする
- 63 :名も無きAAのようです:2011/09/13(火) 20:17:37 ID:tu3wJm/o0
- ゆっくりでもいい 続けることが大事さ
ビコーズイケメン杉濡れた。男だけど。
- 64 :名も無きAAのようです:2011/11/21(月) 19:44:26 ID:x2RubIr60
- wktk
- 65 :名も無きAAのようです:2011/11/28(月) 09:10:54 ID:y6DF5fVUO
- まってるよ
- 66 :名も無きAAのようです:2012/01/10(火) 18:21:59 ID:D12Cbofs0
- あげ
- 67 :名も無きAAのようです:2012/01/23(月) 22:36:47 ID:CWQ6nk9UO
- 世の中顔が全てだ。
もう一度言う。
世の中顔が全てだ。
勇者が頼もしい仲間と共に魔王を倒しにいけるのは、勇者がイケメンだからだ。
ヘタクソでもくじけず成功を掴み、一流のスポーツマンに成り上がれるのは、そのスポーツマンがイケメンだからだ。
美女だらけの学校でツンツン気味な転校生やフランクな幼なじみ、可憐な意中の子等との関係に悩めるのは主人公がイケメンだからだ。
結局のところ、顔は全てを支える基本価値として存在し続けるのだ。
でも。
- 68 :名も無きAAのようです:2012/01/23(月) 22:37:51 ID:CWQ6nk9UO
- イケメンは勇者なんか目指してなかったかもしれない。
イケメンは文学に勤しみたかったのかもしれない。
イケメンはホントはホモだったかもしれない。
こんなの望んでないと、嘆いているのかもしれない……
しかし残念。
その顔は、表舞台に立つためだけにしか整備されてていない―――――
- 69 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 02:29:10 ID:xP7Sis2QO
- ―――――都内、遊園地。
('A`)「……」
('A`)「……あ、みっけた」
('A`)「南……こりゃあ近いか。2つも。デパート……かな」
('A`)「デパートなんざ利用してるあたり、ビロードかな。そこにショボンが乱入……って感じか」
('A`)「二人とも『可愛さ』属性の魅力を持ってるし、普段から反発しあってたからなぁ……」
('A`)「ま、俺は地道にやれてありがたいけど」
AKBの社長荒巻はもちろん、レギュラーメンバーともなると
自らの魅力の副作用的に、ある性能がプラスされる。
それは、魅力ある男性を肌で感じる事だ。
- 70 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 02:37:18 ID:xP7Sis2QO
- しかしこれには疑問は無いだろうと思われる。
一般人ですら、「モテそうな人」は見た瞬間に理解可能なのだから。
イケメンを人目見たなら、「ああこの人は背が高いからモテそうだな」「ああ可愛らしい顔だからキャーキャー言われてそうだな」
このくらいは一般人も感じるものなのだ。
それならばモテモテのフロントランナーであるAKBレギュラーはどのレベルか。
それはワイヤレスで人の魅力を感じ取るまでに昇華する。
('A`)
('A`)(……一つ、デケェ魅力がしぼんだな)
('A`)(統率の取れた非の無い魅力……これはモララーか)
さらにはその特徴までもしっかり把握出来る。
さながらサバンナのライオンが、特定ライバル数匹だけの気配を感知し、そこだけには近づかぬようにする傾向すら彷彿とさせる。
- 71 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 02:47:13 ID:xP7Sis2QO
- ('A`)(しかしまぁ、これで俺以外のレギュラー全員が自己の魅力を発揮した事となる)
('A`)(……【揺りかごから墓場まで《オールマイティーマイン》】)
( ・∀・)
('A`)(【泣き堕とし《レイニーデビル》】)
( ><)
('A`)(【お勧めの禁忌《メルトメルトメルト》】)
( ´_ゝ`)(´<_` )
('A`)(【弱者の一撃《ポケットストライク》】)
(´・ω・`)
('A`)(【八方通行《ヒッチハイカー》】)
( ��)
('A`)(んで……まだ未知数なのが)
【王者《ハーレムマスター》】
( ^ω^)
('A`)(ま、やつに限ってはまだまだ本気出してない気もするが……)
- 72 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 02:52:30 ID:xP7Sis2QO
- ('A`)(なればこそ、俺も早いとこ魅力出しとかなきゃなあ)
('A`)(めんどくさいが……ここまで来たなら、やるしかない)
('A`)「もたもたしてたら、ナンバーエイトやらの準レギュラーにもやられちまうわけだしな」
遊園地。
休日。
こんな好条件な場所があろうか。
女子が圧倒的に多い(それに習い伴侶も多いわけだが)この場所なら
自分の魅力も発揮出来るというものだ。
- 73 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:01:46 ID:xP7Sis2QO
- さしあたり、ドクオがした行動。
それは……
('A`)(……)
すたすたと、ただ歩くだけ。
しかし、それだけ。
それだけだからこそ。
人妻1「ちょっ……あの人かっこよくない!!!!?」
人妻2「やばいやばやばやばカッコイィィィィィィィィィィィィィィィ!!」
人妻3「立てばイケメン座ればイケメン歩く姿はカッコイイィィィィィィィィィィィィィィィン!!!」
女が次々に伏せて行く。
('A`)(……ふん)
('A`)「久々に魅力出したらこれとは。俺もまだまだ捨てたもんじゃねえな」
人妻102「キェェアアアアアシャベッタァァァァァァ!!」プシッ
- 74 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:10:18 ID:xP7Sis2QO
-
('A`)(そうさ。俺の何よりの特権は……これ)
('A`)(『かっこつけなくていい事』……)
何故。
ドクオは本当に『何もしていない』。
それなのに魅力に昏倒する女性陣。
この奇怪な図を作り出した、ドクオ。
このドクオの起こした現象を解説するには、少し遠回りしよう。
まずは雌雄交際科学でもよく取り上げられる『モテない人間がなぜモテないか』
という話からだ。
男子たるもの、思春期を通れば必ず誰しもがモテようと努力する。
意中の女を落とす為に、ステータスの為に、ただ性欲を満たす為に。
そして失敗する。
ではなぜ失敗するのか……?
- 75 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:19:55 ID:xP7Sis2QO
- そう。
大概の男子の失敗の第一原因は
('A`)(『露骨にモテようとするから』……なんだよな)
―――――
「いやぁ、僕も若い頃は躍起になっていましてね。それこそ、一部からはキチガイかとも疑われたり……」
これは雌雄交際科学界一の詭弁家でおなじみのミサワ・ジゴク氏の言葉だ。
彼は自らの著書『僕の目が離れてから』の中で熱の籠る文を10ページに渡り記している。
「僕自身はさりげないアピールのつもりでしたが、それが逆に露骨に人にモテようとしていたと捉えられたようです」
「本当は米兵殴ってないし、ちんちんでっかくないし、実行委員ではのけもの扱いされ……ふふっ、情けないもんです」
「そう。女は……男の自然体に一番気を惹かれるらしいのです」
「そう気付いたのは……とある男性を見てからでした」
「その男性は、常時自然体でいたのです」
('A`)
- 76 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:26:32 ID:xP7Sis2QO
- 「当然僕もマネしようとしました」
「あくまで自然体。女性はおろか外の何も考えてないような出で立ちで日常を過ごそうと……しかし」
「考えてもみて下さいよ。僕ら男が、一瞬たりとも女性を意識せずに過ごすなんて……出来ますか?」
「そう。女性を意識した瞬間、そこには『モテたい』という欲求が生まれる」
「そうしてその欲求が僕の体にモテようとさせて……そうして上記の理由を誘発。あえなく失敗する」
「しかし彼は違った」
「まるでモテたいという欲求だけが心からすっぽり無いかのような気だるい表情で……」
「ただ一つのイケメンとして、そこに登場していました。」
ミサワ・ジゴク氏はこれを著した後、雌雄交際科学界を退いたとされている。
恐らくは、そのイケメンとしての在り方に
ある種の極地を感じたのだと思われる。
……そう。
それこそが、ドクオの魅力。
- 77 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:32:27 ID:xP7Sis2QO
- ドクオはモテる為に、モテたいという心を消去した。
女の気を惹きたいという気持ちを、削除した。
そうして手に入れた、
言わばそれは『カッコつけない事』特化。
('∀`)(……だからこそ、勝てる)
いくらイケメンでも、かっこつけすぎればあざとさを感じる。
ドクオには、それがない。
その面に限れば、ドクオは最強なのだ。
零地点を突破した先は、最高峰。
それが、ドクオの魅力
【阿修羅の笑顔《ファイアサーフィン》】。
- 78 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:37:42 ID:xP7Sis2QO
- ('A`)(現に見ろよこの現状……)
歩いた距離は100mに届かないくらいのもの。
しかし倒れた女性は幾数か。
みんな光悦の表情で地に伏せて……
('∀`)(……)
('∀`)
('A`)
('A`)(……は?)
そうしてようやく気付いた。
視界の端にうつる少女。
彼女も倒れている。
倒れている、
が、しかし―――――
(;'A`)(……なぜ口元を押さえている……?)
そう、まるで
何かが気持ち悪くて、嘔吐するかのような
悪魔じみた表情。
- 79 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:45:11 ID:xP7Sis2QO
-
「リア充、爆発しろ」
(;'A`)「っ!!」
目の前の疑問に、ドクオは一手遅れてしまう。
しかしそれが最悪の契機。
敵陣の飛車がこちらに忍び込むように。
上家が役満の臭いをかよわせてくるように。
騎士が塔を連れて攻めにきた時のように。
あと一歩早ければ―――――
(;'A`)
( <●><●>)「ハッハァー!!どう?捗ってるぅ?」
( <●><●>)(イケメンさんよォ!!)
ひどい顔をした何かが話しかけてきた。
しかし最近の排泄物は進化したものだ、とドクオは心のどこかで関心する。
そう、彼のブサイクさは、その人間を喋る排泄物と認識させるほどだった。
- 80 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 03:46:31 ID:xP7Sis2QO
- 訂正
( <●><●>)(イケメンさんよォ!!)
↓
( <●><●>)「イケメンさんよォ!!」
寝ぼけてきたからちょっと寝まする
- 81 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 04:30:41 ID:1BUbPX6UO
- 早く来ないと俺のレイニーデビルが発動するぞ
- 82 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 10:06:02 ID:XetPphGc0
- きてるー
- 83 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 10:39:57 ID:ERZjiXfsO
- うおあああい
待ってた!!!!
- 84 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 11:33:28 ID:xP7Sis2QO
- ( <●><●>)「ふひひひひひwwwwwwはじめましてドクオちゃあああああん」
キモかった。
ひどかった。
形容詞が見つからない。
この現状をどうして伝えていいのかがわからない。
しかし目の前の『存在』から感じる嫌悪感は、並々ならぬものだった。
牛乳をしぼった雑巾で拭いたびしょ濡れの犬のような臭い。
ピカソのあの奇怪な抽象画は実はこいつの写生画だったんじゃないかと思わせる顔。
世紀末を一人で体言する発言。
全てを以て、彼は未だ人の形をしていた。
(;'A`)(キモちワりィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!)
思わず口を押さえた。
いまなら、ゴキブリにも抱きついて頬擦り出来そうな気までした。
- 85 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 11:39:50 ID:xP7Sis2QO
- ( <●><●>)「なんか俺らのボスがさぁ、いまならAKBを潰せるって言うからきたけど」
( <●><●>)「こりゃマジだな。みーんな町中で魅力解放してやがる」
( <●><●>)「俺らの『負の魅力』を発揮するにはうってつけだな」
(;'A`)(マズイ……!!)
すかさずドクオも、魅力解放。
(;'A`)「【阿修羅の笑顔《ファイアサーフィン》】!!」
取り戻す、『静』の心。
敢えてなにもしない、よってなによりも強いその魅力。
(;<●><●>)「ッッッ!!!」
(;'A`)
……どうだ。
(;<●><●>)「【阿修羅の笑顔《ファイアサーフィン》】……か」
( <●><●>)「やっぱ同性にゃあんまり効かねぇんだな。ちょっと心、揺らぐくらいか」
(;'A`)(畜生ッッッ……やっぱりか!!!)
- 86 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 11:46:08 ID:xP7Sis2QO
- 魅力は基本的に同性には効かない。
しかしドクオにはそれに踏まえ、大きな欠点があった。
いくらかっこよくても『何もしない』以上は……それ以上の魅力は出ない。
(;'A`)(俺の魅力、一番の欠点……!!)
( <●><●>)「あぁわかった。アンタの能力は……悪く言えば」
( <●><●>)「出オチの能力、なんだな」
そう。
カッコつけようとする……それはつまり向上心。
向上心があるかぎりいつかは相手のどこかのツボにヒットし、魅力を感じさせられるのかもしれない。
しかしドクオは、最初からそれを捨て去っている。
言わば、諸刃の剣。
そしてその剣は……
( <●><●>)「じゃあ、今度はこっちの番だ」
(;'A`)(やべェ!!)
もはや粉々に打ち砕かれている。
- 87 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 11:51:12 ID:xP7Sis2QO
- ( <●><●>)「ふひひひwwwwww長門たんは俺の嫁wwwwww」
(;'A`)「ッッ!!」
抜かったとドクオは瞬時に思った。
この男は、オタクだったのだ。
どうすればいいか考えている間に、相手の負の魅力をまともに目の当たりにしてしまった。
(;'A`)(嫁とか……リアルで言うなよ気持ち悪い……!!!)
( <●><●>)「コポォwwwwwwマジktkrでござるwwwwww」
(; A )(がっ…!!はっ……!!)
そして。
(; A )
そのキモさについに、膝をついてしまう。
- 88 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 12:04:53 ID:xP7Sis2QO
- ( <●><●>)「フヒッwwwwww天下のレギュラー様も、所詮はこんなもんかよwwww」
(; A )「……」
( <●><●>)「こんなちょっとしたブサイクにやられるなんて、たかが知れてんだな。ふん」
( <●><●>)「まぁいい。俺たちゃお前を憎しんでも憎しみきれねぇくらい恨んでるからな」
( <●><●>)「とっとと終わらせてやるよ」
(; A )「……で、だ」
( <●><●>)
( <●><●>)「……ん?」
(; A )「なん、でだ?」
(; A )「なんでお前らは、こんなに俺らイケメンを憎む?」
( <●><●>)
- 89 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:31:54 ID:xP7Sis2QO
- (; A )「頼む……教えてくれ。なぜだ。なぜなんだ」
( <●><●>)
( <●><●>)「は?」
(; A )
( <●><●>)「お前、わかってないっていうのかよ」
( <●><●>)「お前らのせいで、何人の男が絶望したと思ってんだ」
( <●><●>)「お前らのせいで自分の恋愛を奪われた人間が何人いたと思ってんだ」
( <●><●>)「それを無責任な……『なぜ』だと?」
( <●><●>)「……わかってないというのか」
(#<●><●>)「わかってないというのかァァ!!」
(; A )
その怒号と共にブサイクは、最大級の負の魅力を解放させる。
恨み辛みの詰まった格差に抗う、下剋上を成す為に。
そうだ。イケメンなんて、この世からいなくなればいい。
- 90 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:42:14 ID:xP7Sis2QO
-
(#< >< >)「リア充ッッッ……」
(#<●><●>)「爆発しろォォォォォォ!!!」
(; A )
(; A )「……さぁ」
(; ∀ )「反撃、開始かな」
(#<●><●>)「!!?」
なぁブサイクよ。こんな無駄な長話までしたんだ。
そろそろ、俺の魅力にも『慣れて』くれただろ?
- 91 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:47:54 ID:0XTYxfbsO
- 支援
- 92 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:48:06 ID:xP7Sis2QO
- 聞くまでもないんだ。
モテない辛さは、俺だって知ってる。
しかしな、ブサイク。
俺たちは……
(#<●><●>)「馬鹿な!魅力の尽きた貴様が、今更何を―――――!!!」
(; ∀ )「見せてやるよ」
勘違いするな。
俺はむしろ、ここからが真骨頂。
(; ∀ )「【―――――《*****》】」
( <●><●>)
阿修羅はまだ、微笑んじゃあいない。
(; ∀ )「『―――――』!!!」
( <●><●>)
- 93 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:52:50 ID:xP7Sis2QO
- ( <●><●>)
( <●><●>)
(*<●><●>)「―――――!!!!」
(*<●><●>)「フォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
(*<・><・>)「フォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「フォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!」
(;'A`)
(;'A`)「……ふぃー」
(;'∀`)「いっちょあがり……ああ疲れた」
- 94 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:59:00 ID:8bEyJ9FwO
- キター
つ④
- 95 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 13:59:14 ID:xP7Sis2QO
-
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「ちくしょォォォォォォキャッコイイ!!!キャツコフィィィィィィィィィィ!!!」
('A`)「ふぉう……」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「畜生俺は……俺はァァァァァァ!!!」
('A`)「やめとけ、無駄に抵抗すんなよ。お前はもう、俺に『惹かれてる』……堕ちるのも時間の問題さ」
一度気になれば、気にしないようにと考えるほどそいつに惹かれていく。
恋愛の常識理論だ。
しかしブサメンは、最後までそれに抗った。
- 96 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:06:02 ID:xP7Sis2QO
- (*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「こんな事で……負けるかッッッ……俺らは」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「こんな女を小馬鹿にした連中を……許して……たまるか……!!!」
('A`)「寝取られた、のか?」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「っーーーー!!!」
('A`)「なぜそれを、って顔だな。大方彼女かな」
お前の顔で彼女がいたとは驚きだ、と思ったが
敢えて口にはしなかった。
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「……」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「そうさ。俺はフラれたんだよ!!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「お前ら、イケメンのせいで!!!」
- 97 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:15:39 ID:xP7Sis2QO
- (*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「そうさ!俺はブサメンだ!だがな!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「こんな顔でも愛してくれた女がいた!!」
('A`)
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「なのにどうだ!!フラッと現れたイケメンが!俺の彼女を魅了し!それからまもなく彼女はどこかに去っていきやがった!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「今頃あいつはイケメンの上で腰ふってんだろうな!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「おかげで俺はこの歳でも童貞!!はずかしいよな!笑えよ!笑えよオラァ!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「笑えよ糞イケメンがよォォォォォォ!!」
('A`)「……」
- 98 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:19:31 ID:xP7Sis2QO
- ('A`)「なに勘違いしてんだよ」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「!?」
('A`)「俺らイケメンはな、ブサイク」
('A`)「みんな童貞だぞ」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「 !!!!!? 」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「馬鹿な!!嘘つけ!!冗談にすらならないだろう!!」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「見ただけで女を欲情させる貴様らが……」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「童貞だと!!!!!!?」
('A`)「よく考えろよ、会話するだけで気絶させちまうような魅力をもつ俺らが、そんな最大級の愛情表現をしたらどうなる?」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「あっ……」
('A`)「そうさ。比喩でなく死んでしまうか……少なくとも廃人になっちまうだろうな」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「……なんと」
('A`)「皮肉なモンだよな。女を抱く為にこしらえた顔のせいで、女を抱けねェなんて」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「そんな……!!!」
- 99 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:21:31 ID:xP7Sis2QO
- ('A`)「それにな、俺らは寝とるなんて絶対にしねぇ」
('A`)「何故なら俺らは―――――」
('A`)「―――――」
('A`)「―――――」
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)
(*<<<<・>>>><<<<・>>>>)「……馬鹿な」
('A`)「だから、安心して堕ちな。俺らも、まだまだ頑張るからよ」
(*<<<< >>>><<<< >>>>)「……!!!!」
- 100 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:22:22 ID:xP7Sis2QO
-
<<<<<<<<★>>>><<<<★>>>>>>>>>>「フッヒィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!」
- 101 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:24:59 ID:xP7Sis2QO
-
――――――――――
( ;∀;)「うう……」
そこには、一人の元イケメンがいた。
自らの魅力に自信を失った今は、ただのみすぼらしい若者だ。
( ;∀;)「うう……俺なんか……」
大きすぎるその魅力を目の当たりにし、それはもはや壊れてしまった。
もう、AKBを辞めよう。
そう考えるほどに彼の心はぐちゃぐちゃだったのだ。
しかし。
- 102 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 14:29:06 ID:xP7Sis2QO
- 「……あ、モララー先輩じゃないすか」
( ;∀;)
「何してんスか?こんなとこで。あーあ、イケメンが台無しじゃん。泣きすぎ泣きすぎ」
( ;∀;)
……お前は。
( ;∀;)「『ナンバーエイト』。」
「ちょ、そう呼ばないでくださいよ。僕だって好きで準レギュラーなんじゃないんスから」
「僕もそろそろ頑張りますよ。一緒にがんばりましょう、モララー先輩!!」
( ;∀;)
レギュラーの魅力が全て解放され、序盤は終わる。
そしてここにきて、ブーンとは別の意味で……否。
ブーン以上の。
AKB随一の問題児が、動き始める。
第五話、終わり。
- 103 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 16:01:27 ID:ERZjiXfsO
- (*<<<<・>>>><<<<・>>>>)フォオオアアアアアアアアア乙ゥウウウウウウ
- 104 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 17:56:00 ID:VhHwiwXkO
- おもしろいのみ〜つけた^^♪
- 105 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 21:19:43 ID:WpuKwj6wO
- 乙
俺は全力でモララーを応援する
- 106 :名も無きAAのようです:2012/01/24(火) 21:34:10 ID:Xwkpgzv60
- イキガミよりもこっちのほうが好きだわ
頑張ってくれ
- 107 :名も無きAAのようです:2012/01/25(水) 12:55:04 ID:gyzKRj..O
- イケメンも限度を超えると大変なんだなwww
- 108 :名も無きAAのようです:2012/03/13(火) 18:44:23 ID:p3.33x9Q0
- まだー?
- 109 :名も無きAAのようです:2012/03/25(日) 18:28:51 ID:M1kP61/w0
- まだかなまだかなー
- 110 :名も無きAAのようです:2012/04/17(火) 01:03:56 ID:WtkQzpigO
- まだかなー
- 111 :名も無きAAのようです:2012/05/04(金) 02:43:47 ID:X.polgqo0
- 大好きだ!
- 112 :名も無きAAのようです:2012/05/18(金) 01:16:07 ID:k0vOFCMkO
- 続き楽しみにしてます
- 113 :名も無きAAのようです:2012/07/30(月) 03:46:40 ID:yKZORZ160
- まだかな?
- 114 :名も無きAAのようです:2012/07/30(月) 07:44:08 ID:LZDxDK9MO
- これはいい
イキガミよりもこっちの続きはよ
- 115 :名も無きAAのようです:2012/07/30(月) 12:11:42 ID:2AXwCv9Y0
- どっちも更新なし
飽きたのかな
- 116 :名も無きAAのようです:2012/07/30(月) 13:21:00 ID:SCfoUkJYC
- 上がってたから読んでみたがすげえ面白かった!
細々でもいいから続き読みたい…
- 117 :名も無きAAのようです:2012/09/17(月) 10:27:56 ID:o2wmCqzA0
- 久しぶりに読んだわ。
- 118 :名も無きAAのようです:2012/10/11(木) 23:04:51 ID:1RGRL5Yo0
- まだかなー
- 119 :名も無きAAのようです:2012/10/12(金) 00:49:39 ID:ZSD2lHTo0
- 300レスもいいけどまだかなー
- 120 :名も無きAAのようです:2012/10/14(日) 13:58:49 ID:0ET5jG5U0
- 引き出し少ないんだな
- 121 :名も無きAAのようです:2012/10/15(月) 16:51:02 ID:4YSIOLYA0
- マダー
- 122 :名も無きAAのようです:2012/10/16(火) 12:29:28 ID:htSscawY0
- 面白い
- 123 :名も無きAAのようです:2012/10/16(火) 20:40:04 ID:6FMoIrCQ0
- .
- 124 :名も無きAAのようです:2012/10/16(火) 20:40:46 ID:6FMoIrCQ0
- .
- 125 :名も無きAAのようです:2012/10/16(火) 21:04:12 ID:GtbUZ0/Y0
- ,
- 126 :名も無きAAのようです:2012/10/18(木) 09:00:19 ID:kOkuYRts0
- .
- 127 : ◆BnhUepkPaA:2012/11/23(金) 10:42:08 ID:Ey2NyW1E0
- もうすぐ書く。ちょっと待ってて
- 128 :名も無きAAのようです:2012/11/25(日) 14:01:45 ID:6vuy/0IU0
- わーい
- 129 :名も無きAAのようです:2012/11/26(月) 00:44:57 ID:3hRdbfqY0
- おおまじか。
- 130 :名も無きAAのようです:2013/05/18(土) 21:34:30 ID:EUBg2XV60
- あれから約半年経った……
- 131 :名も無きAAのようです:2013/06/13(木) 20:27:26 ID:fOqmnHes0
- 完結してなかったのかこれ…
続き気になる
- 132 :名も無きAAのようです:2013/06/24(月) 01:35:35 ID:hDmmxyKg0
- 続きマダー?
- 133 :名も無きAAのようです:2013/07/25(木) 01:07:01 ID:c5D3VmE.0
- おもしれー
いつまでも待ってるぞ
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