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レッスルエンジェルス 2- 1 :名無しさん:2008/07/28(月) 18:09:41
- レッスルエンジェルスのリョナを愉しむスレです。
試合で相手をフルボッコにしたり、
サディスティックに嬲ったり、
相手の関節を外しまくって動けない相手をエロエロにいたぶる…
そんな小説やレポ、妄想なんかを皆が待ってる!
グロ過ぎちゃうと引かれるので、プロレス(格闘技)の範疇でいきましょう。
旧シリーズ、SURVIVORなどは問いません。
無論、妄想設定歓迎です。
関連スレ
【エロパロ】レッスルエンジェルスのエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216555939/
○保管庫
http://waero.h.fc2.com/
- 2 :名無しさん:2008/07/30(水) 00:55:54
- >>1
乙カレーライスです。
さいたまさんの投票所のアドレスも貼っておきますね。
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html
- 3 :名無しさん:2008/08/01(金) 07:15:09
- ageてみる
ついでに
http://www.tryfirst.co.jp/was2/
- 4 :名無しさん:2008/08/03(日) 10:49:25
- 最近だらしねぇな
- 5 :名無しさん:2008/08/03(日) 18:00:08
- 何がだらしないのか分からんが、これだけ暑いとどうしようもないな
- 6 :名無しさん:2008/08/07(木) 05:26:46
- 鯖2では団体戦モードが追加されたということで、こんなの考えてみた。
1. 大将を2名決める
2. 決定した大将が2名ずつメンバを選出する。(3人と3人のチームができあがる)
3. 先鋒・中堅・大将に分け、シングル戦を展開。
4. 負けた選手は脱落し、次の選手が投入される。 勝った選手は試合続行。(ここまでは普通の勝ち抜き戦)
5. 大将が負けても制限時間いっぱいまで試合続行。(負け数をカウントする)
要するに勝ち抜き戦とアイアンマンマッチの複合なんだけど、
大将が選出したメンバがふがいない試合をすると、それが大将に跳ね返ってくる。
先に先鋒中堅を失った対象がリングに入るときに、パワーバランスが偏っているのがポイント。
……思いついたときは面白そうな気がしたけど、具体的に書いてみると思ったほど面白くない気が。
- 7 :名無しさん:2008/08/07(木) 06:16:23
- >>6
発想は面白いと俺も思ったw
問題は、設定を生かす展開の構築と必然的に長くなる分量を書き切る文章力が必要だよなー
上手くやれば面白い設定なんだけど、大変そうなんだよねwww
- 8 :オリゼー:2008/08/08(金) 02:42:29
- >>6
なんという面白そうなアイディアw
新女の面子とWARSあたりの面子でやらせたらいいかもしれんね
もし、書くとしたらやっぱり板的に一方的なリョナのほうがいいんかねぇ?
時間があれば書いてみたい気はする
- 9 :名無しさん:2008/08/08(金) 09:12:10
- 基本的には一方的なほうがいいんじゃないかなぁ。
>>6を考えたときは、
組んだチームのメンバーを読まれて、ことごとく苦手な相手をぶつけられてしまって、
大将vs中堅から大将vs大将という状態になるタイミングで、片方の大将が疲労困憊という構図を考えてた。
ようやく中堅を倒したと思ったら、パワー全開の大将が出てきちゃったみたいな。
- 10 :名無しさん:2008/08/09(土) 20:51:53
- >>6-9
良いですね。
自分はゆっこ萌えなので、ゆっこ・来島・菊池組と龍子・石川・小川組あたりで是非実現して欲しいです。
中堅(場合によっては先鋒も)を苦戦しながらも打ち負かす珍しく強いゆっこと、疲弊して相手大将に憐れなまでに叩きのめされるいつものゆっこの両方楽しめそうです。
- 11 :名無しさん:2008/08/12(火) 05:14:56
- >>10の設定にて
先鋒戦の菊池-小川戦、序盤は菊池の流れるような連続攻撃で押す展開。
小川の反撃は菊池のスピードを捕らえきれずに散発で終わり、小川の悲鳴が響く。
しかし、20分過ぎに菊池がフィニッシュを狙ったフライングボディプレスを小川が脇固めで切り返す!
激闘の末、小川が菊池の痛めた腕をストレッチ技痛めつけ、菊池無念のギブアップで決着。
続いて小川-来島戦、リングサイドに現れたWARS軍大将・サンダー龍子の挑発に乗せられ気を逸らしてしまった隙に、
小川の丸め込みでカウント3を奪われてしまう。
納得がいかない来島だが、強制的に退場させられ新女軍・大将マイティ祐希子がリングイン。
リングインからの速攻で丸め込みを連発する小川。 いずれもカウント2で返す祐希子。
しかし、丸め込みが落ち着いた瞬間に油断したのか、小川の必殺技・ストレッチプラムが完璧に決まる!
ルール上、大将決戦まで持ち込めば「終了時点で負け数が少ない軍の勝ち」である為、祐希子は体力温存を図ったギブアップを選択する。
技から開放された祐希子は間髪入れず小川のバックを取りジャーマンスープレックス!
菊池との激戦で体力の大半を費やしていた小川は返す事が出来ずカウント3。
カウント3のゴングが鳴り響いた直後にWARS軍中堅・石川のダイビングフットスタンプがブリッジを描く祐希子の腹部に炸裂する!
無防備な腹部に壮絶な一撃を食らった祐希子は腹を抑えてのた打ち回るしか出来ない。
そんな祐希子を強引に持ち上げ、ジャンピングパワーボムを炸裂させる石川。
受身もまともに取れず、祐希子は2敗目を喫する事になってしまう。
思わぬ大ダメージを被った祐希子。 フラついた状態でコーナーに据えられてしまう。
そして石川が対角線から駆け込み、ダメージの著しい腹部に向かって串刺しドロップキックを見舞う!
余りの衝撃に半ば白目を剥いて嘔吐してしまう祐希子。
尻もちを付き蹲る祐希子を強引に引っこ抜き、カナディアンバックブリーカーに移行する石川。
最早力なく揺らされる祐希子から、早々にギブアップの声が。 祐希子、まさかの3敗目。
グッタリとする祐希子を、やけにのんびりの見つめ、石川は再びパワーボムの体勢に。
勢いよく持ち上げ、叩きつけようと振り下ろす瞬間、祐希子渾身のウラカンが炸裂! 石川にカウント3。
そして、大将同士の決着戦。
ルールでは後から登場した大将との試合が始まった瞬間、正式にアイアンマンマッチとなる。
つまり、ボロボロの祐希子は万全な龍子を相手に、これから丸々60分戦う事になるのだ。
既に祐希子は3つの黒星をつけてしまった。 最低でも龍子に4つの黒星をつけなくては勝利できない。
果たして祐希子に勝機はあるのか―――――
ってとこまでは妄想した。
- 12 :名無しさん:2008/08/13(水) 00:01:26
- ほぼ一日経ってスレ見たらえらく投げっぱなしな妄想等価だったと反省している。
でも限界だった。
分かって欲しい。
- 13 :名無しさん:2008/08/13(水) 00:14:04
- >>11
GJ!!&新スレ投稿SS一番乗り乙です。
先鋒の小川にもきっちり一敗するあたり、流石ゆっこ期待を裏切らない活躍振りですね。
そして来島さん、全く見せ場が無いあたり期待を裏切らない活躍振りです(´▽`)
続きも期待してます!!
- 14 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:04:56
- とりあえず書いてみたので投下ー。
もし>>12さんが投下途中だったら申し訳ない……
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「すまん祐希子!!」
選手控室にボンバー来島の声が少し大きめなヴォリュームで響いた。
右腕をギプスで固められ吊られたそれが痛々しく、来島は左手を顔の前に持ってくると拝むようにして祐希子へと頭を垂れる。
「ちょ……恵理その腕どうしたのよ……」
「いやぁ……ちょっと……ヘマこいた」
ジャージ姿でストレッチをしていた祐希子が目を丸くし動きを止め、来島のそのギプスに目を奪われるも、申し訳無さそうに情けない表情を浮かべ後頭部を掻く来島。
「いや、ちょっとじゃなくって、どうすんのよ今日の試合」
「本当にすまん……こんな大事な時に……」
祐希子の顔に雲がかかる。
と、いうのも今日の試合は殴り込みをかけてきたWARSの面々と、3対3の特殊ルールを採用した団体戦が行われる事になっており、祐希子はもちろんの事目の前で右腕をギプスで固めた来島もメンバーとして参加する事になっていたからだ。
だが、祐希子は来島を責められなかった。申し訳無さそうに頭を下げる相手を蔑むほど性格は歪んでいない。 「気にしないでいいよ。早く治してね恵理」 祐希子は晴れない気持ちのまま、むりくり作った笑みを来島へと差し向けるのが精一杯であった。
「恵理が駄目ってなると……めぐみと千種あたりが適任……かな? 理宇はジュニアだしルール的にちょっとね……」
「あぁ、いいんじゃないか? あいつ等も最近は第一線張れる様になってきたしさ」
誰のせいで悩んでると思ってるのか、ジトリとした視線を祐希子が来島へ向けると 「ははは……すまね……」 来島はそれに誤魔化すような苦笑を漏らすことしか出来なかった。
新日本女子プロレスのリング。
興行が始まり既に数試合消化した所で、新女側からマイティ祐希子・武藤めぐみ・結城千種。WARS側からサンダー龍子・小川ひかるがそれぞれジャージ姿でリングへと上がり、中央で祐希子と龍子が睨み合う。
「ん? 石川はどうしたのよ石川は」
WARSの面々を見た祐希子が、人数自体足りないばかりかWARSの事実上No2でもある石川涼美の姿が見えないのに訝しげに表情を歪める。
「石川はこういう抗争は向かないのでな、今回は外れてもらったまでだ」
「へぇ……そう。それにしても3対2だなんて随分余裕かましてくれるじゃない、負けて咆え面かかないでよね」
祐希子が数滴有利に表情を緩ませこの勝負貰ったと漏らす。 「何か勘違いしているようだな」 そんな様を見せ付けられた龍子が祐希子の余裕顔をふんっと鼻で笑い飛ばした。
「これはWARS側からのサプライズだ。3人目のメンバーは……そうだな、エックスとしておこうか……試合になればわかる
むしろ、お前の方こそ来島が見当たらないがどうした? 尻尾を巻いて逃げるような女じゃないだろう」
「う、うるさいわね。あんた達なんかめぐみと千種で十分なのよッ」
龍子に痛いところをつかれた祐希子は言葉をどもらせながら強がって見せると龍子はその姿に 「咆え面かくのはどちらだろうな」 と、不敵な笑みを浮かべた。
そして、遂にメインイベント特殊ルールで行われる3対3の新女vsWARSの団体戦の火蓋が切って落とされる。
先鋒、中堅、大将に別れての勝ち抜き戦。その順番はチームが相手の先鋒、中堅、大将を予想し自由に組むことが出来る。しかし相手の先鋒、中堅、大将は教えられずリングに対峙して初めて自分の対戦相手がわかるという方式だ。
そして、大将だけはアイアンマンマッチルールが採用されギブアップをしてもスリーカウントをしても試合終了にはならないという特殊ルールとなっている。
試合時間は100分、普段の試合よりも長めに取られた時間、それは大将のみではあるがアイアンマンマッチを採用していることもあり、その過酷さが薄まらないようにとの処置であった。
20分一本勝負を二本、アイアンマンマッチの60分が一本、あわせて100分という長い時間を取ったのであろう。しかし試合展開によっては下手すれば大将が通常60分のアイアンマンマッチをそれ以上やらされる可能性もあり、そして最後にお互いが大将になった時、ランバージャックデスマッチのルールまで追加される。それが特殊ルールと呼ばれる由縁でもあろうか。
- 15 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:06:57
- その2
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試合開始のアナウンスが場内へと流れると、まずWARS側の先鋒の入場曲が流れる。
花道に姿を現したのは小川ひかる。大方予想のつく先鋒ではあったが観客は試合が開始されたという事に盛り上がりを見せた。
緊張の面持ちでリングインした小川、花道へと向ける視線は意外と鋭く不安は感じられない。それは恐らくではあるが先鋒、中堅は武藤めぐみ、結城千種が出てくると予想しているからであろう。
そして新女側の先鋒の入場曲が大音量で鳴り響く――――。
「う……そ……」
小川の鋭い視線が一気に泳ぎ、その入場曲に震撼した。
流れ出した入場曲。それはまさに予想していなかったマイティ祐希子のものであったからに他ならない。
花道に姿を現した祐希子がリングへと一気に駆けリングインしたと同時にゴングが鳴る。
「驚いた? でも、すぐに終わらせてもらうわよっ!」
祐希子がリングインの勢いを殺す事無く開幕一番で小川に向かってドロップキックを見舞った。
「きゃぅ――――ッ!」
完全に動揺しきった小川が胸元へとドロップキックを喰らい二歩三歩後退してから尻餅をつく。
「貴方達がエックスなんて用意するのがいけないのよ。恐らく龍子のプライドからいって、アイツは大将を譲らないだろうからね……
きっとエックスが中堅なんでしょ? 初見の相手をさせるにはめぐみも千種もまだ荷が重いからね、私がエックスまで片付けてしまえば問題ないって訳よ」
したり顔の祐希子が尻餅をついた小川に向かって推理をして見せると、髪を掴んで立ち上がらせブレーンバスターの状態で小川を持ち上げる。
「どう? 名探偵祐希子さんの名推理は……当たってるでしょう?」
対空時間の長いブレーンバスターで小川の背中をリングへと打ちつけると、小川は体をエビ反りにしてその痛みを体現して見せた。
「くぅ……こんなはずじゃ……ぁ」
普段ジュニアで活躍する小川には荷の重い相手、まだヘビー級だとしても武藤めぐみ、結城千種などの若手であれば互角に戦う事もできたであろう。
だが、今相手にしているのは新日本女子プロレスのエースと呼ばれるマイティ祐希子である。
完全に祐希子の雰囲気に呑まれた小川は消極的な動きしかとれず、祐希子の動きに翻弄されっぱなしのまま試合が進んでいった。
「そろそろね」
祐希子が残り時間を表示させる電光掲示板に目をやると5分が過ぎた所、小川をボディスラムでリングへと叩き付け素早い動きでコーナー最上段へと登りつめる。
「たあぁぁぁぁ――――ッ!!」
リング上に寝そべる小川に向かい祐希子はムーンサルトプレスで落下する。
「ご……ッ……ぉ……ッ」
みしりと鈍い音が祐希子の頭に響く。
そう簡単には終れない。そんな表情を浮かべた小川が膝を立て祐希子のムーンサルトプレスを迎撃して見せたのだ。
「そんな簡単にやられたら、龍子さんにどやされますからっ」
祐希子が鉛のように重くなった体をリングに転がす。
勝てないにしてもただでは終れないといった表情を浮かべた小川が 「せめて足の一本でもっ!!」 と、祐希子の足を取るとスタンディング状態でアンクルホールドを極める。
「ぐぐぐ……ッ!! ゆ、油断したぁ……ッ」
祐希子は痛みに表情を歪ませながらも、少し遠いロープへと片手を精一杯伸ばす。
- 16 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:08:08
- その3
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「幾らマイティ祐希子といえど、私の関節からはそう簡単に……逃さないッ!!」
アンクルホールドを極めたまま祐希子をリング中央へと引き戻した小川が、クスっと笑い祐希子の顔面を踏みつけながら更に掴んだ足を捻り上げる。
「どうかしら、格下相手に顔面踏まれて苦しめられる気分は
それに……聞こえるでしょう? 関節を極められた者だけが聞こえる悲鳴がっ」
「くぅぅぁぁぁッ!!」
小川の言葉通り、祐希子の脳裏に捻り上げられた足首の関節の悲鳴がこだまし、痛みが楽になればと反射的に体を反りあげようにも踏みつけられた小川の足がそれすらも許さない。
「おが……わっ……あんた……幼い顔して……結構なサディストなのかしら……ね……ぇ゛ッ」
「クス……新女のエースにそこまで言ってもらえるなんて……光栄ですね」
祐希子にサディストと称された小川が、そのサディストと呼ばれる者が見せる相手を見下し家畜を見るような表情そのものへと変化し、捕らえた足を更に捻り上げた。
「あぐぅぅぅぅ……ッ!!」
捻り上げられた祐希子の足首がこれ以上曲がると折れてしまうのではないかと思わせるほど拉げ、祐希子が苦悶の悲鳴を漏らしあがきもがくと小川はそれに気を良くしたのか、はたまた目の前にぶら下がる大金星に焦ったのか、踏みつけていた足を離し両脚でしっかりとリングに踏ん張り勝負を決めにかかろうと更に捻りを強くした瞬間。
「自分から……金星を手放しちゃ駄目……ねぇ……ッ」
「しま……――――ッ!!」
祐希子が小川に取られている足と同じ方向に体を回転させると、簡単に小川のアンクルホールドから脱出して見せた。
「で、でも……その足じゃ何もでき――――ッ!」
小川の言葉が終る前に祐希子のソバットが腹を抉る。
言葉途中に腹部へと打撃を喰らった小川が体中の酸素を吐き出すと、たまらず腹部を押さえ両膝をリングへとつきしな垂れた。
「マイティ祐希子を舐めんじゃないわよッ!!」
膝立ち状態の小川の前で祐希子の体がくるりと回転しローリングソバットを繰り出すと、小川の顔面に祐希子のシューズ裏が小気味良い音を立て収まった。
「は……が……ッ……」
小川の黒目がぐりんっと裏返ると、小川の体がぐにゃりと後方へと折り曲がりリングへと倒れこんだ。
『ワン! ツー! スリー!!』
そしてすかさず祐希子が小川からスリーカウントを奪う。
祐希子が小川を破ることは予定通り、観客も予想していたことであろう。
しかし、唯一の誤算。小川の意外な粘りに祐希子の足は確かに悲鳴を上げていた。それでもローリングソバットを繰り出したのは新女のエースたる由縁と言った所であろう。
「つぅ……ッ……まずったなぁ……でも、まだ……まだ負けられないッ」
WARS側の中堅が入場してくるまで足に負担をかけまいと、コーナーを背もたれにして足を伸ばし座り込み花道へと視線を移した祐希子。
すると会場の照明が全て落とされ辺りは闇に包まれる。
スポットライトが花道の奥、選手の入場口へ当てられ大量のスモークが焚かれた所で次の選手の入場曲が流れると祐希子の表情が凍った。
「……な、なんで……なの?……なんで貴方なのよぉッ!!」
スモークの焚かれた入場口の両脇が大掛かりな仕掛けによって爆発を見せると、一気にスモークが晴れる。
そして、入場曲に合わせ姿を現したのは試合前右腕にギプスを強いられていたボンバー来島の姿であった。
オレンジと黄色を基調とした普段のコスチュームとは違い、服装自体変わりはしないが黒を基調とし燃え上がるような赤色がファイヤーパターンでコスチュームを彩り、黒いエナメルのロングコートを羽織ったボンバー来島がふてぶてしい表情のまま花道を歩きリングへと向かう。
- 17 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:09:18
- その4
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「おい、小川大丈夫か?」
リングインした来島はあえて祐希子へ視線を送らず無視するように小川の元へと歩み寄る。
「ぅ……ぅう……やっぱり、駄目でした来島……さ……ん」
「いいや、十分だ。よくやったよ」
来島が軽く小川の頬に手を添え健闘を称え朦朧とした小川をリング下へと下ろす。
「十分だ」 という言葉。来島が祐希子へ背を向けていてもまったく突っかかってこなかったのを見ればそれは言葉通り。小川の値千金の働きによるものだった。
「さぁ、祐希子やろうぜ」
改めてリング上へと戻った来島がコートを着たまま、コーナーへと座り込む祐希子を睨んだ。
「恵理……なんで? ウソでしょ? なにかの間違いよね?」
ロープを掴みやっとの事で立ち上がる祐希子の表情には動揺が見て取れ、一体何が起きているのかわからない。そう問いかけるような視線を来島へ泳がせながら足を引き摺り来島へと歩み寄る。
「ウソでも間違いでもねぇよ、オレァ今日からWARSの一員だ」
「だって、ほら、ねぇその右腕……怪我して……あ、あれ?……ウソよ……ウソだと言ってよぉ!」
来島がロングコートを脱ぎ捨てると試合前に見せていたギプスは姿を潜め、怪我などまったくしていない右腕が祐希子の視界へと晒された。
長年付き添ってきたタッグパートナー、そして親友、試合前に謝っていた姿。あれが全てウソだった。それを全て認識した時、祐希子の中で何かが崩れ去った。
そして、無常にも試合再開のゴングが鳴らされる――――。
祐希子の気持ちに整理のつかぬまま始まった試合。
一方的に来島が攻め立てる、祐希子の足が動かないことをいい事に見せるやりたい放題の振る舞いに、かつて祐希子のダッグパートナーだった来島の面影はまったく無い。
「う……ぎ……ッ……ぃぃいッ」
リング中央で来島が祐希子をアルゼンチンバックブリーカーで捕らえると、祐希子の口からは震えるような呻き声が漏れた。
「情けねぇな祐希子、オレが裏切ったくらいでよ? プロレスにゃ裏切りってのはついて回るもんだ……ぜっ!!」
「ぐ……ぎゅ――――ッ!?」
来島が担ぎ上げていた祐希子の体を振り回しリングへと叩きつけるタワーハッカーボム。
叩き付けられた祐希子の体が大きくリング上にバウンドすると、来島はピクリとも動かなくなった祐希子をそのままフォールの体勢で捕らえスリーカウントを奪った。
こうなると新女側の計算は完全に狂う、失意のまま何も出来ず敗れ去った祐希子はエックスである来島のいいウォーミングアップ相手でしかなく、次に現れる新女側の中堅はいい具合に体のほぐれた来島を相手にしなければならなくなった。
「敗者がいつまでもリングに寝転がってんじゃねぇよ」
リング上を掃除するかのように大の字になった祐希子をリング下へと蹴り落とす来島。それを見る限り来島からは祐希子に対してのわだかまりというものは感じさせなかった。
「さぁ……ってと、もうひと暴れだっ」
来島は無邪気な笑みを浮かべると、乱暴に右腕を振り回して次の選手が入場前に花道へと陣取り体勢を低く待ち構える。
そして新女側の中堅の入場曲が鳴り響く、それは結城千種の曲。それと同時に来島が入場口へと勢いよく走り始めた。
恐らく舞台裏で事の流れを見ていたであろう結城千種が意を決した表情で 「いきますっ」 と入場口から花道へ飛び出してきた。
それは運が悪かったとしか言いようが無い。千種からしてみれば先輩レスラーの裏切りに動揺もあったであろうが、その気持ちを気合で押さえ込み飛び出したはずだった。しかしそれを待ち受けていたのは歓声では無く来島のナパームラリアート。
花道上で千種の体が一回転し地面へと叩き付けられる。飛び出してきたところへカウンター気味に入った来島のナパームラリアート一撃は千種の意識を半ば断ち切った。
- 18 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:10:53
- その5
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「オラァ! どけどけ! あぶねぇぞ!」
来島が千種の体を半ば引き摺るようにリングサイドまで連れて来ると、リングには戻らず千種の体を観客席へとスルー。
「きゃぁぁ――――ッ!!」
けたたましい金属と金属がぶつかり合う音と共に、観客席へと突っ込んだ千種の声が響く。
未だ開幕のダメージが抜け切らない千種はその場でグッタリと椅子にうずもれるように動かない。
「どうした千種ぁ!」
そんな千種に対し来島は飛び散らかったパイプ椅子を千種目掛け投げつけていく。 「や……っ……やめ……ッ!! 来島……先……輩ッ……やめてくだ……さ……ぁ………」 千種は雨の様に降ってくるパイプ椅子を両手でガードし泣き言を漏らすことしか出来なかった。
一体来島はいくつものパイプ椅子を千種に向かって投げつけたであろうか、見ればパイプ椅子の墓標のようなものが出来上がり千種の姿はパイプ椅子に隠れ見つける事すら出来ないほどだ。
その墓標を満足げに見ていた来島であったが、横合いから誰かに突き飛ばされる。 「いい加減に――――しろぉッ!!」 あまりのラフファイトな展開に先ほどリング下に蹴落とされた際、その場で治療を受けていた祐希子が見かねて割ってはいったのだ。
来島を突き飛ばした祐希子は、高く乱暴に積み上げられたパイプ椅子を一つ一つ崩して行き、千種をようやく救い出すも千種の額からは出血を帯び祐希子の肩を借りなければ立ち上がれないほど憔悴しきっていた。
「はんっ……もうそういう友情ごっこは飽き飽きなんだよ。さっさとソイツをよこせよ祐希子、試合は終っちゃねぇんだから」
「渡せるはずないじゃない! 千種はもう無理よ!」
祐希子と来島がお互い微妙な間合いから怒鳴りあう。 「祐希子さん……大丈夫ですから……私、まだプロレスしてないですから」 すると千種はふら付きながらも祐希子を押しのける様にしてリングへと向かっていく。祐希子はそれを止める事が出来なかった。 「まだプロレスしていない」 その言葉を言われてしまえばどうして止められようか。
「お涙頂戴の所わりぃけどさ、お前の行く先はそっちじゃねぇぞ?」
千種がようやくリング下からサードロープを掴みリングへ這い上がろうとした時、千種の後ろ髪が来島によって掴まれ場外へと引き戻された。
「く、くぅ……――――ッ」
ようやく掴んだサードロープから千種の手がいとも簡単に引き剥がされ連れて行かれた先、それは実況席の前。
来島が実況席の机の上のものを乱暴に床へ落とし千種と共に机の上に立つと、パイルドライバーの形で千種を持ち上げる。
「リングに戻ったら勝負決めなきゃいけねぇからなぁ!」
そして尻餅をつくように机に自らの臀部を落とし、千種の脳天を机に突き刺すと 「ぐ……ぎ……ひッ」 普段発するおさなげの残る可愛い声からは想像も付かないほどの鈍い声と、流血の混じった泡が千種の口から漏れ、折れ曲がった机へと倒れこんだ。
「それじゃぁそろそろ決めるとしようかねぇ」
さっさと起きろと言うかの如く、片手で千種の髪を掴み力の抜けたその体を引き摺ってリングへと押し上げる。
千種はリングに初めて上がれたものの、既にその力にプロレスをする力など残っては居ないだろう。千種の倒れた顔の位置を中心に白いリングが紅に染まる。
この試合を見守る誰もが思うであろう 『もう終らせてやってくれ』 と。
「何で止め刺されたいか言ってみ」
「う……ぁ……ぁ?」
来島に掴みあげられた千種の表情は虚ろだ、視線もどこかを彷徨い覚束無い。今でこそ両脚で立っているが、指先一つで押されればその体はすぐにでもリングに倒れてしまうであろう。
「なにか言えよ、わかんねぇだろ?」
来島が意地の悪い笑みを浮かべたその時。恐らく意識はまだあるのだろう千種はふらつきながら来島の背後へと回ると来島の腰へと腕を回す。
「何するつもりだ? まぁいいよやってみりゃいいさ。できるならな」
既に何かを仕掛ける力など残っているとは思えない千種に来島は抵抗する事なく背後を取らせた。
- 19 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:12:27
- その6
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「う゛ぅ゛ぅ――――ッ!!」
千種が呻き声にも似た声を漏らしながら来島の体を後方へバックドロップで投げようとするも、来島は涼しい顔で腰を落としいとも容易くそれに耐え必死の千種を鼻であざ笑う。
「う゛う゛う゛……ッ……う゛ぅ゛ぁ゛ぁ゛!!!」
だが、次の瞬間来島の顔に少しばかりの焦りが滲みでた。それは来島の足の裏の感触。ふわりと一瞬、一瞬だけではあるが来島の体が浮いたからだ。
そして千種がまだ諦めない。武藤めぐみの為に、少しでも相手にダメージを、その思いが体を奮い立たせる。
「あ゛あ゛ぁ゛――――ッ!!」
遂に来島の両脚がふわりと浮く、後は後方へと投げるだけ、会場全体が挙って千種に向かって声援を送る。
「ひぎッ」 だが悲鳴を上げたのは千種。よくよく見ると来島の踵が千種の股間へとめり込んでおり、千種は膝をガクガクと大きく振るわせると股間を押さえ尻を突き出すようにしながら前のめりに倒れた。
「あっぶねぇあぶねぇ……腐っても新女ってところか」
勝負を決めてやる。来島の表情が引き締まるも、それはすぐに和らいだ。
と、いうのも股間を押さえた千種は黒目を上向きに、涎と共に舌をだらしなく口端から垂れさせ 「あ゛ー……ぁ゛ー……」 と呻き声を上げ股間に薄っすらと染みを作っており、既にフィニッシュ技を繰り出すまでも無い。そう思えたからである。
そうなれば来島は汚いものでも扱うかの様に片足を使い千種を仰向けにさせると、踏みつけるようなフォールで千種からスリーカウントを奪った。
結局WARS側はボンバー来島の二人抜きで、サンダー龍子を温存し新女の大将を引き出すことに成功した。
かえって窮地に追い込まれたのは新女側、予定では祐希子が先鋒、中堅を降しサンダー龍子を残り二人で何とかするという作戦を立てていたはずが、武藤めぐみ一人でボンバー来島、そしてサンダー龍子を相手にしなければいけないという状況に暗雲が立ち込める。
「うおおぉぉぉッ!!」
武藤めぐみには珍しく試合中雄たけびを上げ闘志をむき出して、負けられないという気持ち、千種をあのような目にあわせた相手への怒り、様々な気持ちを全て吐き出すかのように来島へとぶつかっていく。
来島も流石にそれを涼しい顔で受けるのは厳しいのか、胸元に落とされるチョップに顔を歪めていた。
「っざってぇんだよ!!」
武藤の漲る闘志に業を煮やした来島が、助走もつけずその場からラリアットを繰り出し武藤をチョップごとリングへとなぎ倒す。
「ぐ……ぅッ……流石に……ッ」
武藤が受身を取りながらリングへと倒れるも、追撃をさせまいとすぐに身を起こし間合いを取った。
もともとの馬力の差、殴り合いでは勝ち目が無い。武藤は戦いながらいかに体力を消耗せずサンダー龍子までたどり着くか、それを画策しながら試合を進めていく、流石次期エースと期待されるだけはあるか。
ただ、並みのレスラー相手ならばそれも叶ったかもしれない。だが今相手にしているのは自分よりも試合経験が豊富で、WARSへ裏切ったといっても今までは新女で第一線をはっていたトップレスラーの来島である。
武藤の探りをいれるようなプロレスは、徐々に来島のブルファイトに押されていく――――。
「う……ぐぅ……ッ……ぅ……ッ!! はなぜぇ……ッ」
リング中央で来島がとうとう武藤を捕らえる。ネックハンギングツリーで軽々と武藤を持ち上げた来島が得意気な表情でリング内を歩き回ろうと動き出した瞬間。
「ギ、ギブア゛ッブゥッ!!」
武藤が突然のギブアップ宣言。自分は大将であるが故にギブアップを宣言した所で負けることは無い。我慢してスタミナを消耗するほうこそが愚策なのだ。
「はぁ!? もうちょっと頑張れよお前……」
レフリーに促され武藤を解放した来島がつまらないと口を尖らせる。
そして、今のギブアップで武藤めぐみの名前が表示されている電光掲示板に数字の1が表示される。それはギブアップ、フォールをされた回数。
しかし武藤の表情に焦りは無い。恐らく無傷でサンダー龍子までたどり着けるなどとは元より思って居ないのだろう。
「締め技や関節が駄目ってんならいいよ、オレにも考えがある」
武藤が来島からこの言葉を聞いて、言葉には出さないが 「よし」 と心の奥でもらす。
武藤は来島の力まかせに繰り出すアルゼンチンバックブリーカーを恐れていた、関節技などで受けるダメージは試合時間が過ぎれば過ぎるほど体に負担が掛かってくるからだ。
しかし、来島が締め技や関節技に見切りをつけるような事をもらせばその脅威は無くなる……はずだった。
- 20 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:13:47
- その7
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「まって……まって……ッ……やだ――――ッ!!」
来島がツームストンパイルドライバーで武藤をリングへと叩きつけると、武藤は溜まらず首を押さえのたうちまわった。
来島は締めや関節でなくともピンポイントに痛めつける技なら幾らでも知っていると、腕を攻め、首攻め、足を攻め、多種多様の打撃、投げ、パワー技で武藤をジワジワと甚振り弄ぶ。
気付けば電光掲示板の武藤めぐみの名前の表示の横の数字は既に5をカウントしていた。
「は……ッ……はぁっ……はっ……ぐ………ぅ………」
「んじゃ、六つ目も頂こうか……めぐみ」
既に余裕の表情で武藤を掴みあげると、来島が電光掲示板に視線をやったその一瞬。武藤めぐみはそれを見逃さない。
痛め付けられた全身が軋むのを我慢して来島を丸め込むと、まさに電光石火の早業といおうかようやく来島からスリーカウントを奪った。
「はぁ……はぁ……まだ……70分も――――ッ」
来島との勝負を終え、少しでも休もうと武藤はリング上で大の字になりながら残り時間の表示に目をやると、まだ70分もの時間が残っていることに愕然とした。
70分もあれば5カウントくらいすぐに追いつける。そんな風には到底思えるものではなく、できることならば逃げ出したい。そんな気持ちまで芽生えてきそうなほど来島から受けたダメージが武藤を蝕み、そして遂にWARSの大将であるサンダー龍子がリングへと上がた――――。
「悪いが手加減はしてやれん」
「望む……ところ……ですっ」
逃げ出したい気持ちをなんとか押さえ込み、ふら付きながらも立ち上がる武藤が不敵に笑みを浮かべる。
せめて一矢報いてやろう、そんな言葉が滲み出そうな武藤の表情を龍子が鼻で笑うと、両者リング中央でロックアップ。
しかし力の差は歴然としていた、あっという間に武藤の体がコーナーへと押し付けられ、龍子のかち上げ式エルボーが炸裂すると武藤の頭が派手に持ち上がった。
「一発じゃ終らんぞ?」
持ち上がった頭が元の位置へ戻る度に武藤へとかち上げ式エルボーを食らわせていくと、武藤は両腕をトップロープに絡ませなんとか立っているという状況へと陥り、頭をしな垂らせ激しい呼吸が喉を鳴らす。
「ぜ……ッ……ぜぇ……ッ……」
完全にグロッキー状態の武藤を龍子が高速ブレーンバスターで後方へと投げ捨てる。
叩き付けられた武藤の上半身が一度持ち上がるも、力なくその上半身は後ろへと倒れこみリング上で大の字姿を晒した。
「おい、さっき見せた笑みには意味ないのか? さっさと起きろバカたれ」
追い込まれてもなお、あの笑みは自分を楽しませてもらえるものなのだろう? なにを寝ているんだと、龍子が大の字の武藤を跨ぐように立つと少し前屈みになり武藤の頬へと幾度となく張り手を落としていく。
「痛ッ……いだ……ぃッ……やめ……ッ……ぇ……ッ……立つ……ッ……立ちま゛す……から゛っ」
「ふむ、そうか、なら早くしろ」
武藤の言葉を聞くと龍子の張り手がぴたりと止まり、龍子はコーナーへ背中を預け武藤が立ち上がるのを退屈そうに待ち受けていると 「ふぐ……ッ……ぅ……ぅうッ………」 あまりの惨めさに涙を流す武藤がえづきながら立ち上がる。
そして、もうがむしゃらとしか思えない叫び声と共に龍子へと歩み寄りその胸板に張り手を落としていった。
「よもや試合中に泣くとは……ここは子供があるような場所では――――ないッ!!」
「んぐぅ゛――――ッ!!」
眼光鋭い龍子の逆水平チョップが武藤の繰り出す張り手に割って入る。
渇いた音が会場内に響き渡ると武藤は目を見開いて胸元を押さえ後ろに下がストンと尻餅を付いてその場に座り込むようにして倒れた。
「これで終わりと思うな」
起こされた武藤の上半身に龍子のサッカーボールキックが炸裂した。
- 21 :オリゼー:2008/08/13(水) 01:16:24
- ラスト
---------------------------------------------------------------------
武藤は声にならないような叫び声を上げ場外へと転がり落ちていく 「も……もぉ……嫌……ぁ……ッ」 咽こみながらそうもらした武藤が花道を四つん這いで逆走し始める。
時計は未だ残り時間40分ほどはあろうか、武藤はもう戦えない、戦いたくない、龍子の技をこれ以上くらいたくは無い。弱肉強食の弱者が見せる防衛本能でもある逃げを打って観衆へこれでもかと無様な醜態を晒すも、武藤の前に人影が立ちはだかる。
おそるおそる武藤が見上げた視線の先には、これ以上先には行かせまいと仁王立ちした来島の姿。
「おいおい、どこいくつもりだ? ルールを忘れたわけじゃねぇだろ?」
「ご……ぉ゛……や゛め゛……しぬ゛……死んじゃう゛……がら……ぁ……ッ」
大将同士はランバージャックだと、来島がアクセサリーとして武藤の首に巻いてあるベルトを掴み半ば強引に武藤をリングへと引き戻す。
「ごめんなざい……ゆるじで……ぐださ……ぃ……ッ」
リングに戻っても武藤の闘争本能に再度火がつくことはなかった。
武藤が見せたのは土下座、もう勘弁してくれと龍子へ許しを請う姿に会場はどよめきを見せる。
しかし、その行為が龍子の逆鱗に触れてしまった。常にプロレスラーとしての誇りを忘れず、ストイックなまでの強さを求める彼女はその姿に怒りを包み隠さない。
「いい加減にしろ! お前もプロレスラーだろう!! 土下座するくらいならリングで死んで見せろ!!」
土下座で頭を下げた武藤をパワーボムの格好で高く持ち上げると、満を持してサンダープラズマパワーボムがリングへと落とされる。
武藤の黒目は完全に裏返り、口からは涎と泡が混じったものがこぼれ全身は小刻みに痙攣し、トレードマークともいえる髪を結ったリボンは解け長い髪が乱れた――――。
『試合終了! 試合終了!!』
試合時間の100分が過ぎ、タイムキーパーが試合終了のゴングを鳴らす。
結果はリング上を見れば見るまでも無い。武藤のコスチュームは肩からはだけ落ち、武藤の体は仰向けで両脚が頭部の方へ折り曲がり見事なくの字を描いて恥部が持ち上げられるような状態でリングへ無様な姿を晒しており、何度も泣き、何度も涎を垂らし、何度意識を失ったのだろう。武藤の表情は目も当てられぬほど哀れな表情で白目を向いていた。
『武藤めぐみ選手のカウントは20! サンダー龍子選手のカウントは0! この試合、WARSチームの勝利となりました!』
タイムキーパーが結果を発表すると、WARSの残り二人もリングへと上がり三人揃ってレフリーから勝ち名乗りを受ける。
その後、ボンバー来島は正式にWARSへと移籍することとなり、祐希子は最愛のタッグパートナーがいなくなった失意からか精彩欠くようなプロレスしか出来なくなった。
結城千種は場外乱闘で受けた傷、リング上でかかされた恥からか長期欠場となり、武藤めぐみもまた長時間いたぶられ続け、もとより高かったプライドが粉々にされプロレスに恐怖を覚えたのか精神的な衰弱が激しく入院を余儀なくされた。
この新日本女子プロレスvsWARSの団体戦は一夜にして新女側を大きく傾かせるほどの衝撃を残し終結を見た――――――。
-----------------------------------------------------------------
ごめん、めちゃくちゃ長くなっちゃった……これでも頑張ったんだ。
6人纏めて動かせればもっと早く終ったんだろうけども……
あと、ランバージャックルールとか適当に追加しちゃってゴメンナサイ
- 22 :名無しさん:2008/08/13(水) 02:14:09
- オリゼーさんGJ!
悉く精神を叩き折る展開、これはたまらん(*゚∀゚)=3
長くて端折ったのなら、もっと長くても良かったくらいの出来ですぜ!
- 23 :名無しさん:2008/08/14(木) 03:43:43
- >>11
GJ!!
オレはこれ好き。なんか、新女とWARSの違いが出てる感じがしていいね。
一見して、新女もWARSもそれぞれ祐希子と龍子を中心とした信頼関係の強いチームに見えるけど、
WARSが龍子を中心にして結束しているのに対して、新女が祐希子に依存している世界が想像できる。
WARSは龍子石川小川の一枚岩になって、「龍子を助けるために自分が相手を倒す」っていう勢いだけど、
新女は祐希子っていう岩を支える石。
「自分の後ろには祐希子がいるから祐希子を信じて自分は全力を出す」っていう勢いかな。
どちらも1つのチームとして理想の形かもしれないけど、結束力と勢いはWARSの方が上かな。
- 24 :名無しさん:2008/08/14(木) 17:55:43
- GJ!
嗚呼、そろそろ漏れもなんか書こう。
- 26 :名無しさん:2008/08/15(金) 02:18:54
- >>24
期待してる
- 27 :名無しさん:2008/08/19(火) 03:46:11
- このスレってSS専用のスレじゃないから、
SS待ちっていう雰囲気じゃなくて、
もっと自由に誰をどうしたいとかこんなことしてやりたいとか
こんな設定考えたとかみんながそんなのがもっと書かれるといいなーって思う。
ほかのレッスルスレじゃ書き辛いことも気兼ねしないで書き連ねるスレになるといいなぁ。
- 28 :名無しさん:2008/08/19(火) 05:16:17
- >>27
過疎ってワケじゃないけど、みんな飢える程度にはゆっくりだからねー
妄想書き込んだら「書こうぜ」って言われるのを恐れてる可能性はあるねw
妄想投下で職人さんが食いついてくれる率の高いスレだとは思うけども
と、言うわけで言い出した人が妄想や設定ブチ撒けようぜ!w
>>11書いた後、GJ貰えたんで色々考えたけど、何か疲れとかでキーボード打つのが億劫で困るw
- 29 :27:2008/08/19(火) 12:45:33
- >>28
>言い出した人が妄想や設定ブチ撒けようぜ!
最近書いてないけど、時々SS落としたりしてた。
なにか書くと、すぐこう返される空気が微妙だと思うんだ。
ふと思ったことを書くだけで「じゃあその思いの丈をSSにしてみようぜ」とか言われるから
ちょっと思ったことを書くっていう、ただそれだけのことがしづらい雰囲気じゃない?
オレが言いたいのは逆で、SSを書くという方向に結びつけずに普通にレスできればいいと考える。
SS書く人は琴線に触れたものを勝手に拾って勝手に書けばいいんじゃないかな。
リョナ1板の頃はそんなスタンスだった気がするんだ。
- 30 :名無しさん:2008/08/19(火) 17:59:21
- >>29
いや、別にSS要求してるわけじゃなくてねw
言い出す以上、妄想のタネというか展開させるネタの提供を要求されるのは大抵のスレ共通だと思うぜ?
幸い、このスレにはいいネタが転がり込んでくれば勝手に肉付けしてくれる変態紳士が複数いるわけだし
自分が言いたかったのは、「じゃ、雑談切り出してくれw」って事だっただけだからさw
妄想云々言ったのは>>27の書き込みにそういった事が書いてあっただけだから、そんなに気にしないでくれw
ちなみに、最近の妄想ランクトップは「パワー系に手も足も出ない小川ひかる」ですが何か?
- 31 :名無しさん:2008/08/20(水) 20:10:13
- 今までのSSでもよく出てきてるけど、
足を痛めつけられたりスタミナを奪われたりして
動きが鈍くなった飛び技キャラっていうのがダントツ。
- 32 :名無しさん:2008/08/20(水) 20:40:51
- そりゃ、シリーズのヒロイン格が祐希子や武藤だからなー(小説版含めたら菊池も)
単純に、そういうタイプの方が負けブックを思いつきやすいっていうのも大きいよ
【この系統(例えばパワー系)のこういう負け方が見たい。 具体的に言うと○○】
みたいな展開のタネをこそっと差し込むと電波を受信してくれる職人さんが現れるんじゃないかな?
- 33 :名無しさん:2008/08/23(土) 14:45:34
- 逆に、「こういう形でやられて欲しい」っていうシチュある?
誰がって言うのが付くかどうかは任意で。
ご意見頼む。
- 34 :名無しさん:2008/08/24(日) 21:49:09
- 鯖2ではエキシビジョンマッチ等で選択できる強さが
5段階くらいに増えて対戦の微調整ができますように。
ついでに2vs1みたいなハンディキャップマッチができますように。
- 35 :名無しさん:2008/08/25(月) 05:06:50
- 俺はランダムタッグに着目したね
団体対抗戦で、遺恨のある息の合わないトップ二人vs普段組まないが息の合った格下タッグ
地力の差で序盤から押すトップタッグだが、誤爆で流れが…っていうね。
個人的には上原・南vs石川・草薙っていうカードを提案してみるわけだが
- 36 :名無しさん:2008/08/25(月) 19:04:48
- >>34
ハンディキャップマッチは是非欲しいね。
現実にもある試合形式だし。3対1まで欲しい。
今からでもトライファーストに要望メールしてみようかな。
- 37 :名無しさん:2008/08/25(月) 23:12:33
- いいねハンディキャップ。
色々妄想できそうだなぁ
相手の数的有利を物ともせず一人の方が圧倒的に勝利とかそそるね
あとまとめ以外にレッスルリョナSS読める所ないかなぁ
前スレでブログあるって言ってた
オリゼーって人の所みたけどリョナには程遠いものだったし・・・
- 38 :名無しさん:2008/08/26(火) 04:03:45
- 愛未プレイなんだが、大空さんはめぐちぐ相手に2対1でやれるようなキャラなのかい?
- 39 :名無しさん:2008/08/27(水) 04:14:47
- ああ、ここってSSスレじゃなかったんだ…考えてみればスレタイもそうだし(汗)
前スレから見てて今更だけど(苦笑)
- 40 :名無しさん:2008/08/27(水) 23:46:05
- >>38
愛は基本的にデビュー前後の話になっている。
もちろんその時期のみぎりにはめぐちぐを倒すほどの実力は無い。
愛プレイ後には、新人仕様のパラメータとプロ仕様のパラメータのみぎりを雇えるから、
むとめとちだねの新人/プロのパラメータと見比べれば
ある程度の見当がつくかもしれないけど未確認。3人も新人から雇いなおすの嫌だし。
プロ祐希子がプロむとめとプロちだね相手の2対1で勝てるわけもないので、みぎりにも無理だとおもう。
鯖2の実力は現在未知数だから、好きに判断してくれ!
- 41 :名無しさん:2008/08/28(木) 05:57:20
- >>40
ああ、なるほど。
愛は時系軸がある程度曖昧なのね。
解説㌧。
つまり、先に出た1対2の話でいくと、
トップ格の(プロ使用の)みぎりで、売り出し中の(新人)めぐちぐタッグをボコる
っていう妄想は現時点ではアリなのか。
でも、能力未公開で性格を把握してない状態でSS書くほどの勇気はないw
俺の脳内だけで楽しむわw
- 42 :名無しさん:2008/08/28(木) 20:59:37
- とりあえず、
『○○選手が○○選手を蹂躙するのは無理かなあ?』
等々のあらゆる妄想が
叶ってしまうのが
このスレの醍醐味だと、
叫びたいが良いですか!!1
- 43 :名無しさん:2008/08/28(木) 21:15:17
- >>42
いいよ
むしろ、叫ぶべきだよ! さぁ!!!
- 44 :名無しさん:2008/08/28(木) 21:21:32
- 妄想を叶えたいのなら叫ぶべきだねー
- 45 :名無しさん:2008/08/30(土) 03:10:02
- >>42
キミの叫びが気になる
- 46 :名無しさん:2008/08/30(土) 05:31:56
- やっぱオクタゴンだよな。
- 47 :名無しさん:2008/08/31(日) 18:49:08
- ゆっこが新必殺技を編み出す・・・。
「シューティングスターフットスタンプ」(?)なら膝で迎撃もされないし、ゆっこが圧勝する試合とかどうです?。
で、その試合の後、再選して技を破られて負ける。
- 48 :名無しさん:2008/08/31(日) 18:53:43
- 「再選」
↓
「再戦」の間違いでした。
- 49 :名無しさん:2008/08/31(日) 23:24:17
- いや、シューティングスターでフットスタンプしたら、相手が危なすぎるw
更に言うと使った方の膝も相当危ないwww
- 50 :名無しさん:2008/09/01(月) 01:28:45
- >>49
ゲームネタにそういうリアル思考を持ち込むのはよくないぜー?
ゲームだからこそそういう事が可能だとポジティブ変換するんだw
- 51 :名無しさん:2008/09/01(月) 01:57:28
- 確かに、リアリティは大事な部分かもしれないけど『リアルじゃないから』というのとは別かもね。
シューティングスターフットスタンプなんてまさにこのスレならではの発想かもしれない。
祐希子ならムーンサルトフットスタンプの方が自然かもしれないけど、
>>47にとってはシューティングスターの方が良いと思えてるのかな。
でも色々想像するのも面白くていいよね。かけ離れすぎはアレだけど、好みの部分をどんどん出してみんなで許容しあっていくと色々と楽しめる気がする
- 52 :名無しさん:2008/09/01(月) 02:50:05
- >>50
スマン、俺基本的にプオタだからさwww
基本枠がプロレスだから、あまりやりすぎた技だと引くというか萎えるというかw
完全に「自爆(自滅)覚悟で」放つという設定というか流れじゃないと、流石に厳しいと思ってさ
あと、どちらかというとシューティングスター使うのはむとめのイメージなもんでw
- 53 :名無しさん:2008/09/01(月) 03:59:17
- あ、自分はシューティングスターは菊池 理宇のイメージだったw
ライガー選手と菊池 毅選手に互換ありそうだったから…華麗な空中殺法とパワーファイトでジュニアのトップ&火の玉ガールだし。
あ、でもむとめも自分の中では工藤 めぐみ選手+ハヤブサ選手(時期的にどうかとは思うけど)互換として見てたから自分も賛成かも(ぉw
うーん、でもむとめはやっぱり武藤 敬司選手なのかなあ…
ちなみに、昔WARでウルティモ・ドラゴンと戦ったブラックドラゴンって選手が
シューティングスタープレスかわされた時に着地して立った事があるからあながち…とは思う。
そもそも最初にムーンサルトフットスタンプ見た時はびっくりしたよ、何があるかわからんw
まあ、こんな風に二次プロレスの話にリアルプロレス(リアル思考)の話を持ち込み「すぎても」あんまり面白くはならないって。
気持ちはわかるけど、皆で広い心で……ね?
長々と戯言をすみません。゚・(ノ∀T)・゚。
- 54 :名無しさん:2008/09/01(月) 05:28:01
- 菊池はヒールキックとかボディープレスとかのイメージなんだよね、俺はw
ブル中野だったかがムーンサルトフットスタンプはしてるはずだし、
SSPでみちプロの義経だかが回りすぎて体より先に足がついてるの見た事あるから、
可能か不可能かで言えば、身体能力次第で可能だとは思うけどもw
ただ、SSPだとムーンサルトみたいに伸身で着地ってのは無理だろうから、見た目は悪いと思うなw
技として成立するなら、着地時の衝撃は相当なものだろうなー
展開とすれば、かわされて衝撃が全て膝に行ってしまい動けないゆっこの脚をいたぶる展開が個人的にw
新必殺としてシングルでは文字通り「必殺」だったので、タッグ戦でもフィニッシュで使用したら初自爆
壮絶な痛みに戦線離脱状態も権利があるためリングから出られない
救出に向かったパートナーも2対1では分が悪くKO状態に
レフェリーもKOされ、無法状態で嬲られるゆっこ
翼をもがれた鳥に逃げる術は無く…
っていうのを妄想しちゃった。 おやすみ!
- 55 :名無しさん:2008/09/01(月) 16:31:35
- ヒールキック…ニールキック?
ごめん、無知で;;どんな技か知りたいので教えてもらいたいかも、今書いてる投下用の奴に織り交ぜられたら織り交ぜたい。
あと、ムーンサルトフットスタンプはブル様じゃなかったような
- 56 :名無しさん:2008/09/01(月) 17:48:00
- あー、ごめん
そう、フライングニールキック
「火の玉」って時点で全日時代の菊地さんが出てくるんでゼロ戦キックのイメージw
あれ、ブルさんじゃなかったか…寝ぼけてたかな?
女子レスラーが使ってた記憶あるんだけど
唐突だけど、ブリーカー系で腰を痛めつける展開という電波がきてるんだが。
紳士諸君はどう思う?
- 57 :名無しさん:2008/09/01(月) 18:10:48
- あー、レッグラリアート系だよね、ゼロ戦キック。やっぱ菊池選手互換で見ちゃうよねw
揚げ足取りみたいなレスでごめんよう(´・ω・`;||)
格好は似てる時期があったから(笑)しっかり見てないと被るのかもしれないけど…福岡 晶選手ですよー。<Mフットスタンプ
腰攻め、バックブリーカー好きは前スレでも職人さん・住人さんともに結構いたよ。
ところで、皆のお話を伺いたいんだけどよろしいかしら(´・ω・`)
話してるうちに、
「ああ、人によって延長させた(飛躍させた、進化させた)キャライメージがあるのかもなあ」
って思ったんだ。
自分の好きなキャラだと溢れるように浮かぶんだけど、それ以外だとなかなかに難しくて…
私的には作品投下に役立つので、もし良かったら思い思いのままに語りつつ雑談してくれない?
助けると思って協力してくださると嬉しいです(´・ω・`)
自分の妄想を放出がてら、出来れば皆の妄想も具現化させてあげたいと思う気が無きにしも非ずなので…
採用したいと思ったものは、もちろん一応の断りを入れさせて頂きますね。
言うまでも無いとは思いますけど、テンプレの通り、妄想・独断偏見でGOの方向で。
決して史実にはならないとは思うけど、史実にならないからこそ思うように話し合えると思う。
また長いな…ごめんなさい
- 58 :名無しさん:2008/09/01(月) 18:39:42
- エロパロスレでのゆっこ七番のイメージなのか、富沢はブラインドでのズルが上手いイメージはあるね。
富沢はアジテーターの才能があると思うんだ。
コソっとズルして相手に恥かかせて、観客アジって沸かせて、
怒って直線的な動きで襲ってくる相手にまたズルして必殺技決めて大物喰いする事があるみたいな。
それでも中堅辺りから立ち位置が変わらないっていうのも富沢のイメージだがw
真鍋は間違いなくエロっ子だね。
ハラスメント攻撃なら業界最強の呼び声も高いはずさ。
ウブい娘ならキスだけでKOですよ。 でも処女みたいな。
- 59 :名無しさん:2008/09/01(月) 23:21:17
- 〉ムーンサルト
むしろ、ゆっこの対戦相手が十八番を奪う事で心身ともにゆっこにトドメをさして欲しい。
個人的にはヒールターンしたムトメとか、弱いゆっこに愛想尽かした菊地とか?
- 60 :名無しさん:2008/09/02(火) 00:32:05
- 弱いゆっこ、実はヒールターンへの布石だったら面白いなw
ちょろちょろくっ付いてくる菊池がウザくてワザとヘタレを演じ愛想尽かさせて
どっかの菊池の試合でヒールターンゆっこが乱入逆襲とか。
いや、まぁ実際のプロレスでもありがちな展開ではあるけど
問題はヒールターンゆっこのイメージがまったく沸かないw
- 61 :名無しさん:2008/09/02(火) 00:43:50
- >>60
無いなぁ。
祐希子のイメージとあわないし、祐希子がそれをやったら世界崩壊だ。
個人的には、祐希子にどれだけ黒星をつけられても無様な負け方をしても、
それは祐希子が弱くなったわけじゃなくて、結果として負けただけっていう方がいいな。
たまたま負けた試合がクローズアップされているだけで
基本的にあの強さは健在という感じのほうがいい。
弱くなったという設定じゃ、ただ弱いキャラが負けただけになってしまう。
強い祐希子が負けるからいいんだ。
- 62 :名無しさん:2008/09/02(火) 16:56:00
- そうじゃなきゃ“マイティ”なんて付かないしな。
- 63 :名無しさん:2008/09/02(火) 20:16:58
- わざと負けるゆっこは無いなぁ
でも、鯖の年齢判定で衰えて「あの強かったゆっこがこんな格下にても足も出ずに負けてしまうなんて」ってのはリョナ的には妄想膨らむ仕様だと思うがどうか?
- 64 :名無しさん:2008/09/02(火) 20:46:39
- >>63
俺はアリだと思う
期待され、(鯖的育成法の様に)強豪と当て続けられ、怪我で苦しみ成長しきれずにいるむとめを、
順調に成長した同期が、会社に期待されて伸び悩んでるむとめへの嫉妬と怒りでボコるってのもアリ
- 66 :名無しさん:2008/09/03(水) 01:10:44
- 俺の龍子イメージ。
失神KOでの負け率が日本人全体の中で一番低い。
逆に相手を失神KOに追い込む率は日本人全体の中で一番高い。
どんなに劣勢な試合でも、一発で試合をひっくり返して勝利を掴み取るプラズマサンダーボムが魅力。
- 67 :名無しさん:2008/09/03(水) 10:09:17
- 俺の龍子のイメージもだいたいそんな感じだなぁ
負けるとしたらほんと隙つかれて丸め込まれるくらいしか負けのイメージがない。
実際の所、あの世代だとゆっこ>龍子かもしれんが
俺の中では龍子>ゆっこなんだよなぁなんとなく
- 68 :名無しさん:2008/09/03(水) 12:30:45
- 激しく同意。
例えるなら人気のセ(新女)。実力のパ(WARS)。
龍子はフロントに恵まれずベルト取れないんで、その恨みから、新女に乱入、ゆっこやめぐちぐフルボッコにして、クレイジードラゴンと呼ばれる罠。
- 69 :名無しさん:2008/09/03(水) 16:36:20
- 龍子は不器用というか、無骨な試合運びしか出来ないイメージがあるなぁ
だから、何だかんだで器用な試合が出来る祐希子相手だと4:6くらいで負け越してるイメージ
割と同タイプの来島とは意外とスイングしてたりしそうなイメージだね
ゴツゴツした試合で、展開も何もあったもんじゃないけど分かり易いと好評みたいな
案外、南とは相性悪そうな気がするんだよね、お互いがムキになるというか
試合でも、お互いやりすぎるというか、レフェリーストップまでやりあいそうなイメージ
南が関節極めても龍子はギブしないだろうし、龍子が南をボッコにしても南は参ったしないだろうし
- 70 :名無しさん:2008/09/06(土) 03:16:31
- ところで、紳士諸君の中で、南の立ち位置ってどんな感じ?
ちょっと参考にしたいんで語ってくれないか?
- 71 :名無しさん:2008/09/06(土) 14:47:25
- 自分が納得する技を出すことのほうが重要で、相手が誰でも自分のスタイルを曲げない。
勝敗にはあまりこだわらないタイプだけど、
道場破りイベントの影響で祐希子には常に対抗心を持っている。
相手を研究するよりも自分を磨くタイプで、
相手の研究と対策という面では 杉浦>小川>>>>>>>南 の順であまり深追いしない。
でも祐希子の弱点を知っているという意味では南が一番。
祐希子の弱点を一番よく知っている上、得意の関節技でつけこめるので、
ガチ試合なら祐希子に大きく勝ち越していて、内容も圧勝が多い。
市ヶ谷と組むことが多いが、これは市ヶ谷がほかの選手と組めないから消去法で南が組んでいる。
南自身は市ヶ谷以外とも当然組むことができる。
パートナーが捕まってもあまりカットには入らず、自陣でじーっと見てることが多い。
外国人と組むこともできるし、急造タッグの一人に入ることもできる。
パートナーにかかわらず自分のスタイルを貫くので、誰とでも同じような成果をあげることができる便利な駒。
裏を返せばパートナーを変えても大差ない展開なので、目新しい展開は生まれない。
初来日の外人や殴りこみの外敵、未知の相手との試合をすることも多いが、これも理由は同じ。
安定した成果を残すので、相手を正当に評価しやすい。
勝敗にこだわらないおかげで負けても引き摺らないので、とりあえず南で様子を見ようと利用される。
試合はスリーパーとかの絞め技よりもワキ固めみたいな関節技をよく使って、
落として試合を終わらせるよりも関節技の痛みで戦意を奪ってギブアップを言わせるのが好き。
関節の限界を知っているので、相手を壊してしまうことは非常に稀。
関節のヴィーナスの名は南が奪ったというよりも、ミミさんが譲った。
オレはそんなイメージ。
- 72 :名無しさん:2008/09/06(土) 23:59:00
- >南
国内選手に対しては得意の関節技でほぼ勝てるが、「プロレス」という枠では「魅せる」という点で他の選手に劣るため、いまひとつ勝利が目立たない。
またパワー系は苦手。
反面、世界レベルの選手には得意の関節技で劣ったり、パワーで圧倒されるため、なかなか勝てない。
市ヶ谷と組んでいるのは、自分に無い「華」がある点と、世界レベルのタッグ対策として。
間接のヴィーナスの座は「奪い取った」と思っている(実際にはミミがピークを過ぎていたため、実質的には譲られた)
将来は、ショーアップされた新女を離脱し、総格系の団体に移る(V3参照)
- 73 :名無しさん:2008/09/10(水) 18:08:53
- んー、やっぱり便利屋なんだよなー
結構好きなんだけど、今ひとつネタにし難いというかなんというか…
- 74 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:11:29
- 某有名サイト様のほうにSSとか投稿させていただきました。
2つほど投稿させていただいたのですが、
実はその2つのSSの間にはもう1話分のお話があります。
そちらでのSSの設定を借りる許可を得て、
間のお話をここに投下させていただこうと思います。
ゆっこ飽きたとの声もあるかとは思いますが、
ゆっこ最強厨なのでその辺はお目こぼし願いたいと思います。
- 75 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:13:06
- マイティ祐希子 vs ナスターシャ・ハン
「え? 恵理、今なんて言ったの?」
〔だから逃げろって言ってるんだ。 ハンはあのミミさんをあれだけ完璧に押さえつけたんだ。
あいつに捕まったら、いくら祐希子でも勝つのは…〕
「ちょっと待って。 なに?つまりあたしが負けるって言いたいの?」
〔……ギブアップさえしなければ祐希子に負けは無い。
お前のスピードで撹乱しながら距離を取っておけば勝ち目が出てくるはずだから…〕
「なによそれ。 あたしが負けるのが前提みたいじゃない。」
〔そうじゃない! オレはただ…〕
「もういい。 まさか恵理にそんなこと言われるとは思わなかったわ。今日はセコンドに入らないで。」
リングに上がった祐希子とハン。
二人とも相手の目を見つめ、自信満々の顔で相手を睨みつける。
『思ったよりいい顔してるわね。 吉原を差し向けて様子見した成果はあった?
…あるはずないわよね。あんな一方的な試合じゃ、私に勝つための取っ掛かりすら見つからないわ。』
「それがどうかした? …もしあの試合での収穫が少なかったとしても関係ないわ。
あたしが勝つことに変わりはないんだから。」
『ふーん……。 私には、あなたが私に負ける要素しか見当たらないわ。
この試合が終わった時には、私が王者。 貴女はボロ雑巾。』
「…試合が終わればどっちが強いかはっきりするわ。 強いほうが勝って、弱いほうが負ける。
その余裕の顔、よく覚えておいてあげるわよ?」
『そう、強いほうが勝って、弱いほうが負ける。 わかってるじゃない。
…この顔よく覚えておきなさい。 この顔を思い出す度に鳥肌が立つほどの経験をさせてあげるわ。』
試合開始直後から王者祐希子が試合の主導権を握り、
ロープワークを駆使したスピードで翻弄し、高さのある飛び技でハンの体力を積極的に削っていく。
その速さと攻撃力でハンの身体は何度も弾き飛ばされ、徐々に消耗していく。
ハンも圧倒的に手数は少ないながらも、狙いを左膝と右足首のみに絞り、祐希子を捉えては捻り上げる。
時折祐希子の悲鳴が聞こえるものの、王者祐希子の圧倒的な猛攻に新女ファンで埋め尽くされた会場が盛り上がる。
しかし、試合も中盤に差し掛かると徐々に様子が変わってきた。
序盤に比べ、明らかに祐希子の悲鳴が響く時間が多くなっていた。
ハンをロープに投げて反対側のロープに走り、戻ってきたハンの首に腕を巻きつけながら引き倒し、
ハンの後頭部をリングに叩きつけるジャンピングネックブリーカー!
すぐさま祐希子がコーナーポストに駆け上がり、
「っ吹っ飛べえぇぇぇっ!!」
『っがはあっっ!!』
肩で息を弾ませながら立ち上がるハンの胸板にミサイルキックが突き刺さり、文字通りハンが吹き飛ばされる。
『はぁっ…はぁっ………がはっ…はっ…』
立ち上がろうとして片膝立ちになったハンめがけて走りこみ、シャイニングウィザード!
しかし祐希子が踏み台にした脚を引き、さらに頭を低く下げてかわすハン。
バランスを崩して空振りする祐希子の左足に飛びつくと、一瞬にして膝固めが極まる!
「いぎぃぃっ!! ぎぃぃいあああぁああぁあああっ!!!」
左足の筋肉がビリビリと痺れ、ふくらはぎの筋肉が二つに千切れるような激痛に頭を抱える祐希子。
「ぐぅぅぁぁぁああああぁぁあぁ……っ!!」
歯を食いしばりながらハンを引きずってロープ際まで移動し、ロープを掴む祐希子。
二人そろって立ち上がり、祐希子がミドルキックを放つ。
が、それをガッチリキャッチし、すぐさま身体を捻ってドラゴンスクリューで祐希子の膝を捻るハン。
膝を捻られながら宙を舞い、リング中央で膝を抱える祐希子の左足に飛びつき、膝十字固め。
「あぎぎっ…いぎぎぎぃぃぁぁあ…ぎぃあぁああああっ!!!」
ガッチリと挟み込まれた左足は、身体に対して90度に広げられつつ下半身を押さえ込まれ、脚を大きく開かされながら激痛を加えられる。
たまらずロープに逃げていく祐希子。
激痛に耐えながらなんとかロープに指をかけた瞬間、ハンが左脚から右脚に飛び移り、祐希子の身体ごとゴロゴロと転がる。
- 76 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:15:04
- 転がされた祐希子の身体がリング中央に戻されたかと思うと、裏アキレス腱固め。
右脚を抱きかかえてアキレス腱を極めたまま立ち上がるハンと、
右脚を高く持ち上げられた状態で固定され、ロープへの移動ができない祐希子。
「ああぁああぁぁぁあぁあぁぁぁあぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!」
『だんだん良い声になってきたわね。 でもまだ手加減してあげないわよ。』
両手でリングを這ってロープへ移動しようとする祐希子だが、ハンが踏ん張り、その場に釘付けにされる。
ビリビリと電流が流れるような激痛が走る右脚のアキレス腱。踏ん張りの利かない左足。
下半身が浮き上がり、両手の力だけではこの場を動くことすらできない状況に痺れを切らし、右脚を強引に引き抜こうと暴れる祐希子。
それを押さえつけるように祐希子の身体を下ろすと、左脚も巻き込んで裏足4の字固めに入る。
「うああああああーーーーーっ!! ああぁぁああぁぁぁっ!!! ぅぅぅぅああああああああああーーーっ!!!」
両手を使ってロープに移動し始める。
だが、ロープにたどり着くまでとてもではないが耐え切れない…。頭を抱えて上半身を振り乱す祐希子。
しかし、ハンの関節技はミミ吉原ですら逃げ出せなかった。関節技を不得手とする祐希子にとって脱出は不可能だった。
祐希子に残された手段は、ロープブレイクしかなかった。
「ううぐぐぐ……ぅぁあぁああああっ!!!」
祐希子が頭を掻き毟る。その髪を掴んで思い切り引っ張る祐希子。
ブチブチという音を鳴らして髪を引き抜きながらジリジリとロープへ移動していく。
「うううがあぁぁあぁぁっ!!!」
髪を引き抜く痛みで両脚にかかる激痛を誤魔化しながら耐える祐希子は、なんとかロープ間際まで移動。
しかしハンは手を緩めるつもりは毛頭無い。
祐希子の左脚を掴んで再度祐希子の身体を転がすと、リング中央でヒールホールド!
『はい、もう一回。』
「ううぅがああぁぁああぁぁあああぁぁっ!!! 脚があぁぁああっ!! やめ……やめえぇえぇえぇっ!!!」
ハンのヒールホールドは完璧だ。 抵抗空しく、祐希子の左膝はあらぬ方向へ捻られる。
「ぅ゛ぁ゛……あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛……っ!!! っぐ…だめ………ギ…ギブ……」
もはや手は残されていないと悟り、ギブアップしようとした祐希子の耳に、聞きなれた声が届く
〔もういい祐希子っ! ギブアップしろ! もう充分だっ!〕
いつのまにかリングサイドに来ていた来島だ。
もしこれが普通の試合であれば、来島の声に従ってギブアップしただろう。
いや、来島がいなくても、たった今ギブアップしようとしたところだ。 しかし、今日ばかりは違った。
「……だ…だれがギブアップなんかするもんかっ!! あたしは…絶対ギブアップしないわよっ!
…セコンドに着かないでって言ったでしょ! 帰って! 今すぐにっ!」
試合前のやり取りに加えギブアップの指示を出す来島。
それに反発する祐希子は限界を超えているにもかかわらず、意固地にギブアップを拒否した。
『ギブアップはしないのね。 それならもっと鳴いてもらいましょうか』
「ひぃぃぎぎぎぎぎいいいぃぃいいぃぃいぃぃーーーーーっ!!!」
これだけ強く拒否されてしまうのならばこれ以上は口を出せない…。
祐希子の悲鳴を背中に聞きながら、仕方なく帰っていく来島。
ギシ…ギシッ……ミシ………。
左膝の関節が壊れていく音を聞きながらようやくロープを掴んだ祐希子の手には、長く美しかった髪が変わり果てた姿で数十本纏わりついていた。
執拗に祐希子の脚を攻め立て、祐希子が地獄の激痛に悲鳴をあげている間に呼吸を整えられたハンに対し、
ようやく脚殺しから脱出した祐希子は、脂汗で全身を濡らしぐっしょりと濡れた髪からボタボタと汗が滴り落ちる。
脚をブルブル震わせながらロープを掴んで立ち上がる祐希子に掴みかかるハン。
しかし祐希子も必死に抵抗し、ハンの顎めがけてエルボーを何度も叩き込み、ハンをロープに投げ飛ばし、その後を追うように走る。
重量級の選手のような遅さでバタバタと足音を立てながらハンを追いかけ、ロープから帰ってきたハンめがけてフライングニールキック!
…のはずだったが、その技の飛距離は全く無く、浴びせ蹴りのようになり、ハンの下腹に祐希子のかかとがめり込む。
『ふぐっ!? ぐぉ……』
下腹にかかとをねじ込まれ、ハンが身体を折り曲げて崩れ落ちる。
「まだ勝負は終わってないわよっ!」
倒れたハンの腹めがけて倒れこみ、エルボーを落とす。
『っふうぐぉっ!!』
呼吸は戻ったものの、試合中盤まで猛攻をかけられていたハンのダメージも大きい。
腹に抉りこまれた肘のダメージで身体を折り曲げ、苦悶の表情を浮かべる。
- 77 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:16:04
- その間に脚を踏み外しつつもコーナーに上った祐希子。
「よくもやってくれたわねっ!! 最後のはキツかったけど、これであたしの勝ちよっ!!」
マイティ祐希子が叫び、コーナーポストからバク転しながら飛び立つ必殺技のムーンサルトプレス!
ズダァァァンッ!!
『ッグゥォォオオオオオオオォォォォォーーーーーーーーッ!!!』
祐希子の必殺弾がハンの身体に食いかかり、それに押しつぶされたハンが喉の奥から響く呻き声を上げる。
ハンの執拗な脚殺しに苦しんだ祐希子が、ようやく放った必殺のムーンサルトプレス。
祐希子もファンもレフェリーも、ついに勝負がついたと確信し、
会場中からレフェリーのカウントに合わせて大歓声が響く
”ワン………ッ!! ツー………ッ!! スリ………………!!”
しかしハンはそれを3カウント間際で返す。
祐希子のムーンサルトプレスが確実にハンにダメージを与えたが、本来の技ではなかった。
激痛に震える脚から生み出される跳躍力はゼロで、コーナーポストから振り落ちるだけの形だった。
さらに跳躍力が足りないせいで、遠心力の力をほとんど得られない胸からの着弾となり、遠心力はハンではなくリングに叩きつけられていた。
祐希子はスピードを殺され、跳躍力を殺され、伝家の宝刀ムーンサルトプレスも折られていた。
ハンは祐希子の武器を奪うことに成功していた。
ムーンサルトプレスで勝利を収められなかった祐希子は、武器を失った丸腰でハンの戦場であるゼロ距離に身体を横たえている。
この後の祐希子は、もはや呻き声を出すだけの人形だった。
「ぐえ……ぉ…げ……………。」
『ふふふ……。簡単には殺さないわよ。』
祐希子は後ろから右腕を挟み込まれる形で腰を両脚で固定され、左腕の付け根から首にかけて袈裟固めに極められていた。
「ぉ……ぁ……………か…………ぐ…。」
右腕を固定され、左腕から首筋までを袈裟固めに極められた祐希子は身動きができないまま、頚動脈を圧迫され、呼吸も奪われていた。
散々痛めつけられた両脚は前方に投げ出され、動く気配も感じられない。
ハンが身体を左右に捻り、祐希子もそれにあわせて左右に捻られる。それは祐希子の首が絞まりすぎないように、少しずつ祐希子の身体に命を流す作業。
「クフーーー…………スゥゥ………クフゥゥーーーーー……スゥゥ……」
祐希子の喉を細い空気がとおる音が聞こえる……。
ハンがもう一度身体を捻ると、その音が消え、
「ぁ………ぅ………………………げ……ぇ…………」
呼吸を奪われ、みるみるうちに表情が歪み、ハンに締め付けられて自由に動けない身体で必死にもがく。
続けてボーアンドアロー。ミミ吉原を苦しめた技が祐希子をも貫く。
うつ伏せにした祐希子の首を捉え、動かない脚を折りたたんでホールドすると祐希子の身体が真上を向き、
ハンの脚が伸ばされていくと祐希子の身体が大きく反り上がる。
「ううぅぅぉぉ……………ぉ………………ぁ…………っ!! …っ!! ……っ!!」
祐希子の身体が限界になるまでハンが脚を伸ばし、そのまま固定するハン。
「……っ!!! ぁ…ぅ………。 っ……………っ!! っ…!!!」
祐希子の呼吸が止まり、腕から力が抜けていくまで固定しつづけ、そして力を緩める。
「………ぅ…。 ぅぅは…………………はぁああっ、はあっ…がは…あがはっ!」
一方的に関節技を受けつづけるマイティ祐希子のスタミナはみるみるうちに奪われていく。
『……ギブアップしてもいいのよ? 私が手加減してあげてるうちにギブアップしたほうが幸せよ?
さっきパートナーも言ってたじゃない。 ほら、せーの"ギブアップ"…ね?』
「あ…あた…しぁ……ギブ…アッ………プなん…………て…しな…い……っ…っ!」
『あらそう。…そういうと思ったわ。なんて扱いやすいのかしら…。 それじゃちょっと遊んであげましょう。』
- 78 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:18:55
- 最後にもう一度両足を伸ばして祐希子の身体を伸ばしきり、祐希子が反射的に硬直するのにあわせて素早く解放し、
祐希子の両脚にハンの両脚を絡め、上半身を引き絞るドラゴンカベルナリアに絡め取る。
「っぐぅお…っ!!」
肩幅に開いた両膝をリングにベッタリと固定され、真上に伸びた身体は、腰の部分で急激に折れ曲がり、さらにハンの膝があてがわれた背骨で90度近く折れ曲がる。さらにその先に伸びた首をハンのしなやかな腕がガッチリ締め上げる。
「ぁ…ぅ……ぉあ………ぉ…ぉぐ……っぉぉぉ……」
ハンに引き絞られた身体が弓のように反り上がり、無理矢理反り上げられた身体は元に戻ろうとする。
するとハンに締め上げられた首に、その腕がさらに食い込んでくる。
口から涎が垂れて祐希子の顔を汚し、口の端には泡を溜めた祐希子が、ハンの拷問技に言葉を失う。
無防備に晒した腹、肩幅に開いたまま前へ突き出す腰、水着に形作られ真上へ突き出す胸。
リング中央でカクテルライトを浴びたマイティ祐希子の肢体に流れる油汗が美しく輝くその先で、祐希子の口から漏れる息は、か細くなっていき、その身体から生命力が尽きていく。
ハンがさらに身体を引き絞る。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!」
首に纏わりつくハンの腕さえ外せば、この苦しみから逃れられる。 これが外せないならもはやギブアップしかない。
首を締め上げるハンの腕に両手をかけ、引き剥がそうとした瞬間、ハンの腕が首から外れ、祐希子の両手がつかまれる。
その両手を操り首の前でクロスさせると…
「おご…………ぅごぇ………。」
祐希子の両手が祐希子自身の首を締め上げる。
両手両脚の自由はハンに奪われ、肩から下は強烈に締め上げられたまま固定され、自分の両手が自らの首を締め上げる。
もう動けない。ここまで意固地にギブアップを拒んだ祐希子の心がついに折れた。
「ぎぅぅぅぅぅ!!ぎぃぃぃうがぅううぅっ!! ぎぃう…っ!! ぎぃいうっ!!」
しかし首を締め上げられたその口では、はっきり発音できず試合は続行する。
両手の自由は奪われ、タップもできない。
「ぎぃうぁぁぁああうぅぅぅっ!! ぃぃぃいぎいぃぃあああああぁぁうっ!!」
これが降参の叫びだと理解しているのは、肌を合わせているハンしかいない。
『これだけ苦しめられても、まだギブアップしないなんて見上げた根性だわ。』
しれっと言い放ち、ハンは腕をさらに引き絞って、祐希子の腕を喉に食い込ませながら身体を反らせ、祐希子の顔を覗き込む。
「ぎっぃぃううぅっぅぅああぁぁぅぅぅあぅぁっ!!!」
視界に入るハンの顔を見る祐希子は、全身に一気に鳥肌を立たせる。
ハンは祐希子の身体を解放し、素早く祐希子の左足を両脚で固定すると、必殺技のSTFを極める。
『最後までギブアップしなかったその意気に免じて、最後は必殺技を見せてあげるっ!
今から世界の王者はこの私っ! これが私の必殺技…STFよっ!』
「っぐあああぁああっ!!ギブっ!!ギブアップッ!!! ぅうがああっ!!」
STFが極まった瞬間祐希子がギブアップを叫び、今ここに新王者が誕生した。
ベルトを受け取り腰に巻いたハンは、リングに横たわる元王者の髪を掴んで引き起こし、エプロンに立たせると、
トップロープ越しにその首に両脚をかけ、首4の字固めを極めると、そのまま身体を振り下ろし、サードロープから覗く祐希子の足を掴み、祐希子の身体を観客に見せつけるような形で磔にする首4の字タランチュラを極める。
「っぅうぅぅううぐぅぅぅぐぐぐぅぅぐぐぅぅぅぁあぁっぁあぁああああああっ!! やめ…ぐぐがぇっ!!」
『よくその目に焼き付けておきなさい! これがお前達が王者だとあがめてきた女の最期よっ!』
「いぐぐぐぐぃぃいぃぎぎぎぃいぃいいぃいいぎぃぃ……」
首を締め上げられ、舌を突き出すマイティ祐希子の歪んだ顔を観客に見せつけるハン。
硬いロープが上下に軋むたび、祐希子の身体がそれに釣られて上下に伸ばされ、そのたびに歯軋りを軋ませる祐希子。
- 79 :さいたま地下プロレス:2008/09/14(日) 21:20:08
- 選手控え室から飛び出す来島。
〔あの野郎!!〕
廊下を走り、入り口に飛び込み、花道を走り、リングに駆け寄る。
〔こらああぁぁっ!! てめぇ調子に乗るなよっ!!〕
怒号を上げて飛び込んできた来島だったが、来島はそこで崩れ落ちた。
来島の目に飛び込んできたのは、ハンの両脚でギロチンにかけられ、首を刈り取られた元王者でパートナーの地獄の苦しみに満ちた、既に事切れた状態の晒し首と、全身を脱力させたままロープに磔にされ、両脚の付け根から溢れ出る黄色い液を両脚を伝わせている無惨な元王者でパートナーのマイティ祐希子の変わり果てた姿だった。
もはやその口からは呻き声すらも発せられなかった…。
〔あの時、意地でもセコンドについておけばこんなことには……〕
× マイティ祐希子
(46分21秒 STF)
○ ナスターシャ・ハン
- 80 :名無しさん:2008/09/15(月) 05:30:02
- こtれは間違いなくGJ!
2作品投下…もう一本気になるっすよ!!!
- 81 :名無しさん:2008/09/15(月) 11:42:23
- >>80
もう一本って、以前さいたまさんが投稿した
某所のミミさんvsハンの話の事じゃないか?
- 82 :名無しさん:2008/09/15(月) 12:24:39
- >さいたまさん
GJやっぱ、ネ申的なリョナだぁ!
でも俺もシメグルさん以外のもう一本の投稿先がわからねぇーw
- 83 :名無しさん:2008/09/15(月) 13:03:09
- すみません。説明がダメでした。
>>81で合ってます。
2本っていうのは以前投稿させていただいたミミvsハンと、
今回投稿させていただいた祐希子vsメガライトのことです。
>>75-79は、その間のお話になります。
- 84 :小手反:2008/09/15(月) 14:24:35
- IWWF ジュニアヘビー級タイトルマッチ
デスピナ・リブレ VS 菊池理宇
戦いはリングの外で既に始まっていた。
屈辱的な敗北(保管庫参照)により、タイトル(と処女)を失った菊池(と新女)にとって、
タイトル挑戦権は是が非でも必要だった。
デスピナサイドにとっては、タイトル保持以上に日本選手との試合は金になる。
また、アングラでは、菊池の醜態映像もその筋の客から評判が良く、金になった。
こうした事情から、デスピナの復帰王座防衛の第一戦は、並み居るオファーを跳ね除け、菊池のリベンジマッチ、しかも日本での開催となった。
ただし、新女の営業サイドは見落としていた、「試合形式はチャンピオンがその場で決めることができる」という決定的な一文を。
そして、試合当日。
「青コォォォナァァァァァ!、きくぅぅぅちぃぃぃ、りぃぃぃいゆぅぅぅぅうう!」
満員の会場から「菊池」コールを受け、やや強張った表情で菊池が入場。
「今日は絶対に勝ちます、見ててください祐希子さん!」
数年前祐希子にもらったハチマキをギュッと締め気合を入れる菊池。
その瞳が睨みつけるのは・・・
「赤コォォォナァァァァァ!、IWWFジュニアヘビー級チャンピオン デスピナァァァア、リブゥゥレェェェエ!}
菊池の刺すような視線と会場の大ブーイングをものともせず、王者の貫禄で余裕の表情で入場するデスピナ。
「、まぁた、恥を晒しにきたのかい?!、あの時みたいにいい声で啼かせてやるぜぇ」
ニヤリと舌なめずりしながら笑みを浮かべるデスピナ。
屈辱の敗北を思い出し、恥辱と怒りで叫ぶ菊池。
「アンタなんかに、負けない、こっちが泣かせてあげるわ!」
「ハンッ!これを見てもそう言えるかなぁ?」
デスピナが電光掲示板を指す、そこに書かれた司会形式は
IWWF ジュニアヘビー級タイトルマッチ
60分アイアンマッチ
デスピナ・リブレ VS 菊池理宇
「・・・なっ?」
呆気にとられる菊池。日本では珍しいアイアンマッチ、しかもジュニアでは前例がほとんど無い。
「どうした?おじけづいたか?」挑発したデスピナ。
だが、負けるわけにはいかない、
「いいわ、受けてたってやるわ!」
こうして運命のゴングが鳴った。
まずは菊池が動いた。前回の屈辱的な敗北、そして先ほどの挑発で完全に頭に血が上った菊池。
火の玉ファイターの名にふさわしく、まずは突貫のショルダータックル。ひるんだところを、ロープに振ってカウンターのローリングソバット。
さらにDTT。
「ぐぁっ!」
「どうだ?」息もつかせぬ連続攻撃の数々、さらに、ジャンピングニーパットや、ニールキックなど、ルチャのデスピナのお株を奪う巧みなロープワークで一気に追い込む。
そして、「これがトドメだぁっぁぁぁぁ!」
デスピナに飛びつき、まるでコマのように回転しながら落下するDDT
「がぁぁぁっぁぁ!」
為す術もなくダウンするデスピナ。
「フォール、いくぞっぉぉぉぉぉお!」
さらに、リングをゴロゴロと転がりながら、ローリングクレイドルでフォール
「はぁ・・・はぁ・・・、レフリィイィィイ!」
「ワン、ツー・・・スリィイィィ!」
カンカンカーン。
まずは菊池一本先取
「はぁ・・・・、はぁ・・・・勝ったぁぁぁぁあ!」
飛び上がり、最近、勝ち名乗りの際に上げる宙返りで喜びを表す菊池。
・・・・だが、天地逆になった彼女が見たものは、
- 85 :小手反:2008/09/15(月) 14:26:25
- 勝負はまだおわってないぜぇぇ」
ドゴォオォォォォォ!
「ぐぇぇぇっ!」」
起き上がりざま、無防備な腹に蹴りを入れるデスピナの姿だった。
「残念だったなぁ。キクチィ」髪をつかんで引き摺り起こすデスピナ
「今日は一本勝負じゃないんだぜ?、さぁ仕切りなおしだ!」
そのままの体制で顔に、胸に、腹に、キックをかまし、吹っ飛ばす。
そう、この試合はアイアンマッチ。時間が終わるまでのピン、ギブアップ、K.O(失神)の回数を争う耐久勝負である。
「ガハッ・・くっ・・・っそぉぉぉ、それならっ!」
ロープに走って、反動で飛ぶ、ライオンサルト、倒れたところを引き摺り起こして、長滞空のブレーンバスター。
「ぐあっ」
デスピナも負けていない、2本目のブレーンバスターをリバースし、ロープに落とす。
さらに、倒れたところをストンピング2連発。さらに逆エビに固める。
「ほうら?ギブギブぅぅ?」
「くぅう・・・のぉおっぉぉぉお!」
根性でロープににじり寄り、ロープブレイク。
追い討ちに向かってきたデスピナをロープを利用した619で蹴り飛ばす。
そして、倒れたところをロメロで固める。
「・・・はぁ・・はぁ・・・ギブしろぉお!」
「うあぁぁぁぁぁ・・・・ギブ・・・ギブするよ」
カンカンカーン。
菊池二本目。
「はぁ・・・はぁ・・・どうだぁ・・・まいったかぁ・・はぁ・・・」
二本先取でこれで大きくリードしたかに見えた菊池だったが、
「ん・・・んんんー!」
大きく伸びをしながら起き上がるデスピナ
「ウォーミングアップは終わりだ!」
余裕の笑みを浮かべる。
「はぁ・・はぁ・・・・・・なっ!?」
驚愕の菊池に
「ここからは、本気でいくぜぇぇぇ」
コーナーに振って、串刺しのフライングタックル。
「ぐぇええええええええええ」
密着した状態で、菊池の耳もとにささやく
「バァカ、この勝負はなぁ、ペース配分考えて戦うんだ・・よっ!」
ドゴッ、ドゴッ!コーナーにもたれかかって無防備な菊池の腹に目掛けて何発もボディーブローをかます。
「ぐぁ・・・ぐぇっ・・・そんっ・・・なぁ・・・・効いてぇっ・・・なかったのぉぉ?」
ショックを隠せない菊池、ボディの連打で息が出来ない。
「だから馬鹿なんだよ、お前はっ! 日本のファンの前だからって、見た目が派手な技ばかり使いすぎなんだよっ。オラッ!」
ドゴォォォォオ!
鳩尾を抉りこむような重いボディアッパー。
「う・・・・うえぇぇぇぇ!・・・」
血反吐を吐き出し、崩れ落ちる菊池。
髪をつかんで引き摺り起こし、こんどはロープにぶら下げる。
「だから、受身がとりやすくて楽だったぜ・・・ありがとうよっ」
「そんっなっ・・・ぐあぁああああああああああああああああ」
ロープを利用してのタランチュラ。
逆さづりになった菊池の首を足で絞め、ロープに引っかかった足を極める高度なテクだ。
「お前の中途半端なロメロよりよっぽど効くだろ?ソラソラソラ」
ロープを揺らし、さらに締め上げるデスピナに、
「ぐぅぅぅう。ノォォォォ」
顔を真っ赤に知って、涙と涎に塗れた必死の形相で耐える菊池
「ノォォオッォオオオオオオオオオオオオオ!」
だが、逆さづりになって頭に血が上っているのに、首は絞まるという悪条件で為す術もない
・・・・そして・・・・
「の・・・・ノォ・・・・あ・・・」
ふっ・・・と菊池の意識が落ちる。
・・・チロチロチロ・・・股間が汗でない液体に濡れ、
・・・ダラダラと汗と涎と泡と鼻水と涙をたらし・・・
・・・ドサッ、無様な姿を観客に見せ付けて、場外に落下する菊池
カンカンカーン。菊池失神KO、でデスピナが一本取り返す。
- 86 :小手反:2008/09/15(月) 14:27:26
- 「おら、起きろっ!」
ザバァァァァァ! バケツの水をぶっかけられ
「ブハッ・・・う・・・うん」菊池が目を覚ます。
気がつけば、そこは再びコーナー。
「目が覚めたか? まぁ、目が覚めないほうがよかったかもなぁっ!」
ドゴッ・・・ドゴッ・・・今度は串刺しのニー。
「あと30分、時間はたぁぁぁぷり、あるぜ? 可愛いがってやるぜぇ!」
パンチより重い膝爆弾が何発も何発もボディに突き刺さる。
「そんっ・・なぁ・・・ぶうぇぇぇぇぇぇ!・・・」
タランチュラでスタミナを失い、もはや腹筋に力も入れることも出来ない。
「もぉ・・お腹はヤメッあぁぁぁぁぁ!」
身も心も壊され息も絶え絶えな菊池
「そうかい、じゃあ、こっちはどうだッ!」
ゴキィィィィィ
「ひぎゃあああああああああ!」
膝が股間を直撃する。
「うあっ・・・ぁっぁっぁっぁぁぁぁぉぉぉ」
コーナーから転がるようにダウン。尻を上げ、股間を押さえ、無様に喘ぐ菊池の姿が会場だけでなく全国に晒される。
「あーはっはっぁ 無様だなぁ。キクチィィィ! ニッポンのファンが呆れてるぜぇ?」
無防備な腹を、尻を、股間を何度もストンピングして這いずる菊池を追い立てる。
「もぉ・・やめっ、お腹がぁっ、赤ちゃんがぁっ、出来なくなっちゃうよぉ・・・」
弱弱しい懇願をする菊池には、もはやジュニア最強、元チャンプの風格はもはや無い、そこにあるのは哀れなイケニエだった。
「ほぉら、お前の無様な姿をみんなにみてもらおうぜ?」
後ろから、赤ちゃんにおしっこをさせるように大股開きで抱え上げて、股間を観客に見せ付けるようにリングを一周する。
「いやぁぁぁぁ、らめぇぇぇぇ、見ないれぇぇぇえええ!」
もはや呂律も回らなくなった、菊池の哀れな懇願を無視するように屈辱なショーは続き。
「これで、トドメだ!」
高々と抱え上げて、トドメのアトミックドロップが股間を直撃する。
「ぎゃああああああ・・・・!あっ・・ああぁぉぉぉ!」
プシャァァァァ!・・・ジョヨジョロロロロロ! 潮を吹き、決壊した股間から、失禁する菊池
「ああっ・・・いやあああああああああああああああ!、みないでぇええええ!」
股間を必死に押さえるが、
「とまらない、とまらないょぉおぉぉお!」
そして、
「あ−、あー! うああああああああああああああああ!」
まるで子供のように号泣する菊池。
「あーはっはっはー!」
高笑いを上げてもはや戦意の無い菊池を足で踏みつけてフォール。
「ワン、ツー、スリー!」
カンカンカーン!
残り時間1分・・・デスピナ 二本目奪取。
「おっと、時間がねぇな、トドメといくか?」
電光掲示板の時間を確認し、慌てるデスピナ。
「オラッ、いつまで泣いてるんだよっ!」
菊池にトドメを刺すべく、スィングDDTを決めてリングにたたきつける。
「うああああああああ、いたいよぉぉぉおおおお!」
もはや、受身すら取れない、菊池はレスラーではなく、公開レイプをされた哀れな少女であった。
そんな、菊池をコーナー見下ろしながら会場にアピールするデスピナ
「オラーッ、トドメだっ、噴水ショーを見せてやるぜぇぇ!」
コーナーからの、ダイビングフットスタンプ!
ドゴォォォォォォォォオ!
大の字になっていた菊池の腹に、まるで杭でも打ち込むように突き刺さる。
「ぶぅぅぅぅぅっぅぅうぅうえええええええええええええええええええ!」
白目を剥いて口から胃液交じりの血反吐を噴水のように吹き出し、
・・・さらに・・・
ジョロロロロ・・・ぶびッ・・・ぶベベベベベベ!
股間と尻から腹に残っていたすべてを出すような大失禁する菊池。
カンカンカーン。
菊池再び失神KOで。デスピナ三本目も奪取。
そして・・・・
カンカンカーン!
○デスピナ・リブレ 3−2 菊池理宇●
・・・60分の拷問ショーが終わりを告げた。
こうして、菊池は身も心も破壊されレスラー生命を絶たれ、引退を宣言。
デスピナの一人勝ち状態となり、新女のジュニアは氷河期へと突入した。
- 87 :小手反:2008/09/15(月) 14:36:18
- >84−86
堀専のDigDugさんに捧ぐ。
リク見てから書こう書こうと思ってて、こんなに時間がかかってしまった。
しかも、タランチュラ失神がさいたまさんとかぶってるし、リョナっていうよりエロ要素多いしw
ちなみに菊池の「赤ちゃんが出来なくなっちゃう」って台詞は、昔同人で見た菊池が引退インタビューで
「これ以上続けたら赤ちゃんできない体になっちゃう」的な発言から。
アイアンマッチもやれたし、これで菊池リョナで詰め込める分は八割は詰め込めたかなぁ?
もう少し、時間配分の駆け引きを入れたかったのが心残りですな。
- 88 :名無しさん:2008/09/15(月) 23:57:21
- ゆっこ飽きたなぁ
いやマジで
- 89 :名無しさん:2008/09/16(火) 00:06:16
- >>87
GJ!
完全破壊、痺れる響きですな
さいたまさんも小手反さんも愛を感じますねぇ…歪んでますがwww
>>88
そうかい?
俺はまだまだいけるが
- 90 :名無しさん:2008/09/16(火) 05:17:22
- >>88
キミは誰が嬲り者にされるのをみたいんだい? ん? 言ってごらん? さぁ!
- 91 :DigDug:2008/09/16(火) 22:42:57
- >小手反さん
個人的な連絡手段がない為こちらに書き込みさせていただきます。
まさかあの1枚絵だけでここまで広げられるものだとは思いませんでしたー。
ちょっとビックリです。
私なんかは「やれ」って言われても絶対ここまで広げられないですねぇ…
やはり文章家は凄い…
あと配慮ありがとうございます。
確かにこのハードさだとウチには載せられないですね…
お話の流れブチ切っちゃってすいません。
お邪魔しましたー。
- 92 :小手反:2008/09/16(火) 23:25:15
- >DigDugさん
レスサンクスです。
まぁ、ハードコアっぷりについては、このスレだから欲望のままに、ここまでヤるわけですがw
まっとうなページにに乗せられるような文章力が欲しいですけどねw
- 93 :名無しさん:2008/09/17(水) 00:03:11
- >>88ではないが、>>90に答えるとしたら秋山美姫や優香かな。できればパワー系か打撃系、投げ系で。
- 94 :名無しさん:2008/09/17(水) 00:14:55
- 俺は氷室や杉浦だな。無口なキャラが悲鳴や絶叫を上げるところを見てみたい。
- 95 :名無しさん:2008/09/17(水) 01:32:52
- 何を言ってやがるww
レッスルはなあ、ゆっこさえいればいいんだよ!!
あとのキャラはゴミww
- 96 :名無しさん:2008/09/17(水) 02:32:57
- >>95
あらすなwwww
- 97 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:00:38
- お久しぶりです。
>>93や>>94の希望とは違い申し訳ないのですが
少し前にサンダー龍子の話題が出ていたので
リョナの練習と言う事で自分なりの龍子を
越後さんにぶつけて見ましたので投稿させて貰います。
しかしリョナって難しい……
- 98 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:01:46
- 1
「でいやぁぁああ!!」
WARSのリング上、新日本女子プロレス所属である越後しのぶが石川涼美をパワーボムで勢いよく叩き付けた。その石川の体力は既に限界を超えていたのかスリーカウントを奪われてもまだその体を動かす事が出来ず、リングの上で大の字を作る。
そんな中、勝利を手にした越後しのぶが喜ぶ事もせず、ふてぶてしい態度を保ったままマイクを取った。
「龍子さん……いいや龍子! 倒したぞ! 真田も! 柳生も! 沢登も! 小川も! そしてこの石川もだ!!」
リング上でそう吼える越後の視線は実況席で腕を組み行く末を見守っていた龍子へと注がれていた。
何故越後がこうしてWARSのリングに上がっているのか……。それは反骨心が高い反面、新日本女子プロレスを愛しているが故に龍子が反旗を翻し、新日本女子プロレスと袂を分かち新団体WARSを立ち上げたその行為が許せなかったからだ。関係を絶った団体側は龍子自身一人で抜けたと言う事もあり、団体自体が何か行動に出るといった事はなかったが、それが越後の反骨心、そして団体を愛する心に火をつけた。
団体を裏切るような行為をした者を一度叩き潰さなければ気がすまない。越後はその思いから団体が制止するのを振り払い単身WARASに殴り込みを仕掛けたというわけだ。
しかし乗り込んだ所でWARS側は越をすぐに団体No1の龍子と戦わせる訳には行かない。そうやすやすと殴りこんで来た相手の要望をおいそれと受け入れては団体の威信と言うものが失われてしまうからだ。
その団体が越後に提示した条件。それは団体に所属するレスラー全員から白星を取ると言う事。その条件を満たした今、越後は龍子を目の前に臆する事無くマイクで対戦を訴える。
「越後、まずはおめでとうと言っておこうか。まさかお前がここまでやるとは思わなかったよ。ただしアタシとやるからには覚悟しておけ、お前が五体満足で新女に帰れる事を祈っているぞ」
実況席から越後のマイクに答えた龍子。口調は穏やかなものであったが眼光は鋭く、ウチの団体でここまで暴れてタダで済むと思うな。そう訴えかけるもので、越後もまたその視線に団体を裏切りったツケを払って貰うとたじろぐ事無く睨み返す。
「そう言っていられるのも今のうちだ。龍子! 必ず叩き潰してやるからな!」
「そうかい、一つだけ言わせて貰おうか。負け犬はよく吠える。まさに今のお前にぴったりの言葉だな」
越後のマイクにまるで騒音でも聞くかのような不快感を露にした龍子が変わらぬ口調で挑発染みた事を漏らし、極めつけに越後に対して鼻で笑うような仕草を取ると、越後の怒りが頂点に達した。
「龍子ぉ!! 私が負け犬だと!? ふざけるのもいい加減にしろぉ!!」
マイクを投げ捨てた越後の地声がさして大きいとはいえぬ会場全体に響き渡り、その声の主は実況席に座る龍子に食って掛かろうとリングを降りるも、そこまで好き勝手にさせまいとWARS所属レスラー、スタッフが越後を抱かかえ動きを制止しする。そんな荒々しい越後に対し龍子は涼しい顔をして実況席から去っていく。
「逃げるな!! 今だ! 今すぐやってやるぞ!! 待てコラァ!!」
越後は掻き分けても掻き分けても群がる人だかりの中、去りゆく龍子に大声を張り上げた――――。
- 99 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:03:27
- 2
試合前から荒れ模様を予想させるような舌戦を繰り広げた両者が遂にリングであいまみる時が来た。
越後はトレードマークとも言える竹刀を肩に担ぎ、袖の部分を切り取った白地のガウンに身を包む。
その越後が身にまとう白というのは様々な意味合いを持つ、その中で古来よりその色は反革命、反共主義を象徴するものとも言われており、新日本女子プロレスでの彼女はまさにその意味合いをモチーフにこの白色を好んで身にまとっていたが今日だけは違う。それは善、己の信じた正義を象徴とするシンボルカラーとして、龍子の纏う黒を制するといった意味合いから白を身に纏う。
両者がリングインを済ませ、レフリーがリング中央で片手を振り下ろすと試合開始の合図でもある甲高いゴングの音が高々と鳴り響く。
龍子と越後がそれと同時にリング中央へゆっくりと歩みを進めると、龍子はその場に留まり龍子を中心にして越後が弧を描くといった図式が出来上がる。
「知っているか? 弱い者というのは強い者の周りをよく回るそうだぞ」
「それがどうしたと言うんだ!」
龍子の言葉を鵜呑みにしたという訳ではないのであろうが、越後は弧を描くような動きをピタリと止めると龍子の懐へステップを踏んでエルボーを打ち付けた。
「それが? お前はもっと頭がいいと思っていたがな……言うなれば私が強者でお前が弱者ということだ」
越後のエルボーを食らってもなお微動だにしない龍子が遂に動く、おもむろに越後の頭を片手で抑えるとコメカミ目掛けお返しとばかりにエルボーを打ち抜く。
「ご…ぉ……――――ッ!?」
あまりの衝撃に越後の視界に星が散らばる。今までWARS所属の選手のエルボーを食らってきた越後であったが、どのエルボーよりも重くそして驚異的にも思えるもので、その一撃で越後の体は大きなふらつきを見せる。
「この……や……ろッ!!」
散らばる星を振り払うように頭を左右に振った越後が、負けてなるものかと闘志を漲らせた表情で更に龍子の胸元へエルボーを落とすと、その龍子から返って来たのは胸元を斬り割くような鋭いチョップだった。
「く……ぅ……ッ」
越後は焼けるような痛みに堪らず胸元を押さえると、一歩二歩と龍子から遠ざかった。しかしそのまま逃がすような龍子ではない、すかさず越後の片手を取るとロープへ力任せに投げ飛ばす。
「もら――――ッ!?」
ロープの反動から勢いよく龍子の元へと戻ってきた越後をフロントスープレックスにでも捕らえようとしたその時、越後が直前で飛び上がると龍子の顎を目掛けジャンピングニーパットを見舞う。そして観衆はその光景にざわめきを見せた。龍子の顎が勢いよく跳ね上がると、膝を折り体を沈め膝をついたのだ。幾ら今の越後に勢いがあると言っても、二人の実力差というのは隠しても隠し切れない程の差があるのは事実である。そして下に見られていた越後よりも先に龍子がリングに膝を付くという展開にもなれば、観衆がざわめきを見せるのは無理もないか。
「おぉぉぉ――――ッ!!」
ざわめきを上げる観衆、そして目の前で膝をついた龍子。それらへ見せ付けるように両手に拳を作り越後がこの試合に対してどれだけの覚悟で臨んでいるのか、そんな気持ちを吐き出すような気合を押し出すように咆哮を上げ試合序盤はあっという間に過ぎていく――――
- 100 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:04:29
- 3
試合序盤に見せた越後の勢い、これまでに飲み込んできた選手同様に龍子までも飲み込んでしまうかに思えたが、流石に龍子はその波に飲まれる事は無かった。試合が進むにつれ龍子の地力に押され始めた越後がリング中央で龍子に捕らえられた。
龍子は背後に回り、越後の両腕を閂状態でクラッチして見せると越後の両脚を払いマットへと座らせると、越後の後頭部に自らの上半身を押し付け首関節を圧迫する。
「新女時代には無かった技だ、とくと味わえ」
「ぐ……ぅ……ぁぁああああッ!?」
それは龍子がWARSを旗揚げしてから独自に編み出した唯一のサブミッション、WARSスペシャルと名付けられたその技が越後の首関節を攻め上げる。加えて前方に押し曲げられた首関節が満足に呼吸すらさせず、越後は呻き声を漏らしながら唯一自由に動かせる両足をバタつかせた。
「早いうちにギブアップしたらどうだ?」
「こんな……もの……へ、へでもない……ッ!!」
今ギブアップすれば楽に終れる。龍子は苦しむ越後の耳元で囁くも、越後がそれを拒んで見せると龍子は更に上体を押し付ける。
「が……ぁ……あ゛……ッ……ぁぁあッ!!」
激しい息遣い、そして首の痛みからか両目を大きく見開く越後であったが、この状態から逃れるべく尻歩きでロープへと近づくとサードロープへ命一杯足を伸ばした。
「は……ッ……はぁ……はぁ……ッ」
ロープブレイクでようやくWARSスペシャルから逃れた越後であったが、ロープ付近で首筋を押さえ込み蹲ったまま自ら立つという行為すら見せない。それほどまでに苛め抜かれた首関節。逃れたといってもそれはとても一時的なものといえよう。
「最初の勢いはどこへ行った? アタシを叩き潰すのではかったのか? ん?」
蹲る越後に対し仁王立ちをしてみせた龍子は越後を立たせるという事はせず、倒れている越後の顔面を蹴り上げる。反動で持ち上がり重力に引かれ落ちてくる越後の顔面をまた蹴り上げる。さながら越後の顔面でリフティングでもするかの様に何度も何度も蹴り上げる。
「いぎッ……あぐッ……あがッ……はぐ――――ッ」
蹴り上げられる度に鈍い声を漏らす越後に対し龍子は余裕の笑みを浮かべる訳でも無く厳しい表情を崩さない。幾ら余裕があったとしても相手に対し容赦しないそれが龍子の怖さである。
「おい、さっさと起きたらどうだ? それともなんだ。このまま蹴り続けても良い……と?」
「ぐぅ……ぅ……っく……しょ……ぉッ」
蹴りを続けざまに浴びせられ鼻孔から出血を帯びた越後が龍子の言葉に反骨すべくゆっくりと体を起き上がらせる。劣勢に追いやられながらも越後の龍子を睨みつける視線はまだまだ負けていない。そう物語るものであった。
「いいぞ、そうでなくては面白くない」
越後が立ち上がったのもつかの間、龍子が微かに笑みを浮かべ越後をブレーンバスターで持ち上げようと組み合い力を込める。ふわりと微かに越後の両脚が持ち上がるも、越後がその足をバタつかせ簡単には持ち上げさせずマットに根を張るかのように踏ん張りをきかせ、逆に龍子をブレーンバスターで投げ飛ばそうと力を込めた。
「さ……せる……かぁぁッ!!」
そのブレーンバスターの掛け合いに勝ったのは越後だった。越後と龍子の体が綺麗な直線を描きゆったりとした滞空時間を持った後、龍子の背中はリングへと叩きつけられ 「う……ぐぅ……」 と苦しさ交じりの声を漏らすと表情を歪ませた。
「龍子ぉッ!!」
鼻孔から垂れる血を拭うを越後は自らロープに走り、立ち上がろうと上半身を起こした龍子の顔面へ低空ドロップキックを浴びせると、すぐさま龍子の体へと覆い被さった。
- 101 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:05:33
- 4
『ワンッ! ツ――――』
越後のフォールはレフリーが二つ目の掌をリングに落とす直前に跳ね返された。しかし越後に休んでいる暇は無い。すぐさま体を起き上がらせると龍子の髪を掴み上げると素早い動きを見せ龍子をボディスラムでリングに叩きつけ、ストンピングの雨を龍子の体に降らせた。
「が……ッ……ぐぁ……ッ……」
そんなストンピングを食らいながらも強引に体を起こす龍子に対し 「いい加減に……くたばれぇッ!」 龍子の顔面を踏みつけるようなストンピングを放った越後であったが、そのストンピングを龍子はキャッチしてみせた。
「いい加減にするのは――――お前だッ!!」
雨のようなストンピング食らっていたはずの龍子がキャッチした片足を掴んだまま簡単にすくりと立ち上がると、越後のもう片方の脚を脚払いですくい上げ両脚を掴みあげ、ジャイアントスウィングで越後の体を振り回す。一回転、二回転、三回転……その回転が五つ目を数えたと同時に越後の体は宙を舞いロープとロープの隙間をすり抜け場外へと落ちていった。
「ぐ……ふ……ぅ……こんな……はずでは……ッ」
リング下で越後の表情が初めてたじろいだ。今までの攻撃が効いていない? いや、効いていないはずは無い、龍子はそれを表に出さないだけだ。そんな葛藤を越後が初めて表に出した。
「場外乱闘はあまり好きでは無いが、休ませるというのも何だからな」
追う様にして龍子が場外へと降りてくると、越後は本能からであろうか尻餅をついたまま龍子から逃げるように後ずさりをしてみせる。この状況をなんとかしなければ、焦る気持ちに越後が視線を泳がせるとそれはリング下で止まり、その視線の先にあるものへ越後の手が伸びた。
「越後、何かの悪い冗談か? それともアタシの目が疲れているのか? そんなものを持ってどうする気だ」
「はぁ……ッ……はぁ……ッ……んぐッ……冗談でもなんでも……ない……お前に勝つ為だッ!」
止まる事の無い鼻血で白い衣を赤く染めた越後が手にした物は入場時に持ち込んだ竹刀。龍子がその様を見ると驚くわけでも無く、むしろ試合に凶器を持ち出した越後の姿勢に怒りすら感じるオーラを滲みだす。
「それを持ち出すというのは、どういう事解っているんだろうな? そしてそれをアタシに振り下ろすという行為が何を意味するのかも」
竹刀を持ち有利に立ったはずの越後であったが、竹刀を構えたまま動く事が出来なかった。それは龍子の視線、滲みだすオーラに押し負けていたからで、龍子が一歩越後に近づくと越後が一歩下がる。竹刀を持てば何とかなる、越後のそんな気持ちをあざ笑うかのように龍子は臆する事無く越後を鉄柵まで追い込んだ。
「さぁ、もう後ろに行くことはできない……どうする? それを捨ててリングに戻るか、それともそれで殴りかかってくるか……好きにしろ」
「う……うわぁぁぁああッ!!」
追い込まれた越後が取った行動は竹刀を捨てずにそれを龍子に向かって振り下ろすもので、その竹刀の先が龍子の額を捉えると赤い一筋の線が額から垂れ、それは鼻筋で二筋に分かれると 「バカがッ」 ギンとした龍子の視線が越後を刺しその場に留まらせ龍子のラリアットが越後の首を刈り取った。
「おごぇッ!?」
ラリアットの威力に上体を後方へと反らし鉄柵の向こう側、観衆が見守る側へと越後は吹き飛び観衆を巻き込みパイプ椅子の中で身を疼くめた。
「げほ……ッ……ゴホッ……ウソだ……こんなの……ウソ……だッ」
客席内で薄っすらと瞳に涙を溜めながらむせ返る越後。力の差というものをまざまざと見せ付けられその差を認めた瞬間、龍子に対する恐怖心と言うものが一気に溢れ出す。これ以上戦っても勝ち目など望めるものではない。振り向けば龍子がいる、ならばこのまま逃げ出してしまおうか。そんな気持ちすら沸き出したその時。
「早く戻って来い、場外じゃ試合はおわらんだろうが!」
いつの間に戻ったのか龍子がリング上から越後に対して怒号を響かせるもその表情は完全に冷ややかなもので、越後をつまらない相手だった。そう読み取れるものだった。
越後の消えかけた闘争心。龍子のその表情を見ればその炎は再度燃え上がる。自分が何の為にWARSへ乗り込んだのか、自分がなんの為に今龍子と戦っているのか。芽生えた恐怖心を強引に押し殺しふらつく足取りで越後はリングへと舞い戻った。
- 102 :オリゼー:2008/09/17(水) 05:06:34
- 5
「あ……ぁ……やめ……ッ……――――えぐぅッ!」
何とかリングへと戻った越後であったが、龍子を前に完全に力負けし再燃した闘争心だけでどうにかなるものではなかった。コーナー最上段からスパイダージャーマンで投げ捨てられた越後はリングへと打ち付けられ大の字を作る。視線はおぼろげに天井を彷徨い、うわごとのようにブツブツと何かを呟くかのように口を微かに動かすのが精一杯なのか、龍子がスパイダージャーマンから身を起こしコーナートップへ上り何かを狙っていても身を動かし逃げを打つことも出来なかった。
「いくぞぉ!」
コーナー昇った龍子がリングに背を向けたまま後ろ向きでエルボードロップを越後のボディ目掛け落下する。その落下地点にいる越後はまったく避ける様子を見せず大の字のままである。
「ごぼ……ぉ゛……お゛……あ゛……ッ……」
龍子のエルボーが越後のボディにめり込んだ。コポっという音と共に越後の口から少量の胃液が吐き出されると体をVの字に折り曲げた後、腹部を押さえリング上をのたうち回る。
ボディブローは地獄の苦しみとはよく言ったもので、越後はその地獄に苦しみをまさに今味わう事となった。
「頃合だな……決めるぞッ!!」
龍子が観衆に向けパワーボムの仕草を見せると、待ちに待ったその必殺技に観衆の声はより一層大きくリングに落ちる一筋の雷を今か今かと待ち受ける。
「今からアタシはお前を全力で叩きつける。なぁに、安心しろ痛みを感じる暇も無く意識は吹き飛ぶだろうよ」
「い、いやッ……やめろ……やめろぉぉおッ!!」
越後の悲痛な叫びも虚しく、その体は龍子によって軽々と持ち上げられた。落雷まで間近、まるでジェットコースターが頂点へ達しまっさかさまに落ちていく時のような緊張感。
「うああああああああッ!!!」
越後はそれを全力で拒む、持ち上げられた上半身を後方へと倒しフランケンシュタイナーを狙う。タイミングにズレは無い、あわよくばフォールも奪えるかもしれない。フランケンシュタイナーの動きに移行した越後にうっすらと勝利の二文字が浮かんだ。……が、越後の頭が龍子の股をくぐろうとした時、がくんっと遠心力をつけた体が止まる。
「ふざけた事を……ッ!!」
龍子の二本の脚はリングにしっかりと根付いてフランケンシュタイナーを耐えていた。逆さの状態でぶら下がる越後が龍子の顔を見上げるとその顔から一気に血の気が引く。己のフィニッシュ技を途中で邪魔された龍子の表情は不機嫌を極めたもので、ギっと奥歯を鳴らしていた。
「あ……ぁ……まって……まっ――――あ゛ッ!?」
ぶら下がった越後を再度持ち上げた龍子。そして遂にリングに一筋の雷が落下した。
リングへ投げつけるようなパワーボム。着弾と同時に目を背けたくなるような音が会場にこだまし、越後の体が衝撃でバウンドし既に意識の途絶えた両瞳は上に裏返り全身を引くつかせる。そんな越後の胸元に両手を簡単に乗せただけの龍子がレフリーにフォールを要求する。
『ワンッ! ツー! スリーッ!!』
レフリーがリングを三度叩くと試合終了のゴングが鳴り響く。
それは越後の反骨心をへし折ると同時に龍子が勝利を手にした瞬間でもあった――――
- 103 :名無しさん:2008/09/17(水) 21:16:04
- おお、オリゼーさんGJ。
龍子の絶対君臨っぷりが出てますな。
越後が噛ませ犬みたいで…かゎーいーなー(マテ
>>91
DigDugさん的にコラボ風にネタ元にされても問題ない感じですか?
OKならネタ元にさせて頂く可能性あるんですが。
- 104 :DigDug:2008/09/18(木) 01:52:05
- >103さん
ネタ元として使っていただくのは何の問題もないので構いませんよー
画像等の転載さえなければ私としては全然OKですので。
- 105 :名無しさん:2008/09/18(木) 15:59:19
- ここは・・・
- 106 :名無しさん:2008/09/19(金) 00:54:51
- エロありーのリョナありーので素晴らしいことです。
>>84
飛びキャラと飛びキャラの試合はリョナ板では珍しい組み合わせですね。
何気に難しい組み合わせではないかと思うところです。
上手く立ち回れない菊地がなんとも健気です!
>>98
越後は防御が固いので、中途半端な相手じゃ心を折ることはムズかしいですねー。
その点で龍子が相手じゃ分が悪いです。
越後の反抗的な態度が素晴らしい!
- 107 :名無しさん:2008/09/29(月) 19:45:51
- 見える…某所の投票結果の内幕が…
そう、2の新女枠を争う道場マッチが…っ!
よし、ちょっと妄想してくる。
本筋展開妨害するとアレなんで形にするかどうかは別としてw
- 108 :名無しさん:2008/10/02(木) 18:35:04
- 某所のは大丈夫なのか?結局駄目でしたってなるような気がする
- 109 :名無しさん:2008/10/02(木) 20:44:55
- 7試合書き上げるってのは大変よ
彼の場合、ストーリー的な部分の書き込みも結構こだわりがあるし、時間かかるのは仕方ないと思う
彼の事だから、今月中には公開に持ち込んでくれるって!
- 110 :名無しさん:2008/10/03(金) 17:15:02
- >>108
彼はここに投稿もしてるんだから
もうちょっと考えて書き込みできないものか
そもそも投票締め切ってまだ一週間もたってないのに
何かしらのアクションを期待する方がおかしいだろ
何を焦ってるのか知らないが黙って待ってやろうぜ
- 111 :名無しさん:2008/10/05(日) 22:57:21
- 某所だけど、何であんなに荒れてんだろ。
何言われてるのか知らんが可哀相になってきた・・・
負けないで頑張って欲しいなぁ
- 112 :名無しさん:2008/10/06(月) 17:30:53
- 予想外に荒れてるというか、あそこまでひどいと極少数が引っ掻き回してるだけなんじゃ
ないかと邪推してしまう俺ガイル。
- 113 :名無しさん:2008/10/06(月) 17:58:36
- 彼が殆ど毎日の勢いでミニSS上げてたから、そういうもんだと思ってる早漏さんが暴れてるっぽいね
何となく見てる感じではそう思った
興醒めとか言ってる人は書く側の労力ってのを考えてないのか知らないのか…まぁ、後者なんだろうけどw
方向性とかブックが決まってるなら合間とか繋ぎの試合を考えるなり提供する人がいれば、
グダグダな進行とか言われなくていいわけなんだけど…色々難しいやねw
- 114 :名無しさん:2008/10/06(月) 19:55:34
- こんな状態になるようだと
第2回は無いよね・・・
次こそは自分のお気に入りが当選して欲しいなぁって思ったけど
- 115 :名無しさん:2008/10/13(月) 15:41:03
- 始まったら始まったでブーブー文句垂れてるのがいるな
あれじゃテンション下がる一方なんじゃないか
- 116 :名無しさん:2008/10/13(月) 16:24:06
- >>115
キレないでよくやってるよな
俺なら途中で放り出してるわあんな状況だったら
根性あるよホント
応援コメント送ろうにも
上手い事書けなくて火に油注いじゃうんじゃないかと思って二の足踏んじゃうんだけど
ここみてくれてると信じて、頑張って完走してくれー!
- 117 :名無しさん:2008/10/13(月) 22:53:15
- そうだな
ここから応援するか
がんばれー!
- 118 :名無しさん:2008/10/13(月) 23:26:44
- それならweb拍手でコメント送ればいいと思うよ。
ここに書くこと自体は別に止めないけど、
ここに書くくらいならweb拍手のほうが確実に伝わるし、
こっちもトラブったら余計負担がかかるんじゃない?
- 119 :名無しさん:2008/10/14(火) 18:21:54
- 唐突だが、変な電波が飛んできた
「日本の女子プロレス界を根こそぎブッ壊す!」
新女をフロントとの確執から飛び出した市ヶ谷麗華が、市ヶ谷財閥の総力を挙げ市ヶ谷モンスター軍を創設。
埼玉某所の地下41mに秘密基地を構え、各地のインディー団体を全滅させる市ヶ谷モンスター軍。
そして、業界第2の団体WARSすらも壊滅に追いやった。
WARSのトップ・サンダー龍子をモンスター軍のクローン戦士吉田龍子が完膚なきまでに叩き潰したのだった。
返す刀で市ヶ谷モンスター軍は新女に宣戦布告。
上層部は難色を示すも、煽りに煽られた対抗戦ムードは嫌応なく全面戦争に発展していった。
新女の防波堤として先陣を切ったミミ吉原だったが、全国的には無名に近いインディーの柳生にまさかの惨敗。
敵討ちと名乗り上げた越後しのぶ、斎藤彰子も、これまたインディーのタッグRIKKA、ロイヤル北条の前に散ってしまう。
そして永原ちづるまでもが鏡明日香に完膚なきまでに破壊されるに到り、新女は主力投入を余儀なくされる。
新女選手の弱点を知り尽くした市ヶ谷麗華の采配で、苦戦を強いられる新女勢。
新世代エース格の武藤めぐみ、結城千種らには謎のマスクマンMATAKARI、HARAUTI達が。
現エース格の新崎祐希子、南利美、ボンバー来島らにはKUBISHIME、TIJOKU、UDEKARIらが襲い掛かる。
徹底的な弱点責めに苦しむ新女勢。
ボンバー来島が戦線離脱を余技なくされるも、撃退に成功。
そしてモンスター軍はクローン軍団を投入。
新女のトップ2、新崎祐希子と南利美はクローンモンスター・マイティ祐希子とハイブリッド南に粉砕されてしまう。
若手のエース・結城千種もクローンモンスター・ロリ千種に弱点の腹筋を崩壊させられ相打ちに持ち込むのが限界だった。
しかし、クローンモンスター・ジーニアス武藤を倒し、無配のクローンモンスターを唯一打ち破った武藤めぐみ。
その武藤が市ヶ谷モンスター軍総帥・市ヶ谷麗華に直接対決を要求。
大将決戦として戦う事となる。
決戦当日。
先に入場し、ファンの声援と皆の期待を一身に浴び、気合を入れる武藤。
しかし、市ヶ谷が入場した時、会場の空気が変わる。
圧倒的な存在感に声を失う会場。 圧倒的なオーラに武藤は怯えすら覚え…完全に飲まれていた―――
というね。
うん、正直スマンかった。
イジってくれるなら本望だ!
- 120 :名無しさん:2008/10/15(水) 01:49:09
- むとめが倒された後に反逆のクローン戦士ビューティ市ヶ谷が登場するんですね
わかります
そういえば同キャラ対決はありそうでなかったな
- 121 :名無しさん:2008/10/15(水) 02:35:56
- 同キャラ対決は前スレで誰かやってなかったっけ?
夢オチだったけども
- 122 :名無しさん:2008/10/15(水) 02:42:27
- >>120
それ、素質的にも勝てない反逆じゃね?
むしろ、怪我から復帰した富沢が妖精さんこと金井の力を借りて…借りても無理だよなぁ…
>>121
オリゼーさんだね
保管庫にある
- 123 :名無しさん:2008/10/15(水) 20:55:37
- 某所の渡辺とか、エロパロの保科とか、弱キャラ黒モード覚醒って流行の兆しなの?
- 124 :水緒ぶろぐ主催者:2008/10/16(木) 11:37:59
- オリキャラvsレッスルキャラの壮絶レズプロレスやBFだーん。
それでもよければ熱いのをお見舞いするぜ。
http://managoiors.blog39.fc2.com/
- 125 :名無しさん:2008/10/16(木) 19:36:22
- >>124
・宣言してるものの、レッスルのコンテンツは現状皆無。
・サイト自体のコンセプトも不明瞭。(複数企画が進行してる模様)
・管理ないし進行者が複数いるようだが、その辺の説明が欠如してる内輪向けなサイト構成。
・明らかなジャンル違い(リリカルなのは等)も同条件で試合するという中二病設定。
以上がサイトとしての問題点。 以下がその他の問題点。
・リンクフリーが明記されていないサイトの、TOP以外のページにサイト名以外の名前でリンクを貼っている。
(これはリンクフリー明記していないサイトの管理者に「リンク報告は受けていない」と確認済み)
・半ば畑違いの様な紹介をふざけた文章で投稿してる件。
別に叩きたい訳じゃないが、些かやっている事に問題を感じずにはいられなかった
- 126 :名無しさん:2008/10/17(金) 00:38:44
- このスレとして指摘するのは一番上の項目だけでいいんじゃないか?
これから書くから楽しみにしておけっていう宣言かもしれないし。
とりあえずスルーしとこう。
- 127 :名無しさん:2008/10/18(土) 00:19:21
- あの人本当に一人なのか・・・?
何試合書いたか知らないが、最低でも7試合はこの二週間そこらで書き終えたのか・・・
雑記見てる限りじゃ自宅警備員でも無さそうなのに
- 128 :名無しさん:2008/10/20(月) 23:31:40
- む、そう言えばサバ2発売まで1ヶ月切ったな
発売すれば、また活気が戻るかね
新しい電波受信と共に
しかし、今まで静観してたが
あそこは目も当てられないな・・・
ついにパクリだなんだと騒ぐ奴まで出てくるとはな
ありゃ見てる方もシラケて行く一方だろ残念
- 129 :名無しさん:2008/10/21(火) 02:42:33
- まあ件の試合は俺も「あれ?」と思ったけどな。
パクりってよりは王道なんだろうけど。
- 130 :名無しさん:2008/10/21(火) 04:35:03
- そうなんだ?
その元扱いされてる作品が何か分からないけど、
極端な事を言ってしまえば「よくあるパターン」ではあるしなー
聞く方も「パクリ」って言葉を使うのもどうかと思うなぁ
「似通った作品があるんですが、そちらはご存知ですか?」的な聞き方すればいいのに
仮に(ないけど)パクったとしても答えは「NO」に決まってるんだし。
「ああ、インスパイアされたのかな」くらいに思っとけっつー話なんだけどな
それはそうと、鯖2で練習試合出来るんだよな…これは道場マッチネタとか、こう…広がらないか?
- 131 :名無しさん:2008/10/21(火) 09:00:58
- 良くあるパターンとは違ったぞ
動きを表現す文章なんかは偶然とは言いにくいほど
全くと言ってほど同じだった
そんなもん王道と言えるのか?
ただオリゼーさんの掲載日の方が2日くらい早かった。
あの人がパクリ言われる理由は無いわけだが
変な粘着がいるのはハッキリしたなぁ
ちなみに渦中の作品は削除されてたから
もう検証できねえけどね
- 132 :名無しさん:2008/10/21(火) 11:41:29
- つーかそれってパクリじゃなくて
パクラレなんじゃないか
- 133 :名無しさん:2008/10/21(火) 12:36:17
- そう、パクられ
だからパクリだとか因縁つけられる立場ではないんよあの人は
- 134 :名無しさん:2008/10/21(火) 13:47:49
- 131の言うようにオリゼさんのほうが公開は先だったな。
パクリ云々だけで言うならオリゼーさんのほうが被害者だよ…誰がどうみても
それにしても渦中のトコの対応はどうなんだ。
件に関して正式コメントも出さずに記事全削除とか。あれじゃパクリを認めるようにも取れるんだが。
何にしてもケチつけてる奴は何がしたいんだろうな…こんなんじゃ二回目が開催されないのは勿論、他のとこでもああいった外野参加型の企画物が催されなくなるんじゃないだろうか。
- 135 :名無しさん:2008/10/21(火) 18:43:58
- その渦中のトコってどこだ?
- 136 :名無しさん:2008/10/21(火) 19:10:40
- っつーかパクってもいいじゃん別に
- 137 :名無しさん:2008/10/21(火) 19:47:00
- 書き込んだ後に適当に散策したら割りとアッサリ見つけて笑ったわw
まぁ、件のサイトも無かった事にするみたいだし、放置でいいんじゃないか?
>>136
別に構わないけど、丸写しに近かったからなぁ…流石にアウトだろ
パクるというか、参考にするってレベルであれば何も言われないと思うけどね(程度問題だけど)
色んな作品参考にして上手く混ぜるとか、手の込んだやり方だってあるんだし
どっちにしても、リスペクトの感じられないやり方は叩かれちゃうよ
- 138 :オリゼー:2008/10/21(火) 20:40:06
- この度は私のブログでの企画にて此方のスレまで話題が及んでしまい
書き込みの中にはご心配してくださっている方もいらっしゃるようで
誠に有難うございます。オリゼーは大丈夫ですよ。
ただ、現在このスレの流れがスレの方針から離れてしまっているように思えてしまい
書き込もうかどうかとても悩んだのですが、少しだけ失礼いたします。
自身があの企画をもっと上手く運営できていればこの様な流れにはならなかったのではと
少々自惚れ混じりかも知れませんが、改めて力不足を実感しております。
そんな私が言うのもあれなのですが
この流れですと、他の方が電波受信や妄想を思いついても投稿しにくいと思うんです。
私自身ここのスレに発表される電波や妄想を楽しみにしているので
此方の企画自体は気になさらず、どうか普段どおりレッスルの話題で盛り上がって頂きたいと思っております。
もし、何かありましたら、私のブログで言って頂ければと思っていますので宜しくお願いします。
余計なお世話かと思いますが、自分の事でここのスレの流れが止まるのは忍びない事なのです。
- 139 :名無しさん:2008/10/22(水) 22:39:46
- オリゼーさんも
あまりこっちを気にしないで自分の所頑張ってな
あんた色々と優しすぎて心配だけど
応援してっからさ
また落ち着いたらリョナいSSの投稿でもしてくんな
- 140 :名無しさん:2008/10/23(木) 17:04:36
- なんかオリゼーさんが気にしてるみたいだけど…
元々、このスレの進行はマッタリだからなぁw
とりあえず、小ネタはちょっと考えてるおー
しかし筆がすすまないw
- 141 :名無しさん:2008/10/24(金) 19:38:27
- オリゼーさんの意志に反しちゃうんだけど
馬鹿な事言ってるあれなんとかならんか・・・
何でかわからんが俺めちゃくちゃ悔しいんだけど
- 142 :名無しさん:2008/10/24(金) 19:58:52
- すげぇ同意…何か恨みでもあんのか?って感じだな
意外とあっちの管理人が書き込んでたりしてな。
まぁ俺たちにできるのはオリゼーさんの完走を祈りつつ、応援するだけだ。
- 143 :名無しさん:2008/10/25(土) 00:18:38
- もういいから考えなしに書き込むくらいなら黙っててくれ。
>>142はもう一回自分のレスを読んで何言ってるのか考えてみろ。
推測で適当なことを書くんじゃない。
- 144 :名無しさん:2008/10/25(土) 00:41:21
- >>141も>>142も頭冷やせ
>>142なんかは、その馬鹿とやらとなんら変りない事に気づけよ。
さーて変な流れぶった切る。
新外人キャラのソフィアは新たな受けキャラとしての素質があると思うんだ・・・
人が合法的に殴れるとか血気盛んなのに弱いとか王道ではあるが
色々と使えそうじゃないかい?
- 145 :名無しさん:2008/10/25(土) 00:43:00
- ごめん、ソフィア新キャラじゃなかったね・・・
変わりすぎだよお前・・・orz
- 146 :名無しさん:2008/10/25(土) 02:12:59
- 俺は前々から真壁を推してるが…今一ブレイクの兆しが無いなw
- 147 :名無しさん:2008/10/25(土) 02:59:12
- 新ソフィア素晴らしいな
- 148 :名無しさん:2008/10/26(日) 02:20:14
- 確かに、これは変わりすぎだw
気づかなかったのも仕方ないと思うわー…
…ん?
とある王者が新人の頃に苦手だった外国人選手が当時とは容姿を変えて挑戦者として現れる。
気づかないまま試合を進めるが、妙にやり難い…というより、手玉に取られだし焦る王者
からかう様な挑戦者の発言に、ようやく気づく王者
新人の頃に刻み込まれた悪夢が脳裏をよぎる
動きに精彩をかきだす王者の運命は―――
というのもアリだな!
- 149 :名無しさん:2008/10/26(日) 02:36:38
- >>148
ソフィーとエミリーあたりなら
前作が若手の頃で今作が育った姿と変換したら
やれそうな気がする……
こいつは面白そうw
- 150 :名無しさん:2008/10/26(日) 11:56:41
- >>148
どこのロビンマスクだw
- 151 :名無しさん:2008/10/26(日) 15:15:57
- >>150
全く意識してなかったわwww
- 152 :名無しさん:2008/10/26(日) 15:50:13
- デザイン変わっても全キャラ中最低のへっぽこ能力値は変わらないで欲しい。
- 153 :名無しさん:2008/10/26(日) 16:52:43
- デザイン変更前はへなちょ娘だったのに、変更したとたんボッキュッボンやで…
どう考えても、辻・榎本・小早川のへなちょ娘ーズなんて敵やないでホンマ…
- 154 :名無しさん:2008/10/26(日) 18:19:17
- そんな君達にとっておきのサイトを
紹介しよう
「先発優先提言」集い跡地
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/6974/
状態を問わず。問答無用で
目にクマができるほど
いや、1週間徹夜する勢いで
ぜひ熟読しよう
そして、将来、後発優先提言現象が起きる事を
食い止めよう
- 155 :名無しさん:2008/10/26(日) 19:59:18
- もちろんPC98で発売された旧作のみではなく、
後に発売されたサバイバーの良いところも是非とも認めてやりたいと思っている。
たとえば、キャラクタが増えた点やフルボイスになった点などは認めている。
しかしながら、旧作で出来ていたことが出来なくなっているんだ。
ゲームバランスはもとより、ハンディキャップマッチやKOルールが削除されている点を含めると、
先発の旧作に軍配が上がるのは致し方ないと思う。
こんなかんじでOK?
- 156 :名無しさん:2008/10/26(日) 21:22:29
- よく分からないけど、某所バクリの件についてじゃね?
意味不明になるくらいの亀レスだから、俺の勘違いかもしれないけど
- 157 :名無しさん:2008/10/29(水) 05:23:07
- 個人的には新キャラのアリス・スミルノフみたいな、不良っ娘っぽいのを甚振る妄想が止まらないワケだが
- 158 :名無しさん:2008/10/29(水) 13:35:21
- アリスも新キャラじゃ・・・ないんだぜ?w
甚振られるのはやっぱり締め切られて誰も入ってこれない道場マッチかい?
不良少女制裁的な意味を込めても。
- 159 :名無しさん:2008/10/30(木) 13:13:40
- 新しいソフィアまじで萌えるわ
キャンセルしちゃったのにまた欲しくなってくるなぁ
- 160 :名無しさん:2008/10/31(金) 18:40:28
- オリゼーさんのブログが、今週いっぱいで閉鎖だそうで。
物凄い残念だ・・・・・・
- 161 :名無しさん:2008/10/31(金) 19:39:27
- あの状態で下手に残すよりは閉鎖した方が
あの人にとっちゃ負担にならないし
ゆっくり休めるだろって
最善とは言わないけど、いい判断だと思うよ
- 162 :名無しさん:2008/10/31(金) 20:00:53
- ここでオリゼーさんとこの話をするのが嫌だって言うROMもいるらしいから、
この件書き込むのどうしようかなーとか考えたけど、ROMなら気を使う必要も無いかなーって。
書き手を止める気ないって事だし、そういう意味じゃここへの投下とか逆に期待できるのかな。
とにかく。お疲れさんだなぁ。 これからも頑張ってー。
それはそうと、今回の更新。
ターニャがYOUJIの時よりペタン娘になってて笑ったが、ミレーヌの尻から太腿にかけてのラインがエロ過ぎる。
ローキックで脚ガクガクにさせて尻突き上げダウンKOさせたくなる。
まったくもってけしからんと思うのは俺だけか?
- 163 :名無しさん:2008/10/31(金) 20:17:43
- ミレーヌがどう見ても範馬勇次郎にペシャンコにされる役にしか見えない。どうしよう。
- 164 :名無しさん:2008/11/01(土) 05:50:05
- >>163
その発走に噴いたw
…こう、上手い事変換してSS投下できないか?
- 165 :名無しさん:2008/11/01(土) 10:25:21
- >>164
え?ミレーユがペシャンコにされちゃうSS?(笑)
ただまあ上手く変換すると>>162に言ってる展開になるだけじゃなかろうかー
- 166 :名無しさん:2008/11/02(日) 02:33:06
- 幼少の頃からムエタイで培った格闘センスで
プロレス界で一旗上げようと身を投じたミレーヌ(サバ1)
しかし思うように結果が出ず
年を重ね自分はプロレスに向いていないと見切りをつけ
立ち技格闘技へと殴りこみ(サバ2)
立ち技格闘技のセンスは幼少より目を見張るものがあったが
近年までプロレスラーとして鍛えた体は立ち技格闘技のスピードについていけず
>>162のような結果であえなく惨敗。と言うような妄想をしてみたけれども
これ文章におこしてもレッスルからまったく離れちゃうら駄目だね。
ムハー難しい。
- 167 :名無しさん:2008/11/02(日) 03:35:32
- >>166
プロ格路線の架空団体を立ち上げるんだ、早く!
- 168 :名無しさん:2008/11/02(日) 04:21:36
- >>167
中々の無茶を言う(笑)
なんだろ、ミレーヌのお話と割り切って見て貰えるのであれば
>>166みたいな感じで書いて見ようと思うんだけども……
- 169 :名無しさん:2008/11/02(日) 04:35:06
- >>168
俺は構わんが。
というか>>167じゃないけど、プロ格路線の団体があるって設定で、
それっぽい奴使えば無理繰りな展開でもないってのは思った。
と言うか、過去には祐希子が総合挑戦ネタってのもあった訳だし、全然問題ないっしょw
- 170 :芥:2008/11/02(日) 12:46:43
- うーす。
ほほぅ。あのカキコミがオリゼーさん本人とは(?)
あーあ、金網デスマッチね。
ロボット→関節部分が弱い→楽勝。
パクリと散々のたまっていたがぶっちけソウルイーター観ながら書いた。
で削除したのは読んでいてつまらなかったから。
ロボ子に感情移入はできねぇから。ヤバいから消した?
はっ。じゃ、レディーXはオリゼーさんの登録商標かっての。
- 171 :名無しさん:2008/11/02(日) 14:56:49
- >>170
お前、必死だな
空気読めよ、な?
- 172 :名無しさん:2008/11/02(日) 17:57:20
- ミレーヌできたので投稿しようと思うのだけど
全然リョナに出来なかった……
相応しく無いと思ったらスルーでお願いしますorz
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1
生まれ故郷であるブラジル。そしてプロレスラーとして活動していたメキシコから遠く離れた日本と言う国。
さして大きな会場とは言えないが、その日本で格闘技の聖地とまで言われているホールに控室として用意されたロッカールーム。お世辞に広いとは言えぬ、その控室の長椅子に座り両拳にバンテージを巻きボクシンググローブをその手にはめ込む。
――――懐かしいな、いつ以来だろうか。
AACでプロレスラーとして活動するよりも、もっと前の事、自分が初めて習ったのがムエタイ。思えばボクシンググローブを手にはめ試合をするのは、その時以来かも知れない。
脳裏に浮かぶそんなおぼろげな幼少の頃の自分の姿を思い出しながら苦笑を漏らす。
「やぁ新入り君、調子はどう? 少し緊張気味かな?」
そんな苦笑を漏らした自分へ声がかけられた。生憎自分は日本語が理解できない。しかし、相手の表情を見ればかけられた言葉はわからずとも、大体なんと言われたのか位は理解できる。
その言葉の主、それは今から自分が試合をする団体を設立したハルカ・ヤマダその人である。
「ヤマダサン、アリガトゴザマス」
覚えたての日本語。相手に感謝の意を伝える言葉をハルカ・ヤマダへとグローブとグローブを合わせ軽くお辞儀をして見せる。
このハルカ・ヤマダという人物が創った団体。所属している選手はボクサー、空手家、キックボクサー、ムエタイと様々なジャンルの立ち技格闘技出身者が入り乱れ、その時その時でルールが変わるという試合。その柔軟さからこの日本では確固たるポジションを手にしていた。
自分は過去ムエタイをベースに長年メキシコAACのプロレス団体に所属していたが、結局ルチャというプロレスには馴染めず小さな頃からプロレスで一旗上げてやるという夢を諦め、立ち技格闘技色の濃いこの団体に参戦したというわけだ。
「えーっと、わかるかな? ……ムエタイ。今日の君の試合は肘も使えるムエタイルールだからね。得意でしょ? ムエタイ。思う存分やったらいいよ」
覚束無い日本語でお辞儀をした自分に対し、日本語が理解できないと悟ったのかハルカ・ヤマダが少し困り気味の表情を浮かべながら身振り手振りで自分に何かを伝えようとしている。肘打ちのシャドーなどをしている所が見て取れれば、なんとなくではあるがルールの説明をしてくれているのだろう。元より事前に団体側より今日の試合ルールなどは伝えられているので、そんな説明は不要と言えば不要ではある。
「OK。ガンバリマス」
自分の使える日本語は 「アリガトウ」 「ガンバリマス」 「ゴメンナサイ」 この三つだ。これはAACに所属していた時、日本のプロレス団体から遠征に来ていた選手に、外人はこの三つの言葉さえ覚えれば日本では何とかなると教えて貰った事がある。一生使うことは無いだろうと思っていたが、まさか役に立つ時が来るとは思っても見なかった。
そんな自分の言葉に安心したのか、ハルカ・ヤマダはニコリと笑みを浮かべ自分のグローブへと拳を落とすと 「ファイト」 と、一言残し控室から出て行った。
――――やれる。ムエタイ自体からは暫く離れてはいたがやってやる。
静かになった控室。二つのグローブを額に当て、駆け足気味の心拍数を抑えるかのように精神を研ぎ澄ませる。
プロレスでは叶わなかった一旗上げると言う夢。その夢はまだ私の心を燻らせる。故郷から遠く離れたこの土地で、プロレスとは色の違うこの団体で、またその夢へ――――
- 173 :名無しさん:2008/11/02(日) 17:59:13
- 2
自信がある訳では無いが、確固たる決意を胸にリングへと上がる。
反対側のコーナーには今日の対戦相手マコト・コンドウがコーナーマットに向かい軽いシャドーを行っていた。彼女はキックボクシング界から、近頃人気の出てきたこの団体へと転身したようだ。ファイトスタイルとしてはキックボクシングもムエタイもさほど変わりはない。それ故のムエタイルールなのだろう。しかし、自分にはキックボクシングでは良しとされない首相撲、そして肘打ちに慣れている分、些か有利に思える。
『両者リング中央へ』
レフリーのジェスチャー。そしてセコンドに促される様にしてリング中央へと向かう。控室では駆け足気味だった心拍数も落ち着きを取り戻し、気味の悪いほど冷静な自分に気付けば自然と笑みの一つも零れてしまうものだ。
『5ラウンド。フリーノック――――』
「オイ、なに気味悪い顔で笑ってるんだよ。プロレスラー崩れが、でかい顔できるほどここは甘くないからな!」
『近藤!! 下がれ!!』
自分の笑みに何を勘違いしたのであろうか、マコト・コンドウは怒った表情で詰め寄るも、レフリーがそこに割って入り事なきを得た。
マコト・コンドウの捲くし立てるような日本語を理解できなかった自分は怪訝な表情を浮かべながら、レフリーのルール説明に耳を傾け相手とグローブを合わせ様とした時だった。物凄い力で自分のグローブへとマコト・コンドウがグローブを打ち付けた。そこで自分の笑みが相手を怒らせてしまったのだと理解した。
――――面白い。こういう相手は嫌いじゃない。
もとより人一倍ハングリー精神の高い自分はマコト・コンドウのその行為に対し笑みを浮かべる。先ほどの自然な笑みとは違い、確実に相手を不快にさせるような笑み。
心臓の鼓動が早まる。駆け足気味だと嫌っていた心拍数は更に速さを増していた。しかし、それが緊張から来るものでは無く、戦いに心躍らせゴングを今か今かと逸る気持ちから来るものであれば嫌う事は無い受け入れられる。
『ラウンド1!! ファイッ!!』
自分のコーナーへと戻り、マウスピースを口に含みグローブを突き合わせ感触を確かめていると、試合の開始を告げるゴングが鳴り響いた。
両手を少し前に突き出し、片足を半歩前に。半歩前に出した足で自分のリズムを体全体へと行き渡らせる。ムエタイ独特の構えを取りながら相手の様子を伺う。マコト・コンドウはボクサーなどがよく構える両腕を胸の前に持ち上げ臨機応変にガード対応できるスタンダードな構えで、小刻みに体を揺らし近づいてくる。
「うぉぉぉぉ――――ッ!!」
先ほどのわざと見せた自分の笑みに逆上したマコト・コンドウがパンチの届く間合いになるや否や大振りのパンチ。見え見えのテレフォンパンチ。立ち技格闘技を久しく実践していなかった自分でも流石にそのパンチを喰らう事は無い。
マコト・コンドウの拳をパリングで叩き落とし、右ストレートを放つ。
「が……ッ」
自分の拳がマコト・コンドウを見事に捕え、相手が尻餅をついた。
その光景に裂けんばかりの歓声。よもや一撃でダウンを奪われるとは思っても見なかったマコト・コンドウの表情は呆けていた。しかし、右拳に手応えを感じる事の無かった自分には、それがフラッシュダウンだと言う事くらいわかっている。何よりマコト・コンドウが既に立ち上がりファイティングポーズを取っているのを見ればそれは明らかだった。
――――体は覚えているものだな
一連の動作で見せたパリング。簡単に見えるその動作ではあるが、一日二日で出来るようなテクニックでは無い。幼少の頃に覚えたそのテクニックは今も体に染み付いているのかと思うと、何故だか嬉しくてたまらない。
「シッ! ハッ!! フッ!!」
たとえ相手がフラッシュダウンだったとしても、ダウンを奪ったという事実が自分を精神的優位へと押し上げる。相手もまた開始直後一発でダウンを奪われたという事実に尻込みせざるを得ない状況へと追い込まれる。
その機を態々逃す事は無い。勢いの付いた自分。尻込みをしているマコト・コンドウ。優劣は明らかだった。ロープ際へと追い込み、ガードを固める相手へのラッシュ。ムエタイをしていた頃の自分を脳裏で重ね合わせ相手を攻め立て左フックがマコト・コンドウの頬を捉えると、その首が弾き飛ぶかの様に大きく捻れた。
――――終わりだッ!!
- 174 :名無しさん:2008/11/02(日) 18:00:13
- 3
返す刀で右肘を合わせたその時、視界が大きく揺らいだ。そして、自分の下半身から力が抜けていくのがはっきりと解る。倒れたくは無いのに立っていられない。そして崩れ落ちるようにしてリングへと跪いた。
相手が見せたフラッシュダウンとは違う。明らかにダメージによるダウン。そんな中、ニュートラルコーナーへと戻ったマコト・コンドウを見ると、してやったりと口端を吊り上げていた。
左フックで大きく跳ねたあの場面、恐らくマコト・コンドウ自らが首を捻りダメージを逃がしていたのだと気付く、そしてそれに気付かず自分は右肘を繰り出しカウンターを喰らったのだと言う事も――――
レフリーのカウントが進む、しかし焦ることはない。10数えるまでに立ち上がりファイティングポーズを取ればいい。その少し間でも休み、下半身に力が戻るのを待つ。
そして、レフリーがカウント8を数えると同時に立ち上がりファイティングポーズを取る。ダメージは残っているものの、試合が続けられない程ではない。
試合が再開されると、先ほどまで威勢の良かったマコト・コンドウが妙な落ち着きを見せていた。少し遠めの間合いを保ちリング内を所狭しと軽快なフットワークで動き回る。
「しゃぁッ!!」
マコト・コンドウの掛け声と共に放たれるローキック。その動き目では捉える事が出来た。後ろに引くことで簡単にかわせる。そう思った自分は脳からその信号を体全体へと行き渡らせる途中。パチンっと渇ききった音が耳に飛び込んでくる。
それはかわせると思っていたローキックが、自分の太腿を捕えた音。脳からの信号が体に行き渡る前にマコト・コンドウの蹴りが己の脚を捕える。
――――何故だ。目では見えているのに。
それは不思議な感覚だった。目で見え、来るとわかっている相手の攻撃がかわせない。頭ではわかっているのに体が動かない。
その後、マコト・コンドウの打撃が自分を襲う。見えているのにかわせない、この状況のまま自分は良い様に打撃をくらい続けた。
「プロレスラーのそのガチガチに重い筋肉で、アタシの打撃がかわせるとでも思ったのか?」
第一ラウンド終了間際、不本意ではあるが何も出来ないで終るよりはと、残り時間首相撲では無くクリンチに逃げた自分の耳元でマコト・コンドウがそう呟いた。
プロレスラーというのは難儀なものだ。相手の繰り出す技を敢えて受けきらねばならない。そのために必要なものは、相手の技を耐え切る強靭な体だ。他の格闘技とは違い分厚い筋肉に体を守ってもらわなければすぐにでも壊れてしまうだろう。
自分もプロレスラーと言うには細身ながら、長年そのような鍛え方をして来た。長年プロレスに浸かった体は、いつしか相手の攻撃をかわすという行為を忘れ、ほんの数秒、いやコンマ何秒の世界ではあるが、脳から送った信号に体の反応が遅れていたのだった。
この団体に来る前まで、相手の攻撃をかわし、殴り、蹴り倒す世界に身を投じていたマコト・コンドウの打撃を、そんな体の自分がかわすことは不可能に近い。認めたくはない現実。それを悟ってしまった。
――――どうしろというんだ。最初から勝ち目なんてこれっぽっちも無い戦いだったんだな。
その言葉を聞かされクリンチをしている間、そんな思いが胸を過ぎた時、第一ラウンドの終了を告げるゴングが鳴った。
ダメージを負った重い体を引き摺って自分のコーナーへと戻ると、顔見知りでもないセコンド達が事務的にスツールを取り出しそれに腰を下ろす。
この遠い地で戦う自分は一人だ。事務的に全ての作業をこなすセコンド。安物を使っているのだろうか、顔や体に塗られたワセリンの臭いが酷く鼻につく。淡々とこなされる作業の中、ぼぅっとした頭のまま天井を見上げ、情けない自分を自嘲交じりに笑う。
――――ざまぁない。ただ、このまま終って堪るか。
自嘲の笑いはネガティブな自分を奮い立たせるために漏らした物。たとえ勝ち目が無くとも、一矢報いる事はできるはず。つかの間のインターバルで第一ラウンドで負ったダメージを少しでも無くすために深呼吸を繰り返す。
――――拳は握れる。下半身にも力が入る。あぁ、それだけで十分だ。
『セコンドアウト』
どこの骨とも知らぬプロレスラー崩れにかける言葉など無いのだろう、アナウンスと共にブザーが鳴るとセコンド達は無言でリング下へと降りていった――――
- 175 :名無しさん:2008/11/02(日) 18:01:22
- ラスト
「ぶはっ……は……ッ……はぁ……はぁ……ッ」
試合は第3ラウンドの終わりを告げるゴングが鳴り、自分はまた事務的なセコンドが待つ自分のコーナーに用意されたスツールへと腰を下ろし、誰に言われるまでも無くマウスピースを吐き出す。
セコンドの両手に落ちたマウスピースは唾液と血が混ざり、鼻孔からは止め処なく血が垂れ落ちる。左瞼は塞がって距離感が上手くつかめずセコンドの差し出す給水ボトルのストローが上手く咥えられない。マコト・コンドウの執拗なローキックに両太腿は鬱血し、その部分だけ褐色の肌色は浅黒く変色を起こしていた。
――――我ながらよくここまで耐えたものだ。
第1ラウンド終了後のインターバルで必ず一矢報いる。そう思っていたのも夢物語だった。3ラウンド終って今はそう思う。良い様に殴り続けられ、酷い顔のまま相手のコーナーを見ると、マコト・コンドウは笑っていた。セコンドと何かを話しながら笑っていた。
何も出来ない自分を馬鹿にしているのだろうか……。いいや、あれはもう自分との戦いの事など視界にすら入っていない。後はどう倒そうか、そうセコンドと吟味し、余裕を伺わせる笑み。
どんな内容にせよ、試合中ああしてセコンドと言葉を交わせるというのは羨ましいものだ。セコンドと言葉を交わそうにも自分は日本語が喋れない。孤独な戦い……。
「ドモ……ア……アリ……ガト……」
恐らく自分は次のラウンドでマコト・コンドウに倒されるであろう。まったく見も知らずの自分に対し事務的ではあるが作業をこなし続けるセコンドへのお礼。殴られ腫れた口元上手く喋れたかは定かではない。その言葉を言い終えるとセコンドアウトのブザーがなる。
立つだけで両脚には激痛が走る。それを我慢しながらリング中央へと向かう自分の背中から聞きなれた日本語が聞こえた。 「ミレーヌ頑張れ!!」 それは、今まで事務的に作業をこなして来たセコンド達からの声だった。
その場でセコンドへと振り返りマウスピースの含んだ口で声は出せないが、言葉は出さず口の動きだけで伝える。 「ガンバリマス」 と。
『ラウンド4!! ファイッ!!』
「うおぉぉぉぉッ!!」
プロレスラー時代、野生の咆哮とまで言われた雄叫びを上げながら脚の痛みを我慢してマコト・コンドウへとパンチのコンビネーションを繰り出す。第3ラウンドまで虫の息だった自分が打って出た事に相手は目を丸くし些か驚きを見せていたようだが、所詮下半身に力の入らない打撃が決定打になるわけもなかった。
「ぐ……ッ!!」
散々痛め付けられた太腿にマコト・コンドウの軽いローキックが触れる。しかし、軽いといっても今の自分には十分な程の威力。痛みに表情を歪ませ動きを止めると、相手の距離を測るようなジャブが己の鼻を潰し、右ストレートが顎を抉る。
「あが……ぁ……ッ……」
自分の顎がバカになってしまったような感覚。口からマウスピースが零れ落ち膝が折れる。
――――倒れて……堪るかッ
必死の思いでマコト・コンドウへとしがみ付こうとしたときだ。彼女の二つのグローブが自分の首根っこを挟む。正に首相撲の体勢だった。
「な……ッ!?」
よもやキックボクサーであるマコト・コンドウがムエタイの技でもある首相撲を仕掛けてくるとは思ってみず、驚きに声を上げる。
「キックボクシンをやっている者であれば、ムエタイだって齧るさ!」
首相撲によって体は彼女によって振り回され膝蹴りの嵐が腹筋を破壊する。膝を打ち付けられる度体は中へ持ち上げられ、体中の酸素が吐き出される。
――――も……もぉ……駄目だ。
両脚を駄目にされ、腹筋をも貫く彼女の膝蹴りにとうとう自分の意地がへし折られた瞬間。自分の頭が彼女のグローブをすり抜け、胸部、腹部をなぞりながらすべり落ちリングを舐める。崩れ落ちるようにして倒れた自分はリングでへの字を書いたような体勢で腹部を押さえながら涎の溜まりをつくった。
『――――ナイン……テン!!』
10カウントをそのままの状態で聞く。悔しくとも両脚は痛みに振るえ立ち上がる事が出来ない。恥かしくともへの字を書いた自分の体制を崩す力すら残っていない。
ただ、出来ることはそれら全ての感情を涙を流す表す事だけ。顎を打ち抜かれ意識のぼやける中でも腹筋を貫かれた痛みに悶え苦しむ。
そしてこの試合。自分はこの団体でやっていけるのだろうか。と、言う。一抹の不安を残すだけだった――――。
- 176 :名無しさん:2008/11/02(日) 19:05:19
- そうだねリョナとはちょっと違うかも(笑)
でも、いい作品だと思うよご馳走様。
つか、作品の雰囲気がどことなく
いや、やめとくか。間違いだったら悪いし
- 177 :名無しさん:2008/11/03(月) 02:33:34
- まず最初に謝っておく。申し訳ない。
スレの流れも空気も悪くなるのは分かってるけど、これだけは書き込まないでいられなかった。
【オリゼーさんのブログに書かれたコメント】
じゃ、最後に毒を一つ。
へぇ、あのカキコミはご本人様でしたか?まぁ、コメントを見る限り九分九厘あなた様だと思って間違いはないでしょうが。とんだ泥舟でしたね。金網デスマッチはあなたの登録商標でしたか?でも、残念。実は2002年には物語として作っているんですよ。勿論、レッスルでね。なので無効ですね。後、2ちゃんねるに投入してる時点でダメでしょう。おっと、そりゃ、俺も一緒か。しかし、そこからも締め出されてあなたも二児捜索終わりですネェ。沈没する船から鼠は逃げた。
あーあ。そんな人間じゃネェと思っていたのにがっかりですわ。自己主張の激しい人間の末路は破滅。じゃ心療内科通院おめでとー♪えっ、違う。
なんだっけ。レッスルファンの定義?
熱いか熱くネェかだけだろ。レッスルてぇのはそもそも何よ?熱いプロレスだろーが。熱くネェプロレスに何の意味があんだよ。そりゃ、茶番。道化以下だな。クソと論じたのはキャラが生かしきれてネェって言ってんだよ。わかるー?熱く展開できねぇなら二児層策なんて書くなよ。まぁ、こっちの企画機動にのったから撃沈許可。さて、朝が開けたら沈んでるんだろう。
最後は幻想楽団の曲で締めたいと思います。ばーかーだーね。貴様が攻撃した船は海賊船でした。じゃーなーアディオス♪勝てネェ喧嘩はするな。おっと、今度、カキコミするさいはオリゼーってカキコメよ?偽名使ったらニートとして物語書くぞ。
まぁ、憶測の粋でねぇけどテメーの返信よむかぎりじゃテメーだな。断定。
まぁ、オナニーは周りを巻き込むなテメーの頭でやりな。そしてテメーが汚したキャラクターに謝罪するんだな。気の毒に・・・あーあ、零子がヒールターンしちまったじゃねぇか?
後、気取ってんじゃネェよ。暗愚。何が悪かったか?ファンをないがしろにした。一糸酬いるぐらいしろよ。ダセェ・・・キャラの色が真っ黒。あー、渡辺、凶器はフォークまでた。
龍子。まぁ、展開わかったけどなぁ。殴りかよ。
「私はレスラーであって、ボクサーではないよ。」
ありゃ酷すぎだよなぁ・・・龍子がたかがロボ子に負けるんだぜ?
金網デスマッチ
絵師に催促すんなよ。てめー何様?
あぁ、オリゼーさまか。
人の作品にけちつける前にテメーの作品すべてをケチつけな。
あぁ、リンク解除すっから。沈没するブログはいらねぇだろう?二枚舌外交に感嘆だな。
じゃーな♪今度、カキコミするならてめぇの本名で書き名。負け犬が。消えうせろ。
* 2008/11/03(月) 01:02:52 |
* URL |
* 芥 #-
* [ 編集]
ブログが閉鎖される直前、しかも深夜に書き込むという行為に強い悪意を感じた。
たぶん彼がこのレスを見たら、ブログのコメントは削除するんだと思う。
匿名でこのレスをする時点で、おれは彼と同じくらい卑怯者。
でも、人格を攻撃するかのような暴言を吐いて、それでものうのうと物書きを気取ってる彼に腹が立った。
最後に。
彼を除いたこのスレの住人。
そしてオリゼーさん。
このようなコメントをして、申し訳ありませんでした。
- 178 :名無しさん:2008/11/03(月) 03:52:14
- >>177
まぁ、いいんじゃない?
コイツが悪意解釈しか出来ない品性皆無で空気もタイミングも読めない奴だって証明しただけの話だし。
2002年に書いたって証明も提示してないんだから、「はぁ?」程度の事だしね。
ハイハイ、そうですか位の気持ちで流した方が精神衛生上にもいいと思うぜ。
- 179 :名無しさん:2008/11/03(月) 04:18:49
- ミレーヌ意外と良いな。
得意分野で何も出来ない悔しさが伝わってくる。
精神的リョナかも。
良き作品だった。グッジョブ!
- 180 :名無しさん:2008/11/03(月) 04:35:19
- >>176
GJだわさー!
>>179の言う通りかなー
出来るはずなのに出来ない、もどかしいままで嬲られる
悪くない…いや、むしろ一つのジャンルとしてアリだよね
ボロボロにされていくフラグがビンビンな終わり方なのもリョナ的妄想が沸き立ってGoodだし
ただ言うんであれば、せっかく10カウントとるんだったら、その間のもがき苦しんでる様の描写が欲しかったかなー
相手が心折れたミレーヌに追い討ちするっていう展開もアリだったんじゃなかな、と
ともあれGJ!
- 181 :芥:2008/11/03(月) 13:32:51
- >177
いーね。その喧嘩。グレイトだぜ。
反応が速くて拍手だな。
>171
空気嫁?
なら、てめぇはイキすんな。くせぇ粋歯くなょ。
>必死。
いや、退屈なだけだ。
悪意こそ人を成長させる。そはおも輪ネェか?
バリに付き合ってくれて感謝だな。
まぁ、いーじゃねぇか。んなことはどーでも
いったろ、てめーで感受しててめーで裁断しろって
それとも字が読めネェのか?じゃ、読み書きからやり直し名。
さて、次はどんなバリだ。楽しみでしょうがネェ。
あぁ、言っとくが、俺は荒らしだぜ。
- 182 :芥:2008/11/03(月) 16:44:10
- いろいろ言い過ぎました
謝罪。
- 183 :名無しさん:2008/11/03(月) 16:57:58
- >>182
なにこいつ? 精神病患者なの?
- 184 :名無しさん:2008/11/03(月) 17:13:27
- 喧嘩はネヲチ板か最悪板でどうぞー
- 185 :名無しさん:2008/11/03(月) 17:40:51
- こんなんばっかり相手にしてたら
誰だって閉鎖もしたくなるわ
どう見てもマジキチじゃねぇか
- 186 :名無しさん:2008/11/03(月) 17:50:07
- 相手を攻撃しない分、かの喜多村のほうが遥かにましだな。
- 187 :名無しさん:2008/11/03(月) 18:15:21
- 対応の仕方がまるで違うな。常識人が馬鹿の尻拭いをやらされてるように見えなくもないんだが
- 188 :172-175:2008/11/03(月) 19:26:11
- >>176
ありがとー、やっぱりリョナは要修行ですねー(ノД`)
>>179
実際のミレーヌがこんなキャラなのかどうかはわからないので
ゲームで助っ人として雇うときは要注意なのだぜ(笑)
GJありがとー。
>>180
そうかーなんか長くなるかなぁって思ったから
ダウンカウントらへんははしょっちゃえと思ったけど、そういう所が大事なんだねー
追い討ちは真琴のキャラ的にどうなのかなーと思ってやらなかった(笑)
GJありがとー。
- 189 :名無しさん:2008/11/03(月) 21:00:04
- 荒らしにかまけて作品に反応しないとは不覚だった。遅ればせながらGJ!
- 190 :名無しさん:2008/11/04(火) 01:28:03
- >>182
お前は誰に対して謝ってんだ
ここの住民に対してか?だとしたら、謝る相手は違うと思うけどな
推測だけでよくもまぁあれだけ言ったもんだ
- 191 :名無しさん:2008/11/04(火) 01:29:52
- >>188
>そういう所が大事
その辺は個々の好みにも拠るとは思うけども、あった方がリョナ分は増すんじゃないかなぁ
追い討ちというか、ミレーヌがしがみ付いてきたのを介錯的に一撃、とか
- 192 :名無しさん:2008/11/04(火) 10:42:01
- 俺オリゼーさんに必ず戻って来てください
なんて言ってしまったが、上のヤツ見たけど戻って来たら
また大変な目に会いそうだな・・・
軽率な事伝えなけりゃよかった・・・
- 193 :名無しさん:2008/11/04(火) 17:46:19
- >>192
上の奴の件はともかく、戻ってきてくれって言われた事自体はオリゼーさんも嬉しかったんじゃないかな?
実際問題、再度ブログなりサイトなりってのは…少なくとも当面難しいだろうけどw
- 194 :名無しさん:2008/11/05(水) 15:49:28
- >>192
彼の事だあんなのは石ころに躓いた程度で
来年のプロ野球開幕するころにゃ
ひょっこり帰ってくるだろ多分w
推測の域ではあるが作品投稿もしてくれてるし
意外とタフな人なのかもよ
- 195 :uri:2008/11/05(水) 16:09:51
- 何かが気になるよね!!
http://tm.hmailde.com/tatakaiha/korekarada/
- 196 :名無しさん:2008/11/05(水) 17:47:34
- >>194
そうか…来年もミミさんボロボロにされちゃうんだね…w
しかも美味しいミルフィーユには猛虎魂感じられてるし
- 197 :名無しさん:2008/11/05(水) 21:27:56
- そのオリゼーさんとやらは
そんなに凄いリョナ職人さんだったの?
まとめからブログ見に行ったけど
デッドリンクになっててもう見れないんだね
残念だ〜
- 198 :名無しさん:2008/11/05(水) 22:08:05
- >>197
ログ読むなり保管庫いくなりすれば、幾つか投下作品あるからどんな作品かいてたか何となく分かると思う
リョナ分が高いかどうかは個人の受け取り次第だけど
- 199 :名無しさん:2008/11/06(木) 18:48:36
- リョナSSが凄かったつーより、なんだろうね
リョナ以外の作品の方が評価的には高かったんじゃないかなー
リョナとかエロとか日常的なのまで幅広く扱ってたが故に生じた摩擦に潰れちゃったというか、潰されてしまったというか
なんとなくだけど、暖かい文章が書ける人だったと俺個人はそう思ってる
- 200 :名無しさん:2008/11/06(木) 23:06:54
- 鯖2にはスランプイベントがあるのな
俺にはまだ起こってないけど
これは・・・ご馳走様です
- 201 :名無しさん:2008/11/08(土) 03:11:14
- 祐希子の防御が低い…特に極防が弱い
これはスタッフ、このスレ見たなwww
- 202 :名無しさん:2008/11/08(土) 03:27:53
- 覆面はいいな
無理やり剥ぎ取られて戦意喪失するSAKIを妄想した
- 203 :名無しさん:2008/11/08(土) 10:37:56
- 2が発売されたわけだが、評価はどうだ?
ゲームの出来はあまり期待してないからこの板的に
- 204 :名無しさん:2008/11/08(土) 11:01:32
- >>203
妄想ゲーとしてはかなりいい感じっす
追加要素ではスキャンダルイベントが鬼
人気がガタ落ちする
このスレ的には美味しいけどねw
- 205 :名無しさん:2008/11/08(土) 12:47:25
- これ、プライベートイベントって何回も起きるのなー
ウチの団体を嫌いなんじゃないかって思うくらい
上原さんが海外遠征希望したり沖縄に帰りたがりすぎてワロタ
精神的に弱いって設定あったけど、どう見ても弱すぎだろw
- 206 :名無しさん:2008/11/08(土) 18:02:23
- 2はギブアップボイスがマジで良い
- 207 :名無しさん:2008/11/09(日) 09:33:09
- ゲームのやられ声を列挙するスレから
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1176009030/170-172
- 208 :名無しさん:2008/11/10(月) 00:11:12
- 新人祐希子と新人利美ちゃんが毎回毎回フルボッコ(*´д`*)ハァハァハァアハァ
- 209 :名無しさん:2008/11/12(水) 17:45:48
- 確かに、今回のプロレスシーンの声は前作に比べて緊迫感を感じる気がするね
- 210 :名無しさん:2008/11/13(木) 04:59:57
- スキャンダルイベントを大惨敗イベントに変換して妄想した
だってさ…
人気分布が真っ赤だったのに一発でガタガタ落ちるんだもんな…
自分の団体には初参戦だったハンにトップのむとめがギプアップ負け→イベント発生だもん
こりゃぁ、どう考えても失神失禁の大惨敗の写真をバラ撒かれたとしか考えられねぇぜ…
- 211 :名無しさん:2008/11/13(木) 09:33:39
- >>210
まだスキャンダル発生したこと無いけど
そんなにキツいのね……
しかし、その流れを見ると原因が完全にそれにしか見えない(笑)
会場のファンの口伝えからプロレス雑誌から週刊誌にまで取り上げられて苛まれちゃうわけですね
- 212 :名無しさん:2008/11/13(木) 17:48:34
- 現実にもUWF時代の安生が道場破りでヒクソンにボコボコにされて大バッシングされたことあったしな
- 213 :名無しさん:2008/11/13(木) 19:00:02
- あっちの世界の匿名掲示板にスレ立ちまくって
失禁動画が流出したりするんだろうなw
- 214 :名無しさん:2008/11/13(木) 22:24:21
- ノエルにロメロをかけて叫ばしたいな〜
「うああああああっっっ!!!」
みたいな(^^)
- 215 :名無しさん:2008/11/14(金) 08:53:10
- >>210の妄想をベースに>>211やら>>213の妄想を組み込んで
文章にしたら面白そうだね、ちょっとやって見ようかな……
それを晒すかどうかは別として(笑)
- 216 :名無しさん:2008/11/14(金) 15:16:18
- >>215
おいおい…期待しちゃうじゃないかよ…
- 217 :名無しさん:2008/11/14(金) 21:24:37
- >>214
「あ〜?」
残念ながらノエルの悲鳴はこんなんだ。
- 218 :名無しさん:2008/11/14(金) 21:45:22
- いいんじゃない?妄想で楽しんだりそれが具現化されたりするのがこのスレの醍醐味だし…
俺も普段と違って絶叫するノエルってのもそそる気がするしな。
ノエルに限らずリョナに限らずそういうギャップって俺は楽しめる。
- 219 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:47:32
- とりあえず、>>215で言ったものが完成したので投稿して行きますね。
- 220 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:50:18
- 1
数多の団体が人気を競う日本女子プロレス界。
人は言う新日本女子プロレスの天下はもう終った。と……
その言葉を象徴するかのように、とある団体の集客率は新日本女子プロレスを大きく上回り、一時代に終止符を打つ役目を果たしたと言ってもいいだろう。
事実上集客率No1の座に登りつめたその団体のトップレスラー武藤めぐみ。彼女は人気、実力共に自団体、他団体レスラーの追随を許さぬほどで、プロレスはもちろんの事、テレビ、グラビアなど幅広い活動でも、その手の仕事を主としている者達を上回る人気を手にしていた。
そして彼女の人気にあやかるようにして、武藤めぐみを要する団体はゴールデンタイムの全国生放送権まで手中にし、正に団体の人気までもうなぎ上りと言っていい程であった。
そんななか、団体の提携先でもあるEWAのトップレスラーでもあるナスターシャ・ハンの初参戦が決まり、更にその人気は加速し、ファン達が切望した武藤めぐみとナスターシャ・ハンの対戦がその興行で行われる事になる。
そのマッチメイクの話題性は凄かった。プロレスメディア、そしてインターネット内では興行の日が訪れるまでの間、武藤めぐみが強いのか、ナスターシャ・ハンの方が強いのか、その話題で持ちきりとなる。
そして、その話題は国内でも最大規模を誇る匿名掲示板の女子プロレスを扱うジャンルでも賑わいを見せていた。
312 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(土) 20:59:57
とうとう明日だな。一体どっちが勝つのか楽しみで仕方ないわ。
313 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(土) 21:00:55
>>312
は? お前バカなの? プロレスがコマンドサンボに敵うと思ってんの?
プロレスがスポーツエンターテイメントとすると、空手とかの類は格闘技。コマンドサンボは言ってみりゃ実戦だよ。
武藤なんて5分も持てばいいほうだろ。ハンにゴミクズ扱いされて負けるだろうよ。
314 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(土) 21:01:00
>>313
本人乙。
315 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(土) 21:01:48
ノ L____
⌒ \ / \
/=⊂⊃=⊂⊃=\ ・・・ふざけんなお!!
/ (__人__) \ むとめが負けるわけないお!!
| |::::::| |
\ l;;;;;;l /l!|
/ `ー' \ |i
/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ �堯�l、E ノ <
レY^V^ヽl
と、言ったように、試合自体を楽しみにする者、ここぞとばかりにウンチクを語りだす者、煽りを入れる者。多種多様な書き込みが秒単位で見てとれ、人々の期待は予想以上に膨れ上がり興行当日を迎える事になる――――
- 221 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:51:28
- 2
興行当日、ある者はチケットを片手に会場へ、そしてチケットを取れなかった者はテレビの前にかじりつき、そして匿名掲示板の実況スレッドへ我先にと書き込みを続ける者。
結果から言ってしまえば、武藤めぐみはナスターシャ・ハンに完膚なきまでに叩きのめされた。会場にはファンの悲鳴。テレビを見ていたものは肩を落とす。そして実況スレッドで武藤めぐみを応援していた者達はまるで通夜でもあったのかと思わせる程静まりかえる。
678 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(日) 20:50:48
なぁ、なんか番組の終り方が変じゃなかったか?
エンディングロールやらエンディングテーマなかったし、試合終了のゴングが鳴ったと思ったらいきなりCMとか……
なんかあったんだろうか?
匿名掲示板に書き込みされたそれは番組構成に対し首を捻るもので、対して目を引くような内容ではなかったのだが、誰もが皆同じ事を思っていたのだろうか、その書き込みは静かな水面に一滴の雫が落ち波紋を広げるかのように大きくなっていった。
682 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(日) 20:52:12
なんだろうね、ゴールデンじゃ映せないような事があったとか?
腕が変な方向に曲がってたりとか……でも、試合中そんな感じはなかったよなぁ
まぁ、むとめに何かあったってのは間違いないんだろうけど。
683 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(日) 20:52:37
そのうち会場組の書き込みがあるだろ。
テレビを見ていた者達は不可解な番組構成が気になって仕方が無い。恐らく試合の行われた会場で何かがあったのは間違いは無いのだが、何が起きたのかと言う部分に関しては雲を掴むようなもので、そのスレッドは各々の予想で埋め尽くされていった。
放送も終わり、スレッドの書き込みも心なし落ち着いた深夜。恐らく会場で試合を見ていたと思われる者からの書き込みが投下される。
98 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(月) 01:24:31
テレビで何処まで放送されたかわからんけど、今日のメインイベントの詳細。
詳細つっても、最後何が起きたのかってだけね。俺リングサイドだったから一部始終全部見れたよ。
釣り乙とか言われるかもしれんけど、信じる信じないは各々に任せる。
ハンがむとめを立ったままチョークスリーパーで捕獲
↓
声援に後押しされたむとめがねばる
↓
しぶといむとめにハンが一気に締め上げる
↓
むとめタップするもハンが放さない
↓
むとめ失神。ハンそれでも離さない。
↓
むとめ失禁。
ぶっちゃけ、失禁とかよくネタにはされるけど、いざ目の当たりにするとドン引き。っつーか、むとめに幻滅。
最近、バラエティやらCMやら映画とかでまくってて練習なんか殆どしてなかったんじゃないのか? ってくらい実力に差があったよ。
投下された書き込み内容が本当であれば、失禁という事実を隠し、放送事故を逃れる為の番組構成であったのであろうが結局会場で何万人と言う生き証人がいるのだから隠せるはずも無い。
ほんの数時間前、会場で武藤めぐみが失神と失禁を観衆に晒したというその書き込みに対し、落ち着きを取り戻したかと思われたスレッドは加速を見せる。
ガセに決まっている。写真、動画を撮っていた奴は居ないのか。文字だけの報告では決定的な証拠にならないと武藤めぐみファンが騒ぎ出せば、アンチがそれを煽り収拾のつかない状態へと陥っていく。
ほんの数時間前、会場で起きた真相はいかに――――
- 222 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:52:33
- 3
興行のメインイベント。会場のボルテージは頂点を極め、観衆の熱気で会場はいようなまでの熱さを感じさせ、いまや日本のエースといって過言ではない武藤めぐみとEWAのエースナスターシャ・ハンとの戦いの火蓋は既に切って落とされていた。
「いっけぇぇぇッ!!」
武藤めぐみがナスターシャ・ハンの体をコーナーへ投げ走らせる。
「ぐが……ッ!?」
コーナーバックルを背中で受けたナスターシャ・ハンの表情が微かに歪み、打ち付けた振動からロープは軋み揺らいで見せた。
うな垂れ気味のナスターシャ・ハンがコーナーから離れようとした瞬間、武藤めぐみは既に次の動作に入っておりコーナーと背中合わせになっているナスターシャ・ハンへと駆け始めていた。
「な……に……ッ」
不意に視線を持ち上げたナスターシャ・ハンの視界には、自分へと向かい走る途中でロンダートで体を横回転させ背面エルボーで飛んでくる武藤めぐみの姿。
その動作、華麗の一言。ナスターシャ・ハンもその動きに見惚れたという訳では無いが、眼を奪われコーナーで金縛りにあったかのように背面エルボーを受けると、咽びかえりながら一歩、二歩とコーナーから離れた。
「てぃやぁぁぁッ!!」
よろめき前進するナスターシャ・ハンの後頭部を片手でしっかり掴んだ武藤めぐみがフェイスクラッシャーでリングに打ち付ける。スペースローリングエルボーからのフェイスクラッシャー。それは武藤めぐみの得意とする連携技。それが良い様に決まれば、気も良くなるもので武藤めぐみは
会場の観衆へとポーズを取ってアピールをした。
「そんな……ことをやっている暇なんて……ないぞ……」
「そう? お客さんは満足しているようだけど?」
武藤めぐみの連携技にまるでダメージを負っていないと言うかのように、眉を寄せ上げながら立ち上がるナスターシャ・ハン。その表情は武藤めぐみへ向け浴びせられる歓声を 「騒がしい」 とでも言いたげなもので、それを見た武藤めぐみはケロっとした表情で言葉を返す。
「どうやら、私に日本のプロレスというのは肌に合わないみたいね――――」
そんな言葉を吐いて捨てたナスターシャ・ハンを取り囲む空気が一瞬にして凍りつく。観客を意識しながらも鍛えぬいた技をぶつけ合う。アメリカンプロレスの亜流とも言える日本プロレス。それに引き換えキャッチレスリングの流れを汲み、いかに相手を組み伏せ関節技を決めギブアップを奪ってみせるか、そんなファイトスタイルが主流の欧州プロレス。お互いのレベルが高ければ高いほど、その二つが噛み合う事は難しいのだろうか。
試合は先ほどまでの歓声は消え失せ、リング中央でお互いが組み手を取り合う展開が繰り広げられていた。
それはまるでアマチュアレスリングの試合ではないかと錯覚するほどで、派手な動きも無く淡々と二人が組み手を裁き合う。と、言うよりも武藤めぐみの組み手をナスターシャ・ハンが全て捌き落とすといった展開に近いだろうか。
こういった試合を見るのが初めての者からすれば、ナスターシャ・ハンが防戦一方で押されていると見えるであろう。しかし、実際は中々組み手を取らせないナスターシャ・ハンに対し、武藤めぐみの表情は焦りが滲んでいた。
「く……いい加減に――――ッ!?」
業を煮やした武藤めぐみをあざ笑うかのように、ナスターシャ・ハンが組み手を捌き素早い動きから首投げでいとも簡単に武藤めぐみをリングへと叩きつける。
「んぐ……ぃ……ッ……」
そして、それだけでは終らない。ナスターシャ・ハンは倒した武藤めぐみをフェイスロックで捕えると、上体を反らし締め上げる。
「もう、貴方を逃がす事は無い。ゲームオーバーね」
フェイスロックに苦しむ武藤めぐみに対しナスターシャ・ハンがそう呟いた――――――
- 223 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:53:43
- 4
『武藤! ギブアップ!?』
「ん゛の゛ぉ……ッ!! ノーギブアップ!!」
会場を揺らす武藤コールが巻き起こる中、レフリーが武藤に向かって叫ぶ。
リングではクロスヒールホールドに苦しむ武藤めぐみの姿。あまりの痛みに頭を抱えながら首を左右へ大きく振り、悲鳴とは思えぬほどのしゃがれ声を張り上げていた。
その様子にナスターシャ・ハンは得意気になるわけでも無く、ただただ薄気味悪い笑みを浮かべゆっくりと力を込めていく。
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぃ゛ッ!!」
身を捩りながら必死にロープへと手を伸ばす武藤めぐみ。その間にも自らの足には今まで感じたことも無い痛みが走り、頭をかき乱し両目を見開いて瞳へ涙を浮かべる。
『ブレイク!』
「あら、意外と頑張るじゃない」
恐らくギブアップするであろうと思っていたナスターシャ・ハンが薄気味悪い笑みを崩し目を丸くした。
だが、そんな彼女の言葉も大歓声の中、あまりの痛みに蹲り足を抱える武藤めぐみには届いていないだろう。
「さぁ、続きをやりましょう」
「く……ぅ……ちくしょ……ぉ……」
両手を組み手首を回す仕草を見せるナスターシャ・ハンが武藤めぐみを起こすという行為に出る事は無かった。あくまで武藤めぐみが自主的に立ち上がるのを見下ろす形でひたすらに待つ。
恐らくそれが彼女のファイトスタイルなのであろう、しかし武藤めぐみからしてみれば屈辱以外に他ならない。歯を食いしばり足の痛みに耐えながらも白いリングに両足で立ち上がる。
立ち上がった武藤めぐみであったが、気迫溢れる表情とは裏腹にすぐに背中をロープに預け相手に向かっていこうという様子が見て取れず、闘志はあるものの足の痛みに動くことすら出来ない。それほどまでにナスターシャ・ハンの洗練された関節技が効いているのだろう。
「動けない? そうでしょうね」
フンっと鼻で笑ったナスターシャ・ハンが武藤めぐみへと掴みかかり、武藤めぐみの両腕を正面から閂状態で捕えると、そのままダブルアームスープレックスで投げ飛ばす。
「ぐぅぅぅぅッ!!」
両肘に走る痛み――――
リングへと打ち付けられ背中に走る痛み――――
その痛みからリングへ大の字に寝そべる事すら許されない武藤めぐみは、まるでダンゴムシの様にリングへ丸く縮こまり小刻みに全身を振るわせる。
「そろそろかしらね?」
蹲る武藤めぐみの傍らで、鷲が大きく翼を広げるようにナスターシャ・ハンは両腕を横に大きく広げて見せた――――
- 224 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:54:45
- 5
「ぎ……ひ……ッ……ぃ゛……ぃ゛……」
武藤めぐみがスタンディングのチョークスリーパーでナスターシャ・ハンに捕えられている。
ナスターシャ・ハンは両腕を大きく横に広げたまま、武藤めぐみが立ち上がるのを待ち、彼女が立ち上がった瞬間にチョークスリーパーを仕掛けたのだ。
既に武藤めぐみの両脚は自らの力で立っていることは出来ないと思わせる程力が抜け、両腕を虚しく宙に舞わせもがく事しかできないでいた。
「早くギブアップしたほうが身の為よ?」
「ま……だ……まげ……て……な……ひ……ッ!」
ギブアップを促すナスターシャ・ハンの言葉に、反旗を翻すようにして拳を握り振るわせる武藤めぐみ。逃げる術が無くともそう簡単にギブアップだけはしてたまるか。それが団体を背負うエースの意地だ。スリーパーを耐える武藤めぐみの姿にそんな思いが滲み出る。
「ギブアップすれば恥をかかなくて済んだのに……ねっ!!」
ナスターシャ・ハンが武藤めぐみに密着すると、より一層頚動脈締め上げた。
壊れて音の出ない管楽器から漏れる音にも似た武藤めぐみの呼吸音が次第に弱まり、握った拳がゆっくりと開かれ 「ぐぎゅ……ぅ」 と、なんとも言えぬ声を漏らした途端、両腕はとうとう力なく下へ垂れる。
それは、武藤めぐみの意識が無くなった証拠でもあり、試合の終わりを告げるものであった。
『ストップ! ストップだ!! 離せ! ハン!! 離すんだ!!』
レフリーの引き剥がそうとする制止を無視するナスターシャ・ハンは薄っすらとした笑みを浮かべ下唇を一度舐める。その様子から試合が決まったものの技を解く意志が無いと言う事は明らかであった。
既に意識の無い武藤めぐみの瞳は裏返り、口端からは泡のような涎が止め処なく溢れ、全身が大きく痙攣を見せる。そして次の瞬間、ナスターシャ・ハンの表情が不快感に歪んだ。
「あらあら……だらしない……」
不快感を露にした原因は武藤めぐみの股間から放たれたアンモニア臭。一滴、二滴……そして雫は筋へと変わり、コスチュームの合間から太腿にか流れるそれは白いリングを淡い黄色に染め上げた――――――
- 225 :名無しさん:2008/11/15(土) 03:55:49
- 6
ネット上の興奮が冷めまま数日が過ぎ、プロレス週刊誌が発売された。
その週刊誌にはネット上で広まった武藤めぐみ失禁の事実は公表されず 『武藤めぐみ、ナスターシャ・ハンの前に失神!!』 と、失神を強調するような記事が各社ならんでいた。
721 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(水) 10:45:12
そら見ろ、何が失禁だっての! むとめがそんな無様な負け方するかよ!
失神だって最後までギブアップしないで耐えた結果だろうが!!
雑誌を見た者達が挙って失禁の事実は無かったものであったと書き込みを連ねる中、アドレスだけを表記した書き込みが投下された。
819 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(水) 11:50:12
ttp://****/****/****/mutome.jpg
820 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(水) 11:51:02
↑ブラクラ
821 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(水) 11:52:13
おい、グロ貼るな
822 名前:名無しさんじゃ勝てない :20XX/XX/XX(水) 11:53:24
ちょwwwwwwお前等wwwwwグロじゃないwwwwwww
まじでむとめ失禁しとるがなwwwwwwww
張り出されたアドレス元の画像、それはまさに武藤めぐみがナスターシャ・ハンに締め落とされ、失禁されている画像であった。合成とは思えぬほど鮮明なその画像は瞬く間にネット上を駆け巡る。
画像を見る限りではエプロンサイドからリングを覗く様に撮られている。恐らく雑誌社関係の者からのリーク、もしくは流出と言った所であろう。
テレビ局、プロレス雑誌社がその事実を隠蔽しようとする中、ゴシップ雑誌はネットで広まった問題の写真を使い雑誌の販売を強行。
今や武藤めぐみはプロレス界だけに留まらず、テレビ、雑誌で人気を集めるトップスターである。その武藤めぐみがあられもない姿を晒したとあらば、まるで大物芸能人が起こしたスキャンダルのように取り扱われ、その雑誌の売り上げは計り知れな物となった。
その雑誌の売り上げと比例するかのように武藤めぐみの人気は急落。プロレス以外の仕事はパタリと止まり、テレビ局からは一歩間違えれば放送事故が起きていたと言う事もあり全国放送権を剥奪され、団体のエースが無様に負けたことにより団体自体の人気も落ちていく。
そして数ヶ月が立ち人は言う。あの団体の天下はもう終った。と――――――
- 226 :名無しさん:2008/11/15(土) 04:01:27
- あ、ゴメン矛盾してる場所がある……むとめギブしてないや……
見直ししたはずなのに見落とすとは……orz
- 227 :名無しさん:2008/11/15(土) 04:43:16
- まぁ、会場で見てるとタップかレフェリーストップか分からない時もあるしねw
むしろギブも出来ずに落されるっていうのはクるものがあった…GJですよ!
びゃああああああ、アドレスがErrorだあああああああああああああ(´・ω・`)
- 228 :名無しさん:2008/11/15(土) 05:21:53
- 略部分開いたらやる大矢がいて吹いたw
遊び心ありすぎW
- 229 :名無しさん:2008/11/16(日) 19:08:47
- 新キャラの桜井さんが色んな意味でけしからん
- 230 :名無しさん:2008/11/17(月) 09:23:43
- >220−225
GJ!
掲示板の書き込みのあたりがユカイ過ぎw
それにしてもむとめは失禁が良く似合うなー。
しかし、鯖2も出たことだし、もうそろそろ新キャラを取り扱ったのを見てみたいなと思うのは贅沢だろうか?
- 231 :名無しさん:2008/11/17(月) 21:53:31
- なんでみぎりはあのナリで暴虐なんて持ってんだろうと思ってスカウトしてみたらド鈍感で吹いた
鈍感すぎて加減できない怪力キャラってのも色々と妄想が広がりまんなぁ
>>229
そのけしからん桜井さんをみぎりでいじめてる
蹴っても蹴っても倒れない相手に捕まってバックブリーカーやらベアハッグやらで一気に持っていかれる光景がしょっちゅう
- 232 :名無しさん:2008/11/17(月) 22:12:54
- 桜井さんは優遇されすぎだわーw
- 233 :名無しさん:2008/11/17(月) 23:10:05
- 無邪気な怪力ほど暴虐なものは無いのだぜw
- 234 :名無しさん:2008/11/18(火) 18:18:40
- 桜井さんは紹介のイラストだけで抜けたからな…
試合は想像と声でかなり抜けたな…
- 235 :220-225:2008/11/19(水) 00:02:35
- >>227
じゃあそれで一つお願いします。
きっと書き込んだ子はもがいてるのがギブアップに見えたんだろう(笑)
アドレスの画像はすぐに削除されたようです。
>>228
こんな所でも、やる大矢を知ってる人がいてビックリだー。
>>230
それもこれも>>210や>>211、>>213の妄想のおかげだねーありがとー。
- 236 :名無しさん:2008/11/20(木) 04:38:54
- >>235
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
l:::::::::. |
|:::::::::: (●) (●) | 野球はよくみてるよ
|::::::::::::::::: \___/ |
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
- 237 :名無しさん:2008/11/20(木) 05:29:26
- >>231
そんな気なしにEXへ桜井さん送り込んだら、みぎりにフルボッコされてきたんだが…
もうね、明確に見えたね
超高層パイルドライバーで突刺され、失神KO
そのまま暫く固定され、だたしなく大股開きになった姿を晒され、
開放されたらされたで尻を突き上げ、痙攣し、無様に倒れ付す桜井さんのけしからん肢体が…
- 238 :名無しさん:2008/11/21(金) 18:26:50
- みぎりも桜井さんも雇った事無かったが
ちょっとスカウトに行ってきます。
しかし最近巡回してるレッスルサイトの更新が少なくて寂しい
サバ2プレイ中でネタ補充してると思いたいが(´・ω・`)
- 239 :名無しさん:2008/11/22(土) 20:17:55
- 桜井さんは打撃馬鹿でプロレスじゃなくて総合だよね・・・
- 240 :名無しさん:2008/11/22(土) 22:07:06
- レッスル世界じゃプロレス>総合だからな
- 241 :名無しさん:2008/11/23(日) 03:10:10
- なんか気づいたら打撃系と関節系ばっかりになって、
総合やってんだかUWFやパンクラス目指してるのか、
よくわからないまま、格闘探偵団状態になった事はある
そして飛び防御を全く鍛えていなかった桜井さんはソニにも惨殺されました(・∀・)
- 243 :名無しさん:2008/11/23(日) 13:58:11
- この前、全オートのタッグトーナメントを開催して、
一回戦でめぐちぐvs桜井さん&みぎり組
めぐちぐがみぎり1人に、あっという間に秒殺されてたwwwww
今度、これのSSでも考えてみようと思った
- 244 :名無しさん:2008/11/23(日) 17:12:27
- みぎり凄げぇwww
- 245 :名無しさん:2008/11/23(日) 19:14:03
- みぎりは戦闘特化キャラだからな。
特別試合で評価値が同じぐらいの選手だとほとんどダメージが通らない。
ところで桜井がリョナられるのを望んでいる人がおおいみたいだが、
ぼこる側に回ってもいいような気がしてきた。
無自覚に相手の弱さを見下すような感じがあるとことか。
- 246 :名無しさん:2008/11/23(日) 20:28:19
- 桜井とみぎりは各々、リョナに使いたくなる要素があって想像が膨らむよね。
二人とも感情らしい感情が出にくいっていう部分は共通してる…これにノエルとかが加わわるとまた面白そう。
ところで新キャラの話をしていらっしゃるところ、水を注してしまう形になってしまうかもですけど(汗)
前スレで頂いた妄想のSS化がもうすぐ出来上がりそうなんですけど投下しても大丈夫でしょうか…
サバイバー2の新キャラはいないし、リョナってはいるもののちょっとこのスレでは今までと毛並みが違う作品になっちゃったので
チラ裏のままにしておこうか現時点でも迷っている次第なのですけど…ほんとごめんなさい;;
- 247 :名無しさん:2008/11/23(日) 20:46:25
- >>246
いや、いいんでないかい?
You投下しちゃいなYo!
- 248 :名無しさん:2008/11/24(月) 05:25:37
- メイデン桜崎を関節技でいじめる動画をうpしてくれる紳士はいませんか?
- 249 :名無しさん:2008/11/24(月) 11:20:53
- みぎり
待機時セリフ
「すぐに寝ちゃ、嫌ですよ」
「ケガはしないでくださいね〜」
必殺時セリフ
「歯を食いしばってくださいね〜」
ここらへんの残虐さがすごい
- 250 :名無しさん:2008/11/24(月) 11:29:03
- 人間、誰でも一度は死ぬんですよね〜とか気楽に言うから怖い
つかあんだけ鈍感だと相手ギブしてるのに気づくまでに1分くらいかかりそう
- 251 :名無しさん:2008/11/24(月) 12:11:07
- プロレスに詳しい人に聞いたら、みぎりの必殺技がボディスラムってところが良いらしい。
なんでも、身長とパワーがズバ抜けているおかげで、
ただのボディスラムが必殺技になりえるところがすごいらしい。
まあ、おれは初心者だからパワーボム覚えさせるけど。
龍子も越後も、とうぜん祐希子も真っ二つにへし折って病院送りだよ。
- 252 :名無しさん:2008/11/24(月) 12:53:28
- 最近、みぎりに殴りこみさせたら
「あそこを潰してくれば良いんですね〜?」とか笑顔で言い放つんで
改めて戦慄。その言葉通り一方的な殺戮タイムが待ってました・・・
ベアバッグ・アルゼンチン・スプラッシュ・パイルドライバーetc・・・
何だこの残虐超人。
極め技も腕ひしぎなんか覚えさせたばっかりにタップしても当分離さないんだろーなー、
とか妄想したり。みぎりはしばらくネタに事欠かないな。
- 253 :名無しさん:2008/11/24(月) 12:54:00
- >>246
楽しみにしているぜ!
- 255 :名無しさん:2008/11/24(月) 20:35:17
- >>252
凄い失禁フラグだ!
- 256 :名無しさん:2008/11/24(月) 23:43:26
- ×ベアバッグ→○ベアハッグでした・・・
みぎりの関節技は喰らいたくないな。手足の一本は確実に持っていかれそう。
・・・みぎりの事だから折れてんのも気絶してることも気づかず更にキツいトドメが
ありそうな気が・・・いや、まさかそこまではねぇ?
- 257 :てみた:2008/11/25(火) 00:25:25
- 1.
いつもと違うリング、いつもと違う観客に、自然と気が引き締まる思いで、千里は試合開始のゴングを聞いた。
強くなる為、社長に無理を言って渡ったアメリカの地での試合。
海外での試合を経験すれば強くなれると思ったわけでも、日本での試合に不満があったわけでもない。
現在、千里が所属している団体では、初期に団体を支えたエースが、年齢や怪我を理由に一気に抜けて、まだメインイベンターとしての試合を経験した事の無い千里が、繰り上がってエースの座に着いたという経緯がある。
新人の頃から、何かと良くしてもらった先輩たちから後を頼まれた時は、光栄に思う気持ちと一緒に、本当に自分でいいのかという思いで、足の震えが止まらなかった。
それから先、何度か試合に出たが、こんな不安を抱えている自分がいい戦いを出来る訳が無い、そんな思いが晴れる事は無かった。
実際は、これまで着実に力をつけてきた千里の実力は、引退した先輩たちに劣るものではなく、深い悩みを抱えていても、長い下積みで身に付けられた技は、的確に対戦相手の体を捉え続けた。
結果として、その試合に不満を持つ者は誰もいなかったが、誰からも文句が出ないことが、千里の悩みを更に深いものにしていた。
気を使ってくれている。最近では、後輩から話しかけられる事も増えて、社長も何かとジムに来ては、試合の内容を褒めてくれるようになった。
少し前までは、少しでも練習に身が入っていなければ、厳しく叱ってくれたのに。こんな、身の入らない状態の自分のどこに、褒めるような所があるのだろうか。
それが、これまで千里がやらなくても良かった、色々なイベントへの参加や写真集撮影といった、慣れない事をして疲れている千里への、周りからの労わりなのだという事を、気付けるほど器用な性格ではないのが、千里の一番の不幸だったのだろう。
周りも、千里の様子がおかしい事には気付いていたが、千里が周りに作っていた壁のせいで、あまり深く踏み込めないでいた。試合では、いつも通りの冷静な試合運びで勝利を勝ち取っていたので、少し疲れているだけなのだろうと、軽く見ているせいでもあったが。
そんな、表面上は上手くいっているが、内側に問題を抱えたまま、何ヶ月か経ったある日。
千里から社長に、珍しく話したいことがあると、畏まった顔でオフィスへとやってきた。
選手が減って大変な時期に、言いにくい事ではあったが、強くなると言う千里の目的にとって、今の状態はいいとは言えない。
そして、今まで抱えていた悩みを全て打ち明け、これまでずっと考えていた事を相談した。
- 258 :てみた:2008/11/25(火) 00:27:57
- 2.
「ふっ!!」
2ヶ月の期限こそ付けられたが、海外に渡った千里は、本人の想像以上に調子よく、勝利を重ねていた。
「こんなものなの……?」
まだ、自分の強さに対して感じた疑問への答えは出ていなかったが、実力者として知られる選手たちが自分の拳でマットに沈む姿に、これまで感じた事のない、ぞわぞわとした気持ち良さを感じるようにもなっていた。
「…………大した事、無いわ」
自分に言い聞かせるように、口の中だけで呟いて、今倒した相手を見下ろす。
「あ……ぅ……ぐ……」
みっともなく口を開いて、自分の体を抱きしめながら苦悶に呻く姿は、とても惨めに見える。
「だらしない……試合前は、あんなに威勢が良かったのに」
厳しい言葉だったが、その言葉をぶつけている唇の端が歪むのを、千里自信も気付けないでいた。
試合内容も酷いもので、組み付こうと近付いてくる相手の足にローキックを1発。ふらついた所にミドル、裏拳。その後は何度か反撃も受けたが、最初のダメージはやはり大きかった。
打撃ばかりに目が向いてしまうが、比較的何でもこなす器用さで、細かく対戦相手を痛めつけて、痛みで集中力が切れたところを、切って落とすハイキック。これで、相手は立ち上がれない。
流血こそ無いものの、体中に痣を作った相手の姿は、千里の打撃の威力をこれ以上無い形で証明してくれている。
「まあ、いいわ……次はもっと、まともな相手を用意するように言って……」
素っ気無く、勝ち名乗りを上げるとリングを降りて、ブーイングの中を引き上げる。
こうして、周りから敵意をぶつけられると、不思議とヒールのような気持ちになるから不思議だ。相手の戦意が萎えてもなお、攻撃を止めず、顔色一つ変えずに叩きのめす姿は、ヒールそのものだったが、試合中に鏡を見る機会があるわけもない。よそ者が大きな顔をしていて、気に入らないからブーイングが起きるくらいに思っていた。
「随分、活躍しているようね」
ライトでまぶしいくらいだったリングから降りて、薄暗い通路に入った所で、不意にかけられた声に足が止まる。
「ええ、おかげさまで」
もう少し、気圧されるかと思っていたが、口から出た言葉は普段どおりの涼しい口調で、それには、言葉を出した千里がびっくりしてしまう。
「そう、貴女がうちで戦いたいと聞いたときは、耳を疑ったものだけど」
声の主は、千里が海外に行きたいと言い出した理由であり、今回の遠征における最大の標的でもあった。
クリス・モーガン。強さを追い求める千里にとって、今現在、最も分かりやすい「強さ」を持つレスラー。
「……より強い相手と戦いたい、それじゃあ、いけませんか?」
「いいえ、別に構わないわ……ただ……」
千里とは頭一つ近く違う長身と、威圧するような迫力が、手を伸ばせば届きそうな位置にある。
「……ただ?」
どう戦えば勝てるか、そればかりを考えながら、モーガンの言葉で引っ掛かりを覚えた部分を繰り返す。
「運が悪かったわね……いいえ、時期が悪かった、とでも言うべきかしら」
モーガンの試合は今日の最後。この後のはずだが、暗くてよく見えないものの、その体にいくつもの痣や傷痕が見える。ファンデーションで目立たないように隠してこそいるが、それでも随分と痛々しい。
「どうしたんですか……それ……」
どこかで試合をしてきたと見るのが一番だが、それにしては何かがおかしい。何が、というのは分からないが。とにかく、違和感を感じる。
「…………貴女が次の試合に勝てば、私が相手をするしかないでしょうね」
千里の疑問には答えずに、それだけ言うと千里に背を向ける。
「っ……本当に!?」
だが、千里は、戦うのが目的ではあったが、まさか本当に試合が出来るとは思っていなかった相手から、条件付とは言え試合の話が出た。驚きに、これまで感じていた疑問が全て吹き飛んでしまう。
「ええ、他に、相手が出来る選手はいないでしょうから……あれに勝てるのだとしたら、だけど」
最後は、千里から離れた場所で、聞こえないように呟いて、試合に向かう。
残された千里は、今聞いたことが信じられないといった様子で、呆然と立ち尽くしていた。
- 259 :てみた:2008/11/25(火) 00:30:51
- 3.
満員の観客を背に、ロープに持たれて気持ちを落ち着かせる。叩きつけるようなブーイングも、今では慣れたものだ。
これに勝てば、目的が果たせる。世界でも有数の強豪と戦えるのが嬉しい、というわけではなく、あくまで自分の力を確かめる事ができると言う喜びだ。
超えるべき、先輩と言う壁が、いきなり消えてしまって、先頭に立たされてしまったせいで、強くなった実感を得られないことによる不満が溜まった結果だった。
「これに勝てば……はっきりする……」
明らかに、強い相手に勝つ。今の鬱屈した気持ちを振り払うには、クリス・モーガンくらいの相手に勝つ他無いと思う。勝てるという確信は当然無いし、勝ち目も決して多くは無いが、確実に負けるとも思っていない。
「まずは、勝たなくちゃ……」
ブーイングが鳴り止み、静かになると共に、静かなざわめきが、遠くから広がってくる。
「……何?」
目を凝らしてよく見てみると、一人の、派手なメイクをしたレスラーがこちらに向かって歩いてくる所だった。これが、今日の対戦相手なのだと分かるが、何かおかしい。奇妙な違和感を感じる。
それは、相手との距離が近くなればなるほど強くなり、何度か目をこすって確かめてしまうくらいだ。
(デッサンが狂ってる……?)
おかしな事を言ってる自覚はあるが、そうとしか言い表せない。そして、その疑問の正体は、対戦相手の手がロープを掴んだ時に、はっきりと分かった。
「何て……大きさ……」
クリス・モーガンも大きかったが、それよりも更に大きい。
「………ぃ…しょっ」
トップロープを、冗談のように歪ませて、そこを乗り越えてリングに入ってくる姿は、とても同性とは思えなかった。
(ウェイトで1.5……もっとあるかも)
特別小柄でもなければ、大柄でもない千里と比べると、目の前の相手の体は圧倒的で、頭1つ以上の身長差と、大人と子供ほどもありそうなウェイト差に、足がすくみそうになる。
得体の知れない相手という辺りが、恐怖を煽るのか、実際の身長以上に大きく、力強く見えて、気圧されそう。
「でも……どんなに大きくたって、関係ありません」
千里が得意とするのは、幸いな事に打撃。それも、一撃必殺の蹴り技だ。
「急所に一発、それで……おしまい」
自分に言い聞かせるように呟きながら、握り締めた拳の中で、掌がじっとりと汗ばむのを感じる。
対戦相手は、濃いメイクのせいで何を考えているのか分からないが、未だに無言のまま、何も喋ろうとしない。それが何より不気味だった。
「………………」
「よろしく、お願いします……」
何も言わない相手に声をかけると、手を差し出そうか逡巡して、迷った挙句に手を引っ込められた。変に人間くさい所もあると、相手が得体の知れないモンスターではないと分かって安堵したが、間近で見上げると、その迫力は圧倒的だ。
「……………あなたが何者でも、負けませんから」
どうせ無言だと分かっていても、少しの期待を込めて睨みつける。
相手からは、困ったような、微妙な雰囲気が感じ取れるが、すぐに思い出したようにコーナーへと戻ってしまう。
そして、何も喋らない相手の変わりなのか、この謎の選手の名前が、会場内に取り付けられた何台ものスピーカーから鳴り響く。
地獄の生物兵器、「バイオモンスター」と言う物々しい名前が。
- 260 :てみた:2008/11/25(火) 00:32:33
- 4.
「行きます……っ!!」
ゴングが鳴ると、素早く駆け出して、間合いを詰める。何が得意な相手なのか、どんな技を持っているのか、全てが謎だが、だからと言って尻込みする選択肢は無い。
この狭いリングの上で、モンスターの射程から逃げ続けることは出来そうにも無いから、懐に潜り込むほうが安全だ。このモンスターに匹敵する巨体を持つ、クリス・モーガンとの対戦を想定して、戦い方を考えていたのも大きい。
「はぁっ!!」
まずは、その巨体を支える足を崩す。特に、これだけの長身なら、バランスを取るのも大変だろうと、ローキックで思い切り蹴りつける。
「………ったぁぃ」
小さな悲鳴が聞こえたような気がしたが、歓声にかき消されて、千里の耳には殆ど届かない。だが、目の前に柱のように聳え立つ体が揺らいだのは見えて、続けざまに足を蹴りつけ、掌底で体を打つ。どこに攻撃しても、外す事など有り得なさそうな巨体だが、本当に狙いたい場所には簡単には手が届きそうに無い。
厚いメイクと鍔広の帽子で隠された顔は、手を伸ばせば届くが、そうすると隙だらけになってしまう位置にある。だから、足を痛めつけて、自分から頭を下げてくれるのを待つ。その判断は間違っていないと思っていた。
「どうしました……攻撃は……っ!!」
モンスターからの攻撃が来ない事で、安心しきって攻撃していたが、視界の端に映ったモンスターの腕が、思い切り振り上げられている事に気付く。
あまりに接近しすぎて、相手のスケールの大きさのせいで、全体が見えなかった。
どんなに大きくても相手も人間だ、そんな馬鹿な大きさでは無いと、頭では思っていても、実際に、動きを見失っていた事は否定できない事実。
そして、千里の頭の上から、「降って」くるハンマーパンチ。
「あっ……そんなもの……!!」
動きは見失ってしまっていたが、大振り過ぎるほど大振りなテレフォンパンチだ。千里の目にはその動きは、しっかりと見えている。
素早く腕を持ち上げつつ、体を捻って防御する。そして、その後は打撃を叩き込んでも、バランスを崩すであろうモンスターを投げ飛ばすでも、好きに料理すればいい。
唯一つ、千里が見落としている事があるとすれば、それは、規格外すぎるモンスターの体格と、その見た目以上の、人知を超えた怪力の存在だった。
「っ……あっ……がっ!!」
持ち上げて、ガードしたはずの腕を、なぜか見下ろしている。
背中には、鋼鉄のハンマーでぶん殴られたような痛みが走り、肺から搾り出されるように空気を吐き出してしまった。
自然と、目から涙が溢れ、体がふらつく。
「……………んっ!!」
そこに、もう一撃、追い討ちが来た。
「っ……がはっ!!」
倒れかけていたおかげで、最初の一撃に比べればマシだったが、マットの上に倒れて、みっともなく尻を突き上げた格好でダウン。千里はモンスターの何倍もの手数で攻撃を叩き込んだが、モンスターはそれをものともせずたった2発の攻撃で、千里をダウンさせてしまった。
「はっ……あぁ……っ」
信じられない怪力だったが、千里の判断は早く、その場から逃げることを選んだ。
捕まれば、終わる。あの怪力で投げ飛ばして、まさか、その威力が弱いわけが無い。
出来るだけ遠く、逃げて体勢を立て直す。今はそれ以外に、負けない方法が思いつかなかった。
プロレス的な考え方ではないが、あの攻撃を受けてはいけないと、頭が危険信号を発している。
「んっ……………しょ!!」
頭の上で、風が唸る音がする。
まさかと思って振り返ると、目の前、ほんの数cmの所を、巨大な靴底が通過して、マットを揺らした。
「ひっ………」
後、半回転。逃げるのが遅れたら、この断頭台の刃の餌食になっていたのだと、気付いたときには背中に嫌な汗が伝い、試合中だと言うのに体温が下がりきってしまう。
「…………たぁぃ〜」
また、モンスターの声が聞こえて、思わずふざけるなと怒鳴りたくなった。こんな攻撃が当たれば、「痛い」なんて程度じゃ済まないというのに、技を自爆したくらいでのん気な事を言うものだと。
「っ……くっ!!」
モンスターが倒れたまま、起き上がらないうちに立ち上がると、命拾いしたばかりだからか、震える足を殴りつけて、しっかりと力を入れなおす。
(痛いっていう事は……効かない訳じゃないんだ……何発も入れればきっと)
気が遠くなるような気分だが、他に打つ手は無い。千里には、得意の打撃以外に、このモンスターに通用しそうな技の心当たりは無かった。
- 261 :てみた:2008/11/25(火) 00:34:29
- 5.
試合が始まって、20分ほど。
勝負は、一方的な展開になっていた。
「はぁっ!!」
今日何度目かのハイキックが、モンスターの体に突き刺さる。頭には届かないので、いつものように一撃必殺とはいかないが、体を揺らがせるくらいの効果はある。そうして出来た隙に裏拳やエルボーを叩き込んで、すぐに離れる。
すると、今まで千里がいた場所を、張り手が薙ぐように通過した。
「っ……そんなものっ!!」
当たるわけがないが、頬を撫でる突風に、避ける度に精神的に消耗させられる思いだ。
「ふっ!!」
張り手で、前のめりにバランスを崩したモンスターの顔が、射程距離に入ってくる。絶好のチャンスに、千里の体は素早く反応して、ハイキックが吸い込まれるようにモンスターの頬を捉えた。
(……決まった)
神経を磨り減らす戦いで、疲れていた体は、ぐらりと倒れるモンスターの体に安堵して、構えを解いて、緩みきってしまっていた。
勝利を確信してもいい、完璧に打ち抜いた手応えがあった。
「うぅ……痛い……ですぅ……」
人の体を蹴りつけた感触がまだ残る足に何かが絡み付いてくる感触。そして、どこか間の抜けた声は、紛れも無い、目の前でうずくまるモンスターから発せられている。
「っ………!!」
投げ飛ばされる。こんな馬鹿力のモンスターに足を掴まれるなんて、生きた心地がしない。
どうやって投げるのか、どんな技をかけられるのか、分からないが、この相手ならやっても不思議じゃないと言う確信があった。
- 262 :てみた:2008/11/25(火) 00:35:54
- 6.
「あ、喋っちゃ、いけないんでした……」
恐怖に震える千里からすれば、怒りを通り越して呆れてしまうくらいの口調だったが、モンスターがのんびりしてくれるおかげで、反撃しなければいけないと、そう思う事ができた。
「ふざけ……ないでっ!!」
目の前にある顔は、先ほどのハイキックで帽子が飛んでしまって、柔らかそうな長髪と、思っていたよりも穏やかそうな顔が見える。これまでは気がつかなかったが、その顔立ちや、時々上がっていた悲鳴からすると、日本人のように見える。
モンスターの正体は気にならないわけではないが、今はそれよりも、足に絡みつく手を引き剥がしたい。掴まれていない足を振り上げ、とにかく、モンスターが何かする前に蹴り飛ばそうとする。
ミシリ………
不吉な音が、骨を伝って耳に入る。振り上げた足をそのままに、千里の体がぐらりと崩れ、尻餅をつくように倒れてしまった。
「え……あ……」
何をされたのか、分からないし、モンスターは何もしていない。ただ、千里の足を掴んでいるだけだ。
「んっ…………!!」
それだけのはずなのに、千里の足には焼け付くような痛みが走って、動かせない。モンスターが力を入れると、それだけで、激痛に目を見開いて歯を食いしばって耐えなくてはいけないほどだ。
今まで受けたどんな関節技よりも得体が知れなくて、耐え難い。
のそりと、モンスターがその巨体を動かすと、千里の足も一緒に持ち上げられ、尻餅をついていただけだった体が、仰向けに倒されてしまう。
「あっ……や……」
やめろ、そう言う為に口を開くが、目の前にいる化け物の姿を見上げると、奥歯の付け根がかみ合わず、カチカチという音を立てて震えてしまう。巨体のレスラーなんて、鈍重なだけのただの的だという思いが、心のどこかにはあったが、今なら、体が大きいという事が、どれだけ恐ろしい武器なのかが良く分かる。
「やめ……て……」
最後の言葉を言い終える前に、千里の体は持ち上げられて、頭が引き抜かれそうな力を感じる。
ジャイアントスイング。「巨人の」とはよく言ったもので、このモンスターにこれほど似合う技もそうは無いだろう。
「ん…………しょっ……」
軽々と振り回され、手が離されると、千里の体は冗談のように軽々と、投げ飛ばされてしまった。
「あぐっ……う…!?」
自分がどこにいるのか、痛みに苦しみながら周囲を見回した千里の目に映ったのは、遠く、リングの上に立つモンスター。
立ち上がろうとすると、体が何かに絡まって、動きを邪魔される。
「………嘘」
自分が今、どこにいるのか、信じられないと言うよりは、冗談であってくれと、本気でそう思う。
後ろから聞こえる苦しそうな声と、周囲のざわめきも、気のせいだと思ってしまいたい。
「こんなの……有り得ない……」
無理やり、体を起こそうとして、そこで初めて全身を襲う痛みに気がつく。
「あぐっ……つっ……」
リングの上から、観客席にまで飛ばされた。リングが少し高い位置に作られて、観客席の位置がリングに近かったと言っても、すぐに信じられる事ではない。
全身を苛む激痛が、これが冗談でも夢でもない、リアルだという事を伝えてくる。
今になって思えば、先日、モーガンを前に感じた違和感。その体に刻まれた痣は、人間と戦ったものにしては、おかしな形をしていた。
指の形をした、「何か凄い力を持つ生き物に握りつぶされた」ような痕と、長身のモーガンを、上から叩き落すような攻撃で出来たであろう痣の数々。
それを刻んだのがこのモンスターであるのは、間違いないだろう。
「はぁ……こんな……こんな事……」
特大の人間に詰め込まれた、モンスターそのものの怪力。テクニックでもスピードでもなく、理不尽さで圧倒されてしまっている。
リングに上がる勇気が起きないまま、ふらふらと、亀のような歩みを続ける千里の視界が、不意に暗く翳った。
「あ………」
顔を上げると、黒い衣装に包まれた、大きな山が二つ。それに遮られて見えない顔は、どんな表情を浮かべているのか。
間の抜けた声を上げた千里は、肩に熱くて重い痛みを受けて、直後に、硬いマットにキスをしてしまった。
- 263 :てみた:2008/11/25(火) 00:37:11
- 7.
リングの上では、誰もが目を覆うような一方的な試合が行われていた。
「はっ……あっ……ひっ!!」
立ち上がる度に、叩き潰されて、マットに這い蹲らされる千里。
平手を受ければ、首が折れるのではないかと言うくらいに跳ね飛ばされ、ハンマーブローは確実に千里の体をマットに叩きつける。
つい先ほどまでは、攻めていた筈の千里だったが、ほんの僅かな時間で逆転され、今では逃げ回るだけで精一杯。それも、すぐに捕まってしまうほど弱らされている。
「…………ん〜」
それでも、止めをさせない事に、さすがのモンスターも唇を尖らせ、攻撃は更に苛烈になる。
「はぁ……くっ……」
千里が体を起こすと、ハンマーブローが飛んでくると警戒していたのだが、何も来ない。
不気味なほどに沈黙を守るモンスターが、見下ろしているだけだった。
(舐められてる……?)
痛みで乱れた呼吸を強引に整えながら、モンスターを見上げるが、それでもまだ、何の攻撃も来ない。
(まだ……動ける……油断してる今なら……)
構えなおして、必死に力を入れて、回し蹴り。足は上がらず、ミドルキックが精一杯だが、攻撃しないよりはずっとマシのはずだった。
「…………んっ!!」
だが、振りぬいた足に、手応えは無い。モンスターも、小さな吐息を漏らすだけだ。
「あ…………」
渾身の力だったと思ったが、実際はそうではなかった。力が入っておらず、ただでさえ頑丈なモンスターにとっては、撫でられたかのようなわずかな傷みでしかない。
「………………ちょっと、痛いですね〜」
聞こえないとでも、思っているのだろうか。
喋ってはいけないと、自分で言った筈なのに、緊張感の無い声を上げている。
「……ふざけないでっ!!」
憤りの声は、想像以上に弱弱しく、泣き出しそうな声が出てしまった。理不尽すぎる力の差は、どんなに強がっても無視しきれない。
「ん〜……ふざけてなんて、いないんですけどね〜」
モンスターの困った声も、ダメ押しでしかない。
今にも決壊しそうな千里の心を、更に追い詰めていく。
- 264 :てみた:2008/11/25(火) 00:38:22
- 8.
「くっ……うぅ……」
技らしい技を受けていないのに、動きが止まって、何も出来なくなってしまった。
その姿は、勝ち目が無い事を知って、早く負けたいと、敗北を望んでいるようにも見えて、それを、咎める者は誰もいない。
千里が勝てないのは仕方が無い、むしろ、よくここまで頑張ったと、同情的な雰囲気さえ感じさせる。
「……来ないなら、こちらから行きますよ〜?」
心が認めていなくても、全身が敗北宣言をしているような状態なのに、耳に届いたのは信じられない言葉だった。
こんな惨めで、みっともない醜態を晒している自分に、更なる攻撃をぶつけてくる。そんな事、あるはずがないと、どこかで高を括っていた。
「あっ……いやっ……ぐっ!!」
胸元へのラリアット。それが、千里の体を軽々と跳ね飛ばす。
「がはっ……ごほっ……うぐ……」
背中にロープが当たると、跳ね返されるようにふらついて、何歩か前に出る。そして、そこは既にモンスターの間合いの中。その領域に入った瞬間、千里の体に震えが走る。
覆いかぶさってくる影に、本能的に体が逃げようとして、その結果として隙だらけ。
「…………とどめ、でしょうか〜?」
腕が伸びてくると、何をされるのか、予想出来ない怪物の攻撃に、体が竦む。
「………覚悟、して下さいね〜」
「あっ………は……ああっ!!」
モンスターの手が、千里の顔を覆うと、そのまま、無造作に持ち上げてしまった。
「ああああああああああああああっ!!」
首がミチミチと悲鳴を上げて、苦しさに、頭を掴む手を引き剥がそうと必死に両手で抵抗する。
だが、それも抵抗らしい抵抗にならず、持ち上げられたまま、実際は短くても、長い長い時間が過ぎた。
「んっ………………えぃっ!!」
乱暴に、腕が振られて、投げ飛ばされる。一時の間、重力から開放され、千里の体は宙を舞った。
「あ………………っ!!」
「…………いきますよ〜」
コーナーにぶつかって、長いようで短い空中旅行が終わると、目の前に飛び込んでくる巨体に目を見開く。
「いや………や……やだ……」
駄々っ子のように、これが夢であって欲しいと、祈るような思いで、ただ、目の前のモンスターが振り上げた腕を見つめ、そして……
「………………えいっ♪」
首を刈り取るようなラリアートに、リングの外に弾き飛ばされながら、意識を失ってしまった。
受身が取れるはずも無く、危険な落ち方をした千里が目を覚ます事は当分無く、惨めに、叩き潰された姿が晒された。
幸い、日本にはこの試合の詳しい部分は伝わらず、大多数のファンは、千里の無様な敗北の様子を知る事は無かった。
この試合の影響ではないのかもしれないが、千里は予定よりも早く帰国して、日本のリングで、これまで以上に洗練された戦いを見せるようになった。
まるで、モンスターとの戦いを綺麗さっぱり、忘れてしまったかのように。
そして、誰もが、遠くアメリカの地で、千里が敗北した事を忘れてしまいそうになったある日、千里の所属団体に、他団体からレスラーが殴りこみにやってきた。
たった一人で、しかし、そのたった一人に、所属レスラー全員が度肝を抜かれ、困惑してしまった。
「大空みぎりです〜、若輩者ですが、お手柔らかに〜♪」
190cmを超える長身に、柔らかいウェーブのかかった長髪。
何も考えていなさそうな緊張感の無い顔と、まるでその場の空気を気にしない様子は、体格以上に大物なのかもしれないとさえ思ってしまう。
のんびりとした口調で挨拶する、大空みぎりと名乗った“モンスター”を前に、千里の表情は凍りつき、その足は震えてしまう。
「……どうかしましたぁ?」
千里の顔を見ても、特別な反応は見せず、何も考えていないような口調で首を傾げるみぎり。
「何でも……無い……」
その強がりが精一杯で、千里はそれきり、黙ってしまった。
「そうですか〜、それでは、これから短い間ですけど、よろしくお願いいたしますね〜」
- 265 :てみた:2008/11/25(火) 00:42:25
- 上にあったみぎり攻め、桜井受けを、レッスル愛のみぎりの設定を絡めて書いてみました。
リョナの話を書くのは初めてなので、探り探り書いて見たのですけど、こういうのも良かったでしょうか?
話そのものより、設定とかシチュエーションのリョナが好きなので、長くなりすぎてすみません。
- 266 :名無しさん:2008/11/25(火) 01:36:43
- GJGJでグジョグジョ
- 267 :名無しさん:2008/11/25(火) 02:31:25
- いやいや、GJですよ
- 268 :名無しさん:2008/11/25(火) 06:42:49
- 新しいリョナ書きさんが増えるのは嬉しい限りです
GJですよー
- 269 :名無しさん:2008/11/25(火) 07:57:33
- 超やっべGJ
- 270 :名無しさん:2008/11/25(火) 11:10:39
- GJ!!
みぎりの怖さってあの理不尽さなんだよな。
努力では辿り着けない異次元の領域の圧倒的な力と、緊迫感の無い鈍感さが怖すぎる。
積み上げた技術や体力や誇りを無造作にぶち壊す感がすごくイイw
- 271 :てみた:2008/11/26(水) 01:27:47
- 有難うございます。こんなの違うと言われなくて一安心です。
みぎりの魅力は、その性格とか空気の読めないところとかもですけど、個人的には、「その巨体に似合わない頑丈さと怪力」というところだと思ってます。
暴虐も、確かに魅力的ですけど、どう見ても力が強いはずのみぎりに、怪力のスキルがある事が、何よりずるいです。
何しろ、怪力と言うスキルは、「体型に比べて筋力が高い」スキルなんですから。190cmで作中最も恵まれた体格を持つみぎりが、その体格以上の力を持っているなんて、恐ろしすぎます。
もし、よろしければ、上で出した話の続きを、書いても良いでしょうか?
設定に懲りすぎて、肝心の試合が書けませんでしたので。
- 272 :名無しさん:2008/11/26(水) 01:45:08
- >>271
よし、щ(゚▽゚щ)来い!
というか、来てくれ! 頼む!!!
- 273 :名無しさん:2008/11/26(水) 03:40:28
- なに無理にヨイショしてるの???
普通にツマラナイのだが
- 274 :名無しさん:2008/11/26(水) 04:17:08
- 俺も続きを読みたい。
出来ればもっとみぎりに暴れさせても欲しいような気もするけど。
それこそ大型災害が通り過ぎた後のような滅茶苦茶な結末とか期待。
けどとにかく投下してくれ!
- 275 :名無しさん:2008/11/26(水) 06:34:14
- >>273
面白い面白くないは個人的価値観によるからなぁ君がつまらないと思うのも、また一つだけども
みぎりと桜井さんの話しで
スレが盛り上がってたわけだし
それに関してのSSが投稿されれば
話題にしてた方は嬉しいんじゃないの?
- 276 :てみた:2008/11/26(水) 06:42:54
- つまらないという人がいても、全然ごもっともです。自分の趣味を基準に書いたので、前置きは長すぎますし、肝心の試合のシーンはボロボロで、説明も冗長すぎるかなと、反省点は凄く多いですから。
続きは、書きあがったんですけど、ちょっと千里が惨めと言うか、落ちぶれすぎてしまったというか、扱いが酷すぎたかなと思ったので、書き直すか悩み中です。
このスレ的には、どれくらいまでなら酷い扱いをしても大丈夫なのか、表現は何処までセーフなのか、判断が難しいです。
- 277 :名無しさん:2008/11/26(水) 07:13:24
- >>276
そのへんは過去作品を参照にするのが一番よいかと。
リョナられるレベルに関してはたいていのことは許容してる感じですが。
失禁とか嘔吐はそれなりに見るし、昔の作品で肋骨折れて肺に刺さるとかいうのもあったし。
- 278 :てみた:2008/11/26(水) 07:24:23
- >>277
アドバイス有難うございます。肉体的な部分は、過去作を読んである程度ここまでならという基準を自分で作れたのですが、精神的、シチュエーションの部分が少し分からなくて。
でも、過去作を読んでいて思いましたが、皆さん要点を上手くまとめて、重要なシチュエーションが強調されてて、読みやすい上に面白いですね。
僕の書く試合は、テンポが悪いのが悩みでしたので、参考にして、改めて勉強しなおして書き直してみますね。
- 279 :名無しさん:2008/11/26(水) 11:52:59
- そういえば姫獄なんかじゃ心臓停止、内臓破裂(?)なんかもあったしね。
多少、思い切った表現でも許されると思うけど・・・
てみたさんの続編に期待。
- 280 :名無しさん:2008/11/26(水) 12:43:29
- 猟奇とリョナは線引きが微妙なんだよな。
まー、書く人の好きに書いてみればいい。
とりあえずみぎりがリョナ的に期待の新人なのはよくわかった。
- 281 :名無しさん:2008/11/27(木) 00:13:29
- >てみた氏
丁寧なレスには好感が持てるんだが「いちいちうざい」と言い出す人もいたりするんで、
文章系スレでコテつけての発言は、前書き・後書き・名指しで質問受けた際の返事、ぐらいにしとくのがいいと思いますよ。
- 282 :名無しさん:2008/11/27(木) 06:02:53
- 丁度、みぎりを雇うには中途半端な状態だったので、特別試合でやってみた
大空みぎりvs南利美(Lv3同士)
…なんというか、南さんが惨殺されたw
いきなりの必殺で体力4割持っていくわ、南さんの必殺ネオサザンを一発外しするわ。
怪物系のKYっぷりをまざまざと見せ付けてくれたw
色々脚色すれば一本出来そうだ…。
- 283 :てみた:2008/11/27(木) 07:30:13
- 1.
「大空みぎりです〜、若輩者ですが、お手柔らかに〜♪」
以前は派手なメイクでごまかしていたが、見間違えるはずの無い、特徴的な容姿の少女は、モンスターと名乗っていたときとは正反対の、可愛らしい格好が似合う、おっとりした娘だった。
それでも、その体格は無視することが出来ない。でかいだけと言うにも、そのでかさが大問題だ。
「あの〜、どうしたんです?」
呆気にとられた選手達を見回すと、みぎりは首を傾げて、何か間違ってしまったのかと困惑した表情を浮かべる。
だが、誰も、みぎりのそんな様子を気にする者はいない。
何もかもが未知数だが、唯一つ、体の大きさだけで全員の度肝を抜くこの選手と、誰が戦うのか、どんな試合をすればいいのか、全く想像が出来ない。
いきなり、「今日の相手は男子レスラーだ」とでも言われたほうがまだ、戸惑いは少なかっただろう。
みぎりがもっと高圧的に、見下すような態度を見せれば、対抗心が沸いてきたかもしれない。だが、必要以上にのんびりとしていて、腰が低いみぎりの姿は、無害な草食動物を思わせる。
「ああ、でも、お手柔らかにされちゃったら、試合にならないかもしれないですね〜、困りました〜」
そう思ったそばから、これだ。
しかも、本当に困っている様子だから、余計に困る。
「それに、これから〜。潰す予定の方達に、手を抜いてくださいって言うのも、おかしなはなしですよね〜」
場の空気が一気に変わり、何の冗談か、困惑する者と、みぎりの挑発じみた物言いに、敵意を込めて睨みつけるものに、真っ二つに分かれてしまった。
「ん〜、さっきの言葉は、撤回しますね〜。皆さん、本気で来てくれるとありがたいです〜。そうじゃないと、勝負にならないでしょうから〜」
でかいだけの、勘違いしたレスラー。調子に乗って、大きい事を言ってしまうだけの馬鹿。
みぎりに対しての評価は、今の言葉で最低な所まで落ちて、今すぐここで、一戦やらかしても不思議ではないほどの険悪なムードが漂い始めた。
- 284 :てみた:2008/11/27(木) 07:31:20
- 2.
「…………くだらないわ」
みぎりの言った事が、挑発ではなく本心から出たものであり、実際に、全力で戦っても倒すことが容易ではない選手だという事は、千里には嫌と言うほど分かっている。
アメリカで戦ったバイオモンスターよりも、みぎりの腕や足は鍛えられて、引き締まっているように見えた。確実に、強くなっている。
そんな事は、有り得ないと信じたいが、今この場にいる全員で、みぎりに襲い掛かっても、蹴散らされるような錯覚さえ感じてしまう。
「あの〜……」
弱気になっている千里に、のんびりとした声がかかり、ただでさえ苦い顔をしていた千里の眉間に、深い皺が刻まれる。
「…………何?」
自分で作り出した悪い雰囲気を、勝手にぶち壊して、話しかけてくるみぎりに、ぶっきらぼうな返事が出た。今更、仲良くできる相手じゃない。
「ひょっとして、何かおかしい事言っちゃいました〜?」
「っ……てんめぇっ!!」
この期に及んで、まだそんな事を言うみぎりに、血気盛んな新人が一人、制止を振り切って飛び掛る。みぎりは、千里の目の前に着ていたから、千里の目には不意打ち気味に飛びかかる姿がはっきりと見えて、それに、みぎりは気付いていない。
長いすを蹴って、飛び上がり、足を振り上げる姿は、千里の目から見ても、十分試合で通用する動きだった。
「あぅっ……!!」
みぎりの後頭部に、勢いの付いた奇襲攻撃が命中する。
だが、攻撃を仕掛けた側が、驚愕の表情を浮かべたまま、背中から、真っ逆さまに落ちてしまった。
「いてっ……っ!!」
「いたいぃ〜……」
少しふらつきながら、みぎりは後頭部を抑えて、背後を振り返る。
頭を思い切り、体重をかけて蹴りつけたはずなのに、倒れるどころかよろけもしない。ちょっと、上半身が揺れただけ。だから、跳ね返されてしまった。
不意打ちで攻撃を仕掛けたほうが、床に倒れているというのは、まともな人間の思考回路ではちょっと、状況を上手く把握できない。みぎりが、古くから伝わる武術の達人で、何かしらの秘伝の技を使って返り討ちにしたとかなら、この業界では珍しい事ではない。だが、みぎりは、確実に攻撃を、レスラーとして戦えているのか不思議に思うほどの鈍さで、まともに食らっていた。
「暴力は〜、いけませんよ〜?」
倒れた選手に、手を差し出すと、リングの上でもないのに酷い不意打ちをした相手に、手を差し出すなんてと、みぎりの意外な一面に、誰もが驚いた顔になって、その直後、絶句する。
「めっ……ですよ〜」
差し出した手は、手や腕ではなく、顔を掴み、そのまま、無造作に持ち上げる。
大きな手が覆ってしまっていて、表情は見えないが、激痛のあまり、みぎりの腕を掴んで、必死になって抵抗している。
「あ……やめ……」
「えい〜〜っ!!」
千里の制止の声も、呆気にとられていた一瞬のせいで遅れ、片腕で、人の体が持ち上がる所を、見物する事になってしまった。
グシャ…………メキ……
「えぐ………っ……!!」
大勢の見守る中心。使い込まれたおんぼろの長いすの真ん中から、人間の足が生えている。
硬い床ではなく、椅子の上に落とした辺り、みぎりにも良識があるのかもしれないが、今起きた事は大多数の人間の、常識では、有り得ないはずの事だった。
「力が……増してる……?」
いきなりのフリーフォールを体験する事になった、哀れな新人は、長椅子の残骸に埋まりながら、ピクピクと、震えてしまっている。意識は、当然のように無い。それは、せめてもの幸運だった。少なくとも、今、意識があったら、まともではいられなかっただろうから。
「はい〜、沢山、鍛えてきましたよ〜」
人一人投げ飛ばしておきながら、まだまだこんなものじゃないと、軽く力瘤を見せつつ、ちょっと自慢するように。
だが、あまりに馬鹿げた怪力による、残虐な行いを見た直後では、みぎりの態度を咎められる者はいない。
「この前は〜、お恥ずかしい試合をしてしまいまして〜。あの後、色んな技も教わって、結構強くなりましたから……今度は、ちゃんとした技で倒しますね〜」
試合と呼べるものではない、暴虐の限りを尽くしたモンスターが、あの時以上の力をつけてやってきた。
そして、本人は気付いていないのだろうが、団体の所属選手全員の前で、一番強い選手に勝利宣言を行う。
この時になってもまだ、みぎりがこれまでに口に出した言葉が、強がりや、ただの挑発だと思っている者はいない。
やると言ったら、本当にやる。
唯の一人として、敵討ちと言う気持ちさえ起きないまま、ただただ、みぎりとは絶対に戦いたくないと思っていた。
「ですから、よろしくおねがいしますね〜」
- 285 :てみた:2008/11/27(木) 07:32:23
- 3.
試合が始まる前から、リングの上は変わった緊張感に満ちていた。
殴りこんできた、経歴不詳の大女、大空みぎりの相手は、予定では中堅どころの選手が担当するはずだったのだが、控え室での出来事のせいもあって、急遽、対戦カードが変更された。
「他に、いないものね……」
予定では、提携している海外団体から派遣されてきたレスラーとの試合が組まれていたのに、みぎりの相手に回されて、改めて、無茶苦茶さを痛感させられる。
あの場にいたのは、今回の興行に参加する殆ど全員。その、居合わせた全員が、みぎりの頑丈さと怪力を目撃している。
試合のカードを変えて欲しいと言う、みぎりのお願いに、異を唱えるものは誰もいない。誰も、拒否できないというほうが正しい。
「また、試合ができますね〜」
隠して隠せるものではないが、みぎりは、自分が名前を変えて、顔を隠してアメリカのリングに上がっていた事を、隠すつもりはないらしい。プロレス雑誌のバックナンバーを調べると、割と最近にデビューしたばかりの新人とは書かれていたが、それ以前の経歴は載っていない。
「なぜ、私なの……?」
モンスターには、手も足も出ないという表現がぴったりの、完敗を喫してしまっている。大空みぎりがそれよりも弱いなら、勝ち目も見えてくるが、本人の言葉を信じるなら、より強くなっているらしい。
みぎりが、千里と戦いたがる理由など、どこにも思い当たらない。
「なぜ、ですか〜。難しいですね〜」
対するみぎりは、尋ねられると困った顔で考え込む。この娘の事だから、深い考えは無かったのかもしれないと思ったが、考えるという事は何かあるのかもしれない。
「強いて言うなら……ちょっとでも、強い人を倒した方が、うちの社長が喜んでくれるからですね〜」
どんなとんちんかんな答えが来るかと身構えていた所に、思ったよりも普通の答えが来て、軽く拍子抜けしてしまう。
「……それだけ?」
「はい〜、だから、勝たせて貰いますね〜」
何の為に戦うのか、千里にとっては、何かの為に戦うという事は弱みを作る事であり、何も無いからこそ強くいられるという思いもある。今では、そういった考え方は薄れつつあったが。
「……そう簡単に、勝たせたりなんてしません……」
自分が勝つとは、やっぱり言えない。だが、勝つしかない試合に、しっかりとみぎりを睨み付けたまま、腕を持ち上げて構える。
「この前は、随分苦しめられちゃいましたね〜」
みぎりは、千里の目から見れば素人同然の、隙だらけの構え。以前よりは、経験を積んで、少しマシになったくらいだ。
「今度こそ、仕留めます……」
構えを取ると、やっと、勝つという意思を言葉にして出す事ができた。
「楽しみです〜」
みぎりに、緊張感が無いのはいつもの事だが、前に戦ったときよりも余裕のようなものを感じる。
「…………行きます」
- 286 :てみた:2008/11/27(木) 07:34:01
- 4.
ゴングが鳴らされる。
鐘の音を聞くと同時に、千里は前に大きく踏み込んで、先手必勝とばかりに、得意の蹴りを繰り出した。
「やぁっ!!」
限界まで無駄の無い動きで近付いてのローキック。決まれば、みぎりの頑丈な足が相手でも、全く効かないはずがない、渾身の一撃だった。
だが、それが届く前に、冗談のように長いリーチを持つみぎりの腕が伸びてきて、千里の頬を思い切り、張り飛ばしてしまった。
「あっ……ぐっ!!」
蹴りで片足を持ち上げていたとは言え、平手一発で体の向きが180度変化して、みぎりに背を向ける体勢になる。下手に踏ん張っていたら、頭を吹き飛ばされていそうな馬鹿力だ。
「チャンスですね〜」
千里の肩に、重たいものが圧し掛かってくるような圧力がかかり、腕が強制的にばんざいさせられるように持ち上げられる。
そして、フルネルソンの体勢に固められて、そのままスープレックスで投げ落とされた。
「あっ……ぐぅっ!!」
受身が取れず、高い位置から叩き落される一撃に、歯を食いしばって苦しそうに呻く。すぐに、逃げようとしたはずが、みぎりに掴まれた時点でどんなに暴れようとしても体が動かせず、簡単に投げられてしまった。
「これで終わりなんて、ヤですよ〜?」
カウントが数えられる前に、みぎりは技を解いて千里を解放したが、頭を強く打った千里が起き上がるには、まだ少し時間がかかる。
「はぁ……っ………そんな余裕……見せて……」
頭を抑えながら、起き上がる千里だったが、足に力が入らず、立ち上がるのも一苦労。見るからに危険な高さから、落とされたのではなく叩きつけられたのだから、こうして立ち上がれるだけでも凄い事だ。
「……見せてられるのも、今のうちだけ……っ!!」
一時的に、頭を強く打った衝撃で平衡感覚が麻痺していただけで、まだまだ戦える。みぎりが攻撃してこないので、休む時間は十分にあった。
「流石です〜」
ふらついていた時の千里に追撃をかければ、成す術も無いままに倒せていただろうが、みぎりにはまだ、試合を終わらせるつもりは無い。
「たっぷり時間をかけて、いい試合にしましょうね〜」
- 287 :てみた:2008/11/27(木) 07:36:08
- 5.
「はぁ……ふ………やぁっ!!」
「んっ……えいっ!!」
千里のハイキックと、みぎりの張り手が、みぎりの方が少し遅れるくらいの時間差で、互いの体に叩き込まれる。
「はぁ……ぐっ!!」
千里の頬は、左側が腫れあがり、唇の端には唇を切ったのか、血が滲んでいる。
「ふぅ……痛いです〜」
みぎりも、何度も攻撃を受けて、コスチュームに綻びが出来て、体にも幾筋もの擦り傷や蚯蚓腫れ、痣が刻まれている。どれも、千里の打撃によるものだ。
「いい加減に、倒れて……っ!!」
気が抜けた攻撃では、みぎりの尋常ではない頑丈さに阻まれてしまって通用しない。それでいて、今のみぎりはとろくさくて、力だけの素人レスラーではなく、しっかりこっちの動きに反応できる、一端のレスラーとしての技量を持ち合わせていた。
下手に手を出せば、攻撃を体で受け止めて、怪力で何倍にもお返しされる。
「それは、お互い様ですよ〜?」
だから、千里は最初から、みぎりに対して全力で攻撃を叩き込んだ。
みぎりも、3回に1回くらいは攻撃を返してきて、千里の体に傷痕を刻み込む。
「はぁ……ふぅ……呆れた頑丈さだわ……んっ!!」
大技を連続で繰り出す千里の疲労は、みぎりの比ではない。
今も、みぎりにエルボーで攻撃して、距離を空けると同時に裏拳で殴りつけた。
「あんっ……いたい〜!!」
みぎりの反撃は、また平手。こんな簡単で単純な攻撃も、みぎりが使えば必殺技と呼べる破壊力を持つ。
「不用意すぎます……はっ!!」
平手を避けて懐に潜り込み、足を取って、首に腕を伸ばす。みぎりの体を投げるのは、千里の力でも難しいけれど、こうした隙を狙えば可能なはずだ。だが、足を取ったのとは逆の腕が、みぎりの首を掴めない。かろうじて、指が引っかかるだけだ。
「あ……何を、したいんでしょう?」
抱きついてきた千里を、怪訝な表情で見下ろすと、顔面を狙ったエルボー。丁度いい位置にあった顔を、ガツンと殴りつける。
「あっ……ぐっ……げほ…こふっ!!」
ふらついて、後ろに下がる千里の鼻から鮮血があふれ出し、突然の鼻血が気道に入って、思わず、咽てしまう。
「ああ、投げたかったんですね〜。でも、焦りすぎはダメですよ〜」
千里の誤算は、みぎりの体が大きすぎて、目算を誤って、手が届くと思い込んでしまった事と、みぎりが想像以上にしっかりと、足を踏ん張っていた事。そして、千里には、全力で腕を振りぬいているように思えた張り手が実は、みぎりにとってはそれ程力を入れたものではなかった事だった。
「そういえば、これ……痛かったんですよね〜……えいっ!!」
隙だらけの千里が、慌てて構えると、防御の上から見様見真似のハイキック。身長差のおかげで、それ程高く足を持ち上げなくてもいいが、それでも慣れない攻撃だから、みぎりもバランスを崩してしまう。
「っ………がっ……!!」
「きゃんっ……!!」
太い丸太で、ガードしている腕を思い切り殴りつけられたような衝撃に、千里の体は一たまりも無く倒れ、みぎりも大きくバランスを崩して尻餅をつくように倒れこんでしまう。
「あぅ……失敗してしまいました」
お尻をさすりながら、のんびりとみぎりが立ち上がっても、千里は立ち上がってこない。
- 288 :てみた:2008/11/27(木) 07:37:29
- 6.
「あら〜……どうかしました〜?」
みぎりが、千里の様子を確認しようと近付くと、そこは鼻血が飛び散り、真っ赤に染まったマットの上で、腕を押さえて苦悶に呻く千里の姿があった。折れてはいない様子だが、みぎりの怪力で蹴り飛ばされた腕は、既に赤く腫れあがってしまっている。
「あ……あぁ……あぐ……っ!!」
腫れた腕を庇うように抱きしめ、千里は出来るだけみぎりから離れようと、這うように移動を始める。その動きは微々たるもので、亀の歩みよりも遅い。
「あ、逃げようとしてもダメですよ〜」
普通なら、千里の姿を哀れんで見逃すか、試合を中断してドクターを呼ぶくらいの、酷い姿だったが、みぎりはそういった空気が読める娘ではない。
千里の、尻尾のような長い髪を掴むと、強引に、引っ張り起こしてしまった。
「あっ……いっ……や……あひっ!!」
髪の毛を引っ張られる痛みなら、まだ耐えられるかもしれなかったが、みぎりの怪力で引っ張られたものだから、千里の体重が、髪の毛で支えられるような形になり、首と頭皮を激しい苦しみと痛みが襲う。
「ちゃんと、試合してくれなくちゃ……そういうお仕事なんですよね〜」
千里の髪を掴んだまま、みぎりが顔を覗き込む。千里の顔は血でべったりと汚れて、涙や、咳き込んだ時に溢れた唾液でぐちゃぐちゃだ。元の端正な顔立ちは、面影くらいしか残っていない。
「だから……えいっ!!」
髪の毛を手放さないまま、みぎりは頭を大きく後ろに引いて、しっかり力を溜めてから、ヘッドバットで攻撃する。
「あっ……は……ああっ!!」
ガツンッ
「ひぐっ……ぅ……ぁ……ぁ……」
骨同士がぶつかる音が響き、千里の体が振り子のように前後に揺れる。
「もう一度です〜!!」
二度目は、髪の毛から手を離して、千里の頭をしっかり両手で抱え込んで、衝撃がどこにも逃げないように。
ゴッ……!!
まるで、岩の塊が叩きつけられたような鈍い音が響いて、千里の額からは血が流れ出す。
みぎりが手を離すとそのまま崩れ落ちて、千里は既に意識を失ってしまっていた。
- 289 :てみた:2008/11/27(木) 07:43:41
- 7.
レフェリーが慌てて駆け寄って、千里の怪我の具合や状態を確かめようとする。
ヘッドバットとは思えない音を聞いたせいか、いつに無く取り乱してしまっている。千里がピクリとも動かないのは、本当にただ意識を失っているだけなのか、ひょっとしたら命に関わるのではないかと。
「あの〜、まだ、フォールはしてないですよ〜?」
だが、そんなレフェリーの肩が後ろから掴まれると、足がマットから離れてしまう。
一瞬の浮遊感を感じた後、レフェリーはロープにもたれるようにして座り込んでいる自分の姿に気が付き、固まってしまった。
みぎりに、投げ飛ばされたのは分かるが、片腕で、人間一人の体を軽々と放り投げるような化け物の邪魔をするなんて、何をされるか分からない。
蛇に睨まれた蛙ではないが、体がすくんで動けない。
そしてそれは、レフェリーだけではなかった。
「早く、起きてくれませんか〜?」
千里の体を持ち上げると、頬を叩いて意識を戻させようとする。
「ラッキーで勝つのも、いいんですけど〜、ちゃ〜んと実力で勝たなくちゃ意味が無いんですよ〜」
何度か叩いていると、千里の意識が少しずつ戻ってきて、目が薄っすらと開かれる。
「あ、起きましたね〜」
千里が目を覚ますと、その体を突き飛ばして距離を取る。当然、千里は倒れてしまうが、それでようやく、意識が戻った。
「ん……あ……ああ……」
みぎりのヘッドバットで、叩き潰された時の記憶も一緒に蘇り、顔を真っ青にして恐怖に震える。
「あの〜、起きたのなら、勝負して欲しいんですけど〜」
そんな千里の様子を見下ろしながら、困ったような顔。
「一番強い人を倒さなくちゃいけないんですけど、これじゃあ、倒す意味がありませんね〜」
強い相手と戦いたいなんて言う柄ではないが、強い相手を倒せば社長が喜んでくれる、そう思い込んでいるみぎりにとって、折角見つけた強いと思った選手に、こんなつまらない負け方をされるのは大問題。自分の強さを棚に上げて、千里にはもっと強そうなまま負けて欲しいと思っていた。
「はぁ……何で…………私を……」
みぎりの身勝手な、難しいことは何も考えていない単純な考えの、獲物に選ばれてしまったのがなぜ、自分なのか、やっぱり、納得がいかない。強い選手なら他にもいくらでもいるし、その選手達がみぎりと戦ったという話は聞いていない。だが、みぎりの答えは、とても簡潔なものだった。
- 290 :てみた:2008/11/27(木) 07:45:06
- 8.
「社長が、潰して来いって言ったからです〜♪」
「………そんな、理由……」
もう、何度か聞いた理由だったが、みぎりの所属団体のトップが選んだ団体の中で、一番強かったから、自分がみぎりの標的に選ばれた。アメリカで戦っていたからとか、そういうのは選考基準の一つにはあったのかもしれないが、初対面でも、みぎりにとっては関係の無い事だったのだろう。
「はい〜、一番強い選手を倒すのが、その団体を潰す手っ取り早い方法だって、聞きましたから〜」
みぎりの手が、千里の腕に伸びる。先ほど、みぎりの蹴りをガードして、腫れたほうの腕だ。
「だから、もう戦えないのなら、潰れていただきますね〜」
ミシリ……骨が軋む音と、激痛に、千里が悲鳴を上げようとした瞬間、重力から解き放たれたような浮遊感を感じる。
「ひっ……えっ……ひやぁああっ!!」
みぎりの頭の上、マットから2m以上高い場所。何て言うことは無い高さのはずのその場所が、まるでビルの屋上のように、絶望的な高さに感じる。腕を掴まれ、反対側の手で体を支えられて、高々と持ち上げられた。
「では、行きますよ〜♪」
持ち上げたら、後は落とすだけ。難しい技術も何もいらない、みぎり向きの技だ。
「あっ……やめ……やめて……うそ……やめ…………死ぬっ!!」
「大丈夫ですよ〜。人間、誰でも一度は死ぬんですから〜……えいっ♪」
「っ…………うぐぅうううううっ!!」
軽いかけ声は、直後に響いた轟音でかき消され、ちさとの体は背中からマットの上へと叩きつけられた。
叩きつけられた体は、マットの反発力で浮き上がり、20cm近くは浮いてから、もう一度マットの上に落ちた。
「じゃあ、止め、行きますね〜……歯を、食いしばってください〜!!」
「げほっ……ごほっ……ごふっ……!!」
鼻血が残っていたのか、それとも、口の中をきったのか、血の混じった唾液に咽せる千里の喉目掛けて、高々と振り上げられたみぎりの足が、断頭台の刃のように落ちてくる。
「っ……ごふ……」
その一撃で、千里の意識は完全に闇に落ちていった。
「あら〜、だから言ったんですけどね〜」
足を乗せたまま、まだ固まったままのレフェリーの方を見る。
「あの〜、カウント、まだですか〜?」
「ひっ……あ……はい……」
みぎりに従うように、慌てて千里の傍に駆け寄ると、思ったよりも惨い千里の姿に、レフェリーの奥歯がかみ合わず、カチカチと音を立てた。
近付いて始めて気付いたが、千里の股間には大きな染みが出来ていて、水溜りが広がっている。落下の恐怖か、痛みか、みぎりの足で気道を塞がれてしまっているからか、それとも他に理由があるのか、どれが原因かは分からないが、慌てて、視線を反らし、カウントを数え始める。
「そういえば〜、明日からの試合では、誰が私の相手をしてくれるんでしょうね〜」
一番強い千里はこの有様だから、みぎりに勝てそうな選手は、多分ここにはいないのだろう。だが、まだ後7日間も残っている。
「どんな人がいるのか、楽しみですね〜」
----------
ちょっと、試合が単調になりすぎてしまいましたが、前回の続きです。
みぎりは相手が誰でも、マイペースに叩き潰してくれそうですから、使いやすいですね。
不満点とか、ここはこうする方が良いというのがありましたら、教えていただけるとありがたいです。
>281
ご忠告どうもです。以後、気をつけさせていただきます
- 291 :名無しさん:2008/11/27(木) 12:19:40
- GJ!
イメージ通りの残虐さ・・・。出来ればまた続けて欲しいです。
桜井さんが潰されキャラとして地位を確立しつつあるのがまた(笑)
ちなみにうちの団体ではみぎり・零・子鳩がトップ3の地位を築いてます。
この容赦の無さそうな3人でタッグを組むと色々妄想が広がります。
だいたい一方的に終わることがほとんどだし・・・自分で話が書ければなぁ。
- 292 :名無しさん:2008/11/27(木) 13:31:25
- いいぞ。もっとやれw
桜井さんは体のエロさとストイックさが、やられ役としてポイント高いよな。
- 293 :名無しさん:2008/11/27(木) 13:35:04
- 文章のレベル高すぎて吹いた。
すごいなぁ。
- 294 :名無しさん:2008/11/27(木) 15:23:13
- 千里は、プライベートイベントを見たら、潰されキャラとして最高だし、何より尻がエロい。
大股開きでフォールされたり、尻を突き上げて倒れたりする姿なんて想像するだけでイイ。
ノエルのノエルズツリーで締め潰されたり、得意のはずの打撃戦で零に一方的に打ち負けたりとか、良く妄想する。
- 295 :名無しさん:2008/11/27(木) 20:14:00
- ストイックなキャラが天賦の才に潰されるのは、やりきれないが興奮する。
そういう意味では千里はうってつけだな、エロいしw
>>291
みぎりが叩き潰し、零が急所をぶち抜きいて、仕上げに小鳩が笑顔で手足をもぐんですね、わかります。
- 296 :名無しさん:2008/11/27(木) 21:39:30
- うちのノエルはリアルにノエルズツリーで秒殺しまくるから困る
ワンナイトトーナメント全試合合わせて10分そこそことかあったぜ
体力マックスのハンさんが一瞬で空になって「この私が…」っつってギブした時は正直勃起した
- 297 :名無しさん:2008/11/27(木) 23:32:44
- いいじゃなーい
悪いところがあったらなんて言うけど悪いところなんてありゃしませんぜ
どうでもいいがアメリカでの試合をみぎりが覚えていたことに驚いた
ホワイトデーイベントでバレンタインでチョコ送ったのを忘れてるレベルだし
- 298 :名無しさん:2008/11/28(金) 08:35:34
- >>296
普通のプロレスで秒殺ばかりだと
そのうちファンからチケット代が勿体無いとか言われそうだなマイクタイソンの試合ようにw
- 299 :名無しさん:2008/11/29(土) 04:26:42
- 瞬殺は瞬殺で良いが個人的に好きなのは完全に実力で圧倒しつつもなかなか止めを刺さずに嬲り殺す展開。
それを考えるとやっぱりみぎりは妄想しやすい。無邪気ゆえの残酷さというか。
ところでとあるレッスル系ブログに邪悪な面構えで迫るみぎりのイラストがあったけど
対戦相手の恐怖の象徴みたいで鳥肌が立ったよ・・・
- 300 :名無しさん:2008/11/30(日) 03:22:08
- ほとんど無敵な扱いのみぎりだけど受けに回った場合、誰に負けるんだろう?
例えば、重傷者や再起不能者を出し過ぎたみぎりを制裁に“裏”の仕事をするレスラーを送り込まれるとか・・・
小鳩や六角なんかが勝てそうだと思う。
まぁその日が来るまでみぎりには暴れて欲しいところだけど。
- 301 :名無しさん:2008/11/30(日) 03:43:29
- みぎり負けは、妄想するけど、物語りとして書くのは難しそう。
少なくとも常識が通じるレスラーじゃ、後一歩まで追い詰めても、一撃貰っただけで逆転されそうだし、それ以上にあの馬鹿みたいに頑丈で怪力の生き物に、どうやって止めを刺すんだって部分で詰まる。
それに、受けに回っても、空気を読まないまま、気が付いたら負けてた、とかじゃここの板的に盛り上がらないし。
一瞬で締め落としたり、みぎりの足の関節とかを素早く破壊できるような関節技使いとか。天然で空気を読まないみぎりを手玉に取れるくらいの試合巧者が、不意打ちなりなんなりで、みぎりの動きを封じて、それで、というストーリーとか。
ただ、スイカを指で真っ二つに引きちぎったり、ちょっと勢い良く握るだけで、手首だったかの骨を砕いて、肩を掴まれたら、勢い余って投げ飛ばしてしまうような化け物と、真正面からぶつかって勝てる選手がいるなら、是非見て見たい。
- 302 :名無しさん:2008/11/30(日) 04:01:07
- キャラクターの位置づけって人それぞれだからなー
他のキャラ>みぎりって見方をする人もいれば
他のキャラ<みぎりって見方があっても良いわけだし
>>301の言うような化け物染みたレスラーじゃなきゃ勝てないって言うのはどうかなーと思うけどね。
とは言っても、あの子に染み付いたほぼ無敵な固定イメージを払拭するにはそれなりの冒険だとは思う
まぁそこらへんを妄想するのが楽しいんだけどもw
- 303 :名無しさん:2008/11/30(日) 04:43:20
- みぎりみたいな天然凶悪モンスターの
ピンチシーンが見たいと思ってる俺は少数派かな?
- 304 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:00:35
- 流れぶった切るようでスマン
祝・ばんてふ残留! プロ野球振興イベント(名称検閲)キャスティング
セ
・G担当:ソニックキャット(パンサー理沙子から変更)
若手育成を掲げ、世代交代に成功しつつある
流出選手は今年の活躍度が低かった選手ばかりで、磐石な補強か
→理沙子に変われる素質がある選手が東京にいなかったので近隣から登用
・T担当:成瀬 唯(レミー・ダダーンから変更)
監督も変わり、第二捕手流出…そして美味しいミルフィーユ奪取失敗
早くも暗黒再来との噂もあるが…
→それっぽい雰囲気の成瀬を起用(大阪だけど)
・D担当:結城 千種(変更なし)
主軸2枚離脱…若手育成が上手いとはいえない監督も、指導力は確か
若返る意味でも愛デザインに変化し、低評価を覆せるか
→セコンドに武藤が付くのは厳禁の方向で
・C担当:桜井 千里(?)
新球場のネーミングは微妙も、機動力を生かした戦いが出来るか
監督も日本の野球に適応しだし、職人気質なベテランが後を控えるのは心強い
→広島出身でスレ的にも人気の桜井さん起用
・YS担当:ラッキー内田(変更なし)
実務能力に長けた監督登用もバッテリーが安定せず
横浜の正捕手獲得で若手覚醒なれば上位進出もあるが…
→職人的な感じがマッチしてる気がするので
・YB担当:ミミ吉原(不動)
美味しいミルフィーユ死守、阪神の第二捕手獲得、助っ人補強も約束で逆襲なるか
しかし、監督をはじめコーチ陣には絶大な不安が残る…クリーンナップは最強クラスだが
→最早説明の必要なし
パ
・L担当:ビューティー市ヶ谷
前年に色々あるも、若手主体で圧倒的な破壊力を軸に勝ち進むもオフには首脳陣に色々
選手にも若者的な意味でアレな言動をする選手もいたりも、練習量は間違いない
→埼玉といえば市ヶ谷
・Bs担当:神楽 紫苑
破壊力ある外国人選手を軸に確実な走塁で飛躍
実績十分な外国人選手を集めた打線は脅威も、衰えには不安も残る
→今ひとつ大阪ってイメージがないという共通点で
・F担当:カンナ神威
中軸を打てる遊撃手を獲得し、未来の大砲候補の成長を促す事が出来るか
日本を代表するエースを抱えるも、守護神放出、先発不足を補えるか
→みぎり程の破壊力はないので、地味ながら実力派のカンナを起用
・M担当:富沢 レイ
お祭り軍団、9選手FA権取得→大量離脱の危機も、流出なしの奇跡発動
戦力低下は最小限も、大砲不足をカバーする助っ人の獲得なるか
→若干の力不足を感じるも、派手な雰囲気を持つ千葉選手という事で無事起用
・E担当:菊池 理宇
守れる大砲三塁手、遊撃の守備職人を獲得…後半戦を戦い抜くチーム力育成が必須
しかし、沢村賞エース、首位打者など戦力自体は悪くない
→着実に成長を感じさせるも、今ひとつパンチ力不足でジュニア選手の菊池ってことで
・H担当:永沢 舞
世界の王からバトンタッチされたものの、打撃力不足の解消は急務
投手力含めて底力は十分あり、侮れない豪快な野球復活なるか…助っ人次第か
→豪快な野球=豪快な投げ技、とこじつけて永沢を起用
・WBC 侍ジャパン担当;マイティ祐希子
→ヒロイン的な意味で
異論反論あったら是非
- 305 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:08:58
- 少数派かどうかは分からないけどそれも面白いと思う人はいると思う。
やっぱりみぎりを追い込むには・・・
投げ系キャラ→投げる前にことごとく潰されそう、逆にリフトアップされてマットに沈む・・・×
パワー系キャラ→みぎり以上のパワーはキツい・・・力比べで両腕をひん曲げられそう・・・×
飛び系キャラ→飛び技当ててもそのまま掴まれそうだ・・・後はパワーに圧倒。為す術無し・・・×
打撃系キャラ→そのタフさがツラい。顔面にヒットさせても効果無さそうだしな・・・×
極めキャラ→STFなんかもそのまま立ち上がって脱出しそう。ただ即座に折る・外すといった技なら・・・望みあり?
勝手に妄想したけど・・・やっぱキツそうだなぁ。改めて良いキャラだよ、みぎりは(笑)
- 306 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:14:43
- >>305
どう妄想してもみぎりがピンチに陥るシチュに辿りつかない
みぎりを攻めにしたら最強なんだがけどね
- 307 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:19:58
- 単純に存在自体が卑怯だよ、みぎりはwww
試合で負かす方法なら思いつかない事は無いけど、やられ役にする発想は中々でてこないw
破壊担当だよなぁ…どう考えても
- 308 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:23:09
- >>304
オリゼーさん
レッスルフィルターやるなら
ご自分のブログを再開してから
思う存分やってください
ここでやる必要性は無いと思うけど
- 309 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:31:02
- 300の者だけど・・・何かもうみぎり負けシナリオは絶望的だな、みぎり凄ぇ・・・
言われれば言われる程、超パワーに捕まって血だるまでリングに転がる相手のイメージしか出て来なくなったw
相手は主に千里とか祐希子とかな訳だがw
しばらくは「私が相手なんて・・・運が悪かったですね〜」状態が続くのか・・・
- 310 :オリゼー:2008/11/30(日) 05:51:12
- >>308
ID表示無いから証拠は無いですけども
その書き込み俺じゃないです。いや、ほんとに。
- 311 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:53:40
- これでKYじゃなくて普通だったらみぎりはもっと最強になるか
と想像してみたが天然でKYだからこそ成り立つキャラと確信した
- 312 :名無しさん:2008/11/30(日) 05:55:09
- >>308
ごめん、オリゼーさんじゃないんだ
少し調子に乗ったかなとは思ったけど、本人乙と思われるのは想定外だった
オリゼーさん本人とは関係なくネタ的に振ったんで、オリゼーさんに迷惑かけるような事になる前に謝罪するわ
申し訳ない
- 313 :名無しさん:2008/11/30(日) 08:24:16
- >>312
リョナとなんも関係ない野球ネタは流石にね。
たぶんこっちのスレ向き。
ttp://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gal/1227421317/
- 314 :名無しさん:2008/11/30(日) 10:18:31
- みぎりが強いのは確かにそうなんだけど、
個人的には難攻不落の巨神兵みたいな印象ないんだよね
というのは、結構うちの団体では勝ったり負けたりだから
打撃の強いオールラウンダー(寿とか)、あるいはグラウンドが異常に強い人(六角とか)には
ガチ仕掛けられて負けそう
ハリトーノフvsシュルトみたいなかんじで
空気読めないのがマイナスに働くってのもありかな、相手のモード切替がわからなくてハマっちゃうとか
しかし俺にはそれを形にするだけの文才がない・・・orz
- 315 :名無しさん:2008/11/30(日) 12:26:10
- >>314
俺もみぎりに化け物染みたイメージありませんよ。
規格外の化け物と呼ばれてても、それはあくまでプロレスの枠の中でっていう感じです。
低空ドロップキックで膝攻めされて、動きが止まった所で
ドラゴンスクリューやら四の字やらで更にジワジワと膝を痛めつけたりと
身長高い相手への常套手段もあるわけで
あの身長や体重からして、イメージ的には動きは速くないと思うから
パワー系のごり押しタイプや正面からぶつかって行く正統派には強いけど
スピードでかき回すタイプや、徹底した部位攻めできる高等テクニックを持ったタイプには滅法弱いんじゃないかなぁ
ただ、動きも早いからそれも通用しないよとかってなると、彼女をもうプロレスラーとしては見れ無いし
俺的には何も魅力無いレスラーになるかな
文章に関しては前スレでもありましたけど
別にSS投稿スレじゃないし落胆する程のものじゃないかと(笑)
それでもやっぱり文章で起こしたい、起こされたいというのならチャレンジしてみるのもいいんじゃないでしょうか
- 316 :名無しさん:2008/11/30(日) 12:44:07
- どういった試合の展開になるのか、
キーポイントだけを時系列で並べるだけでもアリだと思うよ。
ちょっと工夫して文体を変えれば雑誌記事みたいになる。
各人の動きの説明とか、内面の描写なんか必要ない。
最近あまり見ないけどレポ形式っていうのがあって、雑誌記事的に書けばいい形式がある。
レポ形式が減ってきているのは、だんだん動きの説明とか心理描写とかするようになって
SSに変わっていくから減っているのだと思われる。
ちなみに、今では200行ほど書く自分も最初に書いたのは12行しかないレポ。
最初の1本は難しいと思うけど、なにかしら書いてみたらいいとおもうよ。
- 317 :314:2008/11/30(日) 13:56:29
- >>315
>>316
ありがとうございます
そうですね、取り敢えず簡単な形で書いてようかな
それで書き込む勇気があれば書き込んでみたいです(←チキン)
- 318 :名無しさん:2008/11/30(日) 15:45:45
- >>313
例のアレを脳内進行させようと思っただけで、そのスレ向きな話じゃないんだ
自分の携帯書き込み前にオリゼーさんに火消しさせてしまったようで、誠に申し訳ない
- 319 :名無しさん:2008/11/30(日) 16:06:07
- このスレ向きでもないけどな。
というか、そもそもこの手の掲示板向きじゃない。
もうその話題は終わったから蒸し返すな。
- 320 :名無しさん:2008/11/30(日) 16:11:26
- >>319
いや、書き込んだ後出かけて、携帯で書き込んだら電池切れでさ
帰ってきて確認したんだわ
一応、謝っておくのが筋かな、と思って
噛みつかんでくれ
- 321 :名無しさん:2008/11/30(日) 16:44:59
- 野球はともかく、リーグ戦ネタはありじゃねーかとも思ったが、どうか
- 322 :314:2008/11/30(日) 17:53:53
- みぎりが負けるならこうかなと考えたら
酷い駄文が出来上がってしまいました。
注:筆者は愛アプリの設定とか詳しく知りません。かじった程度です。
試合展開がえらいアッサリ風味です。
そもそも酷くまとまってません。
それでも刺身のツマぐらいにはしてやろうという心の広い方はどうぞ。
<とあるプロレスファンの会話、水道橋・TOKYO DOME CITYにて>
いやぁ、それにしても久しぶりにひっでえモン見ちゃったなぁ。
・・・え?何の話かって?決まってんだろ、プロレスだよ。女子プロレス。
ほら、最近出てきたじゃん。大空みぎりってデカイやつ。あいつの試合なんだけど。
・・・なんだよ、嫌そうな顔すんなよ。そりゃあいつの試合で酷くない方が珍しいけどさ。
でさ、そのみぎりがいろんな団体に殴り込みかけてエース級を潰して回ってるのは知ってるだろ?恐怖のモンスターキャラで売り出すとかで。俺が見たのもその一環だったんだけど。
みぎりの試合はメインの前。セミだから結構な扱いだな。相手はこっちも若手筆頭株の寿零。・・・お前、今『うわぁ・・・』って言っ
ただろ。たぶん当たりだ、残念なことに。
でも、寿は最初のほうは結構良かったんだぜ。手四つとかしちゃって、ちゃんと試合組み立てていこうって感じで。
でもさ、みぎりが容赦ないわけよ。とにかく上からブンブン殴りつけてさ、寿が投げようとしてもぜーんぶひっくり返しちゃう。しまいにゃ・・・なんて言えばいいんだ、あの持ち上げて落とすやつ。ボディスラム?いや、あんなのボディスラムじゃねえって!
とにかくその酷い投げを、開始7分だぞ?開始7分で早々に出しやがって。でも、その後が・・・。
・・・寿ってさ、デビューし立ての頃、あまりにガチすぎて引かれてたじゃん。ガルムのところに行ってから落ち着いたけど。
出ちゃったんだよ、キラー寿が。
もしかしたらあの投げで意識トンでたかもしれない。本人無意識でやってたかも。それぐらい急に『変わった』んだ。
おかしいなとは思ったんだ、いきなり前蹴りとか出し始めたから。それも胴じゃなくて膝狙いだったもんな。
膝殺しから入るのかな?とは思わなかったなぁ、だって寿だぜ?そんなに器用なレスラーじゃない。
みぎりも段々と嫌がり始めてさ。でも、それでもいつもと同じ調子で組み付きにいったんだよ。
その瞬間だよ、寿の両足タックルが綺麗に入って一気にみぎりを引き倒したんだよ。
考えてみりゃあのガタイだ、重心も高いから決まりさえすれば簡単に倒れるんだよなぁ。
その後はもう酷いもんさ。マウントをとった寿が、暴れるみぎりの右腕を膝で押さえつける形で動けなくして、ボッコボコ。なんかああ
いうポジショニング昔見たことあるんだよなぁ総合だったかな?
でもみぎりもタフだからなかなか試合が決まらんのよ。・・・なんでギブしなかったんだろうな。意外と根性あるのかねぇ。
結局ゴング強制的に鳴らして試合終わったんだけど、遅すぎたよどう考えても。寿は完全に目がイッててセコンドに引き剥がされるまでずーっと殴ってた。みぎりは血だるまになってブルブル震えてるし、リング上はお互いの陣営が大乱闘よ。
みぎりのセコンドが『それがお前らのやり方かーーーっ』て叫んでたな。まぁ、お前らが言うなって感じだけど。
でもほんと、どうすんだろうな。アレで得したやつ、いないと思うんだよ。今度テレビでやんのかな?全部カットされてるんじゃないかなぁ・・・。
- 323 :名無しさん:2008/11/30(日) 18:37:48
- ものすげぇショッパイ事になるんだなってのは分かったwww
- 324 :名無しさん:2008/11/30(日) 18:53:35
- 何と言うか、適正外の事をさせたって感じだなぁ…
受けを期待しちゃいけない選手と言えばいいのか
WWEのカリ的ポジションに落ち着きそうだよなぁw
>>322
確かに誰得なカードだよな
最終的には斜め上行くぐらい酷い結果だし…流石だよねw
よく頑張った、感動した!
- 325 :314:2008/11/30(日) 19:40:31
- ありがとうございます。
なんというか、思いつかなかったんです。みぎりがプロレスでキッチリ、かつ手酷く負ける姿と言うものが。
で、やられるとしたらいきなりシュートしかけられてアレレと言う間に・・・というパターン以外思いつかなかったという。
やっぱりみぎりは壊すほうが合ってるのかもしれません。
ともあれ、あんな下手な文を読んでくださってありがとうございます。
- 326 :名無しさん:2008/11/30(日) 20:19:15
- おぉ前田兄さんとアンドレのガチ試合を彷彿させるじゃないかー(笑)
- 327 :名無しさん:2008/11/30(日) 21:02:57
- 酷い試合だったって伝わってきてグッジョブです。
みぎりはスタッフが開き直って作ったんじゃないかってくらい、無茶苦茶なキャラだからなぁ。
強キャラとして作られたキャラだし、作中でも色んな所で規格外っぷりをアピールしてるし。
それでも、倒せないキャラなわけじゃないんだけど、簡単に倒せちゃうとつまらないって言うか。
化け物みたいに強いと言う設定のみぎりを倒すのと、みぎりを倒すのは別物だと思うんだ。
だから、みぎり負けを妄想する時は、化け物みたいなみぎりをどうにかして負けさせようって考えてる。そういうのが好きだし。でも、全然思いつかねぇw
- 328 :名無しさん:2008/12/01(月) 00:09:40
- 負けるのが想像しづらいって勇次郎くらいだと思ってたぜw
よく知る為にみぎりを自団体に雇って少し手をかけると、スクスク育って余計に負けるイメージがつかなくなる。
一度フレイア様が起死回生のドラカベ決めて、頑健だからかやけに効きがよくて
外せずに三回くらいダメージ入って体力だいぶ残して
「苦しいです〜。もうやめてください〜…」ってギブったのは萌えたが文章化は実に難しい。
- 329 :名無しさん:2008/12/01(月) 03:41:12
- 話が脱線しそうなんで控えてたんだけど・・・バキでパワー自慢のオリバが渋川に手首を外されてたの思い出してさ、
だから人間離れした力に対してもやりようはあると思うんだ。
みぎりの力が発揮される前、掴まれる前や攻撃のモーションに入る前なんかにことごとく潰していって追い詰めていって・・・
まぁそれをやる為にはよっぽど熟練した動きやら技が無いと駄目ってのは分かるんだけど。
六角あたりかなぁ。杉浦曰く“目を瞑っていても関節が極められる人”らしいし・・・
そもそも達人と比べるのが間違いかもしれないけど、スマン。
- 330 :名無しさん:2008/12/01(月) 04:23:08
- まぁ、言いたい事は分かるんだけど…
みぎりみたいなのをガチ負け担当にさせるとなると、
それこそドラゴンボールみたいなパワーバランスがデフレ方向に崩壊するぞwww
個人的には、みぎりは真正面からぶつかる相手じゃなくて、
搦め手とか、そういう方法で負けが付くタイプと思ってるからかなー?
>>322みたく、ある種のアンタッチャブル同士が潰し合い状態じゃないとリョナ的にならない気がする
しかも、そうなったらプロレス的にもリョナ的にもショッパイというジレンマ
多分、総合だとしてもショッパイ
- 331 :名無しさん:2008/12/01(月) 08:20:51
- サイズSS組はみぎりに殴りこまれたら生きた心地がしないだろうなぁ・・・
佐尾山あたりは身長なんて関係ねーって言ってるけどどう考えても大惨事です
SSは6人いるが6人がかりならなんとかなるか?
- 332 :名無しさん:2008/12/01(月) 09:32:31
- 綾もSSだよね?
・・・多分、員数外だろう(笑)。ちよるは受けに優れているからそう酷い怪我はしなさそうだけど・・・
何よりまとめてかかっても有効打が与えられそうに無いと思う。
みぎりにとってはぬいぐるみとじゃれつく程度に過ぎないかもな・・・
命にかかわるじゃれ合いだけど。
この前、セーブデータのみぎりとチョチョ、ハン、メガライト、モーガン、カオスで
勝ち抜き戦をやってみたけど・・・大将・カオスが虫の息で何とかみぎりを仕留めた・・・。
何かますますみぎりに対してのイメージが化け物じみていったんだよな。
- 333 :名無しさん:2008/12/01(月) 13:47:49
- 何つうか、どうやってみぎりを負けさせるかって考えたら、方法はいくらでもあると思うんだ。
でも、実際にそれが面白いか次第だと思う。
圧倒的なイメージは、あって当然だと思うし。サイズLLで唯一の怪力持ちで、投パ両方に防御スキルもってるわ、頑健に暴虐があるわ、レッスル1の巨体だわで、強さが分かりやすいんだよな。
強い選手でも、ゆっこや南とか、むとめとかが負けるのとは、根本的に別物だと思う。
南なんて、国内でも1番の関節技の使い手とか言われることも多いのに、逆に関節極められてボロ負けする、とかはまだ想像しやすいんだけど、みぎりが力負けするとか、想像し難い。技が凄いって、目に見えないし。みぎりみたく、パッと見て分かりやすい強さじゃないから、いくらでも都合の良いように考えられる。
みぎりに攻撃させない、触らせないって方向で考えてる限り、みぎりを試合で完全に叩きのめす事って難しいと思う。当たらなければどうって事は無いんだろうけど、じゃあ、みぎりの攻撃が当たったらどうすんだって言うか。極端な話、片手と両足壊されても、腕一本残ってたら、なりふり構わない反則でも何でもやれば、逆転の可能性があるキャラなんだよな。片手で人を持ち上げてぶん投げるんだし。
みぎり負けの妄想は、面白そうだと思うんだけど、今は何か方向性がおかしくないか?
どうやったらみぎりに勝てるかじゃなくて、どうやったらみぎり負けでリョナ的に美味しいシチュを作れるかまで踏み込まないと、このままじゃみぎり負けは、しょっぱい試合のネタしか上がらなくなっちゃうぞw
- 334 :名無しさん:2008/12/01(月) 14:48:20
- 龍子とか市ヶ谷のおばちゃんとかモーガン、カオスみたいに力で拮抗できるのもいなくはないが
普通に激闘というか倒すのに必死であまり美味しくないな。
あと来島さんじゃ勝てない。
- 335 :名無しさん:2008/12/01(月) 18:37:37
- もうレインボーミカを呼んでくるしか思いつかないwww
- 336 :名無しさん:2008/12/01(月) 18:53:19
- 負けSSもアレだが勝ちSSも圧倒的スペックで相手潰しましたオシマイ
じゃありきたりになっちゃうしなあ
何か使いやすそうで使いにくいなみぎり
- 337 :名無しさん:2008/12/01(月) 18:57:24
- >>331
榎本、佐尾山、真鍋、辻、野村、ちよるだろ…?
どう考えても大惨事しか…www
- 338 :名無しさん:2008/12/01(月) 19:02:25
- >>336
みぎり側や第三者視点じゃなく、負け側視点の「どう考えても、絶望」みたいなSSが一番って考えしか浮かばないんだよね
みぎりに向かっていくって言う絶望感はリョナSS向きだとは思う
逆に、みぎり負かそうと思うとガチバトルものにしかならないんじゃなかろうか
- 339 :名無しさん:2008/12/01(月) 19:15:24
- 愛キャラ&新キャラの中でもみぎりと小鳩は受けにまわすのがキツイと思う。
寿はメンタルを揺さぶれば何とかなりそう。
一番扱いやすいのはSA-KIだと思う、攻めも受けも。
- 340 :名無しさん:2008/12/01(月) 19:22:10
- ソニとディアナの師弟コンビはいぢめ甲斐がありそうだと俺は思うわけだ
- 341 :名無しさん:2008/12/01(月) 19:48:05
- リョナ板ですらアンタッチャブルの存在だったとは凄いものだ(笑)
書く側としても、みぎり攻めの辿りつく先は、てみたさんの作品と似か寄るんだよね
あくまで俺の場合だけど
- 342 :名無しさん:2008/12/01(月) 20:07:37
- >>339
SA−KIいいよなー
あのエナメルスーツがまらんぜ
某絵師のSA−KI対越後は俺の家宝
- 343 :名無しさん:2008/12/01(月) 20:18:14
- みぎりはデカイ、硬い、馬鹿力というだけなら何とかなると思うんだ。
空気読めないってのが致命的に使い勝手悪くしてるんじゃないか?
- 344 :名無しさん:2008/12/01(月) 20:34:44
- >>341
似てしまうっていうのは想像つくんだけどそれでも読んでみたいなぁ。
みぎり攻めのSS、そろそろ誰か投下してくれないだろうか・・・
パターン化するっていうんなら既に祐希子のここでの扱われ方がそうだと思うし。
それでも飽きないって人、多いでしょ?
- 345 :てみた:2008/12/01(月) 21:53:03
- SA-KI受けで思いついたんだけど、みぎりみたいな空気の読めない子って、マスク剥がしたりするの躊躇わなさそうですよね。SA-KIのマスクをはがしたら、色々と大惨事になりそうかな〜なんて。
後、みぎり攻めでよければ、何か書きますよ。
- 346 :名無しさん:2008/12/01(月) 22:28:27
- よし、こい。みぎり攻めだろうがなんだろうが受け止めてやるぜ。
- 347 :名無しさん:2008/12/01(月) 22:32:39
- >>345
投げ技か関節技が得意な選手で一つお願いします。
- 348 :名無しさん:2008/12/01(月) 23:44:49
- >>345
SAKIはマスク被ってる時のみ凶暴なはず。
試合の最中にそれを剥がされたら・・・・・・
しかもそれを孤児達に見られて・・・・
- 349 :名無しさん:2008/12/02(火) 00:02:13
- >>345
是非!誰でも良いので千里さんばりの散りざまを見せて頂きたいです。
恐怖のみぎり描写を徹底的にお願いします。
- 350 :てみた:2008/12/02(火) 03:46:41
- 1.
「では、行きますよ〜」
本日、2度目の大技が炸裂して、対戦相手の体がマットに串刺しにされる。
『強い、強すぎる〜〜っ!! どんな選手も高層ビルの崩壊に巻き込まれては生きていられない。それが人間の限界なのか!! これはもう、人間の戦い方じゃないっ!! まさに災害、この生物災害を鎮める事が出来る猛者は現れるのか〜〜っ!!』
ワンナイトトーナメント、2回戦。
8名の選手が鎬を削る大会は、いつもよりもずっと早い時間に、5試合目が終わってしまった。
その発端は、2戦目のみぎりの試合の時、相手がみぎりと同じ力自慢の選手だった事。その不幸な選手が、中途半端に、自分の体に自信があったことから始まった。
開始早々、「生半可な攻撃じゃ通じない」と宣言した相手に、「そうですか〜」と。「それでは、全力で行かなきゃ、ダメなんですね〜」の言葉で、全てが終わった。顔面を叩き潰すラリアートで倒れた相手を、超高層ボディスラムで叩き落し、更にそこからギロチンフォール。たった3回の攻撃で、その試合は終わった。
このままだと、どこかでこの化け物とぶつかる。
そう気付いた瞬間、プロであるはずの選手達は、これが興行であるという事を忘れ、そこからの試合を見た観客の感想としては、酷いの一言に尽きた。
ミサイルキック→体固め(3分23秒)、アキレス腱固め(2分18秒)。信じられない数字が並び、そして、その下に、ボディスラム→体固め(0分42秒)と言う新しい表示が現れる。
だが、それから殆ど間をおかず、今度はSTF(1分08秒)と言う数字が飛び出した。
いつから、トーナメント戦は相手を倒す時間を競う勝負になったのか、呆れる人がいないわけではなかったが、それ以上に、決して弱くないはずの相手を1分や2分で仕留めるレスラー2人の、どちらが強いのか、興味を惹かれないはずが無かった。
だから、席を立つ者はいないまま、最終戦、決勝の試合の時を向かえた。
- 351 :てみた:2008/12/02(火) 03:48:23
- 2.
「いくらなんでも、やり過ぎです。お客さん、怒っちゃいますよ?」
心配そうに付いてくる、セコンドであり後輩に背を向けたまま、黙々と歩くのは、黒い髪を肩口で切り揃えた、一見落ち着いた雰囲気の女性。
だが、今日の試合の内容を見る限り、その性格が落ち着いている、大人しい性格で無い事は、誰の目にも明らかだ。
「構わないわ……試合が短かった、なんて苦情、来ないようにするから」
対戦相手を一瞬で極めてしまい、すぐにギブアップを奪ってきたからか、疲労は無い。むしろ、決勝の前に準備運動が必要になるくらい、余裕を残していた。だがそれは、対戦相手も同じだろうが。
「するって……どうやって……」
「……この試合に、4試合分の時間をかければいいだけよ、それなら、誰も文句は無いでしょ?」
「え……いや、それは……」
無茶苦茶で理屈になっていないけれど、少なくとも、目の前にいる女性が怒っている事は分かる。
「……何?」
「いえ……」
縦社会のプロレス団体、先輩の言葉は絶対で、下手な事は言えない。普段なら、それ程怖い人でもないのだが、機嫌が悪い時に近付くのは、野生の獣を前にするような危険を感じるほどだ。
実力は信頼しているし、国内ではトップクラスのレスラーだという事も分かっているが、それでも、相手の事を考えると心配にもなる。
「……行くわよ」
みぎりは、団体のエースでありオーナーである市ヶ谷が海外に行って、日本にいない時に殴りこみに来た選手で、今日のトーナメントまでに3人の所属選手が血祭りに上げられている。
新団体を設立してやっと軌道に乗り始めた時期に、たった一人の得体の知れないレスラーに、あっさり負けたまま引き下がりましたじゃ格好が付かない。
「は、はいっ!!」
試合で冷静さを失ってはいけないとは分かっているが、怒りを納めることができないまま、南利美は小川を連れて、リングへと足を進めた。
- 352 :てみた:2008/12/02(火) 03:50:27
- 3.
ざわざわと、不安に戸惑う観客席を尻目に、試合は今にも始まろうとしていた。
大空みぎりと、南利美。キャリアでは南の方が上でも、二人が並べば見た目は大人と子供のようで、南の体ははっきり言ってひょろい。
「確か〜、貴女は〜……ええと……強い人ですよね〜」
南を前に、緊張感を微塵も感じさせない声で言うが、日本でも有数のレスラーの名前を知らないのかと、呆れたムードが漂った。
「そうね、今は、一番強いんじゃないかしら」
この団体で現在、南に勝てる選手といえば、市ヶ谷くらいのもの。だが、その市ヶ谷はいない。
「はぁ〜、折角、いちがやさんと戦えると思ってやってきましたのに、またはずれですか〜」
「……はずれ?」
南の眉間に皺が寄って、こめかみの辺りが引きつる。
「いちがやさんを倒さなくちゃいけないのに、困りました〜」
南とて、市ヶ谷には一目置いていても、戦えば負けると言い切るつもりは無い。あの馬鹿力や、豪快な技は脅威だったが、自分の技がそれに劣っていると認めるほど、力の差があると思わない。
「それは困ったわね……」
硬く握り締めた拳をゆっくりと解きながら、構える。
「はい、困りましたけど〜……どうかしました〜?」
南の眼光は、みぎりを見ていなかったが、流石の鈍いみぎりでも、全く気付かないわけではないくらい、強い殺気が叩きつけられている。
「………残念だけど、市ヶ谷と戦う事は出来ないわよ……ここで、あなたは私が倒すわ」
ゴングが鳴らされると、ここ数年は大人しく地味な試合が目立った南が、珍しく自分から前に出る。
「倒されたくは、無いです〜!!」
みぎりの右の張り手が飛んでくると、それを、前に出る事で懐に潜り込んで避けて、そのままの勢いでショルダータックル。
「きゃあっ!!」
みぎりの体が揺らいで、後ろに下がらせられてしまった。
「あっ…………」
「遅いっ!!」
みぎりが反撃に移る前に、南の腕はみぎりの髪の毛を掴んで、引っ張りながら顔面へのエルボーを叩き込んでいる。
「きゃっ……うぅ〜〜……」
南が後ろに下がって初めて、みぎりの手が、それまで南がいた場所を薙いだ。
「ばな゛、うぢました〜………」
追撃を嫌ったのか、後ろに下がったみぎりの目からは、大粒の涙がボロボロと零れて、痛そうにはしている。
「呆れた頑丈さね……そんなに分厚い面の皮なら、これまでの態度も分かるわ」
打ち付けた肘が軽く痺れてしまうほど、強く打ち込んだのに、ダメージを感じさせない。ショルダータックルにしたって、効いている様子は一切無い。
団体に乗り込んできたときは、「この団体のエースの方を、叩き潰す為に参りました〜」と、大したキャリアも無い新人のくせに宣言したので、怒るというよりは呆れたものだったが。
ただ、その一言で全員を敵に回したのも確かだ。それなのに、悪びれる様子も無かったのは、この痛みに対する鈍さを見ていれば、何となく理由が分かった気がした。
「厚くなんてありませんよ〜、普通です〜」
頬を触りながら、自分の顔を確かめるみぎりは、隙だらけだった。いつもなら、見逃すはずだったが、今の南はそんな甘い気分じゃない。
「なら、試してあげる……!!」
みぎりの力は、試合の様子を見れば知る事ができたが、だからと言って必要以上に怖がるのは逆効果だと思う。
飛び込んで、みぎりの腕を掴むと、引き倒しての脇固め。みぎりの顔が、あまりの勢いで倒されて、今度はマットにぶつかった。
「ふぎゅぅ〜〜……離して下さい〜」
柔軟性はあまり無く、力が凄くて完全に極まっていない関節技でも効果があるようだったが、みぎりが少し暴れるだけで体が跳ね飛ばされそうなほどに揺さぶられる。数多くの選手の間接を極めてきた南でさえ、技を極めていると言うよりは、必死でしがみ付いてるような錯覚さえ感じてしまう。
(何て、力……市ヶ谷より……)
「は〜な〜し〜て〜〜……」
南の視界がめまぐるしく変化して、みぎりがロープに近付こうとするのを引きとめる内に、南を中心に、みぎりの体がコンパスのように円を描くように動いていた。中心にされた南も、体が引っ張られ続けて、出来た円はいびつなものになり、そして、みぎりの手が、終にロープへとたどり着く。
「……あ、ロープです〜!!」
グッ……
ロープを掴んだまま、みぎりが腕を引くと、南の体がふわりと浮き上がる。何をされたのか、気が付いたときには、南の目の前に、鉄柱が迫っている。
「危ないですよ〜?」
ゴッ………!!
何か硬いものに当たる音と共に、南の体がリングの上から放り出されてしまった。
- 353 :てみた:2008/12/02(火) 03:52:07
- 4.
「危ないっ!! あぐっ!!」
みぎりがロープを掴んだ瞬間、あのまま極まれば、ギブアップも奪えたのに、惜しいと思った。
だが、日本マット界でも、現在、最高峰の関節技は、間違いなく通じている。そう思った瞬間だった。
目の前で、みぎりがロープを支えにする事で、南の体を強引に振り解こうと、腕を振った。
ロープを掴んだのだから、放っておけばすぐにでも、解ける筈の技を、なぜ?
誰もその理由が分からないまま、みぎりは南の体を、強引に振り解いて見せ、そして、運が悪い事に、その先にはロープを固定する金具があった。
「がっ……ぐっ……うぅ……」
体を起こした南が、まず最初に感じたのは、ぬるっとした感触と、ズキズキとする頭痛だった。
「何が……あ……」
それが血で、痛みの正体が、額に出来た傷なのだと分かるのとほぼ同時に、目の前に、何か巨大なものが振ってきた。
「軽すぎて、投げ飛ばしちゃいましたね〜♪」
みぎりの姿を見た瞬間、体が反射的に動いて、体の前で腕を構えて防御する。
「えいっ!!」
みぎりの攻撃は、乱暴なサッカーボールキック。いや、ただ足を振り上げただけの、基礎も何も無い蹴りで、普段の南なら素早く掴んでドラゴンスクリューで捻り倒していただろう。
「っ………!!」
南のお尻が浮き上がって、後ろに尻餅をつくように飛ばされる。反射的に、足を掴んだ感触はあった。手が血で滑ってしまったとは言え、確かに掴んでいたのだが、南の手の中には何も無い。
「あっ……汚れちゃいました〜」
南の血を、困った顔で見下ろしながら、開いた間合いをまた、詰めてくる。
「クリーニング代、後でいただけますか〜?」
にっこり笑って、足を持ち上げ、振り下ろす。
みぎりの体重を乗せたフットスタンプが、南の太ももを直撃した。
「ぎっ……あぁあああああああああああっ!!」
「あっ、逃げないでください〜」
転がる南を追いかけて、更にもう一度、足を持ち上げるみぎりだったが、慌てているように見えて、流石に南はベテランだった。
振り下ろしてくる足を紙一重で避けて、膝裏目掛けて蹴りを叩き込む。全力で蹴るには危険な場所だが、体勢が悪いし、何より配慮する余裕が無い。
「きゃあっ!!」
最悪、膝くらいついて、時間を稼いで欲しかったが、みぎりは軽くふらついただけですぐに、立ち直ってしまった。
「……最悪ね」
だが、立ち上がる時間は稼げたし、ふらつきながらも構える余裕もあった。
「はぁ……しぶといですね〜」
南は、振り向いたみぎりの膝に、タックルを仕掛け、倒そうとする。蹴りつけたばかりで、少しでも痛みが残ってるだろうと信じて。
「ふっ……!!」
「あっ……危ないです〜」
身長が高ければ、足元は注意がおろそかになる。定石通りのはずだったが、不意打ちで仕掛けたタックルは、簡単に切られてしまう。いや、足はしっかり掴んだし、後は倒すだけだった。だが、みぎりが足を振り上げるだけで、簡単に、振りほどかれてしまったのだ。
「嘘……」
信じられない防御方法に、動きが止まった南の肩目掛けて、左腕が振り下ろされる。
「えい〜っ♪」
「がっ!!」
体が、ハンマーで打たれたように床に押し付けられ、肩の骨が悲鳴を上げて軋む。
「まだまだ、ですよ〜……えいっ、えい〜♪」
左腕一本で、連続で攻撃して、何度目かの打撃に耐え切れず、南の体が床に倒れた。
「あっ……ぐ……は……はぁ……ぁ……」
肩を抑え、激痛に苦しむ。だが、みぎりは容赦なく、その南の体を抱えて、リングの上に投げ捨てた。
- 354 :てみた:2008/12/02(火) 03:53:40
- 5.
「は……何なの……あれは……」
肩を抑えたまま這いずって、みぎりから離れた所で、ロープを掴んで立ち上がる。幸い、骨は無事だったが、全身の骨が歪んでしまったかのような違和感と、右腕を動かそうとすると肩に若干の痛みを感じてしまう。
「さあ、続きですよ〜」
リングを、ちょっと高い階段を登るかのように、ステップを使わずに登ると、トップロープをまたいで入場してくる。
「………化け物ね」
今更、言うまでもない事だったが、言わずにはいられない。
「はぁ、よく言われます〜」
みぎりは心外だと言う顔をしたが、それでも、慣れているのか態度にはそれほど出てこない。
「次は〜、どうやってせめて来るんでしょう〜?」
南は、攻めないのではなく、攻め方が思いつかないだけなのだが、みぎりにとってはそんな事情もお構いなしだった。最初に極めた脇固めは、みぎりの隙を突いたものだったが、流石にもう警戒されているし、みぎりが攻めてこなければ、あの巨体を倒す方法だってそう多くは無い。
「…………まだですか〜?」
みぎりは、南がみぎりが動くのを待っていると、知っているとしか思えないような動きで、焦らす。それが、全く何も考えていないと知っているのは本人と、極僅かなみぎりの事を良く知る人物のみ。
「……最悪だわ」
自分の実力に、自信があった南だったが、今回ばかりは流石に手詰まりに思えてくる。ここしばらくは、勝てる試合ばかりやって、感が落ちたのかもしれないと、自嘲気味に笑みがこぼれてしまう。
こうなったら、玉砕覚悟で突っ込もうか。負けてもいいという選択肢が無い、不器用な性格だから、勝ち目の薄い方法でも、確実に負けるよりはいいだろうと、腰を低く構えた。
「南さん、右腕、右腕です!!」
捕まれば御仕舞いの、博打のような特攻に出ようとした南の耳に、不意に届いた言葉に、視線を動かし、みぎりの右腕を見る。
良く見ないと分からないが、肩の辺りが赤く腫れて、左腕に比べると、構えた腕が下がっている。あまりの巨体と、そこから繰り出される攻撃に集中していて、そういえば、脇固めを振り解かれてから一度も、みぎりの腕を見ていなかった事に気付く。
確かに、みぎりのコスチュームはパフスリーブになっていて、肩を露出していないが、今はそれが少しずれて、よく気をつければ気付けなくもない状態になっているし、そういえば、右腕での攻撃も一切受けていない。
「……そういう事」
みぎりの馬鹿力で攻撃を受けて、苦しくても立ち上がる事ができた理由が分かり、冷静でいたつもりでも、実際はそうでなかった事を恥じるように、構えを戻す。
「あら〜、来ないんですか〜?」
南が来ると思って、身構えていたみぎりも、拍子抜けしたように力を抜いた。
「ええ、事情が変わったわ……」
「それと、小川……助かったわ……ありがとう」
- 355 :てみた:2008/12/02(火) 03:55:15
- 6.
みぎりの右腕は、決して調子がよくは無いようだ。だから、安心は出来ないが、左手側よりはまだ、攻撃を受け難いだろう。
「そんなに回ったら、目が回ります〜」
みぎりも、南から目を離さないようにはしているが、時折素早く移動する南に、足がもつれてつんのめりそうになったりと、危なっかしい。
「……そろそろね……ふっ!!」
飛び出すと、みぎりの 右腕を掴んで、投げようとする。投げる必要は無く、ただ、本当に痛めているのか確認し、隙を作る事ができればいい。
「あっ……させませ……っ!!」
みぎりの右腕が力強く、振るわれ、南の体が弾かれるが、腕を振りぬいた動きがある一点で止まってしまっている。
「そう、肩が上がらないみたいね……」
「え゛……?」
みぎりの声が、珍しく上擦る。図星を指されたのだと分かりやすい。
「弱みを見せてくれて、ありがとう……!!」
長らく、使っていなかった気がするハイキックで、みぎりの腕を蹴りつける。
「ひっ!!」
珍しく、本気で痛がった声が上がり、みぎりの右腕がガクンと、落ちた。
「決めるわ……!!」
腕を掴み、素早く飛びつく。飛びつき腕ひしぎ逆十字で、みぎりの巨体が再び、マットに倒れた。
「あっ……いたい〜……離して下さい〜」
暴れるみぎりも、今回ばかりは成す術がないようだった。
手足を振り回しても南には届かず、動こうとするだけで激痛が走る。そんな状態で動かれたら、正真正銘の人外だ。間接がある生き物にできることじゃない。
「さあ、ギブアップしなさい……腕を、痛めるわよ……」
最初から、手加減はせず、本気で極めている。普通の選手が相手なら、とっくに腕は使い物になら無い程の力だ。
だが、みぎりの腕はその筋肉のせいか、極まってるはずなのに、それでもまだ粘る。南も、額の出欠がそろそろ、体力を奪って苦しくなってきたせいで、腕に力を入れて、極め続けるだけでも楽ではない。
「あっ、いたいです〜〜〜、いたい〜」
「っ……もう、知らないわ……!!」
ゴキリ……音が鳴ると共に、みぎりの右腕から、完全に力が抜けてしまった。
「あっ……いやぁああああ〜〜〜っ!!」
- 356 :てみた:2008/12/02(火) 03:58:24
- 7.
「はぁ……あなたが、ギブアップしないから……」
南も、ギリギリだった。だから、折る位の勢いで攻めた。その結果、肩が脱臼した。不本意な結果で、決していい試合ではなかったが、それでも、もう試合は終わったと、南が手を外して立ち上がろうとしたとき、その足が、異常に強い力で、締め付けられた。
「な…………あっ!!」
ブン………………
南の体が、文字通り投げ飛ばされ、ロープにぶつかってやっと、動きを止める。
何が近いかと言われれば、ジャイアントスイング。それも、片腕で、倒れた相手に食らうとは思っていなかった。
「はぁ……っ……いたい、いたい……いたいぃ」
みぎりが体を起こすと、目には涙を溜めて、腕の痛みに苦しんでいる。だが、試合が終わったという意識は無い。レフェリーもまだ、決着を宣言してはいなかったし、ルール上、試合は続いている。
「そんな腕で……何……ひっ!! ぐぇ……!!」
体を起こした南が見上げた先には、延びてくるみぎりの片腕があり、それが喉を捉えると、口の中の唾液を吐き出し、気道を防がれて悶える。
「いたい……いたいです……」
ギチギチ……頚動脈が圧迫され、ぷつりと、意識が飛ぶ。だが、意識が飛んだと気が付く前に、みぎりの腕が、南の体を、マットに叩きつけていた。
「かはぁっ……げっ……げほ……ごふっ……ごほっ!!」
意識が覚醒すると同時に、流れ込んでくる空気に咽て、そして、口の中に鉄の味が広がっていく。
受身も何も出来ないまま投げ飛ばされたのだから、口の中を切ってもおかしくはない。だが、苦しみ咽び、血の混じった唾液を撒き散らす姿は、肩を脱臼したみぎりよりも、ある意味危険に思える。
何より、南の相手こそが、一番の危険の発信源だった。
「南さんっ!!」
「いたいですけど〜……まだ、負けられません……」
グシャ……
南の肩が、容赦の無いストンピングで踏みつけられる。
「ひぎっ……あっ……ああぁ……」
引きつった顔で横を見ると、踏みつけられた肩。その痛みは、じくじくと、時間が経てば経つほど酷くなっていく。指は動くし、折れている感触は無い、脱臼もしてないが、無事ではない。
「だって、折角のチャンスなんですから〜!!」
足で踏みつけるだけでは埒が明かないとでも思ったのだろうか、飛び上がり、ヒッププレス。
アイドルレスラーなんかがやれば、可愛らしいそれも、みぎりがやると、ただの殺人技だった。
「かっ……ごふっ!!」
肋骨が歪み、激痛が走る。体が押し潰されて、アバラの一本も折れているかもしれない。
「だから〜、あなたなんかに負けられないんですよ〜」
みぎりに、どんな戦う理由があるのかは分からないが、少なくとも、勝負はもう付いた。南は動けないし、すぐにでも病院に運ばなければいけない状態だ。みぎりだって、平気で暴れまわっているように見えて、酷い怪我なのは間違いない。
「あ……何……ああ……」
「前座の人は〜、さっさと負けて下さい〜!!」
片腕でのベアハッグが、南の腰を締め付ける。
「あっ……ぐぅっ……ひっ……あああああああああっ………っ……ぁ………ぅ………」
必死でみぎりの体をタップしようとするが、自由な腕は、先ほどのストンピングでまともに動かず、タップが出来ない。声は、肺を直に押し潰されるような締め付けで、空気が全て、体の中から吐き出されてしまう。
(こんな……勝てるわけ………)
意識が薄れ、何も考える事ができなくなっていく中、みぎりの狙いが誰なのか、そして、自分が負けた今、この後何が起きるのか、最悪の結果が浮かんでくる。
(……逃げて……戦っちゃ……ダメ…………)
あの高飛車で自分勝手なエースまでが、この化け物に倒されたらどうなるのか。少なくとも、市ヶ谷のカリスマで維持している現状のこの団体は、苦境に立たされてしまうだろう。
(……市……ヶ谷……)
意識を失った南が助け出されたのは、それから大分後。レフェリーが我を取り戻してからだった。
----------
スレの話題を総合したらこうなりました(笑)
最初は千種で、健気に戦ってもらおうと思ったのですが、ずっと上の方で、千種受けのSSがあったので、内容が被らないようにと。
何で、市ヶ谷に執着してるのか、みぎりが無茶をしてるのかは、レッスル愛のストーリーをやってない人には、説明不足だったかもしれません。色々可愛そうな人がいるんです。
では、こんなのでよければお納めください。
- 357 :名無しさん:2008/12/02(火) 06:48:53
- GJ!!!!
まさか、ここまで本格的な文章を書ける人が来るとは・・・
しかもちゃんとリョナ度も高く正にスレにあってるし正に神だ
欲をいえば他の人の書いたみぎりも見てみたいと思うのはわがまますぎだろうか・・・
- 358 :名無しさん:2008/12/02(火) 08:26:29
- なるほど、あのストーリーを引き継いでるから南であり市ヶ谷だと。
そうなると市ヶ谷編も期待(笑)。時間があればまたお願いします!
>>357
みぎりは少なくとも攻めネタには事欠かないと思うので書いてもらえる人がいれば
どんどん投下して欲しいのは確か。誰か続いて欲しいな〜
- 359 :名無しさん:2008/12/02(火) 08:55:17
- 南さんは攻めても受けても光る逸材だと思うんだ。
あとものすごい勢いで玉砕した某力自慢のレスラーに笑いを禁じ得ないw
でも実際体力400程度の相手に初手で必殺カード回ってくると、そんな展開になるよね。
- 360 :名無しさん:2008/12/02(火) 21:18:01
- GJです!
リョナ度も高いしどっちのキャラも価値が落ちてないと言うところが素晴らしいと思う
市ヶ谷編も読みたいけど、この展開だとブッチ切れた市ヶ谷様が荒れ狂う絵しか想像できないZE!
- 361 :名無しさん:2008/12/02(火) 22:26:17
- みぎりと真鍋でタッグ組ませる、もしくは、真鍋をみぎりのセコンドにつけたら、更にひどいことになりそうだ。
(あくまで、真鍋がみぎりを完全にコントロールできるという前提だが。)
いや、真鍋の研究・演技力・判断・口撃のスキルを見て、相当知能が高いんじゃないかと思ってさ。
- 362 :名無しさん:2008/12/02(火) 22:52:12
- 半ズボンで操縦桿を握って、「叩け! みぎり」ですね。
真鍋の知能は多分、結構低い。イベントとか普段の台詞とか見ても、あれで実は頭が良いとかなら、凄すぎる演技力だと思う。
- 363 :名無しさん:2008/12/02(火) 23:09:53
- 団体のクリスマス興行とかファン感謝興行のコミックマッチでありそうな光景だなぁソレ(笑)
- 364 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:06:52
- リョナ要員としていいのは分かるんだけど正直萎えはじめてる自分がいる>>みぎり
特別試合でのステが公式の強さだとしたら完璧超人すぎてどうしようもないんだよ
打防が5である以外はEとAと7しかないんだぜ? 極防Aとかどうしろと?
さらに暴虐・頑健・フォール持ちで受けまで習得してる
俺が特別試合でキャラのイメージ膨らませることが多いから過度に気になるのかもしれんが
- 365 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:33:09
- >>364を見て気が付いたんだけど、みぎりの特別試合での速さ7って実は凄くないか?
サイズL以上だと、零や龍子より上で、市ヶ谷と並ぶ。
ってか、無茶苦茶強いって、リョナ的には美味しい材料であって、マイナスイメージは無いから、やっぱみぎりを使ったネタが良いかどうかは趣味の問題なんだろうな。そればっかりじゃ飽きるのも確かだし。
- 366 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:36:04
- >>364
まぁ飽きが来ても仕方の無いことだと思うよ。
ここまで一人のキャラで盛り上がってきたんだからそれも異常な事態だしね。
まだ個人的にはみぎりに暴れて欲しいところだけどそれ以外の人はそれ以外で
どんどん他の話題を提供してもらえればここもより活性化するから良いと思う。
魅力的なSSあげてくれれば尚更良い。
とりあえずみぎり攻め押しつつ何かあれば、という事で希望かな。
- 367 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:41:48
- まぁ、飽きる飽きないは個人的な感情だしなー
飽きたからと言って、声高に「飽きた飽きた」言って他の人まで白けさす事も無いだろうとは思うけどね
ゆっこ嬲り最盛期に、結構飽きた言われて炊けど俺は飽きてなかったしね
どうせIDもない板なんだし、飽きた言う前に自演でも何でもして流れ変える方が建設的だと思うよ
- 368 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:42:15
- みぎりと真鍋が正コンビの団体の社長の俺ガイル
暴力的にフルボッコがみぎりの担当で、弱った相手を性的な意味で叩きつぶすのが真鍋の役目。
- 369 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:50:59
- >>368
お前、頭良いな
感動したわwww
- 370 :名無しさん:2008/12/03(水) 00:54:37
- >>368レッスル愛のみぎりのストーリーだと、みぎりにも良い相方いるんだけど、鯖2には出てないしなあ。
ただそれだと、真鍋がピンチに陥ったら、みぎりは何もしてくれ無そうでもあるな。みぎり、タッグで控えてる時に何もしないし。
- 371 :名無しさん:2008/12/03(水) 01:03:43
- >>368
するとアレか。みぎりに叩き潰され動けなくなった相手に
「みぎり〜。ソイツの水着でも剥がしちゃってよ〜。」「は〜い♪」
で、さんざん晒し物にされたあげく真鍋が飽きたとかで大技フィニッシュ命令。
今度は失禁END・・・ってのもアリか!?
- 372 :364:2008/12/03(水) 01:08:05
- みぎり、最早『飽きた』どころではなく『嫌い』になってきたが
しかしこれはもしかするとブロック・レスナーが『次代の大物』と呼ばれていた頃のWWEファンの心理なのかもしれない
そう考えるとやはり凄いタマだよ・・・うん
これ以上なんか言うのはやめます、367の言うとおり建設的ではないし
雰囲気悪くして申し訳ない
- 373 :名無しさん:2008/12/03(水) 01:45:17
- レジェンドより強いレスラーが許せないんですね、わかります。
- 374 :名無しさん:2008/12/03(水) 01:50:16
- じゃあ本スレで大人気の斉なんとかさんで。
……まあ、ストイックさからくる凄味は南さんや龍子さんがいるからあまり目立たない…つか、地味だな。
- 375 :名無しさん:2008/12/03(水) 02:02:15
- さいとーさんは…なんだろ? まったくこう、何も…(´・ω・`)
- 376 :名無しさん:2008/12/03(水) 02:10:31
- 折角名前出たのに斉藤さん、話が発展しねぇ(笑)
もうちょっとこう・・・みぎり並みに話題性のあるキャラはいないのか・・・
- 377 :名無しさん:2008/12/03(水) 02:16:22
- いや、まぁそんな無理くりに探さなくともいいんじゃないかな(笑)
- 378 :名無しさん:2008/12/03(水) 02:29:53
- >>377
ごもっとも(笑)
とりあえず空気的に投下しづらくなっているといけないのでみぎり関連でも
全然歓迎って事でOK?
レスがついてこそだしね。
- 379 :名無しさん:2008/12/03(水) 02:46:52
- >>378
全然OKっすよ
- 380 :名無しさん:2008/12/03(水) 03:00:43
- 俺はどんなネタでも残さず受け切ってみせるぜ。
ばっちこーい。
ところで今、うちのかぁいい伊達が育成中にむとめに殴り込まれて入院させられたんだが…これはフラグですか?
とりあえず明日ガルムさんで仕返しにいくお(`・ω・')
- 381 :名無しさん:2008/12/03(水) 03:30:37
- 以前書き込みしたみぎり・小鳩・零三人メインの社長ですがこの三人の殴りこみ時の台詞が・・・
みぎり「うふふふふ。あそこを潰してくれば良いんですね〜。」(前述)
小鳩「任務は?(異様にドスの効いた声で)・・・・・あ、普通の殴りこみなのね♪いってくるわ。」
零「誰がターゲット、なの?」
・・・こんな殺伐とした団体作るハズじゃ・・・潰し屋育成ゲームか・・・orz
・・・まぁ、リョナ向けだなとは思うワケですが。
>>380
むとめ惨劇の予感(笑)。けどガルムさんは上記三名に比べれば爽やかな気がしてきた・・・
- 382 :名無しさん:2008/12/03(水) 16:11:16
- ガルムさん人格者だしね。怒ったらこえーよなーとは思うが。
無茶するハネッ返りに制裁マッチ的な雰囲気。
- 383 :名無しさん:2008/12/04(木) 00:09:02
- >>380
付き人の伊達をブック破りで怪我させた武藤へガルムさんが制裁マッチですね、わかります
- 384 :名無しさん:2008/12/04(木) 00:56:34
- どう考えてもガルムズディナーでぶち抜かれ悶絶するむとめの図しか思い浮かばない・・・(笑)
あれはLLクラスが喰らってもタダじゃ済まないだろうなー。
みぎりでも胃液逆流させそうな・・・
- 385 :名無しさん:2008/12/04(木) 01:01:45
- リングに上がったガルムさんだけはガチ。
きっとレッスルの世界のファン達からそう言われてるはずに違いない。
- 386 :名無しさん:2008/12/04(木) 01:10:09
- あのキラー零でもガルムさんの道義に反した事したらボコにされそうだな。
ガルムさんの前でボロボロになって半泣きになりながら怯える零萌え。
- 387 :名無しさん:2008/12/04(木) 01:19:19
- ガルムさんだけはガチ……で思いついたんだが。
明らかに、勝敗が分かりきってるような勝負で、弱そうなほうが勝っちゃって、八百長を疑われて。
勝ち目が無いのにギブアップも出来ず、フォール負けも許されないままボロボロに嬲られる試合とかが見たい。
サイズSとLとか、ゆっことかむとめみたいなタイプの選手を地味でパッとしない選手がとか。
弱そうな方が勝つってわけじゃなくて、絶対勝つだろうと思われてた方が負けて、八百長じゃないと証明する為の公開処刑を受けさせられるとか。
- 388 :名無しさん:2008/12/04(木) 02:50:18
- シチュ的な話ならまた話が戻りそうだが
闇プロレスなどのルール無用の場所、見世物的な場所でみぎりがどこまで残虐になれるか
ってところを見てみたい。相手に選ばれる選手は不幸も良いところだが。
パターン化して申し訳無いけど需要はありそうだと思うんだ。
- 389 :名無しさん:2008/12/04(木) 04:36:00
- 空気読まないみぎーは本人的にはテンション変わらなかったり。
ただ、止める人間がいなかったり制御するものがないと死人が出そうなんで、リョナから猟奇の域になりそうだ。
- 390 :名無しさん:2008/12/04(木) 04:49:50
- そこまでいくと空気読むとかそういうレベルじゃないから、
普通のと変わらない試合をして
逆に空気読まずに勝手に切り上げちゃいそうな気がする。
- 391 :名無しさん:2008/12/04(木) 04:54:27
- みぎりの、空気読まないって言うのは何て言うか、思い通りに動いてくれないって考えておけばいいっぽいね。
つうか、空気読まないから、普通の試合でも、何でもありでルール無用の残虐ファイトをやっちゃうわけだ。
それならいっそ、シナリオのある試合で、更に2対1とかのハンディキャップマッチで、負ける予定だったのに、空気読まず倒しちゃうとかの方がみぎり向きだと思う。
怪獣退治のヒーローショーかと思いきや、血生臭い虐殺ショーになっちゃった、みたいな。
- 392 :名無しさん:2008/12/04(木) 05:48:00
- みぎりのヘルインアセルとか、マジ惨劇になりそうでwktk
レフェリー不在の反則裁定なしでみぎり相手とか、対戦者ご愁傷様って感じだけど。
だがそれがいい(リョナ的な意味で)。
事前に「相手を叩きのめして金網の外に出れば勝ち」とでも教えておけばガンガンにやっちゃいそう。
- 393 :名無しさん:2008/12/04(木) 10:25:58
- SAIなんとかさんで話をひとつ書こうかと思ったが、あまり思いつかなかった。
- 394 :名無しさん:2008/12/04(木) 11:12:37
- 祐希子のような能天気お馬鹿タイプの娘が、ぼろ雑巾のように
嬲られ、自我が崩壊するほどに激しく●されるシチュに異常に萌える俺参上。
- 395 :名無しさん:2008/12/04(木) 11:35:47
- >>391
確かに2VS1形式の方が相手の生存確率も上がりそうだしね。
それにそのシナリオだとヒーロー役二人組が誰になるかって色々妄想出来て良いな。
あと390の言うようにあっさり風味の結末も考えられると思うけど何だかみぎりのイメージって
相手をおもちゃみたいにいたぶる感じって個人的に持ってるんだ。持ってるぬいぐるみで連想しちゃうのかな・・・?
だから相手が動かなくかった時点でストップとか制限つけるべきか。(それでも酷いが)
>>393
だから何故に斉藤さんっ!?(笑)
- 396 :名無しさん:2008/12/04(木) 11:51:40
- >>386
「オゥ‥“寿ぃ”‥テメーの大好きな‥“総合スタイル”ってなぁ‥‥“こーやんの”かぁ‥!?」
「ひ‥やめ‥っ!?」
“メキョォ‥ッ!!”
パウンドだっけ?馬乗りパンチであの馬鹿でかい拳がドカドカ降ってくるのは地獄だよな。
特拓風味なのはご愛嬌だ(゚∀゚)
- 397 :名無しさん:2008/12/04(木) 12:57:22
- サイなんとかさんはリョナとかよりも、ミミさん辺りと絡ませたり
コメディーチックな奴がとか、微妙な百合的要素な話が似合ってしまうのだぜ。
現にそういうのだとさくさく筆が進むのに
リョナで何か書こうとするとピタリと筆が止まる。
- 398 :名無しさん:2008/12/04(木) 13:10:44
- >>397
エロパロスレで
待ってるぜ!!m9(・∀・)
- 399 :名無しさん:2008/12/04(木) 13:31:40
- >>398
微妙な百合ってだけで、内容はエロって訳でもないからねー
まぁ日の目を見ることは無いと思うので、HDDの肥しになるだけ(笑)
- 400 :un:2008/12/04(木) 15:37:58
- 寒いときは人の温もりが恋しいね!
http://pop33.jp/match/
- 401 :名無しさん:2008/12/04(木) 17:10:16
- >>399
肥やしだなんてもったない!
でも、どこのスレにも属さないジャンルとなると発表するのも難しいかー
- 402 :名無しさん:2008/12/04(木) 19:06:06
- ガルムさんの大将っぷりみてたらこんな電波を受信した
みぎりvsガルム
暴走するみぎりに『潰されるモンの痛みを教えてやる』と吼えるガルムが立ちはだかる
みぎりが序盤からパワーにまかせて攻め込むも、日本人最重量級のガルムを相手にいつものように振り回せない
逆に大技を狙いすぎて返され、体力を削られていく
さらに強引なグラウンドでの痛め技(ヘッドロックとか)で疲弊させられ、コーナーへ
『ここで逃げるようなレスラーにはうちのエースとやらせられない』と言われ心理的に動けないみぎり、全力のガルムズディナーを食らってしまう
その後全く容赦のないガルムの攻めに(←詳細思いつかんかったw)ついにみぎりKO
しかし後日、『潰されるのはイヤだ』→『じゃあ先に潰せばいい』と妙な方向に思考がスパークし、さらにファイトが荒っぽくなるみぎり
その姿を見てガルムは頭を抱えるのだった
- 403 :名無しさん:2008/12/04(木) 19:34:00
- >>401
そうだね、発表だけならサイトなり何なり作れば出来るけど
つい最近の某ブログ閉鎖騒動を見てる身としては
全員がとは言わないけど、レッスルエンジェルス二次創作の閲覧者側に良い印象はほぼ無い。
だからサイトをやる気も無い。
匿名でやれる場所で書きたい物を書いているのが一番いいのさね。俺はね。二の舞はゴメンだ。
>>402
その調子だとガルムさんそのうちみぎりのせいでガリガリに痩せてしまいそうだなw
- 404 :名無しさん:2008/12/04(木) 21:03:49
- >>403
荒業として、直接保管庫に送り込むとかどう?
まとめのひともNOとは言わないだろうし
- 405 :名無しさん:2008/12/04(木) 21:56:37
- >>404
いや、投稿できる場所があるような内容であれば
そこに投稿するから別に構わんのよ?(笑)
ただ、投稿する場所が無い内容物を発表する場合にサイトとか作って
そこで閲覧者側から、ちょっと自分の趣向に合わなかったり、希望が通らないだけでボロクソにされるのが嫌ってだけ。
あんなリンチに近いもの見せられたら誰だってそう思うよ。
- 406 :405:2008/12/04(木) 22:09:26
- すまん、ちょっと熱くなってしまった。
文章を書く上で目標としていた人のブログだったので
あれを思い出すとつい熱くなってしまうんだ。申し訳ない……。
変な流れになる前に消えるとするよ。
- 407 :名無しさん:2008/12/04(木) 22:32:47
- まあ、こんな程度で熱くなるなら自サイトで発表とかオススメ出来ない。
頑張れ。
- 408 :名無しさん:2008/12/04(木) 22:43:28
- まあ、レッスルはファンが少ないわけじゃ無いけど、決してメジャーなジャンルじゃないし、SSとかの投稿サイトとかはあんまり無いよなあ。
リョナ板とかエロパロとか、ジャンルがはっきりしてる所に投稿できる話って、書いてる、書ける人の数に比べてごく一部だと思うし。陽の目を見ることなく埋もれてる作品とか妄想って多いんだろうな。
エロもあるけど基本的にリョナ中心の話とか、話はリョナなんだけど、リョナ板じゃ出せない話とか、自分にもあるし。
こういう掲示板だと、長編は文字制限もあって投稿するのが大変そうだし。
ただ、歴史があるゲームだから、どうしても趣味や意見の不一致ってあるし、どんなジャンルでも投稿OKとかにしちゃうと、色々問題が発生しそうだ。管理する人の負担を考えれば、誰か作ってとは中々言えないな。
- 409 :名無しさん:2008/12/05(金) 00:02:01
- ちょっと、こう、藤原さんとかまっすぐで可愛いくてスタイルもいい娘って
普段は手塩にかけて育ててるが、たまに鏡さんとかぶつけて少しいじめてみたくなる
- 410 :名無しさん:2008/12/05(金) 00:20:37
- そしたら、藤原さんが勝ってしまうという思いがけない出来事がおきるんですね。わかります。
- 411 :名無しさん:2008/12/05(金) 00:36:36
- まあなw
関節技でいじめてたらエクスプロイダーでぶん投げられ逆転という、普通にいい試合になるから困る。
- 412 :名無しさん:2008/12/05(金) 00:37:10
- 小鳩を受けにできないか考えてみた
ピンチボイス:ドM
本質:ゴルゴ
無理だ・・・
- 413 :名無しさん:2008/12/05(金) 00:59:37
- >>412
いや、ガルムさん限定なら受けに回れると思うよ?
まぁリョナっていうよりほのぼのになりそうだが396の零と同じように何か失態やれば
ボコにされると思う、ガルムさんは自分のとこの下には厳しいと思うから。
Mボイスも出してる余裕無い程殴られそうだし・・・(笑)
もし小鳩とみぎりをぶつけたら只の殺し合いになりそうな気がして怖ぇ・・・
- 414 :名無しさん:2008/12/05(金) 02:05:33
- ここでキング・オブ・M
全方位受けの内田さんを押してみる。
- 415 :名無しさん:2008/12/05(金) 02:40:14
- ラッキーさんは真性っつーか…ロメロかけられてうっとりしてそうだからダメw
- 416 :名無しさん:2008/12/05(金) 06:23:46
- その様子じゃ極め方が悪いと
試合中でも相手を叱りつけそうなんだけどwww
もっとしっかり極めてよね。みたいな
- 417 :名無しさん:2008/12/05(金) 07:35:36
- つまり、攻められてると見せかけて、実は相手を追い込んでる高度過ぎる精神的リョナ責めか。
極めてる側がギブアップしそうだわw
- 418 :名無しさん:2008/12/05(金) 08:09:43
- 鯖1の新キャラ組はなぜかどうにもリョナには使いづらい気がするのよね
鏡だけは使いやすいけど
- 419 :名無しさん:2008/12/05(金) 08:39:51
- 旧作キャラは背景がもう出来上がってるから単純に使いやすいんじゃねえかな
- 420 :名無しさん:2008/12/05(金) 08:40:27
- 鯖1キャラだと、真壁受けは鉄板だと思う。
つうか、バックボーンが無いから発展しにくいだけだと思うぞ?
- 421 :名無しさん:2008/12/05(金) 08:46:33
- まあキャラ設定が薄いからねぇ鯖は
だから似たようなレジェンドキャラに隠れちゃうんじゃないのかなぁ
鏡なんかは稀なキャラというか
あぁ言う女王様キャラが前作までいなかったのと
それに加えて関節使いとまさにリョナで使えと言ってるもんでしょ
愛キャラと比べて結構不憫なイメージが強いかな扱いはw
- 422 :名無しさん:2008/12/05(金) 11:28:03
- 人気スキルがあるのに地味というワッキーとかな。
だだ滑りで気の毒になってくるよ。
- 423 :名無しさん:2008/12/05(金) 12:50:27
- ワッキーなぁ…ああ、ダメだ。何もイメージわかねw
- 424 :名無しさん:2008/12/05(金) 15:59:37
- 最近、ほったらかしになってるけど愛公式のストーリーアプリ。
あそこで鯖1の既存キャラのストーリーとかやってればまた妄想もしやすくなってたと思う。
愛のキャラは妄想しやすいのにもったいないな・・・
あと鯖煮のコンプリートガイド買ったが資質なんか見てるとまた別の妄想が広がってくる。
・・・一部納得いかないキャラもあるけど。
- 425 :名無しさん:2008/12/05(金) 18:58:10
- >>417
時間切れになるまで南さんの関節技を堪能して引き分け。
試合後にマッキーに晴れやかな顔で、腕とかプランプランさせながら試合の話しをして「またかよ…」みたいな顔をされる内田さん
一方、近くのおでん屋台で鼻水啜って、えぐえぐとベソかきながら市ヶ谷に慰められる南さん
後日、自信喪失して引退届け…と。
恐ろしい精神破壊だな。
- 426 :名無しさん:2008/12/05(金) 20:54:08
- うっちーすげぇぇぇベクトルは違うけど明らかに壊し屋(笑)
- 427 :名無しさん:2008/12/05(金) 23:47:42
- 何か最近はメンタルリョナが流行ってるのか・・・?(笑)
いやまぁ笑える展開もありだがそろそろ正統リョナSSも見てみたいところ。
誰か読ませてはくれないだろうか・・・
- 428 :名無しさん:2008/12/06(土) 01:24:20
- まあ文章書くのは結構時間かかるから
皆さん今は構想中とかじゃね
焦らず待とうぜ。
- 429 :名無しさん:2008/12/06(土) 01:33:31
- >>428
確かに。落ち着きが無くて悪かった。
ここのところ面白そうなネタが色々話題にあがってたんで期待してしまった。
他人任せだけじゃなくて色々小ネタでもあれば書き込みたいところだな。
- 430 :名無しさん:2008/12/06(土) 06:06:35
- ガルムさん支援sage
って事で、作品を投稿させて貰います。
- 431 :430:2008/12/06(土) 06:07:45
- 1
とある新日本女子プロレス興行のメインイベント。
リング上で戦いを繰り広げているのは近藤真琴と森嶋亜里沙だった。
「は……ッ……はぁ……ッ……はぁ……ッ……」
森嶋の息は大きく乱れ、口内をカットしているのか端からは一筋の赤。心なし片目は腫れ上がり、苦戦を強いられていると言えよう。
「先輩。そんなものですか?」
対照的なのは近藤である。涼しい顔で相手の森嶋を微かに見下すような口調で言葉を漏らし、見た目ダメージを負っているような様子は無い。
「く……ッ……舐められたままじゃ終われないわね……沈みなさい近藤ッ!!」
追い詰められた森嶋が口元から垂れる血の筋を拭い、後輩でもある近藤に一方的に攻められたまま終ってたまるかと、特徴的でもある彼女の長い腕が蛇のような動きで近藤へと伸びる。
「また、それですか……」
伸びてくる森嶋の腕を近藤はワンパターンだ。と、苦笑しながらヘッドスリップでかわし相手の懐へと潜りこむと森嶋の顔が青ざめる。 「しまった」 そんな声を漏らすと同時に身を後方へと引こうとするも、近藤の体は既に回転を始めており森嶋はその渦へと吸い込まれるように動きが止まる。
「喰らえぇぇぇッ!!」
自ら生み出した渦より飛び出してきたのは、近藤が必殺技としているバックハンドブロー。
近藤の拳は見事森嶋の顔面を捕らえ、森嶋は声を発する事無くリングへと崩れ落ちていった――――――
「っしゃぁッ!!」
先輩である森嶋をKOでリングに沈めた近藤がコーナーへ駆け上がり拳を天井へ向け振り上げる。
その近藤はここ最近めきめきと実力をつけ、メインイベントを張るまでに成長を遂げていた。その中で斉藤彰子、神田幸子など同じタイプである格闘技出身者をも飲み込み、そして今日、プロレスを主体としていた先輩レスラー森嶋までもを飲み込むという結果を見せ、その勢いはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いであった。
そんな大金星を繰り返す近藤であったが、その大金星に気を良くしてしまったのか、徐々にプロレスに対し舐めた態度を取り始める様になっていく。
「動きの遅いプロレスラーなんて、キックをやっていた自分に取っては亀を相手にしているようなもんですよ」
とある雑誌のインタビューで近藤はそんな事を言った。
だが、それを良しとしないのは同団体に所属しているレスラー達である。ただ、団体でも実力者と言われている者達を難なく殴り、蹴り倒して来た近藤に対し、文句を言えるようなレスラーは多く無い。
結局文句を言ってもリング上で負けてしまえば、それはただの遠吠えでしかない。悔しいが近藤の実力はブラフでは無く、それに勝てる自信の無い者は影で悔しさに奥歯を噛み締める事しか出来ないでいた。
「あの野郎――――――」
しかし悔しがるレスラーの中で一人。一際体の大きいレスラーが悔しがるというよりも、気に食わないといった表情を浮かべ、その雑誌を握り潰した――――――
- 432 :430:2008/12/06(土) 06:08:45
- 2
「おい、近藤。次の興行で私とやる度胸あるかい?」
練習中の近藤に半ば挑発気味に声をかけたのはガルム小鳥遊。
近藤は意外な人物からの申し出に目を丸くする。それは普段ガルムが喧嘩を売るというよりも、喧嘩を買い、とことんその喧嘩に付き合うというようなスタンスを取っていたからだ。
「へぇ……ガルムさんでも喧嘩を売る事もあるんですね。いいんですか? 自分で言うのもなんですけど、今の私は強いですよ?」
丸くした目をゆっくりと細めた近藤が自信ありげな表情でニヤついて、その体で自分の動きについてこれるのかと半ばガルムをバカにして見せる。
「けっ、言ってろ。リングの下じゃ何とでも言えるわな」
近藤の言う事など戯言だ。と、そんな態度で相手を鼻で笑ったガルムも近藤に対し自信ありげな笑みを浮かべ、お互いがその表情のまま視線だけ鋭い物をぶつけあっていた。
そして、来るべき時が訪れる。近藤真琴対ガルム小鳥遊。
両者自コーナーから相手を睨みつけ、試合前から気合の入り方に異様な物を感じ取ったか観客がそれに応え大きな歓声を上げる。
その歓声を裂く様に響く試合開始のゴング。その音が鳴ると共に近藤は試合早々に勝負に出た。
「うぉぉぉりゃぁぁぁッ!!」
雄叫びと共に身を低くしながらガルムの元へと駆ける。
対してガルムはその近藤に焦る様子も見せず、まるで仁王立ちでもするかの如く自コーナーへと聳え立ち不敵な笑みを浮かべるだけであった。
「来いよ。好きなだけ殴らせてやるからよ」
その不敵な笑みから発せられた言葉に近藤の表情が怒りに歪む。自分の得意とする打撃という分野をあえて受けようとするガルムの態度が気に食わない。八重歯をむき出しに渾身の力を込めたボディーブローがガルムの腹を抉る。
「入った……ッ!!」
「何が入ったんだ?」
自分の拳に伝わる感触に得意顔を浮かべた近藤であったが、それよりも更に涼しい顔を浮かべ口端を吊り上げガルムが不気味にニヤついた。
「なぁ――――――ッ!?」
ボディーブローを放ったままガルムの顔を見上げた近藤は驚きを隠せない。自分の拳はガルムの腹へとしっかり埋まり、手応えも十分。だというのに、相手が涼しい顔をしていれば無理も無いか。
「さぁて、試合開始と行こうか――――――」
体系に似つかわないほどの速さでガルムの両手が近藤の頭を捕えると、ガルムの両目に一段と鋭さが増した。
- 433 :430:2008/12/06(土) 06:09:50
- 3
「う、うわぁぁぁ――――――ッ!!」
近藤の体がまるでぬいぐるみでも振り回しているかのように遊ばれ、コーナーへと投げつけらるとリング全体が振動で揺れて軋む。
その勢いを殺せず反動でコーナーから押し戻された近藤が、痛みに顔を歪め背中を押さえ咽び返っている所に 「地獄へ行くにはまだ早いぜ」 ガルムの声が聴こえたと思った瞬間視界が大きく歪んだ。
「な゛……ぁ……ッ!?」
大きな力で真横へと吹き飛ばされる近藤の頭部。それはガルムの打撃である。ラリアットというには不細工でぶっきらぼうな攻撃。前腕部分を力任せに振り抜くだけの攻撃ではあったが、ガルムの力、そして体重をもってすれば、その攻撃も立派な技になりうるか。その攻撃を右腕、左腕、右腕、左腕。と、近藤の頭部へと交互に打ち付けていく。
前には巨体のガルム、左右からはガルムの腕、背中にはコーナー、近藤の逃げうる場所は無い。いや、一つだけある。しかし、そこに逃げると言う事は近藤がダウンすると言う事である。
「あ……ぐ……ぅ……ッ」
しこたま頭部を殴られた近藤の視点が定まらず、コーナーを背にずるずると沈み尻餅を付く形で、ようやくガルムの攻撃から逃れる事が出来た。が、この場合、逃れるという表現が当てはまるとは到底思える物では無い。
「どうしたよ? 私より強いんじゃなかったかよ?」
意識朦朧とした近藤をガルムはお構い為しに踏みつけるというより、シューズ裏で蹴り潰す。
何度も、何度も、何度も、シューズ裏とコーナーバックルの間をバウンドするかのように近藤の顔が弾み、鼻は潰れ出血を帯び、顔全体は紅く微かに晴れ上がる。
「ぐふ……ぅ……ぅ゛」
意識があるのか、既に途切れているのか……恐らくその合間で漂う近藤の体はコーナーとロープに支えられていなければ、起きている事は無いだろう。
止め処なく垂れ落ちる鼻血が近藤の胸部のコスチューム、トランクスタイプのパンツ、そしてリングを朱色に染めあげる。
「ぶは……ぁ……ッ……ぁ……ッ……ぜ……ッ……ぜぇ……ッ」
痛々しく腫れ上がった近藤の口から声が漏れる事は無い。漏れるのは激しく上がりきった息使いだけだった。
「ほら、立てよ。試合が終っちまうだろうがよ」
「がふ……ッ……ぁ゛……ぁ゛あ゛ッ!?」
既に戦意喪失気味の近藤の喉下を片手で掴むと、いとも簡単にその体を持ち上げるガルムが獰猛な犬の如く八重歯を剥き出しにして笑って見せる。今の状態で近藤がその笑みを見えているのか定かではないが、見えているとしたら悪魔の様な面容に見えている事であろう。
「喜べ、地獄の一丁目に招待してやるよ」
近藤の喉元を掴み持ち上げたガルムが、のど輪落としの要領でコーナーへと近藤の体を投げつける。すると、運がいいのか悪いのか、近藤の力の抜けた両手がトップロープへと絡まり崩れ落ちる事無くうな垂れる様な状態で磔にされ、それはまさにキリストが民衆に投石され傷付き十字架に磔にされた姿のようであった。
「ぁ……ッ……ふ……」
微かに残る意識の中、近藤が軽く顔を持ち上げる。それを見たガルムは近藤の髪を掴み、己の顔を近藤へと近づけ大きな笑いを零す。
「おい、準備はいいか? メインディッシュがまだなんだよ」
既に死に体の近藤へそう言い放ったガルムが対角線上のコーナーへとゆっくり歩き、そのコーナーへたどり着くと踵を翻し照準を近藤へと合わせた。
そして始まる、ガルムズディナーへのカウントダウンが本人の強い足踏みによって始まった。その足踏みに合わせる様に観衆もチャントで応え、ヴォルテージがあがるにつれガルムの足踏むが早まっていく。
「腹ァ下すなよ!!」
足踏みが一定のスピードまで上がると、一気に近藤へと駆けて行く。その姿はまさに重機関車。
「ごぁ゛……ッはぁ゛!!」
その衝突、衝撃は正に交通事故と言うに相応しいもので、ガルムの肩とコーナーにプレスされた近藤の口は大きく開き両目も同じく見開かれ硬直してみせると、次の瞬間に近藤の体から力が一気に抜けガルムへ体重を預ける様にしな垂れて見せる。
「これに懲りたら、あんまプロレスを舐めるんじゃあねぇぞ」
そんなガルムの呟きも、近藤には届かない。
体を大きく痙攣させ、夥しい量の鼻血を垂らし、半開きの口からは止め処なく涎が垂れ落ちる。そんな状況の近藤をリングへと投げ捨てたガルムは、まるで埃でも払うかの様に一度二度と手を叩く。
その姿、正に地獄の番犬と言うのに相応しく、近藤に深い傷跡を残した――――――
- 434 :430:2008/12/06(土) 06:29:24
- ついカっとなってやってしまった。今は反省している。
深夜から朝方にかけてのテンションは色々駄目だね
何度読み返しても酷いやorz
- 435 :名無しさん:2008/12/06(土) 09:24:27
- GJ!!
そら、ガルさんの腹殴ってもきかねーよなぁw
しかし打撃系の面子に桜井さんや伊達ではなく近藤、神田、斉なんたらさんを揃える社長の通っぷりときたら。
- 436 :名無しさん:2008/12/06(土) 14:25:51
- >>435
ありがとー
彼女達のバックボーンの実績を考えれば雇っていても不思議じゃないんだぜ!!
- 437 :名無しさん:2008/12/06(土) 14:56:17
- ガルムと近藤て、ニッチな所をつきすぎだろ
にしても、もうちょっとボリューム欲しいな
この長さだったら冒頭部分から試合って具合にはいかないの?
- 438 :名無しさん:2008/12/06(土) 21:38:03
- >>430の作品が悪いとは言わないが
今までの盛り上がりが嘘みたいに静かになったな
- 439 :名無しさん:2008/12/06(土) 21:54:01
- みんなエロ本読んでるせい。
- 440 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:03:25
- なんか>>430への評価が辛いなwww
十分GJだと思うけど。
難を言えばサックリブッツリな尻切れトンボ感が微妙だけど。
>>437はワガママボーイだな。
近藤をニッチ対象って、どれだけ制限かけるんだよwww
俺は鯖1発売前は結構近藤に魅力を感じてたんだ…ぜ?
ガルムさんが制裁役ってのも無理が無いし、使われてないのを掘り起こしてくれたイメージだが。
>>438
エロ本出たから再プレイ&ネタ探しだよ!
- 441 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:27:55
- 長文大作に目が慣れ過ぎだろ。ガルムさん制裁役はスレで出てたしな。
真のニッチとは、なべとも&中江とかだな。
どっちが攻めとか受けとかそんなレベルじゃないぜ。
- 442 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:31:46
- 短いって言うけど、長ければ長いで話がグダグダになる事だってあるし、無理して長くしたってつまらないしな。
でも、読んでみて思ったんだが、レッスルって、ヒールの人で本性までヒールなのって、素質が低いのばっかだよな。
グリ山さんもガルムさんも、リングの外じゃ良い人だし、朝比奈さん辺りも決して悪人って感じじゃないし。
良くも悪くもプロ意識って言うか、ヒールとしての役割をこなしてるイメージだった。
だからなんだろうな、リングの上で対戦相手を叩き潰すまではやっても、それ以上はやりそうに無いから、リョナ的にヒールのキャラがあんまり使われないのって。
みぎりは天然でやりすぎるし、鏡様は趣味が趣味だから、好まれてるんだろうし。
- 443 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:34:31
- >>438
あれだけみぎりで盛り上がってたとこに、みぎりSSが投下された後の流れと
話題が落ち着いてから、SS投下された後の流れを比べる事事態が間違ってる
つか、一行目は完全に余計だろ
- 444 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:57:02
- 最近SS投下に関してだけ見ると、なんかやけに敷居高いというか、作品に対して厳しいというか
前はもっとネタとかレポとかSSを気軽に持ち寄ってた感じするんだけどなぁ
- 445 :名無しさん:2008/12/06(土) 22:58:31
- 近藤ってボクシングベースなんだな。
同じボクシング出身だと、神田とか零とかか。
零にボコられてリングに沈む姿が見えたw
- 446 :名無しさん:2008/12/06(土) 23:10:09
- >>445
いや、あいつはキックボクシングじゃなかったっけ
ただ蹴りパンチが得意なキックボクサーだと俺は思ってる
まぁボコられるのは間違いなさそうだがw
- 447 :名無しさん:2008/12/06(土) 23:25:10
- >>446あ、キックだった。指摘してくれて有難う。
レッスル愛のみぎりのストーリーで、みぎりの雇い主が零の面影を近藤に重ねてるシーンがあって、勘違いしてた。
どちらも得意技が同じだから、気になって採用した、とか。
- 448 :名無しさん:2008/12/07(日) 00:47:03
- エロ本2読んでると色々と妄想が広がるな
諦めの悪い俺はみぎりの早熟短命でひとつ考えてみた
・・・酷くブルーになって断念した
もうみぎりが斗羽さんにしか見えない
- 449 :名無しさん:2008/12/07(日) 00:55:33
- 別に書いた本人がブルーになるような話なら無理に、とは言わないけど
みぎりネタ自体は諦めることは無いと思うよ?好き嫌いが分かれるキャラなだけで
どんどん投下して欲しいなー。
ガルムさんはガルムさんで資質は高くないけど妄想にすると何かやってくれる!みたいな期待が持てる
不思議なキャラだと思うから上のSSは良かったと思う。430GJ!
- 450 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:02:04
- たしか今回の早熟ってピークは早いけど衰えるのは普通並みの超優秀で、一番全盛期短いのが晩成なんだって話しだぜ。
そしてうちのパワーコーチに引退したみぎー26歳が就職でござるの巻
- 451 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:14:42
- 早熟って、みぎりが強い理由のひとつだよな。
同年代の選手どころか、先輩相手にもすぐに評価値が肉薄できて、評価が上の相手にも勝てる能力がある。だから、意外なほど早く、中堅以上になれるし。
うちじゃ、暴虐があるから怖いので、みぎりを提携先から派遣されてくる外人と戦わせ続けてるんだけど、みぎりの評価が異様なくらい素早く上がってる。
結果、派遣されてきた外人レスラーが、8日間で試合時間合計1時間にも届かず帰っていくのが、何て言うか、可愛そうだった。
足に負担がかかりそうとかはあるけど、みぎりがデビューする時期が遅すぎるせいで、誰が衰えたみぎりの足をへし折るのか考えると、良い相手が浮かばん。つうか、そこまで育ったみぎりなら、足なんて飾りですって感じで腕だけで倒してしまいそうだ。
- 452 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:18:49
- >>448
無観客のドームで試合をして第二の人生をフランスで過ごすんですね。わかります。
- 453 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:27:25
- 確かに重心が高そうだから弱点にはなりそうだけどあの体格で普通に動けるんだから
脚力も相当ありそうだと思う。うちのみぎりはフランケンシュタイナーやらSダイブ式ドロップキックも使いこなすぜ(笑)
もしあの腕力に捕まったとしたら投げ技やパワー技だけでなくニーリフトとかもありそうだと妄想。
・・・普通に体が浮くぜ?で、内臓に深刻なダメージを負ってリングに這いつくばるとか。
- 454 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:34:39
- ニーリフト→ハンマーブロー→ギロチンフォール
うちのみぎりの得意コースだぜ(゚∀゚)
- 455 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:35:48
- 資質が高いとか低いとかゲーム上にあるそういうのを持ち出すと
妄想の障壁になってしまうのは自分だけだろうか・・・
スキル自体は色々考える事ができていいとは思うんだけどさ。
なんというか、こう可能性が狭まるというか?上手いこと言葉にあらわせんのだけどもね
- 456 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:42:26
- 資質とキャラ性がリンクしてる場合もあるからなぁ…。
榎本がカオスを片手でぶん投げて潰すとかゲームではやれるけど何か微妙だろ?
まあ、お前さんの妄想を誰も妨げはしない。好きに妄想して出来たら何かネタをくれると嬉しい。
- 457 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:51:40
- >>454
完全にペシャンコだな、それ・・・相手はどんな状態でリングに沈んでいるのやら・・・見てぇ。(笑)
>>455
何か上でも出てたけど資質以上の実力を発揮しそうなガルムとか何か意外とメンタル弱そうな零とか
妄想しだいでキャラづけとか後でいくらでも付いてくると思うんだ。いっそ好き勝手にやるのもテかもよ?
- 458 :名無しさん:2008/12/07(日) 01:52:38
- 資質が高いってのはあくまで、一つの基準だと思うぞ。
そればかり持ち出してもつまらんけど、でも、あれば妄想し易いだろ。
例えば、いかにも強そうな設定のキャラが、いかにもちゃらちゃらしたキャラに才能で負けてるとか、それだけで一つのネタになる。
邪魔に思えばその時は、無視すれば良いんだし、資質を無視して考えても面白いネタなら、誰も文句は言わない、文句言ってもそいつが空気を読まないだけじゃね?
- 459 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:04:45
- 真っ当な批評感想ならともかく、文句は純粋に言いがかりだしなw
- 460 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:16:59
- 資質もそうだけどイメージが邪魔をするんならそのキャラが使うと意外な技とかだって使わすことも出来なくなるしね。
みぎりにタランチュラとかロメロスペシャルとか覚えさせたら幅が広がって別の妄想が開けるようになったよ。
今更だけどレッスルは妄想が重要なゲームだと思うんだ。
- 461 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:20:07
- そうそう、こんなの○○じゃねえ! とかなw
評価値とか資質を持ち出して、このキャラがこのキャラに負ける訳が無いなんて言う奴がいたら、それは見当外れだもんなあ。
あくまで、問題なのは作品としての良し悪しだからな。
大体、システム周りが貧弱なゲームなんだ、ゲーム内の数値にだっておかしい所は多いだろ。
みぎりなんざ、関節技をかけるのが苦手そうだけど、あの馬鹿力で簡単な関節技かけたら、それだけで、ダメージは下手な難易度8〜9の必殺技超えるぞ。
パワー技だって、これは投げ技だろってのもあるし、逆もある。
結局は、面白いかどうかだよな。
- 462 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:21:20
- ちなみに、みぎりの飛びつき腕十字は技術云々は関係なく力技で極めてるイメージ
- 463 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:26:44
- 市ヶ谷みぎり期待
- 464 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:32:45
- ちょっと流れで妄想。
ドラゴンカベルナリア覚えたみぎり→無理やり極めてみる→「ギブですか〜?」→相手「・・・」
→「じゃぁもう少しキツくしますね〜。」→「・・・(実はとっくに失神)」→気付かず最終的に失禁するまで極め続ける・・・
何覚えさせても惨劇だな(笑)
- 465 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:37:14
- 内田さんなら!内田さんならきっと耐え切ってくれる!
おまいらこの時間はやけに元気ですね。
まあ、昼間からするには向かない妄想だがw
- 466 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:38:33
- >>465
この流れを踏襲した場合、内田は失禁ではなく潮を噴くw
- 467 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:42:33
- 市ヶ谷みぎりって、何その怖いキャラと、一瞬思ってしまった^^
そういや、今気付いたんだが、ガルムと近藤がニッチとか言われてたけど、みぎりを使った作品、このスレ内で考えたら多いよな。
まあ、みぎりは良いキャラだし、話題が弾むのも分かるけど、ちょっと珍しいと思う。エロ本2出たのに、ここまでみぎりの話題が続くってのも。
- 468 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:44:29
- 一度動いた流れってのは中々止まらないもんだぜ?
みぎりは異様にデカいけど、ビジュアル的にはアリな部類だし、動かしやすいってのもあると思う
- 469 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:49:58
- まぁ土日だしね。時間無くて色々貯めてたものを放出してるってことじゃないの?
・・・しかしうっちー対みぎーは恐ろしく不毛な気がしてきた、ドロー以外決着あんのか(笑)
>>465
深夜に爆笑しちまったよっ!(笑)
- 470 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:50:09
- この時間はテレビでプロレスを見ながらレッスル本スレとここを覗いてる。
- 471 :名無しさん:2008/12/07(日) 02:50:59
- 悪い。466だった・・・。
- 472 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:06:58
- そして芽生えるうっちーとみぎーの愛情
選手兼コーチになってみぎーにつき
「実際にかけて覚えるのが一番なんですっ!さあ、私で練習して!」
とか鼻息フンフンさせて、目を輝かせながら迫る変態紳士うっちー。
よくわかんないけど素直にやっちゃうみぎー。
愛想つかしてコンビ解消のマッキー
みぎりはあのビジュアルがいい。うん、普通に溺愛してしまう。
社長の言う事はとても素直に聞いてくれそうだしな。純真無垢な社長のキラーマシーン的な味付けも出来る。
- 473 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:13:49
- みぎりのビジュアルか……イベントCGじゃちょい太目?に見えるけど、基本的に美少女だもんな、バストアップだと。
あの、巨体を誤魔化すような馬鹿でかいバスト、カオスと同じサイズのウェスト、もうやけくそで、バランスを取る事しか考えてないヒップ。
つか、あの巨体がフリルやらでデコレーションされたリンコスに体を包んで迫ってくるとか、やっぱ有り得んわ。怖いとかそういうレベルじゃない。もう、青林檎と熊のぬいぐるみよりも、仕留めたレスラーを掴んでる方が似合うだろアレ。
- 474 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:13:55
- しかし、内田にそんなイメージを持ってる人がそんなに多いのか?
ラッキーとマッキーは劣化めぐちぐくらいの主人公属性だと思ってるから、
てっきりみんなもそんなイメージだろうと勝手に思ってた。
- 475 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:18:34
- まぁそのイカレ・・イカした師弟関係はさておきw
472に同意、みぎりは可愛いよな、プライベートイベントの頭なでなでとかはげます失敗時とかさ。
社長の前とのギャップがあるから殺戮妄想も活きてくるっていうか。
社長の為なら何をしても良いみたいな無邪気さがありそう・・・社長が裏切った時は最悪だがw
- 476 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:19:36
- >>474
いや、俺もこの流れには驚きというか唐突さというか違和感を覚えたりしなくも無いが、
ラッキーをマトモに雇用した記憶すらない俺が未熟なんだろうと思ってるところに>>465のコメントが来たんで、
>>466みたいなレスをしちゃったわけなんだが
- 477 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:27:58
- >>476
通りすがりの者なんだけどさ、何故かラッキーのMキャラってのに違和感無くなってたんだよね・・・
普通に受け入れちゃってたんだ。これも妄想の力かと思うとすごいよな・・・
でも引き続きうっちーみぎーコンビはアリの方向で。
- 478 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:29:46
- みぎりが可愛いのは同意だけど、みぎりの写真集ってどうなるんだろうな。何て言うか、他のどのキャラより気になる。
後、魅惑持ちのキャラの写真集の売り上げが良い理由とかも、個々に考えると楽しいな。
リョナとは関係ない話題だったが、歌唱力持ってるけど恥ずかしがる南さんを、どうやってコンサートに引っ張り出すかとか、ギャグっぽいネタを考えてたんでつい、考えてしまった。
- 479 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:35:31
- >>477
いや、実は…俺もなんだ…
サクッと例を挙げられちゃうと「ああ、アリかも…」とか思えちゃう。
妄想力が斜め上に浮くよう仕向けられてるよ、このゲーム…恐ろしいゲーム!
あと、メンタルリョナは
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gal/1227421317/
ここを活性化させるのに適しているかもしれないw
某所の越後さんとか、>>478の南さんとか、もう可愛すぎていぢめたい
- 480 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:40:53
- みぎりのあの林檎は、普通にグチャッて握りつぶすパフォーマンス用だよな?
- 481 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:43:20
- >>480いいえ、みぎりがうっかり力を入れすぎないように、手加減を覚えさせる為に社長が持たせました。
みぎりさんは本気になれば西瓜だって素手で引きちぎりますから、林檎なんて飴細工のようなものです。
- 482 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:46:00
- そういう方向でいぢめるなら零も良いぞ?「こんな仕事とってくるなんて・・・ひどい」
とか「に、逃げ出したい」とかことごとく萌えるw
まぁここで言っても趣旨から脱線していくだけだからやめとく・・・
みぎりの写真集は背景の縮尺をいじるとかしてそうだな。本人傷つきそうだけどw
でも基本はモデル体型と言っても良さそうだから仕上がりは普通なんじゃ?
- 483 :名無しさん:2008/12/07(日) 03:48:58
- >>481
ごめん、俺にはスイカ引きちぎるのも本気には見えなかったんだが・・・怖ッ!
- 484 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:05:43
- スイカを引きちぎる時、すっげぇ軽い掛け声だったもんな。お前、どんな生活してるんだよと。スイカを引きちぎって食べるのは日常の1コマなのかと。
でも、スイカをあっさり引きちぎる握力って、握力自慢の六角さんに謝れって感じだよな。
でだ、スイカから、市ヶ谷とかの巨乳を握りつぶしたりってのを妄想してたんだけど、ここってリョナ板だよな。そういうのってここじゃ板違いなのかな。
エロになれば、ダメなのは板的に分かるんだけど、表現の線引きが難しいな。
股間痛打させたりくらいなら大丈夫そうだけど、それ以上やり過ぎたら分からんし。
- 485 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:10:10
- バストハンギングスラムとか、そういう痛めつけなら俺は構わないんだけど…
マジで潰しにはいるとかだとグロ分混じっちゃって敬遠しちゃうかも
- 486 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:11:10
- 俺は嫌いじゃないが肉体欠損とかあとあとに傷が残りそうなのは猟奇っぽいね。
リョナとセットならエロいのはありだったと思う。
- 487 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:25:44
- みぎりなら殺し屋イチのキャラみたいに素手で人の手足を引きちぎるくらい軽く出来そうだが
あくまでプロレスの範疇ってがこのスレの前提だしね。失神、失禁、骨折、流血、嘔吐くらいで止めておくのが良いんだろうね。
・・・それでも酷いか。難しいけど自己判断に任せた方が良いんじゃ?
あんまりびくびくして手探りでも良い妄想は出来無さそうだし。
- 488 :484:2008/12/07(日) 04:29:39
- サンクス。
今更だし、趣味は十人十色だから難しいと思うけど、ガイドラインみたいなの欲しいよな。
少なくとも、何処までやって良いかが分かれば、投稿しやすいんじゃね?
エロ本2でネタを仕入れてる人が増えるであろう今こそ、書ける人を勧誘するチャンスだと思うし。
そして、みぎりのバストハンギング、妄想したけど、最初に浮かんだ相手が南だったから、可愛そうな事になった、うん、すまん。まじでごめん。
- 489 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:44:01
- (´・ω・`) そいつぁ…
しかも、何かの手違いでコスの下乳のところに手が入っちゃってダイレクトハンギング…。
南さん、マジ、ゴメン
- 490 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:47:32
- ハッ……
コンサートで、無駄に可愛らしい衣装を用意された南だったけど、タッパの割りに胸が無いからストン……
試合で、胸を責められそうになったけど、胸に指が引っかからなくて……
うん、まじゴメン。南さん、マジゴメン……
- 491 :名無しさん:2008/12/07(日) 04:53:04
- ガイドラインというほどではないけど、今までの傾向からどのあたりまで許容され、
どのあたりから拒絶されるかをかなり前から考えていた。
その試合が終わった後、全快するまでの期間を基準にするとわかりやすいと思う。
①.翌日試合できる
②.2〜3日ダメージが残る
③.2〜3日試合が出来ない
④.1週間試合が出来ない
⑤.それ以上試合が出来ない
個人的には、ざっと↑のように分けてて、①〜②の範囲で話をまとめるようにしている。
③は賛否分かれる感じで、④〜⑤は拒絶反応のほうが強いと感じる。
リョナ板全体の水準から考えれば、レッスルはかなりソフトな部類に入る。
ほかのスレでSS書いていた人が流入した場合、その温度差は把握しづらいはず。
どんな攻めをやってOKかと考えると曖昧になりやすいというか、
「え?流血はOKなんじゃないの?だから流血させたのになんでこんなに拒絶されるの?」
みたいな結果になる可能性が高いと思うから、
逆にもっと曖昧なガイドラインであったほうがわかりやすいんじゃないかな。
ちなみに、これは肉体面の基準であって精神面としてはもっと追い詰めるのも可能だと思う。
- 492 :名無しさん:2008/12/07(日) 05:06:35
- >>491
その基準だと、またキャラによって違いがでそうだなぁ
同じ③くらいのダメージでも越後とかの根性系は無理して出そうだけど、
富沢とか渡辺辺りなんかは次の興行までサボろうとしそうだしw
単発SSなら、選手生命絶つくらいのダメージ(靭帯とか膝などの関節の損傷)はOKかなと思ってる。
興行中にこんな事あったんだよ的なピックアップ風のなら、流血とか入院レベルの怪我(骨折?)までかなぁ。
選手生命とかを飛び越えて生命活動にかかわるような怪我させちゃうようだとアウトかなって認識。
- 493 :491:2008/12/07(日) 07:06:47
- >>492
>同じ③くらいのダメージでも越後とかの根性系は無理して出そうだけど、
>富沢とか渡辺辺りなんかは次の興行までサボろうとしそうだしw
そんな話をしたいんじゃない。
どこまでやっていいのかという話じゃないんだっけ?
それをされた後、各々の選手がどういう行動を取るのかは関係ないでしょ?
そこはむしろ書き手がキャラクタにあわせる個所であって、主題とは別の話だと思うが。
- 494 :名無しさん:2008/12/07(日) 09:59:31
- その基準で言うなら俺は全部あり。
ゲーム中でいうなら入院手前の重傷くらいか?
まあ、ガイドラインの利便性は否定しないが、結局はスレ読んでてそこの空気読めれば一番だよな。
住人も自分に合わないものはある程度スルーするくらいは出来るさ。
- 495 :名無しさん:2008/12/07(日) 11:07:43
- ガイドライン作って制限するのは良い事ではあるけど
過去の作品、さいたまさんとか他の人のでも両手両足破壊とか一時的心臓停止なんかもあったから
好みに合えばその辺に倣っても構わないんじゃないかと思う。
だから俺は494の意見に近い感じかな?
- 496 :名無しさん:2008/12/07(日) 12:32:22
- 最近は自分に合わないものにスルーできない人が多くなってる気がするんだよなぁ
そこらへんがちょっと心配。
- 497 :名無しさん:2008/12/07(日) 12:57:33
- 前にミレーヌで精神的な描写重視で書いた人いたけど
あんな感じで、対戦相手がみぎりになってしまった選手の
精神的描写を書いて貰いたいと思うのは我が侭だろうか
- 498 :名無しさん:2008/12/07(日) 14:52:13
- >>496
ついこないだも萎えただのこのキャラ嫌いだの書き込んで
顰蹙買ったのに妄想スレまで出張しに行った人いたしなあ
自演でも別人でもどっちでもいいけど
嫌いなキャラ叩きたいだけならブログでやればいいのに
- 499 :名無しさん:2008/12/07(日) 15:51:49
- あれ単に妄想スレでSS作者と勘違いされてたから弁解しにきただけだろ
別にあっちでは叩いたりしてなかった
- 500 :名無しさん:2008/12/07(日) 15:56:38
- >>498
どうだろ、あの書き込みの人は萎えたとか嫌いって言葉は出してたけど
別にそのキャラを叩こうとはしてなかったと思うけど
強すぎて手に余るからそんなに好きじゃないっていう事を言いたかったんじゃないの?
スレにせよ、ブログにせよ、スルーできない奴はどこでも書き込んでくるんじゃないかね
- 501 :名無しさん:2008/12/07(日) 19:21:53
- まあ、あれは言葉が悪かったって言うか、みぎりで盛り上がってる所に、わざわざ嫌いって書いちゃったのがいけなかったんだろうね。
問題があるとしたら、もし、みぎりネタ書いてる人がいたとして、途中でスレを見たときに、萎えたとか、嫌いって書き込み見たらわざわざ書き続けるのかって話であって。
あの書き込みはタイミングが悪すぎだったよ。あれじゃ、みぎりを使った作品の批判に見られても仕方ないし。
- 502 :名無しさん:2008/12/07(日) 20:17:09
- みぎりが嫌いなら嫌いでそれは全然構わないんだが、わざわざ『』使って強調してまで自己主張してるあたり
かなりイタイものがあるわな。しかもあのタイミングで。空気の読め無さで言えばみぎりと良い勝負だ。
だがしかし、みぎり人気に嫉妬した伊達さんが裸エプロンのまま携帯で書き込んでいたのだとすれば結構萌えないか?
つか、社長に誉めて貰おうと気合い入れ過ぎて試合相手をうっかり壊しちゃう伊達さんの話を見てみたい。
- 503 :てみた:2008/12/07(日) 21:11:26
- どうも、みぎりVS市ヶ谷って、書いても良いんでしょうか?
個人的な考えだと、みぎりが市ヶ谷と戦えないのは、既に鉄板ネタなので、敢えて書かないのもありかなと思ってたんですが、日本でみぎりのあのキャラクターに対抗できるのは市ヶ谷様しかいない、と言う思いもありまして。
何処までやって良いのか、参考になる意見も出ていて、少し激し目のが書きたいなと思いましたので。
でも、試しに書いて見た導入が長すぎて、この板の文字制限を掻い潜ろうとしたら、大変な事になっちゃいそうなんですよ。困りました。
- 504 :名無しさん:2008/12/07(日) 21:22:07
- もちろん投下してくれ。長いなら幾つかに分ければいいさ。
俺は楽しみに待ってるよ。
- 505 :名無しさん:2008/12/07(日) 21:35:21
- 律儀な人だなぁ(笑)
別に断りを入れないでもいいんじゃないか?
投稿を待つ側に人が書きたいものを咎める権利なんて無い訳だし
自分がやりたいようにやるのが一番いいかと
- 506 :てみた:2008/12/07(日) 21:39:24
- いえ、自分は、パワーファイター同士の試合を書くと、どうにも長くなりすぎる悪癖がありまして(苦笑)
分割して書き込める長さに収まれば良いなとは思ってるんですけど、既にみぎりVS南の長さを超えちゃってて。でもまだ、序盤なんですよ。なので、良い手段が無いかなと、知恵を借りたいとも思ったので。
- 507 :名無しさん:2008/12/07(日) 22:01:40
- どっかのロダにうpするとかしか思い付かないや。
- 508 :名無しさん:2008/12/07(日) 22:06:05
- 長さを気にして投下しにくいというのなら、>>507の案が一番いいかもね。
- 509 :名無しさん:2008/12/07(日) 22:48:38
- >>497
期待してくれるのはありがたいのだけど
おっとりキャラを動かすのは苦手で書きたくても書けないんだ。
ゴメンネ。(´・ω・`)
- 510 :名無しさん:2008/12/07(日) 23:17:22
- 羞恥攻めと言えば、うちでは南さんにヒップアタックを覚えさせて、飛び技を一切育ててない。
そして、試合で使わせて、殆ど成功しないんだが、成功しなかった時は、本当にこんな技を使うのかと戸惑っているうちに潰されてる姿を想像して萌えてる。
- 511 :名無しさん:2008/12/07(日) 23:33:19
- >>509
苦手を克服する意味合いも込めて
是非ともチャレンジしてはくれないだろうか
- 512 :名無しさん:2008/12/07(日) 23:51:04
- >>511
>>511
>>511
>>511
>>511
- 513 :名無しさん:2008/12/07(日) 23:57:33
- 羞恥攻めと言えばラッキーさん
と言っても特別何かをさせるわけじゃない。ただ必殺カードを使うんだ。
「ラッキーキャプチャー」
この台詞、何か照れが入ってるように聞こえる。きっと恥ずかしいのだろう。
- 514 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:04:29
- むしろ聞いてる俺が妙に恥ずかしかったという
- 515 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:12:54
- デビュー当時に関節技使いは地味だからってマッキーのアイディアで必殺技を叫ぶことに。
しかし定着もせず、そもそも必殺技にラッキーキャプチャーもない。
今となってはデーモン閣下の〇〇億歳と同じくらいに、恥ずかしくて止めたくても止められない状態。
とか妄想。
- 516 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:15:30
- >>512
ん?俺の書き込みなんか不味かった?
- 517 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:17:45
- >>516
たぶん、同意アピールだろうと推測されるだろうけど…場違いな使用法だよね(´・ω・`)
- 518 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:17:51
- >>515
ラッキーキャプチャーって正確には必殺技に入るまでのムーブの事を言うらしい。そんな事をどっかで見た事がある。
でも、そっちの方がウッチーの恥かしい姿が拝めるからそういう事にしておこう(笑)
- 519 :名無しさん:2008/12/08(月) 00:24:20
- >>517
あぁ・・・そういう事なのかな
俺なんかやっちまったのかと口から心臓が飛び出そうだった
- 520 :名無しさん:2008/12/08(月) 01:37:57
- さんざん必殺カード引いて台詞叫びまくったあげくほとんどロープ際で不発・・・
結局、負け試合になり控え室でしくしく泣き出し最近弟子になったみぎりになでなでと慰めてもらう。
そんなうっちー萌え。
- 521 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:21:44
- さすがにナデナデだけで、首をいためたりはしないと信じたい。
うっちーなら平気でも社長の俺がみぎりの谷間に顔を埋めて、逆なでなでが出来なくなるからな。
- 522 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:27:11
- ならば、みぎりに抱きしめられる権利は誰にも渡さんっ!!
みぎりに抱きしめてもらえるなら、ベンチプレスだろうと何だろうとこなして、体作りから始めてくれるわっ!!
てか、エロパロで、みぎりネタ書ける勇者いたらマジ神だな。百合ネタは浮かぶけどさ。
- 523 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:38:55
- みぎりでエロやったら相手がボロボロになりそうだな・・・
暴走したら止まんなさそうだし。相手役は大抵社長だろうが干からびるか全身の骨が粉々になるかのどっちかだなw
・・・まぁ脱線したがみぎりはリョナもエロもも潰し役ということで一つ。
- 524 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:43:16
- なんつうか、みぎりって、力が強すぎるんだよな。手加減してやっと、力自慢の人と同等くらいだし。
そのリミッターが働かない状態のみぎりって、危険すぎるよなあ。
バキネタでスマンが、戦い方が花山とジャックとオリバを足したような感じに思えるけど、頭の中は、表向き、子供っぽいから性質が悪い
- 525 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:55:05
- 前も話題出たけどそんなみぎりを地下プロレスとかに放り込んでみたとする。
みぎりは愛のストーリーで自分の存在価値を見出してくれる人間を大事にする、みたいな感じだから
そこを更に妄想して、地下プロレスの観客が喜んでくれる→より観客好みの試合を→凄惨な殺戮ファイト
・・・って感じで。純粋なんだけど間違った方向に行きやすいってのは皆もある程度同じイメージじゃないかな?
- 526 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:58:23
- みぎりでエロネタとか…達磨拘束してレイプぐらいしか思いつかんな。
ああ、そうか!
拘束系のハンディキャップを使えば…っ!
引きちぎりそうで駄目だ(´・ω・`)
- 527 :名無しさん:2008/12/08(月) 02:59:39
- いやそれ、どっちへのハンデだ?w
並の相手だと、拘束されて出てきたみぎりがベルトとか引きちぎった瞬間、恐怖で失禁くらいするぞ。
- 528 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:12:01
- 嫌なパフォーマンス身につけたなw
で、ガクブルしてる相手の頭にポン、と手を置いて「優しくフォールしてあげますね〜」とか。
・・・これもどっかで見たネタだなw
- 529 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:21:35
- はっ、光栄です。と相手が言うわけですね。
まあ、バキネタやっちゃうと、みこと辺りに瞬殺されそうだけど、あれはレッスル以上のトンでも格闘だしな。
って、そういや、中国拳法いたなあ、あの微妙にキャラ薄い姉妹が。
- 530 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:30:34
- あの姉の方はさいたまさんのネタの影響があって好きだなぁ。
攻めキャラとして良いと思うがそう言われれば話題に上らないなw
鯖2だとガルムさんと龍子のタッグあたりに「貴様らはプロレスを嘗めたッッッ!」とかやられて
受けキャラに回る感じがw
- 531 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:37:18
- 龍子さんはガチだからね。
そういや、エロ本2読んでて、恒例の下克上イラスト見て思ったんだが、鏡が南さんを攻めてるのって、実力なのかそれとも、藤島が龍子を責めてるのと同じジャンルなのか?
鏡、今回はそんなに弱くない気がするんだけど、何か、昔の南みたいな、中堅の壁ってイメージがあるんだけど。弱い奴には勝てるけど、ガチで強い選手には手も足も出ないくらいって言うか。
その内、「鏡さんじゃ勝てない」と、相羽辺りに言われないか心配だw
- 532 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:57:22
- 藤島が龍子さん攻めてたのは間違いなく夜のプロレス技術だと思うんだ。
で、鏡はプロレス技術もベッド的な技術も使えるハイブリッド的な気がする。
大一番とかのプライドがかかったところでは使わないけど、勝てばいい的な時はブラインドで多用するみたいな。
感じさせて痛めつけて悦に入っちゃうような、そんなイメージ。
なので、大一番では「いつもの鏡らしさに欠ける」とか言われちゃったりする、みたいな。
あと、鯖になってから中堅の壁担当は見事に越後さんに移った気がするw
- 533 :名無しさん:2008/12/08(月) 03:59:03
- つまり、痛みと快楽が区別できなくなるほど甚振られた南さんは絶頂失神KOですね。わかります。
- 534 :てみた:2008/12/08(月) 05:44:50
- 市ヶ谷VSみぎり、書きあがりました。でも、手間を考えると、ここに投下するのは何とか、可能かなと思ったのですが、折角なのでこういう物を作ってみました。
ttp://wass.x.fc2.com/ss/ss00101.html
以前、ここじゃ発表できないジャンルのSSとかを思いついたときに、こういうのがあれば良いなと思って作りかけていたサイトですので、本気で続けるかは未定ですが。
市ヶ谷さんが好きな人は、見ないほうが良いかもしれませんし、一応、18禁と言う事にさせていただいています(そういうコンテンツはまだ、無いどころか、コンテンツがありません)。
このスレで公開した話の続編を、自分のサイト(予定)で公開するとか、我ながらみぎり並の空気の読めなさですけど、今回は流石に長すぎました。どなたか、変わりにこのスレに投下してやっても良いよという方がいれば、URLの先からこのスレにコピペして下さっても構いません。
ただ、流石にこの文章を全部、文字制限に気を配ってコピペする作業は自分には無理です。勘弁してやってください(笑)
- 535 :名無しさん:2008/12/08(月) 06:29:33
- サイト立ち上げとは意外な方向でキター!
レッスルのSS読める所は少ないので
こういう形になったのは嬉しい限り
頑張ってください。
後は垂れ流しさんが復活してくれりゃ
レッスルSS界は向こう十年は戦える!
- 536 :名無しさん:2008/12/08(月) 06:45:33
- >>534
長い文章は好きなので、色んな作品を期待してますよ。頑張ってください。
>>535
既に終わってる人まで担ぎ出すなよ
それにそこまで魅力的な人だったとは思えないが
- 537 :名無しさん:2008/12/08(月) 08:44:55
- >>536
自分で何書いてるのかよく考えろ。
終わってる人って何だ?魅力的な人とは思えないってどういうことだ?
そんなもん単に自分の好みだろう?
大体、ご本人がここ書き込みしてたり見てるの分かってるだろうが。
暴言もいいとこだな。
- 538 :名無しさん:2008/12/08(月) 09:03:03
- 困ったもんだな。
空気読めなくても褒められるのは、みぎりくらいなんだぜ。
- 539 :537:2008/12/08(月) 09:13:56
- あー、すまん。文句だけで終わってしまった・・・改めて。
てみた氏のみぎり市ヶ谷SS見てきたが、GJ!もし負担にならなければ今後も色々うp期待。(みぎりネタ継続も)
内容もソフトな物やハード路線とか冒険して頂きたい、っていうのは贅沢か。
てみた氏に限らず他の人のSSでも後に続いてここが賑わえばより良いんだけどね。
- 540 :名無しさん:2008/12/08(月) 09:36:51
- お前さんが文句言われてるのはそういうことじゃなさそうなんだが。
KYは自分が何をやらかしてるから分からんから仕方ないか。
だからこそKYなんだし。
- 541 :537:2008/12/08(月) 11:22:20
- >>540
あ、いや誤解が無いように言っておくと536で人をけなす内容があったから
SSでの盛り上がりの流れをぶった切ってしまうの覚悟で書いてしまった。
で、後から考えたら流石にこれで終わらせるのは相当モラル低いと思って
539の内容になった。
・・・何かぐだぐだ言ってしまったがこれで退散する。悪かった。
- 542 :名無しさん:2008/12/08(月) 11:54:28
- とりあえず、うっちーとスパーリング出来る券を上げるからみんな落ち着け。
俺は携帯だからかSS見れなかったよ(´・ω・`)
- 543 :名無しさん:2008/12/08(月) 12:14:54
- 垂れ流し式で騒いでたアンチがしつこく張り付いてるだけだろ、スルーしとけ
変に騒いでたら本人だって再開し辛いだろ
- 544 :名無しさん:2008/12/08(月) 14:59:19
- リョナ版にしては盛況なのにここまで上原さんのSSが無いだとっ!ふがいない!
おれ鯖シリーズしかやってないんでキャラの舞台背景完全には把握できてないが、上原さんを責めるのに最適の
レスラーは誰だろう?
自団体他団体問わず
- 545 :名無しさん:2008/12/08(月) 16:35:36
- カラスとかハンとか?
前者は同じスタイルでの力量差。後者は相性悪そうな相手にぼろぼろに。
- 546 :名無しさん:2008/12/08(月) 16:42:27
- 上原さんが何をやっても理沙子さんのビンタ一発で動きを止められ、涙目になって攻めるも
やっぱりビンタ一発で吹っ飛ばされ、姉妹には逆エビでギブアップなんて言う超新人扱いされるっていうのは
なんというか、鉄板なんだぜ
その後に沖縄に狩りたがる展開まで鉄板なんだぜ…
- 547 :名無しさん:2008/12/08(月) 17:51:37
- なぜrsk
たしか新女じゃ年代も実力も近くなかったか?
まー、太平洋プロレス立ち上げたりしてるから遺恨的な複雑なのはありそうだけど。
- 548 :名無しさん:2008/12/08(月) 17:58:33
- 鯖煮のrskさんが強すぎるから俺的には546はありだw
資質Sで長寿だからな、トータルだと最強じゃね?
で、いつのまにか「理沙子と上原、何故差が(ry」みたいなスレを立てられる、と
- 549 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:10:55
- それで上原引退後、太平洋プロレスの後輩たちがrskさんに挑むも惨敗
しかしrskさんにも遂に限界が訪れ、上原の孫弟子あたりが遂に凄惨な
リベンジに成功する
なんてのも鉄板
- 550 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:12:46
- >>547
精神的に弱い上原さんを、更に無条件で精神的に追い込めそうなイメージがあるんだよね
風格って言うのを一番持ってるというか
ビビってたじろいじゃって、実力が出し切れない上原さんを可愛がりで叩き潰す理沙子
鉄板だと思うんだがw
- 551 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:13:51
- >>549
つまり、それがみぎり、とw
- 552 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:22:44
- この際、太平洋プロレスがrsk引退まで存続してるかはおいといてだな。
- 553 :脳内妄想投下スマソ:2008/12/08(月) 18:27:48
- なるほど、流れとしては:
上原&rskさんデビュー○執念記念イベント的な交流戦で事件は起きる。
→太平洋エースだったはずの上原が新女のrskさんに新人扱いされる。
「約束が違う!交流戦であんな戦いをするなんて許せない!」
→上原さんが今度は堀咲恵を連れて復讐の殴りこみ。
しかし新人の村上姉妹を当てられるばかりか、その村上姉妹に
堀咲恵もろとも血祭に。
上原再起不能。しかし打倒rskさんに燃え、太平洋の新人に後を託す。
→上原ルチャスタイルの後継者として有望なソニック&ディアナ組を
徹底的に鍛え上げる。「新女は悪だ」とソニックに教え込み、遂に
力を付けたソニックとディアナが満を持して新女に殴りこみ。
村上姉妹を撃破し、勢いに乗る。しかしrskさんは秘密兵器の寿零を
用意。かくしてソニックとディアナも完膚なきまで壊される。
逸材を悉く潰され、太平洋倒産。路頭に迷った上原だが・・・。
→復讐鬼となった上原は、遂に氷河の底から太古時代、ティラノサウルスを
捕食していたという怪物・みぎりを発掘。そして遂に、みぎりが新女に
上陸し、殺戮の限りを尽くす。次世代の育成が滞り、相変わらず君臨して
いたrskさんは既にピークを超えていた。そして遂にrskさんは
みぎりに捕食されてしまう。
・・・これをリョナ風にまとめると、長編小説が出来まっせ。
挑む勇者望むw なんちてw ハンパなまま投げっ放してスマン。
- 554 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:48:32
- ゴメン、最終章でコントにしか見えなくなった。
本当に、うん、ゴメン(´・ω・`)
- 555 :名無しさん:2008/12/08(月) 18:51:20
- >>553
これだとブリジットがグルグルパンチしたり
斉須さん?が清々しい笑顔で自滅したりするがよろしいか
- 556 :553:2008/12/08(月) 18:53:07
- いや、あやまらなくてもいいよw
最終章は>>551を受けてつい流されてしまった、反省している
個人的には「最初に陵辱を行った人が、最後に更に手ひどく陵辱される」
という復讐系リョナがストライクだったから、ガラにもなく電波受信して
しまったまでさ。
- 557 :553:2008/12/08(月) 18:56:01
- >>555
個人的にはグレース・ハンのが・・・
- 558 :名無しさん:2008/12/08(月) 19:27:10
- >>555
>斉須さん?が清々しい笑顔で自滅
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... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって… ..........
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . .....
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
何故かこのAAが浮かんだんだが、何故なんだぜ?(´・ω・`)?
- 559 :名無しさん:2008/12/08(月) 20:27:20
- 個人的には強いんだけどさらに強い奴にボッコボコってシチュが好きなんでハンあたりが適任かな?
他にもネチネチ責めるのに適したレスラーはいないだろうか?
真っ先に挙がるのはフレイヤ様だと思うがw
- 560 :名無しさん:2008/12/08(月) 20:47:42
- 苦手克服の為に考えに考えて出てきた案が
生物災害なんて呼ばれる前のみぎりとレディコーディ……
誰得だしやめとこうね(笑)
- 561 :名無しさん:2008/12/08(月) 22:29:31
- 生物災害には災厄を
密かにスキル的にはみぎり並みのパワーキャラの十六夜さんとやらせたらどうなるだろうか
災厄がどっちにかかるか、だな
- 562 :名無しさん:2008/12/08(月) 22:36:51
- 龍子に引退しろ言ったらブチ切れたが
その声があまりにデカすぎる
中の人マイクに近づきすぎ
- 563 :名無しさん:2008/12/09(火) 00:22:10
- ソフィア・リチャーズのへっぽこつんでれお嬢様っぷりは苛められ役にぴったりだと思うんだぜ!
- 564 :名無しさん:2008/12/09(火) 00:31:56
- >>560
いや俺得俺得
けど、まぁ需要が俺だけじゃ辛いわなw
残念
- 565 :名無しさん:2008/12/09(火) 00:50:36
- とりあえず技的妄想を一つ。
みぎりの超高層アトミックドロップ。
・・・多分、出た時点で試合が終わると思うんだ。失神+αで・・・
- 566 :名無しさん:2008/12/09(火) 02:34:58
- >>565
「んじゃみんなーっ、最後は何でイくぅ〜っ!?」
ロープ沿いにリング内周を練り歩き観客を煽りながら、リングの小悪魔こと真鍋つかさがマイクアピールをする。
それに応えて観客が熱狂じみた声で口々に技の名前を叫び、真鍋がふんふんと耳を傾けてロープから半身を乗り出して頷く仕草を見せる。
「あの〜…つかさちゃん…早くしないとこの人…オチちゃいますよ〜?」
「…あ、が……ひぃ…っぐ…ぃあ…!」
リング中央。
みぎりの大きな掌にがっちりと頭を掴まれて、頭蓋もへこめとばかりの握力で締め上げられる不幸な人物は小川ひかる。
間違えてもタップが出来ぬように、両手首をみぎりの片手が纏めて握り…。
彼女のクールで計算された技の冴えも駆け引きも、全てをみぎりの単純な暴力に叩き潰されて全身には痛々しい痣が無数に残る。
凄惨な試合の最後の一幕はその哀れな技自慢の公開処刑。
裁きの時は無邪気な小悪魔の進行に従い、残酷なほど軽いノリで進む。
「ぅおっけーい♪そんじゃアトミックでいってみよーっ♪みぎー、かまーんっ!」
「え〜、あれ、汚れるからいやですぅ〜…」
「……んもう。ほら、ここには殴り込んできたんだから派手にさぁ…ね?社長にはみぎりちゃんすっごい頑張ったって伝えるから…なでなで確実だよぉ♪」
「本当ですかぁ…うふふ、それならやります〜♪」
刑は決まったらしく意気揚々と宣言するも、口を尖らせて渋るみぎり。
それを見て溜め息混じりに顔を寄せるとボソボソと耳打ちして、真鍋が彼女をなだめすかす。
愛する人が喜んでくれるならば…そんな他愛もないことで頬を緩めて…それだけ見れば愛くるしい少女にも思えたが。
「――…え…あ…?…な、に…?」
頭をぎちぎちと苛んでいた苦痛の茨が解け、次いでフワッと体が浮くような感覚に半ば意識を失っていた小川の瞳が揺れる。
高々と小川の腰を掴んで掲げ…その高さはみぎりの頭よりやや高いぐらいか。
小川が自分の状態を把握するよりも早く、スゥッと、高いところから急降下する独特の浮遊感が彼女の身体を包んだ。
(――…ああ、これで、終われるんだ…これ…で…)
たぶん投げ技か何かだろう。どの道自分には耐えられない。
あとは気絶して次に目を覚ませばベッドの上…それは負けを意味するが今の彼女には何よりの救いだった。
- 567 :名無しさん:2008/12/09(火) 02:36:09
- みぎりの荒れ狂う暴力に自分の磨いた技を叩き潰され蹂躙され
全てを――戦いの常識すら覆された彼女が一秒でも早く負けたい、逃げたいと思っても、恐らく誰も攻めなかっただろう。
―――しかし。
「…っ!?ひぎゃ、あぁあぁぁぁぁーーっ!!!」
彼女に最後の救いは訪れなかった。長く悲痛な断末魔に似た叫びが満員の会場に響き渡る。
約2mの高さからのアトミックドロップ。
高度に加えてみぎりの加減を知らない怪力で突き出した膝頭に股間を叩き付けられる。
ついでとばかりに真鍋が小川の足を下に引き。
電流が股間から脊髄、脳天を突き抜けた。
目を白黒させて舌を突きだして全身からはどっと脂汗が吹き出る。
水着越しの秘部。ひしゃげたそこは焼きゴテを押し当てられたように熱く、裂けたのではないかと思うほどの激痛。
プシャっと軽い音とともに股間から尿が漏れ出して、みぎりが不快そうに眉をしかめると小川をマットに突き飛ばした。
「あ゙…ぁ…あ゙ー…うぅ…へぁ…ひ…ぃ…」
マットの上に横たわり、両手で股間を押さえるがあまりの衝撃に排泄器官の感覚がおかしくなったか、流れる尿は止むことなく淡い黄色の水溜まりを作る。
唇からは苦悶の呻きと涎だけが漏れ、ビクンビクンと断続的に体が跳ねる。
「んじゃトドメのースモールパッケージぃ♪んふふ、敵地のお客さんにこそサービスしないとねー」
真鍋が息も絶え絶えの小川をスモールPホールドに固めてカウントを奪う。
もちろん抗えるはずもなく失禁して濡れた恥部を高々と晒しものにされて、最後の瞬間まで辱められた。
――ちなみにタッグ戦であり小川のパートナーは斉なんたらさんだが
早々にのされてリング外に地味に転がっているものと思っていただきたい。
- 568 :名無しさん:2008/12/09(火) 02:39:11
- うちの正タッグを少し動かしてみた。
即興と勢いだけで書いたから推敲なんかしないんだぜ!
なぜ相手が小川かとかは聞かないで欲しい。
- 569 :名無しさん:2008/12/09(火) 02:50:04
- >>568
GJ!
なぜ相手が小川か…だと?
むしろ、お前は俺を裏切らなかった。 …それだけだ。
- 570 :名無しさん:2008/12/09(火) 04:12:03
- ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm5481279
1試合目の祐希子がフルボッコすぎるwww
来島が飛カードを全部消費しちゃったせいもあるけど、
それにしてもハンの猛攻から逃げるためのドロップキック1発しか出せないままKOとかw
- 571 :565:2008/12/09(火) 04:32:33
- >>568
GJ!まさか何の気なしに妄想したのをSSしてくれるとは・・・
あんた漢やぁぁぁぁ!
- 572 :名無しさん:2008/12/09(火) 06:05:06
- しかし、最近流れ早いな。良い事だが。
そういや、もうすぐ年末。年末と言えばEXタッグリーグ。あの、勝てば人気が上がる大会って、序盤は普段の興行では考えられない定員の会場で行われたりするよな。
初めての大舞台でガクブルしてる内に醜態を晒して、何も出来ないまま日に日に追い詰められていく話とか、リョナ向きじゃね?
まあ、書くとしたらすげぇ大作か、レポになっちゃいそうだがw
- 573 :名無しさん:2008/12/09(火) 13:24:50
- 大舞台のプレッシャーにやられるシチュを8回も連続で書き切るのは難しいな…読む側に先に飽きられそうだ(´・ω・`)
- 574 :名無しさん:2008/12/09(火) 23:29:28
- そこで精神的に弱い上原さんか
- 575 :名無しさん:2008/12/09(火) 23:30:38
- 会場は若鯉で。
- 576 :名無しさん:2008/12/10(水) 00:53:53
- 相手は各団体、もしくはフリーのエース揃い。
精神的に余裕の無い、誇りも感じられないレスラー(上原さん?)に「何だそのザマはッ!」ってなもんで
それぞれから制裁に近い一方的な試合展開をされ最終日にモーガンでもカオスでもみぎりにでもあたって
完膚無きまでに叩きのめされる、と。
・・・そんな展開なら途中で病院行きだろ、とか言わない方向でw。
- 577 :名無しさん:2008/12/10(水) 02:33:31
- 上のみぎりアトミックSS見て思ったがここまで社長ラヴで認識されてるキャラも珍しいと思う。
で、考えてみたんだが例えばみぎりが選手寮のテレビで他団体の興行を見てたとする。
ところがその団体のとある選手がみぎりの所属団体、どころか社長をも酷く侮辱する・・・
一緒に見ていたルームメイトがみぎりの顔を窺うと・・・彼女は小さく悲鳴をあげた・・・
―後日、その団体のリングにみぎりが・・・
みたいな、本気でキレるみぎりを見たいという妄想をしてしまった。
- 578 :名無しさん:2008/12/10(水) 02:45:17
- みぎりが社長ラヴなのは、愛のストーリーの影響もあるんだろうなと思う。
いらない子扱いされてる所を拾われて、その後は完全に、操縦されてるからな〜。
性格も犬っぽいし。いやまあ、犬って言うか、ヒグマとかそんな感じではあるけど。
キレるシーンは愛にも無かったけど、本気でキレた時は、意外と静かにキレそうだ。
振る舞いはいつもと一緒なんだけど、いつも以上に力が入っていて、何でも握りつぶしちゃうみたいな。
- 579 :名無しさん:2008/12/10(水) 02:59:09
- >>578
ボコにした相手をネックハンキングなんかで吊り上げて
「あの〜駄目ですよ〜?あんなこと言われたら誰だって不愉快になりますよ〜♪」
とか、いつもの調子で言い聞かせるような感じかな?
で。
「・・・無事に終われると思わないで下さいね〜」
とかトーンダウンした声で言われるとか
「
- 580 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:06:37
- 問題は、相手が誰だって話だよな。社長までネタにして、口撃出来るとなると、強気すぎる直情型か、真鍋みたいな口数が多いタイプか。
いっそ、団体レベルでケジメ付けさせるのも良いな。WARSみたいな喧嘩っぱやい団体とかで、下っ端の台詞に火が点いて、かちこみとか。
どんな鉄砲玉……いや、大砲玉だよw
- 581 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:21:06
- 口数が多いタイプだと580の言った真鍋か美沙とか・・・じ、実力がw
やっぱり強気すぎる直情型つったら・・・ごめん、竹刀と白ハチマキがトレードマークの人が真っ先にw
- 582 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:33:42
- レッスルって、実力がある人は、殆どが戦いに関してストイックな性格だからなー。だから、南や龍子みたいな強い人が受けに回るSSが多いんだと思うけど。
何て言うか、もっと唯我独尊貫いてるキャラが多くても良いと思うな。市ヶ谷が、みぎりをキレさせるかと言うと微妙だし、やっぱどうしても中堅以下になるのか。
ハチマキ以外だと、真田とか……ああ、挑発しそうなだけでいいなら、永沢とかも強いな。
強気で鉄板と言うと、むとめおいたか。何だ、結構いるじゃないか、生贄w
- 583 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:39:20
- 強いのにおふざけもするのはゆっこくらいか。
あんまり強くないけど杉浦はちょくちょく失言しそう。わざと。
つーか、みぎりってそんな社長ラブが浸透してる?
- 584 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:51:33
- 雇えば誰でもデレるがな。ただイベントとか会話から社長への依存ぶりが激しいように思える。
愛ではどうか知らないが、プロレスとの繋がりも社長がいてこそ的な。
他のレスラーはみんなそれぞれにプロレスへの想いは別に譲れないものとしてあるんだけどな。
みぎりはそこらが微妙。引退勧告成功時も社長が辞めろっていったらあっさり辞める。
殴り込みも潰せって言われたから潰すみたいに良くも悪くも社長中心。
そこが可愛くて仕方ない。
…と、無駄に熱く語ってしまったわけだが。
- 585 :名無しさん:2008/12/10(水) 03:52:14
- うーん・・・てみたさんのSSとか小川が贄のSS見てるとそうなんじゃないかって感じだろ?
あと、俺も愛のストーリーやったけど雇い主に関しては恩義を感じてそう。
多分、設定的にも色々妄想広げるのに便利だからってのがあるんじゃないかな?
うっちーのMキャラとかさ。
>>582
その方向で行くと藤原辺りも候補だなwむとめは是非見たい。
- 586 :名無しさん:2008/12/10(水) 04:04:45
- みぎりは、いらない子扱いされてたからなんだよ。だから、必要とされる→一生ついていく、みたいな構図になる。
何か、レッスル愛のシナリオ書いた人がそういうの大好きみたいで、他にも、真鍋は自分がいらない子なんじゃと悩んでるし、メイデンはこのままだとやめさせられる、引退しなきゃいけないって瀬戸際に立たされたり。
とにかく、「お前が必要だー、お前が欲しいー」の一言でコロリと落ちそうな心理状態になってる選手が多いのが特徴だった。
何て言うか、既にレッスルには必要な選手は揃ってるから、これから新しく出てくるキャラクター達は、それぞれ自分の立ち位置をしっかり持たなくちゃダメなんだって感じで。
だから、愛キャラは社長に尽くしてくれるイメージ多いんだよな。小鳩みたいなのを除くw
- 587 :577:2008/12/10(水) 04:12:42
- あ。小鳩は納得w。
けどそんなだからこそ社長(または雇い主)を貶められたらキレるんじゃないか
- 588 :577:2008/12/10(水) 04:17:36
- と、妄想したワケだ。
恐らく小川の末路以上の惨劇になりそうだな。
587と連続でごめん。途中で送信してしまった・・・
- 589 :名無しさん:2008/12/10(水) 04:27:57
- それだと、やっぱむとめだなー。
思い上がった天才姫を、怒り狂ったみぎりが叩き潰す。って、良く考えたら、飛び技主体のキャラって、みぎりの相手として美味しいな。
宇宙怪獣に攻撃を仕掛ける科特隊が撃墜されるように、飛んできたむとめを捕まえてそのまま、超高層ボディスラムとか。
一撃で足を潰されて、飛べなくなったところを嬲られるとかも良いな。
- 590 :名無しさん:2008/12/10(水) 04:37:51
- どちらにしろ怒りのままにありとあらゆるパワー技の実験台にされるむとめとかな。
アイアンマン・マッチ形式とかならアリか?
- 591 :名無しさん:2008/12/10(水) 05:23:28
- オレ的には祐希子かなぁ。
みぎりは誰かに吹き込まれて利用されるイメージがある。
信頼する相手を見つけたら信頼しきってしまう性格みたいだし、
愛ストーリーでもどうも利用されてる感じだしww
新女のライバル団体が新女の価値を貶めるために無名のみぎりを殴りこませて、
祐希子フルボッコで新女失墜っていう展開が美しい。
愛ストーリーにならうなら本当は市ヶ谷なんだろうけどね。
- 592 :てみた:2008/12/10(水) 05:38:08
- つまり、総合すると、ふとした切っ掛けで新女に殴りこんだみぎりが、新人から順番に潰して、最大の団体を一人で壊滅させる、ということですね。
洋画とかでありそうなシチュですね〜(笑)
- 593 :名無しさん:2008/12/10(水) 06:47:47
- 何となくこの妄想も方向性が見えてきた気が。
新人から順番に、のあたりで悲劇の予感がする・・・
最期に祐希子がいかに散ってくれるやらw
で、すべてが終わって返り血にまみれたみぎりが
「さぁ、帰りましょうか〜。」
と、フェードアウト・・・
- 594 :名無しさん:2008/12/10(水) 09:06:29
- 鉄板もいいけど、たまには鯖からの参戦キャラとかどうだろ
みことや伊達みたいな無口系強キャラを徹底的に壊してみたいと思うオレは少数派なんだろうかorz
- 595 :名無しさん:2008/12/10(水) 11:34:47
- なぜそこでカンナをスルーしますか。
- 596 :名無しさん:2008/12/10(水) 13:05:01
- 別に上のストーリーならみこととかカンナでもイケるんじゃないだろうか?
実はみぎりの社長は経営や興行のやり方に問題があってそれを真っ向から批判したみことが・・・
みたいな感じで、みことだとボロボロになっても自分の信念を曲げなさそうだから
みぎりも余計にやり過ぎてしまう・・・とかどうだろう?
- 597 :名無しさん:2008/12/10(水) 13:57:54
- 太平洋女子プロレスですね。わかります。
- 598 :名無しさん:2008/12/10(水) 16:00:06
- みことで問題があるとすれば、あんまり、みぎりがキレそうな挑発しなさそうなとこかなあ
社長が悪人なら、みぎりみたいな天然は、着いて行かない気がする。
余程、ひどい社長じゃなけりゃ、みことはみぎりが謝罪を求めたら、謝っちゃいそうなんだよな。
まあ、みことは意外と喧嘩早いんで、みぎりが挑発したら一発だと思う。
根が素直なキャラで、みぎりをキレさせたら大したもんですよ。
- 599 :名無しさん:2008/12/10(水) 16:22:38
- つまり、新女を解雇された元専務あたりが旗揚げ
偶々みぎりを拾い上げ、復讐を企てる元専務
殴りこんだ新女で、根が良い娘のみぎりに元々評判の悪かった元専務の為に働くなんてやめろと忠告される
しかしセントバーナード娘のみぎりは耳を貸さず、恩人に何をと闘志を燃やす結果に
歯に衣を着せぬ物言いで言ってきた若手のホープ・武藤が最初の標的に…
こうですか?
- 600 :名無しさん:2008/12/10(水) 16:38:39
- ある意味、深いな。
みぎりって、愛だと逆恨みの復讐の為に拾われたって設定があって、ストーリーを、社長に乗っ取られてるんよね。しかも、利用されてるのに気付いてるんだけど、根はいい人だから着いていくみたいな。
だから、愛の雇い主である、寿千歌くらい、深い設定が無いと、みぎりを従えるのは難しそう。
何げに、レッスル愛の黒幕だしなあ、千歌様。
- 601 :名無しさん:2008/12/10(水) 18:36:28
- どうでもいいがセントバーナード娘にグッときたw
けど細かい部分での設定に議論の余地はあるだろうけど
ここまでストーリーが発展するとは思わなかった。
みことが謝罪以外ならどんなルートを通ってもキレるみぎりは見れそうだな
ただ千歌以上のインパクトをそこらの社長に求めるのは酷ではw
- 602 :名無しさん:2008/12/10(水) 19:25:54
- むしろ千歌様についてっちゃう位なんだから拾ってあげれば
どんな社長さんにもデレるんじゃね、と思う俺が居る
- 603 :名無しさん:2008/12/10(水) 22:44:30
- 千歌様は、あれで、ある意味天才だから。
自称だけど、リングの外なら誰にも負けないとか言っちゃうくらい、人を使う才能があるんだと思う。
それよりも、簡単にみぎりを従えれたらつまらないじゃん。つか、逆に怖いぞ、みぎりを裏切ったら、あの馬鹿力が自分の方に向くんだから。
千歌様はその点、小鳩に妹をぶちのめされて、自分も骨を外されたり殺されかけてみたりして、一皮向けてたから。あれはあれで、みぎりとは違う意味で無敵なキャラだと思う。つか、自分とこの所属選手ほぼ全員とスパーして、2回ほど殺されかける逸材は彼女だけだし。
- 604 :名無しさん:2008/12/11(木) 07:35:53
- ここで千歌様マンセーされてもその、なんだ、困る。
鯖2だと普通にしてれば普通に信頼関係築ける訳だが、
その辺の途中経過を事細かに作品に盛り込むなんてリョナ的にありえない訳で。
千歌様ぐらい凄い奴じゃないとみぎりは従わない的な発言は弊害にしかならないと思うのだが。
その辺の設定は書き手さんの裁量でいいんじゃね?
- 605 :名無しさん:2008/12/11(木) 10:31:35
- たまにいるよな。
>>603みたいに何の自覚もなしに思いっ切り流れを止めるやつ。
KYで許されるのはみぎりだけだ。
- 606 :名無しさん:2008/12/11(木) 10:44:35
- まぁ千歌様については語りたい事もあろうがとりあえずは妄想で好き勝手やろうよ。
ストーリーアプリは確かに面白かったけど鯖煮は妄想でストーリー作ってなんぼだからさ。
自分=凄いカリスマ社長くらいのつもりでプレイした方が面白いでしょ?
・・・などとみぎりに懐かれて萌えてる自分が語ってみるw
みぎーの復讐、誰か具体的にしてくれないものか・・・
- 607 :名無しさん:2008/12/11(木) 11:19:23
- そもそも、愛やってない人からしてみれば、千歌って誰やねん話だしな
- 608 :名無しさん:2008/12/11(木) 12:11:49
- あー・・・確かに不親切な展開だわな。
途中で多少、解説があれば置いてきぼり感は無かったろうが。
・・・まぁ今更か・・・この話持ち出した奴も悪気は無かったんだろうが。
とりあえず皆、好きな子を好きに動かしゃ良いやな。
- 609 :603:2008/12/11(木) 14:26:54
- 色々すまんかった。
愛でのみぎりのストーリーと、流れが一部被ってて、意識し過ぎてしまってた。
でも、みぎりが信用してくれるような社長で無いと、復讐話が盛り上がらないと言う思いは変わって無い。
ずっと前の話しに戻るけど、社長が酷ければ、みぎり受けもありな気がしてきたんだ。上にある、団体に殴り込みをかけるような妄想って、みぎりでも、下手したら途中で体力切れ起こしてしまいかねないんじゃないかとか。
社長まで話を持っていくと、無敵に見えたみぎりにも、弱点らしいものが見えて来たと言うか。その分、社長が良いとヤバイって言うか。
話が盛り上がって、みぎりVS団体みたくなってたから、これまでの強いみぎりのイメージよりも、一気に強そうなイメージが増したなと、改めてみぎりをすげえと思った。
- 610 :577:2008/12/11(木) 15:14:12
- この妄想考え始めた者だけどまぁみぎりVS団体も面白そうだしありだと思ってるが
603の言うように途中でみぎり力尽きるってのもあり得るな。
・・・そうなったらそうなったで・・・いかん、エロにいきそうだw
けどそもそもは信頼した社長の為に盲目に突っ走る、ってイメージだから
信頼関係の構築は上の妄想以前にどうにかなってる感じと思って欲しい。ご都合主義ですまんw
どちらかと言うとベクトルは怒りのままにみぎりがどう反応するかって方に向いた妄想。
てみたさんのVS市ヶ谷で一瞬キレかけたみぎりが怖かったんでそれ以上があるのかなー、って思った。
更に個人的な印象だと、団体ではなく因縁の相手個人にのみ怒りが爆発するとより激しさが増すと思う。
・・・その時は再起不能のスクラップが一つ出来上がるって事だが・・・
- 611 :603:2008/12/11(木) 15:27:32
- >>610信頼関係があること前提で始まった妄想だったから、それを無視してみぎりの強さだけで団体を潰すって流れになりそうだったのに違和感を感じたのですが、つい自分が本筋を外す発言をしてしまいました。折角盛り上がってたのにすみません。
- 612 :名無しさん:2008/12/11(木) 15:53:29
- 信頼関係ってとこに拘るのは愛補正なのかなんなのかw
愛設定知らない自分が>>599書いたので、なんか俺も悪い気がしてきちゃったよw
信頼関係ってより、恩義っていう意味合いの方が強い感じで書いただけにさ。
大半の人が鯖準拠で妄想してるわけだし、愛の設定とか言い出すのもナンセンスかなとは思うよ?
なかった事にしろなんて間違っても言わないけど、鯖って妄想ゲーだからさ。
余白部分の設定なんて、それこそ千差万別だろうし。
>>603は本筋外したというより、愛設定に囚われて流れの意図を読み間違えた気がするw
- 613 :名無しさん:2008/12/11(木) 16:51:14
- 柔らか銀行の俺には最初からなんのことやら(´・ω・`)
- 614 :名無しさん:2008/12/11(木) 20:25:41
- >>612
別に悪徳専務の設定でもあれはあれでありだと思うけどな。
愛情、恩義と妄想する人によりけりって事で。
まぁこれ以上議論するのも混乱招きそうだから程々にしないか?
613みたいなのも出てきたしw別に誰も悪かないだろうけどさ。
みんな大好物の面白い妄想話に戻さないと脇道ずれっぱなしになるよ?
- 615 :名無しさん:2008/12/11(木) 21:54:23
- あれi-mode限定だしな。
シラネって奴が出るのは当然ではあるか。
- 616 :てみた:2008/12/12(金) 00:34:48
- 横から失礼します。
面白そうなので、書かせていただこうかなと思っていたのですが。元の妄想が、みぎりをキレさせて、怒ったみぎりが暴走する、みたいな流れでしたので。みぎりが怒る為の材料は、多ければ多いほど書きやすいと思います。
ただ、悪徳社長とかも面白いと思うんですが、それだと、みぎりを怒らせる必要が無い、必要性が感じられないので、また別の話にした方がより生かせると思います。
愛の設定であれ、使えそうな素材はあればそれだけ、話を考える時には助けになるので、今回はそれほど流れを外していないと思います。
それと、自分の書いた話も、愛を知らない人には不親切だったかもしれません。今更ですがごめんなさい。今更ですが、ここでは旧作のレッスルでのネタや、愛のネタは控えたほうが良さそうですね。知らないと言う方も多いようですから。
- 617 :名無しさん:2008/12/12(金) 01:41:21
- 好きに書けばいい。
こうじゃないとダメってのはどうかと思うが、こういうの妄想したんだけどーっていうなら別にいいはずだ。
俺の中ではうっちー×マッキーが鉄板だしな。
- 618 :名無しさん:2008/12/12(金) 02:48:37
- >>616
>>599のヤツが流れの中じゃ一番無難に説得力ある展開を構築できると思うんだが
別に旧作や愛ネタNGじゃないけど、確かに知らない人にも分かるように説明しないと独りよがりになりかねないね
でも、元々ある設定をフルに生かした方が妄想しやすいって人もいるだろうし、控えた方がいいって空気作る事もないと思う
「○○設定では〜」って、引用を明確にすればいい話だしね
一々説明するのが面倒なら、控えた方がいいかもね
まぁ、それは独自の妄想世界においても同じだから、むしろ既存設定の説明の方が楽かも知れんがw
- 619 :てみた:2008/12/12(金) 06:31:58
- 1.
「それじゃあ、よろしくおねがいしますね〜♪」
入場してきた大巨人の姿を見て、会場を埋め尽くす観客は、思わず息を呑んだ。
両手に、血まみれになった選手をぶら下げ、若草色のコスチュームを赤茶色に染めた、巨大な美少女。
「……ええと〜、落とし前、きっちりつけていただきますから〜、覚悟して下さいね〜」
手にした選手を投げ捨てると、勢い良くリングに上がる。
ただでさえ大きな体が、リングに上がると更に大きく、対照的にリングは小さく見えてしまう。
そしてそれ以上に、ただならぬ雰囲気に、観客達はリングの上を、固唾を呑んで見守るばかりだった。
事の発端は、みぎりが他団体へ殴りこみをかけている時の事。
みぎり不在の団体に、殴り込みをかけてきた選手がいた。
デビュー時期はみぎりよりも少し前で、その実力はまだ新人と呼べる年齢でありながら、一部団体のエ
ースとも対等に戦えるほど。それくらい、才能に恵まれたレスラーだった。
だが、いくら才能があっても新人は新人。新女ほどの層が厚い団体ならばいざ知らず、所属選手も少な
く、一部のエースと海外の提携団体から派遣されてくるレスラーで支えているような団体に、丁重なもて
なしが出来る人材が、余っている筈も無い。
「あっ……くぅっ……!!」
試合が始まって5分もすれば、勝負はワンサイドゲームの様相を見せ、面白いくらいに技が決まり始め
る。
相手に選ばれたのは、中堅としてもそれなりの経験を積んだ保科。相手の攻撃を受ける事に関しては定
評のある彼女も、縦横無尽の空中殺法には対応できないのか、翻弄されるままに攻撃を受け続けてしまっ
ている。
動きの早さは当然として、時々訪れるチャンスにも、非力な彼女では有効な攻撃を行う前に逃げられ、
仕掛けた技は返される。純然たる才能の差がそこにはあった。
「…………この程度なの?」
シャイニングウィザード一閃。保科をマットに倒すと、呆れたようにその姿を見下ろし、フォールもせ
ずにつまらなそうな顔を見せる。
「もう少し、強い選手がいるって聞いたのに、これじゃ、わざわざ来た意味無いじゃない」
殴りこみに行く経験が乏しいから、予想外の圧勝に戸惑っている事や、自分なりの考えもあるのだろう
が、その態度は生意気にも程があるもので、観客の顰蹙を買うには十分だ。だが、いつも試合をしている
会場は、もっと大きく、人の入りもずっと多い。こんな、空席がちらほら見えるような会場で試合をする
事など、経験が無かった。
だから、気が大きくなっているのかもしれない。
「んっ……ああっ!!」
保科の体を踏みつけ、それでフォールしてしまう。もっと強い選手を出せと言うアピールなのだろうが
、舐めきった態度には違いない。
「こんな団体、私一人で十分潰せるわ。次は、もっとマシな相手を出して来なさいよ」
スリーカウントを終えると、保科の体を蹴り飛ばし、さっさとリングを降りてしまう。
「…………退いてくれます?」
拍子抜けする圧勝に、不機嫌なままリングを降りると、この団体の所属選手達に道をふさがれた。キャ
リアでは、ずっと上の先輩達だが、今更怯むわけも無く。圧勝で試合を終えた後と言う事もあって、ふて
ぶてしいまでの態度を崩さない。
「お前っ……!!」
その態度に、食って掛かろうとした所で、道を塞ぐもう片方に抑えられ、強引に道を空けさせられる。
「何なんです……?」
わざわざ、道を塞いでまで、言いたい事があるのかと思えば、一人は今だ、沈黙を守っている。流石に
、その態度には不気味ささえ感じてしまうが、しかし、それほど気には止めない。
「何でも無いなら、通りますけど?」
「…………それも、運命だから」
ポツリと、囁かれた言葉の意味が分からず、何が何だか分からない。立ち去ろうとしていた足を止めて
、怪訝な顔で振り向くが、そこに声の主はいない。リングの上で、倒れたままの保科を介抱していた。
「意味が分からないわ……相手をしてくれるってわけでも無さそうだし」
少なくとも、今日の相手よりは強そうだから、試合をすれば今日よりは楽しめただろう。負けるとは思
っていない。
「運命だか何だか知らないけど、まとめて相手してあげるわ」
その時の武藤めぐみには、これから襲い掛かってくる、『運命』の正体など見当も付かなかったが、た
だ、本当に運命としか言えない、数奇な展開を辿る事になる。
そしてその運命は、翌日のスポーツ新聞の一面から幕を開けることとなる。
- 620 :てみた:2008/12/12(金) 06:33:39
- 2.
「何のつもり……?」
リングの上で、みぎりを睨み付けながら、異様な光景に息を呑む。
相手は両手を血に染めて、乾いてベタつくそれを煩わしそうにしていた。
(……鼻血ってわけでも無さそうだけど……いくらなんでも量が多いし……)
殴り込みをかけてきた、普通よりもかなり大きな選手への話題性作りの演出なのだろうか。それにしてはいくらなんでも悪趣味すぎる。
「何のつもりは、こっちの台詞ですよ?」
時間が経てば分かる、赤茶色は、絵の具や血糊では絶対に出ない色だ。鼻をつく鉄錆の臭いも、試合中に何度か嗅いだ事がある。
「あら〜、それとも、落とし前って意味、間違ってましたっけ〜?」
めぐみには、なぜそんな事を言われるのか、意味が分からない。ただ一つ分かるのは、目の前にいるのが、試合をするつもりのレスラーではない、何かであると言う事だけだ。
「知らないわよ、そんな事」
リング下を見れば、めぐみよりもキャリアが上の選手が2人、伸びている。実力よりも口の方が立つ、それ程強い選手ではないが、これでも荒事が日常茶飯事のプロレス団体で生き抜いてきた人たちだ。
何があったかは知らないが、その2人を仕留めたのであろうみぎりには、疲れが見られない。頬に小さな引っ掻き痕が残っているくらいで、それくらいしか抵抗の跡がない。
「そうですね〜、困りましたけど〜」
首を傾げながら、みぎりが近付いていくと、二人の身長の差もあって、めぐみからはみぎりの顔が良く見えない。それくらい、近くまで近付いても、みぎりからは何のアクションも起こしては来なかった。
「…………別に潰しちゃっても、いいんですよね?」
「……は?」
頭に、痛みが走ると共に、浮遊感を感じて浮き上がる。
「っ………このっ!!」
投げ飛ばされる前に出た蹴りは、本人にとっても無意識のものだったが、天賦の才と言うのだろうか、みぎりの顔を完璧に捉えていた。
だが、みぎりの取る行動には、微塵の遅れも生じさせる事は無く、そのまま力任せに、マットへと背中を打ち付けさせられた。
「くぅっ!!」
「さあ、どうしてくれましょう〜?」
いくら体勢が悪くても、まともに入った蹴りに顔を歪める事もない。だが、ただ一点、口元だけが不自然に歪んでいる。
「こんな事でっ……」
素早く立ち上がると、遅すぎるゴングを聞きながら構えなおす。髪を掴まれて投げ飛ばされたときに、トレードマークのリボンが外れ、解けた髪を鬱陶しげにかきあげる。
「馬鹿力だけで、いい気にならないでくれるっ!!」
意表を突く様なめぐみのローリングソバット。みぎりの体をよろめかせながら、自分よりもはるかに目方のある相手に、一歩も引く様子を見せない。
- 621 :てみた:2008/12/12(金) 06:35:17
- 3.
「それが、どうしました〜?」
めぐみの技が決まった。そう誰もが思った直後に、みぎりの手がめぐみの足を掴む。
「っ……頑丈ね……」
十分、体の弱い所を狙って蹴ったはずだ。みぎりの動きがそれ程早くも無いので、外したなんて言う事は無いだろう。
「いえ〜、それほどでも〜」
「っ……面白いじゃないっ!!」
下手な小細工をしてくるタイプにも見えないし、足を掴んだまま、馬鹿力で握り潰すように締め付けてくるだけだ。これから、何かをしようとしているのかもしれないが、めぐみにはそんな事、関係ない。
「ほらっ!!」
軸足を振り上げ、みぎりの顎を蹴り上げる。
並外れたバランス感覚、瞬発力を持っていなければ、やろうとも思えない反撃だが、みぎりの怪力に触発された今のめぐみにとっては、簡単な事だ。
「んっ……」
流石に、みぎりも手の力を緩めてよろめく。
その隙に逃げ出すと、素早くコーナーに上り、みぎりの顔に狙いを定めた。いつもより的が高い分、コーナーの上からなら狙いやすい。
「行くわよっ!!」
コーナーを蹴ってのミサイルキック。大雑把に見えるそれで、的確にみぎりの顔を狙い打つ。
「んっ……!!」
みぎりの手が、遅れてめぐみの体を捕まえようとするが、その時にはもう、みぎりから離れて次の技に移っていた。
「遅いっ!!」
みぎりの腕を掻い潜って接近すると、体格差を物ともせず、エルボーで攻め立てる。動きが早く、狙いも的確。体格差を補って余りある猛攻。
…………に、見えた。
「………それで、どうしました〜?」
みぎりにとっては、追いかけるのが大変な相手が自分から飛び込んできてくれる。ただの、美味しい状況に過ぎないのだろう。
「え……っ……ぐっ!!」
両腕をみぎりの背に回して、力強く締め付ける。
「あっ……がっ……な……っ!!」
ベアハッグ。それも、めぐみのエルボーを受けながら強引に捕まえたので、めぐみの両腕は自由なままだ。締め付けも緩い。
しかし、それは、みぎりの怪力を考えなければの話だったが。
「……効かないんですよね〜、全然」
最初は、強く抱きしめる程度だったベアハッグを、強引に腕の力だけで締め付けて、いつしか、めぐみの体が持ち上がり、抱え上げられている。
「離せっ……!!」
めぐみも、肘を打ち付けて逃げ出そうとするが、何度殴っても、まるで無機物を殴っているように反応が薄い。
「今、自分の言った事を謝るなら〜、許してあげてもいいですよ〜?」
「な……何の……事よ……」
めぐみには、何の事だか分からない。むしろ、みぎりの腕の中から逃げる為に必死で、記憶を掘り起こしている余裕が無いと言うほうが正しいか。
「分からないんなら、それでいいんですけど〜…………でも〜」
締め付けが強まり、めぐみの体が反らされて、顔色も真っ青に変化していく。
強烈過ぎる締め付けは、めぐみの呼吸さえ阻害し、苦しさと相まって、すぐに青かった顔が紫色へと変化する。
「………………………………試合で死んでも、事故なんですよね〜?」
「ひっ………ぐぅ………」
ピチャ……ピチャ………
めぐみの体から力が抜け、失神。そして、失禁まで。
そこには、ベアハッグで窒息失神させられた、哀れな天才姫の姿が……
- 622 :てみた:2008/12/12(金) 06:36:51
- 4.
「………何、寝てるんですか〜?」
否、窒息失神させて、試合が終わると思われた直後、みぎりが締め付けを解き、めぐみの腹を思い切り、ニーリフトで蹴り上げた。
「うぶっ……ぅっ……ぐっ……」
腹の奥からこみ上げてくる苦しさに、落ちていた意識が引き戻される。力の無い足では体重を支えられないが、倒れないのはみぎりが体を支えているから。
「まだ、そのくらいで寝させてあげませんよ〜?」
倒れさせないのは当然、次の攻撃が控えているから。
手を離すと同時に、身を低くすると、めぐみの体目掛けてショルダータックルと言う名の体当たり。
みぎりの体重全てを乗せた馬鹿力が、めぐみの体を軽々と突き飛ばす。
「ふぐっ……ぅっ!!」
今度こそ、マットに倒れると、そこでやっと、めぐみにも、何が起きたのかが分かった。
リングにある水溜りと、荒すぎる自分の呼吸、そして、体が引き裂かれそうな痛み。
「あっ……あぁ………」
羞恥と怒りと、言い表せない感情で、顔を真っ赤に染めながら、すぐに、歯を食いしばって立ち上がる。
内腿を伝う水滴が不快だが、みぎりはまともではない。寝ていては、どんな攻撃が来るか分かったものじゃなかった。そして、何より。
「許せない……」
試合を止めようとやってくるレフェリーを追い払うと、はっきりとした敵意を持ってみぎりを睨みつける。
「何が、許せないんですか〜?」
しかし、みぎりには、怯む様子さえ見られない。元々、怯ませる為に睨み付けた訳でもないが、その態度はめぐみの怒りに更に火をつけてしまったようだ。
「所詮、力と頑丈さだけ……」
「はい〜?」
呟くようなめぐみの言葉に、何を言いたいのか分からず、首を傾げる。
「…………そんな相手になんて、負けられないのよっ!!」
体を低くして、超低空のドロップキック。とにかく、みぎりに捕まらないよう、素早さを生かし、全身でぶつかる事で体重の差を克服しようとする。
「あら〜……?」
みぎりの体が揺らいで、膝を突く。どんな攻撃も平然と耐えていたみぎりの、初めてのダメージらしいダメージを確認したときにはもう、めぐみは次の技に入っていた。
「それにっ………私は、負けられないのよっ!!」
膝立ちのみぎりへの、シャイニングウィザード。助走が足りない分、瞬発力で補って、顔面を叩き潰すように蹴りつける。
「………んんっ………それで?」
だが、決まったと思っためぐみの目に飛び込んできたみぎりの顔は、苦痛に歪んではいない。むしろ……
「ふぶっ……!!」
地面に降りる前に、飛んできた張り手がめぐみの顔を張り飛ばし、脳が揺れるような衝撃に、尻餅をつく。
「え……あ……」
「この通り〜、馬鹿力と頑丈さだけが取り柄なので〜」
効いていないはずは無い。どんなに頑丈でも、人間だから限度があるはずだ。
そんな思いは、いつの間にか、効いていないはずがない、そうであって欲しいと言う願望に替わってしまっていた。
- 623 :てみた:2008/12/12(金) 06:38:38
- 5.
「くっ……効かないわけ、無いっ!!」
効かないわけが無い。それが事実でも、実際に効いていなかったとしても、どちらにしても今のみぎりの態度は認めるわけにはいかない。
「ええ〜、本当は、痛いですよ〜」
「っ、舐めるなっ!!」
みぎりの態度が、その余裕が改められない限り、何を言われても、苛立ちが晴れることは無いだろう。
マットを蹴ると、みぎりの体を蹴りつける事で高く飛び、みぎりの頭を太ももで挟み込む。
「いくら頑丈でも……これならっ……!!」
倒してしまえば、いくらでもやりようはある。華麗な技とは言い難いが、コーナーの上から飛び上がって踏みつければ、それだけで威力は計り知れないだろう。
本気ではなった攻撃を、軽く耐え切るような相手に動揺したのか、どうやって攻撃を加えるか、そればかりに考えが向いてしまっている。
「倒れなさいっ!!」
フランケンシュタイナー。勢いをつけ、みぎりを倒そうと体を反らす。
「………えっ!?」
だが、みぎりの体はマットに根を張ったかのように動かず、次の瞬間。
「頑丈さと、怪力だけでも〜、そこを見込まれて拾っていただいたので〜」
めぐみの顔を、みぎりの手が多い尽くす。
「これだけでも、十分なんですよ〜♪」
グシャッ……
投げようとしていためぐみの頭が、マットに叩きつけられている。
実際には、そんな音は聞こえなかったが、その光景を見たら、誰もが同じ音を頭の中に浮かべただろう。
「…………たった一発で伸びちゃったら、だらしない、ですよ〜?」
顔を掴んだまま、みぎりの手に力が入る。
「うぅっ……あっ……くっ!!」
ギチギチと、顔に食い込む指の痛みに加え、頭だけでぶら下げられる苦しさから、みぎりの腕を掴んで、相手の体を蹴りつけて抵抗した。
「忘れてるみたいなので~、教えてあげますね〜」
めぐみをぶら下げたまま、のんびりとした喋り方で語り始めるが、めぐみにとっては、1秒刻みで苦しさが増す状態だ。聞いている余裕はあまりない。
「貴女が〜、うちの団体を馬鹿にしてくれたおかげで、今、大変なんですよね〜」
- 624 :てみた:2008/12/12(金) 06:40:05
- 6.
事の発端は、めぐみが殴りこみに来た翌日。新聞に載った武藤の一言だった。
それは、プロレスラーと言う職業を考えればたいした事の無い、何気ない一言だったが、現在躍進中の弱小団体に殴りこんだ、最大手団体の選手の台詞として見た場合、話題性が十分ある内容だった。
こんな団体、自分一人で潰せる。誰が来ても負けない。
実力が大した事の無い選手の相手をさせられ、物足りなかったから出た言葉だったが、それを面白がったメディアが騒ぎ立て、いかにも、一触即発の抗争が起きそうな雰囲気を作り上げてしまった。
これだけなら、めぐみに非は無い。
だが、みぎりの団体にも都合があり、選手数も新女ほど多くない為融通も利かない。そんな事情も知らないめぐみが、取材で尋ねられるままに、口を滑らせてしまった。
『別に、逃げても気にしない』『自分の所の選手が潰されるのが嫌ならそれでいい』
実際に口にした言葉は、ひょっとしたらもっと違っていたのかもしれない。しかし、その主旨がある一言を発するだけで十分だ。
「そんな……っ…………理由で…………」
「はい、そんな理由ですよ〜?」
当然、他にも理由はある。だが、その理由を思い出しそうになるだけで、みぎりの握力が更に強められた。
「ひぐっ………ぁ………あぁ……っ!!」
「社長が苦労して作った団体を、そんな言葉で傾けちゃうんですから〜、凄いですよね〜」
プロレス団体だってしっかりとした予定がある。たった一人の空気を読まない言葉や、挑発に、はいそうですかと乗る事はできない。
だが、面子を潰されたままで引き下がれないのも、プロレスと言う商売だ。
押さえていた会場の定員を大きく下回るチケット販売数。グッズの売り上げの低下、海外団体との契約。予定していた新人テストへの参加者の減少。いい返事を貰えそうだったフリーの選手の移籍話の白紙化。
色んな理由が重なって、苦しい経営を切り盛りする社長の心労は見ていて痛々しいものだった。
「わたしも〜、空気が読めないって言われるんですけど…………今は、本当に、空気を読まないでいようかなって、思っちゃいますよ〜?」
「なっ………!?」
めぐみの体が持ち上げられると、一瞬、何をされるか分からなかった。
「えいっ!!」
頭と足を掴み、立てた膝の上に叩きつける背骨折り。
「ぐぁっ……ぁっ!!」
それを、連続で。
「ひぐっ……ぅあっ……ああっ!!」
「手加減なんて、してあげませんから〜」
更に持ち上げると、今度はボディスラム。高い所から、加速をつけて叩き落す。
「ひっ………っぐぅっ!!」
「まだですよ〜……んっ……えいっ!!」
更に、持ち上げて投げ飛ばすと、直後に、いい物を見つけたとばかりに、みぎりの目がある一点を見つめた。
「はぁつ……あつっ……ああっ……」
「これで超高層なら〜、もっと高いと、何て呼ばれるんでしょうね〜?」
「えっ……ひっ……やっ……!!」
めぐみにも、みぎりが見ているものが何かは分かる。そして、やろうとしている事も。
「やめっ……そんな……あっ!!」
「暴れると、怒りますよ〜?」
- 625 :てみた:2008/12/12(金) 06:41:42
- 7.
逃げ出す為に暴れていためぐみの額に鈍い痛みが走る。
コーナーに叩きつけられたと、分かったときにはもう、みぎりの肩の上だった。
「え……っ……あぐぅっ!!」
アルゼンチンバックブリーカー。てっきり、鉄柱の上から投げ飛ばされると思っていためぐみには、予想できなかった痛みだ。
「そうですね〜、このまま、落としたら……流石に、死んじゃうんでしょうね〜」
一歩一歩、ロープを登りながら、コーナーの上まで登りきってしまう。
「やめて……いや……いや……そんな……いや……」
めぐみの顔は恐怖で引きつり、その高さの恐怖からか、瞬きも出来ずにリング外のマットを見つめる。
衝撃を、殆ど吸収してくれないそのマットに、ここから、二人分の体重をかけて首から落とされる。
考えられる結果は、ただ一つしかない。
「や……死ぬ……それ……だめ……いや……だめ……だめよ……そんなの……いや……死ぬ……だめ……いや……だめ……」
ガチガチと震える歯と、壊れたテープレコーダーのように繰り返される言葉。股間からは、恐怖で失禁までして、見開いた目は、瞬きもしなかったからか涙を溢れさせながら真っ赤に充血してしまっている。
「こうなったのも〜、貴女が社長を………………って、言うからですよ〜?」
みぎりの言葉は、めぐみにだけ聞こえるような声で。これだけ聞かせるためにバックブリーカーなんて技を使ったのかと言うくらい、誰にも聞かせない、冷たい声で呟いた。
「あっ……あれはっ!!」
なぜ自分がこんな目にあうのか、それが分かった時にやっと、めぐみの口から意味のある言葉が零れ出そうとした。
「……問答無用、ですよ〜?」
そのまま、デスバレーボムは流石にしない。だが、担ぎなおすと宣言どおりに、ボディスラム。足場が悪いので、腕の力で投げ捨てるだけだが、それでも十分馬鹿らしい威力だ。何より落差が馬鹿げている。
「ひっ……ぃぎぃいっ!!」
瞬時に、痛めつけられた背骨がバラバラになるような、激しい痛みと後頭部を打つ痛みで、全身が痺れる。受身など、こうまで垂直に叩きつけられたら取り様がない。
「そうそう、これも、忘れちゃいけませんね〜」
更に、めぐみの足目掛けて、飛び降りてのフットスタンプ。太ももを、みぎりの足の裏がえぐるように踏みつけた。
「あぎっ……ぃ……あぁ……」
激痛に激痛が重なると、限界を超えためぐみの体から、ゆっくり力が抜けて、意識が薄れていく。踏みつけられた足は時間が経つにつれて、踏まれた部分が赤黒く、変色していった。
「これで、勘弁してあげますけど……次は、潰しますよ〜? 分かってますね〜?」
めぐみをリングに押し上げたとき、力が入っていないからか、その足が、変な方向に曲がったように見えた。それが折れているかなのか、確認する前に、真っ直ぐに戻ったので、実際にどうなのかは分からない。
「さあ、フォールですよ〜。早く、カウントしてくださいね〜♪」
リングに戻ったみぎりが、めぐみの体を踏みつける。小さく震えるが、それ以上動く様子は無い。
「この程度の団体なら〜、わたし一人で潰せちゃいそうですね〜」
痛みの残る頬を押さえながら、いつもなら、弱気の一つも出しそうなくらい技を受けた体で、のんびりと呟く。
「別に〜、怖いなら……好きにしてくれていいですよ〜?」
怒りに任せて乗り込もうとしたみぎりに、ある人が教えてくれた魔法の言葉。それも忘れずに。
「誰が来ても、同じ結果になっちゃいますから……どうぞ、逃げてください〜」
言いたい事を言ったみぎりが引き上げると、慌てて、めぐみが回収される。
傷は深いが致命的ではない。しかし、みぎりが掴んだ場所にはくっきり、その手形、指の形の痕が残っていた。
- 626 :てみた:2008/12/12(金) 06:51:24
- 自分ではコレが限界でした。
試しに書いたものなので、見直していませんから、毎度ながらおかしな表現や誤字脱字が多くてすみません。
>>599のような展開は、短くまとめようとすると説明が難しいので見送って、単純に、怒ったみぎりが無茶苦茶やる話にしてみました。面白そうではあるんですけどやっぱり、社長に目的を設定して、みぎりを使って復讐をしようとして、更にみぎりがキレた状態で殴りこむと言うのは、自分の筆力では全部書ききれないので。
いっそ、愛の千歌様がみぎりの雇い主と言う事になったら、そのシチュエーションに近いと思うんですが、これも愛を知らない方には説明不足だと指摘がありましたし。
ですが、色んな考えがあるようなので、細部をぼかして、ある程度幅広い妄想に対応してみたつもりです。
反応次第で、続きを書くかもしれませんが、このSSの所有権は主張しないので、続けたい人がいれば引き継いでいただいても構いません。
折角の良いネタなのに、手抜きで本当申し訳ないです。
- 627 :名無しさん:2008/12/12(金) 07:49:44
- 冒頭からKOEEEEEEEEEEEEEEEEEE
- 628 :名無しさん:2008/12/12(金) 15:23:04
- むとめの次…ってなると誰だろ。イメージ的に中堅くらいの越後さんとか?
- 629 :名無しさん:2008/12/12(金) 17:05:10
- GJ! …なんだけども、ところどころでめぐみとみぎりがゴッチャになってるなぁ…ベアハッグのとことかw
越後さんはもっと輝いていい
- 630 :名無しさん:2008/12/12(金) 17:40:01
- 自分場合だけど長いヤツ書いてると、人の名前でゲシュタルトの崩壊を起こす時がある
名前がひらがなやカタカナだと起こしやすくて、誰が誰だかわからなくなるんだ。
まぁてみたさんに同じ事が起きてたかはさだかではないけどね(笑)
- 631 :名無しさん:2008/12/12(金) 19:01:07
- 越後さんもいいけど、鯖からのキャラのも見たい。
伊達ちゃんとかみこととか藤原あたり。
- 632 :名無しさん:2008/12/12(金) 20:43:50
- 前にも話に上ったけどみことは良いな。新女に所属している設定にして・・・
入院しためぐみを前にして「・・・ここまでやる必要が・・・!」みたいな感じで
仇打ちを公の場で宣言するが自分の正義感からみぎりの団体を悪者扱いしたことで
めぐみに続き巨人の逆鱗に触れる・・・とか。かなり似通ってくどいかなぁ・・・?
でもみことの場合は正義感の強さってあると思うからそこを使えないかな?
で、みぎりが「・・・本当に一人くらい潰しちゃいましょうか〜♪」的ノリで
何にしてもみことみたいな性格的に真っ当なキャラが理不尽に嬲られるってのは見たいかも。
- 633 :てみた:2008/12/12(金) 21:48:53
- すみません、最近、サイトの方のアクセス数が不思議と伸びていて、同時進行で色々書いていたんですが、ひらがなの名前がたくさんだったので。
みこととか、めぐみとか、みぎりとか、マ行で始まる名前を多く書きすぎたのと、書きあがった後に見直ししていないから、間違ったまま投稿してしまったようです。
昨日の書き込みの後から書き始めて、その後睡眠を取った後に、家を出る前に急いで投稿したので。ちょっと、焦りすぎましたね。次から気をつけます。
- 634 :名無しさん:2008/12/12(金) 22:50:17
- 新女潰しならやはり最後はみんな大好きゆっこで〆だろうか。
まあ、最強生物のrskに降臨されても困るわけだが。
- 635 :名無しさん:2008/12/13(土) 01:36:10
- まだだ、まだゆっこを出すには早すぎるぜ?
ゆっこは折って良し、絞めて良し、潰して良しのオールラウンダーだからな・・・
じっくり熟すまで待ってから美味しく頂かなくては・・・
しかし理沙古参が出てくると得意の投げ技が通じるかどうか疑問だ。
キャプチュード炸裂!の絵がどうしても浮かばん・・・むしろどの投げも通じず絶望する展開に。
そして疲弊しきったところでみぎりに無理矢理「えっと、こうですか〜?」みたいな感じで
キャプチュードやジャーマンでぶっこ抜かれると。更に不慣れな技で遊ばれマットに沈むみたいな。
妄想ついででスマンがみぎりの超絶石頭なヘッドバッド連発と、潰しますよ?的握力で握り込んだ拳で
ナックルパート炸裂とどちらが悲惨なんだろうか・・・見たいw
- 636 :名無しさん:2008/12/13(土) 02:54:03
- 新女は層が厚いから、いい選手がたくさんいるって妄想できて良いよな。
めぐみが潰されたんだから千種が敵討ちって言うのもありだし。
後、今回の越後さんは違う方向に輝きすぎだと思う。公式のタッグパートナー的な意味で。
- 637 :名無しさん:2008/12/13(土) 03:15:02
- 遠回りしてると、大体途中で力尽きたり同じような内容になり始めたりするから
あんまり広げすぎるのもいかがなものかと思うけど。
- 638 :名無しさん:2008/12/13(土) 03:40:53
- >>637
確かに復讐劇はあとトップクラスを潰して終わりの方がまとまりが良いのかな?
直の原因になっためぐみが潰れまだみぎりの怒りが持続するとしたら・・・
復讐を終え団体に帰ったみぎり。
―だが時すでに遅く団体の経営状態は悪化に歯止めが効かない状況だった。
何より社長は激務で倒れたという知らせを受ける。
病院のベッドで眠る社長に語りかけるみぎり。
「・・・すぐに戻りますから〜、待ってて下さいね〜・・・」
こうしてみぎりの最後の闘いが始まった。
・・・まぁベタだがどうだろう。
- 639 :名無しさん:2008/12/13(土) 03:54:48
- うーん…ボンバーさんもいるが兎ならともかく、勝てない方じゃあまり苛めておいしそうじゃないか。
まあ、殴り込みのお礼参りで団体トップ引き摺り出して潰せば面子回復どころか一躍有名人。経営も持ち直す。
だから社長に頼まれたってことにしたら、ゆっことやるにしろ他のを当てるにしろ動機付けは出来る…かな?
- 640 :名無しさん:2008/12/13(土) 04:02:52
- いや、普通に考えてだ。
武藤がここまで完璧に潰されたら、今度は新女側が黙ってないと思うね。
「めぐみの仇」って千種出てくるだろうし。
で、千種も潰されたら面目丸つぶれだから、トップ級が出てきて更に返り討ち。
逆に進退窮まった新女が王者の祐希子を投入…くらいの流れじゃないかな?
それ以上、話の風呂敷を広げると書く方がキツイと思うwww
どうせ追い込むなら新女を追い込んだ方が(加虐的な意味で)面白いし。
みぎりは社長が喜ぶとか、皆が褒めてくれるみたいなのでモチベーション保てそうだしw
- 641 :名無しさん:2008/12/13(土) 04:03:22
- >>638
いいねぇ、展開が楽しみだ。
だが、ふと、本来いた団体で一体誰がどのようにみぎりの相手を
やっていたのか疑問に思ってみたり。みぎりって加減とか試合の
組み立てとかが出来るような子じゃなさそうだし、ジョブの時も
うっかり相手を痛めつけすぎてしまいそうだw
- 642 :名無しさん:2008/12/13(土) 04:33:39
- >>641
てみた氏のSSに限って言えばレッスル愛ストーリーのメンバーを土台にしているみたいだから
その辺り比較的想像しやすい。
ちなみにメンバー構成はSSに出てきた保科、氷室の他にライラ、近藤といったところ。
多分、教え方に長けてる保科が色々みぎりの面倒を見ているんじゃないかと思う。
勿論、スパーなんかやってたら体がもたないだろうからどちらかというと試合の組み立て方とか中心で。
いざ練習試合となったら血に餓えたライラを当てればお互いに満足するんじゃないかと妄想w。
・・・けどこれ以外の、プレイヤーのオリジナル団体とかだとみぎりの相手はもてあましそうだな・・・
とりあえず自分ン所では先輩の零・小鳩が世話役になってるよ。この二人なら安心感が。
ついでに休暇には同じく先輩の獅子堂、後輩のちよる辺りとまったりしてるんじゃないかと妄想w。
- 643 :名無しさん:2008/12/13(土) 05:04:34
- まあ、ほら、その為のコーチだから。
スパーリングとかだって、同じ団体の選手とやる必要なんてないんだぜ?
練習試合くらいやるだろうが、一から十までみぎりの相手をする必要がないと考えれば、それなりに強い選手なら頑張れるんじゃないかなあ。空気読めずぶっ潰されるかもしれないけど。
うちは、指導力持ちのコーチを雇ってみぎりに教えさせてる。ミミさんとかが多いな。今回のコーチのシステム、割と面白くて好きだ。前作は男のコーチ以外は雇うだけ無駄だった所があるからなあ。指導力持ちがある意味優秀すぎて、どうしようって感じだが。
そういや、愛のみぎりはコーチを1人潰してたなあ。
- 644 :642:2008/12/14(日) 00:31:47
- しまった、コーチの存在を忘れてたw
何故か選手間で勝手に完結させてしまってたよ・・・
流石に自分の団体のコーチや仲間に対しては労わるんじゃないだろうか?
多分、ストーリーでミコル吹っ飛ばしたのも屈強なナリだから安心してぶちかましたからだと思う。
みぎりってあっちの世界の男性格闘家より強そうだからなぁ・・・自分でも意外にショックだったんじゃ?
・・・だからたまにガス抜き(殴り込み)してすっきりして帰ってくる、とw
- 645 :名無しさん:2008/12/14(日) 01:50:50
- >自分でも意外にショックだった
そんなみぎりを想像するとちょっと萌えた
- 646 :名無しさん:2008/12/14(日) 02:04:26
- >>645
プロレス団体社長の皆様、そんなみぎりになでなでしてやってください。
見えないはずの尻尾をふりふり振って喜びますから。
きっと殴り込みから帰ってきた暁には真っ先に殺戮自慢をしてくれるでしょう。
・・・話を聞く貴方の後ろで霧子さんがきっと微笑みを引きつらせて一緒に聞いてくれるでしょう・・・
- 647 :名無しさん:2008/12/14(日) 04:17:19
- 犬っこだなあ。
でも、フリスビー投げたら、噛み砕いて戻って来そうだし、圧し掛かってきて飼い主を潰しそうな犬だ。
ってか、下手な男性格闘家よりも高い身長と、化け物みたいな怪力。男女の一番の違いって言うか、男と戦ったとしても決して不利では無いよな。むしろ、相手の力も強いから、その分全力が出せそうかも。
- 648 :名無しさん:2008/12/14(日) 07:11:50
- みぎりの場合、その体格以上の怪力持ちって事だから男性の力を軽く凌駕していると思う。
みぎりにとって男性格闘家なんてむしろ頑丈な分、長く遊べる良い玩具に過ぎないのでは・・・?
男を一方的に壊すってのはリョナとは違うと思うがちょっと面白そうだと思う俺ガイルw
あくまであっちの適当な男性格闘家相手で想像してみる。
女子プロレス界で破竹の連勝を重ねるみぎり。
その圧倒的な試合内容から特別(異例とは言えないか?)に男性レスラーとの試合が組まれる。
・・・が、完全にリミッターを外したみぎりはそんな試合でも惨劇を引き起こす・・・
EXリーグやファイナルシリーズ前のお遊び的試合で思わぬ事態に。
女子レスラーのトップクラスもその試合をみて最早デカイだけのイロモノという認識を改めざるを得ない・・・みたいな
・・・やっぱ板違いの妄想か?
- 649 :名無しさん:2008/12/14(日) 07:44:34
- 別に板違いではない。
みぎりが出ている以上、あながちスレ違いともいえない。
見たくない人は見なければいいというスタンスだから、
別にNGというわけではないと思う。
でもオレはいらない。
- 650 :名無しさん:2008/12/14(日) 09:19:28
- >>648リョナかって言われたら違うと思うし、男が潰されて嬉しい人が何人いるか。
ショタ系のスレはあるみたいだけど、ガタイのいい野郎が潰されるのはまず見ないし。
シチュとして、男相手でも勝てるみぎりで女を潰すってのはありだと思うんだが、流石にそれは回りくどすぎるだろ。まだ、空手出身の選手とかに、男相手でも軽く殴り倒せていたって設定をつけて、みぎりの方が男より頑丈とか怪力とか、間接的に強い設定にした方が美味しいと思うし。
てか、なぜ男相手の方で話題が伸びているんだ? むしろ、みぎりのコーチをする事になった、女子選手が潰されるって妄想の方が伸びると思ってたんだが。男相手だと、みぎりが負けるとかじゃなきゃリョナ的に妄想に繋がらなくね?
上手く料理できたら板違いじゃないけど、このままだと板違いじゃね?
- 651 :名無しさん:2008/12/14(日) 10:18:58
- ひぎぃ!なミコルコーチとか…うーん…食指が動かない。
苛めるみぎりと同時に苛められる女の子もみたいんだがなぁ…。
- 652 :名無しさん:2008/12/14(日) 10:31:53
- なら阪口コーチがみぎりを締め落とす展開で。
- 653 :名無しさん:2008/12/14(日) 11:45:51
- ふと考え付いたので書いてみるが
みぎりの攻撃、防御の値がオールアルファベットまで育った時に
これなら相手の得意分野で潰すことも出来るんじゃね?と思ったんだ。
例えば伊達ちんをパワーでボコにしといて余裕を見せて踵落としだの裏拳だので
更に痛めつけるとか同じく弱った千種にバックドロップやジャーマンだので遊んだり
祐希子相手にムーンサルト決めたりフランケンシュタイナー決めたりとかね。
・・・かがみんをタランチュラやらドラゴンで嬲ってトドメに卍とかも良いかも。
相当Sなみぎりを見ることになるがw
- 654 :名無しさん:2008/12/14(日) 12:28:24
- ステータスや育成を否定するわけじゃないが
テクニカルだったりスピーディなみぎりは個人的にはあまり萌えない。
- 655 :名無しさん:2008/12/14(日) 12:32:06
- そういや、総合みたいなルールで戦うみぎりって言うのも面白そうだよな。リーチ長いし力あるし、頑丈だし。
レスラーだから寝技は出来るだろうし、そもそもタックルで倒せるのかって怪力だし。
どんなレスラーでもばったばったと倒せる格闘家が、総合のリングでみぎりのプロレス技に負けたりとかも面白そうだ。
まあ、あの世界、空手の全国レベルがレスラー相手に全然勝てなかったりするから、相手がいるのかって話だが。
- 656 :名無しさん:2008/12/14(日) 12:37:45
- >>654でも、みぎりの速さの基準値は南と同じだったりする。関節、パワー系と戦う限り、決して遅くは無い不思議。
みぎりが素早いって主張するわけじゃないけど、逃げようとした所をすぐに追いつかれて捕まってしまうとか、スピードはあったらあったで美味しく使えると思う。
- 657 :名無しさん:2008/12/14(日) 12:39:26
- 祐希子とかに普通に負けるみぎりってどうなんだろw?
- 658 :名無しさん:2008/12/14(日) 12:59:13
- >>657
お前はここに毒されているw
ゆっこは普通に最強の一角だし素質もみぎりに負けてないんだぜ?
まあ、主役からやられ役からギャグまでこなして、みんなの妄想を一手に引き受けるプロレスラーのお手本ってことで。
- 659 :名無しさん:2008/12/14(日) 13:05:06
- >>658
知らない間に毒されているのか、俺はwww
たまには逆の展開もいいんじゃないかと思っただけなんだがなwww
- 660 :名無しさん:2008/12/14(日) 13:18:43
- 真面目な話、ここでゆっこが受けに回る機会が多い理由って、ゆっこの主人公属性が邪魔してるよな。
RPGなら、主人公パーティーの紅一点が魔王とかに負けて嬲られるような板だし。
しかも、ゆっこは旧作では意外とって言うか、物凄く負けてる。新作出るたびに負けてるくらいのイメージがある。主人公なのに、ガチで戦ったのに負けてるとか、最高すぎる。
そして、みぎりはラスボス属性を持ってるから、普通に考えれば、ゆっこか、その他主人公経験者が苦戦しながらみぎりを倒してハッピーエンドだと思う。
ここがリョナ板じゃなければ、普通だな、ゆっこ勝ち、みぎり負け。
問題は、二人の性格とかを弄るか、シチュを凝らないとリョナになんないから、ハードル高いことかな。
- 661 :名無しさん:2008/12/14(日) 14:23:25
- >>658
ここじゃあ村上姉妹とかにガチでおくれを取るめぐちぐにしたって、
本来ならヒール連が束になってかかっても敵わない強豪ですからね。
そういえば最近、余りにも負けるのが当たり前になりすぎて、ゆっこ
やめぐちぐが「元々は極めて強いキャラである」って説明が省かれてる
気がする(笑)
- 662 :名無しさん:2008/12/14(日) 14:31:35
- いや、改めて強いってことを説明しなくて良いから受けキャラにされてるんじゃ?w
話を書く上で説明不要ってのは本当に便利だしね。
- 663 :名無しさん:2008/12/14(日) 15:37:18
- 元々はというより、現在進行形で強いっていう認識だと思っているが。
ここでどれだけ負けがピックアップされていたとしても、ゆっこは強いキャラ。
ただ、レッスルは100戦やって100勝できるというキャラはいなくて、
勝率の高さとか劇的な勝利を奪うことが出来るキャラが
強いキャラとして認識されてる世界じゃないかと思う。
だから、(カード選択を誤って)一つ踏み外せば負けることはあるし、
(相手に得意カードが沢山配布されて)相手の型にはまれば、
どんな強いキャラだって何もできないうちにボコボコにされてしまう。
書いてるうちに何が言いたいのか忘れてしまったが、…まぁそういうことだ。
- 664 :名無しさん:2008/12/14(日) 17:46:29
- 661は元々「極めて」強いって言ってるし、今も強くないとは言ってないと思うんだが。
一度は頂点を取った奴らだし、一応、何をしてそう言うかは分からんが、最強になってるでしょ。
ただ、その後の作品で、後進に道を譲ったり、団体経営になったおかげで、頂点を極めれる選手の選択肢が増えただけで。
まあ、いくら妄想設定が推奨されても、実際にストーリーがあるって言うのは強みだからなあ。みぎりだって、愛のストーリー無しだと、確かに注目はされただろうけどここまで愛されてないだろうし。
そういう意味じゃ、鏡は凄いんだと改めて思うわ。
後、ゆっこが受けに回ることが多いのは、やっぱり良いキャラだし、レッスルの代表的なキャラだからファンも多い。それに加えて、鯖のゆっこはさわやか過ぎて、リョナで攻めるイメージが殆ど無いからだと思う。だから、ゆっこがリョナSSに出ると負ける事が多いんだろ。
ただ、昔のゆっこは、水着剥ぎの試合とかもバンバンやっちゃうし、先輩相手に暴言吐く娘だったから、リョナ板でも勝てる気がする。つか、鯖のゆっこは昔に比べて丸くなってるイメージがある。
もう、今では、「どうやって対戦相手を痛めつけるかが重要なリョナ板では、祐希子さんじゃ勝てない」とでも、むとめに言われちゃいそうな勢いですよ。
- 665 :名無しさん:2008/12/14(日) 17:56:17
- まぁ、そのむとめさんもリョナ板では勝てない勢いなんですけどね
- 666 :名無しさん:2008/12/14(日) 18:01:46
- むとめ攻めの方が、ゆっこ攻めよりも想像しやすいと思うぜ?
天才っぷりを発揮して、努力してる相手を嘲笑うように倒したり。
でも、自分がゆっこVSむとめでリョナを妄想したら、ゆっこが勝つイメージがある、不思議!!
- 667 :名無しさん:2008/12/14(日) 18:44:08
- 多分エロパロのゆっこ7番勝負とか、前々〜前スレのゆっこ惨敗祭り状態の件があるから、
何となく祐希子=負け担当みたいな雰囲気はスレの根底にある気がするけどねw
その意識でこのスレ外に行くと火傷する恐れは大いにある。
まぁ、ゆっこが嬲られるのは興奮するから俺は構わないんだが。
- 668 :名無しさん:2008/12/15(月) 00:04:28
- なんか熱してるところ失礼ね。
だが、落ち着いて>>1のテンプレを見るんだ。
そんな小説やレポ、{{ 妄想なんかを皆が待ってる }} !
これがこのスレの全てだろう。
確かに、何処まで原作に忠実になるかも大事かもしれんけど、
皆で幅を狭めるほど意識してたらおそらく書き手側も萎縮しちゃうんじゃないかな。
色々なシチュエーションや色々なキャラが見れた方が楽しいのは明白だし、皆で許容しあっていこうぜ。
今までそうしてきたんだからさ。
突然ごめんね。仕切るつもりで言った訳じゃないから、ひとつの意見として聞いてくれると嬉しいです。
- 669 :名無しさん:2008/12/15(月) 01:20:56
- 俺は設定から外れたトンデモ妄想だって大歓迎だ!
どんどんネタ投下して勢いづけば良い!
ところでてみた氏のサイトでSSが投稿されてたが激しくGJ!なのだが・・・
リョナとして爽やかな部類に見える俺は病んでるのだろうか・・・?十分、惨劇だよなぁ・・・?
- 670 :名無しさん:2008/12/15(月) 07:30:08
- まあ、設定なんて無視して好きにやれ、と言われすぎても、書く側が萎縮しちゃいそうだけどな。
設定に拘って、実際にプレイしてる人間ならあっと思えるような小ネタを、色んな所で効かせてるのは楽しいし。想像もしていなかったシチュで、まず有り得ない勝負とかも斬新で良い。
今くらいのバランスが丁度いいんじゃね? 設定に忠実にも何も、レッスル鯖って、ゆっこをヒールにする事だって出来る育てゲーなんだし、モラルを落としたりヒールにすれば、あの才能とか能力で、みぎりを軽く倒すみたいなストーリーも無理は感じないし。
旧作とかサバとか、作品は何でも問わないって書いてある事だし、愛や旧作のネタを、それらを知らない人が見て、新しい妄想が生まれるって言うのもあると思うんだよな。設定についての話題って、必ずしも幅を狭めるだけじゃないと思う。
ってか、上で、「新女に復讐しようとする社長が」みたいな設定を推してる人がいたけど、実際に投下されたのにはそんな設定使われて無かったし、でも、どうやってみぎりをキレさせようかって部分には、スレで出た話題がたっぷり使われてたわけだから、色んな意見が出れば、どの設定を使うかの選択肢も増えるんじゃないかと思う。
方向性がある程度ないと、話題になら無いと思うんだぜ?
だから、今の流れって、そんなに悪くなかったと思う。なぜ、ゆっこ受けが多いのか、参考になる意見もあって、魅力を再発見できたし。
まあ、でも、こんな議論してたら書き手は萎縮しちゃいそうだし、さっさとみぎりが新女に殴り込む妄想とかの続きに戻るんだ。
妄想設定でいいから投下してくれって主張するより、思わずSSを書き上げて投下しちゃうような、熱い妄想を提示した方がはるかに効果的なんだぜ?
- 671 :名無しさん:2008/12/15(月) 07:51:12
- みぎり最高!まで読んだ。
議論というより、むしろマターリした流れに思えてた俺は変なのだろうが。
- 672 :名無しさん:2008/12/15(月) 08:42:02
- とりあえず、ぶしつけというか押し付けがましいというか、
態度が鼻につくヤツがいるとは思ってた。
言葉遣いだけの問題なのかもしれないけど。
- 673 :名無しさん:2008/12/15(月) 12:13:55
- 少し前にそんなのも沸いてたけど、ここ最近はそうでもないんじゃね?
- 674 :名無しさん:2008/12/15(月) 19:56:04
- 流れブッタ切りですまない
オート観戦ばっかりだったんで気が付かなかったが、
小鳩の試合中のセリフがかなり面白いな
『次は投げようかしら、投げられようかしら♪』とか小鳩の本性が漏れてるよな
そこで、試合巧者との定評があるレスラーと小鳩が対戦して、傍目からはスイングした好試合を繰り広げるが
実は小鳩が試合を完全にコントロールしきっていて、途中でそれに気付いた対戦者が愕然とするというメンタルリョナが頭に浮かんだ
- 675 :名無しさん:2008/12/16(火) 01:03:10
- 小鳩はSAKIでさえ恐れるくらいの攻めキャラだからな・・・
性格的に難ありが多い新キャラの中でも非情さでは飛び抜けてるんじゃないかと思う。
メンタルを揺さぶるのも上手そうだけど壊すことも躊躇なくやるし。
相手からすればみぎりや零とは絶対組ませたくないだろうな・・・
- 676 :名無しさん:2008/12/16(火) 02:30:33
- 寿と小鳩のガチとか悲惨なことになりそうだなw
- 677 :名無しさん:2008/12/16(火) 02:51:05
- >>676
で、零の弱点を知り尽くした小鳩が零を追い込んでドラゴンカベルナリアか何かで捕獲。
「・・・こ、小鳩ちゃ、ん・・・・・・や、やめ・・・・」
「駄目よ?零ちゃん?これはお仕事なんだもの、お友達でもちゃんとやらないと♪」
更に零を強く絞っていく小鳩。
「・・・・・・・・・・・」
「あら?零ちゃん?・・・いひ♪お花畑でも見えてそうな寝顔ね♪でも小鳩、お漏らしははしたないと思うのよ?」
失禁までした零に対してあくまでのんびりと語りかける小鳩。
そして親友に打ちのめされた零は涙や鼻水でその顔を汚し、小さく全身を痙攣させ横たわっていた・・・
・・・だいたいこの二人の試合はこんな感じだと妄想w
- 678 :名無しさん:2008/12/16(火) 13:14:55
- 規格外のパワーで破壊を撒き散らすみぎりとは別種の怖さがあるな>>小鳩
こいつの場合、思考からしてステージが違うと言うか、殺ったことある側の人間と言う感じがする。
- 679 :名無しさん:2008/12/17(水) 01:08:29
- 多分、殺しの経験はわからないけど再起不能にしたレスラーはいるんじゃないかと思う。
一回、小鳩をスカウトして断られると一瞬だけど裏の顔が見えて社長もその雰囲気に恐れを感じるってシーンがある。
世界中旅してるんだから相当ヤバい経験もしてんだろうなー。
・・・もしかしたら事故に見せかけて本当に・・・って妄想もしてしまう。
ちなみに零は本来相手を慈しむ娘だからみぎり、小鳩に比べれば相当真っ当だよな。
- 680 :名無しさん:2008/12/17(水) 09:59:14
- 天然な性格と、対戦相手を叩き潰す性格。
どっちが表とかじゃなくて、どっちも本性ってところが、みぎりと小鳩の共通点だと思うな。
流れとは逆になるかもしれんが、小鳩のガチやられとかも面白そうだと思った。愛の設定て悪いが、母親が零くらいの相手なら、小鳩で十分みたいに、送り出すシーンがあって、まだまだ刺客レスラーとして未熟みたいに扱ってるのを見て思いついたんだが。
刺客として来たけど、相手のほうが上手だったみたいな。
- 681 :名無しさん:2008/12/17(水) 10:10:11
- >>零くらいの相手なら、小鳩で十分
美鷹さんはどれだけのレベルに達していると言うんだwww
俺あらすじ某スレで読んだだけだけど、小鳩は寿姉妹相手に連戦でほぼパーフェクトだろ?
それでも美鷹さんにとっては青いというのか・・・
- 682 :名無しさん:2008/12/17(水) 11:32:35
- 実は本当に酷いことになるのは零と小鳩のガチではなくみぎりと小鳩のガチな気がする。
試合やってるうちにお互い変なスイッチが入って、みたいに。場所が場所なら只の殺し合いになりそうだ・・・
680のストーリーは面白いけど小鳩が誰にやられるかってとこも興味ある。
いっそ母親である美鷹さんにお仕置きされる小鳩とか。お仕置きのレベルが半端ないとかねw
あと美鷹さんが久々に裏のお仕事に出て行ってか不届きなレスラーを潰しに行く、とか。
一応サバ2でも美鷹さんの存在は匂わす部分があったし、脱線はしてない・・・よな?
あとSAKIのコスはもともと美鷹さんの持ち物って設定も何か萌えるw
- 683 :名無しさん:2008/12/17(水) 11:48:16
- 美鷹「小鳩、久しぶりにスパーしましょう」
小鳩「(ビクッ)・・・遠慮するわ♪」
美鷹「(小鳩の手首を掴み締め上げつつ)ス パ ー し ま し ょ う ね ?」
- 684 :名無しさん:2008/12/17(水) 14:25:44
- 美鷹さんはあれだ。
小鳩を産んで最低でも15歳まで育てる間現役だったわけだ。
ゲームのシステムに当てはめたら恐ろしいスペックだな。まあ、零を倒した時点の小鳩より強いのは確定だし、ライラを世話してたり、現役時代のコスはあれだったり、密かに美味しいキャラだったりする。
- 685 :てみた:2008/12/18(木) 00:19:57
- 試合が始まって20分、そろそろ、試合の趨勢は決まりつつあった。
「んっ……きゃあっ!!」
一進一退の攻防を続けていたが、ここに来て、小鳩の動きが悪く、対戦相手である氷室の攻撃が当たるようになってきた。
「はぁっ……くぅっ!!」
「……もう、おしまい?」
小鳩を投げ飛ばし、見下ろしながら呼吸を整える氷室は、表向きは披露を感じさせていない。しかし、技の威力は落ちてきて、しっかりと疲労しているのだと、小鳩の目には映っていた。
(そろそろ、頃合かしら……)
フォールしようとしてきた氷室の腕を掴み、素早く引き倒す。そして、一瞬の隙を突いて、腕ひしぎに持ち込んでしまおうとした。
「いひ♪ そうね、もうおしまいにしようかしら……」
氷室には恨みはないが、あくどい手段で勢力を広げる団体に、分かって加担しているのだから、思い知ってもらおう。
間接を外して、しばらく腕が使い物にならないくらいに痛めつければ、懲りてくれるだろうと、間接を極める為に力を入れる。
「ひぐっ………っ!?」
だが、その力が入りきる前に、股間に感じた痛みのせいで、小鳩の手から氷室の腕が滑り落ちてしまった。
「え……何……あ……」
完璧に極まったと思った直後の一撃に、目を白黒させていると、氷室の体が覆いかぶさってきた。
「それが、運命だから…………」
「っ……!!」
素早く、頭に腕を絡みつかせて、フロントチョークに持ち込もうとする。荒事をこなしてきた体が、本能的に危険を知らせた。
「……あなただけが、特別だと思った……?」
腕が絡みついて締め付けるより先に、氷室の拳が小鳩の鳩尾に突き刺さり、直に内臓をかき回すように動かされる。
「あっ……かは……そんな事……っ……!!」
素早く落としてしまわなければ。危険を感じて、力が抜けそうになった腕で締め付けようとするが、その時にはもう、別の場所が攻撃されていた。
「はっ……うぅっ……くぅんっ!!」
股間が殴りつけられ、更に、指が挿入されて乱暴に責められる。
愛撫とかそんなのではなく、体の柔らかい場所を痛めつけようとするような、効率的なだけの攻撃だった。
「……狩られる側に回った気分は……どう?」
「あっ……ひぎっ!!」
ゴリッ……いつの間にやら腕が掴まれ、無理な形に捻られている。つい今の今まで、股間に痛みを感じていたはずで、いつ、攻撃が変わったのかも気がつかなかった。
「あっ……くぅっ……このくらい……何てこと無いのよ……?」
綺麗に外されたおかげで、時間があれば何とか、嵌めなおす事も出来るだろう。脱出する為に体を捻る。
「そう…………でも、まだ続く……」
小鳩が体を捻って逃げようとすれば、氷室はそのまま転げ落ち、外した腕に脇固めを極める。
「あっ…………っ………〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
痛いとか、そんな感覚を超越した激痛に、目を見開いて絶叫、その声は、とても聞き取れるものではない、声にならないものだった。
「運命だから……」
激痛にぐったりとした小鳩の腕と足を取って、仰向けに寝転がる。
「あ……うぅ……ん………ぅ……」
小鳩の体を晒しながら、反応が無い事に不満を感じたと言うわけでもないのだろうが、外したほうの腕を捻ってしまう。
「ひっ……いやっ……っ!!」
ジョロォオオオオオ……
激痛に失禁しながら、目を見開いて悲鳴が上がった。
「逃げられない……絶対に……」
氷室のロメロは、小鳩が失禁も涙も出しつくし、完全に意識を失うまで続いた。
――――――
試しに書いてみましたが、ちょっと、小鳩を受けに回らせる必要性が出せませんでしたね。これなら、美鷹さんに刺客としての手解きを受けつつ苛められる方が、自分には書けそうです。
最近気付いたのですけど、旧シリーズやサバイバなども問わないと言う事は、愛の話題もスレ違いでは無いんですよね?
- 686 :名無しさん:2008/12/18(木) 00:31:41
- >>685
いえいえ、リョナに必要性など不要かとw
GJ!みぎりの出ないSSは最近新鮮かもですね。けど氷室→あくどい団体→アレがいる団体・・・
あ、何かつながりそう・・・
まぁサバイバーからレッスルに入って旧シリーズ知らない自分ですけど
別に知らないシリーズのネタは説明がしっかりあればアリだと思います。
楽しめるネタであれば頭から拒否する人もいないと思うし・・・
- 687 :名無しさん:2008/12/18(木) 19:01:54
- >>685
GJです。
必然性と書かれていましたが、例えば
最近仕事に悪い意味での余裕を見せるようになった小鳩に対し、
美鷹さんがウソ仕事を持ちかけ更に相手方に情報をリーク。
対策を完璧に取られて返り討ちにあう。
そして美鷹さんのきつすぎるお灸が・・・。
なんてベタな展開を妄想してしまいましたがどうでしょうか。
- 688 :名無しさん:2008/12/18(木) 19:19:37
- >>685
いやいや、GJですよ
必要性なんて需要があればそれでいいんですw あとはただ納得させられる理由付けが出来るかでしょうw
誰得的な展開になるならともかく、この展開なら十分OKですよ!(*゚∀゚)=3
- 689 :名無しさん:2008/12/18(木) 19:52:44
- 最近SS投稿する人がめっきり減った感があるので
筆の早い人がいてくれて助かりますGJですよ〜
- 690 :名無しさん:2008/12/19(金) 03:36:21
- 筆が遅いモンで…w
- 691 :名無しさん:2008/12/19(金) 08:00:09
- 実際、早過ぎるよな。長さがかなりあるのに。というか、サイトの更新でも一作上げてたし、どんな早さだ。
- 692 :名無しさん:2008/12/19(金) 22:59:20
- 初めて自分でSSを書いてみた。
ストーリー性皆無、文才皆無でお目汚しすると思うけど許してほしい。
もし闇プロレスみたいなルールの無い場所でこういう状況になったら怖いなー、と妄想した結果。
・・・こうなった。orz
相手は誰でも良かった・・・敢えて桜井にしたことには反省しないw
「さて・・・と、マウントって言うんですか?・・・取っちゃいました〜♪」
桜井の腕はみぎりの脚に潰されるよう封じられ動かすことが出来ない。みぎりの巨体を跳ね返すことはどう足掻いても無理な状況だった。
「えっと、こういうのって慣れてないんですけど〜。・・・これで良いんですよね〜?」
当然ながらマウントでの攻防など素人同然でありそんなみぎりが思いついたこの状態での攻撃。
―只のパンチ。使う人間によってはそれも只の、とは言えないが
下敷きになっている桜井の目の前でみぎりの拳がゆっくりと、握られていく。
その怪力で固められる拳からはギリリッ、と不気味な音が漏れ絶望的な思考を加速させていく。
「や・・・・・やめ・・・・・・・ひっ!!」
眼前に迫る巨大な拳を前に小さく悲鳴をあげ・・・それがこのリングで上げた桜井の最後の声だった。
最後の最後まで脱出を試みていた桜井は頭を浮かした状態でそれを額に受けた。
ごずんっ。と、鈍い音が響く。桜井の頭部は拳を受けた衝撃でマットに後頭部を叩きつけられる。
桜井の額から鮮血が吹き出しみぎりの顔にも付着する。
―既に桜井の意識はこの時点で途絶えていた―しかし。
「痛たた・・・固いところ叩いちゃいました・・・まだまだです〜♪」
桜井の抵抗が無くなった事にも気付かず今度は今しがた拳を放ったのと逆側の拳を握り締める。
額を殴ってしまったことで僅かにダメージのある素振りをみせていたみぎりだがすぐに手加減なしの拳を放つ。
ぐしゃっ。
二発目は桜井の顔面を正面から捕らえた・・・巨大な拳が桜井の顔を覆い尽くす。
みぎりの手が桜井の顔面から離れる。その拳は真っ赤に染まっていた。
そして再度、吹き上げる大量の出血。遠目に見ても鼻が折れているとしか思えない。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
二度目の衝撃で意識を取り戻したのか桜井は口をぱくぱく、と動かすが声にならない。
それを戦意あり、と見なしたかみぎりは両手を握りなおす。
「ん〜。頑丈ですねぇ〜・・・打ち方が悪かったんでしょうか〜?」
自分の殺人的な打撃の威力を自覚せず自問する。そして出した結論は。
「まぁ良いです〜、ちょっと練習させて頂きますね〜♪
・・・それはまさに地獄絵図だった。
次々に振り下ろされるマウントからのパンチ。時間にして30秒足らずといったところだが桜井にとっては永遠に等しい程の長さに思えただろう・・・
最もそう感じる意識があれば、だったが。
パンチが着弾するたびマットは衝撃でただ揺れ続ける・・・そして。
「・・・あら〜?・・・動かなくなっちゃいましたね〜?」
ふと手を止めて小首を傾げるみぎり。その可憐ともいえる顔立ちは今、一方的な暴力による相手の返り血によって染まっていた。
みぎりは桜井の顔をまじまじ見つめる。
―随分と形の変わったその顔を―
「え〜と、もう勝負ありなんでしょうか〜?でも普段はこんなのじゃ終わってないですし・・・じゃぁ〜。」
プロレスラーらしく、とでも考えた結果だろうか。ぐったりした桜井を逆さに抱え込むと―
「えいっ♪」
ジャンピングパイルドライバー。脱力しきっていた桜井は最後に顔面から杭落としを受けた。
そして自分で小さく3カウントを数えるとみぎりは桜井の体を解放する。
ゆっくりと、うつ伏せに倒れこみ「へ」の字のような状態になる。下になっていて顔は見えないが出血がじわっとマットを伝って広がっていく。
「あ♪まだ動けるみたいですね〜♪お元気そうで良かったです〜。」
全身をビクッビクッと痙攣させる桜井を見て呑気で見当外れな事を言い放つ。
医療班に運ばれていく桜井を尻目にみぎりはリングを降りる。
「うふふ♪色々やって良いなんて楽しいですねぇ〜♪・・・また遊びに来ようかしら〜?」
コスチュームを朱に染めた無邪気な殺戮者は夢見るように微笑み去って行った。
- 693 :名無しさん:2008/12/19(金) 23:32:18
- 気に入った。社長室に行って社長をファックしていいぞ!
相変わらず桜井さんはやられるのが映えるなw
- 694 :名無しさん:2008/12/20(土) 02:01:10
- >>692
GJ!
いやぁ、嬲られ映えするな桜井さんはwww
- 695 :名無しさん:2008/12/20(土) 09:44:43
- GJです!
もう桜井さんで7番勝負とか出来んじゃね?w
- 696 :名無しさん:2008/12/20(土) 10:19:15
- 7番勝負か……なぜか、みぎり×7とかの悪夢みたいな勝負が浮かんだ。
でも、桜井さんだと最初に強いのをぶつけて、ボロボロになった所で、弱い選手たちと泥仕合、その後強敵に潰されるみたいな妄想はたまにしてる。連戦とかで、少しずつボロボロにされていく姿が似合いそうだし。
ある意味、リョナ受けのオールラウンダーだな、桜井さん。
- 697 :692:2008/12/20(土) 10:33:17
- 良い反応してもらえてよかった、ありがとー!
書き終わって桜井さんをもう少し動かせれば良かったかな、とは思ったけど・・・精進する。
桜井さん7番勝負・・・あぁ何か色々妄想が尽きない・・・
みぎり7連チャンは勘弁したげて!死ぬ!死んぢゃう!・・・でも見たい、生かさず殺さずな展開でw
- 698 :てみた:2008/12/20(土) 10:48:52
- 1.
「あら……はい、ええ……いえ、ここはお花屋さんですのよ? え? ええ、そうですよ〜。あら……まあ
……」
電話口に当てた口から、惚けた声が発せられる。いかにも、ぽややんとした声に、裏の無さそうな天然
気味の口調。
「ええ、そうですかぁ……お花屋さんには用がない……はぁ……」
困った顔で、またか……とばかりに首を傾げる。自分の前の仕事を知って連絡をよこしてくる人はそれ
程多くないはずだが、今日の電話の主は始めての人だった。
「こまりましたわ〜、こういうお話はもう、断ろうと思っていましたの〜……そんな、泣かないで下さい
〜」
本当に、相手が切羽詰っている事は、電話越しにも良く分かる。
「では、お話だけでも〜……いえ、まだ受けると決めたわけじゃ……ええ、何なら代わりの者を向かわせ
る事ができるかもしれませんから〜……」
少し、いい返事をしただけで、相手の口調が明るく変わる。
「はい、それで、ターゲットはどんな……まあ、そんなに若いのに……ええ、それは酷いですね〜……ま
ぁ、おたくの選手さん達が……そうですかぁ……で、その選手の名前とか、どんな戦い方をするのかとか
……」
場合によっては、娘にこの仕事を紹介してもいいかもしれない。相手の実力次第だが、そろそろ、もう
少し難しい仕事を経験してもいい年齢だと思う。
だが、そんな思いは次の言葉でぶっつりと中断させられた。
「え……飛んだり、跳ねたり……間接技で……まぁ……名前は……メロディ……小鳩?」
予想していなかった名前に、世界は狭いと思いながらも、今聞いたことが本当なら、どうしようかと首
を捻る。
「また、後でご連絡いたしますわぁ……はい、ですけどぉ……いいお返事は出来そうですの」
「まあ、あれだけ痛い目にあわせてあげたのに、まだ懲りてないなんて、変わった人なのね」
以前、仕事のターゲットになった団体のリングの上で、感慨深そうにため息をつく。普通なら、もう顔
も見たくは無いくらいに酷い目にあわせたし、ここの有力な選手は今もベッドの上。それなのに、再戦を
挑んでくるなんてと、こんな簡単な仕事で本当にいいのか不安になる。
「でも、こんなにプライドが大事なんて、プロレスって大変なお仕事なのね……」
既に、本性は知られているから、今日はすぐに終わらせようと、最初から本気で行こうと、気持ちを切
り替える。
(だって、こんな所に長居したら、何をされるか分からないものね)
試合が終わったら、さっさと逃げよう。ファイトマネーは前金で貰っているから、後腐れなく消える事
ができる。
「あら、やっと、来たのかし……ら……?」
不意に、ざわめきが起こり、自然とその発生源へと視線が向く。
「あ………何を、やってるのかしら……」
そこには、あまり飾り気の無い、急ごしらえのリングコスチュームに身を包んだ、母親の姿がある。
「うふふ……久しぶりね〜、元気にやってたかしら〜?」
「え……ええ……もしかして……今日の相手って……」
「そうよ〜、今日の小鳩の相手はママだから、覚悟してね?」
美鷹がリングに上がると、流石にこれが冗談ではない事が分かる。本気でやるつもりなのは、尋ねるま
でもなく明らかだった。
「…………あら、どうしたのかしらぁ?」
小鳩の様子を不思議そうに見て、近付いていく。
「そんなに震えてぇ、試合になるの?」
「あっ……!!」
小鳩が気付いたときにはもう、間合いに入られている。慌てて、体をひねって逃げようとしたが、その
前に美鷹の掌に顔を覆われて、マットに叩き落されている。
「さあ、折角だから、ママにどれだけ成長したか見せてもらおうかしら♪ うふふ……」
- 699 :てみた:2008/12/20(土) 10:53:14
- 2.
「んっ……くっ!!」
手を伸ばし、掴みに行った腕は遠く、かと思えば隙だらけとなった体に肘が振り下ろされて、肺の中の空気を押し出される。
「はっ……ひぃ……!!」
動きを止めたら何をされるのか分からない。だから、苦しくても動くしかなく、這うように、転がって逃げ出した。
「あらあらぁ、上手に逃げるわね〜……そんな逃げ方、ママは教えてないはずだけど……」
逃げた先に、既に回りこんで、小鳩の腕を掴むと、片手で捻り上げるように極めてしまう。
「いぐっ……あっ……小鳩だって、しっかり練習してるのよ?」
残された腕で、振り解こうと美鷹の足を殴りつけようとする。周りにはそう見えるはずのタイミングと角度で、素早く滑らせて、股間を殴りつけようと。いかに鍛えていても、鍛えられない場所を思い切り殴りつければ、いくらなんでも技を極め続けることは出来ないはずだ。
「あらぁ?」
だが、それが届く事は無く、太ももに挟まれるような形で易々と止められてしまっていた。
「え……うそ……」
「まあ、ママの大事な所を狙ってくるなんて、確かに、成長したわね〜」
小鳩の意図とは外れているが、美鷹は技を解いて、のん気に手を叩く。挑発なのか、意味があるのか、瞬時には判断が出来ないが、そう考えた時にはもう、遅い。
「でも、ママならこうするわね♪」
小鳩のわき腹に、膝を落として踏みにじりながら、股間の肉に指を突き立てるような力で握り締める。
「ひぎっ……ぃ……あ………」
痛みに悶絶したときにはもう、首に腕が回されて、固められてしまっていた。
「んっ……暴れなくていいのかしら?」
体を反らし、そのまま、変形の弓矢固め。
「あっ……あがっ……はっ……あぐ……」
首にしっかりと入っていて、背中の痛みよりもむしろ、呼吸が遮られる事が辛い。
「このまま落として……お仕置きと特訓、してあげるわね〜」
完全に、落とそうとしている。それなのに、まだ終わらせるつもりは無いらしい。
本物の刺客レスラーのやり方に、恐怖を覚えつつ、小鳩の意識は落ちていった。
――――――
暇が出来たのでこんなものも書いてみました。やっぱり、難しかったです。誰が得するのかと言う内容ですし(苦笑) それと、コピペをちょっとミスして、見難くなってしまってますね、すみません。
桜井さん祭は楽しそうですね。守るものが無いから強くなれるという信念通り、色んなものを奪っていって、それで、最後にボロボロになった所で強敵とぶつけるとか、酷い話が結構浮かびます。見た目も良いし、強いし、クールな性格だしで、使いやすくて良いキャラですよね、桜井さんは。
- 700 :名無しさん:2008/12/20(土) 11:04:06
- >>698-699
GJです!ちょっとしたネタでも話を膨らませてくれるてみた氏が大好きですw
誰得なんていわないで。
- 701 :名無しさん:2008/12/21(日) 01:01:37
- 愛未プレイなんで美鷹は知らんのだが、そういうキャラなのかw
GJだけど、もう少し落ち着いて投稿しようぜ!
- 702 :名無しさん:2008/12/21(日) 01:15:17
- で、美鷹さんに強制帰宅させられてお花屋特製の地下リング(俺妄想)で
更にズタボロにされる、と。
部屋の隅っこで居候の零がガタガタ震えて見てるんだろうなぁ・・・
たまに美鷹さんがクルっと振り向いて
「零ちゃんも一緒にどうかしら〜?」
「・・・・・!!!・・・・う、ううん!いい、です・・・!」
みたいな。拒否出来るかどうかは知らないけどw
- 703 :名無しさん:2008/12/21(日) 02:08:11
- 桜井さん7番勝負なんだけど具体的な相手を考えてみたら面白いかも。
最初は696の人の意見を参考にすると・・・
最初に強いの(一人、二人程度?)→大体同等の相手かそれより上くらい? 例:かがみん、カンナ、龍子、南さん、六角さん、小鳩・・・
次に弱い選手→と、いかないまでも格下 例:真鍋、美沙、栗浜、さくちゃん、村上姉妹
最後に強敵→つまり潰し屋w 例:(ってゆーかほぼ確定)大魔人みぎり
人選は個人的趣味とリョナ向けな人材にしてみた。
SSにするのは相当難しそうだけど・・・
- 704 :名無しさん:2008/12/21(日) 03:09:22
- 個人的な意見で
第一試合 : メイデン桜崎
第二試合 : SA-KI
第三試合 : ライら神威
第四試合 : メロディ小鳩
第五試合 : フライア鏡
第六試合 : 南利美
第七試合 ; 大空みぎり
なんてどうだろ? どんどん壊されていく桜井さんが目に浮かぶ…(;´Д`)ハァハァ
- 705 :名無しさん:2008/12/21(日) 03:23:37
- なんだそのパチモンレスラー混じりw
- 706 :名無しさん:2008/12/21(日) 03:26:22
- あと設定的には強制的に勝敗関係なく次の相手へ、っていうのは多分鉄板だろうw
もちろんろくな休憩も無いに違いない。
で、息も絶え絶え・・・っていうか意識が無い状態でもリングに上げられて。最後に控えてるのは・・・
・・・かなり絶望的な結末になりそうで期待せざるを得ないぜ・・・
- 707 :名無しさん:2008/12/21(日) 04:07:53
- >>706
流石にそれは無理だろwww
…と思ったけど、リーグ戦で4人くらい同点で残れば3連戦くらいなら普通にあるな
- 708 :名無しさん:2008/12/21(日) 05:17:11
- >>704氏に便乗して対戦相手を考えてみた
第1試合:ライラ神威
第2試合:神楽紫苑
第3試合:フレイア鏡
第4試合:十六夜美響
第5試合:八島静香
第6試合:サキュバス真鍋
第7試合:大空みぎり
- 709 :名無しさん:2008/12/21(日) 08:10:22
- そこで、最初にみぎりを持ってきて、次からは弱めの相手を続けると言うのもありだと思う。
初戦は関節技で動きを封じられて、次が飛び技とか打撃で痛めつけられるとかも面白そうだ。
- 710 :名無しさん:2008/12/21(日) 09:49:48
- みぎりをトリに持ってくる理由はボロボロになったところで加減なしで更に叩き潰す、いわば完全な潰し役を期待されてるからだと思う。
最初にみぎりを当てるとその時点で桜井さん壊されるんじゃないかと思うんだ。多分、後につなげにくいんじゃないかなぁ・・・
最後にどうしようもないくらい圧倒的なのがいた方が絶望に向かっていく、みたいな悲壮感が出て良いのでは?
まぁ、個人的にここ見てるとみぎり&桜井さんは別の意味で運命の相手みたいな気がしてくるってのもみぎり大トリを推したい理由でもあるんだがw
- 711 :709:2008/12/21(日) 10:55:34
- みぎりを最初にするって考えの理由は、みぎりの後があるって考えたら絶望的だなと思っただけなので。
それと、ボロボロの状態でみぎりの前に立ったら、一撃で潰されてお終いになっちゃいそうだから、と言う程度の理由なので。
むしろ、そこまで言うなら最初と最後をみぎりで挟めば良いんじゃと、自分で思わなくも無いですが。
- 712 :名無しさん:2008/12/21(日) 12:08:50
- >> 709
第一試合:大空みぎり 評価値:1300
・・・
第七試合:ジャイアント・ミギリ(資質S,根性9,早熟,長寿) 評価値:1800
カッとしてやった。反省はしていない。
- 713 :名無しさん:2008/12/21(日) 12:37:03
- 桜井さんの信念を瓦解させる方向で選んでみる。
第1試合:サンダー龍子
第2試合:カンナ神威
第3試合:SA-KI
第4試合:メロディ小鳩
第5試合:獅子堂レナ
第6試合:八島静香
第7試合:大空みぎり
小鳩とみぎり以外はみんな何かしら背負ってる人たちで。仲間とか家族とか看板とか。
同タイプで資質下の獅子堂と、ぱっと見同タイプっぽい龍子は一押しです。
寿も出したいんだけど寿とみぎりの連戦とか本当に桜井さん死んでしまいそうなのでw
それに鯖二の寿はあんまり潰しはしなさそう。
- 714 :713:2008/12/21(日) 12:41:39
- 獅子堂の『同タイプ』はファイトスタイルで、龍子の『同タイプ』は性格面です。
- 715 :名無しさん:2008/12/21(日) 14:48:48
- ここで第5〜第6試合にゆっこを入れるとか言ってみる
- 716 :名無しさん:2008/12/21(日) 15:09:19
- >>706の意見を少し考えた結果、対戦相手は当日に抽選・発表だな。
その結果、初っ端にみぎり。
いきなりボッコボコにされ、続いて出てきた鏡に散々嬲られる。
最後の真鍋が出てくる頃には、既に這い蹲る事しか出来ない桜井。
小悪魔にすき放題にされ、っていうお話。
- 717 :713:2008/12/21(日) 16:50:21
- >>715
ゆっこなら桜井さんの気持ちをわかってくれるに違いない!
と思ったが別にそんなことはなかったぜ。
むしろ今までの憂さ晴らしに・・・。
- 718 :名無しさん:2008/12/21(日) 17:32:01
- 同情するけど、油断せず戦い、格上の実力を見せ付けるように追い込み
「さぁ決めるわよ!」
とアピールした隙に桜井さん決死の一撃を食らい無様な逆転KOされ、
結果的に唯一の白星を謙譲してしまうゆっこ萌え
- 719 :名無しさん:2008/12/21(日) 17:45:07
- やっぱり負けるのかwww
- 720 :名無しさん:2008/12/21(日) 17:49:41
- だって、気力体力共に限界で倒れてる桜井さんと、
モロにハイキック食らって白め向いて大の字になって腰浮かせてヒクつくゆっこの競演だぜ?
最高だと思わんかね?
- 721 :名無しさん:2008/12/21(日) 17:55:07
- >>717
オレがゆっこを絡めるなら真ん中の4試合目ぐらいに入れる。
ゆっこ優勢の試合展開で進めつつ、
苦しい連戦でボロボロの桜井に情をみせたり守りに入ったりしたところを攻め込んで形勢逆転。
守るものがあるとつけこまる姿、守ることに縛られる姿、守りきれず失う姿を見せたい。
桜井が失いかけた信念を、ここで再認識させて奮い立たせる。
最初からやられるんじゃなくて、守りに入ったところから敗北に向かって落ちていくところがミソ。
今までの憂さ晴らしする姿はゆっこぽくない気がする。
そこで桜井が再認識した信念もすぐに壊されるんだろうけど。
- 722 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:02:30
- まあ憂さ晴らし云々はネタだからどうでもいいっすw
しかしゆっこの嬲られスキルはガチだな、資質は最強クラスだと言うのにやられ姿しか思い浮かばないぜ
- 723 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:25:58
- けど力尽きて倒れてる桜井さんとぴくぴくしてるゆっこのセット・・・この試合だけ笑いのネタにしかならんよなw
スタッフも「・・・どーすんだ、コレ」みたいな反応だろうなぁ。
いっそハンデでゆっこの復活を待って最後のみぎりあたりに共闘して向かっていくとか。
・・・あぁ脱線していく・・・俺のアホ脳。
- 724 :722:2008/12/21(日) 18:28:27
- でも信念を壊すだけじゃなくてすこーしだけ立ち直らせてから突き落とすというのもいいですね。
ゆっこは適任だなあ、このスレ的に。
信念をキーにするとやっぱり寿入れたいな、何もないことの苦しさをわかってそうだし。
っても俺文章書けないんですけど。
- 725 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:42:31
- あまり増え過ぎても仕方ないのは分かるがもう一人、推薦。
ディアナはどうだろう?色々抱えているといったらこの娘だと思うが。
難点は相手に対して手心を加えてしまうことか・・・
- 726 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:47:18
- ディアナは良い娘すぎて…(´;ω;`)
- 727 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:49:34
- ディアナは性格が良すぎて攻めには向かないと思うんだ。
- 728 :名無しさん:2008/12/21(日) 18:49:55
- 少なくともやる側でディアナはねーな
- 729 :725:2008/12/21(日) 18:57:36
- >>726〜728
レス感謝w
んー。試合としては噛み合いそうだったけどリョナ向けじゃなかったか。
誰かしらメンバー考えて形にしてくれないものだろうか・・・
- 730 :名無しさん:2008/12/21(日) 19:07:10
- ディアナは貧乏だけど特に金にがめついわけでもないからねぇ。
そういうベクトルなら金に目がくらんだ$貧のが適任か。
- 731 :名無しさん:2008/12/21(日) 19:12:15
- お金といえばなる…なる…ええと、誰だっけ?
- 732 :名無しさん:2008/12/21(日) 19:27:20
- 非道ぇw
けどアレも性格の裏表無さそうだよな。あと貧乏早瀬も健気娘で出てるし。
考えてみると金に執着するキャラってそういないかも。
いっそ外国人キャラ混ぜてみたらどうかな?マリア・クロフォードとか。
- 733 :名無しさん:2008/12/21(日) 19:40:48
- 性格なら村上さんちの千春ちゃんと千秋ちゃんはガチ
- 734 :名無しさん:2008/12/21(日) 20:33:58
- >>731
成瀬唯な、それ。
- 735 :名無しさん:2008/12/21(日) 20:54:04
- >>723
ゆっこは最強の状態でいいんじゃない?
別に今までのスレの流れを踏襲する必要ないとおもうよ。
- 736 :名無しさん:2008/12/21(日) 23:20:11
- タッグ組ませておいしさ倍増
- 737 :名無しさん:2008/12/22(月) 01:09:54
- そして2人ともみぎりの前に玉砕w
7人目ということでさんざん待たされたみぎーは余計にはりきり過ぎてリング上には凄惨な屍が2体・・・w
735の意見も分かる、分かるんだけど一度こびりついたイメージって離しづらいんだよなw
- 738 :名無しさん:2008/12/22(月) 02:11:22
- まぁこのスレ抜きにしてもゆっこ最強というイメージはあんまりないんだが。
むしろしょっちゅう怪我してたイメージしかない。
- 739 :名無しさん:2008/12/22(月) 02:47:20
- 1回しかしてないのにww
- 740 :名無しさん:2008/12/22(月) 03:05:10
- >>738,739
サバ以前の話か。まぁサバ1から始めた俺だけどゆっこは穴があるから意外に脆いってイメージがある。
だからこの板知ってSSとか皆の妄想見てもなんか納得しちゃうとゆーかw
今はみぎり新女殴り込みの続きと桜井さん7番勝負で色々ゆっこにもオイシイ場面が出来ないか妄想してたりするが。
この2つSSにならないものかな?
- 741 :名無しさん:2008/12/22(月) 03:08:27
- 新女から引き抜かれた祐希子が桜井さんとEXタッグに出場して、
罠とか策略とか、単純にみぎりの暴力とかに晒され嬲られる展開ですか?
- 742 :名無しさん:2008/12/22(月) 03:18:14
- SSスレじゃないと何度言ったら…。
もともとこういう進行のスレなんだから
他人任せでSSになることを期待するのはどうかと思う。
ありがたいことにSSが投下されるから勘違いしてるみたいだけど。
- 743 :740:2008/12/22(月) 03:23:06
- >>741
あ。それはそれで良いな!w
やっぱり美味しさ2倍な展開になりそうだ。みぎりのタッグパートナーは真鍋とかで
みぎり一人に処刑させていらん知恵をみぎりに授けて嬲り者に・・・とかね。
まぁ上で書いた内容は最近ここで盛り上がった、もしくは盛り上がっている話題で
せっかくだからちゃんとした形で見たかったって願望からきてる。
だいたいみぎり怒りの新女殴り込みはまだ発展しそうな話題だったから流れが止まったのが残念というか。
- 744 :名無しさん:2008/12/22(月) 03:26:38
- いや、サラっとネタ出ししてくれるなら喰いつく準備は万端なんだぜ?
- 745 :740:2008/12/22(月) 03:29:35
- >>742
連スレごめん。一応、自分でもSS投下の経験あったから色々考えてはいたんだけど・・・
結局、今に至るまで妄想がまとまってないんだ・・・orz
やっぱり他力本願はいかんよなー。悪かった。
- 746 :名無しさん:2008/12/22(月) 03:36:09
- ん〜、例えば、桜井さんとゆっこが、互いにボロボロの状態で潰しあうのはどうだろう。
勝てば、みぎりとの勝負。負ければ、逃げれない、どっちも地獄のデスマッチみたいな感じで。
互いに、連戦で消耗した状態で、最後に誰かに大敗して、監禁されて、傷が癒えない内に戦わせられる、みたいな。
この二人を組ませるのもいいんだけど、どっちも単独で凄い良い受け要員だから、タッグを組ませるのは勿体無く感じた、何となくだけど。
- 747 :742:2008/12/22(月) 03:39:32
- >>745
いや、こっちこそごめん。
どちらかというと>>740だけじゃなくてスレの雰囲気全体がそうなってるのが気になってたんだ。
変に噛み付いたみたいでこっちも悪かった。
- 748 :名無しさん:2008/12/22(月) 04:03:48
- >>746
つまり桜井さん7番勝負と並行してゆっこも同じことをやるってことか。
勝ち負け問わず悲惨な二択だなw
みぎりとやる方、デスマッチやらされる方ともに。結局、最初から希望の見えない戦いだったと。
最後の最後で趣旨の説明受けたりすればさらに絶望的になるんだろうな。
・・・それに加えてこの2試合、60分のアイアンマッチだったらと思うのは流石にやり過ぎかw
- 749 :名無しさん:2008/12/22(月) 04:23:43
- そうそう、何て言うか、正反対の二人だから、戦わせたいと思ったんだよ。
守るものが無いから強くなれるとか言ってる桜井さんと、仲間が多くて後輩にも慕われてるゆっこ、極限状態で勝つのはどちらか、とか。
最初は、勝てばここから出られると聞かされてたんだけど、実は、勝てばみぎりとの試合の権利が得られるとか、そんな裏が隠されていた〜とか、苦しい戦いにやっと勝ったばかりの選手の絶望感を考えるだけで凄そうだ。
後、みぎりは何をするか分からない怖さって言うのも持ってると思うんだ。ご都合主義的だけど、負けた方にも狙いを定めて、「こっちも、倒せば良いんですよね〜?」とか言って襲い掛かるかもしれん。
つうか、みぎりが何をするか、誰も予想出来ないってのが、絶望感を更に引き立てると思うんだ。
- 750 :名無しさん:2008/12/22(月) 04:54:31
- 何をするか分からない、か。
みぎりの性格を考えると確かに完全にグロッキーになってる相手に命を危険にさらす大技かけたりとかな。
天然ゆえの危なっかしさ、怖さが魅力だな。
ただこの妄想の場合、みぎりという腹を空かせた猛獣の檻に二匹の弱った子猫を投げ捨てるようなもの。
その結果、何が起こるか・・・これはこれで絶望感あるだろ?
- 751 :名無しさん:2008/12/22(月) 05:25:05
- 何をするか分からないって、やっぱ一番の恐怖だからなあ。今から思い切り痛めつけますって言われて、痛めつけられるのと、友好的に近づいてきた相手に握手で手の骨握りつぶされるのはやっぱ、後者の方が怖いと思う。そして、みぎりなら、そう言う事もうっかりやりかねない。
みぎりなら、タッグを組んでるパートナーを見殺しにするとか、それどころかパートナーを倒してしまうとか、対戦相手を無視して関係ない相手を叩き潰すとか、もしくは対戦相手を普通に潰すとか、誰がターゲットに選ばれるか分からないって怖さがあると思う。
そこで何より怖いのは、必ずしも、みぎりに悪意があって相手を潰す訳じゃないってことだな。本人的には試合のつもりで、暴れまわるかもしれないと。
だから、勝った方を見逃すかもしれないし、負けた方だけに襲い掛かるかもしれない。
どんな結果になっても、生きた心地はしないだろうなあ。ゴム弾と実弾が半々で入った拳銃でロシアンルーレットさせられるようなもんだし。どっちに当たっても、無事じゃ済まないって事で。
まあ、何をするか分からないって、凄い使いやすいキャラだと思った、と言うことが言いたかっただけですけどねw
- 752 :名無しさん:2008/12/22(月) 06:17:35
- もしそんな彼女に手綱をかけられるとしたら妄想主である社長だけ、ということだな。
751の意見のように思うまま暴れさせるのも面白いし社長からこう命令されたから、という事で多少、動かし方を変えても良いし。
社長がうっかり「壊せ」なんて言ったら行動のベクトルが全てそこに向かうだろうな。で結果、哀れな犠牲者を出すのみと。
どこに暴力が向くか分からない恐怖。それが自分一点に向けられた時の相手の絶望。
普段、何をするか分からないみぎりがはっきりと目的を持つのも怖いと思うんだ。
- 753 :名無しさん:2008/12/22(月) 23:41:39
- >>友好的に近づいてきた相手に握手で
チェックメイトですねわかります
なんでヘタれちまったんだろう…アイツ
- 754 :名無しさん:2008/12/23(火) 00:38:14
- 強かったからへたれたんでしょうねえ。肉はそんな漫画だし。
ああ、ヒールで暴虐の限りを尽くしていた選手がライバルと呼べる相手との戦いで改心して、すっかり牙を抜かれてしまった状態で嬲られるとかいいなあ。綺麗な鏡様とかが、以前弄んで落としてしまった相手に、ヒールとベビーの立場逆転して責められるとか。
- 755 :名無しさん:2008/12/23(火) 01:01:32
- それを言ったらみぎりはマンモスマンぽくもあるw
分類的には悪行超人になるんだろうなぁ・・・
それはさておき。やり過ぎるのは最早みぎりの美点だな。
投げ、極め、パワー、打撃、飛び。どれで攻めてるところも妄想出来るぜ!
関節技で相手の手足をへし折るみぎりを見たいな・・・足の腱をブチブチとかな。
- 756 :名無しさん:2008/12/23(火) 05:11:47
- 最近空飛ぶみぎりん……もとい、みぎりの飛び技リョナをよく妄想するなぁ。
相手がみぎりの絶望的なパワーを相手に、スピードでかく乱すれば、と挑んで逆に飛び技の練習台にされる。
時間が出来ればSS書くんだが時間がねぇ。
- 757 :名無しさん:2008/12/23(火) 09:01:20
- マイティ祐希子vs寿零
序盤はお互い小技で牽制しあうゆっくりとした立ち上がり。
しかし徐々に祐希子が寿をスピードで撹乱し始める。空中殺法に不慣れな面を露呈した寿に、次々と華麗な飛び技を決めていく。
振り回されて疲れの色が見える寿に対して畳み掛ける祐希子。必殺のムーンサルトプレスを炸裂させ、勝負は決まったかと思われた。
しかし寿が放った逆襲のサイレント・ナックルがクリーンヒットし形勢は逆転。
死角からモロにもらって意識が朦朧としている祐希子に追撃のミドルキックを打ち込む寿。
更にうずくまる祐希子を捕らえ、大技SSDを炸裂させる。
マットに頭から突き刺さる祐希子。ゆっくりと大の字に倒れ込み、完全に意識を失った無様な姿を観衆に曝すハメになってしまう・・・。
という昨日の夜オート観戦で実際にあった試合。いやまじびっくりした。実質3発で失神KOとか。
自団体×2プレイでゆっこの団体に寿を殴りこませたら大惨事が起きましたよ。
>>754
そういえば鯖煮の鏡様ってノーマルなんだよね・・・ゴクリ
みぎりは基本的に不器用という俺設定だと、
散々痛めつけられて動けない相手を関節技の練習台にするが、無理矢理極めるのでかえってひどい苦しみを味わう
とかが鉄板だな。
- 758 :名無しさん:2008/12/23(火) 09:25:38
- >>757
久々祐希子の醜態GJ!桜井さんと同じくリングに突き刺さるのがこれ程似合う人材もそういないなw
みぎりの技練習台リョナは基本的に・・・
徹底的にボコる→相手虫の息→無理矢理「え〜と、こうですか〜?」的に不器用で力任せに技試す
→色々技かけるのに夢中で相手の惨状に配慮出来ない→大惨事
・・・というのがイメージだろうか。
- 759 :757:2008/12/23(火) 18:04:38
- 正直凄い興行になっちゃったんでバイトから帰っても忘れられないw
ゆっこ×寿戦には前フリと続きまであるんだぜ。
前フリ:一緒に殴り込ませた小鳩がセミで菊池にまさかの敗戦(←完全に予想外 カードの引き悪過ぎ)
メイン:ゆっこ×寿
続き:むとめと寿の試合も組んでいた。ミドルキックのクリティカル2連発(←想像もしてなかった)でむとめ悶絶死。
更に続き:寿・小鳩組がEWAタッグのベルト持ってたからめぐちぐとタイトルマッチだ!→こともあろうにちだねがフォール負け。
備考:タイトルマッチはしゃちほこドーム
・・・観客の悲鳴が聞こえてきそうでした。実際のゲーム展開が妄想力を超えた瞬間を見たぜ。
たぶん小鳩が負けた後色々失礼なことを言われたに違いない。正直この興行中の寿はみぎりより遥かに怖かったw
- 760 :名無しさん:2008/12/24(水) 01:32:04
- 零の怒りのツボはそこなんだw
普段、小鳩に虐められてる(もしくはいじられてる)零ってイメージが何故か俺的イメージであるから
何かそういうの見ると零って小鳩好きっ娘だなーとか思ったり。
でもクリティカル二連発って何気に凄ぇ・・・俺のプレイ時はクリティカル自体、結構稀だった。
でも運良くそんな試合見れれば更に妄想も広がるな。何か損してた気分。
滅茶苦茶良いの腹にもらってリングに胃の中のものぶちまけるむとめ・・・良いなw
- 761 :名無しさん:2008/12/25(木) 03:50:16
- 逆転の打撃一撃で意識が飛んだ挙句に大技一発葬されるゆっこ、流石です
- 762 :名無しさん:2008/12/25(木) 15:17:18
- >>760
「愛」では小鳩が寿に勝ってるらしいけど、鯖2での資質は小鳩Bで寿S・・・
ってところから推察して、昔は小鳩の方が上手だったが素質の差で知らず知らずの
内に追い越され、でも昔からの関係性もあってそれは明らかにならず、小鳩がやら
れた怒りで寿が一気に開放・・・と考えるとうまく繋がるかも?・・・いや妄想な
んですけど(何)
寿と小鳩には直接関係ないですが、昔から自分より下だった相手がいつのまにか
力をつけてて、昔のままだと思って仕掛けた格上がとんでもない大敗北を・・とか
ちょっと萌えるかも。
レッスルだと・・・誰だろう。ゆっこと菊池はすぐ思いつくんですが。
ところで、盛り上がってるこの流れで空気を読まずに六角さんSSを入れたら顰蹙で
すかねぇ。
- 763 :名無しさん:2008/12/25(木) 15:25:55
- ばっか、今まで一言も言わなかったけど六角さんは大好物だぜ?
- 764 :名無しさん:2008/12/25(木) 16:24:26
- >>762
そんなんで文句言う奴こそ顰蹙買うから安心しとけ。
- 765 :名無しさん:2008/12/25(木) 17:07:03
- 小鳩が零に勝ったのは、レスラーの母親について旅をしてたわけだし、経験の差とか、零が直前まで無茶な戦いを続けて疲労してたからとか、理由は色々思いつくんだぜ。
でも、小鳩が本性を隠してるから素質が低めなんだと妄想してもいいわけで、裏があるキャラって使いやすくていいな。
なんにしろ、素質って意外と面白いネタ多いな。
- 766 :名無しさん:2008/12/25(木) 18:55:18
- 素質って聞くとどうしてもrskさんと上原さんの残酷なまでのコントラストが思い浮かぶんだぜ?
時代が違えば十分トップを取れた程優秀なレスラーが、史上屈指の天才が同期だったがために敗走を余儀なくされるという。
それこそ前にあったネタどおりだけど。
鯖煮は資質Sって6人しかいないんだよな、まさに選ばれたレスラー。
その同期のトップレスラーの気持ちってどんなんだろうな・・・。
- 767 :名無しさん:2008/12/25(木) 19:02:27
- 個人的には理沙古参がSってのはちょっと違和感がある
むしろ市ヶ谷がSじゃねえかなと
なんか才能だけで全てをねじ伏せてるイメージ
- 768 :名無しさん:2008/12/25(木) 20:16:23
- けど資質S組はリョナ的な意味で攻めキャラ、受けキャラがきっちりしてるのが偶然なのか何なのかw
この6人だけでも美味しく妄想出来るな。
6人タッグ戦をこのメンバーでやるとかで、片一方の3人が全員無残にリングに転がるって展開が・・・
屍を晒すのはもちろんあの3人だな・・・
- 769 :名無しさん:2008/12/25(木) 21:36:11
- りさこさん、旧作だと、設定上弱いからなあ。
乗り越える壁って感じのポジションだったし。海外の強豪には敵わないって認めてたし。
何て言うか、勝手な妄想だけど、黎明期の資質と新時代の資質は別物って考えるとどうだろう。
時代が進むごとに技とかが高度になって、トレーニングも効率的になって、更に選手の数も増えて層が厚くなって、昔はエースとしてもてはやされた選手くらいのレベルでも、最終的には資質C止まりくらいの扱いになったり。
ん〜、ちょっと強引過ぎるな。
- 770 :名無しさん:2008/12/25(木) 21:37:59
- rskさんは設定通りの強さになったつーか、やはり一時代を築くのは半端なことではないと思う。
引退試合でもカオスを倒せる強さとかその後の引退式とか見ると「女王だよなー」と納得する。
だから、こう、プロレスじゃない、やっちゃいけないようなことをする相手には厳しそうだが。
- 771 :名無しさん:2008/12/25(木) 22:01:20
- まー、旧作でのrskは団体トップのせいであれやこれやのしがらみがあって自分のことだけやってられなかったせいもあったろうが。
最後は壁になるのも覚悟してたぽいし。
黎明期に国内トップで人気もあって責任感や面倒見もいいなんて人間は損しそうだ。
個人的に転生rskは恵まれた環境でプロレスに集中出来る時代に生まれていたら…ってパラレルストーリー。
- 772 :名無しさん:2008/12/25(木) 22:17:58
- 黎明期のキャラは資質を超えたファンタジーを垣間見てしまうな。
rskさんは言うに及ばず、六角さん、ミミさん、ガルムの大将。
八島の姐御とか何喰らっても
「750ccカマされたときとおんなしだ・・・だったらイケるぜ!!」みたいな姿しか思い浮かばんw
あれ?上原さん?
- 773 :名無しさん:2008/12/25(木) 23:49:04
- >>767
私も市ヶ谷は才能と身体能力一辺倒みたいな印象があったので、Sじゃないのは少し違和感が
ありましたねー。ゆっことも対等なライバル関係なわけだし。
資質をSにする代わりに特殊能力を直接戦闘能力に関わらないの(人脈とか唯我独尊とかその系統)多めに
すればバランスとれるような気がしますが、市ヶ谷あたりまでSにしちゃうと同系統の龍子や南もSに
しなくちゃいけなくなって収拾つかなくなるから止めにしたのかも。
- 774 :名無しさん:2008/12/26(金) 00:05:27
- まーでも資質Aだってそんなにいないわけだし、十分天才の類だと思うよ?
資質Sはプロレスの神に愛された4人+極端な異能者2人ということでいいんじゃないかな。
あとちょっと本スレ向きの話になってきてるよ。
- 775 :名無しさん:2008/12/26(金) 01:47:09
- どっちゃにせよ、今回の資質Sって前作ほど飛びぬけてる感ないから別にいいんじゃない?
Aと0.1倍しか成長度に差がない上に、今回スキルもあるし。
試合に影響するスキルを風格、試合巧者しかもってない理沙子さんは資質Sでも意外と弱く、
普通に育てる範囲では資質Aでも龍子やソニのが強いし。
今回の理沙子さんは若手の壁として高いんだけど、乗り越えられない高さじゃない、結構絶妙なところの能力値設定だと思うのさ。
むしろ乗り越えられるために作られたパラメータと考えるとなかなか感慨深いじゃないか。
- 776 :名無しさん:2008/12/26(金) 01:53:20
- 本日閉鎖の掲示板で、某絵師がここ見てるんじゃないかって…そう、思ったんだ…
- 777 :名無しさん:2008/12/26(金) 09:31:13
- 市ヶ谷さまは資質Sでも良いよな……
まあ、今のスタッフじゃ無理さ。レッスルを完全に引き継ぐのは。
資質Sでも気に入られればこの板ではリョナ対象にしかならないがな!!
- 778 :名無しさん:2008/12/27(土) 04:52:34
- まあ、資質はネタの1要素でしかないしな。全てじゃない。
むしろ、資質Sなんて言う露骨に強い設定のキャラが、狩られる側に回るのもリョナ板だよな。
でも、資質で思い出したけど、零が打撃系、みぎりがパワー系だから、資質Sがいないのは関節技だけなんだよな。南が、国内トップクラスの関節技使いって設定なんだけど、ゆっこよりも下ってイメージがあるからなのか、とにかく、天才的なキャラがいないな。
関節技って、個人的に、他の技よりも技術が必要なイメージあるので、天性の才能があるキャラが使うよりも、努力家のキャラの方が得意って気もする。何だかんだで地味だし、力より技って感じだし。
地道な練習で覚えた関節技を、みぎりの怪力で振り解かれたり、極める隙を与えて貰えず打ちのめされたり、捕まえる事さえできず翻弄されたりとか、いいと思うんだ。
- 779 :名無しさん:2008/12/27(土) 07:24:25
- >>778
で、南さんがみぎりにフルボッコされ起死回生でサザンクロスあたりを仕掛けるもあっさり外されて
完全な絶望と恐怖心を植え付けられて逃げ腰になったところを捕まり・・・
「私も関節技出来るんですよ〜?ちょっとやってみますね〜。」
南の両脚をそのけた外れの握力で握り無理矢理引き倒し技を掛けようとする。
そして力ずくでアキレス腱固めの形を作り・・・
「あぁぁ!や・・・やめ・・・!」
「それっ♪」
― ブチブチィッッ!!
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
・・・とか考えてしまった。
- 780 :778:2008/12/27(土) 07:37:20
- 資質が高いって、要するに才能があるって事だからなあ、何か、資質Sのキャラに対しての(負け続けてる)ライバルポジションにいるキャラって、努力家のイメージがある。資質Sキャラだって練習とかは人一倍やってるんだろうけど、それ以上に鍛えて鍛えて、でも勝てないみたいなイメージって言うか、報われない感じがな。
まあ、ブレー……げふんげふんさんとかでもいいんだけどさ。ミミさんとか南辺りは、努力の成果を踏みにじられるのに向いてるキャラだと思うんだ。
- 781 :名無しさん:2008/12/29(月) 10:30:23
- 関節絡みの話だというのに話題に上る気配すらないカンナさん萌え。
何故だ・・・美形でマスクでストイックかつ弟子属性まであるというのに・・・。
- 782 :名無しさん:2008/12/29(月) 11:24:18
- カンナなら以前のさいたまさんのSSとか良かったなぁ。
個人的にはあれでクールで容赦なく関節を壊す、弄ぶってイメージが付いたよ。
だから攻めキャラとしては全然ありじゃないかと思う。
受けはピンと来ないけど・・・
あと資質と似てるかもしれないけど体格に恵まれてないキャラ、さおさお辺りかな?
努力しながら今まで試合でそこそこいい結果残して来てて、「体格なんて関係無いぜ!」って信念に確信を持ってるワケだ。
で、そこで試合を組まれたのが・・・大空さんちのみぎーちゃんとか。
これまで体格の違いで一方的な展開になったことないさおさおは悔しさのあまりダメージで膝ガクガクさせながらも立ち上がって
最早気合いだけで何度も向かっていくんだけど容赦も慈悲も無いみぎりに完膚無きまでに壊されるとか・・・どうだろ。
- 783 :名無しさん:2008/12/29(月) 14:49:51
- カンナさんか〜。
そういや、愛の設定だけど、カンナの師匠と小鳩の母親には何か接点があるらしいとか、色々盛り上がれそうな設定があったりなかったりしたけど、結局、その辺りの設定も膨らまなかったし、やっぱり他のキャラに比べて地味なイメージだなあ。古武術ならみこと、ライラ辺りがいるし、古武術使いなのに固有技ないし。
良いキャラだけど扱いにくいイメージがあるなあ。受けさせるには、結構熱くなり易いみたいだから、そこを突くとか色々考えれるけど、ブレード、桜井辺りの強烈さが凄すぎて。
何か、みぎりの190cm暴虐、怪力が凄すぎて、十六夜さんの176cm切り裂き、怪力が影に隠れちゃってるみたいな感じ?
- 784 :名無しさん:2008/12/29(月) 18:45:28
- 今年も終わりなので、最後にちょっと書かせてもらいます。
>>759から
菊池vs小鳩
祐希子vs寿
むとめvs寿
の予定です。
めぐちぐvs小鳩寿は展開がつながらないので書きません。
頑張って似せようと思ったのですが、あんまり小鳩っぽくないし寿っぽくないです。
すみませんが各自補完する方向でお願いします。
今日はとりあえず1試合目行きます。
- 785 :名無しさん:2008/12/29(月) 18:46:44
- 祐希子「菊池! 殴りこみに来た奴らの好きになんてさせちゃだめよ! あの小鳩って子、あんたが止めてきなさいっ!」
菊池 「わ…私にできるかなぁ…。 だって、あの子強いみたいですよ?」
菊池が緊張しているのは誰の目にも明らかだった。 目線を落とし、手先が小さく震えているのが見える。
しかし相手が怖いのではない。殴りこんできた選手の相手をすることの重要さを知っているからこそ
その重圧に押しつぶされそうになっているのだ。
祐希子「大丈夫。出来るわ。 そりゃウチに殴りこんでくるくらいだから、あの子は強いわよ。でも菊池はもっと強い。
あいつらは殴りこんできた相手よ?こっちにもメンツがあるんだから、勝てる選手しか出さないわ。」
菊池 「で…でも……。」
菊池が祐希子を見上げる。
祐希子「このあたしが、理宇が勝つって言ってんの。 あたしが理宇に嘘ついたことなんてあった?
大丈夫。自分を信じなさい。 あたしが信じる理宇自身の力を信じなさい。」
菊池 「……はいっ!!」
笑顔が戻った菊池。 自分が尊敬する祐希子に、自分は信じられている。
祐希子が言うのだから間違いない。自分は勝てる。いや必ず勝つ!
祐希子の言葉を聞いた瞬間から全身に流れ込んでくる力が、菊池の不安を打ち払う。
リングに上がった菊池の表情からは影が消えていた。
- 786 :名無しさん:2008/12/29(月) 18:48:26
- 菊池理宇 vs メロディ小鳩
菊池は試合開始からリング狭しと走り、そして跳び回る。
神風ファイターとも呼ばれるように、リスクのある技や試合運びでも果敢に攻めるスタイルの菊池。
この試合でもそのスタイルは崩さない。 試合のペースは菊池が握っていた。
小鳩「っきゃうっ!! あんな距離から飛んでくるなんてすごいわぁ」
ロープの反動を使った遠い距離から踏み切り、低い弾道で全身を使った飛び技を見せる菊池に手を焼く小鳩。
関節技と共に飛び技を得意にする小鳩だが、菊池の飛び技は見た目以上のキレがある。
スピードを生かしたドロップキックで飛び込んでくる菊池。
避けようとする小鳩。だが伸びてくる菊池のドロップキックは小鳩を逃がさない。
小鳩「っぅぐっ!! っはあぅっ! ぅううぅ…… なんで当たっちゃうのかしら…」
小鳩の立ち上がりにあわせてフライングニールキック!
小鳩「ああぁんっ!!」
菊池の小さな身体が大きな円を描き、その遠心力とスピードで小鳩の胸元を強烈に貫く。
菊池のスピードに手を焼いていた小鳩だが、ここで反撃に回る。
すぐに立ち上がり、ロープに走ろうとした菊池の足を掴むと、その場に転がす。
菊池がその手を振り払おうと左手を伸ばした瞬間、身体を入れ替えて脇固めが極まる。
菊池「いぁあっ!! っぅぅあああああっ!!!」
小鳩「もうちょっとゆっくり試合しましょ。 小鳩はあなたともっと楽しく試合をしたいわ。
それにせっかく新しい世界に遊びに来たんだもの。 この世界をもう少し見てみたいわ。
そんなに急いじゃうと、……小鳩もすぐに終わらせてあげなきゃって思っちゃう。 ほら。」
小鳩の脇固めが菊池の関節を一気にひねりあげる。
菊池「っぎいぃぁあぁああああぁぁっ!!!」
零 「あ………終わり……。 次の試合……準備…しなきゃ。」
菊池の悲鳴が響く会場。菊池の腕がおかしな方向を向き始める。
菊池のギブアップで試合が終了すると思われたその瞬間、
祐希子「理宇うぅぅっ!!!」
菊池「ぅぅぅぅぁぁぁあああっ! っぐぅぅぁああああっ!!!!」
祐希子の声に触発されるように、左手がひねり上げられているにも関わらず菊池が身体を一気に起こす。
小鳩「ぁ。」
今日は菊池を壊すつもりのない小鳩は思わずその手を離してしまう。
- 787 :名無しさん:2008/12/29(月) 18:49:43
- 菊池「いいぃったぁあぁ……。 関節外れちゃったらどうしてくれるのよ。」
すぐさま立ち上がった菊池。一瞬立ち上がるのが遅れた小鳩の顎先めがけてトラースキック!
散々菊池の攻撃を浴びてきたものの、クリーンヒットは避けて来た小鳩。
しかし菊池の気迫に押されるように脇固めを手放してしまったのが尾を引いているのか、
その直後の反撃を予測できず顎を下から強烈に打ち抜かれた小鳩が膝から崩れ落ちる。
再び立ち上がろうとする小鳩。その背中めがけてサッカーボールキック!!
バシィィッ!!
小鳩「がはっっ!!」
足の脛から甲にかけて、大きな面を使って小鳩の背中を捕らえる。
背中からの衝撃はクッションが弱く、内臓に直接ダメージが叩き込まれる。
このサッカーボールキックはさすがの小鳩もダメージが大きく、顔をゆがめて身体をよじらせる。
零 「小鳩…ちゃん……?」
小鳩「……だ…大丈夫よ。小鳩は大丈夫。 だから安心して。」
菊池「よそ見してると危ないわよっ!!」
深いダメージに負けず、立ち上がろうとする小鳩。
しかしその小鳩めがけて走りこみ…シャイニングウィザード!!
小鳩の頭は菊池の膝の衝撃で弾き飛ばされる。零の目の前で小鳩の頭が弾き飛ばされリングに横たわる。
口を半開きにし、瞳孔を開かせが小鳩が、力の抜けた声を振り絞り、
小鳩「ぜ…零……ちゃ……。 逃げ…………強…い………。 逃げ……て…」
菊池「殴り込んで来ておいて、そんなこと許すわけないでしょ?
そっちのあなたも祐希子さんに身の程を教えてもらうといいわ!」
力の抜けた小鳩を引き起こし、リング中央に立たせてすばやくロープをくぐってエプロンに飛び出すと、
菊池「これが…あなた達が殴りこんできた団体よっ!! よく見てごらんっ!!」
高いジャンプでトップロープに飛び乗り、ロープの反動を利用して勢い良く飛び出した低空のドロップキック。
菊池の零戦キックが無防備な小鳩を捕らえるっ!!
小鳩「っうぐぅっ!!」
そのまま弾き飛ばされ、リングに力なく横たわった小鳩に折り重なる菊池。
1……!! 2…………!!! ……3ーーーーーーーーーっっ!!!
菊池 「やぁったああぁぁっ!! 祐希子さーーんっ!祐希子さん!やりましたっ!私やりましたよ!!」
祐希子「よーし。えらいえらい。 菊池よくやったわ。」
零 「小鳩ちゃん…小鳩…ちゃんっ。 ……酷い…。勝負なんて途中で…決まってた…のに……。」
菊池 「祐希子さんの言ったとおりでした! 私のほうが強いですっ!!
殴り込みしてくるやつらなんて蹴散らしてやりましたよ!!
祐希子さんの指示したとおりにしただけなのに!」
零 「あの人…の…言うとおり…? あの人が……あの人がああしろって言ったん、だ…。
…許さない。 小鳩ちゃん…ごめん……小鳩ちゃんの、お願い……聞いてあげられない…。」
大方の予想を覆す圧勝を奪った菊池と、その勝利は当然と言っていたにも関わらず大喜びする祐希子。
気を失った小鳩を介抱する零の復讐の炎が大きく燃えていることに気付く者は少なかった。
- 788 :名無しさん:2008/12/29(月) 19:43:18
- 続きプリィィーーーーーズ
- 789 :759:2008/12/29(月) 23:12:36
- まさかSSにしてもらえるとは・・・ホントにありがとうございます!
こうして文章で読むとまた感慨深いです。続きも楽しみにしてます。
- 790 :名無しさん:2008/12/31(水) 01:16:38
- サンダー龍子vs保科優希
???「これならどうですか〜」
???「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
リング上では、強烈な卍固めが極まっていた。
トップレスラーが、気に入らない若手レスラーを制裁する。
団体の秩序を守るためによくあることだ。
今日も一方的な処刑劇が見られるはず、だった・・・・
???「保科・・テメェ・・・、今まで実力を・・隠してやがったな。」
保科「いいえ〜、そんなことはないですぅ〜」
???「じゃあ、なんで・・あたしが・・」
保科「それは、龍子さんが私の誇りを踏みにじったからです〜」
龍子「な、なん・・だと!」
保科「龍子さん、私はお客さんに魅せるための試合をすることに誇りを持っていました〜
中堅やメインで出る人たちが気持ちよく試合できるように、一生懸命務めてきたつもりです〜
でも、龍子さん言いましたよね?『WARSに弱いヤツはいらない』って。
『王座を目指さないヤツは出ていきな』って。
だから私は私のプロレスを守るために、あなたを殺らなきゃいけないって思ったんです〜」
龍子「そ、そんなこと・・・いやぁぁぁぁ」
保科「それにしても、龍子さんっていい声で鳴くんですね〜。なんだかゾクゾクしてきちゃいました〜
私のサブミッションをたっぷりご堪能いただいたようでうれしいです〜
お客さんもいい感じに盛り上がってますので〜、そろそろ仕上げに入らせていただきますね〜」
すると、優希は一旦技を解いた。久々の解放感に安堵する龍子。
しかし、非常にも優希は再び龍子の上半身に絡みついた。
保科「いかがですか〜、ひかるさん直伝のストレッチプラムは〜?」
龍子「ぐぅっ・・」
龍子の体がギリギリと悲鳴を上げる。どこがどう極まっているのか、もはやそれすらわからないが、
上半身の骨がすべて砕けそうだ。保科のどこにこんな実力があったのだろうか。
龍子はこの試合を組んだことを心から後悔していた。
保科「あれぇ〜、まだ本気の50%も出してないですよ〜
もっといい声で鳴いてもらいと、お客さんも満足しませんよ〜」
ふと気づくと、リング下では石川涼美と小川ひかるが冷めた笑みを浮かべていた。
石川「優希ちゃん、後のお楽しみが待ってるんだから、その勘違い女そろそろやっちゃいなさいよ〜」
小川「私の教えた技でフィニッシュしてくれて嬉しいな。」
龍子「てめぇら!!何考えて・・・
私に・・逆らったら・・どうなるか・・わかってるんだろうな!
WARSどころか・・日本のマット界から永遠に・・」
保科「永遠にどうするんですか〜」
龍子「追放してやる・・」
保科「龍子さん・・・」
龍子「な、何が言いたい」
保科「おかしいなぁ・・・どうしちゃったのかな
がんばってるのわかるけど、プロレスは喧嘩じゃないんだよ
ファンの前だけ奇麗事で、裏で汚いことするなら
プロレスの意味、ないじゃない。ちゃんと、普段言ってるとおりやろうよ
ねぇ、私の言ってること私の、そんなに間違ってる?
少し、頭冷やそうか・・・」
そして、優希が全力で締め上げると、いくつかの骨が悲鳴を上げると同時に、
龍子の意識は深い闇へと落ちていった。
――――――
流れぶったぎってすいません。
こちらのほうが需要がありそうなので某掲示板から転載させていたいたものです。
どうも小鳩・保科・石川のような微天然キャラは攻めに適しているように思います。
- 791 :名無しさん:2008/12/31(水) 03:17:59
- この年の瀬にwktkさせるじゃないか、このスレは
- 792 :名無しさん:2008/12/31(水) 05:36:46
- マイティ祐希子 vs 寿零
祐希子「う〜ん……。やっぱりねぇ…。」
目の前にいるのは寿零。その身体から溢れるものは怒りと殺気。
祐希子は菊池の勝利を喜びながらも、零の復讐の炎に気付いていた。
零はこの団体には初めて殴りこんできた相手であり、完全なアウェーであるはずだ。
しかし、一直線に祐希子を見据える零は怒りに満ちて周りが見えていない。
小鳩を運び、医務室へ運んだこの選手がどういう選手なのか…。
理沙子から多少の情報を受け取っているが、はっきり言って何もわかっていない。
寿零についての情報は何もないこと。
特に小鳩は、断片的に情報が残る程度の都市伝説となっているギルティ美鷹の娘の可能性があること。
その小鳩と連れ立っている寿零もおそらく実力者であると思われること。
そして今わかったこと。
零のスタイルが総合格闘技に近いと思われること。
零の怒りがMAXであること。
つまり、何の情報もない相手が怒りに任せて襲い掛かってくる。
勝つことは難しいまでも、ある程度試合を作ることが出来るだろうと思って送り出した菊池は、
予想に反して勝利を奪い小鳩を沈めた。 終わってみれば文句のつけようもない大勝だった。
あれだけの大勝を奪い小鳩が負けたことは良い意味で誤算だったが、
トータルとしてマイナスだったことは容易に想像がつく。
零 「…………覚悟…して、ね。」
祐希子「まぁ…どっちにしても、負けるわけには行かないし。 かかってらっしゃい!」
零は総合格闘技に近いスタイルというより、ボクシングスタイルに特化していた。
少し身体を丸めてガードを固めつつ、祐希子の動きに合わせて掌底を放つ。
典型的なインファイターと言って良いだろう。
飛び技を得意とし、普段は離れた間合いを得意としている祐希子だが積極的に距離を詰めていく。
零の掌打が祐希子の頬を張り、顎を弾く。
しかし祐希子も負けじと零の胸板へ何度もエルボーを叩き込む。
最後に強烈なエルボーを顎先に叩き込み仰け反らせ、その隙に背後に回りこむ祐希子。
しかし背後の祐希子にエルボーを打ち、強引に引き剥がされてしまう。
すぐさま向き直った零に組み付いて零の動きを抑えたあと、ボディスラムを狙って手を伸ばす。
ドボッ!!
祐希子「ぐうぅふっっ!!」
手を伸ばして身体を密着させた瞬間、零のボディブローが祐希子の腹に埋まる。
顔をゆがめる祐希子だが、そのまま零を抱えあげてボディスラム!
さらに立ち上がりにあわせてラリアット。
すぐに立ち上がった零。祐希子は手四つに組んで零の攻撃を防ぎつつ力の差を見せようとするが、
零が手を離したかと思うと強烈なローキック!祐希子の左足を強烈に打ち付ける。
零 「遊ぶ…つもりは無い、よ」
祐希子「そう?じゃあこっちも遊びは無しね。」
祐希子は一歩踏み込んで延髄斬り!これを境に祐希子は得意の飛び技に切り替える。
そのとたん、ここまで祐希子と渡り合っていたかのように見えた零の勢いが止まってしまう。
零は祐希子の華麗な飛び技に翻弄され、それを止めることが出来ない。
ペースを握った祐希子は、時々間合いを詰めて投げ技も織り交ぜながら確実に零にダメージを与えていく。
対して零は、周りを走り回る祐希子に向き直っては掌打を放つという単発の攻撃に終始する。
祐希子のすばやい動きに対応できない零は、ほとんど有効打を与えることが出来ないまま、祐希子の攻撃を浴び続ける。
零のねらいは、祐希子の動きを止めてコーナーに追い詰め、自分の得意な近距離戦に持ち込むこと。
コーナーに追い詰めることさえ出来れば、その顔、その胸、その腹に集中打を叩き込み、
地獄のコーナーから逃げ出すことを許さないまま圧殺できる自信がある。
しかし素早い祐希子を追い詰めることは不可能に近かった。
気が付けば祐希子のワンサイドゲームになっていて、零の顔には強い疲労が浮かんでいた。
- 793 :名無しさん:2008/12/31(水) 05:37:50
- 祐希子「なーにそんなにイライラしてるの? あの子が菊池にやられたのが不満なのはわかるけど、
自分たちが殴りこんできたってこと忘れないでほしいわね。
自分たちが仕掛けてきたケンカなんだから、返り討ちに遭うときはああなっても仕方ないのよ。
……今度はちゃんと話を通してから来なさい。そしたら今度はこんな目には遭わないわ。」
祐希子の勝利は間違いなかった。この言葉は同じく殴りこんできた零に対して小鳩と同じ仕打ちをするという宣言であり、
同時にリベンジを待っているというメッセージ。
零 「そう…だよね…。 今度があればそうする。…でも仕返しは、する。」
しかし零はそれを聞いて意外なまでに冷静なっていた。
零は姉と連れ立って海外でいろんな団体に殴り込みをかけ、沢山の選手をリングに沈めてきた。
殴りこまれた側の必死の抵抗も、怒りの顔も何度も目の当たりにしてきた。
返り討ちに遭った時どんな目に遭うかなど、零には最初からわかっていたはずだった。
小鳩がやられたことで冷静さを失ってしまったが、この言葉で冷静さを取り戻した。
零の首に飛びつき、ヘッドシザーズホイップで投げ飛ばす祐希子。
そしてすぐさまコーナーに駆け上がり、観客に両手を上げてアピールする。
祐希子「あんたたち、誰に歯向かったかその身体で思い知るといいわ! くらええぇっ!!」
小鳩は撃退済み。零も今これからトドメを刺す。完全勝利の宣言だった。
祐希子のムーンサルトプレスが空高く舞い上がり、リングに倒れた零の身体を的確に捉える!!
零 「っっううぐうぅぅぅっ!!!!」
物静かな零の口から断末魔の悲鳴があがる。
終わってみれば祐希子の圧勝だった。
観客が納得できるような魅せる試合を出来なかったのは心残りではあるが、
言い換えれば零はそれだけ油断できない相手だったのだから仕方がない。
1……!! 2…………!!! ……ス……っ…っ!!
そう、仕方がない。 この相手は祐希子の必殺技を浴びても2.9で返せる相手なのだから。
零 「……仕返し…するって、言った、はず」
目の前で酷い仕打ちを受けて散った小鳩のかたきをとらなければ、零もみすみす3カウント取られているわけにも行かない。
いつしか零に付きまとうようになった長い悲劇から救ってくれたのは小鳩である。
今ここで恩返しをしなくて、いつ恩返しが出来ると言うのだ。
小鳩に対する想いが絶体絶命のピンチに陥った身体を跳ね上げた。
零 「私…負け……ないっ!!」
祐希子が驚きながら立ち上がり、間髪いれず零が立ち上がる。 祐希子は目の前!この間合いは零の距離。
すぐさま零のローキックが祐希子の左膝を内側から強烈に打ち抜く!
バシィッ!!
左膝に痺れるような激痛が打ち込まれ、その勢いでバランスを崩す祐希子。
ローキックのダメージは大して問題ではない。問題なのは零との距離が詰まっている状況でバランスを崩されたこと。
バランスを立て直そうとする祐希子の左腿に再び強烈なローキック!!
バシィィッ!!
簡単にローキックの餌食になる祐希子。バランスを立て直す前に再度左脚が打ち抜かれた。
ここまでほぼ一方的に祐希子の攻撃を浴びた零にとっては初めて訪れたチャンス。
寿は一気に畳み掛けるため、さらにローキックを放つ!
しかし祐希子が一歩後退してそれをかわす。
零 「これで…終わり…だ、よ!」
零の脚は祐希子の目の前で着地。それはローキックではなく踏み込みだった。
祐希子は避けるのではなく、むしろ受け流すべきだった。なぜなら…
ビュゥッ!!!グシャッ…!!!
祐希子「ィギァ…っ!?」
なぜなら……一歩下がったその位置は零の必殺技、サイレントナックルの間合い。
ローキックを避けようと、視線を落とした祐希子の視界の外から、零の拳が光の速さで祐希子の側頭部を打ち抜いた!
頭から打ち抜かれた祐希子は、身体をまっすぐに伸ばしながら弾き飛ばされ、ゴム人形のようにリングに倒れた。
- 794 :名無しさん:2008/12/31(水) 05:39:03
- ぼんやりとした意識の中で目に入ってきたのは零の両脚、そしてリングに飛び散った汗。四方に伸びた自らの長い髪。
菊池 「祐希子さああぁぁんっ!! 立って!! 立ち上がって!!」
そして菊池の叫び声が響く。
何が起こったのか全く理解できない祐希子。
菊池の悲痛な叫びと観客の悲鳴の様子から、しばらくこの状態で倒れていたらしいことが想像できる。
しかし試合が続いているので、そう長い時間は経過していないのだろう。
自分が倒れていることだけはわかるが、視界がグラグラと揺れて平衡感覚が奪われている。
手先と両足をガクガクと揺らしながら身体を起こし四つんばいになる祐希子。
しかしそこから動けない。
側頭部にガンガンと激しい痛みが残されている。
側頭部にいつどんな攻撃をされたのかわからない。ローキックをかわした直後だからハイキックではないだろう。
しかし零の身体の回転具合から、フックを浴びたわけではない…?もしくは記憶が飛ばされてしまったのか。
祐希子にとってこのダウンは予想外。しかもその原因がわからない。
とにかく立ち上がらなければならない。
四つんばいの状態からようやく身体を起こし、歯を食いしばりながら両膝に両手を置いて支えながら立ち上がる。
平衡感覚を失い、上半身を前後左右にグラグラと揺らしながら両足を震わせる祐希子は風が吹いただけでも倒れそうだ。
祐希子「なかなかいいの隠してんじゃないの…。
……でも所詮奇襲は奇襲よ。 そんなのが2度も3度も通用するとは思わないことね」
実際は何が起きたのかわかっていない。何に警戒すれば良いのかわからない。
しかし祐希子は立ち上がる。殴りこまれた自分が負けるわけには行かない。
菊池が頑張って小鳩を退けたのに、自分が負けるわけには行かないのだから。
両手を膝から離し、いまだ身体を左右に振りながらもファイティングポーズをとる祐希子。
零 「別に奇襲、じゃ…ないし。 2度目なんかいらない…よね。」
零が1歩2歩と祐希子との距離を詰め、
零 「小鳩ちゃんの…お返しだ、よ。」
なんとかファイティングポーズをとるだけになってしまっている祐希子のわき腹めがけて放たれる零のミドルキック!
ドボオオッ!!
祐希子「っふぐおおおおぉぉぉぉっっ!!」
無防備な右わき腹から深く抉りこまれたミドルキックが、祐希子の肝臓を打ち抜き内臓全体を揺るがす。
祐希子の身体が真っ二つに折れ、再びリングに薙ぎ倒される。
リングに横たわる祐希子は、脇腹を襲う逃れることの出来ない苦痛と苦しみに支配され、リングをゆっくりとのたうつ。
祐希子「ぅうぐ……うげええぇ……」
祐希子の口から唾液がだらだらと溢れ、リングに水溜りを作り上げていく。
菊池 「祐希子さあぁあぁんっ!!」
菊池の声が耳に届く。 しかし身体の中心を激しく叩き潰された身体では、立ち上がることはできない。
うつ伏せの体勢で両手で腹を抱え、両脚を左右に伸ばして空を蹴り、身体を折り曲げたままだらしなく涎を垂らしながら、
そのダメージが身体に一番苦しみを与えない体勢を探すように悶えることしか出来ない祐希子。
それは観客の目の前で、団体トップレスラーが殴りこんできた相手に倒され、リングをのたうち回るあってはならない姿だった。
- 795 :名無しさん:2008/12/31(水) 05:40:42
- 零はリングの下にいる菊池を睨み、
零 「これは…"小鳩ちゃんの"お・か・え・し。…だよ」
呻き声をあげるだけで動けない祐希子を無理やり引き起こす零。
目の前で大切な人が苦しんでいるのに何もできないもどかしさ。それは1試合前に零が味わった無念。
菊池 「もうやめて!! 祐希子さんもう動けないよ!! もういいって!! あなたの勝ちでいいからもうやめて!!」
零は祐希子の首根っこを抱え込んで固定すると、そのまま真上に引き上げる。
祐希子が動けないことは、身体を交えている零のほうがわかっている。しかし、菊池がしたことはこういうことなのだ。
ブレーンバスターのように高く抱え上げた祐希子を…そのまま真下に落とす垂直落下。
大技中の大技、SSDが瀕死の祐希子の身体に牙を剥く!!
グシャア!!
祐希子「ギャフ…!」
先ほど無防備な身体に、必要のないトドメを刺され息の根を止められた小鳩。
その追撃の代償は目の前の祐希子に跳ね返り、そのとき零が味わった無念は菊池自身に打ち付けられる。
脳天からマットに突き刺さった祐希子は、その衝撃で白目を剥き、口から泡を吹きながら大の字に倒れこむ。
菊池がリングの脇で崩れ落ちていくのを冷ややかに見つめた零は、その後ゆっくりと祐希子の身体を押さえ込む。
1……!! 2…………!!! ……3ーーーーーーーーーっっ!!!
終始零を攻め込み続け、ほぼ無傷で試合を運んだ祐希子だったが、
最後の最後で自らの必殺技を返された祐希子は、実質ただの3発で沈んだ。
数で言えばたった3発。だが、この3発は祐希子を葬るに足る強烈な威力を持っている。
祐希子はそのまま担架で運ばれ、病院へと消えた。
頭部と内臓に大ダメージを受けた祐希子は検査入院。次回興行の欠場を余儀なくされる。
零 「……さあ…。もうひと暴れ…する。よ。」
---------------------------
2本目投下させていただきます。
3本目は多分夜頃予定です。
- 796 :名無しさん:2008/12/31(水) 11:51:10
- GJ!つか零こえぇw
3本目を掃除しながら待ってる。
- 797 :名無しさん:2008/12/31(水) 19:00:30
- 殴り込んできた寿零を迎え撃ったエース祐希子が敗れ、戦列から脱落した。
零は次の興行にも参加すると宣言している。
エースが敗れた今、殴り込みの相手に2度も敗れるような醜態を晒すわけには行かない。
次の興行で誰が試合をするのか団体内で話し合われ、武藤に決まった。
最初に武藤か結城の2名に絞られ、投げ技で接近戦を強いられる結城よりも武藤の方が危険は少ないはずだ。
武藤めぐみ vs 寿零
武藤は零から距離を取っていた。
普段ならいろいろな技も織り交ぜながら戦う武藤だが、今日は何より勝利が優先される。
良い試合では意味が無い。引き分けでも意味が無い。
零が祐希子から鮮烈な勝利を奪ったおかげで、会場には零を応援する声も少なからず聞こえる。
あの日の新聞は惨憺たるものだった。
負けるわけには行かない。
零は祐希子の飛び技に攻めあぐねていた。
当然、武藤は祐希子と同様にリングを広く使った飛び技で攻める。
やはり零は上手く対応できないまま攻撃を浴びてしまう。
武藤もスピードと飛び技だけなら祐希子と同等。いや、今や既にむしろ上回っている印象だ。
遠い位置から飛び上がり、高いジャンプ力を生かした飛び技は徐々に威力を上げていき、
それを防ぎきれない零がダウンを奪われる頻度が高くなってくる。
武藤「どうしたの? わたしは祐希子さんと違ってそっちに付き合うつもりはないわよ?」
零 「………大丈夫。」
武藤「何が。」
零 「………まだ。これから。 ……勝つ。」
少しムッとしたが、武藤は今日ばかりはスタイルを崩さない。
なぜなら零のペースにあわせたら一発の危険性があるのがわかっているからだ。
零の攻撃はほとんど当たっていないが、そのキレの良さは同じリングに上がっていればすぐにわかる。
そもそも祐希子は不用意に零に近づきすぎた。だからあんなみっともない姿を晒してしまった。
相手の土俵で試合をするのであれば打撃に徹するべきだし、そうでないなら最初からリスクのある攻撃をするべきではない。
武藤は祐希子に対する不信を募らせていた。
武藤は零めがけてダッシュし、1歩前で高く飛び上がり、ジャンピングニーパッドで零の顎を下から打ち上げる。
武藤の膝に顎を打ち上げられ、身体を仰け反らせながらリングに倒れる零。
頭を振りながら立ち上がろうとするが、武藤が既にすぐそこまで走りこんでいる。
ゴッ!!
零 「げぁ!」
武藤の左足が零の脚に乗ったかと思うと、武藤のシャイニングウィザードに側頭部が打ち抜かれる!
頭部に強烈な連打を浴びて頭を抱えてリングに倒れている零。
それを見てコーナーを上って向き直り、高く飛び上がってのフライングボディプレス!
頭を抱えていた零だが、なんとかギリギリでそれを避け、武藤自身の身体がリングに叩き付けられてしまう。
武藤を避けて素早く立ち上がった零は、リングに落下した武藤の身体めがけてローキック!
武藤「ぐっ!」
すぐにリングを転がり、距離を取る武藤。そしてそれを追いかける零。
武藤の立ち上がり際に追いつき、掌打!掌打!この試合、初めての近距離戦。
零にとっては決定的なチャンス。武藤にとっては初めてのピンチ。
零はまっすぐに拳を放ち、武藤は決定打を浴びないよう拳を避ける。
後退しながら拳を避ける武藤が、零の腕を絡め取って脇固めを仕掛ける。
が、かまわず次の手を放つ零の掌打に顔面を打たれ、引き剥がされる。
顔面を打たれ、仰け反った武藤が体勢を立て直す間に零が腕を大きく引き、体重の載ったナックルパートを放つ!
武藤「っくぅっ!」
しかし間一髪で避けた武藤は、その場で身体を捻って体勢を崩しながらのローリングソバット。
零 「がうっ!!」
この状況で反撃してくる武藤のローリングソバットに捕らえられた零の胸板。
コレまでのダメージと相まって踏んばりきれずに後ろに転がる零。
武藤との距離が離れてしまい、ようやく手に入れたチャンスを逃してしまった零。だがその程度では武藤は脚を止めない。
倒れた零めがけて飛び上がり、空中で前方回転しながら背中を落とすセントーン!
- 798 :名無しさん:2008/12/31(水) 19:02:15
- 零の身体を押しつぶすと、すぐに立ち上がって再びコーナーに駆け上がる。
今のソバットで踏ん張りきれずに倒れた零の姿を見るに、零のダメージはやはり大きい。
それに対して自分自身は有効打という有効打を受けていない。
ある意味では、深追いするよりも今決めてしまうのが一番安全に勝利を収めることができる。
セントーンで押しつぶされ、立ち上がるまでに数秒かかっている零めがけて、コーナー上から武藤の身体が宙に舞う。
コーナー上でアピールもせず、ただ素早く、ただ高く、そして美しいムーンサルトプレスが零の身体に炸裂した。
零 「っふぐぅぅあぁああっ!!!」
そのまま零を押さえ込む。
1……!! 2…………!!!
しかし2.5で返す零。
武藤「やっぱり早いか」
小鳩の仕返しと称して、祐希子に必要以上のダメージを与えた零に対し、
祐希子の代名詞ともいえるムーンサルトプレスで3カウントを奪えるかと思った武藤だったが、
零は祐希子のムーンサルトプレスを耐え切った相手。まだ早かったというのは正直な感想だ。
これで決まるなんて最初から思っていない。
武藤が立ち上がるとすぐに零も立ち上がる。
近い間合い。それならもちろん…
零 「シュゥッ!」
零はすぐにナックルパートを放つ。
武藤「そっちがそう来ることくらいお見通しなのよ!」
軽くかわしてその腕を掴むと、対角コーナーに零を投げ飛ばす。
対角コーナーにぶつかる瞬間に向き直り、背中から叩き付けられる零。
武藤「このリングに上がったこと、後悔させてあげる! もう逃がさない!!」
武藤がダッシュし、コーナーにもたれかかって逃げ場の無い零の胸元めがけて必殺のフライングニールキック!
高い跳躍力はもとより、全身をのバネを使って生み出される回転力を
その長い脚で威力が倍加させる武藤の必殺技が零の胸板を貫いた。
零 「があはっ!!」
零の肺から空気を吐き出しながら呻き声をあげる零。
武藤はすぐに追い討ちを与えようと立ち上がる。
しかし、立ち上がった武藤の首に零の両手が伸び、がっしりと首を捕らえる。
祐希子戦も含めて零が組みに来るのは初めてで、武藤の頭が零の胸元に引き寄せられ、武藤の腹めがけて膝蹴り!
ドボッ!!
武藤「っぐうううっ!?」
武藤の腹に零の膝がめり込み、武藤の口から呻き声が漏れる。
さらに膝蹴り!膝蹴り!膝蹴り!膝蹴り!膝蹴り!
武藤「ぐぐぅぅ!!っぐえっ!! っんぎぁ!! ぐうぅおっ!!」
零の非情な膝が腹、腹、顔面、腹と叩き込まれるたび、武藤の身体が浮き上がり呻き声が響く。
そしてその間に武藤の身体を押し返し、立ち位置を入れ替えてしまう。
武藤「っぃがああ!! っぎゃう!! っげうぅ!! っうぐぅああっ!! っぐげえぇ!!」
顔面、顔面、腹、腹、腹!!
いつのまにか逆にコーナーに押し込まれ、膝地獄に嵌められた武藤の声は悲鳴に変わっていた。
なんとか膝を両手でガードし、零のわき腹へ掌底を叩き込んだあと両手で零の身体を押して引き剥がす武藤。
武藤の口は涎で汚れ、引き剥がされた零の胸元に涎の糸を伸ばし、すぐに切れて落ちる。
零 「リングに上がったこと。後悔させる? もう逃がさない。よ。」
- 799 :名無しさん:2008/12/31(水) 19:04:37
- 腹を抱える武藤。後ろはコーナーポスト。左右にはロープ。逃げ場は無い。
逃げ場の無い武藤めがけて、零は全身をフルに使ったミドルキックを放つ!
ドスゥゥッ!!!
武藤「っふうごおおぉぉっ!!」
強烈な膝蹴りを浴びた直後、腹筋に力を入れられない状態の武藤の左わき腹が、
零の全体重の乗った鋭く重たいミドルキックが、深く強烈に抉りこまれる。
武藤は倒れないようにロープを掴もうと一瞬手を伸ばしたが、途中でやめて腹を抱えながら崩れ落ちた。
武藤「ううぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……うぅげええええぇぇ………」
うつ伏せになり、武藤の口からダラダラと溢れる涎、両手で腹を抱えて両足で空を踏みながら全身を捩る武藤。
数日前の祐希子の試合の悪夢が再びリングに繰り広げられた。
武藤「うぐぅ……うげえええええぇ……っ!! げぼぉ……っげぼぁ…げは…」
全身をリングに沈めたまま、逆流に抗えず胃液混じりのゲロを吐く武藤。
このミドルキックを受けた武藤が動けないことを、零はわかっている。
それだけの威力を持っていることは自分が一番知っている。
零は動けなくなっている武藤を引き起こし、両手をロープに絡めてコーナーにもたれさせる。
まだ動ける状態ではない武藤は、両足を大きく揺らしながら顎を上ずらせたまま荒い息を吐きながらもたれかかっている。
零 「こんどは…こっち。」
武藤の右わき腹を指差し、零は静かにそうつぶやいて今からそこにミドルキックを打つという宣言をした。
武藤「っ!! ふざけ…っ!」
防げるものなら防いでみろ。避けられるものなら避けてみろ。武藤にはできない。そう言われているのと同じだ。
零は一歩下がってファイティングポーズをとったかと思うと、再び全体重の乗った重いミドルキックが放たれ、
同時に武藤はそれを防ぐために、肘を下ろしてわき腹をガードする。
零のミドルキックは武藤のガードをものともせず打ち破り、右わき腹を打ち抜いた。
武藤「っぃぐぇえええぇぇっ!!!」
ミドルキックをガードした腕もろとも打ち抜かれ、その肘が自らのわき腹を突き刺すように抉り、
武藤が地獄の苦しみに満ちた悲鳴をあげ、腹のそこから搾り出す。
武藤「っげべお……ぐぶぅ……おおげええぇぇっ!!! っげぇうっ!! っげぼおおぉぉっ!!」
再び胃液からこみ上げてくる物を抑えられず嘔吐し始め、それは自身の水着を汚しながらリングに流れ落ちる。
両足を引き絞って内股にしながらもたれかかったコーナーだけでは身体を支えきれずにズルズルとリングに崩れ落ちていく武藤。
1発目を左わき腹に、2発目を右わき腹に浴びた武藤は、再び両手で腹を抱えてリングをのた打ち回る。
武藤「ぇ………げ………げぅ……………ぉ………」
内臓に激しいダメージを受け、両手を腹から移動させることができず、呼吸もままならない武藤。
零 「…次は、前。から? それとも…もうおわりに…?してほしい?」
リングに突っ伏したまま零を見上げる武藤。
零のキックはガードしても止めることはできない。
左から右から深く抉られた身体は、まさに地獄と呼ぶにふさわしい苦しみに悲鳴を上げている。
その上、もう一度前から…? 耐えられないのは確実だ。今度こそ自分の肉体が破壊される。
すでに自らの意思で動ける状態ではない武藤には、もう対抗する手段がない。
武藤は屈辱を飲み込む以外に残された道はなかった。
エースが敗れ、もう1度足りとて負けられない相手に、自分はかなわないという宣言。
……いや、そんなかっこいいものではなく、ただもう二度とそのキックを受けたくないという一心だったかもしれない。
零の問いにただ静かにうなずき、自らの敗北を認めた。
エース祐希子に続き、次期エースの筆頭として名をあげていた武藤も打ち崩された。
残るカードは次期エースの2番手と言われる結城。だが投げ技を得意とする結城では零を相手にするのは困難だ。
事実上、手札は1枚も残されていなかった。
殴りこんできた零というたった一名の選手に、全面敗北を喫した団体内に巻き起こるエース祐希子に対する信頼の失墜、
次期エース武藤に対する信頼の失墜、そして試合をする前から勝ち目がないとみなされた結城に対する信頼の失墜。
ハプニングがらみで大幅増加した興行収入に喜ぶ経営陣に対する信頼の失墜。
これまで祐希子という太い大黒柱一本に支えられてきた屋台骨が、みるみるうちに音を立てて崩れていった。
- 800 :名無しさん:2008/12/31(水) 19:10:10
- 小鳩「…これであの団体はガタガタ。全部予定通りね。
エースを信じられなくなったらあとは勝手に崩壊していくわ。」
零 「う…うん。……そ…そんなことより……ケガ…大、丈夫…?」
小鳩「どうして? 小鳩、ケガなんてしてないわよ?」
零 「え…だって……。」
小鳩「零ちゃん、いつも手加減しちゃうんだもの。
やさしいのはいいことだけど… 小鳩ね、やるときはやらないといけないと思うの。」
零 「手加減…なんてしない、よ。」
小鳩「零ちゃん、小鳩が勝ってたら、あんな試合した?」
零 「え…。えーと…。 …じゃあ…1試合、目…は? だって…あんなに。」
小鳩「ごめんね零ちゃん。 小鳩、騙すつもりじゃなかったのよ。
でも零ちゃんに本気を出してもらうために必要だったの。
小鳩、あの時が一番危なかったのよ? 零ちゃんがかわいすぎて慰めそうになっちゃったわ。
せっかくの計画が失敗しちゃうから我慢したの。えらいでしょ。」
零 「ひ…酷い。 祐希子さん…ケガさせ…ちゃった。」
小鳩「ごめんね零ちゃん。
でも祐希子ちゃんも危ないケガはしていないから安心して。来週には試合に出られるわ。
それでも謝りたいっていうなら、零ちゃんが望むなら、今からお見舞いに行こうかしら?」
零 「……小鳩、ちゃん…。 ……行く。」
小鳩「うん。 これで全部予定通り、ね。 いひ☆」
1本1本は少し細くとも、1本が残りの1本のことを全力で支えあう2本の柱。
1本がかけても残った1本は耐え切れずに崩れるのではなく、2本分の力を発揮して支えることができる。
小鳩と零は二人で一つ。一人が欠けても二人で一つ。いつまでも崩れることは無い。
-------------------------------
最後の投稿となりました。
今年もこのスレにはいろいろお世話になりました。
来年もよろしくおねがいします。
- 801 :名無しさん:2008/12/31(水) 21:10:35
- GJ!
やっぱり、武藤は耐えられないとポッキリ心が折れるタイプって思う人多いのかな?w
- 802 :759:2008/12/31(水) 22:50:02
- ただの試合レポからここまで話を膨らませてくれるなんて・・・。
作者さんにはいくらGJといっても足りません。マジでありがとうございます!
そうだよなー、小鳩はこーゆーコだよなーw
それにしても駄目な経営陣だなHAHAHA、きっとリアルでもあんなんだぜ?
・・・・・・orz
皆様良いお年をー。
- 803 :名無しさん:2009/01/01(木) 00:07:18
- GJでしたー。
シメグルに載ってたSSでもそうなってたけど、寿は相手をメタメタにやっつけてもちゃんと後で謝りにいくイメージがあるので、
遺恨になりにくいような印象が。
でもこんだけやられて事後を綺麗にシメられたら、相手としては複雑な心境になるかも。
- 804 :名無しさん:2009/01/01(木) 19:50:51
- 堀専。の千種の恥ずかし固めのSSというお年玉をくれる優しい親戚の叔父さん的な職人さんいませんか
- 805 :名無しさん:2009/01/01(木) 20:39:41
- あけおめ〜。
今年もよい妄想が浮かぶといいねぇ。
- 806 :さいたま:2009/01/02(金) 23:53:25
- >>801
個人的には武藤はとてもプライドが高いイメージで、
それを折られたら闘争心もポッキリ折れるイメージです。
千種はプライドが折られても、なにくそ!と奮い立つイメージかも。
>>802
気に入っていただけたようでよかったです。
3試合とも飛び技の選手なので、展開がかぶらないようにと思いましたが、すぐくじけました。
自分の心が折れるのは武藤よりも早かったです。
祐希子は絞め技に弱いイメージがてっきりめっきり定着しましたが、
シリーズ通してパラメータ的に苦手にしているのは、むしろ打撃防御です。
必殺技のサイレントナックルがあったとはいえ、次のミドルキックで完全に機能停止した祐希子と
(だから零は祐希子とのやりとりから、菊池とのやりとりに切り替えた)
逆に膝蹴りから嘔吐するほどのミドルキック2連発を浴びた後でも冷静に状況判断できる余力を持つ武藤。
サイレントナックルを浴びて立つのもやっとのくせに闘志を持ち続けた祐希子と、
余力があるのに自ら敗北を認めた武藤。
この対比で個性を楽しんでもらえればと思います。
ちなみに、武藤が敗れたら千種が出ると決まっていたら、武藤は本当に戦闘不能になるまで立ち上がり続けたと思います。
>>803
零は良い子で、自分のことは差し置いて、大切な人のためにすべてを捧げる人だと思ってます。
だから操作する人次第でどのようにも動くんじゃないかと…。鉄人28号?
- 807 :名無しさん:2009/01/03(土) 04:02:44
- >武藤が敗れたら千種が出ると決まっていたら、武藤は本当に戦闘不能になるまで立ち上がり続けた
その展開は、それはそれで見たい気が凄くするんだよ…w
- 808 :名無しさん:2009/01/03(土) 15:09:38
- >>だから操作する人次第でどのようにも動く
みぎりと真鍋のコンビとか面白そうとか思った
真鍋「いけっ! ジャイアント・ミギリ!」
みぎり「がお〜」
相手は死ぬ
- 809 :名無しさん:2009/01/03(土) 15:47:44
- 最後は巻き添えで下敷きになるんですねわかります
- 810 :名無しさん:2009/01/03(土) 18:55:58
- うまい具合にみぎりを騙してタッグチャンピオンの座に就く真鍋。
しかしある試合中に手違いで今までの嘘がばれてしまう。
真鍋に襲い掛かるみぎり、真鍋は助けを求めるが誰も手を差し伸べず・・・。
こんな悪は必ず滅びるんだおという電波。
- 811 :名無しさん:2009/01/04(日) 00:03:20
- 俺も以前にアトミックのSS書いた人のみぎり&真鍋タッグ見てからその組み合わせ面白そうだと思った。
とりあえずつかさはいつか滅びるとしてw
それまでのみぎりを使った悪行三昧をいろいろ妄想してる。
何も分からずに従っちゃうんだろうなぁ・・・みぎりのそこが萌え。
- 812 :名無しさん:2009/01/04(日) 10:41:49
- むしろ真鍋はねちねちいたぶるつもりだったのにみぎりが開始3分で相手に血とゲロ吐かせちゃって、
「さすがのあたしもそれは引くわ…」な真鍋萌え
- 813 :名無しさん:2009/01/04(日) 11:49:04
- つかさみぎりセットだと、他団体に殴りこんでも若手中堅ばかりを相手にして
トップレスラーにケンカは売らない凶悪なくせにヘタレなコンビになりそう。
- 814 :名無しさん:2009/01/04(日) 15:32:01
- 最初は利用する気満々で近付いたが、セントバーナードっ娘なみぎりを可愛く思いだし、
その気持ちが本物に変わってきた頃に、一撃必殺の誤爆で真鍋死亡…
これだな
- 815 :名無しさん:2009/01/04(日) 19:00:40
- みぎりと組ませて面白いのは、やっぱり、腹黒そうなキャラかな。
一見、普通の試合に見せて、上手くみぎりをコントロールするみたいな。
真鍋もいいけど、みぎり単独の時でさえ、暴虐っぷりが凄いのに、真鍋がいることで何がどうなるかが重要そうだな。みぎりに潰された相手に口撃で止めや追い討ちとかか?もしくは、エロ方面なら、真鍋のお家芸だし、みぎりが絶対に、自分からやらなそうだから、いいかもな。
でも、愛ネタで悪いが、真鍋は、予知能力じみた先読みの出来る魔女っ娘が逃げ遅れた時に、ちゃっかり逃げ切ってた。まあ、詳しく言うとちょっと違うんだけど、危険回避の能力は、実際、天才的なのかも。それっぽい事言われてたし。リョナ的に使えるか微妙な特技だな、これ。
でも、逃げる事に特化してるおかげで、限界を超える事態に出会ったことが無くて、いざとなると異常に打たれ弱いとかありかもと思った。
- 816 :名無しさん:2009/01/04(日) 19:23:28
- >>みぎりと組ませて面白いのは、やっぱり、腹黒そうなキャラかな。
そこで会社乗っ取り未遂犯の神楽さんですよ。
- 817 :名無しさん:2009/01/04(日) 19:30:35
- あの人は攻撃対象が社長な気がするんだぜw
- 818 :名無しさん:2009/01/04(日) 19:39:04
- でも暴虐・口撃・切り裂き持ちだし腹黒さも保証済みだぜw
- 819 :名無しさん:2009/01/04(日) 20:50:35
- ちょwww某絵師さん仕事はえぇwww
みぎり×真鍋ktkr
- 820 :名無しさん:2009/01/04(日) 22:02:32
- さ
- 821 :名無しさん:2009/01/05(月) 01:10:39
- >>819
・・・見てきた。
な、何をやらかしたらあそこまでやられるんだ・・・?
810みたいなストーリーが頭をよぎったぜ・・・
- 822 :名無しさん:2009/01/05(月) 01:31:28
- みぎりだけは本気で怒らせたくない・・・
とりあえず当分は上辺だけでも仲良くする真鍋&みぎりでいてくれ。
真鍋の他だと村上姉妹と組むとかどうだろう?3人タッグ限定で幅が狭まりそうだけど。
いっそメイデン辺りと組ませるとかは・・・
みぎり&メイデンタッグが相手を嬲り始めて
「違いますよ、みぎりお嬢様?ここは軽く絞めて苦しむお顔を会場のご主人様方にお見せしなくてはいけません。」
「は〜。そうなんですかぁ〜♪ 桜崎先輩のご指導ってとても勉強になります〜。」
・・・まぁどっちにしろろくでもないがw
- 823 :名無しさん:2009/01/05(月) 09:39:47
- もうこの際何も考えず、みぎり&ノエルの天然危険物コンビで。
- 824 :名無しさん:2009/01/05(月) 12:27:24
- それWパワーボムとかで死人がでるんじゃないか?
- 825 :名無しさん:2009/01/05(月) 12:32:38
- マッスルドッキングが出来そうだw
- 826 :名無しさん:2009/01/05(月) 13:14:50
- みぎりもノエルも見かけがファンシーな感じだからな・・・
いざ試合が惨劇になったときの事を考えるとそのギャップに萌えるw
空気が読めないのと自分が何やってんのか理解してないタッグで相手が相当酷い状況になるのが目に浮かぶ。
- 827 :名無しさん:2009/01/05(月) 13:15:44
- ノエルズツリー+スリーパーとか、普通じゃ出来ないことをやってほしい。
…みぎーのキャラじゃないか
- 828 :名無しさん:2009/01/05(月) 13:17:54
- >>819
検索のヒントだけでもプリーズ
- 829 :819:2009/01/05(月) 13:55:34
- >>828
こういうのってそのままアドレス貼るのはNGなんだっけ?
- 830 :819:2009/01/05(月) 14:03:53
- >>829
アレ?俺が二人いる・・・。まあいいや。
直リンは不味いんじゃないかねえ。
保管庫からシメグルさん行ってリンク探せばいいじゃない。
- 831 :名無しさん:2009/01/05(月) 14:06:36
- >>827
いや、それ結構面白いかも。イメージ的にはノエルズツリーで締め上げられてるところにみぎりが相手の後ろからスリーパーって感じ?
胴体と首の両方が絞められて・・・最後はお決まりの失神、失禁コースに。
ただこの二人の場合、止めないと普通に殺っちゃいそうな気がするので困るw
- 832 :819:2009/01/05(月) 14:07:31
- あ、あとエロ注意。・・・・・・人によってはグロ。
- 833 :名無しさん:2009/01/05(月) 14:59:05
- >>832
大丈夫だって…ここリョナ2板だしw
- 834 :名無しさん:2009/01/05(月) 15:01:37
- >>831
絞められる人はチョチョさんでお願いします。
いや・・・ギブアップボイスがエロくてさぁ・・・。本当に死にそうな声出すもんで・・・。
- 835 :名無しさん:2009/01/05(月) 15:31:48
- チョチョさんのような線の細い飛び系はこの二人の前では餌食にしてくれと言わんばかりだw
案外、ギブアップしたくても圧迫されて声がだせなかったりとかな。
死にそう、で済めば良いが・・・
もしくは華奢な感じの相手が二人のパワー技でただズタボロにされるだけってのも風情があると思うがどうかw
- 836 :名無しさん:2009/01/05(月) 15:56:38
- この二人は同じパワーキャラでも微妙にタイプが違うからいいと思うんだ。
ぱっと見で尋常じゃないことがわかるみぎりと、何燃料にしてんのか見当がつかないノエル。
必殺技も叩き潰すのと絞め殺すのでキッチリ分かれてるし。
- 837 :名無しさん:2009/01/05(月) 16:22:19
- じゃぁこんな感じかな?
超高層ボディスラムでぴくぴくしてる相手をノエルが抱えあげてぎゅーっ、と。
そこにお好みで前述のスリーパーでも・・・
相手方のパートナーは言うまでもなく酷いことになってるから残り一人が散々嬲られる展開だな。
- 838 :名無しさん:2009/01/05(月) 19:24:39
- しかし、つかさならまだしもノエルと組ませるなんてなんたる極悪社長。いいぞもっとやれ。
でもガチでみぎーを怒らせることが出来るのは社長だけだな。愛憎的な意味で。
- 839 :名無しさん:2009/01/05(月) 19:34:07
- むしろノエルがみぎりにやられて欲しい
- 840 :名無しさん:2009/01/05(月) 20:17:25
- みぎりVSノエルか
怪力対決で負けたあげく普段感情に乏しいノエルが涙を溜めて恐怖に震える・・・みたいな?
ヘッドバッド3連発なんかで安らかに眠らせてあげるとかなw
- 841 :名無しさん:2009/01/06(火) 00:59:21
- 俺はむしろノエルがみぎりを攻める方が萌える
っつーか自然とそっちを想像してた
- 842 :名無しさん:2009/01/06(火) 07:28:43
- 俺はノエル受けで
- 843 :名無しさん:2009/01/06(火) 09:15:06
- >>841
意外な展開だな・・・
けどみぎりを追い込むシチュは難易度高い妄想だ。
実はノエルの力がみぎりを上回っていて・・・みたいになるんだろうか?
- 844 :名無しさん:2009/01/06(火) 09:38:29
- みぎりを追い込むにはパワー勝負で自信を揺らがせるのが一番効くと思う。
実際に力が上回ってる必要はなくって、みぎりが少しでも「あれ?」と思えばいけるはず。
みぎりの強さの根拠がパワー&タフネスの一点だから。
そういう意味ではノエルには可能性あるし、アマレス出身で力のコントロールが上手そうな六角さんはパワー勝負でみぎりをペテンにかけられそう。
- 845 :名無しさん:2009/01/06(火) 15:01:46
- そういう理由をあまり掘り下げない方がいいと思う俺は少数派?
祐希子が格下相手になぶり殺されて、龍子がほっしーなに遊ばれる世界に、あまり細かい理由は無い方がいい気がする。
来島が「俺が本気を出せばこんな相手朝飯前だぜ!」とかいいながらみぎーをノしてもいいじゃない。
- 846 :名無しさん:2009/01/06(火) 16:56:58
- >>845
来島さんじゃ勝てないから
- 847 :名無しさん:2009/01/06(火) 17:16:53
- >>845
あくまで個人的な意見ですが、私はどちらも違う趣が有って好きですよ。
「資質とか旧作での位置づけなんて知るか!俺は彼女をリョナりたいんじゃー!」っていうパワー全開の話は勢いと迫力があるし、
844さんみたいな考察から出た話は、理由づけがしっかりしてる分、隙がなくてじわじわ絞っていくような味がありますし。
作者さん同士が示し合わせたりしない限り各SS・各妄想は独立してるわけですから、あんまり気にしなくていいんじゃないでしょうか。
それに鯖シリーズでは、リアルに龍子や祐希子を手玉にとる保科(や低資質の方々)も実現可能なわけですしねー
- 848 :名無しさん:2009/01/06(火) 18:13:53
- 資質の壁撤廃は賛成だな。
個人的にはそれでもみぎりはやはり攻めキャラ萌えだけど。
その上でみぎり受けならクロフォードさんに散々嬲られ最終的に精神崩壊して奴隷化するみぎりとかどーだw
資質の下剋上が容易に妄想出来る気がするぜ。
- 849 :名無しさん:2009/01/06(火) 18:55:15
- みぎりを倒すとしたら、あのバカデカい体を支えるために一番負担を強いられる膝をインローで集中攻撃するな。
蹴りが強そうな斉藤さんや桜井さん、ユンさん辺りがやってくれそう。
膝から崩すという発想は、去年のダイナマイトでミルコvsホンマン戦を見て思いついた。
- 850 :名無しさん:2009/01/06(火) 19:42:56
- >>849
オーガ(朝比奈)「俺なら3分以内にみぎりを絶命させられる」
ってフレーズを思い出したw うろ覚えだが。
あと最近、真鍋がふえ部のハマーに見えてきた
ジャガーはソニックキャット辺りで
- 851 :名無しさん:2009/01/06(火) 19:48:36
- しかし少し前はみぎり受けなんて想像できないなんて言われてたのに
まったくリョナスレは地獄だぜフゥハハー
誰も本気のAGEHAさんを見たことがないとは思わんかね?
- 852 :名無しさん:2009/01/06(火) 21:02:32
- 小さいやつ7人くらいが協力してやっと勝てそう
- 853 :名無しさん:2009/01/07(水) 09:31:39
- みぎりの必殺技はボディスラムからラリアットに変更。
相手の首を捉えるために一旦体勢を低くして、
捉える直前から体勢を起こしながら軌道を斜め上に変えて下から振り上げるように打ち上げる。
第二必殺技はベアハッグ。
- 854 :名無しさん:2009/01/07(水) 12:43:24
- 俺のところのみぎーはありきたりかもしれんがスプラッシュマウンテン。
ボディスラムよりも衝撃の逃げ場が無いだろうし落ち方はより危険に思える。
パイルドライバーも捨てがたいな。
投げ技ではジャーマンも似合うと思うがどうか?
更に通常の立ち回りはヘッドバッドとナックルパートで流血狙い。
- 855 :名無しさん:2009/01/07(水) 14:14:17
- 必殺の設定は変えて無いがラリアットは似合うからレベル8で使ってるな
>>853と逆に上から斜め下に叩き下ろす感じと妄想してる。
バックドロップは投げっ放し式。
あとグリ山さんのムーンサルトはガチ。巨漢レスラーはリョナ的に楽しくて仕方ない。
- 856 :名無しさん:2009/01/07(水) 14:40:10
- 柔軟なグリ山さんは関節をサブジャンルにするのが俺のジャスティス。
パワー勝負をなんとか回避してグラウンドに持ち込んだ寝業師が逆に翻弄される姿など最高だ。
根がいい人すぎて妄想しにくいのだけが難点だがw
- 857 :名無しさん:2009/01/07(水) 15:19:02
- グリ山さんの逆エビ固め
グリ山さんのサソリ固め
グリ山さんのSTF
うーん。逃げられないなあ。
- 858 :名無しさん:2009/01/07(水) 15:29:57
- http://dorumagesu724.rakurakuhp.net/
- 859 :名無しさん:2009/01/07(水) 15:51:33
- アドだけ貼らないでちゃんと何に飛ぶか説明も書いてくれ、怖いわ。
- 860 :名無しさん:2009/01/07(水) 15:56:48
- ガルムさんの巨体を活かしてのボディプレスとか妄想したい。
高レベルなムーンサルトとかかまされると流石に現実味無いというか不気味なのでw
とりあえずみぎーをヒールにしてガルムさん、グリ山さん、朝比奈あたりとで軍団作りたいと思ってる。
むしろみぎーはヒール向けの人材だよな・・・
- 861 :名無しさん:2009/01/07(水) 16:03:00
- >>858
なんか遊戯王?みたいなカードゲームの個人HPに飛ぶ。
- 862 :どうぞw:2009/01/07(水) 16:03:56
- 人気のあるちょっぴりHなブログ。
ぜひ見に来てみてくださいw
きっと気に入ってくれるはずです^^
http://www.geocities.jp/tekisan055/has/
- 863 :名無しさん:2009/01/07(水) 16:07:07
- 愛のフリーヒール軍団を基にすると、もれなく寿と小鳩とSA-KIもついてきます。
うわ怖っ。
ただ八島の姐さんは入らないような気がする。
- 864 :名無しさん:2009/01/07(水) 16:14:11
- 確か八島姐さんと村上姉妹は別なんだよな。
更に鏡様もガルムさん寄り・・・大所帯だな。
サバイバー2でこれだけ揃えるのは大変だけど実現すれば妄想にも一層熱が入るぜw
みぎーに凶器は邪道かな?あの力で木刀叩きつけられたら洒落にならなさそうだ・・・
「むしろ凶器の使用は相手を気遣っているということなんですよ〜」
- 865 :名無しさん:2009/01/07(水) 16:21:21
- 登場する年代もあるからそこまで集めようとしたら2Pも使わないと難しいな。
むとめとみぎり、寿の年代が近いのには運命を感じるが。
>>862
リョナスレで人を集めたいならとりあえず腕の一本も折ってうpしてから出直してこい。
- 866 :名無しさん:2009/01/07(水) 16:26:22
- むとめ……不憫な子……。
- 867 :864:2009/01/07(水) 16:47:08
- >>865
確かに。まぁ妄想の肥しになるなら挑戦してみる価値ありだな。
ガルさん(2P)が零の後輩になるとか違和感あるのもあり得るけどw
考えてみれば小鳩や零自体はヒールではないんだけどイメージ先行してるよな。
- 868 :名無しさん:2009/01/07(水) 17:43:26
- むとめ、ちだね:みぎー、零の怪物を若手の頃から相手にしながら
トップを目指さなければならない
⇒トップに上がる事が出来ないまま潰される可能性
ゆっこ:衰退期に入ったころに
全盛期にさしかかった上記メンバーに一斉に狙われる。
⇒トップの栄光から怒涛の転落の可能性。
理沙子:ゆっこさえ抑えれば安泰。
- 869 :名無しさん:2009/01/07(水) 18:00:55
- 一番強ぇ奴が勝者じゃねぇ!最後まで立ってた奴が勝者なんだよ!!
byちよる
- 870 :名無しさん:2009/01/07(水) 19:44:57
- たしかにちよるはなにがあっても最後まで生き残りそうではある
- 871 :名無しさん:2009/01/07(水) 20:03:10
- トータルしたら延べ50年ほどちよるを雇ってたが怪我したのを一回ぐらいしかみたことない。
頑丈つーか真のプロではあるな。
- 872 :名無しさん:2009/01/07(水) 20:40:20
- ちよる凄ぇw
みぎーでも壊せなさそうだな・・・逆に何やっても立ち上がってくる恐怖からギブしそうだ。
震えて涙目なみぎー。これもメンタルリョナか。
- 873 :名無しさん:2009/01/07(水) 21:33:51
- 勝者のコールを受けるみぎりの髪が真っ白になってるんですね。わかります。
- 874 :名無しさん:2009/01/07(水) 22:19:11
- みぎりの破壊力をよく知ってる観客もドン引きだろうな・・・
超高層ボディスラム→ギロチンフォールの極悪コンボ喰らって3カウント。
むくっと起き上がって「・・・今日も勝てなかった・・・」とか呟いてとてとてとリングから降りていくちよる。
会場絶句でちょっとしたホラーだw
- 875 :名無しさん:2009/01/08(木) 13:58:07
- やっぱりやられる側は派手に散ってくれる方がいいな。
- 876 :名無しさん:2009/01/08(木) 14:43:36
- 自信満々のキャラがその自信ごと叩き潰されるのが王道だと思うな。
ちよるはすごく面白いキャラだけど難易度が高すぎるw
ということで、そろそろ各海外団体の王者たちにも散ってもらおうじゃないか。
- 877 :名無しさん:2009/01/08(木) 21:38:20
- 「ハン」とつく海外選手にハズレはないという法則
- 878 :名無しさん:2009/01/08(木) 23:05:17
- あまりここで絡みの無いサバイバー2新キャラVS海外各団体王者とかは?
とりあえずナスターシャの方のハンさんは小鳩に任せておきたいところ。
メガライトは十六夜姐さんで。絵になる気がするんだ。
チョチョさんはSA-KIで。マスクつながりってだけだけどな!
ローズ様はみぎーを当てる。パワーの違いを見せる意味で。
モーガンは・・・迷いどころだけど六角さんのテクで翻弄してもらうとか。
カオス様は受けの需要が無さそうなので言及は避けとくw
あくまで個人的意見だから叩かないでぷりーず。
- 879 :名無しさん:2009/01/09(金) 00:02:43
- フロントがごり押しに押すも大した才能も実力もなく
それでも巧妙なブックにどうにか救われてきたワッキー
そんな身の丈以上のベルトを持つワッキーの団体に空気を一切読まないみぎーが殴り込み
本来なら自分より強いはずの先輩が、次々にぶちのめされてとうとうお鉢が回ってくるのでした
ガチって怖いねというお話し(´・ω・`)
- 880 :名無しさん:2009/01/09(金) 00:30:20
- ・・・あぁ。空気読まないにも程があるぜ・・・
続きが見てぇw
- 881 :名無しさん:2009/01/09(金) 00:45:15
- 872の後日談的に。
勝ったは勝ったもののちよるの得体の知れなさがトラウマになったみぎー。
ところが後日、ちよるの団体が経営難で潰れちよるの受け入れ先がみぎーの団体に。
恐怖からちよるを避けるみぎーだったが社長に懐くちよるを見て嫉妬が恐怖を勝り日に日に殺意を抱くように。
ある日、社長の自宅に忍び込んだというちよるの噂を聞いてぷっつりキたみぎー。
あの時は知らないうちに加減してたから立ち上がってこれたんですねー、殺すつもりでやればだいじょーぶですねーうふふー♪、とか妙な方向にイッて
壊れたみぎーはちよるを練習試合に誘う・・・みたいなのはどーか?
どっちに転んでもリョナにはなりそーなそーでないよーな。
- 882 :名無しさん:2009/01/09(金) 21:13:29
- むー……。
どうもみぎり単体だとどうしても上記のvs桜井orむとめ的な展開が印象として強すぎると感じる。
タッグマッチの妄想が上手く発展すれば面白いと思うんだけどなぁ。
デスピナの育成も兼ねてタッグを組んだチョチョカラスだが、
中堅レスラーとしか思っていなかったみぎり&ノエルに防戦一方。
デスピナは潰され、カラスもみぎりのボディスラムで動けなくなる。
さらにノエルズツリーで絞め上げられ、さらにみぎりがスリーパーをかける複合技にギブアップの声すらあげられない……。
なんて、上であった妄想をちょっとまとめてみたが。
- 883 :名無しさん:2009/01/10(土) 00:36:07
- タップ防止で腕も封じられてればなお素敵w
- 884 :名無しさん:2009/01/10(土) 01:21:53
- WARS所属の保科さんが刺客となって、新女の若手をお仕置しまくりんぐ。
無論首謀者はrskさん。
- 885 :名無しさん:2009/01/10(土) 18:21:20
- ちょっと過疎気味カシラ。
まあ一時期が盛り上がりすぎだったんだけど。
- 886 :名無しさん:2009/01/10(土) 18:35:34
- みぎりのネタが多すぎて、堂々巡りになっちゃってるのかもしれんね。
今でも十分普通の速度だと思うんだけど。
- 887 :名無しさん:2009/01/10(土) 20:09:43
- みぎりネタに飽きたら、
神楽姉さんなんてどうでしょう?。
- 888 :名無しさん:2009/01/10(土) 21:54:28
- そういやトライファーストのHPで鯖煮の続編アンケートが出てたけど、リョナ版の住人的にはどんな要望を出しとくべきだったか。
なんかイベントの回想モード付けてくれとか普通のことばっかり書いちゃってちょっと後悔。
- 889 :名無しさん:2009/01/10(土) 22:22:46
- リョナ板的な妄想なんて要望にしても通る見込み低いし普通でいいじゃないか。
- 890 :名無しさん:2009/01/10(土) 22:51:05
- 普通の仕様を妄想フルバーストでリョナネタに仕立てるのが変態紳士のたしなみ。
それにエロ本が出る限り燃料は切れないしなwwwチェーンプレイ神楽さんとか。
神楽さんは鏡様と組んで18禁パフォーマンスがベタなところかな。
- 891 :名無しさん:2009/01/10(土) 23:48:34
- みぎりネタは個人的にまだ飽きてはいない、どころかモロにツボなんだが・・・
自分で考えた妄想はやっぱり似通っちゃうのでいちいちここに書き込みすんのも気が引けるんだよなぁ・・・
みぎりはある意味理想的リョナキャラなのでそこが惜しい。凝ったストーリーを考えられない自分が恨めしいぜ。
あと神楽さん、鏡様に加えシスターSA-KIにもスポットライトを当ててあげたいとこなんだが。
あの人はライラさん寄りか?
- 892 :名無しさん:2009/01/11(日) 00:02:44
- みぎりが勝ちまくりなんで、ゆっこに勝ってもらおう。
みぎりの殺人ドリルアホールパイルドライバーを食らい、半ば白目を剥き痙攣する祐希子。
それでも、フォールにきたみぎりを丸め込みカウント3。
新女の牙城を死守したが、その代償は大きかった。
首に爆弾を抱え込む事になった祐希子は必殺技のムーンサルトに頼る戦いを強いられる様になる。
それを読まれ、防がれる回数も増えたが何とか勝ち続ける祐希子だったが、更なる問題が起こる。
ムーンサルトを多発した結果、両膝にも爆弾を抱え込んでしまったのだ。
持ち前のスピードは鈍り、必殺技であるムーンサルトの威力も低下…。
負のスパイラルに飲み込まれる祐希子。
そんな祐希子に更なる追い討ち…相棒の来島から三行半のナパームラリアット。
まさかの一撃に、真っ逆様に叩きつけられ、祐希子の首は極限まで追い詰められる。
相棒には裏切られ、愛弟子である菊池は異国の地で長期の遠征で不在…。
孤立無援となった祐希子に牙を剥くヒール軍団。
甚振り嬲られ、無様な姿を晒し続ける祐希子。
あまりの加虐仁失神失禁を繰り返し、かつての炎の戦士は「放尿の戦恥」と揶揄される始末。
そして、勝ち抜けバトルロイヤルで総出で狙われ、立ち上がる事も出来ないほどボロボロにされる。
文字通りカモにされた祐希子は悉く勝ちを献上し、リングに残ったのは祐希子と新人2人。
その新人にすら弄ばれ、合体関節技で首と膝を同時に痛めつけられた祐希子は、失神脱糞。
壮絶な醜態を晒す祐希子を残し、試合終了のゴングが鳴り響く。
―――それがリングで祐希子が残した最後の姿だった。
あれ?
- 893 :名無しさん:2009/01/11(日) 00:20:45
- >>892
あれ?ぢゃねーよッ!!w
けど・・・うん、しっくりくる!GJ!
- 894 :名無しさん:2009/01/11(日) 04:01:25
- うむ。みぎりがリョナ板期待の新星ならゆっこは王者の風格があるよな。
…あれ?(゚∀゚)
- 895 :名無しさん:2009/01/11(日) 04:25:27
- こらあ!これが最後の姿なのはもったいないだろ!
ここでもう一度みぎりが出てくるべきだと思うんだ。
成長途上だったみぎりがリベンジするためにさらに力をつけてから再度襲来。
既にボロボロの祐希子は何も出来るはずも無く何度も失神。
しかしみぎりはかつて自分の前に立ちはだかった祐希子の強さはこんなものじゃないと誤解。
それが思い出補正とも知らずに、既に力を失った祐希子に猛威を振るう。
でも個人的には脱糞はスカスレと化したエロパロでお願いしたい。
- 896 :名無しさん:2009/01/11(日) 07:27:38
- >>895
うぅ・・・良い娘過ぎるぜみぎー。
誰からも見捨てられたゆっこをそこまで想ってくれるなんて・・・
うん、良い娘だからゆっこ最期wの思い出に徹底的にもっとやっちゃえ。
- 897 :名無しさん:2009/01/11(日) 15:20:37
- >>895
エロパロの方は「ウンッチッチー(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャー!」ってイメージなんだけど、
この脱糞は屈辱の最上位的な意味合いなんで、スカだと思わずスルーするといいと思うんだぜ
- 898 :名無しさん:2009/01/11(日) 15:29:00
- しかしゆっこの受け芸は天才的だな。
まさにリョナスレの天使だ。
そして鯖煮というか新キャラが攻めキャラを潤沢にしたなぁと改めて思うわw
……みぎりもいいけどSA-KIも誰か使ってやってくださいお願いします。
つか、マスクキャラに愛の手を……。嗚呼、チョチョさん…絞め落としたい…。
- 899 :名無しさん:2009/01/11(日) 16:24:59
- たしかにゆっこ受けならみぎーよりもSA-KIのほうが適任かな。
最強と称されるゆっこが自分の腕の中で悲鳴や呻き声をあげて苦しんでいたら
SA-KIは楽しくてしょうがないだろう。
極攻スキル持ってるから祐希子にとってはそれだけで既に天敵になる。
- 900 :あきら:2009/01/11(日) 21:09:58
- >>892
>>895
お二人の妄想を読んでいたらなにやら漲ってきたので、892さんの設定をベースに895さんの書いた祐希子の最期(何)をSSにしてみたいんですが、許可を頂けるでしょうか?
- 901 :895:2009/01/11(日) 22:53:11
- 俺は構わない。
基本的に許可とかいらない気がするが。
- 902 :名無しさん:2009/01/11(日) 23:45:47
- おれ892だけど思いっきりやっちゃってくれていいよ
- 903 :名無しさん:2009/01/12(月) 11:23:10
- 俺本人じゃないけど、このスレだとやっちゃって大丈夫だと思うよ?
それにしても900越えか、次スレが見えてきたな。
- 904 :あきら:2009/01/12(月) 13:54:54
- お答えありがとうございます。それでは頑張ってみますので、暫くお待ちを・・・。
>許可
乗っからせて頂くネタが二人分ありましたので、念のため・・・ということで。
- 905 :名無しさん:2009/01/12(月) 23:43:28
- >あきらさん
wktkしながら待ってます。
鯖煮チョチョさんがなんかツボに入ったけどSS書けないので簡単なレポしてみる。
でもレポ自体初めてなので文章変だし薄いけど許しておくれ。
ノエル白石vsチョチョカラス
AAC王者チョチョカラスと、その持ち前のパワーで数々の番狂わせを演じてきたノエルの一戦。
試合開始直後から、跳躍力を生かした飛び技中心に攻めるチョチョカラス。ドロップキックで薙ぎ倒し、ヘッドシザースホイップで投げ捨てるなどやりたい放題。スタンドの打撃も織り交ぜ、付け入る隙のない立ち回りを披露する。
しかし、肝心のノエルに効いた素振りがまるでない。幾度ダウンさせても目をぱちくりさせながら起き上がってきてしまう。
外野からも見て取れるほど苛立つカラス。技が明らかに一発狙いの大技にシフトしていく。
これがいけなかった。
カラスはフランケンシュタイナーでノエルをリングに叩き付けると、フォールにいかずに一気にコーナーに駆け上り、代名詞ともいえるムーンサルトプレスを敢行。しかしノエルはこれをすんでのところでかわすと、リングに付した状態のカラスをその剛力で持ち上げ、バックフリップで叩きつける。さらに倒れたカラスを再び持ち上げノーザンライトボム!
リングに突っ伏し動かなくなるカラス。しかしノエルは追撃をやめない。ほんのりと頬が上気している。どうやら初めてのチャンピオンクラスとの対戦に興奮しているらしく、周りが見えていない。
動けないカラスを引き起こしてはジャイアントスイングで振り回し、パワーボムで叩き付ける。思うさまその小さな体に有り余るパワーを解き放つノエル。
もはや虫の息のカラスを、ノエルがとどめのノエルズツリーに捕らえる。
カラス「ウゲアアァアァアァァァァッッ!」
通常のベアハッグより高く持ち上げるようにして万力のような力で締め上げるノエルのスペシャルホールドに、会場中に響き渡るほどの絶叫を上げるカラス。しかしギブアップする様子はない。AAC王者としての意地か、それとも深刻なダメージがカラスから思考を奪っているのか。
次第に小さくなっていくカラスの声。絶叫はやがて呻き声へ、程なくそれすらも聞こえなくなり、代わりに泡をブクブクと吹き始める。その目は白目を剥き、股座から小便を垂れ流し水溜りを作る。
ことここに到ってようやくカラスを解放するノエル。そこに残されたのは、自ら作った尿溜りに沈む「仮面の貴婦人」の無惨な姿だった。
カラスは強引に押し捲られると案外脆いのではないかとプロレスファンの間ではささやかれてきたが、それが実証された形となってしまった。ダメージの深刻さのみならず、弱点を露呈したカラスの今後が危惧される。
- 906 :名無しさん:2009/01/13(火) 00:15:55
- GJではないか
- 907 :名無しさん:2009/01/13(火) 03:34:47
- ここ最近熱望されていたチョチョさん絞め堕としが遂に実現か。
世界トップクラスの一角が尿溜まりに沈むとか新鮮すぎるわw
- 908 :名無しさん:2009/01/13(火) 09:30:22
- GJ!!
逆の展開も見てみたい
ノエルが負けるってどういう場面か想像しにくいがw
- 909 :名無しさん:2009/01/13(火) 13:01:31
- ノエルが負けることを想像するのは出来るけど、リョナ的に面白い負けかたにならないんだよね。
ちよるの時みたいになっちゃう。
負ける悲壮感も無いし、技を受けての悲鳴も無さそう。
かなり前にあったノエルSSのやりかたくらいしかおいしくする方法がおもいつかないw
- 910 :小鳩×ハン 1/2:2009/01/13(火) 19:59:46
- >>907
熱望してた本人がやりましたw
「レポがないなら自分で書けばいいじゃない」って誰かが言ってた。
で、海外団体王者がやられるのもグッと来た、つか、てみた氏のサイトのカオスやられが意外といけたのでハンさんのレポも書いてみた。
流れが不自然とか表現稚拙とかどんと来い、即タップしてやるぜ!
というか誰かもっといい妄想書いてくださいお願いします。
メロディ小鳩vsナスターシャ・ハン
初来日以来、その悪魔じみた精度の関節技で日本人エースを次々と撃破し、日本マット界を震撼させているナスターシャ・ハン。そのハンに対するは、フリー参戦のジュニア戦士・メロディ小鳩。
フリーの、しかもジュニア選手をあてがうこと自体大変なミスマッチであり、加えて小鳩が飛び技を主体とした魅せるファイトスタイルと可愛らしい仕草で人気のアイドルレスラー寄りの選手ということもあり、団体側の手詰まり感を強く印象付けるマッチメイクであった。
試合は大方の予想通り、リングを広く使って跳ね回る小鳩をハンがいなしながらじっくりと追い詰めていく展開となる。
小鳩の飛び技はスピードこそあるものの、ジュニアの悲しさかいかにも軽く、またマイティ祐希子や武藤めぐみといったトップ選手とはキレや正確性で明らかに見劣りするものであった。かつてその祐希子や武藤を血祭りに上げたハンにしてみれば小鳩はいいカモであり、いずれグラウンドに引きずり込んで地獄を見せるのだろうと誰もが思っていた。
しかし、試合はここから思わぬ方向に進む。
ハンをロープに振り、ジャンピングネックブリーカーを狙う小鳩。ハンはそれをトペ・レベルサで切り返すと、すばやく倒れている小鳩のサイドを取る。
舌で唇を軽く舐め、『もうお付き合いは終わりだ』と言わんばかりの薄笑みを浮かべるハン。小鳩の右腕を取り、電光石火の腕ひしぎ逆十字。まず腕一本、会場中の人間が次に来るべき小鳩の悲鳴を予感し顔をしかめた。
しかし、ここで小鳩が意外な対応力を見せる。腕が極まる瞬間に体を大きく跳ね上げ、その勢いで体を回転させて腕を抜く。何が起こったか理解できない様子のハンの左足を取ると、そのままヒールホールドに捕らえる。
一流選手にはなかなか決まらないといわれる足関節。面食らったハンも努めて冷静に足を抜こうとする。が、外れない。足関節の抜け方は熟知しているはずなのだが……。ハンの顔に焦燥の色が浮かぶ。そして、
『ブチンッ!』
ハンの左アキレス腱の切れた音が響く。
ハン「イッ……ギャァァァァァァッ!」
目を見開き、声の限りに絶叫するハン。
- 911 :小鳩×ハン 2/2:2009/01/13(火) 20:02:44
- 小鳩は悲鳴を上げるハンを解放すると、今度は右腕を取り逆十字をかけ返す。ひねりを加えて肘の関節を一気に外す!
ハン「アグァァァァッ! アッ……! ギィィィィッ!」
この世の終わりのような声を上げて悶えるハン。信じられないといった表情であらぬ方向を向いた右肘を見つめ、やがてカチカチと歯を鳴らし、何ごとかつぶやきながら絶望の色合いを顔ににじませる。
腱を切られた痛み、肘を外された痛み、そしてそれ以上に安パイと思い込んでいた相手にあろうことかグラウンドで遅れをとったショックで立ち上がることすらできない。
度を失ったハンを、小鳩はドラゴンカベルナリアに捕らえ更に痛めつける。ギリギリとハンの背を、そして首を引き絞っていく小鳩。
ハン「ア……グ……オゴォ…………も゛……や゛……グヒィ」
か細い呻き声を上げながら、次第に目をトロンとさせ力を失っていくハンだが、ポイントが微妙にズレているのか失神するには到らない。
これ以上は効果ナシと判断したのか、小鳩はグッタリとしたハンをリングに転がすと、コーナーに上がり全力で跳躍。彼女がかつて見せたことのないような高高度のムーンサルトプレスを繰り出す。
しかし慣れない高度だったためか、ムーンサルトの回転を誤ってしまう。いつもより行き過ぎた回転は、小鳩の体勢をニードロップに近い形で着弾させてしまう。高所からの落下に回転による加速が上乗せされた衝撃が、脱力したハンの腹部をピンポイントで打ち抜く。
ハン「ゲボオオォォォォォォォォッッッッ!!」
断末魔の悲鳴と共に、コブシ大はあろうかという血の塊を吐き出すハン。吐き出された血塊はそのままハン自身に降り注ぎ、白い肌を、青く鮮やかなコスチュームを赤黒く上塗りしてゆく。
血と胃液の混ざった吐寫物を吹き出しながら、白目を剥いて沖に上がった魚のようにビクビクと体を跳ねさせている、誰が見ても危険な状態のハンを見て、試合終了のゴングが打ち鳴らされた。
当然のことながらハンはそのまま病院に直行。内臓破裂による長期入院を余儀なくされる。
一方の小鳩は試合後のインタビューで、
『(寝技の攻防は)無我夢中で動いた、上手くいったのが信じられない。最後のムーンサルトは完全なミス、あんなことになるなんて』
と、意気消沈した様子で語った。最後までハンの安否を気遣っていたという。
――――――――――――――――――――――――――――
以上です。お目汚し失礼しました。
なんというか、こういう事故があるからプロレスって怖いですよねー。
- 912 :名無しさん:2009/01/13(火) 22:18:54
- お前さん漢だな。
GJ!!堪能させてもらったぜ。
- 913 :名無しさん:2009/01/14(水) 00:17:31
- じ・・・事故なんかじゃねぇ・・・!
インタビューの偽善っぷりが怖すぎるぜ・・・!!
- 914 :名無しさん:2009/01/14(水) 02:28:30
- GJ!
そういやてみた氏のサイトといえばクリスマス以降動きが無いみたいだな。
一時、頻繁にSS投下してくれてたんで何か心配になってくる。
忙しいのかなー。
- 915 :910:2009/01/14(水) 20:02:25
- >>914
業務連絡きてましたね。
近々更新とのことだからまったり待ちます。
あと、報告ついでといっては何ですが、一言。
レスありがとうございます。GJと言われると嬉しいもんですね。
自信に満ちた強者が惨めに敗れ去るのが好きってだけなんです。
ただ、「誰かもっといい妄想を云々」のくだりは余計でした。気分を害されなければよいのですが……。
- 916 :914:2009/01/14(水) 20:18:14
- 何か凄いタイミングで業務連絡更新されてたんで驚いたよw
とりあえず変わり無さそうで良かった。
別にもっと良い妄想云々ってのは悪い捉え方はされないと思うんだけどなぁ。
多分、ここの板にいれば普通に考えることだと思うよー?
現状に満足しないでもっと妄想カモン!
- 917 :名無しさん:2009/01/15(木) 09:07:21
- メガライトさんで妄想するハードルの高さを思い知った。
あの体格、そして声、なんというガチムチ兄貴。
そして関節に捕らえたときの「こんなものぉぉ〜ッ」で某宇宙最強を思い出して乙った。
俺の評価値は(ry
ローズお嬢様には恥辱責めが似合うと思うんだ。みぎりにジャガられるのもアリだけど。
- 918 :名無しさん:2009/01/15(木) 10:37:57
- メガライトさんは責め役だろう
某サイトのゆっこ受けSS+絵はかなり良かった
っつーか抜いた
- 919 :名無しさん:2009/01/15(木) 15:09:40
- うん、あれは良かった。
でも行き着く所はゆっこ受けw
メガライトさん受けはみぎり辺りでも厳しいかなー・・・
てみた氏の所のカオスSSみたいになるか?
ローズ様受けは見てみたいとこだな。恥辱なら攻めは久々にフレイア様とか?
- 920 :名無しさん:2009/01/15(木) 15:19:12
- やりたい人はともかく、無理にメガライトをリョナる意味がよく分からないのだが…
- 921 :名無しさん:2009/01/15(木) 18:07:17
- いや、責め役のキャラがやられるのはどうかなーって思って色々妄想してるわけだが。
やっぱ難しいねぇw
- 922 :名無しさん:2009/01/15(木) 18:13:32
- あ、あとローズ様はSA-KIに罵られながら辱めを受けるのがいいんじゃないかなー。
ここまで書いて、鏡&SA-KI&神楽vsローズ&1号&2号の6人タッグで、2号に裏切られて散々嬲られるローズ様さまと1号という絵が浮かんだんですけど。
- 923 :名無しさん:2009/01/15(木) 21:40:08
- 妄想だが
ノエル白石VSフレイヤ鏡で
最初はノエルが攻めて優勢だったが、じょじょに関節技に攻められる
ついに体の限界もきているノエルに対しフレイヤがロメロをかける
今まで叫んだりした事のない彼女が痛みで悲鳴をあげる
フレイヤは体を壊すだけではなく、心を壊したのである・・・
っと妄想した
自分にはSSにする力はありません
- 924 :名無しさん:2009/01/15(木) 22:38:00
- >>918
∧ ∧
ヽ(・∀ ・)ノ
(( ノ( )ヽ )) おれもれも!
< >
- 925 :名無しさん:2009/01/16(金) 00:05:20
- >>923
まぁ、ぶっちゃけちゃうとだね
ノエルが悲鳴を上げてる絵ってのが浮かばないw
こう、しっくりこないというかなんというか…
>>919
メガライトさん受けとか、誰得一歩手前な気がするぜ…w
- 926 :名無しさん:2009/01/16(金) 00:44:43
- 某サイトってどこ?
- 927 :名無しさん:2009/01/16(金) 01:09:21
- まとめから行けるサイト
- 928 :名無しさん:2009/01/16(金) 01:38:51
- >>923
すばらしい
ギャップ萌えというか、
ノエルが顔をしかめてるのを想像しただけでいけるわ
- 929 :名無しさん:2009/01/16(金) 10:52:52
- 俺もノエル受けはアリだな。
無感情キャラがエロシーンになれば乱れるような感じと思えば妄想しやすい・・・
ちと違うかw
個人的には923と同じく関節系、もしくは圧倒的パワー系に潰されるのがツボ。
打撃系だと何故かいっそう痛々しくなりそうなんだよな・・・
- 930 :名無しさん:2009/01/16(金) 11:11:54
- 声を上げないってのもそれはそれで……。
- 931 :名無しさん:2009/01/16(金) 14:38:06
- らくがき帖に投稿されたノエル受けの技絵は最高だった
今でも使ってる
- 932 :名無しさん:2009/01/16(金) 22:34:51
- ノエル受けって珍しいけど、新機軸としていけそうな気がしてきた。
受けキャラ掘り起こすのって面白いよな。
しかしここまで十六夜さんの話題がろくすっぽ無いだと? 肉体的資質はみぎり並だぞ。
……まあ、俺の中ではみぎりとパワー勝負で何とか渡り合うも、ブレーキの壊れたラフファイトの前に屍と化す姿しか思い浮かばないんですがね。
- 933 :名無しさん:2009/01/16(金) 23:11:19
- 十六夜さん受けかw
みぎりをセットにしちゃいかんよなぁ・・・どんなキャラもお手軽に美味しい受けパターンになってしまう。
でもそれ抜きにしても十六夜さんは攻め、受けともいけそうではあるな。
・・・いっそノエルも十六夜さんに虐めてもらうとか。
十六夜さんなら・・・十六夜さんなら犯ってくれる!
・・・ん?
- 934 :名無しさん:2009/01/17(土) 04:51:24
- 十六夜さんはいいキャラだけど、体格や力が売りのキャラの中じゃ、みぎりが飛びぬけて良キャラすぎるから、やっぱちょっと見劣りしちゃうんだよな。でも、みぎりとは性格や色んな面で違いがあるから、シチュを選べばみぎりより使い勝手が良い事だってあるんだろうなあ。
相手はいっそ、市ヶ谷とかの大柄なパワーキャラとかはどうだろう。最初は実力が拮抗してるんだけど、腕なり足なりを折るまで行かなくても叩き潰して使えなくして、そこから一方的にフルボッコとか。
- 935 :名無しさん:2009/01/17(土) 05:27:08
- みぎりが良キャラ過ぎってのは確かにあるなぁ。
十六夜さんもそうだけど鯖煮は良い新キャラ多いのに・・・リョナ的にね。
特に攻めに使えるキャラの宝庫だしゆっこ超えを狙う万能受けの桜井さんもいる。
前作に比べると贅沢な状況だな。
- 936 :名無しさん:2009/01/17(土) 11:42:35
- 十六夜さんは暴虐持ってないというのがポイントだと思うんだ。
力をセーブすることを心得ているからこそ、例えばみぎりがオーバーLサイズで怪力なのにリミッターがゆるいことが理解できないんじゃないかと。
だから攻めはもちろん、受けとしても機能するキャラだと思う。特に暴虐持ち相手だと。
実は寿が一番使いにくい気がしてきた……。誰かがトリガー思い切り引かないと駄目っぽい。基本的に優しいし。
栗浜とか社長をけなされたらブチキレそうだな。
- 937 :名無しさん:2009/01/18(日) 00:05:01
- デレ状態の栗浜・美沙・サクちゃん・みぎー・ミミさんがいる団体。
ここの社長にちょっかい出してみるとかどーだろー?
- 938 :名無しさん:2009/01/18(日) 02:12:47
- 関節キャラ率高いな。
楽に負けることすら許してくれなさそうだw
- 939 :名無しさん:2009/01/18(日) 02:49:27
- 寿は、愛のシナリオがかなり、受けとして良かった気がする。
かなり強くて、連戦連勝だったけど、連戦で疲労した所を、小鳩に訳が分からない内に押さえ込まれて負けるって奴。
で、そのシナリオ中では、対戦相手に手加減したり、酷い事をするのを躊躇ったりするシーンもあったから、逆に、自分より弱い相手に受けに回るイメージが。
最初から打撃で付け入る隙を与えず、対戦相手をズタボロにして、後少しで止めだって言う所で、怯えた相手の姿を見てしまって、こんなにフラフラの相手をこれ以上殴るわけにもいかないからとフォールしようとする。でも、その相手は関節技の名手で、体が密着した瞬間、寿の腕を取って極めてしまう。慌てて逃げようとするけどもう遅く、片腕を潰されて、それ以降は立ち上がるたびに転がされて、反対の手とか、足とか、腰とか、次々と痛めつけられる、と言う。
愛のシナリオでは、みぎーは社長が必要としてる間はずっと尽くす忠犬だけど、寿は邪険に扱われても命令はきっちり聞く忠犬だから、受けに回って一切勝ち目が無くなっても、戦うのをやめなそうだから、飛び切り性格の悪い相手なら、活かさず殺さずエンドレスで痛めつけそうだ。
- 940 :名無しさん:2009/01/18(日) 04:04:04
- 939の展開なら零の相手にサクちゃんなんてどうだろう?
条件は全部満たしていると思うよ?性格の悪さもズバ抜けてるしw
最近、サクちゃんの遺恨発生時の台詞聞いてから密かに攻めキャラで妄想してる。
「くすくすくす。 ブッコロス。」
正直鳥肌立った。
- 941 :てみた:2009/01/18(日) 05:57:45
- 試合が始まって10分。勝負は一方的なまま、決着しようとしていた。
「ふっ……!!」
桜崎の伸ばした腕は空しく空を切り、電光石火の裏拳が無防備な頬を打ち抜く。
試合開始から今まで、ただの一度も捕まえる事ができずに滅多打ち。メイド服の白いエプロンは、自分の血で所々赤く染まっていた。
「もう、無駄……諦めて……」
一見、冷たい口調だが、相手を気遣っての言葉をかけて、足のふらついている桜崎に、もう立たないでくれと祈るような気持ちで構える。
「まだ……始まったばかりですわ……っ……」
打たれすぎたせいでガードは下がって、顔を守れていない。その上、ダメージが足に来てしまっているのだろう。棒立ちに近い体勢で、素早い動きも出来そうに無かった。
「……忠告は、したから……」
目に見えて動きの遅い対戦相手を、零の拳が逃がすはずがない。吸い込まれるように掌底が、桜崎の顔に打ち込まれて、新しい痣を作っていく。そしてそのまま、ロープまで運んで、ロープを背に倒れることも出来ない桜崎を滅多打ちだ。
「はぁっ……んぶっ……んぐぅうっ!! ふぶっ!!」
何度打たれたか分からないほどの連打を受けて、桜崎の腕が完全に下がる。目は虚ろで、今ならどんな技でも入れ放題だ。
「あっ………」
今、思い切り殴り飛ばせば確実に意識を刈り取れる。そんな確信があったが、このまま放っておいても倒れてくれそうな相手に、追撃をかける気にはどうしてもなれない。
「…………これ以上、やらなくても……」
このまま、フォールして終わってしまおう。体格ではかなりの差があって、一度押さえ込めばそう易々とは逃げられないだろう。
あんなに殴られて、意識も朦朧としているのだろうし、今押さえ込めばきっと、大人しく3カウントを聞いてもらえる。
そう思って、桜崎の体を押し倒そうと、不用意に手を伸ばした。
- 942 :てみた:2009/01/18(日) 06:00:12
- 「……本当に、甘いお嬢様……」
桜崎の体に手が触れる寸前、聞こえてきた言葉に、零の体が強張る。
腕を引かなくちゃと、思った時に動けていなかった事が、最大のミスだった。
「あっ……しま……っ!?」
手首を掴まれての飛びつき腕ひしぎ逆十字。スカートが翻り、足が跳ね上がってくる。
関節技には気をつけなくてはいけないと、分かっていたはずだが、不意打ちでは仕方が無い。幸い、ロープは近くて、手を伸ばせばすぐに届く。ほんの僅かな時間、腕が伸びきらないよう耐えればいいだけだ。
「失礼いたします……!!」
だが、来ると思っていた痛みとは別の痛みが、零の肘に電流のように走った。
「えっ……ああ……」
桜崎の膝が、伸びた肘に綺麗に叩き込まれている。跳ね上げた足が思ったよりも低くて、ぶつかってしまっただけ、傍目からはそう見えただろうが、零の目には桜崎の口元が、笑みの形に歪んでいるのが見える。
「わざ……と……」
二人の体が崩れるように倒れると、零の腕に桜崎の足が絡みついた。
「あら、事故ですよ……試合中にはよくある……ただの事故……」
痛みに痺れた腕を、思い切り極める。
「あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あああああああっ……………!!」
伸びきった腕が容赦なく痛めつけられ、引きちぎられそうな痛みが襲ってきた。痛みで目に涙が浮かんで、ロープがどこにあるのかも分からない。そのまま、気が遠くなりそうな痛みを、実際には短時間だが、その時間が何十倍にも感じるほどに受け続けた。
そして、しばらくして、嫌な音が響くと、桜崎の腕から力が抜ける。
「……ほら、お嬢様、お待ちかねのロープブレイク……ですよ」
極めていた零の腕で、ロープに触れた。その腕は、おかしな方向を向いてしまっている。
「あ……うで……っ!!」
桜崎が体を離すと、改めて、激痛が襲ってくる。
「うぁあああああああああああああっ!!」
反対の手で、痛めつけられた腕を押さえ、激痛にのたうつ。痛みは激しく、折れたと思った。実際は折れていなくても、腕が動かない事と、絶えず襲ってくる激痛で、冷静な判断力を奪われていた。
「くすくす……」
桜崎との試合どころではない、ショックで我を忘れていたところで、笑い声が聞こえてくる。
冷たい水をぶっ掛けられたように、零の体から、熱が引いた。
「っ……はぁっ!!」
笑いながら腕を壊された。そんな得体の知れない相手に背を向けて、マットに座り込んでいるなんて、不用意すぎる。
焦りから、動きに冷静さを欠いて、とにかく桜崎を追い払おうと、無事な左腕で裏拳。声が聞こえてきた場所を狙う。
「あら、危ないですね……でもまだ、試合続行の意思があるなんて、流石お嬢様」
当然と言えば当然だが、零が振り返った時、間合いに桜崎はいなかった。既に距離が開いて、動き出している。
「お嬢様、ドロップキック、参りますっ!!」
ロープを背負った零の、座ったまま裏拳で攻撃した後の、がら空きの顔に、低空のドロップキック。しっかりと足を揃えた、桜崎の全体重が叩き込まれる。
「んっ………ああっ……!!」
不意打ちの一撃に、口の中は切れて血が溢れる。
「さあ、試合を続けましょうか……まだまだ、これからですものね、お嬢様……」
――――――
どうも、お久しぶりです。やっと忙しいかったのがひと段落したので、帰還の挨拶代わりに上がってたネタをちょっとだけ。でも、個人的にさくちゃんはど根性系Sキャラなので、受けでも輝くと思います。
- 943 :名無しさん:2009/01/18(日) 11:18:13
- お帰り〜。もうちょっと見たかった気がするけどGJ!でした。
流石、ネタが出てからの仕事が早い・・・
ところで936・937みたいな社長絡みのネタで妄想してるんだけども
プロレス的にリング上で社長が急襲受けてしばかれるとかは結構ありそうだしやりやすい気がしてきた。
以前のみぎーリベンジ編とも違う感じで更に怒りを買うこと間違いないな・・・
・・・これをみぎーの目の前でやった日にゃ相当すぷらったーな事になるがw
- 944 :名無しさん:2009/01/18(日) 11:50:16
- GJ! そしてお帰りなさい。
正直、寿はどう転んでも可愛く見えるのは欲目だろうかw
さくちゃん、それ以上はまずいぞ……。寿のバックにいる容赦のない方々の目つきがやばいぞ。
というカンジにさくちゃん地獄ロードが見えたんですが。
>>943
みぎりもそうだが栗浜がヤバい気がする。マジで社長へのお供え物を作ってしまいそうだw
- 945 :名無しさん:2009/01/18(日) 15:02:39
- でもとどめを刺しに行けないとか、格下相手に毎試合躊躇してたりしたら「容赦のないファイト」とか「殺戮兵器」とか言われないと思うんで、結局は気持ちを修正した零が勝ってしまいそうな気がする(笑)
しかも今度はさっきの例をかんがみて、本当に立てなくなったと確信するまで叩きのめしたりして。
完全に私見だけど、桜崎ってなんとなく上手いことやって中盤くらいまでは優位に立ってドS発言もするけど、最終的にはやられちゃうイメージがある。
鯖煮で雇用されたとき、メイドレスラーやれって言われて戸惑ってた印象からそう思うのかも。自信は持ってるけど最後のあたりでへたれるようなイメージとでもいうか。
>>944
ガルムさんとかオーガさんとかメロディさんとかですね、分かります(何)
- 946 :名無しさん:2009/01/18(日) 19:08:23
- >>945
まあ、それはそれで有り得るけど、愛の頃は残虐ファイトを自分の意思でやってたわけじゃなかったからな。ヒール軍団入りした後は、笑って済ませれる残虐ファイト以上の事は、怖い人が許してくれそうにないし。現に、まじもんの刺客レスラーを相手にしたら、文字通り手を抜かれた上で遊ばれたわけだから、殺戮兵器って言う字面程の怖さは無かったなあ。勿論、愛なんてシラネって人もいるし、イメージは人それぞれだから、そうじゃなきゃいけないとは言わんけど。容赦ないファイトをしても、倒しきれなかったり、容赦なく攻撃したらまずいと思っちゃう相手には弱そうってのはあると自分は思う。
鯖2の寿はイベントとかで見せる素顔は物凄い良い子だから、操縦者無しで残虐ファイトをやらせる妄想は、936で言ってるみたいに難しく思った。基本的には良い子のみぎりだって、空気を読まないから結果的に残虐になるって妄想が多くて、何か他の攻めキャラとは、感覚がズレてたように思うし。
そういや、みぎりって、愛じゃ寿の代役として、打倒市ヶ谷の為にスカウトされたわけだから、この二人って立ち位置が被る所多いんだな。いつかこの二人にタッグを組ませてみたいもんだ。
でも、結局、鯖2の寿って何で殺戮兵器って呼ばれてるんだろう。愛でその異名で呼ばれた諸悪の根源のはずの姉と、海外で弱小団体の選手ぶっころ武者修行した設定は健在なんだろうか。もしそうだとしたら、残虐ファイトを封印して、善玉としてリングに上がるようになった寿を、かつて問答無用の残虐ファイトで倒された海外のレスラーたちが、今度はヒールになって、復讐の為に襲い掛かってくるとか。
・・・・・・・・あれ、意外と寿、強い選手倒してなくね?
でも、とりあえず、本名のはずの澪じゃなくて、姉が嫌がらせみたいな感じで名付けた零って名前のままだから、苦労してる設定は健在なんだろうなあ。何か、こんな良い子が他にどれだけいるかと、ちょっと考えちゃったよ。
- 947 :名無しさん:2009/01/18(日) 19:51:41
- 寿とディアナの実力と良い子っぷりはガチ。境遇もちょっと似てるし。
……ミレーヌを病院送りにしたのが寿だと知ったらディアナはどうするんだろうかとか考えたが、悲痛な展開しか思い浮かばなくてやめた。
愛はあらすじしか知らないんだけどね。
- 948 :名無しさん:2009/01/18(日) 21:22:51
- 某サイトで越後さんが殺戮されてたけど常にあんな感じなんじゃない?
やさしいけどイマイチ周りが見えてないというか
- 949 :名無しさん:2009/01/18(日) 21:35:27
- 自分でサンプル的に書こうかと思ったんだけど、時間が作れない状況だから零のネタだけおいとく。
寿零は勝利のみに固執する姉さんに従ってトレーニングをしていた。
その後訪れた実戦の場は世界を相手にして道場破りをすることだった。
相手は漏れなく本気で自分を潰しに来るし、零はそれをねじ伏せる必要がある。
必然的に相手を倒すことが主目的となり、そのためにリングでどう動くべきかを身体の芯から覚えていく。
さて、愛のシナリオではその状況から救ってくれる小鳩という存在がいたが、鯖2ではどうだろうか。
姉が引っ張っていた手綱は切れたかもしれないが、
今まで身体の芯から染み付いた闘い方を自分ひとりの力で変えられるだろうか。手を抜けるだろうか。
決して器用とは言えず、他人とのコミュニケーションも苦手な零がリングに上がってできることは何か?
ただ目の前の相手を自分のスタイルに従って叩きのめすことだけだ。
愛にはその裏付けと読み取ることができるシーンもある。
ジーナ・デュラム、ジョディ・ビートン、ジュリア・カーチス(だっけ?)がいる道場に道場破りに行ったシーンでは
てケガさせないように手を抜き、実際にケガをさせることは回避できたが、相手はボコボコにされて沈んでいる。
零にできる手加減とはその程度だった。
社長「零、そろそろ新女で自分の力を試して来い。 ただし"手加減"するようにな。」
- 950 :名無しさん:2009/01/19(月) 04:38:29
- 寿にも、色んなイメージあるんだなあ。
自分は、小鳩がいなかったら、寿姉妹の修行の旅は、本物の強いレスラーに当たった時点で終わってしまって、やっぱり、何だかんだで零はヒールとして再起すると思ってた。
そもそも、愛の寿は姉に負い目を感じてて、命令に逆らえなかったから、命令に戸惑ってはいたけど、特別手加減はしてなかったと思う。あっさり関節を外しちゃう小鳩とかに比べたら、全然優しいしなあ。
何て言ったら良いんだろ・・・一定のレベル以下のシチュだと責めキャラだけど、それ以上だと受けキャラって言うイメージ?
普通の試合なら一方的に殴り勝つし、相手が立てなくなるまで痛めつけたり出来るんだけど、骨をへし折ったり、再起不能になりかねないような、酷過ぎる試合だと何も出来なくなっちゃうって気がする。
でも、試合の事故で大怪我を負わせちゃったりはするかも。その場合、負い目を感じてしまって、復讐の為に勝負を挑んできた相手に、何も出来ないまま負けたりしそうだ。こういうのも有りじゃないかなあ。
- 951 :名無しさん:2009/01/19(月) 17:31:09
- そういや、あきら氏の方はどうなってるんだ?
- 952 :名無しさん:2009/01/19(月) 19:09:40
- まあ、気長に待ちましょうよ>>あきら氏
寿の場合、どう転んでも切ない展開になっちゃいそうなところがあるんだよ。根が良過ぎて。
それこそ前にあったSSみたいに大事な人が目の前でこっぴどくやられるぐらいじゃないと爆発しないだろうし、リベンジに対しては無抵抗になっちゃう恐れすらある。
で、その無抵抗状態でリョナれるかといえばそれはかなりきつそう。
というか俺が今までの話で感情移入しすぎてもう無理で、要するに寿は俺の嫁。
- 953 :名無しさん:2009/01/19(月) 19:23:00
- 個人的なイメージだと、寿を使うとシリアス展開になってこのスレ向きにならないイメージなんだよねー
暴力シーンでもシリアス展開ってイメージで
愛の内容はあまり実感できてないから、あくまでイメージなんだけど
- 954 :名無しさん:2009/01/19(月) 21:44:51
- 愛の零が姉の命令に従ってた理由だって、無駄に重たいしな。
言い換えれば、そんな過去の負い目が無ければ、殺戮兵器なんて呼ばれる戦い方は出来なかったんだろうし。
そう思うと、確かにかなりハードな話になりそうだ。シリアスな話自体は、このスレにもいくつかあったし、書く人がいれば読みたいけどな。ただ、自分で書いたり妄想するには、正直ハードルが高いな。
俺設定でやればいいのかも知れんけど、下手にキャラを変えるくらいなら、自分は桜井で妄想する。そっちなら、責めても受けても、後腐れがあんまりないから。
- 955 :名無しさん:2009/01/19(月) 22:45:05
- >>責めても受けても
どっちにしてもズタボロにされるように読めるのですが
- 956 :名無しさん:2009/01/20(火) 00:30:23
- >自分は桜井で妄想する。そっちなら、責めても受けても、後腐れがあんまりないから
どう考えても間違った愛され方だよなwwww
でも俺はそれを支持したいと思う
- 957 :名無しさん:2009/01/20(火) 01:43:48
- タッグ戦で妄想。
祐希子&桜井 VS 十六夜&みぎり
多くは語らない。
- 958 :名無しさん:2009/01/20(火) 03:02:11
- 祐希子&桜井 VS SA-KI&桜崎
オレはこっちのほうが。
- 959 :名無しさん:2009/01/20(火) 03:15:38
- 叩き潰す展開か絞め・折る展開かの違いだな。
どのみち受けコンビは二人揃って屍を晒す方向というのは共通だろうけどなw
とりあえずどれだけ嬲られるかが興味の湧くところだ。
- 960 :名無しさん:2009/01/20(火) 04:46:16
- しかし、現実に組ませるとバランス良く強いという祐希子&桜井組。性格が正反対だから、タッグの相性は最悪だと思うけど。どちらも、1人で突っ込みそうだしな。しかし、そろそろ次スレが見えてきたなあ
- 961 :名無しさん:2009/01/20(火) 09:02:28
- >どちらも一人で突っ込みそう
だがしかし。そこが妄想のしどころだったりw
急造のタッグで息がバラバラ。それぞれ勝手に突っ走って結局相手に誘われてることに気づかず・・・
まぁその後はドツボにはまるお二人でしたとさ、という結末。
- 962 :名無しさん:2009/01/20(火) 09:42:38
- 957・958のタッグで考えると・・・
まず十六夜or桜崎が劣勢になりつつも桜井orゆっこを誘い込みタイミングを見て反撃に転じて捕まえる。
で、そのまま身動きが取れずに試合終了の危機。だけどもう片側がそれで納得するはずもなく割って入ろうとするが・・・
そこに出てきたみぎりorSA-KIがのこのこ出てきた残り一人を待ってましたと言わんばかりにフルボッコ。
最後は関節タッグならメイドイン&罪悪固めの共演。
意識が無くなってもさらに締め上げる桜崎。片や腕一本破壊しただけでは飽き足らずもう一本も罪悪固めでへし折るSA-KI。
ダブル失禁でリング上に無様に転がるゆっこ&桜井・・・
パワータッグなら十六夜がネックハンキング、みぎりがアルゼンチンで見せしめに締める。
意識が無くなり失禁し始めた辺りで災厄降臨でリングに叩きつける。
で大の字になった片方の腹の上に同じくアルゼンチンで瀕死の片方を超高層ボディスラムで叩き落とす。
下敷きになった方は衝撃で腹の中のもの全て出し尽くして試合終了のゴングを聞くことに・・・
決めは必殺技にこだわったものの他の技も色々織り交ぜてみたいなぁと思ったり。(両脚をアキレス腱固めやら超高層パイルドライバーやら)
- 963 :名無しさん:2009/01/20(火) 10:04:35
- ゆっこの方は急造タッグでも多少は息を合わせることができそうかもしれないけど、上手く機能しないだろうな。
二人とも攻撃重視な印象があるし。
流れを掴んだら強いけど、流れを奪われると引き戻せない感じ。
ワンマン型の二人だから、フォローが弱い分、2対1の形にされることが多くなって、苦しい展開に…。
極攻スキルのSA-KIがゆっこを締めあげて、フォロー・場外スキルの桜崎が、カットに入った桜井を抑えて場外に連れ出して分断。
得意分野で攻めてフォローも出来るSA-KI桜崎と、苦手分野で攻められる上、タッグが機能しないゆっこ桜井。
自然と受けに回る時間が増えてしまいそう。
- 964 :名無しさん:2009/01/20(火) 10:13:21
- この二人の性格から、桜井はタッチを拒んで一人でやりそうだし、ゆっこは罠があっても突っ込んで、フォローしてくれる相方がいないと二人に滅多打ちにされそうだな。
- 965 :名無しさん:2009/01/20(火) 10:55:02
- 邪気眼さんがみぎりに得意なはずのパワー勝負で負ける展開も捨てられない。
- 966 :名無しさん:2009/01/20(火) 20:22:16
- タッグの話とみぎりの話が出てきたのでふと思いついた。
みぎり&モーガン・みぎり&メガライト。
両方ベタータッグだけどどう見てもリョナ的な香りがするんだよな、攻め的にw
桜井&ゆっこと試合させるにはマッチメイクが無理矢理なストーリーになると思うけどね。
そこさえクリアーすれば良い地獄絵図が。
- 967 :名無しさん:2009/01/20(火) 20:43:32
- EXリーグに出場予定だったゆっこ&来島のゴールデンペア。
しかし来島が直前の試合で怪我(骨折とか靭帯損傷とか)、菊池も海外遠征中のため急遽桜井と組んで出場することに。
元々ポテンシャルの高い選手同士、前半戦は勝利を積み重ねるがどうも息が合わず、互いにスタンドプレーに走りがちなこともあって次第に齟齬が大きくなってゆく。
そして、そんなバラバラのコンビネーションで勝ち残れるほどEXリーグは甘くなかった。
悪夢の後半戦が始まる……。
前半戦は$貧とかナルーセ、もしくは引退間近のミミさん&若手とかそんなんで、後半戦に腹黒関節コンビや大災害パワーコンビその他が控えてるというのはどうかしら。
- 968 :966:2009/01/20(火) 21:11:06
- おぉ。あっさりクリア―した!
それでもっと妄想してみるよ。サンクス!
- 969 :名無しさん:2009/01/21(水) 10:49:11
- で妄想してみた。勝ち点の関係で前半に勝ち続けていた為、三位決定戦に参加せざるを得ないゆっこ&桜井組。
既にボロボロの二人は再び絶望的な試合に臨むことに・・・。
パワータッグは既に優勝してそうだから腹黒関節組相手が濃厚だろうな。
チームワークの崩壊+これまでの試合で散々蹂躙され動きが鈍くなっている二人は最早サンドバッグ同然だった。
大舞台でなす術無く無様な姿を晒し続ける・・・
ちなみに準優勝はちゃっかり鏡様&神楽さんとかだったりw
- 970 :名無しさん:2009/01/21(水) 12:28:47
- でも、チームワークの乱れを生かすなら、ボロボロの状態じゃなくて、ベストの状態で格下に負ける方が良いんじゃね? それで更にタッグの仲が悪くなれば、パワータッグとかに片方が捕まった時とかも、カットに入るのが遅れたり、信じられないミスで有り得ない攻撃を食らったり、精彩を欠くどころじゃないグダグダな戦いをしそうだし。
- 971 :名無しさん:2009/01/21(水) 13:36:05
- そうなると格下で真っ当な戦い方をする相手を挟んでから強敵コースか。
香澄&佐尾山とかに不意を突かれフォールでろくなダメージを受けずに敗北。とかか?
ストーリー的に広がるし結果的にズタボロになればこの板的には問題無いしで良い展開かも。
- 972 :名無しさん:2009/01/21(水) 14:00:12
- 流れと違って悪いんだけど特殊能力をカスタマイズ、というか入れ替えが出来たら、とか思った。
キャライメージが崩れたり性格自体が変わってしまう危険性は大いにあるのは前提だけど。
個人的には零に加減なんかを追加するとキャライメージに合うと思う。
やってみたいのはみぎりに切り裂きや狂戦士を組み合わせw
みぎーの性根をとことんSにしてみせますよ、えぇ。
- 973 :名無しさん:2009/01/21(水) 14:10:07
- あれ?
後半戦の展開が
対鏡神楽タッグ チームワークの差でまさかの大敗
対腹黒関節タッグ なんとか勝利
パワータッグ ボロボロ
ていう展開ならそれでいいんじゃ?
星数的にも辻褄あいそうだし。
で、なんとか勝利を拾った腹黒関節タッグと3位決定戦で再戦。
ちぐはぐなタッグは、腹黒い二人が仕掛ける罠に気付いていても自ら飛び込まざるを得ないように導かれていく!とか!
- 974 :名無しさん:2009/01/21(水) 15:03:10
- でも、難しいのは、仮にも二人とも強い選手だってとこだと思う。そこそこの実力者相手なら、2対1では勝てるわけがないけど、相手が弱すぎたら、どっちも、相手が2人掛かりで襲ってきても負けないだろうし。
やっぱり、何だかんだ言っても強いって部分が、この二人が好まれてる理由だと思うし、格下相手に負けるならそれなりの理由が欲しいと思う。
だから、流れとしては、初戦はゆっこが、1人で2人を倒して勝つくらいの、実力差のある弱い相手をぶつけて、その次に、初戦の相手よりは大分実力が上だけど、ゆっこ達に比べたら大分評価が下くらいの相手、それこそ、上の腹黒タッグみたいなのがいいと思う。
勢いに乗って最初は押すんだけど、挑発に乗ったり、突っ走りすぎて、スタミナが切れた辺りで2人掛かりで手痛いダメージを受けて、桜井がカットする間も無く失神KOとか。
そこからギクシャクし始めて、何て事のない試合でも、辛うじて勝つくらい、タッグがボロボロに。桜井は桜井で、ゆっこを信用せず、一人で戦い続けて疲労とかを蓄積させて、判断ミスが増えて不意打ちとかを受けやすくなって、パワータッグと当たった時にはもうどっちも、いつもの動きが出来ないようになっている。
それでも、最初はスピードとかで勝る分、相手をかく乱して攻撃を当てていくんだけど、すぐに捕まって叩き潰されて、そこでやっとわだかまりを解いて力を合わせて戦おうとするけど、時既に遅し。
屈辱の敗北の後、何とか次の試合は勝利したが、その結果進出した3位決定戦で、因縁の相手と当たる事になる。
とか妄想した。
- 975 :名無しさん:2009/01/21(水) 21:27:55
- 搦め手で初黒星もいいけど、真っ当なタッグに真っ当な試合をして負けるのもいいんじゃないかな。
違和感を覚えながらも勝ち続けるゆっこ&桜井組と対するはディアナ&小早川組(セコンド・ソニ)。
リーグ戦当初は組み合わせの悪さとサイズの小ささで思うような試合ができなかったディアナ&コバ。しかし、ソニのアフターケアもあり、気持ちを切らすことなく辛抱強くコンビネーションを練り上げてきた。
下馬評では圧倒的不利だったディアナ&コバだったが、個人の戦力差を覆すほどにタッグとして成長した二人は予想外の強さを見せ、なんとゆっこを失神KOするという大番狂わせを演じてみせる。
一方、同タイプの格下相手にまさかの敗戦を喫したゆっこ&桜井。細かな連携ミスに個人プレー、そして敗戦の原因ともなったカットの遅れ。
桜井のパートナーとしての資質への疑念が決定的なものとなったゆっこ、無様なKOを喫したゆっこへの失望を隠さない桜井。両者の溝は決定的なものとなり、そして……。
とかどうよ。
- 976 :名無しさん:2009/01/23(金) 02:12:37
- これまでの流れだとここのリョナ板としてはかなりスマートな展開だな。
ストーリー性を重視するのも大事だけどゆっこ&桜井さんにどう散ってもらうかにも論点を置きたいところ。
連日、酷く嬲られ続けて・・・っていうのが個人的に見たいもののそれじゃ最終日まで保たないしな・・・
だからこれまでの妄想ストーリーで試合展開しつつ最後の三位決定戦で関節バッキバキ展開で一気に壊されるとかがこの板的かな。
パワータッグの怪力で嬲られるのも捨てがたい。
例えばみぎーに散々リングに叩きつけられひくひくしてるゆっこの足首掴んで逆さにぶら下げられリングをのんびりと回り観客に晒されるとか。
桜井さんの形の良いヒップに目を付けられスパンキングされ続けるとかw
・・・まぁ変態的要素もいかがか、ということでw
- 977 :名無しさん:2009/01/23(金) 06:36:39
- 桜井さんの尻は、責めなきゃ逆に失礼だよなw
ただ、みぎりの馬鹿力で叩かれ続けるのは難易度高いぜ。1度叩かれるだけで十分地獄だ。
変態的要素と言うならいっそ、尻に定評のあるレスラーを集めて、スパンキング特化の妄想とかまでやろうぜ、需要があるかまったく分からんけど。
- 978 :名無しさん:2009/01/23(金) 09:23:08
- その路線はエロパロの方がいいと思われ
- 979 :名無しさん:2009/01/23(金) 11:23:02
- あまりこだわり過ぎはどうかと思うがまぁ大観衆の前で屈辱的なスパンキングまではリョナの範疇だな。
ただ確かにみぎりの力で叩かれるとどうなるのか・・・
自分のヒップサイズが大きいからちょっとジェラシー感じて強めに叩いたりw
最後はDDTあたりでへの字姿でトドメかな。相方のゆっこにはどんな屈辱が良いか。
- 980 :名無しさん:2009/01/23(金) 20:04:40
- ゆっこはオールマイティ受けだから十六夜さんのファイトスタイルとか技に合わせる形かなぁ。
ネックハンギングツリー→災厄降臨→ネックハンギングツリー→災厄降臨→ネックハ(ryの無間地獄とか。
吊り上げられるたびに「まだやるの?」と問いかけられ続け、その度に強がりを言うが次第に反応が鈍っていき、ついには動かなくなった体をゴミのように投げ捨てられる。
十六夜さんに投げ捨てられた先がカメラのド真ん前で、こと切れた姿がスクリーンに大写しとか。
ようするに、花山vsスペックなんですが。
- 981 :名無しさん:2009/01/23(金) 23:23:17
- >>ネックハンギングツリー→災厄降臨→ネックハンギングツリー→災厄降臨→ネックハ(ry
光景想像して死ぬほど吹いたじゃねえかw
実際に見ると興奮するだろうけども!
- 982 :名無しさん:2009/01/24(土) 02:04:39
- 上の展開でKOされてる二人を想像するとみなぎるぜ!
一方は尻を赤紫色に染めて痙攣しつつ失神、一方はカエルのように叩きつけられ失神顔を晒す。
良い妄想ネタを提供してくれるな、ここは。
あ。フォールは踏みつけが良いかも。みぎりも十六夜もやり過ぎくらいがちょうど良いぜ。
- 983 :名無しさん:2009/01/25(日) 14:28:50
- そろそろ次スレの季節
- 984 :名無しさん:2009/01/25(日) 15:19:47
- 速度考えて990辺りで立てますよ
テンプレは
レッスルエンジェルスのリョナを愉しむスレです。
試合で相手をフルボッコにしたり、
サディスティックに嬲ったり、
相手の関節を外しまくって動けない相手をエロエロにいたぶる…
そんな小説やレポ、妄想なんかを皆が待ってる!
グロ過ぎちゃうと引かれるので、プロレス(格闘技)の範疇でいきましょう。
旧シリーズ、SURVIVORなどは問いません。
無論、妄想設定歓迎です。
●公式
レッスルエンジェルス SURVIVOR
http://www.success-corp.co.jp/software/ps2/was/index.html
レッスルエンジェルス SURVIVOR2
http://www.tryfirst.co.jp/was2/
○関連スレ
【エロパロ】 レッスルエンジェルスのエロパロ 5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216555939/
○保管庫
http://waero.h.fc2.com/
○さいたまさんの投票所
http://vote2.ziyu.net/html/saita.html
でいいですかね?
- 985 :さいたま:2009/01/25(日) 16:10:02
- 投票所は削除してください。
場所はとりあえず残してありますが、今後使われる予定はありません。
なにか投稿されていれば読みますが、本来の機能は失ったのでスレに載せなくて良いと思います。
- 986 :名無しさん:2009/01/26(月) 03:29:25
- 了解です
- 987 :名無しさん:2009/01/26(月) 21:09:40
- あと少しだし、さっくり次スレ立てたほうが良さそうな感じ。
次スレ立ったら各々組ませたいカードでも書いて埋めればいいかと。
- 988 :名無しさん:2009/01/27(火) 00:33:10
- 立てたよー
レッスルエンジェルス 3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1232983929/
- 989 :名無しさん:2009/01/27(火) 14:53:36
- >988
乙
マイティ祐希子 × vs ○ フレイア鏡
- 990 :名無しさん:2009/01/27(火) 18:05:20
- ×南利美 vs ライラ神威○
- 991 :名無しさん:2009/01/27(火) 18:42:31
- >>988乙
×武藤めぐみvs栗浜亜魅○
- 992 :名無しさん:2009/01/27(火) 18:58:13
- >>988氏
乙
×結城千種vsSA-KI○
×武藤めぐみvメイデン桜崎○
×桜井千里vs寿零○
×マイティ祐希子vsメロディ小鳩○
- 993 :名無しさん:2009/01/27(火) 19:01:24
- ×小川ひかる vs メガライト○
- 994 :名無しさん:2009/01/27(火) 19:56:25
- ×十六夜美響vs大空みぎりorメロディ小鳩○
×六角葉月vsナスターシャ・ハン○
- 995 :名無しさん:2009/01/27(火) 22:47:32
- ×金森麗子vsオーガ朝比奈○
- 996 :名無しさん:2009/01/28(水) 12:08:46
- ×伊達遥vsメロディ小鳩○
×メイデン桜崎vsマリア・クロフォード○
- 997 :名無しさん:2009/01/28(水) 22:27:08
- ×カレン&ヘレン・ニールセンvs村上千秋&千春○
- 998 :名無しさん:2009/01/29(木) 00:48:22
- ○SA-KIvs寿零(罪悪固め→両腕粉砕→失神KO)
○小川ひかるvsフレイア鏡×(腕ひしぎ逆十字→右腕粉砕→レフリーストップ)
○保科優希vsメロディ小鳩×(ストレッチプラム→失神KO)
○石川涼美vsボンバー来島×(アルゼンチンバックブリーカー→背骨粉砕→レフリーストップ)
- 999 :名無しさん:2009/01/29(木) 00:58:29
- 新女vsWARS
×小川ひかるvsミミ吉原○ ドラゴンスリーパー
×メロディ小鳩vs藤島瞳○ 腕ひしぎ逆十字
○メイデン桜崎・SA-KIvs武藤めぐみ・結城千種 罪悪固め+メイド・イン・ヘヴン
○石川涼美vsマイティ祐希子× ドラゴンカベルナリア
×サンダー龍子vsパンサー理沙子○ 卍固め
- 1000 :名無しさん:2009/01/29(木) 01:44:26
- ○大空みぎり vs マイティ祐希子×
(スタンディング首吊りスリーパー)
次スレ
レッスルエンジェルス 3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/37271/1232983929/
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